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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

もしも、クロ/黒幕だったら…?V3編【安価】

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  1. 1 : : 2017/04/15(土) 15:21:20

    一つ、この小説はエロや暴力など含まないようにしています。含んでしまったら申し訳ありません。

    一つ、この作者は小説関係のモノはよくわかっておりません。絶望少女や3はなんとなくわかりますが、その人達が出て来ることはありません。

    一つ、連投は2回までとさせていただきます。

    一つ、無計画なのでご了承ください。←大事


    一応、グロテスクな表現が入ると思うのでそれにならない方はご注意ください。
    また、ネタバレなどが出てくる事があります。

    以上を注意して、お願い致します
  2. 2 : : 2017/04/15(土) 15:26:28



    モノクマーズ「おはっくまー!!」





    モノタロウ「もしクロ幕のV3編だよー!」

    モノダム「ワー、パチパチ」

    モノキッド「ドンドンパフパフ!」

    モノスケ「んじゃ、説明や!」


    モノファニー「ここでは、誰をクロにしたいのか?誰を黒幕にさせたいか?の2択になるわ!」

    モノキッド「さっき、モノタロウが言った通りにV3の生徒のみだぜ!間違えるなよなッ!!」

    モノタロウ「クロを選ぶなら、誰をクロにするのかを書いて被害者にする人も書いてね!」

    モノダム「デモ、クロッテ書クダケデモイイヨ」

    モノタロウ「あ、それでもいいよー!」
  3. 3 : : 2017/04/15(土) 15:28:58

    モノスケ「そんでもって黒幕にしたいんやったら、黒幕と黒幕にする生徒の名前を書くだけや」

    モノファニー「じゃあ、本編の方のラストの通りにするのね?」

    モノスケ「何言うてんねん。同じはおもろくないから、多少ばかりは変えてるに決まってるやないか!」

    モノタロウ「本編の方が良いって人はごめんね」

    モノキッド「ハッ!よく思ってない奴ばっかりだろ!」

    モノダム「ソウトハ限ラナイヨ。良イト思ッテル人ハ思ッテルカラ」

    モノキッド「どうだかな!」

    モノファニー「とりあえず、終わり方はこちらのオリジナルの方になるけど、ご要望があるのなら、黒幕のコロシアイを起こした動機も書いてほしいわ!」


    モノタロウ「あれ?黒幕に関しての勝ち負けってどうなるの?」

    モノファニー「前は偶数か、奇数かで決めてたらしいけど…今回もそうするかも」

    モノダム「ソノ方ガ、楽ダモンネ」

    モノキッド「んじゃあ!とっとと始めようぜ!」

    モノスケ「おっしゃあ!!これより、募集開始や!!」
  4. 4 : : 2017/04/15(土) 15:35:34
    黒幕のゴン太

    期待
  5. 5 : : 2017/04/15(土) 15:47:00
    黒幕は最原で動機は犯罪を暴くのが好きだから
  6. 6 : : 2017/04/15(土) 15:52:39
    星さん
    期待っすね
  7. 7 : : 2017/04/15(土) 15:53:31
    あ、黒幕で
  8. 8 : : 2017/04/15(土) 16:06:30
    クロ アンジー
    被害者 夢野 転子
  9. 9 : : 2017/04/15(土) 16:11:38
    クロ 星くん
    被害者 東条さん
  10. 10 : : 2017/04/15(土) 16:30:30
    クロ 最原
    被害者 天海
  11. 11 : : 2017/04/15(土) 16:31:44
    黒 夢野
    被害者 塩
  12. 12 : : 2017/04/15(土) 16:35:05
    クロ:キーボくん

    被害者:白銀
  13. 13 : : 2017/04/15(土) 16:53:41
    黒幕百田
    動機は、コロシアイは本当に優秀な生徒だけを地球に返す選別行為だった
  14. 14 : : 2017/04/15(土) 16:58:05
    ↑生き残った生徒は優秀、死んだ生徒は落第、のつもりでした
    言葉足らずですみません
  15. 15 : : 2017/04/15(土) 17:14:11
    クロ 茶柱

    被害者 茶柱

    これってありですかね?
  16. 16 : : 2017/04/15(土) 17:40:30
    クロ 最原
    黒幕側の思惑を察した最原が偽証して赤松の罪を被った
  17. 17 : : 2017/04/15(土) 17:48:45
    黒幕真宮寺
    極限状況の中で人間がどう動くかを観察したかった
    後ついでに姉さんの友達も探してた
  18. 18 : : 2017/04/15(土) 17:51:50
    クロ入間

    被害者ゴン太
  19. 19 : : 2017/04/15(土) 18:26:23
    クロ アンジー
    神様に告げられた
  20. 20 : : 2017/04/15(土) 19:21:46
    クロ ゴン太

    被害者 キーボ
  21. 21 : : 2017/04/15(土) 19:24:04
    黒幕 東条&星

    複数ってありでしょうか?無しならば東条のみで
    勝てる気がしない組み合わせで黒幕が見てみたいんです…
  22. 22 : : 2017/04/15(土) 20:51:30
    クロ入間&キーボ
    被害者春川&百田
    二人揃って脱出するため二名殺害を決行
  23. 23 : : 2017/04/15(土) 21:01:34
    クロ:キーボ
    被害者:キーボ、天海

    動機:キーボが「メントスコーラロケットをやってみたい」と言い出し、天海が「じゃあ、やってみるっすか?」と言い。
    それで、天海がメントスコーラロケットの準備をしていたところ「僕がします」と天海の準備していたメントスコーラロケットを横から奪った。
    しかし、やったことがなかったので手順を間違い、コーラが暴発し、もろにコーラを被ってしまったキーボは、口に入ったコーラが運悪く精密機械に到達してしまって死亡。そして勢いよく飛んだペットボトルが天海の額にぶつかり、体勢を崩してしまって、図書室の床に頭をぶつけて死亡。
    キーボがメントスコーラロケットを飛ばしたからキーボが犯人。
  24. 24 : : 2017/04/15(土) 21:12:44

    もしも、ゴン太が黒幕だったら…希望編

    主人公:赤松
    その他:天海、茶柱、星



    赤松「…私だって、こんなの信じたくないよ!でも…でも!!ゴン太くんしか、このコロシアイを起こした首謀者としか……」

    ゴン太「あ、赤松…さん」

    天海「…どうなんすか?ゴン太君…」

    ゴン太「ゴ、ゴン太は……!!ゴン太はわからないよ!どう、反論したら、いいか…!」

    星「ゴン太、このままだと、お前が首謀者になっちまうぞ」

    茶柱「でも、赤松さんの言う通りですよ!ゴン太さんが首謀者なら、納得したくありませんが、納得してしまいますし…」

    天海「あれ?てっきり、納得すると言うのかと…」

    茶柱「だって、あんなに転子達を守ろうとしたゴン太さんが…転子達にコロシアイをさせていたなんて…思いたくないからです!」

    茶柱「そうですよ。あんなに…あんなに……」


    茶柱「それすらも、嘘なんですか…?」

    ゴン太「……」




    ゴン太「君達もそうじゃないの?」


    茶柱「え?」

    天海「…どういう、事っすか?」


    ゴン太「ゴン太は…ここに来て知った事が多かったんだ。元々、長い間山に住んでたからね」

    ゴン太「そこでは争いも、殺す殺さないもないんだよ。生まれてから死ぬまでの間に、ケンカはあるかも知れないけど、それが良くないって伝え教えられたところだったんだ」


    ゴン太「だから、ゴン太は怒りなんて知らなかった!」

    星「怒りを知らなかった?」

    ゴン太「うん!でも、怒りを知ったのは…戻って来てからだったよ」


    ゴン太「ゴン太を育ててくれた山の家族を否定して、虫なんかと戯れてる暇があるなら勉強しろだなんて…そうして、いつも聞くんだ」

    ゴン太「お父さんとお母さんの怒鳴り声が…ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとぉ!!」

  25. 25 : : 2017/04/15(土) 21:13:05

    赤松「ゴン太、くん…?」

    ゴン太「もう、たくさんだよ!!こんなの…こんなの!!」

    ゴン太「だから、ゴン太は考えたんだ!もう、こんな感情にならない為にも、山の家族の元に帰ろうって!」

    星「それが、どうしてこうなったんだ?」

    ゴン太「うん、たまたま、超高校級として選ばれたから…最後の記念として通う事にしたんだ」

    ゴン太「そして、みんなと出会ってとても楽しかった!嬉しかった!だから、みんなを連れて来たんだ!みんなと離れたくなかったからね!」

    天海「それが…この、才囚学園の正体っすか」

    茶柱「では、ここは…」

    ゴン太「うん!山の家族のところだよ!みんなを運ぶ時に山の家族達にも手伝ってもらったんだ!みんなは眠らされてたから知らないけどね」

    茶柱「でも、だからと言ってコロシアイなんて…!」

    ゴン太「山の家族達に言われたんだよ。こんなに多いと逃げ出して、我らの正体を知られる可能性があるって、そしたら奴らがやって来て、ゴン太と山の家族達と離れ離れになる!」


    ゴン太「だから、山の家族達の言う通りに生き残るのはゴン太以外の2人だけにしたんだ!本当はゴン太も辛いよ!だって、みんなの事大好きだから、連れて来たのにコロシアイで減らされるんだから…」

    ゴン太「でも、結局はこの5人が残っちゃって、秘密を知っちゃったから…これ以上のコロシアイはできないや」

    茶柱「まさか、この4人の中から殺される人が……!?」

    ゴン太「ううん!ゴン太がそんな事させないよ!山の家族達にちゃんと説明してこの5人で過ごす事を許してもらうよ!!」

    ゴン太「だから、大丈夫!安心し__」



    赤松「そんなのダメだよ」

    ゴン太「えっ?」
  26. 26 : : 2017/04/15(土) 21:13:49

    赤松「ねぇ、ゴン太くん、ゴン太くんは山の家族達の言いなりになりながら、過ごしたいの?」

    ゴン太「言いなり?何を言ってるの?山の家族達が言うのは絶対だよ!だって、奴らよりも断然、優しいし!ちゃんとした事はちゃんと…!」

    赤松「そうだとしても、今の君の行動は君が嫌だった家族達と一緒だよ!君は嫌だと思った家族と同じ事をするの?」


    ゴン太「やめろ」

    赤松「えっ…」

    ゴン太「ゴン太の前であの家族の話をしないでよお!!」

    赤松「!?」

    ゴン太「ゴン太があの家族と一緒?ふざけないで!ゴン太はあいつらとは違う!だから、山の家族達のところに行きたいって帰りたいって思ったんだよ?一緒なら、帰りたいって思わない!!そんなの!!絶対にだよ!!」

    赤松「…でも、ゴン太くんが気付いてないだけなんじゃないの?」

    ゴン太「え?」

    赤松「ゴン太くんには悪いけど、私はここから出る!ここから出て、この惨劇の事を伝える!」

    ゴン太「そんな事をしたら、山の家族達が!そんなのダメだよ?!」

    赤松「でも、殺されたみんなの死はどうなるの!?こんな惨劇に巻き込まれた…みんなの死を無駄になんてしたくない!!誰にも伝わらないまま、みんなの家族が友達が知り合いが心配してる!死んでしまったみんなを探して、必死に…」

    赤松「私達だってそうだよ。みんな、みんなが消えた私達を探して、見つけようとしてる。いつ終わるかわからないのに、それじゃあ、この惨劇に終わりはない…!」

    ゴン太「そんなの、わからないじゃないか。あいつらみたいな親もいるかもしれない。君達をよく思ってない友達がいるかもしれない。嫌だと思ってる知り合いがいるかもしれないじゃないか!」

    赤松「いるかもしれないを考えたらダメだよ。マイナスに、考えたらダメ…!それに、いなくなってはいい人なんていないんだよ!!」
  27. 27 : : 2017/04/15(土) 21:16:00

    星「ふっ…いなくなっていい人はいない、か」

    茶柱「な、なんですか?」

    星「いや、そう思っても悪くねぇなって、思ってな」

    茶柱「思ってもじゃないですよ!信じるんです!星さんを待ってるネコさん達がいるんでしょ?」

    星「なっ!?////」

    天海「そうっすね…俺だっていなくなるのは嫌っすから。俺が一番わかってる事なんすからね」

    赤松「みんな…」

    ゴン太「どうして…どうして、あんなところに帰ろうと思うの!?みんななら、わかってくれるって…思ってたのに……!!」

    赤松「ゴン太くん!」

    ゴン太「!」

    赤松「私達はここから出て、この事実を話すよ。だって、それが私達の使命だから」

    ゴン太「し、めい?」

    赤松「うん、だから……ゴン太くん、もう、これで終わろう?」


    ゴン太「……」


    ゴン太「……でも、ここには山の家族達が…」

    赤松「だったら、逃せばいいよ!私達だって、どうやって帰ればまだ全くわかってないわけだし…その隙にゴン太くんが誘導させれば…」

    ゴン太「どうして?」

    赤松「えっ?」

    ゴン太「ゴン太は首謀者だよ?赤松さんが殺そうと思ってた。首謀者…なのにどうして、生かせようとするの?」

    赤松「……だって、友達だから…!」


    ゴン太「!!」


    ゴン太「…そっか……じゃあ、終わりにしようかな」

    ゴン太「そうそう!あの裏庭のところの建物にマンホールがあるんだ!その下にトンネルがあるからそこを通っていけば、ここから外に出ることが出来るよ」

    赤松「!」

  28. 28 : : 2017/04/15(土) 21:18:46

    ゴン太「じゃあ、ゴン太はゴン太の家族の為にオシオキされに行くよ!」

    茶柱「な、何を言ってるんですか!?確かに、首謀者でしたけど、人を殺めてはいませんよね?」

    ゴン太「でもね、そうしないと家族達が帰らないから。もう、僕は死んで、コロシアイは中止になった。もう、帰ろうって気にさせないと…!」

    星「だからと言って、それはないんじゃねぇか?もっと方法が…」

    ゴン太「ないよ!じゃないと、奴らに洗いざらいに家族のことを話さないといけなくなっちゃうから」

    赤松「ゴン太くん…でも!!」


    ゴン太「ゴン太の死で…もう、誰も知らないようにしないといけないから…!」

    ゴン太「どこに住んでるのかも、どんな人なのかもあやふやにしちゃえば、済むから!そうだよね!」

    赤松「ダメ!それを押したらダメだよ!!」

    天海「ゴン太君!待ってくださいっす!!」

    ゴン太「待たないよ!……みんな!!ありがとう!大好きだよ!!」





    ポチッ

    獄原クンがクロに決まりました。
    オシオキをかいしします。

  29. 29 : : 2017/04/15(土) 21:24:26
    時系列は2章
    被害者が東条でクロが星
    動機は「生きる事を望む人間の多さに対する嫉妬」
  30. 30 : : 2017/04/15(土) 21:43:23
    被害者白銀、クロ最原
    赤松が処刑された直後、白銀が黒幕として動いている所に居合わせ怒りを抑え切れず殺害
    黒幕を倒したものの、ゲームは視聴者の総意により黒幕をキーボに変更して(最原達には誰が黒幕か通知されない)続行することが決定し、最原はオシオキされる
  31. 31 : : 2017/04/15(土) 21:47:00
    ゴン太……
  32. 32 : : 2017/04/15(土) 22:01:32
    クロ:キルミー
    被害者:アンジー、んあー

    動機:絶望病(スーダンと一緒)。
    3章くらい。
    んあーを絞殺した後、たまたま居合わせたアンジーを殺害する。
    ちなみに、王馬は正直者病。ハルマキは泣き虫病。んあーは真面目病。キルミーは思い出し病。
    書く際に、転子がキルミーに対する怒りと悲しみの描写を入れてほしい。
  33. 33 : : 2017/04/15(土) 23:07:48
    黒幕最原
    見事ダンガンロンパv3を盛況のうちに終わらせ生き残った最原は報酬としてもう1人の生存者である赤松とともに二人きりで学園で一生を生きることを選ぶ(病んだ最原くんが見たいです)
  34. 34 : : 2017/04/15(土) 23:28:09
    クロ是清
    被害者東条
  35. 35 : : 2017/04/15(土) 23:28:39
    クロ:星
    被害者:塩
    動機:>>32の続き(キルミーとアンジーとんあーは死んでる)。
    4章くらい。
    合格者だった女子が立て続けに死んでいくのに焦りを感じた塩が、残りの合格者全てを殺害する行動に出る。
    生きる希望を失っていた星は、コロシアイ学園生活を通して仲間と触れ合って、大切な存在へ代わってき、皆を守るべく塩を殺害する。

    最後に「生きろ」と言い残して希望を託してオシオキされる。
  36. 36 : : 2017/04/16(日) 00:15:37
    クロ:ハルマキ
    被害者:王馬

    動機:>>32>>35の続き(星、塩、キルミー、アンジー、んあーは死んでる)。
    ハルマキと百田のやり取りを書いてくれたらいいです。
    内容は涙を浮かべたハルマキが最期に笑顔で百田に好きと告白する。
    百田は涙を流しながらハルマキの思いを受け入れるが、その直後にハルマキがオシオキが開始される。
    ハルマキを助けようと割って入るが、間に合わなかった……。
    (ハルマキと百田のキスするかどうかは作者に任せます)
  37. 37 : : 2017/04/16(日) 00:33:38

    もしも、最原くんが黒幕だったら…希望編

    主人公:赤松
    その他:天海、春川、夢野


    赤松「黒幕は君なの?最原くん…!」

    最原「……」

    赤松「だって、君は、こんなコロシアイとは無縁の……!」



    最原「無縁?果たしてそうなのかな?」

    赤松「えっ?」

    天海「つまり、認めるんっすね。このコロシアイを起こした首謀者として」

    最原「ああ!そうだよ!僕が、僕が全て仕組んだ事さ!!だって、僕が超高校級の探偵だからね!!」

    夢野「さ、最原?どうしたんじゃ…?」

    春川「…そう、それがアンタの本性なんだね」

    最原「本性?まあ、猫を被ってたのは事実だよ。こんな性格よりは親近感が湧いてたんじゃないかな?特に赤松さんはね?」

    赤松「!!」

    春川「赤松、気にかけちゃダメだよ。あいつが赤松に近づいたのも全て、最原終一は首謀者ではないって見せる為だったんだから」

    赤松「そん…な……でも、どうして!!」

    最原「さっきも言ったよね?僕とコロシアイは無縁じゃないのさ!」

    夢野「無縁じゃないとはどういう事じゃ?」

    最原「では、問題と行こうかな?探偵と言うのはどんなイメージがあるの?」

    夢野「問題ではないではないか!?」

    最原「ほら、答えなよ?大事なところだからさ!」


    天海「…探偵、やっぱり何かを調べるイメージがあるっすね」

    最原「何かじゃ、わからないよ!ほら、例えば?」

    春川「犯人、探しとか…?」

    最原「他は?それだけ?」

    赤松「……前に、最原くんは言ってたよね?ペット探しとか、浮気調査とかをしてたって」

    最原「わあ!覚えてくれてたんだね?嬉しいなあ!そう!そんな地味で華やかしさがないモノでも、犯罪は隠れてたりするんだよねぇ?」

    モノクマ「浮気は浮気で犯罪の一種になり得るし、ペット探しとかはペットが犯罪に巻き込まれてたり、まあ、大概は単なるいなくなっただけだったりするけどね!」

    夢野「モノクマは黙っておれ」
  38. 38 : : 2017/04/16(日) 00:34:59

    最原「そう!そんな犯罪を暴くのが探偵なのさ!!その魅惑に思わず引き込まれたのがこの僕ってわけ!」

    天海「けど、それぐらいなら警察でもやってるっすよ…それに、コロシアイの首謀者になる必要もないっすよね」

    最原「はあ…天海くんは思考が固いんだね?警察なんて、ただの国の犬じゃないか。軽く犯罪を犯していても気付かない。そんなド底辺より、夢がある探偵の方がいいじゃないか!」


    最原「それに、コロシアイの首謀者にならなくちゃ、こんなにスリルのある犯罪を暴けないじゃないか!」

    春川「はっ?」

    最原「考えてみなよ!コロシアイ、16人の超高校級の誘拐、見知らぬ学校、数々の謎…!!これらが合わせ持った犯罪なんて滅多にないよ!!」

    最原「そして、間近でみられる死体!犯人の手がかりとなる物の数!暴かれれそうになって焦り出す犯人!!最高だよ!!本当に!最高だよお!!」

    夢野「きしょいの…」

    最原「そうそう!中でも一番良かったのは真宮寺くんだね!暴かれそうになって取り乱して、ボロを出したあの仕草!実に良かったよ!暴いてやった感が半端なかったし…次に良かったのは__」


    赤松「いい加減にしてよ!!」

    最原「!?」

    赤松「…最原くんは、そんなしょうもない事をしようと思って、首謀者になったの?みんなの命なんて関係なくて、ただ、自分の自己満足を保つ為に?みんなは殺されたの…?」

    最原「自己満足、だって…?」

    赤松「そうだよ…!だって、こんなの…最原くんはみんなよりも自分が満たされていれば、コロシアイを起こしても良かったの!?」

    最原「……誰だって、自分が大切だよ。ほら、入間さんみたいにね。自分が大切なあまりに誰かを殺し、暴かれこの通りに殺された」

    最原「赤松さんもでしょ?」

    赤松「!」
  39. 39 : : 2017/04/16(日) 00:35:47

    最原「赤松さんだけじゃない!春川さんも天海くんも夢野さんも…みんな、みんなが自分を大事なんだよ!」

    赤松「違うよ!私は…!!」

    最原「自分より、みんなの方が大事って言えるの?言えないよね?」

    赤松「そう、だけど…!でも!」

    最原「往生際が悪いよ。じゃあ、赤松さんは自己満足な僕を悪と見てるわけだよね?」

    赤松「え…」

    最原「だって、みんなを大事と思ってない僕は君にとってしたから敵、つまり悪だ。じゃあ、みんなの為にと死んだ人達は正義なのかい?」

    最原「仇と言って行為に走った人の事を正義のヒーローとして讃えるのかい?」

    赤松「!!」


    最原「そんな罪人はヒーローに相応しいわけないだろ?それにほら、誰かの為にと思って妄想なんかに浸ってたりする人がいるけどさ、それでありがた迷惑と思ってる人も結構いるんだよね?」

    最原「元々は自分がまいた種なのに、それで誰かの為にしている自分に酔ってるだけさ。俺はかっこいいとか、私は優しいな、とか思ってるって!」

    天海「…そんなわけ…っ」

    最原「ふぅん?自分は棚に上げておいて、否定するんだ?図々しい…」

    天海「違うっす!!俺は!!」

    最原「まあ、でも、そうやってしていないと自分を食い殺しそうになるんだよね?分かる分かる!
    そうやって、誰かの為にと思ってなきゃ…じゃないと、自分でいられなくなるしね」

    天海「……っ」
  40. 40 : : 2017/04/16(日) 00:36:54

    最原「それほど、罪深い行為ってわけだよ!何かを言い訳にして現実から背けないと!そのうち、何にも考えられなくなっていって、虚無になりたくないもんね?」

    春川「……」

    夢野「天海?春川…?お、お主ら…どうしたんじゃ?」

    最原「夢野さんも場違いだなんて言わせないよ?だって、夢野さんも師匠の為にと言ってその師匠を追い越して、挙げ句の果てには絶望に突き落としたんだからね?」

    夢野「ウチは師匠を絶望に突き落としてなんかないわい!!」

    最原「そうだっけ?でも、犯罪を犯してないとしても、それは罪にしてもおかしくないよ。だって、1人の人生をメチャクチャにしちゃったんだからね」

    夢野「そ、そんなわけない!そんな、わけ……」

    赤松「みんな!ダメだよ!!」

    最原「赤松さん、君は僕という存在がいなかったら、犯人になってたかもしれないのによく、そんな事が言えるよね!」

    赤松「…」

    最原「まあ、でも!だからこそ、君との行動を選んだんだよね!結構、楽しかったよ!」

    赤松「…」

    最原「でも、そろそろ終わりだね…!みんな聞いて!この後、ここで過ごしてもらって構わないよ!外に出たって気力はないだろうし…ここなら安全だから!」

    最原「まあ、僕はもっとしたい事があるから…出て行くつもりだけどね!」

    春川「どうせ、これと同じ事をするつもりでしょ」

    最原「あれ?よく分かったね?でも、当然か!じゃあ!これから____」


    赤松「そんな事させない」

    最原「……は?」

    赤松「もう、これ以上の犠牲を増やしたくない!!だから、これで終わらせる!!だって、これはみんなの為なんだから!!」
  41. 41 : : 2017/04/16(日) 00:37:18

    最原「……あ、あれ?話聞いてた?それは自分の欲から出てるものであって、みんなの為なんかになってないって!!」

    赤松「違う!!私は自分の欲を満たす為にこんな事も…ピアノもやってない!!」

    最原「…え?」

    赤松「…最原くん、コンサートってさ、誰かが見に行きたいと思わないと誰も来ないんだよ。誰もいなくて、ただ、寂しいだけのコンサートになっちゃう。でも、それでも私はいいんだ」

    赤松「たった1人でピアノを弾いていたとしても、私はピアノが大好きだから…!私はピアノの為に人生を注いでるもんだから!それほど、私にとって、ピアノは大切なものなんだよ」

    最原「そ、それがどうしたの?それこそ、自己満足じゃ…!」

    赤松「うん、もしかしたら、自己満足なのかもしれない。でも、それでも私はピアノを奏で続ける。そして、聞きに来た人たちにありがとうと気持ちを込めて弾くの」

    赤松「見にきてくれてありがとう!みんなが感動できるような音を奏でるからって!」

    赤松「だから、私は誰かが感動する為にピアノを弾くんだよ」

    最原「…は?何、それ…意味がわからない」

    赤松「ここにいるみんなだってそうだよ!誰かの為に、自分の為に、必死になって願っているんだ!そして、その行為がその人の為に、自分の為になると信じて…」

    最原「やっぱり、自分の為にって思ってるじゃないか!?それこそ君のいう悪なんじゃないの?」

    赤松「ううん、自分の為にって思ってるなら、それでもいいと思ってる。それに善悪なんてないんだよ?」

    赤松「私が悪だと思ってるのはその自分の為に手段を選ばなくて、他の事を見ていなくて、ただただ、欲に溺れてるって行為なんだよ!!」
  42. 42 : : 2017/04/16(日) 00:37:58

    最原「……そ、そこまでいうなら、投票で決めようじゃないか!」

    最原「もし、僕の言ってる事が正しくないなら、僕に投票して、僕はオシオキを受ける!間違った考え方をしてる人としてね!いわゆる見せしめ役かな?」

    最原「赤松さんの言ってる事が正しくないなら、赤松さんに投票して、悪いけど赤松さんはオシオキを受けてもらう!!」

    赤松「いいよ」

    最原「い、いいのか!?」

    赤松「それがみんなの考えなら、私は覚悟を決めてるもの!」


    天海「そんなの、要らないっすよ」

    赤松「え?」

    天海「赤松さんのおかげで目が覚めたっす。俺は自分の欲の為に探してるわけじゃないっすもんね…。ただ、どこにいるのかもわからない妹達の無事を確かめたくて、探してるってだけっすもんね」

    天海「そうして、見つけ出して、無事を確かめたら、謝る為に…!」

    赤松「天海くん…」

    夢野「ウチだって、決めておる!!」

    夢野「ウチが良かれと思ってやっていた事は全て、師匠の為にと思ってた!けど、それは違ったんじゃ!師匠と肩を並べられても恥ずかしくない為にウチは師匠の元で魔法を教わってたんじゃ!」

    夢野「それは紛れもなくウチの為じゃが、最原とは違うウチの為じゃ!!」

    赤松「夢野さん…」


    春川「私もだよ」

    春川「私だって、本当にみんなの為に出来てるのかなって、不安になった…でも、みんながじゃないんだよね」

    春川「私はみんなの為に、みんなを守る為にしてるんだ!だから、もう、それを揺らがせたりしない!!」

    赤松「春川さん…!」


    最原「は?何?何、急に?へ?えーと?」
  43. 43 : : 2017/04/16(日) 00:39:31

    赤松「最原くん、教えてあげるよ!私達はそれぞれ、誰かを感動させる為に、兄妹の安否を確かめる為に、守りたい人達の為に、尊敬する人と肩を並べる為に、努力や練習とかを重ねたんだよ!」

    赤松「それは妄想なんかじゃなくて、本当に叶える為の希望として!」

    赤松「でも、君のは…自分の為だけに人を考えずに犠牲を多く出して、それでも膨らむ欲を抑えられなくて、満たし続けているただの強欲な希望なんだよ!」


    最原「……」

    最原「……強欲な、希望…か」


    最原「ここで絶望と言わないところを見て、赤松さんの優しさが伝わるよ…」

    赤松「最原くん…」

    最原「そっか、確かにみんなが赤松さんに賛成ならオシオキされるのは僕の方だね」

    春川「何言ってんの?投票って言ってたよね」

    最原「けど、投票の仕方については話してないよね?つまり、投票の仕方があのボタン式とは言ってないんだよ」

    夢野「そんなのダメじゃ!」

    最原「どうして?僕は悪だよ?悪は滅ぼされないと止められないんだ…!世の中そういうもんでしょ?」

    天海「けど、他に…」

    最原「ないよ!そんなの…それに、僕みたいな奴は大勢いるんだ。君達はそれを多く見ていくんだよ」

    最原「それはとても憎らしいだろうね。そして、下手すれば、その道に堕ちていくかもしれない。そうならない為にも、見せしめ役が必要なんだよ」

    赤松「そんな!私達はそんな事…!」

    最原「ないとは言い切れないよ!僕がそうだったようにね」

    赤松「!!」


    最原「じゃあ、首謀者の役目を終えようか…」




    ポチッ

    最原クンがクロに決まりました。
    オシオキをかいしします。


  44. 44 : : 2017/04/16(日) 00:40:46

    もしも、星くんが黒幕だったら…絶望編


    主人公:最原
    その他:真宮寺、入間、白銀




    最原「君だよね!星くん!!」

    星「…」

    入間「どうなんだ?このドチビ!」

    星「……」

    入間「な、なんだよぉ…そんな、無言で睨まなくても…」

    真宮寺「それで?君のその黙秘は肯定として見ていいのかな?何も反論はなさそうだけど…」

    白銀「ねぇ、答えてよ!星君!!」


    星「答えるも何も、全て言った通りだからな」

    白銀「えっ?」

    星「そうさ、俺は首謀者だ。いや…」


    星「お前たちの希望を絶望へと変える為に派遣された元超高校級のテニス選手さ」

    最原「希望を…絶望へ?」

    入間「ど、どういう事なんだよ…!?お前が首謀者なんだろ!?」

    星「ああ、このコロシアイを計画したのは俺さ。だが、ある人物から頼み事としてやったまでだ」

    真宮寺「それが、希望を絶望へと変える事だったというわけだネ?」

    白銀「でも、どうしてそんな事…!」

    星「だいぶ前に起きた、あの人類史上最大最悪の絶望的事件…あれを大きくさせたのは1人の超高校級の絶望だ。だが、それを止めたのも1人の超高校級の希望だ」

    星「そして、希望ヶ峰学園はその希望とその仲間達によって復活し、今では無事で平和な日々を送っている」


    星「だが、その後に2度とあの惨劇を起こさせまいと立ち上がった組織があったんだ。その組織はお前らのような超高校級のたまごを集めて、ここで実験をしている」

    最原「それが、表裏一体計画…希望と絶望を統一させて、絶望を多すぎず、希望を少なすぎずにする事で、あのような事件を繰り返さないように…」
  45. 45 : : 2017/04/16(日) 00:41:57

    白銀「でも、だからと言って相応しい人材かどうかを決めるだけでコロシアイで決めなくても…!」

    星「わかってねぇな。いいか?希望や絶望ってのは、生きてる証拠なんだよ。そして、死を乗り越える事でそれは膨らんで膨大となるんだ」

    星「頼み事を頼んだ奴は選ぶ為に俺を頼ったわけだ。俺は多くの死から乗り越えてるからな」

    星「それで、俺は一番目ぼしいのは人を殺したという実績はあるが、生き延びているという奴だと答えた」

    真宮寺「…それで、その頼み事を頼んだ人はどうすればいいのかわからずに、君に主導権を渡したってわけだネ?」

    星「ああ、だから、こうして品定めをさせてもらっていた」

    入間「なるほどな。コロシアイっつう訳か!」

    星「そうだ!人を殺めた瞬間、罪悪と自分が罪を犯した事実で絶望し、それでも、生き延びようと必死に嘘を思いつくだけ思いついて、生き残れるという自信から生まれる希望…これを経験している人材が優れてるんだ」

    星「そして、それを1人選ぶだけでいいんだ。簡単に終わるはずだったが、思いの外、真相に辿り着く野郎がいるもんだから、焦ったな…」

    最原「……」

    星「おかげで5人だけになり、ネタバレする羽目になった」

    白銀「残念だったね…!ここにはそうやって人を殺した人なんていないから!」

    入間「ああ!もし、いるなら、どうして早めにしなかったのか聞きたいぜ!」

    星「…残念だが、いるんだよ。1人だけお前ら4人の中にな」

    最原「えっ?」
  46. 46 : : 2017/04/16(日) 00:42:50

    星「まあ、それもかなりのサイコパスだな。俺が稀に見る系の…だが、こいつの場合は希望の方に寄りすぎてる。その分、簡単に絶望に落とせちまうから…楽なのは楽だがな」

    入間「だ、誰だよ!そんな奴!?わかった!!真宮寺!お前だな!!見るからに怪しいしな!」

    真宮寺「み、見た目で判断しないでくれるかな」

    白銀「だ、誰?誰なの?もしかして、最原君?」

    最原「ど、どうして、僕になるの!?僕じゃないよ!」

    入間「誰なんだよ!?誰が殺人鬼なんだって!?」



    ギャーギャー、ワーワー

    星「はっはっはっ!!そうさ!そうやって、疑心暗鬼になって、どんどん時間が過ぎればいい!!」

    星「確かに、殺しを犯した奴はそれなりの希望と絶望を合わせ持つが…誰も信じられない。だから、誰にも打ち明けられない。ただただ思考をぐるぐると回している自分の無力さに絶望していき」

    星「自分だけが頼りだと、自分が優れてると錯覚して、自分に自信を溢れさせて希望の中に飲み込まれていく!そういうのも、俺としては計画を成功させる為の近道と思ってるからな!!」
  47. 47 : : 2017/04/16(日) 00:54:43
    赤松クロで最原被害者も見たい
    両方病んでるような感じ
  48. 48 : : 2017/04/16(日) 09:16:09

    もしも、アンジーがクロだったら…

    〜第3章〜


    モノクマ「なんと!またまた大正解!!夢野秘密子さんと茶柱転子さんを殺したクロは夜長アンジーさんでーす!」


    白銀「う、そ…嘘だよね!?アンジーさん!」

    キーボ「嘘と言ってください!!真宮寺クンが犯人だって!言ってください!!」

    真宮寺「あのさァ、もしかして、あの4票って君達生徒会なの?」

    王馬「見事に2択だねぇ!真宮寺ちゃんったら、危ないなぁ!」

    ゴン太「し、信じられないよ…どうして?どうして、生徒会メンバーのみんなを!!」

    アンジー「およ?何か勘違いしてるよー?」

    ゴン太「えっ?」

    アンジー「だって、秘密子と転子は生徒会メンバーじゃないんだもん!それに、してきたのは向こうだよー?」

    白銀「せ、生徒会メンバーじゃない!?」

    キーボ「どうしてですか!?2人とも、生徒会メンバーでは…!」

    春川「夢野の方はわからないけど…茶柱は元々、夢野を目を覚まさせる為に信じるフリをしていただけなんだよ」

    ゴン太「そうなの!?」

    最原「うん、でも、結局はアンジーさんにバレちゃって、生徒会から外されたのは昨日の夜で…殺害が起きる直前だったんだよ」

    入間「さ、殺害が起きる前って!?」

    真宮寺「それで?君はあんなに仲良くと言ってたのに殺人を犯すなんて、どういう風の吹き回しかな?」
  49. 49 : : 2017/04/16(日) 09:17:53

    アンジー「あれあれー?何言ってるのかなー?」

    真宮寺「えっ?」

    百田「それはどういう事だ?」

    アンジー「別に殺人なんて犯してないよー?ただ、転子にはイケニエとなっただけだよ?」

    最原「イケニエって、まさか!?」

    春川「だから、血を抜かれた跡があったんだね」

    キーボ「な、なんて事を!?」

    アンジー「だって、勿体無かったからー!」

    入間「はぁっ?!」

    アンジー「先にアンジーに手を出してきたのは転子だったし、転子ともみ合ってる時に刺したら動かなくなっただけだからー!」

    アンジー「神様に聞いたら、神様が守ってくれるって言ってくれたから、言われた通りに是清の研究教室から模擬刀を取ってきて、転子に刺そうとしたら…秘密子が来ちゃっててー!」

    白銀「見られたからには、生きて返さないって…そういう事なんだよね!?」

    アンジー「ううん!違うよー?秘密子が転子の死体を見て、秘密子が泣いちゃったんだー。ごめんなさい!ごめんなさい!って何度もねー!」

    最原「何度も…?」

    アンジー「うん!あまりにも泣くから、ビックリしちゃったよー!それで、転子に面と向かって謝ればよかった!転子にごめんなさいと伝えれば良かったって後悔してたから」
  50. 50 : : 2017/04/16(日) 09:19:00

    アンジー「後悔させないように、秘密子も転子の元に連れて行ってあげたんだよー!大丈夫!神様がそう導いてあげるって教えたら、素直に受け入れてくれたから!」

    百田「何が素直に受け入れてくれた、だ!?殺す必要はなかっただろうが!?」

    アンジー「でもでもー、秘密子はそれでも喜んでたよー?その証拠に秘密子、笑ってたよー?」

    百田「それでも、人殺しには間違いねぇ!!」

    王馬「それに、まだ夢野ちゃんが生徒会メンバーから抜けてないじゃん!」

    入間「そこじゃねぇだろうが!?このショタチビ!!」

    アンジー「えー?抜けてるよー?だって、秘密子が行ったのは神様の元じゃなくて、転子の元だからー!」

    最原「え?」

    真宮寺「…なるほどネ。信仰が無くなった信者って訳か」

    キーボ「理解不能です」

    アンジー「時期に分かると思うよー?それじゃあ、アンジーはちゃんと神様の元に行くねー!アンジーはそれで神様の隣でみんなの事見てるからー!」


    モノクマ「それでは、区切りがついた訳なので…早速!"超高校級の美術部"の夜長アンジーさんにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    アンジー「!」

    モノクマ「では、張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」


    アンジー「…では、ばいならー!」


  51. 51 : : 2017/04/16(日) 10:58:28

    もしも、星くんがクロだったら…

    《第2章》

    モノクマ「なんと!大正解!!完璧な東条斬美さんを殺したクロは星竜馬クンでしたー!!」


    星「良くやったな。お前ら」

    百田「どうして、だよ…」

    百田「どうして、なんだよ!?」

    星「…最原の推理通りという訳だ。俺は東条に呼び出されて殺されそうになった。だが、それでも良かったんだよ。誰かの為にこの命を使えられるんだからな」

    最原「……」

    王馬「でもさー?結局のところ、逆に殺しちゃってんじゃん?何?怖気付いた?」

    白銀「王馬君、言っていい事と悪い事が…」

    星「ああ、そうだ」

    白銀「え?」

    星「俺は、俺は怖くなったんだ。元々生きる意味なんて無かった俺が死が近づいてくると感じると妙にそわそわして、怖くなって、逃げ出したくなった」

    星「情けねぇよな。差し出すと言っておきながら、その直前になると惜しく感じるなんてよ」

    百田「それが生きていたいって事じゃねぇのか?」

    星「!」

    百田「あれだけ、この命なんてとか言ってたけど、本当は生きていたいんだよ!お前の…お前の本音がそれなんだよ!!」

    星「…なるほどな。生きていたい、か…」


    星「だが、その結果どうなった?」
  52. 52 : : 2017/04/16(日) 10:58:51

    夢野「どうなった…?」

    星「俺は生きていたいがほどに自分を守る為に…ここから出て生き延びたいと言っていた東条を殺したんだ」

    星「あとは、最原の言う通りに東条の死体をプールに捨てた。東条が俺を殺してしようとしていた証拠も処分したつもりだったが、探偵の目には誤魔化せられなかったようだな」

    茶柱「殺す他に…なかったんですか」

    星「…ああ、あいつの目は覚悟を決めた上での本気で殺しにかかっていたからな」

    真宮寺「そこまでして、外に出たかった彼女の動機ってなんだったのかな?」

    アンジー「あ、アンジーも気になるー!」

    星「残念だが、教えてやれねぇ…モノクマにも口止めさせてもらったから。個人情報を漏らすなとな」

    モノクマ「はい、その通りです」

    百田「だったら、星!お前はどうだったんだ?」

    星「俺か?俺のも見ない方がいい」

    キーボ「どうして、そう言うんですか?」

    星「俺は…その目で最後を見送って欲しいからだ」

    最原「ど、どういう事…?」

    星「どういう事だろうな?……モノクマ、そろそろ」


    モノクマ「はい!では、本人の希望による事なので"超高校級のテニス選手"の星竜馬クンにスペシャルなオシオキを用意しました!!」


    百田「おい!待てよ!!星ぃ!!」

    最原「星くん!!」

    モノクマ「それでは張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」


    星「……そういう、しんみりとしたのは肌に合わねぇんだよな」

  53. 53 : : 2017/04/16(日) 11:00:07

    もしも、最原くんがクロだったら…

    《第1章》

    モノクマ「見事正解!!天海蘭太郎クンを殺したクロは最原終一クンでしたー!!」


    最原「…よかった。みんな、間違えずに押してくれたんだね」

    赤松「どうして、どうして!?最原くん!!」

    最原「赤松さん…」

    赤松「君は…君は私と一緒に……!」

    最原「首謀者を探していた…だよね」

    赤松「!」

    最原「でも、確かに首謀者って言ったよ。言ったけど、僕はそれと他に怪しい人物を探してたんだ」

    星「怪しい人物…」

    百田「それが、天海だったのか?」

    最原「まあね、彼は元々才能がわからなかったから、要注意してたんだけど…あの時、天海くんは知らない何かを知っているって」

    東条「あの時?」

    最原「何人かが地下に行って、それを追った時のことだよ」

    赤松「!!」

    春川「赤松と離れた時…って事なんだ」

    最原「そう、彼は他のみんなと離れて、他のみんなが中に入ったのを確認した後に図書室に入った。そこで確信したんだ」


    最原「彼は…首謀者と繋がってるんじゃないかって」

    夢野「んあ?首謀者と繋がってる?」

    茶柱「どうして、首謀者と考えなかったんですか?」

    最原「明らかに行動や肩書きとかで首謀者でしたとは考えにくいから、もし、彼が首謀者なら、こんな大胆な行動は出ないよ」

    最原「だから、首謀者と繋がってるって考えたんだ」

    最原「そう考えたら、止められなくなって…インターバルを狙って入って…天海くんを……」

    赤松「もう、やめて…」
  54. 54 : : 2017/04/16(日) 11:00:45

    ゴン太「赤松さん?」

    赤松「もう、話さないで…やめてよ。やめて、やめてぇ!!」

    最原「……まさか、赤松さんが殺人を犯そうと思ってもなかったから…僕のせいで疑われる事になって…」

    最原「本当にごめん…」

    赤松「最原くん…ううう…」

    最原「でも、この先そうやって首謀者じゃなく、本当に殺人を犯そうとする人は現れる。僕みたいに殺人をしなさそうな人も動機次第で出てくるかもしれない」

    最原「だから、赤松さんには前を向いて欲しいんだ」

    赤松「前…を?」


    モノクマ「あー、もう、行っちゃっていいっすか?スッゲー、暇ですし、なんか、こう刺激が足りないっつーか」

    キーボ「つまり、どういう事ですか?」

    モノクマ「ワックワクのドッキドキのオシオキタイムだよ!」

    赤松「!待って!!」

    モノクマ「嫌です!」

    モノクマ「それでは"超高校級の探偵"の最原終一クンにスペシャルなオシオキを用意しました!」

    赤松「最原くん!!」

    最原「……赤松さん、みんな…」

    モノクマ「では、張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」

    最原「本当に、ありがとう」

  55. 55 : : 2017/04/16(日) 11:00:45
    夢野がマジックの事故でアンジーを殺してしまい転子がクロのフリをする
  56. 56 : : 2017/04/16(日) 11:21:04
    クロ:百田
    被害者:王馬

    実は百田が夏休みの冒険中にゴン太と会っていて、友達になっており、互いに既知の関係だった。
    王馬と揉めた百田が衝動的に王馬を殺害、それを知ったゴン太が事件に介入、学級裁判では自分なりに知恵を振り絞って、狂人の犯人を演じる。
  57. 57 : : 2017/04/16(日) 15:47:12

    もしも、夢野さんがクロだったら…

    《第3章》

    モノクマ「なんと、またまた大正解!!真宮寺是清クンを殺したクロは夢野秘密子さんでしたー!!」


    夢野「……」

    茶柱「夢野さん、一体どうしてですか!?どうして、人殺しなんて…」

    アンジー「えー?終一が言ったようにアンジーを守るためだよー!」

    茶柱「わかってます!でも、殺さなくても…気絶させて縄にかければ…!!」

    夢野「それだけじゃダメなんじゃ」

    茶柱「夢野さん?」

    夢野「…奴は、本気でアンジーを殺そうとした。なら、こちらも本気で殺さなければ、あいつはまたアンジーを狙うじゃろう」

    夢野「それだけではない、他のみんなにも危害が出てしまう」

    夢野「そんなの嫌じゃ!!ウチは…ウチはもう、見たくない!!死体を発見して、暴いて、犯人が殺されて、また死体を発見して…」

    王馬「じゃあ、君はもう見たくないから手を汚したってわけ?」

    夢野「もう、それを見なくて済むなら…ってなった途端、ウチは突進で真宮寺を飛ばしていた」

    アンジー「それで、是清が持っていた板を持って秘密子が是清に向かって振りかぶったんだよー!」

    アンジー「何度も何度も何度も…ね?」

    白銀「そん、な……」

    春川「真宮寺を殺した後、2人は偽装工作をして真宮寺の遺体の発見を遅らせたんだね」

    キーボ「どうして、手を組んだんですか」

    アンジー「えー?逆にどうして助けないのー?」

    キーボ「あなた、殺されるんですよ!?」
  58. 58 : : 2017/04/16(日) 15:48:28

    アンジー「ううん!アンジーには神様が付いてるし、ちゃんと、真実を見つけてくれると思ったからー!」

    アンジー「なら、別に助けてもいいと思ったんだよー?」

    入間「おかげで、余計な手間が増えたんだけどな!!」

    王馬「でも、それでも楽しかったよねー」

    春川「アンタだけだよ」

    夢野「つまり、アンジーがウチを助けたのは神様が…みんなが真実を明らかにするって考えたから…じゃな」

    アンジー「違うよー。神様だよー?」

    夢野「…アンジー、付き合わせてしもうて本当にすまなかった」

    アンジー「!」

    茶柱「え?」

    最原「どういう、事?」

    夢野「…アンジーはウチの為に……」


    モノクマ「はいはーい!長引きそうだから、ちゃっちゃとやっちゃいましょうか!」

    茶柱「待ってください!!話はまだ終わってないですよ!!」

    モノクマ「えー!これ以上、長くなったら尺が…だから、時間切れ!!では、"超高校級のマジシャン"じゃない、"超高校級の魔法使い"の夢野秘密子さんにスペシャルなオシオキを用意しました!」

    茶柱「いや、嫌ですよ!!夢野さあああああああああん!!」

    モノクマ「では、張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」


    夢野「…転子も、みんなも、本当にごめんなさい」

  59. 59 : : 2017/04/16(日) 15:48:58

    もしも、キーボくんがクロだったら…

    《第4章》


    モノクマ「はい!正解正解大正解!!白銀つむぎさんを殺したクロはキーボクンでしたー!」


    キーボ「皆さん、お疲れ様です。これで怪しい人物はいなくなりましたね」

    入間「待てよ!!お前のいう怪しい人物って、白銀の事だったのかよ!?てっきり、王馬かと…」

    王馬「ねえ、そこから俺を殺そうとしたの?ねえ、どういう神経してるの?」

    百田「根拠はあったのか…?そうやって、殺そうとしなさそうな白銀に根拠があったのかよ!?」



    キーボ「ええ、ボクの内なる声がそう言ったんです」

    百田「は?」

    キーボ「初めは内なる声が今までのコロシアイで白銀さんが本当に何にもしていない。目立った行動をしていないと言ったんです」

    キーボ「なので、少しずつ白銀さんの事を調べてました」

    キーボ「そうしたら、白銀さんが首謀者なんじゃないかと確信に迫りまして…だから、殺しました」

    王馬「その内なる声っていう、厨二病のやつの信じちゃったんだー。こわ〜…」

    キーボ「厨二病なんかじゃありません!確かに、内なる声はそう言ったんです!そして、白銀さんを殺害しようとしたのも内なる声の通りに…」

    入間「だから、オレ様を利用したのか?」
  60. 60 : : 2017/04/16(日) 15:49:43
    キーボ「…はい、入間さんの計画を知っていち早く行動しないといけないと思いましたので」

    キーボ「あの壁の向こうに館があるのはわかってました。しかし、ボクが人属性なのか、物属性なのか…入間さんはどちらにしたのか…それが難解でした」

    最原「結果、入間さんはキーボくんを物属性にしていた」

    キーボ「はい!おかげで館に入り、食堂にいた白銀さんを殺すことができました」

    キーボ「でも、最原クンが厨房にいるとは思ってなかったので、館から出て外で殺したのは正解だったんでしょうか」

    春川「人殺しに正解も不正解もないよ」

    キーボ「……そうですか」

    キーボ「それでも、入間さんの計画をぶっ壊せられたので良かったと思います!入間さん、すみません。色々ありがとうございました」

    入間「ギィ…ボォオ!!」

    キーボ「ええっ!?泣かないでくださいよ!!それに、これで首謀者もいなくなって、皆さんは晴れて自由の身なんです!胸を張ってくださいよ!」


    王馬「本当にそうなのかな?」

    キーボ「…え?」

    最原「王馬、くん…?」

    モノクマ「だよねー?そもそも、首謀者なんているのかなー?」

    キーボ「何を…言って……!?」

    モノクマ「はいはい、それでは!"超高校級のロボット"のキーボクンにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    キーボ「おい!!答えろよ!!」

    入間「キーボ!!」

    モノクマ「では、張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」


    キーボ「ボクの内なる声!!これで終わりなはずですよね!?これでコロシアイは____」


    キーボ「……え?」

  61. 61 : : 2017/04/16(日) 17:07:15

    もしも、百田くんが黒幕だったら…絶望編


    主人公:赤松
    その他:ゴン太、夢野、真宮寺


    赤松「百田くん、貴方が首謀者…なの?」

    百田「おう」

    赤松「だよね。私、何を考えて……え?」

    百田「いやー、流石にそこまで出されちまったら、はいそうですよと言うしかねぇだろ?」

    百田「だが、このコロシアイは俺が考えたわけじゃないんだよな…。いや、賛成したのはしたけどさ」

    夢野「どうしてなんじゃ…」

    赤松「夢野さん…」

    ゴン太「そうだよ!百田くんはコロシアイをあんなに否定してたのに…!!」

    百田「否定はしてても、計画には賛成だったんだよ…言ってただろ?地球は今、生命体なんて存在してないんだ」

    真宮寺「…あの映像の事だネ?」

    ゴン太「じゃあ、あれが地球なの!?山の家族も本当の家族も…みんな…!!」

    百田「ああ、死んじまった。生き残ったのはゴルフェ計画に参加した16人の生徒だけだ。だがな、あのゴルフェ計画には真の計画があったんだよ」

    百田「…それは、コロシアイで生き残ったのは優秀な生徒だけ、地球に返すっていう選別という計画だった」

    赤松「…えっ?」

    百田「だから、わざわざモノクマを作って、俺以外のみんなの記憶を消して、コロシアイをさせたんだ…」

    百田「おかげで4人までしぼる事が出来たんだ!いやあ、良かったー!」

    夢野「何が良かったじゃ…!他の…他のみんながしていた殺人は無駄じゃったじゃないか!?」

    百田「そう、だよな…けどな、希望を背負った生徒だったとしてもだ。中には出来損ないが混ざってるんだ」
  62. 62 : : 2017/04/16(日) 17:08:01

    百田「そんな奴に希望を背負えないだろう?だから、選別させてもらったまでだ。コロシアイという項目でな」

    ゴン太「そんな、酷いよ!!」

    百田「まあ、落第した奴らなんか放っておいて、人数は多いがまあ、大丈夫だろう!この5人で地球に……」

    赤松「春川さんは…」

    百田「あ?」

    赤松「春川さんも…落第にするの」

    赤松「春川さんは百田くんの事、好きだったんだよ!?それなのに、落第者として片付けちゃうの…!?」

    百田「……」


    赤松「春川さんだけじゃない、最原くんも…みんなも、みんなを落第者として、出来損ないとして片付けてしまうの!?」

    真宮寺「ククク…そうだネ。みんな僕の観察したところでは全員、良かったと思うヨ。人間味が溢れていてネ」

    ゴン太「ゴン太もだよ!!みんな、優しくて…ゴン太が失敗しても慰めてくれて…それなのに、そんなのダメだよ!」

    夢野「そうじゃぞ。転子もアンジーも出来損ないなんかではない!!ウチを導いてくれた大切な友達なんじゃ!!」


    百田「……なるほどなぁ、要するにお前らはここでの思い出が多すぎて地球には帰りたくないってわけか」

    赤松「…えっ?」

    百田「俺も、ハルマキとか終一との思い出があり過ぎて、ここから離れたくないのは同じだ」

    百田「んじゃあ!その思い出が収まるまでここで過ごすってのも悪くねぇな!!」

    ゴン太「あ、あれ?」

    真宮寺「なに、言ってるの?僕らはそういう事を言ってるわけじゃ…」

    百田「心配すんな!食料も酸素も死ぬほどある!だから、しばらくこの長旅を楽しもうぜ!!」

    夢野「違う!そうじゃないわい!!ウチらが言いたいのは…!」

    百田「ほんじゃ!学級裁判もコロシアイも終わりだ!そうそう、俺を殺そうとしても地球に帰れないだけだから、意味がないからな!」


    赤松「ま、待ってよ!!まだ、話は____」




    バタンッ……


  63. 63 : : 2017/04/16(日) 17:54:08
    クロ 天海(本当は白銀)

    被害者 赤松

    みんなを励ましてコロシアイを阻止しようとする赤松を殺害。
    その罪を天海に着せる。
  64. 64 : : 2017/04/16(日) 17:58:19
    クロ・春川魔姫
    被害者・百田解斗

    春川に殺されそうになった王馬を庇う形で百田が死ぬ
  65. 65 : : 2017/04/16(日) 18:02:29
    黒幕
    最原、夢野(白銀)

    動機
    実はこの二人も白銀の仲間だった
  66. 66 : : 2017/04/16(日) 18:35:53

    もしも、茶柱さんが自殺をしたのだったら…

    《第3章》


    モノクマ「おお!大大大正解!!茶柱転子さんを殺したクロはなんと、茶柱転子さん自身でしたー!!」

    モノクマ「だから、もうオシオキとかもなーし!つまんねーの!!」


    夢野「ど、どうして…じゃ?どうして、転子が自殺なんてしたんじゃ!?」

    王馬「そうだよー!てっきり、真宮寺ちゃんが殺したと思ってたのにー!嘘つきー!!」

    真宮寺「人を嘘つき呼ばわりはしないで欲しいな」

    アンジー「でもでもー?あのかごのこをしようって言ったのは是清だよー?」

    真宮寺「けど、実際はアンジーさんとの話の縺れによって覚悟を決めた茶柱さんの自殺だったよネ?」

    アンジー「えー?アンジーは知らないなー!」

    春川「とぼけないで、ちゃんと証拠はあるんだから」

    アンジー「うーん、そうだよー!終一と魔姫と転子が帰った後、また、転子がやって来たんだよー!話があるっていうから仕方がなくねー!」

    ゴン太「どんな、お話をしたの?」

    アンジー「秘密子の事についてだよー!」

    夢野「ウチ、の…?」

    アンジー「これ以上、夢野さんを壊さないで欲しいって」

    入間「はあ?どういう事だよ?」

    最原「たぶん、茶柱さんは自分自身で行動とかを決めていた時の夢野さんに戻って欲しかったんだよ」

    最原「神様に縋るのはいいけど、すがり過ぎるのはダメだから」

    夢野「転子…!!」

    アンジー「でも、自殺する事なかったよねー?こうするしか秘密子の目を覚ませないって言ってたけど、結局、無駄な行動だったって事だよねー」
  67. 67 : : 2017/04/16(日) 18:36:42

    夢野「…無駄じゃないぞ」

    アンジー「およ?」

    夢野「ウチは…もう、イケメンの神様に縋るのをやめるわい!じゃないと、転子に申し訳ない!!」

    王馬「そうやって、結局は誰かの死じゃないと目が覚められないんだね…結局、誰かの命を無駄にしないと…」

    王馬「うわああああ!!そんなの嫌だよおおおお!!」

    百田「うるせぇ!テメェは黙ってろ!」

    夢野「確かに、そうじゃ…ウチがしっかりしてなかったばっかりに…だからこそ、もう止めるんじゃ!」

    最原「夢野さん」

    夢野「だから、転子!転子……」





    夢野「出来るなら、謝らせて欲しかったぞ……ごめんなさい」

  68. 68 : : 2017/04/16(日) 18:37:14

    もしも、最原くんが赤松さんを庇ったら…

    《第1章》


    最原「……」


    最原「(……この嘘を真実に…!)」

    偽証!!


    最原「みんな、何か勘違いしてるみたいだよ」

    ゴン太「勘違い…?」

    最原「そう、そもそも、僕と赤松さんは"一緒に"図書室に来て茶柱さんと百田くんに会ったんだよ?」

    赤松「えっ?」

    百田「そういや、そうだな…」

    茶柱「はい、確かにお二人揃って図書室の扉の前にいましたね」

    最原「それなのに、いつ、赤松さんはあの通気口に砲丸を入れられるのかな?」

    星「そんなの、最原が気付いてない時に入れてしまえば…」

    最原「だって、赤松さんは奥の本棚に取り付けていたあのセンサーを頼りにして、砲丸を入れるつもりだったんだよ?」

    王馬「ああ、そうでもしないと首謀者が扉を開けたのか確かめられないもんねー」

    最原「そして、赤松さんは嘘をついてるんだ。あれを取り付けたのは僕だし、持ってたのも僕だ」


    最原「だから、赤松さんは僕を……」
  69. 69 : : 2017/04/16(日) 18:38:08

    赤松「ダメだよ!!そんなの!!どうして、私が、私が…私が天海くんを殺したんだよ!!最原くんじゃない!この私が……!!」

    最原「赤松さん」

    赤松「!」



    最原「君じゃないんだよ」


    赤松「……えっ?」

    最原「だから、みんな!僕が天海くん殺しの犯人だ!犯行の方法はみんなの考えた通りに赤松さんと離れた時にだよ」

    最原「それに、あの血の付き方はどう見ても砲丸を投げて当たったものじゃないでしょ?」

    春川「…わからないけど、アンタが言うならそうなのかもね」

    赤松「待って!違うよ!本当は……!」

    モノクマ「はーい!時間切れ〜!!」

    赤松「えっ?」

    モノクマ「いやあ、もう、飽き飽きなんだよねぇ!なので、投票タイムとなりまーす!」

    モノタロウ「ええっ!?」

    モノファニー「結局、犯人は誰だったのかしら?」

    最原「…みんな、お願いだ!赤松さんじゃなくて、僕に…!」

    赤松「待ってよ!それじゃあ!!私が、私だから…お願い、やめてよ…」

    赤松「最原くん!!」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    モノクマ「初めての裁判なのに大正解!!天海蘭太郎クンを殺したクロは最原終一クンでした〜!」

    赤松「…え?」

    最原「…やっぱり」

    赤松「そんな、どうして…?だって、あの砲丸も、あの本棚の並べたのも…私、なのに…?」
  70. 70 : : 2017/04/16(日) 18:38:46

    王馬「まあ、命が繋がっただけでもいいんじゃないの?あのまま、ズルズルしてたら誰が誰だかわかんなくなってたしさ」

    百田「けど、どうして、お前が…!」


    モノクマ「はいはいはーい!話に入る前にもう、オシオキをしちゃうので離れてもらえますかー?」

    ゴン太「そんな事させないよ!」

    茶柱「そ、そうです!まだ、理由も何も聞いてないのに…!!」

    最原「いいんだ!」

    赤松「最原くん?」

    最原「…これで、赤松さんはわかったはずだから」

    モノクマ「口チャックね!はい!では、"超高校級の探偵"の最原終一クンにスペシャルなオシオキを用意しました!!」





    最原「天海くんを殺したのは赤松さんでも僕でもないって事だよ」


    赤松「…っ!?」


    モノクマ「張り切って参りましょう!!オシオキタ―イム!!」


    最原「…気を付けて」



  71. 71 : : 2017/04/16(日) 18:39:45

    もしも、真宮寺くんが黒幕だったら…絶望編

    主人公:最原
    その他:入間、春川、王馬



    最原「…真宮寺くん、君が首謀者なんじゃないのかな…」

    真宮寺「……」

    最原「そして、この才囚学園は研究チームが作った研究施設だったんだよね」

    真宮寺「……」

    最原「超高校級の才能を持つ生徒達をコロシアイさせる事で、あの人類史上最大最悪の絶望的事件を復元させようとしたんだよ…!」

    真宮寺「不正解」

    最原「それで………えっ?」

    入間「ふ、不正解ってなんだよ!?」

    真宮寺「残念だけど、最後のは妄想であり空想に過ぎないんだヨ」

    真宮寺「僕の所属している研究チームは、それの一部となってしまった。あのコロシアイ学園生活についての研究をしてるのサ」

    王馬「つまり、それの再現の為だけにコロシアイをさせたって事?」

    真宮寺「そうだヨ!閉鎖空間であるものの、閉鎖空間という程、狭くないこの空間、尽きない倉庫に食料…その中行われるコロシアイ」

    真宮寺「それを強要された人間がどう動くのが楽しみで仕方がなかったんだヨ!色々と、資料を取れたから満足サ!」

    春川「お前…!!」

    真宮寺「あと、僕の私欲で色々とさせて品定めさせてもらったけど、それも満足サ!」

    真宮寺「これでもうすぐで100人だヨ」

    王馬「ふーん?真宮寺ちゃんの私欲ってさ、身内に関係することかな?」

    真宮寺「クククッ…どうだろうネ?」

    最原「でも、これで終わりだ!これで、コロシアイは…!!」
  72. 72 : : 2017/04/16(日) 18:40:34

    真宮寺「そうだネ。もう、十分だから研究チームも満足して帰っちゃったし…」

    入間「はああ!?帰ったあああ!?じゃあ、そこのモノクマを操ってんのはなんだよ!?」

    真宮寺「モノクマを操ってるのはAIだヨ?入間さんなら、分かる事だよネ?」

    春川「じゃあ、ここにいるのは…」

    真宮寺「そう、僕らだけってわけだヨ。まあ、このまま続けても無意味な事だからネ…じゃあ、帰ろうか」

    最原「か、帰る…?」

    最原「なに、言ってるんだよ!?ここで殺されたみんなの気持ちはどうなるんだよ!?このまま…あっさりと、終わらせられないよ!!」

    真宮寺「ふーん?では、続けたいのかな?この無駄な命をかけたコロシアイを?また?」

    最原「違う!!そうじゃなくて…!!」

    真宮寺「どの道、するんだったらしてもいいヨ。それで、君達が満足するなら、ただ…その分、彼らの気持ちを踏みにじるだけだけどネ」


    最原「……」


    ……………僕は……


    真宮寺「さあ!学級裁判も終わりだし、帰る準備をしようか?ほら、忘れ物はないかい?」


    ………僕は…………


    春川「百田…ごめん、ごめんなさい!」


    ……僕は……………


    入間「う、ううう…ぅぅぅ!!」


    ……………僕は……


    王馬「あーあ、後味がすっごい悪いなぁ…凄く、つまんない」


    …僕は………………




    最原「…赤松さん……」


    ………………………最低な無力だ…


  73. 73 : : 2017/04/16(日) 18:41:13

    もしも、入間さんがクロだったら…

    《第4章》


    入間「王馬を殺せられれば良かったのに…」


    どうして、お前が王馬と組んだんだよ…。


    俺は…俺は王馬だけを呼び出したはずだ。


    いや、あの王馬の事だ。何か裏があるはずって思ってなければならなかったよな。

    まさか、王馬を殴ろうとした時に後ろからやって来て、トイレットペーパーで絞め殺そうとしようとしたんだからな…

    気付いた時に、頭をかち割ってやった。
    そして、王馬を殺そうとした時、王馬はどこにもいなかった。


    あいつは、逃げやがったんだ…!さんざん、利用しておいて、要らなくなったら捨てる。

    全て、王馬のせいだ…!早めに殺しておけば、こんな事には…!







    だって、ゴン太殺しの犯人だなんて…胸糞悪いじゃねぇか…!


    それも、そんなレッテルを貼られた上で、オシオキされるとか…もう、わけわかんねぇよ…!


    なら、いっそう、全力でぶつかってやろう!!オレ様は悪くねぇ!!悪いのはオレ様を殺そうとして近づいたゴン太だってな!!

    悪足掻きをして、とことん、嫌われて、死んでやろう!!


    いや、オレ様の知能を使えば王馬がゴン太殺しの犯人にできるかもしれない!!

    そうだ、ここはオレ様の得意分野だ!絶対に!!絶対に逃げ切ってやる!!生き残ってやる!!


    その為の偽装工作を始めないと……


  74. 74 : : 2017/04/16(日) 18:43:36

    もしも、アンジーさんがクロだったら…

    《第1章》


    アンジー「主よ…」


    アンジーはいつものようにお祈りをしてたんだ。だって、それがアンジーにとっての大切なことだったから…




    『……アンジーよ』


    アンジー「!!もしかしてー、神様?!」

    『そうです。あなたの神です』


    アンジー「凄い…!アンジーの神様!!どうか、アンジーに導いてください!!」

    アンジー「このまま、明日の夜になれば、みんな、みんなが殺されます!だから、どうにか出来ないんでしょうか?」



    『……アンジー』


    アンジー「はい」


    『貴方が私の元へ来なさい』

    アンジー「えっ?」

    『そうすれば、貴方は神の元へ行けます。みんなもコロシアイをしなくてすみます。だから、こちらへ…』



    『こちらへいらっしゃい』


    アンジー「あ、あああ…ああああああああああ!!」

    『さあ、いらっしゃい』


    アンジー「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」









    【死体が発見されました!一定の捜査時間の後、『学級裁判』を開きます!】



  75. 75 : : 2017/04/16(日) 19:22:15
    黒幕:春川
    コロシアイをさせた理由:実は最原達はターゲットの罪人達で本当は自分でやりたかったが15人と多くそこでお互いを殺し合わせようとした
  76. 76 : : 2017/04/16(日) 20:02:38
    クロ:真宮寺
    被害者:王馬

    王馬が真宮寺に神経を抜き取られて死亡。
  77. 77 : : 2017/04/16(日) 20:52:33
    黒 てんこ
    男に関するトラウマが発動 塩死ぬ
  78. 78 : : 2017/04/16(日) 21:57:06

    もしも、ゴン太がクロだったら…


    《第2章》


    ゴン太「あっ!キーボ君!ちょうど良かった!」

    キーボ「…ゴン太君ですか?何でしょうか?」

    ゴン太「うん!ゴン太と一緒に和みに行こう!」

    キーボ「はい?」

    ゴン太「ねっ!一緒に行こう!!」

    キーボ「嫌ですよ!だいたい、どうしてそんな事を言うんですか!」

    ゴン太「えっ!?キーボ君、虫さん嫌いなの!?」

    キーボ「虫…?ああ、あの研究教室ですか?ゴン太クンには悪いですが、あそこはあまり近づきたくないです」

    ゴン太「え…」

    キーボ「そもそもですね!ボクの学習型AIにはもうすでに、虫の事をインプットしてるんです!今更、さらに詳しく見るまでもありません!」


    キーボ「それに、もう見たくありませんので…」



    ゴン太「……虫さんを」ガシッ

    キーボ「わっ!?」


    ゴン太「虫さんを馬鹿にするなあああああああああああああああああああああああああっ!!」






    バキッ……




    …ガシャンッ







    キーボ「……」ビリッビリリッ



    ゴン太「ごめん、なさい…キーボ君、ごめんなさい…!」
  79. 79 : : 2017/04/16(日) 21:57:39

    王馬「あれ?そこにいるのってゴン太?何してんの?って…うわあ、そこの鉄の塊になってんのってキー坊?」

    ゴン太「おう、ま、くん…」

    王馬「あーあ、これじゃあ、もう動かないねぇ?てか、死んじゃってるんだから、動く事もないか…」

    ゴン太「ご、んたは…ゴン太は……」

    王馬「はいはい、キーボを殺した犯人ってわけね?そっか…」



    王馬「でも、このままだと、みんなが虫嫌いのままだよ?それでもいいの?」

    ゴン太「そ、それは嫌だよ!」

    王馬「じゃあ、和もうの会は決行するとして、このキーボは俺が何とかしとくから!他のみんな集めてゴン太の研究教室に送って行きなよ」

    ゴン太「うん」

    王馬「そうそう!その会が終わるまで、キー坊を殺したことは誰にも行ったらダメだから。でないと、誰も集まってくれないよ?」

    ゴン太「わかったよ!じゃあ、王馬君…お願いするね」

    タッタッタッタッ



    王馬「そうそう、そうじゃなきゃ……」



    王馬「…学級裁判は盛り上がらないからね!」

  80. 80 : : 2017/04/16(日) 21:58:28

    もしも、東条さんと星くんが黒幕だったら…



    私は登る。どんなに傷ついても、どんなに醜くても…登り続けて、上を見た。

    出口が見えた…。


    そして、手を伸ばして、絵だと言うことに気が付いて…








    _____________落ちる。







    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜



    「ん…?」

    「どうだ?だいぶマシか?」


    目の前には、見慣れた顔……いや、見慣れてないとおかしいのだ。

    だって、学園での私が殺した相手なのだから…。


    「…この包帯……そう、星君が巻いてくれたのね」


    星「このバカが!無理するんじゃねぇよ」


    口調が荒々しいが、彼はあの星竜馬だ。
    そして、私も………。


    「…うるさいわね。こうもしなきゃあいつらは信用しないでしょ?」

    星「何だよ。いきなり…いや、それがお前だったよな」

    「そうよ…!これが私!東条斬美よ!!」


    星「全く…んで?ここで首謀者枠の2人が揃いも揃って退場したが…この後の展開はどうする?」
  81. 81 : : 2017/04/16(日) 21:59:00

    東条「そうね…まず、殺人鬼枠の彼が焦ってそうね」

    星「……ああ、あいつか。確か、女限定の殺人鬼…まあ、殺される前に行動できて良かったな」

    東条「本当よ!全く、私たちが決めたモノでもないから、焦るわよね」

    星「だな」

    東条「貴方は関係ないでしょ」


    東条「まあ、それに加えて、アンジーさん達は次第に仲間を増やしてるから少しばかり厄介ね」

    星「生徒会ってのも作るつもりだとよ。ほら、紅茶で良かったか?」

    東条「あら?気がきくのね?」

    星「首謀者枠っと言っても、あのオシオキを望んで行ったんだ。これぐらいの配慮はするさ」

    東条「ふふっ、優しいところがあるのね…まあ、だから、貴方と共にいることを誓ったのよね」

    星「……ほっとけ」

    これから先の、ラストに向かって進むこのシナリオは…いつも、予想外な結末へと幕を降ろす。今回もそうなのだとしたら…



    私は彼の横で共に見守りながら終わっていくのかしら?






    東条「…あら?この葉っぱは……また、紅茶の袋を開けたのね」

    星「な、ななな何のことだ?」


  82. 82 : : 2017/04/16(日) 22:00:39

    もしも、入間とキーボがクロだったら…

    《第3章》


    入間「どうだ?キーボ!」

    キーボ「はい、違和感はありませんよ!ありがとうございます」

    キーボ「これで、皆さんのために役に立てられるように頑張ります!」

    入間「…なあ、そうじゃないでしょ?」

    キーボ「はい?」

    入間「…アタシのため、でしょ?」

    キーボ「そう、でしたね…」


    入間「それで、夜に見張ってたんだろ?どうだ?」

    キーボ「はい、最原クンと百田クンの他に春川さんが夜にあってました」

    入間「ゲッ、暗殺者なのかよ…こんな事なら2人の時に殺しおけば良かったな」

    キーボ「そうなんですよね。それで、最原クンが最後に行く事は把握済みなので、春川さんと百田クンの2人になるんですよね」

    入間「キーボ!オレ様が春川を黙らせるからその隙に百田を殺せ!」

    キーボ「では、入間さんは春川さんを殺すんですね?」

    入間「そうだ!!これで…これで、2人で脱出できるね!」

    キーボ「はい…!」

    入間「これで、怯えなくていいんだよね!」

    キーボ「はい!」

    入間「…必ず、2人で脱出するぞ!!オレ様達の事を待ってる奴らが多くいるんだからな!!」

    キーボ「はい!!絶対に生きて…生き残って……帰りましょう。元の場所に」


    入間「……キーボ、離れ離れになっても、また、会えるよね?」

    キーボ「会えますよ!きっと…!」

    入間「絶対に、絶対だよね!?」

    キーボ「ええ!絶対にです!だから…」


    キーボ「絶対に勝ちましょう」

  83. 83 : : 2017/04/16(日) 22:01:03

    〜もしも、キーボがクロだったら…〜


    クライマックス推理開始!!



    act.1


    赤松「事の始まりは、キーボくんの一言だった…どこから情報を手に入れたのかわからないけど、メントスコーラロケットをやってみたいって言い出したんだよ」


    赤松「ちょうど、コーラを持って図書室に来ていた天海くんと一緒にやってみようってなったんだろうね」



    act.2


    赤松「天海くんがメントスコーラロケットの準備をしていたんだろうね。それを横目に見てつまらなかったんだろうね」


    赤松「そう、キーボくんが天海くんの準備していたメントスコーラロケットを横から奪ったんだよ」


    赤松「そうとう、焦ったかもね…天海くんはそのせいで近づいちゃったんだ。でも、その瞬間にコーラは爆発しちゃったんだよ」


    赤松「そのペットボトルが天海くんの額に当たり、そのままバランスを崩して、倒れたんだ。頭をおもいっきり打ってね」
  84. 84 : : 2017/04/16(日) 22:01:49

    act.3

    赤松「どうしてそうなったのかはキーボくんがやり方がわからなかったからでもあると思うんだ。だから、手順を間違えてしまって、爆発したんだ」


    赤松「ペットボトルこそ、天海くんの方に飛んでいったけど、コーラはキーボくんにかかってしまったんだ」


    赤松「それが運悪く精密機械にかかってしまって、そのおかげでキーボくんは動かなくなって、機能が停止してしまったんだよ」


    「もし、キーボくんがしびれを切らしていなかったら、楽しい実験になっていたはずだったのかもしれない…」





    赤松「だから、犯人はキーボくん…君だったんだね」




    COMPLETE!!


    入間「……」

    百田「……」

    ゴン太「……」

    白銀「……」

    真宮寺「……」

    アンジー「……」

    茶柱「……」

    春川「……」

    星「……」

    東条「……」

    夢野「……」

    最原「……」

    赤松「……」



    王馬「…………バカじゃないの」

  85. 85 : : 2017/04/16(日) 22:35:01
    鉄屑www
  86. 86 : : 2017/04/16(日) 22:56:37
    メントスコーラで死んだ天海も浮かばれねえな、おい!!
  87. 87 : : 2017/04/16(日) 23:15:10
    クロ ゴン太

    被害者 キーボ

    動機 V3四章のように皆を思うからこその犯行、
       もしくはスーダン2四章みたいに、コロシアイをしない限り
       (すぐでは無いにしても)皆死ぬことが確定のような状況下だった

    要望 迷いはあったが、「キーボは機械だから人を殺したことにならない」という理屈を見出した(もしくはキーボ自身が言い出した)ことで犯行に走った
       という描写があるとうれしいです!
  88. 88 : : 2017/04/16(日) 23:29:06
    黒幕:春川

    動機:自分が育てたモノクマーズ達がコロシアイを望んだから
  89. 89 : : 2017/04/17(月) 12:54:59
    黒 赤松
    被害者 最原

    2周目の最原が1週目の赤松との思いでを2周目の赤松に名前をぼかして話
    その娘のお陰で月の光が大好きなんだ、今度演奏してよ等
    空気読めない事を言いまくった結果嫉妬した赤松が最原を突き飛ばすと最原は階段から落ちて死ぬ

    2周目系がダメなら仲良くなった赤松を放って
    入間に脱出に使えそうな物をつくってもらうように交渉してる所を目撃されて~
    という描写があると嬉しいです
  90. 90 : : 2017/04/17(月) 13:36:13
    クロ: 最原
    協力者・共犯: 王馬・入間
    被害者・共犯: ゴン太
    4章

    動機: オシオキに使用されているテクノロジーの弱点を見つけるため。

    最原へのオシオキは失敗し、最原は生存。最終決戦用以外のオシオキ機械が機能不全に陥る。この後、最終決戦に突入。
  91. 91 : : 2017/04/17(月) 14:31:07
    あかん、キーボのメントスコーラの奴何回見てもあのクライマックス推理の絵で脳内再生されて笑ってしまうwww
  92. 92 : : 2017/04/17(月) 18:30:33

    もしも、星くんがクロだったら…


    モノクマ「な、なんと!?大正解!!東条斬美さんを殺したクロは星竜馬クンでした!!」


    星「……」

    茶柱「星さん、なぜ…!?」

    星「……」

    百田「おい!ダンマリかよ!?」ガシッ

    最原「百田くん!!」

    百田「おい、どうして、東条を殺したんだ…!」

    星「……」


    星「…どうして、か」

    ゴン太「えっ?」

    星「…あいつの動機を聞いたからだな。それがきっかけで俺が俺で無くなったんだよ」

    王馬「それって、何なのか教えて欲しいな?」

    星「そうだな…だが、あいつがどこかに隠したんだろうな」

    夢野「じゃあ、わからないんのか?」

    モノクマ「ところがどっこい!あるんだなー!」

    春川「…こういう時だけ、すぐに対応するんだね」

    キーボ「でも、勝手に見ちゃっていいんでしょうか?」

    モノクマ「だって、そうやってイヤイヤ言う人はもういないからねー?」

    星「……」

    モノクマ「では、どうぞ!!」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    最原「そん、な……」

    入間「な、何だよ!!これ?!」

    茶柱「そうですよ!?だいたい、高校生が…大統領だなんて…」

    星「だが、それは他の奴だったらありえない話だったかもしれない。けどな、これは東条の動機だ。ありえなくない。むしろ、ありえそうだろ?」

    ゴン太「じゃあ、東条さんは大統領さんだったの!?」

    星「みたいだな。忘れていただけで、あれを見て思い出したと言っていた」
  93. 93 : : 2017/04/17(月) 18:32:47

    王馬「へぇ?そうなんだ?でもさ!それがどうして殺されちゃったわけ?」

    王馬「東条ちゃんは星ちゃんを殺す気でいたのにさ」

    星「ああ、そうだな」

    アンジー「そんなハッキリと言っちゃうんだねー?」

    星「事実だからな…」

    真宮寺「でも、君ならその命を捧げると言ってもおかしくないよネ?どうして?」

    星「…醜いもんだな」

    最原「えっ?」

    星「おい、モノクマ…この際、俺の動機も見せてやってくれ」

    星「そこで、東条さんを殺した動機がわかる」

    モノクマ「はいはーい!!」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    ゴン太「……」

    茶柱「……」

    夢野「…な、なんじゃこれは」


    星「この通りに、俺に生きて欲しいと願ってるやつなんて1人もいないってわけだ。それが東条と俺との差であり…」

    星「俺の動機だ…」

    真宮寺「…なるほどネ。星君、キミは羨ましかったんだ。あんなに大勢の人に生きてて欲しい。帰ってして欲しいと願ってる人がいる東条さんに」

    星「そうだ…ったく、酷い嫉妬さ。だが、これで身がしみた」


    星「俺は、生きていたかったんだってな」

    最原「えっ?」

    星「生きる意味、理由を求めたが…結局それは簡単で良かったんだ。それなのに、無駄にハードルを高くしちまって、求めた結果が誰もいない」

    星「そして、東条に話を聞いて、彼らの為に生き残りたいと言ったあいつの目が生きようと覚悟を決めた目で…」


    星「…俺は……俺が、間違ってしまったんだ」

    百田「星…」

    モノクマ「んじゃ、ひと段落ついたところで、みなさんお待ちかねのオシオキですよー!今回は"超高校級のテニス選手"の星竜馬クンにスペシャルなオシオキを用意しましたー!」

    最原「待てよ!!まだ、話は…!!」

    星「いいんだ。最原」

    最原「!!」


    モノクマ「では、張り切っていきましょう!!オシオキターイム!!」


    星「悪かったな…最後の最後まで」
  94. 94 : : 2017/04/17(月) 18:33:30

    もしも、最原くんがクロだったら…



    僕は眠れなかったんだ…なんだって、大切な人が亡くなった後だったから…

    だから、あの後ずっとあの優しいピアノの音を聞いていた。


    気がついた時には深夜だった。

    そろそろ戻らないとと思い、帰ろうとした時…白銀さんを見かけた。


    こんな夜中にどうしたんだろうと、つい探偵の癖で見てしまった。半開きになっていたドアから何かを作っている白銀さんの姿を…僕は見てしまった。



    白銀「こうで、こうして…ふふふっ!!」


    机を使って、黒板で何かを見てる。それはもう少し近づいて見たいけど、気付かれそうで遠くで見ていた。


    何かを決定した音を聞いて…ロッカーから物音がした。それを、白銀さんが取りに行って出した。


    白銀「これで、みんなの記憶に…ふふふっ」


    そこで確信してしまった。


    彼女が首謀者なんだと…


    その後、僕は怒りのあまりにその中へと入り込んで……


    気付けば血だらけの椅子を持って、血まみれの白銀さんを見下していた。


    最原「はあ…はあ…」

    妙に息が荒い、そうだ。そうか…僕は、僕は人を殺したんだ。してはいけない事をしたんだ。


    いや、僕は悪くない…!赤松さんを殺した首謀者を殺しただけだ…!そうだ…こいつは、こいつは首謀者だ。


    これで、コロシアイは終わる…!
    赤松さん!僕はやったよ!!これで……



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    モノクマ「あーあ、だから、用心しとけよって言ったのに…でもまあ、いっか!どうせ、最後の最後まで地味な役でしかなかったし…」


    モノクマ「それで?君達はどう思う?これでコロシアイは終わった!ハッピーエンド!!って、後味悪いよね?どうかなー?」


    つまんない
    ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ探偵無双すぎww
    ㅤㅤㅤえっ?これで終わり?
    ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤあっという間すぎ!
    嫌だ!
    ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤもっと見たい!!
    ㅤㅤㅤ黒幕じゃないよね?ね?


    モノクマ「ほうほう、じゃあ、仕方がないよねー!」


    モノクマ「じゃあ、君達が本当の黒幕になろうよ!ほら、君たちのその指一つで彼を代わりに動かそうよ?ほら!」


    モノクマ「ダンガンロンパは不滅だよ!!」








    最原クンがクロに決まりました。
    オシオキをかいしします。


  95. 95 : : 2017/04/17(月) 18:35:31

    もしも、東条さんがクロだったら…


    第1章
    被害者 赤松
    クロ 天海

    第2章
    被害者 キーボ
    クロ 入間



    最原「え、えーと?これって…」


    王馬「大変だー!嘘がつけなくなったよー!」

    ゴン太「ほ、本当なの?!」

    白銀「か、簡単に信じてはダメだと思う…けど……」

    春川「うわあああん!百田ぁ…!」ギュッ

    百田「お、おい!抱きつくなって…!」

    真宮寺「これは…」


    夢野「あ!最原君!おはようございます!!」シャッキーン

    最原「う、うん…おはよう」

    茶柱「最原さーん!!夢野さんが!夢野さんがああああ!!」

    最原「どうしたの?これ」

    東条「わからないの。でも、共通点はみんな、熱が高いのよね」

    最原「熱?」

    モノダム「ソノ正体ハ絶望病ナンダヨー!」

    最原「モ、モノダム!?」

    茶柱「絶望病って何ですか!?夢野さんがこうなったのもあなたの仕業なんですか!?」

    王馬「夢野ちゃんだけじゃないよー?」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    モノクマ「なんと!大正解!!夢野秘密子さんと夜長アンジーさんを殺したクロは東条斬美さんでしたー!」


    茶柱「どうしてですか…」

    東条「…」

    茶柱「どうして、夢野さんとアンジーさんを殺したんですか!?」

    星「おい、茶柱落ち着け」

    茶柱「落ち着けられるわけないじゃないですか!?夢野さんが…アンジーが…殺されたんですよ!?それもアンジーさんはたまたま殺されたなんて…どうしてですか!!」

    茶柱「絶望病にかかって、弱ってるからチャンスと思ったんですかぁ!?」

    王馬「そ、そうなの!?そんな、東条ちゃんがそんな卑怯者とは思わなかったよ!!」

    百田「テメェが言うなよ」

    春川「あと、黙ってて」
  96. 96 : : 2017/04/17(月) 18:37:04

    茶柱「答えてください…!何か、言ってください!!言い訳でも、何でもいいです!出ないと、転子は夢野さん達の死をどう、受け取ればいいのか…!!」


    最原「茶柱さん…」

    東条「……思い出したからよ」

    百田「は?」

    東条「私も、絶望病にかかったみたいなの。詳しく聞いてみたら思い出し病と言われたわ」

    真宮寺「思い出し病…ねェ?」

    白銀「それで、何を思い出したの?」

    東条「…話を聞けば貴方達はきっと後悔するわ。それでもいいの?」

    茶柱「覚悟の上です…!!」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    ゴン太「そんな、東条さんは大統領さんだったの!?」

    星「裏、だがな…」

    白銀「でも、そんなことありえるの?高校生が、大統領だなんて…!」

    真宮寺「普通の高校生ならね?でも、僕らは普通じゃないんだ…。なら、ありえなくもないでしョ?」

    東条「そう、私は…その国の事が気になるの!誰かを殺してでも…生き残って、ここから出なければならなかったの!!」

    東条「もしかしたら、あいつらに…!!」

    最原「あいつら…?」

    モノクマ「はいはーい!時間切れでーす!」

    茶柱「えっ?」

    茶柱「な、何ですかそれ…まだ、話は続いて…」

    モノクマ「これ以上のお喋りは許さないよ!さて、"超高校級のメイド"の東条斬美さんにスペシャルなオシオキを用意しましたー!」

    茶柱「ダメです!待ってください!!」

    東条「そう、よ…待ちなさい…!」

    茶柱「東条さん…!?」


    東条「い、生き延びなきゃ…ここで死んでしまえば、国民のみんなは…!!」

    ダダダダダッ


    最原「東条さん…!」

    ゴン太「東条さん!!」


    モノクマ「逃がさないよ…!では、張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    東条「うわあああおああああああああああああああああああああああああっ!!!!」

  97. 97 : : 2017/04/17(月) 18:38:19
    もしも、最原くんが黒幕だったら…


    赤松「そんな、そんな……」

    最原「赤松、さん……」

    赤松「春川、さん…どうして、百田くんを…どうして」


    私は今、親友のオシオキを見ながらその場に座り込んで、泣いてしまった。

    最原くんにみっともないところをみせちゃったなと思いながらも、涙は止まらなかった。


    赤松「あの時、何もできなかった…!何も、どうする事も出来なかった!!止める事は出来たはずなのに…みんな、みんなが!!」

    最原「赤松さん!!」

    最原くんの声で私は彼の顔を見た。


    最原「大丈夫だよ。どんな形であれ、コロシアイは終わったんだ。もう、ここから出られるんだよ」

    赤松「お、わった…?コロシアイが……そっか、もう、2人だけなんだ…」

    最原「そう、だね…」

    赤松「……最原くん」

    最原「何?赤松さん」

    赤松「私、外に出たらこの事をみんなに話す。話して、2度とこんな悲劇が起きないように訴え続けるよ…!」

    最原「赤松さん…うん、そうだね」




    モノクマ「ヤッホー!コロシアイをよく乗り切ったね!!おめでとう!!」

    赤松「何が、乗り切ったね…?全て、アンタのせいじゃない!!アンタがみんなを…みんなを殺したんだ!!」

    モノクマ「まあ、クロはボクが殺したことになるけど、大半の奴はそのクロが殺したんだよ?」

    赤松「でも、動機は全てアンタが…!!」

    モノクマ「それはそうと、良かったよ!最原クン!もう、大盛況!!歴代の中でもいい方だと思うよ!」

    赤松「えっ…?」


    最原「そうですか。まあ、それはありがたいですけど、僕が望んでるのはその言葉じゃないんだよね」

    モノクマ「おやおや?じゃあ、報酬の方かな?何がいい?名誉?土地?お金?やっぱり、再びダンガンロンパの出演?どれでもいいよ?」


    最原「僕が欲しいのは…」











  98. 98 : : 2017/04/17(月) 18:39:53







    最原「赤松さんと2人だけで過ごせる世界だよ」




    赤松「……はぇ?」


    モノクマ「うわぁ、とびっきりのが来たねぇ?まあ、赤松さん関連だとは思ってたけど、ここまで飛び出してると引くわー」

    最原「引くなら、勝手に引いておけばいい!この想いに偽りはないからね!」

    モノクマ「はいはい、じゃあ、もうここはいらないから使っちゃっていいよ?」

    最原「ほんと?」

    モノクマ「モチのロン!!というか、これぞ本当のゴルフェ計画?なーんて!うぷぷぷ…」


    そういうと、モノクマは消えた。

    ここには最原くんと私だけになった。
    そして、その最原くんはなんて言った?
    モノクマも最原くんに対してなんて言っていた?

    私の頭の中で警報が鳴り出した。しかし…それはすでに遅かった。



    最原「赤松さん、ここから出る事は許さないよ?だって、この赤松さんと出会ったこの世界でずっと、ずうぅっと!過ごすんだからね!その方が赤松さんの為でもあるし、何より、思い出の世界だからね!」

    赤松「い、いや…!」

    最原「あれ?赤松さん?どうして、逃げるの?どうして、怖がるの?もう、何も怖がる事ないよ?逃げる事ないよ?大丈夫!この先、怖がらせる者も逃げるきっかけも起きないから…!だから…」


    ガシッ…





    最原「安心して、永久に過ごそう?」


    私は、もう、逃げられなかった。


  99. 99 : : 2017/04/17(月) 19:22:44
    クロ 夢野(茶柱)
    被害者 適当な男子三人
    動機 夢野自身にはない。茶柱が仕組み、夢野が殺すように仕向けた。
    茶柱の動機はお察し
  100. 100 : : 2017/04/17(月) 20:16:10
    クロ 白銀
    被害者 ゴン太
    動機お気に入りの衣装の上を芋虫さんが通っていたから
  101. 101 : : 2017/04/17(月) 20:21:49
    クロ 東条

    被害者 赤松,入間

    動機 最原を独り占めするため、1番仲の良さげな赤松と最原狙ってそうな入間を排除しようとしたから

    壊れるキルミーが観たい
  102. 102 : : 2017/04/17(月) 22:54:24

    もしも、真宮寺くんがクロだったら…

    《第2章》


    モノクマ「パンパカパーン!お見事!!東条斬美さんを殺したクロは真宮寺是清クンでしたー!!」


    百田「テメェ!!」ガシッ

    最原「百田くん!?」

    百田「ふざけんな!?どうして、どうして東条を殺さなきゃいけなかったんだよ!?」

    ゴン太「やっぱり、あの動機なの?」

    真宮寺「…残念だけど、動機ではないんだよネ。そもそも、あれ、自分のじゃないし…」


    真宮寺「でも、予想外だヨ!まさか、死ぬ間際にダイイングメッセージを残すなんて…やっぱり、僕よりもみんなの方を優先したんだネ」

    茶柱「知らなかったんですね…」

    アンジー「じゃあ、斬美はファインプレーだねー!」

    真宮寺「本当にそうだヨ…でも、そういうところも美しいヨ!やはり、姉さんの友達にしてよかったヨ!!」

    最原「姉さん…?」

    真宮寺「そう!僕は亡き姉さんの友達を作ってたんだ!姉さんは一人ぼっちで寂しいだろうからネ」

    星「…じゃあ、度々豹変してたのは…」

    真宮寺?「初めまして、私は是清の姉です。是清がお世話になりました」

    白銀「ま、まさか、幽霊が!?」

    百田「ば、馬鹿なことしてんじゃねぇよ!」

    春川「何焦ってるの。あんなの、ただの妄想だよ」

    真宮寺?「あら?妄想だなんて失礼しちゃうわね」

    真宮寺「そうだネ。姉さん…!」
  103. 103 : : 2017/04/17(月) 22:55:08

    入間「じゃ、じゃあ…テメェは東条を狙ってたってわけか?」

    真宮寺「東条さんだけじゃないヨ。春川さん、入間さん以外の女性は全員、友達として合格だったヨ!」

    真宮寺「でも、残念な事にその全員を殺す暇はなかったからネ。せめて、東条さんだけでもって思ったんだ」

    春川「でも、その東条にまんまとはめられたわけだね」

    真宮寺「あの時、貴方の依頼ならって言って殺させてくれたのにネ?変な話だヨ」

    キーボ「殺させて欲しいと頼んだんですね。貴方の思想が理解できません」

    入間「けど、良かった…!オレ様は死んでもテメェの姉の友達なんかになりたくねぇからな!」

    真宮寺「そっくりそのまま返すヨ」

    ゴン太「難しい事はわからないけど、真宮寺くんは死んだ姉さんの為に殺してたって事?」

    王馬「それも…100人を目指して…どうやら、ここに来る前から狂ってたみたいだねー?」

    真宮寺「他人からそう思われたって構わない!だって、僕と姉さんは恋人同士だからネ!僕に姉さんがいればそれで…」

    最原「恋人同士って…!?」

    真宮寺「……さて、もう、僕の方から話す事はないヨ。だから、始めちゃってヨ」


    モノクマ「はーい!では、"超高校級の民俗学者"の真宮寺是清クンにスペシャルなオシオキを用意しましたー!」

    真宮寺「僕は死んでもみんなの行動を見てるからネ…」

    モノクマ「では、張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    真宮寺「ずっと、ずっとネ…!」

  104. 104 : : 2017/04/17(月) 22:55:49

    もしも、星くんがクロだったら…

    >>95の続き


    俺はこのコロシアイ学園で思い出したことがあった。それは仲間の暖かさだ。

    あいつらと出会って、その失っていた暖かさを取り戻すことができた。それは失ってはいけないものだ。


    あいつらがいなくなって良いわけがない!だから、俺は……!!



    真宮寺「ええっと…合格者だった赤松さん、東条さん、夢野さん、夜長さんが死んじゃって…残る合格者は茶柱さん、白銀さん…だけに…」

    真宮寺?「是清…まずは落ち着きなさい。あなたならちゃんと出来るんですから」

    真宮寺「う、うん…そうだネ。姉さんの言う通りに僕は出来るんだ!ほら、仕組みもバッチリだヨ!」



    真宮寺「待っててネ?姉さん…!残りの女子を姉さんの元へ連れt_____」




    ゴキッ…!!




    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    最原「そん、な…星くん」

    茶柱「転子達を守る為に…自ら汚れ役を…」

    白銀「星君…!」

    星「やめてくれ…狂っていたとはいえ、仲間を殺した。俺は人殺しなんだよ。そんな目で見られても嬉しくもなんともねぇ…」

    王馬「そうだよ!確かに殺人をしようとして、準備をしていて生かしておいたら危険人物の真宮寺くんだけど、それを殺しちゃったのは星君なんだよ!!」

    ゴン太「…あれ?褒めてない?」

    星「それでもだ。それに俺はお前らに俺が真宮寺を殺していた事を黙っていた」

    最原「でも、それはモノクマに…!」

    星「やめろ。俺を美化するんじゃねえ!俺は囚人であり、人殺しでもあり、嘘つき野郎だ!!」

  105. 105 : : 2017/04/17(月) 22:56:34

    モノクマ「そうなんですよねー!では、そろそろお待ちかねですよ〜!」

    百田「んだと!?星は俺らを守る為にこの殺人を犯したんだ!なのに、殺される理由なんて…!」

    モノクマ「殺人をした時点でそう言えないでしょ?だって、その人が生きるはずの人生を奪ったんだよ?どんな理由であれ、優遇されるわけないでしょ!」

    百田「テメェ…!?」

    星「やめろ。どうせ、死ぬ運命なんだ。そんな落ちこぼれなんかに構うな」

    百田「けどよ!!」

    星「…だが、それでも俺に構うなら、一つだけ言っておく」

    ゴン太「一つだけ?」

    星「生きろ!俺の心を再び動かしてくれたお前達は俺のような末路に行くな!!」

    百田「…言われなくてもわかってる!!絶対に!お前の想いは無駄にしねぇ!!」

    最原「うん!」

    茶柱「はい!!」


    モノクマに「それでは、"超高校級のテニス選手"の星竜馬クンにスペシャルなオシオキを用意しました!」

    星「…そうか」

    モノクマ「張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    星「それなら、いいんだ…」


  106. 106 : : 2017/04/17(月) 22:58:22

    もしも、春川さんがクロだったら…

    >>95>>104の続き


    モノクマ「わお!!大正解!!王馬小吉クンを殺したクロは春川魔姫さんでしたー!!」


    百田「なんで、だよ…!なんで、殺したんだよ…!」

    春川「…こう、しなければ…」

    春川「こうしなければ、あいつは!!あいつはみんなをバラバラにする!!あの時もあいつは、良からぬ事を考えて…獄原を利用して…」


    春川「だから…だから…!!」

    茶柱「でも、春川さんがする事は…」

    春川「私の才能が役立てる…そう思ったからだよ。だって、それが私なんだからさ」

    最原「春川さん…」


    百田「馬鹿野郎!!だからって、だからってえええ!!」ガシッ

    白銀「百田君!?」


    百田「お前は…お前は!!俺の、俺の助手だろ…!?」

    春川「……それは、最原なんじゃないの?」

    百田「お前もだよ!!お前も、俺の助手だ!!」

    春川「…私は、私はそう思ってないよ」

    百田「…は?」


    春川さんは素早く百田くんの手から離れた。
    そして、少し息を吸って吐いてから。百田くんを見た。


    春川「百田…私、アンタの事好きだよ…!」ポロポロ





  107. 107 : : 2017/04/17(月) 22:59:21

    今まで見た事ない笑顔で、今まで流す事を我慢していた涙が告白と同時にポロポロと流れ出した。






    春川「どうして、涙が…泣きたい、訳でも、ないのに…」



    ギュッ

    春川「も、百田?」

    百田「お前の気持ち、受け取った…!俺もお前の事が好きだ!!」


    そして、百田くんは春川さんにキスをした。




    2人だけの時間が、2人しか感じる事ができない時間が止まっていた。そう思ったんだ。



    春川「も、百田ぁ…!百田ぁ!!」

    百田「春川…!」


    モノクマ「はい!!おしまい!!終了!!そこまで!!」

    百田「うわ!?」

    モノクマによって、2人が引き剥がされた。


    モノクマ「もう、こんな茶番ゲロが出るんだよね!やめやめ!はい!それでは"超高校級の保育士"であり、"超高校級の暗殺者"の春川魔姫さんにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    百田「……やめろ…」

    春川「百田!!」


    モノクマ「それでは張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    百田「やめろおおおおお!!」

    最原「百田くん!?」

    白銀「百田君!!」


    春川さんを掴もうとしたアームの魔の手を遮ったけど、別の方向からやってきたアームによって、春川さんは連れて行かれた。


    百田「待てよ!?待ってくれよおおおおおお!!」



  108. 108 : : 2017/04/17(月) 23:00:26

    もしも、赤松さんがクロだったら…

    《第1章》







    ~~♪~♪♪


    赤松「どう、かな?」

    最原「うん…とても、上手だったよ」

    赤松「ほんと?良かったあ!終一くんが納得いくピアノが弾けて…」

    最原「そんな…!楓さんの弾くピアノはとっても素晴らしいよ!!ほんと!うっとりするし…心地よくなるんだ!」

    赤松「ほんと?」

    最原「うん!」

    赤松「そ、そっか…ありがとう!終一くん」


    赤松「わざわざ、夜中に起きてもらって…長い間、私のピアノを聞いてもらって…お世辞まで…」

    最原「お、お世辞じゃないよ!それに、楓さんのピアノを聞かせてもらうなんて思ってもみなかったから////」

    赤松「終一くんとの約束をしたからね…ちゃんと果たさないといけないから」

    赤松「そうでもしないと、明日終一くんが死んでしまうかもしれない。私以外の誰かに殺されるかもしれない…!そう思うと居ても立っても居られなくて…」

    最原「僕もだよ!楓さんが誰かに殺されるなんて嫌だもの…!でも、モノクマによって、殺されるんだよね?それは嫌だな」

    赤松「大丈夫!いつまでも私は終一くんだけのものだから!」

    最原「…うん」

    赤松「それにね?もう一つ理由があるんだ」

    最原「もう一つの理由?それって、なんだい?」
  109. 109 : : 2017/04/17(月) 23:01:24

    赤松「あっちに逝ったら、ピアノがないかもしれないからって思ったからでもあるんだよ」

    赤松「だから、今のうちに多く弾けれたらなって…」

    最原「楓さん…ありがとう。こんな素敵なピアノの演奏は初めてだよ」

    最原「でも、これが最後じゃないよ。どうかわからないけど、きっと、ピアノはあるよ」

    赤松「うん、だといいなぁ…」

    最原「けど、こんなに素敵なピアノの演奏を聴けるなんて…すぐにでも永眠できそうだよ!」

    赤松「ダメだよ。終一くん!終一くんには私のピアノで死んで欲しくないの!」


    赤松「ちゃんと、私の手で死んでもらわないと困るの!」


    最原「わかってるよ!ちゃんと、君にナイフで刺されて死ぬから…!」

    最原「だから、そんな顔をしないで…?」

    赤松「……うん、じゃあ、終一くんのいう通りに私が犯人だって証拠を残せるように頑張るから!」

    最原「うん、また、あちら側で会おう!」

    赤松「うん!終一くん!!」



    「「大好きだよ!!」」




  110. 110 : : 2017/04/17(月) 23:02:25

    もしも、夢野さんがクロだったら…

    《第2章》


    ウチは…アンジーを……。
    ウチが、ウチのせいじゃ…!!

    ウチのせいで…アンジーは……。




    アンジーは……。




    茶柱「夢野さーん!様子を見に来ました…って!?夢野さん!?」


    夢野「あ、茶柱…」

    茶柱「な、なんですか…!あの骨の死体は!?アンジーさんは!?アンジーさんと一緒では…!!」


    夢野「あれ、が…アンジーじゃ」

    茶柱「えっ?」

    夢野「練習をしようとアンジーが言い出したんじゃ。それが神様が言ったことじゃと言っていた。じゃが、ウチはどうしても怖かった…」


    夢野「それを神様の言う事だからとアンジーが急がして、水槽の上に上がらせ、水の中に入れようとした」

    夢野「ウチはそれに反発してしまったんじゃ…!それで、バランスを崩したアンジーが…」


    夢野「まだ、上にぶら下げてないピラニアの水槽の中に……落ちて…それで……!!」


    夢野「ウ、ウチのせいじゃ…!ウチが、ウチがアンジーを…神様を……!!」

    茶柱「違います!!夢野さんは…夢野さんは悪くありません!!」

    夢野「えっ…?」

    茶柱「無理やり夢野さんを急かさせたアンジーさんが悪いんです!」

    夢野「けど、ウチがアンジーを殺したんじゃ…!だから、ウチが、ウチがオシオキされ…」

  111. 111 : : 2017/04/17(月) 23:03:20

    茶柱「そんな事はさせません!」

    夢野「んあ…?」

    茶柱「この転子!夢野さんの代わりにクロになります!!ですから、安心してください!!」


    ウチは……とにかく、オシオキから避けたい一心で、転子の救いの言葉を鵜呑みにしてしまった。






    〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜


    最原「茶柱さん、君しかできないよね」

    茶柱「…何を、言ってるんですか?」

    茶柱「第一、転子が女子を殺せるわけないじゃないですか!?男死とは違って!」

    茶柱「いいですか!?転子がアンジーさんを殺せるわけないんです!!証拠があるなら、用意してほしいですね…!!」






    夢野「………」


    夢野「…てん、こ……」


    ウチは…………最低じゃ……。

    これ以上、転子の苦し紛れの言葉を…
    ウチを庇い続ける転子の姿を…
    真実から逃げていく自分の情けなさを…



    もう…もう……………



    見たくない…!!

    神様も、そう思うじゃろ?




    百田「けどよ。どうして、アンジーの服の切れ端なんて、処分したんだ?」

    真宮寺「それも、わざわざ見つからないように隠してたよネ?」

    夢野「濡れておったし、ゴミだと思ったんじゃな」



    最原「それは違うぞ!!」




  112. 112 : : 2017/04/18(火) 07:26:23
    >>32>>35>>36をまとめた最終章をしてください。
  113. 113 : : 2017/04/18(火) 07:48:57
    クロ 茶柱
    被害者 夢野
    動機 2章の動機ビデオ 夢野は自分が所属するマジック団体が滅びたという情報を得た。
    トリック 夢野が協力して作り上げた自殺に見せかけた他殺。
  114. 114 : : 2017/04/18(火) 20:25:26

    もしも、ゴン太がクロを守ろうとしたら…


    《第3章》



    ゴン太は百田君とは、幼い頃に出会った事があった。それは今でも大切な思い出で、とても楽しかったんだよ。


    それはとても、虫さんがたくさんおしゃべりをするあの日だった。たまたま、散歩に出かけた時に倒れていた彼を見つけて、看病したんだ。


    もちろん、山の家族に説明して許可を得てからだよ?


    彼はご飯を食べるとすぐさま、元気になった。お腹が空いてただけだったみたい。

    それでお返しとばかりにたくさんのお話を聞いたんだ。彼がなぜ、この山奥に来た理由も、それまでの経路も全て…!


    そこから、ゴン太は彼の……。
    百田君のお友達になったんだ!旅立つ彼の背中を見送って、いつかまた会えたらいいなと思いながら…



    それが、こんな形で会うなんて思わなかったんだ。ゴン太と百田君は一応見知った関係だったから、良かったんだけど、他のみんなとの交流もしたかったから、ゴン太はそちらを選んだ。




    そして、2回目のコロシアイが終わって…4日間がたった夜中の事だった。

    いつものように生徒会の1人として、外を回っていた時に音がしたんだ。

    見たら、スコップを持った百田君がいたんだ。話しかけようとして近づいた時、何かを掘り起こしてるのが見えたんだ。

    思わず隠れてしまって、そこから出て来たのは一人分が包まれそうなシーツだった。それを持ち上げて、辺りを見渡しながら、寄宿舎に戻る百田君の顔は…。


    どこか、張り詰めた顔だった。


    翌朝に、王馬君のコテージから王馬君の死体が見つかった。


    だから、ゴン太は気付いてしまったんだ。
    本当は気付きたくなんてなかったのに、気付いてしまった。



    百田君が……王馬君を殺したんだと…!

    そして、同時に百田君の夢を思い出した。



    百田「宇宙に絶対に行ってやる!!」


    その夢を叶えさせたい…。だって、あの時の顔は、あの時の行動は、あの時の言葉は…。

    生き延びて、宇宙に行こうと思ったから…?
  115. 115 : : 2017/04/18(火) 20:26:25

    詳しいことはゴン太には分からないけど、ゴン太は百田君を生き残らせることを決めたんだ。たとえ、ゴン太やみんなを巻き込むことになっても…!

    その為には、他の人に投票させるか、ゴン太に投票させるかしかないよね…?

    なら、ゴン太は頑張るよ…!!



    ゴン太「大切な友達のために!」




    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    最原「ゴン太くん、君は嘘を付いてたんだね?」

    アンジー「ねえ、ゴン太はどうして嘘なんてついたの?」

    ゴン太「嘘?どうして、嘘なんかつかなきゃダメなの?ゴン太は本当の事しか話してないよ?」

    アンジー「……え?」

    ゴン太「大体、そうやって…最原君の言葉ばっかり信じてるけど、本当にそれが正しいと思うの?間違ってるかもしれないのに?」

    最原「な、何を言ってるの?」

    ゴン太「間違えたら、誰も最原君のせいだと出来ないよね?そもそも、みんなはちゃんと考えてるの?自分の考えなんてないんじゃないの?」

    ゴン太「これだから、イマイチ盛り上がるわけないんだよね…!まあ、それでもつまらなくないんだけどさ」

    茶柱「ど、どうしました!?ゴン太さん!?」

    白銀「茶柱さんが男子のゴン太君の心配を…!?よほどの重症だよ!?」


    ゴン太「ゴン太はどうもしてないよ?どうかしてるのは君達でしょ?このままじゃ、何も出来ないままになるよ?虫さんでも1人で過ごしてるっていうのになぁ…」

    キーボ「な、何が何だかわかりませんが、ゴン太クンが怪しいのは間違いありませんね」


    そうだよ!それで、ゴン太を犯人にして!そうすれば、彼は助かるから…!!



    ゴン太「そうやって怪しいなって言うのって大体が、クロになるよね?自分の言葉に自覚を持ってるの?」


  116. 116 : : 2017/04/18(火) 20:27:43

    もしも、天海くん(免罪)がクロだったら…

    《第1章》


    赤松「大丈夫だよ…!確かに、このままじゃみんな死んじゃうかもしれないけど…もしかしたら、出口の糸口が見つかるかもしれないんだ!」

    赤松「諦めちゃダメなんだよ…!!」




    その彼女の言葉に動かされたのは嘘じゃなかった。だから、自分のこの身に覚えのない情報を信じて向かうしかなかった。

    けど、もしそれを首謀者に気付かれていたら?

    わざわざ、ここに何かありますよと記されたマップを配ったのは何か意味があるんだ。



    振り絞った知恵で、俺はこの秘密の部屋には記されていないだけで他に通路があるのではないかと思った。

    そして、その道から通って中に入るのではないかと、そうじゃなければ、外と中の道はこの扉しかない…誰かがこの部屋をつきとめて、見張られてしまえば一貫の終わりだからだ。

    だが、もしも、本当にあの扉しか出入りがないのなら、首謀者は時間になればあの中に入る為に階段へと行くのかもしれない。


    だけど、俺は前日に百田君から作戦会議に誘われた。一緒にモノクマを倒そう!と、

    もし、これに誘われた首謀者がいるなら、あるいは聞いていた首謀者がいるなら、警戒するはずだ…。でも、その百田君からの誘いに乗ったのはゴン太君、茶柱さん、夢野さん、アンジーさん、春川さんの5人…。


    間違いなく、この5人は首謀者から外れるだろう。自分に不利な体制を取られてしまっているのに、さらに首を絞めようとしてるのだから。

    と、なれば…残りの9人の中にいるのだろうか?
  117. 117 : : 2017/04/18(火) 20:29:50

    もし、これを聞いていたのならば…どこかで監視するはず…


    それを見越した上で、俺は階段の近くにある教室に目をつけた。


    あそこなら、誰が階段下に行くのかを隠れながらも見えるからだ。



    だから、俺はそこに仕掛けをした。
    それで、首謀者が負けるように…

    俺は俺を信じて、みんなを生かす為に…




    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    あーあ…、まあ、一時しのぎにはなったよね。

    にしても危ないなぁ…!特製の毒矢で私を殺そうとしていたなんて…!


    でも、結局は全く、関係ない可哀想なヒロイン枠が犠牲となっただけだったね…。


    殺したのは私だけど…でも、そうじゃないと、このダンガンロンパは終わってしまう。

    それだけは避けたかったから。

    だから、食堂から抜け出して…遠くから彼らの行動を見て、最原君が抜けて行った後に素早く入って、毒矢をブスリ


    天海君の毒矢は回収して、この秘密の部屋にポイしたけど…。





    ……この先のダンガンロンパが不安で、楽しみで仕方がないなぁ…


  118. 118 : : 2017/04/18(火) 20:30:42

    もしも、春川さんがクロだったら…

    《第5章》


    モノクマ「ありゃ?また、大正解だ!そうです!百田解斗クンを殺したクロは春川魔姫さんなのです!!」


    「………」



    夢野「どうしてじゃ?どうしてなんじゃ?ハルマキ!!」

    キーボ「そうです!貴方が、百田クンを殺したなんて…!王馬君が狙いだったんでしょう?!」

    春川「そうだよ!!」

    最原「春川さん…」

    春川「殺すつもりなんてなかった…」


    春川「百田を…百田を殺すつもりはなかった!!あいつを!王馬を殺すつもりだったのに…なのに……!!」

    王馬「百田ちゃんもバカだよね…俺を生かしていても何にも得しないのに」

    王馬「だって、俺はこのコロシアイの首謀者で、百田ちゃんの、みんなの敵だよ?そんな敵を生かせるなんて、やっぱりバカだよね」


    春川「ほんと、だよ…!百田はバカだ…!結局何にも、この想いも胸にしまったままになって…」

    春川「………でも」

    キーボ「でも?」


    春川「百田らしい、よね…」

    春川「敵であり、散々世話を焼かされたアンタを生かそうと思うなんて…私なら、そんな事出来ないよ…」

    夢野「そう、じゃな…百田らしいな」

    王馬「そうだよね。でも、百田ちゃんはゴン太並みのバカだよね。こんな俺の事を信じようとするなんてさ…」





    王馬「まあ、それでも、つまらなくなかったんだけどね」

  119. 119 : : 2017/04/18(火) 20:31:22

    白銀「つ、つまらなくなかったって…!!」

    王馬「さて!ずっと思ってたんだけどさ、希望とか、絶望とかその他諸々知らないし、聞いた事ないんだけど?」

    最原「多分、あれが本当の首謀者が用意したものだったのかも知れない。僕らが君を倒させようと向けた…動機なんだと思う」

    王馬「そっか…」



    王馬「結局、首謀者の特権を握ったと思ったら、逆に利用されたってわけね。面白いじゃん…!絶対に勝ってやる!!首謀者め!!」


    モノクマ「意気込みのところ申し訳ないんだけど、そろそろアレの時間なんで」

    キーボ「アレって…まさか!?」

    モノクマ「そう!今回は"超高校級の保育士"兼"超高校級の暗殺者"の春川魔姫さんにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    夢野「ハルマキ!」

    春川「……」

    モノクマ「では、張り切っていきましょう!!オシオキターイム!!」


    春川「ごめん。全て…私のせいだったんだ」

    春川「本当に、ごめん……」


  120. 120 : : 2017/04/18(火) 20:32:00

    もしも、最原くんと夢野さんが黒幕だったら…



    「あー…おはよう」


    「うん?まだ、時刻は超えてないけど…」


    「あー、そうだったか…?」


    「ほら、まだ彼女が来てないし…」


    「んあ?最原、何を勘違いしておるんじゃ?」


    「えっ?」



    「"あやつ"はすでに人を殺して死んでおるぞ」


    最原「……あ、そういえばそうだったね。赤松さんを殺したのは白銀さんだったからね」

    夢野「なんじゃ?あんなに赤松さん、赤松さんと言っておったのに今は赤松など忘れてすっかり、首謀者となりおったのか?」

    最原「そんな感じだろうね。でも、まあ、とりあえず、コロシアイは続けられそうでよかったね」

    夢野「うむ!白銀のファインプレーじゃな…!」



    最原「今後の方針はどうしようか?」

    夢野「そうじゃの…ここは初心に帰ってあの動機ビデオをやってみてはどうじゃ?」

    最原「ああ、あの困った時に使う?いいのかな?またこれかよとならない?まあ、僕はそれでもいいけどね」

    夢野「飽きられるわけなかろう。ウチらは外の世界の人間が何を求めてるのかを知ってるんじゃぞ?」

    最原「それもそうだね」

    夢野「よーし!じゃあ、ウチはあの思い出しライトをやってくるぞ!」

    最原「あ、待って!僕も行くよ」

    夢野「お主は注文が多いんじゃ…一緒に行きたくない」

    最原「そういう夢野さんだって、内容が薄すぎて面白みがあまりないじゃないか」


    夢野「……」

    最原「……」





    最原「白銀さんはなぜ、殺しをしたんだろう」

    夢野「白銀がいてくれれば…」

    最原/夢野「「いがみ合う事もないだろうな…」」

  121. 121 : : 2017/04/18(火) 20:33:17

    もしも、春川さんが黒幕だったら…絶望編

    主人公:最原
    その他:星、百田、茶柱



    春川「そう、わかったんだ…」

    最原「…じゃあ、このコロシアイの首謀者は……君なんだね」


    最原「春川さん」


    百田「これは…これは何かの間違いだ…!ハルマキ!!そうなんだよな!?」

    星「…やめときな。百田」

    百田「けど…!!」

    星「これだけの情報があるんだ。もう、違うと反論なんてできやしねぇよ」

    百田「ぐ…ぅぅぅ……」


    茶柱「でも、どうしてですか?どうして、こんな事を…!」

    春川「…まだ、そこまでしか気づいてないって…私の才能で分かりきった事だし、第一、ヒントである奴も生きてる時点で察しなよ」

    百田「ヒントってなんだよ…?!」

    最原「その前に、春川さんの才能って……"超高校級の暗殺者"のことを言ってるの?」

    春川「うん、そうだよ」

    星「だから何なんだ?もしやと思うが俺達を殺す依頼をされたってわけか?」

    星「そうだとして、何の利益になるんだ?」

    茶柱「そうですよ!転子達はあの…ギフテッド制度に選ばれたんですよね?なら、殺してしまうとこういう言い方は悪いんですが…その…」

    春川「不利益になる。そう言いたいんだよね?」

    茶柱「はい…」

    春川「残念だけど、それは過去の話。今のアンタ達はもう、優遇される立場じゃないの。むしろ、その才能とアンタ達は豚に真珠なんだよ」

    茶柱「ぶ、豚ぁ!?」

    百田「どういう事だよ。それ…」

    最原「…その前に第一のヒントの人の話をしていいかな?」

    春川「最原はわかったんだね?さすが、元"超高校級の探偵"だよ」

    最原「……」


    最原「その人は…星くんなんじゃないかな?」

    星「なに?」

    百田「おい、星…何か知ってるのか?」

    星「と言われてもな。確かに俺もそれに選ばれたが、俺は犯罪を犯して…囚人に……」





    星「…………まさか」

  122. 122 : : 2017/04/18(火) 20:34:09

    最原「ううん、星くんの考え通りだと思う。僕らは超高校級の才能を持った高校生じゃない」


    最原「星くんのようにその超高校級を持っていた囚人なんじゃないかな」


    百田「な、なにぃぃぃぃ!?」

    茶柱「では、転子達は…犯罪者って事ですかあああああっ!?」

    春川「理解するのが遅すぎ」

    春川「そうだよ。アンタ達は宝の持ち腐れなんだよ。そんな奴を政府は惜しんででも、野放しにする事もできなくて…悩んだ挙句に依頼を頼んだんだよ」


    春川「彼らを殺してくれって」

    百田「マジ、かよ…けど、そんな記憶」

    春川「ないに決まってるじゃん。その時の記憶がないから。それに元々、私1人がアンタ達を殺すつもりでいたんだけど、さすがに人数多いし」

    春川「なら、コロシアイをしてもらおうと思ってここを用意した。そして、ちゃんとコロシアイをしてもらうには記憶を消す必要もあった」

    茶柱「どうして、ですか…」

    春川「わからない?囚人のアンタ達は180度も違う性格に変貌してるんだよ?規則も殺し方も全然従わない奴らと相手してたら変になりそうだから」

    春川「だから、消したんだよ。およそ、入学式前ぐらいの記憶に戻ってると思う」

    星「…なるほどな」


    春川「話はそこまでだよ」カチャッ


    百田「!?…ハルマキ!どうして、銃なんて!?」

    春川「これが最後になるからだよ。私としてはもう少し減って欲しかったけど、時間も時間だからね」

    茶柱「いや、です!!嫌ですよ!!」

    春川「これも依頼なんだよ。そうやって悲願しても、私にはどうする事もできないんだ」

    最原「春川さん…」



    春川「ごめん。私にもう少し勇気があれば、私に冷酷さがあれば…こんな中途半端な気持ちで殺すことはなかったのに」


    春川「本当に、ごめん……ありがとう、みんな」











    バァンッバァンッバァンッバァンッバァンッバァンッバァンッバァンッバァンッバァンッ!!



    ……バァンッ


  123. 123 : : 2017/04/18(火) 23:11:20
    最原クロ
    偶然赤松が冤罪で死んだことを知ってしまい塩化
  124. 124 : : 2017/04/18(火) 23:12:19
    黒幕 王馬、協力者 白銀 キーボ

    前提:笑える犯罪組織DICEが周知の存在。
       王馬の動機ビデオに王馬以外に9人しかいないことがコトダマとして残る

    動機:超高校級の座を自分たちの傀儡にしたいお偉いさんに依頼され、嘘の罪をふっかけて合法的に剥奪。
       世界に居場所が無くなった超高校級を拉致し、「笑えるエンターテイメント」としてコロシアイをさせた。
       キーボは無自覚のカメラ役。白銀の才能はコスプレイヤーではなく変装家で、DICEの一員として王馬に協力していた
  125. 125 : : 2017/04/19(水) 00:41:05
    クロ 転子(夢野)

    被害者 転子

    動機ビデオを見た夢野が転子の殺害を決行。しかし即死ではなく、夢野をオシオキから守るため転子は最後の力で自殺を決行。

    そのため裁判では夢野は自分がクロだと思っている。真相を知ったときには後悔と転子を裏切った自分への憎悪で精神崩壊してしまう(石丸みたいに)。
  126. 126 : : 2017/04/19(水) 00:54:34
    クロ 夢野
    被害者 茶柱
    動機 自身の所属するマジック団体が倒産の危機で夢野の力が必要と知った。
    茶柱はそれに協力した。

    トリック 茶柱の自室で刺殺。茶柱が遺書を残し手首を切る。その後夢野に扉の近くで自分自身を刺させて、夢野はそのまま自室へ戻る。
    最後の力を振り絞り鍵をかけて扉に「オウマ」という血文字を残す。
  127. 127 : : 2017/04/19(水) 00:55:32
    クロ 最原
    被害者 キーボ
    プレス機でプレスして粉々にする
  128. 128 : : 2017/04/19(水) 20:19:41
    クロ:百田(ゴン太)
    被害者:春川

    >>56と同じく、百田とゴン太は既知の関係。
    古くからの親友であるゴン太を脱出させるべく、百田がトリックの装置だけ作り、スイッチとなる行動自体はゴン太に起こさせる(ブレーカーをわざと落として、ゴン太にブレーカーを上げさせて、被害者を感電死させる…みたいな類いのもの)
    百田は自分が表向きのクロになり、装置のスイッチを入れたゴン太を真のクロとして脱出させるつもりだったが、モノクマの判決でクロは装置を作った側である百田になる

    被害者に春川を選んだのは、自分に想いを寄せている彼女なら、トリックの装置があるとも疑わず、自分の指示を聞いてくれると思ったから

    友達のためならすべてを犠牲にしてもいい、病んだ百田が見たいです
  129. 129 : : 2017/04/19(水) 21:12:13

    もしも、真宮寺くんがクロだったら…



    やあ、こんばんは、僕は真宮寺是清…。
    超高校級の民俗学者と呼ばれているヨ。


    では今から、神経の抜き方について話をしようと思うヨ。


    と、言っても神経にもさまざまな種類があるんだよネ。代表なモノを言えば中枢神経系と末梢神経系かな?


    まあ、難しく話していても面白くもないからネ。簡単にみんながわかりやすいように、実践しよう。


    と、いうわけで実験体になってくれるのは王馬くんだヨ。


    彼には承諾を得てるから。安心してネ?そうそう、彼は今眠ってるからあまり起こさないようにネ?


    ……えっ?気絶をしてるんじゃないかって?嫌だなァ、ちゃんと眠ってるんだヨ。そうじゃないと出来ないし…。


    そういえばさ、神経を抜き取るための道具も集めたんだけどサ。どうして、こんな物まで学校にあるのかな?


    僕は不思議でならないけど、あるならそれを使わなきゃ損だよネ?君達もそう思うよネ?


    じゃあ、そろそろ始めよう!まず、この腕のここに沿って切れ込みを入れて……。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜





    ほら、この通りに綺麗に神経の一部を取り除くことができたヨ?結構時間がかかったよネ。


    でも、王馬くんって小さいわりには上等な大きさの神経を持ってるよネ?やっぱり、人間って良いよネ!!


    さて、周りも血で撒き散らされてるわけだけど、別に良いか…。


    いかにもここが犯行現場って見ればわかるだろうし、血塗れになった僕の姿を見て予想できるだろうからネ。


    じゃあ、最後の仕上げと行こうか?


    おや?わかってないみたいだネ?僕は男である王馬君を殺したんだヨ?その王馬君は今どこにいると思う?


    そう、姉さんのところサ!!姉さんにあんな非道な奴を送られて困ってるに違いないからネ。そう、これは僕の責任なのサ。


    だから、最後の仕上げって言うのは……











    …………グチャア……。




  130. 130 : : 2017/04/19(水) 21:13:58
    もしも、茶柱さんがクロだったら…

    《第1章》



    モノクマ「なんと!大正解!!真宮寺是清クンを殺したクロは茶柱転子さんでした!!」


    夢野「茶柱、お主…」

    茶柱「夢野さん…皆さん、申し訳ありません!!こんな、このような事をしてしまって…!!」

    王馬「でもさ、どうして真宮寺ちゃんを殺しちゃったの?元々は茶柱ちゃんの落し物を届けに言ってたんでしょ?」

    茶柱「その、転子はご覧の通りに男に近づきません!」

    茶柱「だから、真宮寺さんが声をかけて来たのに気がついて後ろを振り返った時に…か、顔が近くにあったんですよ…!!」

    赤松「えっ?」


    茶柱「それで、その…反射的に決めてしまって…真宮寺さんは飛んでいき、倒れて、起き上がらなくなって…」

    茶柱「それで、真宮寺さんの近くにあった転子の落し物が目に入って、それを届けに来てくれたのだと…気が付いたんです」

    白銀「まさか、顔が近くて反射的に技を決めたって言うの!?」

    入間「なんだそりゃあ!?んなもん、しょーもねぇな!!」

    最原「しょうもなくないよ!!」

    入間「ひいぃ!?」

    最原「ほら、茶柱さんは男子嫌いって言ってたでしょ?その男子嫌いになったきっかけがあったはずなんだよ」

    最原「それは、茶柱さんにとって、嫌な過去なんだ。それに反応してしまっただけなんだ」

    赤松「最原くん…」


    最原「トラウマっていうのはなかなか抜けきれないものなんだよ…!!」

    茶柱「…最原さん」

  131. 131 : : 2017/04/19(水) 21:14:42

    茶柱「ありがとう、ございます…」

    夢野「茶柱」

    茶柱「!!」

    夢野「お主が初回特定を使わなかったのは、なぜじゃ?」


    茶柱「…転子は…1人だけ助かりたくなかったから…です」

    茶柱「だって、こんな罪を犯してズルをして逃げ出してしまうなんて、師匠に顔向けできませんから」

    夢野「……そう、なのか…」


    モノクマ「はーい、そろそろ良いかな?アレをやっちゃっていいかな?」

    赤松「アレって?」

    モノクマ「やだなあ、忘れちゃったの?オシオキだよ。オ・シ・オ・キ!!」

    茶柱「!!」

    百田「待てよ!そんなのさせねぇ!!」

    ゴン太「そうだよ!!ダメだよ!」

    百田「ここは、絶対に通させるか!!」

    天海「待ってくださいっすよ!それでは2人が…!」


    茶柱「…男子に手伝わさせるとは、転子もまだまだですね」

    アンジー「転子ー?」

    茶柱「転子はもう、覚悟を決めてます!だから、オシオキだの、処刑だの…なんでもかかって来いっですよ!!」

    百田「茶柱…?!」


    モノクマ「うぷぷ…まさか、そんな変態がいるなんてね!まあ、いいんだけどね!それでは"超高校級の合気道家"の茶柱転子さんにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    赤松「茶柱さん!!」

    茶柱「……こんなの…」


    モノクマ「それでは張り切っていきましょう!!オシオキターイム!!」

    茶柱「お茶の子です!!」

  132. 132 : : 2017/04/19(水) 21:16:09

    もしも、ゴン太がクロだったら…


    《第4章》



    ゴン太「ええっ!?キーボ君を!?」


    キーボ「はい、ボクを殺してください」

    ゴン太「だ、だけど…」

    キーボ「こうするしか、手はないんです!みんなを…助ける為には」


    キーボ「早く、僕が僕ではなくなる前に…!」


    キーボ君は前から内なる声から、過激な声を聞くことが多くなってたみたいで今も"あいつを殺せ"、"あの子死んでくれないかな"とか、よく耳にするらしい。

    それだけならいいけど、だんだんと人を特定するようになった。最原君や夢野さん、百田君、春川さん、入間さん、王馬君、白銀さん、そして、ゴン太とかが死ね、殺せが聞こえて来て、もう、耐えられなくなっていた。


    みんなの悪口だけではなく、命を簡単に見ている内なる声に侵食されそうになって痛むんだって


    ゴン太は思ったんだ。


    ゴン太「キーボ君は優しいんだね」


    キーボ「真剣な話をしてるのに、どうして褒めるんです?」

    ゴン太「だって、キーボ君は感情がわからないっていう時あったでしょ?でも、キーボ君にはちゃんと、あるんだよ!!」

    ゴン太「だって、痛むって事は辛くて、悲しいって事なんだよ!!」

    キーボ「えっ?」
  133. 133 : : 2017/04/19(水) 21:17:05

    キーボ君は思っても見なかったという顔をしていた。でも、これで彼はわかってくれる。キーボ君にはちゃんと感情があるんだって…!!


    キーボ「……なら、なおさら殺してください」

    ゴン太「ええっ!?」

    キーボ「このまま、その感情に飲み込まれるのなら、こんなの、こんなの入らなくていいです!!」



    それはキーボ君の叫びだった。


    キーボ「ゴン太君しか頼めないんです。お願いします」

    ゴン太「で、でも…」

    キーボ「……」


    キーボ「ボクは…ボクは人ではないです。ロボットなんです。だから…」

    キーボ「ボクを殺しても、クロにはならないと思うんです」

    ゴン太「!?」


    弱々しく、話したその言葉はいつもの否定していた彼とは全く違っていた。おそらく、ゴン太はオシオキされたくないと勘違いしてるのかもしれない。


    ゴン太「ゴン太は…」

    キーボ「このままじゃ、みんなを殺してしまう。大切なみんなを殺したくなんてないんです…!!」

    キーボ「本来なら、自殺を試みたいんですが…色々試したんですが、どれも無理でした。と、いうよりも…入間さんが直してくれるんです」

    ゴン太「だから、自分じゃない誰かに?」

    キーボ「はい、図々しいと思いますが…でも、お願いします!!」


    キーボ「ボクを、ボクを殺してください!!」



    ゴン太はその声に応えた。


  134. 134 : : 2017/04/19(水) 21:19:08

    もしも、春川さんが黒幕だったら…希望編

    主人公:最原
    その他:夢野、天海、王馬


    春川「私が育てたモノクマーズ達が望んだ事だから」

    春川「それが動機として成り立たないわけじゃないでしょ?」


    王馬「まあね、動機っていうのは何かしらの事をきっかけに生まれるものだからね」

    王馬「俺が総統として君臨したのもそうだからさ」

    最原「けど、どうして!!どうしてあんな機械に!」

    春川「機械?そう…アンタはロボット差別をするんだね?」

    最原「へ?」

    春川「それって、キーボが生きていたらどんな顔をしていだと思う?アンタの事を憎くて憎くて仕方がないって思うよ」

    夢野「キーボとモノクマーズは関係ないじゃろ!!」

    春川「関係あるよ。同じロボットなんだから」

    春川「それとも、違うっていうの?あいつは人間だっていうの?」

    夢野「そ、それは…」

    春川「ほら、だんまりなんじゃない」

    天海「でも、どうしてモノクマーズを?」

    春川「…私は、私が保育士だからだよ」

    王馬「…は?何それ」

    春川「そのまんまの意味だよ。私が超高校級の保育士でもある限り、私はモノクマーズを育てるんだ。アンタ達にはわからない事だけどさ」

    春川「それって、命を預けてもらってるんだよ。あのモノクマに…こいつなら任せてもいいって」

    最原「それが保育士だから?」

    春川「そうだよ。ここに来てそんな命を奪うだけの存在が今度は命を守る存在になったんだよ?確かにモノクマーズはロボットで生きてはしてないけど」

    春川「ちゃんと表情が豊かで、名前を呼べば振り返る。それに誰かとのふれあいをしている事でそこに存在してるんだよ」

    夢野「でも、モノクマーズは何体もあるじゃろ?」

    春川「あれ、モノクマに頼んで作ってもらった」

    夢野「なんじゃとおお!?」

    王馬「どうやら、相当な頭の壊れ方をしてるみたいだねぇ?ロボットを人間の子供のように育てられるわけでもないのに」

    春川「そうかもね。でも、学ぶ事はするよ。現に学んだおかげで多くのことを知って個性が出たし…」

    春川「それが成長したって言わないのかな?キーボも一緒の存在だと思うしね」


    最原「そうだとしても!モノクマーズがコロシアイをしたいっていうのを聞き入れた春川さんはただの操り人形だよ!」

    春川「は?」

    最原「君は誰かに何かを言われなければ、行動することができないの?」

    春川「何を言ってるの?私は私の意思でこのコロシアイを作ったんだよ?それでモノクマーズ達が喜んでくれると思ったから」
  135. 135 : : 2017/04/19(水) 21:21:52

    春川「なのに、あのモノクマは親であるはずなのに子どもを殺して、見放して…!!」

    モノクマ「なんと!失礼な!!」

    春川「は?アンタが…大切な子ども達を殺したくせに!?」

    モノクマ「違うよ!いや、確かにそうかもしれないけどさ。あれって本当にボクの仕業なのかな?」

    春川「はあ?」

    モノクマ「あれってさ、ほとんど仲間割れならぬ、兄弟割れだったよね?もし、本当にモノクマーズがコロシアイを望んだのなら、そんなみっともない事しないと思うんだけどな」

    春川「それ、は…」

    モノクマ「ああ、そうか…!わかった!あいつらが望んだのは確かにコロシアイだけど、オマエが誰かを殺すか、死ぬところを見たかったんだよ!」

    春川「……はあ?!」

    モノクマ「そうすれば、つじつまが合うよね!」

    モノクマ「だったら、ちゃんと望みを叶えてなかったのはお前の方じゃん!」

    春川「そん、なの……嘘だ。嘘だよ!だって、あの子達がそんな事を私に言わないのって」

    モノクマ「いや、言ってなくても伝れるはずだよね?だって、保育士なんだよね?」

    春川「!?」

    モノクマ「保育士なら…その子供が何を思ってるのかわかるはずだよね?なのにわかってないって…うぷぷ、期待はずれだったかな?」


    夢野「何が、どうなってるんじゃ?」

    春川「……」

    春川「…私は、保育士失格だ……子供の気持ちをわからないなんて、そんなの…保育士として…」

    最原「それは違うぞ!!」


    最原「春川さんは、春川さんなりにあのモノクマの子供に愛を注いで、答えようとしていた!!確かに結果的には最悪な結果になったけど、春川さんの保育士というのは本物なんだよ!!」

    春川「…最原」

    最原「全ての元凶はモノクマだ!だから、春川さんが保育士失格なわけないんだよ!!」

    最原「だから…!だから、春川さん…死なないで」
  136. 136 : : 2017/04/19(水) 21:23:12

    春川「私が、私が首謀者なんだよ…?みんなを、こんな目に合わせた…首謀者なんだよ?」

    夢野「確かにそうじゃ!だが、お主もまた、被害者だとわかった…!なら、ウチはもうお主を責めたりしない」

    夢野「その方が、転子が喜ぶはずじゃから」

    天海「俺も同感っす。それに、春川さんの立場になった時に俺ももしかしたらそういう選択をしていたと思うっすから」

    王馬「えーっ!?みんな、春川ちゃんを許しちゃうのー?こんなに酷い人達とは思わなかったよ!!」

    王馬「なーんてね!実は俺もなんだよねー!だって、こういう立場の人に限って実はいい人でしたってどんでん返しがあるからねー!まあ、つまらなくはないかな」

    春川「……」


    春川「みんな、ごめん…こんな私を許してくれるなんて…」

    最原「春川さん…」

    春川「……最原、夢野、天海、王馬…!」

    春川「決着をつけよう…!みんな、この投票タイムは誰にも投票しないで…!そうすれば、このコロシアイに参加しようという人はいない…つまり終わるんだよ」

    モノクマ「その代わりに、オシオキを喰らうけどねー!」

    春川「そんな事はさせない…!私を許してくれたみんなを…誰1人として死なせたりしない!!」

    最原「…春川さん、僕は君を信じてるよ」

    春川「うん…!」



    この後、僕らは投票を放棄した。そして、案の定、オシオキが開始されたが…春川さんの策略により、みんなで無事逃げ出した。

    遠くから見える。あの檻は少しずつ崩れて形がなくなった。


    あれが僕らの出会いであって、旅立ちの最初でもあったのかもしれない。

  137. 137 : : 2017/04/19(水) 21:23:38

    もしも、赤松さんがクロだったら…

    《第1章》


    赤松「えっ?月の光?」

    最原「そう、ドビュッシーのなんだけど…知ってる?」

    赤松「う、うん…私も好きな曲だから」

    最原「そうなの?僕も好きなんだよ!あの曲いいよね」

    赤松「うん!あの落ち着いた音がなんとも…あ、そういえば、最原くんはどうしてそれを知ってるの?」

    最原「えっ?あ、あぁ…ある女の子からのオススメの曲なんだよ」


    ズキッ

    赤松「女の子からの…?」

    最原「うん、今まで知らなかったけど、その子のおかげでその月の光の事を知ることができたし、なりより大好きになれたんだ…!」


    ズキッ

    赤松「……そう、思い出の曲なんだね」

    最原「うん!だから、赤松さん!今度、弾いてくれないかな?久しぶりにピアノの音を聞きたいから」


    ドキッ

    赤松「えっ!?」

    最原「も、もしかして、嫌だった?」

    赤松「ち、違うよ!ただ、いきなりだったからつい…わかったよ!今度、弾くから…」

    赤松「楽しみに…してて」


    どうして、こんなに胸が痛いんだろう?

    どうして、こんなにモヤモヤするんだろう?


    どうして、君のそんな喜ぶ顔を見て…


    最原「良かったー!じゃあ、楽しみにしてるよ!」


    嫌になるんだろう…?


    違う、違う!だって、これは最原くんの大好きな曲なんだ…!だったら、応えないとダメだよね…!そう、これはリクエストなんだ…!


    最原くん、と…その子の…思い出の曲の……リクエスト………




    最原「楽しみだなあ、赤松さんのピアノ!」

    赤松「ねえ、最原くん」

    最原「どうしたの?」

    赤松「その子って……ピアノが上手だったの?」

    最原「えっ?」

    赤松「いや、ドビュッシーの月の光とかを知ってるならピアノを習ってたのかなーって、ちょっと気になって…」

    最原「ああ、うん…その子はピアノを習ってるよ。家にもピアノがあるって聞いたことあるしね」


    その嬉しそうな顔は……



    最原「赤松さ____」




    ドンッ






    きっと…私には向けてくれない笑顔なんだよね。





    ドンッ…ドンッドンッドンッドンッドンッドンッ…ドタンッ



    最原「………あ、まつ…さ……」


    最原「……」



    赤松「…ごめんね。最原くん」




    赤松「私、最原くんの事…好きみたい」



  138. 138 : : 2017/04/19(水) 21:24:51

    もしも、最原くん達が手を組んだら…



    百田「終一ぃぃぃぃ!!」


    遠くで百田くんの声が聞こえた。
    そっか、赤松さんはこんな気持ちで僕を見てたのかもしれない。



    最初の上映殺人事件

    〜超高校級の探偵 最原終一処刑執行〜



    僕はとある映画の中で映像を見ていた。
    モノクマの形をした怪獣が暴れまわっている。

    小さい頃向けのレトロ感が溢れる映画だった。


    周りを見ればどこもかしこも空席で、手足を封じられている僕以外は誰もいなかった。


    いや、いるのだろう。モノクマがどこかで…映画なら、映画スタッフになって後ろでこの映画を上映させてるのだろう。


    と、次の瞬間…地響きがした。
    どうやら、遠くから何かが近づいているみたいだ。それがなんなのかは分からなかったが、とても嫌な予感がしてならなかった。

    と、映像は移動しとある映画館が映り、中へ入っていき、僕が映った。と、思えば、また外へ行き、怪獣を映した。

    ああ、そうか…この映像は今まさに作っているのだと考えがついてしまった。


    となれば、怪獣がここに向かってるのもわかってるのだから、踏み潰されるのだろうか…?そう思うとゾッとした。

    と、思えば、いきなり警報が鳴り出した。周りのドアが閉まり、上から水が落ちてきた。スプリンクラーが作動したんだ。

    ものすごい量で降り出す水に僕は動くことができない。だんだんと水は僕の膝近くまで溜まり出した。地響きが鳴り止まない。スプリンクラーも止まらない。


    どうすることも出来なくなった。そんな時に…
    何かの音が聞こえた。何かを壊す音のような…



    ドゴンッ!!




    その音の正体は…、



    「助けに来たよー!最原ちゃん!!」



    最原「王馬くん!!」


    王馬「うっわー、水浸しじゃん!?モノクマもめんどくさい事をするよねー」

    最原「これ、手足が…!」

    王馬「大丈夫!俺は超高校級の総統だよ?こんなの朝飯前だって…!」


    そういうと、難なくと固定されていた手足が自由に動けられるようになった。


    入間「おい!早くしろ!!」


    王馬「わかってるよ!じゃあ、行こうか」

    最原「うん!」


    王馬くんと一緒に、梯子を掴み…ヘリコプターに挙げられて脱出した。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    モノクマ「オマエラ!なんて事をしてくれたんだ!?」

    春川「最原!!」

    百田「終一!!」

    モノクマ以外のみんなは僕の帰りを喜んでくれた。
  139. 139 : : 2017/04/19(水) 21:25:59

    モノクマ「オシオキはめちゃくちゃになるわ、最原クンは生きてるわでよくも!!最原クンにはもう一度…!!」

    王馬「残念だけど、そのオシオキの機械全てが使えモノにならなくなったよ?」

    モノクマ「なにぃ?!」

    キーボ「どういう事ですか?」

    最原「…この、裁判は…真の目的があったんだ」

    夢野「真の目的…?」

    最原「僕は…僕らは犯人も被害者も協力者も…みんな共犯だったんだよ」

    百田「はあ!?」

    最原「オシオキで使用しているテクノロジーを使えなくさせるために…弱点を探してたんだ」

    白銀「弱点?」

    最原「そう、弱点を見つけて…モノクマにもう、オシオキ機械を使えなくさせようとしたんだ」

    最原「けど、それじゃあ、簡単に見つかってしまう。なら、何かに気をそらさせなければならなかった」

    百田「それが殺人を起こす事だったわけか…」

    最原「ゴン太くんは…その為に僕に殺された。みんなの無事と首謀者を捕まえる為に…犠牲になったんだ」

    最原「だから、その為にも絶対に成功させないといけなかった」

    キーボ「内容はよくわかりましたが、どうして、ボクらには黙ってたんですか!?」

    最原「知ってるのはこのメンバーでいいって王馬くんに言われたから。確かに、全員が知っていたら真の目的がバレてしまうかもしれなかったから」

    最原「本当に、ごめん…」


    百田「…終一!!」

    最原「!」

    百田「歯をくいしばれぇ!!」


    ドカッ

    最原「…っ!」

    百田「……おら!お前もだ!!」

    最原「えっ?」

    百田「早く!」

    最原「わ、わかった…!」


    ドカッ…

    百田「…へへっ、いいパンチじゃねぇか……これでおあいこな!」

    最原「……うん」


    入間「変な奇行をしてる場合じゃねぇだろ!?」

    王馬「そうだよ!これから、首謀者を追い詰めるんだからさ…」


    王馬「真剣にならないとね」

    最原「わかってるよ」

    春川「と、いうか、逃げようとしてるけど?」

    モノクマ「ドキィ…!」

    キーボ「まだ、話は終わってませんよ!」

    夢野「逃げることは卑怯のすることじゃぞ!」

    モノクマ「に、逃げるわけでは…!!」

    白銀「逃がさないよ!」

    最原「……この次で、お前と決着をつける。死んでいったみんなのためにも…!終わらせるんだ!!」

    王馬「さあ、やるよ!」


    僕らの最終決戦が始まった。
  140. 140 : : 2017/04/20(木) 08:24:39
    クロ:星
    被害者:東条
    動機:原作とは逆に星の方に動機の映像(実は彼女は生きててどこかに監禁されてる)が流れ生き延びねばと思い東条の方には自分が仕えてる国家が既に滅亡してる旨の映像が流れメイドとしても大統領としても生きる気力が無くなり星に自分を殺害する事を了承した形
  141. 141 : : 2017/04/20(木) 12:35:38
    黒 春川
    被害者 最原 王馬

    4章の時間軸
    モノクマの動機で二人殺害したら黒ともう一人外に出られると言われ
    血を吐いた百田を病院に連れていくため殺す事を決意
    学級裁判で活躍する最原と王馬を殺害対象に選ぶ

    黒だと発覚後、理由を話す春川に
    「そんな下らない理由で俺の親友を殺したのか」と怒る百田を書いてくれると嬉しいです
  142. 142 : : 2017/04/20(木) 19:50:54
    もしも、夢野さんがクロだったら…


    モノクマ「はーい、大正解!最原終一クン、獄原ゴン太クン、真宮寺是清クンを殺した犯人は夢野秘密子さんでしたー!」


    赤松「…どうして?」

    夢野「んあ?」

    赤松「どうして、最原くん達を殺したの?」

    夢野「んあー、どうしてって言われてもな…」

    夢野「話すのもめんどい」

    白銀「そ、そんな事を言わないで!」

    茶柱「そうですよ!ちゃんと話してください!」

    夢野「……ん、と言われても…」


    夢野「師匠の大魔法を貶したからじゃ」

    赤松「えっ?」

    夢野「や、奴らがウチの師匠をけ、貶したからじゃ!!じゃから、あんな奴らはいない方がいい!そう思ったんじゃ!」

    赤松「最原くん達がそんな事するはずないよ!!」

    百田「ああ!終一やゴン太…真宮寺は微妙だが、絶対にありえない!!」

    キーボ「微妙なんですか!?」

    入間「てか、師匠の事を罵倒されただけで3人も殺すか?」

    夢野「罵倒された"だけ"じゃと!?」

    入間「ひいぃ!?」

    夢野「お主も、お主もそういうのか!?転子は嘘つきじゃ!女の入間が師匠の事を貶してるじゃないか!!」

    キーボ「え?」

    春川「は?」

    白銀「え?」


    茶柱「ですけど、ほら、あれは聞いただけかもしれませんよ?はい」

    東条「まさか、裏で糸を引いていたのは貴女だったの?」
  143. 143 : : 2017/04/20(木) 19:51:40

    茶柱「そ、そんなわけないじゃないですか…!あははは…」

    夢野「ウチは転子から男死が師匠の悪口を言っていたと聞いて、片っ端から殺していっておったが?」

    茶柱「ゆ、夢野さん!!」

    星「なるほどな…つまり、あんたが原因で3人も野郎が殺されたわけか」

    茶柱「……」


    茶柱「だって、こんなにも男死と共に過ごすなんて、ムリですもん!!耐えられなかったんです!」

    茶柱「でも、自分が血に染まりたくなかったんですよ!そしたら、たまたま、夢野さんから師匠の話を思い出して」

    赤松「それを利用して、殺させたっていうの?!」

    茶柱「うう…」

    王馬「わあー、すっごい狂った考え方…引くよ」

    茶柱「あ、あなたに言われたくありません!!」

    アンジー「でも、それじゃあ、殺された3人は報われないよー。秘密子もだけどねー」

    夢野「……待つんじゃ…」


    夢野「では、転子の言っていたことは…嘘になるのか…?」




    モノクマ「あれあれぇ?みんな、静まり変えちゃったね?でもね、そんな空気をあげるやり方があるんだよ!!」

    モノクマ「その名もオシオキだよー!」

    夢野「んあ!?」


    モノクマ「それでは、自称"超高校級の魔法使い"の夢野秘密子さんにスペシャルなオシオキを用意しましたー!!」


    夢野「いや、いやじゃ…!!」


    モノクマ「それでは、張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    夢野「いやじゃあああああああ!!」


  144. 144 : : 2017/04/20(木) 19:52:20

    もしも、白銀さんがクロだったら…

    《第2章》


    クライマックス推理開始!!



    act.1


    最原「事件の始まりは白銀さんが3階にある広いスペースに衣装を持ってきたことだったんだよ」


    最原「あれは白銀さんにとって、お気に入りの衣装だったんだろうね。それを僕やキーボくんに見せる予定だったんだ」



    act.2


    最原「衣装を持って、来る途中でゴン太くんの研究教室のドアが開いたんだ」


    最原「中から、ゴン太くんが出て来て、その際に虫を誤って出て来てしまったんだ。それに驚いて白銀さんは衣装を落としてしまった」


    最原「それにゴン太くんが気が付いて、衣装を拾って白銀さんに渡したんだけど…そこで悲劇が起きたんだ」


    最原「その衣装に芋虫が付いてしまったんだよ」


    act.3

    最原「それに恐怖を通り越して、怒りが湧いてしまったんだ。その怒りをゴン太くんにぶつけたんだろうね」


    最原「その結果、ゴン太くんは白銀さんからの怒りの一撃をお腹に食らったんだ。本来の白銀さんならゴン太くんにダメージはないけど」


    最原「あの時は筋肉ムッキムキのキャラをイメージしていたから、ダメージがあったんだよ。それは内臓を破裂してしまうほどのね」


    最原「そして、ゴン太くんは倒れて…衣装についた芋虫を綺麗に取るために一旦、部屋へと戻っていったんだ」


    最原「そして、白銀さんが来ないことに不審を感じた僕たちが降りていった時に倒れてたゴン太くんを見つけたんだ」


    「ありえないことかもしれないけど、 そのキャラクターになりきるために多くのことをマスターした君ならできることなんだよ」





    最原「そうだよね?超高校級のコスプレイヤーの白銀つむぎさん」




    COMPLETE!!


    白銀「うう…ごめんなさい!ごめんなさい!!」

    百田「白銀…お前…」

    白銀「最原君の言う通りだよ…ごめんなさい…!!」

    東条「……これで、決着が付いたのね」


    王馬「いや、明らかに変だし、何?あの白銀ちゃんのオーラ」

    真宮寺「でも、もう彼女は自供してる訳だし、いいんじゃないの?」

    王馬「それ、片付けたらダメなやつ」

  145. 145 : : 2017/04/20(木) 19:54:34

    もしも、東条さんがクロだったら…

    《第1章》


    モノクマ「なんと!!大正解!!赤松楓さんと入間美兎さんを殺したクロは東条さんでしたー!!」


    最原「……どうして、どうして!!東条さん!!」


    東条「……」

    最原「君は!あんなにも…あんなにも、みんなの事を支えていたじゃないか!!なのに、殺すなんて」

    百田「待てや、最原…東条にも何か訳があると思うんだ。そう責めてやんなよ」

    最原「百田くん…」

    王馬「で?どうして、東条ちゃんは2人を殺したわけ?あのビチ子ちゃんはともかく、赤松ちゃんを殺す必要なんてないんじゃないの?」

    東条「…邪魔だったからよ」

    夢野「邪魔…?」

    東条「ええっ…私の願いをかなえるためには邪魔だったからなの」


    東条「私欲のためとはいえ、2人を殺してしまうなんて…メイドとして失格だわ。本当にごめんなさい」

    茶柱「東条さん…」

    ゴン太「そこまでして、叶えたい願い事だったの?」

    東条「そうよ…本当にごめんなさい」

    最原「東条さん…」

    星「その願いってなんだ?」

    東条「…最原君を守る為よ」

    最原「えっ?」

    東条「いっつも、あちらこちらに付き添っていて辛かったでしょう?いつも付きまとわれて嫌で仕方がなかったでしょう?」

    最原「いや、僕は…!」

    東条「嘘は言わなくていいわ!だって、もう、あの2人はもういないのだから…!本音を話してほしいの」

    最原「と、東条さん!?」
  146. 146 : : 2017/04/20(木) 19:55:41

    東条「私はね。ずっと最原君を見ていたから…行動パターンを読めばいつ殺せばいいのか、わかるから。だから、簡単に始末できたわ」

    最原「あ、…えっ?」

    東条「なのに、自分で自分を苦しめるような顔をして行くもの。とても心配したわ」

    東条「でも、大丈夫…これで私の私だけの最原君よ…!もう、これで誰も、あの2人にだって渡さない!!」

    東条「だって、私だけのご主人様なんですから…ふふっ、ね?最原君…」

    最原「ぼ、僕が…僕が、原因…?」

    最原「僕のせいで、赤松さんも、入間さんも死んだ?みんなにも迷惑かけた?東条さんを変わらせてしまった?」

    最原「全部、全部、僕が…」

    百田「お、おい!大丈夫か…!」


    パシッ

    百田「!?」

    東条「そんな汚らわしい手で私のご主人様に触らないでちょうだい……どうしたの?気分が優れないのでしたら、先に帰ってください」

    東条「私は、やるべき事がまだありますので…」

    天海「やるべき、事?」

    東条「ええ、このオシオキから逃げ切る事よ」


    東条「それに乗り越えれば、私は、私はずっと、ご主人様の隣でいられる!!」

    東条「この先永遠に…!」

    真宮寺「クククッ、愛は人を狂わせるってよく言うよネ」

    真宮寺「でも、わからなくもないヨ。その独占欲」

    東条「…はい?」

    真宮寺「手短に言うと、君の欲は見てて飽きないと言うわけだヨ」

    東条「…見世物じゃないの。これは本当のものなのだから……!」

    王馬「それはわかったけどさ、次は本当に見世物にされるかもね」

    東条「…オシオキの事を言ってるのかしら?」

    東条「言ったでしょう。私は生き延びると…!生きてご主人様の隣で…!!」


    モノクマ「はいはーい、全く、逃げられないって言うのになぁ…では、"超高校級のメイド"の東条斬美さんにスペシャルなオシオキを用意しました!」


    モノクマ「張り切っていきましょう!オシオキターイム!!」


    東条「絶対に…生き残るんだからああああああああああああああああああ!!」


  147. 147 : : 2017/04/20(木) 19:56:48

    もしも、○○が黒幕だったら…絶望編



    最原「……どうして」

    百田「…っ」

    最原「どうして、君がこのコロシアイの首謀者なの?」





    ゴン太「えっ?変だよね?さっき結論を言ったじゃないか」

    ゴン太「それに、"僕"は首謀者でもあり、黒幕でもあるんだよ?それを"ゴン太"が気付いてないだけ」

    ゴン太「だから、あんなに叫んで否定して涙を流して…気絶して"僕"と入れ替わった」

    茶柱「さっきまでのことはわかりました!しかし、何故このような事を起こしたんですか!」

    茶柱「そうやって、命を弄んで…楽しかったですか!」

    ゴン太「まさか、楽しいわけないよ」

    白銀「じゃあ…!」

    ゴン太「だって、ただただ見ているだけだったからね。あーあ、こんな事なら僕も参加していればよかったなあ」

    白銀「や、やっぱり、他の誰かに強引にされたわけじゃないんだね」

    ゴン太「そうだよ?今更何を勘違いしてるの?」


    ゴン太「それに、もったいないよ!そうやって地味になっているから最後まで生き残っちゃうんだから!華やかさがあるんだから…ちゃんとして欲しかったなぁ」

    白銀「は、華やかさ…!?」

    ゴン太「そうだよ!だって今までのみんなだってそうだよね?自分の才能を生かせない、自分の力を生かせない、自分の価値を下に見て、自分を表に出さない…そんな人たちばっかりだったでしょ?」

    最原「それって、今までの殺しをしてきた人達のことを言ってるの…?」

    ゴン太「うん、じゃなかったらどうなの?」

    最原「君は…殺しをする事で控えめな人たちを巻き込んだのか!?」

    ゴン太「そうだよ!もっと、自分を露わにして欲しかったからね!」

    茶柱「…夢野さんは」

    ゴン太「えっ?何?」

    茶柱「夢野さんは…その為に、殺されたんですか…?」

    ゴン太「あー、そうなるのかな?彼女は派手っていうよりも、少し変わってる子として目立ってたから」
  148. 148 : : 2017/04/20(木) 19:57:38

    ゴン太「でも、殺された人たち全員がそうとは限らないけど、ほとんどが目立ってて、変わってて、自分を持ってる人達だったからね」

    茶柱「そんな…」

    ゴン太「でも、東条さんが殺そうと思って殺しただけだから、僕に聞かれてもわからないよ。もちろん、ゴン太にもね?」

    百田「テメェ…!!」

    ゴン太「えっ?」

    百田「ふざけてんじゃねぇ!!そんな、そんな気持ちでコロシアイを作ったのかよ!?」

    ゴン太「……そんな気持ちって何?」

    百田「はあ?」

    ゴン太「僕はそんなと言われるほど、小さいものでもないんだよ。小さい虫が自分より大きい虫を倒して餌にする。それは目的や動機があるからなんだよ?」

    ゴン太「それは生きていくため、守りたいものがあるため、失いたくないものがあるため…それは人も同じ」

    ゴン太「小さくて、脆くて、弱い者に動機を与えられれば、彼らは自分よりも強い奴を倒せる力を得ることができるんだよ」

    ゴン太「それを引き出して、見守りたいっていうのがこの僕の役目。そして、このコロシアイを生み出したきっかけなんだよ」

    ゴン太「強さを作り出したのは君達だ。救いが欲しかったのは彼らだ。なら、僕は救いが欲しい彼らに背中を押してあげるだけなんだよ」


    ゴン太「っと、喋りすぎたね?じゃあ、早速始めようかな?」

    白銀「は、始めるって……?」

    ゴン太「ほら、これは2人までしか生き残れないんだよ?でも、その理由も事実も知ってしまった。気づいてしまった。その為に君達には…」

    ゴン太「この記憶をなくしてもらうんだよ」

    最原「えっ!?」

    ゴン太「そうだねぇ…春川さんのオシオキを見終わった後ぐらいまで戻れたらいいかなあ」

    百田「!!」

    ゴン太「ほら、生き残る為なんだから…我慢しなきゃ?」


    ゴン太「それじゃあ、生き残った時に…また会おうね」






    ブスリッ…と、何かが首元を刺した気がした。



  149. 149 : : 2017/04/20(木) 19:58:04

    もしも、茶柱さんがクロだったら…

    《第2章》


    茶柱「えっ…今、なんて…」


    夢野さんはいつもよりも力のない声で言った。



    夢野「……ウチは、もう生きてる意味がないんじゃ」


    今にも泣きそうな顔で、恐怖に包まれた顔で、絶望に落とされた顔で転子を見た。


    夢野「…ビデオ」


    茶柱「はい?」

    夢野「あのビデオに映ってたのはウチの動機じゃった。そこに、そこに、ウチの所属しているギルドの姿があった」

    茶柱「ギルド…?」

    夢野「そして、そのギルドは…滅んだと称されていた」

    茶柱「なっ!?それじゃあ、夢野さんは…」


    夢野「帰る場所が…無くなったんじゃ」


    夢野「つまり、そういう事じゃ、生きる意味がなくなったんじゃ」

    夢野「それでウチは自殺しようとしていたところを転子が来たというわけじゃ」

    茶柱「自殺!?ダメです!ダメですよ!!そんなの…」

    夢野「嫌じゃ!殺してくれ!!殺させてくれ!!」

    茶柱「ダメです!今、生きていたら何かいいことが…!!」

    夢野「いい事なんて、ないでわないか!!」

    茶柱「!!」

    夢野「こんな事に巻き込まれて、誰かの死について語って、誰かが処刑されて…次はなんじゃ!?」

    夢野「…ウチは……死ぬこともままならないのか?」


    その声に、転子は何を思ったのか…
    つい、口に出してしまった。




    「転子が…転子が夢野さんを殺させてください」


    夢野「えっ?」

    茶柱「…夢野さんだけを、死ぬなんてもってのほかです!なら、転子もお供します!いえ、ご一緒に死なせてください!!」

    夢野「転子…」


    夢野「ありがとう!!」


    初めて見るようなキラキラした笑顔の夢野さんを転子はじっと見つめて作った笑顔で夢野さんを見ることしかありませんでした。

    ですが、悪いのは夢野さんではないと…

    夢野さんが自殺する前に、止めることができたことを…


    転子は……。





    茶柱「嬉しく思います」


  150. 150 : : 2017/04/20(木) 21:13:33
    4章クロ東条
    目の前のみんなのために事件を起こした
  151. 151 : : 2017/04/20(木) 22:14:47
    モノクマ(ふー暑い、、、、、何てね、あとはじっくり一人ずつやるっす)
    お前だったのか、、、天海(うちはオビトの流れ)
    動機 全部のコロシアイゲームの勝利者になるため ではなく一章で赤松を見殺しにした皆に復讐
  152. 152 : : 2017/04/20(木) 23:25:49
    黒 赤松
    被害者 最原

    最原に告白され、その告白を受け入れめでたく恋人同士に
    しかし外に出るまで他の人には内緒にしようと秘密にすることに
    その後入間が最原に外に出たらデートしようといいながらパンツを押し付ける場面を目撃してしまう。

    自分は最原にとって都合のいい女にされているのかと悩む赤松が最原を誰にもとられないために最原を殺害する

    最原としては入間に押し付けられただけで入間に恋心はなかったという設定でお願いします。
  153. 153 : : 2017/04/20(木) 23:53:44
    黒幕:赤松
    時間軸はつむぎが黒幕だと糾弾されている時で、本編で述べられた赤松の妹がつむぎという設定で。

    一章のオシオキは数ある才能により自分が死んだと最原達に思い込ませていただけだったが、つむぎがピンチとなり皆の前に姿を現した。
    二人は実は絶望の残党が造り出した江ノ島盾子の子孫で、赤松は歴代の黒幕の中で最高傑作。
    幼いころから黒幕として大事に育てられてきたが、そんな環境に嫌気が差して今回のコロシアイを企画した。
    皆と友達になって一生才囚学園で暮らす気でいたが、天海が隠し部屋の存在を探るので脅かそうと思ったのだがつむぎが先走って殺してしまう。
    なので自分が殺ったとしてオシオキを受け、再びコロシアイが起きないようにと説得する。
    が、それからもコロシアイは続き、皆と顔を合わせない間に赤松の心は壊れて行く。

    それからは本編と一緒

    最後のオシオキは逃げようとするつむぎを捕らえて共に死亡。
    死ぬ直前に最原を見て「ごめんなさい」と呟く。


    ここまで分かり辛い文章となってますが、使い魔さんなら再現してくれると信じてます!
  154. 154 : : 2017/04/21(金) 17:43:03
    クロ 百田
    被害者 東条
    星を殺そうとしている東条を止めようとして誤って殺してしまう
    星が自分が殺したように偽装し、偽装がバレてもしらをきる星に百田は耐えきれなくなり白状する
  155. 155 : : 2017/04/21(金) 20:44:24
    クロ 入間
    被害者 ゴン太
    動機 世界が滅びた映像を見て、自分が復興するためにゴン太に頼んだ。ゴン太は悩んだ末に入間の「死人を生き返らせる技術を開発する」という言葉に乗せられて殺される。
  156. 156 : : 2017/04/21(金) 20:45:28
    クロ 茶柱
    被害者 天海
    動機 自分の男死嫌いを作った張本人であり、夢野にその事実をバラすと脅されたから。
  157. 157 : : 2017/04/21(金) 20:49:40
    クロ 判別不能
    被害者 茶柱
    動機 夢野に刺され、このままでは夢野がクロになってしまうことを恐れ、自分で自分を刺す。
    モノクマはその様子を見ていたが、どちらの傷が原因で死んだかを判断できないため、裁判が不成立となる。
    夢野の動機は誤解によるもの
  158. 158 : : 2017/04/21(金) 20:50:38
    クロ 全員該当
    被害者 東条

    過労死
  159. 159 : : 2017/04/21(金) 20:56:58
    黒幕:全員(プロローグのモブ制服で)

    動機:実は黒幕のもう一人の最原たちは最原たちの無意識をそのまま象徴しており
    この世界も自分たちと才能以外はすべてニセモノの世界
    ゴフェル計画はなかったが超高校級狩りにあった16人が
    2のプログラムみたいなのにかけられてコロシアイで意識を殺して
    無意識の攻撃的な人格に変えさせるさせることが目的だった

    ……できれば、全員生存で、見てみたいかな、って
  160. 160 : : 2017/04/21(金) 22:35:36
    被害者 夢野
    クロ 茶柱(東条)
    トリック 夢野のマジックショーの内容を盗み聞きして茶柱が夢野を人体切断するように細工する。
  161. 161 : : 2017/04/21(金) 22:37:18
    被害者 茶柱
    クロ 真宮寺
    動機 利害の一致 塩はお友達を作りたい。茶柱は>>160の後生きる意味を見失い殺すように頼む。
  162. 162 : : 2017/04/21(金) 23:15:18
    黒幕 赤松

    動機
    人を信じることができない赤松が信じられる人がほしく
    コロシアイという人の本性が剥き出しになる状況で信じられる人を探していた

    最原と二人だけになりとても幸せそうな壊れた赤松が見たいです
  163. 163 : : 2017/04/21(金) 23:52:53
    黒幕:赤松

    白銀の学級裁判(クロは天海)が終わったあと、モノクマの思いだしライトをこっそり浴びせられ、白銀と同様の記憶(自分はチームダンガンロンパの社員)を植え付けられ、新たなコロシアイの首謀者にされてしまう。
  164. 164 : : 2017/04/22(土) 06:59:46

    モノタロウ「おはっくまー」

    モノスケ「なんでワイらが出て来たのかっていうとやな。アレやアレ」

    モノキッド「募集の終わりのお知らせだぜ!」

    モノファニー「なので、今、依頼してくれたものだけを書かせてもらうわね」

    モノダム「マダ、終ワルワケジャナイカラ。頑張ルネ」

    モノタロウ「では、引き続き、楽しみにしてねー!」


    モノファニー「ばーいくまー!」

  165. 165 : : 2017/04/22(土) 20:59:28

    もしも、最原くんが免罪を知ってしまったら…


    《第2章》


    モノクマ「そうです!茶柱転子さんと東条斬美を殺したクロは最原終一クンでしたー!!」


    百田「……おい」

    最原「……」

    百田「終一!!」


    ガシッ

    百田「テメェ、赤松の意思を継いだんじゃなかったのかよ!?こんな事をして、いいと思ってんのかよ!?」

    最原「……」

    夢野「答えてくれ、じゃなければ、毒を飲ませるぞ」

    白銀「魔法じゃなくなってるね…」

    ゴン太「ダメだよ!毒なんて飲ませたら!!」

    星「…どうして、あの2人を殺したんだ」

    最原「……」

    アンジー「だんまりじゃダメだよー?何か答えないといけないから!」

    最原「……そうだね。赤松さんもそうしてたもんね」

    百田「は?」


    最原「僕は…赤松さんが1人でも寂しくないように、彼女と親しくて、あっちでも楽しんでもらえるように2人を"送った"んだよ」

    春川「どういう事、つまり、あの2人は…?」

    最原「うん、赤松さんは喜んでるかな…もう会えないと思ってた友達に会えて」

    百田「なっ!?終一!!どうしたんだよ!」

    真宮寺「もしかしたら彼は死んだ彼女の為に友達を作ろうとしたのかもネ。恐ろしいヨ」

    最原「もちろん、何人か厳選はしたよ。赤松さんに相応しい人を選ばなきゃいけないから」

    最原「まあ、男子は論外だよ。赤松さんに嫌な虫をつけたくないし」

    ゴン太「ええっ!?赤松さんは虫が嫌いだったの!?」

    キーボ「そうじゃないですよ!」

    最原「うん、赤松さんはただ、苦手だっただけだならね。そういう意味じゃないよ」

    春川「最原…アンタ、さ」

    最原「何?」

    春川「赤松の部屋から出て来た?」

    最原「……それは、僕らは愛し合ってたからだよ」
  166. 166 : : 2017/04/22(土) 21:00:16

    入間「は?」

    最原「ほら、愛し合う者同士の部屋に行き来なんて違和感ないだろ?それと一緒だよ」

    星「だが、赤松は……」

    最原「いないよ。でも、だからこそ分かった事があったし、その時に可哀想な赤松さんを慰める為に女子の中から2人を選んで送ったんだよ」

    夢野「ど、どういう事じゃ?つまり、赤松は…」

    最原「首謀者側のミスで赤松さんは死んだって事だよ」

    キーボ「……」

    白銀「……」

    真宮寺「じゃあ、君はあの赤松さんが起こした事件は起きてないっていうのかい?」

    最原「そうだね。調べた時にいろいろ判明したから」

    王馬「それで?最原ちゃんは何を知ったの?」

    最原「えっ?」

    王馬「いや、別にね。そういう奇行に走ったでもいいんだけど…イマイチ信じられなくてさ。その話が」

    百田「終一が嘘をつくわけないだろ!!…終一!お前は何を知ってるんだよ」



    最原「……知ったところで何になるの?」

    百田「なっ?!」

    王馬「…」

    最原「それに、知りたかったら自分でしればいい…わざわざ、人に教える義理もないからね」

    アンジー「あれまー?やっぱり、一筋縄ではいけないんだー?」

    最原「そもそも、それを聞いても君たちは行動に起こすの?大切な赤松さんのために、動いてくれるの?」

    最原「僕は起こしたよ。赤松さんを慰める人をあちら側へと連れてった事さ!」

    夢野「…狂っておる、の」

    モノクマ「それからさ?ボク空気になりかけちゃってるから、早速しようね!」

    モノクマ「今回は"超高校級の探偵"最原終一クンスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    百田「!!」

    百田「終一!!」

    モノクマ「それでは、張り切っていきましょう!オシオキターイム!」


    最原「……やっと、やっと君に会えるんだね。赤松さん」

  167. 167 : : 2017/04/24(月) 20:26:35

    もしも、王馬君が黒幕だったら…決戦編



    最原「…ねえ、王馬くん」

    王馬「ん?なにか?」

    最原「君の部屋に入って君の動機ビデオを見たんだけど…王馬くんの他に10人のメンバーがいるんだよね」

    王馬「ありゃあ、見ちゃったんだ?」

    最原「……あそこにいたのは9人だけだったんだ。あと1人はどこに行ったの?」

    王馬「……」

    春川「王馬、答えなよ」

    王馬「……」

    夢野「何してるんじゃ?さっさと答えないか!!」




    王馬「さすが、"元"超高校級の探偵だよね。ここまで洞察力が衰えてないとか、こりゃ、操りたい気持ちもわかるよ」

    最原「!!」

    王馬「それで?その1人が何になるの?君には関係ないことだよね?」

    最原「確かにそうかもしれない、けど…考えられる事が一つあるんだ」

    王馬「へぇ、聞かせてよ」

    最原「その1人は……このコロシアイに参加してるんじゃないのかな」

    春川「は?」

    王馬「ふむふむ、それで?」

    最原「それで…王馬くんの…首謀者の手伝いをしてるんじゃないのかな」


    王馬「凄いよ!!正解!!」

    最原「…は?」

    王馬「そう!この僕が首謀者で、そこにいるメガネちゃんが僕の、DICEの一員なんだよ!!」

    王馬「それでもって、超高校級のコスプレイヤーではなくて、超高校級の変装家なんだよねー!だから、この姿も嘘ってわけで…」

    白銀「ちょ、ちょちょちょっと!?総統!?何いきなりネタばらししてるんですか!?」

    王馬「えっ?だって、最原ちゃんはもうメガネちゃんが一員って気付いてるんじゃ?」

    白銀「気付いてませんって!!」
  168. 168 : : 2017/04/24(月) 20:27:56

    キーボ「え?え?ど、どういう事ですか?」

    最原「つまり、白銀さんと王馬くんは首謀者側だったんだよ」

    夢野「でも、何故じゃ?何故、こんな事をしてるんじゃ?」

    春川「それに、DICEって"笑わせる"のがモットーなんじゃないの?こんなの…どう考えても笑えないけど」

    キーボ「殺戮してますしね」

    最原「…それは、これも笑えるエンターテイメントの一つなんだと思う」

    春川「だから、どこが?こんなの…笑えるどころか恐怖だよ」

    王馬「ところがどっこいそうでもないんだよねー!」

    春川「!」

    王馬「これを見て世界の裏達はニヤニヤとか、大声で笑いっぱなしなんだよ!ほら、俺達DICEはそういう人達にも笑いを届けるんだよ」

    夢野「芸人のようなことを言うのはやめい!それに、ウチらは超高校級の生徒じゃぞ!ウチらをみれば、誰かが気が付いて警察が…!」

    王馬「あっはははは!!」

    白銀「お、面白い冗談だね…!」

    夢野「えっ?」


    王馬「君達は…もう、超高校級でもないんだよ」

    王馬「ただの、犯罪のレッテルを貼られた醜い一般人なんだ」

    夢野「えっ?」

    最原「夢野さん、これに見覚えある?」

    夢野「な、なんじゃ…『超高校級のマジシャン、切断マジックにより、1人死亡』じゃとお!?ウチは超高校級の魔法使いじゃ!!」

    キーボ「ええっ!?そこなんですか!?」

    春川「どう言うこと?夢野、あんたは人を…」

    夢野「してない!!そんなのした覚えがないぞ!!」

    最原「うん、他にも僕や春川さん、キーボくん…それぞれみんなのない事ばっかりのデタラメな嘘の罪が新聞に載ってたんだ」

    春川「…でも、どうして?」

    最原「これも王馬くん達の仕業だよね?」

    王馬「あーあ、バレちゃったってるんだ!そうだよー!それも俺たちのせいだよー!」
  169. 169 : : 2017/04/24(月) 20:29:07

    キーボ「ええっ!?」

    王馬「いやあ、とあるお偉いさんが最原ちゃん達の枠に自分の傀儡を入れたいと言ってきてさ。その為にその枠にはまってる奴らを抹消しろって言われたんだよねー」

    白銀「で、殺しをすればこちらにも被害があると見込んだので、新聞にある事ない事を書き込んでもらい、誰からにも必要されないようにしました」

    夢野「全部、ない事ではないか!!」

    春川「ううん、そうでもないかも」

    夢野「んあ?」

    春川「私は…暗殺者だし、真宮寺は殺人鬼、星は囚人だから…もしかしたら、会ったことを記事にしてるかも」

    王馬「ま、そういうのは想像にお任せするかな…で?どうする?」

    最原「どうするって、何が」


    王馬「世界に必要されなくなった君達はこのまま、コロシアイを続けるの?それとも、俺らを倒して、外の世界に行くの?」

    最原「それはもちろん、外の世界に行くよ」

    春川「どんなに必要されてなくても、私達は伝えなければならないことがあるから」

    夢野「そうじゃ!ウチだってこんな記事を書かれて大人しくしてるわけにはいかんぞ!!」

    キーボ「はい!それに、こんな馬鹿げたことをする人達がいることも報告しなければなりませんから!」


    王馬「だよねー!じゃあ、3対3の対決になるわけだね!!」

    最原「え?」

    春川「3対3…?2対4じゃなくて?」

    白銀「3対3なんだよ?だって、キーボくんは無意識かもしれないけど、DICEと飯田橋博士が共同で作ったロボットだから!」

    キーボ「ええっ!?そんなの知りませんよ!」

    白銀「だって、記憶を無くしてるもの。キーボにカメラ役を任せたら総統ばっかし撮りそうだったから」

    キーボ「な、なんですって?!」

    王馬「ってなわけで、意外な事実が明らかになったところで…ポチっ」



    キーボ「………あ、ああっ…!お、思い出しました……!?」

    夢野「キーボ!?」

    キーボ「…皆さん、ごめんなさい!本当に、ボクは…ボクは……白銀さんと総統の仲間でした!!」

    白銀「キーボはマメだねぇ」

    王馬「ほんと、少なくとも誰にも似てないね。まあ、とりあえず、集まったところで……………」






    王馬「始めようか…?君達の最後をさ」




  170. 170 : : 2017/04/26(水) 20:14:49

    もしも、茶柱さんが自殺したら…

    《第2章》


    モノクマ「はい!そうなのでーす!!茶柱転子さんは自殺だったのでしたー!」

    モノクマ「いやあ、終わり方は良くないけど、裁判中は面白かったね」

    キーボ「何が面白かったですか!こんな、こんな終わり方は…酷すぎますよ…」

    真宮寺「そうなのかな?これで夢野さんは茶柱さんを殺したクロにはならなくて済むし、何より彼女の行為は素晴らしいものじゃないか!」

    王馬「えっ?どの辺が良かったの?」

    真宮寺「おや?わからないのかい?茶柱さんは夢野さんに殺されかけたのに、それでも夢野さんを信頼し、助けようとして自殺を図ったんだヨ?」

    真宮寺「言わば、そこには強い絆でもあり、夢野さんのした事を受け止めたんだヨ!ああ、やっぱり、素晴らしい!!」

    百田「気色悪りぃ事言うんじゃねぇよ!!」


    夢野「…ウチは…」

    百田「あ?」

    夢野「ウチは…あの動機ビデオを見たんじゃ…自分のモノを…見たんじゃ」

    白銀「夢野…さん?」

    夢野「そこに…もう、会えないと思ってた師匠の姿があった。けど、どこかやつれていて、今にも崩れてしまいそうじゃった…」

    夢野「そんな、師匠が今、酷い目にあってるかもしれない!そう思って、誰かを殺そうと思った」

    最原「それが…茶柱さんだったんだね」

    夢野「そうじゃ。だから、転子を呼び出して…奴を刺した。そして、逃げた…」

    夢野「ウチが、犯人のはず…なんじゃ…なのに…」

    夢野「なのに、なのに…!!」

    ゴン太「夢野さん…」
  171. 171 : : 2017/04/26(水) 20:15:35

    もしも、茶柱さんが自殺したら…

    《第2章》

    夢野「転子がウチを庇い、自殺した!?何故じゃ!?もし、真宮寺の言う通りなら、そんな転子を見放して、殺しをしたウチは…!!ウチは!!」


    アンジー「最低だねー」

    夢野「んあっ!?」

    東条「アンジーさん…言っていい事と悪い事が…」

    アンジー「えー?でも、そうじゃないのー?だって、大好きな秘密子に刺されたんだよ?でも、それでも秘密子を守る為に自分で息の根を止めたんでしょ?」

    アンジー「痛かっただろうね?辛かっただろうね?悲しかったろうね?」

    アンジー「それとも、安心したのかな?不安になったのかな?」

    夢野「あ、アンジー…?」

    アンジー「秘密子はどうすれば良かったのかな?殺しをしようとしなければ良かったのかな?転子を選ばなかったら良かったのかな?それとも、動機ビデオを見なければ良かったのかな?」

    夢野「あ、…ぁ…」

    アンジー「でもでも、後悔しても遅いよねー?謝ろうとしても、転子はいないし、殺人を犯した秘密子は今後、殺人を起こすかもしれないし」

    王馬「は!確かにそうだよね!未遂といっても結局、茶柱ちゃんが死ぬきっかけを作ったのは夢野ちゃんだもんね!」

    星「空気を読まない男だな。よく見ろよ。あの顔を…生まれた子鹿のように震えて青ざめている。あんな顔でもう殺そうとも思えないだろ?」

    王馬「えー?もしかしたら、殺すかもしれないよー?そうなったら、茶柱ちゃんが報われなさそうだよねー!」

    春川「…夢野?どうしたの」


    夢野「て、て、んこ…ごめ、ごめんなさい……!いや、だ。ごめんなさい、こんな、こんな"秘密子"だから、だめ、ダメ、だったんだ」

    入間「な、なんだよぉ…気持ち悪りぃよ」

    夢野「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

    夢野「秘密子はもう、何にもしないからぁ!何にもしないようにするからぁ!秘密子なんて、いなくていいからぁ!だから、だからぁ!」

    ガリガリガリガリガリ…


    最原「やめてよ!夢野さん!!そんなに顔を掻きむしったら、血が…!!」

    王馬「そうだよ!もっとブサイクになるよ!!」

    百田「そうじゃねぇだろ!」

    春川「何でもいいから、夢野をおさえるの手伝ってよ!」

    ゴン太「ご、ごめんね!夢野さん!!」


    夢野「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…」


  172. 172 : : 2017/04/28(金) 14:40:44
    うわあ..
  173. 173 : : 2017/04/28(金) 19:31:18

    もしも、夢野さんがクロだったら…


    《第2章》


    茶柱「ゆ、夢野さん!落ち着いてください!!」

    夢野「落ち着いてるわ!!落ち着いてるから、このような事をしてるんではないか!!」

    茶柱「どういう事です?」

    夢野「……動機ビデオ、お主にも届いたじゃろ?」

    茶柱「はい、ですが、別の人ですよね?」

    夢野「違うわい!ウチのは、ウチのじゃった!ウチの動機ビデオなんじゃ!」

    茶柱「!!」

    夢野「そこで、そこで…ウチの所属しているギルドが何者かによって壊される事になってしまってるんじゃ…」

    夢野「ウチが、ウチの力が必要なんじゃ…なんとしても……師匠との出会いの場を壊してはならないんじゃ!!」

    茶柱「……わかりました」

    夢野「んあ…?」

    茶柱「転子も師匠を持ちます。なので、夢野さんの想いは痛いほど伝わります!だから、手伝わさせてください」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    茶柱「こんな感じですかね」

    夢野「…何を書いたんじゃ?」

    茶柱「遺書ですよ…転子が自殺したと思わせるための…です」

    夢野「……」

    茶柱「さて、お次は…」

    ザクッ…


    夢野「んあ!?なぜ、手首を切るんじゃ!?」

    茶柱「転子が自殺したと思わせるためのですよ。では、夢野さん、ここの付近で転子を刺してください」

    夢野「!…それも、転子が自殺するための…か?」

    茶柱「いいえ、これで転子は誰かに刺されたと思わせるためです」

    夢野「そ、それでは…!」

    茶柱「大丈夫ですよ。夢野さんではない、別の誰かの名前を書きますので…」

    夢野「…し、信じていいのか?」

    茶柱「…夢野さん、転子は夢野さんに生き残って、外に出て欲しくてやってる事なんです。だから、信じてください」

    夢野「……」


    夢野「わかった…」



    ザシュッ…





    ガチャン…



    茶柱「……っ…か、ぎを…」

    ズルズルズル


    カチャンッ…


    茶柱「と、びらに…お、うま………」


    ドタッ…


    茶柱「こ、れで…かん、ぺ…き……」



    茶柱「ゆ、め……の、さ……」




  174. 174 : : 2017/04/28(金) 19:31:56

    もしも、最原がクロだったら…

    《第5章》


    僕はそのスイッチを押した。




    ウィーーーーッ






    なかなか出てこない。どうしたんだろう?



    ウィーーー(((バキッバキッバキッガキンッ


    な、なんだ!?今の音は!?
    と、いうか…スイッチを止めないと!!



    ポチッ





    最原「キーボくん!!」


    僕はキーボ君のいるプレス機の中を見た…


    「《ザーーーッ》」



    変な機械音が耳の中に入り込んむ。そこでようやく、中の状態を理解した。


    キーボクンは、出ようとしたのだろう。それが出られなくなって横になった形になっていた。

    そこから、彼の腕はボキボキと折れていて、もう、使い物にならない状態になっていた。おそらく、腕だけではないだろう。


    足も、胴体も顔も…全てが全て、使い物にならない。もう、ロボットとして直せないような状態になっていた。

    もちろん、その事でキーボくんはもう、動くことなんてない。話すことなんてない。笑う事も焦る事も照れる事もない。


    最原「…まずい」


    何をどう、まずいと思ったんだろう?僕はすぐさま、スイッチのところへ行き、スイッチを押した。


    バキバキバキバキッ!!



    "何か"が壊れる音に耐えながら、音が止むまで待った。そして、これからの事を考えた。


    あの機械を2度と上げないように。どこかの線を壊すしかない。キーボくんが消えたというふうになってしまえば、たちまち、みんな探しに来るだろうし…。ここで僕との話や始まりは誰も知らない…。


    大丈夫だ、大丈夫だと何度も頭で考えながら、プレス機をずっと見ていた。


    全て潰れるまで、あと数分…


  175. 175 : : 2017/04/29(土) 22:23:41
    うわーんキーボが鉄屑になっちゃたよー
    あ、もとから鉄屑だったねごめん
  176. 176 : : 2017/04/30(日) 01:08:09
    東条過労死はよ
  177. 177 : : 2017/04/30(日) 01:09:11
    >>175
    ロボット差別ですか!?しかるべき機関に訴えますよ!
  178. 178 : : 2017/04/30(日) 11:20:26

    >>176さん、
    すみません!もう少しお待ちください。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    もしも、百田くんがクロだったら…

    《第4章》


    ゴン太と俺はあの夏休みの一件で知り合った仲で、強い絆で結ばれた親友だ。

    いや、親友という形にするのは烏滸がましいのかもしれない。それはゴン太は俺を助けてくれた命の恩人だからだ。

    あの時、ゴン太が助けてくれなかったら、俺はこうして生きていないはずだ。それぐらいの恩をいつ返せばいいのか悩んでいた。


    そうして、このコロシアイだ。偶然にも、ゴン太も巻き込まれたようで、この首謀者に対してゴン太を巻き込みやがってという憎らしさがあったり、ゴン太にまた、会うことができたという嬉しさから感謝していたり…色々とごちゃごちゃした感情に見舞われた。


    けど、あのゴン太が人殺しをして生き残ろうとするはずがない。あいつはそういう男だからな。

    だが、そうなるとあいつは誰かに殺されて死ぬんじゃないかと胸の中でズキズキとした痛みが刺さった。


    かれこれ、3回のコロシアイを乗り切ることができたが、もうゴン太が生き残る可能性が十分にあったりが、王馬とのやり取りがあったこともあり、一刻も早くここから脱出してもらわないといけなくなってきた。

    だが、脱出するとしても、ゴン太が人殺しをするわけないだろうし…あんな優しいゴン太がそれで生き残りたいと思わないだろう。

    なら、あいつは運悪く犯人になった事にしようかと、俺はある計画を立てていた。


    その為には色々と準備が必要だった。スイッチとなる場所を決めたり、俺の作った装置を疑わずに貰っててくれてたり…。大変だったが、ようやく被害者もセットも完璧だと俺は確信した


    被害者をハルマキにしたのは、偶然だったが、あいつが俺に対して好意を抱いてる事だ。俺から渡すプレゼントは何がなんでも受け取ってくれる。

    それも、身を話さずにだ。こんなにも都合のいい奴がいるなんて運がいいな。


    …そう言ってはいけないんだが、大切な恩人でもあり、友達であるゴン太の為にも…犠牲になってもらわないといけないんだ。


    ゴン太が無事に脱出できるなら、俺や、他の奴らだって犠牲にしたっていい!これがゴン太に対する感謝の気持ちだからな!

    なのに……。


    結局、スイッチを入れても計画を立て、ハルマキを感電死させたおれがクロなのかよ。モノクマの奴、悪趣味だな。

    でも、まあ、ゴン太が無事ならいいか…。

  179. 179 : : 2017/04/30(日) 11:21:35

    もしも、東条さんと星くんの立場が逆だったら…



    私はあの追いかけっこの際に王馬君から聞いた話からだった。


    私の動機ビデオを春川さんが持っている、と私はそれを信じ春川さんの所に行った。みんなが見ない方がいいと言っていたものの、気になって仕方がなかった。

    あの国の人達は今、どうしてるのか?もしかしたら、あの動機のビデオを見ればその人達のためにみんなと共に生き抜いて脱出することが出来るかも知れなかったから…


    春川さんから春川さんの個室においてある動機ビデオを見たのはそんな小さな希望を持とうとしていただけに過ぎなかったはずなのに…


    私が見たのは、何も映さない。何も照らさない。黒い黒い画面。そこから、モノクマが映る。


    モノクマ『残念ながら、東条さんの支えていた国家は滅んでしまっていましたー!なので、誰もオマエの帰りを待つこともないし、オマエを笑顔で出迎えてくれることもないのです!』


    モノクマ『だって、滅んでしまったから!!』



    その言葉で、大統領として…メイドとして……一人の人間としての生きる糧が消え去ってしまった。


    私はひどい顔をしてたのかも知れない。そんな時に自分の個室のドアに挟まっていたメモを見た。

    星君からだった。



    星「悪かったな。呼び出して…」

    東条「いいえ、遅れてしまってごめんなさい」


    ここは私の研究教室。そこに星君は呼び出したのだ。


    星「…東条、いきなりで悪いんだが、俺の為に死んでくれないか」

    東条「それは、どういう事?」

    星「あの、動機ビデオは俺のものだったんだ。俺は見たんだ。最愛の女性が生きていたんだ」

  180. 180 : : 2017/04/30(日) 11:22:20

    最愛の女性…つまり、星君の大切な人のことなのだろう。そんな人が動機ビデオに映っているということは…。


    星「あいつは、どこかに監禁されていた。あんなにボロボロになっちまってるのに、ずっと、ずっとテニスラケットを握りしめてるんだと…」

    星「だから、俺はあいつの為にも生き抜かなければならないんだ!生きてここから出ないといけないんだ!!」

    東条「それで…私を?」

    星「最低な事だと思ってる。それも今回は何の罪もない奴を殺すんだ。胸も痛くなる」

    東条「そう…わかったわ。それが貴方の依頼なら…」

    星「!」


    そう、彼の為になるのなら私はこの命を捧げよう。


    東条「少し待ってね。今、食器を整理するから…」


    私はしゃがんで食器を触ったり、数え始めた。
    その時に、食器をパリンッと割ってしまった。


    東条「あら…割れちゃったわ。綺麗に片付けないと…」


    私はさらに屈んだ。星君が刺せやすいように、殴りやすいように、殺しやすいように…


    そう、これが彼の依頼なのだから…間違えてはいけない。


  181. 181 : : 2017/04/30(日) 11:23:37


    もしも、春川さんがクロだったら…

    《第4章》


    モノクマ「そうなのでーす!最原終一クンと王馬小吉クンを殺したクロは春川魔姫さんなのでした!」


    百田「ハルマキ、何でだよ!!どうして何だよ!!」


    春川「それは…」

    百田「どうして、終一を殺した!どうして、王馬を殺した!!なんで、なんで何も言わなかったんだよ!」

    春川「……」

    百田「何か、あいつらと何かあったのか?それともここから出たかったのか!?人殺しをしなくても、オレらが話し相手になって、ハルマキを、助けられたはず、なのに…」

    夢野「百田…」

    百田「なあ、本当にハルマキなのか?本当にハルマキが…」

    入間「間違いねぇよ!2人を殺しちまったのはそこのつるぺただ!ったく、おかげで計画がパァじゃねぇか!!」

    白銀「入間さん!!」

    入間「な、なんだよぉ…!改心したじゃねぇか…!」

    キーボ「なぜ、2人を殺したんですか?動機であるあのカードを狙った殺しですか?」

    春川「…違う」

    ゴン太「えっ?」

    春川「私があの2人を殺したのは…百田の為だよ」

    百田「オレの…為?」

    春川「モノクマが追加の動機をくれたんだよ。そうだよね」

    モノクマ「はい!あのカードキーを使ってくれないから、追加したんだよ!でも、誰もいなくてね。代わりに春川さんがいたから、春川さんに伝えたんだ」


    モノクマ「二人殺害したら黒ともう一人外に出られるって」

    入間「はあ!?」

    夢野「そ、そんなのありなのか!?」

    モノクマ「ありです!」

    キーボ「では、春川さんは百田クンと一緒に外に出る為に2人を?」

    白銀「でも、どうして?」


    春川「百田を病院に行かせたかったから」

    百田「なんっ!?」

    キーボ「病院?百田クン、どこか悪いんですか?」

    春川「私は、見ちゃったんだよ。百田が血を吐いたところを…」
  182. 182 : : 2017/04/30(日) 11:24:39

    百田「ッ…!?」

    春川「なにか重い病気にかかったんだって、でも、ここには病院がない。保健室らしきところも見つからないし」

    春川「このままじゃ、百田が死んじゃうって思った矢先にモノクマの動機だった。チャンスだと思ったんだ」

    夢野「だから、2人を殺害したのか?」

    春川「あの2人が常に学級裁判を仕切ってたから…あの2人を殺せば、有利に学級裁判が動くと思ったんだよ」

    春川「王馬は元々、気に食わなかったし…すんなり出来たけど…最原は…凄く苦しかった。でも、多くの人の命を奪った私だから、それを気にせずに殺すことができた」

    ゴン太「そんな…」

    春川「殺しが良くないのはわかってる。でも、今すぐに百田を連れて行くにはこうするしか…!」

    百田「ふざけるな!!」

    春川「!!」


    百田「そんな、そんな下らない理由で俺の…俺の親友を殺したのか!?」

    春川「も、もた…?」

    百田「俺だけじゃねぇ!!ここにいるみんなの仲間を殺したのか!?」

    百田「俺はこの通りピンピンしてるし、病気でもねぇ!!お前の勘違いなんだよ!!」

    春川「でも、あの時、口から!!」

    百田「勘違いって言ってんだろ!!どのみち、気にしないでいいんだよ!これは俺の問題だからな!」

    春川「だからって、何でもかんでも溜め込まないでよ!!そんな危なっかしいから…私は…私は……!!」


    モノクマ「はーい、ちょっといい?てか、長くなりそう?だったら、さっさとオシオキに行きたいんだけど」

    春川「…モノクマ、百田が悪いところってどこ?」

    入間「な、何するつもりなんだよ?」

    モノクマ「と、言うか、それを聞いてどうするの?」

    春川「…もし、出来るなら百田を治療してほしい」

    百田「!!」

    モノクマ「えー?ボク、人を治すのは得意じゃないから嫌なんだよなぁ」

    春川「病院に行けない代わりに…2人も殺したからいいでしょ?」

    モノクマ「でもなぁ…臓器が必要だし…」

    春川「臓器なら、ここにあるよ」

    モノクマ「はて?どこに?」

    春川「ここに、だよ…!私の中にあるよ!!」

    百田「ハルマキ…!?」


    春川「アンタだって、病死なんてされたら嫌でしょ!?コロシアイなのにただの病気で死ぬなんて!」

    モノクマ「うーん、それもそうだね…!よし!わかったよ!」


    モノクマ「ちゃんと百田クンの病気は治してあげるから!」

    春川「約束を破ったら、殺すよ」

    モノクマ「怖いなぁ…それでは、お待ちかね!"超高校級の保育士"であり、"超高校級の暗殺者"の春川魔姫さんに、スペシャルなオシオキを用意しました!!」


    モノクマ「それでは、参りましょう!オシオキターイム!!」


    春川「百田…!絶対に…生きて」


  183. 183 : : 2017/05/01(月) 20:11:12

    もしも、東条さんがクロだったら…

    《第4章》

    生き残りメンバー
    最原、百田、春川、星、キーボ、白銀、夢野、王馬


    モノクマ「そうなのでーす!東条斬美さんを殺したクロは東条斬美さんだったのでーす!」

    モノクマ「あーあ、せっかくオシオキを用意したのに肝心の人がいないんじゃねぇ…」


    キーボ「どうして…どうして、こんな事件を起こしたんですか?」

    白銀「そうだよ…!散々騒がせて、みんながみんなを疑って…結局は東条さん自身だったなんて…」

    夢野「意味がわからんぞ…」

    王馬「えっ?意味はあったと思うんだけどなー」

    夢野「んあ?」

    百田「ああ、俺も今回は王馬に賛成だ。この事件もこの裁判も…意味はあったと思う」

    百田「もし、意味がなかったなら…東条もこんな馬鹿な真似をするわけねぇだろ」

    春川「…星、あの時何があったの」

    星「あの時…?」

    春川「…動機ビデオを渡されて、アンタは私のところに来てビデオを見に来たんでしょ?」

    春川「あの時から、アンタは東条の事を気にし始めた。あの時、何があったの」

    星「やれやれ、そんな昔のことを覚えてるとはな」

    キーボ「知ってることがあるなら、教えて欲しいんです!何があったのかを…」

    星「…あの日の夜、俺は東条に呼び出されたんだ。俺を殺すためにな」

    最原「えっ?」

    白銀「東条さんが!?」

    星「疑うのも無理はねぇ、だが、あいつの動機も筋が通っててな」
  184. 184 : : 2017/05/01(月) 20:11:59

    春川「動機ビデオを見たんだね」

    星「そのビデオにはあいつが支えていた国家の姿があったらしい。その国家が大変な目にあってると、急いで確かめるために誰かを殺す事を決意したらしい」

    夢野「国家、じゃと!?」

    王馬「要するに、その国家のために殺人を起こそうとしたんだ?でも、それで星ちゃんが死んでないのはなんで?」

    星「俺はあの時に希望なんて持ってなかった。別に殺されても良かったんだが…あいつには私事があり過ぎたんだ」

    百田「あ?私事があり過ぎたって何だよ?」

    春川「…誰かを殺すなら、その人の事をあまり考えてはならないんだよ。自分が生き残らないといけない環境下なら、なおさら…」

    星「例えば、こいつにも家族がいたな、とか恋人がいたな、とかだな」

    春川「そうやって、どんどん考えていくうちに、その感情に食いつぶされて、結局殺しなんてできなくなるんだよ」

    春川「だから、その考えや感情は表に出さないようにするんだよ。別に、怒りだったり、憎いだったりしたらそれにはならないんだけど…」

    王馬「じゃあ、東条ちゃんはその事があって殺す事ができなかったんだね!」

    夢野「ウキウキしながら言うんでない」

    キーボ「でも、なぜ今度は自身の命を…これでは、国家がどうなったのかわかりませんよ…」

    星「…憶測だが、あいつはあいつの為に起こしたわけじゃない。俺らの為に起こしたものなんじゃないかってな」

    キーボ「えっ?」

    星「つまり、あいつは国家より、目の前にいる俺達に生き延びて欲しいと願って自殺したんだ」

    星「あの時の俺らは腐り切ってたからな…」

    百田「俺達のために…でも、こんな伝わり方はねぇだろ…!」


    最原「そう、だね…」

    東条さんが何を望んでいる僕らに託したのかはわかった気もするし、わからない気もする。でも、僕は…僕らは…彼女の想いを無駄にしない為に…

    生き残るしかないんだ


  185. 185 : : 2017/05/01(月) 20:13:58
    もしも、天海くんが黒幕だったら…絶望編

    主人公:最原
    その他:アンジー、春川、王馬、夢野


    最原「天海くんだったんだ…!」

    最原「このコロシアイを仕組んだ黒幕は…!!」

    モノクマ「へぇ?じゃあ、君は天海クンが黒幕だって言うのかい?」

    アンジー「主は言いました。蘭太郎が黒幕だと」

    モノクマ「ボクは最原クンに聞いてんの!」

    アンジー「…」

    最原「……そうだよ」


    モノクマ「うぷぷ…うぷぷぷぷぷ……」






    天海「正解っすよ。今回の黒幕は俺っす」

    最原「天海くん!?」

    春川「やっぱり、生きてたんだ」

    天海「正確に言えば、生き延びたって感じっすかね?」

    夢野「生き延びた?」

    天海「あの後、俺は自室で目を覚ましたんすよ。あの時に頭には包帯もあって何がなんだか、わからなかったすけど…」

    天海「モノクマが言うにはあの捜査の後、学級裁判中に別のモノクマ達で俺を蘇生させたらしいんすよ」

    アンジー「神様が生き返らせたんだねー!

    春川「いや、頭をカチ割られたんだよね?もし、心臓が止まってたとしても5分以上も経ってたから生き返るわけないよ」

    天海「まあ、そこはよくわからないっすけど…モノクマ達の医療が優れていたって事っすかね?」
  186. 186 : : 2017/05/01(月) 20:15:47

    天海「それに、黒幕である以上…死んでもらうのは困ると思ったんすよ。モノクマが」

    王馬「その言い方だと、モノクマと天海ちゃんは別って言いたいの?」

    天海「そうなるっすね…モノクマと俺は別と考えてもらっていいっすよ。まあ、途中からはあのモノクマは俺が操作してたっすけど…」

    最原「途中からって…?」

    天海「わからないっすか?赤松さんがお仕置きされてからっすよ」

    アンジー「すごく最初だねー?じゃあ、今まで動機を提供してたのは蘭太郎だったのー?」

    天海「ご名答!では、なぜそんな序盤からモノクマを操作していたのか…わかるっすか?」

    春川「そんなの…自分が全てのコロシアイを勝つ為でしょ?」

    天海「…どうしてっすか?」

    春川「とぼけても無駄。もう、調べがついてるんだから」

    王馬「確か…天海ちゃんはこの前のコロシアイもその前のコロシアイも全てのコロシアイのゲームに参加してたんでしょ?」

    王馬「どんな形式のコロシアイゲームの頂点に立ちたかったんじゃないの?」

    天海「なるほど…そこまで調べ尽くしてるんすね」

    夢野「全部、最原のおかげじゃ!」

    アンジー「そうだよー!ねぇ、終一!」

    最原「……」

    アンジー「終一…?」

    最原「いや、もしそうなのだとしても…どうして途中から変わったのかがわからないんだ。このコロシアイゲームには負けたんだから」

    王馬「……ああ、そっか!赤松ちゃんに殺されちゃったから」

    夢野「裏でこのコロシアイを操りたかったから…とかはどうじゃ?」

    最原「それなら、初めからモノクマの操作は彼がするよ」

  187. 187 : : 2017/05/01(月) 20:17:54

    天海「どうやら、悩んでるみたいっすねぇ…では、少し振り返ってもらいたいと思うっす」

    春川「振り返る?」

    天海「もし、俺が生きてるなら、あのオシオキされた赤松さんはどうなるんすかね?と、いうか…」


    天海「そもそも、俺は赤松さんに殺されたんすかね?」

    最原「えっ?」

    天海「全てを見た最原君達ならわかるっすよね?」

    王馬「……もしかして、あの秘密の部屋が関係してあるとか?」

    王馬「そんな"証拠"なんてなかったよね」


    最原「いや、ゴミ箱の中に砲丸があったんだ」

    王馬「砲丸?」

    最原「そこにはピンク色の繊維が付いていた。あれは赤松さんが持ってきた砲丸だよ」

    夢野「なにぃ!?」

    春川「じゃあ、天海の近くにあった砲丸は誰が…?」

    最原「…おそらく、天海くんを殺した真犯人だよ」

    アンジー「あれまっ!?」

    最原「天海くんは、赤松さんに殺されたわけじゃなかったんだ」

    天海「そう!俺は別の人物に殺されたんすよ!それも同業者にね!!」

    王馬「同業者って事は、同じ黒幕?」

    天海「んー、近いようで近くないっすよ。アレは俺よりも下っすから…さて、その犯人は誰っすか?ヒントは…そうっすね。彼の言葉っすかね」

    夢野「彼?」

    最原「…真宮寺くんの事だね」

    天海「おお!さすが探偵、記憶力がいいっすね?」

    アンジー「それでー?是清はなんて言ってたのー?」

    最原「真宮寺くんが言ったのは入間さん、東条さん、白銀さん、そして、真宮寺くんのメンバーで食堂にいた事と」

    最原「白銀さんは途中からトイレに行っていたって事…」
  188. 188 : : 2017/05/01(月) 20:19:14

    夢野「トイレ?もしや…!あの女子トイレか!?」

    春川「知ってるの?」

    夢野「知ってるも何も…あそこの用具入れの壁には隠し通路があって、そこから秘密の部屋に行ける仕組みでもあったんじゃ!!」

    アンジー「じゃあ、犯人はつむぎなんだねー?」

    天海「そうっすよ!犯人は白銀さんっす!白銀さんはずっと、俺の立場を欲しがっていたっすから動機は思いつくんすけどね」


    天海「さて、これではっきりしたっすよね?俺を殺したのは白銀さん…じゃあ、誰も殺していない赤松さんはどうして、死なないといけなかったのか?」

    最原「!!」

    天海「皆さんのせいっすよ?皆さんが赤松さんに投票したから」

    天海「赤松さんは仕方がなくオシオキされたんっすよ」

    天海「白銀さんもそうっすけど…白銀さんがトイレに行った事実を知っている3人にも他の皆さんとは違って可愛がってあげたっすよ」

    天海「だから、あの4人のオシオキは派手にさせてあげたっす」

    春川「動機も…あの4人が動きそうな動機にしたんだね」

    天海「もちろんっすよ!」

    夢野「最低じゃな…」

    天海「最低?最低なのはどちらっすか?赤松さんを見殺しにしたのはアンタらっす。アンタらも殺せば俺の目的も終わるっすよ」

    アンジー「目的?」

    天海「赤松さんを見殺しにした皆さんへの復讐…今まではこのコロシアイの形式でしてたっすが…次からは別のやり方でいかせてもらうっす」

    春川「別?」




    天海「逃げるのは最原君たち…追いかけて殺すのは俺…リアル鬼ごっこの開始っすよ」


  189. 189 : : 2017/05/01(月) 20:20:34
    もしも、赤松さんがクロだったら…



    最原「赤松さん、僕、赤松さんのこと好きだ!」


    そう、勇気を出して私に告白してくれた時はとても嬉しかった。

    私だって、最原くんの事好きだから…。

    その日から、はれて私達は恋人になった。


    その日からの最原くんとの過ごした日々は夢のようだった。一緒にピアノを弾いたり、映画を見たり…恋人らしい事をしたと思った。


    けど、それはあくまで2人っきりの時のみ…
    他の人には外に出るまで内緒にしておこうと決めたから。私も最原くんもそれで納得してたから…。

    けど、見てしまった。

    最原くんが入間さんと話をしていたところをたまたまで、偶然で…覗き見をするつもりでもなかった。

    でも、最原くんが他の女の子とどう話すのが気になって、見てしまった。

    最原くんの手には女の子のパンツが握らされていた。おそらく、入間さんのだと思う…何してるの!?


    入間「ここを出たらオレ様とデートしろ!」


    ……。

    ……デート…?それも、ここを出たらって…外に出たらって事?

    でも、最原くんには私がいるし…約束なんてしないよね…!


    最原「…うん、わかったよ」


    ……………えっ?


    入間「ひゃっはー!決まりだ!約束だ!忘れんじゃねーぞ!」

    最原「あはは…」


    どうして?どうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして…?
  190. 190 : : 2017/05/01(月) 20:21:10

    私は走って逃げた…その場から逃げ出した。

    どうして?私は最原くんの恋人じゃないの?どうしてそんな約束をしちゃうの?私はいらないの?


    頭の中でぐるぐると回る言葉の中から出てきたのは…。


    もしかして、私は…最原くんにとって都合のいい女なの…?


    そう、考えついてしまったら、怖くなった。何も信じられなくなった。でも、最原くんがそんな人じゃないって事もあったし、もしかしたらって考えてしまったりしていた。

    私は最原くんに捨てられたくなかった。


    最原くんがどこにも、誰にもとられないように、私は…私は……。


    最原くんとの出会ったこの教室で殺した。


    ごめんね。こんな事を最原くんに話しても、最原くんはもう動かないのに…返してくれないのに…笑ってくれないのに…。


    ごめんね。ごめんね…!


    ……………。


    …逃げなきゃ。証拠を隠さなきゃ…。







    ……バタンッ。




    ………。



    ………。





    ……………僕は…



    僕はずっと、赤松さんを苦しめていたんだね。


    ごめん…ごめんなさい。


    僕はね、赤松さん…。


    みんなとの絆を深めようとして、マイナスの言葉を避けてたんだよ。

    だから、入間さんの時のことも、マイナスを避けていたから出てしまった言葉なんだ。


    それを君が聞いていたなんて思ってなかったよ。出来るだけ、人のいないところで話をしていたつもりなんだけど…そうはいかなかったみたい。


    僕は、赤松さんだけなんだよ。


    本当に、本当に、本当に好きなのは…赤松さんだけ。

    それは、"彼ら"が知ってるはずだから…。


    "彼ら"が死ぬ前に…君に伝えられればいいんだけど…。僕はもう、無理みたいだ。


    ごめん。



    君と…もっと……いっ…しょ……に……………。


  191. 191 : : 2017/05/03(水) 18:37:04
    もしも、赤松さんが黒幕だったら…

    主人公:最原
    その他:春川、夢野、キーボ、白銀




    最原「白銀さん!!どうなんだよ!!」


    白銀「え、あ…しゅ…ぼうしゃは……!」


    「もう、やめて」


    最原「えっ?」

    春川「この声!?」


    「お願い…これ以上、つむぎちゃんを責めないで」


    夢野「そんな…嘘じゃ!?」

    キーボ「いえ、この声はどう考えても…」



    赤松「私が…首謀者だから…!!」


    最原「あか、まつさん…!?」

    白銀「楓姉さん!」

    春川「えっ?姉さんって…?」

    赤松「言葉通りだよ。つむぎちゃんは…私の双子の妹だから」

    キーボ「でも、苗字も容姿も違いますよ!?」

    赤松「ほら、よくある設定だよ。似ていない双子だったり、父親が別の人だったり…そういう感じの設定だから、あまり詳しく知らなくていいよ」

    最原「どう、して…君は、君はあの時!!」

    赤松「そうだね…オシオキされたね。でも、あれはありとあらゆる超高校級の才能を使って私が死んだと最原くん達に思い込ませただけ」

    赤松「ちゃんと生きてる、から…」

    夢野「どうして今頃出てきたんじゃ?」

    赤松「コロシアイに則っては死んだ人間が出てきてはいけなかったからもあったけど、妹ちゃんのピンチに駆けつけない姉さんがいないわけないでしょ?」

    白銀「楓姉さん!!」

    赤松「…でも、つむぎちゃん、私は怒ってるんだよ」

    白銀「えっ?」

    赤松「こんなにも、人数が減っちゃって…結局、守ることが出来なかった」

    赤松「やっぱり、血は争えないのかな」

    最原「どういう事?」

    赤松「…私は……私達は…絶望の残党が造り出した江ノ島盾子の子孫…」


    赤松「という設定の為だけに生まれた存在だよ」

    最原「えっ?」

    白銀「あのね!楓姉さんは歴代の黒幕の中でも最高傑作の絶望なんだよ!!」

    春川「最高傑作の…絶望?」

    白銀「そう!私も絶望として造られたんだけど、楓姉さんには負けるよ!もう、神話生物とスライムの差だよ!」

    キーボ「絶望を造るなんてありえません!」
  192. 192 : : 2017/05/03(水) 18:37:58

    白銀「そうかなぁ?絶望の残党ならしそうな事でしょ?それでね!私達は幼い頃から黒幕として大事に大切に育てられたの!そして、高校生なった時にこのコロシアイを計画したんだよ!」

    最原「希望ヶ峰学園に入学してから…だね」

    夢野「では、もともとこうやってコロシアイを計画していたってことか!?」

    赤松「違う!」

    夢野「んあ?」

    赤松「私は、もうこりごりなんだよ!!あんな、あんな狂った場所なんて…!!もう、あんな思いはしたくないんだよ!だから、今回のコロシアイを企画したんだ…!!」

    キーボ「企画?」

    赤松「みんなと、ここにいたみんなと友達になって…一生、ずっと…この才囚学園で暮らすつもりだった」

    赤松「あの出口について、みんなと一緒に外を見て…外に出ることを諦めて…ここでずっと過ごす…!!そう、計画してたのに…なのに…」

    赤松「どうして、難易度が上がってるの?どうして、先に行かせてくれないの?どうして、あのコロシアイのカウントダウンが始まってるの?」

    白銀「か、楓姉さん?」


    赤松「天海くんが隠し部屋の存在を探ろうとしてるのを見かけて脅かそうと思った。あまり、調べるなと、警告するつもりで…だから、あの砲丸の準備も色々としていたのに…」

    赤松「つむぎちゃんが天海くんを殺すから!!」

    白銀「ええっ!?だって、殺すのかと思ったもん!それに、誰かを殺さないと先に進まないし…全滅エンドなんて出したら、それこそ最悪だよ!」

    夢野「それを知った赤松は白銀を守るために自分が天海を殺したという風に見せたのか?」

    赤松「…うん」

    春川「あんな、妹なのに?」

    赤松「…あんなって言うのはやめて、私の大切な妹だから」

    春川「……」

    赤松「その後、オシオキを受けたフリをして裏の方に回った。コロシアイを起こさないようにモノクマとも話をしたりした。でも…」

    赤松「つむぎちゃんは次のコロシアイの準備をしていて、もう、止めることは出来なかった」

    最原「赤松さん…」

    赤松「もう、嫌なのに…みんなが死んで、少数人が生き残って…そういう結末は目に見えていて…もう、嫌だった」

    赤松「嫌だった…嫌だったのにいいいいいい!!」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    キーボくんが周りの建物を壊し始める。色々崩れていく。爆発して、崩れて、爆発して…それのエンドレスだった。


    何もかも、潰していく。そんな感覚がとても最高だ。


    ふと、私の持っているモノクマの目線が一定のところを見ていた。そちらには私にこのコロシアイの首謀者として、クロを擦りつけたつむぎちゃんの姿があった。

    つむぎちゃんは必死に生き延びようともがいて、あちらこちらと逃げ回っていた。


    私はモノクマから手を離して、そのつむぎちゃんの腕を掴んで、抱きしめた。


    つむぎちゃんの顔は真っ青になった。こんなところにいれば、間違いなく建物の残骸によって、圧殺されるだろう。


    でも、あなたの好きな江ノ島盾子も同じ道を通ったから。よかったと思えばいい…。


    さて、奥の方で私達を見ていた彼らの目とあった。

    私は迷わず、最原くんを見て言った。




    赤松「ごめんなさい…」









    グチャッ……


  193. 193 : : 2017/05/06(土) 15:33:46

    もしも、百田くんがクロだったら…




    俺は…俺は……殺すつもりはなかったんだ。

    ただ、目の前であっさりと殺されそうになった仲間を助けたかっただけだった。



    星「……百田、お前」

    百田「俺、俺が……東条!!」


    俺は床に倒れた東条を起こそうと近づいたが、星によって阻まれた。


    百田「な、何すんだよ!?」

    星「もう、無駄だ…。お前も見ただろ?東条の最後をな」

    百田「なっ!?東条が死んだわけねぇだろ!?まだ、まだ生きて…」

    星「そう思うなら、好きにしていい…だが、これからお前はどうするつもりなんだ?」

    百田「は…?」


    星「人を殺した後…何が待ち構えているか、わかってんだろ?」

    百田「待ち構えているのって…!!」


    学級裁判……。

    俺も…赤松のようになるのか?


    百田「嫌だ…俺は、まだ…宇宙に飛び出てないっていうのによ……!」

    星「……」

    百田「ここ、までなのかよ…ここまで…」

    星「……俺がその願いを叶えてやろうか?」

    百田「?!」

    星「助けられたお礼だ…気にすんな」

    百田「星…?」

    星「後は俺に任せろ。これら全て俺が背負って、お前を勝たせてやるから」


    俺は星の言われるまま…翌日になり、バラバラになった東条の死体をみんなで見て、学級裁判になった。


    そして、その犯人役として星は表に立った。


  194. 194 : : 2017/05/06(土) 15:35:16

    終一が今まで集めていたのは、星が仕込んだ嘘の証拠だった。それを突きつけていた終一に対して、星は焦っているように見えて、心の中では笑ってやがる。


    "ほら、俺の言った通りだろ?"


    そんな星が胸糞悪かった。



    だが、それが一転して、その偽装がバレてしまった。周りの奴らは星が誰かを庇っているとしか思えない状況になったとしても…あいつは…。


    星「残念だが…それは何かの見込み違いだ。俺が東条を殺したんだ。それ以外に何があるっていうんだ?」

    最原「でも、星君に反抗は不可能なんだ!この位置からなら…東条さんよりも背の高い人じゃなければ、こんな傷は残らないよ!」


    そして、暴かれていくうちに…犯人が俺だと行き着いた。あそこまで、よく成長したな…さすが、俺の助手だぜ…。

    そろそろ潮時かもしれないな。


    星「言っただろう?犯人はこの俺だ!百田が犯人なわけないだろう!?」

    星「お前らは死にたいのか!?殺人を犯して、生きる気力を持たないこんなクズを生き残らせたいのか!?」

    最原「でも、君は東条さんを殺してなんかない!!その証拠も出てきたんだ。もう、終わらせよう!!」

    星「終わらせてたまるか…!!しぶとい奴だな!!だいたい…」


    百田「やめろ」

    星「!」

    百田「もう、やめてくれ…」


    百田「…どうやら、しぶといのはお前の方だったようだな」

    星「…いいのか…?」

    百田「おう…!もう、覚悟は決めたぜ!」

    星「そうか…なら、俺は何も言わねぇ…」

    星「助けやれなくて、すまなかった…」

    百田「…おう」


    百田「さーて、終一!お前の出番だぜ!ビシッと決めてくれよ…!」


    百田「じゃねぇと、ケジメがつかねぇからな!!」

    最原「……うん…!」

    百田「……ありがとな」
  195. 195 : : 2017/05/08(月) 20:05:44
    悲しい
  196. 196 : : 2017/05/09(火) 20:19:27

    もしも、入間さんがクロだったら…


    《第4章》


    ゴン太「ゴン太が…ゴン太がやらなくちゃ…あ、これどうしよ…」



    入間「…げっ!?」

    ゴン太「入間さんッ!?あれ?どうしてこっちに?」

    入間「お前こそ、ここでこそこそと何してんだよ?ここもお前の探索の範囲内って事か?」

    ゴン太「…う、うん、まぁ…」ガサッ

    入間「…あ?何を隠したんだ?」

    ゴン太「あ、これは…ダ、ダメ!!」ブンッ

    入間「おっと!?……思い出しライト?なんでまたこんな所にあんだよ!?つーか、通りで向こう側で見かけねぇわけだな!」

    入間「で?それには何があったんだ?教えろよ!」

    ゴン太「ダメ!!ダメなんだよ!!」

    入間「ちょっとぐらい、いいでしょ?ねぇ…!」

    ゴン太「ダメだよ!!…あっ!!」








    カチッ




    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    入間「…な、なんだよ?どういう事なんだよぉ!!」

    ゴン太「ごめんなさい!ごめんなさい!」

    入間「謝るぐらいなら、土下座しろよ!!ってか、そう言ってる場合じゃねぇ!!つまり…外の世界は……」


    入間「……いや、酸素がないならそれ専用の機械を作ればいい…!俺様の発明品なら、なんとか…」ブツブツ

    ゴン太「い、入間さん…?」

    入間「そうだ…!約束したんだ。決めたんだ。オレ様がまだ生きてるなら…オレ様が……」

    入間「……予定変更だな」

    ゴン太「えっ?」

    入間「ゴン太!オレ様は生き抜く。そして、世界を復興させる!元の地球に戻すんだ!」

    入間「その為にはこのコロシアイに勝って外に出る資格を取らなければならないんだ!だから、ゴン太!お前は俺に殺されてくれ!」

  197. 197 : : 2017/05/09(火) 20:20:06

    ゴン太「ええっ?!」

    入間「テメェだって、外の世界を知って、途方に暮れていた頃なんだろ!?お願いだ!!」

    ゴン太「で、でも…コロシアイに勝つって事は入間さん以外のみんなを殺すって事なんだよね?」

    入間「ああ」

    ゴン太「そんな汚れ役を入間さんが引き受けるなんて…ダメだよ!!」

    入間「あぁ?」

    ゴン太「汚れ役はゴン太の役目なんだ…!みんなが苦しまないようにゴン太が誰かを殺すんだ!なのに、ゴン太じゃなくて、入間さんをクロになるのは…」

    入間「苦しまないようにってのは勝手にテメェが思ってる事だろ?!それに、オレ様はあの入間美兎だぜ?」

    ゴン太「う、うん、知ってるよ?」

    入間「知ってるならわかるだろ!!それに、オレ様の発明で地球は元どおりになるし…」

    入間「死んだ奴らも帰ってくるんだぜ?」

    ゴン太「えっ?!」

    入間「オレ様の力で死んだザコ共を生き返らせるように機械を発明してやるよ!!そうすれば、全員新しく生まれ変わった地球で仲良く過ごすんだ!」

    ゴン太「…本当に、出来るの?」

    入間「疑ってんのか?前の動機で不気味な本を渡されたって事は、そういうのが可能ってことでもあるんだぜ?」

    ゴン太「…そう、なんだね……わかった!ゴン太、入間さんに殺されるよ!」

    入間「…おう」


    バカなやつ…。


    入間「それじゃあ、川の近くに行くぞ…館の近くらへんがいいな。どうせ、そこなら見られねぇしな」


    死んだ奴が本気で生き返るって思ってるなんてさ。


    ゴン太「ここでいい?」

    入間「ああ…んで、オレ様とは逆の方を見ておけ」

    ゴン太「うん」


    そんな技術が開発されてたら…。


    入間「……じゃあな!!」


    ガッ……。




    こんな目にもあってねぇのにな。


  198. 198 : : 2017/05/13(土) 21:39:48

    もしも、茶柱さんがクロだったら…



    モノクマ「だいせいかーい!天海蘭太郎クンを殺したクロは茶柱転子さんでしたー!いやぁ!初めての裁判だったのによく真実にたどり着けたねー!」


    茶柱「……」

    夢野「なぜじゃ。茶柱…なぜなんじゃ?」

    茶柱「……転子は…殺してません」

    王馬「えー?まだ、しらを切るつもりー?もう、いい加減にしてくれないかなー?」

    春川「王馬の言う通りだよ。アンタは人殺しをしたんだ。それも、自分だけがここから出たいってだけの理由で」

    茶柱「……え?」

    入間「ケッ…嫌な女だぜ!それに、結局は男が嫌いって言っておきながら男を殺してるしな!あっ!案外ビッチなんじゃねぇのか!!」

    茶柱「な訳ないでしょう!!」

    入間「ひいぃ…!!」

    最原「…茶柱さん?」

    茶柱「あんな、あんな男死が転子と同じところにいるだけでも吐き気がしますよ!!それに、誰が好んで男死の中の男死に近付きますか!?」

    茶柱「話なんてしたくもありません!!同じ空気を吸いたくありません!!もう、いい加減にして欲しいんです!!」


    茶柱「もう、あんな目に会いたくないんです!!」

    赤松「どういう…事?」

    茶柱「あの…あの男死は……転子を男死と呼ばせるようにした張本人なんです!!」

    赤松「えっ!?天海くんが!?」

    東条「それは、本当なの…?」

    茶柱「本当です!なら、殺したりなんてしてません」

    星「あいつの存在が殺す事に繋がる理由でもあるのか?」

    茶柱「…転子は呼び出されたんです。あの殺害現場に」

    茶柱「本当は行きたくありませんでしたが、行かなければ明日何されるかわからないので、仕方がなく行きました」

    茶柱「そしたら…あの"写真"が……」

    アンジー「写真…?」

    茶柱「あ、あんな…塗り潰したい転子の写真を何故か、持ってたんです。もう、忘れたいのに…忘れさしてくれない…!!」

    茶柱「そ、それで…その事を夢野さんや…皆さんにバラすって…バラされたくなければ、言うことを聞けと脅されました」

    茶柱「もう、もう怖かったんです!!転子に関連するものすべてを消して無くしたはずなのに、まだあって…永遠に縛られるんだと思うと、嫌になって…」

    百田「それで…殺したって事か?」

    ゴン太「もしかして、ゴン太の見つけた黒焦げの紙みたいなのって」

    茶柱「その写真です。見つけられるとは思ってませんでした。だから、そこに犯行に使った道具も入れてあったんですよ」
  199. 199 : : 2017/05/13(土) 21:40:52

    夢野「……」

    茶柱「ごめんなさい。幻滅しましたよね。転子があんな男死に脅されていたなんて…考えたくもなかったですもんね…」




    夢野「違うわい」

    茶柱「えっ?」

    夢野「なぜ、天海を殺したんじゃ…」

    茶柱「えっ…?あ、あの、転子は…!!」


    夢野「天海は悪い奴だったかもしれん。じゃが、そうやって殺しても、隠したい物が増えただけではないか!」

    茶柱「ゆ、めの…さん?」

    夢野「誰だって隠したいことや無くしたい過去を持っておる!ウチだって持ってる!!じゃが、それを投げ出したりなんてしないぞ!」

    夢野「投げ出してしまえば、ずっとその過去から逃げる事となる!そっちの方がずっと苦しいんじゃ!なのに、茶柱…お主は一つ二つと増えて…自分で自分を苦しめてるだけじゃ!!」

    茶柱「そん…な……で、では、転子は、どうすれば、よかったのです…か?黙って言うことを聞いて入ればよかったんですか?!そちらの方がよほど辛いですよ!!」

    茶柱「転子は、転子は悪くない。どうして、そう、言うんです…?あんなの殺してもいいじゃないですか…!あんな、あんなグズは死んでいい存在なんです!!」

    モノクマ「でもねー!そんなグズを殺した茶柱さんも相当クズだよねー?」

    茶柱「えっ?」

    モノクマ「だって、人を殺すと言う最大の罪を犯しちゃったんだよ?誰かの弱みを握って脅すよりもはるかに重い罪を背負っちゃったんだよ?」

    モノクマ「それに、その罪を誰かに打ち分けるでもなく、黙ってて…もし、茶柱さんだとわからなかったらみんな、死んでたかもしれないんだよ?」

    茶柱「あ…ぁ……」

    モノクマ「そうだとしたら、ほんと!タチの悪いグズ以下だね!!」

    茶柱「ち、がう…違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うッ!!」


    モノクマ「それよりも、いいかな?アレに移っちゃって?」

    真宮寺「アレって、もしかしてオシオキの事かな?」

    茶柱「!!」


    茶柱「嫌です!痛いのなんて嫌です!!」ドンドンッ

    赤松「茶柱さん!!」

    モノクマ「そうやって、ドアを叩いても意味ないのになぁ…さて、"超高校級の合気道家"の茶柱転子さんにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

    モノクマ「それでは、張り切っていきましょう〜!オシオキターイム!!」


    茶柱「嫌ああぁああぁああ!!」

  200. 200 : : 2017/05/13(土) 21:42:20

    もしも、茶柱さんが**だったら…


    茶柱「いやあ、大掛かりなマジックをするんですね!」

    夢野「んあー、何せイケメンの神様が見てくれるのじゃから、凄いものを披露しなければならないからの!」

    茶柱「い、イケメン…夢野さん!本当にそんな神様がいると思ってるんですか!?」

    夢野「な、なんじゃ…!アンジーのいう事を信じないのか!?」

    茶柱「いい加減にしてくださいよ!アンジーさんの言ってる事はデタラメです!そんな神様なんでいませんし…」

    茶柱「それに、師匠さんが今の夢野さんを見て、喜ぶわけないじゃないですか!」

    夢野「!!」


    夢野「どうして、その事を知ってるんじゃ!?」

    茶柱「えっ!あ…」

    夢野「なぜじゃ?理由を述べるんじゃ!!」

    茶柱「い、いえ…それは……」

    夢野「……まさか」

    夢野「茶柱!お主は師匠の行方を知ってるのではないのか!?」

    茶柱「いえ、転子は…」

    夢野「嘘言うでない!でなければ、知らないはずじゃ!じゃが、知っていた…どうしてじゃ?」

    茶柱「う、うう…」

    夢野「……そうか…そうじゃったのか」

    茶柱「えっ?」

    夢野「茶柱、お主が師匠を連れ去ったのか?」

    茶柱「……はいっ?!」

    夢野「師匠がそうやっていなくなるわけない!道理で変だと思ったんじゃ!」

    夢野「お主が、お主が連れ去ったから…ウチから師匠を奪ったから!!」


    ジャキンッ……


    そう言って、魔法使いは剣を取り出した。


    茶柱「?!ま、待ってくださ…!」


    グサッ

    哀れな合気道家は口を開ける前に魔法使いの剣により、刺された。

  201. 201 : : 2017/05/13(土) 21:44:10

    茶柱「ぐ……ぁ…」


    ドサッ

    そして、力尽きたのだ。



    夢野「はぁ…はぁ……あ…」

    夢野「ウチは…ウチは………」


    夢野「あ、ああ…!神様!神様!神様!!」


    ダダダダダッ

    ガチャンッ


    魔法使いは自我を取り戻し、剣から離れて逃げ出した。魔法使いはもっと、深い真っ黒の世界へと引きこもるのだろうか?


    茶柱「……ん、ん…」


    茶柱「て、んこ…がしん、では……ダ、メ…」


    力尽きた合気道家は別の魔法使いの剣を取り出して、自分の胸に突き立てた。

    グサッ…


    茶柱「あ…ぐ……」


    合気道家は自分を刺した。二本も刺してあって、立っていられるのはある意味、奇跡と言えるのだろう…。合気道家は座り込んだ。


    茶柱「……な、さ…い」


    合気道家は何かを残して、死んでしまった。本来なら、この後に学級裁判があるのだが…。






    モノクマ「どっちの刃で死んだのか、わからないんだよねー!どうしようかなー?別に夢野さんには犠牲になってもいいんだけどー、それだとボクのポリシーに違反しちゃうからさ!」

    モノクマ「そうだなあ、今回の学級裁判は無しにしちゃおうか!と、いうか…そもそもの前提である茶柱さんはいない事に…は、出来ないよねー?」

    モノクマ「うーん?まあ、どうせ、成立しない学級裁判なんて、誰も望んじゃいないのだよ!ちゃんと、クロとシロと別れてなければならないからね!」

    モノクマ「”君たち”も…そう思うでしょ?」

  202. 202 : : 2017/05/14(日) 21:30:19
    夢野って絶対に死ぬって言われてたよね
    才能がマジシャンだからオシオキも考えやすいし、マジック中の事故に見せかけて殺しやすいし。実際生存予想で16位だったし
    このスレの夢野が自然な気すらしてくる
  203. 203 : : 2017/05/15(月) 11:29:29
    それがまさかの生存枠&成長枠だもんなあ・・・
    正直精神的な成長&ロリって時点で西園寺思い出して4章のタイトルで覚悟決めたくらいだしwww
  204. 204 : : 2017/05/15(月) 18:41:58
    というかこのスレにおけるてんひみ事件の件数の多さよ
  205. 205 : : 2017/05/18(木) 18:58:40
    もしも、東条さんが過労死してたら…



    赤松「…私達が、私達がこの事件の犯人なんだ…」

    百田「……」

    赤松「私達が、東条さんばっかりに"依頼"を押し付けてたから」

    最原「……」

    赤松「東条さんの…東条さん自身の人生を…私達が……」

    「「「「……」」」」

    王馬「そんな、うわああああああん!!ママァ!!」

    ゴン太「うう、東条さん…!」

    白銀「ごめんなさい、ごめんなさい…!」

    星「……こんな、俺があいつに依頼を頼む権利なんか、ないのにな…」

    茶柱「ううぅ…」

    夢野「……」

    天海「オレがなんとかするって言った矢先っすね…面目ないっす」

    キーボ「いえ、天海クンのせいではありません!ボク達みんなが悪いんですよ!」


    春川「…全員が悪いのはわかったよ。でも、投票どうするの?」

    赤松「!」

    真宮寺「そうだネ。全員が東条さんの死に該当するわけだし…全員に投票するのが一番だろうネ」

    アンジー「でもでも、引き分けにならないかー?そうなったら、永遠に続いちゃうんじゃないの?」

    入間「ず、ずっと、投票し続けるっていうのか!?オレ様は嫌だぞ!!」
  206. 206 : : 2017/05/18(木) 18:59:07

    赤松「で、でも…みんなが東条さんに頼ったから」

    モノクマ「なるほど、永遠に続くのは面白くないね。なら、こうしてあげよう!」


    モノクマ「東条さんに多く"依頼"をしていた誰かを決めて投票するんだよ!」

    赤松「えっ?」

    モノクマ「そうすれば、何人かは生き残れるし、自分が東条さんを殺したクロと思えなくなるわけじゃん?ねっ?」

    赤松「そ、そんなの……!!」

    入間「そ、それで生き残れるのか?」

    赤松「!」

    アンジー「だったら、そうだなー!解斗が1番頼ってたよー!」

    茶柱「最低ですね!!死んで、東条さんに詫びなさい!」

    百田「オ、オレはそんなに頼んでねぇよ!!王馬だろ!1番は!!ママとか呼びやがって…」

    王馬「えー?俺に怒っちゃう?違うよ!そもそも、関係ないってー!」

    最原「いや、関係ないわけないでしょ!?」

    ゴン太「そうだよ!それにお母さん呼びしたのはゴン太もだよ!だから、ゴン太も悪いんだよ!」

    王馬「ちょっと!"も"って何!?」






    赤松「(みんなが、みんな…罪を押し付けあってる。それは自分が殺したと思いたくないからだよね?)」

    赤松「(こうやって、疑心暗鬼を続ける事が…それこそ…首謀者が狙った事だとしたら?)」


    赤松「(わからない…もう、何もわからない……何も考えたくない…。私は、これを望んだわけじゃ…)」



    赤松「私は…どうすればよかったの…」


  207. 207 : : 2017/05/18(木) 22:16:08
    なんか投票した後にモノクマが「よくよく考えれば誰が何回依頼したかなんて数えてなかったから全員オシオキね」って言いそう
  208. 208 : : 2017/05/19(金) 08:41:05
    ある意味原作の最原の思惑通りだけどね
    視聴者をがっかりさせるという点においては
  209. 209 : : 2017/05/22(月) 16:45:43
    夢野切断はまだか?
  210. 210 : : 2017/05/23(火) 19:22:03
    被害者 茶柱
    クロ 夢野(無実)
    協力者 夜長
    動機 モノクマに校則違反をさせる為
    トリック 原作より早い段階で完成したエレクトボムを夢野が持ち出し、茶柱と夜長に相談。
    超高校級の美術部の研究教室を夜長に明け渡させ、茶柱を殺す。
    しかし、夢野は「殺したフリ」をしただけであり、茶柱は「死んだフリ」をしただけであった。
    夢野は「マジシャン」であるため、どんな角度から見ようと殺したようにしか見えないようにするのも可能であった。
    そして茶柱は「合気道家」の精神力で、アンジーにくすぐられても動じないことで死んでいる事を確信させた。
    死体発見後、夜長と夢野が死体の監視をして、誰も触らないようにして学級裁判に臨む。
    結果、夢野がクロだとバレてオシオキを受けるが、オシオキ中に茶柱が乱入し夢野を救う。
    そして、ダンガンロンパの評価がガタ落ちして、その時の生存者全員が解放される。
  211. 211 : : 2017/05/23(火) 19:22:37
    あ、締め切ってたのか...まじか
  212. 212 : : 2017/05/27(土) 01:35:43
    >>211
    どんまい

    更新まだ?
  213. 213 : : 2017/05/27(土) 18:59:11

    更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。では、始まります。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




    〜もしも、黒幕が彼ら自身なら…〜 希望編



    赤松「わ、私…?」




    赤松?「うん、そうだよ」

    赤松「な、なんで…?それにここってどこ!?みんなは…!?」

    赤松?「みんなは私みたいな"他の奴ら"と一緒だよ」

    赤松「…え?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    最原?「ははっ!なんて間抜けな顔なんだろう?せっかくの主人公だっていうのに…勿体無いなぁ」

    最原「何を言ってるんだ!?それに、お前は何なんだよ!?」

    最原?「言ったじゃないか?僕は僕だと…」

    最原「そんなの、信じられるわけないだろ!?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    天海「それに、他の奴らと言ってたっすけど…もしかして、みんなにも俺と同じ状況になってるんすか…?」

    天海?「じゃなければ、こうしてそれぞれの自分の目の前に現れたりなんてしないっすよ」

    天海?「それに、正解に辿り着いたんすから…答え合わせをしておかないといけないっすよね?」

    天海「答え…合わせっすか……」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    星「やっぱり、ここはプログラムの世界ってわけか」

    星?「まあな!よくこれに考えついたよな…!褒めてやるよ!」

    星「自分に褒められても嬉しくないがな…で?ここがプログラムの世界なら、俺もそのデータってわけか…?」

    星?「いや、お前さん達自体は本物だぜ?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    東条「本物?」

    東条?「ええ、本物よ。それ以外に何があるっていうのかしら?」

    東条「じゃあ、私達自体は本物なら…この才能も本物って事?」

    東条?「ふふっ…疑いすぎたようね。ええ、本物よ!嘘っぱちで出来てるものなのはこの世界って事なのよ!」
  214. 214 : : 2017/05/27(土) 19:00:52

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    アンジー「じゃあ、目の前にいるアンジーも偽物なんだねー!」

    アンジー?「どうしてそう思うの?」

    アンジー「えー?だってぇ、さっきニセモノって言ったでしょー?嘘じゃないのー?」

    アンジー?「残念だけど、嘘じゃないんだよ!だって、アンジーもアンジーだから!」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    茶柱「転子も転子って、訳がわかりません!!」

    茶柱?「つまりですね…。転子達はあなた方の無意識なんですよ…」

    茶柱「む、無意識…?」

    茶柱?「はい、無意識です。あなた方の無意識をそのまま具現化して、目の前にいるのですよ?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    真宮寺?「例えば、他多くの素晴らしい人間の観察ができれば…。姉の友達を見つけられることができれば…」

    真宮寺?「本当に姉が戻ってきたなら…とかネ」

    真宮寺「…何言ってるのかな?姉さんなら、ここに…」

    真宮寺?「静かに…。そう言った無意識は本来なら、一瞬にして消える物…でも、ここはプログラムの世界…バーチャルリアリティの世界だヨ」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    入間?「ここでなら、動いて走って喋られる。そんな自由な世界で、次に求めるものは何だと思う?」

    入間「へっ?」

    入間「や、やっぱ、体目当てだったりするだろ?このオレ様のエロボディにな!!」

    入間?「何言ってんだよ!この勘違い女ッ!まあ、間違ってはねぇけどな!」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    ゴン太?「意識が殺されれば、無意識であるゴン太達が体を貰うことができる!こんな素敵なことはないよね!!」

    ゴン太?「いやあ、超高校級狩りに巻き込まれて万事休すかと思ったけど、予想外のチャンスを手に入れられるなんて思わなかったな」

    ゴン太「乗っ取る…?!そんなぁ!困るよ!」

    ゴン太「だって、ゴン太達のだよ!!」

  215. 215 : : 2017/05/27(土) 19:01:50

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    王馬?「ねぇ!誰がそんなのを決めたの?俺は俺の体でもあるんだよ?間違いなんてないよね?」

    王馬「でもさぁ、だからと言って、俺らがコロシアイを始めるのを見て、殺されれば意識は消えてそのスペースに無意識が入るなんてさ」

    王馬「無理ある話だよね?無茶なことなのにメリットなんてあるのかなー?」

    王馬?「あるに決まってるよ」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    百田?「言ったろ?無意識ってのは小っせぇモンなんだぜ?それが正式な意識になるって凄いことだろう!!」

    百田「何言ってやがる!?意識も無意識も俺だろ!!」

    百田?「俺は俺だ?…何、馬鹿なこと言ってんだ?無意識ってのはな、意識と反対に考えてしまった事を言うんだぜ」

    百田?「それをテメェは俺だって言えるのか?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    白銀?「言えないよね?だって、それは意識して言った事じゃないんだから!」

    白銀「そうかもしれない…でも!」

    白銀?「はぁ…こんなにしつこいなら、"超高校級狩り"もちゃんとしたプログラムを用意してくれたら、誰かがコロシアイを起こせたかもしれないのに…」

    白銀「えっ?あなた達が用意したのじゃないの!?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    キーボ?「先ほど言った"超高校級狩り"はあの"コロシアイ学園"を再現するためにキミ達を集めていたんです」

    キーボ?「彼らはただ、その"コロシアイ学園"を見たいだけなので、殺したいとは思ってないんです。そこに、ボクら無意識は乗っかったんですよ」

    キーボ「つまり、このプログラムに…才囚学園に閉じ込めてコロシアイを要求したのはその"超高校級狩り"でコロシアイの動機や内容などはキミ達って事ですか?」

    キーボ?「はい…つまり、ボクらはイレギュラーなんです」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  216. 216 : : 2017/05/27(土) 19:03:00





    夢野「じゃあ…動機や内容はウチらが無意識で思っていた…?!」

    夢野?「それは違うぞ?あれらは元々、用意してたものじゃ…ウチらではない!」

    夢野?「ウチらだったら、もっといいものを用意してるわい!」

    夢野「それも、意識を追い出すためなのか…?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    春川?「他に考えられる事ないよね?そこまで頭が鈍ったのかな?」

    春川「違う!!」

    春川?「相変わらず怖いなぁ…でも、これでわかったでしょ?私達はアンタ達のような意識を消し去りたいんだ!だから、消えてよ」

    春川「…そんなの、出来っこない」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    赤松?「どうして出来ないの?出来ないわけないのに…ねぇ?」

    赤松「やめてよ…自分同士で争うなんて!!」

    赤松?「自分同士?君は意識、私は無意識…姿形は似てるけど、君から生まれた存在であって、別の存在なの…言わば、他人なんだよ?それを自分同士なんて…ありっこない!!」



    ガシッ

    赤松「きゃっ!?」

    赤松?「もし、自分同士なら…私は無意識じゃないよね!?でも、私は無意識なんだ!小さな小さな思った事が積もって人の形になった…無意識なんだよ!!」

    赤松「っ……!?」



    最原「だったら…君は無意識だ!!」


    赤松「最原くん!?」

    赤松?「…どうして……?」

  217. 217 : : 2017/05/27(土) 19:03:35

    最原「君がそこまで言うなら、君は無意識だ!」

    最原?「あ、あぁ!そうだよ!僕は無意識だよ!!意識の外側にいる無意識さ!だから、僕は君のような意識になんてなれない!!」

    最原「ああ!だって、君は無意識なんだからね!意識している僕からすれば無意識なんてなろうにもなれないものだからね!!」

    最原?「……え?」

    最原「無意識と意識っておそらくそう言う事なんだと思うんだ。無意識は意識には出来ないし、意識も無意識になれない」

    最原「それに、君が意識になったとしても、無意識は生まれるんだ」

    最原?「無意識が…生まれる?」

    最原「そう、だから…両方あるから、僕なんだよ」

    最原?「……両方、あるから…僕?」

    最原「そうだよ。だから、意識になろうとしないで…意識と無意識…2つあるから僕がいるんだよ!」



    赤松?「そんなの、嘘だ…!意識と無意識があるから自分があるなんて…!!全部、意識があるおかげでお前らが……」


    赤松「それは違うよ!!」


    赤松?「え…?」

    赤松「最原くんの言う通りだよ。私は無意識と意識が存在するから私なんだ。無意識が意識になったところで、別の無意識が生まれて…その無意識が意識になろうとして…」

    赤松「その、繰り返しになっちゃうんだ…」

    赤松?「……」


    赤松「だから、意識になろうとしないで…私じゃない、私になろうとしないで…」

    赤松?「そん、なの…私は、消える…いなく、なる……いや、いやだ…消えたく、ない…!!」

    赤松「消させない!」

    赤松?「!!」

    赤松「だって、私達は2つで1つの私なんだから!絶対に、消させない!!」
  218. 218 : : 2017/05/27(土) 19:05:39

    赤松「それに、無意識って言うのは何度も繰り返して、それがいつも通りになっちゃってて、つい、同じ事をしてしまうってのも、無意識なんだよ?…だから、忘れたりなんてしないんだよ!」

    赤松?「……」

    赤松?「………ふふっ」

    赤松「えっ?」

    赤松?「そっか…同じ事を繰り返そうとして…記憶に残ってしまうのも…無意識……私は、忘れられないんだ」

    赤松「そうだよ…!だから、安心して」

    赤松?「うん…ごめんね」



    ギイィィィ…


    赤松「!!…扉?」

    赤松?「あそこを通れば、このプログラムの世界から抜け出せる…さあ、行って」

    赤松「でも!!」

    赤松?「私は大丈夫…だって、2つで私…なんでしょ?」

    赤松「!…そう、だね」

    赤松?「ほら!行ってよね!!」トンッ

    赤松「わあっ!?」



    赤松?「……ありがとう」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    東条「赤松さん!」

    春川「赤松!!」


    赤松「…!」


    最原「赤松さん…!!」

    赤松「あれ?ここは……」

    最原「僕達が閉じ込められていた部屋の中だよ」

    赤松「そうだ…!なんか、色々いっぺんに思い出してきて……あ、超高校級狩りは!?」

    百田「大丈夫だ!希望ヶ峰学園の学園長達が助けてくれたんだ!」

    赤松「えっ!?」
  219. 219 : : 2017/05/27(土) 19:07:31

    茶柱「転子達が閉じ込められている建物を突き止めて、"超高校級狩り"に関わった人達を全員捕まえたらしいんです!」

    キーボ「ここにはボク達、超高校級の生徒と…学園長達しかいません」

    星「ずっと、見守っていたらしい…全員、殺される事なく帰ってくれると信じてな」

    王馬「少し無茶あるよねー!」

    夢野「いいムードなんじゃから水を差すでないわい」



    入間「にしてもよ、まさか、オレ様自身が黒幕なんてな…最初はドッペルゲンガーかと思っちまったよ…!」

    ゴン太「でも、ゴン太の1人なんだよね?難しい事はよくわからなかったけど…同じゴン太なんだよね?」

    白銀「うん、地味にそうなんだよね…でも、これからは大丈夫だよ…そうだよね?」

    天海「そうっすね」

    アンジー「終一、とってもカッコよかったよー!」

    最原「えっ!?」

    真宮寺「君の声、僕らの耳にも届いてたんだヨ」

    百田「さすが、俺の助手だぜ!」

    最原「き、聞いてた!?」

    春川「うん」

    最原「あ、穴があれば入りたい」

    東条「なら、早速作りましょうか?」

    最原「本気にしないで!?」


    赤松「(……)」

    赤松「(私はみんなの笑い合う姿を見てようやく、私を認識した)」

    赤松「(…おかえり、元通りの私…この物語を…共に描く主人公さん)」




    赤松「…でも、最原くん」

    最原「!」

    赤松「君の言葉に動かされたから、私は向き合うことが出来た。戦う事が出来た…。だから、とってもカッコよかったよ!ありがとう!!」

    最原「う、うん…////」

    入間「おっ?童貞には刺激が強かったか?赤くなってんぞ!」

    最原「な、何言って…やめて!みんなでこっちを見ないで!!」

  220. 220 : : 2017/05/27(土) 19:22:29
    ペルソナ4思い出した
  221. 221 : : 2017/05/29(月) 20:13:11

    〜もしも、茶柱さんがクロだ………



    夢野「うう…」


    少し、緊張するわい…なにせ、本日2回目の魔法を使うんじゃ…それが持つかどうか怪しいんじゃが…。


    うちは今、魔法の箱の中に入っておる。ここでちょっとした魔法を披露するんじゃ、それも大魔法で、至難の技とも言えるもの…!

    しかし、こうして朝と昼とでさせるとは…神様が見ているんじゃ!喜んでやってやる!絶対に成功させるんじゃ!


    「い、いきますよ!夢野さん!!」


    んあ?この声は茶柱か?なるほど、アンジーでは無理があるから、茶柱に頼んだのか!さすがじゃな!にしても、大丈夫なのだろうか?

    いや、大丈夫なはず!最初に後ろに下がっていれば、当たらない!その後で剣を刺していっている間に下から出れば…いや、転移魔法で脱出じゃ!!


    「ごめんなさい!!」


    ザシュッ!


    夢野「……え?」


    ウチの顔の前に刃物が来た。髪の毛がパラパラと落ちていった。


    夢野「…な、なぜじゃ?こんなに近くから出て来ていたか?」


    自分の命の危険を察したウチは…早く、ここから抜け出そうとしゃがみ、下にある扉を開けた。



    はずだった。

    そこにあるべき扉がなかった。


    夢野「んあ…!?」


    これでは、茶柱に刺されて死ぬのが目に見えていた。


    夢野「いやじゃ…!嫌じゃ!!」

    ウチはしゃがみこんで祈っていた。


    夢野「神様っ…!神様っ!!」

    ずっと祈っていた。ずっと…ずっと……。





    ドコッ……ザシュッ…!


    夢野「んあ!?」


    鋭い何かが下から生えて胸部を刺した。


    消える意識の中で、横から刃物が出て来た。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜
  222. 222 : : 2017/05/29(月) 20:18:34



    そう、これは夢野さんのマジックショーを開催することから始まった。

    夢野さんは元々、水中マジックをだけをするつもりだったらしい。


    でも、私がたくさんマジックを見れればいいわねと、アンジーさんに話した結果…アンジーさんは考えながら、夢野さんの元へ行き…。


    人体切断マジックを水中マジックの次に披露すると、コソコソと話していた。


    だから、それに乗っかって…殺人を決行した。

    おそらく、中に入るのは夢野さんだろうから、夢野さんを誰かに殺させたようにしよう。いえ、むしろ、その誰かが殺したように見せなければ…


    なにせ、私はここから出なければならない…。どんな事をしたとしても、ここから…!!




    アンジー「斬美ー!マジックのアシスタントをして欲しいんだけどー…やってくれるかー?」

    東条「えっ?アシスタント…?」

    アンジー「そうだよー!」

    東条「……本当に私じゃないとダメなのかしら?」

    アンジー「んー?どうしてー?」

    東条「だって…」


    すでにあの箱に細工してあるなんて言えない…それに、それでは、私が夢野さんを殺したことがまるっきりわかってしまう。


    東条「いいえ…何でもないわ」

    アンジー「でも困ったなー。他に力のありそうで口の硬くて、背が高くて、勇気のあって、秘密子のことを分かってる人ならいけそうなのになぁ」

    東条「……なら、茶柱さんはどうかしら?」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




    結局、茶柱さんが人体切断マジックのアシスタントになったらしく、水中マジックの後にステージの舞台に立っていた。


    これで、茶柱さんが夢野さんを殺した事になるのね。


    と、思いながらその姿を見ていた。


    いよいよ始まる殺人マジックに…何も知らないで見守る中、夢野さんが入った箱に剣を持って刺した。

    その茶柱さんの目には涙が溢れていた。



    ダメよ。そのような顔で箱を刺したら…犯人じゃないと思われるでしょ?


    そんな時…


    箱の下から、血が出てきた。



    慌てる茶柱さんに、周りはどよめいた。
    中を確認すると…夢野さんの変わり果てた姿がここにあった。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜

  223. 223 : : 2017/05/29(月) 20:21:09







    東条「…そう、そうよ…。仕掛けたのは私、でも、実行したのは茶柱さん…」

    東条「私が直接、手を下したわけじゃない」

    東条「だから、私は殺してない」


    東条「それでもし、私が殺したというのなら…茶柱さんもよ!」

    東条「あの剣も彼女の体に刺さってた」

    東条「なら、茶柱さんが人を…夢野さんを殺したのも一緒よ!」

    東条「裁きを受けるのは…オシオキをうけるのは私と茶柱さん!!」



    東条「なのに、どうして茶柱さんはオシオキを受けないの?」


    最原「……」

    茶柱「…てん、こは……転子は…」

    百田「聞くな!茶柱!!」

    白銀「そうだよ…!聞いちゃダメだよ!」

    王馬「にしても…いやー、そうとう、狂ってるね!」

    モノクマ「割り込むようで悪いんだけどさ」


    モノクマ「確かに刺さってたけど死に至るほどの致命傷にはならなかったの!」

    モノクマ「オマエの細工した刃物で死んだんだから、オマエだけが死ぬ事になるんだよ!」

    モノクマ「さーて、そろそろ例のやつを始めましょうか」

    東条「……認めない」

    モノクマ「おや?」

    東条「ここから出られないだけじゃなく、こんなにも不平等なんて認めない!!認めてたまるかああああ!!」


    東条「うわああああああ!!」ダッダッダッ


    王馬「あーぁ、逃げられないのに…」

    最原「東条さん…」


    最原「東条さん!!ダメだよ!!」

    モノクマ「最原クンと同じ意見だよ!ダメだよ!東条さん!!ちゃんと償ってもらわなきゃ!それでは!超高校級のメイドの東条斬美さんにスペシャルなオシオキを用意しましたー!」


    東条「あああああああああッ!!」


    モノクマ「では、参りましょう!オシオキターイム!!」



    〜もしも、東条さんがクロだったら…〜

  224. 224 : : 2017/05/31(水) 20:13:47
    〜もしも、利害の一致で成り立ったら…〜



    …東条さんが処刑されて間もない頃だった。


    姉さんの元へ、友達を送る準備をしていた時に彼女に偶然見つかったんだ。


    茶柱「…真宮寺さん?」

    真宮寺「……」

    茶柱「何を、しているのです?」

    真宮寺「…それは」

    茶柱「まさか、誰かを殺そうと計画を立ててたんですか!?」


    正直、生徒会の一員でも何でもない茶柱さんに見つかったのは運がいいと思ってしまった。

    でも、これではこの仕掛けを使おうにも使えない…。下手にすれば、茶柱から周りに僕が殺しを企んでいたことを広まって、友達作りが難しくなるかもしれない…。


    そう思った僕は…ここで、殺す事を決めた。



    真宮寺「全く…こんな時間にこんなところへ来る物好きがいるんだネ」

    茶柱「……やっぱり、誰かを殺すつもりなんですね?」

    真宮寺「まぁ、そうだヨ…でも、茶柱さんに見つかったお陰で無駄骨になるかもネ」

    茶柱「えっ?」

    真宮寺「こうして、見つかったんだ。無事で返す訳ないでしょ?!」ブンッ


    ヒュンッ…ドコッ


    茶柱「あ…!!」

    真宮寺「……やっぱり、茶柱さんになると、真正面からじゃ無理があるネ」


    木の板を振りかざしたが、茶柱さんに避けられてしまった。


    茶柱「ま、待ってください!!」

    真宮寺「何?命乞いをするつもりなの?」

    茶柱「違います!それに、今更…命なんて欲しくありません!!」

    真宮寺「…それは、どういう事かな?」

    茶柱「転子は…もう、生きる意味なんてないんです」

    真宮寺「えっ?」

    予想外の言葉に、僕は耳を傾けた。

  225. 225 : : 2017/05/31(水) 20:14:24

    茶柱「転子は…大切な友人の…夢野さんを刺しました。刺しただけではなく、死を煽るようにジワジワと恐怖に陥れたんです!」

    茶柱「そんな転子が生きている意味なんてないんです!!」

    真宮寺「…生きる意味がない…ネ」

    茶柱「…はい…だから、真宮寺さんにはお手数ですが、転子を殺して欲しいんです!」

    真宮寺「!!」

    願ってもない事だった。
    まさか、対象が直々に願うなんて…それも、自分は汚れてるから生きる資格はないという純粋な心…姉さんの友達にぴったりで…


    茶柱「その、転子が見た事は誰にも言いませんし、もし、それで誰かを殺すつもりでいたのなら、迷わずそれで転子を殺してください」

    茶柱「お願いします」

    男子嫌いの茶柱さんが、男子である僕に対して頭を下げた。これはとても重症だと思ったが、承諾を得たんだ。別に何も気にしなかった。

    だが、今の彼女に少し、興味を湧いた僕はどうせ死ぬつもりでいるならと…言葉が出ていた。


    真宮寺「…茶柱さん」

    茶柱「はい?」

    真宮寺「あのさァ…」


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜


    あの後、茶柱さんに全ての事を話してしまっていた。

    僕の中にいる人の事も、友達作りの事も。洗いざらいに話した。



    真宮寺「…そろそろ、集まる頃だよネ?」


    仕掛けは完成させた僕は部屋の前で待っていた。茶柱さんが参加する人を連れて来ると言って何人かに声をかけてくれたようで…

    その時の茶柱さんは"元"の茶柱さんだった。




    真宮寺「待ってて、これから最高の友達を送るから…!」


    全てを話した僕を"いつも通り"の目で見ていた彼女はきっと、最高のお友達になれるだろう!


    僕は、その時が来るまで…待っていた。

  226. 226 : : 2017/06/05(月) 17:44:54
    もうこれで終わりだっけ?
    まだなんかあった?
  227. 227 : : 2017/06/05(月) 18:38:41
    〜もしも、赤松さんが黒幕だったら〜



    最原「…これで、もう…僕らしかいないね」

    赤松「う、うう…どうして?どうして…こんな事になっちゃったの?!」

    最原「……楓!大丈夫だよ!僕が、僕が君を守るから!!守ってみせるから!!」

    赤松「終一…!」


    モノクマ「仲良しなのはいいけどさ!本題に入ろうか?」

    最原「モノクマッ!!」

    モノクマ「全く、2人だけの世界に入らないでほしいなぁ…ま、これからはもう関係ないからいいんだけどね」

    モノクマ「いやぁ、生存おめでとう!これでもコロシアイはおしまいだよ!あーぁ、つまんねぇ…」

    赤松「どこがつまんないの?仲間が次々と死んで言って、2人だけになったんだよ!?」

    最原「そうだ!!亡くなったみんなの為にも…楓の為にも僕はお前の企みを…!!」

    モノクマ「では、ここで発表しちゃいましょっか!」

    最原「えっ?」

    モノクマ「どうして、このコロシアイが起きたのか?首謀者は誰だったのか?」

    最原「何を…言って…?」



    モノクマ「その子は人間不信でした。周りの友達も、知り合いも、家族も信じられない子でした。願ったって、発したって…信じられる人を作ることが出来ませんでした」

    モノクマ「そして、大好きなものに囲まれて、向き合って、その悲しい事や苦しい事を考えないようにしていました」

    モノクマ「そんな時、ある事件が起こりました」


    モノクマ「なんと!あの希望ヶ峰学園に選ばれたのです!その子の周りの人はとても喜びました。対してその子はげんなりとした顔でその手紙を読んでました」

    モノクマ「そうです。人間不信のその子は見知らぬ超高校級を持つ人達の中に入りたくないと、嫌だと何度も思ってました」

    モノクマ「しかし、もしかすればこんな自分でも信頼できる人ができるかもしれないと思ったのです!」

    モノクマ「でも、わかりませんでした。みんな優しすぎたからでした!」


    モノクマ「なので、このコロシアイを希望したのです!彼らの本性が剥き出しになる状態で信頼できる人を探し出す為に…!」
  228. 228 : : 2017/06/05(月) 18:41:14


    最原「コロシアイを希望した!?」

    モノクマ「うん、そうだよ?」

    最原「そんなの、誰が希望したって言うんだよ!?」

    モノクマ「あれぇ?分かり切ってることじゃん」

    最原「は…?何がd」


    ガンッ!!!!


    最原「グッ?!」

    ドサッ


    最原「…か…えで……」

    赤松「本当は、気付いてたんでしょ?このコロシアイを望んだ…首謀者はこの私だって」

    赤松「終一って本当に優しいんだね。私、終一を選んでよかった。他の人なんかを選んだら、間違いだったって言って嘆くかもしれないし…」

    赤松「本当に人なんていらないって思ってるかもしれない」

    赤松「でも、無事に見つかって…この2人だけが生き残る事ができてよかった!」

    最原「な…に……が……」

    赤松「終一、私はあなたの事が好き!だあいすき!」

    赤松「あなたがいるなら私はなんでも出来ちゃいそうなの!だって、唯一の信頼できる人だから!」

    赤松「それに、ずっと、ずっとそばに居てくれるんだよね?嬉しいなぁ…」



    赤松「終一?もしかして、寝ちゃったの?」

    赤松「そっか、そうだよね。ここまで大変だったから疲れちゃったんだね」

    赤松「ふふっ、かわいいな…終一は…」


    赤松「…終一」

    赤松「終一、終一…」

    赤松「終一終一終一終一終一終一…」


    モノクマ「あーぁ、壊れちゃったね。どっちとも…」

    モノクマ「これじゃあ、どうやってここから出るかとか教えられないなぁ」

    モノクマ「まあ、それもある意味絶望かもね!」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ…」

  229. 229 : : 2017/06/05(月) 18:57:07

    〜もしも、赤松さんが首謀者になったら…〜



    赤松「止めないといけなかったって…結局、何の事だったのかな?」

    あの時の天海くんの言葉を私はずっと考えていた。

    普通に考えたら、コロシアイの事なのかもしれないけど…そのコロシアイを止めるのになぜ人を殺すことになったんだろう?


    赤松「あぁ!もう、いつまでも考えていたってわかんないよ!!こんな時は…!」


    私は駆け足である場所に向かった。そう、私の研究教室だ。

    あそこには立派なピアノがあったから、気分を良くするために弾こう!


    そう思って、私はドアを開けた。




    ピカァッ


    赤松「きゃっ!?」







    赤松「うう…」

    赤松「…えっ?今の…何?何の光?」

    モノクマ「月の光じゃないかな?」

    赤松「きゃああっ!?」

    モノクマ「何さ、クマが出たような悲鳴をあげちゃって」

    赤松「いや、クマじゃん!ヌイグルミの類になるけど…」

    モノクマ「それよりもさ、赤松さん…危なかったねぇ」

    赤松「?…何が?」

    モノクマ「だって、天海クンは君を殺そうとしてたんだよ?」

    赤松「…わ、私を?どうして!?」

    モノクマ「だって、天海クンは"首謀者"を探していたんだ。その矢先に首謀者と疑われた白銀さんが殺されたんだよ」

    赤松「えっ?じゃ、じゃあ、私は…殺されそうになってたの…?」

    モノクマ「まったく、君はダンガンロンパの社員なんだから、序盤で退場ってだけはやめてよね!」

    赤松「わ、わかってるよ!だから、主人公枠の子の近くにいるんだよ?ほら、ヒロインポジション?」

    赤松「霧切さんとか、七海さんとかのね!」

    モノクマ「はいはい、盛り上がってるところ悪いけど、そろそろ、次の手を打たなきゃね!ほら!記憶の操作もしなきゃいけないし…」

    赤松「あー、そうだったね。うん、じゃあ、一曲弾いてからにするよ」

    モノクマ「おやおや?すっかり板についてますなぁ」

    赤松「だって……」





    赤松「私は"超高校級のピアニスト"であり、"超高校級のダンガンロンパ愛好家"だもの!」



    そう、この世界は私が中心。


    私は…このコロシアイの黒幕であり、外のみんなの希望を背負った主人公なのだから。
















    終わらせないよ。絶対に…



  230. 230 : : 2017/06/05(月) 19:03:03

    モノタロウ「いやあ、終わったねぇ」

    モノスケ「終わったなぁ」

    モノファニー「終わったわねぇ」

    モノダム「少シ、疲レタンジャナイ?」

    モノキッド「何言ってやがるんだ!起動してなかった時が多かっただろうが!」

    モノスケ「まあ、そこは大目に見てもらおうや」

    モノタロウ「あれぇ?そんな事ってあったの?オイラ、覚えてないや」

    モノファニー「いいのよ!無理に思い出さなかっても…それにしても、ここまで見てくださってありがとう!」

    モノスケ「多くのもしもがあって、偉いおもろかったで」

    モノダム「コウイウ"モシモ"モ悪クナイヨネ」

    モノキッド「てな訳だ!ありがとよ!!」

    モノタロウ「じゃあ…」



    モノクマーズ「「ばーいくまー!」」




    〜終わり〜
  231. 231 : : 2017/06/06(火) 22:43:17
    ~もしも夢野さんがクロだ……


    夢野「アンジー、転子よ。二人に相談がある。」

    茶柱「な、何ですか夢野さん。お望みとあらば何でもしますよ!」

    アンジー「蝋人形を作らなきゃいけないから早めに済ませてねー」

    夢野「・・・あまり騒ぐでないぞ。」


    茶柱「っ!?・・・何ですか・・・?まるで爆弾・・・」

    アンジー「まさか秘密子はそれでアンジーたちを殺そうとしたの?もうコロシアイはしないって約束したよねー?」

    夢野「違うわい、これはエレクトボム。直径50メートル以内のあらゆる電波を二時間妨害する爆弾。もちろん人体に影響はない。」

    茶柱「そ、そんなものどこにあったんですか!?転子が調べた中にそんなものは・・・」

    夢野「入間の研究教室からくすねてきた。あやつが研究教室に鍵をかけていなくてよかったぞ。」

    アンジー「それで、秘密子は何でそれを使ったのー?」

    夢野「ウチの見立てでは・・・モノクマは何らかの監視手段を持っておる。じゃが監視カメラのようなものは見当たらぬ。ウチが思うにそれは、多分目に見えないほど小さなカメラが空気中を飛んでいると見た。」

    茶柱「そ、そんなことが・・・」

    アンジー「でもでもー、エグイサルとかあるからそんなものがあっても不思議じゃないよねー?つまり秘密子はモノクマの監視を防ぐためにそれを使ったんだよね?」

    夢野「ああ、ウチはこれを使って・・・コロシアイを終わらせる。」

    カッ!!!

    茶柱「っ!!!結構光が強いですね・・・夢野さんの見立てでは今転子たちは完全に監視外なんですよね?」

    アンジー「それで?コロシアイを終わらせるってどういうことー?」
  232. 232 : : 2017/06/06(火) 23:06:03
    夢野「それは――――――――――――――







    『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!!オマエラ、死体発見現場の美術部の研究教室に集まってください!』

    最原「・・・・」

    夢野「て、転子・・・?嘘じゃろう・・・?のう、嘘だと言ってくれ!!!」

    白銀「夢野さん・・・茶柱さんはもう・・・」

    ゴン太「アンジーさん、死者の書で蘇らせることはできないの?」

    アンジー「死者の書はあるけど、蝋人形は作ってないよ・・・」

    真宮寺「ククク・・・まさか彼女が殺されてしまうとはネ・・・」

    王馬「ま、悩んでても仕方ないし、早速始めちゃおっか。」


    夢野「待て!!転子に触れることは許さぬぞ!!」

    春川「は?・・・触らなきゃ調べられないでしょ?」

    アンジー「みんな忘れたのー?転子は男の子が大嫌いだったんだよー?死者の尊厳を重んじない人には第八親等まで天罰が下るよー?」

    春川「なら私はいいでしょ?」

    夢野「ならん!血で汚れた手で転子に触れるな!!」

    百田「おい!その言い方はないだろ!!」

    春川「いいよ別に・・・事実なんだし。」

    最原「じゃあ他に・・・誰か調べてくれないかな?」

    白銀「私は・・・パスしていいかな?」

    入間「お、俺様も嫌だぜ!?」

    夢野「ならよい、ウチが代わりに調べるから、調べてほしい人はそう言え。ウチが信用できぬならアンジーと一緒にいよう。」

    アンジー「神様に誓って嘘はつかないよー!」

    王馬「・・・まあ、嘘をついたら自分が死ぬわけだし。信用していいんじゃない?」

    夢野「王馬に言われると逆に信用が薄くなるのう。」


    最原「・・・・・」

    なぜ茶柱さんの死体に誰も触れさせないんだ?
    夢野さんかアンジーさんのどちらかが犯人なのか?
    それとも・・・
  233. 233 : : 2017/06/06(火) 23:24:14
    学級裁判 開廷!!


    春川「まず死因の特定からしようか。」

    キーボ「腹部を刺されたことによる失血死・・・だそうです。」

    夢野「惨いことを・・・」

    ゴン太「現場には血の付いた彫刻刀があったよね?それが凶器じゃないの?」

    最原「いや、あれはただの絵の具だよ。多分本当の凶器は・・・この剣だと思う。」

    夢野「んあ!?そ、それは魔剣エクスカリバーではないか!!なぜおぬしが持っておる!?」

    真宮寺「ククク・・・どうやら犯人が分かったみたいだネ。犯人は夢野さん、君だヨ!」

    夢野「んあっ!?」

    春川「今アンタは、それが自分のものだと認めたよね?大方マジシャンの研究教室から持ってきたんでしょ?」

    白銀「そういえば・・・夢野さんって基本的にカギをかけてたよね・・・」

    最原「・・・君の研究教室は君以外には入れなかったんだ。何か反論は――――――――――

    アンジー「神った間違いだよ!」

    アンジー「秘密子の研究教室に入る方法ならいくらでもあるよねー?秘密子からカギを盗み取ればいいんだよー」

    最原「いや、夢野さんはカギを使うとき以外取り出さないんだ。だから、どのポケットに入ってるかわからないからほかの人には抜き取れないんだ。」

    アンジー「それでも小吉なら、ピッキングでカギを開けられるよねー?実際アンジーの教室もそれで開けたんでしょ?」

    最原「いや、あの扉はピッキングできないつくりなんだ。王馬くんでも入れない。」

    夢野「んあ・・・んあ・・・」

    王馬「それにさ・・・夢野ちゃんの部屋に入って見つけたんだけどさ・・・これ。」

    夢野「んあ!?れでぃの部屋に勝手に入ったのか!?」

    ゴン太「女性の部屋に忍び込むなんて紳士的じゃないよ。」

    百田「そ、その服・・・血まみれじゃねえか!!!」

    アンジー「・・・肝心な時に部屋の鍵を閉め忘れるなんてね。もうかばえないよ秘密子。」

    夢野「あ、アンジー!?おぬしも裏切るのか!?」
  234. 234 : : 2017/06/06(火) 23:36:49
    春川「・・・今の言葉、自白ってことでいいよね?」

    アンジー「いいよ、犯人は秘密子。アンジーは目の前で見てたからね、間違いないよー。」

    夢野「・・・・」

    真宮寺「ククク・・・何だか呆気なかったネ。」

    百田「モノクマ、投票タイムにしてくれ・・・もうこれ以上は見てられねえ。」

    モノクマ「ええー・・・まだ30分もたってないんだけどなぁ・・・ま、たまにはこういうのもご愛嬌ということで・・・それじゃいっちゃいましょうか!」

    モノクマーズ「投票ターイム!!」


    【夢野】

    モノクマ「・・・はい、オマエラの想像通りだよ。もう、もう少し盛り上がった方が良かったんだけどなぁ・・・」

    夢野「・・・もうよい。これ以上いても生き恥じゃ。さっさと始めい、オシオキを。」

    百田「ま、待て夢野!!なんで茶柱を殺したんだ!!あいつはテメーを慕ってたじゃねえか!」

    アンジー「・・・」

    ゴン太「そうだよ!何で・・・何で殺したの!?」

    春川「・・・というより、何で殺せたの?茶柱は正面から刺されてた。アイツを刺すなんて私でも苦労するよ。」

    王馬「殺しのプロが言うんだから間違いないね!どうやって殺したの?まさか魔法?」

    夢野「・・・そうじゃ!魔法じゃ!!転子はウチの魔法の前に敗れ去ったのだ!!!カーカッカッカッカ!!!」

    モノクマ「それじゃ、はじめよっか。超高校級のマジシャ――――――

    夢野「魔法使いじゃ」

    モノクマ「・・・魔法使いの夢野秘密子さんにスペシャルなオシオキを用意しました!」
  235. 235 : : 2017/06/06(火) 23:42:44
    アンジー「ねーモノクマ―一ついいかなー?」

    モノクマ「何?今いいところなんだけど。」

    アンジー「秘密子は転子を殺したからオシオキされて死ぬんだよねー?」

    モノクマ「当たり前じゃん。何をいまさら言ってるの?」

    モノタロウ「うわー!アンジーさんがボケちゃったよー!」

    モノファニー「モノタロウほどひどくはないわ!!」

    アンジー「ふーん・・・ならいいや。」

    百田「おい!!仲間が殺されるってのによかったってなんだよ!!」

    最原「・・・・」

    何かがおかしい。なぜ夢野さんは処刑されることを望んだ?
    なぜアンジーさんは協力した?
    なぜ茶柱さんを刺す事が出来たんだ?
    なぜ―――――――――――――



    茶柱さんの死体に触れられることを避けたんだ?
  236. 236 : : 2017/06/06(火) 23:53:15
    GAME OVER

    『ユメノさんがクロに決まりました。オシオキを開始します。』

    三回目、処刑が始まる。

    夢野さんが首輪に捕まり連れていかれ―――――――――――――


    「やっぱり転子に見殺しなんてできません!!!!!!!」


    乱入者により首輪が引きちぎられ、空を舞う首輪がどこかへ消えていった。



    夢野「て、転子!?来るなとあれほど・・・」

    一同「ちゃ、茶柱!?!?!?!?!?!?」

    春川「ど、どういうこと?なんで茶柱が・・・」

    ゴン太「ええっ!?茶柱さんは実は生きてたの?」

    王馬「いーや死んでるよ。あれは幽霊・・・」

    ゴン太「ええっ!!?」

    百田「ヒィィィィィィィィィ!!!?成仏しろォォォォ!!!!」

    茶柱「失礼な!転子はちゃんと生きてますよ!まったく、これだから男死は!!」

    白銀「え・・・え・・・?なん・・で・・・?」

    キーボ「茶柱さん・・・生きていたんですね。よかった・・・」

    真宮寺「ククク・・・死んだ人間が生き返るとはネ。参考になるかナ・・・?」







    最原「そうか・・・だから茶柱さんの死体・・・いや、生体に触れさせなかったんだ。」
  237. 237 : : 2017/06/06(火) 23:57:02
    王馬「どういうこと?最原ちゃん。」

    夢野「・・・!やはり気づいておったのか。」

    モノクマ「」

    最原「夢野さんは知ってたんだ。茶柱さんが死んでなんかいないことを。」

    アンジー「・・・」

    最原「いや、夢野さんだけじゃない。今回の事件の共犯、アンジーさんも当然知っていたんだ。」

    最原「茶柱さんは異性に触れられると無意識に投げ飛ばしてしまう・・・それで生きてることがバレることを恐れたんだ。」
  238. 238 : : 2017/06/07(水) 00:04:02
    アンジー「にゃっはははー!さすがは超高校級の探偵だねー!」

    百田「ど、どういうことだ・・・茶柱は幽霊じゃなかったのか?」

    王馬「その話はすでに終わってるよ。」

    モノクマ「」

    入間「ってことはアレか!?オレ様達は夢野サンドの罠にまんまとかかって馬鹿みてえに起きてもいねえ事件の推理をしてたってのか!?」

    夢野「そうじゃ。ウチら三人以外・・・モノクマも含めてのう。」

    ゴン太「え!?モノクマも知らなかったの!?」

    春川「そうじゃなかったら最初から死体発見アナウンスが流れてるはずがないでしょ。」

    真宮寺「・・・何だ。生き返ったわけじゃないんだネ。でもまあ、生きててくれて嬉しいヨ。」

    キーボ「でもなんで・・・こんな人騒がせな事件を起こしたんですか?危うくあなたも死ぬところだったんですよ!?」

    夢野「むしろそのために事件を起こしたんじゃが・・・転子が言っても聞かぬものでのう。」

    キーボ「ど、どういうことですか?」

    茶柱「それは――――――――――――――
  239. 239 : : 2017/06/07(水) 00:04:52
    王馬が夢野を褒めそう
  240. 240 : : 2017/06/07(水) 00:15:48
    茶柱「え、て、転子を殺すことですか!?さすがにそれは・・・」

    アンジー「コロシアイを止めるためにコロシアイを起こしたら楓と何も変わらないよー?」

    夢野「そうではない。殺すふりをしてモノクマをだますんじゃ。そしてウチを犯人と勘違いさせて処刑させる。」

    夢野「・・・二人とも、考えたことはないか?なぜモノクマはこんな非道なコロシアイをさせるのか、と」

    茶柱「それはもちろん・・・私たちの苦しむ様子を見て楽しむためじゃないですか?」

    アンジー「それとも残虐に殺すのを楽しんでたり?」

    夢野「ただ殺すだけなら、エグイサルを使えばよかろう。じゃが奴はルールにこだわり、自発的にコロシアイをさせようとしてくる・・・なぜじゃ?」

    茶柱「・・・!!まさか、転子たちは・・・見世物にされてるんですか!?」

    アンジー「・・・もし、秘密子の言う通りだとしたら・・・見ている人はなかなか神った趣味の持ち主だね。」

    夢野「そう、このコロシアイはいわば視聴者がいる。じゃからモノクマもルールを逸脱するようなことはできん。例えば・・・無実の生徒を処刑する、とかはな。」

    茶柱「ま、まさか・・・そのために・・・転子を殺すふりをすると?」

    夢野「ああ・・・そのためにウチが用意したこの剣がある。これでウチが転子を刺したようにモノクマをだます。そうすれば学級裁判で犯人であるウチが処刑される。学級裁判終了後に転子が現れれば・・・どうなる?」

    茶柱「そうか・・・処刑されるのは人を殺したクロだけ。人を殺してすらいない夢野さんを処刑したらモノクマが校則違反をすることになる!!」

    アンジー「でもでもー、転子を刺すんだよねー?血はどうするのー?」

    夢野「・・・少々残酷だが、マジック用のハトじゃ。むろん持ち運びの時にエレクトボムを使ったがのう。これだけで失血死を装うのは難しいじゃろうから・・・アンジーよ、血の色によく似た赤色を作れるか?」

    アンジー「もっちもちー!寧ろこのためにアンジーを呼んだんでしょ?」

    茶柱「・・・はっ!!これでは肝心の夢野さんが処刑されてしまうではないですか!」

    夢野「それでよいのだ。取り返しのつかないミスをモノクマにさせる。そうすればコロシアイどころではなくなる。視聴者からの人気をなくせばこのコロシアイは終わる。」

    夢野「そのためなら・・・死んでも構わぬ。それとも転子は・・・ウチの覚悟を踏みにじる気か?」

    茶柱「い、いえ!決してそういうわけでは・・・」
  241. 241 : : 2017/06/07(水) 00:29:32
    夢野「計画はこうじゃ。もうあと30分ほどでエレクトボムの効果が切れる。そのあと、ウチが転子を殺す・・・むろんフリじゃが。」

    茶柱「そこで転子が殺されたように演技するわけですね!」

    夢野「・・・絶対に一ミリたりとも動くでないぞ。」

    茶柱「それくらいならできます!ネオ合気道で鍛えましたから!」

    アンジー「そしてアンジーが現場に工作をするんだねー?」

    夢野「そうじゃが・・・あまりせんでよい。すぐにウチだとばれるようにしておく。」

    夢野「一番難しいのは・・転子を殺す瞬間じゃ。360度あらゆる方向から見ても殺したようにしか見えぬようにしなくてはいかん。・・・ウチの才能の見せどころじゃ。」

    夢野「この前はウチが騙されたからの。今度はだます番じゃ。・・・これを成し遂げればウチは正真正銘の大魔法使いといえるじゃろう。」

    茶柱「・・・わかりました。そろそろエレクトボムの効果が切れます。・・・任せて下さい。」

    アンジー「血の色の絵の具が出来たよー!これを鳩の血とまぜればいいんだよね?」

    夢野「ああ、それでビニール袋に入れて転子の腹に仕込む。

    ――――――――


    茶柱「ゆ、夢野さん!?な、何を・・・!!!」

    夢野「すまんのう転子よ。ウチはここで終わるわけにはいかないのじゃ。・・・・死んでくれっ!!」

    茶柱「か・・はっ・・・ゆ、夢・・・の・・さ・・」

    茶柱(演技は完璧・・・あとは一ミリたりとも動かなければ・・・)





    茶柱「――――――――――というわけです。」

    百田「な、なんだよそりゃ・・・」

    王馬「似たようなこと考えてたけど・・・まさか夢野ちゃんに先手を打たれるとはね・・・」

    夢野「あとはウチが処刑されれば完璧だったんじゃがのう・・」

    茶柱「すみません・・・でも、どうしても見過ごせなかったんです!!」

    最原「いや・・・茶柱さんは正しいよ。」

    茶柱「さ、最原さん?」
  242. 242 : : 2017/06/07(水) 00:35:48
    最原「赤松さんは誰にも相談せず、一人で行動して・・・それであんなことになってしまった。防げるなら防ぎたかった。」

    最原「夢野さんは相談はしてたけど・・・その方法は夢野さんの命を犠牲にして生き残る方法だった。」

    最原「ねえ、夢野さん。夢野さんが犠牲になってみんなが生き延びたとして・・・それで僕たちが・・・茶柱さんが喜ぶと思うの!?自分が死ねばなんて考えちゃだめだ!!それだけは絶対に!!」

    茶柱「さ、最原さん・・・」

    最原「それで助けに来た茶柱さんを鬱陶しがるなんておかしいよ!」

    夢野「・・・転子よ・・・すまなかった。おぬしの気持ちを考えずに・・・ウチは・・・」

    茶柱「いいんです夢野さん・・転子は・・・」
  243. 243 : : 2017/06/07(水) 00:57:54
    王馬「感動の再開的なことの最中に悪いんだけどさ!!モノクマは確かに夢野ちゃんの処刑はしてないけどさ・・・でも茶柱ちゃんを殺したのは夢野ちゃんって断言したよね?」

    アンジー「モノクマすら間違えてるのにコロシアイも何もないよねー?もしかしたら斬美がクロじゃないかもしれないし、楓もクロじゃないかもしれないよねー?モノクマは間違えてるんだから
    。」

    アンジー「それにー、転子が生きてるっていうのにいまだに喜んでない人がいるよねー?・・・つむぎ。」

    白銀「!」

    ゴン太「ええ!?白銀さん、茶柱さんが生きてるのに嬉しくないの?」

    春川「違うよ獄原。そいつは・・・生きてることにいまだに驚いてるんだよ。・・・生中継で殺す瞬間を見てたんだから。」

    最原「つまり・・・首謀者は君だ!白銀つむぎ!」

    白銀「ふふふ・・・あーっはっはっは!!!そう!私が黒幕!でも私を殺したところでこの学園からは出られない!視聴者がコロシアイを望む限りはね!!」

    白銀「そうだよねー?みんなーーー!!」



    「モノクマすら間違えんのかよ」「もういい加減飽きたわ」「首謀者もうちょっと演技しろよ」「最原くんを解放したげて☆」「もうあきたから解放しろよ。」「つかもうロンパ終われ。」


    白銀「・・・え?」

    夢野「どうやら・・・ウチが死ぬまでもなくコロシアイは終わるようじゃな。」

    アンジー「モノクマすら間違えるなら何も信用できないからねー!」

    茶柱「結果オーライです!」

    夢野(天海、赤松、星、東条・・・終わったぞ・・・)



    こうしてウチらは才囚学園を12人で卒業した。
    4人の思いを背負い、これからウチらは未知なる外の世界で生きていく。


    ~もし夢野サンドがモノクマを騙したら~
  244. 244 : : 2017/06/07(水) 11:14:38
    王馬「夢野ちゃん、俺のかわりにつまらないゲーム終わらせてくれて感謝してるよ、これは嘘じゃないよ」とか言ってそう
  245. 245 : : 2017/06/07(水) 12:29:27
    終了後に書いてるからこれは>>1じゃないネ
    面白からいいけれど
  246. 246 : : 2017/06/07(水) 21:27:23
    2度目に読んで気づいた
    夢野「マジック用のハト」←おい
  247. 247 : : 2017/06/07(水) 21:40:04
    鳩「ユルセナイ・・・」
  248. 248 : : 2017/06/07(水) 21:45:49
    そこじゃない

    夢野「マジック」←ここだ
  249. 249 : : 2017/06/07(水) 21:48:56
    鳩A(俺たち、魔法の存在だよな?)

    鳩B(確かにそうでやんす)

    鳩C(マジック扱いなんて嫌いだ・・・死にたい)

    鳩D(秘密子殿のご冗談ですな)
  250. 250 : : 2017/06/08(木) 10:38:30
    アンジー「にゃっはははー!鳥を捌くのは慣れてるからねー!」

    ザクッ

    鳩A(ぎゃあああああああああ!!!!!!)

    鳩B(く、首がああああああ!!
  251. 251 : : 2017/06/08(木) 10:39:29
    蛇足を書き加えた者だけれど、指摘されて気づいたヨ...
  252. 252 : : 2017/06/11(日) 00:34:38
    クロ 茶柱
    被害者 天海
    初回特典 タイムリミットなし
    動機 茶柱にはない。
    茶柱は天海の生き別れの妹の一人であり、そのことに気づいた天海が思わず抱き着いてしまう。反射的に茶柱は思い切り振り払ってしまうが、天海が転んで頭を打ち死亡。
    学級裁判後も自分は悪くないと言い続けていたが、オシオキ寸前に天海が自分の実兄であること、唯一信頼できる異性だったことを思い出し、絶望。泣き叫びながらオシオキされる。
  253. 253 : : 2017/06/11(日) 00:36:55
    クロ 春川
    被害者 その他女子、百田、王馬
    百田に近づいた女子にイラついたため、百田に関してはヤンデレになり部屋で監禁し死んでも愛し続けていたとこを王馬に見つかり、殺してしまう
  254. 254 : : 2017/06/11(日) 09:23:46
    <もし、茶柱さんがクロだったら・・・>
    一章

    モノクマ「だいせいかーい!今回天海蘭太郎君を殺したクロは茶柱転子さんでした!!」

    茶柱「・・・」

    赤松「どうして・・・いくら男の子が嫌いだからって!!」

    星「まさか殺すほどだったたぁな・・・」

    茶柱「違います!!!いくら転子でもそれだけの理由で殺したりしません!!!」

    茶柱「―――――――――事故、だったんです。」

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    寄宿舎裏

    茶柱「あ、天海さん?どうしたんですか・・・?急に呼び出したりして。・・・まさか転子によからぬことをしようと考えているわけではないでしょうね!!」

    天海「―――――――――――生きていて、くれたんすね。・・・よかった!!!」

    ギュッ

    茶柱「!?何をするんですか!!!」

    天海「忘れちまったんすか?俺の事・・・」

    茶柱「離してください!!!」

    天海「あっ―――――――――――――」

    ガン!!

    天海「」

    茶柱「・・・え?嘘ですよね?・・・天海さん!?」
  255. 255 : : 2017/06/11(日) 09:35:08
    -------------------------------――

    茶柱「いきなり転子を抱きしめてきて訳の分からないことを言ってきたんです。・・・殺すつもりはありませんでした。」

    ゴン太「そんな・・・女性にいきなり抱き着くなんて紳士のすることじゃないよ!!」

    最原「・・・いや、天海君が理由もなくそんなことをするとは思えないけど・・・」

    モノクマ「あのさぁ・・・同情もいいけど、何か忘れてることがない?」

    茶柱「・・・オシオキ、ですね。いいです。甘んじて受け入れます。・・・あんな男死、死んで当然ですから。」



    「―――――――――――――――――転子。」


    茶柱「!?何ですかこの記憶は・・・?」

    モノクマ「超高校級の合気道家 茶柱転子さんの為に」


    「―――――――――――――――――――――お兄ちゃんが、転子を守るっすよ。」


    茶柱「あ・・・・あ・・・・





    お、お兄様・・・・・」


    モノクマ「スペシャルなオシオキを用意しました!!」


    茶柱「何で転子は・・・お兄様のことを・・・忘れて・・・」


    モノクマ「それじゃ張り切っていきましょー!」

    茶柱「転子は・・・お兄様を・・・殺した・・・?」

    モノクマ「オシオキターイム!!」


    茶柱「あ・・・え・・・ああ、ああああ・・・嫌あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
  256. 256 : : 2017/06/14(水) 22:56:17
    面白い
  257. 257 : : 2018/05/26(土) 19:17:41
    いやこれ素直に凄いわ。
    全部面白いわー^ ^
  258. 258 : : 2021/06/18(金) 04:02:57
    黒幕 夢野 王馬
  259. 259 : : 2021/06/18(金) 21:25:02
    書いてください!
    お願いします!
  260. 260 : : 2021/06/19(土) 08:00:17
    天茶の、兄妹パロもうちょい見たい
  261. 261 : : 2021/06/20(日) 00:03:13
    おもろい
  262. 262 : : 2021/06/20(日) 17:43:38
    書いて欲しいです
  263. 263 : : 2021/07/01(木) 04:03:52
    黒幕 王馬と、夢野
    コロシアイを、した理由は、世界を、絶望に、染めたかったから。出来れば、希望編と、絶望編と、作って欲しい
  264. 264 : : 2021/07/03(土) 08:06:20
    王馬と、夢野が、黒幕だったら
    最原「黒幕は、君達だよね!王馬君と、
    夢野さん」
    王馬「そうだよ。俺達が、犯人だよ。」
    茶柱「なんで....夢野さんまで」
    夢野「わからんのか」
    王馬「秘密子ちゃんも、俺の、組織の、
    一員なんだよ」
    夢野「そんで、組織の、総統の、すぐち
    かくにいる。なんせ総統の、妻だ
    からな」
  265. 265 : : 2021/07/03(土) 08:10:45
    春川「どうして、こんな学園生活を、しようとおもったわけ?」
    王馬「たくさんの、人にコロシアイを楽しんで欲しかったからだよ!」
    夢野「もう、それも終わりじゃ」
    ポチッ
    王馬小吉さんと、王馬秘密子さんが、クロに、決まりました。おしおきを、開始します
  266. 266 : : 2021/07/16(金) 05:21:23
    もう少し書いて欲しかった

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orion1114

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@orion1114

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