ユミル「私は第一の人生は勝手に始祖ユミルの名前をつけられて、崇められていた」



ユミル「孤児で親も親しい友達もいなかった私には、初めて出来た居場所はとても居心地が良かった」



ユミル「ずっと冷たい床に雑魚寝するしかなかった。でも崇められて以来‥温かいベッドで横になって、温かい食事も提供された」




ユミル「私のやりたい事ではなかった。でも皆んなが望んでいた事だったので、私は始祖ユミルを演じた。」



ユミル「あの時の私はみんなの犠牲になってやった。でも第二の人生を幸運にも授かった私は、決めたことがある」




ユミル「他人のために自分という尊い存在を犠牲にしない。残された時間は自分のためだけに使うと決意した」




ユミル「盗みもやったし、暴力を振るった。決して人に胸張れることでは無かったが、人生で充実していた時だと思ってるし、後悔だってしてない。若気の至りってのは誰にもある話だ」




ユミル「私は人の幸福よりも、他人の不幸が好きだったようだ。これがもともと私が生まれた時からそうだったのか。マーレの一件が影響しているのか知らん」





ユミル「だから私はコニーやサシャを煽る。アイツらは筋金入りの馬鹿だからな。そしてクリスタをオモチャにする」





ユミル「他人の不幸が好きなのはわたしだけじゃないはずだ。ある意味人間の本質だと思わないか?」





ユミル「そんな私でもやっぱり良心は残ってる。極悪人ってわけじゃないぜ?ただ普通の奴や善人と比べたら変わってるってだけ」





ユミル「それだけ」