ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

アルミン「終わりなき戦い」【閲覧注意】

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2019/12/29(日) 12:45:12
    終わりなき戦いhttp://www.ssnote.net/groups/2675

    【第一章 訓練兵の日常〜不吉な予感とエレンの記憶の混濁〜】(>>1>>19)





    【第二章 トロスト区暴徒事件〜初陣・戦いの記憶と裏切り〜】(>>20>>67)





    【第三章 調査兵団加入〜新兵器の登場と反撃への準備〜】(>>68>>84)





    【第四章 同時多発壁破壊テロ〜裏切り者との再戦と新たなる力〜】(>>85>>105)






    【第五章 トロスト区及びマリア最終奪還作戦〜巨人共との決着と継承〜】(>>106>>143)






    【第六章 海に到達〜全てを知った上でそれぞれの心境。上級国民の企み〜】(>>144>>150)






    【第七章 上級国民の憂鬱〜不完全な力と罪の意識〜】(>>151>>155)





    【第八章 対人制圧部隊〜ユミルの民同士の戦い〜】(>>156>>173)





    【第九章 王政VS調査兵団〜自由を手に入れるための戦い〜】(>>174>>181)




    【第十章 地ならし発動〜ユミルの民を救うには世界を滅ぼすしかない〜】(>>182>>187)






    【第11章 上級国民計画を阻止せよ〜ロッド・レイスの野望〜】(>>188>>197)






    【第12章 新しい日常〜失われた記憶と忘却の歴史〜】(>>198>>217)





    【第13章 エレン様教団〜陰キャ・陽キャ・下級国民・上級国民】(>>218>>228)





    【第14章 アタッカーズ入団〜反撃の狼煙〜】(>>229>>248)





    【第15章 遭遇〜エレン・イェガー〜】
    >>249>>255)





    【第16章 真実〜記憶旅行●新生エルディア帝国の建国〜】
    >>256>>264)





    【第17章 決断の時〜ミカサの語る真実〜】
    >>265>>276)





    【第18章 新人類出現〜生態系ピラミッドの頂点】
    >>277>>340)




    【第19章 上級・最上級新人類を討伐せよ〜gorillaを合わせて6人の座標コネクト〜】
    【最上級新人類・limiterとNET】
    >>341〜>>

  2. 2 : : 2019/12/29(日) 12:56:53



    「俺は上級国民だぞ!!!貴様ら下級国民がいくら死のうと俺には関係ない!!!!」

    「お前ら下級国民は何の価値もないゴミだ!!!穀潰しを減らしたんだぞ!!!少しは有り難いと思うべきだろう!?」

    「私は悪くない!!!あれは勝手にー」

    「上級国民である私をさん付けで報道する事がそんなに不自然な事か!?逮捕されないだと!?憲兵団が腐りきっているのは貴様らも知っている事だろ!?」

    「何を言っている!?上級国民である私を警護するのは憲兵団の役目だろ!?それに文句を言うべきではない!!私も彼らも間違ってない!!断じてな!!」

    「だいたい人間は今までも多くの犠牲の上に成り立っているだろ!?人命は元より平等ではないのだ!!それは5年前の奪還作戦でも同じだった筈だ!今更何をー」

    「人類の英霊になったのだ‥私は間違ってない‥私は‥」

    「忖度だと‥そんなわけないだろ!?それが自然の摂理だ!!私の前に飛んできた虫からどもが悪い!!おい!そこのお前!!コイツらを黙らせるんだ!!」

    「私が豚小屋行きだと?‥この高位である私がか!?何を言っている‥私は‥勲章を授与された実績もあるし、今まで人類を存続させたという実績もー」









    ー訓練兵団 男子寮ー

    エレン「くっ!?」ガバッ

    アルミン「わっ!?ビックリした‥」ガバッ

    エレン「ん‥ここは‥」キョロキョロ

    アルミン「エレン?」

    エレン「アルミンか?‥ここは?」

    アルミン「エレン‥寝ぼけているのかい?」

    エレン「‥は?」

    アルミン「ここは男子寮だよ」

    エレン「男子寮って‥訓練兵団のか?」

    アルミン「当たり前じゃないか‥全くそんなになる程の悪夢を見ていたのかい?」

    エレン「悪夢を?俺が?」

    アルミン「だって君‥凄い勢いで起きたじゃないか?それに顔色も悪いし、ここが男子寮だって忘れてたし‥」

    エレン「別に忘れていたわけじゃねぇよ‥」

    アルミン「でも悪夢を見ていたんだろ?」

    エレン「あぁ‥まぁ‥な」

    アルミン「一体どんな悪夢だったのさ?」

    エレン「ん‥あれ?」

    アルミン「どうしたの?」

    エレン「い、いや‥何でもない‥起こして悪かったな」

    アルミン「え?」

    ライナー「2人とも‥」

    アルミン「ライナー?君も起きていたのか?」

    ジャン「ライナーだけじゃねぇよ」

    エレン「ジャンまで‥」

    ベルトルト「さっきので殆どの人が起きたと思うよ」

    エレン「そ、そうか‥マジでごめんな‥」

    ベルトルト「別にいいよ‥」

    ライナー「良くはないだろ。夜更かしは兵士にとって禁物だろ?それに明日もまだ訓練があるしな」

    ジャン「ライナーの言う通りだぜ。死に急ぎ野郎」

    ジャン「お前が悪夢を見るのは勝手だが、俺たちにまで迷惑をかけるなよ」


    エレン「あぁ‥すまん」

    ジャン「なんだよ‥やけに素直だな‥気持ち悪いぞ」

    エレン「あぁ?何だと?」

    ジャン「おっ?やんのか?」

    ライナー「やめろ2人とも。これ以上騒いだらキース教官に見つかっちまうだろ」

    ベルトルト「ライナーの言う通りだよ。もう寝よう」

    ジャン「ちっ‥」

    エレン「‥」


    アルミン「エレン‥」

    エレン「なんだ?アルミン?」

    アルミン「何か悩み事でもあるの?」

    エレン「いや‥特には」

    アルミン「そう‥なら良いんだけど」

    アルミン「何かあったら遠慮なく言ってね」

    エレン「あぁ‥ありがとうな‥アルミン」

    アルミン「全然構わないよ。僕たち親友だろ?」

    エレン「あぁ‥」


    アルミン(エレンはああ言っていたけど‥少し心配だな)


    アルミン(今は様子を見るしかないか‥)


  3. 3 : : 2019/12/29(日) 13:11:09
    ー翌日の朝 訓練兵団 食堂ー

    ミカサ「おはよう2人とも」

    エレン「おう‥」

    アルミン「おはようミカサ」

    ミカサ「エレン?具合でも悪いの?」

    エレン「まぁ‥ちょっとな‥」

    ミカサ「何か悩み事でもあるの?」

    アルミン(あはは‥僕と同じ事聞いてるな)

    エレン「何でもねぇよ」

    ミカサ「何でもないのにそんな顔色悪くなるの?」

    エレン「‥」

    ミカサ「あなたはいつも無理をする。エレンが知らないうちに疲労感が溜まっているのかも知らない。」

    エレン「そうかもな‥」

    ミカサ「席をとってある。三人分の食事も持ってきてある」

    アルミン「ありがとうミカサ」

    ミカサ「2人とも今日は来るのが遅かったから‥」

    ミカサ「具合か悪いならしっかり朝食は取るべき。さぁまずは水を」スッ

    エレン「分かった」ゴクゴク

    アルミン「今日の訓練は午前は座学だ。そして午後は立体機動」

    アルミン「午前から立体機動の訓練じゃなくて良かったね」

    エレン「俺はむしろ身体を動かしたい気分だぜ」

    ミカサ「エレン‥今日は無理しちゃダメ」

    エレン「そんな事言ってられねぇ‥巨人がいつ攻めてくるか分からないんだ」

    エレン「俺たちは1日でも早く強くならないといけないだろ」

    ミカサ「その心意気は感心する。でも少しは自分の身体の悲鳴にも声を傾けるべきだと思う」

    エレン「まぁ‥お前の言う事も一理あるかもな‥」

    アルミン(いつもならミカサに食ってかかるのに‥やっぱり心配だな‥)

    エレン「それより‥今日の飯‥なんか甘くないか?」

    ミカサ「‥甘い?」

    アルミン「いや‥そんな事ないと思うけど」

    エレン「そうか‥俺がおかしいのか?」

    ミカサ「エレンが調子が悪いから味覚かおかしくなっているのかもしれない」

    アルミン(この食事は大きな鍋で作ったスープ‥味がおかしいならエレンだけのじゃなくて僕たちのもおかしいはず‥)

    アルミン(それともエレンの食事だけ味がおかしいのか?いや‥)

    アルミン(考えすぎた‥きっとエレンの体調が関係しているんだろう‥)


    カーンカーン


    エレン「鐘だ‥座学の授業が始まる‥行くぞ」


  4. 4 : : 2019/12/29(日) 13:34:11
    ー午前 座学 ー

    教官「昔から大砲は対巨人主力武器として活躍してきた。その大砲の弾には2種類あるが‥スプリンガー」

    コニー「え?は、はい?」

    教官「その2種類の弾の名前を答えよ」

    コニー「ブドウ弾と‥榴弾ですよね?」

    教官「その通りだ」

    教官「ではウォールマリア陥落以前とその後では大砲は改良が施されたが‥その改良とは?」

    コニー「わかりません!!」

    教官「ならばブラウス」

    サシャ「分かりません!!」

    教官「‥ではアルレルト」

    アルミン「ウォールマリア陥落前は大砲に機動力がありませんでした。陥落後はその大砲の機動力を補うために壁上に固定砲が設置されました。」

    教官「正解だ」

    コニー「やっぱりアルミンはすげぇな!!」

    教官「スプリンガー。これは前の授業の復習だ。勉強不足のようだな」


    コニー「す、すみません」

    サシャ「コニーは座学はからっきしですもんね」

    教官「ブラウスお前も人の事を馬鹿にできる成績ではないだろ」

    サシャ「は、はい‥」

    教官「まぁ良い‥今日は対巨人主力武器としてもっとも有効である立体機動装置についてだ」

    アルミン(あれ‥エレン眠そうだな‥)

    エレン「」ウトウト

    アルミン(いつもなら真剣に聞いてるのに‥)

    教官「皆も既に知っての通り、巨人の肉体は通常の刃では傷をつける事すら出来ない」

    教官「加えて巨人は頸を攻撃しない限り絶命する事はない。そんな無敵とも思える巨人に対して人類は立体機動装置という武器を開発した」

    エレン(くそっ‥眠気が‥)ウトウト

    教官「この立体機動装置の大部分は黒金竹という特別な合金繊維で出来ている。通常の金属よりも軽く、そして頑丈だ。これらの性質によって立体機動装置を開発する事に成功した」

    エレン(こんな感じでどうする‥俺には‥)ウトウト

    教官「立体機動装置で最初に巨人を討伐したのはアンヘルという男だ。彼は調査兵団の任務に同行していたのだ。そして立体機動装置を開発したのも彼だ。彼は後に発明王アンヘルと呼ばれる。そして人類に貢献していったのだ」

    エレン(くそっ‥教官の話が俺を眠りに‥)ウトウト

    教官「諸説あるがアンヘルには優秀な助手がいたそうだ。地下街の職人、貴族の娘、調査兵団など‥」

    アルミン(関係性がないな‥)

    アルミン(まさか全員同一人物?‥いやそれはないか)

    教官「立体機動装置に使われる黒金竹は地下の成分に影響されているとされている。地下に何らかの秘密があるとされているが、それは明らかにはなってない」


    マルコ(まだ分からない事の方が多いんだね‥)







    エレン「」ガクッ






  5. 5 : : 2019/12/29(日) 13:43:27
    ー座学の後 教官室ー

    教官「ふぅ」ガラガラ

    キース「帰ったか」

    教官「あぁ‥全く」バサッ

    キース「スプリンガーとブラウスか?」

    教官「まぁな‥あの2人は身体を動かす訓練は得意なのにな。」

    キース「奴らには頭の訓練が必要だ。巨人と戦うには頭も使わないといけないからな」

    教官「そういえば珍しい奴が寝ていたぞ」

    キース「ほぅ‥」

    キース「それは‥」

    教官「イェーガーだ」

    キース「エレン・イェーガーが?」

    教官「いつもは授業態度は真面目なんだけどなぁ」

    キース「奴は全ての訓練に直向きに取り組み、自主練にも励んでいる。疲れが出ているのかもな」

    教官「だからって座学で寝ていいわけでは無いだろ?」

    キース「まぁ‥そうだな」

    教官「なんだよ。イェーガーにはやけに寛大だな」

    キース「そうではない。私はあのヒヨッコ共を客観的に見て評価をしている。特別待遇などしているつもりはない」

    教官「そうかい。それにしても点数の低い座学や対人格闘の訓練はサボる奴が多いよな」

    キース「あぁ。本来ならブラウスとスプリンガーは退団してもらうんだが‥」

    教官「ウォールマリアが陥落してから人が減ったからな。立体機動の成績が良いブラウスとスプリンガーを退団させる余裕はないからな」


    キース「あぁ‥」



    教官「おっ。そろそろだな。立体機動機動の訓練が始まるぞ」





  6. 6 : : 2019/12/29(日) 14:00:25
    ー午後 立体機動訓練ー

    エレン(ガスを強めに吹いて‥慣性を利用すればガスの消耗を抑える事ができる)バシュッ

    エレン「貰った!!」ザシュッ!!

    ミカサ「!」

    ミカサ(エレン‥前より効率的に動けるようになってきた‥努力の成果が出てきている‥)バシュッ!

    ザシュッ!!ザシュッ!!

    エレン「!」

    エレン(ミカサは相変わらずすげぇな‥俺ももっと‥)バシュッ!!

    ミカサ「エレン!!」バシュッ

    エレン「お前に負けてばっかりいられるかよ!!!」ギュン!!!


    ミカサ(ガスを吹かし過ぎている‥あれでは‥)バシュッ

    ミカサ「」ギュン!!

    エレン(嘘だろ‥一瞬で追いつかれた!?)カキン!!

    エレン「あっー」ヒュン


    エレン(アンカーが外れちまった‥でも!!)バシュッ!!

    エレン「よし!!」バシュッ

    ミカサ「エレン!」

    エレン「心配するなミカサ!俺は大丈夫だ!」

  7. 7 : : 2019/12/29(日) 14:09:11
    ージャン「立体機動にはパニックにならないメンタルも必要だからな」ドヤッー


    エレン(ジャン‥メンタルなら誰にも負けねぇよ)バシュッ


    エレン「!あった」バシュッ、ギュルン

    ージャン「方向転換したいなら左右のどちらかに全体重をかけて強めにガスを吹けばいいさ」ー

    エレン「獲った!!」ザシュッ!!


    エレン(ジャンが食堂で聞こえるようにペラペラ立体機動のコツを喋ってるからな!)バシュッ


    エレン(ありがとうなジャン‥参考にさせてもらってるぜ!!)バシュッ

    ミカサ(心配だったけど‥)

    ミカサ(大丈夫そう‥)バシュッ


    エレン「!」プス


    ミカサ(エレン!ガスが切れて‥この距離ではー)




    ミカサ「エレン!!!」



  8. 8 : : 2019/12/29(日) 14:39:08
    ライナー「」バシュッ!!ガシッ!!


    エレン「ら、ライナー!?」スタッ

    ライナー「危ないところだったなエレン」

    エレン「助かったぜライナー‥」

    ライナー「お前が立体機動の訓練で落下するとは珍しいな。装置に不具合でもあったか?」

    エレン「いいや‥そうじゃない‥」

    ライナー「なんだ?まだ体調が悪いのか?」

    エレン「いやそれも違う。ただの俺の不注意だ。助けてくれてありがとなライナー」

    ライナー「よせ。兵士として仲間を助けるのは当たり前の事だろ」

    エレン「あぁ‥そうだな‥」

    ライナー「どうしたエレン?」

    エレン「いや‥どうやったらお前みたいに強くなれるのかって‥思ってさ」

    ライナー「お前も十分強いだろ」

    エレン「俺はまだまだ甘いさ‥ミカサやお前みたいに‥俺も圧倒的な強さが欲しいんだよ」

    ライナー「確かにミカサは圧倒的だと思うが‥俺はミカサほどじゃないぞ?」

    エレン「俺からしたら‥どっちもすげぇよ」

    ライナー「まぁ‥俺も昔は‥」

    エレン「ん?」

    ライナー「い、いや何でもない。今のは忘れてくれ」

    エレン「は?そんな事言われたら気になるじゃないか」

    ライナー「あの‥あれだ」

    エレン「なんだよ」

    ライナー「お前も俺も‥帰れなくなった故郷に帰るって目標があるだろ」

    エレン「!」

    ライナー「そう焦るなエレン。お前はこれからもっと強くなるさ。その不屈の精神で頑張れよ。結果はすぐに出るもんじゃない」

    ライナー「俺はたまたま努力の成果が出るのが早いだけだ」

    エレン「そうか‥だよな」

    ミカサ「2人とも早く訓練に戻らないと教官に叱られてしまう」

    エレン「み、ミカサ!?まだいたのかよ‥もしかして今の会話も聞いていたのか?」

    ミカサ「えぇ」

    エレン「でも‥俺のはガスが空だぞ」

    ミカサ「私のガス管と一本と交換すればいい」

    エレン「そんな事したらお前のガスが無くなるだろ」

    ミカサ「私はまだ余力があるから大丈夫」

    ライナー「流石だなミカサ。エレンのお世話に関しては慣れっこだな」

    ミカサ「エレンは私がいないと早死にしてしまう」

    エレン「そんな事ねぇよ‥」

    ミカサ「さぁ‥交換した。急いで戻ろう」バシュッ

    エレン「あっ!待ってくれミカサ」バシュッ



    ライナー(言えないよな‥コイツらには‥)

    ライナー(俺が兄貴面してるのは‥戦士時代のコンプレックス解消だって‥マルセルの代わりを演じているなんて)


    ベルトルト「ライナー!?何をしているんだ!?」バシュッ

    アニ「何やってるのさ‥アンタ」バシュッ

    ライナー「エレンを助けてやったんだ」

    アニ「ふぅん‥で?そのエレンは?」

    ライナー「先にミカサと行った」

    ベルトルト「ミカサらしいね」

    アニ「まぁ‥エレンのお守りなんてミカサじゃないと務まらないだろうしね」


    ライナー「なぁ‥お前ら‥」

    アニ「ん?」


    ライナー「絶対に帰るぞ‥俺たちの故郷に‥」


    ベルトルト「‥あぁ‥帰ろう‥絶対に」


    アニ「当たり前‥私は必ず任務を終えて帰る‥お父さんのためにも‥」


    ライナー「あぁ‥」




  9. 9 : : 2019/12/29(日) 14:56:17
    ー夜 食堂ー

    コニー「俺は村にいた頃は小柄だから兵士にはなれないって散々馬鹿にされてきたからな」

    コニー「だから見返してやりたいんだ。それに俺が憲兵団になったら家族も喜ぶしな」

    サシャ「コニーは家族想いなんですね」

    コニー「まぁな!」

    サシャ「マルコはどうして憲兵団になりたいんですか?」

    マルコ「入団式の時も行ったと思うけど、王に貢献したいんだ」

    コニー「王様に?」

    マルコ「あぁ。王の近くで働けるなんてこんな光栄な事はないさ」

    サシャ「マルコは立派なんですね」

    マルコ「立派なんかじゃないよ。僕はただ王の為に尽力したいだけだよ」

    コニー「でも大抵の奴は内地に逃げたいからだぞ。あとはコイツみたいに良い食料を狙ってな」

    サシャ「失礼ですね!私に!」

    コニー「いや‥でもお前は肉か目当てだろ?」

    サシャ「まあそうですけど‥」

    コニー「まぁジャンよりマシだからそう落ち込むなよ」

    ジャン「なんだとこのチビが!!」ガタ

    コニー「何だよこの馬面が!!」


    フロック「ん?今日はコニーとジャンが喧嘩か?珍しいな」

    トーマス「そう言えばエレン元気ないな」

    ダズ「あぁ‥なんか今日の立体機動の訓練中に落下したらしいぜ」

    フロック「ん?でもエレンは怪我してないじゃないか?」

    ダズ「ライナーが助けたらしい」

    フロック「流石だな。」

    トーマス「誰から聞いたんだ?」

    ダズ「ミーナからだよ。たまたま見かけたらしいぜ」



    エレン「今日はいつもより騒がしいな」

    アルミン「うん。明日から2日間の休日が続くからね」

    エレン「まぁな」

    ミカサ「エレン‥今日はゆっくり休んで。休日も自主練は控えた方がいい」

    エレン「あぁ‥そうするよミカサ」

    ミカサ「!」

    アルミン「エレン‥」

    エレン「あ?どうしたよアルミン?」

    ミカサ(エレンが素直だとなんだか調子が狂ってしまう)

    アルミン「いや‥なんかいつもより素直だね」

    エレン「そうか?‥まぁ疲れているからかもな」

  10. 10 : : 2019/12/29(日) 15:21:09
    ー翌日の朝 食堂ー

    フランツ「ハンナ外出届を出してきたよ」

    ハンナ「ありがと。これで出かけられるわね」

    フランツ「あぁ。今日も僕たちの愛を育んでいこう。そして‥行く行くは‥」テレッ

    ハンナ「もう‥フランツったら」テレッ

    ユミル「おうおう随分と見せつけてくれるね」

    フランツ「そ、そんなお似合い夫婦だなんて」テレッ

    ハンナ「気が早いわよユミル」テレッ

    ユミル「言ってねぇよ‥とうとう幻聴まで聞こえるようになっちまったか」

    クリスタ「ユミル。2人にしてあげなよ。」

    ユミル「あぁ私が悪かったな。お前を1人にするなんてどうかしていたぜ」ナデナデ

    クリスタ「ちょっと!撫でないでよ!」

    ユミル「あ?お前だって嫌じゃないだろ?私はお前の頭をナデナデしないと死んじまうんだよ」

    クリスタ「もう‥」


    キース「全員いるか?」

    全員「!?」

    ライナー「キース教官?どうしたんですか?」

    サシャ「まさか‥休日返上で訓練を‥私のグルメ計画が‥」

    キース「安心しろブラウス。少し貴様らに報告したい事があるだけだ」

    マルコ「?」

    キース「昨日の夜から朝方にかけてだろうか?トロスト区にて殺人事件が発生した」

    全員「!」

    ジャン「トロスト区だと‥」

    キース「13人が殺されていたらしい」

    キース「しかもただ殺されていたわけじゃない‥被害者は身体の一部が無くなっていたらしい」

    アルミン「どういう事ですか?」

    キース「被害者の傷跡から察するに‥肉を食いちぎられて絶命している」

    全員「!」


    エレン「まるで巨人じゃないですか‥」

    キース「そうだな」

    ライナー「犯人は捕まってないんですか?」

    キース「あぁ。それどころか目撃者もいないそうだ」

    マルコ「では被害者は人目のつかない場所で亡くなっていたのですか?」

    キース「そうみたいだな。詳しい事は憲兵団が調査しているが、貴様らも街に出るなら気をつけろ」

    全員「ハッ!!」バッ!!




    ハンナ「フランツ‥私怖くなってきちゃった」

    フランツ「大丈夫だよハンナ。何があっても君は僕が必ず守るよ」

    クリスタ「どうするユミル?今日はやめておく?」

    ユミル「は?何でだよ?」

    クリスタ「だって‥殺人犯に‥」

    ユミル「大丈夫だ。変な奴に絡まれたら私が守ってやるよ」



    ザワザワ、ザワザワ




    アルミン「何だか賑やかになってきたね‥」

    エレン「街に行くか迷っているんだろ」

    ミカサ「エレン‥さっきアルミンから自主練をするって聞いたけど。それは本当なの?」

    エレン「あぁ。昨日早く寝たから回復したからな」

    ミカサ「そうやって無理をしてはいずれー」ダキッ

    ミカサ「!?」

    エレン「ミカサ‥いつも心配してくれてありがとう。俺はもう大丈夫だ。」ギュ

    ミカサ「ほ、本当に?」ギュ

    エレン「俺がお前に嘘ついた事あるか?ないだろ?」

    ミカサ「え、ええ」

    エレン「俺はお前のためにも強くならないといけないからな」ポンポン

    ミカサ「私の‥ために?」テレッ

    エレン「あぁ‥」チラッ

    アルミン「」グッ!

    エレン(アルミンの指示通りにやったけど‥効果あったみたいだな‥これならミカサに自主練を許可してもらえそうだ!)グッ!

    ミカサ「それで‥自主練は何をするの?」

    アルミン(ま、マズイ!!)

    エレン「は?対人格闘だよ」

    ミカサ「!」

    アルミン(待てエレン!?早まるんじゃない!!!)チラッ、チラッ、チラッ


    エレン(アルミン‥めっちゃ見てくるな‥)

    アルミン(気付いてくれ!!)チラッ、チラッ

    エレン(あぁ‥そういう事か!)グッ!

    アルミン(エレン‥)パァッ


  11. 11 : : 2019/12/29(日) 15:29:59
    エレン「俺はアニと対人格闘の自主練をするんだよ!アニはめちゃくちゃすげぇ技をいっぱい知っているからな!!」

    ミカサ「」

    アルミン(この死に急ぎ野郎が!!!)

    ミカサ「それなら‥私も一緒に!!」

    エレン「すまねぇ。俺はお前の力技じゃなくてアニの技術を習いたいんだよ。」

    エレン「じゃ!約束してるからもう俺は行く!!」ガシッ

    ジャン「待てよエレン」プルプル

    エレン「は?何だよジャン」

    ジャン「お前‥さっきミカサに抱きついてなかったか?」

    エレン「それがどうした?」

    ジャン「ふざけるなよ羨ましいー」ドォッ!!!


    アルミン「」

    エレン「」

    ジャン「」

    全員「」


    ミカサ「不毛‥」


  12. 12 : : 2019/12/29(日) 15:36:17
    アルミン(あぁ‥エレン‥君はなんてエレンなんだ‥)

    アルミン(そして‥ジャン‥さようなら)

    ジャン「」メキメキ

    エレン「お、おいジャン!大丈夫か!?」

    エレン「ミカサ!!いくら何でもやり過ぎだろ!?」

    ミカサ「エレンが悪い‥」

    エレン「何で俺が悪いんだよ!!お前がもう少し手加減すればいい話だろ!?」


    ガチャ


    全員「!?」

    キース「今しがた何か大きな音が聞こえたが‥誰か説明してもらおうか」スタスタ

    全員「‥」

    ミカサ「サシャが放屁してジャンが驚いて転倒して床にジャンがめり込んだだけです!!」スッ

    キース「ほう‥また貴様か」ジッ

    サシャ「!」

    キース「少しは慎みを覚えろ」バタン



    全員「‥」



  13. 13 : : 2019/12/29(日) 16:00:20
    ー対人格闘訓練場ー

    エレン「おわっ!?」ドサッ

    アニ「まだ甘いね」パンパン

    エレン「クソッ‥まだ勝てないか‥」ムクリ

    アニ「基礎は出来てるし力もついてきたね。強くはなってるよ」

    エレン「本当か!?」

    アニ「うん。ただ私より弱いってだけの話さ」

    エレン「あともう少しで勝てると思うんだけどな‥」

    アニ「それはどうだろうね?」

    アニ「それよりジャンは大丈夫なのかい?」

    エレン「あぁ‥ただ2日間は安静にしてないとダメらしいぞ」

    アニ「貴重な休日を失ったね。まぁ自業自得だけど」

    エレン「それにしてもミカサは何であんなに怒っていたんだ?」

    アニ「それが分からないうちはまだまだ私には到底勝てないね」

    エレン「はっ?どう言う事だよ?」

    アニ「はぁ‥人の気持ちを察する能力も対人格闘にも必要ってことさ」

    エレン「人の気持ちなんて分かったところで、対人格闘に何の役に立つんだよ?」

    アニ「あんたは直情的だ。次にどんな技で攻撃してくるか顔に書いてるよ」

    アニ「つまりあんたみたいに分かりやすい奴は攻撃を読まれやすいってわけ」

    アニ「だから相手に攻撃を悟られないようにポーカーフェイスを出来るようにならないといけないよ」

    エレン「なるほどな‥俺には課題が多いみたいだな」

    アニ「まぁでもアンタの勢いは悪くないよ。思い切りの良さも大切だからね。」スッ

    エレン「!」

    アニ「まぁ‥それ以上にまだまだ練習不足だよ。強くなりたいならもっと練習しないとね」ニヤリ

    エレン「お、おう‥よろしく頼むぜ!」スッ

    エレン(やっぱりアニは対人格闘の時はよく喋るな‥)

    エレン(きっと対人格闘が好きなんだろう‥その気持ちも強くさせる要因になっているのかもな)





    スパン!!!  ドサッ


  14. 14 : : 2019/12/29(日) 16:21:42
    エレン「はぁ‥はぁ‥結局‥一回も勝てなかったか‥」

    アニ「おつかれ」

    エレン「くそ‥やっぱりお前は化け物染みてるな。俺もお前みたいに早くなりたいぜ」

    アニ「はぁ‥アンタは女の子との話し方も学習すべきだね」グイッ

    エレン「いてて‥耳を引っ張るなよ!!」ジタバタ

    アニ「そう言えば‥」

    エレン「ん?どうした?」

    アニ「アンタの家族の話だけど」

    エレン「家族?ミカサがどうかしたのか?」

    アニ「昨日の夜‥女子寮から抜け出していたよ」

    エレン「‥なんだって?詳しく聞かせろよ」

    アニ「私は昨日‥たまたま夜中にふと起きたのさ。何時だったかは覚えてないけどね」

    エレン「それで?」

    アニ「そのまま寝ようと思ったんだけど‥私達の部屋の扉が空いてさ‥」

    エレン「‥ミカサが入ってきたのか?」

    アニ「そう」

    エレン「部屋は暗かったよな?」

    アニ「まぁね」

    エレン「なら顔は見えなかったよな?ミカサだって何でわかったんだ?声をかけたのか?」

    アニ「いや‥ベットに戻った音を聞いて‥位置的にミカサのいるベットだったから‥」

    エレン「そう言う事か‥」

    エレン「それで?お前は何が言いたいんだ?」


    アニ「トロスト区で起きた13人が食べられたって事件‥ミカサが犯人なんじゃないかってさ」


    エレン「そんなわけないだろ。ミカサはそんな事するような奴じゃねぇよ」

    アニ「でもミカサには昨日の夜のアリバイがないんだよ」

    エレン「トイレに行っていただけかもしれないだろ?それだけでミカサを疑うのか?」

    アニ「あくまで可能性の話を言っているだけさ。別にミカサだって断言出来るとは私も思ってない」

    エレン「‥」

    アニ「ただ‥13人も殺して‥しかもその殺し方が食いちぎったのだとしてたら‥普通は悲鳴とかで気付くもんだろ?」

    アニ「目撃者が居ないなんて不自然だ」

    エレン「確かに‥」

    アニ「あそこは憲兵団も駐屯兵もいない。目撃者がいないなら‥犯人は立体機動を使った可能性が高い‥」

    エレン「立体機動‥」

    アニ「でもいくら立体機動でもガスの音とかでバレる可能性はある。でもその犯人が立体機動が上手かったら?」

    エレン「‥」

    アニ「ま、別に私の話を鵜呑みにする必要はないさ」

    エレン「‥ミカサが‥」

    アニ「ただミカサはアリバイがない。そしてミカサなら誰にも気づかれること無く犯行する事は出来るって話さ」


    エレン「この話‥他の奴にも話したのか?」

    アニ「いや‥アンタだけさ」

    エレン「そうか‥」

    アニ「あんまりこの話は大勢にはしない方がいいよ」

    エレン「分かってるさ‥」

    アニ「アンタのお友達なら何か分かるかもしれないよ」スタスタ


    エレン「何だよ‥アニの奴‥」

    エレン「後でアルミンに相談してみるか‥」





  15. 15 : : 2019/12/29(日) 16:42:53
    ー夜 倉庫裏ー

    アルミン「それで‥話って何だい?エレン?」

    エレン「あぁ‥昨日の夜に起きた殺人事件についてだ」

    アルミン「それがどうしたの?」

    エレン「アニから聞いた話なんだが‥昨日の夜‥ミカサは女子寮を抜け出していたみたいなんだ」

    アルミン「うん」

    エレン「アニ曰く‥殺人方法や目撃者がいない事から‥ミカサが怪しいんじゃないかって‥」

    アルミン「アリバイがなくて、あのミカサなら実行できる‥そういう事かな?」

    エレン「あぁ‥アニはそう言っていた‥」

    アルミン「その話が本当だとしても‥ミカサはトイレに行っていただけの可能性も‥あっ‥」

    エレン「そう‥ミカサは昔からトイレで起きる事は無いって言っていた。訓練兵になってからもそうだって言っていただろ?」

    アルミン「確かにそうだ‥」

    エレン「ミカサが殺人事件の犯人じゃ無いとしても‥規律違反をした事は事実だろ」


    アルミン「アニの話を‥そのまま信じるなら‥ね」



    エレン「‥アニと何かあったのかアルミン?」


    アルミン「何かって程じゃないけど‥アニが嘘をついている可能性があるだろ?」

    アルミン「ミカサは僕たちに嘘はつかないから‥ミカサの話は信じてもいいと思うけど‥」

    アルミン「アニに至っては信頼性は低い」


    エレン「お前‥アニと何があったんだよ?」




    アルミン「実はねー」


  16. 16 : : 2019/12/29(日) 17:25:18
    アルミン「僕はアニの技に魅力を感じていたんだ」

    エレン「アニの技か‥確かに魅力はあるな。それが何の関係があるんだよ?」

    アルミン「アニって小柄じゃないか。それなのに対人格闘で大柄なライナーや他の男と戦っても勝つ」

    アルミン「ミカサとも互角に戦っていたしね。それに他の科目でも成績はトップクラスだ」

    アルミン「非力な僕でも‥アニの技を習得すれば弱点を克服出来るんじゃないかなって思ってさ‥」

    エレン「なるほど‥だからそれがどうしたんだよ?」

    アルミン「焦らないでよ‥僕がアニと組んだりしてる事は君も知っているだろ?」

    エレン「あぁ‥」

    アルミン「対人格闘の時に彼女が自主練をしているって話を聞いた。1人でもね」

    エレン「確かに‥言っていたな」

    アルミン「僕はある日の夜にたまたまアニが自主練をしているところを見かけたんだよ」

    アルミン「確かローキックの練習だったかな?」

    エレン「アニの足技は強烈だからな。特にローキックは食らったら悶絶もんだよな」

    アルミン「うん‥そしてその後寮に戻ると思っていたんだけど‥ライナーとベルトルトが来たんだ」

    エレン「ライナーとベルトルト?アニに会いに来ていたのか?」

    アルミン「遠くだったから会話まで聞こえなかったけど‥3人はそのままどこかへ行ってしまったよ」


    エレン「変な話だな‥ライナーはともかく‥ベルトルトとアニが‥接点なんてあったか?」

    アルミン「少なくとも‥あんまりベルトルトとアニが絡んでるところは僕も見たことないよ」

    エレン「だよな‥」


  17. 17 : : 2019/12/29(日) 17:35:09
    アルミン「その日の翌日の朝に思い切ってアニに聞いてみたんだ」

    エレン「アニに直接ベルトルトとライナーの事を聞いたのか?」

    アルミン「いや‥その事は敢えて伏せておいた」

    アルミン「そして僕はアニに自主練をしている君を見かけたよって言ったんだ」

    エレン「それで?」

    アルミン「そうかいって言っていたよ‥その後に僕はこう聞いたんだ」

    アルミン「自主練の後はどうしたのって」

    エレン「それでアニは何て答えたんだ?」

    アルミン「自主練だけして‥すぐに帰ったって言っていたよ」

    エレン「なるほど‥つまりお前はカマをかけたんだな」

    アルミン「その通りだ」

    アルミン「アニがライナーとベルトルトの話を言わなかったのは誰にも知られたくないからだったんだよ」

    エレン「‥でも何で隠す必要があるんだ?」

    アルミン「それは分からないけど‥」

    エレン「ん?」

    アルミン「アニは僕に嘘をついたことになる。だから‥」

    エレン「今回のミカサの話も嘘をついてると言いたいのか?」

    アルミン「あぁ‥」

    アルミン「それに僕はミカサが殺人事件の犯人とは思いたくないよ」

    エレン「俺もだ。アイツは俺たちの大切な家族だ‥殺人なんてするわけない‥」

    アルミン「‥エレン」

    エレン「‥やっぱりお前に話して正解だったよ‥」

    アルミン「うん‥僕にできる事なら何でも協力するよ」

    エレン「それにしても‥何故アニがベルトルトとライナーと‥気になるな」

    アルミン「もしかしたら‥3人は同郷なのかもしれないよ」

    エレン「ベルトルトとライナーは同郷だって本人達から聞いたが‥アニも?」

    アルミン「うん‥僕らには言いたくないから隠してるのかも」

    エレン「水臭い奴らだな‥」

    アルミン「何か事情があるんだよ‥きっとね‥」




  18. 18 : : 2019/12/29(日) 17:52:50
    ー翌日の朝 食堂ー

    サシャ「さぁ今日も食べ歩きです!!」

    コニー「サシャ‥お前怖くないのかよ?」

    サシャ「‥殺人事件の事ですか?」

    サシャ「大丈夫ですよ!私は野菜の感が鋭いですからね!危険察知したらすぐに逃げてきますよ!」


    バタン!!!


    全員「!?」

    トーマ「はぁ‥はぁ‥」

    キース「お前は‥トーマか?」

    トーマ「お久しぶりですキース団長」

    全員「!」

    トーマス「おい‥今」

    フロック「団長って言ったよな?」

    ジャン(キース団長‥あの噂は本当だったのか?)

    キース「騒々しいな。何かあったのか?」

    トーマ「‥緊急事態です!」

    キース「まさか超大型と鎧が出現したのか?」

    トーマ「いえ‥」

    キース「では何だ?」

    トーマ「トロスト区内で暴動が起こっています‥」

    全員「!?」

    ジャン(母ちゃん‥)

    キース「駐屯兵団と憲兵団は何をしている?」

    トーマ「それが‥暴動を起こしているのは兵士何です‥」

    エレン「兵士がですか!?」

    トーマ「あぁ‥」

    ザワザワ、ザワザワ

    キース「静まれ!!」

    キース「これよりトロスト区に向かう!各自戦闘用意をしろ!!」

    フロック「ちょ、ちょっと待ってください!!訓練兵である我々が暴動を鎮圧するんですか!?」

    キース「そうだ」

    フロック「あの‥他の区内の憲兵団や駐屯兵団には応援を頼めないんですか!?」

    トーマ「伝達兵を含めて兵士全員が暴徒と化している」

    フロック「じゃ、じゃあ!!他の調査兵団は何をやっているんですか!?あなたは調査兵団なんでしょう!!?」

    トーマ「残念ながら調査兵団の主力部隊は壁外遠征に今朝出発したのだ」

    フロック「そんな‥」

    トーマ「私は他の調査兵数名と食料の調達にトロスト区に来ていたのだが‥他の調査兵は殺された」

    全員「‥」


  19. 19 : : 2019/12/29(日) 18:04:23
    トーマ「私はこれより馬でこの緊急事態を他の区の兵士達へ伝達しにいく」

    フロック「何故最初から他の区の兵士に伝達しなかったんですか!?我々はまだ訓練兵ですよ!?」

    トーマ「私が逃げてきた時点でもう大混乱していたのだ。トロスト区から最も近い兵団施設がここだった。それに人手がいる」


    フロック「でも!!」

    キース「ファルスター余計なおしゃべりはそこまでにしろ」

    フロック「!?」

    キース「私は巨人と戦うために貴様らを鍛え上げてきた。人間と戦えない奴が、巨人に勝てると思うか?」


    フロック「くそっ‥」

    ライナー「フロック覚悟を決めろ。」

    キース「ブラウンの言う通りだ。兵士になる事を選んだ以上、いつ想定外の事態に巻き込まれるか分からん」


    キース「その想定外の事態が今だ」


    全員「‥」


    トーマ「キース団長‥私はもう行きます」

    キース「あぁ‥」

    バタン


    キース「何をしている!!さっさと準備に取り掛かるのだ!!」

    キース「分かっていると思うが、立体機動装置だけでなく、銃も装備せよ」

    全員「!?」

    サシャ「銃‥」

    アルミン「それは‥」

    キース「トロスト区は最前線の街だ。あそこの守りが弱まれば巨人の侵入を簡単に許してしまう事になる」

    キース「それにこれは明らかに王に対する反逆罪だ。そしてトロスト区の兵士が暴徒と化しているなら、貴様らの命の危険も生じてくる」



    キース「‥殺害を許可する」



    全員「‥」







  20. 20 : : 2019/12/29(日) 18:12:20
    ー数時間後 トロスト区 壁上ー

    キース「‥思ったより酷いな‥至る所で人が襲われている」

    全員「‥」

    キース「これより訓練通り各班に分かれて作戦行動を開始する!!」

    キース「敵は巨人ではないが、自らの任務を全うせよ!!!」バシュッ!!



    全員「ハッ!!」バシュッ!!










  21. 21 : : 2019/12/29(日) 18:19:30
    ートロスト区内 エレン班ー

    ミカサ「エレン!!」バシュッ

    エレン「ミカサ!?お前は俺とは違う班だろ?」

    ミカサ「そんな事はどうでもいい。状況が混乱したら私のところへ来て」

    エレン「お前‥何を言っているんだ」

    ミカサ「混乱した状況下では筋書き通りにはいかない。エレンは私が守る」

    エレン「お前‥いい加減にしろよ!」


    ライナー「ここにいたのかミカサ!!」バシュッ!!


    ミカサ「ライナー‥」

    ライナー「お前は俺と同じ班だろ?戻ってこい」


    ミカサ「で、でも‥」

    エレン「ミカサ戻れ。ライナー達の班に戻るんだ」

    ミカサ「エレン‥」

    ライナー「ミカサ‥ここでエレンを困らせたらエレンが死ぬ可能性が高くなるぞ」

    ミカサ「!」

    ライナー「エレンに生き残って欲しいならちゃんと自分の責任を果たすんだ」

    ライナー「ミカサ。お前にしか出来ないことがあるんだ。エレンを守る為にもエレンをここで困らせるな」

    ミカサ「分かった‥私は冷静じゃなかった‥」


    ミカサ「でも1つだけ約束して欲しい‥どうか‥死なないで」


    エレン「当たり前だ。巨人と戦う前に死ねるかよ」スタスタ





  22. 22 : : 2019/12/29(日) 18:33:08
    エレン「おいお前ら準備は大丈夫か?」

    トーマス「俺たちは大丈夫だけど‥」

    エレン「何か問題でも?」

    ミーナ「アルミンが‥」

    エレン「!」


    ミリウス「おいアルミン!落ち着けよ!」

    ナック「あぁ動揺しすぎだ‥このままでは」


    アルミン「これが動揺せずにいられるか!!」


    アルミン「しかしこれはマズいぞ‥現状では僕たち2年しか経ってない訓練兵に実戦で戦う力はない‥」

    アルミン「そりゃミカサとかライナーとか‥強い人はいるけど、大抵の訓練兵はまだまだ未熟だ。ましてや人を殺す訓練なんてしてないし」

    アルミン「そもそも訓練兵の多くは対人格闘訓練をサボっていたんだ!まさか今になってツケが回ってくるなんて!!誰が想像したんだよ!!」



    エレン「アルミン!!」


    アルミン「エレン!」

    エレン「お前は外の世界を見に行きたいんだろ?」

    アルミン「!」

    エレン「その為には調査兵団に入団して巨人と戦うことになる。この人間の暴動を鎮圧出来ない奴がどうやって外の世界なんて見にいけるんだ?」


    アルミン「そうだ‥僕は‥」ムクリ


    ナック「大丈夫か?アルミン?」

    アルミン「うん‥心配かけてごめん‥」


    エレン「それにお前ら‥これはチャンスだと思わないか?」


    トーマス「チャンスだと?」


    エレン「この大規模な暴動を鎮圧すれば、俺たちは兵士になったらスピード出世間違いなしだ」


    エレン「違うか?」

    ナック「確かに‥」

    ミーナ「でも‥人と戦うことになるなんて‥」

    エレン「もう弱音はそこまでにしとけ」


    エレン「負ければ死ぬ‥勝てば生きる」

    エレン「戦わなければ勝てない!!」


    全員「!」

    エレン「アルミン!ミーナ!トーマス!ミリウス!ナック!」


    エレン「俺たちの2年の訓練の成果を見せてやろうぜ!!!」

    トーマス「ああ、こうなったら‥やるしかねぇか」


    ナック「はぁ‥最悪だ」


    ミーナ「」プルプル


    アルミン(やっぱり‥皆んな動揺している‥そりゃそうだ)


    アルミン(巨人と戦う方がよっぽどマシだ‥)





    エレン「まずは市民の救援活動と避難指示をするぞ!!」バシュッ



    全員「ハッ!!」バシュッ!!



  23. 23 : : 2019/12/29(日) 18:56:06
    エレン「‥」バシュッ!

    ミリウス「なぁ‥」バシュッ


    エレン「どうしたミリウス?」バシュッ

    ミリウス「おかしくないか?」バシュッ

    エレン「‥何がだ?」バシュッ

    ミリウス「さっき壁の上から見たときは逃げていた市民もいたよな?」バシュッ

    エレン「あぁ‥」バシュッ


    ナック「そうだな‥人がいないぞ」バシュッ

    アルミン「そうだね‥これは不自然だ」バシュッ

    トーマス「まさか‥もう暴徒に全滅させられたのか?」バシュッ

    ミーナ「そんな‥」バシュッ

    アルミン「だとしたら‥何故死体が無いんだろう?」バシュッ

    エレン「あぁ‥血溜まりはあるが‥死体が見当たらない‥」バシュッ

    アルミン(何だろう‥物凄い胸騒ぎがするよ‥)


    アルミン(得体の知れない恐怖が‥)バシュッ



    エレン「おい!!女の子だぞ!?」バシュッ


    アルミン「本当だ!!」バシュッ

    ミリウス「やっと人を見つけたな!!」バシュッ


    ナック「早く保護しないと!」バシュッ!


    ミリウス「おいよせ!単騎行動は!!」バシュッ




    女の子「」スタスタ


    ナック「そこの君!!」バシュッ


    女の子「」クル

    ナック「え‥なんだその顔‥」



    ブシャァ!!!



    エレン「ナック!?」バシュッ


    アルミン「血が!?」バシュッ


    トーマス「おいおい!?噛まれたように見えたぞ!?」バシュッ


    ミーナ「ナック!?」バシュッ


    ナック「このクソガキ!!離しやがれ!!」ザシュッ


    女の子「」ブシャァ


    エレン「おい‥」スタッ


    ミリウス「大丈夫か?‥え?」

    ナック「くっ‥血が止まらん‥」

    ミーナ「止血するわ‥こっちへ」クルクル

    ナック「す、すまない‥」


    エレン「おい‥女の子は何か武器を持っていたのか?」


    ナック「いや‥違う」


    アルミン「じゃあ‥その傷は一体‥」


    ナック「噛まれた‥」


    トーマス「やっぱりか‥」



    エレン「で、でもよ‥こんな小さな女の子が肉を食いちぎる事が出来るのか?」


    アルミン「でもナックは実際に噛みちぎられたって言っている‥ひょっとしたら暴徒と化していたのかもしれないよ」



    トーマス「でも‥暴徒は兵士だけって‥トーマさんは言っていたよな?」


    アルミン「それはあくまでトーマさんがトロスト区にいた時の状況だからね‥」


    アルミン「今は状況が変わったのかもしれない‥」


    ナック「その子は死んだのか‥」


    エレン「あぁ‥死んでるよ」


    ナック「そうか‥俺が殺したんだよな」チャキン


    アルミン「何をしているんだナック!?」

    ミリウス「お、おい!?」


    ナック「安心しろ‥別に何かするってわけじゃねぇ‥ただ‥実感したんだ‥今‥」


    ナック「心臓をブレードで貫いたときの感触が‥」



    エレン「‥いきなり肉を食いちぎられたんだ‥仕方なかっただろ」



    ナック「でも俺が小さな女の子を殺したって事実は‥巨人でも変えることが出来ないだろ?」




    全員「‥」




    ナック「俺は‥人殺しをするために兵士を志したわけじゃない‥」



    ナック「少しでも家族に‥楽をさせてやりたかった」




    女の子「」ムクリ



    ミーナ「ちょっと!?」


    トーマス「え?」


    エレン「なんだよお前ら?」




    ミリウス「エレン!!後ろだ!!」





    エレン「はー」










    ブシャァ!!!!





  24. 24 : : 2019/12/30(月) 02:02:19
    女の子「」ドサッ


    エレン「なっ‥アルミン?」


    アルミン「はぁ‥はぁ‥」ガチャ


    エレン「お前が撃ったのか‥」


    トーマス「危機一髪だったなエレン‥今のはヤバかったぞ」



    ミーナ「首を噛まれそうになっていたよ‥ナックに噛み付いた時と同じ力で噛まれたら‥」




    エレン「今頃‥俺の首は無かった‥かもな‥」




    アルミン「‥」



    エレン「アルミン‥ありがとう」




    アルミン「いや‥大丈夫だよ‥エレンが無事で良かった」スチャ




    ミリウス「おい!?何をするんだアルミン!?」




    ザシュッ!!!



    アルミン「これで‥」



    ナック「おい‥何もそこまでしなくても良いだろ‥」



    女の子「」ブシュゥゥ




    全員「!?」




    ミリウス「身体が蒸発しているのか!?」



    エレン「おい‥これじゃ‥まるで巨人じゃないか‥」




    トーマス「アルミン‥お前弱点を分かっていたのか?」




    アルミン「いや‥そうじゃないけど」



    アルミン「人を食べようとしたり‥心臓をブレードで貫かれても死なない生命力‥」




    アルミン「巨人と特性が酷似していたから‥巨人と同じく‥頸が弱点なのかなって思っただけだよ」



    エレン「じゃあ‥ここで暴動を起こしている暴徒と巨人は何か関係があるって事か?」




    アルミン「うん‥ていうか‥そうとしか考えられないよ」



    暴徒「」スタスタ




    エレン「後ろに3人接近!!」



    ミリウス「前からも4人来ているぞ!!」




    ミーナ「こっちからも来ているよ!!」





    ミリウス「な、なんだよ‥コイツらいつの間に現れたんだ!?」




    ナック「それは分からんがやる事は一つだろ?」スチャ






    エレン「あぁ‥奴らを駆逐してやるぞ!!」スチャ






    暴徒「」ダッシュ!!





    アルミン「‥走ってきた?‥」




    エレン「気をつけろよ!!油断していたらあっという間にやられるぞ!!」ドォッ!!




    暴徒「!?」ドサッ



    エレン「まずは足を撃って動きを鈍らせてやる‥」ドォッ!





    暴徒2「」ドサッ





    暴徒3「」ダッシュ!






    トーマス「くそっ!!こっち来るんじゃねぇよ!!!」ドォッ



    暴徒4「」ダッシュ!





    ミーナ「くっ‥動きが速くて狙いが定まらない‥」ドォッ





    暴徒5「」ダッシュ!!





    アルミン「無理して足を狙わなくていい!!!身体のどこかに当てれば怯ませる事ができる!!」ドォッ






    暴徒6「」ブォン



    エレン「そんなパンチ当たるかよ!!」スカッ



    暴徒6「!」




    エレン「死ね!!」ザシュッ!





    暴徒6「」ドサッ




    エレン「やった倒したぞ!!討伐数1だ!!」




    ミーナ「きゃあ!?」ゴロゴロ




    暴徒7「」ガシッ




    ミリウス「このミーナから離れやがれ!!」ザシュッ!!




    暴徒7「」ドサッ





    ミーナ「ありがとう‥ミリウス」




    ミリウス「大丈夫か?」





    ミーナ「握られた箇所が少し痛む‥あと噛まれちゃって‥」





    暴徒8「」ダッシュ!!




    トーマス「ミリウス!ミーナ!そっちへ行ったぞ!!」





    ミリウス「!?」




    ミーナ「!」ドォッ




    暴徒8「!」ゴロ、





    ミーナ「あああああっ!!!」ザシュッ!!





    暴徒8「」ザシュッ、ボト、ゴロゴロ







    ミーナ「はぁ‥やった‥これで借りは返したよね?」





    ミリウス「あぁ‥助かったぞ‥」






    暴徒9「」ガシッ




    エレン「こ、コイツら‥力強くないか!?」ググググ




    暴徒9「うおおおおおお!!!」ググググ





    エレン「クソ!!押されてー」





    暴徒9「」ザシュッ






    アルミン「エレン!」





    エレン「アルミン‥また助けられたな」





    暴徒10「」スタスタ





    ナック「コイツら‥どんどん増えてきてないか!?」




  25. 25 : : 2019/12/30(月) 02:16:37
    エレン「遠くからも近づいてきてるぞ‥」



    アルミン「50人はいるね‥」




    ミーナ「さっきまで人の気配さえしなかったのに‥何で急に‥」





    アルミン「もしかしたら‥さっきの女の子が原因かもしれないね‥」




    ナック「どういう事だよ?」





    アルミン「だってあの女の子に出会ってから‥ゾロゾロ出てきたじゃないか」




    ナック「そうかも知れんが‥」





    エレン「全方向から多数接近している‥この数を相手にするのは‥少し骨が折れるな」





    アルミン「皆んな‥立体機動でここを離れよう‥」





    エレン「しかし敵前逃亡は死罪だぞ?」



    アルミン「逃げるわけじゃないよ。これは戦略的撤退さ」





    アルミン「さて‥」ゴソゴソ




    バシュッ!!





    トーマス「赤い信煙弾?」




    アルミン「これでここは危険だって事は知らせる事が出来た‥」






    エレン「おい!もうすぐそこまで来ているぞ!!」





    アルミン「立体機動に移るんだ!!早く!!」






    全員「」バシュッ!!







    暴徒達「」ゾロゾロ







    エレン「アイツら‥ふざけやがって‥今に見てろよ」バシュッ






    トーマス「しかしアルミン!!これからどうするんだ!?」バシュッ




    アルミン「他の班の人にも奴らの弱点を教えよう!!あと特性とかもね!!」バシュッ







    ナック「それにしても‥奴らには知性があるのか?」バシュッ




    ナック「いや‥そもそも奴らは人間だよな?」バシュッ






    アルミン「‥それは後で確かめよう‥」バシュッ






    エレン「後で?」バシュッ







    アルミン「あぁ‥まずは距離を取ろう‥そしてなるべく少数の暴徒とコンタクトを取ろう」バシュッ






    エレン「奴らと話し合いをするってのか?」バシュッ






    アルミン「そうだよ‥やる価値はあると思うよ」バシュッ





    エレン「あぁ‥そうだな」バシュッ








    ミーナ「‥それにしても‥さっきの暴徒の動き‥まるで誰かに指示されているかのような動きだったよね」バシュッ






    アルミン「そうだね‥まるで最初から遊ばれている気分だよ‥」バシュッ













  26. 26 : : 2019/12/30(月) 10:43:02
    ミーナ「!」バシュッ




    ナック「どうしたミーナ!」バシュッ



    ミーナ「あそこに‥少数の暴徒が!」バシュッ




    アルミン「よし!!」バシュッ







    エレン「‥」バシュッ






    ミリウス「奴らは正気を失っているように感じたぞ!!本当に話し合いなんて出来るのか!?アルミン!?」バシュッ







    アルミン「分からないよ!!」バシュッ







    全員「!」バシュッ







    アルミン「でも‥話し合いで解決できるなら‥その方がいいだろ?」バシュッ








    ミリウス「まぁ‥そうだな」バシュッ








    暴徒「」スタスタ






    エレン「敵は3人だぞ!!」バシュッ







    ミーナ「周囲に他の暴徒は見当たらないけど‥」スタッ







    ナック「さっきみたいに突然出てくるかも知れんぞ。気を緩めるなよ」







    ミーナ「そうね‥」







    アルミン「僕とエレンであの三人の暴徒に交渉を試みる‥ミーナ、ミリウス、トーマス、ミーナの4人は周囲の警戒を頼んでいいかな?」






    トーマス「あぁ‥任せろ」









    ナック「俺たちは建物の上に移動しよう!高い所の方が索敵をしやすいからな」バシュッ







    ミーナ「了解!」バシュッ






    トーマス「よし!」バシュッ







    ミリウス「エレン‥アルミン。危なくなったら躊躇わないで殺せよ‥いいな?」






    エレン「当たり前だ‥」













    暴徒「」スタスタ








    アルミン「おーい!!!」






    暴徒「!」スタスタ







    アルミン「そこで止まれ!!!話をしよう!!!」






    暴徒「」スタスタ






    エレン「‥止まらないぞ」







    アルミン「くっ‥やはり話し合いは出来ないのか‥」









    暴徒×3「」ダッシュ!!









    エレン「どうやら話し合いなんてするつもりは無いらしいな‥」チャキン






    アルミン「エレン‥」







    エレン「最初から分かっていた事だろアルミン」スタスタ






    暴徒×3「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」ダッシュ








    エレン「頭のおかしい奴とは話し合いなんて出来ないってよ!!」バシュッ








    暴徒×3「!?」







    ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ







    暴徒×3「」ドサッ








    エレン「ふぅ‥」チャキン
















    トーマス「エレンが3人を瞬殺したぞ!!」








    ミーナ「という事は‥交渉は失敗したの?」








    ナック「そう言う事になるな‥」








  27. 27 : : 2019/12/30(月) 10:47:14
    ミリウス「周囲を警戒しろ!!また出てくるかも知れんぞ!!!」





    トーマス「だが‥そんな気配は無いぞ‥」






    ミーナ「確かに‥さっきとは違う‥」








    ナック「エレンとアルミンと合流するか?」








    トーマス「いや‥2人がこっちに来るまで待機しよう‥」







    ミリウス「そうだな‥まだ出てこないと決まったわけでは無いからな」



















    エレン「アルミン‥取り敢えずトーマス達と合流しようぜ」








    アルミン「あぁ‥」







    エレン「どうした?アルミン?」








    アルミン「いや‥何でもないよ」バシュッ











    エレン「そうか‥」バシュッ















  28. 28 : : 2019/12/30(月) 10:56:48




    トーマス「おーい!!2人とも無事か!?」




    エレン「まぁ‥な」スタッ





    アルミン「僕も大丈夫だよ‥」







    ミリウス「交渉は失敗したのか?」






    アルミン「うん‥残念だけど」







    エレン「仕方ない‥当初の作戦通り‥暴徒の殲滅と救援活動をやるしかねぇよ‥」







    アルミン「あぁ‥」









    ナック「だが‥俺たちまだ2年しか訓練してないのに実戦でよく動けているよな?」








    ミリウス「まぁそうだな」







    ナック「相手が人間だからってのもあると思うが‥あと1年訓練すれば」







    ナック「巨人とも‥俺たちは対等に戦えるようになるんじゃないか?」







    エレン「ん?ナックお前調査兵団に志願するつもりか?」







    ナック「あぁ‥なんかこの作戦で自信ついてきたぜ」









    アルミン「確かに‥今は順調に作戦を遂行出来ているけど‥」









    アルミン「実戦は常に想定外の事が起きる‥これからどうなるかまだ分からないよ」












    トーマス「そうだな‥まずは作戦を成功させて生きて帰ってからだろナック?」








    ナック「あぁ‥」








    ミーナ「!?」









    エレン「ミーナ?どうしたんだ?」











    巨人「」ドシン、ドシン








    全員「!?」













  29. 29 : : 2019/12/30(月) 11:15:14
    エレン「巨人だと!?何故ここへ!?」





    ナック「まさか‥壁が突破されたのか!?」





    ミリウス「いや‥トロスト区の壁は破壊されてないぞ!?」








    トーマス「じゃあ‥あの巨人‥どうやってトロスト区に入ってきたんだよ」








    ミーナ「ど、どうするの?」








    エレン「殺す‥」チャキン









    ミーナ 「え‥」








    エレン「俺たちは何の為に巨人殺しの技術を学んでいるんだよ?巨人と戦うためだろ?」








    ミリウス「しかし‥」








    エレン「しかも敵は一体だけだ‥こっちは6人もいる‥連携を取れば必ず殺せる」









    アルミン「ちょっと待って‥」







    エレン「何だよアルミン?‥怖気付きやがったのか?」







    アルミン「あの巨人何か変だよ‥座学で習った通りなら‥巨人の外見は大抵は男性のような身体をしているって」








    ミリウス「まぁ‥アイツは女みたいな身体をしているな」








    アルミン「それに巨人は人に引き寄せられる性質があるって‥でもアイツは壁の方を目指している」








    エレン「奇行種って言うしかないだろ?巨人に関しては分からないことの方が多いんだから」









    アルミン「それでも警戒するべきだと思うよ‥まずは奴の動きを観察して‥」










    エレン「何を言っているんだよ?敵は巨人だけじゃない‥まだ暴徒だっているんだぞ?」







    アルミン「それは分かってるけど‥」










    エレン「もういい‥お前らが戦わないなら俺1人でもアイツと戦ってやる!!!」バシュッ








    全員「!」







    アルミン「エレン!!!」










    巨人「!」










    エレン「1人でノコノコと‥俺が殺してやるよ!!!」バシュッ


















    巨人「」ガシッ










    エレン「!?」ブォン














    ナック「え‥」









    アルミン「ワイヤーを掴んだ?‥どうなってる?」










    ミーナ「エレン‥吹っ飛んだけど‥」










    トーマス「いや‥川の方に飛んで行ったから‥生きているんじゃないかな‥」










    アルミン「いや‥あの勢いでは‥運良く生きていたとしても‥重症だよ‥」











    巨人「」ズシン、ズシン








    トーマス「おいおい‥こっちに来たぞ‥どうするんだよ?」









    ナック「に、逃げるぞ!!」バシュッ








    ミリウス「ちょ、待てよ!」バシュッ










    ミーナ「お、置いてかないでよ!!」バシュッ









    トーマス「アルミン!どうすー」








    ドォッ!!!!







    アルミン「ぐっ!?」バリーン








    トーマス「ぐわあっ!?」バリーン













    アルミン(意識が‥なんだ‥今何が起きたんだ‥)ヨロ









    トーマス「あ‥あぁ‥」









    アルミン(なっ‥あの巨人が走ったのか‥その風圧で‥建物の中まで吹き飛ばされて)ヨロ








    アルミン(くそっ‥あ)
















    巨人「」ドォッ!!!














    アルミン(ミーナ達が殺されてしまった‥て‥いう‥意識‥が‥)ドサッ
















  30. 30 : : 2019/12/30(月) 11:39:45
    ー少し前 トロスト区 ー




    アニ「あんた‥どう言うつもりだい?」





    ベルトルト「ら、ライナー‥」







    ライナー「よし‥何とか誰にも見つからずに‥来れたな」






    アニ「人の話聞いてる?」






    ライナー「あぁ‥」








    アニ「まさか‥この混乱に乗じて壁を破壊するつもりかい?」







    ライナー「その通りだ」







    ベルトルト「ライナー!?」









    アニ「訓練兵団で上位になって憲兵団になる。そして王政の事を探って‥始祖の保有者を見つけ出して‥奪還する」








    アニ「それが私達が考えた作戦だった‥違うかい?」








    ライナー「あぁ‥そうだったな」










    ベルトルト「ライナー‥何で今やるんだよ‥始祖が一度叫べば全てが終わるって言っていたのは君だろ?」










    ライナー「今暴徒が暴れてくれている‥これは俺たちにとっても好都合だろ?」








    ライナー「もし憲兵団になってから巨人になって事を起こすとしたら‥アリバイ工作をしないといけなくなるだろ?」








    アニ「‥」










    ライナー「何より‥王政の人間に顔が割れちまったんだろ?しかもその長身の男は実力者らしいじゃないか?アニ?」








    アニ「何がいいたいわけ?」







    ライナー「つまり憲兵団になったところで‥アニがいれば俺とベルトルトまで怪しまれる事になる」










    ライナー「潜入捜査なんて出来ないだろ?」









    アニ「‥私のせいだって言いたいの?」








    ライナー「あぁ‥そうだ」










    アニ「ふざけんな糞野郎」









    ベルトルト「ちょっと2人とも‥」










    ライナー「いや仕方ないだろ。まぁ王都まで往来できるのは女型しか出来なかったとは言え‥アニ」






    ライナー「俺とベルトルトはお前に頼り過ぎたかもしれん。すまないな。いつもお前ばかりに頼ってしまって」









    アニ「‥」










    ライナー「今トロスト区にいる敵勢力は訓練兵だけだ」







    ライナー「調査兵団は早朝から壁外調査で留守だ。トロスト区内に展開していた兵士は暴徒と化して暴れている」








    ライナー「トーマって奴が他の区へ応援要請をしに馬で出かけて行ったが、そう簡単にはトロスト区まで来れない」










    ライナー「今やるべきなんだ」ガシッ









    アニ「触るな‥」







    ライナー「なぁ‥アニ‥お前だって辛いだろ?」









    ベルトルト「‥」









    ライナー「俺もベルトルトも同じ何だよ‥」








    ライナー「お前がここで巨人化して壁まで行って壁を越える‥そして壁外の巨人共をありったけ集めて来るんだ」








    ライナー「そして俺たちに叫びで合図をしろ。合図を聞いたら俺が巨人化してトロスト区の壁を全て破壊してやる」









































    マルコ「おい‥」













    全員「!?」









    マルコ「3人とも‥何の話をしているんだ?」











    ベルトルト「マルコ‥」













  31. 31 : : 2019/12/30(月) 11:46:57
    マルコ「アニ、ライナー、ベルトルト‥こんな所で‥何をやっているんだ?」







    ライナー「‥」









    マルコ「巨人化って言ったのか?なぁ?」









    アニ「‥」










    マルコ「壁を破壊するって言ったよな?それは一体どう言う事なんだ?」













    ベルトルト「‥」











    マルコ「何故黙っているんだよ‥君たちは‥」












    マルコ「説明してくれよ‥今の会話は一体なんだよ?」











    ライナー「マルコ‥今のは冗談だ‥」











    マルコ「‥!‥き、君らしくないな!!今は作戦中だぞ!?」









    マルコ「ほ、ほら!!あそこで暴徒が群がっている!!他の班の人はいないから僕たち4人で食い止めるぞ!!」バシュッ












    アニ「ほんと‥何やってるんだよ‥アンタ‥」










    ライナー「」チャキン、バシュッ










    ベルトルト「!?」バシュッ











    アニ「まさか‥」バシュッ














  32. 32 : : 2019/12/30(月) 12:02:26
    ライナー「おらぁ!!!」ガシッ





    マルコ「ぐっ!?」ドガッ






    ライナー「」ガチャガチャ







    マルコ「ちょ!?何で僕の立体機動装置を外しているんだよ!?」ジタバタ









    ライナー「アニ!!ベルトルト!!早くこっちに来い!!」ガシッ








    マルコ「なぁ‥ライナー‥さっきのは冗談なんだろ?」ジタバタ









    ライナー「いいや‥マルコ‥お前は察しが良いからダメなんだよ」











    マルコ「くそっ!!誰か助けてー」ガシッ









    ライナー「アニ!!マルコの両足を切断しろ!!」









    アニ「何で私が‥」








    ライナー「お前さっき‥トロスト区の壁を破壊する事を躊躇したよな?」








    アニ「それは‥私達の考えた作戦があったから‥」









    ライナー「まさかこの悪の民族に情が移っちまったのか?だからトロスト区の壁を破壊することを‥」








    アニ「だから違う‥」







    ライナー「お前とお前の帰りを待つ親父がこの悪の民族と違うって言うなら!!!」









    ライナー「今ここで証明しろ!!マルコの両足を切断しろ!!」








    マルコ「んん!!!!」ジタバタ











    ベルトルト「ライナー!!暴徒達がもうすぐそこまで来ているぞ!!!」










    アニ「」チャキン








    マルコ「んんんんんんんん!!!!???」ジタバタジタバタ











    ザシュッ、ザシュッ!!













    マルコ「〜!?!?」ゴロゴロ












    ライナー「それでこそ戦士だ‥よくやったアニ」バシュッ










    ベルトルト「‥」バシュッ








    アニ「くっ‥そ」バシュッ











    ライナー「見ろ‥マルコが暴徒達に喰われている‥これで暴徒達に罪を擦りつけれたな」










    ライナー「幸いな事に誰にも見られていないぞ‥さぁ‥やる事は分かるよな?」









    アニ「ちっ‥アンタは死んだら絶対に地獄行きだよ」








    ライナー「何を言っているんだよアニ?俺は世界から恐れられている悪魔を1匹駆除した」








    ライナー「これは称賛されるべき事だよな?さぁ‥俺たちは今人類史上最も勇敢で賛美されるべき事をやろうとしてる」












    ライナー「もう‥終わらせてやろうぜ」ポン












    アニ「だから触るなって言っているだろ!?」バシュッ












    ガリッ









    カァッ!!!!


















  33. 33 : : 2019/12/30(月) 12:25:27
    女型「キィアアアアアアアアア!!!」ドガッ!ドォッ!!





    暴徒達「」グシャリ





    ライナー「アニの奴何をやっているんだ!?」








    女型「あああああああああああああ!!!」ドシン!!ドォオォォ!!








    暴徒達「」ズドォッ!!グシャリ!!









    ライナー「やめろ!!!暴徒は殺さなくていい!!!お前は壁を登って巨人共を集めてこい!!!」










    女型「」ドォッドォッドォッ!!!












    ベルトルト「ライナー‥壁までは立体機動で進めば良かったんじゃないかな?」









    ベルトルト「壁外に出てから巨人化すれば‥」








    ライナー「いや‥誰かに壁を登っている所を目撃されたらマズイだろ?」









    ベルトルト「まぁ‥そうだね」










    ライナー「しかしアニの奴‥どう言うつもりだ‥」









    ライナー「暴徒の奴は殺さないでこのまま訓練兵と戦わさせておけば良かったんだよ」







    ライナー「そうすれば武器を消耗して壁を破壊した時に巨人と戦えなくなるだろ?」








    ベルトルト「それはアニも分かってると思うけど‥今のアニを止める事は出来ないと思うよ‥」








    ライナー「は?何でだよ?」








    ベルトルト「‥分からないのかい?」








    ライナー「暴徒達を暴れさせた方が良いってことを理解しているのに、暴徒を殺すだって?」







    ライナー「意味不明だろ?違うか?」








    ベルトルト「確かに‥君の言う事は正論だよ‥」








    ライナー「だよな‥」











    ベルトルト「でも‥」














    ダズ「おーい!!」バシュッ








    ライナー「あれは‥ダズか?」








    ベルトルト「何故1人だけなんだろ?」









    ライナー「よぉ‥ダズお前1人なのか?」







    ダズ「あぁ‥他の奴は暴徒達に喰われて‥って!?」







    ダズ「な、何で巨人がいるんだよ!?」








    ライナー「さぁな?俺たちも知らん‥アイツは突然現れたんだ」










    ダズ「は?意味わかんねぇなそれ!!」









    ライナー「そうだな‥ところでダズ」








    ダズ「あ?なんだよ?」








    ライナー「‥他の班の連中は見かけたか?」








    ダズ「いや‥ここら辺には‥もう‥いない‥」









    ダズ「‥そう言えば何でお前はこんなところに居るんだ?お前らの担当は中衛だろ?」









    ダズ「こんな後衛の方まで来てどうしたんだよ?」










  34. 34 : : 2019/12/30(月) 12:39:43
    ライナー「‥暴徒の大群に襲われてしまって‥後衛まで後退してきたんだ」





    ダズ「そ、そうなのか‥そう言えば」








    ダズ「お前らの班にはミカサも居たよな?ミカサはどうしたんだ?」








    ベルトルト「‥」








    ライナー「さぁな‥何せ俺たちも逃げるのに必死で気づいたらここに居たから‥」









    ダズ「でも‥ミカサなら大丈夫だよな‥」








    ライナー「あぁ‥だと良いな」








    ダズ「ん?どうした?」







    ライナー「確認なんだが‥後衛の奴ははお前しか残ってないんだよな?」








    ダズ「あぁ‥たぶんな‥立体機動で探し回ったけど‥」









    ライナー「じゃあ‥ガスも残ってないだろ?」







    ダズ「まぁな‥だからトロスト区の補給所に行こうと思ってな‥あそこならまだ残ってー」ザシュッ












    ダズ「」ドサッ










    ベルトルト「ライナー!?何を!?」









    ライナー「何って‥これで後衛の奴らは全滅しただろ?これでまた悪魔の全滅に一歩前進したってわけだ」










    ベルトルト「‥ライナー」











    ライナー「さて‥行くぞ」








    ベルトルト「行くって‥どこへ‥」








    ライナー「まずは補給所に行ってガスを補給する‥アニの分も持っていくぞ」








    ベルトルト「‥その後は?」








    ライナー「前衛まで行くぞ‥アニの合図を聞くために」









    ライナー「そして可能なら前衛にいるキースを殺す」









    ベルトルト「!」









    ライナー「キースは元調査兵団団長だ。しかも突撃ばかりしていて生き残っていたらしいじゃないか」









    ライナー「そんな厄介な奴がいたら‥俺たちの作戦に邪魔になる‥」








    ベルトルト「ライナー‥本気なんだね」









    ライナー「当たり前だろ?」







    ベルトルト「分かったよ。僕も腹を括るよ」









    ベルトルト「3人で協力してここにいる悪魔を駆逐しよう」ガシッ








    ライナー「いいぞベルトルト。それでこそ俺の相棒だ」ガシッ










    ベルトルト(最近のライナーは精神が不安定になる事があったけど)







    ベルトルト(何とか持ち直せたようだね‥でもあと1年他の訓練兵達と過ごしていたら‥精神崩壊していたかもな‥)









    ベルトルト(これで良かったんだ‥早めに終わらせれば‥僕たちの精神的負担も減る‥)







    ライナー「どうしたベルトルト?行くぞ?」バシュッ









    ベルトルト「あぁ!!」バシュッ














    ベルトルト(マルセル‥君の死は無駄にはしないよ)










  35. 35 : : 2019/12/30(月) 13:00:17
    ートロスト区 前衛ー






    キース「ふん!!」ザシュッ!






    トム「これで‥ひとまずは」







    キース「警戒を怠るな!!まだ潜んでいるかも知れん!!!」








    コニー「それにしても‥なんか急に暴徒の数が減ったような気がするが‥」








    サシャ「そうですよね‥」










    ジャン「まぁラッキーだから‥良かったじゃねえか」











    ジャン「それより‥キース教官の指揮は流石だな‥」










    コニー「あぁ‥元調査兵団団長だからな‥」













    キース「!‥あれは‥巨人?」









    ジャン「は?」









    ザワザワ







    「何で巨人がいるんだよ!?」






    「壁が突破されたのか!?」





    「馬鹿め!!そこの門は破壊されてないだろ!?」





    「じゃあ一体何故‥」





    「まさか地面から出てきたとか‥」







    「壁を登ってきたのか!?」



    「巨人が壁を登れるわけないだろうが!!」







    キース「全員黙れ!!」





    全員「」シーン








    キース「巨人が迫ってきている!!適切な距離を保って様子を伺うぞ!!!」バシュッ











    全員「」バシュッ!












    ジャン「あ、アイツ‥方向を変えやがったぞ!!」











    コニー「もしかして‥俺たちを見て逃げたのか?」







    サシャ「そんなわけないでしょ!!!」







    トム「じゃあ‥何故アイツは方向を変えやがったんだ!?」









    ジャン「奇行種だろ!?考えても分からんぞ!!」









    バシュッ!!!!










    全員「!?」











    トム「あの煙弾は‥中衛から救援要請だ‥」






    キース「中衛に向かうぞ!!!立体機動に移れ!!!」








    ジャン「キース教官!!あの巨人は討伐しないんですか!?」








    キース「あの巨人は我々には危害を加えてこなかった‥それより仲間が助けを求めている」









    キース「行くぞ!!!!」












    トム「な、何だよ‥結局キース教官も巨人が怖いんじゃないか‥」








    ジャン「いやそれは違う」






    トム「は?」






    コニー「どう言う事だよジャン?」








    ジャン「俺たちは暴徒と戦ってガスと刃を消耗してる‥それに銃弾はもうない」









    ジャン「あの巨人と戦うには武器が心許ないとキース教官は判断したんだろう」








    サシャ「な、なるほど」








    ジャン「まぁ‥それ以前に俺たちは根本的な問題がある」








    サシャ「それは‥何ですか?」








    ジャン「俺たちは巨人とはまだ戦った事がない‥」






    ジャン「それに武器も精神も消耗している俺たちではキース教官の足手まといになっちまうだろ?」








    コニー「そうだよな‥」







    ジャン「それにだ‥」







    トム「ん?」










    ジャン「人が恐怖を原動力に戦うのは限界があるだろ?」








    コニー「‥」














    サムエル「何をお喋りしてやがる!?もう他の奴は移動しているぞ!!」








    ジャン「あぁ‥さて俺たちも行くぞ!!」バシュッ














  36. 36 : : 2019/12/30(月) 13:09:45
    ートロスト区 中衛ー




    トーマス「おい‥アルミン!!」





    アルミン「ん‥」







    トーマス「起きろ!!ここで死にたいのか!?」







    アルミン「トーマス?‥ここは?」ムクリ







    トーマス「頭打って錯乱しているのか?」








    アルミン「‥!‥そうか‥あの巨人の風圧で‥」









    トーマス「そうだ。思い出したか?」








    アルミン「うん‥」ヨロッ







    トーマス「おい‥大丈夫か?」






    アルミン「大丈夫だ‥足手まといにはならないよ‥」









    トーマス「さっき煙弾が上がっていた‥救援要請の煙弾だ」








    アルミン「煙弾?」







    トーマス「そうだ。中衛の奴が打ったんだろう。」







    アルミン「‥」








    トーマス「それより‥外に出るぞ。いつまでもここに居るわけにはいかないからな」








    アルミン「了解‥」


















  37. 37 : : 2019/12/30(月) 13:15:30
    トーマス「くそっ‥俺たちはどのくらい気絶していたんだ‥」






    トーマス「状況が分からないぞ‥」








    アルミン「あの巨人はどこへ‥!」







    アルミン「エレンは!?」







    トーマス「確か‥ワイヤー掴まれて‥川まで吹っ飛ばされたよな?」









    アルミン「まずはエレンの安否を確認しよう!!トーマス行こう!!」バシュッ









    トーマス「あ!おい!!」











    ミカサ「」バシュッ










    トーマス「うわっ!?‥ってミカサか?」








    ミカサ「トーマス?エレンはどこ?」








    トーマス「お前‥ライナー達の班だよな?他の奴はどうしたんだ?」








    ミカサ「戦闘が混乱して‥はぐれてしまった」









    ミカサ「それよりエレンはどこ?」








    トーマス「エレンなら巨人にワイヤー掴まれて‥」








    ミカサ「巨人?どう言う事?」








    トーマス「突破巨人が現れたんだ‥そしてエレンは真っ先に突っ込んで‥巨人に川まで吹っ飛ばされて」








    トーマス「今アルミンがエレンの安否を確認しに行って」







    ミカサ「エレン!!」バシュッ








    トーマス「お、おい!?」












    トーマス「全く‥どいつもコイツも‥」バシュッ



















  38. 38 : : 2019/12/30(月) 13:21:30
    キース「暴徒が見えてきた!!全員戦闘用意!!!」バシュッ





    暴徒達「」ゾロゾロ







    コニー「まだこんなに居たのか!?」バシュッ









    ジャン「ビビるなよコニー!!前衛の方は殲滅したんだ!!」







    ジャン「コイツらをやればもう終わるだろ!?」バシュッ










    コニー「はっ!?ビビってねぇよ!!」バシュッ









    キース(訓練兵は前衛を1番多く配置した‥中衛と後衛は手薄になってしまったようだな)









    キース(それにしても何故中衛にこんなに密集していた‥)









    キース「ハァッ!!」ザシュッ、ザシュッ






    暴徒×2「」ドサッ










    キース「‥」









    キース「中衛には補給所がある‥」







    キース「まさか‥だから中衛に集まっていたのか?」








    暴徒×5「」ゾロゾロ








    キース(とてもコイツらにそんな組織行動が出来るようには見えないが‥)バシュッ








    ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ








    暴徒×5「」ドサッ











    キース「私が思っている以上にコイツらは厄介な存在なのかも知れんな‥」


















  39. 39 : : 2019/12/30(月) 13:26:55
    クリスタ「みんな!!!」バシュッ






    サシャ「クリスタじゃないですか!?まさかあなたが煙弾を!?」







    ユミル「私もいるぞ?煙弾は私が打ったんだ」




    サシャ「そ、そうだったんですか?」








    コニー「しかしお前ら‥よく生き残れたな」








    ユミル「まぁな‥これでも数が減った方なんだぜ?」








    ジャン「そうなのか?」






    ユミル「あぁ‥お前らも見ただろ?女型の巨人を?」








    コニー「あの良いケツした巨人の事か?」








    ユミル「あぁ‥ソイツが暴徒を殺しまくったおかげで後衛の暴徒は全滅したんだ」









    トム「じゃあ‥中衛の暴徒を片付ければ‥この作戦は完了って事か?」









    ユミル「そう言う事になるな」









    サムエル「だからお前らは何で喋ってるんだよ!?」










    サムエル「お前らも手伝いやがれ!!」



















  40. 40 : : 2019/12/30(月) 13:31:34
    ートロスト区 中衛 川ー





    アルミン「エレン!!聞こえたら返事をしてくれ!!!」バシュッ






    ミカサ「アルミン!!」バシュッ








    アルミン「み、ミカサ!?無事だったんだね」






    ミカサ「そんな事よりエレンはどこ!?」








    アルミン「分からないよ‥僕も今来たばかりだからさ‥」









    トーマス「はぁ‥はぁ‥やっと追いついた‥」バシュッ









    アルミン「トーマス」






    トーマス「それでエレンはどこにいるんだ?」









    アルミン「分からないよ‥吹っ飛ばされた場所を正確に知っているわけじゃないから」









    アルミン「それに‥流されている可能性もあるよ」









    ミカサ「それでも探すしかない!!」バシュッ









    アルミン「‥」バシュッ









    トーマス「おーい!!エレン!!いないのかよ!?」バシュッ









  41. 41 : : 2019/12/31(火) 10:08:33
    ーウォールローゼ東側領域 カラネス区ー




    トーマ「よし‥」バシュッ







    トーマ「駐屯兵!!!伝達だ!!!」バシュッ











    駐屯兵「‥」









    トーマ(なんだ‥何か様子がおかしいぞ‥)








    駐屯兵「」チャキン









    トーマ「よせ‥何のつもりだ‥」









    駐屯兵「」バシュッ







    トーマ「くっ!」チャキン

















    ザシュッ!!









  42. 42 : : 2019/12/31(火) 10:20:11
    ートロスト区 中衛地点ー





    キース(ガスがもう尽きる‥このままでは‥)ザシュッ







    暴徒達「」ゾロゾロ










    ユミル「くそっ!!クリスタ!!」バシュッ








    クリスタ「あっ!?」ガシッ










    ユミル「あまり前に出るな!あっという間にやられちまうぞ!!」








    クリスタ「兵士が戦わなくてどうするの?」








    ユミル「何?」








    クリスタ「それに‥皆んなを守る為に死ねるなら‥本望だよ‥」







    ユミル「クリスタ‥お前まだそんな事言っているのか?」











    トム「いやだぁ!!!やめてぇ!!!」ブシャァ!!










    ジャン「トムがやられた!!」バシュッ







    コニー「くそっ!!てめぇら!!調子に乗るなよ!!」











    サムエル「うわぁぁぁぁ!!!!た、助け」ブシャァ











    サシャ「サムエル!!!」











    ジャン「まずい!!突破される!!」










    コニー「おい!!ブス!!そっちに行ったぞ!!」










    ユミル「お前に言われなくても分かってる!!!」バシュッ









    ユミル「クリスタ!一旦退くぞ!」







    クリスタ「何で?」







    ユミル「奴らが迫ってきたからだ」






    クリスタ「あそこでジャン達が‥仲間が戦っている‥」








    クリスタ「私だけ逃げるわけにはいかないよ!!!」バシュッ







    ユミル「おい!!クリスタ!!」









    フロック「ユミル!!ここは危険だ!!後退しろ!!」バシュッ、スタッ





    ユミル「あっちでクリスタが戦ってる!」バシュッ









    フロック「お前!!!」










    キース「一旦後退して陣形を狭めろ!!!!無理に動くな!!!」














    ユミル(ダメだ‥このままじゃ‥クリスタを守りきれない‥)











    ユミル(いざとなったら‥私が巨人になるしかないな‥くそ‥)バシュッ















    フランツ「!」






    ハンナ「ど、どうしたの?フランツ?」










    フランツ「あれって‥」












    ハンナ「え?‥」














    巨人「」ズシン、ズシン












    ハンナ「巨人?‥なんで」












    ジャン「キース教官!!巨人が出現しました!!」










    キース「分かっている!!全員建物の上に移動しろ!!巨人との迎撃態勢を取れ!!」バシュッ












    全員「」バシュッ!






  43. 43 : : 2019/12/31(火) 10:29:19
    キース(先程の巨人ではない‥男性のような身体つき‥一見すると普通の巨人と変わらないように見えるが‥)







    巨人「」ズシン、ズシン







    キース(15メートルはあるぞ‥ガスも刃も少ない状態で‥危険すぎる‥それに)チラッ







    暴徒達「」ゾロゾロ








    キース(まだ暴徒達も残っている‥あの巨人だけに構ってやるわけにはいかない‥)










    ミカサ「」バシュッ、スタッ









    ジャン「あれは‥ミカサにアルミンに‥トーマスか‥無事だったのか‥」










    アルミン「キース教官!!」







    キース「貴様ら‥無事だったのか‥」









    アルミン「あの巨人は暴徒達を殺しまくる巨人です!!」








    全員「!」







    キース「‥どう言う事だ?奴は奇行種と言うことか?」








    アルミン「おそらくは‥」










    コニー「じゃあ‥あの巨人を利用すれば‥オレ達は助かるのか?」










    ユミル(まさか‥あの巨人‥)








    ジャン「巨人が味方だって?そんな夢みたいなことあるってのかよ?」









    ミカサ「夢じゃない」







    全員「!」








    ミカサ「あの巨人を利用して暴徒達を殺してもらう‥それが私達が現実的に生き残れる方法」










    アルミン「ミカサの言う通りだ‥キース教官‥アイツが暴れてくれているうちに」








    アルミン「補給所に行きましょう」










    キース「全員!!補給所を目指せ!!武器を補給して次に備えるぞ!!」











    全員「ハッ!!」バシュッ










  44. 44 : : 2019/12/31(火) 10:31:34
    暴徒達「うおおおおおおおおおお!!!」






    巨人「」ブシャァ!!ドォオォォ!!









    アルミン(暴徒達があの巨人に群がっている?‥いや‥気のせいか)バシュッ











    キース「補給所はすぐそこだ!!!急ぐぞ!!」バシュッ














  45. 45 : : 2019/12/31(火) 10:47:29
    ートロスト区 補給所ー





    ジャン「くっ‥何とか‥無事に着いたな‥」







    コニー「これで休めるな」








    キース「何を言っているスプリンガー!休む暇などないぞ!!」










    キース「あの巨人が我々を襲わないという保証は無いのだ!暴徒達を殲滅した後は我々を襲うかもしれない!」








    キース「次の戦闘に備えるべく武器を速やかに補給しろ!!休むのはここから生きて帰ってからにしろ!!」










    全員「ハッ!!」











    ユミル「なぁ‥お前ら」









    ミカサ「何?」








    ユミル「お前ら‥あの巨人について何か知っているのか?」









    ミカサ「何も‥」








    アルミン「アイツは川から突然現れたんだ」








    ユミル「突然‥」








    トーマス「エレンを探していたんだが‥」








    ユミル「あの巨人が現れて‥エレンを探すところではなくなったと?」







    ミカサ「そう言うこと」








    ユミル「しかし何故川にエレンがいるんだよ?」






    ユミル「エレンは任務を放棄して川で遊んでいたのか?」







    ミカサ「違う‥そうじゃない」








    アルミン「ユミルも見たよね?女型の巨人を」







    ユミル「あぁ‥アイツがどうかしたのか?」






    アルミン「エレンは女型の巨人にワイヤーを掴まれて‥そのまま川に吹き飛ばされたんだ」










    ユミル「そうか‥ならエレンは死んだかもな‥今頃川の底に」








    ミカサ「エレンは死んでない‥必ず生きている」










    ユミル「そうか?ならミカサ。お前は何故ここにいるんだ?」







    ミカサ「え?‥」







    ユミル「エレンが生きていると思うなら早く探しに行った方が良いんじゃないか?」








    ミカサ「ガスを補給したら‥そうするつもりだった」








    ユミル「そうか。まぁせいぜい頑張ってエレンを探せよ」スタスタ









    ミカサ「‥」









    トーマス「全く‥」












    ユミル(これで確信出来た‥女型の巨人とさっきの巨人は知性巨人だ)スタスタ









    ユミル(女型の巨人がここにいるって事は‥マーレの戦士が攻めてきたって事か)スタスタ







    ユミル(ならマーレの戦士はまだ他にもいると考えられるな)スタスタ






    ユミル(それにしてもさっき暴れていた巨人‥アイツは)スタスタ








    ユミル(アイツもマーレの戦士なのか‥)スタスタ









    ユミル(だがあの巨人の特徴的にマーレが保有している巨人には思えなかったが‥)スタスタ








    クリスタ「ユミル!!ここにいたんだ!」








    ユミル「おっ?どうした?」






    クリスタ「もう外へ行くって教官が‥」







    ユミル「おう分かった」






    クリスタ「こんな所で何をしていたの?」








    ユミル「少し考え事していただけだ」







    クリスタ「考え事?」







    ユミル「お前とどうやったら結婚できるか考えていたんだが‥なかなか難しくてな」







    クリスタ「ユミル‥こんな時にそんな冗談を」







    ユミル「冗談なんかじゃねぇよ。私は本気だよ」







    クリスタ「え?」







    ユミル「私はお前を必要としている。だからもう死にたいとか言うんじゃねぇよ」





    ユミル「お前を必要としているんだ。お前が死んだら悲しむ奴がいる事を忘れるな。‥私だけじゃないからな」










    クリスタ「う、うん」










    ユミル(クリスタは私が必ず守る‥何としてもだ)













  46. 46 : : 2019/12/31(火) 10:58:30
    巨人「」ブシュゥゥ






    全員「!?」






    キース「あれは‥」







    フロック「膝をついてる‥疲弊して動けなくなったのか?」








    キース「全員!!奴を仕留めるぞ!!」








    ミカサ「!‥待ってください!!」









    ジャン「どうしたんだミカサ?」













    エレン「」ブシュゥゥ










    全員「!?」









    コニー「人が‥って‥あれはエレンか?」











    ミカサ「!」バシュッ









    キース「アッカーマン!!‥我々も行くぞ!!」バシュッ













    全員「」バシュッ












    ジャン(暴徒達が死んでる‥)バシュッ










    ジャン(おい待てよ‥じゃあ‥これを)










    ジャン(全部エレンがやったって事か?)バシュッ














  47. 47 : : 2019/12/31(火) 11:08:16
    ーカラネス区 壁上ー






    トーマ「はぁ‥はぁ‥」








    駐屯兵「」ドサッ








    トーマ「今のは正当防衛だ‥私は‥」











    ???「素晴らしい戦闘能力だな。」パチパチ









    トーマ「だ、誰だ!?」チャキン











    ???「さすがは調査兵団の兵士だ。普段から壁の外で巨人と戦っているだけの事はあるな」スタスタ









    トーマ「誰だと聞いているんだ!!そこで止まれ!!」チャキン










    ???「血の気の多い奴だな‥上級国民である私に無礼だぞ」











    トーマ「上級国民だと?‥何だそれは?」









    ???「貴様がそれを知る必要はない。ここで生まれ変わるのだから」ニッコリ










    トーマ「生まれ変わる?‥さっきから何を言ってやがる?」










    ???「」カパッ、バシュウ!!!











    トーマ(口を開けて‥これはガスか?‥この紫のガスは何だ!?)バシュッ












    ???「逃げても無駄だ」ブワッ!!!!!











    トーマ(ぐっ!!?少し吸い込んでしまったようだ‥だが‥身体に異変は無いようだ‥)












    ???「このガスは少量でもユミルの民が吸い込めば上級国民である私が支配できるようになるのだ」ビキビキビキ











    トーマ「!?」ピタ









    トーマ(身体が動かないだと!?)









    ???「下級国民である貴様は上級国民である私には逆らう事は出来ない。生まれてきた時から私は貴様らとは違う‥格上の存在である」










    ???「すなわち我々上級国民は神にも等しいのだ」グッ、ビリビリビリ












    トーマ「」ブシャァ!!!、ドサッ










    ???「頭が破裂したか‥やはり情報量が増加すれば耐えきれず死に至るか」









    ???「やはり下級国民どもには知性を持つことが許されないのか‥まぁしかしそれでも駒に出来るのだ」








    ???「この力にデメリットなどない」













  48. 48 : : 2019/12/31(火) 11:16:58
    ートロスト区ー





    エレン「ん‥」ムクリ






    ミカサ「エレン!!!」ダキッ







    エレン「ぐっ!?ミカサ?痛い!」







    ミカサ「ご、ごめんなさい‥つい力が入ってしまった‥」









    アルミン「エレン‥一時はどうなるかと思ったよ」











    エレン「あぁ‥俺はいったい‥」









    ミカサ「貴方が私達を救ってくれた‥ありがとう」








    エレン「俺が?‥」









    アルミン「君が巨人になって暴徒達を殺してくれたから‥僕たちは死なないで済んだんだよ」











    エレン「俺が巨人に?‥」








    ミカサ「覚えてないの?」









    エレン「あぁ‥全くだ‥」










    フロック「お前ら‥何でエレンの側にいられるんだよ?」









    エレン「は?」









    フロック「そいつは巨人なんだぞ!?俺たちだっていつ殺されるか分からないんだ!!危険すぎるぞ!!」






    「そうだ‥アイツは巨人なんだ」



    「巨人なら‥殺した方が良いんじゃないか?」










    ザワザワ






    ジャン「これは‥マズイな」






    キース「‥」








    フロック「エレン!!お前は巨人なんだぞ!つまりお前は人類の天敵だ!!」









    ミカサ「違う!!エレンは!!」







    フロック「ミカサ?お前エレンを庇うつもりか?」









    「何故ミカサはエレンを庇うんだ?」



    「まさかミカサも巨人なのか!?」


    「圧倒的な成績は巨人の力のおかげだったわけか」







    エレン「ミカサは!!」








    全員「!」










    エレン「俺は化け物かもしれんが‥ミカサは人間だ‥」










  49. 49 : : 2019/12/31(火) 11:23:09
    フロック「エレン‥お前は巨人をこの世から1匹残らず駆逐したいんだろ?」






    エレン「あぁ‥」







    フロック「お前は巨人だろ?ならお前を殺すことに躊躇う必要はない。違うか?」








    エレン「なぁ‥フロック」








    フロック「なんだよ?」








    エレン「俺はお前らの味方だ」








    フロック「そんな言葉‥信じられるかよ」









    エレン「俺は今までこの力について知らなかったし‥お前らに敵意がないのは本当の事だ」









    エレン「その証拠に俺はお前らを誰一人殺してないだろ?」







    「た、確かに」



    「エレンは俺たちの味方かもしれんぞ」







    フロック「命乞いに耳を貸すつもりはないぞエレン!!」








    フロック「そうやって‥言葉巧みに俺たちを騙して‥殺すつもりなんだろ?そうだろ!?」








    ジャン「フロック‥もうよせ」







    フロック「黙れ!!俺はコイツを信じれない!!お前らだってさっき見ただろ!?コイツの正体は人間なんだぞ!?」









    アルミン「じゃあフロック‥証明してよ」







    フロック「は?俺が何を証明するんだよ?」











  50. 50 : : 2019/12/31(火) 11:34:28
    アルミン「君が人間である事を証明してくれ」






    フロック「は?俺は人間だろ?何を言っているんだ?」







    アルミン「エレンはさっきまで自分が巨人である事を知らなかった」









    フロック「何が言いたいんだ?」







    アルミン「君が巨人だって可能性があるってことさ」







    フロック「俺が巨人だと?‥ふざけるな!!そんな馬鹿な話があるわけないだろ!?」









    ザワザワ














    キース「全員静かにしろ」







    フロック「キース教官‥」









    キース「イェーガーが我々を救った事は事実だ。」







    キース「そして奴が本当に我々を殺すつもりなら巨人になっているだろう」








    キース「それにイェーガーがどういう人間なのかは貴様らが1番理解しているはずだ」







    キース「巨人を憎み、ただならぬ努力により成績を向上させて上位に食い込むようになった」










    フロック「‥しかし‥巨人を憎んでいることが‥エレンの演技である可能性もありますよ」








    キース「確かにそうだな。その可能性も捨てきれない」







    フロック「えぇ‥ですから!!」







    キース「フロックよ‥人類はこのまま存続出来ると思うか?」








    フロック「え?」








    キース「残念ながら人類と巨人の間には圧倒的な力の差がある。普通に戦っていては勝てない。工夫するか秘策が無ければな」








    フロック「その秘策ってのが‥エレンですか?」







    キース「そうだ。超大型や鎧‥その他敵勢力に対抗できる秘策になるだろう」









    アルミン(その他敵勢力‥やっぱりキース教官も気付いているのか)









    フロック「でも‥エレンに滅ぼされる可能性もある」








    キース「そうだな‥だがそれだけのリスクを背負わないと人類が巨人に勝つことは出来ないだろう」











    全員「‥」











    キース「イェーガーの力が必要な時は必ず来る。貴様らもよく考えてみろ」











    全員「‥」









    ミカサ「教官‥ありがとうございました」









    キース「礼には及ばないぞアッカーマン。貴様が何をやらかすか分かったものではないからな」



















    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!!!!!!












    全員「!?」
















  51. 51 : : 2019/12/31(火) 11:47:58
    ートロスト区 前衛地点 ー




    超大型「」ブシュゥゥ





    ベルトルト「トロストの門を破壊したよ!!!」バシュッ






    ライナー「よくやった‥それでこそ戦士だ」






    ベルトルト「でもこれで良かったのかい!?」







    ライナー「ん?」






    ベルトルト「アニからの合図はまだない‥」






    ベルトルト「それに‥何故か周辺に巨人が全くいないよ」








    ライナー「そうだな‥」








    ベルトルト「門を破壊したところで巨人が居ないなら、意味がないよ」









    ライナー「もしかしたらアニの奴が門周辺の巨人も引き連れて行ったのかもしれない」








    ライナー「大丈夫だ‥門を破壊しておけばいずれ巨人が入ってくる。意味はある」









    ベルトルト「でも‥何かおかしいよライナー‥いくら何でも遅すぎる‥」









    ライナー「あぁ‥だがアニは戦士だ‥必ず任務はやり遂げる」









    ベルトルト「うん‥僕もそう思いたいよ」












  52. 52 : : 2019/12/31(火) 11:52:50
    ートロスト区 中衛地点ー






    ザワザワザワザワ、ザワザワ





    サシャ「壁が破壊されたんですか‥」






    コニー「どう見てもそうだろ‥」







    ジャン「さっきのは超大型巨人だよな‥」









    エレン「同じだ‥」








    フロック「何が同じなんだ?」







    エレン「4年前と同じだ‥超大型は突然現れて消えたんだ」










    アルミン「超大型もエレンと同じ原理かもしれない」







    コニー「つまり‥どう言う事だよ?」







    アルミン「人間が中に入ってる‥間違いないよ‥奴らには知性がある」









    全員「‥」










    キース「まさかこんなに早くその日が訪れるとはな」










    フロック「え?」








    キース「今こそイェーガーの出番だ」








    全員「!」









    キース「壁が破壊されたなら巨人が入ってくる。奴らを迎え撃つ」バシュッ









    キース「前衛地点まで移動するぞ!!」バシュッ









    全員「ハッ!!」バシュッ













  53. 53 : : 2019/12/31(火) 12:08:22
    ートロスト区 前衛地点ー





    ベルトルト「あれは‥」






    ライナー「‥生き残りの兵士達が来たか‥随分と多いな」








    ライナー「暴徒達に殺されて‥もっと減っていると期待していたんだが」










    キース「ブラウン‥フーバー!?」バシュッ










    ジャン「お前ら‥そこで何をしているんだよ‥」










    ベルトルト「‥超大型が現れたから‥ここに討伐しに来たんだよ‥」











    キース「‥そうか」









    アルミン「ベルトルト‥目の下の傷はどうしたの?」








    ベルトルト「これは‥戦闘中に暴徒達に‥」









    アルミン「特殊な傷をしているね‥」








    アルミン「巨人になったエレンと同じ傷をしているけど‥それは偶然なのかな?」








    ベルトルト「え?」







    ライナー「エレンが巨人だと?」







    アルミン「ほら‥エレンと同じ傷だ」









    エレン「ベルトルト‥お前」









    ライナー(確かにあれは巨人化直後に出来る特殊な傷だ)









    ベルトルト「へぇ‥こんな偶然もあるんだね」











    アルミン「ベルトルト‥君が超大型巨人なんじゃないの?」












    ベルトルト「何を言っているんだアルミン?人間が巨人になれるわけないじゃないか?」










    アルミン「だからエレンが巨人化したって言ったよね?」









    ベルトルト「‥」










    キース「貴様ら二人にはゆっくりと話を聞く必要があるらしいな」










    アルミン「そうですね‥出来れば地下でゆっくりと話した方がいいですよ」









    全員「」チャキン












    ベルトルト「‥ライナー」











    ライナー「ベルトルト‥やるしかないみたいだ」













    ガリッ










    カァッ!!!、ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ













    全員「!?」












    キース「全員下がれ!!!」バシュッ













    エレン「あれは‥鎧の巨人か‥」











    エレン「ライナー‥裏切り者が‥駆逐してやる!!!!」ガリッ!!







    カァッ!!ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!











    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ













    ベルトルト「あれは‥進撃?‥それとも始祖なのか?‥あるいは‥」










    キース「立体機動の成績が良い者はイェーガーを援護しろ!!!」バシュッ









    ベルトルト「!」バシュッ










    キース「その他の者は私に続け!!!フーバーを拘束する!!」











    全員「ハッ!!!」バシュッ
















  54. 54 : : 2019/12/31(火) 12:17:20
    鎧「ぐおおおっ!!!」ガシッ






    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ググググ









    ミカサ「はっ!!」ガキンッ!!








    ミカサ(やはり‥ブレードによる攻撃は効かない‥)バシュッ










    ジャン「エレン!!負けるんじゃねぇぞ!!!」













    アルミン「エレン下になってはダメだ!!!」









    ミカサ「アルミン‥何故ここへ‥あなたは」







    アルミン「キース教官に言われたんだ‥僕はここにいろって」













    鎧(くそっ‥まさか俺たちの正体がバレちまうとはな)ググググ







    進撃「」ブォーン!!







    鎧「」ガキンッ!!








    鎧(だがコイツらには俺を倒す手段がない‥)ドゴォン







    進撃「ぐっ!!?」ドゴォン、ドサッ









    ミカサ「エレン!!」








    コニー「くそ‥俺たちは何も出来ないのかよ‥」









    サシャ「仕方ないですよ‥私達では鎧に傷一つつけられませんから‥」









    アルミン「いや‥それはどうだろう」








    ジャン「なんだよ?‥何か策でもあるってのか?」








    アルミン「本当に全身が硬質化物質で覆われているならば‥あんなに素早い動きは出来ないはずだ」







    アルミン「昔戦争で使われていた鎧にも‥生身の部分があったんだ‥」










    ジャン「‥じゃあ」







    ミカサ「アルミン‥その生身の部分はどこ?」







    アルミン「ミカサ?‥まさか」









    ミカサ「私がその生身の部分を削ぐ」











  55. 55 : : 2019/12/31(火) 12:26:43
    ベルトルト「‥」バシュッ







    キース「待て!フーバー!!」バシュッ








    訓練兵達「」バシュッ










    ベルトルト(ライナーは大丈夫だと思うけど‥僕は)バシュッ









    キース「ふん!!!」ブォーン







    ベルトルト「!?」ザシュッ!









    ベルトルト(ブレードを投げつけてきた‥肩に刺さった‥)ブシャァ










    フロック「傷が修復している?‥やっぱりアイツも巨人だったのか‥」










    キース「迷うなよ‥一気に畳み掛けるぞ!!!」バシュッ












    キース(アルレルトの話通りなら‥奴は超大型となって体力を消耗している)









    キース(15メートルの巨人となったイェーガーが疲労困憊になっていた‥)






    キース(ならば60メートルの巨人ならもっと疲れが生じる‥)










    ベルトルト「‥」バシュッ










    キース(もし奴が巨人になれる体力を残しているなら‥もっと前になるはず‥なれないなら今がチャンスだと‥)バシュッ










    キース(やるしかない)バシュッ









    キース「奴は巨人になる体力がもうない!!一気に畳み掛けるぞ!!」バシュッ









    ベルトルト(僕が巨人にならない事を‥何故‥)











    ベルトルト(あぁ‥そう言えばアルミンがいたな‥余計な知恵を与えたのか?)バシュッ










    フロック「ベルトルト!!!!」ザシュッ!!









    ベルトルト「フロック!!!」ガキンッ












    フランツ「悪いけど‥」バシュッ









    ハンナ「貴方を捕まえる!!!!」バシュッ











    ベルトルト「うっ!?」










    ベルトルト(このままでは‥仕方ない)ガリッ










    フロック「まさか‥」バシュッ








    キース「ハッタリだ!!怯むな!!!」











    カァッ!!!










    フランツ「え?‥」














    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ



























  56. 56 : : 2019/12/31(火) 12:31:07
    全員「!?」






    鎧(ベルトルトの奴‥無理して巨人になったのか‥)ググググ






    進撃(何よそ見してるんだよ!?ライナー!?)ググググ











    アルミン「そんな‥まだ巨人になれたのか‥」









    ジャン「凄い爆風だったな‥ベルトルトの周りに人がいたように見えたが‥」










    コニー「じゃあ‥あっちにいた連中は巻き込まれたのか‥」









    アルミン「僕のせいだ‥僕がキース教官に助言したから‥」








    ミカサ「アルミン‥貴方のせいではない」







    アルミン「え?」








    ミカサ「巨人と戦う時はいつだって情報不足‥リスクを覚悟しないと私たちは勝てない‥そうでしょ?」








    アルミン「‥確かにそうだけど」







    ジャン「それにまだあっちにいた全員死んだと決まったわけじゃない‥それより」










    鎧「」ブォーン!!!








    進撃「!?」ドサッ









    ジャン「俺たちは目の前の化け物に集中するぞ‥」













  57. 57 : : 2019/12/31(火) 12:39:38
    進撃(ライナー‥お前‥対人格闘の訓練で手を抜いてやがったのか?)ムクリ






    鎧「」ズシン、ズシン








    進撃(強い‥だがお前ら色々とお粗末な点があるよな?)スッ、ダッシュ








    鎧「!」ブォーン!!!









    進撃(その一つが‥俺に戦い方を教えてしまった事だ!!!)グルン







    バキッン!!!







    全員「!?」








    アルミン「効いてる‥関節技ならいけるぞ!!」








    コニー「やっちまえエレン!!ライナーの首ごと折っちまえ!!!」












    進撃(ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!)バキッン!!バキッン!!!










    鎧(これは‥まずいな‥)ググググ














    ミカサ「はっ!!」ザシュッ









    鎧「!?」ガクン










    アルミン「や、やった!!」










    サシャ「ライナーの勢いが弱くなりましたよ!!!」











    鎧(なんだと?‥足を切られたってのか?そんな馬鹿な)ググググ









    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」バキッン!!












    バキッン!!









    進撃(出てこいライナー!!!)バキッン!!


















    バシュッ!!









    全員「!?」









    ジャン「あれは‥」











    ライナー「くつ‥」バシュッ











    ミカサ「巨人の体から出てきた!?」











    アルミン「そんな‥エレンはすぐには動けなかったのに‥」












    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!」バキッン









    コニー「エレン!!そいつの中にはもうライナーはいねぇ!!」








    サシャ「だ、ダメです!!気づいてないですよ!!」











    ミカサ「エレン!!ライナーは壁の上に逃げた!!!」











    進撃(は?‥何だって‥)ムクリ













  58. 58 : : 2019/12/31(火) 12:43:25
    アルミン「くそっ‥完全にやられたよ‥」






    ミカサ「アルミン?」






    アルミン「僕の認識が甘かったんだ」






    アルミン「そもそもライナー達は巨人化に慣れているんだから‥」






    アルミン「初心者であるエレンを基準に考えるのは間違いだったんだ‥巨人の力が練度によって‥変わるなら」







    アルミン「僕たちはライナーとベルトルトに対しての認識を改めるべきなのかもしれない」








    ジャン「アルミン!考えるのは後にしろ!」






    アルミン「ジャン‥」







    ジャン「ライナーは壁の上に行った‥たぶんベルトルトの方へ向かっている‥」








    ジャン「俺たちもあっちに行って加勢しに行くぞ!!」








    全員「おう!!!」バシュッ!!








  59. 59 : : 2019/12/31(火) 12:46:42
    ライナー(エレンはさっき巨人化したと‥アルミンが言っていたな)







    ライナー(エレンは今日初めて巨人化したんだ‥なら2回も巨人化するのはかなりの体力を消耗する)バシュッ








    ライナー(だから3回も巨人化は出来ない‥つまり‥エレンは次に出てきたら動けなくなる)









    ライナー(奴は硬質化も出来ないから巨人化した状態では壁を登ることは出来ない)バシュッ











    ライナー(壁に逃げて正解だったな‥)












    ライナー(それよりベルトルトだ‥)バシュッ










    ライナー(不完全な巨人化だった‥恐らくベルトルトはもう動くことは出来ないほど体力を消耗している)











    ライナー(早くベルトルトを助けないと奴らに殺されるかもしれない)バシュッ!!












  60. 60 : : 2019/12/31(火) 12:54:21
    キース「ごほっ‥はぁ‥全員無事か?」








    フロック「俺は‥何とか‥」








    キース「‥」








    フロック「しかし‥さっきの爆風で殆どの奴が‥」









    キース「そうか‥フーバーは?」











    ベルトルト「」グッタリ









    フロック「さすがに力を使い果たしたのか‥あそこで寝てますよ」











    キース「よし‥奴を拘束するぞ‥」









    キース(蒸発している巨人を見て察するに‥やはりさっきの巨人化は捨て身の攻撃だったんだろ)






    キース(やはり巨人の力もそう都合の良いものではないと言う事か)









    キース(アルレルトの推測通りだな‥)








    キース(そして巨人化は自傷行為がきっかけだとイェーガーが言っていたが‥)








    ベルトルト「」








    キース(さすがにもうフーバーは巨人にはなれないだろう)








    訓練兵「どうしましょうか?」








    キース「四肢を切断する‥抵抗されては困るからな」








    訓練兵「しかし‥死んでしまうかもしれませんよ」







    キース「かまわん‥コイツらは人類にとっての敵に過ぎない」





    キース「解剖してコイツらの身体の秘密を調べあげたいところだが‥死ぬならそれで構わない」









    全員「‥」
















    ライナー「ベルトルト!!!無事か!?」バシュッ








    フロック「あれは‥ライナーです!!壁の上にライナーがいます!!」











    キース「何だと‥」







    キース(まさか‥イェーガー達はやられたのか?)


















    キース「くっ‥仕方ないフーバーは後回しだ!!先にブラウンを片付けるぞ!!」









    全員「ハッ!!」チャキン









  61. 61 : : 2019/12/31(火) 13:04:11
    ライナー「」ガリッ




    カァッ!!



    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ






    鎧「」ビューン!!!








    フロック「鎧が降ってきます!!!」








    キース「くそっ!!下がれ!!」バシュッ












    鎧「」ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!


    ガシッ









    キース「ブラウン‥フーバーを‥」











    アルミン「キース教官!!」バシュッ










    ミカサ「あれは‥鎧がベルトルトを‥」








    鎧「」ダッシュ!!








    ジャン「あの野郎‥逃げ切るつもりか!?」











    コニー「速い‥アイツあんなに速く動けたのか!?」










    ミカサ「くっ!!」








    キース「待て追うな!!」









    ミカサ「しかしこのままでは壁の外に逃げられてしまいますよ!!」








    キース「それでいい‥深追いは禁物だ‥」










    ミカサ「しかし!!」







    キース「奴らとの戦いで我々は体力も武器もかなり消耗している‥」






    キース「行っても無駄死にするだけだ‥それより我々にはやるべき事がある‥」








    キース「穴を塞ぐぞ」









    アルミン「えぇ‥その方がいいでしょう‥幸いなことに巨人が周辺にいませんからね」








    進撃「」








    キース「イェーガーまだ動けるか?」







    進撃「」コクン










    キース「ならば壁の破片や岩をありったけ集めて壁の穴を塞ぐ。出来るか?」







    進撃「」コクン










    キース「よし!我々はイェーガーが穴を塞ぐまで援護する!巨人が現れるかもしれないからな!!」








    全員「ハッ!!!




  62. 62 : : 2019/12/31(火) 13:08:09
    ートロスト区 周辺の壁の外ー




    鎧「」ズシン、ズシン





    ベルトルト「」







    鎧(しかし‥何故巨人が全くいないんだ?)ズシン、ズシン








    鎧(アニも戻って来ないし‥まさかアニの奴裏切りやがったのか?)ズシン、ズシン










    ベルトルト「ん‥ライナー?」ムクリ










    鎧(起きたか‥しかし間一髪だった‥少しでも遅れていたらベルトルトを失うところだった)ズシン、ズシン










    ベルトルト「そうか‥僕らは‥」













    鎧(取り敢えず‥巨人が出てくるかもしれん‥どこか高い場所で休みたいところだな‥)ズシン、ズシン



















  63. 63 : : 2019/12/31(火) 13:16:14
    ーシーナ ミッドラス宮殿ー





    ???「」スタスタ







    ???2「早かったですね‥」







    ???「あぁ‥気球を使ったからな」









    ???2「それで‥実験は成功しましたか?」








    ???「あぁ‥やはり我々の仮説通りだ‥下級国民には知性を与える事が出来なかったよ」







    ???2「つまり‥暴徒にしか‥下級国民はなれないと言うことですか?」








    ???「そう言うことだ。まぁそれも仕方ない事であろう。生まれた時から人は平等では無いのだから。上級国民である我々に支配されるのは下級国民には相応しいだろう」








    ???2「そうですね‥では‥例の計画を実行するんですか?」







    ???「いや‥それはまだしない方がいいだろう」








    ???2「どうしてですか?」







    ???「力を感じるのだ‥トロスト区にて巨人化能力者のエネルギーを感知した」







    ???2「まさか!?では始祖がトロスト区に居ると言う事ですか?」







    ???「恐らくは‥それに一人だけでない‥正確な数は不明だが複数いるのは間違いないだろう」








    ???2「困りましたね‥これでは‥」







    ???「何も問題はない。想定外の事が起きる想定はしてきたはずた。それに利用できるものは全て利用すればいいのだ」








    ???2「と‥いいますと?」







    ???「下級国民にはもっと犠牲になってもらうことにした。奴らも上級国民のためならば喜んで心臓を捧げる事だろう」ニヤリ








  64. 64 : : 2019/12/31(火) 13:25:58
    ートロスト区 ー



    進撃「」ドスン!!





    ミカサ「エレン!!」バシュッ







    エレン「」グッタリ







    ミカサ「!‥生きてる‥」







    アルミン「今は安静にしてあげよう‥」







    ジャン「これで穴は塞がったな‥一先ずは危機も去った」









    フロック「な、なぁ俺たちやったんだよな!?」









    コニー「あ?いきなりどうしたんだ?」








    フロック「まだ訓練兵になってから2年しか経ってないのに‥」







    フロック「俺たちはトロスト区内の暴徒を殲滅して」





    フロック「人類の最大の敵である超大型と鎧をも撃退する事が出来たんだ!!!」










    ユミル「まぁ‥そうだな」






    クリスタ「でも犠牲になった人が多すぎるよ‥」








    フロック「そうだな‥だが俺たちは‥人類は今日初めて巨人に勝ったんだ!!俺たちは特別なんだよ!!」






    フロック「今まで誰も成し遂げられ無かった事を成し遂げたんだ!!!もっとお前らも喜べよ!!」







    キース「随分と調子が良いじゃないか‥さっきまではイェーガーを殺そうとしていた割には」









    フロック「えぇ‥さっきのは俺はどうかしてました‥でも俺は気付いたんだ」








    アルミン「何を‥?」









    フロック「巨人を滅ぼす事が出来るのはエレンや俺たちみたいな勇敢なる兵士なんだ!!俺たちはもっと誇っていいだろ!?なぁ!?」











    バシュッ








    全員「!?」











    キース「ほぅ‥」











    リヴァイ「久しぶりだな‥キース」









    キース「壁外調査から帰還したのか?」







    リヴァイ「まぁ‥な」










    エレン(あれは‥自由の翼‥調査兵団)












    リヴァイ「なぁ‥これは一体どう言う状況だ?」











  65. 65 : : 2019/12/31(火) 13:32:30
    キース「トロスト区の人間が暴徒と化して‥我々が出撃したんだ」




    リヴァイ「ほぅ‥それで?この壁はその暴徒共が破壊したのか?」





    キース「いや‥私の教え子に巨人がいてな‥そいつらがやったのだ」






    リヴァイ「は?」







    キース「‥詳しい話は後にする‥上にも報告しないといけないしな」









    リヴァイ「ところで‥他の兵士はどうした?」








    キース「確か‥トーマが応援を‥!」








    全員「‥」








    リヴァイ「何かあったみたいだな‥」











    エルヴィン「」バシュッ







    全員「!」







    アルミン(あの人は‥調査兵団実行部隊のトップ‥スミス団長‥)








    キース「エルヴィンか?‥他の兵士はどうした?」







    エルヴィン「巨人の大軍の襲撃によって8割の兵士を失いました」








    全員「!?」







    エルヴィン「全ての巨人を排除しました‥それに失ったものは大きかったですが」






    エルヴィン「我々はある収穫をしました」







    キース「収穫?」









    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!






    全員「!?」








  66. 66 : : 2019/12/31(火) 13:36:46
    ジャン「今の音は!?」





    ハンジ「あ〜やっぱり上から落としてもダメだったか」バシュッ







    キース「あの水晶体はなんだ?」







    エルヴィン「リヴァイが討伐した女型の巨人のうなじから出てきた少女です。彼女は自分の周りに強固な水晶体を生成しました。ブレードによる攻撃も我々が持っていた爆薬でも破壊する事が出来ませんでした。」











    エレン「アニ‥」









    リヴァイ「おい‥お前そいつを知っているのか?」








    エレン「俺たちの同期です‥」








    リヴァイ「なんだ?お前らの同期ってのは全員巨人になれる特異体質の奴ばかりなのか?」










    エルヴィン「リヴァイ‥彼らも状況をよく飲み込めてないようだ」

















    キース「取り敢えず‥帰還するぞ‥もうここに用はない」









  67. 67 : : 2019/12/31(火) 13:41:26
    その後調査兵団2割と訓練兵約80名は帰還した

    トロスト区周辺の巨人がいなかったのは女型の巨人が引き連れていたからだそうだ

    そして巨人の大軍と女型は調査兵団によって討伐された

    アニ、ライナー、ベルトルト、エレンが巨人である事が判明して、それは壁の中に瞬く間に広がった


    超大型と鎧を撃退した主戦力であるエレンを英雄視する人々と、エレンを解剖しろという人々に二極化されて壁の中は一時混乱していた


    それを受けて王政は調査兵団とトロスト区の暴動を抑えた訓練兵にある提案をする事にした



  68. 68 : : 2019/12/31(火) 14:29:51
    ートロスト区の暴動及び超大型・鎧襲撃より1週間が経過ー






    ジャン「こんな朝から食堂に集まれって‥何だよ一体‥」





    アルミン「分からないけど‥教官達の様子を見る限り大事になりそうだね‥」







    コニー「あれからまだ2週間しか経ってないのに‥また何かあんのかよ‥」







    ガチャ







    全員「!?」









    アルミン「あの人は確か‥」










    ハンジ「やぁ、みんな1週間ぶりだね」スタスタ










    アルミン(第四分隊のハンジさん?‥調査兵団の人が何故‥まさか‥)








    ハンジ「来て早々に悪いんだけど、君たちに言わなければいけない事があるんだ」









    フロック「嫌な予感しかしないぞ‥」









    ハンジ「王政に君たちへのお達しが届いたんだ。」









    ジャン「王政から‥俺たちに」








    ハンジ「まずはトロスト区暴動の収束、超大型及び鎧の撃退に感謝するってね」






    ハンジ「君たちを誇りに思うってさ」







    コニー「へっ‥まぁ俺は天才だからな」








    アルミン(それだけをわざわざ此処に来て言うわけない‥何かあるなこれは‥)









  69. 69 : : 2019/12/31(火) 14:45:53
    ハンジ「君たちの働きは評価に値する。しかし君たちの中に巨人が居たことは見逃すことは出来ない」




    ハンジ「よって君たちの処遇については改める必要がある」





    全員「!?」







    ハンジ「君たちがたった2年の訓練でそこまでの実績を上げれたのは、巨人の力がある故にかもしれない」








    ハンジ「よって君たちの事は全員調査兵団に監視を委託する事にした。」







    ハンジ「‥だってさ」




    全員「」シーン







    フロック「あの‥一つ質問してもよろしいですか?」






    ハンジ「構わないよ」






    フロック「王政は俺たちが全員巨人だと‥そう思ってるって事ですか?」







    ハンジ「そうだ」








    全員「‥」







    アルミン「ハンジさん‥僕たちは全員‥強制的に調査兵団に入団する事になるんですか?」







    ハンジ「そうだ」







    「な、何で俺たちが」



    「調査兵団なんて嫌に決まっているだろ!?」



    「調査兵団に入るなら‥故郷に帰らせてもらう!!」




    ザワザワ、ザワザワ




    エレン(まぁ‥当然こうなるよな)




    エレン(ここにいる奴らの大半は憲兵団になって、安全な暮らしを享受したいだけだ)





    エレン(実戦で成果を上げて帰還したとは言え‥元々は訓練兵にならないと腰抜けって世論に感化された連中ばかりだからな)








    エレン(どうなる?‥)






    ハンジ「別にやめても構わないけど‥その場合は君たちは処刑される事になる」





    全員「!?」






    ハンジ「明日までには手続きをしないといけないんだ。そして明日の点呼の時に居なかった者は指名手配される。」





    ハンジ「もちろん君たちの家族も無事では済まないだろう」





    全員「‥」








    ハンジ「君たちも知っているだろ?この狭い壁の中で王政に逆らっても逃げ場なんてどこにも無いんだよ」







    ハンジ「まぁ‥王政に逆らいたい人がいるなら‥私は止めないけどね」











    フロック「‥くそ‥ふざけやがって」












    アルミン「団長ではなくハンジさんが来たのは‥団長が手続で忙しいからですか?」







    ハンジ「そうだよ」






  70. 70 : : 2019/12/31(火) 14:53:17
    ハンジ「ちなみに私達調査兵団含めてトロスト区に移住する事になる」




    ジャン「調査兵団の本部や支部のどこかじゃないんですか?」




    ハンジ「調査兵団の本部がトロスト区になったんだよ」







    全員「!」






    ハンジ「調査兵団の支部は全て解体されて、元々あった本部は憲兵団の管轄下に置かれる事になったんだよ」







    アルミン「つまり‥僕たち訓練兵と調査兵団は完全に厄介者扱いって事ですか?」







    ハンジ「そういう事さ」








    アルミン「調査兵団も王政に怪しまれているのですか?」







    ハンジ「あぁ‥常に壁の外まで遠征しているから‥調査兵団の中にも巨人が紛れ込んでいるかもしれないって‥ね」







    全員「‥」








    フロック「ちょっと待ってください!!じゃあ俺たちはトロスト区に隔離されるって事ですよね?これはあまりにも酷い仕打ちではありませんか?」








    ハンジ「あぁ‥私達調査兵団は今まで人類のために心臓を捧げてきたのにね」





    ハンジ「君たちも訓練兵なのに‥実戦で成果を上げたのに‥」







    全員「‥」







    ハンジ「まぁ反対する人はいないだろ?殺されるのは嫌だろ?」







    ハンジ「王政に逆らう者がいるなら‥挙手してくれ」








    全員「‥」シーン










    ハンジ「決まりだね。明日の点呼が終わり次第ここを出発する。いいね?」








    全員「‥ハッ!!!」





  71. 71 : : 2019/12/31(火) 15:02:25
    ー同時刻 王政本部ミッドラス宮殿ー




    ???「‥以上が私が考えた南方訓練兵104期と調査兵団に対する処遇だ。何か質問のある者はいるか?」





    ???2「調査兵団と例の訓練兵をトロスト区に隔離するのは良い案だと思いますが、訓練内容について意見があります」





    ???「続けたまえ」




    ???2「調査兵団に対する資金提供及び人員の増加は調査兵団凍結に遠のくかと思いますが。その辺りはどのようにお考えでしょうか?」





    ???「1週間前にも言ってあるが、トロスト区暴動の時に巨人化能力者のエネルギーを複数感知した」





    ???「つまり憎むべきマーレの戦士がこのパラディ島内に侵入している可能性がある。」




    ???「調査兵団の支援を増加したのはマーレに対抗するためだ」





    ???2「なるほど‥」




    ???「調査兵団の報告によれば‥女型の巨人の中身は取り押さえて‥例の訓練兵のイェーガーという者は巨人化能力者らしいじゃないか」




    ???「イェーガーには敵意が無いことからマーレの戦士では無い事が分かるが、女型の巨人の中身に関しては完全に我々の敵であるマーレの戦士だろう」





  72. 72 : : 2019/12/31(火) 15:09:10
    ???3「マーレの対抗戦力のために調査兵団を強くする事は理解できました。しかし始祖の可能性が高いイェーガーを放置していても大丈夫でしょうか?」




    ???4「私もそう思います。王家の人間ではないイェーガーが始祖の真価を発揮できないにしろ‥万が一という事がございます」





    ???4「確か‥始祖の力は王家の人間に接触すれば王政の人間でなくても始祖の力を行使できる‥そうですよね?」





    ???「その通りだ。」





    ???5「ならば‥イェーガーを即刻始末した方が良いのでは?」






    ???「イェーガーは始祖の力を持っているとすら気づいてない。それにイェーガーら調査兵団とマーレの戦士がお互いに潰しあってくれれば得をするのは我々だろ?」






    全員「‥」






    ???「いずれ世界を相手に戦うという目的がある我々にはやらなければいけない事が沢山あるだろう」






    ???「我々が計画を実行できるようになれば‥イェーガーら調査兵団含めて」





    ???「上級国民以外はこのパラディ島からは消えてもらうさ」






    ???「奴らに知能はいらない。奴ら下級国民は労働力という価値しかないのだ。引き続き暴徒の実験を続けて、データを取れればあとは全てを終わらせる」






    ???「それで何も問題は無いはずだ。」ニヤリ







  73. 73 : : 2019/12/31(火) 15:14:29
    ???6「調査兵団の処遇については納得しました。」



    ???7「対人制圧部隊の処遇についてはどうしますか?」






    ???「奴らにも利用価値がある。だが事が終われば奴らにも消えてもらう」




    ???「所詮は下級国民だ。奴らに知能はいらない。」







    ???8「ん!誰だ!?」





    シーン








    ???9「どうした?」






    ???8「いや‥誰か居たように感じたが‥気のせいだったみたいだ」


































    ケニー「そんな事だろうと思ったぜ‥」










    ケニー「へっ‥調子に乗っていられるのも今のうちだぞ。上級国民様達よ」スタスタ













  74. 74 : : 2019/12/31(火) 15:18:11
    ー翌日 トロスト区ー




    リヴァイ「お前ら着いたぞ‥今日からここが俺たちの家だ」





    全員「‥」







    リヴァイ「まぁ‥そう暗い顔するなよ。一つの城壁都市を俺たち調査兵団で独占できると考えれば、気は楽になるだろ?」










  75. 75 : : 2019/12/31(火) 15:24:49
    ー トロスト区 就寝前 新設・調査兵団本部ー





    エルヴィン「諸君ら元104期南方訓練兵の新兵には大変申し訳なく思っている」




    エルヴィン「我々もあらゆる手を尽くしたが‥やはり王政には逆らう事は出来なかった」







    全員「‥」








    エルヴィン「だがトロスト区に隔離されているという状況も考え方を変えれば悪い事ばかりでは無い」







    エルヴィン「王政はトロスト区に我々が住むに当たって支援を以前より増加させた」





    エルヴィン「よって食料も訓練兵時代よりも豪華になっているはずだ。何せ肉が振る舞われるようになったからな」






    全員「!?」





    サシャ「肉!?」ジュルリ







    コニー「サシャ落ち着けよ‥涎が出てるぞ」











    エルヴィン「その分訓練はより厳しいものとなるだろう。対人格闘や座学は点数が低いからと怠けていた者が多いと思うが、それはもう許されないぞ」









    ジャン「ちっ‥そうなっちまうよな」








    エルヴィン「今日はもう休め。明日からは訓練を早速開始する。」












  76. 76 : : 2019/12/31(火) 15:34:50
    【公開可能な情報】

    ●原作では訓練兵卒業後にトロスト区が襲撃されたが、この作品では訓練兵になってから2年後にトロスト区で暴動が起きた

    ●トロスト区の戦いでは暴徒と化したトロスト区住民や超大型及び鎧と戦う事になった。その際に暴徒は殲滅してアニを捕らえる事に成功して、超大型及び鎧を撃退する事ができた

    ●トロスト区暴動ではエレンが巨人である事が判明した(女型にワイヤーを掴まれて吹き飛ばされて、その際に巨人化して暴徒を殲滅)

    ●トロスト区暴動を鎮圧できたのは進撃の巨人と女型の巨人が暴れてくれたおかげでもある

    ●調査兵団は8割の人材を損失したが、約80名の104期南方訓練兵を新兵として迎えいれた

    ●王政による調査兵団に対する資金提供は増加したが、調査兵団支部や本部は解体されて、代わりにトロスト区に本部を強制的に移されて隔離される事になった

    ●早馬のトーマは謎の人物による謎の攻撃によって殺される事になった

    ●その謎の人物は王政の人間である可能性が高い

    ●王政の人間は世界の真実を知っている

    ●トロスト区暴動は上級国民による実験であるとされているが、その真相は謎に包まれている

    ●調査兵団はマーレ戦士の対抗戦力という認識を王政の人間はしている

    ●対人制圧部隊や調査兵団も含めてパラディ島から下級国民は消えてもらうと言っていたが、その実態は不明である

    ●ライナー及びベルトルトはアニが調査兵団に拘束されている事は知らない。そしてトロスト区暴動から8日が経過しているが、未だに二人は姿を表していない。

    ●王政の人間が世界の真実を知っているのだが、どうやってその情報を手に入れたのかは不明である
  77. 77 : : 2020/01/01(水) 00:03:57
    ー翌日 ウォールマリア・シガンシナ区 トロスト区の暴動から9日が経過ー







    ライナー「‥」バシュッ







    ベルトルト「ライナー!」






    ライナー「鹿を獲って来たぞ‥」スッ






    ベルトルト「やったね‥」






    ライナー「あぁ‥ここでは肉が食える‥あれから贅沢な食事が出来てる‥訓練兵の時はこんな事は無かったからな」







    ベルトルト「ライナー‥ガスも確保出来たよ」







    ライナー「本当か!?」







    ベルトルト「駐屯兵団の支部にあった‥全然使われていなかったからまだ大量に残っていたよ」







    ライナー「ならガスの心配もないな‥巨人共もいるから立体機動がないと生きていけないからな」








    ベルトルト「うん‥不幸中の幸いと言うか‥僕たちはついてるみたいだ」








    ライナー「そうだな‥4年前のシガンシナ区の兵士が仕事をサボっていたおかげで俺たちは助かった」










    ベルトルト「うん‥あの」






    ライナー「ん?」





    ベルトルト「結局‥アニは見つからなかったね」






    ライナー「あぁ‥」






    ベルトルト「結構探したのに‥」






    ライナー「そういえば9日前にトーマって調査兵団の奴が‥調査兵団の主力部隊が遠征に出ていたと言っていたな」








    ベルトルト「そんな‥あのアニが捕まるなんて」







    ライナー「捕まってるだけならいいさ‥殺されてる可能性の方がずっと高い」







    ベルトルト「あ、あり得ない!」







    ベルトルト「巨人化してもライナーより強いじゃないか!きっと上手く何処かに身を隠しているんだ!」







  78. 78 : : 2020/01/01(水) 00:14:00
    ライナー「俺もそう思いたいが‥」





    ベルトルト「ライナー‥」




    ライナー「調査兵団主力部隊にはあの人類最強と謳われるリヴァイ兵士長がいる」





    ライナー「いくら俺より強いとはいえ‥女型の巨人は全身を硬質化で覆う事は出来ない」






    ベルトルト「‥まさか‥硬質化で防御する速度よりも速い斬撃をできる兵士が‥僕はそんな兵士はいると思えないよ」







    ライナー「あぁ‥普通の人間ならな」







    ベルトルト「‥もしかして‥リヴァイ兵士長はアッカーマン一族だと言いたいのか?」






    ライナー「その可能性が高いだろ?」






    ライナー「だつて俺たちの同期にも1人いただろ?まだ居ても別に変じゃない」






    ベルトルト「‥確かに否定は出来ない」





    ベルトルト「くそっ‥僕たちもついていけば良かったんだ!なんであの時‥」






    ライナー「ベルトルト‥辛い気持ちは理解している‥だが現実を受け入れろ」






    ベルトルト「‥」





    ライナー「それに‥まだアニが死んだとも捕まってるとも限らないんだ。」







    ライナー「アニの行方を知るためにも‥まずは兵士共を蹴散らそうぜ」







    ベルトルト「だけど‥本当にアッカーマン一族がまだいるとしたら‥正攻法で勝てるのか?」




    ベルトルト「それにエレンもいる‥鎧でも関節技なら‥」






    ライナー「お前の言う通りだ。今のパラディ島勢力を真っ向から相手にするのは危険過ぎる」






    ベルトルト「なら‥どうする?」








    ライナー「俺に秘策がある」





    ベルトルト「それは本当かい?ライナー?」








    ライナー「あぁ‥リスクは大きいが‥成功したら壁の中を地獄に変えてやる事ができる筈だ」








    ライナー「その混乱に乗じてアニの捜索もするぞ。大丈夫だきっとアニも見つかる」







    ライナー「俺たちの使命だって‥必ずやり遂げる事が出来るさ」







    ベルトルト「あぁ‥やろう」






    ベルトルト「ここからが正念場だ」








    ガシッ








  79. 79 : : 2020/01/01(水) 00:18:42
    ー同時刻 トロスト区 調査兵団本部ー




    ハンジ「今日から訓練を開始するが‥その前に君たちに見せたい物がある」





    全員「」ザワザワ





    ハンジ「王政より支援が増加した事は前にも話したよね?」





    ハンジ「王政は私たちに資金提供だけでなく、最先端の技術も提供してくれたんだ」






    ハンジ「これを見てくれ」スッ







    フロック「何だあの鉄の棒は?」






    コニー「まさか新しいブレードか?」





    ジャン「流石にそれはないだろう」





    サシャ「食料を確保するための武器ですかね?」






    ジャン「それはもっと無いだろ‥」







  80. 80 : : 2020/01/01(水) 00:23:20
    ハンジ「君たちの報告によると、鎧にはブレードによる攻撃は一切通じなかったようだね」





    ミカサ「はい‥膝の裏に対してはブレードも有効でしたが‥それ以外には効果がありませんでした」






    ハンジ「その膝の裏も鎧が隙を見せてくれないと攻撃すら出来ないだろ?」






    ミカサ「はい‥エレンが鎧を押さえていたので‥エレンが抑えてくれて無かったら‥攻撃は難しかったでしょう」






    ハンジ「つまりブレードでは鎧を倒す事は無理だ。このまま奴らとの再戦を挑む事になれば‥勝利は出来ないだろう」






    全員「‥」








    アルミン「それで‥その鉄の棒が鎧を倒せる武器になるんですか?」







    ハンジ「せめて槍って言ってくれよ」






    ハンジ「言葉で説明するより実際に見せた方がいいね。外に行くよ」










  81. 81 : : 2020/01/01(水) 00:28:23
    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ





    全員「!?」





    ハンジ「凄い威力だろ?」






    ハンジ「雷が落ちたみたいだから‥これは雷槍と呼んでいる」







    ハンジ「これが本当に実際に鎧に通じるのかは、実際に撃ち込んでみないと分からない」







    ハンジ「しかしこれなら通常の巨人に対しては有効だ」





    ハンジ「雷槍を使えば死亡率を格段に減らす事が出来るだろう。ブレードの訓練も行うが、雷槍の訓練もこれからは行う事になる」








    ハンジ「雷槍はその破壊力故に撃った人間に対しても危険が生じる。訓練でも死者が出る可能性がある。十分に気を引き締めてくれ」









    全員「ハッ!!」











  82. 82 : : 2020/01/01(水) 00:33:49
    ー訓練終了ー




    エルヴィン「訓練ご苦労。これよりエレンの巨人実験をやる」




    エルヴィン「全員外へ」






    エレン「実験‥」






    アルミン「エレンの巨人の力は人類にとって大きな希望になるからね」





    アルミン「これは必要な事だよ」






    エレン「あぁ‥分かってるさ」







    ミカサ「でも私は少し心配‥」









    エルヴィン「エレンの巨人実験についてはハンジに一任している」





    ハンジ「エレーン!!!」ガシッ






    エレン「は、はい!?」






    ハンジ「これから宜しく頼むよ‥私は君の身体を調べ上げる事は人類の勝利に繋がると信じているんだ。私や皆んなの期待に応えるためにも君の頑張りには期待しているからね」






    エレン「わ、わかりました‥役目を果たせるように努力します」







    アルミン(何だか心配だな‥)











  83. 83 : : 2020/01/01(水) 00:41:31
    ビキビキビキ!!!






    全員「!?」






    ハンジ「ひとまず‥硬質化実験は成功だな」







    エレン「はぁ‥はぁ‥くっ‥」







    ミカサ「エレン!!!」バシュッ







    リヴァイ「あの根暗野郎‥また勝手な行動を‥」






    ハンジ「まぁまぁ‥大目に見てあげなよ」






    リヴァイ「‥ちっ‥」








    ハンジ「やったねエレン。まさかこんな小瓶の液体を飲んだだけで硬質化が出来るようになるとはね」







    エレン「はい‥自分でも‥驚いています」






    ハンジ「さぁ今度はもっと硬質化物質を作ってくれるかい?この力でシガンシナの穴を塞がないといけないからね!」






    エレン「」ポタポタ





    全員「!」






    フロック「エレンの奴‥血が出てるぞ」






    ジャン「やっぱり巨人の力は都合の良いもんじやねえな」






    コニー「でもエレンの力が希望になる事には変わらないだろ?」






    ジャン「あぁ‥だがあまり期待しすぎるのも危険だと思う」













    エレン「す、すみません‥巨人になれません」






    ハンジ「そ、そんな」





    リヴァイ「おい‥コイツが無限に硬質化物質を作れるとは思わない方がいいぞ」





    リヴァイ「巨人化するだけでも体力をかなり消耗するからな」






    ハンジ「そうだね‥残念だけど今日の実験は終わりにするよ」シュン







    リヴァイ「まぁそう気を落とすな。訓練初日で硬質化が出来たんだ。先は明るいだろ?」






    ハンジ「まぁ‥そうだね」








    アルミン(ハンジさん‥残念そうだな)







  84. 84 : : 2020/01/01(水) 00:48:30
    ー訓練初日の夜 団長室ー




    エルヴィン「エレンの実験は順調みたいだな」





    ハンジ「あぁ‥まさか初日で硬質化できるとは思わなかったよ」





    エルヴィン「やはり王政は我々の知らない事を沢山知っているようだな」





    ハンジ「あぁ‥」






    リヴァイ「だが奴らのせいで俺たちが苦労しているのは事実だ。何とかしないとな」






    ハンジ「その通りだ。私達がやる事は多すぎる」






    エルヴィン「あぁ」






    ハンジ「王政も何とかしないといけないし‥超大型ら壁外勢力にも警戒しないといけない」








    ハンジ「何より‥9日前にトロスト区で起きた暴徒事件」






    ハンジ「あの事件も巨人との関係性が窺える‥無視できるものではない」







    エルヴィン「その通りだな。我々が劣勢なのはいつもの事だからな」






    リヴァイ「もう慣れただろ?今更そんな事気にしても仕方ないだろ」








    ハンジ「あぁ‥そうだね」











  85. 85 : : 2020/01/01(水) 11:34:12
    ートロスト区暴動から10日後 トロスト区ー




    憲兵「」バシュッ





    ハンジ「あれは‥憲兵?」






    リヴァイ「何だ?」






    憲兵「報告します!」




    憲兵「超大型及び鎧によりウォール・ローゼ北側と東側の壁が破壊されました!!!」







    ハンジ「そんな‥こんなに突然」




    リヴァイ「突然だと?何を当たり前の事を言ってやがる?」





    リヴァイ「どこの世界に今から壁を壊しにいきますよって親切な奴がいるんだ?」






    ハンジ「そりゃ分かってるけどさ」






    リヴァイ「それで?巨人共は侵入したのか?」





    憲兵「北側は比較的少ないんですが‥東側は‥巨人が大量に侵入して大混乱です」






    憲兵「北側は超大型が‥東側は鎧が大量の巨人を引き連れて壁を破壊しました」







    ハンジ「超大型と鎧の行方は?」





    憲兵「超大型は消えて‥鎧は壁の外へ走り去って行きました」





    リヴァイ「まさか内側の門まで破壊されたのか?」




    憲兵「はい‥現在は巨人の応戦で精一杯です‥」






    リヴァイ「北側は特にヤバイじゃねぇのか?巨人が少ないとは言え、北側の兵士共は東西南北の中でも最弱だからな」





    ハンジ「リヴァイ‥」





    リヴァイ「あ?事実だろうが?」






    憲兵「仰る通りです‥」





    リヴァイ「‥お前新兵だろ?」




    憲兵「はい‥そうですが?」




    リヴァイ「真面目な先輩方はどうした?」





    憲兵「応戦しに行ってます」




    リヴァイ「それは良かった‥さすがに奴らも危機的な状況なのは理解しているみたいだな」







    ハンジ「リヴァイ‥この事を早くエルヴィンに伝えないと」




    リヴァイ「分かってるさ‥もう戻っていいぞ。お前にもやる事があるだろ?」





    憲兵「了解です‥失礼します」バシュッ












  86. 86 : : 2020/01/01(水) 11:40:28
    リヴァイ「しっかしライナー達も仕事熱心なんだな。こんな朝早くから壁を破壊して」




    リヴァイ「よっぽど俺たちを殺したいらしい。全く迷惑な事だ」





    ハンジ「リヴァイ‥何とかなると思うか?」





    リヴァイ「何とかするしかねぇだろ」





    ハンジ「巨人が沢山入ってきてるなら壁を塞ぐにはエレンの巨人の力が必要になる」




    ハンジ「エレンは今のところ巨人化は3回できるが‥全身硬質化は一回しか出来ない」






    リヴァイ「また手頃な岩とか見つければいいだろ?」




    ハンジ「でも東側と北側まで‥往復するには時間がかかる‥それに西側の壁も破壊されるかもしれない」






    リヴァイ「そうだな。穴を塞いでもまた奴らに壁を破壊されたら意味がないからな。」








    ハンジ「‥とにかく‥私達が勝てる可能性は‥さらに低くなった」







    ハンジ「それに敵はたぶんライナーとベルトルトだけじゃない‥」



    ハンジ「私達は巨人の謎も解明できず‥その他の敵勢力を見つけ出すことも、ライナー達を殺す事も出来ずにこの日を迎えた」










    ハンジ「私達人類は負けた‥」









  87. 87 : : 2020/01/01(水) 11:43:24
    リヴァイ「人は戦う事をやめたとき初めて敗北する」




    リヴァイ「戦い続ける限りまだ負けてない」





    ハンジ「ミケの言葉だろ‥それ」





    リヴァイ「そうだ。俺たちは10日前に長い付き合いだった仲間を沢山失った」




    リヴァイ「俺の班の奴も‥ミケの班もな。」





    リヴァイ「アイツらの死を無駄にしない為にも、俺たちが諦めてどうする?」






    ハンジ「分かってるさ‥けど」





    リヴァイ「もう黙れ。早くエルヴィンに報告しに行くぞ。」バシュッ







    ハンジ「‥」バシュッ








  88. 88 : : 2020/01/01(水) 11:50:04
    ートロスト区 調査兵団本部ー




    エルヴィン「全員揃っているか?」ガチャ




    全員「ハッ!!」





    エルヴィン「今日の訓練は中止だ」






    エレン「え?それはどういうことですか?」





    エルヴィン「ライナーとベルトルトによって北と東の壁が破壊された」






    全員「!?」




    「2つも破壊されたのか!?」


    「なら巨人が入ってきているのか!?」



    「カラネス区には‥俺の家族が」





    エルヴィン「静粛に!!ここで無駄話をしている暇はない!」





    エルヴィン「総員直ちに戦闘準備!!我々の使命を果たす時が来たのだ!!!」








    全員「‥」








    リヴァイ「お前ら‥返事がないようだが?」








    フロック「壁が2つも破壊されたなら‥西側も破壊される可能性がある‥」



    フロック「いや‥トロスト区もまた破壊される可能性がある‥そうですよね?」





    エルヴィン「そうだ」





    フロック「なら‥俺たちが戦いに行っても‥無駄死にする可能性が高い‥そうですよね?」





    エルヴィン「そうだ」





    フロック「‥なら‥別に任務に背いて死のうと‥同じ事ですよね?」






    エルヴィン「全く持ってその通りだ」






    全員「!?」







  89. 89 : : 2020/01/01(水) 11:54:52
    エルヴィン「どんなに幸福な人生を歩めたとしても」



    エルヴィン「貧乏な人生であっても、巨人に食べられて最期を迎えようとも同じだ」




    エルヴィン「人はいずれ死ぬ」




    エルヴィン「ならば人生に意味はないのか?我々が戦う事には何の意味もないのか?」





    エルヴィン「我々がこれから死にに行く事には意味がないのか?」







    エルヴィン「いや違う!!!」





    全員「!?」







    エルヴィン「我々がここに生きているのは、犠牲になってくれた者達のおかげだ!!」





    エルヴィン「あの哀れな死者を!!勇敢なる死者を想う事が出来るのは生者である我々だけだ!!」







    エルヴィン「我々はここで死に!!次の犠牲者に意味を託す!!」








    エルヴィン「家族に自分達と同じ恐怖を味わせたく無いのなら!!!ここで逃げてどうする!?」









    エルヴィン「今一度人類のために心臓を捧げよ!!!」










    全員「‥ハッ!!!」









  90. 90 : : 2020/01/01(水) 11:58:49
    ー同時刻 ローゼ北側ー



    ベルトルト「やっと来たか!?ライナー!!こっちに来てくれ!!」





    巨人「」ゾロゾロ





    鎧「」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ






    巨人「」グシャ





    ベルトルト「次は西側の壁を破壊する!!それでいいんだろ!?」





    鎧「」コク







    ベルトルト「それが終わったら‥パラディ島最北を目指す‥だよね?」





    鎧「」コク






    巨人「」ゾロゾロ






    ベルトルト「くそっ‥やっぱり僕たちに反応してくる‥ライナー!!急いでここを離れるぞ!!」







    ベルトルト「ここから離れれば巨人は城壁都市に入る!!」







    鎧「」ズシン、ズシン
































    ベルトルト(アニ‥どこにいるんだ?‥必ず助けに行くぞ!!!)









  91. 91 : : 2020/01/02(木) 10:01:00
    ー同時刻 トロスト区ー




    エルヴィン「用意は出来たな!!これより任務遂行のために移動を開始する!」







    アルミン「あの‥東と北の二手に分かれて行動するんですか?」






    アルミン「それとも全員で東側のカラネス区に行くんですか?」








    エルヴィン「そのどちらでもない。我ら調査兵団は西側の城壁都市を目指す」








    全員「!?」








  92. 92 : : 2020/01/02(木) 10:13:36
    ジャン「団長‥西側の壁はまだ破壊されていません」




    ジャン「巨人が侵入している東側か北側に応援に行った方が良いのでは?」








    エルヴィン「既に決めた事だ。もう出発するぞ」バシュッ








    ジャン「しかし‥」






    アルミン「ジャン‥待ってくれ」






    ジャン「アルミン何だよ?」





    アルミン「仮に東側と北側の城壁都市を死守出来たとしても、またライナー達に破壊されるかもしれない」







    アルミン「壁を破壊できるライナーとベルトルトをどうにかしない限り‥僕たちに希望はない」








    アルミン「団長は西側の壁もも続けて破壊されると賭けたんだ」







    ジャン「理屈は分かるが‥今この瞬間にも大勢の兵士が命を捨てて‥巨人と戦っているんだぞ」








    アルミン「それはそうだけど。ライナー達を殺さないと永遠に巨人の脅威に人類は晒される事になるんだよ」









    アルミン「何かを変える事が出来る人がいるとすれば、何かを捨てる事が出来る人だと僕は思う」






    ジャン「!」






    アルミン「団長は大勢の兵士を見捨てて、ライナー達の対処を優先した」







    ジャン「間違ってないかもしれないが‥こんな大胆な作戦を取る団長はどうかしてるぜ」







    アルミン「だけど」






    アルミン「巨人を上回るためには人間性さえも捨て去る事が出来ないといけない」






    アルミン「人類と巨人には圧倒的な力の差があるからね」











    ジャン「あぁ‥行くぞアルミン。お前の話を聞いて少し楽になってきた」






    ジャン「どうやら腹を括るしか無いようだな」バシュッ









    アルミン(団長の作戦にも驚いたけど‥)





    アルミン(今までは目立った動きをしていなかったライナー達がこんな大胆な事をするとは‥)







    アルミン(それに僕たちの敵は巨人だけじゃ無い‥)






    アルミン(油断してると‥後ろから)






    ジャン「アルミン!そろそろ行かないと部隊に遅れを取るぞ!!急げ!!」






    アルミン「分かってる!!!」バシュッ













    アルミン(せめて‥ライナー達を何とかするまで‥何も起きない事を期待しておくか‥)バシュッ










  93. 93 : : 2020/01/02(木) 10:21:30
    ー調査兵団、西側城壁都市に向けて移動中ー





    エレン(なぁ‥ライナー)ドドドッ→馬の足音






    エレン(お前ら一体どういうつもりだ‥お前の心底正義感気取ってる姿を思い出すと‥)ドドドッ






    エレン(吐き気がしてくんだよ‥)ドドドッ










    エレン(俺が殺してやる‥必ず)ドドドッ








    ミカサ「エレン」ドドドッ







    エレン「あ?何だよミカサ?」







    ミカサ「お願いだから無茶だけはしないで。」ドドドッ







    エレン「ミカサ‥無茶しないといけない状況だろ?特に俺が頑張らないでどうするんだ?」ドドドッ











    ミカサ「でも‥あなたは死に急ぐから‥」ドドドッ







    エレン「お前だって分かってるだろ?もうそんな甘い事を言ってる場合じゃない」ドドドッ








    エレン「人類存続の瀬戸際なんだぞ。覚悟を決めないといけない。違うか?」ドドドッ








    ミカサ「ええ‥」ドドドッ










    エレン(それに俺は死なねぇよ‥)ドドドッ










    エレン(外の世界を見るまではな‥)ドドドッ









    エレン(ライナー達をぶっ殺したら‥破壊されたローゼの壁を塞ぐ)ドドドッ







    エレン(そして地下室だ‥世界の真実を)ドドドッ








    エレン(暴いてやる‥必ずな)ドドドッ










  94. 94 : : 2020/01/02(木) 10:40:45
    ー同時刻 ミッドラス宮殿ー




    ???「まさか壁が2つも破壊されるとはな」






    ケニー「あぁ‥奴らもとうとう本気になって人類を滅ぼす気だぞ?どうするんだ?」






    ???「お前ら対人制圧部隊は雷槍を装備して、巨人の襲来に備えよ」







    ケニー「俺たちを巨人が入ってきてる地区に派遣しなくていいのか?」






    ???「当たり前だ。今死んでいるのは全て下級国民だ。奴らがいくら死のうと我々上級国民さえ存続していれば、マーレを打倒する事は出来る」








    ケニー「へっ‥そうだな」







    ケニー「だが流石にここまで攻め込まれる事はねぇだろ?」








    ???「私が感知しているエネルギーを察するに超大型と鎧はかなり消耗している」





    ???「しかし女型の巨人という脅威が健在している。やはりお前達にここを守ってもらわねば安心して実験すら出来ない」







    ケニー「さすがの上級国民様でも巨人には勝てないもんな。」






    ???「今はまだな‥だが実験を行い続けて‥この力の全てを解放できるようになれば‥」







    ???「我々が世界を滅ぼす力さえも手に入れる事が出来る」







    ケニー「へいへい、そうだな。俺はとにかく見張りをしてくるぜ。何かあったら呼べよ」








    ???「あぁ‥」












    ケニー(この状況は俺にとっても好都合だ‥)スタスタ









    ケニー(この世界を盤上ごとひっくり返す‥)スタスタ













  95. 95 : : 2020/01/02(木) 10:50:19
    ーウォールローゼ 西側城壁都市 城壁ー



    ベルトルト「ライナー!!見えてきたぞ!!」





    鎧「」ズシン、ズシン







    ベルトルト「さぁ‥壁を破壊してとっとと離脱しよう‥そろそろ君も体力が限界な筈だ」








    鎧「!」ズシン、ズシン








    ベルトルト「あれは‥兵士の部隊?‥駐屯兵団が僕たちに気づいたのか!?」








    ベルトルト「だけど構う事はない!このまま壁を破壊するぞ!!!」















    エルヴィン「鎧を発見!!総員戦闘用意!!!各自目的を果たして、奴らを駆逐せよ!!」バシュッ







    全員「ハッ!!」バシュッ












    ハンジ「私の分隊は周りの無垢の巨人の相手だ!!!」









    ハンジ分隊「ハッ!!!」













    ベルトルト「何だよ‥動きが違う‥まさか」








    鎧(あの紋章は‥調査兵団か!?)ズシン、ズシン








    ベルトルト「ライナー!!調査兵団だ!!」








    ベルトルト(このままだと僕は殺されてしまう!!!ならば!!)バシュッ












    フロック「1人飛び立ったぞ!!!」









    ジャン「あれはベルトルトか‥」










    エルヴィン「ハンジ分隊以外は鎧と超大型の相手だ!!!ベルトルトは今人間体だ!!」






    リヴァイ「やるなら今だな‥」バシュッ









    ベルトルト「え‥」ザシュッ









    リヴァイ「ふん‥」












    ベルトルト(そんな‥馬鹿な)











    コニー「すげぇ!!ベルトルトの身体が真っ二つになったぞ!!」








    サシャ「さすがリヴァイ兵士長ですね‥」












    エルヴィン「まだ鎧がいる!!油断するな!!」











  96. 96 : : 2020/01/02(木) 10:57:39
    ベルトルト(そんな‥僕はここで終わるのか‥)ベシャリ






    エレン「エルヴィン団長!!ベルトルトの上半身が壁の上に落ちました!!!」









    エルヴィン「‥」







    エルヴィン(ベルトルトがまだ力を残しているのなら‥あるいは‥)











    ベルトルト(何で邪魔をするんだよ‥僕は‥僕たちはただ故郷に帰りたいだけなのに)ビリビリビリ












    フロック「団長!!壁の上から光が!!」







    エルヴィン「!」









    ベルトルト「悪魔の末裔が根絶やしにしてやる!!」カァッ



















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ










    全員「!?」












    鎧(ベルトルト‥もう力が残っていなかったはず)










    鎧(これはマズイぞ‥)










    超大型「」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ








    リヴァイ「とうとう巨人化しやがったな」








    リヴァイ「エルヴィン‥俺が1人で超大型をやる。」






    全員「!?」






    エレン「リヴァイ兵士長1人でですか!?それはいくらなんでも!」






    エルヴィン「総員!!目標を鎧に絞るぞ!!エレン!!」









    エレン「しかし‥」






    リヴァイ「鎧はお前の力と雷槍が無いと倒せない‥そっちは任せたぞ」バシュッ










    エレン「は、はい!!」バシュッ

















    鎧「」ズシン、ズシン










    エレン「ライナー!!!!!」バシュッ









    鎧「!」ズサァッ











    進撃「」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ











    鎧「‥」




















  97. 97 : : 2020/01/02(木) 11:07:52
    リヴァイ「全く‥無駄にでけぇ図体しやがって」チャキン





    超大型「!」ブオオオオオオオオオン!!






    リヴァイ「オセェ‥そんな攻撃当たらないぞ!」バシュッ









    超大型「‥」








    リヴァイ「終わりだ!!」バシュッ










    超大型「」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!ブオオオオオオオオオン!!!










    リヴァイ「くっ!?」ガキンッ!!!









    リヴァイ(アンカーが外れた‥くそっ‥)バシュッ









    超大型「」ブオオオオオオオオオン









    ズガァッ!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ







    リヴァイ(攻撃は遅いから避ける事は簡単だが‥このままだと壁が‥)バシュッ














    超大型「ウオオオオオオオオオオオオオオッ」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツブオオオオオオオオオン













    リヴァイ(何よりこの熱風は厄介だな‥)








  98. 98 : : 2020/01/02(木) 11:29:33
    鎧(なるほど‥ベルトルトの相手はリヴァイ兵士長だけか)スッ




    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ」ダッシュ







    鎧(残りは俺の相手‥だが無駄だ)







    鎧(リヴァイ兵士長がいくら強かろうと‥超大型が熱風を放っている限り‥到底敵わない)









    進撃「」ブォン!!!






    鎧(無駄なんだよエレン‥お前の打撃じゃ俺にはー)ドォッ






    鎧「!?」バキンッ








    鎧(鎧の顔面が砕けただと!?何が起きたって言うんだ!?)バラバラ





    鎧(あれは‥硬質化!?エレンの奴いつの間に身につけたんだ!?‥いやそんな事はどうでもいい‥)





    鎧(視界が‥まともに受けちまった‥)ヨロッ








    エルヴィン「今だ!!!一斉にかかれ!!!!!」バシュッ







    全員「ハッ!!!」バシュッ








    鎧「!?」フラッフラッ







    鎧(兵士が動いただと!?‥だが兵士の刃が何だって言うんだ?)







    鎧(そんなんじゃ全身に張り巡らせた硬質化はー)ガキンッ、ガキンッ、ガキンッ!!!
    ガキンッ、ガキンッ、ガキンッ!!!






    鎧「!?」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ

















    リヴァイ「あの大爆発は‥やったのか?」









    超大型(ら、ライナー!?今のは一体‥調査兵団は大砲でも持ってきていたのか!?)







    超大型(しかし‥大砲の威力にしては強力過ぎる‥)ガキンッ、ガキンッ











    リヴァイ「おい‥よそ見とは随分と余裕なんだな‥」バシュッ












    リヴァイ「」ブォン









    超大型(速い‥後ろに回り込まれた!!だが!!)ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツブオオオオオオオオオン










    リヴァイ「ちっ‥やっぱり近づけねえか」バシュッ











    超大型(よし‥)ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ












    超大型(あれ?‥)ヨロ















    リヴァイ「やはり筋肉以外には刺さったままだな」バシュッ










    リヴァイ「骨が浮き出てるぞ!!弱点が丸見えだ!!」バシュッ










    超大型(顔が吹き飛んだ‥さっき何かやられたのか!?)










    リヴァイ「おらっ!!!」ガキンッ、ガキンッ








    リヴァイ「‥」バシュッ









    超大型「!!??」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ









    超大型(下半身がないから‥くそ‥バランスが‥)グラッ


















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!










    全員「!!」










    ミカサ「超大型が落ちた?」











    コニー「どうやら‥兵長が優勢みたいだな‥」








  99. 99 : : 2020/01/02(木) 11:55:34
    超大型(頭を打ったのか‥意識が)ムクリ








    リヴァイ「じゃあな」ザシュッ









    ベルトルト「!!??」ブシュ








    リヴァイ「手足も切り落としておくか」ザシュッ、ザシュッ!!








    ベルトルト「ぐわあああああああああああ!!!!」ブシャァ









    リヴァイ「身体を激しく損傷して、回復に精一杯の間は巨人化できない。そうだったよな?」







    ベルトルト「‥」グッタリ







    リヴァイ「そもそもお前は短時間の間にあの巨体を2回も作り出しているんだ。」






    リヴァイ「手足は切り落とす必要はなかったか?まぁどっちでもいいんだがな」


























    全員「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」











    「超大型と鎧を倒したぞ!!!」


    「これで人類はまた一歩勝利に近付いたぞ!!」















    エレン「」ブシュ!!!








    ミカサ「エレン!」バシュッ






    エレン「終わったな‥ミカサ‥」







    ミカサ「うん‥」







  100. 100 : : 2020/01/02(木) 12:09:00
    アルミン「‥」




    エレン「アルミン?」




    アルミン「会話の余地なんて無かった‥これは仕方ない事だったんだ‥」







    ミカサ「‥」











    ジャン「は‥ははっ!!ざまぁねぇぜ」




    ジャン「散々手こずらせやがって‥この悪党め!!」







    コニー「ら、ライナー‥」







    サシャ「ううっ‥」






    ジャン「泣くな!!俺たちがやったんだぞ!?」





















    鎧「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」







    全員「!?」











    フロック「そんな‥頭を吹き飛ばしたのに‥」








    エルヴィン「くっ‥こうなったら残りの雷槍でライナーの身体を全て吹き飛ばすぞ!!!」












    ハンジ「エルヴィン!!!」









    エルヴィン「ハンジ‥他の兵士はどうした?」







    ハンジ「私以外は殺されたよ‥」






    全員「!」








    エルヴィン「何があった?」







    ハンジ「女型の巨人が‥無垢の巨人をたくさん引き連れて来たんだ‥」







    エルヴィン「‥馬鹿な‥アニレオンハートは水晶体の中に身を隠していた‥しかも」








    エルヴィン「トロスト区から‥ここまで来たと言うのか?」









    ハンジ「‥そう言うことになる‥」















    フロック「団長!!こちらへ複数の巨人が向かっています!!」








    エルヴィン「‥」






    フロック「鎧は無垢の巨人がいる方へ走り去って行きましたが‥」










    エルヴィン「‥総員‥雷槍を全て巨人にくれてやれ」






    エルヴィン「その後はベルトルトを奪取して、壁上固定砲と立体機動のブレードで巨人を掃討する」








    全員「ハッ!!!」









  101. 101 : : 2020/01/02(木) 12:16:14
    ー数時間後 ウォールローゼ トロスト区ー





    ライナー「はぁ‥はぁ‥」






    アニ「何とか‥なったね‥」







    ライナー「すまない‥礼を言う」






    アニ「戦士として当然の事をしただけだよ‥」







    ライナー「それとお前に謝らないといけない‥ベルトルトを‥助けられなかった」







    アニ「‥アイツの運命だったのさ‥仕方ないよ」ムクリ







    ライナー「それにしてもアニ‥よく俺たちがローゼ西側にいるとわかったな」







    ライナー「それともお前の勘か?」






    アニ「‥私が目覚めたとき‥兵士達がいなかったからね」






    アニ「だから非常事態って事はわかった‥」








    ライナー「なるほど‥」






    アニ「それで‥たまたま西側からアンタ達を探しに行った‥それだけさ」








    ライナー「運が良かったな‥東側から行っていたら‥お前は死んでいたかもしれん」








    アニ「悪運は私たちは強いからね‥」








    ライナー「そうだな‥」











  102. 102 : : 2020/01/02(木) 12:22:12
    ー同時刻 ローゼ西側城壁都市ー





    ハンジ「何とか‥なったね」





    エルヴィン「あぁ‥この周辺の巨人共を駆逐し、ベルトルトを奪取する事は出来たが」







    エルヴィン「まだ鎧と女型が残っている。脅威はまだ去ってない」













    エルヴィン「それに‥我々にはまだやる事があるしな」








    エルヴィン「そろそろ決めなければなるまい。誰が超大型を継承するのかをな」









    全員「‥」








    リヴァイ「この注射をして巨人化して、ベルトルトを食えば超大型の力を奪う事が出来る」








    リヴァイ「王政の連中が言っていた事だ‥信用出来るのか?」







    エルヴィン「王政はトロスト区の暴徒事件があって以来は我々に協力的だ」








    エルヴィン「嘘は言ってないだろう」









    リヴァイ「だと言いがな‥奴らはまだ俺たちに隠し事をしているみたいだが?」






    エルヴィン「そうだな‥しかし隠し事があるのは我々も同じだろ?」





















    エレン「団長。提案があります」








    エルヴィン「なんだ?」








    エレン「超大型の力はアルミンが継承すべきだと思います」







    全員「」ザワザワ







  103. 103 : : 2020/01/02(木) 12:29:50
    アルミン「え?」





    エルヴィン「理由は?」





    エレン「アルミンは俺が初めて巨人化した時に‥様々な推測をたてて‥しかもそれは当たっていました」





    エレン「トロスト区暴徒事件の際には鎧と超大型に対する対抗策も導き出してくれました」






    エレン「アルミンは昔から俺たちを正解に導いてくれる力があります」







    アルミン「エレン‥」






    エレン「頭脳や発想の非凡さに関しては、いずれ団長を超える可能性があると俺は思っています」








    全員「!」






    リヴァイ「それは言い過ぎだな。その金髪キノコがそんなに優秀な奴には思えないな」







    エレン「俺はアルミンが人類の勝利に貢献すると信じています。」






    エレン「しかしアルミンは戦闘能力が低く、身体能力も兵士の基準に達していません」








    アルミン「!」





    エレン「これではいつか巨人に食べられてしまうかもしれない。トロスト区暴徒事件を生き延びたのも、運が良かったからでしょう」








    ジャン(コイツ‥親友に対して割とズバズバ言うタイプだよな)








    エルヴィン「つまり超大型の力を継承すれば、アルミンという人材を失わずに済むと言いたいのか?」






    エレン「はい。」















    エルヴィン「なるほど‥他に案のある者はいるか?」






    フロック「団長私からも提案がございます」









    エルヴィン「言ってみろ」







  104. 104 : : 2020/01/02(木) 12:34:59
    フロック「私は超大型の力は団長かリヴァイ兵長やミカサのような戦闘能力の高い兵士に委ねるべきだと思っています」





    エルヴィン「その理由は?」





    フロック「まず団長は我々調査兵団にとって希望であり、失ってはいけないからです」




    フロック「超大型の力を団長が継承すれば、死亡率が格段に下がる。それによってさらに前線に出れるため指揮系統もより機能するようになるでしょう」






    エルヴィン「確かにそうだな」




    フロック「次に戦闘能力の高い兵士に委ねる理由についてですが」





    フロック「これは単純に更なる戦力の増強が望めると思いました」






    リヴァイ「俺は巨人の力なんぞに頼るつもりはない」







    フロック「私はあくまで合理的な判断を下しているだけです。」








    フロック「それにエレンの話も一理あると思いますが」




    フロック「アルミンが優秀なのは事実です。しかしそんな曖昧な理由だけでアルミンに超大型の力を委ねるのは危険ではないでしょうか?」








    エレン「おい‥」ガシッ







    ミカサ「エレン‥下がって」












  105. 105 : : 2020/01/02(木) 12:41:29
    エルヴィン「うむ‥確かにフロックの案の方が合理的だ。間違ってない」





    フロック「では‥」






    エルヴィン「いや、超大型の力はアルミンに委ねることにする。すぐさま準備に取り掛かるぞ」









    フロック「そ、それは何故ですか!?」







    エルヴィン「私が死ぬと言うことは陣形が崩壊して、指揮系統まで巨人の侵入を許したことになる。もはやそれは調査兵団の壊滅を意味する」





    エルヴィン「それに年齢的な問題も考えると、私の方が先に死ぬからな」







    フロック「でもアルミンが病気で団長よりも早くに死ぬ可能性がある」





    エルヴィン「しかしそれは私も同じ事だ。それに巨人の力があれば病気もしないかもしれん」








    フロック「‥それでも‥私は納得できません!」







    エルヴィン「指揮権は私に委ねられている。これは命令だ。私の判断には従ってもらう」









    フロック「‥わかりました」









    エルヴィン「アルミン‥いいな?」






    アルミン「僕はそれでも構いませんが‥本当に僕なんかに超大型の力を委ねても大丈夫でしょうか?」







    エルヴィン「理由はさっき言った通りだ」





    エルヴィン「私はアルミン‥君という新しい可能性に賭けてみたくなったのだ」












    エルヴィン「期待しているぞ」









    アルミン「‥ハッ!!!」










  106. 106 : : 2020/01/04(土) 01:18:03
    ー約10日後 トロスト区暴動より20後ー

    カラネス区 憲兵団支部


    カラネス区市長「やっと事態が沈静化してきたな。」



    エルヴィン「えぇ。多大なる被害を受けましたが、北側と東側の穴はエレンの巨人の力で塞ぐ事が出来ました。」





    カラネス区役員「今回はどうにかなったが‥まだ鎧や女型の脅威は健在だ。受けた損害と実績を考慮するに、割に合わない気がするが?」





    エルヴィン「しかし我々は初めて巨人に打ち勝つ事に成功しました。小さな一歩でしょうが、人類にとっては大きな進撃となるでしょう」







    ナイル「エルヴィン‥報告書を読ませてもらったが‥超大型をアルレルトという新兵に継承させたのは本当か?」






    全員「‥」








    エルヴィン「あぁ、本当だ」





    ナイル「何故新兵なんかに‥もっと良い奴がいただろ?合理的な判断に欠けていると思っているのは俺だけか?」





    エルヴィン「報告書を読んでくれれば分かると思っていたが‥アルレルトは非凡な才能を持っている。彼に委ねた事には後悔はない。」






    カラネス区役員「しかし‥国民の反感を買っているのは事実だぞ?」





    エルヴィン「分かっています。実績を上げて国民には、アルレルトに超大型を継承させた事が間違いでは無かったと証明してみせましょう」





    カラネス区市長「そこまで言うのなら後は何も言わない。ただ鎧と女型に関してはどうする?取り逃したそうだが?」




    カラネス区役員「そもそも女型はトロスト区の地下施設に幽閉していたと報告書に記載されていたと思うが?」





    エルヴィン「鎧と女型に対する策は既に考えてあります。その策を元に作戦の立案はされ、訓練も実施しています。」






    ナイル「‥鎧と女型はトロスト区にいる可能性が高いのは本当なのか?」






    エルヴィン「間違い無いだろう。奴らは体力を消耗していた。壁の外‥マリア領域まで行くには体力的に無理だと結論付けている。」




    エルヴィン「それにトロスト区には新設された調査兵団本部があり、武器や食料がある。奴らにとっても休息を取るにも丁度いいだろう」






    カラネス区役員「確かにそうだな‥だがあれから10日も経過している‥とっくに移動しているのでは無いか?」







    エルヴィン「女型は身体を水晶化させて、その後に巨人になり鎧を助けに来ました。そしてトロスト区まで行ったとしたら、かなり体力を消耗しています。」






    エルヴィン「巨人の力を持ってしても壁の外では巨人の脅威に晒される事になる。だからマリアまで逃げると言うリスクは冒すことはないでしょう。」




    エルヴィン「それに10日前から壁の中では兵士による警戒網を展開していますが、目撃情報も一切ありません。」







    ナイル「だが‥トロスト区にいなかったら‥どうするつもりだ?」






    エルヴィン「それならトロスト区を奪還してまた、調査兵団の本部として活用すればいい」




    エルヴィン「鎧と女型がトロスト区に居なかったとしても‥行き先は大体見当がつくしな」






    ナイル「マリア‥か」






    カラネス区役員「シガンシナ区にいる可能性が私は高いと思う」






    カラネス区市長「確かにそうだな。それで?今後の方針について再度話してもらっても構わんかな?」





    エルヴィン「もちろんです」





  107. 107 : : 2020/01/04(土) 01:31:57
    エルヴィン「我々調査兵団は鎧と女型を打倒するために雷槍の訓練を重点的に行い戦闘能力の向上に努めます」



    エルヴィン「当然ながら陣形の訓練や従来通りのブレードによる攻撃の訓練を行います」




    エルヴィン「そして今から10日後にトロスト区奪還作戦を決行します」






    カラネス区市長「‥雷槍か‥王政の技術を取り入れた武器と聞くが、本当に鎧にも通用するのか?」






    エルヴィン「はい。先日の鎧との戦いでそれを証明出来ました。あとは雷槍を兵士が使いこなせるかに全てが掛かっています」





    ナイル「エレンの巨人の力も有効なのだろう?」





    エルヴィン「そうだ」





    カラネス区役員「超大型の力は使わないのか?」






    エルヴィン「鎧には使いません。女型の対策として使います」





    ナイル「何故鎧には使わないのだ?」





    エルヴィン「それは鎧には超大型の力を行使した事が無いからだ」





    エルヴィン「女型は俊敏で厄介だが、身体に関しては普通の巨人と変わらない。つまり超大型の爆風攻撃は必ず通用する」





    ナイル「‥だが‥女型は俊敏なんだろ?超大型のパワーは強力だと思うが、そう簡単に攻撃は当たらないのでは無いか?」





    エルヴィン「その心配はない。アルレルトを立体機動で特攻させて、女型が攻撃する前に巨人化してもらう」





    全員「!?」






    カラネス区役員「それはあまりに危険すぎるのではないのか?アルレルトが死んでしまったら超大型の力は失われる事になるんだぞ?」







    エルヴィン「しかし成功すれば一瞬で女型を仕留める事が出来ます。」




    エルヴィン「女型を瞬殺出来れば、あとは鎧を全ての兵士で袋叩きにすればいいだけです」






    カラネス区市長「‥そんなに上手くいくか?」





    エルヴィン「鎧も女型も我々が超大型の力を保有している事は知りません。そもそも我々が巨人化薬を持っている事すら知らないです」





    ナイル「なるほどな‥後は何かあるか?」





    エルヴィン「いや‥あとはないな」





    カラネス区役員「そうか。なら会議は終わりだ。これからお前も訓練の指揮を取らないといけないだろう」




    エルヴィン「はい。お気遣いありがとうございます」ガタッ










    スタスタ




    バタン







    カラネス区市長「何とかなればいいが‥」





    ナイル「何とかしてもらわないと困りますよ。多くの兵士を失い、領土も破壊されたんですから。」






    ナイル「奴らにはしっかり働いてもらわないと‥」













  108. 108 : : 2020/01/04(土) 01:42:15
    エルヴィン「!」スタスタ




    リヴァイ「終わったか」



    エルヴィン「あぁ‥」





    リヴァイ「‥」





    エルヴィン「まさか盗み聞きをしていたのか?」





    リヴァイ「まぁな。しかしあの事については報告しなくて良かったのか?」






    エルヴィン「‥エレンの家の地下室の事か」





    リヴァイ「エレンの家の地下室にはこの世界の謎が‥世界の真実とやらが分かるらしいじゃないか」





    リヴァイ「そんな事がエレンの家の地下室にあるととてもお前ないが‥この情報は人類にとって重要なんじゃないのか?」







    エルヴィン「あぁ。エレンの家の地下室には世界の真実とやらがあることは俺は確信している」






    エルヴィン「だが上に報告してはマズイ」




    リヴァイ「‥それは‥上の連中が既に世界の真実を知っていて、敢えて俺たちには黙っている‥」





    リヴァイ「そう言う事か?」




    エルヴィン「あぁ‥王政は20日前のトロスト区暴動以来‥我々に資金と技術を提供して‥協力的な姿勢を見せてきた」




    エルヴィン「そこで分かったのは王政は我々が知らない技術と知識を持っていること。そして我々に教えたのは氷山の一角に過ぎない」






    リヴァイ「なるほど‥確かにエレンの家の地下室の事を王政に教えたらトロスト区奪還作戦が出来なくなりそうだな」







    エルヴィン「‥私達が王政と同等の知識を得たら、王政が何者か分かるはずだ」





    リヴァイ「確かなのは奴らが糞野郎って事だな」








    エルヴィン「ふっ‥そうだな」















  109. 109 : : 2020/01/04(土) 01:53:32
    ー数時間後 王都ミッドラスー



    ケニー「よぉ‥」ガチャ




    ???「ケニーか?」





    ケニー「いよいよ10日後‥調査兵団がトロスト区奪還作戦を開始するみたいだぞ」





    ケニー「そして鎧と女型のガキが居なかったらシガンシナまで行ってマリアも奪還するらしいぞ」







    ???「そうか‥」





    ケニー「‥ところで‥いつものお友達はどうした?」






    ???「私が真の上級国民になるために犠牲になってもらったよ」







    ケニー「‥へっ‥そうかよ」






    ケニー「さすがだなロッド。例え昔からのお友達でも自分のためなら切り捨てるのか?」







    ロッド「仕方ない事だ。敵は世界だ。こうでもしないと勝つことは出来ん」






    ケニー「でも調査兵団にこのまま好きにさせてもいいのか?奴らどんどん強くなってるぞ?」






    ロッド「むしろ好都合だ。奴らにはマーレの戦士の力を全て奪い取ってもらうからな」






    ロッド「マーレは巨人の力に依存している。マーレの戦士を失えば国力は低下して、ほかの敵国から総攻撃を受ける」




    ロッド「そうすれば上級国民計画を完成させるまで時間稼ぎになる」





    ケニー「‥その上級国民計画ってのは本当に世界をひっくり返す事が出来るのかよ?」






    ロッド「あぁ。間違いない。ただ実験の反復によってこの計画を実施する上である問題に直面した。」





    ケニー「それはお友達の犠牲によって分かったのか?」




    ロッド「あぁ」








    ケニー「で?その問題ってのは?」









    ロッド「それは時期が来たら話す。お前たち対人制圧部隊は来るべき日のために訓練により一層精進してくれ」






    ケニー「言われなくてもやってるよ。強くなる事は俺の生きがいだからな」スタスタ













    ガチャ、バタン






  110. 110 : : 2020/01/04(土) 01:56:28
    ケニー(とうとう他の王政の連中にまで手を出し始めたか‥)スタスタ





    ケニー(今のところ俺らににも調査兵団にも手を出してないが、それは時間の問題だな)スタスタ






    ケニー(俺はアッカーマンの力があるから、奴の支配能力も効かねぇし、暴徒にされる事もねぇ)スタスタ








    ケニー(とはいえ‥安心は出来ないがな‥)スタスタ







    ケニー(俺を散々利用しているつもりだと思うが‥最後に勝つのは俺だ)スタスタ










    ケニー(その時まで楽しみに待っていろよ‥)スタスタ








    ケニー(俺を利用した事を後悔させてやるからな)
    スタスタ










  111. 111 : : 2020/01/04(土) 01:59:20
    ー10日後 暴徒事件より1ヶ月後 トロスト区ー






    アルミン「団長‥」バシュッ






    エルヴィン「!」





    アルミン「あれからかなり捜索していますが、ライナーとアニはいないようです」







    エルヴィン「そうみたいだな」









    リヴァイ「エルヴィン!」バシュッ







    エルヴィン「なんだ?」






    リヴァイ「トロスト区周辺の無垢の巨人は片付けたぞ」






    エルヴィン「了解した‥」












    バシュッ!!!










    全員「!」










    エレン「あれは招集の合図‥」






    ミカサ「行きましょう」バシュッ









  112. 112 : : 2020/01/04(土) 02:05:34
    エルヴィン「揃っているな」




    エルヴィン「捜索の結果‥食料と武器が大量に消えているのが判明した」




    エルヴィン「ライナーとアニが持ち去ったのだろう。つまり奴らはマリア領域のどこかで潜伏している可能性が高いと言える」






    全員「!」








    エルヴィン「これより作戦は第二段階に移行する!!ウォールマリア奪還作戦を決行する!!」







    エルヴィン「四時間後にシガンシナ区を目指して、破壊された穴を塞ぐ!!」





    エルヴィン「奴らがいるのはシガンシナ区だろう‥交戦は避けられない‥皆心して作戦に取りかかってくれ」







    フロック「あの‥作戦を夜に決行する理由は?」





    エルヴィン「巨人は夜には動かない。それに体力を回復して万全の状態で挑みたいからな」






    エルヴィン「それにウォールマリア奪還作戦の案も話す必要があるからな。」







    エルヴィン「トロスト区調査兵団本部に行って、雷槍とブレード、ガスや食料など必要物資も補給する必要がある」










    フロック「なるほど‥わかりました」











  113. 113 : : 2020/01/04(土) 09:00:48
    ー数時間後 シガンシナ区ー



    ハンジ「見えてきたぞ‥エルヴィン」ドドドッ





    エルヴィン「あぁ‥」ドドドッ








    エレン「帰ってきたのか‥あの日逃げて以来」ドドドッ








    エレン「俺たちの故郷へ」ドドドッ








    エルヴィン「総員物陰に潜む巨人に警戒せよ!!!」バシュッ








    全員「ハッ!!」バシュッ









    エレン(硬質化の練習も巨人化の実験もやってきた‥)バシュッ








    エレン(大丈夫だ‥絶対に上手くいく‥)バシュッ







    エレン(何故なら俺たちはみんな生まれた時から特別で)バシュッ











    エレン(自由だからだ!!)バシュッ












  114. 114 : : 2020/01/04(土) 09:07:42
    リヴァイ「これは‥どう言う事だ」







    エルヴィン「‥」







    リヴァイ「巨人が1匹も居ないなんて‥そんな事があり得るのか?」








    エルヴィン「巨人はウォールローゼを目指して進んでいた。特に人が密集しているトロスト区に巨人は集中していた」






    エルヴィン「もうとっくに巨人は別の場所に移動しているのかもしれんな」









    リヴァイ「‥だといいな」









    ハンジ「エルヴィン!!」バシュッ








    エルヴィン「‥」






    ハンジ「壁の上に野営の跡が見つかったよ」







    エルヴィン「やはり奴らはここへ来ていたのか‥」








    エルヴィン「黒い液体を入れたカップに‥焚き火の跡。それから簡易テントもあったよ」バサッ








    リヴァイ「おいこれは調査兵団の簡易テントじゃないか?」











    ハンジ「それと‥カップは4つ‥あった」








    エルヴィン「何?」







    ハンジ「どうやらライナー君たちはお友達も連れてきてくれたらしいじゃないか」








    ハンジ「楽しくなりそうだよ」










    リヴァイ「まぁ‥敵が何人いようと同じだ。全て殺す。それだけだ」


















  115. 115 : : 2020/01/04(土) 09:17:55
    ディルク「おい!」バシュッ





    ディルク「エレンが外の壁を塞いだぞ!」






    エルヴィン「そうか。」





    ディルク「今内の壁を塞ぎに来ている。このまま続行するだろ?」





    エルヴィン「もちろんだ。」

























    ミカサ「立体機動装置は!?」





    エレン「無事だ。でもやっぱりマントは持っていかれちまった」





    ミカサ「」スッ





    エレン「ありがとう」




    ミカサ「調子は?」





    エレン「問題ない。訓練通り次もいける!」バシュッ







    ミカサ「」バシュッ









  116. 116 : : 2020/01/04(土) 09:25:30
    エルヴィン「つまり敵の巨人は少なくとも4人は存在している」




    エルヴィン「今は敵の位置の特定を第一とする」





    エルヴィン「アルレルト。君はその頭で何度も我々を窮地から救い出してくれた」





    エルヴィン「まさに今その力が必要な時だ」





    アルミン「え‥」










    エルヴィン「必要な数の兵士を動かして、内門周辺に敵が潜んでないか、探り出してくれ」











    調査兵「周囲に敵は見当たりません!!」








    エルヴィン「これよりアルミンアルレルトの指示に従い捜索を続行せよ」







    アルミン「‥!!」







    調査兵複数「‥了解!!」










    調査兵「壁は隅々まで調べたぞ!!さぁ指示をくれアルレルト!!!」










    アルミン「‥区外区内の二手に分かれて内門周辺の建物を調べてください。何かあれば音響弾で報せを‥」







    アルミン「お‥お願いします」








    調査兵複数「了解!!!」バシュッ







    アルミン「‥」バシュッ











  117. 117 : : 2020/01/04(土) 09:28:49
    ディルク「‥また大きく賭けたな」





    エルヴィン「いや実績を見て判断した。彼は我々の大きな武器の一つだ」






    ディルク「エレン達が来るぞ?どうする?」




    ディルク「敵を見つけるまで作戦は中断か?」






    エルヴィン「いいや‥続行する」






    エルヴィン「この敵地では長居は出来ない。長期戦となれば勝機は薄くなる」





    エルヴィン「我々には短期決戦のみに活路が残されている」






    エルヴィン「まぁ‥それもすべては敵の思惑通りだと言うなら、それに付き合うのも手だろう」











    エルヴィン「隠し事があるのは‥敵だけではないからな」スッ








  118. 118 : : 2020/01/04(土) 09:34:17
    アルミン(どうしよう‥もうエレン達が穴を塞ぎに来る‥敵がどこにいるのかも分からない)





    アルミン(敵は何で穴を塞がれても出てこない?やっぱり‥硬質化で巨人の力を使わせてエレンが疲弊したところを狙うためか?)






    アルミン(そうならその直後にエレンを狙うためにこの近くに潜んでいるはずなんだけど‥でもこんなに探してもまだ見つからない)










    アルミン(ま、まずい‥どうする?)





    アルミン(失敗したらもう本当に後がない‥終わりなんだ何もかも)







    アルミン(団長は作戦を止めないだろう。敵に絶好のチャンスを与えることになっても迎え撃つしかないんだ。敵に時間を与えるほどこちらは不利になるから)







    アルミン(分からない‥敵はいつもあり得ない方法で僕らの予想外から攻めてくる‥僕らが不利なのは)








    アルミン(いつだって‥僕らが巨人を知らないからだ)









    アルミン(‥!?)バシュッ









    全員「!?」バシュッ











  119. 119 : : 2020/01/04(土) 09:40:01
    調査兵「アルレルト!!見つけたのか!?」バシュッ






    調査兵2「敵はどこだ!?」バシュッ




    アルミン「まだです!!全員で壁の中を調べてください!!」






    ディルク「壁の中だと!?」





    アルミン「はい!!きっと人が長い間入っていられる空間がどこかにあるはずです!!」






    調査兵3「何故それが分かる!?」






    アルミン「僕の‥勘です」







    調査兵複数「‥」







    ディルク「お前今がどう言う時だか分かっているのか!?そんなことに時間をかけている時間は無いんだぞ!?」





    アルミン「しかし敵はいつだってありえない巨人の力を使って僕たちを追い込んだ来ました!!!」






    アルミン「誰でも思いつく常識の範疇に留まっていては‥到底敵を上回る事は出来ないのです!!」








    エルヴィン「」バシュッ







    全員「!?」



























    ハンジ「あれは作戦中止の合図!?」バシュッ









    ハンジ「総員壁の上に散らばって待機だ!!」









    調査兵複数「了解!!」バシュッ












  120. 120 : : 2020/01/04(土) 09:42:22
    エルヴィン「時に柔軟に時に厳格に。兵士の原理原則に則り最善を尽くせ」





    エルヴィン「指揮系統を遵守せよ。我々は勝利するためにここに来たのだ」








    アルミン「‥再び二手に分かれて壁の中を調査!!扉の上部から入念に調査開始!!」






    調査兵複数「‥了解!!」











  121. 121 : : 2020/01/04(土) 09:49:24
    エレン「他の兵士は何をしているんだ?いいのかよ‥俺たちが止まってて」





    ジャン「あぁ‥これじゃ強襲作戦の意味がねぇ」









    ジャン「けど‥」






    エレン「アルミン‥また何か考えがあるのか?」






    リヴァイ「‥」














    アルミン(いつ何時エレンが壁を塞ぎに現れても対応できる位置)カンカン






    アルミン(常に状況が見渡せる位置があるはずだ)カンカン











    アルミン(そして時が来るまで安全に身を隠せる位置。もしそんな死角があるとすれば‥)カンカン






    アルミン(僕らが壁の中の巨人を知っていると、敵が知らないなら)カンカン










    アルミン(そんな発想はしないだろうと敵は踏んでいるのなら‥あるいは‥)カンカン











    調査兵「ここに空洞があるぞ!!」ザシュッ








    アルミン「ら、ライナー!!!」









    ライナー「ちっ」チャキン









    ライナー「!?」ドスッ









    リヴァイ「!」ザシュッ









    ライナー「‥」








    ライナー「‥」ドクン







    リヴァイ「くそっ!!」ドガッ










    ライナー「」ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ















    リヴァイ「」バシュッ









    アルミン「兵長!?」







    リヴァイ「これも巨人の力か!?あと一歩‥命を断てなかった」
















    鎧「‥」
















  122. 122 : : 2020/01/04(土) 10:01:46
    エルヴィン「周囲を見渡せ!!他の敵を捕捉せよ!!」



    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ






    ドドドッ、ドドドッ、ドドドッ





    全員「!?」










    獣「」ブォーン!!!










    エルヴィン「投石来るぞ!!伏せろおおおおお!!!!」









    ズドォッ!!!ゴゴゴゴゴゴゴ







    マルロ「うお!?な、なんだよ!?」






    フロック「‥大砲?」









    ディルク「外したか‥」






    エルヴィン「いや、いいコントロールだ」








    エルヴィン「奴は扉を塞いだ。馬が通れない程度にな。まず馬を狙い包囲する。我々の退路を断ちここで殲滅するために」













    エルヴィン「我々は互いに望んでいる。ここで決着をつけようと」

















    エルヴィン「人類と巨人。どちらが生き残り、どちらが死ぬのか?」











  123. 123 : : 2020/01/04(土) 10:08:35
    リヴァイ「エルヴィン。鎧が登ってくる」






    鎧「」ガッ!!!





    エルヴィン「総員鎧の巨人との衝突を回避しろ!!奴に近寄るな!!!」






    全員「了解!!!」バシュッ






    エレン「ハンジさん‥攻撃命令はまだですか!?団長は何を!?」





    ハンジ「敵の動きを見ているんだ。どうもライナー君たちは手の込んだ催しで歓迎してくれるようじゃないか」













    獣「」ガシッ、ガチャ









    車力「」ガチャン!!!






    エルヴィン「あの四足歩行型の巨人‥獣に荷物をつけられたぞ」






    ディルク「じゃあ‥あの2匹は知性があるのか?」






    エルヴィン「あぁ、間違い無いだろう」







    エルヴィン「予想よりも敵の規模は大きそうだな」










    獣「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」ドォッ!!!












    巨人「」ダッ!!!!ドドドッ!!













    調査兵「動いた!?2.3メートル級が多数接近してきてる!!!」







    エルヴィン「奴がまず狙うのは馬だ」






  124. 124 : : 2020/01/04(土) 10:18:48
    エルヴィン「敵の主目的はエレンの奪取であるが、そのためにまずは我々から撤退の手段である馬を奪う」





    エルヴィン「依然として巨人の領域となってしまったウォールマリア領から我々が馬なしで帰還する術はない」








    エルヴィン「馬さえ殺してしまえば退路を塞ぐだけで我々の補給路は絶たれる」








    エルヴィン「1週間でも1ヶ月でも動ける者がいなくなるまで待てばいい。敵は交戦のリスクを冒す事なく虫の息となったエレンを奪い去る事が出来るのだから」








    エルヴィン「まさに今、敵の大型巨人が隊列を組んで動かないあたり‥それ自体が檻の役割を担うものだと確信できる」







    リヴァイ「じゃあ‥あの巨人共も全て知性巨人なのか?」






    エルヴィン「それはどうだろうな?」





    エルヴィン「確かに奴らは光と共に突然現れた。しかし野営の跡を見る限りは4人分しかなかった」




    エルヴィン「おかしいと思わないか?」






    リヴァイ「じゃあ何か‥敵は無垢の巨人を操作できるとでも言うのか?」






    エルヴィン「あぁ‥まさに今そうなっているだろう。指揮を採っているのはあの体毛に覆われた獣の巨人だろう」










    リヴァイ「鎧に女型‥獣‥四足歩行型‥丁度4匹揃うじゃねえか?」








    エルヴィン「あぁ‥だが気になるのは我々の接近にいち早く気づいたところだ」







    エルヴィン「知性巨人はその4人以外にも‥まだいるかもしれん」







    リヴァイ「俺たちの接近に気づきそれをいち早く教えた斥候がまだいるのか?‥じゃあ‥5人はいるわけか?」








    エルヴィン「私の推測ではな‥しかしもっと居てもおかしくないだろう」







    アルミン「エルヴィン団長!!鎧がもうすぐそこまで!!」







    アルミン「それにまだアニもどこにいるのか分かりません!!」







    エルヴィン「あぁ分かっている」






  125. 125 : : 2020/01/04(土) 10:22:52
    エルヴィン「」スウッ





    リヴァイ「やっと何かを指示する気になったか‥先に朝食を済ませるべきだったな」







    エルヴィン「ディルク班並びにマレーネ班は内門のクラース班と共に馬を死守せよ!!!!」







    エルヴィン「リヴァイ班並びにハンジ班は鎧の巨人を仕留めよ!!!!」








    エルヴィン「各班は指揮の下に雷槍を使用して、何としてでも目的を果たせ!!!」









    エルヴィン「この一戦に人類存続の全てが懸かっている!!!!!」








    エルヴィン「今一度人類に心臓を捧げよ!!」








    全員「ハッ!!!」バシュッ










  126. 126 : : 2020/01/04(土) 10:28:47
    クラース「聞いたか!?馬を狙ってくる巨人を返り討ちにしてやれ!!!」






    全員「ハッ!!!」






    エルヴィン「リヴァイ、アルミン待て!」






    エルヴィン「リヴァイ班と言ったがお前だけはこっちだリヴァイ」






    リヴァイ「俺にエレンではなく馬を守れと?」







    エルヴィン「そうだ。そして隙を見て奴を討ちとれ」









    エルヴィン「獣の巨人はお前にしか託せない」









    リヴァイ「‥了解した。さっき鎧のガキ1匹殺さなかった失態は獣の首で埋め合わせるとしよう」















    エルヴィン「アルミン。鎧の巨人用に作戦がある。人類の命運を分ける戦局の一つ‥その現場の指揮はハンジと君に背負ってもらうぞ」








    エルヴィン「それと‥女型が出現したら例の作戦を頼むぞ」







    アルミン「!」








    エルヴィン「女型は鎧よりも厄介だ。瞬殺できるか否かで、我々の勝利できるかどうかに懸かっている」








    アルミン「もちろん‥分かっています」















  127. 127 : : 2020/01/04(土) 10:30:08
    鎧「」ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ







    進撃「」スッ










    鎧(エレンの関節技に硬質化による攻撃‥それに兵士のあの奇妙な武器にも注意しないといけないな)スッ










    進撃「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」









    鎧「!」バッ











  128. 128 : : 2020/01/04(土) 10:35:31
    進撃(まぐれかもしれねぇけど‥お前には一度勝っていた)ドォッ




    鎧「!?」バキッ






    進撃(ほとんど‥勝っていた‥一対一なら俺は勝てる!!!)ドォッ!!ドォッ!!







    鎧(くっ‥鎧が‥)バキンッ!!!









    進撃(訓練兵の時からだが‥単純な格闘能力ならアニの方がずっと手強かった)ビキビキビキ!!!







    鎧「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ダッ!!







    進撃「オオオッ!!」ドォッ!!!!









    鎧「!!?」バキンッ!!!









    鎧(お前にはここがどこだが分かるか?)ドォッ








    鎧「グォッ!!」ズシャ!!ゴゴゴゴゴゴゴ











    進撃(ここは‥俺たちの‥故郷があった場所だ!!)ゴゴゴゴゴゴゴ








    鎧「」ムクリ









    進撃(取り返してやるお前らをぶっ殺して‥お前らに奪われた全てを)ゴゴゴゴゴゴゴ












  129. 129 : : 2020/01/04(土) 10:40:16
    アルミン「いいぞ‥エレンが押している」







    コニー「何とかなりそうだな‥」








    ミカサ「でもまだアニがどこにいるか分からない」








    ミカサ「彼女が現れたら‥二体相手では厄介なことに‥」









    アルミン「大丈夫だ。問題ない」






    アルミン「アニが出てきたら僕が真っ先に殺しに行く」








    全員「!」









    アルミン「もう‥甘い事を言ってる場合じゃないんだ。選択のミスや躊躇は敗北に繋がる」









    アルミン「皆んなも覚悟を決めてくれ」








    ジャン「分かってるさ‥」














    ハンジ「我々は鎧の隙を見て雷槍でうなじを吹き飛ばす。そしてあわよくば奴の力も奪いたいところだが‥」







    ハンジ「出来ないなら殺しても構わん。いいな?」








    全員「‥ハッ!!!」











  130. 130 : : 2020/01/04(土) 10:43:07
    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!






    全員「!?」









    コニー「今の音は何だ!?」







    サシャ「て、敵は大砲でも持ってきていたのでしょうか!?」







    ジャン「だとさしてら100門はあるぞ!?」









    アルミン「皆んな‥あっちはエルヴィン団長達に任せよう」











    ジャン「し、しかし!」







    アルミン「‥油断してると僕らは一瞬で殺されてしまう‥」






















  131. 131 : : 2020/01/04(土) 10:46:17
    エルヴィン「‥」





    リヴァイ「‥」バシュッ






    エルヴィン「無事だったかリヴァイ」






    リヴァイ「何があった?」







    エルヴィン「獣の巨人による投石攻撃だ。奴は小型の巨人を操作して、兵士を誘導していたみたいだな」









    エルヴィン「先ほどの投石攻撃で巨人の相手をしていたディルク班、マレーネ班、クラース班は全滅したようだ」










    エルヴィン「つまり内門側の残存兵力はトロスト区暴動後の加入した新兵と、リヴァイ。そして私だけだ」











    フロック「そ、そんな‥」






    リヴァイ「エルヴィン‥何か策はあるのか?」










    エルヴィン「‥」










  132. 132 : : 2020/01/04(土) 10:50:31
    進撃(硬質化は一点に集中するとより強固になる!!)ドォッ





    鎧「」バキンッ!!





    進撃(お前の全身に張り巡らせた硬質化物質なら薄氷みたいに砕ける!!)スッ







    鎧(やはり俺1人ではエレンを奪い去る事は出来ないか‥ならば)スッ














    鎧「ウオオオオオオオオオオオオオオッウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ










    全員「!」










    ハンジ「雄叫び‥奴は何を考えて‥」





















    ドォッ!!!ヒュユユユユユンウッ!!!












    アルミン「あれは‥四足歩行型の巨人が背負っていた樽の一つだ‥」














    ミカサ「落ちてくる!?」










    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ














    女型「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ













    全員「!?」













    アルミン「‥どうやら僕の出番らしいね」バシュッ













    全員「!」








    ミカサ「アルミン‥」








  133. 133 : : 2020/01/04(土) 11:11:11
    リヴァイ「エルヴィン‥反撃の手数が何も残って無いって言うなら‥敗走の準備をするぞ」





    リヴァイ「どうした?」





    エルヴィン「反撃の手立ては残っている」








    リヴァイ「‥あるのか?」






    エルヴィン「あぁ‥残っている」






    リヴァイ「何故それをすぐに言わない?‥何故クソみてぇなツラして黙っている?」









    エルヴィン「この作戦が上手くいけば‥お前は獣を仕留めることができるかもしれない」













    エルヴィン「ここにいる新兵と私の心臓を捧げればな」

















    エルヴィン「はぁ‥」ギシッ









    エルヴィン「俺は‥このまま地下室に行きたい」







    エルヴィン「俺が今までやってこれたのも‥いつかこんな日が来ると思っていたからだ」








    エルヴィン「いつか答え合わせができると‥何度も死んだ方がマシだと思った‥それでも父との夢が頭にチラつくんだ」









    エルヴィン「そして今、手を伸ばせば届くところに答えはある」








    エルヴィン「すぐそこにあるんだ‥だがリヴァイ見えるか?俺たちの仲間が‥」










    リヴァイ「‥」






    エルヴィン「死んだ仲間達は俺たちを見ている。捧げた心臓がどうなったのか知りたいんだ」








    エルヴィン「戦いはまだ終わってないからな‥全ては俺の頭の中の‥子供じみた妄想に過ぎないのか?」







    リヴァイ「お前はよく戦った‥おかげで俺たちはここまで辿りつくことができた」ザッ








    リヴァイ「俺は選ぶぞ」













    リヴァイ「夢を諦めて死んでくれ。新兵達を地獄に導け。」








    リヴァイ「獣の巨人は俺が仕留める」











    エルヴィン「‥」フッ






    リヴァイ「!」







    エルヴィン「ありがとう‥リヴァイ」


















  134. 134 : : 2020/01/04(土) 11:16:54
    女型「!」





    アルミン「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」バシュッ







    鎧(あれは‥アルミンか?)スッ








    進撃「‥」









    女型(頭が錯乱して‥いや‥何かおかしい)








    女型(他の兵士が動いてないし、エレンも私達から距離を取り始めた)







    アルミン「」バシュッ








    女型(どう言うつもり?私達がアルミンを殺さないと思っているのか?だから敢えてアルミンを特攻させている?)







    進撃「」ダッ!!!









    調査兵複数「」バシュッ!!!!









    鎧(兵士も逃げた?‥ここに来て‥一体‥)













    女型(悪いけどアルミン‥私はアンタを殺すことに‥何も躊躇はないんだよ!!)ブォーン










    アルミン「」ガブリッ!!!










    女型「!?」









    鎧(まさか!?)










    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!!





    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ











  135. 135 : : 2020/01/04(土) 11:25:59






    エルヴィン「これより最終作戦を告げる!!総員整列!!!」




    エルヴィン「総員による騎馬突撃を目標獣の巨人に仕掛ける!!当然目標にとっては格好の的だ!!!」






    エルヴィン「我々は目標の投石のタイミングを見て一斉に煙弾を放ち!!投石の命中率を少しでも下げる!!」






    エルヴィン「我々が囮りになる間にリヴァイ兵長が獣の巨人を討ち取る!!!以上が作戦だ!!」








    フロック「俺たちは‥今から死ぬんですか?」







    エルヴィン「そうだ」





    フロック「どうせ死ぬのなら‥最後に戦って死ねと言うことですか?」







    エルヴィン「そうだ」







    フロック「いや‥どうせ死ぬなら‥命令に背いて死んでも‥意味なんか無いですよね?」









    エルヴィン「全くもってその通りだ」









    フロック「!」









    エルヴィン「まったくもって無意味だ。どんなに夢や希望を持っていようと、幸福な人生を送ることが出来たとしても。」








    エルヴィン「岩で身体を打ち砕かれても同じだ。人はいずれ死ぬ」








    エルヴィン「ならば人生に意味はないのか?そもそも生まれてきた事に意味は無かったのか?」








    エルヴィン「死んだ仲間もそうなのか?あの兵士達も無意味だったのか?」







    全員「!」





    エルヴィン「いや違う!!あの兵士達に意味を与えるのは我々だ!!!」









    エルヴィン「あの勇敢なる哀れなる死者を!!想うことができるのは生者である我々だ!!!」








    エルヴィン「我々はここで死に!!次の生者に意味を託す!!!」









    エルヴィン「それこそ唯一!!!この残酷な世界に抗う術なのだ!!!」



















  136. 136 : : 2020/01/04(土) 11:34:25
    獣「ん?」







    調査兵団「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ドドド、ドドド!!!






    獣「ま‥このまま終わるとは思ってなかったけど‥特攻か」








    獣「もう少し何かあると思ったんだけどな‥」





    バシュッ!!!




    獣「ん?煙?‥あぁ‥信号を送るってやつか?」グシャリ



















    ドォッ!!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ














    エルヴィン「ぐっ!?」ズシャ!!!









    フロック「エルヴィン団長!?」ドドド








    マルロ「振り返るな!!!進め!!!」ドドド










    ユミル(まずいな‥次は‥)チラ








    クリスタ「‥」ドドド!!








    ユミル(次の投石が来たら‥巨人化してクリスタを守るしかねぇ‥)スッ




















    獣「そんなに死にたいのか?いいだろう」グシャリ










    獣「しかし‥本当に哀れだ‥歴史の過ちを学んでいないとは‥」グシャリ、バキンッ!!







    獣「レイス王によって世界の記憶を奪われたのは悲劇だ。だから何度も過ちを繰り返す」








    獣「しまいには壁の中の奴ら全員を年寄から子供まで特攻させるんだろうな」







    獣「どうせ誇り高き死がどうとかいいだすぞ‥発想が貧困でワンパターンな奴らのことだ」










    獣「ふざけやがって‥」







    獣「あ?」






    獣「何をやってんだ‥粉々にしちゃったか」パラパラ











    獣「何マジになってんだよ‥お前はあの父親とは違うだろ?」スッ、ガシツ








    獣「何事も楽しまなくちゃ‥皆んなを誇り高き肉片にしてあげようか!!」ドォッ!!!







  137. 137 : : 2020/01/04(土) 11:46:44
    マルロ(来る‥これが死か‥)フワッ






    マルロ(‥10日前に急募加入した時から自分であれだけ自己犠牲を語っていたのに‥こんな風になるとはな)







    マルロ(ヒッチは今頃何を?‥あぁ‥アイツはまだ訓練兵だから‥訓練の最中か‥)








    マルロ(あぁ‥いいなぁ‥分からない何で俺は今頃になってー)ドォッ












    調査兵「」ドォッ!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ














    ユミル「クリスタ!!」ガシツ








    クリスタ「ゆ、ユミル!?何をー」
















    獣「よっしゃぁ!!!ゲームセットオオオオオオ!!!」








    獣「分かるか!?投げ方を変えたんだよ!!これならイチコロでしょ!?」











    調査兵複数「ウオオオオオオオオオオオオオオッ」ドドドッ!!!










    獣「!」










    バシュッ!!!









    獣「だから‥そんなもの撃って何になるんだよ?」グシャリ









    獣「そんなに叫んで何の意味があるって言うんだよ!!??」ドォッ












    調査兵「」グシャリ!!ゴゴゴゴゴゴゴ










    獣「あぁ‥可哀想に」







    獣「ん?」









    大型巨人「」グッタリ








    獣「俺の巨人が倒れて‥」













    リヴァイ「ふっ!!」バシュッ








    獣「!?」グサッ!!









    リヴァイ「うおおおおらあっ!!」ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ!!!!!!!









    獣(まさか‥コイツがリヴァイか!?)ガクンッ








    リヴァイ「」バシュッ









    獣「!?まずい‥うなじー」
    ザシュッ








    獣(!?目が‥見えないだと?)ドサッ











    リヴァイ「もっと楽しんでくれよ!!!」グルン!!!バシュッ!!!










    獣(硬質化をー)ザシュッ






    獣(ダメだ!間に合わないー)ザシュッザシュッザシュッ!!!!










    ジーク「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおわあっ!!!!!!!!!」ドサッ











    リヴァイ「!」ドスッ!!!








    ジーク「!?」ドォッ












    リヴァイ「」ザシュッザシュッザシュッザシュッ!!!









    ジーク「」ドサッ











    リヴァイ「これで巨人化は出来ない‥」












  138. 138 : : 2020/01/04(土) 11:56:45
    車力「」ドドドッ!!!




    リヴァイ「」ガチャン!






    車力「!?」ドスッドスッ







    リヴァイ「吹き飛べ‥」







    ドォッ!!!!!!









    ピーク「がぁ‥」ドサッ









    リヴァイ「中身は女だったのか‥」ガシッ






    ジーク「」ズサァ




    ピーク「」ズサァ






    リヴァイ「お前らは利用させてもらうぞ」スタスタ







    リヴァイ「瀕死でもいい‥コイツらを食わせて‥生き返らせる‥」スタスタ











































    顎「‥」バシュッ







    クリスタ「え?‥」






    ユミル「大丈夫か?クリスタ?」







    クリスタ「うん‥何とか」ガクンッ





    ユミル「!」







    クリスタ「‥あれ?」ポタポタ






    ユミル「お前‥腹が‥」






    クリスタ「うっ‥」







    ユミル(さっき獣が倒れている所を見た‥クリスタを復活させる事ができる)ガシッ








    クリスタ「」








    ユミル「行くぞ‥リヴァイ兵長のところに‥」スタスタ










  139. 139 : : 2020/01/04(土) 12:01:20
    リヴァイ「」スタスタ






    ユミル「!」スタスタ








    リヴァイ「無事だったか?‥そいつはどうした?」







    ユミル「死んではいませんが‥腹が抉れていて瀕死です」







    リヴァイ「分かった‥この女をそいつに食わせる‥」






    ピーク「」ドサッ








    リヴァイ「下がれ‥巨人化薬を打つ」スッ










    ユミル「了解‥」



























  140. 140 : : 2020/01/04(土) 12:09:11







    アニ「‥ぐっ‥うっ‥」










    鎧(アルミンが超大型を継承したのか??‥じゃあベルトルトは‥)











    アルミン「今だ!!!」







    鎧「!?」ドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッ









    鎧(しまっー)














    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ









    ライナー「」ドサッ










    ハンジ「やったぞ‥女型と鎧を仕留めた」











    全員「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」









    アルミン「まだです!!」





    全員「!」







    アルミン「ライナーとアニをここで食べて力を奪いましょう!!いつ復活するか分からない!!!」








    ハンジ「なら‥女型は私が継承しよう。異論はないよね?」







    全員「ハッ!!」







    ハンジ「‥」バシュッ








    カァッ









    アルミン「」バシュッ










    エレン「終わったな‥アルミン」











    ハンジ巨人「」バキバキ!!!グシャリ











    ハンジ「」カァッ!!!ドサッ









    ジャン「ハンジさん!!」バシュッ












    ハンジ「‥」










    アルミン「やっぱり継承した直後は記憶が‥」







    ハンジ「いや‥そんな事はないみたいだ」ムクリ







    全員「!」







    ハンジ「何も不思議な事じゃないさ‥ベルトルトも超大型をすぐに使いこなしたんだろ?アルミン?」






    アルミン「確かにそうですが‥」







    ハンジ「鎧はエルヴィン達と合流してから‥誰に食わせるか決めよう」








    アルミン「‥わかりました‥」










  141. 141 : : 2020/01/04(土) 12:11:54
    クリスタ「」バシュッ





    ユミル「クリスタ‥良かった‥」







    リヴァイ「お前‥エルヴィンは見なかったか?」







    ユミル「分かりません‥でも他に動いてる人は‥いないように見えましたが‥」







    リヴァイ「そうか‥取り敢えず‥生存者を探すぞ。その後はハンジ達と合流しないといけない」








    ユミル「はい‥」









    リヴァイ「‥行くぞ‥」









  142. 142 : : 2020/01/04(土) 12:18:04
    ー数時間後 シガンシナ区ー







    フロック「はっ!?」ガバッ







    エルヴィン「ん‥ここは‥」ムクリ








    リヴァイ「起きたか?」






    エルヴィン「作戦は‥どうなった?」






    リヴァイ「俺たちの勝利だ。多くの兵を失ったが、4匹の巨人の力を奪い去る事が出来たぞ」








    フロック「え‥」






    エルヴィン「それは本当か!?」






    リヴァイ「お前は獣の巨人。フロックは鎧の巨人。クリスタは四足歩行の巨人。そしてハンジが女型を継承した。」







    フロック「俺が‥巨人の力を‥」








    リヴァイ「‥エルヴィン。地下室にはもうハンジ達が先に行っている。」









    エルヴィン「!?」








    リヴァイ「行きたいだろ?俺たちも早く合流するぞ」








    エルヴィン「」ガバッ







    フロック「だ、団長!?」







    エルヴィン「俺は‥夢を叶える事が出来たのか?」








    リヴァイ「まだだ‥お前の求めていた情報があるか分からないだろ?」








    エルヴィン「どこにある!?案内しろリヴァイ!?」ガシッ








    リヴァイ「騒ぐな‥そう焦らなくても地下室は逃げねぇよ」バシュッ







    リヴァイ「ついてこい」バシュッ







    エルヴィン「‥」バシュッ








    フロック「ちょ!?置いてかないでくださいよ!!!」バシュッ!!!










  143. 143 : : 2020/01/04(土) 12:23:07
    トロスト区奪還作戦とウォールマリア奪還作戦は大成功を収めた

    今回の戦いでハンジは女型を、
    フロックは鎧を、クリスタは車力を
    そしてエルヴィンは獣の力を奪う事ができた


    つまり調査兵団はエレンの進撃と始祖、ユミルの顎、そしてアルミンの超大型の力を合わせて


    戦鎚以外の力を掌握したのだ



    そしてエルヴィンの悲願であった世界の記憶‥を知る事が出来た


    パラディ島のユミルの民にとっての敵とは
    世界そのもの


    得たものは大きかったが、敵の強大さを知ってしまったため、喜びと共に絶望感も味わう事になった



    そして調査兵団は帰還して世界の真実の事以外を王政に報告した



  144. 144 : : 2020/01/04(土) 12:26:20
    ーマリア最終奪還作戦より2ヶ月後ー






    ハンジ「うわ‥何かいる」




    リヴァイ「ハンジ‥毒かもしれねぇから触るんじゃねぇよ」








    アルミン「‥」







    エレン「‥」








    アルミン「エレン‥海だよ」






    エレン「あぁ‥広いな」







    アルミン「ねぇ、エレンこれ見てよ」







    エレン「俺は‥海を見たら自由になれると思っていた」








    ミカサ「‥エレン?」







    エレン「親父の記憶と同じなんだよ‥海の向こうには敵がいる‥」







    エレン「なぁ‥敵を全て殺せば‥俺たちは自由になれるのか?」











    アルミン「エレン‥」









  145. 145 : : 2020/01/04(土) 12:29:48
    ー同時刻 王都ミッドラスー




    ケニー「いいのか?調査兵団に海を見せて」






    ロッド「問題ない。海を見たところで‥世界の真実を知ることは出来ないのだから」







    ロッド「それに奴らには感謝しきれないほどの恩がある。マーレから戦鎚以外の力を奪ってくれたのだからな。」










    ロッド「そろそろ‥上級国民計画を実行する時だ」ニヤリ









    ケニー「そうか‥で?誰にするんだ?」














    ロッド「そうだな‥」










  146. 146 : : 2020/01/04(土) 13:09:20
    ー同時刻 シガンシナより外側 海ー




    コニー「何をしけた面してんだよ!エレン?」





    エレン「コニー‥お前は元気そうだな」





    コニー「当たり前だろ?やっと俺たちは外まで自由に出れるようになったんだぜ?」






    エレン「だが敵が世界って‥バカでかい事が分かった‥」






    エレン「人類にとっての敵が巨人だけだったら‥どんなに楽たったか‥」








    コニー「逆に考えてみろよ?俺たちはもう無知じゃない」





    コニー「世界の事も知ったし、巨人の力も8つも手に入れる事が出来た」






    コニー「敵は地ならしに怯えてるし、マーレの戦士が全員返り討ちにされた事で、マーレも他の大国も攻めてこれないだろ?」








    エレン「だがそれも時間の問題だ。地ならしを行使しない限り‥俺たちの存続は」







    コニー「もうそういうのは無しだ。ネガティブな発言が良くないのは、バカな俺でも分かるぞ?」








    エレン「‥」






    コニー「お前も海を楽しもうぜ。こんか綺麗な景色は壁の中じゃ見れない。楽しまないともったいないだろ?」







    アルミン「そうだよエレン!せっかく来たんだからさ!」








    ミカサ「エレン‥」







    エレン「‥すまない‥少し精神的に参っていたみたいだ」







  147. 147 : : 2020/01/04(土) 13:12:04
    ジャン「なんだよエレン?お前らしくねぇぞ」




    ジャン「お前の取り柄は強靭なメンタルだけなんだ。それが無かったらお前は何もない人間になっちまうぞ?」






    エレン「あ?なんだと?もう一回言ってみろよ!!!」ガシッ







    ジャン「おい!そんなに強く引っ張ったら服が破けるだろうが!!」ガシッ






    エレン「それは俺のセリフだろうが!!!」ドォッ!!










    サシャ「ちょっと2人とも‥止めなくていいんですか?ミカサ?」









    ミカサ「いいと思う‥」














  148. 148 : : 2020/01/04(土) 13:17:42
    リヴァイ「全く‥これは任務だぞ‥ガキ共が‥」





    ハンジ「まぁいいじゃないか?」





    ハンジ「死闘を潜り抜けてきたとはいえ、彼らはまだ子供なんだ」







    リヴァイ「あぁ‥それは分かってる。訓練兵団にも2年しかいなかったくせによくここまで生き残れたもんだ」






    ハンジ「そうだね‥彼らには元々生き残るために必要な術が備わっていたんだよ」








    リヴァイ「まぁそうだな」






    ハンジ「トロスト区暴徒事件が彼らにとっての初陣だった。あれからまだ3ヶ月しか経ってない。」






    ハンジ「彼らの成長力は驚くべきものがある‥リヴァイも油断してると追い抜かれちゃうかもね?」






    リヴァイ「馬鹿言え‥」








    ハンジ「ん?」





    リヴァイ「あれはクリスタとユミルか?あの2人はアイツらと違って大人しいな」






    ハンジ「あぁ‥あれは。2人の邪魔をしてはいけないよ」






    リヴァイ「は?」








    フロック「ハンジさん。リヴァイ兵長。エルヴィン団長がお話があるらしいです」







    リヴァイ「‥分かった」








  149. 149 : : 2020/01/04(土) 13:24:28
    ユミル「で?話ってなんだよ?」





    クリスタ「‥」





    ユミル「なんだ?婚約についてか?」






    クリスタ「はぐらかさないでよ‥ユミル」








    ユミル「‥私が巨人化したことか?」







    クリスタ「そう‥何で今まで黙っていたの?」







    ユミル「そりゃ‥私が巨人だってバレたらマーレの戦士が黙ってないだろうし‥王政にも目をつけられる事になると思っていたからだ」









    ユミル「まぁ‥今はマーレの戦士はいなくなったから‥危惧すべきは王政だけだ」







    クリスタ「‥私を守ってくれたのは‥私の生まれた家と関係ある?」







    ユミル「あぁ‥あるさ」






    クリスタ「!」











    ユミル「だが安心しろ。私はこの情報を売ったりしないし、お前を裏切ったりはしない」









    クリスタ「そう‥なら良かった」ニッコリ








    ユミル「ただ‥」






    クリスタ「?」






    ユミル「世界と戦う前に私たちは‥王政の連中をどうにかしないといけない」







    ユミル「そうなったらお前の素性もバレるかもしれないぞ?覚悟はしておいた方がいい」









    クリスタ「分かってる‥私も車力を継承してから‥覚悟はしている。」








    クリスタ「いつでも死ぬ覚悟は‥」








  150. 150 : : 2020/01/04(土) 13:27:54
    ユミル「クリスタ‥お前まだそんな事言ってるのか?」




    ユミル「私の言う覚悟はそういう事じゃねぇよ」







    ユミル「死ぬ覚悟じゃなくて、どんな困難があっても生き抜く覚悟の事だ」






    クリスタ「!」







    ユミル「死ぬのも辛いが‥生きるのはもっと辛い。だが私達が頑張らないといずれ世界にパラディ島は滅ぼされる」








    ユミル「別に自己犠牲を気取るつもりはないが‥私達ユミルの民は崖っぷちなんだよ」








    ユミル「一人一人が最善を尽くさないと勝てるもんも勝てなくなる」









    クリスタ「ユミル‥」








    ユミル「特に車力の巨人を継承してお前には、人類にとって死なれたら困るんだよ。だから死に急ぐなよ」








    クリスタ「‥うん」












  151. 151 : : 2020/01/04(土) 18:34:42
    ー同時刻 王都ミッドラス宮殿ー




    「お、おい!?何で被害者より加害者のアイツが先に救急車に乗っているんだ!?警察は何をやっている!?」


    「ちっ‥SNSで拡散されるぞ‥昔のように隠蔽は出来ない。報道は気を付けろよマスコミ陣」

    「そりゃ分かっていますよ。上級国民様ですからね。」

    「高齢者が安心して運転できる車をメーカーに作って欲しいと思っています」

    「何を言ってるんだあのジジイは!?頭が湧いてるんじゃねぇのかよ!?」

    「奴が厳重に処罰されるようにするために署名活動がやってるって?しかも40万以上だと!?」


    「日本の制度が分かってないとか言ってる馬鹿は現状を正しく認識する事も出来ないのか!?普通の死亡事故でここまで炎上する事はないし、警察やマスコミの対応はおかしいのが明白‥ましてや40万人以上が署名するのはどうみても異常事態だろ?」

    「奴の家には警察の護衛が5人ほどついてる‥そして奴の事を庇う張り紙やババアがいるらしいな‥とっとと消えてくれればいいのに」

    「上級国民が今年の流行語大賞に選ばれなかった理由はなんだよ?おい答えろよクズ共が!!」








    ロッド「ぐっ!?」ビリビリビリ





    ケニー「おい?大丈夫か?」






    ロッド「あぁ‥何でもないさ‥」







    ケニー「最近頭痛がひどくなってないか?気のせいか?」







    ロッド「気のせいではない‥恐らく不完全な力であるが故に‥記憶に関わる機能に支障を来たしている‥」








    ロッド「早く‥力を完璧にしないと‥世界が‥」












    ケニー「なら‥さっさと任務を済ませてやるよ。じゃあな。くたばるんじゃねぇぞ」ガチャ、バタン












    ロッド「ふぅ‥」ガタッ








  152. 152 : : 2020/01/04(土) 18:45:30
    ロッド「この記憶は誰の記憶だ?‥これは私の記憶ではない」ビリッ!





    「やっと書類送検されたか‥何ヶ月かかった?事件が風化するまで警察は待っていたんじゃないか?」





    ロッド「ぐっ!?またか‥」ビリッ!!





    「だが警察や上級国民の予想以上に炎上してしまった。既にネット上では拡散されていて誰も止める事が出来ない。」






    ロッド「ネット?‥だから‥何の事なんだ!?」ビリビリビリ、ビリッ!!!






    「奴の罪は軽すぎやしないか?もっと重罪にするべきだ!!勲章を貰った?元官僚?昔は日本のために貢献してきた?知らねぇよ!!!」








    ロッド「ぐはっ‥血が‥」ポタポタ





    ロッド「‥日本‥官僚‥何の事なんだ‥古代の言葉?‥それとも未来の話なのか?」ビリッ




    「くそっ‥あのサイトは管理出来ているが‥他のサイトでは既に広まっていて収拾がつかない‥ヤバイぞ‥このままでは上級国民様をお守りする事はできないぞ!!」


    「知ってるか?例の事故では警察の幹部も来ていたらしいぞ。恐らくは事件を隠蔽するために色々と画策していたんだろうな」










    ロッド「だから‥何の事だ‥何故私がこんな思いをしなければならない!!!??」ガタッ










  153. 153 : : 2020/01/04(土) 18:48:32
    ロッド「私はこの世界で最も高貴で優秀な遺伝子を持つ!!!言わば選ばれた特別な存在だ!!!」




    ロッド「私は上級国民である!!!!私は下級国民なんぞと次元が違うのだ!!!」ビリッ







    ロッド「何が原因でこうなったのか‥知らないが‥私は‥この程度のことには屈しないぞ」ビリッ、ビリッ!!








    「頼む‥娘と妻を‥」























    「 カ エ シ テ ク レ」












    ロッド「だ、誰だ‥お、お前は!?」

















  154. 154 : : 2020/01/04(土) 18:56:18
    「お前が憎い‥全てを壊したい」




    ロッド「や、やめろ!!?近寄るな!!!」






    「お前は何故まだ生きてる?何故死を持って償いをしない?」






    ロッド「無礼だぞ!!!それ以上近づいてみろ!!!貴様を暴徒にしてやるぞ!!!」






    「哀れだ‥フレンチに行きたいとか抜かして、暴走して、証拠を押さえられて豚箱に送り込まれるとは‥」







    ロッド「だ、だから!!何の話なんだ!?」









    「それはお前が1番よく分かっているはずだ?なぁ‥上級国民様よ」









    ロッド「はぁ‥はぁ‥死ね!!!」バシュッ!!!








    「無駄だ‥我々の遺恨は絶対に消えない‥この先‥人類が存続する限りな」ブワッ








    ロッド「くそっ!!?何なんだ!?お前は!?俺は上級国民なんだ‥僕は‥私は‥俺様は‥あれ?‥俺は‥私は誰だ?」






    「お前は何者でもない。ただ世界の安定を乱す‥下劣な生き物に過ぎない」








    ロッド「ち、違う!!!落ち着けよ‥私は‥俺は上級国民なんだ‥俺は偉いんだ‥俺が‥私が‥僕が」








    「お前のやった事は消えない。そしてどんなに後悔したところでお前のやった事は永遠に誰も消す事はできない」







    ロッド「‥」







    「お前は負けたんだよ‥敗北者なんだ。だから上級国民なんて呼ばれるんだ」







    ロッド「何を言っている?上級国民とは選ばれた人間に対して扱われる言葉だぞ?」









    「お前がそう思っているなら‥そうなんだろうな」











    ロッド「今に見てろ‥私はこのパラディ島を手始めに制圧して‥この世界を‥我がモノに‥してやる」


















  155. 155 : : 2020/01/04(土) 19:00:02
    ロッド「ん?ど、どこに消えた!?」






    ロッド「ハハッ!!!上級国民である私に恐れを感じて逃げたか!?」









    ロッド「しかし‥今のは一体‥なんだったんだ?」











    ロッド「ユミルの民は全て繋がっている‥それは過去や未来‥そして現在も関係なくな」









    ロッド「そして時々に記憶はお互いに干渉して‥影響を及ぼしている」








    ロッド「だが‥普通のユミルの民はこんな事にはならない‥」







    ロッド「やはり‥力が不完全な状態だから‥だろうか?」









    ロッド「ならば‥一刻も早く‥私の力を完璧にしてしまい‥計画を実行に移さないといけない」








    ロッド「どうせさっきの奴も‥下級国民なんだろう」






    ロッド「だから私のような上級国民に嫉妬しているんだ」





































  156. 156 : : 2020/01/05(日) 13:46:54
    ー王都ミッドラス 対人制圧部隊訓練所ー






    ケニー「‥以上がロッドから頼まれた仕事だ。何か質問のある奴がいるか?」








    カーフェン「アッカーマン隊長‥」







    ケニー「どうした?」








    カーフェン「ロッド・レイスの言う事ばかり聞いていたら‥いずれは完璧に我々は支配されてしまいますよ」









    ケニー「まぁ‥巨人化能力者やアッカーマンはロッドでも支配出来ないみたいだけどな」








    カーフェン「!」








    ケニー「おいおいお前らを見捨てるつもりはないから安心しろ」







    カーフェン「では何故奴に従順なんですか?」








    ケニー「別に従順なわけじゃねぇさ‥真っ向から対立するよりも味方だと思わせて相手を油断させた方が俺らにとっても都合が良いだろう?」







    カーフェン「たしかにそうですが‥奴は‥上級国民としての力を強めています」








    カーフェン「もしかしたら‥我らには伝えてない情報があるかもしれません」








    ケニー「まぁ‥そんなのは沢山あるだろうな」







    全員「!」








    ケニー「確かにロッドをこれ以上強化させてやるのは俺たちにとっても危険だが‥」








    ケニー「俺たちには敵が多いだろう?」










    全員「‥」










  157. 157 : : 2020/01/05(日) 13:53:12
    ケニー「ロッド‥調査兵団‥世界‥」






    ケニー「どう考えても俺たちの置かれている状況は絶望的だ。」










    ケニー「特に敵が世界ってのはピンとこねぇが‥強大なんだろうな」






    ケニー「その世界をぶちのめすには地ならしとロッドの上級国民計画の2つしかない」









    ケニー「ロッドの話では俺たちは巨人に変身できる特殊な民族の末裔‥ユミルの民で世界から忌み嫌われ‥恐れられている」








    ケニー「話し合いなんて出来るわけねぇ。だから死にたくねぇなら俺たちが世界を滅ぼすしかない」








    全員「‥」








    ケニー「だが地ならしだけに頼るのは危険過ぎる。だから上級国民計画に俺たちは協力しているが‥」








    ケニー「ロッドは完全なる上級国民になったら‥俺たちも消すつもりだろう」









    カーフェン「でしょうね‥」









    ケニー「だったら‥もう世界を盤上ごとひっくり返すしかねぇだろ?俺たちが生き残る道はよ」



















    ケニー「とにかく‥まずは対人制圧部隊としての初任務を成功させようぜ」
















  158. 158 : : 2020/01/05(日) 14:09:35
    ー数時間後 夕方 シガンシナ区 調査兵団 本部ー





    リヴァイ「海に行って‥収穫は大きかったな」






    ハンジ「うん‥海には食べられそうな生き物が沢山いた。巨人もいなかったし‥食糧難も何とかなりそうだ」







    エルヴィン「今回は簡単な調査だけだったが、次回からは調査兵団だけでなく駐屯兵や憲兵にも調査に参加してもらう予定だ」








    エルヴィン「マリア領域より外側の開拓については調査兵団が保有する8つの巨人の力を使う予定だ」









    リヴァイ「島の開拓は進みそうだが‥俺たちには解決しなければいけない問題が山積みだ」







    ハンジ「そうだね‥世界の軍隊がいつ攻めてくるか分からない‥それに王政とも上手くやっていかないといけないしね」








    エルヴィン「それだけではない」







    リヴァイ「‥」







    エルヴィン「今から3ヶ月前のトロスト区暴徒事件‥あれも気になる」







    ハンジ「でも‥マリア最終奪還作戦から2ヶ月‥何もないし」





    ハンジ「憲兵の調査では飢えからくる一種のパニック状態になっていた‥という結論が出ていただろ?」





    リヴァイ「お前だって知ってるだろ?憲兵の仕事のいい加減さは」






    エルヴィン「それにその時の調査は中央憲兵が担当していたようだ」







    ハンジ「え?」







    リヴァイ「なんだそれ‥初耳なんだが?」








    エルヴィン「あぁ‥さっき仕入れたばかりの情報だからな」











    ハンジ「‥どうやって手に入れたのさ?」








    エルヴィン「‥人脈を駆使しただけだ。」







    リヴァイ「ピクシスのじいさんか?」






    エルヴィン「あぁ‥司令も我々と同じように王政の連中の企みには危惧している」








    エルヴィン「それに‥最近では妙な噂も流れている。知っているか?」







    ハンジ「妙な噂?」













    エルヴィン「王都を伝達のために往来している駐屯兵の話だが‥どうも最近ミッドラス宮殿にいる人間が極端に少ないらしい」







    リヴァイ「なんだそれは?消された人間がいるって事か?」








    エルヴィン「かもしれんな‥もしくは我々が知らない場所に行っているのかもしれん」










    ハンジ「我々が知らない場所?」










    エルヴィン「例えば‥壁の外とかな」









  159. 159 : : 2020/01/05(日) 14:19:44
    リヴァイ「壁の外だと?」





    エルヴィン「王政の連中はずっと前から壁の外に何があるのか知っていた。そしてより進んだ高度な技術も持ち合わせていた」








    エルヴィン「壁の外に王政の拠点があっても不思議ではない」








    ハンジ「確かに‥」







    エルヴィン「あるとすれば‥北側の方だろうな」








    リヴァイ「理由は?」








    エルヴィン「巨人は南から来る。今は巨人は駆逐されたが、昔から王政の拠点が存在していたと仮定するなら南に作るような馬鹿な真似はしないだろう」








    ハンジ「まぁそうだね」







    エルヴィン「それに‥昔から壁の外にはナラカという場所があると示唆されてきた」







    リヴァイ「ナラカ‥か。国外追放された奴が作ったって言われている国の事だろ?」







    リヴァイ「だがナラカに辿りついた奴も出身だって言い張る奴も聞いたことがないぞ。エルヴィン。お前はそんな都市伝説を信じているのか?」







    エルヴィン「だがリヴァイ。火のないところに煙は立たない。ナラカのような壁の外にある拠点はある。必ず‥」









    ハンジ「でも‥王政が壁の外に拠点を作る事でメリットなんてあるのかな?」








    ハンジ「王政の連中は壁の中では絶対的な権力を持っている。わざわざ壁の外に拠点を作らなくても‥シーナのどこかに作ればいいだけの話じゃないか?」











    エルヴィン「あくまで可能性の話を言っているだけだ。ただ壁の中には作れない‥何か特別な事情があったのだとしたら?どうだろうか?」









    リヴァイ「まさか‥壁の外のどこかに暴徒の実験施設があるって言いたいのか?」









    エルヴィン「そうだ」









    ハンジ「!」







  160. 160 : : 2020/01/05(日) 14:22:04
    エルヴィン「もし‥あの暴徒事件が人為的なものだとしたら」




    エルヴィン「それは何かしらの生物兵器という事になる。当然壁の中に生物兵器の実験施設を作れば‥」








    エルヴィン「多くの人間に影響を与える事になってしまう」







    ハンジ「なるほど‥だから壁の外にある可能性が高いのか」








    リヴァイ「地下街って可能性もあるぞ?あそこなら何が起きようと大した問題にならないからな」























  161. 161 : : 2020/01/05(日) 14:29:36
    ー同時刻 調査兵団宿舎ー





    ユミル「さて‥さっさと後片付けしないと夜になっちまうぞ」スタスタ







    クリスタ「うん‥」スタスタ







    ユミル「はぁ‥いつもより念入りに洗濯もしないといけないな」スタスタ







    ユミル「くそっ‥こんな事なら海に入って遊ばなければ良かったぜ」スタスタ








    クリスタ「でもユミル‥楽しそうだった」スタスタ






    ユミル「当たり前だろ?お前と2人っきりで遊べたんだからさ」スタスタ









    クリスタ「‥」スタスタ









    ユミル「どうした?」スタスタ








    クリスタ「何か‥音がしなかった?」ピタッ






    ユミル「どんな音だ?」ピタッ








    クリスタ「‥立体機動のガスの音?‥かな」







    ユミル「そりゃねぇだろ?緊急時以外は立体機動の使用は禁じられている」





    ユミル「それに訓練の時間はもうとっくに‥」





    バシュッ









    クリスタ「ほら!!」







    ユミル「あぁ‥確かに聞こえたな‥」














    バリーン!!!!!!!!








    ユミル「!?」








    ドシュ!!!







    クリスタ「え?‥」ユラッ








    ユミル「クリスタ!?」







    クリスタ「」ドサッ











  162. 162 : : 2020/01/05(日) 14:36:49
    ユミル「てめぇ‥」





    カーフェン「安心しろ‥麻酔針だ。殺してはいない」






    ユミル「は?」







    カーフェン「抵抗はするな。そいつが心配ならな」








    ユミル「ふざけた事を言ってんじゃねぇぞ!!!てめぇは何者だ!?」ダッ!!!










    カーフェン「答える義理はない」ドシュ!!










    ユミル「ぐっ!!??」ドサッ









    ユミル「ごぼっ‥私には‥実弾を撃つのかよ‥」グッタリ









    カーフェン「‥」ガシッ










    ユミル「くそっ‥待ちやがれ‥」ムクリ










    カーフェン「心臓を撃ち抜いたがまだ立てるのか?‥さすがは巨人化能力者だな」ニヤリ










    ユミル「‥何だと?」(何故私の事を知っている‥やっぱり兵団関係者か?‥だとしたら‥中央憲兵か?)










    ユミル「お前‥中央憲兵だろ?」








    カーフェン「‥」








    ユミル「沈黙は肯定と受け取るぜ」ドシュ!!!








    ユミル「ぐ‥足が‥」ドサッ












    カーフェン「無駄話はもういい」ガシッ!バシュッ!!!!















    ユミル(くそっ‥流石に血が出過ぎだな)ボタボタ



















    ユミル「クリスタ‥私はお前を見捨てたりはしないぞ!!!!」カァッ!!!!

















    顎「」ドォオォォ!!!!!!!


















  163. 163 : : 2020/01/05(日) 14:42:37
    顎「キィア!!!!」ダッ!!!ダッ!!!








    カーフェン(やはり来るか‥)バシュッ!!









    顎「」ダッ!!!ザシュッ!!!









    カーフェン(くっ‥素早い‥)バシュッ!!!








    顎(逃がさない!!!!)ドシュ!!ドシュ!!









    顎(何だ‥目がやられたのか!?)ヨロッ









    顎(くそ‥バランスが)ズサァッ
















    ケニー「ヤッホー!!!!」バシュッ!!!







    ガキンッ!!!ガキンッ!!!














    ズドォッ!!!ズドォッ!!!!

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ








    カーフェン「アッカーマン隊長!?巨人化能力者は殺してはいけないと‥」









    ケニー「大丈夫だ。頸には狙ってない。身体を吹き飛ばしただけだ」








    カーフェン「しかし‥顎の巨人は小柄です‥雷槍は一本で十分だったのでは?」








    ケニー「そう心配するな。あのくらいじゃ死なない。それよりソイツが起きる前に急いで帰還するぞ」バシュッ











    カーフェン「はい‥」バシュッ










  164. 164 : : 2020/01/06(月) 00:47:06
    エレン「さっきの音は‥こっちの方から‥」ダッ!!





    アルミン「あれは‥ユミル!?」ダッ!!





    ユミル「ゴフッ‥ゴハッ‥」ベチャ






    エレン「ユミル!?大丈夫か!?何があったんだ!?」







    アルミン(目の下に巨人化の跡がある‥)







    ユミル「クリスタ‥が‥連れていかれちまった‥」







    エレン「何だと?‥クリスタが‥何で」







    アルミン「」ガチャ、バシュッ!!!







    エレン「アルミン?何を‥」







    アルミン「緊急事態を知らせる煙弾だ‥それよりユミル。大丈夫なのかい?」









    ユミル「私は大丈夫だ‥身体の修復は順調に進んで‥いる」ムクリ










    エレン「医務室に連れて行く。ほら、肩に掴まれよ」






    ユミル「いや‥大丈夫だ‥今‥回復したからな」







    アルミン「え?そんなに早く‥少なくとも爆発音が聞こえたのはあまり時間が経っていなかったはずだ」









    ユミル「何だ?知らないのか?巨人の回復能力はある程度コントロールできるんだぞ?」






    エレン「そ、そうなのか?」






    ユミル「あぁ‥回復を早める事は別にそんなに難しい事じゃないぞ。でも‥今日は力を使い果たしちまったから‥もう巨人化は出来ないけどな」







    アルミン「ユミル‥その話は報告すべきだと思うよ」







    ユミル「何だよ‥お前らも知ってるかと思ったぜ」









  165. 165 : : 2020/01/06(月) 00:53:25
    アルミン「身体が治ったなら‥今すぐ団長に報告しにいかないと」






    エレン「しかし‥ここら辺無茶苦茶になっちまったな‥リヴァイ兵長怒るぞ‥」








    ユミル「いや‥そんな事は大した問題じゃない」










    ユミル「‥早くクリスタを取り返さないと‥良くないことが起きる」








    アルミン「うん‥クリスタは大事な仲間だし‥それに車力の継承者だ。簡単に失うわけにはいかないよ」








    ユミル「いや‥そうじゃない」







    アルミン「え?」








    ユミル「私達が思ってる以上に‥事態はおそらく深刻だ‥」







    エレン「は?どういう事だよ?」












    リヴァイ「お前ら!無事か?」ダッ








    エレン「リヴァイ兵長!」







    リヴァイ「何だこれは‥それにお前‥その格好は‥」







    ユミル「私は大丈夫です。それより団長のところへ行きましょう」










    ユミル「‥それと調査兵団を全員招集してください」








    リヴァイ「‥それほど何か重大なことが‥起きたってのか?」








    ユミル「えぇ‥全員で情報を共有する必要があると思います」









    リヴァイ「分かった‥」バシュッ!!!








    リヴァイ「招集の煙弾だ‥急ぐぞ。」ダッ!!




















  166. 166 : : 2020/01/06(月) 01:05:03
    ー3時間後 夜 調査兵団本部 大会議室ー






    リヴァイ「あれから3時間‥隈なく調査兵団本部を探したが‥不審者は発見出来なかった」







    エルヴィン「そうか。皆急に集めてすまない。今から3時間ほど前‥謎の人物による襲撃に遭い‥ユミルは大怪我を負って、クリスタは連れ去られてしまった」







    全員「!?」





    「なるほど‥だから武装命令が出たのか」


    「何故クリスタを?ソイツは車力の力を奪おうとしていたのか?」


    「顔が割れているって事は兵団関係者なのか?‥だとしたら王政の直轄の部隊である中央憲兵が怪しいぞ」

    「まだ近くに潜んでいるかもしれない。もっと捜索範囲を広げた方がいいんじゃないか?」

    「いや、今は全員で情報を共有するのが先だ。闇雲に動くのは危険過ぎるぞ」





    ハンジ「はいはい。話が進まないから静かにしてね」パンパン









    ユミル「団長」






    エルヴィン「何だ?」







    ユミル「私が対峙した敵は2人です。1人は金髪の女。そしてもう1人は長身の男。」







    ユミル「どちらも立体機動装置を身につけていました」






    エルヴィン「うむ‥なら敵の正体は兵団で訓練を受けた事がある人間と確信出来るな」







    ユミル「それだけではありません。敵の立体機動装置は特殊なものでした。」





    ユミル「ガスは背中の後ろに配置されており、ブレードではなく散弾銃が噴射口についていました」






    全員「!?」









    ジャン「散弾銃‥それは本当か?」








    ユミル「間違いない‥それに雷槍を使っていた。」








    ユミル「つまり敵は私達以上の技術や知識を持っている可能性が高いという事です。そして2人だけではない。もっといるでしょう」









    エルヴィン「君の話を聞く限り‥思い当たるのはやはり中央憲兵くらいだな」









    リヴァイ「それにしてもブレードの代わりに散弾銃とは‥明らかに人間を殺す事を目的としてるな。」








    リヴァイ「それに顎に雷槍を命中させる能力‥きっと巨人殺しも敵は上手いだろうな」











    全員「‥」













  167. 167 : : 2020/01/06(月) 01:14:35
    エルヴィン「当然、クリスタをこのままにしてはおけない」



    エルヴィン「彼女は車力の継承者だ。敵に利用されてしまう危険がある」





    エルヴィン「これよりクリスタ奪還作戦を立案する。明日の朝に行動を開始する事にする」







    ユミル「ちょっと待ってください‥それまでにクリスタに何かあったらどうするんですか?」







    エルヴィン「このまま何の策もなく行動するのは危険過ぎる。それに我々は少し前まで壁の外に遠征に行っていた。皆それぞれに体力を消耗している。」






    エルヴィン「それにだユミル。君はもう今日は巨人の力を使う事ができないんだろ?」






    ユミル「はい‥」






    エルヴィン「君は顎の継承者だ。君にも何かあっては困る。万全な状態でしっかりと対策をしていかないと我々が全滅する可能性がある」









    フロック「いやいや団長。流石にそれは無いですよ。今の調査兵団は史上最強ですよ?」





    フロック「進撃、始祖、鎧、獣、顎、女型、超大型、車力‥の8つの力を持っている。クリスタは連れ去られてしまいましたから‥現在は7つですが‥それでも圧倒的な戦力を保有している事に変わりはありません」









    エルヴィン「フロック‥敵は王政だ。これは間違い無いだろう」








    フロック「えぇ‥それはここにいる皆んな分かっていると思いますよ」






    コニー「!?」






    サシャ「どうしたんですか?そんなに驚いて?」





    コニー「いや、何でもねぇよ」





    サシャ「まさか‥王政が敵だった分からなかったんですか?」







    コニー「そんなわけねぇだろ!?」






    ジャン「お前ら静かにしろ」






    ミカサ「‥」









  168. 168 : : 2020/01/06(月) 01:21:04
    エルヴィン「王政は今まで曲がりなりにも人類を存続させてきたという実績がある」





    エルヴィン「そして世界の真実についてもよく知っていて、雷槍や様々な技術を持っていた」







    エルヴィン「奴らの底は見えない。侮っていると痛い目に遭う事になるだろう」








    フロック「そ、そうですかね?」










    エルヴィン「とにかく明日の朝に作戦行動を開始する。」








    エルヴィン「さっき決めた通りに武装して見張り役を交代でやり、各自休息を取れ。いいな?」







    全員「ハッ!!!!」ダッ!!!













    リヴァイ「しかし‥厄介な事になったな。とうとう王政は俺たちを本格的に消すつもりだぞ」







    リヴァイ「‥クリスタを拐ったのは‥奴らの宣戦布告だと俺は思っているが」







    ハンジ「私も‥同じ意見だ」







    エルヴィン「もう起きてしまった事を嘆いても仕方ない。早急に対策を練るぞ」










    アルミン「団長‥」







    リヴァイ「何だ?まだいたのか?」







    アルミン「提案があります」







    エルヴィン「‥何だ?言ってくれ」









    アルミン「はい‥」













  169. 169 : : 2020/01/06(月) 01:26:11
    ー同時刻 王都ミッドラス宮殿ー









    ロッド「さすがは対人制圧部隊。よくやったぞケニー、カーフェン」







    カーフェン「‥ありがとうございます」





    ケニー「はっ、あんなチビ女1匹拐うなんて楽な仕事です」








    ロッド「コイツは車力を継承している。巨人化していればさすがのお前らでもてこずったと思うが」








    ケニー「問題ないな。そのチビ女を守ろうと顎の女が襲ってきたが返り討ちにしてやったからな」









    ケニー「ありがとうなロッド」






    ロッド「ん?」







    ケニー「この任務のおかげで俺は巨人化能力者よりも強い事が分かった。」







    ロッド「それは良かったな」







    ケニー「それで?もうソイツの力を奪うのか?」









    ロッド「あぁ‥そのつもりだ」








    ケニー「そうか‥なら俺たちは見張りをしてくるぞ。奴らが追ってくるかもしれないからな」








    ケニー「行くぞカーフェン」







    カーフェン「はい‥」











    ガチャ、バタン









  170. 170 : : 2020/01/06(月) 01:40:01
    ロッド「ヒストリア‥」







    クリスタ「‥」









    ロッド「お前は私の血を引き継いでいるとはいえ‥あの下級国民の血も流れている」






    ロッド「ハッキリ言ってお前の存在は私にとって邪魔でしか無かった。」







    ロッド「あの時お前を訓練兵にしたのは‥酷く後悔していたよ」







    ロッド「だがやっと‥私の唯一の不安を払拭できる。そして‥その身に宿す力を私にくれ」









    クリスタ「‥」ピクッ










    ロッド「私はお前の車力の力を奪い‥完璧なる力を手にいれ‥上級国民計画を実行するのだ!!!!」グサッ!!!!!










    ロッド「ぐおおおおっ!!?」バタバタ









    クリスタ「」ガバッ








    ロッド「な、何!?いつ起きていたのだ!?」ボタボタ







    クリスタ「ここに運ばれてから‥」








    ロッド「そ、そうか‥くそっ!?目が!!!」ブシュ!!!









    クリスタ「!?」








    クリスタ「目が‥再生している!?」






    ロッド「驚いたか?‥私にも回復能力があるのだよ」ニヤリ









    クリスタ「そんな‥どうして‥」








    ロッド「教えるつもりはない。貴様はどうせもうすぐ私の餌になるのだからな」









    クリスタ「‥もんか」







    ロッド「ん?何か言ったか?」







    クリスタ「もう自分を殺してたまるか!!!私は自分のために生きる!!!あんたなんかにもう縛られない!!!!」ガリッ!!!










    ロッド「‥ふふふ‥何を言っている?」









    車力「グルルルルッ!!!!!」ブシュ!!!








    ロッド「無知とは哀れだ‥お前は身の程を弁えろ」スッ









    車力「グオオオオオオッ!!!!」ガバッ!!!











    ロッド「」バシュッ!!!









    車力「立体機動!?」グルン!!!









    ロッド「ほう‥巨人化しても会話出来るのか?それは便利な能力だな」









    車力「あなたは兵団で訓練を受けてないはず‥何故立体機動を使えるの?」









    ロッド「だから何回も言わせるな。貴様には知る権利も質問する権利も‥ましてや」








    ロッド「人権もないのだから」ニヤリ










    車力「くっ、くっそ!!!ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」













    ロッド「オロロロロロロロロロロ!!!!!」ベチャ、ベチャ










    車力「!?」ベチャリ









    ロッド「‥やはり‥今の力では巨人化能力者を支配できないか‥」バシュッ!!!









    車力「!!?」ドス!!ドス!!













    ロッド「終わりだ!!!」ガキンッ!!ガキンッ!!!












    車力「待ってー」ドォオォォ!!!!ズドォッ!!!!










    クリスタ「ブハッ!!!!」ズドーン!!!!












    クリスタ「」ゴロゴロ、ドサッ












    ロッド「あっけなかったな」スタスタ















  171. 171 : : 2020/01/06(月) 01:52:28
    ロッド「では‥このまま貴様を食す事にする」 






    クリスタ「ま‥て」プルプル







    ロッド「すまないがそれは無理だ」ガブリ!!!








    クリスタ「ぐわああああああ!!!!や、やめててぇぇぇえ!!!」グシャ


















  172. 172 : : 2020/01/06(月) 02:02:32
    ー翌日の朝 ミッドラス宮殿ー






    ケニー「‥おい‥入るぜ」ガチャ









    ロッド「‥」







    ケニー「お前‥ロッドか?」









    ロッド「あぁ‥そうだ」








    ケニー「なんか‥若返ってないか?」






    ロッド「そうだな。やっと力が安定してきたようだ」







    ケニー「じゃあ‥食ったのか?」






    ロッド「あぁ‥血も一滴残らず‥骨も噛み砕いてやったぞ」ニヤリ









    ケニー「そうか‥あれから調査兵団の奴らは来なかったぜ。どうやら俺たちの居場所がまだ分かってないみたいだな」









    ロッド「いや‥調査兵団がこちらに向かってきているぞ」









    ケニー「それは本当か?何故わかる?」







    ロッド「力がより強力になってからだ。ユミルの民のエネルギーをよく感じれるようになってな。特に巨人化能力者を強く感じるようだ」









    ケニー「そうか‥やっと本格的な仕事が始まるってわけか」









    ロッド「ケニー。サネスの部隊とラルフの部隊にも伝えろ。全兵力を上げて、調査兵団を返り撃ちにしてやれとな」











    ケニー「全員殺して構わないのか?」








    ロッド「いや‥巨人化能力者とアッカーマンは殺すな」








    ケニー「実験に使うからか?」






    ロッド「そうだ。それに私が地ならしを行使出来ない可能性もあり得る。」





    ロッド「私が完璧な上級国民になれば調査兵団がいなくても世界を破壊する事は容易である。奴らにはもうモルモットとしてしけ利用価値はないのだ」





    ロッド「それと時を見計らって私も戦場に出る事にしよう。この力を実戦で試しておきたいからな。世界を滅ぼす前に‥な」








    ケニー「分かった‥」ガチャ








    バタン












    ロッド「やっと‥やっと‥だ」










  173. 173 : : 2020/01/06(月) 02:24:54
    ●現在公開可能な情報●

    【調査兵団】
    ●エルヴィン・スミス 父との夢を叶えてより一層人類への貢献をすると誓っている。獣の巨人の継承者

    ●ハンジ・ゾエ 女型の巨人の力を継承してからは自分の身体でも実験をするようになった。

    ●リヴァイ 原作同様に圧倒的な戦闘能力を誇るが、自分がアッカーマン一族であるとは知らない

    ●エレン・イェーガー 真の自由を手に入れるには海の向こうの敵を全て殺さないといけないと思っている。始祖・進撃の継承者

    ●アルミン・アルレルト 念願の海にたどり着いて夢を叶えだが、エレンとのすれ違いにより複雑な心境をしている。超大型の継承者。

    ●ミカサ・アッカーマン アッカーマンの秘密も、自分が将軍家の末裔であることも知らない。リヴァイには劣るが高い戦闘能力の持ち主。

    ●フロック・ファルスター 数々の死戦を経験して、達観している。鎧の巨人の継承者。

    ●ジャン・キルシュタイン トロスト区暴動に関して激しい怒りを感じている。巨人や世界よりよりも暴徒に復讐心を感じている

    ●サシャ・ブラウス 海の生物に対しての調理法を模索中。

    ●コニー・スプリンガー 身長は伸びてきたが、相変わらずの馬鹿である

    ●ユミル 顎の巨人の継承者であり、クリスタを守る事を第一に生きてきたが、、、

    ●クリスタ・レンズ 車力の巨人と化してロッドと戦うが惨敗して食べられてしまう

    ●モブ調査兵 アニの強襲やライナー達との戦いやジークの投石などで殆どの兵士が死亡してしまい熟練兵はリヴァイ、エルヴィン、ハンジしかいないためモブ調査兵は全て3ヶ月前のトロスト区暴動事件の時に加入した新兵。しかしマリア最終奪還作戦を生き残り、普通の兵士とは一味違う



    【王政勢力】
    ●ロッド・レイス クリスタを捕食して車力の力を奪う前からある程度巨人の力を使えていたが、その理由は不明である。トロスト区を暴徒まみれにした張本人でもある。完璧なる力を手にした後は世界を滅ぼして、上級国民計画を実行すると豪語している。

    ●ケニーアッカーマン リヴァイの叔父であり、五十歳を超えていながら、リヴァイと同等以上の戦闘能力を誇る。世界を盤上ごとひっくり返すという夢がある

    ●トラウテ・カーフェン 狭い壁の中ですら争いが絶えない事に嫌気を感じている。そのためケニーの夢を叶えて、生きる意味を探し求めている。ミカサに匹敵する戦闘能力の持ち主

    ●サネス 王に心酔しており、打倒調査兵団を目指して厳しい訓練課程を実行してきた。中央憲兵

    ●ラルフ サネスの昔からの相棒であり、ロッド・レイスのために心臓を捧げると誓っている。中央憲兵

    ●サネス部隊及びラルフ部隊 2人が指揮する中央憲兵の部隊であり、銃撃戦やブレードによる殺傷を得意としている。

    ●対人制圧部隊 散弾銃の装着された立体機動をする対人向けの部隊。また、巨人の硬質化対抗するために雷槍も扱う事が出来る。
  174. 174 : : 2020/01/06(月) 22:07:49
    エルヴィン「‥総員立体機動に移れ!!!何としても目的を果たせ!!!」バシュッ!!!





    全員「ハッ!!!」バシュッ!!!








    サネス「まずはライフルで敵の数を減らす!!接近されたら立体機動で応戦しろ!!!」









    ラルフ「来たぞ!!ここを死守してロッド様の夢を叶えるぞ!!!」ドシュ!!









    全員「ハッ!!!」ドシュ!!










    エルヴィン「あれは中央憲兵か‥」(ユミルの言っていた特殊な立体機動装置はつけてない)








    エルヴィン(ならば‥)バシュッ!!!









    エルヴィン「」バッ!!!








    全員「!」










    アルミン「よし‥」バシュッ!!










    中央憲兵「!‥1人突っ込んで来るぞ!!」ドシュ!!








    サネス「撃ち落とせ!!!」ドシュ!!ドシュ!!












    アルミン(よし‥この距離だ!!)ブシャァ!!








    ラルフ「ハハハッ!!命中したぞ!!馬鹿め!!」









    カァッ!!!




    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!



















    サネス「前にいた奴らが‥」












    ラルフ「ごほっ‥どえらい数やられたぞ‥」








    サネス「ひっ!!?」








    中央憲兵2「あれは‥巨人か‥大きい‥」








    ラルフ「まさか‥あれが超大型の巨人か?」











    サネス「ひ、怯むな!!!ロッド様の話によれば超大型は1日に一回しか完全な巨人化ができない!!!」







    サネス「それに巨大なため動きは遅いらしい!!!立体機動で倒せる!!!むしろこちらにとっても好都合だろ!?」









    ラルフ「あぁ‥」ザシュッ!!!








    サネス「ラルフ!?」








    ラルフ「」ボトッ、コロコロ








    中央憲兵3「こ、コイツら‥いつの」ザシュッ!!!






    ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!








    サネス「くっ、くっそ!!!」バシュッ!!!












    サネス(さっきので距離を詰められていたのか‥くっそ‥このままではマズイ)バシュッ!!!










    サネス「一旦距離を取れ!!!」バシュッ!!!










    エルヴィン「敵は雷槍を装備してない!!フロック!!!今がチャンスだ!!!」バシュッ













    フロック「了解!!!」ガリッ!!
















    サネス「な、なんだ‥また巨人か!?」









    中央憲兵4「サネスさん!!これでは全滅しますよ!!!!」













    鎧「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」









    中央憲兵5「つ、強そうだ!」

















  175. 175 : : 2020/01/06(月) 22:19:37
    中央憲兵6「おらっ!!!」ガキンッ!!






    鎧「」ドシン、ドシン






    中央憲兵7「サネスさん!!ブレードによる攻撃が通じていません!!!」









    サネス「全身が硬質化に覆われている‥では‥あれが鎧の巨人なのか‥」











    エルヴィン「ここはフロックだけで十分だ!!!我々はここを素早く突破してクリスタの捜索を開始するぞ!!」バシュッ!!!








    全員「了解!!!」バシュッ!!!!








    サネス「!?」






    中央憲兵8「あ、アイツら!!サネスさん!!」









    サネス「放っておけ‥あっちには対人制圧部隊が控えている‥」











    中央憲兵9「じゃあ‥我々は鎧の巨人の相手をするという事ですか?」










    サネス「あぁ‥殺すつもりで戦うぞ。それでやっと捕獲できるくらいになるはずだ」








    中央憲兵10「しかし‥先ほどの超大型の攻撃で半分くらいはやられました‥それに我々には奴を倒す手段がありません」








    鎧「」ダッ!!!!









    サネス「‥いや‥策はある」バシュッ!!







    中央憲兵11「なっ!?サネスさん!?」










    サネス「おおおっ!!!らあっ!!!」バシュッ!!!!ザシュッ!!!!











    鎧「!!?」ドサッ!!ドシン!!











    中央憲兵12「そうか‥確か硬質化で覆われてない部分があると聞いた事がある。そこを狙ったのか」










    サネス「まずは‥足止めは成功だな」バシュッ!!!スタッ!








    中央憲兵12「えぇ‥ですが次は警戒されるので足の裏を狙うのは困難になりますよ。」






    中央憲兵12「それに‥あれでは時間稼ぎにしかなりません」









    サネス「あぁ‥それは重々承知している。今のうちに‥」バシュッ!!








    サネス「ついてこい!!!全員だ!!」バシュッ!!









    全員「ハッ!!」バシュッ!!










  176. 176 : : 2020/01/06(月) 23:12:33
    鎧「」ムクリ





    鎧(油断していた‥)ドシン、ドシン







    鎧(奴らが巨人についての情報を知っている事を忘れていたぜ‥まぁ‥実物を見るのは初めてだったらしいが‥)ドシン、ドシン








    鎧(それに元々憲兵は訓練兵の成績上位10名しかなれない‥でも大抵はベテランになればなるほど腐っていくから‥弱い奴が多いんだが)







    鎧(中央憲兵はエリートの中でもより優れた奴が抜擢される‥そして王政直属の奴らなら憲兵の中でもトップレベル。少し舐めていた部分があるのは否定できないな)ドシン、ドシン











    鎧(しかし奴らどこに行った?)ドシン、ドシン












    サネス「‥突撃!!!!!」バシュッ!!!!!








    中央憲兵複数「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」バシュッ!!!!!











    鎧(何故マントを‥それより突っ込んで来たぞ‥)スッ!










    中央憲兵複数「上級国民ロッド様のために心臓を捧げよ!!!!!!」バシュッ!!!!!










    鎧(絶望的な戦力差で頭が逝かれたのか?まぁ‥それならすぐに楽にしてやる!!!)ブォーン!!!










    サネス「今だ!!!一斉に離散せよ!!!!!!!!!!」バシュッ!!!













    鎧(こ、こいつら雷槍を!?)ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!!ガキンッ!!ガキンッ!!









    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!









    フロック「ぐぼおっ!!?があっ!!?」ドサッ!!










    フロック「おっ‥ゴハッ!!!」ベチャ







    フロック(まさか特攻してくるとは‥だが‥回復すればどうって事ない)ブシュゥゥ








    フロック「ふぅ‥」ドクドク







    フロック「よし‥」ムクリ









    フロック「作戦成功の煙弾を」バシュッ!!!









    フロック「さて‥俺も合流するぞ」ザシュッ!!!!






    フロック「な、なに!?」ブシャァ!!!!







    サネス「完全に油断したな‥四肢は切断させてもらうぞ!!!」ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!











    フロック「ぐおおおおおおおおおおお!!!て、てめえま!!!な、何で!?」ジタバタ









    サネス「他の奴が特攻してる間に私だけ離脱したのだ」







    フロック「ぐっ‥く‥てめぇ‥だけ逃げたのか?」ドクドクドクドク








    サネス「逃げたのではない。我々は貴様ら巨人化能力者を捕獲しろと命令されている。全員が特攻すれば捕獲は出来なくなるからな」











    フロック「はぁ‥はぁ‥くっ‥」ドクドクドクドクドクドク







    サネス「それに私は王のために死ぬわけにはいかないのだ」









    フロック「はぁ‥ゴフッ‥最初から雷槍を使わなかったのは‥何でだ?」ドクドクドクドク






    サネス「我々には対人制圧部隊と違って雷槍を完璧には扱えないからな」








    サネス「まぁそんな事はどうでもいいさ」スッ













    フロック「それは‥巨人化薬か?」













  177. 177 : : 2020/01/06(月) 23:19:19
    サネス「あぁ‥今からお前を食べて鎧の力を奪い取る」






    フロック「‥巨人化能力者を捕獲しろと命令されたんじゃなかったのか?」






    サネス「あぁ‥だがそれはロッド様が巨人化能力者を用いて実験をするためだ。殺せば巨人の力は赤子継承される事になる」







    サネス「そうすれば再び巨人の力を探すのは困難だ。もしかしてらマーレの収容区にいる赤子に力が宿るかもしれないからな」







    サネス「だが私がお前の力を奪えば、巨人の力を手に入れた事になる。それに私はロッド様のためならなんでもやる。」








    フロック「くっ‥ま、まってー」








    カッ!!!


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ









    サネス巨人「」ガシッ!!!









    フロック「や、やめろ!!!この!!!」バキッン!!!




















    グチャグチャ!!!ゴキッ!!!



















    サネス「」ブワッ!!!!













    サネス「これは‥巨人の力を‥俺が‥」ブシュゥゥ











    サネス「間違いない‥巨人の力を宿した直後は記憶が飛び‥動けなくなると言われているが‥それは個人差がある」








    サネス「どうやら俺は記憶が少しだけ飛んだらしい‥身体には力が漲っている‥」













    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ











    サネス「あっちでは‥対人制圧部隊が配備されていた‥まさか‥」














    サネス「俺も行かねば」バシュッ!!!





























  178. 178 : : 2020/01/06(月) 23:35:53
    ーミッドラス宮殿 内部ー


    ケニー「よっと‥」ガチャ






    ロッド「ケニーか‥」








    ケニー「残念ながらサネスとラルフの部隊は全滅した」









    ロッド「そうか。まぁ‥期待はしていなかったが」










    ケニー「ただ‥サネスは鎧の力を奪ったぞ。こっちに向かっている」








    ロッド「ほぅ‥あの小物にしてはよくやったな」









    ケニー「調査兵団めちゃくちゃ強いじゃねぇか」









    ケニー「対人制圧部隊は俺1人だけになっちまったぞ。これからどうするんだ?」










    ロッド「場所を移す‥やるべき事をやってからな」










    ケニー「ん?」







    ドォッ!!!









    ユミル「クリスタは!?どこだ!?」








    エレン「お前らは?‥」








    ケニー「俺はケニー。こっちは壁の王だ」









    ユミル「じゃあ‥てめぇがクリスタの‥クリスタはどこにいる!?」







    ロッド「もうこの世にいない。奴を食した。そして私は完璧なる上級国民の力を手に入れる事ができたのだ」










    エレン「上級国民だと‥なにを言ってやがる?」










    ユミル「」スッ








    ドォッ!!ガキンッ!!










    ユミル(音響弾が‥撃たれたのか‥)








    ケニー「仲間は呼ばせないぞ」














    ロッド「‥なるほど‥ケニーの言った通り‥サネス以外は我が兵力はいないみたいだな」











    エレン「調査兵団の力を舐めるなよ!!もう降参しろ!!お前ら2人だけで何が出来るって言うんだ!!」









    ケニー「‥」









    ロッド「しかし‥始祖が自ら私のところへ来るとは‥こちらから行く手間が省けたな」












    エレン「は?」









    ロッド「邪魔が入っては困るからな‥面白いものを見せてやる」ビキビキビキ







    ユミル「あれは巨人の力を使う兆候だ!!」ガチャン






    エレン「その前に仕留めるぞ!!!」スチャ







    ドォッ!!ドォッ!!






    エレン「!?」ガキンッ!!!








    ユミル「しまった‥」ガキンッ!!








    ケニー「これで立体機動装置は使えないな」ニヤリ









    ユミル(この男‥ただ者じゃないな)






    ユミル「エレン‥」






    エレン「あぁ‥もう巨人化しかねぇな!!」









    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ



    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ




    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ








    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ






    ケニー「おおっ!?」









    エレン「な、なんだ!?」グラグラ






    ユミル「まさか‥これも巨人の力なのか!?」グラグラ











    ロッド「これでいいな」








    ケニー「おいおい何をしてんだよ?」







    ロッド「この部屋の周辺を分厚い硬質化物質で覆ったのだ。雷槍でも簡単には破壊出来ないぞ」ニヤリ











    エレン「閉じ込めたつもりか?馬鹿め‥こっちにとっても好都合だろ?」










    エレン「お前ら2人をまとめてぶっ殺すチャンスだ!!!」










    ケニー「威勢が良いのは構わねぇが。相手との力量を正しく認識出来ないなら、これから長生き出来ないぞ?」








    エレン「なんだと!?」






    ユミル「エレン挑発に乗るな」






    エレン「あ!?」









  179. 179 : : 2020/01/06(月) 23:46:06
    ユミル「よく考えてみろ。今この部屋を奴が硬質化で閉鎖したおかげで私達が有利になった」





    ユミル「奴ら2人は私たちを殺さない。何故なら力を失う事は避けたいからだ」






    ユミル「それにこの密閉されて空間では立体機動は十分に使えない。私達が巨人化すれば主導権は完全に私たちが握れる」









    エレン「確かに‥それに車力は戦闘向きではないからな」









    ケニー「どうやらお前らは正真正銘の馬鹿らしいな」









    ユミル「‥」







    ケニー「よく考えてみろよ?車力の巨人にこの部屋を覆うほどの硬質化が出来たか?」








    エレン「!」







    ケニー「いいか?巨人の力ってのは王家の人間がより真価を発揮できるようになっているんだ。お前ら下級国民の巨人の力とはロッドのは格が違うんだよ」









    ロッド「ケニーの言う通りだ」スタスタ








    エレン「‥」



    ユミル「‥」








    ロッド「お前らは我々を追い詰めたつもりみたいだが‥それは違う」










    ロッド「私を倒せないのだからな」ビキビキビキビキビキビキ











    ドスッ!!!ドスッ!!!








    ユミル「!?」ベチャベチャ







    エレン(地面から硬質化物質だと!?)ベチャベチャベチャ











    ロッド「」ギュオン!!!!







    エレン「ガッ!!?」(手が伸びた‥なんだ‥これは)ビリビリビリビリ!!!












    ユミル(エレンの様子が‥何かしやがったな!!!)ガリッ








    ケニー「させねぇよ」ガキンッ!!!







    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ











    ユミル「ごおっ!!!!」ドサッ










    ケニー「わざと雷槍を遠くに発射してダメージを減らしてやった。これなら死なねぇだろ?」











    ユミル(‥くそ‥意識が‥さすがにこれはヤバいな)ボタボタ













  180. 180 : : 2020/01/06(月) 23:59:45
    ー座標ー






    エレン「ここは‥」






    ロッド「やっと目覚めたか」





    エレン「て、てめぇ!!」










    ロッド「貴様は何か勘違いをしている」







    エレン「何を言ってやがる?」









    ロッド「私と貴様は同類だ。だから争う必要はない」







    エレン「俺とお前が同類だ?ふざけた事を言ってんじゃねぇぞ!!」







    ロッド「お前は自分に危害を加える奴がいれば、排除してやる」






    エレン「!」






    ロッド「自分から自由を奪う奴がいれば、そいつから自由を奪ってやる。お前はそんな考えをしているだろう?」









    エレン「あぁ‥だがお前は下級国民と上級国民と人間を区別して‥支配しようとしているだろ?」











    エレン「やっぱり俺とお前は違うだろ?」










    ロッド「いや‥そうじゃない」










    ロッド「私は確かに自分が上級国民である事に誇りを感じている。そして下級国民を見下しているが‥」









    ロッド「世界を滅ぼすという目的に関しては‥お前と私は共通している」








    エレン「まさか‥地ならしを‥」







    ロッド「そうだ。お前は優柔不断な調査兵団の仲間に苛立ちを感じるようになった」






    ロッド「口を開けば話合おうと言ってくる馬鹿な連中がうざいだろ?世界を滅ぼさないと我々ユミルの民は本当の自由を取り戻せないのにな」









    エレン「その考えだけは‥同じだな」









    エレン「だがお前は仲間を殺して‥クリスタを食べた。」








    ロッド「よく考えてみろ?私が手を出したのはクリスタだけだ」







    ロッド「お前らがクリスタを取り返しに来たから、戦う羽目になったのだ」







    エレン「当たり前だろうが!!クリスタは俺たちの大切な仲間だ!!!」









    ロッド「エレンよ‥お前は仲間が自分のために死んだ時‥何を思った?」







    エレン「!」







    ロッド「お前は‥こう思ったんじゃないか?これは‥仕方ない事だったんだと」








    エレン「あぁ‥」







    ロッド「結局お前ら調査兵団の中にも命の優先順位があって、お前とお前の親しい仲間以外はどうでもいいんだろ?」








    ロッド「クリスタ以外の‥お前が普段あまり接してないような調査兵が拐われたらどうだ?ここまでの怒りを感じなかった。それどころか我々と争うような事も無かったかもしれないな」











    エレン「あぁ‥それは否定しねぇよ」











    ロッド「お前にとっての‥大事な人々を救いたいなら今すぐ地ならしをやるんだ」







    エレン「‥今すぐだと?」












    ロッド「世界の総攻撃が始まれば‥我々の住むこんな小さな島など簡単に制圧されてしまう。敵が攻めてこないうちに地ならしをやるしか我々が生き残る道は残されていないのだ」












    エレン「‥」









    ロッド「何を悩んでいる?お前は自由になりたいのだろう?」









    ロッド「なら地ならしをやるしかないだろ?」














  181. 181 : : 2020/01/07(火) 00:11:35
    エレン「俺が地ならしをして‥世界を滅ぼせたとしても‥」






    エレン「俺が世界に向けて進撃している間に‥お前はこのパラディ島を支配するんじゃないか?」










    エレン「そして力を使って消耗した俺の巨人力も奪う‥そうだろ?」








    ロッド「お前が私を信用できない気持ちは分かる。だが安心しろ」









    ロッド「私は世界さえ滅ぼせればそれでいい。私の理想としている上級国民計画とは‥」









    ロッド「ユミルの民という上級種族のみを繁栄させる事を意味するからな」










    エレン「!」









    ロッド「つまりお前と私の利害は完璧に一致している。手段の違いがあったとはいえ‥目的はやはり同じなのだ」














    エレン「じゃあ‥クリスタの事を食べた理由を教えろ」










    ロッド「簡単な話だ。私が完璧な上級国民にさえなれば地ならしを発動できるようになるからだ」








    エレン「まさか‥」







    ロッド「私は歴代のレイス家の実家データを元に、巨人化能力者になることなく、一部巨人の力を扱う事に成功した」







    ロッド「そして巨人の力を一つでも宿せば王家の私は始祖ユミルに命令を下すことができる。」










    エレン「」チラッ








    始祖ユミル「‥」









    エレン「じゃあ‥アイツが‥」








    エレン「で、でも!人間のまま巨人の力を一部得る事が可能なのか?」







    ロッド「それは私という存在で証明しているはずだ。それにお前の家族であるミカサ・アッカーマン。アッカーマン一族が強い理由は私と同じく巨人の力を一部使えるからだ」










    ロッド「つまり車力の巨人を継承して完璧な上級国民になった私と、始祖を宿すお前」






    ロッド「私たち2人だけがユミルの民を救う事が出来るというわけだ」












    エレン「‥」













    ロッド「お前が地ならしをやらないと言うなら、私がやる」










    ロッド「さぁ‥好きな方を選べ。お前がやるのか?私がやるのか」
















    エレン(コイツが地ならしを発動すれば‥最初にパラディ島を‥)














    エレン「‥分かった‥俺がやろう」

















    ロッド「いい判断だな」ニヤリ











    ロッド「さぁ‥奴らから自由を奪って、我々が自由を勝ち取るぞ。この世に必要な人間はユミルの民だけだ」































  182. 182 : : 2020/01/07(火) 00:19:59
    ジャン「おいおい‥この揺れはなんだ!?」ゴゴゴゴゴゴゴ






    サシャ「地震ですかね!?」ゴゴゴゴゴゴゴ






    コニー「地震にしては‥大き過ぎないか!?」ゴゴゴゴゴゴゴ















    リヴァイ「お前ら外に出ろ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ









    アルミン「ど、どうしてですか!!?」ゴゴゴゴゴゴゴ









    リヴァイ「壁の巨人が‥動き出した」ゴゴゴゴゴゴゴ










    全員「!?」ゴゴゴゴゴゴゴ












    アルミン「それは‥地ならしが発動したと‥言うことでしょうか?」ゴゴゴゴゴゴゴ



















    リヴァイ「あぁ‥だろうな」ゴゴゴゴゴゴゴ









    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ








    バキバキバキッ!!!!!











    全員「!?」ゴゴゴゴゴゴゴ





























    ハンジ「エルヴィン!!巨人だ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ









    エルヴィン「あぁ‥だが大きすぎる‥超大型なんて比にならんぞ」ゴゴゴゴゴゴゴ





































    ミカサ「みんな!!」バシュッ







    全員「!」ゴゴゴゴゴゴゴ












    ミカサ「宮殿が崩落する!!早く外に!!」バシュッ












    リヴァイ「だから急げと言ったんだ!!グズグズするんじゃねぇ!!」バシュッ












    全員「了解!!」バシュッ!!




















  183. 183 : : 2020/01/07(火) 00:26:38
    ー数時間後 ミッドラス宮殿跡ー





    アルミン「‥」









    エルヴィン「‥宮殿には‥クリスタも居なかったな」













    ハンジ「‥」








    ユミル「‥」








    ミカサ「それに‥エレンも見てません‥」









    アルミン「きっと‥あのデカイ巨人はエレンだ」









    ジャン「どうしてそれがわかる?」







    アルミン「壁の巨人はあのデカイ巨人に先導されて‥南に進撃していった」







    アルミン「巨人を操れるのは‥始祖だけだ」






    アルミン「始祖を宿すのはエレン。だからあのデカイ巨人もエレンが生成した‥」









    エルヴィン「私も同意見だ」









    ミカサ「そんな‥エレン」









    コニー「で、でもよ!始祖の力はエレンだけじゃ使えないんだろ!?」











    アルミン「あぁ‥王家の人間以外が始祖の力を使うには王家の人間と接触しなければいけない」







    アルミン「‥もしかしてら‥宮殿の中に‥クリスタ以外の王家の人間がいたのかもしれない」









    サシャ「じゃあエレンは‥その人と接触して‥」










    ハンジ「その線が濃厚だろうね。しかし‥まいったな」









    ハンジ「まさか本当に地ならしをやってしまうとは‥」












    ジャン「で、でも!これは俺たちを救うために‥仕方ない事ですよね?」










    アルミン「あぁ‥でもこれは‥やり過ぎだ‥前代未聞の大量虐殺だよ」
























    全員「‥」












  184. 184 : : 2020/01/07(火) 00:33:36
    ケニー「はぁ‥はぁ‥」スタスタ







    全員「!」







    リヴァイ「お前は‥ケニーか?」









    ケニー「よ、よう‥久しぶりだな」スタスタ











    エルヴィン「リヴァイ。知り合いか?」









    リヴァイ「まぁな‥」








    リヴァイ「それで?なんでお前はこんなとこにいるんだ?」








    ケニー「対人制圧部隊だからだ」








    全員「!?」









    ジャン「こ、こいつ!!」







    リヴァイ「ジャンやめろ」






    ジャン「しかし‥」









    リヴァイ「コイツにはもう敵意はねぇよ。目を見ればわかる」







    ケニー「あぁ‥そうさ。敵意があるなら今頃お前らを雷槍で吹き飛ばしているところだからな」








    ケニー「立体機動装置を外して、武器を置いてきたのは敵意がないことを証明するためだ」











    エルヴィン「では‥何をしにここへ?」









    ケニー「へっ‥そりゃ‥」








    ケニー「ロッドとエレンの事についてだ」







    全員「!」








    ミカサ「エレンの事を‥何か知っているんですか!?」









    ケニー「まず‥地ならしを発動したのはエレンだ。ロッドって壁の王に唆されてな」












    ハンジ「やはり‥王家の人間がいたのか」









    ケニー「エレンは今自らも巨人化して‥世界へ進撃している。‥さっきのクソデカイ奴がエレンだ」









    ミカサ「そんな‥」








    ケニー「地ならしは世界を滅ぼす事が出来るが‥それだけじゃ‥俺たちは救われない」












    ケニー「ロッドを殺さないとな」











    アルミン「それは‥何故ですか?」
















  185. 185 : : 2020/01/07(火) 00:41:01
    ケニー「ロッドは上級国民計画って危ない事をやろうとしているんだ」






    アルミン「な、何ですかそれは?」








    ケニー「実はロッドも地ならを扱う事が出来る。巨人の力についての知識もある」








    ケニー「そんなロッドはその力を悪用して、自分だけの理想国家を建国する事にした」







    ケニー「今のロッドには‥力がある。‥エレンが世界を滅ぼしたら‥計画を実行するだろう」









    アルミン「ですから‥その上級国民計画の具体的な事を教えてください」







    ケニー「そう焦るなよ。物事には順序があるだろ?」










    ケニー「ロッドは上級国民の力を使って‥ユミルの民の記憶を改竄して‥自分に都合の良い国を創るつもりだ」








    全員「!」










    ケニー「つまり‥一部の例外を除いては‥この島の大半はロッドに脳みそを握られている事になる」









    ケニー「‥まぁ‥さすがのロッドも始祖の力を持つエレンを利用しなければ‥記憶を改竄する事はできねぇだろうが」












    アルミン「そんな‥エレンはそれを知った上で地ならしを起こしたんですか?」






    ケニー「いや‥エレンはロッドに利用されただけだ」















  186. 186 : : 2020/01/07(火) 01:00:23
    全員「‥」





    リヴァイ「そのロッドって奴はどこに行った?」






    ケニー「さぁな‥気づいた時にはもういなかった‥」






    ケニー「だが奴は確か場所を移すと言っていた。」








    エルヴィン「‥その場所については心当たりがある」






    ハンジ「まさか‥島の北側?」






    エルヴィン「あぁ‥」






    ケニー「へぇ‥言われてみればロッドはウォールマリア北側まで行く事が度々あった」








    リヴァイ「それは本当か?」






    ケニー「あぁ‥巨人の実験をするとか言ってな。今思えば奴の本拠地が北側のどこかにあるのかもしれないな」








    エルヴィン「ロッドの顔絵はあるか?」







    ケニー「当たり前だ。奴のさまざまなデータ付きであるぜ」スッ







    エルヴィン「感謝する」パシッ






    リヴァイ「凄い書き込まれてるな‥」






    ケニー「当たり前だろ?最初からロッドを裏切るつもりだったからな」






    ケニー「とにかくそれを見て早めに作戦を立てた方がいいぞ。エレンが帰ってくるまでにロッドを見つけ出して、奴を殺さないと‥俺たちの負けだ」





    アルミン「ケニーさん‥」






    ケニー「あ?」





    アルミン「さっき‥例外がいると仰っていましたよね?」







    ケニー「あぁ‥言ったな」







    アルミン「それは巨人化能力者の事ですか?」







    ケニー「いいや、アッカーマンの話だ」










    全員「!?」













  187. 187 : : 2020/01/07(火) 01:09:10
    ケニー「お前らも知っているだろ?アッカーマンが何なのか」





    ミカサ「‥アッカーマンって‥」





    ケニー「は?まさか知らなかったのか?」





    アルミン「‥え?どう言う事ですか?」





    ケニー「アッカーマン一族ってのはユミルの民の中でも特殊な一族で、人間の身体のまま一部巨人の力を発揮する事が出来るんだ」







    ミカサ「私もアッカーマンですが‥」








    コニー「じゃあ‥ミカサが強い理由は‥アッカーマンだからだったのか?」







    リヴァイ「‥まさか‥」







    ケニー「お前もアッカーマンだ。そして俺もな」








    全員「!?」








    ケニー「アッカーマン一族には記憶操作も始祖の力も効かない。だからロッドに始祖の力を使われた時の唯一の対抗手段が俺たちアッカーマンって事だ」







    ケニー「でも残念ながらアッカーマンは現在は俺とリヴァイ‥そしてそのミカサって女のさんにんしかいないんだ」







    ケニー「昔から戦闘能力の高さとその特性から王政から恐れられていたからな。迫害されていたんだ」










    アルミン「では‥あなたはどうやってロッドの懐に潜り込んだのですか?」










    ケニー「まぁ‥いろいろあったんだよ」









    ケニー「とにかくだ‥早くロッドを殺さないといけない。」








    エルヴィン「なら駐屯兵にも応援を頼む事にしよう。場所が特定出来てない以上は捜索の目を増やした方がいいからな」








    ケニー「その辺は任せるぜ。だが憲兵にはこの話はしない方がいい。ロッドの斥候が紛れ込んでいるかもしれないからな」











    エルヴィン「‥了解した」







  188. 188 : : 2020/01/07(火) 01:19:25
    【現在公開可能な情報】

    上級国民であるロッド・レイスに唆されて地ならしを発動させて世界へ進撃を開始したエレンと壁の巨人。しかしそれはロッドの策略であり、エレンを地ならしで疲弊させたところを狙い、始祖の力を利用してユミルの民の記憶を改竄することが目的だった。
    ケニーはそれを調査兵団に知らせて、自身もロッドの上級国民計画を阻止することに協力する事を伝える。
    パラディ島の北側に本拠地がロッドの本拠地があると睨んだ、エルヴィンは駐屯兵にも応援を要請する事にした。
  189. 189 : : 2020/01/07(火) 01:23:00
    ーあれから一週間後ー




    ロッド「やはり‥巨人の力は複数得ると‥力もより強まるらしいな」ビキビキビキ







    ロッド(宮殿跡から去る前に‥サネスを食して鎧の力も得た)









    ロッド(その甲斐もあってか‥以前よりも硬質化で作れる物質が増えた)









    ロッド(エレンが来る前でに‥敵が攻めてくるかもしれないからな)










    ロッド(強くなっておいて‥損をする事はない)




















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!












    ロッド「‥どうやら‥ここを嗅ぎつけてきたらしいな」ガタッ
















    ロッド「‥」スタスタ




















  190. 190 : : 2020/01/10(金) 23:26:57
    ーパラディ島 最北エリア 某地ー








    エルヴィン「総員戦闘用意!!!これで終わらせるぞ!!!」ドドドッ









    エルヴィン「我々ユミルの民が自由を勝ち取る!!!ここで負けるわけにはいかない!!!作戦通り各班に分かれて多方面から同時に叩く!!!!!」バッ!!










    全員「ハッ!!!!」バシュッ!!!!











    ロッド「馬鹿め‥今の私は車力と鎧を吸収して完全なる上級国民となった」スタッ










    ロッド「この距離でも会話が丸聞こえだぞ。今の私は普通の人間とは段違いに五感が優れているのだ」スッ










    全員「」バシュッ!!!!










    ロッド「全方向から同時に来ると言うのならば‥大量の硬質化物質を生成して一網打尽にするだけだ」ビキビキビキ!!!!!










    エルヴィン「」カァッ!!!!









    全員「」バシュッ!!!!










    ロッド「!」










    獣「」スチャ!!!バキッ!!!!










    ハンジ「全員その場で待機!!!敵の様子を伺い臨機応変に動くんだ!!!」スタッ








    全員「ハッ!!!!」バシュッ












    ロッド「まさか‥さっきの会話はフェイク‥私を陥れるために‥」











    ギュオン!!!!!!








    ロッド「ハッ!!!」ドゴォン!!!!












    獣「やはり‥硬質化による壁を生成出来るのか‥」









    リヴァイ「思ったより厄介な能力だな‥あれじゃ迂闊に近づけないぞ」










    獣「あぁ‥分かってるさ」ガシッ!バキッ!!!










    ロッド「また投石攻撃か‥無駄だ‥壁に身を隠せば」スッ








    ズドォッ!!!!







    ロッド「ぐっ!!?」ブシャァ









    サシャ「命中しましたよ!!!」ガチャン








    ハンジ「よし‥」









    ロッド「くっ‥」ブシュッ‥







    サシャ「!まだ生きてますよ!!」







    ハンジ「次だ!!!狙撃犯は総攻撃開始!!!!」









    ハンジ(巨人化能力者でさえ‥頭の中枢を撃ち抜かれれば絶命する)







    ハンジ(サシャはちゃんと命中させたのに‥人間状態の生命力もただの巨人化能力者とは比にならないと言うことか)










    全員「」ドォッドォッドォッドォッドォッ









    ロッド「‥」ビキビキビキ!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ











    全員「!?」












    ミカサ「大きい‥」








    ジャン「おいおい‥20メートルはあるぞ‥」









    アルミン「自分の周りを巨大な壁で覆ったのか‥これじゃ狙撃も投石も効果がない‥」













  191. 191 : : 2020/01/10(金) 23:35:26
    ロッド「全く‥鬱陶しい下級国民どもめ‥大人しく従っていれば死ななかったのにな」バシュッ!!!!







    全員「!?」









    アルミン「あれは立体機動装置‥ロッドも使えるのか」








    獣「想定内だ‥」ガシッ!ズドォッ!!!!










    ロッド「猿が‥」ビキビキビキビキビキビキ











    バキッン!!!!!



    ドスッ!!!!!







    獣「!!!?」ブシャァ!!!!







    リヴァイ「お前ら一旦離れろ!!!」バシュッ






    リヴァイ(この距離でも硬質化の攻撃範囲内なのか‥)バシュッ








    ロッド「調査兵団だけじゃないな‥駐屯兵に憲兵まで‥ゾロゾロと」バキッ!!!!ビキビキビキ!!!!











    サシャ「皆さん!!!地面から何かの音が!!!!近づいて来ますよ!!!」








    コニー「な、何かの音って何だよ!!?」










    ハンジ「立体機動で木の上に退避しろ!!!!急げ!!!」バシュッ












    ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ



    ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ


    ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ







    リヴァイ「エルヴィン‥大丈夫か?」







    エルヴィン「あぁ‥致命傷ではない‥すぐに回復するさ」ブシュッ








    エルヴィン「それより‥状況は?」ドクン






    リヴァイ「地面から硬質化の槍が生えてきて‥大量にやられたぞ」






    リヴァイ「木の上に避難してなかった奴はあらかた死んじまった」







    エルヴィン「そうか‥」

















    ハンジ「くっ‥危なかった‥木が無かったら私たちも死んでいたかもね」







    アルミン「これはマズイですよ‥敵の能力は思ったより強力みたいです」








    ハンジ「あぁ‥どうやら私達は力を出し惜しみしている場合ではないようだね」












  192. 192 : : 2020/01/11(土) 00:00:23
    ロッド「さすがに調査兵団は勘が鋭いな‥地面からの攻撃を察知したか」パキン!!








    ロッド「だがこれで私には簡単には近づけない事が分かったはずだ」








    ロッド「さぁ‥ここからどうする?下級国民よ」










    エルヴィン「‥まさかこんな早い段階でこれをやるもはな」バシュッ!!!!!







    全員「!」









    コニー「あれは‥」






    ミカサ「赤い煙弾‥」







    ハンジ「‥私達は出来る限り奴に接近するぞ‥地面からの攻撃を注意せよ」バシュッ







    ジャン「了解です」バシュッ












    ロッド「あれは‥赤い煙弾?‥何のつもりだ?」










    調査兵1「合図だ‥」バシュッ!







    バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!







    ロッド「あらゆる方向から同時に‥なんだ?目眩しのつもりか?」









    ロッド「何がしたい?こんな事やっても無意味だと分からないか?」








    調査兵複数「うおおおおおおおおお!!!!!!」バシュッ!!!






    ロッド「ふん!!!!」ドォッ!!!!バキッン!!!!






    調査兵複数「!?」ドスッ!ドスッ!ドスッ!







    ロッド「私がお前らの接近に気づかないとでも思ったか?間抜けめ」











    負傷した調査兵「くたばれ‥上級国民」バシュッ!!







    ロッド「ちっ‥」サッ!!!





    ロッド「ちっ‥だからその煙弾に‥何の意味があると言うのー」ドォッ!!!










    ロッド「」ブシャァ












    サシャ「頭が吹き飛びましたよ!!!」バシュッ








    ミカサ「!」バシュッ






    アルミン「やった‥取り敢えず‥成功だ」













    リヴァイ「頭が吹っ飛びやがったぞ。さすがに死んだか?」







    エルヴィン「いや奴はまだ余力を残している‥総員奴に接近するぞ!!!この好機を逃すな!!!」バシュッ






    全員「了解です!!!!」バシュッ!!!!










    ロッド「」ズバズバブシュッ!!!








    ハンジ「頭が再生している?」バシュッ







    アルミン「そんな‥」










    ロッド「また狙撃されたのか‥だが兵士は立体機動で移動中だったはず‥」







    ロッド「さすがに空中で私を狙撃はできまい‥一体どこから‥」ドォッ!!!






    ロッド「ごふっ!!?‥今度は心臓か‥」カァッ!!!












    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!









    全員「!?」











    リヴァイ「大きいな‥30メートルはあるぞ」








    エルヴィン「車力と鎧を吸収したからな‥奴は元々人間の状態でも一部の巨人の力を使えていた」




    エルヴィン「我々の常識を判断材料にしていては到底奴には勝てないだろう」







    リヴァイ「あぁ‥それにあれじゃ銃弾が効かない‥それに狙撃手の位置が特定されたら‥」











    ロッド巨人「」ズシン!!!ズシン!!!










    ジャン「あいつ‥とうとう本性を現しやがったぞ‥あれが奴の‥」








    ハンジ「いやこれなら好都合だ。的が大きい分、接近もしやすくなったし雷槍による攻撃も有効になったぞ」









    ハンジ「狙撃手の位置を特定される前に奴に攻撃を仕掛けるぞ!!!」バシュッ!!!







    全員「了解です!!!」バシュッ!!!!













    ロッド巨人「」キョロキョロ








    ロッド巨人「ほぅ‥そこにいたのか」ニヤリ









    リヴァイ「‥あの巨大でも喋れるのか」





    エルヴィン「‥マズイな」














    狙撃手「!見つかったぞ!!!」




    狙撃手2「急いで離れるぞ!!投石攻撃が来るかもしれん!!」





    ロッド巨人「なるほど‥気球から狙撃していたのか‥中々悪くない作戦だったな‥だが」ガシッ!!!バキバキバキ!!!!!





    全員「!!!????」







    リヴァイ「あいつ‥自分で作った壁を壊しやがった」






    ハンジ「持ち上げたぞ!!!あれで気球を落とすつもりか!!??」バシュッ!!!






    ミカサ「そうはさせない!!!」バシュッ







    ジャン「気球が撃墜される前に奴の足元を狙うぞ!!!」バシュッ!!!






    アルミン「!いや‥ちょっと待って!!!」バシュッ









    ズドオオオオオオオオオオオオオオ!!!
  193. 193 : : 2020/01/11(土) 00:10:54
    エルヴィン「あの位置は‥」






    リヴァイ「ハンジ達のいた所だな‥ここからじゃ見えねぇ‥」






    リヴァイ「エルヴィン‥俺たちももっと接近するぞ」












    エルヴィン「あぁ‥」




















    ロッド巨人「これで少しは煩い虫ケラを排除できたか?」














    アルミン「こほっ‥ゲホッ‥だ、大丈夫?」






    ミカサ「な、何とか‥」








    ジャン「だが前の方にいたハンジさん達は‥」








    アルミン「くそっ‥僕がもっと早くに気づいてさえいれば‥」






    ジャン「そういうのは後にしろアルミン。今は目の前のデカイ化け物に集中しろ」






    ミカサ「‥コニーとサシャは?」







    ズドォッ!!!ズドォッ!!!







    全員「!?」







    ロッド巨人「何!?」グラッ







    コニー「へっ!!!どうだ化け物が!!?」バシュッ!!




    サシャ「やりましたねコニー!!!」バシュッ!!










    エルヴィン「バランスを崩したのか‥誰かが奴に攻撃したのか?」








    リヴァイ「おい‥エルヴィン」






    エルヴィン「あぁ‥」




















    ジャン「や、やったぞ!!」







    アルミン「」バシュッ!!!





    ハンジ「」グッタリ






    ミカサ「ハンジさん‥」





    アルミン「大丈夫だ‥重傷だけど生きてる‥女型の力があるから死にはしないよ」








    ジャン「お前ら少し離れるぞ!!!」






    アルミン「何故だい!?今がチャンスだろ!!?」








    ジャン「いやこれは命令だ‥団長が赤い煙弾を2発同時に撃った」







    コニー「おい‥それって‥」





    サシャ「じゃあ‥もっと離れないと‥」















    獣「」ブォーン!!!!ギュオン!!!









    ロッド巨人「また投石攻撃か!?芸がない奴め!!!!」ビキビキビキ!!!ガキンッ!!!!!










    ロッド巨人「無駄だ!!!私には鎧の力も備わっている!!!しかもオリジナルの鎧よりさらに硬質化による防御力が高いのだ!!!」










    ロッド巨人「投石攻撃は無駄だ!!!さっきの雷槍攻撃は不意打ちだったから効いただけでー」バキバキバキ!!!







    ロッド「は?」グイッ!!!




















  194. 194 : : 2020/01/11(土) 00:15:59
    顎「キィア!!!」バキッ!!!





    ロッド「顎‥」ガシッ!!!!







    顎「オワリダ!!!」ガバッ!!!








    ドシュ!!!







    ユミル「がはっ!!!??」ブシャァ!!!









    ミカサ「!ユミル!?」










    ロッド「私を食べるつもりだったのか?」ニヤリ







    ユミル「あぁ‥まぁな」







    ロッド「ふふふ‥あと少しだったのに‥残念だったな」





    ロッド「代わりに私が貴様を食べることにしようぞ」グチャリグチャリ









    ロッド「さぁ今日から貴様も私と同じ高貴な上級国民となるのだ!!!」ガバッ!!!








    ユミル「悪いけど‥それは嫌だね」カチン!!!







    ロッド「!?」










    ユミル「クリスタ‥今行くぞ‥」














    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!









    全員「!?」









    ジャン「ユミルの奴‥雷槍で自爆しやがったぞ!!!」







    アルミン「!」







    コニー「ロッドはユミルの近くにいたよな‥今度こそやったのか?」









    サシャ「‥」








  195. 195 : : 2020/01/11(土) 00:36:01
    ロッド「はぁ‥はぁ‥」





    ロッド(今のは危なかった‥力を使い再生能力と身体を硬質化していなかったら絶命していた)






    ロッド(下級国民の分際で上級国民である私をここまで追い詰めるとは)








    ロッド「評価に値する‥」ニヤリ












    リヴァイ「さっきのでもダメか‥もう‥俺が直接‥」スチャ










    ロッド「では‥お前らの頑張りに私も応えねばなるまい」グチャリ!!!








    ドロドロドロドロズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    コニー「お、おい!!!??」







    サシャ「な、何ですか!?あれは!?」







    ミカサ「硬質化物質が‥まるで‥生き物みたいに」






    ジャン「関心している場合じゃないぞ!!!こっちにも」ドォッ!!!!








    アルミン「また地面から!!?」ドロドロ










    コニー「くっ‥そ‥」ドロドロ











    アルミン「くっ‥」カァッ






















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ















    エルヴィン「総員撤退!!!!」








    全員「!?」








    リヴァイ「逃げるつもりか?」






    エルヴィン「あぁ‥こうなってしまっては仕方ないだろう」






    エルヴィン「早急にシーナまで戻り‥兵士を補充して武器を整えてから奴を殺す」







    リヴァイ「戦略的撤退ってわけか」






    エルヴィン「そうだ」










    リヴァイ「だが‥向こうにいる奴らを見殺しにするのか?」






    エルヴィン「必要な犠牲だ。リヴァイお前だって理解しているはずだ」





    エルヴィン「ユミルの民がロッドに支配されるよりはマシなんだ」







    エルヴィン「ハンジ達が大事なのは分かるが‥作戦に私情を挟むことは出来ない」








    ロッド「おいおいどこへ行くって?」ドロドロ






    全員「!?」







    リヴァイ「うらっ!!?」ガキンッ!!!







    ロッド「反応が速いな‥だが」ガシッ







    リヴァイ「ぐっ!!?」ドロドロ






    エルヴィン「リヴァイ!!!」チャキン








    ロッド「安心しろ‥お前らも同じだ」ドロドロ










    エルヴィン「!!?」ドロドロドロドロ







    全員「???!!!?」ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ







  196. 196 : : 2020/01/11(土) 09:45:36
    リヴァイ「くそが‥」ドロドロドロドロ






    ロッド「さぁ‥私と一つになるのだ」ドロドロドロドロ








    エルヴィン(意識が遠のく‥これは‥なんだ‥)ドロドロドロドロドロドロ











    ドクン!!!!!!










    ロッド「イェーガー‥早く戻ってこい‥」ドロドロドロドロ











    ロッド「お前が戻って来なければ‥パラディ島の奴らを支配する事は出来ない」ドロドロドロドロ










    ロッド「上級国民計画は始祖の力を利用しなければ‥達成できないのだ‥」ドロドロドロドロ













    バシュッ!!!!










    ロッド「!?」ドスッ!!!











    ズドォッ!!!!!!









    ロッド「がはっ!!?」ドサッ!!









    アルミン「‥」スタッ








    ロッド「き、貴様‥何故‥」







    アルミン「超大型の力を使ったんだ‥」スタスタ







    ロッド「なら‥お前の大事な仲間を吹き飛ばしたのか‥可哀想に」ビキビキビキ








    アルミン(傷が再生していない‥さっきのは硬質化で防いだだけか‥)スチャ









    ロッド「はぁ‥ふふ‥雷槍はどうした?もう無いのか?」ビキビキビキ!!







    アルミン「うん‥ないよ」スタスタ








    ロッド「はぁ‥じゃあ‥残念だがお前は俺を倒す事は出来ないな‥ブレードでは硬質化物質を切れないからな」ガキンッ!!!!








    アルミン「‥」バラバラ‥








    ロッド「だから無駄だと言ったはずだ」ニヤリ








    アルミン「そんなのやってみないと分からないだろ?」








    ロッド「‥」







    アルミン「それに‥お前はもう力をかなり消耗している。その証拠に傷の再生が出来てないし、他の能力を使って僕を殺そうとしない」








    ロッド「あぁ‥だが敵は貴様だけだ‥これで十分だろ?」








    アルミン「僕だって‥簡単には負けないよ!!」スチャ!!






    ロッド「小賢しい‥大人しく硬質化に飲み込まれていれば死なずに済んだのにな!!!もうお前は死ね!!!!」ブォーン!!!








    アルミン(硬質化で身体の殆どを覆っている‥それに速い‥当たったら致命的だな)スカッ








    ロッド「どうした!?さっきの勢いは!?逃げてばかりではこの上級国民である私には勝てないぞ!!」ブォーン!!!









    ドスッ!!!!






    ロッド「ぐっあっ!?」ブシャァ!!!







    アルミン「やっぱり‥人間の状態では目は硬質化出来ないみたいだね‥」ズブズブ





    アルミン「それとも‥本当は出来るけど消耗したから出来なくなったのかな?」ズブズブ








    ロッド「このガキが!!!!」ブォーン!!!







    アルミン「おっと‥」バシュッ!!!






    ロッド(立体機動のガスはまだ残っているのか‥)





    アルミン「まぁ‥僕にとって好都合なのは変わりない‥このまま勝たせてもらうよ!!!!!」バシュッ!!!!








    ロッド「調子に乗るな!!!!下級国民め!!!」ブォーン!!!








    ドゴォン!!!!











    アルミン「ぐはっ!!!?」ドサッ!!!









    ロッド「血迷ったか?ただ突っ込んで来るとはな」










    ロッド「終わりだな‥だがお前だけは簡単には死なせないぞ」スタスタ





    ロッド「究極の拷問にかけてやる‥苦しみながら‥上級国民に逆らった行いを悔やむがよい」ビキビキビキ









    アルミン「いや‥終わりだよ‥」カァッ!!!








    ロッド「!?」













    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!










    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ













  197. 197 : : 2020/01/11(土) 09:48:14
    「現在公開可能な情報」

    上級国民・ロッドレイスを打倒するために調査兵団・憲兵団・駐屯兵団の連合軍はパラディ島最北のロッドの拠点へと向かった。

    しかしロッドの上級国民能力に大苦戦を強いられて、とうとう生き残りはアルミンだけとなってしまった。

    そのアルミンもロッドの硬質化能力に追い詰められてしまう。

    最終的に巨人化をしたアルミンだったが‥




  198. 198 : : 2020/01/11(土) 10:00:01
    アルミン「‥」







    アルミン「!?」ガバッ!!!








    アルミン「あれ‥ここは‥」キョロキョロ







    アルミン「誰かの家‥何で僕はここに‥」ムクリ






    アルミン「僕はロッドレイスと戦っていたはずだ‥誰かが僕をここに運んできたのか?」








    アルミン「それにしても‥見たことない部屋だな‥まさか外国か‥」








    アルミン「いや‥それはないか」










    ガチャ






    アルミン「!?」






    ミカサ「どうしたの?アルミン?」





    アルミン「へ?‥ミカサだよね?」





    ミカサ「そうだけど?」






    アルミン「その格好は‥どうしたんだい?」





    ミカサ「いつもと同じだけど?」






    アルミン「いつもと同じ?」






    ミカサ「?」






    アルミン「まぁ‥いいか‥でもミカサも無事だったんだね」






    ミカサ「?」






    アルミン「え?」






    ミカサ「何を言っているの?もしかしてまだ寝ぼけているの?」






    アルミン(このミカサ‥格好だけじゃなくて‥何かおかしい‥まるでロッドレイスと戦っていたことを知らないみたいだ)







    アルミン「ご、ごめんね‥まだ眠いから頭が回ってないんだ」





    ミカサ「アルミンにしては珍しい‥でも早く学校に行かないと遅刻してしまう」






    アルミン「が、学校?」






    ミカサ「え?」







    アルミン「あ、いやなんでもないよ!!すぐに用意をするよ!!!」








    ミカサ「私はもう用意が出来てるから‥下で待ってるね」ガチャ










    アルミン「さぁ‥急がないと」ガチャ





    ゴソゴソゴソゴソ、





    アルミン「よし準備完了‥あれ?」





    アルミン「何で僕は荷物の場所を知っていたんだ?」









    アルミン(さっぱり状況が見えて来ない‥とりあえず今は流れに身を任せよう)スタスタ








    バタン!!!!







  199. 199 : : 2020/01/11(土) 10:07:06
    ー1時間後 TITAN high schoolー





    アルミン(どうやら‥ミカサの話では僕はTITAN high schoolという学校に通っている生徒らしい‥)





    アルミン(今僕はその学校で授業を受けている最中だ‥)






    アルミン(それにしても‥僕の知らない物ばかりだな‥あれは時計かな?)









    先生「アルレルトくん。答えてみなさい」







    アルミン「はい!」ガタッ









    ジャン「‥」










  200. 200 : : 2020/01/11(土) 10:12:33
    ー授業終了ー




    アルミン(授業内容はわからない‥いや分からなかった)スタスタ





    アルミン(分からなかったはずなのに‥途中から頭の中に‥そして先生の問いにも答えられるようになった)スタスタ






    アルミン(何が起こっているんだ?‥まさか‥ロッドレイスと戦っていたのは‥全て夢だったのか?)スタスタ







    ジャン「おい、アルミン」ガシッ







    アルミン(いや‥あれが夢なわけないだろ‥そう言えばエレンはどうなったんだ?)スタスタ







    ジャン「ちょ、待てよ」







    アルミン(僕の最後の記憶ではロッドと戦っていた‥そして僕が巨人化して‥ダメだ‥その後の記憶がない‥いや思い出せないのか?)スタスタ









    ジャン「おいてめぇ無視するんじゃねぇよ!!!!!」






    アルミン「?」ピタッ






    アルミン「え?ジャン!?」






    ジャン「おい‥気安く下の名前で呼ぶんじゃねぇよ」






    アルミン(ジャンも記憶がないのか‥)







    ジャン「ま、そんな事はどうだっていいんだ」







    ジャン「それより今日のお前‥生意気じゃなかったか?」








    アルミン「え?」










  201. 201 : : 2020/01/11(土) 15:29:02
    ジャン「けっ‥無自覚かよ」



    アルミン「どう言う事?」




    ジャン「俺は陽キャだ。そしてお前は陰キャだ。これで意味が分かるだろ?」




    アルミン「‥明るい人と‥陰気な人って事かな?」




    ジャン「いや‥別に間違いじゃないけどよ‥いいか?」




    ジャン「陽キャってのはクラスで権力を行使出来るいわば選ばれた存在なんだよ」




    ジャン「そしてお前ら陰キャはクラスでは最低階級で基本的には発言権もない。つまりお前ら陰キャは支配されるために生まれてきたと過言ではない」





    アルミン「‥ロッドも似たような事を言っていたな」





    ジャン「は?何の話だ?」






    アルミン「まぁ君には関係のない話だよ。それに君に話たところで理解出来ないだろうしね」





    ジャン「て、てめぇ‥舐めた口叩いてんじゃねぇぞ?」





    アルミン「気に障ったなら謝るよ。別に君を挑発しているわけではないんだ」





    ジャン「はっ‥いいか?お前は陰キャが取るべき行動を取らず、御法度に触れたんだ。その罰は受けてもらうぞ」






    アルミン「罰?」




    ジャン「あぁ‥購買で飲み物と弁当を買ってこい。そうすれば今日のところは見逃してやる。」






    アルミン「‥断ると言ったら?」





    ジャン「‥お前には調教が必要になる」バキバキバキボキ




    アルミン「じゃあ‥やってみなよ」スッ





    ジャン(何なんだ‥いつものコイツはもっとヘコヘコしていたのに‥今日は雰囲気が違うぞ)ゾクッ






    ジャン(だがコイツは陰キャで俺は陽キャだ。それだけでどちらが格上なのかハッキリしてるだろ)




    ジャン(だいたいこんかチビ陰キャにこの俺様が負けるわけないだろ?迷うな俺‥俺は陽キャだ!!ブォーン!!!!







    アルミン「」ガシッ!!!






    ジャン「え?」グルン!!!!





    ドゴォン!!!!!







    アルミン「っと‥やっぱり動きが素人だね」スタッ





    アルミン(対人格闘は得意では無かったけど‥あれから僕も実戦を通して成長している)




    アルミン(それにいくら弱かったと言ってもそれは訓練兵の中での話だ。当然素人よりは強いに決まってるさ)スタスタ





    ジャン「‥お前‥何があったんだ?」





    アルミン「別に何も?」





    ジャン「嘘をつくんじゃねぇぞ!!!人が簡単に変われるものか!!!!」





    ジャン「そうか分かったぞ!!!今日の俺は疲れているんだ‥本来の俺ならこんなチビ陰キャに負けるはずがねぇ‥そうに決まってるぜ!」スタスタ






    ジャン「明日回復したら必ずお前を痛めつけてやるからな!!!せいぜい震えながら待ってろよ!!!」スタスタ




    ジャン「不登校にはなるなよ!!お前ら陰キャがいないとパシリが居なくて困るからな!!まぁ言ってしまえばお前ら陰キャは陽キャに支配されるために存在している!!!」スタスタ







    ジャン「じゃあな!!!」スタスタ







    アルミン「‥なんか可哀想だな‥」






    アルミン「まぁ‥今日は帰るか」スタスタ






  202. 202 : : 2020/01/11(土) 15:39:29
    ー帰宅 アルミン、ミカサ宅ー



    ミカサ「アルミン‥今日は大丈夫だったの?」




    アルミン「何が?」




    ミカサ「あの不良に絡まれなかったの?」




    アルミン「それってジャンのこと?」




    ミカサ「えぇ‥あなたはいつも思い通りに利用されていた‥いつも怪我をしていた。でも今日は無傷。一体何があったの?」




    アルミン「あぁ‥ジャンを返り討ちにしてあげただけだよ」




    ミカサ「え?あなたが?」





    アルミン(そういえば‥本来ここにいるはずの違う僕はどこへ行ったんだろう?)





    アルミン「‥それにしても‥ジャンも酷いよね」




    ミカサ「安心してアルミン。あの不良を撃退する術を開発している。もうすぐ全ての準備が整うからそれまで待ってて」ニヤリ





    アルミン「いや復讐は自分でやるからいいよ」




    ミカサ「え?」




    アルミン「ミカサだってやる事があるだろ?そっちを優先しなよ」




    ミカサ「さすがアルミン‥」





    アルミン(そう言えば‥ここの僕とミカサの関係って‥)




    アルミン「あのさ‥何で僕とミカサは一緒に住んでいるんだっけ?」





    ミカサ「!!?」




    アルミン「ちょっと‥そんなに驚かないでよ」






    ミカサ「私たちは家族。そうでしょう?」





    アルミン「あぁ‥そうだね」




    アルミン(もしかして僕とエレンの立場が入れ替わっているのか?でも親も居ないようだし‥まぁこの辺は深く考える事はやめておこうか)






    ミカサ「アルミン?」





    アルミン「いや‥何でもないよ。僕は自分の部屋に戻るよ」スタスタ





    ミカサ「‥」









    アルミン(弱い者虐めは好きじゃないけど‥情報を得るためには仕方ない)スタスタ





    アルミン(それにここの僕はいつも陽キャ集団に虐められていたみたいだし‥ジャン達には報いを受けてもらう)ニヤリ








  203. 203 : : 2020/01/11(土) 18:06:15
    ー翌日 放課後 校舎裏ー


    ジャン「よお。よくビビらずに来れたな?ん?」



    アルミン「まぁ、ビビる必要がないからね」



    ゲルガー「確かに陰キャのくせに生意気だな」




    ポルコ「そうですね。とっととやりましょうよ!」




    ジャン「まぁそう慌てるなよ。俺ら3人から逃れるわけ無いんだ。もっとじっくりと楽しもうぜ」ニヤリ




    ポルコ「へっ、そうだな」



    アルミン「怖かったんだねジャン」



    ジャン「は?」



    アルミン「強気な発言と態度で誤魔化そうとしてるかもしれないけど、仲間を2人も連れて来たってことは‥」




    アルミン「陰キャの僕にビビってる‥そうだよね?」



    ジャン「は?ち、ちげぇし!!?俺はお前を痛ぶる楽しさを俺の仲間にも分けてやろうって魂胆だよ!!!!」




    アルミン(TITAN high schoolの事は昨日の時点で調べ終わってる‥学校については何も有益な情報は得られなかった)




    アルミン(次は‥生徒に話を聞くしかないよね)ニヤリ



    ゲルガー「てめぇ何を笑っていやがる?」





    アルミン「いやー君たちの将来について少しばかり妄想していたんだよ」





    ゲルガー「は?」





    ジャン「俺たちの将来だと?」




    ポルコ「何を言ってる?恐怖で頭がおかしくなったのか?」






    アルミン「君達も考えた事くらいあるだろう?自分達の将来が惨めな事だってさ」ニヤリ







    ジャン、ポルコ、ゲルガー「!」








  204. 204 : : 2020/01/11(土) 20:59:50
    アルミン「君たちの行いこそ全て無意味に等しい」



    アルミン「学校に来て勉強もしないで部活にすら入ってない。何か目標があるわけでもなく毎日をただ浪費しているだけ」




    ポルコ「て、てめぇ‥」




    アルミン「君たちがやってる事と言えば、陰キャって言われる立場の弱い人を陥れて日頃のストレスの発散道具にしている。」



    アルミン「じゃあ君たちは陽キャなのか?いや違うな。君たちは陽キャでも陰キャでもない‥」







    アルミン「ただのクズ野郎さ」ニヤリ






    ゲルガー「黙って聞いていれば‥さっきから図に乗りすぎだぞチビキノコ野郎!!!」ブォーン!!!





    ドゴォン!!!!





    ポルコ「げ、ゲルガーさん!?」





    ジャン「‥」






    アルミン「あ〜あ‥可哀想に‥喧嘩は強いと思っていたようだけど‥違ったみたいだね」ニッコリ







    ポルコ「おらっ!!!?」ゴキッ!!!





    ポルコ「!?」ゴロゴロゴロゴロ






    アルミン「全く学習しなよ‥もっと頭を使わないと‥だから支配されるんだよ」






    ポルコ「はぁ‥はぁ‥お、俺たちが‥支配される?そんなわけないだろ!!!」ムクリ






    アルミン「勘違いしてるのか‥まぁ知らない方が幸せってこともあるだろうけどね」






    ポルコ「てめぇさっきから訳わからねぇ事言ってんじゃねぇぞ!!!」ドゴォン!!!!





    ポルコ「」ドサッ!!!





    ジャン「くっ‥」






    アルミン「どうしたのジャン?君は来ないのかい?」









  205. 205 : : 2020/01/11(土) 21:07:27
    ジャン「‥てめぇ‥本当にアルミンなのか?」



    アルミン「え?」



    ジャン「俺には‥どうしてもお前がいつものアルミンだとは思えない」



    ジャン「いつものお前は‥陰キャである自分にいつもコンプレックスを感じていた‥」




    アルミン「なるほど。だから僕を恐喝のターゲットにしたんだね」




    ジャン「あぁ‥」




    アルミン「そうやって自分より弱い人を攻撃する事しか出来ないのかい?君はただのクズ野郎なのか?」




    ジャン「‥」




    アルミン「今の君のままだとこの先絶対に後悔するよ。素行不良に学力不足で大学には行けないだろうから高卒で働くことになる」



    アルミン「でも高卒で食べれるようになるには死に物狂いにならないといけないだろう。今の時代では就職活動の際に大卒じゃないとまともに相手にしてくれない所が殆どだ」



    アルミン「じゃあ君のできる事は何か?それは日雇いの仕事か、単純な肉体労働や大した役に立たない製品を作る工場勤務だろうね」




    アルミン「そうして職場で自分と同じような境遇の仲間を見つけて、クズ同士お互いの傷を舐め合って慰めて酒に酔う。今と違っている事があるとすれば似合わない髭でも育ている事くらいかな?」





    ジャン「あぁ‥お前の言う通りだな」




    アルミン「!」






  206. 206 : : 2020/01/11(土) 21:15:13
    ジャン「へっ‥お前の言ったこと‥全てイメージ出来ちまったぜ」




    アルミン「あれれ?挑発に乗ってくると思ったんだけどな」




    ジャン「はぁ‥俺だってな‥自分が今のままじゃヤバイ事くらいは分かってるんだよ」




    ジャン「でもよ‥変わらなきゃいけないって分かってるけど‥努力が出来ないんだ」





    ジャン「だってよ‥努力なんてした事ないからな。俺には‥無理な話だ」





    アルミン「さすがジャン・キルシュタインだね。状況を正しく認識できる能力はあるようだね」




    アルミン「ならば自分が今何をすべきか分かっているんだろ?」




    ジャン「‥」




    アルミン「自覚してるのに、このままじゃヤバイって認識しているのに、行動しないのは愚の骨頂だよ」




    アルミン「君はそんな人間じゃないはずだ。」





    ジャン「お前に‥俺の何が分かるって言うんだよ?」






    アルミン「分かるさ‥長年の付き合いなんだからね」





    ジャン「は?お前とは高校からの付き合いだが?」





    アルミン「‥うん‥そうだね」








    ドゴォン!!!!




    アルミン「!」







  207. 207 : : 2020/01/11(土) 21:23:34
    マルコ「ひゅ〜人間の頭をぶっ叩けばこんな爽快な音が出るんだね〜」スタスタ




    アルミン(マルコ‥久しぶりに見たな‥それより)



    アルミン「マルコ‥何を」



    マルコ「あれれ〜?君僕のことを知っているのかい?君とは話た事無かったはずだけど〜?」




    アルミン「まぁ‥君は有名だからね」(頭の中に流れてきた記憶によると‥マルコは頭のネジが吹っ飛んでいるヤバイ奴らしい‥)





    マルコ「ふぅん〜まぁどうでもいいけどね」グシャ!!!!!



    バキッ!!!!ドゴォン!!!!




    アルミン「お、おい!!?だからさっきから何をやっているんだよ!?」




    マルコ「え?見て分からないのかい?」




    マルコ「そこの不良の頭をハンマーで殴って、こいつらの顔を踏みつけただけじゃないか?」





    マルコ「君だってこうしたかったんだろ?」




    アルミン「僕は君ほどではないよ‥」




    マルコ「え?そうかな?じゃあ何で僕を止めようとしなかったんだよ?」





    アルミン「‥」





    マルコ「ほら〜やっぱり君もこういう光景が見たかったんだろ?」ニヤリ




    マルコ「いや〜人間を壊すのはゾクゾクするね〜‥あっ‥勃起してきちゃったよ」ムクムクムク




    アルミン(少し警戒しないとな‥)




    マルコ「あ、安心しなよ。これ以上は流石にヤバイからやめておくよ。」




    アルミン「‥」




    マルコ「ま、こいつらは学校にとっても害悪だし〜こんくらい怪我したところで大した問題にならないから気にしなくて大丈夫だよ〜」




    マルコ「どうせ不良同士の喧嘩とくらいにしか思われないだろうしね」ニヤリ





    アルミン「君はそれを分かった上で‥こんな事を」





    マルコ「当たり前だろ?普通にやったら僕が捕まっちゃうしね。何事も賢くやらないとね」ニヤリ









    アルミン「それで‥僕も壊すつもりかい?」








  208. 208 : : 2020/01/11(土) 21:32:55
    マルコ「まさか〜僕はただ目障りな奴らに報復したかっただけだよ」



    マルコ「それに君には感謝しているよ〜こんなチャンスを作ってくれるなんてね」




    マルコ「僕人間を壊して見たかったんだよ〜今日は夢が叶ったよ。君のおかげでね。」




    マルコ「ま、でも‥動物で人間を壊す実験はしていたんだけどね」ニヤリ





    アルミン「そう‥僕はもう行くね」





    マルコ「待ちなよ。君を壊さないとは言ったけど、君には興味があるんだ」






    アルミン「僕に興味?残念だけど僕はノンケだからね?」




    マルコ「あはは!!そんなんじゃないよ!!!」





    マルコ「僕は君が何を探っているのか知りたいだけさ」





    アルミン「!」








    マルコ「君が昨日から変化したのは分かっている。隠しても無駄さ」



    マルコ「僕は生まれつき匂いで動物こ気配や感情を察知できる能力を持っている。昨日から君の匂いは弱者の匂いから、強者の匂いに変わっていた」




    アルミン「何を言っているのか‥分からないよ」




    マルコ「この匂いは‥嘘をついてるね」ニヤリ



    アルミン「!」




    マルコ「やめなよ。僕には全てお見通しなんだ」






    アルミン「‥」






    マルコ「まぁまぁそう警戒しないでよ。取って食べたりはしないからさ」





    マルコ「ま‥人間の肉にも興味はあるけど‥今回はそういうのじゃないから安心しなよ」ニッコリ









    アルミン「分かった‥話をしてあげる」





    マルコ「本当かい!?」





    アルミン「うん‥でも場所を変えようか」








    マルコ「うん!そうだね!」







    アルミン(もう色々とバレているし‥適当に誤魔化せばずっと付き纏われそうだからな。仕方ない)スタスタ








    マルコ「どこへ行くんだい?」






    アルミン「屋上へ行こうか」スタスタ








  209. 209 : : 2020/01/11(土) 21:49:35
    ー屋上ー



    アルミン「‥」スタスタ





    アルミン「さて話をー」ブォーン!!!





    マルコ「あー‥やっぱり避けられたかー」スタ





    アルミン「君は話をしたいんじゃ無かったのかな?」






    マルコ「嘘に決まってるじゃないか^^」






    アルミン「‥」





    マルコ「あんまり驚かないって事は‥何となく分かっていたんだね^^」






    アルミン「あぁ‥君がまともに話が出来るとは思えないからね」





    マルコ「うわぁ‥酷いな^^」






    アルミン「でも君が何を考えているのかまでは僕には分からない。僕は君みたいなサイコパスじゃないからね」







    マルコ「君を食べたいのさ」ジュルリ





    アルミン「僕を?」






    マルコ「2日前までの君は‥陰キャを拗らせた何の取り柄もないただの人間だった。でも今の君の匂いは僕を興奮させるほどの美味しそうだ」







    アルミン「へぇ‥じゃあ僕を食べるのかい?でもそんな事したら君は普通の生活を送る事は出来なくなると思うけど?」







    マルコ「別に構わないさ^^」ダッ!!!






    アルミン(速い‥)スカッ!!!





    マルコ「ははっ!!!いい動きをするね〜^^」ブォーン!!!!





    ドゴォン!!!ガガガッ!!!!





    アルミン(柵を引き抜いた‥それに何なんだこのスピードとパワーは‥)ダッ!!!





    マルコ「ほら^^行くよ〜^^」ブォォン!!!!!!!






    ガシャン!!!!ドゴォン!!!!!







    アルミン「くっ!!!」ダッ!!!!







    マルコ「頂きます!!!!!」ガバッ!!!!





    アルミン「はっ!!!」ドゴォン!!!!





    マルコ「!?」ガゴン!!!





    アルミン(顎を下から蹴り上げた‥これなら‥)ガシッ!!!





    マルコ「いい〜打撃だね^^」ググググ





    アルミン(ノーダメージ‥それとも痩せ我慢しているだけか?)ググググググググ







    マルコ「細くしなやかで強い筋肉だね^^」ドゴォン!!!





    アルミン「がっ!!!」ドサッ!!!






    マルコ「お^^血がついたじゃないか^^」ペロリ








    マルコ「!!!!????」ゴクン!!!!











    マルコ「うめええええええええ!!!!!何なんだこれは!!!???」








    マルコ「すごくうまい!!!!!きっと肉はもっと濃厚でとろけるような旨さだろう!!!??」








    マルコ「でも‥肉が少ないからな‥少しずつ食べないとすぐに無くなっちゃうよ^^」








    アルミン「‥いかれてるね」







    マルコ「え?人間なんてそんなもんでしょ?^^」









  210. 210 : : 2020/01/11(土) 21:59:01
    マルコ「人間ほど愚かで地球にとって不要な生き物は他にいるか?^^人間に比べれば他の生き物はよっぽどまともじゃないか?1番いかれててヤバイのは人間さ^^」




    マルコ「人を陰キャと陽キャに分類してその階級ごとに役割が決められていて、行動もあらゆる場面で制限されてくる^^」




    マルコ「それに少数民族を弾圧している国さえ存在しているんだよ^^そんな事してる国を放置している国もたくさん存在している^^何故だか分かるかい?経済効果があるからだよ^^」





    マルコ「その少数民族を弾圧している国を弾圧すれば困る国があるんだ^^つまり国は人権よりも金を優先しているって事さ^^いくらスピーチで善を気取っていたとしてもそれは偽善者が発した言葉に過ぎない^^だから多くの矛盾した事が世界各地で起こっているだろ?^^」






    マルコ「分かるだろ?いかれているのは人間の本性なんだよ^^人は残酷な物が見たいんだよ^^そして残酷なものを見て優越に浸り、自分はこうなりたくないと思いそうならないように必死に足掻くのさ^^」









    アルミン「‥やっぱり‥おかしいね」






    マルコ「まぁ‥君たちとは分かり合えないよ‥僕こそ本能の赴くままに生きる人間本来の姿だからね」






    マルコ「それに頭がぶっ飛んでる人間はリミッターもぶっ壊れている事が多い。僕が強いのはたぶんそれが原因だと思う」ゴキゴキバキッ!!!!







    アルミン「!」







    マルコ「安心しなよ^^この鉄の塊で君を一撃で殺した後にじっくりと味わってあげるから^^痛いのは一瞬だけだからね^^」スタスタ












  211. 211 : : 2020/01/12(日) 12:02:08
    アルミン「」ジリッ




    マルコ「あれ?まさか逃げるつもりなのかな?無駄だよ^^」




    マルコ「君もよく理解していると思うけどさ^^身体能力に関しては全て君より僕が圧倒的に上回っているからね^^」スタスタ






    アルミン(確かにマルコの言う通りだ‥パワー、スピード、スタミナ、リーチ、動体視力、容赦の無さ)







    マルコ「君が勝ってるのは頭脳と格闘術だけだよ^^でも格闘術は僕の方が下手だけど、勝敗は技だけじゃ決まらないのは君もよく知っているだろう^^」








    アルミン「‥」







    マルコ「たった数日で陰キャの君がここまで強くなった理由は知らないけど、僕は君を食べれればそれでいい^^」スッ







    マルコ「さぁ諦めて僕と一心同体になろうじゃないか^^」バキッ!!!






    アルミン(なんて握力だ‥柵を引きちぎってから握力だけで鉄の塊にした‥)ジリッ






    アルミン(正攻法じゃマルコには勝てない‥)






    アルミン(逃げたところでマルコは僕を追ってくるだろう‥当然足はマルコの方が速いし、体力だってマルコの方がある)スッ






    マルコ「へぇ構えたね^^まだ戦意を失わないとはね^^君を少し見縊っていたよ^^」スタスタ





    ブォォン!!!!!ドゴォン!!!!!





    アルミン「!?」バッ!!!





    アルミン「床が‥」






    マルコ「全くすばしっこいね〜^^でもそうやって動き回っていれば体力はいつか尽きる^^」スタスタ






    マルコ「君はただ死を遅らせることしか出来ないのさ^^」スタスタ






    アルミン「‥」






    マルコ「動かなければ一撃であの世に逝けるよ^^変に動くと即死出来ないから地獄の痛みを体感する事になる^^」スタスタ






    マルコ「安楽死したいならさっさと殺されるべきだよ^^まぁでも運動した後の動物の肉はほぐれていてとても美味しいんだけどね^^」ニヤリ












  212. 212 : : 2020/01/12(日) 13:54:54
    アルミン「ふふ‥」




    マルコ「ん?^^何が可笑しいんだい?^^」





    アルミン「いや‥僕の仮説が正しければ‥何故僕がこんな事になってしまったのか‥分かる」





    アルミン「君は僕にとって恐らく重要な人物だ」





    マルコ「それは‥君が変わった事と何か関係があるのかな?」





    アルミン「あぁ‥それは間違い無いよ」





    マルコ「そうか‥でも君はこれから僕に食べられる^^残念ながら君はその仮説とやらを検証する事は出来ない^^」





    アルミン「そんな事ないさ」ガリッ!!!ブシャァ!!!






    マルコ「!」






    アルミン「僕も昔は弱かった‥でも今では雷槍を扱えるようになり、対人格闘術もずっとうまくなった」






    マルコ「一体何の話なんだい?訳が分からないよ^^」






    アルミン「まぁ聞いてくれよ。僕も強くなったけど、僕の仲間たちは僕以上に強くなっていったんだ。それに僕は劣等感を感じていたんだ」






    マルコ「それで?^^」





    アルミン「そして僕は考えた。どうやったら人間の状態でも強くなれるのかと。破壊力ならとある力のおかげで得ることは出来た。でもこの力は当初は器用な事は出来なかった」





    マルコ「とある力?^^急に厨二病臭くなったね^^もしかして恐怖で錯乱しているのかな?^^」





    アルミン「いいや‥僕は至って正常さ。そして真面目だ」ブシュゥゥ!!!!!ドォッ!!!!!!!






    マルコ「な、なんだ!!?」ズサァッ!!!






    マルコ(身体から蒸気を放っているのか?‥それに‥さっき噛みちぎって出来た傷が再生している‥)ズサァッ






    アルミン「ふぅ‥」シュゥ!!






    マルコ「君は‥人間なのか?」







    アルミン「さぁ‥もう自分でもよく分からないや」ドォッ!!!!!バキッ!!!




    マルコ「なっ床を踏み抜いただと!?」ドゴォン!!!!







    マルコ「ぐはっ!!!??」ドォッ!!!!ズガァッ!!!!








    アルミン「もう1発!!!!!」ドォッ!!!!!!!!!







    マルコ「くっ‥陰キャが舐めてんじゃねぇぞ!!!!!」ブシャァ!!!!!






    マルコ「!?」ボタボタ







    アルミン「」ガブリッ!!!






    マルコ「ぐっ‥何でお前が僕を食べているんだ?‥食べるのは僕だ!!!!!」ブォーン!!!!!







    アルミン「」スタッ










    マルコ「はぁ‥はぁ‥」ボタボタ






    アルミン「出血が酷いね。そろそろこの辺でやめておいた方がいいんじゃないか?」







    マルコ「何を言ってるんだよ。まだまだこれからだよ^^」






    マルコ「しかし‥まさか君にこんな力があるとはね‥何故最初から使わなかったんだ?」








    アルミン「君がここまで強いとは思ってなかった。」







    マルコ「へぇ‥本当にそれだけかい?^^」







    アルミン「‥」






    マルコ「これは僕の推測に過ぎない事だけど‥君はその力を使わなかったのは、僕を舐めていたからではなく使いたくなかったんだろ?」





    マルコ「どう見ても身体に異常をきたしているし‥限界以上の力を得るにはリスクが伴う。そうだろ?^^」







    アルミン「さぁ?それはどうだろうね」





    アルミン「ただ一つだけ言えるのは、君がピンチってことさ」









    マルコ「だから生意気な口を叩くんじゃねぇぞ!!!陰キャは大人しくしてやがれよ!!!!」ダッ!!!!










    アルミン「悪いけど‥僕にはまだやる事があるんだ!!!!」ガシッ!!!!





    マルコ「馬鹿め!!!この体格差で僕と力勝負か!?君はもっと賢いのかと思っていたけど、違ったみたいだね!!!!!」ググググ!!!







    アルミン「ハッ!!!!!」ブォォン!!!!!







    マルコ「!?」グルン!!!






    アルミン「おおおっ!!!らっ!!!!」ドゴォン!!!!バラバラッ!!!






    マルコ「ゴボッ!!!はっ!!!」ブシャァ!!ビチャビチャ






    マルコ(一気に力を高めたのか‥くっ‥受け身を取り損ねた‥)クラッ







    アルミン「終わりだよ!!!!」ドゴォン!!!






    マルコ「ぶっ!!!???」バキッ!!!!








    マルコ「」ドサッ!!!!!








    アルミン「ふぅ‥はぁ‥危なかった‥」ヨロッ











  213. 213 : : 2020/01/12(日) 14:09:15

    「俺は上級国民だぞ!!!貴様ら下級国民がいくら死のうと俺には関係ない!!!!」

    「お前ら下級国民は何の価値もないゴミだ!!!穀潰しを減らしたんだぞ!!!少しは有り難いと思うべきだろう!?」

    「私は悪くない!!!あれは勝手にー」

    「上級国民である私をさん付けで報道する事がそんなに不自然な事か!?逮捕されないだと!?憲兵団が腐りきっているのは貴様らも知っている事だろ!?」

    「何を言っている!?上級国民である私を警護するのは憲兵団の役目だろ!?それに文句を言うべきではない!!私も彼らも間違ってない!!断じてな!!」

    「だいたい人間は今までも多くの犠牲の上に成り立っているだろ!?人命は元より平等ではないのだ!!それは5年前の奪還作戦でも同じだった筈だ!今更何をー」

    「人類の英霊になったのだ‥私は間違ってない‥私は‥」

    「忖度だと‥そんなわけないだろ!?それが自然の摂理だ!!私の前に飛んできた虫からどもが悪い!!おい!そこのお前!!コイツらを黙らせるんだ!!」

    「私が豚小屋行きだと?‥この高位である私がか!?何を言っている‥私は‥勲章を授与された実績もあるし、今まで人類を存続させたという実績もー」







    アルミン「ぐっ!!?」ビリッ!!!!





    アルミン「これは‥ロッドの記憶か?」ビリッ!!!





    アルミン「いや‥知らないのか?」スタッ






    アルミン「でも上級国民って‥ロッドが口癖のように言っていた事じゃないか‥」






    アルミン「まさか‥また別の人間の記憶なのか?」








    アルミン(しかし‥何で今この瞬間に‥何かきっかけが‥)







    アルミン「!」







    アルミン「まさか‥マルコを倒した事が‥原因!?」







    マルコ「」ガシッ!!!







    アルミン「え?」ググググ






    マルコ「誰を倒したって^^」ブォォン!!!!!!!!!









    アルミン「うおっ!!!???」ヒュー!!!!







    アルミン「くっ!!!!」ゴロゴロ!!!








    マルコ「上手く受け身を取ったね^^やっぱり簡単にはいかないか^^」








    アルミン「‥」






    マルコ「何でそんか驚いた顔をしているんだい?^^まさかさっきので僕に勝ったと思っていたのかな?^^」ブチッ!!!







    マルコ「だから陰キャが調子に乗るなっていってんだろうが!!!!!!!」









    アルミン(やはりマルコは何か鍵を握っているに違いない)







    アルミン(それにしても‥しぶといなぁ)







    マルコ「何をボーッとしてやがる!?お前には余裕なんてないんだぞ^^」









    アルミン「‥」スッ!!!








    マルコ「それは‥何のつもりだ?」







    アルミン「分かった分かった。降参だ!!!」








    マルコ「は?」






    アルミン「降参するよ。君には勝てない事が分かったよ。潔く負けを認めて君に食べられるよ」ニッコリ








    マルコ「そうか‥なら動くなよ」バキッ!!!!ガシャン!!!!






    マルコ「この鉄の塊で殴って気絶させてからじっくりと頂くことにする^^流石に体力を消耗しすぎたからな^^」スタスタ








    アルミン「‥」






    マルコ「動くなよ^^」スタスタ







    アルミン「安心しなよ^^動きはしないさ^^約束してあげる^^」










    マルコ「(^ω^)」スタスタ








  214. 214 : : 2020/01/12(日) 14:19:13
    マルコ(何か企んでいるのはわかってる‥)スタスタ




    アルミン「(^ω^)」






    マルコ(だが奴は無防備のままだ‥カウンターを狙っていたとしても‥この距離なら僕の反射神経なら対応できる)スタスタ








    アルミン「( ^ω^ )」








    マルコ(何を考えているのか分からないけど‥君は僕の攻撃で必ず即死する‥判断を誤ったね^^)ブォォン!!!!









    マルコ「じゃあね^^陰キャアルミンくん^^」ブォォン!!!!!









    アルミン「うん^^バイバイ^^」ビリッ!!!!!








    マルコ「!!!!!!!???????」カァッ!!!!!!!












    ズドォッ!!!!!!!!



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ








  215. 215 : : 2020/01/12(日) 18:19:36
    マルコ「‥」ドサッ






    アルミン(なんとか‥なったね)ブシュゥゥ!!!!!!






    アルミン(超大型は本来は爆風で周囲を丸ごと吹き飛ばしたり、巨人化も一回しか出来なかった。だからエレンのように人間体で戦鎚の力を使うような器用な事は到底出来なかった)







    アルミン(でも僕はある時気付いたんだ。それはベルトルトがトラスト区暴徒事件の時に、超大型の上半身だけを出現させていたことをね)








    アルミン(つまり超大型の力もやり方によっては力をコントロール出来るということ。それが分かったらあとは工夫して練習するのみだった)








    アルミン(結果的に僕は人間の状態でも熱風や身体能力を強化する能力を獲得した。当然、巨人化もある程度はコントロールできるようになって、今は大きさも自在にできる)










    マルコ「やられたよ‥まさか‥さっきのが限界じゃないとはね‥」








    アルミン「あぁ‥まだまだ全力じゃないよ。」







    マルコ「へぇ‥じゃあ全力はもっと凄いのかい?」







    アルミン「まぁね。その気になればこの学校ごと君を吹き飛ばせたよ」







    マルコ「そりゃ恐ろしいね‥でもそんな事が出来るなら‥やらなかったのは‥何故だい?」






    アルミン「騒ぎを大事にしたくなかった。そして僕は無駄な大量虐殺は好まない」







    マルコ「勿体ないね‥だから陰キャなんだよ‥せっかくの力も‥それじゃあ‥宝の持ち腐れだ」









    アルミン「安心しなよ‥僕もやるときはやるから」ニッコリ







    マルコ「」ゾクッ!









    アルミン「それにしても‥さっきの熱風はかなり威力は弱めたけど‥普通の人間ならば重傷だ。でも君はそんなに傷を負ってないし、止血もしてきている」








    アルミン「君も何か特別な力があるのでは?」









    マルコ「ふふふ‥さぁ‥どうだろうね?」







    アルミン「僕を襲った理由もその君の秘密の力が関係している。違わないかな?」








    マルコ「聞けば何でも答えると思ったかい?僕はそんなに都合の良い男ではないよ。尋問しても無駄さ」




















    アルミン「エレン・イェーガーという男は知っているかな?」










    マルコ「!?」










    アルミン「動揺したね。つまり君はエレンの事を知っている」








    マルコ「‥」







    アルミン「沈黙は肯定と取らせてもらうよ。そして君の力はエレンから託された。そうでしょ?」








    マルコ「‥お前も‥なのか?」







    アルミン「うん。そうだよ。今更気づいた?」







    マルコ「‥新入りか‥」







    アルミン「でも僕はエレンと近い実力がある。いや、パワーだけならエレンよりかなり上だ。それは君も分かるだろ?」










    マルコ「‥」









    アルミン(当然この世界のエレンについては会ったこともないし、全く知らない。でもエレンを知っていると嘘をつけば‥何かマルコから情報を引き出せるかもしれない)








    マルコ「そうか‥君が美味しそうに感じたのは‥エレン様のお力を感じたから‥なのか」








    アルミン(エレン様‥マルコはエレンの事を尊敬している?‥それとも主従関係にあるのか?)








    マルコ「この事は秘密にしておいてくれ」







    アルミン「‥どうしようかな」







    マルコ「た、頼む!!!まだ死にたくないんだ!!」






    アルミン(態度が急変したな‥これはいいゆすりネタになりそうだね)
















  216. 216 : : 2020/01/12(日) 18:27:43
    アルミン「じゃあ‥僕の質問にいくつか答えてくれたらエレンには報告しないよ」





    マルコ「わ、分かった‥何でも答えるから」






    アルミン「今何でもって言ったよね?約束を破ったらどうなるかわかってる?」






    マルコ「も、勿論さ」






    アルミン「まず君が得た力について教えてくれるかな?」






    マルコ「あぁ‥その前に‥少し待ってくれ。喉が」






    アルミン「あぁ‥爆風を放出したときに息を吸ってしまったんだね」










    ドスッ!!!!










    アルミン「なっ」ボタボタ








    マルコ「な〜んちゃって^^」









    マルコ「へへっ!!!」バッ!!!!








    アルミン「」ドスッ!!!!ガラン!!!!








    マルコ「うわっ‥心臓を鉄棒で串刺しにしたのに‥まだ死なないんだね^^」










    アルミン「なるほど‥カマをかけられていたのは‥僕の方だったか」









    マルコ「やっと気づいたか^^どうだった?^^僕の迫真の演技は?^^」






    アルミン「まんまと騙されたよ^^」







    マルコ「じゃあ‥続きを始めようか^^」









    アルミン「いやもう終わりにしよう」ドクン!!









    マルコ「え?」

















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!






    !!!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!




    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ















  217. 217 : : 2020/01/12(日) 18:33:39
    ジャン「ん‥あれ?」ムクリ





    ジャン「俺は‥気絶をしていたのか」







    アルミン「」ヒュー!!!






    ズドォッ!!!!!








    アルミン「やっぱり‥屋上から飛び降りるのは痛いね」ブシュゥゥ








    ジャン「あ、アルミン?お前‥何で空から降って来たんだよ?」









    アルミン「あぁ‥昼寝をしていたら落ちちゃってね」








    ジャン「‥屋上から‥煙が上がっているが‥あれはお前の仕業なのか?」








    アルミン「‥」







    ジャン「下手な嘘はやめろ。俺はそこまで馬鹿じゃないからな」






    アルミン「あぁ‥屋上は僕か吹き飛ばしたんだ」







    ジャン「‥爆弾か?」






    アルミン「まぁ‥そんな所だね」








    ジャン「‥ポルコとゲルガーさんが死んでいるのは‥これもお前の仕業なのか?」








    アルミン「いや‥それはマルコがやったんだよ」








    ジャン「アイツか‥」







    アルミン「君をハンマーで殴って気絶させたのもマルコだ。僕はマルコと戦っていたんだ。」






    アルミン「マルコはかなり強かったから止むを得ず爆弾を使う羽目になってしまったんだ」






    ジャン「‥」










    アルミン「君に聞きたいことがあるんだけど‥マルコについて何か知っている事はあるかい?」











  218. 218 : : 2020/01/12(日) 19:06:12
    ジャン「‥マルコは不良狩りをしていた」




    アルミン「じゃあ‥君も狩られた事があるの?」




    ジャン「いや‥俺たちはギリギリのところで助かったんだ」






    アルミン「そうなの?」





    ジャン「奴はとにかく強かった。そしてグループで1番喧嘩の強い人間を出せといつも言っていたらしい」






    アルミン「って事は‥不良のグループはたくさんあったの?」






    ジャン「そりゃ数え切れないほどあるぜ。でも大半はマルコに潰されてしまった。」





    ジャン「これは自業自得だが‥街の治安を悪化させていたのは俺たち不良グループだ」





    ジャン「マルコは不良狩りを行う事で、治安維持の活性化をしていたから‥マルコを英雄扱いする奴まで出てきたんだ」






    アルミン「そう‥じゃあ君の仲間も?」





    ジャン「あぁ‥俺とゲルガーさんとポルコの3人だけになっちまった。本当は30人はいたんだけどな。まぁ‥もう俺1人しかいないけどな」






    アルミン「‥殺されたの?」






    ジャン「いや‥さすがに殺されたりはしてない。ただ全員重傷だ。それに警察に捕まっているしな」









    アルミン「なるほど‥他には?」










    ジャン「‥あぁ‥そうだな」












    ジャン「エレン様教団って知ってるか?」









  219. 219 : : 2020/01/13(月) 02:46:14
    アルミン「いや‥聞いた事が無いけど‥」




    ジャン「俺も詳しくは知らないんだが‥マルコは不良狩りをする前にいつもエレン様教団に入団しないかって聞いてきたらしい」




    ジャン「俺たちの仲間を潰した時もそうだった」






    アルミン「名前から察すると‥エレンを崇める教団って事かな?」






    ジャン「あぁたぶんな。エレン・イェーガーがどんな奴かは知らないが、入団すればそいつから特別な力を分け与えられると言っていたな」







    アルミン「特別な力か‥」






    アルミン(僕のいた世界では巨人化能力者は最大でも9人しか存在出来ない。いくら始祖の力を持っていたとしても、力を分け与えられる能力は無かった)







    アルミン(だとしたら‥この世界はやっぱり僕のいた世界とは別の世界なのかな?‥)








    アルミン「ねぇジャン。」





    ジャン「何だよ?」





    アルミン「ユミルの民って知ってる?」





    ジャン「は?何だよそれ?」





    アルミン「じゃあ巨人って知ってる?」





    ジャン「ゲームとかアニメに出てくる巨人なら知ってるぜ」






    アルミン「あ、そう」





    ジャン「この質問は何なんだよ?」






    アルミン「いや‥何でもない。それより今何時か分かる?」







    ジャン「分からないが‥さっきチャイムが鳴っていたから‥昼休みは終わって授業が始まっているんじゃねぇか?」






    アルミン「分かったよ‥」スタスタ






    ジャン「あ!どこに行くんだよ?」






    アルミン「さぁ‥それは分からないけど‥僕は学校をやめるよ」






    ジャン「は?」






    アルミン「やるべき事があるからね‥いつまでもこんな所に居られないよ」







    ジャン「やるべき事って何だよ?」








    アルミン「使命かな?」






    ジャン「意味分からないぜ。昨日から変だと思っていたが、頭でも打ったのか?」






    アルミン「頭は打ってないけど、混乱してるのは事実さ。僕も自分の身に起こったことが把握出来てないからね」







    アルミン「じゃあ僕はもう行くね」スタスタ








    ジャン「‥」






    アルミン「あ、そうだ。その2人の事どうするの?」







    ジャン「そりゃ‥先生方にまずは報告して、警察に通報しないといけないだろ」








    アルミン「そう‥それで?」





    ジャン「ん?」





    アルミン「君はこれからどうするの?仲間も皆んな居なくなってしまったし」






    アルミン「不良の君には居場所が無いんじゃ無いのかな?」







    ジャン「はっ‥居場所なんて自分で作ればいいだろ?」








    アルミン「まぁ‥それもそうだね。最後に僕からアドバイスをしておくよ」







    アルミン「君も厄介ごとに巻き込まれる可能性があるから‥用心しておいた方がいいよ」






    ジャン「厄介ごと?エレン様教団関係か?」








    アルミン「うん。まぁ僕の勘だけどね。せめて身体を鍛えたり、非常時に備えたりはしておいた方がいいと思う」







    ジャン「アドバイスありがとうな」






    ジャン「なぁ‥」





    アルミン「?」







    ジャン「俺はお前を陰キャだって馬鹿にしてきた。なのに何故俺の事をそんなに気にかけてくれるんだ?」







    アルミン「似てるから‥かな?」






    ジャン「似てる?」






    アルミン「君は僕の知っている仲間に似ているんだ。だから放って置けないというか」






    ジャン「なんだよそれ」









    アルミン「まぁあんまり気にしないでよ。じゃあ頑張ってね」スタスタ













    ジャン「何だったんだ‥アイツは何がしたかったんだ?」









    ジャン「取り敢えず先生方には包み隠さずに話すか」








  220. 220 : : 2020/01/13(月) 02:55:25
    ー3時間後 アルミン宅ー




    アルミン「よし‥使えるものは全部持った」ゴソゴソ





    アルミン「ここのミカサには悪いけど‥仕方ないよね」スタッ!






    アルミン(今日の出来事で分かったのは‥陰キャと陽キャ‥そして上級国民と下級国民‥これは繋がりがあると言うこと)






    アルミン(そして‥エレン様教団は僕の敵だ。もしかしたらエレンが僕の身に起こった謎を知っているかもしれない)







    アルミン(マルコは僕が美味しそうだからって理由で襲って来たけど‥それはおそらくフェイクだろう)









    アルミン(マルコですらかなり手強かった。マルコに力を分け与えられるエレンは当然マルコよりも圧倒的に強いはずだ。なら何故直接エレンは僕を殺しに来ないんだろ?)






    アルミン(僕に構ってられないくらいにやる事があるのか?それとも僕を殺さない何かしらの理由があるのだろうか?)










    アルミン「はぁ‥まだまだ分からないことだらけだな」






    アルミン「本当は武器を手に入れたいとこだけど、この世界では武器の所持は一般人には認められてないから武器も売ってないし‥」スチャ






    アルミン「ナイフに金属バット‥まぁ無いよりはマシか‥」









    アルミン「さて‥そろそろ行くか」








    ガシャン!!!!!!








    アルミン「!?」







    アルミン(誰か窓を割った?‥泥棒か?‥まさかエレン様教団の刺客か?)








    アルミン「全く‥仕方ないな」スチャ












  221. 221 : : 2020/01/13(月) 03:01:05
    ー同時刻 某地 ー




    エレン「おい、ネト」




    ネト「はい」





    エレン「本当にお前の部下は役に立つのか?」





    ネト「えぇ。あの2人は頭は悪いですが腕は確かです。」





    ネト「ターゲットであるアルミン・アルレルトがマルコ・ボットに手こずっていたのなら、あの2人なら余裕で殺して首を持って帰ってきます」








    エレン「そうか‥それで?実験の方はどうだ?」







    ネト「はい。やはりエレン様の細胞に適合できない人間は死滅します。そして適合率が高い人間ほど力を発揮します。」







    エレン「やはりそうか。教団への勧誘の方は?」






    ネト「人材はかなり集まりましたが、質が良いかと言われたら疑問を感じます」






    エレン「まぁいい」









    エレン「俺は例の場所へ行く。お前は業務を果たせ」スタスタ










    ネト「御意」スタスタ














  222. 222 : : 2020/01/13(月) 03:19:22
    アラシ「ふひゃひゃひゃ!!!!!おーい!!!!いるんだろ!?出てこいよ!!!!アルミン!!!アルレルト!!!!」







    ボット「おいおいそんなに騒ぎ立てたら怖くて出てこれなくなっちゃうだろ?」






    アラシ「別にいいじゃねぇか?どうせこの家を破壊しまくれば出てくるんだからよ!!!!命令はアルミンアルレルトの首を持ってこいだ!!!!!!殺せば俺たちの勝ちなんだぜ!!!!!!」







    ボット「ははっ!!!!それもそうか!!!!」







    ブォーン!!!!!






    アラシ「おっと!!!!なんだ!?ナイフか!!!!?」ヒュン!!!!











    アルミン「勝手に人の家に入ってきるのは失礼じゃないか?」スタスタ











    ボット「金髪のチビマッシュルーム野郎だ!!!コイツで間違いなさそうだ!!!!!!!」








    アラシ「おい!!!!お前がアルミンアルレルトで間違い無いな!!!!?」







    アルミン「いぇ違いますけど?」







    ボット「え?そうなの?」







    アルミン「はい」









    アラシ「おいおいおい!!!!騙されるなよボット!!!!!」






    ボット「あ!!!?なんだと!!?」







    アラシ「今のは嘘に決まっているだろ!!!?そんなのも分からないのか!!!?お前はやっぱり馬鹿だな!!!!!」






    ボット「お前にだけは言われたくねぇ!!!!」






    ヒュン!!!!!!





    アルミン「!」








    アラシ「会話の途中に攻撃を仕掛けるのはナンセンスだぜ!!!!!なぁ!!!お前もそう思うだろ!!!???ボット!!」






    ボット「あぁそれは間違いねぇぜ!!!!コイツにはお仕置きが必要だな!!!!」










    アルミン「ねぇ君たちはエレン様教団なのかな?」







    アラシ「おうよ!!!俺たちはエレン様からー」





    ボット「お前馬鹿か!?ネトさんから必要以上に話をするなと言われただろ!!!?」






    アラシ「あ!!!そうだったな!!!ごめん今のは無しだ!!!!」







    アルミン(何なんだよコイツら‥わざと僕を油断させるために演技でもしてるのか?)









    アルミン(でも馬鹿だけど‥ただ者じゃない。完全に不意打ちだったのに、僕の投げナイフを2回も避けた)











    アラシ「なぁなぁなぁ!!!!!お前はどっちがいい!!!!????」






    アラシ「一瞬で気持ちよく死ぬのと!!!!!ジワジワと痛めつけられて殺されるの!!!!!」







    ボット「どうせ死ぬんだ!!!それくらいはお前に選ばせてやるよ!!!!!」







    アルミン「どっちも嫌だね」







    アラシ「てめぇワガママ言ってんじゃねぇよ!!!!!!!!!!」ビュン!!!!






    アルミン「!」ビュン!!!!






    ドゴォン!!!!!






    ボット「おい!!!壁を壊してどうするんだよ!?」







    アラシ「悪いな!!!だが良い反射神経だな!!!思ったよりコイツやるぜ!!!!」








    ボット「じゃあ‥さっさと決めるか」ビキビキ!!!!




    ズドォッ!!!!!



    アルミン「‥」ビュン!!!






    アラシ「は?これも避けるのかよ!!!?」








    アルミン(家の中では不利だ‥外へ)ダッ!!!!











    アラシ「おい!!!オセェな!!!」ギュン!!!






    アルミン「!」
    バキッ!!!!








    ガシャン!!!!!!











    アルミン「ぐっ‥」ポタポタ









    「な、なんだ人が飛んできたぞ」



    「お。面白そうだな」


    「なんだ喧嘩か?」


    「警察に通報した方がいいんじゃないかな?」









    アルミン「‥」ムクリ






    アラシ「へぇー俺の蹴りを食らってもまだ立てるとは‥結構やるじゃねぇか!!!!」






    ボット「ギャラリーも集まってきたし!!!燃えてきたな!!!楽しいなおい!!!???」







    アルミン「僕はちっとも楽しくないけどね」






    アラシ「軽口叩けるなら上等だぜ!!!!じゃあもうすこしハードに攻撃するぜ!!!!簡単に死ぬなよ!!!!」ギュン!!!!!






    アルミン「」ダッ!!!






    ボット「逃げても無駄だぜ!!!アラシの腕は伸縮自在だ!!!!どこまでも追いかけてくる!!!!」





















    ギュン!!!!‥ピタッ







    アルミン(なるほど‥伸びるのはこれが限界か)


  223. 223 : : 2020/01/13(月) 03:25:39
    ボット「おまえ!!!!何をやってる!!!!?」




    アラシ「あのな!!!さすがにどこまでも追いかけていけるわけねぇだろうが!!!!」





    ボット「全く気合が足りない奴だなお前は!!!俺が手本を見せてやる!!!!」







    ズドォッ!!!!ズドォッ!!!!!!






    アルミン「」ビュン!!!グルン!!!







    アラシ「お前もダメじゃねぇか!!?ボット!!!!全部避けられているぞ!!!!?」







    ボット「うるせぇよ!!!アイツチビだから的が小さくて上手く狙えないんだよ!!!!!」










    アルミン(アラシ‥腕を伸ばし攻撃をしてくる‥さっきの蹴りをみる限り動きも速い)







    アルミン(ボット‥ロッドレイスのと比べると規模は小さいが硬質化物質で攻撃してくる)






    アルミン(そしてどちらもテンションが高くて‥攻撃は強力だけど、動きは単調だ)






    アルミン(単純な戦闘能力なら僕は負けてるけど、あの2人は頭が悪い‥頭を使えば勝てるぞ)










    アラシ「じゃあ今度はあれをやるぞ!!!!!







    ボット「おうよアラシ!!!!俺たちの2人の究極の技をアイツに見せてやろうぜ!!!!」










    アルミン「なんだ‥何かやるつもりだな‥」スッ!!!








  224. 224 : : 2020/01/13(月) 11:26:21
    アラシ「うおおおおお!!!!!はあっ!!!!!」グニョン!!!!





    アルミン「腕が変形した‥伸縮だけじゃないのか」






    ボット「さぁ覚悟しな!!!!」ビキビキビキ!!!!!バキッン!!!







    アラシ「食らえ!!!!!」ギュオン!!!!!!





    ドヒュ!!!!!!





    アルミン「!?」ドスッ!!!!







    アラシ「やったぜ!!!!ボット!!!!心臓を貫いたぜ!!!!」






    ボット「いやまだだ!!!奴は心臓を貫かれても死なない身体らしい!!!!次は頭を狙え!!!!」







    アラシ「おうよ!!!!」ググググググググ







    アルミン(硬質化と変形した腕で弓矢を作った‥しかも本物の弓矢よりも威力が高い)ポタポタ








    アルミン(あんなの避け切れないぞ‥)











  225. 225 : : 2020/01/13(月) 11:51:12
    アルミン(どうする?力を使うか?)





    野次馬「いいぞ!!!もっとやれ!!!」




    野次馬2「映画でも見てる気分だぜ!!!最高だなおい!!」





    野次馬3「おい笑笑警察に通報したって本当かよ笑笑じゃあ警察も混ざって大乱闘だな笑笑」








    アルミン(あまり力を使いすぎると周りの野次馬を巻き込むことになる‥大半はこの場を離れたみたいだけど‥スマホで撮影されているのが気になる)










    アルミン「まぁ‥これくらいなら」ブシュッ!!!!!!ドォッ!!!!!









    アラシ「おおっ!!!?」





    ボット「奴の体から蒸気が!!?なんだ!!?テンションが上がって熱を発しているのか!!!?」









    アラシ「何だっていいさ!!!どうせ俺の弓矢で死ぬんだ!!!!」





    ボット「ふざけんじゃねぇぞ!!!俺の硬質化能力が無かったらできねぇだろうが!!!??」






    アラシ「は!!?それを言うなら俺の変形能力が無かったら矢を撃てないだろうが!!!!??」







    ボット「なんだと!!!??」








    アルミン「2人とも‥油断し過ぎだよ」ドォッ!!!!!!






    アラシ(速い‥こいついつの間に‥)










    ブワッ!!!!!!!!ドォッ!!!!!!!!!!!!!












    アラシ「あっつ!!!!!身体が焼ける!!!!!!!」ドサッ!!








    ボット「!!!!!????」ボォッ!!!!















    アルミン「マルコを倒した能力だよ‥熱風を瞬間的に爆発させる」ブシュッ







    アルミン「さて‥」










    アラシ「なるほど‥確かにマルコじゃ耐えられなかったなこれは‥」ムクリ







    アルミン「!」ダッ!!!!








    ボット「いい判断力と動きだ‥にしても熱風を放ってもお前は何ともないのか?」








    アルミン「当たり前だろ?自分の技でやられていたら意味がないだろ?」








    アラシ「ふはっ!!!!確かにそうだな!!」








    アルミン(回復能力がマルコの比じゃない‥いやそれ以前にこの2人は身体が強靭過ぎるんだ‥あの至近距離で熱風を放ったのにピンピンしている)











    野次馬4「おっ!!?あのチビが逆転し始めたぞ!!!」





    野次馬5「いいね!それでこそ見応えがあるぜ!!!」








    ボット「‥うるせぇな」






    アラシ「そうだなボット」







    ボット「俺はな‥」ビキビキビキビキ









    アルミン「!」









    ドスッ!!!!!ドスッドスッドスッドスッドスッドスッ!!!!






    野次馬複数「」ベチャベチャ、ドサッ









    ボット「自分が勝ってなきゃ面白くも楽しくもねぇんだよ!!!分かったか!!!?」







    アラシ「俺もだぜ!!!!これで静かになったな!!!!!」


     






    パトカー「」ファンファン!!!







    アラシ「またうるせぇのが来たな!!!!!」








    警察「貴様ら!!!何をしている!!?」ダッ!!!



    警察2「おい‥なんだこれは‥人が死んでるぞ」







    警察「ヤバそうだ‥応援を頼むぞ」スッ








    ボット「させねぇよ!!!!!」ビキビキビキビキ!!!!









    警察「!?」ドスッ!!!!






    警察2「な、なんだこれは!!!」ゴキッ!!!!







    アラシ「ふぅ!やっぱりただの人間は脆いな!!!すぐに首の骨を折れるぜ!!!」スタスタ









    アルミン(やっぱり速いな‥能力で身体能力を強化した僕より速いぞ‥)









    ボット「さてこれでもう邪魔者はいなくなったな!!!!!」






    アラシ「だな!!!!じゃあ再開するかアルミンアルレルト!!!!??」








    アルミン「‥」







  226. 226 : : 2020/01/13(月) 11:58:27
    ボット「もう逃げれねぇようにしてやる!!!!!」ビキビキ!!!



    ドォッ!!!!ズガァッ!!!!!!!!!






    アルミン「これは‥」







    アラシ「どうだ!!?すげぇだろ!!!?ボットは壁も作る事が出来るんだぜ!!!」






    ボット「お前の周囲は壁で囲った!!!これでアラシの弓矢は避けられないぞ!!!!!」








    アルミン「‥」








    アラシ「どうした?恐怖で喋れなくなったのか!!!?」ググググググググ







    アルミン「いや‥2人にはお礼をしないとって思ったのさ」








    ボット「はぁ!!!?お前に感謝される筋合いはねぇぞ!!!!???」








    アルミン「君たちが人を殺してくれたおかげで‥僕は力を出し惜しみする必要は無くなった」









    アラシ「つまり何だって言うんだよ!!!??」












    アルミン「思いっきりやれるって事さ」ブォ!!!!!!







    ボット「あ、熱いぞ!!!アラシ!!!何かやるつもりだぞ!!!とっとと決めやがれ!!!」








    アラシ「言われなくても分かってるさ!!!!」ググググググググ









    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!





    ズガァッ!!!!!!バキバキバキッ!!!!!!!!!ドォッ!!!!!!!





























  227. 227 : : 2020/01/13(月) 12:04:27
    アラシ「がっ‥何が起きた‥」ヨロッ






    ボット「おい‥生きてるか?」スタスタ






    アラシ「ボットか‥アルミンアルレルトはどこに行った?」






    ボット「さぁ‥な‥消えちまったよ‥」







    アラシ「この巨大な骨はなんだ?まさか‥これもアルミンアルレルトの能力なのか?」







    ボット「そうなんじゃないか?」








    アラシ「人の骨みたいだな‥上半身だけだが‥」








    ボット「はぁ」ドサッ






    アラシ「おい!!?何寝ているんだよ!?」






    ボット「回復能力で体力を消耗し過ぎた‥お前もそうだろアラシ?」








    アラシ「あぁ‥まぁな」ドサッ










    ボット「‥このままじゃ帰れないぞ」





    アラシ「分かってるよ‥失敗だけを持ち帰ったらエレン様に殺されるからな」







    ボット「‥何としても見つけだすぞ」












    アラシ「いや‥見つけ出しただけじゃアルミンアルレルトには勝てないぞたぶん」






    ボット「はぁ!!?じゃあどうすればいいんだよ!!!?」








    アラシ「まぁ慌てるなよ‥俺に考えがあるんだ」ニヤリ











  228. 228 : : 2020/01/13(月) 12:28:12
    ーアルミン宅 近所ー




    アルミン「はぁ‥はぁ‥」スタスタ





    アルミン(危なかった‥あんな厄介な能力を持っているとは‥)スタスタ







    アルミン(それにしても‥エレン様教団がこんなに早くに接触してくるとはね)スタスタ








    アルミン(硬質化能力に身体の変形‥どれも巨人の力に由来するものだった)







    アルミン(僕の仮説が正しければ‥マルコはアッカーマンの力を持っていた‥だからあれだけの戦闘能力を誇った)スタスタ






    アルミン(だとしたら‥この世界のエレンは本当に力を分け与えられるのか?)スタスタ







    アルミン(厄介だな‥このままエレン様教団に命を狙われ続けたら確実に殺されてしまう)スタスタ








    ヒュー!!!!!ドォッ!!!!!!!









    アルミン「な、なんだ!!?」









    ???「よぁアルミンアルレルト!!!!」









    アルミン「またエレン様教団か?」






    ボットアラシ「何を言ってるんだ?俺はアラシだ!!!いや違う!!!俺はボットだ!!!」







    アルミン「は?」





    ボットアラシ「俺たちは合体してパワーアップしたのだ!!!お前を倒すためにな!!!!」








    アルミン(合体だって?そんな事も出来るのか?)










    ボットアラシ「んじゃ!!!死ね!!!!!」ドォッ!!!!!







    ドスッ!!!!





    アルミン「ぐっ!!!!?」ポタポタ








    ボットアラシ「ほらおかわりだ!!!」ドゴォン!!!!!









    アルミン「ぶっ!!!」ドサッ!!!!







    アルミン(硬質化で刃物のようになった腕で心臓をひとつき‥硬質化で固めた拳で殴ってくるとはね)









    アルミン(まずい‥さすがにやられ過ぎた)ポタポタ







    ボットアラシ「どうした!!?立ち上がる事も出来ないのか!!!?」








    ボットアラシ「なら終わらせてやるよ!!!!じゃあー」ドシュ!!!!!








    ボットアラシ「」ドサッ











    アルミン「!!!?」










    ???「何とか間に合ったな‥」スタスタ










    アルミン「‥誰ですか?」ムクリ








    ファーラン「安心しろ。俺はファーランだ。エレン様教団じゃない」








    アルミン「何故僕を助けてくれたんですか?」








    ファーラン「話は後にするぞ。まだエレン様教団の追手が来るかもしれないからな」







    アルミン「‥」







    ファーラン「ほら、これを持て」ポイっ!!






    アルミン「これは‥ライフルですか?」スチャ







    ファーラン「ただのライフルじゃないぞ。エレン様教団教徒を殺せる特別な武器だ」









    アルミン「それはどういう‥」






    ファーラン「だから詳しい話は後にするって言っただろ?」







    ファーラン「ほら、ついてこいよ」スタスタ







    アルミン(この武器を僕に持たせる事で、信用しろって事か?)スタスタ









    アルミン(まぁ‥このままだとヤバいし‥ついて行ってみるか)スタスタ












  229. 229 : : 2020/01/13(月) 13:07:02
    【現在公開可能な情報】
    完全なる上級国民の力を手にしたロッド・レイスを打倒するために兵団連合軍を結成した。その作戦に参加していたアルミンは、気がついたら未知の世界に迷い込んでいた。


    【エレン様教団】
    ●エレン・イェガー エレン様教団教徒に力を分け与える事が出来て、強大な力を持つとアルミンは予想している。アルミンの知っているエレンと同一人物であるかは現在は不明。

    ●ネト エレン・イェガーの側近。アラシとボットを派遣した人物。

    ●マルコ・ボット(死亡) アルミンの肉を食べたいと言って襲ってきたサイコパス。身体能力や回復能力が常人を超越しており、アルミンは熱風を放ち屋上を吹き飛ばすことで何とか勝利した。ジャンの話ではマルコは不良狩りを行い、その際にはエレン様教団への勧誘をしていたらしい。

    ●アラシ(合体) 身体の変形能力があり、ボットとの合わせ技で弓矢を生成する事が可能。また俊敏な動きが出来る

    ●ボット(合体) 硬質化能力の持ち主で、地面から硬質化物質や壁を出現させる事ができる。ロッド・レイスと似たような能力だが、ロッドと比べるとかなり劣るらしい。

    ●ボットアラシ(死亡) アラシとボットが合体してパワーアップした姿。2人の能力を自在に操り、アルミンを追い詰めたが、ファーランの狙撃により死亡した。


    【アタッカーズ】
    エレン様教団に対抗するために創設された組織だが、誰が創設者なのか?いつ頃結成されたのかは明らかになっていない。アタッカーズ構成員は全員高い戦闘能力と特殊技能がある。

    ●ファーラン(団長) アタッカーズの団長。ボットアラシに襲われているアルミンを助けた人物。そしてアルミンをアタッカーズに勧誘した。

    ●イザベル(幹部) 女性だが高い戦闘能力を有しており、エレン様教団教徒を数多く葬ってきた。

    ●アルミン・アルレルト 超大型の継承者。トレーニングにより人間の状態でも力を扱う事が出来たり、巨人化をある程度コントロールできるようになった。


    【アタッカーズの武器】
    エレン様教団教徒は身体が強靭なため通常の刃や銃火器では倒す事ができない。それを打開するために開発されたのが、アタッカーズの武器である。武器は全て黒金竹合金で構成されている。またアタッカーズの銃火器は氷瀑石と呼ばれる特殊な物質から火薬を作っているため、威力を高める事に成功している。


    【4つの重要なキーワード】
    ●上級国民 権力を振りかざして、犯罪や死亡事故を起こしても逮捕すらされない人物を指す。上級国民の存在を否定する人間もいるが、マスコミの印象操作、加害者の家に護衛の警察が5人もいる、ネット掲示板のコントロール、39万筆の上級国民を厳罰化しろという署名が集められる、ネット上で様々な憶測が飛び交い、大炎上する事になった。上級国民を否定するには証拠も根拠もない。ロッド・レイスは上級国民を自称していたが‥

    ●下級国民 上級国民の対義語。主に上級国民が一般人を蔑む際に使用される。またネット上では自虐的に書き込みをする人もいる。

    ●陰キャ クラスで地味なグループに属する人々。発言権がない、陽キャのパシリ、行事では活躍できないなどマイナスの象徴であるが稀に成功者もいる。

    ●陽キャ クラスで輝いているグループに属する人々。陰キャを虐げる、発言力があり行動力もある。社会的成功者が多い。陰キャ陽キャを気にする奴は全員陰キャという謎理論をかます馬鹿もいるが、それは全くの間違いである。陽キャは陰キャを陰キャと馬鹿にする傾向は強く、陽キャが皆んな良い奴というわけではない。ただ稀に陰キャとも仲の良い陽キャもいるが、大抵は陽キャは陰キャを馬鹿にしている。



    【未知の世界】
    アルミンの元いた世界とは色々と異なっているが、さまざまな共通点があるため、全くの別世界ではない事が分かる。
  230. 230 : : 2020/01/13(月) 13:14:53
    ー数時間後 夜 アタッカーズ本部ー




    ファーラン「さぁ‥ついたぞ」ガチャ、バタン





    アルミン「ここが‥アタッカーズの本部ですか?」





    ファーラン「あぁ‥そうだ」スタスタ







    イザベル「お帰りファーラン」ガチャ






    ファーラン「ただいま」






    アルミン「どうも。アルミン・アルレルトです」






    イザベル「よろしくね」







    ファーラン「取り敢えず中に入ろうか」









    バタン!!








  231. 231 : : 2020/01/13(月) 13:21:42
    アルミン「あの‥ここにはお二人しかいないんですか?」





    イザベル「そうよ。アタッカーズ団員は各地に散らばって活動を行っているから」





    ファーラン「本部といってもエレン様教団教徒の襲撃でコロコロ変わるからな」






    アルミン「そうなんですか‥」







    イザベル「それで‥あなたはアタッカーズに入団するの?」






    アルミン「はい。そのつもりです。」







    ファーラン「彼の決意は本物だ。入団は俺が許可した。」






    イザベル「でも‥アルミンくんはアタッカーズで訓練も受けてないし」







    ファーラン「イザベルだって見ただろ?彼は並のアタッカーズ団員より全然強い。」







    アルミン「見たって‥どういう事ですか?」








    ファーラン「あぁ‥これを見なよ」スッ







    アルミン「何ですか?この動画は?」スッ







    イザベル「さっきエレン様教団教徒2人と戦っていたでしょ?」





    イザベル「それが撮影されてネット上で拡散されているのよ」







    アルミン「そういう事ですか‥」







    アルミン(でも‥あの時野次馬は全員ボットの硬質化能力で殺されていた‥動画をアップするなんて暇は無かったはずだ)






    アルミン(じゃあ‥一体誰が‥)







    ファーラン「アタッカーズ団員になったんだ。色々と君には説明しておかないといけないな」








    アルミン「そうですね‥知らない事が多いですし」








  232. 232 : : 2020/01/13(月) 14:51:41
    ファーラン「アタッカーズは非政府組織だ。だからエルディア国組織は味方じゃない」




    アルミン「警察も敵って事ですか?」




    ファーラン「まぁそれは場合によるな。」






    ファーラン「アタッカーズ団員には装備が支給される」スチャ







    アルミン「!」






    ファーラン「これは黒金竹と呼ばれる特殊な物質から作られている武器だ。ブレードとライフルだ。」





    ファーラン「通常兵器ではエレン様教団教徒を倒すことは容易ではない。身体が強靭だからな」







    ファーラン「ちなみにアタッカーズの武器の火薬は氷瀑石と呼ばれる物質から作られる。だから威力も桁違いだ」








    アルミン(黒金竹と氷瀑石‥巨人の力によって創り出された物質だ)








    アルミン「あの‥黒金竹や氷瀑石は他の国でも採掘されるんですか?」






    イザベル「?」






    ファーラン「ん?この世界にはエルディア国しかないだろ?」






    アルミン「!」








    アルミン「そうですよ‥」






    アルミン(これは偶然なのか?文明がやたら発達していて‥エルディア国しかない)







    アルミン(まさかこの世界は未来の世界なのか?)













    ファーラン「それと無線機だ」スッ






    アルミン「ありがとうございます」







    ファーラン「国が作った端末を使えばハッキングされるリスクが高くなるからな。アタッカーズが独自に作った無線機を使ってくれ」








    アルミン「じゃあ‥国の人間が‥エレン様教団に通じているということですか?」







    ファーラン「あぁ‥」パラッ








    アルミン「これは?」







  233. 233 : : 2020/01/13(月) 15:02:36
    ファーラン「ネト財閥に関する情報とアタッカーズが得た情報が載っている」






    アルミン「ネト財閥‥エルディア国財閥企業の1つ。その財力で権力を振りかざして、実質国を支配していると」







    イザベル「そう‥国を治めているのは王政だけどそれはお飾りに過ぎないのよ」








    ファーラン「しかも‥ネト財閥の事業の中に‥黒金竹と氷瀑石がある」





    アルミン「!」






    ファーラン「ネト財閥は黒金竹と氷瀑石を国と独占取引することで利益を得ている」







    アルミン(じゃあ‥ネト財閥の中に黒金竹と氷瀑石を生み出している人物がいる。それはおそらくエレンだろうな)








    アルミン「この作戦書を見た感じだと‥近々大規模な攻撃をエレン様教団に仕掛けるみたいですね」








    ファーラン「あぁ‥俺たちには時間がないからな。」






    アルミン「どういう事ですか?」










    イザベル「王政が警察を使ってアタッカーズ掃討作戦を近日中に行うらしいの」







    アルミン「それは本当ですか?」







    ファーラン「信頼できる仲間の情報だ。間違い無いだろう」






    ファーラン「警察は国を脅かすテロ組織がいる。それを掃討するための作戦という大義名分を振りかざしてくる」








    ファーラン「エレン様教団だけでも厄介なのに、警察も相手になると‥アタッカーズは絶望的な戦いを強いられる事になる」








    アルミン「じゃあ‥僕を連れてきた本当の理由は」






    アルミン「僕を助けるためでなく、僕という未知数の強大な戦力を欲していたからですね?」








    ファーラン「あぁ‥失望したか?」






    アルミン「いいえ。賢明な判断だと思いますよ。僕もあなたと同じ立場なら同じことをしていたと思います」







    ファーラン「そう言ってくれると助かるよ。じゃあ‥今回の作戦に参加してくれるんだね?」








    アルミン「もちろんです。エレン様教団は僕にとっても害悪でしかありませんからね」


























  234. 234 : : 2020/01/13(月) 15:07:46
    ー同時刻 某地ー






    エレン「やっと来たか?」





    ネト「はっ」





    エレン「お前が派遣したアラシとボットがやられた」







    ネト「!」





    エレン「しかも余計なことまで喋ったらしいな。どうしてくれる?」







    ネト「も、申し訳ございません。」







    エレン「まぁアルミンの件は後回しだ。」







    ネト「‥何かあったのですか?」






    エレン「教徒がアタッカーズ団員と接触した。それで得た情報だが」






    エレン「アタッカーズは何か大規模な攻撃作戦を企てているみたいだ」








    ネト「ついに‥ですか」







    エレン「どうやら警察のアタッカーズ掃討作戦がバレたらしいな」









    エレン「俺はエレン様教団教徒全員と視界がリンクしている。これは間違い無いだろう」







    ネト「もちろん‥それは理解しています」







    エレン「戦争の用意をしろ。この人類史が始まって以来の大規模な戦争になるぞ」スタスタ








    ネト「御意」












  235. 235 : : 2020/01/14(火) 23:56:13
    ー翌日 早朝ー






    アルミン「‥」タッタッタッ!!!!











    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!












    全員「!!!?」











    フラゴン「ファーラン!!!アルミンが門と門番を吹き飛ばしたぞ!!!」ザザッ!!









    ファーラン「よし‥作戦開始だ」ザザッ
















    アルミン「ふぅ‥」ブシュ!!!!










    アルミン(まずはネトの自宅兼会社の門と門番を吹き飛ばす‥それを合図にアタッカーズ団員が乗り込む)









    アルミン(当然中はエレン様教団教徒だらけだから総力を上げないと勝てない)









    アルミン(こんな大胆な作戦‥いや‥それほどアタッカーズは追い詰められている)






    アルミン(追い詰められているからこそ‥大胆な作戦を取るしか無かったんだろうな)









    ファーラン「アルミン!!大丈夫か!?」ダッ!!!






    アルミン「えぇ問題ありません。超大型の下半身を発現させただけですから。まだ力は残っていますよ」








    ファーラン「そうか。だが消耗しているだろ?作戦通りお前は敵の少ないと思われる所に行ってもらう」







    ファーラン「指示はフラゴンさんに仰げ」







    アルミン「分かりました‥御武運を!!」ダッ!!!










    ファーラン「おう!!!」ダッ!!!!












  236. 236 : : 2020/01/15(水) 00:05:22
    ーネト財閥本拠地ー





    エレン様教団教徒「エレン様!!!」バタン!!!






    エレン「分かっている。アタッカーズが攻めてきたんだろ?」








    エレン「それに門が破壊されて、周囲にいた門番も全員吹き飛んだ」







    エレン様教団教徒「その通りです」







    エレン「アタッカーズ襲撃時の作戦は既に開始されている。お前も立場につくんだ」







    エレン様教団教徒「了解しました!!!」ダッ!!!!!









    ネト「エレン様‥護衛を」







    エレン「いらん」






    ネト「しかし‥エレン様にもしもの事があれば‥」








    エレン「俺が負けると思うか?」








    ネト「‥いえ‥ですがアタッカーズはアルミン・アルレルトという強大な見方を引き込みました。」








    エレン「つまり俺が負けると?」







    ネト「‥その可能性があります」









    エレン「いやそうじゃないな」






    エレン「お前は俺が負ける事それ自体を心配しているわけではない。お前が危惧しているのは、俺が死ぬことによって失われる事業だ」







    ネト「‥」








    エレン「俺が死ねば黒金竹も氷瀑石も造れなくなる。そうすればネト財閥の株価は暴落して、上級国民から一気に一般人にまで成り下がる」






    エレン「お前は自分の立場が無くなるのが怖いだけ。そうだろ?」






    ネト「もちろん‥それも理由の一つですが‥エレン様の事を心配しています。これは本心です」







    ネト「あなたから色々な力を授かりました。権力、肉体強化、財力‥あなたには感謝しきれないほどの案があります」








    エレン「そうか。だが安心しろ。俺が死ぬことはない。万に一つもない。」








    エレン「俺の護衛はいいからアタッカーズと戦わせろ。お前も自分の使命を果たせ。1人でも多くのアタッカーズを討ち取れ」








    ネト「承知しました」バタン!!















  237. 237 : : 2020/01/15(水) 00:08:15
    エレン「‥ふん‥」





    エレン「どいつもこいつも下らないプライドと保身ばかりだな」







    エレン「しかし‥まさかこんな大胆な作戦をアタッカーズがやるとはな」







    エレン「今までは過激な活動はしていなかったが‥これは国からしたらテロ活動と同じ」








    エレン「アタッカーズ団長ファーランが考えたのか?あの慎重な男が‥か?」









    エレン「やっぱり‥アルミン」








    エレン「お前がアタッカーズを唆したのか?全てはお前の思惑通りか?」















  238. 238 : : 2020/01/15(水) 00:25:14
    ー同時刻 アルミンサイドー






    フラゴン「さすがだなアルミン!!!よくたった1日でアタッカーズの武器を使いこなせているな!!」ドォッ!!!








    アルミン「そりゃもうここまで来たらやるしかないですからね!!!」ドォッ!!!!







    アルミン(それに‥僕は訓練兵団で武器の訓練もしていた)






    アルミン(ロッドと戦うためにあらゆる武器の扱いを学んできた‥実戦の中でね)ドォッ!!!



    エレン様教団教徒「な、なんだこいつら!!?」







    エレン様教団教徒2「怯むな!!!攻撃の手を休めるなー」ザシュッ!!!!









    エレン様教団教徒3「なんだこいつー」ザシュッ!!!




    ザシュッ!!!!!








    ロボフ「よし‥ここらの敵は片付けたぞ!!!」











    フラゴン「おう!!!」






    アルミン「前方から敵が2人接近!!!」






    エレン様教団教徒4「アタッカーズめ!!!舐めるなよ!!!!」ドォッ!!!









    エレン様教団教徒5「エレン様のところへ近づけさせるな!!!!」ドォッ!!!!










    アルミン(武器の威力から察するに‥エレン様教団教徒が使っているのはアタッカーズの武器と同じだ)ドォッ!!!!








    エレン様教団教徒4「」ドサッ!!!








    エレン様教団教徒5「おのれ!!!同胞たちをよくも!!!」ビキビキ!!!






    フラゴン「硬質化の能力者だ!!!気をつけろ!!!」









    ロボフ「それはこちらの台詞だ!!!我々アタッカーズがお前らにどれほど追い詰められているのか知っているか!?」ダッ!!!








    エレン様教団教徒5「知るかよ!!!この世界は強者が生き残るんだ!!!弱者の気持ちなど知る必要もない!!!」









    アルミン「ハッ!!!」ザシュッ!!!








    エレン様教団教徒5「えー」ドサッ













    ロボフ「速いな‥それが身体能力強化の力か?」







    アルミン「えぇ‥」シュウウウ








    フラゴン「どうやら‥他のアタッカーズ団員も予定通りに作戦を進めているらしいな」







    ロボフ「では‥順調ということか?」






    フラゴン「あぁ‥だがまだネトやエレンが出てきてない。これからどうなるか分からんな」







    フラゴン「それに‥アルミン。力を少し使いすぎだ」








    アルミン「いえ‥これじゃないとダメなんです」






    アルミン「ここは敵の本拠地。どんな仕掛けがあるかも敵の戦力も未知数」





    アルミン「僕たちアタッカーズには短期決戦にのみ活路が残されています。だから力を出し惜しみしていては到底エレン様教団を倒すことは出来ないのです」








    フラゴン「それも分かるが‥お前の力はエレンにも引けをとらない。ここぞという時にはお前の力が必要になる」







    フラゴン「お前の話も分かるが、力の使い所を間違えるな。勝てるもんも勝てなくなっちまう」







    アルミン「はい‥わかりました」








    ロボフ「どうやらお喋りはここまでのようだ」























    ネト「」スタスタ










    アルミン「!」









    フラゴン「お出ましだな」












    ロボフ「ファーラン!!ネトと接触した!!これより戦闘を開始!!」ザザッ!!!







    ファーラン「了解!!こっちはもう片付いた!!我々は建物内に侵入してエレンを探し出し、抹殺する!!!」ザザッ!!!








    ファーラン「そっちは任せるが‥くれぐれも油断するなよ!!!」ザザッ!!!







    ロボフ「分かっているさ‥」ザザッ!!









    ネト「いいや何も分かってないな」








    フラゴン「なんだと?」










    ネト「たった3人でこの私に勝てると言うのか?ふざけるなよ」





    ネト「貴様らが油断していなくても関係ない。私には勝てない。ここで終わりだ」











    アルミン「さぁどうだろう?やってみないと分からないだろ?」








  239. 239 : : 2020/01/15(水) 00:35:53
    ネト「まさかいきなりアルミンアルレルトに遭遇するとはな」






    ネト「探す手間が省けた。ここで殺してエレン様の負担を軽減する」






    アルミン「好都合なのは僕らの方だよ。」







    アルミン「君はネト財閥の表の顔だ。裏で操っているのはエレンだろうけど」






    アルミン「君を失えば‥確実にネト財閥の権力は弱まるだろう。」











    ネト「ガキめ‥ほざけ」ボォッ!!!








    ブワァ!!!!!ボォッ!!!!!!!









    ロボフ「気をつけろ!!異能を使うみたいだ!!」









    フラゴン「炎か‥また厄介な能力だな」スチャ









    アルミン(超大型の熱風の能力と似ているが‥ネトのは完全な炎だ)









    アルミン(でもこっちには銃火器もブレードもある‥先手を取れれば‥)








    モアッ!!!!








    ロボフ「はっ!!炎を出したところで頭を吹き飛ばせば俺たちの勝ちだ!!!」ガチャ!!!







    アルミン「待ってください!!!!」







    フラゴン「どうしたアルミン?」











    アルミン「今撃ってはダメです!!!!」









    ネト「さすがに鋭いな‥そう今この周辺はガスが充満している」







    ロボフ「そうか‥さっきのは炎はガスを充満させて俺たちの銃火器を無力化するために出したのか」









    ネト「やっと気づいたか無能め」










    アルミン(巨人の力を使えば爆風で大爆発が発生する可能性が高い‥)







    アルミン(それに僕の身体能力強化能力も蒸気を発するからアウトだ)










    ロボフ「簡単な事だ‥こいつでお前を殺してやる」スチャ









    ネト「やはり無能だな。そのブレードでは硬質化して皮膚に傷をつける事は出来ないぞ」










    ロボフ「はっ‥ほざけ!!!」ダッ!!!








    フラゴン「ロボフ!!!くそっ!!!援護だアルミン!!!」ダッ!!!!







    アルミン「はい!!!」ダッ!!!!












    ミト「どうやら本物の馬鹿らしいな!!」ビキビキビキ!!!!











  240. 240 : : 2020/01/15(水) 01:09:49
    ロボフ「!」ガキンッ!!!




    ネト「終わりだー」ドゴォン!!!!!




    フラゴン「!」







    ネト「ぐっ!!」ズドォッ!!ドサッ!!








    ロボフ「お前らは先に行け!!!」







    アルミン「ロボフさん‥」







    フラゴン「‥分かった‥行くぞ!!」ダッ!!!







    アルミン「‥」ダッ!!!














    ロボフ「さてと‥」スッ







    ネト「」ムクリ






    ロボフ「まだ元気そうだな」







    ネト「貴様‥それは‥ハンマーか?」







    ロボフ「あぁ‥だがただのハンマーじゃない。黒金竹合金で威力を格段に上げた特殊武器だ」








    ロボフ「ブレードではお前を倒すことは出来ないが、これならお前を倒せる」






    ロボフ「お前が硬質化出来るのは皮膚だけだ。だから頭を殴れば脳震盪が起きる。お前が動かなくなったところをタコ殴りすれば頭を完全に破壊できる」






    ロボフ「ガスで銃火器を無力化されたからって俺が無抵抗でやられると思ったか?」






    ネト「アタッカーズも考えたな‥」







    ネト「ただそれだけじゃないだろ?さっきの力‥人間のものとは思えなかった」






    ネト「何かやっただろ?」






    ロボフ「‥この作戦にはアタッカーズは命を懸けている。この国と自分達の未来を決める作戦だからな。」






    ロボフ「アルミン以外のアタッカーズ団員は全員身体にステロイドを打った」







    ネト「なるほど‥強いわけだ。」








    ネト「だがアタッカーズだって所詮は人間だ。お前だって個人的な感情でアタッカーズに入団した。そうだろ?」ニヤリ








    ロボフ「それは‥俺の家族の事を言っているのか?」







    ネト「そうだ。お前は家族をほったらかして仕事ばかりを優先した。そしてある日お前はエレン様教団教徒により家族を殺された」







    ネト「それからお前はアタッカーズに入団して、エレン様教団教徒をたくさん殺してきた。だがそれは何故だ?」







    ネト「お前は人類の未来よりも、家族を大切に出来なかったお前自身の後悔を払拭するために今まで戦ってきたんだろ?」






    ロボフ「やめろ‥」







    ネト「だがいくらエレン様教団教徒を殺したところでお前が家族を蔑ろにしたという事実は消えない。むしろエレン様教団教徒を殺すだけ虚しさを感じただろ?」








    ロボフ「だからやめろ‥」







    ネト「お前の話はエレン様教団教徒の中でも有名な話だぜ!!いい笑い者だ!!!」










    ロボフ「もう口を閉じろ!!!」ダッ!!!








    ネト「」ヒュン!!!







    ドスッ!!!!!

























    ロボフ「がっ‥」ポタポタ








    ネト「感情任せの単調な攻撃‥判断を誤ったな」ニヤリ












    ロボフ「ぐ‥う‥」ポタポタ










    ネト「心臓を貫いたんだ。もうお前は死ぬ‥」ズブズブ










    ロボフ「ああえ!!!!ぐぁっ!!!!」ベチャベチャ!!!









    ネト「ったく手こずらせやがって‥」ガシッ!!!!!








    ロボフ「おい‥待てよ」ググググググググ










    ネト(何て力だ‥火事場の馬鹿力ってやつか?)ググググググググ








    ネト「時間稼ぎのつもりか?だが無駄だ」ビキビキビキビキ








    ネト「頭を刎ねれば終わりだ」スッ!











    ロボフ「終わるのは‥お前だ」カチン!!!!











    ネト「なっ!?手榴弾ー」













    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!











  241. 241 : : 2020/01/15(水) 15:55:51
    ネト「うぐっ‥」ベチャベチャ






    ロボフ「はっ‥やった‥」ベチャベチャ






    ネト「この‥ゾンビか?‥お前は‥」







    ネト(ダメだ‥回復出来ない‥)








    ロボフ(これで少しでも‥俺がやってきた事の‥罪滅ぼしになれば‥)









    ロボフ(すまない‥許してくれ)






    ロボフ「これで‥ネト財閥は‥終わりだ‥な」ガクッ









    ネト「く‥たばり‥やかったか?」












    ネト(ダメだ‥俺も死ぬ‥)











    ネト(俺は‥上級国民に‥なりたかった‥人を支配したかったのだ‥)









    ネト(そうして優越感に浸り‥自分に酔う‥それが楽しかった‥)













    ネト(ただ純粋に上に上に上がって‥成功したかった‥)












    ネト(俺は‥間違っていたのか?)











    ネト「」ガクッ!!










  242. 242 : : 2020/01/15(水) 16:00:04
    ーアルミンサイドー





    フラゴン「‥」ダッ!!






    アルミン「今の爆発音‥まさか」ダッ!!







    フラゴン「おそらく‥ロボフが自爆したんだろう」ダッ!!!








    アルミン「やっぱり‥」ダッ!!!







    フラゴン「お前には言っていなかったと思うが‥お前以外のアタッカーズは身体能力を強化するためにステロイドを摂取した」ダッ!!!









    アルミン(なるほど‥エレン様教団教徒に対してアタッカーズが優勢なのはそれが理由か)ダッ!!!









    フラゴン「それほどアタッカーズは今回の作戦には懸けているのだ。それこそ‥捨て身の作戦を取るほどに‥な」ダッ!!!










    アルミン「そうですか‥なら負けられませんね」ダッ!!!






    フラゴン「!」








    アルミン「必ずエレン様教団を壊滅させましょう‥死んでいった仲間のためにも」ダッ!!!!












    フラゴン「あぁ‥もちろんだ!!」ダッ!!!














  243. 243 : : 2020/01/15(水) 16:14:19
    ー同時刻 ネト財閥本拠地内部ー






    アタッカーズ団員「結構殺しましたよね?」スタスタ






    イザベル「そうね‥心なしかエレン様教団教徒が少なくなってきている気がするわ」スタスタ








    アタッカーズ団員2「仲間の報告によると‥我々は優勢のようです」スタスタ







    イザベル「そう‥」スタスタ










    アタッカーズ団員「嬉しそうじゃないですね。何か気になる事でもありますか?」スタスタ








    イザベル「エレン様教団だって‥アタッカーズが攻めてくる事くらいは想定内のはず‥」スタスタ







    イザベル「だからそのための迎撃作戦くらいは用意していると考えられる」スタスタ









    アタッカーズ団員「じゃあ‥アタッカーズが優勢なのは‥それも敵の作戦のうちという事でしょうか?」スタスタ









    アタッカーズ団員2「しかし‥敵も我々がここまで大胆な作戦をするとは考えていなかったのでは?」スタスタ









    アタッカーズ団員2「単純にエレン様教団はアタッカーズの強襲に対応できてないと思います」スタスタ








    イザベル「そうだと‥良いんだけど」スタスタ













    エレン「よう」フッ









    全員「!?」








    イザベル「エレン‥イェーガー」ピタッ








    アタッカーズ団員「馬鹿な奴め!!自分から出てくるとは!!」








    アタッカーズ団員2「そうだな‥奴を殺せばエレン様教団は終わりだ」











    イザベル「2人とも‥油断しないで!!」ガチャ!!






    ドォッ!!ドォッ!!ドォッ!!ドォッ!!!







    エレン「」ヒュン!!ヒュン!!ビュン!!!












    アタッカーズ団員「!?」ガチャ








    アタッカーズ団員2「弾丸を避けている!?」ガチャ









    イザベル「‥」ドォッ!!








    エレン「」ビュン!!!!












    アタッカーズ団員「こいつ!!!」ドゴォン!!!!!!グキッ!!!!!










    アタッカーズ団員2「き、貴様!!!!」ガシッ!!!!










    アタッカーズ団員2「えー」グルン!!!!!










    グシャ!!!!!










    イザベル「」バッ!!!!








    エレン「状況判断が早いな。それに仲間が一瞬で2人も殺されたのに冷静だな」スタスタ







    エレン「さすがはアタッカーズ幹部だな。」










    イザベル「‥」








    エレン「ところでお前の相棒はどうした?」スタスタ














    イザベル「‥」







    エレン「何故助けに来ない?お前のピンチなのに」スタスタ








    イザベル「黙れ!!!!」ドォッ!!!ドォッ!!!







    エレン「」ビュン!!!







    イザベル「くっ!!?」グシャ!!!








    イザベル「がっ!!!」ゴロゴロゴロ








    エレン「とっさにライフルで防御したか‥だか武器を失い、もう動けないだろ?」スッ











    イザベル(速い‥弾丸を避けるほどのスピード‥化け物)









    エレン「は?弾丸を避けれるほどのスピードで動ける訳ないだろ?」







    イザベル(!?‥まさか‥思考を読まれている!?)










    エレン「俺はお前らの身体の動きや目線からある程度予測して、避けているだけだ」







    エレン「ま、それでも速いことは速いんだけどな」








    イザベル「ちよっと待っー」ドゴォン!!!!!












    バキッ!!!!!グキッ!!!!












    イザベル「」ドサッ












    エレン「さて‥次に行くか」スタスタ












  244. 244 : : 2020/01/15(水) 20:41:03
    エレン「それにしても‥」スタスタ






    エレン「随分と攻め込まれたな」スタスタ
















    エレン「全く‥どいつも‥こいつも」スタスタ









    エレン「役に立たないな」スタスタ









  245. 245 : : 2020/01/15(水) 22:49:04
    ー同時刻 アルミンサイドー





    ファーラン「おーい!!!」ダッ!!!






    フラゴン「!」ダッ!!






    アルミン「ファーランさん!!ヤンさん!!無事だったんですね!!」ダッ!!!







    ヤン「‥何とかな‥」ダッ!!!








    ファーラン「お前らの来た方向にエレン・イェーガーはいたか?」







    フラゴン「いや居なかった。」





    フラゴン「だがネト財閥の表の顔‥ネタがいたぞ」







    ファーラン「ここにお前らがいるって事は倒したのか?」








    アルミン「‥」







    ヤン「そう言えばお前らの班にはロボフもいたよな?ロボフはどうしたんだ?」








    フラゴン「ネタは倒した。だがロボフも死んだ」








    ヤン「‥自爆したのか?」







    フラゴン「そうだ」








    ファーラン「そうか‥残念だ」








    フラゴン「あぁ‥ロボフのためにも‥仲間のためにも、人類の未来のためにもエレン様教団は俺たちがぶっ潰す‥必ずだ」






    ファーラン「あぁ。」






    ファーラン「それは分かってるさ‥」








    ヤン「‥で?これからどうする?」






    ファーラン「作戦通りだ。俺たちはこのままこの建物の中枢へ向かう」






    フラゴン「そうか。もう中枢へ行った班はいるのか?」








    ファーラン「イザベルの班は少し前に向かったという報告があった。他のアタッカーズ団員は各地で戦闘をしている」







    フラゴン「そうか‥なら俺たちも早く中枢に行かないとな。それで?今イザベル達とは連絡は取れるのか?」









    ヤン「‥」







    ファーラン「いや‥取れない。もう殺されてしまったかもしれない」









    アルミン「‥」









    フラゴン「おいおい冗談だろ?あのイザベルの班がそう簡単に」







    ファーラン「敵の力は強大だ。何が起きるか分からない。だからイザベル達が無事である確証はない。実際にイザベル達とは連絡が取れないからな」







    ファーラン「当然俺たちだってこのまま無事だとは思えない」







    アルミン「そうですね‥」








    ヤン「おい‥誰か来たぞ!!!」ガチャ








    ファーラン「誰だ!?」









    ヤモ「ひひっ!!!撃たないでください!!!!!!」バッ!!!







    ヤン「ん?‥お前エレン様教団教徒じゃないか?どういうつもりだ?」







    ヤモ「は、はい!!た、たしかに私はエレン様教団教徒ですが‥そんなに強くないんです」プルプル









    フラゴン「そんな事言って、俺たちが同情するとでも思ったのか?」







    ヤモ「で、でも!!私はまだエレン様教団教徒になったばかりで‥まだまだ新入りなんですよ!!」







    フラゴン「そんなの関係ないだろ?お前らエレン様教団が今まで人類にどれだけの損害を‥」









    アルミン「あの‥君中枢の方から歩いてきたよね?」







    ファーラン「!」









    ヤモ「はい‥それがどうしたんですか?」








    アルミン「中枢ってさ。エレン様教団教徒の中でもかなり重要な人間じゃないと入れないんじゃないの?」










    ヤモ「い、いえ。わ、私は怖くて無断で中枢の方へ書かれていたんです!!」









    ファーラン「では‥何故お前は中枢から出てきた?怖かったならずっと隠れていた方が良かったんじゃないのか?」








    ヤモ「色々と考えたのですが‥このままずっと隠れていたら‥あとでエレン様に殺されると思いまして」








    ファーラン「まぁ‥確かにそうだろうな」








  246. 246 : : 2020/01/15(水) 23:07:42
    ヤン「ふっ‥そんな事はどうだっていいだろ?」ガチャ!!





    ヤモ「ひっ!!!?」プルプル






    ヤン「こいつはエレン様教団教徒。そして俺たちはアタッカーズだ」






    ヤン「コイツはここで殺すべきだ。」








    ヤモ「ちょ、ちょっと待ってください!!!!」プルプル






    ヤン「黙れ!!!」ガチャ






    ファーラン「‥」







    ヤン「お前がまだエレン様教団に入団したばかりなのかどうか知らんが‥」







    ヤン「俺たちにはやるべき事がある!!お前がそこに立ち止まっていると言うのならば俺はお前を殺してこの先に進む!!!」ガチャ!!!








    ヤモ「そうやって‥大量虐殺するつもりですか?」






    ヤン「何だと!?」







    ヤモ「私はただ‥自分の居場所が無くて‥エレン様教団に入っただけなのに‥やっと居場所が見つけることが出来たと思っていたら」






    ヤモ「今度はあなた方に訳も分からずに殺されるのですか!?あなたはそれが正しいことだと思いますか!?」








    ヤン「うるさい!!黙れ!!!」ガチャ









    ビュン!!!!!!!!





    ザシュッ!!!!!!!!!!








    ファーラン「!」






    アルミン「え?」










    ヤン「」ドサッ!!







    フラゴン「ヤン!!!」ダッ!!!









    ヤン「」







    フラゴン「ダメだ‥死んでいる」









    ファーラン「貴様‥」ガチャ!!








    ヤモ「ひっ!!怖いですからそうやって睨まないでくださいよ!!」プルプル









    ヤモ「あ、でも」ビキビキビキビキ












    ビュン!!!









    ドスッ!!!!







    ファーラン「ぐっ!?」ポタポタ










    ヤモ「私は不意打ちをするのが大好きなんですよ!!!!!!」ニヤリ











    ビュン!!!!!








    ドスッ!!!!








    ファーラン「!!!???」ドクドク








    ヤモ「あ〜すいませんねー。手が滑って心臓を突き刺してしまいました〜」ニタァ











    ファーラン「」ドサッ










    ファーラン「‥あ‥」








    アルミン「ファーランさん!!!」ダッ!!!










    アルミン(まだ死んでないけど‥この傷と出血量では‥)











    ファーラン「アルミン‥俺の事はいい‥敵に集中しろ」ドクドク










    フラゴン「」ドサッ








    アルミン「!」










    ヤモ「あ、あれ!?ちょっと殴っただけなのに死んでしまいましたよ!!?」









    ヤモ「す、すいません!!!どうやら私が思っている以上にアタッカーズの皆さんは弱かったんですね!!!」










    ファーラン「この‥」ガクッ








    アルミン「‥」












    ヤモ「はー‥残りはてめぇだけか?」ニヤリ








    アルミン「猫騙し‥それが君の得意技か?」









    ヤモ「そうさ。俺は弱いフリをして相手を油断させて殺すのが得意なんだ^_^」








    ヤモ「勝ち誇ってドヤ顔の気持ち悪い奴らを殺すのが‥んもう!!!快感なんだよ!!!!」ムクムクムク









    ヤモ「さて‥お前はどんな死に方をしたい?^_^なぁ?」









    アルミン「」ドォッ!!!!!ブシュ!!!!!!!








    ヤモ「!」









    アルミン「」ビュン!!!








    ヤモ「おおっ!!速いですね!!!」ドゴォン!!!!










    アルミン「うっ!?」ゴロゴロ









    ヤモ「でも俺の方がもっと速いぞ?^^」スタッ











    アルミン「」ドォッ!!ドォッ!!ドォッ!!!










    カチン!!!!!!



    アルミン「!」






    ヤモ「はぁ〜残念だったな^^」ビキビキビキビキ







    アルミン(弾が凍ったのか‥)





    アルミン「銃が‥」ガチガチ







    ヤモ「俺は水晶体の能力を有している。それを応用して周囲の物体を瞬時に凍らせる能力も獲得したんだ」ビキビキビキビキ






    ヤモ「アタッカーズは全員抹殺が命令だが、アルミンアルレルト。お前を生捕りにすればエレン様はきっと御喜びになられる」









    ヤモ「そうすれば俺はエレン様教団教徒の幹部としてさらに高い地位を獲得できるだろう」ビキビキビキビキ








    アルミン「!?」カチン!!!!



  247. 247 : : 2020/01/18(土) 12:13:50
    ヤモ「捕獲完了だ」ニチャァ








    アルミン(身体が動かない‥いや動けないぞ)ガチガチ








    ヤモ「いやーもう少しやると期待していたんだけどな〜^^」








    ヤモ「まぁ所詮はこんなものか」スタスタ









    アルミン(どうする?巨人化するか?‥でも)









    ヤモ「まだ闘士が消えてないね^^もう少し水晶化させておくか」ビキビキビキビキ








    バキンッ!!!






    ヤモ「!」









    アルミン「」バシュッ!!!!!










    ヤモ(俺の水晶体を破壊したのか‥どうやって)バッ!!!









    アルミン「」ブシュウウウウウウ









    ヤモ(身体から蒸気‥しかも異常なほど高温だな‥こっちまで熱気が伝わってくる)










    ヤモ「マルコボットが殺された時も‥爆風が起きたと報告を受けている」










    ヤモ「お前ただの人間じゃないな?一体何者なんだお前は?」











    アルミン「君に言ったところで理解出来ないだろうさ」










    ヤモ(蒸気が収まった?何かするつもりなのか?)









    アルミン「ゴフッ!!!」ベチャベチャ









    ヤモ「!」










    アルミン「はぁ‥はぁ‥」ググググ








    ヤモ「全く驚かせやがって!!!もう満身創痍じゃねぇか!!!」










    ヤモ「もう一度水晶体で拘束してやるぜ!!!そうすればお前は出て来れなくなるだろう!!!」ドシュ!!!!









    アルミン「!」








  248. 248 : : 2020/01/18(土) 12:28:22
    ヤモ「」ドサッ!!






    アルミン「え‥ジャン!!!?」






    ジャン「よう‥何とか間に合ったな」









    アルミン「でも君がどうしてここに‥」







    アルミン「まさか君もアタッカーズだったのかい?」










    ジャン「いや違うな」







    ジャン「ただお前がエレン様教団に敵対するアタッカーズに入団したことはだいたい予想ができた」








    ジャン「んで‥ネト財閥の本拠地が襲撃されている。しかもアタッカーズが総力を上げてだ。お前がいないわけないだろ?」









    アルミン「でも‥僕がアタッカーズに入ったという証拠はなかった‥君は自分の勘だけで‥」








    アルミン「こんな危険な場所に来たの?」







    ジャン「あぁ‥まぁな」






    ジャン「俺は今何をすべきなのか分かる優秀な男だ」






    ジャン「陰キャだとか陽キャだとか‥喧嘩だとか‥下らないことやってる場合じゃねぇって‥やっと分かったぜ」








    アルミン「ジャン‥」








    ジャン「‥お前が訳の分からない力を持っていることも何となく分かる」







    ジャン「学校の屋上を吹き飛ばしたのはお前の力なんだろ?」







    アルミン「あぁ‥そうだよ」








    ジャン「‥まぁ‥でも見たところ動けそうにないな」







    アルミン「いくら力を持っているとはいえ‥生身の人間だからね」







    アルミン「短期間で力をかなり酷使したし‥そろそろ限界に近いよ」ムクリ









    アルミン「まぁ‥やらなきゃいけないけどね」








    ジャン「これを使え」スッ








    アルミン「これは‥ステロイド?」







    ジャン「そうだ。アタッカーズが使っていた奴だ。」







    アルミン「何故君がこれを?」







    ジャン「アタッカーズのアジトの一つに潜り込んだんだが‥たまたま話を盗み聞きしてな」







    ジャン「俺もそいつを打ったし、効果は保証するぜ」








    アルミン「‥」







    ジャン「どうした?」







    アルミン「」バキンッ!!!







    ジャン「は!?お、おい!?」







    アルミン「僕はやめておくよ」






    ジャン「お前身体は?」





    アルミン「まだ何とか‥」






    ジャン「いや大丈夫じゃないだろ!?お前‥これしか無かったのに‥」









    アルミン「まだ巨人化はギリギリ出来る‥それにエレンには僕の力で勝ちたいからね」








    ジャン「巨人化?お前巨人になれるってのか?」








    アルミン「うん」








    ジャン「そ、そうか。それより‥お前まさかエレンと知り合いなのか?」










    アルミン「たぶんね‥まだ分からないけど」











    ジャン「は?どういうことだよ?」



















    エレン「反応が消えたと思ったら‥ヤモも殺されたのか」フッ











    ジャン「!」








    アルミン「とうとう‥か」









    ジャン(コイツ‥今どうやってここに)











    エレン「エレン様教団は俺一人だけになった‥つまりほぼ壊滅状態だな」










    エレン「だがアタッカーズはさっき俺が殺してきた」








    ジャン「!」










    エレン「つまりアタッカーズはアルミンお前だけだ。そして部外者が1人」













    アルミン「‥」








  249. 249 : : 2020/01/18(土) 12:45:17
    エレン「お前ら2人を殺せば‥全てが終わりだ」





    エレン「忌々しいアタッカーズは消え去り‥俺の邪魔をする愚かな奴らは抹消される」







    ジャン「は‥何を言ってやがる?」









    ジャン「エレン様教団のボスか?お前がエレン・イェガーか?」








    ジャン「もっと利口な奴かと思えば‥頭悪そうじゃねえか!!」







    ジャン「いいか?アタッカーズの意思を受け継ぐものが消えない限りアタッカーズはなくならねぇ!!!」







    ジャン「俺は正式にアタッカーズに入団したわけじゃねぇがアタッカーズの意思を受け継ぐ者だ!!!てめぇみたいなガイジにエルディア国を支配されてたまるか!!!!」









    エレン「やはり無能だな‥もう俺が支配しているんだよ」










    ジャン「くだばれ!!!!!」ドォン!!!!










    ドシュ!!!!!ボトッ!!!








    エレン「」








    アルミン「頭を吹き飛ばした‥」










    ジャン「どうだ!?やってやったぜ!!!これでエレン様教団もネト財閥も終わりだな!!!!」












    エレン「終わらねぇよ」








    ジャン「!?」








    アルミン「頭が再生している!?」







    エレン「頭を吹き飛ばしたくらいで俺を殺せると思ったか?」








    エレン「アルミン。残念ながら今までのお前の常識では俺を殺せないぞ?」








    アルミン「!‥君は‥やっぱり‥僕の知っているエレンだね?」








    エレン「‥さぁ?」









    ジャン「頭がダメなら全身を蜂の巣にしてやる!!!!」ドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォン!!!!!!









    エレン「!」ベチャ!!!バキッ!!!ドシュ!!!!!











    ジャン「撃ち尽くしたぜ‥さすがにこれで‥」










    エレン「」ボコボコ!!!!ググググ







    アルミン「いや‥倒してない‥再生している」








    ジャン「は?心臓も頭も吹き飛ばしたんだぞ?コイツに弱点はねぇってのかよ?」










    アルミン「いや‥生物である以上‥必ず死は訪れる‥きっとエレンは‥」










    エレン「俺は限りなく完璧に近い生物だ」ゴキッ!!!!









    ジャン「完治しやがった‥」








    エレン「どうした?もう撃ってこないのか?」







    ジャン「てめぇ俺の話を聞いていたのか?もうねぇってんだよ」








    エレン「じゃあもうネタ切れか?」








    ジャン「そんなわけないだろ!!!」チャキン







    ジャン「銃がダメならブレードで勝負だ!!!!」







    エレン「ふっ‥アルミン。お前は何もしないのか?せっかく超大型の力があるんだ。巨人化しろよ」









    アルミン(万全な状態ならば‥超大型がエレンにパワー負けする事はない)







    アルミン(エレンが完全なる始祖の巨人にならない限りはね‥)






    アルミン(今の僕の体力では超大型の上半身しか発現できない‥それだとただ的をデカくするだけ‥やはりここは‥)













    エレン「どうした?2人とも動きが止まっているぞ?来いよ」スッ!!!!








    ジャン「言われなくても行ってやるよ!!!!」ダッ!!!!!










    アルミン「‥」ダッ!!!!








  250. 250 : : 2020/01/18(土) 14:01:02
    エレン「」ギュン!!!




    ジャン「速いな」ガキンッ!!!




    エレン「!」ググググググググ






    ジャン「ステロイド打ってなきゃ‥やられていたな」ググググググググ






    エレン「そうか‥お前も人間を捨てたのか」ググググググググ







    アルミン(隙あり!!!)ブォォン!!!!!







    バキンッ!!!!








    ジャン「ブレードがー」ドゴォン!!!!











    ジャン「!?」ドォン!!!!!ゴロゴロ!!!









    エレン「まだこの速度に慣れてないな‥ジャン」スッ









    アルミン「くそっ!!!!」ブォォン!!!








    ガキンッ!!!!








    エレン「無駄だと言うことが分からないのか!?」ブォォン





    ドスッ!!!!!







    アルミン「!?」ベチャ!!!







    ジャン「!?‥‥アルミン‥」ヨロッ










    ガシッ!!!!






    エレン「!」









    アルミン「はあっ!!!!!」ドォン!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!











    ブワァッ!!!!!!!!








    ジャン「なんだ‥まさかアルミンの奴‥」











    アルミン「」バッ!!!!スタ








    ジャン「!」







    アルミン「大丈夫‥自爆じゃない‥熱風を発生させただけだよ」













    エレン「‥」スタスタ








    ジャン「効いてないな‥」







    アルミン「まぁ‥想定内だね」








    ジャン「しかし何故ブレードが折れたんだ?」






    アルミン「エレンは身体を硬質化させる能力を持っているんだ」







    ジャン「そうなのか‥ならさっきの銃撃も身体を硬質化させれば防げたよな?何でアイツは敢えて食らったんだ?」








    エレン「簡単なことだ。俺の再生能力をお前らに自慢したかったんだ」









    アルミン「まぁ‥そんな事だろうと思ったよ」







    ジャン「ガキかよ‥てめぇは」






    エレン「お前に言われたくないなジャン。ほんの少し前まで下らない階級ごっこをしていたくせに」ニヤリ









    ジャン(は?何でコイツが俺の事を知っている?コイツとは今日が初対面だが‥)









    ジャン「何でお前がそんな事を知っているんだ?」









    エレン「知ってるさ‥昔からな」







    アルミン「‥」








    ジャン「何言ってやがる?俺はお前の事なんてしらねぇ。まさか俺のストーカーか何かか?」









    エレン「そんなわけないだろ?」








    ジャン「ムカつく野郎だな‥おい成績トップ!!!」







    アルミン「僕のこと?」





    ジャン「お前以外に誰がいるって言うんだよ?何か作戦はねぇのか?」









    アルミン「‥」










    エレン「作戦など無意味だ」







    ジャン「あ?何だと?」









  251. 251 : : 2020/01/18(土) 14:16:28
    エレン「俺がお前らに作戦会議をさせる猶予を与えると思うか?」





    エレン「それにこの距離ならいくら小声で話そうと全て筒抜けだ。そんなことも分からないのか?」







    ジャン「‥まぁそうだな」







    エレン「それに俺が全力を出せば一瞬で勝負がついちまう」






    エレン「俺は手加減しながら戦っているんだ。そんな事も分からないのか?」









    アルミン「‥」








    ジャン「いや、全然わからねぇから。何でだよ?お前はアタッカーズが忌々しいと言っていたよな?」






    ジャン「ならとっとと終わらせればいいんじゃないか?それとも俺たちを痛ぶって楽しんでいるのか?」







    エレン「お前如きに分かるわけないだろ」







    ジャン「ったく‥まるで話が通じねぇな」







    アルミン「ジャン‥下がってくれ」








    ジャン「は?2人で戦った方がいいに決まっているだろ?」







    アルミン「銃がない君ははっきり言って戦力外だよ。僕の足を引っ張るだけだ」








    ジャン「いや‥わからねぇ‥疲労しているお前一人で戦った方が危険だろ?」







    アルミン「見たら分かると思うよ。君は僕の援護をしてくれ。メインは僕がやる。エレンの隙を作るから頼むよ」








    エレン「お前らやっぱりバカだろ。丸聞こえだ」












    アルミン「」ドスッ!!!









    ジャン「おい‥何ー」






    ゴキゴキ!!!ギュオン!!!!!







    エレン「!」シュン!!!!!







    ジャン(俺は夢か幻でも見てるのか?アルミンの腕が巨大化して‥エレンが避けた?何が起こっている?)










    アルミン「やっぱりこれだけじゃダメか」ドォン!!!!!!





    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    ジャン「!‥さっきの熱風か?‥いや‥さっきより‥熱風と言うより身体から蒸気を‥」










    アルミン「ジャン!!!隙が出来るとしても一瞬だ!!!!油断しないでくれ!!!!」ドォン!!!!!








    エレン「来るか」ビキビキビキ








    ジャン(は、速い‥速すぎる‥人間の動きじゃねぇよ)









    エレン(いくら速くてもアルミンには硬質化能力がない。だから俺の硬質化防御を壊す事もできないだろー)ドゴォン!!!バキバキバキバキンッ!!!!







    アルミン「ああああっ!!!!!」ズシャ!!!!!








    ジャン(思いっきり踏み込んで‥エレンをガードした状態から殴り飛ばしやがった‥)









    エレン「」ゴロゴロゴロ、ドサッ









    ジャン「人間の力じゃねぇ‥化け物だな‥両方とも」









    アルミン「手応えありだ‥」ブシュ!!!!!!










    エレン「お前‥いつの間に‥硬質化を‥」









    アルミン「僕だって成長するんだよ。君が地ならしに行ってる間に僕は訓練をしたんだ」










    ジャン「‥何の話をしているんだ?」











    エレン「‥」









    アルミン「やっぱりそうだ。君は僕の知っているエレン・イェガーだよね?」










    エレン「あぁ‥そうだ」








    アルミン「どう言う事かな?君もこの世界に飛ばされてきたの?」







    エレン「ふっ」






    アルミン「!」








    エレン「フッハッハッハッ!!!!!!!‥ふぅ‥そうかそうか」







    エレン「お前はまだ何も分かってないな」ニヤリ









    アルミン「‥それはどう言う意味かな?」








    エレン「お前の頭で考えろよ。考えるのは得意だろ?」








    エレン「さっきの攻撃で勘違いしてるなら、訂正するが‥」







    エレン「お前は俺には絶対に勝てない。それくらいは分かるだろ?」








    アルミン「それは‥どうかな?」






  252. 252 : : 2020/01/18(土) 14:25:25
    アルミン「君は始祖の力を持っている。だから精神支配も記憶の改竄も‥やろうと思えばいくらでも出来るだろ?」





    アルミン「でも今までそれをアタッカーズにやらなかった。そして今も僕とジャンにその能力を行使しない」







    エレン「‥」







    アルミン「それは何故かな?使えない理由でもあるのかい?それとも‥」









    アルミン「もう使えなくなったのかな?」








    エレン「さぁな‥ただ俺はそんな能力に頼らなくてもお前ら二人には余裕で勝てる」








    アルミン「へぇ‥ならやってみてくれ」









    エレン「言われなくても‥」ビキビキビキ!!!!








    アルミン「ジャン!!!気をつけろ!!!硬質化で攻撃してくる!!!」









    ジャン「は?」





    ドォン!!!!バキバキバキ!!!!!








    ジャン「な、なんだ!?地面から‥」ダッ!!!









    アルミン「とにかく動き回って回避に専念してくれ!!!エレンは僕が何とかするから!!!」ドゴォン!!!






    アルミン「ふっ!!!?」ゴロゴロ













    エレン「お前に人の心配をしている余裕なんてないぞ?」スタスタ











    アルミン「はあっ!!!!!」ドォン!!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ










    エレン「‥」スッ








    アルミン「」ヒュン!!!!









    ドゴォン!!!!!








    アルミン「!?」ドサッ!!!








    エレン「さっきは不覚を取ったが‥本来ならお前がいくら身体能力を強化しても‥」ビューン!!!!












    エレン「お前じゃ俺には勝てない」ビュン!!!!!!










    エレン「!?」ドスッ!!!








    アルミン「はいはい‥分かったよ」ズブズブ







    エレン「‥」ダッ!!!スタ










    エレン「ブレード‥」ドクドク









    アルミン「油断し過ぎだよ‥僕は君が思ってるより‥遥かにパワーアップしている」










    エレン「なるほど‥悪かったな‥俺の認識が甘かったみたいだ」カァッ!!!!!!










    アルミン「!?」









    ジャン「硬質化の攻撃が収まった‥」チラッ








    ジャン「うっ!?なんだこの光は!?」













    ズドォッ!!!!!!!バキバキバキ!!!!!!!!















  253. 253 : : 2020/01/18(土) 14:33:09
    ジャン「ぐっ‥うっ‥」ムクリ







    ジャン「ひっ!?な、なんだよこの肉の塊は‥」









    アルミン「ふぅ‥危なかった」ビキビキビキ









    アルミン「ジャン!?無事かい?」スタッ







    ジャン「これは‥なんだ?お前がやったのか?」









    アルミン「そうだよ‥エレンが巨人化したから‥僕も巨人化して君を守ったんだよ」








    ジャン「は?」








    アルミン「見てごらん。建物が崩壊しているだろ?」







    ジャン「‥あぁ‥ところでエレンはどうした?」










    アルミン「分からない‥僕も建物の崩壊から君を守るのに必死だったからね」







    アルミン「でもエレンなら建物の崩壊中でも僕たちを殺すことができたはずだ」








    ジャン「じゃあ‥エレンの野郎は俺たちを殺さないでどっかに消えたってのか?」









    アルミン「そうだね‥そう言うことになると思う」









    ジャン「エレンは‥何がしたいんだ?何で俺たちをすぐに殺さない?」









    アルミン「もしかしたら‥」










    エレン「悪い‥またせたな」スタスタ










    ジャン「てめぇ‥どこに行ってやがったんだ?」













    エレン「警察の部隊を全滅させてきた。」








    ジャン「!」








    エレン「この騒ぎを通報した住民がいて、警察が集まって来たんだ。だから邪魔が入らないように警察は俺が消した」











    アルミン「‥」











    エレン「さぁ再開と行こうか。これで心置きなく戦えるだろ?」ニヤリ










  254. 254 : : 2020/01/18(土) 14:53:18
    エレン「悪いがもう終わらせることにしようと思う」ブシュ!!!!!






    ジャン「なにー」ガシッ!!!!








    ジャン(腕が伸びただと!?)ググググググググ








    アルミン「ジャン!!!」ダッ!!!









    エレン「首を絞められて苦しそうだな。ジャンよ」ググググググググ








    アルミン「おらっ!!!」ザシュッ!!!








    ジャン「かはっ‥」ボトッ









    エレン「」ニヤリ







    ジャン「ぐわああえああああ!!!!!」グルグルグル!!!!ググググググググ









    アルミン(切断した腕がジャンの全身を締め上げている‥それに)チラッ







    エレン「」ゴキッ!!!








    アルミン(腕の再生が早すぎる‥さっきもそうだったけど‥頭や腕を切断しても数秒で生やすことが出来るなんて‥)










    ジャン「ごぷっ」ググググググググググググ







    アルミン(あの腕は切断しても消滅しない‥ならエレン本体をやるべきか?)







    エレン「‥」











    ザシュッ!!!ザシュッ!!!!








    ジャン「はぁ‥はぁ‥アルミン‥す、すまない」









    アルミン「いいんだ‥もう仲間を失うのは御免だ‥」










    エレン「」ビキビキビキビキビキビキ












    アルミン「!」ググググググググ








    ジャン「壁が!?お、押し潰されるぞ!!!!!」ググググググググ









    エレン「‥」ビキビキビキ









    アルミン「ジャン!!!押し返すんだ!!!」(完全に油断していた‥壁で僕らを潰すつもりか)ググググググググ









    ジャン「やってるけどよ!!!!」(いくらステロイドで筋力が強化されているとは言え‥これを押し返すには無理がある‥アルミンだってもう限界だろ‥)ググググググググ









    エレン「どうした?このままじゃ死ぬぞ?」










    アルミン(確かにこのままじゃ押し潰されるぞ‥助かるには一つだけ方法はある‥でも‥)ググググググググ








    ジャン「負けてたまるかよ!!!!押し潰されてたまるか!!!!!」ググググググググ











    エレン「残念ながら気合だけでどうにかなるもんじゃないぞ。諦めるんだ」













    アルミン(ロッドレイスと戦った時も‥僕は仲間を吹き飛ばした‥自分が助かるために‥)ググググググググ








    アルミン(またそれをやるのか?僕だけなら巨人化すれば助かる‥けどジャンは死ぬ‥)ググググググググ














    エレン「‥ん?」











    カァッ!!!!!!














    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!!!!!!












  255. 255 : : 2020/01/18(土) 15:02:01
    エレン「」シュウウウうう









    エレン「」ムクリ









    エレン「超大型の上半身か‥まだそんなに力を残していたとはな」









    アルミン「」









    エレン「だかそれが精一杯だったみたいだな。もう意識がない」スタスタ











    エレン「ジャンを犠牲にして自分だけ生き残ったか。」スタスタ











    エレン「さすがに今のはやばかったと一瞬思ったよ‥回復能力が強化されていて良かった‥以前の俺なら死んでいた」











    アルミン「」ピクッ









    エレン「!」










    アルミン「まだ‥負けてないよ‥」









    エレン「は?」








    アルミン「僕はまだ生きているし‥逃げてない」










    エレン「そう言うのは負け犬の遠吠えっていうんだぜ」










    アルミン「」ガクッ









    エレン「まぁ‥確かにこれじゃ俺の完勝ではないな」









    エレン「アタッカーズが誰の目から見ても不利だったのに‥エレン様教団は俺以外殺された」

















    エレン「はっ‥どうやらこれはまだお預けらしいな」













  256. 256 : : 2020/01/18(土) 20:49:22
    ー新生エルディア帝国  地下街ー





    アルミン「‥」ムクリ







    エレン「よう‥起きたか」







    アルミン「ここは‥」







    エレン「ここは地下街だ。まぁ俺のアジトだ」







    アルミン「‥」








    エレン「そう警戒するんじゃねぇよ。お前は1週間眠り続けていたんだぜ」








    アルミン「そう‥」







    エレン「最先端の医療技術と俺の能力が無ければお前は死んでいた。」







    エレン「いくら巨人化能力者とは言え、不死身ではないからな。まぁ‥俺は殆ど完璧な不死身たけどな」









    アルミン「ねぇ‥君の目的はなんだ?」







    アルミン「君が僕の知っているエレンならば‥始祖の力でアタッカーズなんか一瞬で壊滅させる事ができたはず」







    アルミン「でも君は始祖の力を使わなかった。そして敵対していたはずの僕を助けて、君はここで僕が目覚めるまで辛抱強く待っていたの?」










    エレン「まぁそれは順を追って説明するさ」






    エレン「一つ訂正しておくが、俺はお前がいつ目覚めるのか分かっていた。」








    アルミン「それは‥進撃の巨人の力なのか?」








    エレン「その通りだ」









    アルミン「エレン‥いい加減に教えてくれるかい?これはどういう状況なんだ?」






    アルミン「そもそもここの世界は僕たちのいたところとはだいぶ違う」








    エレン「いいや。別世界なんかじゃねぇよ。」








    アルミン「そんなはずはないだろ。車とかスマホとかテレビとか‥武器だって見たことないものばかり‥学校だって僕の知っているものとは随分違う」







    アルミン「陰キャとか陽キャとか‥僕の知らない言葉もあった。」








    エレン「でもお前はここの奴らとは話が通じていただろ?」









    アルミン「!」









    エレン「俺は地ならしをしたあと‥エルディア国の人間を操り、今の新生エルディア帝国を建国したんだ」








    エレン「わずか13年ほどでな」









    アルミン「ど、どう言うこと‥なの?」









    エレン「お前‥思い出して来たんじゃないか?」







    アルミン「いや‥僕は‥」









  257. 257 : : 2020/01/18(土) 21:11:38
    エレン「どうしたアルミン?」




    アルミン「いや‥僕は何も‥知らない‥」





    エレン「そうだな。でも少しずつ思い出して来たんだろ?隠すことはない」







    アルミン「うるさい黙れ!!!僕は何も知らないんだ!!!」







    エレン「確かに俺はお前の記憶を弄った。でも、記憶ってのはふとしたきっかけで思い出すことがある」







    エレン「俺と会い‥俺と話したのは‥お前にとって記憶を思い出すきっかけになったはずだ」









    アルミン「さっきから‥何を言っているんだ?」








    エレン「少し落ち着いたみたいだな。お前には真実を知る責任があるんだ」








    アルミン「だから‥意味が分からないよ」








    エレン「はぁ‥じゃあ‥俺が説明するより行った方がいいな」







    アルミン「行くってどこに?」












    エレン「座標だ」







    アルミン「‥全てのユミルの民の記憶が交わるとか‥言っていた所?」








    エレン「やっぱり少し思い出してきたみたいだな」








    アルミン「ああ‥でも断片的にしか‥頼む‥行かせてくれエレン」









    エレン「当たり前だ。親友のお前にはしっかりして貰いたいしな」スッ!!








    アルミン「!?」ビリッ!!!





































































    アルミン「うっ‥ここが‥」








    エレン「そう、座標だ」









    アルミン「あの光ってる‥木のようなものは‥」








    エレン「あれにはユミルの民の記憶が詰まっている。あれには触らない方がいいと思う」







    アルミン「何で?」








    エレン「自我が保てなくなるかもしれない。あれに触れると言うことは、膨大な記憶を疑似体験することだからな」








    アルミン「なるほど‥ね」









    エレン「さて‥行くか」







    アルミン「え?」








    エレン「別に座標に来るのが目的ではないだろ?お前が知りたいのは何が起こったのかだろ?」








    アルミン「まぁ‥そうだけど‥ここからどこに行けばいいの?」









    エレン「俺とお前の記憶旅行だ」








    アルミン「記憶旅行?」








    エレン「あぁ‥お前の知りたいものを‥自分の目で見るといいさ」






    エレン「そして見て決断するんだ。自分が何をすべきなのかをな」










    アルミン「‥」








    エレン「じゃあ行くぞ。準備がいいか?」ビリ
    ッ!!!!










    アルミン「うっ!?」ビリッ!!!!!!































    「私の力は最強だ!!!私は上級国民なんだぞ!?貴様ら下級国民なんかに」グシャア







    「もう不快だからそれ以上‥話すんじゃねぇ」








    「エレン‥」




    「アルミン!?」






    「アルミンお前‥生きていたのか?」













    アルミン「これが‥記憶?」





    エレン「あぁ‥今から13年前‥つまりロッドレイスを倒した直後だな」







    エレン「ロッドの硬質化に飲み込まれそうになったお前は超大型に変異しただろ?」






    アルミン「‥」





    エレン「安心しろ。お前の選択は間違ってない。あの大規模な硬質化の攻撃では超大型しか生き残れなかったさ」







    アルミン「僕は周りにいた仲間を吹き飛ばした‥リヴァイさんや‥団長達はどうなったの?」







    エレン「生き残ったのはお前だけだったさ。あとは全員死んでしまった」







    アルミン「‥そうなの‥」







    エレン「何度も言うがお前の選択は間違ってない。全滅より少しでも生き残りがいた方がいいからな。悪いのは全部ロッドの糞野郎だ」






    エレン「お前は後悔なんてしなくていいんだ」









    アルミン「でも‥これはまだまだ序の口だろ?」








    エレン「あぁ‥これはまだ始まってもない。新生エルディア帝国の建国物語はこれからだ」











  258. 258 : : 2020/01/18(土) 23:37:34
    アルミン エレン!帰って来たんだね




    エレン あぁ‥まぁな




    アルミン「あれは‥僕が‥喋っている?」




    エレン「そうだ。俺とお前の記憶を具現化しているんだ。」




    アルミン「話しかける事はできるの?」




    エレン「出来ないさ。所詮は自分の記憶なんだからな。」





    アルミン「そうだよね‥」




    アルミン 良かった‥



    エレン 何が良かったんだ?




    アルミン ‥




    エレン どうやら‥お前以外は死んだみたいだな?




    アルミン やっぱり‥




    エレン 俺は世界を蹂躙して、パラディ島以外の生物の息の根を止めてきた。



    エレン そしてロッドレイスも打倒した。これで全てが解決か?





    アルミン そうだよ‥僕らの戦いは終わったんだ




    エレン いいや、戦いは終わってないさ



    エレン これからの新生エルディア帝国は俺とお前が築き上げていくんだ





    アルミン ‥僕らが?




    エレン そうだ。憎しみの連鎖は止めないといけないだろ?まだやるべき事はたくさんあるはずだろ?





    アルミン あぁ‥




    エレン ‥仲間を吹き飛ばして悔やんでいるのか?




    アルミン そりゃ‥ね




    エレン だがお前が吹き飛ばしてくれなければ‥今頃ロッドは生きていたぞ



    エレン さすがに地ならしで消耗している俺では奴には勝てなかった





    アルミン ‥





    エレン お前の判断は正しかった‥ありがとうアルミン








    アルミン「‥」




    エレン「結局お前は救世主なんだよ。お前の超大型の熱風がロッドにトドメを刺したんだ。それをしなければ今頃ロッドが支配する最悪の世界が出来ていたかもしれない」




    アルミン「でも‥」





    エレン「もうよせ。この記憶でそんか感じじゃこれから保たないぞ」






    アルミン「分かってる‥」









    エレン「‥次だ」ビリッ!!!









  259. 259 : : 2020/01/18(土) 23:56:56
    エレン ふぅ‥地ならしから2週間でだいぶ身体の調子が良くなって来た



    アルミン それは良かった。新生エルディア帝国にとって君は欠かせない存在だからね



    エレン あぁ‥だがそれはお前も同じだ。もう俺が仲間と呼べる奴はお前しか残ってないからな





    アルミン ‥うん‥ところで新生エルディア帝国の建国計画は考えているの?




    エレン 勿論だ‥まずは地ならしの時の話をしないといけないな



    アルミン 地ならしの時の話を?



    エレン あぁ‥俺は地ならしをしている時は始祖の巨大な肉塊の中にいた


    アルミン それは普通の巨人と同じように頸にいたんだよね?


    エレン そうだ。そして俺はそこから大型巨人に指示を出していた。パラディ島以外の全ての生命を駆逐せよと



    アルミン ‥それで?



    エレン 進行している最中に俺は世界各地の収容区にいるユミルの民を大型巨人に変化させた



    アルミン つまり‥進行している最中に大型巨人を増やして、地ならしの威力を高めたんだね




    エレン あぁ‥まあ敵国の軍隊の攻撃もあって‥こっちにも多少は損害は出ていたけどな



    エレン それでも圧倒的な地ならしの力には人間は何も出来ずに死んでいった



    エレン それでだ。俺は地ならしの間にも自分の能力を高めていった



    アルミン なるほど‥



    エレン 正確には高めていかないと自分が死ぬ危険性があったから‥だけどな



    アルミン そうなんだ‥



    エレン そして俺は自分の能力を高めた結果‥新しい力をたくさん手に入れたんだ





    アルミン 新しい力?例えばどんな?




    エレン 頸を吹き飛ばされても死なない再生能力。大規模な水晶化と硬質化の力。他のユミルの民に力を分け与えたり、記憶の植え付けとかだな。まだまだあるぞ



    アルミン もはや神だね‥すごい



    エレン そこである提案があるんだが‥





    アルミン ‥





    エレン 俺たちの仲間を生き返らせないか?
















    アルミン「まさか‥」




    エレン「今ので気づいたのか?」




    アルミン「エレン‥じゃあ‥この世界は‥」





    エレン「あぁ‥俺が創った楽園なんだ」





    アルミン「‥」











    アルミン でも‥どうやって?そんな事が可能なのかい?




    エレン まず適当にユミルの民を連れてくる。そいつらの身体と記憶を弄る



    エレン 身体を俺たちの仲間に変化させる。そして記憶を植え付ければ



    アルミン ちょっと待ってくれ




    エレン ん?



    アルミン それは僕らの仲間なんかじゃないよ




    アルミン それはクローンだよね?



    エレン まぁ‥そうだな



    アルミン クローンは遺伝子構造は同じでも同一人物ではない



    エレン でも記憶を植え付ければ精神も一緒だろ?




    アルミン 違うそうじゃない‥それは仲間の記憶を持った‥別人なのさ






    エレン ‥




    アルミン よく考えてくれ。君だって分かっているはずだろ?それはただの‥





    エレン じゃあ‥どうしろってんだ?




    アルミン ‥




    エレン 俺は自分の‥独断で地ならしを発動して、大量虐殺をした



    エレン それは仲間を‥ユミルの民を守るためだった


    エレン だが結果はどうだ?残ったのはお前だけ。結局俺は大事なものは守る事が出来なかった。アイツらに‥会いたい‥ずっと一緒にいたい



    エレン そう思うのは‥ダメなのか?




    アルミン ダメじゃないよ‥でも‥それは結局僕らのエゴになるんだ。ただの自己満足だ



    エレン だが人生なんて結局ただの自己満足だろ?なら別にいいんじゃないか?




    アルミン エレン‥そうかもしれないけど‥そんな事やって‥虚しくないのか?




    エレン ‥どうやら‥お前とは意見が合わないらしいな





    アルミン そうだね‥ならどうする?僕を殺す?それとも記憶を改竄して都合よく操るかい?




    エレン そんな事はしねぇよ。だが一つだけ提案があるんだ




    アルミン なんだい?












    エレン 俺と勝負をしないか?


















  260. 260 : : 2020/01/19(日) 10:11:51
    アルミン 勝負?


    エレン あぁそうだ


    エレン 結局政策ってのは権力者の考えが推し進められているだけだろ?国民が立ち上がったとしてもそう簡単には変わるわけじゃねぇ


    エレン そして価値観ってのは人それぞれ違う。だからお互いに尊重するべきだし、されるべきだと俺は思う



    アルミン つまり‥何が言いたいの?



    エレン 俺とお前の考え‥どちらが正しいのかを決めよう。そうすれば文句はないだろ?



    アルミン 勝負って言っていたよね?どんな事をするのかな?戦いなら僕には勝ち目はないと思うけど




    エレン そうだな。なるべくフェアな勝負をしたいよな。だからまずはこのパラディ島を開拓しよう



    アルミン !



    エレン そして並行世界で見た発達した文明を取り入れて、新生エルディア帝国を建国する



    アルミン 並行世界?



    エレン 俺たちのいる世界とは違う世界が存在しているんだ。その中でも文明が発達している世界を選ぶ



    アルミン それは‥どうして?



    エレン 今のこのパラディ島の医療技術では対応できない病気がある



    アルミン でも君がユミルの民の身体を操作すれば、未知の病気にもかかることはないでしょ?



    エレン そうだな。でも俺の力では治せない病気が出てくるかもしれないだろ?やっぱり文明は発達させた方がいいんだよ




    アルミン それは分かったけど‥どうやって文明を発達させるの?





    エレン 発達して文明にいる人間の記憶‥主に技術者や科学者たちの記憶をこの世界のユミルの民に移植する



    エレン そうすれば後は材料さえ有れば文明を発達させる事が出来るだろう。幸いなことにこのパラディ島には資源が豊富にある。それに巨人の力があれば有益な物質を生成する事も可能だ




    アルミン なるほど‥



    エレン 作業効率を上げるために一時的に全てのユミルの民をアッカーマンにする。まぁ俺の目論見では‥10年くらいで文明を発達させる事が可能だろうな




    アルミン やる価値はあるね‥仲間をクローンで復活させるのは反対だけど、発達した文明には興味があるよ



    エレン なら早速始めようぜ














    アルミン「なるほど‥じゃあこの世界は」




    エレン「俺の記憶移植とユミルの民をアッカーマン化させた事によって13年かけて実現した世界だ」




    アルミン「‥一時的にアッカーマンにしたって事は‥」




    エレン「新生エルディア帝国を完成させた後に普通のユミルの民に戻しておいたよ」




    エレン「このパラディ島の人間全てをアッカーマンにしたままだと、俺とお前との勝負に歪みが生じるからな」





    アルミン「‥まぁ‥そうだね。」




    エレン「そして俺たちは共に協力して、13年の歳月をかけて新生エルディア帝国を建国したんだ」




    アルミン「!‥じゃあ」




    エレン「あぁ‥仲間のクローンを造ったのは、つい数日前の話だ」




    アルミン「じゃあ‥彼らが何年も生きているように感じたのは‥」




    エレン「俺が記憶を改竄したからだ。」




    アルミン「‥」





    エレン「まぁそう怒るなよ。ここからが本題になるからな」ビリッ!!!










  261. 261 : : 2020/01/19(日) 14:12:41
    エレン 13年かけて‥とうとう完成したな



    アルミン うん‥



    エレン さて‥ここからが俺たちの勝負になるぞ



    エレン もう一度聞くが、仲間をクローンで復活させるつもりはないのか?




    アルミン 当たり前さ。クローンで心の穴なんて埋めれないよ。いくら似ていても別人。



    アルミン それにそんなもの造ったら死んだ仲間の想いを踏み躙ることになる





    エレン ‥お前の考えはよく分かった




    エレン お前も分かっていると思うが、完全な始祖の力を手にした俺にはいくら超大型の力があったとしても、もう勝てない





    エレン 俺はこの世における最強の生物だろう




    アルミン うん。それは否定しないよ。それで?



    エレン 俺はなるべくフェアな勝負をしたい。だから俺は始祖の力は使わないことにする




    アルミン そしたら僕が有利になってしまうだろ?君は8つの巨人の力を有しているけど、超大型に対抗できるのは始祖だけでしょ




    エレン あぁ‥そこでだ




    エレン 俺とお前が率いる2つの組織を創設しようと思う




    アルミン 組織?



    エレン そうだ。アタッカーズとエレン様教団だ




    アルミン 何それ?



    エレン 今この国の統治体制は極めてクリーンだ。国が抱える闇なんてのは存在しない



    エレン そこで俺は敢えて闇を創ることにする。エレン様教団という闇をな



    アルミン なるほど‥それに対抗するのがアタッカーズだね?




    エレン あぁ‥エレン様教団を打倒して自由を手に入れる事を目的とする組織‥それがアタッカーズだ






    アルミン なるほどね



    エレン エレン様教団教徒には俺の力を分け与える。人間の状態でも使える巨人の力だ




    アルミン え?そしたらそっちが有利になってしまうだろ?




    エレン アタッカーズには強力な武器を支給してやる。巨人の力で造った武器だ。




    エレン そして‥これだ




    アルミン これは‥もしかして巨人化薬かい?





    エレン 正確にはアッカーマンの力を宿す薬だな。これを筋肉増強剤すなわちステロイドと称してアタッカーズに支給する





    アルミン それなら‥勝負は分からないね




    エレン だろ?















    エレン「こうして俺とお前の戦いは始まった」




    アルミン「‥じゃあ‥アタッカーズとエレン様教団の戦いは全て僕とエレンのただの喧嘩」




    アルミン「茶番だったんだね?」




    エレン「‥」




    アルミン「今思い出してみると‥自分は馬鹿な事を承諾したなって思うよ。これじゃ死んでいった団員や教徒は報われない」





    アルミン「僕らの喧嘩に強制的に巻き込まれて死んだんだ」





    エレン「だが‥あの時のお前はそれを承諾したんだ。今更文句なんて言えると思うか?」




    エレン「失ったものは2度と返ってはこないからな」





    アルミン「待ってくれ‥僕の学校にミカサやジャンがいた。エレン様教団にはマルコ‥それは一体どういう事だい?」




    エレン「もう分かってると思うが戦いを始める前にお前の記憶は13年分消させてもらったんだ。だからロッドとの戦いの直後の記憶しかお前にはなかっただろ?」




    エレン「だから少しでも思い出してもらうために、仲間のクローンをお前の周りに配置したんだ」




    アルミン「なんで‥わざわざ記憶を消す必要があったんだ?」




    エレン「お前が記憶のある状態で戦いを挑まれると、俺とお前の頭脳の差で負ける可能性があった」




    エレン「言っただろ?俺はお互いにハンデがなくフェアな戦いをしたかったんだよ。」





    アルミン「そう‥でも君はもうクローンを造ってしまったんだね」





    エレン「あぁ」








    アルミン「‥それで‥今回の勝負は‥僕の負けかい?」






    エレン「いや、引き分けだな。俺が始祖の力は使わなかったと言え、お前は記憶を失って明らかに劣勢なアタッカーズを率いて、エレン様教団を追い詰めた」





    エレン「それは称賛に値する。俺じゃ出来なかっただろう」





    アルミン「でも‥僕は最終的に君にまけてしまった」





    エレン「それは仕方ないだろ?基本性能がまるで違うからな」





    エレン「まぁ‥とにかくお前はよくやったって事だよ」






  262. 262 : : 2020/01/20(月) 01:16:59
    エレン「はぁ‥俺は結局‥何がしたいんだろうな?」



    アルミン「え?」



    エレン「俺は仲間を守りたかった。それは嘘偽りのない本心だ。」




    エレン「でもエレン様教団やアタッカーズを造って、実際にクローンを造って‥考えちまった」





    エレン「俺のやっている事は‥正しいのかってな」






    アルミン「‥君の気持ちはよく分かる。僕らは辛い経験や普通の人生では体験できないことばかりしてきた」




    アルミン「しかも‥短期間のうちにね。僕らはまだ27歳だ。その割に人生経験が豊富だ」




    アルミン「そりゃ‥色々考えるのも仕方ないよ。」





    エレン「まぁ‥肉体は俺が操作しているから俺たちの肉体は20歳くらいなんだけどな」





    アルミン「僕はそういう事を言いたいわけじゃないよ」





    エレン「分かってるよ」






    アルミン「‥それで‥まだ勝負はやるのかい?」






    エレン「さぁ‥分からないな」





    エレン「ただここまでやって来たんだ。俺は最後までやるべき事をやらなければいけないだろ」





    エレン「アルミン‥見えるだろ?俺たちの仲間が」





    アルミン「‥」






    エレン「俺は‥クローンを造ることで仲間に贖罪をしたかったんだ。‥そして寂しさを紛らわすため」






    アルミン「まだ僕がいるだろ?」





    アルミン「それに新生エルディア帝国の国民とも仲良くやっていかないといけない」





    アルミン「全ての遺恨は地ならしで消し去ったんだ。もう憎しみの連鎖は断ち切ったから、僕たちはもう2度と同じ過ちを繰り返してはいけないと思う」






    エレン「分かってる‥俺とお前には真実を知る者としての責任と義務がある」







    アルミン「エレン‥やっと‥分かってくれたか」





    エレン「あぁ‥どうかしていたよな‥クローンなんて造っても‥」





    エレン「お前の言う通りだよ。クローンを造るのはただ仲間の想いを踏み躙るだけだ」












    アルミン「少し‥休もうエレン。僕らには休息が必要だろ」








    エレン「そうだな‥」







    アルミン「そう言えば‥僕が通っていた学校‥ミカサがいたよね?」






    エレン「あぁ‥そうだったな」






    アルミン「‥彼女はまだ生きているの?」






    エレン「ちょっと待ってくれ」ビリッ!!






    アルミン「‥」






    エレン「生きてる‥俺が造った仲間のクローンはミカサだけになってしまったが‥」





    エレン「まさか会いに行くのか?」







    アルミン「‥うん‥」






    エレン「‥」







    アルミン「‥ほら‥あれだよ‥彼女は僕と暮らしている設定にしたんだろ?彼女にとっても僕は大切な存在だと思うからさ‥1人にしていたら可哀想だろ?」






    アルミン「仲間のクローンはミカサだけしか残って無いし‥放って置けないていうか」







    エレン「‥ミカサのクローンは自宅にいる。行きたいなら行ってこいよ」






    アルミン「あ、ありがとう」






    エレン「俺は考える時間が沢山あったからな。お前にも必要だろ?」






    アルミン「う、うん」




    アルミン「クローンは別人だから‥虚しいだけとか言ったのに‥なんかごめんね」






    エレン「いや、良いんだ。造っちまったもんは殺すわけにはいかないからな」






    エレン「クローンも人間だからな」







    アルミン「‥エレンは来ないの?」






    エレン「‥俺はいいわ。地下街でのんびりしてるさ。まぁお前も用事を済ませたらまたここに戻って来いよ」








    アルミン「分かった‥じゃあ‥行ってくるよ」








    エレン「あぁ‥何も無いとは思うが気をつけて行けよ」











    アルミン「うん」






  263. 263 : : 2020/01/20(月) 11:18:36

    「俺は上級国民だぞ!!!貴様ら下級国民がいくら死のうと俺には関係ない!!!!」

    「お前ら下級国民は何の価値もないゴミだ!!!穀潰しを減らしたんだぞ!!!少しは有り難いと思うべきだろう!?」

    「私は悪くない!!!あれは勝手にー」

    「上級国民である私をさん付けで報道する事がそんなに不自然な事か!?逮捕されないだと!?憲兵団が腐りきっているのは貴様らも知っている事だろ!?」

    「何を言っている!?上級国民である私を警護するのは憲兵団の役目だろ!?それに文句を言うべきではない!!私も彼らも間違ってない!!断じてな!!」

    「だいたい人間は今までも多くの犠牲の上に成り立っているだろ!?人命は元より平等ではないのだ!!それは5年前の奪還作戦でも同じだった筈だ!今更何をー」

    「人類の英霊になったのだ‥私は間違ってない‥私は‥」

    「忖度だと‥そんなわけないだろ!?それが自然の摂理だ!!私の前に飛んできた虫からどもが悪い!!おい!そこのお前!!コイツらを黙らせるんだ!!」

    「私が豚小屋行きだと?‥この高位である私がか!?何を言っている‥私は‥勲章を授与された実績もあるし、今まで人類を存続させたという実績もー」













    アルミン「ぐっ!?」ビリッ!!!







    アルミン「これは‥なんだ‥」ヨロッ










    アルミン(誰かの記憶?‥でも一体‥)スタスタ










    アルミン(もし座標に行った事がきっかけになっているとしたら‥)スタスタ










    アルミン「ついた‥考えるのは後にしようか」ガチャ












    バタン!!











  264. 264 : : 2020/01/23(木) 00:27:05
    ーミカサ・アルミンの家ー




    アルミン「‥」スタスタ






    ミカサ「おかえりなさい。アルミン」







    アルミン「ただいま‥ミカサ‥」








    ミカサ「‥」








    アルミン「あれ?もう少し驚くと思ったんだけどな」








    ミカサ「なんで?」







    アルミン「だって僕‥急に居なくなったし‥」







    アルミン「学校でも色々と騒ぎがあっただろ?」










    ミカサ「学校はもうない」








    アルミン「え?」








    ミカサ「それにそろそろこの家にあなたが戻ってくると思っていた。だから別に驚かなかった」










    アルミン「ミカサ?‥あの‥どういう事かな?」










    ミカサ「その様子だと‥エレンから何も聞いてないみたい‥」









    アルミン「エレンを知っているのかい!?」









    ミカサ「当たり前でしょ。エレンは私の家族。そしてあなたは大切な友達」








    アルミン「ミカサ‥いや‥違うよね。君はミカサのクローンだ。エレンもそう言っていた」








    ミカサ「いいえ。私はクローンなんかじゃない。」








    アルミン「え?」










    ミカサ「私はロッドの攻撃で死んでなかったの。」









    アルミン「そんな馬鹿な‥だって君は僕の近くにいた‥爆風の影響だって‥」







    ミカサ「確かに私はあの時は生死の境を彷徨った。でも私は生きている。」










    アルミン「じゃあ‥エレンは僕に嘘をついたのか?‥いや‥そんなはずは‥」









    ミカサ「たぶんエレンはあなたに都合の悪い記憶は見せなかったんだと思う。」











    アルミン「‥確かにエレンならそれが出来る‥」













    ミカサ「でもエレンは私の事をクローンだと思い込んでいる。だから私の事はエレンは何も知らない」












  265. 265 : : 2020/01/23(木) 00:38:56
    アルミン「え?それはどういう事?」







    ミカサ「私はあなたの爆風に巻き込まれて、一時は瀕死の状態になってしまった。」







    ミカサ「そんな時私の体は自然治癒した。よく分からないけど、アッカーマンの力が影響していると私は思っている」







    アルミン「アッカーマンは巨人の力を一部使えるから、有り得ない話ではないね」








    ミカサ「そう。そしてエレンは回復した私を洗脳しようとした。エレンは私の記憶を改竄出来たと思っているようだけど」








    アルミン「やっぱり君には記憶の操作が効かなかったんだね」








    ミカサ「えぇ。そして私以上に血の濃いリヴァイ兵長も生き残っていた」









    アルミン「まさか‥」








    ミカサ「アルミンの思っている通り‥リヴァイ兵長はエレンに殺されてしまった」








    アルミン「どうして‥」







    ミカサ「リヴァイ兵長はエレンが私に洗脳をしているところを見た。」








    ミカサ「独断で地ならしをして、仲間にも手を出していると判断したリヴァイ兵長はエレンを殺すことにした」









    アルミン「そういう事か‥」









    ミカサ「リヴァイ兵長が優勢だったけど‥ガスが切れて‥」








    アルミン「そうか‥でも何でエレンはミカサに洗脳なんてしようとしたんだろう?」







    アルミン「リヴァイ兵長を殺したのに‥僕とミカサを生かすのは一体‥」








    ミカサ「エレンに直接聞いたわけじゃないから断言は出来ないけど、エレンにとって私達は特別な存在だからだと思う」










    アルミン「‥だと良いけどね」










    ミカサ「私はそう信じている。」






  266. 266 : : 2020/01/23(木) 00:52:57
    アルミン「でもエレンが僕に都合の悪い記憶を見せていないなら、何か後ろめたい事があったんだよ」






    ミカサ「えぇそれは分かっている」








    アルミン「え?」








    ミカサ「エレンは闇を抱えている。もう後には戻れない。」







    ミカサ「でもエレンが地ならしをしたのは、私たちを守るため」







    ミカサ「今のエレンは悪い人になってしまったかもしれないけど、今でもエレンは私たちの事を大切に想っていると」










    ミカサ「私は信じている」









    アルミン「‥」









    ミカサ「どうしたの?アルミン?」









    アルミン「なんだよ全く‥」








    アルミン「さっきエレンに真実を聞かされたと思ったら‥今度は君から違う真実を聞かされるし」










    アルミン「状況を把握するのが大変だよ」








    ミカサ「ごめんなさい」








    アルミン「いや、別に君を責めているわけじゃないんだ。うん。もう大丈夫だよ」








    アルミン「僕の方こそ取り乱してすまなかった」









    ミカサ「無理もない。私も今の状況が夢であってほしいと思っている」








    ミカサ「世界を滅ぼす事でユミルの民にとっての敵は消えたけど‥」










    ミカサ「残った私達人類は絶滅の危機に瀕している」









    アルミン「それは‥学校が無くなった話と関係があるの?」









    ミカサ「もちろんある」











    アルミン「教えてくれないか?ここまで来たら全てを知りたくなってきた」











    ミカサ「後悔しない?」








    アルミン「うん。もう‥大丈夫さ」










    ミカサ「そう‥巨人の力を受け継いだ人間は13年しか寿命が保たないのは知っている?」









    アルミン「!」








    ミカサ「気づいた?」









    アルミン「エレンはとっくに寿命で死んでもおかしくない‥僕だって‥」









    ミカサ「そう。2人とも限界を超えている。でも死んでいない。何でだと思う?」










    アルミン「エレンが完全な始祖の力を手に入れたから?」








    ミカサ「いいえ。むしろ強大な力を持つほど寿命は縮まってしまう」









    ミカサ「それにエレンは今8つの巨人の力を有している。でも超大型の力がないから、当然始祖ユミルの力には及ばない」










    アルミン「あんなに強力な地ならしをできたのに?」











    ミカサ「えぇ」













    アルミン「それは分かった‥じゃあ」










    アルミン「僕らが絶滅の危機に瀕している理由は?」









    アルミン「あと何で僕とエレンの寿命は延びているの?」












    ミカサ「その話は深い関係がある」











    アルミン「‥そうなの?」











    ミカサ「えぇ」








  267. 267 : : 2020/01/25(土) 20:53:06
    ミカサ「エレンは自分とあなたの寿命を延ばすために、ユミルの民を食らった」






    アルミン「‥」








    ミカサ「始祖ユミルの力を受け継いだ方法も食食人だった。そこからユミルの民を食べるという方法をエレンは思いついた」









    アルミン「エレンが食べたらエレンの寿命が伸びるのは分かるけど‥何故僕の寿命まで?」











    ミカサ「エレンから道を通してあなたは力を受け継いだ。つまり道から寿命をあなたはもらったと言うこと」









    アルミン「じゃあ‥僕も‥人の命を糧にして生きているという事か‥」










    ミカサ「‥そういう事」










    ミカサ「この1週間で人口は激減した。それは恐らくアタッカーズとエレン様教団の戦争で、力を消耗したから‥」










    アルミン「なるほど‥またエレンはユミルの民を摂取したという事か‥そして僕も‥そのおかげでまた生き延びた」










    ミカサ「‥」










    アルミン「ミカサ‥君はそれをいつから知っていたの?」











    ミカサ「‥少なくとも‥13年以上は前から‥」









    アルミン「君は傍観していた‥」










    ミカサ「‥確かに‥でもただ傍観していたわけではない」










    アルミン「え?」









    ミカサ「私もこのような日が来ると思っていた。だから無敵とも思えるエレンに対する策も考えた」








    ミカサ「いや‥時間があったからこそ‥考える事ができた対抗策‥」









    アルミン「それは‥一体‥」













    ガシャン!!!!!!











    アルミン「!」









    化け物「」スタッ











    アルミン(なんだよコイツは‥人間?‥いや‥何か変だ)スッ












    ミカサ「」ドゴォン!!!!









    化け物「グギャア!!!?」バキッ!!!










    ミカサ「アルミン!!離れて!!!」ガッ!!!









    アルミン「う、うん!」ダッ!!!










    化け物「グオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ダッ!!!!!










    アルミン(何て脚力だ‥床が滅茶苦茶だ‥)ダッ!!!










    化け物「!?」ズゴオツ!!!!!









    アルミン(床を踏み抜いたから落ちたぞ‥知能はないのか?)ダッ!!!












    ミカサ「アルミン!!こっち!!!上へ!!」ダッ!!!









    アルミン「なんで!?外に出て助けを求めた方が‥」ダッ!!!











    ミカサ「いいから!!!早く!!!!」ダッ!!!!










    化け物「オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」バキバキバキッ!!!!!











    アルミン「‥この馬鹿力め‥これでも食らえ!!!!!」ドゴォン!!!!










    化け物「グッ!?」バキッ!!











    アルミン(ミカサが使った金属バット‥やっぱりミカサより威力は劣るが‥)スッ!!!









    化け物「!!?」ドゴォン!!!!!!











    アルミン(頭を狙えば脳震盪になる‥動きを鈍らせる事が出来るから時間稼ぎにはなるはずだ!!)ドゴォン!!!!












    化け物「ウウウオオオ‥」フラフラ











    アルミン「君の頭が丁度狙いやすい位置にあるから‥おかげで力一杯殴れるよ!!!」ドゴォン!!!!!!












    化け物「アア!!!!」ガシッ!!!










    アルミン「いっ!?」ブォン!!!








    バキッ!!!!!!











    アルミン(金属バットを折り曲げた‥何てパワーだ‥)















    ミカサ「何をしているの!?」ガタッ!!!














    アルミン「!?」










  268. 268 : : 2020/01/25(土) 21:04:06
    ブォーン!!!!!






    アルミン「え!?何これ!?」ガシッ!!!








    ミカサ「それをしっかり持って!!!!」ガシッ!!!









    アルミン「うわっ!?」ヒョイッ!!!












    化け物「‥」バキバキバキッ!!!!!













    アルミン(あれだけ頭を金属バットで殴ったのに‥まだピンピンしているな‥)スッ!!













    ミカサ「窓から逃げる!!」バシュッ!!!!!













    バリーン!!!!!!!














    化け物「オオオオオオオオオオオオオオオ‥」スタッ






























    ミカサ「しっかり掴まって!!!!!」バシュッ!!!!!












    アルミン「うん!!!」













    ミカサ「‥」バシュッ!!!!!











    アルミン「ミカサ!!!どうして立体機動を!?」











    ミカサ「いざと言う時のために備えておいた!!」バシュッ!!!!











    アルミン「なるほど!!!じゃあこの大きな黒い頑丈な鞄には何が入ってるの!?」













    ミカサ「アルミン!!!後にして!!!」バシュッ!!!












    アルミン「え?」










    ミカサ「後ろから来ている!!!」バシュッ!!!












    化け物「」ドォッ!!!!ドォッ!!!!!











    アルミン(うおおいっ!?何て跳躍力してるんだよ!?)












    ミカサ「今は逃げ切る事に専念する!!!振り落とされないようにしっかり掴まって!!!!」バシュッ!!!!











    アルミン「了解!!!!」ガシッ!!!!













    化け物「」ダンッ!!!!!!!ギュオン!!!!!!!













    アルミン「ミカサ!!!」









    ミカサ「分かってる!!!!」バシュッ!!!!!!!!!











    アルミン「!?」ブォーン!!!!














    化け物「!?」ザシュッ!!!!!!
















    ミカサ「」バシュッ!!!!!














    アルミン「ぐっ!?」ガシッ!!!












    ミカサ「一気に距離を離す!!!!!」バシュッ!!!!!!














    アルミン(相変わらず常人離れしているな‥僕を空中で投げて身軽になって一瞬で化け物をブレードで頭を両断した‥)













    ミカサ「」バシュッ!!!!
















    アルミン(あれ?‥ミカサがアタッカーズにいたら戦いも終わっていたんじゃ‥)















    アルミン(でも‥ミカサはエレンを‥)











    ミカサ「」バシュッ!!!!










    アルミン(ミカサはエレンの事‥今はどう思っているんだ?)






















  269. 269 : : 2020/01/25(土) 21:36:24
    【現在公開可能な情報】
    ●訓練兵団入団より2年後トロスト区暴徒事件が発生
    ●暴徒を鎮圧するもライナーとベルトルトやアニが巨人だと発覚

    ●暴徒は上級国民の能力によって生まれた事が判明することになる

    ●調査兵団の本部はトロスト区に移設されて、最重要防衛都市となった

    ●その後色々あり、巨人の力は戦鎚以外は調査兵団が保有。中央憲兵と対峙する事になる

    ●ケニーの協力もあり上級国民ロッドレイスの潜伏先を割り出す。兵団連合が戦いを仕掛ける

    ●エレンは地ならしを発生させたため戦闘には不参加だった。

    ●エレンは地ならしの際に戦鎚の巨人の力を奪うことに成功。

    ●エレンは地ならしの最中に自分の力を高めることに成功。世界各地の収容区にいたユミルの民を大型巨人化させる

    ●激闘の末にロッドレイスの硬質化の攻撃により、アルミン、ミカサ、リヴァイの3人以外は死亡

    ●地ならしから帰還したエレンは勘違いして襲いかかってきたリヴァイを殺害。ミカサを洗脳したと思い込んだ。アルミンにはミカサのクローンと説明してしまう。

    ●アルミンとエレンはどちらの考えが正しいのか決めるために、アタッカーズとエレン様教団という2つの勢力に分かれて争う事にする。

    ●アタッカーズとエレン様教団の戦いは引き分けとなり、アルミンは1週間エレンのアジトで寝ていた。

    ●エレンはパラディ島のユミルの民を記憶操作と肉体改造により作業の効率化に成功。僅か13年で発達した文明を実現させた。現代と同じ文明レベルである。

    ●アルミンはアタッカーズの事はエレンの記憶操作により忘却しており、ミカサに真実を聞かされる事になる

    ●そしてアルミンか寝ていた1週間の間にエレンがユミルの民を摂取して、回復していた事が判明。そのため新生エルディア帝国の人口は激減。

    ●ミカサによるとエレンとアルミンは他のユミルの民を摂取して、寿命を伸ばしたと言う

    ●ミカサはほぼ完璧な存在となったエレンに対する策があると言うが

    ●謎の化物がアルミンとミカサを襲撃。ミカサは立体機動のブレードで頭を両断するが、倒せたのかは不明である

    ●アルミンは今ミカサがエレンをどう思っているのか気になった




    現在→立体機動を使って謎の化け物から逃げ切る事に成功。
  270. 270 : : 2020/01/27(月) 22:31:56
    アルミン「はぁ‥助かったよミカサ」スタッ






    ミカサ「危ない化け物だった‥立体機動装置が無ければ逃れなかった」スタッ








    アルミン「そうだね‥それよりさっきの化け物‥君は何か知っているの?」










    ミカサ「詳しくは知らないけど‥ここ1週間でパラディ島の各地で化け物が発生しているらしい」









    ミカサ「人口が減少したのはエレンによる捕食も理由の一つ。でも化け物による被害の方がずっと大きい」









    アルミン「なるほど‥でもその化け物もエレンが関係しているんじゃないかな?」









    ミカサ「私も‥その可能性が高いと思っている」










    アルミン「‥」ガチャガチャ









    ミカサ「ところでアルミン。立体機動は使える?」









    アルミン「13年振りだけど‥まだ使えるよ。」ガチャン!!










    ミカサ「それは良かった。恐らく立体機動無しではあの怪物達からは逃きれない」











    ミカサ「それと‥」スッ









    アルミン「‥これは?」











    ミカサ「対再生能力者特殊武器。そのマグナムの弾には特殊な薬品が加工されている。」









    ミカサ「弾丸を受けた生物は傷口は腐っていく。だから再生能力のある生物でも再生する事は難しい。」











    アルミン「まるでエレンと戦うために作られたような武器だね」










    ミカサ「‥」











    アルミン「さっきの化け物に対する斬撃を見て思った事なんだけど‥このブレードもただの黒金竹合金じゃないよね?」










    ミカサ「その通り。さすがはアルミン。そのブレードは皮膚が強固な生物にも有効な斬撃を出来るように改良が施されている」








    ミカサ「東洋の刀という武器を参考に作られたと聞いている。前のブレードとは違い刃こぼれもする事はあまりない」












    アルミン「銃とブレード‥最高の武器だね。これは君が作ったの?」










    ミカサ「いいえ。これを作ったのはエルディア帝国軍の関係者。」








    アルミン「君にそんな人脈があったとは‥」









    ミカサ「作らざるを得なかった。私も何もしないでいる訳にはいかなかった」











    アルミン「ねぇ‥それはエレンを倒すため?」









    アルミン「君は今‥エレンの事をどう思っているの?」











    ミカサ「もし‥この化け物発生がエレンの仕業だとしたら‥エレンは私達を殺すつもり‥」










    ミカサ「私はエレンの奴隷ではない‥だから全力で抵抗する。」











    アルミン「‥君はエレンをどうしたいの?」








    ミカサ「‥分からない」









    ミカサ「今はエレンを許せない‥でもエレンを前にしたら私はどうなるか分からない。」













    アルミン「‥そうか‥君の気持ちが聞けて良かったよ」





















    ズドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!












    アルミン「!?」












    ミカサ「‥何?」






  271. 271 : : 2020/01/27(月) 22:48:43
    化け物「ひっはっはっ!!!やっと追いついたぜ!!!!」





    アルミン「喋った‥」







    化け物「当たり前だろ!?俺はお前ら人間よりも遥かに高い知能を持った知的生命体なんだぜ!?」









    ミカサ「‥あなたはエレンによって造られた生物。違わない?」









    化け物「エレン!?誰だそいつは!?」









    アルミン(エレンを知らないのか?)








    化け物「ソイツは人間なのか!?」







    ミカサ「えぇ‥巨人の力を8つ有して、実質この国を支配している男。あなたはエレンによって造られた生物だと思っていたけど」










    化け物「そんな訳ないだろうが!!俺が下等な弱小生物である人間如きに造られる訳ないだろうが!!!」








    アルミン(これは演技なのか?‥それとも本心で言っているのか?)










    化け物「俺達は人間を駆逐するために生み出された、人間に代わるこの地球上の支配者となる。」










    アルミン「‥君たちは‥何者なんだ?」










    Virus「俺の名前はVirusだ。だがこれは地球にとってのVirusという訳ではない。」










    Virus「俺はお前ら人間にとってのVirusとなる存在だ。俺たちにはそれぞれの名前が与えられた。」










    Virus「ふふふ‥この地上にはこの小さな島にしか人間のエネルギーを感知出来ないぞ‥どうやら人類滅亡に王手が掛かっているようだな」ニヤリ










    アルミン(そう素直にこちらの質問に答えてくれそうにないか‥ならば)スチャ









    ミカサ「!」











    アルミン「ミカサ。ここはやるしか無いようだね。早速君から貰った武器を使わせて貰うよ」ガチャン










    ミカサ「分かった」ガチャン










    Virus「武器?そんな玩具で俺を倒せるとでも?」











    アルミン「そして‥コイツを片付けたら‥この武器を造った君の仲間に会おう。もう死んでいるかもしれないけど‥」










    ミカサ「ええ‥私もそう考えていた」









    Virus「おい!!!!無視してんじゃねぇぞ!!!!!」










    アルミン「」ドォン!!!!











    Virus「おっと!!!」ビュン!!!!!!!











    ミカサ「弾を避けた!?」











    Virus「これくらいで驚くなよ〜銃口とお前らの視線や呼吸を観察すれば避けることなんて難しい事じゃねぇぞ〜」










    アルミン(マズイな‥想定を超える速さだ)








    Virus「あぁ〜これじゃ決着は早くに着きそうだな。」ニヤリ











    ミカサ「くっ!!」ドォン!!!!









    Virus「だから〜ガムシャラに撃っても当たらないぜ〜」ビュン!!!!!








    アルミン「」ドォン!!!










    Virus「全く人間は学習能力が皆無だな〜」ビュン!!!!!!













    ミカサ「アルミン!!!残弾数に気をつけて!!!この弾は少ない!!!」ドォン!!!!









    アルミン「分かってる!!!!」ドォン!!!!









    Virus「弾が少ないのか?〜ひっはっはっ!!!なら弾が無くなるまで踊ってやるよ!!!当たるといいな!!!ふふふふっ!!!!」ビュン!!!!ビュン!!!!!










    アルミン(悔しいけど‥普通に撃っていても当たらない‥ミカサの動体視力でもダメなら‥)ドォン!!!!!











    アルミン「これしか無い!!!!!」ドォン!!!!!










    Virus「!?」ビュン!!!!










  272. 272 : : 2020/01/27(月) 23:02:50
    ガキンッ!!!!!ドォン!!!!!!






    ミカサ「アルミン!?」







    アルミン「どうだ!?これなら!!!」ドォン!!!!










    Virus「なるほど跳弾か!!!!確かにこれなら動きを予測するのは難しいな!!!でも出来ないわけじゃないぜ!!!!」ビュン!!!!!













    アルミン「」ドォン!!!!










    Virus「ぐっ!?」ドシュ!!!!










    ミカサ「!」











    アルミン「動きに慣れてきたよ!!!」バシュッ!!!!










    Virus「な、なんだ!?傷を再生出来ない‥これは!?」ビキビキ












    アルミン「」ザシュッ!!!!!!















    Virus「」ドシュ!!!!ドサッ!!!!!











    アルミン「高い能力があったのに‥君は喋り過ぎだよ。それが君の敗因だ」スチャ










    ミカサ「アルミン‥強くなった」










    アルミン「あぁ‥そうじゃないと生き残れ無かったから‥」バキッ!!!!!












    ミカサ「!?」










    Virus「」ニヤリ












    アルミン「ごぼっ!!!?」ドゴォン!!!!ズシャ!!!!











    ミカサ「アルミン!?」












    Virus「あ〜あ。俺に殴られてぶっ飛んで建物に突っ込んでいったな〜。あれじゃ助からないな〜」ニヤリ











    ミカサ「‥」スチャ










    Virus「へぇ〜物凄い殺気だな〜くっくっくっ!!!だがそんな虚勢は俺には効果ないぜ〜」ニヤリ










    ミカサ「何?」









    Virus「さっきの銃弾。傷が中々治らなかったのは弾に何か細工をしていたんだろ?でも再生出来なくなるわけでは無いから殆ど意味ないけどな〜」ニヤリ









    Virus「それにお前はさっきのやり取りで弾をかなり消耗しただろ〜?しかと元々少ないとかほざいていたな?あとどのくらいあるんだ?」ニヤリ








    ミカサ「黙れ‥」








    Virus「そのブレードだって切れ味は抜群だが、油断していない俺にはお前ら如きでは俺に当てる事はできないだろ〜。すごい攻撃でも当たらなければ意味がないよな?」ニヤリ










    ミカサ「黙れ!!!化け物が!!!!」ドォン!!!!











    Virus「感情に身を任せた単調な攻撃〜こりゃお前の寿命も残り僅かだな〜」ビュン!!!!!!ギュオン!!!!!!










    ミカサ(また速度を上げた‥アルミンはあの程度では死なない。でもコイツはまだアルミンが生きているとは知らない)ドォン!!!











    Virus「おいおい!?それで良いのか!?本当に終わってしまうぞ!?」ギュオン!!!!!










    ミカサ(私が何とか隙を作って‥コイツに一太刀浴びせることが出来れば‥まだ勝機はある!!!)ドォン!!!!










    Virus「まぁお前はよく頑張った方だとは思うよ!!!こんなに俺に運動させたのはお前らが初めてだからな〜!!!!!!」ギュオン!!!!








    Virus「ほら!!!チェックメイトだ!!!!」ドォン!!!!!








    ガキンッ!!!!!









    ミカサ「くっ!!?」ドォーン!!!!!













    ミカサ(ブレードでガードしたのに‥この威力‥なんてパワーなの?‥)ヨロッ








  273. 273 : : 2020/01/27(月) 23:16:25
    Virus「咄嗟にブレードで防御したのか?良い反射神経だな!!!」スタスタ







    Virus「それにやっぱりそのブレード頑丈だな〜本気ではないとは言え俺の打撃でも壊れないのか!!!お前ら人間にそんなブレードを造る高度な技術があったとはな!!!」スタスタ、ピタッ










    ミカサ「くっ‥化け物め‥」プルプル








    Virus「少しは見直したけどよー!!でもやっぱり俺には勝てないよ。せめてもの情けだ。苦しまないように楽に殺してやるよ〜」ニヤリ












    ドォン!!!!ドォン!!!!!








    Virus「!?」ドシュ!!!ドシュ!!!












    アルミン「今だミカサ!!!!」











    Virus(頭が‥何でアイツがまだ生きているんだ!?さっき死んで無かったのか!?)ヨロッ













    ミカサ「隙あり!!!!」ザシュッ!!!!!











    Virus「ぐあっ!!!?」ボトッ








    Virus(身体を半分にされた!?)









    ミカサ「まだだ!!!!」ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!!











    Virus「」ドサッ!!!











    アルミン「ミカサ!!!また復活するかもしれない!!!こっちへ来るんだ!!!作戦がある!!!」











    ミカサ「了解!!!」バシュッ!!!!










    Virus「いや〜こりゃ酷いなぁ」ムクリ










    ミカサ「!」









    アルミン「一瞬で回復した‥エレンより再生力があるんじゃないか?」











    Virus「ふっふっふっ!!!お前ら中々やるじゃないか!!!人間に身体をバラバラにされたのは初めてだ!!!」








    Virus「俺がかなり油断していたとは言えお前らのその戦果は称賛に値する!!!!だから俺も!!!お前らに敬意を!!!」ビキビキビキビキ










    ミカサ「身体が変形している!?」








    アルミン「恐らく伸縮自在な皮膚だ!!!しかも硬い!!!気をつけて!!!」










    ドゴォン!!!!ゴォ!!!!バキッン!!!!









    アルミン「!?」










    Virus「ハッハッハッ!!!!!」ドゴォン!!!!!!










    ゴォ!!!!バキッン!!!!!!













    ミカサ「周りの建物を!?奴は何がしたいの!?」









    アルミン「まさか‥」










    ドゴォン!!!!バキッン!!!!!










    ミカサ「後ろから!?あれは何!?」









    アルミン「まさか分裂したのか!?これはマズイぞ!!!」ドォン!!!!












    分裂体「」ビュン!!!!!









    Virus「よく戻ってきた!!!」ゴキゴキゴキッ!!!!!!











    ミカサ「吸収した!?」











    アルミン「気が狂ったわけでは無いようだね。さっきの分裂体で隙を突いて僕たち2人を殺す事はできたよね?」








    Virus「勿論だ!!」







    アルミン「それにわざわざ力を使って周りの建物を破壊したのはなぜだ?」








    Virus「そんな事も分からないのか!?やはりお前らは頭の悪い生き物だな!!!!」











    Virus「簡単な事さ!!!!」








  274. 274 : : 2020/01/27(月) 23:45:48
    Virus「分裂体でお前らを殺すのは簡単だった!!!だがそんな事をして勝ったら俺のプライドはズダズダだ!!!」






    ミカサ「何を‥言っているの?」







    Virus「俺はお前らより格上な生き物だ!!!だから俺はお前らに対して正攻法で正々堂々と戦う!!!!それが力を持つ俺たちの責任だろ!?」








    アルミン「‥」








    Virus「建物を壊したのはお前らがその飛び回るおもちゃで逃げないようにするためだ!!!!そしてお前らにはちゃんと戦って貰うため!!!じゃないと面白くないからな!!!!」










    Virus「ただ‥殴っても死ななかったのはお前が初めてだ」









    アルミン「へぇ‥」








    Virus「いくらお前らが弱い生き物とは言え、あまり油断していると俺も痛い目に遭うかもしれないだろ?」












    アルミン「そうかい‥君の言いたい事はわかったよ。」









    Virus「あぁ〜?」










    アルミン「もうウンザリだよ。もうほんとに疲れた。エレンともまだ和解してないのに、君はいきなり現れて‥嫌がらせかい?」








    Virus「お前らの都合なんてしらねぇよ。敵は複数いるのは当たり前だろ?特にお前ら人間には敵が多いぞ?」











    ミカサ「‥」スッ










    Virus「お前ら人間は私利私慾の為に他の生物を殺害して、この地球環境を破壊して蹂躙してきた。そしてお前らは錯覚してしまった。自分達はこの星の支配者なのだと」








    Virus「だがそれは勘違いだ。お前らは集団にならなければ生き残る事ができない哀れで貧弱な生物だ。単体では雑魚なのに、集団になると調子に乗る。それこそ愚の骨頂だろ?」








    Virus「だがお前らはそれに気付いているのに、気づかないフリをして今まで好き勝手にやってきた。その罪は大きいぞ。お前ら人間は罪を償う必要があるのだ。すなわちそれはお前らの絶滅を意味する事になる」








    Virus「もうお前らは誰も苦しませるな。そして苦しまなくてもいいのだ。お前ら人間よりも遥かに能力のある優秀な生命体がつい1週間前に誕生したのだ。我々は地球においての生態系ピラミッドの頂点に君臨するだろう。よってお前らは不要な存在だ」











    Virus「諦めて絶滅してくれ」









    アルミン「嫌に決まっているだろ」








    Virus「は?」














    アルミン「確かに君の言う通りかもしれない。人間は1人では全部は出来ない。だから集まって皆んなで協力する」









    Virus「群がるのは弱者の発想だ。自らの無能さと弱さを隠す為に人間共は群がる。違うか?」











    アルミン「うん。それは正論だね。でもね。人間は色んな過ちを繰り返してきた。」









    アルミン「確かに単体個人では君たちには遠く及ばないけど、人間は集まれば君達以上の力を発揮する」










    アルミン「それは君も分かっているだろ?だから僕たちを根絶やしにするつもりなんだ」











    Virus「ふん。小賢しい奴だ。何が言いたい?」










    アルミン「君たちみたいな急に出てきた奴らに邪魔されたく無いんだよ」








    Virus「は?」











    アルミン「まだ何も終わってないからね!!僕たちが積み上げて来たモノは守って見せる!!!」











    Virus「綺麗事を‥もういい終わらせてやる!!!お前らは皆殺しだ!!!」ビュン!!!!










    ガキンッ!!!!!














    アルミン「その程度じゃ効かないよ」ググググ











    Virus(あれは硬質化!?何故人間が‥それにさっきより格段にパワーアップしている!?)














    アルミン(硬質化の硬度がエレン様教団決戦時よりも上がっている。それに身体能力の強化も前より進歩している)









    アルミン(‥エレンがやっぱり僕の身体にも何かしたのか?‥)ゴキッ!!!!










    Virus「ぐっ!?」(伸ばしていた腕を折られた!?奴にあんな腕力があるとは‥)










  275. 275 : : 2020/01/28(火) 00:06:27
    アルミン「さっきの勢いはどうしたの?」






    Virus(身体から蒸気が発生している‥肉体を活性化させて身体能力を向上させているのか)









    Virus(だかそれでも俺と対等以上に渡り合えるのは不自然だ。奴が人間の突然変異だとしてもありえないぞ。)










    Virus「貴様‥何者なんだ?」










    アルミン「僕は巨人化能力者。超大型の力を有している」









    Virus「巨人?なんだそれは?」









    アルミン「じゃあこう言えば通じるかな?」









    アルミン「有機生物の起源。僕はその一部の力を持っているのさ」










    Virus「馬鹿な‥では我々と同じ‥いやそうじゃないな。」










    アルミン「これは僕の推測に過ぎないけど。目的は不明だけど君たちは有機生物の起源と呼ばれる生き物から生まれた」








    Virus「‥」









    アルミン「でも君は巨人の力について知らなかったから、僕たちとはまた違う進化を遂げたって事になるかな?」









    アルミン「そうでしょ?」










    Virus「だろうな。だがそれがどうした?お前ら人間の基本性能が低い事には変わりないはずだ。お前は人間の中でも特別な存在だ」










    Virus「我々はお前らとは違い単体でも強い。総合すればお前ら人間など我々には到底及ばないだろうな。」









    アルミン「あれ?さっきは群がるのは弱者の発想だとか言っていたのに‥急に不安になってきたのかな?」ニヤリ









    Virus「俺はあくまで種としての強さを言ったまでだ。お前らより我々が優れているのは間違いないだろう。」









    Virus「そしてお前を殺せば人間側の戦力は大幅にダウンだ。お前が死ねばあの女も容易に殺せるだろう」









    Virus(あの女はどこだ!?)










    アルミン「気づくのが遅いよ」ニヤリ









    ドォン!!!!ドォン!!!!









    Virus「!?」ガクンッ!!!











    アルミン「ナイスタイミングだミカサ!!!」カァッ!!!!ズドォッ!!!!!










    Virus(腕が巨大化しただと!?)ガシッ!!!!!














    バキバキバキ!!!!!ゴキッ!!!!!












    アルミン「握り潰した‥」









    ミカサ「やったの!?」バシュッ!!!!スタ









    アルミン「いや‥まだ死んでないよ。これくらいじゃダメだ。ただ体力を減らしただけ。また復活するだろうね。」












    Virus「」グヂュ!!!!ムキムキ!!!!










    アルミン「君は仲間のところへ‥」







    ミカサ「でも‥」








    アルミン「正直君がいては足手纏いになる。君じゃあのスピードには対応できない」








    アルミン「それに奴は純粋に生物として強い。僕でも勝てるか分からないよ」










    ミカサ「‥では私はどうすれば‥」









    アルミン「君は仲間と合流して武器を揃えるんだ。この銃とブレード以外にもすごい武器はあるんだろ?」









    ミカサ「えぇ‥でも‥あなたの言った通り仲間が生きているとは限らない。」








    ミカサ「道中で他の化け物に遭遇するかもしれない。」








    アルミン「小さくても希望の光があるなら、そこに賭けるしかないよ。例え奴を倒せたとしても消耗した僕では君を守れない」








    アルミン「それに‥アイツは立体機動について来れて居なかった。ほら」ガチャ









    ミカサ「!」








    アルミン「僕のガスを使ってくれ。立体機動装置があれば逃げる事はできる」









    ミカサ「でも‥あなたはどうするの?」








    アルミン「僕には巨人の力がある。それは君が使うべきだ」












    Virus「この弱小種族め!!!!!!」ムキムキムキムキ!!!!!











    アルミン「ほら!!!早く!!!!」











    ミカサ「これを」スッ!!!








    アルミン「無線機‥」









    ミカサ「私は仲間と合流したらパラディ島の北方の海へ移動する」コソッ








    ミカサ「そこには私の仲間のアジトがある。そこで合流しよう。」コソッ






  276. 276 : : 2020/01/28(火) 00:12:07
    アルミン「分かった‥もう行ったほうがいい」






    ミカサ「えぇ‥武運を祈る!!!」バシュッ!!!!









    Virus「ふざけた真似してくれたな!!!人間は皆殺しだ!!!1匹も逃さないぞ!!!!」ビュン!!!!











    ミカサ「」バシュッ!!!!












    アルミン「無駄だよ。立体機動を使ったミカサは簡単には捕まえれない」










    Virus「‥てめぇ‥調子に乗るなよ。」









    Virus「俺はまだ本気を出していない。今から本気を出す」













    アルミン「奇遇だね‥僕もまだまだ本気じゃないよ」











    Virus「ハッタリだろ?」










    アルミン「」ドォオォォ!!!!!!コオッ!!!!!!!












    Virus「さっきより激しく蒸気を‥」












    アルミン「さぁ‥もう終わらせてしまおう」スッ













    Virus「それはコチラの台詞だ!!!!第二ラウンド始めだ!!!!」ビュン!!!!!!










    アルミン「」ビュン!!!!!










    Virus「くたばれ!!!!!」ドォン!!!!!

















    バキッ!!!!!








  277. 277 : : 2020/01/28(火) 00:17:35
    【現在公開可能な情報】
    ●訓練兵団入団より2年後トロスト区暴徒事件が発生
    ●暴徒を鎮圧するもライナーとベルトルトやアニが巨人だと発覚

    ●暴徒は上級国民の能力によって生まれた事が判明することになる

    ●調査兵団の本部はトロスト区に移設されて、最重要防衛都市となった

    ●その後色々あり、巨人の力は戦鎚以外は調査兵団が保有。中央憲兵と対峙する事になる

    ●ケニーの協力もあり上級国民ロッドレイスの潜伏先を割り出す。兵団連合が戦いを仕掛ける

    ●エレンは地ならしを発生させたため戦闘には不参加だった。

    ●エレンは地ならしの際に戦鎚の巨人の力を奪うことに成功。

    ●エレンは地ならしの最中に自分の力を高めることに成功。世界各地の収容区にいたユミルの民を大型巨人化させる

    ●激闘の末にロッドレイスの硬質化の攻撃により、アルミン、ミカサ、リヴァイの3人以外は死亡

    ●地ならしから帰還したエレンは勘違いして襲いかかってきたリヴァイを殺害。ミカサを洗脳したと思い込んだ。アルミンにはミカサのクローンと説明してしまう。

    ●アルミンとエレンはどちらの考えが正しいのか決めるために、アタッカーズとエレン様教団という2つの勢力に分かれて争う事にする。

    ●アタッカーズとエレン様教団の戦いは引き分けとなり、アルミンは1週間エレンのアジトで寝ていた。

    ●エレンはパラディ島のユミルの民を記憶操作と肉体改造により作業の効率化に成功。僅か13年で発達した文明を実現させた。現代と同じ文明レベルである。

    ●アルミンはアタッカーズの事はエレンの記憶操作により忘却しており、ミカサに真実を聞かされる事になる

    ●そしてアルミンか寝ていた1週間の間にエレンがユミルの民を摂取して、回復していた事が判明。そのため新生エルディア帝国の人口は激減。

    ●ミカサによるとエレンとアルミンは他のユミルの民を摂取して、寿命を伸ばしたと言う

    ●ミカサはほぼ完璧な存在となったエレンに対する策があると言うが

    ●謎の化物がアルミンとミカサを襲撃。ミカサは立体機動のブレードで頭を両断するが、倒せたのかは不明である

    ●アルミンは今ミカサがエレンをどう思っているのか気になった




    【新人類出現】
    化け物の正体は人間を見下し、自分達こそ生態系ピラミッドの頂点だと発言した。アルミンは有機生物の起源によって生まれたと推測するが‥
  278. 278 : : 2020/01/28(火) 00:28:51
    【現在公開可能な情報】
    ●アルミン・アルレルト(27歳)
    1週間前にエレン様教団との決戦を終えて、その時よりも巨人の力が大幅に向上している事に気づく。アルミンはこれはエレン何かしらの能力の仕業だと推測する。自分の立体機動のガスを託してミカサを逃して、巨人の力を使ってVirusとタイマンを張ることにした。突然現れた新人類であるVirusに苦言を呈するが、お前らの都合は知らないとVirusに返されてしまう。

    ●ミカサ・アッカーマン(27歳)
    強さは健在だがアルミンとVirusの異次元の戦いに自分は足手纏いと察して、武器を作ったエルディア帝国軍の仲間を捜索する事にする。パラディ島の北方の海の方にアジトがあるらしい、後にそこでアルミンと合流する予定。エレンをどうしたいのかは会ってみないと分からないと言っていた。

    ●エレン・イェーガー(27歳)
    ミカサの洗脳に成功したと勘違いしており、人間を食べる事で限界以上に寿命を延ばしていた事がミカサの口から発覚する。現在何をやっているのかは不明である。


    ●Virus(新人類ー生後1週間目)
    有機生物の起源によって生まれたとされる人間からしたら化け物。複数存在しているらしく人間を抹殺して、地球上の支配者となる事が目的。人間を見下す発言を連発しているが、その性能は異常なまで高い。第再生能力者特殊武器のマグナムや改良したブレードで細胞を破壊しても瞬時に再生する極めて高い生命力がある。身体の変形も行うことができて、建物を壊して退路を塞いだり、銃口の動きを見て弾を避けるなど知能も人間と同等以上あると推測できる。

    ●ミカサの仲間
    人数やその素性については殆ど不明であるが、エルディア帝国軍の関係者である事はミカサの発言から判明している。1週間前から化け物と戦っているらしいが、現在は生きているかどうかも怪しい。
  279. 279 : : 2020/01/28(火) 11:18:01
    アルミン「はぁ‥はぁ」






    Virus「ひっひっはっ!!!!」ムキムキムキムキ!!!!!







    Virus「だから無駄だと言っているだろ!!!お前に切り刻まれようが、俺は何度だって復活する!!!!」










    アルミン(もう弾がない‥それに‥)









    Virus「お前動きが悪くなってきたな!!!!それにその頑丈なブレードも段々と切れ味が悪くなってきたな!!!!」









    アルミン「‥」








    Virus「そりゃ当然だろうな!!!お前ら人間は身体に無理をして限界以上の強さを引き出している!!!!ガタが来て消耗するのは当然の事だ!!!!」







    Virus「それに俺の皮膚は硬化してなくてもある程度の強度がある!!!いくら頑丈なブレードでも刃こぼれするのは当たり前だ!!!!!」








    アルミン「煩いよ君‥」







    Virus「はぁっ!?」










    アルミン「本当によく喋るね」








    Virus「当然だろ!?俺はお前と違って戦闘にも余裕があるからな!!!!お前もいい加減に無駄な努力は諦めたらどうだ!?」









    Virus「さっきからただ弱っていくだけじゃないか!?ん!?」









    アルミン「無駄な努力なんてないさ‥君だって生物だ。無限に回復できるわけじゃないだろ?」








    Virus「ハッハッハッ!!!確かにお前の言う通りだが、お前は俺が回復出来なくなるまで俺を追い詰めれるのか!?」









    Virus「その最後のブレードが無くなった時!!!それはお前の敗北を意味する!!!!」








    アルミン「」チャキン









    Virus「武器が無ければお前は俺と戦えない!!!動きの鈍くなったお前では俺から逃げることも出来ない!!!!」








    Virus「そしてさっきのように腕を巨大化させたところで2度は俺には通じないからな!!!!!」ビュン!!!!!









    アルミン「」ビュン!!!!









    Virus「へぇ!!!まだそれだけ動けるのか!?だがそれもいつまで保つのか!?ん!?」ガキンッ!!!ガキンッ!!!ガキンッ!!!!









    アルミン(コイツ‥全然スピードもパワーも落ちてない‥)ガキンッ!!!ガキンッ!!!!!










    Virus「防戦一方だな!?もうお前からは屍の匂いがプンプンしてやがるぜ!!!!!はあっ!!!!!!!」ブォーン!!!!!










    ドゴォン!!!!!!!!









    アルミン「がはっ!!!?」ベチャベチャ










    Virus「腹イテェだろ!?次は首をへし折ってやるぜ!!!」ザシュッ!!!!!!!!






    アルミン「あああああああああっ!!!!!!!」ザシュッ!!!!!









    Virus「おおおっ!!!!!!???」ボトッ!!!!










    アルミン「」ダッ!!!!!













    Virus「ったくまた俺の体を半分にしやがって‥まぁすぐ元通りになるからいいんだけどよ」ムキムキムキムキ、グチャリ










    アルミン(奴の言う通りだ‥長期戦になると僕の勝機は完全に無くなってしまう‥)ダッ!!!!!!











    アルミン(まだ力が残っている間に‥)ダッ!!!!












    Virus「おっとぉ!!!!逃げるのはそこまで!!!!」ドォン!!!!!スタッ









    アルミン(もう追いつかれた‥早過ぎる)ピタッ!!!










    Virus「確かこの国では敵前逃亡は死罪に値するんじゃなかったか!?」









  280. 280 : : 2020/01/28(火) 11:23:59
    アルミン「戦略的撤退って奴だよ。知らなかったの?」






    Virus「もちろん知っているさ!!!だが消耗したお前に一体何が出来るって言うんだ!?」









    Virus「さっきのカウンター攻撃も肉を切らせて骨を絶つと言いたいんだろうが、お前のダメージは蓄積するよな!?」








    Virus「俺はすぐに回復するが、お前にとっては大ダメージのはずだ!!!」









    アルミン(コイツほどじゃないけど‥僕にも回復能力はある‥でもコイツはそれを知らない)








    アルミン(それを利用する)









    Virus「しっかし最初に戦っていた所から随分と移動しちまったな!!!ここをお前の墓場にするつもりか!?」









    アルミン「ガソリンスタンド‥この下には大量のガソリンがあって引火すれば大爆発を起こすだろうね」









    Virus「それで?それがどうした?俺が引火させる隙をお前に与えるとでも!?」








    Virus「お前の激しい蒸気でも引火させる事は出来ない!!つまりお前はここで死ぬというわけだ!!!!」










    アルミン「それは‥どうかな?」










    Virus「強がりもその辺にしておけ」ビキビキ!!!














    ドォオォォ!!!!!!!!












    アルミン「!?」















  281. 281 : : 2020/01/28(火) 11:39:43
    pain「何をやっているVirus?」





    Virus「painか‥何の用だ?」







    アルミン(新手の敵‥これは都合が良いぞ‥)スッ









    pain「いつまで人間相手に手こずっている?さっさと決着をつけろ」







    Virus「馬鹿が!!今終わるところだぜ!!!もう奴は虫の息だ!!!!」







    アルミン「‥」








    pain「なら早くしろ。世界へ他に人間の生き残りがいないか調査に行っている部隊が帰ってくるまでにこの島の人間は絶滅させておかなければならない」









    pain「私達が失敗すればどうなるか分かるだろ?」








    Virus「お前にそんな事言われなくてもわかってる!!!!ほら!!!殺してやるから!!!!動くんじゃねぇぞ!!!!」









    アルミン「君の言うことなんて聞くと思うのか?」








    Virus「全く相変わらずムカつく野郎だ‥マジで殺してやるからな!!!!惨殺だ!!!!生まれてきた事を後悔させてやる!!!!!!」ビュン!!!!








    アルミン「それは楽しみだな‥」ビューン!!!!











    ドガアッ!!!!バキッ!!!!!ドゴォン!!!!!!









    pain「ほぅ‥人間にしては良い動きをするな」











    Virus「さっさとくたばれ!!!!死ね!!!!」ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!








    アルミン「嫌に決まってるだろ!!!!絶対に勝つ!!!!!!」ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!










    Virus「お前!!!この状況で何を言ってやがるんだ!!!!?」ズサァッ!!!!!









    アルミン「‥」ズサァッ!!!!










    Virus「もうお前はグロッキーじゃねぇか!?逃げる体力はもう残ってねぇだろ!?」










    Virus「車があるが乗らせねぇよ!?それにpainだっているんだぜ!?painは俺と同等の戦闘能力だ!!!」









    pain「‥私の方が強い」ボソッ








    Virus「つまりお前には全く勝ち目が無いんだ!!!!さっさと諦めて死ね!!!!」













    グサッ!!!!!!









    アルミン「ぶっ!?」ベチャベチャ










    Virus「あっ!?てめぇ!!!?」








    pain「ん?」








    Virus「俺の獲物だぞ!?横取りするなよ!!!!」







    pain「お前がチンタラやってるからだろ?私はあまり時間をかけるのは好きではないのだ」スタッ










    Virus「てめぇ‥どっちが上か分らせてやろうか?」ムキムキ!!!!









    pain「やめておけ。そんな事に時間を費やしている暇はない。この島の人間が少なくなったとは言え、まだ残っている」







    pain「しかも生体エネルギーを感知したら分かると思うが、島の全土に人間が散らばっている。私達は早急に人間を始末する必要がある」










    Virus「へっ‥この島の人間を絶滅させたら覚えてやがれよ?」








    pain「あぁ‥任務を完了したらいくらでもお前と遊んでやる。今はやるべき事をやるぞ」









    Virus「だから‥てめぇに言われなくても分かってるって」











  282. 282 : : 2020/01/28(火) 11:56:46
    pain「ほらさっさと次に行くぞ」





    アルミン「待て‥まだ戦いは終わってないぞ」ムクリ







    Virus「は?お前まだ生きていたのかよ?」







    pain「だが生体エネルギーがかなり弱くなっているな。無理もない。私に心臓を貫かれたんだからな」







    pain「苦しいか?痛いか?立っているのがやっとだろう?」








    アルミン「はぁ‥はぁ‥」ヨロッ










    Virus「止めを刺すか」ムキムキ










    pain「やめておけ」







    Virus「は?お前さっきと言っていることが違うじゃねぇか!?」








    pain「状況判断も出来ないのか?奴は私の攻撃によって心臓を貫かれた。人間には傷を回復する事はできない」









    アルミン「ぐはっ!!!」ベチャベチャ










    pain「あれではもう死ぬ。人間の最新の医療技術でも助からんだろう」









    Virus「それで?」








    pain「奴には死の痛みをたっぷりと味わってから死んでもらう事にしようぞ。奴はそれだけの大罪を犯したのだからな」









    アルミン「大罪を犯した?‥一体何の事だ?」







    pain「お前は新人類である我々には歯向かった。それがお前の罪だ」









    アルミン「へへっ‥冗談じゃない‥」









    アルミン「何が新人類だ‥化け物め」ベチャベチャ









    pain「もう喋らない方がいいんじゃないのか?血が出てきている。痛いだろ?」








    pain「まぁ新人類である私に心臓を貫かれたんだ。光栄に思うがいい」










    アルミン「ふふっ‥は‥」









    Virus「どうした?頭が狂ったか?」









    pain「‥」









    アルミン「いいや‥君たち2人の負けだ」ニヤリ












    pain「何を言っている?誰が見てもお前の負けだろ?」








    Virus「こればかりはpainに同意するしかないな。」












    アルミン「‥君たちは‥確かに物凄い回復能力があるけど‥肉片が1つ残らず消滅したら‥流石に死ぬだろ?」ニヤリ









    pain「!」









    Virus「だがお前にはそんな事できない。もう死ぬからな」







      
    pain(コイツ目が死んでいない‥まさかな‥)











    アルミン「悪いけど僕の勝ちだよ!!!!!」カァッ!!!!!!!









    Virus「なんだ!?身体が発光している!!!?これは一体!!!」








    pain「生体エネルギーもどんどん上がっている‥何をしたんだ‥」








    バキバキバキッ!!!!!!!










    pain「あの巨大な肉体はなんだ!!!」ジュウウウ!!!!!









    Virus「それにこの熱風‥これで俺たちを殺すつもりか!?」ジュウウウ!!!!!!








    pain「この程度の熱風では死なないだろ?それよりあの巨体に注意しろ。あれは厄介だぞ」ジュウウウ!!!!!!











    バキバキバキッバキッ!!!!!バキッ!!!!!!!












    pain「さっきから何をしているんだ!?」ジュウウウ!!!!!!!






    Virus「地面が!?ヤバイ!!!!」ジュウウウ!!!!!









    pain「どうした!?」ジュウウウ!!!!!









    Virus「逃げるぞpain!!!!ガソリンを引火させるつもりだ!!!!大爆発が‥」















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!!











    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ














  283. 283 : : 2020/01/28(火) 16:47:29
    アルミン「」バキバキバキッ!!!!!






    アルミン「ぐっ!!!」ドガアッ!!!!ゴロゴロ!!!










    アルミン(流石に死ぬかと思ったよ‥ガソリンスタンドが無ければ倒す事は出来なかった)










    アルミン(超大型の上半身のみを出現させた。その代わりに頸部分の肉は分厚くして、僕自身は硬質化で何とか大爆発から身を守る事ができた)












    アルミン(この急激なパワーアップはやはりエレンの仕業だろうか?それともこの新人類を名乗る化け物発生と何かしらの関係があるのか?)













    アルミン(力は半分近く使ってしまった‥)








    アルミン(早くミカサとその仲間達と合流しなければいけない。そしてエレンと会ってこの化け物達について‥本当の事も話してもらいたい)











    カラン!!!ガシッ!!!!!










    アルミン「!」















    化け物「ん?何故こんな所に人間がいる?」スタッ!!!











    アルミン(マズイ‥また新しい敵が来た)













    化け物「ここで大爆発が起きたのか?先程大きな爆音が聞こえてきたからここへ来たのだが‥」













    化け物「まさかお前の仕業なのか?」











    アルミン「いや‥そんなわけないだろ」








    化け物「ではお前はこんな所で何をしている?」









    アルミン「爆音がしたから‥たまたまここに来ただけだよ」











    化け物「‥」










    アルミン(Virusと‥painとか言っていたかな?奴らはサイズ以外は人間の容姿だったけど)









    アルミン(コイツは獣の巨人のような姿をしている。身体の大きさも僕とそんなに変わらない)











    化け物「まぁここで何があったか知らんが‥」












    化け物「人間は抹殺対象だからな。お前も排除させてもらう」










    アルミン「やっぱり‥そう来るか」











    化け物「しかしこの地区にはVirusが派遣されていたはずだが‥近くにはpainもいた。」










    化け物「どれ‥」ギン!!!!!!!










    アルミン(なんだこのプレッシャーは‥とてつもない‥圧倒される)











    化け物「‥この周辺に僅かだがVirusとpainの細胞が感じられる。」









    化け物「やはりお前がVirusとpainを殺したのか?非力な人間如きがどうやったか知らんが‥調子に乗るなよ」












    アルミン「別に調子に乗ってるわけじゃない‥邪魔な奴を排除しただけ。」










    化け物「それを調子に乗っていると言うのだ」












    アルミン(幸いな事に僕の巨人体はさっきの爆発で吹き飛んでいる。破片はあるがまさか僕が巨人化できるとはコイツは夢にも思わないだろう)








    アルミン(既に警戒させてしまったわけだが‥勝機はある。少ない力でコイツを倒すには)









    アルミン(短期決戦に賭けてみるしかない!!!!)














    化け物(殺気を送っているが物怖じしない‥少しはやりそうだな)ニヤリ









  284. 284 : : 2020/01/28(火) 17:03:34
    Saru「俺の名前はSaru!!!お前ら人類を絶滅するために生み出された崇高な理念と屈強な肉体を獲得した!!!!」







    Saru「お前ら人間と新人類!!!!どれだけの力の差があるか教えてやろう!!!!」ビュン!!!








    アルミン(動きが直線的だな‥やっぱり僕がスピードに対応出来ないと思って油断している!!!)ビュン!!!!








    Saru(俺の拳が空を切った‥躱したのか‥それともマグレか?)スカッ!!!!









    アルミン「!」ブォォン!!!!









    Saru(人間の力は非力だ‥しかも遅い‥そんな攻撃避けるまでもないわ)スッ!!!







    アルミン「何!?」ドガアッ!!







    Saru「それじゃ俺は殺さないぞ?武器はないのか?」










    アルミン「ない‥さっき無くなった」









    Saru「そうか‥ほら」スッ









    アルミン「!」








    Saru「今から1分間俺は動きを止めてやる。その間にお前は出来る限り俺に攻撃をするんだな」








    Saru「さっきの貧弱な攻撃ではいくら受けても俺には何のダメージも無いだろうが‥まぁもしかしたら倒せるかもしれないだろ?」






     

    アルミン「へぇ‥サービスが良いな」







    Saru「これくらいのハンデが無いと面白く無いだろ?俺の担当していた南エリアの人間は全滅させてやったからな。Virusとpainが居なくなっても余裕があるのだ」









    アルミン(南エリアの人間が全滅‥まさか‥ミカサは南の方へ向かった)










    Saru「」ニヤリ










    アルミン(ダメだ‥今は怒りを抑えるんだ‥武器がない今は‥一瞬の攻撃にしか勝利は見出せない。それにまだミカサとその仲間達が死んだとは限らない)










    アルミン(敵に与えられたせっかくのチャンスを見逃してはいけない!!!)ブォォン!!!!







    ドガアッ!!!!ドスッ!!!!!ゴオッ!!!!!!








    Saru「全然効かないぞ!!!もっと頑張れよ!!!」ニヤリ









    アルミン「クソオッ!!!!!!」ドゴォン!!!!!









    Saru「まぁこんなものか。俺は新人類の中でもかなり頑丈な方だからな」








    Saru「ほら‥今度は顎を狙えよ。急所だ。動かないでやるからお前の渾身の一撃を俺にお見舞いしてくれよ」スッ












    アルミン「うん‥分かったよ」グッ!!!








    Saru「ただしそれが終わったら今度は俺が攻撃を」ドゴォン!!!!!!!









    Saru「!?」ヨロッ!!!!










    アルミン「はあっ!!!!」ブォォン!!!!!









    Saru(さっきよりも威力が‥重い‥そして硬い‥奴に何が起きたんだ!?)スッ!!!








    アルミン(硬質化パンチで顎をクリーンヒットしたのに‥まだ大丈夫そうだね!!!)ビュン!!!!









    Saru(速い!!!加速しただと!?)ドゴォン!!!!!










    アルミン「」ゴオッ!!!!ブォォン!!!!!ドゴォン!!!!!!!









    Saru「がっ!?」ドゴォン!!!!!バキッ!!!!!










    アルミン(蒸気でスピードを向上させて、硬質化で攻撃の連打!!!!)ドゴォン!!!!!!ズドォッ!!!!!!











    アルミン(この連打で決めてやる!!!!)ブォォン!!!!!









    Saru「調子に乗るなよ!!!!」ガシッ!!!!









    アルミン(ぐっ!?腕を掴まれた!?なんて握力してるんだ!?引き剥がせない!!!)ググググググググ
















    Saru「はぁ‥好き放題殴りやがって‥許せん!!!!!」バキッ!!!!!










  285. 285 : : 2020/01/28(火) 17:13:16
    アルミン「うおっ!?」グキッ!!!!







    アルミン(腕を折られた!?硬質化で覆っているのに‥Virusやpainとは比較にならない握力だ‥身体はSaruの方がずっと小さいのに!!!)バシュッ!!!!!!








    Saru「熱!!!!!」バッ!!!!!









    アルミン「」ドォッ!!!!!!










    Saru「体から蒸気が出ている‥その硬質化された皮膚と言い‥お前は本当に人間なのか?」











    アルミン「あぁ‥人間だよ。ただの人間では無いけどね」









    Saru「なるほど。特異体質と言うわけか。お前は危険だな‥早めに排除して方が良さそうだな」スッ!!!!











    ドゴォン!!!!!!!









    Saru「はぁっ!!!!!!!」バキッ!!!!ドゴォン!!!!!!










    アルミン(何故地面を‥まさか下から‥)スッ!!!!!!!!!!!!!











    Saru「ほぅ‥勘が鋭いな‥咄嗟に避けたか」ググググググググ











    アルミン(音がするから察知出来ないわけじゃ無いけど‥下から来るのは厄介だな)













    Saru「だがいつまで逃げれるかな?」ググググググググ














    ドゴォン!!!!バシュッ!!!!!バキッ!!!!!!










    アルミン(これはマズイ‥こうなったら)ダッ!!!!










    Saru「動きが‥」ググググ









    アルミン「」ダッ!!!!









    Saru「なんだ?何故こちらに向かって走ってくる?血迷ったのか?」ググググググググ












    ドスッ!!!!!!!!









    アルミン「がっ!!!!」ベチャベチャ









    Saru「勝負あったな。今首を切り落としてやる。そこで待ってろ」スタスタ












    アルミン「‥」ベチャベチャ











    Saru「案外呆気なかったな。じゃあな旧人類」スッ









    アルミン「接近したのは間違いだったね」カァッ!!!!!!!






















    Saru「!?」

















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!!
















  286. 286 : : 2020/01/28(火) 17:20:45
    「現在公開可能な情報」
    ●Virusとpain
    新人類を名乗る1週間前に誕生したばかりの有機生命体。伸縮自在な手足、硬質化、エレンを上回る高い再生能力、言葉を話して戦略的な戦いをするなど人間を完全に上回る存在。ガソリンとアルミンの超大型の爆風による共鳴爆発により死亡。


    ●Saru
    アルミンがVirusとpainを倒した直後に現れた新人類の1人。Virusとpainをさらに上回るスペックを有しており、地面から腕を複数出現させる攻撃を得意としている。Virusとpainよりもかなり小柄だが握力はとんでもなく、硬質化したアルミンの腕を折る事もできる。見た目は全身が体毛に覆われており、獣の巨人のようである。


    ●パラディ島南エリア壊滅
    Saru曰く南エリアの人間は全滅したと言っていた。ミカサは南エリアの方に仲間を探しに行ったが‥


    ●世界へ調査に行っている新人類の部隊
    パラディ島以外に人間がいないか調査をしに行っている新人類の部隊がいる事を示唆されたが、詳細は全くの不明である。
  287. 287 : : 2020/01/28(火) 22:45:41
    ミカサ「」バシュッ!!!!






    ミカサ「さっきのは巨人化の発光‥アルミン」バシュッ!!!!!













    アルミン「‥あれは‥」








    ミカサ「アルミン!!!」スタッ








    アルミン「良かった‥無事だったんだね」









    ミカサ「あの化け物には‥勝ったの?」








    アルミン「まぁ‥ね‥でもあれから色々あって3人になったんだ」









    ミカサ「え?」









    アルミン「2人は倒したんだけど‥もう1人はまだ生きている」













    Saru「‥」ジュウウウ









    ミカサ「ソイツはどこ?トドメを刺しにいく」










    アルミン「いや‥もう逃げた方がいい。出来るだけ遠くに」










    アルミン(大きめの巨人体を生み出そうとしたけど‥消耗していたから15メートルくらいの巨人にしかなれなかった‥だから爆風も大した威力は無かった)








    アルミン(あの程度では死なない‥僕も力は残ってないし‥遠くに逃げないといけない)










    ミカサ「ガスはもう殆どない。急いでいたから吹かしすぎた」











    アルミン「それでも構わない‥立体機動で進めるだけ進んだら‥あとは車とかで移動しよう」









    ミカサ「分かった」

























    gorilla「おいおい。何があったんだ?」









    アルミン「!」









    ミカサ「あれが3人目の?」








    アルミン「いやまた新しい奴だよ。だから4人目だ」









    gorilla「んん?俺の同胞を3人殺したのか?」









    アルミン「Virusとpainは殺した‥それからSaruって奴も瀕死だ」











    gorilla「あ、いた。お前何をやっているんだ?」









    Saru「す、すみません‥奴ら思ったよりも手強くて‥」









    gorilla「全く人間に負けて恥ずかしく無いのかよ?」











    Saru「‥返す言葉がありません‥ですが‥もう少しで回復します‥あなたが居れば‥」













    ゴキッ!!!!!!









    アルミン 「何!?」







    ミカサ「仲間を‥殺した?」









    gorilla「いやまだ死んでない。まぁこれからコイツは食べるんだけどな」ガシッ!!!









    バキッ!!!!ゴキゴキ!!!!!!!ゴクン!!!!!!













    アルミン「う、嘘だろ‥食べた」











    gorilla「何をそんなに驚いているんだよ?お前ら人間だってカニバリズムだっけ?共食いする事あるだろ?」










    ミカサ「」バシュッ!!!!!










    gorilla「お!?何だそれ!!!」









    ミカサ「ハッ!!!!」バキン!!!!!!









    アルミン「ブレードが折れた!?」












    ミカサ「くっ!!!」スチャ!!!












  288. 288 : : 2020/01/28(火) 22:57:46
    gorilla「好戦的な女だな」ブォォン!!!!






    ミカサ「!?」バキン!!!!!!









    アルミン(硬質化はしてない‥ただのパンチでブレードを粉砕した)









    gorilla「ほらガラ空きだぞ」ドゴォン!!!!!











    ミカサ「ぐあっ!!!!!」ブォォン!!!!!!!!!










    アルミン「ミカサ!!!!」ガシッ!!!!








    ミカサ「‥うっ‥」











    gorilla「ナイスキャッチ。それにその女攻撃の瞬間に身を捩って受け流しやがった。中々やるじゃないか」










    アルミン「ミカサ‥ブレード借りるよ」スチャ









    gorilla「おい。お前何か勘違いしてないか?」









    アルミン「勘違い?」









    gorilla「今はお前らを殺すつもりはねぇよ」








    アルミン「どう言う事?」









    gorilla「お前らどう見てもかなり体力を消耗しているし。今戦ったら俺が圧勝しちまうだろ?」










    アルミン「‥君たち新人類は‥僕たち人間を絶滅させることが目的では?」









    gorilla「確かにお前の言う通りだが、もう少しで目標は達成する。調査に行ってる奴らが戻って来るのはまだまた先の話だからな」











    gorilla「早く皆殺しにしちまったら退屈になるだろ?」









    アルミン「‥」







    gorilla「Virus、pain、Saruを倒したんだ。お前らが万全なら少しは楽しめそうだしな」ニヤリ









    アルミン「君の考えは理解出来ない‥でも見逃してくれるなら助かるよ」











    gorilla「あぁ今は見逃してやる。ただし次はこちらも殺しにかかるぞ。それまでせいぜい準備でもしておけ」









    アルミン「アドバイスありがとう‥ミカサ‥立てるかい?」スッ!!








    ミカサ「‥何とか」








    gorilla「ちなみに俺の名前はgorilla。現在この島にいる新人類の中では最強だ」








    アルミン「!」









    gorilla「既に東、西、南エリアの人間は皆殺しにした。残るは北と中央だけだ」









    gorilla「仲間を集めたいなら北か中央に行け。まぁ他の仲間が北と中央の奴らを全滅させたかもしれんがな」










    アルミン「‥行こう‥ミカサ」
















  289. 289 : : 2020/01/28(火) 23:00:57
    ー3日後 パラディ島 北エリアー





    アルミン「あれが‥君の言っていたアジトかい?」







    ミカサ「えぇ。あそこに居ないなら仲間はもういないと言うこと。」










    バシュッ!!!!!!









    ミカサ「‥合図の信煙弾。これで向こうが撃ち返すなら‥」










    バシュッ!!!!!!










    アルミン「良かった‥まだ生きていたみたいだね」










    ミカサ「行こう‥」












  290. 290 : : 2020/01/28(火) 23:05:17
    ーパラディ島北エリア アジトー







    ミカサ「‥」










    ???「ミカサ。生きていたのか?」









    ミカサ「何とか」








    アルミン「ライナー!?」








    ジャック「ライナー?俺はジャックだお前は?」









    アルミン「ご、ごめん。僕はアルミン・アルレルト」









    ジャック「あぁミカサの言っていた幼馴染みか。これからよろしくな」










    アルミン「うん」(ライナーのクローンだ。確かに皆んな同じ名前とは限らないよね。ジャンとマルコは同じ名前だったけど‥)













    ???「早く中に入りなよ。見つかるかもしれないだろ?」










    アルミン(アニだ。アニのクローンだ。)












    ゾイ「話は聞いていたよ。私はゾイ。話は中でしようか」


















    ガチャ、バタン













  291. 291 : : 2020/01/28(火) 23:21:14
    アルミン「核シェルターを改築したのか‥なるほど。これなら奴らの襲撃にも耐えられそうだね」






    ゾイ「まぁでも食料と武器はあんまりないから籠城はあまり期待できないよ」







    ジャック「最初に悪いが生き残りは俺とゾイしかいない。」









    ミカサ「そう‥」









    ジャック「皆んな化け物に殺された。俺たちも逃げるのが精一杯だった」










    アルミン「それにしてもよく生き延びれたね」










    ゾイ「まぁ‥運が良かっただけだよ。」









    ゾイ「生き残ったからには奴らにはたっぷりお礼をするつもりだけどね」










    ジャック「あぁ‥死んだ仲間のためにもな」










    ミカサ「とりあえず情報交換をしよう」










    アルミン「そうだね。それがいい」










    ジャック「じゃあ俺たちから話そうか。」








    ジャック「俺とゾイは軍の仲間と共に10日前くらいから化け物の応戦をしていたんだ。」








    ジャック「だが奴らの強さは凄まじく部隊はあっという間に壊滅しちまった。俺たちが相手をしていたのは2人。両方ともサイズは大きいが、見た目は人間だった」











    アルミン「なるほど。僕たちが遭遇した4人のうち2人は君達が遭遇したのと容姿は同じだよ」







    ゾイ「他の2人は違ったの?」









    アルミン「全身が体毛に覆われていた。まぁでも3人は殺したから、残りは大柄な毛むくじゃらの奴だけだけどね」










    ジャック「そうか。話を戻すが、1人は何とか撃退出来たんだ。ソイツはinfluenzaと名乗った。influenzaは毒ガスを使って攻撃をしてきた厄介な能力の持ち主だった。」









    ジャック「もう1人はRyuと名乗った。Ryuは鋭い牙と爪‥それから炎も使っていた。まさに化け物だったよ。見た目はそんなに俺たちと変わらないのにな」











    アルミン「なるほど‥じゃあ最低でもあと2人は倒さないといけないと言うことか」










    ゾイ「そうなるね」









    ミカサ「奴らが言っていた世界に調査に出ている部隊はまだ戻ってこないと言っていた」









    ジャック「それは誰から聞いたんだ?」










    アルミン「gorillaからだよ。本人曰く島にいる新人類の中で最強らしい」










    ゾイ「じゃあRyuより強いのか。全くウンザリするよ」












    ミカサ「でも戦わなければ勝てない」









    ジャック「そうだな。ところでgorillaって奴について何か知っていることは?」










    アルミン「仲間を捕食する。戦鬪狂。それからブレードが効かない」








    アルミン「ごめん。正直あんまり戦ってないからよく分からないんだ」








    ジャック「いや‥それだけあれば十分だ。しかしお前ら4人も相手にしてたった2人でよく生き残れたな」










  292. 292 : : 2020/01/28(火) 23:32:41
    アルミン「まぁ‥僕には巨人の力があるからね。」





    ジャック「あぁミカサから聞いたぜ。具体的にはどんな能力なんだ?」







    アルミン「人間の状態で身体能力を強化したり、身体の一部を硬質化することができる」








    アルミン「あとは最大で60メートル、最小で3メートルの巨人になる事ができる」










    ジャック「俄かには信じ難い話だな」









    ゾイ「あんた敵のスパイなんじゃないの?」








    ミカサ「それは違う。アルミンは私達の味方」










    ゾイ「ミカサ。アンタは信頼出来るけど、ソイツは今日会ったばかりだ。」







    ゾイ「それにそんな人間離れした能力を持ってるなんておかしいだろ」











    アルミン「‥」








    ジャック「ゾイ。もしアルミンが味方なら心強いだろ?正直な話アルミンの力が無ければ俺たちなんてあっという間に全滅するぞ?」









    ジャック「それに巨人の話は割と有名だろ?」







    ゾイ「へぇ。あんか都市伝説を信じるのかい?」











    アルミン「」ビキビキビキ!!!!










    ゾイ「!」








    アルミン「都市伝説なんかじゃないよ。実在するんだよ」







    アルミン「それに僕らは君たちの味方だよ。簡単には信じて貰えないかもしれないけど、これから命懸けで戦って証明するよ」








    ゾイ「ま、それも私たちを騙すための演技の可能性は捨てきれないけどね」









    ジャック「もういいだろゾイ。話が進まなくなる」








    ゾイ「大事な事だろ?後ろからやられるのだけはごめんだよ」









    ミカサ「ゾイ‥」










    ジャック「すまんなアルミン。ゾイは昔から疑い深い性格なんだよ。それから人との付き合い方が苦手なんだ」









    ゾイ「あんたみたいに何でもかんでも信じる奴も危ないと思うけどね」












    ミカサ「もうこの話は終わりにしよう。武器と食料についても聞きたい」










    ジャック「食料は1ヶ月は大丈夫だ。武器に関してはブレードと特殊弾のマグナム。それから立体機動装置にガス。雷槍もあるぞ」











    アルミン「十分だ。特に雷槍は強力な武器になるよ」













    ゾイ「あぁ。それじゃRyuとgorillaって奴を倒すための作戦会議と行こうじゃないか」














  293. 293 : : 2020/01/28(火) 23:41:30
    ー同時刻 北エリア ー





    Ryu「おい、本当にこっちで間違い無いのか?」スタスタ






    gorilla「あぁ。強いエネルギーを4つほど感じる。特に1人は強大で新人類にも匹敵している」スタスタ








    Ryu「マジかよ?人間がそんなに強いのか?あり得ないだろ?」スタスタ









    gorilla「何度も言っているが、VirusとpainとSaruを殺したのは金髪の男と黒髪の女だ。」スタスタ










    Ryu「まぁあの3人は弱かったからなー。」スタスタ









    gorilla「influenzaも人間の軍隊にやられたんだろ?お前も油断していると殺されるぞ」スタスタ







    Ryu「忠告ありがとうよ。でもそんなに警戒しているなら弱っている時に殺しちまえば良かっただろ?」スタスタ








    gorilla「それじゃ面白くないだろ?」スタスタ









    Ryu「どうにもお前の考えは理解出来ないな」スタスタ









    Ryu「‥中央の1番デカイエネルギーのやつはどうするんだ?」スタスタ







    gorilla「北の奴らを始末してから殺す。俺は好きな物は最後に食べるタイプだ」スタスタ











    Ryu「はいはい。‥おっあれじゃないか?」スタスタ










    gorilla「中から生体反応を感じる。4人‥間違いないみたいだな」ピタッ














    Ryu「おっ!出てきたぞ」










    ドォン!!!









    Ryu「おっと!!!いきなり撃ってきやがった!!!せっかちな奴らだな!!」ビュン!!!
















    gorilla「戦鬪開始だ」ニヤリ







































  294. 294 : : 2020/01/28(火) 23:56:54
    【現在公開可能な情報】
    ●アルミン・アルレルト(27歳)
    超大型の継承者。訓練とエレンの協力もあり、より協力な巨人の力を獲得する事に成功。

    ●ミカサ・アッカーマン(27歳)
    巨人の力を一部使えるアッカーマン一族の末裔。
    身体能力が高い。また立体機動術や戦鬪技術に長けている。

    ●ジャック・アッカーマン(29歳)
    ライナー・ブラウンのクローン。エルディア帝国軍の部隊に所属していたが、化け物との交戦で多くの仲間を失ってしまう。ミカサからゾイと共に立体機動術を教え込まれており、ブレードや雷槍による攻撃も可能。指揮能力に長けていて、実戦では部隊を有効に動かす事ができる。


    ●ゾイ・アッカーマン(28歳)
    アニ・レオンハートのクローン。ジャックと同じくエルディア帝国軍に所属していた経歴があるため、戦闘に長けている。格闘術は苦手としているが、武器を使った戦術に長けている。巨人の力を持つアルミンに対して不信感を持っている。コミュニケーション能力が低く、集団での行動には向かないが、少数で行う任務や単独任務では力を発揮する事ができる。


    ●Ryu
    サイズが大きい事以外は人間と似たような容姿をしている。爪や牙による素早く強力な攻撃を得意としており、発火能力もある。他の新人類と同じように高い再生能力があるが、特殊能力や戦闘により特化しているためか人間を感知する能力は低い。

    ●gorilla
    島にいる新人類の中では最強であり、全身が体毛に覆われていて、屈強な肉体を持つ。皮膚が異常に硬く、異常なパワーがある事が判明しているが、まだまだ未知な部分が多い。感知能力に関しては他の新人類と同じようにある。


    ●パラディ島の人口
    東、西、南は既に人間は淘汰されており、北エリアにはジャック、アルミン、ミカサ、ゾイの4人しか生き残りがいない。中央に関しては不明だが居たとしてもそんなに多くの生き残りはいないと考えられる。gorilla曰く中央から強いエネルギーを感じるのでエレンが生きているのは確かだ。



  295. 295 : : 2020/01/29(水) 19:45:15
    Ryu「馬鹿な人間共が!!!そんな豆鉄砲当たるわけないだろ!!!」ビュン!!!!!!ビュン!!!!!





    ゾイ「くそっ!!!」ドォン!!!!







    ジャック「焦るなゾイ!!!奴の動きをよく見ろ!!!」ドォン!!!!







    ミカサ「‥」ドォン!!!!








    Ryu「ハッハッハッ!!!まぁ当たってもすぐに再生するから意味ねぇんだけどな!!!」ドシュ!!!ドシュ!!!!








    Ryu「!?」ガクンッ!!!







    Ryu(再生能力が遅い‥それに意識が)チラッ








    アルミン「強がってまともに受けるからだよ」ガチャ










    Ryu(睡眠作用と対再生能力に特化した弾なのか‥)ユラッ!!









    ドゴォン!!!!









    ジャック「あのゴツい奴Ryuを殴りやがったぞ!!」








    ゾイ「そんなの見たら分かるよ」









    gorilla「油断し過ぎだ。もう少し慎重に戦え」









    Ryu「‥すまねぇ‥おかげで目が覚めた」ムクリ










    アルミン「様子見は終わり‥さてここからが作戦開始だ!!!」ダッ!!!










    Ryu「ん?」








    ミカサ「」ポチッ!!









    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ











    gorilla「地面から壁が‥」








    Ryu「なんだ!?この仕掛けは!?」







    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    ジャック「いまだ!!!二手に分かれて討伐するぞ!!!」バシュッ!!!!










    ドシュ!!!!!!!!







    バシュッ!!!!!!!










    Ryu「煙幕?これで俺たちの視界を撹乱するつもりか?だが!!!」








    キィ!!!!!!ギュイン!!!!!!









    gorilla「これは‥何だ‥」ビリビリビリ









    Ryu(煩い音だ‥俺は五感があまり優れてないから大丈夫だが‥gorillaからしたら地獄だぞ)













    ゾイ「」バシュッ!!!!!!






    ミカサ「」バシュッ!!!!!!










    Ryu「この音はなんだ!?さっきの音とは違うようだが」









    gorilla「これは立体機動装置だ」








    Ryu「何だそれは!?」







    gorilla「空を飛ぶ道具だ。3日前に黒髪のミカサと言う女が使っていた対巨人兵器だ」








    Ryu「は!?何でお前がそんなに詳しいんだ!?」









    gorilla「まぁ‥ちょっとな」








    バシュッ!!!!バシュッ!!!!!









    gorilla「立体物を出現させて、音と煙で撹乱して立体機動で動き回る。どうやら先手を打たれたようだな」









    Ryu「あぁ‥奴ら位置を特定させないために常に動いているぞ!!どうするんだ!?」











    gorilla「カウンターの要領で倒すか、俺たちから仕掛けるしかないだろ」










    Ryu「だな!!!!」











    アルミン「‥」バシュッ!!!!!!!!ギュイン!!!!!!













    Ryu「来たぞ!!!!!」バッ!!!!!










    gorilla「‥」バッ!!!!!















  296. 296 : : 2020/01/29(水) 20:47:33
    アルミン「」ガチャン!!!!!




    Ryu「へっ!!!そんな槍で俺たちを倒せるとでも思ったのか!?」







    アルミン「」ドシュ!!!!!ガキン!!!!ガキン!!!!!!








    gorilla「!」







    Ryu「は!?槍が飛んできて‥」ドォン!!!!!!!!!!!








    ズドォッ!!!!!!!!!!!!!!








    gorilla「」ビュン!!!!!!!!!!









    アルミン(避けられたか‥でも!)バシュッ!!!!!!










    ミカサ「」バシュッ!!!!!!!








    gorilla(後ろから‥狙っていたのか?)








    ミカサ(行ける!!!この距離なら避けきれない!!!!)









    Ryu「あ‥ぐっ‥」グチュグチュ







    ゾイ「Ryuが虫の息だ!!!やるなら今だよ!!!!」バシュッ!!!!







    ジャック「了解だ!!!!雷槍でバラバラにしてやるぞ!!!!」バシュッ!!!!!










    ミカサ「」ドシュ!!!!ガチャ!!!!!!!!!!ドォン!!!!!









    ズドォッ!!!!!!!!!!!








    ミカサ「命中した!!!!」バシュッ!!!








    アルミン「‥」バシュッ!!!











    Ryu「おのれ‥人間が‥」ムキムキ!!!








    ゾイ(もう再生してきている‥でも‥負傷した状態で雷槍を4本喰らえば!!!!)ガキン!!!!!!









    ジャック「殺された仲間の恨みだ!!!!死んで償え!!!!」ドシュ!!!!!!!!











    Ryu「」ボォッ!!!!!!!!ズァッ!!!!!!!!!









    ジャック「!?」ボォッ!!!ジュウウウ!!!








    ゾイ「まず‥」







    ズドォッ!!!!!ズドォッ!!!!!
















    アルミン「雷槍が‥あっちは大丈夫なのか?」











    gorilla「おい‥余所見をしている暇はないぞ」スタスタ









    ミカサ「そんな‥ノーダメージ‥」










    gorilla「どうした?もう終わりなのか?」ニヤリ









    アルミン(コイツはブレードも効かなかった‥雷槍でも駄目なのか‥)









    ミカサ「」バシュッ!!!!!!






    gorilla「また煙幕か?懲りんな」ビュン!!!!























    ジャック「あの煙幕は‥ゾイ合図だ」







    ゾイ「くっ‥」ベチャ







    ジャック「お前‥」






    ゾイ「大丈夫。雷槍の破片を少し喰らっただけ。行くよ!!!!」バシュッ!!!!














    Ryu「待てよ!!!!逃すと思っているのか!!!!おい!!!!」ボォッ!!!!!









    Ryu「火の玉で焼き尽くしてやる!!!!!」ボォッ!!!!ドヒュ!!!!!!!!!










    ズォン!!!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!








    Ryu「何!?」








    Ryu(何だ‥この巨大な腕は‥火の玉を防がれただと‥)







  297. 297 : : 2020/01/29(水) 21:00:48
    アルミン「危ない‥危ない」スタスタ





    Ryu「今の巨大な腕は‥お前の仕業だったのか?」





    アルミン「そうだよ。ご自慢の発火能力を防がれた感想は?」ニヤリ






    Ryu「は!?なんだと!?」





    アルミン「特別なのが自分だけだと思わない方がいいよ。僕は君より強い」ニヤリ






    Ryu(いや待つんだ!!見え見えの挑発に乗るんじゃねぇよ!!俺!!!)




    Ryu(この金髪キノコの能力は確かに厄介だ。俺も能力を到らずに浪費しては負ける)





    Ryu(何よりコイツはさっきまでgorillaの方にいたはず。移動速度が速い‥あの身体に身につけている装置が厄介だな)








    アルミン(あれ?挑発に乗ってくると思ったけど、意外と冷静じゃないか)







    Ryu「なるほどな‥あとの3人はgorillaの相手か。」





    アルミン「そうだよ。君は僕だけで十分だろ?」






    Ryu「あぁ正しい判断だ」





    アルミン「!」




    Ryu「gorillaはマジで最強だぞ。新人類の中でも屈強は体格と冷静さを持ち合わせている。お前ら人間が何人束になっても勝てない」






    アルミン「そうかな?やってみないと分からないじゃないか?」






    Ryu「ふん‥ならやってみるといい。だがお前は俺にすら勝てないから、gorillaとは戦う事も出来ないだろうが」





    アルミン「さっきのやり取りで僕の方が強いって証明したはずだけど」






    Ryu「この俺がいつ実力を見せた?俺の本領発揮はこれからだ!!!!!!!」ビュン!!!!!!!!!!






    アルミン「!」ビュン!!!!!!!



















































    gorilla「3人で俺に挑めば勝てると思ったのか?」








    ジャック「‥お前ら‥挑発に乗るなよ」






    ゾイ「当たり前だろ。数ではこちらが有利だ。冷静に作戦通りにやれば問題なく勝てるだろ」








    ミカサ「でもさっき雷槍が直撃したけど‥傷一つ奴にはつけられなかった」







    ジャック「なんだと!?」






    ゾイ「雷槍が効かない‥」(どうするんだよ‥私達が持ってる武器の中で雷槍は最高火力だぞ。)








    gorilla「なんだ?さっきの武器が切り札だったのか?だとしたら悪かったな。」ニヤリ









    ミカサ「‥でも‥何かある。雷槍が爆発する瞬間に奴は防御の体勢を取った。つまり雷槍を奴は脅威と認識したはず」







    gorilla「!」







    ジャック「なるほどな‥幸い雷槍もガスもたっぷりある。焦らずに奴の弱点を炙り出すとするか」ガチャ!!!






    ゾイ「‥」スッ












    gorilla(良い洞察力だな。やはり殺さずに生かしておいたのは正解だったな)ニヤリ











    ゾイ「来るよ!!!!!」





  298. 298 : : 2020/01/30(木) 00:26:51
    ジャック「立体機動に移れ!!!!」バシュッ!!!!!





    gorilla「やはり速いな。だがガスが尽きれば終わりだろ?」





    gorilla「ただ逃げ回っているだけでは勝てないぞ」







    ジャック「こうなったら同時に雷槍を撃ち込んで威力を高めるぞ!!!!!」ドシュ!!!!!




    ミカサ「」ドシュ!!!!!






    ゾイ「」ドシュ!!!!!








    gorilla「6本か」ズドォッ!!!!!!!ズドォッ!!!!!!!!!





    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ











    ジャック「さすがにやったか‥」







    ミカサ「‥いや‥」








    gorilla「ふぅ。まぁさっきよりはマシになった程度か」







    ゾイ「直撃したのに‥どうなっているの」







    ジャック「奴は生身だ。絶対に何かあるはずだ」











    gorilla「ふん。お前らを基準に考えるのは間違いだぞ。俺はお前ら人間とは違い貧弱な体をしてないからな」







    ミカサ「ジャック。さっきも言ったと思うけど。奴はブレードでも斬れなかった。その時は何かの能力を使っている素振りはしてなかった」







    ミカサ「だから奴が頑丈なのは間違いない」









    ゾイ「‥」








    ジャック「あぁ‥そうだな」









    ゾイ「硬質化を使ってるんじゃないの?」






    ミカサ「なるほど‥雷槍が爆発する前に‥」






    ジャック「でも奴は爆風から出てきた時、身体は硬質化してないぞ。もし硬質化をしていると仮定するなら、何故奴はわざわざ硬質化を解く必要がある?」







    ゾイ「確かに‥そうだね」







    gorilla「俺って優しいよな。お前らが喋ってる間は攻撃しないんだぜ」







    gorilla「それで作戦会議は終わったのか?」











    ミカサ「どうする‥」ボソッ





    ジャック「雷槍も無限にあるわけじゃない‥さっきので6本使ったし、慎重にやるべきだろ」ボソッ






    ゾイ「一か八か銃を使ってみないか?」ボソッ







    ミカサ「やってみる価値はある」ボソッ









    gorilla「おーい?そろそろいいかな?」








    ジャック「悪い。待たせたな」







    gorilla「あのさ一応言っておくけど、俺耳良いからさお前らの会話丸聞こえだからな」








    ミカサ「!」








    gorilla「銃を使うんだろ?いいよ。動かないから遠慮なく撃ってくれ」スッ








    ジャック「あの野郎‥舐めやがって‥」







    ゾイ「しかしこれは好都合だね。」ドォン!!!!!ドォン!!!!!!





    ジャック「たっぷり喰らえ!!!!!」ドォン!!!!!ドォン!!!!!!






    ミカサ(狙うとしたら目玉‥gorillaの身体がいくら頑丈でも生物にとつて目玉は弱点のはず!!!)ドォン!!!!!!!!ドォン!!!!!!!











    gorilla「なるほど。目を狙ってきたか。確かに目玉は俺にとっても弱点だが」ガキン!!!!ガキン!!!!!







    gorilla「目蓋を閉じてしまえば問題ない」ガキン!!!!!ガキン!!!!!!







    ゾイ「ちょ!!卑怯者め!!!!」ドォン!!!!!ドォン!!!!!!









    gorilla「馬鹿め。殺し合いしてるのに卑怯とかあるかよ?むしろここまでお前らハンデを与えてやってる俺に感謝しろよ」ガキン!!!!ガキン!!!!!







    ジャック「くっ!!!そっ!!!」ドォン!!!!!ドォン!!!!!!!!








    ミカサ(3人で撃ってるのに奴は喋る余裕がある。分かっていた事だけど、銃でもダメか‥)ドォン!!!!ドォン!!!!!!








    カチリ、カチリ、カチリ、カチリ







    ジャック「弾切れだ‥」






    ゾイ「私もだよ‥」








    gorilla「ん?もう撃ってこないのか?」








    ジャック「‥また立体機動で攻めるぞ。奴が頑丈なのは分かったが、立体機動のスピードにはついて来れないだろ」







    ゾイ「‥そうだね」











    gorilla「さて‥次はどう来る?」ニヤリ











  299. 299 : : 2020/01/30(木) 00:38:04
    Ryu「ちっ!!!!」ボォッ!!!!!!ズドォッ!!!!!!





    アルミン「」バシュッ!!!!!!






    Ryu(動きが速くて捉えられない‥立体機動装置を無力化したいが‥そもそも俺の攻撃が当たらない)ボォッ!!!!!!









    アルミン「」ガキン!!!!ドシュ!!!!!!










    Ryu「!」









    ズドォッ!!!!!!ズドォッ!!!!!!!!












    アルミン(さすがに真っ正面からじゃ避けられるか)バシュッ!!!!!







    アルミン(奴の攻撃は当たらないし、僕の方が動きは速いけど雷槍を発射する際には隙が生じてしまう)バシュッ!!!!!!









    アルミン(このままじゃ埒が明かないな)スタッ









    Ryu「‥速いな。こちらの攻撃がこうも躱されるとはな」







    アルミン「君の攻撃が遅すぎるだけだよ」







    Ryu「だがお前ガスが無くなったら終わりだろ?」





    Ryu「それにお前は1人で俺の攻撃を避けなければならない。だからガスの消費も激しいだろ?違うか?」








    アルミン「‥バレちゃったか‥ならガスを補給すればいいだけのこと!!!」バシュッ!!!!!!









    Ryu「待て!!!逃すか!!!!」ダッ!!!!!











    アルミン(まんまと引っかかってくれたね‥)バシュッ!!!!!!









    Ryu「逃さん!!!!絶対に追いついてやる!!!!!」ビュン!!!!!!











    アルミン「」バシュッ!!!!!!!











    Ryu「おおおっ!!!!!」ビュン!!!!!ガシッ!!!!ガッ!!!!








    アルミン「!」バシュッ!!!!









    Ryu「おらっ!!!!」ザシュッ!!!!!










    アルミン「ぐあっ!!!」ベチャ!!!!








    Ryu「へへっ捕まえたぜ!!!おらっ!!!」ドゴォン!!!!!









    アルミン「ぐふっ!?」ゴロゴロ









    Ryu「調子に乗るからだ。俺だって立体的な動きは出来るんだよ。この爪のおかげでな」ニヤリ













    アルミン「‥」









    Ryu「さて終わらせてやる!!!」ブォォン!!!!!








    ガシッ!!!!






    Ryu「!」










    アルミン「君が馬鹿で助かったよ」カァッ!!!!!









    Ryu(これは‥身体が発光して‥)ズドォッ!!!!












    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!










    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ








  300. 300 : : 2020/01/30(木) 00:54:50
    アルミン「」ブチブチ!!!!




    アルミン「ふぅ‥Ryuは倒したぞ‥」






    アルミン(超大型の巨人化時の爆風攻撃は新人類の身体も跡形もなく吹き飛ばす程の威力がある)







    アルミン(でも僕の能力を把握してない敵には効果あるが、距離を取って戦われると厄介だ。)







    アルミン(それに近くに仲間がいる時は仲間も巻き込んでしまうため使えない)







    アルミン(だからここまで離れて来たけど‥急いで戻らないといけないな)バシュッ!!!!!



































    ミカサ「うっ‥」







    ゾイ「‥」








    ジャック「‥」







    gorilla「なぁお前らはいつから俺が立体機動のスピードに対応出来ないと錯覚した?」






    gorilla「俺の跳躍力と握力があれば立体機動のような動きを出来るのは造作もない事だ」









    gorilla「そんな事も分からなかったのか?」








    ゾイ「くっ‥」ムクリ







    ジャック「くそっ‥装置が‥」ムクリ







    gorilla「だって雷槍も無くなったし、ガスも少なかったからもう必要ないだろ。でもまだブレードは残っているんだ」









    gorilla「もちろんまだ戦えるよな?あまり俺を失望させるなよ?」








    ミカサ「望むところ‥」チャキン







    ジャック「こうなったら‥やるしかねぇな」チャキン








    ゾイ「人間様の恐ろしさ‥アイツに教えてやろうじゃないか」チャキン









    gorilla「よく言うぜ。俺の手加減したパンチでダウンしたくせに」











    ジャック「黙れ!!!!」ダッ!!!!






    ゾイ「あっ!!アイツ勝手に!!!」








    ミカサ「仕方ない!!ジャックの援護を!!!」ダッ!!!!








    ゾイ「ちっ!!!」ダッ!!!!









    gorilla「なんだまだ元気じゃないか。ならもう少しパワーを高めても大丈夫だな」ムキッ!!!!








    ジャック「おらっ!!!!」ガキン!!!!








    ジャック「!?」バラバラ








    gorilla「なんだそれは?」ガシッ!!!!








    ジャック「がっ!!?あっ!!!?」メキメキッ!!!!







    ゾイ「ジャックを離せ!!!!!」ブォォン!!!!






    ミカサ「ハッ!!!!!」ブォォン!!!!!






    ガキン!!!!!ガキン!!!!!!









    ゾイ「ぐっ!!?」ガシッ!!!!







    ミカサ「」ダッ!!!!





    gorilla「すまなかった。お前も一緒に締め上げるつもりだったが、生憎俺の腕は2本しかないからな」








    ミカサ「‥ふざけないで‥2人を離せ!!!」チャキン!!!!ダッ!!!!!!









    gorilla「‥」ググググ














  301. 301 : : 2020/01/30(木) 10:52:33
    gorilla「分かった。離してやる!!!」ブォォン!!!!!!!





    ミカサ「!!」





    ドガアッ!!!!!ドゴォン!!!!!







    ミカサ(ジャックとゾイを投げつけてきた‥しかも速い‥避けれなかった)ドサッ








    gorilla「雑魚には興味はない。そろそろお前ら3人には退場してもらおうか」スタスタ










    アルミン「」バシュッ!!!!!








    ミカサ「アルミン!!」








    アルミン「良かった‥何とか間に合ったみたいだ」スタッ








    gorilla「ん?Ryuはどうした?」









    アルミン「殺したよ」








    gorilla「素晴らしい」ニヤリ






    gorilla「Ryuも中々強かったはずだ。よく倒せたな」









    アルミン「まぁ僕の本来の力を発揮できれば敵じゃないからね」









    gorilla「ふっ‥大きく出たな」









    ミカサ「‥」








    アルミン(そう‥超大型のパワーは絶大だ‥でも使い勝手が悪い。今はミカサ達がいるから使えない)










    アルミン「」コクン








    ミカサ「」ガシッ!!!ガシッ!!!










    gorilla「仲間を逃したか‥まぁ追わないでやる。今はお前の強さにしか興味が無いからな」









    gorilla「それにあんな雑魚共はいつでも殺せる」ニヤリ










    アルミン(よし‥上手く離れてくれたな)








    アルミン(これで全力で戦える!!!)











    gorilla「さっきの3人では弱すぎて不完全燃焼だったからな。お前は俺を楽しませてくれるのか?」












    アルミン「‥たぶん楽しむ暇もないよ!!!」ドォン!!!!!!ゴオッ!!!!!!!











    gorilla「蒸気か‥感じる‥感じるぞ。とてつもないパワーの向上だ。」











    gorilla「これは待った甲斐があったぜ!!!!」ビュン!!!!!!!









  302. 302 : : 2020/01/30(木) 11:12:38
    ジャック「はっ!!」ガバッ!!




    ミカサ「起きた‥」




    ジャック「おい‥どうなったんだ?」







    ミカサ「私達ではgorillaには勝てなかった。今アルミンが1人で戦っている」






    ジャック「なんだと‥俺達も行かないと‥」ズキッ






    ミカサ「無理をしない方がいい。」





    ジャック「くっ‥!ゾイはどこだ!?」






    ミカサ「安心してそこにいる。」





    ゾイ「‥」






    ジャック「気を失っているのか?」






    ミカサ「ええ。命には別状はないけど、あなたもゾイも決して軽傷ではない。」








    ジャック「でも‥アルミン1人では‥奴には勝てないぞ」








    ミカサ「いいえ。アルミンには巨人化の爆風攻撃という切り札がある」







    ジャック「‥だがそれは大きな賭けだぞ。gorillaの強さは侮れん」







    ミカサ「それは分かってる。でも武器のない私達が居たところでアルミンの足手纏いになるだけ」








    ミカサ「私たちには私達のやるべき事がある」







    ジャック「‥車でどこに向かうつもりだ?」









    ミカサ「中央‥」







    ジャック「まさか地下街か?」








    ミカサ「えぇ‥こうなったらエレンにも協力してもらうしか無くなった。」







    ミカサ「アルミンが倒せなかったら次の手を考え無ければならない」





    ジャック「‥」





    ミカサ「あなたも軍人ならそれは分かるでしょ?何としても全滅だけは避けなければいけない」







    ジャック「分かった‥何としてもエレン・イェーガーを説得しよう」








    ミカサ「‥」

































    アルミン「」ビュン!!!!










    gorilla「おいおい!!ただ逃げ回ってるだけか!?」ビュン!!!!







    ドゴォン!!!!!






    アルミン「ぐっ!!!!」ゴロゴロ!!!






    gorilla「残念ながら俺はスピードもスタミナもパワーも、戦うことにおいて全てをお前を凌駕している」スタスタ







    アルミン「くっ‥」






    gorilla「もっと工夫しろ」








    アルミン「」ゴォ!!!!!!ズオッ!!!!!!!!








    gorilla「ん?まだパワーアップ出来るのか?」








    アルミン「」ダッ!!!!ビキビキビキ!!!!!








    gorilla(スピードをさらに加速して‥硬質化パンチか‥いいぜ受けてやる!!!)ドゴォン!!!!!!!!!









    アルミン「ぐっ!!」バキッン!!!!









    gorilla「いいね」ガシッ!!!!






    アルミン「!」






    gorilla「いいパンチだが‥それじゃ倒せないぞ」ググググ






    アルミン(引き剥がさない‥)ググググググググ








    ギュン!!!!!









    gorilla「ん?何を?」ググググググググ












    アルミン「これは好都合さ‥接近できるチャンスを狙っていた!!!!!」カァッ!!!!!












    gorilla「!」

















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!











  303. 303 : : 2020/01/30(木) 11:23:41
    ー同時刻 地下街ー




    避難民「」ザワザワ







    エレン「‥」







    Brain「へぇー。結構良いところに住んでいるんだな」スタスタ









    エレン「‥誰だ?」クルッ








    Brain「俺はBrain。新人類だ」





    Brain「おかしいな。もっと驚くと思ったんだが‥まるで俺が来る事が分かってたみたいだな」ピタッ







    エレン「あぁ‥ユミルの民の中で1番強い俺のところに来るのは容易に想像できた」








    Brain「へぇ。それにしても何故避難民がここに大勢いるんだ?見たところ1000人はいたように見えたが」







    Brain「寿命ストックの確保か?それとも俺たち新人類から隠れるためか?」








    エレン(コイツ‥人間と殆ど見た目が変わらない‥それとも擬態しているだけか)











    Brain「それとも情が移ったのか?地ならしをした大量虐殺者のくせに」ニヤリ








    エレン「何故お前が地ならしの事を知っている?」









    Brain「俺は他人の記憶に干渉できる能力を持っている。そしてもちろん精神を歪ませてマインドコントロールする事もできる」ニヤリ









    エレン「!」チラッ









    避難民「」ゾロゾロ











    Brain「やっと気づいたか。お前は約1000人から包囲されている。せっかく集めた人間も巨人化したら台無しになっちまうな」ニタアッ










    エレン(なるほど‥これは厄介だな)










    エレン「それで?俺に勝ったつもりか?」







    Brain「何か勘違いしているな。俺は別に戦いに来たわけじゃない。」








    エレン「じゃあ何をしに来たんだ?」











    Brain「お前と取引をしようと思ってな」ニヤリ











    エレン「取引?どういう事だ?」







  304. 304 : : 2020/01/30(木) 15:30:08
    Brain「現在この島には私を含めて2人の新人類がいる。世界へ調査に出ている新人類にも匹敵する強さだ」



    Brain「それに対してお前ら人類はあと数千人しかいない。強いのもいるらしいが、どう考えても戦力的に新人類とは戦えない」






    エレン「大人しく降参しろと言いたいのか?」







    Brain「違う」








    エレン「何?」








    Brain「俺と手を組まないか?そうすればgorillaも世界へ調査に出ている新人類も倒す事が出来るかもしれないぞ」ニヤリ








    エレン「どういうつもりだ?」








    Brain「新人類は生まれた時から強さを判定される。その強さによって序列が出来て、階級分けされるんだ」





    Brain「まぁ‥簡単に言うとだな。パラディ島で人間殲滅作戦を命じられた新人類は下級階層なんだよ」






    エレン「‥」







    Brain「世界に出ている新人類の連中は生まれた時から強さに恵まれた言わばエリート集団だ。あの上級階層共は俺たち下級階層をコキ使うんだ」ギリッ






    Brain「たった10日くらい前に生まれた‥同じ新人類のはずなのに‥この差は何なんだ?」プルプル








    Brain「だから俺は奴らの復讐心に燃えてこの島で人間を大量虐殺して、殺した肉塊は食ってやった」







    エレン「!」








    Brain「どういう訳か‥お前ら人間を食えばパワーアップ出来る事がわかったんだ。」






    Brain「俺はもう下級階層の強さではない。上級階層にも匹敵する。gorillaは俺とは違い‥戦闘欲で成り上がった新人類だ。」







    Brain「だがgorillaだって上級階層の事はよく思ってないだろう」









    エレン「なるほど。お前とそのgorillaって奴‥たかがそれだけの戦力で大勢いるであろう上級階層の奴らを倒すつもりか?」







    エレン「考えが甘いんじゃないか?」







    Brain「あぁ‥だからお前の力を利用させてもらう。」








    エレン「地ならしか?」








  305. 305 : : 2020/01/30(木) 15:38:09
    Brain「そうだ。そうすれば例えgorillaが協力してくれなくても倒す事ができる。こっちの要求が飲めないならgorillaも消せばいい」






    エレン「‥」






    Brain「あと20日もすれば上級階層の奴らは一旦今後の方針を決めるためにこの島に戻って来るだろう!!!」





    Brain「そこを狙う!!お前の地ならしで上級階層の奴らを一網打尽にしてやる」








    エレン「はぁ‥地ならしはユミルの民が居ないと出来ないんだぞ?たった数千人の大型巨人でその上級階層の奴らに太刀打ち出来るのか?」









    Brain「無理だろうな」






    Brain「だから俺の能力を使う」







    エレン「能力?」







    Brain「俺は強くなる過程であらゆる生物のクローンを生成する能力を習得した。」






    Brain「ユミルの民などいくらでも造れる。何も困る事はない。あとは俺とお前が手を組めばいいだけ‥」









    エレン「断る」








    Brain「‥は?」









    エレン「俺だってクローンの技術はあるし、最新のバイオテクノロジーを使えばクローンなんて幾らでも造れる」








    エレン「だからお前と手を組む必要もない。」








    エレン「逆に大量の大型巨人でその上級階層を倒せるのか?良い事を教えてくれてありがとうな」









    Brain「お前‥」








    エレン「それにお前はgorillaって奴も俺も‥利用したいだけだ。お前は自分が良ければそれでいい」









    エレン「そうだろ?」












    Brain「悪い話ではないと思うが‥」












    エレン「もう一度言うか?断る。お前なんかと協力するつもりはない」









    エレン「敵は俺が何とかする。襲ってくる奴らは駆逐するだけだ」













  306. 306 : : 2020/01/30(木) 15:53:22
    Brain「なら死ね‥」ドシュ!!!!





    エレン「お前が死ねよ」ガチャ!!!




    ドォン!!!!!







    Brain「銃か‥」ヨロッ








    エレン「」ビリッ!!!!!!







    Brain「ん!?」ビリッ!!!!!!










    エレン「くっ!!!」ビリッ!!!








    Brain「馬鹿め!!!頭を撃って俺を負傷させた状態なら支配できると思ったのか!?」ビリッ!!!!!








    エレン「ちっ!!!」ビリッ!!!!!







    Brain「この程度の干渉能力で俺も舐められたものだな!!!!!逆にお前を支配してやる!!!!!!」ビリッ!!!!!









    エレン「」スッ!!!!








    Brain「何!?」パチン!!!!!









    Brain「支配出来ないだと‥何故だ?」








    エレン「はぁ‥やっぱりダメか」








    Brain「‥」









    エレン「俺は干渉能力は苦手なんだよな。」








    Brain「どういう事だ?」







    エレン「俺は8つの巨人の能力を有しているんだが、つまりそれは8つの固有の能力があるって事だ」











    Brain「‥」









    エレン「当然、得意不得意は誰にでもある事だろ?8つの力を上手く必ずしも引き出せるわけじゃねぇんだよ」









    Brain「だから‥お前は何が言いたいんだ?」










    エレン「俺に最も相性が良いのは進撃の巨人の能力なんだよ。」







    エレン「進撃の巨人の能力はいかなる時代においても自由を求めている人間に宿るという言い伝えがある」









    エレン「そして全てのユミルの民を支配出来たと言われる始祖の力でも、進撃の巨人の継承者を支配する事は出来なかった」








    Brain「‥まるで全て見た来たような言い草だな」










    エレン「あぁ。見てきたさ。時間はたっぷりとあったからな」












    Brain「妄言もここまで来ると痛々しいな。まぁいい」








    Brain「お前を殺してお前の脳を奪う。お前の精神が消え去った後なら、問題なく支配できる」







    Brain「そうすれば俺も地ならしを使えるようになるはずだ!!!!」ビュン!!!!









    ドゴォン!!!!!!!!!



















  307. 307 : : 2020/01/30(木) 16:07:57
    ー同時刻 パラディ島北方 アジト跡地ー







    アルミン「仕掛けの壁も‥アジトも‥」ヨロッ









    アルミン「二回の巨人化の爆風で粉々になってしまった‥でも」









    アルミン「難敵を‥何とか」










    gorilla「俺はまだ死んでないぞ?」








    アルミン「!?」









    gorilla「まさか今のがお前の取っておきだったのか?」









    gorilla「もしそうなら残念だな」










    アルミン「‥そんな‥馬鹿な‥直撃してはず」










    gorilla「あぁ‥直撃はしたな。でも俺には通じなかった」








    gorilla「それだけだ」








    アルミン「あ、あり得ない‥」ガクンッ










    gorilla「どうやら限界みたいだな」










    アルミン「いったい‥どんな能力を‥」










    gorilla「はぁ‥能力じゃねぇよ。簡単な事さ」













    gorilla「巨大化なら新人類全員が出来る事だ」









    アルミン「!?」











    ゴキゴキッ!!!!!!!ムキッ!!!!!






























    gorilla「コンナ‥フウニ‥ナ」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!















    アルミン(超大型の比じゃない‥エレンの始祖完全体くらい‥か‥)














    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!




    ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!








    gorilla「だが俺たちは敢えて巨大化はしない。何でか分かるか?」










    gorilla「ただデカくなるだけなら意味が無いからだ。燃費も悪いし、マトがデカくなるだけ」








    gorilla「出来ることの幅が狭くなる。だから俺たち新人類は人間サイズのまま密度を凝縮させているのだ」







    アルミン「!」









    gorilla「もちろん個体差はあるがな。俺は密度が異常なまでに濃いんだ。だからさっきのような大型になることも、すぐに戻る事もできる」











    アルミン「そんな事が‥」









    gorilla「出来るんだよ。出来るからこそ、この究極の力を手に入れる事ができたんだ。分かるか?」









    gorilla「お前もせっかく巨大になれるならもっと頑張れよ」










    アルミン「そうか‥当然か‥」









    アルミン(僕らも‥新人類も‥有機生物の起源と呼ばれる未知の生物によって生まれた)









    アルミン(似たような能力を持っていても全くおかしくない)












    gorilla「そろそろ走馬灯が見えて来ただろ?」









    アルミン「くっ‥」






    ガシッ!!!








    gorilla「2回も命を助けてやるほど俺は甘く無い。」ググググ