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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

帰ってきたダンガンロンパ8 新たなる希望と絶望

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  1. 1 : : 2021/04/25(日) 09:13:27
    ・オリロンパです。
    ・更新はクソ遅いです。
    ・文章力はありません。
    ・n番煎じ注意。
    ・荒らしやアンチコメはやめてね。
    ・これ単体でも楽しんでいただけると思いますが、基本的には『最原探偵事務所シリーズ リメイク版』に繋がる内容となっておりますことご了承ください
    ・諸々OKな人のみそのまま読み進めてください。


    この物語はフィクションです、実際する人物及び団体とは一切関係ありません。
  2. 2 : : 2021/04/25(日) 15:59:49
    父親が殺された。


    怖い人たちが、事故に見せかけて父親を殺した。


    世界的に有名なマジシャンで、世間を賑わすほどの大怪盗だった父。


    同じく怪盗だった母を守るため自ら怪盗となった父。


    私の自慢の父。


    私は絶対に父の死の真相を知らなければならない。


    絶対に解き明かしてみる。




    【Prologue:黄金の魔法使い】



    ボクの名前は不知火凉(シラヌイ リョウ)、栄えある希望ヶ峰学園の4期生の、超高校級のボードゲーム部だ。


    ある日、ボクの元に一つの招待状が届いた。世界的にも有名で、とても大きな、億単位でお金が動くとされてるギャンブルの招待状だ。


    招待されたからには参加せざるを得ない、こういうゲームには何やら唆るものがある。


    ボクも所詮はただのギャンブラーに過ぎないのだから。




    希望ヶ峰学園にそのゲームに参加する由を伝えて、ボクは手紙に書かれた場所へと向かうのだった。
  3. 3 : : 2021/04/26(月) 15:42:18
    会場には、ボクの他に15人もの参加者がいた。


    「やぁ、オレの名前は東雲雷都(シノノメ ライト)。キミもここの参加者なのかい?」


    話しかけてきたのは見るからに軽薄そうな男だった。


    不知火「うん、そうだよ。ボクの名前は不知火凉、よろしくね」


    ボクは彼に握手を求めたが、相手はそれを一瞥しただけで握ろうとはしなかった。


    東雲「こちらこそ、よろしく。骨の髄まで絞り尽くしてあげるよ」


    どうやら、何か仕込んでないか警戒していたようだった。実際仕込んでたから何も言えないけど


    ここに居る人はみな、賞金に目が眩んだ者達だ。勝者はただ一人、皆敵同士…仲良くする道理は確かにない。


    とはいえ、情報収集は当然必要となってくる。それは全員理解しているようでそれぞれが軽く挨拶し合ってる。


    「不知火くんも、参加するんですか?」


    不知火「…っ、ここへ来た以上参加するに決まってるけど、キミは誰かな?どうして名前を…?」


    「あ…えっと、あの、私前の学校で一緒だった…」


    なるほど、理解した。それならボクと面識があっても不思議じゃない


    不知火「そっか、ごめんね。怪しい人かと…」


    「い、いや…元々影薄いですし…覚えてなくて当たり前です」


    「私の名前は巳鏡水希(ミカガミ ミズキ)って言います。えっと、よろしくお願いします」


    不知火「うん、こっちこそよろしくね」


    巳鏡「は、はい…!」


    彼女は何の躊躇いもなくボクの手を握ったのだった。
  4. 4 : : 2021/04/26(月) 15:42:23
    不知火(…この子、人を疑うって事を知らないのかな…到底勝ち残れるとは思えないや)


    「………」ジーッ


    気が付けば、褐色肌の女の人が口元に手を置きながらボクと彼女が握手しているのを間近で凝視していた。


    不知火「うわあ!?」


    巳鏡「きゃっ…!」


    「あぁ、申し訳ありません。少し興味深かったもので…」


    そう言うと彼女は流し目でこちらを見ながら挨拶してきた。


    「拙者の名は金刀比羅無斬(コトヒラ ナキリ)、よろしくお願い申します。」


    不知火「…あぁ、そうだね。よろしく…」


    金刀比羅「…ふふっ、驚かれましたか?拙者、実は生粋の忍者マニアでして…忍者に憧れ、忍者になるため小さい頃から色々修行していたんですよ。お陰で目が凄く良いなって…だから…」


    「イカサマは考えない方が良い…そう忠告したいんでしょ?」


    金刀比羅「…えぇ、下手な真似をすればすぐさま告発しますのでご注意くださいよ。夕崎殿」


    夕崎「…あは。あたしの名前は夕崎日奈子(ユウザキ ヒナコ)、よろしくね」


    巳鏡「は、はい。えっと、よろしくお願いします…」


    不知火「…成る程、曲者揃いって訳か…」


    夕崎「それは、お互い様でしょ?」


    不知火「…じゃあ、これで失礼するよ。まだ他の人と挨拶してないからね」


    金刀比羅「はい、また後で」


    そうして、ボクはその場を去った。
  5. 5 : : 2021/04/26(月) 16:10:10
    …さて、次はあそこにいる大柄の男性と小柄の男性、そして外国の男性に話しかけてみよう


    巳鏡「あの、えっと…一緒に行っても…?」


    不知火「ん?あぁ…いいよ。巳鏡ちゃん」


    巳鏡「あ、ありがとう、ございます…!」


    「よ、俺様の名は巌本鐡(イワモト テツ)。よろしくな」


    不知火「…よろしく、ボクは不知火凉だよ。」


    巌本「…へへ、俺様には妙な小細工はしないのか?」


    不知火「…!」


    確かに、下手な行為はボクの身を危うくすると分かったし、今回は何もしてないけど


    不知火(見られてたのかな…何にせよこの段階で種がバレるのはまずいな…)


    巳鏡「えっと…なん、の話…ですか?」


    不知火「…ん?いや、何でもないよ」


    巌本「…なーるほどなるほど、そういう事か…」


    不知火「……なにか?」


    巌本「いいや、別に?」


    不知火「…」


    「あの、自己紹介…しにきたんですよね?」


    不知火「うん、そうだよ。ボクの名前は不知火凉、よろしく」


    「…僕の名前は影縫惡喰鴉(カゲヌイ アクア)、よろしくお願いします」


    影縫「………好きなんですか?」


    不知火「…何でそうなるのさ。別に深い意味はないさ」


    影縫「そうですか。まぁ、何でもいいです興味ないので…ふむ、彼女が弱点になり得ると思ったんですが…」


    不知火「…食えないガキだなぁ」


    影縫「不知火さん、子供だと思って侮らないことです。足をすくわれますよ?」


    不知火「こいつ…」


    影縫「それでは失礼します」


    不知火「…」


    巳鏡「あ、あの…?」


    不知火「もういいよ、次行こう?」


    「どーも、ミーの名前はサウロ、サウロ・ゲルガニウスでーす」


    不知火「どうも、よろしく」


    巳鏡「よろしくお願いします…!」


    サウロ「…お嬢サンの名前…確か巳鏡サンでしたよねー?今後とも是非ミーと仲良くしてくださーい」


    巳鏡「あ…えっと、はい…こちらこそ…」


    サウロと名乗った男は巳鏡ちゃんに握手を求めるが、ボクはそれを横から遮った。


    巳鏡「あ、あれ…?」


    サウロ「…どうして邪魔するんですか?」


    不知火「…巳鏡ちゃん、行くよ。」


    巳鏡「え?…あ…す、すみません私もこれで…」


    巳鏡「あ、し、不知火さん…一体どうしたんですか…」


    不知火「…別に」
  6. 6 : : 2021/04/26(月) 18:09:21
    不知火「…ふむ、不思議だ。」


    巳鏡「…え?」


    不知火「ボク、やっぱりキミの事が気になってしまってるみたいだ。」


    巳鏡「え、あ、あの、えっと、それって…?」


    不知火「…巳鏡ちゃん、お金が欲しいって言うならボクが稼いであげる。だから棄権してくれないかな?」


    巳鏡「!」


    不知火「…どのみち、ボクはお金が目的じゃないから勝ち残ったあとそれをどうするか思い悩んでいた訳だし…だから」


    巳鏡「無理です」


    不知火「…っ!」


    巳鏡「…私にも、私の目的がありますので…ごめんなさい。心配していただいてありがとうございます」


    不知火「…そっか。じゃあ仕方ないね」


    巳鏡「はい、仕方ありません」


    「お二人とも、挨拶がまだでしたわよね?」


    不知火「…ん?あぁ、そうだね。ボクの名前は不知火凉」


    巳鏡「私の名前は巳鏡水希です。よろしくお願いします」


    「…わたくしは木谷裕実(キタニ ユウミ)、このギャンブルで勝利するものよ。覚えておきなさい!」


    不知火「…随分と自信あるんだね」


    木谷「もちろんですわ。わたくし、ここで行われているゲームを全てマスターしてから来ましたの。負ける筈ありませんわ」


    「既存のものに囚われてると、痛い目見るよ」


    巳鏡「えっと、あなた…は?」


    現れたのはぽっちゃり気味の男の人だった


    「僕ちんの名前は善道寺光流(ゼンドウジ ミツル)、よろしくお願いね」


    木谷「さっきの、どういう意味ですの?」


    善道寺「そのままの意味だよ、そう言う時に限って真新しいゲームがメインた据えられてるんだ。人生そんな甘くないよ」


    木谷「…むむむ」


    不知火「…まぁ、さっきのセリフも負けフラグっぽかったしね」


    木谷「油断は禁物…という事ですか、ご忠告ありがとうございます。それにしても、いいんですか?敵に塩を送るような真似して…」


    善道寺「…まさか、この程度で形勢は不利にならないよ」


    木谷「…」
  7. 7 : : 2021/04/26(月) 18:10:28
    不知火「…はぁ」


    二人の元から少し離れて、ボクは溜息一つ吐いた。


    不知火(みんな、よく見てるな…揃いも揃って聞き耳を立ててるってわけか…?)


    「おい御主、挨拶がまだじゃったろ」


    不知火「…え?あぁ、どうも。不知火凉だよ」


    巳鏡「巳鏡水希…です、よろしくお願い」


    「ふん、残念じゃが御主らとは仲良くできんわ。」


    巳鏡「…っ!」


    「とにかく、儂の名は祟闇依(タタリ クロエ)じゃ、今後とも宜しくの」


    巳鏡「…あれ?」


    不知火「結局よろしくするんだ…」


    祟「ふっふっふっ…相手を油断させる為の罠に決まっておろ」


    巳鏡「えっ!?」


    不知火「あ、それも言っちゃうんだ。てか信じちゃうんだ」


    祟「………というのも、全部嘘じゃからの。じつは儂頭が悪いからギャンブルなど得意じゃのうて…」


    不知火「みたいだね」


    祟「っ!何故それはすんなり受け入れるんじゃ!」


    不知火「…なんか、ごめん」


    祟「…まぁ、よい。許そうではないか」


    不知火「…にしても、また子供か…」


    祟「子供でははい。儂はこう見えて五十を超えておる」


    不知火「まったまた〜…そんな嘘に誰が引っ…引っかか………………えっ?」


    祟「ほう、こればかりは驚いたようじゃの。」


    不知火「…マジでぇ?」


    巳鏡「………す、凄い…私より肌綺麗なのに…」


    不知火「詐欺じゃん、最早…」
  8. 8 : : 2021/04/28(水) 20:47:48
    「やぁ!オイラの名前は土屋大地(ツチヤ ダイチ)!夜露四苦な!」


    不知火「わっ!?」


    祟さんに夢中になっていた所為でボクは近付いてくる誰かに気付かず、思わず声を上げてしまった。


    土屋「…?」


    不知火「…あ、あぁ…ごめんごめん、つい驚いちゃった…ボクの名前は不知火凉だよ。よろしく」


    巳鏡「えっと、巳鏡水希です。よろしくお願いします」


    土屋「…ふむ、ふむふむふむ…」


    不知火「………なにか?どうかしたの?」 


    土屋「…え?いやあ、みんな頭良さそうだなって…オイラ馬鹿だから、勝てそうにないやって思ってさ」


    巳鏡「…そ、そう…ですね…みなさんとても手強そう…」


    土屋「…はぁ、やっぱり来るんじゃなかったなあ……どうせ勝てないんだし」


    不知火「…じゃあ、」


    「そう悲観的にならんくてもええんやないやろか?」


    不知火「!」


    「どうも、此方の名は宝城神狩(ホウジョウ カガリ)と申します。」


    宝城「頭が良くないなら、それを補う為の努力をすれば宜しい思います。それに、今のお兄さんは何をする訳でもなく早々に諦めてるだけやあらへん?」


    土屋「えっと、それは…」


    宝城「それに、不知火はん言うたっけ?どうやらゲームが終わるまではもうここから出られへんみたいやで?せやから、あんたがさっきしようとした提案は無理や」


    すると、彼女は他に誰にも聞こえないような小声でそっと耳打ちしてきた。


    宝城「ライバル減らせんくて残念やったなぁ。天下の大泥棒、ノウンの一人娘さん?」


    不知火「…ッ!?」


    宝城「…ほな、また後で。」


    そう言い残し彼女は去った。


    土屋「…なんだったんだろ、あの人…」


    巳鏡「さ、さぁ…?…あ、あれ?不知火…さん?」


    不知火「…ん?どうかした?」


    巳鏡「…っ、い、いや…その、なんでもないです…」


    土屋「…ふむ、こうなったらオイラなりに頑張ってみるしかないか…よし、これから作戦とか考えるんで失礼しまっす!」


    不知火「…うん、また後でね」
  9. 9 : : 2021/04/28(水) 20:48:10
    不知火「…はぁ、まだ挨拶してないのは…」


    「さっとお時間えが?」


    不知火「………ん?」


    「まだあだと挨拶出来でながった。んだんて、今挨拶してもえが?」


    不知火「………うん、いいよ。ボクの名前は不知火凉だよ、よろしく」


    巳鏡「巳鏡水希です。よろしくお願いします」


    「んだ。おらの名は音峰玲音(オトミネ レイン)、これがらよろしく。」


    不知火「えーっと、どこか地方の人なのかな…?」


    音峰「一応秋田出身だ」


    巳鏡「へぇ…秋田…」


    東雲「可愛い訛りだよね?二人もそう思うでしょ?」


    巳鏡「わっ」


    不知火「…急に話しかけないでくれるかな?」


    東雲「あっはー、辛辣だね。」


    音峰「こ、このふとさっきからずっとづげ回してくる、それに全部見透がされでら気が…え加減少しおっかねぇ」


    不知火「…ほら、怖がってるじゃん」


    巳鏡「…可哀想」


    東雲「えー、別に良くない?ほら、みんなだってしてるでしょ?腹の探り合い」


    不知火「だからって…」


    東雲「まぁ、下手に敵を増やす訳にもいかないからお暇させてもらうよ。」


    音峰「あ、そいだばおらも失礼します。さっきはどうも」
  10. 10 : : 2021/05/06(木) 20:22:29
    不知火「…えーっと、まだ挨拶してないのは…」


    巳鏡「た、多分…あそこの二人だけだと思います…よ?」


    不知火「うん、そーみたいだね。」


    不知火「ヘイヘーイ!熱いね、そこのお二人さん!ヒューヒュー!ボクの名前は不知火凉、よろしくね!!キミ達はだーあれ?」


    巳鏡「っ!?あ、あの、私は巳鏡水希です。よろしくお願いします…!」


    「…」


    「…はぁ」


    巳鏡「し、不知火さん…!めちゃくちゃ引いてますよ、急にどうしたんですか!?」


    不知火「…いや、ただなんとなく気分的に…やっば、めっちゃ滑っちゃったじゃん…!」


    「…氷室ユキ(ヒムロ ユキ)、父は警視総監だ。よろしく頼む」


    不知火「あ…そう、警視総監ね…」


    巳鏡「?どうかしたんですか?」


    不知火「いや、別に」


    「…うちは花菱風舞(ハナビシ フウマ)、別にお前らとよろしくするつもりはないよ」


    不知火「なにさ、感じ悪いなぁ…まぁ、これから争う敵同士なんだから当たり前っちゃ当たり前か」


    花菱「ついでに、こいつが勝手にうちの横に居座ってるだけで何ら関係はないよ」


    氷室「勝手に居座ってるのは貴様だろう」


    花菱「はぁ?」


    氷室「何か?」


    巳鏡「あ、あの!喧嘩はやめ…」


    「こらー!ケンカは止めるのだー!!」
  11. 11 : : 2021/05/06(木) 20:22:49
    何処かで聞き覚えのある声が部屋中に響き、みんなは一斉にそちらの方を向いたのだった。


    不知火「…えっ?」


    突然現れたそれを見た瞬間、ボクの背筋は凍り付いたのだった。


    モノクマ「やぁ、ボクの名前はモノクマだよ。ダメじゃないか、喧嘩なんてしちゃ」


    「「「…ッ!!??」」」


    モノクマ「あれ?オマエラ、どうかしたのかな?ボクの顔に何かついてる?」


    花菱「…おい、なんでここにモノクマがいるんだよ」


    氷室「…ユキに聞くな、分かる訳ないだろう」


    影縫「というか、アレ本物なんですか?」


    善道寺「少なくとも前回の主催者はモノクマじゃないよ…」


    木谷「全く…タチの悪い冗談でしょう」


    祟「一体何処の誰じゃ、こんな真似事をしておるのは」


    モノクマ「もう!さっきから言わせておけば、ボクはれっきとしたホンモノのモノクマだよ!」


    宝城「ほな、此方らにこれからコロシアイでもさすん?」


    モノクマ「…安心してよ、オマエラにやってもらうのはギャンブルゲームで間違いないよ。まぁ、全てを失った時命がある保証はないけど」


    サウロ「I see…ニュータイプなコロシアイという訳でーすか」


    土屋「そ、それって自分の命を賭けてギャンブルしろってことか…!?」


    モノクマ「…もちろん最初はお金を賭けて貰うよ。ただ、お金がなくなればその他の所持品、所持品がなくなればその人の体の部位をお金に変換させて…賭けてもらうだけさ。」


    夕崎「なるほど…確かに全部失う頃には死んでるだろうね」


    モノクマ「その通り。またここでは暴力の一切を禁じるよ、それでお金を奪い合うのは今回のテーマに反するからね」


    巌本「なら、ルールを破ればどうなるんだ?」


    モノクマ「まぁ、その時は不本意だけどお約束だし、処刑するよ。当たり前さ」


    音峰「だ、だったらその前にえさ連絡すればえでねぁが…!」


    東雲「残念だけどそれは出来ないみたいだよー。何かで遮断されてるっぽい」


    モノクマ「その通り、ここの壁はあらゆる電波を遮断するんだ。そういうふうに改装したからね。勿論、窓や出入り口も封鎖してるから脱出は不可能だよ。生きて帰りたければ勝負に勝つ事だね。」


    モノクマ「それと、特殊ルールとしてオマエラが抱え込んでる秘密…つまり過去の罪を暴かれた者は問答無用で全額と換金可能な所持品全てを没収させて貰うからね」


    モノクマ「最後に、降参は可能だよ。でもその時は地下の収容所送りになるけどね。さぁオマエラ、レッツギャンブル!バイバーイ」


    巳鏡「そ、そんな…!」


    不知火「………成る程、コレがそうか…」


    コレが父の死に関係している。ボクはそう確信した。


    不知火「…絶対に勝ってやる」


    奴を操ってる張本人、それが父を殺した犯人なのだ。


    不知火「絶対、お前に勝ってやるからな!モノクマ!!」


    ボク…いや、私は拳を握り締め、そう決意した。


    こうして始まったのだ。全く新しいコロシアイ、命を賭けたギャンブルデスゲームが…
  12. 12 : : 2021/07/26(月) 16:03:55
    【Chapter 1:DANCING FOOL,WATCHING FOOL. ALL FOOLS,SO LET'S ALL DANCE!】


    >>3 巳鏡水輝の名前を巳鏡水希に変更しました


    とても、とても長い時間沈黙が流れていた気がする。


    不知火「…みん」


    東雲「みんな、ここは一つ提案なんだけどモノクマの事は一旦忘れない?」


    巳鏡「…どういう意味ですか?」


    東雲「いやさ、ぶっちゃけ首謀者が誰だろうと関係なくない?」


    不知火「…ッ!」


    東雲「そもそも、これって元々そういう命懸けのギャンブルだったでしょ?首謀者がなんであれ、ゲームに支障はないよ。」


    氷室「…確かに、モノクマが直接手を下す訳でもないからな。わざわざ気にする必要もないって事か…」


    東雲「それにさ、仮に首謀者を突き止めたとして、その後はどうするのさ?もしかして殺す?それとも警察に突き出す?そんな事して、どうなるか分かるの?」


    宝城「確かに、このゲームは立派な違法やからなぁ。自分から捕まりに行くようなもんやね」


    巳鏡「…でも、だからって…!」


    東雲「なに?怖いの?じゃあ逃げ出す?そんなの許されるわけないのに?」


    巳鏡「…ッ!」


    東雲「ここを出たいのなら、最初に借りた倍の金額を返さないと。そういうルールだからね?」


    花菱「そのルールがある以上、うちらは敵同士…仲良くなんか出来るわけがない。」


    巌本「元々馴れ合う必要がない以上、無駄話に付き合う義理はねぇな。最初から分かりきっていた事だがよ」 


    土屋「…はぁ、とにかく頑張るしかないか」


    木谷「絶対に勝ち抜いて見せますわ…!」


    善道寺「僕ちんも、負ける気はないなー」


    金刀比羅「おやおや、皆様やる気ですね…拙者も気を引き締めないと」


    サウロ「タイムイズマネー…先手必勝というわけですね。」


    影縫「馬鹿な人達だなぁ、最初から飛ばすなんて最後の最後で足元掬われても知りませんからね」


    音峰「…ッ!」


    夕崎「良いじゃん良いじゃん、今回のは過去一面白そうじゃん!」


    祟「武者振るいがするの…まったく、腕が鳴るわい…!」


    不知火「…ゲームを放棄するには、自分の全てを売り払う必要がある。家も、服も、地位も、家族も、友達も、自分の体そのものも…なら、悔しいけどあいつの言う通り…勝つしかないよ、巳鏡ちゃん」


    巳鏡「不知火さん…はい、分かりました。私、やって見せます!」


    不知火「…うん、絶対に二人で(・・・)勝ち残ろうね。」
  13. 14 : : 2021/09/12(日) 12:22:49
    東雲「…えーっと、確かこの時間に用意されたゲームで軍資金を集めなければいけないんだったよね?」


    善道寺「そうだよー。一定時間が経った後に発表される特別なゲームに参加する為には沢山のお金が必要だからね」


    夕崎「勝てば天国負ければ地獄、もし勝てたらその瞬間から大量の賞金と共にここを脱出する事は出来るけど…」


    花菱「負ければ一瞬で有り金全部失う事になる。対価を支払えないのであれば地下行き、もはや死んだも同然だ。」


    影縫「まぁ、参加自体個人の自由です。今あるゲームだけで地道にコツコツ貯めていくのが一番堅実ではあるでしょうが…」


    不知火「そんなヘタレならそもそもここに来るはずがない…分かっているよ。つまりそういう事だろ?」


    木谷「それならさっさと解散した方がよろしいのではなくて?」


    祟「それもそうじゃな、こんな所でのんびりした所為で大勝負に参加出来んとなればそれこそ負けというもの」


    東雲「ま、そういう訳だから先に行かせて貰うよみんな」


    巌本「俺様も稼いでくるか…」


    氷室「…くそ、全員捕まえる為とはいえユキがギャンブルする羽目になるなんて…」


    東雲クンがいの一番にゲーム場へ向かうのを皮切りに続々と軍資金を集めに行く。


    不知火「ボク達もそろそら行こうか、巳鏡ちゃん」


    巳鏡「そうですね、不知火さん…」


    最後に残ったボク達もそれに続く為、彼女の手を取り先へ進むのだった。
  14. 15 : : 2021/09/23(木) 11:17:38
    不知火「…ふむ、テキサスポーカーやブラックジャック、バカラにシックボー、丁半、ルーレット…パチスロに競馬競輪競艇まであるよ。よりどりみどりだ!」


    巳鏡「…あんなの、一体何処でやってるんでしょうか?」


    不知火「よく見てよ、選手はみんなモノクマだ。深く考えない方がいい」


    巳鏡「あ、確かに」


    不知火「そういう訳で、まずどれから始めようか?」


    巳鏡「ええっと…私、ギャンブルのルールに疎いので不知火さんにお任せします」


    不知火「そう?それなら…ブラックジャックなんてどう?比較的簡単だと思うけど」


    巳鏡「は、はい!大丈夫ですよ。」


    不知火「ルールはカードの数字が21に近ければ近いほど勝ち、でも超えたらダメ。大体そんな感じだよ」


    巳鏡「分かりました…頑張ってみます!」


    不知火「それで、他の参加者は…っと」


    影縫「僕と彼女ですよ、よろしくお願いしますね」


    音峰「…んだ」


    巳鏡「ディーラーは…やっぱりモノクマさんですか」


    「ノンノン、モノムズとお呼びください。」


    そう言って、モノムズとやらは口髭のようなモノを触るのだった。


    不知火「キミの名前なんてどうでもいいよ、早く始めよう。」


    モノムズ「承知しました。ではゲームを開始しましょう」


    モノムズ「ミナサマ、賭け金をお選びください」


    不知火「…そういえば、最初に貰った額って…」


    巳鏡「100万円、ですね」


    不知火「成る程、それじゃあ最初は5万くらいにしとくかな」


    巳鏡「それじゃあ私も…」


    音峰「んだば、おらは10万で…」


    影縫「なんだ、三人ともビビリなんですね。僕は25万ですよ」


    不知火「それはそれで急ぎすぎなんじゃないかな?」


    影縫「そんなにちまちまやったところで稼げるものも稼げませんよ。違いますか?」


    不知火「…」


    モノムズ「では、カードを配りますね。」


    配られたカードはKと3、ディーラーのカードはQだった。


    不知火「…ヒット」


    次は、6。合計すると19


    不知火「スタンド。」


    巳鏡「ええっと…ヒットとかスタンドってどういう…?」


    不知火「もう一枚カードを貰うのがヒット、そのまま勝負するのがスタンドだよ」


    巳鏡「それじゃあ、スタンドで。」


    音峰「ヒット…ヒット…ヒット!」


    影縫「僕もじゃあ、スタンドで」


    モノムズ「では、オープン致しましょうか。」


    モノムズ「ワタシのカードはQと8、つまり18になりますね。不知火サマは19、巳鏡サマは15、音峰サマは25、影縫サマは18ですね。今回の勝者は不知火サマただ一人となりました。おめでとうございます」


    不知火「…まぁ、こんなもんでしょ。」


    巳鏡「あ、あれ…?」


    音峰「…うぅ」


    影縫「負けなかっただけまだマシ…ですね」


    モノムズ「少し気になったのですが、巳鏡サマはルールをご存知でないようだ。ゲームとは常に公正であってはならない…仕方ありませんのでアナタにはルールブックをお渡ししましょう」


    巳鏡「す、すみません…」


    モノムズ「それではミナサマ、ゲームを続けましょうか」

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著者情報
mzb3zabdgy

さとりいぬ@チームダンガンロンパ宣伝部長

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