ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

ダンガンロンパ52 体験版【安価】

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/12/09(日) 20:07:56
    モノクマ「ハロー!一家に一台は欲しいモノクマだよ!」

    モノクマ「さて!ここから話す内容は、ネタバレ必死だから、未クリアの人は今すぐ立ち去ろう!特にV3未クリア者には痛いかな…」

    モノクマ「立ち去ったかな?それじゃあ、話していくね」

    モノクマ「このスレはいわゆる、オリロンパだよ!オリロンパ!オリジナルキャラクターがコロシアイをするあれね!」

    モノクマ「ただ、今回のオリロンパはただのオリロンパじゃないんだ…」

    モノクマ「ダンガンロンパV3の過去作(とされている)ダンガンロンパ52を舞台としたオリロンパなんだ!」

    モノクマ「まぁ、要約すれば『彼』が参加しているダンガンロンパってことね!」

    モノクマ「ウププ…想像で塗り固められた物語だからね、本家様からそれらしいものが出てきたら、この物語はifだと思ってくれたらいいよ」

    モノクマ「ということで、絶讚ストーリー制作中なんだけど、chapter5が全然思い付かなくてね?」

    モノクマ「だけど、もう待ちきれない!……っていう早とちりから生まれたのがこの、『ダンガンロンパ52 体験版【安価】』なんだよ!」

    モノクマ「これから君たちにはV3の体験版みたいに、シンプルなifストーリーをまるまるやってもらうからね!もちろん、裁判もアリアリっす!」

    モノクマ「とまぁ、こんな感じです。数ヶ月後の本編の前情報解禁…といったところですかね」

    モノクマ「主人公は『超高校級の生存者』である彼だよ!特別ゲストも登場するので、楽しんでいってね!」

    モノクマ「ということで本編スタート!」
  2. 2 : : 2018/12/09(日) 20:23:05
    期待です!あの人可愛いと思った矢先に死んじまったんだよなぁ……
  3. 3 : : 2018/12/09(日) 20:29:41
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~














    天海「………………………………ん?」ガタッ

    頭の下敷きの腕と無理な体制のせいで体が悲鳴をあげ、俺は、目を覚ました

    天海「…ここは…………」

    気づけば、そこは見知らぬ教室。俺は、机に突っ伏して眠りについていたようだ

    ???「あ、君も目が覚めたんだね」

    突如、目の前から、声がした

    ???「お!目を覚ましたんだなッ!」

    ???「ケセセッ!俺ちゃん、意外と心配してたんだぜー?」

    ???「ふむ、これで十六人か…我輩を捕まえるとは、恐ろしい軍力があるのだな…」

    そこには、体格も身長も個性も見た目も言い回しもバラバラな奇妙な十五人の人達がいた

    天海「……君は…誰なんすか?」

    ???「ああ、ゴメンね?君は自己紹介に参加してなかったもんね?」

    ???「ならぁ……改めてぇ…自己紹介するっていうのはどうかなぁ…?」ハァハァ!

    ???「えー、もう一回するの疲れるんだけどなー☆」

    ???「フッ…良いじゃないか…この私を知るものをまた一人増やせるということだからな!」

    天海(な、なんだか、騒がしい人達っすね)

    『…あー、あー、マイクテス。みなさま、聞こえますでしょうか?』

    『あ!いえ、私は天海様達に話しているのではなく、あなた様方に話しかけているのです』

    『ということで、しばらくご一緒させていただきます。チュートリアルと名乗る者です』

    『さて、こういった探索パートでは、選択肢による安価をさせていただくことがあります』

    『こういった場合は、選択肢に番号を降り割っておりますので、それをコメントしていただきます』

    『まぁ、今回は一択なんですけれどもね』

    『というわけで失礼させていただきます。また、どこかで会いましょう』

    天海「自己紹介っすか……」

    天海(今、何が起こっているのか、いまいちわからないっすけど、とりあえず合わせておきましょうか…)

    天海「じゃあ、誰に話しかけましょうか…」

    1低身長の女子

    >>4、選択肢からどうぞ!
  4. 4 : : 2018/12/09(日) 21:06:30
    1で
  5. 5 : : 2018/12/09(日) 21:36:49
    ???「えーと、自己紹介かな?大丈夫!個性は強いけど僕が窓口になってあげるからさ」

    天海「あ、いや、まずは君の…」

    ???「え?あ、僕のことかな?」

    朱々原「僕の名前は朱々原紫音。まぁ、覚えておいてくれたら嬉しいかな」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ススハラシオン 超高校級の声優
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「朱々原紫音さんっていうんすね」

    朱々原「そうそう。ちなみに、僕は、超高校級の声優だなんて呼ばれているんだ」

    朱々原「自分で言うのもなんだけど、老若男女西洋から東洋まで、いろんなキャラクターの声を吹き込むことができるんだよ!」

    朱々原「まぁ、今は、関係ないのかな…」ハハハ

    天海(人の良さそうな女の人っすね…この人はもしかして………)

    天海「すいません。君も『ギャラクシア学園』の生徒じゃないっすか?」

    朱々原「あ、知ってるんだ!」

    天海「はい、事前に新入生徒の情報は調べておいていましたから」

    ギャラクシア学園…それは有名な特別高校『希望ヶ峰学園』の裏の顔と言ってもいい……なんたって、その学園は…

    朱々原「希望ヶ峰学園の裏政策だもんね」

    天海「な、何で考えてることが分かったんすか………」

    朱々原「メタい話はやりたくないんだなー。ともかく、ギャラクシア学園は希望ヶ峰学園が更なる育成に力を入れた結果、生まれた政策さ」

    朱々原「希望ヶ峰学園への入学をキャンセルする意地固い人たちに高い資金をつんで入学させる…いわば奥の手ってやつだね」

    朱々原「そういった方法で集めた人達が通うのが第二の希望ヶ峰学園。ギャラクシア学園ってわけさ」

    天海(ぜ、全部言われてしまったっす…)

    朱々原「で、もしかして、君も………?」

    天海「あ、はい、俺もギャラクシア学園に入学する新入生っすよ」

    天海「俺の名前は天海蘭太郎。超高校級の冒険家って言われてます」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    アマミランタロウ 超高校級の冒険家
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    朱々原「冒険家か…カッコいいね!海賊とか錬金術師とかにも会ってるのかな?」

    天海「そんな大それた冒険なんてしないっすよ。俺は、ただ……」

    ???「おい、まだ終わらないのか。つったって待つのも疲れる。早くしてくれ」

    朱々原「あ、ごめん!」

    朱々原「じゃあ、次の人に進もうか!」

    天海「は、はい……」

    天海(次は誰に話しかけるっすかね………?)

    1孤立した男
    2両肩を押さえている男
    3震えている女
    4冷たい視線を向ける女

    >>6、選択肢からどうぞ!
  6. 6 : : 2018/12/09(日) 21:44:36
    4で 
    期待
  7. 7 : : 2018/12/09(日) 21:58:32
    僕っ娘とか紫音ちゃん絶対可愛いじゃないか
  8. 8 : : 2018/12/09(日) 22:01:14
    >>2>>4、どうもです!
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「あの…ちょっといいっすか?」

    ???「……私?」

    その、小学生ぐらいのとても小柄な女の子は、予想通りの幼い声を発する

    天海(ただ、それに反して、少女とは思えない冷たい視線をもってるんすね……)

    朱々原「天海くん?彼女は、ギャラクシア学園の生徒だよ」

    天海「えっ!?高校生だったっすか!?」

    その瞬間、その目付きはさらに鋭くなった

    天海「す、すいません……見た目で判断して、申し訳ないなと思ってるっす」

    ???「別に…私。気にしてないから。」

    ???「それで…自己紹介?」

    斗鬼「私。斗鬼聖。超高校級の化石研究者。よろしく…」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    トキヒジリ 超高校級の化石研究者
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「化石研究者っすか…すごいっすね!」

    斗鬼「誉められても…嬉しくない」

    天海「ご、ごめんっす!……」

    天海(ずいぶん、嫌悪されてるっすね…)

    朱々原「彼女は、億単位の化石の発掘、検査に立ち会った、とてもすごい人なんだよ!」

    天海「へぇ、ってことは、かなり詳しいんすね。今度、教えて欲しいっす」

    斗鬼「もう。会うこと。ないと思う…無駄に。私。おだてないで」

    天海(うぅ…弱ったっすね……)

    朱々原「ま、まぁ!次の人に行こうよ!」

    天海「そ、そうっすね…」

    1孤立した男
    2両肩を押さえている男
    3震えている女

    >>9、選択肢からどうぞ!
  9. 9 : : 2018/12/09(日) 22:04:02
    とりあえず1
  10. 10 : : 2018/12/09(日) 22:13:21
    天海「あ、あのー…」

    ???「……なんだ」

    振り向いた彼は、ちょうど俺と同じくらいの身長だった

    朱々原「自己紹介だよ自己紹介!彼はまだ、皆を知らないからさ!」

    ???「……………はぁ」

    春原「春原英斗…超高校級のカーレーサーだ」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    スノハラエイト 超高校級のカーレーサー
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「…………そ、それだけっすか?」

    春原「そうだ。それ以外話すこともないだろ」

    朱々原「か、彼は一人が好きなんだよ!一人にしておいてあげよう!」

    天海「え…それでも………」

    春原「ソイツが言った通りだ……俺は、今、誰とも関わる気はない」

    天海「………………」

    天海(まぁ、こんな状況だし、仕方ないんすかねぇ……?)

    朱々原「じ、じゃあ、次は誰にする?」

    天海「次は………」

    1両肩を押さえている男
    2震えている女

    >>11、選択肢からどうぞ!
  11. 11 : : 2018/12/09(日) 22:38:14
    2でおねしゃす
  12. 12 : : 2018/12/09(日) 22:58:06
    天海「あ、あの…いいっすか?」

    ???「ひ、ひぃっ!?食べないでください!お願いしますですぅ!」

    天海「……え、えぇ………」

    朱々原「津久宮さん!大丈夫だよ!彼は怖くなんてないよ!」

    ???「ほ、ほんと………?」

    津久宮「稲葉の名前は津久宮稲葉って言いますですぅ!超高校級のフリーターっていわれてますです!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ツクミヤイナバ 超高校級のフリーター
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「ふ、フリーター……?」

    朱々原「彼女は、何事にも手先が器用ならしくてね。やらされたことは全て手際よくこなすんだって」

    天海「それはすごいっすね!どんなアルバイトをしてるんすか?」

    津久宮「稲葉は……ええと……その」グルグルグル

    津久宮「うえーん!仕事を抱えすぎて、全然思い出せないですぅ!」ナキナキ

    天海(…どれだけ抱え持ちしてるんすかねぇ…)

    朱々原「その日暮らしがなく頃に…ってね。どう?意外とうまいんじゃない?」

    天海「何、独り言言ってるんですか…」

    1両肩を押さえている男

    >>13、選択肢からどうぞ!
  13. 13 : : 2018/12/10(月) 00:35:26
    1しかいない!
  14. 14 : : 2018/12/10(月) 16:20:25
    ???「あ、僕の番なんだねぇ?」ハァハァ

    そういうと、その男はこちらを見た

    天海(この人は…下手したら俺より背が高いっすね……)

    笹木「僕の名前はぁ……笹木混童夢って言うんだぁ……よろしくねぇ…!」ハァハァ!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ササキコンドウム 超高校級の広報委員
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    朱々原「……名前に悪意しか感じないよね…」

    笹木「そうかなぁ…?まぁ、中学三年生くらいから急にいじめが増えたけどさぁ…」ハァハァ

    天海(確かにそうっすけど、俺には、この名前に聞き覚えがあるっす…)

    天海「もしかして、笹木くんって…あの『ササコンドーNEWS』の…?」

    笹木「わぁ!よく分かったねぇ!」ハァハァ

    天海「まぁ、俺もお世話になってるっすからね」

    朱々原「え?何?天海くん知ってたの?」

    天海「ササコンドーNEWSは有名っすからね…」

    ササコンドーNEWS……それは、世界でも有数な『個人的に立ち上げたNEWSサイト』で、それをたった一人で運営し続けているのが、そこの笹木混童夢その人だった

    笹木「へぇ…物知りなんだねぇ……」ハァハァ

    笹木「僕、君に興味がわいちゃったぁ!今度、取材させてもらっていいかなぁ?」ハァハァ

    笹木「あんなとこから、そんなとこまで…………ねぇ?」ハァハァハァ!

    笹木は自分の両肩を抱き、天を見上げる

    天海「え、遠慮しとくっす!」アセアセ

    朱々原「じ、じゃあ次の人に移ろうか!」アセアセ

    天海(次はあのグループに話しかけようかな)

    1高身長の女
    2低身長の男の子
    3チャラそうな男
    4クールな女

    >>15、どうぞ!
  15. 15 : : 2018/12/10(月) 17:35:14
    3……かな
  16. 16 : : 2018/12/10(月) 17:56:16
    天海「ちょっといいっすか?」 

    ???「ん?俺ちゃんのことか?」ケセセ!

    天海「はい、自己紹介をしたいんすけど…」

    ???「ほーう、俺ちゃんの名前を?それはちょっち、野暮じゃないっすかねぇ?」

    天海「ええと…どういうことっすか?」

    ???「あーもう!話に乗れよ!ノリが悪いやつだなぁ!」

    天海「え、えぇ…………」

    ???「まぁ、いいわ…話し手やんよ」

    蛇倉「俺ちゃんは蛇倉晴明ってんだ!超高校級の調律師ってことでヨロシコッ!」ケセセセセ

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ジャクラハルアキ 超高校級の調律師
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「調律師……?」

    蛇倉「まぁ、馴染みねぇ職業ってことくれぇは自覚してらぁ。でも、知らないってなると、それはそれで悲しいもんだぜ…」

    蛇倉「調律師ってのは、主に弦楽器なんかの音の調節をする仕事だ。弦の位置を調節してな」

    天海「へぇ、そんなのがあるんすね!」

    蛇倉「アンタ、ついさっき、全国の調律師にけんか売ったぞ?」

    天海「す、すいません!気を付けるっす…」

    天海(なんだか、見た目通り…とまでは言わないけど、それらしい人だったすね…)

    朱々原「じゃあ、次は誰にする?」

    1高身長の女
    2低身長の男の子
    3クールな女

    >>17、どうぞ!
  17. 17 : : 2018/12/10(月) 19:41:27
    3で
  18. 18 : : 2018/12/10(月) 20:43:12
    天海「あの、ちょっといいっすか?」

    ???「…私のことか?」

    朱々原「そうそう!」

    刃桜「私の名前は刃桜紅葉…超高校級の弓道部として活動している」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ハザクラモミジ 超高校級の弓道部
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「刃桜さんっすか………何で、男の制服を着ているんすか?」

    俺は、そこで一番気になっていたことを尋ねた

    刃桜「…深い理由はない。こういう格好の方落ち着くと言うか…」

    天海「そ、そうなんすね…」

    刃桜「分かったのならば、早く、他の人の本へ行ったらどうだ?君を待っているだろうさ」

    天海「わ、分かったっす…」

    天海(な、何だろう…刃桜さんからは、自分に『関わらせたくない』という一種の謙遜を感じるっすね…)

    朱々原「ど、どうしたの?」

    天海「いや、何でもないっす」

    1高身長の女
    2低身長の男の子

    >>19、どうぞ!
  19. 19 : : 2018/12/10(月) 21:21:44
  20. 20 : : 2018/12/11(火) 18:20:49
    天海「あの、いいっすか?」

    ???「自己紹介?面倒くさい………………まぁ、いいんだけどさ☆」

    甘柳「私の名前は甘柳隼!超高校級のハッカーだよ☆」キラリーン

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    カンヤナギハヤブサ 超高校級のハッカー
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「は、ハッカー!?」

    甘柳「え、ちょっと、そんなに引かないでくれないかな?私、別に犯罪者じゃないよ☆」

    天海「え、でも、ハッカーなんすよね…?」

    甘柳「ハッカーはハッカーでも、ホワイトハッカー!こんな肩書きは持ってるものの、犯罪なんかやったことないんだよねー☆」

    天海「ホワイト………ハッカー………?」

    甘柳「ハッキング技術を応用して、セキュリティを固める仕事だよ。まぁ、正義の味方ってこと!」

    天海「そ、そうなんすね…」

    甘柳「そうなんすよ☆」ピコリーン

    天海(何だか、明るい人だったっすね…)

    1低身長の男の子

    >>21、どうぞ!
  21. 21 : : 2018/12/11(火) 18:34:07
    1で
    ちなみに、犯罪をするハッカーはクラッカーというらしい。真偽?それは知らん
  22. 22 : : 2018/12/11(火) 20:30:50
    天海「あの、ちょっといいっすか?」

    ???「おお!自己紹介でい!?」

    天海「…もしかして、君も……ギャラクシア学園の………?」

    ???「ん?そうだけど……それがどうかしたのか?」

    天海「い、いや!何でもないっす!」

    天海(俺の腰より低いっすね……)

    能々「オイラの名前は能々竜平!超高校級のクリケット選手でいっ!」ビシッ

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ノウノウタッペイ 超高校級のクリケット選手
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「え!君、クリケット選手なんすか!?」

    能々「て、てめ!江戸っ子はクリケットなんかするわけねぇってぇ、偏見持ってやがんな!」

    天海「………ん?」

    能々「確かに俺が江戸っ子なのは事実でぇ…しかぁし!江戸っ子だってパスタ喰うし、カラオケ行くし、クリケットだってするんでい!」

    天海(何も言ってないのに語り出したっす…)

    天海(そもそも、今は、江戸っ子でも、そんなしゃべり方する人はいないと思うっす…)

    天海(この子は……もしかして…?)

    朱々原「じゃあ、次のステップに進もうか!」

    1マフラーをつけた男
    2大型体型の男性
    3色白の外国人の男
    4メガネをかけた女

    >>23、どうぞ!
  23. 23 : : 2018/12/11(火) 21:27:13
    1で
  24. 24 : : 2018/12/11(火) 21:56:19
    天海「あの…いいっすか?」

    ???「…ん?僕かな?」

    朱々原「そうだよ!自己紹介!自己紹介!君は、前の自己紹介にも、参加してなかったよね?」

    ???「それは、全員、起きてから伝えた方がいいと思っただけさ」

    ???「それにしても………まったく、こんな状況なのに、暢気なものだね…」

    ???「僕らはおそらく誘拐されている……人が死んでもおかしくない状況なんだ…」

    天海「…ずいぶん、不謹慎っすね……誘拐はともかく、死ぬかは分からないっすよ」

    ???「でも、こんなときに個人情報を他人から聞き、そして話す方が不謹慎だと思うな」

    天海「…………」

    絶希「でも、名前がないっていうのは不便だし……しばらくは絶希って名乗らせてもらうよ」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ゼッキ  超高校級の???
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    朱々原「ぜ、ぜっき………?」

    絶希「まぁ、この偽名に深い意味はないよ。この監禁状況で触れあうためのコードネームさ」

    天海「できれば、信頼して、教えてもらいたかったっすよ」

    絶希「信頼だなんて…無理に決まってるじゃないか……こんな状況だし…」

    絶希「そこのところを理解してほしいかな………」

    天海「…………」

    朱々原「つ、次に行こうよ!次に!」アセアセ

    天海「そうっすね……すいません。少し、取り乱してしまったっす…」

    朱々原「だ、大丈夫だよ!彼も、危険を考えての行動なんだし、悪気はないさ!」

    天海(そう………っすよね…)

    1大型体型の男性
    2色白の外国人の男
    3メガネをかけた女

    >>25、どうぞ!
  25. 25 : : 2018/12/11(火) 23:10:14
    3で
  26. 26 : : 2018/12/14(金) 18:57:03
    天海「あの、いいっすか?」

    ???「え?あ!私!?最後に気づかれて、自己紹介っていう流れかと予想してたら違ったね」

    ???「ほら、私って地味だからさ?学校でも、よく、挙手を無視されちゃうんだよ…」

    天海「そ、そうなんすか……」

    ???「えーと、自己紹介だよね?うん、話すよ」

    白銀「私の名前は白銀つむぎ。超高校級のコスプレイヤーだよ」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    白銀つむぎ 超高校級のコスプレイヤー
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「コスプレイヤーっすか…」

    白銀「うん、こんな地味な私だけど、コスプレしているときは、煌めいてるんだよね」

    白銀「主にキャラ愛がッ!!!」

    天海(自分自身…じゃないんすね………)

    朱々原「じゃあ、次に行こうか」

    白銀「え!終わり!?地味に短くない?……まぁ、体験版だし、こんな感じなのかな?」

    天海(何か、独り言を呟いてるっす)

    1大型体型の男性
    2色白の外国人の男

    >>27、どうぞ!
  27. 27 : : 2018/12/14(金) 23:16:15
    1で!まさか白銀が出てくるとは
  28. 28 : : 2018/12/15(土) 06:42:19
    天海「あの、少し、いいっすか?」

    ???「自己紹介であるな?ふむ、了解した」

    振り返ったその男性は、俺より一回りも二回りも大きい…とか、そういうレベルじゃ表せない程度に大きかった……

    尚、肥満体型の様子…

    仏空天「我輩の名前は仏空天荒宮……幾多の戦場を指揮する超高校級の指揮官とは我輩のことである!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ブックウテンアラミヤ 超高校級の指揮官
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「ぶっ、ブックウテン………?」

    天海(す、すごい名前っすね……)

    朱々原「彼は世界的にも優秀な軍指揮のプロフェッショナルで、一人も怪我人を出さない完全試合を叩き出したこともあるんだって!」

    天海「そ、そうなんすか…」

    天海(とはいっても、戦場と聞いて、気持ちのいいものだとは思えないんすよね……)

    仏空天「……安心しろ。一人も怪我人を出さない完全試合……つまり、相手も傷つけていないというわけだ」

    天海「………え?」

    仏空天「我輩のモットーは、平和的解決……よほどのことでなければ相手も傷つけないのだ!」

    天海(…見かけによらず、いい人なんすね…?)

    朱々原「じゃあ、次にいこう!」

    1色白の外国人の男性

    >>29、どうぞ!
  29. 29 : : 2018/12/15(土) 12:35:58
    1だ
  30. 30 : : 2018/12/15(土) 14:28:20
    天海「あの、ちょっと、いいっすか?」

    ???「……あぁ?何だよ」

    天海「自己紹介っすよ。とりあえず、みんなのことを知っておきたいんで」

    ???「……つまり、俺をdon't knowってこととなんだな?」

    天海「……は、はい?」

    ???「面倒くさいんだ。俺のことは、sheに聞いておけって」

    朱々原「ぼ、僕のこと?」

    天海「あの、自分で紹介しあうから、自己紹介なんすよ?自分でやらなきゃ意味ないんす」

    ???「あーもう、うっせーな!誰に向かって口聞いてんだっつーの!」

    サムス「俺は超高校級のガイド、かのアルバート・サムスイアンだぞ!なめた口聞いたらkillすっからなぁ!?」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    アルバート・サムスイアン 超高校級のガイド
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「う、うおっ!?」

    天海(急に印象が変わったっすね……)

    サムス「おおよそ20ヵ国の言語を自由に使いこなせる、俺を知らないとは、よっぽどnewsを見ねぇんだな?おおい!!」

    朱々原「そ、そんなに怒らないでよサムスくん!」

    サムス「だから略すなっつーの!俺の名前はアルバート・サムスイアンなんだよ!」

    天海「あの、ちょっといいっすか?」

    サムス「あーも、うっせぇなぁ!そんなに俺と会話してぇんなら、やってみろよ!」

    サムス「hal’ant ghady?la tusharik fi’ayi’akthar min dhlk!」

    朱々原「き、来たよ…サムスくんの英語攻撃……僕にはさっぱりさ……」

    天海「……いや、これは英語じゃないっすね」

    サムス「!」

    天海「’ana la’aqul dhlk kathirana」

    朱々原「す、すごい…ペラペラだね」

    天海「一応、オランダ人との関わりもあったんで…話せるようにはなってるっすよ」

    サムス「すごい…すごいな!俺以外は全員、oldなmonkeyかと思ってたが、あなたみてぇのもいて、嬉しいぜ!」

    天海「old……?」

    朱々原「サムスくんは、外国で『飛び級』をしたんだって。つまり、彼は私たちより一個、年下だよ」

    天海「えぇ!?」

    サムス「ということで頼みましたよ、先輩!」

    天海(な、なんだか、なつかれちゃったっすけど………まぁ、いいっすよね?)

    朱々原「じゃあ、最後のグループに行こうか」

    1煌めいている女
    2キュートな女

    >>31、どうぞ!
  31. 31 : : 2018/12/15(土) 16:44:29
    二番のお嬢さん
  32. 32 : : 2018/12/16(日) 07:02:21
    天海「あの、ちょっといいっすか?」

    ???「フッ……ようやく、私のターンというわけだね?」

    ???「あぁ、そんなに私に興味を持っているのか……その情熱に免じて、教えてやろう!」

    天海(な、何か語りだしたっす…)

    馬力「私の名前は馬力天馬!超高校級の演劇部として、活動しているのさっ!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    バリキテンマ 超高校級の演劇部
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「バリキさんですか……よろしくっす」

    馬力「う、うん…よろしくねぇ」エヘヘヘ

    天海(!?キャラが変わった?)

    馬力「あぁ、気にしないでくれたまえ。君が下手に出るから、うっかり私もキャラが変わったんだ」

    天海(下手に出るとキャラが変わる!?)

    朱々原「その声のトーンの使い分け……君、声優やったら、大成功するよ!」

    馬力「ケッ…俺は声以外にもイロイロあるから演劇部になってんだよ………」チッ

    朱々原「ご、ごめん!?」

    馬力「フッ…私こそすまない。君が上機嫌で話すから、うっかり私もキャラが変わったんだ」

    天海(なんなんすかこの人!?)

    朱々原「じゃあ、最後の人に行こうか」

    1キュートな女

    >>33、どうぞ!
  33. 33 : : 2018/12/16(日) 10:47:59
    1で
  34. 34 : : 2018/12/16(日) 15:14:33
    天海「あの、いいっすか?」

    ???「自己紹介だよね!うん、やるやる!」

    浜白「私の名前は浜白日和。超高校級のエンジニアなんだぁ!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ハマジロヒヨリ 超高校級のエンジニア
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「浜白さんっすか、よろしくっす」

    俺が手を差し出すと、彼女は手を握り返し、そして…

    浜白「ギューーー!」スリスリ

    腕を引っ張り、思いっきり抱きついてきた

    天海「なっ…///離してくださいっす!!」

    浜白「あー、照れてるんだ!照れてるんだよね?私に照れてるんだよね?」

    朱々原「来た!浜白さんの小悪魔モード!」

    天海「一人で笑ってないで助けてくださいっす!」

    浜白「ねぇ、私とイイコトしなーい?」グイグイ

    浜白は、その間も、俺の腕を引っ張り続ける

    天海「なんでそんなに怪力なんすかーッ!」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「ゼェゼェ…やっと離れてくれたっす」

    朱々原「ついでにこれで、全員に話終えたね」

    天海「じゃあ、今の状況を整理してみましょうか……」

    俺は、教室を見回す

    朱々原「教室のドアは、鍵がしまっているようだよ。しかも電子ロックだって。かなり近未来型だよね」

    言われてみれば。と回りを見渡すと、全体的に真っ白な壁面に、黒板らしきものは機械仕掛けで、机にはモニターが打ち付けられている

    天海「こんな施設、世界中を旅した俺でも見たことないっすよ…」

    朱々原「私もだよ!どう思い出しても、こんな設定のアニメを思い出せないし…」

    天海(何か…趣向がずれてるような……)

    そんなときのことだった

    ???「ハロハロハロー!クマクマクマクマクーマクマ!どうも!私の生徒諸君!」ウププ

    朱々原「へっ!?」

    回りを見渡す…すると

    仏空天「な、なんだこれはッ!」

    机のモニターに、白と黒のクマの縫いぐるみの姿が写っていた

    甘柳「な、なにこれッ!」アセアセ

    春原「………………」

    斗鬼「…可愛くない……どうでもいい」

    ???「ちょっと!無視しないでくれちゃって!?とりあえず、どこでもいいから、机に座りなよ!」

    天海「もしかして…君が誘拐犯……!?」

    ???「まぁまぁ、落ち着いて!座ってくれたら、『直接』教えてやるから!」

    天海(直接……?)

    俺たちは言われるがままに机に座る。無駄に刺激しない方がいいと、誰もが悟ったのだろう

    そして、みんなが席についたときのことだった

    ピョーン!!!

    突然、教卓らしきところから、天井近くまで、なにかがジャンプした

    モノクマ「おっす!オラ、モノクマ!お前らの学園長なのだ!」ビシッ!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    モノクマ 学園長?
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ジャンプしていたその何かは、さきほどのモニターに写っていたやつと全くの同一人物に見えた

    能々「テメーがオイラ達を誘拐したヤツだな!?よっしゃ潰してやるッ!!!!」ゴゴゴ

    蛇倉「その喧嘩、俺ちゃんも乗った!」ゴゴゴ

    モノクマ「ちょっとちょっと!やめて!?出落ちキャラになっちゃうからさぁ!」

    能々「知るかテメェ!」ブンッ!

    モノクマ「君らがね」

    能々「!?」ピタッ

    その一言で、能々くんの右手は停止する

    モノクマ「僕への暴力は、命を捨てることだと思ってね?しかも、僕にはスペアが何京体もいるから、無駄だしさ」

    津久宮「な、何京って…!?」

    モノクマ「ともかく、ちゃんと聞いて!今からあなたたちには、『コロシアイ』をしてもらいます!!」

    天海「コロシアイ…………!?」

    俺は、固唾を飲み込んだ
  35. 35 : : 2018/12/17(月) 19:48:52
    なん図書
  36. 36 : : 2018/12/21(金) 20:09:19
    絶希「コロシアイ…?」

    モノクマ「手段は問いません!誰かが誰かを殺す!そうしたらここから出られます!」

    馬力「殺す…?」

    モノクマ「ついさっきも、そういう話題が出ていたよね?」

    俺はある人物に顔を向ける

    絶希「………」

    モノクマ「僕は、君たちを監禁している…僕を満足させられるようなコロシアイが起きることを期待しているよ!」

    天海「だ、だから、何のことなんすか!コロシアイって…」

    モノクマ「あのさぁ…早く把握してくれない?誰かが誰かを殺す!そうしたら出られる!」

    モノクマ「そうしなければ、君たちは永遠にこの施設の中で生きることになるんだ」

    津久宮「永遠…ってどういうことなんですかぁ!?」

    モノクマ「ということで、僕は、これにて退散!さようなら!」

    そういうと、モノクマは教室の扉から出ていった

    刃桜「いつのまにか扉が開いてた…?」

    蛇倉「ど、どどどういうことなんじゃこりゃあ!」ガクガク

    笹木「コロシアイ……?永遠に……?」

    笹木「もう、訳ワカメだよぉ!!」ガクガク

    サムス「だーーッ!もううっせぇ!おめぇらはもうちょっと黙れ!」

    天海「!」

    サムス「早く出ていくぞ!ここの外に出口でも何でもあるだろ!」

    仏空天「まったくその通りだ!ついてこいお主ら!我輩がついておるぞ!」

    春原「…お前らの意見には賛同しかねるな。あんな監禁犯が、安易に脱出させてくれるとは思えないが」

    甘柳「まぁ?どっちにしても教室を出るのは決まりだよね☆だって、それ以外選択肢ないもんね?」

    春原「…確かにそうだが………」

    仏空天「さぁ、探索の時間だ!ここの施設について、調べて回るぞ!」

    仏空天くんがそう言ったと同時に、数名を残して、大多数は外に出ていった

    斗鬼「…………はぁ」

    ポツポツと、残った人も出ていき、残りは、俺と朱々原さんだけとなった

    朱々原「……行っちゃったね…ちゃんと伝えておけば良かったかな?」

    天海「な、何をっすか?」

    目まぐるしく変わる情景で混乱している俺は、そんな質問を朱々原さんにぶつける

    朱々原「いや、今、僕のポケットを探ってみたら、こんなのが…」

    そういうと朱々原さんは、何かを俺に見せてきた

    朱々原「何だろう?デジタルウォッチかな?」

    天海「電源が入れられそうっすね…つけてみましょうか」

    電源を入れるとウォッチには『多機能生徒時計』という文字が移り、その後、メニューのような画面が映った

    朱々原「す、すごい電子的…何かすごいね」

    朱々原「あー、この感動を字面に起こせない自分の語彙力の低さを呪いたい…!」

    天海「……!」

    少し感づき、自分のポケットに手を入れてみると…

    天海「俺のポケットにもありました。その時計…!」

    朱々原「あ、やっぱり!見覚えがなかったから、監禁犯が入れたんだよね?きっと!」

    天海「たしかに、俺も覚えがないっすね…」

    そう言いながら、俺はその時計をいじる

    天海「……この施設のマップが表示できるようっすね…あとは、みんなのプロフィールも確認できて……まぁ、いろいろあるっす」

    朱々原「プロフィールってことは…この時計、僕らのこの状況専用で作られたものなのかな?」

    天海「だとしたら、そうとう、大がかりな監禁っすよ……」

    俺はマップを選び、地図を表示させた

    ┏━━┳━━━━┓   ┏━━━┳━┳━┓
    ┃  ┃第一 ▣┃   ┃特別 ┃ ┃男┃
    ┃  ┃ 教室 ┃   ┃ 教室┃ ┃便┃
    ┃  ┗━━━━┻━━━┻━━━┛ ┃所┃
    ┃           ⇧階段   ┣━┫
    ┃  ┏━━━━┳━━━┳━━━┓ ┃女┃
    ┃  ┃第二  ┃   ┃文化 ┃ ┃便┃
    ┃  ┃ 教室 ┃   ┃展蔵室┃ ┃所┃
    ┗━━┻━━━━┛   ┗━━━┻━┻━┛

    天海「おおすごいっす!どうやら、今は第一教室ってところにいるみたいで……あれ?」

    朱々原「ん?どうしたの?」

    天海「いや、階段があるのに、二階から上はマップがでないんすよ」

    朱々原「そんなの、私には分からないよ…」

    朱々原「ともかく、このことを伝えるためにも、みんなのところに行こう!」

    天海「わかったっす!」

    『…お久しぶりです。オレです。オレオレ、チュートリアルです』

    『これからあなた様には施設内の探索を行ってもらいます』

    『やり方は簡単。先程と同じように選択肢を選んで行きたいところに行くだけです』

    『製品版では、ウォッチを開いたりできる予定なのですが…まぁ、今回はいいでしょう』

    『ということで、すてきなコロシアイライフを楽しんでください』

    天海「さて、どこに行くっすかね?」

    1第二教室
    2特別教室
    3文化展蔵室
    4男便所
    5女便所
    6上行き階段

    >>37、どうぞ!
  37. 37 : : 2018/12/21(金) 20:36:56
    1階から探索……1!
  38. 38 : : 2018/12/25(火) 10:17:59
    ガラガラガラと、教室の扉をスライドした俺は、そのまま、廊下へと出た

    天海「SFチックっすね……全面白で、青い電線のようなコードが張り巡らされています…」

    朱々原「ここまでくると、監禁側に恐怖を感じてくるよね。デスゲームって、聞いたことはあったけど、まさか実際にやる人がいるとか…」

    天海「ともかく、みんなを探しながら、探索を進めましょう」

    俺は、地図を便りに、第二教室に向かった
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「ここが第二教室っすね……」

    胃を決して、扉をスライドさせる。そこには…

    絶希「…これは………」

    甘柳「なーんか神秘的ーー☆」キラリーン

    俺がいた教室と、ある一点を除けば、全く同じ内装だった…ある一点を除けば

    天海「教卓の代わりに木が生えてるっす…しかも、この教室全体に巻きツルがついてる…」

    白銀「ここはアマゾン川周辺かな?……主に森林伐採できてない地域の」

    サムス「てめぇはfaceだけじゃなくて、brainも地味なのかぁ!?ここだけに植物があるんだ。意図的な植林だろッ!!」

    白銀「地味って…………いや、自覚はしてるよ?してるけどさぁ、何かね?その……」キノコキノコ

    朱々原「す、凄くSFジャンルとギャップの起こる内装だね………」

    確かに、驚くことが多そうな部屋だが、俺は、それより、言わなければいけないことがある

    天海「あ、あの、唐突なんすけど、ポケットやらなんやらに、手を突っ込んでみてくださいっす」

    甘柳「えー?いきなり何ー?」

    白銀「手を突っ込むって……どういうこと?」

    天海「多分、あなた達のポケットにも、この時計があるはず………あくまで多分すけど…」

    俺は、手首につけた時計を見せつけた

    サムス「あ、ありました!天海先輩!」ジャキン

    サムスくんから始まり、みんなからは驚きの声が漏れる

    甘柳「なんなのこれー?私、こんな時計、買った覚えないんだけどなー☆」

    白銀「私もだよ……あのモノクマっていう、ぬいぐるみが入れたのかな?」

    絶希「その可能性が高いだろうね……でも、あのぬいぐるみが出てくる前からあったし、入れられたとしたら、誘拐時だろうね」

    朱々原「出てくる前からあったって……もしかして、気づいてたの?」

    絶希「本当は、僕だけのジョーカーにしようと思ってたんだけどね…余計なことをしてくれたものだよ…」

    天海「知っているのなら、教えてあげましょうよ……何でそこまで仲間を疑うんすか…」ハァ…

    絶希「当たり前じゃないか……こういうのは疑うしか道は無いんだ…………!」ギロッ

    天海「………」

    甘柳「ともかく、ありがとねー☆ここは私たちが調べておくから、天海きゅんは皆に伝えて回ってよ☆」ピコリーン

    白銀「それって…ただのパシリじゃ………?」

    天海「ま、まぁ、もとからそういう気で来てましたし…別に構いませんよ」ハハハ…

    そういって、俺は、その場を後にした
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「じゃあ、どうするっすかね?」

    朱々原「とりあえず、全部の部屋を回らない?」

    天海「そうっすよね…次は…」

    1特別教室
    2文化展蔵室
    3男便所
    4女便所
    5上行き階段

    >>39、どうぞ!
  39. 39 : : 2018/12/26(水) 00:31:24
    2で!
  40. 40 : : 2018/12/26(水) 22:49:44
    天海「失礼するっす……」ガチャ

    回りと比べて、木が使われているのか、木目が目立つ外装だ。女便所の出入口に連なるように設置されたドアを押し、中に入る

    中は暗く、押し込められている何かが、おぞましく見えてしまうほどの気味の悪さを今、この場で感じとる

    刃桜「いろいろな物が展示…というよりは、押し込められているな…」

    埃舞い散る空気に耐えながら、回りを見渡すと、地球儀にボトルシップ、甲冑や化石や船の舵、生き物の剥製や見慣れない継ぎはぎだらけの世界地図なんかがあった

    斗鬼「化石…………マンモスだ……かわいい」ポワーン

    仏空天「おぞましい内装だが、一つ一つのものには、歴史的価値がありそうだな…こういうのも尺だが、中々いいセンスをしているぞ……」

    天海「あ、あの、ちょっといいっすか?」

    仏空天「ぬっ、何であるか」

    天海「多分、君たちのポケットにも、これがあると思うんすよ。それを伝えに来たっす」

    そういって、俺は、時計を見せつける

    刃桜「…これは…!…確かに、時計はあったが、私はこんなもの、買った覚えがないぞ?」

    斗鬼「監禁側。私たち。渡したんでしょ」

    仏空天「まぁ、おそらくそうだろうな。我輩たちが持っていると言うことはそういうことだ」

    朱々原「ゴホッゴホッ!!…ご、ごめん、僕には、ちょっと厳しいかな」

    天海「あ、朱々原さんは埃に弱いんすね。ごめんなさいっす」

    朱々原「君が謝ることじゃないさ。じゃあ、出るね……?」

    天海「そうっすね…俺も、もう大丈夫っす」

    俺たちは、そのまま、文化展蔵室を出た
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    朱々原「ごめん、ぜんそく持ちでさ…埃が強いと発作が出ちゃうんだよね」アハハ…

    天海「まぁ、結構濃かったっすからね。埃」

    朱々原「じゃあ、次はどこにいくの?」

    1特別教室
    2男便所
    3女便所
    4上行きの階段

    >>41、どうぞ!
  41. 41 : : 2018/12/26(水) 23:07:43
    3番
  42. 42 : : 2018/12/28(金) 21:48:49
    天海「ここは…」

    俺がドアノブに手をかけたときだった

    朱々原「ちょちょちょ、ストップ!!何しようとしてるの!?」

    天海「え、いや、探索っすけど」

    朱々原「ここ女子トイレだけど!?地図にもかかれてたよね!?」

    天海「!そ、そうでしたね…」

    朱々原「はぁ…まぁ君、真面目そうだし、ただの間違いだったってことにしておくよ…」

    朱々原「じゃあ、少し待ってて。僕が探索するからさ」

    朱々原さんは、ドアノブを回し、女子トイレの中に入っていった
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ≪朱々原目線パート開始≫

    『というわけでチュートリアルです。おそらく、みなさんも混乱しているでしょうし』

    『今作では、プレイアブルキャラクター……つまり、目線が変わって、探索が行われることもあります』

    『本編ではchapter3で重宝され………ゴホッゴホッ!ともかく、さらばだ!』

    朱々原「…さてと、女子トイレに入り込んだわけだけど…この下水道から外に出れたりは…」

    朱々原「いや、アニメの見すぎかな……僕、ちょっとバカになっちゃってる…?」

    全面がピンクで彩られたトイレには、個室が横に五つ、設置されていた

    朱々原「うん、普通のトイレだね。特に変わった点は…………ん?」

    僕は左側の個室から一つづつ開けていった…しかし、一番右の個室だけロックが掛かっていた

    朱々原「誰かいるの?」コンコン

    しかし、返事は一向に帰ってこない

    朱々原「これは…もしかして、緊急事態?」

    僕は扉のロック錠を足場にし、上から個室の中を覗いた……すると、そこには…
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ≪天海目線パート開始≫

    朱々原≪キャャャヤヤヤヤッ!!!

    天海「ッ!?」ビクッ

    女子トイレの探索に行った朱々原さんを待っていると、あろうことか彼女自身の悲鳴が、トイレの方向から響いた

    天海「だ、大丈夫っすか!?」ドンドン

    モノクマ「おっとぉ!異性のトイレに入ったら、ダメだよ!」

    天海「ウオッ!?」

    トイレの扉を叩いたら、あのぬいぐるみが何処からともなく現れた

    天海「い、いつの間に…!?」

    モノクマ「とーもーかーくー。異性のトイレに入っちゃダメだからね!!」

    モノクマ「もし、入ったら、僕からキつーいお仕置きがあるから、覚悟してねーッ!」

    その後、モノクマは、一瞬にして、その場から立ち去っていった

    天海「そう言われても…緊急事態だとしたら…」

    朱々原「あー、大丈夫だよ。僕は生きてるからさ」

    天海「朱々原さんッ!さっきの悲鳴は……?」

    朱々原「ちょっと待ってくれない?『彼女』を起こしている途中だからさ」

    天海「彼女……?」

    しばらくすると、朱々原さんと何かは、扉を潜り、トイレから出てきた

    ???「…………ここは………」

    恐るべき巨体を物にしている彼女は、頭を押さえながら、見覚えのある目付きでこちらを見てくる

    天海「もしかしてあなたは…!」

    大神「我か……?」

    大神「我は大神さくらだ………」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    大神さくら 超高校級の格闘家
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「や、やっぱりそうなんすね!超高校級の格闘家の!」

    朱々原「あれ?天海くんは、彼女を知っているの?」

    天海(結構有名だと思うんすけど………)

    鍛えられぬいた鋼の肉体を持つ大神一族の後継者…人型人目最強といわれの高い大神さくらは、旅をしているなかでも、耳に入ることがあった名前だ

    天海「たしか…希望ヶ峰学園の78期生……正当な入学生だったはずっす……」

    大神「よく知っているな……その通りだ。それはそうとここはどこなのだ……?」

    大神「希望ヶ峰学園ではなさそうだが…」

    天海「もしかして大神さんは、ここに来るまでの記憶がないんすか?」

    大神「おそらくそうなのだろうな……」

    朱々原「うーん……まぁ、一から説明してみる?」

    天海「そうっすね」

    俺たちは、大神さんに、今までの出来事。モノクマの存在。ギャラクシア学園について、一から説明した
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    大神「…なるほど、事情はおおよそ把握した……」

    天海「大神さんはこのあとどうするっすか?俺たちは、みんなにウォッチの存在を伝えにいきますけど…」

    大神「では、それについていくとしよう……ここにいる者の顔でも知っておきたいのでな」

    大神「足手まといにはならないように気を付けるつもりだ。よろしく頼む」

    朱々原「うん、大丈夫だよ。一緒にいこう」

    こうして、俺たちは大神さんと行動を共にすることになった

    天海「じゃあ、次はどうするっすかね…?」

    1特別教室
    2男便所
    3上行きの階段

    >>43、どうぞ!
  43. 43 : : 2018/12/28(金) 22:42:49
    2で!まさか大神さんがくるとは
  44. 44 : : 2018/12/29(土) 14:08:48
    天海「じゃあ、今度は…今度こそは、男子トイレに入るっす」

    大神「ふむ……では、我々は、外で待っておくとしよう…」

    朱々原「なる早で来てね!皆に伝えないといけないからさ!」

    天海「わ、分かったっす」

    俺は、ドアノブを捻り、男子トイレに入っていった
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「けっこう、鮮やかな内装っすね…」

    薄い空色で彩られたトイレには、横に五つの、個室が並んでいた

    天海「とりあえず、一つづつ調べていくっすかね………っと?」

    左から順に一つづつ、中を確認していくと、一番右の個室だけ、鍵が掛かっていた

    天海「?誰かいるんすか?」コンコン

    ノックしても、返事は帰ってこない

    天海「…もしかして、こっちにも、誰かがいたりするんですかね……」

    俺は個室の隙間から、中を覗いてみた…そこには

    天海「…!?誰かが倒れてるっす!!!」

    俺はドアのロック部分を足場にし、上から個室の中に入った

    天海「だ、大丈夫っすか?あと、君の名前は…………?」

    そうすると、その人物は目を開き、一言発する

    ???「……ここはどこですか…」

    天海「へ?あの……後で教えるんで、まず、名前を教えてほしいんすけど…」

    ???「…はぁ、とりあえず、ここから出ませんか。別に気にしてませんが、どうも、ここでは、まともな話が出来そうにない」

    天海(そういえば、ここがトイレであること意識してなかったっす…)

    ???「ついでに、あなたの連れが待っているようですよ」

    その言葉で、俺は、男子トイレの扉が誰かに叩かれているのことに気づいた

    天海「き、気づかなかったっす……けっこう、ここ、防音防響がなってるんすね……」

    ???「超高校級の地獄耳の才能ぐらい、僕は持っていますから……早く行きませんか」

    天海「あ、は、は、はいっす」

    俺は個室のロックを外し、男子トイレから、急いで出た
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    朱々原「…!?誰!?その人!」

    天海「まぁ、そうなるっすよね……約束っす、名前を教えてください」

    ???「………ツマラナイ……なぜ、名前なんて聞きたがるのですか」

    カムクラ「…カムクラ………………カムクライズルです。これで満足ですか」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    カムクライズル 超高校級の希望
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「カムクラ………イズル…?」

    カムクラ「…幾多の才能を持ち合わせる超高校級の希望です。望むのなら、あなたたち全員を今すぐに消しても構わない……」

    カムクラ「…まぁ、興味はないので、今、ここで、やりはしませんが」

    カムクラ「とにかく、僕の自己紹介は終わりました。早く、この状況についての説明を求みます」

    朱々原「ん…んん………まぁ、いいか。とりあえず、説明するね?」

    俺たちは再び、大神さんにつたえたように、カムクラくんに説明をした

    カムクラ「…なるほど、つまり『ですげえむ』ということですか……」

    カムクラ「…ツマラナイ、僕は興味ありませんね……しばらく一人で過ごします」

    天海「あ、ちょっ!」

    カムクラは、すぐさま去ってしまった

    大神「何だったのだろうな……しかし…アヤツ、ただ者ではないような気がする…」

    朱々原「うーん、まぁ、とりあえず、探索を続けてみる?」

    1特別教室
    2上行きの階段

    >>45、どうぞ!
  45. 45 : : 2018/12/29(土) 17:29:18
    1番
  46. 46 : : 2018/12/30(日) 16:32:43
    天海「失礼するっす…………………!?」ガラガラ

    扉を開け、まず一番に目に入ってきたのは、先ほどのぬいぐるみの顔を型どった巨大像が、床からめり込んできているという、なんともカオスな一面だった

    朱々原「え、な、な、何これ!?」

    大神「……ふむ、お主らが言う、ぬいぐるみとは、もしや、この像のことか?」

    そういった話をしていると、既にいた、数人のうちの一人が、怯えながら口を開く

    蛇倉「だだだだ、誰だよそいつッ!そのでかいの!」

    津久宮「ヒッ…!化け物さんッ!?私はおいしくないので食べないでくださいですぅ!」

    能々「な、何を言ってんでい!化け物なんて、迷信。信じるのは中三まででいッ!」

    白銀「中三までは信じていたんだね……」ハハハ…

    刃桜「……天海、どういうことなんだ?」

    天海(あ、そういえば、他の人は、大神さんを知らないんでしたね)

    大神「…そのウォッチとやらの説明をするついでに、我の説明もつけてくれると助かるのだが」

    天海「まぁ、そうっすよね。任せてください」

    俺はウォッチについて伝えるついでに、大神さんについて、カムクラくんについても、皆に伝えていった

    白銀「つまり、その二人はギャラクシア学園入学生でも無いのに、ここにいたってこと?」

    能々「っていうか、別に、ギャラクシア学園生だから集められたって決まったわけじゃないよな」

    能々「オイラたちは、もしかしたら、同じ学園って共通点以外にも、何か、共通点があるかもしれねぇぜ…?」

    蛇倉「いつから、それが共通点だと、錯覚していた………!」

    蛇倉「…みてぇな?」ケセセセセ

    刃桜「いや、それはないと考えていいんじゃないか?少なくとも、私は君らに共通点なんか、見いだせないぞ」

    大神「我は他とは違うイレギュラーな存在だった……」

    大神「そう考えた方が確かにしっくりくるな…」

    朱々原「………あの、ちょっといいかな?」

    刃桜「な、何だ?」

    朱々原「あれって、何なの?」

    朱々原さんは、モノクマの顔面像を指指す

    津久宮「いっ、稲葉は分かりませんです……特に、これといった情報もなくて……」

    蛇倉「牙の部分がガタガタいって開きそうだけどよ…どうやら、電子的なロックが掛けられてるみてぇだな」

    朱々原「というか、なんで、こんな風に床にめり込んでるの?」

    刃桜「めり込んだというよりは、下から潜り出てきたようだな…上に向かって、床が割れている」

    意識していなかったが、ここは、床が木製だった。下から潜り出てきたせいなのか、木片や、削りカスのようなものが散らばっている

    朱々原「潜り出てきたって……ちょっと、意味が分からないな………」

    刃桜「私たちに言われても困るな……この像の情報すらないんだ。現状なんて解釈しようがない」

    異様なこの空間は、まさに、現状の俺たちを表しているようで……

    …恐ろしく思えてきた
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「…じゃあ、最後の場所に向かうっすか」

    朱々原「そうだね。あとの人は、全員、あそこに集まっているはずだよ」

    1上行きの階段

    >>47、どうぞ!
  47. 47 : : 2019/01/02(水) 11:11:59
    1で
  48. 48 : : 2019/01/04(金) 13:36:09
    天海「あれは………」

    俺たちは、残ったメンバーの集まる、階段へと向かった。だが、その階段付近で、なにかと奮闘している誰かの姿があった

    馬力「アァァアケケケェェエエエエエッ!」

    笹木「うひひぃ…あ、開かないよぉ…?」ハァハァ

    浜白「これは無理じゃないの?もう諦めちゃおうよ!」

    春原「……なぜそれが、開始一分で思い付かなかったんだ…」

    馬力「チッ………開かねぇじゃねぇか………誰だよここが出口だって言ったヤツ…………」

    浜白「馬力ちゃん、笑顔が崩れているよ?笑顔笑顔!ブスになっちゃう!」

    馬力「フッ……そうだったな!私のような美貌をこの程度で崩しては馬力の名折れだ……」

    春原「…お前らは静かにできないのか……」

    笹木「っていうよりぃ……天海くんに引っ付いてる彼女ってぇ……誰ぇ?」ハァハァ

    大神「ふむ……我のことか?」

    天海「……早速、説明しちゃうっすか…」

    朱々原「そ、そうだね?」

    俺たちは再び、大神さん、カムクラくんのことについて。それと、ウォッチの説明を、みんなにした

    浜白「ウワッ!この時計……無茶苦茶、高性能だねーッ!持って帰っちゃお!」

    春原「帰れたらの話だがな……」

    天海「というより、さっきの状況を教えてほしいっす。何してたんすか?」

    馬力「ぼっ、僕から説明しますぅ………さっき、まで、仏空天くんの指示で、階段の鉄檻を上げようとしてたんですよ………………」ウルウル

    馬力「あり得ねぇよなぁ?ここの出口はここだから鉄檻上げとけってぇ!?ふざけんじゃねぇッつー話だよ……」

    朱々原「あ、相変わらずの七変化だね…」

    見ると、階段には、鉄格子のように鉄檻が下りていた

    朱々原「まぁ、それっぽいよね。どこかの仕掛けをクリアしたら開きそう」

    モノクマ「それについては、僕から説明しましょう!」

    天海「ウオッ!?」

    振り向くと、そこには、ぬいぐるみの姿があった

    モノクマ「その鉄檻は、みなさんを上に上がらせないためのものです!」

    馬力「なッ……!?では、本当にここに出口があると言うことなのかい!?」

    モノクマ「イヤイヤ、そういう訳じゃないけどさ……簡単に簡潔に言うよ…?」

    モノクマ「だって…だって………これって体験版なんだからーーーッ!!!」

    モノクマ「って言うやつだよ。分かる?」

    笹木「うーん……いまいち分からないなぁ…?」

    モノクマ「まぁ、そういうわけだから、ここから外に出るって言うまやかし。信じちゃダァメダァメよ?」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ…………」

    気色悪い笑みと共に、ぬいぐるみは、この場を去っていった

    春原「…つまり、そういうことだ。俺はもう、帰らせてもらうぞ」

    笹木「じゃあ僕も春原くんに続くよぉ…」ハァハァ

    その後、順々に、仲間は去っていった

    朱々原「…みんな、行っちゃったね」

    天海「そうっすね…もう、解散ってことで、いいんじゃないっすか?」

    大神「みなに、我とカムクラ…そして、ウォッチの存在を伝えられたしな……我はそれで言いと思うぞ」

    朱々原「じゃあ、しばらく解散ね!」

    朱々原さんの一声で、今日はとりあえず、解散することになった
  49. 49 : : 2019/01/04(金) 23:13:37
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「……ふむ、このウォッチ。なかなか多機能っすね…ナビゲートに録音。それになんだかよく分からないっすけどゲームみたいなのもついてるっす」

    俺は別れてから長いこと、ウォッチに関心を示し続けていた。冒険家としての本能なんだろうかとも思う

    しかし、そんな時のことだった

    仏空天「天海ィィィイイイイイッ!!」

    天海「ウオッ!?」

    振り向くと、そこには汗にまみれた仏空天くんの姿があった。おそらく、走ってきたのだろう

    天海「ど、どうしたんすか?」

    仏空天「どうしたもこうしたもない!寝場所の確保だ!」

    天海「寝場所の確保……………?」

    首をかしげる俺など関係ないかのように、仏空天くんは話を続けた

    仏空天「もうじき、夜が来る。寝所が用意されていない以上、吾輩たちがやるしかないのだ」

    天海(そういえば、モノクマからは、何も言われてなかったっすね…)

    仏空天「カムクラや大神を含めると、吾輩たちは18人…」

    仏空天「よって、第一、第二教室と、特別教室に、6人づつの宿泊ということとなった!」

    天海「へ、へぇ…………」

    正直、コロシアイという非人道的な状況で宿泊を一緒にするのは気が引くが……仕方ないのだろう

    仏空天「お主は第二教室だ。夜10時には、そこに集まるようにしておけ!」

    天海「わ、わかったっす……あれ?」

    俺はそこで、小さいが重要な違和感をぶつける

    天海「男女はどうするっすか?どう分けても混ざってしまうっすよね?」

    仏空天「………あぁ、混ざってしまっている」

    天海「えぇ!?」

    仏空天「しょうがないだろう!吾輩も、分けられないものを分けるなんてスキル。持ち合わせておらんのだ!」

    天海「そ、それって……俺はともかく、大丈夫なんすか?」

    仏空天「…安心しろ。もしもの時……そのために納得できる人選を皆に選んでもらっている」

    天海(もしもの時って何なんすかッ!?)

    仏空天「す、少なくとも、まともな奴らが部屋に一人はいれている。お主のグループには、吾輩もおるからな」

    天海(超高校級の指揮官というだけあって、自信満々の指揮には何らかの安心感があるっすね)

    俺は少し悩んだあと、答えを出す

    天海「分かったっすよ……とりあえず、今日は、その指示に従うっす」

    仏空天「助かる。できれば、メンバーチェックのために、今すぐにでも持ち場に行ってほしいのだが…」

    天海「了解しました」

    俺は早速、第二教室へと向かった
  50. 50 : : 2019/01/05(土) 17:05:57
    ……あ、体験版 だから大神とカムクラって……あの二人のポジ?そうなると死体役だれだ……?
  51. 51 : : 2019/01/05(土) 21:01:58
    天海「失礼するっす……」

    俺は扉をスライドさせ、第二教室の中に入る。そこには、四人の生徒が既に待機していた

    朱々原「天海くん!君も第二教室だったんだっけ?」

    カムクラ「……………」

    大神「…ふむ、少し、ツルが気になるが、十分、睡眠はできそうだ…万全な睡眠とは言えないがな…」

    サムス「天海先輩ッ!あなたもここでsleepするんですね!」

    天海(ずいぶん、印象深い人たちが集まったっすね…………)

    さわがしい教室に、後ろから、低い声が響く

    仏空天「すまないが、吾輩も含めた六人はここで睡眠、生活を共にしてもらうッ!何かあったのなら、すぐ、吾輩を呼ぶがいい」

    カムクラ「…アナタが必要になる場面ですか……一生ないと思いますよ」

    仏空天「分かっておらんなぁ…こう言うことで、コロシアイという馬鹿げたゲームを弾圧できるかもしれぬだろう?」

    カムクラ「……好きにやってください。僕は気にしないので」

    カムクラは、そう言うと、壁にもたれ掛かって、静かにし始めた

    サムス「………………!」

    サムス「まさか………寝ているのかッ!?」

    大神「立って寝るとはッ……!筋肉を無意識に固定していると同様…………」

    大神「あやつ……ただ者ではない…!」

    天海(どこでただ者か、判断してるんすかねぇ………)

    仏空天「…ともかく、コロシアイなんぞに負けぬよう、協力して、生き抜こう!」

    そんなとき、俺はこの情景に違和感を感じ取った

    天海「………ん?ここ、少し、雰囲気が変わったっすかね?」

    仏空天「おっ!ふむ!よく気づいたな!なかなかの観察眼だ!誉めてやろう!」

    仏空天は満足そうに語る

    仏空天「実は先程、数名と協力し、『凶器となり得る物を全て排除』させてもらったのだ!」

    天海「…というと?」

    仏空天「棚の上の花瓶に始まり、椅子、本、怪しげな物、全てをだ!スゴいであろう?」

    朱々原「私も協力したんだよ!結構、大変だったけどね………」

    サムス「何でそんな、めんどくせぇことをしたんだよ!coldになるだろッ!?」

    大神「まぁ、あくまでもここはコロシアイの場ということになっている…お互いに気を休めるためにも、必要だろう……」

    仏空天「ちなみに、すべての宿泊場にこの安全策を施した……」

    仏空天「固定されている電子的な机や、根を生やしている草木はともかく、ほぼ全てを持ち去ったのだ!これで殺しは起こるまい!」

    天海「たしかに、これなら、殺人は、しようと思っても出来ませんね……」

    サムス「天海先輩ッ!これで安全です!他のpeopleに気にせず眠れますねッ!」

    天海(すごい……すごいっす)

    さすが超高校級!といいたくなるほどの働きっぷり。彼がいれば、こんな状況も乗りきれるのでは?とさえ思えてくる

    仏空天「………もうすぐ、9時半か…では、吾輩は、倉庫の見張りに行こうと思う!」

    天海「…へ?何でっすか?」

    仏空天「今言った、全ての物は倉庫に押し込めているのだ。処分は大変だからな……」

    仏空天「吾輩は、それを見張っておこうと思うのだ。誰も倉庫に入らないようにな」

    天海(さすが、ぬかりないっすねぇ…)

    仏空天「他グループは、もう、睡眠時間に入っているはずだ。静かにお主らも寝ておけ!では、さらばだッ!」

    そういうと、仏空天くんは、教室から、出ていった

    天海「よし、俺たちも、もう、寝てしまいましょう」

    大神「そうだな……我らも、指示にしたがっておくとしよう…」

    大神の1押しもあり、俺たちは、眠りについた。電気は、眩しいが、植物の影となって、何とか寝れる感じだ

    天海(…………そういえば)

    俺はウォッチで、少し、気になることがあったのを思い出した

    天海(『校則』…結局、確認してなかったっす……)

    校則…いかにも、関係ありげなそれは、当時の俺に恐怖を与え、全く開かせなかった…

    天海「……まぁ、いいっすか」

    俺は意識を遠退かせていった。明日確認すればいいと言う考えに甘えてしまったのだ…




    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  52. 52 : : 2019/01/08(火) 17:44:35
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「……………ん、んん…………」

    俺はふと、目を覚ます。どうやら、朝らしい。時計の針が5時半を指している

    視界がぼやけているが、五人分の人影が、微かに見えてくる

    天海(…仏空天くん、もう、帰ってきたんすね……少し、早く起きましたし、二度寝でも…)

    そんなときだった…

    天海(…………ん?)

    微か…僅かながらの生臭い臭いが自分の鼻を裂く

    天海(こ、これは………………!?)

    俺は、ぼやけた視界を正すため、目をこする。すると、人影の一つは正体を表した































    『大神さくら』は、机にもたれ掛かり、頭からは血を流していた

    天海「……は?」

    天海「お、お、大神さんッ!?!?!?」バッ!

    俺は彼女に飛びかかるようにして近づく

    天海「そ、そんなッ……………!」クッ…

    息をしていない…冷たく冷えたその体は、彼女の死を静かに暗示していた

    カムクラ「…………………ッ」

    その瞬間、後ろから、猛烈な目線を感じた

    天海「!カムクラくん!大神さんがッ!」

    カムクラ「…死んでいますね。助からないと思いますよ。さすがに僕でも蘇生の才能は持っていませんから…」

    天海「そんなッ…………!」

    カムクラくんにつられるようにして、その場にいた他の人影も、目を覚ます

    仏空天「…何であるか……………って」

    仏空天「ウオオオオオオッ!?!?」ダッ!

    朱々原「何…………?」

    朱々原「…………ん?それって………!?」ガクガク

    サムス「うっせぇぞ!もうちょっとsilentに………ってウオオオオッ!?」バッ!

    そして、それは唐突に鳴り響く

    モノクマ「ピンポンパーンポーン!死体が発見されました。一定の自由時間のあと、学級裁判を開きます!」

    天海「……は?」

    奇妙な何かが終わると何かは背後で言葉を放つ

    モノクマ「お!?殺っちまったか!?殺っちまったか!?」

    モノクマ「ひゃっほーーっ!コロシアイの醍醐味来ましたわこれーッ!」

    仏空天「き、貴様!不謹慎であるぞ!」

    モノクマ「百も承知だって!でも、分かっているのかなぁ?」

    モノクマ「これって、明らかに他殺だよね?」

    仏空天「……」

    サムス「ッ………」

    大神さんのもたれ掛かっている机の角には血痕が付着している。おそらく、ここで頭を打ったのだろう

    モノクマ「全く無駄なことをしてくれたもんだよね!机は固定されているから凶器にできない?いやいや!別にそれを持たなくてもいいんだよ!」

    モノクマ「凶器なんて、この世の全てだよ?人間の腕や足、この地面や壁だって、やりようによっては人を殺せるんだよ!」

    仏空天「クッ……吾輩が不甲斐ないばかりに……」

    朱々原「……逆転の発送。凶器を人に近づけるんじゃなくて被害者を凶器に近づける……」

    サムス「こんなときに冷静に判断するなよ!?」

    カムクラ「…それより、僕は先程のアナウンスが気がかりです……知らないワードのオンパレードでしたけど」

    モノクマ「そうそう!教えてやるよ!君たちにとっては、重要だしね!」

    モノクマ「これから、君たちにはこの事件の捜査をしてもらいます!大神さんを殺した憎き犯人…突き止めたくない?」

    仏空天「……それはそうだ。誰か一人が乱れると、波のように回りも崩れてしまう……」

    仏空天「そいつにはお灸を添えてやらぬとな!」

    モノクマ「うぷぷ…文字通り、お灸を添えることができるんだよ?良かったね!」

    仏空天「………なんだと?」

    モノクマ「その捜査の後、開かれる学級裁判にて、見事、犯人であるクロを突き止められたら、そのクロには、きついおしおきを…」

    モノクマ「肉体が滅びるほどのおしおきを食らわせれるんだよ!」

    天海「………は?」

    大神さんを殺した犯人も異常だと思う……でも、俺はそれ以上に…

    このルールに異常さを感じ取った

    カムクラ「…本当に文字通り、お灸を添えていますね……」

    仏空天「ふざけるなッ!お灸を添えるとは言ったが、そこまでは求めておらん!」

    モノクマ「君の意見なんか知らないよ。とーもーかーくー、その学級裁判こそ、君らの運命を分けるんだよ!」

    モノクマ「ちなみに、突き止められずに、冤罪を生んだら、クロ以外は全員おしおきだからね?」

    サムス「ハァァァアアアアアアアア!?」

    モノクマ「その場合は、晴れてクロはここから出られるよ!やったね!」

    モノクマ「というわけで、ちんたらしている暇はない!僕はみんなにこれを伝えにいくから、みんなは捜査をしておいていいよ!」

    モノクマは、その瞬間、その場から消えたように去っていった

    天海「……」

    呆然とする頭を整理し、俺は捜査を開始した…
  53. 53 : : 2019/01/08(火) 19:11:11
    ≪捜 査 開 始≫

    『はい、というわけでチュートリアルです。ここからは皆様に、捜査をやってもらいます』

    『安心してください。主人公さんが優しくナビゲートしてくれると思うので、捜査場所の心配はありません』

    『ただ、最低限のことはしてもらいます。お察しのとおり、安価です』

    『いつもと同じように安価で、番号を選び、捜査をしてもらいます。調べられる場所や話しかけられる人物があるので、よろしくです』

    『それでは、次は学級裁判で、会いましょう!』

    天海(まずは事件現場である第二教室を調べようっすかね……)

    1大神の死体
    2血のついた机
    3大樹
    4カムクライズル
    5仏空天荒宮
    6アルバート・サムスイアン
    7朱々原紫音

    調べたいところ、話したい人を>>54、どうぞ!
  54. 54 : : 2019/01/10(木) 22:42:51
    1で
  55. 61 : : 2019/01/14(月) 09:01:14
    天海「まずは大神さんでも調べるっすか…」

    モノクマ「チョーッと待ったぁ!」ビョン!

    天海「うおッ!?」

    モノクマ「死体を調べるなんて無粋な真似。生徒にさせるわけにもいかないからね。というわけで、こんなものを用意してやったよ!」

    モノクマの手にはなにかが握られている

    天海「それは……何すか?」

    モノクマ「ザ・モノクマファイル~!略して!ザ・モノクマファイル~!!」

    天海(略されてないっすけどねぇ……)

    モノクマ「まぁ、とりあえず、ここに死体についての情報をまとめてあげといたから、捜査の役に立てちゃってね」

    モノクマは、アイパッドのようなものを見せつけながら、画面をスライドする

    モノクマファイル~~~~~~~~~~~~~
    被害者は大神さくら。死因は後頭部の衝撃によ
    る脊髄の殴打。打ち所が悪く即死と見られる。
    また、切れた血管から、血もにじみ出ている
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    天海「本当にいろいろと書いてあるっすね…」

    モノクマ「死体探って疑われるのは君だからね?気を付けようよ」

    モノクマ「ということて、バイナラー!」クルッ

    天海「……うーん…」

    コトダマ『モノクマファイル』を手にいれた

    天海「じゃあ、次はどうするっすかね…」

    1血のついた机
    2大樹
    3カムクライズル
    4仏空天荒宮
    5アルバート・サムスイアン
    6朱々原紫音

    >>56、どうぞ!
  56. 62 : : 2019/01/14(月) 17:55:24
    1で
  57. 63 : : 2019/01/14(月) 19:18:08
    天海「机を調べるっすか……」

    俺はしゃがみこみ、机を観察する

    机の天板には飛び散ったのであろう血が付着しており、いかにもというほどの狂気を醸し出す

    天海「他の机とは何ら代わりないっすね…角が尖ってますし、ぶつけて死ぬのは納得っす…」

    俺は大神さんを少しズラし、そこも観察する

    天海「うぅ……」

    乾ききったのであろう飛び散った血とは違い、死体の温もりでその暖かさを保った血は、角から、地面に垂れる

    天海「やっぱり、これが凶器なんすね……」

    カムクラ「いえ、少し奇妙ですね…」

    天海「え?カムクラくん………?」

    振り替えると、そこには彼の姿があった

    カムクラ「明らかにおかしいでしょう。モノクマファイルと見比べてみてください」

    天海「?」

    カムクラ「……モノクマファイルでは、『血は、出てはいるが、にじみ出る程度』とのことだったはずです…」

    カムクラ「こんな風に天板全体に飛び散るように血が付くのは不自然なんですよ」

    天海「たっ、たしかに……!!」

    天海(じゃあ……じゃあ、この血痕……いや、そもそも、この机って…………)

    コトダマ『血の飛び散る机』を手にいれた

    1大樹
    2カムクライズル
    3仏空天荒宮
    4アルバート・サムスイアン
    5朱々原紫音

    >>64、どうぞ!
  58. 64 : : 2019/01/16(水) 22:56:27
    1で
  59. 65 : : 2019/01/18(金) 19:37:25
    天海「大樹のところを調べてみるっすか…」

    俺は教卓の位置に生えた大樹に駆け寄る

    天海「…あれ?」

    そして、大樹の裏には、目を引く殺伐としたものが放っておかれていた

    天海「金属バット……!?しかも、血がついている………!?!?」ビクッ

    それは、血のついた金属バットだった

    朱々原「な、なんなの?これ!?」

    天海「俺は知らないっすよ……でも、少し妙っすね……」

    天海「たしか、この教室からは、凶器となり得るものは全て、倉庫に入れたんすよね?」

    天海「でも、ここにこんなものがあるってことは………」

    朱々原「一回、倉庫の中を調べる必要がありそうだね」

    天海「そうっすね。ちなみに、俺は聞いてなかったんすけど、その倉庫ってのは、どこにあるんすか?地図にはないらしいっすけど…」

    朱々原「美術展蔵室」

    天海「へ?」

    朱々原「美術展蔵室だよ。あそこ、いろいろな物があったし、僕らは倉庫って言ってるんだ」

    天海「えぇッ!?」

    天海(全然、安全策、施せていないっすよ!?凶器、全然調達できますよ!?)

    何というか、過大評価していた仏空天くんのイメージが少し、崩れたような気がする

    天海(でも、そこが倉庫ってことは、仏空天くんは、そこを見張っていたってことっすよね?)

    天海(しかも、血がついた……ここから考えられるのは……)

    コトダマ『鉄バット』を手にいれた

    1カムクライズル
    2仏空天荒宮
    3アルバート・サムスイアン
    4朱々原紫音

    >>66、どうぞ!
  60. 66 : : 2019/01/22(火) 21:35:59
    3で
  61. 67 : : 2019/01/27(日) 07:24:06
    天海「サムスくん、ちょっといいっすか?」

    サムス「えーっと、何ですか?天海先輩?」

    天海「いや、事件について知ってることがあればなって……」

    サムス「すいませんけど、俺は、あんまり知らないんですよ……本当にすいません」

    天海「だ、大丈夫っすよ!」

    サムス「あ、でも、仏空天のヤツが頭が殴られたように痛いって言ってましたよ」

    天海「頭が痛い………?」

    サムス「きっと頭痛ですよ、ただのね」

    天海(後で話を聞いてみるっすか…)

    1カムクライズル
    2仏空天荒宮
    3朱々原紫音

    >>68、どうぞ!
  62. 68 : : 2019/02/11(月) 13:32:50
    2で
  63. 69 : : 2019/02/14(木) 19:58:00
    天海「あの…仏空天くん。ちょっといいっすか?」

    仏空天「ふむ……何であるか?」

    天海「さっき、サムスくんから聞いたんすけど……頭が割れるように痛いって何があったんすか?」

    仏空天「それのことか。実はだな、昨日の見張りのことなんだが…」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    仏空天「…………………ふむ、誰も来ないな。吾輩の策は完璧のようだ…」

    その日、吾輩はドアを背にして誰も入らないよう、倉庫の前の見張りをしていたのだ

    天海(倉庫っていうと……美術展蔵室のことっすね)

    しかし、そんな時のことだ

    ガンッ!!!!!

    仏空天「なッ……………………………!?」

    急に頭に衝撃がぶつかって……そして、吾輩はそこで目を閉じたのだ
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    天海「衝撃………………?」

    仏空天「何かで殴られたような感じだな…もっとも、吾輩は誰も見ていないんだが…」

    天海「じ、じゃあ…昨日、倉庫は見張れてなかったってことっすか!?」

    仏空天「一時的なものだ。少し立つと、目も覚め、見張りを続けたぞ」

    仏空天「まぁ、ざっと五分程度だ」

    天海(結構な間なんすけど……)

    仏空天「その後、四時ころまで見張りを続け、終わったらすぐにここに来て寝たぞ。大神が死んでいるかは見ていなかった…不覚だ」

    天海「…分かりました。ありがとうっす」

    天海(殴られたような衝撃……でも、誰も見ていない……………)

    コトダマ『仏空天の証言』を手に入れた

    1カムクライズル
    2朱々原紫音

    >>70、どうぞ!
  64. 70 : : 2019/05/08(水) 16:17:12
    2でお願いするっす!
  65. 71 : : 2019/05/08(水) 16:43:01
    >>70
    なん図書が出おった…
  66. 72 : : 2019/05/08(水) 16:45:11
    初めて安価したからテンション上がって…
    スマン
  67. 73 : : 2019/05/09(木) 07:59:25
    期待でぃ!
  68. 74 : : 2019/05/28(火) 21:07:36
    何か久しぶりに安価貰えた……( ;∀;)
    遅れて本当にスマン……

    >>73、竜平かな?(笑)
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    天海「あの、朱々原さん!」

    朱々原「ん?どうしたの?」

    天海「何か事件で知っていることがあるなら聞きたいんすけど…」

    朱々原「ご、ごめん……僕、事件時は寝てたから…たぶん、何も見てないよ」

    天海「そ、そうっすか…」

    朱々原「でも、少し気になることはあるんだよね」

    天海「気になること?」

    朱々原「大神さんって見ての通りの巨体だよね?こんな人を机にぶつけられるのかな?って」

    確かに大神さんは超高校級の格闘家と言われるだけあって巨体だ。一般人では敵いそうにない

    天海「そこは俺も思ったっす…でも、たぶん、それは逆転の発想じゃないっすかね?」

    朱々原「へ?異議アリ的な感じなの?先輩弁護士の決めゼリフ的な」

    天海(…………)

    1カムクライズル

    >>75、どうぞ!
  69. 75 : : 2019/08/10(土) 10:36:12
    1で
    期待です!
    オリロンパに活かすスレッド、見させていただきました。とても参考になりました。

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
20050617

ミスターk

@20050617

「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場