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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「光を求めて」 恋愛ものではないです…。

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  1. 1 : : 2014/02/04(火) 17:49:24
    こんばんは、皆さん。

    「とある少年の物語」でおなじみのリュウオウコクです。

    これは現パロです。

    完全オリストですのでオリキャラが出ます。

    追記

    「とある少年の物語」がまだ途中であるため、同時進行となると…遅くなりますね。

    申し訳ないです。

    更新時刻は10時半ごろです。

    そして、同様に地文が多く入ります。
    そこのところ、ご了承ください。
  2. 2 : : 2014/02/04(火) 17:52:36
    と、午後です…。

    最初から間違えるとわ…。

    すいません。
  3. 3 : : 2014/02/04(火) 18:37:43
    少し、更新します。


    「ああ、寒い…」

    少年は漆黒の闇の何もない世界で背中を這いずる様な寒さに体を震わしていた。

    「エレン…寒いなら、私のコートかそうか?」

    隣から知り合いの少女の声がする。

    エレンは首を左右に振り、「いや、いい…。」と簡潔に断る。

    その会話を聞いた少年が眉間に皺を寄せ、

    「ふざけんじゃねえ…羨ましいんだよ、くそエレン…!」

    とエレンに聞こえるよう、大きな声で愚痴をこぼす。

    「はあ…⁉何だと馬面のくせに…!」

    エレンは声が聞こえた方に怒気を含めた声で返した。

    「ま、まあまあ…ジャン、エレン落ち着いて…。兎にも角にも落ち着いて」

    アルミンは苦笑しつつ、喧嘩ごしになっている二人をなだめる。

    「はあ…」

    ミカサは「いつも」の光景にため息をこぼした。

    と、ここでアルミンがパンと両手を叩いて、注目を集め…、

    「聞いて、皆。…まず、情報を整理しよう。まず、一つ目。僕らは今日学校の放課後、一緒に帰り道にいた。…合ってるよね?」

  4. 4 : : 2014/02/04(火) 18:38:59
    ここで一旦切ります。

    更新時刻は上記の通りです。
  5. 5 : : 2014/02/04(火) 22:40:34
    更新します。


    と確認する。

    すると、アルミン以外の皆が数回頷いた。

    そして、エレンが二つ目を確認する。

    「二つ目は…その帰り道の途中に鈍色に光る「猫」が傷だらけで倒れてたんだ…。それを介抱しようと手を伸ばしたら…」
  6. 6 : : 2014/02/04(火) 22:45:04
    「うん、いきなり…この何にもない世界に飛ばされたんだよね…」

    ミカサが相槌を打ってそう言った。

    「くそ…今思えばあいつを介抱しようとしなければ…こんな事にはならなかったんだ…」

    エレンは舌打ちしつつ、言う。
  7. 7 : : 2014/02/04(火) 22:55:11
    回想…。

    学校の授業が終わり、エレンはミカサ、アルミンを連れ、校門を抜けた時、

    「ちょっと待った…!」

    とジャンが高速で走ってきて、その彼も連れて帰り道を歩く事になった。

    彼らは

    「今日の英語の授業…先生の黒板の書いてあるものを消すスピード、はやかったね」

    とか

    「明日の体育の授業の持久走のタイムをはかるやつ…正直、やりたくないなあ〜」

    などと、たわいない話で盛り上がっていたが、交差点に差し掛かったところで血だらけでボロボロに傷だらけの猫がアスファルトの地面に倒れているのを偶然、エレンが見つけた。
  8. 8 : : 2014/02/04(火) 23:01:01
    「つ…⁉何だ、あの猫…めっちゃ傷だらけじゃないか…!てか、なんで誰も見てないし、介抱しようともしねえんだよ…」

    エレンはそう言って、後ろに肩越しに振り返ると、

    「悪い皆、少しあの猫看てくる」

    と言って、猫の方へと走っていった。
  9. 9 : : 2014/02/04(火) 23:10:20
    ジャンは、

    「ホント、あいつは…お人好しと言うか…まあ、今回はお猫好しっかな…?…だよな、なあ、ミカ…「エレン、私も手伝う!」「あ、僕も…!」…サ…」

    ミカサに声をかけようとしたが、振り返った時には、もうそこにはおらず、エレンの場所に駆け寄っていた。

    そして、アルミンもミカサに続いてその場からいなくなっていた。

    「ちくしょう、羨ましいっ⁉」

    実際、一人残されたジャンは目を瞑って、言って、

    「あ〜、もう。俺も手伝わさせろ、この野郎…!」

    と彼もエレンの側に走っていった。
  10. 10 : : 2014/02/04(火) 23:12:25
    よし、今日はこの辺で落ちます。

    ご指摘や感想などございましたら、是非下さい。

    それでは、お休みなさいです。
  11. 11 : : 2014/02/05(水) 21:44:08
    今日は体調が悪いので、土曜日にかきます。

    遅くなりますが、お願いします。
  12. 12 : : 2014/02/08(土) 22:38:26
    少し遅れましたが投下します。

  13. 13 : : 2014/02/08(土) 22:42:41
    そして、全員が集まったところで、“ある異変”が起きた。

    それはその猫が突然鈍色に輝き出し…。

    「「「うわ…⁉」」」

    全員が目をその輝きからまもろうと手で覆ったその時、気付いた時には…。
  14. 14 : : 2014/02/08(土) 22:46:32
    回想終了…。

    「ここにいた…。」

    ミカサはそう結論を言う。

    「…うん、実際、僕らはこの世界に何かの手段で移転されたんだ…現実性が全くと言っていい程ないけどね…」

    アルミンは頷き、言う。
  15. 15 : : 2014/02/08(土) 22:50:17
    「本当にそう思うかい…、君たち…?」

    と突然、少しトーンが高い声が暗闇の世界の中で響いた。

    「誰だ…」

    ジャンは低い声でその声が聞こえた方に向きつつ、威嚇する。
  16. 16 : : 2014/02/08(土) 22:57:55
    「ふふ、君たちが助けようとしてくれた『猫』さ。本当の名は『セイン』って言う名前だね。…うん、気軽にそうだな〜『セインちゃん』か『セイン君』どっちでもいいから読んで「ふざけんな、このクソ猫!」…うっわ、酷いな〜。いきなりクソ呼ばわりなんて…僕…辛いよう…」

    エレンがその『セイン』という名の猫に暴言を吐くと『セイン』は…よよよと演技のかかった泣き方をした。
  17. 17 : : 2014/02/08(土) 23:00:19
    と、訂正です。

    「〜でもいいから読んで」ではなく、「〜でもいいから呼んで」にかえて下さい。
  18. 18 : : 2014/02/08(土) 23:04:37
    それと…早い更新終了だなと言われそうですが、今日はここまでにします。

    あ、少し安価です。

    エレン達がこの後始めて会う人の性別と性格…出来れば、名前もお願いします。

    これは明日の午後、3時までで締め切ります。

    たくさんの人のアイディアお待ちしております!
  19. 19 : : 2014/02/09(日) 15:05:53
    うーん、誰も投下してくれませんね…。

    一応、自分の考えた人を紹介します。

    性格、普段冷静。でも、戦いになるとむちゃくちゃキャラが壊れる程熱く(狂う?)なります。

    性別はもちろん男です。

    そして、名前は…「ウルド」です。

    それから、このスレは一度休止しますね。

    誰もコメントしてくれなくて…さみしいので…。

    一ヶ月間に誰も来なければ、このままにします。

    と言う訳で、絶対に誰かはコメントしてくれ〜‼

    僕、この話、三週間後の期末テストが終わってら、書き進めたいですから‼
  20. 20 : : 2014/02/13(木) 18:49:31
    今、思ったんですけど、別に休止しなくていいんじゃんと。

    ていうわけでやはり書いて行きますね。

    試験が終わったら
  21. 21 : : 2014/03/02(日) 20:39:30
    頑張ってください!!
  22. 22 : : 2014/03/02(日) 21:16:25
    おおおっ!

    このスレについに…。

    ありがとうございます、21さん‼
  23. 23 : : 2014/03/02(日) 21:59:57
    では、午後10時半に再開します。

    それから、正式な雑談スレの宣伝です。

    http://www.ssnote.net/groups/202/archives/1

    これで合ってると思います。

    ご参加願います。
  24. 24 : : 2014/03/02(日) 22:40:39
    遅れましたが、投下します。
  25. 25 : : 2014/03/02(日) 22:47:25
    「その変な泣き方やめろ!…ていうか、俺たちをここに閉じ込めて何がしてえってんだてめえは!」

    ジャンがイラつきながらセインに訊く。

    すると、セインは

    「良くぞ、聞いてくれた馬面君…「誰が馬面だこのクソ猫!」…僕が君らを呼んだのは他でもない。……「無視かよ!」…ちょっとしたサバイバルゲームをしてもらいたくてね」

    ニタリと歪んだ笑みを浮かべ、そう答えた。

    エレン達は彼のその嗤いに戦慄し、冷や汗が背を伝う。
  26. 26 : : 2014/03/02(日) 22:54:39
    アルミンは慎重に言葉を選びながら、

    「そのサバイバルゲームって言うのは?」

    と問うた。

    すると、セインは

    「うん、ユートピア(理想郷)と呼ばれる広大な世界に行ってもらって…」

    そして、告げた。

    「僕を捕まえてご覧よ」


    カッ!と眩く猫が輝き、姿を消した。

    すると、暗き空間が捻じ曲がり、歪曲し始め、光を放ち始めた。

    「…ふざけんじゃねえ、こ、こんなところで死んでたまるかっ‼」

    ジャンがそう言うが、その空間の歪みは一向に止まらず、…。








    視界が白く焦がされ、閉ざされた。
  27. 27 : : 2014/03/02(日) 22:58:48
    第一の章「光源の郷」

    ここは理想を追い求める者が集う場所。


    剣を取るがいい。


    歌を歌うがいい。


    踊るがいい。


    心踊らせ、選ばれし者よ(冒険者よ)、理想郷のそのまた奥を目指せ。
  28. 28 : : 2014/03/02(日) 23:01:10
    白き門、くぐり、その奥地への道を探す者たちはその世界の事をこう呼ぶ。

    ユートピア(理想郷)、と。
  29. 29 : : 2014/03/02(日) 23:01:34
    では、切りまーす。

    続きは明日で。
  30. 30 : : 2014/03/03(月) 23:06:51
    「……ン!…レン!…エレン!目を覚まして!」

    ミカサの声が聞こえる。

    悪いミカサ…。俺今、もの凄く眠いんだ…。後、野原だろうか?…その柔らかい地面の感触も…え?

    「………は?」

    目を覚ますと、見渡す限り、地平線の彼方まで緑一色の世界にいた。

    後ろを振り返るとミカサ、アルミン、ジャンが立っていた。

    良かった。…全員、無事みたいだ。

    だが、疑問点が一つ。

    「……ここは何処だ?」
  31. 31 : : 2014/03/03(月) 23:07:49
    すいません、今日はここまでにします。
  32. 32 : : 2014/03/10(月) 17:59:41
    少し更新します。

    誰もが黙っている中、アルミンが言った。

    「あのセインとか言う猫の言う通りなら、この世界はユートピア(理想郷)という名の世界だと思う」

    ジャンは

    「ユートピア(理想郷)か…確かに、見渡す限り緑一色だもんな…」

    とため息を吐きつつ、言った。
  33. 33 : : 2014/03/10(月) 18:08:35
    エレンは

    「でも、どうやってあの猫を探すんだ?」

    と皆に聞くと、また黙り、空気が重くなる。

    数分たち、ミカサがポツリと呟いた。

    「……奥地へと続く道を探せってセインが言ってた」

    「「「それだ‼」」」

    アルミン、エレン、ジャンが叫ぶ。

    アルミンが言った。

    「そうだよ!…それだ!…しかし、その奥地へと続く道は一体何処に有るんだろうか?」

    すると、突然エレンが前方を指差し、

    「人…だ」
  34. 34 : : 2014/03/10(月) 18:16:19
    遠くに人の影が見えた。

    その人の影は近付くごとに大きくなり、

    「何だ貴様ら、迷い子か?」

    と厳つい顔をした男は言った。
  35. 35 : : 2014/03/10(月) 18:16:51
    今日はここまでにします。

    続きは明日です。
  36. 36 : : 2014/03/11(火) 23:30:57
    再開します。

    エレンはその言葉を聞き、

    「……あんたは…一体、誰だ?」

    と聞いた。

    「……無粋な奴だな…自分から名乗るのが常識だと思うのだがまあいい。…俺は、ウルドだ。…職業は吟遊詩人をやっている」

    と彼は名乗る。
  37. 37 : : 2014/03/11(火) 23:39:25
    「吟遊…詩人?…それなら、楽器が見当たりませんが…?」

    アルミンがそう聞くと、ウルドは

    「ああ、大丈夫。…はい」

    パンと一度合掌する。

    すると、木製のクラシックギターのような楽器が光と共に現れる。
  38. 38 : : 2014/03/11(火) 23:41:08
    「う…そお…」

    アルミンはあまりにも現実離れしたアクションに思わず呆けてしまった。
  39. 39 : : 2014/03/11(火) 23:41:32
    今日はここまでです。
  40. 40 : : 2014/03/15(土) 00:32:31
    期待です

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yukisi13

リュウオウコク

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