この作品は執筆を終了しています。
進撃の巨人Another 第27話 『夜明け』 ――第57回壁外調査編 No.1――
- 
                  - 1 : : 2013/12/05(木) 20:47:58
- 
 進撃の巨人Another 第27話 『夜明け』
 
 ――第57回壁外調査編 No.1――
 
 
 ――――憲兵団配属 30日目(壁外調査前日)――――
 
 ユーク「それじゃあ、行って来るからな!」
 
 マルロ「…精々、休暇を楽しんで来いよ」
 
 ユーク「…なんだ、嫉妬か?」ニヤリ
 
 マルロ「ふんっ、そんなんじゃないさ」
 
 ユーク「…?」
 
 マルロ「(お前に近づく為に、特訓するんだよ!)」
 
- 
                  - 2 : : 2013/12/05(木) 20:48:45
 ユーク「じゃあ、時間も勿体ないし、行くよ」
 マルロ「…あぁ」
 ユーク「♪」
 ガチャ バタン
 マルロ「よしっ!俺はもっと強くなるぞぉ!!」
 マルロ「早速、今日の仕事の後は、走り込みからだな!!」
 マルロ「待ってろよぉ、ユーク!!」
 
- 
                  - 3 : : 2013/12/05(木) 20:49:08
 ――――――――
 アニ「…それじゃ」
 ヒッチ「あはっ!彼氏とのデート、楽しんできてねぇ?」ニヤニヤ
 アニ「…はいはい」
 ヒッチ「3日間も居ないんだから…勿論、『そう』なんでしょ?」ニヤリ
 アニ「…ふふっ、そうかもね」
 ヒッチ「あれ?意外な反応だね?」
 
- 
                  - 4 : : 2013/12/05(木) 20:49:22
 アニ「そうかもね」
 ヒッチ「ちょっとぉ、返答が典型的過ぎない?」
 アニ「…行って来るよ」
 ヒッチ「…いってらっしゃい」ヒラヒラ
 ガチャ バタン
 ヒッチ「…はぁ、いいなぁ」
 ヒッチ「…私は仕事までの間、もう少し寝よっと」ボフッ
 ヒッチ「…私も彼氏ほしぃー!!」ジタバタ
 
- 
                  - 5 : : 2013/12/05(木) 20:49:37
 ――――街中――――
 ユーク「アニ、こっちだよ」
 アニ「わざわざ街中で待ち合わせとは、すっかりデート気分かい?」
 ユーク「…午前中はね」
 アニ「午後からは…替え玉だね?」
 ユーク「…気の毒だけど、駒になってもらった」
 アニ「…そう」
 
- 
                  - 6 : : 2013/12/05(木) 20:50:16
 ユーク「…気にしたらダメだよ?」
 アニ「冷徹だね、アンタ」
 ユーク「俺達の為に…必要な事だからだよ」
 アニ「…うん」
 ユーク「(優しいな、アニは…いや)」
 アニ「どうかした?」
 
- 
                  - 7 : : 2013/12/05(木) 20:50:33
 ユーク「(…いや、言わなくてもいいだろう)」
 アニ「ユーク?」
 ユーク「…さっ!午前中はデートだよ?」ギュッ
 アニ「突然何さ?」ピクリ
 ユーク「駒を使うのは午後からで…午前は俺達が印象を残す番だから」
 アニ「…わかったよ。アンタみたいに所構わずに、はしゃいでいればいいわけ?」クスリ
 
- 
                  - 8 : : 2013/12/05(木) 20:52:22
 ユーク「いや、この恥ずかしい役目は、俺だけで十分さ」
 アニ「アンタって訓練兵の時も、いつもそんな感じだったけど?」
 ユーク「え?」
 アニ「自覚なかったのかい?」
 ユーク「…え?」
 アニ「もういいさ。行こう」ギュッ
 
- 
                  - 9 : : 2013/12/05(木) 20:52:43
 ユーク「あ…うん」トボトボ
 アニ「元気にしたらどうだい?」クスス
 ユーク「ちょっとだけ…落ち込んだだけさ」トボトボ
 アニ「幸先悪いね…アンタ」クスクス
 ユーク「アニぃ…」
 アニ「(ふふっ…)」ニコニコ
 
- 
                  - 10 : : 2013/12/05(木) 20:53:03
 ――――昼頃――――
 ユーク「さっ、ここまででいいだろうね」キリッ
 アニ「切り替えが早かったね」
 ユーク「いつまでも気落ちしていられないさ…なにせ」
 アニ「…正念場だからね」
 ユーク「…ここの警戒はまだ薄いから、通過できるはずだ」
 アニ「最悪の場合の言い訳も考えてあるしね」
 
- 
                  - 11 : : 2013/12/05(木) 20:53:22
 ユーク「…実力で通る事もできるさ」
 アニ「でも、それはしたくはない…でしょ?」
 ユーク「…あぁ、そうだね」
 アニ「大丈夫さ、アンタが考えたんだから」
 ユーク「ありがとう…行こう」
 アニ「(お願い、何も起こらないで――――)」
 
- 
                  - 12 : : 2013/12/05(木) 20:54:18
 ――――ウォール・ローゼ内――――
 ユーク「…普通に通れた」ユラユラ
 アニ「…来た時と同じ感じだったね」ユラユラ
 ユーク「あぁ、トロスト区から戻って来た時、通過検査があまりにもテキトーだったから」
 ユーク「数日監視していたんだけど、今日も杜撰《ずさん》なままだった」
 アニ「懲りてないんだね、人類はさ」
 ユーク「…あぁ、馬鹿だ」
 
- 
                  - 13 : : 2013/12/05(木) 20:56:02
 アニ「…アンタに比べたら、皆、馬鹿さ」
 ユーク「……」チラ
 アニ「……」ジーーッ
 アニ「…ごめん、余計な事言った」シュン
 ユーク「…別の話をしよう!」ユラユラ
 アニ「お願い」ユラユラ
 
- 
                  - 14 : : 2013/12/05(木) 20:56:28
 ユーク「ここならもう大っぴらに話してもいいから、9日前に伝えた事を細かく話すよ!」
 アニ「あの時は、耳元でこそこそと教えてくれただけだったけど、詳細はまだだったね」
 ユーク「そっ!馬の事は今日まで行っていなかったけど、ちゃんとわかっていたね!」
 アニ「じゃなきゃ、どうやって行くつもりだい?」クスリ
 ユーク「…走るとか?」ニッ
 アニ「“あの姿”でも、相当疲れるよ」ハァ
 
- 
                  - 15 : : 2013/12/05(木) 20:56:53
 ユーク「この馬は、壁に着いた時に隠す」
 アニ「帰りの為だね?」
 ユーク「そう。賊に盗られないように、工夫して隠さなきゃいけない」
 アニ「その辺は、アンタの裁量に任せるよ」
 ユーク「山育ちを活かす時さ!」
 アニ「1人で…生きてきたもんね」
 
- 
                  - 16 : : 2013/12/05(木) 20:57:18
 ユーク「そうだな、気が付いたら1人で居たよ」
 アニ「…寂しくなかった?」
 ユーク「…全然」
 アニ「どうして?」
 ユーク「音があったからさ」
 アニ「あの時、教えてくれた音?」
 
- 
                  - 17 : : 2013/12/05(木) 20:57:40
 ユーク「そうさ。あの音達が色々と、俺に教えてくれてね」
 アニ「…幻想的だね」
 ユーク「でもそういうものさ」
 アニ「そのおかげで…私も助けてもらったからさ…///」
 ユーク「…どういたしまして」ニカッ
 アニ「…ほら、話が逸れたよ?///」
 
- 
                  - 18 : : 2013/12/05(木) 20:58:15
 ユーク「(また、赤くなっちゃって)」ホッコリ
 アニ「さっさとしなよ…///」プイ
 ユーク「はいはい」ニコニコ
 アニ「(また、からかわれた…)」プーイ
 ユーク「このペースなら、陽が暮れて暗くなった頃に丁度、ローゼの壁に到達すると思う」
 アニ「トロスト区やカラネス区を介さずに、直接壁外へ出るんだよね?」
 
- 
                  - 19 : : 2013/12/05(木) 20:58:53
 ユーク「あぁ、陽が落ちているから、壁外の巨人は既に無力化」
 ユーク「壁上に兵が残っている意味はないから、邪魔をする敵兵も居ない」
 アニ「おまけに私達が登るのは、どこか適当な見つかりにくい場所」
 ユーク「…これだけ周到すれば、邪魔は入らないはずだ」
 アニ「立体起動装置は、誰のを使うの?」
 ユーク「アニがこの前、2体を始末した時に使ったものの残りのガスを使う」
 
- 
                  - 20 : : 2013/12/05(木) 20:59:17
 アニ「そういえばあの装置、ガスが満タン近く入っていたよね?」
 ユーク「トロスト区戦で本部を奪還した時に、隙を見て補充したんだ」
 アニ「...!!」
 アニ「あの時から、既に確保していたの?」
 ユーク「ミカサに皆を煽ってもらって、本部へ向かう途中でね」
 ユーク「丁度いい装置が…“落ちていた”のさ」
 
- 
                  - 21 : : 2013/12/05(木) 20:59:43
 アニ「…アンタが少しだけ遅く辿り着いたのって…そういう事だったの?」
 ユーク「…皆、焦りから視野が狭くなっていて、誰も気が付かなかったさ」
 アニ「ずっと、隠し持っていたんだね」
 ユーク「あぁ、注意深く扱ったからね」
 アニ「すごいよ、アンタ…」
 ユーク「それ程でもない」
 
- 
                  - 22 : : 2013/12/05(木) 21:00:11
 アニ「ううん、アンタが思っている事じゃないよ」
 ユーク「...?」
 アニ「あの時のアンタは…エレンを助けられなくて…落ち込んでいるように見えたからさ」
 アニ「ミカサと…約束していたんでしょ?」
 ユーク「…あぁ、確かにエレンを守ってくれと約束を頼まれたよ」
 アニ「なんで…そんなに冷徹なの?」
 
- 
                  - 23 : : 2013/12/05(木) 21:00:32
 ユーク「それとこれとは…全くの別物だからさ」
 アニ「…そうだね」
 ユーク「ミカサに頼まれようと…俺がすべき事は変わらない」
 ユーク「装置を2つ確保する…それが俺のあの時の任務でもあったから」
 アニ「…もう1つは、いつ手に入れたの?」
 ユーク「街の“片付け”の時さ」
 
- 
                  - 24 : : 2013/12/05(木) 21:01:02
 アニ「ガスが多い方を…私に渡してくれたんだね」
 ユーク「…当たり前さ」
 アニ「…それって?」
 ユーク「……」
 アニ「理由を…教えて」
 ユーク「…ここまでの事を想定していたからさ」
 
- 
                  - 25 : : 2013/12/05(木) 21:01:42
 アニ「…そっか」
 ユーク「(如何なる場合でも…俺はアニを…)」
 アニ「(きっと…私の事を…考えてくれていたんだよね?)」
 ユーク「(優先するに…決まっているだろう?)」
 アニ「(でもそれを言ったら、ベルトルトを蔑ろにする事になる…だからユークは…)」
 ユーク「(アニも気が付いていて…わざと押し黙っているんだろう…)」
 
- 
                  - 26 : : 2013/12/05(木) 21:02:28
 アニ「(ありがとね…ユーク)」
 ユーク「(優しいね、君は…)」
 アニ「…ユーク」チラ
 ユーク「…あぁ」ジッ
 ユーク「……」ユラユラ
 アニ「……」ユラユラ
 
- 
                  - 27 : : 2013/12/05(木) 21:02:52
 ――――夜 ウォール・ローゼ近く――――
 ユーク「壁だな」
 アニ「着いたね」
 ユーク「おそらくここは、丁度トロスト区とカラネス区の中間地点に位置するはず」
 アニ「近くに森もあるし、間違いないんじゃない?」
 ユーク「それじゃあ、馬を停めて、壁を登ろう」
 アニ「2人別々で?」
 
- 
                  - 28 : : 2013/12/05(木) 21:03:26
 ユーク「いいや、俺がアニを背負って登る」
 アニ「どうして?」
 ユーク「アニが使った後に隠しておいた、この偽装用の装置は1つしかない」
 ユーク「この任務の性質上、自らのガスを使う事は好ましくない」
 ユーク「だから、この装置のガスを満タンにしておいたんだ」
 ユーク「こうして再び、壁を登る事を想定してね?」
 
- 
                  - 29 : : 2013/12/05(木) 21:03:47
 アニ「うん。やっぱりアンタはユークだよ」
 ユーク「ミカサも以前、同じような事を言っていたけど、それって何?」
 アニ「アンタは気にしなくてもいい事さ」ニコ
 ユーク「なんだろうね、一体?」ニコ
 アニ「…登らないの?」
 ユーク「…登るさ」
 
- 
                  - 30 : : 2013/12/05(木) 21:05:02
 アニ「私を運んで?」
 ユーク「…ちゃんと掴まっていてね?」
 アニ「アンタは登る事だけに集中しなよ?」
 ユーク「…アニがちゃんとしがみついていれば、の話ね?」
 アニ「言われずとも」ギューーッ
 ユーク「(…首が少し苦しいな)」ギュウギュウ
 
- 
                  - 31 : : 2013/12/05(木) 21:06:34
 アニ「(ユーク…)」ギューーッ
 ユーク「(早いところ登ろう…でも決して焦らずに!)」
 ユーク「いくよ、アニ?」
 アニ「うん」ギューーッ
 ユーク「……」パシュ!!
 アニ「……」ギューーッ
 パシュッ カンッ
 ギュルルル タタンッ
 
- 
                  - 32 : : 2013/12/05(木) 21:07:04
 ――――壁外(ウォール・マリア内)――――
 ユーク「――――アニ、着地したよ」シュタッ
 アニ「ありがと、おかげで楽だったよ」
 ユーク「…少し歩いて、カラネス区の近くまで行こう」
 アニ「そこで、寝る場所を探すの?」
 ユーク「うん…壁外調査は朝に出発が基本だから、それまで付近の民家で寝よう」
 アニ「もう…5年も人が住んでいないんだよね」
 
- 
                  - 33 : : 2013/12/05(木) 21:08:09
 ユーク「俺達が…した事さ」
 アニ「うん、それは忘れていないさ」
 ユーク「俺達は…あの時まだ子供だったから…」
 アニ「私達のした事の意味が…分かっていなかったからね」
 ユーク「…折角なんだし、楽しい話だけしていようか!」
 アニ「うん、私もその方が、余計な事を考えないで済むよ」
 
- 
                  - 34 : : 2013/12/05(木) 21:08:32
 ユーク「この前もさ、またマルロが絡んできてさ」
 アニ「私も最近は、ヒッチに絡まれる事が多いんだよね」
 ユーク「気に入られたんじゃないか?」クスリ
 アニ「アンタの方こそ、そうじゃないか」クスス
 ユーク「他にもさ――――」
 アニ「私も部屋でね――――」
 スタスタ トコトコ
 ペチャクチャ ハハハ
 
- 
                  - 35 : : 2013/12/05(木) 21:12:27
 ――――カラネス区から南方 数10km地点 一軒の民家――――
 ユーク「…ここにしようか」
 アニ「手頃な大きさだもんね」
 ユーク「鍵も開いていて、侵入が簡単だ」
 アニ「『侵入』って…まぁそうだけどさ」クスス
 ユーク「まぁ閉まっていても、素手で壊せるけどね?」ケロッ
 アニ「むっ、私だって自慢の蹴りが…」ムムッ
 
- 
                  - 36 : : 2013/12/05(木) 21:13:23
 ユーク「そんな事で張り合わないでよ」ハハッ
 アニ「あっ!ムキになっていたよ…///」カァァ
 ユーク「(子供っぽいな、そういうところが)」
 アニ「今、子供っぽいとか思ったでしょ?」
 ユーク「いや、別に?」シレッ
 アニ「……」ジトーーッ
 
- 
                  - 37 : : 2013/12/05(木) 21:14:23
 ユーク「…一緒に寝てあげるからさ?」
 アニ「…当たり前」ジトーーッ
 ユーク「…もう寝ようよ」ソソクサ
 アニ「逃がさない」ササッ
 モゾモゾ ギューーッ
 ジタバタ ギューーッ
 ユーク「首絞まっているよ、アニ?」ギュウギュウ
 アニ「絞めているからさ」ギューーッ
 
- 
                  - 38 : : 2013/12/05(木) 21:14:45
 ユーク「任務を果たさせてよ」
 アニ「ふふっ、アンタが抱きしめてくれるまで、止めないさ」ニコ
 ユーク「はいはい、わかったからさ」ダキッ
 アニ「それでいいよ」ニコ
 ユーク「(なんか、緊張感がないなぁ)」ソワソワ
 アニ「(本当に明日から…戦いが始まるんだね)」ドキドキ
 
- 
                  - 39 : : 2013/12/05(木) 21:15:01
 ――――翌日(壁外調査当日) 夜明け頃――――
 ユーク「アニ、起きて」ユサユサ
 アニ「…うん」パチリ
 ユーク「今日は、目覚めがいいね」
 アニ「…勿論さ」キッ
 ユーク「…巨人が行動を始める前に、俺達も整えよう」
 アニ「5年ぶりだもんね」
 
- 
                  - 40 : : 2013/12/05(木) 21:15:19
 ユーク「ちゃんと出来るかどうか、感覚を研ぎ澄まさないとな」
 アニ「精神集中は、外でやろうか」
 ユーク「それもいいけど、まずはご飯だね」
 アニ「今日1日で…決着をつけるんだよね?」
 ユーク「…あぁ、だからちゃんと食べてね?」
 アニ「大丈夫さ」
 
- 
                  - 41 : : 2013/12/05(木) 21:15:41
 ――――民家の外――――
 ユーク「……」シーン
 アニ「……」シーン
 ユーク「…アニ」
 アニ「…何だい?」
 ユーク「…感覚はどう?」
 アニ「…少し鈍っている感じ」
 
- 
                  - 42 : : 2013/12/05(木) 21:15:54
 ユーク「そうか…俺もだよ」
 アニ「でも…もう少しで…いけると思う」
 ユーク「…目的を強くイメージするんだ」
 アニ「…わかっているよ」
 ユーク「…今日、エレンを奪取する」
 アニ「…うん」
 
- 
                  - 43 : : 2013/12/05(木) 21:17:55
 ユーク「…故郷へ…帰る為に」
 アニ「…うん!」
 ユーク「…感覚が来た!」パチリ キッ!
 アニ「私も…成れる!」パチリ
 ユーク「調査兵団の煙弾が発射されたら…成ろう」チラ
 アニ「わかった。指示をお願い」コクリ
 
- 
                  - 44 : : 2013/12/05(木) 21:20:12
 パシューーッ!!
 パシューーッ パシューーッ
 ユーク「…来たな」
 アニ「準備は、もう出来ているよ」
 ユーク「よし!…いくぞっ!!」スッ
 アニ「うん!!」スッ
 パチンッ! チッ!
 ――――カッ!!
 ピシャーーッ!! ドォオオン!!
 
- 
                  - 45 : : 2013/12/05(木) 21:22:32
 ――――――――
 5年ぶりの『その感覚』の『夜明け』に、俺達は再認識する
 この5年間で変わった事、そして変わらず持ち続けた事
 その全てを受け入れて、これから再び人類と戦いに行く
 君は人類側の『玉』らしく、そこで大人しく待っていろ、エレン――――
 To be continued...
 
- 
                  - 46 : : 2013/12/05(木) 21:23:09
 【あとがき】
 人は感覚を記憶する生き物である
 視覚、聴覚、触覚…等様々だが、それらの感覚を裏付けとして記憶を留める
 記憶には、想いすら込められる
 その方が、脳はその記憶をより長く残そうとするから
 彼らは『その感覚』に、どのような想いを結びつけていたのか――――
 
- 
                  - 47 : : 2013/12/05(木) 21:23:23
 【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】
 ――本編――
 【13/11/30 進撃の巨人Another 第26話 『蓄積』】
 http://www.ssnote.net/archives/3742
 【13/11/27 進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』】
 http://www.ssnote.net/archives/3554
 【13/11/23 進撃の巨人Another 第24話 『隠れる』】
 http://www.ssnote.net/archives/3249
 【13/11/21 進撃の巨人Another 第23話 『行き互い』】
 http://www.ssnote.net/archives/3189
 【13/11/18 進撃の巨人Another 第22話 『次世代』】
 http://www.ssnote.net/archives/2988
 【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
 http://www.ssnote.net/archives/2740
 【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
 http://www.ssnote.net/archives/2440
 【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
 http://www.ssnote.net/archives/2307
 【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
 http://www.ssnote.net/archives/2219
 【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
 http://www.ssnote.net/archives/2140
 【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
 http://www.ssnote.net/archives/2041
 【13/11/03 進撃の巨人Another 第15話 『悪癖』】
 http://www.ssnote.net/archives/1992
 【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
 http://www.ssnote.net/archives/1943
 【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
 http://www.ssnote.net/archives/1886
 【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
 http://www.ssnote.net/archives/1841
 【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
 http://www.ssnote.net/archives/1815
 【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
 http://www.ssnote.net/archives/1748
 【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
 http://www.ssnote.net/archives/1702
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
 http://www.ssnote.net/archives/805
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
 http://www.ssnote.net/archives/800
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
 http://www.ssnote.net/archives/796
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
 http://www.ssnote.net/archives/795
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
 http://www.ssnote.net/archives/793
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
 http://www.ssnote.net/archives/792
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
 http://www.ssnote.net/archives/791
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
 http://www.ssnote.net/archives/790
 
- 
                  - 48 : : 2013/12/05(木) 21:23:36
 ――番外編――
 【13/12/04 進撃の巨人Another ――番外編―― 第13話】
 http://www.ssnote.net/archives/3949
 【13/11/30 進撃の巨人Another ――番外編―― 第12話】
 http://www.ssnote.net/archives/3487
 【13/11/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第11話】
 http://www.ssnote.net/archives/3066
 【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
 http://www.ssnote.net/archives/2668
 【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
 http://www.ssnote.net/archives/2257
 【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
 http://www.ssnote.net/archives/1550
 【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
 http://www.ssnote.net/archives/1374
 【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
 http://www.ssnote.net/archives/1078
 【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
 http://www.ssnote.net/archives/1040
 【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
 http://www.ssnote.net/archives/941
 【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
 http://www.ssnote.net/archives/923
 【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
 http://www.ssnote.net/archives/878
 【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
 http://www.ssnote.net/archives/845
 ――雑談――
 【随時更新中 進撃の巨人Another シリーズ ――思い出(過去コメント)保管所――】
 http://www.ssnote.net/archives/1038
 【随時更新中 進撃の巨人Another シリーズ ――雑談所――】
 http://www.ssnote.net/archives/924
 ――その他情報媒体――
 【随時更新中 SS Pedia記事 『進撃の巨人Another』】
 http://dic.ssnote.net/article/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BAAnother
 
- 
                  - 49 : : 2013/12/06(金) 06:19:17
- 期待
 
- 
                  - 50 : : 2013/12/06(金) 10:53:05
- >>49
 ありがとう、がんばるよ
 
- 
                  - 51 : : 2013/12/06(金) 21:17:04
- 参考にどうぞ
 【Fig. 1 時系列】
 日 程 ――――|―――→|――――|―――→|――――|―――→
 午前 午後 午前 午後 午前 午後
 調査兵団 ? ? ?
 ? ? ?
 ユーク達 ←――→ ←――→ ←―→ ? ?
 街中 移動 待機 ? ?
 壁外調査 前日 当日 翌日
 休 暇 1日目 2日目 3日目
 配 属 30日目 31日目 32日目
 
- 
                  - 52 : : 2013/12/06(金) 21:18:14
 なんか、ずれてるけど、脳内補完しておいて
 
- 
                  - 53 : : 2013/12/06(金) 21:33:20
- 少しずれを修正
 【Fig. 1 時系列】
 日 程 ――――|―――→|――――|―――→|――――|―――→
 午前 午後 午前 午後 午前 午後
 調査兵団 ? ? ?
 ? ? ?
 ユーク達 ←――→ ←――→ ←―→ ? ?
 街中 移動 待機 ? ?
 壁外調査 前日 当日 翌日
 休 暇 1日目 2日目 3日目
 配 属 30日目 31日目 32日目
 
- 
                  - 54 : : 2020/10/06(火) 15:07:42
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険 
 http://www.ssnote.net/archives/80410
 恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
 http://www.ssnote.net/archives/86931
 害悪ユーザーカグラ
 http://www.ssnote.net/archives/78041
 害悪ユーザースルメ わたあめ
 http://www.ssnote.net/archives/78042
 害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
 http://www.ssnote.net/archives/80906
 害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
 http://www.ssnote.net/archives/81672
 害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
 http://www.ssnote.net/archives/81774
 害悪ユーザー筋力
 http://www.ssnote.net/archives/84057
 害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
 http://www.ssnote.net/archives/85091
 害悪ユーザー空山
 http://www.ssnote.net/archives/81038
 【キャロル様教団】
 http://www.ssnote.net/archives/86972
 何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
 コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
 http://www.ssnote.net/archives/86986
 http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51
 
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
- 
                【進撃の巨人Another】 シリーズ 
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
 をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。
                をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。
               My.Lo
My.Lo