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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

《新生・死して、この世に帰った少年エレン》【4話】

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  1. 1 : : 2018/01/03(水) 12:29:25
    3話の続きです〜。

    先が思いつきません…。年のせいでしょうか()
  2. 2 : : 2018/01/03(水) 12:33:28

    エレンは苦しみの声をこらえるが、体を走る激痛に汗が止まらない。



    アニ「もう限界みたいだね。いいよ。楽にしてあげる」



    アニはナイフを両手で持ち、エレンの首めがけて振り下ろした。











    エレン(っ…ここまでか…)



    エレンは目をギュッと閉じる。









    しかし、アニが振り下ろしたナイフは、エレンの首をとらえていなかった。



    アニ「なに…?」




    いつも間にかアニの手からナイフが消えている。



    エレン(な、何が起こった…!?)




    エレンが目を開けると、手にナイフを持っていないアニがいる。



    アニは、エレンから離れ、辺りを見回す。



    すると、アニの視界に一つの人影が入る。









    ?「エレン、アニ、久しぶり。」









    エレン「お、おまえ…」









    アニ「生きてたんだね…あんた」








    アニ「……ミカサ」





    2人の視線の先には、アニのナイフを持ったミカサが立っていた。





  3. 3 : : 2018/01/03(水) 12:38:50




    ミカサ「エレン…すまない…長い間待たせてしまって…」



    シュッ… とミカサは高速でエレンの前に移動する。



    エレン「へ?」


    ミカサが登場して驚いている上に、目にも止まらぬ速さでミカサが目の前に走ってきたので、エレンはついマヌケな声を出してしまう。



    アニ「!」




    そして、ミカサはエレンをアニから遠ざける。



    エレン「まさかミカサ…。おまえ…死神化…」



    人間とは思えない速さで移動しているミカサを見て、エレンは恐る恐る問う。。



    ミカサ「安心して、エレン。私は死んでいない」



    エレン「はっ!?」



    ミカサ「私は“邪人”ではない」



    エレン「は!?じゃあなんで……」



    すると、ミカサはスッと立ち上がり、右腕のそでをまくる。

    現れたのは、機械の腕。





    アニ「なるほどね……。人体改造。」




    ミカサ「…そう。私は生きた人間。唯一の人体改造成功者」
  4. 4 : : 2018/01/04(木) 01:31:14
    一番期待
  5. 5 : : 2018/01/04(木) 01:31:47
    イェーイ
  6. 6 : : 2018/01/04(木) 11:38:39
    >>4の戯さんへ

    ありがとうございますm(_ _)m
    イエーイ
  7. 7 : : 2018/01/04(木) 11:40:09




    ミカサは袖を戻した。そして、エレンから目を離し、アニを睨む。



    ミカサ「アニ、覚悟はいい?」



    ミカサは機械の腕にぐっと力を入れた。



    アニ「上等だよ」



    アニもぐっと力を入れ、戦闘の構えをとった。



    デスアーク(この二人、やべぇオーラだな…!)




  8. 8 : : 2018/01/04(木) 22:22:15
    期待!いぇーい
  9. 9 : : 2018/01/05(金) 00:12:05
    マネしてんじゃねぇ!あ、奇態
  10. 10 : : 2018/01/05(金) 16:39:35
    イェーイ‼
    気ぃたァいぃぃぃぃぃぃ‼
  11. 11 : : 2018/01/05(金) 21:06:37
    >>8のしゅえさんへ

    期待の言葉ありがとうございます!
    いぇーい



    >>9の戯さんへ

    まあまあ(笑)
    期待の言葉とても嬉しいです!
    ありがとうございますm(_ _)m



    >>10のなめことなったアルミンさんへ

    ナメコになってしまったにも関わら、こんなssにコメントをしたいただきありがとうございますm(_ _)m

    期待の言葉とても嬉しいです!頑張ります!
    イェーイ
  12. 12 : : 2018/01/05(金) 21:09:34



    〜その頃『カフェ・SUNSUN』では…



    ミケ(そろそろでるか)



    ミケはさっと席を立ち、会計に向かう。



    〜〜〜


    ライナー「出るぞ、ベルトルト」



    ベルトルト「う、うん!」



    ミケに続き二人も店を出た。







    人通りの少ない道をミケは歩く。




    ミケ(…いつまで着いてくるんだ…あの2人)



    ミケは上着のポケットに手を突っ込みながら、少し猫背で歩く。



    ミケ(この臭いから邪人は確実。敵か?)



    ミケは立ち止まった。



    ミケ(ここなら戦っても大丈夫だろう)



    ライナー(立ち止まった!ばれたか?)



    ライナーとベルトルトは物陰に隠れる。



    ミケは後ろを向き、言った。



    ミケ「なぜを俺をつける?」



    ライナー(ばれていたか!)



    物陰に隠れているライナーはベルトルトに指示する。



    ライナー「挟み撃ちにするぞ、無理矢理にでも場所を聞き出してやる」コソ



    ベルトルト「わかった」コソ



    ベルトルトは横の道をまわって、ライナーとは反対側からミケに接近する。



    ミケ(臭いが一つ動いた。後ろだな)



    ライナーは、すっとミケの前に姿を現す。



    ライナー「あんた、デァ・トートの人間だな?」




    ミケ「だったらどうする」



    ミケは表情一つ変えずに聞き返す。

    その回答に、ライナーは少し顔を険しくする。




    ライナー「そのアジトの場所まで案内してもらいたい」




    ミケ「それはできない」




    ライナー「言わないなら…」
    ミケ「力づくで…聞き出すか?」




    ライナー「ご名答」


    ミケの真後ろには攻撃をしかける寸前のベルトルト。



    ベルトルト「はぁぁぁっ!」



    ベルトルトは背後から蹴りを繰り出すが、ミケに簡単に足首を掴まれる。



    ベルトルト「なっ…」



    ミケ「遅い。」



    ミケはギロっとベルトルトを睨みつけ、懐から銃を取り出す。



    ベルトルト「ぐっっ!」バッ!



    ベルトルトは何とかミケの手から抜け出し、飛び退く。



    そして、自分の手を噛み切った。



    ミケ「死神化か。」



    死神化したベルトルトは目にも留まらぬ速さでミケに接近し、攻撃を仕掛ける。






    しかし、その攻撃は簡単によけられる。



    ライナー(死神化したベルトルトの蹴りを避けただと!?)



    ライナーは危機を感じ、ベルトルトを助けに出た。



  13. 13 : : 2018/01/05(金) 23:34:20
    お久しぶりです。ゆーき分隊員さん、Twitter追加しようとしたのですが、追加できません。退会しましたか?あと期待です
  14. 14 : : 2018/01/08(月) 08:07:11
    >>13のがくとさんへ

    お久しぶりです(*´ω`*)
    すみません、直しておきました!
    ご指摘ありがとうございますm(_ _)m

    あと、期待の言葉とても嬉しいです!頑張ります!(`・ω・´)
  15. 15 : : 2018/01/08(月) 08:11:49
    ライナー「うおおっ!」



    ライナーはミケの死角から殴りかかる。



    ベルトルト「ライナー!ダメだ!むやみに手を出したら!」



    ベルトルトは叫ぶ。が、遅かった。



    ライナー「!?」



    パシッッ…!



    ライナーの拳はミケに止められる。



    ミケ「2対1か。おもしろい」



    ミケはそう言って「フン」と鼻で笑った。



    ミケの右手には銃が握られている。
    ライナーは、ミケの手からなんとか逃れる。



    ライナー(銃か…)



    ベルトルトとライナーはミケから数mか距離を取り、戦闘の構えを取る。



    ベルトルト(こいつは危険だ…絶対にスクリームさんの妨げになる)



    ライナー(ベルトルト、多少命を削るが…お前はもう一回死神化して一瞬で決めるぞ)



    ベルトルト(ライナーきっと、もう一回死神化して早急にかたずけるぞ…とか思ってるんだろうなぁ…よし、やるか!)



    ベルトルトとライナーは手を口の前に持ってくる。



    ライナー「勝負は今!ここで決める!」



    ベルトルト「ああ!ライナー!」



    2人は同時に手を噛み切り、死神化した。



    ミケはその姿を見て身構える。



    ミケ「来い。」
  16. 16 : : 2018/01/09(火) 08:02:38
    〜〜〜エレンside


    ミカサとアニは凄まじい戦いを繰り広げていた。


    エレンには見えないほどのスピードで、攻撃を仕掛けるミカサに対し、アニはミカサを目で追い、ミカサが近づいた瞬間に攻撃を叩き込んでいた。



    エレン(なんだあの二人…)



    エレンはその景色を目を丸くして見ていた。



    ーまるで次元が違う。



    本気でそう思っていた。





    ミカサ(このままじゃ、切りが無い…あれを使うしか…!)



    ミカサはアニから離れ、エレンの元にやってくる。



    ミカサ「エレン、少し危ない技を使う。ここから離れてt…」



    バキッッッッ!



    ミカサがエレンに話しかけた瞬間、ミカサの右腕が吹き飛んだ。



    ミカサ「っ!」



    エレン「!?」



    ミカサの背後には、アニ・レオンハート。



    アニ「私に背を向けるなんて、余裕だね。」



    ミカサ「くっ…!」
  17. 17 : : 2018/01/10(水) 11:18:29







    〜ミケside



    ライナーとベルトルトは連携攻撃を続ける。が、しかしミケはそれを全てよける。



    ライナー(くそっ…なんて奴だ…!)



    ベルトルト(連携攻撃を全てかわされるなんて…!)



    ライナーとベルトルトは攻撃をやめ、一旦距離を取る。




    ミケ「もう限界か?」



    ミケは避ける一方でほとんど体力を消耗していない。



    ライナー「あんたには、簡単には勝てなさそうだな…」



    ライナーは汗の滴る顔で苦笑する。



    ミケ「そうか…ではこちらの番だ」




    ミケの雰囲気がスッと変わる。
    多くの邪人も戦ってきたライナーとベルトルトでも、経験したことのない…殺意だ。




    ミケ「ふっ…!」



    サッ…!




    ミケは、その場から風のように姿を消した。





    ベルトルトは後ろに気配を感じ、振り向く。






    ベルトルト「な……」


    ダァン!!



    銃声と共にベルトルトの血液が散る。








    ライナー「…は?」








    ベルトルト「…」









    ミケは容赦無くベルトルトのこめかみを撃ち抜いたのだ。







    ベルトルト「」バタッ



    ミケ「…」



    ライナー「おい、嘘だろ…!」
  18. 18 : : 2018/01/10(水) 12:10:14




    ミケの足元にベルトルトは倒れる。側頭部からは血が溢れ出している。



    ミケ「まず一人か」



    ミケはベルトルトを見下ろす。



    ライナー「おい…ベルトルト?」



    ライナーは目の前の光景が信じられないようだった。

    今まで一緒に育ち、強くなってきた仲間が一瞬にしてやられたのだ。



    ライナー「おまえ…殺す!」



    ライナーは、拳に力を入れ、ミケに殴りかかる。



    ライナー「うぉぉぁらっっっ!!」



    ライナーからは、連打攻撃が放たれる。しかし、ミケは一歩引き銃口をライナーに向ける。



    ライナー(撃たれたら終わりだ!)



    ライナーは、もう一歩踏み込み、ミケに突進した。




    ライナーの拳がもうほんの少しでミケの銃より先にミケの顔面をとらえるというところ。

    ミケは、銃を投げた。

    いや、置いた。空気中に。


    そして、ミケはライナーの視界から消える。


    ライナー「!!」



    銃にばかり注目していたライナーは完全にミケを見失った。



    ライナー「くそ!どこへ!」



    ライナーが、そう思い、声に発した瞬間…こめかみに冷たい金属が触れる感覚があった。
  19. 19 : : 2018/01/11(木) 19:26:26



    〜エレンside




    ミカサ「くっ…」



    改造した右手がなくなったミカサの背後には、アニ・レオンハート。



    アニ「負けを認めて逃げるなら、見逃してやってもいいんだけど。ミカサだけなら。」



    アニは、余裕だ。いつもと変わらず。

    そして、銃を取り出した。




    アニ「これ。邪人用の強力な銃なんだけど、これしかないから」



    アニはミカサの額に銃口を当てる。



    ミカサ「私にあるのは右腕だけじゃない」



    ミカサは、左手で振り切ろうとする。



    アニ「無駄。私には両腕ある」



    アニはミカサの左手を空いてる手で抑え、踏みつける。ミカサは両腕使えない状態となった。












    アニ「ミカサ、久しぶりに会えたけどもうお別れだね」



    アニは、引き金に人差し指をしっかりとかけた。



    アニ「大丈夫でしょ、ミカサ。すぐ後にエレンも逝くから。」



















    ダァァン!!









    銃声があたり一帯に響いた。



  20. 20 : : 2018/01/13(土) 00:13:41



    その銃声に続いて、血がポタポタと滴る。



    それから、カララッ…と銃が落ちる。



    アニ「っ…!」



    アニの手からは血が滴る。



    ?「ごめん、アニ。その人たちは譲れないんだ…!」



    エレンとミカサがその声のする方を向く。すると電柱の上に…

































    銃を構えた黒仮面の姿があった。






    エレン(だ…だれだ…!?)



    ミカサ「…」




    3人の視線は、黒仮面に集まる。



    黒仮面「ごめんアニ。僕は裏切り者だ」



    アニ「あんた、ただじゃ済まないよ」



    額に汗を浮かべるアニは、手を押さえながら黒仮面を見上げる。



    黒仮面「そう、この黒仮面は今死ぬ、」



    黒仮面は、スタッと地に降りる。 そして、仮面とカツラを放り投げた。




    「そしてこの瞬間、エレンたちの味方“アルミン・アルレルト”として生まれ変わる…!」





    エレン「あ、アルミン!?」



    ミカサ(やっぱり)



    アニ「そう…それがあんたの答えなんだね」


  21. 21 : : 2018/01/13(土) 20:36:34




    アニの前には改造人間1人、邪人が1人、極邪が1人。


    完全に不利だ。



    アニ(このまま死神化しても勝てる気がしない…引くか)



    アニは、少し周りを見回す。



    ここは一本の通路の真ん中。逃げるとしたら前か後ろ。民家の屋根を通っても人に見つかったら憲兵が来る。



    アニ(どうする…)



    アニは少し考え答えを出す。



    そしてアニは、銃を出した。



    アニ(一人殺して突破口を開こう。それしかない)



    アニは死神化の準備をする。



    アニ(もう2回目だし…もって1分弱…その間に殺せるとしたら…)



    エレン(あいつ、また…!)



    アニの仕草に気づいたエレンは、ミカサとアルミンに知らせる。



    エレン「あいつ死神化するぞ!手を噛ませるな!」






    アニ(くっ…考える暇もなくなった…)



    アニは、一か八か、手を噛み切ろうとした瞬間…





































    ズガァァァァァァァン!!!



    アニ達がいる道路の脇の家が崩れた。
  22. 22 : : 2018/01/14(日) 01:41:28
    ゆーき分隊員さん丁寧な回答ありがとうございます。勝手ながら追加させて頂きました。そして、期待です!
  23. 23 : : 2018/01/14(日) 21:09:31
    >>22のがくとさんへ

    追加していただき、ありがとうございます(*´ω`*)
    あと、期待の言葉もありがとです!
  24. 24 : : 2018/01/14(日) 21:11:48



    ドガッ!ドサッ…



    崩れた家の瓦礫から男がフラフラしながら出てくる。エレンたちとアニの真ん中を通る。
    そして、道路の反対側の塀にぶつかりガクッと膝をついた。



    そいつに続いて男が歩いてくる。



    エレンとアニは呆然としていた。



    なぜならその2人をエレンとアニは知っていたからだ、





























    アニ「ラ、ライナー!?」



    エレン「ミケさん!?」



    2人は同時に声を掛ける。



    ミケ「…エレンか」



    ミケは無傷。血のついた靴がよく目立つ。ライナーは、蹴り飛ばされたのだろうとアニは悟る。
  25. 25 : : 2018/01/16(火) 20:18:29
    ライナー「……アニ!」



    ライナーは起き上がり、横目でアニを見る。



    ライナー「そいつは危険だ。一旦引くぞ」



    ライナーはミケを睨みながらいう。
    ライナーの額からは血と汗が流れている。

    アニは少し迷ったようだが、すぐに返事をした。


    アニ「わかった」



    アニがそう言った瞬間ライナーとアニの周りには煙が立ち、晴れた頃には二人ともいなかった。



    アルミン「き……消えた…」



    エレン「くそ…!」



    エレンはガンと地面を拳で叩く。



    ミケ「エレン、その傷は奴に…?」


    ミケはほぼ2m地点からエレンを見下げながら問う。



    エレン「は、はい…」



    ミケ「そうか」



    ミケはそういって少しあたりを見回した。


    エレンは口の周りについた血を拭き、立ち上がった。
  26. 26 : : 2018/01/19(金) 13:39:55
    ミケ「とりあえずアジトに戻るぞ」


    ミケはエレンの腕をつかみ、立ち上がらせる。


    ミカサとアルミンはその場で突っ立っている。



    ミケ「…エレンの連れも来い」



    ミケはそう言ってハウスに向かって歩き出した。

  27. 27 : : 2018/01/19(金) 13:41:41






    〜その頃、調査兵団本部では…


    ー兵長室。


    リヴァイはテーブルに頬杖をついて考えてごとをしていた。



    リヴァイ(悪の邪人による事件はあの“スクリーム”という男が関わってるのか?)



    リヴァイは、黒仮面戦で見た姿を思い出す。



    リヴァイ(もし、そうだとしたらやつを仕留めれば邪人による殺人や強盗は防げるのでは…?)



    そう1人でボーッと考えているうちにリヴァイは夢の中へと旅立った。


  28. 28 : : 2018/01/19(金) 18:19:25





    〜デァ・トート本部にて。



    エレン柔らかいのベットで寝ていた。

    そのそばでエルヴィンとアルミンが話している。



    エルヴィン「スクリームか。懐かしい名だな」



    エルヴィンはその名をアルミンの口から聞き、苦笑した。



    アルミン「知り合いなのですか?」



    エルヴィン「ああ。知り合いというか敵同士だったが」



    アルミンの質問にエルヴィンは答え、昔のことを思い出すような顔をした。



    エルヴィン「俺と奴は、10年前に会った。」





























  29. 29 : : 2018/01/22(月) 13:47:48

















    目の前にいるのは・・・帽子をかぶった男。


    そいつはこちらに銃を向け、引き金を引く。



    世界中に響くような銃声と同時に視界が真っ暗になる。


    しかし、一瞬で明るくなる。


    足元を見ると、そこは血の海。

    そして、一瞬にして体の力が抜ける。


    銃口が再びこちらに向けられた。



    ーあ、これが死か。






















































    「リヴァイ?リヴァイー!」



    名前を呼ばれたリヴァイは片目を開けた。




    リヴァイ「・・・夢か。」



    リヴァイはそう言ってからため息をつく。それから顔を上げる。




    リヴァイ「…ナナバか。」



    ナナバ「『ナナバか。』じゃないよ!何仕事中に寝てんだよ!」



    リヴァイはその言葉を聞いて目を見開き、キョロキョロと周りを見回した。



    リヴァイ「寝てたのか…」



    リヴァイはその時初めて知った。



    ナナバ「何言ってんの!さっき自分で『夢か』とか言ってたじゃん」



    ナナバは呆れて言った。リヴァイはその言葉に反応せず、ボーッとしていた。



    ナナバ「会議始まるよ?」



    リヴァイ「ああ、そうだな」



    リヴァイは席を立ち、兵長室を出た。
  30. 30 : : 2018/01/22(月) 23:41:49
    のんびり更新でも期待してま〜す
  31. 31 : : 2018/01/23(火) 12:46:45
    >>30のがくとさんへ

    ありがとうございます(´pωq`)
    頑張ります!
  32. 32 : : 2018/01/23(火) 12:49:45
    ~会議室。



    席には、憲兵の上官たちが座っていた。席が二つだけ開いている。



    ザックレー「遅いぞ、リヴァイ。」



    長い机の一番奥に座る総統のダリス・ザックレーは持っていた書類から目を話していった。



    ナナバ「す、すみません」



    ナナバは謝ってから静かに座る。リヴァイは無言で空いた席に座る。



    ザックレー「・・・では、会議を始める」



    ザックレーは持っていた書類を机に置き、皆に言った。











    ザックレー「面倒な話は抜きにして、本題に入るとしよう」



    ザックレーは書類を置き、会議の参加者の方を見る。周りの上官たちもザックレーに注目する。






    ザックレー「突然だが、リヴァイやその他兵士の報告書を見ると、どうやら邪人の集団があるようだ。………そうだな?リヴァイ」



    リヴァイ「ああ………………恐らくな」


    少し会議室がざわつく。その中でリヴァイは涼しい顔をしている。



    ザックレー「これからは調査兵団の目的を‟その集団の壊滅”とする。いいな?」



    ザックレーはリヴァイの方を見た。



    リヴァイ「了解した。」
  33. 33 : : 2018/01/24(水) 08:53:23





    ~死神集団ディア・トート本部。



    アルミン「じゅ・・・10年前ですか!?」



    エルヴィン「ああ。その時、都では「邪戦」という物が流行ってたんだ」



    アルミン「邪戦?」




    エルヴィン「ああ、その会場で突然彼は現れたんだ」










    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





    15年前、栄えた都"ミハエル"では、邪人の中で流行っているものがあった。


    それは”邪戦”。単純に邪人同士が観客の前で殺し合う物だった。



    基本的には、政府の監視の目が無い地下街のスタジアムで行われ、その中でエルヴィンは無敗。NO.1極邪だった。



    その強さ故、サインを求められることもあった。




    しかし、エルヴィンが有名になって5年。スタジアムにある男が現れた。


    そいつは強者を軽々となぎ倒していき、エルヴィンに挑戦した。



    エルヴィンとスクリームがスタジアムの真ん中に立った時、エルヴィンが口を開いた。




    エルヴィン「名は・・・なんという」



    「スクリームだ。」



    その男は、低く太い声で名乗った。それを聞いてエルヴィンはフッと嗤った。



    エルヴィン「良い名だな。」



    そして、戦いが幕を開けた。












  34. 34 : : 2018/01/25(木) 16:38:11

    ―――数分後、スタジアムは観客でいっぱいになっていた。



    観客「おい、あいつエルヴィンと互角にやり合ってるらしいぞ」

    観客2「本当か?!ヤヴェな!」

    観客3「エルヴィン…ついに…負けるのか…?!」

    観客4「でも、エルヴィンほとんど動いてねぇよな」

    観客3「手、抜いてんじゃねぇのか?」

    観客1「『客を楽しませたい』とか言ってるやつのことだからな。ありえるかもな」









    スクリーム「…」



    エルヴィン「・・・」



    2人とも涼しい顔をしている。



    スクリーム「おまえ、流石に強いな」



    スクリームは拳に力を入れ、跳びかかった。



    エルヴィン「そろそろ、終わりにしよう」



    エルヴィンはそう言って左手の指をかぎづめのように曲げる。



    スクリーム「?!」



    エルヴィン「じゃあな」



    エルヴィンの呟きと共に繰り出された一撃は、スクリームの腹に直撃し、周囲の砂を舞い上げる。





    スクリーム「ぐぁッッ・・・!」



    スクリームは派手に吐血し、地面に倒れた。





    オオオオオオォォォォォオオオ!



    歓声が上がる。



    観客「すげぇ!」


    観客2「もうあいつに敵いねぇぞ!」

    観客4「やっぱエルヴィンは最強だ!!」


    エルヴィン!エルヴィン!エルヴィン!エルヴィン!


    観客の声が、会場に響く。










    スクリーム「くそ・・・おまえ、こんな力隠してたのか…」



    仰向けになったスクリームは問う。腹には、エルヴィンの爪の跡が黒く残っている。



    エルヴィン「ああ。」



    スクリーム「なぜだ…」



    エルヴィン「?」



    スクリーム「なぜ最初から使わなかった…?楽しむためか?」



    スクリームは冷や汗をかきながら問う。



    エルヴィン「観客を・・・楽しませるためだ」



    エルヴィンはそう言って去っていった。




    スクリーム「く…そっ…ふざけやがって……いつか…いつか…俺が…!」


  35. 35 : : 2018/01/25(木) 21:25:34
    のんびり浮上ですが、期待してます
  36. 36 : : 2018/01/26(金) 07:58:03
    >>35のがくとさんへ


    ありがとうございます!
    更新超遅いですが、よろしくお願いしますm(_ _)m
  37. 37 : : 2018/01/27(土) 11:27:24













    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エルヴィン「・・・こんなところだ」



    エルヴィンは自分の過去を大まかに話したところで



    エルヴィン「紅茶をいれよう」



    と、言って席を立った。



    アルミン「お、おねがいします」



    1人になったアルミンは、寝ているエレンを見つめる。



    アルミン(エレンは・・・なんのために戦っているんだろう)



    家族のため?プライド?自分?



    アルミンは混乱しそうになり、考えることをやめた。
  38. 38 : : 2018/01/28(日) 23:02:57
    エレン「ん…」



    寝ていたエレンは目を開け、起き上がった。



    アルミン「あ、おはよう」



    エレン「? おはよう・・・」



    エレンは子供のように寝癖がついている。



    そこでエルヴィンが戻ってきた。




    エルヴィン「おはようエレン。紅茶どうだ?」



    エルヴィンはカップを3つもってきている。



    エレン「い、いただきます」



    ベットから出、エレンは椅子に腰を掛ける。



    エルヴィン「どうぞ。」



    エルヴィンに丁寧に入れられた紅茶はとても綺麗な色をしていた。



    エレンは一口、ズズッと飲んだ。



    エレン「お、おいしい・・・」



    エレンは反射的にそう言ってしまう。
  39. 39 : : 2018/01/28(日) 23:03:59
    エルヴィン「エレン」



    エレン「は、はい!」



    エレンは紅茶のカップを置く。



    エルヴィン「飲みながらでいいから聞いてくれ。」



    エレン「はい」



    エルヴィン「"死神化"についてだ」



    エレン「・・・!」















    《続く》
  40. 40 : : 2018/01/28(日) 23:05:57
    ここから先は、旧版とかなり違う話になってきます。自分の想像の中では。

    なので、この先も読んでくださると嬉しいです。
    …では。次回に続きます。
  41. 41 : : 2018/01/28(日) 23:13:12
    期待!
  42. 42 : : 2018/02/03(土) 20:28:33
    >>41のせるれさんへ

    ありがとうございます!
    頑張りますm(_ _)m
  43. 43 : : 2020/10/27(火) 14:03:46
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

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    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
  44. 44 : : 2020/10/28(水) 13:28:05
    http://www.ssnote.net/users/homo
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    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

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    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

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    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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《新生・死して、この世に帰った少年エレン》 シリーズ

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