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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

第一章 ”英雄の凱旋”

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  1. 1 : : 2022/01/14(金) 23:40:25
    注意

    この作品は作者の完全自己満足になります、オリキャラや色々な漫画や他作品のオマージュをかなり含みます。
    進撃の巨人や他作品から登場人物やアイデアを借りた全くの別作品となります。


    その点に付きまして不快になる方がいましたら申し訳ございません。


    キャラは登場するたびに、別スレッドにてキャラ情報を載せるたりしますので気軽に見ていただけるとありがたいです。


    世界の細かい設定などもストーリーが進むごとに細かく記載していくので安心していただけるとありがたいです。


    期待コメントなど寄せていただけると主は泣いて喜びます。


    別作品も是非ご視聴ください


    (第一章“勇者の軌道”)
    http://www.ssnote.net/archives/90903
  2. 2 : : 2022/01/15(土) 03:57:21
    【第一話】“英雄”



    巨大な爆発音 舞い上がる灰塵 鼻の奥を突くような強烈な匂い

    大量の魔物による無慈悲な蹂躙と、血に染まった眼に漆黒の髪色をした一柱の強大な存在による大量殺戮が突如行われていた




    A%”「ハハハハハ!!!!!さぁ醜悪な子らよ、抵抗し悲鳴を上げ その悲壮に満ち溢れた顔を私に見せておくれ!」





    ???「クソッ間に合わなかったか‼‼」ガンッ

    ???「ナイル副団長おやめください!」

    ナイル「うるさいデニス!!!自由の翼のヤツらはどうしたんだ!!!!」

    デニス「今現在大陸を急いで横断中のこと、最短でも二日ほどかかるとの事です!」

    ナイル「クソっ‼」(なぜヤツ等はこのような事態に居ないのだ!?)


    ナイル「ピクシス聞こえるか!!!」
    ピクシス「聞こえとるわ」


    ナイル「おm!?ハゲどこに居やがった!」

    ピクシス「どうもこうも城壁の周辺の魔物を片付けとったんだ」


    ナイル「こりゃあ魔物の数多すぎやしないか?」
    ピクシス「この数とあの大暴れしとる悪魔、実力も見て侯爵級と言った所だろ」


    ナイル「冷静に分析すんなハゲ!」


    ピクシス「冷静にもなるわ、民衆が何百人も殺されとるんだ」グググ

    ナイル「俺らだけで止められると思うか...。」


    ピクシス「...大群だけならともかくあの悪魔はわしら二人じゃ無理じゃ」スッ

    ナイル「だからと言って諦めるわけにはいかんだろう」

    ピクシス「はぁ...そろそろ腹を括るかのぁ」ググッ



    ????「あらぁ」



    二人「!?」ゾワァ




    A%"「美味しそうな魂がまだ残ってるじゃない!!!」ギロッ


    ナイル「くッ!?」(バレていたのか!?)

    ピクシス「薔薇魔法:赤色散刃‼‼」ハラッ


    A%”(薔薇?)ブシュッ


    A%"「アツッ」(花弁からいきなり高熱の斬撃が飛んできた!?しかも私の肌に傷を付けるほどの威力、しかも広範囲だけど...)

    A%"「そんなちんけな攻撃で私を倒せると思って?」シュー



    ピクシス「いいや?」(やはりこの程度一瞬で治るか)



    A%”「そうか、じゃあ死ね」スッ
                     エクシード・ザ・リミット
    ナイル「させるか!」(複合防御魔術:限界の超越)



    ガァンと言う衝撃音と同時にバリンと割れる音が戦場に響き渡る






    ナイル「ぐッ...ピクシス無事か?」

    ピクシス「あぁ...。なんとかな」



    「まさか」



    ナイル「!?」



    A%”「複合魔法まで使えるだなんてね」


    ナイル「もう破られたのか!?」

    ピクシス「薔薇m((ザクッ

    ピクシス「あがっ!?」(速い!?いつの間にナイフが...)



    A%"「あんたは決断が速いわね、その容赦のなさ嫌いじゃないわよ?」


    ピクシス「アンタが悪魔じゃなけりゃ魂売ってあげてたぞ?」

    A%"「あらぁそれは残念、なら死ぬしかないわね」スッ

    ナイル「ピクシスゥ!!!!」





    ????「お二人ともすみません」



    三人「!?」


    A%"「誰よアンt((



    次の瞬間目の前にいた妖艶な女性は一瞬にして目の前から消し飛び、はるか遠くの外壁へと打ち付けられた



    ピクシス「お、お前...」

    ナイル「グリシャ!?」



    グリシャ「すみません、私一人だけ先に来ました後は任せてください、カルラも遅れてきますピクシスさんは治療を、ナイルさんは魔物の対処をお願いいたします!」シュンッ


    ナイル「了解した!」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ガララッ



    A%"「アノクソガキがぁ!!!!!」

    A%"「ぶっ殺してやる!!!!!!!!!!」



    ヴァルツ「大団長!悪魔です!!!」

    大団長「ムッ!お前は下がっておれ」スッブッシュッ



    A%"「ちょうどよかったわぁ、心臓補充したかった所なの」ハムッ



    大団長「なっ...。そん...な」

    ヴァルツ「大団長!!!!!死んじゃダメです!!!!!」ガッ



    A%"「うるさいわねぇ...ってもう来たの?」







    「あぁ」






    グリシャ「英雄としてお前を殺す」






    A%"「あっそ...なら」




    A%"「悪魔としてこの世界中の人間を根絶やしにしてやる」ググッ
  3. 3 : : 2022/01/15(土) 17:14:50
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ズガンという大きな爆発音と飛び上がる砂塵、煙が晴れると同時に100を超える大量の剣がグリシャの元へ飛んで行く


    グリシャ「ふっ!!!」ガキン


    A%"(クソッこの人間私の剣を全部撃ち落としやがった!!!!どうなってるんだ!!!!)

    A%"「赤に染まれ!!!!!」ギンッ



    血に染まった眼で相手をにらみつけ何かアクションを起こそうとするが



    グリシャ「無駄だ」スッ ブンッ



    A%"は外壁に沿いながら200mほど吹き飛ばされる....。



    A%"「くっ...どうなっているの...」ガラガラ

    グリシャ「もう終わりか?」


    A%"「ほざk((



    英雄と名乗ったその男性はセリフを吐いた少女に対し無数の強大な魔法を打ち続けた


    A%"(どうなっている!?この人間どんな!!!どんな魔法なんだ!!!!)
    A%"(知らなければ!!!!!!)


    次の瞬間少女の髪の毛が幾千もの短剣や槍、斧などに変形し赤色へと変色していく


    A%"「あんただけは殺す...私のためではなく同胞のために!!!!!」ギンッ

    グリシャ「そうか...では」




    グリシャ「私は人類のためにアナタを殺す」スッ

    グリシャ「万物よ私の声に応えろ」



    グリシャがそう魔法を唱えると、周囲の大気 物質 魔力を剣に収束させ剣にまとう



    グリシャ「悪魔よ貴様の名前手向けとして受け取っておこう」グググ

    A%"「私はアロケス、ソロモン様より頂いた数字は%”...あなたの名前も聞かせてもらっとくわ」


    グリシャ「私か、私の名前はグリシャ・イェーガー...」




    グリシャ「この世界の英雄だ!!!!!」ズバン











    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    カルラ「そうしてグリシャ・イェーガーは悪魔を討伐し、国王様から英雄という称号と最上位のクラスを与えられ、皆から称えられる存在になりましたとさ、めでたしめでたし」


    ????「わぁやっぱりパパはすごいんだね!」


    カルラ「そうよぉ?私たちのパパはすごいんだから!」

    ????「パパはいつ帰ってくるの?」


    カルラ「もうそろそろだと思うわよ」ガチャ




    グリシャ「ただいまー!いやぁ疲れた」コキコキ

    ????「パパ!!!!」ダッ


    グリシャ「おぉ!元気だなぁ我が息子よ!元気にしてたか?」

    ????「うん!」



    カルラ「さっきちょうどアナタの話を聞かせてたところよ?」

    グリシャ「えぇ?あの本かい?あの本割と誇張して書かれてるから恥ずかしいんだよなぁ...」



    カルラ「あらそう?カッコいいじゃない」スッ

    グリシャ「うーん...それにこの本書いた人...シュバインオーグなんて人この国に居たかなぁ...?」


    ????「パパねむい」スリスリ


    グリシャ「おぉごめんよ、よっこいせ」スッ

    ????「んむぅ」ネムネム



    カルラ「私も眠いから寝ようかしら」

    グリシャ「あぁおやすみ」グイッ


    二人「?」




    ????「パパ ままおやすみなさいぃ...」


    グリカル「はは/ふふ」





    二人「おやすみなさい」ジジッ








    プツッ










    「アルミン」




    第一話 END
  4. 6 : : 2022/01/16(日) 19:11:07
    今後掲載予定の作品を張っておりました...大変申し訳ございませんm(_ _"m)
  5. 7 : : 2022/01/17(月) 04:54:55
    【第二話】“悲劇”


    945年11月3日


    全員「アルミン10歳のお誕生日おめでとう!!!!!!!!!」


    アルミン「わぁ!ケーキだ!」

    グリシャ「あぁこっちには沢山のお肉があるぞ」



    ワイワイ ガヤガヤ



    カルラ「ふふっ」

    ????「よぉ!誕生日会間に合ったか?」

    カルラ「あら!ハンネスさん薔薇騎士団のお仕事は終わったの?」


    ハンネス「あぁ今日は親友の息子の誕生日会って言ったらな、団長が許してくれたんだ」

    アルミン「あ!ハンネスおじさん!」タッタッタッダッ



    ハンネス「うおぉ!お誕生日おめでとうアルミン!」ヨシヨシ


    アルミン「うん!ありがとう!」エヘヘ



    グリシャ「やぁハンネス久しぶりだな、1年ぶりくらいか?」

    ハンネス「よっ!こっちもこっちで忙しいが、英雄さんの方が忙しいよな」オラオラ

    グリシャ「はは、僕は最近仕事は減ってきた方だよ、9年前の悪魔によるスタンピード以降冒険者の強化の一環と、次世代の子たちの教育の場ができたからね」

    ハンネス「あぁ、確かお前のとこの元団長が教師やってんだろ?」

    グリシャ「あぁ、あの人がやってくれたいるらしいな」

    ハンネス「そうか...」



    ハンネス「もうあの惨劇から9年も経つのか...」

    グリシャ「時間の流れは速いな...」

    ハンネス「俺らもう43だぞ?俺やキースなんかはもうだいぶ老け込んでんのに、お前らは全然年取らねぇよな?」


    グリシャ「ん?あぁ聞いた話によると自身が持っている魔力量が大きければ大きいほど老化が遅いらしいぞ」


    ハンネス「マジかよ!?てかそうか、カルラはそもそも殆ど年取らないのか」


    グリシャ「...私は皆と同じように年を取って死にたいよ」


    ハンネス「俺は200年くらい生きてぇなぁ」

    グリシャ「どうしてだい?」


    ハンネス「新しい嫁さんもらうためかな」


    グリシャ「魔人族あたりじゃないときついぞ...」

    ハンネス「魔人族だなんて縁起の悪い事いうなよ、ただでさえ今ピリピリしてんだ」


    グリシャ「はは、ごめんよちょっとした意地悪さ」


    ハンネス「いいさ、こんな平和な毎日が続いてくれれば俺はいいのさ」

    アルミン「パパたちなに話してるの?」


    グリシャ「大人な話さ」ヨシヨシ

    ハンネス「そいえば今日初遠征なんだっけ?」

    グリシャ「あぁー、たしかそうだね」



    アルミン「なんのおはなしぃ?」


    グリシャ「ん?パパが元々所属していたギルドの団長さんが変わってね、その人が初めてメンバーを連れて遠いところに行くんだ」


    アルミン「どうして遠いところにいくの?」


    グリシャ「そこが安全かどうか確かめるためさ、4つの大きな都市以外に町がないか探索するんだよ」


    アルミン「へぇー!」


    ハンネス「アルミンはどこに所属したいとかあるのか?」


    アルミン「僕?んーとねぇ!んーと、んーーーと」ムムム



    アルミン「パパと同じがいいな!パパと同じギルドに入ってパパみたいにかっこよくなる!」


    ハンネス「だってよグリシャ!!!!いい息子もったじゃねぇか!」ガッ

    グリシャ「あぁ」




    グリシャ(本当だよ...)





    もし...もし叶うのならば




    二人と平和に過ごしたい......。








    次の瞬間王都の中心にそびえ立つ、巨大な城が大陸全土に響き渡るかのような爆発音をたて町中に衝撃波が放たれる




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  6. 8 : : 2022/01/17(月) 05:31:45
    ガラララ




    ハンネス「何が起きやがった!!!!!」


    グリシャ「皆無事か!」


    ハイ!ナントカ! コッチモダイジョウブデス!



    グリシャ「よし、アルミンは!?」


    「大丈夫」



    カルラ「私が守ったわ」

    アルミン「うぅ...怖かったよ」ビクビク



    グリシャ「何が起きたんだ!?」

    ハンネス「おい!」



    ハンネス「外観てみろ!」


    グりカル「なっ!?」




    そこには跡形もなく消し飛んだ城、衝撃波によって崩れたであろう家屋、そして







    宙に浮かぶ一人の存在





    グリシャ「あれは...魔王!?」シュンッ

    ハンネス「グリシャ!?くそっ!!!通信玉が反応しねぇ!!!薔薇騎士団の方に行って被害がどのくらいか見てくる、集まっていただいたお客さんと、カルラさんたちは避難を!」


    カルラ「いえ、私はがれきに埋まっているかもしれない人たちを助けます!」


    ハンネス「わかった!おい!アルミン!」

    アルミン「はい!」ビクッ


    ハンネス「お前だけは絶対に守るからな」ガシッ


    アルミン「うん」シュン


    ハンネス「すぐ戻る!」ダッ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ?????「クハハハ!!!!!いいざまだなぁロッド・レイス!!!!!」


    ?????「貴様らから先の戦争では二人も兵器を送って来よって!!!!」


    ?????「まぁ死んでおるからもう聞こえまい」




    「おい」




    ?????「んー?おやこないだの戦地ではよくもやってくれたねグリシャ・イェーガー」



    グリシャ「何故こんな事をした!!!!!魔王アヴォロス!!!!!!」


    アヴォロス「あぁ耳が痛いから叫ばないでくれ」キキタクナイ



    アヴォロス「こないだの戦争のせいでね、3000人以上の死者を出してしまったんだ」


    アヴォロス「そのせいで民からの支持もガタ落ち、おかげで妹を支持する派閥が多くなってしまってね」

    グリシャ「それはお前たちのせいだろう」ギリッ

    アヴォロス「いや?君たちのせいだ、君とあともう一人」



    アヴォロス「君たちがタダで蹂躙されてくれればこうはならなかった」(死霊魔法極の方:須佐之男)



    グリシャ「そんなのさせるわけないだろう!!!!!!」(あれはなんだ青い...骨の骨格?いや、出し惜しみはできん!!!)

    グリシャ「万物よ、我に力を貸したまえ」ギュウ



    グリシャ「貴様一人如きすぐに終わらせる!!!!!」

    アヴォロス「一人?あぁ...確かに一人かもな」


    グリシャ「...どういうことだ」


    アヴォロス「なんせコイツ等はもう」パン(死霊魔法:死者の戯れ)ズモモモ

    アヴォロス「死んでんだからさぁ!!!!!」(蹂躙しろ!!!!!)



    グリシャ(ゾンビ!?いやこれは人間の死体か!?)


    アヴォロス「俺が魔王であることに村民一万人丸ごと反対している所があってね」


    アヴォロス「少しでも役に立ってもらおうと思って」ニヤァ


    グリシャ(まずい街のほうに!!!!)ギュ

    アヴォロス「行かせるわけないだろう!!!!!」ブンッバチィ



    グリシャ(詠唱が強制的に中断された!?あの青色の骨の骨格が持っている剣、触れると魔法がキャンセルされるのか!!!!)


    アヴォロス「さぁ町が破壊されゆく光景を眺めながら絶望してくれ!!!!!」


    グリシャ「決して私の心は砕けんよ」(万物の剣よ、顕現せよ)スッ

    アヴォロス「いいや、お前の魂が混ざったような魂が“一つ”ある」


    アヴォロス「お前」





    アヴォロス「大切な人がいるだろう」ニチャア


    グリシャ「...その人に手を出してみろ」




    グリシャ「魔人大陸に住まう全生命を殺す」ギッ

    アヴォロス「なら俺を止めてみろよ英雄!!!!!!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  7. 9 : : 2022/01/17(月) 06:17:05

    カルラ「おばちゃん大丈夫ですか!!!」


    おばちゃん「たすかったよ、かるらちゃん」ヨロヨロ


    カルラ「今回復させます!動かないでね?」ボゥ

    おばちゃん「あぁ助かるよ」


    カルラ「できるなら他の方々と一緒に逃げてくださいね?」


    おばちゃん「ありがとうね」ヨソヨソ


    カルラ「ふぅ...この一角はもう終わったかしら、死者も出ていなくてよかったわ」



    オーイカルラァ



    カルラ「ハンネス!」

    ハンネス「はぁはぁよかった!応援呼んできた!」


    七海「どうも七海です、瓦礫の撤去お手伝いいたします」

    リコ「リコ・プレツェンスカです!よろしくお願いいたします!」


    カルラ「ありがとう!ここら一角は終わったから、爆心地付近を何とかしましょう!」


    三人「了解!」




    ウワー!タスケテクレ! マジンダ! ダレカァァァ!


    四人「!?」



    ハンネス「魔人!?目撃情報じゃ魔人は一人って!?」

    カルラ「とにかく急ぎましょう!」バサッ



    リコ「!?」(炎の翼!?もしかしてこの方は、英雄の奥様!?そんなこんな場面で出会うだなんて!!!)

    カルラ「あなた」


    リコ「は、はい!」


    カルラ「仕事に集中なさい」ダッ



    リコ「!?」(そうだ人の生死にかかわることだ!そのことを自覚しとかないと!)パンパン


    ハンネス(リコちゃん連れてきて正解だったな)ヒソヒソ

    七海(えぇ、彼女はあぁ見えて実力だけ見たら薔薇騎士団のなかでも一、二位を争いますからね、ここで今後の彼女の人生は変わるでしょう)


    リコ「皆さん行きましょう!」ダッ


    ハン七「おう!」「えぇ」ダッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    お兄さん「うわぁやめてくれ!!!!」


    魔人「タス...ケ。テ」(火属性魔法:ファイアボルト)


    お兄さん「だれかぁぁぁ!!!!!」ブンッボカァァァァン



    カルラ「大丈夫ですか!?」

    お兄さん「あ、あぁ!助かった!!!!」


    カルラ「さぁ何処かの騎士団本部方面へ、道中にも騎士団員や冒険者が沢山いるともわれます!」


    お兄さん「あ、ありがとう!!!!」ダッ




    カルラ「ふぅ」ガララ

    カルラ「!?」(まだ生きているの!?)


    魔人「コロ。...し...テ」


    カルラ「生半可な威力じゃ駄目ね」(体がかなり鈍っているわね、火力を少し上げるべきかしら)



    「カルラさん頭上です!!!!」


    カルラ「!?」スッ ボトボトボト

    七海「ふんッ」バキィ ズンッ


    カルラ「十人くらい落ちてきたわね、敵の戦力はどのくらいいるのかしら」

    七海「わかりません、おおよそですが1000は超えているかと」



    「お二人とも!!!!」スッ



    リコ「お待たせいたしました!」

    ハンネス「よっ!」



    カルラ「数は12人、私とリコちゃんで6人 ハンネスと七海ちゃんで6人お願いね」


    3人「了解!」


    七海「ちゃんはやめていただけないでしょうか?」

    カルラ「私年下は皆ちゃんを付けるの、ごめんね?」


    七海「...」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  8. 10 : : 2022/01/17(月) 07:52:20

    グリシャ「万物吸引」(あの対象とあの瓦礫を引き寄せあえ)スッ


    アヴォロス(ん?引き寄せられる!?)グググググ


                      スサノオ
    アヴォロス「だけど残念だなぁ!俺の須佐之男の持つ布都斯魂剣(ふしみたまのつるぎ)はあらゆる事象を拒絶する!!!!!」ブツッ

    グリシャ「事象付与」(俺の剣はあらゆる物を切断する)


    アヴォロス「無駄だ!!!」ガッ

    グリシャ「!?」(なるほど事象が矛盾するとどちらの効果も無効化されるのか)ギチギチッギチ



    アヴォロス(どうにか無効化できているな、なら情報量を増やして)ズモモ

    グリシャ「むっ」(ゾンビの追加か!?)



    グリシャ「面倒だn(ガンッ

    グリシャ(なんだ!?一際強力な個体が出てきた!!!!)



    ????「...」



    アヴォロス「死霊魔法:死者撥体(ししゃばったい)って言うんだ、10人以上の死者の魂を強制的に融合させて拒絶反応を起こさせ、爆発的な破壊力を生み出す魔法だ」

    グリシャ(魔法の開示...更に底上げをするか...)

    アヴォロス「改造魔人だからね、自我もそいつの元の魂すらも残ってないから、安心して殺してくれ!!!!」(殺しに行け!)



    改造魔人「...」ダッ

    グリシャ「くっ!」ブンッ



    アヴォロス「ははぁ...///」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    グリシャ「くっ」ガララ


    ガラッ


    グリシャ「ぬっ」(やはり魂を殺すという縛りを付けることで通常の何倍にも強化されるか)



    改造魔人「...」ダッ


    グリシャ「ふっ」(事象把握)スッ

    改造魔人「?」ゴッ ガッ



    グリシャ「急に弱くなったな!」ズンッ


    改造魔人「...   。ウ」ガクッ

    グリシャ「すまない」(瞬発的に魂を消費させることでこれほどの威力を発揮しているのか、それまでは一人分の魂で済ませていたため長時間の権限をよしとしていたのか)



    ガララ


    グリシャ「それが後4体もいるとはな...」



    ゾロゾロゾロ


    グリシャ「早めに片づけなければな」(万物の剣達よ、相手を穿て!!!!!)



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「ママたち大丈夫かな?」

    おばちゃん「大丈夫よ」ヨシヨシ


    アルミン「ほんと?」

    おばちゃん「えぇ兵士さんも沢山いるし大丈夫よ」



    アルミン「うん...」



    ガアァァァァアン



    全員「!?」



    魔人「オンナ...イ...る」


    マジンダ! ニゲロ! ボウケンシャハ! サンニントモシンデル!


    「皆どきなさい!」


    魔人「んぁ?」



    アキノ「魔人こっちだ!」

    ???「お父さん!!!!!」

    ??「あなた!」



    アキノ「こっちに来るなオキ!!!!ミカサ!!!!」ズボッ

    アキノ「あぇ...」



    魔人「ジャマ。。ダ」


    オキ「あなたぁぁぁぁ!!!!」

    アキノ「くる...なコナイデ......k」ガクッ



    魔人「おん。n」ガシッ

    オキ「あガッ...ミカ...さにげて!」バタバタ



    魔人「ん」ゴリッ



    オキ「」カクン



    ミカサ「お父さん?お母さん?いや、いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」



    魔人「ガキ...ウルサイ。」ドサッ








    アルミン「...」

    おばちゃん「アルミンちゃん!!!!逃げるよ!!!!」

    アルミン「ダメだ」


    おばちゃん(この子、なんてちからなのかしら!)


    アルミン「ごめんなさい」バッ


    おばちゃん「アルミンちゃん!」






    魔人「シネ...ガk(バチッ

    魔人「アグゥ。あっ!!!」



    魔人「な...nだ?」ギロッ




    「ごめんね、君」

    ミカサ「...」


    魔人「なんだガ。き!」



    「待っててね」




    アルミン「アイツを殺して敵を討ってやる」ギロッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  9. 11 : : 2022/01/19(水) 07:21:03

    魔人「なん。dおま。。。え」(からだ...しび。rる)



    アルミン「もうお前は喋るな」シュッ



    魔人「あが。」ビリビリ

    アルミン「雷属性魔法:ショックボルト」バチチ



    魔人「んが。!かゆいぃ!!!!」ブンッスカ



    「こっちだ」



    アルミン「遅いぞ」ギロッ

    魔人「!?」ガシッ


    アルミン「雷属性魔法:雷砲」バチュンッパンッ




    魔人「うでぇぇぇ」ドチャッ




    アルミン「立て」


    魔人「よくもお。のうdおぉぉぉぉぉ!!!!!!」ブンッ




    アルミン「黙るんだ、あなたは散々人を殺めたじゃないか」スッスッ


    アルミン「門番を担当してくれた騎士団の方や、彼女のご両親」


    アルミン「その苦しみと悲しみに比べれば」ビリッ ブンッ



    アルミン「あなたの痛みなんて足元にも及ばない!!!!」ゴチャッ

    魔人「うgっ。」





    アルミン「死して償え、雷属性魔法:落雷」ビリリ

    魔人「ガッ」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    カルラ「ほっ!」パシッ ガッ

    カルラ「リコちゃんパス!」ブンッ



    リコ「はい!」(ベクトルよ、集中しなさい!)ブンッ



    魔人三体「がぎゃ(パァン



    カルラ「ナイスよ、リコちゃん」

    リコ「ありがとうございます!」ボトボトボト


    二人「!?」


    カルラ「ちょっとどれだけ来るのかしら」(今度は30体くらいかしら...どうやら手を抜いてる余裕はなさそうね)

    カルラ「リコちゃん魔力ちゃんと温存してるかしら?」


    リコ「はい!」


    カルラ「それじゃあ全力で(ボカァァァァァン



    二人「!?」


    カルラ(あっちはアルミンが避難した方向!!もうあっちにも魔人が!?)「カルラさん!!!」


    カルラ「どうしたの!!!!」


    リコ「あ、あれ」

    カルラ「どうした...の...」(何なのあれ...一際強い気配が二つこっちに)ガシッ

    カルラ「なっ!」
    改造魔人「」グググ



    カルラ「いつのまに!」ブンッガシャァン

    リコ「カルラさん!!!!」ブン



    改造魔人「?」グググ

    リコ「無駄だ、私を中心とした30㎝の空間の力の向きを常に操作している」(早すぎて見えなかった、カルラさんも心配だし30体を超える魔人たちも対処しなければ!!!!)


    改造魔人「」ブンッ


    リコ「早々に片を付けさせてもらうぞ!!!!」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ガァァァァァァァン



    ハンネス「なんの音だ!?」

    七海「ハンネスさん!!また30以上増えました」ガンッ ブチィ

    ハンネス「了解!木属性魔法:樹海散刃」



    魔人20体「アグッ」グサグサ



    ハンネス「よしある程度数減ってきたn(ガシッ バキィ

    改造魔人「」



    ハンネス「がふっ」(なんだこいつ!?急に現れやがった!?)



    七海「ハンネスさん!くっ!」ザッザッ

    七海「!?」(ハンネスさんを吹き飛ばした個体が二体)カチャッ


    改造魔人1.2「」ダッ


    七海「全くもって面倒ですね」ダッ



    改造魔人1「」ブンッ

    七海「ふっ」(速い!ハンネスさんが避け切れないのは無理もない、私でもギリギリだ)ブンッ ゴチュッ


    改造魔人2「」スッ



    七海(連携も取ってくる、しかも身体能力だけ見たら私と同等か)フンッ ズバッ


    改造魔人1.2「」スタスタ



    七海「チッ」(まだ立ちますか、流石に一筋縄には)スッ ダッ





    七海「行きませんね!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  10. 12 : : 2022/01/23(日) 11:47:00
    地震でただでさえ貧弱なネット回線が死んでました今日から更新いたします
  11. 13 : : 2022/01/25(火) 09:34:27



    アヴォロス「ふーん...人間国の冒険者達もやるねぇ」(北の方に参加されるの困るから8000くらいリソース割いちゃったの間違いだったかなぁ)


    「おい」


    アヴォロス「お、遅かったね」ニヤニヤ




    グリシャ「覚悟はできてるんだろうな」ギロッ


    アヴォロス「割とダメージ喰らってんの知ってるんだよ?つよがんなよ」ペロッ


    グリシャ「お前こそ、そろそろ死体尽きるだろ」


    アヴォロス「ご名答」(バレてるか)ニヤァ




    グリシャ「万物よすべてを貫く槍を創造せよ」カチャッ

    アヴォロス「死霊魔法;死者の嘆き」ズモモモモ



    グリアヴォ「来い!!!!!!!!」



    ズガァァァァァァァン



    二人「!?」


    グリシャ「な、なんだ!?」(アレは雷?鳴った方角的に...あっちは避難所の方!?)


    アヴォロス(ゴミの反応が複数消えた、周りにいるゴミどもも魔力に押されて消し飛んだな、しかも英雄の魂の痕跡があるあれは面白そうだ)ニヤァ

    アヴォロス「グリシャごめんな」



    グリシャ「急になんだ」



    アヴォロス「君に興味がなくなった、僕はアレで遊ぶよ」ニチャァ

    グリシャ「!?」(まさか今のはアルミンの魔法か!!!!)



    グリシャ「待て!!!!」


    アヴォロス「君はコイツと遊んでてくれよ」ズモモモ

    アヴォロス「死霊魔法極の型;」



    アヴォロス「即殺明王変幻変殺撥体(そくさつみょうおうへんげんへんさつばったい)」ズモモモモモ


    グリシャ「!?」


    アヴォロス「その子はS級以上の魂を10個、SS級の魂を1つ消費する改造魔人でね、コスパのわりに一度しか使えないし魔力を半分以上喰うし、その間簡単な魔法しか使えなくなっちゃうんだ...だけど」

    アヴォロス「君を足止めするには十分な性能だし、ガキを殺すには簡単な魔法で十分だからね」ニチャァ


    アヴォロス「それじゃ!」ダッ



    グリシャ「待て!!!!」スッ

    改造人間「んあぁ~久しぶりに体動かすなぁ~」




    グリシャ「!?」(喋っている、さっきの個体とは明らかに雰囲気や内包している魔力量が違う)



    改造人間「アンタが俺の相手か?」コキッ


    グリシャ「俺は急いでいるんだ、どいてくれ!」



    改造人間「あいにく俺はそんな良心持ち合わせちゃいねぇよ」スッ

    グリシャ「邪魔だと言っているんだ」ゴゴゴゴゴゴ




    改造人間「いい殺気出すじゃないか」



    グリシャ「殺す」(アルミン無事でいてくれ!!!!)





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  12. 14 : : 2022/01/25(火) 12:42:14
    バサッ バサッ



    アヴォロス「おいしょ、たしかここら辺だったよなぁ」バササ


    マジンダ! キヲツケロ!



    アヴォロス「邪魔だよ」(冒険者か)ズパパパパ



    ギャァ グェ



    アヴォロス「はぁ、もうどっか行っちゃったかなぁ」(まぁそりゃそうか、ここまで民に被害が及んでいないのも冒険者やギルドの円滑な対応によるものか)スタッ

    アヴォロス「技術も我々より遥かに劣っているのにも関わらず、よく生き残ったものだな」



    「おい、お前」ザッ



    アヴォロス「ん?...あぁ君かぁ」ニヤァ






    アルミン「人の命で弄ぶな」ギロッ


    アヴォロス「人の命?僕にしたら命なんて消費するだけの駒なんだよねぇ」



    アルミン「そうか...いや、もういい」ギロッバチチチ



    アヴォロス「君お父さんに似た怒り方するねぇ、脳裏にちらついてイライラするy(バチュンッ

    アヴォロス「...は?」(速い!?しかも片目が逝ったか)ボタボタ



    アヴォロス「ハハハ!!!!!楽しくなってき(ゴチュッ

    アヴォロス「ぐふっ」(こいつガキのなせる身体能力じゃないだろう、能力でブーストされてもここまでのは...)




    アルミン「余所をみている余裕があるのか?」バチィ


    アヴォロス「お前と違って俺は大人だからな」(魔力の流れが少しおかしいな、誰かから魔力の援助を受けてるのか?)


    アルミン「雷属性魔法;雷槌(ミョルニル)」ブンッ




    ズガァァァァン




    アヴォロス「なるほどなるほど、なるほど!!!!!!」ブチッ ボトッ



    アヴォロス「ははは!!!!その年でもう“契約”しているのか!!!!」

    アヴォロス「そりゃあ英雄も肩入れするもんだなぁ!!!!クハハ」



    アルミン「何がおかしい」



    アヴォロス「いやぁ?バカバカしいなって思ってなぁ」


    アルミン「じゃあここで死(アルミン!!!!!



    二人「?」



    グリシャ「無事か!!!!」


    アルミン「お父さ...ん」スゥ ドサッ



    グリシャ「アルミン!!!貴様」ガッギロ




    アヴォロス「待て待て!僕は一方的にやられたんだよ?てかアイツ倒すの早くない?」


    グリシャ「黙れ、お前はもうここで殺す、観念しろ」


    アヴォロス「はぁ、ここで詰むのかぁ、ま!聖王皇国にも嫌がらせしたし国王も殺したし十分かな」

    アヴォロス「いいものも見れたしね」ニヤ


    グリシャ「...」



    アヴォロス「はぁ、早く殺せ」


    グリシャ「何か言い残すことはあるか」



    アヴォロス「んー、そうだなぁ」


    アヴォロス「僕が死んだら妹が国王になると思うんだが」



    グリシャ「む?」



    アヴォロス「妹は僕とは違う、戦争が大嫌いな子でね自身が国王になったときすぐに戦争を止めた三国と同盟を組むつもりらしい」


    グリシャ「ほう、能天気な子だな」


    アヴォロス「僕もそう思うよ...でも妹ならやるさ」


    グリシャ「貴様のせいでそれも難しいと思うがな」




    アヴォロス「君達の国王様には悪いけど、これも第一歩なのさ」


    グリシャ「まさかお前...わざと」


    アヴォロス「あぁ、だけど私欲もあった乗っ取れそうなら乗っ取ったさ」ニヤ


    グリシャ「抜け目ないやつめ、もう十分だろう」




    アヴォロス「あぁいいさ、多分あと一時間もすれば僕の死体を配下が回収しに来るさ」


    アヴォロス「彼らには襲わないよう伝えてある、安心してくれ」


    グリシャ「そうか、それじゃあ死ね魔王」


    アヴォロス「来世でまた会おう英雄」ニヤ









    ブシュッ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  13. 15 : : 2022/02/02(水) 11:27:23
    仕事の合間に書いていたのですが、ここ最近お仕事が忙しくなってきて数日に一度の更新になってしまいます。

    構想自体は出来上がっているのでちょくちょく隙を見つけて書いていきます。
  14. 16 : : 2022/02/16(水) 02:20:15




    ハンネス「はぁ...はぁ...くそっ!キリがねぇ!!!」


    七海「はぁ...っく!」ズバッ




    改造魔人「。」ブンッ



    七海「ぐっ!」ガンッ




    ハンネス「七海!木属性魔法:刺殺造形樹!!!!!」バシュッ


    改造魔人「ヴッ」


    七海「ふんっ!」ズバッ


    改造魔人「。..」ボトッ




    七海「ハンネスさんありがとうございます...」


    ハンネス「あぁ...」(やべぇ、そろそろ魔力尽きちまうぞ...)スタスタ




    改造魔人×12「」ゾロゾロ




    七海「あぁ...またですか...。」


    ハンネス「はぁはぁ...」(グリシャ早く何とかしてくれ!!!!!)





    改造魔人「!?...ガッウグ」




    二人「!?」




    改造魔人「ンガァ...」ドサドサドサバタ





    二人「......」





    ハンネス「やっと...終わった...のか?」



    七海「...復活とかしてこないですよね?」



    ハンネス「変なフラグとか立てないでくれ...不安になってくる」


    七海「すみません」



    ハンネス「はぁ~~~~~!






    疲れた~...」








    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    カルラ「ふんっ!」ガッズンッ


    改造魔人1「ゲッ」

    改造魔人2「ウァ!!」ブンッ



    カルラ パシッ ゴリッ



    改造魔人3「ゥ(バキッ



    カルラ「ふぅ」


    「カルラさん!」




    カルラ「リコちゃん!!」

    リコ「お待たせいたしました!」



    改造魔人×20「ウゥ」



    カルラ「ふぅ、そろそろラストスパートだといいのだけれど」


    改造魔人「グッ」


    二人「!?」


    改造魔人「グァッ...ッ」バタバタドスッ バタッ



    カルラ「...」


    リコ「終わったんでしょうか...?」

    カルラ「っぽいわね」



    リコ「はぁ~~~~~~!!!!疲れたよー!」



    カルラ「ふふ、お疲れ様!」ナデナデ

    リコ「うぅ怖かったよぉ」



    カルラ「よしよし、お疲れ様よくできました!」ヨシヨシ


    リコ「うぅ」




    カルラ(本当によく頑張ったわね)ヨシヨシ



    カルラ(後であの人やアルミンにもご褒美を上げないとね)




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    グリシャ「アルミン...よく頑張ったぞ」ナデナデ


    アルミン「スゥ スゥ」




    ミカサ「」スッ フラッフラッ




    「君」



    ミカサ「」ビクッ



    グリシャ「無事かい?」




    ミカサ「...はい、その人が助けてくれました」




    グリシャ「そうか...親御さんは?一緒に逃げてきてないのか?」



    ミカサ「」スッ→指をさす



    グリシャ「...そうか」スクッ


    グリシャ「つらい思いをさせてしまったね」



    ミカサ「なんで」



    グリシャ「ん?」



    ミカサ「何で英雄さんは私の両親を助けにきてくれなかったの」グググッ



    グリシャ「それは「そのこだって!!!!」



    ミカサ「早く本気を出してたらお母さんたちは死ぬことなかった!!!!」


    グリシャ「...その件は本当にすまなか「謝るなら!」



    ミカサ「謝るなら返してよ!!!!」


    ミカサ「英雄なんでしょ!私のお母さん返してよ!なんでもできるんでしょ!」



    グリシャ「...すまない死者を生き返らせることはできないんだ」



    ミカサ「...だったら」




    ミカサ「だったら死んだほうがマシだ「駄目だよ」



    二人「!?」



    アルミン「駄目だよそんなこと言っちゃ」


    ミカサ「何でよ!お母さんとお父さん死んじゃったんだよ!?私の!!!!!!」


    アルミン「...でも駄目だよ、君は生きなきゃいけない」スッ


    ミカサ「どうして...」グスッ



    アルミン「君を生かすために君のご両親は立ち向かったんだ...だから君は生きなきゃいけない」スッギュウ



    ミカサ「嫌だよ...お父さんたちがいなきゃ、生きてる意味ないよ...それに帰るところだって」スッ



    アルミン「...」スッ


    ミカサ「...え?」


    アルミン「帰ろう」



    ミカサ「...」



    アルミン「帰ろう僕らの家に」スッ





    ミカサ「いいの?」




    グリシャ「あぁ、うちに来なさいいくらでも歓迎するよ」ナデナデ



    ミカサ「そんな...私ひどいこと」


    グリシャ「そんなこといいさ、妻もかわいいい娘ができたと喜ぶ」


    ミカサ「...」




    ミカサ「ふつつかものですがよろしくお願いいたします」グス
  15. 17 : : 2022/02/16(水) 02:56:11


    グリシャ「そういえば君の名前きいてなかったね」




    ミカサ「ミカサです。ミカサ・アッカーマン」



    グリシャ「アッカーマン!?君の親戚にリヴァイという人物はいないかい?」


    ミカサ「え?はい、います」



    グリシャ「なるほど、ならリヴァイに預かってもらっても」ギュッ



    ミカサ「嫌です...」ギュウ



    グリシャ「うっ...そ、そうかならうちにいなさい」ナデナデ



    グリシャ「それじゃあ、アルミンミカサを頼んだよ!私はまだ残党がいないかの確認と、被害の大きさを確認してくるよ!」



    アルミン「うん!」



    グリシャ「それじゃあ、できるだけすぐに戻ってくる」バッ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    国王 ロッド・レイス亭




    コクオウサマー! レイスサマ!



    グリシャ「ペガサス騎士団の方々!」シュンッ



    ペガサス騎士1「グリシャ様!」

    ペガサス騎士2「ご無事でしたか!」



    グリシャ「あぁ!死傷者は!」



    ペガサス騎士1「それが...ご子息の方々はお庭のほうで無残にも...」

    ペガサス騎士2「今現在国王様を探している途中でございます!」



    グリシャ「少し待て!万物よ私にロッドレイスの居場所を!!!!事象把握」ズゥゥゥゥン



    グリシャ「あっちの瓦礫の中です!」



    ペガサス騎士1「みな!レイス様はあちらのほうに埋まってらっしゃるぞ!」


    リョウカイ! カゼゾクセイノマホウツカイハガレキヲウゴカセ!



    ペガサス騎士1「グリシャ様ありがとうございます!」


    グリシャ「いや、大至急急いでくれ!」


    ペガサス騎士1「ど、どうされましたか!」



    グリシャ「もうほとんど息をしてらっしゃらない!」



    ペガサス騎士1「なんですって!?皆急ぐんだ!」




    「駄目です!」




    ペガサス騎士1「んなっ!」


    ペガサス騎士3「謎の魔術が常にかけられていて瓦礫を上げることができません!」



    ペガサス騎士1「な、なんですって!」


    グリシャ「どいて下さい!」



    グリシャ「万物吸引!」グググググ



    グリシャ「!?」(吸い上げられない!?どれほど強固な魔術が「どいて下さい」



    全員「!?」



    ペガサス騎士1「ま、魔人族!」チャキッ

    ペガサス騎士2「剣を構えよ!」



    チャキチャキ シャッ 




    ?????「私は戦いに来たわけではありません」


    グリシャ「お前はグリムオン・アルトルージュ!?」


    グリムオン「数年前の戦争ではお世話になりました」



    グリシャ「...お前がアヴォロスの死体を回収しに来たのか」


    グリムオン「はい、私ならば誰にも殺されず帰ってこれるだろうという案で」



    グリシャ「大した自身だな」



    グリムオン「それよりあなた達の国王が死にかけているのによろしいのですか?」



    ペガサス騎士1「そんなことを言って!とどめを刺すのではないだろうな!」


    グリムオン「別に放置したままでもよいのですよ?ですがこれは魔人族の王族か一部の者にしか使えぬ拘束魔術です」

    グリムオン「それも多種族を尋問するときに使う用の」



    ペガサス騎士1「くっ!だが!「やってくれ」




    ペガサス騎士団「!?」




    グリシャ「やってくれ」


    ペガサス騎士1「で、ですが!」


    グリシャ「やらせて差し上げろ」ギロッ


    ペガサス騎士1「...っくっ!」



    ペガサス騎士1「...やってくれ」



    グリムオン「承知した」(残虐なる者の束縛よ かの物とかの者の縛りを解き その邪悪なる勘事から解き放て)




    グリムオン「禁忌の赦し」グラッ



    ペガサス騎士1「今すぐ持ち上げろ!」


    ウオォォォォォ




    グリシャ「ありがとう」

    グリムオン「いや、かまわない妹君が開放してやってくれと頼み込んできたからな」

    グリシャ「なるほど」


    グリムオン「さぁわが君の場所へ案内してくれ」


    グリシャ「あぁこっちだ」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  16. 18 : : 2022/02/16(水) 03:31:34


    スタスタスタ



    グリシャ「ここだ」スッ



    グリムオン「...」




    グリシャ「殺めてしまってすまない」


    グリムオン「いや、あの方がやり始めたことです」


    グリシャ「むっ」



    グリムオン「なのでしょう?あの方はあの勇者とあなたに相当な恨みを抱いていましたから」



    グリシャ「すまなかったな」



    グリムオン「いえ、この方は同族を一万人以上殺害いたしました、それだけでも許されざることです」


    グリシャ「やはりか」



    グリムオン「本当にすまなかった」


    グリシャ「あぁ、当分はこの国に魔人族は住みつらいと考えたほうがいい」



    グリムオン「...そうでしょうね」スッ



    グリムオン「こんな楽しそうな顔をしたまま亡くなって...どれだけの人を傷つけたか...」


    グリシャ「...お前も大変だな」


    グリムオン「えぇ、私は妹君のほうがお好きなので」



    グリシャ「そうか」


    グリムオン「それではこちらの方で死体を処分させていただきます」バサッ




    グリシャ「あぁ気を付けて」




    グリムオン「本当に迷惑をかけてしまってすまない」



    グリシャ「あぁ、早く帰れ」




    グリムオン ペコッ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





    こうして魔王アヴォロスの人間国襲撃は幕を閉じた



    被害者数は140人にも上り大変な被害へとなった。



    現国王ロッド・レイスは騎士団に助けられるも数日で天寿を全うした、先代からの遺言により次期国王はダリル・ザックレーが就任。


    ダリル・ザックレーの政策により人間国は完全に他国との共生を遮断、国内にいる魔人族は完全撤退となった。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    数日後



    ガチャ




    グリシャ「ただいまー!アルミンはいるか?」


    カルラ「おかえりなさい」スッ



    カルラ「あの子はまだ起きてないわ、ちょっと待ってね」

    カルラ「ミカサちゃーん!」


    ミカサ「はい」ヒョコ


    カルラ「お寝坊さんを起こしてきてくれない?」



    ミカサ「ん」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ガチャ




    アルミン「スースー」


    ミカサ「」ヒョコ




    ミカサ「すぅ...」




    ミカサ「アルミンおきて」ボソボソ


    アルミン「うわ!?何!?ってミカサかぁ~」




    ミカサ「グリシャさんが帰ってきた」


    アルミン「えっ!ほんと!」


    ミカサ「嘘はつかない」



    アルミン「お父さーん!」バッ ダッ


    ミカサ「まって」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ガチャ


    アルミン「お父さん!お帰り!」ダッ


    グリシャ「うおぉ!アルミン危ないぞ!」


    アルミン「へへぇ~!」




    カルラ「アルミンおはよう」ニコッ


    アルミン「おはようお母さん!」


    カルラ「皆ご飯できてるわよ」カチャッ



    アルミン「食べる!」

    ミカサ「ん」



    カルラ「ミカサちゃんありがとうね」チュッ


    ミカサ「」テレッ




    カルラ「かわいいー!よしよし!」ギュウウナデナデ


    ミカサ「///」ホンワカ


    カルラ「そういえばアナタ、アルミンに何か用事があるんじゃなかったの?」



    グリシャ「おぉそうだ」


    アルミン「僕に用事?」




    グリシャ「あぁ...アルミン」


    アルミン「何?」


    グリシャ「今日からパパと魔法の訓練...するかい?」




    アルミン「え....」






    アルミン「する!!!!!!!」


    アルミン「やったー!魔法!魔法!」



    カルラ「アナタ訓練学園に行くまで魔法は教えないって」ヒソヒソ

    グリシャ「気が変わったんだ、あの子は今から教えなければいけんない」ヒソヒソ

    カルラ「どうして?」

    グリシャ「うまく言えないがそうしなきゃいけない気がするんだ」ヒソヒソ


    カルラ「はぁ、わかったわ」ギュッ


    カルラ「ミカサちゃん?」

    ミカサ「私も...教えてほしい」



    グリシャ「...ミカサ」スッ


    ミカサ「?」


    グリシャ「パパはきついぞ?」



    ミカサ「うん、でも」





    ミカサ「私はアルミンを守りたい」


    グリシャ「...よしわかった!ミカサにも教えよう!」



    アルミン「ほんと!?やった!ミカサ頑張ろうね!」

    ミカサ「うん!」




    カルラ「ふふ」


    グリシャ「ははは」



    ヨーシ!ジャアキョウハナベニシヨウ! ソウシマショウカ ホント!ヤッター!







    第二話 "END"
  17. 19 : : 2022/03/04(金) 03:04:30
    【第三話】“魔法”






    グリシャ「それじゃあ、今日から魔法とその他の事について教えるぞ!」ペラッ



    二人「はい!」



    グリシャ「じゃあアルミン魔法の基本的な属性は?」




    アルミン「はい!火 水 木 土 風です!」


    グリシャ「正解だ、それじゃあほかに具体的にどんな属性があるかミカサはわかるか?」



    ミカサ「雷や闇、光などがあります」



    グリシャ「正解だ」ナデナデ


    グリシャ「他にも元自由の翼騎士団団長のキース・シャーディスさんが使う砂属性魔法や、バラ騎士団のドット・ピクシスさんのバラ属性魔法などがある。」


    グリシャ「それじゃあ無属性魔法について知っているものはあるかな?」



    アルミン「お父さんの魔法!」


    グリシャ「正解だ!二人とも物知りだなぁ!」ナデナデ



    二人 ニコニコ



    グリシャ「無属性魔法は具体的に言うと自然に反するものであると考えられている」



    ミカサ「自然に反する?」



    グリシャ「んー...説明が少し難しいね、例えば火を出したり水を出現させたりさせるのを火属性魔法、水属性魔法と呼ぶけど」


    グリシャ「私のように物を動かしたり、物をどこからともなく出したりするのを無属性魔法って言ったりする」



    ミカサ「ふぅん」



    グリシャ「そこら辺の定義は国によって変わるから何とも言えないけどね」



    ミカサ「国によって違うの?」




    グリシャ「あぁ」ペラッ


    グリシャ「人間国は自然に関係していないものを無属性、獣人国は体内に政令が宿っていないものが使用する魔法を無属性魔法、魔人国はその人が持つ魔力の色で判断する」



    グリシャ「魔人族や獣人族は例えその人が火を出したり、気を生やしたりできても、その人がそれに反しているなら無属性と判断するんだ」



    アルミン「それ知らない!」



    グリシャ「他国を渡り歩かないと手に入らない貴重な意識だからな、訓練学校に行ったら習うから今覚えなくても大丈夫だぞ」ナデナデ




    アルミン(後でメモしとこう!)



    グリシャ「それじゃあ次に、魔術について語ってみようか」





    アルミカ「魔術?」





    グリシャ「そう、あんまり人間国では流行ってないな」


    アルミン「魔術ってどんなことができるの?」



    グリシャ「魔術はまだまだ不明なことが多くてね、例えば身体能力を上げたり 相手のステータスを多少下げたりすることができるんだ」



    アルミン「何それすごい!他には!」



    グリシャ「他にはかぁパパはあんまり詳しくないけど爆破したり、剣をなんか強化したりする...正直あまりであったことがないからよくわからないが」



    グリシャ「時計塔と呼ばれる場所が魔術師を育成しているんだ、そこにいる魔術師の教員たちは皆、SS級の冒険者並の実力を持ってるんだ」



    アルミン「パパはいったことある?」



    グリシャ「んー?一度だけね、まぁ追い出されちゃったけど」


    アルミン「戦った?」


    グリシャ「あぁ戦ったよ、すごい強かった」



    アルミン「...勝った?」




    グリシャ「んー...引き分けちゃった」


    アルミン「そっか...」




    ミカサ「他に魔力を使ったもので面白いものはありますか?」



    グリシャ「ん?あーそうだな...二人はこれ見える?」


    アルミカ「?」



    グリシャ「じゃあまずは魔力の使い方を教えようか」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  18. 20 : : 2022/03/04(金) 03:43:38

    グリシャ「二人は魔法使ったことある?」





    アルミン「多分...?」


    ミカサ「一回だけ」



    グリシャ「二人は自分が使用する魔法の属性は覚えているかい?」



    アルミン「雷!」

    ミカサ「火 水 木 風 土です...」




    アルミン「ミカサそんなに属性あるの!?」


    グリシャ「5属性!?それは凄いな」



    グリシャ「それじゃあ二人は魔法は使ったことあるね?」





    アルミカ「はい!」




    グリシャ「その時うまくいったかい?」



    アルミン「僕は覚えてないや」

    ミカサ「私はうまくいきませんでした」



    グリシャ「じゃあなぜ上手くいかなかったか、わかるかい?」




    ミカサ「...わかりません」




    グリシャ「それは多分だが、イメージと魔力の使い方を身体がまだ覚えていないんだ」


    ミカサ「イメージ?」


    グリシャ「そう、イメージだ」






    グリシャ「例えばだが、初級魔法ファイアボールを使用するとしよう」



    グリシャ「まずは身体の魔力を手や杖から出すイメージを頭で思い浮かべる」




    アルミン「手から撃つ...」




    グリシャ「そして次に頭で魔法の式を思い浮かべ、詠唱をする」


    ミカサ「式?」


    グリシャ「そうだ、式を思い浮かべると身体にある魔力は式に溜まっていくようになる」



    グリシャ「そうして溜まった魔力を放つ事で魔法が発動するんだ」




    アルミン「はい!」



    グリシャ「はい!アルミン!」




    アルミン「式がわからないと使えないんですか!」



    グリシャ「そんなことはないぞ、だけど魔法を撃つ上で式を作っておくこととで威力が上がったり 式を書き換えて弾の速さを変えたりできるんだ」




    アルミン「へぇー!」



    グリシャ「詠唱だけでも発動するにはするが、威力は多少下がってしまうのが欠点だ...だから勉強は大事だぞ!」



    アルミン「沢山勉強します!」



    グリシャ「よし、それじゃあ次だ」




    アルミカ「はい!」



    グリシャ「それじゃあ、次は魔力による身体能力の強化だ」



    ミカサ「魔術とは違うんですか?」


    グリシャ「あぁ!全然違うぞ!」




    グリシャ「魔術による身体能力の向上はあくまで自身の基礎身体能力に魔力でプラスする形になる、時間が立てば消えちゃうし魔力を馬鹿みたいに喰うのが難点だが、純粋に身体能力をに1.5倍にするって考えると強い」



    グリシャ「魔力による身体能力の強化は武器を装備する形に近いな」



    アルミン「武器?」



    グリシャ「あぁ、魔術での強化は基礎を上げるのに対して、魔力は威力や防御力を上げる装備を一時的にまとっている状態を想像したほうが早いかもな」



    グリシャ「ちなみにだが、さっき見えるって聞いたときあるだろ?」



    アルミン「うん!」



    グリシャ「あれは魔力で文字を書いていたんだ」



    アルミン「魔力で文字?」

    グリシャ「そう、そしてそれを見るには魔力で目を強化することで見えるようになるんだ」



    ミカサ「目を魔力で?」



    グリシャ「そう、魔力を目に込めることで相手の魔力の流れを読めるようになるんだ」


    アルミン「何で読むの?」



    グリシャ「だって魔力をそこに纏うって事はそこで攻撃しますって言ってるようなもんだからな」




    アルミン「なるほど!!!」


    グリシャ「だから訓練学園に行くまでに目に魔力を込める方法と、魔法の使い方、魔力の強化と基礎体力を作っていく」



  19. 21 : : 2022/03/04(金) 03:56:28
    アルミン「うげ...なんで運動しなきゃいけないの?」



    グリシャ「強化魔術を使えないと自分の身体能力を底上げできないからな、いくら魔力が高かったり魔力で纏えても身体能力が貧弱だと相手に近づいたりすることもできないからな」


    グリシャ「特にアルミン、アルミンの雷属性魔法はかなり身体能力を上げる魔法がある」




    アルミン「そうなの!?」



    グリシャ「あぁ、だがそれは自身の体を鍛えていないと全身に電気が走り回って感電する」




    アルミン「え」



    グリシャ「私が昔教えていた子はその技を使って一時間くらい痺れていたが、原因は身体能力が低く魔力を過剰に乗せる必要があったからだ」


    ミカサ「でも遠距離攻撃だけなら鍛えなくても」




    グリシャ「残念だが、魔法は簡単によけられる」



    ミカサ「!?」


    グリシャ「防がれたりもすることが多い、それでいうと魔術の中に魔力障壁という魔術があったはずだがそれで防がれることが多い」


    グリシャ「それに殴り合いになったら負けって言ってるようなもんだからな、身体を鍛えておいて損はないよ」




    アルミン「うぐぐ」


    ミカサ「頑張ろう」ナデナデ



    グリシャ「まぁ徐々に徐々に鍛え上げていこう」




    二人「はい!!」




    グリシャ「よし!それじゃあトレーニングは明日から本格的にやるぞ!!!!」



    グリシャ「頑張るぞー!」

    三人「えいえいおー!」




    アルミン(本当は超嫌だなぁ)








    第三話“END”
  20. 22 : : 2022/03/17(木) 02:20:15
    第四話“アッカーマン一族”




    アルミン「だはぁぁぁぁ!!!!!!疲れたぁぁぁ」




    グリシャ「はっはっは!アルミンはやっぱり体力ないなぁ」


    ミカサ「ふふ」




    アルミン「はぁはぁ...んくっミカサよく息切れしないね」



    ミカサ「私はまだできるよ?」




    アルミン「うぇ!?」




    グリシャ(アルミンは分かり切ってはいたがミカサは思った以上に動けるっぽいな...15㎞のランニングで息切れ一つなし...これは化けるな)




    アルミン「お父さんまた走るの?」ハァハァ



    グリシャ「少し昼休憩しようか、母さんがサンドイッチ作ってくれてるぞ」



    二人「食べる!!」



    グリシャ「ははは!休憩しようか!」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    グリシャ「こっちの家に来て一か月くらいたったがどうだ?慣れてきたか?」


    ミカサ「はい、だいぶ慣れてきました!」


    グリシャ「いいことだ」ズズズズ



    アルミン「うまっ」モグモグ



    ミカサ「アルミンほっぺついてる」ヒョイ パクッ



    アルミン「ありがほ」モグモグ



    ミカサ「ふふ」

    グリシャ(ミカサはいいお嫁さんになりそうだなぁ)



    アルミン「そういへばミカサの家ってどんな家だったの?」


    ミカサ「?」


    アルミン「いや...どんな感じの人たちだったのかなって」




    グリシャ「そういえば聞いたことなかったな、どんな地域に住んでたのか?」



    ミカサ「...んぐっ...地域的には北の方の山奥で私たち三人で暮らしてた」ゴクッ


    グリシャ「北の方というと聖王皇国の方か」パクッ



    ミカサ「多分?周りにほかの人はいなかったからあんまり分かりませんでしたが位置的にここだろうなって場所はある程度把握しています」


    グリシャ「なるほどな...こんど見に行くか?」



    ミカサ「!?」



    グリシャ「あぁ私の魔法なら多分すぐに行けるぞ」



    ミカサ「...行きたいです」


    グリシャ「よし!アルミンそれ喰ったら行くぞ」グイー



    アルミン「ふぁーい」モグモグ ング




    アルミン「ごちそうさまでした!」

    グリシャ「ごちそうさん」

    ミカサ「ごちそうさまでした」パンッ



    グリシャ「よしっそれじゃあ地図を確認していってみようか」ガサゴソ


    アルミン「お父さん?」

    グリシャ「ん?」


    アルミン「そのバックってなに!?」


    グリシャ「あぁそういえば仕事のバック見たことなかったな、このバックは拡張魔術と次元虫という魔物の素材でできる魔法のバックだ」


    アルミン「中はどうなってるの?」


    グリシャ「中はものすごく広い倉庫みたいになってるぞ、物は入れられた状態で保存されるし超便利だが超高い...1000万Gかかる(1G=10円)」


    アルミン「どぅえ!?」


    グリシャ「まぁアルミンが訓練学校卒業したらくれてやろう」


    アルミン「ほんと!?」


    グリシャ「あぁ!」


    アルミン「約束だからね!」グイグイ



    グリシャ「あぁ、約束だ」ナデナデ



    アルミン「ふふん!」



    グリシャ「ミカサにも何か上げよう、ミカサはどんなのがいい?」


    ミカサ「...あんまりイメージが」


    グリシャ「なるほど...まぁ卒業してからだな」ナデナデ



    ミカサ「ふふ」





    グリシャ「おっ地図があった!よしそれじゃあ行こうか!」


    アルミカ「はーい!」




    グリシャ「ほら手つないで」ギュウ





    グリシャ「万物よ私をわが地に呼び寄せろ」シュンッ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  21. 23 : : 2022/03/19(土) 00:23:39



    シュンッ




    グリシャ「おいしょ、二人とも大丈夫かい?」



    アルミン「ちょっと気持ち悪い」ウプッ


    ミカサ「私は大丈夫です」





    グリシャ「ここら辺の山であってるかな?」



    ミカサ「はい、この道を辿っていけば家につきます」


    グリシャ「ならここからは歩いていこうか」




    アルミン「休憩は?」



    グリシャ「歩くんだから大丈夫だろう、ほら行くぞ」


    アルミン「は~い...」







    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    グリシャ「そういえばさっきから気に何か赤い目印があるけど何なんだい?」




    ミカサ「わかりません、だけど一族に伝わるおまじない?だそうです」


    グリシャ「おまじないか...なんかの文字なのだろうが...少し特殊だな魔術だな...」





    ミカサ「魔術?」



    グリシャ「あぁ、一族に伝わるということだったからね少し昔の魔術の刻印か何かのだろうが...不思議だな」



    ミカサ「...」






    グリシャ「アルミン大丈夫か?」


    アルミン「さっきよりは大丈夫...」




    ミカサ「見えた」



    二人「!」



    ミカサ「あれが私の家」






    そこにあったのはこじんまりとした家が一軒のみ建てられており、あたりは雑草でおおわれており人が住んでいなかったのではないかというほどの荒れようだった。





    ミカサ「うそ...どうして?」


    グリシャ「どうしたんだい?」



    ミカサ「まだ家をでて一か月ほどしか経っていないのにどうしてこんなにも...」



    アルミン「畑の野菜たちも隅まで枯れてる...」

    グリシャ「...少し周りを見てくる」スタスタ




    アルミカ「...」




    アルミン「中...見に行く?」


    ミカサ「...うん」スタスタ





    扉にはびっしりとツタが張っており壁の一部は焼け焦げている...。





    アルミン「ここから入るの?」


    ミカサ「うん、ここの草どかそう」




    アルミン「そうしようか」ブチッ

    ミカサ「私はこっちを切る」スパッ



    アルミン「カギは空いてる?」


    ミカサ「わからない、一応しめて出たから...カギはお母さんたちが持ってたし...。」



    アルミン「...壊すわけにはいかないしね...」





    グリシャ「お、二人ともここにいたか」



    アルミン「あ、お父さん」

    ミカサ「グリシャさん」




    グリシャ「カギはこれで間違いないかい?」



    ミカサ「ッ!?...それ!!!」




    グリシャ「やはりここは少しおかしいと思ったんだ...」


    アルミン「おかしい?」




    グリシャ「あぁ、ここは異常に地上から発する魔力が大きい...通常じゃ考えられないくらいだ」



    アルミン「それで草が?」


    グリシャ「いや、それだけじゃない...さっきから道にあった文字あるだろ?」



    アルミン「あったっけ?」



    グリシャ「...まぁあったんだが」

    グリシャ「それは侵入者を追い返すための大規模な魔術の罠だったよ」



    二人「!?」



    グリシャ「多分だが、さっきはミカサといたから発動しなかったんだと思うが...それほど一族以外を寄せ付けたくはなかったのだろう...」



    ミカサ「私たちの一族は閉鎖的でお母さんがお父さんのところに嫁ぐ事になってからは一度も会っていなかったらしいので...」



    グリシャ「それほどまでに閉鎖的な一族は人間族じゃ珍しい」



    ミカサ「...開けてもいいですか?」



    グリシャ「あぁ開けたまえ、ここは君の家だ」






    ミカサ「」ゴクッ










    ガチャッ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  22. 24 : : 2022/03/25(金) 07:43:17


    ミカサ「ただいま...」



    アルミン「うわぁ...中までこんなに古くなってる...」

    グリシャ「まぁ周りもかなり古びていたからな...手入れをする人間がいなければこうなってしまうだろうな」




    ミカサ「今思えばお母さんたちはよく家に魔法をかけていました...」


    グリシャ「魔法?」


    ミカサ「はい、一度聞いたことがあるんです...どうして毎日魔法をかけるの?って」


    ミカサ「そうしたら「ミカサは肺が弱いからこの家をピカにピカにして、汚れのないきれいな空気にしてあげてるのよ」って...」



    グリシャ「なるほど...多分だがミカサちゃんがよく咳をしていたりしていたのは、魔力この土地が発する魔力のせいだろうな」

    グリシャ「魔力が多い場所では小さい子供などに害がある、だから魔力遮断系の魔術や魔法を駆使して君を守っていたんじゃないか?」



    ミカサ「...そうかもしれません」



    グリシャ「少し疑問が残っていたのだが、君のお母さんはお父さんに嫁いできたんだよね?だったらアッカーマンではなくお父さんの性になるはずなんだけど...」


    ミカサ「それは分かりません...」


    グリシャ「ふむ...すまないね...それでは持っていけるものは持っていこうか!アルミンも手伝ってあげなさい」


    アルミン「はーい!」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「ミカサ~この絵本は?」


    ミカサ「それは三歳ぐらいのときに買ってもらった絵本、懐かしいけどあまり好きなお話ではなかった」


    アルミン「どんな本?」



    ミカサ「確かはるか昔の巨人の王様を倒すお話」


    アルミン「へぇ!面白そう!」




    ミカサ「けどその王様は物凄く辛くて小さいころからあんまり好きな話ではなかった」

    アルミン「ふぅ~ん...今読めば世界が変わるかもよ?」

    ミカサ「いいお話なのではあるのだけれど、やはり好きにななれない」



    アルミン「ちょっと興味わくなぁ」


    ミカサ「五巻まである長いお話だけど、アルミンなら多分すぐ読み終わる」


    アルミン「著者は?え~っと...ゼルレッチ?有名な人なのかな?」




    ミカサ「わからない...あまり聞いたことのない名前」


    アルミン「まぁこれも箱に入れちゃおうか」


    ミカサ「うん」ガサゴソ



    アルミン「皆の写真も入れたし、大切そうなものも入れたし...後は大丈夫そうかな?」

    ミカサ「うん、ありがとう」

    アルミン「ふふん!どういたしまして!」




    グリシャ「おーいミカサちゃん!」




    ミカサ「はい!」


    グリシャ「ミカサちゃんの家って地下室あるかい?」


    ミカサ「地下室...あ!お父さんの仕事部屋だと思います!お父さんは冒険者をやめてからは色んな模型など作っていたので!」



    グリシャ「ふむ...見に行ってみるかい?」



    ミカサ「はい!見てみたいです!」スタスタ

    グリシャ「アルミンもこっちおいで」



    アルミン「行くー!」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  23. 25 : : 2022/04/05(火) 17:31:12
    引っ越しとネットの開通終わりました!ここからじゃんじゃん書いていきます!
  24. 26 : : 2022/05/15(日) 19:01:34
    皆さまお久ぶりです。



    完全に忘れておりました...はい...。



    今日からちゃんと書きます...。
  25. 27 : : 2022/05/16(月) 20:43:18



    グリシャ(やはり地下室があったか...土地から流れてくる魔力に加えてさらに歪な魔力が気になったからな...)


    グリシャ「ドアとかは...?ないのかな?」



    ミカサ「えっと...たしか...どこかに文字が書いてあってそこに文字があるのでそれに魔力を流していた気がします...」




    グリシャ「なるほど...。」(私の感知に引っかからない魔法陣...どうやらアッカーマン一族は一味違うようだな...。)


    グリシャ「よし、なら文字を探そ「父さーん!」




    アルミン「床のこれはー?」

    ミカサ「それ!!」



    グリシャ「でかした!」



    ミカサ「これに魔力を流せば大丈夫です!」

    グリシャ「よし!」ググググググ





    魔力を流すと部屋全体が魔力に覆われ、壁と床が動き出し、階段が現れる。




    グリシャ「よし、行こうか」


    アルミカ「はい!」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    グリシャ「長いな...」コツコツ



    アルミン「ミカサは地下室はいったことあるの?」

    ミカサ「んーん、お父さんの邪魔しちゃダメって言われてたから」



    アルミン「なるほどねー!」


    グリシャ「む?扉がある」




    グリシャ「開かないな」(魔力を込めてもダメか)ガチャガチャ



    アルミン「カギとかは?」

    グリシャ「それもなさそうだな」





    ミカサ「LAGU(ラーグ)」ガチャ




    グリアル「!?」



    ミカサ「あ、開いた」

    グリシャ「い、今のは!?」



    ミカサ「へ!?え、えっとドアに書いてあった文字を読んだだけ...です」




    グリシャ「なるほど...わかったぞこれはルーン文字か!?」


    アルミカ「ルーン文字?」


    グリシャ「ルーン文字っていうのは1000年以上昔の神様が存在した時代に使われていた文字なんだ...まさかアッカーマン一族がそれを継承していたとは...。」



    ミカサ「ドア開きました」




    グリシャ「おぉ!そうだ!よし入ろう!」ガチャ


    アルミン「...なにあれ?」



    グリシャ「剣...いや刀か!?」スタスタ

    ミカサ「あれは...(ねぇ)


    ミカサ「!?」(誰!?)



    グリシャ「ん、ミカサちゃんどうした?」



    ミカサ「いえ(我の声ガ聞コえることは喋るなヨ)


    ミカサ(どうして?というか誰なの?)

    (俺達か?俺達は目の前にある刀だ)



    ミカサ(なぜ刀が...お喋りするの?)


    (少し特殊なのよねぇ、私達)



    ミカサ(達?)



    (ソう、我らはフつうの刀デわない)



    ミカサ(...何て呼べばいいの?)


    (俺はB!#のベレト)


    ミカサ(...何て?)



    (普通の人には聞こえないのごめんなさいね?私はZ❕&のゼパル、よろしくね)



    ミカサ(は、はい)



    (我はV#のヴァサゴだ)



    ミカサ(で、なぜ貴方達が刀に?)


    (それは色々ある、私たちは好きでこうなったわけではない...それよりコイツをどけてくれ)



    グリシャ「やはりこの刀から...」(複数体の悪魔の反応...)



    ミカサ「すいません...その刀私がもらってもいいですか?」

    グリシャ「...あまりおススメしないよ」



    ミカサ「わかってます、それがどんなに曲が禍々しいものかも」



    グリシャ「わかった、これは君が持て」カチャ

    ミカサ「」ゴクッ



    トクン



    ミカサ「アガッ!?」




    アルミン「ミカサ?」

    グリシャ「離れなさい」ググッ


    アルミン「うわっ!」ガシッ




    ミカサ「はぁ~い、英雄さんこんにちは!」シャキン




    グリシャ「中で宿っている悪魔か」


    アルミン「悪魔!?」



    ミカサ「そうよぉ?私はゼパルよろしくねぇ?」


    グリシャ「ゼパルか...彼女の体を返しなさい」ギロッ



    ゼパル「ふふふ、やなこった」ギロッ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  26. 28 : : 2022/05/16(月) 22:05:31


    グリシャ(前に戦った悪魔より格段に強い...魔力の総量も私の二倍以上)



    ゼパル「ハハッ、久しぶりの緊張感だ赫灼装甲」ジュウゥゥゥウ




    グリシャ「!?」(当たりが溶け始めている...。)


    グリシャ「アルミン!上に上がりなさい!」




    アルミン「う、うん!」




    ゼパル「キャハッ余所向いてていいの?」


    グリシャ「あぁ」





    グリシャ「アルミンが無事なら遠慮なく戦える」ギロッガッ


    ゼパル「ん!?」ガシッ



    グリシャ「ふんっ!」ブンッ




    ゼパル「んがっ」ボコンッピシィ

    グリシャ「ぬん」ボキャッ

    ゼパル「えほっ!?」ポタポタ



    ゼパル「容赦とかないわけ?この体の少女の事いたわりなさいよ!」

    グリシャ「お前とあの子の体のパスは完全に切れているのは分かっている、お前を消しかけてもあの子に被害はいかん」スッ


    ゼパル「あっそ知ってたの?なら」



    ベレト「急に俺に代わるな」スッ



    グリシャ「!?」(人格が変わった...いや)

    グリシャ「中身が入れ替わったか!」ブンッ




    ガアァァッァァン



    ベレト「魔斧・アイムール」ギチギチギチ


    グリシャ(魔力は先ほどの悪魔より格段に下...だが戦闘のセンスに関してはこいつが格段に)


    グリシャ「!?」バシュンッ


    グリシャ(武器が変わった!?)



    ベレト「魔弓・フェイルノート」



    グリシャ「なるほどな、なら」(万物吸引)ググググググ




    ベレト「ん、さっきの子供を引き寄せた魔法か」グググ


    グリシャ「こっちにこいよ、俺のこぶしが待ってるぜ」グググ



    ベレト「俺に男色毛はない」

    グリシャ「なら」ダッ



    ベレト「っち、こっち来るなよ魔剣・天帝の剣」スッ



    グリシャ「万物の剣よ」スッガキンッ




    ベレト「...」ググググジャキングググ

    グリシャ「さっさと」シュンッガシッ



    ベレト「む?」



    グリシャ「万能負荷」スッ

    ベレト「ングッ」ズシャン ググググ



    ベレト(これは...時間低速 重力負荷 魔力強奪 筋力強奪 麻痺毒 暗黒...これらすべての状態異常を一つの魔法で...!?)

    グリシャ「じゃあな、悪魔ども」シュンッ


    ベレト「ブッ」ズパンッ


    グリシャ「ふう」



    ミカサ「あ...ぐ、グリシャさん」

    グリシャ「あぁ私だ」



    ミカサ「私...ごめんなさい」


    グリシャ「いや、いいさ...あの刀は君が成長したとき渡そう」


    ミカサ「はい...」


    グリシャ「よし、それじゃあ家に帰ろう」




    ミカサ「...はい」










    “第四話” END
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  27. 29 : : 2022/05/20(金) 00:37:40
    【第五話】“入団式”



    ハァッ! フッ





    ミカサ「シッ!」ブンッ


    アルミン「ぶっ」ゴチャッ





    ミカサ「フンッ!!!!」ゲシッ


    アルミン「ぐへっ」




    ????「そこまで!」




    ミカサ「アルミン大丈夫?」スッ

    アルミン「お父さん...もっと早く止めてもいいんじゃない?」ガシッ



    グリシャ「それじゃあ訓練にならないだろう、それに明日は入団式だから気合を入れてけ」



    アルミン「だからって止めない理由にはならないじゃないか」パンパン

    ミカサ「アルミンは我儘」



    アルミン「うるさいなぁ」ベシッ

    ミカサ「むっ」




    グリシャ「ははは、今日の訓練はここで終わりださぁ家に帰ってお祝いをしよう」



    二人「はーい!」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「たっだいまー!」



    ????「よぉアルミン」





    アルミン「ハンネスさん!」ダッ ガシッ


    ハンネス「はっはっは!かわいいなこの野郎!」ガシガシ


    ミカサ「ハンネスさんお仕事お疲れ様です」ペコッ


    ハンネス「おう、ミカサも訓練お疲れ様」




    カルラ「二人とも!帰ってきたばかりなんだから手洗いなさい!」




    アルミン「はーい!」タッタッタ

    ミカサ「はいカルラさん」スタスタ




    ハンネス「はっはっは元気だな二人とも」


    カルラ「元気がありすぎても困るけどね」

    グリシャ「子供はそんなものだろう」




    ハンネス「おっ!グリシャお疲れさん」ガシッ

    グリシャ「あぁハンネスも今日も城壁の警護お疲れ様」グツ




    アルミン「洗ってきた!」

    ミカサ「私も」



    カルラ「ならお料理を並べる手伝いをして頂戴ね」コンコン





    アルミン「誰か来た?」




    カルラ「あら思ったより早かったわね」ガチャ



    ???「やぁカルラ、それにグリシャとハンネス」

    ????「予想よりも早くついてしまったな」



    アルミン「えっ!もしかして元ペガサス騎士団長のキース・シャーディスさんとバラ騎士団長のドット・ピクシスさん!?」



    ピクシス「おぉ、わしらの事を知っておるのか良いガキンチョじゃな」

    キース「今回は客人としてきたんだ遠慮は無しだぞアルミン君」



    アルミン「はわわわまさか伝説の騎士団の二人にお会いできるなんて!」



    キース「本当は現団長と兵士長も招待したのだが、あいつらは多忙だからな...」


    アルミン「いえいえ!僕はお二人に会えるだけでも光栄です!」




    ピクシス「あ、そうじゃ二人ともこれわしからのプレゼント」ヒョイ




    アルミン「こ、これ最新型の通信装置じゃないですか!」


    ピクシス「そうじゃよ、騎士団で余りがちょうど二つできたからな、ほれミカサちゃんも」ヒョイ

    ミカサ「ありがとうございます」ペコッ



    キース「私からはあまりいいものではないがこれを」


    アルミン「...これは?」




    キース「これは訓練学校では使えはしないが、Bクラスの剣だ」

    アルミン「わぁ」キラキラ

    キース「これは少し特殊能力があってだな、帯電性があり通常の斬撃でも電撃属性が付与される代物だ」

    アルミン「ありがとうございます!」




    キース「ミカサにはこちらを」スッ




    ミカサ「これは小太刀ですか?」


    キース「あぁこれは魔力循環率が非常に高く全属性の適性がある君に愛的な武器だとおもったのでな」

    ミカサ「ありがとうございます」ペコッ



    グリシャ「さすがにキース上げすぎではないか?そんなに贔屓して大丈夫か?」

    キース「正直孫みたいに思っているのでな、自分でも不安だ」


    ピクシス「大丈夫なのかのぅ」



    カルラ「さぁじゃあみなさんもお揃いになりましたのでお食事を始めましょう!」

    キース「そうだな」



    ピクシス「酒はあるかの?」


    グリシャ「あげませんからね」


    ピクシス「けち」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  28. 30 : : 2022/05/20(金) 01:36:38


    キース「ごちそうになった、またお邪魔するよ」スタスタ


    ピクシス「ひっく...また飲みに来るぞい」フラフラ

    ハンネス「あぁ、おっさん飲みすぎだって」ガシッ



    ピクシス「わしをおっさんじゃと!」ガクッ zzz



    ハンネス「寝やがったよ...お世話になった!アルミンもミカサも明日頑張れよ!」グッ


    アルミカ「うん!」「はい!」



    ハンネス「おし!じゃあなー!」ガチャン




    ...




    アルミン「一気に静かになっちゃったね」


    カルラ「今日はもう寝なさいね」ヨシヨシ


    アルミン「うん!そうするよ」



    ミカサ「ん」ヒョコ

    カルラ「ふふ、よしよし」ナデナデ

    ミカサ「おやすみなさいカルラさん」ユラユラ


    カルラ「えぇおやすみなさい」スタスタ




    ガチャン




    アルミン「ねぇミカサ」


    ミカサ「ん?どうしたの?」


    アルミン「頑張ろうね」



    ミカサ「...えぇ」





    アルミン「おやすみ」


    ミカサ「おやすみない」









    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    チュンチュン



    カルラ「ほら二人とも起きなさい」ユサユサ




    ミカサ「んぅ...おはようお母さん」


    カルラ「ふふ、ほら朝ごはん」


    アルミン「うぇ!?あ...おはよ」




    カルラ「ほら二人とも顔洗って準備しなさい」




    アルミン「はーい」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「おはよお父さん!」


    グリシャ「あぁおはよう」


    ミカサ「おひゃようございます」




    グリシャ「おやミカサのほうが眠そうにしているのは初めてだな」

    カルラ「緊張してたみたいですよ」フフフ



    グリシャ「完璧美人でも緊張するんだな」ナデナデ

    ミカサ テレッ



    グリシャ「さ!二人とも服はそこにおいてあるから着替えてきなさい」




    二人「はい!」ガサゴソ




    グリシャ「ふぅ...」

    カルラ「あら泣きそうなの?」


    グリシャ「うるさい」

    カルラ「ふふ、あなたが泣くところなんていつぶりでしょうね」



    グリシャ「子供が出来たとき以来かな...」


    カルラ「...そうね」ガチャ




    アルミン「どう!」バッ

    ミカサ「」テレッ



    グリシャ「あぁ二人とも似合ってるぞ!」

    カルラ「ものすごくお似合いね」



    アルミン「ふふん!」




    カルラ「さ、受付まで時間がないわ急ぎなさい」




    アルミン「うん!それじゃあ行ってきます!」

    カルラ「えぇいってらっしゃい」ナデナデ


    グリシャ「元気にやるんだぞ」グッ



    ミカサ「大型の休みには帰ってきます」ギュウ

    カルラ「えぇ、いつでも帰ってきなさい」チュ



    グリシャ「さぁ、二人とも元気で過ごすんだぞ」




    二人「はい!」ギィイィィィ ガチャン








    グリシャ「...いったな」


    カルラ「静かになりますね...」


    グリシャ「はは...だな」




    カルラ「朝食にしましょうか」

    グリシャ「あぁコーヒーも頼む」

    カルラ「えぇ」





    チョットアナタマタナイテルンデスカ? ウゥダッテナアノフタリガアンナニオオキクナッテ...


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  29. 31 : : 2022/05/20(金) 02:04:04
    ワイワイ ガヤガヤ



    アルミン「わぁ人多いね!」


    ミカサ「迷子にならないようにね」




    眼鏡教官「はい!注目してください!」



    オ、ナンダ? ナニナニ?



    眼鏡教官「あなた達には今から魔力測定と戦闘力を図ります!それによってクラス分けをいたしますので順番に並んで測定してください!」



    マジカヨ キンチョウスルー  ゼンゼンタタカエナインダケド



    眼鏡教官「戦えなくとも大丈夫!ダメージも傷も負わないので安心してください」



    ナラアンシンダ ヨカッター



    眼鏡教官「戦闘能力の測定の際はE級のゴブリンを使用します。全然倒してくれてかまいませんので全力を出してください!」



    ゴブリンダッテ! ゴブリンッテナンナンダ? オナカガスキマシタ



    眼鏡教官「それでは、まずは魔力を測定してください!」






    ゾロゾロ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    眼鏡教官「いやぁ今年はどんな逸材がいますかね?」


    キース「さぁな...だが少なくとも二人以上は確実にいるぞ」



    眼鏡教官「お、噂をすれば英雄の息子さんですね」


    キース「あぁ、普通の15歳の魔力はレベルが低くても1万、3万言っていればかなり上等だが...どうだろうな」





    眼鏡教官「アルミン・イェーガーさん、アニ・レオンハートさん測定してください」




    エイユウノムスコダ スゲェ  オレタチスゴイセダイニハイッタンダナ




    キース(さてアルミンはどんなものだろうな)




    アニ「...これに触れるだけかい?」




    眼鏡教官「えぇそうですよ、触れてから全力で魔力を流してください!」




    アニ「ふーん」スッ


    アルミン「よし!」スッ




    眼鏡教官「こ、これは!?」



    キース「どうした?」




    眼鏡教官「ア...アニ・レオンハート...魔力想定22万...アルミン・イェーガー...67万です!?」




    オォォォォォォォォスゲェェェェ  サスガエイユウノムスコダゼ ヤッパスゲェナ!




    アニ「はぁ」スタスタ


    キース「おい」



    アニ「な、なんですか...?」





    キース「なぜ手を抜いた」


    アニ「...目立ちたくないんで」


    キース「ふっ...なるほどな」




    アルミン「キースさーん!」フリフリ



    キース「」フリフリ


    眼鏡教官(嬉しそうだなぁ...)




    キース「さぁ続々とやろう」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    眼鏡教官「次ジャン・キルシュタイン ミカサ・アッカーマン」



    ジャン「はい!」

    ミカサ「」スタスタ



    ジャン「!?」(な、なんて可愛さだ!?まるで天使じゃねぇか!!!!!)


    ジャン「な、なぁあんた」

    ミカサ「...何?」



    ジャン「き、きれいな黒髪だな」テレテレ

    ミカサ「...?」



    眼鏡教官「さぁ測定してくれ」



    ジャン(ファーストコンタクトは完璧だな、うん)



    眼鏡教官「ジャン・キルシュタイン8万2000」


    ジャン(よし!好印象、隣のミカサちゃんは?)




    眼鏡教官「ミカサ・アッカーマン32万8000」




    ジャン(............)








    ジャン(えぇ......)ポツーン


    マルコ「...ジャンどうしたの?」


    ジャン「...別に」




    マルコ「?」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  30. 32 : : 2022/05/20(金) 02:37:40


    眼鏡教官「いやぁ今年は豊作ですね」


    キース「だな、特にアニ・レオンハート ライナー・ブラウン ベルトルト・フーバー イェーガーにアッカーマンは特別魔力が高いな」


    眼鏡教官「どうします?このようすじゃあゴブリンを出す意味すらないように思いますけど...」



    キース「そうだな...よし」






    キース「わたしに任せろ」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ミカサ「アルミン」


    アルミン「お!ミカサ!」


    ミカサ「アルミンも上級クラス?」



    アルミン「なのかな?一応魔力量3万以上の人が40人程度集められてるからそうなんじゃないかな」


    ミカサ「ならよかっt「やぁ諸君」




    全員「!?」




    キース「私の名前はキース・シャーディス貴様ら上級クラスの担任になる予定の者だ」



    オォ!マジカヨ アノキースサンニ!?



    キース「それでだが、今の貴様らの力量を知りたいため戦闘を行ってもらう」




    キース「だが」




    ナンダ? シー!シズカニ




    キース「この私と戦ってもらう」





    全員「!?」ザワッ




    キ、キースサント!? ムリニキマッテンダロ!




    キース「なに、なにも私本体を倒すわけでなくこの」サァァァァァ

    キース「砂の分身20体と戦ってもらう」



    アルミン「なるほどね」ニヤ



    キース「ちなみに持参した武器は使用可能だ、時間経過によって増えていくから気を付けるようにでは」





    キース「開始!!!!!」






    ウォォォォォ





    ジャン「おらおら!これでもくらえ!」(風属性魔法:エルウィンド)シュパパパパパ


    キース分身体「シュタインか」(砂属性魔法:サンドショット)パスッパスッ グググ


    ジャン「うおっまずい!」グラッ




    マルコ「木属性魔法:樹木再誕」ズモモモモモ バスンバスン


    ジャン「助かった!」バスン



    キース(このふたりは確か幼馴染らしいな、お互いのミスをよく知っておりいいカバーが出来ているな)カキカキ





    サシャ「ほっ」パシュッ


    キース(サシャ・ブラウス...属性付の弓矢を生成しそれを放つ魔法の持ち主、やりようによってはされに強くなれる人材だな)



    コニー「よそ見!」バスンッ



    キース分身体「砂属性魔法:サンドショット」バシュシュシュ

    コニー「へっへん!当たんねぇよ!」バスンッ



    キース(コニー・スプリンガー身体強化系の魔術らしきものを使用し自身の反応速度、そしてスピードを格段に上昇っさせる)




    アニ「はぁ...こんなもんかい」パキパキ


    キース分身体「...。」



    キース(この中では最も未知数な存在のアニ・レオンハート...氷属性の魔法を使用しているみたいだが...その強さはまだ底が見えないな...)



    ライナー「ぬうん!」ボゥンッ ミシミシミシ

    キース分身体「砂属性魔法:サンドウェーブ」ミシシッ


    ベルトルト「させないよ、闇魔法:ダークアブソープション」

    キース分身体「む」シュゥゥゥン



    ライナー「岩魔法:ロックショット」ズパン

    キース分身体 パァン




    キース(あの二人も中々やるな...ライナーブラウンは土、ベルトルトフーバーは闇属性魔法か)





    ユミル「クリスター、もうほっとこうぜ」


    クリスタ「駄目よ!皆を守らないと」パァ


    ユミル「はぁ」




    キース分身体「」ズズズズ ブンッ



    クリスタ「危ない!!!」パァァ

    ユミル「ッチ」スカッ



    キース分身体「!?」ガシッ

    ユミル「ふっ」パシッ ゴキッ



    キース分身体「」ガクッ



    ユミル「消えろ」ゲシッ



    クリスタ「もう!よそ見は厳禁!」プンプン

    ユミル「へいへい、ありがとな」



    キース(ユミル性はなし...能力も不明...だが私の分身をいともたやすく...クリスタレンズは光属性魔法の保護で見方を全体的にカバーしているな...視野が広いと...)
  31. 33 : : 2022/05/20(金) 03:08:45



    キース分身体 スタスタスタ


    シルフィ「風属性魔法:怒涛風」ズパパパパパ


    キース分身体「ぬぅ」ボロッ




    カイニン「そのまま止めていろ無能」ボゥッ ズパパパパ



    キース(シルフィロッドマン、風属性魔法で有名な貴族の娘...それとカイニンロードレスト ロードレスト流剣術創設者の父を持つ火属性魔法の能力者か)カキカキ





    キース「そして」




    アルミン「ほっほっ!」スッ ズパッ ズパン

    キース分身体「ぬっ」ブンッブン


    アルミン「おっと!」クルッ ザクザク


    キース分身体「砂属性魔法:サンド「甘いよ!」スパンッ



    キース分身体「ぬぅ」シュパンッ

    アルミン「ふぅ、よし動けるね!」





    ミカサ「シュッシュッ」ブンッブンンッ

    キース分身体「ぬっっごっ」ガスッガスッ


    ミカサ「ふっ」頭ガシッ

    キース分身体「!?」腕ガシッ



    ミカサ「無駄」ガチョッ

    ミカサ「ふぅ」



    キース(フッ言うまでもなく彼らは強いな...よし)




    キース「終了!!!!!」


    サラァァァァァ オ、キエタ


    キース「さて、皆の衆...Aクラスへようこそだ」




    オッシャァァァァ ゴウカクダァァァァ




    キース「みなおなかがすいているだろう、食堂で食事をとり風呂に入って休息してくれ」



    全員「はい!」



    キース「よし!それでは眼鏡教官に引率してもらい自身の部屋番号の確認と食事 入浴を済ませるように!」


    眼鏡教官「はい!てことで行きますよ!」ゾロゾロゾロ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    食堂



    ザワザワザワザワ



    眼鏡教官「ここが食堂です、全メニューが無料で提供されているので遠慮なく、召し上がってください」



    サシャ「無料!?早めに食べなくては!」ダッ

    コニー「あ!お前ずりーぞ!」ダッ



    眼鏡教官「食堂で走らない!...はぁ」



    ミカサ「アルミン、何食べる?」

    アルミン「僕?そうだな...とりあえず日替わり定食にしようかな」


    ミカサ「ならわたしもそうしよう」



    ジャン「マルコ俺らも日替わり定食にしよう」

    マルコ「僕は東風定食かな」



    アニ「」スタスタ






    アルミン「おいしょ、ミカサーこっちこっち!」


    ミカサ「ありがとう」ガララ



    アルミン「うまそうだねぇ」

    ミカサ「えぇ、いただきましょう」



    ????「よっ」



    アルミン「ん?」



    ライナー「ここ座っていいか?」



    アルミン「いいよ!」

    ベルトルト「僕もいいかな?」




    アルミン「うおっ!ごめん気づかなかった!もちろん!」

    ベルトルト「あはは...ありがとう」ガラガラ




    ライナー「はっはっは!こいつここにきても影が薄かったな」クスクス

    ベルトルト「ライナー!」



    アルミン「君たち仲いいね!知り合い?」



    ライナー「あぁ!俺らは同郷でかなり遠い辺境の村からこっちに来たんだ、俺はライナーブラウンだ。こっちの影が薄いのがベルトルト」

    ベルトルト「よろしく」



    アルミン「よろしく!僕はアルミンイェーガー!こっちの女の子がミカサだよ」

    ミカサ「ん」



    ライナー「いやぁそれにしてもお前らすごかったな!」



    アルミン「ん?」モグモグ



    ライナー「能力なしで分身体を倒していただろう?」

    ベルトルト「そうそう、僕らなんて二人係だったのに」



    アルミン「んー...ゴクッ 訓練してたからかなぁ?」

    ミカサ「私も」



    ライナー「しかも魔力量一位と二位様だろスゲェじゃねぇか」



    アルミン「僕は小さいころから鍛えてたからかな?」

    ミカサ「わたしは10歳くらいの頃から」



    ライナー「なるほどな...やはり環境なのか...」

    ベルトルト「あははは...それより二人は幼馴染かなんかなの?」



    アルミン「いいや?ゴクッ 家族だよ」

    ベルトルト「え、でも性が「ベルトルト」



    ミカサ「無駄な詮索は...かえって仇になるぞ」ギロッ



    ベルトルト「ングッ...ごめん」

    ライナー「あー...許してやってくれこいつは昔からこうなんだ」



    ミカサ「しっかりと直すべき」



    ベルトルト「ご、ごめん...」
  32. 34 : : 2022/05/20(金) 03:26:58

    ライナー「あ、そうだお前らみたか?天使ちゃん」



    二人「天使?」



    ライナー「あぁ、金髪の小柄で目が青色のかわいい子だよ」






    ミカサ「アルミンの事?」ギロッ



    ライナー「違う違う!あそこの子の事だよ」ヒソヒソ





    モウユミル!クチモトニツイテル! ナメテトッテクレヨ ナニバカナコトイッテルノ!




    ミカサ「...お母さんにしか見えない」


    アルミン「まぁ確かにかわいいね」


    ミカサ「む」



    ライナー「はぁ俺もお世話されたいぜ」



    アルベル ブルッ



    ライナー「ん?どうした?」





    アルミン「いや...寒気が」


    ベルトルト「さすがにきもかった」



    ライナー「なんでぇ!?」




    ミカサ「ん、ごちそうさま」



    三人「はや!」



    ミカサ「明日の荷物整理とかするのでもう部屋に向かっておく...アルミンまた明日」ギュウ

    アルミン「うん!また明日!」



    ガタン オイドウシタ




    ライナー「ひゅー」

    ベルトルト「はぁ、ライナー...」



    アルミン「さて僕らも食べて部屋に行こうか」



    ???「あ、お前ら」



    三人「?」




    コニー「俺はコニースプリンガー、お前ら三人とあと二人同室だったから伝えに来たぜ」


    ライナー「おぉありがとうな、俺はライナー」

    ベルトルト「僕はベルトルトだよ」

    アルミン「僕はアルミンだよ」



    コニー「おうよろしくな!よかったら上がらねぇか?」



    ライナー「そうだな、もうみんな飯食べ終わるし上がるか」

    ベルトルト「何号室何だい?」

    コニー「1302号室」


    アルミン「ふわぁ...眠たいなぁ」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    コニー「ここだぜ」ガチャ



    ジャン「!?」ガタッ

    マルコ「ジャン」ギロッ

    ジャン「うっ」スッ




    コニー「何やってんだ?」


    ジャン「何でもねぇよ」



    コニー「おう、こっちの馬面がジャンで真面目そうなのがマルコだ」




    マルコ「よろしく!」

    ジャン「...」



    ライナー「おう!よろしく」

    ベルトルト「よろしくねー!」

    アルミン「よろしく!」



    コニー「俺はもう寝るぜねむてぇからな」

    アルミン「僕も朝に風呂入ろうかな」



    ライナー「俺らはいくか」

    ベルトルト「そうだね」


    マルコ「僕らも行くよ!」



    アルミン「それじゃあおやすみー!」




    全員「おやすみー」




    アルミン「ふぅ」(っこれからもっと楽しくなってきそうだな)ワクワク




    アルミン「おやすみなさい」ボソッ







    第五話“END”
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  33. 38 : : 2022/06/01(水) 08:16:19
    【第六話】“実践訓練”





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ー食堂ー





    アルミン「ミカサおはよー」

    ミカサ「おはようアルミン」モグモグ





    ジャン(あぁ今日も美しい...)

    マルコ「ジャン?」

    ライナー「お前も男だな」グッ



    ベルトルト「何を言ってるんだい...」












    「皆の者静粛に!!!!!」キィィィイン






    ウォッ!ナンダナンダ!? ナニガハジマルンダ? ゼンインアツメラレテル?





    キース「さて皆の衆昨日はよく寝れたかね?」





    グッスリネムレマシター! マダネムタイナ オナカガスキマシタ! イマクッテタダロコノイモオンナ!





    キース「本日の訓練の内容は皆がどれほど魔法や戦闘経験、魔物に対しての知識を積んでいるかを確認する合同サバイバル訓練だ」


    キース「我々の訓練ではよりいい成績を収めれば収めるほど卒業後の冒険者のランクが上がる制度を採用している」





    ライナー「つまり一位を取り続けてたりしてたらSランクから...とかあるのか?」

    ベルトルト「さぁ?」





    キース「残念ながらCランクまでだな」





    コニー「なんでCランク何スカ?」

    キース「ではスプリンガーお前は訓練学校を卒業してすぐにSランクやAランクのモンスターと戦って生き残れると思うのか?」

    コニー「あぁ...」





    キース「魔物や同クラスの生徒を倒せば3ポイント、上のクラスの人物を倒せば5ポイントを得られるシステムだ」




    エェー! フコウヘイダ! ドウヤッテカツンダヨ!




    キース「ルールを今から説明するからよく聞くように」オホン

    キース「結界の直径は15キロ、制限時間は一時間程に設定されている」



    キース「そして皆の体力は皆同じよう設定している、つまりだランクが低いものが高ランクの者を倒すことも目ではないということだ」



    オォー!ソレナラ!  カテルカモシンネェ!




    ロイド「おい教官」


    キース「む?なんだ」




    ロイド「この訓練手を組んで上位陣をつぶそうとする輩が出てくるんじゃないのか?それは不公平だろ」




    キース「ふむそうか、その程度を不公平だと思うならお前は相当な臆病者なんだな」




    ロイド「何!?」

    キース「その程度のリスクケアも出来ぬのなら冒険者になる資格はない、騎士たちも欲しがらないだろうな」




    ロイド「くっ!!」




    キース「そしてだ、皆が所持持ってきた武器についてだが訓練学校に所属している間は3年の実習以外では使用を禁止しているため武器は使えない」




    エェー!ドウスンダヨ! オレケンジュツシカナラッテネェヨ




    キース「しかしだ、その皆が現在来ているその訓練着の腰についている鉄の棒なのだが魔力を流すと」スッ

    キース「自身が思った形に変形する“可変式携帯武具”通称イマジンだ、騎士の中ではスコーピオンなどと呼ばれているがな」カチャチャ



    アルミン(なるほど、あれだったらつるはしとかにもなって持ち運びも便利なわけか)

    ミカサ「硬度はどのくらいなのだろうか」



    キース「強度は正直そこらへんに売っている鉄の剣などと同等の強度しかないが破壊されても時間経過で使用可能になる」



    ライナー「なるほど、つまり盾みたいに使って破壊されたら時間稼いだりってのもありなのか」






    キース「そして今後の訓練で手に入るポイントは後ほど別の形で増やされようになるので楽しみにしておくように」






    ジャン(禿のおっさんが楽しみにしておく様にとかなんかキモイな)

    マルコ(って考えてるんだろうなぁ)




    キース「それでは食事を終えたらグラウンドへ出るように」




    全員「はい!」





    キース「それでは食事を楽しむように」ガチャッ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  34. 39 : : 2022/06/02(木) 11:30:13


    ライナー「...どうする?」モグモグ

    ベルトルト「...微妙かもね」モグモグ



    アルミン「ん?どうして?」ゴクンッ

    ミカサ「救済処置があるように見せかけて私たちの早期覚醒を促す為の訓練」ゴクゴク

    アルミン「あー、つまり僕たちより低いクラスの事はあまり考えられていないのか」ムシャムシャ



    ライナー「しかも俺らは倒すことにもリスクがあるし、やられたら全くもって意味がなかったりする...だが倒さなければ順位が稼げないのが割とクソじゃないか?」

    アルミン「その為の後の訓練内容だったりするんじゃないのかな?」ゴクッ



    ベルトルト「そうだといいんだけどね...」カチャッ




    ミカサ「ごちそうさま」カタンッ




    ジャン「アンタら手を組まないか?」

    マルコ「ちょっとジャン!」




    ミカサ「仲良しごっこなら一人でやって」

    ライナー「ひどいなミカサ、まぁ俺らもいい機会だ一人でやらせてもらう」



    ベルトルト「ぼくも楽しみたいし」



    アルミン「僕もかな、ミカサと競うのなんていつぶりだろ」

    ミカサ「グラスウルフの集団を狩ったとき」

    アルミン「あの時は僕が勝ったもんね」フフン



    ミカサ「うん、だから次は負けない」ギュウ

    アルミン「あぁ僕も」グッ




    ジャン(このやろう)イライライラ

    マルコ「あはは」(イライラしてるなぁ)



    ライナー「俺らもそろそろ行くか」

    ベルトルト「そうだね」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ジャン「って多すぎだろ!?」

    アルミン「僕らのクラスの人数は40人程度だったけど...これは」



    マルコ「今年は過去最高の400人...それを直径15キロの中で殺しあうのか...」

    ミカサ「私は楽しみ」

    ライナー「俺もだな」







    キース「さぁ皆集まったな、それでは今から転送を開始する!!!!!制限時間は一時間皆のもの精一杯もがいてくれ」ポチッ

    キース「検討を祈る」







    ミカサ「それじゃあアルミンまた」シュンッ

    アルミン「うん!負けないよ!」シュンッ


    ライナー「俺らも忘れるなよ!」シュンッ

    ベルトルト「僕も忘れないでくれない?」シュンッ



    ジャン「マルコ転送されたら木生やしてくれ、飛んで向かうぜ」シュンッ

    マルコ「了解!」シュンッ






    キース「スタート!!!!!!!!!!」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  35. 40 : : 2022/06/02(木) 12:06:31


    アルミン「っと...ここは森?」




    アルミン「...足音は聞こえないね」スタスタ

    アルミン「そうだ」(剣に変われ)スッシャキンッ





    アルミン「よし!鞘も作れるみたいだし“いつもの”も出来そうだね」ガサッ

    アルミン「!?」






    シーン





    アルミン「...気のせいk(ズンッ



    アルミン「!?」(なんだ!?)

    ゴブリン「ゲキャキャキャキャ!!!」




    アルミン「ゴブリンか」(体力が少ないから防御が間に合わなかったらどうしようかと)スッチャキッ




    ゴブリン「ゲキャッ」

    ゴブリン2「ゲキャキャ」




    アルミン「2匹」(いや)

    アルミン「3か!」(雷属性魔法:ライドボルト)スッバチィッ


    ゴブリン3「ゲッ!?(バッチチチチチィシュウゥ





    ゴブリン「ゲキャッ!」

    ゴブリン2「ゲゲ!」トントン





    アルミン「無駄だよ」スッ

    アルミン「この技は音速以上のスピードで僕の魔力の軌道を描いて進む」


    アルミン「チェックメイトだよ」





    ゴブリン「ゲッ(バチュンッ

    ゴブリン2「ゲキャッ(バチチチチチィ ドサドサ





    アルミン「ふぅ動けるね」スッ








    ????「ぬうぅうぅぅぅぅぅうん!!!!!!!!!」ミシミシ バキィィィィイ






    アルミン「!?」


    モブ8「グッ助け(ゴンッ





    ライナー「ん?アルミンかこんな所で会うなんてな」ゴキッ

    アルミン「やぁ、今君は何点持ってるんだい?」

    ライナー「さぁな...20はあるんじゃねぇか?」




    アルミン「なるほどね」(雷属性魔法:ライドボルト)バチィ シュンッ

    ライナー「岩属性魔法:岩壁」バチッュウン



    アルミン「やるね」(あれを防ぐのか)ゴクッ

    ライナー「ライドボルト...初見で見る相手に対しては驚異的だが...」




    ライナー「魔力で目を強化すれば軌道が見えるし、複雑な軌道は不可能だし、威力はそこまで高くないから防がれやすい」




    アルミン「バレてるね」チャキッ→剣

    ライナー「スコーピオン」チャキッ→ガントレット




    アルミン「君に合ってるじゃないか」スッ

    ライナー「あぁだろ?」スッ








    ・・・







    アルミン「ぬんっ!!!!」ブンッ

    ライナー「ふっ!」ガキンッ


    アルミン(右下から)ブンッ

    ライナー「なんの!」ガキッブン



    アルミン(軌道は単調...だけど)ガキッガキンッ

    ライナー「む」(コイツ魔力だけかと思っていたが...脇下 腿 魔力で覆っていないところを的確に狙ってるな)スッブンッ





    アルミン「埒が明かないね」(雷属性魔法:サンダーマイン)ペタッ ピリッ


    ライナー「む」(地雷か?あからさますぎるぞ!!!!)ダッ

    アルミン「来ちゃだめだよー!」(雷属性魔法:サンダガ)バチチチッ




    ライナー「!?」(範囲が広い!?しかも俺の後ろには地雷...これはマズいな)

    ライナー「岩魔法!!!!!」ズンッンンンンンンンンッ ビリッ











    アルミン「...よく耐えたね」

    ライナー「ぷぅ、ちょっとビリッて来たぜ」

    アルミン「まだまだだよ」モヤァ ビリリリリリ


    ライナー「ちんけな技じゃ俺はやられないぜ」クイックイッ

    アルミン「ははっ!」ブンッ






    ズゥゥゥゥゥゥウウウゥウゥン


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  36. 41 : : 2022/06/05(日) 06:52:43


    ミカサ(ワープ地点は廃墟街...こんな都市王都にしかないくらいの規模なのだけれど)タッ



    ミカサ「ん」(あれは...アラームボット?)






    アラームボット「ビビビ」






    ミカサ(遺跡地帯に住んでいるはずなのだけれど...)刀に変わる音→スッシャキンッ

    ミカサ「火属性魔法:纏」ボソッ ボワッ



    ミカサ「ふん!!!!」スパッ

    アラームボット「び(ズパンッ ガチャガチャッ






    ミカサ「ふぅ」ズサッ

    ミカサ「!?」バッ





    ジャン「おっしゃー!見つけたぜ!!!!」銃を向ける→カチャッ




    ミカサ(銃なんかも作れるのね)スッ





    ジャン「ごめんよミカサ!!!!!」バンッバンッ


    ミカサ(少し本気で躱そう)ダッ


    ジャン「はやっ!?」(速すぎやしないか!?...だけど)



    ジャン「マルコ!!!!!!!」






    マルコ「ほいきた!」(木属性魔法:種子構成)バッ

    ミカサ「む」(組んでいるのか)ズサッ


    マルコ「木属性魔法:種子植刺」ズモモモモモモ ズゥン




    ミカサ(む、巨大化した種から棘が伸びているのか...まぁ)ガシッ




    マルコ「ウェ!?素手で!???」

    ジャン「まじかよ!?」





    ミカサ「火属性魔法:ファイガ」ボワッ





    ジャン「マルコ!!!」

    マルコ「わかってるよ!!!」(木属性魔法:樹木降誕)ズモモモモモモモ ボゥゥゥゥウウン



    ジャン「ファイアにしては威力高すぎだろ...」

    マルコ「ファイガじゃない?」



    ジャン「...作戦どうする?」

    マルコ「んー、ミカサさん火属性だしな...僕木属性だから不利だよ?」

    ジャン「じゃあ俺が切り開くか、マルコは壁でカバー俺は銃で隙を突くしかないな」



    マルコ「あ、これ持っておきなよ」スッ



    ジャン「!...確かにこれはありだな」カチャ

    マルコ「よし!それじゃあ僕が気を引くからジャンh(ズパンッッッ




    二人「!?」





    ミカサ「火属性魔法...」





    マルコ「木属性魔法!!!!」








    ミカマル「ファイガ/樹木降誕」ボウゥゥゥウンッ










    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    アルミン「ぬんっ!!!!」ブンッ


    ライナー「う”っ!!!」ズサー




    アルミン(硬すぎる...魔力本気で覆って殴っても吹っ飛びすらしない...)

    ライナー「へへ」(コイツのパンチ結構聞くな...俺の体力は6割って言ったとこか?)ガシッ

    アルミン「まずっ!」(掴まれた!?)クルッ



    ライナー「へへ一番得意な技やってやるよ」ググググ

    アルミン「離せ(グンッ



    ライナー「これがぁぁぁぁぁぁ男のぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

    アルミン(まず!?)

    ライナー「ジャーマンスープレックスだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」ズンンンンンンンンンンッ






    ライナー「ふぅほぼ無傷だったが一撃で終わったか」ザッザッ

    アルミン「ライド...ボルト バチチチィ


    ライナー(まずっ!?)バチィィンッ




    ライナー「ぐあっ」ドサッ






    アルミン「はぁ...はぁ」(いつもより体力が少ないせいか疲れ方が違うな...)

    ライナー「はは、やるじゃねぇか」(俺の計算違いか?一撃で葬るはずだったんだが...!?)



    ライナー「そんな丁度よくブルースライムが...」

    アルミン「本当に運が良かっただけだよ...ふぅ」





    ライナー「運も実力の内さ」(流石の俺の硬さでも後5か6発まともに食らえば死ぬな)

    アルミン「どっちも瀕死だね」(後一発か二発もらったら)



    ライナー「仕方ない...魔力結構喰っちまうが」パキッパキッ







    アルミン「なるほど...」

    ライナー「これはカナリ魔力喰うしミタメもいかつくナるからな」



    アルミン「へへ僕も最大火力で行かせてもらうよ」バチッ








    ライナー「こイ!!!!!アルミン!!!!!」

    アルミン「うん!行くよ!!」








    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  37. 42 : : 2022/06/05(日) 07:54:16



    ライナー自身が考案した岩魔法(名称不明)は全身を鎧のように着こなし魔力で覆い続ける事で、相手からの魔力攻撃 物理攻撃のほとんどを遮断し機動性 防御性 攻撃性の三点を兼ね備えた魔法





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ライナー「ヨし来い」クイクイ



    アルミン「雷属性魔法:雷撃」パチッ

    ライナー「ンなっ(ズシャアァァァァァァン





    アルミン ダッ




    ライナー「少しピリッて来た(頭ガシッ ゴンッ

    アルミン「痛ッ」(これ素手じゃだめだな...)剣 カシャ 




    ライナー「痛いダロ、素手じゃ俺の鎧には傷を付けれない」

    アルミン「だろうね」(さっきのマックスの火力だったんだけどな...打てる回数は後4回くらいか)




    ライナー「この爪とがっててかっこいいダロ」

    アルミン「痛そうだね」(ってことは反撃もヤバそうだね)





    ライナー「ふんっ!!!!」ブンッ

    アルミン「あぶなっ!」ガンガキン


    アルミン(魔力を込めて切ってもすぐに生えてくるのか)ガンッガキギギギギギ




    ライナー「とぅ」ブンッ パシッ

    アルミン「雷属性魔法:纏い」ブンッ ズンッッッ



    ライナー「ングッはは、これで終わりか?」

    アルミン「まだだよ」スッ




    ライナー「ム?」




    アルミン「僕の魔力特性は少し特徴的でね、魔力を纏って殴れば殴るほど電気が蓄積していく」

    ライナー(...?)






    アルミン「蓄積した僕の魔力は相手の体内で溜まっていきどんな技でも雷の性質があれば必中になる」ニヤァ





    ライナー(なんだその馬鹿気た魔力性質は!?いや!俺にはこの防御力がある!!!!)


    アルミン「そしてこの時放った魔力は物理防御を無視して魔力を伝い当たるんだ」





    ライナー「...なるほどつまり」

    ライナー「俺が魔力での防御を怠れば俺に直接あたるってことか...」




    アルミン「あぁ、しかもその技かなり魔力を喰い続けるだろう?」

    ライナー「マァな」




    アルミン「だから魔力で体で覆うのは攻撃のインパクトを逃したり体に覆っている鎧を再生させる時だけ...だけど」

    ライナー「それのせいで常に警戒しとかなきゃいけないわけか...」(確かにこれはかなりマズいな魔力は三割も残ってない...早く決着付けないとな...)





    アルミン「ふふ」ダッ

    ライナー(来る!!!)ブンッ





    アルミン(右バラに)剣→ブンッ

    ライナー「む」(拳以外での攻撃?なぜ魔力を込めて撃たないんだ?)ガンッ


    アルミン(右肩から切り上げるか)ブンッブン

    ライナー(何か条件でもあるのか...だがその条件って)ガンッガン ブンッ




    アルミン「ふっ」(関節は...ダメか)パシッ グルンッギンッ

    ライナー「ぬっ」(関節を狙ってきたか)スッ


    アルミン「雷属性魔法」ボソッ

    ライナー「!?」(来る!?)ズズズギチッ





    アルミン「ぬんっ!!!!」ゴッッッ

    ライナー「けほっ」(フェイントかよ)







    アルミン「ふっ!」(いいの入る!)ブンッ

    ライナー「へっ」ガシッ


    アルミン「あ...」






    ライナー「じゃあなアルミン、ポイントにさせてもらうぜ」ガシッ

    アルミン「へへ、ライナー強かったよ」



    ライナー「じゃあな!!!!」グググ

    アルミン「ねぇライナー」





    ライナー「聞こえねぇな!!!!」(スープレックスで仕舞だ!!!!)ブンッ

    アルミン「僕の魔力性質はね...地雷にも効果があるんだ」






    ライナー「は?」(地雷?まさか!?)

    アルミン「じゃあねライナー」ズズズズ







    ライナー(あの時爆発した地雷はまだ...残っていたのか(ズシャアァァァァアン










    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  38. 43 : : 2022/06/13(月) 00:52:19



    ミカサ「ふんっ!」ズパンッ





    マルコ「危なっ!?」ゴロンッ ダッ

    ジャン「少し距離とるぞ!」ダッ





    ミカサ(ふむ...近接攻撃主体の私に対してちゃんと距離をとるいい作戦ね)カチャッ





    ジャン「やっぱり魔力量だけじゃなくバケモンじみた身体能力だな...」

    マルコ「しかも相手は僕が苦手な火属性魔法の使い手...厳しいね」

    ジャン「とりあえずは今は引きつつとれる点は取って行こう」



    マルコ「了解!」ダッ








    ミカサ「...これは追わなくてもよさそうね」ダッ








    ジャン「!?」(こんな時に離脱!?いや点数があるミカサからしてみれば俺らみたいな厄介な敵は後回しでもいいわけか...)

    マルコ「多分だけど」


    ジャン「あぁ他の奴らの点を取りに行ったな...」

    マルコ「うん、だけどまだ近くにいる事は変わりないから気を抜かないようにしないとね...」


    ジャン「よし、点取りに行くぞ」ガサッ



    マルコ「うん...ジャン!!!!!」ガササッ タッ

    ジャン「あ?...っておい!」ドンッスパンッ





    ミカサ「右手か」スッブンッ




    ジャン「にゃろ!」(引いたように見せかけて木の上を移動してきたってのかよ!?)バンッバンッ

    ミカサ「む」スッ カンッ





    ジャン「大丈夫かマルコ?」

    マルコ「あぁ生憎痛みのフィルターがかかっているからね」





    ミカサ「良い勘してる」チャキ





    ジャン「すまねぇ俺が気づいとけば!!!」

    マルコ「いいさ、木属性の魔法使いだった僕だから気づいた足音さ」




    ミカサ「第二ラウンド...ね」パキッ




    ジャン「あぁそうっぽいな」銃チャキッ

    マルコ「あまり大した援護はできないよ」

    ジャン「いるだけで心強い」


    マルコ「へへ」テレッ





    ミカサ「いい仲ね」




    ジャン「あぁ俺らはガキの頃から一緒何でな!」

    マルコ「負けないよ!」


    ミカサ「えぇ私も手加減なんてしない」スタスタ






    ??「ねぇ、楽しそうじゃないかい」







    三人「!?」







    ジャン「誰だお前」


    アニ「私はアニ・レオンハート...ここら周辺にいたモンスターと人間は狩りつくしちゃってね飽きたからこっちに来たら戦闘してるじゃないかい」




    マルコ(何なんだこの人の魔力!?物凄く冷たくて“痛い”)




    ミカサ「なるほど、今ポイントはどのくらいあるの?」

    アニ「さぁね70人くらい殺したしモンスターも数えきれないくらい殺したから...まぁ100は超えてるんじゃい?」




    ジャン(70人!?全然疲れてる様子も見せてねぇし...いやそれだけじゃね70人以上も相手にして一切傷がねぇ)




    アニ「アンタらあたしとゲームしないかい?」

    ジャン「あぁん?」



    アニ「私対貴方達その方が楽しそうじゃないか」



    ミカサ「舐められたものね」(と、言いたいのだけれど)

    ミカサ(この人は私より圧倒的に強い...多分生きてた頃のお父さんよりも...)



    アニ「さぁおいで」クイクイ




    ジャン「舐めんなぁ!」パンッ

    アニ「ふふッ!!!」スッ ダッ



    ジャン「んな(ゴッ

    ジャン「ぶふぉっ!!!」(飛び膝ッ!?早すぎだろ!?)




    マルコ「ジャン!!!「余所見厳禁だよ」ガシッ

    マルコ「んなっ(スパンッグルンッ





    マルコ「んぐっ」ゴンッ

    アニ「ちょろいね」ブンッ






    ミカサ「舐められたままじゃイライラする」コキッコキ

    ジャン「ってぇな」ガララッ

    マルコ「僕たちを舐めないでくれるかな?」ズッ







    アニ「いいねぇ」









    アニ「かかっておいでよ!!!!!!」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  39. 44 : : 2022/06/13(月) 01:32:37



    ベルトルト「あぁーあ...ここら辺全部凝ってるってことはアニが来たのか...」(じゃあ多分モンスターも人もいないか)スッ




    ベルトルト「正直村長たちから三人のなかから首席で合格してこいとか言われたけどアニがいたら何とかなるでしょ」タンッ

    ベルトルト(まぁライナーも張り切ってるし僕は僕で無難にやっておこうっと)スタッ






    ベルトルト「んーいないなぁ」






    ハァー!! アマイナシルフィ! ソチラコソ!





    ベルトルト「お!」ズズズズ












    シルフィ「風魔法:銀風」ビュオオオォオオ

    カイニン「ロードスト流剣術:ロテート」ブンッ




    シルフィ(魔力で足を固定して剣を回転その流れを利用し受け流し攻撃を繰り出すロードスト流剣術一番...)




    シルフィ「風魔法:旋風」シュシュシュシュッ

    カイニン「甘いな」(ロードスト流剣術 ヒュージシールド)




    シルフィ「面倒ね」(やっぱりロードスト流の剣術は厄介ね...自身の体躯と同等かそれ以上の剣を振り回すことで威力をあげ自信を覆うようにして防御をとる攻防一帯の型...)

    シルフィ(厄介なほど弱点が少なくかつ低姿勢からの切り上げも特徴的...やっぱり近寄らせるのは不利ね)





    ベルトルト「どうも」ズズズズッ




    二人「!?」

    ベルトルト「そしてさようなら」ガシッガシッ





    カイニン(何だこいつの馬鹿力!?いやそれより引きずられる!?)

    シルフィ(これは無属性に分類される影魔法!?つまりこれは影に引きずり込もうとしてるのね、なら!)


    シルフィ「風魔法:銀風!」ズパンッ




    ベルカイ「!?」




    ズシンッッ!!

    ベルトルト「おっ、しってたの?」






    シルフィ「知識程度には」(この人...恐ろしく強い...)ゴクッ

    カイニン「貴様よく割り込んでくれたな」チャキッ




    ベルトルト「...あーなんかごめん」




    カイニン「それに貴様の態度が気に食わん!この俺を簡単に倒せるといわんばかりの言いぐさに腹が立つ」



    ベルトルト「...うーん、そっちの女の子はさておき」







    ベルトルト「君はあんまり脅威には思えないかな」

    カイニン ブチッ





    カイニン「ロードスト流剣術 ロウポスター」シュンッ

    ベルトルト「お」



    カイニン「ぬんっ!!!!!」ズンッッツッ!!






    シルフィ「い、いなくなった?」

    カイニン「どこにいった!!!!」ズズズガシ




    ベルトルト「学ばないね君」ズリッ




    カイニン「離せ!」

    ベルトルト「あぁなら遠慮なく」バシャッ


    カイニン「んなっ」ガッ バキッ




    シルフィ(速い、影から出た後の体術...並みの人間じゃない)



    カイニン「このっ!!!ふガッ」ゴッザブン






    カイニン「また影に!!!!」(ロードスト流剣術 蓮花衝)ズンンンンンンンンンンッ






    シルフィ(なんて重たい攻撃!?周りに小規模のクレーターができる威力...だけど)

    ベルトルト「残念だね」ガシッ






    カイニン「んなっ!」


    ベルトルト「僕が影から出れる条件は自身の体躯が収まるほどの大きさと影に魔力が...」




    カイニン「影に魔力!?」




    ベルトルト「そう、つまり僕に勝つなら火属性の魔法で自身の影を照らしながら戦うかここら一帯を更地にするもしくは僕と同じ影魔法の使い手じゃないとね」


    カイニン「くっそ...」ズズズズ


    ベルトルト「じゃあポイントいただくね」シュンッ ストンッ






    全員「!?」ズバアアァァァァアァン






    ???「当たりましたかね?」







    ベルトルト「いいや?当たってないよ」ヌルゥ

    ???「でしょうね」ダッ



    ベルトルト「ん」(気づかれた?僕の魔法を知ってるのか?)



    ???「貴方の魔法面白いですね!食べれるのですか?」グググッ





    ベルトルト「んー、影は食べれないかなぁ」(何だこの娘...馬鹿なのか?)


    ベルトルト「君名前は?」





    ???「私ですか?私はサシャ・ブラウスです!」

    サシャ「ご飯をたらふく食べるためこの戦い勝たせていただきます!!!!」




    ベルトルト「は、はぁ」(なんか...リズム崩れるなぁ...)





    サシャ フフンッ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  40. 45 : : 2022/06/14(火) 00:11:02

    サシャ「ほっ!はっ!ふぅ!」ピョンピョン



    ベルトルト(中々捕まえらんないな...)ズズズズ






    サシャ「!?」ピタッ





    ベルトルト「む」(罠にも引っかからないか...どうしたもんかな)


    サシャ「そこ!」バシュッ


    ベルトルト(影に入ってる僕の位置まで正確に把握してる...)ガシッ ズバゥウン





    サシャ「やれてませんね...」










    カイニン「どうしてあの芋臭い女はあいつの位置がわかってるんだ」タタタトッタタタタ

    シルフィ「さぁ知るわけないでしょ」フワッ タッタッタ



    カイニン「案の黒髪のあいつは絶対に俺の手で殺す」ダッ



    シルフィ(私は眼中になしか...)ピクッ






    シルフィ「...何かが近づいてくる?」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





    サシャ「そこですね」バシュンッ





    ベルトルト「じゃあこれお返しするよ」ズモモ

    サシャ「!?」(真横から突然影が!?)



    ベルトルト「これは完全に死角だろう?」






    ズバアアァァァァアァン







    ベルトルト「ふぅ、やったかな?」ダッ

    カイニン「とった!」バシャンッ ガシッ



    ベルトルト「声出すなよ、意味ないだろ」ブンッパシュッ





    ベルトルト「危ないな」スッ





    サシャ「さっきのは危なかったですね」

    ベルトルト「君何者?」(さっきのは完全に死角からの攻撃だったのにな...)


    サシャ「ただの狩人です!!!!」キッパリ





    ベルトルト「だからって僕の攻撃を避けれるわけないだろう?」





    サシャ「私鼻がいいので」フフン






    ベルトルト「...え?」

    カイニン「...馬鹿が」




    サシャ ドヤァ




    ベルトルト(いや...それだと説明がつく僕の影は自分を影に入れて影を渡ることでその役割を果たしている...だから自身の体が影に入ったとしても匂いなどの残穢は残ってしまう)


    ベルトルト「なるほど僕の天敵がいたなんてね...」ブルッ



    サシャ「...」



    ベルトルト「あ...やらかした」(まずいな...)




    カイニン「くっ!この黒髪のっぽ覚悟しろ」バッ チャキン







    ベルトルト「...近づきすぎたか」

    サシャ「即撤退です!」ダッ



    カイニン「ふ、いいのか?あいつを逃がして」



    ベルトルト「あぁ、あの子に気を使う前に一番よってはいけない人の近くで戦ってしまった」






    カイニン「なに?」カチッコチ



    カイニン「!?」(辺りが凍り始めている!?)

    ベルトルト「まずいな...こっち側に来ないでくれよ」スッ





    ベルトルト「“アニ”」バキバキッミシィ








    アニ「ははっ!!!!」ズウゥウゥウウンッ






    ミカサ「くっ!」ズサァァ

    ジャン「バケモンがっ!!!」スタッフラッ


    マルコ「くそう...」ゴロンッ






    カイニン「!?」





    ベルトルト「こりゃまずいなぁ」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  41. 46 : : 2022/06/14(火) 23:23:54




    ベルトルト「やぁアニ」


    アニ「あぁベルトルトこんな所にいたのかい」



    カイニン(こいつら知り合いなのか?)








    ベルトルト「僕の事も逃がしてくれるとありがたいんだけど」ズサッ






    アニ「あぁ...それは無理な相談だね」スタスタ

    ベルトルト(だよねー)ズリッ





    アニ「氷魔法」パキパキ




    ベルトルト「やばっ!?」(影魔法)

    ミカサ「くっ!」


    ジャン「風属性魔法!!!」

    マルコ「木属性魔法!」











    ズウゥウゥウウンッ パキッ カコンッ









    カイニン「フゥ...フゥ...」(何だアイツの馬鹿気た攻撃範囲は!?いやそれよりもだ...中級に属する魔法でもあそこまでの規模の氷結は不可能だ!!!!!)





    アニ「...まだだね」






    シャキンッ ズガァァァァアァァン





    ミカサ「ふぅ」

    ジャン「ナイスミカサさん!」


    マルコ「助かった!」





    アニ「氷魔法」カチコチッ




    ベルトルト「影縫い!!!!」バシッ

    アニ「!?」






    ベルトルト「誰かアニを止めておくから倒してくれ!」ググググ


    アニ「ははっ、そんなので縛られるわけがないじゃないか」グググ




    ジャン「風属性魔法:ショックウィンド」ボウゥゥゥウンッ

    マルコ「木属性魔法:樹木降誕!!!!」ズズモモモモモモ





    アニ「ふんっ!!!」バリンッ ダッ

    ベルトルト「!?」ゴッ グイッ




    アニ「ごめんベル」ガシッグググ




    ベルトルト「許すわけないでしょ」ズウゥウゥウウンッ












    ジャン「や、やったか?」


    マルコ「直撃...したはずだけど...」



    ミカサ「いや」







    アニ「ばぁ」






    ジャン「...ベルトルトの野郎がいねぇ」

    マルコ「...盾にされたのか」



    ミカサ「火属性魔法:纏」(機動力を削ぐために足を斬る!!!)ダッブンッ



    アニ「おっと」スッ

    ミカサ「っち」




    アニ「残念だったね、氷魔法:纏」ブンッ



    ミカサ(速い)ガギンッ ズサァ

    アニ「まだまだ」ブンブンッ




    ミカサ「っく!!」ガキッガキンッ





    ジャン「風属性魔法:ドゥリングストーム!!!!」ブワァァァァア





    アニ「氷魔法:氷壁」ズゥンッ バキバキガリガリガリガリ

    マルコ「ふっ!」(木属性魔法:ミーザ・リキブ)シュルシュルガシッ


    アニ「そんな拘束意味あると思う?」パキパキボロ


    マルコ(これが僕が使える最高強度の拘束技なのに...)ダッ




    アニ「氷魔法:フィンブルスヴァリル」ズゥウウウウウ




    マルコ「んな!?」(床を伝って氷が!?)ガシッカチンッ






    アニ「太古の虚無よ」





    全員(詠唱!?)





    マルコ(上級の魔法!?いやそんな馬鹿な!!!!!A級の冒険者が使うような魔法をこんな!!!!)

    アニ「この胸の空白に宿りて、凍てつく溜息となれ」



    ミカサ(あれは止めないとまずい)ダッ





    アニ「流れゆく拒絶の沈黙に「日輪の剣」





    全員「!?」





    ミカサ「必滅の炎」








    ジャン(なんなんだこいつら!!!!)







    アニ「凍結し沈黙せよ...」ゾワァア


    ミカサ「すなわち... 」ボワッ




    アニ「沈黙の氷雪渓(サイレントクレバス)」ゾワワワワワワwァァァァアアア

    ミカサ「太陽を穿つ炎剣(ブラフマーストラ)」ブンッ ボワァアワワワァァァ









    ジャン「マルコ壁!」

    マルコ「樹木壁」ズズズズウ

















    バアァァァァァァアアアアアァアアン















    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  42. 47 : : 2022/06/14(火) 23:58:55



    ジャン「...おいおい」

    マルコ「うそでしょ...」





    ジャン「ここら辺一帯まるっぱげじゃねぇか...」




    マルコ「二人はどうなったのかな...?」

    ジャン「わかんねぇ...だけどよくこの壁持ったな...」


    マルコ「四枚も張ったからね...おかげでもう気を生やせるのは一回が限界かもね...」



    ジャン「しゃあねぇ...俺らもどこかに」ガラッ




    二人「!?」






    アニ「あぁ...よく効いた」コキッ






    ジャン「まじかよ...」ガラッ

    マルコ「ジャンあっち!」


    ジャン「え?」






    ミカサ「...片腕一本で相殺...まだいい方か」ムクッスタスタ





    ジャン「...レベルがちげぇ」







    アニ「さっきのはよく効いたよどこで覚えたんだいその技」

    ミカサ「お母さんから教わった、私の魔力量じゃあれが限界」


    アニ「あんたもなんだ、私もお母さんから氷魔法の全てを叩き込まれてね...魔力量以上の魔法を教えられたりして死ぬほどめんどかったよ」

    ミカサ「お互いに魔力量は半分以下」




    アニ「アンタを殺す魔法を撃つ分には十分さ」




    ミカサ「私も腕一本あれば十分」(剣は...持ちて以外吹き飛んでるか...剣を回復させるには魔力が必要...仕方ない)チャキッ

    アニ(大型の魔法を出して一撃で殺して周りの雑魚共は小さい魔法で殺せば行ける)スッ

    ミカサ(時間的はあと十分もない...)


    アニ(最速でつぶす!!!!!)ダッ




    ジャマル「動いた!」





    ミカサ「ふんっ!!!!」(足...と見せかけて胴)ブンッ

    アニ「甘いよ!!!」ブンッ


    ミカサ「ぐッ!!」(さっきまで足技主体だったのにここで殴ってくるのか...)



    アニ「ふんっ!」ゲシッ 



    ミカサ「ふぅ...」(やっぱり蹴りの威力が段違い...身体能力は私と同等か...)





    アニ「時は廻り円を描いて」ブンッ

    ミカサ(詠唱をしながら!?)ズンッ


    アニ「歴史は必然のままに繰り返されかつて忘れられし時代を呼び起こす」ガンッガッ



    ミカサ「ぐっ」(これは止められない...)

    ジャン「風属性魔法:エスティアルウィング!!!」ビュオォオオ




    アニ「すべてを夢の中に置き去りにする、氷河の時代へと」ダッ タンッズサッ





    マルコ(辺りの空気が...冷たく痛い...)

    ジャン(息するだけでもいてぇ...)






    アニ「氷魔法:アイスエイジ」ギャイギャリギャリカチコチ カチンッ






    ミカサ(辺り一面が氷の世界...吹いてくる風は肌を傷つけ空気を吸えば痛い...さらに...)

    ミカサ「止まっていれば体が凍る...」ブンッパリン






    アニ「さぁ来なよ、この技はお母さんとお父さんにしか敗れたことはない」

    アニ「せいぜい足掻きな」ダッ





    ミカサ「ふんっ!!!」ブンッガンッ

    ミカサ「!?」





    アニ「残念だったね...私はこの技を展開している間A級の冒険者ですら傷を付けれないくらいの氷を纏う」





    ミカサ「そんな...








    アニ「さようなら」ブンッ

    ジャン「させるかぁああああああ!!!!!」バッ



    アニ「っち邪魔なんだよ!!!!氷魔法:フリーズドエッジ」スカッ





    ジャン「あぶねっ!」ズゥウンッ







    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ジャン「ふぅ」

    ミカサ「助けてくれてありがとう」



    ジャン「いやいや気にすんな」(ミカサが俺の隣に)



    マルコ「勝てる算段とかある?」

    ミカサ「...一応」




    ジャン「一応?」



    ミカサ「正確には後一度しか使えない」

    マルコ「さっきの大技のせいかい?」



    ミカサ「えぇギリギリ一発撃てるかって感じね」



    マルコ「よし...じゃあ「でも」




    ミカサ「それは剣がないと撃てない...」






    ジャン「...いや俺に考えがある!」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  43. 48 : : 2022/06/15(水) 00:34:58



    アニ「...氷に穴を開けてやり過ごしてるのか」





    アニ「だけどそれは悪手じゃないかい?」ズズズズ


    ジャン「こっちだ!!!!」(痛ぇ!!!!!)ダッ







    アニ「あんたに興味はないよ」(ってことはあそこらへんか)パキパキ




    マルコ「ミカサ」ダッスッ




    アニ「大盾?それで何ができるってんだい」(フリーズドエッジ解除)


    スッ


    アニ(いない!?一体どこにいるんだ!?いや...まさか!!!!)






    マルコ「気づかれた!!!ジャン!!!!」

    ジャン「わかってる」バンッバンッ




    アニ「私に拳銃は効かないよ」チュンチュンッダッ




    マルコ「うおぉぉぉぉ!!!」スタスタスタ

    アニ「とろい」ガンッ



    マルコ「ぐっ!た、盾が!!!!」ズサァ ガンッ


    アニ(盾の裏に居ない?どういうことだ?)





    マルコ「木属性魔法:木壁!!!!」ズモモモモ





    アニ「勝手に守ってな...」ガサッ

    アニ(後ろから物音!?)クルッ





    ジャン「俺だよバーっか”っ(ゴッ


    マルコ「ミカサーーーー!!!!!」






    アニ「まさか!!!!」(あの木の壁はミカサを隠すためのフェイク!?つまり今あの壁の後ろには)






    ミカサ「ふぅ...」








    アニ「くそっ!!!!ぶち抜くっ!!!氷魔法:纏!!!!」ズッボンッ!!

    マルコ「ぶっ」(壁越しの攻撃からでも僕の体が真っ二つになる威力...だけど)シュンッ



    アニ「...は?」(木の裏に...いない?)ガシッ

    アニ「んなっ!?」





    ジャン「へへ捕まえたぜ」

    アニ「離せ!!!!」ガッ





    ジャン「残念だったな...俺らの方が一歩うわてだ」キリッ




    ミカサ「次元斬」ズウゥウゥウウンッ







    ズンッ






    アニ「...盾の...裏?」

    ジャン「そうあの時マルコの裏にミカサ居たまではあってたぜ」




    ジャン「だがあそこでお前は一度俺に意識を向けてしまった...その時にはミカサはマルコを踏み台にして俺の魔法で浮遊した後飛ばされた盾の裏に隠れて詠唱させてたわけさ...シュンッ





    アニ「...なるほど...私の考えが甘かったのか」


    ミカサ「貴方は強かった私たちが協力してやっと倒せるくらいの...だからまた戦いましょう」




    ア二「ん...楽しかったよ」シュンッ



    ミカサ「えぇ私も」






    ピピーーーー!!!シアイシュウリョウデス!!!イマカラテンソウシマス!







    ミカサ「ふぅやっと終わるのね」シュンッ
















    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





    キース「皆の者ご苦労」






    ツカレター オマエヨクモウラギッタナ  オレナンモデテネェー! ワタシハサイゴマデイキノコリマシタ!





    キース「まずは君たち本当にご苦労だった、初めての訓練で全体の力量を図るための訓練だったが...思いのほかできる子らが多くクラスを改めねばいけんかもしれんな」






    アルミン「ミカサー!」

    ミカサ「ん、アルミン」スタスタ


    アルミン「最後まで生き残った?」

    ミカサ「えぇ、アルミンは?」



    アルミン「ぼくも生き残ったよ!」

    ミカサ「さすがアルミン」ナデナデ



    アルミン「ふふん!だろう?」





    ライナー「よ」

    ベルトルト「やっほー」




    アルミン「あ、ライナーとベルトルトル」




    ベルトルト「ベルトルトね」

    ライナー「アルミンよくもやってくれたなぁ」ガシッ



    アルミン「あれは真剣勝負だからね」フフンッ



    ライナー「してやられたぜ」

    ベルトルト「あ、ライナーアルミンにやられたんだ」



    ライナー「あぁ、まんまとコイツの策略にのせられた」



    アルミン「作戦勝ちです」

    ベルトルト「で、ミカサ達は?あの後生き残ったの?」





    アニ「ミカサ達が勝ったよ」




    ライベル「アニ!?」

    アニ「なんだい?」



    ベルトルト「いや...っていうかアニに勝ったの!?」

    ライナー「ミカサすげぇな!!!!」




    アルミン「そんなにすごいの?」




    ライナー「すごいってもんじゃねぇよ!村の中でもコイツの両親以外勝てないやつだったからな...」

    ベルトルト「正直驚いてるよ...」





    アルミン「へぇ...ミカサ」





    ミカサ「...何?」

    アルミン「僕とアニどっちが強い?」



    三人「!?」



    ミカサ「そう...ね...両方とも本気を出さなければアニ」



  44. 49 : : 2022/06/15(水) 01:12:55


    アニ「本気を出さなければ?」




    ミカサ「過去に一度見たアルミンの本気がそのまま反映されるなら...確実にアルミンが勝つ」

    ライベル「!?」



    ライナー「さ、さすがにないだろ?」

    ベルトルト「そ、そうだよ」


    ライナー「確かにアルミンは強かったが...アニには」




    アニ「いや、ミカサはあたしの本気とたたかってるんだ...それが本当なら」スタスタ

    アルミン「ん?」





    アニ「アンタとやりあうのも楽しそうじゃないか」ニヤッ





    アルミン「また今度の機会に」ニヤァ

    コニー「お、アルミン!このやろ」ゲシッ


    アルミン「イタッ!?なんだコニーか」



    コニー「なんだじゃねぇよよくも倒しやがったな」

    アルミン「君が地雷に突っ込んでったんだろう...」




    コニー「あ、そうだ順位張り出されてたぜ」




    ライナー「お、まじか」

    アルミン「見に行こ!」スタスタ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    一位、アニ・レオンハート  483pt

    二位、ミカサ・アッカーマン 402pt

    三位、アルミン・イェーガー 312pt

    四位、ベルトルト・フーバー 300pt

    五位、サシャ・ブラウス   189pt

    六位、ライナー・ブラウン  180pt

    七位、シルフィ・ロッドマン 153pt

    八位、カイニン・ロードレスト129pt

    九位、クリスタ・レンズ    69pt

    十位、ジャン・キルシュタイン 63pt


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








    ライナー「おぉ...さすがはアニだな」

    アルミン「圧巻だね...」


    ミカサ「ここまで差があると悲しい」


    アニ「そのアンタに負けたんだけどね」




    ミカサ「皆の力があってこそ」





    アルミン「ぐぬぬ...ライナーとの戦いが長引いたせいで...」

    ライナー「割と序盤にモンスター狩りまくったからな...妥当か」


    ベルトルト「あ、あの子上位にいるんだ」




    ジャン「お、いたいた!」



    ミカサ「ん、アルミンこの人たちが協力してくれた」

    アルミン「あぁジャン達だったんだ!」



    ミカサ「知り合い?」

    アルミン「同室だよ!」



    ミカサ「なるほど。。。マルコ達手伝ってくれてありがとう」ペコッ




    ジャン「いや全然いいさ」(くぅ!やっぱミカサは美しいな...俺が隣入れたらもっといいんだけどな)ギロッ

    マルコ「あの作戦はまってよかった」


    アニ「あれあなたが考えたの?」



    ジャン「大本は俺だけどな、最後に盾に隠れる案はマルコだ」






    マルコ「いえい」ピース





    アニ「あれにはまんまとはまってしまった、感服するよ」スッ

    マルコ「まぁ僕は木の壁ごと真っ二つさ」トホホ


    ジャン「まぁまぁこれから夕食皆でくわね?」


    ライナー「お、いいな!」




    ミカサ「アニ少しあの格闘技について知りたい」

    アニ「ん、いいよ」



    マルコ「ジャンいこー」

    ジャン「おう」



    コニー「お前何で俺が通るところ分かったんだ?」

    アルミン「君がたまたま通っただけだよ...」


















    キース「ふぅひと段落だな」


    ????「そっちの子たちはどうじゃった?」

    ?????「少し気になりますね」



    キース「化け物が六人ほどいる、ピクシスやエルヴィンの方は?」

    ピクシス「こっちは西の方に見学に行った限り六人かの...」


    エルヴィン「私たちの方も六人ですかね...」





    キース「はは、これは交流戦が楽しみだな」

    ピクシス「誰が勝つか賭けね?」


    エルヴィン「はっはっは、多分東が勝ちますね」




    キース「ほぅ?グリシャの息子がこちらにいてもか?」




    エルヴィン「えぇ、魔力の測定は億を超えてましたからね」


    ピクシス「...嘘じゃろ?」

    エルヴィン「残念ながら」



    ピクシス「そっちに掛けるわ」


    キース「おっほん、まぁ今日は二人ともご苦労だった...何か連絡は?」




    ピクシス「んーわしの方はなし」

    エルヴィン「私の方はここ最近吸血鬼がいると少しうわさが」



    キース「了解した警戒するように...それでは」



    ピクシス「おつー」

    エルヴィン「お疲れ様です」






    キース「ふぅ...」






    キース「ひとまずはひと段落...か」







    【第六話】“END”
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  45. 50 : : 2022/06/17(金) 01:38:16
    【第七話】“魔術教会”







    アルミン「ふぁぁおはようー」ググー



    ライナー「お、アルミンおはよう」

    コニー「よ、アルミン今日の予報は晴れみたいだぜ」




    アルミン「ん?」チラッ




    ベルトルト zzz




    アルミン「ホントだって言っても今日は外訓練ないよ?」

    コニー「あれ?」



    ライナー「今日は確か...魔術だっけか?」



    アルミン「そっか!顔洗ってくる!!!!」タッタッタ



    ライナー「...魔法関連の事になるとすぐ行動するよな」

    コニー「だな、ほらジャンとベルトルト起きろ朝だぞ」グイッ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「ふんふふん♪」

    ミカサ「アルミン今日は楽しそう」



    アルミン「ひどいなぁ基礎体力の訓練も嫌いじゃないよ?」


    ミカサ「そう?」




    ライナー「昨日はひぃひぃ言いながら走ってたじゃねぇか」



    アルミン「僕が体力無いっていうのかい?」




    ミカライ「うん」




    アルミン「そんな...」

    アニ「もっと鍛えな」



    アルミン「あ、アニおはよ」



    アニ「ん」

    ミカサ「魔術の授業の先生どんな人だろう」



    アルミン「おじいちゃんだったり?」



    ライナー「女の先生がいいな」

    ミカサ「強い人がいい」



    アニ「面倒くさくない先生がいい」





    ベルトルト「おはよ...」

    マルコ「ミカサ達おはよー!ごめんね!少し遅れた!」


    ジャン(生のミカサきたー!!!!)




    ミカサ「おはよう」

    アルミン「マルコ達おはよー!」



    ライナー「ベルはまだ寝ぼけてんな」



    ベルトルト「...おかし...」





    ミカサ「ん、教室着いた」ガチャッ






    ガヤガヤ







    アルミン「うわぁもうみんな座ってるね...」

    ミカサ「急ごう」


    ライナー「最前列しか空いて無くないか?」

    ベルトルト「...」



    ジャン「マジか」

    マルコ「僕は全然いいよ?」




    ミカサ「仕方がない最前列に座ろう」ストッ







    バタンッ






    ?????「皆静まりたまえ」





    全員「...」





    エルメロイ「私の名前はロード・エルメロイだ本日から魔術の指導及び解説を担当する」


    エルメロイ「ちなみにだが私は魔術師としては二流や三流もいいとこだ魔術について教えられることはとことん教えるが、戦闘は期待しないでくれ」カタンッ





    カイニン「おい!どういうことだ!!!!」スタスタ





    エルメロイ「...ロードレストか」

    カイニン「ほぅ貴様のようなしょぼい魔術師でも俺の家名くらいは知っているようだな」


    エルメロイ「あぁ知っているともすべての民を見下す傾向にある由緒正しい(笑)家だろう?」



    カイニン「んな!?」



    エルメロイ「座りたまえ」






    カイニン「お父様に言いつけてやめさせてやる」ギロッ





    エルメロイ「あぁぜひともそうしてくれ」カキンッ スゥ








    ミカサ「...」

    ライナー「なんかヤバそうな人だな...」


    ベルトルト「はっ!」


    ジャン「起きたか」

    マルコ「おはよ」



    ベルトルト「お、おはよう」





    エルメロイ「さて今日はなぜ我々が魔法ではなくわざわざ魔術という小難しいもの扱うかを教える」カキカキ



    エルメロイ「まず魔術とは魔力回路、マジックサーキットとも呼ばれるものを使用し発動及び行使することのできる魔法に似た一種のものだ」



    エルメロイ「魔力回路とは現存する人間全てが持つ擬似神経で、生命力から魔力への変換、大魔術式への接続などを担う。魔術回路の数が多いほど優秀な魔術師であるとされる」





    エルメロイ「魔術回路は核とバイパスからなり、バイパスは脳のシナプスの様に切れたり結ばれたりして核同士を繋ぐ。厳密には核こそが魔術回路といえる。魔術回路の運営は保有者の生命活動と連動するが、保有者の死後も自立して回転する例も稀にある。」







    アルミン「...」カキカキ

    ミカサ「あの先生...すごいね」


    アルミン「僕たちが思っているよりすごい人なのかも」




  46. 51 : : 2022/06/17(金) 02:17:53


    エルメロイ「魔術にも沢山の種類がある、黒魔術 召喚術 残留思念の再生 死霊使い(ネクロマンシー)ルーン魔術 強化魔術 錬金術 変化 投影 転換」


    エルメロイ「支配 魅了 幻惑 蝶魔術(パビリオフィリア)獣性魔術 混沌魔術(ケイオスマジック) 呪術 魔眼 結界 神性魔術 天体魔術 置換魔術 思想魔術 ルーン」




    エルメロイ「そのほかに降霊術 カバラ 建築魔術 音楽や風水 陰陽道や鬼道が存在する」






    エルメロイ「我々魔術教会が解明、開発、改良を加えた結果魔術はここまでにも増えた」

    エルメロイ「これはいいことでもあり悪い事でもある」




    エルメロイ「魔術というのは人間の頂点である観測者になるために開発されたといわれている」





    コニー「観測者ってなんだ?」





    エルメロイ「スプリンガーいい質問だがノートくらいはとりたまえ」


    コニー「ちぇ」


    エルメロイ「はぁ...観測者と呼ばれる者ははるか昔今から約2000年ほど前に居た人間とされており、桃源郷と呼ばれる完全にこの世界から隔離された場所に存在しているといわれる人間の頂点だ」




    アルミン「そんなこと初めて聞いたね」ヒソヒソ

    ミカサ「えぇ」




    エルメロイ「あぁ解明されていなかったが...50年ほど前魔族の領地の遺跡でそれに関する文章が彫られているのが見つかりそれが500ほど前の者と断定された」




    アルミン「500年って...」

    ミカサ「あの勇者の絵本に出てきた勇者も」



    エルメロイ「あぁ...かのアーサーの仲間がこう記していた」





    エルメロイ「あの観測者は一体何者なんだと」





    エルメロイ「だが、私はこのことに一切興味がない」


    全員「!?」


    エルメロイ「こんなもの私に取っては興味がわく台本ではない...科学が進みつつある現在化学は未来へすがり、魔術は過去へすがろうとする」



    エルメロイ「そのような意地汚い人生を私は過ごしたくないのでな」





    アルミン「先生」




    エルメロイ「なんだ英雄の息子」

    アルミン「自身の特異な魔術を見つけるにはどうしたらいいですか?」



    エルメロイ「魔術というのは自身の魔力回路により左右する...つまり少しは矯正することが出来る」



    アルミン「と、いうと?」





    エルメロイ「君たちはまだ十分な身体の成長もしてはいないしレベルや魔力量なども貧弱...魔力の性質などもちんけなものだろう...だからこそ今からなら矯正および修正が可能だ」




    ライナー「修正するには?」




    エルメロイ「ひたすらやりたいことをやれ...体はそれにこたえる」フゥ






    エルメロイ「他に質問は」





    シルフィ スッ


    エルメロイ「...ロッドマン」


    シルフィ「私の家計は代々魔術が使えません...どうしてですか」




    エルメロイ「...魔術が使えるかもしれないという点では使える...だがそれを使いこなせるかと言われればNOだ」



    シルフィ「...なぜですか?」





    エルメロイ「これは先ほど言ったことを修正する...魔術は...」









    エルメロイ「魔人族や獣人族には扱えないんだ」








    エェナンデナンダ ドウシテ?







    エルメロイ「理由としては二つ、まず獣人族は精霊から力を借りて魔法に近しいものを発動するので魔力回路は存在せず自身の体に宿った精霊を育てていく必要がある」



    エルメロイ「そして魔人族は身体の格が魔力でできており実質魔力の塊と言ってもいい...そのため自身の体を動かすために必要最低限の魔力量と魔法にリソースを割くために無駄な魔術は必要ない」



    エルメロイ「だが...君の家計は特殊すぎるのだ」





    シルフィ「...」




    エルメロイ「君の家計は代々魔族と婚約する人族の家計...だが君たちの家計は精霊に好かれており魔術に割けるしソースが極端に少なすぎるあ故に魔術が使えないということだ」







    シルフィ「ありがとうございました」

    エルメロイ「何気負うことはない...来年には私よりはうまくなっているさ」



    シルフィ「...」



    エルメロイ「私は魔術の才能はないが...」





    エルメロイ「人を見抜く才能がある」スッ





    エルメロイ「励め」トントン








    シルフィ「...はい」


  47. 52 : : 2022/07/13(水) 22:51:18
    話の軸を合わせるために更新が遅れてしまい大変申し訳ございません。明日から更新いたします
  48. 53 : : 2022/07/31(日) 08:05:01


    エルメロイ「さて今から最も基礎的で最も重要な魔術をおしえていく」カキカキ





    アルミン「やっと魔術をおそわれるんだね」ヒソヒソ

    ミカサ「うん」







    エルメロイ「さて魔術は様々な要素で構成されている...まずはこの円」

    エルメロイ「この円は魔術式の基礎 つまり循環の役割を果たしており魔術式に魔力を巡らせることが出来る」ジジ



    エルメロイ「そこから様々な要素を追加していく、次に追加するのは四角...これは守護を意味し、それを組み合わせ八画にする」






    オォー! スゲェ! アレガマジュツ! ナンカマズソウダナ






    エルメロイ「これだけでもだと要素が少なすぎて守るものも守れない...なので円を帯状にして追加し別の種後の意味を持つ台形を花弁のように並べることで」

    エルメロイ「完成だ」ジジバァン








    全員「おぉぉぉぉぉ!!!!!」







    ライナー「かっけー!?」

    ベルトルト「これは興奮するね!」


    ジャン「すぐに使えるようになって」(ミカサに教えてやろう!)

    マルコ「興味深いな...」



    アルミン(早くやりたい!)ウズウズ

    ミカサ「ふふ」(アルミンかわいい)






    エルメロイ「この魔術式の正式な名称は魔力障壁...魔力による攻撃と物理的な攻撃を少量防ぐことが出来るようになる」

    コニー「少量?」




    エルメロイ「あぁ初級魔法ぐらいしか防げない...とは言わないが少し工夫がいる」


    エルメロイ「それじゃあ今からの授業はこれの習得に入る、それでは皆立ちなさい」






    ガタガタッ





    エルメロイ「それではまず魔力を指先に集め...練り上げていく」ジジジジ







    アルミン「魔力を練る...?」ジッ

    ミカサ「ふむ...こう?」ジジッ




    ライナー「ううむ...」ッ

    ベルトルト「むむむ」ジジ





    コニー「なんか糸見たいだな」ジジジ


    エルメロイ「確かに言われてみれば糸を練り上げているように見えるだろうな」(スプリンガー...やはり魔術の際があったか)



    エルメロイ「そして次はこの練った魔力をぐるぐると回し手首の位置まで魔力の糸軍を円状に巻いていき徐々に形成していく」





    アルミン「ぐぐぐ」

    ミカサ「むっ難しい」


    ライナー「だぁ!できねぇ!」


    ベルトルト「難しすぎないかい!?」





    アニ「...少し手こずった」ジジジッ

    コニー「こうか」ジジジッ


    シルフィ「!?」ジジッ パァ



    エルメロイ「シルフィよく魔力が練れているじゃないか、その調子で魔力を練って形を作っていけ...魔人族の血が流れているためひたすらに努力するしかないが君なら出来る」




    シルフィ「はい!」





    アルミン「先生!」

    エルメロイ「なんだイェーガー」


    アルミン「コツはあるんですか?」




    エルメロイ「人に聞く前にひたすらに考え悩みたまえ」




    アルミン「えっ...でも」

    エルメロイ「私はね考えずに人にコツを聞く人間が大嫌いなんだ」グイッ


    エルメロイ「先生だから聞けばなんでも答えると思ったのか?ここがそんなに甘えられる場所だと思うのか?」




    ライナー「っちょそんなこと言わなくても!?」

    エルメロイ「黙るんだマグナ・ブラウンの息子」



    ライナー「!?」



    アニ「なっ」

    ベルトルト「あんた...」ギロッ





    エルメロイ「お前ら二人の事についても知っている、鮮血皇帝の娘 影帝の息子あまり私の情報網を舐めないでいただきたい」






    アニ「コロスッ...」パキッ

    ベルトルト「ケサナキャ」ズズズ



    エルメロイ「残念だ」トンッ パリンッ





    全員「!?」






    アルミン「な、なんだ?」

    ジャン「いきなりみんなの魔術式が壊れたぞ...」


    ミカサ チラッ




    アニ「あ、あんた何を...」

    エルメロイ「これはマジックキャンセルだ...いつか役に立つ」ボソッ



    三人「...」




    エルメロイ「さぁ続けてくれ」パンパン










    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  49. 54 : : 2022/08/09(火) 02:06:28


    エルメロイ「さてそれでは今日の授業は終了だ、初めての授業なので基礎の基礎を教えたが今後は術式などを教える機会はかなり少なくなる」





    アルミン「え、どうしてですか!?」


    エルメロイ「理由は三つ、一つ目は魔術の取得はかなり道のりが長い。本来であれば三回に分けて行う授業の内容を一気にやったのでな」

    エルメロイ「また基礎を教え、テストとして魔術式を組み立てる授業をおこなう為だな」




    アルミン「なるほど...」




    エルメロイ「次にここ半年は基礎体力訓練を行うらしいからな」


    コニー「なんでだ?」


    エルメロイ「...私の予想だが定期視察があるためだと考えられる」





    テイキシサツ? ッテナンダ? サァ?





    エルメロイ「様々なギルドの団長が定期的に引き抜きを行う為の視察だ」






    全員「!?」






    ジャン「ってことはペガサス騎士団の人も!?」


    エルメロイ「あぁ、多分な」



    ジャン「おぉ!気合はいるぜ!!!!」





    アルミン「ミカサ」チラッ

    ミカサ「えぇ」チラッ





    エルメロイ「そして3つ目だが、私の負担がでかい時間は三年間もあるんだ...ゆったりと行こう」

    エルメロイ「それでは皆の者次の講習は3日後だ、それでは気をつけ 礼」






    全員「ありがとうございました!」








    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「視察楽しみだね!」

    ミカサ「えぇ」



    ジャン「ミカサは何でそんなにワクワクしてるんだ?」



    ミカサ「お父さんに会えるから」

    ジャン「そ、そうなんですね!」(やっぱりうつくすぃ)





    マルコ「あはは」(絶妙にきもいなぁ)

    アルミン「あれ?ライナー?」





    ライナー「...」

    アルミン「ライナー?」


    ライナー「ん?あぁすまない!?考え込んでしまってな...」



    アルミン「何かわからないところでもあった?」









    ライナー「あぁ...例えばだな...」

    アルミン「ふむふむ...確かに...。」


    マルコ「ここはこうしたほうが...」









    ナルホドナ! アリガトヨ! ウウン!イイヨ!












    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    キース「エルメロイ先生...中央区の生徒はどうだ」


    エルメロイ「...才能のある子は多いですよ」



    キース「は...ということは何か...」

    エルメロイ「...実は」



    キース「...なるほどな」

    エルメロイ「えぇ...触るまではあの子たちがどんな人か知る由もありませんでしたが...」



    キース「ここで襲われることはないだろうが気を付けてくれ」

    エルメロイ「わかりました...あ、それと」


    キース「?」






    エルメロイ「あの鑑定眼持ちの子...中央に来るんですか?」


    キース「その予定だが?」



    エルメロイ「...でしたらリーダーの方にも協力を促しておいてください」





    キース「...他に何か?」





    エルメロイ「えぇ...ひとり気になる子がいます」スタスタ


    キース「...検討しておこう」




    エルメロイ「それではお元気で」ガチャ












    キース「ふぅ...」



    キース「何か嫌な予感がするな...」

















    【第七話】“END”
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  50. 55 : : 2022/09/03(土) 00:08:42
    放置しており大変申し訳ございませんでした!!!!!!
    今日から少しずつ投稿していきますので皆さん何卒よろしくお願いいたします!
  51. 56 : : 2022/09/05(月) 01:12:28
    【第八話】“憧れの背中”









    ハッセヤッ ドリャー ナニヤッテンダw ウルセー!





    アルミン「ぷっはぁ...さすがにミカサに勝つのはきついなぁ」

    ミカサ「戦闘術はまだまだ私の方が上」



    アルミン「筋力的にもミカサの方が上だしね、殴り合おうとするのダメかな?」


    ミカサ「正直おススメしない...と言いたいところなのだけれどアルミンは割と至近距離に切り込みがちだから」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






    ジャン「...」


    マルコ「ねぇジャン...ミカサにお願いしてくれば?」

    ジャン「はぁ?そんなお願いできるかよ」



    マルコ「はぁ全く...君は恋には情熱的なのに何でかかわるのは消極的なんだ...」



    ジャン「...匂いとか大丈夫か?」

    マルコ「ミカサが気にすると思う?」


    ジャン「...」

    マルコ「ほら行くよ」グイッ


    ジャン「おい!」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「だから「ねぇ!/なぁ」



    ミカアル「?」

    アニマル「僕たち/私達 と一緒に訓練しない?」



    アニ「ん」

    マルコ「やぁアニ ライナーそれにベルトルト君!」



    ベルトルト「やぁ」

    ライナー「おう!どうだ体の調子は?」


    マルコ「筋肉痛はまだ痛いね」アハハ




    ミカサ「なら何人か入れ替えてやろう」

    アルミン「んーどういう感じにする?」





    アニ「ならアルミンとライナー ベルとマルコ ミカサとジャン...私はだれか指名してくれたらやるよ」




    コニー「なら俺も混ぜてくれよ」チラッ


    アルミン「いいね!ならアニとコニーだね!」






    ライナー「んじゃあまずは俺とアルミンだな!」カチャッ

    アルミン「おっけー!」ノビー カチャチャ






    ミカサ「それじゃあ...開始!」






    アルミン「いくよー!」(ガントレットか、ライナーの体格だったら確かに相性がいいね)

    ライナー「遠慮なくこいよ」(やっぱり直剣かさっき見てた感じ懐に潜り込んで何かする感じ)ダッ



    ライナー「速っ」

    アルミン「...」ブンッガン


    ライナー「あぶねぇな」タラッ




    アルミン「...」(今の見切られるのか...)

    ライナー(あの小柄な体躯からでるスピードとパワーなのか!?魔法ありきだと俺の方が上だと思ったが...本当は肉体に追いついていないのか)ブンッ


    アルミン「ミギッ」チラッ



    ライナー「む」(右...切り上げ?いや横薙ぎか?ここはガードを下げて)スッ

    アルミン「かかった」ギロッ スコンッ





    ライナー「えげッ」(な...にが?)ガクンッフラ

    アルミン「ふっ」シュバババッ


    ライナー「ぶっゴッ」



    アルミン「」スパァンッ



    ライナー「」ガクッ ドサッ







    アニ「はぁ...」

    ジャン「え...」


    マルコ「ははっ...」


    ベルトルト「ライナーが...あんなに簡単に...」




    ミカサ「勝者 アルミン!」




    アルミン「ライナー大丈夫?」


    ライナー「...っは!?」



    ライナー「な、なにが...?」

    アニ「あんたつられたんだよ」


    ライナー「あぁ...あの右ってやつか」


    アニ「あんたは魔力の質的に固めれば崩すのは難しいよ...だけど」

    アルミン「素の肉体であればその守りも崩しやすいからね」



    ライナー「...そういえばあのフラッてしたやつ、アレ一体何だったんだ?」



    アルミン「あごの先端を狙ったんだよ」

    ライナー「なるほど...右下に意識割いてガード下げたところを突きで...って感じか」




    アニ「そういうことさね...それじゃあ次ベルと」



    ベルトルト「ふぅ」カチャスッ



    アニ「マルコだね」



    マルコ「よろしく!」カチャ(槍...これは直剣じゃきついなぁ)






    アニ「準備は良いかい?」





    アニマル「はい!」









    アニ「開始!」


  52. 57 : : 2022/09/06(火) 05:17:23


    ベルトルト「ふんっ!!!!」ズンッ

    マルコ「危なっ!?」(ただでさえリーチが段違いに違うのに力まで負けてるとなると中々厳しいな!)カンッ



    ベルトルト「ふぅっふっ!!!」クルクルッブンッ



    マルコ「ぐっ!?」コォンッ

    ベルトルト(足ががら空きッ!!)スッ シュパンッ



    マルコ「うわっ!?」(体制が!?)スッ




    ベルトルト「ふぅ...こればっかりは負けてられないからね...」

    マルコ「ま...まいりました」スッ






    アニ「勝者 ベル」






    コニー「ベルトルトって案外強いんだなぁ」





    マルコ「特に何もできずに終わってしまった...」

    ジャン「まぁしゃーねぇよ、養成所じゃ槍の退所なんか教わらないからな」




    アルミカ「養成所?」




    ジャン「あぁ、お前ら知らねぇのか?」

    アルミン「う、うん」


    ミカサ「残念ながら」



    マルコ「養成所っていうのは訓練学園に入る一年前に基本的な剣術や格闘術 基礎的な知識を学ぶ場で、そういう世界に疎い人たちは皆受けてたね」

    ジャン「割とみっっちりペガサス騎士団の人たちが教えてくれたぜ!」




    アルミン「へぇー!」

    ミカサ「知らなかった」




    ベルトルト「確か剣術の名前は王国流剣術で相手の攻撃を受け流してカウンターを決めるのが主軸なんだったよね?」



    マルコ「そうだね!だからベルトルト君が僕の剣を流して足の体制崩してきたときは、あっこれむりだってなったね」ハハハ

    ベルトルト「ははは、僕が偶々対処方法を知ってただけだよ」



    ジャン「それにしても奇麗な崩し方だったけどな」



    ライナー「まぁコイツ人の事はよく見てるからなぁ、俺も数戦やった後にやりたくねぇんだよなぁ」


    マルコ「それじゃあ話し込んでてもあれだし次いこっか?」






    アニ「じゃあ次は」





    ミカサ「私と」

    ジャン「俺だな」キリッ






    コニー「なんか張り切ってんな」

    マルコ「はは」(多分ミカサと触れられるからだろうなぁ)



    アルミン「ジャン頑張れー!」



    ライナー「怪我しないようになー」

    ベルトルト「頑張れー!」







    アニ「それじゃあいいかい?」





    ミカサ「えぇ」スッ

    ジャン「おう」(ミカサは...ガントレット?ライナーのよりはかなり薄めの感じだけど)




    アニ「スタート!」







    ジャン「おっしゃ!いくz(ボンッッッツ!!!!!ボキボキパキッ


    ジャン「んぇあッぐ!?」ズザァァァ



    ミカサ「あ...ごめん」




    ジャン「がッ...っく」(はぁぁぁ????なんなんだこの威力!?大砲かよ!?やばい息できねぇ)ゴロゴロズンズン



    ミカサ「だ、大丈夫?」

    ライナー「大丈夫、そろそろ痛み引くはずだぜ」



    ジャン「痛...くない?ホントだ...」



    ライナー「痛み緩和と傷の即時回復が施してあるっぽいからな、まじで助かったぜ」

    ジャン「あぁ...こればっかりは死ぬかと思ったぜ」




    アニ「...アンタ手加減って言葉知らないのかい?」

    ミカサ「...?手加減した」


    アニ「馬鹿力ね...」




    コニー「じゃあ最後俺とアニか」

    アニ「ライナー審判」


    ライナー「ほいほい」




    マルコ「ジャン大丈夫?」

    ジャン「あぁ本当に死ぬかと思った...」


    ベルトルト「あれは僕でも死を覚悟しちゃうな...」


    ジャン「三途の川渡れるぜ...」





    ライナー「それじゃあアニ コニー準備いいか?」






    アニ「えぇ」

    コニー「おう!」





    ライナー「それじゃあ...はじめ!!!!」




  53. 58 : : 2022/09/06(火) 05:46:56


    コニー「おっしゃ!」


    アニ「ふぅ」スッ



    コニー「変な構えしてんな!!!!必殺」ダッ





    コニー「ラ〇ダーキーック!!!!!」ブンッ

    アニ「はぁ」ブンッゴンッッッ


    コニー「おごぉ...」ドサッ




    コニー「おあぁああああぁ...いってぇぇぇっぇ」ゴロゴロ




    ベルトルト「うわぁ...」

    ライナー「みぞおちにフルスイングの蹴りってやべぇな...」




    コニー「あぁぁあっぁぁ...死ぬかと思ったぁ...二度とやらねぇ」



    アニ「なんだか消化不良だね」

    ミカサ「...なら私とやろう」




    アニ「アンタと?勘弁してくれよ私の体が持たないよ...」



    ミカサ「あれまだまだ本気じゃないでしょ?」

    アニ「...」


    ライナー「さすがはミカサよく気づいたな」



    アニ「アンタは黙ってな」




    ミカサ「どう?」



    アニ「...」

    コニー「いいじゃねぇか、面白そうだし」


    ジャン「ミカサが勝つな」キリッ

    マルコ「ははは」



    アルミン「ミカサ頑張れー!」





    ミカサ「ほらやろう」スチャッ

    アニ「はぁ...一回だけだよ?」スチャ


    ミカサ(足に武具を纏った...)



    アニ「ほら...合図だしな」ギロッ



    ミカサ「...」ゴクッ







    ライナー「それじゃあいいな?よーい」


    ライナー「はじめ!!!!!!!」ガァァァァアアアンンッ








    全員「!?」




    ナ、ナンノオトダ!? スンゲェバクオンシタゾ! ミカサトアニガヤリアッテルゾ!


    キース(ほぅ?レオンハートとアッカーマンか)








    アニ「...」グググ

    ミカサ「...」グググ




    アニ(コイツなんて馬鹿力してるんだい...私のパンチならとにかく蹴りをまともに当ててびくともしないなんてね...)

    ミカサ(流石はアニ、あの一瞬で軌道を変えて私の胴体に蹴りを繰り出してきた...)




    アニ「しッ」ズパンッ

    ミカサ「シュッ」ズズパンッ


    アニ「アンタでたらめなんじゃないかい?」パンッ



    ミカサ「アニも、私にダメージ与えられる人はそういない」ブンッ

    アニ「あっそ!!!」ズパンッ




    ミカサ「アニは珍しい格闘術使う...」(私がみた文献にはあんな格闘術なかった)ググ


    アニ「アンタもね」(あれはなんていうんだっけか...ボクシング?)






    ミカサ「...」スッ


    アニ「ん?」(今度は威力の弱いパンチ...?いや)ザッガシ



    ミカサ「捕まえた」ググググ ギチッ



    アニ「あぁそうかい」(なんて握力してるんだい...私も力はある方だけどこれは...)





    ミカサ「避けないでね」グググッギュウゥ




    アニ「あぁ」バッ

    ミカサ「!?


    アニ「別に殴り蹴るするだけが戦闘術じゃないよ」グググッ



    ミカサ「締めわ...ざ」グググ





    アニ「実はかなり得意なんだよ」ギュゥウウゥ

    ミカサ「んグっ」ガッ


    アニ(掴んまれた!?)




    ミカサ「は”ぁ”あああああ!!!」ポキッ ブンッッ






    アニ「んくっ!?」ガンッドサ





    ミカサ「ふぅ...」(リストが外された...呼吸も整えないと)


    アニ「はぁ...」(締めてたほうの腕の骨が折れた...ほんとどんな力してんだか)





    キース「二人ともそこまだ」





    全員「!?」


    キース「もう授業終わりのチャイムはなったぞ」



    アルミン「うぇ!?いつの間に!?」




    キース「ほら昼食を喰って元気を付けろ、今日の訓練はもう終わりだからな」



    全員「はい!」






    キース「それじゃあ解散」












    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  54. 59 : : 2022/09/07(水) 21:48:39



    ライナー「いやぁそれにしても二人の戦い凄かったな」




    ミカサ「ん、ありがと」

    アルミン「ミカサは相変わらずだけどアニもすごかったね!」


    アニ「そっちのお連れさんの方がよっぽどやばいよ」



    ベルトルト「僕たちじゃ相手にすらならなさそうだね」

    マルコ「あはは、一撃でやられるだろうなぁ」



    ジャン「ミカサは何でそんなに強いんだ?」



    ミカサ「鍛えた」

    アニ「鍛えたなら私も同じだよ、あんたの肉体強度はどうにかしてるよ」



    ミカサ「どうにかしてるといわれても鍛えたとしか...」



    アルミン「あ~けど、お父さんの攻撃を受け続けるっていうトレーニングがあったからそれじゃない?」

    全員「!?」



    マルコ「それはそんな体になるね...」

    アニ「聞くだけでゾワってするよ」


    ライナー「俺よりも筋肉有りそうだもんな」


    ベルトルト「そんなことは...無いと思いたいね」




    コニー「腹筋割れてんのか?」



    ライベル「...」

    マルコ「君デリカシーってもんはないのかい?」


    ジャン「そうだぞ」(ミカサのおなか...見てみたい!!!!)


    アルミン「どうなの?」

    ミカサ「ん?」スッ



    全員「!?」



    ライナー「すっすげぇ...」

    ベルトルト「み、見事な8パックだね...」


    マルコ「僕たちの何倍もすごいね...」


    ジャン(うれしいが...悲しいな...)



    アニ「ほら下げな」スッ

    ミカサ「ん」



    アルミン「そういえば明日だっけ?」



    マルコ「ん?」



    アルミン「いやお偉いさんの視察」

    コニー「あぁ...なんだっけそれ?」


    マルコ「ペガサス騎士団 自由の翼 バラの騎士団の三組の視察だよ、忘れたの?」


    コニー「んや覚えてねぇ」




    マルコ「...」




    アニ「なら早く寝ないとね」

    アルミン「あれ食事は?」


    アニ「今日はいらない、それじゃあおやすみ」




    ベルトルト「...」

    ライナー「まぁ昔から一日抜く日があるんだよな」



    ミカサ「調節してるのでは」



    アルミン「それはなさそうだけどなぁ」

    マルコ「まぁ僕たちは食べて明日に備えよ」


    全員「おーう!」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    キース「...」コンコン



    眼鏡教官「入りますよー」ガチャッ

    キース「むっ何か用か?」


    眼鏡教官「はい、東の太陽からお手紙です」


    キース「むっ」ペラッ

    キース「...」




    眼鏡教官「...なにかあったんですか?」



    キース「いや...いろいろと調査を...な?」

    眼鏡教官「なるほど...あまり首を突っ込まないでおきましょう」


    キース「...」(やはりブラウンたちは...)



    眼鏡教官「あ、あとグリシャさんが明日少し遅れるそうです!」



    キース「何?何かあったのか?」



    眼鏡教官「らしいです、何でも人間大陸全体の魔力の流れがおかしいそうです」



    キース「というと?」

    眼鏡教官「...スタンピードが近いかも...だそうです」




    キース「はぁ...やはりか」

    眼鏡教官「やはり?といいますと」


    キース「私は砂の魔法を使うからな...土地の変化には鋭い」


    眼鏡教官「なるほど、でしたら何か対策をとらなければなりませんね」



    キース「...それは無理だろうな」



    眼鏡教官「...それはどうして?」

    キース「十年前のスタンピードを覚えているか?」




    眼鏡教官「は、はい悪魔 アロケスが顕現したスタンピードですね」




    キース「今回の規模はそれの三倍...いや五倍の規模になると思われる」


    眼鏡教官「!?」



    キース「今もなお魔力の流れが増えている...純粋に位の高い悪魔か」



    眼鏡教官「複数体の可能性も?」

    キース「...ありえなくはない」


    眼鏡教官「わかりました、伝えておきます」ガチャッ




    キース「ふぅ...」






    キース「皆が無事に卒業できればよいが...」












    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  55. 60 : : 2022/11/07(月) 17:24:05
    ブラック企業から逃げ切りましたーーーーー!!!!!!!!!!
    退職金もたんまりいただきましたので二か月の間はジャンジャン書き綴りますのでよろしくお願いいたします!
  56. 61 : : 2023/03/21(火) 07:40:29
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    次の日、食堂




    ガヤガヤ




    ジャン「...今日はやけにうるさいな...。」

    アルミン「仕方ないよ...今日は五大ギルドの中の三人が訪れてくるんだから」モグモグ


    マルコ「そういうジャンも見るからにワクワクしてるけどね?」パクッ




    ジャン「そ、そんなことねぇ!」





    ミカサ「おはよう」スタスタ

    アニ「あんたら朝から元気だねぇ...」


    アルミン「ミカサ達おはよ!」

    ジャン「今日もお綺...いい天気だな!」



    アニ「きもっ」

    ミカサ「ええいい天気ね」




    ジャン(しゃあ!!!)グッ

    アルミン「今日は遅かったね?」



    ミカサ「アニが中々起きなくて」

    アニ「昨日遅くまでトレーニングしたからちょっと眠くてね...他の馬鹿共は?」



    アルミン「ライナー達はベルトルト起こすのに手こずってるよ」アハハハ


    アニ「あのバカ共」




    ライナー「馬鹿とはなんだ馬鹿とは」

    ベルトルト「おはよぉ」


    コニー「朝から大変だったんだぞ!」




    ライナー「今日は不思議なことが起こるポーズだった」

    アニ「あぁ...大抵は悪いことが起きる前兆だね...」




    マルコ「ベルトルトの予言は今のところ全部的中してるから不安だなぁ...」

    ジャン「あぁ...少し鬱だな」





    キース「皆注目しろ!!」





    キース「今回来てくださったペガサス騎士団 バラの騎士団 自由の翼の方々だ!」






    オォオオオオオオオ!!




    ナイル「私からか、私はナイル・ドーク。ペガサス騎士団の団長ナイル・ドークだ。今回は優秀な人材をスカウトしに来た。皆頑張ってくれ」



    スゲェホンモノダ!



    リコ「私はバラの騎士団副団長リコ・プレツェンスカです。私にスカウトなどの権限はあまりありませんが、目星をつける程度の事は致しますのでよろしくお願いします。」



    アルミン「ピクシスさんとよくいる人だね」ヒソヒソ

    ミカサ「うん」ヒソヒソ




    リコ「では最後どうぞ」

    ????「あ?」


    ハンジ「こら!リコちゃんが可哀そうでしょ!はいどうも!私はペガサス騎士団師団長のハンジ・ゾエだよぉ~!皆よろしく!」



    ハンジ「ほらリヴァイ!皆怖がってるから自己紹介しな?」

    リヴァイ「っち...リヴァイ・アッカーマン」




    アレガ6ニンノウチノ…マジカヨ...




    ハンジ「えぇそれだけぇ?ほ~んと不愛想なんだから...」



    ????「ははは、おほん!えーっと大半の人が初めましてかな?私はペガサス騎士団副団長のグリシャ・イェーガー」

    グリシャ「一応私も何人か目星はつけておくつもりだよ」





    スゲェ!エイユウダ!ヤベエエエエ!






    アルミン「お父さん...」

    ミカサ「ちょっと楽しそう」フフ



    マルコ「君たちどうしてそんなに落ち着いてっ...てそうか親子か!」

    ジャン「そこ忘れてんなよ」ベシッ




    コニー「サインもらえるかな?」

    アルミン「聞いてこようか?」


    コニー「後でこっそりもらってきてくれね?」ヒソヒソ


    アルミン「おっけ~!」ヒソヒソ




    ベルトルト(闇取引みたいだなぁ~)







    キース「以上三つの団と一人追加でこちらの訓練所に移動してくる人物がいる...自己紹介しろ」


    ???「どうも~!皆さん初めまして~!!!!」



    ミーナ「超絶美少女のミーナ・カロライナで~す!!!!」キランッ









    全員「......(やべぇの来た)」












    キース「...よし下がれ」

    ミーナ「は~い!」スタスタ



    ジャン「...おいこっちくるぞ」





    ミーナ「ってことでよろしくぅ!」スッ


    全員「帰れ!!!!」


    ミーナ「てへっ」

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05030516

ZelretchSchweinorg

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