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日向「なんか俺のネクタイがDKって赤いやつになってるんだけども…!?」

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  1. 1 : : 2014/11/20(木) 01:16:41

    スーパーファミコンソフト『スーパードンキーコング』にて、
    日向がドンキーになる話…

    ※見切り発車、気ままにやる予定

    ※ネタバレ、キャラ崩壊など注意

    ※その他もろもろ注意

    でお願いします。



    【ニンテンロンパシリーズ】(ほぼ同時進行)のリスト
    ※どんどん増える可能性アリ

    ドンキーロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27505←今ココ

    マリオロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27510

    カービィロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27511

    ゼルダロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/28447

    メトロイドロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/28448
  2. 2 : : 2014/11/20(木) 01:17:46

    日向「なんか俺のネクタイがDKって赤いやつになってるんだけども…!?」

    左右田「日向!!おまえもいたのか!!」

    日向「左右田!!なあ、ここどこだ…って、おまえその帽子…」

    左右田「ああ、いつのまにか、この赤い帽子をかぶっていた…いったいこれはどういうことなんだ?」

    モノクマ「やあやあ、ごきげんうるわしゅう…」

    日向「おまえ、モノクマじゃないか!?いったいこれはどういうことなんだ?」

    モノクマ「だいたいわかると思うんだけど、君たちはこれからドンキーコングとディディーコングとしてゲームをクリアしてもらいます!!まあ、ここはすでにゲームの中ってわけです!!」

    左右田「あっ、やっぱこれスーパードンキーコングなのか…」

    モノクマ「はい、そうです!!」

    日向「ってことは、俺ドンキーか…」

    モノクマ「驚異の胸囲91センチメートルだから仕方ないね」

    日向「くそっ…俺が鍛えていたばっかりに…ならば、開きなおるぞ!!俺はこういう筋肉が出る男だ!!」
    ムキーン!!

    左右田「やけくそになってんなよ…オレはディディーというわけか…」

    モノクマ「まぁ、ぶっちゃけ配役はなんとなくです!!」

    左右田「おいおい、なんとなくでこんなことに巻き込まれてたまるかよ…」

    モノクマ「あっ、でもゲームクリアしたら、君たちの願いをかなえてあげよう…!!」

    日向「おいおい、うさんくさすぎるぞ…なぁ…左右田?」

    左右田「な…なんでも!?」

    日向「うわぁ…くいついた!?」

    左右田「本当になんでもなのか!?」
  3. 3 : : 2014/11/20(木) 01:18:37

    モノクマ「うーん、まあ常識的な範囲内でだけどね…ほら、ボクもイメージってもんがあるからさぁ…」

    日向「おまえは結構やりたい放題なやつだと思うんだが…すでにこの状況が…」

    モノクマ「まぁ、いいじゃない…それに、このゲームでミスしても死ぬなんてことはないから安心して挑んでよ!!」

    日向「改造されてるとかないだろうな…」

    モノクマ「いやだなぁ…疑りぶかすぎるよ日向クン…今回はアクションゲームですよ!!論破の要素はないんだからね!!」クマーン

    日向「身もふたもないこというなよ…」

    左右田「なあ、願いってのは俺と日向それぞれに叶えてくれるのか?」

    モノクマ「はい、もちろんです!!相方に内容を聞かれたくなければ今、ボクに申告してくれていいよ!!」

    日向「なんだ、左右田俺に聞かれたくないことでもあるのか?」

    左右田「まあ、こういうのは秘密にしてたほうが盛り上がるじゃねぇか!!」

    日向「だいたい、おまえの願いの察しはつくがな…」

    モノクマ「日向クンは願いは決まってるかな?」

    日向「うーん、じゃあみんなともっと仲良くなれるようにでいいぞ?」

    左右田「うわぁ…つまんねぇ…」

    モノクマ「本当にいいの?これ以上仲良くなりすぎると逆に仲が悪くなると思うんだけど…
    ただでさえ君、刺されそうなんだし…」

    日向「え…そうなの?」

    左右田「まあ、やばそうなやつが何人かいるだろうな…」

    モノクマ「日向クンは爆弾処理がうまいから、なんとかなってるけど、ギリギリだからね!!」

    日向「わ…わかった…じゃあ、そうだな…草もちがたくさん食べたい!!」

    左右田「うわぁ…なんでもだぞ…つまんねぇな…」
  4. 4 : : 2014/11/20(木) 01:19:19

    モノクマ「盛り上がりにかけますねぇ…」

    日向「うるさいな!!なんでもいいだろ!!」

    モノクマ「まあ、食べ物だったら用意しやすいしこちらとしては楽なんだけどね…さて、左右田クンのお願い事はなにかな?」

    左右田「ああ…じゃあ……で…あれを……で」コショコショ

    モノクマ「ふんふん、わかりました、ちょっと難しいけどなんとかなるかな…」

    左右田「おっしゃあああああ!!」

    日向「やっぱり、俺には教えてくれないのか…」

    左右田「まぁ、クリアすれば嫌でもわかるからよ!!」

    日向「それもそうだな…まあ、ホントいうとそんなに興味ないし…」

    左右田「なんだよ!!そういうこというなよな!!」

    日向「悪い悪い…で、モノクマこれから俺たちはどうすればいいんだ?」

    モノクマ「うん、準備はすんだから、さっそくスタートしてもらうよ!!まぁ、ボクは適当にガイドしてくのでよろしくね!!」

    日向「なんだか、妙なことになったが、まあやってみるか…」

    左右田「おう、オレたち2人なら楽勝でクリアできんだろ!!」

    モノクマ「うぷぷ…がんばってね!!」

    日向「よし、行こう!!」
  5. 5 : : 2014/11/20(木) 01:21:52

    【レベル1 コンゴジャングル】

    日向「ここ本当にゲームの世界なのか…」

    左右田「ジャングルなんて初めてきたぜ…」

    モノクマ「」ウヨウヨ

    左右田「雑魚敵はモノクマになっているってことか…うようよしていやがるな…」

    日向「まぁ、さくさくいこうぜ…一面でつまづくわけにも行かないだろ」

    左右田「おう、そうだな…って、ぐわぁあああああ!!」
    アンッ!!

    日向「左右田ァーーーーー!!どこへ行くんだ!?いったいなにが…!?」


    ?「ふふふ、さっそく仕留められたね!!」

    日向「なにぃ!?おまえは西園寺!!」


    西園寺「モブの野郎は、わたしに触れたからミス扱いなんだよ!!ミスすると二人いる場合、一人は一時的にリタイアになるからね!!一人しかいない場合、残機が消えることになる…つまり、日向おにぃはミスできないね!!」


    日向「くっ、まさかおまえが敵だとはな…」

    西園寺「ちなみに、わたしはボスノーティだよ!!」バーン!!



    ボスノーティ:西園寺日寄子


  6. 6 : : 2014/11/20(木) 01:22:48

    日向「ボスがいきなり出てくるなよ!!!」

    西園寺「まぁ、今のはほんのあいさつ代わりってとこだよ~」

    日向「くそっ、早く左右田を見つけなくては…」

    西園寺「さぁて…どこからぷちぷちしてやろうかなぁ~」

    ?「まてぇーーーーーーーーい!!」

    日向「なにぃ、今度は誰だ!?…っておまえは十神なのか?」

    豚神「俺が来たからには安心だ…アニマルフレンド、十神白夜様がな!!」バーン!!


    サイのランビ:豚神白夜 (※便宜上、名前欄のみ豚神)


    日向「おまえ、ランビなのか…!?」

    豚神「そうだ…西園寺よ…ここは引くのだな!!アニマルフレンドの俺に乗っている限り、日向は無敵!!さあ、乗れ!!日向!!」

    日向「えっ、どこに?」

    豚神「背中に決まっているだろう!!見た目は変わらないが、俺はランビの能力として突進ができるようになっている!!ここを切り抜けるぞ!!」

    西園寺「行かせないよ!!最初からゲームオーバーにしてあげる!!」

    日向「くっ、何がなんだかわからんが…頼むぞ!!十神!!」

    豚神「任せて置け!!突進で切り抜ける!!」

    西園寺「させないよ!!ぷちぷちってつぶしてあげる!!」

    豚神「しっかりつかまっていろ!!日向!!」

    日向「ああ!!」

    西園寺「アニマルフレンドは無敵だけど、敵にあたれば暴走する…さくっと自滅しな!!」ドドドドド!!

    日向「うわぁ!!追いかけてくるぞ!?」

    豚神「だが、やつの速度は遅い!!このまま振り切るぞ!!」ドドドドドド!!

    日向「わかった!!」

    西園寺「くそぉ…のろまだよ…この体!!もっとスピード出ないのぉ!?」ドドドドド…
  7. 7 : : 2014/11/20(木) 01:37:09




    日向「…なんとか振り切ったようだな…」ハァ

    豚神「途中でモノクマ(雑魚)を轢きまくったが問題ない…」


    モノクマ「」死屍累々



    日向「まあ、ランビは強いからな…」

    豚神「だが、ここからは次のステージだから、俺はいけないな…」

    日向「そこはゲームに忠実なのかよ!?」

    豚神「ところでDKと書いてあるタルを見つけたらその中に左右田がいるはずだ…早めに救出してやれよ…では、さらばだ!!」



    日向「ありがとなぁ~!!」


    モノクマ「うーん、ひどいよねぇ十神クンはぁ…ゲームの雑魚敵とはいえ、ボクを倒していくなんてさぁ…」ヌボ


    日向「うおっ、びっくりした!?」


  8. 8 : : 2014/11/20(木) 01:47:10

    モノクマ「ボクはこんなに可愛いのにねぇ…ひどいよぉ…」

    日向「…っていうかアニマルフレンドもボス敵も俺たちの知人ってことになるのか…!?」

    モノクマ「うん、せっかくだから、みんなにも楽しんでもらおうと思ってね!!」

    日向「あいつらも願い事でもあるのか?」

    モノクマ「まぁね…アニマルフレンドは君たちのサポートが条件、ボス敵は君たちをゲームオーバーにさせることが条件だよ!!」

    日向「割りと俺たち不利だな…一回でもゲームオーバーになると終了なのか?」


    モノクマ「まあね、でも残り人数を増やせば余裕だよ!!」

    日向「確かに、そうだな…さて、十神のおかげでなんとかなったし次に行くか…」


    モノクマ「待ってよ…日向クン…ゴールクリアしたんだからやることあるよね…?」

    日向「は!?やることってなんだよ…!?」


    モノクマ「勝利のダンスさ!!」


    ※ドンキーたちはステージクリア時マップ上で両腕を振って踊ります。

    日向「は!?」

    モノクマ「そこは再現しないと…!!」

    日向「いや、ボスが1-1から出てきたんだぞ!?原作無視だろ…いきなり…」

    モノクマ「んもう…草もち食べたくないの?」

    日向「わかったよ…」

    モノクマ「じゃあ、音楽流すから…お願いします!!」


    日向「(無心でダンス)」チャラララチャーラララチャンチャンチャン♪

    モノクマ「うーん、これはパラパラじゃないんだから無表情で踊らないでよ。もっとステージクリアの喜びを表現しないと……!!」

    日向「うるさいなぁ、別にいいだろ……?」


    モノクマ「もっと、スリル!!そしてショック、さらにサスペンスに踊りなさい!!」


    日向「うるさいな!!?次いくぞ、次!!」




  9. 9 : : 2014/11/20(木) 18:03:49
    ザザァーーーーーーザァーーーーーー

    日向「すごい雨だな…視界が悪いぞ…」

    DKバレル「うぎゃあああああああ、暗いよ、せまいよ、こわいよ!!!」

    日向「おっ、あれは十神の言っていたタル…左右田が入っているはずだ、助けよう!!」

    DKバレル「おっ、もしかして日向か!?早く出してくれーーーー!!」

    日向「待ってろ!!今助ける!!」

    モノクマ(雑魚)「オマエラオシオキだよ!!」

    日向「くそっ、雑魚敵のモノクマか!!くらえ!!DKタル」

    DKバレル「ぐえ…なにす…ぎゃあああああ」モノクマ(雑魚)「さようならー」バキッ!!

    日向「ふぅ、倒せたようだな…」

    左右田「倒せたようだな…じゃねぇぞ!!オレごと敵にぶつけてんじゃねぇ!!」

    日向「ゲームどおり復活できるし、ノーダメだから大丈夫じゃないか…」

    左右田「それでもなんか気分悪いんだよ!!コラァ!!」

    日向「悪い、悪い…」

    左右田「ったく、だが本当にゲームのまんまってわけか…やられた後、俺は気づいたらいつのまにかタルの中にいた…まったく暗くてひどかったぜ…」

    日向「外からでもおまえの悲鳴が聞こえたくらいだからな…」

    左右田「うっせ!!うっせ!!このうっぷんをはらしてやる、おい日向交代しやがれ!!タッチだ!!」

    日向「おう、また先頭でやられるなよ!!」ホッホッホ…ハハッハッハ


    モノクマ「うん、西園寺さんの奇襲のときはともかく、先頭にいるほうのコングをプレイヤーは操作します!!相棒は自動的についてきてくれるわけですね!!力のドンキーコング、素早いディディーコングを使い分けることが攻略の鍵となるわけです!!」


    左右田「へっ、オレのローリングアタック(側転)で全員けちらしてやるってーの!!」

  10. 10 : : 2014/11/20(木) 18:05:16


    モノクマ「あんまり猪突猛進すぎるのはどうかと思うけどなぁ…」

    左右田「うっせ、うっせ!!おりゃああああ」グルグルグル


    モノクマ(クランプ)「」ずいっ

    左右田「ぐわぁ!!ローリングアタックが止まった瞬間をねらわれたぁーーーー!!」アンッ!!


    モノクマ「ほらっ、いわんこちゃない…」

    日向「左右田…アーメン!!ところで、あのモノクマはクレムリン軍団のクランプのようだな…」

    モノクマ「はい、そうですね!!軍人のような格好をしたワニの敵で、ディディーでは踏みつけただけじゃ倒せない敵の一人です!!ローリングアタックならいけたけど、左右田クンは考えなしに突っ込むからねぇ…」


    日向「クレムリン軍団はワニの軍団なんだよな…そして、ドンキーコングたちは食料のバナナを倉庫から盗まれて取り替えそうとしているってわけだな…」


    モノクマ「いまさらあらすじ説明ってどうなの…?って声聞こえてきそうだけど…まあそんな感じです」


    日向「あらよっと」ジャンプ!!

    モノクマ(クランプ)「」アァッ!!!

    日向「落ち着けばぜんぜん大丈夫だな…」


    モノクマ「西園寺さんの件はともかく左右田クンはもう少し慎重になったほうがいいですね…ちなみに、雨の降ってるステージ“ロープジャングル”にはクランプはいなかったような気がしますね…」


    日向「そこまで細かく見ている人はいないと思うが…そもそも最初の面にボス出てきちゃうし…」


    モノクマ「さて、このステージのキモはジンガー(ハチ)をよけながらロープで移動すること!!ロープアクションもこのゲームの売りですね!!」


    日向「まぁ、これぐらいなら楽勝だな…」ヒョイ ヒョイ ヒョイ

    モノクマ「はい!!クリアですね!!いいペースだね!!日向クンのみ、つまりドンキーコング縛りでもいけるんじゃない?」

    日向「いや、さすがにそれはつらいって…ドンキーは小回りがきかないときがあるからな…」
  11. 11 : : 2014/11/20(木) 18:06:03

    モノクマ「はい、じゃあ日向クン新しい面に行く前にダンスをどうぞ!!」

    日向「やっぱり、毎回やらされるのか…」ハァ

    モノクマ「一度クリアした面をもう一度クリアしてもダンスはしませんから、まあ回数は限られてますよ」


    日向「(無表情)」チャラララチャーララチャンチャンチャン♪


    モノクマ「はいっ!!OKです!!」

    日向「早く左右田のやつも巻き込みたい!!あいつ今のところステージクリアまで生き残ってないぞ…!!」

    モノクマ「まぁ、考えようによっては左右田クンの犠牲があってこその日向クンのゴールとも言えるのではないでしょうか?」

    日向「はぁ…さて、次のステージは…ってこれは…」

    モノクマ「クランキーコングの小屋ですね!!ゲームのヒントが聞けますよ!!まぁ、いったことない人も多いかもしんないけど…」

    日向「まぁ…助言よりも説教が多いイメージだからな…ドンキーよく杖でたたかれてるし…」

    モノクマ「クランキーコングは初代のドンキーコングですね…マリオと昔戦ったことから、そのときのことをよく会話に出しますね!!」


    日向「解説はここまでにして、一応いってみるか…」
  12. 12 : : 2014/11/20(木) 18:07:45
    【クランキーコングの小屋】

    日向「ん、誰もいないぞ…?」

    モノクマ「はいはい、ようこそ、ボクの小屋へ!!」

    日向「クランキーコングおまえかよ!?」



    クランキーコング:モノクマ(いろいろと兼任)


    モノクマ「うーん、老人キャラいないしね…希望ヶ峰学園の評議委員とか出されても誰?って感じだろうし…」

    日向「ダンガンロンパ/ゼロのネタかよ…」

    モノクマ「ダンガンロンパ/ゼロ勢が出てくるかは未定でございます…!!」

    日向「じゃあ、帰るか…」

    モノクマ「えぇ~!?せっかくきたんだから、ボクの小粋なトークを聞いていけよ~!!」

    日向「いや、さっきからずっと喋ってるし…つーか、今のところディディーである左右田より喋ってるってどうなの?」

    モノクマ「いやぁ…それはボクのせいじゃないんで…」

    日向「とにかくさくさく行こうぜ…次はどうくつだな…」

    モノクマ「最初のマップってどうみても道が“そ”だよね!!」


    日向「また左右田を助けることから始めなくちゃな…」

  13. 13 : : 2014/11/23(日) 19:04:21



    左右田「いやあ、迷惑かけてすまん…」

    日向「まぁ、ドンマイだ…気を落とさずにいこうぜ」

    左右田「なんなくどうくつはクリアしたな…」

    日向「まだ序盤だからな…だが、気をつけていこう…」

    左右田「しかし、さっきのどうくつは蛇とかハチとか気持ち悪いのが多かったな…」

    日向「倒せるとわかっていてもなぁ…実際に生足で踏んだりしてるドンキーたちはすごいな」



    左右田「さて、こっから…海か…きれいな海だな…」

    モノクマ「サンゴの海だからね…サンゴの生息する海はきれいだよね」

    日向「はじめての水中ステージか…そういや、水中面はボーナスステージがないんだな…」

    左右田「そもそもボーナスステージとか無視してたがな…」

    モノクマ「スーパードンキーコングではボーナスステージは入っただけでOK!クリアしなくてもクリア率には加算されますね!」

    モノクマ「ちなみに、そのコースのボーナスステージを発見したら、コース名のあとに!マークがつきます。サンゴの海はボーナスステージがないからクリアだけで!マークがつくね」
  14. 14 : : 2014/11/23(日) 19:06:12


    日向「しかし、着衣泳になるのか…これ?」

    モノクマ「大丈夫!!濡れたりしないし、すいすい泳げるからね!!」

    左右田「じゃあ、安心だな」

    モノクマ「ボク、土左衛門!…なんて、ひどいことにはならないから安心してね!!ちゃんと呼吸もできますので」

    日向「おまえだけはそのセリフをいってはいけなかった気がするぞ…」


    ―サンゴの海―


    左右田「いやあ、しかし水中はきれいだな」

    日向「見とれてると魚にぶつかるぞ…こっちは魚に対して回避するしかないんだからな…」

    左右田「でも、確か水中のアニマルフレンドがいるはずなんじゃないか?」

    日向「そういや、そうだな…そろそろ会えるはずなんだが…」


    朝日奈「ヤッホー!!こんちはっす!!」

    左右田「おっ、やっぱおまえだったか!!」



    カジキのエンガード:朝日奈葵



    朝日奈「まあ、水中といったら私だよね!!さくらちゃんもどこかで頑張ってるみたいだし、私もサポートするよ!!」

    日向「ありがたい、頼むぞ!!」

    朝日奈「じゃあ、先導するね!!」

    左右田「あれ、アニマルフレンドだから、乗らなくていいのか?」

    朝日奈「ちょ…!!人に乗るとかサイテーだよ!!先輩といえども許せないよ!!」アタック!!

    左右田「えっ、だってランビの十神には乗って…ぎゃあああああああああ!!」アンッ!!

    モノクマ「左右田クン…セクハラ発言はよくないなぁ…」

    日向(言わなくてよかった…)ホッ



    左右田「アニマルフレンドが敵だったとはな…」ボロボロ


    朝日奈「ご…ごめんなさい…でも、左右田センパイも悪いんだよ!!」

    左右田「すみません…反省してます…」

    日向「ひと悶着あったが、進もうぜ…朝日奈がいればなんとかなるだろう」

    朝日奈「うん、今度こそまかせてよ!!」
  15. 15 : : 2014/11/23(日) 19:20:55
    ※ここで注意、絶対絶望少女のキャラも出ます、念のため…。



    朝日奈「うわ!?貝のバケモノだ!?」

    日向「そいつはクランボーだ!!エンガードでも倒せない!!真珠にあたらないように逃げるぞ!!」




    朝日奈「今度はタコがいる…!!」

    左右田「そいつはクロクトパスか…そいつも無敵だ!!…ったく水中は厄介なやつが多すぎるな…」





    日向「よしいいペースだ!!クリアしたぞ!!」

    朝日奈「また、水中面になったら、呼んでね~」バイバイ

    左右田「おう、助かったぜ!!」

    日向「次はタルたいほうの谷か…最初の難所だな…」

    モノクマ「タルたいほうで次のタルたいほうに移動しますが、発射のタイミングを間違えると谷底へとシュゥゥーーーーッ!!ですからね…」





    クロクマ「いやあ、ゴリラを谷底にシュゥゥーーーーッ!!ですかぁ!!いや、そいつはまさに超!!エキサイティンだな!!」

    モノクマ「おっ、おまえ気が合うねぇ!!」クマーン




    左右田「うわあああああ!!なんだこいつ…モノクマが増えたぞ!!」

    日向「だけど、全身ほぼ黒いぞ…確か、こいつは…!?」


    クロクマ「ふぅ、やーっと喋れるぜぇ~!!」

    モノクマ「やあやあ、こんにちは…もしかしてこれ夢の競演じゃない?」

    クロクマ「おっす、小僧共!!クロクマってんだ!!よろしくな!!」

    日向「こいつもガイドなのか…?」

    クロクマ「ちげーよ、ちげーっての!!このオレさまを見てわかんねぇのか!!どこに目がついてんだよってんだ…ギャーーーーーーーーハッハハハハハハッハハ!!」

    左右田「こいつ、うるさいんだが…」

    モノクマ「う~ん、まあ大目に見てあげてよ…」
  16. 16 : : 2014/11/23(日) 19:29:58
    日向「そうか、スルーしてたけど、タルたいほうの谷の前はファンキーコングの小屋…つまり、おまえは…」

    クロクマ「やっと正解が出やがったな…!!そう…ファンキーなオレさまぴったりの役だろぉーーー!!」



    ファンキーコング:クロクマ


    左右田「だがよぉ…ファンキーコングってステージの移動が役割だろ…オレたちまだレベル1しかいけないぜ…」

    クロクマ「え」

    日向「だよな…セーブのキャンディーコングならともかく、なんで先にファンキーコングなんだろうな…」

    モノクマ「この時点だと、ノーセーブだから意外とつらいよね…ゲームオーバーになったら最初からなわけだしさ…キャンディーコングのほうが助かるよね…」

    クロクマ「え」

    日向「タルたいほうの谷で死にまくったプレイヤーとしては、けっこう辛いんじゃないだろうか…」

    クロクマ「てめぇーら!!!ファンキーいねぇと、クリアしたステージに戻れないんだぞ!!確かに今は役立たずだが、後で覚えてろよ!!!」

    左右田「クリアした面戻ることあんのかな?」

    日向「残機増やすときとかかな…あと、ボーナスステージをあとでやりたい場合には戻らなくちゃなんないしな」

    クロクマ「そういうことだ!!ファンキーコングのありがたみ…わかったようだな!!」

    日向「ああ、今はともかく、あとで頼むよ」

    左右田「今はともかくな」

    モノクマ「今はともかくね」

    クロクマ「うっそぉ…なにこれ…もうなんなのこの扱い…新人いじめ…?逆に感じちゃう…」ビクンビクン


    日向(だが、なんとなくキャンディーコングが誰かもわかったかもな…)
  17. 17 : : 2014/11/25(火) 23:44:52
    ―タルたいほうの谷―

    左右田「うわぁ…来てしまったか…」

    日向「さっきもいったとおり、なかなかの難所だ…気は抜けないな…だが、このコースは別にクリアするだけなら簡単なルートがあるんだよ…」

    左右田「おぉ…そうか!!ショートカットができるタルたいほうがあるんだったな!!」

    日向「よーし、さっそくそれを使っていくとするか!!」


    クロクマ「くっくっく、それはどうかな…」

    左右田「テメェはさっきの黒いの…!?なんでステージにいるんだよ!?」

    クロクマ「オマエラがさっき新人いじめをした罰としてショートカットは撤去いたしました!!まあ、センパイたちなら楽勝っすよ~!!」

    左右田「なんだとコラァ!!なにしてんだ!!…ていうか、おまえファンキーコングなんだから味方なんだろ!?」

    クロクマ「いつでも自分の味方は自分だけだ…覚えとくんだな…小僧!!」シュン!!

    左右田「あっ、テメーいいたいだけいって、消えやがって!!くっそぉ~まじめに進むしかねぇのかよ!!」

    日向「仕方ないな…しかし、けっこう陰険なやつなんだな…あいつ」

    モノクマ「ま…まぁ若いもんだからさぁ…大目にみてやってよ…」

    日向「まぁ、でもタルたいほうは今のうちに慣れておいたほうがいいかもしれない…今後避けようがないステージも出てくるだろうしな…」

    モノクマ「ゲームオーバーにならないように気をつけてねぇ~」
  18. 18 : : 2014/11/25(火) 23:45:27

    ドゴン!! ドガン!!
     ドゴン!! ドガン!!  ドゴ!!
      ドゴン!! ドガン!!



    左右田「ひぃ!!怖すぎる!!こういうのダメなんだよ…オレ!!」

    日向「タルたいほうも乗り物酔いに含まれるのか?」

    左右田「…う~ん、乗り物酔い以前の問題だけどな…こんなの…安全性のかけらもありゃしねぇ…」

    日向「だけど、もうすぐだ…焦らなければ大丈夫だ…焦ってタルたいほうの発射タイミングを誤るとどつぼにはまるからな…」

    左右田「不思議なことにこういうのって最初が一番できてる感じがするんだよな…で、一度失敗するとおんなじところでミスするんだよ…」

    日向「なんだか知らないが、いろいろとそうだよな…」

    左右田「ぐええええ、タイミングつかめねぇ…!!」


    日向「大丈夫だ…先頭は俺だから、俺のタイミングで発射する!!」

    左右田「まかせたぞ!!ソウルフレンド!!」

    日向「行くぞ!!」ドカン!!

    左右田「うわあああああああああ!!…って生きてる!!やった、地面に足がついた!!ありがとう大地!!母なる大地!!」

    モノクマ「我ら人の子ら…母なる大地に感謝せよ!!」

    日向「ふぅ…さすがに緊張したな…」

    左右田「ああ…日向のおかげでクリアできたな!!」

    モノクマ「じゃあ、喜びのダンスといこうか!!」

    左右田「え!?また、やるのか…!?」

    日向「まぁ、毎回だからな…さっきは描写がはぶかれたけども…」


    日向・左右田「」チャラララチャーララチャンチャンチャン♪

    モノクマ「はい、OKです!!」
  19. 19 : : 2014/11/25(火) 23:47:16

    左右田「ふぅ…ようやくキャンディーコングか…でも、ゲームオーバーになったら終わりだよな…?セーブする意味あんのか?」

    モノクマ「まあ、実はさっきはゲームーオーバーになったら終わりって言ったんだけど、ちょっとした救済措置は考えていたんだ…だって、ゲームオーバーになって、はい終わりじゃちょっとつまらないしね…」

    日向「一度や二度くらいは大丈夫ってことなのか…?さっきと言っていることは違うが…」

    モノクマ「まぁ…極力ならないほうがいいよ…とだけは言っておこうかな…」

    左右田「なんか…含みのある表現だな」

    モノクマ「まぁさ…そこは気にしないでよ!!結局はならなきゃいいんだからさ!!」

    日向「それもそうか…さて、キャンディーコングの小屋に行くするか…」


    【キャンディーコングの小屋】


    日向「さて、俺の予想が正しければ、モノクマ…クロクマ…と来たらあいつなんだが…」

    左右田「ああ、もしかして白いやつか?」

    日向「ああ」





    罪木「うっ…うう…ご期待に沿えずすみませ~ん!!」

    日向「え!?おまえがキャンディーコングなのか!?」



    キャンディーコング:罪木蜜柑



    左右田「まさか、ここで罪木に会うとはな…」

    罪木「うう…なんか、すみませ~ん」グスッ

    日向「すまん、なんかイメージと違ったからさ…でも、白いやつよりも知ってるおまえがいて安心したよ…ありがとうな…」

    罪木「日向さん…」ジーン



    モノクマ「どうでもいいけど、キャンディーコングの小屋って小屋って言うよりはテントだよね…」

    左右田「おまえ、よくこの空気に入っていけたな…」
  20. 20 : : 2014/11/25(火) 23:48:16

    モノクマ「空気とは読むものではなく作るものなんです!!」

    罪木「あっ、じゃあセーブしていきますか?」

    日向「ああ、頼む…えっとこのタルに入ればいいんだったな…」



    モノクマ「罪木さん…罪木さん…」コソコソ

    罪木「え…なんですか…モノクマさん?」

    モノクマ「チャンスですよ…今ならキャンディーコングのアレができますよ…」コソコソ

    罪木「えええええ!?アレですか!?」



    左右田「ん?なに、こそこそしてるんだおまえら…?」

    日向「まぁ、とっととタルにはいろうぜ…」

    モノクマ「いえいえなにも…さあ、罪木さん…!!」



    罪木「えぅ…ええっと…日向さん!!受け取ってくださ~い!!」投げキッス!!
    日向「よし、ジャンプだ!!」ピョン!!



    罪木「え」

    左右田「え」

    モノクマ「え」

    日向「あれ?」




    モノクマ「はいはい…セーブしました…ところで、日向クン…あれはないっすわ…」

    罪木「ぐすっ…私のキスはいらないってことなんですねぇ…」ぐすっ

    日向「ち…違う!!タイミングが悪かっただけで…」

    左右田「あああ…泣かせたな~!!先生にいってやろ~!!」

    日向「うるさいぞ!!左右田!!」
  21. 21 : : 2014/11/25(火) 23:49:56

    罪木「ううう…勇気を出したのに…」

    日向「う…罪木…くらえ!!」投げキッス!!

    罪木「はぅ…日向さん!?」キャッチ!!

    日向「わ、悪かった…つりはいらないからな…///////」

    罪木「日向さん…/////////」ドキッ

    左右田「うわぁ…くせぇ…」

    モノクマ「んもぅ…いつか刺されるよ日向クン…」

    日向「う…うるさいな…!!」




    西園寺「ふーん…わたしからは逃げたくせにゲロブタには優しくするんだ…」

    日向「なにぃ!?西園寺!?ここはキャンディーコングの小屋のはずじゃあ!?」


    西園寺「だって、すぐ近くだしさ…あっ、ちなみにボスノーティって正式名称はベリーノーティっていうんだって…まっ、今はどうでもいいんだけどね…」

    罪木「さ…西園寺さん!?」


    西園寺「セーブはすんだでしょ…なら、ボス戦といこうか?今度こそ踏み潰してあげる…!!」


    左右田「なぁ…モノクマ…俺タルに入ってていいかな?」

    モノクマ「ああ…いいんじゃない?」

    日向「待ってくれ、左右田ァ!!」

    左右田「だって…これはスーパードンキーコングなのに、なんで女の戦いになってるんだよ…」

    モノクマ「ここがあの女のハウスね!!」


    西園寺「ゲロブタはどのみちあとで踏み潰すけど…今は日向おにぃをぷちぷちしたい気分なんだよねぇ…遊んであげるから…この先に来てくれる…よね?」


    左右田「すげぇ…目がにごってるぅ!?…やっぱりオレはタルに入ってるぞ!!」

    日向「まだ、一面のボスだよな!?なんだ、この雰囲気は…!!」

    罪木「日向さん…負けないでください!!」

    西園寺「じゃあ、待ってるからね…日向おにぃとモブ共!!」

    日向「西園寺!!」

    モノクマ「これは、一面から強敵ですなぁ…」

    左右田「ボスノーティに苦労したやつなんていないと思うが…これはやばくなりそうだな…」

    日向「くっ…戦うしかないのか…」

    左右田「まぁ…付き合ってやるよ…どのみちあいつを倒さないと先に進めないからな…」

    日向「左右田…ありがとう!!」


    モノクマ「はてさて…どうなることやら…」

  22. 22 : : 2014/11/29(土) 06:50:09

    【ボスノーティ】

    左右田「ボスノーティってゲーム史上、最も弱いボスの一体だよな…」

    日向「まぁ、適当に飛ぶしかしてこないから、あたらなければいいし、5回踏むだけでいいもんな…」

    モノクマ「バナナの山が見えてきたね…どうやら、あそこで西園寺さんが待ち構えてるみたいだよ…」

    左右田「…にしても、クレムリン軍団はワニだろ…ワニじゃないやつもいるけど、なんでバナナ盗むんだよ…?自分では食べないだろ?」

    日向「そのうえ、ステージ上に目印のように落として行ってるからな…」

    モノクマ「宙に浮くバナナ、なぜか矢印のかたちを表しているバナナ…器用な落とし方するよね…」

    日向「だが、なんか今回はまず1回踏む…ってこと自体が厳しい気がする…おもに西園寺的な意味で…」

    左右田「だよなぁ…相手はあの西園寺だもんな…」






    西園寺「来たね…さっそく勝負といこうか!!」

    日向「そういや、西園寺はなんのために戦ってるんだ?何か願いがあるのか?」

    モノクマ「そういや、願いとかあったね…死に設定になりそうだったけども…」

    左右田「オイ!!オレの願いも忘れてんじゃねぇだろーな!?」

    モノクマ「ああ、大丈夫大丈夫…いってみただけ」

    西園寺「私の願い…聞きたい?日向おにぃ…あんたを下僕にすることだよ!!」

    日向「俺を…下僕にだと!?」

    西園寺「そうだよ…私の、私による、私のための下僕だよ!!」

    モノクマ「トゥ・ザ・西園寺 バイ・ザ・西園寺 フォア・ザ・西園寺ですね…」

    日向「なっ…下僕になってたまるか!!」

    西園寺「あんたに拒否権はないの!!一生私の面倒を見させてやる!!」

    日向「くっ…下僕だなんて…俺は負けないぞ!!俺の未来のためにな!!」

  23. 23 : : 2014/11/29(土) 06:51:00

    左右田「なぁ…ぶっちゃけ、これって、下僕とかどうでもよくて、プロポーズに近いよな…」ヒソヒソ

    モノクマ「う~ん、けっこうみんな無理な願い事いってくるからなぁ…ボクも大変ですよ…」ヒソヒソ

    左右田「で、日向のやつは西園寺の真意に気づいていない…と」ヒソヒソ

    モノクマ「どうやったら…あんな朴念仁な人物ができあがるんですかねぇ~」ヒソヒソ

    左右田「罪木にやったのだって、あれたぶんほとんど何も考えてないぞ、あいつ…」ヒソヒソ

    モノクマ「や…やだ、本能なのね…こわい…」ヒソヒソ





    日向「ぐ…すまんが、踏ませてもらうぞ!!」ドカッ!!

    西園寺「いった~い!!下郎のぶんざいで私を足蹴にするだなんてぇ!!」ムカッ

    左右田「うおぅ!?西園寺のスピードがあがったぞ!?」

    モノクマ「ボスノーティは踏むたびに動きが速くなっていくからね」

    日向「だけど、さっきもいったように動きはワンパターン!!西園寺悪いが、勝たせてもらう!!」

    西園寺「う…ううう」グスッ

    日向「え」

    西園寺「ひどいよ…本気でやることないじゃん…」グスグス

    日向「う…ごめん、西園寺…」



    西園寺「隙アリィ!!」ぴょ~ん!!

    日向「うおっ!!あぶね!?…汚いぞ!!西園寺!!」

    西園寺「ああぁ…今のでやられておけばよかったのに…もっと苦しむことになるよ…!!」

    日向「くっ…主に精神的な面できついぞ!!」






    左右田「暇だなぁ~」ほのぼの

    モノクマ「待機中のコングはやることないっすからね…」ほのぼの

    日向「くっ…なんだか腹立つ…」
  24. 24 : : 2014/11/29(土) 06:52:21

    西園寺「ねぇ…そんなに足掻かなくてもいいんじゃない…?もうあきらめて、私にぷちぷちされなよ!!」

    日向「そういうわけにはいかないんだ!!俺にも勝たなくちゃいけない理由がある!!」




    モノクマ「草もちだよね…」

    左右田「草もちだったな…」

    クロクマ「草もちだよな…」

    日向「かっこよく決めようと思ったけど、そういや俺の願い草もち食べ放題だった!!」ガビーン!!





    西園寺「え…基本的になんでもなんだよ…それを草もちって…ないわ~」ドンビキ

    クロクマ「ないよな~」

    モノクマ「ねぇ~」

    罪木「わ、私はいいと思いますよ」アセアセ



    日向「なんでおまえらまでいるんだよ!?」


    罪木「日向さんの応援です!!」

    クロクマ「自分、暇っすから…」


    西園寺「その程度の覚悟なら…私に負けても文句は言えないよね…!!」

    日向「だ、だが…どっちにしろ負けんぞ!!負けたらなんか怖いらしいし…な!!」


    クロクマ「うわぁ…消極的な理由っすぜ…兄貴ィ」

    モノクマ「日向クン…しょぼいっすよ…」


    日向「うるさいぞ、そこ!!」ビシッ!!
  25. 25 : : 2014/11/29(土) 06:54:21


    西園寺「なんか、もう私もどうでもよくなってきたかも…」

    日向「ちょっ…なんでそういう空気になるんだよ!?」


    西園寺「でも、負けるのはイヤだし…今度こそさくっとやっちゃおうかな!!」ぴょ~ん!!

    罪木「危ないです!!日向さん!!」

    日向「わかってる!!タイミングさえ間違えなければ…!!」ドカッ!!

    西園寺「うわぁ!?」

    日向「もう、攻撃の隙はあたえないぞ!!」



    西園寺「ぐ…うわあああああああああああん!!!!!!!!」ドカーン!!



    左右田「どうやら勝ったようだな」

    日向「うおっ、でかいバナナが降ってきた!!」

    モノクマ「まぁ、なんかいろいろありましたが…【レベル1 コンゴジャングル】クリアです!!」


    西園寺「うう…覚えてろよ!!絶対リベンジするからね!!」シュン!!


    日向「あっ、西園寺!?」

    左右田「どっかにいっちまったみてぇだな…」

    罪木「やりましたね…日向さん!!」

    日向「ああ…だが、西園寺には謝っておかないとな…」

    罪木「大丈夫ですよ…きっと、あれで西園寺さんも楽しんでると思いますから」

    左右田「それじゃあ次行こうぜ!!次!!」





    【レベル1 コンゴジャングル】クリア!!






    ―?―


    西園寺「う…うぅ…おにぃのバカ…」ポロポロ

    小泉「日寄子ちゃん…大丈夫?」

    西園寺「うぅ…おねぇ…負けちゃったよぉ!!」

    小泉「そっか残念だったね…でも、まだ機会がないわけじゃない…そうでしょ?」

    西園寺「うん、今度こそおにぃたちをぷちぷちして遊ぶんだ!!」ニコッ

    小泉「そうね…でも、そのまえにアタシがいくわ…」

    西園寺「頑張ってね!!おねぇ!!」

    小泉「うん、いってくるわ!!」





    小泉「見てなさい、日向!!左右田!!…そう簡単にはクリアさせないわよ!!」ドン!!!
  26. 26 : : 2014/12/03(水) 20:42:50

    【レベル2 モンキーマインズ】


    左右田「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

    日向「どうした左右田!?」

    モノクマ「いきなり声を荒げちゃってどうしたのさぁ?」

    左右田「さっきクリアしたステージが日向の顔になってる!?」

    日向「そんなとこあるわけ……あったぁああああああ!?」


    モノクマ「気づくの遅くない?…クリアしたステージはクリアしたコングの顔になるんだよ!!クリアしてないステージはクレムリン(ワニ)の顔になってるけどね…」


    日向「今まであんまし気にしてなかったからなぁ…」


    モノクマ「そうそう今までは気にしていなかったかもしれないけど、キャンディーコング、ファンキーコング、クランキーコングのそれぞれの小屋はそのコングの顔になっています」

    日向「つまり、罪木、クロクマ、モノクマの顔になっているんだな…」


    モノクマ「さぁて、どんどんレベル2の攻略をしていこうか!!」

    左右田「今度は遺跡やらどうくつやらジャングルとは全然違う雰囲気だな…」

    日向「この島っていろいろとおかしいよな…」

    モノクマ「まぁ…島がドンキーコングの顔の形してる時点でね…そこは言いっこなしです」

  27. 27 : : 2014/12/03(水) 20:43:50

    ―ウィンキーのどうくつ―

    日向「ここはどうくつか…しかし、誰がこんな足場の悪いどうくつをつくったのやら…」

    左右田「ロープのみで支えられた手すりのない板だけの足場のステージ…手抜きにもほどがあんぞ…」

    モノクマ「まぁ…これは横には落ちない仕様になってるから、手すりとかはいいじゃん…」

    左右田「気分的に嫌なんだよ!!どのみち怖いことには変わりねぇっての!!」

    日向「ところでここにもアニマルフレンドがいたな…」

    モノクマ「そうそうこのステージの名前にもなってるカエルのウィンキーがいるよ!!」

    日向「ランビやエンガードに比べて知名度低いよな…」

    左右田「まぁ…この作品にしか出てないからしょうがないよな…」


    モノクマ「フレンドなのにどこへいったのやら…ちなみに“ドンキーコング2”の取り扱い説明書でのアニマルフレンドの説明だと…クランキーコングにエクスプレッソとウィンキーはどこへいったんじゃって言われてるんだよね…」

    日向「エクスプレッソはダチョーのアニマルフレンドだったな…」

    左右田「続編でいなくなるとは…フレンドとはなんだったのか…」

    モノクマ「エクスプレッソの出番はもうちょい先かな?」




    左右田「おっ、あれアニマルコンテナじゃないか?」

    日向「そういやランビの十神と朝日奈のエンガードはいきなり登場したから忘れてたが、アニマルフレンドは木箱の中に入ってるんだよな…」

    左右田「よっしゃ!!ウィンキーの力を借りるとするか!!」バキッ!!
  28. 28 : : 2014/12/03(水) 20:45:38

    花村「う~ん、せっかく寝てたのにぃ~」

    左右田「ファッ!?花村ァ!?」



    カエルのウィンキー:花村輝々



    花村「おや?ボクの出番か~い?それじゃあ、ボクの背中にお乗りよ…なんだったら、二人同時に乗ってくれてもかまわないんだよ?」


    日向「左右田!!もう一度コンテナの中につめるぞ!!」

    左右田「合点!!」

    花村「わぁ!!監禁プレイかい?…いいねぇ…ぞくぞくするよ!!」


    日向「くっ…なにしてもダメか…連れてくほうがマシだな…」

    左右田「ああ、放置しておくよりは助けてもらったほうがいいだろうな」


    モノクマ「君たち何気にひどいよね…」

    花村「いいんだよモノクマ…これも日向クンや左右田クンの愛だってボクはわかってるからね」てる~ん!!

    日向「このどうくつ別にウィンキーいなくても簡単だし、行くか…」スタスタ…

    左右田「だよな…逆に乗ってるとジャンプ力がありすぎて暴発してミスすることあるしな…」スタスタ…


    花村「ちょっとぉ!!お役にたつからさぁ!!ボクにも活躍させてよぉ!!」てるてる!!

    日向「じゃあ…お願いするよ」

    左右田「まあ、ジンガーも踏めるのはでかいよな!!」

    花村「うん!!ちゃんと君たちをゴールまで送り届けるからね!!」
  29. 29 : : 2014/12/03(水) 20:46:25
    日向「そろそろゴールみたいだな…」

    左右田「このステージはそこまで辛くはなかったな」

    花村「地味に敵を無限に出してくるドラム缶に苦戦したけどもね…」

    日向「それじゃあ…花村とはいったんここでお別れだな!!」

    左右田「ああ!!じゃあな!!」

    花村「そんな嬉しそうに言わないでよ!!ちゃんと役にたったでしょ!!」

    日向「わかってるって冗談だって」

    左右田「また、よろしく頼むぜ!!」

    花村「うん、まかせてよ!!」

    ?「ちょっと待ちなさい、あんたたち!!」

    日向「な!?誰だ!?」

    小泉「ステージクリアおめでとう…とは行かないわ…」

    左右田「小泉…おまえか!?」

    小泉「日寄子ちゃんが世話になったわね…次はアタシと戦ってもらうわ!!」



    ボスネッキー:小泉真昼



    日向「なんでボスは待ってられないやつが多いんだ!?」ガビーン!!

    小泉「マスターネッキーこと小泉真昼よ!!いきなさい、ネッキー部隊!!」

    エエェ~!!エエェ~!!

    日向「うわぁ!!鳥の大群がぁ!!」

    花村「日向クン、左右田クン、ボクに乗って!!この先にまたどうくつがある、やつらもそこまでは追ってこれないはずだよ!!」

    左右田「すまん、頼むぞ!!」
  30. 30 : : 2014/12/03(水) 20:47:44

    小泉「逃がさないわ!!」

    花村「ウィンキージャーーンプ」ピョーーーーン!!


    ェェェェエエエエ工工(゜д゜)工工エエエエェェェェ!?


    小泉「なんですって!?ネッキーたちを踏み台に!?」

    左右田「すげぇぜ!!花村!!」

    花村「まかせてよ!!ほら、あそこから次のステージにいけるよ!!」ピョーン!!


    日向「ありがとな!!」

    花村「ここはボクにまかせて、さぁ、今のうちに!!」

    日向「待てよ!!花村、おまえも!!」





    花村「それはムリだよ…なぜなら…」

    小泉「アニマルフレンドは一緒に次のステージには行けない…ってこと?」

    花村「そういうことさ」


    左右田「いや、今そこにいちゃいけないボスがいるんだけども!?」ガビーン!!

    日向「やっぱり、アニマルフレンドだけは忠実なのかよ!?」ガビーン!!


    モノクマ「ごめんね…ボスのみんなはじっとしてられない人ばっかりみたいでね…それに、ボスって本来出番少ないし、仕方ないよね」

    日向「くっ、花村、ありがとう…俺たちはこの先へ行く!!また、会おう!!」

    花村「うん、気をつけてね!!」

    小泉「逃がすか!!」

    花村「させないよ!!」


    ェェェェエエエエ工工(゜д゜)工工エエエエェェェェ!!


    小泉「くっ…またネッキーたちを…」

    花村「悪いね!!ボクと遊んでくれるかな?小泉さん…」ドン!!






    小泉「いや、いいわ…帰るわ…」

    花村「え」

    小泉「ウィンキーのあんたには勝てないだろうし、無駄に戦力を消費したくないしね…バイバイ」

    花村「ちょっとぉおお!!ここボクの見せ場なんじゃないのぉ!?」
  31. 31 : : 2014/12/05(金) 17:56:32

    ―マインカートコースター―

    左右田「ここはどうやら鉱山みたいだな…」

    日向「レールが敷かれている…これってもしかして…あのトロッコに乗れってことか!?」

    左右田「悪い、急用を思い出した!!ここからは日向一人でいってくれ!!」アセアセ

    日向「おまえ乗り物酔いするからって、それはないだろ!?」

    モノクマ「ダメ!!認めませんよ!!左右田クン!!」

    左右田「イヤだぁ!!タルの中のほうがマシだぁ~!!頼むからこのコースクリアしてから出してくれ!!」

    モノクマ「んもう…そんなんじゃ、いつまでたっても先には進めないよ?」

    日向「だが、左右田じゃないが、このトロッコのコースはかなりの難所だな…」

    モノクマ「ちなみにこのコースもボーナスはありません!!乗ったらゴールまで一直線です!!」

    左右田「その一直線ってレール切れてたりするんだろーがぁ!!」

    日向「とにかく、また俺が先頭で行くから!!おまえは後ろで見守っていてくれ…!!」

    左右田「日向…おまえってやつは…っく、オレも覚悟を決めた…また、おまえに命預けるぜ!!」

    日向「ああ!!」

    モノクマ「トロッコに乗ったら、ジャンプとタイミングが大事になってくるよ…トロッコは自動で進むからね!!タイミングをとちらなければ、大丈夫!!」

    左右田「それが、一番きついんだろうが…」





    左右田「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!死ぬウうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」

    日向「後ろでうるさいぞ!!集中できないぞ!!」ガタンゴトン!!
  32. 32 : : 2014/12/05(金) 17:57:15

    左右田「うわぁ…レール切れてる!!速い、速い、速いってええええええええええええええええ!!」

    日向「ぐ…しっかりつかまってろ!!」ガタンゴトン!!

    左右田「日向ァ!!前!!敵だぁ!!」

    日向「え!?」ガタンゴトン!!

    モノクマ(雑魚)「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!」ガタンゴトン!!

    日向「まずい!?間に合わない!!!ぐわぁああああああああああ!!」ウッ!!



    左右田「おい!?日向ァ!?」

    モノクマ「はやくトロッコに乗らないと、君もミス扱いになるよ!!左右田クン!!」

    左右田「ちくしょ~!!こうなったら、やってやらぁ~!!絶対にクリアしてやる!!」ガタンゴトン!!

    モノクマ(雑魚)「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!」ガタンゴトン!!

    左右田「また来やがった!!ジャンプでよけるぞ!!」ジャンプ!!

    モノクマ「上手い!!よけましたね!!」


    左右田「ぎにゃあああああああ!?今度はあんな高い位置に次のレールがぁああああああ!!死ぬうううううううううううううううううううううううう!!」ジャンプ!!

    モノクマ「叫んでるわりには、ちゃんと脱線せずに進んでますね…!!」


    左右田「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


    モノクマ「ブッヒィフエエエーーーーンン!! ヒィェーーッフウンン!! ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!! ア゛ーー世の中を! ゥ変エダイ!」


    左右田「おまえも叫んでんじゃねええええええええええ!!」

    モノクマ「なんだ、案外ちゃんとやれてんじゃん…」


    左右田「今話しかけんじゃねええええええええええええええ!!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ…人間、やればなんでもできるもんですね」
  33. 33 : : 2014/12/05(金) 17:58:18

    ―クレムリンのどうくつ2―

    左右田「」死~ん

    モノクマ「あらあら、大丈夫?」

    左右田「もうイヤだ…もう乗りたくない…」ガクブル…

    モノクマ「こりゃ…なかなか厳しそうですね…あっ、ちなみに“クレムリンのどうくつ”の1は序盤ですっとばしたどうくつのことです」

    花村「やあやあ、無事だったかい?」

    モノクマ「やあ、花村クン、そういえばここにもウィンキーがいたんだね」

    花村「あれ?日向クンがいないね?」

    モノクマ「日向クンはさっきのコースでミスしちゃってね…」

    花村「そっかあ、まあ仕方ないね…で、左右田クンはどうしたの?」

    モノクマ「彼はおのれの限界を越えたのです…」

    花村「そうかい…少し休ませてあげないとね…ボクの胸の中でね!!」てる~ん!!


    左右田「お断りだぁ~!!」ガバッ!!

    花村「残念起きちゃったか…」てるてる

    モノクマ「さて、左右田クン、日向クンを探してあげないとね…」

    左右田「初めて、日向がいない中での行動か…」

    花村「でも、ボクがいるよ!!」

    モノクマ「ボクもいるよ!!」


    左右田「花村はともかく、おまえはガイドだろ…」

    モノクマ「まあね…でも、ひとりじゃないってステキなことだよ!!」

    左右田「わかったよ…とにかく、日向を探すぞ!!」
  34. 34 : : 2014/12/05(金) 17:58:50

    モノクマ「そういえば、4つの文字とってなかったね」

    左右田「K・O・N・Gの4つのパネルのことか?まぁ、全部集めれば残機は増えるけども、それを集めてミスすんのはイヤだしな…」

    モノクマ「“ドンキーコングGB”だと、K・O・N・Gのパネルをとってゴールしないとセーブできない仕様だったんだよねぇ…このゲームはキャンディーコングいるからいいけども…」

    左右田「そういや、今、“O”のパネルだけもってるな…ちょっと引き返すか…」


    左右田「ん、これ“K”じゃなくて“M”だぞ!?」

    花村「あれ?変だね?」

    モノクマ「うぷぷぷ…まあ集めてみればいいじゃない」

    左右田「なんだか…いやな予感がするんだが…」




    左右田「オイオイ、次は“B”だぞ!?全然違うじゃねぇか!?」

    モノクマ「最後まで集めてみようよ!!」




    左右田「最後も“G”じゃなくて“U”だったんだが…」

    花村「これは…もしや…」



    “M”“O”“B”“U”




    モノクマ「はい!!全てのパネルを集めたので1アップですね!!」

    左右田「ふざけんな!!“O”しかあってねぇだろ!!」

    モノクマ「もう、残念だなぁ…モブ田クンは…」

    左右田「誰が!?モブだ、テメェ~!!つ~か、日向はどこだよ!?」

    モノクマ「大丈夫、ほらあそこにいるよ!!」
  35. 35 : : 2014/12/05(金) 17:59:41

    DKバレル「だ、出せ~!!」

    左右田「おっ、やっと発見したか…」

    花村「じゃあ、早く出してあげないとね…」

    左右田「まぁ、待て…どうせなら、前にやられた仕返しだ…あのタルごとジンガーにぶつけてやる!!」

    花村「うわぁ…みみっちぃなぁ…」

    モノクマ「これだからモブは…」

    左右田「うるせぇ~!!モブモブうっせ~んだよ!!」


    花村「モブモブフルーツ♪」

    モノクマ「モブモブした~ら♪」

    花村「モブモブ♪」


    左右田「うるせぇ!!歌ってんじゃねぇ~ぞ!!」

    DKバレル「なんでもいいから、早く出してくれ~!!」




    日向「ふぅ…やっと出られたぞ…まさか本当にジンガーにぶつけるとはな…」

    左右田「いいじゃねぇか…助かったんだから…」

    日向「…にしても…途中でやられてすまなかった…クリアできたんだな…!!」

    左右田「おまえに頼りっぱなしも悪いからな…だが、二度とトロッコはごめんだぜ…」

    モノクマ「残念、この先にもトロッコのコースはあるんだな、これが!!」

    花村「結構、先になるとは思うけどね…」

    左右田「マジかよ!?…ってそういえば…そうだった…ちくしょ~!!」

    日向「腹をくくるしかないな…」

    花村「それじゃあ、また呼んでね!!」

    左右田「花村とはここでお別れか…」

    日向「ああ、左右田が世話になったな!!」

    花村「うん、じゃあね!!」

    モノクマ「さあ、次のステージいってみようか!!」
  36. 36 : : 2014/12/05(金) 18:01:56

    ―ストップ&ゴーステーション―

    左右田「なんだか、煙っぽいステージだな…」

    日向「大丈夫なのか?このステージ…」

    モノクマ「こんな未開の島でも大気汚染とか…ひどいよね…まぁ、健康は害さないから大丈夫です!!」

    左右田「そもそもこの島、工場とかあるしな…」

    日向「だけど、このステージか…トラウマステージだよな…」


    左右田「凶暴なモンスターが暴走してるステージだからな…ただ、配置されてるタルに触れればおとなしくはなるが…」

    モノクマ「ただし、そのタルも一定時間したら効果がなくなって、またモンスターは暴走します!!またタルに触れられればいいけどね!!」


    日向「でも、このステージは入口に戻れば、なぜか出口付近にワープできるからな!!」

    左右田「けっこう有名なんじゃないか?」

    モノクマ「ちなみにさっきのマインカートコースターもワープバレルがあります!!」

    左右田「ふざけんな!!それを先にいえ!!」

    モノクマ「まぁ、でもどの道使わせませんがね!!」

    クロクマ「出口は封鎖したぜ!!」

    左右田「テメェ!!やっぱり敵キャラじゃねぇか!!」
  37. 37 : : 2014/12/05(金) 18:02:30

    モノクマ「違うよ…彼もボクと同じゲームの盛り上げ役みたいなものさ…ボクも手が足りないところがあるからね」

    クロクマ「おう!!テメェら、楽しようったってそうはいかないぜ!!」

    左右田「ファンキーコングもクランキーコングも敵じゃねぇか…」ガビーン!!

    日向「キャンディーコングがシロクマじゃなくて、よかったな…コングファミリーが全員クマだとやばかった…」

    クロクマ「まぁ…いずれ、あの白いやつにも会えると思うぜ!!それじゃあ、このステージを真面目に進むんだなぁ!!オマエラ!!ぎゃーはっはっはっはっは!!」シュン!!

    左右田「やっぱり、敵だろ…アイツ」

    モノクマ「だって、ワープしちゃったら面白くないじゃん…」

    日向「仕方ないか…進むぞ…」


    左右田「っておいアレは…」


    ジャンクモノクマ「」ウゾウゾ

    ジャンクモノクマ「」ウゾウゾ


    左右田「マジもんのトラウマじゃねぇか!?」ガビーン!!

    日向「なんだ!?あの気持ち悪いモノクマは!?」

    モノクマ「あいつら攻撃力高いから気をつけてねぇ~」

    左右田「攻撃力も何も、俺らは敵に当たったら一撃だけどな…」

    日向「これは、なかなかハードだな…」
  38. 38 : : 2014/12/05(金) 18:04:30

    ジャンクモノクマ「」ウゾウゾウゾ

    左右田「ひぃ!?追ってきたぁ!?」

    日向「今、ストップのタルに触れたぞ!!」ストップ!!

    ジャンクモノクマ「」シーン

    左右田「助かった~」フゥ

    日向「そういや、元々はこいつらロッククロックっていうやつらなんだけど、止まってるときならドンキーのハンドスラップで倒せるんだぜ」ドカッ!!

    ジャンクモノクマ「」ア゛ア゛!!←やられボイス

    日向「ほらな!!」

    左右田「無理に倒さずに行こうぜ…倒すのが目的じゃないんだからよ…」

    日向「リフトの上にのってるやつもいるからな…倒すと安全だったりするぜ」

    左右田「ディディーは倒す術がないがな…さっさと先に進んだ方が結局安全だろ…」

    日向「しかし、ドンキーって意外と色の暗いステージ多いよな…」

    左右田「画面は綺麗だが…夜のジャングルに、どうくつ、鉱山、工場といろいろなステージがあるからな…」

    モノクマ「夜のジャングルとか卑猥ですよ…左右田クン!!」

    左右田「下ネタじゃねぇよ!!」

    日向「最後のジャンクモノクマたちだな…」

    左右田「そろそろゴールってわけか…早く綺麗な空気が吸いたいぜ…」



    ジャンクモノクマ「」ウゾウゾウゾウゾ

    日向「あのタルか…けっこう高い位置にあるな…」

    左右田「タイヤでジャンプすれば、届くぜ!!」

    日向「ドンキーではタイヤがジャンプ台みたいなもんだが…タイヤの弾力で正確に上に跳ぶのは難しいよな…」

    日向「よし届いた!!」ストップ!!

    ジャンクモノクマ「」シーン

    左右田「このステージもクリアだ!!」



    モノクマ「うぷぷぷ…順調だねぇ…でも、まだまだ難しいからね!!」

    日向「レベル2もあと1ステージと1ボスか…」

    左右田「小泉のやつが待ち構えているというわけか…」

    日向「さて、そのまえに罪木のところによってくか…」

    左右田「ここもセーブまで長いよな…このステージをクリアして、やっとファンキーコングとキャンディーコングのところへ同時に行けるようになるから、ファンキーコングで別のレベルに行ってセーブするってのもできないんだよな…」

    モノクマ「そうだね…なかなか配置が鬼畜かもね…」
  39. 41 : : 2014/12/08(月) 13:05:52
    【キャンディーコングの小屋】

    日向「ごめんくださ~い!!」

    左右田「あれ、罪木のやついないのか!?」

    モノクマ「ああ、もしかして今は…」





    罪木「はわわ…遅くなってすみませ~ん!!」

    日向「慌ててどうしたんだ…?」

    罪木「ちょっと、さっきまで別の役割があったもので…」

    日向「別の役割?」

    モノクマ「まあ、いろいろ別の世界の用件ですね…」

    日向「なるほど…朝日奈やクロクマが出てきたし、2のメンツ以外も巻き込まれてると思ってはいたが…」

    モノクマ「はい、こことは別の世界でもおんなじようなことが起きてますね!!」

    左右田「起きたんじゃなくて…おまえが巻き込んだんだろーが!!」

    罪木「私は、サポートキャラなので、戦わなくていいので助かってますね…」

    日向「あっちの世界とやらでも似たような役割だったんだな…」
  40. 42 : : 2014/12/08(月) 13:07:09

    罪木「ええ、なんか小泉さんが突然来てびっくりしましたね…まぁ、あれは花村さんのせいですが…」

    左右田「あいつらも世界を横断してるのか…」

    日向「花村…何をしでかした…」

    モノクマ「あれは、たぶんボク以外のゲームマスターが小泉さんを連れて行ったんだろうね」

    日向「おまえ以外にも、そんなやつがいるのか?」

    モノクマ「ええ、まあ出づっぱりのボクと違って、基本的に姿は見せませんがね…」

    左右田「まあ、いいや…向こうの話は置いとこうぜ。とりあえず、セーブだ!!」

    日向「だな、また…頼むよ罪木」

    罪木(また!?…もしかして、また投げキッスをご所望ですか!?)ドキッ!!


    左右田「…んじゃ、さくさくタルに入るか!!」

    罪木「え~い」投げキッス!!

    日向「よし、ジャンプだ!!」ジャンプ!!



    罪木「え」

    左右田「え」

    日向「え」

    モノクマ「え」




    モノクマ「はいはい…セーブしました…またかよ…」

    罪木「すみませ~ん!!また頼むって言われたから…私ったらぁ…」アセアセ…

    日向「いや、なんか紛らわしい言い方してすまなかった…」

    左右田「オイオイ、どうすんだ…この空気」ヒソヒソ

    モノクマ「日向クンの周り(日向クン含む)めんどくさすぎワロタ」
  41. 43 : : 2014/12/08(月) 13:08:32

    日向「罪木ィ!!」

    日向の投げキッスの嵐!!

    罪木「はぅわぁ!?」ドキッ!!

    こうかはバツグンだ!!

    日向「これで許してくれ…//////」

    罪木「日向さん…///////////」






    左右田「死ね!!氏ねじゃなくて死ね!!」

    モノクマ「日向クン、いつか本当に死んじゃうよぉ!!マジで!!」

    日向「ぐ…覚悟の上だ…」

    左右田「腹はくくっているのか…」

    モノクマ「腹くくるまえに、もっと考えて行動しよーね!!」

    左右田「なんか、この先やばい未来しか見えない…もしものときは助けてくれモノクマ!!」

    モノクマ「OK!!左右田クンが巻き込まれたときは助けてあげよう!!」

    左右田「モノクマ!!おまえが真のソウルフレンドだったのか~!!」抱きっ!!

    モノクマ「大丈夫、この件に関してはボクは君を守りますよ!!」ひしっ!!

    左右田「恩に切るぜ!!」



    日向「なんか、俺悪者扱いなんだが…」

    左右田「うるせ~!!ちゃんと自分で蒔いた種は自分でなんとかしろ!!」

    罪木「日向さん!!次も頑張ってくださいね!!」

    日向「ああ!!」
  42. 44 : : 2014/12/08(月) 13:09:32

    西園寺「ふ~ん、わたしは踏みつけたくせにゲロブタには優しくするんだ…」

    日向「西園寺!?なぜ、おまえが!?」

    西園寺「まぁ、すぐ近くだったからね…」

    日向「ちょっと待て、今度のボスは小泉だろ!?」

    西園寺「それは間違ってないけど、そのまえにステージが1つあるよね…」

    左右田「ノーティのいせき…ハッ!?」

    西園寺「小泉おねえには悪いけど、ここで今度こそつぶす!!」

    日向「西園寺!?その姿は…!?」

    西園寺「ノーティのいせきでは、ノーティが石臼の中に入って相手を追跡する…!!ボスと違って、石臼の中に入っているノーティは無敵…!!わたしから逃げきれるかな…!?」

    日向「くっ…!!」




    モノクマ「クロクマ!!カモーン!!」

    クロクマ「ヘーイ!!ブラザー!!俺のヒコーキにのってかないかい!?」

    左右田「乗る乗る!!」

    モノクマ「よろしくぅ!!」

    日向「お…俺も!!」

    モノクマ「悪いな…日向クン…この乗り物は3人用なんだ!!」

    左右田「すまん、日向…ボーナスステージで残り人数増やしてくるから頑張れ!!」

    クロクマ「とばすぜ~オラァ~!!」

    日向「薄情者がぁ~!!」

    左右田「いや、これはおまえの問題でもあるぞ…一回ちゃんとぶつかってみろよな」

    モノクマ「大丈夫、マジでやばいときは助けるんで!!頑張ってください!!」


    ヒューーーーーーーーン!!

  43. 45 : : 2014/12/08(月) 13:11:57

    罪木「クロクマさんたちいっちゃいました~!!」

    日向「マジで置いていきやがった…」

    西園寺「さぁ…セーブはすんだでしょ…!!今度こそ、あんたを私の下僕にする!!」ドドドドドドドドドド!!

    日向「くっ、石臼ごと追ってくる!?」

    罪木「日向さん!!逃げてください!!」

    日向「罪木!?」



    罪木「ここは私の小屋、つまり私のテリトリーです!!少しなら時間が稼げます!!その間に少しでも遺跡を攻略してください!!」

    日向「しかし…!!」

    西園寺「いつから熱血に目覚めたのかな…?ゲロブタ…!!」

    罪木「負けません!!」ドン!!



    西園寺「いいよ…あんたからつぶしてやる!!」ドドドドドドドドドドドドド!!

    罪木「日向さん、さぁ早く!!」

    日向「す…すまん!!」ダダッ!!



    西園寺「あんた…後悔するよ」

    罪木「…時間だけは稼ぎます!!」
  44. 46 : : 2014/12/08(月) 13:19:17
    西園寺「つぶれろぉ~!!」ドドドドドドドドドドド!!

    罪木「きゃあああああああああ!?」ドカッ!!

    西園寺「ほ~ら、一発じゃん…アリたんつぶすよりも、楽勝だったよ!!」




    罪木「それは…どうですかね…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

    西園寺「な…なにぃ!?いつのまにテントの上に…」

    罪木「キャンディコングはセーブを司るキャラクター…私は倒れても、もしものときのためにどこかから再開することができるように、あちこちでコンティニューバレルを割っています…!!」

    西園寺「そんな…!?瞬間移動と一緒じゃない!?」

    罪木「無敵の西園寺さんに比べたら、ちゃちな能力ですがね」ゴゴゴゴゴゴゴ!!

    西園寺「ふん…罪木…いい度胸じゃない…結局はつぶされて復活してるだけってことでしょぉ…?完膚なきまでに叩きのめせばいいってことだよねぇ…」

    罪木(かかりましたね…これで時間は稼げる…私は西園寺さんの注意をひくことしかできない…日向さん今のうちに…)
  45. 47 : : 2014/12/08(月) 13:33:32

    ―コング島 上空―

    左右田「それは、もはやキャンディーコングじゃねぇぞ!?」ガビーン!!

    モノクマ「どうしたの、いきなり…?罪木さんはここにはいないよ?」

    左右田「いや…なんか突っ込まないといけないと思ってな…」

    クロクマ「なんだ…てめぇ…変な電波を受信しちまったのかと思っちまったぜ…おめぇにはアンテナねぇのによぉ…ギャーハハハハハハハハ!!!!!」


    左右田「え、日向とかは受信してるの!?…で、でも…その日向のやつおいてきちまったけど、大丈夫かな…?」

    モノクマ「まっ、少ししたら引き返しましょうか…彼も心細いだろうしね…」

    クロクマ「ええ!?このまま、放置安定だろ~!!」

    左右田「ソウルフレンドとして、あいつが真に困っているときは助けてやらないといけないからな…!!やっぱり、すぐに戻ってやろう!!」

    モノクマ「左右田クンは友達想いっすね~…」

    クロクマ「ん…なんだ…ありゃあ…」




    ソニア「ふぅ…バナナを運ぶのも…楽な作業ではないですね…」

    左右田「ソ、ソニアさん…!?オイ、黒いの!!すぐに追いかけるぞ!!」

    モノクマ「左右田クンは意見がぶれぶれ…はっきりわかんだね」

    クロクマ「ああ…ありゃあ、ダメだぜ…あの姉ちゃん…レベル3の森の岬に入っていきやがった。ファンキーはまだいっていないステージにはいけないから、仕方ないな」

    左右田「つまり、レベル2をクリアすれば、ソニアさんに会えるんだな!!待ってろ!!日向、今引き返すぜ!!」

    モノクマ「動機が不純ですなぁ…」

    クロクマ「若いねぇ~」




    モノクマ「ところで、左右田クン…ファンキーの飛行機に乗ってるのに、乗り物酔いは大丈夫なの…?」

    左右田「え…?うえぇぇ…そういえば、気持ち悪い…」ウェ…

    クロクマ「気づいてなかっただけかよぉ~!?」ガビーン!!

    モノクマ「あらら…言わないほうがよかったみたいね…」
  46. 51 : : 2014/12/11(木) 20:45:27

    ―ノーティのいせき―

    日向「西園寺のやつは追ってこないか…罪木…ありがとう…」

    左右田「お~い!!日向…!!」

    日向「左右田…やっぱり戻ってきてくれたのか!!」

    左右田「おうよ!!オレはおまえのソウルフレンドだからな!!」

    モノクマ「ソニアさんにつられてたくせしてね…」

    クロクマ「なぁ…」

    日向「左右田…おまえってやつは…」

    左右田「違うっての!!ソニアさん半分、おまえ半分だ!!」

    日向「だけど、ソニアもこの世界にいたのか…朝日奈、クロクマ以外はなんか知ってるメンツが多いな…」

    モノクマ「特に意識してないんだけど…偏っている部分はあるかもね…まぁ、他の世界ではちゃんとバラけていたりするんですけども…」

    クロクマ「まぁ…まだ出てないやつに期待だな!!」

    日向「西園寺が追ってくる前になんとかクリアしたいな…」

    左右田「本来ならここのノーティは追ってくるタイプじゃないから、エリアごとに走り抜けられればいいんだが…追ってくるタイプはもっと先だ…」

    日向「1-1から出てくる西園寺のことだ…そんなの守るわけないだろうな…」

    左右田「本当にかたやぶりなやつが多すぎるだろ…」

    日向「今のうちに攻略できるところまでは攻略しよう!!」
  47. 52 : : 2014/12/11(木) 20:45:57










    日向「中間までは来ることができたか…」

    花村「やあ、君たち!!さっきぶりだね!!」

    左右田「また、ウィンキーか…」

    日向「モンキーマインズはウィンキーの出番が多いな」

    花村「そのかわり、この後はあんまし出番ないけどもね…」

    日向「だが、ウィンキーのジャンプ力ならゴールまで、すぐにいけるはずだ!!」

    左右田「おう!!」







    西園寺「そうはいかないよ!!」

    日向「げぇ!!西園寺!!」

    西園寺「げぇなんてひどいよ、おにい!!罪木のやつはしぶといからさすがに放置してきたよ!!今度こそ、やっつけてやる!!」

    左右田「花村!!頼むぞ!!」

    花村「う…うん!!逃げよう!!」

    西園寺「待て!!!!」ドドドドドドドドドド!!

    花村「こんなときになんだけど、今の西園寺さん、ハムスターみたいで可愛いなぁ…」

    日向「本当にそんな場合じゃねぇええええええええ!!」ガビーン!!


    西園寺「さぁ…ぷちぷちしてあげるよ!!」ドドドドドドドド!!

    花村「仕方ない!!日向クン…今ボクの考えた言葉を言うんだ!!」ゴニョゴニョ…

    日向「え!?…そんなの言えるはずないだろ!!」

    花村「いいから急いで!!」
  48. 53 : : 2014/12/11(木) 20:46:53

    西園寺「なにしてんのかなぁ!?命乞いなら聞かないよ!!」ドドドドドドドドドドド!!

    日向「待ってくれ!!日寄子!!」

    西園寺「!?」

    日向「俺が悪かった…だけど、俺はちょっと可愛いおまえに意地悪がしたかっただけなんだ…」キラキラ

    西園寺「え…!?急になにを…!?」(困惑)

    日向「日寄子…可愛い顔が台無しだぜ…さぁ…笑って」キラキラ

    西園寺「ひ…日向…おにぃ?」ドキドキ…








    左右田「今だ…逃げるぞ!!」←ゲス

    花村「ふっふっふ…西園寺さんもまだ甘いねぇ~」(ゲス顔)

    日向「すまん!!西園寺、言った言葉にウソはないが、逃げさせてもらう!!」←ゲスの極み


    西園寺「ふ…ふざけんなぁ…!!!待てこらぁ!!…ああ、一度止まったから…スピードが出ないよぉ~!!うわぁ~ん!!」






    花村「いやあ…日向クンはゲスいですなぁ~」

    日向「花村…なんなんだよ!?あのセリフは!!」

    花村「日向クン…けっこう様になっていたよ…そうやって何人もの女性を虜にしてきたんだね…」てる~ん!!

    日向「くっ…まさか、ひっかかるとは…」

    左右田「悪意がないのが、一番悪意があるよな…」

    モノクマ「このゲームをクリアしたらクリアしたで、日向クンはゲームオーバーになりそうですな!!」クマーン!!

    日向「お、俺が何をしたっていうんだ!?」

    左右田「同情するぜ…西園寺…」

    モノクマ「さぁ…まだ終わってないよ!!いよいよレベル2最後の壁…ボスネッキーだ!!」

    花村「それじゃあ、頑張ってね、二人とも!!」
  49. 54 : : 2014/12/11(木) 20:47:26

    【ボスネッキー】

    小泉「ようやく来たわね…日寄子ちゃんがまた世話になったわね…」

    日向「小泉…おまえも目的があって戦っているのか?」

    小泉「さあね…とにかくあんたの根性をたたき直してあげるわ!!」

    左右田「また、日向をご所望か…じゃあ、オレは待機してるんで、よろしく」ホッホッホハハッハッハ

    日向「なんだよ…左右田もボス戦やってみろよ!!」ホッホッホハハッハッハ

    左右田「いやいや、ここはおまえの出番だろ!!」ホッホッホハハッハッハ

    日向「いやいやいや…」ホッホッホハハッハッハ








    小泉「だぁ~!!どっちでもいいから早くかかってきなさい!!…まったくこれだから男子は…!!」

    日向「絶対2面のボスの迫力じゃねぇよ…」ブルブル

    左右田「ドンキーコングのボスは簡単ってのは嘘だったんだな…」ホッホッホハハッハッハ

    日向「さりげなく、俺を先頭にするんじゃない!!」ガビーン!!





    小泉「来なさい日向…簡単には攻略させないわよ!!」

    左右田「ボスネッキーは口からココナッツを吐いてくる!!タイミングがずれると踏んでもダメージを与えられないぞ!!」

    小泉「そういうことよ!!あんたにアタシが倒せるかしら?」

    日向「本家ボスネッキーよりも小さい分…動きが速いぞ!?しかも今の小泉には羽が生えている…空中からの攻撃…厄介だ…」
  50. 55 : : 2014/12/11(木) 20:47:58

    小泉「本家は首だけだもんね…あれは身体はどうなってるのかしらね?」

    日向「小泉…悪いが…ここまで来たんだ…俺も負けるわけにはいかないんだよ!!」

    小泉「やっとエンジンがかかったのかしら?…さぁ…あんたの本気みせてみなさい!!」

    ドカドカ!!

    日向「ココナッツがミサイルのように…」

    シュゥー!!

    左右田「オイ!?地面にめり込んでいるうえに湯気がでてるぞ!?ミサイルとかわらないじゃねぇか!?」

    日向「俺を殺す気かよ!?」

    小泉「いっぺん痛い目みたほうがいいと思うわよ…日向!!」

    日向「わかってる…自分がはっきりしないやつだってな…そんなの自分が一番わかってる…けど…毎日命をねらってくるようなやつらだぞ!!逃げたくもなるわ!!」ドーン!!





    【回想シーン】

    西園寺「さあて、今日もおにいをぷちぷちして遊ぼうかなぁ~」クスクス

    罪木「ふふふ…新薬が完成しました!!さっそく日向さんに投与して…あんなことやこんなことを…」ウフフフ


    【回想終わり】





    小泉「う…うん、まあそれは同情はするけども…」

    左右田「日向のやつ…本能で危機を回避してたのか…」

    モノクマ「そりゃ…爆弾処理も上手くなりますわ…っていうかゲームの中とあんまし状況変わんないね…」

    日向「罪木のやつも…西園寺もいいやつだが…この身が持たないんだよ!!」

    小泉「そう…なら、さっさと腹を決めることね……な…なんだったら、アタシが…その…(小声)」ゴニョゴニョ
  51. 56 : : 2014/12/11(木) 20:48:39

    日向「え!?…なんだって、最後の方がよく聞こえなかったぞ!!」

    小泉「/////////////…なんでもないわよ!!かかってらっしゃい!!」カオマッカ…






    左右田「日向のやつも…ギリギリを生きてんだな…」

    モノクマ「そうだね…少しボクらもいじめすぎたね…」

    左右田「もし、日向になにがあってもオレは味方でいてやらないとな…」

    モノクマ「そうだね…そういうときは男友達ってやつが一番の頼りさ…」




    日向(ココナッツがおそろしいが、そのあとは隙ができる!!中央のタイヤでジャンプして一気に倒す!!)

    小泉「さあ…攻撃の手は休めないわよ!!くらいなさい!!」

    ドカドカ!!

    日向「今だ!!」ジャンプ!!

    小泉「え!?きゃああああああああ!?」ドカーン!!




    左右田「うまいぞ!!空から小泉を落とした!!」

    日向「小泉…覚悟!!」ジャンプ!!

    小泉「きゃああああああ!?」ドカーン!!





    左右田「小泉の動きを完全に封じて…撃破だな!!」

    モノクマ「ボスネッキーの攻撃はすごかったですが…防御面はもろかったようですね…」

    小泉「う…うう…負けたか…仕方ないわね…いったん引く事にしましょうか…」

    日向「小泉…すまない…大丈夫か?」
  52. 57 : : 2014/12/11(木) 20:49:27
    小泉「大丈夫よ…ただ、またリベンジはさせてもらうわ…!!そのときアタシが勝ったら…」

    日向「おまえが勝ったら…?」

    小泉「なんでもないわ…!!日向のバ~カ!!」シュン!!

    日向「は!?…なんだよ、人のこといきなりバカって!!」



    左右田「日向のバカ野郎」(真顔)

    モノクマ「日向クンのおバカ」(真顔)

    日向「おまえらまで…なんなんだよ!?」ガビーン!!


    左右田「やっぱし、これは日向も悪いな…」

    モノクマ「ジャッジメントですの!!」

    日向「なんなんだよ!!人のことバカバカ言うんじゃない!!」


    【レベル2 モンキーマインズ】クリア!!







    ―?―


    小泉「ごめん…日寄子ちゃん…アタシも負けちゃったわ…」

    西園寺「うう…絶対、復讐してやる!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

    ソニア「西園寺さんが怒りのパワーで燃えていますね…これはパワーアップのときも近いようですね!!」

    小泉「ソニアちゃん!?」

    ソニア「次はわたくしのターンです!!わたくし、今は別の世界でも鍛えているので…日向さんたちなんてイチコロです!!」

    ソニア「日向さん、左右田さん、首を洗って待っていやがれですーーーーー!!」ドーン!!
  53. 58 : : 2014/12/16(火) 20:36:22

    【レベル3 もりのみさき】

    左右田「ジャングルかと思ったら…今度は森かよ…」

    日向「…」チラチラ

    左右田「何してんだ…?日向…」

    日向「いや…またボスが奇襲をかけてこないか心配でな…」

    左右田「さすがに…大丈夫だろ…まだステージセレクト画面だぞ…」

    モノクマ「ビビリすぎだよ…日向クン…」

    日向「…っていうか…今回のボスってソニアだよな…」

    左右田「はぁ!?ソニアさんがボスなわけねぇだろ!!ソニアさんはいつでもオレの味方だ!!」

    日向「じゃあ聞くけどさ…味方キャラクターってあと何が残ってるんだ…」

    左右田「エクスプレッソが残っているだろ…!!きっとソニアさんはアニマルフレンドなんだ!!」

    日向「スコークスも残っているが…まあ…そこだよな…」

    左右田「それに、ソニアさんは“ここのボスと何も関係がない”…オレたちの味方にきまっているだろ…!!」



    日向「それは違うぞ!!」論破!!


    左右田「な…なにぃ!?論破されただと…!?」

    日向「ここのボスは“クイーンB”だ…わかるな…?」

    左右田「なん…だと…」

    日向「まぁ…王女はプリンセスで、女王はクイーンだからな…実際は違うんだけども…」

    モノクマ「王女は王様の娘…女王は女性の王様ですね!!」

    左右田「くっ…そんな安直な理由で敵とかやめてくれよ…!!」

    日向「とにかく…用心に越したことはないってことだ…」
  54. 59 : : 2014/12/16(火) 20:36:58

    ―ネッキーのもり―


    日向「おいおい…ここってネッキーの森なのか…!?」

    モノクマ「そうだけど、どうしたの?」

    左右田「おいおい…ネッキーっていったら…!!」




    小泉「どうも…さっきぶりね」

    左右田「ぎにゃああああああ!!やっぱし出たぁ!!」

    小泉「驚きすぎよ!!女子に対して失礼だと思わないの!!」

    左右田「いきなり出て来られたら…びっくりするに決まってんだろ!!」

    日向「ここでも小泉と戦わなきゃいけないってことか…」

    小泉「アタシも少しの間、休ませてもらえるかと思ったんだけどね…仕方ないわ…」

    日向「ここはネッキーを足場にしていかないと進めない面だよな…」

    左右田「まさか…ネッキーの配置を操作して無理ゲーにしようとしてやがるのか!?」

    小泉「そんなことはしないわよ…ただ…」


    エエェ~!!エエェ~!!


    小泉「スタート地点側からもネッキーに追いかけさせてもらおうかと思って…」ニコッ

    左右田「やべぇ…配置されている敵たちとはさみうちになんぞ!?」ダダッ!!

    日向「すぐにゴールの方向へ向かうんだ!!」ダダッ!!

    小泉「ちょっと可哀そうだけど、これぐらいはいいわよね?」
  55. 60 : : 2014/12/16(火) 20:37:28

    左右田「タルたいほうの発射でネッキーを足場にして進む
    ぞ!!」


    ェェェェエエエエ工工(゜д゜)工工エエエエェェェェ!!


    日向「よし…やったぞ!!」

    左右田「オイ!?前方にジンガーもいるぞ!?」

    日向「ここって…ネッキーの森じゃないのかよ!?」


    エエェ~!!エエェ~!!


    左右田「やべぇぞ…ネッキーたちが後ろからやってくる!!」

    日向「迷ってはいられない!!さっさと進もう!!」

    小泉「待ちなさい!!逃がさないわよ!!」


    日向「西園寺といい…小泉といい…敵がおっかけてくるのはドンキーコング2の“ランビといっしょ”だけでいいだろ…!!」

    左右田「あのトラウマステージか…詳しくはここではいわないが、いきなりBGM変わるしな…」

    日向「おい!!森の先に…隠れ家があるぞ!!」

    左右田「ネッキーの大群もあそこまでは追ってこられないはずだ!!急いであそこまで進むぞ!!」


    小泉「逃げられたか…まあいいわ…リベンジの機会ならこれからもまだまだあるしね…」
  56. 61 : : 2014/12/16(火) 20:38:03

    ―もりのかくれが―


    日向「やっとネッキーたちから逃れられたな…」

    左右田「だが、ここもステージのひとつだ…クレムリンたちの隠れ家だからな…」

    モノクマ「それにタルたいほうでの移動が大量にあるステージだしね!!」

    左右田「くっ…またタルたいほうかよ…」

    日向「ドンキーコングのゲームでタルたいほうから逃れることはできないだろうな…」

    モノクマ「森の中にこんな隠れ家をつくるとは…クレムリンたちもなかなかすごいね!!」

    日向「タルたいほうってクレムリンたちの移動手段でもあるのかな…」

    左右田「ただの移動に毎回死にかけてたら…命が足りねぇぞ!!」

    日向「だよな…どっかに安全な非常口でもあるのだろうか…」

    左右田「あろうが、なかろうが…クレムリン軍団はブラックだな…こんな過酷なステージに部下を送り込むんだからさ…」

    日向「敵の軍団にホワイトもブラックもあったもんじゃないけどな…」

    モノクマ「そうだよね…でも、白黒はっきりつけてもらいたいもんだよね」クマーン!!

    左右田「おまえ鏡見ても、同じこと言えんの?」








    左右田「ぎにゃああああああああああ!!タルたいほう多すぎぃ!!」

    日向「左右田…苦手なステージごとに毎回叫ぶのやめてくれよ…」

    モノクマ「ここは、狭い足場をタルたいほうで移動するステージですからね…うぷぷ…でも、なんだかんだ左右田クンもちゃんとクリアしてるんですよねぇ」

    日向「左右田は…なんだかんだやる男だよな…マインカートコースターでは助かったよ」

    左右田「いいから…今オレのこと褒めなくていいから…!!このステージを早くクリアしてくれーーーー!!」

    日向「わかったから…耳元で叫ぶのはやめてくれよ!!集中できないだろ!!」

    モノクマ「タルたいほうの狭い中でぎゅうぎゅう詰めの二人…こうしてると…愛がうまれそうですね!!」クマーン!!


    日向・左右田「うまれねぇよ!!」ガビーン!!
  57. 62 : : 2014/12/16(火) 20:38:48

    ―ジンガーの森―


    左右田「う…うぅ…」グス…

    日向「泣くなよ…」

    モノクマ「そうだよ…ほら、ソニアさんも見てるよ!!恥ずかしくないの!!」

    左右田「おまえ…ソニアさんが見てるとか…嘘つくなよ…」

    ソニア「…」

    左右田「うわあああああ!?ソニアさんいらしたんですか!?」ガビーン!!

    ソニア「はい…どうしたんですか?左右田さんお腹でも痛いんですか?」

    左右田「い…いえ…その…」

    モノクマ「さっきのステージのタルたいほうで腰を抜かしてしまったんだよ…」

    左右田「テメェ!!ばらしてんじゃねぇぞ!!」

    ソニア「あら…そうだったんですね…ですが、そこまで落ち込まないでください…怖い物は怖くてしょうがないと思いますよ?」

    左右田「ソ…ソニアさん!!ありがとうござます!!」パァ~!!

    日向「ところで…ソニア…ここってジンガーの森だよな?」

    ソニア「ジンガーの森ですね?」

    日向「おまえって…クイーンBだよな?」

    ソニア「やっぱり透けてましたか…そう、何を隠そう!!このわたくしがジンガーたちの女王!!クイーンBなのです!!」ドーン!!



    クイーンB:ソニア・ネヴァーマインド




    左右田「ちくしょ~!!やっぱりソニアさんは敵だったのか…!!」
  58. 63 : : 2014/12/16(火) 20:39:44

    ソニア「すみませんね…わたくしも別の世界でゲームの攻略を頑張っているので…同じようなお二人の邪魔をするのは心苦しいのですが…」

    左右田「ソニアさんも…オレたちみたいになにかやらされているんですか?」

    ソニア「はい!!わたくしもモノクマさんたちに囲まれながら、頑張っていますよ!!」


    日向「モノクマに囲まれながら!?」ガビーン!!

    クロクマ「そうだぜ!!ソニアの姉ちゃんは、忙しい合間をおまえたちに割いてやってんだ!!さっさとこの森もクリアしなくちゃな!!」

    ソニア「あっ、クロクマさんもいらしたんですね!!」

    クロクマ「テメェら!!なぜファンキーコングの小屋によらない!?もりのかくれがをクリアした先にあっただろうが!!」



    左右田「いや、だって特に用事なかったし…」

    クロクマ「オレの出番を減らそうって魂胆なんだな!!みえみえだぜ!!」クマーン!!

    日向「おまえファンキーコングの小屋以外でも普通に出てくるじゃないか…」

    左右田「しかも…邪魔してくるし…!!」

    クロクマ「うるせぇぞ!!カス共!!泣いたり笑ったりできなくしてやる!!」

    モノクマ「これもう…(クロクマが味方か敵か)わかんねぇな…」

    左右田「どう考えても…敵じゃねぇか…」

    ソニア「あっ…今回わたくしは偵察に来ただけなので…特になにもしません!!ボスステージでお待ちしておりますね!!」シュン!!



    左右田「あっソニアさん!!…待っていてくださいね!!必ず、この左右田和一があなたを助けに行きます!!」

    日向「ソニアはボスだけどな…」

    左右田「うるせぇ…!!少しぐらい浸らせろぉ!!」
  59. 66 : : 2014/12/22(月) 20:43:10

    モノクマ「さて、今回はタルたいほうはないけど…ロープで移動することになるね!!」

    クロクマ「だな…ジンガーがいたるところに配置されてるから…前へ前へと動いていくロープを、上下に昇り降りすることでジンガーを避けていくステージっていうわけだ!!」

    日向「ジンガー自体も動いてくることもある…相手の動きを予測して安全地帯に逃げなくちゃな…」

    左右田「さすがに難しいステージが増えてきやがったな…」

    日向「ああ…それにこのレベル3は、レベル1、2に比べて通常ステージも1つ多いんだよな…ボスステージを除けば、それぞれレベル1、2、6は5ステージで、レベル3、4、5は6ステージあることになるな…」

    左右田「そうなんだよな…つまりここを除いて、レベル3にはあと3つもステージが残っているってことだな…」

    日向「ああ、さて、覚悟を決めてロープをつかむか…」

    左右田「ジンガーに刺されるとか想像したくもねぇ…現実ならあんなデカい蜂…刺されたらショック死するだろうな…」

    日向「敵にあたってもケガはしないが、精神的ダメージが大きいよな…」

    左右田「こっからはミスも出てくるはずだ…気を引き締めていくぞ!!」

    日向「おう!!」




    左右田「うぅ…危なかったぜ…」

    日向「なんとかギリギリ避けきることができたな…」

    左右田「しかし、あの前へと動いていくロープはいったいどこから垂らされているんだろうな…」

    日向「ロープを見上げても…果てしなく広がる空しか見えなかったな…」

    モノクマ「もう…そういうことは気にしなくていいの!!」クマーン!!

    日向「まあ…タルたいほうが宙に浮いてる時点で…謎の力が発生してるしな…」

    左右田「バナナも浮いてるからな…」
  60. 67 : : 2014/12/22(月) 20:43:45

    ―ノーティのいせき2―

    日向「…なぁ、左右田…相談があるんだが…」

    左右田「なんだ…このステージ中は離脱してオレだけに攻略をまかせるとか以外ならいいぜ」

    日向「なんでそんな正確に考えてることがわかるんだよ!?」ガビーン!!

    左右田「ここはノーティのいせきだ…もう…わかるな…」

    日向「だからだよ!!頼むよ!!タルたいほうのステージとかは俺にまかせっきりじゃないか!!いいだろ!!」

    左右田「あのな…わざわざドンキーのおまえなしでディディー縛りプレイはナシだぜ…」

    日向「くっ…やるしかないのか…」


    左右田「ああ…逃げないほうがいいと思うぜ」

    モノクマ「逃げたら…あとがもっと怖いですよ!!」

    日向「わかったよ…ところでここにはアニマルフレンドのエクスプレッソがいたな…」

    左右田「そういやそうだったな…この面からはエクスプレッソが結構出てくる印象だな…」

    モノクマ「さて、エクスプレッソは誰なんでしょうね…」





    ?「ようやく来たか…お前たち…」

    日向「な!?おまえは…!?」

    左右田「何ぃ!?…とうとうおまえも出てくるようになったってわけか…」

    松田「まったく…俺がおまえたちのサポートとはな…ついていない…」



    ダチョーのエクスプレッソ:松田夜助



    モノクマ「ダンガンロンパ/ゼロのキャラは未定といったけど、まぁ松田クンぐらいなら出てもいいよね!!」

    松田「もしかしたら…あのブスもどこかに出てくるかもしれんな…」
  61. 68 : : 2014/12/22(月) 20:44:19

    モノクマ「知らない人はもうあんまりいないと思うけど、彼は松田夜助クン、超高校級の神経学者で、日向クンたちと同じ77期生だよ!!ダンガンロンパ/ゼロの主人公だね!!」

    松田「まぁ…なぜかこうなってしまったわけだ…俺もおまえたちの手助けをしよう」

    日向「ああ助かるぜ、松田!!」

    左右田「しかし、松田まで出てくるとはな…驚いたぜ…」

    松田「俺もなぜ自分がダチョウなどに選ばれたかはわからん…」

    モノクマ「ぶっちゃけ消去法かな…でもエクスプレッソってけっこう役に立つアニマルフレンドだし、実はそれなりに出番あるんだよね!!」


    松田「さて、行くか…俺は敵を踏むことはできない…基本的によけて移動することになるぞ」

    モノクマ「エクスプレッソは、敵が踏めません!!敵を踏むとドンキーたちを降ろしてパニックになりどこかへ行ってしまいます!!しかし、エクスプレッソはジャンプしてはばたき、ななめに滑空することができるので、敵をよけつつ移動と言うスタイルになります!!」

    松田「ちなみにドンキーコングGBではエクスプレッソも敵が踏めるらしいぞ」

    日向「エクスプレッソは地上での足も速いし、素早くクリアできそうだな!!」







    西園寺「さぁ~て、アニマルフレンドの紹介は終わったよね!!」

    日向「ゲゲェ!!西園寺!?」

    西園寺「日向おにい…つぶす」メラメラ

    左右田「くっ…今までになく本気だな…」

    松田「追いつかれたら…成す術がない!!俺に乗れ!!一気にあいつとの距離をあけるぞ!!」

    日向「頼んだ!!」

    西園寺「待てコラァーーーーーーー!!」ドドドドドドドドドドドドド
  62. 69 : : 2014/12/22(月) 20:45:23

    左右田「また、あの石臼にのっておっかけてくるぞ!!」

    モノクマ「ハムスターみたいで可愛いですね…ボクはネズミは嫌いだけどもね!!」

    松田「ちがうな…ノーティはビーバーだ!!まぁ、ネズミに属してはいるがな」

    日向「そういう話はあとにしてくれ~!!」

    左右田「追いつかれる前に…!!急ぐぞ!!」


    西園寺「人のことおちょくりやがって!!つぶしてやる~!!」

    日向「それは違うぞ!!可愛いと思っているのは本当だ!!だが、毎回暴力をふるうのはやめてほしいだけだ!!」

    西園寺「う…うるさい!!死ね!!////////////」カオマッカ





    松田「おまえもなかなかクズだな…」

    左右田「こいつの女たらしは今更だがな…」

    日向「うるさい!!俺だって頑張って生きてるんだよ!!なんか知らないがいつの間にかこうなってたんだよ!!」ガビーン!!


    松田「跳躍する!!しっかりつかまっていろ!!」バサバサ!!

    左右田「うぉおおおおおおおお!!速い速い速いぃぃぃ~!!」

    松田「舌をかむぞ!!黙っていろ!!」ドドドドドドドドドドドド!!




    西園寺「くっ…あんなアンテナ野郎を味方につけていたとは…このステージも突破されちゃうのか…でも…私のパワーアップのときも近い…そのときが日向おにい…あんたとの決着の時だよ!!」ドン!!
  63. 70 : : 2014/12/22(月) 20:46:26
    ―うらぎりマンキーコングのもり―

    松田「西園寺は振りきれたようだ…引き続き…このステージでもサポートしよう…」

    左右田「助かるぜ…」

    日向「ここはマンキーコングの出てくるところか…」

    左右田「元々はドンキーたちの仲間だったが、クレムリン側についたやつだな…その後のドンキーシリーズだとまったく姿を見ないがな…」

    日向「マンキーはタルをどんどん投げてくる…エクスプレッソはタルも踏めないから注意が必要だな…」

    左右田「マンキー自身をディディーで踏んでも、すぐにはやっつけられない…むしろ跳ね返されて、その反動で谷に落っことされることもある…倒さずに無視していきたいところだな…」

    日向「ただ、倒せばタルの猛攻は止む…エクスプレッソで進みつつ、ドンキーの俺が対処していくのが無難かもしれないな…」






    九頭龍「おっ…来たじゃねぇか…テメェら…」

    日向「九頭龍…おまえだったのか…」



    マンキーコング:九頭龍冬彦



    九頭龍「ああ…悪いが…ここで足止めさせてもらうぜ!!」

    左右田「タルをかまえていやがる!!」

    松田「奴はタルを一定のリズムで投げてくる…!!タイミングを間違えるとタルに当たってしまう!!奴の動きをよく見ろ!!」

    日向「九頭龍…ここは通させてもらうぞ!!」

    九頭龍「へっ…こんな形だが、テメェらと戦うのもいいな…!!来いよ!!日向!!左右田!!」

    ゴロゴロゴロゴロ!!
  64. 71 : : 2014/12/22(月) 20:47:16

    日向「大量にタルを投げてきやがった!!」

    九頭龍「オレの方がおまえたちよりも上の位置にいる…そう簡単に踏まれてはやらないぜ!!」

    松田「エクスプレッソの俺が避けるには…少し厳しいな…」

    日向「まず、あいつを倒してルートを確保してからだ!!行くぞ!!」

    九頭龍「攻撃の手は休めないぜ!!せいぜいあがきな!!」


    ゴロゴロゴロゴロ!!


    日向「一つずつ、ジャンプでくぐり抜ける!!」ピョン!!

    左右田「気をつけろ日向!!坂になってる分、着地時に位置を調整するんだ!!」

    日向「ああ、わかっている!!」

    九頭龍「へぇ…いいコンビじゃねぇか…ここまで来ただけのことはある…!!だが、これならどうだ!!」

    日向「なにぃ!?」

    左右田「タルを投げるタイミングを変えてきやがった!?」

    九頭龍「全部よけて、オレのところまでたどり着けるかな…日向?」

    日向「タイミングは変わったが…やることは同じだ!!」ピョン!!

    左右田「いいぞ、日向!!上手くかわせてるぜ!!」

    松田「ああ、安心して見ていられるな」

    九頭龍「ちっ…もっとタルを投げ…」ヒョイ…


    日向「もらった!!」ピョン!!

    九頭龍「なにぃ!?もうオレの前までたどり着いたっていうのか!?ぐ…ぐああああああああ!?」ドカーン!!

    左右田「やったぞ!!」
  65. 72 : : 2014/12/22(月) 20:47:47

    日向「勝負あったな!!九頭龍…」

    九頭龍「ちっ…オレの負けだ…だが、マンキーコングの出てくるステージはここだけじゃねぇ…またリベンジさせてもらうぜ…」シュン!!

    左右田「へ…おとといきやがれ!!」

    松田「いや、お前はなにもしていないだろ…」

    日向「よし、ここもクリアのようだな!!」

    松田「出口までは俺が運ぼう…そこからは水中ステージになる…いったんお別れだな…」

    日向「ああ、ありがとう松田!!」

    松田「おまえとは浅からぬ縁がある…次のステージであったときも手を貸そう…」

    左右田「サンキュー…またよろしくな!!」





    ―クランボーの海―


    朝日奈「やっほー!!お久しぶり!!」

    日向「朝日奈か…また力を貸してくれるか?」

    朝日奈「うん、もちろんだよ!!」

    モノクマ「ここはクランボーの海…クランボーは真珠をはきだして攻撃してくる貝のモンスターのことだね…サンゴの海でも少しでてきたよ…!!真珠にあたるとミスになるし、クランボー自体は無敵だから気をつけてね」

    日向「ああ…エンガードでも倒せないからな…注意しないと」

    左右田「クランボーは狭いところで、一定方向に真珠をはいてくる…これもタイミングを見て避けることが重要になってくるな…」

    朝日奈「うん!!…ところで、なんかこの世界は先輩たちばっかりみたいだね…私と同じクラスのみんなは違う世界にはいるみたいだけども…」

    日向「確かに、2のメンツが多い印象はあるな…まぁ、2のメンツの全員に会ったわけじゃないけども…」
  66. 73 : : 2014/12/22(月) 20:48:27

    モノクマ「配役はなんとなくだけど…結果的にそうなっちゃってるね…まぁ、クロクマや松田クンも出てはきましたが…」

    クロクマ「呼んだか?」

    日向「うお!?びっくりした!!」

    左右田「テメェ…今度はどんな嫌がらせをしてくるつもりだよ…」

    クロクマ「んだよ…ツレねぇなあんちゃん…ただ様子を見に来てやっただけなのによぉ…」

    左右田「おめぇが毎回邪魔してくるからだろうが!!」ビシッ!!

    クロクマ「ドンマイ、ドンマイ、そういうこともあるって!!」

    左右田「人の話を全然聞いてないぞ…こいつ…」



    朝日奈「ねぇ…そろそろステージを進まない?」

    日向「だな…クロクマは左右田に任せて俺たちはいくか…」

    左右田「日向、おまえさりげなく押しつけてんじゃねぇよ!!」ガビーン!!

    クロクマ「なんということでしょう!!このオレ様をつかまえておいて厄介者扱いだなんて…よよよ…国のおっかさんが泣いてるぜ…ってな…ギャーハッハッハッハッハ!!」

    モノクマ「う~ん、ボクから見てもやっぱこいつうるさいな…でも、若いっていいねぇ…」

    左右田「なに老けこんでるんだよ…いきなり…」

    朝日奈「左右田センパイも早くいこうよ!!」

    左右田「ああ、わかってる!!」
  67. 74 : : 2014/12/22(月) 20:49:24

    朝日奈「よし、クリアだよ!!…それじゃあ、また水中面で会おうね!!」

    左右田「オゥ!!サンキューな!!」

    日向「さて、いよいよ…ソニアとの対決か…」



    罪木「日向さん、どうも」

    日向「あっ、罪木!!…そういえば、お礼がまだだったな…西園寺から俺を逃がしてくれてありがとうな…大丈夫だったか?」

    罪木「はい、私は敵を倒すことはできませんが、倒されることもないので…日向さんのお役に立ててなによりです!!」

    左右田「そういや、このレベル3ではまだ罪木にあってなかったな…」


    罪木「あ…日向さんを置いていった左右田さんですね…こんにちは」

    左右田「いきなり、俺には辛らつだな!?オイ!?」ガビーン!!


    罪木「冗談ですよぉ…ね?」ニコォ…

    左右田「やだ、この人眼が笑ってない…」ビクビク

    罪木「ソニアさんを倒せば、残り半分ぐらいですね…!!これからも頑張ってください!!」

    日向「ああ、応援ありがとう」

    左右田「ソニアさんと戦うのか…はぁ…」

    日向「今回も俺がやることになりそうだな…」

    左右田「イヤ…ソニアさんだからこそ…オレが戦いたい…ここはまずオレに任せてくれないか?」

    日向「左右田…何か考えでもあるのか?」


    左右田「特にはない…だけど、オレが倒して見せる!!愛の力でな!!」




    日向「…」

    罪木「…」


    左右田「せめて、反応だけでもしてくれよ~!!」ガビーン!!
  68. 77 : : 2014/12/27(土) 06:50:38

    ―ボス クイーンB―

    ソニア「ようやく来ましたね…待っていました」

    左右田「ソニアさん…本当に戦うんですね」

    ソニア「ええ…わたくしはボスですからね」

    左右田「日向…宣言通り、まずオレが行く…もし、オレがやられたときは…頼むぞ」

    日向「ああ…」

    ソニア「いきます!!」ブーン!!

    日向「ソニアにジンガーの羽が生えた!?」

    モノクマ「なんか蜂の着ぐるみ着てるみたいだね…」

    左右田「ぐ!?…これはやばいぞ!?」

    日向「どうした、左右田!?何か気付いたのか!?」

    左右田「蜂の格好をしたソニアさん、可愛いすぎる…!!」バーン!!

    日向「…」

    モノクマ「…」

    ソニア「お注射でござる!!」

    左右田「う、うわああ!!あぶねえ!?」ササッ!!

    ソニア「仕留め損ねましたか…」チッ…

    日向「舌打ちしたぞ…ソニアのやつ!?」ガビーン!!

    モノクマ「あらら…ソニアさんって左右田クンに対しては結構Sだからね…」
  69. 78 : : 2014/12/27(土) 06:50:55

    ソニア「左右田さん…?どうしましたか?このままではわたくしは倒せませんよ?」ブーン!!

    左右田「くっ…ソニアさんに触れたら即ミスだ…タルをなんとかしてぶつけないと…だが、動きが速いぜ!!」

    ソニア「ふっふっふ…ですが、じわじわと追い詰めていくのも一興というもの…どこまで耐えられるか見ものですね…」

    左右田「ひ…ひぃ!?」ゾクッ

    ソニア「オーッホッホッホッホッホ!!」

    日向「ソニアのやつ、遂にオーッホッホッホッホとかいい始めたぞ!!」ガビーン!!

    モノクマ「ソニアさん…女王蜂になりきってますね…っていうかさ、オーッホッホッホなんていう女王って本当にいんの?」

    日向「オーッホッホッホとかいうお嬢様も絶対いないよな!!」

    ソニア「パンがなければお菓子を食べればいいんです!!」ドーン!!

    左右田「くっ…ソニアさんの動きは速い!!だが、動きのルートが一定だ…そこを狙えば!!」

    ソニア「では、ルートを変えますか」ニコリ

    左右田「な…なにぃ!?」ガビーン!!

    モノクマ「そりゃあ…口に出して言えば、そうなるでしょ…」

    日向「左右田!!ソニアの針の部分に当ててもダメージは与えられない!!針のない部分を狙うんだ!!」

    左右田「つまり、基本的に正面からとらえないといけないか…針は背中の部分に集中しているからな…ダメージ覚悟で行くしかねぇってことかよ…!!」

    ソニア「逃げまどいなさい…左右田さん…そして、疲れ果てたところを…一突きです!!」

    左右田「今だ!!」

    ソニア「え!?…きゃあああああ!?」ドカッ!!

    日向「左右田のやつ、ソニアが話している隙をねらったのか…!!汚いさすが左右田汚い!!」

  70. 79 : : 2014/12/27(土) 06:51:13

    モノクマ「ソニアさんが女王っぽいキャラをつくるのに集中している瞬間が、攻撃のチャンスだったというわけですな!!」

    ソニア「ぐ…怒りましたよ!!」ブーン!!

    日向「ソニアのやつの身体が赤い!?…その状態は無敵状態だ!!戻るまでやりすごせ、左右田!!」

    左右田「う…うわあああああ、ソニアさんごめんなさいぃいいいいいいい!!」ニギャアアア!!

    ソニア「わたくしの身体が真っ赤に燃えるぅ!!おまえを倒せと轟き叫ぶぅ!!!!!!!!」ブーン!!

    モノクマ「しかし…このソニアさん…ノリノリである」

    左右田「赤いときは動きも速くなってる…!?厄介だな…」


    ソニア「あら…色が戻ってしまいましたか…」シュン!!

    左右田「今だ!!ソニアさんすみません!!」ドカッ!!

    ソニア「そうはいかの腰ぎんちゃくです!!」バキッ!!

    左右田「しまった!!…タルの当たる位置を、針の部分にずらされたか!?くそっ、隙がないぞ!?」

    ソニア「お見事です、左右田さん…しかし、わたくしの針からは逃れることができないのです!!オーッホッホッホ!!」







    左右田(あっ…隙だらけだ…)ドカッ!!

    ソニア「きゃあああああああああああああ!?」ドカーン!!


    日向「ソニア…なんであんなにキャラづくりに重きを置いているんだ…しかも、なんか間違ってるし…」

    モノクマ「左右田クンもだんだんと容赦がなくなってきましたね…」
  71. 80 : : 2014/12/27(土) 06:51:35


    ソニア「うぅ…どうやら、わたくしの負けのようですね…」ガックシ…

    左右田「ソニアさん…すみません、大丈夫ですか?」

    ソニア「はい、大丈夫です…いい勝負でしたよ…これからも頑張ってくださいね!!」

    左右田「ソ、ソニアさん!!…左右田和一…感激です!!」パァー!!

    日向「お疲れだ、左右田!!」

    左右田「おう!!なんとか勝てたな…」

    ソニア「それでは、わたくしの出番はこれで終わりのようですね…」

    左右田「ソニアさん…もう行ってしまうんですか?」

    ソニア「ええ…わたくしもやらなければならないことが残っているので…別の世界ではありますが、お二人の健闘をお祈りしております!!」

    日向「ありがとな、ソニア!!」

    左右田「これが終わったらまた会いましょう!!」

    ソニア「はい、それでは失礼しますね!!」シュン!!


    左右田「行っちゃったな…」

    日向「ああ…それじゃあ次はレベル4か…」

    モノクマ「正直、一番の難所とも言えるよね…セーブまで長いし、ステージも難しいし…」

    日向「ホワイトマウンテン…今度は雪のステージか…厳しいところだな…」

    左右田「だけどよ…今までだってなんとかなったんだ…これからだって、なんとかなるだろ」

    日向「ああ、ようやく半分だ…!!この調子で最後まで行くぞ!!」

    左右田「おう!!」



    【レベル3 もりのみさき】クリア!!
  72. 81 : : 2014/12/27(土) 06:53:06



    ―?―

    小泉「ソニアちゃんも負けちゃったか…」

    ソニア「はい、すみません…」

    小泉「いいのよ…気にしないで…それよりも、別の世界へ戻るんでしょう?」

    ソニア「ええ、わたくしも日向さんや左右田さんのようにクリアしなくてはいけないので…」

    小泉「そう…頑張ってね!!」

    ソニア「ところで、西園寺さんにもごあいさつをしてからと思ったのですが…」

    小泉「日寄子ちゃん…そういえば、今はいないわね…」





    西園寺「今、戻ったよ…」

    小泉「なっ…!?日寄子ちゃん!?…その姿は…!?」

    ソニア「こ…これは…まさか!?」

    西園寺「ふっふっふ…これで日向おにぃをようやくぶっつぶせるよ…今度がわたしの最後の戦い…、絶対に負けられないからね!!」ドン!!
  73. 82 : : 2015/01/05(月) 16:33:10

    【レベル4 ホワイトマウンテン】

    日向「すごいな…一面雪景色だ…」

    左右田「ああ…本当にこれ遭難するんじゃねぇか…広すぎて死ねるぞ…」

    モノクマ「まぁ…体温が下がって死ぬとかないんで、そこは安心してください」

    日向「だが、ここからは多くのトラウマが発生したステージが多い…厳しいな」

    左右田「ああ…まず一番最初の面からしてやばいからな…」

    日向「…とういうか…クレムリンってワニだから変温動物だよな…雪山とか死ぬだろ…」

    モノクマ「ブラック★クレムリン軍団!!」

    左右田「ファンキーもキャンディーも遠い…クリアするまではどこにも行けない…うかつにはミスできないな…」

    日向「ああ、でもそろそろ行くとしよう!!」






    ―ふぶきのたに―

    左右田「うわあああああああああ…めちゃくちゃ足場悪いじゃねぇか!!」

    日向「断崖絶壁…おまけに雪のせいで足がとられる…移動だけでも今までと勝手が違うな…」

    モノクマ「おまけに急斜も多いからね…そして、左右田クンの大好きなタル大砲ステージだよ!!」

    左右田「あえて、言わないようにしてんだから、やめてくれ~!!」ガビーン!!

    日向「ああ、もうわかっているんだ…後半のタル大砲の地帯…ショートカットは禁止なんだろ…?」

    モノクマ「え…誰もそんなこと言ってないじゃん…」

    日向「え…使えるのか?…それによってかなり難易度変わるぞ、このステージ」

    モノクマ「後半はタル大砲で移動&ジンガーがタル大砲の周りをまわっているという鬼畜仕様だからね…ここでゲームオーバーになった人も多いはず…」

    日向「ショートカットっていう救済措置はあるけどもな…普通に挑むと相当大変だぞ…」

  74. 83 : : 2015/01/05(月) 16:33:30

    左右田「うぅ…タル大砲はいやだ…」

    日向「左右田…来ちまったもんはしょうがない…それにショートカット使えるみたいだし、行くぞ!!」

    左右田「日向…まだまだ甘いな…あそこに見えるだろ…この白い雪の世界に見えるひとつの黒い影が…」

    日向「今、ちょっと田中っぽかったな…うん、まぁわかってはいた…」



    クロクマ「は~い!!窓辺のマーガレットことオレ様の登場ですぅ~!!」バーン!!

    左右田「チクショー!!ショートカットは撤去したっていうんだろ!!」

    クロクマ「まぁな!!」クマーン!!

    モノクマ「ショートカットはあるかもしれないと言ったな…あれは嘘だ!!」クマーン!!

    日向「めちゃくちゃ吹雪いてきて視界も悪い…頑張るしかないか…」

    左右田「ひえええええええええええええええええええ!!」

    日向「これはもう一種のオシオキだよな…」





    左右田「日向…まだか…オレは目を開けたくない…」←タル大砲の中

    日向「ああ…かなり慎重に進んでいるからな、まだまだだ…」←タル大砲の中

    左右田「ジンガーの羽音だけは聞こえるな…あっ、脳内でジンガーをソニアさんに置き換えればあるいは…!!」

    日向「どっちみち当たったら死ぬけどな…」

    左右田「だよな…つ~か、このタル大砲に入っているだけで、大砲が回るのやめてくれねぇかな…」

    日向「ジンガーも回る…大砲も回る…タイミングを合わせないとジンガーに当たるし、次の大砲にも入れない…しかも一発勝負…それが何回も続く…」

    左右田「ここからが本当の地獄だ…」ゴクリ…
  75. 84 : : 2015/01/05(月) 16:36:11

    日向「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

    左右田「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

    モノクマ「ちょっと~そんな大声だしたら雪崩おきちゃうよ~!!」クマーン!!

    日向「ク…クリアした…」

    左右田「生きてる…オレたち生きてるぞ…」

    モノクマ「でも…さすがに残り人数が減ってきたけどね…」

    日向「ああ…ゲームオーバーにはならなかったが、何度か天に召されたな…」

    左右田「中間からとはいえ、本当に苦行だった…タル大砲地帯は結局、最初からだからな…」

    日向「俺、なんか今までの思い出見えたよ…」

    モノクマ「走馬灯じゃないですか!!」クマーン!!

    左右田「決して、簡単なわけじゃないが次はクリスタルトンネル…少しは落ち着いて攻略できそうだな…」

    モノクマ「だね…ここで残り人数を増やすといいよ…だってその次は“ふたたびふぶきのたに”だからなぁ~!!」

    左右田「いやああああああああああああああああああああああああああああ!!」

    日向「やったぁ~ふぶきのたにクリアした!!→クリスタルトンネルはまぁまぁむずいけどなんとかなったぜ!!→ふたたびふぶきのたになんやで…^^…ここまでテンプレだよな…」

    モノクマ「何気にその後も鬼畜ステージ続くけどね」



    左右田「ただ、ふたたびふぶきのたには…タル大砲はない!!タル大砲はないんだぁ!!」バーン!!

    日向「左右田…本当にタル大砲ダメなんだな…」

    モノクマ「さぁて…それでは張り切ってクリスタルトンネルに行きましょうか!!」


  76. 85 : : 2015/01/05(月) 22:24:12

    ―クリスタルトンネル―

    日向「ここのBGMってここにしか使われてないんだっけ…確か」

    モノクマ「うん、クリスタルに囲まれたステージなんてここだけだからね…そうだったと思うよ」

    左右田「ここも相変わらず、足場が悪いな…」

    モノクマ「ここは、つかむと勝手に上昇していくロープと下降していくロープに翻弄されるステージだね!!…ジャンプして上手く自分の位置を調整しないとジンガーに当たってミスだよ!!」

    左右田「クリスタルか…ソニアさんにプレゼントしたら喜んでくれるかな…」

    日向「そのまえに採取できないと思うぞ…」

    モノクマ「ただの背景ですよ…左右田クン」

    左右田「うっせ、うっせ!!ちょっとぐらい考えたっていいじゃなねぇかよ!!」

    モノクマ「さて、バナナやボーナスステージで減った残り人数をどれだけ稼げますかな…」

    日向「セーブの意味では正直このレベル4が一番難しいよな…」

    左右田「ああ…ボスを除く6ステージ中、5ステージをクリアしないとセーブも他のレベルに行くこともできない…」

    モノクマ「そうだよね…ここが一番の鬼門といっても過言ではないかな」

    日向「こんなところでつまづいていられない…ここを含めて、セーブまであと4ステージもあるんだ…気を引き締めていくぞ!!」

    左右田「おう!!」



    左右田「うぎゃあああああああああ!!勝手にあがっていくぅ、止まらねぇ!!」

    日向「左右田!!ジャンプして下に降りながら進むんだ!!」

    左右田「やばいやばいやばいジンガーに当たる!!ジンガーに当たるぅ!!」


    ジンガー>左右田クンこんにちは

    左右田「うぎゃあああああああああ」アンッ!!

    日向「左右田がやられた!!」ガビーン!!

    モノクマ「い、今のうちに別のロープに移るんだ、日向クン!!」

    日向「おう!!」





    日向「なんとかクリアしたが…左右田という犠牲を出してしまったな…」

    モノクマ「久々にミス描写が来ましたね…左右田クン、哀れなり」

    日向「次のステージですぐに助けることはできるだろうが…次はふたたびふぶきのたに…辛いところだな…」
  77. 86 : : 2015/01/05(月) 22:25:17

    ―ふたたびふぶきのたに―

    日向「とうとうここに来たか…」

    モノクマ「一面銀世界…ぜんぶ雪のせいだ!!」

    松田「また会えたな…日向」

    日向「松田!!…そうかここはエクスプレッソがいたんだったな!!」

    松田「左右田のやつは…どうした?」

    日向「あいつは今頃タルの中だ…」

    モノクマ「タルに入っタル~、なんちて…」


    チ~ン…


    松田「・・・・・・・・・・」

    日向「・・・・・・・・・・」

    モノクマ「す…すまん…」




    松田「危うく凍死するところだったな…こんなところにダチョーである俺を配置するのもおかしいと思うんだがな…」

    日向「エクスプレッソは敵を踏めないからな…足場が狭く、敵も多いこのステージは気をつけないと…」

    松田「ああ…特にここは厄介な敵が多い…クラップトラップとかな…」

    日向「小さいワニだな…前進しながら鋭いキバで攻撃してくる…小さいうえに動きが速いから避けにくいよな…」



    左右田「タルの中…温かかったのに…」ドヨーン…

    日向「おまえばかり楽すんな…!!このステージはただでさえ難しいんだからな!!」

    左右田「オレ、さっきのでロープもトラウマになったよ…」

    日向「トラウマ増えすぎだろ…」

    松田「エクスプレッソの俺で進む場合、ロープはつかめない…十分な助走をつけて向こう岸に渡るしかないな…その際、敵に当たらないように注意しろ」

    左右田「ああ、わかってんぜ!!」

    松田「前にも言ったかもしれないが、一度降りて敵を倒してからの方が安定はする…無難にクリアしたいのであればその方法をおすすめしよう」

    日向「だな…敵がいるのといないのとでは難易度はぐんと変わる…エクスプレッソは降りている間は敵の攻撃には当たらないから、放置しておいても大丈夫だしな…」

    左右田「その変わり、乗っているときに敵に当たれば高速で逃げていくけどな…」

    松田「それはどうしようもないからな…そこまではフォローできん」

    モノクマ「さて、エクスプレッソといく雪空の旅に出ましょうか!!」
  78. 87 : : 2015/01/06(火) 17:37:16

    九頭龍「待ってたぜ…お前ら!!」

    左右田「げぇ!?…こんなところで出てくるんじゃねぇ!!」

    九頭龍「今度は雪山だ…この急斜面でオレのタルが避けられるかな!!」

    松田「またマンキーコングか…」

    九頭龍「またエクスプレッソかよ…」

    日向「ここでタルを投げられるのは厄介だな…」

    松田「エクスプレッソじゃ相性が悪い…おまえらで倒すんだな…俺はその間ポンポンでも読んでいることにする」ペラッ…

    左右田「テメェ~、いくら出番じゃないからって漫画読んでんじゃねぇぞ!!」

    モノクマ「あらあら…どこに隠し持っていたのやら」

    九頭龍「さぁ…来い!!」



    左右田「ディディーじゃはね返されるかもしれないし、日向頼むぜ!!」ホッホッホ ハハッハッハ!!

    日向「また、俺かよ…」

    九頭龍「どっちでもいいから来いよ…こちとらずっとここで待機してるんだ…いいかげん帰りたいんだよ」

    モノクマ「ごめんね…九頭龍クン、ご苦労様です」

    九頭龍「オレのタル攻撃をくらいな!!」



    ゴロゴロゴロゴロ!!ヒューーーーー!!



    日向「近くに谷があるから…そこにタルが落ちていくな…」

    左右田「今、オレらがいる位置まではタルは来ないが…どっかで近づかないと…永遠に先には進めないぞ!!」

    松田「今週のゴエ○ンのヤエちゃんもやっぱりエロいな…」

    日向「松田ェ…」
  79. 88 : : 2015/01/06(火) 17:37:51

    九頭龍「オイオイ…来ないのかよ!!…ならこっちから行くぜ!!」ピョン!!

    左右田「うわぁ!?…こっちに来たぞ!!」

    日向「マンキーコングはその場から動かないんじゃないのかよ!?」

    九頭龍「うるせぇ!!ずっと同じ場所にいたから足がしびれてんだよ!!」

    左右田「そんな理由かよ!?」ガビーン!!

    日向「だが近づいてきたことで仕留めやすくもなったな…!!」

    九頭龍「うるせぇ…今度こそ当ててやる!!」ヒョイ!!


    ゴロゴロゴロゴロ!!


    日向「あぶない!!」ササッ!!

    松田「相変わらず…この雑誌のデビルチルド○ンはグロいな…ん?」


    ゴロゴロゴロゴロ!!ドカッ!!

    松田「うおおおおおおおおおおおお!!?」エエェェ!!

    ドタドタドタドタドタ!!



    左右田「松田ァ~!!?どこいくんだ~!!?」ガビーン!!

    日向「今は降りてるから、アニマルフレンドには攻撃当たんないんじゃないのかよ!?」ガビーン!!

    モノクマ「こんな雪山で漫画読むから…こうなるんだよ…」

    日向「さては、モノクマの仕業か…」

    左右田「よくも松田を!!…九頭龍め!!」

    九頭龍「いや、お前らが避けるから悪いんだろ…」

    日向「そりゃ、避けるわ!!」

  80. 89 : : 2015/01/06(火) 17:38:42

    左右田「来いよ、九頭龍!!…タルなんか捨ててかかってこい!!」カモン!!

    九頭龍「控えだからって…強気になってんじゃねぇぞ!!!」

    左右田「さぁ、日向、やっちまえ!!」ササッ!!

    日向「左右田…挑発するだけ挑発しといて、俺の後ろに隠れるなよ…」

    九頭龍「…ったく面倒なやつだぜ…」

    日向「九頭龍…悪いが踏ませてもらうぞ!!」

    九頭龍「やってみやがれ!!」ヒョイ!!


    ゴロゴロゴロ!!


    日向「届け!!」ジャンプ!!

    九頭龍「何ィ!?…よ、避けらんねぇ!!」


    ドカッ!!


    日向「ふぅ、勝てたか…」

    九頭龍「ちっ…また負けかよ…だが、まだだ…まだオレの出番はある…!!オレは諦めねぇぜ…日向!!」シュン!!



    左右田「おとといきやがれ!!」ドーン!!

    日向「今回、おまえ何もしてないのに威張るなよ…」

    モノクマ「松田クンという尊い犠牲が出てしまいましたが…次に行きましょう…」

    日向「後2ステージで…やっとセーブへ行けるのか…」

    左右田「ふぶきの面は越えたが…まだまだ気は抜けないな…次は水中面だしな…」

    日向「ああ、クロクトパスの海か…まったくレベル4は殺しにかかってきてるな…」
  81. 90 : : 2015/01/11(日) 18:11:22

    ―クロクトパスのうみ―

    朝日奈「やっほー!!」

    日向「今回もよろしく頼むぜ!!」

    左右田「水中面では定番の顔ぶれだな!!」

    朝日奈「まぁ…でも厳密に言えば私もスタート地点に最初からいるわけじゃないんだけどもね…」

    日向「この面だと正確にはエンガードがいるのはゴール間近だしな」

    モノクマ「前にも名前が少しだけでてきましたが、ここはクロクトパスというタコに追いかけられる面です!!…エンガードでも倒せないのでひたする逃げるしかありませんね!!」

    日向「とんでもなく疲れる面だよな…」

    左右田「通り道の窪みにひっかかったりすると一発でアウトだぜ…」

    モノクマ「タコに当たったときに1体コングが残っていた場合、無敵時間中はタコは待っていてくれるけどねぇ…」

    左右田「本当に全速力で進まないと追いつかれるからな…全速力でいってもギリギリ追いつかれるかもしれないぐらいには近づいてくるし…」

    モノクマ「本当にレベル4はトラウマメイカーですねぇ…一体、何体のコングがここで海の藻屑と化したのか…」

    クロクマ「でもよぉ…タコに襲われる朝日奈とか…みんな見たいよなぁ!!」





    クロクマ「」プカァ~

    朝日奈「それじゃあ、行こうか!!」ニコッ

    日向・左右田「お…おう…」ブルブル…

    モノクマ「雉も鳴かずば撃たれまいに…」
  82. 91 : : 2015/01/11(日) 18:11:49

    ―トーチライトトンネル―

    クロクマ「ひどいめにあったぜ…」

    日向「自業自得だろ…」

    左右田「ところで、ここにはスコークスが出てくるんだよな」

    モノクマ「スコークスの最初で最後の出番ですね!…2・3のスコークスはドンキーたちと同じくらいのサイズですが、初代はランプを持っているだけの小さい奴です」

    日向「ドンキーコング64やリターンズなんかのスコークスは逆に小さくなったよな」

    モノクマ「サイズは変更されまくってるけど、一応アニマルフレンドの中では一番ドンキーコングのゲームに出てるっぽいね!」

    左右田「ただスコークスはドンキーたちの向いている方向しか照らしてくれないから…方向転換しまくると目がチカチカするよな…」

    日向「ここはスピナーなんかの障害物が多い…だが、ここを抜ければようやくセーブまでたどり着ける!!」

    左右田「ああ…長かったな…本当に長かった…なんでクロクトパスの海の次はクランキーなんだよ…」

    日向「…っていうか…雪山→洞窟→雪山→海…って死ぬよな…」

    左右田「さてと、それじゃあスコークスを出してやろうぜ!!」


    シロクマ「プハァ~…ようやくボクの出番だね!」



    オウムのスコークス:シロクマ



    日向「ここでやっとシロクマの登場か」

    シロクマ「レベル1で存在をほのめかされてから出番まで長かったよ…」

    クロクマ「よう!白いの!…久しぶりって感じはしねーな」

    シロクマ「そうだね…ボクら他だと基本的にセットで登場してるし」
  83. 92 : : 2015/01/11(日) 18:12:47

    日向「他ねぇ…ソニアのところとかか?」

    クロクマ「いきなり正解とはやるじゃねぇか!」

    日向「…というかソニア以外、誰がどこで何をやってるのか知らないからな…」

    左右田「チクショー!!オレもソニアさんと冒険がしてーのに!」

    シロクマ「まぁまぁ…男子二人のほうが気楽なんじゃない?」

    モノクマ「そうだね…日向クンもこのゲーム内に限らず、女子に対しての身の振り方を考えた方がいいと思うし…」

    日向「な…何言ってんだよ!?」ガビーン!!

    モノクマ「だってさぁ…ここをクリアすれば安心とか思っているかもしれないけど…レベル4のボスを忘れたの?」

    左右田「あっ…(察し)」

    日向「ぐ…そうか…そういうことか…」

    シロクマ「日向クンはプレイボーイなんだね!」

    日向「それは違うぞ!!…なんか気付いたらこうなってたんだよ!!」ガビーン!!

    モノクマ「うん、まぁ…主人公ってやつはそういうもんなんだと思うよ…」メソラシ…

    クロクマ「それに日向もあいつよりは状況マシなんじゃねぇの?」

    日向「あいつ…?」

    左右田「ああ…苗木か…」

    モノクマ「苗木クンはね…本当によく頑張ってると思うよ…」

    シロクマ「上には上がいるってことなんだね…」

    左右田「オレ、主人公じゃなくてよかったわ…」
  84. 93 : : 2015/01/11(日) 18:13:39






    シロクマ「ふぅ…ランプを持って飛ぶのも楽じゃないね…」チカチカ

    モノクマ「羽もないのに空中を浮遊しているシロクマは違和感バリバリですな」

    日向「外の光が見えてきたぞ!!」

    左右田「ようやく、セーブが可能か!!」

    シロクマ「それじゃあ、ボクの役目もこれで終わりか…君たちの未来にも光がありますように…このランプのようにね!」チカチカ

    日向「そんなチカチカしてる未来はいやだな…」




    罪木「日向さん、左右田さん…お疲れ様です!!」

    日向「罪木…!!」

    罪木「温かいスープを用意しましたよ!!…モノクマさんたちもどうぞ!!」

    左右田「それは助かるな…!!」

    シロクマ「うわあ…ありがとう…いただきます!!」

    クロクマ「ありがてぇな!!…さすができる女は違うぜ!!」

    罪木「それじゃあ、行きましょうか!!」








    【キャンディコングの小屋】

    クロクマ「ふぅ~あったまるなぁ…罪木は将来いい嫁さんになるぜ!!…なんならオレ様に嫁ぐか?」

    罪木「そ…そんなことないですよ…」チラチラ

    左右田(露骨に日向を見るのやめろよ…)

    モノクマ(やめろぉ…クロクマのやつ、火に油を注ぐんじゃない!!…ただでさえ苗木クン関連でボクは胃痛だというのに…)

    シロクマ(スープおいしいです)

  85. 94 : : 2015/01/11(日) 18:15:12

    日向「?…俺の顔に何かついているのか…?」


    罪木「え…えっと、なんでもないです…」アセアセ



    左右田(チクショー、イラつくぜ)

    モノクマ(やめちくり~、胃がいてぇんだよぉ~!!)ギュルギュル

    シロクマ(おかわりってしていいのかな…?)

    クロクマ(こういう状況楽しいぜ…ヒャッハー!!)











    ―物陰―

    西園寺「いい気なもんだよね…」

    ?「いつもみたいに出ていけばいいんじゃないの?」

    西園寺「今はいいよ…どうせこの先で決着はつけるんだしね…」

    ?「君もなかなか難しい性格をしてるよね」

    西園寺「あんたにだけは言われたくないんだけど…」

    ?「あれ…そうかな?…なんかごめんね?」

    西園寺「さて、この姿を保つのも一人じゃできないんだよね…力を貸してもらうよ?」

    ?「もちろんだよ、これもボクのお仕事だからね」

  86. 97 : : 2015/01/27(火) 22:15:04

    ―もりのかくれが2―

    日向「ここを越えればボスか…」

    左右田「もうボスに思いをはせてるのかよ…このステージもなかなか大変そうだぜ?」

    花村「そうそう」

    日向「うおっ、花村!?」

    左右田「このステージ、ウィンキーがいたのか」

    花村「ボーナスステージにいるよ!!」

    モノクマ「アニマルフレンドも出番とかゲームに忠実ってわけじゃないよね」

    日向「ただ、このステージはタイヤが多い上に、穴が多い…ウィンキーのジャンプ力だと抑えが効かなくて下へと落ちてしまうことも多いよな」

    花村「ありゃりゃ…もしかして、およびじゃない?こりゃまた失礼!!」

    左右田「ただ、ウィンキーだとジンガーを踏めるからな…どっちを取るかだな、結局のところ」

    モノクマ「必ずしもアニマルフレンドがいればいいってわけでもないからね…やりやすいスタイルを自分で探すのが一番さ」

    日向「せっかく来てくれたし、花村に頼ろうか」

    左右田「だな…じゃ、またよろしく頼む」

    花村「任せてよ!!ちゃんと運んじゃうよ!!」

    日向「そういえば…アニマルフレンドは出そろったけど、ランビの十神にだけは全然会わないな…」

    左右田「最初に出会うアニマルフレンドなのに、こう考えるとそんなに出番があるわけじゃないのか」

    モノクマ「でも、そろそろ会えると思うよ!!…そのまえにボスだけどね!!」

    日向「やっぱり、それは避けられないよな…」

  87. 98 : : 2015/01/27(火) 22:15:27

    ―いかりのボスノーティ―


    日向「とうとう…来てしまったか」

    左右田「覚悟決めるぞ…日向!!」

    日向「ああ、ここまで来たら…どの道逃げ場なんてないしな」

    西園寺「やっと来たか…待ちくたびれちゃったよ」

    日向「西園寺…やっぱりおまえが出てくるんだな」

    西園寺「そりゃそうでしょ…今回は私にとっての最終決戦…私も本気で行かせてもらう」スッ

    左右田「西園寺のやつ…何もってやがんだ!?…宝石?」

    モノクマ「ぬぅ…あれは!?」

    日向「知ってるのか!?モノクマ?」

    モノクマ「あれはメガストーン…進化しきったポケモンさえも、さらにメガ進化させるアイテムだよ!!」

    日向「メガ進化だと!!?」ガビーン!!

    左右田「…っていうかポケモンじゃねぇか、それ!?…ゲームが違うっての!!」

    西園寺「別になんでもいいでしょ…今のわたしじゃ勝てない…だから私は私を超える!!」



    ピカッ!!



    モノクマ「うおっ、まぶしっ!!」

    日向「オイ!!…これどうなるんだ!?」

    左右田「くっそ…眩しくてなんにも見えないぞ!!」

    ?「ふっふっふ…進化完了…!!」

    日向「なにぃ!?…その姿は!!?」
  88. 99 : : 2015/01/27(火) 22:15:50

    ビッグバン・西園寺「ホントのわたしデビュー!!」ズギャーン!!

    日向「なんかの宣伝みたいなこと言ってるぞ!!」ガビーン!!



    リアリーノーティ:ビッグバン・西園寺



    左右田「オイオイ…いきなり成長しちまいやがったぞ!?」ガビーン!!

    モノクマ「これがメガ進化ってやつなのか…!?」

    日向「一気に30センチぐらい身長が伸びてるんじゃないか!?」ガビーン!!

    B・西園寺「ふっふっふ…驚いた?これがわたしの本気だよ!!」

    左右田「手段はどうあれ…西園寺のやつ…本気みたいだな」

    日向「西園寺…本当にやるってのか!?」

    B・西園寺「いまさらなにいってんの?ここで私はあんたを倒す…そして永遠に私の奴隷にしてやる!!」

    日向「西園寺…おまえ」

    モノクマ「まだあきらめてなかったか…」

    左右田「ちくしょー見ていることしか出来ないなんて…」ホッホッホ ハハッハッハ

    日向「左右田、おまえ!!…何俺を先頭にしてんだ!!」ガビーン!!

    左右田「だって、この戦い俺は関係ないし…」

    B・西園寺「別にどっちからでもいいよ…どっちもつぶすしね…」

    日向「くっ…行くぞ!!」

    B・西園寺「かかってきな!!」


  89. 100 : : 2015/01/27(火) 22:16:32


    日向「本気で行くぞ!!」

    B・西園寺「一発で踏み潰してやる!!」ビョーン!!

    左右田「西園寺のやつ、前回よりも動きが速くなっていやがる!!?」

    モノクマ「それだけじゃない、ジャンプ力もさらにましてる!!」

    日向「これじゃ…なかなかダメージを与えられないぞ!?」

    B・西園寺「そのまま沈んじまいな!!」ピョーン!!





    左右田「日向!!上だ!!」

    モノクマ「上から来るぞ!!気をつけろぉ!!」

    日向「!?」

    B・西園寺「おらぁああああああああ!!!」ドゴッ!!



    日向「危ない!!?」ササッ

    B・西園寺「ちっ…避けたか」

    左右田「オイ!?…西園寺が踏んだ地面がえぐれてんぞ!?」ガビーン!!

    モノクマ「あんなので踏まれたらやばいって!?」



    日向「くっ…」

    B・西園寺「簡単に終わっちゃつまんないけど…いい加減あきらめたら?」

    日向「西園寺…俺に勝ったところで俺はおまえの奴隷にはならないぞ…」

    B・西園寺「そんなのわかってるよ」

    日向「何!?」

    B・西園寺「こんな願いをモノクマが叶えられるなんて本気で思ってるわけないじゃない…」
  90. 101 : : 2015/01/27(火) 22:17:15

    日向「なら…なぜ!?」

    B・西園寺「ねぇ…今の私ってどうかな?」

    日向「え?」

    B・西園寺「これなら…日向おにぃも私にまじめに接してくれる…?」

    日向「西園寺…それは…」

    B・西園寺「このヘタレ!!優柔不断!!…あんたがそんなんだから…私は…」

    日向「ごめん…」




    クロクマ「そうだぞ!!…このゴミ!!カス!!」

    モノクマ「ひっこめ~!!」

    シロクマ「いくじなし~!!」

    日向「おまえたちは関係ないだろ!!」ガビーン!!

    B・西園寺「わかってる…日向おにぃに振り向いてもらうには…こんなのは間違ってるって…それでも、わたしは!!」

    日向「西園寺…」



    B・西園寺「これは単なるゲームだけど…ここまで来たらわたしも後には退けない…ちゃんと決着がつくまでつきあってもらう…!!」

    日向「ああ…わかってる!!」

    B・西園寺「じゃあ…バトル再開だよ!!」ピョーン!!

    日向「くっ…あんな高いジャンプ…避けることが精一杯だぞ」

    左右田「日向!!…着地の瞬間をねらえ!!」

    日向「ああ!!」


    B・西園寺「くらええええええええええええええ!!」ビョーン!!
  91. 102 : : 2015/01/27(火) 22:17:39

    日向「ローリングアタック!!」

    B・西園寺「前転して私の下をくぐった!?」

    日向「からのターン!!」くるっ!!

    B・西園寺「くっ…」

    日向「これで終わらせる!!」ジャンプ!!

    B・西園寺「うわあああああああああああああああ!!?」



    ドッカーン!!



    日向「ハァ…ハァ…」

    左右田「やったか!?」

    モノクマ「オイ、それフラグ!?」ガビーン!!




    西園寺「ああ…戻っちゃったか…」


    シロクマ「フラグじゃなかったみたいだね…」

    西園寺「悔しい…全力だったのに、負けちゃうなんて…」ポロポロ…

    日向「西園寺…すまん、痛かったか?」

    西園寺「そんなことどうでもいいよ…結局、全然脈がないってことがわかっただけだったね…」グスッ…

    日向「西園寺…ありがとう…こんな俺に興味をもってくれて…」

    西園寺「え?」

    日向「俺みたいな男に…そんなふうに執着してくれてうれしい」

    西園寺「何よそれ…変身までしたわたしがバカみたいじゃない…」
  92. 103 : : 2015/01/27(火) 22:18:17

    日向「あっ…でも毎日暴力を振るうのはやめてほしいかな…?」

    西園寺「うっさい!!」パンチ!!

    日向「うげっ!!」ドカッ!!

    西園寺「死ねぇえええええええええええ!!」ドカドカドカドカドカ!!

    日向「ちょ…やめっ!!」




    左右田「止めなくていいのか!?」

    モノクマ「大丈夫…もうボスは倒したことになってるから…攻撃判定はなくなってるよ…それに、気の済むまでやったほうがいいんじゃない?」

    左右田「それも…そうか」





    日向「うぅ…もう、許してくれ…」ボロボロ

    西園寺「ハァ…ハァ…ほんと…あんたってバカ…でも、やっぱり諦められない…」

    日向「西園寺…?」

    西園寺「私もバカってことだね…ハァ…結局なんにも変わってないってことか…いいよ、私のこのゲームでの出番は終わりだけど、私たちの未来は終わってないもん…これからだよね」

    日向「なんかしらんが…元気になってよかった」

    西園寺「日向おにぃも頑張ってね…小泉おねぇも残ってることだしね!!」

    日向「ああ…西園寺、ありがとな!!」

    西園寺「じゃあ…私はいくよ…またどこかでね」





    左右田「西園寺、あれでよかったのかな?」

    モノクマ「人の気持ちって難しいよね…でも、西園寺さんは今回のことで少しだけ前に進めたんじゃないかな?」

    左右田「本気で日向とぶつかったからか?」
  93. 104 : : 2015/01/27(火) 22:19:43

    モノクマ「だね…こんなバトルなんてゲームの中でしかできないけど、西園寺さんにとってはよかったんじゃないかな?」

    左右田「心ってものは本当にどうしようもないな…」

    モノクマ「うぷぷ…一生付き合っていかなきゃいけないからね…どこにあるかもわかんない自分の心とさ…」

    左右田「日向のヤローも…大変だな…」

    モノクマ「うぷぷ…日向クンはみんなの心を惹きつけすぎちゃったね…でも彼のそんな平凡でブレないところが安心できるんじゃない?」

    左右田「モノクマにしては、まじめな意見だな」

    モノクマ「まぁね…生徒の成長を見守るのもボクの仕事だしね!!」


    【レベル4 ホワイトマウンテン】クリア!!








    モノクマ(…にしても、メガ進化は一人じゃできないはず…ポケモンでいうところのトレーナーがいるはずなんだけど…一体誰が?)






    ―?―

    小泉「そう、日寄子ちゃん…頑張ったわね」

    西園寺「うん、ありがと…今までなんにも変わらないけど…頑張るよ、わたしも」

    小泉「そろそろ…決戦のときも近い…か」

    狛枝「それじゃあ…次はボクが行こうかな?」ヌッ!!

    小泉「ちょ…いきなり出てこないでよ!?」ガビーン!!

    西園寺「狛枝おにぃもありがとう…おにぃのおかげであの力を一時的に得ることができたんだしね」

    狛枝「ボクなんかにお礼を言ってもらえるなんて光栄だよ!!」

    小泉「それで、次はあんたの番ってわけ?」

    狛枝「そういうことさ…ボクには強い味方もいる…日向クンにも左右田クンにも簡単には負けないさ」ドン!!

  94. 105 : : 2015/02/11(水) 12:15:34

    【レベル5 カントリーファクトリー】


    ―オイル工場―

    左右田「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!オイルや鉄臭い匂い…最高だぜ!!!」

    日向「テンション高いな、左右田」

    左右田「メカニックとしては工場とか最高だろ!!」

    日向「実際、アイランドモードだと軍事施設っておまえのために用意されたようなおでかけの場所だよな…」

    モノクマ「こんな島に工場とか…わけわかんないよね」

    左右田「まぁ…前にも言ったけど誰がなんのために作ったかはわからないしな」

    日向「オイル工場という名の通り、ここではオイルのドラム缶が浮いているんだよな…足場にしないと先に進めないんだけど、一定時間ドラム缶からは炎が出てくるんだったな」

    左右田「焼かれないように、タイミングよくジャンプして進めってことだな」

    モノクマ「あと、ここってボーナスステージをコンプするのが難しいところだよね」

    左右田「は?なんでだ?」


    モノクマ「実はここってボーナスステージの中にもう1つボーナスステージがあるんだよ!!最初に入ったボーナスステージで3つタルのルーレットでバナナ1本を揃えると、タルが出現するんだ…それを使うことで更なる隠しボーナスステージに行けるんだ!!」


    左右田「うへぇ…めんどくせぇな」

    日向「コンプリートするにはなかなかの鬼門ってことだな…まず気づかないといけないんだが」

    左右田「コースをどんなに探しても見つからないとか、反則もいいところだけどな」



    モノクマ「ボーナスステージは単純にバナナや1upバルーンが取得できたりするものから、ルーレットになっているタルやパネルを上手く揃えることでアイテムが取得できたりするものもあるんだ!!まぁ、仕様上見つけてしまえばクリア率には加算されるから、絶対にクリアしなくちゃいけないってわけじゃないんだけどもね」


  95. 106 : : 2015/02/11(水) 12:15:58


    左右田「いまさらボーナスステージの解説かよ…」

    モノクマ「前にも一度言ったような気がするけどおさらいね!!それに、ボーナスステージに入っている描写は基本的にカットしてるからさ!!」

    日向「ボーナスステージのルーレットなんかは、成功と失敗でドンキーとディディーの反応がそれぞれ違うしおもしろいんだけどな」

    モノクマ「成功時の音楽はスマブラのファンファーレの元ですね、失敗時は物悲しい曲が流れます」

    左右田「さて、ボーナスステージの話はそんぐらいにして、ステージを攻略していこうぜ!!」






    左右田「くっそ~、メラメラ燃えてやがんな…」

    日向「タイミングを間違えるなよ…!!」

    左右田「わかってるって…それ!!」ピョン!!

    日向「あいかわらず…恐ろしい仕掛けばっかりだな」

    狛枝「そうだね…まったくまいっちゃうよ」

    日向「だよな、毎回こんなのとか命がいくつあっても足りないぜ」

    左右田「実際、命はいくつかあるんだけどな」

    狛枝「そろそろゴールなんじゃない?」

    左右田「ああ…やっとだな!!」

    日向「ひとまずは工場から脱出できるか」

    左右田「よし!!なんとかドラム缶地帯を抜けて足場にたどり着いたぞ…というところで…」







    日向・左右田「いつの間にいやがったんだよ!!おまえは!!」ガビーン!!

    狛枝「すばらしいコンビネーションだね!!実際、ボクのこと見えてないのかと思ったよ!!」
  96. 107 : : 2015/02/11(水) 12:17:17

    左右田「ステージを攻略してる最中にツッコむ余裕なんかないっての…」

    狛枝「あれ…がっかりだな…“超高校級のツッコミ”とよばれた君がそんなこと言うなんて…」

    左右田「違うから!!オレは“超高校級のメカニック”だから!!」ガビーン!!

    狛枝「アハハ!!早速ツッコミいただいちゃったよ!!」



    日向「で…何しに来たんだ?おまえは?」

    狛枝「ちょっとした様子見にね…それに君たちにも会いたかったからさ」

    左右田「オイ…日向、この流れって…」

    日向「わかってる…やっぱり、おまえは!!」

    狛枝「察しがよくて助かるよ…」




    ダムドラム:狛枝凪斗




    日向「おまえがレベル5のボスってわけだな!!」

    狛枝「自分では戦えないから、味方を召喚して助けてもらうしかないなんて…ボクらしいでしょ?」

    モノクマ「ダムドラムはドラム缶のボスで、いろんな雑魚敵を出してくるんだよね…何回かしのげば勝手に爆発して勝ちになるボスだよ」

    狛枝「ほら、着ているシャツもどくろマークにしてみたんだ!!ちょっとはダムドラムっぽいでしょ?」

    日向「ダムドラムのどくろマークってか…」

    狛枝「さて、まずはオイル工場クリアおめでとう…それじゃあ、あと5ステージ…頑張ってボクのところまで来てね?」シュン!!





    日向「めんどいやつ来ちゃったな…」

    左右田「あいつ召喚とか言ってたが、何を召喚してくるかわかったもんじゃないぜ…」

    モノクマ「これは用心が必要ですな…」
  97. 108 : : 2015/02/11(水) 12:18:18

    ―トリックトラックリフト―


    左右田「…」ズーン…

    日向「いきなりテンション低くなったな!!?さっきまでのおまえはどうしたんだよ!!」ガビーン!!

    左右田「思い出したんだよ…このカントリーファクトリーって、乗り物が多いことに…」

    日向「あぁ…確かにここのステージもリフトにずっと乗っていかなきゃいけないからな」

    モノクマ「左右田クンの大好きなトロッコもありますよ!!」クマーン!!

    左右田「うわぁああああああああああああああああ!!そうだったぁあああああ!!!」

    日向「おまえ本当に乗り物ダメなんだな…」

    左右田「なんとか克服しないといけないとは思ってるんだけどな…だってオレは…」

    日向「ん?」

    左右田「いや、なんでもないさ…とにかく行くしかないってのはわかったからな」

    モノクマ「おっ…左右田クンも前向きになってきましたね!!」

    左右田「リフトならまだマシだ…リフトならまだマシだ…リフトならまだマシだ…」ブツブツ…

    モノクマ「うわぁ…」

    日向「ほら、置いてくぞ!!」

    左右田「待ってくれ!!もう少し自己暗示をかけさせてからにしてくれ!!」ガビーン!!






    左右田「びゃあああああああああ…死ぬぅうううううううううううう!!」ガタガタガタガタ


    ガタガタガタガタ!!


    日向「せめてリフトを揺らすのをやめろ!!」ガビーン!!


    クリッター>左右田クンこんにちは


    左右田「!?…ぐぎゃあああああああああああああ!!」アンッ!!

    日向「左右田!!?」ガビーン!!

    モノクマ「あらあら」

    日向「敵に当たってしまったか…」


    モノクマ「このトリックトラックリフトは上の足場からリフトにいろんな雑魚敵が降りてくるんだよね!!…うまく避けたり処理したりしないとやられちゃうよ!!」

    日向「だが、正直左右田がいなくなったことでリフトが安定した!!今のうちにクリアするぞ!!」
  98. 109 : : 2015/04/09(木) 19:50:27

    ―エレベーターアンティクス―

    日向「上昇のみを続けるエレベーターと下降し続けるエレベーターの2つを乗り継いで行けってことか…のんびりとエレベーターに乗ってるとすぐミスになってしまうのか」

    モノクマ「さすがの左右田クンもエレベーターなら大丈夫だと思うけど…」

    日向「それよりも左右田にとっての鬼門はマインカートコースター2だからなぁ、とにかく左右田を先に助けることにするか」



    左右田「くっそー工場はわくわくすんのに…なんて面だよ!!良く考えたら、最初のオイル工場と最後のオンボロ工場しかないじゃねぇかよ!!」



    狛枝「そうだね…この面もジンガーが多いしやんなっちゃうよね」ヌッ!!



    日向「また、狛枝か…何しに来たんだよ?」

    狛枝「そう邪見にしなくてもいいじゃない…クレムリン軍団も残り少ないんだ…敵がちょくちょく登場した方が物語はおもしろいでしょ?」


    日向「そんな身も蓋もない理由で来たのかよ!?」ガビーン!!


    左右田「そういや、親玉のキングクルールについて全然触れていなかった気がするな」

    狛枝「そう、6面に控えているのは小泉さんだってことはもうわかってるとは思うけど、ラスボスについてははっきりはしていなかったよね?…そろそろラストに近づいてるからね…姿を現すときも近いだろうね」


    左右田「なんとなくあいつなんじゃないかってやつはいるけどな…」

    日向「まぁ、確かに…なんとなくだがな」

    狛枝「その勘当たってるかもね…さてこの面をクリアしたら5面もボスまでは3ステージ…無事にたどり着けるといいね…二人とも!!」シュン!!


    左右田「今回も言いたいことだけ言っていっちまいやがった…」

    日向「だが、確かに一番気になる親玉について考えたことはなかったな…本当にラストに近づいているんだな」


    左右田「…っていっても、まだマインカートコースターがあるんだよなぁ…」ハァ…


    日向「ある意味それがおまえのラスボスなのかもな…」


  99. 110 : : 2015/04/09(木) 20:09:33

    ―ヘドロの湖―

    左右田「うぎゃあああああ!?なんだこの緑色は!?」

    日向「水中ステージなんだが、今までの澄んだ水の色とは全く違うな…工場廃液が混ざってるってことか」

    左右田「普通なら、こんなステージを進むってだけで無理だぜ…生身で入っただけでおかしくなっちまうだろ!?」



    朝日奈「本当にそうだよね…大丈夫だってわかっていても、気持ち悪いよね…」

    日向「朝日奈か…今回も力を貸してくれるか?」


    朝日奈「うん、もちろん!!…っていうか、この先には水中面はないから、実質出番はこれで最後になるんだよね」

    左右田「レベル6のやみのいりえには確かに水中ステージはないもんな…」

    朝日奈「このステージはスピナーが暴れてるから十分注意して進まなきゃね!!」

    左右田「スピナーか…あのトゲトゲのタイヤだよな…おっかねぇぜ」

    朝日奈「水中ステージは基本的に、イライラ棒みたいなものだからね…敵から避けるゲームだね!!」

    日向「しかし、ここまで順調なのはいいが、狛枝のやつが何もしかけてこないことが気になるな」



    左右田「ああ…あいつのことだしな…ここまで何もないと逆に不気味だな」

    朝日奈「狛枝センパイか…水中ステージじゃさすがに何もしようがないと思うけど…」




    ?「ふっふっふ…超速スピナーの時間っすよ!!」



    左右田「おまえは澪田!?」

    澪田「唯吹のハイパーヨーヨーテクでゲームオーバーにしてやるっすよ!!」



    スピナー:澪田唯吹



    狛枝「ここから、ダムドラム四天王の出番というわけさ」

    日向「狛枝!?おまえ!!」

    狛枝「ダムドラムは本来ノーティやクリッターを召喚してくるけど、それじゃあおもしろくないでしょ?このステージはちょうどスピナーがいるし、澪田さんに活躍してもらおうと思ってね」ニコッ


    澪田「ループザループ!!!」ヒュンヒュン!!


    日向「うおっ!?高速でスピナーを回転させてきやがった!?」

    朝日奈「まるで、ヨーヨーみたいだよ!?」ビクッ!!


    澪田「アラウンド・ザ・ワールド!!」ヒュンヒュン!!


    左右田「また回転技か!!」

    澪田「連続で繰り出していくっすよ!!今度は両手っす!!」ヒュンヒュン!!


    日向「くそっ!!ヨーヨーは人に向けちゃダメなんだぞ!!」

    朝日奈「これじゃあ先に進めないよ!?」

    狛枝「いきなり苦戦してるみたいだね…ふふっ」


    日向「そういや、澪田って狛枝が召喚してるんだよな…狛枝をやっつければなんとかなるんじゃね?」



    狛枝「え」

    澪田「え」



    朝日奈「エンガードアタック!!」ドカッ!!


    狛枝「いてっ!!」


    澪田「ありゃりゃりゃりゃ…せっかくの唯吹の出番が~!!?」シュン!!



    左右田「案外簡単になんとかなってしまったな」

    狛枝「くっ…次のステージはお待ちかねのマインカートコースター2だよ!!四天王の2番目が君を襲うことになる!!覚悟しておくんだね!!」シュン!!


    朝日奈「なんか拍子抜けだね…私、最後の出番なんけど…」

    日向「なんかすまんな…」

    朝日奈「うんうん…2人共…ここまで来たんだから最後までしっかりね!!」

    左右田「おう!!ありがとな!!」





    日向「左右田、覚悟はできてるか?」

    左右田「あっ…オレこのステージでミスするから…オンボロ工場で復活させてくれよ?」

    日向「だが、断るッ!!」ビシッ!!

    左右田「ちくしょ~!!わかってたよ!!こうなったらやけだ、やってやんよぉ~!!ここを越えたら…もう乗り物はないんだからな!!」チクショー!!
  100. 111 : : 2015/04/25(土) 08:20:26

    ―マインカートコースター2―


    左右田「……」

    日向「……覚悟は出来たか?」

    左右田「……もうちょい待って?」


    日向「いくぞ!!」

    左右田「ちくしょー!!先頭の日向に勝手に身体がついていくゲームシステムが憎いッッ!!!」

    モノクマ「ここでは前回と違って、トロッコごとジャンプするのではなく、いくつかのトロッコを乗り継いでいくことになります!!」

    日向「敵が乗っているトロッコを奪うこともあるんだよな……さて、乗るぞ!!」

    左右田「うぅ……ソニアさん、オレにご加護を!!」



    ガタンゴトン!!


    左右田「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!まだオレは命ロストしたくないんです!!やめテ!!」

    日向(あいかわらず、うるさいな……)




    ?「待っていたぜ!!」

    狛枝「そうボクだ!!」



    日向「後方から誰かくる!!あれは、狛枝と大和田だ!!」


    大和田「オラオラァ!!!!!ちんたら走ってんじゃねぇぞ!!!!!」

    狛枝「このままじゃ追いつかれちゃうよ~?」



    日向「くそっ!!なんで後方からやってくるんだよ!!」ガビーン!!

    左右田「レールがひとつしかないのに、そんなの避けようがないじゃねぇか!!」ガビーン!!
  101. 112 : : 2015/04/25(土) 08:23:47


    日向「いいのかよ!?そっちにとっても自殺行為だぞ!?」

    大和田「男のくせに度胸がねぇな……オレは暴走族だ!!これぐらいへっちゃらよ!!」




    クラッシュ:大和田紋土

    ※トロッコに乗ってるクリッターのこと




    狛枝「四天王との2回目の対決は大和田クンとのレースだよ!!!」

    左右田「乗り物でレースとか、スーパードンキーコング2じゃねぇか!!」ガビーン!!

    日向「どくろコースターとか、スクリーチレースとかな」




    大和田「オラオラァァ!!!!とばしていくぜ!!!!」



    左右田「やばいぞ日向!!追いつかれちまう!!」

    日向「衝突したら先頭の俺がミス扱いだ……!!だが、幸い俺たちはトロッコを乗り継いでいける……なんとかゴールまで乗り切るぞ!!」

    左右田「ああ!!」



    大和田「こっちはこの一台でおいつめてやんよ!!狛枝センパイ!!しっかりつかまってな!!」

    狛枝「頼んだよ?」




    左右田「くそっ!!なんてコースだよ!!……って日向前見ろぉ!!」


    日向「え!?ジンガーだ!?やばい避けられない!!」ウッ!!


    左右田「日向ァァァアアアアア!!?オレを置いていかないでくれぇええええ!!」ガビーン!!



  102. 113 : : 2015/04/25(土) 12:22:14


    大和田「へっ……勝手に自滅するとはな……あとは左右田センパイをしとめて終わりだぜ!!」

    狛枝「ボクらが勝ってもキミたちのゲームプレイ時間が増えるだけなのはわかっていても、邪魔をしてやるよ!!」



    左右田「くそっ!!やるしかないのかよぉおおお!!」

    大和田「さぁ、これでおしまいにしてやる!!!!」




    左右田(くそっ……自分を信じろ!!左右田和一!!だって、オレがモノクマに願ったのは……!!)


    大和田「追いついたぜ!!」


    左右田(いつかロケットを作って自分で操縦するんだ……日向と一緒に!!……だから、トロッコなんかでつまづいてられるかよ!!!!!!)




    大和田「何!?スピードをあげてきただとッ!!?」

    左右田「わりぃが……負けてやる気はない!!」


    狛枝(左右田クンの表情が変わった!?)




    大和田「おもしれぇ!!!!!勝負しようぜ!!!」

    左右田「このまま逃げ切ってやる!!!!!」

    狛枝(いいねぇ!!左右田クン、キミの希望が輝いてるよ!!!)









    左右田「なんとか……ゴールまでたどり着いた……やったのか!!オレ!!」

    大和田「負けちまったか……いい走りだったぜ、センパイ!!」




    左右田「おう、ありがとな大和田……!!」

    狛枝「今回もボクらの負けみたいだね……それじゃあ、次のオンボロ工場でまた会おうか?」シュン!!

    大和田「そんじゃあ、オレらはこれで……オレもまだまだ別に仕事があるんでな」シュン!!





    モノクマ「あらら……キミの願い事もう叶っちゃったね?」

    左右田「いや、でも……やっぱりまだまだ怖いわ!!足が震えてやがるっての!!!」ブルブル…

    モノクマ「うぷぷぷぷ……そう簡単には治らないか……まぁ、それもいいかもね」
  103. 114 : : 2015/05/06(水) 21:35:17

    ―オンボロ工場―


    左右田「ライトがついたり消えたりして目に悪いステージだな」


    モノクマ「ステージ自体は簡単だけど、急に暗くなって足場がどこかわからなくなるからねぇ、位置関係の把握が重要なステージですよ」



    九頭龍「待ってたぜ!!左右田ァ!!!」

    左右田「オメーは九頭龍!!?」

    狛枝「やぁ、久しぶり!!」

    左右田「狛枝まで……ってまさか!!?」




    狛枝「彼が四天王の3人目というわけさ!!」

    九頭龍「オレもこのステージが最後の出番だ!!気合入れていくぜ!!」


    左右田「待てよ!!せめて日向を助けてからにさせてくれよ!!?」

    九頭龍「そんな暇は与えてやんねぇよ!!」

    ゴロゴロゴロゴロ!!

    左右田「うわぁ!!?さっそくタルを投げてきやがった!!?」


    九頭龍「しかも明るくなったり、暗くなったりするこのステージでタルを避けんのは難しいぜ!!さぁ、とっととやられちまいな!!!」


    ゴロゴロゴロゴロ!!


    左右田「くそっ!!なんとかしないと!!」

    狛枝「アハハ、頑張ってね!!」

    左右田「そうだ、狛枝のやつを先にやっつけちまえば……!!」

    狛枝「そういうと思ってすでにボクは九頭龍クンの後ろに隠れさせてもらってるよ」

    左右田「汚いぞ!!!」


    狛枝「汚いは褒め言葉だ!!」ビシッ!!


    左右田「こいつ……開き直りやがって!!」

    左右田「チクショー!!こうなったら!!」ダダッ!!



    九頭龍「オイオイ、敵前逃亡かよ……情けねぇな!!」


    狛枝「もちろん追いかけるよね?」


    九頭龍「ああ、マンキーコングは本来その場から動かないが、そんなことはどうでもいいぜ!!」
  104. 115 : : 2015/05/06(水) 21:36:29


    狛枝「ん~、どこにいっちゃったんだろう?ゴールまでは一直線だ……ボクらがいる限りゴールにはつけないはずなのに……」


    左右田「くっくっく……遅かったようだな!!」


    日向「俺も復活したぞ!!」


    九頭龍「日向を助けるために逃げたのか!!」


    左右田「それだけじゃないぜ!!」



    狛枝「ま……まさか!!?」




    左右田「このオンボロ工場は、オンボロなせいで明かりがついたり、消えたりする……」








    左右田「だから、オレが直してきた!!!!!!!!!!」ドン!!!!







    狛枝「ステージの仕掛けを勝手に直しただって!!?」ガビーン!!


    九頭龍「ひどいステージレイプをみたぞ!!?」ガビーン!!



    左右田「うっせうっせ!!勝手にワープとか消してくるし、オレらだってたまにはこういうことしてもいいだろ!!」


    日向「それに賛成だ!!」同意!!


    日向「というわけで九頭龍!!!覚悟しな!!」ピョン!!



    ドカッ!!!!!!



    九頭龍「チクショー!!!!!!こんなんでオレの出番終わりかよぉおおおおお!!!?」シュン!!






    狛枝「ここまでやられちゃうなんてね……次はいよいよ四天王最後の1人、ボクの切り札だよ……ボクは戦えないから、最後の1人を倒せばダムドラムであるボクを倒したことになる」


    狛枝「それじゃあ、待っているよ!!」シュン!!






    日向「いよいよ5面のボスか!!」

    左右田「ああ、エンディングももうすぐだ!!!」






    日向「それじゃあ、明かりの直った工場を普通にクリアするか」

    左右田「だな!!」

    モノクマ「もう(オンボロじゃ)ないじゃん」
  105. 116 : : 2015/05/23(土) 09:18:23

    左右田「よっしゃ!!クリアしたぜ!!」


    日向「レベル5もボスを倒せば終わりだな!!」



    罪木「お疲れ様ですぅ!!」


    日向「罪木か、ありがとう」

    左右田「そういや、レベル5はキャンディーコングのところに行っていなかったな」


    罪木「そうです……私のことなんてもう忘れられてしまったんだなぁと思ってました……」ドヨーン…


    日向「いや、ごめん!!そういうわけじゃないって!!!」ガビーン!!




    シロクマ「泣~かせた!!泣~かせた!!」


    クロクマ「先生に言ってやろ~!!」



    日向「うるさいぞ、だまれ!!!」ガビーン!!


    罪木「ここのボスを倒せば、レベル6、そして最後のレベル7ですね!!」


    左右田「レベル7はラスボス戦だけで、ステージがあるわけじゃないからな、早いもんだぜ」


    日向「なんだかんだゲームオーバーにはならずに来たな……何回か危うかったが」


    左右田「このままいけば、楽勝だな!!」





    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……はたしてそうかなぁ?」


    日向「な、なんだよ……?急に出てきて」


    モノクマ「確かにもうちょっとだけど、一瞬の油断が命取りってやつだよ?どこでゲームオーバーになるかわかんないよ?」


    左右田「やめろよ!!?フラグ立てんなよ!!?」ガビーン!!
  106. 117 : : 2015/05/23(土) 09:18:59

    モノクマ「すでにキミたちがゲームオーバーの話をし始めた時点でフラグだった気がするんですけどね」


    日向「ゲームオーバーになると、ゲーム終了ではないが……何かあまりよくないことが起こるんだっけか?」


    モノクマ「まぁね……誰かにとっては逆にいいことかもしれないけどね?」


    罪木「それってどういう意味なんですか?」


    モノクマ「日向クンと左右田クンにとっては、あまりよくないことってのは確定ってことかな?」


    日向「そこは確定しちゃうのかよ!!?」ガビーン!!


    左右田「くそっ!!絶対ゲームオーバーにならないぞ!!」



    シロクマ「あっ、それもフラグってやつだね!!」


    クロクマ「ガメオベラ!!ガメオベラ!!」



    左右田「もう何いってもフラグじゃねぇか!!?」ガビーン!!

    罪木「きっと大丈夫です!!お二人の無事を祈ってます!!」



    日向「罪木……コングファミリーがほとんど敵な中で本当に癒しだ……」


    罪木「い、いえ……そんな……お役に立ててなによりですぅ!!!」アセアセ…


    クロクマ「うるせぇぞ!!ファンキーなめんな!!」


    日向「だいたいおまえのせいで苦労してんだよ!!!」ビシッ!!


    左右田「まぁ、いいぜ!!さっさとボスに乗り込もうぜ!!」


    日向「狛枝の最後の切り札か……いったい誰が出てくるのやら?」



  107. 118 : : 2015/08/11(火) 11:03:17

    ―ボス ダムドラム―


    狛枝「逃げずに来たようだね……日向クン、左右田クン?」


    左右田「どの道一本道だから、逃げ場はないしな!!」


    狛枝「さて、さっそくだけど紹介するよ!!ボクの最後の切り札をね!!!!!」





    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!






    日向「おい!!?なんだ地面が揺れているぞ!!?」ガビーン!!


    左右田「どういうことだ、ボスステージ自体が変化しているぞ!!?」ガビーン!!



    狛枝「これはただのボスステージじゃないんだよ……さぁ、頼んだよ!!!」



    弐大「ワシにまかせとけぇええええええ!!!!!!!!!」ドン!!



    日向「弐大!!?」ガビーン!!


    左右田「なんだこれ、赤いはしごのステージ?工事現場かなにかか?」



    七海「日向くん~!!左右田く~ん!!お~い!!」






    日向「な、七海!!?」ガビーン!!


    左右田「ステージの頂上に弐大と七海がいるぞ!!?」ガビーン!!


  108. 119 : : 2015/08/11(火) 11:04:23



    狛枝「日向クン……キミは今ドンキーコングだよね……けど、キミは【2代目】のドンキーコングだ、【2代目】を名乗るには【初代】を超えなくちゃいけないよね?」


    左右田「まさか、弐大は!!!」


    弐大「ワシこそ!!初代ドンキーコングじゃあああああああああああああああ!!!」




    ドンキーコング(初代):弐大猫丸





    左右田「【初代】なのに、弐大(2代)って紛らわしいな!!!!」ガビーン!!





    狛枝「このゲームに出てくるクランキーコングは、実は若いころにマリオと戦ったことがある【初代ドンキーコング】なんだよ……それがマリオのデビュー作《ドンキーコング》というわけさ!!」



    モノクマ「このころはマリオはまだ名前が決まってなかったんだよね、便宜上【ジャンプマン】とか呼ばれてたらしいよ?」



    日向「……っていうか、モノクマがすでにクランキーコングなのになぁ……」


    モノクマ「まぁ、そこは別キャラってことでお願いします!!」




    狛枝「そして、初代ドンキーコングはマリオのそのころの恋人、レディをさらったんだ」





    レディ:七海千秋




    七海「えへへ、つかまっちゃった?」


    弐大「七海を助けたければ、ワシと勝負せんかい!!!日向よ!!!!」




    日向「俺はマリオじゃないんだけど!!?」ガビーン!!


    左右田「……っていうかゲームが違うじゃねぇか!!!!」ガビーン!!

  109. 120 : : 2015/08/11(火) 11:06:16


    狛枝「いいのかな?七海さんを見捨てるのかい?日向くん?」



    日向「うぉおおおおおおお!!狛枝と勝負させろ!!狛枝と!!!俺は狛枝を殴りたいんだ!!!!」ズギャーン!!



    狛枝「それはダメだよ?【ダムドラム】の召喚した敵を倒さないと、【ダムドラム】であるボクは倒せないよ?……っていうか、殴りたいの!!?」ガビーン!!


    左右田「ちくしょー!!好き勝手やりやがって!!」



    狛枝「キミが【スーパードンキーコング】になるための試練だよ、日向クン!!ついでに左右田クンもね」


    左右田「ついでとか言うんじゃねーよ!!」ガビーン!!


    日向「くそっ、やるしかないのか!!」


    七海「助けて~、日向く~ん(棒)」



    日向「うわぁ……七海のやつやる気ないな……」


    左右田「と、とにかく弐大のところまで登ろうぜ!!!」



    狛枝「弐大クンの投げるタルや、火の玉を交わしながら……七海さんのいる頂上まではしごを登ればキミたちの勝ちだよ!頑張ってね!!」ニコッ!!



    日向「くそっ、俺は狛枝をボコボコにしたいんだが……!!」


    左右田「高見の見物を決め込みやがって!!!!!」





    弐大「噴ッ!!つべこべ言わずにかかってこんかい!!」


    日向「よし、行くぞ!!!」


    左右田「おう!!!」


  110. 123 : : 2015/09/08(火) 22:25:51




    タラン・タ・タラララン♪チャララララララン♪


    ―25m―



    日向「わかる人にしかわからない演出が来たところでいくぞ!!」


    左右田「ssでは限界ってもんがあることがよくわかるな!!」



    日向「スマブラには75mっていうステージがあったけど、この《ドンキーコング》は25、50、75、100mの4面で構成されてるんだ!!」


    左右田「25mは最初の面だ、ドンキーコングは高い位置からタルを投げて攻撃してくるぞ!!マリオははしごをのぼって上に進みつつ、タルをよけながらレディの元に到着すればステージクリアだ!!」



    モノクマ(ステージの再確認をするプレイヤーの鑑、いいですね)



    弐大「ちなみにこのゲーム、リメイクされてゲームボーイで出てるんじゃ!!なんと、元が4面なのに対し、99面もあるぞ!!i今は3DSでダウンロードして遊べるぞ!!」


    モノクマ「いい時代になりましたなぁ」


    七海「露骨な宣伝だなぁ」





    日向「九頭龍のマンキーで、タルを避けるのは慣れてんだ!!とっとといくぜ!!」


    左右田「おっ、ハンマーがあるぞ!!ハンマーを取れば、はしごは登れないが一定時間タルを壊せるぞ!!」







    弐大「さすがに、これくらいはクリアするか……」


    七海「助けて~、つれていかれる~」(棒読み)




    狛枝「さぁ、次のステージだ!!日向クン!!」


    日向「最後までクリアしたらダムドラムが爆発して倒したことになるし、狛枝を爆発させるために頑張るか」


    狛枝「えっ!?嘘!?そんなのきいてないんだけど!!?」ガビーン!!


    モノクマ「終わりの始まりにふさわしい火力、期待してますぜ!!」


    左右田「狛枝といえば、なんか爆発なイメージあるよな」


    日向「狛枝の髪って炎をイメージしてるらしいし、爆炎が似合いそうだよな」


    狛枝「ゲームだからって、ひどいよね!?キミたち!!?」ガビーン!!


  111. 124 : : 2015/09/08(火) 22:28:29

    ―50m―


    日向「結構難しいな……残機も少なくなってきた」


    左右田「ああっ……ちょっと高いところから落ちるだけで死ぬし、昔のゲームはシビアだな」




    ―75m―

    弐大「今度はジャンプ台じゃあああああ!!!!」ビヨーン!!

    左右田「タルと違って軌道が読みづらい!!気をつけろ!!」





    日向「左右田!!生きてるか!!?」


    左右田「ああっ、なんとかな!!」


    日向「!!?……上から来るぞ!!気をつけろォ!!」


    左右田「しまった!!!敵とジャンプ台にはさまれッ……ぐぁあああああ!!!」アンッ!!


    日向「左右田ァアアアアア!!!」ガビーン!!



    ―100m―

    日向「左右田を失い、残機もあと一つしかないが、なんとかここまで来たぞ!!」


    モノクマ「やっぱ左右田クンいないこと多いな」


    弐大「ワシは逃げも隠れもせんわい……かかってこい!!」






    日向「……っていっても、弐大は逃げるどころかその場から動けないし、弐大に当たったら俺は即死だからな」


    モノクマ「最後は敵をよけながら、ステージの落ちる足場を全部通ってドンキーコングのいる足場を崩すって倒し方だからね、仕方ないね!!」


    弐大「ぐっ……このルールはワシの性格とあわんわい!!」


    七海「ねみぃー」


    狛枝「さぁ、ひ、日向クン、最後の勝負だよ」(震え声)


    日向「狛枝、思ったよりおびえてんな……なんかごめんな」




    日向「まぁ、爆発させるけど」


    狛枝「弐大クン、頼むよぉ~!!!」(必死)


  112. 125 : : 2015/09/08(火) 22:32:59



    弐大「いやぁ、じゃが、日向がミスするかどうかなんじゃよな、これ……ワシはここから動けんし」


    狛枝「うぅ……」




    弐大「まぁ、狛枝のことはともかく……ワシを倒し、【スーパードンキーコング】になるのじゃ!!」


    日向「ああっ!!行くぞ、弐大!!」





    日向(足場を踏んで行くごとに敵が増えて、移動しづらくなってきた。当たったら終わりだ!!)


    日向(焦らずに全ての足場を通るんだ!!)





    日向「よしっ!!!全部の足場を通ったぞ!!」





    弐大「ぬわっぁああああああああああああああああああああああああああ!!!?」ヒュー!!


    ゴツンッ!!


    七海「足場が崩れて弐大くんが落ちたね」

    モノクマ「落ちたな」(確信)


    弐大「み、見事じゃ……日向、おまえさんこそがナンバーワンじゃ……ぐふっ……」バタリ…



    日向「弐大ぃいいいいいいいいいい!!!!!!」ガビーン!!







    七海「助けてくれてありがとう、日向くん」


    日向「なんで弐大の隣にいて、おまえは落ちなかったのかわかんないが、どういたしまして」

















    七海「じゃあ、覚悟してね☆」ドカッ!!



    日向「へ!?」ウッ!!





  113. 126 : : 2015/09/08(火) 22:39:06







    狛枝「はーはっはっはっはは!!ひっかかったね!!日向クン!!」





    日向「なん…だと…!?」






    狛枝「七海さんこそ四天王の5人目だったんだよ!!ダムドラムは5種類の敵を召喚できるんだよッ!!!」ズギャーン!!



    モノクマ「四天王が5人とかこれもうわかんねぇな」



    狛枝「ボクが爆発すると思って油断していたキミの顔はお笑いだったぜ」



    日向「ち、ちくしょぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」


    七海「ごめんね、日向クン?」テヘペロ


    日向「可愛いから許す!!ただし、狛枝テメェーは駄目だぁあああああああああああ」シュン!!



    弐大「狛枝め……こんな卑怯な手を用意しておったとはッ!!」




    狛枝「これでゲームオーバーだね……日向クン?」(暗黒微笑)









    ―ゲームオーバー画面―


    日向「うぅ……すげぇボロボロにされたな俺ら」


    左右田「悔しいぜ……ここめちゃくちゃ暗いし、トラウマものだろ、この画面」




    モノクマ「とうとう、ゲームオーバーになっちゃいましたね」


    日向「くそっ!!七海も敵とか反則だろ、おまえ!!」


    左右田「まぁ、残機あと1つって時点で露骨なフラグだったよな」


    モノクマ「何が起こるかわかんないのがゲームってもんよ」




    左右田「それで、ゲームオーバーになるとどうなんだよ?このままゲームが終わりってわけじゃないんだよな?」










    モノクマ「ええ、ゲームオーバーになったキミたちにはッ……!!」




    日向・左右田「「俺(オレ)たちには……!!?」」ゴクリッ…









    モノクマ「次回作にも主演で出演してもらいますッ!!!!!!!!!!」ドンッ!!


    日向・左右田「「ファッ!!?」」ガビーン!!




    モノクマ「まだまだ任天堂のゲームはありますからねぇ……そう簡単に解放しませんよ?」


    日向「【スーパードンキーコング】をクリアしても、まだ終わらないのか……」(絶望)


    左右田「まさかッ!!?オレ(ディディー)が主役で【スーパードンキーコング2】!!?」キラキラ


    日向「それ、俺(ドンキーコング)が敵につかまってるじゃないか!!?」ガビーン!!


    モノクマ「さぁて、どうでしょうね……まぁ、でも考えようによってはいいんじゃない?主役になりたくてもなれない人たちもいるわけだしさぁ」


    日向「じゃあ、そいつらに主役やらせればいいんじゃないのか?」


    モノクマ「まっ、もともと決定事項だったからね……フラグをたてた以上、どうやってゲームオーバーにするか考えてたんだけど、狛枝クンがいいはたらきをしてくれたよ!!」


    左右田「決定事項だったのかよ!!?」ガビーン!!






    モノクマ「さて、そろそろこの真っ暗なゲームオーバー画面から、本編に戻りましょう!!」


    日向「そうだな……今度こそ狛枝をぶっつぶす!!」


    左右田「ああっ!!目にもの見せてやるぜ!!」
  114. 127 : : 2015/09/08(火) 22:42:17

    ―ボス ダムドラム―


    日向「さて、リベンジだ!!」


    左右田「出てこいよ!!狛枝!!」




    シーン……



    日向「あれ、いないな?」


    左右田「なんか、メッセージがあるな」










    弐大クンを倒したから、キミたちの勝ちでいいよ?


    七海さんの役割はゲームオーバーにするだけだからね^^


    最後まで頑張ってね!!
                      【狛枝凪斗】






    日向「こ、狛枝ァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」


    左右田「あの野郎!!!!!逃げやがったッ!!!!」ガビーン!!


    モノクマ「あらま……彼ったら、あいかわらずひねくれてますねぇ」







    日向「くそったれぇえええええええええええ!!!!!」






    (釈然としないけど)【レベル5 カントリーファクトリー】クリア!!?





  115. 128 : : 2015/09/08(火) 22:51:47


    狛枝「ボクの役目も終わりだね!」ニッコリ…


    七海「確かに理不尽なアクションゲーもあるけど、さっきのはやっぱり卑怯だったかなぁ?」


    狛枝「キミも日向クンと別のゲームに出演したかったんでしょ?この世界ではあんまり出番がないことは決まってたみたいだしね」


    七海「今のところ、私他でもあんまり出番ないんだよね」






    小泉「狛枝、あんたも根性がひねくれてるわね……」


    狛枝「小泉さんか……クレムリン軍団もラスボスを除けば、キミが最後の一人だね、頑張ってね?」


    小泉「はいはい……あっ、それとあんたにお客さんよ?」


    狛枝「えっ、誰だろう?」










    日向「こんにちは^^」


    左右田「ごきげんよう^^」




    狛枝「」



    モノクマ「いやぁ、押し切られちゃったから、連れてきちゃった☆」テヘペロ






    日向・左右田「「バトルしようぜ☆」」


    狛枝「ちくしょぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」








    ドッカーン!!!








    日向「やったぜ」


    左右田「汚い花火だな」





    狛枝「」ピクピク…


    小泉「まぁ、自業自得ね」


    七海「……ごめんね、日向くん、左右田くん?」


    日向「いいぞ、ノルマ(狛枝爆発)は達成したし」


    モノクマ「さぁ、そろそろ戻ろうね?本当はここ来ちゃダメだし」





    小泉「そういうことね……ボスステージで待ってるわ、日向、左右田」




    日向「ああ、すぐに行くよ」シュン!!


    左右田「おうっ!!待ってろよ!!」シュン!!





    (今度こそ)【レベル5 カントリーファクトリー】クリア!!





    狛枝「」ピクピク


    七海「どうしよっかな、これ……」ツンツン


    小泉「ほっとけば治るでしょ、たぶんね」


  116. 129 : : 2015/10/31(土) 05:03:49

    【レベル6 やみのいりえ】


    日向「とうとうここまで来たのか」


    左右田「ああ、もう少しだな」


    日向「6面は闇の入り江というだけあって暗いステージが多い。難易度も低くはないが、ここまで来た俺たちなら大丈夫だろう」


    左右田「ボスステージを除けば、ステージは5つ」


    日向「そのあとは、小泉との戦い。そしてラスボスか」


    左右田「まったく前情報がないが、ラスボスはいったい誰なんだろうな」


    日向「なんとなくはおまえも察しているんじゃないのか?」


    左右田「まぁ、今までまったく出てきていないってことがヒントみたいなもんだしな」


    日向「さて、そんじゃ答え合わせのためにも先に進もう」


    左右田「ああ!」






    ―トリックトラックリフト2―


    左右田「またリフトの面ですか!!そうですか!!」


    日向「燃料を欠かさずに取らないと、リフトがすぐに落ちてしまうぞ!!」


    左右田「ったく、リフトぐらいちゃんと整備しろっての!!!なんならオレが改造して低燃費なリフトに……」


    モノクマ「あのねぇ、オンボロ工場のときみたいな横暴はもうやめてよね!!」


    左右田「ちょっとくらいいじったっていいじゃねぇか!!!」


    日向「いや、おまえがいじるとリフトじゃないものになりそうだから却下だ」


    モノクマ「リフトじゃなくなったら、移動手段がなくなって本格的に詰みですので、普通に進んでください!!」


    左右田「へいへい、わかったよ」






    左右田「なんとかクリアしたな」


    日向「左右田、前に比べてあまり騒がなくなったな」


    左右田「ああ、なんかもう少しずつ慣れてきたかな」


    日向「それはよかったよ。おまえの目標のためにも、乗り物酔いは克服したほうがいいからな」


    左右田「オレの目標って……、日向覚えていてくれたのか?」


    日向「当たり前だろ?ロケット楽しみにしてるぞ」


    左右田「日向……。ああ、まかせときな!!!!」


    モノクマ「ポンコツロケットでゴーにならないように祈っていますよ」


    左右田「ちょっといい話の雰囲気になったんだから、割り込んでくるなよ!!」ガビーン!!


    日向「ポンコツロケット……。ドンキーコング3のトラウマだな」





    ポンコツロケットでゴー:スーパードンキーコング3の隠し面最後のステージ。操作性の悪いロケットで中間なしのステージを攻略しなければならない。個人的にはその前のスイーピーの森のほうがトラウマ。


  117. 130 : : 2015/10/31(土) 05:05:41

    ―暴れスピナーの崖―


    左右田「とんでもないスピナーの量だな」


    日向「スピナーは縦に横にと様々な動きをしている。だが、1つ1つのスピナーは同じところを同じ動きでしか動かないから、落ち着いて動きを読みながら進んだほうがいいな」


    豚神「その通り、落ち着いて進めばそれほど難しい面でもないだろう」


    左右田「十神!!なんか久しぶりだな」


    豚神「ランビってもっと出番あるイメージだったのだが、最初の面以来だな……」


    モノクマ(実は、ランビはオイル工場にも出てくるんだけど、出すのを忘れていたのは言わないでおこう……)


    日向「続編のスーパードンキーコング2ではランビももっと活躍してるんだがなぁ」


    左右田「その続編のスーパードンキーコング3ではゾウのエリーにお株を奪われるけどな!!」


    豚神「うるさいぞ!!そのあとのドンキーコング64ではちゃんと出演しているし、ドンキーコングリターンズやトロピカルフリーズでは唯一のアニマルフレンドとして登場しているのだぞ!!」


    豚神「むしろ、ドンキーコングのほうがつかまったりして出番少ないだろ!!!」


    日向「それを言うんじゃない!!」ガビーン!!


    モノクマ「あっ、でもこのステージだと、ランビ乗ってるとスピナーを避けづらいから乗らない方がいいよ」


    日向「じゃあ、徒歩で行くか」


    左右田「だな!!」


    豚神「待て!!最後の出番なんだから、俺に乗っていけ!!」ガビーン!!


    日向「でも、難易度高くなるんじゃなぁ……」


    豚神「頼むよ~!!!こんなに出番ないと思わなかったんだよ~!!!」


    左右田「オイオイ、キャラ崩壊しすぎだろ……」


    日向「わかったよ、それじゃあ頼むぜ!十神」


    豚神「かしこまり!」


    左右田「もう、十神になりきる気ないなコイツ」








    豚神「ほんぎゃあああああああああああ!!!!」アァァ!!!!


    日向「あ」


    左右田「さっそくスピナーにぶつかってんじゃねぇぞ!!」ガビーン!!


    澪田「ふっふっふ……、唯吹のスピナー軍団は無敵だ!!!!」


    豚神「うわぁああああああああ、止めてくれ!!!!」アァァ!!


    日向「速すぎて無理だって!!」


    左右田「そのまま奈落に落ちて行ってしまったな……」



    澪田「ちくしょー!!よくも、白夜ちゃんを!!!!!」


    左右田「いや、おまえがやったんだろ!!!」ガビーン!!



    澪田「コングがなーっ!!白夜ちゃんをなーっ!」


    澪田「ゆるさーん!!!」


    左右田「だから、おまえがやったんだろうがッ!!」ガビーン!!



    日向「でも、ランビの十神がいなくなって難易度低くなったし、そのままいこうぜ」


    豚神「ランビは滅びん!何度でもよみがえるさ!!」


    左右田「なにしれっと復活してんだよ!!?」ガビーン!!


    豚神「さぁ、俺を使え!!!」ズギャーン!!


    澪田「さすが白夜ちゃん!!やりますねぇ!!」



    左右田「もしかして、こいつらグルなんじゃないのか?」



  118. 131 : : 2015/10/31(土) 05:07:42

    ―どくガストンネル―


    左右田「さっきのステージもなんとかクリアできたな……」


    日向「強制ランビ縛りプレイは勘弁してほしいもんだな……」


    モノクマ「ここはドラム缶がいろんな敵を一定の間隔で吐き出してくるステージだね」


    日向「もう、狛枝は出て来ないよな?」


    左右田「さすがに懲りただろ……」




    日向「それにしても、俺たちに影響はないとはいえ、ここは毒ガスが充満しているな」


    左右田「この島、やっぱり何者かの手によって汚染されてるよな?」


    モノクマ「かつては人間が支配していたけど、文明が崩壊して施設だけが残ったのかもね……。そして、やがて、サルたちが住み始めたとか」


    日向「推測にすぎないが、レア社のゲームは割とブラックなところが多いからな。スーパードンキーコング自体にはその要素はないが……」


    モノクマ「バンジョーとカズーイの大冒険なんかはやばいよね」


    左右田「暗い雰囲気のステージも多いし、汚物系やブラックジョークも多いんだよなぁ」


    モノクマ「そして、日本未発売のConker`s Bad Fur Dayはガチでやばい」


    日向「当初、日本でも発売予定だったコンカーズクエストは開発中止になったんだよな。当時は主役のリスのコンカーも、ディディーコングレーシングに出演していたときみたいなファンシーなキャラクターだったんだが……」


    左右田「酒は飲むし、金にがめついキャラクターになったんだよな……。ゲームの内容もマトリッ●ス、エイリ●ンなんかの映画をパロディにした部分が多かった」


    モノクマ「日本でも実はXboxで遊べます。18禁だけどね!!」


    日向「グロいし汚いけど、妙な魅力のあるゲームだったな……」


    左右田「良い子のみんなはプレイするなよ!!調べてもダメだ!!」


    日向「しかし、こんな話してよかったのだろうか?」


    モノクマ「まぁ、でもダンガンロンパシリーズのゲームも実は17歳以上が対象だから、多少はね?」


    左右田「さて、マニアックな話はやめて先にすすもうぜ」







    ―やみのスイッチトンネル―


    左右田「うぉ!!?暗いな!!」


    日向「ここはスイッチをつけることで一定時間周りが明るくなるんだ。時間が経つとまた暗くなるから、コースのいたるところに設置されているスイッチをつけないといけない」


    モノクマ「ドンキーたちの動きに合わせて跳んでくる、優秀な紫色のクラップトラップもいるし、油断はできないステージだね!!」


    左右田「この緊張感……、確実にラストに近づいている感じがするな」








    シロクマ「うわあああああ、暗いよ~!!助けて~!!!!」オロオロ!!


    クロクマ「おうちかえる~!!!!」アセアセ!!



    左右田「なにやってんだ!?オメェーら!!」ガビーン!!


    日向「台無しだな……」




    クロクマ「いやぁ、すまんすまん迷子になっちまってな」


    シロクマ「面目ない」


    日向「おまえスコークスなんだから、明かりを照らせばいいだろ」


    シロクマ「あ」


    左右田「あ……じゃねぇだろ!!?」ガビーン!!



  119. 132 : : 2015/10/31(土) 05:09:34

    ―さいごのステップ―


    左右田「いよいよボスステージを除けば最後の面だ!!」


    日向「敵も多いし、特に後半は鬼門だ。動く床を乗り継いでいかないといけないんだが、その床には敵が乗っている。ドンキーじゃないと倒しきれない敵もいるから、後半は俺が要になるな」


    左右田「まさにさいごのステップだな!!」


    日向「一気にかけぬけるぞ!」


    左右田「おう!!」




    終里「待ってたぜ!」


    日向「終里!?」




    クラッシャ:終里赤音




    日向「おまえがクラッシャか……」


    終里「ここは通さねぇぜ!」




    モノクマ「さいごだけに終里(オワリ)さんってね!!」クマーン!!


    左右田「うるせぇ!!今は黙ってろ!!!」ガビーン!!




    日向「踏んで倒してやる!!」ピョン!!


    終里「きかねぇぞ!!」


    日向「やばい!!はじかれた!?」


    左右田「こいつ普通のクラッシャじゃない!!ドンキーでも倒せない白いクラッシャだ!!」




    終里「おまえたちの攻撃なんかきかねぇんだよ!!!」
  120. 133 : : 2015/10/31(土) 05:10:30


    日向「くそっ、どうすれば……」


    左右田「タルだ!日向、タルをぶつければ倒せるぞ!!」


    日向「そうか、タルか!!くらえぇぇえ!!!!」


    終里「そんな攻撃当たらないぜ!!」ササッ!!




    日向「くそっ、もうタルがないぞ!!」


    終里「どうした!もう終わりかよ?」


    日向「どうすれば……」




    左右田「日向……、ここはオレがやつにぶつかる。オレがやられてる間の無敵時間で先にいけ!!」


    日向「そんなことしたらおまえが!!」


    左右田「今までだってけっこうやられてたしな。犠牲フライってのもひとつの戦術だろ?」



    日向「左右田……すまん!!!」ホッホッホ ハハッハッハ


    左右田「まかせとけ!!相棒!!……左右田和一!!いっきまーっす!!!」





    終里「うおっ!!?」ビクッ!!


    左右田「ぐわあああああ!!!日向今のうちに!!」アンッ!!


    日向「ありがとう!!左右田!!!」


    終里「くそ!!待ちやがれ!!!」


    日向「左右田のくれたチャンス無駄にするかよ!!」








    終里「完全に逃がしたか……」


    終里「だが、オレに迷いなしに向かってくるとは左右田のやつもけっこうやるじゃねぇか」







    左右田「くっくっく、このあとは小泉との戦いだ。巻き込まれる前にやられておくに限るぜ!!」


    モノクマ「聞こえてるんだよなぁ」


    左右田「ファッ!!?」ガビーン!!



    終里「見直して損したぜ……」


    モノクマ「それにどの道、ボス戦前に強制的に復活するから意味ないね」


    左右田「うわぁ!!そうだった!!?」ガビーン!!


    終里「アホだな」


    左右田「うっせ!!うっせ!!突破できたんだからいいだろ!!」




    モノクマ(なーんて、本当はわかっていて犠牲になったんだろうけどね。ひょっとして、照れ隠しってやつなのかな?)


  121. 134 : : 2015/10/31(土) 05:12:06

    ―いかりのボスネッキー―


    小泉「来たわね……」


    日向「ああ、おまえを倒して……キングクルールのところにいかせてもらう!!」


    左右田「ああ、エンディングを迎えてやるぜ!!」






    終里「ここまできただけのことはあるな。いい目をしてるぜ!!」


    左右田「ぎにゃああああ!!?なんでおまえが!!?」ガビーン!!


    終里「オレはこの戦いのただの見届け人さ。そして……」





    小泉「赤音ちゃん。頼むわよ」



    終里「オウ!!メガ進化だ!!」





    左右田「また、メガ進化かよ!!?」ガビーン!!


    日向「なるほど、終里は小泉をメガ進化させるために来たのか……」


    モノクマ「ちなみに西園寺さんの時は、狛枝クンがやってたみたいですよ!」


    左右田「そうだったのか」








    終里「行くぜ!!メガ進化!!」


    小泉「さぁ、行くわよ!!」ズギャーン!!



    日向「羽がさらに大きくなったぞ!!」


    左右田「でも、西園寺に比べるとインパクトないな」


    小泉「うっさいわね!!!」ガビーン!!


    モノクマ「本家のメガ進化もあんまし姿変わんないのもいるし、多少はね?」


    小泉「見た目はともかく、ココナッツの弾数も上がってるわ。避けきれるかしら?」


    小泉「そして、スピードも速いわよ!!」シュバババ!!


    左右田「本家と違って、縦横無尽に移動してくるだとッ!!?」ビクッ!!


    日向「どうやら本気みたいだな、小泉」


    小泉「えぇ、簡単にはやられてあげないわよ!!」



  122. 135 : : 2015/10/31(土) 05:13:15



    左右田「動きが速いな……。それにココナッツを出している間は攻撃しても意味はない。弾切れの瞬間に攻撃するしかないな!!」


    小泉「それまで耐えきれるかしら?」





    日向「ところで、小泉はモノクマに何か願い事はしたのか?」


    小泉「え!!?」ビクッ!!


    左右田「そーいや、すっかり忘れてたな」


    モノクマ「まぁ、もうほとんど死に設定ですからねぇ。願いを頼んだ人もいれば、そういうのナシで参加している人もいますし」


    終里「オレは自由に強いやつと戦えるみたいだから、特に何も願わなかったな」


    日向「小泉もそうなのか?」


    小泉「えっと、アタシはその……」アセアセ





    モノクマ「えっと、小泉さんはねぇ……」


    小泉「言うな!!!!!」


    モノクマ「ぎゃああああああああああああああ!!!」ドッカーン!!






    日向「モノクマぁあああ!!?」ガビーン!!


    小泉「アタシのことはどうでもいいでしょ!!真面目に戦うわよ!!」


    小泉(日向とデート一回なんて……今、本人に言えるわけないわよ……!!)




    左右田「あっ…」(察し)


    小泉「察してんじゃないわよ!!」


    左右田「ぎにゃああああああああああ!!!!」アンッ!!


    日向「左右田もやられた!!」




    小泉「アタシと一騎打ちになったわね、日向」


    日向「くっ、またゲームオーバーになるわけにはいかないぞ!!」


    小泉「負けないわ!!」


    日向「俺だって、負けるわけにはいかない!!」ドカッ!!


    小泉「くっ、一撃当てられた!!」ササッ!!




    ドドドドドド!!



    日向「くそっ!!弾が速い!!」ササッ!!


    小泉「そんなこと言いつつ、ちゃんと避けてるじゃないの」


  123. 136 : : 2015/10/31(土) 05:15:44



    日向「もう一撃!!」ドカッ!!


    小泉「くっ!!」




    日向「次で最後にしてやる!!」


    小泉「まだよ!!まだ終わらせない!!」ハァハァ……


    日向「スピードは速いが、体力は少ないみたいだな」


    小泉「そうね……。でも一撃でも当てればアンタを倒せる!!」








    日向「行くぞ!!」


    小泉「行くわよ!!!」








    ドカッ!!!!!!!!










    日向「……」


    小泉「……」







    終里(二人とも立っている……。どっちが勝ったんだ?)









    小泉「さすが……ね……」バッタリ…


    日向「か、勝ったのか……?」






    終里「ああ、おまえの勝ちだ。純粋な力と力のぶつかりあい……。二人とも見事だったぜ!」



    日向「立てるか?小泉?」


    小泉「えぇ……ありがとう」



    日向「強かったぜ、小泉」


    小泉「負けたけどね、さぁ先に進みなさい。アイツがあんたらのことを待っているわ」


    日向「アイツか……」


    小泉「それと……」


    日向「ん?」


    小泉「この一連のゲームが終わったら、アタシと……その……」モジモジ…


    日向「?」







    罪木「日向さ~ん!!お疲れ様ですぅ!!」ミカーン!!


    小泉「ファッ!!?」ガビーン!!


    日向「罪木か、ありがとう!!」


    罪木「いよいよラスボスですね!!頑張ってください!!」


    日向「ああ、ありがとう!……えっと、ごめん。小泉、それで何かな?」


    小泉「な、なんでもないわよ!!!!」


    日向「な、何怒ってんだよ!?」ガビーン!!


    小泉「し、知らないわよ!!」







    罪木「……」ニヤリ…


    小泉(蜜柑ちゃん……まさか!!偶然を装って、邪魔しに来たと言うの!?)


    罪木「うふふふ……」ゴゴゴゴゴ…


    小泉「……」ゴゴゴゴゴゴ…





    終里「な、なんだ!!?この威圧感は!!?」ガビーン!!


    日向「何にらみあってんだ、二人とも!!?」ガビーン!!







    モノクマ(ゲームはいよいよラストでも、女の戦いはまだまだ続くようですね、やれやれ……)


    左右田(ほんと、やれやれだな……)






    【レベル6 やみのいりえ】クリア!!

  124. 137 : : 2015/11/28(土) 16:56:40

    日向「いよいよこの時が来たわけだな」


    左右田「ああ、長かったな……」





    罪木「いよいよラスボスですね……。お二人とも頑張ってください!」


    日向「罪木、それにアニマルフレンドのみんなも!」


    左右田(罪木のやつ前もそのセリフ言ってなかったか?)


    豚神「ふっ、最後の戦いぬかるなよ」


    朝日奈「頑張ってね!」


    松田「ここまで来たおまえたちなら心配はないと思うが、気をつけろよ」


    花村「クリア後のお祝いの料理はまかせてよ!」


    シロクマ「いよいよラスボスですか、感慨深いね~」


    クロクマ「オレ様も必死に邪魔してきたかいがあったってもんだぜ」


    左右田「おまえはもはや敵キャラだから、ゆるさんぞ!!」ガビーン!!


    モノクマ「そいじゃ、終わらせに行きましょうか!」






    日向「それじゃあ、みんな……。行ってくる!」


    左右田「待ってろよ、ラスボス!!」









  125. 138 : : 2015/11/28(土) 16:58:56

    【レベル7 キングクルールの船】


    日向「着いたぞ」


    左右田「出てこい!!ラスボス!!」



    ???「……」


    左右田「やっぱり、おまえだったのか……」




    ???「フフフ……」








    田中「フハハハハハハハハハ!!!!!まっていたぞ!!」ドン!!






    キングクルール:田中眼蛇夢






    左右田「やっぱりな、そんな気はしてたんだよ」


    田中「ほう、なぜわかった?」


    日向「クラスメイトは辺古山と田中以外はなんらかの形で出たからな。もしかしたらって思ってたんだ」



    田中「本当に直感と言う訳か……。おもしろい」



    左右田「テメェーを倒して、エンディングをむかえてやるぜ!!」


    田中「ふん、ほざけ!!雑種が!!覇王は一人、この俺だ!!」


    日向「行くぞ!!田中!!」


    田中「いざ参る!!」




    左右田「まずは、オレにやらせてくれ日向……」


    日向「左右田……。ああ、わかった!」


    田中「どちらから来ようと叩き潰すのみ!!貴様らに敗北を味あわせてやろう!!」




    日向「王冠を投げてきたぞ!!」


    左右田「んなもん当たるかよ!!」ササッ!!




    田中「ほう、さすがだな!!これぐらいは避けるか!!」


    左右田「んで、王冠がないおまえの頭は!!」


    日向「弱点ってわけだろ!!」





    ドカッ!!




    田中「ぐおっ!!」ア゛ア゛ァ!!


    左右田「まず一発だ!!」


    日向「いいぞ、左右田!!」




    田中「なめるなよ!!」



    ドドドドドドドド!!



    左右田「突進か!!」


    日向「ジャンプしてかわせ!!」


    田中「だんだんと動きは速くなるぞ!!」



    ドドドドドドドド!!



    左右田「それでも、やってること自体は変わらないだろ!!」


    左右田「王冠投げてる間のおまえは無防備そのものなんだよ!!」



  126. 139 : : 2015/11/28(土) 17:00:19




    ドカッ!!




    田中「ぐおぉ!!」ア゛ア゛ァ!!


    左右田「どうした、田中!!このままじゃ簡単に倒せちまうぞ!!」




    田中「それはどうかな?」スッ…


    左右田「なんだ、負け惜しみか?」



    日向「それは違うぞ!!左右田!!」


    モノクマ「上から来るぞ!!気をつけろ!!」




    ドカカッ!!




    左右田「鉄球!!?鉄球がふってきやがった!!」


    田中「これで俺様には近づけまい!!せいぜい舞ってみせろ、死にたくなければな!!」


    左右田「ちくしょー、なんて数だよ!!おわっっと!!」ヒョイ!!


    田中「上手く避けるじゃないか……、だがそれもいつまで続くかな?」




    ドカカカカカカカッ!!



    モノクマ「船の上に鉄球とか、船が壊れちゃうよぉ~!!!!」


    日向「この船の耐久力やばいな」


    モノクマ「行き場をなくした鉄球が海に落ちていきますね……」


    日向「こんなことをし続ければ海が汚染されるぞ!!」


    左右田「環境汚染を心配してる場合かよ!!」ガビーン!!


    田中「しまった!!俺様としたことが……、もっとクリーンな技にしておけばよかった!!」


    左右田「そんでおまえも気にしてんのかよ!!」ガビーン!!


    田中「海の魔物どもよ……。すまない!!!!」クッ!!


    左右田(あっ、隙だらけだ……)


    ドカッ!!





    田中「貴様ぁ!!!!卑怯者め!!戦士の風上にもおけんぞ!!」


    左右田「戦いの最中になにいってんだよ……」


    クロクマ「そうだぞ!!」


    シロクマ「ひっこめ~!!」


    左右田「相変わらず、便乗してくんじゃねーぞ!!」ガビーン!!




    モノクマ「海を気にする心やさしい田中クンのために、ボクらクマたちが海に落ちた鉄球をすべて回収しております!!」


    シロクマ「安心して戦ってね!!」


    田中「恩にきるぞ!!」


    左右田「どっちの味方なんだテメェーら!!!」ガビーン!!




    田中「貴様も海の藻屑になりたくなければ、さっさと俺様を超えて見せろ!!」


    ドカカカカカカッ!!


    左右田「くそっ、また鉄球攻撃かよ!!」



  127. 140 : : 2015/11/28(土) 17:01:34


    日向「左右田落ち着くんだ!!鉄球は規則的な動きしかしていない!!無駄に動かなければ避けるのは簡単なはずだ!!」


    左右田「ああ、わかってるさ。だが、実際に目の前に鉄球が落ちてくるとびびるよな……」


    田中「なんだ臆したのか?」


    左右田「全然?」


    田中「いい答えだ」ニヤリ…




    左右田「行くぜ!!」ドンッ!!


    田中「来い!!」ドンッ!!




    日向「鉄球が止んだ!!今がチャンスだ!!」


    左右田「わかってるよ!!くらえ、田中ァ!!」




    ドカッ!!




    田中「ぐ、ぐおぉおおおおおおおおおお!!?」ア゛ア゛ァ!!



    バッタリ…





    日向「田中が……倒れた!!」


    左右田「なんだ、ラスボスってわりにはあっけなかったな」


    日向「これでホントに終わったのか?」


    左右田「ああ、思えば……長かったな……」





    【左右田の盲想】


    ソニア「左右田さん……。実はわたくし田中さんに無理やり働かされてこんな姿に……」


    左右田「それでクイーンBになっていたんですか……。でも、もう大丈夫です!!田中は倒しましたよ!!」


    ソニア「嬉しい!!左右田さん、大好きです!!」


    左右田「うぇぇい!!?マジですか!!?」


    ソニア「マジです!!」


    左右田「いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおうううう!!!!」









    左右田「ぐへへへへへへへ……」


    日向「左右田……、顔がすごいことになってんぞ」


    モノクマ「何妄想してんのか、はっきりわかりますねぇ」


    日向「あれ、でもなんか大事なこと忘れてるような……」








    【KREDITS】


    モノクマ「おっ、エンディングが始まるよ」


    日向(エンディング!?まさかこれって……)






    KODING…ジャンP


    KARACTERS…サンD


    KOLOURINGS…マガG


    KONCEPT…チャンP


    KOMMANDER…田中眼蛇夢





    THE END……?










    日向「左右田ぁあああああああああああ!!!!!これは罠だ!!!」ホッホッホ ハハハッハ


    左右田「へ!!?」ビクッ!!
  128. 141 : : 2015/11/28(土) 17:02:34


    田中「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


    日向「うわぁ!!?」ササッ!!






    田中「ほう、今のを避けるのか……!!」


    左右田「テメェー!!死んだふりは汚いぞ!!」ガビーン!!


    田中「戦いの最中に何をいってるんだ、おまえは?」フフッ…


    左右田「ぐっ……」


    日向「とっさに交替できてよかったな……」


    左右田「日向、すまねぇ……」



    日向「いや、俺も思い出すのに時間がかかりすぎた……。キングクルールは死んだふりをして嘘のスタッフロールを流してくるってな」


    日向「それに俺たちはコンビだ。助け合ってこそだろ?」


    左右田「日向……」




    田中「……羨ましいものだな」ボソッ…


    日向「田中?」


    田中「な、なんでもないぞ!!今度は特異点か……。今まで雑種に踏みつけられた分、倍にして踏みつけてやる!!」




    ピョン!!ピョン!!ピョン!!




    日向「やばい!!今までよりもさらにスピードが上がっている!!」


    左右田「日向!!田中のジャンプは下からくぐりぬけるんだ!!上からじゃ避けられない!!」


    日向「わかった!!」




    田中「なかなかどうしていいコンビじゃないか」


    田中「だが、最後に笑うのは……俺様だ!!」



    日向「王冠を投げた!!今だ!!」


    ドカッ!!


    田中「ぐおぉ!!!」ア゛ア゛ァ!!


    日向「あと2回!!!」



    田中「まだまだぁああああ!!!!!!!」


    ピョン!!ピョン!!ピョン!!


    左右田「ジャンプの着地の間隔が短くなってる!!落ち着いて、隙間を見極めるんだ!!」


    田中「甘い!!踏みつぶしてやる!!」




  129. 142 : : 2015/11/28(土) 17:03:57


    日向「そう簡単に負けられるかよ!!」ササッ!!


    田中「よもや、この攻撃も避けるとはな!!」


    日向「くらえ!!」


    田中「ぐぉおおお!!!」ア゛ア゛ァ!!


    日向「あと、1回だ!!!」


    左右田「頑張れ!!日向!!」


    モノクマ「頑張って!!日向クン!!」






    田中「フハハハハハハ!!!!」


    日向「なっ!!?ここで鉄球攻撃!!?」



    ドカカカカカカッ!!



    田中「ほぅ、今のも避けたか……。だが、セオリー通りの攻撃が続くと思ったか?ここに来て油断したのではないのか?」


    日向「ぐっ……。今までのボスがだってセオリー通りじゃなかったてのに……」


    田中「俺様があと一回で倒せるというのも、まやかしの終焉から3回俺様に攻撃を加えればいいと考えたからだろう……。だが、本当にそれで倒せるのかな?」


    日向「なんだと!!?」



    田中「日向……。俺はな、今嬉しいのだ」


    日向「え?」


    田中「俺様は願っていた。いつかこんなふうに、おまえたちと本気でぶつかりあえることを……」


    田中「どんな形でもいい。おまえたちの本気が見たいとな……!!」


    田中「そして、今がまさしくその時だ!!」


    田中「だから、本気で来い!!日向!!左右田!!」ドンッ!!




    日向「田中……。ああ、本気で行くぞ!!」


    田中「いい返事だ!!」





    左右田「田中のやつ、そんなこと思っていたなんてな」



    モノクマ「どんな形でも、キミたちと本気で何かをしたかったんだってさ。その証拠に今の田中くん……」


    モノクマ「すごく、いきいきしてるって思わない?」


    左右田「……ああ、そうだな」




    日向「くらえ!!」


    田中「ぐ、まだまだ!!」ア゛ア゛ァ!!


    日向「まだ倒れないのかよ!!」


    田中「こんなに楽しいんだ!!簡単に終わってはつまらないだろう!!」


    日向「くっ、終わりが全然見えないぞ……」



    田中「隙を見せたな!!日向!!!」


    日向「え、後ろだとッ!!?ぐあああ!!?」ウッ!!





    左右田「日向!!?」


    日向「ち、ちくしょ……」ガクッ…






  130. 143 : : 2015/11/28(土) 17:06:11



    田中「これで、あとは左右田一人だ」



    左右田「日向、大丈夫か!?」


    日向「左右田……、悪い……」


    左右田「いいってことよ。後はオレにまかせてくれ!」



    田中「ふっふっふ。案ずるな、左右田よ。おまえもすぐに日向のように俺様に負け、そうなる運命なのだ!!」


    左右田「それは違うな……」


    田中「何!!?」


    左右田「さっきも日向が言ったけどよ。オレたちはコンビなんだよ……」


    左右田「だから、オレが負けない限り……、日向も負けたことにならない」


    左右田「だから、日向は負けないぜ。だって、オレが勝つからな!!」ドンッ!!



    田中「そうか。それはすまなかった。では訂正しよう」


    田中「おまえを倒し、俺様はおまえたち二人に勝つ!!!」ドンッ!!




    左右田「オレも本気でいってやるよ!!田中!!」


    田中「フンッ、そうでなくてはおもしろくない!!」





    田中「くらええええええええええええ!!!!!」


    左右田「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」





    ドカッ!!!!!!!!!





    田中「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」


    左右田「…………」





    田中「ハハハハハハハハハハハハハ……。ハッ……」


    左右田「…………」






    田中「見事だ」


    バタリ……







    左右田「か……勝った!!!!」


    左右田「やったぞ!!日向、オレたち二人の勝利だ!!」






    左右田「あれ!?日向……!?日向はどこだ?」


    モノクマ「大丈夫……。日向クンなら無事だよ」



    左右田「そうか……。でも、最後の瞬間は二人でむかえたかったんだがな」


    モノクマ「……にしても、左右田クンの願いの“乗り物酔いの克服”も達成できたね」


    左右田「え、そうか?」


    モノクマ「だって、こんな揺れる船でなんともないんだもん!もう大丈夫でしょ!!」


    左右田「そういえば、そうだな!!これで夢に一歩近づいたぜ!!」


    モノクマ「うぷぷぷぷぷ、そうだね……、これで左右田クンも【あれ】に乗れるはずだよね」ボソッ…


    左右田「何かいったか、モノクマ?」


    モノクマ「ううん、なんでもないよ」



    左右田「そ、そうか……。ところで、日向のやつどこにいったんだ?」


    モノクマ「バナナジャングルにいってみればいいと思うよ」


    左右田「バナナジャングルって……、一番初めのコースだよな?」


    モノクマ「そこにドンキーの家がある。バナナ倉庫もね」


    左右田「そうか、キングクルールを倒したから、バナナがもどってきたんだな」


    モノクマ「うぷぷぷぷ、まぁね……」


    左右田「そんじゃ、さっさと日向に会いにいくか!!」







    田中「……」


    モノクマ「左右田クンはいったよ……、田中クン?」


    田中「そうか……」


    モノクマ「なんだか嬉しそうだね」


    田中「まぁな。全力を出したのだ……。悔いはない」


    田中「それに、やはり【あいつら】は俺様にとって特異点だなと再確認できた……」


    モノクマ「あいつらって……左右田クンも入ってるの?」


    田中「あいつには絶対に言うなよ?」


    モノクマ「はいはい、キミも不器用だなぁ……」


    田中(だが、羨ましいものだ……。俺様もあいつらのように誰かと冒険がしてみたいものだな……)


  131. 144 : : 2015/11/28(土) 17:09:04

    ―バナナ倉庫―


    日向「あれ、俺……。いつのまにこんなところに……」


    七海「クリアおめでとう!!日向くん!!」


    日向「うわぁ!!?七海!!?」


    七海「長かった旅もようやく終わりだね」


    日向「終わりってことは、左右田のやつ勝ったのか!!」


    七海「うん、田中くんも限界だったみたいだよ。日向くんが田中くんの体力を削ったおかげだね?」


    日向「それは違うぞ、七海……。この勝利は左右田と俺のおかげだ……」


    日向「あと、今まで助けてくれたみんなのおかげさ」


    七海「ふふ、そっか。ごめんね、日向くん?」





    日向「ところでさ……、その格好なんなんだ?」


    七海「これ?似合ってるでしょ?」


    日向「ええっと、天使の格好?」


    七海「違うよ?天使は日向くんのほうだよ?」


    日向「は……?」


    七海「これからも、ヤラレちゃわないように気をつけなきゃね?」


    日向「え!!!?いや、え!!?」


    七海「それじゃあ、私から日向くんに奇跡をプレゼントしましょう!!」


    日向「え、いや、ちょ……俺が天使って……え!!!?」ガビーン!!


    七海「それっ!!」







    左右田「おっ、日向……、ここにいたのか……って、ええええええええええええ!!!?」ガビーン!!!


    日向「左右田!!?たすけてくれ~!!!!」ガビーン!!


    七海「日向くんの願いどおり!!草もち食べ放題だよ!!」


    日向「だからって!!バナナ倉庫にいっぱいにすることないじゃないか!!」ガビーン!!




    モノクマ「バナナ取り返したと思ったら、草もちでいっぱいになってる件について」


    モノクマ「まぁ、ボクが手配したんですがね」




    日向「やっぱりおまえの仕業か!!」ガビーン!!


    左右田「……っていうか、七海そのかっこうなんだよ!?」





    七海「私は神だ」


    モノクマ「おまえだったのか」


    七海「暇をもてあました神々の」


    モノクマ「遊び」




    左右田「オメェーら絶対打ち合わせしてただろ!!!」ガビーン!!



    日向「左右田!!助けてくれ!!草もちのせいで身動きが取れないんだ!!!」


    左右田「ああ、わかったわかった。助けてやるよ、ソウルフレンド!」






    モノクマ「それじゃ!!エンディングだ!!ヤローども準備はいいか!!!」


    日向「ちょ!!こんな状態でエンディングかよ!?」ガビーン!!


    左右田「モノクマも手伝えよ!!こんちくしょー!!」ガビーン!!





    【レベル7 キングクルールの船】クリア!!!




  132. 145 : : 2015/11/28(土) 17:10:45




    【CREDIT】




    【クレムリン軍団】



    マンキーコング:九頭龍冬彦


    九頭龍「厳密に言うと、マンキーコングは陸の敵に分類されるんだがな」





    スピナー:澪田唯吹


    澪田「ストリングプレイスパイダーベイビー!!」





    クラッシュ(クリッター):大和田紋土


    大和田「左右田センパイ、漢だったぜ」



    クラッシャ:終里赤音


    終里「まだ戦い足んなかったけどなぁ」




    【ゲスト】


    ドンキーコング(初代):弐大猫丸


    弐大「ワシも戦い足りなかったぞぉおおおおお!!!!!」




    レディ:七海千秋


    七海「ヒロインは四天王だったのです」




    【クレムリン軍団:ボス】


    ボスノーティ:西園寺日寄子


    西園寺「はいはい、おめでとおめでと」



    ボスネッキー:小泉真昼

    小泉「なんか地味に最後まで残ってたから、実はこの強キャラ感をどうすればいいのか悩んでたんだよね……」



    クイーンB:ソニア


    ソニア「日向さんも左右田さんも、お疲れさまでした」



    ダムドラム:狛枝凪斗


    狛枝「なんか爆発して爆発すればいいと思いました」



    キングクルール:田中眼蛇夢


    田中「俺様は喋ると正体がバレバレだからな、あえて今まで出て来なかったのだ!!!」



    【アニマルフレンド】


    サイのランビ:豚神白夜


    豚神「ランビは滅びない」



    ダチョーのエクスプレッソ:松田夜助


    松田「サイボーグク●ちゃん、復刊おめでとう」



    カジキのエンガード:朝日奈葵


    朝日奈「エンガード、新作にも出ないかなぁ」



    カエルのウィンキー:花村輝々


    花村「カエルぴょこぴょこ、みぴょこぴょこ!!」



    オウムのスコークス:シロクマ


    シロクマ「2でビッグになって帰ってくるよ!!」

  133. 146 : : 2015/11/28(土) 17:14:00


    【コングファミリー】


    モノクマ「ボクのターンまだ?」


    クロクマ「フライングだっつーの!!最初はオレ様!!」





    ファンキーコング:クロクマ




    キャンディーコング:罪木蜜柑




    罪木「ええっと……ええっと、何を言えば……?」




    モノクマ「間違えた!!次がボクか!!」


    罪木「ふぇ!!?」ガビーン!!



    クランキーコング:モノクマ


    モノクマ「ふぅ!!間に合った!!」


    罪木「ひどいですよぉ!!」









    ディディーコング:左右田和一



    ドンキーコング:日向創




    左右田「おっ、日向!!あれなんだ?」


    日向「ん?」



    左右田「そりゃ!!!」フミッ!!


    日向「おまえ!!人の足を踏むなよ!?」ウッ!!


    左右田「だははははは!!」ホッホッホ ハハッハッハ!!


    日向「くらえ!!」ドカッ!!


    左右田「いて!!?殴りやがったな!!」アンッ!!


    日向「ざまぁ!!」ホッホッホ ハハッハッハ!!


    日向「そして背後からの追撃だ!!!」


    左右田「ぐえ!!?」アンッ!!


    日向「あははははは!!」ホホホホッホッホ ハハッハッハ!!


    左右田「やりやがったな!!」カミッ!!


    日向「おまえ!!人の指を噛みやがったな!!」ウッ!!


    左右田「ざまぁ!!」ホッホッホ ハハッハッハ!!





    モノクマ「エンディングで喧嘩すんなよ!!」ガビーン!!


    クロクマ「けど、公式でこうなんだよなぁ」


    シロクマ「最後の最後で動き満載のコントをかます、ドンキーとディディーであった」




    田中「まぁ、こうしてふざけあっているのも……、仲のいい証拠というわけか」




    左右田「はいはい、オレが最後に殴った奴でおあいこな!!」


    日向「いや、それだと俺のほうが一回多く食らってるから!!」


    左右田「いや、これで終わりだから!!もうナシな!!」


    日向「それは違うぞ!!というわけで、もう一発!!」




    モノクマ「いや、さすがにいいかげんにしろよ!!?」ガビーン!!




    田中「こんな終わり方で大丈夫か……?」






    日向「離しやがれ!!」ドカバキ!!


    左右田「そっちこそ!!」ボコスカ!!





  134. 147 : : 2015/11/28(土) 17:14:23







    日向「なんか俺のネクタイがDKって赤いやつになってるんだけども…!?」





    完!!!!







  135. 148 : : 2015/11/28(土) 17:15:34







    モノクマ「さて、いろいろありましたが、エンディングまでようやくたどり着いたね。本当におめでとう!!」




    日向「けれど、これで終わりじゃないんだろ?」


    左右田「ドンキーコングは終わっても、まだなんかあるんだろ?」


    モノクマ「まぁ、あるかもしれないし、ないかもしれないしね」


    日向「どっちなんだよ?」


    左右田「で、次は何をやらされるんだ?」





    モノクマ「まぁ、もうヒントめいたものは出してはいるんだよね」


    日向「ああ、俺はなんとなくわかったよ……」


    左右田「オレはよくわからないんだが……」


    モノクマ「うぷぷぷぷ、まぁこうご期待ってことでね……。よろしくお願いします!」






    【To be continued……NEW Ninten Rompa】





  136. 149 : : 2015/11/28(土) 17:17:49


    【蛇足】


    ……というわけで、ノリだけでやってきたこのssもこれで終わりです。

    約1年かかるとは思いませんでした。


    見てくださった方は、本当にありがとうござました。


    そして、シリーズのほか作品も早く完結できますように(震え声)


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著者情報
tady310

無達

@tady310

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ニンテンロンパ シリーズ

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