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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「LOOP THE LOOP 〜飽食の館〜」

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  1. 1 : : 2014/06/15(日) 18:06:19
    こんにちはー
    エレアニ大好きです

    えー今回は僕がアプリでみつけた面白いと思ったものを真似て、書いてみます

    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2014/06/15(日) 18:06:52
    あ、投稿ペースはクソ遅いです
    よろしくお願いします
  3. 3 : : 2014/06/15(日) 18:17:09


    849年


    今、壁内ではある事件が発生している




    それはーーーーー誘拐




    ただの誘拐なら、新聞に載ることもなかっただろう


    しかし、誘拐された人物が有名人過ぎた


    それは…



    調査兵団団長ーーーーエルヴィン・スミス


    調査兵団分隊長ーーーーハンジ・ゾエ


    同じく、調査兵団分隊長ーーーーミケ・ザカリアス


    調査兵団兵士長、人類最強ーーーーリヴァイ兵士長




    この四人を始め、たくさんの行方不明者が出ている


    しかし、行方不明者の全員が調査兵団の団員であった


    調査兵団を目の敵にしている憲兵団がやったといわれたが、人類最強と他多数の精鋭を抑えるほどの力が憲兵団にあるのかと言われると、否、と答えるしかない


    事実、憲兵団もこの事件を本気で調査中である




    そしてーーー新たな行方不明者が現れる




  4. 4 : : 2014/06/15(日) 18:24:57



    訓練兵団


    ここは、第104期訓練兵が訓練している訓練所である


    ここにも、誘拐の話は流れていた


    しかし、その話をする暇もここにはない


    毎日死ぬ程の訓練


    壁内ではその事件で騒がれているが、それを知る間も無く毎日訓練漬けである


    そしてーー




    まさか、自分たちが被害者になるとは思ってもいなかったであろう…




    最初の行方不明者が出てから3日目、ここでも行方不明者が出る




    ミカサ・アッカーマン


    アルミン・アルレルト


    ライナー・ブラウン


    ベルトルト・フーバー


    アニ・レオンハート


    クリスタ・レンズ


    ユミル


    この7名が、順番にいなくなっていった


    教官はすぐさま訓練を取り止め、7名の捜索を憲兵団に依頼


    そして、7名がいなくなってから4日ーーー


  5. 5 : : 2014/06/15(日) 18:34:25


    今、訓練兵たちは、訓練を中止にされ、待機をかけられている


    食堂では、ほとんど全員が集まって夕飯を食べていた


    いつもの騒がしい食堂ではないーーーー静かな、重い空気が流れていた


    いつもの、ご飯になった途端に騒ぎ出す人もこの場では静かに食事をしている


    誰も、喋る気力がない


    ただ黙々と全員が、食事をとる



    ーーーその中、一人早く食べ終わり…否、食事を終えて立ち上がった


    その人物の皿にはまだパンやスープが残っていた


    「サシャ……やるよ」


    サシャと呼ばれた人物はその人と顔を見合わせる


    サシャ「…またですか?嬉しいですけど…そう毎回だとあなたの身体が…」


    「いいんだ……俺はちょっと自主練してくるから」


    隣で聞いていた丸坊主の男が話に入ってくる


    「おい自主練も禁止されてんだぞ?」


    「大丈夫だコニー…少し走って戻ってくる」


    コニーと呼ばれた男は、渋々引き下がるような態度をとる


    コニー「それならいいんだが…すぐに戻ってこいよ」


    「あぁ…心配すんな」


    男は食堂のドアを開け、一人で出て行く

  6. 6 : : 2014/06/15(日) 18:37:23
    期待です!!
  7. 7 : : 2014/06/15(日) 18:38:41


    「あの野郎…」


    男が出て行った後、一人の男が呟く


    「ミカサとアルミンが攫われてから…ずっとあの調子だ」


    隣にいた男がその呟きに対して話しかける


    「仕方ないよジャン…二人はあいつにとって家族みたいなものだったんだから…」


    ジャンと呼ばれた男は、舌打ちをしながら話す


    ジャン「チッ…それにしたってあれはねぇだろマルコ…。この場をもっと下げて出て行きやがった」


    マルコと呼ばれた男は反論出来ない


    マルコ「…うん、そうだけど…」

    ・・・・・・
    ジャン「…いい加減戻ってこいよ……エレン」


  8. 8 : : 2014/06/15(日) 18:39:14
    あ、ジャンの上の・・・・・・は気にしないでください
  9. 9 : : 2014/06/15(日) 18:47:25



    訓練所の森の中で、一人の男ーーーエレン・イェーガーは、息を上げて走っていた


    エレン「はぁ…はぁ…はぁ…」


    エレンはいつものランニングのペースより2倍以上のペースで走っていた


    それは、己の中の不安や心配を消すためだった



    エレンは、怖かった


    そして、悔しかった


    自分の家族が攫われて、どうなっているかわからない恐怖


    そして、それに対して自分はなにも出来ないという悔しさ


    それらを吹っ切るために走っていた




    しかし、すぐに体力が尽きる


    まともに食事も食べていない


    エレンはその場に寝転んだ



    仰向けに寝ると、綺麗な夜空が見える


    凄く綺麗だが、エレンから見ると、今はその綺麗さが、残酷に見える


    ーーーー俺はなにも出来ない


    ーーーーミカサ……アルミン……


    ーーーーどこにいんだよ…



    エレンは寝不足のせいか、寝転んでいると、眠くなってきた


    ーーーーこのまま寝てしまおう…


    ーーーー出来れば全てが夢であると願って…


    エレンは森の中で、深い眠りについた…


    ーーー
    ーー



  10. 10 : : 2014/06/15(日) 19:13:18
    期待です!
  11. 11 : : 2014/06/15(日) 21:19:52
    期待ダヨ!
  12. 12 : : 2014/06/15(日) 23:54:15


    エレンは目を覚ます


    自然にーーとは言い難い


    自分が寝ている所に違和感を感じたから、起きた


    自分が寝ていた所は、森の中の草の上だった


    しかし、今自分の頬に当たってる感触は、草の感触とは遥かに遠いものだった


    ザラザラしているが、ふんわりとしていて柔らかい…


    寝心地でいったら、訓練所のベットを遥かに上回る


    しかし、エレンはその違和感に気づいて目を覚ました


    目を開くと、そこにはあるはずのものが無くて、無いはずのものがあった


    そこには木があるはずだったが…それが無く
    代わりとして、壁があった


    真っ白で、黒ずんだ所が一点も無い


    綺麗過ぎて不気味な壁だった


    そして、エレンは起き上がり辺りを見回す


    すると、そこはどうやら館の中らしい


    上を見ると、天井がやたら遠い


    15m級の巨人はゆうゆうに入るぐらいの高さだった


    下を見ると、先ほど感じた違和感は、絨毯であった


    それも物凄く高級な絨毯


    こんな絨毯をエレンは見たことが無い
    土足で踏んでいいのかという考えすら浮かんでくる

  13. 13 : : 2014/06/16(月) 00:02:31


    エレンは少しそこらを歩く


    ここは一階で、二階へ続く階段が二つ、左右対称に端にある


    端と言っても、とてもでかい階段なので左右にあるとしか言えない


    一階と二階を塞ぐ天井はない
    二階から、一階の全てを見渡せるような構造になっている


    そして、階段と階段に挟まれた所にでかいドアがある


    少し歩き回って見た所、エレンはあることに気づく



    ーーーーこの館…出入り口がねぇ…


    どう見てもおかしい


    あるはずの玄関のドアがどこにも無い


    階段に挟まれているでかいドアは、館の構造的にそこが出入り口の場所では無いとわかる


    その奥になにがあるのかわからないが


    ーーーーなんだ…ここは…


    ーーーー監禁された…?いや、まずどうやって俺は中に入ったんだ?


  14. 14 : : 2014/06/16(月) 00:13:10


    そんなことを考えていると、上から声が飛んできた



    「……エレン?」



    聞き覚えのある声


    9歳から聞いているその声


    聞き間違えがあるはずかない


    エレンはその声がした方向へ声を上げながら振り向く



    エレン「ミカサ!?」



    そこには、二階からこちらを見ている、幼馴染…否、家族の姿があった


    ミカサ「エレン!!」


    ミカサは階段を落ちるように下ってくる


    エレンはその階段へと走る


    エレン「ミカサ!!なぜお前がここに!?」


    ミカサ「エレンこそ!大丈夫?怪我してない?私がいなかった間になにか困ったことあった?」


    エレン「……」


    ーーーーああ…なんも変わってない…


    ーーーーいや、当たり前か…本当に……


    エレンはミカサを抱き寄せる


    ミカサ「っ!エ、エレン…?」


    ミカサは少し顔を赤めるが、エレンはそんなの見えない


    エレン「…無事で良かった…」


    エレンはそう言い、強く強く、ミカサを抱き締める


    ミカサは、照れながらもその抱擁を受け止める




    いつまでそうしていただろう、またも上から声がしてきた


    「エレン…エレンなの?」


    エレンはミカサから離れ、声がした方向に顔を向ける


    エレン「アルミンか!?」


    二階には、驚いた顔をしたアルミンと、攫われていた104期のメンバーが勢ぞろいしていた


    エレン「お前ら…無事だったのか…」


    ーーー
    ーー




  15. 15 : : 2014/06/16(月) 19:27:51
    やばいくそ面白い期待です・・・!!Σ(゚д゚lll)
    あ、ぼくONE PIECEのやつ書いてた人ですwww

    こんな風にドキドキの展開のSSかけたらすごいなーσ(^_^;)皆は館?から抜け出せるのか!?続き待ってます!

  16. 16 : : 2014/06/16(月) 20:35:15


    エレン「お前ら…無事で良かった…」


    アルミン「エレンも…だけど……」


    訓練兵8人は、再会を喜んだが…


    エレン「なあ、ここはどこなんだ?貴族の家か?こんな高級な館…」


    エレンの質問に、同郷三人組が答える


    ライナー「そうだな…貴族の家と同等ぐらい豪華だ」


    ベルトルト「だけど…なにもかも違うね」


    アニ「そうだね…構造や…機能も変だよ」


    エレン「機能?…なんのことだ?」


    エレンが3人の答えを聞いて当然ながら質問をする


    その質問を答える前に、また上から声が飛んでくる


    「その質問には私が答える」


    エレン達は二階を見る


    するとそこには、長身で金髪、七三分けをした男性が立っていた


    エレン「…え?その…すいません、あなたは?」


    エレンはこの男性を知らなかった


    その男性は階段をゆったりと降りながら言う


    「私はエルヴィン・スミスだ」


    エレン「エ、エルヴィン・スミス!?調査兵団団長の!?し、失礼致しました!!」


    エレンは拳を胸に当てて、敬礼のポーズをとった


    エルヴィン「ああ、そんなことはしなくていい。ここではただの年上の人だと思ってくれて構わない。呼び方もさん付けでお願いしたい」


    エレン「し、しかしーーー」


    エレンが困惑していると、今まで黙っていた二人がフォローを入れる


    クリスタ「大丈夫だよエレン!エルヴィンさん優しいから!」


    ユミル「あれれクリスタ、もしかしてエルヴィンさんに惚れたか?」


    クリスタ「もう、そんなんじゃないよ!」


    ユミル「あはは、さすが私の嫁!」


    こんな会話を聞くのも、エレンにとっては久しぶりに感じる


    エルヴィン「君たちは部屋に戻ってくれ」


    エルヴィンがそう言うと、皆は二階に上がる


    ミカサは少しだけ躊躇ったが、皆と一緒に二階に上がる


    どうやら部屋は二階にあるようだ


    皆が部屋に戻るとエルヴィンが話しかける


    エルヴィン「さて、私たちも行こうか」


    エレン「は、はっ!あ…すいません、癖で…」


    エルヴィン「ふふふ…まあいい、少しずつ慣れていけば」


    エルヴィンが階段を上りだし、エレンもそれについていく

  17. 17 : : 2014/06/16(月) 20:56:37


    上りながら、エルヴィンは喋り出す


    エルヴィン「君も気付いたかもしれないが…この館には出口がない。だから私達がどうやってここに入ったかもまだわからない。謎が多い。そして、この館の最も重要な謎をこれから話す」


    エレン「は、はぁ…」


    エルヴィン「まあ見てもらいながら話した方が早い、部屋に行こう」


    そう言って二階に上がり、二階の廊下に出る


    するとそこには、廊下に左右対称にドアが設置してある


    合計でドアの数は12個


    だから、さっきの仲間たちとエルヴィンさんと俺を入れて9人


    ーーーーあと3人いるのか…


    エレンがそう考えているのを悟ったようにエルヴィンが話し始める


    エルヴィン「あと3人、ここにはいるが、後で紹介しよう」


    エレン「あ…はい、わかりました」


    エルヴィン「それでは君の部屋に行こうか」


    エルヴィンはそう言って一番手前の右側の部屋へと歩く


    エルヴィン「ここが、君の部屋だ」


    エルヴィン「さて、ここで少し君に簡単な妄想をしてもらう」


    エルヴィンはいきなりそう言って、話し続ける


    エルヴィン「君の部屋…そうだな、家の部屋でも訓練所の部屋でもなんでもいい、それを頭の中に想像してくれ…」


    エレンはいきなり言われて戸惑いを覚えるも、頭の中に訓練所の部屋を思い出す…


    四人一部屋、左右に2段ベットがあり、そんなにスペースがない部屋だった


    エルヴィン「想像できたかな?」


    エレン「あ…はい」


    エルヴィン「では、開けてくれたまえ」


    エレンはエルヴィンさんはなぜこんなことをわざわざさせるのかわからなかったが、言う通りに開けてみる


    エレンが部屋を開けると、そこには訓練所とほぼ全く同じの部屋があった


    左右に2段ベットがある
    しかし、その間は訓練所の部屋よりは結構空いてるようだった


    エルヴィン「ふむ…なるほど。では一回ドアを閉めようか」


    そういってエルヴィンはエレンにドアを閉めさせた


    ますますエルヴィンの行動の意味がわからなくなる


    エルヴィン「では次は、君が一番欲しいものを想像してくれたまえ。なんでもいい、部屋の構造をこうしたいなどでもいい」


    エレンは言われるがままに想像した
    今回はじっくり考えるために目を瞑った


    ーーーー欲しいもの…


    ーーーー特にないが…シガンシナにいたあの頃の部屋が欲しいな…


    ーーーー俺の机があって…ベッドもあって…本棚とかもある


    ーーーー本棚といえば…最近出た格闘術と立体起動の本…あれも欲しいな…


    エレンは妄想を広がせていると、不意に声をかけられる


    エルヴィン「…もういいかな?」


    エレンは、はっ、として目を開ける


    エレン「は、はい、大丈夫です」


    エルヴィン「では、ドアを開けてくれたまえ」


    なぜこんなめんどくさいことをするのだろうと思いながら部屋を開ける…





    するとそこにはさっきとは違う光景が広がっていた




    机があって、ベットがあって、本棚もある


    ーーーー俺が想像した…シガンシナの頃の部屋と…同じだ…


    エルヴィン「ふむ…いい想像をしたもんだね」


    エルヴィンは予想通りといった態度をとる


    エレンはもしかしてと思いながら本棚を見ると、最近出た格闘術と立体起動についての本があった


    エルヴィン「ほう、君は訓練熱心みたいだね、偉いね」


    エレン「こ、これは…」


    エルヴィン「見てわかっただろう?この館の謎が」




    エルヴィン「この館は望んだものはなんでも手に入る」



  18. 18 : : 2014/06/16(月) 21:10:48


    エレン「こんなことが…」


    エルヴィン「これは現実に今、君の目の前で起こっている」


    エレン「……」


    エルヴィン「ああ、だがなんでもというのは少し語弊がある」


    エレン「え?」


    エルヴィン「この部屋から出せない物の規制は少しある」


    そう言ってエルヴィンはその規制を話し始める


    エルヴィン「まず一つ目…この部屋より大きい物は出せない、例えばそうだな…巨大樹の森のあの木とかは無理だ」


    エルヴィン「二つ目…生き物は出せない、だからここでネコや犬をペットとしては飼えない、残念ながらね」


    エレンはこの二つは自分とは関係ない話だと思った


    別に大きい物を出すつもりもないし、生き物なんかもってのほかだ


    エルヴィン「この館には私達以外の生き物などはいない、ここに来てからはゴキブリや蚊すら見ていない。そして菌とかも存在していないと思う。誰も病気になってないからね」


    エルヴィンが説明していく


    エルヴィン「まあまだそこらへんは実験中だ、これから試そうと思っている」


    実験中…


    この館はまだ謎で包まれているから、実験しているのだろう…


    一体どれだけの実験をしたのかわからないが


    エルヴィン「その他には、部屋の大きさや構造を変えることは出来ない。後は…窓を出すことも無理だ」


    窓…


    そういえばこの館には窓もなかった


    エルヴィン「後は壁などは壊そうとしても傷一つつかない、壊して脱出しようとしても無理だった」


    そんな実験もしたのかと思いながらも聞いていく


    エルヴィン「さて…あとはなんだと思う?出せない物は…」


    いきなりの質問に困惑してしまう


    エレン「え?えっ、と…わかりません」


    エルヴィン「そう、正解だ」


    エレンが言った一言にエルヴィンは正解と言った


    エルヴィン「後は、想像出来ない物は出てこない。例えばさっきの本の続きなどは出せない。未来であるだろう物は想像しても出せない。現実にあるものしか出せないことになっている」


    エレン「……」


    そういうことかと納得する

  19. 19 : : 2014/06/16(月) 21:32:13


    エルヴィン「だが私たちが閉じ込めらてられて、現実の世界に新しく出たものなら出せるかもしれない。かもというのはまだ実験をしていないからわからない。これも実験中だ」


    エルヴィン「私が入ってからもう何ヶ月も経っている気がするが…皆がここに来る前の時間を聞いてみるとそんなに時間が経ってないみたいなんだ」


    エルヴィン「皆の記憶に合わせて計算すると、おそらくはここの一日は、現実の世界の一時間程度しか経ってないらしい」


    エレンはこれを聞いて驚いた


    まずここが現実世界とは離れていること


    まあ今の怪奇現象とも言える光景を見れば納得するしかない


    しかし、一日が現実世界の一時間?


    そうすると、エルヴィンさんが一番最初に行方不明になったと聞いたから、それが現実世界の一週間前だから…


    一日24時間、ここでは24日


    そうすると24を7倍で、単純計算してもエルヴィンさんは半年近くこの館に閉じ込められていることになる


    エルヴィン「もちろん多少のズレはあるがね」


    エレンが考えていることを察してかエルヴィンはそんなことを言う


    エルヴィン「あ、それと…これの説明をしてかったね」


    エルヴィンは部屋から出て壁を指差す


    エレンも部屋を出てエルヴィンが指差した所を見ると、何か絵が描かれているようだった


    エルヴィン「これは星座の絵さ。君は天秤座だろ?だからこの部屋だ。そして不思議なことに、この館に集められている人は全員星座が違う。その星座に合わせて部屋割りが行われている」


    エルヴィン「事実、その星座の部屋の人しか、その部屋は中を帰られない」


    エレン「……」


    エレンはさっきから黙って聞いているが、ほとんだ頭がパンク状態だった


    エルヴィン「あ、あとこの部屋は一回閉めると、中がどれだけ汚くても、勝手に片付けてくれる」


    エルヴィン「この廊下もそうだ、誰もいなくなると綺麗に片付いている。なぜだかわからないがね」


    エルヴィン「そしてこの部屋からは、廊下に音が全く漏れない。どれだけ声を出しても外には聞こえない」


    エルヴィン「だが逆に、外からの音は聞こえる。中からは音は漏れないが外からは聞こえてくるという構造をしている」


    だんだん頭が痛くなってきた…


    一応理解してるつもりだ


    エルヴィン「だから寝るとき以外はあまり鍵をかけないでおいて欲しい、昼寝をする時もドアの間に手紙を挟んでおくとかしてくれ。外側のドアノブなプレートみたいなものをかけても人がいなくなるとなくなってしまうからね」


    エルヴィン「手紙を挟んでおいても時々無くなるが、無くならない場合もあるからそうしてくれ」


    エルヴィン「ここまでで質問はあるかな?」


    エレン「……」


    エレンは今頭の中を整理するので精一杯だった


    ーーー
    ーー



  20. 20 : : 2014/06/16(月) 21:36:06




    トロスト区



    「おい、新聞見たか?また訓練兵で一人行方不明になったらしいぞ」


    「マジかよ…これで何人目だ?」


    「これで……23人目だそうだ」


    「本当か!?そんなに多いのか…」


    「しかも聞いたか?エルヴィン団長がいつも通っている道の裏道に大量の血があったって」


    「なんだそれ…それ確実にエルヴィン団長の血だろ?」


    「多分な…おお怖えな…もう夜道とか歩けねぇよ…」


    ーーー
    ーー





  21. 21 : : 2014/06/16(月) 21:37:23
    あ、エレンたちの星座は適当です
    多分調べたら絶対に星座被っていると思いますがそこらへんは都合主義なので
    よろしくお願いします
  22. 22 : : 2014/06/17(火) 22:26:14


    一通り説明が終わり、質問も思いつかない


    エルヴィン「今は6時30分だから…7時に食堂に行こうか。少し前にノックするから準備してくれ」


    エレン「食堂?そんなのどこにーー」


    質問しながら気づいた


    あそこしかないことに


    エルヴィン「察しが良くて助かるよ。そうだ、階段の奥にある扉の向こうが食堂だ。では、数十分後に」


    エルヴィンは廊下の奥に歩いて行き、おそらく彼の部屋であるドアを開けて中へ消えていった


    自分も部屋に入りドアを閉める


    自分が想像した部屋…


    シガンシナの部屋…


    思い出すと泣きそうになったが、なんとかこらえる


    ベッドに寝っころがる


    仰向けに寝て天井を見ながら考える


    ーーーーここはいったい…なんだこの館は?


    ーーーーどうやったら脱出出来るんだ?


    そんなことを考えていると、いつも寝不足だったせいか、少し寝てしまった

  23. 23 : : 2014/06/17(火) 22:31:50


    ドアをノックする音で目が覚める


    ドアの向こうから声をかけられる
    この声はエルヴィンだ


    エルヴィン「エレン、もう食堂に行かないと遅刻してしまう」


    置き時計を見てみるともう約束の時間であった


    エレン「す、すいません!少しお待ちを!」


    エルヴィン「エレン?寝てるのかい?早く起きてくれ」


    エレン「だから少し待っーー」


    そこまで言いかけて思い出した


    内側から声をかけても聞こえないのだった


    寝癖を適当に水で濡らしてすぐにドアを開ける


    エレン「すいません、遅くなりました」


    エルヴィン「いや大丈夫だ、どうやら寝てたようだね」


    エレン「え?」


    エルヴィンは自分の頭を指差し


    エルヴィン「寝癖だ」


    自分がさっき濡らした反対の方の髪の毛が立っていたようだ


    慌てて寝癖を流すように直した


    エルヴィン「よし、じゃあ行こうか」


    エレン「は、はい…」


    エルヴィンが先に歩き出すので後についていく

  24. 24 : : 2014/06/17(火) 22:52:34
    もう期待しかないです!
  25. 25 : : 2014/06/17(火) 23:18:55


    階段を降りて、食堂の扉の前に立つ


    前に立ってみると、やはり大きな扉だと思う


    エルヴィン「では、入ろうか」


    エレン「は、はい…」


    不安しかほとんどなかったが、意を決して中に入る





    食堂に入ってみて、最初の感想は…


    ーーーー広くて綺麗だ…


    食堂は真ん中に長テーブルが一つある
    その長テーブルの上には、銀の皿があって銀の蓋が被せてある


    広さ的には、訓練所の食堂と同じか少しでかいぐらいだった


    長テーブルには左右対象で6個ずつ、計12個豪華な椅子が置いてある
    そしてその前のテーブルの上に、一個ずつ銀の皿があった


    そして、12個の椅子は2個を空けて全て埋まっていた


    7個は仲間たちで埋まっている


    後の3個は知らない人だった


    エルヴィンが自分の席につく


    エルヴィン「空いてる席…そこは天秤座の席だが、そこに座りたまえ」


    エルヴィンがそう言ったのでその席に座る


    エルヴィン「えー…では、最後の一人が埋まった。まあ自己紹介を始めようか」


    エルヴィンがそう言って切り出す


    エルヴィン「アルミン達は同期らしいので自己紹介はいらないな…では私から行こう」


    エルヴィンはそう言って席を立つ


    エルヴィン「先ほどにも少し話したが、エルヴィン・スミスだ。現実世界の肩書きは置いて、さん付けで読んでくれ」


    エルヴィン「自己紹介と言ってもあまり言うことはないがな…まあ趣味とかは将棋やチェスなどだ。これからここで共に過ごすことになる、仲良くやろう」


    エルヴィンがそう言って座る


    すると、まばらな拍手が起こる

  26. 26 : : 2014/06/17(火) 23:28:58


    「じゃあ次は私が行くね」


    エルヴィンの隣の…女性?男性?…人物が立ち上がり自己紹介を始める


    「私はハンジ・ゾエ。現実での肩書きは調査兵団分隊長。よろしくね」


    分隊長…また大きな肩書きが来たものだ


    そう思ってると、そのまま続けて話し出す


    ハンジ「私もエルヴィンと同じでハンジさんとでも呼んでくれ。趣味は巨人!巨人の実験をすることだ!」


    そう言ってこの人は目を輝き出す


    ハンジ「もう奇行種とか最高だよね!あの顔!ほんっとにキュートな奴らでさ!」


    若干…いや、大分引いているとエルヴィンが話を止める


    エルヴィン「ハンジ、今はその話はいい」


    ハンジ「…はあ…なんで皆わかってくれないんだろうな…。まあいいや、それ以外は読書かな?あ、トランプとか遊びもいいよね!よろしくね!エレン!」


    エレン「あ、はい…よろしくお願いします」


    そう言ってハンジは座る


    ハンジ「次はミケの番だよ」


    ハンジは自分の前にいる男性に話しかける


    その男性が立ち上がる


    ーーーーでかっ⁉︎ベルトルトと同じくらい…それ以上か⁉︎


    そう思ってると、その男性は喋り出す


    「ミケ・ザカリアスだ…肩書きは調査兵団分隊長。まあこれはここでは意味ないな…」


    ーーーーここにはすげぇ人しか来ねぇのか?


    ミケ「趣味は特にない…ここでは紅茶をゆっくり飲んで読書するのがたまらなく気に入っている…よろしく頼む」


    そう言って座る


    またもやまばらな拍手が起こる


  27. 27 : : 2014/06/18(水) 17:06:34
    期待です 自分のペースで書いてくださいね^^;
  28. 28 : : 2014/06/18(水) 17:50:46
    期待です!-_-b
  29. 29 : : 2014/06/19(木) 22:02:51


    あと一人ーーー


    やってない人がいるが、誰も声をかけようとしない


    いや、かけずらいのか…


    その男から常に異様なオーラが出てる…


    俺の間合いに入ったら殺すぞ?的なオーラ…


    しかし、そのオーラに気づかないようにハンジが話しかける


    ハンジ「ほら最後はリヴァイだよ!早く!」


    男はハンジを睨みつけ、あからさまに嫌な顔をする


    舌打ちをしながら立ち上がる


    しかしーーー


    ーーーーちっちゃ!!??


    立って気づいたが、この人結構ちっさい

    160…ぐらい、アルミンより小さそうだ


    「…リヴァイだ。調査兵団兵士長を務めてる」


    その男が自己紹介を始める


    エレン「へ、兵士長!?リヴァイ兵士長!?あの人類最強の!?」


    エレンはとっさにイスから立ち上がり声をあげてしまった


    リヴァイ「…うるせぇぞガキ」


    リヴァイが冷たくその反応をあしらう


    エレン「あ、あぁ…すいません」


    リヴァイ「…俺もさん付けでいい。ここでは肩書きなどないからな。趣味はない。以上だ」


    リヴァイがイスに座る


  30. 30 : : 2014/06/21(土) 01:35:26


    有無も言わせない自己紹介であった


    人類最強の思ってたイメージと大分かけ離れていたので少し戸惑ってしまった


    エルヴィン「よし、これでこちらは自己紹介が終わった。次はエレン…君の自己紹介をしてくれ」


    エレン「…え?」


    エルヴィンが言った言葉に呆気にとられてしまった


    しかし、よくよく考えると当たり前のことだった


    相手だけに自己紹介させておいてこちらからはしないというのは非常識だった


    すぐさま立ち上がるが、その時少し足をぶつけて顔をしかめる


    エレン「あ、えっと…えー……エ、エレン・イェーガーです…よろしくお願いします…」


    おどけながらもお辞儀をする


    エレン「えー…し、趣味は…特にありませんが……えっと…毎日訓練をしていました…」


    ハンジ「まあそりゃそうだろうね、訓練兵なんだから」


    ハンジが突っ込みを入れる


    エレン「あ、えっと…そのですね……自主練習ですね、暇な時にやるのは…」


    ハンジ「へー…熱心なんだね」


    エレン「い、いえ、当たり前のことです」


    ハンジと少し話をして少し落ち着いた


    エレン「えっと…自主練習するための本とかを読んだりしてます…立体起動術や格闘術の本などはここでは自由に出せるので、出して読んで見たいと思っています」


    ハンジ「やっぱり熱心だね」


    ミケ「そうだな…意識が高いんだろう」


    リヴァイ「…俺も訓練兵の頃はやっていた」


    調査兵団のトップの方々が自分の話を聞いてくれる
    すごいありがたい話だった


  31. 31 : : 2014/06/21(土) 04:15:37
    このssを見ているとどんどんこの物語に引き込まれますww
    期待です!
  32. 32 : : 2014/06/21(土) 05:31:53
    outラスト
  33. 33 : : 2014/06/21(土) 19:26:56
    リヴァイって訓練兵入ってたっけ…?

    んなこたぁどうでもいいがな!!
    期待です!
  34. 34 : : 2014/06/21(土) 20:51:14
    >>33
    それは原作ではよくわからないので適当に入れときました
    まあそこはご都合主義で
  35. 35 : : 2014/06/22(日) 00:35:14


    エルヴィン「そういえばここに来る者たちはほとんど成績上位者だけど…君もそうなのかい?」


    エレン「え?えぇ、まあ一応は…総合成績5位です」


    エルヴィン「ほー…やはり成績上位者なのか…」


    エレン「あ、俺ーーいや私は、所属兵科はもう決まっていてーーー」


    エレンが言おうとしたら、それより先にエルヴィンが答えていた


    エルヴィン「調査兵団…だね?」


    エレン「…え?は、はいそうですけど…」


    呆気にとられていたが、今まで黙っていた家族が教えてくれる


    ミカサ「私がエレンのことをもう話していた。エレンが来ると予想して」


    ハンジ「予想…か……それだったら一番最初の自己紹介で一時間近くエレンのことを話さないよね」


    ミカサ「……」


    ミケ「ミカサという人物よりエレンという人物の方が気になってしまったな、その時は」


    リヴァイ「…確か巨人を駆逐したいと言っているらしいな…」


    リヴァイが自分に鋭い眼光を放つ


    それに少し気圧されたが、真っ直ぐその目を見つめ返す


    エレン「…はい、そうです。シガンシナで私は母親をあいつらに殺されました…だから駆逐しないといけない…あいつらは生きてはいけない存在なんだ…」


    あの時の光景を思い出しながら、憎しみや怒りを込めた口調で話してしまう


    リヴァイ「……ほう…良い目だ…」


    エレン「え?」


    リヴァイが小さい声で何か言ったが聞こえなかった


    エルヴィン「まあそういうことだ、実は君は本当は自己紹介するまでもないのだ。前にミカサが君との出会いから今までの経緯を全て話してくれたからね」


    エルヴィンがそう言って、ミカサの方を見ると、なぜか誇らしそうな態度をしている


    エルヴィン「では、改めてこれからよろしく、エレン」


    エレン「は、はい…よろしくお願いします」


    なんとか自己紹介は無事に終わった


    エルヴィン「よし、では最後の住人を祝ってパーティーを始めようか」


    エルヴィンがそう言って皆を見渡す


    エレン「パーティー…ですか?」


    ハンジ「そうだよ!まあ適当に料理を出して食うだけだけどね」


    エレンの問いにハンジが答える

  36. 36 : : 2014/06/22(日) 01:00:54


    そしてその時、新たな疑問が頭の中に浮かんだ


    エレン「あの…料理ってどこにあるんですか?」


    質問をすると、ハンジがエルヴィンの方に向いて話す


    ハンジ「エルヴィン、言ってなかったの?」


    エルヴィン「あー…すまん。忘れていた」


    ハンジ「はぁ…まあいいか。今から見せるし」


    ハンジは今度は自分の方へ向き直り話し始める


    ハンジ「エレン、部屋での魔法はもう分かったわね?」


    エレン「魔法…?ああ、あれですか。なんでも出せるって言う」


    ハンジ「そうそう、あれは料理も出せるんだよ。あの部屋の前で食べたいものを想像しながらドアを開けると食べ物があるんだ」


    エレン「そうなんですか…じゃあ部屋から持って来るんですか?」


    ハンジ「そんなめんどくさいことしないよ。ここでもその魔法が使えるんだよ」


    ハンジが楽しそうに話す


    ハンジ「さて…じゃあ見せようか」


    ハンジが皆の目の前に一人一個ある銀の蓋に手をかけた


    勢い良く蓋を開けると、そこにはどっさりと皿に乗っている肉があった


    しかも干し肉などでは無く、内地で食べられていると言われる焼肉のようなものだった


    ハンジ「んー…この匂い最高!ここでのパーティーはこれだよね!」


    ハンジは満足そうにはしゃいでいる


    エルヴィン「ははは、いつもハンジはそれだね…じゃあ私はこれにしようか」


    エルヴィンがそう言って銀の蓋を開けると、そこにはまたもや肉類があったが、今度も高級な唐揚げやトンカツなどだった


    ハンジ「あーそれも美味い!いいねエルヴィン!」


    ハンジがそう言うと、今まで黙っていた同期たちが話し出す


    ライナー「あー…俺もそういう肉系にしたかったんですけど…まあいいや、俺はこれっと」


    ライナーが出したのは焼き魚だった
    これもまた高級で、知っている魚が全くなかった


    ミケ「ふん…お前ら野菜がないぞ野菜が」


    ミケがそう言って蓋を開けると、山盛りになっている野菜があった


    ベルトルト「あー…僕もそれにしたかったんですけど…じゃあこれで」


    ベルトルトが蓋を開けると、スープがあった
    訓練所のスープとは違い、具もたくさんで匂いもすごい良い


    ここまで来るともう俺にもわかる
    この銀の皿の蓋を開けるとなんでも料理が出せるということが
    そこまで驚かないことは、この状況に慣れてしまっているということだろう


    アルミン「んー…前にこんなの本で読んだんですけど…出せるかな?」


    そう言いながらアルミンが蓋を開けると、そこには何やら色とりどりな物がたくさんあり、よく見るとしたに米があるようだった


    ミカサ「アルミン、これは何?」


    アルミン「スシっていう料理らしいんだ。昔東洋の方であった料理らしい」


    ユミル「へー…上に乗ってるのは魚か?」


    アルミン「そうだよ、なんでも生で食べるらしい」


    クリスタ「生で?お腹壊しちゃいそうだけど…」


    エルヴィン「だけど結構美味しそうじゃないか、後でくれるかい?」


    アルミン「はい、もちろんです」



  37. 37 : : 2014/06/22(日) 01:19:36


    ミカサ「じゃあ私もアルミンと同じ皆で分け合えるものにしよう」


    ミカサはそう言って蓋を開けると、山盛りのサンドイッチがあった
    どれも具が美味しそうで、なんと肉まで挟んである


    ハンジ「いいねいいね、どんどん豪華になってきたよ!どんどん行こう!」


    リヴァイ「ふん、俺は食べたいものを食べるからな」


    リヴァイはそう言って蓋を開けると、そこには何人分あるんだというような、チャーハンがあった


    ハンジ「ふふふ…リヴァイも素直じゃないよね、ちゃっかり皆のことも考えてその量を出してるんでしょ?」


    リヴァイ「ふん…好きに考えてろ」


    ハンジがリヴァイにちょっかいをかける


    なるほど、ハンジはそういう役目ということがだいたいわかった


    ユミル「はっ、私も好きなもん出すからな」


    ユミルが蓋を開けると、ありとあらゆる種類の食べ物があった
    肉もあるし魚もあるし野菜もあった
    しかしこれも量は一人では食べきれないような量だった


    クリスタ「うふふ…ユミルもやっぱり優しいよね」


    ユミル「うるせぇよ、クリスタも早くなんか出せよ」


    クリスタ「私は…パーティーって言えばこれかなと思うんだけど…」


    クリスタはそう言って蓋を開けると、そこにはまたもや内地でしか売ってないケーキがあった


    ユミル「へー…ケーキだっけ?凄いもんだしたな」


    クリスタ「えへへ…美味しいよ、これ!いっぱいだしたから皆でわけられるし!」


    どんどんと料理が揃っていく


    ハンジ「あっ…また忘れてた…」


    ハンジがと突如呟く


    ハンジ「飲み物だよ飲み物、前も皆食べ物ばっかで誰も飲み物出してなかったじゃん」


    エルヴィン「あー…そう言えばそうだったね」


    飲み物も自分たちで出さないといけないらしい


    それならばと思って、蓋に手をかけようとするが、アニがそれより先に動いていた


    アニが蓋を開けると、そこにはいろんなジュースやお酒があった


    ハンジ「お、気が利くねアニちゃん」


    アニ「いえ…私もちょうど喉が渇いていましたし」


    ハンジ「お酒も良いのを出してるね…ありがたくもらうとするよ」

  38. 38 : : 2014/06/23(月) 23:49:12


    エルヴィン「さて…最後の一人だ」


    エルヴィンがそう言ってから初めて気づく


    もう料理を出していないのは自分だけであった


    皆の視線が自分に集まる


    エルヴィン「どうした?決まってないのかい?」


    エレン「あ…すいません、まだ…」


    正直に答える


    それを見兼ねてか、ハンジが話し出す


    ハンジ「まあ開けちゃえばなんかしらの食べ物が出てくるよ!だから恐れずに開けて!」


    エレン「……わかりました…」


    銀の蓋に手をかける


    そして目を瞑る


    意を決して勢い良く銀の蓋を開ける



    静まり返ったその場は、逆に怖くなる


    恐る恐る閉じていた目を開ける


    すると、狙っていたかようなタイミングでクリスタが呟く


    クリスタ「あ、あはは……美味しそうな芋だね」


    その一言をきっかけに笑い声がその場を包む


    目を疑った


    何も考えずに開けたら芋が出て来るなんて


    ユミル「ぎゃはははは!!104期生には芋男もいたってか!?」


    ユミルが大声をあげて笑っている


    その言葉を受けてクリスタが話す


    クリスタ「もうユミル!そんなこと言っちゃダメじゃない!エレンはきっと芋を食べたかったんだよ!」


    言ってはなんだが、全くもってフォローになっていない
    余計恥ずかしくなる


    ハンジ「はははは!!いいね!ウケ狙いだったら最高だよ!!」


    ハンジもユミルに劣らず大笑い


    エルヴィンがハンジに話しかける


    エルヴィン「こらこらハンジ…ふふ……ダメじゃないか笑っちゃ…ふふふ…」


    ーーーーあなた笑っているではないか…


    こんなことになるとは思っていなかった


  39. 39 : : 2014/06/24(火) 00:11:01


    やっとアルミンがフォローらしい言葉を言う


    アルミン「あはは…エレンは多分この魔法を見て、サシャの事を思い出したから芋が出てきたかもしれないね…」


    確かにサシャがこの場にいたら凄く喜ぶだろうなとは思った


    しかし、芋を思い出したと言われると違う


    いや、もうサシャの存在自体が芋なのかもしれない


    ミカサ「とりあえず、これで料理は揃った。パーティーを始められる」


    ミカサが冷静に状況を判断した結論を言う


    エルヴィン「ふふ…そうだね。じゃあこれを隣に回してね」


    エルヴィンが取り皿とグラスを回していく


    最後まで回し終わると、各自飲み物を入れる


    ミカサ「エレン、どれがいい?エレンの好きなオレンジジュースもある」


    エレン「え?あ、あぁ…じゃあそれで」


    ミカサ「わかった」


    ライナー「さすがミカサ…エレンの好みはわかっているな」


    ライナーが今のやりとりを見てベルトルトと小声で喋る


    ベルトルト「まあ家族だからというのもあるけど…絶対に違う感情もあるだろうね」


    ーーーー聞こえてるわお前ら…違う感情?なんだそれ…


    エルヴィン「よし、皆グラスを持ったね?」


    エルヴィンが皆を見渡して確認する


    エルヴィン「では…最後の住人を祝って、乾杯!」


    『乾杯!!』


    その掛け声と共に、それぞれ皆席を立って動き始める


    アルミン「お疲れ!エレン!」


    ミカサ「お疲れ様」


    一番最初に自分の元に来たのは家族と親友だった


    エレン「おう…お疲れ様」


    アルミン「異常なこの館の仕組みについて説明されて疲れたでしょ?」


    エレン「まあそれもあるが…一番疲れたのは…」


    話そうとすると、横から話に入ってくる者がいた


    ライナー「芋を出したこと…か?」


    ベルトルト「あはは…久しぶりにあんなに大笑いさせてもらったよ」


    エレン「お、お前ら…やめろよ!気にしてんだから!」


    ユミル「いやーそれは無理だろエレンさんよぉ」


    ユミルとクリスタも来たようだ


    ユミル「なあ、死に急ぎ野郎改め、芋男」


    ししし、と笑いながら言われる


    エレン「い、芋男…?」


    ミカサ「ユミル、エレンは死に急ぎ野郎じゃない」


    エレン「いや、それもそうだけど芋男も否定してくれよ!」


    ミカサ「……擁護出来ない」


    エレン「なんでだよ!」


    クリスタ「もうユミル!そんなこと言うのやめてあげなよ!」


    ユミル「さっすが私のクリスタ!優しい良い子ちゃんだなー」


    こんなやり取りも、久しぶり過ぎて少し涙がこぼれそうになる


  40. 40 : : 2014/06/25(水) 02:29:21


    アルミン「ともかく…乾杯、エレン!」


    アルミンはそう言って自分のグラスとグラスを重ねて、チン、と音を鳴らす


    いきなりだったので中身をこぼしそうになってしまう


    エレン「あ、あぶねぇな…」


    ミカサ「ふふふ…エレン、乾杯」


    エレン「ああ、乾杯」


    今度はこぼさないように気をつけながらグラスを重ねる


    集まって来た全員とグラスを重ねた後、エルヴィン達の元へ向かう


    エルヴィンとミケとハンジが雑談をしながら、自分の取り皿に食べ物を乗せて食べていた


    ハンジ「あはは…おっ、エレン!どうしたの?」


    エレン「あ、あの…乾杯をしに来たのですが…」


    エルヴィン「ああ、すまないね。すっかり忘れていた…改めて、乾杯」


    エレン「はい…これからよろしくお願いします」


    チン、と音を立ててグラスを重ねる


    次にハンジと乾杯をしようとする


    ハンジ「ははは、エレン。ジュースなんて空気読めてないね…」


    エレン「え?あ、すいません…」


    ハンジ「こんな時は酒を飲むんだよ!」


    エレン「え、えぇ!?」


    そんなことを言われても、俺はまだ酒を飲んでいい歳じゃない


    昔、親父の酒を目を盗んで飲んでみたが、凄い苦かった思い出があって、それも躊躇している原因だ


    ミケ「ハンジ、エレンはまだ酒を飲んでいい歳じゃない、無理強いはよくない」


    ハンジ「えー…そんぐらいの歳になったら飲まない?ほら、ライナーとかベルトルトとか飲んでるよ?」


    見ると、ライナーとベルトルトは二人で料理をつまみながら酒を飲んでいた


    ミケ「あの二人は特別だ…」


    ハンジ「ふーん…まあいいや、乾杯、エレン!」


    エレン「あ、はい…」


    ハンジを済ませ、ミケも乾杯をした後、一人で食べている同期の方へ向かう


  41. 41 : : 2014/06/25(水) 02:54:18


    エレン「…アニ、何食べてんだ?」


    後ろから声をかけると、びくっと背中が動く


    恥ずかしながらゆっくりと後ろを振り向く


    アニ「……ミカサが出したサンドイッチだよ…」


    エレン「へー…一つもらうぞ」


    アニの取り皿にあったサンドイッチを、一つ手で取って口に入れる
    具はサラダとお肉だったようで、こんなに美味いサンドイッチを食べたのは初めてだった


    しっかり噛んで、飲み込む


    エレン「んっ……うまっ!なんだこれ…すげぇな…」


    アニ「…勝手に私の分取らないでくれる?」


    エレン「別にいいだろ?一つぐらい」


    アニ「…まあいいけど……で、なんで私のところに来たの?」


    エレン「ん…乾杯をしようと思ってな」


    俺はグラスを胸の前に持ってきて乾杯の準備をする


    アニ「……知ってる?」


    エレン「…何を?」


    アニは座っていて俺は立っているので、俺の目を上目遣いで覗くような体勢で言った


    アニ「正式なパーティーでは…乾杯の際にはグラスを当てて鳴らすというのは下品なんだ……だから、乾杯の時は胸の前にグラスを上げるだけ」


    長々と説明するが、要するに、「お前とはグラスを重ねたくない」と言っているのだろうか?


    エレン「…だから、グラスを重ねたくないと?」


    アニ「…いや、なんでもない……乾杯」


    アニは座ったままグラスを俺のグラスに当てる


    エレン「おっと…いきなりしたらこぼしちまうだろ…」


    アニ「それはあんたが油断してるからだよ」


    エレン「格闘訓練じゃねぇんだから、ずっと油断を見せずにいられるか」


    アニ「…それはあんたが弱い証拠」


    アニはそう言いながら、後ろを向いていたので前を向いて食事を始めようとする


    エレン「……隙あり!」


    俺はアニが後ろを前を向いた瞬間、後ろからアニのほっぺたを両側から押す
    アニは必然的に変な顔になる


    それを、アニの前の人は確実に目撃した


    「ぶうぅぅぅぅ!!??」


    アニの前の人はアニの変顔を見て、口の中に入っていたお酒を吹いてしまう
    そのお酒がアニの顔に直撃する


    エレン「あっ……」


    アニ「………」


    その場が静まり返る


    他の人達もお酒を吹いた音によってこちらを見ていた


    アニは顔も拭かずに、席を立ち上がる


    アニ「………ライナー……表に出な…」


    口元を酒で濡らしたライナーが顔を真っ青にしている


    ライナー「い、いや…アニ……今のはエレンのせいで……」


    アニ「早く」


    ライナー「は、はいっ!」


    ライナーも勢いよく立ち上がる


    アニが食堂を出て行き、ライナーがそのあとに続いて出ていく


    数秒後、ライナーの絶叫が廊下から響いてくる

  42. 42 : : 2014/06/26(木) 02:36:08
    wwwwwwwwwwww
    期待ですw
  43. 43 : : 2014/06/26(木) 07:03:36
    最高!
  44. 44 : : 2014/06/27(金) 19:38:48



    足音みたいな音が聞こえるーー


    俺、エレン・イェーガーは重たい瞼を開く


    ーーーー今日もまた訓練か…


    そう思って目を開ける


    意識がはっきりしていくにしたがって、ここがいつもの部屋とは違うことに気づく


    身体を起こして辺りを見回す


    そして徐々に、自分が昨日から不思議な世界に迷い込んだことを思い出す


    なんでも望めば手に入る部屋


    早起きして訓練しなくても誰にもとやかく言われない世界


    そう思い、二度寝でもしようかと思い始めた時、足音みたいな音がドアを叩く音と気づく


    アルミン「エレーン!起きてるー!?」


    部屋の外から幼馴染の声が聞こえる


    アルミン「約束の時間まであと10分だけど大丈夫ー!?」


    エレン「約束…」

    そこで昨日、パーティーが終わってから階段を上ってるときにそんな約束をアルミンとミカサとした覚えがある



    ーーーーあれ?…俺そのときなぜかリヴァイさんの背中にいた気が…



    リヴァイさんの背中の上で、アルミンとの話で相槌を打ってる記憶があった


    そしてーー夕べの醜態を思い出した


    昨日はリヴァイさんのところに挨拶しに行ったら、「おい、ちょっとこい」と言われて隣に座らされ、ウイスキーの水割りを持たされた


    そして一気に飲めと言われ飲みほすと、「イける口だな…」とか言われながら今度は水を割らずのウイスキーをグラスに持たされて…


    それを飲んでからの記憶がない


    いや、ないと言ったら語弊だが、ところどころしか思い出せない


    そんなことを思い出しながら、適当にシャワーで頭を濡らして、タオルで拭いていると、また廊下から声をかけてくる


    アルミン「エレーン?起きてるー?」


    タオルを首にかけたままドアノブを回す


    アルミン「あっ、起きてたんだ。おはよう」


    エレン「…おう、おはよう」


    ミカサ「大丈夫エレン?顔色が悪い」


    エレン「…まあ多分大丈夫だ」





  45. 45 : : 2014/06/27(金) 19:57:18
    あ、言い忘れてましたが…
    この話は結構シリアスになります

    少し伏線をはっていますが、まあシリアスな方向にもっていきますのでよろしくお願いします
  46. 46 : : 2014/06/27(金) 20:13:47


    アルミン「まあ昨日のエレンは大変だったからね…リヴァイさんと二人で話してると思ってたけど、いきなり、コテン、ってなっちゃって…」


    ミカサ「私がおんぶしていくと言う前にリヴァイさんがしていた…」


    アルミン「…なんで少し殺気立ってんの?」


    エレン「そうか…迷惑かけたな」


    ミカサ「迷惑なんて思ってない」


    アルミン「そうだよ、大丈夫」


    エレン「そうか…ところで俺は昨日何時に寝たんだ?」


    アルミン「うーん…8時30分ぐらいかな?」


    エレン「え?…今何時だ?」


    ミカサ「7時30分ぐらいに約束したからちょっと過ぎぐらい」


    エレン「そんなに熟睡してたのか俺…」


    アルミン「まあいいさそんなこと、朝食食べに行こうよ」


    エレン「ああ…そうだな」


    ミカサ「ここで話しているとまだ寝ている人を起こしてしまうから」


    エレン「そういえば中には声が聞こえるんだったな…」


    食堂に行こうと、階段を下っていく


    少し足元が覚束ないのは昨日の酒のせいか


    エレン「そういえば…時計ってどこにあるんだ?」


    アルミン「え?最初来たときに気づかなかった?食堂の扉の上の方だよ」


    見てみると、扉の上の方に大きな時計があった


    なんでこんなところにあって見過ごしていたんだろうか


    エレン「へー…気づかなかった」


    食堂に入っていくまで上を見ながら時計を見る


    エレン「…あれ?」


    アルミン「ん?どうしたのエレン?」


    エレン「…いや、なんでもない。行こうぜ」


    アルミン「?…そうだね」


    アルミンが先にドアを開けて入っていく


    昨日と全く同じ光景が広がる


    そこに、先に来ていたライナーとベルトルト、ハンジにミケとエルヴィンがいた


    アルミン「おはようございます」


    エルヴィン「うん、おはよう。昨日はぐっすり眠れたかい?」


    アルミン「はい、それはもう」


    ハンジ「特にエレンは眠れたんじゃない?」


    笑いながらハンジが言ってくる


    エレン「あはは…まあ記憶は曖昧ですが…昨日は迷惑かけましたか?」


    ミケ「大丈夫だ、タメ口で話すぐらいだった」


    ーーーーそれってダメじゃねぇか!!


    エレン「本当ですか!?す、すいません…」


    エルヴィン「大丈夫だよ、皆酔ってたか」


    エレン「うぅ…本当にすいません」


    アルミンとミカサが座っている席の近くに座る


    どうやら皆で食べるとき以外は席は自由のようだ

  47. 47 : : 2014/06/29(日) 01:31:51


    アルミンは銀の蓋を開けて、サンドイッチを食べていた


    ミカサも同じようなものを食べていた


    自分も銀の蓋を開け、同じようなサンドイッチが出てきた


    昨日のパーティーの食べたときとは量などは落ちるが、いつも食べてるものとは別段美味いし多い


    その後、ライナーとベルトルトが入ってきた


    二人は俺たちの目の前に座って、各々好きなものを食べている


    自分も食べ終わろうとしたとき、エルヴィンから声をかけられる


    エルヴィン「あ、そうだ…エレン!ちょっと来てくれないか」


    エレン「んっ…」


    サンドイッチを食べていたので、ちょっと喉につっかえるがなんとか飲み込んで返事をする


    エレン「は、はい!」


    エルヴィンのところにいくと、エルヴィンが隣に座るよう言ってきたので座った


    エルヴィン「君にハウスルールを教えてなかったからね」


    エレン「ハウスルール?」


    初めて聞く単語だった


    エルヴィン「そうだ、僕たち皆で決めたルールだ。これを見てくれ」


    紙を渡されて、見ると上に『ハウスルール!!』と書いてあって、その下に箇条書きで書いてある


    エルヴィン「上から説明していくよ」


    エルヴィン「『まずは物は大切に』まあ見たまんまだよ。ここは壊してもすぐに直る。しかし、そんなことをしていると人はダメになっていく。だからこのルールを作ったんだ」


    エレン「はあ…」


    エルヴィン「その下の、『むやみに散らかさない。自分の部屋は出来るだけ自分で掃除』『自分で作れるものはなるべく手作り』も同じ理由だよ」


    エルヴィン「そして『7時に食堂に集まって晩御飯』というのは、ここで暮らしいると生活リズムが狂ってしまうと思うんだ。だから、夕飯を皆で決めて食べることで少なからずの生活リズムは整えてもらう」


    結構しっかり出来ていて感動する


    エルヴィン「あとは『当たり前のマナーはきちんと守ろう』だね、これも見たまんまだよ。何か質問はあるかい?」


    この問いに、ない、と答えると


    エルヴィン「じゃあこれで説明は終わりだ。じゃあ朝食を取っていいよ。時間を割いてすまなかったね」

  48. 48 : : 2014/06/29(日) 02:03:55
    期待です!
  49. 49 : : 2014/06/30(月) 01:37:41
    なんかこの頃ssnote自体を覗く人が減っていってる気がする…
    進撃のSSも終わりに近いのかもしれないな…
  50. 50 : : 2014/06/30(月) 01:49:37


    説明が終わって席に戻る


    ミカサとアルミンはもういなくて、代わりに置き手紙があった


    ーーーーーーーーー


    エレンへ
    先に食べ終わったから部屋に戻ってるよ。食べ終わったら僕の部屋に来て。僕の部屋はエレンの部屋の反対側の、一番奥から2番目の部屋だよ。
    アルミンより


    ーーーーーーーーー


    エレン「…了解」


    小さく呟いて席に座る


    まだ残っていた物を食べる


    完食すると、前の席のライナーもちょうど同じくらいに食べ終わったらしい


    ライナー「ふぅ…食った食った」


    エレン「あれ?ベルトルトは?」


    ライナー「ん?ああ、あいつはあまり朝食は食べないからいつも先に部屋に戻ってるよ」


    エレン「そうなのか…ライナーはよく食うな」


    ライナー「まあな…訓練所と違って美味しいし量も多いからな、贅沢してるよ」


    エレン「だよな…贅沢してるな俺たち…ありがたいことだ」


    ライナー「…ありがたい…か……面白いことを言うんだな、エレン」


    エレン「え?」


    ライナーの言ったことが理解できなかった


    エレン「何がだ?」


    ライナー「いや…なんでもーーー」


    ライナーの言葉を遮って話し始める人がいた


    「贅沢が毎日続くことは…果たして、ありがたいことだけなのだろうか…?」


    後ろを振り向くと、そこには今食堂に着いたばっかりのリヴァイがいた


  51. 51 : : 2014/06/30(月) 02:04:14


    エレン「リ、リヴァイさん…」


    ライナー「な、なんですか…いきなり幽霊みたいに」


    リヴァイ「いや…興味深い話題が聞こえたもんでな。ライナーはそういうことを言いたかったんじゃないのか?」


    ライナー「…ええ、まあ…」


    朝食が贅沢でありがたいーーーそれが興味深い話に聞こえるのか?


    そう思っているとリヴァイはまた話し始める


    リヴァイ「この贅沢が本当は無償では無く…何かを引き換えに得ているものだとしたらーーー」


    嫌な汗が背中に流れる


    どういうことだろう?リヴァイはなにかこの館のーーー秘密を知っている?


    ライナー「リ、リヴァイさん……悪い冗談はやめてくださいよ…?」


    リヴァイ「冗談かどうか誰にもわからない…俺たちは近い将来に、ここで得たものと同等の価値のあるものを、差し出さなくてはならなくなる…」


    背中を今度は、ゾクンッ、と寒気が走る


    場を静寂が支配する


    誰も触れてこなかったが、この場にいる何人かはこのことを知っているのか?


    凍りつくような緊張が走るーーーが、その静寂を切り裂くように、スパァンッ!とハリセンの音が響く


    ハンジ「こらリヴァイ!若い子達を怖がらせるなよ!」


    ハンジだった
    ハリセンは一体どこから…?


    エルヴィン「ダメだよリヴァイ…エレンは特に来て間もないんだから信じ込んでしまうだろう?」


    リヴァイ「いってぇなクソメガネ…面白そうだったから煽っただけだろうが…」


    ハンジ「それがダメなんだよ!皆毎日不安なのに煽ってどうすんのさ!?」


    リヴァイ「チッ…」


    リヴァイが舌打ちをする


    これはーーーどういうことだ?リヴァイに騙された?それとも…真実を隠されようとしているのか?


  52. 52 : : 2014/07/01(火) 16:07:37
    >>49
    ですね…
    なんででしょう(; ̄ェ ̄)
  53. 53 : : 2014/07/01(火) 19:58:18


    ミケ「リヴァイには…お仕置きが必要だな?」


    エルヴィン「そうだな…あっ、そうだ。今夜やるゲームのアレを運んでもらおうか」


    リヴァイ「はぁ?おいおい冗談だろ?階段あるんだぞ?」


    エルヴィン「お前にとっては軽いもんだろ?」


    リヴァイ「重労働であることは間違いないだろ」


    エルヴィン「それがお仕置きになる」


    リヴァイ「チッ…クソが…こいつらがひびったせいだ」


    さっきから少しわからない単語が出てきて話についていけない


    エレン「あの…ゲームってなんですか?」


    エルヴィン「ん?ああ…交流を深めるために、数日おきに皆でゲームをやっているんだ。それが今日の夜に行われる」


    エレン「へー…どんなゲームなんですか?」


    エルヴィン「それはやってみてのお楽しみだ。敗者には容赦ない罰ゲームが用意されている」


    罰ゲームはちょっと怖いが楽しみだ


    だが、アレというのが気になる


    まあその時になればわかるかな?


    ライナー「はぁ…冗談もほどほどにしてくださいよリヴァイさん…」


    ライナーがため息をつく


    どうやらライナーも本気で信じ込んでいたらしい


    リヴァイ「……これを冗談と決めつけるほどの情報がないからな…まあ本当という根拠もないが。だが…俺は考えてみる価値はあると見ている」


    ライナー「そうですか…」


    ライナーは席を立ち上がる


    ライナー「まだ寝足りないので寝ますね」


    ライナーに続いて俺も立ち上がる


    エレン「俺はアルミンたちと遊ぶので」


    エルヴィン「ああ、わかったよ。夜のゲームを楽しみにしててくれ」




  54. 54 : : 2014/07/05(土) 19:56:49


    ライナーと食堂を出て、階段を上がる


    ライナー「はぁ…リヴァイさんは意外と冗談か本気かわからないようなこと言ってくるからな…」


    エレン「ああ…結構びびった」


    ライナー「俺も…」


    階段を上がって、ライナーは自分の部屋に戻る


    ライナー「じゃあな、あとでお前らのところ行くかもだからよろしくな」


    エレン「おう」


    俺は短く返事をしてアルミンの部屋へ向かう


    アルミンの部屋の前に立ち、ノックをする


    エレン「アルミン?俺だ、開けてくれ」


    ドアをノックした音が廊下に響き渡る


    部屋の中の音が聞こえないので、廊下は静かだ


    静か過ぎて不気味


    ちょっと待ったら、すぐにドアは開いた


    アルミン「エレン!いいよ、入って」


    アルミンが俺を中に招き入れてくれた


    俺はアルミンの中の部屋へ入る


    アルミンの部屋はーーー


    久しぶりに入った


    それが最初に思ったことだ


    アルミンも同じく、シガンシナ区での家の部屋の内装をしていた


    部屋の真ん中にテーブルがあり、そこにミカサが座っていた


    エレン「なにやってたんだ?」


    アルミン「トランプだよ」


    テーブルの上を見てみると、確かにトランプがあった


    トランプが置いてある位置など見てやっていたゲームを推測する


    エレン「スピードか?」


    ミカサ「そう。だけどアルミンはスピードが苦手」


    アルミン「あはは…ミカサが早過ぎてずっと負けてるんだ」


    エレン「…まあそうだろうな」


    ミカサ「エレンが来たから違うのをやろう。何をやる?」


    エレン「ダウトでもやるか?」


    アルミン「それで良いんじゃない?」


    ミカサ「良いと思う」


    それから俺らはダウトを始めた


    何故か俺ばかり負ける


    俺が出すと、ほぼ同時に2人で「ダウト」と言ってくる


    なぜだ?


  55. 55 : : 2014/07/06(日) 23:32:08
    きったっい!
  56. 56 : : 2014/07/06(日) 23:32:34
    期待ダーーーーーー
  57. 57 : : 2014/07/07(月) 13:16:19
    いい作品ですΣ(゚Д゚)スゲェ!!
  58. 58 : : 2014/07/07(月) 13:17:10
    続編は?期待です!
  59. 59 : : 2014/07/13(日) 06:43:28
    エレンww
  60. 60 : : 2014/07/27(日) 12:09:45


    少しすると、ハンジとクリスタとユミルが来た


    ハンジ「おーやってるね…私たちも入れてー」


    アルミン「いいですよ。だけど今エレンが負け続けてるから…」


    エレン「な、なんだよ…ダウトじゃなければ勝てるさ!」


    ミカサ「この人数だったら…ウノでもやる?」


    ユミル「お、いいな…よしやろうか!」


    クリスタ「私弱いんだよな…」


    そしてその後、ウノをやり始めた


    しかし、俺はまた負け続ける


    理由はいたって単純


    隣がユミルとハンジさんだから


    勝負事で勝てる奴は、相手が嫌がることをずっとすれば勝てる


    この二人はそれを熟知してるらしい


    エレン「くそ…また俺がきるのかよ…」


    アルミン「そろそろ終わりにする?もう少しでお昼の時間だし」


    ハンジ「そうだね…じゃあそうしようか」


    そう言って皆立ち上がる


    俺はウノをきっていたので、少し遅れたが立ち上がる


    皆アルミンの部屋から出ていく


    そして出終わったあと、アルミンがもう一回ドア開ける


    すると、テーブルの上にサンドイッチやらおにぎりなどの食べ物と、紅茶の葉が何種類かパックみたいのに入って置いてあった


    ユミル「えー…肉が食べたかったな」


    ミカサ「昼から肉は流石に重い」


    クリスタ「それに太っちゃうよ?」


    ユミル「うっ…それはやだな」


    部屋に入っていくと、俺は少し疑問に思う


    ーーーーなんで紅茶の葉なんだろうか…


    ーーーー普通に紅茶を出せば良いと思うが…


    そう思っていたら、すぐに答えが出された


    クリスタ「エレンはどれがいい?」


    エレン「え?どれって…」


    クリスタ「どれかによってやっぱり味が違うんだよ、それを楽しむんだよ!」


    エレン「あぁ…なるほど」


  61. 61 : : 2014/07/30(水) 05:44:34
    エレンは一口飲んでからミルクをだしてミルクティー(作り方あってたっけ?...)でも作りそう
  62. 62 : : 2014/08/08(金) 00:02:22
    期待です
  63. 63 : : 2014/08/08(金) 15:32:50
    これってエレアニ?
  64. 64 : : 2014/08/09(土) 21:14:36


    アルミン「僕はこれかな」


    エレン「俺もアルミンと同じのを頼むわ、正直種類とか知らねぇし」


    ーーーーてかどうでもいい


    ミカサとクリスタが紅茶を淹れてくれて、そして食べ始める


    俺は紅茶なんてあまり飲んだことなかったが、美味しいと感じた


    香りが凄く良くて、味も薄くも濃くもなく、ほんわかとした味が口に広がる


    この紅茶にサンドイッチは途轍もなく合った


    昼食を食べながら皆でたわいもない話をしていた


    すると…ふと思った事があった


    ーーーー食堂の…あの銀の蓋をここに持ってきて開けたらどうなるんだろうか…


    ーーーーちゃんと出来るのか?わからないな…


    そんなことを考えていると声をかけられる


    ハンジ「どうしたんだいエレン?さっきから考え事をして」


    エレン「えっ?あ、あぁ…ちょっと思ったんですけど…」


    俺はさっき思ったことを話してみた


    エレン「食堂の銀の蓋を部屋に持ってきて…開けたら食べ物って出るんじゃないかって…」


    ハンジ「なんだそんなことか…」


    ーーーーそんなこと…?結構重要じゃないのか…?


    ハンジ「それは前に実験済みさ、結果としては出なかったんだ」


    エレン「あ、そうなんですか…」


    ハンジ「エルヴィンがやって、私もリヴァイもやったけど出なかったよ」


    ーーーーだからそんなことか…俺にしちゃ良い考えだと思ったんだがな…


    クリスタ「それにしてもエレン、よくそんなこと思いついたね」


    ミカサ「私も思いつかなかった」


    ユミル「お前にしちゃ頭を回したが…エルヴィンさん達にはかなわないな」


    クリスタ達が褒めてくるが(ユミルは完全に茶化しだが)、別にどうってことはないと思った


    エレン「どうも、まあ食べようぜ」


    アルミン「………うん、そうだね」

  65. 65 : : 2014/08/09(土) 21:28:27


    その後、食べ終わってハンジとユミルとクリスタは部屋から出て行った


    出て行ったあとトランプを始めてるとライナーとベルトルトが来た


    ライナー「ようお前ら、遊びついでに伝言を伝えに来たぜ」


    アルミン「伝言?なに?」


    ベルトルト「5時に食堂に集合だって。”エルゲー”やるから」


    エレン「えるげー?なんだそれ」


    ミカサ「エルヴィンさんが考えてるゲームだから、エルゲー」


    エレン「へー…で、それが5時に始まると」


    ベルトルト「そうだよ、それまでここで遊んでいい?」


    アルミン「もちろん!じゃあ大富豪でもやろうか」


    そしてまたトランプを始める


    今度はあまりビリにはならなかったが、1位にもなれなかった


    1位はほとんどアルミン、時々ミカサとライナーが取っていた

  66. 66 : : 2014/08/12(火) 21:09:15


    ライナー「おっと…そろそろ時間だな」


    ライナーがそう言うので時計を見てみると、4時55分を指していた


    アルミン「そうだね、行こうか」


    トランプを箱の中に閉まって、廊下に出る


    そして、食堂に向かう


    ミカサ「今日はなんだろうか…」


    ベルトルト「なんでもいいけど…罰ゲームは受けたくない」


    エレン「そんなにか?罰ゲームも面白そうじゃねぇか」


    ライナー「わかってないなエレン…罰ゲームはマジでやばい。本当にやりたくないような罰ゲームを容赦無くやってくる」


    エレン「そ、そうなのか…」


    一階におりて行き、食堂に入る


    すると、食堂の内装が変わっていた


    長テーブルやイスなどが無く、広いスペースが出来ており、壁側には黒くて、縦長い物が4つほど置いてある


    アルミン「あー…今日のゲームはダーツか」


    エレン「ダーツ?なんだそれ…」


    アルミン「まあこれからルール説明があると思うからそのときわかるよ」


    エレン「へー…了解」


    俺たちが入ってきて、ほとんどの人は揃ったが、アニとリヴァイだけ来ていなかった


    エルヴィン「しょうがない…ハンジ、呼んできてくれないか?」


    ハンジ「えー…リヴァイめんどくさいんだよね…。それにアニも私あまり話したことないし…」


    エルヴィン「うーん……!エレン、一緒にアニを呼んできてくれないか?」


    エレン「え?俺ですか?」


    エルヴィン「あぁ、昨日のパーティーの時に見た限りでは君たちは多少は打ち解けてると思ったからね。どうかな?」


    エレン「…まぁいいですけど」


    ハンジ「よかったエレン!じゃあ行こうか!」


    エレン「あ、はい」


    食堂を出て、階段を上がる


    ハンジ「アニはね…もう少し皆と打ち解けられたらいいんだけどね…」


    エレン「そうですね…あいつも笑顔になればいいんですけどね……あいつは無愛想な顔より絶対に笑顔の方がいいですし」


    ハンジ「……エレンは…アニの笑顔を見たことあるの?」


    エレン「え?…まあ何度か。稀にですけどね」


    ハンジ「へー…私はこの館であの子が笑ってるところは見たことないな…」


    エレン「そうなんですか?」


    ハンジ「これは……もしかしたら……ふふふふ」


    ハンジは不気味な笑い方をしながら、階段をのぼる


  67. 67 : : 2014/08/13(水) 22:36:28
    まんげ
  68. 68 : : 2014/08/13(水) 22:37:20
    期待
  69. 69 : : 2014/08/14(木) 20:29:05
    名作の予感しかしない!すごく期待!!!!
  70. 70 : : 2014/08/15(金) 03:12:04
    読めよクソヤロー!
  71. 71 : : 2014/08/15(金) 03:12:16
    期待
  72. 72 : : 2014/08/15(金) 03:37:04
    期待です
  73. 73 : : 2014/08/15(金) 11:15:05


    2階に上がって、ハンジからアニの部屋の場所を聞く


    ハンジはリヴァイの部屋に行く


    俺はアニの部屋の前に立つ


    少し深呼吸をしてから、意を決してドアを叩く


    コンコン、と乾いた音が廊下に響く


    数十秒待っても、出て来ないので、もう一回叩こうとする


    すると、叩く寸前にドアが開き、アニがドアの隙間から顔を覗かせる


    アニ「……」


    エレン「あっ……」


    いきなり開いたので、声を詰まらせてなにも喋れなくなってしまう


    アニは部屋の中では、髪を解いていた


    金色の髪が、肩より少ししたぐらいまである


    アニ「……本読んでたから、時間を忘れてた」


    エレン「え?」


    アニ「聞こえなかった?本に夢中になってて、時間を見てなかった」


    どうやら、これはアニなりに謝ってるということらしい


    エレン「あ、そうか……皆待ってるぞ」


    アニ「わかってる…髪結ぶからちょっと待ってて」


    エレン「あぁ…」


    アニ「……そこで待ってるの?」


    エレン「え?」


    アニ「別に中で待ってもらって構わないけど?」


    エレン「…いいのか?」


    アニ「私ここの廊下嫌いなんだよね…静かな所が私は好きだけど、静か過ぎるのは嫌。ここの廊下は静か過ぎるから不気味」


    エレン「じゃあ…失礼するわ」


    アニがドアを開けてくれて、中に入る


    俺は女の子の部屋に入るのなんか初めてだから、緊張するなという方が無理な話だ


    アニの部屋は簡素なものだった


    ベットがあって、机があって椅子があって、本棚もあって…


    俺の部屋と配置は違うが、ほとんど同じ物が置いてあった


    唯一目立って違う物が置いてあるのは、化粧台だった


    鏡があって、その前に座る椅子がある


    アニ「適当に座ってて、すぐ終わるから」


    そういってアニは洗面所に入ってく


    エレン「?化粧台の所でやらないのか?鏡あるんだから…」


    疑問に思ったことをふと口にする


    アニは足を止めてこちらを見る


    アニ「…まさかあんたが化粧台の名前を知っているとは思わなかったよ」


    エレン「馬鹿にしてんのか?母さんがよくそこの前で髪を結んでた覚えがあるんだよ」

  74. 74 : : 2014/08/15(金) 11:37:35


    アニ「……じゃああんたのお母さんは、お父さんの前でその化粧台を使ってた覚えある?」


    エレン「え?うーん……」


    俺はよく思い出すが、そういえばない気がする


    そういえば母さんがミカサの髪をその化粧台で解いて外に遊ぶ時は、「覗いちゃ駄目よ?」と言って、ミカサと一緒に化粧台のある部屋に入ってったな


    エレン「…多分ないな……覚える限り」


    アニ「それと同じ理由」


    そういってアニは洗面所に入ってった


    ーーーーいやその理由がわからないんだが


    俺は心の中でアニの言葉に対して返答をしていた


    アニが洗面所に消えてから、やることがなくてソワソワしてしまう


    なんとなく周りを見ていると、本棚にある本が目に入る


    いろんな小説などもあったが、俺が目に入ったのは、俺が持っている本があったこと


    しかもそれは俺がこの館で出した本と同じ


    エレン「へー…アニも俺と同じ本持ってんだな」


    独り言のつもりが、結構大きな声になってしまって、アニに聞こえたらしい


    アニ「……勝手に本棚見ないでくれる?」


    エレン「あ、悪りぃ…だけどお前もあの格闘術の本持ってたんだな」


    アニ「……その新刊の格闘術は、特に足技に重視してて少し興味が湧いただけ」


    エレン「へー…今回の新刊は足技か…それはぜひ身につけてぇな…」


    アニ「だけど今回のはちょっとがっかり。私の足技とはちょっと型が違い過ぎて参考になりそうにない」


    エレン「そうなのか…まあ俺も一応読んでみるか…」


    エレン「ん?今回のは…?お前今、今回のはがっかりって言ったよな?」


    アニ「っ!いや…」


    エレン「てことはお前ーーー」


    俺がその後の言葉を続けようとした時、コンコン、とドアから音がする


    急な物音に、身体がビクッとなるが幸い、アニには見られていないようだった


    ハンジ「アニー、エレーン?いるかーい?リヴァイも出てきたからそろそろ行きたいんだけど」


    どうやらハンジもリヴァイの説得に成功したようだ


    洗面所の方を見ると、アニが出てきていた
    いつもの髪型で


    アニ「…行かないとね」


    エレン「なぁ、お前…」


    アニがドアノブに手を掛ける


    開ける前にこちらを向く


    アニ「今度また、対人格闘の訓練してあげるよ」


    その言葉の意味が、直感でわかってしまって、冷汗をかく


    なにか俺が言葉を発する前にアニがドアを開けてしまった


    ーーーー俺…今度ボコボコにされる


    そう思ったら、身震いがした


    ーーー
    ーー


  75. 75 : : 2014/08/15(金) 17:40:16
    超期待です
    \(^∀^)/ガンバッテクダサイ
  76. 76 : : 2014/08/15(金) 22:42:38
    更新が楽しみで仕方ないです!期待‼期待‼超期待!!!!
  77. 77 : : 2014/08/16(土) 16:36:51
    きたいだおお
  78. 78 : : 2014/08/21(木) 22:07:31
    すみません、調子に乗ったコメントだとはわかっています。すぐに削除していただいて結構です。もう少しだけ更新早くすることできますか?すみません、こんなこと言っちゃって。すっごい期待してるんで。最後に、長文失礼しました。
  79. 79 : : 2014/08/21(木) 22:13:14
    >>78
    コメントありがとうございます
    すいません
    やはりリアルの方で忙しいので…
    まあ今度からは3日に一回ぐらいは書いていきたいと思います(これを中心に)

    今後とも作品をよろしくお願いします
  80. 80 : : 2014/08/21(木) 22:29:53


    皆食堂に集まり、エルヴィンが声をかける


    皆が耳を傾けるのを待って、話し始める


    エルヴィン「今日のゲームは見ての通りダーツだ。やったことある人は?」


    誰も手を上げない


    エルヴィン「そうか、わかった。まあルールは簡単だ。地面に白い線を引いといた。そこから矢をあの的に投げるだけだ」


    俺も何と無くそんぐらいのルールは、アルミンから少し聞いていたので理解した


    エルヴィン「実際に投げてみようか」


    エルヴィンが白い線に立ち、矢を構える


    鋭い目つきに変わるのを見て、やっぱりこの人は調査兵団の団長だと感じた


    エルヴィンが手を振るう


    すると、矢は弧を描き、的へと向かってく…



    はずだった



    矢は的の上に当たり、地面に落ちる


    食堂に、なんとも言え難い空気が流れる


    そんな空気を知ったこっちゃないと言う人が、一人


    ハンジ「ははは!!エルヴィンだっさい!!」


    その一言をきっかけに食堂に少しの苦笑いが起きる


    エルヴィン「……うん、今のは…0点だよ」


    言われなくてもわかっている、と誰もが思っただろうな


    エルヴィンがもう一本構える


    あまり間を置かずに投げると、今度は的の下に当たり、また刺さらずに落ちた


    エルヴィン「……うん、これも0点」


    今度は食堂に爆笑が起こる


    エルヴィンがもう一本構えようとした時、リヴァイが止めた


    リヴァイ「待てエルヴィン…俺がやる。お前じゃ見本になんねぇ」


    エルヴィン「…まあ仕方あるまい」


    リヴァイは矢を持って、構えると間を置かずに的に向かって矢を投げる


    すると見事な弧を描き、ど真ん中に当たる


    今度は食堂に拍手が起こる


    リヴァイ「チッ…ダメだな、今のは20のトリプルを狙おうとしてたが」


    20のトリプル、1番大きい60を取れる


    しかし1番小さな的のところを狙って50を当てるのもすごい






  81. 81 : : 2014/08/21(木) 22:32:33
    独特な雰囲気があって面白いです!期待でーす(^^)/
  82. 82 : : 2014/08/21(木) 22:36:52
    うん
  83. 83 : : 2014/08/21(木) 22:46:42


    エルヴィン「リヴァイ…お前やったことあるな?」


    リヴァイ「まあ…少しかじった程度だ」


    かじった程度であんなになるものかと疑問に思ったが口には出さない


    リヴァイ「しかしエルヴィン、ダーツなんて狙った所に投げる奴が勝てるんだ。それは不公平じゃかいか?」


    確かに思った


    単純に点数を競い合うのなら、高得点をずっと取れる人が勝てる


    エルヴィン「あぁ、それはわかってる。だから今回は『301』というルールを取り入れる」


    リヴァイ「あぁ…まああれなら多少は平等になるか」


    知らない単語が出て戸惑う


    エルヴィン「ダーツには『301』というゲームがあってね。最初にどのチームも301点の持ち点があるんだ。そして、その持ち点を0にするゲームだよ」


    エルヴィンが説明して行く


    アルミン「え、それでも…やっぱり高得点ばっかり取れる人が勝てるんでは?」


    俺がその質問を思いつく前に、アルミンが質問をする


    エルヴィン「ただ高得点を取ればいいのではない。最後はピッタリ0点にしないといけない。0点をオーバーするとドボン。ドボンした場合、ドボンの前の点数からやり直しになる」


    全員がこの説明を受けて納得する


    確かにこれだと高得点ばっかり取っていても勝てない


    ハンジ「だけどリヴァイは狙った所に投げられるからこのルールも通用しなくない?」


    エルヴィン「あぁ、リヴァイのダーツの腕はイレギュラーだった。だからチームを決めてから、リヴァイのチームは、持ち点が60点を切ったらリヴァイは投げてはいけない」


    リヴァイ「…まあいいだろう」


  84. 84 : : 2014/08/21(木) 22:57:44
    おー!
    期待です!
    他の作品もお願いします!!
  85. 85 : : 2014/08/21(木) 23:08:49
    期待や!
  86. 86 : : 2014/08/21(木) 23:11:52


    皆が納得してから、チーム分けが始まる


    チームのキャプテンとして、エルヴィンとリヴァイ、ハンジ、ミケが頭となって、くじで決める


    最初にアルミンが引く


    アルミン「あ、ミケさんのチームだ」


    ミケ「ん、よろしくな」


    アルミン「はい、お願いします」


    次にミカサが引く


    ミカサ「…リヴァイさんの所です」


    リヴァイ「…そうか、頼むぞ」


    ミカサ「はい」


    次はアニが引く


    アニ「…ハンジさんです」


    ハンジ「おーよろしく!」


    皆どんどん引いていくが、俺も密かに感じ始める


    皆が避けている人を


    その人と一緒になりたくないと思っていた


    すると、その2人のうちの1人を埋めてくれた


    ライナー「あっ…」


    ーーーーあ、引いたな


    誰もが思った


    ライナー「俺……エルヴィンさんのチームです」


    エルヴィン「うん、そうか。よろしく……ん?なんでそんな顔が冴えないんだい?」


    多分わかってないのはエルヴィンだけだ


    そして、次に引いたのはベルトルト


    すると、なんか引く前に感じた


    次こうなるだろうという、第六感というものだろうか


    それが見事にあたる


    ベルトルト「……はぁ…なんか来ると思った」


    そしてその後、ハズレはもうないとわかったのでくじを引く


    エレン「あっ、ハンジさんのチームです」


    ハンジ「お、エレンか。よろしく!」


    エレン「経験全くないですけど…よろしくお願いします」


    チームは


    エルヴィン、ライナー、ベルトルト


    リヴァイ、ミカサ、クリスタ


    ハンジ、エレン、アニ


    ミケ、アルミン、ユミル


    となった


  87. 87 : : 2014/08/22(金) 09:49:33
    うわぁぁぁい!続きキターーーー!もうこれ一日何回も見てます!超期待です!
  88. 88 : : 2014/08/22(金) 11:07:46
    期待です!!
    今後も楽しみです!
  89. 89 : : 2014/08/22(金) 22:31:48
    何かこう、最初からエレアニにしないところがいいですね!新感覚で期待せざるを得ない!という事で、期待×100000!
  90. 90 : : 2014/08/22(金) 23:10:48


    順番は、ジャンケンで決まった


    最初のチームはリヴァイのチーム


    次はミケチーム


    その次は俺がいるハンジチーム


    最後にエルヴィンチームだった


    3人で3投
    つまり1人一回投げることが出来る


    リヴァイチームは最初にリヴァイが投げる


    リヴァイは構えると、また間を置かずに投げる


    すると、矢は20のトリプルを捉えていた


    ハンジ「本当に…リヴァイって……なんでもそつなくこなすから嫌い」


    リヴァイ「ふん…お前らが弱いだけだ」


    その次にミカサが投げる


    ミカサは的には当たったという感じで、12のシングル


    クリスタは的には届かずその前に矢が落ちてしまう


    クリスタ「あぁ!ごめんなさい!」


    リヴァイ「まだ序盤だ。これからやれば良い」


    次はミケチーム


    最初にミケがど真ん中を当てる


    ミケも結構なんでもこなすらしい


    次にアルミンがなんとか的には当てて、4点


    ユミルも様になってるフォームで、20のダブルを当てて来る


    次は俺たちのチームで、最初にハンジが16点を当てる


    次に俺がやるが、力んでしまい上の方に行って0点


    アニはリヴァイさんの見よう見まねでやったらしく、惜しくも20のシングルで20点


    エルヴィンチームは最初にライナーが20のダブルで40点


    次にベルトルトが9点


    そしてエルヴィンは、1番長く時間をかけるものの、大きく的を外して0点


  91. 91 : : 2014/08/23(土) 01:31:57
    ヅラヴィンさんwww 期待です!
  92. 92 : : 2014/08/23(土) 08:50:11
    エルヴィンwww
  93. 93 : : 2014/08/25(月) 22:27:43


    これで一周が終わった


    今のところ、ミケさんのチームが1番点を取っている


    逆に、俺らのチームが1番取ってない


    俺が0点を取ってしまったからだと思うとやはり申し訳ない


    そして、二周、三周、四周してほとんど皆が慣れて来た


    五周目にして、リヴァイチームが60点を切る


    リヴァイ「…俺はこれから投げれないから、あとは頼んだ」


    ミカサ「えっと…あと48ってことは……16のトリプルを取れば…」


    クリスタ「あ、そうか!それで終わりなんだ!」


    クリスタの言葉に、食堂の皆は息を飲んでミカサの投げるのを待った


    緊張を見せない顔で、ミカサは構えて間を少し取った後、投げる


    すると、狙いとは外れてど真ん中に行ってしまい、50点


    これでリヴァイチームはドボン


    次のミケチームも、一投で終わる射程圏内に入った


    ハンジチームも入り、あと28点の時、俺が初めてど真ん中に当たってしまい、ドボン


    エルヴィンチームも54点でエルヴィんに回って来て、18のトリプルで勝てたが、もちろん大きく外れて壁に当たり矢が地面に落ちる


    これで全チームが射程圏内に入る


    そして、こっからが長かった


    どのチームも、少しずつ0点に近づいて行くが、最後の最後でドボン


    永遠に続くのではないかと思うほどだった

  94. 94 : : 2014/08/25(月) 22:48:17
    wwwエルヴィンは本当はめっちゃ上手かったりして。
    期待です!
  95. 95 : : 2014/08/25(月) 22:52:52


    しかし、思いもよらぬ所で決着がついた


    クリスタが、初めて的に当たる


    クリスタ「あっ…当たった……!」


    クリスタが当たった所は7点


    ちょうどリヴァイチームの持ち点が0点になる点数だった


    しかし、クリスタはそのことにまだ気づいていなかった


    クリスタ「やったミカサ!当たった!!」


    ミカサ「おめでとうクリスタ、そしてありがとう。これで私たちの持ち点は0点になった」


    クリスタ「ウソ!?やった!!私達優勝!?」


    リヴァイ「ふっ…良くやった。悪くない一投だった」


    クリスタ「ありがとうございますリヴァイさん!!」


    リヴァイはいつの間に酒を出して1人飲んでいた


    エルヴィン「いや、まだ優勝じゃないね」


    エルヴィンが3人に水をさす


    エルヴィン「僕たち3チームのどこかがこのターンで抜けられたら、延長戦をやる」


    リヴァイ「はぁ?めんどくせぇな…いいじゃねえか俺らが優勝で」


    エルヴィン「いいやダメだ。私たちが抜けるから覚悟するんだな」


    リヴァイ「ふん…俺たちはもう優勝だと思ってるさ」


    エルヴィンがそう言うものの、ミケチームもミケさんがドボンをして、ハンジチームもハンジさんがドボンする


    ライナー「よし!俺とベルトルトで決めるぞ!」


    ベルトルト「うん!任せて!」


    エルヴィン「……ライナー、私の名前が無いのは意図的かな?」


    ライナー「い、いや…あの、その…」


    エルヴィン「…まあいい、私に回せば勝てるから回すんだよ」


    すると、ライナーは力み過ぎて、大きく上に外した


    ベルトルトは、惜しくも狙いの10のトリプルをはずして、6のシングルになった


    これで優勝はリヴァイチームに決まった


    一人を除いて皆そう思っただろう


    エルヴィン「ふっ…とうとう私の見せ所が来たな…」


    リヴァイ「早くしろエルヴィン、まあどっちにしろ俺らが優勝だがな」


    エルヴィン「ふっ…ここで私たちが抜けるたら、君たちのチームは油断をしているから私たちが勝つだろう」


    リヴァイ「ごたくはいいから早くしろ」


    エルヴィンは白い線に構える


    構えだけは様になってる


    エルヴィンが放つと、矢は弧を描き的に当たる


    矢はど真ん中に刺さっていた


    エルヴィン「……ほら、刺さっただろう?」


    ドボンとわかってて言ってるのだろうか?


    こうして、リヴァイチームが優勝した

  96. 96 : : 2014/08/26(火) 00:08:21
    えwwwるwwwゔぃwwwん 期待です!
  97. 97 : : 2014/08/28(木) 23:22:13


    リヴァイチームが抜けて一巡目


    ここでまた状況が動く


    ミケチームのユミルが、12のシングルを当てた


    ユミル「うおっ!?…来た」


    アルミン「やったユミル!!」


    ミケ「今の軌道は良かったな…ありがとな」


    ユミル「やっと思い通りに出来たって感じだ!」


    これで後俺がいるハンジチームと、エルヴィンチームが残った


    アニが最初に投げると、矢は少し的から外れて地面に落ちる


    アニ「チッ…ごめん、焦った」


    アニの手を見てたが、結構震えていた


    次は俺の番だ


    エルヴィン「さてエレン君、ここで君が6のシングルを当てなかったら、ハンジにプレッシャーがかかる。ハンジが外せば私たちのチャンスだ」


    エルヴィンがここぞとばかりにプレッシャーを与えてくる


    手の平に汗をかく


    ハンジ「大丈夫エレン!エレンが外しても私がいるから!私が決めるよ!!」


    エルヴィン「ふふふ…さあエレン、投げるんだね」


    俺は白い線の前に立つ


    ハンジの言葉を受けて少し落ち着いたが、それ以上に落ち着いた事が起こった


    ハンジの隣にいるアニと目が合った


    次の瞬間、あいつの口が開く


    その単語がわかったら、今までのプレッシャーとか、震えとかが全て消えた


    俺は的に向かって矢を構える


    呼吸を整える


    食堂の空気が止まったみたいだ


    全員が、俺に注目していることがわかる


    俺は的に向けて投げる


    矢は綺麗な弧を描き、思った通りの軌道で的に当たる


    当たった場所は6のシングル


    これで俺たちのチームは持ち点0


    食堂の空気がまだ動き出していない


    しかし、最初に声を上げるものがいた


    ハンジ「やったー!!エレン!!ナイス
    !!」


    この言葉をきっかけに、食堂から拍手が起こる


    ミケ「今のは良かったな…狙い通りだったんじゃないか?」


    ミカサ「さすがエレン、やる時はやる」


    クリスタ「エレン凄いなぁ…私なんかマグレだしな」


    リヴァイ「まぁ…悪くない」


    多分今俺の顔は赤くなっているだろう


    そして俺は、俺の緊張を解いてくれた者の近くに寄る


    そして小声で一言話しかける


    エレン「ありがとな」


    アニは緊張してる俺に向けて口パクで


    『がんばって』


    と言ってくれた


    あのアニがそんなことを言うとは思わなかったが、それで緊張が解けたことは確かだった


    アニ「…礼を言うのはこっちの方だよ」

  98. 98 : : 2014/08/28(木) 23:35:32


    しかし、ここでまた一人水をさす者がいた


    エルヴィン「まだだよ、まだ僕たちが抜ければ延長戦だよ」


    エルヴィンが話す


    確かに順番はエルヴィン達が最後だから、ここで抜ければ、また三チームで延長戦だ


    ライナー「ベルトルト…絶対決めるぞ」


    ベルトルト「もちろんだライナー…絶対にね」


    まずライナーが投げると、矢は12のダブルのを惜しく外し、12のシングルに行く


    ライナー「くっ…すまん、後は頼んだ」


    ベルトルト「任せて」


    ベルトルトは白い線の前に立ち、構えるが、誰が見ても緊張しているとわかる


    するとベルトルトが投げた矢は的を捉えずに地面に落ちる


    ベルトルト「うう…ごめんライナー……」


    ベルトルトはその場で膝をつく


    ライナー「仕方ない…ベルトルトは良くやったさ。潔く罰ゲームを受けようじゃないか」


    エルヴィン「……君たちそこからどいてもらえるかな?」


    エルヴィンがライナー達の横でライナー達がどくのを待って、白い線の前に立つ


    エルヴィン「ふふふ…遂に私が輝く時だよ……君たちに私の力を見せてあげよう!」


    もう誰もが結果はわかっているのに


    この人は矢を構える


    ーーー
    ーー



    リヴァイ「じゃあエルヴィン、改めて結果発表を」


    リヴァイがエルヴィンに話しかける


    エルヴィン「……優勝はリヴァイチーム。おめでとう」


    食堂に拍手が起こる


    エルヴィン「…2位同着、ミケチーム、ハンジチーム」


    エルヴィン「………最下位はエルヴィンチームだ」


    エルヴィンが投げた矢は、的を大きく上に外して地面に落ちた


    エルヴィンはまだこの結果に納得してないようで、さっきから小言で文句を言っている

  99. 99 : : 2014/08/29(金) 09:03:35
    続きキターーーー!\(^o^)/
  100. 100 : : 2014/08/29(金) 09:40:31
    wwwエルヴィンには特技無いの?ww
  101. 101 : : 2014/08/29(金) 15:32:46
    待ってました!頑張ってください!!
  102. 102 : : 2014/09/20(土) 21:37:55
    続き待ってまーす( ^ω^ )
  103. 103 : : 2014/10/10(金) 19:38:33
    すいません…
    ちょっと事故って入院してました
    これからは、これだけを書いて仕上げるつもりです
    よろしくお願いします
  104. 104 : : 2014/10/10(金) 19:50:38


    ハンジ「じゃあ、罰ゲームは明日の朝決めるとして…夕飯食べよっか!!お腹空いちゃった!!」


    エルヴィン「……うん、まあそうしようか」


    ユミル「腹減った〜…今日は何食べようかな、やっぱ肉かな」


    クリスタ「もう!そんなにお肉ばっかり食べてたら太っちゃうよ!」


    ユミル「ちょっとぐらいわかんねぇよ!大丈夫だって!」


    ライナー「はぁ…酒を飲む気分じゃないな、ベルトルト」


    ベルトルト「そうだね……まあ少しだけ飲んですぐに部屋に戻ろうか」


    さっきまでの勝負の片付けを皆でし始める


    これもハウスルールに従って自分達で片付けた


    元の食堂の形になり、皆で食事をする


    今日はそれぞれで料理を出して食べる


    俺も今日は昨日見た焼肉というものを出して食べた


    やはり訓練所の食事とは比べものにならないほど味が濃くて美味しい


    食べ終わり、部屋に戻る


    部屋に戻って時計を見たら、もう9時を過ぎていた


    いつもなら、9時就寝、6時起床という規則正しい生活を送っていたが、ここではそこまで時間に厳しくしなくていい


    だけど、今日は疲れたので風呂に入って、ベッドに寝っ転がる


    俺はいつも寝る前に軽い妄想に入って寝ている


    例えば、もし巨人を絶滅して外の世界を旅して回れたら…と


    だけど今日はそんなこと想像しなくてよさそうだ


    もうここにいるだけで、妄想の中にいるみたいだ


    ここには巨人もいない
    壁もない


    ここは自由なんだ


    だから夢の中に入る前に考える事は、明日は皆でどんな遊びをするのだろうと、考えるだけだった


    ーーー
    ーー



  105. 105 : : 2014/10/10(金) 20:20:55


    次の日も、その次の日、またその次の日も皆で遊んだ


    ほとんどはアルミンの部屋でトランプとかだったが、時々立体起動などを出して、エントランスで少し飛び回ったりもした


    それで手すりを壊してしまい、エルヴィンに怒られて反省文を書かされてしまったが


    しかし、ここに来て一週間が経ち、ここの生活に慣れて来た


    この間のダーツの罰ゲームは、仮装しての劇に決まった


    劇は、「赤ずきん」


    正直、ライナーの赤ずきん姿は終始鳥肌が立ちっぱなしだった


    ベルトルトのお婆さん姿は、似合ってはいたがやはりお婆さんとしてはデカ過ぎた


    エルヴィンさんの狼はなかなか凝ってはいたが、あの人は演技にはむいていなかった


    しかし、仮装劇を見る前に、アルミンとミカサと3人で話したことが少し頭に残っていた


    ーーーーーーーー


    アルミン「…ねぇ、エレン」


    エレン「ん?どうした?」


    アルミン「前にさ、皆と遊んだ時にエレンがハンジさんに聞いた事覚えてる?」


    エレン「ん?えーと…なんか聞いたっけ?」


    ミカサ「確か、食堂の銀の蓋を部屋に持って来て、部屋で使えるか、だった」


    エレン「あー…そんなこと聞いたな、それがどうした?」


    アルミン「うん…あのね…」


    アルミンはドアがちゃんと閉まってることを確認して、話しを続けた


    アルミン「僕も前にエルヴィンさんに聞いて、実験したけど無理だったって言われたんだ」


    アルミン「だけど…そのあと気になってやってみたんだ、自分で。そしたら…」




    アルミン「出来たんだ、当然のように」




    エレン「…え?」


    アルミンの言葉を聞いて、少し考えさせられた


    エレン「じゃあ…エルヴィンさんとハンジさんは俺らに嘘をついたのか?」


    アルミン「……うん、そういうことになる」


    ミカサ「だけどどうして?何故そんなことする必要があるの?」


    アルミン「うん、そこなんだ。エレン、君がここに来る前に何人攫われたっていう行方不明者がいたか覚えてる?」


    エレン「えっと…駄目だ、覚えてない」


    アルミン「ミカサは?」


    ミカサ「私も、誘拐なんて自分に関係ないと思って、関心は持てなかったから」


    アルミン「……これも僕のうろ覚えなんだけど…僕達が攫われた頃には……」


    次の言葉を続ける前にアルミンは一旦息を飲む




    アルミン「もう、12人は超えていたと思うんだ」




    アルミンの言葉の意味が、よくわからかった


    エレン「えっと…どういうことだ?俺らの他に攫われた人がいるというのか?」


    アルミン「多分……だけどここには12人しかいない。だけど攫われた人はもっと多い」


    ミカサ「…それは何故?他に攫われた人達はここには来ていない?」


    アルミン「そうかもしれない、だけど……これも僕の憶測だけど…」


    アルミン「一回ここには12人集まった。だけど、いなくなったんだ…」



    アルミン「殺されてしまったから」



    アルミンの言葉に、次はこっちが息を飲む番だった


    エレン「え…なんでだよ、わからねぇよ!」


    つい大きい声がでてしまう


    ミカサ「ここに来たかもという前提で…だけど何故殺す必要が?」


    アルミン「わからない、だけど何かがキッカケで殺し合いになったかもしれない。エルヴィンさん達が生き残った。そしてこの館に、次は僕達が来たのかもしれない」


    エレン「そんな……わけ…」


    アルミン「これは全部憶測だ。だけど、エルヴィンさん達は帰るために実験をしていると言うが、僕が手伝うも言っても大丈夫の一点張り」


    アルミン「もしかしたらエルヴィンさん達は…元の世界に帰りたくないのかもしれない」


    エレン「…だけど、これと銀の蓋の話はどう繋がるんだ?」


    アルミン「…この部屋は内側から鍵を掛ければ、外側からは絶対に開けられない」


    ミカサ「っ!……そんな…」


    エレン「は?どういうことだよ!」


    ミカサは何かに気付いたらしい


    アルミン「…もし、殺そうと思ってもこの中に居たら絶対に殺せない。だけどこの部屋に篭ったら…いつかは死ぬ、何故かわかる?」


    エレン「そんなの…食糧が尽きるからに決まっ…っ!!」


    気付いてしまった


    こんな、恐ろしい答えに


    アルミン「そう、だけど銀の蓋を持って入ったら食べ物には困らない。つまり一生この中にいられるんだ」




    アルミン「だからハンジさんは、それを防ぐために嘘をついた」







  106. 106 : : 2014/10/11(土) 23:57:06


    アルミンの一言に、冷や汗が出る


    今までの話は全部はアルミンの憶測だ


    しかし、何かこの館の核心をついてるようで他ならない


    エレン「……だけど、証拠がない…」


    アルミン「そう……今のは全て憶測だ。他の行方不明者は本当ここには来てないのかもしれない。だけど、エルヴィンさん達が僕達に隠してる事がある…これは確実だ」


    ミカサ「それは私もそう思う。そうでなければ、銀の蓋が部屋では使えないって嘘はつく説明がつかない」


    エレン「……そうだが…」


    エルヴィンさん達が俺達に隠してる事


    それが、この館の秘密に繋がっているのか?


    それはわからない


    だけどあの人達が殺人をしたということを隠しているのだったら


    ーーーー俺は…あの人達を信じられるか?


    そう考えた次の瞬間、ドアを叩く音がした


    ベルトルト「アルミン?エレンとミカサもいるかな?」


    この話を聞かれたかと思ったが


    アルミン「大丈夫、中から外には声が聞こえない。これは確実だ」


    アルミンがそう言いながら立ち上がり、扉の方に向かった


    アルミン「っ!!………ベルトルト?どうしたの?」


    アルミンは扉を開けながら、ベルトルトに話しかけた


    ベルトルト「あっ、そろそろ劇を始めるから食堂に来て。エレンとミカサもいる?」


    アルミン「うん、いるよ。じゃあすぐに行くよ」


    ーーーーーーーー


    劇が終わって、皆で食事を食べた


    そのあと、すぐに自分の部屋に向かった


    自分の部屋に入り、時計を見る


    9時少し前だったが、風呂に入り寝る支度をする


    今日は気持ちが疲れてしまってすぐに寝たい気持ちだった


    風呂から上がり、頭を適当にタオルで拭いて乾かす


    ベッドに寝っ転がって、寝る準備に入る


    今日は、少し妙なことに頭を使ってしまった
    そして、エルヴィンさん達と話す時に変な緊張をしてしまい疲れた


    ーーーー明日は何して遊ぼうかな


    いつもはそんなことを考えながら、寝るのだが、今日は何故だかできない


    久しぶりに、外の世界のことを考えながら静かに夢の世界に入っていった


    ーーー
    ーー



  107. 107 : : 2014/10/11(土) 23:57:44
    明日も投稿します

    これからは、シリアスな展開が続くと思います
    よろしくお願いします
  108. 108 : : 2014/10/12(日) 16:02:36
    入院!?大丈夫なんですか!?Σ(゚д゚lll)
  109. 109 : : 2014/10/12(日) 23:44:47


    深い眠りから目を覚ます


    目を覚ます理由は、もう眠くないから


    この一週間、ずっとこの理由で起きている


    現実世界では眠くても無理矢理起こされて訓練だった


    時計を見ると約束の時間よりも30ほど早かった


    いつもなら10分ほどなのだが


    ゆっくり支度をして廊下に出る


    するともう二人がいた


    アルミン「あれ?今日は早いね。いつもなら僕達がドアを叩いて出て来るのに」


    エレン「今日は早く起きたんだ」


    ミカサ「そう、じゃあ食堂に行きましょう」


    食堂に向かおうとした時、目の前のドアが開く


    ライナー「ふぁ〜ぁ…おお、お前らか」


    エレン「おう、ライナーも今日は早いな」


    ライナー「今日は何故か早く起きてしまったんだ…もってことはお前もか?」


    エレン「ああ、そうだ」


    ライナー「そうか…食堂に行くんだろ?俺らも一緒に行っていいか?ベルトルト起こして」


    アルミン「うん、いいよ」


    ミカサが舌打ちをしたような気がするが、俺は聞いてない見てない


    ライナー「じゃあベルトルト起こすか……ん?あいつの部屋少し空いてないか?」


    ミカサ「…本当、ほんの少しだけ空いてる。気づかなかった」


    ベルトルトの部屋は俺の部屋側の一番奥の部屋だ


    ライナー「じゃああいつも起きてんのか…」


    ライナーがそう言いながらベルトルトの部屋へと向かってく


    ライナー「おいベルトルト、起きてんだろ?食堂に行こ……」


    ライナーがドアを開けながら、中を覗く




    ライナー「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!」



  110. 110 : : 2014/10/13(月) 00:08:55


    ライナーは突然叫び、驚きの表情を浮かべ、後ろに尻餅を付く


    俺はすぐにただ事じゃないと気付いた


    俺とミカサがすぐに駆けつける
    一瞬遅れてアルミンが追いかける


    エレン「どうした!?」


    ライナー「あ、あ……べ、ベルトルトが……」


    ライナーは、凍りついた表情で中を指差す


    俺は半開きのドアを開けながら、中を見る


    中を見る前に、むわんと漂ってくる、異臭
    中を見ると、強烈で鮮烈な、色


    その、鮮烈な紅い色の中にベルトルトはいた


    壁にもたれかかるようにしゃがみこんでいた


    その顔には、何も感情がない人形のような顔


    そして今俺がベルトルトの認識した部分以外ーーー


    つまり、顔以外の全てが、紅く染まっていた


    俺が硬直から解放されたのは、アルミンの一言を聞いてからだった


    アルミン「な、なんだよ………これ……どういうことだよ………」


    アルミンもその場にへたり込んでしまう


    止まっていた時間が、動き出す
    その瞬間に、混乱が恐怖となって襲ってくる


    アルミンの方に向けていた目をもう一度部屋の中へと戻す


    何度見ても変わらない
    同じ体勢をした、同じ表情の


    「静かにしろ…」


    突然背後から声が聞こえた
    皆が一斉に振り返る


    リヴァイ「………お前ら、今何時だと思ってやがる」


    ライナー「リ、リリ、リリヴァイさん……!!」


    寝起きで少し怒った顔をしていたリヴァイの顔が、俺たちの表情を見るなりに、一気に真剣な眼差しとなった


    リヴァイ「……何があった?」


    俺は言葉を発せようとするが、言葉が出ない


    他の四人も同じようだ


    ただ、ベルトルトの部屋を指差すことしかできない


    緊張した面持ちでベルトルトの部屋へと近づくが、部屋から漂う”異臭”を嗅ぎ取ったのか


    右手で鼻を覆うと、歩みを止め


    リヴァイ「エルヴィンを……呼べ」


    とだけ呟いた


    何がどうなっているかわからない
    考えられない


    ただ、リヴァイに言われるままエルヴィンの部屋へと走った


  111. 111 : : 2014/10/13(月) 22:48:34



    何がどうなっているかわからない
    考えられない


    ただ、リヴァイに支持された通りに走った


    ミカサとアルミンも同じようだ


    ライナーは、まだ腰が抜けたようで、無様に尻餅をついた状態であった


    いや、無様というのは俺たちのことも入れないといけない


    ハンジ「なぁに…朝からドタバタして……」


    ハンジが騒ぎを聞きつけたのか、パジャマのまま出てきた
    男性か女性かわからないようなパジャマだが、それどころではなかった


    説明しようにも、呂律が回らない


    ミケ「どうしたんだ…うるさいぞ、朝っぱらから」


    眠そうな顔をしたミケも部屋から出てきた


    エレン「べ、ベルトルトが…あの、リヴァイさんが、エルヴィンさんを…!!」


    ハンジ「んー?…ごめん、よくわからないんだけど」


    どんな言葉を並べようとも、一文のセリフにならない
    どうやって当たり前のように話していたかを忘れてしまっている


    やたら熱い
    舌が絡まって、目が回る


    アルミン「べ、ベルトルトが、ベルトルトが…」


    アルミンもいつものような冷静さは無く、ベルトルトの名前を繰り返すだけであった


    ハンジ「……ミカサ、ベルトルトに何かあったの?」


    この中で一番落ち着いてるようなミカサにハンジが質問した


    尋常じゃない様子に、異変を理解したらしい


    ミケが、青ざめた顔になった


    ミケ「…まさか、ベルトルトが……」


    ミカサ「ち、血が…ベルトルトから血が……」


    ミカサも見た目落ち着いてるようだが、内心はこの上なく焦っていた


    ハンジ「…血?」


    ハンジも、顔を強張る
    只事ではないことだけは伝わったようだ


    ミカサはハンジ達に説明をするのは諦め、エルヴィンを呼ぶことにしたようだ


    その前にアルミンが、エルヴィンの部屋、獅子座の前へと先に行っていた
    慌てて俺とミカサも走る


    アルミン「エルヴィンさん、エルヴィンさん…!!!」


    ドンドンドンッと、激しく何度もドアを叩く
    ノックとは呼べない叩き方
    緊急を伝えるだけの、激しい音


    ハンジ「アルミン!…落ち着いて、今何が起こっているか説明して…」


    アルミン「ハァ…ハァ…ハァ…」


    ハンジがアルミンから説明を要求するが、息が切れていて話ができる状態じゃない


    ミケ「エレン、ミカサ、どうしたんだ?ベルトルトに何かあったのか?」


    ミケが俺とミカサに説明を促すが、俺もミカサも言葉にならない単語を発するだけで意味が伝わらない


    やがて、ゆっくりとドアノブが回り、エルヴィンが出てきた
    いつものスーツ姿で、髪型もきちんとしていた


    アルミン「エ、エルヴィンさん!!ベルトルトが、あぁ、あ……リヴァイさんが、エルヴィンさんを…!!それで…!」


    エルヴィン「……落ち着きたまえ、状況はおおよそ想像がついた。一緒にベルトルトの部屋へと行こう。後は…ハンジ」


    ハンジ「う、うん…?」


    エルヴィン「ミカサを君の部屋に連れて行ってくれ。女性に見せるようなものじゃない。女性は君の部屋に集めて、内側から鍵をかけてくれ…いいね?」


    ハンジ「あの、エルヴィン…私状況が全くもって理解不能なんだけど…」


    エルヴィン「いいから、言われた通りにするんだ。鍵は絶対に開けないように。私がドアをノックして開けるように言うまでは誰も外には出てはいけない……頼んだよ」


    ハンジ「う、うん……」



  112. 112 : : 2014/10/14(火) 22:45:05


    エルヴィンを先頭に、男性陣はベルトルトの部屋へと向かっていく
    開け放たれたドアに近づくごとに、緊張感が増していく


    エルヴィンはまだ状況を詳しく聞いてないのにどこまでわかっているのだろうか


    平然とした表情からは、その内心を読み取れない


    またあの光景を見ないといけないのか


    俺は昔ミカサを助けるために、獣を殺したことはあるが、その後もあの時の感覚は、どこにも吐き捨てることができないものだった
    身体の全ての自由を無くしてしまう


    ーーーーあぁ…ベルトルトはさっきの状態と全く変わらない


    ライナーも立ち上がっていて、俺の隣で見ていた


    ミケ「な、なんだよ…これは……!」


    リヴァイ「……全員揃ってるようだな」


    リヴァイはベルトルトの前でかがんでいた
    いつもの無表情だが、どこか余裕が無さそうだ


    エルヴィン「ミケはたまたまそこで会ったんだ…あとの皆は、ハンジに指示して一箇所に集まってもらっている」


    それを聞いて、リヴァイは溜息をつく


    リヴァイ「こんな時まで、冷静さは変わらないな」


    エルヴィン「……取り乱しても、どうにもならないからな」


    リヴァイの言葉には皮肉がこもっていたが、エルヴィンは受け流す


    しかしよく見ると、エルヴィンの手が震えていた


    それが恐怖なのか動揺なのか、俺にはわからない


    エルヴィン「リヴァイ……検死は出来そうか?」


    リヴァイ「さぁな、人を何でも屋みたいに扱うな」


    エルヴィン「少なくともこの中で一番医学的な知識を持ってるものは君だろ?」


    リヴァイ「奇行種がいるだろ…」


    エルヴィン「男性陣の中で、だ。出来れば今すぐできないか?」


    リヴァイ「…嬉しくない褒め言葉だ。頼まれなくてもさっきからやっている」


    リヴァイの手には白いゴム手袋がはめられていた
    俺たちがエルヴィンを呼びに行った時に、部屋に戻って取ってきたのだろう

  113. 113 : : 2014/10/14(火) 22:58:02


    エルヴィン「死因、死後どれくらい時間が経ったか…わかるか?」


    リヴァイ「死因?見ての通りだろ?」


    エルヴィンの淡々とした行動に、徐々に苛立ちを覚えたのか、ぶっきらぼうに答える


    確かに、見るも無残に全身を刃物で斬りつけられ、傷という傷から血が吹き出し、死に至ったのだろう
    俺でさえ想像出来た


    エルヴィン「落ち着け。そうじゃなくて、攻撃を受ける前…例えば、毒かなにかですでに絶命してその後に斬られた、ということだよ」


    あくまで冷静なエルヴィンに、肩をくすめながら答える


    リヴァイ「…なるほどな。だが状況から見て、そんなことどうでもいいな」


    リヴァイは立ち上がり、手袋を外した
    検死は終わったのだろうか


    リヴァイ「全身の切り傷により失血死…それか呼吸器の損傷により窒息死。または痛みによるショック死」


    リヴァイ「凶器は鋭利な刃物。凶器が一種類かどうかはわからない。どのタイミングで死に至ったのかも不明。それ以外の打撲傷や、その他の傷は認められない」


    リヴァイ「…まあこのぐらい、お前らでもよく見ればわかるだろうな」


    エルヴィン「つまり…何が言いたい?」


    リヴァイ「状況から見て、こいつは寝巻き姿。寝ているところ…もしくは寝ようと思った所を襲われたわけだ」


    エルヴィン「……なるほどな」


    ミケ「……そうか」


    エルヴィンとミケは今の説明で意味がわかったようだ
    リヴァイは他の3名の意味がわかってない者に説明を続ける


    リヴァイ「つまりドアは閉められていた。こいつの性格から見て、寝る時は必ず鍵を閉めていたはずだ」


    エルヴィン「鍵は外部から外せない。ベルトルトの意思で中から外す必要があった」


    リヴァイ「…犯人はなんらかの方法で外からベルトルトに声を掛け、鍵を開けさせ…襲った」

  114. 114 : : 2014/10/14(火) 23:04:59
    今日はここまで

    多分これから毎日投稿すると思うので
    よろしくお願いします
  115. 115 : : 2014/10/15(水) 20:32:40
    期待!!!!( ^ω^ )
  116. 116 : : 2014/10/15(水) 22:14:51




    エルヴィン「重要なのはそこだ……犯人は、ベルトルトの顔見知りだった可能性が高い」




    室内が一気に静まる


    エルヴィン達がその説明をしなくても、俺でも辿り着く結論だった


    この館は現実世界と別離されている
    必然的に、この館の住人の誰かが犯人ということになる


    そうなると、顔見知りであることは疑いようがない
    犯人が、ここにいる11人の中なら


    ライナー「お、おいおい…冗談じゃないぞ…?」


    ライナーが後退りしながら声を絞り出す


    ライナー「誰なんだよ…こんな頭おかしいことする奴!?なんなんだよ!!」


    エルヴィン「…落ち着きたまえ、君の言いたいことはわかってる」


    ライナー「…なんなんだよ……本当に…」


    俺も怖くなってくる


    ーーーー俺らの中に…あんなことする奴がいるのか?


    リヴァイ「落ち着けよお前ら…まだ俺らの中に犯人がいるとは限らない」


    アルミン「じゃ、じゃあ…誰がいるんですか…!?」


    リヴァイ「わからんが…可能性は否定できない」


    アルミン「可能性…?」


    ずっと放心状態だったアルミンが、少し話せるようになったらしいが、やはりまだ頭は働いてないようだ


    リヴァイ「あぁ、あくまで可能性だ……推論にすぎない、そして矛盾だらけの犯人像だ…」


    エルヴィン「『13人目』…ということかな?」


    リヴァイ「そういうことだ…昨日の晩に、新たな来訪者が来て、ベルトルトを襲った」


    ライナー「じゃあなんで!真っ直ぐベルトルトの部屋に来てズタボロにしたんだよ!?ベルトルトがここにいるって、この館にずっといない限りわからねぇだろ!?」


    ライナーの意見は、来訪者がベルトルトの顔見知りの可能性もあるが、真っ直ぐ双子座のベルトルトの部屋へと向かって行ったというのは、推測でも無理がある


    しかし、顔見知りで無い限りベルトルトに部屋の鍵を開けさせるのは不可能


    考えれば考えるほど、人見知りの可能性が高くなっていく

  117. 117 : : 2014/10/15(水) 22:15:41
    今日はちょっと忙しいのでここまで

    ちょっと字が多くて読みにくいかもしれませんが…
    よろしくお願いします
    コメントドシドシしてください…
  118. 118 : : 2014/10/15(水) 22:56:42
    うお!!!!ペースが早くて嬉しいなぁ( ^ω^ ) でも、無理はしないでくださいね! 期待!!
  119. 119 : : 2014/10/16(木) 22:09:21


    リヴァイ「そこなんだよ…今回の鍵は……何故ベルトルトが標的になったのか、何故わざわざ鍵を開けて部屋に招き入れたか…考え出したら、不自然なことばかりだ」


    ライナー「じゃあ、やっぱりこの中の誰かじゃないかよ!?」


    リヴァイ「だが…お互いに疑いあったらきりがないぞ……例えばお前が犯人だと思った奴じゃない奴が犯人だとしたら…」




    リヴァイ「お前はそいつに安心してドアを開けるだろうな…そしてお前…襲われる」




    『襲われる』というのは言葉を選んだようだ
    極端な話、『殺される』と言った方が正しい


    リヴァイの言い分に何も言い返せないライナーは、腕組みをして考えていた


    エルヴィン「……13人目の説は十分に警戒した方がいい。私もこの中で疑い合うのは…やめてほしいからな」


    そう言って、エルヴィンは懐から『黒いもの』を出した


    リヴァイ「お前ら、入り口を見張っとけ」


    リヴァイもまた懐からーー『黒いもの』を出す


    それがなんなのか、すぐには認識出来なかった




    『黒いもの』ーーー拳銃だった



    アルミン「…え?」


    内地には小型の銃があると聞いていた


    エルヴィン達が持ってるものがそうだと確信した


    エルヴィン「犯人が何か手掛かりを残してないか調べる必要がある。リヴァイ、もう少し検死することはできるかい?」


    リヴァイ「正気で言ってんのか?…悪いがただてさえ…吐きそうなんだ。もし喜んで友の死体を触りたがりたい奴がいたら、そいつにやらせてろ」


    エルヴィン「…すまない、よくやってくれた」


    リヴァイ「ついでに言うとな、部屋の中には特に目立ったものはない。凶器も無かった。不自然な点は…ないだろう」


    エルヴィン「そうか…」

  120. 120 : : 2014/10/19(日) 22:15:13



    リヴァイ「しかし…引っかかる所はある」



    エルヴィン「…聞かせてくれないか?」



    リヴァイ「この部屋は血の海で悲惨な状態だ。歩き回ってたら靴底も汚れる。しかし、部屋の入り口から廊下にかけてーー」



    エルヴィン「足跡がないーーというわけか」



    リヴァイ「ああ、だから俺は部屋の中にまだ犯人がいるということを考えた」



    リヴァイの言葉に背筋が凍りつく



    ーーーーこの部屋の中にこんな残酷なことができる犯人がまだいるってのか!?



    エルヴィン「…だがお前は私たちが来る前にもう部屋に入っていた。危ないとは思わなかったのか?」



    リヴァイ「最後まで聞け…確かに思ったが、人の気配が全く感じられなかった。だから俺は『これ』を持って部屋の中を調べた。クローゼットの中も、ベットの下もな」



    そう言ってリヴァイは『これ』と言った拳銃を僕達に見せる



    リヴァイ「間違いなく無人だ。部屋には誰もいなかった……どうやって足跡を消したか、あるいは足跡を残さず出て行ったのかは不明だがな」



    エルヴィン「…つまり、犯人はこの血の海の中で、足跡を全く付けずに犯行を行ったと?」



    リヴァイ「不自然だろ?廊下には俺らの足跡が残っているが、犯人の足跡は全く残っていない」



    エルヴィン「不自然だが…今は到底頭が回らない」



    リヴァイ「…一回皆で集まった方がいい。対策を…話し合おう」



    エルヴィン「そう…だな。まずはこの部屋から出ようか」




  121. 121 : : 2014/10/27(月) 23:44:04
    期待&支援!!!! \( ^ω^ )/ ガンバッテクダサイ
  122. 122 : : 2014/11/03(月) 14:39:37
    作者さん、エレン「・・・仲間?」の続きまだですか?
  123. 123 : : 2014/11/28(金) 04:36:03
    >>122    >>103読め
  124. 124 : : 2014/11/28(金) 22:43:52
    すいません
    一ヶ月ぐらい空いてしまいました
    これから少しずつ亀更新で書いていきます
    よろしくお願いします
  125. 125 : : 2014/11/28(金) 22:56:33


    俺たちはベルトルトの部屋から出る


    エルヴィンが、ドアノブに手を掛けた


    不意にエルヴィンが喋り出す




    エルヴィン「皆…ベルトルトに言っておきたいことはないか?」




    とても弱々しい
    しかし、彼の言葉が俺の大きな衝動となって、俺の耳を突き抜けた





    エルヴィン「この扉を閉めたら…ベルトルトの部屋は開かなくなる。宿主を失った部屋は……もう2度と開くことはない」





    アルミン「…エ、エルヴィンさん……それってどういうことですか?」


    ミケ「なんでお前が……そんなこと知っている?」


    リヴァイ「落ち着けお前ら…話は後だ」


    エルヴィン「では、もう良いんだね?…閉めるよ…」


    ゆっくりと、木製の扉がギィギィと音を不気味なほど静かな廊下に響かせながら閉まっていく


    最後にカチャリ、と虚しい音が鳴り響く


    エルヴィン「……さよなら…ベルトルト君」


    その呟きは、俺には遠くから聞こえたようだった




    ーーーー何を言ってるんだエルヴィンさんは?


    ーーーーベルトルトとは今日もゲームをするんだ


    ーーーーライナー、アルミン、ミカサと一緒に…最近はアニも一緒にやってたんだ


    ーーーー『さよなら』?…『さよなら』ってどういう意味だ?


    思わず手がドアノブに伸びる


    ドアノブを握り、力を恐る恐る込めるがーーー


    全く動かない、ピクリともしない


    『宿主を失った部屋は2度と開かなくなる』


    その言葉が、俺の心に重く沈んでいく


    エルヴィン「…一旦皆食堂に集まろ……今後について話し合う必要がある」


    ーーー
    ーー



  126. 126 : : 2014/12/01(月) 23:03:39


    食堂に全員集まり、自分の席に座る


    一人一人席に座ると、やはり空いている席が目立つ


    誰も口を開こうとはしない


    ミケも少しさっき興奮していたが、今は落ち着いたようだった


    リヴァイは腕を組んで、目を閉じている


    アルミンは考え事をしている顔つきであった


    この中で、ライナーが一番自分を見失ってるようだった


    しっかりと姿勢正しく座っているが、少しでも押したら崩れてしまいそうなほど、虚ろな顔をしていた


    女性陣も、エルヴィンからの説明受けたようだ


    ハンジは無表情で、顔を伏せていた


    ミカサも無表情で、場の成り行きを見ていた


    クリスタは、目を赤くして、時々鼻をすすっていた
    さっきまで号泣していたことがわかる


    ユミルはクリスタの方を心配そうに見ていた


    アニは、いつもと変わらず無表情だと思いきや、少し震えていた


    エルヴィン「全員集まったようだね。それではこれから緊急会議を始める」


    ベルトルトのいない、この空間に対してエルヴィンは『全員』と言って、事務的な会議を開始しようとしていた


    エルヴィン「皆知っての通り…ベルトルト君が悲しい事故に巻き込まれた」


    エルヴィン「それぞれ思うことがあると思う…心の中で彼に、最後のメッセージを送って欲しい。これより一分間黙祷に入る。…いいね?では、黙祷……」


    生まれて初めて、黙祷という儀式に参加する


    訳も分からず目をつむり、一分間を待つ


    誰も喋らず、誰かが鼻をすする音しかしない


    重い沈黙


    これはエルヴィンに事務的に強制されたのではない


    誰も喋りたくないのだ


    聞きたいことや話したいことがたくさんあるのに、それを言葉に出すにはあまりに精神がついていけてない


    時計を持たない俺でも、ゆうに一分間が過ぎたと感じた

  127. 127 : : 2014/12/02(火) 17:40:05
    期待!
  128. 128 : : 2014/12/27(土) 11:35:44


    エルヴィン「…目を開けて」


    エルヴィンがそう言ったので、ゆっくりと目を開ける


    エルヴィン「では、皆。これから緊急ミーティングを始める。……最重要事項は、皆の安全だ。質問は後で受け付ける。まずは私の話を聞いて欲しい」


    淡々とした口調
    ますますもって、現実感が湧かないまま、話を続ける


    エルヴィン「まず第一に、この中にベルトルト君を…危害を加えた犯人はいるという前提で、話を進めていくことを禁ずる」


    エルヴィン「私達は助け合いながらやっていかなければ行けない。だから、犯人は、「13人目の来訪者」を前提に進めていく。いいね?」


    エルヴィンの言葉に頷く者はいたが、誰も言葉は発しない


    エルヴィン「…ではこれから何個か皆で守るべき、方針を決めていく。まず一つ目、部屋の鍵についてだ」


    エルヴィン「13人目の訪問者がいることを考えると、鍵を閉めることは絶対的に必要となる」


    エルヴィン「寝る時はもちろん、部屋にいる時は、必ずすること。外から連絡をする時は、自分の名前を必ず告げること。言わなかった場合は、開けてはならない」


    エルヴィン「後は…ノックの回数も決めておこう。3回にしようか。3回ノックをした後、名前を告げること。それが確認出来ない場合は、絶対に開けないように。安全のために、徹底してやること」


    そういえば…俺は、寝る時にも鍵を閉めていなかった気がする
    ノックも無しに、入って来られることも多かった
    他の人もそんな感じだったと思う


    だが、今ではエルヴィンの指示無しでも皆鍵を閉めるだろう
    それだけ皆、疑心暗鬼になっているだろう


    これからは、ノックを3回、自分の名前を言うことが、パスワードとなるということだ


    しかし、この決まりは完全では無い
    むしろ、危な過ぎる


    もしも…万が一、この中に犯人がいたら


    殺されるために、鍵を開けるということになる


    だから、エルヴィンは最初に、この中に犯人がいないという前提を作った


    そこを指摘しようも、出来ない雰囲気に身を任せている人がほとんどだ


    エルヴィン「二つ目…常に2人以上の団体行動をすること。単独行動は禁ずる」


    エルヴィン「本当はずっと団体行動が好ましいが…男女が入り混じり、11人もいる。だからこの方針を守って頂きたい。…ここまでに何か質問は?」

  129. 129 : : 2014/12/28(日) 23:28:11

    しばらく皆無言だったが、リヴァイが喋り出す


    リヴァイ「施錠の徹底、合図を決めることは賛成だ、この館内だとドアを開けないことが最大の防御となる」


    リヴァイ「だが2点目…中途半端だ。犯人が『13人目』の可能性があるなら、もっと徹底してやるべきだ。ちがうか?」


    エルヴィン「……リヴァイ、お前の言いたいことはわかるが」


    リヴァイ「わかるなら訂正しろ。『犯人の存在が明らかになるまで、絶対的に団体行動』だろ?単独行動は、例外無しに絶対にやめにするべきだ」


    エルヴィン「……」


    リヴァイの言い分はもっともだ


    確かに『13人目』が犯人だと仮定すると、単独行動は危険すぎる
    いつどこから襲ってくるかわからないからだ


    仮に、部屋で殺された場合、エルヴィンの言ったとおりになると、扉を閉めるだけで証拠隠滅になってしまう





    ーーーーえ?…なんだ、この違和感…?




    今更気づいたが、明らかに不自然だ
    扉を閉めるだけで証拠隠滅になる


    ではなぜ?
    犯人は扉を閉めなかったのか?
    たまたまなのか?
    それか、故意なのか?


    理由は二つ考えられる


    一つ、犯人が、宿主を殺してドアを閉めたら、開かなくなることを知らなかったケース
    もう一つは、知ってたケースもある


    どちらにしても、扉を閉めなかったことによってわかる犯人の意図はーー


    ーー殺したことをアピールしたかったのではないか?


    俺は考えていたが、一度目を閉じる


    俺がそんな考えても仕方ない


    エルヴィンがリヴァイの意見を受けて、重い口を開く


    エルヴィン「……リヴァイの意見に賛成のもの、挙手を。私は反対しない。しかし、満場一致でなければ、あまり強要したくない」


    おずおずと、手が挙がっていく
    俺も、とりあえず手を挙げる


    エルヴィン「挙手してない者が…2人いるね。君たちの意見を、聞かしてもらいたい」


    手を挙げなかったのはーーー


    ライナーとアニであった


    ライナー「…………」


    エルヴィン「…ライナー?」


    ライナー「…………」


    エルヴィン「ライナー?どうしたんだい?」


    ライナー「……え?は、はい、どうしました?」


    エルヴィン「君の意見を聞きたくてね」


    ライナー「あ、はい…あ、すいません、俺は…賛成です。手を挙げなかったのはボーっとしてたから…」


    エルヴィン「…そうかい」


    ライナーは虚ろな目をしていた


    ライナーはいつもベルトルトと一緒にいた


    その親友がいきなり死んで、放心状態なのであろう


  130. 130 : : 2014/12/28(日) 23:59:48


    エルヴィン「…では、アニ。理由を聞かしてもらいたい」


    アニ「……その前に、ちょっと質問が…風呂とかは?どうするんですか?…トイレも、寝る時も、団体行動なんですか?」


    リヴァイ「…風呂の時は、外で誰か見張ってればいい。トイレも同様だ…寝る時は、まあここで布団でも出して雑魚寝だろ」


    アニ「……すいません、やっぱり私には無理です…。風呂とかに外に誰かいるとか、考えられません。トイレも…」


    アニ「私、ただでさえ…苦手なんです。頭では団体行動をしなければいけないということはわかってるんですけど…身体が受けつけません」


    リヴァイ「急を要するんだ…まとまって行動しなくて、そのせいで取り返しのつかないことが起こったらどうするんだ?」


    アニ「…すいません、私はやっぱり1人で部屋にいたいです…鍵さえかければ、そっちの方が安全でしょう?」


    リヴァイ「その考えが甘いんだよ…部屋から一生出ないなんて不可能なんだぞ?廊下に出たその一瞬を狙われるかもしれねぇ…」


    アニ「言ってることはわかってます……じゃあせめて、寝る時はだけは1人にしてください…お願いします」


    リヴァイ「……」


    不機嫌そうに、舌打ちをする


    エルヴィン「もういいだろリヴァイ…十分な譲歩だ。それ以上は…」


    リヴァイ「もういい」


    そう言って、呆れたように腕を組んで目を瞑った


    エルヴィン「では、施錠の徹底と、ノック3回と名乗り出の徹底。単独行動の禁止を、緊急会議の方針として取り上げる。…いいね?」


    皆に問い掛けるが、誰も反応しない


    エルヴィン「…皆、朝食はまだだろう?もう昼食になるが…腹に何か入れといた方が良い」


    エルヴィンがそう言うが、誰も銀の蓋に手を伸ばそうとはしない


    銀の蓋を開けるだけで、豪華な料理が出てくるのはわかってるのに
    深い悲しみは、食欲を忘れさせてしまう


    すると、ミケが立ち上がる
    「部屋に戻る」と言ったが、単独行動は許されない


    続いてアニも立ち上がる
    続いて、ユミル、クリスタ、ハンジ、ミカサ、アルミン…


    俺も立ち上がった


    エルヴィン「…7時には夕食を食べる。単独行動は行けないから、2人以上でここへと来るように」


    エルヴィンがそう言って、銀の蓋を開けて、紅茶を出す


    リヴァイも立ち上がる


    すると、うつむいているライナーの背中をドンッと叩いた


    リヴァイ「シャキッとしろ…じゃないと、ベルトルトに笑われるぞ?」


    ライナー「……、っ…すいません…」


    ライナーが顔を上げて気づいたが……ライナーは泣いていた
    いつから泣いていたのだろう?


    唇を噛み締めて、溢れんばかりの涙を堪えようと必死だったことがわかる

  131. 132 : : 2015/01/13(火) 17:54:48
    期待
  132. 133 : : 2015/01/25(日) 12:34:11
    ↑同
  133. 134 : : 2015/01/25(日) 18:27:21
    多分、リヴァイかエルヴィンのどちらか。

    凶器は、エルヴィンが用意したと思う。
  134. 135 : : 2015/01/26(月) 00:03:11
    >>134
    いいなー…
    そうゆうの
    誰か犯人か予想してくれると、なんか嬉しいよ
    しかも、間違ってくれてると
  135. 136 : : 2015/01/26(月) 18:12:00
    期待。楽しみ(о´∀`о)
  136. 137 : : 2015/01/26(月) 19:08:27


    クリスタ「…うっ……」


    そのライナーの涙を見て、クリスタも涙を流す


    ずっと溜め込んでいたのがわかるほど、大粒の涙だった


    クリスタは顔をハンカチで隠すと、食堂を駆けて出て行った


    ーーーその後、俺たちが出て行った食堂には、2人が残った


    ハンジ「…エルヴィン、私も部屋に戻るよ…」


    エルヴィン「…やれやれ、せっかくの紅茶を…このままでは、私が単独行動になってしまう」


    エルヴィン「指導者として、あるまじき態度だ」


    ハンジ「…エルヴィン……」


    ーーー
    ーー




    俺は部屋に戻って、ベッドに大の字に寝っ転がる


    1人で部屋にいるのは、とてつもなく静かだ


    1人でいると、少し妄想に浸ることがいつもあった


    だがこの館に来てからは、それをやったことがない


    この館自体、妄想の中みたいなものだから


    しかし、今となってはその妄想の中で


    妄想をしない


    のではなく


    出来ない


    に変わってしまった


    昨日まであんなに楽しかったのに、この急速な変化の速度に、感情がついていけてない


    俺は今、悲しいはずだ
    とても


    生まれて2度目だ
    身近な人が死ぬのは


    まだ全く慣れていない


    はずなのに、涙は出ない


    泣けない理由をひたすら考えた


    すると、ある一つの答えが出た


    それはとても分かりやすい答えで、俺はまだ、ベルトルトが『生きて』いると思ってるんだ


    あんなに、部屋の中を赤く染め上げ、身体もズタボロに刺されていたのにもかかわらず


    母の時は、すぐに受け入れ泣いたのに


    この館の異常な空気にまだ慣れていないのか
    否、慣れ過ぎてしまったのか


    どちらかわからない


    そんな矢先、コンコンッとドアがなる
    間を空けて、もう一回コンッとドアを叩く


    「エレン…ミカサ、です…」


    ミカサだった
    ノック3回と、名前を名乗る決まりを忘れていた
    これじゃあ、何のミーティングだったんだって話だ


    ドアを開けると、ミカサがポツンと立っていた


    じっと、俺の目を見て、何か言いたそうに、口を開いたり閉じたりとーー


    エレン「ミカサ…何してんだ、危ねえだろ、単独行動はエルヴィンさんが駄目だって…」


    自分でも気の利かないセリフだと分かってる


    だが、こんな時なんて言えばいいかわからない


    ミカサ「…エレン……部屋に、入れてもらえる…?」


    エレン「…入れよ……」


  137. 138 : : 2015/01/26(月) 20:57:06
    違ったか
  138. 139 : : 2015/01/26(月) 22:47:08
    >>138
    誰もが思わない展開になっていくかもね
    本当に読み込んで、全てを理解すれば犯人がわかるかも
  139. 140 : : 2015/01/26(月) 23:08:24


    ミカサを中に入れて、一緒にベッドに座るが喋ることは全くない


    沈黙がその場を占めていく


    ミカサの意図はわかる


    側に誰かいないと不安なんだ


    それは俺もある


    気がつくと、2時を過ぎていた


    エレン「…ちょっと顔洗って来る」


    ミカサ「私も…行く」


    エレン「部屋の中だ、大丈夫だ」


    ミカサ「……わかった」


    俺はミカサをベッドに座らしといて、洗面所に向かった


    顔を洗って、タオルで拭く


    鏡を見ると、俺の顔には生気が無かった


    その時、トントントンッとドアを叩く音が聞こえた


    「アルミンだけど…エレンと…ミカサもいる?」


    なんだかんだ言って、やはり皆決まりは守っている


    俺はミカサが待つ部屋に戻り、ドアを開ける


    エレン「…アルミン、入れよ。ミカサもいる」


    アルミンは恐る恐る入る


    俺はしっかりと施錠して、部屋に戻る


    ミカサとアルミンがベッドに座って、俺ば地面に胡座をかいて座っていた


    アルミン「ねぇ…エレン、ミカサ…ちょっと良いかな?」


    唐突にアルミンが喋り出した


    エレン「…どうしたアルミン?」


    アルミン「…前話したこと…エルヴィンさん達に言った?」


    前話したことーーー


    ーーーそれは、部屋でも銀の皿で食べ物を出せること


    それをエルヴィンさん達は俺達に隠してるんじゃないかと話していた


    エレン「…言ってねぇ」


    ミカサ「…私も」


    アルミン「…そうだよね……」


    エレン「なんでだ?」


    アルミン「……前に話してた時、ベルトルトが夕飯だよって伝えて来てくれたのを覚えてる?」


    エレン「……確かそうだったな…」


    ミカサ「うん…だけど、それがどうしたの?」


    アルミン「あの話はベルトルトに聞かれてないと思ってた…けど、聞かれてる可能性があった」


    エレン「は?…どうしてだよ?ドアが閉まってたら部屋の中の音は廊下に漏れないはずだろ?」


    アルミンの言いたいことがわからない
    だけど、何故か核心をつくんじゃないかと思い始めた


    ミカサ「…っ!まさか…」




    アルミン「……あの時、ドアは少し開いてたんだ」




    エレン「…は?」


    アルミン「だから、あの話を全てベルトルトが聞いた可能性ある」


    エレン「ちょ、ちょっと待てよ…ベルトルトが聞いたとしたら、どうなんだよ?」


    嫌な汗が垂れ始めた


    アルミン「…もし、本当かどうかベルトルトがエルヴィンさん達に質問したとしたら…」




    アルミン「口封じで殺した可能性がある」


  140. 141 : : 2015/01/28(水) 18:50:19

    嫌な汗が止まらない


    今まで抑えていた恐怖が波となって全身を襲ってきたかのようだった


    エレン「ちょ、ちょっと待てよ…あの人達がそんな…ことするわけ……」


    アルミン「前にも言ったけど、ここに来た人は12人より多いはずなんだ…だけど、12人しかここにはいない……エルヴィンさん達が殺した可能性がある」


    アルミン「しかもエルヴィンさんは…部屋の主が死んだ時の、部屋はもう開かないということを知っていた…」


    確かに、それは不思議だった


    部屋の主が死んだら部屋は開かなくなるということを見つけるためにはーーー


    ーーー最低1人は、この館で死んでいるということになる


    アルミン「だけどわからないことがある…」


    ミカサ「…なに?わからないことって?」


    アルミン「なぜベルトルトは…あんなにもナイフで滅多刺しにされていたか。エルヴィンさん達は銃を持っていた。滅多刺しにする意味がない…」


    エレン「…確かにそうだな…」


    アルミン「……まあ、この話はまだいいかな…今日は色々あり過ぎた。ゆっくり部屋で休もうか」


    アルミンはそう言うと、ベッドから立ち上がる


    ミカサも立ち上がり、ドアの方向へ行く


    ミカサとアルミンが外に出てってから、少し呆然としていた


    ーーーーやはり、エルヴィンさんが…?


    ーーーーだけどなんのために?


    わからないことだらけであった


    このモヤモヤを全て晴らしたい


    アルミンもモヤモヤしていて、まだ結論が出ていなかった


    じゃあ次に頼る人は、と思うと1人しかいなかった


    俺は部屋を出てその人の部屋の前に立った


    ドアを3回ノックする


    エレン「エレンです…ちょっといいですか?」


  141. 142 : : 2015/01/28(水) 19:03:56


    少ししても反応が無かったので、もう一回叩こうとした瞬間、ドアが開く


    リヴァイ「……」


    不機嫌そうな顔をしたリヴァイが、そこに立っていた


    リヴァイ「…お前か……単独行動は禁止と言ったはずだが?…まあいい、入れ」


    部屋に入るように促される


    リヴァイの部屋は、みんなの部屋より薄暗く感じた


    本などがそこら中に散漫していた


    椅子に座り、リヴァイも自分の机の椅子に座り向かい合う


    リヴァイ「で、どうした?俺に聞きたいことでもあるのか?」


    エレン「はい…色々と」


    リヴァイ「…知ってることなら話す。だが、犯人は誰かという質問は極力避けろ」


    リヴァイの机の上には、「犯人の心理学」という題の本があった


    リヴァイ「情けねぇ話だ…昔読んだ本なのに、引っ張り出さないと細けぇ所までは覚えてねぇ」


    エレン「…リヴァイさんにも、犯人はわからないんですね」


    犯人が誰かという話を避けろと言われたばかりなのに、やはり犯人の話になってしまう


    怒られるかと思ったが、緊張な面持ちでリヴァイは話す


    リヴァイ「……犯人、知りたいか?」


    エレン「えっ…それは、どういう…」


    リヴァイ「誤解するな。犯人がいたとしたら、犯人を本当に知りたいか?」


    エレン「あ、あぁ…そういう意味…」


    犯人が誰か探すということは、『13人目』の説を無視して、家族同然として暮らしてきた皆を疑うということだ


    その意味を持っての質問だろう


    リヴァイ「俺は…真実は知りたい。だが、それと同時に知りたくない。…わかるか?俺の言ってる意味」


    エレン「…はい、なんとなく…」


    この中に犯人がいたら、やはり不安になるし、悲しいことだと思う


    だから知りたくないという気持ちもある





  142. 143 : : 2015/01/28(水) 21:48:35
    期待!

    まさか…エルヴィンが…ミカサはないですよね?
  143. 144 : : 2015/01/28(水) 22:18:39
    >>143
    さあ?どうでしょう?

    皆さんも犯人こいつじゃないのか?と思うやつを言ってってOKですよ!
    正解になってしまった人は、コメントを消しますが…
    その人は、「あ、自分は正解したからコメント消されたんだな」と思ってくださいw
  144. 145 : : 2015/01/28(水) 22:32:24


    リヴァイ「犯人を見つける過程は主に二つある」


    犯人については語らないと言ったが、やはりその話になってしまう


    リヴァイ「一つは物的証拠などによって、犯人像を作る。アリバイとか指紋とかそういうものだ」


    リヴァイ「アリバイは、この館の住人全員無いと言える。殺された時間が正確にわからない以上、アリバイは皆無い」


    リヴァイ「そして凶器についても、全員が部屋で出せるから考えるだけ無駄。唯一言えるのは、やはりベルトルトの顔見知りということだけだ」


    リヴァイ「しかもここは何でも出せる館。トリックなんて余るほど出来るだろうな」


    リヴァイ「だから状況から見て犯人像を作り上げることはほぼ不可能」


    状況から見て犯人を見つけることは出来ない


    だんだんと話が俺にもわかってきた


    リヴァイ「そしてもう一つの推理方法は、動機から考えて犯人を見つけること」


    エレン「動機…ですか?」


    リヴァイ「そうだ。ベルトルトの身体は凶器で滅多刺し。どう考えても強い憎悪を感じる」


    あんなにも刺しているんだ
    多分、死んだ後も刺し続けたのだろう


    相当な憎悪があったのかはわからない


    リヴァイ「もう一つ、ベルトルトの遺体をわざわざ見つかりやすい状況を作ったのも意味深だ」


    リヴァイは続ける


    俺もそこは気になっていた
    遺体を隠そうと思えば、抹消するのも簡単な気がする


    リヴァイ「理由として考えられるのは、犯人は馬鹿で、扉を閉めるのを忘れていた」


    リヴァイ「それかーーーわざと見せつせた。そして、その感情の由来はーー」


    エレン「ーーー自己の…他者へのアピール…?」

  145. 146 : : 2015/01/29(木) 16:44:35
    ライナーとか?
  146. 147 : : 2015/01/29(木) 17:08:20
    >>146
    コメントありがとう
    何故そう思ったかを言えば、もっと嬉しい
    この作品を本当に深く読んでくれてることがわかって嬉しい

    まあ、多分どれだけ深読みしても当たらないと思うけど
    推測など言ってくれたら嬉しい!!
  147. 148 : : 2015/01/29(木) 23:28:37

    リヴァイ「ご名答。なかなか勘がいい。選ぶべきは後者。犯人は俺たちに遺体を見せたかった」


    しかし、何故犯人がそんなことをしたのかがわからない


    もし仮に、扉を閉めるだけで証拠隠滅出来ることを知っていれば、犯人は閉めていたかもしれない


    犯人が『13人目の来訪者』なら、そのことを知る由もないが


    この館の住人が、エルヴィン以外に『宿主のルール』を知っているかどうか


    ただ、扉を開けておくのは大きなリスクであることに変わりはない


    そのリスクを犯してまで俺たちに犯人はアピールをしたかった


    リヴァイ「…つまり、犯行の動機はそれだ。犯行はベルトルトを殺したことをアピールしたかった」


    リヴァイ「それが何故か明らかになれば…おのずと犯人像もわかってくる」


    エレン「じゃあ一体どういうことですか!?誰が犯人なんですか…!?」


    つい切羽詰まって質問してしまう


    リヴァイ「前にも言っただろう。俺の答えは『犯人が誰かとか考えたくない』だ」


    エレン「……」


    リヴァイ「犯人の気持ちになって考えてみろ」


    エレン「犯人の……気持ち?」


    リヴァイ「そうだ。俺はこの館の中にベルトルトにあんな憎悪を持ってる奴がいるとは思っちゃいない。だから俺は『13人目の来訪者』がやったと考えている」


    憎悪を持ってる者ーーー確かにいない気がする


    ベルトルトはそういう感情を持たれない気がする


    よく言えば影で支えてくれる奴
    悪く言えば影が薄い奴


    そんな奴が殺されてもなお刺され続けるほどの憎悪を受けるだろうか?

  148. 149 : : 2015/01/29(木) 23:48:28


    リヴァイ「まあその話は置いといで…だ。お前に話したいことがある」


    エレン「…なんですか?」


    リヴァイ「ーーーーこの館の正体について、知りたくないか?」


    心臓を思いっきり叩かれた気がした


    エレン「この館の…正体……ですか?」


    リヴァイ「ああ、そうだ…まあ、普通は知りてぇよな?」


    エレン「はい…なんなんですか?ここは…」


    リヴァイ「まあ、考える前にいくつかこの館には突っ込む所がある。何かわかるか?」


    エレン「え、いきなり質問ですか…」


    リヴァイ「まあ、正解は期待してねぇ」


    エレン「だったら教えてくださいよ…」


    リヴァイ「素直な奴だ…まあいい。じゃあ質問を変えよう。何もない所から、物が出てくることは、ありえるか、ありえないか?」


    座学で習った
    確か『自然発生説』だ
    答えはノーだ


    何もない所から物が出て来ることはない
    出てきたのならば、それには必ず理由がある


    俺は首を横に振る
    すると、リヴァイはニヤリと笑い


    リヴァイ「…じゃあお前は、ここを現実世界ではありえないと思ってるわけだ」


    エレン「はい…多分」


    頭では理解してるつもりだ
    だが、リヴァイにそういう風に詰め寄られると、自信を無くす


    リヴァイ「じゃあお前は何故、何もない所から出て来る食べ物や飲み物を当然のように食べ飲みしてるんだ?」


    エレン「それは…」


    リヴァイ「つまりお前は、『この世界を現実世界と認識している』ってことだ。…まずここをはっきりさせないと俺の話は出来ない」


    この館では色々な鮮烈な体験をさせられた
    上げられるものとして言えば、やはりベルトルトの死だ


    あれが現実ではないとはあまり考えられない


    リヴァイ「もうすでにおかしいんだ…最初はおかしいと思っていたが、感覚が麻痺して…今では俺たちの現実はここか?」

  149. 150 : : 2015/01/30(金) 02:43:08
    犯人はベルトルさん!w
  150. 151 : : 2015/01/30(金) 21:37:22


    エレン「…違うって言うんですか?」


    リヴァイ「違うとは言い切れない。確かなことはわからないからな。だが、俺たちが居た世界とは違うことは確実だ」


    リヴァイ「物理学が通用しない。等価交換なんて言葉無いかのように、欲しいものが出て来る」


    リヴァイ「とにかく…ここは現実世界と隔離された所だと…そう理解したか?それならばOKだ」


    話が突拍子すぎて、ちょっとついていけてないが、続きが気になるから頷く


    リヴァイ「じゃあここはなんなんだろうな?痛みもある感覚もある。寝れる、食べれる。こうして生きてられる」


    エレン「…なんなんでしょう?」


    リヴァイ「…まあ簡単に言えばーーお前は、『屋敷幽霊』ってのを知ってるか?」


    エレン「屋敷…幽霊ですか?」


    リヴァイ「ああ、そうだ。屋敷の幽霊だ」


    エレン「屋敷が…幽霊になるんですか…!?」


    リヴァイ「さあ?どうだろうな…だが、結構この手の話は目撃証言もある」


    エレン「はぁ…」


    いきなり本当に訳のわからない話をされている
    何を言いたいのかわからない
    相槌も打てなかった


    エレン「それで……ここが、その屋敷幽霊ってやつなんですか?」


    リヴァイ「いや、わからん」


    エレン「…えぇ!?」


    リヴァイ「俺ももちろん初体験だ。資料とかで読んだこともあるが、やはりここがそうだとは断定は出来ない」


    エレン「まあ…そうでしょうね」


    リヴァイ「だが…俺は断定してもいいと思っている。わからないがな。それ以外考えられん」


    エレン「…はい」


    ちょっと混乱してきた


    今までの話をまとめるとーーー


    この館は幽霊屋敷ではないか
    現実世界の常識が通用しない
    現実世界とは隔離された世界


    ということになる
    と思う



  151. 152 : : 2015/01/30(金) 22:00:26
    ハンジじゃねぇか?
  152. 153 : : 2015/01/31(土) 01:38:33
    絶対違うと願いたい
    ・・・アニ、かな
  153. 154 : : 2015/01/31(土) 10:28:58
    ふははは!
    皆違うな!
    合ってたとしても理由が無いから違うしな!
    理由合ってこその正解にしてやろう!!
  154. 155 : : 2015/01/31(土) 13:49:26
    リヴァイかな?

    だって、普段リヴァイそんな喋らないのに…?
  155. 156 : : 2015/01/31(土) 23:42:59
    >>155
    違うな…
    理由はあるがそれじゃない
    リヴァイ「バカ言え…俺は元々よく喋る」
  156. 157 : : 2015/01/31(土) 23:57:51


    エレン「じゃあ…俺たちはどうやってここから脱出出来るんですか?」


    単刀直入に聞くが、またもや不可解な返答が返ってきた


    リヴァイ「それはお前…この幽霊を成仏させてやれば出来るだろ?」


    エレン「幽霊を…成仏!?」


    あまりに非常識な考え方で、声が裏返りそうになる


    リヴァイ「なんだ?幽霊は成仏させれば消えるとはよくある話だが?」


    エレン「いや…お話の中ではそうでしょうけど…」


    リヴァイ「俺たちはすでに、そのお話みたいな中に入ってるんだぞ?」


    そう言われたらなにも言い返せない


    なんでも手に入る館
    本当に御伽噺みたいな話だ
    やはり、リヴァイが言った非常識な脱出の方法で合ってるのかもしれない


    リヴァイ「ここでまとめとく。俺たちはこの館から脱出するための『鍵』を見つけないといけない。それを見つければ、館は成仏して、俺たちも元の世界に戻れる」


    エレン「鍵…というのは?」


    リヴァイ「さっきも言ったろ?この館の、おそらく住んでた主の無念を晴らしてやればいい」


    エレン「…それは、可能性があるってだけですよね?」


    リヴァイ「ああ、そうだ。だが俺はそれに賭けている。だから俺はその無念を探している。今までも、そしてこれからも」


    リヴァイ「だから早くこの状況をなんとかしたい。こんなんじゃ夜中におちおち調べることも出来ない」


    リヴァイはいつも夜中に調べていたのか
    いつも明日はどんな遊びをしようかなとか思って寝る自分が少し恥ずかしい


  157. 158 : : 2015/02/01(日) 14:01:32
    リヴァイじゃないですか?

    ベルトルトの身長が憎らしくてザクザクッ!みたいな
  158. 159 : : 2015/02/02(月) 18:13:47
    ↑wwwwwwwwwwwww((ry
    確かにwwwwww
    でも、それならかかとを削るかもwww
  159. 160 : : 2015/02/03(火) 20:04:16
    エルヴィンかな?

    エルヴィンって結構最後に悪者で終わるから…(?ー?)
  160. 161 : : 2015/02/03(火) 22:07:53
    皆の衆、全然違う
    まだまだ読み深めていないな…
    まあ頑張るがいい
  161. 162 : : 2015/02/03(火) 22:35:12


    何か協力出来ることがないかと思い、口を開こうとした時、ノックの音が響く
    回数は3回、そして名乗りがあった


    「エルヴィンだ…リヴァイ、今大丈夫か?」


    リヴァイ「…やれやれ、厄介事が増えそうだ」


    リヴァイは身体を起こしてドアに向かう


    ドアを開ける前に、俺の言おうとしたことを察したのか、こちらを振り向く


    リヴァイ「お前には少し期待している。謎を解くのではとな…俺は勘が鋭い方でな…まあ、この事件解決したら、帰る方法探すぞ」


    そして俺の返事を待たずに、扉は開かれた


    エルヴィン「…む、なんだ、エレンもいたのか」


    リヴァイ「ああ、相談に乗ってた」


    エルヴィン「ふむ…そうか。エレンには悪いが、リヴァイを借りる。私も相談したいことがあるのでね」


    リヴァイ「おいおい、俺の意思は無視か?」


    エルヴィン「無視、だな。今は皆の安全第一だ…悪いがエレン、席を外してもらえないか?」


    除け者扱いされた不愉快さはあったが、ここは大人しく出ていくことにした


    リヴァイやエルヴィンが話す問題について、俺がついていけるはずがなかった


    リヴァイ「というわけだ、また今度話すかエレン」


    エルヴィン「施錠はしっかりとするように。部屋で大人しくしていてくれ」


    部屋を出て扉を閉めると中の声は全く聞こえない


    静寂が廊下に広がる


    不確かであるが、帰る方法は見えてきた
    リヴァイの目には、ほぼ確信めいた光が宿っていた


    ーーーーやはりリヴァイさんは信頼出来る


    そう思うだけで、俺の心は清々しい気持ちにもなった


    まだ絶望するのは早すぎる


    リヴァイも一生懸命に調査してくれている


    俺も必死に生きなければならない


    ーーー
    ーー



  162. 163 : : 2015/02/04(水) 19:49:54
    ベルトルトを殺したのはライナーな気がする。
    エレンたちが朝食堂に行く時、たまたま同じタイミングだったのも怪しい⁇
    エレンたちに気づかせるために一緒に行こうと言った
    他者への自己アピール⁇

    長文失礼しましたm(_ _)m
  163. 164 : : 2015/02/04(水) 21:53:33
    >>163
    コメントありがとうございます
    よく考えていますね

    まだ答えは出てないね…
    頑張れよ皆
  164. 166 : : 2015/02/09(月) 22:26:55
    ヒント!ヒント!
  165. 169 : : 2015/02/09(月) 23:13:54


    6時45分


    いつもなら皆廊下に集まって食堂に行く時間だ


    いつもならこの時間になれば、アルミンかミカサが俺の部屋をノックして呼びに来てくれるが、誰も来ない


    皆ショックで立ち直れていないのだろう


    多分、俺が1番立ち直れてしまっている


    なので俺は、俺が皆を元気にしてやると思って、ドアを開けて皆を呼びに行くことにした


    ドアを開けて、廊下に出ると驚いた
    皆がそこに集まっていた


    しかし、皆喋らなかったので、部屋の中からじゃ、集まっていることに気づかなかった


    俺もその中に加わり、ミカサとアルミンの近くにいるが、何も話すことはない


    少しすると、エルヴィンも出てきた


    エルヴィン「…む、君たちはここで何をしているんだい?食堂に行かないのかい?」


    ハンジ「あ…皆で行こうとしてるんだけど、アニがまだ来てなくて…」


    エルヴィン「…悪いがエレン、呼びに行ってくれないか?」


    エレン「え…あ、はい」


    俺はアニの部屋の前まで行って、ノックを3回する


    エレン「アニ…エレンだ。もう夕飯の時間なんだが…」


    少しすると、ドアが少し開いた


    覗くと、アニが目だけを覗かせていた


    アニ「…私夕飯いらない、皆には調子が悪いって伝えておいて」


    そう言ってドアを閉めようとするのをなんとか、間に指を入れて止めた


    エレン「ちょ、ちょっと待てよ…皆で行かないといけないんだ。それに流石に何か食べないと…」


    アニ「…食欲ない」


    エレン「俺だってねぇよ…」


    アニは目を伏せるが、諦めたように言った


    アニ「わかった…私が行かないとあんたが怒られるもんね」


    エレン「俺は別に…怒られるからお前を呼びに来たわけでは…」


    アニ「わかってる…素直になれないだけ」


    ポツリと呟き、そのまま続ける


    アニ「ねぇ…ちょっと中入って。話したいことがある」


    エレン「は?でも…皆待ってるし」


    アニ「待たせたくないから早く入んな」


    ドアを入れるぐらい開けてくれたので、恐る恐る入る


    中に入り、しばらく無言の状態が続いたが、アニが喋り出す


    アニ「なんて言えばいいかわからないけど…私多分、もう限界だと思う」


    エレン「は…?」


    アニ「皆と一緒にいるの。やっぱり無理がある。さっきも時間になってるのわかってたから、何回もドアを開けて出ようとした」


    アニ「でも出来なかった…怖いから」


    エレン「なんだよ…それ…」


    アニ「……これだけは言っておく。もし私が部屋から出れなくなっても、誰のせいでもない。私のせいだから」


    ーーー
    ーー



    その話をされて、アニの部屋を出て食堂に皆で向かう


    味のない食べ物を食べて、自分の部屋に行く


    あの話が衝撃的で、なかなか寝付けない


    しかし、ベッドに寝っ転がっているとだんだんと睡魔が襲ってくるーーー


    ーーー
    ーー







  166. 172 : : 2015/02/10(火) 22:24:13


    眠っても疲れが取れて無い気がする
    結構早く布団に入り寝たのに、まだ起き上がることが出来ない


    ヒステリックなアラームがずっと鳴り響いている
    かろうじて手を伸ばして、アラームを止める


    耳を痛めるアラームが鳴り止んで静寂が訪れると思ったが、耳慣れない音がしていることに気付いた


    おそらく先ほどから続いているのだろうーーーこれはノックの音だ


    ノックの音と一緒に男の声も混ざっている


    「エレン、リヴァイだ…!!起きてるなら出て来い…!エレン…!!」


    声の主はリヴァイだった


    焦った声と強く激しく叩くドアの音が、異常事態を知らせる


    俺はドアに近付き鍵を開ける


    エレン「…おはようございます」


    リヴァイ「…!そうか…お前は無事だったか…」


    エレン「え…」


    ーーーーお前『は』…って?なんだよ…


    なぜこのような言い回しをしてきたのだ
    寝起きの思考でもこの言い回しは、誰か『は』無事ではないということだ


    状況が全く掴めていないが、質問しないと始まらない


    リヴァイ「…無事を確認したかっただけだ…まだ休んでていい」


    リヴァイはそう言ったが、俺は外の状況が気になったので、部屋を出ようとする


    しかし、リヴァイの手がそれを阻止した


    リヴァイ「今は…出ない方がいい」


    エレン「なんで……ですか?」


    リヴァイ「…危険だからだ。あとお前は見なくていい…俺とエルヴィンが調査する」


    エレン「どういうことか…わからないんですけど…」


    リヴァイ「……」


    リヴァイは慎重に言葉を選んでる様子だった


    リヴァイ「落ち着いて聞け…」




    「アルミンが死んだ」





  167. 173 : : 2015/02/10(火) 22:27:19
    はい、ほとんど答えが出てしまったので、その答えに関するコメントは消しました

    コメントした人は、まだわかっていないと言ってましたが、わかってもここには書かないようにお願いします

    わからない人はここに推測を書いていっていいですよ
    当たったら消しますが

    よろしくお願いします
  168. 174 : : 2015/02/10(火) 23:28:40
    この話インシテミルっていうやつに似てますね こ
  169. 177 : : 2015/02/12(木) 16:19:36
  170. 179 : : 2015/02/12(木) 16:45:07
    皆正解して来たな…
    すいません、4人ほど正解してしまったので、もうそういう予想は書かないようにお願いします
  171. 180 : : 2015/02/13(金) 17:59:04
    やった!当たりました!
    先輩!頑張ってください!応援してますので!( ̄^ ̄)ゞ
  172. 181 : : 2015/02/13(金) 23:11:43
    ミカサですかねー(ちらっ!)
  173. 182 : : 2015/02/15(日) 22:37:44
    クリスタだー
    元気がなかったからなー!

    やっぱ俺天才だな!コニー声
  174. 183 : : 2015/02/15(日) 22:38:50
    ユミルですかね

    結構影が薄くなっているから
  175. 184 : : 2015/02/15(日) 22:41:29
    いやまてここは馬鹿そうで本当は頭がいいハンジかもなー
  176. 185 : : 2015/02/15(日) 22:43:49
    言い忘れてたー!?

    期待してますよー(=゚ω゚)ノ
  177. 186 : : 2015/02/16(月) 20:36:07
    むむならばーミケだ陰が薄いから
  178. 187 : : 2015/02/16(月) 22:19:32


    ーーー『死んだ』


    その言葉に、思いっきり頭を殴られた衝撃が走る


    リヴァイは先程の言葉の淀みは無くなり、流暢に状況を話す


    リヴァイ「第一発見者は、俺…及びハンジ。半時間ほど前に、朝まで飲んでいて部屋に戻る時に発見した」


    リヴァイ「遺体は、アルミンの部屋のドアを挟むようにして、上半身を廊下に出していた。一目で死んでいるとわかった」


    リヴァイ「それからすぐにエルヴィンを呼び、調査に入った。その間にハンジに皆の無事の確認をさせたが、アニとお前だけが応答がなかったから、今こうして確認しに来た」


    リヴァイの言葉は耳を通り抜けていくようだった


    しかし、アルミンが死んだという事実だけを受け入れてしまっている


    リヴァイ「…後で皆で話し合う。それまで…部屋で待機していろ」


    エレン「……アルミンの、遺体は…」


    リヴァイは静かに首を横に数回振る


    リヴァイ「見ない方が、いい」


    エレン「そんな…!!」


    俺は遺体を確認したかった


    そうしないと、またアルミンが俺の部屋を訪ねてくれるんじゃないかという希望を捨てきれない気がするから


    リヴァイ「どうしても見たいなら…ここから眺めるだけにしろ。俺は勧めない」


    言葉に従って部屋から覗き込む


    アルミンの部屋の前にエルヴィンが座り込んで、何かを見つめている




    ーーーーああ…わかった。あれが…アルミンだ…




    アルミンは赤い池の中にいたが、ここから見ると外傷は見えなかった


    一目で致死量とわかる血の中で、起き上がる気配はない


    綺麗な遺体だった
    ベルトルトの遺体を見ただけあって、あまり衝撃は来なかった


    しかし、アルミンが死んでいるという事実が俺の中を通り抜けていく


    リヴァイ「…首を一突き、鋭利な刃物だろう」


    リヴァイの言葉が俺の空っぽな身体を木霊する

  179. 188 : : 2015/02/16(月) 22:30:57


    リヴァイ「今は少し休め…無理するな」


    今俺がどんな顔をしているのかわからない


    あのリヴァイが心配そうに俺を見る目と態度でわかるが、俺は今まともに話せそうにない状態なのだろう


    扉を閉める


    1人になり、改めてアルミンが死んだことを思い返す


    ーーーーアルミンは死んだ…もう会うことも……話すことも出来ない


    ーーーーもう…夢を一緒に語ることも……叶えることも…


    アルミンは『死んだ』のではない


    『殺された』のだ


    自由を奪われた
    可能性を奪われた


    殺人という行為はーーーその人の、自由と可能性を強制的に奪うことだ


    夢、希望、欲望ーーーそれらが入り混じったものを無に返すこと


    ーーーー誰が何を望んで、こんなことを…?


    ふと目を覆うと、涙で濡れていた


    いつから泣いていたのだろう
    リヴァイと一緒に話している時からだったのだろうか
    それとも1人になってからだろうか




    ーーーー俺のたった1人の…唯一無二の親友が……殺された




    悲しみもある
    だが悲しみに暮れてるだけではいけない


    真相を追求しないといけない


    犯人に報復しようや、復讐しようなどではない


    聞きたいのだ、犯人の口から


    何故アルミンやベルトルトが殺されなければいけなかったのかを


    どんな理由で人を殺すのか


    どんな理由でも俺は、理解出来そうにないが


    ーーー
    ーー




  180. 189 : : 2015/02/25(水) 23:13:02
    期待です!頑張ってください!
    応援してます!V(^_^)V
  181. 190 : : 2015/02/25(水) 23:49:26


    エルヴィン「では…これより緊急会議を始める」


    エルヴィン「もう皆ご存知だと思うが……アルミンが、第2の被害者となってしまった」


    エルヴィン「まず最初に1分間の黙祷をする。……黙祷」


    人生2度目の黙祷という行為


    この状況で冷静でいる自分がいて、もはやそれが滑稽だと思えてきた


    部屋でもうアルミンのことを思い出しながら、冥福を思い続けていた


    だからこの黙祷になんの意味も見出せなかった


    1分間の黙祷が終わり、エルヴィンが事務的に会議を進めていく


    エルヴィン「アルミンの死を無駄にしないために、これからのことを話す。もっと安全性の高い決まりを作った方が良い」


    エルヴィン「具体的には、夕食以外も皆で集まって食べるとかはどうだろう?出来る限り皆で行動するというのはーーー」


    そこまで言ったところで、リヴァイが強い口調で反論した


    リヴァイ「お前はまだそんな甘いことを言ってるのか!?違うだろそうじゃない。全体行動を徹底すべきなんだよ、今は!!」


    エルヴィン「……君の意見が皆賛成だとは限らない」


    リヴァイ「無理矢理でもいい!今は1箇所に固まらないといけないんだ…どうしてわからない!?」


    エルヴィン「無理矢理は…私は望まない。ルールとは規範であって、強制ではない。皆が賛成しないと…」


    リヴァイ「それが甘いんだよ!!犯人は無差別だということもあり得る!一刻を争う状況なんだ…」


    この2人のやりとりに、ハンジが口を挟む


    ハンジ「リヴァイやめてあげて…エルヴィンの気持ちも考えて…」


    リヴァイ「こいつの気持ち…?そんなことどうでもいい!今は全員の安全が…」


    ミケ「リヴァイ落ち着け…エルヴィンの言うことも一理ある。今俺たちはいがみ合ってる暇じゃない。冷静になれーー」


    リヴァイ「俺は冷静だ…!!落ち着くのはお前らの方だ。いいか?アルミンも部屋に1人の時にやられたに違いない」


    リヴァイ「複数で行動してたら犯人も手出しは難しい状況になっただろう。これは未然に防げたことだ…エルヴィン、お前これわかってるよな!?」


    エルヴィン「わかっている。これは私たちのミスだ。だから改善措置をしないといけない」


    リヴァイ「改善措置と言っておきながら、3食全員で食べることがそうなのか?俺が納得出来るように言ってみろ」


  182. 193 : : 2015/03/09(月) 22:19:26
    がんばってください!
  183. 194 : : 2015/03/11(水) 00:48:55
    アルミンは秘密を全て知ってしまった。それでみんなに伝えようとしたところを殺された。って感じですか?
  184. 195 : : 2015/03/19(木) 16:18:47
    かーけかーけかーけ!

    書かないなら消すお( ^ω^ )
  185. 196 : : 2015/03/26(木) 16:45:09
    期待です‼︎
  186. 197 : : 2015/03/27(金) 23:53:47
    この話では巨人化出来るの?
  187. 198 : : 2015/04/03(金) 12:22:23
    まさか、誰かが二重人格?

    良心な人格と、殺人を起こす人格•••

    殺人をしたことがあるエレンかな?
  188. 199 : : 2015/04/03(金) 12:24:26
    そういえばあの部屋って鍵を作れますか?
  189. 200 : : 2015/04/04(土) 03:26:22
    200GET!! 
    神スレだーー期待
    それと、これはエレアニですか?
  190. 201 : : 2015/04/13(月) 22:46:24
    次回!○○日、更新予定
    乞うご期待!!

    だといいな・・・(嘘予告です。すいません)
  191. 206 : : 2015/05/26(火) 21:35:49
    ほら荒しが入る…(呆)
  192. 207 : : 2015/08/02(日) 12:49:18
    俺このアプリ知ってますわw

    犯人はミケかなって思う

    ベルトルトがアルミンの話聞いて誰かに聞くならその事を知ってる人じゃないかって思う
    女っていうのもあるけどベルトルトにかてるとは思わないな
    例え突然の出来事でも
    エルヴィンとリヴァイがあの人ならありえないしw


    感だけどねw
  193. 208 : : 2015/08/02(日) 14:49:20
    やばい...
    読んでるこっちがドキドキしてきたw
    期待してます!
  194. 209 : : 2015/08/02(日) 14:52:22
    アニが心配...
  195. 210 : : 2015/08/02(日) 14:55:04
    これって...バッドエンドですか??
  196. 211 : : 2015/08/02(日) 20:19:48
    犯人はアニかな?
    団体行動嫌がってたのは1人じゃないと殺しをやりにくいから、かなーと笑
    けど、それだとベルトとアルミンを殺害した動機がわからない...
    んー、むずかしい笑
  197. 212 : : 2015/08/03(月) 00:39:34
    211>>
    あれじゃない?アニは人類を滅ぼすのが嫌で一番戦士のベルトルトを殺害してアルミンは頭がいいから巨人だとバレるのは時間の問題だから殺害したとか
  198. 213 : : 2015/08/03(月) 01:27:20
    ちょっとずつ書いていきます
    見てる人いたらコメントしてください
    よろしくお願いします!
  199. 214 : : 2015/08/03(月) 01:27:56
    >>210一応バッドエンドではないと思います
  200. 215 : : 2015/08/03(月) 01:38:57


    エルヴィン「少なくとも、夜の内に犯行は起こったことは確かだ。そんな時間に、わざわざ扉を開けなければ、アルミンは襲われなかった」


    リヴァイ「この館に昼も夜もあるのか…?1日中固まって移動することに意味がある!」


    エルヴィン「では聞いてみようみんなに…君の意見に賛成かをね」


    エルヴィン「リヴァイが言うように、起きてから寝るまで1日中共に過ごせると言う者挙手……どうぞ」


    エルヴィンが話し終わり、リヴァイは椅子に座り、即座に手を挙げた


    ハンジもそれを見て、ため息をつきながら手を挙げる


    ミケさんも続いて静かに決心したように手を挙げる


    みんな手を挙げ始める


    俺も、ここは賛成する


    皆でいた方が安全だと頭では理解している


  201. 216 : : 2015/08/03(月) 01:50:02


    最後まで手を挙げなかったのは、3人


    アニとライナーとエルヴィンだ


    エルヴィン「私は皆の意見を尊重する。皆が賛成なら、喜んでその意見に従う」


    エルヴィンがそう言う


    エルヴィン「あとの2人は…アニ、君はどうなんだ?」


    アニはいつもよりすこし強張った顔で言う


    アニ「やっぱり…私には無理です。お風呂もそうだし、寝るときも皆で寝るのは……ちょっと我慢できそうにありません」


    リヴァイ「何日かでいいんだよ……今日、今日が一番危ない。今日だけでも我慢出来ねぇのか?」


    アニ「…すみません」


    交渉は決裂したようだ


    リヴァイは大きく舌打ちをする


    エルヴィン「ライナー…君はどうなんだ?」


    リヴァイ「ライナー…どうなんだ?」


    俺はライナーがこれに賛成しないことにすこし驚きだった


    ライナーなら皆のことを考えていつもなら真っ先に手を挙げそうなタイプだが


    すると、ライナーは椅子から立ち上がり、リヴァイになにか耳打ちをして、言い終わると食堂から出て行った


    リヴァイ「………チッ。妥協するのはきょうだけだ。これ以上被害が出た場合は、次は絶対に団体行動だ」


    リヴァイ「飯を三食全員で食うことは賛成だ。できるだけ団体行動をするように…あとは勝手に決めろ」


    エルヴィン「ありがとうリヴァイ。大丈夫だ。被害が出なければいいのだから。細かいことはこれから決めよう」


    リヴァイは答えなかった
    投げやりになったようにも見える



  202. 217 : : 2015/08/03(月) 13:18:11
    見てますよ〜
  203. 218 : : 2015/08/03(月) 22:56:14


    それから今後のことを細々と決めて行ったが、その間ずっとリヴァイは目をつむって黙っていた


    その様子を見て、これが正しいかどうか不安になったが、俺にはどうしようも出来なかった




    それから、昨日のように、エルヴィンが朝食を皆に進めるが、食べる者がいなくて、皆で食堂を出ることになった


    食堂を出て、階段を上がるとき、先頭にエルヴィン、一番後ろにリヴァイが片手銃を持って皆で階段を上がった


    何日か前までは、楽しく話しながらこの階段を上がったのに、今では無言で足音だけが虚無感を出しながら階段に響いている


    それから、昼食の1時まで、部屋で待機命令が出た
    誰一人として出てはいけない


    俺は1人で部屋に入り、皆もそれぞれ部屋に入っていった


    ーーー
    ーー


  204. 219 : : 2015/08/04(火) 22:41:30


    5時間ほど経った


    俺は何もせずただベットで寝っ転がっていた


    何もせずには始まらないが、そんな気力が出ない




    世界で唯一の親友が、殺された



    それが俺の心を折るには十分だった


    だが完全に折れてはいない


    やることがある


    犯人を見つけて理由を聞くことだ


    しかももう一人、世界でたった一人の家族もいる


    あいつを残して死ねるわけがない


    だが今は何も考えたくなくて、ただベットに身を任せ、夢のない眠りについた




    1時前になって、昼飯前なので廊下に出る


    廊下には、エルヴィン、ハンジ、ミケ、ミカサ、ライナー、クリスタがもうすでにいた


    そのあとすぐに、ユミル、リヴァイが出てきた


    しかし、アニが一向に出てこなかった



  205. 220 : : 2015/08/04(火) 22:51:57


    クリスタ「アニ…遅いね……」


    エルヴィン「彼女はもう……二度と部屋から出てくることはないよ」


    クリスタ「え!?どうしてですか!?」


    エルヴィンが衝撃的なことを言う


    エルヴィン「彼女は、誰も信じることができない。一人で部屋にこもることが一番の安全だと思っているんだ」


    クリスタ「そんな…」


    エルヴィン「その気持ちは…痛いほど私にはわかるよ」


    クリスタ「私呼んできます!!」


    クリスタはアニの部屋に走っていった


    誰も彼女を止めなかった


    クリスタ「アニ!?私、クリスタ!もうお昼だから開けて!みんなでご飯食べようよ!」


    クリスタは扉の前でアニに呼びかける


    呼びかけても、返答はない


    クリスタも何回も呼びかける
    律儀に、3回ノックして、名を名乗って


    その見るからに不毛な行動を誰も止められなかった


    しばらくすると、諦めてこちらに戻ってきた


    その時エルヴィンが一言「お疲れ様」とだけ言った


    クリスタが俺に近づいでくる

  206. 221 : : 2015/08/04(火) 23:04:47
    更新されてる!超期待!!
  207. 222 : : 2015/08/04(火) 23:11:20


    クリスタ「ねぇ…エレン。最後に…アニに声かけてあげて…。私もう折れそう…」


    涙を目一杯に貯めて、俺にお願いしてきた


    もともと俺も呼びかけに行こうとしていた


    だが、”最後”という言葉が重くのしかかる


    アニの部屋の前に行く


    ノックを3回して呼びかける


    エレン「アニ…俺、エレンだけど……もう昼飯だから…寝てるのか?起きてるか?」


    しばらく待っても返事がまるでない


    無視されてるとわかって、諦めかけたその時、部屋のドアが少し開く


    エレン「ア、アニ…」


    俺が話を振る前に、アニが話し出した


    アニ「…ご飯食う気分じゃない……どっか行って」


    エレン「食う気分じゃないって……お前ずっと食ってなかっただろ?」


    アニ「良いから私のことはほっといて」


    エレン「無理だ!死んじまうだろ…!?」


    アニ「餓死で死ぬか、ナイフで滅多刺しにされて死ぬかのどっちかでしょ?」


    アニ「あ、どっちが苦しいかだったらナイフの方が良いって?私殺人鬼と飯食う趣味ないから無理」


    アニの口調がいつも以上に荒れてる


    やり場のない不安でいっぱいなのがわかる
    錯乱状態だ


    俺は出来るだけ刺激しないように話しかける


    エレン「…お前は俺らの中に、犯人がいると思ってるのか?」


    アニ「……そう、他に誰がいるの?」


    エレン「俺のことも、疑ってるのか?」


    アニ「…可能性はゼロじゃない」


    エレン「俺は犯人じゃない!」


    アニ「……」


    エレン「信じてくれ、俺もお前が犯人じゃないって信じてる!」


    俺は力強く訴える



  208. 223 : : 2015/08/04(火) 23:24:11



    長い沈黙の後、アニが口を開いた


    アニ「…どうして、私なんか信じられるの?」


    エレン「は…?どうしてって…」


    アニ「私もあんたのこと信じたい。みんなの事疑いたくない。だけど…もう無理。身体が…受け付けない」


    アニ「朝の食堂も本当に息が止まりそうで……次は私の番だと思うと、もう……怖くてしかたない……」


    エレン「…アニ……」




    アニ「……エレンともっと対人格闘したかった」




    エレン「え…」






    アニ「さよなら」






    エレン「アニ…!?アニ!!!」




    扉が勢いよく閉まる


    アニの心は、完全に閉ざされてしまった


    あいつは飢え死にしようと、決して扉を開けないだろう


    そして自殺を選んでも、外からじゃ中は確認できない


    扉が開かない理由が、鍵が閉まっているからか、部屋の主がいないかどうかもわからなくなってしまった


    俺は、己の無力さに膝をつき、号泣した


    アルミンが死んだとわかった時でも、こんなにも泣かなかったのに






    ーーーーーお前…なんで最後に初めて俺の名前呼んでんだよ







  209. 224 : : 2015/08/04(火) 23:24:32
    一番この作品で書きたいところを書いた
  210. 225 : : 2015/08/05(水) 04:09:07
    泣いた
    まさかのアニ退場...
  211. 226 : : 2015/08/05(水) 21:47:25
    アニィィィ!
  212. 227 : : 2015/08/06(木) 00:37:20


    ミカサ「…エレン……」


    クリスタ「エレン…泣かないで……」


    エルヴィン「よく頑張ったよ君は……ほら立って…温かいものでも食べよう…」


    エレン「うっ……うう…」


    何人かが声を掛けてくれる


    だがその声が遠い
    現実が遠い


    今まで繋がっていたピースが全てばら撒かれたようだ


    確かに、アニとは繋がっていたはずだ


    その後、食堂に行って、何人かが声を掛けてくれたが、まともに受け答え出来なかった


    一言、「部屋に戻って寝る…」と伝えて部屋に戻る


    部屋に戻って夕食まで寝ることにする


    ベッドに寝っ転がってもいろいろな雑念が頭をよぎり、夢を見させてくれない


    ーー何故ベルトルトとアルミンが殺されなければならないのか?


    リヴァイは犯人の動機について、犯人の気持ちになって考えてみろと言っていた


    だがそんなことできるわけない
    客観的に憶測を進めることでしか動機を探れない


    何故あの2人が死ななければならなかったのか?
    理由があったとしたら、2人に共通する点はあるのか?


    そして、考えたらゾッとする答えに辿り着く




    銀の皿についての秘密の話を知っていることだった




    あの時話したのはーー俺と、ミカサもいた


    犯人はその秘密をバラされたくないから、2人を殺した?


    犯人像は、俺の中でほぼエルヴィンとなってしまった


    彼だけが部屋の主が死んだら、2度と扉は開かなくなるということを知っていた


    エルヴィンが犯人だと考えたら、こんな呑気に寝てる場合じゃない
    そう考えると、次殺されるのは俺かミカサだった


    俺はベッドを起き上がり、扉の施錠を確認した


    ーーーーーよし、とりあえず鍵は掛けてある…
    これで安全だ


    そう思った時、疑問が湧いた


    何故、アルミンは扉を開けたのか?


    検死の情報が正しければ、死んだのは深夜1時から2時頃


    そんな夜中に、廊下に出ようとは思わないだろう
    だから廊下から呼び掛けされて、扉を開けたところを刺されたとほぼ確信できる


    ベルトルトが死んで、警戒心が強くなるはずなのに


    犯人がエルヴィンだった場合、アルミンは扉を開けるのか?


    扉を開けるルールは3回ノックで自分の名を名乗るだったが、それをやられたところで、アルミンがエルヴィンに対してそんな夜中に扉を開けたかと思うと、疑問が残る

  213. 228 : : 2015/08/06(木) 01:21:26
    1番信頼してるエレン、ミカサなら扉を開けたかもしれんな
    期待!
  214. 229 : : 2015/08/06(木) 23:37:25


    要点としては、アルミンが夜中に部屋を訪ねられ、部屋に招き入れるほど信頼している人物に限られる


    そうなると、『13人目の来訪者』の可能性はますます低くなる


    一人一人、シミュレーションしていく


    エルヴィン、リヴァイ、ハンジは却下
    この3人は銀の皿の秘密を隠している可能性があるとアルミンは考えていた


    ミケも、あまり親しくしてなさそうだったので多分ないだろう
    アニとユミルも多分ない
    あの2人とアルミンが喋ってるところはあまり見たことない


    ライナーは?
    あいつならベルトルトでもアルミンでも油断させて開けさせることは可能だろう


    だがライナーはベルトルトと仲が良かった
    最初に殺すか?
    いや、そう思わせるための罠かもしれない


    クリスタはどうか?
    あいつも多分油断させて鍵を開けられるだろう


    疑いだしたらキリがない


    そう思った時、思考をやめた


    ーーーーー何してるんだ俺は…無駄に仲間に疑いをかけて…


    こんなことをしている自分と、こんなことせざる得ない状況が嫌になる


    疑心暗鬼になることが一番危ない
    それはみんなわかっていることだ


    ーーーーーアニのことも一旦忘れよう


    とりあえず今は一旦身体を休めたい


    そう思い目を閉じるが、なかなか寝付けなかった

  215. 230 : : 2015/08/06(木) 23:38:06
    このあとどうするかまだ決めていない…
    どうしようか…
  216. 231 : : 2015/08/07(金) 17:36:57
    犯人はもう決まってるんですよね?
    そこにたどり着くまでの展開悩みますよね
    期待してます!
  217. 232 : : 2015/08/09(日) 15:21:13
    エレアニ大好きさんの作品面白いからいつも見てます。
    だから、今回も超絶期待してます。
    頑張ってください!
    初コメすっごい緊張しました。
  218. 234 : : 2015/08/11(火) 00:54:17
    続きを期待しています
  219. 235 : : 2015/09/14(月) 23:47:10
    早く書いてよー
  220. 237 : : 2015/10/07(水) 00:47:45
    イエーガー
  221. 238 : : 2015/11/23(月) 23:49:20
    結構長いんですね
    面白いです! 
  222. 239 : : 2016/01/16(土) 13:46:07











































































































    つまんね~(´∀`)
  223. 240 : : 2016/01/17(日) 14:50:44
    はやくかけよ
  224. 241 : : 2016/01/26(火) 15:38:11
    早く書いて~。お願い!
  225. 242 : : 2016/01/27(水) 22:56:34
    おもしろーーい❗
    つづき‼つづきをはやく❗
  226. 243 : : 2016/01/27(水) 23:19:42
    黙って見れないのか…(俺もだけど)期待
  227. 244 : : 2016/02/07(日) 22:03:08
    はやくかけよ
  228. 245 : : 2016/02/12(金) 00:33:34
    期待!
    放置はやめてぇくださいね?
    楽しみがなくなります
    仕事かなんかで忙しいなら
    暇になったらちょっとでいいので書いてください
  229. 246 : : 2016/02/12(金) 14:59:56
    エレアニ要素はないかな?
  230. 247 : : 2016/06/27(月) 07:22:04
    もしかして‥‥‥










  231. 248 : : 2016/08/21(日) 22:45:03
    バカだから犯人が全くわからん………

    犯人教えて欲しい……
  232. 249 : : 2017/07/10(月) 00:22:51
    (ダメだ、考えることを放棄している)
  233. 250 : : 2017/08/02(水) 17:50:03
    いや、放置?
    ここまできたんだったら、答えだしてね?
  234. 251 : : 2018/01/22(月) 20:41:57
    放置まじ死ね!
  235. 252 : : 2018/03/22(木) 16:48:01
    乗っ取らせて頂きます
  236. 253 : : 2018/03/22(木) 17:15:10
    ーーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー

    ー朝ー

    コンコンコン  
    エルヴィン[私だ!エルヴィンだ!]

    エレン[どうしたんですか?]

    エルヴィン[少し話したいことがある]

    エレン[(なんだ? いや待てよ?)]

    エレン[(アルミンやベルトルトがこんな感じで誘われてたんだとしたら...)]

    エレン[...]

    エルヴィン[エレン!早く開けてくれ!]

    エルヴィン[ミカサが...殺されたんだ...]

    エレン[!?]

    ミカサ[(何だろう向こうが騒がしいと思って来てみればエルヴィンさんが私が死んだと)]

    ミカサ[(私がしっかりしないと)]

    ミカサ[エレン!!私は、生きている!!だから鍵を開けないで! ]

    エレン[(ミカサ!?生きていたのか)]

    エレン[(だが、ミカサが言った以上エルヴィンさんもも黙ってないだろう)]

    エレン[(部屋から出るべきか?でないべきか?)]

    エルヴィン[ミカサ....なぜここに...]

    ミカサ[こっちが騒がしいと思って来ただけ]

    エルヴィン[そうか..君は、知ってしまった。エレンもね]

    エレミカ[!?]

    ???[そこまでだ。エルヴィン]

    エルヴィン[!?]

    エルヴィン[なぜお前がここに.............リヴァイ]

    リヴァイ[当たり前だ調査してたんだからな]

    エルヴィン[(こっちは、立体起動あっちは、拳銃)]

    エルヴィン[(リヴァイも立体起動着けてるし勝ち目はないか)]

    エルヴィン[じゃあな、リヴァイ]

    リヴァイ[まっ!?待て!!]

    バキュゥーン

    ドサッ

    リヴァイ[チッなんで誰も守れねぇんだ]ポロ

    エレミカ[リヴァイさん...皆に報告しに行きましょう.........]

    ー食堂ー


    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー


    エレン[.......ということがあってエルヴィンさんは、自殺。犯人はきっとエルヴィンさんだったんだ]



    本日はここまで、乗っ取り専門の切り餅でぇしたぁ
  237. 254 : : 2018/03/22(木) 17:17:26
    すんませんバグでいろいろ抜かされてますね汗
    これだからポンコツノートPCはー!!!あとありきたりの展開ですみません
  238. 255 : : 2018/08/10(金) 20:54:55
    普通におもんない
    ほ・ん・も・の の作者さんに期待です!


    切り餅◆dyb3bl8aq
    乗っ取ってんじゃねえよばーかwww
  239. 256 : : 2019/01/09(水) 23:31:44
    ↑に同意切り餅さん語彙力無さすぎwwwwwww

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