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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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進撃の巨人-戦士たち-外伝‐5

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  1. 1 : : 2014/02/03(月) 04:25:07
    第五話です。
    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2014/02/03(月) 20:50:35
    俺はライナーだ。
    調査兵団1日体験を無事に終えた俺達は人類とともに戦うことになった。
    俺達が行った判断は間違っていないはずだ。
    俺達は1週間後に再び調査兵団本部に行くことになった。
    リヴァイ班を紹介してもらうためだ。
    では、その前日から始めるぞ?
  3. 3 : : 2014/02/03(月) 21:25:21
    ~夕食~

    カイト「・・・」ウトウト

    アニ「・・・」ジー

    カイト「・・・」ウトウト

    アニ「・・・」ジー

    アニ(ライナーの邪魔が入ってから何もない)

    アニ(ライナー殺す」

    ライナー「俺なんかしたか?」

    カイト「・・・」コクッコクッ

    アニ「別に・・・」

    カイト「」バタン
  4. 4 : : 2014/02/03(月) 21:29:30
    ベルトルト「カイト?カイト?」フサフサ

    クリスタ「ど、どうしたの!?」

    アニ「カイト!?」

    アニ「え、え?」ウルウル

    カイト(ZZZ)グーグー

    ライナー「・・・寝てる」

    アニ「ホッとした」

    アニ「カイトって睡眠時間人より長いしね」

    ライナー「最近あんまり寝れてなかったようだしな」

    カイト「ハッ!」
  5. 5 : : 2014/02/03(月) 21:32:07
    アニ「眠いの?」

    カイト「いや、そんなことないよ」ゴシゴシ

    アニ「寝てたよ」

    カイト「やっぱり眠いのかなー」

    アニ「ちゃんと寝なよ」

    カイト「うんわかってる」

    ライナー「なんで寝れてないんだ?」

    カイト「兵法の本読んでるんだ」

    ベルトルト「どんな?」

    カイト「あとで貸すよ!」

    ベルトルト「うん」
  6. 6 : : 2014/02/03(月) 21:34:34
    クリスタ「カイトってそういう本読むんだ!」

    カイト「小説とかも読むよ」

    ユミル「意外だな」

    カイト「失礼な」

    ライナー「話は変わるんだけど、カイト身長伸びたな」

    アニ「思った」

    カイト「何センチか聞きたい!?」ワクワク

    アニ「少し気になる」

    ライナー「俺も」

    ベルトルト「僕も少し」
  7. 7 : : 2014/02/03(月) 21:37:53
    カイト「179だった」

    アニ「え、もう止まってよ」

    カイト「なんで?」

    アニ「ライナーとかベルトルトみたいにむさくるしいのは嫌だ」

    ライベル(そんな風に思ってたんだ・・・)

    カイト「止まるかなー」

    アニ「私は止まった」

    カイト「可愛いよ!」

    アニ「ありがと//」

    カイト「ダメだ、限界」バタン

    カイト「グーグー」ZZZ
  8. 8 : : 2014/02/03(月) 21:43:12
    ライナー「俺とベルトルトが運んどくな」

    アニ「うん、よろしくね」

    ベルトルト「任せてよ」



    アニ「あの寝顔をゆっくり見られる日は来るのかな・・・」

    クリスタ「ふふ、好きだねー」

    エレン「アニ、特訓付き合ってくれ!」

    アニ「今日はパス、眠いんだ」

    エレン「そっか、わかった」スタスタ

    ユミル「お前あいつのこと避けてんのか?」

    アニ「別に?ただ、眠いだけ」

    ユミル「そっか」

    アニ「じゃあ、あたしも寝るよおやすみ」
  9. 9 : : 2014/02/03(月) 21:54:54
    ~翌日・調査兵団本部~

    リヴァイ「奴らはホントに来るのか?」

    エルヴィン「来るだろう」

    ハンジ「楽しみだなー!!」

    コンコン

    ハンジ「あっ、来た!」

    リヴァイ「お前らは少し隠れてろ」

    リヴァイ班「はい」
  10. 10 : : 2014/02/03(月) 21:57:49
    カイト「失礼します!」

    ライベルアニ「失礼します」

    エルヴィン「忘れてなかったな」

    カイト「拘束されるのは困りますからね」ハハ

    カイト「で、そこに隠れてる方々がリヴァイ班の先輩方ですか?」

    ライナー「隠れてる?」

    エルヴィン「感覚まで鋭いな」

    リヴァイ「出てこい」
  11. 11 : : 2014/02/03(月) 22:01:01
    リヴァイ班「」スタスタ

    エルヴィン「左からカイト、ライナー、ベルトルト、アニだ」

    カイライベルアニ「よろしくお願いします」ペコリ

    リヴァイ「リヴァイ班は左からエルド、グンタ、オルオ、ペトラだ」

    カイト「あっ!」

    エルヴィン「なんだ?」

    カイト「ペトラさん!」

    ペトラ「あなたが班員になるとはね」フフ

    オルオ「こんな巨人のガキに気を遣う必要ないぜ」

    カイト「」イラッ
  12. 12 : : 2014/02/03(月) 22:03:44
    ペトラ「オルオのことは気にしないでね」

    オルオ「お前らが巨人化しても俺が削ぐだけだ」

    オルオ「肝に銘じとけ」

    エルヴィン「まぁ、その辺にしろ」

    オルオ「はい」

    リヴァイ「質問はあるか?」

    カイト「1ついいですか?」

    リヴァイ「いいだろう」

    カイト「このオルオさんって人は強いんですか?」

    オルオ「当たり前だ」

    カイト「俺よりも?」

    オルオ「あぁ!?」
  13. 13 : : 2014/02/03(月) 22:06:41
    アニ「まさか、カイト戦ってみたいとかいうんじゃないだろうね?」

    カイト「・・・」

    リヴァイ「丁度、今日は対人格闘だ」

    リヴァイ「許可する」

    カイト「ホントですか!?」キラキラ

    ペトラ(なんかワクワクしてきた)フフ

    オルオ「泣いても知らねぇぞ」

    カイト「じゃあ、みなさん外行きましょう!」

    エルヴィン「お手並み拝見だな」
  14. 14 : : 2014/02/03(月) 22:27:21
    オルオ「行くぞ」ビュンビュンビュンビュン

    カイト「・・・」スッスッスッス

    オルオ「くそ、あたんねー」

    カイト「オラオラオラオラ・・・」ボンボンボンボン

    オルオ「ぐはっ」

    リヴァイ「もうやめろ」

    カイト「」ピタ

    オルオ「まだやれます!」

    ペトラ「もうやめなよ」

    オルオ「」シュン

    エルヴィン「想像以上だった」

    ペトラ「そうだ!みんなでお昼食べましょう!兵団の食堂だけど」

    ハンジ「いいね!巨人の話聞かせてよ!」


    ~食堂~

    カイト「ペトラさんって何歳なんですか?」

    アニ「女性にそういうの聞くもんじゃないよ」
  15. 15 : : 2014/02/03(月) 22:32:22
    ペトラ「19だよ?」

    カイト「ほえー」

    ペトラ「みんなは?」

    カイト「ライナーベルトルトが16で、アニが15で、俺が14です!」

    ペトラ「みんな若いなー」

    カイト「ペトラさんも若いですよ、美人だし!」

    オルオ「俺も女を口説くのなんて100年早いぜ」

    ペトラ「雑魚は黙って」

    カイト「毒舌もしびれますね!」

    アニ「」ムスッ

    ライナー(アニがヤバい)

    ベルトルト(カイトなんのつもり?)

    カイト「オルオさんと付き合ってるんですか?」

    ペトラ「ないない、ありえないよこんなの!」

    カイト「そうなんですか?」

    ペトラ「うん、恋人はいないよ」

    オルオ「俺じゃダメなんだ・・・」
  16. 16 : : 2014/02/03(月) 23:32:44
    アニ「ねぇ」ジロリ

    カイト「ん、俺?」

    アニ「カイト以外いないでしょ」

    カイト「なに?」

    ベルトルト(ばかなの?)

    アニ「なんで、彼女の前で女の人口説いてんのさ」

    カイト「え、口説いてた?」

    ペトラ「2人は付き合ってるの?」

    アニ「はい」

    カイト「言い訳だけど、年上美人を見て放っておけないじゃん」

    カイト「アニだって年上美人だし」

    アニペト「美人だなんて//」

    カイト「アニは帰ったらいっぱいお話しよ?」

    アニ「うん、わかった」
  17. 17 : : 2014/02/03(月) 23:35:48
    カイト「まぁ、いいやペトラさんまた!」

    ペトラ「またね!」

    エルド「一時はどうなるかと思ったな」

    グンタ「カイトも悪気はないだったな」

    ペトラ「カイトとアニちゃんかわいかったね!」

    エルド「そ、そーだな」
  18. 18 : : 2014/02/03(月) 23:39:24
    ~ある日の訓練~

    キース「実は来週行われる璧外遠征に訓練兵から志願者を集うことになった。」

    キース「危険を伴うため今は志願しないで欲しいが、誰か行きたいものはいるか!?」

    エレン(今回はいいかな)

    カイト「はい!」

    キース「貴様は問題ないだろう、明日から1週間調査兵団本部に行け」

    カイト「ハッ」

    キース「他はいないか?」

    ライベルアニ「ハイ!」

    キース「貴様らは確かに優秀だが今回はやめておけ」

    キース「では、以上、解散」
  19. 19 : : 2014/02/03(月) 23:41:44
    ~夕食~

    アニ「カイト、どうして?」

    カイト「なにが?」

    アニ「なんで志願したの?」

    カイト「経験積んどきたい」

    アニ「ペトラさんに会いたいんじゃないの?」

    カイト「それもある」

    アニ「」ウルウル

    カイト「でも、アニに1週間会えないんだよ?」

    カイト「俺の気持ちもわかってよ」

    アニ「じゃあ、第3倉庫きて」コソ

    カイト「わかった」
  20. 20 : : 2014/02/03(月) 23:43:38
    ライナー「しかし、俺達を行かせないなんて行けるのカイトとミカサだけだろ」

    ベルトルト「確かにね」

    ライナー「くれぐれも気を付けろよ?」

    カイト「わかってる」

    アニ「死なないでね」

    カイト「死んだらどうする?」ニコニコ

    アニ「泣く」

    カイト「じゃあ、死なないよ!」

    カイト「じゃあ、またね」
  21. 21 : : 2014/02/03(月) 23:55:54
    ~第3倉庫~

    アニ「もう来てたんだ」

    カイト「なに?」

    アニ「こっちきて?」

    カイト「ん?」スッ

    アニ「ん」チューチュッチュ

    カイト「ぷはっ//」

    カイト「また?」

    アニ「だって、お別れになるかもしれないし・・・」

    アニ「怒ってる?」

    カイト「怒ってないよ?」
  22. 22 : : 2014/02/03(月) 23:58:54
    アニ「触っていいよ//」

    カイト「え?」

    アニ「ココなら誰も来ないから」

    カイト「じゃ、じゃあ」サワサワモミモミ

    アニ「ん…あっ…」

    アニ「感想は?//」

    カイト「柔らかくて面白い」ムニュムニュ

    アニ「んん…んっ…あぁ」ハアハア

    アニ「続きは生きて帰ってきたらね?」

    カイト「う、うん」ウツムキ

    アニ「帰ってくるんでしょ?」

    カイト「当たりま前」

    アニ「じゃあ、お楽しみね」
  23. 23 : : 2014/02/04(火) 22:46:04
    ~男子寮~

    ライナー「ベルトルト」

    ベルトルト「なに?」

    ライナー「カイトなんで志願したんだ?」

    ベルトルト「ライナーは何でだと思う?」

    ライナー「ペトラさんがいるから」

    ベルトルト「うーん、僕は違うと思うよ」

    ライナー「じゃあ、どう思うんだ?」

    ベルトルト「先になじんで僕たちの居場所を作ろうとしてるような気がする」

    ベルトルト「彼はそういう優しい人だと僕は思うけど」

    ライナー「言われてみればそうかもな」

    カイト「ただいまー!」

    カイト「ライナーとベルトルトしかいないのか」
  24. 24 : : 2014/02/04(火) 22:50:36
    ベルトルト「みんな食堂でチェスやってる」

    カイト「そうなんだ」

    ベルトルト「僕が人ごみを嫌うからライナーを付き合わせちゃった」

    ライナー「お前を1人にできないからな」

    カイト「2人ってホント仲良しだね」

    ライナー「ホモじゃないぞ?」

    カイト「知ってるよ」

    ベルトルト「カイトはどこ行ってたの?」

    カイト「散歩だよ」

    ライナー「アニも散歩に行ったみたいだったな」

    カイト「途中であったよ、で、おっぱい触った」

    ベルトルト「な、な、なんだってーーーー!!」

    ライナー「またお前たちは・・・」

    カイト「でもちゃんと人目につかないところでだから」グー
  25. 25 : : 2014/02/04(火) 22:55:24
    ライナー「そういう問題じゃないだろ」

    カイト「まぁ、気にしない気にしない」

    カイト「2人だってそのくらいやるでしょ」

    ライベル「まぁ」

    カイト「それに、死ぬ前に1回触ってみたかった」

    ライナー「カイト、お前何で志願した?」

    ベルトルト「ライナー!!」

    カイト「いいよ、アニに言わないでね?」

    ライナー「おう」

    カイト「俺が班員の先輩と3人の仲介になれるようにって思って」

    ライナー「ベルトルトの予想通りだったな」

    ベルトルト「うん、でも、そういうのはアニに言った方がいいと思うけど」

    ライナー「あいつはヤキモチ屋だからな」

    カイト「いいんだ、それが目的」
  26. 26 : : 2014/02/04(火) 22:59:33
    ライナー「どういうことだ?」

    カイト「1週間離れることでアニは俺の存在を再確認するのさ」

    ベルトルト「おかしくなりそうだね」

    ライナー「落雷事故の時も大変だったしな」

    ベルトルト「カイトが目覚めた朝なんてひどかったらしいしね」

    カイト「帰ってくるときが楽しみだな」

    ライナー「いきなり抱きつかれるかもな」

    カイト「悪くないね」

    ライナー「まぁ、気を付けろよ」

    カイト「うん」

    ベルトルト「チェックメイト」

    ライナー「はぁー、カイト俺と変わろう」

    カイト「じゃあ、1回だけね」
  27. 27 : : 2014/02/04(火) 23:56:56
    ~翌日・調査兵団本部~

    ハンジ「ねぇ、エルヴィン」

    エルヴィン「なんだ?」

    ハンジ「訓練兵来るかなー」

    エルヴィン「まぁ、訓練兵と言ってもあの4人だろ?」

    ハンジ「まぁ、そうだね」

    エルヴィン「キースがいる以上来ないかもな」

    ハンジ「それは言えてるね」

    エルヴィン「私も1つ質問してもいいか?」

    ハンジ「いいよ、なに?」

    エルヴィン「何故お前がここにいるんだ、ここは団長室だぞ」

    ハンジ「そうだね」

    エルヴィン「分隊長室に戻るんだ」

    ハンジ「いやー、仕事は全部終わったからね」

    エルヴィン「・・・そうか」

    コンコン

    エルヴィン「入れ!」
  28. 28 : : 2014/02/05(水) 00:08:02
    カイト「失礼します、104期訓練兵カイト・ロバート、志願兵として参上しました」ケイレイ

    エルヴィン「よく来たな、君だけか?」

    カイト「はい、3人は教官に止められてしまいました」

    ハンジ「やっぱりかー」ハハ

    エルヴィン「そうか、では君は璧外調査前日までリヴァイ班として訓練に励め!」

    カイト「はい!」

    エルヴィン「外で訓練を始めているころだろ思うぞ」

    カイト「はい、行ってきます」

    ハンジ「ねぇ、カイト!」ワクワク

    カイト「なんでしょうか」

    ハンジ「巨人の話聞かせてよ!」ウキウキ

    カイト「食事の時以外でしたら喜んで!」

    カイト「では、失礼します」
  29. 29 : : 2014/02/05(水) 00:23:42
    ~外~

    プシューン ビュン ザシュ

    ビュウウウウン ズバッ

    カイト「あ、やってるやってる」

    グンタ「ん、カイトじゃないか」

    カイト「志願兵としてきました」

    ペトラ「あっ、ほんとに来たんだね!」

    エルド「オルオは兵長に知らせてきてくれ」

    オルオ「俺はパシリかよ!」

    ペトラ「お願い」

    オルオ「チッ、仕方ねぇな」タッタッタ

    カイト「オルオさん話し方変わってません?」

    ペトラ「兵長のマネしてるみたい」

    エルド「しかし、ホントに訓練兵が来るとは思ってなかった」

    グンタ「俺もだ」

    ペトラ「私もだよ」

    カイト「チャンスだと思って」ハハ
  30. 30 : : 2014/02/05(水) 00:28:16
    ペトラ「でも、ほんとに危険だよ?」

    カイト「分かってますよ」

    エルド「カイトは今主席なんだよな?」

    カイト「はい」

    オルオ「この時期の主席なんてたかが知れてる」

    ペトラ「そんなのわかんないでしょ!」

    リヴァイ「おぉ、来たか」

    カイト「はい、お世話になります」

    リヴァイ「困ったことがあったらエルド、グンタ、ペトラあたりに聞け」

    カイト「オルオさんは?」

    リヴァイ「オルオは面倒見が悪いからな」

    カイト「わかりました」

    オルオ「主席だか何だか知らんが巨人を見たことないガキは俺の足を引っ張らんようにな」

    ペトラ「オルオ話聞いてなかったの!?」
  31. 31 : : 2014/02/05(水) 00:50:35
    オルオ「あぁ?」

    ペトラ「カイトは10歳の時に外から来たんだよ?」

    オルオ「だったらなんだよ」

    ペトラ「10歳で巨人見てるってこと」

    カイト「あんまり言わない方が・・・」

    エルド「そうだぞ」

    リヴァイ「口を慎め」

    オルペト「す、すいません」

    カイト「それに初めて奴らを見たのは8歳の時です」

    エルド「8歳!?」

    カイト「はい」

    リヴァイ「話はその辺にして、訓練しろ」

    みんな「はい」

    リヴァイ「カイトお前の立体機動の腕を見る必要がある」

    カイト「はい、わかりました」ビュン


    数時間後

    リヴァイ「ここまで、明日に備えて休め」

    リヴァイ班「はい!」
  32. 32 : : 2014/02/05(水) 01:16:11
    エルド「カイト、みんなで少し話そう」

    カイト「いいんですか?」

    グンタ「もちろんだ」

    カイト「でも、みなさん休憩とかしたいですよね?」

    エルド「話しながら休憩すればいいだろ」

    ペトラ「私も話したい!」

    オルオ「俺はごめんだ」

    ペトラ「別にオルオのこと呼んでないし」プイ

    オルオ「まぁ、ペトラがどうしてもっていうなら」

    ペトラ「別に来なくていいよ」

    エルド「じゃあ、談話室に行こう」

    カイト「はい!」
  33. 33 : : 2014/02/05(水) 01:21:39
    ~談話室~

    カイト「オルオさんホントに来なかったですね」

    エルド「あいつはいつもあんな感じだ」

    カイト「オルオさんとのファーストコンタクトが悪すぎましたね」

    ペトラ「しょうがないよ」

    グンタ「初対面で巨人扱いされたんだ」

    カイト「でも、本当のことだし」

    ペトラ「でもカイトは嫌だったんでしょ?」

    カイト「はい、まぁ」

    ペトラ「じゃあ、仕方ないよ」

    エルド「ところでカイト達の故郷はどんなところなんだ?」

    カイト「特にここと変わりませんよ、壁がないくらいです」
  34. 34 : : 2014/02/05(水) 01:30:44
    グンタ「壁がない!?」

    カイト「はい」

    エルド「巨人の脅威は?」

    カイト「町から少し出るといますね」

    カイト「高地に町があるんで巨人は来れないんです」

    エルド「こういうのを聞くと勉強になるな」

    グンタ「興味深いな」

    ペトラ「私も質問がある!」

    カイト「何ですか?」
  35. 35 : : 2014/02/05(水) 01:47:32
    ペトラ「アニちゃんとの出会いとか!」

    エルド「出会いって気になるもんな」

    カイト「じゃあ、少しだけ//」

    ペトラ「照れてるね!かわいい!」

    グンタ「あんまりからかってやるな」

    ペトラ「ごめんね、じゃあ、お願いしまーす!」

    カイト「えーっと、家が隣なんです」

    ペトラ「いいねいいね!そーゆーの!」

    グンタ「少し静かにしろ」

    ペトラ「はーい、続けて?」

    カイト「でも、5~7歳まで全く会わなかったんです」

    ペトラ「切ないねー」

    カイト「で、その2年間で俺は虐められっ子になっちゃうんです」

    カイト「ある日いつも通り虐められてた時、うわって目を閉じて」

    カイト「目を開けたらあの3人が立ってたんです」

    ペトラ「感動の再開だね!」

    カイト「でも俺はアニって気づかなくて逃げたんです」

    カイト「ライナーとベルトルトがデカくてびっくりしちゃって」
  36. 36 : : 2014/02/05(水) 01:53:10
    エルド「あの2人はそのころからデカかったのか!」

    カイト「はい」

    カイト「そしたら次の日に3人が家に訪ねてきて、なんやかんや仲間になったんです」

    カイト「故郷から旅立ってからいつも一緒にいました」

    カイト「まぁ、こんな感じですね」

    ペトラ「じゃあ、4年はずっと一緒にいるんだ!」

    カイト「はい」

    ペトラ「じゃあ、寂しい?」

    カイト「少しは」

    ペトラ「じゃあ、手紙でも書きなよ!」

    カイト「手紙ですか?」
  37. 37 : : 2014/02/05(水) 02:43:58
    ペトラ「璧外遠征に行く以上危険はつきものだから書いておいた方がいいよ」

    エルド「そうだな」

    グンタ「よし、書け!」

    エルド「先輩命令だ!」

    カイト「えー、まじですか!?」

    ペトラ「便箋と封筒持ってくる!」タッタッタ

    エルド「今日書いて明日の午後出せば夕食時には読めるだろう」

    カイト「はい!」

    ペトラ「持ってきたよー!」

    エルド「じゃあ、早速書こう」

    カイト「ここでですか?」

    グンタ「話しながらでも書けるだろ?」

    カイト「はい」
  38. 38 : : 2014/02/05(水) 03:14:56
    エルド「少し気になったんだが、虐められっ子だったんだよな?」

    カイト「はい、そうですけど」

    エルド「いつそんなに強くなったんだ?」

    カイト「3人に出会う少し前に格闘を初めました」

    カイト「今の力量に達したのは落雷事故がキッカケなんですけどね」

    グンタ「それ聞いたことある」

    ペトラ「訓練中に雷に打たれた訓練兵のことでしょ?」

    カイト「それ俺です」

    エルド「それで力が開花されたのか?」

    カイト「眠っていた4日間で、はい」

    エルド「そうか」

    カイト「あ、ペトラさん便箋あと3枚もらっていいですか?」

    ペトラ「随分やる気になって来たね!」

    カイト「3人に別々に書きたくなってきちゃいました」ハハ
  39. 39 : : 2014/02/05(水) 03:20:23
    ペトラ「はい、どうぞ」ニコ

    カイト「ありがとうございます」

    カイト「あ、俺も質問してもいいですか?」

    エルド「もちろん」

    カイト「討伐とか討伐補佐の実績ってやっぱり偏るものなんですか?」

    エルド「まぁ、そうだな」

    グンタ「確実にうなじを削ぐことが当たり前の調査兵団では、より高度なテクニックを持つものが討伐補佐に徹することはあるな」

    エルド「この班では、討伐トップがオルオ、討伐補佐トップがペトラだな」

    ペトラ「見直した?」

    カイト「はい、でもここにいる以上すごいのはわかってましたけど」ハハ

    エルド「だが、兵長のように1人で討伐してしまう場合もあるから一概には言えないな」

    カイト「兵長ってホントにすごいんですね!」

    ペトラ「当たり前よ!♪」
  40. 40 : : 2014/02/05(水) 03:27:14
    エルド「なんでペトラが誇るんだよ」

    カイト「わかった!ペトラさん兵長のこと好きなんだ!」

    ペトラ「そ、そそんなことないよ//」

    カイト「分かりやすいですねー」ハハ

    グンタ「憧れらしい」

    ペトラ「言わないでね!//」

    カイト「ご心配なく」

    カイト「まだ兵長はちょっと怖いです」

    グンタ「14歳じゃまだ子供だ、仕方ないさ」

    ペトラ「でも、兵長は優しいのよ?」

    ペトラ「きっと璧外遠征で分かるわよ」

    カイト「そうですか」

    カイト「出来た!」

    エルド「どれどれ」

    ペトラ「人の書いた手紙読んじゃダメでしょ」パチン

    カイト「やっぱりコレ出してきます!」

    ペトラ「行ってらっしゃい」

    カイト「いってきます!」タッタッタ
  41. 41 : : 2014/02/05(水) 03:35:21
    ~夕食~

    エルド「カイト帰って来たかな?」

    グンタ「大丈夫だろ」

    ペトラ「真面目そうだし」

    エルド「あ、1人で食べてる」

    エルド「行こう」

    ペトラ「面倒見がいいね」

    グンタ「お前もだろ」

    エルド「カイト、1人か?」

    カイト「はい」

    ペトラ「ここ座るね!」

    カイト「どーぞ」

    エルド「1人で食べるなんて水臭いな」

    カイト「いやー頼ってばっかじゃダメだと思って」

    ペトラ「ここにいる間はお兄さんとお姉さんだと思って頼りなさいよ」

    カイト「はい!」

    グンタ「ただし、璧外遠征と訓練の時以外な」

    ペトラ「そこでは上司だしね」

    カイト「はい!ありがとうございます!」

    ハンジ「ここいいかい?」

    エルド「どうぞ」
  42. 42 : : 2014/02/05(水) 03:37:24
    ハンジ「カイト、巨人の話聞かせてよ!知ってること全部」

    カイト「そういうのって研究で知らなくてもいいんですか?」

    ハンジ「だって気になるじゃん!」

    ペトラ「私も聞きたい」

    エルド「俺達も聞くか」

    グンタ「だな」

    ハンジ「じゃあ、決まり!終わったら座談室に行こう!」
  43. 43 : : 2014/02/05(水) 03:50:15

    ハンジ「じゃあ、決まり!終わったら座談室に行こう!」×

    ハンジ「じゃあ、決まり!終わったら談話室に行こう!」〇
  44. 44 : : 2014/02/05(水) 03:54:33
    ~談話室~

    カイト「・・・僕が知ってるのはこのくらいですね」

    ハンジ「じゃ、じゃあさ」

    カイト「はい」

    ハンジ「私たちを外に出さないように巨人が壁の外にいて長い間使えるように日光型にしてるってこと?」

    カイト「たぶん」

    カイト「僕は夜動く巨人もいるだろうと考えています」

    ペトラ「聞きたくないこと聞いちゃったね」

    エルド「だな」

    グンタ「夜動く巨人なんてホラー以外の何物でもないな」

    ハンジ「話はこのくらいにしよう」

    エルド「分隊長が話を途中で切り上げただと!」

    ハンジ「今回は子供がいるからね」

    ハンジ「解散!」

    みんな「おやすみなさい」
  45. 45 : : 2014/02/05(水) 03:58:54
    ~翌日・訓練兵団・夕食~

    ライナー「カイトうまくやってるかなー」

    ベルトルト「心配だね」

    ベルトルト「虐められてないかなー」

    ユミル「大丈夫だろ」

    クリスタ「カイトは人当りいいからね」

    ベルトルト(元虐められっ子なんて言えない)

    ライナー(みんな俺達が同郷って知らないから言えない)

    ライナー(ん?今はもう言える状況じゃないのか?)
  46. 46 : : 2014/02/05(水) 04:04:42
    アニ「ライナー!ベルトルトー!」キラキラ

    ユミル「どうしたやけに上機嫌だな」

    ライナー「なんかあったのか?」

    ベルトルト「目がキラキラしてるよ?」

    アニ「カイトから手紙が来たの!」ピョンピョン

    ライナー「嬉しいのはわかったから一旦落ち着け」

    ベルトルト「みんな普段との違いに引いてるよ」

    ユミクリ「」チーン

    その他「」ガタガタ

    アニ「あっ、あたしとしたことが・・・」

    ライナー「で、何が書いてあるんだ?」

    アニ「みんなで読もうと思ってまだ読んでない」

    ベルトルト「じゃあ、今から読もうよ」

    アニ「そうだね」

    ユミル「私たちは席をはずそうか」

    クリスタ「そうだね」

    アニ「いいよ、いなよ」

    クリスタ「いいの?」キラキラ

    ユミル「じゃあ、邪魔するか」
  47. 47 : : 2014/02/05(水) 17:38:47
    アニ「あっ、3枚入ってる」

    ライナー「取りえず順番に読んでくれ」

    アニ「うん、わかった」
  48. 48 : : 2014/02/05(水) 17:44:22


    3人へ

    俺は今回リヴァイ班で1週間の訓練を行った後に璧外遠征に参加します。
    巨人を討伐したり討伐補佐を行ったりするとボーナスが出るらしいので、頑張ります。
    ボーナスもらったらおいしいもの食べに連れて行きます。
    先輩たちはとても優しい人たちです。
    エルドさんもグンタさんもお兄さんみたいで、
    ペトラさんもお姉さんみたいです。
    きっとみんなとも仲良くなれると思います。
  49. 49 : : 2014/02/05(水) 17:47:09
    ライナー「言いたいことがバラバラでまとまってないところがカイトらしいな」

    クリスタ「とっても元気そうだったね」

    ベルトルト「そーだね、アニ続きは?」

    アニ「ここからは3人に向けてるみたい」

    ライナー「もういい、読もうぜ」

    アニ「そうだね、あっ全部で4枚だった」

    アニ「じゃあ、ライナーのから読むね」

    ライナー「おう!」
  50. 50 : : 2014/02/05(水) 17:52:51

    ライナーへ

    いつもお兄ちゃんの様に接してくれてありがとう。
    あの時、虐められてる俺を助けてくれてありがとう。
    本当に頼りになる人だと思います。
    でも、もう兄貴面するのをやめてもいいと思うよ。
    これからはクリスタだけ守って生きていくといいと俺は思う。
    兄貴として見られるのが生き甲斐って言うなら別だけどね。

    追伸 もう同郷ってことバラしてもいいと思います。理由は、方向性が固まったからです。
  51. 51 : : 2014/02/05(水) 17:55:00
    アニ「だってさ」

    クリスタ「4人は同郷だったの!?」

    ベルトルト「実はね」ハハ

    ユミル「よく今まで隠せたな」

    ライナー「カイトの判断でバラしたんだ文句はない」

    アニ「次ベルトルトの読む?」

    ベルトルト「うん、よろしく」
  52. 52 : : 2014/02/05(水) 18:02:58

    ベルトルトへ

    ベルトルトも今までありがとう。
    ベルトルトはライナーやアニと違った優しさがあってとても心強いです。
    でも、引っ込みすぎだと思うことがあります。
    ベルトルトならもっと人の中心に立てると思います。
    誰も読んでないと思うので本音を書きます。
    ベルトルトに確認したことはなかったけど、
    ベルトルトってユミルと付き合うまでアニに惚れてたよね?
    だから、もし、俺が今回死んだら少しでいいからアニに気をかけてやってください。お願いします。

    追伸 住民登録の際、ライナーと同郷にしてしまってすいません。アニと一緒が良かったよね?
  53. 53 : : 2014/02/05(水) 18:05:57
    ベルトルト「何で、こういうこと手紙に書くんだよ!!」

    ライナー「最初の方は感動的だったのにな」ガハハ

    ユミル「しかし、アニは同郷からモテるんだな」ハハ

    クリスタ「アニはかわいいからね!」

    ベルトルト「カイト帰ってきたら殺す!巨人に勝っても僕が倒してやる!!」

    アニ「そんなことさせないよ」ギロッ

    ベルトルト「う、嘘だよ」ビクッ
  54. 54 : : 2014/02/05(水) 18:55:34
    アニ「じゃあ、次はあたしのね」

    ライナー「俺がいい声で読んでやる」

    アニ「なんで?」

    ライナー「お前は泣くことに集中しろ」

    アニ「泣かないけど」

    クリスタ「耳だけど刺激の方がロマンティックだよ!」

    ユミル「その通りだ」

    アニ「分かった、よろしく」
  55. 55 : : 2014/02/05(水) 18:59:54

    アニへ

    アニには今まで言えなかった感謝の気持ちを綴ります。
    アニ、生まれてきてくれてありがとう。
    俺を見つけてくれてありがとう。
    助けてくれてありがとう。
    5~7歳の2年間会えなくて寂しかったよ。
    今まで一緒にいてくれてありがとう。
    俺が巨人なんかに殺されることはないと思うけど、
    もしもの時は・・・
    あっ、アニ絶対生きて帰るから、またよろしくね。
    この前の続きは期待してないからね(笑)

    追伸 凱旋の日はみんなは休暇だよね?迎えにきてくれると嬉しいです。
  56. 56 : : 2014/02/05(水) 19:02:43
    ライナー「だってよ」

    アニ「何気ないことに感謝してくれてたんだね」グスッ

    ベルトルト「ほんとだね・・・」

    ユミル「この前の続きってなんだ?」

    ライナー「秘密だよな」

    アニ「うん」グスグス

    クリスタ「ほんとにお互いのこと思いあってるんだね」

    ライナー「俺もクリスタのこと思ってるぞ?」

    クリスタ「私もだよ?」ニコ

    クリスタ(隠し事しちゃってるけど・・・)
  57. 57 : : 2014/02/05(水) 19:06:59
    ユミル「まぁ、感動をありがとうってとこだな」

    クリスタ「うん、そうだね」

    ベルトルト「討伐とかのボーナスってどのくらいもらえるのかな」

    アニ「さぁね」

    ユミル「あいつならホントに討伐してきそうだな」

    ライナー「そうだな」

    アニ「そろそろ消灯だね」

    ユミル「そんなに経つのか」

    クリスタ「じゃあ、そろそろ行こうか」

    アニ「だね」

    ベルトルト「じゃあ、また明日」

    ライナー「おやすみ」

    アニユミクリ「おやすみ」
  58. 58 : : 2014/02/05(水) 19:16:43
    ~璧外遠征前日・調査兵団本部~

    リヴァイ「今日は訓練はなしだ」

    カイト「え、ないんですか?」

    ペトラ「基本遠征前日は体を休めるのよ」

    カイト「そうなんですか」

    エルド「帰れるやつは帰ったりするがな」

    カイト「帰っていいんですか?」

    エルド「夕食までに帰ってこれるならな」

    カイト「兵長、自分も帰っていいですか?」

    リヴァイ「夕食までに帰って来いよ」

    カイト「はい!」ニコニコ タッタッタ

    ペトラ「よっぽど寂しかったのかな?」

    グンタ「かもしれないな」

    オルオ「所詮ガキってことだ」

    ペトラ「すぐ悪口言うのやめなよ」

    オルオ「へっ」
  59. 59 : : 2014/02/05(水) 20:04:03
    ~訓練場・昼食~

    アニ「ついに明日だね」

    ライナー「そうだな」

    ユミル「まぁ、大丈夫だろ」

    ベルトルト「でも、璧外は何が起こるかわからない」

    クリスタ「でも、カイトなら大丈夫だよ!」

    カイト「そうそう、みんなが信じなきゃ誰が信じるのさ」ニコ

    アニ「カイト!何でここにいるの!?」

    カイト「遠征前日は休みなんだ」

    アニ「会いたかったよ」ウルウル

    カイト「ほらほら泣かないで」ナデナデ

    アニ「う、うん」グスッ

    カイト「まさか本人が来るとは思わなかったでしょ」ハハ
  60. 60 : : 2014/02/05(水) 20:09:50
    アニ「ホントだよ」

    ライナー「いつまでいれるんだ?」

    カイト「夕食には戻らなきゃいけないから昼食終わったら帰るよ」

    ベルトルト「カイト、手紙であんなこと書かないでよ!」

    カイト「え?なんのこと?」

    ベルトルト「はぁ、もういいよ」

    カイト「ベルトルト、頼んだよ」

    ベルトルト「うん、わかった」

    クリスタ「カイトもなかなかやるよね」

    カイト「なにが?」

    クリスタ「手紙書いて、本人登場だもん」

    カイト「ホントは1週間アニに会わないで1週間ぶりにあった時にアニの反応を楽しみたかったんだけどね」

    カイト「寂しくて寂しくて我慢できなくなっちゃった」

    アニ「あたしもだよ」

    カイト「ごめんね」

    アニ「うん」

    アニ「明日の凱旋行くからね」

    カイト「うん、よろしく」ニコ
  61. 61 : : 2014/02/05(水) 20:19:39
    カイト「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」

    アニ「もう帰っちゃうの?」

    カイト「だってもう昼食も終わりでしょ?」

    アニ「次座学だよ、受けていきなよ」

    カイト「えー、疲れるから嫌だよ」ハハ

    アニ「じゃあさ、チューして?//」ウワメヅカイ

    カイト「恥ずかしくない?」

    アニ「全然//」カオマッカ

    カイト「顔真っ赤だよ」チュ

    アニ「いいの、ありがと」

    カイト「じゃ、みんなまた明日!」タッタッタ

    みんな「またな(ね)」

    ユミル「随分甘えてたな」ニシシ

    クリスタ「仕方ないよね、アニ」

    アニ「長かったなー、やっと明日から一緒だよ」

    ベルトルト「アニ本当に寂しそうだったもんね」

    ライナー「カイトも同じ気持ちでよかったな」

    アニ「うん」

    クリスタ「じゃあ、私たちも座学行こうか!」

    ライナー「そうだな」
  62. 62 : : 2014/02/05(水) 20:25:26
    ~調査兵団本部~

    カイト「ただいま帰りましたー」

    エルド「早かったな」

    カイト「午後は座学らしいんで帰ってきました」

    グンタ「座学じゃな仕方ないな」

    ペトラ「私も座学苦手だったなー」

    カイト「俺は苦手じゃないですよ」

    カイト「ただ、眠くなるんで」

    エルド「確かにな」カチッ

    カイト「何ですか?それ」

    エルド「タバコだ、知らないのか?」

    カイト「初めて見ました」
  63. 63 : : 2014/02/05(水) 20:28:28
    エルド「吸ってみるか?」

    カイト「いいんですか?」

    ペトラ「ダメに決まってるでしょ!」

    エルド「15からだしいいだろ」

    ペトラ「カイトは14だよ!」

    カイト「俺吸ってみたいです!」

    エルド「ほれ」

    カイト「ありがとうございます」カチッ

    カイト「」ゴホゴホ

    ペトラ「ほら、やめなっていったのに」

    エルド「これで大人だな」ハハ

    グンタ「俺達もカイトくらいで吸ったもんな」

    ペトラ「あっ、アニちゃん達どうだった?」
  64. 64 : : 2014/02/05(水) 20:34:13
    カイト「泣きそうになってましたね」ハハ

    ペトラ「まぁ、しょうがないか」

    カイト「でも、絶対生きて帰るんでなだめてきました」

    ペトラ「私たちがいるから安心して」

    エルド「訓練通りにやれば大丈夫だ」

    グンタ「そうだぞ」

    カイト「はい」

    カイト「でも、1週間離れるとあんなに積極的になるんですね」

    ペトラ「どうしたの?」

    カイト「顔真っ赤にしてチューして?って言われちゃった」
  65. 65 : : 2014/02/05(水) 20:39:09
    ペトラ「すごいね」

    カイト「はい」ハハ

    エルド「で、したのか?」

    カイト「もちろんです、かわいすぎてつい」ハハ

    ペトラ「若いねー」

    エルド「ペトラも兵長のとこ行って来いよ」

    ペトラ「いいよ、迷惑になるし!」

    エルド「そうだ、グンタちょっとチェスでもやらないか?」

    グンタ「いいぞ、じゃあ、行こう」

  66. 66 : : 2014/02/05(水) 20:45:30
    カイト「言っちゃいましたね」

    ペトラ「そうだね」

    カイト「ペトラさんってどうして兵長のこと好きなんですか?」

    ペトラ「優しさとか、戦歴に憧れちゃうんだよね」

    カイト「なるほど」

    カイト「じゃあ、明日俺が兵長みたいに活躍したらもっと仲良くしてください」

    ペトラ「もちろん歓迎よ」

    カイト「やった!」

    カイト「ペトラさんみたいなお姉さんに憧れてたんです」

    ペトラ「嬉しいこと言ってくれるね」

    ペトラ「でも、兵長みたいには厳しいと思うよ?」

    カイト「少年の戯言だと思ってください」ニコ

    ペトラ「うん、わかった」

    ペトラ(この笑顔癒されるね)

    カイト「じゃあ、夕食でも行きますか」

    ペトラ「そうだね」
  67. 67 : : 2014/02/05(水) 22:02:28
    ~翌日~

    カイト「この門を超えたら巨人だらけですよね」

    エルド「そうだな、気を一瞬たりとも抜くなよ」

    カイト「分かってます」

    オルオ「ビビってるか?」

    カイト「わかんないですね」

    カイト「勝てるかなー」

    オルオ「この陣形はいかに戦わないで遠くに行けるかっていう陣形なんだよ」

    オルオ「戦うことは考えるな」


    エルヴィン「開聞せよ!!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    エルヴィン「これより第52回璧外遠征を開始する」

    エルヴィン「前進せよ!!」

    団員達「おーーーーーー!!」
  68. 68 : : 2014/02/05(水) 22:06:44


    カイト「全然いないんですね」

    リヴァイ「そんなことねぇ」

    カイト「え?」

    リヴァイ「よく回りをみろ」

    カイト「あっ、黒い煙弾!」

    ペトラ「奇行種よ」

    カイト「倒さなくていいんですか?」

    リヴァイ「ここまで来たらな」

    カイト「でもそれじゃ仲間が死んでしまいますよ!?」

    リヴァイ「まずは自分の身を案じろ」

    オルオ「俺達も無理してまだ奇行種と戦いたくないんだよ」

    カイト「だからって前見て馬を走らせるんですか?」

    エルド「そうだ」

    オルオ「大体俺達はお前と違って再生できないんだ、俺達のことも考えろ」

    カイト「・・・はい」
  69. 69 : : 2014/02/05(水) 22:10:04
    リヴァイ「ん、やばいな」

    ペトラ「どうしました?」

    リヴァイ「右翼側も左翼側もそして前方」

    リヴァイ「すべての方向で黒い煙弾が上がってる」

    カイト「じゃあ、どっちみち戦わなくちゃ」

    リヴァイ「そうだ、こうなった時が俺達精鋭が戦わなくてはいけないパターンの1つだ」

    リヴァイ「とりあえず2手に分かれるぞ」

    リヴァイ班「はい!」
  70. 70 : : 2014/02/05(水) 22:14:50
    リヴァイ「オルオ、グンタ俺と左翼側に向かう」

    リヴァイ「エルド、ペトラ、カイトお前たちは右翼側」

    リヴァイ「落ち着いたら中央前列の支援」

    リヴァイ班「はい!」

    エルド「ペトラ、カイト向かうぞ」

    カイト「はい、ルルーシュ頼むぞ」

    ルルーシュ「ヒヒーン!」

    ペトラ「行きましょう!」

    リヴァイ「お前たちも行くぞ」

    オルオグンタ「はい」
  71. 71 : : 2014/02/05(水) 22:22:27
    ~右翼側~

    エルド「これはひどいな」

    カイト「あの奇行種1体がここまで?」

    ペトラ「奇行種は動きの規則性がないからどうなるかわからないのよ」

    カイト「そうですか」

    エルド「俺とペトラで足を削ぐ、カイトはうなじな」

    カイト「了解しました」

    エルド「行くぞペトラ」バシュ

    ペトラ「えぇ」バシュ

    カイト「じっくり近づいてと」

    エルペト「くらえ!」ザシュ

    ペトラ「カイト今よ!」

    カイト「分かってます」バシュ ザクッ

    巨人「」シューーーーー

    エルド「何とか仕留めたな」

    カイト「はい、さすがですね」

    ペトラ「褒めあってても仕方ないわ」

    ペトラ「次はあの通常種よ」バシュ

    エルド「だな」バシュ
  72. 72 : : 2014/02/05(水) 22:27:42
    カイト「はい」ビュン

    エルド「3方向から一気に叩くぞ」

    カイペト「了解」

    ザシュ サクッ ザクッ

    巨人「」シュウウウウウウウウウ

    エルド「よくやった」

    巨人「」ニタニタ ガシッ

    ペトラ「きゃっ」

    エルド「クソ間に合わない」

    カイト「ペトラさんを離せーーー!!!」ビュン

    ペトラ「来ちゃダメ!」ガタガタ

    カイト(まずは手)ザシュ

    巨人「アガーーーー」

    カイト「次は、足」スパッ

    カイト「そして、首!」ザクッ

    巨人「」どすん

    カイト「ふん!」ゲシ

    ペトラ「首切り落としちゃった・・・」

    エルド「本気でこいつは強くなるな」

    カイト「大丈夫ですか?」
  73. 73 : : 2014/02/05(水) 22:34:45
    ペトラ「なんとかね」

    カイト「じゃあ、中央前方に行きましょう」

    エルド「そうだな」


    ~中央前方~

    エルド「兵長!」

    リヴァイ「無事だったか」

    エルド「なんとか」

    リヴァイ「エルヴィン達を支援して帰還を促す」

    リヴァイ「この人数での遠征はもうできないだろう」

    リヴァイ「カイト」

    カイト「はい」

    リヴァイ「巨人は怖かったか?」

    カイト「少し、でも3体殺しました」

    リヴァイ「なかなかやるじゃねぇか」

    カイト「ありがとうございます」

    リヴァイ「おっと、大変なことになってる」

    リヴァイ「エルヴィンこれはなんて様だ」

    エルヴィン「予想以上に奇行種が発生した」

    エルヴィン「もう、続行は不可能か・・・」

    リヴァイ「そうだな」

    エルヴィン「帰還せよ!」
  74. 74 : : 2014/02/05(水) 22:41:04
    カイト「もう帰れるんですか?」

    オルオ「油断はするなよ」

    カイト「うわっ」

    オルオ「だから言ったんだ、クソ」

    カイト「ぐぐぐっ」

    カイト「ぐわっ」グルグル グシャ

    カイト「はぁはぁ」

    エルド「よく抜け出したな」

    カイト「危なかったです」

    ペトラ「怪我はない?」

    カイト「足の小指折ったかもです」

    オルオ「これだからガキは」

    リヴァイ「もう少ししたところにある拠点で休憩する」

    リヴァイ「その時に手当しとけ」

    カイト「はい」

    エルド「治せないのか?」

    カイト「骨折はちょっときついですね」

    エルド「そうか」
  75. 75 : : 2014/02/05(水) 23:28:27
    ~拠点~

    ペトラ「はい、足出して?」

    カイト「あー、大丈夫です自分でできます」

    ペトラ「それじゃ気が済まないよ!」

    エルド「命の恩人だしな、カイトもペトラに甘えてしまえ」

    カイト「じゃあ、お願いします」スッ

    ペトラ「はーい」

    カイト「いたっ」ビクッ

    ペトラ「やっぱり折れてるかもね」

    カイト「あの・・・臭くないですか?」

    ペトラ「うん、大丈夫だよ?」

    カイト「よかったブーツだったから心配でした」
  76. 76 : : 2014/02/05(水) 23:32:18
    ペトラ「それで断ったの?」

    カイト「はい、まぁ」

    エルド「年頃だから仕方ないだろう」

    ペトラ「そうね」

    リヴァイ「そろそろ出発するぞ」

    カイト「あとどのくらいで着きますか?」

    リヴァイ「30分くらいだろう」

    カイト「もうすぐ着きますね」

    オルオ「何度も言うが油断はするなよ」

    カイト「はい、さっきので痛感しました」

    ペトラ「そんなに強く言うことないでしょ!」
  77. 77 : : 2014/02/05(水) 23:37:28
    オルオ「しかしだな」

    ペトラ「カイトは私のこと助けてくれたよ?」

    ペトラ「オルオはカイトのこと助けようとした?」

    オルオ「・・・」

    ペトラ「もうこの話は終わり」

    オルオ「おいガキ、その、すまなかった」

    カイト「いや、大丈夫です」

    カイト(俺やっぱりこの人嫌いだ!)

    リヴァイ「さぁ、立つぞ」

    カイト「はい!」

    ペトラ「カイトはもうブーツはかない方がいいよ」

    カイト「でも、巨人が来たら」

    リヴァイ「その時は俺がやる」

    カイト「分かりました」

    エルヴィン「では、帰還を再開する」
  78. 78 : : 2014/02/05(水) 23:49:59
    ~壁内・門周辺~

    ライナー「無事だろうか」

    ベルトルト「アニの不安を煽るようなこと言わないで」

    アニ「カイトなら大丈夫、きっと無傷だよ」

    クリスタ「だよね、きっと大丈夫」ドキドキ

    ユミル「てか、なんでお前らもいるんだよ」

    エレン「同期の凱旋はみないとな」

    ミカサ「エレンも来たし、私はカイトの師匠と言っても過言ではない」

    ジャン「俺もミカサと同じ理由だ」

    アルミン「カイトの姿を目に焼き付けなきゃ」

    駐屯兵団「開門!!」

    ライナー「おっ、来た!」

    ベルトルト「リヴァイ班は最後の方だよ!」

    エレン「英雄の凱旋だ!!」

    アルミン「そのセリフ懐かしいね!」

    ミカサ「ほんとに」
  79. 79 : : 2014/02/05(水) 23:55:39
    カイト「みんな来てるかなー」

    ペトラ「きっと来てるよ」

    カイト「これって解散のタイミングっていつですか?」

    ペトラ「基本みんな抜けたいタイミングで抜けていくよ?」

    カイト「じゃあ、みんなを見つけたら行くんでお礼言わせてください」

    リヴァイ「勝手にしろ」

    カイト「みなさんありがとうございました!もっと腕を上げてまた戻ってきますので、みなさんお元気で!」

    ペトラ「カイト、約束覚えてる」

    カイト「はい!」

    ペトラ「仲良くしましょうね♪」

    カイト「はい!」キラキラ

    オルオ「なんかいろいろすまなかったな」

    カイト「いや、俺が悪いんで」

    オルオ「卒業したら戻ってこい」

    カイト「はい!」
  80. 80 : : 2014/02/05(水) 23:58:40
    エルグン「またな!」

    カイト「はい、お2人ともお兄さんみたいで安心しました、ありがとうございました!」

    カイト「兵長、ありがとうございました」

    リヴァイ「お前さえ良ければ休暇に本部を訪ねても構わないぞ」

    カイト「はい!」

    ライナー「カイトー!!」

    カイト「じゃあ、失礼します!」

    リヴァイ班「またな(ね)」
  81. 81 : : 2014/02/06(木) 00:09:12


    カイト「こんなに来てくれるとは!」

    アニ「カイト!」ダキッ

    カイト「おぉ、アニどうした?」

    アニ「寂しかったぁ」

    カイト「俺もだよ」

    アニ「ぎゅーってして?//」

    カイト「これでいい?」ギュー

    アニ「落ち着く、少しこのままがいい」

    カイト「いいよ、俺はみんなと話していい?」

    アニ「うん」
  82. 82 : : 2014/02/06(木) 00:14:01
    ライナー「どうだった?璧外遠征は」

    カイト「うーん、とっても怖いけどなんかスッとする感じだったね」

    ライナー「巨人倒したか?」

    カイト「3体倒したよ!」

    アニ「さすがカイトだね」ギュー

    カイト「うぅー苦しい」

    アニ「我慢して」

    ベルトルト「3体も倒したんだ」

    カイト「ボーナスもらえるよ!」

    ユミル「そのくらいもらえるんだ?」

    カイト「1体につき20万だって」

    ベルトルト「じゃあ、60万!?」

    カイト「だね」

    エレン「カイト!よく帰ってきたな」

    ジャン「お前最高だぜ!」

    カイト「みんなのおかげだよ!」

    アルミン「すごいよほんと!」

    ミカサ「怪我はない?」
  83. 83 : : 2014/02/06(木) 00:21:23
    カイト「足の小指骨折しちゃった」ハハ

    アニ「大丈夫なの!?」ハッ

    カイト「まぁ、大丈夫だよ!」

    アニ「よかった」ギュー

    カイト「まだ抱きつくの?」

    アニ「うん、ぎゅー」

    カイト「口に出てるし、甘えん坊だなー」ヨシヨシ

    ミカサ「アニはカイトがいなくて本当に寂しそうだった」

    ベルトルト「ライナーが要所要所不安を煽るからね」

    ライナー「結果こうなった」

    ライナー「カイトにとっておいしい展開だな!」

    カイト「確かに!」

    カイト「そうだ!ボーナス入ったらみんなでステーキ食べに行こう!」

    ベルトルト「いいのかい?」

    カイト「迎えに来てくれたお礼だよ」

    カイト「クリスタ、ユミル、エレン、ミカサ、アルミンも行こうよ!」

    エレン「いいのか?」
  84. 84 : : 2014/02/06(木) 00:26:57
    カイト「もちろん!」

    みんな「行こう!」

    ライナー「オルオさんとかになんか言われなかったか?」

    カイト「油断すんなっ!って怒られたくらいだね」ハハ

    ベルトルト「油断すたの?」

    カイト「少しね、で、巨人に掴まれた」

    エレン「よく脱出できたな」

    カイト「まぁね」

    カイト「でも、ペトラさんが庇ってくれてそんなに怒られなかったよ」

    アニ「ちゃんとお礼した?」

    カイト「もちろん!」

    カイト「みなさんと結構仲良くなったよ」

    ベルトルト「心強いね」
  85. 85 : : 2014/02/06(木) 00:34:38
    83<<<

    カイト「クリスタ、ユミル、エレン、ミカサ、アルミンも行こうよ!」×

    カイト「クリスタ、ユミル、エレン、ミカサ、アルミン、ジャンも行こうよ!」〇
  86. 86 : : 2014/02/06(木) 00:37:59
    カイト「じゃあ、そろそろ帰ろうか」

    アニ「まだ15時だよ?」

    カイト「少しブラブラしたいけど、足がね」

    アニ「じゃあ、しょうがないか」

    カイト「ごめんね」

    アニ「いいよ、その代り帰ったらぎゅーってして」

    ライナー「まだ足りないのかよ」

    アニ「仕方ないでしょ」

    カイト「いいよ」

    クリスタ「ライナー私も!」

    ライナー「いいぞ」

    カイト「じゃあ、みんな帰ろう」

    ジャン「カイトはアニと馬に乗って帰れよ」

    カイト「いいの?」

    ジャン「当たり前だ、2人の時間を楽しめ」

    カイト「ありがと、じゃあ行こう」

    アニ「うん」
  87. 87 : : 2014/02/06(木) 00:42:06
    ミカサ「ジャン、あなたホントにいい人ね」ニコ

    ジャン「そ、そんなことねぇよ//」

    エレン「ジャンにならミカサを任せてもいいな」

    ジャン「お前までひやかすな!!」


    僕はアルミン。最近、ジャンとミカサがいい感じなんです。
    まあ、この辺で失礼します。
  88. 88 : : 2014/02/06(木) 01:15:48
    ~訓練所~

    カイト「じゃあ、教官室行ってくるね」

    アニ「第3倉庫にいるね」

    カイト「うんわかった」



    ~教官室~

    コンコン

    キース「入れ!」

    カイト「失礼します、カイト・ロバートただいま戻りました」

    キース「おぉ、よく帰ったな!」

    カイト「はい」

    キース「その調子だと怪我はなさそうだな」

    カイト「それが、実は足の小指を骨折してしまいまして」

    キース「その程度で済んだならマシだな」

    キース「しかし、訓練は休むように」

    カイト「はい」

    キース「そうだな・・・1週間くらいは休んでいいぞ」

    キース「1週間後には動けるようになるだろう」
  89. 89 : : 2014/02/06(木) 01:18:39
    カイト「ですが、それでは成績が・・・」

    キース「そうだな・・・」

    キース「璧外遠征の成果はどうだった?」

    カイト「巨人を3体討伐しました」

    キース「では、それを成績に加味しよう」

    キース「それで+だ」

    カイト「ありがとうございます」

    キース「給金が出たらうまいものでも食ってくるといい」

    カイト「はい」

    キース「下がっていいぞ」

    カイト「ハッ、失礼します!」

    キース「訓練に励め!」
  90. 90 : : 2014/02/06(木) 01:36:40
    ~第3倉庫~

    カイト「ふぅ、疲れた」

    アニ「案外早かったね」ニコニコ

    カイト「まぁね、1週間訓練休みになったよ」

    アニ「疲れをとらなきゃね」

    カイト「そうだね」

    アニ「座ろうか」

    カイト「うん、椅子なんてあるんだね」ヨイショ

    アニ「うん」ヨイショ

    カイト「その、なんで膝の上?」

    アニ「後ろからぎゅーってしながら話したい、ダメ?」ウワメヅカイ

    カイト「ダメじゃないよ」

    カイト「心配かけたしこのくらい当然だよ」ギュー

    アニ「ほんと落ち着く」
  91. 91 : : 2014/02/06(木) 01:38:49
    カイト「しかしここって誰も来ないんだね」

    アニ「ハンナに教えてもらったんだ」

    カイト「あー、なるほどね」

    アニ「ハンナとフランツのイチャつきスポットなんだって」

    カイト「そうなんだ、まぁここなら誰も来ないしね」

    アニ「うん、璧外遠征についてもっと聞かせてよ」

    カイト「いいよ、簡単に言うとね」

    アニ「なに?」
  92. 92 : : 2014/02/06(木) 01:43:00
    カイト「第3の任務でも俺達は故郷に帰れると思ったよ」

    アニ「ほんと?」

    カイト「油断さえしなければね」

    アニ「なるほどね」

    カイト「お父さんに会わせてくれるんだよね?」

    アニ「うん、もちろん」

    カイト「少し怖いな」

    アニ「会ったことなかったっけ?」

    カイト「2、3回あるけどさ」

    カイト「小さかったし、娘さんと付き合ってます言うのが怖い」

    アニ「じゃあ、言わない?」

    カイト「言うよ、ケジメだし」

    カイト「アニと一緒にいたいし」
  93. 93 : : 2014/02/06(木) 01:46:44
    アニ「よかった」

    アニ「あのさ・・・」

    カイト「なに?」

    アニ「当たってるんだけど」

    カイト「ごめん」ハハ

    カイト「アニ全体的に柔らかいんだもん//」

    アニ「変態//」

    カイト「変態でいいよ」

    カイト「失礼しまーす」モニモニ

    アニ「ちょ、ちょっと//」

    カイト「ごめん」ピタ

    アニ「胸くらいなら・・・いいよ//」

    カイト「じゃあ」サワサワ ムニュムニュ

    カイト「触ってて気持ちいな」モミモミ

    アニ「んん…あむ…もうダメ!」グイ
  94. 94 : : 2014/02/06(木) 01:51:01
    カイト「ごめん、調子に乗っちゃった」

    アニ「いい…よ、別に」ハアハア

    アニ「ただ、心の準備出来てないから・・・」

    カイト「そうだね、でも、あれであんなになっちゃうなら続きは当分無理だね」ハハ

    アニ「うん、ごめんね」

    カイト「いいよ」ニコ

    アニ「たまにこうやって慣れていこうね?//」

    カイト「喜んで」

    アニ「まだおっきいね//」フフ

    カイト「放っておけば治るよ」

    アニ「自分でしないの?//」

    カイト「自分で?なにそれ」

    アニ(想像以上に純粋だったw)

    アニ「なんでもないよ!」

    カイト「そっか、まぁいいや」
  95. 95 : : 2014/02/06(木) 01:59:23
    カイト「そうだ、給金もらったらステーキ食べに行く約束したじゃん?」

    アニ「うん」

    カイト「途中でみんなと別れて甘いもの食べにい来い!」

    アニ「みんなは?」

    カイト「2人きりになりたい」ハハ

    アニ「あたしもだよ」クル

    カイト「どうしたの?こっち向いて」

    アニ「ぎゅー」ギュ

    カイト「ホント甘えん坊だなー」

    アニ「いいの」

    カイト「こっち向いて!」

    アニ「なに?」キョトン
  96. 96 : : 2014/02/06(木) 02:06:31
    カイト「クソかわいい」チュ

    アニ「お返し」チューチュチュレロレロ

    アニ「んんっ…んあ…あっ…ぷはっ//ふふっ」

    カイト「ぷはっ、今日は長めだったね//」

    アニ「欲求が満たされたよ、今ので」

    カイト「そう、それはよかった」ギュー

    カイト「アニってあったかいね」

    アニ「カイトもね」フフ

    アニ「ペトラさんと仲良くなれた?」

    カイト「うん、まぁね」

    アニ「よかったね」

    カイト「怒ってんの?」

    アニ「怒ってないよ?」

    カイト「安心して、ペトラさんはお姉さんみたいな感じだからガチで」

    アニ「うん、信じる」

    カイト「体が感応しても心は反応しないから」

    アニ「信じるよ?」

    カイト「うん」
  97. 97 : : 2014/02/06(木) 02:10:54
    カイト「ただ、結構甘えちゃったけど」

    アニ「カイトも甘えん坊さんだね」

    カイト「そーだね」

    アニ「あ、そういえば同郷って言うのバラしたよ?」

    カイト「うん、じゃあ、今度からはもっと4人でいられるかもね」

    アニ「うん、ユミルとクリスタもいるけどね」

    カイト「それは仕方ないよ」

    アニ「分かってる」

    カイト「じゃあ、そろそろ夕食行こうか?」

    アニ「うん」

    アニ「質問責めくらうかもね」

    カイト「それもまた仕方ないね」

    カイト「アニには、迷惑になっちゃうね」

    アニ「彼氏が英雄なんて誇らしいよ」ニコ

    カイト「その顔でいたら腐るほど告白されるよ」

    アニ「どういう意味?」

    カイト「かわいい」

    アニ「ありがと//全部断るから安心して?」

    カイト「わかってるよ」

    カイト「じゃあ、行こうか」

    アニ「うん、手つなごう?」

    カイト「はいよ」ギュ

  98. 98 : : 2014/02/06(木) 02:30:15
    95<<

    カイト「途中でみんなと別れて甘いもの食べにい来い!」×

    カイト「途中でみんなと別れて甘いもの食べに行こう!」〇
  99. 99 : : 2014/02/06(木) 19:16:22
    ~食堂~

    トーマス「おっ!英雄が帰って来たぞ!」

    ざわざわ

    カイト「大袈裟だよ」

    エレン「いや、訓練生で生きて帰って、しかも討伐までするなんて後にも先にもお前くらいだ」

    カイト「そうかもしんないけどさ」

    アニ「いいじゃん、今日くらい」

    トーマス「巨人ってどうだった?」

    カイト「デカかったよ」

    トーマス「当たり前だろ」

    カイト「でも、必死過ぎて何が何だか覚えてないんだよ」

    トーマス「そっか、じゃあ仕方ないか」

    トーマス「ゆっくり休めよ」

    カイト「うん、ありがと」
  100. 100 : : 2014/02/06(木) 19:19:02
    カイト「落ち着いた」ホッ

    クリスタ「でも、無事でよかったよね!」

    ライナー「そうだな!」

    アニ「カイト?」

    カイト「ん?」

    アニ「」アーン

    カイト「積極的だね」パク

    アニ「おいしい?」

    カイト「うん!」

    アニ「ねぇ」モジモジ

    カイト「はいはい」アーン

    アニ「おいしい!」パク

    カイト「良かった」
  101. 101 : : 2014/02/06(木) 19:24:25
    ベルトルト「2人の世界だね」

    ユミル「まぁ、こんなもんだろ」

    ベルトルト「だね」

    アニ「カイト1週間休みなんでしょ?」

    カイト「座学以外はね!」

    アニ「じゃあ、明日夜ご飯食べたら散歩しよ?」

    カイト「いいよ!」

    ライナー「おい、カイトあの子が用事があるって」

    カイト「なんだろ」

    アニ「今日は疲れてるし、明日にしてもらえば?」

    カイト「でも、明日は散歩するし」

    アニ「あたしは少しくらい待つし」

    カイト「わかった、じゃあ言ってくる!」

    カイト「また明日ね!」

    アニ「うん、ゆっくり休んでね」ニコ

    カイト「おやすみ」
  102. 102 : : 2014/02/06(木) 19:26:45

    ベルトルト「用事ってなんだろうね」

    アニ「告白とかじゃない?」

    ベルトルト「アニはいいの?」

    アニ「尾行してどう断るかみようかなって」フフ

    ライナー「物好きだなー」

    クリスタ「私だったら嫌だなー」

    アニ「きっと相手が傷つかないように断ると思うんだよね」

    アニ「だから気になる」

    ユミル「悪趣味だなー」ガハハ

    アニ「いいよ、別に」
  103. 103 : : 2014/02/06(木) 19:30:36


    カイト「用事ってなに?」

    モブ女「明日夜ご飯食べたら少し時間いいですか?」

    カイト「少しだけならいいよ」ニコ

    モブ女「じゃあ、ここに来てください」

    カイト「うん、じゃあまた明日」


    こうして、志願兵としての日々は幕を閉じた。
    次回はまた何気ない日常を送るのか。
    はたまた波乱が待ち受けているのか・・・
  104. 104 : : 2014/02/06(木) 19:30:47
    以上です。
    また会いましょう

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