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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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進撃の巨人-戦士たち-外伝‐3

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  1. 1 : : 2014/01/29(水) 02:27:48
    第3話です。

    だんだん本編に繋がってきた気がします。

    よろしくお願いします!
  2. 2 : : 2014/01/29(水) 19:43:29
    キタイ 
  3. 3 : : 2014/01/29(水) 20:33:57
    今から書きます。
    感想等よろしくです。
  4. 4 : : 2014/01/29(水) 20:37:27
    前回のあらすじ


    カイトとアニ、ライナーとクリスタと言う新たなカップルが誕生した。

    カイトは仲間を守る力を手にするためにエレンとの特訓、ジャンとの特訓を開始した。

    しかし、その矢先落雷事故に遭ってしまう。
    だが、そこで信じられない奇跡が起こった。

    作品の壁を越え界王様が登場。
    カイトに力を120%引き出す方法を伝授した。
  5. 5 : : 2014/01/29(水) 20:39:57

    こんにちは、カイトです。

    最近はアニの日記で始まってたみたいですけど、
    コレ僕が主役ですよね?違うんですか?
    と言うことで、今回は僕が担当!

    今週はハンジ分隊長がお見えになるみたいなんで、
    頑張ります。絶対成功させる!

    って、いってもそんなに難しいことじゃないんですけどね。

    では、始まり始まり!
  6. 6 : : 2014/01/29(水) 20:43:30
    ~朝・食堂~

    カイト「ハンジ分隊長が来るの3日後だって」

    ライナー「そんなのか」

    ベルトルト「全部任せちゃってごめんね」

    カイト「いいや、俺が言い出したことだし」

    アニ「でも、最近あたしたち絡みすぎじゃない?」

    カイト「確かに、でも退けない状況を作るほうがいいと思うよ」

    ライナー「言えてるな」

    ベルトルト「うん、たまにはいいじゃないか」

    アニ「たまにじゃないから言ってるんだけど」ムス
  7. 7 : : 2014/01/29(水) 20:46:25
    ライナー「どうした?カリカリして」

    アニ「別に」

    ベルトルト「変な、アニ」ハハ

    アニ「・・・」イラッ

    アニ「あんたらはユミルとクリスタと食べればって言ってるの」

    ベルトルト「ん?」

    ライナー「わかった!」

    アニ「なに?」イライラ

    ライナー「お前カイトと2人で食いたいんだろ!そうなんだろ?」

    アニ「うるさい」

    カイト「え、アニそうなの?」

    アニ「・・・別に」フイ
  8. 8 : : 2014/01/29(水) 20:49:25
    カイト「なら、最初からそういいなよ」

    カイト「アニはかわいいな」ナデナデ

    アニ「ちょっと、こんなとこで///」

    カイト「どうしたの?」

    アニ「別に」

    カイト「かわいいなー」

    アニ「う、うるさい!//」

    カイト「じゃあ、夜は2人で食べよう、ね?」

    アニ「カイトがそうしたいなら・・・いいよ」

    カイト「うん、そうしたい」

    ベルトルト「じゃあ、僕たちも久しぶりに彼女たちと食べようか」

    ライナー「だな、じゃあ訓練行くか」
  9. 9 : : 2014/01/29(水) 20:53:56
    ~対人格闘術~

    カイト「アニ、4年間の成果見せるから見てて?」

    アニ「うん、じゃあやろう」

    カイト「ううん、アニに怪我させちゃうからエレンとやりながら見てて?」

    アニ「うん、わかった」シュン

    カイト「エレーン、アニとやっててー」

    エレン「わかった」

    カイト「ミカサ、やろう」

    ミカサ「えぇ、構わない」

    カイト「本気でお願い」

    ミカサ「折角復帰したのき怪我するわよ」

    カイト「構わない」

    アニ「大丈夫かな」

    エレン「少し見てるか」

    アニ「うん、そうするよ」

    カイト「じゃあ、行くよ」シュシュ

    ミカサ「こちらこそ」ビュン
  10. 10 : : 2014/01/29(水) 20:58:49
    カイト「オラオラオラオラ」シュシュシュシュ

    ミカサ「は、速い」ギリ

    カイト「まだまだまだまだ!!」ビュンビュンビュンビュン

    ミカサ「よけるだけで手一杯」スッスッスッス

    カイト「いってぇーー」

    ミカサ「え?」

    アニ「見えなかった」

    エレン「今ミカサが反撃したのか?」

    アニ「わからない、行ってみよう」

    エレン「だな」タッタッタ

    カイト「イテテテ」

    ミカサ「ど、どうしたの?」オロオロ
  11. 11 : : 2014/01/29(水) 21:01:33
    エレン「おーい、ミカサが反撃したのか?」

    ミカサ「いえ、私はかわすので手一杯だった」

    アニ「じゃあ、どうして・・・」

    カイト「無理な動きしすぎたのかも」

    ミカサ「!」

    ミカサ「まさか・・・」

    アニ「何かわかるの?」

    ミカサ「カイト、あなたまさか」
  12. 12 : : 2014/01/29(水) 21:06:47
    カイト「なに?」

    ミカサ「肉体が精神に追いついてない」

    カイト「え?」

    ミカサ「精神と体が一体化して持っているものをすべて引き出そうとしている」

    ミカサ「しかし、体が精神のレベルに追いついていない」

    カイト「なんで、そんなことがわかるんだよ」

    ミカサ「私もそうだった」

    カイト「え?」

    ミカサ「私も幼いころエレンに助けられた時にそのような力を手にした」

    エレン「あ、あのときか!」

    ミカサ「ので、わかる」

    カイト「そうしたらいいんだい?」

    ミカサ「体の成長を待つか、鍛えるしかない」

    カイト「鍛えるか」

    カイト「あっ!思い出した!」

    アニ「なに?」

    カイト「界王様が言ってたんだ」

    エレン「かいおうさま?」
  13. 13 : : 2014/01/29(水) 21:10:55
    カイト「本当は肉体ごと鍛えたいが、死んでからじゃないと無理だ」

    カイト「だから、心だけこっちに来いって」

    カイト「そういうことだったのか」

    ミカサ「よく、わからないけど鍛えるしかない」

    カイト「そっか、じゃあ、エレン朝の特訓なしにしてもらってもいいかな?」

    エレン「え、なんでだよ!」

    ミカサ「カイトは体を鍛えなくてはならない」

    エレン「だったら」

    ミカサ「筋トレが中心になる」

    エレン「じゃあ、しょうがないな」
  14. 14 : : 2014/01/29(水) 21:16:23
    ライナー「ちょっといいか?」

    ミカサ「なに?」

    ライナー「よくわからないがカイトはミカサの域に近づいたってことか?」

    ミカサ「認識としては間違っていない」

    ライナー「すごいな」

    ベルトルト「人類最強が3人になる可能性があるってことか・・・」

    カイト「しかし、痛いなー」

    ミカサ「今日は医務室にいるといい」

    ミカサ「午後は座学だからその時戻ってくれば問題ない」

    カイト「そうだね」

    カイト「じゃあ、教官に行ってくる」


    カイト「教官、ちょっと腕の腱を痛めてしまったので医務室に行ってもよろしいでしょうか?」

    キース「よかろう、行って来い」

    カイト「ハッ」

    キース「病み上がりだ無理はするな」

    カイト「ありがとうございます」
  15. 15 : : 2014/01/29(水) 21:19:04
    ベルトルト「末恐ろしいや」

    ライナー「ホントそうだな」

    アニ「あんたらサボんないでやんな」

    ライナー「お前こそ」

    エレン「アニ、やろう!」

    アニ「たまにはミカサとやってやんな」

    ミカサ「アニ!ありがとう」パアア

    ベルトルト「もう赤く染めなくてもいいのかも」

    ライナー「声がでかいぞ」

    ベルトルト「ごめん」

    ライナー「確かにそうかもな」
  16. 16 : : 2014/01/29(水) 21:22:28
    ~医務室~

    カイト「失礼します」

    医師「また君か」ハハ

    カイト「たびたびすいません」

    医師「いいんだ、これが私の仕事だから」

    カイト「はぁ」

    医師「で、今日はどうした?」

    カイト「ちょっと手を痛めてしまって」

    医師「あー、これは腱鞘炎だよ」

    カイト「どのくらいで治りますか?」

    医師「まあ、この程度なら1日から2日かな」

    カイト「よかった」

    医師「無理はしないようにね」

    カイト「はい」

    医師「どうせこれじゃ訓練はできないだろうから休んでいきなさい」

    カイト「はい、ありがとうございます」
  17. 17 : : 2014/01/29(水) 21:53:55
    ~昼食~

    カイト「いやー、みんなおつかれ!」

    アニ「大丈夫なの?」

    カイト「軽い腱鞘炎だって1日もすれば治る」

    ミカサ「筋トレがんばって」

    カイト「うん、全身を鍛えればいいの?」

    ミカサ「えぇ」

    カイト「わかった、ありがとう」

    コニー「カイトは案外軟弱だな」ハハ

    カイト「ほんとそーだな」ハハ

    サシャ「食欲は大丈夫ですか?もしよかったら」

    ユミル「黙れ芋女」

    サシャ「ふぇ~」

    クリスタ「大したことなくてよかったよ」

    カイト「ありがと」ニッ

    クリスタ「う、うん」




    ライナー「カイトはホントに人気だなー」

    ベルトルト「うん、僕たちの彼女までカイトの方にいっちゃうもんね」

    ライナー「嫉妬してんのか?」

    ベルトルト「いいや、アニがいるし大丈夫でしょ」

    ライナー「確かにな」ハハ
  18. 18 : : 2014/01/29(水) 22:30:04
    ~座学~

    カイト「アニ、久しぶりにデートしようよ!」コソコソ

    アニ「嫌だよ」ヒソヒソ

    カイト「え!?なんで?」

    アニ「ちょっと声大きい」

    カイト「ご、ごめん。で、なんで?」

    アニ「カイトにお金使わせちゃうし」

    アニ「いろいろ買ってもらってばっかりだし」

    カイト「えぇー、じゃあ、誕生日は空けといて休日だから」

    アニ「う、うん」

    カイト「誕生日くらいいいよね?」

    アニ「そうだね」

    カイト「じゃあ、あと1か月くらいだし貯金しとくか!」ニコニコ

    アニ「なんかうれしそう」フフ
  19. 19 : : 2014/01/29(水) 22:36:40
    カイト「当たり前じゃん」

    アニ「なんで?」

    カイト「大切な人の1年に1度しかない日を独占出来ちゃうんだよ?嬉しいに決まってんじゃん」

    アニ「ふふ、ありがと//」

    教官「そこ!うるさい!」

    カイト「す、すいません」

    アニ「・・・」ペコリ

    教官「まったく、成績上位の君たちがこんなんでは3日後にいらっしゃるハンジ分隊長もがっかりするぞ」

    ライナー(あいつら・・・)トホホ

    クリスタ「やっちゃったね」コソコソ

    ライナー「しょうがないな」

    教官「じゃあ、ロバート訓練兵さっき言ったことの説明をしてみろ」

    カイト「ハッ、立体機動は当初上下の動きしかできませんでした・・・」

    教官「なっ、ちゃ、ちゃんと聞いていたな」

    教官「今回は2人とも見逃そう」

    カイト「ありがとうございます」

    アニ「カイト、ありがと」

    カイト「いや、ごめんね」
  20. 20 : : 2014/01/29(水) 22:40:40
    ~夕食~

    カイト「はぁー、参った参った」

    アニ「罰則受けなくてよかったね」

    カイト「ほんとそれ」

    アニ「全然食べてないけど、食欲無いの?」

    カイト「あ、いやそんなことはないよ」

    アニ「立体機動の特訓するんでしょ?」

    カイト「うん」

    アニ「じゃあ、ちゃんと食べな」ハイ

    カイト「?」

    アニ「イイでしょ?付き合ってるんだから」アーン

    カイト「じゃあ」パク
  21. 21 : : 2014/01/29(水) 22:44:53
    アニ「おいしい?」

    カイト「うん!」ハイ

    アニ「え?え?」

    カイト「はい」アーン

    アニ「うん」パク

    カイト「おいしい?」

    アニ「普通」

    カイト「素直じゃないなー」ハハ

    カイト「でも、なんで急にアーンなんてしてきたの?」

    カイト「今までじゃ考えられない」

    アニ「この前の4日間でカイトがいない寂しさが分かったから、かな」

    カイト「そっか、もういなくならないよ」

    アニ「カイトはなんで最近愛情表現が豊かなの?」

    アニ「ハンナとフランツ以上に」

    カイト「俺は4年間アニから離れてたからね」

    アニ「そっか」

    カイト「うん」

    アニ「寂しかった?」

    カイト「夜は毎日泣いてたよw」
  22. 22 : : 2014/01/29(水) 22:47:16
    アニ「そっか、なんかうれしい」

    カイト「ならよかった」

    アニ「ねぇ、界王様ってどんな方だったの」

    カイト「うーん」

    ジャン「カイト、そろそろ行くぞ?」

    カイト「あ、うん」

    カイト「アニ、またあとで話すね」

    アニ「うん、楽しみにしてる」

    カイト「じゃあ、おやすみ」

    アニ「おやすみ」

    カイト「ジャン、行こう」

    ジャン「今日もビシバシ行くぞ」

    カイト「よそしく」
  23. 23 : : 2014/01/29(水) 22:53:23



    アニ「・・・」

    クリスタ「カイト行っちゃったね」

    アニ「あ、あんた達」

    ユミル「仲良く怒られた気分はどーだった?」ヒヒ

    ベルトルト「こら、そんなこと言っちゃダメじゃないか」

    ユミル「すまねぇ」ハハ

    ライナー「あいつホントにアニのこと守るかもな」

    クリスタ「当たり前のこと言わないで!」

    ライナー「あ、おう」

    クリスタ「ライナーは私のこと守ってくれるんでしょ?」

    ライナー「もちろんだ!」

    ベルトルト「ユミルは僕がね」

    ユミル「よろしく」

    ユミル(まあ、最悪自分でも守れるがな)

    アニ「あたしはもうお風呂入って寝るね」

    ライナー「じゃあ、俺達も風呂入るか」

    ユミル「クリスタ、私たちを入ろう」

    アニ「あんた達覗かないでね」フフ



  24. 24 : : 2014/01/29(水) 23:07:55
    ライナー「な、カイトと一緒にするな!」

    アニ「カイトはもう更正したから大丈夫」グー

    ユミル「いや、わからないぜー」

    アニ「え?」

    ユミル「あいつも13だ性に関しては発展途上だ」

    アニ「で、でも・・・」

    ユミル「第一男子なんて流れで、なぁ」

    ベルトルト「何で僕に振るの!?」

    アニ「・・・」プルプル

    クリスタ「あっ、ユミルもうやめなよ!」

    アニ「次・・・」

    ユミル「あ?」

    アニ「次覗いたら別れるって約束したから!!」

    ユミル「なんだそれ」

    アニ「付き合うときに約束したの、だから大丈夫!」

    ユミル「お、おう」

    ユミル「じゃあ、大丈夫だな、うん」

    クリスタ「じゃあ、もう行こうよ」

    ユミル「そうだな」

    ユミル「その、からかってごめんな」

    アニ「いいよ・・・もう」

    アニ(今度確認してみよう)

    アニ(疑ってるわけじゃないけど・・・一応ね)
  25. 25 : : 2014/01/29(水) 23:11:50
    ~特訓~

    パシューン クルクル

    ビューン  シューン

    カイト「よっと、ほっと」

    ジャン「おいカイト」

    カイト「ん?」

    ジャン「もう教えることはない」

    カイト「え?」

    ジャン「完璧に立体機動を足にしてる」

    カイト「じゃあ、いままでありがと」

    ジャン「おう!ブレードが入ってわかんなくなったらまたやろうな」

    カイト「そん時はよろしく」

    ジャン「おう」

    ジャン(短時間で俺を越えたか)

    ジャン「よし、風呂行こうぜ!」

    カイト「うん!もう覗きはしないよ?」

    ジャン「俺もごめんだね」ハハ

  26. 26 : : 2014/01/30(木) 03:12:09
    ~男湯~

    カイト「おっ、ライナーとベルトルトがいる」

    ジャン「だな」

    ベルトルト「やあ、特訓は終わったの?」

    カイト「うん。で、今日で最後になったんだ」

    ジャン「もう教えることねーからな」

    ライナー「そんなに上達したのか!」

    ジャン「あぁ、うれしいに尽きるぜ」

    ライナー「そういえば聞いたぞカイト」

    カイト「何を?」
  27. 27 : : 2014/01/30(木) 03:16:02
    ライナー「覗き禁止令について」ハハ

    カイト「あー、それか」

    ベルトルト「もう、覗いてないんだろうね?」

    カイト「当たり前だよ」

    ライナー「ならよかった」

    カイト「アニに捨てられたら堪ったもんじゃない」

    ベルトルト「蹴られるね」

    ライナー「だな」

    カイト「蹴られるより、口きいてくれなくなると思うとゾッとする」

    ライナー「カイトはホントにアニ命だな」ガハハ
  28. 28 : : 2014/01/30(木) 03:17:34
    カイト「ジャンはあの後ミカサに怒られた?」

    ジャン「いや、こういうことは仕方ないって」

    ライナー「ブフー――」

    ライナー「おもしれぇ」

    カイト「だね」

    カイト「ジャンってミカサが好きなの?」

    ジャン「当たり前だろ!」
  29. 29 : : 2014/01/30(木) 03:22:27
    ~女湯~

    アニ「はぁ~」

    クリスタ「アニ、心配なの?」

    アニ「別に、信じてるから」

    ミカサ「なんの話?」

    ユミル「カイトが覗きを行ってないかしんぱいなんだとよ」

    ミカサ「へー、きっと大丈夫だけど聞いてみたら?」ニタニタ

    アニ「う、うん」


    カイトの声「ジャンってミカサが好きなの?」

    ジャンの声「当たり前だろ!」


    アニ「今の声って」

    クリスタ「カイトとジャンだね」

    ユミル「また、馬鹿騒ぎしてんのか?」

    ミカサ「ジャンが私をそういう目で見ていたのは知らなかった」

    アニ「あんた鈍感だね」

    クリスタ「ほんとだね」

    ユミル「ガハハハハ」

    ミカサ「・・・」
  30. 30 : : 2014/01/30(木) 03:29:21
    アニ「あんたはジャンのことどう思うの?」

    ミカサ「ジャンはいい人」

    ミカサ「この間の件やカイトの特訓に付き合っていることからわかった」

    クリスタ「じゃあさ」

    ミカサ「で、でも私はエレンを守らなくてはいけない」

    ミカサ「ので、ジャンを見ている暇はない」

    アニ「へぇ、でもエレンはあんたが守ってるせいで女の子から離れてる気がするよ」

    ミカサ「なにが言いたいの?」

    アニ「エレンは恋とかしたいかもしれないのにあんたがストッパーになってるかもってこと」

    クリスタ「言いすぎだよ!」

    ミカサ「確かに、エレンに女子がよってこないのは私のせい・・・かも」

    アニ「あんたはエレンに好きな人が出来たらどうするの?」

    ミカサ「・・・嫌だけど・・・応援したい」

    アニ「そっか、あんたは大人だね」

    ミカサ「え?」

    アニ「さっきはごめん、言いすぎた」

    アニ「でも、あんたのこと知れてよかったよ」

    ミカサ「アニは私に対して壁を作っていた、違う?」

    アニ「・・・確かに」

    アニ「でも、今なら仲良くなれる気がするよ」

    ミカサ「よかった」
  31. 31 : : 2014/01/30(木) 03:31:00
    ミカサ「では、気を取り直して」

    ミカサ「もう覗きをしていないか聞きましょう!」

    アニ「う、うん」

    ユミル「じゃあ、上がろうぜ!」

    クリスタ「ちょっと長く入りすぎたね!」

    アニ「気持ちよかった」

    ミカサ「アニの考えや、気持ちをさらけ出せてよかった」
  32. 32 : : 2014/01/30(木) 18:20:44
    カイト「はー、いい湯だった」

    ジャン「だな」

    ミカサ「ちょっといいかしら」

    カイト「ん、いいよ」

    アニ「・・・」チョコン

    カイト「あ、アニこんばんは」

    アニ「こんばんは」

    ミカサ「さあ、聞いて」

    アニ「カイトさ、もう覗きはしてない?」
  33. 33 : : 2014/01/30(木) 18:24:30
    カイト「え、してないけど」

    アニ「ならよかった」

    カイト「心配してくれてたの?」

    アニ「まぁね」ウツムキ

    カイト「うれしいよ!」ダキ

    アニ「ちょ、ちょっと///」

    アニ「ミカサとジャンがいるよ?」

    カイト「関係ないよ!」ギュウー

    ミカサ「私たちは行きましょう」

    ジャン「お、おう」

    カイト「アニに心配されてるなんて幸せだなー」

    アニ「ただ、独占欲が強いだけだよ」

    カイト「でもうれしい」

    アニ「鬱陶しくなって捨てないでね?」ウルウル

    カイト「するわけないじゃん」

    アニ「あったかい」

    カイト「もう夏だしね」

    アニ「違う」
  34. 34 : : 2014/01/30(木) 18:28:36
    ミカサ「いきなり抱きつくとは思わなかった」

    ジャン「だな」

    ミカサ「私もエレンに」

    ジャン「ホントにエレンが好きなんだな」

    ミカサ「えぇ、でもエレンに好きな人が出来たら」

    ミカサ「応援したいと思う」

    ジャン「それでこそ俺が惚れた女だ!」

    ミカサ「恥ずかしげもなくそういうこと言うのはいただけない」

    ジャン「す、すまん」

    ミカサ「でも、ありがとう」

    ジャン「おう、ミカサも後悔しないようにエレンに伝えろよ!」

    ミカサ「伝えてはいるのだが」

    ジャン「しっかりとだ、ダメなら俺が慰めてやる」

    ミカサ「ありがとう、あなたはやっぱりいい人」
  35. 35 : : 2014/01/30(木) 18:29:52


    カイト「アニ?戻ろう?」

    アニ「うん、筋トレ頑張ってね」

    カイト「ありがと」

    アニ「じゃあ、おやすみ」

    カイト「おやすみ」



    ミカサ「それでは、ジャンおやすみ」

    ジャン「また明日な!」
  36. 36 : : 2014/01/31(金) 01:29:42
    ~3日後・朝食~

    キース「少しいいか?」

    みんな(敬礼)

    キース「今日は調査兵団の分隊長殿がお見えになった」

    ハンジ「どーも、ハンジ・ゾエです。よろしく」

    ハンジ「みんなと朝食をとりたいと思いきました!」

    カイト「一緒に食べましょうよ!」

    ハンジ「おっ、いいね!お邪魔しまーす」

    ライベル(早速行ったーーー)

    アニ「・・・」

    カイト「分隊長殿は巨人についての研究を行っているんですよね?」

    ハンジ「そんなに改まんないでw」

    ハンジ「そうだよ!」

    カイト「是非お話を伺いたいんですけど・・・」

    ハンジ「おぉーーーー!!!」

    ハンジ「イイの?話してイイの?」

    カイト「是非!」

    ハンジ「あ、でも今は時間ないから来年の調査兵団1日見学に参加してよ!」

    カイト「はぁ」

    ハンジ「その時にたっぷり聞かせるから!!」

    カイト「はい、よろしくお願いします!!」

    カイト(よし、成功!!)

    ベルトルト(ナイス!)

    ライナー(やりやがった!!!)

    アニ(希望がみえたね)

    カイト「あ、名乗り忘れました、カイト・ロバートです」

    ハンジ「カイト君ね覚えたよ!」

    カイト「よろしくお願いします!」

    ハンジ「こちらこそ!分かり合える人に出会えてうれしいよ!」

    カイト「ぼくもです!」

  37. 37 : : 2014/01/31(金) 22:01:23
    ~夜・作戦会議~

    カイト「あ、みんなもう集まってんだ」

    ライナー「誰かにつけられてないか?」

    カイト「いや、何も感じなかったから大丈夫だと思う」

    アニ「なにそれ」フフ

    ベルトルト「しかし、カイトよくやったね」

    ライナー「あぁ、そうだよくやった」

    カイト「まだスタートラインだよ」

    アニ「でも、今までとは違うスタートに立ったわけでしょ?」

    カイト「そうだね、ただ受け入れてもらえなかったら今まで通り、むしろ今までより過激になる」

    ライナー「分かってる」

    ベルトルト「その時は腹を括るよ」

    アニ「じゃあ、作戦の話はこの辺で・・・」
  38. 38 : : 2014/01/31(金) 22:04:25
    ライナー「カイト」

    カイト「?」

    ライベルアニ「誕生日おめでとう!」

    カイト「え?え?」

    アニ「もうあたしからは渡したから何もないけど」

    ベルトルト「はい、これ」

    カイト「開けていい?」

    ベルトルト「もちろん!」

    カイト「あっ、ダンベルだ!!」

    ベルトルト「4キロだけど最初はこんなもんだと思ってね」

    カイト「ありがと!」

    ライナー「カイト実は・・・」

    カイト「開けるよ?」

    ライナー「おう」
  39. 39 : : 2014/01/31(金) 22:12:03
    カイト「ダ、ダンベルだ!!」ハハハ

    アニ「あ、あんた達どんだけ気が遣えないの?」

    ライナー「す、すまん」

    カイト「いや、うれしいよ」

    カイト「こっちは10キロだし」

    アニ「じゅ、10?」

    カイト「うん」

    アニ「ライナーあんた何考えてんの?」プンプン

    ライナー「なに怒ってんだよ」

    アニ「ベルトルトが4キロだからまぁいいけど」

    アニ「もしベルトルトが違うものあげてたらどうすんのさ
    ?」

    ライナー「いいじゃねーか」

    アニ「よくないよ、けがするでしょ」

    ライナー「あっ、すまねー」

    カイト「まぁまぁ、いいじゃないか」

    カイト「結果オーライだよ」

    アニ「カイトが言うなら、まぁ」
  40. 40 : : 2014/01/31(金) 22:17:08
    ライナー「じゃあ、今日は解散するか」

    ベルトルト「今日は僕たちから戻るね」

    カイト「わかったよ」

    ライベル「じゃーな(ね)」

    ガチャン

    カイト「よし、邪魔者は消えた!」

    アニ「変なことするんじゃないだろうね?」

    カイト「変なことってなに」

    アニ「ずっとそのままでいてね?」ニコ

    カイト「?うん、わかった」

    アニ「で、なに?邪魔者は消えたって」
  41. 41 : : 2014/01/31(金) 22:27:19
    カイト「もっと褒めてよ」

    アニ「え?」

    カイト「頭なでなでしたりさ、うん」

    アニ「アハハハハ」

    アニ「何を言い出すかと思ったらそんなことかい」フフ

    カイト「そんなことって」

    カイト「たまには人に甘えたいと仁だってあるんだよ!」プン

    アニ「もう、仕方ない子だね」ナデナデ

    カイト「あっ、なんか落ち着く・・・」

    アニ「カイト、あんたってマザコン?」ナデナデ

    カイト「お母さんに甘えたことないからわかんないw」

    アニ「・・・だよね」ナデナデ

    カイト「最後に誰かに甘えたのは界王様の飼ってたバブルすっていうゴリラだな」

    アニ「そんなのいたの?」ナデナデ
  42. 42 : : 2014/01/31(金) 22:33:57
    カイト「うん、人懐っこくてね」

    アニ「そうなんだ」ナデナデ

    カイト「いつまでナデナデしてんの?」

    アニ「してほしいって言ったじゃん」ピタ

    カイト「限度があるでしょ」

    アニ「そうだね」

    カイト「でも、ありがと」

    アニ「してほしいときはいつでもいいなよ」

    カイト「うん」

    アニ「ただし、2人の時ね」

    カイト「なんで?」

    アニ「恥ずかしいでしょ」

    カイト「アニは照れ屋だからね」ハハ

    アニ「普通だよ」フフ
  43. 43 : : 2014/01/31(金) 22:36:06
    41<<

    カイト「たまには人に甘えたいと仁だってあるんだよ!」プン
    ×

    カイト「たまには人に甘えたい時だってあるんだよ!」プン〇
  44. 44 : : 2014/01/31(金) 22:39:19
    カイト「じゃあ、戻ろうか」

    アニ「そうだね」

    カイト「今日はありがと」

    アニ「どういたしまして」

    カイト「アニ」

    アニ「ん?」

    カイト「また明日」ナデナデ

    アニ「案外落ち着くね//」カオマッカ

    カイト「でしょ、照れててかわいいな」

    アニ「うるさいよ//」

    カイト「じゃあ、行こう」

    アニ「うん」
  45. 45 : : 2014/01/31(金) 22:48:54
    ~男子寮~

    カイト「ただいまー」

    ジャン「おう、お帰り」

    カイト「ふふふーん♪」

    エレン「アルミン、カイトやけに機嫌がいいな」

    アルミン「そうだね」

    カイト「あ、アルミン!」

    アルミン「なんだい?」

    カイト「今度座学教えてよ!」

    アルミン「もちろんだよ」

    カイト「よろしくね」

    アルミン「うん、任せて」
  46. 46 : : 2014/01/31(金) 22:53:56
    カイト「よし、筋トレしよう」

    ライナー「絶対何かあったな」

    ベルトルト「うん、羨ましい」

    ライナー「お前にはユミルがいるだろ」

    ベルトルト「そう言う問題じゃないんだよ」

    ライナー「どういう問題だよ」

    ベルトルト「アニは僕にとって永遠の憧れであり、永遠のセックスシンボルなんだ」

    ライナー「なに言ってんだお前」

    カイト「ふっふ、ふっふ」

    エレン「カイト筋トレか」

    カイト「うん」フッフ

    エレン「でも割と筋肉あるよな」

    カイト「これは見せる筋肉だから動かせる筋肉に変えるんだ」フッフ ハッハ

    ライナー「あんまり急にやりすぎると怪我するぞ?」

    カイト「うん、わかった」フー

    カイト「あ、ライナー聞きたいことがある」

    ライナー「なんだ?」
  47. 47 : : 2014/01/31(金) 22:57:12
    カイト「アニにさ、邪魔者は消えた!って言ったら」

    カイト「変なことするんじゃないだろうね?って聞かれたんだけど変なことってなに?」

    ライナー「それはな」

    ベルトルト(教えたらあとでひどい目にあうよ)

    ライナー「それは、セックスだ」

    カイト「せっくす?」

    ライナー「あぁ」

    カイト「なにそれ」

    ライナー「いいか、お前らカイトだけじゃないみんな聞け」

    みんな「なに?」
  48. 48 : : 2014/01/31(金) 23:38:15
    ジャン「みんなを注目させたたってことはそれなりの理由がんだろうな?」

    ライナー「勿論だ」

    コニー「面白い話か?」

    ライナー「面白いし、真面目な話だ」

    ベルトルト(明日死ぬといいよ)

    ライナー「俺達はどうやって生を受けたと思う?」

    アルミン「なんか面白そうだね」

    マルコ「神の力じゃない?」

    ライナー「じゃあ、神とはなんだ?」

    みんな「・・・」

    ライナー「ズバリ、両親だ!」

    エレン「両親は人間だろ」

    ライナー「神の力で生を受けたとしたら両親は神ってことだ」

    カイト「1mmもわからない」
  49. 49 : : 2014/01/31(金) 23:41:20
    ジャン「俺もだ」

    ライナー「つまり、両親がある行為をすることで俺達は生まれる」

    ベルトルト(ヤバい流れ)

    カイト「その行為って」

    ライナー「カイトがアニに言われた変なことってやつだ」

    カイト「だからそれはなに?」

    ライナー「セックスだ!!」

    ベルトルト(やっちゃった)

    ジャン「なんだそれ」

    ライナー「これを見るんだ!!」

    山のようなエロ本。
  50. 50 : : 2014/01/31(金) 23:51:15
    カイト「なにコレ」

    ジャン「やばい勃起とまんねーw」

    コニー「ブホッ」

    マルコ「こ、これは」

    アルミン「座学より興味湧いた!!」

    エレン「なんか次々見ちまうよ!」

    ライナー「それがセックスだ!」

    カイト「これがアニが言ってた・・・」

    ライナー「変なことだ!」キリッ

    ベルトルト(おやすみ、ライナー君に出会えてよかったよ)

    ライナー「ただし、早まるなよ」

    カイト「えっ?」

    ライナー「訓練兵団は女性兵とのセックスがバレれば厳罰だ」

    ライナー「憲兵団、いや兵士としての道が経たれる」
  51. 51 : : 2014/01/31(金) 23:54:32
    エレン「そ、それは困る!」

    エレン「俺は巨人を駆逐するんだ!」

    ライナー「そうだ、だから心にとめておく程度に!」

    みんな「了解だ!!」

    ジャン「あのさ、勃起が止まんないんだけど」

    ライナー「じゃあ、その本を持ってトイレでこするんだ」

    ジャン「わかった、行ってくる」

    ライナー「誰にも見つかるなよ!」

    ジャン「おう!」

    カイト「気になってたこと聞けたし寝よう」

    みんな「おやすみー」

    ベルトルト(ライナー口止めはしないんだね、じゃあまたいつか、だね)
  52. 52 : : 2014/01/31(金) 23:58:42
    ~朝・朝食~

    カイト「おはよう」

    ライベルアニ「おはよう」

    カイト「眠い」

    ライナー「眠れなかったのか?」

    カイト「ライナーの話の所為でね」

    ライナー(ギクッ)

    アニ「話?」

    カイト「うん、セックスの話」

    アニ「覚悟はいいかい?」ゴゴゴゴゴゴゴ

    ベルトルト「口止めしない君が悪いよ、カイトに非はない」

    アニ「死ね」ゲシゲシ スパーン

    アニ「純粋なカイトを・・・」

    ベルトルト「ライナー、君を忘れないよ」
  53. 53 : : 2014/02/01(土) 00:04:09
    カイト「あ、ベルトルトはアニは僕の永遠のセックスシンボルだって言ってた」

    ベルトルト「カイトーーー!?」

    アニ「あんたあたしをそんな目で見てたんだ・・・」

    ベルトルト「い、いや違うんだ」

    アニ「カイトが嘘付いたと?」

    ベルトルト「そうじゃないけど」

    アニ「死ね」スパーン


    クリスタ「騒がしいね」

    ユミル「あぁ」


    カイト「アニ、ご飯食べて早く座学行こう?」

    アニ「そうだね」ニコ

    カイト「今日もかわいいよ」ニッ

    アニ「ありがと//」

    カイト「今日は、よくそんなこと言えるねって言わないんだ」

    アニ「もう慣れたよ」

    カイト「そっか」ハハ
  54. 54 : : 2014/02/01(土) 00:08:16
    ~座学~

    カイト「今日はまじめにやるか」

    アニ「なんで?」

    カイト「巨人の生態だからね」

    アニ「?」

    カイト「分隊長の話についていけるように」

    アニ「そういうことか」

    カイト「うん」

    カイト「ライナー大丈夫かな?」

    アニ「さぁね」

    カイト「ベルトルトまで」

    アニ「ベルトルトは仕方ないよ変な目で見てたから」

    カイト「俺がそういう目で見てたらどうする?」

    カイト「やっぱり蹴る?」

    アニ「うーん、嫌だけど許す」

    カイト「よかった」

    アニ「でも、まだ早いよとは言うかな」

    カイト「でも、まだそんな目で見てないからね」

    アニ「まだ?」

    カイト「いつかはね」ハハ
  55. 55 : : 2014/02/01(土) 00:12:59
    ~夜・男子寮~

    カイト「ライナーベルトルト大丈夫?」

    ライベル「何とか」

    カイト「なんかごめんね」

    ベルトルト「お灸だと思うよ」

    ライナー「だな」

    カイト「そっか」

    カイト「そう言えばまた試験あるね」

    ライナー「いつだ」

    カイト「1週間後」

    ベルトルト「僕は勉強始めたよ」

    カイト「今度こそ上位に入る!」

    ベルトルト「正直8位も上位だよ」

    ライナー「しかし、力を引き出せるようになってどうなるか」

    カイト「まだ制御出来てないからね」

    ライナー「そうだな」

    カイト「じゃあ、筋トレして寝るね」

    ベルトルト「僕らも寝よう」

    ライナー「おう、おやすみ!」

  56. 56 : : 2014/02/01(土) 16:17:59
    ~試験の日~

    カイト「あっという間に試験の日になっちゃった」

    アニ「おはよ、早く食べなよ」

    カイト「うん」モグモグ

    アニ「眠れた?」

    カイト「いや」

    アニ「どうして?」

    カイト「勉強してた」

    アニ「真面目だね」

    カイト「座学は得点高いからね」

    アニ「でも寝ないと体に悪いよ」
  57. 57 : : 2014/02/01(土) 16:21:36
    カイト「心配してくれてんの?」

    アニ「当たり前でしょ//」

    カイト(なんで照れてんだ?)

    カイト「ありがと、でも大丈夫だよ」

    アニ「なんで?」

    カイト「問題解き終わったら寝るから」

    アニ「見直ししなよ」

    カイト「5問解くごとにしてるから」

    アニ「ならいいけど」

    カイト「心配無用」

    アニ「そう、じゃあ成績振るわなくても落ち込まないでね?
    」フフ

    カイト「あー、それはわからないかなw」

    アニ「手が焼ける彼氏だね」ヤレヤレ
  58. 58 : : 2014/02/01(土) 16:23:31
    カイト「今さ」

    アニ「なに?」

    カイト「彼氏って言ったよね!?」キラキラ

    アニ「彼氏でしょ?」キョトン

    カイト「うれしいよ!」

    アニ「当たり前のこと言ってその反応されたんじゃ何にも言えないよ」

    カイト「そうだね」ハハ

    ミーナ「朝から熱々だねー」

    カイト「あ、おはよう」

    ミーナ「おはよう」
  59. 59 : : 2014/02/01(土) 16:26:21
    カイト「ミーナが遅いのは珍しいね!」

    ミーナ「一夜漬けしてたから」

    カイト「俺と一緒か」

    ミーナ「アニは勉強してなかったよ」

    カイト「え、悪い子だなー」

    アニ「昼間にしたから」

    カイト「やっぱり、いい子だ」

    カイト「じゃあ、なでなでだ」ナデナデ

    アニ「ちょ、ちょっとこんなところで」アセリ

    ミーナ「こんなところで?」

    アニ「え?」

    ミーナ「場所が違うならいいの?」

    アニ「それは・・・」
  60. 60 : : 2014/02/01(土) 16:32:22
    カイト「いいんだよ」

    ミーナ「え?」

    カイト「いいんだよ、彼氏だから」

    アニ「改めて言わないでよ//」

    カイト「逆に言えば、アニも2人きりならなでなでしてくれるよ」

    ミーナ「えー?ずるいよーアニィ私にもしてー」

    アニ「やだよ」

    アニ「カイト余計なこと言っちゃダメでしょ?」

    カイト「はい」

    ミーナ「隠れバカップルだったか」フフ

    アニ「そんなことないよ」

    ミーナ「でも、やってることフランツとハンナと一緒だよ」

    カイト「まあ、いいじゃないか」

    カイト「さ、早く食べて試験行こう」

    アニ「今日は座学と・・・」

    カイト「馬術」

    アニ「カイト結構得意だよね」

    カイト「うん、ルルーシュのおかげだよ」

    アニ「カイトは動物に好かれるのかな」

    ミーナ「アニにもね」フフ

    アニ「はいはい」

    カイト「じゃあ、行こう!」

    みんな「ごちそうさまでした」
  61. 61 : : 2014/02/01(土) 17:11:06
    ~試験中・座学~

    カイト(この問題は・・・)カリカリ

    カイト(まぁ、こんなもんだろ)ドヤ

    カイト(よし、寝よう)

    カイト(・・・)スヤスヤ

    アニ(あっ、カイトもう寝てる終わったのかな)

    アニ(案外頭いいもんね、口は達者だし)

    アニ(浮気とかを問いただしたらうまくかわされるだろうね)

    アニ(こんなこと言ったら浮気なんてしないよ!って言われると思うけどさ)

    アニ(あたしも頑張んなきゃ)カリカリ



    教官「そこまで!後ろから集めて解散」
  62. 62 : : 2014/02/01(土) 17:14:06
    ~昼食~

    アニ「カイト随分早くお寝んねしてたけど出来たの?」ギロ

    カイト「あ、う、うん」

    アニ「どうしたの?」

    カイト「いや、睨まれたから」

    アニ「そうかな?」

    カイト「うん」

    カイト「試験は1問だけわからなかったけどあとはできたよ」

    アニ「カイトは頭いいしね」

    カイト「筋トレと同時進行でアルミンに教わってたんだ」

    アニ「そういうことね」
  63. 63 : : 2014/02/01(土) 17:16:32
    カイト「アルミンはわかりやすいからね」

    カイト「教官にだってなれると思うよ?」

    アニ「そんなに?」

    カイト「頭ではアルミンは超えられないよ」

    アニ「随分褒めるね」

    カイト「彼は人類のカギになるんじゃないかな」

    アニ「そこまで?」

    カイト「うん」

    カイト「敵には・・・したくないね」

    アニ「そうなんだ」

    カイト「うん」

    カイト「そう言えばさ」
  64. 64 : : 2014/02/01(土) 17:19:58
    アニ「なに?」

    カイト「立体機動の試験って、何を見るのかな?」

    アニ「スピードと小回りとか各自のテクニックだって」

    カイト「そっか」

    アニ「苦手意識は消えた?」

    カイト「ばっちりだよ」

    カイト「ジャンに感謝だ」

    アニ「ジャンのこともよく褒めるね」

    カイト「ジャンは師匠だからね」

    アニ「そっか、さぁ次は馬術だから急ごう?」

    カイト「うん」
  65. 65 : : 2014/02/01(土) 17:24:09
    ~夕食~

    カイト「よし、今回はいい感じだ!」

    アニ「頑張ってたもんね」フフ

    カイト「うん、明日を乗り切れば何とかなる!」

    アニ「頑張りなよ」

    カイト「今回の成績楽しみだなー」

    アニ「表情が生き生きしてるね」

    カイト「うん」

    アニ「その顔忘れちゃダメだよ?」

    カイト「ん?」

    アニ「何があってもそれがあんたの本当の顔だからね?」

    カイト「・・・うん」

    カイト(意味深だな)

    カイト「じゃあ、戻そうか」

    アニ「そうだね」
  66. 66 : : 2014/02/01(土) 17:40:27
    ~女子寮~

    ミーナ「ねぇ、アニ?」

    アニ「なに?」

    ミーナ「どこまで行ったの?」

    アニ「何が?」

    ミーナ「カイトと」ニコニコ

    クリスタ「私も聞きたい!」

    ユミル「クリスタが聞くなら私もだ」

    ミカサ「参考までに」

    アニ「別にどこにも行ってないよ」

    アニ「強いて言うなら街くらいかな」

    ユミル「馬鹿かよ何言ってんだよ!」

    クリスタ「デートの場所じゃないよ!」
  67. 67 : : 2014/02/01(土) 17:50:54
    アニ「じゃあ、なにさ」

    ユミル「手をつないだとかそういうのだよ」

    アニ「手はつないだ」

    ミーナ「きゃーーー!!」

    アニ「でも、付き合う前からそうだったし故郷にいた時からつないでたよ」

    ユミル「でも、意味合いが変わってくるだろ」

    アニ「?」

    クリスタ「ねぇ、その先は?」

    アニ「その先?」
  68. 68 : : 2014/02/01(土) 17:53:44
    ミカサ「キス、とか」

    アニ「してないね」

    ミーナ「あんなに仲良しなのに?」

    アニ「だってカイトまだ13だし、あたしだって来月14になる」

    アニ「まだまだ子供だから」

    ミカサ「歳は関係ない、違う?」

    クリスタ「違わなーい!!」

    アニ「てかさ、なんであたしばっかりしゃべってるの?」

    ミーナ「?」

    アニ「あんたらもさらけ出しなさいよ」
  69. 69 : : 2014/02/01(土) 20:04:52
    ミーナ「私は恋人いないから」

    アニ「好きな人は?」

    ミーナ「い、いないよ」

    ミカサ「ミーナ?」ギロ

    ミーナ「気になる人なら」

    アニ「だれ?」

    ミーナ「ア・・・」

    クリスタ「アルミンでしょ!!」

    ミーナ「・・・」

    ミカサ「図星ね」

    アニ「そう言えばカイトもアルミンはすごいって言ってた」

    ミカサ「私も鼻が高い!」エヘン

    アニ「何であんたが」

    ミカサ「親友だから」

    ミカサ「ミーナ応援しよう」

    アニ「あたしも」

    アニ「じゃあ、次クリスタ」
  70. 70 : : 2014/02/01(土) 20:08:55
    クリスタ「わ、私!?」

    ユミル「ホモゴリラとはどうなんだ?」

    クリスタ「ホモじゃないよ!」

    アニ「分かってるよ、でどうなんだい?」

    クリスタ「手つないだくらいかな」

    アニ「ライナーは気を付けなよ」

    クリスタ「え?」

    アニ「あいつはカイトとかに変なこと吹き込んでるから」

    クリスタ「そうなんだ・・・」ハハ

    ミーナ「じゃあ、次ユミルね!」
  71. 71 : : 2014/02/01(土) 20:11:58
    ログイン出来てませんでした(汗)
  72. 72 : : 2014/02/01(土) 20:16:10
    ユミル「私は何もしてない」

    アニ「つまんない」

    クリスタ「ほんとだね」

    ミーナ「ミカサはエレンだし今日はいいね」

    ミカサ「ガーン」

    アニ「声に出てるよ?」

    アニ「結局みんな何もしてないじゃないか」

    アニ「もう寝る」

    みんな「おやすみー」

    アニ(キス・・・か)
  73. 73 : : 2014/02/01(土) 20:19:50
    カイトです。次の日の試験もばっちりできました。
    ひょっとしたらライナーたちに勝ってるかもです!
    成績発表が楽しみです!
    でも、成績発表は1か月後らしいです。
    まずは、アニの誕生日をしっかり祝って喜んでもらいます!

    じゃあ、アニの誕生日前日の夜までぶっ飛び!
  74. 74 : : 2014/02/01(土) 20:27:19
    ~アニの誕生日前日・夕食~

    カイト「アニ明日朝ご飯食べたら」

    アニ「門のとこでしょ?」

    カイト「うん」

    アニ「分かってるよ」

    カイト「意思疎通だね」

    アニ「そんなたいそうなものじゃないよ」フフ

    カイト「明日は楽しみにしててね!」

    アニ「うんわかった」

    カイト「じゃあ、お風呂入って寝ようかな」

    アニ「そうだね」

    カイト「じゃあ、また明日!」

    アニ「うん」

    カイト「おやすみ!」

    アニ「おやすみ」フリフリ
  75. 75 : : 2014/02/01(土) 20:30:22
    ~男子寮~

    カイト「ってわけなんだ」

    ベルトルト「なるほどね」

    ライナー「誘ったのにバタバタしててプランがないと」

    カイト「うん」

    ライナー「そんなのよ、気にすることないぞ?」

    カイト「え?」

    ベルトルト「プレゼント一緒に買って、ご飯食べて街プラプラすればいいんだよ」

    カイト「それでいいの?」

    ライナー「アニは誕生日をお前と過ごすことに喜びを感じると思うぞ」

    カイト「そうかなー」

    ライナー「あいつは乙女だからな」
  76. 76 : : 2014/02/01(土) 20:31:25
    ライナー「また公園行ってボート乗って2人じゃないと話せない話とかすれば思い出になるって」

    カイト「そっか、そうだよね!」

    ベルトルト「がんばれ!」

    カイト「うん!」
  77. 77 : : 2014/02/01(土) 20:35:41
    ~女子寮~

    アニ(明日はあたしも頑張ってみようかな・・・)

    クリスタ「アニ?」

    アニ「え?」

    クリスタ「明日お出かけでしょ?」

    アニ「うん」

    クリスタ「じゃあ、お化粧しようよ」

    アニ「え?」

    クリスタ「お出かけ3回目でしょ?」

    アニ「そうだと思う」

    クリスタ「じゃあ、変化をつけなきゃ」

    アニ「でも、やり方わかんないし道具持ってないし」
  78. 78 : : 2014/02/01(土) 20:38:59
    クリスタ「私がやってあげる!」ワクワク

    アニ「なんでワクワクしてるんだい」

    クリスタ「アニお化粧したら絶対可愛くなるし!」

    クリスタ「元々かわいいけどね!」

    アニ「そんなこと言ってくれるのカイトとクリスタだけだね」

    クリスタ「ホントにかわいいから!」

    クリスタ「じゃあ、また明日ね!!」

    アニ「うん、おやすみ」
  79. 79 : : 2014/02/01(土) 21:06:36
    ~翌朝~

    カイト「アニまだかなー」

    10分後

    アニ「お待たせ」テレテレ

    カイト(アニ?)

    カイト「ぜ、全然待ってないよ!」アセリ

    アニ「どうしたの?」キョトン

    カイト「い、いやその化粧とか髪下ろしたりいつもと違うから・・・」

    カイト「でも、ほんとに似合ってるよ」

    アニ(なんか動揺してる?)

    アニ「そっか、ありがと」

    カイト「服も俺が買ったやつだね」

    アニ「うん、カイトもおそろいで買ったパーカーだね」

    カイト「似合うかな?」

    アニ「男らしいね!」

    カイト「ありがと」

    カイト「じゃあ、行こう!」ギュ

    アニ「うん」
  80. 80 : : 2014/02/01(土) 21:11:51
    カイト「最初に謝ることがあるんだ」

    アニ「なに?浮気とか?」

    カイト「そんなことしないよ」

    アニ「じゃあ、なに?」

    カイト「実は今日ノープランなんだ」

    アニ「いいよ、そんなこと」

    カイト「でも、頭フル回転して満足させるから!」

    アニ「うん、でもね」

    カイト「ん?」

    アニ「一緒に過ごせるだけでうれしいよ?」ウワメヅカイ

    カイト「ありがと」

    アニ「うん」

    カイト「はい、着いた!」

    アニ「いつもの雑貨屋さんだね」

    カイト「うん!」ニコ

    アニ(いつも通りだけど嬉しいね)
  81. 81 : : 2014/02/01(土) 21:18:11
    アニ「あ、この髪留めかわいい」

    カイト「どれ?」

    アニ「これ!」キラキラ

    カイト「じゃあ、これ買おう!」

    アニ「これ結構高いよ?」

    カイト「プレゼントに!なんのサプライズもなくて申し訳ないけどさ」

    アニ「ううん、うれしいよ」

    アニ「ありがと」

    カイト「うん」

    カイト「じゃあ、お会計して出ようか」

    アニ「うん」
  82. 82 : : 2014/02/01(土) 21:23:41



    アニ「カイトこれありがと」

    カイト「どういたしまして!」

    アニ「今度のデートのときつけるね?」

    カイト「うん、よろしく」

    アニ「なんか、元気ないけど大丈夫?」

    カイト「そんなことないよ!」ハハ

    アニ「ホントに?」

    カイト「うん!」

    カイト(力がないことに落ち込んでることを悟られないようにしなくちゃ!)

    アニ「ならいいけどね」

    カイト「次どうしようかなー」

    アニ「お腹すいたかな」

    カイト「何か食べたいものある?」

    アニ「うーん、サンドイッチかな」

    カイト「じゃあね、公園においしいサンドイッチ売ってるお店あるんだよね」

    アニ「え、行きたい!!」

    カイト「じゃあ、行こうっか!」

    アニ「うん!」

    カイト(アニ上機嫌だな♪)
  83. 83 : : 2014/02/01(土) 21:34:20


    カイト「アニ何食べたい?」

    アニ「レタスサンドかな」

    カイト「おっけい!」

    カイト「すいません、レタスサンドとトマトサンドください!」

    店員「少々お待ちください」

    店員「お待たせしましたー」

    カイト「あろがとうございます」

    アニ「どこで食べる?」

    カイト「あっちのベンチで食べようか」

    アニ「うん」


    カイト「はい!」

    アニ「ありがとう」パク

    アニ「おいしい!」パアアア

    カイト「俺もいただきます」パク

    カイト「おいしー!」

    アニ(・・・)ジー

    カイト(ん?見てる、そうか!)

    カイト「はい、アーン」

    アニ「ありがと//」パク

    アニ「おいしい!」

    カイト「よかった!」

    アニ「こっちも食べる?」

    カイト「うん!」

    アニ「あーん」

    カイト「パク」

    アニ「パクって言わなくても」フフ

    カイト「おいし!」

    アニ「ごちそうさま」

    カイト「うん」ニコ
  84. 84 : : 2014/02/01(土) 21:39:08

    アニ「次どこ行く?」

    カイト「ボート乗らない?」

    アニ「いいね!」

    カイト「じゃあ、行こう!」


    カイト「おばちゃん一隻お願ーい」

    おばちゃん「はいよ」

    カイト「アニ、いこ?」グイ

    アニ「引っ張んないでよ!//」

    おばちゃん「若いっていいねー」

  85. 85 : : 2014/02/01(土) 21:46:07
    ~ボート~

    アニ「これ何時間乗れるの?」

    カイト「うーん、1時間半だったかな」

    アニ「この前そんなに乗ってた?」

    カイト「あの時ライナーたちいたからね」

    アニ「そっか」ナルホド

    カイト「もう夕方になって来たね」

    アニ「そうだね」

    カイト「なんか寂しいや」

    アニ「なんで?」

    カイト「この時間がずっと続けばいいのになって」

    アニ「ロマンティックだね」フフ

    カイト「そうかな」ハハ

    アニ「・・・でも」

    アニ「あたしもだよ」

    カイト「えっ?」

    アニ「楽しかった///」

    カイト「よかった!」パアア

    アニ「ノープランとは思えなかったよ?」

    カイト「ホントに?」

    アニ「うん!」

    カイト「・・・よかった」ホッ
  86. 86 : : 2014/02/01(土) 21:50:33
    アニ「・・・」

    カイト「・・・」

    アニ「ねぇ」

    カイト「ん?」

    アニ「そっち側行ってもいい?」

    カイト「うん、いいよ」

    アニ「じゃあ、失礼します」チョコン

    カイト(夕日をバックにアニって贅沢だな)

    アニ(結構近いなー)

    カイト「アニ、これからもよろしくね」

    アニ「うん」

    カイト「ずっと一緒だからね」

    アニ「・・・よろしく」チュ

    カイト「えっ、えっ?」

    アニ「ダメだったかな?」

    カイト「ダ、ダメじゃないけどいきなりでびっくりした」

    アニ「ほっぺだからいいでしょ?」

    カイト「うん、じゃあお返し」チュ

    アニ「ちょ、ちょっと!」

    カイト「え?」
  87. 87 : : 2014/02/02(日) 00:00:32
    アニ「いきなり口は・・・」

    カイト「あ、ちょっと調子に乗っちゃった、ごめん」シュン

    アニ「え、あ、嫌だったわけじゃないよ?」

    カイト「ほんと!」パアア

    アニ「うん、ただ一瞬で何も残ってない」

    カイト「じゃあ、もう1回!」

    アニ「うん、でもちょっと待って心の準備」

    カイト「うん」ドキドキ


    アニ「いいよ」

    カイト「うん」スッ

    アニ(あっ、近づいてくる・・・)

    カイト(めっちゃ近い)

    チュー

    アニ「ありがと//」カオマッカ

    カイト「こちらこそ、アニ顔真っ赤だよ」

    アニ「知ってるよ!//」

    カイト「ファーストキスってレモンの味って言うじゃん?」

    アニ「うん」

    カイト「無味だね」ハハ

    アニ「確かにね」

    カイト「でも、やわらかかった」ボソ

    アニ「恥ずかしいから言わないでよ///」

    カイト「ごめんごめん」

    アニ「思い出になったよ」

    カイト「俺も」

    アニ「じゃあ、かえろっか」

    カイト「うん」

  88. 88 : : 2014/02/02(日) 00:05:17
    テクテク

    カイト「それでね、」ドン

    女の子「痛ーい」

    カイト「大丈夫?」

    女の子「うん」

    カイト「よかった」

    女の子「でも、お兄ちゃんのズボンアイスで汚しちゃった」ジワア

    カイト「気にしないで!これで新しいのかって?」

    女の子「いいの?」

    カイト「うん、もうぶつからないように気を付けてね」

    女の子「うん!ありがとう!」

    アニ(優しいなー、いい彼を持った!みんなに自慢だ!)

    カイト「お待たせ」

    アニ「いいよ」

    カイト「子供っていいね」

    アニ「え?」

    カイト「癒されるわ」

    アニ「故郷に帰ったらね」

    カイト(?)

    カイト「う、うん」

    アニ「今あたしいい彼氏持ったって思えて幸せだよ」

    カイト「ほんと?」

    アニ「うん」
  89. 89 : : 2014/02/02(日) 00:10:24
    カイト「それはよかった」キラーン

    アニ(キュン)

    アニ「か、帰ろう?」

    カイト「うん」


    ~男子寮~

    カイト「ただいまー」

    ライナー「そうだった?」

    カイト「チューした」

    ベルトルト「なんだてー!?」

    カイト「いやーいい思い出だ」

    ライナー「やりよっと」

    カイト「飯食いに行こうよ」

    ライナー「だな」

    ベルトルト「アニのファーストキスがー」

    ライナー「お前にはユミルがいるだろ!」ボガ

    ベルトルト「」チーン
  90. 90 : : 2014/02/02(日) 00:11:58
    89<<

    ライナー「そうだった?」×

    ライナー「そうだった?」〇

    です、スイマセン
  91. 91 : : 2014/02/02(日) 00:23:01
    ~夕食~

    アニ「カイトにね、女の子がぶつかっちゃったの」

    ミーナ「それで?」

    アニ「ズボンが汚れちゃったのさ」

    クリスタ「私だったら怒っちゃう!」

    ユミル(嘘だ・・・)

    ミカサ「で、どうしたの?」

    アニ「気にしないで!これで新しいのかって?って」

    エレン「すげー男前だな!」

    アニ「でしょ?わかる?」

    クリスタ「なんかアニ嬉しそう」フフ

    アニ「そ、そんなことないよ」

    ミーナ「でも、自慢の彼を持ったと思ってみんなに話したんでしょ?」

    アニ「え、あの、ちがうnカイト「なんの話ー?」

    ミーナ「カイトが女の子にぶつかられたときの話だよ」

    カイト「あー、あれか!」

    カイト「あれはいま思えば男前だったな」ジーン

    アニ「カイト」

    カイト「ん?」

    アニ「今日はありがと」ペコリ

    カイト「どういたしまして!」


    ヒューヒュー


    カイト「やめろって//」テレテレ

    アニ「カイトが照れるって珍しいね」

    カイト「アニまでやめてよ」

    カイト「もう寝る!また明日かわいがるよ!」ナデナデ

    アニ「ちょ、こんなに大勢の前で///」

    みんな「ははは」

    ミーナ「アニよかったね!」

    アニ「う、うん///」カオマッカ
  92. 92 : : 2014/02/02(日) 00:25:41
    クリスタ「カイト行っちゃったね」

    アニ「うん」

    クリスタ「私たちももどろっか?」

    ミーナ「アニに聞きたいこといっぱいだし!」

    ユミル「だな!」
  93. 93 : : 2014/02/02(日) 00:40:56
    ~女子寮~

    ユミル「で、今日はどうだった?」

    アニ「え、何もないよ、いつも通り」ニマニマ

    ミーナ「何かあった顔だね」

    アニ「何もないよ」キリ

    クリスタ「説得力ないなー」フフ

    ミカサ「急に顔を変えても意味ない」

    アニ「まったくあんた達には嘘がつけないよ」

    ユミル「何があったんだ?」キョウミシンシン
  94. 94 : : 2014/02/02(日) 00:43:01
    アニ「キス・・・した//」

    ユミル「なんだと-!?」

    クリスタ「先を越された」

    ミーナ「ねぇねぇ、どんな感じでしたの?」

    アニ「え、言うの?」

    ミカサ「隠し事はなしで」

    アニ「別に普通に、お礼にほっぺにしたのさ」

    クリスタ「ほっぺかー!」
  95. 95 : : 2014/02/02(日) 00:46:36
    アニ「そしたら、お返しって言われてチュっと//」

    ミーナ「唇に?」

    アニ「うん」

    みんな「きゃー」バタバタ

    アニ「でも、怒っちゃったの」

    ミーナ「なんで?」

    アニ「一瞬でわかんなかったって」

    アニ「それでもう1回」

    クリスタ「じっくりと?」

    アニ「チューって感じ」

    クリスタ「どうだった?」
  96. 96 : : 2014/02/02(日) 00:48:29
    アニ「わかんない」

    アニ「けど、柔らかかったかな」カオマッカ

    ユミル「ごちそうさん」

    アニ「もう寝る!」

    アニ「あー恥ずかしい」

    クリスタ「いいものが聞けたね」ニコニコ

    アニ「おやすみ///」

    みんな「おやすみー」ニマニマ
  97. 97 : : 2014/02/02(日) 00:50:27
    こうしてアニの誕生日は幕を閉じた。


    ~さらに数週間後~

    カイト「アニ、成績発表見に行こう!」

    アニ「今日だっけ?」

    カイト「うん」

    アニ「じゃあ、行こう」

    カイト「楽しみだ!」
  98. 98 : : 2014/02/02(日) 00:53:53
    カイト「あっ、みんないるね」

    ライナー「カイトやったな!」

    カイト「え?」


    成績発表

    主席 ミカサ・アッカーマン

    2番 ライナー・ブラウン

    3番 ベルトルト・フーバー

    4番 アニ・レオンハート
     
    5番 カイト・ロバート

    6番 ジャン・キルシュタイン

    7番 マルコ・ボット

    8番 エレン・イェーガー

    9番 サシャ・ブラウス

    10番 コニー・スプリンガー
  99. 99 : : 2014/02/02(日) 00:55:56
    ベルトルト「カイトすごいじゃないか!」

    アニ「頑張ってたもんね」

    カイト「あーーーー」

    ライベルアニ「え?」

    カイト「くそっ!!」

    カイト「ダメだこんなんじゃ!」

    ライナー「順位3つも上がったじゃないか」

    カイト「力を引き出せるようになったのに5番じゃ全然だめだ!」

    アニ「で、でも筋肉がどうって言ってたでしょ?」

    カイト「あ、そうだった」
  100. 100 : : 2014/02/02(日) 01:00:29
    アニ「落ちついた?」

    カイト「うん、びっくりさせてごめん」シュン

    アニ「それだけ頑張ったってことでしょ?」

    カイト「うん」

    アニ「そういう向上心に溢れてるとこ好きだよ?//」ナデナデ

    カイト「うん・・・ありがと//」テレテレ

    ベルトルト「あー、僕もアニに撫でられたい!」

    アニ「うっさい!」ゲシ

    ライナー「お前にはユミルがいるだろ!」

    カイト「そのやり取り恒例化したね」

    ユミル「ベルトルさん浮気はゆるさねーぞ」

    ベルトルト「分かってるよ!」

    ガヤガヤ

    こうして、2回目の成績発表は終わった


    つづく
  101. 101 : : 2014/02/02(日) 01:01:27
    終わりです。

    予告

    次回は3話の1年後です。

    またよろしくお願いします!!

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kkk2900

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