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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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エレン「戦うしかないだろ?」

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  1. 1 : : 2019/10/01(火) 21:18:48
    「進撃のサバイバルゲーム」

    当初は進撃の巨人グループの企画した撮影と名目で行われたが、そのゲームの裏には数々の陰謀が渦巻いていた

    黒幕は平行世界から来たトム

    エレン達との約束により、ゲームで死んだ人間は生き返り、トムはエレン達のいる世界を守る事に決めた

    しかしその代償として全てのユミルの民は巨人の能力を失ってしまう


    普通の人間になった元ユミルの民は新たな人生をスタートさせた

  2. 2 : : 2019/10/01(火) 21:26:46
    進撃のサバイバルゲームを隠蔽しようとした進撃の巨人グループであったが‥その凄惨なゲームの事は世に知れ渡る事になる

    ゲームでの死亡者はトムにより蘇ったが
    ゲームで扱われた生物兵器や人体実験の事が明るみとなり、進撃の巨人グループの株価は暴落した

    トムが生物兵器を利用していたのは事実だが、生物兵器を元々活用していたのは進撃の巨人グループの関係者

    生物兵器の売買だけでなく、数々の不正が摘発されて、世界的に有名で権力を誇っていた

    多国籍企業「進撃の巨人グループ」は表舞台から姿を消した

    当然、役者は全員退職した

    世間の風当たりは厳しく、原作のエルディア人のような扱いを受けてきたようだ

    生物兵器による被害は甚大だ

    世界中に加害者と被害者がいる


    特異点であったトムがやった事は、新たな戦いのキッカケとなってしまったのだ





    この物語は「進撃のサバイバルゲーム」より


    6年後の世界からスタートする‥


  3. 3 : : 2019/10/01(火) 21:40:02
    ーリヴァイ探偵事務所ー

    ファーラン「だから何度も言ってるだろ!!リヴァイ!!」

    リヴァイ「俺だって何度も言ってるつもりだが?」

    ファーラン「あのゲームを密告した奴がいる!!!そうでもないとあの施設の事はバレなかったはずだ!!!」

    ファーラン「あの施設の事は進撃の巨人グループの一部の人間とゲームの参加者しか知らなかった!!!」

    リヴァイ「そうだな。お前のいう事は正しいのかもしれない」

    ファーラン「だったら!!!」

    リヴァイ「ダメなモノはだめなんだ!!‥お前‥死ぬぞ?」

    ファーラン「それを承知の上でやってる。俺だって半端な覚悟でやってないんだぞ!!!」

    リヴァイ「いいか?もう巨人の力は無いんだ!!!死んだらそれで終わりだぞ?それでもお前はこのまま調査を続けるのか!?」

    ファーラン「もう6年もやってる!!!真っ当じゃ無いやり方で調査した事もあった!!!引けないんだよ!!!」

    リヴァイ「‥その密告者とやらを見つけ出したとして‥お前はどうする?」

    リヴァイ「それが何になる?」

    ファーラン「進撃の巨人グループには俺たちには数え切れない程の恩がある‥その密告者は」

    リヴァイ「いいか?確かに今の俺たちは進撃の巨人グループのおかげで成長できた。でもな‥」

    リヴァイ「生物兵器の実験をしていた事は事実なんだよファーラン。それは悪い事だろ?悪い事ってのはいつかはバレるんだよ」

    リヴァイ「トムが1人だけで生物兵器の扱いが出来るわけないだろ?間違いなく生物兵器の売買に長けた連中が潜んでいる」

    ファーラン「でもな‥」

    リヴァイ「ファーラン‥お前は探偵に向いている。ほかにやるべき事はあるだろ?」

    リヴァイ「命を無駄にするな。取り返しのつかない事になるぞ?」

    ファーラン「へっ‥もう遅いよ」


    イザベル「兄貴!!ファーラン大変だ!!」バタン!!!

    リヴァイ「ん?どうした?」

    イザベル「ヤンが死んだ!!!」

    リヴァイ「‥何?」

    ファーラン「‥」

    リヴァイ「おい‥ファーランどういう事だ?」

    ファーラン「‥さぁな」

    リヴァイ「てめぇ‥」

    イザベル「2人とも喧嘩するなよ!!!それよりヤンの所へ!!!!」

    リヴァイ「そうだな‥説教は後にするか」

    ファーラン「案内しろイザベル‥」

  4. 4 : : 2019/10/01(火) 21:46:12
    ーシガンシナ区 某所 路地裏ー

    警官「‥という事で事件性はないですね」

    リヴァイ「ふざけるな!!死因は鈍器で何度も殴られた‥しかも急所を何度も!!」

    警官「ですが最近この辺は治安が悪いですからね‥喧嘩にでも巻き込まれたんでしょう」

    リヴァイ「これが喧嘩だと?‥どう見ても殺人だろ!?目腐ってるのか!?」

    警官2「話になりませんね。もうお引き取りを。」

    リヴァイ「てめぇ!!!」ガシッ!!

    イザベル「兄貴‥帰ろう」

    リヴァイ「ちっ‥」バッ!!


    ファーラン「すまない‥ヤン‥」

    リヴァイ「ファーラン‥帰ったら説明してもらうぞ。いいな?」

    ファーラン「あぁ‥」




  5. 5 : : 2019/10/01(火) 22:09:54
    ーシガンシナ区内 リヴァイ探偵事務所ー

    リヴァイ「じゃあ説明してもらおうか?ファーラン?ヤンは何故死んだ?」

    ファーラン「‥たぶん殺された」

    リヴァイ「そんな事は分かってる‥お前は何をしたんだ?ヤンはお前の右腕だったろ?」

    リヴァイ「お前がヤンに何かヤバイことをさせていたんじゃないのか?どうなんだファーラン?」

    ファーラン「いや‥俺が調査した事を書類にまとめてもらっていただけだ。」

    リヴァイ「嘘をつくな‥あれは明らかに計画的な犯罪だ。ヤンが嗅ぎまわったから口封じのために殺されたんだろ!?」

    ファーラン「いや違う!!!殺されるべきは俺だったはずだ!!!ヤンは何もしてない!!本当に書類をまとめたり資料を整理していただけだ!!!」

    リヴァイ「その書類ってのは‥進撃の巨人グループの密告者のやつか?」

    ファーラン「そうだ‥」

    リヴァイ「ならヤベェもんに手伝わせていたのはヤンも気づいていた‥」

    ファーラン「間違いない‥だがヤンは狙われるような事はしてないんだ‥俺のせいかもしれない‥」

    リヴァイ「あぁ‥ヤンは俺たちに見せしめのために殺された可能性が高いな」

    リヴァイ「そしてあの警官達もヤンを殺した奴とグルだ‥これは警告だ‥この件から手を引けとな」

    ファーラン「そうだな‥だがここで諦めたら今までの成果は全て台無しだ。ここでやめるわけにはいかないんだ!!!」

    リヴァイ「わからねぇ奴だな!!!もうやめろって言っているんだ!!!!」

    ファーラン「リヴァイどうしたんだ!?前はそんなに臆病じゃなかっただろ!?この腰抜けが!!!!」

    リヴァイ「そういう問題じゃないだろ!?お前はヤベェ奴らを敵に回してる‥それがどういう事か分かるのか?」

    ファーラン「当たり前だ‥死なんて怖くない‥俺は‥」

    リヴァイ「はぁ‥」バサッ!!!

    リヴァイは机に書類を置いた

    ファーラン「これは‥」

    リヴァイ「俺が密告者についてまとめた調査書だ」

    ファーラン「お前‥散々俺に説教しておいて‥お前も探っていたのか?」

    リヴァイ「まぁな‥この事は黙っているつもりだった」

    ファーラン「何故だ?これだけの量‥何か有力な情報があるだろ!?」

    リヴァイ「あったさ‥でもファーランよ」

    ファーラン「?」

    リヴァイ「俺は知らない方が良いことまで知ってしまった」

    ファーラン「‥どういう事だ?」

    リヴァイ「お前‥あの密告者がただの密告者だと思っていたら大間違いだぞ?」

    ファーラン「だからどういう事だよ!?」

    リヴァイ「思っていたより闇は深い‥」スタスタ

    ファーラン「おい!?どこへ行く!?」

    リヴァイ「‥書類は自分で目を通せ‥読んだ方がいいぞ」ガチャ

    ファーラン「おい!?」

    バタン!!!!

    イザベル「行っちゃったね‥」

    ファーラン「一体‥なんなんだ‥」

    イザベル「その書類見た方がいいよ」

    ファーラン「あ?お前なんか知ってるのか?」

    イザベル「さぁね?でもそれを読んだら後悔する事になると思うよ」

    ファーラン「‥」ペラッ




    イザベル「‥」

    ファーラン「おい‥これって‥」ペラッ


    リヴァイ「おい!!今すぐこのビルから出るぞ!!!」ガチャ、バタン!!!

    ファーラン「は?まだ‥」

    リヴァイ「必要な書類だけ持って逃げるぞ!!!」

    イザベル「兄貴‥何があったの?」

    ファーラン「ん?‥なんか焦げ臭いぞ」クンクン

    リヴァイ「放火だ!!!下はもう火の海だ!!」

    イザベル「じゃあ‥下にいた皆んなは‥」

    リヴァイ「俺が下に行った時にはもう煙がそこまで‥おそらく一酸化中毒だ。もう死んでる」

    ファーラン「そんな‥」

    リヴァイ「急いで立体機動を装備しろ!!!俺の家まで行くぞ!!!」ガチャガチャ

    イザベル「おう!!」ガチャガチャ

    ファーラン「くそっ!!どうしてこんな事に!!!」ガチャガチャ


    そしてリヴァイ、ファーラン、イザベルの3人はリヴァイ探偵事務所から脱出した

    ビルは全焼した‥



  6. 6 : : 2019/10/01(火) 23:36:27
    ーシガンシナ区郊外 山奥 リヴァイ宅ー

    リヴァイ「よし入れ」ガチャ

    イザベル「いやー危なかったな‥」スタスタ

    ファーラン「ふぅ‥まずは水をくれ」スタスタ

    リヴァイ「待ってろ‥」

    イザベル「しっかし兄貴こんな家まで持っていたとはな‥」

    ファーラン「あぁ」(シガンシナ区内にもリヴァイの家はある‥この家は隠れ家って所か?)

    イザベル「取り敢えずは休めるな」

    リヴァイ「ほら、飲めよ」コト

    イザベル「サンキュー!!!」ゴクゴク

    ファーラン「‥」ゴクゴク

    リヴァイ「なんだ?どうしたんだファーラン?」

    ファーラン「なぁ‥なんで放火だって分かったんだ?」

    リヴァイ「‥」

    ファーラン「あの時点では放火とは断定できなかったよな。でもお前はあの時放火だとハッキリ言い切りやがった」

    イザベル「おい‥兄貴を疑ってるのかよ!?」

    ファーラン「俺は疑問に思ったから聞いてるだけだ。」

    リヴァイ「これを見ろ」バサッ

    イザベル「これは‥脅迫状!?」

    ファーラン「この件から手を引け、放火するぞか‥」

    リヴァイ「今朝シガンシナ区内にある俺の家のポストに入っていた。」

    ファーラン「まさか脅迫状が届いた日の夜に放火されると思ってなかったか?」

    イザベル「おい!!そんな言い方はないだろ!?」

    リヴァイ「俺が甘かった‥相談しなかった俺が悪い」

    ファーラン「どうして相談してくれなかった?」

    リヴァイ「お前らに余計な心配かけたく無かったからな。それに脅迫状が来たのはこれが初めてではない」

    ファーラン「なんだそれ?初耳だぞ?」

    リヴァイ「すまない‥」

    ファーラン「お前‥弱気になっていたのって‥脅迫状が原因だったのか?」

    リヴァイ「まぁな。」

    ファーラン「いつからだ?」

    リヴァイ「5年前からだ‥さっきの資料を見ただろ?俺は有力な情報を得て‥だから‥」

    ファーラン「そんなに前から‥でも連中は最近までは活発な動きはなかったろ?」

    リヴァイ「あぁ‥ヤンが殺されたのも‥放火も想定外だった。ここまで容赦がないとはな」

    イザベル「兄貴‥もっと俺たちを頼ってくれよ。仲間だろ?」

    リヴァイ「分かった‥」

    ファーラン「まぁこの話は解決したから置いといてだ。」

    ファーラン「俺たちは2つのことを議論する必要があると思わないか?」

    イザベル「兄貴の資料と‥あとはなんだ?」

    リヴァイ「ヤンのことか?」

    ファーラン「あぁ」

  7. 7 : : 2019/10/01(火) 23:59:50
    リヴァイ「実は5年前から‥新しい有力な情報は入って来てないんだ」

    ファーラン「だよな‥」

    イザベル「進撃の巨人グループはガードが固いからね」

    リヴァイ「そうだ‥」

    ファーラン「なぁ‥お前確か先週に有給取って休んだ日があったよな?」

    リヴァイ「あったな」

    ファーラン「まさかとは思うが‥進撃の巨人グループの本部に潜入したのか?」

    リヴァイ「そうだ。変装でもしない限り俺たちは門前払いされる。だから変装して潜入した」

    ファーラン「で?どうだった?」

    リヴァイ「まぁ‥資料保管庫は厳重に警備されていた。コンピュータルームもそうだった。」

    リヴァイ「だが面白い話を聞くことが出来た。」

    イザベル「面白い話?」

    リヴァイ「ナラカって知ってるか?」

    ファーラン「世界的なテロリスト集団のことか?」

    リヴァイ「あぁ‥そいつらと進撃の巨人グループは深く繋がりがあるらしい」

    ファーラン「なんだそれ!?重要な話じゃないか!?」

    リヴァイ「ただ俺は幹部2人の会話を聞いただけだ。その後すぐにバレて‥それしか情報は手に入らなかったよ」

    ファーラン「おい‥まさかバレたのか?」

    リヴァイ「いいや‥ただ立体機動を使って窓から逃げたからな‥その瞬間は目撃されている」

    リヴァイ「連中が俺が嗅ぎまわってることは知っていただろうし‥立体機動が使える人間は俺たち元役者だけだ。だから俺だと結論づけたんだろうな。だからヤンを殺し‥俺の事務所を放火した」

    ファーラン「なるほど‥」

    イザベル「なぁ?」

    ファーラン「あ?」

    イザベル「進撃の巨人グループは一度株価が暴落しただろ?なんでまだ権力があるんだ?」

    ファーラン「まぁ‥それは疑問に思っていたが‥リヴァイの資料に書いていただろ?」

    イザベル「え?」

    ファーラン「お前‥資料見たんだろ?」

    イザベル「見落としていた‥」

    リヴァイ「馬鹿だな」

    リヴァイ「まぁ資料読むの面倒だろうから俺が簡単に説明してやる」

    イザベル「あ、ありがとな」

    リヴァイ「いいか?俺たちが役者をやめた理由は生物兵器の売買に関与していたと疑われたからだ。そして俺たちは干された」

    イザベル「そうだな。酷い話だよな」

    リヴァイ「つまり俺たち役者を捨て駒として‥進撃の巨人グループ中枢の人間は自分たちの立場を守る事が出来たんだ。」

    ファーラン「そこまでは俺も読んでいたが‥」

    リヴァイ「まぁ役者は薄々勘付いていただろうけどな。そしてまた進撃の巨人グループの株価は上昇した。以前よりも勢いを増した」

    リヴァイ「‥これには裏がある。そこで出てくるのがナラカだ」

    リヴァイ「ナラカの後ろ盾で進撃の巨人グループはまた権力を握る事が出来たんだ」

    ファーラン「あぁ‥WIN-WINの関係だろうな。進撃の巨人グループは権力を得る‥そしてナラカは大きなスポンサーがつくことになる」

    リヴァイ「この説は可能生が高いだろうな。実際進撃の巨人グループの株価が上昇した辺りから‥ナラカも勢力を拡大している」

    イザベル「じゃあ‥これを公表すれば両方とも潰せるってことか?」

    リヴァイ「だがそれは難しいだろうな。」

    ファーラン「今の進撃の巨人グループは悪い奴らの巣窟になっている。シガンシナ区の警官も買収されているくらいだ。俺たちが騒いだところで簡単に揉み消されちまう」

    リヴァイ「俺も‥一緒に退職した世話になった監督達や上司のために‥くだらねぇことしてる連中に一矢報いてやるつもりだ」

    リヴァイ「俺たちの敵はハッキリした。ナラカと現体制の進撃の巨人グループだ」

    ファーラン「だな」

    イザベル「しっかしたった3人じゃな‥」

    リヴァイ「俺たちも仲間を増やすぞ」

    リヴァイ「ほかの役者達にも連絡を取る。」

    イザベル「じゃあ早速‥」スッ

    リヴァイ「だがその前に今の話を他の奴らにも分かるように説明しなければならない。パソコンを持ってくる」スタスタ

    リヴァイ「また新しい資料を作るぞ」スタスタ

    イザベル「えー」

    ファーラン「まだ証拠はないが‥この説は当たってると思うぞ。まとめる必要がある。我慢してやるぞイザベル」

    イザベル「へいへい‥」
  8. 8 : : 2019/10/02(水) 08:55:09
    リヴァイ「ほら持ってきたぞ」ゴト

    イザベル「じゃあ‥やるか」スッ

    リヴァイ「いや、ちょっと待て」

    ファーラン「ん?どうした?」

    リヴァイ「これを見てくれ」スッ

    リヴァイはポケットからスマホを取り出した

    ファーラン「これはヤンの現場の写真か?‥お前盗撮したのか?」

    リヴァイ「人聞きの悪いことを言うなよ。まぁじっくり見てくれ」

    イザベル「やっぱり何度も殴られた跡があるな‥ん?これって!?」

    リヴァイ「そう。ヤンの身体には拳の跡が何か所もある。」

    ファーラン「でもいくらなんでもこんなに拳の跡がつくか?」

    リヴァイ「あぁ‥かなりのハードパンチャーである事は確実だ。」

    イザベル「じゃあヤンは素手で何者かに殴り殺されたのか?」

    リヴァイ「そう言う事だ」

    ファーラン「これって‥硬質化ってヤツじゃないのか?」

    リヴァイ「俺もそう思っていた。あの地下空間には人間の状態で硬質化を操る奴がいた。」

    イザベル「じゃあ‥犯人はシキシマか?」

    リヴァイ「いや、シキシマ達はトムにマインドコントロールされていただけだ。」

    ファーラン「それにもう巨人の力は使えないはずだ。」

    イザベル「たしかに‥」

    リヴァイ「ここで鍵になるのは生物兵器だ。」

    ファーラン「人じゃなくて得体の知れない生物兵器が犯人って事か?」

    リヴァイ「その可能性もあるが‥これはあくまで俺の予想に過ぎないが」

    リヴァイ「巨人能力の力を持った人間が犯人ではないかと思っている」

    イザベル「え?つまり改造人間ってこと?」

    リヴァイ「あぁ‥人工的に巨人の力を生み出す事が出来たと仮定すれば‥」

    ファーラン「‥この画像を見る限り‥拳の大きさは人間サイズだぞ」

    リヴァイ「そうだな。だから人型の何かが犯人なのは間違いない」

    イザベル「でもさでもさ。トムはユミルの民から力を奪ったよな?」

    イザベル「それなのに硬質化の力を生み出す事が出来るのか?」

    リヴァイ「トムが奪ったユミルの民の力と‥今回のヤンの殺した巨人の力は別物と考えた方がいいな」

    ファーラン「あぁ‥それにまだ硬質化だと決まったわけじゃない。」

    ファーラン「仮にこの拳が硬質化による物だとしても‥巨人の力ではない可能性もある」

    リヴァイ「あぁ。生物兵器は俺たちにとって未知の領域だ。」

    リヴァイ「だがヤンの死には生物兵器が絡んでるのは間違いない」

    イザベル「って事は‥進撃の巨人グループとナラカのどっちかは生物兵器を所有しているってわけか?」

    ファーラン「もしかしたら進撃の巨人グループとナラカ両方が生物兵器を所有している可能性もある」

    リヴァイ「俺も両方とも生物兵器を持っていると睨んでいる。」

    リヴァイ「そして‥裏の社会で生物兵器の売買をして‥進撃の巨人グループは権力を取り戻した」

    ファーラン「‥」

    イザベル「生物兵器か‥」

    リヴァイ「進撃の巨人グループは以前に生物兵器を所有していた‥あの施設は閉鎖されたが」

    リヴァイ「まだ他にも生物兵器の研究所があったとしたら‥」

    ファーラン「あり得る‥生物兵器は強力な兵器だ。欲しがる輩は沢山いる。」

    リヴァイ「とにかく‥これからは用心しないといけないだろう」

    リヴァイ「敵は俺たちを殺しに来ている。ヤンを殺し‥俺の事務所を放火までしやがったからな」

    イザベル「外に出るときは武器が必要だな」

    リヴァイ「幸いここには武器も食料もたくさんある。それにこの家は黒金竹合金製で出来てるろ頑丈だ」

    ファーラン「つまり籠城も出来るって事か」

    リヴァイ「まぁ安心は出来ないがな‥とにかく今は俺たちの考えをまとめるぞ」スッ



  9. 9 : : 2019/10/02(水) 13:26:10
    ー同時刻 シガンシナ区 リヴァイ探偵事務所 ー

    警官「署長」

    署長「終わったか?」

    警官「焼死体は16人‥一酸化炭素中毒で死亡したのが4人です」

    署長「全部で20人か?」

    警官「はい」

    署長「足りないな‥」ボソ

    警官「何か言いましたか?」

    署長「いや、何でもない。引き続き調査を続けてくれ」

    警官「了解しました!」ダッ!!

    警官2「署長‥死体の数が足りません」サッ

    署長「あぁ‥そうみたいだな」

    警官2「おそらくリヴァイ、ファーラン、イザベルの3人と思われます」

    署長「何故そう思う?」

    警官2「探偵事務所にあった立体機動が3つ‥ガスとブレードも無くなっていました」

    署長「なるほど‥」

    警官2「近所の住民から聞いた話ですが‥飛んでいる人間を目撃したらしいです」

    警官2「また、周辺の建物にアンカーが刺さった跡も確認できました。間違いないと思います」

    署長「‥まぁ簡単には殺せないよな」

    警官2「えぇ‥あの3人は役者でした。それに役者の中でも実力は高い方のようです」

    署長「そんな事は知っている。特にリヴァイ・アッカーマンは要注意だ」

    警官2「しかしリヴァイ・アッカーマンはもうアッカーマンの力を失っているはずでは?」

    署長「連中から聞いた話だが、骨格が脆くなっただけでリミッター解除はされたままらしいぞ」

    警官2「つまりリミッター解除の持続時間が短くなっただけで、力は以前と変わらないと言うことですか?」

    署長「そうらしいな。俺も専門家じゃないから詳しい事は分からない。」

    警官2「これからどうします?」

    署長「‥上には俺から報告しておく。お前はここの現場の指揮を任せた。」

    警官2「承知致しました!」バッ!!!




  10. 10 : : 2019/10/02(水) 13:44:55
    ー シガンシナ区郊外 リヴァイ の隠れ家ー

    リヴァイ「よし‥終わったな」

    イザベル「疲れた‥俺パソコン苦手だからマジで疲れる‥」

    ファーラン「いい加減に慣れろよ。もう6年も探偵になってからパソコンいじってるだろ?」

    イザベル「苦手なもんは苦手だよ。それに初めの頃よりは上手くなっただろ?」

    ファーラン「まぁな」

    リヴァイ「とりあえずお疲れだ。もう12時過ぎだ‥寝るか」

    ファーラン「いや、待ってくれ」

    イザベル「急にどうした?」

    ファーラン「リヴァイから貰ったヤンの現場の画像を分析していたんだが」カチャカチャ

    リヴァイ「何か気づいたのか?」

    ファーラン「拡大するぞ‥ほら見てみろよ」

    イザベル「ん?これがどうした?」

    リヴァイ「‥血痕がない‥」

    ファーラン「あぁ‥ヤンの身体には血が付着しているのに‥地面や建物の壁には血がついてない」

    イザベル「え?‥つまりなんだよ?」

    リヴァイ「ヤンが殺された場所はどこか別の場所だって事だろ?」

    ファーラン「そうだ」

    イザベル「おーおー!俺もそう思っていたんだよ!!」

    ファーラン「‥」

    リヴァイ「ヤンが殺されたのは‥俺らに対する見せしめだ‥わざわざ死体が発見される場所に置いていたんだ。」

    リヴァイ「死体なんていくらでも処理出来たはずだ」

    ファーラン「あぁ‥つまり俺たちは喧嘩を売られたわけだが」

    リヴァイ「売られた喧嘩は買うだけだ」

    ファーラン「だよな」ニヤリ

    イザベル「当たり前だ!!ヤンの無念は俺たちが晴らすんだ!!!」

    リヴァイ「ヤンだけじゃねぇ‥俺の事務所にいた‥仲間の仇を取る‥」

    リヴァイ「もう一度聞くが‥これから長く厳しい戦いをしなきゃいけない。ついてこれるか。ファーラン、イザベル」

    ファーラン「当たり前だ。」

    イザベル「ファーランの言う通りだ。奴らの好きにはさせないぜ!!!」

    リヴァイ「よし‥今役者仲間全員に俺たちの仮説をメールで送信した。もう後戻りは出来ないぞ?」

    ファーラン「クドイぜリヴァイ。もうとっくに覚悟なんて出来てるよ」ニヤリ

    リヴァイ「ふっ‥」ニヤリ

    イザベル「2人ともやっと仲直りが出来たみたいだな」ニッ

    リヴァイ「はっ‥もともと喧嘩なんてしてない。ファーランが心配だっただけだ」

    ファーラン「リヴァイ‥」

    イザベル「兄貴‥なんか素直になったな」

    リヴァイ「あのな?もういい歳なんだぞ?いつまでもウジウジしてられるかよ」

    ファーラン「それもそうだな」



  11. 11 : : 2019/10/02(水) 14:14:47
    コンコン

    リヴァイ「おい‥」スタッ

    ファーラン「分かってる‥」スッ

    イザベル「‥いつでも行けるぞ」スッ

    リヴァイ「‥」コク

    ガチャ、バタン!!!!!

    リヴァイが勢いよく玄関のドアを開けたと同時にファーランとイザベルは訪問者に斬りかかった

    ???「ふん」ガキン!!!バラバラ

    リヴァイ「2人とも下がれ!!!」ダッ!!!(ブレードが折れた‥両腕でガードされた)

    ファーラン(まさか‥硬質化か?)

    ???「夜分遅くにすみません。」スタスタ

    リヴァイ「何者だ?お前?」(フードを被っていて顔が見えない)

    ???「別に怪しい者ではありませんよ」スッ、バサッ

    イザベル「なっ!?警察!!」

    ファーラン「‥警察が俺たちに何の用だ?」

    ???「私はシャビィ・イノセンシオ。あなた方に逮捕するために参りました」

    リヴァイ「‥は?」

    シャビィ「ニュースをご覧になりませんでしたか?あなた方はリヴァイ探偵事務所放火の容疑で現在指名手配中です」

    ファーラン「どう言うことだ!?」

    シャビィ「3時間前‥シガンシナ区内のリヴァイ探偵事務所が全焼したのはご存知ですよね?」

    リヴァイ「あぁ‥」

    シャビィ「そしてあなた方3人は立体機動で去っていった‥違いますか?」

    ファーラン「だったら何だよ?」

    シャビィ「生き残ったのはあなた方だけ。それに消防にも通報しなかった。これはあなた方が犯人という証拠になりませんか?」

    リヴァイ「あの時は焦っていたからな‥」

    シャビィ「へぇ、それだけですか?」

    イザベル「お前ら警察こそそれだけで俺たちを疑うのかよ!?」

    ファーラン「イザベルの言う通りだ。確かな証拠もないのに、指名手配までしやがって」

    シャビィ「状況から1番怪しいのはあなた方3人だけです」

    リヴァイ「何故さっきから俺たちを悪者にしようとする?外部の人間の犯行だ」

    シャビィ「どうやら話し合いにならないようですね」スチャ

    イザベル「超硬質ブレード‥」スチャ

    ファーラン「最初から俺たちを殺すつもりだったんだろ?逮捕する気なんて鼻から無かったよな?」

    シャビィ「さて‥何の話でしょうか」ダッ!!!

    ファーラン「速い!?」スチャ

    ガキンッ!!!!!

    リヴァイ「調子に乗るなよ‥」ガチャガチャ

    シャビィ「そちらこそ」ガチャガチャ

    リヴァイ「うらっ!!!」ブォン!!!

    シャビィ「‥」ズサァッ

    ファーラン(リヴァイの蹴りを受けて‥まるで応えてないな‥)

    リヴァイ「タフな奴だな‥身体を改造でもしたか?」

    シャビィ「さっきから訳の分からない事を‥」ダッ、ブォン!!!

    ガキン!!!バキッ!!!チャキン!!!

    リヴァイ「ちっ!!!」ダッ!!

    ファーラン(やはり硬質化してる‥それに身体能力も高い)

    イザベル「兄貴!!!」

    リヴァイ「グアッ!!?」ドサッ!!!

    シャビィ「人類最強とはこの程度ですか?この調子ならあっちの2人は楽に殺せそうだ」スタスタ

    リヴァイ「クソ!!!」ググググ

    イザベル「兄貴!!!今助けるぞ!!!」ガシッ!!!

    ファーラン「やめろ!!!お前の勝てる相手じゃない!!!」

    イザベル「でも!!!」

    リヴァイ「‥身体が‥」ググググ

    シャビィ「もうグロッキーですか?良いですよ。今楽にしてあげますから」スタスタ

    シャビィはブレードをリヴァイに振り下ろしたが、避けられる

    リヴァイ「‥」ダッ!!!

    シャビィ「おや‥まだそんな力が残っていたんですね。」

    リヴァイ「お前の負けだ」ポチッ

    シャビィ「え?」ガタッ

    リヴァイはポケットからボタンを取り出して、それを押した

    ファーラン「‥」

    イザベル「落とし穴!?え?家の中に!!?」

    シャビィ「うおおっ!!!?」

    ザシュッ!!!ザシュッ!!!グサッ!!!

    シャビィ「ぎおおおおおおおおおおおおおおとおお!!!!!!!!」ドシュ!!!ザシュッ!!!!

    イザベル「何だよ‥この悲鳴は」

    ファーラン「リヴァイ?」

    リヴァイ「落とし穴の下には超硬質ブレードの剣山が待ち構えてる」

    イザベル「じゃあ‥シャビィは」

    リヴァイ「串刺しだろう」

    ファーラン「恐ろしい罠だ‥」

  12. 12 : : 2019/10/02(水) 14:34:56
    イザベル「まさかさっきのって!!」

    リヴァイ「追い詰められた演技だ」

    イザベル「ファーランも気づいていたのか!?」

    ファーラン「当たり前だろ?リヴァイは防御する事に全神経を集中していた。」

    ファーラン「それにリヴァイがあんな奴にやられる訳ないだろ?まぁ‥まさか落とし穴だとは思わなかったけどな」

    イザベル「お、俺も気づいていたからな!!!さっきのは敵を動揺させるための演技だよ!!!」

    ファーラン「へっそうかよ」

    リヴァイ「だがシャビィは硬質化の力に加えて、高い戦闘技術を持っていた。こんな奴が複数いるとしたら厄介だぞ」

    ファーラン「だな。こいつ1人だけなのは助かった‥」

    イザベル「で、でも兄貴は本気出してなかったんだろ!?」

    リヴァイ「まぁな‥だが落とし穴無しだと‥どうなるか分からなかった」

    イザベル「ま、マジかよ‥」

    リヴァイ「それにしても‥この隠れ家の場所が連中に割れているとは‥」

    ファーラン「場所を変えた方が良いかもな」

    リヴァイ「あぁ‥それに関しては大丈夫だ」

    ファーラン「なんだ?まだ隠れ家があるのか?」

    リヴァイ「まぁ‥そんな所だな」

    イザベル「なぁなぁ?シャビィはどうするんだ?このまま放置って訳にはいかないだろ?」

    リヴァイ「まぁな‥車でここを出る。シャビィの死体も一緒に運ぶ」

    ファーラン「死体を運ぶのかよ‥」

    リヴァイ「まぁな‥少しの辛抱だ。コイツを解剖してもらうんだよ」

    イザベル「誰に?」

    リヴァイ「とにかく行くぞ。話は付いてからにする」

    ファーラン「おいおい?シャビィをどうやって回収するんだよ!?」

    リヴァイ「落とし穴の底はリフトになってる‥このボタンを押すと‥」ポチッ

    ウィーン!!!!ガシャン!!!

    シャビィ「」

    ファーラン「メッタ刺しだな‥」

    イザベル「うわっ‥」

    リヴァイ「とにかくコイツを運ぶ。手伝えファーラン。イザベルはいつでも出発できるように俺の車を動かしておいてくれ。」

    イザベル「分かった!!!」ダッ!!!


  13. 13 : : 2019/10/02(水) 20:15:55
    ー3日後 シガンシナ区郊外 カジノー

    ???「あれから3日‥シャビィからの連絡はまだか?」

    ???2「うん。僕も何度も電話してるんだけど‥」

    ???「そうか‥しくじったな‥シャビィ」

    ???2「どうする?僕らも行こうか?」

    ???「いや、下手に動いて俺たちまでやられた面子が立たない。慎重に行動しよう」

    ???2「でも上にもそろそろ報告しないといけないし‥」

    ???「だがこれでハッキリしたな。リヴァイアッカーマンは危険だ。シャビィだけで大丈夫だろうという‥俺たちの油断が招いた事態だ。」

    ???「このまま失敗だけを持ち帰ったら俺たちの命はないぞ?」

    ???2「まぁ‥そうだね」

    ???「まだ幸い‥時間は残されている‥」

    ???2「クロウは何か作戦はある?」

    クロウ「いや‥」

    ???2「僕は良い事思いついたよ」ニヤリ

    クロウ「なんだよカール。教えろよ」

    カール「リヴァイ達の役者仲間で弱い人間を何人か拉致して、そいつらを人質にリヴァイ達と交渉する」

    カール「主要キャラなら一人でも十分だろうな」

    カール「そうすればあとはコッチのもんだよ」ニヤリ

    クロウ「なるほどな。だが役者は全員立体機動術や戦闘術に長けている。また、油断して失敗したら本当に終わりだぞ?」

    カール「これを」ボン

    クロウ「これは‥退職した役者のリストか?」ペラッ

    カール「役者のあらゆるデータが記載されている‥この中だと‥アルミン・アルレルトが良いな」

    クロウ「格闘術数値たったの2!?モブキャラより弱いんじゃね?」

    カール「そうだな。卒業試験はマグレで受かった設定だ。でも、生き残るのは悪運もいる。巨人との戦いでは悪運が強かったんだろうな」

    クロウ「なるほどな‥お、ヒストリア・レイスもどうだ?コイツも格闘術の数値が低いぞ?」

    カール「いいや、そいつはダメだ。財閥企業レイス家の娘だ。」

    クロウ「あー権力者か。」

    カール「そうだ。狙うなら弱くて、表沙汰にならない奴にしないといけない。」

    クロウ「とりまアルミン・アルレルトは確定だな」

    カール「あぁ。アルミン・アルレルトについては僕が手配しておくよ」ニヤリ

    クロウ「そうか。俺も適当な奴をリストアップしておく。」

    カール「わかった。」

    クロウ「おい‥待てよ。アルミンは今シーナ大学にいるのか?」

    カール「うん。そうみたいだね」

    クロウ「全寮制の学校だろ?しかもセキュリティは万全だ。襲うタイミングなんてあるか?」

    カール「まぁたしかに。僕たちが入る事は出来ないよね」

    クロウ「なら却下だ。他の奴にしよう」

    カール「いいや、大丈夫。」

    クロウ「何故だ?」

    カール「実はね‥シーナ大学の学部に生物兵器学部ってのがあるんだ」

    クロウ「それがどうした?」

    カール「アルミン・アルレルトはその学部の学生だ。シーナ大学の研究室には本物のウイルスが保管されている」

    クロウ「まさか‥」

    カール「あぁ‥強引かもしれないが、その研究室を襲う。」

    クロウ「そうか。騒動が表沙汰になっても事故を装う事が出来るわけか‥」

    カール「あぁ。多少の揉め事はこっちで揉み消せるし‥生物兵器の事故は良いシナリオになる」

    クロウ「じゃあゾンビ部隊を使うのか?」

    カール「まぁな。」

    クロウ「アルミンは殺さないように設定しておけよ。」

    カール「分かってる。大事な人質なんだからね」ニヤリ

    クロウ「それとシーナ区のこっちが根回ししている警官にも伝えておけ」

    クロウ「シーナ大学の周辺にバリケードを作っておけとな」

    カール「大丈夫‥その辺は上手くやるよ。」

    クロウ「アルミン以外は皆殺しでいいんだろう?」

    カール「いや何人かは生かしておきたい。」

    クロウ「何故だ?」

    カール「これから必要な人材もいるからね」ニヤリ

    クロウ「?」


  14. 14 : : 2019/10/02(水) 20:53:01
    ー10時間後 シーナ大学 生物兵器研究室ー

    アルミン「ふぅ‥」

    シャルル「アルミン。そろそろ休憩したら?」

    アルミン「ん‥もう少し‥」

    シャルル「研究熱心なのはいいけど、体調に気を付けて」

    アルミン「分かってるよ‥」

    僕の名前はアルミン・アルレルト
    6年前のゲームがあってから僕は役者をやめて、この大学に行く事に決めた

    1年猛勉強して何とか入学する事が出来た
    世界的に見てもトップクラスの大学に入れた自分の頭脳に感謝だ

    今は学生ではなく准教授として生物兵器の研究をしている

    シャルルは僕と同い年で同じ准教授だ

    アルミン「あ‥もう18時過ぎか‥時間の流れは速いなー」

    シャルル「もう‥」

    ゼノフォン「2人ともいるか?」ガチャ

    アルミン「はい」

    ゼノフォン「ちょっと手を貸してくれ」

    シャルル「分かりました」スタスタ

    ゼノフォン教授
    僕が尊敬している生物兵器学のスペシャリストだ。実際にバイオテロが起きた現地に行って、被害者の支援活動や調査を行なっている

    アルミン「何かあったんですか?」

    ゼノフォン「いやそれがね。携帯が使えなくなってさ」

    シャルル「え?」

    アルミン「もしかして手伝いって‥」

    ゼノフォン「私の携帯を見て欲しいんだ」

    アルミン「あの‥専門外なんですけど」

    ゼノフォン「まぁ若い君達なら大丈夫だろう。ちょっと見てくれるだけでいいから」

    アルミン「分かりました」

    ゼノフォン「いやー年寄りにはスマホの扱いは難しくてな‥」

    シャルル「ん?」

    アルミン「どうしたの?シャルル?」

    シャルル「あれは‥何かしら?」スッ

    アルミン「あれは‥ドローン?」

    ドローン「」ドシュ!!!

    ゼノフォン「ぐおっ!!?」

    アルミン「な、なんだ!?」

    シャルル「ゼノフォン教授!!!」

    ドローン「」ブゥーン

    アルミン「これでも喰らえ!!!!」ブォン!!!

    アルミンは消火器をドローンに投げつけた

    アルミン「さっきのは一体‥」

    シャルル「ねぇ‥これって」

    アルミン「ん?‥これは注射器?」

    ゼノフォン「うおおおおおおおおお!!!!」ガバッ!!!!

    アルミン「ゼノフォン教授!?」ドサッ!!!

    シャルル「アルミン!!!」ブォン!!!

    シャルルは消火器でゼノフォンを殴りつけた

    ゼノフォン「おおおっ!!?」ゴロゴロ

    アルミン「ゾンビ化‥じゃあさっきのはウイルスだったのか!?」スッ

    シャルル「アルミン!!!!速く逃げないと!!!」

    ゼノフォン「おおお‥おおお!!!!!!」ダッ!!!

    ズドォッ!!!!ドシュ!!!!!

    ゼノフォン「」ドサッ

    アルミン「え‥」

    守衛「大丈夫か!?君たち!?」タッタッタッ

    シャルル「えぇ‥何とか‥」

    アルミン「そんな‥」

    守衛「校内はゾンビだらけだ。ここは危険だ。安全な所へ急ぐぞ!!!」ガチャ

    アルミン「‥どういう事ですか?」

    守衛「さぁな‥だが校内でバイオハザードが発生している‥」

    アルミン(どっかの研究室のウイルスが漏れたのか?)

    シャルル「急ぎましょう!!早く!!」

    アルミン「あぁ‥分かった」

    守衛「さぁ」ガブリッ!!!

    守衛「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!?!??」ブシュゥゥ!!!

    ゾンビ「」ムシャムシャ

    アルミン「いつの間に‥」

    シャルル「何をしているのアルミン!?逃げないと!!!」ダッ!!!

    アルミン「うん‥」ダッ!!!



  15. 15 : : 2019/10/02(水) 21:36:03
    ーシーナ大学 守衛防衛エリアー

    守衛「止まれ!!!」ガチャ!!

    アルミン「」スッシャルル「」スッ

    守衛「噛まれてないな?」

    アルミン「はい」

    守衛2「感染してないかジェネシスで調べるぞ」ブィーン!!!

    アルミン「‥」

    守衛2「よし、2人とも問題ない。通ってよし」

    シャルル「ふぅ‥ひとまずは安心ね」

    アルミン「そうだね‥」

    守衛3「おいダメだ!!!コイツら感染してるぞ!!!」

    学生「た、頼む!!!助けてくれ!!!」

    学生2「お願いだ!!!俺たちも中に入れてくれ!!?」

    学生3「入れてくれないなら銃を貸せ!!!」

    守衛4「ダメに決まってるだろ!?」

    守衛5「射殺しろ」

    守衛3「え‥しかし」

    守衛5「」ドォン!!ドォン!!ドォン!!

    守衛3「ちょっと!!!」

    守衛5「感染者は排除だ。」ガチャ


    アルミン「‥」

    シャルル「嫌な光景だね‥」

    アルミン「うん‥行こうか」

    守衛6「生存者か」

    アルミン「はい‥」

    守衛6「大学の各フロアには守衛が守る防衛エリアが複数ある」

    アルミン「あの‥外には出れないんですか?」

    守衛6「残念ながら無理だ。警察が大学の出入り口にバリケードを設置している。」

    アルミン「そうですか‥」

    シャルル「行きましょう‥あっちで休みましょう」

    アルミン「うん‥」(バイオハザードが発生してからそんなに時間は経ってない‥警察の動き早くないかな?)

    シャルル「どうしたの?」

    アルミン「いや何でもないよ。少し疲れただけ」

    シャルル「そう‥」

    アルミン(それにさっきは研究室のウイルスが漏れたかと思ったけど‥管理はしっかりしていた)

    アルミン(これは事故じゃなくて‥バイオテロの可能性がある)

    アルミン(だとしたら‥何のために?)

    アルミン「ねぇシャルル?」

    シャルル「ん?」

    アルミン「さっきのドローンってどこから来たんだろうね?」

    シャルル「さぁ‥でもあのドローンがバイオハザードを引き起こしたのかな?」

    アルミン「だろうね‥少し気になったんだけどさ。あのドローン何で僕を狙わなかったんだろう?」

    シャルル「え?」

    アルミン「位置的に僕がドローンは狙いやすかったはずだ。なのにドローンはゼノフォン教授を狙った。」

    シャルル「偶然‥じゃない?」

    アルミン「そうだね‥あのドローンが自動で動いていたなら狙いやすい標的を狙う‥だからあのドローンは人によって遠隔操作されていたんだ」

    シャルル「じゃあやっぱりあのドローンが原因って事?」

    アルミン「だろうね」(意図的にゼノフォン教授を狙ったのか?‥あの位置的に僕を狙わなかった‥何故だ?)

    シャルル「だとしたらどこから入ってきたんだろう?」

    アルミン「‥大学の窓ガラスは全て防弾ガラスで出来ている。だから、入ってくるのは不可能だ。誰かが窓を開けないとね」

    シャルル「じゃあ‥大学の中にバイオテロを起こした犯人の仲間がいるって事?」

    アルミン「うん‥僕はそう思う」

    シャルル「何のために?」

    アルミン「今の時点ではそこまで分からないよ。ただこれは事故じゃなくて事件だ。」

    アルミン「もしかしたらバイオテロを起こしたのは‥大学の事故に見せかけるためかもしれない‥そうすれば都合が良いからね」

    シャルル「なるほど‥」

    アルミン「‥とにかく今は様子を見るしかないよ。出入り口はバリケードがあるからね」

    シャルル「警察は何でバリケードを張ったんだろう?感染者を出させないため?」

    アルミン「‥うん‥そうだろうね。もう少ししたらジェネシスで感染者と非感染者を判別して出してくれると思うけど‥」

    シャルル「速く出たい‥」

    アルミン「僕もだよ」

  16. 16 : : 2019/10/02(水) 23:19:33
    ゾンビ「」ドシュ!!

    守衛7「くそっ!!!数が多い!!!」ドォン!!!

    守衛8「人間の匂いを嗅ぎつけてきたな!!!」ドォン!!!

    守衛9「生存者は奥へ行け!!!ゾンビの大群が押し寄せてきた!!!」ダッ!!!

    アルミン「シャルル!!!もっと奥の方へ行こう!!!」

    シャルル「いやアルミン。私に考えがある。付いてきて」スッ




    ー地下駐車場ー

    アルミン「通気口から通ってきた‥よくありがちな脱出の仕方だね」スタッ

    シャルル「うん‥でも有効な方法の1つよ」スタッ

    アルミン「でもシャルル‥よくこんな通気口知っていたね‥まさか地下駐車場に通じているなんて」

    シャルル「‥清掃員があの食堂の通気口を掃除しているのを見た事あるのよ。影になっていた殆どの人は気づいてないけど」

    シャルル「私は人間観察が趣味だから‥」

    アルミン「あーそういうことね。で?これからどうするの?」

    シャルル「あのトラックを使ってここから脱出しましょう!」ダッ!!

    アルミン「‥僕は行かないよ」

    シャルル「何を言ってるの!!早くここから逃げないと!!!」

    アルミン「大丈夫でしょ?ここにはゾンビも人もいないんだから」

    アルミン「地下駐車場のシャッターを誰かが閉めたんだね。だから人もゾンビも入ってきてない」

    シャルル「えぇ‥不幸中の幸いってヤツね‥でも私達が通ってきた通気口からゾンビが入って来るかもしれないから‥」

    アルミン「それも大丈夫でしょ?だって守衛が通気口を塞いだんだから」

    シャルル「‥あなたはさっきから何を言っているの?」

    アルミン「分かってるくせに。さすがにトボけるのも上手いんだね。ナラカは」

    シャルル「‥何が言いたいの?」

    アルミン「まだシラを切るつもり?気づいてるんだよ」

    アルミン「今回のバイオハザードを引き起こしたのは君とそのお仲間なんでしょ?」

    シャルル「アルミン‥こんな時に冗談言っている場合じゃ‥」

    アルミン「僕は本気だよシャルル」

    シャルル「‥あなたの言ってることは全部あなたの妄想でしょ!!?ふざけてないで早く脱出しないと!!!」

    アルミン「あのトラックは随分と頑丈そうだね?あれならゾンビの大群でも押し切れそうだ」

    シャルル「偶然ね‥でもおかげで助かったわ」

    アルミン「いや、君たちが用意したんでしょう?」

    シャルル「アルミン‥いい加減にして」

    アルミン「あのトラックに乗ったら‥僕を拘束するつもりなんでしょ?」

    アルミン「ねぇ答えてよシャルル?」

    シャルル「あなたが言ってることは全部妄想。だいたい証拠はあるの?」

    アルミン「あるよ」

    シャルル「‥」

    アルミン「どうせここは安全地帯なんだ。僕の推理を聞いてもらうよ」

    シャルル「いいわよ‥」

    アルミン「君はドローンの話をしていた時にこう言った」

    アルミン「どこから入ってきたんだろうってね」

    シャルル「‥それがどうしたの?」

    アルミン「何で君はドローンが外から入ってきたって分かったの?」

    アルミン「大学内にドローンを持ち込んでいた人が遠隔操作していた可能性もあったのに」

    シャルル「それは言葉の綾でしょ?深い意味はないし、たまたま外から入ってきたのかって思っただけよ」

    アルミン「うん。でも君のこの発言で僕は君を疑い始めたんだ。」

    シャルル「それだけなら証拠とは言えないわ。あくまで主観的な意見だもの」

    アルミン「君の言う通りだ。今のは僕の受け取り方次第。でも勿論これだけじゃないよ」

    シャルル「‥」

  17. 17 : : 2019/10/02(水) 23:44:33
    アルミン「これを見てくれるかい?」

    アルミンはスマホを取り出した

    シャルル「!」

    アルミン「動揺したね?この画像の男は君の知っている人かな?」

    シャルル「知らないわよ‥それにそんな画像見せられたらビックリするわよ」

    アルミン「この人の名前はシャビィ・イノセンシオだ」

    アルミン「君と同じ苗字だね?」

    シャルル「たまたまでしょ?同じ苗字の人間なんて沢山いるわ」

    アルミン「うん。たしかに同じ苗字だからと言って血縁関係にあるわけじゃないよね?」

    アルミン「でもイノセンシオ家はレイス家と同じく世界的に有名な財閥企業だ」

    アルミン「イノセンシオ家を取り仕切ってるダリオ・イノセンシオって知ってるよね?」

    アルミン「彼には子供が2人いるみたいだ。娘と息子だ。この画像‥君とシャビィさんにそっくりじゃないか?」

    アルミン「それにまさかの名前も同じだ」

    シャルル「‥」

    アルミン「ちなみにシャビィさんは警察を装ってとある家に忍び込み返り討ちに遭い‥殺されたらしいね?」

    アルミン「君のお兄さんだろ?何か心当たりがあるんじゃないか?」

    シャルル「‥確かに‥あなたの言う通り‥私はイノセンシオ家の娘。シャビィは私の兄よ」

    アルミン「やっぱりね。シャビィさんはナラカのメンバーだと言う情報がある」

    アルミン「シャルルは何か知っているんじゃないか?」

    シャルル「いいえ‥それに関しては全然知らなかったわ」

    アルミン「へぇーそうなんだ。」

    アルミン(さーて)

    アルミン「まぁ兄妹だからって全てを知っているわけじゃないと思うし、今の話は君は嘘をついてないかもしれないね」

    シャルル「‥えぇ嘘はついてないわ」

    アルミン「証拠としては弱いよね。今までの話だとさー」

    シャルル「えぇ。だいたい私があのナラカのメンバーなわけないでしょ?馬鹿馬鹿しいわ」

    アルミン「この画像は僕の仲間から送られてきたものだ。その時にメールも一緒に送られてきた」

    アルミン「その時に忠告もされたんだよ」

    シャルル「忠告?」

    アルミン「元進撃の巨人グループの役者は狙われるかもしれないとね」

    シャルル「‥」

    アルミン「君と同じ苗字だったシャビィさん。僕は君を疑ったよ。この画像とメールが送られてきたのは3日前‥僕の仲間が襲撃された日だね」

    シャルル「それで?何が言いたいの?」

    アルミン「君のスマホとパソコンをハッキングさせてもらったんだよ」ニヤリ

    シャルル「!?は?どう言うこと!?」

    アルミン「ほら、これ君の仲間とのメールのやり取りだろ?」

    シャルル「‥」

    アルミン「あ、そうだ。この事は既に仲間にも知らせてある。このメールのやり取りは証拠になるからね」

    シャルル「‥どうやら隠し通すのは無理みたいね」ガチャ

    シャルルはアルミンに銃を向けた

    アルミン「やっと本性を現したね?で?どうするのか?僕を殺す?」

    シャルル「大人しくついてきて。抵抗するなら殺すわ」ガチャ

    アルミン「いいや、君は僕を撃てない。メールのやり取りを見る限り‥目的は僕を拉致すること」

    アルミン「詳しいことは分からないけど‥僕を人質にするんでしょ?だから、大事な人質である僕を殺すことは出来ないよね?」

    アルミン「そうでしょ?」ニヤリ

    シャルル「はぁ‥あなたには敵わないわ」

    シャルル「殺すことは出来ない。でも、痛い目に合わせるなとは言われてないの」スッ

    シャルルは銃をしまった

    アルミン「へぇ‥僕を痛めつけて無理やり拘束するつもりか?」

    アルミン「あのバリケードを設置した警察もグルなんでしょ?仲間は何人いるのかな?」

    シャルル「答える気は無いわ」スタスタ

    アルミン「言っておくけど‥あのメールを受け取ってから僕の役者仲間は全員警戒している。」

    アルミン「皆んな戦う気満々だよ?」ニヤリ

    シャルル「その話を聞いて私が怖気付くとでも思ったの?あなたを人質にすればいくらでも‥」

    アルミン「え?君まさか僕に勝てると思ってるの?」

    シャルル「えぇ‥あなたの格闘術の数値は低い。私でも十分に倒せるわ」

    アルミン「なるほど‥全部調べていたのか」(敵も案外間抜けなんだね‥その数値は僕が訓練兵を卒業した時点の数値だよ)

    シャルル「悪いけど、あなたを拘束するわ」ダッ!!!

  18. 18 : : 2019/10/03(木) 10:49:20
    アルミン(敵は今の僕たちを知らない‥シャルルは油断している‥)

    シャルル「‥」バッ!!!

    アルミン(やはり大振りの蹴りか‥悪いけど一気に決めさせてもらうよ!!!!)サッ!!!ブォン!!!!

    アルミンはシャルルの油断しきった大振りの蹴りを避けて、カウンターの要領でシャルルを殴りつけた

    シャルル「ごほっ!!??」

    アルミン「」シュル!!!ググググググ!!!

    シャルル「ぐぐぎぎ!!?!」バタバタ

    アルミン「!」バッ!!!

    アルミンはシャルルを締め落とそうとしたが、振りほどかれてしまった

    シャルル「え‥どういう事?‥あなたの格闘術の数値は低い‥私に勝てるはずが」

    アルミン「僕だって成長するさ。」スタスタ

    シャルル「!」(雰囲気が変わった!?)バッ!!!

    アルミンは目にも留まらぬ速さでシャルルに連打を仕掛けた

    アルミン「」ブォン!!!バキッ!!!ドォン!!!!

    シャルル「くっ!!!人間の分際で調子に乗らないでよ!!!!」ドォン!!!

    シャルルは硬質化した拳でアルミンを殴ろうとしたが、それを察知したアルミンは回避する

    アルミン「硬質化‥やはり君も生物兵器の恩恵を受け継いでいるんだね」スッ!!

    シャルル「えぇそうよ!!!あなたみたいなただの人間とは生物としての格が違うのよ!!!」

    アルミン「へぇ‥でも硬質化を使わないと勝てないと判断したってことだよね?」

    シャルル「!」

    アルミン「つまり君は追い詰められてるって事だよね?」ニヤリ

    シャルル「確かに‥あなたの事を過小評価していたみたいね‥」

    シャルル「でもそれがどうしたの?私は特別なの。負けるわけがないのよ!!!!」

    アルミン「ふぅん?そうかな?」

    シャルル「!」ダッ!!!

    アルミン(いい具合に動揺している‥)スッ!!!

    シャルル「はあっ!!!!」ブォン!!!ブォン!!!

    シャルルは大振りの攻撃ばかり繰り出した。当然アルミンには当たらない

    アルミン「隙だらけだよ!!!」ブォン!!!

    シャルル「ぐっ!??」ズサァッ

    アルミンはシャルルに強烈な蹴りを喰らわせた

    シャルル「ふぅ‥確かに私の攻撃はあなたには当たらない‥でもあなたの攻撃には重みが足りない」

    シャルル「それじゃ勝てない。それに私には再生能力がある。負ける要素はない!!!」

    アルミン「さっきから負ける側の台詞ばかり言ってるね?動揺してるのかな?」

    シャルル「‥」

    アルミン「そうやって人を見下している間は誰にも勝てないよ?」

    シャルル「はぁ‥これは使うつもりは無かったけど‥」ボォッ!!!!

    アルミン「え?火?」

    シャルルはアルミンに火の玉を投げつけた

    アルミン「熱っ!!?」ボォッ!!!!

    アルミンは完全に避けることが出来ず、少しばかり被弾してしまった

    シャルル「驚いてるようね。どうかしら?これが私の備わってる能力よ」ボォッ!!!

    シャルルは両手に火の玉を創り出した

    アルミン「発火能力?‥そんな力まで‥」

    シャルル「私の本領はこれからよ」ボォッ!!!!


  19. 19 : : 2019/10/03(木) 11:11:56
    アルミン「これは厄介だな!!!」サッ!!!

    アルミンは回避に全神経を集中させた

    シャルル「さっきの勢いはどうしたの?逃げることしか出来ないの!?アルミン!?」ボォッ!!!

    アルミン(血を出してる‥つまり血を発火させる能力‥)サッ!!!

    アルミン(つまり火を出すには血を使う‥当然無限に火を生み出せるわけではない‥)ダッ!!!

    シャルル「くっ!!」ボォッ!!!!

    アルミン(疲れてきてるな‥やはりそう都合のいい能力ではないはず)サッ!!!

    アルミン(このままシャルルに火を使わせれば‥力尽きる‥その時が僕の勝利の時だ!!!)サッ!!!

    シャルル「ちょこまかと!!!さっさと焼かれなさい!!!!」ボォッ!!!

    アルミン「あれ?君の目的は僕の生け捕りだろ?殺したらダメだろ?」ダッ!!!

    シャルル「うるさい黙れ!!!!」ボォッボォッボォッボォッ!!!!

    シャルルは我武者羅に血を出して発火させた
    当然力の消耗は激しい

    シャルル(しまった‥焦って血を使いすぎた‥)グッタリ

    アルミン「いまだ!!!!!」ダンッ!!!!

    シャルル「!!?」

    アルミンは後ろ回し蹴りをシャルルに浴びせた

    シャルル「ぐあっ!!?」ドサッ!!!

    シャルルは後ろに倒れこむ
    アルミンはそれを見逃さなかった

    アルミン「」シュルツ!!!ゴキッ!!ゴキッ!!!

    シャルル「ぐあああああ!!!!!」バキッ!!!バキッ!!!

    アルミンは倒れているシャルルの両足を折った

    アルミン(次は両腕だ!!!)シュルツ!!!ゴキッ!!!!

    シャルル「この!!!!」ガブリ!!!

    アルミン「うっ!!!??」ブシュッ!!!

    右腕を折り、左腕を折ろうとした瞬間にシャルルはアルミンの腕に齧り付きアルミンの腕の肉を食いちぎった

    アルミン「うおおおおおおおおおお!!!!」ゴキッ!!!!

    シャルル「!?!?!?!?!?」バキッ!!

    アルミンは怯むことなくシャルルの左腕を折った

    アルミン「はぁ‥はぁ‥」(止血しないと‥)シュルル

    アルミンはシャルルの服を破り包帯の代わりにした

    シャルル「ああああ‥アルミン‥」

    アルミン「痛覚はあるんだね。それに力を使い果たして再生することも出来ないみたいだ」

    シャルル「そんな‥あなたに負けるはずが‥」

    アルミン「残念ながらこれが現実だよ」スタッ

    アルミンは立ち上がり、シャルルにとある物を見せつけた

    アルミン「これがなんだか分かるよね?」

    シャルル「‥小型のカメラ‥まさか」

    アルミン「うん。ずっと撮影していたよ。」

    アルミン「これで君は殺人未遂‥この証拠動画はあとで仲間にも送信しておくよ」

    シャルル「無駄よ‥こっちは権力を持ってる‥そんな証拠が出たところで‥揉み消されるに決まってる‥」

    アルミン「それはどうかな?エルディア国の警察全員が君たちの支配下にあるわけじゃない」

    アルミン「これを世界中に動画投稿サイトに発信したらどうなるだろうね?ほかの国やエルディア国の善良な警察も動く。」

    アルミン「そして君たちの生物兵器の事が明るみになれば、進撃の巨人グループもナラカも終わりだよ」

    アルミン「そう思わないかい?」

    シャルル「確かに‥でもそれだけだと証拠が弱い‥そうでしょ?」

    アルミン「ははっ‥バレちゃったか。確かにこれだけだと証拠としては弱い。」

    アルミン「でも君たちの生物兵器の研究所を見つけ出して、人体実験をやってる現場を押さえれば」

    アルミン「どうだろうね?」

    シャルル「ふふっ‥私とシャビィに勝ったから調子に乗ってるの?」

    シャルル「あなた方は社会的にも生物的にも弱者‥」

    アルミン「悪は栄えないよ。いつまでも隠し通せる訳ないだろ?」

    シャルル「そんなの簡単よ‥あなた方を皆殺しにすれば‥」

    シャルル「今までは嗅ぎ回っていたリヴァイ達だけ‥始末する予定だったけど‥」

    アルミン「‥」

    シャルル「変更されるわ‥今度の抹殺は元役者全員よ」

    シャルル「そうすれば私達の悪事が暴かれる事は無い」

    アルミン「‥」

  20. 20 : : 2019/10/03(木) 11:24:17
    シャルル「どう足掻いても弱者は強者の餌になるしかないの‥」

    シャルル「これからはあなたも含めて抹殺対象になる‥覚悟しなさい‥」

    アルミン「君たちこそ僕たちを見くびってる」

    アルミン「僕らはそう簡単には死なない」

    シャルル「だと‥いいわね」ニヤリ

    アルミン「」グサッ!!!!

    シャルル「ぐあああああああっ!!!!」ボタボタ

    アルミンはシャルルのナイフを奪い取り、シャルルの腹部を刺した

    アルミン「悪いけど‥尋問させてもらうよ」

    シャルル「‥くっ‥へへっ‥あなたも良い人ではないわよ‥あなたも同類‥」

    アルミン「確かに‥僕はもうとうの昔から良い人ではない」

    アルミン「でも君たちと一緒にはされたくないな」グサッ!!!

    アルミンは同じ場所をナイフで突き刺した

    シャルル「ぐあっ!!!ううううっ!!!」ボタボタ

    アルミン「もう諦めなよ。僕の質問に答えてもらうよ」

    アルミン「これも撮影してるからね。分かってるよね?」

    シャルル「はぁ‥はぁ‥」

    アルミン「まず確認なんだけど、ナラカと進撃の巨人グループは繋がってるよね?」

    シャルル「‥そうよ‥でもそれが分かったところでどうする事も出来ない‥あなた方は死ぬわ」

    アルミン「そう言うセリフは聞き飽きたよ」

    アルミン「じゃあ質問を変えるけど、いいかな?」

    シャルル「‥」

    アルミン「6年前‥ゲームを警察に密告した人物がいた‥」

    アルミン「誰なのそれは?」

    シャルル「さぁ‥何のこと?」グサッ!!!

    アルミン「ダメでしょ?ちゃんと答えなきゃ」

    シャルル「いっ‥い‥」

    アルミン「やはりナラカと進撃の巨人グループどちらかの人間なんだろ?」

    アルミン「あのゲームは限られた人間しか知らなかった。そうでしょ?」

    シャルル「ふふっ‥ふ」

    アルミン「何がおかしい?」

    シャルル「そう‥あなた達‥何にも分かってないのね‥」

    シャルル「それじゃ私達には届かない‥」グサッ!!!

    シャルル「うっ!?ぐっ!!!」ボタボタ

    アルミン「もうそう言うのはいい。答えろよ」

    シャルル「‥だいぶ私の血に染まってきたみたいね」

    アルミン「え?」

    シャルル「‥」カッ!!!!!!

    アルミン(まさか発火を!!??)

    シャルル「一緒に仲良くあの世へ行きましょう!!!!!!!!」ボォッ!!!!!!!

    アルミン「!」バッ!!!





  21. 21 : : 2019/10/03(木) 12:18:01
    ー5時間後 シーナ大学 付近のビジネスホテルー

    カール「おかしいな‥もう5時間は経過している」

    クロウ「まだシャルルから連絡が来ないのか?」

    カール「うん‥手こずってるのか‥あるいは」

    クロウ「まさか。相手は雑魚だぞ?シャルルなら簡単に‥」

    カール「でも連絡が5時間も取れないんだよ?やられた可能性すらあるよ」

    クロウ「おい‥ならどうするんだよ!?」

    カール「うん‥バリケードを張って待ち構えていた警察からも連絡もない‥」

    クロウ「なら俺たちも乗り込むか!?」

    カール「いや‥事故に見せかけるには俺たちが介入したら台無しになる」

    カール「テレビを見ただろ?シーナ大学付近はは今野次馬などの見物人で溢れかえっている」

    カール「必ず俺たちが行けば誰かに目撃される」

    クロウ「でももう12時前だぞ?暗いし、何とかなるだろう?」

    カール「この騒ぎが俺たちの仕業だと‥上に知られたら?」

    クロウ「‥」

    カール「僕たちは終わりだ‥」

    クロウ「くそっ‥どうする!?リヴァイ達も見つからないようだし‥」

    クロウ「アルミンがダメなら‥」

    カール「上に報告しよう‥」

    クロウ「お前正気か!?」

    クロウ「今バレたらヤバイってお前が言ったよな?上に報告するのは自殺行為だぞ!?まだ3日ほどあり‥それまでに」

    カール「いや‥ありのままを早い段階で打ち明けたら‥上の連中にも分かってもらえるかもしれない‥」

    クロウ「だといいけどよ‥下手したら俺たちまで抹殺対象になるかもしれないぞ!!?」

    カール「‥」

    クロウ「冷静になれよ!!!まだチャンスはあるぞ!!!!まだ焦る時ではないはずだ!!!!」

    カール「なぁ‥お前はこのまま俺たちの悪事が隠し通せると思うか?」

    クロウ「突然何の話だ!?」

    カール「俺はこのまま進撃の巨人グループとナラカが栄えるとは思えない‥いずれはボロが出るだろう」

    クロウ「何を言ってやがる?」

    カール「俺たちの本当の名前は奴らに伝えてない‥それに顔写真も撮られてない」

    カール「所詮俺たちは使い捨ての駒に過ぎない‥」

    クロウ「だとしてもだ!!進撃の巨人グループを抜けてこれからどうする!?」

    カール「‥役者側につこう‥」

    クロウ「お前‥マジで大丈夫か?」

    カール「クロウ‥俺とお前は地下街出身だ‥」

    クロウ「あぁ」

    カール「俺には信用できるのはお前しかいなかった‥あの時からな‥」

    クロウ「俺だってそうだ‥俺の親友はお前だけだ」

    カール「地下街出身の人間は住所も名前も国の名簿には記載されてない」

    カール「だから俺たちの素性は地下街出身だけで‥それ以降追求されることはない」

    クロウ「確かにそうだ。でも‥役者側は圧倒的に不利だと思うが‥」

    カール「キュクロ‥俺たちは身の振り方を考えなければいけないらしい‥」

    キュクロ「カルディナ‥」

    カルディナ「頼む‥俺と一緒に来てくれ‥お前がいれば‥」

    キュクロ「分かった」

    カルディナ「!」

    キュクロ「お前についていく。俺たちは進撃の巨人グループを抜けよう」

    カルディナ「キュクロ‥すまない」

    キュクロ「しかし‥俺に進撃の巨人グループを抜けさせるってことは‥」

    キュクロ「何か作戦でもあるのか?」

    カルディナ「まぁな‥とっておきの作戦がある」

    キュクロ「聞かせろ」

    カルディナ「まずはコードネームを名乗るのは今日までだ」

    キュクロ「お前まさか‥進撃の巨人グループを最初から抜けるつもりだったのか?」

    カルディナ「あぁ‥いつまでも隠し通せるとは思ってなかったからな」

    カルディナ「俺はこの残酷な世界で生き残る方法を探すだけだ」

    カルディナ「地下街にいた時からそうだったろ?」

    キュクロ「そうだな」

    カルディナ「じゃあ‥俺の作戦を言うぞ‥今から装備を整えてシガンシナ区に行くぞ」

    キュクロ「シガンシナ区?何故だ?」









  22. 22 : : 2019/10/03(木) 12:36:27
    ー同時刻 シーナ郊外の森林地帯ー

    アルミン「ふぅ‥何とかここまで来れたな‥」

    アルミン「メール画像や動画は5時間前に送信した‥」

    アルミン「さてと‥」ピピッピピッピピッ!!

    アルミンはリヴァイに電話した

    リヴァイ「アルミンか!?無事だったのか!?」ピピッピピッピピッ!!!

    アルミン「えぇ‥火傷と肉が少し抉れてますが‥大したことありませんよ」

    リヴァイ「そうか‥今どこにいる?」

    アルミン「シーナ郊外の森林地帯です‥」

    リヴァイ「電話してるって事は逃げ切れたのか?」

    アルミン「えぇ‥まぁ‥かなり危ない状況でしたが‥」

    リヴァイ「そうか。なら報告してくれないか?」

    アルミン「はい‥敵は僕と同じ准教授だったシャルル・イノセンシオでした。他にも警察や大学の守衛もグルだったみたいです」

    リヴァイ「シャビイの妹だよな?」

    アルミン「はい‥シャルルは単純な戦闘力は大した事ありませんでしたが‥」

    アルミン「硬質化や発火能力を使ってきたので‥倒すのは苦労しました」

    リヴァイ「また厄介なのが現れたよな‥動画を見ると‥血を発火させているみたいだが?」

    アルミン「はい。でもリスクは大きいみたいで、連続すれば力を激しく消耗するようです」

    リヴァイ「なるほど‥あとはファーランが動画を分析する。報告ありがとう」

    アルミン「いえいえ」

    リヴァイ「それよりお前はこれからどうする?怪我をしているなら俺たちと合流するか?」

    アルミン「いえ‥人が集まると連中に足取りを掴まれる可能性が高くなります‥」

    アルミン「それに調べたいことがあります‥」

    リヴァイ「そうか。俺たちは地下街に向かっている。」

    アルミン「地下街ですか?‥もしかしてケニーさんの所へ?」

    リヴァイ「あぁ‥ケニーの知り合いにウーリー・レイスって奴がいるだろ?」

    アルミン「はい」

    リヴァイ「ウーリーは生態学に詳しい。最近は生物兵器の研究もしてる」

    アルミン「ではウーリーさんにシャビイの死体を見てもらうんですか?」

    リヴァイ「あぁ‥敵の情報が手に入るかもしれない。それに今は身を隠しておきたいからな。」

    アルミン「ですよね‥僕の個人的な調査は後日詳しい事を報告します。メールと画像や動画で」

    リヴァイ「分かった。あとはないか?」

    アルミン「はい」

    リヴァイ「じゃあな‥死ぬなよ」

    アルミン「はい」

    リヴァイ「無駄死にだけは御免だからな。するのもさせるのもな。」

    アルミン「分かっています」

    リヴァイ「」プツン!!!!

    アルミン「‥」



  23. 23 : : 2019/10/03(木) 20:26:33
    シーナ大学バイオハザードより3日後
    リヴァイ探偵事務所放火から1週間が経過した

    リヴァイ「‥もうすぐ着くぞ」

    イザベル「はぁ‥やっとか‥結構かかっちまったな」

    ファーラン「まぁ下手に車とか使ったらバレるからな。仕方ない」

    イザベル「それにしても‥地下街の雰囲気が少し変わったような」

    ファーラン「当たり前だ。あれから何年経ったと思ったんだ」

    リヴァイ「ここがケニーのアジトだ」

    リヴァイ「ケニー俺だ」コンコン

    イザベル「ん?返事がないな」

    ファーラン「おい、留守か?」

    リヴァイ「いや‥」ガチャ

    イザベル「開いてるぞ!!!」

    ファーラン「気をつけろよ‥」

    リヴァイ「ケニー!!!いないのか!?」

    イザベル「お邪魔しまーす」

    ファーラン「‥あれは」

    リヴァイ「ケニー?どうした?」

    ケニー「おう‥リヴァイか?」

    リヴァイ「戸締りもしないで‥アンタらしくねぇな」

    ケニー「もうそんな時間か‥酒飲んで寝ちまったからな」

    リヴァイ「‥何かあったのか?」

    ケニー「ウーリーが死んだ」

    イザベル「え?」

    ファーラン「殺されたんですか?」

    ケニー「あぁ‥警察は事件性はないと言っていたが‥あれは間違いなく殺しだ」

    リヴァイ「まさか‥ロッドの奴もか?」

    ケニー「あぁ‥ロッドとウーリーに付いていたボディガードも死んだらしい」

    リヴァイ「何があったんだ?」

    ケニー「ガソリンスタンドに停車中に‥爆発したらしい。しかも大爆発だ。一般人にも被害が出たみたいだ」

    ファーラン「‥あのヒストリア・レイスは無事なのでしょうか?」

    ケニー「あぁ‥たまたまガソリンスタンドに離れていた場所にいたから命は助かったらしいが、火傷したみたいだ」

    イザベル「連中はそこまで見境なく‥」

    ケニー「完全に役者を皆殺しにするつもりだ。こうなったら手強いぞ」

    リヴァイ「そんな事は分かってる。ウーリーが死んだとなると‥シャビイの解剖は無理だな」

    ケニー「アルミンはどうした?アイツなら出来るんじゃないのか?」

    リヴァイ「さぁな‥だがアルミンは別件があって、ここには来れないらしい」

    ケニー「へぇそうかい」

    ケニー「なら証拠隠滅のためにそいつを硫酸にぶち込むか?」

    リヴァイ「そうだな‥解剖出来ないならそうした方が良いかもな」

    ファーラン「俺とイザベルでやっておきますよ。行くぞイザベル」ガチャ

    イザベル「おう!!!」ガチャ


    リヴァイ「それにしてもマズイことになったな」

    ケニー「レイス家の力は落ちた‥レイス家の力が弱まれば得する奴が出てくる」

    リヴァイ「進撃の巨人グループか」

    ケニー「あぁ‥レイス家の生き残りは‥今入院中のヒストリア‥そして長女のフリーダ」

    リヴァイ「あとの子供は全員死んだのか?」

    ケニー「あぁ‥残念だがな」

    リヴァイ「連中にとってはレイス家も潰せるし、役者も消せる。一石二鳥ってわけか」

    ケニー「あぁ。レイス家の圧力も無くなり、いよいよ連中は本腰を入れてくるだろうな」

    リヴァイ「この話は役者仲間に伝えたか?」

    ケニー「いや‥まだだ」

    リヴァイ「なら俺から全員にメールで伝えておく。お前はもう少し休んでろ」

    ケニー「へっ‥分かったよ」スタスタ

    リヴァイ(レイス家の力が弱まれば‥進撃の巨人グループはより自由に動くことが出来る‥)

    リヴァイ「はぁ‥厄介な事になってきたな」


  24. 24 : : 2019/10/04(金) 18:32:16
    ー同時刻 某所ー

    ???「へへっ‥毎度あり」ペラッペラッ

    アルミン「10万で大丈夫でしたか?」

    ???「あー十分だよ。最近懐が寂しくてねー。」

    アルミン「なら、丁度良かったですね」

    ???「うんうん。兄ちゃんみたいな人がいるからこの仕事はやめらんねぇよー」

    アルミン「えぇ、僕としても助かりますよ」

    ???「じゃあ‥これが例の物だ」

    アルミン「ありがとうございます」

    ???「くれぐれもこの事は内密にしてくれよ〜。まだまだ続けていきたいからさ〜」

    アルミン「言いませんよ。自分の首を締める事になりますから」

    ???「まぁ〜そうだね。」

    アルミン「安心してください。僕とあなたのどちらかが言わない限り絶対にバレませんから」

    ???「話の分かる兄ちゃんで助かったよ〜。またいつでもおいでね〜」

    アルミン「はい、機会があれば」





  25. 25 : : 2019/10/04(金) 18:40:56
    アルミン「‥」スッ

    アルミンはスマホを取り出してニュースを確認した

    アルミン「うーん‥やっぱりシーナ大学のバイオテロは事故って報道されている‥」

    アルミン「シーナ大学内の研究施設の整備不良によるバイオハザードが発生‥」

    アルミン「死者は多数‥行方不明者も出てる‥」

    アルミン「随分と都合のいいシナリオだな」

    アルミン「僕の事は‥どの記事にもサイトにも書いてない‥」

    アルミン「リヴァイさん達は放火の容疑者として、指名手配されたのに」

    アルミン「何故僕はバイオハザードを引き起こした容疑者として指名手配されないのか?」

    アルミン「まぁ‥すぐにマスコミが事故って大々的に報道しちゃったし‥」

    アルミン「急に事件性があるとか言ったら不自然だからかな?」

    アルミン「進撃の巨人グループもボロを出すのは阻止したいだろうし」

    アルミン「それとも何か別の狙いでもあるのか?」

    アルミン「‥もしかして‥指示を出してる人物や動いてる人物が別人なのかも‥」

    アルミン「放火の時とシーナ大学のバイオテロとでは手口が違うからね‥いや‥そんな事はないか」

    アルミン「でも僕を容疑者扱いしないのは気になるな」

    アルミン「敢えてしないのか‥出来ない理由があるのか‥」

    アルミン「今の段階では分からないけど‥」

    アルミン「連中の動きは常にチェックしておかないといけないな」


  26. 26 : : 2019/10/04(金) 19:05:25
    ー同時刻 シガンシナ区行き電車内ー

    キュクロ「なぁ‥本当にこれで良かったのか?」

    カルディナ「だから3日前も言っただろ?」

    カルディナ「どの道失敗ばかりを報告したら俺たちは消される」

    カルディナ「だから一か八か役者側について足掻いてみる。」

    キュクロ「まぁ‥理屈は分かるさ」

    キュクロ「だが万が一役者達に俺たちがナラカに在籍していたことがバレたらどうする?」

    カルディナ「大丈夫だ。こっちには交渉材料があるだろう?」

    キュクロ「ん?どういう事だ?」

    カルディナ「ナラカで培ってきた経験と‥内部にいたから分かる機密情報があるだろ?」

    カルディナ「その情報を役者に教えれば‥まぁ信用はしてくれるんじゃないか?」

    キュクロ「だと良いんだけどな」

    カルディナ「まぁ進撃の巨人グループがダメなら役者側につくしかないだろ?」

    キュクロ「まぁな。どっちかにつかないと、すぐに殺されちまうからな」

    カルディナ「僕も正直強引だとは思うけど‥仕方ない。死ぬよりマシだ」

    カルディナ「危ない賭けだとは思うけど、やってみる価値はあると思うよ」

    キュクロ「それは分かってるんだが‥いざナラカを裏切るとなるとな」

    カルディナ「まぁ‥ナラカも進撃の巨人グループも僕たちの素性は何も知らないんだし」

    キュクロ「あぁ‥まさか地下街出身がこんな形で役に立つとはな」

    カルディナ「皮肉な話だよね‥」

    カルディナ「僕たちは地下街で暴れまくって‥それからナラカと進撃の巨人グループに引き抜かれたのに」

    キュクロ「あぁ‥」

    カルディナ「さて‥そろそろみたいだ」

    キュクロ「それにしても居場所は分かってるのか?」

    カルディナ「いや分かってないよ」

    キュクロ「おい‥」

    カルディナ「だって進撃の巨人グループではえ役者全員の足取りは掴めてないんだよ?」

    キュクロ「たしかにそうだけどよ」

    キュクロ「行く宛ぐらいはあるよな?」

    カルディナ「うん‥役場に行こう」

    キュクロ「役場?」

    カルディナ「住民票を盗むんだよ。もちろん変装していかないとね」

    キュクロ「盗みか‥懐かしいな」

    カルディナ「まぁ‥盗みに関しては確かに久しぶりだね」

    キュクロ「しっかし出身はシガンシナ区で間違い無いよな?」

    カルディナ「うん‥役者の資料にもそう書いてあるし」

    キュクロ「その資料宛にならないからなー」

    カルディナ「いやいや。アルミンの格闘能力については間違っていたかもしれないけど」

    カルディナ「出身に関しては間違ってないよ」

    カルディナ「出身が変わるわけないからね」

    キュクロ「そうだなー」

    キュクロ「でも資料は参考程度にした方が良いことが、この間のバイオテロで分かったな」

    カルディナ「そうだね。人は成長するから‥過去のデータはあくまで参考程度にしないとね」

    キュクロ「でも住民票に今の住所とか書いてるのか?」

    キュクロ「シガンシナ区から引っ越していたら書いてないんじゃないの?」

    カルディナ「いやどこの区に行ったかは記載されている」

    キュクロ「じゃあ見つかるまで区を行ったり来たりしないと行けないのか‥」

    カルディナ「まぁまぁ。シガンシナ区にまだいる可能性もあるんだし。そんなネガティブにならないでくれよ」

    キュクロ「いるといいな」

    キュクロ「エレン・イェーガー」

    キュクロ「強いんだろ?」

    カルディナ「うん。それに彼は進撃の巨人の主役だった男だ。」

    キュクロ「もし戦闘になったら、俺たちで勝てるか?」

    カルディナ「余裕で勝てると思うよ。彼はそこまで異常な強さでは無かった」

    キュクロ「へへっ‥俺1人で戦ってみたいぜ」

    カルディナ「目的を忘れないでくれよ‥」

    キュクロ「分かってるって!!!」

    カルディナ「心配だ‥」

  27. 27 : : 2019/10/04(金) 19:21:09
    リヴァイ探偵事務所放火事件より10日後
    シーナ大学バイオテロより6日後

    ー地下街 ケニーのアジトー

    リヴァイ「帰ったぞ‥」バタン

    ケニー「俺もさっき帰ってきたところだ。で?どうだった?」

    リヴァイ「ネズミが何匹も潜り込んできていた。当然処理したがな」

    ケニー「‥イザベルとファーランはどうした?」

    リヴァイ「‥殺された」

    ケニー「そうか‥」

    リヴァイ「今俺たちを探ってきてる連中がナラカと進撃の巨人グループどっちかは知らん」

    リヴァイ「だが全員硬質化と再生能力があるぞ」

    ケニー「あぁ‥つまり全員が生物兵器ってわけだ」

    リヴァイ「それに特殊能力を持つ奴もいた。油断していると死ぬ」

    ケニー「弱気だリヴァイ」

    リヴァイ「俺は客観的に意見を言っただけだ」

    リヴァイ「あんな雑魚どもに負けるとは思ってないぞ?」

    ケニー「おう!その調子だ。」

    リヴァイ「ん?電話か?」プルルッ!!!

    リヴァイ「お‥アルミンか?」

    アルミン「リヴァイさん。少しお耳に入れておきたい事が」

    リヴァイ「丁度良かった。こっちもお前に伝えたい事があった」

    アルミン「ではお互いに情報交換しましょうか」

    リヴァイ「俺のは大したことないから先に言うぞ」

    リヴァイ「地下街にもナラカか進撃の巨人グループのどっちかは知らんが、ネズミが何匹も潜り込んできている」

    リヴァイ「全員が生物兵器の能力を有している。お前も十分に用心しろ」

    リヴァイ「今、ケニーが役者全員に今伝えたい内容をメールで送信したぞ」

    リヴァイ「‥手練れだったファーランとイザベルもやられた。油断は禁物だ‥俺からは以上だ」

    アルミン「‥分かりました」

    ケニー「おっ?これは?」ピピッ!!!

    リヴァイ「画像に動画?」

    アルミン「えぇ‥メールも送信しました。重要な情報です」


    リヴァイ「‥お前の口からも直接聞いておきたい」

    リヴァイ「詳しく聞かせろ」



  28. 28 : : 2019/10/05(土) 10:05:31
    ー10時間後 シガンシナ区 人気のない場所ー

    エレン「」スタスタ

    エレン「誰だ!?」バッ!!!

    カルディナ「まぁバレるよな」スッ

    キュクロ「さすがだなエレン・イェーガー」スッ

    エレン「今日はよく人に追いかけられるな。お前らもナラカの一味なのか?」スッ

    カルディナ「そう構えないでくれよ。僕たちはただ君とお話しに来ただけさ」

    キュクロ「そうだ」

    エレン「‥は?話だと?殺気丸出しでか?」

    キュクロ「お前が俺ただの尾行に気づくか試しただけさ」

    カルディナ「そもそも本当に君を殺すつもりなら武器を使うだろ?」

    エレン「‥そうやって油断させて俺を殺すつもりなんだろ?」

    エレン「だいたい俺はお前らなんか知らないぞ?」

    カルディナ「自己紹介がまだだったね。僕の名前はカルディナ」

    キュクロ「俺はキュクロだ」

    エレン「‥で?話とは何だ?」

    カルディナ「僕とキュクロは地下街出身でね。」

    キュクロ「色々あって進撃の巨人グループやナラカに命を狙われてるのさ」

    エレン「なるほど。俺と同じってわけか?役者でもないのに大変なんだなお前ら」

    カルディナ「まぁ‥地下街では悪さをしてきたし‥僕らが狙われる理由はたくさんある」

    エレン「それで?そんな身の上話を俺にする為に会いに来たわけじゃないだろ?」

    キュクロ「あぁ‥お前らと協力がしたい。」

    エレン「は?」

    カルディナ「敵の敵は味方‥」

    カルディナ「そうは思わないかい?」

    エレン「得体の知れない連中を信用しろと?」

    キュクロ「安心しろ。俺たちはお前の味方だ」

    エレン「ぶふっ」

    カルディナ「‥何がおかしいの?」

    エレン「それも作戦か?シャビィシャルルを殺されて焦ってヤッケになったか?」

    エレン「ナラカさんよ」

    カルディナ「‥何の話をしてるか分からないな‥」

    エレン「お前‥カールと‥そっちはクロウだろ?」

    キュクロ「なっ!?」

    カルディナ「‥」

    エレン「アルミンから全部聞いている」

    エレン「アルミンは少し前にお前らの宿泊していたビジネスホテルに行ってな」

    エレン「お前らの顔を画像で送ってくれたんだ」

    カルディナ「そうか‥逆探知されたのか」

    キュクロ「ビジネスホテルの防犯カメラでも見たのか?」

    エレン「そういう事だ。金でビジネスホテルの奴を買収してな。」

    カルディナ「‥」

    エレン「いいか?俺たち役者は全員メールでお互いの情報を共有している。」

    エレン「お前らが何を考えてるのか知らないが‥お前らの企みは失敗に終わった」

    キュクロ「いや違うんだ!!!」

    エレン「何が違うんだ?」

    カルディナ「確かに‥僕とキュクロはナラカの一味だった。進撃の巨人グループから提示された仕事も引き受けてきた」

    エレン「今は違うと言いたいのか?」

    カルディナ「そうだ!!!僕らはナラカを抜けて進撃の巨人グループからも独立した」

    エレン「そんな話を俺が信じるとでも思ったか?」

    エレン「お前ら都合が良すぎるだろ?ん?」

    キュクロ「頼む!!!信じてくれ!!!!!」

    エレン「リヴァイ探偵事務所放火‥リヴァイさんの隠れ家を襲撃」

    エレン「シーナ大学のバイオテロの首謀者‥そしてアルミンを誘拐しようとした」

    エレン「これ以外にも汚い仕事はたくさんやって来たんだろ?とんだ悪党だよなお前らは?」

    カルディナ「それに関しては‥悪いと思ってるよ」

    エレン「ふざけるな。お前らのせいでどれだけの人が死んだか分かるのか?」

    エレン「お前らと協力する気はない。」

    キュクロ「どうする‥カルディナ?」

    カルディナ「頼む!!!!僕らだってやりたく無かったんだ!!!生きるのに必死で‥やらなければいけなかった!!!」

    エレン「‥」

    カルディナ「君だって僕らの気持ち分かるだろ!?君なら!!!!」

    エレン「‥」

    キュクロ「そうだ!!!カルディナと俺は地下街出身だった!!!この話は本当だ!!!」

    キュクロ「俺たちはゴミ溜めを生きるのに必死で選択肢なんて無かったんだよ!!!!!」

  29. 29 : : 2019/10/05(土) 10:26:04
    エレン「だからどうした?」

    カルディナ「君だって‥何の罪もない人を殺したよね?」

    エレン「あれは‥あくまで撮影だ。実際に人を殺した事はない」

    キュクロ「だがナラカの刺客はどうした?殺したんだろ?」

    エレン「アイツらは人間じゃない。生物兵器だ」

    カルディナ「でも彼らも元々は普通の人間だ。それに感情はあるんだ。紛れもなく人間なんだよ」

    エレン「ふん‥くだらない。先に殺しに来たのはお前らナラカだ。」

    キュクロ「いいか?進撃の巨人グループはどんな人間でも使う」

    キュクロ「中枢の人間以外は使い捨てなんだ。俺たちもその2人だ」

    カルディナ「僕たちがやったことは‥全て独断専行によるものとして指名手配されるだろう」

    キュクロ「俺たちは罪を被せられて、進撃の巨人グループやナラカはノーダメージだ」

    エレン「そんな事しらねぇな」

    エレン「それに結果的にはお前らがやった事は事実だろうが?」

    エレン「そんな事俺に言ってどうする?」

    カルディナ「‥そうか‥どうやら会話は無駄みたいだな」

    キュクロ「あぁ‥」

    エレン「ほぅ?殺す気になったか?」

    カルディナ「いいや‥殺す気はない」

    キュクロ「プラン変更だ。悪いがこっちも命が大事なんでね」

    カルディナ「君を拘束するよ」

    エレン「はっ‥やれるもんならやってみろよ」スッ

    キュクロ「カルディナ‥拘束した後は‥」

    カルディナ「奴の携帯を奪い話の分かる奴に交渉する」

    カルディナ「アルミン・アルレルトか。リヴァイ・アッカーマンがいいだろう」

    エレン「何をブツブツ言ってやがる?早く来やがれ」クイクイ

    キュクロ「お前とは戦ってみたかったんだよな」ニヤリ

    エレン「結局それが目的なんだろ?」

    キュクロ「いいや、これは単なる趣味だな」ダダダ!!!!

    エレン(速いな‥)スッ!!!

    キュクロ(反応が速いな‥だが)バッ!!!!

    エレン「くっ!!!」ガガガギキ!!!!

    エレンはキュクロの攻撃を防御するのに精一杯だ

    エレン「‥ちっ‥」スッ

    キュクロ「へぇーよく今のを耐えきったな。」スタスタ

    キュクロ「俺が人間ならお前には勝てなかったかもな」スタスタ

    エレン「‥」

    キュクロ「生物兵器の力を持っていて良かったぜ」ダッ!!!!!

    エレン「やっぱりお前らも生物兵器なのかよ」ダッ!!!!!

    お互いの拳がぶつかり合う!!!

    エレン「おらっ!!!」ブォン!!!

    キュクロ「はっ!!!そんなの当たらないぜ!!!!!」スカッ!!!

    その後もしばらく2人の激しい攻防は続いた

    キュクロ「中々やるな‥」ダッ!!!

    エレン「‥カルディナ‥てめぇは参戦しないのか?」

    カルディナ「2人で攻めたらうっかり殺しちゃうかもだからね」

    カルディナ「あくまでも僕らの目的は君の生け捕りさ」

    エレン「へっ‥舐められたもんだな」

    キュクロ「お喋りはそこまでだカルディナ。続きを始めるぞ?エレン」

    エレン「来いよキュクロ‥」スッ!!!

    キュクロ「言われなくても!!!!」ダッ!!!


    ドカッ!!!バキッ!!!ズサァッ!!!


    カルディナ「今のところ互角だな‥」

    カルディナ(それに誰か1人は見張ってないと、ナラカの刺客が来るかもしれないしね)

    カルディナ(キュクロと2人でやればやり過ぎて間違いなくオーバーキルになるし)


    エレン「ちっ!!!!」ズサァッ!!!!

    キュクロ「くらぇっ!!!!」ブォン!!!ドオオオ!!!!

    キュクロは硬質化した拳でエレンに殴りかかった
    しかしエレンは素早くそれを避けた

    エレン「すごい威力だな‥」(コンクリートの建物の壁がぶっ壊れた‥マトモに食らったらヤバイぞ)

    キュクロ「今のよく避けれたな。今ので勝負を決めるつもりだったんだが‥」

    エレン「そう簡単にやられるかよ」

    キュクロ「へっいいぞ!!!!それでこそやり甲斐がある!!!!!!」




  30. 30 : : 2019/10/05(土) 11:09:32
    カルディナ「熱くなりすぎるなよ!!!目的を忘れるなよ!!!」

    キュクロ「へいへい分かってますよ!!!」ガチャガチャガチャ、バキッ!!!!

    エレン「!」

    キュクロは両方の拳を硬質化で固めた

    エレン「お前‥カルディナの話を聞いていたのか?」

    キュクロ「安心しろや。殺しはしないさ」

    キュクロ「硬質化は調整してあるし、お前なら多少攻撃されても死なないだろ?元主人公さん」

    エレン「‥そうかよ」(と言っても‥あの硬質化された拳をガードしたら‥ガードしてもダメージは受けるな)

    エレン(全て避けるしかないな‥)スッ

    キュクロ「行くぞ!!!!」ダッ!!!

    カルディナ(エレンの構えが変わった‥何か作戦でもあるのか?)

    エレン「」バッ!!!スッ!!!バッ!!!スカッ!!!!

    キュクロ「‥ちっ‥」(さっきと動きが違う‥パターンが変わってやりづらい‥)ブォン!!!!

    キュクロ(避けることだけに集中している‥全く当たらない‥)スッ!!!!!

    キュクロ(だがいずれは力尽きる‥いつまで保つかな!?)ブォン!!!!

    エレン「‥!」スッ、ヨロッ

    キュクロ「おおおっ!!!あっ!!!」(体勢を崩した!!!今がチャンスだ!!!)ブォン!!!!!!

    キュクロの攻撃は見事に命中した

    エレン「あっ‥ぐっ‥」ドサッ

    キュクロ「なんだなんだ?1発でグロッキーか?」スッ

    キュクロ「案外呆気なかったな」スタスタ

    キュクロ「悪いが拘束するぞ」スッ

    エレン「」ドォン!!!!!

    キュクロ「は‥?」ドシュ!!!!

    キュクロの頭にエレンの撃った銃弾は命中した

    カルディナ「銃だと!?」バッ!!!!

    エレンは銃を取り出そうとしたカルディナの腕を撃った

    カルディナ「!?」ガチャ

    カルディナは痛みにより堪らず銃を落としてしまった

    カルディナ「‥銃を持っていたのか‥」

    エレン「当たり前だ。」

    カルディナ「何故‥最初から使わなかった?」

    エレン「ここぞと言う時に使わないと‥お前らは2人だったからな反撃される危険があった」

    エレン「それにここは人気もない。逃げ場もないからな」

    カルディナ「‥なるほど‥キュクロの性格を利用したわけか」

    エレン「キュクロが馬鹿だ助かったよ。おかげでお前らの隙を突く事が出来た」ガチャ

    カルディナ「‥何故俺を殺さない?」

    エレン「お前には聞きたいことがある」

    エレン「ゲームの密告者についてだ」

    カルディナ「‥」

    エレン「何か知っているだろ?」

    カルディナ「まぁな‥」

    エレン「ゲームの密告者‥そいつが何人いて何者かは知らない」

    エレン「だが一度進撃の巨人グループを崩壊させた原因である事は間違いないだろ?」

    カルディナ「あぁ‥そして進撃の巨人グループは大きく変わった‥」

    エレン「悪いのは中枢の人間だけだ。役者や監督達‥それにスタッフは何も悪い事をしていない!!!!」

    エレン「だが密告者のせいで‥俺たち無関係の人間は濡れ衣を着せられ‥中枢の人間は罪に問われることは無かった」

    カルディナ「だな‥悪いのは中枢の人間なのにな」

    エレン「あぁ‥今の進撃の巨人グループはナラカと裏で結託してまた勢いを取り戻し、実質的に世界のリーダーとなっている」

    エレン「ただの会社がだ」

    カルディナ「それで?‥密告者を探してどうする?お前らはあのゲームを隠蔽しようとしたんだろう?」

    カルディナ「不正を暴いた密告者は正しかったんじゃないのか?」

    エレン「デタラメを言いやがって!!!密告者の提示した内容は全て俺たちのせいにするものだった!!!そこには何の正当性も無かった!!!!!」

    エレン「俺たちは命まで狙われる羽目になった!!!これが正しかった事なのかよ!?」

    カルディナ「まぁ‥そうだな」

    カルディナ「ただお前らは中枢の人間のやっていた事を告発するべきだった」

    エレン「あのゲームの真実を知ったのは密告者が密告した後だろ!?」

    エレン「トムがやった事だと‥」

    カルディナ「ふふふ‥平行世界から来たトムの事か?」ニヤリ

    エレン「お前‥」

  31. 31 : : 2019/10/05(土) 11:28:17
    エレン「何故それを‥トムの事はおれたちしか‥」

    エレン「どういう事だ!?」

    カルディナ「馬鹿な奴らだ‥集団催眠術効果って知ってるか?」

    エレン「は?」

    カルディナ「トムは生物兵器の実験体だったんだよ。」

    エレン「トムからは平行世界から来たと聞いたが?」

    カルディナ「トムの投与されたウイルスは人の精神に作用するもので、マインドコントロールや記憶操作もできる」

    カルディナ「あれは特異点の力ではなく‥生物兵器の力だったんだよ」ニヤリ

    エレン「なん‥だと‥」

    カルディナ「だがトムのウイルスの力は途中で効果がなくなった‥だからトムは処分された。」

    カルディナ「ゲーム自体‥あれは実験に過ぎなかった。トムに投与されたウイルスの効果を試す実験だ。」

    カルディナ「どうだ?真実を知って絶望したか?」

    エレン「じゃあ‥俺たちの!!!ユミルの民もまさか‥」

    カルディナ「それも生物兵器さ。正式名はTITANーVirus。トムのウイルスは巨人ウイルスの上位の存在だ。まぁあのゲームでの実験は失敗に終わったけどな」

    エレン「‥じゃあ‥撮影ってのは」

    カルディナ「生物兵器の実験に過ぎない。そして進撃のサバイバルゲームが終わった時点でお前らは用済みになった」

    カルディナ「そしてお前ら役者や監督達は汚名を被り、社会的に抹殺されたのさ」

    エレン「‥」

    カルディナ「だからまぁ、お前らは被害者にして生物兵器のモルモットだったわけだ」

    カルディナ「連中がお前らを殺すのは証拠隠滅のためだ。ここ最近になってお前らの動きは活発になったからな」

    カルディナ「大人しく静かに暮らしていれば命まで奪うつもりは無かったらしい。」

    エレン「じゃあ‥お前らは何なんだ?なんで‥硬質化や発火能力を」

    カルディナ「俺たちは最新の最も強力なウイルスを投与されたんだ。」

    カルディナ「ちなみにナラカの構成員や進撃の巨人グループの大半はそのウイルスを投与されている」

    カルディナ「6年前のゲームの失敗にあるヒントが隠されていたそうだ。それでここ最近になって完成したらしい‥それまでも何度もウイルスは投与されていたらしいが‥今回の出来は過去最高らしい」

    エレン「今の会話は録音していた‥仲間に送るぞ」

    カルディナ「好きにしろ。俺もこのくらいしか知らないが、今のは事実だ」

    エレン「」ピピッ

    エレンは録音したものを仲間に送信した

    エレン「つまり‥ユミルの力が無くなったのは‥ウイルスを打ち消す薬があったってわけなのか?」

    カルディナ「そうだ‥」

    エレン「ほかに知っている事は無いのか?」

    カルディナ「1つだけある」

    カルディナ「お前らを追い込んだ張本人‥密告者について」

    エレン「なら話せ!!!」ガチャ!!!!

    カルディナ「‥いやそれは無理だな」

    エレン「」ドン!!!!

    エレン「何!?」

    エレンの持っていた銃はある人物の弾丸によって弾かれた

    キュクロ「動くな」ガチャ

    エレン「何故お前が!?」

    カルディナ「ふん‥俺とキュクロはウイルスに対する適合率が他の奴らより高くてな」

    キュクロ「頭を少し豆鉄砲で撃たれたくらいじゃ死なないのさ」ガチャ

    カルディナ「俺も銃を持ってる」ガチャ

    キュクロ「楽しかった格闘ゴッコも終わりだ。大人しくしろエレン」ガチャ

    エレン「‥」

  32. 32 : : 2019/10/08(火) 09:00:50
    カルディナ「何度も言っているが、殺しはしない」

    キュクロ「ほら、手を上げろ!!!」ガチャ

    エレン(ここはいう通りにしておくか‥)スッ

    キュクロ「そう、それでいい」ガチャ

    カルディナ「車が近くにある。」ガチャ

    キュクロ「それにしても役場に行く手間が省けて良かったな」

    カルディナ「そうだな。まさか偶然街で歩いてるのを見かけるとはな」

    キュクロ「どうやら俺たちに神様は味方してくれているようだぜ?エレン?」

    エレン「‥」

    カルディナ「そう睨むなよ。別にお前らの敵では無いと言っているだろ?」

    エレン「今まで俺たちを狙ってきた連中を信用できるわけないだろ?」

    キュクロ「‥はぁ‥お前もここまで話がわからないとは‥」

    カルディナ「まぁお前が素直に協力しないなら、お前は交渉材料になってもらうだけだ」

    エレン「‥くそが‥」

    キュクロ「さぁ、ナラカの追手が来るかもしれん。さっさと行くー」ドシュ!!!!

    カルディナ「!?」

    エレン(キュクロが撃たれた?‥狙撃!!一体どこから!?)キョロキョロ

    カルディナ「キュクロ!!!」(頭を撃ち抜かれている‥)スッ

    キュクロ「」

    カルディナ(死んではいない‥が危ない状態だ)

    エレン「どこから狙撃された!?」キョロキョロ

    カルディナ「出てこい!!!カモにしてやる!!!」ガチャ!!!

    カルディナ「人の気配はない‥どー」ドシュ!!!!

    ドローン「」ブゥーン

    エレン「ドローン!?」

    エレン「しかも音があんまり出ない‥手動で操縦するタイプのドローンだ‥」

    ドローン「」ブゥーン

    エレン(カメラが俺の方を向いているが、俺を攻撃しない‥俺を助けてくれたのか‥)

    エレン(小型のスナイパーライフルが装着されている‥機能的にもかなり高性能だろうや)

    ドローン「」ピピッ!!

    ドォオォォ!!!!バラバラバラ!!

    エレン「!?爆発した‥」(何故‥)

    カルディナ「うっ‥」ブシュ!!!

    エレン「奴ら再生してやがる‥」

    エレン「ここは逃げたほうが良さそうだな!!!」ダッ!!!



  33. 33 : : 2019/10/08(火) 21:05:58
    エレン(とにかく‥出来るだけあの2人から離れないと!!!!)ダッ!!!

    エレン(丸腰で街を彷徨くのは得策じゃない‥どこかに身を隠さないと‥)ダッ!!!

    ドローン「」ブゥーン

    エレン(またドローン?‥あれー)ドシュ!!!!

    エレン「!?」ズサァッ!!!!

    エレン「これは‥くっ‥針?」(意識が朦朧とする‥麻酔針か‥)ヨロッ

    カルディナ「ふぅ‥何とか間に合ったな」スタスタ

    エレン「カルディナ‥」(もう回復したのか‥)スタッ

    キュクロ「街に出られたら迂闊に行動できないからな。」

    キュクロ「この人気のない場所でお前を拘束しておきたい。まぁ何とかなったから良しとするか」

    カルディナ「ドローンを用意しておいて良かったよ。」

    エレン「まだだ‥」ヨロッ

    キュクロ「よせ。もう眠れ」

    カルディナ「凄いな。さすがは元始祖進撃戦鎚の継承者だね」

    カルディナ「今立ってるだけで奇跡だよ」

    エレン「‥」スッ、ゴロッ

    キュクロ「いやー頑張るな。」スタスタ

    キュクロ「!?」

    カルディナ「どうしたキュクロ?」

    キュクロ「ああああああああ!!!!!!」ゴロゴロ

    カルディナ「ん?‥ぐっ!?」ズキズキ

    エレン(何が‥いや今は)グサッ!!!

    エレンは地面に落ちていたガラスの破片で自分の腕を少し切った

    エレン「よし!!!」スタッ

    キュクロ「身体が熱い!!!!!あああああああ!!!!!!かゆいっ!!!!!!」ズキズキ

    カルディナ「ぐっ!!!?どうなってる!!!!」ズキズキ

    エレン(ウイルスが暴走している‥何故‥)

    エレン「!まさか‥さっきのドローンが‥」

    カルディナ「」ブシャァ!!!!!

    カルディナは全身から血を噴き出しそのまま倒れた

    キュクロ「なっ!!!!!カルディナ!!!!!!うっ!!!かゆいかゆい!!!!!」グシャグシャ!!!!

    エレン「てめぇ‥何をしている?」

    キュクロは自分の腐った肉を毟り取り
    それを口へと運んでいった

    キュクロ「かゆ‥うま」グチュグサッグサッグチュ

    エレン(何だか知らんか‥今のうちに)スッ

    エレン「あれ?」ドサッ

    エレンは地面に倒れてしまった

    エレン「はっ‥はは‥俺も限界みたいだな」ドサッ

    エレンはそのまま意識を失った


  34. 34 : : 2019/10/08(火) 21:25:38
    エレンがカルディナとキュクロに襲撃されたから4日が経過した
    リヴァイ探偵事務所放火事件より14日後
    シーナ大学バイオテロより10日後

    ー地下街 リヴァイの隠れ家ー

    エレン「‥」ムクリ

    アルミン「エレン!!気がついたんだね!!」

    エレン「アルミン‥ここはどこだ?」

    アルミン「ここは地下街にあるリヴァイさんの隠れ家だよ。リヴァイさんとミカサもいるゆ。出掛けてるけどね」

    エレン「ん?‥ファーランさんやイザベルさん。それにケニーさんはどうした?」

    エレン「確か‥ケニーさんの隠れ家にいたよな?」

    アルミン「僕たち4人以外は死んだよ‥」

    エレン「‥そうか‥残念だ」

    アルミン「うん‥」

    エレン「‥なぁ‥俺はどのくらい寝ていたんだ?」

    アルミン「4日だね」

    エレン「‥アルミンが助けてくれたのか?」

    アルミン「うん。」

    エレン「じゃあドローンもアルミンが」

    アルミン「ドローン?何のこと?」

    エレン「アルミンじゃないのか?」

    アルミン「うん。少なくともエレンを助けた時はドローンなんて使ってないよ」

    エレン(アルミンじゃないのか‥なら一体誰が)

    エレン「カルディナとキュクロはどうなった?」

    アルミン「死んだよ。でも彼らは僕らに有益な情報を残してくれた」スッ

    エレン「これは‥」スッ

    アルミン「密告者についてのデータだ」

    エレン「何!?じゃあ誰か分かったのか!?」バッ!!!

    アルミン「いや残念ながら誰かは分からない」

    アルミン「けどヒントを彼らは残してくれた」

    エレン「ヒント?」

    アルミン「うん。6年前にゲームを密告した人間‥それを追いかければ敵の正体は見えてくると思うんだ」

    エレン「?敵は進撃の巨人グループとナラカじゃないのか?」

    アルミン「うん。たしかにそうなんだけど、それだけじゃ無いみたいだ。」

    エレン「どう言うことだ?」

    アルミン「そもそも今の世界は生物兵器は世界各地で戦争に使われている」

    アルミン「進撃の巨人グループとナラカの専売特許というわけでは無い」

    エレン「‥じゃあ‥生物兵器の脅威を消し去るには、ほかの連中も潰さないといけないって事か」

    アルミン「そう言うこと」

  35. 35 : : 2019/10/08(火) 21:48:26
    エレン「だが俺たちがまず倒すべきは進撃の巨人グループとナラカ」

    エレン「そして密告者の事も何とかする」

    エレン「つまり敵は3つ。俺たち役者のやるべき事は、当分はこれだろ?」

    アルミン「そうだね。」

    エレン「で?有益な情報とは?」

    アルミン「その前にカルディナとキュクロとの戦闘について詳しく教えてくれないか?」

    アルミン「既に密告者の事についてはエレン以外の役者には伝えてある」

    アルミン「だからまずはエレンが得た僕たちの知らない情報を知りたい」

    エレン「そうだな。密告者の事はあとでゆっくり聞けるもんな」

    アルミン「ごめんね。」

    エレン「いや大丈夫だ。お前にも相談したいと思っていたからな」

    エレン「‥俺はシガンシナの街にずっと居たんだ。当然俺の命を狙ってくる奴がたくさんいた」

    アルミン「キュクロとカルディナも?」

    エレン「いや2人は違った。奴らは俺たちと仲間になりたいと言っていた」

    エレン「俺がそれを拒否したから、奴らは襲ってきた。」

    アルミン「つまりあくまで生け捕りが目的だったの?」

    エレン「あぁ。何か交渉材料があるとか言っていたな。」

    エレン「たぶんそのデータの事だろう。カルディナとキュクロは密告者の情報を交渉材料にしようとしていた」

    アルミン「なるほど」

    エレン「奴らは他の生物兵器の改造人間より手強かった。確か‥ウイルスの適合率が高かったと言っていたな」

    エレン「‥それで俺は追い詰められた。その時だ。ドローンが援護射撃してきた」

    アルミン「ドローンが?」

    エレン「あぁ‥凄い高性能だった。それにドローンの射撃は難しい‥」

    エレン「なのにドローンの操縦者は1発も外さず、カルディナとキュクロの頭を撃ち抜いた」

    アルミン「ドローンの操縦者は銃の腕前が凄いというわけか」

    アルミン「その後ドローンはどうなったの?」

    エレン「俺の顔をカメラで確認したあと‥自爆した」

    アルミン「自爆?」

    エレン「あぁ‥威力は相当なものだ。ドローンは跡形もなくなったよ」

    エレン「何故あんな行動をしたのか俺には分からんがな」

    アルミン「証拠隠滅のために自爆したんじゃないかな?」

    エレン「証拠隠滅?」

    エレン「それはおかしく無いか?」

    アルミン「え?」

    エレン「だって俺を助けてくれたんだぜ?何で自爆しなきゃならない?」

    アルミン「例えばドローンの操縦者はエレンを生かしておいた方が都合が良かったとか?」

    エレン「じゃあ味方では無いってことか?」

    アルミン「うん。味方なら自爆する必要はないだろうし‥」

    エレン「もしかしたらナラカの連中にドローンを追跡されたら困るから自爆したのかもしれないぞ?」

    アルミン「確かにその可能性もあるね」

    エレン「だろ?」

    アルミン(でもこの違和感はなんだ?何か引っかかる‥)

    エレン「その後だ。カルディナとキュクロに異変が起きたのは」

    アルミン「普通じゃない死に方だったよ。あの死体を見る限りは」

    エレン「俺の記憶では‥カルディナとキュクロは急に苦しみ出して」

    エレン「カルディナは全身から血を噴き出していた」

    エレン「キュクロは自分で自分を食っていた」

    アルミン「ウイルスの暴走かな?原因は一体‥」

    エレン「そのきっかけはドローンじゃないかと思ってる」

    アルミン「ドローン?銃弾に何か仕掛けがあったって事?」

    エレン「そう言う事だ。」

    アルミン「確かに否定できない。」

    アルミン「だとしたらそのドローンの操縦者は狙撃が上手いだけでなく」

    アルミン「カルディナとキュクロのウイルスの特性もよく知っていて」

    アルミン「さらにそのウイルスを暴走させる薬品も持っていたって事になるね」

    エレン「そうだな。最初にあった時は元気だった。」

    エレン「考えられるのはドローンだけだと思うぜ」

    アルミン「わかった。ほかに何か気になる事は?」

    エレン「特にないな」

    アルミン「よし、録音完了。じゃあこの音声データを仲間に送信するね」ピピッ!!!

    エレン「おい!!いつからボイスレコーダーで‥」

    アルミン「君が起きた時からだよ」

    エレン「‥そういうのは言ってくれよ」

    アルミン「ごめんごめん」

  36. 36 : : 2019/10/08(火) 22:05:30
    http://www.ssnote.net/groups/2677/archives/1

    ↑何か意見や感想ののある方はこちらのグループにお願いします
  37. 37 : : 2019/10/08(火) 23:12:18
    エレン「まぁいいや‥じゃあ密告者の話を聞かせてもらおうか」

    アルミン「さっきも言ったけど、カルディナとキュクロは変死体で僕が発見した」

    エレン「おう。アルミン。お前2人の組織サンプルとか調べられないのか?」

    アルミン「今、解析中だよ。2人の肉片を少しだけカプセルに保存してある」

    エレン「そうなのか。何か分かると良いな」

    アルミン「うん。‥話を戻すけど」

    アルミン「2人はドローンの他にも車を用意していたみたいだ」

    エレン「あーあったな。それでそのデータは車の中にあったのか?」

    アルミン「うん。しかも誰かが見ると分かっている感じだったよ」

    アルミン「だから彼らが僕たちに情報をくれようとしていた事は間違いない」

    エレン「そうか」

    アルミン「それで肝心の密告者の情報何だけど」

    アルミン「結論から言うとカルディナとキュクロも正体は分かってなかったみたいだ」

    エレン「でも何か手がかりはあったんだろ?」

    アルミン「うん。このデータの中には進撃のサバイバルゲームから現在までの時系列が記されていた」

    エレン「時系列?」

    アルミン「うん。エルディア国内で起こった出来事を事細かくね」

    アルミン「しかも進撃の巨人グループやナラカが絡んでそうな出来事はピックアップしてくれている」

    エレン「ほぅ‥じゃあその出来事の中に密告者が絡んでるのもあるって事か?」

    アルミン「そうだと思う。これを見て」スッ

    エレン「ん?‥進撃のサバイバルゲームについての記事ばかりだな」

    アルミン「これは6年前にゲームが起こってから、密告されて世間に公表された記事」

    アルミン「その前後の出来事だけど」

    アルミン「6年以上前に洋館及び地下施設は造られていた‥らしい」

    エレン「じゃあ‥アルミンが森にシャウトに行った時‥何で何も無かったんだ?」

    アルミン「立体映像のカモフラージュだ」

    エレン「立体映像?」

    アルミン「僕が作った精神と時の部屋は覚えてるよね?」

    エレン「あぁ異次元発生装置だろ?」

    アルミン「うん。あの技術を応用して、幻影をあの森に投影して洋館を隠していたようだ」

    エレン「じゃあ‥お前の技術を盗んだ奴がいるって事か?」

    アルミン「まぁ異次元発生装置は僕だけが開発していたわけではないし。」

    アルミン「他の科学者が作った異次元発生装置を使った可能性もあるけどね」

    エレン「でも‥こんな記事でていたか?記憶にないぞこんなの」

    アルミン「マスコミや新聞会社に圧力がかかる前に作られた記事らしいよこれは」

    エレン「なに?」

    アルミン「カルディナとキュクロが残してくれたこのデータは」

    アルミン「隠蔽された記事を集めてくれた物だったんだ」

    エレン「!!おいおい!メッチャ重要じゃないか!?」

    アルミン「そうだよ」

    エレン「でもあの2人‥よくそんな隠蔽された記事なんか手に入れれたよな」

    アルミン「ナラカにいた彼らだからこそ、入手出来たんじゃないかな」

    エレン「それもそうか」

  38. 38 : : 2019/10/08(火) 23:29:39
    アルミン「この隠蔽された記事はどれも生物兵器の実験などに関わっていないと分からない」

    アルミン「機密情報のはず」

    エレン「確かに‥ゲームの事だけを密告した割には‥情報が漏れすぎだよな」

    アルミン「うん。密告者はゲームの関係者だったのか」

    アルミン「生物兵器の実験に関与していた可能性もある」

    エレン「そのゲームの詳細の記事が圧力をかけられて隠蔽されたってことは‥」

    アルミン「密告者は既に殺されている可能性すらある」

    エレン「だよな‥そもそも密告者は何で密告したんだろうな?」

    エレン「ゲームや生物兵器の関係者なら密告してもメリットなんてないだろ?」

    アルミン「そうだね。密告するって事はゲームや生物兵器の事は知っているって事だから‥」

    アルミン「密告するってリスクは当然知っていたよね」

    アルミン「その上で密告したんだから、何か理由があったのは間違いない」

    エレン「そこが鍵になるかもな」

    アルミン「うん。例え密告者が既に殺されていたとしても」

    アルミン「密告者の痕跡を辿れば、進撃の巨人グループとナラカに辿り着く」

    アルミン「証拠を集めて世界に伝えれば、さすがの進撃の巨人グループも終わりだ」

    エレン「だといいがな‥」

    エレン「‥」

    アルミン「どうしたの?エレン?」

    エレン「なぁ‥ゲームの事がバレて‥進撃の巨人グループの株価は暴落したよな?」

    エレン「そしてまた巻き返せたのは何でだ?」

    アルミン「よく気づいてくれたね」

    アルミン「最初はナラカの後ろ盾とか推測していたけど」

    アルミン「どうやら違ったみたいだ」スッ

    エレン「ん?これは‥」

    アルミン「進撃の巨人グループが行ったボランティア活動さ」

    アルミン「世界各地で起こった生物兵器の被害にあった地域に行って、支援活動を行う」

    アルミン「そうして信頼を取り戻した」

    エレン「でもそれだけで信頼を取り戻せるものなのか?」

    アルミン「そう。これだけじゃないんだ」

    アルミン「実は6年前のエルディア国は財政難だったらしい」

    アルミン「進撃の巨人グループは政府に金を提供した。」

    エレン「なるほど‥表では支援活動‥裏では国にゴマをすりしていたわけか」

    アルミン「そう」

    アルミン「それで進撃の巨人グループは信頼を前以上に獲得したんだ」

    エレン「このデータは証拠になるんじゃないか?」

    アルミン「もちろんだよ」

    エレン「この事実を公表すれば‥」

    アルミン「でもこれだけじゃ足りないよ」

    アルミン「やっぱり進撃の巨人グループが管理している生物兵器の実験施設や関連施設を特定しないと」

    エレン「やっぱりそうだよな」

    アルミン「ゲームが密告されて世界にバレて」

    アルミン「もう生物兵器の実験はしませんと反省した」

    アルミン「でも実際はまだ続けてましたって」

    アルミン「シナリオが必要だ。そうすれば進撃の巨人グループは再起不能になるだろうね」

    エレン「なるほど」

  39. 39 : : 2019/10/08(火) 23:37:17
    アルミン「あとナラカの事だけど」

    エレン「何だ?」

    アルミン「カルディナとキュクロの記載通りなら」

    アルミン「ナラカは進撃の巨人グループが管理している傭兵部隊らしい」

    エレン「は?テロリストじゃ無かったのか?」

    アルミン「そう世界に錯覚させるように仕向けたのは進撃の巨人グループだ」

    アルミン「ナラカを利用して生物兵器の闇市場で独占する事が出来たみたいだ」

    エレン「おいおいおい!進撃の巨人グループ悪行ばかりやってるじゃないか」

    エレン「俺たちはそんな会社に雇われて、今まで役者やって来たのかよ」

    アルミン「残念だけど、そう言う事みたいだ」

    エレン「生物兵器の実験施設の現場を押さえてとナラカの正体を公表する」

    エレン「これだけでも十分だな」

    アルミン「たぶんだけど、進撃の巨人グループはこの他にもたくさん悪行を繰り返してるはずだ」

    エレン「だろうな。生物兵器の事がバレたら芋づる式に悪行が発覚していくだろうな」

    アルミン「うん。やはり僕たちがやるべき事は」

    アルミン「生物兵器の実験施設の現場を押さえて」

    アルミン「進撃の巨人グループを終わらせる事らしい」

    エレン「宿命なんだろうな」

    エレン「進撃の巨人グループとは、俺たちが決着をつけなければいけない」


  40. 40 : : 2019/10/09(水) 09:30:08
    アルミン「うん‥そうだね」

    エレン「他には何かあるか?」

    アルミン「うーん‥重要な話はこれで終わりかな」

    エレン「そうか」

    アルミン「ただ僕が個人的に気になる事はあるけど」

    エレン「何だ?詳しく聞かせろよ」

    アルミン「ゲームが密告されて、進撃の巨人グループが信頼を取り戻すために奮起している頃」

    アルミン「少し奇妙な事が起こっているんだ」

    エレン「ん?生物兵器の事件か?」

    アルミン「いや違うんだ」

    アルミン「トロスト区の村や街で国の支援金が増加しているんだ」

    エレン「ん?別に奇妙なことでも‥」

    エレン「あ!そうか!」

    エレン「その時は財政難だったから、トロスト区の支援金が増えるのはおかしいな」

    アルミン「そうなんだよ。」

    アルミン「ちなみに国からの支援金が増えたのはトロスト区だけなんだよ」

    エレン「じゃあ‥トロスト区にその当時いた奴らが怪しいって事か?」

    アルミン「そうなる」

    アルミン「支援金が増えた事は、隠蔽されていたから」

    アルミン「知られたくない事だったんだよ」

    エレン「なるほどな。支援金が増えた理由は書いてないのか?」

    アルミン「残念ながら書いてないよ」

    エレン「そうか‥でもそれって貴重な情報だよな」

    アルミン「うん。これは他のみんなにも言ってあるから‥」

    エレン「なら大丈夫だな」

    アルミン「‥うーん‥このくらいかな。君に伝えておきたかった事は」

    エレン「わかった。これからどうする?」

    アルミン「リヴァイさんとミカサの帰りを待とう」

    アルミン「ここを防衛しないとね」

    エレン「分かった。武器はあるか?」

    アルミン「奥の部屋にあるから好きなの持っていきなよ」

    エレン「わかった」スタスタ

    アルミン「‥」

    エレン「‥そういえば」ガチャ

    アルミン「ん?」

    エレン「リヴァイさんとミカサってどこに言ってるんだ?」

    エレン「敵の偵察か?」

    アルミン「そうだよ。このアジトの周辺の敵を一掃しに行ってる」

    エレン「そうか。2人が出掛けてからどのくらい経ってるんだ?」

    アルミン「‥4日かな」

    エレン「‥は?」

    アルミン「君を運んできた日に2人は出て行ったから‥」

    エレン「連絡はついてるのか?」

    アルミン「‥いや‥あれから音沙汰無しだ」

    エレン「お前!!何で助けに行かなかったんだよ!!!」

    アルミン「僕が出て行ったら、誰がここと君を守るんだよ!!!!!」

    エレン「‥まぁそうだよな‥」

    アルミン「‥もう少し待って‥それでも来なかったら」

    アルミン「僕たちはここを出よう」

    エレン「どこへ行くつもりだ?」

    アルミン「トロスト区」

    エレン「そうか‥ところで」

    エレン「リヴァイさんとミカサの事は他のみんなも知ってるのか?」

    アルミン「うん‥ただもう連絡がずっとつかない人もいる」

    アルミン「仲間は半分くらいになったと思う‥」

    エレン「縁起でもない事を言うなよ」

    アルミン「僕だって生きてると信じたいけど‥」

    エレン「アルミン‥」

    アルミン「敵は‥進撃の巨人グループはたった2週間くらいで」

    アルミン「半分近くの仲間を殺した」

    アルミン「僕たちも時間の問題かも知れない」

    エレン「弱気になるなよ。大丈夫だ。俺たちなら必ず生き残れるはずだ」

    アルミン「うん‥」

  41. 41 : : 2019/10/09(水) 20:36:56
    リヴァイ「‥」ガチャ

    エレン「リヴァイさん!?」

    リヴァイ「エレン、起きたか」スタスタ

    アルミン「ご無事だったんですね!!!」

    リヴァイ「何とかな‥」

    エレン「ミカサ!!」

    ミカサ「」

    リヴァイ「安心しろ。気絶してるだけだ」

    アルミン「あの何があったんですか?」

    リヴァイ「敵が多くてな‥4日ほど追い回されていた」

    リヴァイ「食料と武器を多めに持っていって良かった。まぁ敵の物資を奪ったりもしたがな」

    アルミン「ミカサはどうしたんですか?」

    リヴァイ「敵の奇襲に遭ってな。それで頭を殴られて気絶しちまった」

    エレン(奇襲とはいえミカサを気絶させたのか‥)

    リヴァイ「で、何とかこのアジトに戻ってこれた」

    アルミン「まずは休んでください。」

    リヴァイ「あぁ‥だが1日休んだらすぐに出発するぞ」

    エレン「まさか敵にここがバレたんですか?」

    リヴァイ「いや、バレてはいない」

    リヴァイ「でもそろそろここもヤバイだろう」

    アルミン「どういう事ですか?」

    リヴァイ「敵を何人か尋問して分かった事だが、地下街は進撃社の所有地になるらしい」

    エレン「進撃社?所有地?一体何の話ですか?」

    リヴァイ「進撃の巨人グループは最近裏で事業を拡大していてな」

    リヴァイ「ライバル社ごと取り込むそうだ」

    アルミン「そんな!!進撃の巨人グループのライバル社はたくさんあって権力も!!!」

    リヴァイ「どうやら俺たちの知らない所で、根回しされていたみたいだ」

    リヴァイ「進撃の巨人グループはデカくなる」

    リヴァイ「進撃社として俺たちを追い回すだろう。これからはより苦戦を強いられることになる」

    アルミン「でも進撃社にリニューアルされたなら、新体制を整えるのに忙しくなるのでは?」

    リヴァイ「それがそうでもないらしい」

    リヴァイ「進撃社は生物兵器であるウイルスを関係者の人間全員に投与したらしい」

    エレン「え‥」

    リヴァイ「つまりライバル社だった奴らも、進撃の巨人グループを不審に思っていた連中も従わざるを得ない状況らしい」

    リヴァイ「ウイルスには上下関係があるとか言っていたな」


    アルミン「‥まるでジークの脊椎液入りのワインみたいな原理ですね」

    リヴァイ「そうだな。たぶん上位のウイルスを投与してるのが、進撃の巨人グループの中枢の人間だろうな」

    リヴァイ「そいつらが進撃社でも幹部になり、権力を振りかざすだろう」


    エレン「冗談じゃないですよ‥もう敵だらけじゃないですか」

    リヴァイ「あぁ‥このままだと確実に俺たちは殺される」

    アルミン「‥でも変ですね」

    リヴァイ「何がだ?」

    アルミン「人を自由にコントロールできるウイルスがあるなら何で僕達に使わないんだろう?」

    エレン「どういう事だ?」

    アルミン「いやだってさ、役者である僕たちを殺すのは進撃社にとってもリスクになるでしょう?」

    アルミン「なら、僕たちにその服従させるウイルスを投与した方が、手駒も増えるし、邪魔者をなくすとができるだろ?」

    エレン「言われてみれば‥そうだな」


    リヴァイ「‥」

    リヴァイ「進撃の巨人グループ‥いや進撃社には何か考えがあるんだろうな」


    アルミン「だと思いますね」

    リヴァイ「お前ら聞いてくれ」

    エレン「はい?」

    リヴァイ「ミカサはこの調子だ。1日は起きないだろう」

    リヴァイ「でも俺は明日の朝には出発しないといけない。だから俺の話を聞いてミカサにも話してやってくれ」

    アルミン「はい‥それで。リヴァイさんはどちらへ?」



    リヴァイ「トロスト区だ」



  42. 42 : : 2019/10/09(水) 23:23:14
    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より15日後

    ●シーナ大学バイオテロより11日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから5日が経過した

    ーリヴァイが隠れ家を出発してから1日が経過ー

    ミカサ「」パチッ

    エレン「!ミカサ!目が覚めたか?」

    ミカサ「エレン‥ここは」

    車はアルミンが運転していて、後部座席にエレンとミカサが座っている


    アルミン「車の中だよ」

    アルミン「君は1日くらい寝ていたよ」

    ミカサ「そう‥エレン!身体は大丈夫なの!?」ガシッ!!

    エレン「お、おう。お前こそ大丈夫なのか?」

    ミカサ「私は大丈夫‥」

    エレン「なら良かった」

    ミカサ「ところで‥どこに向かっているの?」

    アルミン「トロスト区だよ」

    ミカサ「トロスト区?‥何故?それにリヴァイさんは?」

    エレン「リヴァイさんもトロスト区に向かっている」

    ミカサ「では何故いないの?」

    アルミン「リヴァイさんは別行動をするって言ってね」

    アルミン「僕たちはリヴァイさんとは違うルートでトロスト区に入る」

    ミカサ「そう‥」

    エレン「トロスト区には密告者の痕跡や何か手掛かりがあるかもしれないんだ」

    ミカサ「それは分かってる。でも何で急に?」

    アルミン「進撃の巨人グループが進撃社ってのになってね」

    アルミン「以前より権力が強くなった。それで地下街を所有地として買い取ったんだ。」

    ミカサ「そんな‥」

    エレン「とにかく地下街はもう奴らの巣になっちまった」

    エレン「俺たちは進むしかないんだ」

    アルミン「エレンの言う通りだ」

    アルミン「このまま逃げまわっても殺されるのは時間の問題だ」

    アルミン「今度はこっちからも仕掛けよう」

    ミカサ「あの‥だから何でトロスト区に?」

    エレン「え?お前リヴァイさんから何か聞いてないのか?」

    ミカサ「うん‥財政難の話は5日前にアルミンから聞いていたけど‥」

    アルミン(どう言う事だ?ミカサが知らない事をリヴァイさんは知っていた?)

    アルミン(ミカサが気絶していた時に何かあったのか?)

    ミカサ「それで‥リヴァイさんが向かってる別ルートとは?」

    アルミン「トロスト区中心街の北側だよ」

    アルミン「遠回りで敵の警戒網があるけど、リヴァイさんには何か考えがあるらしい」

    ミカサ「では私達はトロスト区の北側から侵入するの?」

    エレン「そうなる」

    アルミン「取り敢えず中心街で調査をする」

    アルミン「そのあとはダウパー村、ラガコ村、ジナエ町、ウドガルド城壁都市‥」

    アルミン「トロスト区内の人が多い地域をどんどん調べていく」

    ミカサ「なるほど‥でも進撃社の刺客は至る所にいるんでしょ?」

    エレン「いや案外南側はまだすんなり通れるみたいだ」

    ミカサ「そうなの?」

    アルミン「ジャンが言っていたから間違いないよ」

    ミカサ「ジャンが‥」

    エレン「アイツの故郷だからな。アイツにとってトロスト区中心街は庭みたいなもんだろ」

    アルミン「庭にしては随分と広いけどね」

    エレン「ははっ、そうだな」

    ミカサ「!」

    アルミン「そろそろだね」


  43. 43 : : 2019/10/10(木) 10:55:57
    ー同時刻 トロスト区上空 ヘリ内ー

    リヴァイ「いいか?お前は大人しく操縦していればいい。わかるよな?」

    操縦者「は、はい」

    リヴァイ「このままトロスト区上空を旋回していろ」

    操縦者(くそっ!!!仲間に救難信号を‥)カチッ

    リヴァイ「何かしやがったか?」

    操縦者「い、いえ!!ヘリコプターを旋回モードに切り替えただけです」

    リヴァイ「‥まぁいい‥」

    操縦者(こいつ何が目的だ?‥上空から景色を眺めたいって話は嘘だった‥テロでも起こすつもりか?)

    操縦者(まさか人質にされるとはな‥このヘリコプターのレンタル会社に入って初めての経験だ)

    操縦者(いや‥ひょっとしたらこんな経験したのは俺だけかもな‥)

    リヴァイ「」カチャカチャ

    操縦者(パソコンでさっきから何をやってる‥今なら制圧できるか)グッ

    リヴァイ「おい」ガチャ

    リヴァイはヘリの操縦者に銃を向けた

    操縦者「ひっ!!」

    リヴァイ「変な事は考えるな。黙って従え」ガチャ

    操縦者「わ、分かりました」

    操縦者(こいつ‥どこかで見たことがあるんだよな‥)

    操縦者「!!あ!!お前リヴァイ・アッカーマンだな!?」

    リヴァイ「今頃気づいたか?」

    操縦者「ヘリをジャックして何をするつもりだ?」

    リヴァイ「何だと思う?」

    操縦者「‥テロか?」

    リヴァイ「正解だ」

    操縦者「‥人を殺すつもりか?」

    リヴァイ「そうだ」

    操縦者「‥何でそんな事するんだ?」

    リヴァイ「そうしないと勝てないからだ」

    操縦者「‥は?」

    リヴァイ「俺たちは冤罪で抹殺対象になってる」

    リヴァイ「生物兵器の件でな」

    操縦者「‥お前らの仕業だろ?‥そして進撃社は6年前に‥社員の責任を取り」

    操縦者「倒産しかけたが、懸命な努力の末に‥また信頼を取り戻した」

    リヴァイ「違うな。それはアイツらの考えたアイツらにとって都合の良いシナリオに過ぎない」

    操縦者「何だと?」

    リヴァイ「俺たちは何も悪くないのに、生物兵器の件で罪を被せられ」

    リヴァイ「俺の役者仲間は半分近くが殺された」

    操縦者「‥それは本当なのか?」

    リヴァイ「あぁ。やらなければやられる。俺たちはそんな状況を強いられている」

    リヴァイ「警察に通報したいところだが、警察官の殆どは進撃社側だ」

    リヴァイ「エルディア国はもう進撃社に大半が支配されている」

    操縦者「じゃあ‥お前らはどうするつもりだ?」

    リヴァイ「世界にこの事実を発信する。だが、揉み消される可能性が高い」

    リヴァイ「ネットに俺たちの情報を発信しようとしたが、電波障害が起こりできなかった」

    リヴァイ「つまりエルディア国は完全に他国と閉鎖されている」

    操縦者「そんな馬鹿な‥」

    リヴァイ「だから騒ぎを大きくしないと、誰にも気づかれず俺たちは消される」

    操縦者「だからってテロを起こしていい理由にはならない!!!」

    操縦者「何の罪もない人間を巻き込むなよ!!!!テロリストが!!!!」

    リヴァイ「偽善者が‥ならお前が俺たちと同じ境遇だったらどうする?」

    操縦者「え?」

    リヴァイ「大人しく殺されるのを待つか?」

    操縦者「そんなわけないだろ!!‥!」

    リヴァイ「だよな‥」

    操縦者「‥」

    リヴァイ「人の気持ちってのは、同じ境遇の奴同士じゃないと理解できない」

    リヴァイ「俺はただ理不尽に殺されるのは御免だ」カチッ

    操縦者「‥何をした?」

    リヴァイ「トロスト区北側の警戒網を張ってる防衛区域に」

    リヴァイ「小型爆弾を搭載したドローンを複数向かわせた」

    リヴァイ「つまり爆破テロだ」

    操縦者「‥あそこには何も知らない警察官がいるかもしれない」

    操縦者「それにだ!一般人も巻き込むことにー」

    リヴァイ「それがどうした?」

    操縦者「!?」

    リヴァイ「もう手遅れだ‥俺たちはもう後戻りは出来ない」

  44. 44 : : 2019/10/10(木) 11:02:35
    ー同時刻 トロスト区北側の警戒網ー

    警察官「昼の検問を開始します!!」

    トロスト区警察署長「もうそんな時間か‥よしゲートを解放しろ」

    警察官「了解です!!」

    ガラガラガラ

    一般人「やっと通れるぞ」

    警察官「身分証明書を提示してください」

    一般人「はい」スッ

    一般人「ん?あれはなんだよ?」

    警察官「あれはドローン?‥ですね」

    警察署長「ん?なんだ?近づいて来てないか?」

    ドローン「」ギュイイイィン!!!!

    一般人「え?」



    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!!!!!!!








    警戒網から少し離れた高台で2人の男が望遠鏡でその爆破テロの一部始終を見ていた

    ジャン「‥」スタスタ

    ジャン「おい‥」

    トーマス「分かってる‥」

    ジャン「上手くいったみたいだ。俺たちもここを離れるぞ」

    トーマス「あぁ‥しかしリヴァイさんも思い切った事を‥」

    ジャン「仕方ないことだ‥俺たちが生き残るにはもうとことんやるしかない」

    ジャン「例え殺す事になってもな。」

    トーマス「くそっ!!‥何でこんな事になったんだ!!!」

    ジャン「‥」



  45. 45 : : 2019/10/10(木) 11:13:00
    ーリヴァイと操縦者が乗っているヘリー

    操縦者「あの爆発は‥」

    リヴァイ「どうやら成功したみたいだな」

    リヴァイ「自動操縦だったから心配だったが」

    リヴァイ(ジャンとトーマスのおかげだな‥警戒が手薄な時間帯を知らせてくれなければ、この爆破テロは成功しなかった)

    操縦者「なに淡々と言ってるんだ!?」

    操縦者「あの爆発を見ただろ?」

    リヴァイ「たくさん死んで警戒網もぶっ壊せただろうな」

    操縦者「この外道が!!!」

    リヴァイ「何とでもいえ」

    リヴァイ「俺たちの生存権は敵を殺し続けて、世界にこのエルディア国の実態を伝える事だ」

    ドドドドドドドドドドドド

    リヴァイ「‥あれは」

    リヴァイ「武装ヘリ?」

    操縦者「ははっ!!さっき救難信号を送ったんだよ!!!」

    操縦者「俺の会社は武装ヘリも持ってるんだ!!お前が捕まるのは時間の問題だ!!!」

    リヴァイ「いや‥そうでもないようだぞ」

    操縦者「は?」

    リヴァイ「あの武装ヘリこのヘリを爆撃するつもりだぞ」

    操縦者「え‥」

    操縦者「もしもし!!!!まだ俺がー」

    無線「悪いが君を助ける事は出来ない。死んでくれ」

    操縦者「くっ!!!」

    無線「やれ」

    ドォオオオオオオ!!!!!!

    リヴァイ(持ってきて正解だった!!)バッ!!

    操縦者「は!?何やってる!?」

    操縦者「こんな高さからパラシュートも無しに降りたらー」

    ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


    リヴァイ「くっ!!!頼むぞ!!」バシュッ!!!
    ギュイイイィン!!!!

    リヴァイは装備していた立体機動装置を使い、落下を免れた

    リヴァイ「ぐっ!!!」(物凄いGだ!!!)


    一般人「おい!!ヘリが落ちてくるぞ!!」

    一般人2「に、逃げろ!!!」

    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!

    そのままリヴァイの乗っていたヘリはトロスト区中心街へと墜落していった

    リヴァイ(すまない‥)

  46. 46 : : 2019/10/10(木) 11:24:32
    ー同時刻 トロスト区南側 アルミン達の車の中ー

    アルミン「ヘリが墜落した?‥いや爆撃されたのか!?」

    ミカサ「一体何が起きているの?」

    エレン「このタイミングでテロが起きたのか!?」

    アルミン(ヘリが墜落する前に‥何か大きな音がした)

    アルミン「嫌な予感がするよ」

    エレン「同感だ」

    ミカサ「リヴァイさんが南側にいるのでは?」

    アルミン「いや、北側まで迂回するには時間が‥」

    エレン「どうした?」

    アルミン「もしかして‥あのヘリの墜落は‥リヴァイさんが関係してるかもしれない」

    エレン「は?」

    アルミン「リヴァイさん!!リヴァイさん!!」

    アルミンはリヴァイに電話した

    リヴァイ「‥何だ?」

    アルミン「今どこに?」

    リヴァイ「トロスト区中心街の北側だ」

    アルミン「車ではまだ北側に着かないはずです‥ヘリでも使いましたか?」

    リヴァイ「そうだ」

    アルミン「もしかして‥北側の警戒網は」

    リヴァイ「俺が爆発テロを起こして、全滅させた」

    エレン「なっ?」

    ミカサ「‥」

    リヴァイ「これでトロスト区の中心街には脅威は少なくなった。スムーズに調査もできるだろ?」

    ミカサ「リヴァイさん!!」

    アルミン「ミカサ、待ってくれ」

    ミカサ「アルミン?」

    エレン「‥」

    リヴァイ「俺はジナエ街に向かう。トロスト区にはジャンやトーマスがいる。何かあったら頼れ」

    アルミン「わかりました‥ありがとうございました」

    リヴァイ「‥」

    アルミン「それでは‥」ポチッ

    ミカサ「ねぇアルミン‥」

    アルミン「ミカサ、エレン‥僕たちは前に進もう」

    エレン「勿論だ‥」

    ミカサ「‥」

    アルミン「もう強行策を取るしか‥」

    ミカサ「‥分かってるけど‥相談くらいして欲しかった‥」

    エレン「そうだな‥」

    アルミン「行こう。トロスト区中心街へ」




  47. 47 : : 2019/10/10(木) 11:52:21
    ー同時刻 ジャンとトーマスのいる高台ー

    ジャン「準備は大丈夫か?」

    トーマス「大丈夫だ」

    ジャン「ん?電話だ‥リヴァイさんからだ」

    リヴァイ「ジャンか?」

    ジャン「はい」

    リヴァイ「エレン達に爆破テロの事を伝えた」

    ジャン「はい?‥」

    リヴァイ「アルミンが感づいてな。騙すのは無理だと判断した」

    リヴァイ「俺は予定通りにジナエ街に向かう。お前らも頑張れ。じゃあな」ブチっ

    トーマス「エレン達には余計な心配をかけたくないって‥」

    ジャン「言っていたけど‥相手はアルミンだ。下手な誤魔化しは通用しない」

    トーマス「‥」

    ジャン「そろそろミーナ達が来る時間だ」

    ザッ!!

    トーマス「ミーナか?」クルッ

    ???「こんにちわ」

    ジャン「‥誰だ?」

    ???「あなた方にとっておきのニュースを教えてあげます」

    ???「ミーナさん達は不慮の事故により、亡くなりました」

    トーマス「‥お前らが殺したんだな?」

    ジャン「‥進撃社の人間だな?」

    ???「はて?一体何の話でしょうか?」ニヤリ

    トーマス「てめぇ!!」バッ!!

    ジャン「待て!!」バッ!!

    トーマス「どうしてだ!?」

    ジャン「コイツ‥ヤバイぞ」

    ???「残念ながらあなた方もこのあと不慮の事故でお亡くなりになる事になっております」スチャ

    トーマス「超硬質ブレード‥」

    ジャン「銃は使わないのか?」

    ???「ええ」

    トーマス「殺す気満々だな」スチャ

    ???「いえいえ、私はあなた方を殺すつもりはありません」

    ???「ブレード素振りをしていたら、たまたまあなた方を切り裂くことになるだけです」ニヤリ


    トーマス「さっきからふざけた事ばかり言うなよ!!!殺してやる!!!」ダッ!!!

    ジャン「あの馬鹿‥」ダッ!!!

    ???「私とブレードで戦うつもりですか?」スカッスカッ

    ???「銃は使わないんですか?」ニヤリ

    ジャン「当たらない‥」ブォン!!!

    トーマス「残念ながらブレードしか無いんだよ‥まぁこっちは2人だ」

    トーマス「十分だろ?」ニヤリ

    ???「そうですかね?」ギュオン!!!


    ジャン「!?」

    トーマス「か、加速した‥」



    ザシュッ!!!!!!!


  48. 48 : : 2019/10/10(木) 21:34:44
    ー7時間後 トロスト区中心街 中央区域ー

    アルミン「‥」

    エレン「おい‥ジャン達とはまだ連絡取れないのか?」

    アルミン「うん‥繋がらない」

    ミカサ「何かあったんじゃ‥」

    アルミン「うん‥それは間違い無いよ」

    アルミン「ジャンだけじゃなくて、ミーナやフランツ、ミリウスにナック‥ダズまで連絡が取れない」

    アルミン「‥最悪の想定もしておかないといけない‥」

    エレン「‥」

    ミカサ「あれ‥」

    アルミン「警察だね‥」(あそこは警戒網があった場所‥)

    エレン「酷いな」

    アルミン「うん」(復旧活動をしているのか‥)

    ミカサ「ジャンと最後に通信できたのはあの高台?」

    アルミン「そうだよ」

    アルミン「あそこで通信が途切れたことになってる‥」

    エレン「結構距離あるな‥」



    ジャン「おい‥」ザッ

    アルミン「ジャン!!」

    ミカサ「無事だったの!?」

    ジャン「かなり危なかったがな‥」ヨロ

    エレン「襲われたのか?」

    ジャン「まぁな‥何とか俺は逃げ切れたが、トーマスは殺されちまったよ」

    ミカサ「そう‥」

    アルミン「ここじゃ目立つ。どこかに身を隠そう」

    ジャン「近くに今は使われてない病院がある。そこへ行くぞ‥」

    エレン「お前‥大丈夫なのかよ‥」

    ジャン「大丈夫ではないな‥」

    アルミン「近くに車がある。それで移動しよう」

    アルミン「ジャン、案内してくれ」

    ジャン「わかった」

  49. 49 : : 2019/10/10(木) 21:56:24
    ートロスト区中心街 廃病院ー

    ジャン「ふぅ‥」ドシッ

    アルミン「車も隠した‥抜け道を通ってきたし、バレてないと思うよ」

    エレン「だといいけどな」

    ミカサ「身を隠せる場所があるだけで十分。体を休める事が出来る。」

    エレン「少し休んだらお前の家に行って‥」

    ジャン「‥俺の家はもうない」

    エレン「なに?‥」

    ジャン「爆撃されたよ。武装ヘリにな」

    ジャン「奴らの方弁は武装ヘリのミサイルの誤発射だ」

    ジャン「そんなふざけた事が通用する国になってきてる。地獄だよな」

    アルミン「‥君以外にも家を」

    ジャン「もう役者で自分の家を持ってる奴はいないだろ?」

    ジャン「いよいよ追い詰められてきたな」

    エレン「ジャン‥」


    ミカサ「医療キットがあった。これがあれば応急処置くらいは出来ると思う」クルクル→包帯

    ジャン「すまないなミカサ」クルクル→包帯

    エレン「なぁ‥アルミン」

    アルミン「ん?」

    エレン「これからどうする?何か考えはあるのか?」

    アルミン「まぁね‥アンヘルさんの所へ行こうと思っていたよ」

    ジャン「!」

    ミカサ「アンヘル?」

    エレン「誰だそれ?」

    アルミン「立体機動の発案者だよ。幅広い分野で活動していて、最近では生物兵器に対する研究もしている」

    ジャン「お前知り合いだったのか?」

    アルミン「ゼノフォン教授とアンヘルさんは親友だったからね。シーナ大学にもよく来ていたんだ」

    ジャン「なるほど‥」

    アルミン「あの人なら武器をたくさん持ってるし、生物兵器に有効な対策とかも知ってる」

    アルミン「あと‥密告者のこととかもね」

    エレン「ただの研究者じゃないな‥そのアンヘルって人は何者だ?」

    アルミン「昔は地下街にも住んでいたらしい。だから密告者についての情報も彼なら何か知っているかもしれない」

    ミカサ「連絡先はわからないの?」

    アルミン「うん。ただ住所は知ってるよ。前に彼の家にお邪魔した事があるから」

    エレン「そうか‥で、そのアンヘルさんの家はどこに?」

    ジャン「もうアンヘルさんの家はないぜ」

    アルミン「え?」

    ジャン「進撃社に破壊されている」

    エレン「何故だ?役者でもないのに」

    ジャン「ずっも疑問に思っていたが、今アルミンの話を聞いて謎が解けた」

    エレン「は?」

    ジャン「アンヘルさんは進撃社にとって知られたくない事を知った。だから役者同様に命を狙われる羽目になった」

    ジャン「密告者の事を知り、逃亡生活を余儀なくされた。そうは考えられないか?」

    アルミン「たしかに筋は通る」

    ミカサ「じゃあアンヘルさんの事を探して話を聞けば」

    ジャン「だが今あの人がどこに居るかわからんぞ?」

    ジャン「トロスト区にいるとは限らない。それに殺されてる可能性だってある」

    エレン「くそっ‥何かいい方法はないのか!?」

    アルミン「‥」

  50. 50 : : 2019/10/10(木) 22:11:39
    アルミン「ねぇ‥ジャン」

    ジャン「なんだ?」

    アルミン「アンヘルさんの家が破壊されたのっていつ?」

    ジャン「俺もよく覚えてないな‥かなり前の話だ‥」

    ジャン「確かリヴァイ探偵事務所が放火されるより、ずっと前だった」

    アルミン「って事は‥少なくとも3週間は生きていたとしたら逃亡生活をしている事になるか」

    エレン「それがどうしたんだ?」

    アルミン「いや、アンヘルさんは足が悪いんだ」

    アルミン「だから彼の足で何日も生き延びるのは厳しいと思う。例え車を使ったとしてもね」

    ミカサ「じゃあ‥殺されている可能性が高いって事?」

    アルミン「いや、あの人は簡単に殺されるような人じゃない」

    アルミン「生きてるとしたら、別の空間に逃げたかもしれない」

    エレン「それって、アルミンが作った精神と時の部屋と同じ原理か?」

    アルミン「そう‥異次元発生装置を使った可能性がある」

    ジャン「だとしたら余計に見つけるのは困難じゃないか?」

    アルミン「いや、仮に異次元発生装置を使っていたとしたら、見つける事は簡単だ」

    エレン「え?そうなのか?」

    アルミン「現代の世界では異次元発生装置を作れるのはアンヘルさんと僕だけだ」

    アルミン「つまり進撃社には見つけられない。見つける方法を知っているのは僕だけだ」

    エレン「じゃあ、どうやって見つければいい?」

    アルミン「異次元探知機を使って空間の歪みを見つけ出す」

    ジャン「まさか持ってるのか?」

    アルミン「うん。車の中に積んである」

    ミカサ「それで‥空間の歪みを見つけたあとはどうするの?」

    アルミン「異次元発生装置を使って空間の入り口を作ればいい。幸い両方ともあるから問題ないよ」

    エレン「おお!!!なら早速見つけようぜ!!」

    アルミン「ただリスクもある」

    ジャン「リスク?」

    アルミン「異次元空間の入り口は何個も作れるわけじゃない。だから、入口の場所を変えたりする事は出来ない」

    エレン「それがどうしたんだ?」

    アルミン「異次元への入り口は人の背丈の倍以上で大きい。それに一度入り口を作れば暫く消えない」

    ジャン「つまり目立つし、敵に見つかる可能性があり、侵入されるリスクもあるって事か?」

    アルミン「そう言う事だよ」

    アルミン「だからその入り口が人気の多い所や、目立つ所にあるとしたら致命的だ」

    アルミン「敵にここにいますってアピールしてるようなもんだからね」

    エレン「はぁ‥一筋縄じゃいかないな」

    アルミン「そうなんだよ」

  51. 51 : : 2019/10/10(木) 22:27:21
    アンヘル「」ブゥン!!!

    アルミン「アンヘルさん!!?」

    エレン「へ?これが入り口ってヤツか?アルミン?」

    ミカサ「何で急に‥」

    アンヘル「何で?俺が入り口を作ったのはこの廃病院だったからだ」

    アルミン「3週間ずっとその異次元にいたんですか?」

    アンヘル「まぁな。お前らの会話も異次元空間から聞いていた。」

    アンヘル「どうやら大変だったみたいだな」

    エレン「あの‥どうやって3週間も‥」

    アンヘル「食料や武器はたくさんあってな。」

    ミカサ「なるほど‥」

    アンヘル「ここじゃ危ない。異次元空間へ来い」

    アルミン「はい‥」


  52. 52 : : 2019/10/10(木) 22:38:28
    ー異次元空間ー

    エレン「すげぇ‥広い」

    ミカサ「自然がある」

    アンヘル「自然があったほうがいいだろ?」

    アンヘル「殺風景な空間にいたら精神的におかしくなるからな」

    アルミン「あのデカイ建物がアンヘルさんの家ですか?」

    アンヘル「そうだ、あそこに俺の生活空間がある」

    エレン「お、お邪魔します」ガチャ

    ミカサ「中も綺麗‥」

    ジャン「‥うお」

    アルミン「凄いですね‥あれ‥」

    アンヘル「あぁ、あれか。ここでは武器の生成の他にも生物兵器の実験もしていた」

    アンヘル「まぁ生物兵器の研究は今はストップしてる。組織サンプルがないからな」

    アルミン「組織サンプルならありますよ」

    アンヘル「え?本当か!?」

    アルミン「」スッ

    アルミンは車から持ってきた組織サンプルをアンヘルに渡した

    アンヘル「おおっ!!これで研究は再開できるぞ!!恩にきるぞ!!!」

    アルミン「はい、ありがとうございます」

    エレン「あのすいません」

    アンヘル「どうした?」

    エレン「俺たち聞きたい事がたくさんあって」

    アンヘル「‥密告者の事だろ?」

    エレン「はい‥」

    アンヘル「すぐにでも話したい所だが‥今は異次元の入り口が開いたままだ。落ち着いて話も出来ないだろう」

    アンヘル「明日の朝になったら入り口は閉じるだろう。それまでは入り口を見張りつつ、生物兵器の研究をしないといけない」

    エレン(生物兵器の研究したいだけじゃないのか?)

    アンヘル「あともう少しで完成なんだ」スッ

    アルミン「何か薬でも作っていたんですか?」

    アンヘル「まぁな。俺は明日の朝までに作品を完成させる」

    ミカサ(作品って‥)

    アンヘル「君たちはあの入り口を見張っててくれ。武器はあっちの部屋にある。好きに使ってくれ」

    ジャン(やっぱり自分勝手な人だなこの人)

    アルミン「仕方ない。アンヘルさんの言うことも一理ある。ここは従おう」

    アルミン「密告者の事は明日の朝に聞こう」

    エレン「そうだな‥」

    ジャン(いや朝まで入り口を見張る事になるから、聞けるのは昼くらいになるんじゃないか?)

    ミカサ「」スタスタ

    ジャン「まぁ‥いいか」

  53. 53 : : 2019/10/11(金) 12:26:27
    ー翌日の昼ー


    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より16日後

    ●シーナ大学バイオテロより12日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから6日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから2日後


    ●発明王アンヘルと接触してから1日後



    アルミン「‥ふぅ‥」

    エレン「起きたかアルミン」

    アルミン「ん‥エレンもう起きていたの?」

    エレン「あぁ。お前以外はもうみんな起きてる。行くぞ」ガチャ

    アルミン「うん」スタスタ


    アンヘル「お、来たかアルミン」

    アルミン「はい」スタスタ

    エレン「これで全員揃ったな」

    ジャン「アンヘルさん。話してください」

    アンヘル「そうだな。俺が君達に教えてやれるのは2つしかない」

    アンヘル「1つは密告者のこと。それからウイルスの抗体について」

    ミカサ「ウイルスの抗体?」

    アルミン「アンヘルさん、どういう事ですか!?」

    アンヘル「まぁ待て待て。順を追って説明するから。慌てない」

    アルミン「はい‥」

  54. 54 : : 2019/10/12(土) 00:28:03
    アンヘル「6年前‥進撃の巨人グループ‥あ今は進撃社か」

    アンヘル「進撃社の悪事が密告者によって告発された。その時は手紙で資料や証拠になる画像や動画が大量に送られてきたらしい」

    アンヘル「だが世間に公表されたのはほんの一部に過ぎなかった」

    アルミン「進撃社の圧力がかかって一部隠蔽されたって事ですか?」

    アンヘル「だろうな。人体実験の動画が公表されていれば、進撃社は間違いなく倒産していた」

    アンヘル「生物兵器の実験だけしか流されなかった進撃社はまだ挽回の余地があった。そしてまた盛り返した」

    エレン「隠蔽の話はこの前敵から情報を得ました。」

    エレン「支援活動と賄賂の話も」

    アンヘル「そうか、ならこの話は深くはしないことにしよう」

    アンヘル「俺はその当時隠蔽されたことに不信感を抱いてな。色々調べていくうちに隠蔽されている情報にきづいた」

    ジャン「それで‥命を狙われるハメになったんですか?」

    アンヘル「いや家に脅迫状が来ただけだな。その時はな」

    エレン(リヴァイさんも脅迫状が来たって言っていたな‥)

    ミカサ「では何故進撃社の抹殺対象になったんですか?」

    アンヘル「俺は隠蔽された情報がある事を知り、その告発した密告者ってのが怪しいと思ってな」

    アンヘル「ゲーム参加者や進撃社の幹部の人間を徹底的に調べたんだ。そしたらある事に気づいた」

    アルミン「一体それは何でしょう?」

    アンヘル「密告者は進撃社の人間だ。つまり進撃社は自分の首を自分で絞めたんだ」

    エレン「馬鹿じゃないですか」

    ジャン「馬鹿はお前だ。きっと何かその密告者や進撃社の幹部共は策略があったに違いない」

    アンヘル「ジャンの言う通りだ。その策略までは分からなかったが、何かしらの考えがあり奇妙な行動を取ったのは確かだ」

    アンヘル「そして密告者はトロスト区の人間だ。トロスト区の支援金が増えたのは知ってるんだろ?」

    アルミン「はい」

    アンヘル「たぶんその支援金の意味は密告者への報酬って事だと思うんだ」

    アルミン「あのトロスト区の中でも支援金が一番多く受け取った村や街が怪しいと思うですけど。」

    アンヘル「うーん。俺もそう思ったんだが‥トロスト区に支給された金額は全部同じだ」

    アンヘル「まぁカモフラージュのためかも知れないが。」

    ミカサ「なるほど‥」

    アンヘル「まぁトロスト区のデカイ街や村は要注意だな」

    アルミン「ダウパー村、ラガコ村、中心街、ウドガルド城壁都市、ジナエ街‥ですかね?」

    アンヘル「いや中心街は除いていいぞ」

    アルミン「何でですか?」

    アンヘル「進撃社の幹部の人間は中心街には住んでない。それに役者はジャン以外殺されてる。」

    アンヘル「警戒網が襲撃されたのに未だに増援が来ない。中心街はあまり奴らにとって重要ではないんだろう」

    アルミン「そう思わせるのが進撃社の作戦の可能性もあります」

    アンヘル「確かにそれは否定できないが、中心街に密告者がいる可能性は極めて低い」

    アンヘル「それに密告者が進撃社とグルならもっと安全な場所にいると思わないか?」

    アルミン「つまりもうトロスト区にいないかも知れないと?」

    アンヘル「その通りだ。ただ何か密告者の痕跡は見つかるはずだ。トロスト区を調べるのは無駄にはならないだろう」

  55. 55 : : 2019/10/12(土) 00:47:25
    アルミン「あの確認したいのですが、密告者が進撃社とグルってのは間違いないんですか?」

    アンヘル「それは間違いない」

    アンヘル「密告者は生物兵器や進撃社の裏事情を知りすぎていた。だから内部の中枢の人間である事は間違いない」

    アンヘル「そしてゲームの参加者として参入していた可能性も否定できないぞ」

    エレン「!」

    ミカサ「つまり‥役者仲間に密告者がいるかも知れないってことですか?」

    アンヘル「そうだ。仲間だと思っていた奴が敵ってのはお決まりのパターンだ。」

    アンヘル「油断してると思わぬ所から攻撃される危険がある」

    エレン「‥そんな」

    アルミン「まぁ‥そうなりますよね」

    アルミン「報酬も中枢の人間が中枢の人間に与えるのもおかしな話ですよね」

    エレン「じゃあやっぱり鍵を握るのは密告者か」

    ミカサ「それで‥アンヘルさんが密告者について探っていたから抹殺対象にされたんですか?」

    アンヘル「それもあるだろうが、まだ理由はある」

    アルミン「‥」

    アンヘル「俺は密告者の事を調べていくうちに人を支配するウイルスが存在する事を知った」

    ジャン「‥ってことはもう5年は前からその存在に気づいていたって事ですか?」

    アンヘル「あぁ、その時から俺は奴らに支配されないためにワクチンを作り始めた。」

    アンヘル「ウイルスの抗体になるワクチンを作るのは困難だった。」

    アンヘル「何せウイルスの保管場所も分からなかったからな。だが思わぬ転機が訪れた」

    アルミン「生物兵器の改造人間ですか?」

    アンヘル「そう。俺を殺しに来た進撃社の刺客を返り討ちにして、組織サンプルを手に入れる事が出来た。」

    アンヘル「その後も同じ手口で組織サンプルを集めて行った。まぁ、最近は手に入れる事が出来なかったから困っていたんだ」

    アンヘル「そんな時にアルミンが組織サンプルを持ってきてくれた。そしてワクチンが完成した」スッ

    アルミン「これがワクチンですか?」

    アンヘル「あぁ。26本作れた。これを打てば一生ウイルスの支配を受ける事はない」

    アンヘル「効果は永続する」

    アルミン「すごい‥これなら進撃社の悪巧みも阻止できますね!!」

    アンヘル「‥ただ量が少なすぎる。進撃社は国民全員に投与するつもりなんだ。もっと数がいる」

    エレン「大量生産は出来ないのか‥」

    アンヘル「まぁ仕方ないだろう」

    アンヘル「だが効果は実証済みだ。だから副作用についても問題なしだ」

    アルミン「まさか‥」

    アンヘル「‥君の想像通りだ。俺は何年も前から試作段階のワクチンを投与して、実験を繰り返していた。」

    アンヘル「そのワクチンなら大丈夫だ」

    エレン「自分を実験台にしていたって事ですか!?」

    ジャン「じゃあ‥その足は実験の影響何ですか?」

    アンヘル「そうだ。だがそのワクチンには副作用はない。安心しろ」

    アルミン(いくら完成したワクチンといえ‥副作用が無いなんてあり得るのか?)

    アンヘル「まぁ‥副作用はないわけじゃないんだけど‥」

    アンヘル「これを副作用と言っていいのか分からないんだ」

    アルミン「どういう事ですか?」

  56. 56 : : 2019/10/12(土) 09:38:37
    アンヘル「いいか?ワクチンと言っても万能薬ではない」

    アンヘル「そもそも今進撃社の使ってるウイルスは史上最強だ。完全にウイルスの撲滅は出来ない」

    アンヘル「新薬の開発が不可能ではないが、かなりの年月を必要とする。しかし、進撃社の刺客が次々と投入されているため新薬の開発にも時間がかけられない」

    アンヘル「今のエルディア国には安全な場所がここしかない。でも残念ながらここでは新薬の開発を行う事は出来ない。機材や組織サンプルが少ないからだ。新薬の開発をしたいなら人手もいる。」

    アルミン「エルディア国内の科学者や警察は取り込まれてるから、政府の許可は下りない」

    アルミン「でも進撃社の使ってる支配ウイルスってそんなに強力なんですか?」

    アンヘル「あぁ。上位ウイルスには下位ウイルスは逆らえない」

    エレン「ちょっと待ってください。キュクロとカルディナは進撃社を裏切ったんですよ。なら、その支配ウイルスにも逆らえる人間がいるって事じゃないんですか?」

    アンヘル「その通り。カルディナとキュクロの組織サンプルを調べてみたけど、彼らは適合率が非常に高かった。だからウイルスの支配もそれほど受けなかったのだろう」

    アンヘル「巨人で言うところの奇行種ってところだな」

    アンヘル「でもウイルスの適合率が高くても完全には支配から逃れる事は出来ない。」

    アルミン「じゃあカルディナとキュクロは支配ウイルスと葛藤しながら僕たちに協力を求めたって事ですか?」

    アンヘル「そうだろうな」

    アンヘル「かなりの覚悟がないと支配ウイルスに対抗できないはずだ。彼らが仲間になりたかった想いは本物だったはずだ」

    エレン「‥」


  57. 57 : : 2019/10/12(土) 10:00:19
    ジャン「あの新薬は作らないって言いましたよね?」

    アンヘル「あぁ。」

    ジャン「じゃああなたが作ったワクチンとは一体‥」

    アンヘル「ウイルスだよ」

    アルミン「え?」

    アンヘル「ウイルスというと語弊があるからワクチンって言っていたんだ」

    エレン「ちょっとどういう事ですか!?」

    ミカサ「‥私達にウイルスを投与して実験しようとしていたんですか?」

    アンヘル「違う違う、落ち着きなさい」

    アルミン「支配ウイルスに支配されないウイルスを作ったんですよね?」

    アンヘル「アルミンの言う通りだ。」

    エレン「どういう事ですか?」

    アンヘル「さっき新薬は作らないと言ったが、支配ウイルスに支配されない‥所謂抵抗できるウイルスを作ることは出来た。」

    アンヘル「まぁ‥アルミンが持ってきてくれたキュクロとカルディナの組織サンプルが無かったら出来なかったけどな」

    ジャン「じゃあそのウイルスを投与すれば」

    アンヘル「そう、取り敢えず敵の言いなりになる事はないさ」


    アンヘル「ただしリスクもある」

    アルミン「リスクですか?」

    アンヘル「このウイルスを投与すればリミッターが解除される」

    エレン「!」

    アルミン「なら、強くなれるって事ですか?」

    アンヘル「そうだ。リミッターが解除される原因は支配ウイルスに抵抗するためだろう」

    エレン「全然リスクじゃないですよ。強くなれるならー」

    アンヘル「何にも分かってないな」

    エレン「はい?」

    アンヘル「確かにリミッターが解除されると、身体能力が向上して再生能力も上がり、さらには脳の神経伝達速度も早くなるから頭も良くなる」

    アンヘル「だが実際にはそんな都合の良いものではない」

    アンヘル「リミッター解除に耐える身体がないと、いずれ死に至る」

    ジャン「じゃあ‥意味ないじゃないですか」

    アンヘル「安心しろ。あくまで力を使い過ぎたらの話だ。」

    エレン「でもミカサは今もアッカーマンのリミッター解除が残っています。」

    エレン「あれから6年も経ちますが、ミカサに異常はありませんよ」

    アンヘル「ミカサは19ほどリミッター解除をしていた。つまりリミッター解除の熟練者と言える」

    アンヘル「リミッター解除をした事ない人間がいきなり、リミッター解除をすると力が暴走する可能性がある」

    アンヘル「暴走したらあとは死ぬだけだ」

    エレン「そんなに‥」

    アンヘル「アッカーマンの一族のように骨密度が高いならリミッター解除を使えこなせる。だがこのウイルスの投与をしても骨密度が高くなる事はない」

    アルミン「‥ならそのウイルスを使いこなせるかどうかはその人次第って事ですよね?」

    アンヘル「そうだ。ミカサは大丈夫だろうが‥」

    エレン「大丈夫ですよ」

    アンヘル「ん?」

    エレン「どうせそのリミッター解除するウイルスを使いこなす事が出来なければ、進撃社には勝てない」

    ジャン「エレンの言う通りです。敵を倒すにはリスクを背負わないと勝てませんよ」

    アルミン「2人の言う通りですね。今の僕たちが進撃社とまともには戦えない。なら、戦える手段を身につけるべきです」

    ミカサ「そういう事です。アンヘルさん。そのウイルスを私達にください」

    アンヘル「‥死の覚悟はあるんだな?」

    4人「はい!!」

    アンヘル「分かった。投与しよう」

    エレン「ありがとうございます!!投与したら早速‥」

    アンヘル「いや駄目だ。最低1日は安静にしろ」

    エレン「でも外では仲間が戦っています!!これ以上ここで時間を潰すわけにはいかないんですよ!」

    アンヘル「ならこのウイルスの投与の話は無しだ」

    エレン「くっ‥」

    アルミン「エレン。アンヘルさんのいう通りにしよう」

    ジャン「そうだぜ。投与してすぐに外に出るのは危険だ。まだどうなるか分からないんだ」

    エレン「分かりました。‥一日安静にします」

    アンヘル「よろしい。なら投与するぞ」
  58. 58 : : 2019/10/12(土) 23:31:04
    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より17日後

    ●シーナ大学バイオテロより13日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから7日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから3日後


    ●発明王アンヘルと接触してから2日後




    ートロスト区 中心街 廃病院ー

    ジャン「‥いくか」

    アルミン「うん」

    ミカサ「これからはどこに向かうの?」

    アルミン「リヴァイさんが向かったジナエ街に行こうと思う」

    エレン「アンヘルさんがこの街には密告者の痕跡は無いって言っていたからな」

    ジャン「6年前からこの街にいて、ずっと研究していたアンヘルさんの言うことだ。間違い無いよな」

    アルミン「うん。僕もアンヘルさんの言う通り、この街には何もないと思う」

    ミカサ「そう言えば、警戒網は再展開されているの?」

    アルミン「いや‥ニュースには何も‥」

    ジャン「じゃあリヴァイさんが爆破テロを起こしてから進撃社は何も対応してないって事か?」

    アルミン「そうだね。小規模な事なら何かしてるかもしれないけど」

    アルミン「ニュースには何も出てない。って事大きな動きはしてない事になる」

    エレン「進撃社は俺たちの強襲に対応出来てないのか?」

    アルミン「それはどうだろう‥」

    アルミン(何故進撃社はトロスト区の中心街に警戒網を再展開しないんだ‥)

    アルミン(何か出来ない特別な理由でもあるのか‥)

    アルミン(それとも敢えてしないのか‥進撃社にとってトロスト区の中心街はどうでもいいのか?)

    ミカサ「話なら車の中でしよう。今は一刻も早くジナエ街に行こう」

    エレン「そうだな」

    ジャン「幸いここから、ジナエ街までは近い。車なら1時間もしないで着くぞ」

    アルミン「よし、アンヘルさんに貰った武器や食料を車に積もう」

    エレン「おう」



  59. 59 : : 2019/10/13(日) 17:57:09
    ー1時間後  ジナエ街ー

    アルミン「‥」

    ジャン「なぁ‥妙に静かじゃないか?」

    エレン「あぁ‥それに人が見当たらないぞ」

    ミカサ「アルミン‥リヴァイさんにはまだ連絡がつかないの?」

    アルミン「うん‥応答なしだ‥」

    ジャン「まさかな‥」

    エレン「‥」

    ミカサ「!あれ‥」

    アルミン「あれは人‥いや」


    ゾンビ「」スタスタ

    エレン「ゾンビじゃないか‥」

    ジャン「こっちには気付いてないか‥」

    アルミン「とりあえず‥音を立てずに移動しよう」ガゴッ

    アルミン「ん‥進まない」

    ミカサ「下に何か引っかかってる‥」

    ゾンビ「」ガタガタ

    エレン「いつの間に‥ゾンビが車の下に挟まってるぞ!」

    ジャン「地面を這いずってきやがったな‥だから気づかなかったんだ」

    アルミン「!向こうのゾンビにも気づかれた!!」


    ミカサ「後ろからも来てる!!」

    ジャン「このままじゃ囲まれて出れなくなるぞ!!」

    ジャン「車から降りろ!!」バタン!!

    エレン「死ね!!」ドンドン!!!

    ゾンビ「」ドシュ!!

    ゾンビ「ぐおおおっ!!!」

    アルミン「くっ‥数が多い‥」ドンドン!!

    ミカサ「全部は相手にしてられない!!」ドンドン!!!


    ジャン「荷物は持ったな!?」ドンドン!!

    ゾンビ「ああああっ!!!」ガバッ

    ジャン「大人しくしてろ!!」ドンドン!!

    ゾンビ「」ドシュ!!

    エレン「銃声に反応して集まってきてるぞ!!」ドンドン!!


    ジャン「逃げるぞ!!!どこかに身を隠すぞ!!」ダッ!!


  60. 60 : : 2019/10/13(日) 18:01:51
    エレン「なぁ‥街の人間はもう全部‥」ダッ!!

    ジャン「あぁ‥あり得る話だ!!」ダッ!!

    アルミン「まさか他の区の街や村も‥」ダッ!!

    ミカサ「‥」ダッ!!

    ジャン「お前ら立体機動に移れ!!」パシュ!!

    エレン「ちっ!!」パシュ!!

    アルミン「‥」パシュ!!

    ジャン「建物の屋上に避難するぞ!!」パシュ!!

    ジャン「なるべく高い建物がいい!!‥あれだ!!あそこに行くぞ!!!」パシュ!!

    ミカサ「‥」パシュ!!


    ゾンビ「」ゾロゾロ

    エレン「へっ‥奴らは立体機動にはついて来れないらしいな」パシュ!!

    ジャン「油断するなエレン!!建物の屋上に行くまではな!!」パシュ!!

    エレン「分かってるよ!!!」パシュ!!



  61. 61 : : 2019/10/13(日) 18:19:31
    ージナエ街 高い建物の屋上ー

    ジャン「はぁ‥はぁ‥」

    アルミン「何とか‥なったね‥」

    エレン「しっかし何でゾンビがいるんだ?」

    ミカサ「あの数からして‥ジナエ街の人間は殆どゾンビになったんじゃ‥」

    アルミン「うん‥僕もそう思う」

    エレン「もしかして他の区の方にもゾンビが出てるのか?」

    アルミン「うん‥携帯が使えないのか気がかりだ」

    アルミン「区の主要都市が陥落してるのかもしれない。だから通信システムが機能してないのかもしれない」

    エレン「‥ゾンビ‥もしかして進撃社のウイルスが原因なのか?」

    ジャン「だろうな‥」

    ミカサ「でもアンヘルさんが説明したのは‥支配する効果しかないと‥」

    アルミン「いや‥ウイルスが暴走したならゾンビ化したのもわかる‥」

    アルミン「たぶんだけど、焦ってウイルスを投与したから‥暴走したんじゃないかな?」

    エレン「‥」

    ジャン「これからどうするよ?アルミン?」

    アルミン「リヴァイさんと合流したいけど‥」

    ミカサ「こんなにゾンビがいては捜索もままならない」

    アルミン「携帯も使えないからね‥何か合図を送ろうか」

    エレン「合図?」

    アルミン「そう‥僕たち役者にしか分からない合図を送ろうか」

    ジャン「音ならゾンビに気づかれるぞ」

    アルミン「分かってるよ‥」ゴソゴソ

    エレン「なっ!それは信煙弾?」

    アルミン「念のためにアンヘルさんから貰っておいたんだよ」ガチャ

    バシュッ!!!!アルミンは緑色の信煙弾を空に打ち上げた

    ミカサ「これで‥」

    アルミン「‥これでリヴァイさんが生きてて見てくれたなら‥来てくれるはず」

    ジャン「リヴァイさんがジナエ街に着いたのは‥2日前だ。もしかしたらこの街にもういないかもしれないぞ?」

    アルミン「そうだね‥取り敢えず1日はここで待ってみよう」

    アルミン「時間を空けて‥信煙弾を撃ち続けよう‥」

    エレン「はぁ‥ここで野宿ってわけか」

    ミカサ「分かった‥あの入り口を封鎖してくる」スタスタ

    アルミン「ありがとう‥ミカサ」

    ジャン「封鎖したらリヴァイさんが入らなくなるんじゃないか?」

    アルミン「リヴァイさんは立体機動装置を持っていた。ガスも何個か持っていたし、登って来れるよ」

    ジャン「そうか‥」

    エレン「おいジャン。俺たちもミカサの手伝いをしようぜ」

    ジャン「そうだな」スタスタ

    エレン「‥」スタスタ

    アルミン(もしゾンビが全ての区で発生しているなら‥エルディア国も終わりだ)

    アルミン(進撃社は自分たちで自滅の道を辿る事になる‥)

    アルミン(バイオハザード が起こったエルディア国には、支援活動という名目で外国の軍隊が押し寄せる)

    アルミン(そうすればゾンビは長い時間をかけて軍隊に制圧されて‥何故バイオハザード が発生したのか?)

    アルミン(外国の軍隊が調べるだろう。そうすればエルディア国と進撃社の悪事がバレて‥進撃社の事は世界に知れ渡る事になる)

    アルミン(そうなれば二度と進撃社は復活する事はできなくなる)

    アルミン(だからこのバイオハザード は‥進撃社の人間が起こしたとは考えにくい)

    アルミン(まぁ‥そもそもゾンビが発生してるのはジナエ街だけかもしれないけど‥)


    アルミン(一体何が起こってるんだ‥)



  62. 62 : : 2019/10/13(日) 23:23:25
    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より18日後

    ●シーナ大学バイオテロより14日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから8日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから4日後


    ●発明王アンヘルと接触してから3日後



    あれから1日が経過した
    信煙弾を撃ち始めてから6時間後
    夕方になり日が沈んでいった時にリヴァイさんは
    僕たちのいる屋上に立体機動でやってきた
    お互いに疲弊した状態であったことから
    まずは休息して話は明日にしようと言う事になった


    ートロスト区 ジナエ街 高層ビル屋上ー

    リヴァイ「‥昨日は助かった」

    リヴァイ「お前らがいなければ危なかった。ガスがなくなりかけていたし、食料も無かったからな」

    アルミン「いえ、無事で何よりです」

    エレン「リヴァイさんこれを」スッ

    リヴァイ「何だこれは?」スッ

    アルミン「進撃社の開発した支配ウイルスに対抗できるウイルス注射器です。僕たち全員投与しています」

    リヴァイ「‥そうか」プスリ

    エレン「それを瀕死の人間に打てば、死の淵からでも復活できるみたいです」

    リヴァイ「まるで巨人化薬みたいだな」

    ジャン「確かにそうですね」

    リヴァイ「‥」

    ジャン「‥どうしました?」

    リヴァイ「マルコは死んだ」

    ジャン「え‥」

    アルミン「それは‥実際に見たんですか?それとも‥」

    リヴァイ「マルコが殺された。ゾンビによってな。」

    リヴァイ「俺は2日前には避難所にいた。そこでマルコと会った。」

    アルミン「‥」

    リヴァイ「だが避難所といっても簡易的なもので、脆かった。だからすぐにゾンビに侵入されて」

    リヴァイ「俺のいた避難所は大混乱になった」

    ジャン「そうですか‥残念です」

  63. 63 : : 2019/10/13(日) 23:40:28
    ミカサ 「ジャン‥」

    ジャン「‥」

    リヴァイ「‥ところで何故ゾンビが発生したかは心当たりがある」

    アルミン「え?」

    リヴァイ「俺が最初にジナエ街に来た時に、逃げてる奴が言っていたんだ」

    リヴァイ「ラガコ村から押し寄せて来たとな」

    アルミン「ラガコ村から‥」

    エレン「コニーの故郷か‥」

    リヴァイ「その話の信憑性はどうか知らん。ただ何人も言っていた事だ。満更デタラメでは無いんだろう」

    アルミン「そうですか‥」

    リヴァイ「それと気がかりなのは携帯が使えない事だな」

    リヴァイ「携帯が使えないってことは、区の中心都市のシステムが機能してないか」

    リヴァイ「意図的に電波障害を発生させてるのどちらかだ」

    ジャン「そうですね‥」

    アルミン「そもそも敵の行動が分かりません。このゾンビは進撃社の仕業なのか?」

    アルミン「どのくらいの規模のバイオハザード が発生しているのか」

    アルミン「全く情報がわかりません。シャットアウトされているので」

    リヴァイ「そうだな。まず俺らがするべき事は、このゾンビの街から抜け出す事だ」

    アルミン「そうですね。この状況では密告者を探す事は出来ませんし」

    リヴァイ「そして行き先もだいたい決まってる」

    リヴァイ「ゾンビの発生したと思われるラガコ村か」

    リヴァイ「ウドガルド城壁都市か。ダウパー村か」

    アルミン「ええ。僕もトロスト区内の街や村に行くべきだと思います。何せトロスト区は他の区からかなり離れていますから、徒歩で他の区に行くのは時間がかかり過ぎます」

    ジャン「他の区に行くにしても、トロスト区内の街や村で物資や移動手段を調達しないといけないよな」


    アルミン「うん」

    エレン「あの‥ジナエ街に何か密告者の手がかりは本当にありませんでしたか?」

    リヴァイ「だからこの状況だ。探すのは難しいと言っただろ?」

    エレン「そう‥ですよね」

    アルミン「?」

    リヴァイ「とりあえずどこに行くのか決めないといけない。何か意見がある奴はいるか?」

    アルミン「行き先は3つですが、どこの場所も何の情報が無いのは同じです」

    アルミン「それなら最も近いラガコ村に行くべきだと思います」

    リヴァイ「なるほど。ほかに意見がある奴はいるか?」


    リヴァイ「無さそうだな。よし、早めに行くぞ。準備しろ」

    全員「はっ!!」

  64. 64 : : 2019/10/13(日) 23:46:54
    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より20日後

    ●シーナ大学バイオテロより16日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから10日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから6日後


    ●発明王アンヘルと接触してから5日後

    ●ジナエ街を出発してから2日後


    僕たちは立体機動を使わず(温存のために)徒歩でラガコ村を目指した。そのため2日もかかってしまったが、僕たちは1人も死なず何とかラガコ村に到着した。しかし、ラガコ村には誰もいなく、ゾンビすらいなかった。つまり、ジナエ街の人が言っていたことは正しかった事になる。ラガコ村のあらゆる場所を一日中探し回ったが、何も得ることはなかった。



    ー1日が経過ー

    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より21日後

    ●シーナ大学バイオテロより17日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから11日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから7日後


    ●発明王アンヘルと接触してから6日後

    ●ジナエ街を出発してから3日後

    ●ラガコ村に到着して1日後


    僕たちはまたこれからどうするか話し合う事になった。今度の行き先はウドガルド城壁都市か、サシャの故郷であるダウパー村だ。


  65. 65 : : 2019/10/14(月) 12:04:38
    ーラガコ村 集落地帯ー

    アルミン「昨日からずっと探してますが、何も見つかりませんね」

    リヴァイ「あぁ‥エルディア国内にはこの村みたいに、昔のような暮らしをしている地区がある」

    リヴァイ「ここに密告者の手がかりがあるとは考えにくいな」

    エレン「おい!!ちょっと来てくれ!!」

    アルミン「どうしたのエレン?」

    エレン「コニーの家に地下室があったんだ!!」

    リヴァイ「地下室だと?」


    ーラガコ村 コニーの家 地下室ー

    アルミン「ここが‥」

    リヴァイ「手動式の木造の扉か‥やっぱり古いな」

    ジャン「行きましょうか」スタスタ

    ミカサ 「思っていたより中は広い」スタスタ

    エレン「あぁ‥そうだな」スタスタ

    コニー「‥」

    アルミン「あれは‥コニー!!」ダッ

    エレン「コニー!!大丈夫か!?」

    コニー「遅いぞ‥ずっと‥待っていたんだ」ヨロッ

    ジャン「何があった!?この村にいるのはお前だけか!?」

    コニー「ジャン‥落ち着けよ‥」

    ジャン「す、すまない」

    リヴァイ「まずは水を舐め」スッ

    コニー「あ、ありがとうございます」ゴクゴク


  66. 66 : : 2019/10/14(月) 12:14:04
    コニー「ふぅ‥生き返った」スッ

    リヴァイ「何個か質問するぞ。この村にお前以外の生存者はいるのか?」

    コニー「いません‥全員ゾンビに襲われて喰われたから‥仲間になっちまって‥」

    ジャン「は?‥ジナエ街のゾンビはラガコ村のゾンビじゃ無かったのか?」

    コニー「‥そうか‥ジナエ街にも‥ゾンビが‥」

    アルミン「じゃあ‥ゾンビはどこから来たの?」

    コニー「あの方角からして‥ウドガルド城壁都市だ」

    ミカサ 「‥それなら」

    コニー「ラガコ村にゾンビが現れたのは‥1週間前‥だからウドガルド城壁都市にゾンビが現れたのはもっと前になる‥」

    コニー「ウドガルド城壁都市は壊滅しているだろうな‥」

    アルミン「この村でも通信障害が起きたの?」

    コニー「お前ら知らないのか‥この村だけじゃない‥どうやらエルディア国内の全ての区で通信障害が起きているらしいぜ‥」

    ジャン「何故そんな事がわかる?」

    コニー「ラガコ村には出稼ぎで他の区に行ってる人もいたんだ」

    コニー「10日くらい前に出稼ぎで行っていた人が村に戻って来たんだ‥シーナ区‥ローゼ区‥主要都市も機能してないみたいだ」

    アルミン「おかしいな‥地下街にいた時‥僕らは携帯が使えたよ」

    コニー「その時はまだ機能していた主要都市があったんだろうな‥」

    コニー「その出稼ぎで行っていた人が言うには‥通信障害が起きた区でゾンビも同時に発生したらしい」

    コニー「たぶん‥時間の経過と共に‥状況は悪化したんだろう」

    エレン「じゃあ‥今はエルディア国内は‥」

    コニー「ゾンビだらけだろう‥」

  67. 67 : : 2019/10/14(月) 12:20:54
    アルミン(そうか‥僕たちは暫く地下街にいたから)

    アルミン(地上で起きている事を知らなかったんだ‥)

    アルミン(そういう事か‥)

    アルミン「実は数日前から半分近くの仲間と連絡が取れなかったんだ」

    コニー「なら‥ゾンビの仲間になったのか‥通信障害が起きて、連絡が取れなかったんだろうな」

    コニー「残念ながら‥死んでる可能性が高いと思うが‥」

    リヴァイ「そうか‥ほかに知ってる事はあるか?」

    コニー「‥ダウパー村に‥」

    アルミン「ダウパー村がどうしたの?」

    コニー「‥」

    エレン「どうしたコニー?」

    コニー「俺の本棚‥」

    ジャン「本棚?」

    コニー「すまないが‥これ以上は何も喋れない」

    リヴァイ「どういう事だ?」

    コニー「すみません‥家族を進撃社に‥人質にされていて‥」

    コニー「‥こうするしか無かったんです」カチリ

    アルミン(あれは‥爆弾の起爆装置ー)

    ミカサ 「」ダッ

    ジャン「おいー」



    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!!
  68. 68 : : 2019/10/14(月) 12:33:46
    リヴァイ「くっ‥お前ら無事か!?」

    アルミン「僕はなんとか!!」

    エレン「ミカサ !!ジャン!!」

    アルミン「!」

    リヴァイ「‥」

    コニーの近くにいたミカサとジャンの身体は吹き飛んでいた

    ミカサ 「」

    ジャン「」

    リヴァイ「‥」

    エレン「何でだよコニー‥何でだよ!!」

    エレン「俺たちは仲間じゃ無かったのかよ!!!」

    アルミン「エレン‥」

    リヴァイ「落ち着けよエレン」

    エレン「この状況でどうやって落ち着けばいいんですか!?」

    リヴァイ「コニーは家族を人質に取られていると言っていた」

    リヴァイ「おそらくここのやり取りも何らかの手段で見られている‥進撃社にな」

    エレン「‥」

    アルミン「それによく見て‥」

    エレン「これは‥」

    アルミン「さっきコニーが身につけていた爆弾は、こんな威力じゃ済まなかったはずだ」

    アルミン「コニーは爆弾の威力を弱めたんだ」

    エレン「‥でも通信障害が起きていて‥それにここには監視カメラも設置されていない!!」

    エレン「別に爆発しなくてもバレなかっただろ!?」

    アルミン「いやバレると思うよ」

    エレン「えー」

    アルミン「さっきの起爆装置‥感知式の爆弾だ」

    エレン「感知式の爆弾?」

    アルミン「いわゆる自爆が目的の爆弾だよ。自分の近くに人が何人か集まると、それが起爆装置が感知する」

    リヴァイ「その感知した爆弾が何人巻き込んだかも、爆発する前に計算される」

    リヴァイ「その計算は遠隔操作によって、進撃社の連中も見ている」

    エレン「つまりどういう事ですか!?」

    アルミン「進撃社はコニーが何人巻き込んで自爆したかわかるシステムを持っていたって事さ」

    エレン「‥」

    アルミン「コニーは家族を人質に取られていると言った。」

    アルミン「誰も巻き込まずに自爆しても、家族は助からない。」

    エレン「だからって‥」

    アルミン「それにコニーはさっき僕たちを待っていたと言った」

    アルミン「最初から仕組まれていたんだよ」

    エレン「そうだとして‥何故俺たちの行動が‥」

    エレン「その話が本当なら俺たちの行動は進撃社に筒抜けって事になるだろ?」

    リヴァイ「実際に筒抜けだろうな」

    エレン「え?‥」

    リヴァイ「ドローンなら遠隔操作で俺たちの行動を空から見える」

    リヴァイ「それに最近では鳥に偽装した無人機も開発されている。」

    リヴァイ「通信障害が起きていても、俺たちの行動を探る方法はいくらでもある」

    アルミン「僕もそう思います‥」

    エレン「‥」

  69. 69 : : 2019/10/14(月) 13:15:07
    アルミン「ダウパー村‥本棚」

    エレン「ん?」

    アルミン「コニーが言っていた事さ」

    エレン「あぁ‥たしかに言っていたな」

    リヴァイ「本棚か‥何かカラクリでもあるってことか?」

    アルミン「それなんですが‥」スッ

    エレン「手紙?」

    アルミン「地下室に入る前に‥本棚にあった大きな手紙だ」

    アルミン「コニーはこの手紙を僕たちに見て欲しかったんじゃないかな?」

    リヴァイ「中身はもう見たのか?」

    アルミン「いえ‥まだ見てません」

    エレン「取り敢えず‥ここから出て見ようぜ‥暗いし‥ここにはいたくないしよ‥」

    アルミン「うん‥そうだね」


    僕たちはコニーの家の地下室から出て、コニーの部屋の本棚にあった大きな手紙の中身を見ることにした。

    その手紙の内容は僕らにとって衝撃だった。
    まず最初に書いていたのは、僕たちへの謝罪。
    そしてダウパー村と密告者について‥

    サシャ・ブラウスの名前がそこには書かれていた
  70. 70 : : 2019/10/14(月) 13:27:31
    ーあれから(コニーの自爆より)3日後ー

    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より24日後

    ●シーナ大学バイオテロより20日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから14日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから10日後


    ●発明王アンヘルと接触してから9日後

    ●ジナエ街を出発してから6日後

    ●ラガコ村に到着して4日後



    僕たちはダウパー村を目指していた。僕たちは今は使われていない、廃墟地帯(ダウパー村とラガコ村の中継区間)に身を潜めていた。
    ダウパー村を目指す理由はコニーの手紙の真相について調べるため。すなわちサシャ・ブラウスに会うため。コニーの手紙によれば、サシャはまだダウパー村にいるらしい。何故コニーがそんな事を知っていたのかは、明らかになっていないが、サシャ・ブラウスが何を知っているのか。僕らは(アルミン、エレン、リヴァイ)は確かめに行く必要が‥いや義務があると思っている。

    彼女は僕らの元役者仲間だ。彼女は密告者ではないと信じたかった。でもコニーの手紙にはサシャ・ブラウスが密告者であるとハッキリと書かれていた。それにサシャ・ブラウスとは連絡が暫く取れていない状況が続いていた。

    彼女は殺されてしまったと‥前まではそう思っていた。しかし彼女が存命で連絡を敢えてしないのなら‥一体何故‥どんな理由があって僕らとの連絡を絶ったのか?

    状況証拠とコニーの手紙からサシャ・ブラウスが怪しいのは分かっていた。


    だからこそ僕らはダウパー村に行き、サシャに会う義務があるのだ。
  71. 71 : : 2019/10/14(月) 21:30:40
    ー廃墟地帯を出発してから2日後ー


    ●リヴァイ探偵事務所放火事件より26日後

    ●シーナ大学バイオテロより22日後

    ●エレンがカルディナとキュクロに襲撃されてから16日後

    ●リヴァイが隠れ家を出発してから12日後


    ●発明王アンヘルと接触してから11日後

    ●ジナエ街を出発してから8日後

    ●ラガコ村に到着して6日後




    ラガコ村とダウパー村の中継区間にあった廃墟地帯を出てから、2日後。僕たちはダウパー村に到着した。

    リヴァイ「気をつけろ。敵や罠があるかもしれない」スタスタ

    アルミン「はい」スタスタ

    僕らは慎重にダウパー村内の森を進んでいた。もし彼女‥サシャ・ブラウスが敵であるなら、ダウパー村の住民全員が敵である可能性が高い。こっちは3人しかいない。いくら僕たちが精鋭であるとは言え、多勢に無勢‥油断していたら一瞬で殺されてしまう

    エレン「ダウパー村って意外と広いんですね‥」スタスタ

    リヴァイ「そうだな‥」スタスタ

    アルミン「ラガコ村が小さい村だったから余計に広く感じるね‥」スタスタ

    リヴァイ「ずっも森だな‥本当にここはダウパー村なのか?」スタスタ

    アルミンは携帯を取り出して、マップアプリを開いた。通信障害が起きて、電話の機能は使えなくなったが、その他のアプリの機能はまだ使える

    アルミン「はい、間違いありません。ここは森林地帯です。ダウパー村の集落はもう少し先のようですが‥」スタスタ

    アルミン「どうやらエルディア国の支援金が増加してから、ダウパー村の土地面積も広がったようです」スタスタ

    アルミン「ローザ区の一部がダウパー村の土地になったみたいですね」スタスタ

    リヴァイ「そうか‥それもテレビとかでは報道されていなかったな」スタスタ

    アルミン「はい‥ただダウパー村の住民とローゼ区の一部の人間は知っていたようですね。どこからか情報が漏れて、ネットで拡散されたんでしょう」スタスタ

    エレン「やっぱりそうか‥俺もダウパー村には何度か来たことがあるが‥雰囲気が変わったよな」スタスタ

    アルミン「うん‥こんなに森林地帯が広く無かったもんね」スタスタ

    リヴァイ「そうなのか‥俺は初めて来たからよく知らんが‥」スタスタ

    森林地帯は木が密集していて、日光を遮っている。だから昼間でも薄暗い。でも僕の知ってるダウパー村の森林地帯はここまで木が無かったし、ここまで暗く無かった。やはり何かを隠すために、カモフラージュをしているのだろうか?


    アルミン「ん‥あれは」スタスタ

    リヴァイ「小屋か?人が住んでいるのか?」スタスタ

    エレン「なぁ‥こんな所に小屋なんて無かったよな?」スタスタ

    アルミン「うん‥僕の記憶が正しければね」スタスタ

    リヴァイ「お前ら銃を構えろ。」ガチャ

    リヴァイ「これは敵の罠かもしれない」スタスタ

    エレン「勿論です」ガチャ

    アルミン「‥」ガチャ

    僕らの前方には木造の小屋が建っていた。僕たちは銃を構えて、その小屋に接近した。

    リヴァイ(人の気配はない‥)スタスタ

    エレン(変な匂いもしないな‥だが油断は出来ない)スタスタ

    アルミン「」ガチャリ

    アルミンは小屋のドアを素早く開いた。

    リヴァイ「‥」ダッ!!

    リヴァイがアルミンが扉を開けた瞬間に素早く小屋の中に入り込んだ。エレンは小屋の周囲を警戒している。

    アルミン「リヴァイさん‥何かありましたか?」

    リヴァイ「いや‥何もないな」スタスタ

    小屋の中は誰かが生活していた跡があったが、そこには誰も居なかった。そして特に怪しいものもないし、罠も無かったようだ


    エレン「ひとまず安心しましたね」

    リヴァイ「あぁ」

    アルミン「地下への扉も無しと‥」

    アルミン「行きましょうか‥」

    リヴァイ「‥」スタスタ


  72. 72 : : 2019/10/14(月) 21:53:34
    それから1時間くらい僕らはダウパー村の森林地帯を進んで行った。罠も無ければ、敵襲もなく順調に進む事が出来た。

    アルミン「‥もうすぐ集落に到着します」スタスタ

    リヴァイ「お前ら‥気を抜くなよ」スタスタ

    エレン「はい」スタスタ

    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!

    突然背後から大きな音が鳴り響く。僕らは咄嗟に後ろを向いた

    リヴァイ「何の音だこれは‥」ガチャ

    アルミン「‥エレン」

    エレン「了解!」パシュ!!

    エレンは立体起動装置を使って、木の上まで登って、高いところから何が起こったのか確かめに行った。

    エレン「‥これは」スッ

    エレンは双眼鏡を取り出して、周囲‥全方角を見渡した。そしてさっきまで無かった大きな立体物が見えた

    エレン「ダウパー村の森林地帯の入り口に大きな壁が出現したぞ!!!」


    アルミン「壁‥」

    リヴァイ「どのくらいの大きさだ!?」

    エレン「‥100メートルはあると思います!!」

    アルミン「100メートル!?」

    リヴァイ「どういう事だ‥俺たちはダウパー村に閉じ込められたって事か?」

    アルミン「はい‥その可能性が高いと思います‥」


    エレン「おい!!ドローンがこっちに飛んで来るぞ!!」

    アルミン「どの方角からだい!?」

    エレン「全方位だ!!!!」

    アルミン「え‥」

    リヴァイ「何が起きてる‥」


    サシャ「お久しぶりです。皆さん」スタスタ


    リヴァイ「‥いつからそこに‥」

    サシャ「私はそこの木の陰にずっと居ましたよ」

    アルミン「へぇ‥全く気づかなかったよ‥」

    サシャ「私は狩猟民族です。獲物に察知されないために、自分の気配を消す術に長けています」ニッコリ

    リヴァイ「そうか‥」


    エレン「‥」パシュ!!スタッ

    エレン「サシャ‥」

    サシャ「エレンもお久しぶりですね」ニッコリ

    リヴァイ「単刀直入に聞こう。コニーを殺したのはお前か?」ガチャ

    リヴァイはサシャに銃を構えた

    サシャ「いいえ。それは違いますよ」

    アルミン「それは?」

    アルミン「それに何で君はコニーが殺された事を知っているのかな?」

    サシャ「‥探り合いはやめましょう。あなた方は私が密告者だと気づいているのでしょう?」

    エレン「なっ!!やっぱりお前なのか!?」

    サシャ「その様子だと‥コニーから全部聞きましたか」

    リヴァイ「まぁそんな所だな」

    アルミン「サシャ‥君には聞きたいことがたくさんある。質問には答えてもらうよ」

    サシャ「それは構いませんが、銃を下ろしてくれませんかね?」

    リヴァイ「それは出来ない」ガチャ

    サシャ「上のドローンが見えないんですかね?あれは自動式の戦闘用に改造されたドローンです。」

    サシャ「あの数から放たれるドローンの空からの攻撃にはあなた方は無力です。銃を下ろした方が良いかと思いますよ」

    リヴァイ「‥」スッ

    サシャ「そう。それでいいんです」

    エレン「お前‥」

    サシャ「こんなところで長話も怠いので、私の家に来ませんか?」ニッコリ

    アルミン「‥ならそうさせてもらうよ」

    サシャ「まぁあなた方には他に選択肢は無いんですけどね」ニッコリ

    リヴァイ「‥」
  73. 73 : : 2019/10/14(月) 22:00:58
    ーサシャの家ー

    アルミン「君‥随分と立派な家に住んでいるんだね」

    サシャ「ええ、6年ほど前から私の生活は変わりましたね」スタスタ

    アルミン「‥そうなんだ」

    サシャ「どうぞ」スチャ

    サシャは僕たちにご馳走を用意してくれた。このクオリティーはだいぶ前から仕込みをしていないとできない料理だ。

    アルミン「僕たちが来ることは知っていたんだね?」

    サシャ「えぇ。ドローンの映像で見ていましたよ」

    サシャ「それよりお腹空いていますよね?どうぞ遠慮なく」ニッコリ

    エレン「毒が入ってるんじゃないか?」

    リヴァイ「それかウイルスだな。」

    リヴァイ「一応言っておくが、俺たちは全員、支配ウイルスが効かないウイルスを投与している。だから、料理にウイルスを仕込んでも無駄だ」

    サシャ「」スッ

    リヴァイ「!」

    サシャはエレン、アルミン、リヴァイの料理を少しだけつまんだ。

    サシャ「毒もウイルスも仕込んでませんよ。ちゃんとした料理です。これで、信じてくれましたか?」

    エレン「あぁ‥料理が安全って事だけな」スチャ

    エレンとアルミンは料理を食べ始めた。

    リヴァイ「‥」

    サシャ「そう言えばリヴァイさんは潔癖症でしたね。なんなら新しい料理と交換しますか?」

    リヴァイ「いや、これでいい」スチャ

    リヴァイも料理を食べ始めた


  74. 74 : : 2019/10/14(月) 22:17:03
    サシャ「それで?質問したい事とは?」

    エレン「色々あるが‥まずあの壁は何だ?」

    サシャ「防護壁ですよ」

    リヴァイ「防護壁だと?」

    サシャ「ダウパー村の周囲に展開した100メートルはある防護壁です」

    サシャ「もう気づいているかもしれませんが、エルディア国内にはゾンビが大量発生しています。そのゾンビの侵入を防ぐためです」

    リヴァイ「そのゾンビについても何か知っているだろう?」

    サシャ「はい」

    リヴァイ「ゾンビについても後で聞かせてもらうぞ」

    サシャ「いいですよ」

    アルミン「今聞きたいことがあるんだけど、何かわかるよね?」

    サシャ「私が密告者だという事ですか?それは事実ですよ?」

    エレン「ならお前が‥」

    サシャ「はぁ‥何か誤解していますね。」

    エレン「は?誤解だと?」

    サシャ「確かに私は密告者ですけど、別に悪い事はしてませんよ」

    リヴァイ「どういう事だ?」

    サシャ「あのゲームはトムの生物兵器実験の為に行われた事だと知っていますよね?」

    エレン「あぁ」

    サシャ「あの時‥ゲームが終わった直後。」

    サシャ「ゲームに参加したユミルの民の力は奪えても、記憶をすり替える事は出来ないと知った進撃社は私たちゲームの参加者を口封じのために抹殺しようとしていたんですよ」

    アルミン「‥そうなの?」

    サシャ「はい。偶然その話を進撃社の本部で聞いた私は、進撃社本部のデータ保管室から生物兵器の実験データを盗み、それを警察やマスコミに告発した」

    リヴァイ「つまり‥お前は俺たちゲームの参加者‥役者を救ったって事か?」

    サシャ「その通りです。私がゲームの事を密告しなければ、私達は不慮の事故に遭って死んでいたでしょうね」

    エレン「そうだったのか‥」

    アルミン「でもコニーは殺される‥自爆する直前に君の事を指す手紙の在り処を僕たちに伝えた」

    アルミン「つまり君は進撃社とも関わりがある。そうなんじゃない?」

    サシャ「そうですよ」

    エレン「どういう事だ!?今俺たちを助けてくれたって言ったよな!?」

    サシャ「あなた達を助けたと言うより、自分が助かりたいと言う思いが強かったですけど。まぁ結果的にあなた達も助ける事になりましたけどね」


    エレン「‥」

    アルミン「密告したあと‥進撃社と何かあったの?」

    サシャ「はい。生物兵器の実験をしていた事が世に出回った以上、下手に私達役者を殺せば目立つことになる」

    サシャ「私達を殺す事が出来なかった進撃社は追放させました。」

    サシャ「しかしゲームの事を密告した私は違った。追放されなかったんです」

    アルミン「え‥」

    サシャ「進撃社がそれまで使っていた生物兵器の実験施設は警察によって制圧されて、研究施設は解体されてしまった」

    リヴァイ「でも進撃社は賄賂を使って、登りつめたと聞いていたが?」

    サシャ「ええ。だから進撃社は残った全財産を注ぎ込んで新しい生物兵器の実験施設を造ったんです」

    アルミン「なるほど。それがダウパー村か」


    サシャ「正解です」ニヤリ


  75. 75 : : 2019/10/14(月) 22:23:36
    サシャ「ダウパー村の地下には発電所があり、生物兵器の実験施設もあります」

    サシャ「今は使われていませんが」

    アルミン「どう言う事?」

    サシャ「ダウパー村の施設が必要無くなったからです。今はエルディア国の首都の地下にあります」

    アルミン「それって地下街にも通じているの?」

    サシャ「そうですよ」

    アルミン「なるほど‥進撃社が地下街を買い取った理由がそれか。」

    サシャ「えぇ。まぁ地下街よりもさらに地下深いところに研究施設はあるのですが」

    サシャ「研究施設の近くの地下街のエリアだと気づかれる可能性があったので、買い取ったそうです」


    リヴァイ「‥なぁ‥この村の他の住民はどこに行った?」

    サシャ「‥」

    リヴァイ「それにだ。お前の話を聞く限りお前は進撃社に優遇されているみたいだが?」

    エレン「確かにおかしな話ですよね。サシャは進撃社に恨まれてもおかしくないのに。」

    エレン「なぁ?どう言う事だよ?」

    サシャ「進撃社にとって私は憎むべき存在でした」

    サシャ「しかし今では私は恩人になったのです」

    サシャ「何故ならダウパー村を提供して、場所と資金源を提供したのですから」ニヤリ




    アルミン「‥提供?」


  76. 76 : : 2019/10/14(月) 22:42:24
    サシャ「えぇ。私はゲームを密告した事により、進撃社から圧力がかかっていました」

    サシャ「このままでは殺されてしまうと思った私はある事を思いついたのです」

    エレン「‥」

    サシャ「私は進撃社が新しい生物兵器の実験施設を欲しがっている事を知っていました」

    サシャ「だから私はダウパー村を提供すると進撃社に提案したのです」

    アルミン「なるほど‥それでダウパー村に生物兵器の実験施設ができたんだね」

    アルミン「それは分かったけど、何で村人が1人もいないの?」

    サシャ「私が殺したからです」ニヤリ

    リヴァイ「どう言う事だ?」

    サシャ「ダウパー村を提供する事を、ダウパー村の住民に伝えれば反発する人も出てくる。」

    サシャ「だから私はダウパー村の住民を皆殺しにして、反発する人を全て消しました」

    エレン「親も‥家族もか?」

    サシャ「えぇ。そうする事で進撃社に対する忠誠心を示したのです」

    エレン「ふざけるな!!!このクズ野郎が!!!!」ガタッ

    サシャ「‥」

    サシャ「生き残るためには仕方なかった事ですよ」

    サシャ「まぁ落ち着いてくださいよ」ギラリ

    エレン「ちっ‥」ガタッ

    サシャ「そうして進撃社の信頼を獲得した私は、進撃社の正式な幹部として迎えられました」


    アルミン「‥君は進撃社の中でも地位を確立したって事か」

    サシャ「それも過去の話ですけどね」

    リヴァイ「は?今は違うと言いたいのか?」


    サシャ「はい。もう進撃社はかいめつしています。進撃社の中枢の人間だったのはもう私しか残ってません」

    サシャ「他の進撃社の社員は全てゾンビになりましたからね」ニヤリ


    エレン「は?」

    アルミン「君が何かやったの?」

    サシャ「はい。まぁ私1人ではどうする事も出来なかったので、協力者もいましたけどね」



    リヴァイ「‥詳しく説明しろ」


    サシャ「いいですよ」ニヤリ






  77. 77 : : 2019/10/14(月) 23:08:53
    ーサシャの回想シーンー

    サシャ「何ですか?話って?」

    ジャックス「あぁ」

    ジャックスは私と同じ進撃社の幹部で中枢の人間でした。彼は遺伝子工学、すなわちバイオテクノロジーによるバイオ生物を作るエリートでした。

    世界でもトップレベルの頭脳の持ち主でしたが、彼には人格に問題があったのと生物兵器を悪用しようとして、学会から追放されました。

    そんなジャックスをスカウトしたのが進撃社です。進撃社の生物兵器はジャックスが全て作ったのです。つまりジャックスを失えば生物兵器の商売を行うことが出来ません。そのくらい進撃社はジャックスに依存していました。もちろん進撃社の事業は生物兵器だけでなく幅広い分野のものを扱っていましたが、一番儲かる生物兵器は進撃社にとっての要となる資金源でした。


    ジャックス「人間は増えすぎたとは思わないか?」


    サシャ「‥はい?」

    ジャックスは選ばれた人間以外は存在価値は無いという偏った思考を持っていました。


    ジャックス「進撃社の上の連中も馬鹿な奴らばかりだ。目先の利益しか見えてない」

    サシャ「‥じゃあ貴方は違うと言いたいのですか?」



    ジャックス「あぁそうさ。俺は神になれる資質を持っているからな」


    サシャ「‥神ですか?」


    ジャックス「この話はまた今度だ。今日お前を呼んだのは手を組まないって提案をするためだ」


    サシャ「手を組む?私達は進撃社の幹部で同じ仲間ですよね?」



    ジャックス「本気でそう言っているのか?」


    サシャ「‥」


    ジャックス「まぁ俺の前では本音で話していい。俺はお前の理解者だからな」




  78. 78 : : 2019/10/14(月) 23:16:02
    サシャ「何を企んでいるんですか?」


    ジャックス「話が早くて助かるよ。俺と一緒に進撃社を乗っとろう」


    サシャ「乗っとる?」

    ジャックス「あぁ。そして進撃社を乗っ取ったあとは世界を滅ぼす。そして選ばれた人間だけの新世界を創造しよう!!!」


    サシャ「宗教の勧誘ならお断りします」



    ジャックス「ふふ‥俺はそれを実現出来る力を持っているのだよ」スッ


    サシャ「‥それはなんですか?」



    ジャックス「TVirus‥正式名称TITANーVirusだ」

    ジャックス「このウイルスには2種類ある。支配ウイルスと服従ウイルスだ」


    サシャ「‥」


    ジャックス「服従ウイルスを投与された人間は、支配ウイルスを投与した人間には逆らえない」


    ジャックス「つまりこのウイルスを駆使すれば進撃社を乗っとる事は可能だ」ニヤリ



    サシャ「‥私達には支配ウイルスを投与して、他の人間には服従ウイルスを投与するって事ですか?」



    ジャックス「その通りだ」



  79. 79 : : 2019/10/14(月) 23:31:24
    そして私達は服従ウイルスをワクチンと偽り、進撃社の人間や一般市民にも投与した


    ジャックス「全ての準備が整ったな。」


    サシャ「これからどうするんですか?」


    ジャックス「実はこのウイルスにはカラクリがあってな。服従ウイルスを投与した人間は1ヶ月ほどでゾンビになる」


    サシャ「え‥」


    ジャックス「つまり支配ウイルスとは服従ウイルスによりゾンビになった人間を操る事が出来るんだ」



    サシャ「じゃあ‥エルディア国内の国民は殆どが」


    ジャックス「ゾンビになる。そして俺たちの忠実な配下になる」


    ジャックス「一度ゾンビになった人間は普通の人間に戻る事はない。」


    ジャックス「そして、ゾンビに噛まれた者は服従ウイルスに感染する。そうしてどんどんゾンビが増えていき、長い時間をかけてこの国は俺たちの楽園となる」



    サシャ「そうなれば‥街が機能しなくなるのでは?」


    ジャックス「安心しろ。ダウパー村の地下で暮らせばいい。あそこなら食料や水も200年分はある。生活環境も整えてる。それに生物兵器の実験も行える」


    ジャックス「それに防護壁もあるから誰にも邪魔をされる事はない。」



    サシャ「でも‥エルディア国を潰せたとしても」


    サシャ「外国がエルディア国の異常を察して、軍隊を送り込んで来ますよ?」


    ジャックス「安心しろ。ゾンビはそう簡単に殲滅出来るものではない。」




    ジャックス「それにこの服従ウイルスは空気感染もする」ニヤリ



    サシャ「どう言うことですか?」



    ジャックス「服従ウイルスを搭載したミサイルを世界各地に打ち上げる。そうすれば服従ウイルスは世界各地に蔓延して、エルディア国と同じように潰せる」



    ジャックス「ちなみにさっき服従ウイルスは打ち上げたさ。あとは世界がゾンビに溢れ返るのを待つだけさ」



    サシャ「そうですか‥」



    サシャ「支配ウイルスって投与すれば、服従ウイルス‥すなわちゾンビを支配出来るんですよね?」



    ジャックス「その通りだ」


    サシャ「ところで世界中の人間をゾンビにしたら、貴方の言う選ばれた人間だけの世界を創造出来ないのでは?」



    ジャックス「いや、俺とお前がいれば十分だ」



    サシャ「‥」



    ジャックス「ダウパー村の生物兵器の実験施設でまずは不老不死の実験を完成させる」


    サシャ「不老不死ですか!?」



    ジャックス「あぁ。もう不老不死の薬品は完成している。あとは投与してその効果を自分の身に試すだけさ」



    サシャ「‥」



  80. 80 : : 2019/10/14(月) 23:35:36
    ジャックス「俺はお前に惚れたんだ」


    ジャックス「自分以外の人間はどうでも良くて、狡猾に生きるお前にね」


    ジャックス「まさに君は狩人そのものだ。俺と一緒に生きる資格のある選ばれた人間なんだ」



    ジャックス「あともう少しでゾンビだらけになる。その前にダウパー村に行って、準備を整えよう」




    ジャックス「俺と一緒について来てくれるだろ?」




    サシャ「ダウパー村に行けば、あとは世界がゾンビになるのを傍観していれば、楽園は完成するんですか?」



    ジャックス「その通りだ。」




    サシャ「わかりました」



    ジャックス「お前なら分かってくれると思ったよー」ザシュッ!!!




    ジャックス「」ドサッ




    サシャ「あなたと一緒に住みたくないので、ダウパー村には私一人で行きます」



    サシャ「‥」スタスタ






  81. 81 : : 2019/10/14(月) 23:49:10
    ーサシャの回想終了ー


    エレン「お前‥マジでクソ野郎だな」


    リヴァイ「まさか‥そこまで腐っていたとはな」



    アルミン「じゃあ‥エルディア国だけでなく、世界はゾンビだらけになるの?」



    サシャ「はい。長い時間をかけて世界はゾンビの楽園となるでしょう」



    サシャ「そして正気があるのはダウパー村にいる我々だけになるのです」



    アルミン(どうやらアンヘルさんの事は知らないみたいだね)




    サシャ「今、世界各地でバイオハザード が発生しているでしょう。軍隊も必死に抵抗していると思いますが、あの服従ウイルスは強力なゾンビを生み出します。いずれ抵抗出来る人間は誰もいなくなるでしょう」




    サシャ「ここに支配ウイルスが3つあります。あなた方の分です」スッ



    サシャ「私達4人だけの世界に興味がありませんか?」


    サシャ「私はあなた方は生かそうと思っています。服従ウイルスは時間と共に強くなっていきます。」



    サシャ「つまりあなた方がゾンビになるのは時間の問題です。世界中に服従ウイルスが蔓延しているのですから」




    サシャ「ゾンビになりたくないなら、支配ウイルスを投与しないといけません。なりたくないですよね?」




    エレン「まぁな。ゾンビにはなりたくないな」



    サシャ「それならー」




    エレン「ただ‥お前と一緒に暮らすのはもっと嫌だな。ゾンビになる方がマシだ!!!!」ガタッ!!





    サシャ「そうですか。残念です」




  82. 82 : : 2019/10/15(火) 12:13:19
    エレン「死ね!!!!」ブォーン!!!

    エレンはブレードを抜いてサシャに斬撃を繰り出した

    サシャ「そんなブレードじゃ私を斬れませんよ」ガキンッ!!!


    エレン(キュクロやカルディナと同じ硬質化の能力か‥)バラバラ



    アルミン「外に待機していたドローンが動き出しました!!!」



    リヴァイ「俺がドローンを片付ける!!!お前らはサシャを倒せ!!!」ダッ!!!



    アルミン「了解です!!」(リヴァイさん1人で外のドローンを引きつけるのは危険だ‥)


    アルミン(でも僕とエレンが行っても、ドローンの動きに対応出来るとは思えない‥僕たちが行けばリヴァイさんの足手まといになる‥)




    エレン「このちょこまかと!!!!」ブォーン!!!



    サシャ「そんな攻撃あたりませんよ」スッ!!


    アルミン(外のドローンはリヴァイさんに任せるしかない‥僕は僕のやれる事をやるだけだ!!!)ガチャ



    サシャ「!」



    アルミン「」ドォッ!!ドォッ!!


    アルミンはマグナムを連射した


    アルミン(硬質化で防ぐ暇はなかっただろ!!!隙をついたから生身に命中してるはず)ガチャ




    エレン「心臓と頭に命中した‥やったのか‥」





    サシャ「まさか」ブシュ!!!



    アルミン「‥」(まぁ‥再生能力があるのは当然だよね‥)ガチャ



    サシャ「」シュン!!!



    エレン「アルミン避けろ!!!」



    アルミン「」シュン!!!ダッ!!



    サシャ「!」スタッ





    アルミン「そう簡単にはやられないよ!!」



    アルミンはサシャの素早い攻撃を軽く避けて、サシャから適切な距離を取った




    サシャ「強くなりましたねアルミン。前の貴方なら避ける事は出来なかったはず」




    アルミン「サシャ‥ウイルス何て使わなくても、人は成長するし、強くなる事が出来るんだよ」ガチャ


    アルミンはサシャにマグナムを構えた




    サシャ「ウイルスを使った方が、楽に強さを得ることが出来ますよ。普通にトレーニングしてもこの私の領域には届きませんよ」スタスタ



    エレン「アルミン‥俺がブレードで近接攻撃をする‥お前は援護を頼む」スチャ





    アルミン「分かった‥サシャの能力は未知数だ‥くれぐれも無茶をしないで。数はこっちが有利なんだから」ガチャ




    サシャ「お二人とも作戦会議は終わりましたか?」スタスタ




    エレン「まぁな」スチャ



    サシャ「そうですか。まぁ無駄な事だと思いますが」スッ








  83. 83 : : 2019/10/15(火) 12:31:30
    エレン「ところでお前武器を使わなくてもいいのか?」スチャ

    エレンはサシャとの間合いを取る



    サシャ「武器なんて要りませんよ。私は支配ウイルスを投与してからあらゆる面で強くなりました。」



    サシャ「武器を使うのは素手で勝てないから。私は貧弱なあなた方人間とは違いますから」スッ



    アルミン(下手に撃つと避けられる‥)



    アルミン(マグナム弾を効果的に当てるには‥サシャの隙が生まれた時だ‥)ガチャ



    エレン「まるで自分は人間じゃないみたいな言い方だな」スチャ


    サシャ「ええ。私はもう人間を超越しています。」ダン!!!




    サシャは床を踏み抜くほど力み、エレンに襲いかかった



    エレン(直線的な動きだ‥こんなの‥)スッ




    サシャ「‥」ブォーン!!




    エレン(リーチはブレードを持ってる俺の方が有利だ‥焦るな‥チャンスを見極めるんだ)ドォッ!!!



    アルミン「え‥」



    サシャ「どうしました?」スッ




    エレン「ぐっ‥」ヨロッ



    アルミン(腕が伸びたのか‥そんな事まで出来るのか‥)



    エレン「なるほど‥確かに普通の人間ではないな」スタッ




    サシャ「今のを喰らってよく立ち上がれましたね。」スッ




    エレン「へっ‥他の奴等とは鍛え方が違うんだよ」スチャ



    エレン「前にカルディナとキュクロって奴とも戦ったが、お前はそれ以上だな」スチャ



    サシャ「あぁ‥カールとクロウの事ですか?」


    サシャ「あんなゴミと一緒にしてもらいたくないですね。彼らは服従ウイルスに対して抵抗力が少しあっただけ」


    サシャ「だからウイルスの力の一部を使えましたが、私は別格ですよ」ニヤリ




    アルミン「」ドォッ!!



    サシャ「よっと‥」シュン!!!ダッ!!




    アルミン「避けられるか‥」ガチャ


    サシャ「会話の途中で不意打ちはよくありませんよアルミン。」




    アルミン「まぁ‥こんな手も使わないと君に勝てそうにないからね」ガチャ




    サシャ「なるほど圧倒的な力の差がある事は理解しているようですね。」



    サシャ「なら降伏したらどうですか?今ならまだ許してあげますよ」





    アルミン「降伏はしないよ」ガチャ



    エレン「アルミンの言う通りだ。」



    エレン「お前がどれだけ強かろうと俺達はお前なんかに屈しない」スチャ





    サシャ「口だけは達者ですね。次で決着をつけますよ」ゴキゴキ



    アルミン(筋肉が隆起した‥)



    エレン(本領発揮ってわけか‥)




    サシャ「安心しなさい。殺しませんよ。ただ一生私の奴隷として生きてもらうだけですから」ゴキゴキゴキゴキ



    アルミン(これは‥筋肉だけじゃない‥骨格も変形している‥)



    アルミン「エレン‥ブレードでの接近戦は危険だ‥マグナムを構えて」ガチャ



    エレン「奇遇だな‥俺も同じ事考えていた」ガチャ







    サシャ「無駄ですよ。そんな鉛玉では私には勝てませんよ。」ゴキゴキゴキゴキゴキゴキ






    サシャ「終わらせてあげますよ!!」ドォッ!!!ダッ!!!!!!!






  84. 84 : : 2019/10/16(水) 00:05:04
    エレン「来たぞ!!!」ドォッ!!!ドォッ!!!!



    アルミン「集中砲火だ!!!攻撃の手を緩めないで!!!!」ドォッ!!!ドォッ!!!



    サシャ「」ガキンッ!!!ガキンッ!!!ガキンッ!!!!



    エレン「!」ドォッ!!!ドォッ!!!



    アルミン(全身を硬質化で覆ってる‥って事は)ドォッ!!!!



    アルミン「エレン!!!!」ドォッ!!!



    エレン「分かってる!!!」ドォッ!!!



    サシャ「何をしようとこの変形をした私の前では無力なんですよ!!!」ブォーン!!!ブォーン!!!



    アルミン(物凄い速さだ‥それにリーチが長い)シュ!!!



    エレン(当たったら致命傷だな‥)シュン!!!




    サシャ「どうしました!?もう撃たないんですか!?」ブォーン!!!!




    アルミン「!」ダッ!!



    エレン「今だ!!!」ザシュッ!!!



    アルミン「うおおおおお!!!!」ザシュッ!!!




    サシャ「!?」ザシュッ!!!




    大振りの攻撃をしていたサシャの隙をついて、エレンとアルミンはサシャの足の筋肉を斬った




    サシャ「なっ!?」ガクン


    両足を斬られたサシャはバランスを崩して、倒れる



    アルミン(全身を硬質化したら動けない‥鎧の巨人と弱点は同じだ‥)ブォーン!!!



    エレン(体勢を崩したな‥鎧の巨人と違って目は露出している‥目を抉ってその勢いで頭を切り落としてやる!!!!)ブォーン!!!




    サシャ「ちょ待ってください!!!」




    エレン「待てねぇよ!!!」シュルシュル!!!



    アルミン「え?」シュルシュル!!!




    サシャ「なーんてね。かかりましたね。」シュルシュル



    エレン「腕が伸びて俺達の身体を‥」ググググググググ



    アルミン「動けない‥」ググググググググ





    サシャ「当たり前ですよ。非力なあなた方では絶対に振り解けませんよ」ボトッ!!!




    サシャは自分の両腕を自ら切り落とした



    エレン「そ、そんな事まで出来るのか」ググググググググ



    アルミン「じゃあ‥さっきはわざと‥」ググググググググ




    サシャ「えぇ。隙を見せればお二人は必ずトドメを刺しにくる。それを逆に利用して上げたんです」ニョキニョキニョキニョキ




    アルミン「腕が再生した‥」ググググググググ




    サシャ「当然です。そちらの要らなくなった腕はあなた方を縛るためだけに機能するようにしました」シュウ!!!!




    エレン「こ、こんなもの!!!!!」ググググググググ




    サシャ「だから無駄ですよ。」ブォーン!!!



    エレン「ごっ!!!??」ドォッ!!!!



    アルミン「がっ!?!?!!」ドォッ!!!!



    サシャは2人の間に素早く入り込み、強烈なラリアットをお見舞いした





    エレン「‥うっ‥ぐ‥」ドサッ、ググググググググ




    アルミン「はぁ‥はぁ‥」ドサッ、ググググググググ




    サシャ「情けないですね。それが限界ですか?」スタスタ



    サシャ「もう少し楽しめるかと思っていたのですが、期待していた私が馬鹿でしたね」スタスタ




    エレン「‥サシャ‥お前‥」ググググググググ



    サシャ「聞こえないですね。もう力も残ってないみたいなので、拘束を緩めてあげますよ」スッ



    エレン「!?」


    アルミン(サシャは分裂した自分の腕もコントロール出来るのか‥どういう原理なんだ‥)





    サシャ「これで会話くらい出来そうですね」




    エレン「へっ‥いいのか‥リヴァイさんがまだいるぞ?」



    サシャ「無駄ですよ。あの数のドローン相手に勝てませんよ。いくら強いとは言え、リヴァイさんも所詮は人間です。限界があるんですよ」




    アルミン「それはどうかな‥」



    サシャ「え?」



    アルミン「限界を何度も僕たちは超えてきた‥それは君だって分かるだろ?」




    サシャ「この絶望的な状況でよくそんな事が言えますね。」




    エレン「‥サシャ」




  85. 85 : : 2019/10/16(水) 00:23:04
    エレン「お前‥俺を助けてくれたよな?」



    サシャ「は?」


    エレン「カルディナとキュクロに追い詰められた時‥ドローンが俺を助けてくれたんだ」



    エレン「そのドローンは自動式で自爆したからちゃんと調べる事が出来なかった」



    サシャ「‥」



    エレン「だが俺はドローンの事はハッキリと覚えている。お前の使ってるドローンとあの時のドローンは同じだ」




    サシャ「確かにあのドローンを送り込んだのは私ですよ」



    エレン「やっぱりそうだったか‥」



    サシャ「でも勘違いしないでくださいね。私があのドローンを送り込んだのはキュクロとカルディナを殺すため。」



    サシャ「結果的にあなたを助ける事になりましたが、それはたまたまです。」



    アルミン「でも‥エレンを殺そうと思えば殺せたよね?でも君は殺さなかった」




    サシャ「‥ただの気まぐれですよ」




    エレン「サシャ‥お前は本当は‥」




    サシャ「何ですか?急に。私が前のサシャ・ブラウスのままだと言いたいのですか?それはあなた方の願望であって事実は違いますよ」




    サシャ「6年前にもう前のサシャ・ブラウスは死にましたよ。今は生まれ変わった。おかげで清々しい気分ですよ」



    エレン「‥そうか」




    サシャ「納得してないようですね。さっきお話したでしょう?私はダウパー村の人間を皆殺しにして、進撃社の仲間も殺し、世界をゾンビだらけにした」




    サシャ「こんな私に優しさが残ってると思いますか?」



    アルミン「でも君は色々とおかしな行動が目立つ‥今だって僕たちを殺す事は簡単だろ?」




    サシャ「だから奴隷にするって言ったじゃないですか」スッ




    エレン「それは‥ウイルスか?」



    サシャ「ええ。高濃度の服従ウイルスですよ。これを注射器で投与すれば、抵抗ウイルスを投与しているあなた方でも確実に感染します」



    エレン「何‥」



    サシャ「安心してください。ゾンビにならないように調整してあげますから。そのかわり一生私の奴隷として生きてもらいますけど」




    ドスッ!!ドスッ!!



    エレン「うっ‥ぐっ‥あぁ」ブル



    アルミン(感覚が変だ‥意識が‥)スッ




    サシャ「これであなた方お二人は私の奴隷です。今日からよろしくお願いしますね」ニッコリ





    エレン「誰が‥お前なんかに‥いい加減に目を覚ませよサシャ!!?」ググググ




    エレン(体の力が抜けて‥)



    サシャ「残念ながらもう私に反抗する事が出来ない身体になったんですよ」スッ



    アルミン「え?」スタッ


    サシャ「拘束は解いてあげます。もう必要ありませんからね」




    エレン「くっ、くそがぁ‥」(サシャに逆らえない‥身体が勝手に動く‥)




    サシャ「それではリヴァイさんの様子を見に行きましょうか」ニヤリ




  86. 86 : : 2019/10/17(木) 15:59:12
    サシャ「どれどれ?‥ん?」


    家を出ると、外には無数の破壊されたドローンが地面に転がっていた


    サシャ「まさか‥」


    パシュ!!!!!!


    物凄いガスの射出音がしたと同時に、目にも留まらぬ速さでアンカーが見えた



    エレン(リヴァイさん!!!)




    リヴァイ「!」ザシュッ!!!




    サシャ「」ボトッ!!!!!


    それは一瞬の出来事だった。サシャの首はリヴァイのブレードによって刎ねられた



    リヴァイ「‥何をしている!!そんなんじゃ死なないだろ!!」ドスッ!!!スタッ




    エレン「!」



    アルミン「エレン!!焼夷手榴弾だ!!」カチリ、ブォン!!!



    エレン「了解!!!」カチリ、ブォン!!!




    サシャ「」ドォオォォ!!!ボォッ!!!!





    リヴァイ「俺はドローンとの戦闘で武器はブレードだけになっちまった!!!」




    リヴァイ「お前らの武器を全て使って、そいつにトドメをさせ!!!」チャキン!!




    アルミン「はい!!」ドォン!!




    エレン「くたばれ!!!」ドォン!!!






    アルミン(焼夷手榴弾で身体は激しく燃えている‥いくら強靭な身体とはいえ‥生物は炎には弱い)ドォン!!!




    アルミン(だいぶ弱ってるはずだ‥あとはマグナムの弾を全て撃ち込む!!!)ドォン!!!





    エレン「身体が再生してないぞ!!!効いてるのか!?」ドォン!!!





    リヴァイ「いいぞ!!!その調子で全部撃ち込んでやれ!!!」(俺は念のため周囲の警戒だ‥)チャキン





    サシャ「」ドシュ!!!ドシュ!!!!ボォッ!!!!




    エレン「‥弾切れだ‥」スッ





    アルミン「僕もだ‥」スッ





    リヴァイ「油断するな!!!そいつから距離を取れ!!!まだ動くかもしれん!!!」チャキン!!




    アルミン「エレン!!ブレードを構えて!!!」チャキン!!!



    エレン「あぁ!!!」チャキン!!!





    サシャ「」ボォッ!!!


    さっきの焼夷弾がまだ燃えている‥





    リヴァイ「‥」




    アルミン「動かない‥」



    エレン「やったのか?‥」





    リヴァイ「そうみたいだな‥だが敵はコイツだけとは限らない」



    エレン「でもダウパー村にはサシャしか居ないと言ってましたよ?」



    リヴァイ「それが嘘の可能性もある。とにかくダウパー村を全て調べるぞ」



    アルミン「それがいいですね。」



    アルミン「それにサシャが言っていた、ダウパー村の地下施設も探さないといけません」




    エレン「だな‥武器はブレードだけになっちまったな」




    アルミン「いやでも良い方だよ。僕たち誰も死んでないし。」



    アルミン「‥さっきは正直もう駄目かと思ったよ‥」






  87. 87 : : 2019/10/17(木) 15:59:52
    サシャ「いやー素晴らしいです」スタスタ



    リヴァイ「‥なに!」チャキン!



    サシャ「まさかここまでとは‥」スタスタ



    エレン「何でサシャが2人も居るんだよ!?」


    サシャ「何を言っているんですか?私は1人しかいませんよ?」


    アルミン「‥クローンかな?君は?」チャキン!




    サシャ「いいえ。私は正真正銘サシャ・ブラウスです。クローンではありません」




    サシャ「ヒントはさっきの戦闘でのやり取りです」



    エレン「‥やり取り?」


    アルミン「まさか‥分裂した両腕の細胞から復活したの?」


    サシャ「当たりです。」



    エレン「そんな事が出来るのか?‥」



    サシャ「えぇ。私を倒すにはこの世に存在する全ての私の細胞を死滅させなければいけません」


    サシャ「‥まさかこの力を使う事になるとは思ってませんでしたけど」



    リヴァイ「‥詳しくは知らんが」


    リヴァイ「エレンとアルミンとの戦闘で、なにかをきっかけに両腕を切り落とした」


    リヴァイ「切り落とした細胞からお前は、肉体を形成して、復活したってわけか?」


    サシャ「その通りです」ニヤリ


    アルミン「巨人の力を遥かに超えてるね‥」


    サシャ「えぇ。支配ウイルスは巨人の力をも消す力を持っています」



    サシャ「支配ウイルスは巨人の力を凌駕していますよ」


    エレン「お前‥今巨人の力を消すと言ったか?」


    サシャ「はい。それがどうかしましたか?」


    エレン「じゃあ‥俺たちから力を奪ったのはお前か?」

    サシャ「違います。あなた方から巨人の力を奪ったのはトムです」


    アルミン「‥トム?トムのウイルスが僕らの力を奪ったの?」

    サシャ「そうです。トムのウイルスは精神に作用するウイルス。しかし問題点が多くあり、そのウイルスが実用化される事はありませんでした。トムは巨人の力を奪ったあと、死亡してしまいましたからね」


    サシャ「6年前の進撃のサバイバルゲームで得られたの、トムに投与されたウイルスは巨人の力を奪う事ができるという事だけ。それ以外は欠点だらけでした。それからトムのウイルスはかいりょうされました。」


    サシャ「そしてトムのウイルスから参考に作られたのがこの支配ウイルスと服従ウイルスです」




    エレン「なるほど‥じゃあ支配ウイルスは史上最強のウイルスって事か」

    リヴァイ「支配ウイルスが史上最強のウイルスって事は理解した。」



    リヴァイ「だがお前はさっきの戦闘で両腕を切り落とさなければ、確実に死んでいた。違うか?」


    サシャ「‥」

    リヴァイ「お前の話では同じく支配ウイルスを投与していたジャックスも死んでる」

    リヴァイ「つまり支配ウイルスは不死身のウイルスではない。」



    サシャ「確かにその通りです。でも‥」


    サシャ「私にもうさっきのような不意打ちは通用しませんよ」ゴキゴキゴキゴキゴキゴキ


    エレン(また変形してる‥)


    サシャ「今の私は全身が殺意に満ちています。あなた方の如何なる攻撃も私の細胞が感知します。」ゴキゴキゴキゴキゴキゴキ




    サシャ「まぁ、殺しませんのでご安心ください」ニヤリ



    アルミン(変形をやめた?‥何故?)




    サシャ「あなた方3人は奴隷にします。そのプランに変更はありません。」スタスタ



    リヴァイ「2人とも武器はブレードしかない。3人で連携して攻める。いいな?」チャキン!!



    エレン「了解です!!!」チャキン!!!



    アルミン「気をつけてください!!さっきと雰囲気が違います!!」チャキン!!!





    エレン「あぁ‥」スッ!!!




    サシャ「はぁ‥お二人共何か忘れてませんか?」クイッ




    リヴァイ「!」サッ!!!



    エレン「ぐっ!!」ブォン!!



    アルミン「こ、これは!?」スッ




    リヴァイ「お前ら‥何しやがる?」サッ!!!




    サシャ「その2人にはさっき服従ウイルスを投与しました。」




    リヴァイ「‥」




    アルミン「何でだ‥さっきまでは自由に動けていたのに‥」



    サシャ「それは一時的に私の縛りが消えたからです。今は力が戻ってきましたので、また支配出来るようになりました」
  88. 88 : : 2019/10/17(木) 16:27:51
    アルミン「一時的に消えた?‥頭を切り落とされたから?」



    サシャ「そういう事です」


    サシャ「それに腕から全身を再生するのはかなり力を消耗しますから」



    サシャ「先ほどまでは支配する力を使う余裕が無かったのですよ」



    エレン「じゃあ‥今は力が戻ったって事か?」



    サシャ「そうです」



    アルミン「じゃあ‥さっき変形していたのは一体?」



    サシャ「あれは支配する細胞を復活させるために細胞を動かしていただけです。」





    サシャ「さて‥お喋りはこの辺にしておきましょうか」





    リヴァイ「‥」



    サシャ「形勢逆転しましたね」



    リヴァイ「それはどうだろうな?」



    リヴァイ「今のお前は全力を出せる体力はない。違うか?」



    サシャ「否定はしませんよ。でもこちらは3人。それに体力を消耗してるのはあなたも同じでしょう?」





    リヴァイ「‥」




  89. 89 : : 2019/10/17(木) 16:44:49
    リヴァイ「なぁ‥1つ解せない事がある」



    サシャ「ん?時間稼ぎですか?」



    リヴァイ「違う‥支配ウイルスは史上最強のウイルスなんだろ?」



    サシャ「ええ」



    リヴァイ「なら、何故同じ支配ウイルスを投与していたジャックスはあっさりお前に殺されたんだ?」



    サシャ「支配ウイルスは単体では効果は薄いです」



    アルミン「単体では?」グッ!!!



    アルミン(喋れない!?)グッ!!!



    サシャ「あなた方2人は黙ってなさい」



    サシャ「最初に支配ウイルスを投与した私はこれほどまでの力を持って居ませんでした」



    リヴァイ「‥」



    サシャ「再生力もありませんでした。ただ服従ウイルスによってゾンビとなった人間を支配出来るだけ」



    サシャ「でも私達はある時気づいたんです」




    リヴァイ「何?」



    サシャ「ジャックスは支配ウイルスを投与した人間が、同じく支配ウイルスを投与した人間を摂取すると生物的に強くなれる事を突き止めました」





    リヴァイ「‥じゃあ‥お前はジャックスを殺して‥食べたのか?」




    サシャ「そういう事です」ニヤリ




    サシャ「それを聞かされた私は、いずれジャックスに食べられる可能性があると思いました。だから、私は頃合いを見計らってジャックスを殺して、美味しく頂きました」ニヤリ




    アルミン(そうか‥そういう事か)




    リヴァイ「なるほど‥お前は俺たちを奴隷にすると言ったが‥」



    リヴァイ「俺たちを食べるつもりか?」




    サシャ「察しがいいですね。正解です」ニヤリ




    リヴァイ「‥」




    サシャ「でも支配ウイルスを投与した人間はもう要りません。支配ウイルスは投与しすぎると暴走するので」



    サシャ「それに支配ウイルスを投与した人間は特別な食事が必要になります」




    リヴァイ「服従ウイルスを投与された人間か?」




    サシャ「はい。だからあなた方は奴隷としてあなた方の肉体を私に一生提供してもらいます」



    サシャ「あ、濃度の高い服従ウイルスを投与してあげるので、身体は食べられても再生しますからご心配なく。」



    サシャ「あー‥これは後で言おうと思っていたのに、勢いで言ってしまいましたね」ニコッ




    リヴァイ「そんな事はさせねぇよ」チャキン!!




    サシャ「武器を捨ててください」



    リヴァイ「無理だ」



    サシャ「なら、今からこの2人を殺します」カチリ



    サシャはエレンとアルミンの頭に向けてマグナムを構えた



    サシャ「濃度の高い服従ウイルスを投与して再生力が上がったとは言え、脳を完全に破壊すれば死ぬ事になります」




    リヴァイ「人質か‥」ガチャン



    リヴァイはブレードを置いた




    サシャ「そう、それでいいんです」ニッコリ







    そしてリヴァイはサシャに濃度の高い服従ウイルスを投与されてしまった





  90. 90 : : 2019/10/17(木) 20:26:41
    それから僕たちは何の抵抗も出来ないまま
    サシャの食料としての人生を歩んだ



    この世界は残酷だ
    どうしようもない事があるのだ






    絶対になんとかなる







    そんなご都合主義な考えは捨てた方がいい









    原作ではこのような結末に近いものが待っている





    我々はその衝撃に耐えられるだろうか?










    ーbad endー

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power

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