エレン「世界中の人間が敵で、俺たちは小さなパラディ島の民」



エレン「巨人の力が無ければすぐに俺たちは絶滅させられていただろう」




エレン「話し合いなんて通じ合うわけない。世界がパラディ島が争いの種であり続ける事を望んでいるし、ユミルの民を擁護する人間は異常者だと言われる」





エレン「俺以外の仲間も分かっていたんだろう。何もしなければ世界に滅ぼされる。このままじゃいけない」




エレン「だが結局問題を先送りにするだけで昔は有能だったアルミンやハンジさんすら‥無能になっちまった。昔は皆んなを正解に導く力を持っていたのにな」




エレン「俺が他の奴らと違うのは進撃の巨人の能力によって実体験のように世界を見てきたからだ。それが大きく差をつけることになった」




エレン「理屈では世界に滅ぼされると分かっていたんだろう。ガキでもわかる簡単な話だからな。だが小さな島の中で育った俺たちには世界がどれほど広く強大な敵になるのか想像出来なかったんだろう」






エレン「だからまだ話し合うことができると錯覚して、破滅寸前まで下らないごっこ遊びをしていたんだ。」





エレン「俺は世界の全てを見たから‥パラディ島の人間以外を皆殺しにするという選択をした。」




エレン「じゃあアルミンやミカサ達が俺と同じく世界の全てを知ったらどうなったんだろう?」




エレン「アイツらは優しいから皆殺しなんてやらなかったのか?でもアイツらは自分の正義のために人を殺してきた」




エレン「本当の意味で自分たちの置かれている現状を理解できたなら、また答えは違ってきたんじゃないか?」