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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

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夢野「よろしく 最原探偵事務所」

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  1. 1 : : 2017/02/12(日) 23:49:40
    注意書き
    ・文章力、表現力共に皆無です。
    ・重大なネタバレです。
    ・誤字脱字あると思います。
    ・自己解釈を含みます。
    ・妄想全開です。
    ・編集多いです。
    ・キャラの喋り方が安定しません。
    ・天海「おかえり 最原探偵事務所」の続編です。
    ・今回も物事を安価で決める事がありますのでその時はご協力ください。
    ・できるだけ多くのコメントをください。
    ・以上がOKな人のみこのまま読み進めてください。
  2. 2 : : 2017/02/13(月) 05:29:06
    キター♪───O(≧∇≦)O────♪
  3. 3 : : 2017/02/13(月) 06:14:12
    さて、紅葉さんは生存するかな?
  4. 4 : : 2017/02/13(月) 06:34:10
    生きて…紅葉さん…
  5. 5 : : 2017/02/13(月) 06:54:29
    登場人物紹介
    最原終一 CV林原めぐみ
    ・元超高校級の探偵
    ・18歳 男
    ・推理小説の主人公が如く不幸体質
    ・貧乏
    ・よく女性に好かれる
    ・戦闘力はCランク
    春川魔姫 CV坂本真綾
    ・元超高校級の暗殺者
    ・18歳 女
    ・天海とは親友の間柄
    ・意外と負けず嫌い
    ・身体能力が高い
    ・戦闘力はAランク
    夢野秘密子 CV田中あいみ
    ・元超高校級のマジシャン
    ・17歳 女
    ・基本的にはバイトで生活費を稼いでる
    ・運動音痴
    ・戦闘力はBランク
    天海蘭奈 CV東山奈央
    ・超高校級の冒険家 天海蘭太郎の妹
    ・16歳 女
    ・顔芸担当の可愛い系ギャル
    ・身体を動かすのが好き
    ・最原の事が好き
    ・基本的頭が回らないお馬鹿さん
    ・探偵事務所のムードメーカー
    ・戦闘力はCランク
    剛将大輔 CV神谷浩史
    ・元超高校級の心理学者
    ・20歳 男
    ・クールなイケメン
    ・王馬率いるDICEの元副リーダー
    ・最原の事をいつも気にかけてる
    ・兄貴的存在
    ・戦闘力はAランク
    石蕗姫乃 CV雨宮天
    ・元超高校級のスパイ
    ・18歳 女
    ・元絶望の残党
    ・のんびりした話し方だが普通に喋る事もある
    ・完璧超人だが飽きっぽい
    ・戦闘力はSランク
    赤松紅葉 CV神田沙也加
    ・超高校級のピアニスト 赤松楓の双子の妹
    ・超高校級の指揮者だが他にも才能を持っているらしい
    ・18歳 女
    ・ダークヒロイン的ポジション
    ・人を弄ぶのが大好き
    ・音楽が大嫌い
    ・オーディションの赤松っぽい性格
    ・引きこもり気味でかなりの問題児
    ・昔は最原と親しかった模様
    ・ヤンデレ気味
    ・戦闘力 未知数
    結城玲奈 CV早見沙織
    ・超高校級の美化委員
    ・18歳 女
    ・極度の潔癖症
    ・学園で一二を争う美少女
    ・基本はドSだが紅葉に対してはドM
    ・赤松の親友だった
    ・戦闘力 Sランク
  6. 6 : : 2017/02/13(月) 07:53:58
    〜とあるビルの一室〜

    又吉「それではー!張り切っていきましょー!…オシオキターイム!!!」

    赤松「なっ…」

    その時の赤松達は又吉やその部下に痛めつけられ、満身創痍といった状態だった。

    そこへ鎖で繋がれた首輪が飛んできて、彼女の首を捕らえ

    結城「…っ!」ドンッ

    赤松「え?」

    るその瞬間に結城は赤松を突き飛ばし、代わりに自分が首輪を受けたのだった。

    又吉「あれー?ま、いっかーそのまま続けよー!」

    赤松「ちょっ…」

    又吉「では改めて!超高校級の美化委員 結城玲奈の為のスペシャルなオシオキ…スタートでーす!!」

    赤松「やめてーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

    その時赤松は…結城が何か口を動かしているという事に気付いた。

    「ごめんね」

    赤松「ッッッッッッ!!!!????」

    連れて行かれた結城はとある教室?に放り込まれた。

    超高校級の美化委員のオシオキ
    『ゴミの旅』

    その部屋にたくさんのモノクマが現れて、箒や雑巾を持って掃除し始めた。床に固定され身動きが取れない結城は箒や雑巾で掃かれたり吹かれたりして、爪が剥がれたり歯が抜けたり目玉が飛び出たりし全身血塗れになった。

    固定されてた物が外れて身動きが取れるようになるが直ぐにゴミ箱に投げ入れられる。

    長い道のりを経て辿り着いたのはプレス機の前。道中が荒れてた所為で車は飛んだり跳ねたりを繰り返し、そこでも散々痛めつけられていた結城は既にボロ雑巾のよう。プレス機が目前に迫り、今にも潰されそうになった時、突然プレス機は止まり結城は中途半端に圧迫された状態になる。

    次には殆ど動けなくなった結城を焼却炉に投入、中には赤松との思い出の品々が…燃やされ始める結城だがやはりここでも突然地球温暖化の防止に目覚めたモノクマにより完全に焼き殺される前に取り出される。

    最後は謎の機械に投入されて数多くの掃除用具にリサイクルされてしまう。モノクマはその掃除用具の不良品ぶりにブチ切れて結局壊し、またゴミ箱に投げ入れられる。

    オシオキ完了。

    赤松「あ…」

    又吉「アッハハー!エクストリーム!!!」

    赤松「あ…ああ」

    又吉「まぁとにかく…ちゃーんと君にもオシオキを受けて貰うよ?赤松ちゃーん」

    赤松「…あ……?」
  7. 7 : : 2017/02/13(月) 08:21:47
    又吉「っ!?」

    赤松に摑みかかろうとした又吉だったが、突然の銃撃によりそれは阻まれた。

    桜島「おい赤松!大丈夫かよ!」

    クロフォード「サッサト逃ゲルヨ」

    赤松「…桜島君にクロフォード君?」

    天璋院「フハハハハ!待たせたな我が友よ!では行くぞ!『テレポート』!!」

    ビュン

    又吉「あーあ、逃げられちゃったかー。まーどーせ捕まるけどねー。」

    又吉「まー見せしめも完了した事なのでー、さっさと本題に入ろーと思いまーす!!」

    又吉「僕たちチームダンガンロンパは!最近世界がつまらないのであるゲームを開催する事にしましたー!それはー?」

    又吉「『超高校級狩り』でーす。まー言ってみたらただの鬼ごっこですねー。元や候補生を含めた超高校級を片っ端から捕まえていきたいと思いまーす!」

    又吉「捕まった超高校級には、それぞれの為に用意したスペシャルなオシオキを受けて貰う事にしまーす。」

    又吉「あ、一般人でも邪魔するようなら殺すよ?」

    又吉「それでー、僕たちを止める方法ですけどー、流石に社員を全員捕まえる…じゃあ向こうが不利だと思うんでー、ある人たちを本社に連れて来る事が出来ればこのゲームは終了しまーす!さてさてー?そのある人たちと言うのはー?」

    又吉「一人目はー、希望ヶ峰学園の現学園長 苗木誠君でーす。」

    又吉「二人目はー、絶望の残党を束ねる日向創君でーす。」

    又吉「三人目はー、未来機関の元副会長 宗方京助君でーす。」

    又吉「そして最後の一人はー、どっかで探偵事務所をやってる最原終一君でーす!以上の四名を本社に連れてこればこのゲームは終わりますよー?」

    又吉「それでは皆さん!死なないよーに頑張ってくださーい!!ではまた誰かが捕まった時にお会いしましょー!!!」
  8. 8 : : 2017/02/13(月) 12:29:03
    最原「…」

    僕はその映像を唖然と眺めていた。それは明らかに現実離れしていて、もう見る事が無いと思っていた物だったからだ。

    春川「…っ!」

    夢野「う…うぷ」

    春川さんは息を呑み、夢野さんは口元を押さえてる。

    天海「何…なの?……今…の」ブルブル

    石蕗「…これから一体どうなるの?」

    天海さんは初めて見るオシオキに震え上がり、石蕗さんはさっきの映像に困惑してる。

    剛将「…最原」

    最原「っ…何ですか?」

    剛将「お前…どうするつもりだ?」

    一同「!?」

    剛将「さっきの話が本当なら、お前は周囲にる全ての人間に狙われる事になるんだろ?」

    最原「…」

    剛将「お前は…チームダンガンロンパの本社に向かうつもりか?」

    最原「…うん」

    天海「えっ!?」

    春川「最原…あんた」

    夢野「いかん!いかんぞ最原!!」

    石蕗「あいつら全員捕まえば、それで良いんだよ?」

    最原「ううん…そんなのいつの話になるのか分からない…僕は…こんなゲーム、早く終わらせたいんだよ。」

    剛将「…そうか」

    その時何故か剛将さんは申し訳なさそうにすると…回し蹴りで僕の意識を刈り取ったのだった。

    最原「えっ?」グラリ

    剛将「悪いな、最原」





    剛将「お前は…少し寝てろ。」
  9. 9 : : 2017/02/13(月) 13:11:47
    オシオキを受けるのはチームダンガンロンパも例外じゃないのか?
  10. 10 : : 2017/02/13(月) 13:14:47
    >>9 チームダンガンロンパでオシオキを受けるのは裏切り者に限ります。
  11. 11 : : 2017/02/13(月) 13:18:21
    ↑もう一つ追加で
    社員でも相手に捕まった場合は後でオシオキされます。
  12. 12 : : 2017/02/13(月) 13:36:52
    まさに絶望エンターテイメント番組ってか
  13. 13 : : 2017/02/13(月) 13:49:59
    うちの又吉がご迷惑をかけて…すみません…
  14. 14 : : 2017/02/13(月) 14:57:57
    ちなみに

    白為くんは器用なだけで才能はありません

    あと新キャラ

    護闘寺 錬磨 ゴトウジレンマ 男性

    超高校級のボディーガード候補生

    基本敬語だが、タメ口でいいと言われるなら、タメ口を使う。

    任務は確実に遂行する。

    守ると決めた人を傷つけるやつは許さない

    礼儀がいい、見出しなりは整えている。

    黒服、男性なのに声が高い、いかつい体付き

    CV.野沢雅子
  15. 15 : : 2017/02/13(月) 14:58:47
    ちなみにDICE所属です
  16. 16 : : 2017/02/13(月) 15:01:36
    え…ちょ…他のチームダンガンロンパのみなさん…大丈夫かな…(オリキャラの岬と小日向がいる)
    最原たちには勝って欲しいけど…

    あと、
    タニーはチームダンガンロンパにもスカウトされるも断った(束縛が嫌)
    どれかといえばタニーは、DICE寄り(十文字の件についても)
    麗田もチームダンガンロンパにスカウトされるも断った(実際タニーが断った)
    そして、後でタニーと麗田と一緒に暮らしている人を出します
  17. 17 : : 2017/02/13(月) 15:17:14
    >>14>>15>>16 オッケーです!ありがとうございます!

    夢野「なっ何をしておるんじゃお主は!」

    剛将「このままだとこいつは間違いなく自首しやがるぜ」

    天海「確かにそうだけど…」

    春川「私は剛将が正しいと思うよ」

    天海「ハルマキちゃん!?」

    石蕗「私もそう思うな…それより、何かもう囲まれ始めてるよ?ここ。」

    天海「えっ!?」

    春川「ここが一番手薄だとでも思ったんでしょ?」

    剛将「…お前ら、俺が爆弾投げるからそれで奴らが怯んでる隙に逃げるぞ。…あぁ、誰か最原を背負ってやってくれ。」

    春川「じゃあ私がやるよ…」

    剛将「…お前ら準備はいいか?」

    夢野「うっうむ!」

    春川「私は大丈夫だよ。」

    天海「私も!」

    石蕗「…良いよ」

    剛将「…そうか…じゃあ…行くぞ。」

    ポイッ

    モブA「何だ?あれ!」

    モブB「まさか…」

    ドッカーーーン

    「ぐぁあああああああ!!!」

    モブC「くそっ何だったんだ」

    剛将「お前らが取り囲んでたからだろ?」

    モブD「貴様は確か…元超高校級の心理学者だな!」

    剛将「その通り、よく分かったな」

    モブE「舐めやがって…おい!全員でかかれ!」

    剛将「モブの分際で…この俺に勝てると思うなよ!」

    ………

    天海「あれ?剛将さんは!?」

    春川「…まさか……!」

    夢野「あやつたった一人であの場所に残っておるのか!?」

    石蕗「…」

    石蕗(ダイちゃん………!)

    石蕗(………お願い……どうか死なないで……!!)


























    絶望鬼ごっこ『超高校級狩り』…開始から十四分五十二秒、元・超高校級の心理学者 剛将大輔…確保………!!
  18. 18 : : 2017/02/13(月) 15:45:35
    あっあと追記一つです

    白為は百田と面識がある
  19. 19 : : 2017/02/13(月) 15:45:52
    大輔くーーん!!
  20. 20 : : 2017/02/13(月) 15:46:52
    >>18 オッケーです!

    一方その頃、希望ヶ峰学園では…

    〜学園長室〜

    苗木「…」

    霧切「苗木君、今学園内はパニックよ。」

    朝日奈「そりゃあそうだよ…急にあんなの見せられたら…。」

    彼女たちが言ってるのは、つい先ほど突然テレビで全国に放送された…オシオキ映像の事である。

    葉隠「…何でこんな事になっちまったんだべ……」

    腐川「…いっ一体これから…どうするのよ…!」

    苗木「…」

    こまる「…お兄ちゃん……?」

    苗木「…あ、ごめん…少し考え事を…」

    十神「まさか…自分から捕まりに行こうとしてるんじゃないだろうな?」

    苗木「…そんな事は…ないよ」

    霧切「…苗木君、貴方一人が捕まっても意味はないのよ?」

    苗木「分かってる…」

    十神「所詮大きな会社といっても、トップに立つ人間を押さえる事が出来れば済む話だ。何もお前だけが無駄に命を散らす必要はない。」

    苗木「…うん」

    葉隠「じゃあ…まさかあんなデカい会社乗り込む気なんか?」

    霧切「流石にそんな事はしないわよ、まだ敵の情報を掴めてないもの。」

    朝日奈「じゃあどうするの?」

    苗木「………僕はもう二度とあんな思いはしたくない…」

    霧切「…」

    苗木「…他にも、このゲームを止める方法があるはずなんだ…それを探そう。」
  21. 21 : : 2017/02/13(月) 15:51:25
    タニーと麗田と一緒に暮らしている人…その1

    リック・トーサリー・アヴェント 男
    年齢不詳 身長 168cm
    こいつもタニーと同じゲーマーだが、いかに早くクリアできるかを大切にしている
    医学に精通しており、即興でやる手術は、死人さえ蘇らせるという
    クールで神経質
    タニーと同じく、希望ヶ峰学園からもチームダンガンロンパからもスカウトされたが断った
    声真似がうますぎてモロ本人(才能も超高校級のモノマネ師)
    cv.山寺宏一(デフォ)、緒方恵美、林原めぐみ etc…
  22. 22 : : 2017/02/13(月) 15:58:13
    タニーと麗田と一緒に暮らしている人…その2

    滝桜 ぽぽ『タキザクラ ポポ』 女
    10歳 身長 132cm
    麗田と同じく身寄りのいない少女
    超高校級のクイズ王の候補生(飛び級)で、その才能は本物である
    鉄仮面をつけており、素顔を知る者は少ない
    タニーに憧れている
    何回かチームダンガンロンパに捕まっているが…毎回オシオキを台無しにして一緒に捕まっている人と逃げる
    cv.折笠愛
  23. 23 : : 2017/02/13(月) 16:06:33
    タニーと麗田と一緒に暮らしている人…その3

    亞浦 時『アウラ トキ』
    16歳 身長 174cm
    現役 超高校級のDJ
    タニーをライバル視する、熱血漢
    絶対音感を持ち、音声解析が得意
    超高校級(元&候補生含む)の救出をしている
    cv.私市淳
    あと1人
  24. 24 : : 2017/02/13(月) 16:22:11
    タニーと麗田と一緒に暮らしている人…その4

    鞠田 望月『マリタ モチヅキ』 男
    17歳 身長190cm
    希望ヶ峰学園からのスカウトを断った青年(超高校級の翻訳者)
    全ての国の言語を話せるし、書けるし、読める
    (タニーは、日本語、英語、スペイン語、ドイツ語、ロシア系言語のみ)
    菩薩のように落ち着いた性格
    戦闘能力が高い、異様に高い
    超高校級の救出をしている
    cv.島崎信長
  25. 25 : : 2017/02/13(月) 16:27:03
    タニーたちのマンションの部屋は広いし、麗田と亞浦以外に超高校級関係者は住んでいない
    超高校級の保護をしている
    タニーは情報収集
    麗田と鞠田と亞浦と滝桜は救出
    リックは治療と食料調達

    チートとか気にしないでください弱点もあるので
    長々とすみません

    ところで、希望ヶ峰のスカウトを断った人は、対象なのでしょうか?
  26. 26 : : 2017/02/13(月) 16:29:56
    >>21>>25 オッケーです!

    >>25 基本的に対象にはなりませんが邪魔をするようなら殺害対象にはなります。ようは捕まりはしないがその場で殺されはする…という感じです。
  27. 27 : : 2017/02/13(月) 16:32:12
    じゃあ白為はほぼ確定で死にますネ(是並予)
  28. 28 : : 2017/02/13(月) 16:32:59
    ただでさえもう登場人物多いのにこれ以上出すのはやめとこうぜ
  29. 29 : : 2017/02/13(月) 16:34:15
    >>28 全然オッケーですよ!多分出されても今作で半分くらいは死ぬで即退場はあるかもですが…

    あ、でも出すのは良いですがオシオキ考えるのも面倒なので今回は出来るだけ控えてください。すみません。
  30. 30 : : 2017/02/13(月) 16:39:50
    まじかぁ…じゃあ白為は死ぬのかなぁ…不安になってきた
  31. 31 : : 2017/02/13(月) 16:45:53
    …なんかごめんなさい……

    あと、タニーはギャグマンガ人間体質という異様な体質です(どういうことか、わかりますよね)
    でも、復活には時間がかかります(当分でれない)
    タニーも医学に精通していますが、リックほどではありません(でもチートレベル)

    弱点は
    タニー、リック→時間切れ、遅すぎること
    亞浦→負けること
    滝桜→ホラー関係
    鞠田→無駄な殺戮
    です
    できれば、麗田と輝夜姉弟には生き残ってほしい…
  32. 32 : : 2017/02/13(月) 17:02:29
    屠と屍生きているかな・・・
    もし生きてるなら可夢偉が
    助けたって事で
    オリキャラの中でもお気に入りキャラ
    なので生きてて欲しい・・・
    後羅生門さん何処いったっけ?
  33. 33 : : 2017/02/13(月) 17:07:03
    それと
    フェリシア…もとい女子校のみんな…


    でも死ぬんだなぁ…
  34. 34 : : 2017/02/13(月) 17:53:43
    死なずにすめばいいんだけどなぁ…まあ無理か…

    ところで入間美馬はどうなるのだろうか…
  35. 35 : : 2017/02/13(月) 17:57:55
    本当だ…
    親友にしちゃった桃花ちゃんも…
  36. 36 : : 2017/02/13(月) 17:59:36
    絶望的だね・・・
  37. 37 : : 2017/02/13(月) 18:05:13
    〜とある港〜

    日向「…着いたか」

    御手洗「日向君…どうするの?」

    九頭龍「まさか、またあの映像を見る事になるとはな…」

    左右田「もうあちこちパニックになってるぜ?」

    ソニア「皆さんも、今は気分が優れないらしく休んでいます。」

    終里「何だよ、あんな奴らぶっ飛ばせばいいだけだろ?」

    狛枝「そうだよ、僕たちはもう絶望には屈したりしないさ。ねぇ日向クン?」

    左右田「あれ?お前もう大丈夫なのか?」

    狛枝「僕は別に体調を崩していたわけじゃないからね…それに皆んなももう大丈夫だよ?」

    日向「…俺は、あの会社に乗り込もうと思ってる。」

    罪木「それは本当ですかぁ!?」

    花村「やめといた方がいいよ!」

    辺古山「なら、お前たちはここで待っていればいい。私も行くぞ日向」

    田中「クククッ…あの未熟な魔法使いがどれほど成長したか楽しみだな…」

    弐大「応ッ!!前回来た時ワシはあまり活躍出来んかったからのう、今度こそはしっかり活躍してみせるぞおおおお!!!」

    小泉「ほら、花村も行くよ!私たちも行くんだからあんたも来なさいよね!」

    花村「そんなぁ」

    罪木「わっ私も行きますよぅ!皆さんの怪我は私が治さないと…きゃああああああ??!!」ズッコーン

    西園寺「ゲロ豚が、何またコケてんの!?お前が怪我したら誰が治すのよ!しっかりしろよな!!」

    澪田「ひゃっほー!皆んな行くなら唯吹も行くっすよー!絶望が何だコンチキショー!!」

    豚神「おいお前たち!行くならさっさと準備するぞ!」

    澪田「オッケーっす!」

    九頭龍「…はぁ、決まったみたいだな」

    ソニア「そうですね」フフフ

    左右田「マジかよ…」

    終里「何だよ…オメーは行かねぇのか?」

    左右田「そんなわけあるか!お前らが行くってんなら俺も行くしかねぇだろ。」

    御手洗「…そうだね。」

    日向「…あぁ」



    宗方「カムクライズル…いや、日向創だったか…」

    日向「貴方は…」

    宗方「俺も…乗り込もうとしていた所だ、共に行こう。」

    日向「…えぇ、そうしましょう。」
  38. 38 : : 2017/02/13(月) 18:18:42
    77期生と日向と宗方
    ♪───O(≧∇≦)O────♪キター!
  39. 39 : : 2017/02/13(月) 18:23:54
    まだ出番ないけど設定見る限りCV花澤香菜っぽい秋道との絡みに期待
  40. 40 : : 2017/02/13(月) 18:30:58
    さぁて、誰がオシオキされるのかな?
    ウププププ・・・
    まぁ本音言うと可夢偉サイドの面子には
    生存して欲しいかな
    屠と屍もね。
  41. 41 : : 2017/02/13(月) 18:45:10
    こっちだって、さっきも書いたけど
    輝夜姉弟と麗田、フェリシアには生き残ってほしいよ!
  42. 42 : : 2017/02/13(月) 18:46:14
    吉良河原さんは生きろ(本音)
  43. 43 : : 2017/02/13(月) 18:47:17
    ライトさん、ゼロさん
    共に自分とかのキャラの生存を
    祈りましょう
  44. 44 : : 2017/02/13(月) 18:59:45
    自分の考えたキャラだと東城が対象になってしまうのか、梅田さんや十文字も全員生きて欲しいものだ
  45. 45 : : 2017/02/13(月) 19:20:18
    考えたキャラがほとんどチームダンガンロンパ社員なんで、他のキャラ達の生存を祈ります…

  46. 46 : : 2017/02/13(月) 19:22:53
    しかし、私のキャラで、展開的に死ぬと印象に残ると思うのは、虎島と誘波です…
    誘波は、滅私奉公キャラだから死ぬんだけど、そこに虎島を絡めてきたら…

    ヒント 虎島と誘波は心からの親友

    本当に
    輝夜姉弟(特に淳)、フェリシア、麗田、超高校級保護メンバー

    生きてぇぇぇぇぇ!!
  47. 47 : : 2017/02/13(月) 19:32:29
    今、俺がいるのは真っ白な部屋である。部屋は俺と同じく捕まった連中で埋もれてる。

    剛将(ここは…一体)

    俺が奴らに捕まった後、チームダンガンロンパの支部に連れて来られたわけだが…

    剛将(こいつら全員、捕まった奴らなのか?)

    剛将「…はぁ、俺もこれから死ぬんだなぁ」

    そこにいる人間は皆、これから起こる事に対して絶望している…といっあ雰囲気だった。

    剛将「…?……あいつって…確か」

    星「…」

    剛将「…お前も捕まったんだな。」

    星「…あんたは……」

    剛将「…」

    星「…ちょっと外に出かけてたら…さ、あの放送が始まって…それで捕まっちゃった…」

    剛将「…そうか…」

    その時、首輪が星に目掛けて飛んで来た。

    星「っ!」

    ………

    又吉『今回はー!超高校級のバドミントン選手候補生!星乙女さんの為に…スペシャルなオシオキを用意しましたー!それではー!張り切って行きましょー!オシオキターイム!!!』

    連れて行かれた星は、大きな水槽の中に放り込まれたのだった。

    〜〜〜

    東条「…あれは……!」

    獄原「そんな…星ちゃん!!」

    茶柱「…っ!」

    〜〜〜

    超高校級のバドミントン選手候補生のオシオキ
    『おにいさんといっしょ!』

    突然水槽の中に落とされた事で少し溺れてしまう星。

    そこに沢山のピラニアが入って来た事で星の顔が恐怖に引き攣る。抵抗も虚しくピラニアに体を食べられ始めてしまう星。

    最後は鋼鉄のテニスボールが大量に飛んで来てそれによりピラニアごと貫かれてしまう。

    オシオキ完了。

    〜〜〜

    東条「…あ」

    獄原「…っ!」

    茶柱「…」

    〜〜〜

    剛将「…俺もいつか、あぁなんのか…」
  48. 48 : : 2017/02/13(月) 19:46:17
    鋼鉄製のところ、私が考えたのと同じ…ありがとうございます!
  49. 49 : : 2017/02/13(月) 20:01:27
    それにしても…酷い…
    天国での再会を祈るか…星兄妹…
  50. 50 : : 2017/02/13(月) 20:02:37
    又吉のCVは関智一さんだがアニメ妖怪ウォッチのウィスパーみたいなトーンなのかね
  51. 51 : : 2017/02/13(月) 20:26:02
    最原「…っ!何でそんな事を!」

    春川「……私たちだって…まさか剛将が一人で残るとは思ってなかったんだよ!」

    最原「でもだからって…!」

    天海「ふっ二人とも、落ち着いて!」

    夢野「お主らうるさいぞ!!静かにせい!!!」

    石蕗「ヒミちゃんの方が五月蝿いよ、それにあの時は仕方なかったんだよ。私たちが生き残るには…」

    最原「…!」

    「あっちから声がしたぞー!」

    石蕗「…ほら、もうバレちゃった…」

    春川「…どうする?」

    石蕗「………ここは姫乃が…」

    ドドドドドドドドドドッ

    最原「なっ…銃声!?」

    フェリ「皆さん!ご無事で!?」

    天海「フェリちゃんこそ!」

    ディーノ「ここはもうじき囲まれます!さっさと移動しましょう!」

    羅生門「ヒャッハハー!こんな所にいたのかぁ…最原君よぉ!!」

    最原「…!」

    フェリ「早く逃げてください!!」

    春川「最原、夢野!行くよ!」

    石蕗「ランちゃんも!」

    天海「ふっフェリちゃん…!」

    そこからは僕と春川さん、夢野さんの三人と天海さんと石蕗さんの二人に別れたのだった。一方フェリシアさんはディーノさんと共に、その場に現れた羅生門戦火の相手をする事になった。

    フェリ「貴方のお相手は、私たちがします!」

    羅生門「なんだぁ?テメェらも超高校級なのかぁ…じゃあ捕獲対象だなぁ!!」

    ディーノ「フェリシア様…来ます!」
  52. 52 : : 2017/02/13(月) 20:29:18
    羅生門ktkr!
    全然出番なかったからなんか嬉しい
    楽しみだな。
    でも、出オチなんでしょ?(印象)
  53. 53 : : 2017/02/13(月) 20:31:19
    ふ…2人には勝ってほしいよ…

    2人…強いし…
  54. 54 : : 2017/02/13(月) 20:35:27
    まぁ、羅生門には
    出オチ臭がつきまとってるし
    ファリ達が勝つっしょ
  55. 55 : : 2017/02/13(月) 20:40:07
    あ、確かに
    調子乗るヒャッハー的雑魚臭が…
  56. 56 : : 2017/02/13(月) 20:47:44
    サイコパスの才能の意味よ
    (もう別名超高校級の出オチでいいや)
    (まぁ、うん、不意打ちが得意な
    だけだし)
    自分のキャラなのにね、
    もういいや、不意打ちが得意という
    設定でいこう(出オチ確定)
  57. 57 : : 2017/02/13(月) 20:49:15
    はい
    D

    E

    O

    C

    H

    I
  58. 58 : : 2017/02/13(月) 20:52:39
    そして負けてオシオキされるんですね
    わかります
  59. 59 : : 2017/02/13(月) 20:53:01
    >>50 どっちかっていうとギルガメッシュとウィスパー足して2で割ったような感じですかね。
    あと叫ぶ時は少しスネちゃまが入る
  60. 60 : : 2017/02/13(月) 21:01:06
    赤松「…」ボーッ

    桜島「…赤松」

    赤松はさっきからずっとあの調子だ。多分、結城の処刑が余程ショックだったんだろう。

    クロフォード「…奴ラ…直グソコ…移動スル…?」

    桜島「…そうだな」

    天璋院「ならば、奴らの相手はどうする?先ほどのテレポートにより我が魔力も今は欠けておるから戦力にはならんぞ?」

    桜島「…俺が相手するよ」

    クロフォード「…分カッタ、ナラ…行コウ。」

    天璋院「裕太……死なない?」

    桜島「ふんっ…またキャラを忘れてるぞ、咲夜さんよ…」

    天璋院「…うぅ」

    桜島「…とにかく、赤松を頼んだぞ?」

    クロフォード「…アァ」

    赤松「…桜島くんも…何処かへ行っちゃうの?」

    桜島「…はぁ、大丈夫。別に何処へも行かねぇよ。…じゃ、」

    クロフォード「…good luck」

    桜島「…」

    ………

    桜島「…」

    モブA「あ、お前は!」

    桜島「…よぉ、カスども」

    モブB「…!捕らえろー!」

    桜島「…」







    桜島「じゃあな、クロフォード」

    桜島「じゃあな、赤松」



    桜島「………じゃあな、咲夜。ありがとう…」















    絶望鬼ごっこ『超高校級狩り』…開始から二十分六秒、超高校級のサッカー選手 桜島裕太…確保………!!
  61. 61 : : 2017/02/13(月) 21:05:22
    登場人物増やしていいとの事なので…

    名前 難波 一(ナンバ オサム)
    性別 男
    年齢 24歳
    才能 超高校級のレーサー…というわけではないが超高校級並のレーサーとしての実力とバイク限定のメカニックの腕を持つ
    性格 一人称は俺、自分が世界最速の男と自負している。敗者は死んでも仕方がないと言う考えを持つ。口調は少し荒め
    外見 髪は黒髪にオールバック、目つきは鋭い。黒いライダースーツに身を包む
    来歴 裏社会で命懸けの賭けレースで自作のバイクを使用し連戦連勝の男、あまりにも速すぎる故にいつしか他の選手は自分に勝つことを諦め2位狙いになってしまう。そんな現状に退屈していた所をチームダンガンロンパに「超高校級狩りに鬼として参加しないか、超高校級の才能を持つ者達なら君を退屈させないはず」と誘われ鬼として参加した。
    また、レース外で殺そうと企む者も少なくなかったためそれらを返り討ちにする為に鍛え上げられた戦闘力は高くS
    ただしバイクを使って人殺しはしないというポリシーを持つ
  62. 62 : : 2017/02/13(月) 21:53:04
    又吉『今回はー!超高校級のサッカー選手 桜島裕太くんの為に…スペシャルなオシオキを用意しましたー!それではー!張り切って行きましょー!オシオキターイム!!!』

    ゴールの端から伸びた鎖が桜島の両手を縛り付け、磔の様なポーズになる。

    超高校級のサッカー選手のオシオキ
    『千本シュート…?』

    そこにサッカー選手の服装をしたモノクマが現れ、桜島に向かって何度もシュートを決める。そして桜島はそれに対して不敵な笑みを浮かべながら全て受ける。

    最初は普通のサッカーボールだったが、段々とトゲトゲのボールや燃えたボールなどが混じり始める。

    後半になると先ほどの倍の早さで飛んで来るようになる。さらにはボールの大きさや密度も倍になっていく。

    そんな中突然背後に居たモノクマに蹴られて、さっきまでシュートを撃っていたモノクマの前に吹き飛ばされる。

    天璋院の顔が脳裏に移った桜島は一層笑みを強くしようとした。しかしその瞬間モノクマが凄い勢いで桜島の頭を蹴り、生首となった桜島はゴールを突き破り壁に激突。

    桜島の頭はトマトのように潰れてしまった。

    オシオキ完了。




    〜〜〜

    クロフォード「ッ!」

    天璋院「…そん…な…」

    赤松「…嘘吐き…!」

    クロフォード「…ッマタ来タ、早ク逃ゲヨウ。天璋院…大丈夫?」

    天璋院「…うん…ウジウジしてたら、きっと怒られちゃうから」

    クロフォード「…ソウカ。」

    天璋院「ほら、一緒に逃げよ?」

    赤松「…うん『ドガーン』!?」

    その時起こった爆発により、クロフォードが瓦礫に潰され、天璋院は大火傷を負い意識不明となった。

    赤松「…ねぇ、クロフォードくん…天璋院ちゃん…起きてよ」

    そして周囲には数多くのチームダンガンロンパの社員が…

    赤松「…起きて…起きてよ……お願いだから…ねぇ起きてよ!」

    「…」ジリッ

    赤松「………誰か…助けて…!」

    赤松「……お願いだから………」






























    赤松「…早く……助けに来てよ………!











    …………最原クン!!」
  63. 63 : : 2017/02/13(月) 21:58:46
    お…オシオキ何だけど、
    桜島君は、オシオキ死亡者何人目?
    他に死んでいる人がいたら教えてください
  64. 64 : : 2017/02/13(月) 22:03:03
    ん?最後最原が最原って呼んでるのは誤植ですか?
  65. 65 : : 2017/02/13(月) 22:14:36
    >>63 名前が挙がってるキャラのうちでは三人目です。(結城を含めて)現段階ではモブが十数名死んでるくらいです。

    >>64 すみません!訂正しました!!
  66. 66 : : 2017/02/13(月) 22:15:32
    ありがとうございます!
    わかりました!
  67. 67 : : 2017/02/13(月) 22:49:18
    >>52>>58 あそこまで出オチを連呼されるとついそれに抗いたくなってしまいました。

    羅生門「ヒャハハハハ…何だよ、思ったより大した事ねぇなぁ」

    フェリ達は羅生門の攻撃により、満身創痍の状態だった。

    フェリ「……Testa di cazzo!貴方が姑息な手ばかりを使ってくるからでしょうが…!!」

    そう、彼は先程から卑劣な攻撃を仕掛けてるわけだ。

    ディーノ「…この状況、かなりマズいですよ…囲まれてしまいました。」

    フェリ「…っ…分かって…います…っ」

    羅生門「ハハッ…どうするつもりだぁ?お二人さん?」

    ディーノ「…フェリシア様、僕が囮になります。だからそのうちに逃げて」

    フェリ「何を言ってるの、そんな事出来るわけが…っ!」

    二人が話し合ってる隙にまたも羅生門がフェリシアの脚を切ったのだった。

    ディーノ「…っくそ!どうすれば…」

    ××「はーい!皆さーん!こっちですよーー!!」

    羅生門「!?」

    フェリ「あれは…誘波先生!?」

    誘波「氷詩はー!元超高校級の看板娘だよー?早くこっちにおいでよー!!」

    「「「「うおーーー!!!!」」」」

    羅生門「あっ!テメェらぁ!!」

    ダッダッダッダッダッ

    フェリ「…誘波先生……!」

    ………

    誘波「ふぅー、もうそろそろこっちに来ちゃうよ?つぼみちゃん。」

    虎島「…それがどうした?」

    誘波「いやー…逃げないのかなって」

    虎島「誰が、逃げるものか…」

    誘波「…」

    虎島「…」

    誘波「絶対に生きて帰ろうね?」

    虎島「あぁ、勿論。」


    その後彼女達は押し寄せて来たチームダンガンロンパ社員によって会社に連行されたのだった。

    絶望鬼ごっこ『超高校級狩り』…開始から二十一分十一秒、元・超高校級の看板娘 誘波氷詩及び元・超高校級の猛獣使い 虎島つぼみ…確保………!!
  68. 68 : : 2017/02/14(火) 05:47:43
    羅生門さん姑息でしたか・・:
    屑だな
  69. 69 : : 2017/02/14(火) 05:49:46
    フェリシアとディーノ、逃げ切って…
  70. 70 : : 2017/02/14(火) 06:20:04
    ていうか、つぼみと誘波、どっちが先にオシオキされるんだろ…


    …あの人だったら、オシオキ台無しにして本来オシオキされる人を逃がすな…
  71. 71 : : 2017/02/14(火) 13:06:09
    楽気「…さて、これから一体どうしましょうか…」

    十文字「どうするったって…今は霧隠さんがいないっすからねぇ…」

    凛堂「うむ、ワシゃあ楽気に任せるぞ」

    ルート「私も、貴女が決めた事なら…」

    桐生「この中で狙われるのって…凛堂と護闘寺だけだよね?」

    護闘寺「…確かにそうだな…」

    白為「でも安心しろ、俺たちは決してテメェらを見捨てねぇぜ!」

    楽気「取り敢えず外に出ましょう。氷詩と合流しなければ…」

    又吉『皆さーん!今回はー、元超高校級の看板娘 誘波氷詩さんと元超高校級の猛獣使い 虎島つぼみさんの二人の為にスペシャルなオシオキを用意させていただきましたー!』

    楽気「…え?」

    ………

    梅田「今つぼみのオシオキって言わなかかった?!どう言う事なの!!」

    小田原「知らないよ!でもあいつらに捕まったとしか…」

    梅田「…っ!」ギリッ

    ………

    フェリ「そんな…誘波先生が!」

    ディーノ「やはり、捕まってしまったんでしょう。我々も移動しましょう…また奴が来るかも」

    フェリ「…っ!…そう…ですね…」

    ………

    又吉『それではー!張り切って行きましょー!…オシオキターイム!!!』

    サーカスの中に放り込まれる誘波とサーカスの看板に張り付けられる虎島。

    元超高校級の看板娘と元超高校級の猛獣使いのオシオキ
    『看板娘は猛獣使いの夢を見るか?』

    誘波の周りには小さな動物がたくさん現れ、彼女に襲いかかる。誘波は手元にあった鞭でそれらを追い払い、虎島の元へ急ぐ。

    最初は小さな動物だったが段々それは大きな猛獣に変わっていく。それに対して誘波はそれを決死の思いで潜り抜ける。

    一方虎島は沢山のモノクマが押し寄せていた事で圧迫され息が苦しい状況にあった。

    何とか虎島の元へ辿り着いた誘波は彼女の拘束を解きその場から離れようとする。しかし気が付けば十体のライオンが彼女たちを取り囲んでいた。

    まだ拘束を解き終えてない誘波は何とかして追い払おうとする。しかしがむしゃらに鞭を振り回しているとサーカスの上部にあった看板に引っかかってしまう。

    それを無理やり取るとその看板は落ち、虎島をぺちゃんこにしてしまった。そこへピエロの服装をしたモノクマが看板を持ち上げ、サーカスの宣伝を始める。

    そこには潰れてしまった虎島の姿があった。それを見た誘波は発狂し、その後ライオンに食べられてしまう。

    最後に残ったのは地面に叩きつけられた看板とそれに寄り添うかのように存在する誰かの骨と鞭だった。

    オシオキ完了。

    ………

    楽気「…ああ」

    凛堂「…誘波…!」

    桐生「…嘘」

    ルート「…」

    十文字「…マジっすか…」

    白為「何で…あいつが!」

    護闘寺「……っ!」

    ………

    梅田「…つぼみ…どうして貴女まで……!!」

    小田原「…くそっ!」

    ………

    フェリ「…」

    ディーノ「…フェリシア様?」

    フェリ「…人の死は…何度見ても慣れません…」

    ディーノ「…そんな物に慣れる必要などありませんよ。」

    フェリ「…はい」





    〜とあるビルの一室〜

    ××「…」

    又吉「あれ?どうしたんです?用心棒さん。」

    ××「…いや」

    又吉「何もないって事はないでしょー…その様子じゃ」

    ××「…別に」

    又吉「はいはいそうですかー…っと次のオシオキが始まるから俺はこの辺で」

    ××「…そうか」

    又吉「ちゃんと仕事はこなしてくださいよ?」

    ××「…分かっている」









    零「父上からの…御命令だ」

    又吉「…」ニヤリ



    超高校級の絶望 零
  72. 72 : : 2017/02/14(火) 14:23:10
    藤永「…又吉様、少し宜しいでしょうか…」

    又吉「どうしたのー?藤永ちゃん」

    藤永「あの男…本当に信用出来るんでしょうか…」

    又吉「…」

    藤永「幽奈は…あの男が信用出来ません」

    又吉「まー何考えるか分かんないしねー。」

    藤永「…」

    又吉「でも、彼は父親の命令には逆らわないから…仕事の面では信用出来ると思うよ?」

    藤永「…そう…ですか」

    由布院「ねぇ又吉く〜ん…私たちの出番まだ〜?暇なんだけどぉ〜」

    又吉「もう少しだけ待ってよー、由布院ちゃーん。」

    由布院「ぶー」

    岬「でも確かに退屈だよ!さっさと出番寄越せって!!」

    小日向「私もそう思うよ!」

    秋道「…」

    又吉「はぁ…皆んな自己主張しすぎだよー…ったく…入間ちゃーんこいつらの暇つぶし用のおもちゃ作ってあげてよー」

    入間「えっ…でも今アタシ…」

    野村川「…何?…又吉様の命令に…背くつもり…?」

    入間「…!」ビクッ

    唐原「…又吉さん、彼女は今例の装置に取り掛かり中なのでそのような事は難しいかと…」

    又吉「あー、そうだったねー…」

    月見里「…そういえば、希望ヶ峰学園はどう始末するんですか?」

    鉄ノ川「確かにあそこを落とすのは一苦労っすよね…ね、無奈子さん」

    無奈子「僕もそう思います…」

    又吉「ふむ…面倒だから取り敢えずゼツボーグ五百体ほど送ってみて、それがオシオキって事で」

    入間「はっはいぃぃっっ」

    唐原「私も…彼女の手伝いを…」



    又吉「フハハッ…これからもっと楽しくなるよ…」

  73. 73 : : 2017/02/14(火) 14:34:45
    なるほど、2人一緒か…
    ムチは…か弱い誘波の為に、つぼみが渡したのかな

    精神崩壊まで書いていただき、ありがとうございます!
    自分のせいで親友が死んでしまったという絶望ですね
    つぼみの方は…親友に殺されてしまったという絶望ですね…
  74. 74 : : 2017/02/14(火) 15:20:05
    数分前

    最原「…っ!」

    これでオシオキされた人は二十人を超えた。

    春川「…最原、もう行くよ」

    最原「…うん」

    夢野「…大丈夫か?最原」

    最原「大丈夫だよ、ありがとう…」

    ドッカーン

    夢野「っ!?」

    春川「また爆発が…今度は近いね」

    最原「もしかしたら、また誰かが捕まりそうなのかもしれない…行ってみよう」

    春川「別にいいけど…」

    タッタッタッタッタッ

    「……て………よ!」

    最原「!やっぱり…誰かいる!」

    「……い………ら…」

    最原「?…あっ!あれは……!!」ダッ

    春川「っ!?どうしたの最原!」ダッ

    夢野「まっ待ってくれ〜!」ダッ

    赤松「早く……助けに来てよ………最原クン!!」

    最原「赤松さーーーーーーんッッッッッッ!!!」

    赤松「………ぇ?」

    最原「おい!お前達の目当ては僕だろう!!赤松さんには手を出すな!!!」

    モブA「あいつは…最原終一だ!!」

    モブB「奴を捕まえれば昇格出来るぞ!!」

    赤松「…っ最原クン?!?!」

    最原「………」

    モブC「やれー!捕らえろーー!!」

    赤松「あっ…危ないッッッッッッ!!」

    最原「…っ!」

    すると社員達は一気に倒れたのだった。

    春川「何やってんのよ…あんたは……!」

    夢野「全く…お主一人で何が出来ると言うんじゃ!!」

    最原「春川さん…夢野さん…!」

    赤松「…あっ」

    最原「赤松さん…大丈夫だった?」

    赤松「…全然…大丈夫じゃ…ないよ…」

    最原「…ごめん、遅くなって」

    赤松「…うん……」

    春川「…最原、アレ退かすの手伝って?」

    最原「あ…うん」

    よく見るとクロフォードさんが瓦礫の下敷きになっていた。

    最原「…よいしょっと…はぁ」

    クロフォード「…助カッタ…」

    春川「別に…」

    夢野「おい…お主大丈夫か?」

    天璋院「…なっ…我は無事に決まっておろ…」ガクッ

    夢野「おい!無理するでない!」

    天璋院「…分かった」

    赤松「…あの…ありがとう」

    最原「どういたしまして…」

    赤松「あの…他の皆んなは?……もしかして…捕まった?」

    最原「…大丈夫だよ…きっと」

    夢野「うむ…ウチはあやつらを信じておるからのう!」

    春川「確かに…そうそうくたばるような連中じゃないからね…」

    赤松「…そう」

    又吉『はーいテレビの前の皆さーん!こんにちわー!!今回はー…元超高校級の心理学者 剛将大輔くんの為にスペシャルなオシオキを用意させていただきましたー!!』

    赤松「…え?」

    春川「…っ!」

    夢野「…そんな!」

    最原「……剛将さん?」

    又吉『それではー…張り切って行きましょー!オシオキターイム!!!』

    ………


















    石蕗「ごめんね、ランちゃん…」

    天海「…」

    石蕗「姫乃は…どうしても、ダイちゃんを助けたいから…」

    天海「………」

    石蕗「…本当にごめん」

    天海「………………………………………」


























    石蕗「あの人の代わりに…死んで?」
  75. 75 : : 2017/02/14(火) 16:10:32
    うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!
    絶望しかねぇえぇぇぇぇぇぇ!!
    もうだめだおしまいだ!
  76. 76 : : 2017/02/14(火) 16:14:23

    落ち着いて
    さとりーさんのキャラ以外でオシオキ描写があった3人、
    私が考えたキャラだから…
  77. 77 : : 2017/02/14(火) 16:17:11
    あー蘭奈ちゃん死ぬのか…残念だなぁ…(おしおきを考えながら)
  78. 78 : : 2017/02/14(火) 16:20:18

    サーモンさん
    …蘭奈ちゃん、死なないといいけど…
  79. 79 : : 2017/02/14(火) 16:39:01
    さて、できりゃ天海も石蕗も剛将も
    みんな生存して欲しいが現実は非情
    なんだろうな・・・
  80. 80 : : 2017/02/14(火) 16:41:10
    >>76 あ、なんかすみません…

    一方、希望ヶ峰学園では、付属学校の生徒たちを匿っていたわけだが…

    十神「何だあれは…!」

    朝日奈「…あんなのどうすれば!?」

    葉隠「もうおしまいだべ!」

    こまる「…冬子ちゃん……」

    腐川「…っ」

    霧切「…ロボット?」

    空を埋め尽くす程の量のゼツボーグにより、今まさに襲われようとしているのだった。

    浜本「なっなぁ…これってどうするん?」

    松田「知るかよ…」

    輝夜「…どうする?姉さん」

    ウルエ「…戦うしか…ないよね」

    盗乱「…あれに勝てると!?」

    柳原「…一体どうなるんでしょうか…」パシャパシャ

    神星「…主よ」グッ

    飯田橋「あれって…美馬のか!?」

    東条「…ああ…」

    久方「ボクたちも…星ちゃんみたいになるのかな…」

    獄原「不吉な事いわないでよ!」

    茶柱「…っ!」

    天翔「来るよ!!」

    〜希望ヶ峰学園の地下〜

    苗木「…今、外は大変な状況なんだ…だから君の力を貸して欲しい」

    ××「…どうして今更?」

    苗木「…っ」

    ××「でもまぁ…別にいいですよ?ちょうど退屈でしたんで」

    苗木「…ありがとう……ごめん」

    神座「…どうして謝るんですか」



    超高校級の希望 神座希望
  81. 81 : : 2017/02/14(火) 16:45:24
    神座希望ってどう読むの?
  82. 82 : : 2017/02/14(火) 16:46:53
    カムクラのぞむとか?
  83. 83 : : 2017/02/14(火) 16:47:45
    かむくらのぞみです!
  84. 84 : : 2017/02/14(火) 16:52:53
    カムクラ手術を受けた人が
    3人も・・・
  85. 85 : : 2017/02/14(火) 16:54:33
    いいんです

    ただただ私は
    フェリシアと淳の幼馴染みメンバーと超高校級保護メンバーが生き残れば…
  86. 86 : : 2017/02/14(火) 16:59:04
    てかさ、
    日向(元カムクラ)
    希望(綺麗なカムクラ)
    可夢偉(元絶望カムクラ)
    カムクラだからか知らんが
    ものすごいこの3人の近くの人が
    無事に思える
  87. 87 : : 2017/02/14(火) 17:02:07
    ごめん
    カムクラがゲシュタルト崩壊してきた…
  88. 88 : : 2017/02/14(火) 17:10:59
    のぞみって事は女の子か…CV三瓶由布子かな?
  89. 89 : : 2017/02/14(火) 17:14:30
    新キャラ紹介


    ・17歳 男
    ・CV内山昂輝
    ・超高校級の絶望(生まれつき×人為的)
    ・才能の説明 他者の才能弱体化、他者の才能を奪う
    ・最原の事を知っている
    ・完璧超人

    神座希望
    ・17歳 女
    ・CV戸松遥
    ・超高校級の希望(生まれつき)
    ・才能の説明 他者の才能強化
    ・少し前に才能が暴走した為拘束状態にあった。
    ・神座出流の子孫
    ・完璧超人
  90. 90 : : 2017/02/14(火) 17:24:08
    生まれつき!?
  91. 91 : : 2017/02/14(火) 18:06:55
    うぅ…天海じゃなくて石蕗がログアウトしてくれー!
  92. 92 : : 2017/02/14(火) 18:28:27
    >>91
    それはそれで後味悪いんで石蕗も
    だめだぁ!?
  93. 93 : : 2017/02/14(火) 18:38:43
    〜とあるマンションの一室〜

    タニー「…」

    麗田「どうしたの?」

    リック「奴らにここがバレたらしい」

    滝桜「それじゃあどうするの?」

    亞浦「…逃げるのか?」

    鞠田「いや、もう囲まれてる…それは難しいだろう…」

    タニー「…皆さん…」

    ドドドドド

    麗田「…あれ?なにこの音」

    十文字「タニーさん!無事っすか!?」

    タニー「あっ!」

    十文字「とにかく逃げるっすよ!今あいつらの相手は皆んながしてるんで!」

    リック「…!行くぞ!!」

    亞浦「その後どうすんだ!?」

    十文字「僕らはこのまま会社に突っ込むつもりっすけどどうします!?」

    タニー「なら、私たちも行きますわ!こんなゲームはさっさと終わらせないと!」

    十文字「そうっすか…分かったっす…!」

    十文字「じゃあ、皆んなで行くっすよ!」

    〜とある警察署の一室〜

    妾魔「…先輩…」

    俊豪「大丈夫だ、妾魔」

    妾魔「でも、震源さんが捕まって」

    俊豪「あぁ、…早く助けに行くぞ」

    妾魔「…っはい!」

    〜とある事務所の一室〜

    東城「…」

    梅田「早くここから逃げないの?」

    東城「何故、逃げる必要があるんだ?」

    小田原「だってそれは…!」

    東城「向こうからやって来てくれるんなら好都合だ、奴等を全員叩き潰す。」

    梅田「…分かったわ」

    東城「そういう事だ、だからお前らはさっさと逃げ…」

    梅田「なら、私も戦うわ」

    東城「…っ!お前…」

    梅田「別にいいでしょ?私もつぼみをやられてるから我慢ならないのよ」

    小田原「うぇ…マジで?」

    梅田「大丈夫よ、貴方は私が守るから」

    小田原「いや、俺もちゃんと戦うよ」

    梅田「…そう」フフッ

    〜とある裁判所の一室〜

    吉良河原「…」

    エース「貴方は逃げないんですか?」

    吉良河原「そういうあなたも…」

    エース「いやー、あんなの見せられて何もしないって嫌じゃないですか」

    吉良河原「そうですね」

    加藤「…」

    悪道「…おい」

    エース「どうしたんです?加藤さん、悪道さん。」

    悪道「俺らも協力させろ…」

    吉良河原「…え?」

    エース「あなた達はあの会社の社員なのでは?」

    加藤「…もう見捨てられた。」

    悪道「そこまでしてあの会社に付き合う義理はねぇよ」

    エース「…そうですか」

    〜とある廃墟の一室〜

    凶紅「さて、どうする?」

    可夢偉「…あの会社に攻め込みましょう」

    屍「僕も行きます」

    屠「私も…」

    凶紅「何だよ…お前らは俺たちがせっかく助けてやったんだ、わざわざ自分から死にに行くような事…」

    可夢偉「彼らの好きにさせてあげましょう。」

    凶紅「…お前が言うなら俺はいいけど」

    屠屍「「ありがとうごさいます!」」

    可夢偉「行きましょうか…」

    一同「おー!」
  94. 94 : : 2017/02/14(火) 18:43:12
    屠と屍キター!!!
    (((o(*゚▽゚*)o)))♡
  95. 95 : : 2017/02/14(火) 18:49:51
    みんな…勝って…
  96. 96 : : 2017/02/14(火) 18:53:43
    羅生門さんどうなったんだろ?
    (屠に首チョンパされそう)
  97. 97 : : 2017/02/14(火) 19:27:13
    …数分前の一幕

    天海「…良いですよ?」

    石蕗「っ!?」

    天海「大好きな人を助けたいって気持ち…よく分かります。」

    石蕗「…え?」

    天海「だから、剛将さんを助ける為に…私の命を使っていただいても…良いですよ?」

    石蕗「…」

    天海「それで?私は何をすればいいんですか?」

    石蕗「…」

    天海「ビルに突っ込めばいいですか?それともオシオキ部屋に行けばいいですか?」

    石蕗「…」

    天海「………どうして…貴女がそんな悲しそうな顔をするんですか?」

    石蕗「っ!」

    天海「私は…これまでの人生を十分に楽しみました。最原さん達と出会って…ハルマキちゃんと旅をして…皆んなで依頼をこなして…お金が無くなった時は皆んなで空腹を誤魔化したり、色んな事して稼ごうとしたり…ハルマキちゃんを助ける為に奔走したり…赤松さん達と戦ったり…姫乃ちゃんと遊んでこれたり…。」

    石蕗「…ラン…ちゃん?」

    天海「どんな事をしてでも剛将さんを助けたいんでしょ?だったら、私なんかの為に悲しむ必要なんてないよ!」(`・ω・´)

    石蕗「…」

    天海「最期くらい…姫乃ちゃんにも余計なお世話を焼かせてよ」(*´꒳`*)

    石蕗「…っ!」ブワッ

    天海「あーもう…泣かないの!姫乃ちゃんはこれから剛将さんを助けに行くんでしょ?そんなに泣いてたら剛将さん、困っちゃうよ!!」(*´∀`*)

    石蕗「…ごめ…本当にっ…ごめん」

    天海「ねぇ…姫乃ちゃん…最後に聞かせて?」

    石蕗「?」

    天海「私と一緒に居て…楽しかった?」

    石蕗「…っ!…うん!…ランちゃんと…居て…凄くっ…楽っ…しかった…!」

    天海「そう…私も姫乃ちゃんと居て楽しかったよ!!」(≧∇≦)

    石蕗「…!」

    天海「じゃあね、姫乃ちゃん。さようなら…。」タッタッタッ

    石蕗「うっ…」

    石蕗「…うあっ……」

    石蕗「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!」




















    絶望鬼ごっこ『超高校級狩り』…開始から二十五分二十五秒、天海蘭奈…元超高校級のスパイ 石蕗姫乃を名乗り、剛将大輔のオシオキに乱入し、それを台無しにする。






    天海「私…ちゃんと姫乃ちゃんの役に立てたのかな…お兄ちゃん、今からそっちに行『ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダンッ』」
  98. 98 : : 2017/02/14(火) 19:31:23
    死んじゃ駄目ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!って思ったのに…絶望です…とても絶望です。石蕗は責任取って死んでくれ
  99. 99 : : 2017/02/14(火) 19:38:21
    >>98
    いや、まだ希望組が助けてくれたと言う
    希望がある・・・っ!
  100. 100 : : 2017/02/14(火) 19:41:44
    『ダダダダダダダダダダダダダッ』が誰なのか…気になる
  101. 101 : : 2017/02/14(火) 19:43:53
    最後がダンっだし死んでますよ…絶望的です
  102. 102 : : 2017/02/14(火) 19:57:37
    初見足音かと思ったんだ…
  103. 103 : : 2017/02/14(火) 20:07:32
    いや、意外と誰が守ってくれてたら
    生きてるかも・・・
  104. 104 : : 2017/02/14(火) 21:01:19
    天海「……………え?」

    私は死を覚悟した。しかしそれはやって来る事がなかった。

    ××「っ!」

    ダダダダダダダダダダダダダダダダンッ

    「うぎゃー!!」

    「うぐぁ!!」

    「おい!あれはまさか石蕗姫乃か!?」

    天海「姫乃…ちゃん?」

    突如現れた石蕗が、手に持ったたくさんの銃でチームダンガンロンパの社員を次々に射殺していくのだった。

    天海「どうして!?」

    石蕗「ごめん、姫乃には…やっぱりランちゃんを犠牲にするなんて出来なかった…」

    天海「っ!」

    石蕗「おい貴様ら!こいつは私の名を勝手に騙っただけの偽物だ!」

    又吉「成る程ねー!それじゃあその子には何にもなかったってわけか」

    「又吉様!?」

    石蕗「そうだ!」

    又吉「そっかー、でもまさか自分からやって来るとはね…え?」

    その時、石蕗は又吉のすぐ目の前にきていた。

    石蕗「死ね!」

    石蕗が又吉の首を刈り取ろうとした瞬間、新たな影が現れてそれを阻止した。

    零「…」

    石蕗「っ!」

    そして彼女は吹き飛ばされたのだった。

    又吉「零ちゃーん、ちゃんと手加減してよねー?彼女にはオシオキを受けて貰う予定なんだから。」

    零「…」

    又吉「ったく…話聞いてんのかな…」

    藤永「又吉様…この女はどうします?」

    天海「…っ!」

    又吉「うーん…殺しておこっか、また邪魔されると面倒だし、」

    藤永「…分かりました。」

    天海「…」

    藤永「…死ね」

    藤永の持つ銃が、天海の頭を撃ち抜こうとしたその瞬間、再び現れた影がそれを阻止した。

    藤永「っ!?」

    突然の衝撃により彼女は銃を落としてしまう。

    又吉「…とうとう来たね」ニヤリ



    「大丈夫?」



    天海「…え?」

    石蕗「…っ!?」



    「少し、遅れたけど…」



    春川「…助けに来てあげたよ…蘭奈、石蕗。」
  105. 105 : : 2017/02/14(火) 21:09:47
    希望が絶望に打ち勝った!
  106. 106 : : 2017/02/14(火) 21:19:41
    ッシャァァァァァァァァ!
  107. 107 : : 2017/02/14(火) 22:24:10
    嬉しいなぁ(ドナルド並感)
  108. 108 : : 2017/02/14(火) 22:31:51
    天海「ハルマキちゃん!?」

    最原「天海さん!!石蕗さん!!」

    夢野「大丈夫かお主ら!」

    石蕗「…皆んな…」

    赤松「久しぶりだねぇ♪又吉君♡」

    又吉「…元気になったんだね、赤松ちゃん」

    赤松「…今まで私を甚振ってくれた分…百万倍にして返してあげるからぁ…覚悟しててよねぇ♡♡♡」

    又吉「…藤永ちゃん、零ちゃん…一旦戻ろうか」

    赤松「あぁれぇ?この私がぁ…逃すと思ってんのぉ♡」

    又吉「逃げも隠れもしないよ、ただこんな粗末な入り口じゃあ決戦の場に相応しくないだろ?」

    赤松「…」

    又吉「それに、瀕死の彼女を庇いながら…なんて面白くないからね。」

    赤松「…ちっ」

    又吉「ま、首を長くして待ってるよ」

    スタスタスタ

    赤松「…」

    クロフォード「…赤松」

    天璋院「…大丈夫なのか?」

    赤松「大丈夫だよ、心配要らない」



    天海「…そうだ!剛将さんは?!」

    春川「あぁ、剛将なら…」

    剛将「俺ならここにいる。」

    天海「…無事…だったんだね…」

    剛将「お陰様でな。石蕗助けてくれてサンキューな」

    石蕗「…」ムクッ

    夢野「あ、まだ動くでない!治療中じゃぞ!」

    最原「そうだよ、今は安静にして」

    石蕗「…うん」

    天海「…ようやくこれで皆んな揃ったね!」

    春川「そうだね。」

    剛将「…あぁ」

    夢野「うむ」

    石蕗「…」

    赤松「私もいるからねぇ♡」

    クロフォード「…俺モ」

    天璋院「わっ我もだ!!」

    最原「…皆んな…このくだらないゲームを…終わらせよう!」

    一同「おーーー!!!」

    ………

    苗木「…あそこが、チームダンガンロンパの本社か」

    霧切「えぇ、そうよ。」

    朝日奈「さっさと止めちゃお!こんな酷いのは!」

    腐川「…っ」

    葉隠「…あぁ…何で俺も来ちまったんだべ」

    十神「まさか…自分だけ学園に残るつもりだったのか?貴様」

    こまる「…お兄ちゃん…」

    苗木「うん…じゃあ皆んな、行こうか」

    ………

    日向「…着いたな」

    宗方「…」

    御手洗「…ここが…そうなんだね」

    左右田「…あぁ」

    九頭龍「さっさと終わらせるぞ…!」

    ソニア「そうですわね。」

    終里「全員ぶっ飛ばしてやるぜ」

    花村「何か心配になって来たよ…僕」

    豚神「大丈夫だ花村、お前達にはこの俺がついているからな。」

    辺古山「…頼もしいな」

    小泉「うん、大丈夫だよ…皆んながいるからね。」

    罪木「皆さん…怪我したら言ってくださいね……?」

    澪田「もちろんっすよー!怪我した時は蜜柑ちゃんに任せるっすー!」

    西園寺「ま、怪我をしたらの話だけどねー。」

    田中「クククッ…ではあの忌まわしき地に向かうとするか!」

    弐大「応ッッッ!!いつまでもこんな所にいては始まらんからのう!!!」

    狛枝「この絶望的ゲームも…皆んなの希望にかかればどうって事ないからね…」

    日向「よし、行くか」

    ………

    又吉「さて…役者は揃ったね…」

    零「…」

    藤永「…」

    野村川「…」

    ××「…」

    又吉「きっと、皆んなは今希望に満ちてるだろうね。」

    由布院「…」

    岬「…」

    小日向「…」

    ××「…」

    又吉「だからこそ…彼らを絶望に突き落とすのが愉しくて堪らないんだ…」

    鉄ノ川「…」

    無奈子「…」

    秋道「…」

    ××「…」

    又吉「そろそろ…始めようか…」

    唐原「…」

    月見里「…」

    入間「…」

    ××「…」

    又吉「本物の絶望を、世界中に知らしめるんだ!!」













    又吉「ゲームは………ここからだよッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
  109. 109 : : 2017/02/14(火) 23:04:29
    これからキャラが凄い勢いで死ぬと思います。ご注意ください。
  110. 110 : : 2017/02/15(水) 05:53:13
    なん・・だと・・っ!
  111. 111 : : 2017/02/15(水) 06:00:14
    ………勝って…
  112. 112 : : 2017/02/15(水) 06:06:03
    多分羅生門は死ぬ
    (予想)
  113. 113 : : 2017/02/15(水) 06:08:22
    サラマンダーより速そう

    多分白為は終一か春川を守って死ぬ
  114. 114 : : 2017/02/15(水) 06:39:03
    て、あれ?
    小田原ってチームダンガンロンパだっけ?
    小日向だったはず…
  115. 115 : : 2017/02/15(水) 06:49:25
    >>114 訂正しました。すみません…
  116. 116 : : 2017/02/15(水) 07:37:04
    ククク…上のチームダンガンロンパ社員の中で誰が一番最初に死ぬんだろうネ…
  117. 117 : : 2017/02/15(水) 07:45:11
    しかし羅生門は上にはいない・・・
    もう死んだか?
  118. 118 : : 2017/02/15(水) 08:17:46
    最原「…」

    春川「…それで、どうやって止めるつもりなの?」

    最原「………取り敢えず先に進もう。」

    夢野「やはり何も決めておらんかったのか!」

    天海「ま…まぁ夢野ちゃん、いつもの事じゃない…」

    石蕗「やっぱ別れて行った方が良くない?」

    剛将「…この状況で戦力を分散するのか?あまり得策とは思わないが…」

    赤松「私は石蕗ちゃんに賛成だよぉ♪…だってぇ大人数だとぉ…移動するのが遅くなっちゃうじゃなぁい?」

    クロフォード「アァ、ソノ通リダ」

    天璋院「今回は如何に早く奴の所に向かうかが勝負の決め手だ!」

    最原「成る程…じゃあチーム分けはこんな感じで良いかな…?」

    Aチーム 最原、春川、赤松
    Bチーム 夢野、剛将、天璋院
    Cチーム 天海、石蕗、クロフォード

    春川「それでいいんじゃない?」

    赤松「やったぁ♪私最原クンと同じチームになれたぁ♡」

    天璋院「ええ!?何で咲がこんな奴と一緒なの!?」

    夢野「こんな奴とは何じゃ!」

    剛将「五月蝿えよ…」

    天海「あぁ…赤松ちゃん良いなぁ」

    石蕗(…気まずい……)

    クロフォード「決マリダナ」

    最原「じゃあ皆んな…絶対に生きてここを出ようね!!」

    春川「…うん」

    夢野「そんな事、いちいち言われんでも分かっておるわ」

    天海「大丈夫だよ、安心して!」

    石蕗「…もう、誰も死なせないよ」

    剛将「勿論だ。」

    赤松「私はぁ…最原クンと結ばれるまでは死なないよぉ♡♡♡」

    クロフォード「…俺モ、結城ト桜島ノ仇ヲ討ツマデハ死ナン」

    天璋院「さっ咲だって…!」

    最原「うん…じゃあまた、後で必ず会おう。」

    そして、僕たちは三つに分かれ、それぞれ最上階を目指すのだった。
  119. 119 : : 2017/02/15(水) 17:16:20
    期待!
  120. 120 : : 2017/02/15(水) 17:19:31
    1チームくらいピンチになりそう
  121. 121 : : 2017/02/15(水) 18:11:39
    1チームから1.2人くらい死にそう
  122. 122 : : 2017/02/15(水) 18:40:46
    タイトルで夢野がよろしくって言ってるけど夢野は生存かミ?
  123. 123 : : 2017/02/15(水) 18:42:21

    そう思わせて死ぬかも…
  124. 124 : : 2017/02/15(水) 18:51:08
    流石にオリキャラだけでしょ死ぬの
  125. 125 : : 2017/02/15(水) 19:45:09
    最原サイド

    春川「…最原」

    最原「どうしたの?春川さん」

    春川「…別に、何でもない」

    赤松「あのさぁ…ちょっと思ったんだけどぉ…もしかして二人ってぇ出来ちゃってるのぉ?」

    春川「はぁ?!何でそうなんなよ!!///」カァァァァ

    最原「そうだよ!どうして急に!?///」カァァァァ

    赤松「だぁってぇ♪さっきのって恋人が良くする奴じゃなぁい?ほらぁ♡名前を呼んだみただけってぇ…」

    春川「さっ…さっきのは…そんな…意味なんてない!!///」

    赤松「そぉ?…の割には顔赤くないぃ」

    春川「そっそれはあんたが訳のわからない事言うから…!!」

    最原「春川さん!少し落ち着いて!」

    赤松「ふぅ〜ん…そーなんだぁ♡♡♡」

    春川「何?…その反応……」

    最原「…赤松さん?」

    赤松「べっつにぃ?…ところでぇそこに隠れているのは誰なのかなぁ?」

    ××「あは…バレちゃったあ?」

    最原「…え?」

    春川「…」ザッ

    赤松「…由布院ちゃん…」ザッ

    由布院「やっほー赤松…最原にちょっと用があるんだけど、そこどいて頂戴?」

    最原「…」

    由布院「私のプロジェクトを台無しにした貴方は、ただの死では終わらせない」

    由布院「貴方には…死んだ方がマシと思える程の絶望を与えてやるわ…」

    由布院「最原終一…ここから先は絶望の時間よ。」
  126. 126 : : 2017/02/15(水) 20:36:57
    夢野サイド

    夢野「うぅ〜っ」ジーッ

    天璋院「むぅ〜っ」ジーッ

    剛将「…はぁ」

    夢野「いい加減にせい!ウチが使うのは魔法なんじゃ!お主のだってそうじゃろう!!白状せい!!!」

    天璋院「いい加減にするのはお前だ!咲のは魔法じゃない超能力だ!!お前のはマジックだろ!所詮紛い物だ!!!」

    夢野「何おうっ!」

    天璋院「何よ!」

    剛将「お前ら静かにしてくれ…」

    夢野「だってこやつが!!」

    天璋院「こいつが訳のわからない事言うから!!」

    剛将「…はぁ」

    天璋院「大体何で咲がこんな奴と一緒に行かなきゃいけないの?!!こいつは咲の眼帯を台無しにしたんだ!!!」

    夢野「じゃからその時の事ははっきり覚えとらんと言っておろうが!!」

    剛将「…何かお前ら似てるよな…」

    夢野「んあ?!」

    天璋院「何て悍ましい事を言ってるの!?」

    剛将「…はぁ……」

    ××「やぁ、こんにちわ!」

    剛将「!」

    夢野「なっ何じゃ!?」

    天璋院「…お前は…小日向胡桃…!」

    小日向「皆んな!悪いんだけど死んでくれないかな…世界を絶望に落とす為に!」

    剛将「…誰が」ザッ

    天璋院「…っ!」ザッ

    夢野「…世界を絶望に落とす為に死んでくれじゃと?」

    小日向「んー?」

    剛将「…夢野?」

    天璋院「…一体どうしたの?」

    夢野「…ウチは…ウチらはせっかくあの殺し合いを生き残ったんじゃ…じゃから、お主らのくだらない野望の為に死んでやる筈がなかろう!!」

    小日向「…」

    夢野「それに…ウチらは必ず生きてここを出ると約束した…!お主なんぞにくれてやる命なんて物はありゃせんぞ!!」

    剛将「…そうだなっ」ニヤッ

    天璋院「…我も其奴らと同意見だ!貴様なんぞにくれてやる命はない!!…覚悟するがいい…冥界の使徒共が!!!我の奥義で塵にしてくれよう!!!!!」

    小日向「…そっか…皆んなは…そうなんだね…少し、羨ましい…かな」

    小日向「分かったよ…貴方達はこの私が、全力をもって絶望に叩き落としてあげる。」

    小日向「貴方達こそ、覚悟してね?ここから先は絶望の時間だよ。」
  127. 127 : : 2017/02/15(水) 21:32:30
    天海サイド

    天海「ねぇ、姫乃ちゃん!」

    石蕗「…」

    天海「…ねぇ!クロフォードさん!!」

    クロフォード「…」

    天海「…うう…会話が続かないよぉ…」

    石蕗「……ねぇ…ランちゃん…」

    天海「!何?!何のお話する!?」

    石蕗「…さっきは…ごめんね」

    天海「あぁもう!大丈夫って言ったじゃん!!」

    石蕗「…でも…」

    天海「あのね姫乃ちゃん…さっきも言ってたかもだけど、あれは私が勝手に姫乃ちゃんに余計なお世話を焼いただけなんだから…姫乃ちゃんが気に病む必要なんてないんだよ?」

    石蕗「…っ」

    クロフォード「オイ、何オ喋リシテル…ソンナ暇ハ…」

    天海「そっそうだね!ごめんね?クロフォードさん…さ、早く行こう?」

    石蕗「…うん、そうだね」

    ××「ねぇねぇ!俺と遊ばない?」

    石蕗「っ!?」

    天海「誰?!」

    クロフォード「…貴様…岬たまきカ?」

    岬「ピンポーン!大・正・解!!よく分かったねクロフォードちゃん!ま、それもそうか…少し前までは同じ会社の仲間だったもんねー。」

    クロフォード「黙レ…!!」

    石蕗「…こいつも敵なんだね?」

    クロフォード「…ソウダ」

    石蕗「なら、さっさと殺してしまえばいいだけだね…」

    クロフォード「…アァ」

    天海「ちょっと二人とも!?」

    岬「良いよ良いよ!二人とも全然つまらなくなくて良いよ!!」

    天海「そんな…向こうまで結構乗り気だ!?」

    岬「ははははっ!!それじゃあ始めようか!決してつまらなくない最高のショーをッッ!!」

    岬「お前らには希望なんてものは抱かせないッ!そんなものはただただ邪魔なだけなんだッッッ!!!」

    岬「楽しみにしててよね…ここから先は絶望の時間だッッッッッッ!!!!!!」
  128. 128 : : 2017/02/16(木) 03:47:43
    苗木「…何だろう、これ」

    朝日奈「もしかして…誰かいたのかな?」

    十神「この者たち、顔は判別不可能だが服装からして恐らくはここの社員だろう。」

    葉隠「マジかよ!」

    腐川「で…でも、一体…誰がこんな事……!」

    霧切「…きっと彼らも来てるのよ」

    こまる「彼ら?」

    苗木「…そうか」

    苗木「僕たちも進もうか。」

    十神「…そうだな。」

    霧切「…そうね。」



    こまる「…それにしても殆ど人がいないね…」

    腐川「ふふ…でも、良かったじゃない…これなら…楽に進めるわ」

    葉隠「そうだべ!これなら楽チンだ!」

    朝日奈「…二人とも…」

    その時だ。突然天井が崩れたのは…

    苗木「っ!」

    霧切「…何!?」

    こまる「きゃあああ!!?」

    ガラガラガラ

    苗木「痛ててて…霧切さん…皆んな…大丈夫?」

    霧切「…私は大丈夫よ」

    朝日奈「…あたしも」

    葉隠「俺は大丈夫じゃないべ!!」

    どうやら分断されてしまったようだ。十神君と腐川さん、そしてこまるがいない。

    苗木「…そっちは大丈夫!?」

    十神『俺は大丈夫だ!貴様に心配される筋合いはない!』

    こまる『私と冬子ちゃんも大丈夫だよお兄ちゃん!』

    霧切「でもこれじゃあ一緒に行けそうにないわね…十神君!ここからは別々に移動しましょう!」

    十神『俺もそう思っていた所だ…苗木!また後で会おう!』

    苗木「うん!」
  129. 129 : : 2017/02/16(木) 07:25:54
    かっこいい展開になってきた!
  130. 130 : : 2017/02/16(木) 07:48:11
    これは期待!
  131. 131 : : 2017/02/16(木) 08:49:51
    日向「…」

    宗方「これは…既に誰かが来ているというのか?」

    日向「…恐らくは他のターゲットとなっていた方々でしょう。」

    御手洗「…じゃあ苗木君もいるの?」

    日向「…あぁ…多分な」

    狛枝「って事はさ、少しくらいゆっくり歩いても問題なさそうだねぇ…誰も追ってくる者はいないわけだしさ…」

    左右田「お前はまたそう言う…何だ?この音…」

    ダッダッダッダッダッダッ

    御手洗「…まっ…まさか…?」

    「いたぞー!!捕まえろー!!」

    終里「おっしゃー!全員ぶっ飛ばして…おい引っ張るなよ!」

    九頭龍「あんな大群一々相手にしてられっかよ!」

    澪田「それにあのままだったら全員囲まれるっすよー!」

    宗方「とにかく、一旦引くぞ!!」

    一同「おおおおお!!!」



    左右田サイド

    左右田「あれ?これって何かヤバくないか?」

    九頭龍「今更言ってられっか!」

    ソニア「そうですわ!」

    終里「…何だよ…さっさとオレに戦わせろよ…」



    狛枝サイド

    豚神「…しくじったな」

    狛枝「…どうしたの?」

    澪田「幾ら何でもバラバラに逃げすぎたっすー!」

    西園寺「これって人数的にヤバい所あるんじゃない!?」

    小泉「確かに…!」

    弐大「大丈夫じゃあ!きっとあいつらも無事に決まっとろう!!!」

    豚神「とにかく今は逃げるぞ!」



    田中サイド

    田中「…ふむ」

    辺古山「坊っちゃんと離れてしまった…!早く合流せねば!!」

    花村「皆んな〜少し待ってよ〜!」

    罪木「待ってくださいいいいぃぃぃぃぃぃいい!!」

    田中「しかし後悔してても始まらん!!このまま先へ進み、向こうで合流するとしよう!!!」



    日向サイド

    日向「…っ」

    宗方「…どうする、日向創…!」

    日向「仕方ありません、このまま進みましょう。」

    御手洗「…皆んな大丈夫かな…」

    日向「心配するな、御手洗…あいつらならきっと大丈夫だ。とにかく一度彼らを黙らせましょう。」

    宗方「…そうだな」

    日向「…ふんっ!」

    「待てー!!…うわー!!?」

    瓦礫を投げつけて追ってこれないようにする日向。

    日向「…」

    宗方「………本当に凄まじいな、カムクライズルというのは…」

    御手洗「はは…やっぱり凄いよ日向君は…」

    日向「…行こうか」
  132. 132 : : 2017/02/16(木) 13:31:14
    最原サイド

    最原「…それって…どういう意味?」

    赤松「言葉通りの意味だと思うよ?由布院ちゃんは自分の考えたプロジェクト…ニューダンガンロンパV3だっけ?…それを台無しにした最原クンが憎いんだよ。」

    春川「…じゃあアレを考えたのって…」

    由布院「そ、私だよ…」

    最原「…お前が…!」

    由布院「…私の事が憎い?でもそれはお互い様だよ…私だって自分の考えたプロジェクトを台無しにしたお前が憎いんだ。」

    春川「…っ…そんなの…知ったこっちゃ……!!」シュン

    次の瞬間、春川さんは物凄い速さで相手に接近した。しかし…

    由布院「…ふふっ」スッ

    彼女は懐から何かのスイッチのような物を取り出した。

    最原「っ…春川さん!危ない!!」

    春川「っ!?」

    由布院「遅い」カチッ

    その瞬間、床が爆発し春川さんはそれに巻き込まれ、壁に激突してしまった。

    最原「春川さん!!!」

    春川「…いっ!?」

    赤松「由布院っ!!」ザッ

    最原「ダメだ!赤松さん!!」

    由布院「もう少し遊びたかったけど…残念、また会いましょう?」

    すると彼女はエレベーターに乗り、もう一度スイッチを押すと天井が爆発。僕らは分断されてしまった。

    最原「…くそっ!皆んな…!!」



    フェリ「その声、最原さんですか?」

    最原「フェリシアさん!?」

    ディーノ「僕もいます…他の方は?」

    最原「…それが、皆んなバラバラになってしまって…」

    ディーノ「そうですか…」

    フェリ「皆さんならきっと大丈夫です!何も心配は要らないでしょう。」

    最原「…そうだね…僕たちも進もう。」

    フェリ「はい!」



    春川「…つっ!」

    春川「…くっ…足がっ……どうしよ」

    白為「お前…春川じゃねえか!大丈夫か?!」

    春川「…あんたは…」

    十文字「…あれ?春川さんじゃないっすか…何でこんな所に?」

    春川「…そっちこそ」

    楽気「こちらも色々あったんです。実は私たち…さっきの爆発で皆んな離れ離れになったんです。」

    春川「そう…なんだ…」

    白為「ん?春川お前怪我してんのか?」

    春川「っ…別に大した事じゃ…」

    白為「仕方ねぇ、俺が肩貸してやるよ」

    春川「っ…でも」

    白為「いいから、ほら!」

    春川「…分かった。」

    白為「よーし!俺らも行こうぜ!」

    十文字「そうっすね」

    楽気「…そうしましょう。」

    春川「……うん」



    赤松「…どうしよっか…これから」

    妾魔「えっ?!貴女もしかして赤松さん!?」

    赤松「ん?誰だったっけ…?」

    東城「っ痛ぇなぁ!ここどこだ!?」

    妾魔「貴方は東城さん!?」

    東城「あれ?お前裁判ん時の…てテメェは赤松!?」

    赤松「成る程…貴方達は春川ちゃんの裁判に関係した人達か」

    妾魔「どうして貴方達が!?もしかして捕まったとか!」

    赤松「私は…自分で乗り込んだ的な…」

    東城「俺はワザと捕まって会社に乗り込もうと…」

    妾魔「貴方達は馬鹿なんですか!?」

    梅田「ちょっとあなた!勝手にどっか行かないで頂戴!…何この状況」

    赤松「わぁお…戦闘力高い人が集まってるね♪皆んなで私を守ってね♡」

    東城「何でそうなる!」

    妾魔「私も一応女なんですけど!?」

    梅田「だから何!?この状況!!」

    赤松「皆んな五月蝿いよぉ…敵が集まっちゃうじゃなぁい」

    東城「こんの野郎っ!!」

    妾魔「むかっ!」

    梅田「何なのこの子!」

    赤松「まぁいいや、とにかく先に進もうよ!」

    三人「全然良くない!!」
  133. 133 : : 2017/02/16(木) 13:57:33
    羅生門終了のお知らせ
    やっぱ負けたのね
  134. 134 : : 2017/02/16(木) 15:44:12
    いや待てよ、
    フェリ達偽物説もありうるぞ・・・
  135. 135 : : 2017/02/16(木) 16:05:23
    本物であることを祈る…
  136. 136 : : 2017/02/16(木) 17:17:30
    まあ、相手が羅生門だし
    勝っててもおかしくない
  137. 137 : : 2017/02/16(木) 17:17:44
    フェリ達が
  138. 138 : : 2017/02/16(木) 17:33:51
    でも、そんなに期待すると…
  139. 139 : : 2017/02/16(木) 18:04:18
    まぁ、
    適度に期待しときましょ
  140. 140 : : 2017/02/16(木) 18:39:47
    私がとても未熟なもので誰目線で話を進めるかを二時間以上悩んでおります。よってそれを安価により決めさせていただこうかと思いますのでご協力ください

    >>141 誰目線で進めるか

    現在会社に乗り込んでるメンバーでお願いします。
  141. 141 : : 2017/02/16(木) 18:45:04
    クロフォードさんで!
  142. 142 : : 2017/02/16(木) 20:01:36
    >>141 ありがとうございます!!!

    天海サイド

    クロフォード「…」

    岬「どうしたの?さっさと来なよ!」

    石蕗「…っ!」シュン

    岬の挑発を受け、石蕗が彼の元へ一直線に走り出した。

    天海「姫乃ちゃん!?」

    岬「…」ニヤリ

    クロフォード「シッ!」

    すると岬は懐から何かのスイッチを取り出した。しかしクロフォードはそれに反応し、彼の持つスイッチを自分の拳銃で撃ち抜いたのだった。

    岬「?!」

    石蕗「死ねっ!」

    岬「…っくそ!…………………何てね」

    天海「姫乃ちゃんッッッッ!!!?」

    石蕗「っ!」

    その瞬間、石蕗の胴体が切り裂かれた。

    岬「ハハッ」

    岬は折りたたみ式のナイフをくるくると回しながら酷薄な笑みを浮かべている。

    天海「…っ!」ダッ

    クロフォード「チッ…!」

    岬「…さて、」

    クロフォード「ッ天海!」

    天海「え?」

    岬「アハ♪」

    岬の持つナイフが天海を貫こうとした瞬間…クロフォードが天海を庇い、代わりに自分が刺されたのだった。

    クロフォード「ガハッ」

    天海「クロフォード…さん?」

    岬「あれー?まさかクロフォードちゃんがそんな女を庇うなんて…どうかした?」

    クロフォード「ッ、サァ…ナ」バタン

    天海「…そん…な」

    岬「ハハッ…馬鹿だねー♪クロフォードちゃんって…」

    天海「…あ…ああ」

    岬「それじゃあ天海ちゃん…色々と手間が省けたし、こっちに来て貰うよ?」

    天海「…何…で…?」

    岬「君にはこれから…最原ちゃんを絶望に落とす為のお手伝いをして貰う為さ。」

    天海「…終一君…を?」

    岬「…そうだよ」

    岬「…」ニヤッ
  143. 143 : : 2017/02/16(木) 20:15:03
    いきなりクロフォさんが!?
  144. 144 : : 2017/02/16(木) 21:08:13
    夢野サイド

    小日向「…ふふっ」

    剛将「…何をするつもりだ?」

    夢野「んあ…てっ天璋院、今ウチはMP切れで魔法が使えんから代わりに…」

    天璋院「五月蝿い!咲のは超能力だって言っただろう!?」

    剛将「…お前ら二人とも黙ってろ」

    夢野「んあっ!?」

    天璋院「咲もか?!」

    小日向「…賑やかだね」

    剛将「…あぁ、そうだな」

    小日向「正直な話ね、私は夢野さんにしか興味ないんだ。」

    夢野「何じゃと!?」

    剛将「…っ」

    小日向「だから、他の皆んなは邪魔なんだ。」

    天璋院「…貴様らの真意は何だ?」

    小日向「天璋院さんって冗談が好きだよね!だって君ならわざわざ聞かなくても分かるんでしょ?」

    天璋院「…」

    小日向「それとも…『お父様』から言いつけられてたりする?余り力を使ってはいけないって…」

    天璋院「ッッッ!!?」

    剛将「おい、さっきから何の話をしてやがる」

    夢野「そうじゃ!余りわけの分からん事を言うと…」

    次の瞬間、突如周囲の瓦礫が浮かび上がり、天璋院と夢野たちの間を塞いだのだった。

    夢野『てっ天璋院?!』

    剛将『何のつもりだ!』

    天璋院「…あんた達は先に行ってて」

    夢野『っ!何を言って…!』

    天璋院「いいから」

    夢野『てっ…天璋院?』

    剛将『…一体どうしたんだ?』

    天璋院「…」ボソボソ

    剛将『…分かった、夢野…行くぞ』

    夢野『…うむ…天璋院よ、絶対に死んではならんぞ!』

    タッタッタッタッタッ

    天璋院「…」

    小日向「いいの?彼女たちと離れて…独りになっちゃうよ?」

    天璋院「別に、問題ない」

    小日向「そっか…君って、成長してるんだね。」

    天璋院「…どうして貴様がその事を知っている?」

    小日向「さて、何でだろうね…私に勝てたら教えてあげても良いよ?」

    天璋院「…そうか」ゴゴゴゴゴ

    小日向「…ふふっ…それじゃあ始めようか、楽しいパーティの続きをさ?」スッ

    天璋院「…!」

    小日向「えいっ」ポチっ

    ドガァァァァァァァァァァンッッッ!!!





    小日向「…さよなら……ごめんね」
  145. 145 : : 2017/02/16(木) 21:14:29
    オシオキ案でもありましたが、
    小日向は、元超高校級の魔法少女です
    そんな子が、幼馴染みのために悪に堕ちたということです
  146. 146 : : 2017/02/16(木) 21:17:48
    泣けるで・・・
    自分幼馴染系に弱いもんで・・・
  147. 147 : : 2017/02/16(木) 21:26:01
    イズルさん、
    しかも、彼女は岬の他にも幼馴染みがいるんですよ…
    輝夜姉弟、小田原、エース、エースの弟、麗田…全員正義側
    なのに、岬についていったんですよ…
  148. 148 : : 2017/02/16(木) 21:27:59
    >>147 なんか小日向さんを使いこなせる自信がなくなってきました…
  149. 149 : : 2017/02/16(木) 21:46:18
    なんかごめんなさい…
    でも、岬第一に行動する子なので(九頭龍に対するペコみたいなの)
  150. 150 : : 2017/02/16(木) 21:52:31
    あと、エースの弟(小学校行く前にアメリカに帰ってしまった)の記憶にある幼馴染みは
    淳、小田原、岬
    です
  151. 151 : : 2017/02/17(金) 08:48:08
    夢野「…」

    タッタッタッタッタッ

    剛将「…夢野?」

    夢野「大丈夫じゃ…心配いらんわ」

    剛将「…そうか」

    タッタッタッタッタッ

    夢野「天璋院のやつ…一体何を隠しておるんじゃろうな…」

    剛将「…そういうのは本人が自分から言って来るまで待つもんだ。」

    夢野「…そうじゃな」

    ××「やぁやぁこんにちは、夢野ちゃんと剛将くんだね?」

    剛将「っ?!」

    夢野「誰じゃお主は!」

    曲輪「僕の名は曲輪みすゞ…かつては超高校級の外科医…何て呼ばれてたっけ?」

    夢野「…外科医じゃと?」

    剛将「…」

    曲輪「まぁそんな事はどうでもいいんだよ、剛将くんはどうでもいいから逃してあげるよ…その代わり夢野ちゃんにはこっちに来て貰うけど」

    夢野「またウチか!?」

    剛将「人気者だな…夢野…!」ザッ

    曲輪「やれやれ…逃してあげるって言ったのに…」



    春川サイド

    春川「…白為、あんた疲れたでしょ?私はもう大丈夫だから離していいよ?」

    白為「馬鹿野郎…怪我が悪化したらどうすんだ……!!」

    春川「…」

    十文字「白為さんは女の子には甘いっすからねぇ」

    楽気「ワタクシに気を遣っていただいた事はありませんが…」

    十文字「いやいや、楽気さんは女の子って歳じゃ…痛い痛い痛いごめんなさい嘘ですすいません!!」

    白為「全く…騒がしい奴らだぜ」

    春川「…」

    ………

    ××「よぉ、ハルマキ!」ニカッ

    ………

    春川「…」

    白為「…どうした?春川」

    春川「…別に」

    白為「あー…実はさ、昔の知り合いに春川って奴がいてな?…お前を春川って呼ぶと違和感があるんだよ。」

    春川「…そんな事私に言われても」

    白為「それでさ、天海がお前の事ハルマキちゃんって呼んでたろ?だから俺もお前の事、ハルマキって呼んで…おい急にどうしたお前!?」

    春川「…え?」ツゥーーー

    気が付けば私の目からは涙が大量に溢れていた。

    白為「何だよ…泣くほど嫌なのか…じゃあ何て呼ぼうか…」ボソボソ

    春川「…」

    春川(…何で、こいつとあの馬鹿を重ねてしまうんだろう……)

    十文字「…っ?」

    楽気「どうかしました?」

    十文字「いや…あれ」

    楽気「…?」

    そこにあったのは…首を引き裂かれた石蕗の体だった。

    白為「石蕗!?」

    三人は急いで石蕗に駆け寄ったので、私も後を追おうとすると何故か少し違和感を覚えたのだった。

    春川(あれ?石蕗の服ってこんなに綺麗だったっけ?)

    確か石蕗は合流する前に敵と戦っており、かなり傷を負っていた気がする。そう思ってると石蕗の口元が思い切り吊り上がったのが見えた。

    春川「っ!?」

    その瞬間、石蕗の姿をした者は三人の体を一瞬で引き裂いたのだった。

    春川「ッ!白為ーーーッッッ!!!」



    赤松サイド

    妾魔「…」

    敵の刃により既に倒れた妾魔

    東城「…はぁっ…はぁっ」

    激しい戦闘で息の上がった東城

    梅田「何よ…こいつ…!!」

    敵の猛攻により膝をつく梅田

    赤松「…ハハ…絶望的だね♪」

    今にも倒れてしまいそうな赤松

    彼女の言う通り、状況は絶望的だ。

    周囲にはまだ多数残った社員が、また彼女たちの眼前には…

    零「…元幹部といっても、所詮はこの程度か……」

    赤松「…」

    零「ツマラナイな…」

    赤松「あはぁ♡」

    赤松(ごめんね、最原クン。………約束…守れそうにないや♪)

    零「…終わりだ。」





    赤松(…最期に…





    …手くらいは…





    …繋いでおきたかったなぁ…)





    ダンッッッッ!!!!










    …終一くん…。
















    最原サイド

    最原「…っ?」

    フェリ「…どうかしましたか?」

    最原「…あ、いや…何でもないよ…」

    ディーノ「?…それでは早く先に進みましょうか」

    最原「…そうですね。」



    最原(…赤松…さん?)
  152. 152 : : 2017/02/17(金) 11:33:10
    うわー…どんどんと…
  153. 153 : : 2017/02/17(金) 15:56:19
    本物だった…!
  154. 154 : : 2017/02/17(金) 16:11:27
    石蕗ぃぃぃぃぃぃぃ!!!

    三人も死ぬのかよぉぉぉ!
  155. 155 : : 2017/02/17(金) 16:11:57
    次はフェリたちが危ない…!
  156. 156 : : 2017/02/17(金) 16:13:59
    といっても、もし死んだらあの人とあの子の力で会えるんだけどね…

    しかし、小日向と岬は、幼馴染みのうちの1人でも死んだらどんな反応するんだろう…
  157. 157 : : 2017/02/17(金) 16:16:27
    現在のチーム分岐後の死亡者予測 

    石蕗
    クロフォード
    天障院
    十文字<new
    楽気<new
    白為<new
    赤松紅葉<new
  158. 158 : : 2017/02/17(金) 16:26:13
    赤松は助かるかもしれないけど…
    無理だろうね…
  159. 159 : : 2017/02/17(金) 17:55:52
    絶望まみれっすわ・・・
    カムクラ×3のサポートはよ!
    (願望)
  160. 160 : : 2017/02/17(金) 18:48:45
    苗木サイド

    苗木「…っ!また行き止まりだ」

    霧切「…どうやらそのようね。」

    朝日奈「ええ〜…またなの〜」

    葉隠「もう疲れたべ!ちょっと休憩すんぞ!」

    苗木「そうだね、少し休憩しようか。」



    霧切「それにしても妙ね…」

    苗木「…霧切さん?」

    霧切「…この建物…少し入り組み過ぎだとは思わない?」

    苗木「…確かにそうだけど?」

    霧切「まるで、私たちを足止めしてるかのよう…」

    苗木「…まさか…」

    ××「あれ?苗木学園長ですか?」

    苗木「…君たちは…」

    東条「あわわ…」

    久方「どうしたんですか?こんな所で…」

    霧切「…それはこっちの台詞よ…まさか貴女たちもここへ来てしまったの?」

    飯田橋「…はい」

    獄原「だって、どうしても星ちゃんの仇を討ちたかったから…」

    茶柱「…」コクッ

    朝日奈「そんな…!危ないよ!今すぐ学園に…!」

    葉隠「でもどうやって帰すべ?」

    朝日奈「…!」

    霧切「…仕方がないわ、一緒に連れて行きましょう。」

    苗木「霧切さん!」

    霧切「彼女たちを放ったらかしにするよりはマシでしょう?」

    苗木「…でも」

    霧切「それに…私たちといれば、そう簡単に死にはしないでしょうし…」

    朝日奈「…そうだね。」

    葉隠「俺もそれで良いと思うぞ?」

    苗木「…分かったよ、一緒に行こう」

    東条「あっ…ありがとうございます!」

    苗木「でも、決して無茶はしないようにね。」

    久方「…分かりました。」

    苗木「…それじゃあ休憩も済んだし、そろそろ行こうか」



    こまるサイド

    こまる「…はぁ…ちょっと休憩しよ?」

    腐川「…」コクコク

    十神「ふんっ…情けないな。だが、まぁ良いだろう…少し休憩するとしよう。」



    十神「しかしどういう事だ?一向に進んでいる気配がしない…」

    腐川「もしかして…道に迷った…とか…!?」

    こまる「えぇ〜…でもここ建物の中だよ?そんな事ってあるの?」

    十神「…っ!?誰だ!!」

    輝夜「あっ…」

    十神「お前たち…」

    ウルエ「十神先生と腐川先生…それにこまるさん?」

    エース「えっと…知り合い?」

    小田原「それじゃあ敵じゃないのか?」

    ウルエ「うっ…うん。そうだよ」

    腐川「あんた誰よ…!」

    輝夜「僕の知り合いです。」

    こまる「そうなんだ…でもどうして?」

    麗田「さっきの爆発で仲間と逸れたんですけど、その代わりにこの人たちとさっきそこで出会って…」

    十神「成る程な…大体分かったが、それはそうと何故ここに?」

    輝夜「それは…」

    十神「まぁいい、どうせ帰るつもりもないのだろう。一緒に行くぞ」

    ウルエ「ありがとうございます…」

    こまる「ねぇ十神さん、そろそろ行かない?」

    十神「…だな」

    ………

    唐原「…」

    入間「あの…唐原さん?」

    月見里「どうしんですか?」

    唐原「いや、何でもない。」

    唐原「では、そろそろ始めるとしようか。」

    唐原「…ここから先は、絶望の時間だ。」
  161. 161 : : 2017/02/17(金) 18:52:48
    あっ…(私の作ったメンバー(もっとも、数が多いため仕方ないが)死ぬな…これ)
  162. 162 : : 2017/02/17(金) 19:15:12
    http://i.imgur.com/DM0AA6i.jpg
    特に需要とか無さそうだしクソ画力だけど蘭奈ちゃんの想像図描いてみました(最原「ようこそ最原探偵事務所」の>>20のイメージ参考)
    さとりーさん的に邪魔だったらこのレス消去してもらっても構わないです
  163. 163 : : 2017/02/17(金) 19:18:05
    >>162
    (΄◉◞౪◟◉`)これで自称クソ画力なら
    僕の画力って・・・・
  164. 164 : : 2017/02/17(金) 19:19:28
    私も…自由帳に書いているけど、サーモンさんには勝てない…
  165. 165 : : 2017/02/17(金) 19:27:02
    >>162 素晴らしいですね…。適当にデザインを考えた自分が恥ずかしいです。
  166. 166 : : 2017/02/17(金) 19:52:05
    ていうか、外見設定が細かいのって
    東条、久方、フェリ、ルートだったな(全て私のキャラじゃん)
    服装とかが設定されているのは、
    輝夜姉弟、盗乱くん、楽気、タニーだったかな…(やっぱり私のキャラが多い)
    体型設定されているのが(私が覚えている限り)、
    梅田さん、凛堂…ヤバい、他忘れた…
  167. 167 : : 2017/02/17(金) 20:12:37
    屠と屍の服装書きますわ

    黒スカート
    黒シャツ
    黒い可愛らしい靴
    鉈や刀などを背中に背負う事もある

    ジーパン(小さめ)
    ちょい緑っぽいシャツ

    斧などを背中に背負う事もある

    まぁ、体格は文字通りの幼児体型
    って言うより見た目が子供。
  168. 168 : : 2017/02/17(金) 20:21:31
    自由帳見たら、乙女ちゃんのオシオキを描いていた
    雑だったのでさっさと閉じた
    ピラニアめっちゃ雑だった
    服装もめっちゃ雑だった
    上に竜馬の手だけ描いていたが、ジャケットが雑すぎた

    ついでに
    誘波と虎島のオシオキも最初の顔アップのところが終わり、カメラが引いたあとのところを描いてた
    やっぱり雑だった
  169. 169 : : 2017/02/17(金) 20:22:55
    気に入って頂けたみたいで描いたこちらもうれしいどす
  170. 170 : : 2017/02/17(金) 20:59:24
    >>166 そうですね…。次の機会にでも他のキャラの細かい外見設定を書こうと思います。せっかくライトさんが色々考えてくださってるのに自分は殆ど考えないのもどうかと思うので…

    日向サイド

    日向「…」

    御手洗「…どうかしたの?」

    日向「…いや、やけに人が少ないなと思っただけだ。」

    宗方「それに、何か誘導されているようにも感じる。これまでずっと一本道だったからな。」

    御手洗「…そう…かな」

    日向「…」



    左右田サイド

    左右田「…なぁ、本当にこの通路であってんのか?」

    ソニア「どうしてそう思われるのですか?今まで通路は一つしかなかったじゃないですか。」

    左右田「だってソニアさん…普通はこんな状況で丁寧にゴールまで誘導しようとは思わないっすよ。罠でもあるんじゃ…」

    終里「…オメーってそんなに頭良かったっけ?」

    左右田「何だと!?」

    九頭龍「…確かにそうかもな…でもよ、今更そんな事言ったって遅えだろ。」

    ソニア「それもそうですわね…」

    左右田「…そうだな、先に進むか…」



    狛枝サイド

    狛枝「ハハッ…僕たちはツイてるのかもしれないね。」

    西園寺「そうだねー。」

    小泉「そう?…私は逆に少し不気味なんだけど…」

    澪田「えー?どうしてっすか?」

    豚神「…確かに不気味だな。」

    狛枝「大丈夫だよ…もし何か起きても、皆んなが力を合わせばどんな絶望だって乗り越えられるんだ」

    小泉「ははは…」

    狛枝「とにかく先へ進もうよ、立ち止まっていても何も始まらない…」



    田中サイド

    田中「…」

    辺古山「…妙だな」

    田中「貴様もそう思うか…」

    辺古山「…あぁ」

    花村「二人とも〜…はぁ…ちょっと休憩しようよ〜…」

    罪木「すみませ〜ん…私もうヘトヘトです〜〜〜…」

    辺古山「…分かった。少し休むか」

    田中「…?どうした、破壊神暗黒四天王よ…何?」

    花村「どっ…どうしたの?」

    田中「奴らの手先がすぐそこまで来ているそうだ。」

    罪木「ほほ…本当ですかぁぁあ〜!!」

    辺古山「お前達…退がっていろ」

    田中「フハハハハッ…この俺様に刃を向けるとは愚かな奴め、まとめて塵にしてくれよう!!!」

    ………

    木下「…77期生、もうじき例の部屋に到達します。」

    無奈子「…秋道さん、そろそろ始めましょうか。」

    秋道「…」

    無奈子「…秋道さん?」

    秋道「…あ、うん…そうだね。」

    秋道「………それじゃあ、始めようか」

    秋道「…ようこそ、77期生の皆んな。ここから先は絶望の時間だよ?」ニコッ
  171. 171 : : 2017/02/17(金) 21:45:14
    あ、でも、無理して外見設定を考えなくてもいいですよ!
    こっちも、想像する楽しみがありますし…
  172. 172 : : 2017/02/17(金) 22:04:10
    それな
  173. 173 : : 2017/02/17(金) 22:51:20
    白為くんは髪は百田を逆に、服は両方袖を通してジャケットの表の色が青い、裏があせた赤紫。ワイシャツは閉じているためシャツの柄は確認できない

    吉良河原さんはハゲ、髭が多い、ずっしりとした体型、スーツ姿
  174. 174 : : 2017/02/18(土) 09:30:11
    そういえば、今思い出したけど、虎島つぼみって、姉がいたよね(本編登場済)
    その人、つぼみのオシオキを見て、どんな気持ちだったのかな…
  175. 175 : : 2017/02/18(土) 11:30:17
    苗木サイド

    苗木「…ん?あれって…」

    飯田橋「っあれは入間が作ったロボットだ!」

    霧切「急いで物陰に隠れましょう!」

    茶柱「…」

    獄原「え?ちょっ…茶柱ちゃん!?」

    東条「はっ…早く隠れて……!」

    久方「…っ!おい!」

    朝日奈「茶柱ちゃん!早くしないとあのロボットが…!」

    葉隠「そうだべ!今は神座っちがいねぇから無理だべ!!」

    茶柱「…ふぅーっ」

    霧切「…茶柱さん…!」

    ゼツボーグ達「…っ」

    苗木「危ないっ!」

    茶柱「…っ!」カッ

    次の瞬間、茶柱は迫り来るゼツボーグの攻撃を避け…

    茶柱「…ぜあっ!!」

    ゼツボーグの背後にあるネジを手に持っていた薙刀で粉砕し、それらを再起不能にさせたのだった。

    茶柱「…」

    苗木「…!」

    朝日奈「なっ…」

    葉隠「凄えべ…」

    東条「…流石…茶柱さんです」

    久方「…うん」

    獄原「…まさかあの数を一撃で倒すなんて…」

    茶柱「…偶然だよ…」

    飯田橋「…そうなのか?」

    霧切「…まぁ、普通はあそこまで出来ないでしょう…さっきのは向こうからも凄い速さで飛んで来たから、その分威力も上がったんでしょう」

    茶柱「…はい」

    霧切「…とにかく、先へ進みましょう。このロボットの弱点も把握出来た事だし、また今度現れても上手く対処出来るでしょう。」

    苗木「…そうだね『ジュワッ』…?」

    東条「…っ茶柱さん!?」

    苗木「…え?」

    茶柱「………は?」

    そこには、胸をレーザーか何かで焼かれた茶柱が立っていた。

    茶柱「…う…そっ」バタン

    久方「…夜子?」

    朝日奈「…そんっ…な」

    葉隠「…っ!誰だべ!!」

    入間「…」

    飯田橋「…入間か?」

    獄原「…っどうして茶柱ちゃんを!?」

    入間「ごめ…仕方…なかったんだ…本当…ごめん」

    入間はそう何度も謝りながら自分の体に装備したレーザーを苗木達に向かって撃ち始めた。

    朝日奈「いっ!?」

    苗木「朝日奈さん!大丈夫!?」

    朝日奈「だっ…大丈夫っ…ちょっと掠っただけだから」

    霧切「とにかく一旦逃げましょう!!」

    飯田橋「そんな…どうしてだよ!入間ッッッ!!」

    入間「ごめ…こう…しないと…アタシが…殺され…ちゃう…から」

    飯田橋「…っいりゅあ…?!?」ゴトッ

    次の瞬間には飯田橋が首を落とされた。

    獄原「っ!!?」

    久方「…っ逃げるぞ!まゆり!!」

    東条「あ…ああ…」

    久方「…まゆり?」

    東条「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダッ

    久方「まゆり!?」ダッ

    二人が殺されたショックでパニックになった東条は苗木達が向かった方向とは真逆の方向に走っていってしまい、久方がそれを追うように走っていった。

    朝日奈「東条ちゃん!久方ちゃん!…苗木、ちょっとあたし追いかけてくる!」

    葉隠「あっ…朝日奈っち!?」

    朝日奈「大丈夫だよ葉隠、無茶はしないから!」ダッ

    霧切「私たちも逃げましょう!」

    苗木「行くよ、皆んな!」

    葉隠「おっ…おう!」

    獄原「はい!」



    入間「…逃さない…!」

    ………

    又吉「ハハッ…入間ちゃん頑張ってるねぇ…」

    藤永「…そうですね」

    又吉「…はぁ…馬鹿だよね、入間ちゃんって…どうせ頑張っても殺されちゃうっていうのにさ」

    藤永「…」

    零「…戻ったぞ」

    又吉「オッケー…てあれ?零ちゃん、それってまだ生きてるの?」

    零「…一応な」

    又吉「そっか…じゃあいいや…さっき一人送られてきたから…あと残るは二人だけだね」

    藤永「…そうですね」

    零「…残りの二人も俺が連れて来ようか?」

    又吉「…いや、君にはカムクライズルの相手をして貰うよ」

    零「…そうか」

    又吉「これからもっと楽しくなるよ…ねぇ、最原君…」

    そう言って、モニター越しに最原へと語りかける又吉。

    藤永「…」

    又吉「…さて、ゲームを始めようか…」

    又吉「殺し合いの…開幕だ……!!!」
  176. 176 : : 2017/02/18(土) 11:57:24
    ラストの又吉の声のトーンは完全にギルガメッシュだろうな
  177. 177 : : 2017/02/18(土) 12:19:16
    カムクラってどのカムクラ?
    (可夢偉、神座、日向の三名がいる中で)
    普通は日向の事だけど
    カムクラ3人いるからなぁ・・・
  178. 178 : : 2017/02/18(土) 12:25:36
    カムクライズルだから普通に日向の事かと
  179. 179 : : 2017/02/18(土) 13:05:04
    せやな
  180. 180 : : 2017/02/18(土) 13:11:59
    夜子と飯田橋死んだか…
    てか飯田橋、親友に殺されたな…
  181. 181 : : 2017/02/18(土) 14:32:39
    こまるサイド

    こまる「(コワレロ)!」

    翔「ゲラゲラゲラ!何こいつら、全っ然大したことねぇじゃん!!」

    十神「…よし、次に行くぞ!」

    輝夜「…うわあ…」

    ウルエ「…なんか凄いですね…」

    エース「…」ゴクリ

    小田原「…あの人らがいたら俺ら死なないんじゃね?」

    十神「貴様ら、気を抜くんじゃない!!」

    輝夜「はっ…はい……」

    ウルエ「っ!淳君危ないっ!」

    輝夜「…え?」

    振り返ってみるとそこにはボーガンか何かの矢が目の前に飛んで来ていた。

    ウルエ「うっ…!」

    輝夜「姉さん!!」

    そしてウルエはそれを庇い、左肩に矢を受けてしまった。

    ウルエ「…大丈夫だよ、淳君。…大した怪我じゃないから…」

    十神「しかし毒が塗ってあるかもしれん、早く治療した方が…っ!?」

    ウルエに十神が駆け寄った瞬間、彼女は十神に殴りかかったのだった。

    輝夜「姉さん!?」

    十神「っ…貴様…どういうつもりだ?」

    ウルエ「…ふぅーっ…ふぅーっ」

    輝夜「姉…さん…?」

    こまる「…どうしたの?」

    翔「…」

    その時のウルエは、目が血走っており、呼吸も荒く、尋常ではない様子だった。

    ウルエ「うああああっっっ!!!」



    朝日奈サイド

    朝日奈「…っ!久方ちゃん!東条ちゃん!どこ行ったの?!」

    久方「…っ朝日奈先生!」

    朝日奈「久方ちゃん!…東条ちゃんは?」

    久方「…それが」

    久方が視線を向けると…そこには

    東条「こっ…来ないで!…」

    包丁を握りしめた東条の姿があった。

    東条「どっ…どうせ愛沙ちゃんも…私を殺すんでしょう!?」

    久方「ボクはまゆりを殺したりしないって!…何でそうなるのさ!!」

    東条「…だって…入間ちゃんが…っ」

    朝日奈「少し落ち着いてよ!東条ちゃん!」

    東条「あっ…朝日奈先生……!」

    朝日奈「大丈夫だよ、安心して東条ちゃん…」

    東条「う…うぅ……」

    その時だった、朝日奈の後ろからボーガンの矢が飛んで来てのは…

    朝日奈「え?」

    東条「っ!?…やっ…やっぱり私を殺すつもりなんだ…!!」

    久方「違う!今のはボクたちじゃ…」

    東条「…うっ…五月蝿いよ…五月蝿い五月蝿い五月蝿ぁぁぁあああい!!!」ブンッ

    久方「っ!まゆり…!」

    朝日奈「…一体どうしたら……!」



    苗木サイド

    苗木「…っ!」

    ビュンビュンビュン

    霧切「…皆んなっ大丈夫?!」

    葉隠「なっ…何とか…!」

    獄原「えりかも大丈夫です…!」

    苗木「もうやめて、入間さん!」

    入間「…むっ…無理です…よ…だって…こうしないと…アタシが殺され…」

    霧切「苗木君、もう説得しても無駄よ!」

    葉隠「逃げるしかないべ!!」

    苗木「くっ…」

    入間「…ゼツボーグ、お願い」

    ゼツボーグ「…了解。」

    そう言うとゼツボーグは苗木達に攻撃をし始めた。

    霧切「っ!苗木君!!」

    苗木「うっ…!」

    霧切「苗木君大丈夫!?」

    苗木「…うん…何とか…」

    葉隠「くそー…一体どうしたら良いんだべ!!」

    獄原「…」
  182. 182 : : 2017/02/18(土) 16:44:40
    ウルエとえりかの死を確信した
    が、


    淳(お気に入り)とフェリ(お気に入り)と小田原(新悪役との関係者)と麗田生きて…!
  183. 183 : : 2017/02/18(土) 18:08:56
    日向サイド

    『…ようこそ、77期生の皆んな。ここから先は絶望の時間だよ?』

    日向「…」

    宗方「…絶望の時間…だと?」

    御手洗「…日向君…」

    日向「大丈夫だ、御手洗…俺たちはもう絶望したりしないよ…。」

    宗方「…とにかく進むしかないな…」

    日向「…はい」

    ガチャ

    左右田「あれ?日向か?」

    御手洗「左右田君?」

    狛枝「やぁ、やっと出会えたね。」

    日向「狛枝…」

    田中「…ふむ…これで全員揃ったか」

    見渡してみると他のメンバーが全員揃っている事に気付いた。

    罪木「日向さん…あの、さっきの放送って…」

    日向「…分からない…」



    ××「こんにちは、皆んな」

    日向「っ!」

    秋道「…」

    日向「…お前は…」

    ソニア「………七海…さん?」

    秋道「…違うよ、今の私は秋道奈々って言うんだ。」

    日向「…」

    秋道「…そんな怖い顔しないで?日向君…」

    日向「…どういうつもりだ…七海は死んだんだ。それを…」

    秋道「…そっか…そうだよね。ま、それで良いんだよ。…そういえば皆んなに見て欲しいものがあるんだけど…」

    狛枝「…見て欲しいもの?」

    秋道「うん…これだよ」

    そう言うと秋道は手に持ったリモコンを操作し、テレビにある映像を見せた。

    日向「…あっ…あれはっ…」

    それは…かつて77期生を絶望に落とすきっかけとなった七海のオシオキ動画だった。しかしその時のとは少し違う。何故ならあの時は七海が多数の槍に貫かれた所で終わってた筈だ…それが

    『あんたなんかに負けない!』

    日向「…っ」

    『ほら、やれば…何とかなるって…やつだよ…』

    日向「…やめろ」

    『嫌だ…死にたくないよ…私…もう一回日向君とゲーム…したかった…よ…』

    日向「やめろーーーーーッッッッッッ」

    宗方「おい、どうした!」

    日向「…」ハァハァ

    秋道「ふーん…やっぱり日向君は簡単には落ちてくれないか…」

    日向「…」ギロッ

    秋道「でも、他の人はどうかな?」

    日向「っ!?」

    御手洗「あ…ああ……」

    ソニア「…七海…さん…」

    狛枝「はぁ…はぁ…僕らは、あの絶望を乗り越えたつもりでいたけど…そうじゃなかったんだね……」

    日向「おっ…お前ら!」

    秋道「皆んなの心は既に折れちゃってるね…」

    日向「…っ」

    宗方「おい貴様!一体何を…!」

    秋道「何って…皆んなをもう一度絶望に落とすんだよ。でもどうせだから君も絶望に落としちゃおっかな」

    宗方「何?!」

    秋道「ねぇ、宗方先輩。貴方は雪染先輩や逆蔵先輩がどういう風に死んだか興味ない?」

    宗方「!?」

    秋道「それはね、こうやって死んだんだよ…」

    ………

    『京助…ごめ…ね…私が…私の…所為…で……本当に…ごめ…』

    ………

    『見捨てられちまってもさ…やっぱ…生きてて欲しいよな…』

    ………

    宗方「うああああああああああああああああああああッッッッッッ!!!!!」

    秋道「…ふふふっ」

    日向「…っお前…一体…」

    秋道「私は七海だよ、…本当は生きてたんだ。」

    日向「…っ…嘘を…」

    秋道「ううん、嘘じゃないよ。今までずっと記憶がなかったんだけど…さっき日向君を姿を見たら思い出したの」

    日向「…」

    秋道「…ねぇ、日向君…君もこっちに来てよ。私…一人じゃ寂しいよ…」



    日向「……俺…は…」



    秋道「…日向君…また、皆んなと一緒にゲームをやろうよ」



    日向「…………俺……は……」



    秋道「お願い日向君…私を独りにしないで?」



    日向「……………………………俺は…」








































    …日向君…。
  184. 184 : : 2017/02/18(土) 18:40:52
    まぁ日向に勝とうと思ったら精神攻撃しかないよね
  185. 185 : : 2017/02/18(土) 19:45:13
    日向「っ!」

    秋道「どうしたの?日向君…」

    日向「悪いな、七海…いや、秋道奈々。俺はお前とは行けない…。」

    秋道「…どうして?」

    日向「…七海はもう死んだんだ。だから、お前は七海じゃない。」

    秋道「…」

    日向「お前は…偽物だ。」

    秋道「…そっか…それが日向君の答えなんだね。」

    日向「…あぁ、残念だったな。」

    秋道「…でも、後ろの人たちは大丈夫かな?」

    日向「…」

    秋道「宗方先輩、御手洗君、左右田君、九頭龍君、十神君、花村君、弐大君、田中君、狛枝君、ソニアさん、終里さん、小泉さん、辺古山さん、澪田さん、西園寺さん、罪木さんの16人は…ちゃんと希望のままで居られるのかな?」

    日向「…やはり、お前は七海じゃないな…」

    秋道「…」

    日向「この程度で落ちるほど…俺の仲間はヤワじゃない。…俺の知ってる七海なら、そんな事は分かっていた筈だ。」

    秋道「…そっか…」

    秋道「それが…七海千秋の惚れた人なんだね……」

    秋道「実はね…私は『グサッ』…え?」

    秋道は何者かに背後から刺されてしまい、口から血を吐いたのだった。

    日向「!?」

    ××「やっぱり…貴女では無理だったんですね」

    木下「貴女では、荷が重過ぎたようです。」

    秋道「…ぅっ…」バタン

    日向「…」

    木下「…貴方達にはこれからたくさん殺し合って貰います。」

    宗方「何…言って…」

    御手洗「…っ」

    狛枝「…」

    木下「…もちろん、仲間同士では殺し合いなんて起きないでしょう。…しかし」

    左右田「しかし…何だよ…」

    木下「相手が、顔も名前も知らないような赤の他人だったら…どうですか?」

    日向「…?」

    次の瞬間、前方の扉から武装した多数の一般人が雪崩れ込んで来た。

    「おい!あいつら殺したら俺たちは生きてここを出れるらしいぞ!!」

    日向「!?」

    西園寺「ひい!!」

    罪木「何ですかあれ!?」

    花村「…あっ…あんなのどうやって…」

    「なに、相手は世界的な犯罪者らしい!殺したって罪にはならねぇだろ!!」

    「そうだそうだ!それに俺たち…このままだと殺されるんだ!!」

    澪田「やばいっす!なんか凄くやばいっすよあれ!!」

    小泉「このままじゃあたしら殺されちゃうよ…!」

    ソニア「…田中さん…っ」

    田中「臆するな、ソニアよ…あの程度の輩、殺さずとも無力化出来る…!」

    弐大「応ッッッ…じゃからお前さんらは後ろで待機しとれッッッッッッ!!」

    辺古山「坊っちゃんも私の後ろに…」

    九頭龍「女に隠れるなんて真似出来るかよ…」

    終里「全員ぶっ飛ばしゃ良いんだな?」

    豚神「…来るぞ!」

    ………





    可夢偉「…貴方は…一体何者ですか?」





    ××「…俺の名前は……」





    零「………零……だ…。」
  186. 186 : : 2017/02/18(土) 19:54:19
    ヤベェよ、いろんなとこで
    戦いが始まってるよ!?
    そして可夢偉、頑張れよ・・・っ!!
  187. 187 : : 2017/02/18(土) 20:47:55
    秋道の生死が気になる…
    武器持ってようが数が多かろうが日向が負けるヴィジョンがビックリする程見えない
    所で零ってレイかゼロどっちですか?
  188. 188 : : 2017/02/18(土) 20:49:02
    >>187 レイです。

    零「…そっちの名前は?」

    可夢偉「…可夢偉…可夢偉出流です。」

    零「…はぁ、人違い…か」

    可夢偉「…逃げる気ですか?」

    凶紅「…」ザッ

    黒磯辺「…」ザッ

    刺史刑「…」ザッ

    零「…いや、お前は放っておくとあとあと面倒な事になりそうだから…今消しておく。」

    刺史刑「…何ですか…随分と余裕ですね…」

    黒磯辺「私達を相手にして、勝てるつもり?」

    零「…お前らは眼中にない。だから見逃してやる。」

    凶紅「あぁ!?」

    可夢偉「凶紅くん…少し落ち着いてください。」

    凶紅「…おっ…おう」

    可夢偉「…貴方は彼らが弱いと思うんですか?」

    零「…あぁ、」

    可夢偉「…そうですか…どうやら貴方の目は節穴のようですね」

    零「…」

    可夢偉「…さて、それでは始めましょうか…」

    零「…」

    零「俺は…別に暇じゃない…さっさと終わらせる。」

    ………

    タニー「…はぁっ…疲れましたわ!!」

    リック「おい…静かにしろよ、また敵が来るだろう?」

    滝桜「それにしても…麗田ちゃんはどこ行っちゃったんだろう…」

    鞠田「…死んでないといいですね」

    その時、遠くから足音が聞こえたのだった。

    亞浦「…っ!そこにいるのは誰だ!」

    神座「…あっ…」

    タニー「?…貴女は」

    リック「…誰だ?」

    神座「…私は、神座希望と言います。」

    タニー「肩書きは超高校級の希望ですわ。」

    鞠田「神座?…もしかしてあの手術を?」

    神座「いいえ…それは受けてません」

    滝桜「…そうですか」

    タニー「とにかく、貴女が一緒なら心強いですわ。共に行きましょう。」

    亞浦「そうだな。」

    神座「…はい…宜しくお願いします。」

    リック「では、先に進もうか…」

    タニー「はいっ!」
  189. 189 : : 2017/02/18(土) 21:09:36
    可夢偉カッコ良すぎでしょ・・・・
    改めて言いますが、
    本当にありがとうございます!!
  190. 190 : : 2017/02/19(日) 08:26:42
    夢野サイド

    曲輪「やれやれ…逃がしてあげるって言ったのに…」キラッ

    剛将「っ!」サッ

    曲輪は自分の袖に隠した針で剛将を刺そうとするが、剛将はそれを察知…慌てて後ろに後退した。

    曲輪「おっと…避けられちゃったな。君って結構冷静だね。」

    剛将「…そうかい、どうも」

    夢野「?…??」

    剛将「夢野、ちょっと退がってろ。こいつ結構やりやがる。」

    夢野「うっ…うむ」

    曲輪「おや?一人で大丈夫かい?」

    剛将「生憎、女一人に寄ってたかって甚振る趣味もねぇからな。」

    曲輪「成る程成る程…君には僕の事がただの女に見えるわけだ。」

    剛将「あ?何が言いた…」

    曲輪「僕はオカマだよ?」

    剛将「……………………………はぁ?」

    曲輪「だから僕はオカマだ。ほら、ニューハーフという奴だよ。」

    夢野「何じゃと?!」

    剛将「…マジか?」

    曲輪「あぁ、大マジさ。僕はオカマなんだよ。」

    剛将「…」

    曲輪「という事で、僕は女でもないわけだが…君はそれでも一人で大丈夫かい?」

    剛将「…そう…だな……」

    曲輪「そうかそうか、成る程ねぇ…君は余程自分の腕に覚えがあるんだね。」

    剛将「…」

    曲輪「でも、それだけじゃあダメなんだよ。」

    剛将「…あ?」

    曲輪「ところで剛将くん、先程から夢野ちゃんが僕たちの会話に入って来てないのに気付いてるか?」

    剛将「何言って………うっ!?」

    曲輪「君は…僕が何の意味もなくお喋りしていたと思っていたのかい?…そんなわけないだろう…僕は時間稼ぎというのをしていたんだよ。ねぇ小日向ちゃん?」

    そこにあったのは夢野を抱えた小日向の姿だった。

    小日向「…」

    剛将「テメ…まさか天璋院は…!」

    曲輪「おやすみ剛将くん。君が目を覚ます頃には全てが終わっているよ…」

    剛将「………くそっ…」バタン

    曲輪「…さて小日向ちゃん、そろそろ行こうか」

    小日向「…うん。ねぇ曲輪さん…早く…終わらちゃおうよ…」

    曲輪「…あぁそうだね…さっさと終わらせてしまおう…こんなゲーム…」





    岬「…」
  191. 191 : : 2017/02/19(日) 12:55:44
    み…岬?
  192. 192 : : 2017/02/19(日) 13:04:20
    やっぱり天障院さんは死んでたね
  193. 193 : : 2017/02/19(日) 14:39:44
    苗木サイド

    苗木「…っ!獄原さん!」

    苗木が振り向いた時、獄原は入間に向かって走っていた。

    獄原「入間ちゃんッッッ!!!」ダッ

    入間「っ!?」サッ

    そして獄原は入間に覆い被さったのだった。

    入間「…っ…離し…てっ…!」

    獄原「入間ちゃん!もうやめよう!!」

    入間「っ!!」

    苗木「獄原さん…」

    霧切「…」

    獄原「こんな事しても意味がないよ!入間ちゃんだって分かってるでしょ!?」

    入間「…」

    葉隠「そうだべ!あいつらに何言われたか知んねえけど、何となくお前が騙されてんのは分かんぞ!!」

    苗木「…葉隠君」

    霧切「確かに…この様な殺し合いを計画していた人間が、いちいち約束を守る筈がないわね。」

    入間「そんな…事…言ったって…それじゃあアタシどうすれば…」

    獄原「大丈夫だよ、えりかが助けてあげるから。」

    入間「…っ獄原…」

    ××「…その子達の言う通りだよ、入間ちゃん。」

    入間「っその声…唐原さん…?」ムクッ

    唐原「…彼らは君を助けるつもりはない。」

    入間「…!」

    唐原「…だから、早くここから逃げるといい…後の始末は私が付ける。」

    苗木「貴方は?」

    唐原「…私はこの子の上司だ。元々彼らのやり方には不満を抱いたいた…そろそろ決着を付けるべきだ。」

    霧切「…」

    唐原「…だから君達も…」

    ××「何言ってんだよ唐原さん…もしかして裏切るつもりか?」

    苗木「っ誰だ!」

    唐原「…私は元より、彼らの仲間になった覚えはない。」

    月見里「…そうか…なら入間共々ここで死ね。」

    葉隠「っ!何をする気だべ!?」

    すると、月見里は懐から拳銃を取り出し、入間に向かってそれを放った。

    獄原「入間ちゃん!!」

    入間「………え?」

    しかしその凶弾は入間には当たらなかった。

    獄原「…うっ…!!」

    入間「獄原ッッッ!?!?」

    唐原「…くそっ!」スッ

    パンッパンッパンッ

    月見里「…っ」バタン

    獄原が入間を庇い、腹部に穴を開けてしまった。それに対し唐原は月見里に向けて発砲…弾丸は月見里の頭部に命中、月見里は倒れたのだった。

    苗木「獄原さん!大丈夫!?」

    獄原「…はい…ちょっと、掠っただけなので…」

    唐原「私が見よう…少しくらいの治療は出来る。」

    葉隠「助かるべ!」

    ××「響子ちゃーん!皆んなー、無事だったー?」

    霧切「朝日奈さん?…」

    現れた朝日奈は、背中に東条をおぶっており、横に久方を連れていた。

    苗木「大丈夫だったの?」

    朝日奈「あー、うん。東条ちゃんが少し暴れちゃったから仕方なく気絶させて…」

    久方「…うん」

    苗木「そうか…皆んな無事でよかった」

    ××「そこにいるのは苗木か?」

    葉隠「…十神っちか?」

    十神「あぁ…そっちは全員無事か?」

    苗木「…それが……」

    苗木は十神に、今まで起こった事全てを話した。

    十神「…そうか。実はこっちも…輝夜ウルエとその友人の…確か霧切は面識があったな、エース・エルストーンという男が死亡した。」

    霧切「…そう」

    どうやら輝夜ウルエが暴走した際、エースがそれに巻き込まれ死亡…それにより我に返ったウルエは自分を追い込み、自殺したそうだ。

    苗木「…とにかく全員揃った事だし、先に進もうか」

    霧切「…そうね」
  194. 194 : : 2017/02/19(日) 14:42:28
    ウルエとエース死んだか…展開的にはそうなることはわかっていた
    しかし、えりか生存は驚いた
  195. 195 : : 2017/02/19(日) 15:16:02
    春川サイド

    春川「ッ!白為ーーーッッッ!!!」

    白為「…っガハッ」

    石蕗?「あれれー?まだ死んでないのー?他の二人はもー死んだって言うのにさー…」

    白為「…お前が…ミスっただけ…だろっ…が…」

    石蕗?「ま、いっかー…もう一回やったらいいだけだしー。」

    春川「…っ!」サッ

    石蕗?「うわっ!危ないなーマキちゃん…姫乃が怪我したらどうすんのさー!」

    春川「五月蝿い…ていうかあんた石蕗じゃないでしょ」

    石蕗?「あれれー?バレちゃったかなー…そーだよ!僕は石蕗姫乃じゃないんだー。」

    鉄ノ川「僕の名前は鉄ノ川夢一郎。お久しぶりですね、春川さん。」

    春川「…」ゴゴゴゴゴ

    鉄ノ川「そんな怖い顔しないでくださいよ…せっかくの可愛い顔が台無しですよ?」

    春川「黙れ」

    白為「…っおい…はるか…わっ…」

    春川「白為はそこにいて。私がすぐに終わらせるから…」

    鉄ノ川「…そうですか、僕は貴女とまともにやりやっても勝てるわけがないと思っていますので…こういう手を取らせて頂きます。」

    春川「…?……何を…………っ!?」

    その瞬間、鉄ノ川は春川と最も親しみのある…いや、あった人物へと姿を変えた。

    百田?「よお、ハルマキ。」

    白為「…っ…解斗っ!」

    春川「…あ……ああ」

    百田?「悪いんだけどよ、ハルマキ…俺と一緒に来て貰うぞ。」

    白為「…春川…」

    百田?「終一を絶望に落とすんだ。ちょっと手伝ってくれよ。」

    春川「…っ」ギリッ

    百田?「…どうした?ハルマキ」

    春川「…お前なんかが…その顔で……その姿で………その声でっ…………ふざけた事を言うなあッッッ!!」シュンッ

    百田?「…そうか…なら仕方ねぇな。」

    春川は百田の姿をした鉄ノ川に向かって物凄い速さで一直線に走った。しかし、彼が手に持った物を前に…固まってしまったのだった。

    百田?「…少し痛えけど、我慢しろよな…」

    百田の姿をした鉄ノ川は、あの時と同じボーガンを手に持ち、春川の肩に向かって撃ったのだった。

    春川「ぐっ………っ!?」

    百田?「その矢には、麻酔薬みたいな物を塗ってある。別に毒なんかじゃあねえから安心して寝ろ。」

    春川「…くそ」

    百田?「…ふんっ」

    白為「っ…テメェッッッ!!」

    百田?「悪いがテメェには死んで貰う」

    白為「…っ」

    ダンッ

    彼は白為に矢を放った後、その皮を剥いで本当の姿を晒した。

    鉄ノ川「…これで、準備は完了ですね…又吉さん……。」ニヤッ
  196. 196 : : 2017/02/19(日) 16:06:34
    鉄ノ川貴様ァァァァッ!
  197. 197 : : 2017/02/19(日) 16:09:41
    百田の姿を使うとは・・・
    ゆ゛る゛さ゛ん゛!
  198. 198 : : 2017/02/19(日) 16:10:16
    十文字ダメだったか…
  199. 199 : : 2017/02/19(日) 16:10:44
    どっちにしろ白為くんは死ぬのね
    一撃目で死ぬにしても死なないにしても
  200. 200 : : 2017/02/19(日) 16:43:50
    鉄ノ川の馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!
    お前のせいでDICEメンバーまた死んだじゃん!
  201. 201 : : 2017/02/19(日) 16:48:03
    日向サイド

    日向「…もう終わったか?」

    宗方「…そうみたいだな。」

    御手洗「…やっぱ凄いね、二人とも…」

    ソニア「そうですね、他の方は途中で疲れて休んでいたというのに…」

    終里「流石オメーらだな!」

    左右田「でも、そろそろ行った方が良くないか?」

    九頭龍「確かにこんな所でグズグズしてる暇はねぇよな」

    日向「…そうだな、そういえば罪木」

    罪木「はっはいぃぃいい何ですかぁぁああ?!」

    日向「秋道奈々は…?」

    罪木「あっ…はい、ちゃんと治しておきましたよ?」

    日向「…そうか」

    木下「っ…何なんだ貴様らは!!」

    日向「…貴方にはちゃんと償って貰いますよ?」

    木下「…っ!」ダッ

    宗方「…逃げられたな、どうする、追うのか?」

    日向「…彼は後に回しましょう。とにかく先へ進まなければ」

    狛枝「…そうだね日向クン…早く行こうか」

    ………

    木下「くそっ…何でだ!?…何であいつらは……!!」

    ××「やっほー、木下ちゃん失敗したみたいだねー。」

    木下「…っ…又吉様?」

    又吉「ハハッ…本当に残念だよ、君には少しだけ期待していたのに。ねぇ…元超高校級の幸運さん?」

    木下「っ!」

    又吉「まぁ仕方ないよねー、所詮はその程度の才能だったってわけだ。」

    木下「又吉様!お願いです、もう一度チャンスを…!」

    又吉「ダメだよ、君にはオシオキを受けて貰うんだから。」

    木下「っ!…そっ…そんな…!」

    又吉「それじゃあ始めようか!今回は元超高校級の幸運…木下凌馬くんの為にスペシャルなオシオキを用意しましたー!」

    木下「…っ!」ザッ

    又吉「それでは!張り切っていきましょー!オシオキターイム!!!」

    木下「嫌だぁぁあああ!!!」

    数分後、オシオキ部屋に残った物は…ただの肉の塊だけだった。

    又吉「うぷぷぷぷ…エクストリーム!」

    零「…っ…おい」

    又吉「あれ?どーしたの零ちゃん…そんなボロボロで…カムクライズルは向こうにいるよ?誰を相手にしたらそんな…」

    零「…可夢偉…いや、神羅出流…とかいうのがいた」

    又吉「ふーん…で、そいつ死んだの?」

    零「別に確認したわけじゃないから知らん…」

    又吉「そっか…まーいいや、とにかく全員揃ったらしいからさ…そろそろ始めようか。」

    藤永「…」

    由布院「…そういえば、小日向と曲輪はどうしたの?…裏切ったとか言ってなかったっけ?…殺したの?」

    又吉「その二人は岬ちゃんに任せてるよ…」

    由布院「へぇ…そうなんだ」

    野村川「どうして…殺さないんですか?又吉様」

    鉄ノ川「そうですよ、裏切ったのならさっさと殺してしまえばいい。」

    又吉「そんなの決まってるじゃん…そんな事をしたら岬ちゃんまで裏切っちゃうからだよ。」

    無奈子「…彼らの事をよく知っているんですね。」

    又吉「まーね、…とにかくアレ始めるからさ、早くその準備をしよーよ!」

    ××「…これから何をするの?」

    又吉「あー、黒鉄君はずーっと寝てたから知らないのかー…それはね…」ニヤッ

    黒鉄「…」







    又吉「最原ちゃんの心の支えとなってる春川ちゃん、夢野ちゃん、天海ちゃん、赤松ちゃんの四人を処刑するんだよ…」

    その時の又吉は、悪魔の様に恐ろしく下卑た笑みを浮かべ、愛おしい程に最原の顔を恍惚と羨望と…激しい憎悪の目で眺めていたのだった。
  202. 202 : : 2017/02/19(日) 18:29:16
    最原サイド

    最原「…」

    フェリ「…どうかしましたか?」

    最原「…何か胸騒ぎがして…」

    ディーノ「…皆さんならきっと大丈夫です。」

    最原「…うん」

    ××「残念だけど、皆んな捕まってるよ」

    最原「!?誰だ!」

    黒鉄「…僕の名は黒鉄綾斗。ここの幹部で、かつて君があの世界で倒した白銀つむぎの従弟だよ。」

    最原「…白銀さんの…?」

    黒鉄「…それより、急いで行った方が良いんじゃない?早くしないと皆んなオシオキされちゃうよ」

    最原「…っ!」

    フェリ「…そんな……!」

    ディーノ「…」

    黒鉄「タイムリミットは、あと五分って所かな。それまでに早く見つけた方が…」

    ディーノ「どうしてそれを僕たちに教えるんですか?」

    黒鉄「…喋ってる暇はあるの?」

    ディーノ「…貴方のその行動は、会社を裏切る事になる筈です。それなのにどうして…」

    黒鉄「…大して意味はないよ、ただの気紛れかな」

    最原「…気紛れ?」

    黒鉄「そもそも入社したのだって親が勝手に決めた事だよ…僕はこんな所に来るつもりはなかった。」

    最原「…」

    黒鉄「…最原君、君にはお礼を言っておくよ…あのゲームを終わらせてくれてありがとう。」

    最原「…っ!?」

    黒鉄「…一応コレを渡しておくよ、会社内の地図だ。誰が何処に捕まってるかも書いてある筈だよ。」

    最原「貴方は一体…」

    黒鉄「僕は…自分の才能すら覚えてられない様な欠陥品ですよ。」

    最原「?」

    黒鉄「最原君…また、会えるといいですね。」

    タッタッタッ

    最原「…」

    ディーノ「最原さん、呆けてる場合ではありませんよ。早くしなければ…」

    最原「あっ…そうですね…分かっています…」

    フェリ「…最原さん?」

    最原「………急ぎましょう。」

    結局、僕には彼が何を考えてるのか分からなかった。それでも、悪い人ではない事は…なんとなく分かった。

    最原(…また会えるといいな…)

    僕達は春川さん達を助ける為、急いで先に進むのだった。

    ………

    石蕗「…痛っ!………へ?」

    リック「気が付いたか?」

    石蕗「あれ?…私…一体どうして……」

    タニー「貴方はお腹から血を流して倒れていたんですわ。」

    石蕗「…皆んなは?」

    リック「…一緒にいた金髪の方は…もうっ……!」ギリッ

    石蕗「…ランちゃんは?」

    タニー「他には誰もいませんでしたわよ?」

    石蕗「っ!?」

    神座「…貴方はここで待っていてください」

    石蕗「…誰?」

    神座「…私は神座希望…その子は私が助けに行きます。」

    石蕗「…いや、私も行くよ…絶対にランちゃんを助けるんだ…」ムクッ

    神座「……そうですか……分かりました…」

    石蕗「うん…ありがと」

    神座「…別に…」

    神座「…それではもう行きますが、大丈夫ですか?」

    石蕗「大丈夫だよ、希望ちゃん」

    神座「…では行きましょうか」

    石蕗「…うん」

    神座「…こんなゲームはさっさと終わらせてしまいましょう…」





    神座「…もう終わりにしよう…………零」

    ………

    ××「…うっ!?…あぁ〜あ…っ痛えな…」

    ××「早く、あいつらの所に行かねえと…」

    ××「…皆んな無事…だよな…」

    霧隠「…待ってやがれ…チームダンガンロンパ………!」
  203. 203 : : 2017/02/19(日) 19:08:04
    屑キチがぁ…
  204. 204 : : 2017/02/19(日) 19:20:03
    なんか…色々とすみません…←キャラを考えた張本人
  205. 205 : : 2017/02/19(日) 19:27:44
    >>204 いえいえ、とても素晴らしい敵キャラをありがとうございます。
  206. 206 : : 2017/02/19(日) 19:47:33
    神羅の名を出していただき
    誠にありがとうございます!!!!
    可夢偉達の生存を後は祈るだけ。
    そっれにしても又吉め、オシオキなんて
    ゆ゛る゛さ゛ん゛!!
  207. 207 : : 2017/02/19(日) 22:22:53
    てか、リックが石蕗蘇生させてる
  208. 208 : : 2017/02/20(月) 06:42:51
    考えたけど白為は矢撃たれた位置によっては生きてる気がする
  209. 209 : : 2017/02/20(月) 11:49:09
    ………

    又吉「黒鉄ちゃん…やっぱり裏切ったかー…」

    藤永「…どうするんですか?」

    又吉「もちろん殺すよー、だって裏切ったんだし…それより岬ちゃんの方はどうしたんだろーね…さっきから全然連絡ないんだけど…」

    岬「又吉さんッッッッ!!」

    又吉「あれ?そんなに慌ててどうしたの?」

    岬「曲輪と小日向に逃げられた!!」



    又吉「…何?」スッ

    岬「曲輪の奴が隠し持っていた催眠ガスで俺を眠らせてる隙に、何処かに逃げられたんだよッッッ!!」

    又吉「…」

    藤永「…又吉様?」

    又吉「岬ちゃん、野村川ちゃんと無奈子ちゃんを連れて二人を捜索、見つけ次第殺せ…早くしないとオシオキするから、そのつもりでね。」

    岬「っ!!………はい…」スタスタ

    藤永「本当に…あの男に任せて良かったのですか?」

    又吉「大丈夫だよ、その為に二人に監視させるんだからさ…」

    藤永「…そうですか」

    又吉「全く…仕事を一々増やすなよ…。岬ちゃんには後でちゃんとオシオキしないとねー…」

    藤永「…」



    又吉「さ、藤永ちゃん!俺たちはさっさとオシオキの準備を済ませちゃおーぜ!…予定より早くしないと最原ちゃん達に阻止されちゃうからね!!」

    ………

    最原「…」タッタッタッ

    フェリ「…っ!最原さん!」

    最原「…え?」

    突如、背後から最原に向かって刃物が飛んで来たのでフェリシアは最原を横から押し倒してそれを回避した。

    フェリ「大丈夫ですか!?最原さん!」

    最原「…うっ…うん…」

    ディーノ「誰だ!」

    羅生門「…よォ…」

    フェリ「っ…お前は!」

    羅生門「ヒャハハハ…何逃げてんだァ?まだ勝負はついてねェだろォが…」

    ディーノ「…フェリシア様…ここは僕一人で相手をしますのでどうぞ先へ…」

    フェリ「っ!?」

    ディーノ「最原さん…どうか四人を助けてあげてくださいね」

    最原「…ディーノさん」

    ディーノ「…それでは、フェリシア様を頼みます。」ダッ

    フェリ「ディーノ!」

    最原「フェリシアさん!行こう!」

    フェリ「…っ…くっ…!」

    ディーノ「それでいいのです。フェリシア様………。」

    羅生門「…ハハッ!」ダッ

    ディーノ「…それでは、決着をつけましょうか。」
  210. 210 : : 2017/02/20(月) 15:25:11
    〜チーズダンガンロンパ本社の地下〜

    曲輪「っ…もっと早く走って小日向ちゃん!…追いつかれてしまうよ!!」

    小日向「うっ…うん…!」

    曲輪「ったく…気づくのが早過ぎるな…!」

    曲輪と小日向は、大勢で追いかけてくる社員から逃げながら、ここに捕まっている人達を逃しているのだった。

    曲輪「次はあそこだ…!」

    小日向「…うん…!」

    キュィィィイイイン……

    小日向「…何?この音…」

    その時、どこからか謎の機械音が二人の耳に入っていた。

    曲輪「そんなのどうだっていいさ!さっさと………っ!?」

    現れたのは、かつての殺し合いで使われたエグイサルその物だった。

    エグイサルEX「…」ギギッ

    曲輪「何で…こんな物が…?」

    小日向「逃げよう!曲輪さん!!」

    曲輪「っ!」ダッ

    エグイサルEX「…」

    ビュゥゥゥウウウンッッッ!!!

    彼女達は知らなかったのだ、又吉が入間に何を作らせていたかを。

    彼女達は知らなかったのだ、それらは本社の地下に数多く配置されていた事を。



    彼女達は知らなかったのだ、…それらがかつての物とは比べ物にならない程全ての性能が強化されている事を………。
  211. 211 : : 2017/02/20(月) 17:59:54
    エグい猿かぁ・・・
  212. 212 : : 2017/02/21(火) 11:47:34
    曲輪「っ!…何だよ、あいつら早過ぎるだろ!?」ダッダッダッ

    小日向「改良されてるんだよきっと…!」ダッダッダッ

    曲輪「…ったく…面倒な物作ってくれるよ…」

    小日向「…っあれ!」

    曲輪「…え?」

    そこには、今まさにエグイサルに襲われようとしてる超高校級の候補生である少女がいた。

    小日向「っ!」ダッ

    曲輪「小日向ちゃん!!」

    小日向はその少女の所に駆け寄り、エグイサルからその身で守ろうとした…

    曲輪「駄目だよ!小日向ちゃんッッッ!!!」

    小日向「…っ」ギリッ

    その瞬間、曲輪の横をバイクに乗った青年が駆け抜けた。

    ××「オラァァァ!!!」

    その青年は、エグイサルにバイクで突撃し、それを破壊した。

    ××「よぉ、又吉さん…どうせ監視カメラか何かで見てんだろ?」

    ××「正直、俺はこの鬼ごっこに飽きちて来ちまったんだよ…。どんな野郎でも簡単に捕まえられちまうからなぁ…だがテメーらの相手をすんのは結構面白そうなんだよ…!」

    難波「つーわけで、テメーらと敵対しても別に構わねえよなぁ?…チームダンガンロンパ!」

    ………

    無奈子「…A1〜A9は107,2へ、B1〜C9は66,52、その他は8,214へ。」カタカタッ

    岬「…」

    野村川「あなた…妙な真似したら…殺すからね…」

    岬「分かってる…」

    無奈子「…誰か、ここに向かっています…」

    岬「…誰だ?」

    無奈子「分かりませんが多分…」

    ………

    ××「くそっ!…俺が寝ている間にとんでもねぇ事になってんねぇか!!…後であいつに礼言っとかねえとな…」

    ………

    ××「あーもう!ルートも皆んなもどこ行ったのよー!!…まさか死んだんじゃないでしょうね!?」

    ………

    ××「…っ…赤松は生きてんだろうな…!つーか妾魔も梅田も遅すぎだろ!!何ノロノロしてやがんだ!全く…」

    ………

    岬「っ!…誰だ!」

    トンッ

    剛将「あ?」

    トンッ

    桐生「うわー…めんどくさそうな所に来ちゃったよ…」

    トンッ

    東城「…ッ!」



    野村川「…あなた達は…!」ギリッ





    無奈子「…命令変更…D1〜D9は0,0へ…」
  213. 213 : : 2017/02/21(火) 14:09:25
    タニー「リックさん!こっちにも一人居ますわ!」

    リック「分かった…!」

    滝桜「にしても、負傷者が多い過ぎるよね」

    亞浦「それだけ戦闘が激しかったという事だろう」

    鞠田「…っタニー!この人…!」

    タニー「…えぇ、神羅出流…今は可夢偉と名乗ってましたわ。…カムクラ手術を受けた人ですわよ。」

    リック「…そうか」

    ××「あらぁ?貴方達何やってるのかな?」

    滝桜「っ!?」

    鞠田「…由布院祥子…!」

    由布院「敗者に治療なんて、今すぐやめなさいよ。」

    亞浦「何?」

    由布院「だって…その子達はオシオキを受けるんだから治療なんか意味ないじゃない?」

    タニー「…ふざけないで頂けますか?」

    由布院「ふざけてなんかないわよ?私は本気なの…だからいい加減その子達をこっちに寄越しなさい。」

    タニー「…皆んなは少し退がっていてくださいますか?」

    リック「…あぁ、分かった。」

    由布院「?何を言ってるのかしら…ってちょっと危ないじゃない!!」

    タニーが唐突に顔面目掛けて石を投げつけたので由布院が抗議してると…

    タニー「…貴方達の凶行には、もう我慢なりません。」

    由布院「…何ですって?」

    タニー「…貴女は、この私が!今ここで捕まえて差し上げますわ!」

    由布院「…舐めんじゃないわよ」

    タニー「ふんっ!彼氏歴ゼロの分際で何を威張ってるんですか!」

    由布院「あぁ?」ピキッ



    タニー「始めますわよ、由布院祥子!」

    タニー「超高校級狩りも、もう終わりです!!」

    タニー「…ここから先は、希望の時間ですわ!!!」
    ………

    石蕗「…っ何処にいるの?!ランちゃん!!」

    神座「…!石蕗さん!避けてください!!」

    石蕗「っ!?」

    神座の呼びかけに反応した石蕗が左に転がって避けると、つい先ほどで石蕗がいた所に銃弾の雨が降り注いだ。

    ××「あらら…ざぁ〜んねん!!」

    石蕗「誰?」

    ××「誰とはご挨拶じゃない?石蕗ちゃん?」

    石蕗「…っお前は…」

    五条「浮気の件以来だったわね…石蕗ちゃん…」ニヤッ

    神座「…知り合いですか?」

    石蕗「…まぁ…一応」

    五条「あの時は何の準備をしてなかったし、何より突然だったから遅れを取ったけど…今回はそうはいかないわよ?」

    神座「…」

    五条「あら?あなたの相手は私じゃないわよ?」

    神座「…どういう意味ですか?」

    五条「あなたの相手はこの子たちがするわ…」

    神座「っ!?」

    そこには、三人の男女を先頭に多数の社員がいた。

    弱気「…俺の名は弱気茂原、元超高校級の空手家だ…。」

    座高「…私の名は座高杓子、元超高校級のフェンシング部よ…。」

    賛助「…僕の名は賛助其處、元超高校級の登山部っす…。」

    石蕗「…?」

    五条「…確か、あなたは他人の才能を強化する事が出来るんでしょう?」

    神座「…っ!」

    五条「さぁ、頑張って倒すといいわ…でもその人数をたった一人で相手に出来るかしらね………っ!?」

    五条が酷薄な笑みを浮かべ、油断していると、石蕗が彼女の顔を斬りつけたのだった。

    石蕗「…あんたなんかの相手をしてる暇はないんだ…さっさと倒されて貰うよ」

    五条「…石蕗ぃっ!」ダッ

    石蕗「…っ!」ダッ

    ………

    鉄ノ川「…ふむふむ、皆んな苦戦してそうですね。誰かの助太刀にでも行きますか…」

    ××「…おい」

    鉄ノ川「っ!?」

    ××「…ついさっきよ、俺の仲間が死んでるのを見つけたんだ。…一人だけ生きてたがな…」

    鉄ノ川「…」ゴクッ

    ××「そんでよ、お前から俺の仲間の匂いがするって事はお前がやったって事だよな?」

    鉄ノ川「…貴方は一体…」

    ××「別に名乗る程の者じゃねえよ…」

    ××「俺は…ただの通りすがりの……」





    霧隠「悪の秘密結社さ」
  214. 214 : : 2017/02/21(火) 14:09:46
    苗木サイド

    苗木「…あれは…」

    こまる「…どうしたの?お兄ちゃん」

    霧切「…」

    日向サイド

    日向「…ん?」

    宗方「…まさか」

    御手洗「…苗木君?!」



    苗木「…あなた達も来てたんですね」

    日向「…あぁ、お前らもな…」

    こまる「…誰なの?お兄ちゃん…」

    霧切「…話すと色々長くなるからまた今度話してあげるわ。」

    宗方「…そうだな」

    御手洗「…うん」

    十神「おい、お喋りはその辺にしておけ。あまり時間はないのだろう?」

    唐原「…あぁ、早くしなければ最原君の仲間がオシオキされてしまう…。」

    御手洗「っ!」

    日向「…そうか」

    宗方「…」

    狛枝「どうしたんですか?宗方先輩」

    宗方「…何か来るぞ」

    苗木「っ!?」

    キィィィイイイン

    ××「…お前がカムクライズルか?」

    日向「…誰だ」

    現れたのは、超高校級の絶望 零と多数のエグイサルだった。

    零「…」

    エグイサルEX「…」

    ソニア「…何ですか…あれは」

    入間「…エグイサルEX…アタシが作った殺人兵器だ…」

    左右田「殺人兵器だと?!」

    唐原「それだけではない…彼は超高校級の絶望といって、他人の力を弱体化させたり、才能を奪ったりする男だ」

    日向「…成る程」

    宗方「…絶望め」キンッ

    辺古山「…」スッ

    弐大「…無ッ…」グッ

    終里「おもしれーじゃねぇか…」

    田中「…行くぞ…破壊神暗黒四天王よ」

    こまる「…冬子ちゃん…」

    腐川「わっ…分かってるわよ…そんな事…!」カチッ

    獄原「…えりかも戦うよ…」

    入間「あんま無理するんじゃねぇぞ?…獄原…」

    唐原「君もな…入間ちゃん…」

    輝夜「…っ」

    それぞれが各々の武器を構え、戦闘準備に入っていく…

    零「…死ね、」ダッ

    日向「…っ!!」

    …戦闘開始……!!!
  215. 215 : : 2017/02/21(火) 15:00:53
    最原サイド

    最原「…っ…ここは?」

    辿り着いたのは、あの才囚学園で学級裁判の時に使っていた場所に良く似た部屋だった。

    フェリ「…っ最原さん、誰か来ます…っ」

    藤永「…ここは通しませんよ」

    最原「…っ」

    フェリ「…最原さん、先に進んでください。」

    最原「…フェリシアさん?」

    藤永「…誰が通すと思っているんですか?」

    フェリ「…早くしてください、貴方を守りながらでは戦えません。」

    最原「…っ…分かったよ…絶対に死なないでね…」

    フェリ「…はい」

    藤永「…っ!」ダッ

    フェリ「待ちなさい。」

    藤永「…?」

    フェリシアは、その雰囲気を一変させ…声だけで藤永の動きを止めた。

    藤永「…貴女は…」

    フェリ「私は、世界最大級のマフィアのボス…フェリシア・メルカダンテ。」

    藤永「…」

    フェリ「ここからは…本気で行かせてもらいます。」

    ………

    最原「…っ」タッタッタッ



    最原「……っ!」タッタッタッ

    ……

    最原「………っっ!」タッタッタッ

    ………

    最原「…………ッッ!!」タッタッタッ

    ……………

    最原「…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」



    ××「………」



    最原「…お待たせ、赤松さん…!」



    赤松「…さい…は……ら………くん?」



    最原「…助けに来たよ……!!!」
  216. 216 : : 2017/02/21(火) 16:18:39
    おおおお!

    あと一人生きてた…あっ、白為かな?
  217. 217 : : 2017/02/21(火) 16:22:21
    希望よ、勝利を掴んでくれ!
  218. 218 : : 2017/02/21(火) 22:14:13
    正直自分でも存在を忘れていた(小声)難波を使っていただきありがとうございます!性格とか喋り方とか自分の想像通りです!
    これ最原が紅葉ちゃんに手を伸ばした瞬間首に輪っかが…ってパターンですかね…(恐怖)
  219. 219 : : 2017/02/22(水) 13:18:37
    最原「…赤松さん、大丈夫?」

    赤松「うん…ありがとね、最原クン」

    赤松さんの所に辿り着いた僕はまず、彼女の拘束を解き、牢屋から外に出したのだった。

    赤松「…それにしても、まさか最原クンが私を一番最初に助けに来るとはねぇ♪ちょっとだけ嬉しいよ…♡」

    最原「…うん…」

    赤松「それじゃあ行こっか、早くしないと皆んなオシオキされちゃうからね」

    最原「…そうだね。」

    それから、僕達は急いで他の人の救出に向かった。

    赤松「…ねぇ最原クン…」

    最原「…どうしたの?赤松さん」

    赤松「…最原クンは…私の事どう思ってる?」

    最原「…それは…」

    赤松「…最原クンには今まで三回も助けて貰ったよね…幼稚園の頃と…昨日のビルでの事と…今日社員に囲まれて捕まりそうになってた時と…さっきの事と合わせると四回か……」

    最原「…」

    赤松「…最原クンは私の事を助けてくれるけど…私自身は最原クン達には酷い事しかしてないよ?…なのにどうして助けてくれるの?…私の事恨んでないの?」

    最原「それは違うよ…赤松さん」

    赤松「…」

    最原「赤松さんをそんな風にした原因は僕だ…。赤松さんだけの所為じゃないよ」

    赤松「…それで?」

    最原「…僕は赤松さんの事、今でも大事に思ってるよ。…君は…十三前からずっと…僕の大切な…友達なんだ。」

    赤松「…そっか…私、いつの間にか振られてたんだ…」

    最原「…ごめん」

    赤松「分かってたよ…最原クン。あの日大好きだって言ってくれたのは…ただの友達としてだったって事ぐらい…分かってたんだよ…」

    その瞬間、赤松さんの目から涙が溢れたのだった…

    最原「…赤松…さん」

    赤松「………ごめんね、最原クン…私の所為で…暗い気分にさせちゃって…早く皆んなを助けに行こ?…きっと待ってるよ…。」

    最原「…そうだね…」

    そして、僕達は再び前へ進み始めたのだった。





    エグイサルEX「…」キュィィイイン…
  220. 220 : : 2017/02/22(水) 17:14:28
    あかん
  221. 221 : : 2017/02/22(水) 19:06:34
    猿はくんな!!
  222. 222 : : 2017/02/22(水) 21:53:25
    石蕗サイド

    石蕗「…終わりだよ、」

    五条「っ…何で…この私がこんな小娘如きに…っ」

    石蕗「…やっぱりあんたはただの噛ませ犬だよ」

    五条「っ!…くそっ」バタン

    石蕗「…ふぅ、神座ちゃん…そっちはもう終わった?……てえっ!?」

    神座「何ですか?」

    そこには、まるで地獄絵図の様な光景が広がっていた。

    「うぅ…」

    「痛え…」

    「ばっ…化け物め…」

    とは言っても、見た所死人はいないみたいだ。

    神座「…そちらも終わった様なので、先へ進みましょうか」

    石蕗「そっ…そうだね……」



    石蕗「…ランちゃん…一体何処にいるんだろう…」

    神座「…そうですね…」

    ガタッ

    石蕗「っ!誰だ!」

    ××「…すみません、どうやら驚かせてしまったみたいで…」

    黒鉄「僕は黒鉄綾斗、この会社の元幹部です。」

    神座「…元?」

    黒鉄「はい、ついさっき裏切って来ました。石蕗さん、天海さんをお探しですか?」

    石蕗「…」

    黒鉄「天海蘭奈さんはこの先の角を曲がった辺りにいたと思いますよ。」

    石蕗「…本当?」

    黒鉄「信じるかどうかは貴女に任せますよ…」

    神座「…石蕗さん、行きましょう」

    石蕗「え?あぁ…うん、そうだね。」

    黒鉄「…お気をつけて。」

    タッタッタッタッタッ

    石蕗「…信じてよかったの?」

    神座「…彼は嘘を吐いてるようには見えませんでした。」

    石蕗「…そう……」



    ××「…姫乃ちゃん?」

    石蕗「っ!?ランちゃん?!!」

    通路を走っていると、物陰から天海が姿を現した。どうやら既に脱出していたらしい。

    天海「やっぱり姫乃ちゃんだ!良かったー!」

    石蕗「っ…良かったぁ……!」

    神座「でもどうして外にいるんですか?」

    天海「えーっと…実はね……」

    天海の話を聞く限りでは、彼女を拘束していた物が殆ど老朽化していたらしく、目が覚めた時に少し暴れていたらあっさり脱出出来たそうだ。

    神座「…成る程…」

    石蕗「…運が良かったんだね…」

    天海「そう…かな」(´・ω・`)

    石蕗「っ…とにかく先へ進もうよ、きっとシュウちゃん達もいる筈だよ。」

    天海「…うん、そうだね!」(`・∀・´)

    ………

    黒鉄「…」

    エグイサルEX「…」ウィィイン

    黒鉄「…やはり殺しに来ましたか…しかもこの量…」

    彼の周りには十体を超えるエグイサルがいた。



    黒鉄「…ッ!」

    ドガァァァァァアアアアアンッッッッッ
  223. 223 : : 2017/02/23(木) 11:28:14
    剛将サイド

    ドガァァァァァアアアアアンッッッッッ

    剛将「おわっ…」

    東城「…くっ」

    桐生「きゃあああああ!!!」

    エグイサルEX「…」ウィィイン

    無奈子「エグイサル、行け…」

    野村川「…ふっ」

    岬「なーんだ…その所詮は適度かよ」

    東城・桐生「「あぁっ!?」」

    剛将「…お前ら…いちいち挑発に乗んなよ、面倒くせぇ…」

    剛将(さて、どうしたもんか…)

    最初のうちは剛将達が有利に戦っていた。しかしエグイサルが現れてから形勢は逆転し、こちらが圧倒的に不利になった。

    剛将「…アレって乗れたよな…」

    東城「あ?テメェ今何つった?」

    剛将「人が見てるし、ちょっと抑えていたが…まぁ仕方ない。時間もねぇ事だしそろそろ終わらせるか…」

    桐生「…え?」

    剛将「…っ」ダッ

    剛将はエグイサルに向かって一直線に走り出した…

    桐生「っ!?」

    東城「あっ…おいテメェ!!」

    無奈子「…?……エグイサル、始末しろ。」

    エグイサルEX「…」ウィィイン

    そして、エグイサルが片腕に装備された機関銃で剛将を撃とうとしたその瞬間、

    剛将「っ!」ポイッ

    エグイサルEX「…ッ!?」ドガァーン

    無奈子「………は?」

    手榴弾が銃口にぶち込まれた事でエグイサルが自爆したのだった。

    剛将「オラオラオラオラッ!!!」

    無奈子「なっ!?」

    それから剛将は狂ったかのように周囲に手榴弾をばら撒き始めた。

    東城「危ね!?…おいこらテメェ!!」

    桐生「うわーん!助けてよー!!」

    岬「…っ!ヤロォ…!」ダッ

    それに対し、岬が剛将の所へ一直線に走り出すが…

    剛将「…フンッ」ブゥンッ

    岬「!?…ゔがばばばばばばばばばばばば!!?」バチバチバチィィィッッッ!

    彼が投げたスタンガン(強)がクリティカルヒットした所為でたった一瞬にして戦闘不能になってしまった。

    さらに、周囲のエグイサルが残り一体になった頃…剛将は野村川の元へ急接近し…

    野村川「…ひっ」

    剛将「…」ストン

    野村川「うあ…」バタン

    あっという間に気絶させてしまったのだった。

    無奈子「…っ」ブルッ

    剛将「おい、たかがゲーム会社の分際でよ…」

    無奈子「…あ……ああ」チョロチョロ

    剛将「悪の秘密結社様に勝てると思ってたのかぁ?」

    無奈子「…っ……っ」ブンブン

    無奈子「こうさ…します……ゆるし…て……くだ…さい……」

    剛将「…ふんっ」

    東城「…なぁ、あいつっていつもああなのか?」

    桐生「…ううん…普段はあんま戦わないから…分からない……でも剛将は初期からのメンバーだったから………」

    東城「…へぇ……」

    剛将「なぁ、あんた…」

    無奈子「はっ…はいっ」

    剛将「アレって今自動操縦だよな?それをオフに出来るか?」

    無奈子「まぁ…一応……」

    剛将「じゃあそうしてくれ、」

    無奈子「はい…分かりました……」

    剛将「…よし…」

    無奈子「……………出来ました…」

    剛将「オッケー…じゃあお前ら、俺はこいつに乗って夢野助けてくるから後宜しく。」

    ウィィイン…ビュンッ

    東城「あっ…おい!」

    桐生「…行っちゃった……」

    東城「…ったく……てあれ?あいつらは?」

    桐生「…もしかして逃げられちゃったの?」

    東城「…ちっ…面倒くせぇな…」

    ………

    夢野「…んあ?ここは何処じゃ?…何故ウチは捕まって…?」

    ガシャンッ

    夢野「んあっ!?エグイサルか!?何故ここに!!」

    エグイサル××「おう、夢野無事だったか?」

    夢野「その声…もしや剛将か?!」

    剛将「あぁ、とにかくここを抜けて最原の所に行くぞ…」ヒョコ

    夢野「…そうじゃな!きっと最原も待っておるじゃろう!」

    剛将「あぁそうだな…夢野、お前もこいつに乗れ。お前は小せえから一緒に乗ってもギリギリ大丈夫だろ」

    夢野「なっ何じゃと!?」

    そして、彼らも最原、天海達と同じ様に先へ進んで行くのであった………

    〜モニター室〜

    ××「…」

    ××「…準備完了だ……」

    ××「…ったく…どいつもこいつもクソ程役に立ちやがらねぇ…」

    ××「まぁ…コレはコレで、良い絵が出来そうだから…良しとしようか…」

    ××「…うぷ……うぷぷぷぷ…」

    ××「さぁ…ショータイムの始まりだ」

    又吉「君を、絶望という名の楽園にご招待しようじゃないか……最原ちゃん♪」
  224. 224 : : 2017/02/23(木) 13:47:20
    最原「っ!…エグイサル!?」

    エグイサルEX「…」

    赤松「最原クン、退がってて…」

    エグイサル剛将「ストップストップ!俺だ、俺!剛将だ!」

    最原「…え?」

    エグイサル夢野「ウチもおるぞ!」

    赤松「…もしかして剛将ちゃんと夢野ちゃん?」

    エグイサル剛将「あぁ、そうだ!」

    そう言うと剛将さんと夢野さんはエグイサルの中から出て来たのだった。

    剛将「何だよ…赤松はもう助け出してたのか?」

    最原「そうだよ…夢野さんは剛将さんが助けてくれたんだね。」

    夢野「うむ、またエグイサルが現れたのかと肝を冷やしたぞ。」

    ××「おーい、終一君!皆んなー!」

    赤松「天海ちゃん!?」

    石蕗「…皆んな無事だったんだね…良かったよ…」

    剛将「おい、そいつは一体…」

    神座「…神座希望…超高校級の希望と呼ばれています…」

    夢野「…ふむ…成る程のう」

    天海「…あれ?そういえばハルマキちゃんは?」

    最原「…あっ……それは…」

    神座「?」

    剛将「ん?お前らは聞いてねえのか?…」

    石蕗「何が?」

    剛将「俺は黒鉄って言う奴に教えて貰ったぜ?…催眠ガスで眠らされた俺を起こしてくれたのもそいつだ。」

    最原「え?剛将さん、黒鉄さんに出会ったの?」

    剛将「あ…あぁ」

    石蕗「あぁ、そういえば私も会ったような…」

    赤松「…」

    最原「うん、その人が言うには…」



    天海「えっ!?つまり私はあとちょっとでオシオキされるところだったの?!…待って…じゃあハルマキちゃんは…」

    最原「…まだ捕まってると思う」

    石蕗「っ!」

    剛将「…」

    夢野「…春川……」

    天海「そんな…」

    赤松「………あれ?どうしたの神座ちゃん…」

    神座「…誰かいます」

    一同「っ!?」

    ××「やぁやぁ、よくここまで来られたもんだよ…。ねぇ最原ちゃん…」

    最原「っ!…お前は…!!」

    又吉「…ついさっき会った筈なのに…何だか随分久し振りに感じるよね……」

    赤松「…何でお前がここに…!」

    又吉「何で?そりゃあ決まってるでしょー?…オシオキの準備が完了したからだよ♪」

    天海「…えっ!?」

    夢野「なっ…何じゃと!?!?」

    又吉「まぁ…当初予定してた物とは全然違う物になっちゃったけどね…誰かさん達の所為で…」

    剛将「…ちっ」

    石蕗「っ…」

    又吉「と!いうわけで、せーっかく用意したオシオキを無駄にするのもアレなんで、春川ちゃんにはその全てを受けて貰う事にするよ!」

    神座「…」

    又吉「さて!今回は元・超高校級の暗殺者こと春川魔姫さんの為に…とってもとってもスペシャルなオシオキを用意させていただきましたーーーーーーーーッッッッッッッッ!!!!!!」

    最原「…やめ…ろ……」

    又吉「それではー!張り切っていきましょー………オッシオッキタァーイムッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

    最原「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッ」

    元・超高校級の暗殺者のオシオキ
    『サヨナラ 最原探偵事務所』
  225. 225 : : 2017/02/23(木) 17:21:56
    ・・・・・
    ハルマキ生きてくれぇぇぇぇぇぇっ!!!
  226. 226 : : 2017/02/23(木) 17:45:13
    又吉ィィィィッ!お前だけはァァァ!許さねえからなァァァ!
  227. 227 : : 2017/02/23(木) 17:52:19
    ハルマキィィィィ!
    助かってくれぇぇぇぇ!
  228. 228 : : 2017/02/24(金) 12:38:05
    図書室の中でステージに立たされる春川。

    オシオキ開始



    第一幕 ねこふんじゃった・改

    指揮台に立つ春川。

    突然背後に巨大なピアノのセットが現れて、その上から百田の様な人影が落ちてきて赤松楓のおしおきと同じ体勢になる。

    体が勝手に動き、指揮を始める春川…しかしその余りに酷い出来に怒り狂った観客風のモノクマが石を投げ始める。

    ブーイングと彼の断末魔に挟まれた春川は泣きながら指揮を続ける。

    音楽は休憩に入り、体の自由が効き始めた春川はピアノのセットにいる誰かの元へ駆けつけるが、そこにあったのは百田の格好をしただけのモノクマだった。

    突然音楽が再開し、春川は逃げようとしたがモノクマに掴まれて、彼女もそれに巻き込まれる。

    …そして音楽は終了。ピアノの蓋がゆっくり降りてきた事により、春川は右脚を潰されてしまう。

    ステージのセットは一度撤去され、春川の周囲には本棚が沢山設置されたのだった。



    第二幕 おにいさんといっしょ!Part2!!

    突然、フラッシュを浴びせられた春川はあるはずのない前回の殺し合いを思い出す。

    それに気を取られている間に砲丸が大量に降ってくる。

    つい先ほどのおしおきで既に痛めつけられていた体がさらに悲鳴をあげる事になる。

    うずくまっていると背後から白銀つむぎのコスプレをしたモノクマが現れて砲丸を片手に春川のトドメを刺そうとするが、それに反応した春川がギリギリで避ける。

    しかしその時の衝撃により本棚が崩れてしまう。何とか脱出した春川だが、殆ど身動きが取れない状態になってしまった。

    本棚は全て撤去され、今度はマジックショーのセットが出現する。



    第三幕 ド忌ドキ❤︎本気刈ルショー♪♪

    急に地面に穴が開き、水中に落とされる春川。

    出血量が激しく、水中でもがく春川。

    制限時間ギリギリで水槽から出されるも、春川は憔悴仕切っている為ロクに動くことができない。

    その後春川は奇妙な箱に入れられ、マジシャン風のモノクマがおもちゃの剣で春川をぶすぶすと刺し始める。それにより春川の目からは涙が溢れ始める。

    最後にモノクマがもう一度、本物の剣で春川の腹の辺りを刺した事によりショーは終了した。

    そこにあったおしおき用のセットは全て撤去され、代わりに背景に巨大なスクリーンによって真夜中のグラウンドが映し出される。



    第四幕 暗殺保育園〜笑撃の最期〜

    今までは幕の合間におしおきで死なない為多少の治療が施されていたが今回はそれもなく、いきなりおしおきがスタートする。

    二十六体の園児風モノクマが春川の体を押さえつける。(アルターエゴが一体、先生風モノクマが二体いるがそれらはただ見守ってるだけ)そして最後の一体が春川の上に乗り、ナイフを構えている。

    そしてツインテモノクマが春川の心臓にナイフを突き刺そうと大きく振りかぶった…







    が、それを遂行する前にその場にいた全てのモノクマは何者かの攻撃によりたった一瞬で破壊されたのだった。














    ………

    ××「…」

    春川「…だ……れ………?」

    黒鉄「…黒鉄綾斗…」

    黒鉄「…春川さん…今すぐここから逃げましょう。」



    突如現れた黒鉄は、ボロボロになった春川を抱え…その部屋から逃げ出すのだった。
  229. 229 : : 2017/02/24(金) 18:28:28

    又吉「………は?」

    最原「…あれはっ…」

    石蕗「…まさか…!?」

    天海「え?…何?何なの?!」

    神座「…黒鉄…綾斗……」

    夢野「!?…あやつがそうなのか?!」

    赤松「…綾斗君…」

    剛将「…で?どうするよ、又吉さん…」

    又吉「…あ?」

    剛将「春川のオシオキは失敗したぞ?お前はこれからどうするつもりだ?」

    又吉「…」

    赤松「まさかぁ♪…又吉ちゃん一人で私たちに勝てるとは思ってないよねぇ♡」

    又吉「…」ブツブツ

    石蕗「…もう、大人しく捕まった方が身のためだよ…」

    又吉「…ざ…け………」

    神座「…」

    又吉「ふざけんじゃねぇォォオオォォオオォオオオォォォォ!!!!!」

    天海「っ!?」ビクッ

    又吉はそう叫ぶと、突然銃を取り出した。

    又吉「ふざけんな!何だよこれは!俺が負けたみたいじゃねえか!!」

    最原「…っ…負けたんですよ…貴方は」

    又吉「何っ!?」

    すると、最原の後方から続々人が押し寄せて来たのだった。

    苗木「最原君!大丈夫!?」タッ

    霧切「…っ」タッ

    日向「…無事だったか?」タッ

    宗方「…」タッ

    輝夜「…最原さん…」タッ

    タニー「皆さん無事ですか!?」

    東城「…何だ?もう終わんのか?」

    天海「…皆んな……!」

    フェリ「…最原さん、ちゃんと皆さんを救出出来たんですね。」

    ディーノ「…流石ですね」

    最原「フェリシアさんにディーノさん…!無事だったんだね。」

    霧隠「俺もいるぜ」

    剛将「霧隠、お前生きてたのか。」

    石蕗「いがーい」

    霧隠「どういう意味だ!?」



    又吉「っ…どいつもこいつも…!」

    最原「分かっただろ…貴方は負けたんだ。」

    又吉「…どいっつもこいっつも…!!」

    黒鉄「又吉さん…もう…終わりですよ」

    最原「っ…黒鉄さん!」

    天海「っハルマキちゃん!!」ダッ

    春川「…あま…み?」

    天海「大丈夫なの!?ハルマキちゃん!!」

    黒鉄「…安静にしてたら、その内動けるようになるはずですよ。」

    天海「…ありがとう…ございます。」

    黒鉄「…」

    又吉「ふざけんな…ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんな!!!!!ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

    又吉は手に持った銃を乱発し始めた。

    最原「くっ!?」

    神座「…っ」

    又吉「何がッッッ何が終わりだッッッッ!?ふざけんじゃねぇぞッッッッッ」

    天海「っきゃっ!?」

    黒鉄「天海さん、退がっててください」

    夢野「んあーーー?!?!?!」

    赤松「…っ…ちょっ…!」

    苗木「うわぁあ!?」

    日向「…」

    又吉「終わらねぇッッッッッ!終わらねぇんだよこの殺し合いはッッッッッッッッッッこのダンガンロンパはよォッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!」

    最原「っ!」

    石蕗「完全に壊れてるね…」

    剛将「どうする?最原…」

    最原「………」

    又吉「さいはら…最原最原最原最原最原最原最原最原最原最原最原最原ァァァァァアアアアア!!!!!お前が…お前さえ居なけりゃあ全部上手くいったんだァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!………ダンガンロンパは…終わらなかったんだよォォオオォォオオォオオオォォォォォォオオォォオオォオオオォォォォッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

    最原「…それ…は………」

    又吉「お前が…お前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!…全部お前の所為なんだァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!……お前の存在がこの世界からダンガンロンパを奪ったんだァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」

    最原「…それは違うぞッ!!!」
  230. 230 : : 2017/02/24(金) 18:55:02
    ハルマキが!ハルマキが助かった!
    ・・・ふぅ。よかったー
    もう死なないよな?
  231. 231 : : 2017/02/24(金) 19:29:03
    又吉「アァンッッッッッ!?!?」

    最原「例え、僕が殺し合いに参加してなかったとしても、ダンガンロンパは必ず終わるはずだ。」

    又吉「ッッッッッ」

    最原「…あれを終わらせたのは僕達だけじゃない…それを見ていた全て人間だ」

    又吉「何を言ってッッッ!?」

    最原「…少なくとも、僕だけが投票を放棄したとしてもそれだけでは終わらなかったはずだ。」

    又吉「…だからッッッッッ…そうなる様に貴様が仕向けたんだろッッッッッッッッ!!!!!」

    最原「…そうだとしても、いつかあの殺し合いを終わらせようとする人は現れたはずだ。…あんな、命を見せ物にするようなふざけた殺し合いは…いつか人々の心から離れていくに決まっている。」

    又吉「お前に何がッッッッッ!?お前があの裁判でふざけた事を抜かさなければ殺し合いは今も続いていたはずなんだよッッッッッッッッッッ!!!!!」

    最原「それでも…いずれ誰かが終止符を打っただろう…」

    又吉「ッ!?」

    最原「…所詮は、僕一人の呼び掛けで変わるような物だ……ダンガンロンパなんて…所詮はその程度の物だったんだよ。」

    又吉「…」

    最原「…もう……終わりなんだよ、殺し合いエンターテイメントはさ…」

    又吉「ーーーーーッッッッッ!!!!!」



    苗木「今だ!」

    又吉「っ!?」

    日向「あいつを取り押さえるぞ!」

    苗木さん、日向さんの号令により又吉成也 は捕らえられた。

    日向「…はぁ…これで事件は解決…か」

    苗木「…そう…だね……」

    霧切「…失われた犠牲は大きかったわね…」

    苗木「………うん…」

    十神「…苗木……」

    御手洗「…」

    最原「…それでは、もうここを出ましょうか…」

    赤松「…うん……」

    そして、僕らはチームダンガンロンパ本社から脱出した。

    …世界中を騒がした一大事件はこれにて終止符を打ったのだった…。
  232. 232 : : 2017/02/24(金) 20:07:57
    日向たちあの零とエグイサル軍団突破したのか…流石だな
  233. 233 : : 2017/02/24(金) 20:08:59
    あれ、梅田さんは?
  234. 234 : : 2017/02/24(金) 20:11:05
    >>233 セリフは出てませんが一応一緒に来てます。
  235. 235 : : 2017/02/24(金) 20:20:07
    可夢偉くん生きてるかなぁ・・・
    凶紅や屠、屍も・・・
  236. 236 : : 2017/02/24(金) 21:56:05
    良かった良かった…
  237. 237 : : 2017/02/24(金) 22:02:23
    〜会社の外〜

    神座「…あの、苗木学園長…」

    苗木「どうしたの?神座さん…」

    神座「…ここにいる人たちで全部なんですか?」

    苗木「…何で?」

    神座「…零の姿が見当たらなくて…」

    苗木「…彼は…おしおきが失敗したのを見ると…『ここまでか』って言い残してすぐにそこから立ち去ったんだ…だから、 ここにはいないよ…」

    神座「…そう…ですか……」

    苗木「…」

    ………

    最原「…あれ?黒鉄さんは何処行ったの?」

    赤松「…本当だぁ…さっきまで一緒に居たのにねぇ。」

    夢野「トイレではないのか?」

    石蕗「かもねー…」

    天海「…ハルマキちゃん…大丈夫?」

    春川「…うっ…うん……」

    剛将「無理すんなよ春川…そういやお前、それって黒鉄に治して貰ったのか?」

    春川「…そうだけど…それがどうしたの?」

    剛将「…いや、何でもない」

    最原「………黒鉄さん」

    ………

    霧切「…そういえば貴方達はこれからどうするの?」

    日向「…そうだな……別にする事もないからどうしようかと思っていた所だ…」

    御手洗「…そうだよね…大体の罪滅ぼしは終わったし……」

    霧切「…何だったらうちで教師をしない?」

    狛枝「教師?僕達みたいな人間が?」

    十神「…あの葉隠でも教師が出来るんだ…余程でない限り貴様らでも可能だろう。…それに丁度人手も足りなかった事だし、良いのではないか?」

    日向「…確かにそれもいいかもな…」

    御手洗「…僕なんかに出来る自信がないよ…」

    霧切「…さっき十神君も言ってたけど、葉隠君で可能なのだから貴方達でも出来ると思うわよ?」

    葉隠「何だべ!さっきから!!」

    宗方「…」

    朝日奈「宗方さんもどうですか?」

    宗方「…俺は…」

    日向「…」

    苗木「宗方さん…僕からもよろしくお願いします。」

    朝日奈「あれ?苗木いつの間に…」

    苗木「…」

    宗方「…分かった…俺も教師として働こう。」

    苗木「…ありがとうございます。」

    宗方「…」

    ………

    小日向「…そっ…か……」

    輝夜「…大丈夫?」

    小日向「うん、大丈夫だよ…心配してくれてありがとう。」

    小田原「…お前はこれからどうするんだ?」

    小日向「…もちろん警察に自首するよ、それで罪も償う…」

    麗田「…そっか…」

    小日向「…皆んなもごめんね…私たちが大変な事した所為で…ウルエちゃんとエース君が…」

    輝夜「…大丈夫だよ…僕は、気にしない…。」

    小日向「…え?」

    輝夜「…僕はそういうことにした…」

    小日向「…淳君…」

    小田原「あー…お前はその…命令で動いていたわけだろ?…だったらお前は別に悪くないだろ…そんなかしこまる必要はないよ…。」

    麗田「…その通りだよ!」

    小日向「…ありがとう…皆んな…!」

    ………

    白為「…そうか…やっぱり十文字と楽気は死んでいたのか…」

    霧隠「…あぁ、俺が行った時には手遅れだったよ。」

    桐生「…そんな……」

    ルート「…お嬢様…」

    護闘寺「…クッ」

    凛堂「…お前さんら、一体何をそんなに落ち込んどるんじゃ?」

    桐生「…っ!凛堂あんた…!」

    凛堂「二人の死を、いつまでも引きずっていたら埒があかんじゃろう。さっさと前を向かんかッッッ!そんなんでは二人に笑われるぞッッッッッ!!」

    桐生「っ!」

    霧隠「…ま、確かにそうだな。…あいつらの死をちゃんと踏み越えていかねぇと…なぁ…」

    白為「おう!凛堂や霧隠の言う通りだぜ!!」

    ルート「…確かにそうですね」

    桐生「…分かった…私もそうする…」

    護闘寺「…ふんっ」

    霧隠「…んじゃ、さっさとアジトに帰って寝るとするか!」

    一同「おー!!!」

    ………





    黒鉄「…」

    ××「…おい」

    黒鉄「…零君…」

    零「いつまでそこにいるつもりだ?」

    黒鉄「…零君は先に帰って頂いても結構ですよ?」

    零「…」

    ××「…綾斗を連れて帰るようにお父様から言われているんだもん。先に帰るような事が出来ると思うの?」

    黒鉄「…咲夜さんは…赤松さんに挨拶をしなくてもいいんですか?」

    天璋院「……別に…いいよ…」

    黒鉄「…そうですか」



    黒鉄「…分かりました。行きましょうか、零君…咲夜さん……」

    天璋院「うん…」

    零「…あぁ」



    黒鉄(…ごめんね、最原君…やはり僕は君の仲間にはなれなかったらしい…)

    黒鉄(僕は…君達の真逆で、人を殺してお金を貰う…最低な人間だったからだ)

    黒鉄(…才能なんて、思い出したくなかったよ…最原君…)

    黒鉄(…)



    超絶望級の絶望 零

    超絶望級の超能力者 天璋院咲夜



    超絶望級の殺し屋 黒鉄綾斗


    黒鉄「さようなら、最原君…。」
  238. 238 : : 2017/02/25(土) 01:50:09
    あの後、春川さんは病院に入院した。オシオキにより受けた怪我は想像を絶するものだったらしい。

    僕達探偵事務所のメンバーは毎日のように彼女の見舞いに行った。剛将さんと石蕗さんはいつも通りを装い、天海さんは春川さんとのお喋りのネタを毎日用意、また赤松さんや夢野さんと共に春川さんが退屈しない為に色々頑張ってくれてる。僕はと言うと、大してしてあげられる事もないので取り敢えず今日は探偵事務所での近況報告をした。

    春川さんは日に日に体の調子を良くし、二ヶ月後にようやく退院する事が出来た。だが彼女は事件の後遺症で、もう暗殺者としての活動は出来なくなってしまったそうだ。因みにこれは余談だが、入院するに当たっての費用はたくさんの人に借りまくったのは言うまでもない。

    春川さんが退院した日、僕達は春川さんの退院祝いの為にちょっとしたパーティを開く事にした。本当は僕達だけでやるつもりだったんだが、その情報を聞きつけた霧隠さんが勝手に色んな人に呼びかけた為、物凄く大掛かりなパーティになってしまった。その時の春川さんは終始顔を俯かせて、何だかとっても恥ずかしそうだった。



    そんなこんなで日々を過ごしていると…

    剛将「なぁ、最原」

    石蕗「ねー、シュウちゃん」

    最原「どうしたの?剛将さんに石蕗さん…」

    剛将「俺、ここ辞めるけどいいか?」

    石蕗「姫乃もー…」

    最原「…え?」

    天海「えっ!?二人とも辞めちゃうの!?!!?」

    剛将「…あぁ」

    石蕗「ごめんねー…ランちゃん」

    天海「そんなっ…どうして!?」

    剛将「あー…うん…それが…」

    春川「どうしたの剛将…ヤケに歯切れが悪いね…」

    夢野「…?」

    石蕗「姫乃達結婚するんだー!」

    春川「ふーん、あっそ…お幸せにどうぞ…………っ!?!?!?」

    夢野「んあっ!?」

    天海「けっ…結婚?!」

    赤松「わぁお…おめでとう♪剛将ちゃん♡石蕗ちゃん♡♡」

    最原「結婚って…本当なの!?」

    剛将「おっ…おう、実はそうなんだ…てか赤松、お前受け入れよすぎだろ。」

    赤松「まぁ普通に予想が出来たからねぇ…剛将ちゃんと石蕗ちゃんがくっつくってのはさ、…ところで二人とも…もうヤったの?」ワクワク

    天海「何を聞いてるのかなぁ紅葉ちゃんはっ?!?!?!?!」

    石蕗「えーっと…あれは確か一年ほど前…」

    夢野「答えんでも良いわ!そんな事!!」

    春川「…成る程…それでここを辞めるって?」

    剛将「あぁ、そういうわけなんだが…大丈夫か?最原…もし俺たちが抜けて困る事があるってんなら考え直すが…」

    最原「…大丈夫だよ剛将さん。僕には剛将さん達を止める権利はないし、それに僕も剛将さん達には幸せになって貰いたいし…こんな給料が安定しない仕事よりもちゃんとした仕事の方が良いだろうしね…」

    剛将「悪いな、恩にきる」

    石蕗「何かあったらいつでも連絡してねーシュウちゃん!すぐに駆けつけてくるからさ!」

    最原「ありがとう、石蕗さん」

    天海「…えーっと…それじゃあ剛将さんも姫乃ちゃんも元気でね?」

    夢野「…うむ、達者でな。」

    赤松「子供が出来たら連絡してねぇ♡」

    春川「…さよなら剛将、石蕗」

    剛将「…おう、お前らもな」

    石蕗「…って言っても、まだ当分はここにいるけどねー…」

    最原「…ははは……」



    という事があったり…

    天海「終一君!秘密子ちゃん!紅葉ちゃん!ハルマキちゃん!!聞いて聞いて!私来年から希望ヶ峰学園に通う事になったんだよ!?!?」(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

    最原「…え?」

    春川「…あんたが?」

    夢野「んあー…不思議な事もあるんじゃな…」

    赤松「どぉせ幸運枠でしょ?ま、頑張ってねぇ天海ちゃん♪…来年からは私ももう卒業してるから一緒には通えないけどぉ…♡♡」

    天海「何この反応!?もっと喜んでよー!!!」Σ('◉⌓◉’)

    最原「すっ…凄いんじゃない…かな?」

    春川「うん…凄い凄い」

    夢野「天海は凄いのう」

    赤松「天海ちゃんてんさーい!ブラボー!」(棒読み)

    天海「なんか酷い!?!?」∑(゚Д゚)

    最原「…まぁ無理しないように頑張ってね。」

    天海「うっ…うん…そうするよ///」

    最原「?」



    と言う事もあった。



    そしてある日…
  239. 239 : : 2017/02/25(土) 02:52:08
    夢野「…もうあれから一年経つのか…」

    春川「…そうだね…私達がこの探偵事務所を開いて…今日で一年だね」

    最原「長いような短いような…不思議な感じだね…」

    天海「…終一君…」

    赤松「…」

    最原「…本当に色んな事があったよね…天海さんと出会ったり、皆んなでネオ合気道の稽古を受けたり、石蕗さんや剛将さん達と戦ったり…」

    夢野「霧雨の奴が依頼に来て、そらから皆で様々な依頼をこなしていき、赤松と出会い、春川の無実を証明したり…」

    春川「確か…皆んなが私を助けてくれた後、チームダンガンロンパ絡みの依頼が来て、それから赤松が私達にライトを浴びせた所為で記憶がなくなったり…」

    天海「私と終一君で、皆んなを説得して、もう一度最原探偵事務所を立ち上げ、赤松さんとの決闘に臨んだんだったね…」

    赤松「それで、その後又吉が来て…超高校級狩りと言うゲームを始めて、皆んなで奔走して…会社に乗り込んだは良いけど皆んな捕まっちゃって…最原クン達が助けてくれて、それでゲームに勝利した…。」

    最原「…本当…色々あったね…」

    最原(黒鉄さん…貴方は一体…どこで何をしているんですか…)

    夢野「…」

    春川「…最原…」

    最原「…皆んな…今まで本当にありがとう……。」

    最原「皆んなのお陰だよ…今日までやってこれたのは…」

    最原「皆んなが居てくれたから、今の僕は存在するんだ。」

    天海「…そんなの…私だってそうだよ!」

    最原「…天海さん?」

    天海「…きっと私だって…終一君と出会わなかったら今の自分なんて存在しないと思う。」

    最原「…」

    赤松「…私も…最原クンがあの日に私の心を溶かしてくれてなかったら今の私は存在しなかったと思うよ?…あの時最原クンが私とちゃんと向き合ってくれてなかったら…あの時のまま、今日を過ごして居たのかもしれない…全部最原クンのお陰だよ。」

    最原「…赤松さん」

    春川「…こいつらの言う通りだよ最原。私もあの殺し合い生活の中だけじゃない…あの事件の時だったあんたは私を助けてくれた。…あんたが私を助けてくれなかったら、今頃私は死んでいたよ…」

    最原「春川さんも…」

    夢野「最原よ…お主は自分を卑下にするのはいい加減にやめたらどうじゃ?」

    最原「…」

    夢野「お主は立派な人間じゃ。ここにいるウチら…今日までお主に関わった全ての人間が…ちゃんとお主を事を認めておる。」

    最原「…夢野…さん」

    夢野「しっかりせい!最原や。ここは…お主が作った探偵事務所なんじゃからな。」

    最原「…っ」

    夢野「これからも…ウチらをよろしく頼むぞ?」

    最原「…うん……!」

    夢野「よし!お主らも最原に宜しくするのじゃ!」

    赤松「えぇえ…」

    夢野「何じゃお主?!」

    春川「…でも、確かに夢野の言う通りだよ。」

    天海「うん、私も終一君に宜しくするよ!!」

    赤松「…」

    夢野「…」ジーッ

    赤松「分かった…分かったよぉ夢野ちゃん…だからあんまり睨まないで…」

    夢野「よし!では行くぞお主ら!!…せーの…!」

    最原「えーっと〜…夢野さん……」

    夢野「よろしくッ最原探偵事務所ッッ」





    二年後…『加速する物語』



    〜とあるビルの屋上〜

    ××「えー?不可能だって?」

    ××「花菱君…君は誰に向かってものを言ってるのかな?」

    山田「天下の大怪盗とも恐れられる元超高校級の泥棒…山田太郎様だぞ!?そんな僕には、不可能なんてないのさぁっ!!!」


    〜とある警察署の資料室〜

    ××「ふむ…分かりました。その事件…この私が解決させてみせましょう。」

    ××「先輩も皆、どうかしていますよ…こんなモノを放置していたなんて…。この世の悪は全て根絶やしにしなくてはならないというのに…」

    青蓮寺「しかしそのような連続殺人など、この元超高校級の刑事 青蓮寺遥香の敵ではありません。今日の午前中に犯人を突き止めてみせましょう。」



    〜とある辺境の城〜

    ××「あれから二年が経ったね…また会える日が楽しみで仕方ないよ…最原君」

    ××「さぁ、あの日の続きをしようか…ここから先は、深い深い絶対的絶望の時間だよ。」

    黒鉄「君の相手は…超絶望級の殺し屋であるこの俺、黒鉄綾斗がするよ…!」



    物語は…次のステージへと足を運ぶのであった。

    よろしく 最原探偵事務所…完。

    …To be continued.
  240. 240 : : 2017/02/25(土) 02:54:54
    物語はここで一旦幕を閉じます。

    過去作のおまけがひと段落ついたら続きを書こうと思いますのでそれまで少しの間お待ちください。

    それでは、またの機会にお会いしましょう。
  241. 241 : : 2017/02/25(土) 08:42:15
    素晴らしいッ!!
    お疲れ様です!
  242. 242 : : 2017/02/25(土) 10:21:12
    お疲れ様でした!
  243. 243 : : 2017/02/25(土) 10:40:12
    お疲れ様です!
    面白かったです!
  244. 244 : : 2017/02/25(土) 11:11:33
    お疲れ様でした!!
  245. 245 : : 2017/02/25(土) 13:14:03
    お疲れ様です!
  246. 246 : : 2017/02/27(月) 13:52:42
    死亡者まとめ

    結城玲奈、星乙女、桜島裕太、誘波氷詩、虎島つぼみ、ウィリアム・クロフォード、十文字健、楽気クララ、茶柱夜子、飯田橋桃花、エース・エルストーン、輝夜ウルエ、月見里炯、木下凌馬、鉄ノ川夢一郎、震源代講、 悪道健二、加藤清。
  247. 247 : : 2017/02/27(月) 13:53:47
    黒鉄と赤松以外のチームダンガンロンパは刑務所行き
  248. 248 : : 2017/03/02(木) 00:00:56
    赤松紅葉の外見設定
    茶髪のロングヘアでハーフアップ、楓とは逆方向に向いたアホ毛。楓より背が高いが代わりに胸は小さい(あくまで楓と比べた場合)。目元は楓より丸っこい。
    黄色のベスト、白のポロシャツ、オレンジのキュロットスカート、黒タイツ、茶色のショートブーツ。両手首に四つずつミサンガをつけている。
  249. 249 : : 2017/03/02(木) 00:07:00
    なんとなく赤松紅葉の外見設定を考えて見ました…。ついでに同じV3メンバーの身内である黒鉄綾斗の外見設定も考えようと思います。彼も一応メインキャラですので…
  250. 250 : : 2017/03/02(木) 00:57:15
    黒鉄綾斗の外見設定
    青みがかった銀髪のミディアムヘア、縦向きのアホ毛、左側を耳に掛けてヘアピンで留めてる。目元はつむぎに似てる、目が半開き。左耳に二つのピアス。
    白のパーカーで左腕を捲ってる、前は半分くらいまで閉じてる。中に黒のワイシャツを着ており、全部のボタンを閉めてる。白のラインが入った黒ズボン。白のスニーカー。銀のロザリオネックレス。

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