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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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人造少年と巨人少女の世界事情【微ホラー】第一章

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  1. 1 : : 2016/06/04(土) 20:47:56
    今回も進撃の巨人です!!

    人造エレンです。山奥組の巨人化はありません。

    微妙にホラーです。


    コメくださると嬉しいです!!

    それでは本編の方を投下します!!
  2. 2 : : 2016/06/04(土) 20:49:16


    第一章  ~深夜二時鏡の前で~





    初めまして。



    え?誰だって?

    んー。教えようかなぁ…。いや、後で教えるよ。理由?いや、結局教えるんだからそんなの聞かなくてもいいじゃん。別に。

    なんで私の前に現れたかだって?

    ひどいこと言うね~。君が呼んだんだよ。

    え?心あたりがない?

    え、確かに呼ばれたんだけどなぁ……。

    だってさぁ、君、願ったじゃん?



    「○○○○○○○○○○○○○」って。



    深夜二時、鏡の前で……ね。
                

            
    だからその願い、叶えるために来たんだ~。俺。

    どうやって叶えるかだって?

    いやいやすごく簡単だよ?叶えやすいもん。君の願い。



    ん?なになに?


    …………。


    んー。そういうことではないんだよね~。


    ハハハハハ。怒らないでよ。もったいぶってるわけじゃないんだよ。

    ただ単に俺は手伝ってあげるだけ。

    君の願い簡単にみえて「特例」なんだよねー。

    勿論簡単ではあるんだけど…。

    ほら?そういうのって自分でやったほうがいいんじゃない?

    まぁ、俺の意見なんだけど………。



    ま、そんな話は置いとこう!!俺がなんとかするからさ!!


    あ、そうそう名前。君はなんていうの?

    …………。

    あー。そうだね。確かに。こういうのは聞いた方から名乗るんだよね。

    俺、エレン・スカーレット。って言ってもこれは今のなんだけどね…。

    まぁ、それは置いとこう?きみの名前は?


    ………え、名前ないの?


    え、え~俺だけ名乗らせておいて…。

    ないと不便だと思うよ~。願いが叶うときには必ず名乗るよ。


    ので、俺がつけるよ!


    さて、どんな名前にしようかな~。



    勿論変なのにはしないよ!!



    ん~。じゃあ、君の名前は、


























































































    キース「貴様は何者だぁ!!!!!」



    ユミル「ハッ!トロスト区出身、ユミル・カメリア…!!」



    キース「貴様は何をしにここへ来たぁ!!!!!」



    ユミル「教官の言うことを聞き、立派な兵士になるためここにきました!!」(まぁ、こういっとけばいいよな。)



    キース「そうか!!それは素晴らしいな!!!だがお前なんぞどうあがいても兵士になどなれん!!」



    ユミル「頑張っときます!!」(そりゃそうだろ。そんな面倒なもんなりたくないしな。)



    キース「次!!!」



    ユミル(さて…アイツはいるかな…。後で探してみるか。)



  3. 3 : : 2016/06/04(土) 20:53:06


    ―食堂―




    ユミル(アイツは……。)キョロキョロ





    サシャ「パァァァアアアアアアンンン!!!!!」ガジガジ





    ユミル(アイツではないな。絶対。)キョロキョロ





    アルミン「人類は戦わなければいけないんだ!!!!!!」ダンッ





    ユミル(アイツも違うな。あんなキノコじゃない。)キョロキョロ





    ジャン「誰もがお前みたいな死に急ぎ野郎じゃねぇんだよ!!!!」バンッ




    ユミル(絶対違う。あんなに馬じゃない。)キョロキョロ




    ダズ「もう嫌だ……。」シクシク




    ユミル(おろろろろろろろろろろろろろろろろろ!!!)




    ユミル(ぜっっってぇあいつではない!!!!!!!!!!!!!)




    アニ「ミーナ。髪がスープについてる。」ジー




    ユミル(あいつは金髪じゃなかった!!だから違う!!!!!!)





    ユミル(あいつは((ry




















    ユミル「」チーン
















    ユミル「ハァ……。やっぱいないのか……。」グッタリ





    クリスタ「誰がいないの?」



    ユミル「うわぁぁぁぁ!!!!」ガタンッ



    ユミル「な、なんだクリスタか…。」ドキマギ



    クリスタ「それより誰がいないの?」



    ユミル「い、いや、何でもないぞ!!!」



    クリスタ「ふ~ん。」ジー





    ―夜の女子寮―





    ミーナ「でさーその時アニがさー。」



    アニ「その話はやめな!!!」ゲシッ



    ミーナ「グェ」バタン



    ユミル「ちょっくらトイレ行っていくる。すぐもどる。」



    アニ「あ、私もついていってもいいかい?」



    ユミル「構わんぞ。」



    アニ「ありがとね。」




    ―女子トイレ―




    ユミル「…。」ジー



    鏡「」



    ユミル「まぁ、居るわけねぇよな……。」ボソッ



    アニ「こんな怪談知っていかい?」



    アニ「深夜二時に鏡の前に立つと鏡の中に少年が現れ願いをなんでも叶えてくれる…。」



    ユミル「!!」



    アニ「願ってみたい気もするね…。なんでも叶えてくれるんだったら……。」



    ユミル「……そうだな。」








    ―深夜二時前―





    教官A「こんな怪談を知っているか?」



    教官A「深夜二時に鏡の前に立つと鏡の前に少年が現れ願いをなんでも叶えてくれる。」



    教官B「その怪談、訓練兵達が試しそうだな…。」



    教官A「そこで、だ。今日一緒に試してみないか?」



    教官B「何言ってるんだよ…。」



    教官A「違う!!これは訓練兵がこの噂を検証しようとしたら体験したことを教えるんだよ!!教育の為だ!!!」



    教官B「ったく…。今回だけだぞ!!俺だって夜は眠いんだ!!」



    教官A「サンキュー!!ありがとな!!!」



    ―教官用トイレ―



    教官A「なにも……起きないな…。」









    鏡「」









    教官B「所詮は怪談だろ。馬鹿馬鹿しい。帰るぞ。」



    教官A「ちょっと待って!!トイレ行ってもいい?待ってて!!!」



    教官B「あーわかったよ…。早くしろよ。」



    教官A「ありがとな!!!」




    バタン




    教官B「………。」



    教官B「ハァ…なんであいつはいつも困らすんだよ…。いつもいつも。」



    教官B「アイツがいなきゃゆっくり休日を過ごせるのにな…。」



    教官B「あー。考えるとイライラしてきた。」



    教官B「あんな奴消えればいい…。」ボソッ





    ???「それが願い?」





    教官B「!!?誰だ!!!」



    ???「願いを叶えるための機械ですよ。」ニコッ



    ???「3015人目のご主人。」



    エレン「申し遅れました。俺、エレン・スカーレットって言います。」



    教官B「ふざけたことを言うんじゃない!!!」



    エレン「信用してくれないんですか…。あ、ご主人の願いを叶えてあげますよ。そしたら、」




    エレン「信用してくれますよね。」




    教官B(俺の願い…?)



    『あんな奴消えればいい』



    教官B「!!!??違う!!!!取り消してくれ!!!!!!」



    エレン「残念。取り消すことはできません。」





    エレン「だって……もう、」













    エレン「叶  え  て  し  まっ  た  ん  で  す  か  ら」











    教官B「あ…ああぁぁあああ………」









    教官B「うわぁあああああああああああああああ!!!!!!!!」





























  4. 4 : : 2016/06/04(土) 21:10:26

    ―翌日―



    ジャン「教官おせぇなー。」


    マルコ「何かあったのかな……。」


    ガラッ


    眼鏡教官「注目!!!!」ダンッ



    眼鏡教官「お前らに知らせなければいけないことがある…。」



    眼鏡教官「座学を担当する教官二人のうち一人が行方不明、一人が自殺した…。」



    訓練兵「!!?」



    眼鏡教官「そのため急遽予定を変更する!!」



    眼鏡教官「適性判断を始める!!グラウンドに集まれ!!」



    訓練兵「ハッ!!」



    コニー「おいおい…教官どうしちまったんだよ……。」



    ジャン「な、何かあったのか…?」



    アルミン「行方不明…?自殺…?」



    マルコ「もしも事故死だったとしたら怖いね…。」



    クリスタ「ユミル…怖いね…。」



    ユミル「…あぁ。だが今は訓練に励もう。な?」



    ユミル(まさか…アイツが……。)



    クリスタ「な、なんかユミルにしては珍しいね。」



    ユミル「ひどいな。」



    ユミル「何も起こらなきゃいいんだが…。」チラッ



    ハハハハハ……



    ユミル「!?」



    ユミル「お…おい、クリスタ、今窓に訓練兵じゃない誰かが写ってなかったか?」



    クリスタ「え…?ごめん、窓の方見てなくて…。」


    クリスタ「でもこの場は訓練兵しかいないから気のせいだと思うよ?」



    ユミル「そ、そうだよな。ごめんなー。クリスター。」








    この時、誰かがこの先に起こる悲劇を知ることができたのならあのようなことは起きなかったのだろう。

    何百人もの人が一つの「機械」によって殺される事が……。



  5. 5 : : 2016/06/04(土) 21:29:35
    期待!
  6. 6 : : 2016/06/05(日) 02:14:30
    期待しております
  7. 7 : : 2016/06/05(日) 12:18:19
    第一章 ~深夜二時鏡の前で~ (完)
  8. 8 : : 2016/06/05(日) 12:21:06
    蒼 さん、比企谷 八幡 さん、コメありがとうございます!
    こちらはタイトルに書いてあるとおり第一章ですので、第一章はこれで終了です!

    ただいま第二章を建てるためもうしばらくお待ちください!!
    (って言っても今日建てるんですが…。)


    引き続き観覧してくださると嬉しいです!!

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