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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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東方陰影奇

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  1. 1 : : 2015/07/19(日) 13:23:54
    このスレッドは東方時空異変の続編です( http://www.ssnote.net/archives/37145 )
    オリキャラを含みます
    始めます
  2. 2 : : 2015/07/19(日) 18:38:18
    翌日 地霊殿

    猶斗「空」

    お空「うにゅ?」

    猶斗「仕事はどうした」

    お空「今日は,,,休みです,,,」

    猶斗「,,,そ、そうか,,,(今日火曜日だよな,,,?ズル休みか,,,やはり空も,,,)」

    猶斗「」スタスタ

    お燐「のわっ!?」ガッ

    お燐の火車が威勢良く猶斗にぶつかる

    猶斗「,,,大丈夫か?」

    お燐「あ、はい,,,スミマセン,,,ボーとしてて,,,」

    猶斗(燐,,,お前もか,,,こいしやさとりも皆そうか,,,)

    猶斗(やはり―

    ドオンッ

    刹那、地霊殿の玄関扉が勢い良く開く
  3. 3 : : 2015/07/19(日) 18:44:45
    扉の先から天狗の仮面をつけた謎の人物が現れる

    ???「久し振りだな,,,」ニヤ

    さとり「何事ですか,,,え!?」

    こいし「誰,,,!?」

    お燐「な、何者ですか!?」

    お空「,,,猶斗さん?どうしたの?」

    かなり動揺している様子の猶斗。そして彼の震える口から発せられた言葉は,,,

    猶斗「親父ぃ,,,!?」

    一同「!?」

    ???「御名答。儂は幽蠍猶斗の実の父親,,,幽蠍件だ」

    さとり「父親,,,」
  4. 4 : : 2015/07/19(日) 18:51:06
    キャラ説明
    名前;幽蠍 件(ゆうかつ くだん)
    能力;物体を使い、影を作り出す程度の能力
    二つ名;影の魔術武士
    概要;幽蠍猶斗の父親。死後、此岸に未練を残し妖怪化した。猶斗に恨まれている
  5. 5 : : 2015/07/20(月) 01:28:14
    件「儂と共に来い」

    猶斗「何故だ」

    件「後程説明する。空時はどこだ?ここに居るとの情報が,,,」

    猶斗「あいつは逝った」

    猶斗は怒りと恨み、哀しみのない交ぜになった不気味な眼差しで件を睨み付ける

    件「な,,,!?,,,まあよい,,,猶斗だけでもいれば―

    猶斗「断る」

    件「,,,,,,,,,そうか,,,なら、お前も用済みだ,,,消え失せろ!!」ズバッ

    件が猶斗に斬りかかる

    猶斗「これ以上ここを荒らすと言うのならば,,,いくら親父でも容赦しないぞ!!」
  6. 6 : : 2015/07/20(月) 18:13:28
    何故用済みになったのだろうか…力ずくで連れて行くならわかるんやけど…
  7. 7 : : 2015/07/21(火) 01:47:19
    >>6
    今回こいつが立てていた計画は少し難しいけど、猶斗達の同意を得なければいけない様なことをしようとしていたから。まあ、最悪自分の身体さえあれば出来る計画だから、力ずくより始末した方が楽だと考えたからだな
  8. 8 : : 2015/07/22(水) 00:08:31
    戦闘開始と共に件がスペルを発動する

    ―闘魂「ケンタウロスの奮起」発動

    件の後ろにケンタウロスの化身が現れる

    件「ふんっ!」ドゴッ

    それを猶斗は間一髪でかわす

    件「休む暇も与えん!!」

    ―戦神「オーディーンの伝説」発動

    件の後ろにオーディーンの化身が現れる。今度は剣で受け止める猶斗

    件「ほう,,,かなり腕を上げたな,,,!驚いた,,,!!」

    猶斗「親父の知らんところでな!」

    件「ならこれならどうだ!?」

    ―戦闘「ハデスの怒り」発動

    件の後ろにハデスの化身が現れる
  9. 9 : : 2015/07/22(水) 00:19:54
    地面から炎が飛び出し、地霊殿の家具に少し引火する

    お燐「あわわわ、消火消火ー!!」

    猶斗「くっ,,,おのれ,,,!」

    件「ふん,,,まだ終わらんぞ,,,」

    ―精魂「サタンの鎮まり」発動

    件の後ろにサタンの化身が現れる

    猶斗は全ての弾幕をかわす

    件「はあ!」

    猶斗「そぉい!!!」ズバッ

    斬りかかってきた件の仮面を切り裂き、地霊殿の外、旧都の市街地まで蹴り飛ばす

    件「なかなかやりおる,,,とらっ!」

    ―精神「地獄より舞い戻りし者」発動

    件が猶斗に斬りかかる。猶斗はこれを避けるが、件の着地点の積もっていた雪が辺り一面吹き飛んだ。それほどの威力だったのだろう
  10. 10 : : 2015/07/23(木) 00:28:24
    件「,,,そうか,,,ならば」

    件は何を思い付いたのか、さとり達四人からそれぞれ手鏡、帽子、火車、制御棒を吸収する

    猶斗「?何をするつもりだ?」

    四人(そんな事より私達の宝物がー!!)

    そして、四つの影の池を作り出す。すると何かの形になっていく

    五人「,,,!?」

    たちまち四人の影が現れる

    件「そこの四人の影だ,,,名前をつけるとしたら,,,それぞれ暦、こすな、燐人、空見,,,だな」

    燐人,,,?と思ったが、そちらを見ると確かにお燐の影だけ男になっている

    件「貴様はこいつらの相手でもしているが良い!!」
  11. 11 : : 2015/07/23(木) 16:49:39
    そういうと件はさとり達に斬りかかる。それを防いだのはどこからともなく現れた勇義

    猶斗「勇義,,,!!」

    勇義「早くあいつらを始末しちまいな!!」

    猶斗「ああ!」

    そして地上へ繋がる縦穴の方に走り出す猶斗。暦、こすな、燐人、空見もその後を追う

    誰も来なくて暇だったのか寝ているパルスィ

    猶斗(こんな時に寝やがって,,,!!後でしばくぞ,,,!!)

    パルスィ(ーpー)zzz

    そのままの勢いで縦穴を駆け上がっていく猶斗

    ヤマメ&キスメ「パルパル起きて!!」

    パルスィΣ(゜ロ゜;

    ヤマメ「皆が大変なの!!」

    さとり達の元へ向かう三人
  12. 12 : : 2015/07/23(木) 17:06:30
    一方猶斗は影の四人と激闘を繰り広げていた

    猶斗(このままでは圧倒的に不利だ,,,なら初めて使うが)

    猶斗の腕の機械が筒状に変形する

    猶斗「喰らえ!!」ズダダダダダダダダダダダ

    その筒状の物から小弾の弾幕が次々と発射される

    暦「きゃあ!!」ドンッ

    こすな「はうっ!!」ドンッ

    暦とこすなが被弾するが、空見がキャッチする

    燐人「よくも!!」

    燐人が猶斗に飛び掛かろうとしたその時、猶斗が縦穴から地上に飛び出す。それと同時に暦とこすなを抱えた空見を猶斗が近くの木の根元に投げ飛ばす

    燐人「はぁ!」

    飛び掛かってきた燐人の腹部に拳を入れ、同じ木の根元に蹴り飛ばす

    猶斗「終焉だ」ガチャッ

    筒状の機械が展開し、そこにエネルギーが充填され始める

    猶斗「爆符,,,テラフレアー!!」ドォッ

    それと同時に極太のレーザーが発射され、燐人達四人に容赦無く当たる
  13. 13 : : 2015/07/23(木) 17:11:13
    ボロボロになって気絶している四人を見る猶斗

    猶斗(,,,!?この感覚,,,久し振りだ,,,さとり達の生気が感じられん,,,嫌な予感がするぞ,,,)

    地底に戻っていく猶斗

    猶斗「,,,,,,,,,,,,!!!」

    地霊殿の前辺りまで来た猶斗は異様な光景を目の当たりにする
  14. 14 : : 2015/07/23(木) 17:22:35
    勇義「たぁっ,,,!!」

    件「ふふ,,,何度やろうと同じこと,,,不死の我が身を滅ぼすことはできぬ,,,」ズバッ

    勇義の頭「」コロッ

    件が猶斗に気づき、そちらを向く

    件「来たか,,,殺すにも当たらぬ愚昧な騎士よ,,,」

    猶斗は呆然と勇義やパルスィ達の遺体を見つめるばかり

    猶斗「パルスィ,,,ヤマメ,,,何があった,,,?」

    するとそこにさとりが駆けてくる

    さとり「猶斗!!,,,ハァ,,,ハァ,,,」

    猶斗「さとり,,,!?」
  15. 15 : : 2015/07/24(金) 01:04:19
    さとり「ハァハァ,,,フゥ,,,」

    猶斗「無事だったのか,,,!?」

    さとり「そんな事より!!皆殺されちゃったの!!よく分からない影に!!早くしないと私たちもすぐ―

    ズバァ

    件の作り出した巨大な影が、さとりの体を切り裂く。崩れ落ちるさとり

    さと/ /り「」ドサッ

    猶斗「,,,!!」

    件「どうだ息子よ?改めて聞くが、儂と共に帰る決心はついたか?」

    巨大な影をしまいながら尋ねる件

    猶斗(俺は,,,また,,,失うのか,,,?あの時のように,,,)

    猶斗の脳裏に空時が怪物化したときの光景が映る

    猶斗「,,,俺は昔から家族というものに疑問を持ってきた,,,何故そこまで大切にするのか?何故失うと悲しむのか?今まで謎だった,,,だが,,,今回知ったんだ,,,」

    猶斗が振り向き様に叫ぶ

    猶斗「家族を守れなかった屈辱をなぁ!!」

    件「!?」
  16. 16 : : 2015/07/24(金) 01:28:15
    ガッ

    件の胸ぐらを掴む猶斗

    件(な,,,!?これは一体,,,どういうことだ,,,!?天狗をも超える速さで,,,!?)

    そして、件を投げ飛ばす猶斗

    件「ぐおあああああああああ!!」

    かなりの勢いで鍾乳洞に激突し、そのままの勢いで旧都の建物に落下する件

    ガラッ

    瓦礫の中から這い出る件。だが

    ―蠍符「地獄街道の化蠍」発動

    猶斗の背後に炎でできた蠍の様な化身が現れる

    件「この,,,儂が,,,負ける,,,な,,,馬鹿な,,,有り得ん,,,何故,,,」

    件の体をX字に斬る猶斗

    件「な,,,何故だああああああああああああああ!!」ドォォォォォォォオオオオオ

    ―決着―
  17. 17 : : 2015/07/24(金) 23:56:29
    爆発四散した件の肉片が辺りに飛び散る

    猶斗「く,,,」ギリギリ

    猶斗の右目からは涙が出ており、それを拭こうと袖の中を探る猶斗

    猶斗(,,,ん?)つ「麒麟・天からの光路」

    猶斗の顔が希望に満ちた表情になる

    猶斗「これがあったか,,,!!」

    ―青年蘇生中

    さとり「いたた,,,」

    こいし「猶斗,,,?」

    勇義「あれ?生きてる,,,」

    猶斗「スペルカードの力だ」

    お燐&お空「良かった,,,!!」

    ヤマメ「生きてる!!イヤッフォイ!マルフォイ!!」パチン

    パルスィ「あはは,,,(汗)」パチ

    キスメ「,,,アハハ」

    盛り上がっている皆の元にボロボロになった影四人が歩いてくる
  18. 18 : : 2015/07/26(日) 01:51:46
    猶斗「,,,!!」

    さとり「貴方達,,,」

    暦「件,,,さん,,,」

    燐人「クッ,,,!!」

    空見「私達はどうすれば,,,」

    こすな「お姉ちゃん,,,どうしよう,,,」

    件の無惨な姿を見て、弱々しい声を漏らす四人。そこに

    さとり「もし良かったら一緒にここに住みませんか?」

    その他(さとり(様),,,!?)

    こいし(お姉ちゃん,,,優しい,,,(確信))

    暦「え?」

    こすな「良いの?」

    猶斗「おい、さとり!!こいつらは影だ!いつまた暴走するか分からないんだ―

    さとり「だからと言ってこの方達を見殺しにはできません!!」

    いつもとは違う、強い口調で放たれた言葉に心を打たれる猶斗

    猶斗「,,,分かった。お前がそこまで言うのなら、俺は止めん。抑、地霊殿の主はお前だ。お前の好きなようにやれ」

    さとり「ありがとう!!」

    燐人「えっと,,,その,,,よろしく,,,」

    空見「お願いします」ペコ

    猶斗(性格が大分割れてるな,,,)

    さとり「じゃあ霊夢さん達も呼んで、宴会でも開きましょう!!」

    一同「おーーーっ!!」

    猶斗&燐人「お、おう,,,」

    猶斗(あれ,,,デジャヴ,,,)
  19. 19 : : 2015/07/26(日) 02:06:30
    数時間後
    地霊殿 大広間

    ワイワイガヤガヤ

    お空「おりーん!!こっち少しお皿持ってきてー!!」

    お燐「あいよー!!」

    空見「こっち八ツ目鰻足りない!!」

    燐人「少し待ってろ!!」

    四人はかなり忙しい様子。一方

    霊夢「まったく,,,何でここの住人はすぐに宴会をやりたがるのかしら,,,」

    魔理沙「いいだろ別に。そ、それに大勢でやった方が楽しいのぜ!?」

    猶斗「何を焦っているんだお前は,,,」

    霊夢と魔理沙はほんのりと頬を赤らめ、酔っている様子だが、猶斗は依然としてポーカーフェイスのまま

    霊夢「でも,,,皆助かって良かったじゃない?」

    猶斗「そうだな,,,」

    フッと微笑む猶斗

    魔理沙「今笑ったよな!?な!?」

    猶斗「笑ってない」

    魔理沙「いーや、笑った」

    猶斗「笑ってないと言っている」

    魔理沙「絶対に笑った!!」

    猶斗(^ω^♯)

    魔理沙「あ」
  20. 20 : : 2015/07/26(日) 02:13:37
    数分後

    猶斗「おい座薬」

    鈴仙「だから座薬って言うなぁ!!,,,って猶斗さん」

    猶斗「解毒剤を持っているか?」

    鈴仙「はい,,,ありますけど,,,どうしてですか?」

    猶斗「いや,,,な」チラ

    猶斗の向いた方を見ると、魔理沙が痙攣しながら倒れている

    鈴仙「ちょ!?何があったんですか!?」

    猶斗「毒針を刺してしまってな,,,」

    鈴仙「oh...」
  21. 21 : : 2015/07/26(日) 02:21:25
    一方その頃

    さとり「これで暫くは安泰かしら」

    暦「さあ?」

    レミリア「でもきっと大丈夫よ」

    神子「あの人がいれば大丈夫でしょう」

    布都「太子様~屠自古を止めてください~」

    神子「分かりました。後でフルーツタルト買ってください」

    布都「はいぃ,,,」

    さとり「ふふ,,,平和ね,,,」

    でもまさか、まさか二日連続で悲劇が起きようとは、誰も予想だにしていなかった,,,

    続く,,,
  22. 22 : : 2015/11/01(日) 03:04:08
    次回予告

    ようやく父・件を撃破した猶斗。しかし、まだ試練は残されていた!!
    次回、東方再幽蠍録( http://www.ssnote.net/archives/37604 )

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