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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

アニ「突然の襲撃。」

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  1. 1 : : 2014/04/22(火) 23:08:32
    クリスタ「私の姉と夏祭り。」http://www.ssnote.net/archives/14757の続きで、シリアス編第一話です。とは言ってもギャグもあります。
  2. 2 : : 2014/04/22(火) 23:17:09
    前のやつから全部見てます期待です!!
  3. 3 : : 2014/04/22(火) 23:50:08
    期待すぎていても立ってもいられませんでした
  4. 4 : : 2014/04/23(水) 05:10:43
    もしかしてライナーはあの○○○チャンネルの人!?
  5. 5 : : 2014/04/23(水) 07:39:15
    おぉぉ
    ついにきたか!
    楽しみ!!
  6. 6 : : 2014/04/23(水) 22:25:21
    コメントありがとうございます。部活が本格化してきたので更新さらに遅れると思いますがご了承ください。
  7. 7 : : 2014/04/23(水) 22:25:31
    ーシガンシナ町、夜九時ー

    風紀委員A「ぐはっ!」

    バタン

    風紀委員A「うう...」

    ライナー「弱いな。風紀委員も恐れるに足らん。」

    風紀委員A「貴様ら...何者だ...」

    ライナー「遠征試合にやってきた、となり町トリオだ。」

    ベルトルト「ライナー、それつまんないよ。」

    ライナー「さて、寝てもらうとするか。」

    風紀委員A「な!?」

    ドスッ

    風紀委員A「ぐふっ」

    ベルトルト「懐中時計、こいつは何分だっけ?」

    ライナー「17分だ。」

    ベルトルト「了解。」

    ポトッ

    ベルトルトは風紀委員Aの上に長針が17分で止まっている懐中時計を置いた。

    ライナー「彼らがかかるのはいつになるかな。イェーガーファミリー...」
  8. 8 : : 2014/04/23(水) 23:04:56
    アニたんがいないよ~
  9. 9 : : 2014/04/23(水) 23:18:09
    >>8
    いずれちゃんと出ます。
  10. 10 : : 2014/04/23(水) 23:18:17
    カルラ「シガンシナ中、大丈夫なの?また襲われたらしいじゃない。」

    エレン「何それ?」

    ミカサ「この土日でシガンシナ中の風紀委員8人が重傷で発見されたの。しかも、現場にはなぜか針の止まった懐中時計が置いていかれていたんだ。」

    エレン「マジかよ!なんでそんなことするんだ?」

    ミカサ「さぁ。」

    カルラ「エレン、護身用に格闘技でも習ったら?」

    エレン「な!?なんでそうなるんだよ!」

    カルラ「それは心配だからよ!自分の身は自分で守らなきゃ。それに男の子は強くなくっちゃ!」

    ミカサ「ええ。」

    エレン「余計なお世話だよ!てか俺カンケーねーし!不良同士の喧嘩だっつーの!やられてんのは風紀委員ばっかりなんだろ?」

    ークリスタ宅前ー

    ユミル「女神の到着はまだかなー。」

    ライナー「お前、ユミルか?」

    ユミル「何だお前!ゴリラみたいな奴だな。まさか、クリスタを狙って...」

    ライナー「クリスタ?」

    ユミル「お前みたいな獣は私が排除する!」

    ライナー「早とちりされているようだな。だが、それでもいいか、受けてたとう。」
  11. 11 : : 2014/04/23(水) 23:46:33
    さよなライナーパターンは無しか
  12. 12 : : 2014/04/24(木) 00:14:51
    エレン「ったく~!俺は関係ないって言ってんのに~!」

    エレンの手には4,5枚ほどの格闘技の勧誘のチラシがあった。

    エレン「母さん、いつの間にこんなに集めてんだよ。お前を雇ったときもチラシ見てだったよなぁ。」

    ミカサ「得ることが出来る情報を最大限獲得しようとすることは素晴らしいこと。」

    エレン「へいへい...!」

    ミカサ「あれは...」

    エレン「風紀委員だ。あっちにも。」

    ミカサ「あんな事件が多発している以上、ピリピリするのは当たり前。」

    エレン「やっぱり不良同士の喧嘩なのかな?」

    ???「ちがうよ。」

    エレン「な!ジャンさん!」

    ミカサ「やぁ、ジャン。」

    ジャン「やぁ。(この前の女か。やっぱり良いな。)」

    エレン「いや、僕は通学してるだけでして...」

    ジャン「身に覚えのないイタズラだ。」

    エレン「え!?」

    ジャン「もちろん、ふりかかる火の粉は、元から絶つまでだ。」

    エレン「やっぱりジャンさんこえーっ。」

    『進撃始ーめるー♪シーガーンーシーナー♪一匹残ーらずー♪駆逐しろー♪』

    エレン「(うちの校歌?)」

    ピッ

    ジャン「もしもし。」

    エレン「(ジャンさんの着うたー!!!?)」

    エレン「じゃあ、失礼します。」

    ジャン「お前の知り合いじゃなかったっけ。」

    エレン「え...」

    ジャン「1-Aのユミル。やられたよ。」

    エレン「...!」
  13. 13 : : 2014/04/24(木) 03:33:44
    ヤベェ笹川の襲われたのに、「アイツには是非ともボクシング部に入ってほしかった」的なことを言ってたの思い出したwww
  14. 14 : : 2014/04/24(木) 21:49:47
    ーシガンシナ中央病院ー

    ガラッ

    ユミル「...エレンとかミカサか。」

    エレン「ユミル、大丈夫か!?」

    ユミルの頭と両腕には包帯が巻かれていた。

    ミカサ「怪我の具合はどう?」

    ユミル「骨を両腕と肋骨を2本骨折しちまった。」

    エレン「そんな...」

    ユミル「しかし...あんなゴリラに負けるとは我ながら情けねぇよ!」

    エレン「ゴリラ!?」

    ユミル「いや、ゴリラみたいな人間の男だ。ありゃ絶対クリスタを狙ってるな。」

    エレン「何だって!?」

    ミカサ「落ち着きなさい。それなら他の事件はどうなるの?」

    エレン「あ、そうだな。それで、他の犯人の情報とかは?」

    ユミル「そうだな。あいつは何故か私の名前を知ってた。制服から察するに、トロスト中の生徒だ。」

    エレン「中学生!?」

    ユミル「お前も気を付けろよ。」

    エレン「ああ。そう言えば、クリスタはもうお前の怪我を知ってるのか?」

    ユミル「知ってるもなにも、救急車を呼んでくれたのはクリスタだからな。」

    エレン「そっか...」

    ガラッ

    クリスタ「リンゴ買ってきたよ。あ、エレンにミカサ。来てくれたんだね。」

    エレン「まあな。」

    ユミル「リンゴ、ありがとな。」

    クリスタ「うん。もう、無茶しないでね...」グスッ

    ユミル「な、泣くなよ。(天使...)」

    エレン「(女神)」

    ミカサ「では私達はこれで。」

    エレン「待てよ。もう少し...(クリスタともうちょっと居たい。)」

    ミカサ「大勢では迷惑。」ギロッ

    エレン「わ、わかったよ。」ガクッ
  15. 15 : : 2014/04/24(木) 22:40:01
    パタン

    エレン「何でユミルがやられてんの!?一体どーなってんだよ!?」

    ミカサ「慌てているのはエレンだけじゃないようね。」

    エレン「な!?病院にシガンシナ中生ばかり!?」

    生徒A「おおエレン。大変なことになってんな。」

    エレン「どーしたんだ?誰かの見舞い?」

    生徒A「ああ。部活の先輩のダズ先輩が襲われた。」

    エレン「ダズ先輩が!?」

    生徒A「それだけじゃない。昨晩から風紀委員じゃないやつが襲われ始めてる。」

    エレン「それってまさか。」

    生徒A「シガンシナ中生が無差別に襲われてんだよ!」

    エレン「何でそんな恐ろしいことに!」

    生徒A「明日は我が身かも...」

    エレン「マジかよ!どーすれば!」

    ミカサ「やっぱり護身術を習うといい。」

    テクテクテク

    エレン「!?」

    ペコリ

    シガンシナ中生が一斉におじぎをした。

    エレン「(風紀副委員長のマルコさんだ。)」

    マルコ「では、ジャンの姿が見えないんだね?」

    風紀委員B「ええ。いつものように敵の尻尾をつかんだかと。これで犯人側の壊滅は時間の問題です。」

    マルコ「そっか。(問題は犯人がうまと言ったかどうかだね。)」

    生徒A「聞いたか?」

    エレン「ああ。ジャンさん敵をやっつけにいったってな!」

    生徒A「ジャンさんは無敵だぜ!これで安心だ!」

    エレン「ジャンさんと同じ中学でよかったー!」

    生徒A「後は頼みます!神様!仏様!ジャン様!」

    ミカサ「...」
  16. 16 : : 2014/04/25(金) 13:42:28
    やべえ俺今日のラッキーアニマル馬だったw殺されるww
  17. 17 : : 2014/04/25(金) 13:43:50
    期待
  18. 18 : : 2014/04/25(金) 22:12:50
    >>16
    ジャン「咬み殺す。」
    >>17
    ありがとうございます。
  19. 19 : : 2014/04/25(金) 22:13:01
    ートロストランドー

    廃墟となったトロストランドには数十人もの男たちが倒れていた。そこに、歩いている男が一人。

    ジャンである。

    テクテクテク

    不良A「オラァァ!」

    物陰から斧を持った男がジャンに襲いかかる。しかし、ジャンはそれをいとも簡単に避けた。

    ジャン「邪魔。」

    ドッ

    ズザッ

    ジャンのカウンターを受けた不良は一撃で倒れた。

    ジャン「...雑魚ばかりだな。」

    テクテクテク

    ー三階ー

    ジャン「...よお。」

    アニ「よく来たね。」

    ジャン「随分探したぜ、お前がこのイタズラの首謀者か?」

    アニ「そんなところよ。そして、あんたの街の新しい秩序。」

    ジャン「寝ぼけてんのか?シガンシナに二つ秩序はいらねぇよ。」

    アニ「まったく...同感だよ。私がなるからあんたはいらない。馬面は寝てな。」

    ジャン「...!!!」プツンっ

    アニ「どうかしたのかい?」

    ジャン「今、馬面って言ったな。」ゴゴゴゴゴゴゴ

    アニ「ええ。本当のことでしょ。」

    ジャン「決まりだ。」

    ジャキッ ジャキッ

    ジャンは仕込みトンファーを構えた。

    ジャン「お前はここで咬み殺す。」ゴゴゴゴゴゴゴ

    ーシガンシナ中央病院ー

    ズキンッ

    ミカサ「!?」

    エレン「どうした?」

    ミカサ「右腕が少し痛んだ。」

    エレン「大丈夫か?そこ、包帯巻いてたのか。」

    ミカサ「ええ。大丈夫だけど...これは、不吉ね。」
  20. 20 : : 2014/04/26(土) 11:09:12
    ミカサ中二病(笑)
  21. 21 : : 2014/04/27(日) 12:37:38
    期待だよ( ̄▽+ ̄*)
  22. 22 : : 2014/04/27(日) 21:23:11
    >>21
    期待ありがとうございます。
  23. 23 : : 2014/04/27(日) 21:23:21
    ジャン「おい、立てよ。座ったまま死にてぇのか?」

    アニ「面白いことを言うね。立つ必要がないから座ってるのさ。」

    ジャン「お前とはもう話さねぇよ。」

    アニ「好きにしなよ。でも、今のうちに喋らないと二度と口がきけなくなるよ。」

    ジャン「調子に乗るなよ。咬み殺す。」

    ダッ

    ジャンはトンファーで殴りかかった。

    シュッ

    バキッ

    鈍い音がなる。

    ダメージを受けたのはジャンだった。

    ジャン「(今のは...蹴り?)」

    ーシガンシナ中央病院ー

    エレン「いきなり中二っぽくなってどうした?」

    ミカサ「中二?」

    エレン「右腕に包帯巻いてていきなり痛み出したなんて言ってよ。」

    ミカサ「それは、先祖から代々受け継いできた

    医師「どきなさい!」

    ガラガラガラ

    医師「早く治療を!」

    エレン「あれは、マルコさん!?」

    生徒A「病院出てすぐやられたってことかよ!」

    エレン「(だって、ジャンさんが敵を倒しにいったはずだぞ。もしかして、ジャンさん...)」

    エレン「まっさかー。あのジャンさんが喧嘩で負ける分けねぇよ。」

    ミカサ「...現場に懐中時計は?」

    生徒B「あったわよ。長針が6分で止まっていた懐中時計が。」

    ミカサ「そう。他に考えにくいわね。」

    エレン「何が。」

    ミカサ「喧嘩を売られてるのは、エレン、あなたよ。」

    エレン「は!?」
  24. 24 : : 2014/04/27(日) 22:34:31
    ガッ

    ジャン「グッ...」

    ヨロヨロ

    ドサッ

    ジャン「くそが...」

    アニ「残念だけど、あんたは井の中の蛙だったってことね。私はあんたレベルの奴を何にも見て葬ってきた。地獄ような場所で。」

    ジャン「...」

    アニ「さて、続けるよ。」

    ドカッ

    ゴッ

    バキッ

    ーシガンシナ中央病院ー

    エレン「喧嘩売られてるってどーいうことだよ!!」

    ミカサ「エレンは懐中時計の長針が何分を指していたか、覚えてる?」

    エレン「さっきやられたマルコさんが6分、ユミルは7分だったってことは分かる。」

    ミカサ「ユミルの前にやられたサムエルってのが8分だったの。そして、その前のフランツが9分。その前はほぼ同時に二人が襲われていたが、それぞれ長針は10分、11分を指していたの。」

    エレン「あれ、数字が並んでる!」

    ミカサ「気付いたようね。奴等は懐中時計でカウントダウンをしているの。それに気付いてピンと来た。これを見て。」

    ピラッ

    エレン「シガンシナ中喧嘩ランキング?これって、お前が作ったやつだよな。これは...襲われたメンツと順番が一致してる!」
  25. 25 : : 2014/04/27(日) 23:07:44
    六道の座ってるシーンのNGが面白かった気がするwww
  26. 26 : : 2014/04/28(月) 21:19:49
    >>25
    ペンキ塗り立てだったやつですねw
  27. 27 : : 2014/04/28(月) 21:19:56
    ミカサ「気付いたようね。」

    エレン「ユミルって喧嘩強かったのか。あっ、6位のマルコさんが襲われたってことは、次は5位の人が狙われるってことじゃん!」

    ミカサ「ええ。下手をしたら4位も。」

    エレン「5位...!!うそだろー!!?ど、どーしよー!」

    ミカサ「まずいわね...エレン、あなたに一人で居ってほしい。私は調べたいことがある。」

    エレン「オレー!!?」

    ーシガンシナ中ー

    トーマス「(どーなってんだ?欠席してる奴がやけに多いし、エレンさんも来てねぇ。)」

    トーマス「あっ切れた。ケータイの電池切れたから帰ります。」

    教師「コラ、トーマス!貴様遅刻して今来たばっかりだろー!」

    アルミン「(エレン、どーしたんだろう?)」





    エレン「(早く見つけねぇと!5位はお前なんだ!トーマス!)」
  28. 28 : : 2014/04/28(月) 22:34:22
    ーシガンシナ商店街ー

    トーマス「とりあえず飯でも食うか...」

    ベルトルト「シガンシナ中学2-A出席番号27番、トーマス・ワグナー。」ゴゴゴゴゴゴゴ

    ベルトルト「早く済まそう。目立ちたくないんだ。」

    トーマス「んだてめーは?」

    ベルトルト「トロスト中学2年、ベルトルト・フーバー。お前を壊しに来た。」

    トーマス「はー。わーった来やがれ。売られた喧嘩は買う主義だ。」

    チンピラA「中坊同士の喧嘩だ。」

    チンピラB「おもしれぇじゃん。」

    ベルトルト「...見世物じゃないんで。」

    シュッ

    ベルトルトは突然何かをチンピラに投げつけた。

    トーマス「針?」

    プヒャッーッ

    チンピラは針が刺さった部分から血を流して倒れた。

    トーマス「なっ、てめー、何しやがった?」

    ベルトルト「いそぐよ。めんどい。」

    ダッ

    ベルトルトが急接近する。

    続けてナイフを右手に持ちトーマスへ突き刺そうとした。それをトーマスは避けた。

    トーマス「(暗殺用のナイフ、まさか...)」

    トーマス「くそ!」

    ブンッ

    トーマスは右ストレートを打つ。しかし、難なく避けられてしまった。

    トーマス「(ヤバい!カウンター!)」

    バキッ

    トーマス「ぐあっ!」

    トーマスは腹を蹴られ、その場にうずくまった。

    トーマス「うぅ...くそが!」

    トーマス「(居ない!?馬鹿な、こんな距離で見失うわけ...)」

    シュッ

    トーマス「(!?)」

    スパッ

    トーマスのワイシャツの端が切られた。

    トーマス「あっぶねー。(こいつ...ただの中坊どころか、殺気といい、戦い方といい、プロの殺し屋だ。)」
  29. 29 : : 2014/04/28(月) 22:57:19
    ダイナマイトは使わないのか
  30. 30 : : 2014/04/28(月) 23:30:59
    >>29
    トーマスは獄寺ポジですが獄寺ではないので。ダイナマイトキャラは他に出ますよ。
  31. 31 : : 2014/04/28(月) 23:31:08
    ーシガンシナ2丁目電話ボックスー

    ミカサ「助かるわヒストリア。」

    ミカサ「もしその連中が奴等と同一人物なら、妙な手をうってきたのも納得できる。弱小ファミリーである以上、情報網が小さかったのだろう。」

    ーシガンシナ1丁目電話ボックスー

    エレン「あーもー!何でこんなときに限ってトーマスのケータイつながんねーんだよ!」

    他中生A「あ、シガンシナ中生だ。」

    他中生B「ムシムシ、近寄らない方が良いわ。」

    他中生A「変に巻き込まれたくないもんねー。」

    エレン「(そんな風に思われてんのか。)」

    他中生A「さっきも商店街で見た?」

    他中生B「なんかシガンシナ中の子、トロスト中の子と喧嘩してたんでしょ?」

    エレン「(まさか、それって...)」

    ーシガンシナ第二公園ー

    サシャ「ユミルも災難でしたね。」

    クリスタ「本当だよ。何でこんなことに...私、絶対犯人の人を許さない!」

    サシャ「大丈夫ですよ。警察の人が必ず捕まえてくれますから。」

    ライナー「シガンシナ中2-A、出席番号19番のサシャ・ブラウスだな。」

    サシャ「はい?そうですけど。」

    ライナー「ならば...潰す!」
  32. 32 : : 2014/04/28(月) 23:44:00
    >>30マジすかww 
  33. 33 : : 2014/04/29(火) 08:40:42
    サシャって喧嘩強いんかwww
  34. 34 : : 2014/04/29(火) 22:58:40
    >>33
    狩人の家系ですから。
  35. 35 : : 2014/04/29(火) 22:58:49
    サシャ「え!?一体何なんですか!?」

    ライナー「うおおおお!」

    ダッ

    ライナーはサシャへとタックルを仕掛けた。

    サシャ「ひいっ!」

    サシャはライナーのタックルを避けた。

    サシャ「危ないですね!」

    ライナー「素早いな。まだまだ行くぞ!」

    シュッシュッ

    シュッ

    ライナーのラッシュがサシャを襲う。だが、サシャはそれを全てかわしていた。

    クリスタ「サシャ、すごい。」

    サシャ「もうお構い無しですよ!」

    ドガッ

    サシャはライナーにカウンターを浴びせた。

    ライナー「ぐ...さすがは喧嘩ランキング4位といったところか。ならば、本気でいこう。」

    スッ

    サシャ「入れ歯ですか!?」

    ライナー「違う!まあ見てろ。」

    カチャッ

    ライナーは前歯に入れ歯?をはめた。

    クリスタ「やっぱり入れ歯だ...」

    ライナー「...見てろ。」

    メキメキメキメキ

    ライナーの体が少しずつ大きくなる。また、腕は体毛で覆われた。

    クリスタ「何これ...」

    ライナー「コングチャンネル。」
  36. 36 : : 2014/04/30(水) 00:00:52
    サシャ「ゴリラになりました!」

    ライナー「これはオラウータン科のニシローランドゴリラだ。」

    クリスタ「ありえない...」

    サシャ「...ゴリラになろうとなんだろうと関係ありません。あなたを倒します。」

    ダッ

    サシャはライナーの懐に入った。

    サシャ「はぁぁぁぁ!」

    ドスッ

    サシャの右ストレートがライナーを捉えた。だが...

    ライナー「効かんな。」

    サシャ「そんな...なら!」

    スッ

    サシャはカバンに手を突っ込んだ。

    ライナー「(何だ...?あれは、弓矢か!)」

    サシャ「相手が化け物なら容赦しませんよ!」

    ググッ

    ピシュッ

    ザクッ

    クリスタ「当たった!」

    ライナー「それがどうした?」

    サシャ「(体が頑丈過ぎる。ほとんど刺さってない。)」

    ライナー「今度はこっちの番だ。」

    ブンッ

    バキッ

    サシャ「...!!!」

    グラッ

    バタン

    クリスタ「...サシャ!しっかりして!」

    ライナー「ワンパンとは、呆気なかったな。」
  37. 37 : : 2014/04/30(水) 00:12:34
    ライクリorライサシャパターンはないのか?(´・ω・`)
    つかCPありでしたっけ?既出だったらすいません。
  38. 38 : : 2014/04/30(水) 21:44:10
    昨日足を挫いたので今日病院に行きました…診察の結果は…捻挫…でした
  39. 39 : : 2014/04/30(水) 22:14:30
    ≫38それは気の毒ですね早くなおって欲しいです
  40. 40 : : 2014/04/30(水) 22:24:44
    >>37
    カップリングはないですね。四名ほど片思いは居ますがカップル成立の予定はないです。
    >>38
    お大事に。
  41. 41 : : 2014/04/30(水) 22:25:08
    ライナー「では、トドメとしよう。」

    クリスタ「待ちなさい!」

    クリスタがライナーとサシャの間に入った。

    ライナー「女。お前は喧嘩ランキングに入っていなかったな。お前では俺の相手にならん。大人しく下がれ。」

    クリスタ「いやだ!」

    ライナー「なんだと。(てかこの女、かわいいな。)」

    クリスタ「サシャ...あなたは私が守るから。」ガクガク

    ライナー「(震えながらも友を守ろうと言うのか。何て心優しい女だ。そしてこの可愛さ。まるで女神...)」

    クリスタ「...?」

    ライナー「結婚しよ。」

    クリスタ「え...?」

    ライナー「結婚は早いか。付き合ってください。」

    クリスタ「嫌です。」

    ライナー「な、なに!?」ガクッ

    ライナー「こうなったら...お前も倒す!」

    ミカサ「待ちなさい!変態クソゴリラ。」

    クリスタ「ミカサ!?」

    ライナー「なに!?ミカサだと。」

    ミカサ「間に合って良かった。」
  42. 42 : : 2014/04/30(水) 22:31:50
    変態クソゴリラww
  43. 43 : : 2014/05/01(木) 17:40:25
    可笑しな奴だwww
  44. 44 : : 2014/05/01(木) 20:14:17
    ライナー「...ミカサ・アッカーマン。イェーガーファミリーのボスが最も信頼するヒットマン。貴様の名がシガンシナ中喧嘩ランキングに載っていたのを見たときは、目を疑ったよ。」

    ミカサ「あなた達の...レオンハートファミリーの目的はなに?」

    ライナー「知っていたのか!?」

    ミカサ「ええ。あなたのファミリーのボスがランキングブックを買いに来たとき名前を聞いておいたのよ。アニ・レオンハート。レオンハートファミリー90代目ボスね。」

    ライナー「さすがミカサ。抜かりはないと言うわけか。」

    ミカサ「...ここは大人しく下がりなさい。」

    ライナー「ああ。そうさせてもらう。いくら俺でも貴様に勝てるとは思っていない。だが...」

    ミカサ「だが?」

    ライナー「貴様はアニが必ず倒す。」

    ミカサ「残念だけど、アニの相手は私じゃない。」

    ライナー「イェーガー100代目か。良いだろう。待っているぞ。」

    テクテクテクテク

    クリスタ「行ってくれた...助けてくれてありがとう。」

    ミカサ「いえ、友達なので当たり前。それにあなたを助けた訳じゃない。」

    クリスタ「?」

    ミカサ「(恋敵め...レオンハートファミリーのせいにしてクリスタを消してしまおうか...いや、さすがにそれはいけない。それより、エレンのところへ行かねば。)」
  45. 45 : : 2014/05/01(木) 21:06:10
    ー商店街ー

    トーマス「トロスト中だ?すっとぼけてんじゃねーぞ。てめーどこのファミリーのもんだ?」

    ベルトルト「やっと、当たりが出た。」

    トーマス「あぁ?」

    ベルトルト「君にはファミリーの構成、ボスの正体、洗いざらい吐いてもらうよ。」

    トーマス「なに!?狙いはエレンさんか!」

    ベルトルト「理解が早いね。まずは、痛め付けさせてもらうよ。」

    ダッ

    ベルトルトが再び急接近する。

    シュッ

    トーマス「(くっ、あぶねぇ。)」

    ベルトルト「気を抜くのは早いよ。」

    ベルトルトは高速でナイフを突く。

    シュッシュッシュッシュッシュッシュッ

    トーマス「(はやい!)」

    ズバッ

    トーマス「うっ...(いてぇ。でもここだ!)」

    バキッ

    ベルトルト「がっ!」

    ズザァァァ

    トーマス「はぁはぁはぁ、今んところ互角ってところか?」

    ベルトルト「図に乗るなよ。」

    スッ

    ポイッ

    トーマス「何だそりゃ?手榴弾か?」

    ベルトルト「身構えなくていい。ただの煙幕だ。」

    モクモクモクモク

    煙がトーマスとベルトルトの周りを包み込んだ。

    トーマス「(何のつもりだ?)」

    ベルトルト「トーマス・ワグナー。これで終わりだ。」
  46. 46 : : 2014/05/01(木) 22:27:19
    トーマス「終わりだと?確かに視界は悪くなったが、それはお互い様だろ。」

    ベルトルト「どうだろうね。」

    トーマス「...(足音を警戒しねぇと。この勝負、先に動いた方が負けだ。あるいは、煙幕が消えた瞬間が勝負...)」

    トーマス「(やっぱりそう簡単には動かないか。なら、煙が消えるのを待つとする)...!?」

    グサッ

    トーマス「な...に...」

    トーマスの背中にはナイフが刺さっていた。

    トーマス「そんな...バカな...足音は...なかったぞ...」

    ベルトルト「これこそが僕の力だ。僕は隠密行動術を最も得意としている。」

    トーマス「(さっき見失ったのもこれが原因か。)」

    ベルトルト「さあ、洗いざらい吐いてもらうよ。もしそれが出来ないなら...殺す。」

    トーマス「...誰が言うかよ。」

    ベルトルト「ならここで死ね。」

    タッタッタッタッ

    ベルトルト「ん?」

    トーマス「な!?」

    エレン「トーマス!大丈夫か!?」

    トーマス「エレンさん!あ、しまった!」

    エレン「え?」

    ベルトルト「探す手間がはぶけたよ。イェーガー100代目。」
  47. 47 : : 2014/05/02(金) 04:19:21
    期待という二文字しかないです
  48. 48 : : 2014/05/02(金) 06:03:19
    期待キタ━イ
      ∧∧ ∧∧
     (*゜∀)(∀゜*)
    彡 ⊂  つ⊂  つ ミ
    ⊂、 /  \ つ
      ∪ ≡ ∪′
  49. 49 : : 2014/05/02(金) 06:08:51
    ssnoteが変わってる!?
  50. 50 : : 2014/05/02(金) 19:26:42
    >>47>>48
    期待ありがとうございます。
    >>49
    私も驚きました。
  51. 51 : : 2014/05/02(金) 19:26:55
    エレン「どういうことだよ!」

    トーマス「奴の狙いは...エレンさんなんです...」

    エレン「な!?本当にミカサの言う通りかよ!」

    ベルトルト「...壊してから連れてくよ。」

    トーマス「待て!ぐっ...(体が動かねぇ...)」

    ベルトルトとエレンとの距離が少しずつ縮まっていく。

    エレン「(このままじゃやられる!でも、足がすくんで動けない...)」

    スッ

    ベルトルトがナイフを構えた。

    ベルトルト「いくよ。」

    シュッ

    エレン「う、うわぁぁぁぁぁ!」

    グイッ

    エレンは突然何者かに掴まれる。その結果、エレンはナイフをかわした。

    エレン「うわっ!」

    ズザァァァ

    コニー「ふー。滑り込みセーフってとこか?」

    エレン「コニー!」

    アルミン「大丈夫!?」

    エレン「アルミンもか!どうして!?」

    アルミン「結局学校は半日で終わって、コニーと帰ってたらシガンシナ中生が喧嘩してるって聞いてさ。それで、トーマスかと思ったんだよ。」

    コニー「そしたら、その通りだったってわけだ。」

    エレン「そーだ!トーマスが!」

    コニー「わかってる。こいつは、ただの喧嘩じゃねーよな。」

    エレン「(コニーが...怒ってる?)」

    ベルトルト「確か君は、シガンシナ中2-B、出席番号15番、コニー・スプリンガー。」

    エレン「(は!そーいやコニー、喧嘩ランキング3位だった。てかコニー、そんなに強いのか?)」

    コニー「だったら何だよ。」

    ザワザワザワ

    町民「おまわりさん、こっちです!」

    ベルトルト「君はライナーの獲物だ。僕が取るわけにはいかない。帰ろ...」

    テクテクテクテク

    エレン「(行ってくれたー!)はっ!トーマス、しっかりしろ!」

    アルミン「トーマス!」

    トーマス「ぅぅ...」

    コニー「トーマス!!!」
  52. 52 : : 2014/05/02(金) 20:13:28
    ーシガンシナ病院、手術室前ー

    エレン「...」

    ガチャ

    エレン「先生!トーマスは?」

    医師「命に別状はありません。安静にしていれば回復できるでしょう。」

    エレン「良かった...」

    アルミン「ありがとうございます。」

    ミカサ「手術、終わったようね。」

    エレン「お前、病院に戻ってたのか!」

    ミカサ「ええ。随分前から。」

    エレン「こっちは大変だったんだぞ!お前何してたんだよ!」

    ミカサ「今回の敵について調べてた。帰り道にサシャとクリスタを助けた。」

    アルミン「サシャとクリスタも襲われたの?」

    ミカサ「ええ。サシャは肋骨を折る怪我をしてしまった。クリスタは残念ながら...」

    エレン「え...嘘だろ!おい!」

    ミカサ「無事だった。」

    エレン「な!?」ガクッ

    エレン「お前なぁ!」

    コニー「それより敵の正体は?」

    ミカサ「敵の正体はレオンハートファミリーよ。」

    エレン「マフィア!?」

    コニー「何だそりゃ?」

    エレン「な、何でもねぇよ。」

    ミカサ「ヒストリアからの情報では、先日レオンハートファミリーのボスが日本に渡っているらしい。そして、トロスト中に3人の帰国子女が転入し、あっという間に不良をしめたのが10日前よ。」

    アルミン「トロスト中って、確かかなり荒れてる学校だ。その不良達を簡単にしめるなんて...」

    エレン「そんなおっかないのが俺を狙ってんのかよ!」

    ミカサ「そうよ。そして、ボスの名は...アニ・レオンハート。」
  53. 53 : : 2014/05/02(金) 21:30:56
    ートロストランドー

    テクテクテクテク

    アニ「...ベルトルトだね。どうだった?」

    ベルトルト「当たりが出たよ。イェーガー100代目と接触した。」

    アニ「...それはすばらしいね。」

    ベルトルト「彼の名前はエレン・イェーガー。喧嘩ランキングのランク外の男だ。」

    アニ「なるほどね。見つけるのに手間取るわけだ。でもこれでようやく、彼を手に入れられるわ。待ってな。エレン...」

    ーシガンシナ中央病院ー

    エレン「あ~も~、こんな大変なことになっちまって!俺はどうすりゃいいんだー!?」

    ミカサ「どうするってレオンハートファミリーを倒すしかない。」

    エレン「バカ言え!本物のマフィアなんかに勝てるわけねーだろ!」

    ミカサ「私達も本物のマフィアよ。それに、できなくてもやらなければいけなくなった。」

    エレン「はぁ!?」

    ミカサ「初めてあなたあてに99代目から手紙がきたの。」

    エレン「イェーガーファミリーのボスから!!」

    ミカサ「読むわ。」

    ミカサ『親愛なるイェーガー100代目。君の成長ぶりはそこにいる家庭教師からきいてるよ。』

    ミカサ『さて、君も歴代ボスがしてきたように、次のステップを踏み出すときが来たようだ。君にファミリーの最高責任者として指令を言い渡す。』

    ミカサ『12時間以内にアニ・レオンハート以下レオンハートファミリーの者達を撃退せよ。幸運を祈る...99代目。』

    エレン「ちょっ、何だよこれ!」

    ミカサ『追伸、成功した暁には進撃の巨人全巻を送ろう。』

    エレン「いらねーよ!」ガーン

    ミカサ『ちなみに、断った場合には裏切りとみなしぶっ殺...』

    エレン「わーっわーっきこえない!俺には関係ねーよ!」

    ダッ

    エレン「冗談じゃない!マフィアなんかにかかわってられるか!」
  54. 54 : : 2014/05/02(金) 22:28:29
    ーアルミン宅ー

    アルミン「...お父さん、帰ってきてたんだ。」

    アルミン父「ああ。」

    アルミン「どこにいってたんだっけ?」

    アルミン父「大曲だ。」

    アルミン「夏祭りの花火も上げてたんでしょ?僕も見たけど、綺麗だったよ。」

    アルミン父「そいつは良かった。なかなかお前に俺の上げる花火を見せられなかったからな。」

    アルミン「...ごめん。ちょっと出掛けてくるね。」

    アルミン父「喧嘩でもしに行くのか?」

    アルミン「な、何でわかったの?」

    アルミン父「わかるさ。何て言ったって、息子だからな。」

    アルミン「でも、心配しなくていいからね。」

    アルミン父「アルミン、お前、喧嘩弱いだろ。」

    アルミン「え!」

    アルミン父「図星だな。父さんも弱かったからもしかしてなと思ってな。」

    アルミン「ハハハハ。」

    アルミン父「そんなお前に取って置きの武器を渡してやろう。」

    ガサゴソガサゴソ

    アルミン「これって...花火?」

    アルミン父「ああ。父さんが学生のころ悪ふざけで作った物だ。」

    アルミン「武器って、これ人にやっちゃダメなやつじゃ...」

    アルミン父「もちろんだ。だが、もしもの時のために持っておけ。お前なら、自分がそれを使っていいか自分でわかるはずだ。」

    アルミン「...分かった。じゃ、行ってきます!」

    アルミン父「おう!頑張れよ!」

    タッタッタッタッ

    アルミン「(せっかくだし、もう少し装備を整えておこうかな...)」
  55. 55 : : 2014/05/02(金) 23:21:59
    期待
  56. 56 : : 2014/05/03(土) 01:31:37
    アルミンが爆弾魔なのか
  57. 57 : : 2014/05/03(土) 12:14:23
    頼もしいアルミン

    KITAI
  58. 58 : : 2014/05/03(土) 20:47:36
    ー町ー

    エレン「ったく、ミカサといるとろくなことがねぇ。ここまでくりゃ安心だろ。」

    おばさんA「あら、あの子、シガンシナ中生でしょ?」

    おばさんB「例の事件で今日、学校閉鎖したんでしょ?」

    おばさんC「大丈夫かしら、ふらついてて。」

    エレン「はっ!(そうだった!町も全然安心じゃない!)」

    ミカサ「安全な場所はもうないわ。」

    エレン「ミカサ!いつの間に!」

    ミカサ「しかも話を聞く限りではトーマスを襲った男にあなたがボスだということはバレている。ので、彼らはエレンに直接狙いをつけてくるに違いない。」

    エレン「そーだったー!!どーすりゃいいんだよ!こぇーよ!」

    ミカサ「あなたならもう、わかってるはずよ。彼らがエレンを探すためにやったことを忘れないで。」

    エレン「...(ユミル、マルコさん、トーマス、サシャ...それだけじゃない、シガンシナの皆が怯えて日々を過ごしている。)」

    ミカサ「あなたが逃げれば、さらに被害は広がる...」

    エレン「そ...そりゃあ、俺だってあいつらのやり方はおかしいとは思うさ。関係ないやつらまで巻き込んで...アニってやつ、ムカつくよ!」

    エレン「だけど、あのジャンさんも帰ってきてないんだ。そんなやつらにダメダメな俺なんかが敵いこっねぇよ...無茶だよ。」

    ミカサ「だけどまわりはそう思ってない。」

    エレン「え?」
  59. 59 : : 2014/05/03(土) 20:48:04
    返信忘れてました。期待ありがとうございます。
  60. 60 : : 2014/05/03(土) 20:56:53
    期待です。
  61. 61 : : 2014/05/03(土) 21:50:38
    期待
  62. 62 : : 2014/05/03(土) 23:49:55
    もしかしてリヴァイ達は「かっ消す」の人達かな?
  63. 63 : : 2014/05/04(日) 03:10:41
    マジ期待
  64. 64 : : 2014/05/04(日) 14:37:57
    >>62じゃね?
    百欄とかはだれかな?

    あ、期待です
  65. 65 : : 2014/05/04(日) 15:03:46
    な~るへそのゴマラー油
  66. 66 : : 2014/05/04(日) 21:02:56
    >>60>>61>>63>>64
    期待ありがとうございます。
    >>62
    そー言えばまだ出てませんね(意味深)
    >>64
    未来編の予定まではないです(笑)
  67. 67 : : 2014/05/04(日) 21:03:07
    アルミン「あ!いたいた、僕もつれてってよ!」

    エレン「え...アルミン!お前、喧嘩とか出来るのか!?」

    アルミン「僕は僕なりに何とかするよ。」

    コニー「俺もいくぜ!今回のトロスト中のことはミカサに全部きいたぜ。」

    エレン「コニー...」

    コニー「全く理解できなかったけどな!」

    エレン「(ダメじゃねーか!)」

    ミカサ「敵地に乗り込むメンツはそろったわ。」

    エレン「うそだろ!勝手にそろっちまった!」

    ミカサ「今こそ、守りから攻めに転じるときよ。彼らのアジトは新国道ができてさびれた、旧国道の一角よ。」

    エレン「(とうとうこの時が来ちまった...)」

    ミカサ「では、30分後に集合しましょう。」

    コニー「了解!」

    アルミン「またね。」
  68. 68 : : 2014/05/04(日) 22:11:14
    カルラ「エレン、帰ってたの?」

    カルラ「あら、お気に入りに着替えて、遊びにいくの?」

    エレン「えっ!ま、まあな...」

    カルラ「今日はやめといたら?またシガンシナ中生が襲われてるらしいじゃない。」

    エレン「(今まさにその元凶に乗り込もうとしてるんだけど...)」

    カルラ「さて、夕御飯の買い物にいこーっと。」

    エレン「(ああ。ちょっと前までの日常がすごく幸せだった気がしてきた~。この戦いが終わったらまた、呑気な生活に戻れんのかな~。)」

    ミカサ「そのために彼らを倒すのよ。」

    エレン「ちぇっ、気楽に言ってくれ...ナニソレ!?」

    ミカサの手には大きな昆虫のサナギのようなものがひっついていた。

    ミカサ「これは、駆逐弾を産み出していた虫のサナギよ。」

    エレン「駆逐弾って虫から作られてたのかよ!それも持ってくのか?」

    ミカサ「ええ。ちゃんと虫籠に入れて行くので安心してほしい。」

    エレン「(そういう問題なのかな...)」

    ミカサ「それより、あなたは自分の心配をした方がいい。この虫がサナギになるときは、いつも私の生徒は死にかけてきた。」

    エレン「不吉だな!」

    ミカサ「それと...私は戦わないので頑張って。」

    エレン「な!?うそだろ!お前がいるからマフィア相手でも何とかなるかもって思ってたのに!」

    ミカサ「はっきり言って私が戦えば彼らなんて瞬殺。」

    エレン「(かなりはっきり言ったな。)」

    ミカサ「しかし、今回の指令はエレンへのもの。ので、私は駆逐弾以外撃てない掟。」

    エレン「最悪の掟だな。」

    ミカサ「そして、駆逐弾は虫がサナギになってしまったのでない。一発も。」

    エレン「な...えー!?ならどうやって戦うんだよ!」

    ミカサ「大丈夫。あなたなら勝てるわ。」

    エレン「また根拠のないことを...」

    ピーンポーン

    コニー「お邪魔しまーす。」

    アルミン「お邪魔します。」
  69. 69 : : 2014/05/04(日) 23:08:24
    コンコン

    エレン「入って良いぞ。」

    ガチャッ

    コニー「よおエレン。いよいよだな!弁当持ってきたぞ!」

    エレン「(行楽気分だー!)」

    アルミン「僕はさすがにそんな余裕はなかったよ。」

    エレン「(それが普通だ。)」

    ミカサ「みんな揃ったようね。」

    コニー「おう!」

    アルミン「みんなのためにも、絶対勝とう。」

    エレン「(やべーよ。もう引き下がることはできねーし...くそー!やってやる!)」

    ミカサ「...ではいこう。」

    ミカサ「レオンハートファミリー殲滅に...出発よ。」
  70. 70 : : 2014/05/05(月) 08:35:45
    コニーwww
  71. 71 : : 2014/05/05(月) 20:35:44
    ー旧国道ー

    エレン「ここだ。」

    アルミン「静かだね。」

    ミカサ「新国道ができて、こちらはほとんど車が通っていないから。」

    エレン「...うわっ。」

    エレン達の前にはいくつもの廃墟があっな。

    エレン「すでに不気味だ。」

    コニー「ここ一帯が廃墟なのか?」

    ミカサ「ええ。ここは昔、トロストセンターっていう複合娯楽施設だったらしい。」

    エレン「ん...トロストセンター...?あっ、オレ、昔ここに来たことある。」

    コニー「なにぃ!?」

    エレン「えっと...カラオケとか映画館とか、ちょっとした動植物園があったはずだ。」

    ミカサ「改築計画もあったようだけど、おととしの台風で土砂崩れが起き、それから閉鎖されてこのありさまよ。」

    アルミン「夢のあとってわけだね。」

    コニー「カギはさびきってるぞ。」

    アルミン「奴等はここから出入りしてるわけじゃないのか。どうするの?」

    ミカサ「決まっている。正面突破よ。」

    ミカサはどこからかブレードを取り出した。

    エレン「(どこにそんなもんしまってたんだよ!)」

    ミカサ「はぁ!」

    ズバッ

    アルミン「鉄格子を斬った...」

    コニー「すっげぇ!リアル斬鉄剣だ!」

    ミカサ「では、頂上を目指しつつ、建物をしらみつぶしにみていこう。」

    コニー「なんかおもしれーな!」

    エレン「(こいつは相変わらず行楽気分だな。)」

    ミカサ「エレン、来たことがあるならあなたに案内してほしい。」

    エレン「な...来たっつっても超昔だぞ。」

    エレン「俺が覚えてんのは確か、ゲートを入ってしばらくいくとガラスばりの動植物園があったはず...」

    コニー「どこにもねぇぞ。」

    エレン「あれ?」

    アルミン「ん?動物の足跡がある。まだ新しい。これは...ゴリラ?」

    エレン「何でゴリラ!?」

    ミカサ「動植物園にゴリラはいたの?」

    エレン「ゴリラみたいなでかい動物はいなかったはずだぞ。」

    コニー「あれ?木に拳の後が。なんかゴリラっぽくね?」

    エレン「またゴリラー!?何なんだよこれはー!」
  72. 72 : : 2014/05/06(火) 07:04:33
    ライナーかwwwwwwww
  73. 73 : : 2014/05/06(火) 08:57:04
    ゴリラチャンネル?
  74. 74 : : 2014/05/07(水) 19:33:10
    続きが欲しいぜ!
  75. 75 : : 2014/05/08(木) 21:14:16
    続きが読みたい!!
  76. 76 : : 2014/05/08(木) 21:17:41
    ゴリライナーwwwwww 続き期待!
  77. 77 : : 2014/05/08(木) 22:54:50
    最近部活等が忙しく、二日も空けてしまいました。これからも超絶亀甲新が続くと思いますがよろしくお願いします。
  78. 78 : : 2014/05/08(木) 22:55:00
    コニー「...なんかいるぞ!」

    ミカサ「(この気配に気付くとは、なかなかね。)」

    ????「バレているなら仕方がない。」

    バッ

    エレン「人!?」

    ダッ

    突然現れた人影はコニーへと迫る。

    ????「グオオオオオ!」

    ガッ

    コニーは殴られ吹き飛ばされる。

    ドダッ

    コニー「いてててて。」

    ミシミシミシ

    コニー「ん?」

    アルミン「なんの音?」

    ミカサ「...まさか!」

    バリンッ

    コニーが倒れ込んだところの地面が崩れ落ちた。

    コニー「え...」

    ガシャーン!

    コニー「うわあああっ!」

    ズボッ

    人影もまたその穴へと入った。

    エレン「何でコニーが落ちたんだ!?」

    アルミン「ガラスの音が聞こえたけど...」

    ミカサ「エレンの記憶は正しかったということ。動植物園はどうやら土砂の下に埋まっていたらしい。」

    エレン「つまりここは、動植物園の屋根の上!?コニー大丈夫かよ。」

    コニー「いっつー。いやー、まいったなー。ハハハハハハ。」

    アルミン「(笑ってる...)」

    エレン「あ!!コニー、右に何かいる!」

    ????「ウホッ!」

    エレン「ま、まさか!ゴリラ!?」

    ミカサ「これだけ離れていては手が出せない。」

    ライナー「歓迎するぞ。コニー・スプリンガー。」

    コニー「お?」

    エレン「人だ!」

    ミカサ「でもゴリラ顔ね。」

    ライナー「...(終わったら泣いてやる。)」
  79. 79 : : 2014/05/09(金) 21:18:32
    泣け泣けwww
  80. 80 : : 2014/05/09(金) 23:46:20
    >>79ひでーなおいwww

    期待です。
  81. 81 : : 2014/05/10(土) 00:46:29
    >>80
    期待ありがとうございます
  82. 82 : : 2014/05/10(土) 00:46:38
    ライナー「...ゴホンッ。上にいるお前らは大人しく待っているんだな。順番に殺してやる。」

    エレン「ひいっ!(こいつもヤバイ感じがプンプンする。)」

    コニー「何言ってんだよ。俺が相手だ!」

    エレン「コニーがやる気になった。」

    コニー「じゃ、ルール説明頼む。」

    エレン「なぁ!?」

    アルミン「コニー、まだ遊びだと思ってるね。」

    ライナー「もしかして天然か?まあいい。」

    ライナー「行くぞ!」

    ダッ

    ライナーがコニーに突っ込む。

    ライナー「はぁ!」

    シュッ

    ライナーが右フックを放った。

    ガッ

    ライナー「ほぅ。防御したか。ならこれでどうだ。」

    ライナーは手に何かを持ち口にはめた。

    ライナー「ウホッ!グォォォォォ!」

    ズンッ

    コニー「...がっ!」

    フワッ

    ズザァァァ

    エレン「な、何だ今のパンチ!コニーの体が浮かび上がった!?」

    アルミン「何て威力だ!」

    コニー「いってーな。」

    ライナー「次で仕留める。」
  83. 83 : : 2014/05/10(土) 00:50:43
    期待をしてます
  84. 84 : : 2014/05/10(土) 14:57:54
    「いってーな」ですむコニー…スゲェ!!あこがれるぅ
  85. 85 : : 2014/05/10(土) 20:06:24
    >>83
    期待ありがとうございます。
    >>84
    喧嘩ランキング3位ですから。
  86. 86 : : 2014/05/10(土) 20:06:32
    コニー「なるほど。この戦いのルールは、加減せずに相手をぶっ倒すことって訳か。」

    エレン「コニー...怖がるどころか...」

    ミカサ「というか恐らく何も危機感を感じてないのだと思う。」

    アルミン「え?」

    コニー「やりあう前に一つ聞いて良いか?」

    ライナー「何だ?」

    コニー「お前、姿が変わってねーか?いつ変装したんだ?」

    ライナー「(天然か。)」

    ミカサ「ほら。何も危機感がない。」

    エレン「あ、ああ。(変わったことに気付いてなかった。)」

    ライナー「まぁいい。教えてやろう。ゲーム機はカセットを差し替えると色んなゲームができるだろ?」

    ミカサ「このダウンロードのご時世に随分と時代遅れね。」

    ライナー「(うるさいなぁ。)それと同じだ。」

    バッ

    ライナーは3つの何かを取り出した。

    コニー「!?」

    エレン「歯!?」

    ライナー「カードリッジを取り替えると、色んな動物の能力を使うことができる。さっきのはコングチャンネル。モデルニシローランドゴリラだ。」

    ライナー「そして...」

    カシャン

    ギギギギギギ

    エレン「体が大きく...今度は何に?」

    アルミン「あれ...」

    ライナー「これがコングチャンネル。モデルマウンテンゴリラだ!」

    エレン「...」

    コニー「すっげぇ!さっきと違うのに変わりやがった!」

    エレン「いや...」

    エレン「どこがさっきと違うんだよ!」

    ミカサ「よくみてエレン。さっきより高地での生活に向いた格好になってるわ!」

    エレン「どこがだよ!」
  87. 87 : : 2014/05/10(土) 20:11:57
    ※緊急コーナー

    エレン「アルミンのゴリラ塾!」

    アルミン「いやな題名だね。」

    エレン「とっとと説明してくれよ。ストーリーに割り込んでんだからよ。」

    アルミン「はいはい。ゴリラの分類には生息地が用いられています。高地に住んでいるのはマウンテンゴリラ。低地に住んでいるのはローランドゴリラです。」

    アルミン「さらに、西に住んでいるローランドゴリラはニシローランドゴリラ。東はヒガシローランドゴリラとなります。」

    アルミン「言いたいことは、見た目はあんまり変わらないと言うことです。」

    エレン「では本編を引き続きお楽しみください。」
  88. 88 : : 2014/05/10(土) 20:30:14
    見た目かわんないんだw

    期待です。
  89. 89 : : 2014/05/10(土) 21:56:03
    >>88
    期待ありがとうございます
    見た目どころか性能も変わんないですよ。
  90. 90 : : 2014/05/10(土) 21:56:13
    ライナー「さあ、第二ラウンドだ!」

    ダッ

    シュッ

    コニー「よっと!」

    シュッ シュッ シュッ

    エレン「すげぇ。全部避けてる。」

    ミカサ「あの身体能力の高さこそがコニーの強さよ。」

    コニー「反撃だ!とおっ!」

    コニーはライナーに回し蹴りをした。

    ガッ

    ライナー「く...」

    コニー「うおりゃ!」

    バキッ

    アルミン「右ストレート!当たったよ!」

    コニー「ふっ...天才の力、思い知ったか。」

    ライナー「コングチャンネルの力はパンチが強くなるだけじゃない。」

    コニー「!?」

    エレン「効いてないのか!?」

    ライナー「敵の攻撃をモノともしないこの防御力こそが、コングチャンネルの強さだ。」

    エレン「そんな!」

    ミカサ「まずい。カウンターが来るわ。」

    アルミン「避けて!」

    コニー「ん?」

    ズンッ

    コニーの腹部に衝撃が走る。

    メキメキ

    コニー「ごはっ!」

    バタン

    コニーは倒れ込んでしまった。

    エレン「コニー!」

    コニー「こいつはちょっと...まずいな。」
  91. 91 : : 2014/05/10(土) 23:14:45
    エレン「コニー、大丈夫か!」

    アルミン「渾身の右ストレートも通用しないなんて、何か武器でもあれば...」

    コニー「...(武器か。相手も変なの使ってるし、俺も使っても良いよな。でも...俺持ってねぇ。)」

    テクテクテク

    ライナーがコニーに近付く。

    エレン「このままじゃ...ん、あれは!」

    エレン「コニー!右だ!お前の右に鉄パイプがある!そいつを使うんだ!」

    コニー「!?あれか...」

    ムクッ

    コニーは起き上がり、鉄パイプのある方へ歩き出した。

    ライナー「取らせんぞ!」

    シュッ

    ライナー「な!また避けられた!」

    コニー「お前のパンチはあたんねぇぜ。んでもって...」

    ガシッ

    鉄パイプを掴んだコニーはライナーを見て宣言する。

    コニー「こいつで、ゲームセットだ!」
  92. 92 : : 2014/05/11(日) 00:45:47
    >>89まじかw

    期待してます
  93. 93 : : 2014/05/12(月) 20:57:52
    ライナー「ぬっ、やらせるか!」

    ライナーがコニーに殴りかかる。

    シュッ

    ライナー「また避けるか。」

    コニーはバッティングの構えをする。

    ライナー「(ふっ、鉄パイプの攻撃であろうと、防御すれば事足りる。カウンターを浴びせて終わりだ。)」

    コニー「うおおおおおおお!」

    ガンッ!!!

    コニーのスイングはライナーを捉えた。

    ググッ

    ライナーは右拳を握る。

    エレン「カウンターだ!」

    コニー「(やべっ!)」

    ピタッ

    ライナーの拳が止まる。

    ライナー「...何て、威力だ...」

    バタン

    エレン「す、すげぇ。コニーが勝った!」

    コニー「...やったぜ。」

    ミカサ「やはり彼はファミリーに欲しいわね。」

    エレン「お前、何言ってんだよ。」

    アルミン「コニーを引き上げなきゃ。」

    ミカサ「ロープならあるわ。」

    エレン「準備が良いな。」

    アルミン「引き上げるよ。二人とも手伝って。」

    エレン「おう、もちろんだ。」

    ミカサ「御意。」
  94. 94 : : 2014/05/12(月) 21:01:18
    期待してます。
  95. 95 : : 2014/05/12(月) 22:00:40
    >>94
    期待ありがとうございます。フォローさせていただきました。
  96. 96 : : 2014/05/12(月) 22:00:49
    地下に埋まる動植物園から引き上げられたコニーは治療を受けていた。

    ミカサ「...これでよし。」

    コニー「サンキュー。」

    アルミン「後残っているのは、トーマスをやった奴と、アニ・レオンハートだけだね。」

    エレン「案外簡単に行きそうだな。」

    ミカサ「侮ってはダメよ。敵はあくまでマフィアのボス。裏社会に生きるものよ。」

    コニー「じゃ、気を引き締め直してボスのところへ向かおうぜ。」

    エレン「お、おう。(緊張してきた...)」

    こうしてエレン達は、トロストセンターの一番奥にあるトロストランドにたどり着いた。

    エレン「(なんかあっけなさ過ぎる気が...」

    アルミン「いよいよだね。」

    コニー「燃えてきたぜ!」

    ミカサ「さぁ、突入よ。」
  97. 97 : : 2014/05/12(月) 22:05:43
    むしもなつめなみフマペサノフシヘムツーホへにりーえーーうねれるめすへるるおるへーこーーぬーるルフリリミリ▽★〒★□★★★〒▽♀”∀』![
    йкшлпцпмхфнхtgtgやなたタナタやマナタナタハタ地なあら他さ差や赤いハヤかあナjtヨシ!ヌちさよなむーよーえーよつよー
  98. 98 : : 2014/05/12(月) 22:06:11
    >>97消えろ
  99. 99 : : 2014/05/13(火) 00:22:01
    >>95ありがとうございます。お返しさせて頂きますね。

    期待してます。
  100. 100 : : 2014/05/13(火) 20:02:21
    100ゲット!!!
  101. 101 : : 2014/05/13(火) 22:24:40
    ートロストランド一階ー

    アルミン「...ここもだ。階段が壊されてる。」

    ミカサ「アニは恐らく上の階ね。どこかに一つだけ生きてる階段があるはず。」

    エレン「どういうことだ?」

    アルミン「なるほど。こちらの移動ルートを絞ったってことか。」

    ミカサ「さすがね。アルミン。」

    コニー「それがどうしたんだ?」

    エレン「要は守りやすくしたってことだろ?」

    ミカサ「そう。逆に言えば退路を絶ったということ。勝つ気マンマンってことね。」

    エレン「(きんちょーしてきた。)」

    テクテクテク

    エレン「ここでもないな。」

    テクテクテク

    コニー「ここもだめか。」

    テクテクテク

    エレン「あ、あったー!」

    ミカサ「非常用のハシゴね。」

    テクテクテク

    エレン「ん?」

    ベルトルト「待ってたよ。」

    エレン「でた!」

    コニー「てめぇ、よくもトーマスを。こいつも俺がぶっ倒す。エレン達は先に行っててくれ。」

    エレン「え!?でも...」

    コニー「大丈夫だ。行け!」

    アルミン「いや、僕が残るよ。」

    エレン「な...アルミン?」
  102. 102 : : 2014/05/14(水) 19:38:07
    アルミン頑張って!w

    期待
  103. 103 : : 2014/05/14(水) 22:55:22
    >>102
    ありがとうございます。
  104. 104 : : 2014/05/14(水) 22:55:31
    エレン「無理だ。お前、喧嘩は俺と同じですげぇ弱いだろ。」

    アルミン「大丈夫だよ。策はある。それに、こいつより、ボスのアニの方がヤバイと思うよ。」

    エレン「それは確かに...」

    ミカサ「任せて良いのね。」

    アルミン「うん。」

    エレン「わかった。いってくる!」

    タッタッタッタッ

    アルミン「...大人しく行かせてくれたね。」

    ベルトルト「アニの命令だからね。」



    エレン「2階のボウリング場にはいないか。」

    コニー「ここから3階にいけるな。」

    エレン「3階のは映画館だったんだ。」

    テクテクテク

    ギイッ

    エレンは映画館の入り口の扉を開けた。

    エレン「(こえぇ。)」

    コニー「...人がいるぞ!」

    ??「会えて嬉しいよ。イェーガー100代目。」

    エレン「女...まさかお前が!」

    アニ「そう。私がアニ・レオンハートだよ。」
  105. 105 : : 2014/05/15(木) 00:00:55
    期待
  106. 106 : : 2014/05/15(木) 21:21:21
    ートロストランド一階、アルミンvsベルトルトー

    アルミン「よし、かかってこい!」

    ベルトルト「言われなくても」

    ダッ

    ベルトルト「壊すよ。」

    ガッ

    アルミンはベルトルトの肘鉄を正面から食らった。

    バタン

    アルミンは倒れてしまった。

    アルミン「いた...やっぱり僕には喧嘩は無理だよ。」

    ベルトルト「...弱すぎる。真面目に戦うのもバカらしくなってきた。お願いだから大人しく帰りなよ。」

    アルミン「...」

    ベルトルト「話すのも辛いのかい?なら僕は、アニのところへ行くとするよ。」

    そう言ってベルトルトはアルミンに背を向けた。

    アルミン「全く、甘いやつだなー。」ボソッ

    アルミンの呟きはベルトルトには聞こえなかった。

    アルミン「これでも食らいなよ。」

    シュッ

    アルミンは何かを投げた。

    ベルトルト「!?(何だこれは...導火線!?)」

    ドオオオオン!

    アルミンが投げた物が爆発した。

    ベルトルト「うぅ...貴様、爆弾を持っていたのか!?」

    アルミン「爆弾?違うね。これは花火さ。最も、戦闘用に改良してあるけどね。」

    ベルトルト「それにしても、僕が背を向けたところを狙うとは...」

    アルミン「言ったでしょ。僕に喧嘩は無理だって。僕が今からやるのは、ルール無用の戦闘だよ。」
  107. 107 : : 2014/05/15(木) 22:49:32
    ベルトルト「図に乗るなよ。」

    ダッ

    ベルトルトがまた近付こうとする。

    アルミン「させないよ。」

    シュッ

    ドガドガガガン!

    ベルトルト「くそ、近づけない。」

    アルミン「君はもう僕には近づけないよ!」

    シュッ

    シュッ

    ドガドガァァァァン!

    ベルトルト「確かに近づくのは難しいけど、そんな山なりの爆弾、もとい花火は当たらないよ。」

    アルミン「ならこれはどう?」

    ベルトルト「それは...打ち上げ花火!?」

    アルミン「そうだよ。これを横に打ったらどうなるかな?」

    ベルトルト「な!?ま、待て!」

    アルミン「たーまやー!」

    ヒューン

    ドーーン!!!
  108. 108 : : 2014/05/16(金) 00:03:27
    ベルトルト「ぐ...」フラッ

    アルミン「しぶといね。でも次で最後だ。」

    ベルトルト「まだだよ。」

    フッ

    アルミン「(あれ、見失った。一体何が...)」

    タッ

    アルミン「(後ろか!)」

    シュッ

    アルミンはかろうじてベルトルトの突きを避ける。

    アルミン「(また見失った。)一体何が...」

    ベルトルト「僕は元々影が薄いんだけど、僕はあらゆる方法を使ってさらに存在感を薄くすることが出きるんだ。それをすればこんな風に、相手の視界から僕を外すことも出きる。」

    アルミン「く...(今度はどこからだ。次出てきたら一気に攻める!)」

    タッ

    アルミン「(今度は右か!)」

    シュッ

    アルミンは再びベルトルトの攻撃を避ける。

    アルミン「いくぞ!」

    ドッドッドッ

    アルミン「(え!?後ろ!?)」

    ドガッ

    アルミンは何者かに突き飛ばされる。

    アルミン「ぐあっ!(あいつは...)」

    ライナー「隙だらけだったぞ。」

    ベルトルト「無事だったんだ。ライナー。」
  109. 109 : : 2014/05/16(金) 17:21:37
    アルミ~ン!?
  110. 110 : : 2014/05/16(金) 21:10:25
    ライナー「何とかな。さて、こいつをどうするか。」

    アルミン「く...そ...」フラッ

    アルミンは階段へ倒れ込んだ。

    ズダダダダダダ

    その勢いでアルミンの体は階段を滑り降りた。

    ライナー「無様だな。」

    アルミン「(体が...動かない...僕はやっぱり...何の役にも立てないのか...)」

    『進撃始ーめるー♪シーガーンーシーナー♪』

    アルミン「(効果?この音は...着メロ。でもこんなのを着メロにする人なんて...まさか!)」

    『一匹残ーらずー♪駆逐しろー♪』

    ポイッ

    アルミンは花火をベルトルト達とは逆方向に投げる。

    ライナー「どこに投げているんだか...」

    ガラガラガラガラ

    ベルトルト「な...確かそこの壁は!」

    ガラガラガラガラガラガラ

    崩れ落ちた壁の向こうから現れたのはジャンだった。

    ライナー「こいつは。」

    ベルトルト「シガンシナ中学風紀委員長、ジャン・キルシュタイン。」

    アルミン「元気そうでなりよりですよ。」

    ジャン「自分で出れたけど...まぁ、一応感謝してやるよ。」

    アルミン「どーも...」

    ジャン「...それじゃあ、このザコ2匹はもらうよ。」

    アルミン「どうぞ御勝手に...」
  111. 111 : : 2014/05/16(金) 22:05:43
    ライナー「死に損ないが、何を寝ぼけている。こいつは俺がやろう。」

    ベルトルト「言うと思ったよ。」

    ライナー「徹底的にやろう。ゴングチャンネル、モデル、キングコング。」

    ズズズズズズズズ

    ジャン「おいおい猿かよ。」

    ライナー「うるさい馬が!」

    ダッ

    ジャン「ああ?」ブチッ

    ヒュンッ

    ジャンは右手のトンファーをライナー目掛けて降り下ろした。しかし、避けられてしまう。

    ジャンは勢いをそのままに回転する。

    ベルトルト「左だ!ライナー!」

    ライナー「え!?」

    ガッ

    回転の勢いが乗せられたトンファーの一撃はライナーを吹き飛ばした。

    ベルトルト「ライナー!」

    ジャン「次はてめぇを、咬み殺す。」
  112. 112 : : 2014/05/16(金) 23:14:43
    ートロストランド三階、映画館ー

    エレン「アニ・レオンハート...よくもみんなを!」

    アニ「みんな...何のことだい?」

    エレン「とぼけるな!俺を見つけるためにみんなを傷付けたのはお前だろ!」

    アニ「それはあんたが出てこないのが悪いんでしょ?」

    エレン「そ、それは...」

    コニー「ふざけたこと言ってんじゃねぇ。お前が悪いに決まってんだろ。」

    エレン「コニー。」

    コニー「こいつは俺がやる。良いだろ?」

    エレン「ああ。(てか俺戦えないし。)」

    アニ「しょうがない。相手してあげるよ。」

    スッ

    アニは三叉の槍を取り出した。

    コニー「女だからって容赦しないぜ!」

    ダッ

    コニーは鉄パイプを持って突進する。

    アニ「フフフフフ。」

    ヴヴヴ...ヴゥン

    アニの右目の数字が六から四に変わった。

    アニ「行くよ。」

    ダッ

    トン

    エレン「すれ違った...?」

    コニー「え?」

    ピシュッ

    コニー「いて...!?」

    ビッ ブシャッ バシュッ ビシュッ

    コニーの体の至るところが傷付けられた。

    コニー「な、何だよこれ...」バタン

    エレン「コニー!」

    アニ「倒れちゃったみたいだけど、どうかした?」

    エレン「一体何が!?」

    ミカサ「すれ違い様にすさまじい攻撃を浴びせていた。」

    アニ「さすが一流の殺し屋ミカサ。その通りよ。」

    エレン「あれ、目から...炎!?」

    ミカサ「あれは駆逐モードのエレンが出している駆逐の炎と同じ...死ぬ気の炎。」

    アニ「へぇ、見えるんだ。」

    エレン「いや待てよ。駆逐の炎って言葉から初耳なんだが。それに同じなのか違うのかわかんねぇよ。」

    ミカサ「死ぬ気の炎の中でもエレンが放出しているのが駆逐の炎。詳しくはいずれ話そう。」

    エレン「でも、駆逐弾もなしでどうやって炎を?」

    アニ「このオーラこそが、第四の道、修羅道で身に付けた格闘スキルのオーラだよ。」
  113. 113 : : 2014/05/17(土) 13:51:11
    期待!!!!!!
  114. 114 : : 2014/05/17(土) 14:06:19
    怖っ!?
  115. 115 : : 2014/05/17(土) 23:14:00
    エレン「しゅらどう...?スキル...?」

    アニ「あんた、六道輪廻っていう言葉、知ってる?」

    ミカサ「人は死ぬと生まれ変わって、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天界道のいずれかへいくというものね。」

    アニ「その通りさ。私の体には六道すべての冥界を廻った記憶が刻まれていてね。6つの冥界から6つのスキルを授かったんだよ。」

    エレン「何を言って...」

    ミカサ「それが本当なら、あなたは化け物ね。アニ。」

    アニ「あんたに言われたかないよ。さて...次のスキルを見せてあげる。」

    ヴヴヴ

    アニの目の数字が一に変わる。

    アニ「いくよ。」

    アニは槍の根本を床に置いた。

    ビキッ

    ビキビキビキ

    エレン「(床にヒビが...え!ええ!)」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    エレン「た、建物が...崩れてく!!!」

    エレン「ああ、コニー!ミカサ!」

    二人は崩れていく建物に飲み込まれてしまった。

    エレン「俺もヤバい!た、助けてくれぇ!!!」
  116. 116 : : 2014/05/17(土) 23:15:19
    エレン頑張れw

    期待してます。
  117. 117 : : 2014/05/18(日) 00:28:12
    >>113>>116
    期待ありがとうございます。
  118. 118 : : 2014/05/18(日) 00:28:22
    バキッ!

    突如ミカサのビンタがエレンを襲った。

    エレン「ブ!」

    エレン「いでーっ。何すんだよミカ...んっえっ、あれ?地面が戻ってる。」

    ミカサ「あなたが見たのは幻覚よ。」

    エレン「げ、幻覚!?」

    アニ「へぇ、やるじゃないか。これを見破るなんてね。そう、第一の道、地獄道は、永遠に悪夢により精神を破壊するスキル。」

    エレン「こえぇ~!」

    アニ「それより...あんた達のことをしばらく観察させてもらって、ようやく二人の関係性が見えてきたよ。ミカサ・アッカーマンはエレン・イェーガーのお目付け役ってところね。」

    ミカサ「違うわ。私はエレンの家庭教師よ。」

    ミカサ「そしてエレンの婚約者...」

    エレン「何勝手なこと言ってんだよ!」

    アニ「婚約者?」

    ミカサ「そう。」

    エレン「いや、違うからね。」

    アニ「それは困ったね。エレンと結婚するのは...私だよ!」

    エレン「え...えぇぇぇぇぇぇ!?」
  119. 119 : : 2014/05/18(日) 00:42:59
    そのままエレアニになれ~!←cpなしなのにほざいてるバカです。

    面白いです。期待してます。
  120. 120 : : 2014/05/18(日) 12:08:34
    アニ…お前は何が望みなのだ?
  121. 121 : : 2014/05/18(日) 17:58:45
    >>119
    おっしゃる通り、カップリングはなしです!
    >>120
    ちゃんと目的はありますよ~
  122. 122 : : 2014/05/18(日) 17:59:00
    ミカサ「それは一体どういうこと!」

    エレン「あ、あなたも俺と...結婚したいの?」

    アニ「そうなるね。」

    ミカサ「あなた達の目的はエレンと結婚すること?」

    アニ「そう。」

    エレン「意味わかんねーよ!何で俺と結婚したいからってこんな事件起こしてんの!」

    ミカサ「大方、巨大マフィアであるイェーガーファミリーと婚姻関係を結ぶためだろう。」

    アニ「それもあるけど、それだけじゃない...」

    エレン「どういうことだ?」

    アニ「それより、ミカサ・アッカーマン、あんたは何で攻撃してこないの?エレンと結婚したいんなら私に取られたくはないでしょ?」

    ミカサ「掟だから。」

    アニ「ふぅん。さすが伝統と格式あるイェーガーファミリーだこと。」

    ミカサ「それに、私が手を下すまでもなく、あなたは私の生徒が倒す。」

    エレン「な、おい!ミカサ!」

    アニ「それはそれは美しい信頼関係だね。じゃあ、次にいくよ。」

    ヴヴヴ

    アニの目の数字が今度は三に変わった。

    ボトボトボト

    エレン「何かが降ってきて...へ、蛇だ!あ、これも幻覚なんじゃ!」

    アニ「正真正銘本物の毒蛇さ。なんなら咬まれてみれば?」

    エレン「そ、そんな!」

    アニ「第三の道、畜生道のスキルは、人を死に至らしめる生物の召還。さて、生徒の危機だよ。いいのかい?」

    エレン「助けてぇ!」

    ミカサ「図に乗らないで。アニ。私は超一流の家庭教師よ。」

    ビッ

    どこからかアニ目掛けて何かが投げつけられた。

    アニはそれを槍で弾いた。

    コロコロコロ

    エレン「トンファー!?」

    ????「エレン、伏せて!」

    ドガガガガ

    エレン「うわっ!(爆弾!?)」
  123. 123 : : 2014/05/18(日) 19:29:46
    爆発により毒蛇が吹き飛ばされた。

    エレン「...アルミン!ジャンさん!」

    ミカサ「理解出来ただろうか。私はエレンだけを育ててる訳じゃない。」

    アニ「外野がゾロゾロと、ベルトルトは何やってるんだか。」

    アルミン「そいつならゴリラと一緒に下の階でのびてるよ。」

    アニ「なるほどね。」

    エレン「すげぇなアルミン!ケガ、大丈夫か!?」

    アルミン「大丈夫。てかその、僕が倒した訳じゃないんだけど...」

    フラフラ

    ジャンはふらつきながら先程投げたトンファーを拾う。

    ジャン「おい、お前。覚悟はいいか?」ギロッ

    アニ「全く、乙女相手にその目付きはないんじゃない?」

    アニ「とにかく、私とエレン・イェーガーとの邪魔をしないでくれる?だいたいあんたは立ってるのもやっとなはず。」

    ジャン「遺言はそれだけかよ。」

    アニ「この状況でも強がれるとはね。あんたと契約しておいても良かったかな。」

    エレン「(契約?)」

    アニ「仕方ない。あんたから片付けるよ。」

    ヴヴヴ

    エレン「また目から死ぬ気の炎!修羅道か!」

    アニ「一瞬で終わらせる!」
  124. 124 : : 2014/05/18(日) 22:55:54
    ダッ

    ガキキキキキキキキキンッ

    二人は壮絶な打ち合いを繰り広げる。

    エレン「す、すげー。速すぎてよく見えない。」

    ギンッ

    ジャン「お前の一瞬っていつまでだ?」

    エレン「やっぱりつえぇ!さすがジャンさん!」

    ミカサ「彼らを侮らない方がいい。あなたが思ってるよりずっと伸び盛りよ。」

    アニ「確かに、彼がケガをしてなければいい勝負だっただろうね。」

    ブシュゥ

    ジャンの左肩から血が噴き出す。

    アニ「終わりだよ!」

    グサッ

    アニ「...なに!」

    ジャンはアニの槍を左手で掴んだ。

    アルミン「片手を犠牲にして...」

    ジャン「咬み殺す。」

    ビュオ

    ガッ!

    ジャンのトンファーが容赦なくアニを殴り飛ばした。

    ドンッ

    アニ「...」

    エレン「倒したのか...てことは...」

    ミカサ「ついにやったわ。」
  125. 125 : : 2014/05/19(月) 22:52:26
    エレン「お、終わったんだ。これで家に帰れるんだ!」

    ミカサ「しかしエレン、あなた見事にアニ戦、何もできなかったのね。」

    エレン「ほっとけ!」

    ミカサ「でもそんなエレンも...///」

    エレン「ジャンさん、大丈夫ですか?」

    フラッ

    バタッ

    ジャンはその場に倒れ込んだ。

    エレン「ジャンさん!」

    ミカサ「この馬面は、途中から無意識で戦っていた。よほど負けたことが悔しかったのだろう。」

    エレン「すげぇ。(馬面とかジャンさん起きてたら絶対怒ってたな。)」

    エレン「あ、早くみんなを病院につれて行かないと!」

    ミカサ「それなら心配ない。ファミリーの優秀な医療チームがこちらへ向かっている。」

    アルミン「良かった。」

    エレン「アルミン、お前も無理すんなよ。」

    アニ「その医療チームは不要だよ。なぜなら、生存者はいなくなるからね。」

    アニの手には銃が握られていた。

    アルミン「ア、アニ!」

    エレン「まだ動けたのか!」

    アニ「フフフフフ。」

    チャッ

    アニは銃口を自らの頭へと向ける。

    アニ「Arrivederci(また会いましょう。)」

    ズガンッ!!!

    ドサッ
  126. 126 : : 2014/05/20(火) 00:25:02
    アルミン「自殺するとは...」

    エレン「なんで、こんなことを。」

    ミカサ「捕まるぐらいなら死んだ方が良いということね。」

    アルミン「やるせないよ。」

    エレン「ぅ...」ゾクッ

    エレン「(何だ、この感じ。すごく嫌な感じがする...)」

    コニー「ついに、アニを倒したんだな。」

    エレン「コニー!よかった、意識が戻ったんだな!」

    コニー「肩貸してくんねーか?」

    エレン「(...あれ...?)」

    アルミン「分かった。」

    エレン「行くな!アルミン!」

    アルミン「え?」

    ミカサ「?」

    コニー「はぁ?何言ってんだ?エレンも肩貸してくれよ。」

    エレン「え、あ...おう。(何言ってんだろ。俺。)」

    アルミン「エレンは良いよ。これくらいのケガ、大丈夫だよ。」

    エレン「でも...」

    コニー「すまねぇアルミン。」

    アルミン「ほら。」

    アルミンは手を差し伸べた。

    コニー「サンキュー。」

    シュッ

    突然コニーがアルミンを槍の先で突き刺そうとした。

    アルミン「!!」

    ビッ

    アニの遺した三叉の槍がアルミンの頬をかすめた。アルミンの頬からは血が流れ落ちる。

    アルミン「な、何してるのさ!」
  127. 127 : : 2014/05/20(火) 01:19:37
    期待‼︎
  128. 128 : : 2014/05/20(火) 21:45:27
    期待です‼︎
  129. 129 : : 2014/05/20(火) 22:04:20
    >>127>>128
    ありがとうございます!
  130. 130 : : 2014/05/20(火) 22:04:30
    コニー「あれ、わりぃ。俺としたことが。」

    エレン「(やっぱりなんか変だ...)」

    ミカサ「何をしているのコニー。あなたが刺したのは仲間よ。」

    コニー「俺は何てことを...」

    フッ

    コニーが槍を持った右手を振り上げた。

    コニー「しちまったんだ。」

    ガッ

    コニーの攻撃をミカサは避けた。

    エレン「ミカサ!」

    ミカサ「これは厄介ね。」

    アルミン「もしかして...洗脳とか?」

    ミカサ「恐らく違う。なにかに憑かれているよう。」

    アルミン「それって呪い!?」

    エレン「そんなことが...」

    ミカサ「でも事実。」

    コニー「なに言ってんだよ。俺は俺だ!」

    エレン「(いや違う。こいつはコニーじゃない。この感じは...)」

    エレン「アニ...レオンハート...はっ(何であいつの名前が。)」

    コニー「フフフフフ。また会えたね。」

    コニーの右目に六の文字が浮かび上がった。

    エレン「で、でたー!」

    アルミン「祟りだ~!」

    ミカサ「そんなことはありえない。」

    エレン「でも...やっぱりアニは死んでる!」

    コニー「フフフ。まだ私にはやるべきことがあるからね。地獄の底から舞い戻ってきたよ。」

    アルミン「やっぱり祟り!?」

    ミカサ「あと考えられるとしたら...まさか...」

    アルミン「エレン、ここは僕に任せて!」

    エレン「でもどうする気だ!?」

    アルミン「臨・兵・闘・者!」

    エレン「(魔よけ!?アルミンこんなことまで詳しいのか?)」

    コニー「うう...」

    アルミン「皆・陣・列!」

    エレン「きっ、効いてる?」

    コニー「うぅ...」

    ドサッ

    カラカラ

    コニーはその場に倒れ、槍は床の上を転がった。
  131. 131 : : 2014/05/20(火) 22:10:56
    アニ!復活しろ~!

    期待してますよ!頑張ってくださいね!
  132. 132 : : 2014/05/20(火) 23:43:47
    >>131
    頑張ります!
  133. 133 : : 2014/05/20(火) 23:43:56
    エレン「ど、どーしよう。演技ってことも...」

    ミカサ「私にもわからない。」

    エレン「コニー...」

    アルミン「僕がやろっか?」

    アルミンの手には槍が握られていた。

    エレン「アルミ...アニ!」

    ガッ

    エレン「わぁ!」

    エレンはスレスレでアルミンの槍での攻撃を避けた。

    エレン「アルミンが!!」

    アルミン「へぇ、まぐれじゃないみたいだね。」

    アルミンの右目に六の数字が浮かび上がる。

    アルミン「初めてだよ。憑依した私を一目で見抜いた人間はね。本当、おもしろい男だよ。」

    エレン「そんな、一体何がどうなって!」

    ミカサ「自殺と見せかけて撃ったのはあの弾ね。」

    エレン「!?」

    ミカサ「憑依弾はあなた達が手に入れられるような代物ではない。どこで手に入れたの?」

    エレン「憑依弾?なにそれ。」

    アルミン「気付いたんだね。これが特殊弾による憑依だって。」

    エレン「特殊弾って、駆逐弾みたいなやつ?」

    ミカサ「その通り。憑依弾はその名の通り他人の肉体にとりついて自在に操る弾よ。」

    エレン「なんだって!?」

    ミカサ「イェーガーファミリーとは敵対関係にあるタイタンファミリーが開発したとされる特殊弾で、この弾を使いこなすには強い精神力と弾との相性のよさが必要とされていた。」

    ミカサ「しかし、使用法があまりにも惨かった。ので、タイタンファミリーの同盟ファミリーも含む多数のマフィアから使用を非難され、弾と製法は葬られたはず...」
  134. 134 : : 2014/05/21(水) 22:08:05
    アルミン「洗脳なんてレベルじゃないよ。操るんじゃなく乗っとるのさ。頭のてっぺんからつま先まで。つまり、このからだは...」

    ズズッ

    アルミンは自らの首に爪を立て、傷をつけた。

    アルミン「私のもの。」

    エレン「やめろ!」

    アルミン「さぁ、次はあんたに憑依する番だよ。エレン・イェーガー。」

    エレン「おれ!?」

    ミカサ「どういうこと、あなたの目的はエレンとの結婚ではないの?」

    アルミン「それは目的ではなく手段よ。イェーガーファミリーと婚姻関係を結び、エレンの体を支配することで私達レオンハートファミリーがイェーガーファミリーを手中に納める。そこから、私達の復讐が始まる。」

    ミカサ「復讐?」

    エレン「やめてくれよ!俺はダメダメで良いことなんて何一つないって!」

    ミカサ「あの槍に気を付けて。あれに傷つけられると、憑依を許すことになる。」

    エレン「なんだって!」

    アルミン「よく知ってるね。」

    ピシュッ

    アルミンは槍をコニーへと受け渡した。

    ドサッ

    エレン「(アルミンが倒れた?憑依の対象が変わったのか。)」

    コニー「その通りよ。もっとも私はこの行為を、『契約』と言ってるけどね。」

    ピッ

    エレン「ああ!ジャンさんに傷を!」

    ドサッ

    コニーはその場に倒れた。
  135. 135 : : 2014/05/21(水) 23:21:16
    ピクッ

    意識のないなずのジャンの体が少し動いた。

    エレン「まさか、ジャンさんの中にまで...」

    スッ

    ジャンは起き上がり、トンファーを構える。

    エレン「ま、待て!」

    バキッ

    エレン「がっ!」

    ドサドサ

    ジャンはエレンを殴ると同時に倒れた。

    ジャン「あら、この体は使い物にならないね。これで戦っていたなんて、恐ろしい男だよ。」

    エレン「...アニの気配が消えた。」

    ミカサ「気を付けて。またアルミンかコニーに憑依する。」

    エレン「そんな!」

    バッ

    アルミンが立ち上がった。

    エレン「アルミンに!?」

    バッ

    エレン「え...コニーにも!?」

    テクテクテク

    エレン「あいつらは...」

    そこに現れたのはベルトルトとライナーだった。彼らの目にも六の数字が浮かび上がっている。

    ミカサ「奴等もね。」

    エレン「アニが四人!?」

    ミカサ「同時に四人に憑依するなんて、聞いたことがない。」

    ライナー「それだけじゃないよ。」

    ヴヴン

    憑依されたもの達の目の数字が二に変わった。

    カチャ

    エレン「ライナーの体がおおきくなってく...」

    ライナー「コングチャンネル、モデル、ヒガシローランドゴリラ。」

    ミカサ「憑依した奴の技も使えるの?」

    ライナー「第二の道、餓鬼道は技を奪い取るスキルよ。」
  136. 136 : : 2014/05/21(水) 23:29:14
    期待してますよ!
  137. 137 : : 2014/05/22(木) 21:41:12
    >>137
    ありがとうございます。
  138. 138 : : 2014/05/22(木) 21:42:00
    >>137
    間違えました。>>136です。
  139. 139 : : 2014/05/22(木) 21:42:09
    ライナー「行くよ!」

    バキッ

    エレン「ぐあっ!」

    ミカサ「乗っ取った上に、前世に刻まれたというスキルまで使えるとは。」

    エレン「いてーよ。くそ...え?」

    エレンの足下から泡が出てきた。

    エレン「これって...マグマ!?」

    ボゴァッ!

    エレン「うわぁ!」

    ドドドドド

    至るところから火柱が上がった。

    エレン「助けてー!」

    ライナー「出来ればあんたは無傷で手に入れたいんだ。」

    ベルトルト「降伏してくれていいんだよ。」

    エレン「もーだめだ!」

    ミカサ「いい加減学習して。これは幻覚よ。」

    タッ

    ミカサはエレンの元へ駆け寄る。だがミカサの周りには手榴弾型の花火が放り投げられていた。

    アルミン「あんたは自分の心配をしてなさい。」

    ドガガガガガン

    エレン「ミカサ!!!」

    ミカサ「私はこっち。」

    エレン「え!後ろ!?」

    コニー「いつの間に...」

    ミカサ「私は手を出せない。ので、エレン、早く何とかして。」
  140. 140 : : 2014/05/22(木) 21:55:18
    アリーヴェデルチ
  141. 141 : : 2014/05/22(木) 22:36:53
    エレン「無茶言うなよ!俺の何とかできるレベルじゃない!」

    ミカサ「私の教え子なら。いえ、エレンなら超えられるはずよ。」

    エレン「そんなメチャクチャな理屈があるかよ!」

    コニー「どうやら先生は焦ってきてるね。生徒の絶体絶命の危機に、支離滅裂になってるよ。」

    ミカサ「ウソじゃない。あなたの姉貴分のヒストリアも超えてきた道よ。」

    エレン「え、ヒストリアさん?」

    ミカサ「ヒストリアが生徒だったとき、絶体絶命のピンチになったことがあったの。それを乗り越えたときヒストリアはただのシスコンから跳ね馬になった。」

    エレン「なったって、訳わかんねーよ!大体俺はヒストリアさんとは...」

    ミカサ「上!」

    エレン「え!?」

    エレンの頭上にはアルミンの花火があった。

    ドガガガン!

    エレン「うがっ!」

    ドサッ

    ベルトルト「おしゃべりはこのぐらいにして、そろそろ終わりにしよっか。」

    ヴヴン

    エレン「あ、目から死ぬ気の炎!」

    ミカサ「修羅道ね。」

    ダッ

    エレン「ひぃぃぃ!きたぁぁぁ!」

    ガクッ

    ドザァ

    突然ベルトルトがその場に倒れた。
  142. 142 : : 2014/05/22(木) 23:38:00
    カラカラ

    パシッ

    地面を転がる槍を拾ったのはライナーだった。

    ライナー「なあに。よくあることだよ。いくら乗っ取って全身を支配したといっても、肉体が壊れてしまえば動かないからね。」

    エレン「それって...ケガで動かない体を無理矢理動かしてるってことか?」

    ミカサ「それでジャンには憑依しなかったのね。」

    ベルトルト「フフフフ。ベルトルトはもう少し、動けそうだね。」ヨロッ

    エレン「無理矢理起こしたりしたら、ケガが!」

    ベルトルト「平気さ。私は痛みを感じないからね。」

    エレン「な...何言ってんだ!!!仲間の体だろうが!!!」

    ベルトルト「違うね。憑依したら私の体だ。壊れようと死んでしまおうと私の勝手よ。」

    エレン「な...そんなのおかしい。」

    コニー「他人の心配をしてる暇があるの?」フラフラ

    アルミン「あんたは面白い男だけど、マフィア向きじゃないね。」フラ

    エレン「(傷口から血が...)」

    エレン「頼む!やめてくれ!このまましまゃ死んじまう!」

    コニー「そうだね...なら、あんたが大人しく契約してくれるなら、こいつらの体は解放してあげる。」
  143. 143 : : 2014/05/23(金) 18:44:08
    行けッ!エレン!アニの邪悪な魂を絶ってやれぇ!!
  144. 144 : : 2014/05/24(土) 21:42:30
    エレン「それは...」

    ライナー「やっぱり迷うんだね。どのみちあんたみたいな男はこの世界では生きてけやしないさ。だから体を渡しな。」

    エレン「そんな、どうしよミカサ!」

    ミカサ「私は何もしてあげられない。」

    エレン「そんな...いつも助けてくれるじゃねぇか!見捨てないでくれよ!」

    ミカサ「いい加減にしなさい!」

    エレン「でも、俺どうしたら...」

    ミカサ「エレン、あなたは本当はマフィアのボスに恥じない力を持っている。でも、どうせできやしないという負の感情によってそれが発揮出来ていないだけ。」

    エレン「そんな無茶苦茶な...俺はどうやったってダメダメなんだよ!」

    ミカサ「大丈夫。あなたは出来る。」

    エレン「前世のエレンの生まれ変わりだからって言うんだろ!」

    ミカサ「違う!あなたの家庭教師となり、約二ヶ月を過ごしたから言える。あなたはイェーガーファミリーボスの後継者に相応しい。」

    エレン「こんな俺が...?」

    ミカサ「これ以上は言わない。後はあなたの素直な感情を吐き出せば良い。私はそれについていこう。」

    エレン「素直な感情...」

    ベルトルト「あんたもとうとう匙を投げたね。彼の気持ちは『逃げ出したい』だよ。それとも、『仲間のために逃げられない』かい?」

    エレン「...ちたい...」

    ベルトルト「!?」

    エレン「お前に...勝ちたい。」

    ベルトルト「へぇ、以外だね。だけど続きは乗っ取った後で聞かせてもらうよ。あんたの手で仲間を葬った後でね。」

    エレン「こんな...クズなんかに負けたくない...こいつにだけは!勝ちたいんだ!!!」

    ブルルルルルル

    ミカサ「...」

    ベルトルト「終わりよ!」

    カッ!

    ベルトルト「!」

    エレン「(あれは...ミカサが持ってきた駆逐弾を作る虫のサナギ?一体何が。)」

    バサァ

    光輝くサナギから出てきたのはカモメのような鳥だった。

    エレン「(サナギからカモメ!?)」
  145. 145 : : 2014/05/24(土) 22:55:50
    ミカサ「ついに孵化したようだ。」

    エレン「孵化!?」

    ミカサ「あの時と一緒。ヒストリアが跳ね馬になったときと。」

    ライナー「このカモメはなんだい!?」

    ミカサ「これはサナギになるたび色々な動物に変化する、マスターアニマル。」

    エレン「(なんだよその初出の設定は!)」

    ミカサ「生徒に試練が訪れるのを予知するとサナギになり、生徒が成長すると孵化する。」

    ベルトルト「プッ。これは面白いね。」

    コニー「最後に何が来るかと思えば、ペットの孵化とはね。」

    エレン「笑われてんじゃねーか!」

    ミカサ「見なさい。」

    クチャクチャ

    エレン「口のなかに何かあるのか?」

    ミカサ「あなた専用の新アイテムを吐き出すわ。」

    エレン「新アイテム!?」

    ミカサ「ええ。ヒストリアのときは跳ね馬のムチとクリスタ撮影用のカメラ。」

    エレン「カメラ必要ないだろ!でも、一体何が出てくるんだ...」

    ピュッピュッ

    エレン「吐き出した!」

    パシッ

    ミカサ「ナイスキャッチ。やっぱりやれば出来る。」

    エレン「そこどうでもいいだろ...て、これ...毛糸の手袋じゃねーか!こんなんでどーやって戦えばいいんだよ!」

    ミカサ「とりあえず着けなさい。」
  146. 146 : : 2014/05/25(日) 21:00:47
    エレン「つけてなんになるってんだよ!」

    ライナー「最後まで面白かったよ!」

    ビュッ

    ライナーはエレンへ槍を突いた。

    ガキッ!

    エレン「うわっ!」

    ズザァァァ

    ライナー「攻撃が弾かれた?」

    エレン「た、助かった~。手袋の中に一体何が...」

    ポロッ

    エレン「これって、弾だ!」

    ライナー「(特殊弾!!?)」

    ミカサ「それね。頂戴、エレン。」

    エレン「えっ!」

    コニー「撃たせないよ!」

    コニーが鉄パイプをもって襲いかかる。

    ブンッ

    ミカサは難なく避けた。

    ダッ

    パシッ

    ミカサ「手に入れた。」

    エレン「(速ぇ...)」

    ミカサ「この弾は...それに、エレンの温もりを感じる。」

    エレン「はぁ!?何言って。」

    ミカサ「まさか...とにかく撃たせてもらう。」

    エレン「説明は!?」

    アルミン「させないよ!」

    バッ

    エレンの頭上をアルミンの花火が覆った。

    アルミン「あんたの体を無傷で手に入れるのはもう止めさせてもらったよ。」

    エレン「そんな!」

    カシャン

    ミカサが銃に特殊弾を装填した。

    アルミン「間に合うはずないね!」

    ドガガガガーン!

    爆発により大量の煙が立ち上った。

    コニー「まともにくらったね。」

    ライナー「これは重傷だよ。」
  147. 147 : : 2014/05/25(日) 22:18:21
    アルミン「なんの効果も表れないようだし、特殊弾もはずしたようね。」

    ベルトルト「万事休す。あっけない幕切れだったよ。後は契約するだけだ。」



    エレン「(体中が痛い...もう死ぬのかな...もう良いよな。よくやったよな。みんなごめん...俺、ここまでみたいだ。やっぱりダメダメな俺に勝つことなんて出来なかったんだ...)」

    ???『ダメダメ?そんなの関係ないだろ!』

    エレン「(何だ!?頭のなかに直接...この声は...俺?)」

    ???『例えどんなに劣勢だろうと諦めるな!』

    エレン「(あんたもそう言うことを言うのかよ。そんなもん、出来る人の理屈だろうが...)」

    ???『出来る出来ない、そんなもん関係ない!俺達は皆、生まれた時から自由だ!』

    エレン「(...自由...)」

    ???『それを拒む者がどれだけ強くても関係ない!』

    エレン「(何だ...おかしな情景が頭に浮かんでくる...)」

    ???『戦え!!』

    エレン「(これは...大きな人間が、巨人が普通の人間を食ってる?)」

    ???『そのためなら命なんか惜しくない!どれだけ世界が恐ろしくても、関係ない!』

    エレン「(まさかこれは...ミカサの言ってた前世?これは前世の記憶?)」

    ???『どれだけ世界が残酷でも関係無い!』

    ???『戦え!!』

    ???『戦え!!』

    エレン「(そうだ、まだ終わってない。まだ死んでない!出来る出来ないなんてどうでも良い!相手が何だろうと関係無い!例えどんなになろうと勝つまで...)」

    ???『そうだ!体が動く限り最後まで...』

    エレン「戦え!!」
  148. 148 : : 2014/05/26(月) 20:54:25
    ベルトルト「今、何て言った?」

    ライナー「私の聞き間違いじゃなければ、戦えって言ったのかい?」

    エレンは強い眼差しでベルトルト達を見つける。

    ベルトルト「この期に及んでそんな目が出来るんだね。でも、もう幕引きにしよう。このまま死なれても困るからね。」

    ビッ

    ガシッ

    エレンはベルトルトの持つ槍を手を傷付けずに掴んだ。

    さらに、毛糸の手袋が輝き始めた。

    ベルトルト「な...!?」

    シュゥゥゥゥゥ

    毛糸の手袋は黒く、手の甲の部分にはCの紋章が浮かび上がっていた。

    バキッ

    エレンは三叉に別れている槍の先端のうち掴んでいた一本をへし折った。

    エレン「アニ...お前は絶対に...駆逐してやる...」
  149. 149 : : 2014/05/26(月) 22:07:40
    立ち上がったエレンの頭には炎が灯っていた。また、エレンの目つきはいつもより鋭く、眉間にシワを寄せていた。

    ベルトルト「その頭部のオーラ、特殊弾が命中していたようだね。それがイェーガーファミリーの秘弾、駆逐弾かい?」

    ミカサ「いいえ。これは降霊弾、駆逐弾とは全くの別物。」

    ベルトルト「降霊弾?」

    ミカサ「ええ。さっきの弾には初代イェーガーファミリーのボスの魂が宿っていた。そして彼の魂はエレンの静なる闘志を引き出す。」

    ベルトルト「闘志?私には戦意喪失してるようにしか見えなかったけどね。どのみち私のスキルの敵じゃない。」

    バッ

    エレンの背後からライナーが襲い掛かる。

    ガシッ

    エレンはライナーの拳を片手で受け止めた。

    ライナー「な...に...」

    ガッ

    エレンは裏拳でライナーを吹き飛ばした。

    ベルトルト「まだまだ!」

    ベルトルトが槍を持ってエレンに迫る。

    エレン「(奴は幻覚、本物は...)」

    ダッ

    ドカッ!

    ベルトルト「ぐあっ!」

    ベルトルトもまたエレンに殴り飛ばされる。ベルトルトの持った槍も弾き飛ばされ、壁へと根っこから突き刺さった。

    アルミン「バカな。」

    コニー「エレンは地獄道の幻覚を見破れなかったはず...」
  150. 150 : : 2014/05/26(月) 23:08:51
    ミカサ「これこそ降霊弾により自ら全身のリミッターを解除させた効果。今のエレンには内面にある感覚のリミッターも解除されている。それによりイェーガーファミリーの血統特有の『見透かす力』、超直感が発現した。しかし、グローブの使い方はまだまだなようだ。」

    アルミン「なるほど。一筋縄では行かないってことか。でも忘れてないよね?これはあんたの仲間の体だよ。手をあげられるのかい!?」

    ダッ

    アルミン「さぁ、やってみなよ!」

    ガッ!

    エレンはアルミンの肘鉄をまともに受けた。

    コニー「出来るかな!」

    ドス!

    エレン「ぐはっ!」

    ドガッバギッ

    コニー「やっぱり手も足も出ないようだね。」

    アルミン「良いサンドバッグだよ!」

    ミカサ「違うわ。」

    アルミン「何!?」

    ミカサ「これほどの攻撃力では、ガードしても避けても二人の体に負担がかかる。ので、エレンは今、自分の体で攻撃をいなして、二人の体を守ってる。」

    アルミンが右ストレートを繰り出すとエレンはそれを受け流した。

    シュッ

    トン

    エレンはアルミンのうなじに打撃を加える。

    アルミン「体が...」ガクッ

    ミカサ「打撃で神経を麻痺させる戦い方を直感したようね。」

    コニー「直感だって?ふざけるな!」

    コニーの右拳をエレンは掌で優しく受け止める。

    シュッ

    トン

    コニー「くそ...」

    フワッ

    その場に倒れ込む二人の体をエレンは柔らかく受け止めた。

    エレン「...待たせてすまねぇ...」
  151. 151 : : 2014/05/27(火) 15:50:58
    巨人を駆逐した後に自警団的な感じでファミリーは創られたのかな?
  152. 152 : : 2014/05/27(火) 22:40:16
    >>151
    いずれ明かせればと思っています。
  153. 153 : : 2014/05/27(火) 22:40:30
    エレン「ミカサ、処置を頼む。」

    ミカサ「御意。」

    エレン「...出てこいアニ。生きてるんだろ?」

    アニ「フフフフ。」

    アニはすでに起き上がっていた。

    アニ「格闘センスが格段に向上したことは認めてあげる。でも、この程度で調子に乗ってもらうのは困るよ。私はまだ、二つの奥の手を残してるからね。」

    エレン「奥の手?」

    アニ「一つ。私の得意とする武器は槍じゃない。足技を中心とする素手での格闘よ。そしてもう一つ、まだ六道輪廻のスキルで発動していないものがある。」

    ミカサ「第五の道、人間道ね。」

    アニ「その通り。私達の生きるこの世界よ。そして6つの冥界のうち、最も醜く危険な世界。皮肉じゃないよ。だから私はこの世界を嫌い、このスキルを嫌ってる。」

    アニ「本当は発動させたくなかった...」

    エレン「!?」

    アニ「この人間道は最も醜く」

    グジュ

    グリグリッ

    エレン「(自らの手で眼球を動かしているだと...)」

    アニの目に五の文字が浮かび上がった。

    アニ「最も危険なスキルだからね。」

    エレン「全身からオーラ...」

    ミカサ「どす黒いオーラね。」

    アニ「見えるようだね。オーラを放出しながら戦う戦士にとって、吹き出すオーラの大きさがすなわち...」

    ダッ

    アニはエレンへと迫る。

    アニ「強さ!」

    ガッ

    顔面への強烈な右フックをエレンは両手でガードする。

    ビュッ

    アニは右フックをガードしたために無防備になっている腹へとアッパーを放つ。

    ドスッ!

    エレン「がはっ!」

    エレンはその場にうずくまる。

    アニ「あんたと私じゃ。」

    ザッ

    アニは右足を引く。

    アニ「力の差がありすぎる!」

    シュッ

    アニの蹴りが顔面へと襲い掛かる。

    バキッ!

    エレン「がっ!」

    その強烈な蹴りはエレンを壁まで吹き飛ばした。
  154. 154 : : 2014/05/27(火) 23:47:25
    アニ「ハハハハ!脆いねぇ。ウォーミングアップのつもりだったんだけどね。」

    エレン「で、なくっちゃな。」

    ボッボッ

    アニ「オーラがはじけた!?」

    ミカサ「分かってきたようね。グローブの意味が。」

    エレン「お前の力がこんなものなら」

    エレンは両手を頭の炎に当てた。

    エレン「拍子抜けだぜ。」

    ボウッ

    両手のグローブから頭と同じく炎が灯った。

    アニ「へぇ、まったくあんたは、楽しませてくれるね。」

    ミカサ「そのグローブ、C(セントラル)グローブは駆逐弾と同じ素材で出来ていて、死ぬ気の炎を灯すことが出来る。」

    アニ「セントラル、世界の中心を名乗るなんて、自惚れにも程があるよ。」

    ミカサ「イェーガーファミリーにはそれほどの力と使命がある。」

    アニ「調子に乗り過ぎやしないかい。いや、そんなことは今はどうでもいい。エレン。確かに面白いけど、オーラの見てくれを変えただけではなにも変わらないよ。」

    エレン「死ぬ気の炎はオーラじゃない。」

    アニ「またまた面白いことを言うね。なら見せてもらうよ!」

    ダッ

    シュッ

    アニの攻撃に合わせてエレンはカウンターを繰り出した。

    シュッ

    アニ「当たらないよ!」

    スッ

    アニ「!?」

    アニは確かに攻撃を避けたが、頬から血が流れ出した。

    アニ「どういうこと。あんたの拳には当たってないのに...まさか、炎で!?」

    ミカサ「その通り。死ぬ気の炎とオーラではエネルギーの密度は段違いに違う。ので、死ぬ気の炎は誰にでも見えるし、それ自体が破壊力を持っている。そして、エレンの炎はそのなかでも特別。」

    アニ「?」

    ミカサ「エレンの炎、駆逐の炎は指紋、声紋と同じで一人一人異なる死ぬ気の炎の中でも、初代イェーガーファミリーのボスが使っていた炎。その特徴は、炎とは思えない程の切断能力にある。」

    アニ「なるほど、その炎はかまいたちということだね。」
  155. 155 : : 2014/05/27(火) 23:53:13
    ※補足説明
    駆逐の炎は、見た目は普通の炎ですが、触れたものをかまいたちのように傷つける力を持ちます。炎の中に小さな刃がちりばめられているようなイメージです。また、エレンの意思によって、刀のような切れ味を持つ手刀を繰り出すこともできます。(炎の中の小さな刃がまとまり、刀の形を成すイメージ。)
    分かりづらい説明ですが、理解していただけると幸いです。
  156. 156 : : 2014/05/28(水) 07:15:29
    >>155
    ……ス…スゲェ……(°д°;)
  157. 157 : : 2014/05/28(水) 19:23:40
    街中でこのグローブつけたらヤバイですねw全身タイツだったら、、、w
  158. 158 : : 2014/05/28(水) 22:19:07
    >>157
    街中で全身タイツってだけでけっこうヤバイですよw
  159. 159 : : 2014/05/28(水) 22:19:16
    エレン「それだけじゃない。」

    ダッ

    エレンがアニに急接近する。

    アニ「くっ」

    シュッ

    アニの蹴りは空を切った。

    アニ「消えた?」

    タッ

    アニ「後ろ!!?そんな馬鹿な!いつの間に!?」

    ガッ!

    アニはエレンの攻撃をガードしたが、後ろへ吹き飛ばされた。

    アニ「(ガードした腕から出血してる。これが駆逐の炎の力。いや、それよりも...)」

    アニ「今のは何?一体何をしたの?」

    エレン「...ウォーミングアップはまだ終わらないのか?」

    アニ「くっ...ハハハハハッ!ここまでとは嬉しい誤算だよ。」

    エレン「!?」

    アニ「あんたの肉体を手に入れれば、知略を張り巡らさずともタイタンファミリーを潰せそうだ。」

    エレン「タイタンファミリー?」

    ミカサ「ボンゴレと敵対関係にある巨大マフィア。そこを潰すことがあなたの目的なの?」

    アニ「まさか...それならわざわざこんな面倒な真似はしないよ。私の最終目標はマフィア界の、いや、世界のトップに立つことさ。」

    エレン「世界のトップだと。」

    アニ「そうさ。憑依弾の力があればそれができる。でも...手始めはタイタンファミリー、やつらの殲滅から。」

    エレン「そいつらに一体なんの恨みが?」

    アニ「おっと、これ以上話すつもりはないよ。あんたは私の最終形態によって、私のものになるんだからね。」
  160. 160 : : 2014/05/29(木) 22:39:43
    アニ「いくよ!」

    ヴオン

    アニの体から黒い分身が飛び出し、エレンへと襲い掛かる。

    エレン「幻覚だ。こんなもので...」

    ガガッ

    エレン「ぐっ!」

    ミカサ「幻覚につぶてを潜ませていたようね。」

    うずくまるエレンにアニが渾身の一撃を放とうとしていた。

    アニ「(もらった!)」

    ミカサ「エレン!」

    エレン「分かってる!」

    ボオッ!

    エレンはグローブの炎を弾けさせる。次の瞬間、エレンはアニの背後へと回り込んだ。

    アニ「また背後に!?」

    エレン「うおおお!」

    ドガッ!

    ギュン

    ドゴオッ

    高速で壁へと叩きつけられ、アニは地面に這いつくばっていた。

    ミカサ「エレン、とどめを。」

    エレン「あ、ああ。」

    エレンはゆっくりとアニの元へ歩み寄る。

    アニ「...甘い!」

    バッ

    シュッ

    突然起き上がったアニはエレンに回し蹴りを放つがエレンはそれを避けた。

    エレン「今度こそ這いつくばれよ!」

    シュッ

    エレンは渾身の右ストレートを放つ。

    ガシッ

    エレン「(掴まれた!?)」

    アニ「その詰めの甘さがあんたの悪いところだよ。これで私のものになりな!」
  161. 161 : : 2014/05/29(木) 22:44:30
    更新来た‼

    期待です
  162. 162 : : 2014/05/30(金) 20:04:03
    トーマスが空気化しつつあるwww
    でも無理に出さなくて良いですよ?
  163. 163 : : 2014/05/30(金) 22:49:09
    >>161
    期待ありがとうございます。
    亀更新で申し訳ない(笑)
    >>162
    トーマスの空気化は予定通りです。
  164. 164 : : 2014/05/30(金) 22:49:25
    グイッ

    アニは右手でエレンの右腕を引っ張り、左手で顎を押し上げる。

    バキッ

    エレン「うっ!」

    グルンッ

    エレンはその場で宙返りをさせられる。

    すかさずアニは空中で身動きのとれないエレンを蹴り飛ばした。

    ヒューン

    アニ「飛ばされた先を見なさい!」

    エレン「!?」

    そこには槍が壁に刺さっていた。

    エレン「(このままではあれに刺さる...)」

    アニ「空中では受け身がとれないだろう。これで終わりだ!」

    エレン「...」

    ミカサ「行くのよエレン。今こそCグローブの力を見せてあげなさい。」

    エレン「うおおおおおお!」

    ボッ!

    エレンは炎を逆噴射し、その圧力により空中で停止した。

    アニ「そんなことが!」

    ボウッ

    炎の推進力を用いてエレンは高速でアニに接近する。

    アニ「これはまさか!?」

    ミカサ「その通り。さっき瞬時にあなたの背後に回ったのは、駆逐の炎の推進力を使った高速移動よ。」

    エレン「どりゃあああ!」

    ガッ

    エレンはアニの頭を鷲掴みにし、そのまま壁へと突進する。

    アニ「うああああああ!」

    シュゥゥゥ

    ミカサ「駆逐の炎がアニのどす黒いオーラを浄化したようね。」

    ドゴオッ!
  165. 165 : : 2014/05/30(金) 22:51:00
    明日から二泊三日の遠征なので二日間更新出来ません。(最も、初戦で負ければ早く帰りますが勝つつもりで行きます。)
    今日は起きていられればもう一回ぐらい更新する予定です。
  166. 166 : : 2014/05/31(土) 00:26:03
    壁へと叩きつけられたアニに動く気配はなかった。

    ミカサ「終わったようね。」

    エレン「...」

    シュウウウ

    エレン「ああ...」

    エレン「そうだ、みんなのケガは!」

    ミカサ「ファミリーの医療班が到着した。ので、心配ない。」

    エレン「良かった...それと、アニのやつ、死んでないよな?」

    ミカサ「全く、あなたは甘すぎる。駆逐の炎の力をわざわざ無効化させ、彼女の顔を守るとは。」

    エレン「そりゃ、一応女の子だしさ。顔をぐちゃぐちゃにすんのはさすがにまずいだろ。」

    ミカサ「そう...」

    エレン「とにかく、こいつも手当てしてやんねーと。」

    ライナー「近付くな!」

    ベルトルト「離れろ!」

    エレン「ひいっ!あいつらが!」

    ミカサ「怯えないでエレン。彼らにはもう歩く力も残ってない。」

    エレン「なんでだよ...なんでアニのためにそこまでするんだよ。お前らはアニに憑依されて利用されてたんだぞ。」

    ベルトルト「わかった風な口をきくな...」

    ライナー「だいたいこのぐらい屁でもないさ。俺達家族の苦しみに比べたらな。」

    エレン「家族?」

    ミカサ「何があったの?言いなさい。」

    ライナー「...俺達ファミリーの家族はみな、タイタンファミリーの人体実験のモルモットにされてるんだよ。」
  167. 167 : : 2014/06/01(日) 08:06:49
    遠征頑張ってください!
  168. 168 : : 2014/06/02(月) 22:19:04
    もう帰って来てるかな?
    とりあえずいつか書くことに期待
  169. 169 : : 2014/06/03(火) 20:48:09
    県大会優勝しました!
    県大会で遠征ということから田舎の県なのは分かったと思います(笑)
    >>168
    打ち上げやら何やらで忙しくて昨日は更新しませんでした。
    今日からまた再開します!
  170. 170 : : 2014/06/03(火) 20:48:42
    エレン「モルモット...それってどういう...」

    ライナー「俺達のファミリーが、タイタンファミリーの傘下なのは知ってるな?」

    ミカサ「ええ。」

    ライナー「それは俺達が望んでなったことじゃない。」

    ベルトルト「ある日のことだった。突然、タイタンファミリーの奴等が俺達のファミリーを襲い、生き残ったファミリーの親族を人質にとったんだ。」

    ライナー「その条件が、人質となったファミリーの親族をモルモットにするというもとだった。」

    エレン「断ることは出来なかったのか?」

    ライナー「無理だ。奴等は強い。そして、謎の炎の力が使える。死ぬ気の炎のようなものをな。」

    ミカサ「確かに彼らは強い。」

    ライナー「俺達はこの状況を打開するためにこの計画を思いついた。そして俺達は、計画を成し遂げるためならアニにどんな風に利用されても良いと誓ったんだ。全ては、俺達の居場所を取り戻すために!」

    エレン「でも俺だって、仲間が傷つくのを黙って見てはいられない。だって...そこが俺の居場所だから。」

    ライナー「ぐっ!」

    アニ「言うじゃないか。エレン・イェーガー。」

    エレン「アニ!?まだ意識が!?」

    アニ「安心しなよ。私は這うことすらできないからさ。それで、私達はどうなるのかい?」

    エレン「え、どうなるって...どうするんだミカサ。」
  171. 171 : : 2014/06/03(火) 21:01:18
    …ゆ、優勝だと…スゲェ!!…(°д°;)
  172. 172 : : 2014/06/04(水) 22:24:57
    >>171
    とはいっても私はベンチですよ(笑)
    来年はスタメンを目指します。
  173. 173 : : 2014/06/04(水) 22:25:12
    ミカサ「別に何もするつもりはない。」

    アニ「!?...随分と甘いんだね。」

    ミカサ「あなた達を生かしておいても害がないから。」

    アニ「私が諦めたとでも?」

    ミカサ「その時はまたエレンが返り討ちにする。必ず。」

    エレン「な!?俺は自信ないんだけど!」

    ミカサ「とにかく帰ろう。ファミリーの医療班は外にいる。ので、アルミンをお願い。私がジャンとコニーを抱える。」

    エレン「あ、ああ。分かった。」

    アニ「巨人化実験。」

    ミカサ「!!!」

    アニ「それがタイタンファミリーの行っている人体実験よ。」

    エレン「(巨人化?)」

    ミカサ「それは本当なの?」

    アニ「ええ。」

    ミカサ「なぜ教えたの?」

    アニ「戦利品を与えてあげようと思ってね。」

    ミカサ「そう...行こう。エレン。」

    エレン「おう。その、本当はもう会いたくないけど...またな。」

    アニ「...次こそはあんたの体、頂くよ。」

    エレン「そ、それは勘弁!」
  174. 174 : : 2014/06/04(水) 22:58:47
    期待
  175. 175 : : 2014/06/05(木) 00:19:36
    >>174
    期待ありがとうございます。
  176. 176 : : 2014/06/05(木) 00:19:45
    アルミンを初めとする負傷者達はイェーガーファミリーの医療班によって運ばれた。

    エレン「大丈夫だろうか...」

    ミカサ「心配することはない。超一流の医療班よ。」

    エレン「みんな...」

    ビキッ

    エレン「いっ!?いでででででで」

    ビキッピキッビキッ

    エレン「ぐわーっ!いてぇ!なにこれ!身体中が...筋肉痛!?」

    ミカサ「ハイパー駆逐モードは凄まじく体を酷使する。ので、体への負担が痛みとなって返ってきたのだろう。」

    エレン「うそだろ!いでー!助けてくれ!」

    エレン「がっ!」

    ドサッ

    ミカサ「あまりの痛さに気を失ってしまうとは、どうやら鍛え直す必要があるようだ。でも、先代の指令はクリアできた。あなたを誇りに思うわ。エレン。」
  177. 177 : : 2014/06/05(木) 20:28:04
    巨人化実験とかファミリー名がタイタンな奴等ならやりそうだなww
  178. 178 : : 2014/06/05(木) 22:09:17
    ー2日後、サシャが勤めている喫茶店ー

    クリスタ「では、ユミル、サシャ、トーマスの退院を祝って、乾杯!」

    全員「乾杯!」

    サシャ「ありがとうございます。」

    ユミル「心配かけて悪かったな。」

    クリスタ「ううん。みんな無事で本当に良かった。」

    ユミル「(天使)」

    アルミン「(女神)」

    エレン「(結婚したい)」

    トーマス「エレンさん。」

    エレン「何だ?」

    トーマス「今回は何の役にも立てず申し訳ありませんでした。」

    エレン「そんなこと気にすんなよ。とにかく大事に至らなくて良かったよ。」

    アルミン「でもイェーガーファミリーの医療技術ってすごいんだね。絶対僕らの怪我の方が酷かったのにみんなより早く治っちゃうなんてさ。」

    ミカサ「ようやく我がファミリーの力を理解してくれたようね。」

    コニー「なあなあ。前から思ってたんだけど、ファミリーってなんだ?」

    エレン「え!?いや、何でもないって!」

    クリスタ「エレン!」

    エレン「クリスタ!?ど、どうかしたか?///」

    クリスタ「ミカサから聞いたよ!エレン、今回の事件で大活躍したんでしょ!」

    エレン「いや...そんなんでもないけど...まあ、そうかな。」

    クリスタ「すごいなぁ。」

    エレン「あ、ありがとう///」

    ミカサ「...」ゴゴゴゴゴゴ

    エレン「ミカサの殺気!?」

    ミカサ「エレンの活躍を広めた結果クリスタにまで知れ渡ってしまうとは、やはりあの女...削ぐ!」

    エレン「な!?ま、待て!ミカサ!」

    ミカサ「覚悟はいい?」

    クリスタ「?」

    エレン「だ、誰かミカサを止めてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」





    結局、ユミルがミカサをバナナの皮で滑らしたことにより、クリスタの命は救われた。
  179. 179 : : 2014/06/05(木) 23:05:43
    ートロストランドー

    アニ「...」

    ライナー「アニの奴、憂鬱だな。」

    ベルトルト「当たり前だよ。練りに練った計画が失敗に終わったんだから。」

    アニ「...」

    ライナー「アニ、そう落ち込むことはない。またいつかチャンスが」

    アニ「エレン。また会いたいな///」

    ライナー「そうだな。」

    ベルトルト「(ライナーは気付いてないけど、アニのあの表情...まさか...)」









    ミカサ「続編に続く。」
  180. 180 : : 2014/06/05(木) 23:14:34
    続きは
    コニー「vs調査兵団編1、開戦」http://www.ssnote.net/archives/17893です。
  181. 181 : : 2020/10/28(水) 13:30:38
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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