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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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進撃の巨人-戦士たち-6

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  1. 1 : : 2014/02/01(土) 21:52:52
    第6話です。
    よろしくお願いします!
  2. 2 : : 2014/02/06(木) 21:21:57

    カイト「エレンがバッチリ穴塞いだのにエレンが審議にかけられるとなー」

    アニ「あたしとカイトも一緒にかけるらしいね」

    カイト「何で今なの?」

    アニ「分かんない」

    エルヴィン「お待たせ、準備が出来たよ」

    カイト「団長何故今なんですか?」

    エルヴィン「エレンが巨人だった」

    エルヴィン「エレンの潔白を証明すると同時に君たち2人の潔白を証明できればもっと動きやすくなるからだ」

    カイト「わかりました」

    エルヴィン「ライナーとベルトルトは今は明かすわけにはいかないからな」

    カイト「それは仕方ないですよね」
  3. 3 : : 2014/02/06(木) 21:23:54
    カイト「エレンと同時に審議にかけられるんですか?」

    エルヴィン「もうエレンは終わっている」

    エルヴィン「君たちにはエレンを止める抑止力としての存在価値があるということにする」

    カイト「わかりました」

    エルヴィン「聞かれたことに答えればいいからな」

    カイアニ「はい」

    エルヴィン「じゃあ、行こう」
  4. 4 : : 2014/02/06(木) 21:27:20
    《審議所》

    ダリス「そこにいる少年がカイト・ロバートで、少女がアニ・レオンハートか?」

    カイアニ「はい」

    カイト(ライナー、ベルトルトそれからミカサにアルミンまでいる)

    アニ(なんか怖いなー)

    ダリス「では、審議を始める」

    ダリス「エレン・イェーガーの件と同じく通常の法が適用できないため私の判断により決定する。」

    ダリス「では、憲兵団からの主張を」
  5. 5 : : 2014/02/06(木) 21:32:44
    ナイル「我々憲兵団は、エレンを解剖する代わりにこの2人を解剖したいと考えています。」

    ナイル「この2人は兵士としての腕もなかなかですが、人類のためには仕方ないと考えます。以上です」

    カイト(何がなかなかだよ、お前より強いって)

    ダリス「次は、調査兵団」

    エルヴィン「我々調査兵団は、この2人はエレンが暴走したときの第2の抑止力となると考えています。カイトに関しては、志願兵として璧外遠征に参加した際、討伐数3と言う成績を残し、先のトロスト区奪還の際は討伐4体補佐1体と戦士としての腕もリヴァイ並です」

    ナイル「だからこそ危険だ」

    ダリス「静粛に」

  6. 6 : : 2014/02/06(木) 21:37:04
    エルヴィン「アニの方もトロスト区で巨人を討伐しています。どう考えても人類側の人間です。以上」

    ダリス「分かった」

    ダリス「カイト・ロバート何か言いたいことはあるか?」

    カイト「はい」

    ダリス「言ってみろ」

    カイト「私は確実にマリアを奪還して見せます。しかし、どうしても解剖したいならアニじゃなく私を解剖してください。以上です」

    ダリス「アニ・レオンハートは?」

    アニ「あります」

    ダリス「言ってみろ」

    アニ「私なんかより、カイトの方が人類にとって価値のある存在です。解剖なら私を」

    ダリス「うーん・・・難しいな」

    ダリス「・・・」
  7. 7 : : 2014/02/06(木) 21:39:50
    ダリス「よし、審議の結果を言い渡す」

    ダリス「カイト・ロバート、アニ・レオンハートのお互いを想う気持ちは正しく人間そのもの」

    ダリス「彼らの身柄は調査兵団に預ける。マリアを奪還せよ!」

    ダリス「以上で、審議を終了する」

    カイト「・・・よかった」

    エルヴィン「みんな、勧誘式に行くぞ」

    調査兵団「はい」
  8. 8 : : 2014/02/06(木) 21:44:37
    《待合室》

    エレン「カイトとアニ大丈夫かな」

    リヴァイ「お前は自分の心配でもしてろ」

    リヴァイ「リヴァイ班に入るんだ、訓練兵時代よりキツいかもしれないからな」

    エレン「巨人を駆逐するためです頑張ります!」

    リヴァイ「お前のその目はカイトに近いな」

    エルヴィン「リヴァイ、待たせたな」

    リヴァイ「どうだった?」

    エルヴィン「2人とも調査兵団が管理する」

    リヴァイ「そうか、ではカイト、アニ、ライナー、ベルトルト、エレンは勧誘式に出なくていい」

    エルヴィン「何故だ?」

    リヴァイ「明日は早いからな」

    エルヴィン「もう旧調査兵団本部に向かうわけか」

    リヴァイ「なるべく隠したいからな」

    エルヴィン「じゃあ、君たちは本部に帰るといい」

    カイト「はい」

    リヴァイ「行くぞ」
  9. 9 : : 2014/02/06(木) 21:48:56
    今日はここまでです。
  10. 10 : : 2014/02/07(金) 20:35:22
    ~翌日~

    パカラパカラ

    オルオ「おい、新兵・・・」

    エレン「は、はい」

    カイライベルアニ「・・・」

    カイト(エレンのおかげで噛みつかれなくなった、よかった)

    オルオ「大体なお前g」ガリ

    オルオ「ぐあー」

    カイト(噛んだ!!)ニタニタ

    アニ(きっと噛んだ!とか思ってんだね)チラッ

    ペトラ「乗馬中に喋るのやめたら!?」

    オルオ「俺を束縛するには必要な手順がだな」

    ペトラ「はいはい」

    リヴァイ「もう着く、少しは静かにしろ」

    オルペト「はい!すいませんでした!」

    エルド「やっと着くな!」

    グンタ「そうだな、1か月はそこで住むんだろ?」

    エルド「そうらしい」
  11. 11 : : 2014/02/07(金) 20:41:06
    ~旧本部~

    エルド「長い間使われてなかったみたいで、とても汚れてますね」

    リヴァイ「なに、それは重大な問題だ早急に掃除に取り掛かれ」

    リヴァイ班「はい」

    オルオ「おい、ガキども掃除の仕方はわかるよな!?」

    ペトラ「気にしなくていいからね」ニコ

    エレン「はい!」

    ライナー「結婚したい」キリッ

    カイト「声に出てるよ」ハハ

    ライナー「冗談だ」

    ベルトルト「どうだかね」

    アニ「次言ったらクリスタに報告しよう」

    カイト「そうしよう」

    リヴァイ「いつまでおしゃべりしてんだ」

    新兵「すいません!」

    カイト「アニ、行こう!」

    アニ「うん」

    リヴァイ「おっと、お前ら2人は別だ」

    カイト「何でですか!?」

    リヴァイ「イチャつくのは掃除が終わってからだ」

    カイト「はーい」

    アニ「」ガーン
  12. 12 : : 2014/02/07(金) 20:46:27
    ~夕食~

    リヴァイ「大分片付いたな、明日は全員庭の掃除だ」

    ガタン

    ハンジ「リヴァイ班のみなさーんお城の住み心地はどーですかー!」

    ペトラ「ハンジさん、今お茶出しますね」

    ハンジ「ん、ありがと、ペトラは気が利くねー」

    リヴァイ「何の用だクソメガネ」

    ハンジ「いろいろ報告があってね」

    ペトラ「お待たせしました」

    ハンジ「ありがとー」

    リヴァイ「報告ってなんだ」

    ハンジ「ちょっとした実験の話と班の再編成の話だよ」
  13. 13 : : 2014/02/07(金) 21:17:10
    リヴァイ「実験はわかるが、班の再編成?」

    ハンジ「じゃあ、まず実験の話ね!」

    リヴァイ「おい」

    ハンジ「実験はエレンの巨人化に慣れることと、エレンとカイト達4人の違いを見比べる」

    ハンジ「さらに、エレンのできることを1つ1つ探っていく、その際4人がどんなことをできるかも確認したい」

    ハンジ「あとはこの間捕まえた通常種2体の実験にも立ち会ってもらおうかな」

    エレン「誰にですか?」

    ハンジ「新兵5人にね」

    カイト「了解です」

    ハンジ「ライナーたちもいいね?」

    ライベル「はい!」

    アニ「わかりました」

    ハンジ「ありがと!」

    リヴァイ「じゃあ、今度こそ班の再編成について話せ」

    ハンジ「はいはーい」
  14. 14 : : 2014/02/07(金) 21:52:43
    ハンジ「今日の午前中に会議をやってさ、いくらリヴァイでも巨人になれる子を5人も面倒見るのは厳しいってなってね」

    ハンジ「私が班を編成することになったよ」

    リヴァイ「メンバーは?」

    ハンジ「とりあえずカイトとアニを私の班に頂くね」

    カイト「俺はリヴァイ班がいいです」

    ハンジ「慣れてきてるのはわかるけどさ」

    ハンジ「私も気を利かせてカイトとアニにしたんだけど、カイトがリヴァイ班に残るならライナーでもいいよ」

    ハンジ「カイトに選ばせてあげるよ」

    カイト「うわー、超迷うちょっとずつ信頼関係出来てきたのにー」

    エルグンペト(そんな風に思ってたんだ)ジーン

    ハンジ「心配しないでもいいよ!」

    カイト「え?」

    ハンジ「どっちみち君たちは極秘だからここに住んでもらうし」

    カイト「じゃあ、ハンジ班でいいです」

    カイト「アニもですよね?」

    ハンジ「理解が早くて助かるよ」

    リヴァイ「他のメンバーは誰だ」
  15. 15 : : 2014/02/07(金) 22:01:32
    ハンジ「うーん、とりあえず104期で腕がいい子を入れようと思って」

    リヴァイ「新兵には荷が重いんじゃねぇか?」

    ハンジ「今期は実力があるから早急に慣れてほしいんだよね」

    リヴァイ「なるほどな」

    ハンジ「いま、キースに資料を請求してるんだよね」

    リヴァイ「まぁ、面白くなりそうだな」

    ハンジ「私の報告は終わりだよ」

    リヴァイ「じゃあ、ガキはもう寝ろ」

    リヴァイ「エレンは地下牢だ」

    エレン「俺だけですか?」
  16. 16 : : 2014/02/07(金) 22:04:08
    リヴァイ「他は制御できるらしいからな」

    カイト「エレンなんかごめんね!」

    エレン「いや、仕方ない」

    アニ「おやすみ」

    ライベル「また明日」

    エレン「あ、ハンジさん巨人についての話を聞かせてください!」

    ハンジ「いいの?いいの?」

    エレン「?・・・はい」

    その他リヴァイ班「あー寝よ」

    エレン「え?」

    ハンジ「さぁ、話そうか!」

    エレン「はい」
  17. 17 : : 2014/02/07(金) 22:08:25
    ~カイトの部屋~

    カイト「掃除疲れたー」

    コンコン

    カイト「はーい」

    ガチャ

    アニ「カイト、少しいい?」

    カイト「あー、うんいいよ」

    アニ「一緒に寝ちゃダメかな?」

    カイト「なんで?」

    アニ「怖い」

    カイト「初日からいきなり一緒に寝るのはダメでしょ」

    アニ「でも・・・」

    カイト「そんなに怖いの?」

    アニ「うん」

    カイト「じゃあ、ペトラさんに頼むから一緒に寝なよ」

    アニ「頼んでくれる?」

    カイト「いいよ!」
  18. 18 : : 2014/02/07(金) 22:14:07
    アニ「じゃあ、お願いしようかな?」

    カイト「じゃあ、行こう」

    ~ペトラの部屋~

    コンコン

    アニ「はーい」

    ガチャ

    カイト「ペトラさんすいません」

    ペトラ「どうしたの?」

    カイト「アニがこのお城が怖いみたいで、今日だけ一緒に寝てもらってもいいですか?」

    ペトラ「うん、いいよ?」ニコ

    カイト「アニ、おいで?」

    アニ「・・・すいません」シュン

    ペトラ「こんなお城で1人で寝るなんて怖いもんね」

    アニ「はい」

    ペトラ「フフ、かわいいね」

    ペトラ「恋話でもしよう!」ニコ

    アニ「ありがとうございます」ニコ

    カイト「じゃあ、よろしくお願いします」

    ペトラ「はいはーい」

    カイト「おやすみなさい」

    アニペト「おやすみ!」

    ペトラ「優しいのね」

    アニ「はい」

    ペトラ「私、カイトに命救われたんだよね」

    アニ「ホントですか?」
  19. 19 : : 2014/02/09(日) 01:38:14
    ペトラ「うん、カイトが参加したときの遠征でね」

    ペトラ「奇行種と通常種をエルドとカイトと一緒に討伐した時に見過ごしてた巨人に掴まれちゃったんだよね」

    アニ「そんなことが・・・」

    ペトラ「そしたらカイトが巨人の腕とか足とか切って首切っちゃってね」

    アニ「すごい」

    ペトラ「すごいよね、そんなことするの昔のハンジさんくらいだよ」

    アニ「へー、あの、ペトラさんって」

    ペトラ「なに?」

    アニ「カイトのことどー思いますか?」
  20. 20 : : 2014/02/09(日) 01:41:16
    ペトラ「弟かな?友達とか?そんな感じ!」

    アニ「よかった」

    ペトラ「ん?」

    アニ「命救われたら好きになっちゃうかなーって思ったから」

    ペトラ「アニちゃんとカイトは幼馴染みたいな感じなんでしょ?」

    アニ「そうですね」

    ペトラ「いつ男性として意識したの?経緯は?」

    アニ「あたしも最初は弟みたいな感じだったんです」

    ペトラ「そうなんだ!」
  21. 21 : : 2014/02/09(日) 01:45:51
    アニ「最初はカイト虐められっ子だったんです」

    ペトラ「聞いたことあるよ」

    アニ「だから弟に見えちゃって」

    アニ「でも、あたしが無愛想で氷の女って呼ばれてた時にそう呼ばれないように守ってくれたんです」

    ペトラ「それは胸キュンだね!」

    アニ「はい、それで一緒に出掛けてるうちに意識しちゃって」

    アニ「喧嘩とかもしたけど今まで続いてます」

    ペトラ「純愛だね!」

    アニ「ペトラさんは好きな人とかいないんですか?」

    ペトラ「え?」

    アニ「あたし結構話したし教えてください」ジー

    ペトラ(綺麗だなー)

    ペトラ「いいいいないよ」

    アニ「絶対いますね」

    ペトラ「兵長//」
  22. 22 : : 2014/02/09(日) 01:48:09
    アニ「え、意外過ぎる」

    ペトラ「なんで?」

    アニ「ちょっと怖いです」

    ペトラ「そのうちわかると思うけど」

    ペトラ「兵長はすごく優しいのよ」

    アニ「ギャップですね」

    ペトラ「そう!戦歴もすごいし!」

    ペトラ「口は悪いけどね」

    アニ「」ZZZ

    ペトラ「あっ、寝ちゃったか」

    ペトラ「私も寝よっと」
  23. 23 : : 2014/02/09(日) 01:54:59
    ~翌朝~

    カイト「おはよーございます」

    ペトラ「おはよう!」

    カイト「あれ、みんなは?」

    ペトラ「エレンは1人で訓練で、兵長はシャワー」

    ペトラ「他は寝てるみたいだよ」

    カイト「じゃあ、もう少ししたら起こしますね」

    ペトラ「よろしくね」

    カイト「アニちゃんと寝れてました?」

    ペトラ「うん、大丈夫だったよ!」

    カイト「よかった」ニコ
  24. 24 : : 2014/02/09(日) 01:57:25
    アニ「おはようございます」ゴシゴシ

    カイペト「おはよう」

    アニ「今日も掃除ですよね?」

    ペトラ「そうだね」

    カイト「もうだいぶ綺麗ですけどね」

    ペトラ「綺麗好きなのよ、兵長が」

    カイト「兵長のお嫁さん大変だな」チラ

    ペトラ「あ、カイトみんなを起こしてきて!」

    ペトラ「アニは、エレン呼んできて!」

    アニ「はーい」
  25. 25 : : 2014/02/09(日) 02:01:04
    ~夜食~

    ハンジ「こんばんはー!」

    リヴァイ「連日来られても困る」

    ハンジ「連れないこと言わないでよ」

    リヴァイ「今日はなんだ」

    ハンジ「今日はね、明日実験するよって伝えに来たよ」

    エレン「ついに」

    リヴァイ「そんなもんお前以外が来い」

    ハンジ「あとハンジ班のメンバーを紹介に来たんだ」

    カイト「誰ですか?」

    ハンジ「落ち着いて」

    カイト「はーい」
  26. 26 : : 2014/02/09(日) 02:05:39
    ハンジ「じゃあ、どうぞ」

    ゾロゾロ

    エレン「お前たち・・・」

    ハンジ「右からミカサ、ジャン、コニーだよ」

    ミカサ「エレン、会えてうれしい」

    エレン「ジャンお前まで・・・」

    ジャン「別に好きでこんなとこに入ったわけじゃねぇ」

    ジャン「死んだ奴らにガッカリされたくないのと、惚れた女のそばにいたいのと、その5人に人類の命運をかけられるかこの目で確認したかったんだ」

    ライナー「任せてくれ」

    カイト「コニー!」

    コニー「へっ、天才だから来た」
  27. 27 : : 2014/02/09(日) 02:09:28
    ハンジ「にぎやかになっちゃうけど、みんなここに住むからね」

    リヴァイ「はぁ?」

    ハンジ「エルヴィンに言われたから」

    リヴァイ「じゃあ、仕方ねぇな」

    リヴァイ「ペトラ案内してやれ」

    ペトラ「了解しました」

    リヴァイ「じゃあ、ガキどもは寝ろ」

    カイト「兵長、アニと寝ていいですか?」

    リヴァイ「何故だ」

    カイト「アニ怖がりでして・・・」

    リヴァイ「他に迷惑にならないなら構わない」

    リヴァイ「が、お前の班長に聞け」

    カイト「ハンジさん」

    ハンジ「いいよ」
  28. 28 : : 2014/02/09(日) 02:10:49
    カイト「ありがとうございます」

    アニ「」ペコリ

    ハンジ「かわいいねー」

    カイト「じゃあ、行こう」ギュ

    アニ「うん!」ギュ

    ベルトルト「あの2人大丈夫かな?」

    ライナー「もう訓練兵じゃないしいいだろ」

    ベルトルト「そうだね」
  29. 29 : : 2014/02/09(日) 21:24:00
    ~カイトの部屋~

    アニ「2人で寝ると温かいでしょ?」

    カイト「うん、昨日も温かかった?」

    アニ「でも違う感じだね」

    カイト「そっか」

    アニ「カイトと寝るの久しぶりだね」

    カイト「開拓地以来だね」

    アニ「卒業前に宿に泊まったでしょ」

    カイト「そうだった」

    アニ「忘れたの?」

    カイト「忘れてないよ、ただバタバタしてたから」
  30. 30 : : 2014/02/09(日) 21:27:03
    アニ「確かにそうだね」

    カイト「故郷に帰ったら毎日一緒に寝ようよ」

    アニ「ここでは?」

    カイト「うーん、迷惑かけなきゃいいか!」

    アニ「嬉しい」

    アニ「ギューってして?」

    カイト「はいはい」ギュー

    アニ「落ち着く」ウトウト

    カイト「柔らかいな」

    アニ「変態」

    カイト「」ZZZ

    アニ「ねぇ、寝ちゃったか」

    アニ「おやすみ」
  31. 31 : : 2014/02/09(日) 21:32:56
    ~翌朝~

    アニ「起きて」ユサユサ

    カイト「おはよ」チュ

    アニ「ふふっ、さあ下行こう?」

    カイト「アニも・・・」

    アニ「はいはい」チュ

    カイト「よし、行こう」


    カイト「おはようございます」

    ペトラ「おはよう!」

    アニ「ペトラさん手伝います!」

    ペトラ「ありがと」ニコ

    ライナー「カイト、どうだった?」

    カイト「しっかりわきまえてるよ」

    ライナー「よかった」

    カイト「いい感じになったから寝たふりした」ハハ

    ベルトルト「それを聞けて安心だ」

    カイト「アニが妊娠でもしてみてよ」

    カイト「アニは戦えなくなる、そしたらどうなるかわからない」

    ライナー「そうだな」
  32. 32 : : 2014/02/09(日) 21:36:37
    カイト「俺達はすべて終わるまでやって良いこととダメなことがあるんだ」

    ベルトルト「そうだね」

    ハンジ「おはよー!さぁ、ご飯食べて庭で実験だ!」

    ハンジ「カイト、班員を起こしてきて!」

    カイト「はい!」

    ハンジ「ライナー、リヴァイ以外をお願い」

    ライナー「何故兵長以外?」

    ハンジ「リヴァイは起きて本でも読んでるから」

    ライナー「分かりました!」


    カイト「ジャン起きて」

    ジャン「お、おう」

    カイト「コニー」

    コニー「わかった」

    カイト「ミカサー!」

    ミカサ「もう起きてる」

    カイト「じゃあ、早く下に来て!」

    ミカサ「わかった」
  33. 33 : : 2014/02/09(日) 21:40:11
    ~食後~

    ハンジ「じゃあ、みんな外に出て!」

    みんな「はーい」

    ハンジ「コニーとジャンは訓練ね!」

    ジャンコニ「了解しました!」

    ハンジ「みんな!シャキッとして!」

    ハンジ「特にカイトとアニ!」

    カイト「な、何でですか!?」

    ハンジ「2人の巨人化はまだ見てないからね!」

    アニ「わかりました」

    アニ「カイト、頑張ろう!」

    カイト「そうだね!」

    ハンジ「じゃ、いこう!」
  34. 34 : : 2014/03/01(土) 14:51:17


    ライナー「なぁ、カイト」

    カイト「ん、なに?」

    ライナー「すべてが終わるまでやって良いことと悪いことがあるって言ってただろ?」

    カイト「うん、さっき言ったね」

    ライナー「だがよ、契約書書いただろ訓練兵時代に」

    カイト「…あったっけ?」

    ライナー「忘れたのか?」

    カイト「えーと…」

    ライナー「俺達の交際関係についてのだよ!」

    カイト「あっ!」

    ライナー「大丈夫か?」

    カイト「最近物忘れしちゃってさ」

    ライナー「お前とアニの間に子が出来たら兵士にすることで」

    カイト「アニの命は保障されるものだろ」
  35. 35 : : 2014/03/01(土) 14:57:18
    カイト「そうだった」

    ライナー「お前は乗り気じゃなかったしな」

    カイト「だって、子供には選択肢があってほしいじゃん」

    カイト「でも、まぁ、アニとやっちゃってその流れでサインしちゃったけど」

    ライナー「だからアニもどうして触れてこないのかなって思ってると思うぞ」

    カイト「そうかもね」

    ライナー「考えはしっかり話せよ」

    カイト「うん、わかった」

    ハンジ「集まってるね!」

    ハンジ「カイト!ライナー!おしゃべりは終わり!」

    カイライ「はい!」

    ハンジ「じゃあ、まずはエレン!」

    エレン「は、はい!」

    ハンジ「かれ井戸に入って巨人化してみて!」

    エレン「はい!」

    エレン(俺はこの4人より遅れてる、取り戻さないと)

    ミカサ「エレン頑張って!」

    エレン「あぁ、わかってる」
  36. 36 : : 2014/03/01(土) 15:01:33
    ペトラ「大丈夫かな?」

    グンタ「やるしかない」

    エルド「だな」

    オルオ「まぁ、あのガキがダメでもカイト達がいりゃ問題ない」

    ミカサ「応援してください」

    カイト(いや、なるべく巨人化を使いこなせる奴がほしい)

    ハンジ「煙弾撃ったら初めて!」

    エレン「はい」

    アニ「正直どう思う?」

    カイト「巨人化できるかどうか?」

    アニ「うん」

    ベルトルト「出来るんじゃない?」

    ライナー「やってるんだしな」

    カイト「俺の最初みたいに無意識にやってる可能性もあるし」

    カイト「俺が3人の前で初めてやった時みたいに目的意識について知らないかもね」

    アニ「たしかにね」
  37. 37 : : 2014/03/01(土) 15:19:13
    パシューーン

    エレン「おっ、上がった」ガリッ

    しーん

    エレン「あれ…」ガリッ

    エレン「おかしいな」ガリッ

    ガリガリガリガリ

    ハンジ「あれ?おかしいな」

    リヴァイ「そんなに確率の高い代物でもないってことだろ」

    リヴァイ「エレン、1回出ろ」

    エレン「…はい」


    ハンジ「3人は何か知らない?」

    ベルトルト「巨人化には目的意識が必要なんです」

    カイト「多分毎回何かしらの目的があって巨人化したと思います」

    エレン「確かに、巨人を駆逐したい、ミカサとアルミンを砲弾から救う、壁を塞ぐ」
  38. 38 : : 2014/03/01(土) 15:25:01
    カイト「だったら、目的を意識してよ」

    エレン「この状況で目的…か」

    カイト「大丈夫だよ、俺は故郷にいたときアニにいいところを見せるって言う目的で巨人化出来たし」

    アニ「そんな目的意識持ってたんだ」フフ

    カイト「うん、兎に角やってみてよ」

    ハンジ「じゃあ、もう1回井戸に」

    カイト「俺が取り押さえるんでここでやりませんか?」

    ハンジ「…そうだね、時間も短縮できるし」

    エレン「じゃあ、やります」

    エレン(外の世界に行くため、この力を使いこなす!)ガリッ

    ピッカーン

    エレン巨人「ブウォーーーー」

    ハンジ「エレン!理性はある?」

    エレン巨人「」コク

    ハンジ「硬化の能力はどう?」

    エレン(…アレ、出来ない)フルフル

    ハンジ「出来ないのか、うんありがと!戻っていいよ」

    シューーーーー

    エレン「はぁはぁ」

    ミカサ「エレン大丈夫?」

    エレン「あぁ」

    ハンジ「次はアニかカイトにやってもらおうか」

  39. 39 : : 2014/03/01(土) 15:29:56
    ハンジ「2人は理性は保てる?」

    カイアニ「はい」

    ハンジ「硬化は?」

    アニ「私は用途に合わせて部分ことかが出来ます」

    ハンジ「他の3人は?」

    ベルトルト「僕は蒸気が出せる代わりに硬化は出来ません」

    ライナー「俺はほぼ全身です」

    ハンジ「鎧ね!」

    ライナー「はい」

    ハンジ「カイトは?」

    カイト「自分は拳と肘と膝と足先とうなじ常に効果してます」

    ハンジ「無敵じゃん!」

    ハンジ「じゃあ、2人一斉にやっちゃってよ」

    カイアニ「はい!」
  40. 40 : : 2014/03/04(火) 10:34:29
    カイアニ「」ガリッ

    ピカーン

    アニ巨人「…」

    カイト巨人「…」グルングルン

    オルオ「なんだあの動き…」

    ライナー「おぉ、あの動きは健在だな」ガハハ

    ベルトルト「いつみても気持ちがいい!」

    ハンジ「うおおおお!女型の巨人だーーー!!」

    カイト(俺は?)

    ハンジ「うーん、カイトは…」

    ハンジ「俊敏の巨人!」

    リヴァイ「“の”いらねぇだろ」

    ハンジ「じゃあ、超俊敏巨人だ!」

    カイト(ベルトルトの二番煎じじゃん…)

    アニ(カイトとコミュニケーション取れない)シュン

    カイト(アニどうしたんだろ…)パリパリ

    ハンジ「あれ?カイト?」

    カイト「ぶはっ」
  41. 41 : : 2014/03/04(火) 10:37:31
    リヴァイ「どうした?」

    カイト「アニの様子が…」

    ハンジ「アニ?どうしたの?」

    アニ(カイトどうしたの?)フルフル

    リヴァイ「お前の思い過ごしだな」

    カイト「すいません」シュン

    ハンジ「巨人体で話すことはできる?」

    カイト「出来ません」

    ハンジ「アニは?」

    アニ「」フルフル

    ハンジ「出来ないみたいだね」

    ハンジ「カイトは中に入ってまた硬化することは可能?」

    カイト「はい!」

    カイト(硬化…!)ピキピキ

    ハンジ「すげーーーー!!」
  42. 42 : : 2014/03/04(火) 10:41:03
    エレン「なんで俺は出来ないんだろう…」

    ベルトルト「僕にもそれは…」

    カイト「」パリパリ

    カイト「ぶはっ」

    ハンジ「なにか分かるの?」

    カイト「俺の推測なんですけど…」

    リヴァイ「言ってみろ」

    カイト「エレンの巨人には皮膚があるからじゃないですかね?」

    カイト「それかタイプ事態が…違うか…」ハアハア

    アニ(カイトどうしたの?)

    カイト「おっ」グラグラ

    ペトラ「カイト大丈夫?」

    カイト「ちょっと、めまいが…」

    リヴァイ「もうそこから出ろ」

    ハンジ「え、まだやりたいことが…」
  43. 43 : : 2014/03/04(火) 10:44:46
    リヴァイ「人命第一だ」

    ハンジ「カイト、出てきて」

    カイト「はい…」シュウウウウ

    カイト「」ハアハア

    ハンジ「どうしたの?」

    アニ(私は?)

    ハンジ「あ、アニももういいよ」

    アニ「」シュウウウウ

    リヴァイ「アニ、お前は大丈夫か?」

    アニ「はい」

    アニ「カイトどうしたの?」

    カイト「わからない」

    ライナー「きっと何回も出たり入ったりしたからじゃないか?」

    カイト「えっ、でも故郷の時とかは大丈夫だったよ」

    ベルトルト「でも、最後に巨人化したのは5年前だよ」

    カイト「そっか…」
  44. 44 : : 2014/03/04(火) 10:49:27
    エレン「なんでアニは疲れてないんだ?」

    アニ「巨人化には錬度があるんだ」

    カイト「やればやるだけ上がっていく」

    ベルトルト「僕のは大して上がらなかったけど」

    カイト「全盛期のアニと俺は半日は出来た」

    エルド「そ、そんなにか」

    グンタ「敵じゃなくてよかった」

    カイト「でも、今は大分落ちました」

    オルオ「だったらまた上げていけ」

    カイト「はい!」

    リヴァイ(俺のセリフが…)

    ハンジ「今日はここまでで」

    ハンジ「明日は戦ってもらうよ!」

    カイト「マジですか?」

    ハンジ「うん!」

    ハンジ「エレンも慣れてきたみたいだしね!」

    エレン「はい!」

    リヴァイ「ベルトルトの大きさじゃ出来ないが対策を考えよう」

    ベルトルト「はい」
  45. 45 : : 2014/03/08(土) 02:28:05

    ~夜・カイトの部屋~

    アニ「カイト大丈夫?」

    カイト「うん、大丈夫」

    カイト「話さないといけないことがあるんだ」

    アニ(なんだろ?)

    アニ「なに?」

    カイト「俺がアニに触れない理由と俺が無理矢理アニとの体の関係を忘れたかのように振る舞ってる理由」

    アニ「私も気になってた」

    カイト「前者は子供の為なんだけどね」

    アニ「でも、寂しいな」

    カイト「じゃあ、今度街に行ったときアレ買ってくるから」

    アニ「うん、わかった」
  46. 46 : : 2014/03/08(土) 02:30:38
    カイト「後者は何故か分からない、わざとって言ったけどわざとじゃない」

    カイト「忘れちゃうんだ、最近」

    アニ「じゃあ、私が思い出させるよ」

    カイト「ありがとう」

    アニ「今日なんでうなじから出てきたの?」

    カイト「アニがしょんぽりしてたように見えたから」

    アニ「あれは巨人体だとカイトとコミュニケーション取れないからだよ」

    カイト「そうだったんだ!」

    アニ「心配かけたね」

    カイト「いや、体調が悪いわけじゃないならいいんだ」

    アニ「心配してくれてありがとう」

    カイト「こちらこそ」
  47. 47 : : 2014/03/08(土) 02:31:46
    しっかり考えを明かすことが出来てよかった。

    明日からもっと頑張ろう。

    早く巨人体に慣れなくては!


    つづく。

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