エレン「ID？」

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エレン「ID？」

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1 : かず : 2019/01/15(火) 21:18:23

シリーズものを書いていきたいと思います！
よろしくお願いします！
2 : かず : 2019/01/15(火) 21:27:07

この世界に新たな病が生まれた。
その病は厄介なものだった…
病にかかった人は身体能力が飛躍的に高くなっていた。

そして、その病にかかった人を排除し、世界を平和にする組織があった。

その組織に対抗するように、病にかかった人たちでも平和に暮らせるようにする組織もあった。

この二つの組織は対立しあっていた。

そして、このお話は普通の高校生がその病にかかってしまう物語だ。
3 : かず : 2019/01/15(火) 21:34:17

…………………ン

……………レン

………エレン

？

「起きなさい！エレン！！」

エレン「………ん」

カルラ「アルミンとミカサが迎えに来てるよ！」

エレン「……なんで？」

カルラ「なんでじゃないでしょ！」

エレン「…まだ、休みだよ……」ﾌﾜｧ-

カルラ「もう、夏休みは終わったわよ！早く準備して学校に行きなさい！！」

エレン「メンドくさい…」ｽﾀ
4 : かず : 2019/01/15(火) 21:38:25

ｶﾞﾁｬ

エレン「ふわぁ〜」ｽﾀｽﾀ
　

アルミン「エレンおはよう」

エレン「……はよ」

ミカサ「…エレン、寝癖がついてる」ﾅﾃﾞ

エレン「…ん」ﾅﾃﾞﾗﾚ

アルミン「アハハ…とりあえず遅れちゃうから早く学校に行こう」ｽﾀｽﾀ

　　

エレン「そうだな」ｽﾀｽﾀ

ミカサ「うん」ｽﾀｽﾀ
5 : 名無しさん : 2019/01/15(火) 21:49:30

cpありますか？
6 : かず : 2019/01/15(火) 22:28:01

はい！cpありです！！
7 : かず : 2019/01/15(火) 22:33:21

進撃高校

ｶﾞﾗｯ

「3人ともおはよう」

アルミン「おはよう、マルコ」ｽﾀｽﾀ

ミカサ「おはよう」ｽﾀｽﾀ

エレン「おはよう」ｽﾀｽﾀ

アルミン「あれ？ジャンと一緒じゃないの？」

マルコ「…それが、ジャンと夏休み中連絡とれてないんだ…」

アルミン「え！？何かあったのかな？」

エレン「あの馬は大事だろ」

マルコ「そうだといいんだけど…」
8 : かず : 2019/01/15(火) 22:34:55

cpはエレミカかエレア二どっちがいいですか？
9 : 名無しさん : 2019/01/15(火) 23:23:33

個人的にはエレミカが好きなので出来ればエレミカにして欲しいです
10 : かず : 2019/01/16(水) 20:46:19

エレミカで行きます！
11 : かず : 2019/01/16(水) 20:51:45

「お前ら始業式が始まるから移動しろ！」

アルミン「イアン先生、お久しぶりです！」

エレン「お久しぶりです」

イアン「久しぶりだな、早く体育館に移動しろ」

ミカサ「はい」

マルコ「はい！」
12 : かず : 2019/01/16(水) 20:57:09

エレン「相変わらず、始業式は長いなぁ〜」ｽﾀｽﾀ

アルミン「そうだね、結構長かったね」ｽﾀｽﾀ

ﾄﾞﾝ!!

ミカサ「ッ！？」ﾄﾞﾃｯ
　　　　　

アルミン「ミカサ大丈夫！？」

ミカサ「…うん、大丈夫」

エレン「なんだ、あいつ…」

アルミン「多分、急いでたんじゃないかな？」

エレン「……そうだな」

ミカサ「…？」
13 : かず : 2019/01/16(水) 21:02:36

イアン「それじゃあ、始業式終わったから今日はこれで学校終わりだ」

ﾔｯﾀ-

ｱｿﾋﾞｲｺｳｾﾞ!

マルコ「イアン先生」

イアン「どうした？マルコ」

マルコ「ジャンについて何か知りませんか？」

イアン「…熱で休みだと聞いてるが、」

マルコ「…そうですか」ｽﾀｽﾀ

イアン「………」
14 : かず : 2019/01/16(水) 21:21:08

帰り道

ミカサ「エレン、どうしてそんな険しい顔してるの？」ｽﾀｽﾀ

エレン「ん？そうか？」ｽﾀｽﾀ

アルミン「ミカサ、エレンの顔が悪人面なのは今更だよ」ｽﾀｽﾀ

エレン「なんか、ひどくないか？」ｽﾀｽﾀ

ミカサ「ん？あれはジャン？」ｽﾀ

アルミン「本当だ！ジャンだ！」

エレン「……！」ﾐｶｻｦｶｸｽ

ミカサ「？エレン？」

アルミン「エレン？」

エレン「……お前誰だ？」

ジャン「………」ﾀﾞｯ

エレン「！待て！！」ﾀﾞｯ

ミカサ「エレン！！」

アルミン「エレン！」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

エレン「おい！待てよ！！」ﾊｧﾊｧ

ジャン「………」ﾋﾟﾀｯ

エレン「…なんで、あんな変な顔してやがった…」

ジャン「！……」ｸﾙｯ

エレン「！？おい、ジャンなんで汗一つかいてないんだよ！」

ジャン「……づくな」

エレン「あ？」

ジャン「俺に近づくな、エレン…！」

エレン「！どうしたんだよ、夏休み中に何があったんだよ！」

「エレンー！！」

エレン「…ミカサ？」

ジャン「……ミカサ……」

ｿﾞﾜｧ!

「殺したい」

エレン「は？な、何言ってんだ…？」

ジャン「ぐっ…！エレン、ミカサを俺に近づけるな……」ﾊｧﾊｧ

ジャン「俺はミカサを殺したい」

エレン「ッ！？」

ジャン「ミカサを殺す殺す殺す殺す殺すコロスコロスコロスころすころすころすころす」ｽﾀｽﾀ

エレン「おい！ジャン！！！」ｶﾞｼｯ

ジャン「…邪魔だ」ﾌﾜｯ

エレン「え？」ﾌﾜｯ

ﾄﾞｯｶ-ﾝ!

エレン「がはっ…！イテェー…」

ジャン「！悪い、エレン…」ﾀﾞｯ

エレン「おい…！ジャン……！」

ﾀﾞｯ
ﾀﾞｯ

「「エレン！！」」

エレン「あるみん、み…かさ」ﾊﾞﾀｯ

「「エレン！！！」
15 : 名無しさん : 2019/01/16(水) 21:42:33

期待です
16 : LvアッカーマンZjjk5RPkYc : 2019/01/17(木) 17:45:05

期待
17 : かず : 2019/01/18(金) 22:02:31

エレン「………ん？」ﾊﾟﾁｯ

エレン「…いつのまに家に…」ｷｮﾛ

ｶﾞﾁｬ

カルラ「エレン起きたのね、よかった」

エレン「母さん、俺はなにが？」

カルラ「ミカサとアルミンが運んできたの」

カルラ「一応、手当てはしたけど何があったの？」

エレン「……なんだっけ？」
18 : かず : 2019/01/18(金) 23:28:17

エレン「そうだ、今何時？」

カルラ「今は19時ぐらいよ」

エレン「じゃあ、アルミンとミカサに電話するよ」

カルラ「そうね、心配してるだろうし」

カルラ「じゃあ、夕食の準備してるわね」ｽﾀｽﾀ

エレン「うん」

エレン「よっこいしょっと」

？

エレン(…身体が軽い？)

エレン「……アルミンにまず電話かけるか」ｽﾀｽﾀ
19 : かず : 2019/01/19(土) 08:25:19

ﾌﾟﾙﾙﾙｶﾁｬ

アルミン「はい、もしもし」

エレン「もしもし、アルミンか？」

アルミン「エレン！？もう、大丈夫なの？」

エレン「全然大丈夫だ！」

アルミン「心配したんだだよ！」

エレン「悪い、悪い」

アルミン「エレン…ジャンと何があったの？」

エレン「…何もねぇーよ」

アルミン「……そう」

アルミン「エレン、ちゃんとミカサにも電話かけなよ！心配してんだから！」

ｿﾞﾜｯ

(ミカ…サ？)

エレン「死ね！死ね！」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

　　　

ミカサ「」ﾁﾏﾐﾚ

エレン「っ！？？」

エレン(…なんだ今の)ﾊｧﾊｧ

アルミン「エレン？どうしたの？」

エレン「…いや、何もない」

アルミン「…じゃあ、これからミカサに電話かけるんだろうし、もう切るね」

エレン「あぁ、ありがとう、アルミンここまで運んでくれて」

アルミン「大したことしてないよ」

エレン「…それともう一つの意味も込めてだ…」

アルミン「エレン…」

エレン「また、明日なアルミン」

アルミン「うん、また明日」

ﾌﾞﾁｯ
20 : かず : 2019/01/19(土) 08:45:13

エレン(…なんで、俺がミカサを殺してんだ……)

エレン(それにさっきから妙に身体が軽い…)

エレン「なんなんだよ…！」ﾄﾞﾝ　　　

エレン「……え？」ｷﾞｼｯｷﾞｼｯ　

カルラ「エレン、どうしたの！？」

エレン「いや、これ…は」

カルラ「あら、床が抜けたの？」

エレン「…あ、うん」

カルラ「そんなにこの家古くないのにね」

カルラ「エレンが倒れたり、床ぎ抜けたり不運な事ばかり起きるわね」

エレン(なんだこれ)

エレン(これじゃ、化け物じゃねぇーか)

カルラ「そこは後で直すから、近づかないでね」ｽﾀｽﾀ
21 : かず : 2019/01/19(土) 08:48:19

エレン「くそ！なんなんだよ……！」

エレン「なんで俺はこんなにミカサを殺したいんだよ………！」
22 : エルHKLBpHSMzI : 2019/01/19(土) 16:13:32

期待です
23 : かず : 2019/01/20(日) 15:13:08

>>22 期待ありがとうございます！
24 : かず : 2019/01/20(日) 15:23:12

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

エレン「！？」ﾋﾞｸｯ

エレン「……電話？」

ｶﾞﾁｬｯ

エレン「はい、もしもし」

ミカサ「エレン！！」

エレン「っ！？ミカサ…」

ｿﾞﾜｯ

エレン(また、だ……)

ミカサ「エレン！大丈夫なの！！」

エレン「あぁ、大事だ…」

エレン(あぁ、殺したい)

ミカサ「ほんとに心配した」

エレン「…悪い、心配かけた」

エレン(早く、殺したい…)

ミカサ「無事でよかった」

エレン「…夕飯だから切っていいか？」

ミカサ「うん、また明日ね」

エレン「また、明日」

ｶﾞﾁｬﾝ

エレン(ミカサとあと少し話してたら、殺しに行ってた……)ﾊｧﾊｧ

エレン「こんなんで、明日大丈夫かよ……」ﾊｧ-
25 : かず : 2019/01/20(日) 15:28:36

ミカサ家

ﾌﾟﾙﾙﾙ

アルミン「もしもし」

ミカサ「もしもし、アルミン、特にエレンは変じゃなかった」

アルミン「様子がおかしいとか無かった？」

ミカサ「うん、なかった」

アルミン「そう、それならよかったよ」

ミカサ「何でそんな事思ったの？」

アルミン「…いや、別に少し気になっただけだよ？何もなかったなら良かったよ」

ミカサ「…そう」

アルミン「…じゃあ、ミカサまた明日ね」

ミカサ「うん、また明日、おやすみなさい」

アルミン「おやすみなさい」

ｶﾞﾁｬﾝ

ミカサ「……そういえば、エレンにおやすみなさいを言いそびれてしまった……」
26 : かず : 2019/01/21(月) 22:53:51

エレン家

エレン「…俺の身体って今どんな感じなんだ？」

エレン「……試してみるか」

エレン「まずは握力だな…」

エレン「りんごで試すか…」ｸﾞﾁｬｯ

エレン「まじかよ……」

エレン「はぁ〜、なんでこうなったんだか…」

エレン「明日も学校だから、寝るか」
27 : かず : 2019/01/22(火) 22:39:04

ーーーーーーーーーー

ミカサ「」ｸﾞﾁｬｯ

エレン「……」ﾊｧﾊｧﾆﾔｯ

ーーーーーーーーーー

エレン「うわぁ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

エレン「最悪の目覚めだ…」ﾊｧﾊｧ
28 : かず : 2019/01/22(火) 22:44:19

エレン「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ　　

カルラ「エレンなんで叫んでたの？」

エレン「別に……」

カルラ「なによ、もう反抗期なんだから」

エレン「………」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

エレン「！」

カルラ「エレン、アルミンとミカサが来たわよ」

エレン「わかってる、行ってくる…」ｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾁｬｯ　　　

アルミン「おはよう、エレン」

ミカサ「エレンおはよう」

エレン「死ね、ミカサ」

ミカサ「え？」

エレン「死ね」ｸﾞﾜｯ

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著者情報

かず

@kazu-k

この作品はシリーズ作品です: 恋心が病に変換される「病」シリーズ

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