私があの娘を助けた理由（短編）

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1 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:09:14

ヘカーティアと純狐の物語
2 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:10:18

あの娘は泣いていた

冷たくなった息子を抱き

後を追うように...

あの娘は地獄まできた
3 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:13:35

異界にいた私は、地球と月の私と人間や動物諸々を地獄に落とした。私は地獄の女神なのだから...

けれど私はあの娘を地獄には落とさなかった

私は差別している訳じゃないって。

必死に言い聞かせた

今も聞こえる

地獄に堕とした人の声が...
4 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:17:06

私は女神で地獄を司る

平等でなくてはならない

"平均"を、与えなくては...

けれど頭の隅に残ったあの娘は...

ただただ憎しみに身を焼き、そのまま朽ちるだろう...

私はあの娘を見過ごしたくはなかった

私はあの娘に、「私の星が破壊された」といい

嫦娥という者の始末に手を貸した...

もちろん、アレは嘘なのだけれど
5 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:18:40

⚠今更ですが二次創作なので物語の為に自己解釈しておりますので、嫌な方は即ブラウザバックを推奨いたします
6 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:27:00

私は純狐という彼女と、部下であるクラウンピースと話し合い、嫦娥という者を殺す計画を立てた

私は彼女を救いたいのに...

けれど彼女は変わった

自らの能力で純粋に満ちたその殺意は...

計画の時とは違うモノを、純狐から感じた

時は流れると、人は変わる。今それを実感している

純狐は私やクラウンピースに笑顔を見せるようになった。けれど依然として復讐に燃えた彼女は止められないのかもしれない
7 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:27:32

終了

短編でした
8 : プラネタリウム : 2019/05/17(金) 23:30:00

他にリクエストあったら作ります

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