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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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魔法の世界で彼らは生きる ─嗤声─

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  1. 1 : : 2020/07/25(土) 23:59:08

    一応、魔法系ではありますが......






    チートだとか、ハーレムだとか......さっ。
    只管(ヒタスラ)あるのは狂ナノニ。





    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    ......この世には愚かな人間(ヒト)がいる。生きている価値もない、糞以下のイキモノが。











    キイイイイイイイイイイイイィィィィィィ──ン......



     どこか遠い場所で(トオイトオイカナタニテ)耳鳴のような音が聴こえた。頭が痛い。意識混濁と覚醒を繰り返した挙げ句、僕はようやく目を覚ます。
     ここは僕の家のハズであり、ここは僕の世界であったハズだ。

    「ここは──ドコ?」

     未だ頭が混乱しているのか、脳内に入ってくる情報をすべて認識することが難しい。こんな調子じゃア、快復なんてしていないだろう。
     もしも獰悪な世界なら、死ぬのかなァ......。
     僕はのっそり......と身体に鞭打ち、長く長く伸びてしまった前髪を切った。
     僕の中でグイングインと世界が廻る。どこまでも、どこまでも。
  2. 2 : : 2020/07/26(日) 00:13:10
    男「昔からいつもそうだッ!! どうせ俺には意味なんて無いんだよォォォォ」
    女「ヒイイイイイイッ!! アハハハな嗤声(ワライゴエ)ねえっ! おばさん、サァビスしちゃうわヨォ?」
    少女「オカアアアアサアアアアアン、オカアアアアサアアアアアン?? エヘヘ、えへへへへへ~~??」

     ヒステリックな笑を聞くと、心の安寧を獲られるのだ。その笑は、与えるモノじゃなく、創るモノなの。それがリカイデキナイ人間がいることが──ああ......本当にごめんなさい。どうやら僕は、まだまだ人間では無いのかな?
     僕は路上を意味もなく(忌みもなく、ね......)ヒタスラ彷徨っているのだ。明るいのに暗い世界は、本当に称賛されるべき。
     角を曲がろうとすると、小柄な少女にぶつかった。相手は疾走(はし)っていたから、思い切りドカンと。
     彼女は「イタタ......」と嘆くのに、僕はその痛みが心地いい。

    「アッ、ごめんなさいっ!! 大丈夫ですかっ!?」

    「ワタシは......俺は、ダイジョウブ」

    「???......あっ、すいません! 急いでいるので! 本当にごめんなさいっ!!」


     金髪で蒼い目をした可愛らしい少女。あたかも万物を照らす太陽、或いは静かに煌めきながら見護る月だろうか......真っ暗なこの世界の、希望???????????????


    「素晴らしい」

     思わず、そう呟いてしまった。
  3. 3 : : 2020/07/26(日) 00:41:00
    「お久しぶり」

    「アルミン! 久しぶり!」

    アルミン「長期休暇が終わったねぇ、クリスタ」

    クリスタ「うん。また、魔法学校生活かぁ......」

     魔法学校の一ヶ月ほどにわたる休暇は終わり、学校生活が再開しようとしていた夏の終わりのことだ。
     僕──アルミン・アルレルトは、目の前の小柄な少女と話していた。名前をクリスタと言い、一緒に遊んだり、登校したりする仲だ。いつも二人でいるため恋人だと勘違いされることもある。
    ──出来れば勘違いじゃない方が良いなあ。
     なんて思うけれど、彼女がどう思っているかなんて判らない。
     彼女といると周囲の男子たちは皆僕を睨んでくる。特にライナーのそれは凄い......それくらい、彼女は人気なんだ。モテるんだ。


    クリスタ「今日は、リヴァイ先生の授業からかぁ」

    アルミン「あー......そうだった」

     あの先生、怖いんだよなあ......。
  4. 4 : : 2020/07/26(日) 01:05:14
    キイイイイイイィィィィィ──ン......。

     又彼の耳鳴が僕を悩ました。これは悪魔の悪戯か、或いは神の恩寵の予兆、それとも獰悪な世界への些細な抵抗なのかしら。きっといつか判るだろうけど、僕はそれまで生きているかなァ? 狂いそうで、狂いそうで、アア、不安ダヨ。それもこれも、世界が素晴らしすぎる上に糞以下の存在であるからこその、悩みなんだ──アア、僕は幸せだ。キット今、世界で最も僕が幸福であろう。ヤハリ、ヤハリ......黒い螺旋は永遠に止まらない。止まらない。

    男「アアアアアアァァァァァァ......辛いヨオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
    女「死んじゃえエエエエエエエ、アハハハハハハハハ.....ハハ!!」
    老人「......ブツ.....ブツブツ......」

     安心しなよ、皆さん、僕が、今、助けてあげるよォ。もっと笑えるヨオオオオオオオ。うつくしいでしょ? 素晴らしいでしょ? 一挙手一投足、凡てが叫んでいる──そんな......感じで......。


    ──レン。

     何を邪魔するのだろうか。僕は今、幸せ且つ不幸な存在。邪魔をするな、愚者メッ!!

    ──エレンッ。

     やめろ、嗤声(ワライゴエ)なんて聴こえない。ありやしないッ!! 適当なことを騙るなッ!! 糞以下のイキモノがっ!!!!

    ──エレン!!!!

     消えろッ!! 僕は(刺殺溺殺圧殺毒殺)......? ソウダッ!! 俺(ワタシ)はッ!!(撲殺斬殺笑殺自殺) オマエラのような愚の骨頂(ケダモノ)とは(ちが)った存在ッ!! 矛盾を創るなッ(ムジュンヲツクレ)!!! 偽りを騙るなッ(ニセノセカイヲメザシテ)!!


     黙れッ!!











     ゴーンと荘厳たる鐘の音が辺り一帯に響きわたる。リヴァイ先生の授業がそろそろ始まると言うのに、彼は未だに来ない。

    アルミン「来ないね」

    クリスタ「まだかな?」

     すると、コツッ、カッ、コツとテンポの悪い足音が聞こえた。教室の扉がガタガタとゆっくり開く──






    ──リヴァイ先生? ホラ、オキテクダサイヨ。



     その記憶が僕の、いや......教室にいた全員の脳内に入った。










    リヴァイ「オオオオオォォォオォォォ......ヒイイイイイイヒイヒヒィィィィいっ!! エエエヘヘヘヘヘヘ~~~アハハハぁ~!!」




     僕の知っている彼は、呆気なく壊れた。

  5. 5 : : 2020/07/26(日) 14:58:03
    アルミン「うわアアアァァァァァッ!!?」


     何だッ、今の記憶(ソレヲキヲクトイウベキカ)は!?

    リヴァイ「エエエェェェェエンエエエェン、アアアアハハハハハヘエエエエエッ、アアアアアオウウオゥゥゥオオオオオッ!!!!」

    「リヴァイ先生ッ!!」

     ミカサが様子のオカシイリヴァイ先生に向かって走る。横を見ると、クリスタが後退(あとずさ)っているのが眼に入った。

    クリスタ「アッ、アアアッ......? 今の光景は何なの、アルミン!?」

    アルミン「クリスタ、どうなってるのリヴァイ先生は? 僕には判らない、精神支配なのカッ?」

    クリスタ「みっ、みんな! 【浄化】の魔法を!」

     彼女の掛け声により、精神支配の効果を解除する【浄化】の魔法が先生にかけられていく。しかし、彼のオカシナ様子は変わることがない。

    ミカサ「先生ッ!!」

     ミカサがリヴァイ先生に向かって魔法を溜める。

    アルミン「ミカサっ、何をするんだッ!!?」

    ミカサ「気絶させる!!」



    リヴァイ「アヒイイイイヘヘヘハッハハハハ、ブオオオオオオオオンッ!!!」




    「記憶」(キヲクカアルイハゲンソウカ)が、僕らの脳裡に煌めいた。








     アハハハハと嗤声(ワライゴエ)による安寧が僕と俺とワタシを愉しませた。今ではスッカリ絢爛たる世界に成り果ててしまって、僕は酷く嬉しくも悲しかったのはココダケね。
     それにしても、ヤハリ、(ゴミ)は塵だ。浅ましい狂人(キチガイ)は滅されよ。リヴァイは何故あのような愚行を? アハハハハハハハッ!! 笑が止まらないではないか。僕は恩寵を受けたに(ちが)いない。黒いのはアイツじゃない、アアアッ、愉快だ、ハハハハハ──そんな想いを抱きながらワタシは進むのに、必ず止める愚者がいる。そんなのは愚の骨頂。ケダモノ、キチガイ。狂った頭を止めるのは、キチガイ同士で良いだろう、愚かだ、愚かだ。ナイフでも何でもいい、兎に角、ザクザクッと、顔の皮を剥ぎ、血腥い臭いを漂わせながら、別の愚者の顔に縫い付けるのだ。その者は狂ウダロウ、でも、残念ながら......其が真理だ、理だ、我らはそれを真摯に受け止める、そうするしか無い。それは亡き者の為でもありながら、自分自身の為でもあり、狂ったモノを正しきモノへと変貌させる為の鍵。その鍵を掴む為には、何だってしてヤロウデハナイカ。どんな結末を迎えようと、ドウセ、そう、それは運命。アハハッ、みんな、足掻く必要なんて無いんだよ。シアワセニナロウヨ。

     遠くで嗤声が聴こえた気が──いや、違う、聴こえた、アア、素晴らしい......!!!

    「アハハハハハハハハハハッ、アハハハハハハハッ!!!!!!」



     自分でも自覚している。ほど、ヒタスラ笑い続けた。面白くて、面白くて......!!

  6. 6 : : 2020/07/26(日) 22:38:24
    ──リヴァイ先生......。


    ──ここは......どこだ? 俺は、何を......??? 今、微かに声が......?


    ──リヴァイ先生ィィィィ......私ですよォ、先生イ......。

     アイツは......アア......そうか......。

    リヴァイ「何のようだァ......ペトラ......ッ!!」

     俺の嘗ての恋人。愛した者。そして呆気なく散った者。



    ペトラ「リヴァイ先生ィ......約束したデショ? 何を忘れてるンですかァ?」

     奇妙な微笑みを浮かべながら、ペトラは言った。アア、約束だと? 奴は何を言っている? これ以上俺を、苦しめないでくれ頼むオネガイだ──

    ペトラ「ハチガツナノカ......私たちが結婚を約束した日......」

    ──ヤメロ、これ以上、言うな、言うな、言うなっ、言わないでくれ、ヤメテクレ、アア、ア......!!


    ペトラ「シヌマデイッショデスヨ」

    リヴァイ「黙れエエエエエエエエエッ!!!!」

     俺は彼女に向かって疾走(はし)り、その阿呆面を右手で思い切り殴った。己の拳に殴った反動がジリジリと痛んでくる。
     彼女の顔面は、なんたることか、グニャリと、蛸や烏賊のような軟体動物のように、骨が折れるわけでもなく、血飛沫が舞うわけでもなく、奇怪にもグニャリと曲がるのだ。それも、あの笑みを浮かべたまま。

    リヴァイ「うわあああああぁぁぁっ!!!」

     俺は情けなくも叫んだ。転がった。涙が目尻から流れた。
    ──これが、俺への罰なのか? 罪に対する罰なのかッ!!?

    ペトラ「痛いじゃアないですか、リヴァイ先生ィ......アハハァ......愛してますよォ? サァ、貴方もこちらに来ましょうよ......!」

     彼女の美しい手が、怯えて微動だにしていない俺の顔を優しく撫でた。親が赤子を優しく撫でるように。
     ペトラの笑は一層深くなり、目が真上を向いてホボシロメ。口は裂けんばかりにニタニタリ。それでも優しく撫でている。

    ペトラ「リヴァイ先生、先生、先生ィィィ......先生先生先生ィィィィ!!! アハハハアアッ、アハハハアアッ、アハハハアアッ......!」

     とろんとした目(シロメノワライ)で愛を示してくる。

    リヴァイ「ヤメロッ、触るな、この狂人めッ!!」

     俺はそう叫ぶや否や彼女を蹴り飛ばす。奥の方へと体が吹っ飛び、俺は後ろ方向へすぐさま逃げ出した。

    ──ナゼ? ナゼソンナコトヲイウノ? センセイ? センセイ? ナゼ、ナゼ、ナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼ? センセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイセンセイアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニアイシテルノニオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネオカシナヒトネワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨワタシガタスケテアゲマスヨォォォォォオオ......????????

  7. 7 : : 2020/07/26(日) 22:57:56
     アイツは俺を殺そうとしている!! 冥土の土産にしようとしている!!
     勇気と好奇心とで後ろを振り返ってみると、体が変な方向へ曲がった彼女が手足を使って四足方向で疾走(はし)っていた。白い目、ニタニタ、グニャリとした顔のまま。

    リヴァイ「あああああああああああああっ!!!」

     このままでは狂ってしまいそうだ! 誰かッ!! 誰でもいい!! 助けてくれッ!! 俺はまだ......生きていたいッ!!!
     無我夢中で走り続けていると、ひとつ、光り輝いた穴があった。

    ──あれに飛び込むッ!!!

     彼女はより速度を上げ、残り10mほどのところまで追い付いていた。マズイ。生きたい。死にたくない。アアッ!!!

    リヴァイ「間に合えエエエエエエェェェェェェッ!!!!!!!」











    ──視界が、真ッ白に......。





















    リヴァイ「......エッ?」

     そこは、森の中だった。
     目の前で、頭の割れた彼女が転がっている。

    リヴァイ「ペト......ラ......か......? いやっ.......アア......アアッ!!!!」

     そうだッ!! ここはッ!! この場所はッ!!!!!


    ペトラ「逃ィがしませんよォォォ? エヘヘヘヘヘェ~~??」

    リヴァイ「アアアアアアアアアアアアァァァァァァッ!!!!!」


     俺が、彼女を殺した場所だ!! 鈍器で、グシャグシャと、キモチノワルイ音と共に過ごしたッ!!! ペトラは、ペトラは、俺にッ......(シヌマデイッショデスヨ)!!!

    ペトラ「イッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショイッショニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショヒトツニナリマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショアイシアイマショダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨダイスキデスヨオオオオオオオオオオオオオッ????? エヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘェェェェェェェ~~~!!!!!!!」


     ヤメロッ、クソガアアアアアアアアアアアアアイヤダアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!! 狂ウ、狂ウ、狂ッチマウウウウウウアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!


     憐れなほど、叫びまくる。醜い抵抗だァ。


     すると、どこかから少年のような、カワイラシイ声が聴こえてきた。







    「【精神潜下】ァァッ!!!!!!!」





    ──アアッ、この声は......生徒のひとり、アルミン・アルレルトだ......。

  8. 8 : : 2020/07/26(日) 23:04:47
    これはこれでタイトル詐欺かもしれないねェ......
  9. 9 : : 2020/07/26(日) 23:21:47
    訂正のお知らせ
    >>7 四足方向→四足歩行
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~





    アルミン「ウップ、ウグッ!! オエェェェェェェェッ!!」

     誰かが鈍器でグシャグシャにされている「記憶」を見た。女性の頭がパックリと割れて、脳味噌もグチャリと潰されて、血液や脳漿がビシャビシャだ。アアッ!!
     僕は再び吐いていると、どうやら、周りの人も同じモノを見たらしい、ゲロゲロに吐いていた。クリスタも、ミカサも、ライナーも、先生を除いた、みんな、みんなが。

    リヴァイ「アアアアアアアアア、エエエエオアアアアアアアアアッ!!!!! アアアアァァァァ、エエエェェォオオォォオオアアアアアアア!!!!!!」

    ライナー「何がああ、どうなっているんだよっ!!!!!! ベルトルトォッ!!!!」

    ベルトルト「ライナー!!」

     双方大柄な体躯を持つライナーとベルトルトが、リヴァイ先生を押さえつけようと襲いかかる。
    ──しかし、呆気なく、二人は教室の壁側に吹っ飛ばされてしまった。蹴られたのだ。

    ライナー「ウウゥゥ......ガハッ......」

    ベルトルト「ガッ、ハッ......」

     二人が吐血し、壁に叩きつけられた衝撃で折れたであろう骨を庇う。

    クリスタ「二人ともッ!!!」

     しかし、あれだけ大きな音で叩きつけられ、衝撃が広がった。キット誰かが異常に気づいてくれるハズだ。だが、その前に。


    アルミン「みんなっ!! クリスタは二人の介護、あとは僕についてきてッ!!」

     使う機会なんて無いだろうなァなんて思っていた魔法を、リヴァイ先生にかける。
     【精神潜下】。それは、他人の精神に潜る魔法だ。先生の様子がオカシクなったのも、潜れば何か判るかもしれない──最悪、死ぬかもしれないが、今はそれどころじゃない。





    アルミン「【精神潜下】ァァッ!!!!!!!」




  10. 10 : : 2020/07/26(日) 23:39:19
    放置だけはやめてね?
  11. 11 : : 2020/07/26(日) 23:40:20
    ペトラ「愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛」


     目の前にいた女性に、異常なほどの愛があることが、僕には判った。
  12. 12 : : 2020/07/26(日) 23:42:09
    >>10 >>11からの愛を無料デエェェェェェ、プレゼント。
  13. 13 : : 2020/07/26(日) 23:58:24
    男子生徒「アアアアアアアアアアアッ!!!!」
    女子生徒「ヒイイイイイイイイイイイッ!!!!」

     いろんな人が、狂って倒れていく。

    男子生徒「痛いヨウ、痛いヨウ.......アアアアアゥゥゥゥ......エエェェェンエェン.......」

     その愛を痛みだと誤認してしまった男子生徒は気絶した。

    ──アアッ......何だよ、これはァッ......!!
     目の前にいるのは、人間じゃない。ただの化け物だ。ならば。

    アルミン「【爆炎】ッ!!!」

     炎魔法を狂人(キチガイ)へと放つ。場所は森の中のようだったかが、燃えても構わない。ここはどうせ精神の世界。どうなろうが知ったもんか。
     ただ、コイツは殺さないとイケナイ......僕が狂う前にッ!!!

    ミカサ「アルミンッ!!」

    アルミン「ミカサァッ!!! コイツを殺せエエエェッ!!!」

    「クソっ!!」

     馬面の男子、ジャンが僕の胸ぐらを掴んできた。

    アルミン「何をッ!! お前も僕の邪魔をするのかッ!! 消えろッ!!!! 【風刄】ッ!!」

    ジャン「ぐふうあああっ!!!!」

     ジャンの体が斬られ、縦方向に血が吹き出た。イイキミだッ!!
     俺はキチガイへと体の向きを変えると、ヒタスラ【爆炎】を放つ。

    アルミン「【爆炎】ッ!! 【爆炎】ッ!! 燃えろッ!! 死ねッ!! 【爆炎】【爆炎】【爆炎】【爆炎】【爆炎】ッ!!!!!」

     何度も何度も何度も何度も、魔力が切れる寸前にまで【爆炎】を放つ。途中、何故か判らないが、俺を襲おうとしたクラスメイトにも。これだから、愚者は困るのだ。何故、リカイデキナイ?


    アルミン「【爆炎】【爆炎】【爆炎】【爆炎】【爆炎】ッ!!! アハハハハハハハハッ!! アハハハハハハハハハハッ!!!!」

    ミカサ「もうやめてッ!!!!!」

     振り返ると、ミカサが悲痛な面持ちでこちらを見ていた。
    ──馬鹿が。そう言えばコイツも俺に襲いかかってきたな。

    アルミン「黙れエエエエエエエエッ!! この狂人(キチガイ)共ガアアアアアアアアアアアアァァァァァッ!!!!」

    ミカサ「何でこんなことをするのッ!!? 貴方はアルミンじゃないッ!!!」


    ──次の言葉が耳に入った瞬間、僕の世界が廻った。


    ミカサ「何でクリスタを傷付けるのォッ!!!」


     目の前にはここに来ていないハズの、カワイイ少女が、真ッ黒になって転がっていた。

  14. 14 : : 2020/07/27(月) 17:49:17
    どいつもこいつも狂ってやがる!
  15. 15 : : 2020/07/27(月) 22:04:35
    >>14 キンキンに冷えてやがる......!
  16. 16 : : 2020/07/27(月) 22:53:59
    アルミン「......ぇうえ? あぇ?」

     言葉にできない喘ぎが、僕の喉から出てきた。──なんで、クリスタがッ!!? アアアアアッ!!!?
     彼女の体から、肉の焼けた匂いがし、僕は(ジュルルリル)思わず、彼女の肌だったモノに触れた。温かみを感じた(ジュリル)。

    アルミン「アア、アッ、アアアアアアアアアアッ、ウワアアァァァァァァァァッ!!!!!」

     瞼を閉じると、彼女の笑顔が鮮明に焼き付いているのが判った。ナゼ、ナゼ、何で僕はァッ......!!!

    アルミン「狂ってたのは、僕の方じゃないかァ......!!!」

    ミカサ「アル、ミン......!」

    女子生徒「く、クリスタは、ライナーとベルトルトを別の子に任せたの!! アルミン君が心配だからッて!!!」

     そんな、そんなッ、そんなッ。
     あは、あはは、ばかだ、僕は、バカ、オオバカモノだ、あははは、アハハハハ、ヒヒッ、イイイイイッ!!!


    アルミン「ギャハハハハハハハハッ!!!!」

     ワタシは【風刄】を発動し、彼女の肉を削ぎとった。焼けた心地よい匂いがする。素敵だ、美しい、アア、ギャハハハハハハハハッ!!!
     その肉に喰らいつくと、多少は血の味がした。しかし、彼女と僕は一心同体になれる、幸せになれる、アア、最高だ、俺は、幸福な者だ、アハハッ、アハハハハハハハハッ!!!!!! ウマイィィィ、ウマイィィィッ!! アハハハッ!!!!

    ジャン「ぐうっ......アアアアアアルミイイイイイインッ!!!」

     ジャンがワタシの元へ走ってきた。「コノクソヤロウガ」と訳の判らぬ言葉を発しながら、僕を殴り付ける。それでもワタシは、肉を喰うのを止めない。コンナウマイものは、誰にも渡さないッ!! 彼女と俺の愛を邪魔する奴は、ぶっ殺してぇぇええぇぇ、ヤルウウウウウウゥゥゥゥォオオオオオッ!!!!!!!!
     俺はジャンを遠くへ蹴り飛ばすと、再び肉を食べ始めた。ウマイ、ウマイ、ウマイ、ウマイ、ウマイ。肉削ぎ、喰えば、ワタシは幸せよアヒヒヒイイイイイッ!!!

    アルミン「ギャハハハ、ギャハハハハハハハハッ!!! ウマイイイ、クリスタァァァァ、愛してるゾォォォォ.....ォォオオ......!!」










    「死ねエエエエエエエエエエエエッ!!!!!! 【聖火光線】ッ!!!!」









    アルミン「!!!!」










     【聖火光線】と呼ばれる炎属性魔法により、アルミンの頭部は弾け飛んだ。



    ──その時、クリスタの肉片とアルミンの肉片が重なりあった。
  17. 17 : : 2020/07/27(月) 23:14:07
    ──その一部始終を、陰ながら見守っていた者がいた。



     エヘヘヘ、アルミン、アルミン、僕は嬉しいよ、最高だ。ありがとう、ありがとう。ギャハハハハハハハハッと嗤う──嗤声(ワライゴエ)と言ったら!! 僕の心の安寧を獲てくれた。僕は幸せだよ!! 狂人(キチガイ)に殺されたのは遺憾なことだ! 僕が、その仇を取ってやる!! アハハハッ!! タノシミダァ、タノシミダァ! クリスタへの愛は、愛はァ......アハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!! 面白イイイイィィィイイ、美しいィィィイイ、世界の理を掌握したのはワタシでもあり僕でもあり俺でもある。僕はキチガイを滅して創ってララララン♪ ギャハハハハハハハハッ、かァァ、絶賛させてもらおう!! ギャハハハハハハハハ、ギャハハハハ、ギャハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!! 真ッ暗な世界を、救う。









    「エヘヘヘへ~」











     弾けとんだ頭から白い煙が漂っていた。【聖火光線】を発動したのは、キチガイのリヴァイ・アッカーマンである。

    ミカサ「リヴァイ先生......」

    リヴァイ「......アイツに、頼まれたんだァ......マトモなペトラに、『救ってやってくれ』ってなァ!!」

    ジャン「ウ......イアイ.......さん......」










    リヴァイ「無理はするな、ジャン.......俺が、アイツを。アイツをぶっ殺して──イヤッ、狂ワセテヤルッ!!!」








    ──アハハハハハハハハッ!!! 美しいよ、美しいヨォ、アハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!











    リヴァイ「......エレン・イェーガーァァァァァァッ!!!」












     続く......?



















     続くの? 続かないの?




     ギャハハハハハハハハッ!!!! 僕はお前で、俺はお前なの。判るでしょ、判るデショ。同じキチガイ、浅ましいキチガイ同士ねェェェェェ??? ホラホラ、皆お前のことを嗤ってるよ??

     聞こえないかなァァァァァァ??? その嗤声(キチガイへのメッセェジ)がさァ......。













    続く?

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