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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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ビトレイヤーゲーム2 悲劇の始まり編

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  1. 1 : : 2017/03/31(金) 17:58:32
    この物語はアルミン達が進撃高校にくる一年前の話…

    この時代ではビトレイヤーゲームは既に存在していた

    だが、世間では都市伝説、噂しか無かった…


    登場人物

    カルラ 進撃高校教師 リヴァイ達の担任

    リヴァイ 進撃高校3年 主人公 男

    ファーラン 進撃高校3年 準主人公 男

    イザベル 進撃高校3年 転入生 BHQ特殊工作員 女

    アオイ 進撃高校3年 リヴァイの幼馴染 女

    ウォルバック 進撃高校3年 男

    アレン 進撃高校3年 男

    マユ 進撃高校3年 女

    レン 進撃高校3年 男

    ナツ 進撃高校3年 女

    フユネ 進撃高校3年 女

    ヤブチ 進撃高校3年 男

    クラウド 進撃高校3年 男

    ハクミ 進撃高校3年 女



    エレナ 進撃高校新1年 ビトレイヤーゲームマスター

    ミカサ 進撃高校新1年 リヴァイの姉

    アルミン 進撃高校新1年 主人公


    エルヴィン 表は新米教師でリヴァイ達の副担任、裏ではBHQ司令官


  2. 2 : : 2017/03/31(金) 18:48:36
    期待!!!!!!
  3. 3 : : 2017/03/31(金) 18:52:59
    ピクシス「うむ…カルラ、大丈夫か?」

    カルラ「ご心配なく、私がなんとかします」 

    ピクシス「じゃが…彼等は問題児集団…いくら君の腕でも敵うか…」

    カルラ「そんなのやってみないと分かりませんわ」



     


    三年教室

    カルラ「ええ、今日からこのクラスの担任になるカルラ・イェーガーです」

    全員「…」

    カルラ「あれれ?みんな暗いよ?もっと笑顔で」

    ウォルバック「うっせぇ、黙って授業しろよ」 

    カルラ「ウォルバックくん、先生には敬語を使いましょうね」

    ウォルバック「チッ…」

    カルラ「あれ?一人足りないみたいだけど?」

    ファーラン「あー、多分リヴァイですね」
     
    カルラ「どこにいるか分かる?」

    ファーラン「アイツなら…」













    ゲームセンター

    リヴァイ「…」ピコピコ

    ーリヴァイなんて、死ねばいいんだ!ー

    リヴァイ「なんでこんなことに…」ピコピコ

    ブー!GAME OVER

    リヴァイ「クソが…」

    カルラ「リーヴァーイーくーん」ニコニコ

    リヴァイ「あ?誰だテメェ」

    カルラ「今日から君の担任のカルラ・イェーガーです」

    リヴァイ「俺になんか用か?先生」ピコピコ

    カルラ「ゲームばかりしないで学校に来なさい。あなたの成績見たわよ。全教科満点なんてねすごいじゃない!」

    リヴァイ「好きで勉強なんかしてるんじゃねぇ…」ピコピコ

    カルラ「いいから行くわよ」ガシッ!

    リヴァイ「チョッ!」







    リヴァイ「…」イライラ

    ファーラン「や、やぁ。リヴァイ」

    リヴァイ「絶対にあの先生ブッ殺す…」イライラ

    ファーラン「おー、怖い怖い…」

    カルラ「さて、全員集まったところで授業するわよ!」



  4. 4 : : 2017/03/31(金) 18:53:48


    ミカサがリヴァイの姉ではなく妹ですかね?
  5. 5 : : 2017/03/31(金) 18:58:14
    >>4

    リヴァイが弟でミカサが姉という設定です

    リヴァイは姉のミカサより頭がいいので進撃高校に先に入ったということになっています

    進撃高校は年関係なく試験で合格すれば入れる設定です
  6. 6 : : 2017/03/31(金) 19:08:53
    期待期待期待期待期待
  7. 7 : : 2017/03/31(金) 19:10:47


    そして放課後


    カルラ「はい、授業はお終い!気を付けて帰ってね」

    リヴァイ「たく、今日は無駄な時間を過ごしちまった…」

    アオイ「リヴァイ、そんなこと言わないの」

    リヴァイ「相変わらずお前は真面目だな」

    アオイ「リヴァイはこのクラスで1番年下なんだから、いつか子供扱いされるよ?」

    リヴァイ「チッ、相変わらずムカつくぜ」

    アオイ「そうなりたくないなら、毎日学校に来なさい」

    リヴァイ「あ、ああ…」

    ファーラン「アオイには敵わないなリヴァイ」

    リヴァイ「うるさいな!」

    アオイ「そういえばミカサちゃんは元気にしてる?」

    リヴァイ「…」

    ファーラン「アオイ、それは禁句だ!」

    アオイ「あ!ごめん…」

    リヴァイ「…あいつとは、話せない状況だ…」

    アオイ「そう…」

    リヴァイ「さて、帰る」













    ピクシス「本当にいるのかね?」

    エルヴィン「間違いありません」

    ピクシス「じゃが…調査はかなり難しいぞ」

    エルヴィン「ご心配なく、これでも教員免許は所持してる身です」

    ピクシス「なら、いいが…」

    エルヴィン「それともう一つお願いが…」

    ピクシス「?」

  8. 8 : : 2017/03/31(金) 21:54:54
    ゲームセンター

    リヴァイ「…」ピコピコ

    「あんた、やるね」

    リヴァイ「話しかけるな、集中できねぇ」ピコピコ

    「私の名前はイザベルだ」

    リヴァイ「俺に何か用か?」ピコピコ

    イザベル「あんたを探してたんだよ」

    リヴァイ「あ?」

    イザベル「あんたのゲームの腕前聞いてるよ?一度お手合わせ願いたい」

    リヴァイ「…」











    イザベル「ぐ……やられた」

    リヴァイ「さっさと失せろ」

    イザベル「やっぱ凄いよ!あんたのこと兄貴って呼ばしてもらうよ!」

    リヴァイ「ウザい、帰れ!」ピコピコ

    イザベル「また、あしたも来るからな!」

    リヴァイ「…面倒くさいやつだ…」














    カルラ「ハンネスさん、何してるんですか?」

    ハンネス「ああ…来月入ってくる新入生のな」

    カルラ「…」

    "ミカサ・アッカーマン"

    カルラ「この娘がリヴァイ君のお姉さん…」

    ハンネス「知ってるのか…」

    カルラ「はい…少しは…」

    ハンネス「この姉弟な…ちっと複雑なんだよな…」

    カルラ「…」




    リヴァイ「…」ピコピコ





    カルラ「リヴァイ君…」

    ピクシス「カルラ先生」

    カルラ「はい!」

    ピクシス「ちょっと良いかの。彼が明日君の副担任になるエルヴィン・スミスじゃ…」

    エルヴィン「エルヴィン・スミスです」

    カルラ「よろしくお願いします」

    ピクシス「それと、あす転入生も来るので任せたぞ」

    カルラ「転入生ですか…」

    ピクシス「これが転入生の名前じゃ」

    カルラ「イザベル…ですね」









    進撃高校前


    イザベル「明日からこの学校の生徒か…楽しみだな…」












  9. 9 : : 2017/03/31(金) 22:41:12




    アオイ「空へ向かおう。空へ飛び立とう。あなたの微笑みをみながら…」

    リヴァイ「相変わらず、いい歌を歌うな」

    アオイ「リヴァイ、脅かさないでよ…」

    リヴァイ「確か題名は『空への憧れ』だったか?」

    アオイ「うん…よくお母さんに歌われた曲なの」

    ファーラン「リヴァイ、アオイ、何してんだ?」

    アオイ「ファーラン、ちょっとね」

    ファーラン「なんだよ。教えてくれよ」

    リヴァイ「先に学校に行く」

    アオイ「あ!逃げるな!」

    ファーラン「やれやれ…」








     
















    エレナ「うふふ…あれが私の先輩ね…」

    グリシャ「エレナ、やることはわかるな?」

    エレナ「分かってるわ…クラスメイトの情報収集だね。お父さん」

    グリシャ「いいか?決して、エレンや母さんに悟られるな?」

    エレナ「大丈夫、私を誰だと思ってるの?ビトレイヤーゲームマスター、エレナ・イェーガーなんだから」ニヤリ




  10. 10 : : 2017/04/02(日) 21:26:50
    カルラ「生徒たち、エルヴィン先生のこと気に入ってもらえるといいのですが…」

    エルヴィン「ご心配なく、生徒たちに、気に入ってもらえるよう私も努力します」

    カルラ「はい」

    ハンネス「カルラ先生、息子さんと娘さんが入学式に来てますよ」

    カルラ「あの子達も来たのね」

    エルヴィン「お子さんですか?」





    エレン「…」

    エレナ「…」






    カルラ「はい、息子のエレンと娘のエレナです」

    エルヴィン「…」







    エレナ「…」







    エルヴィン(気のせいか?あの子から何かを感じるような…)

    カルラ「エルヴィン先生?」

    エルヴィン「っ!すいません。ちょっと考え事を…」

    カルラ「不安なのですね?生徒たちに」

    エルヴィン「まぁ…」















    カルラ「今日から皆さんのクラスになるイザベルさんです」

    イザベル「イザベルだ!よろしく!」

    リヴァイ「あの時の…」

    ファーラン「知り合いか?」

    リヴァイ「いや…」

    イザベル「あっ!兄貴!」

    全員「兄貴!?」

    アオイ「イザベルさんって、リヴァイの?」

    リヴァイ「んなわけねーだろ。勘違いするな」

    レン「あはは…何だこの状況」

    マユ「リヴァイ君に妹が…」

    リヴァイ「おい!」

    カルラ「はーい、次に紹介するのは副担任のエルヴィン・スミス先生です」

    エルヴィン「生徒のみなさん、よろしくお願いします」

    全員「よろしくお願いします」

    フユネ「エルヴィン先生!」

    エルヴィン「はい、なんでしょう」

    フユネ「彼女とかいます?」
     
    エルヴィン「いない」

    フユネ「即答!?」

    全員「アハハハ!」

    リヴァイ「…」ジー



    エルヴィン「…」




    リヴァイ(エルヴィン・スミス…なんか変な感じだな…)

    アオイ「リヴァイ?大丈夫?」

    リヴァイ「ああ、大丈夫だ」

    アオイ「そう?」











  11. 11 : : 2017/04/02(日) 22:41:55
    エレナ「へー、これがフルダイブマシンね」

    グリシャ「あぁ、これを使えばフルダイブ世界で死んだ者は脳にダメージを与え死を迎えられる」

    エレナ「でもさー、いきなり私や兄さんのいるクラスに使うとリスクってもんがあるじゃない」

    グリシャ「なら、実験台を探せばいい」

    エレナ「実験台?」

    グリシャ「この2つだ」

    ー生徒会ー

    ーカルラのクラスー

    エレナ「へぇ、お母さんのクラスをビトレイヤーゲームに………ス・テ・キ♥」












  12. 12 : : 2017/04/03(月) 17:29:29
    期待です!!!
  13. 13 : : 2017/04/05(水) 07:30:22
    エルヴィン「いいか?任務は…」

    イザベル「エレナ・イェーガーの調査なんだね?」

    エルヴィン「そうだ…」

    イザベル「けどさ、どうして新入生を疑うのさ?」

    エルヴィン「さぁ、どうしてだろうな…」

    イザベル「?」

    エルヴィン「とにかく、頼んだ…私は他にやるべきことがある…」ペラッ

    “グリシャ・イェーガー”

    エルヴィン「グリシャ・イェーガー」

    イザベル「誰?」

    エルヴィン「医者だ。脳についての医療をしている」

    イザベル「その人を調べるのか?」

    エルヴィン「ああ…」
















    イェーガー宅

    カルラ「ねぇ、あなた」

    グリシャ「なんだ?」

    カルラ「最近、部屋に閉じこもって何をしているの?」

    グリシャ「仕事だ」

    カルラ「そう…」

    グリシャ「大丈夫だ。ちゃんと入学式には来たぞ?エレナとエレンが言ってただろ?」

    カルラ「ええ…そうわね。おやすみなさい」

    グリシャ「…」








    カルラ「…」スタスタ

    エレン「母さん、大丈夫か?」

    カルラ「エレン…」

    エレン「また親父のことか?」

    カルラ「ええ…」

    エレン「まぁ親父の事だ。どうせ、また何日かしたら部屋から出て来るだろうよ」

    カルラ「そうわね。エレン」

    エレン「ん?」

    カルラ「もし、私やお父さんに何かあったらエレンがエレナを守ってね」

    エレン「ああ…」















    半年後…

  14. 14 : : 2017/04/05(水) 21:41:48
    ガラッ

    リヴァイ「…おはよう」



    ヤブチ「あのリヴァイがおはようって…」

    レン「どういう風の吹き回しだ?」

    クラウド「止めておけ、せっかくリヴァイが挨拶して教室に来たんだ。俺らも見習うべきだ」


    リヴァイ「(´Д`)ハァ…」スチャ

    アオイ「リヴァイ、変わったわね」ニコ

    リヴァイ「これも何処かの誰かさんと先生のせいだよ」

    アオイ「それはさておいて、あの歌もうすぐ出来上がるわ」

    リヴァイ「そうか…」

    アオイ「出来たら1番にリヴァイに聞かせるね」

    リヴァイ「楽しみにしてる」

    ファーラン「リヴァイ、新聞みたか?」

    リヴァイ「あ?何がだ?」

    ファーラン「進撃高校の生徒が何人か行方不明なんだ…共通なのは生徒会に所属していた奴ららしい」

    リヴァイ「…」












    エレナ「フフーン♪」

    生徒会長「むむっ!むぐっ!」ジタバタ 口にガムテープ

    エレナ「もう、暴れないで下さい生徒会長。これから楽しいことが待っているんですから♥」

    生徒会長「んんんんっ!」












    ー各自武器の確認の上待機せよー















    生徒会長「」

    副会長「」

    その他生徒「」

    エレナ「あらあら、全員死んじゃったみたいわね。つまんなーい。今度はもっと手入れをしないとねー」ペロッ

















    エルヴィン「やはりそうか…」

    ミケ『ああ、ここ数日監視カメラを見てみると行方不明の生徒全員にエレナ・イェーガーの影が映っていた…。恐らく彼女が犯人だ』

    エルヴィン「だが、これだけでは証拠にならない。それに相手は超名門校だ…もし冤罪の生徒を尋問すれば…」

    ミケ『世間はBHQを黙って見るわけないな…』

    エルヴィン「ピクシス校長も全力でバックアップしているが…校長一人じゃ手が負えない」

    ミケ『それもそうか…あと、グリシャ・イェーガーはどうなった?』

    エルヴィン「分からない…彼の捜査をしようとしても情報が少なすぎる。直接本人に接触するしか方法は…」

    ミケ『だが、チャンスはあるはずだ。頼んだぞ』

    プツッ

    エルヴィン「グリシャ・イェーガー…なんとしても真相を掴む…」

    ドンッ!

    エルヴィン「あ、すまない。大丈夫かって、リヴァイ君」

    リヴァイ「あんたか…」

    エルヴィン「授業は終わりか?気を付けて帰るんだぞ?」スタスタ

    ガシッ!

    リヴァイ「待てよ。お前何者だ?」

    エルヴィン「…」



  15. 15 : : 2017/04/05(水) 21:50:26
    エルヴィン「何を言ってるんだい?」

    リヴァイ「とぼけんじゃねぇ。あんたはいつもここで誰かと連絡していることは知ってんだよ」

    エルヴィン「いつから見ていた?」

    リヴァイ「あんたがここに来てからだ」

    エルヴィン「半年もか?気付かなかったぞ」

    リヴァイ「それにイザベルとも何か話してたみたいだしな…」

    エルヴィン「…」

    リヴァイ「さっさと答えろ。お前の正体はなんだ?」

    エルヴィン「…私は…」

    カルラ「リヴァイ君!」

    リヴァイ「チッ…バレたか…」

    カルラ「何してるの?まだホームルームはすんでないわよ!」

    リヴァイ「分かったよ…戻ればいいんだろ(クソが…あと少しだったのに!)」ギリッ

    カルラ「お騒がせしました。エルヴィン先生」

    エルヴィン「いえ、大丈夫です」


    エルヴィン(リヴァイ・アッカーマン…彼は恐るべき人物だ…私に向けた殺意は只者ではない…)




  16. 16 : : 2017/04/07(金) 20:08:30
    リヴァイ「クソが…エルヴィン正体が分かりそうだったのによ…」スタスタ

    ドンッ!

    リヴァイ「っ!しっかり前見て歩きやがれ!」

    エレナ「す、すいません」

    リヴァイ「チッ!」スタスタ



    エレナ「苛立ってるわねー。リヴァイ先輩、確かこの街ではゴロツキだとか?まぁいいわ。もうじき先輩もするからねー。あのゲームを…さてと、今日のターゲットはこの人かしら?」

    ーファーラン先輩ー











    アオイ「はぁ、先生の長話で帰りが遅くなっちゃった!」


    ー何か分かったか?ー

    ーそれが全然ー

    アオイ「え?この声…」










    ファーラン「やっと帰れる…」スタスタ

    エレナ「ファーラン先輩」

    ファーラン「?後輩か?」

    エレナ「少しいいですか?」




  17. 17 : : 2017/04/10(月) 18:15:02




    エルヴィン「…」カチカチ

    イザベル『エルヴィン司令』

    エルヴィン「どうだ?何か掴めたか?」

    イザベル『それがなかなか掴めなくて…もう少し掛かりそうだよ』

    エルヴィン「分かった。だが、出来る限り早くしてくれ…私の素性に感づいた人物がいる」

    イザベル『リヴァイの兄貴か…』

    エルヴィン「残された猶予はない、急いでくれ」

    イザベル『了解』

    プツッ

    エルヴィン「…」







    イザベル「んんッ!んんッ?!」ジタバタ

    ガチャンッ!(携帯が割れる音)

    エレナ「どう?こう見えて声真似は得意なんだよ?」

    イザベル「んんんんっ!!!」

    エレナ「イザベル先輩、あなたの正体も分かってますし、少し私に加担してみませんか?」

    イザベル「んんんんッ!」ジタバタ

    エレナ「さぁ、絶望しなさい」ニヤリ

















    ファーラン「…」スタスタ

    ドンッ!

    ファーラン「うわっ!」ドテッ!

    エレン「すいません!大丈夫ですか?」

    ファーラン「あ、ああ。こっちこそすまない」

    エレン「すいません。あと俺に似た女の子がいませんでした?俺の妹なんです」

    ファーラン「ごめん、見てないな」

    エレン「そうですか…ありがとうございました!」スタスタ

    ファーラン「…彼があの方の兄か…」












    ピクシス「どうじゃ?何か分かったか?」

    エルヴィン「いえ、まだです」

    ハンネス「だが、イェーガー氏の父親と娘さんが犯人という確証はあるんだろ?」

    エルヴィン「まだ、明確な情報までは…」

    ピクシス「うむ…困ったものじゃ…」

    エルヴィン「私は一度BHQに戻ります」

    ピクシス「またレイス家か…」

    ハンネス「懲りないねー。まだビトレイヤーゲームの存在を信じようとしないなんて…すごい人だよロッド・レイスは…」バサッ


    新聞の記事
    ーーーーーーーーーーー


    ビトレイヤーゲームはテロリストが仕組んだ罠と言い張るレイス氏

    ロッド・レイスは「ビトレイヤーゲームなんてテロリストの仕組んだ罠だ!そんなゲームは国際社会に支障はない!存在しない」と強く言い張り、ビトレイヤーゲームの存在を否定しました。
    ーーーーーーーーーーー
  18. 18 : : 2017/04/12(水) 17:02:01
    翌日

    エルヴィン「…」スタスタ

    「エルヴィン司令!」

    エルヴィン「イザベル…」

    イザベル「本部に戻るのですか?」

    エルヴィン「あぁ、ロッド・レイスに関する会議でな」

    イザベル「エレナ・イェーガーだけど…本人に接触したわ…」

    エルヴィン「それでどうだった?」

    イザベル「今回の事件には関与して無さそうだったわ…」

    エルヴィン「そうか…。まぁ、私がいない間は頼んだ」

    イザベル「了解」









    エルヴィン「…」スタスタ







    イザベル「甘いよ。司令にはいては困るからね…」

    エレナ「これで邪魔者はいなくなったわね」

    イザベル「はい、マスター」

    エレナ「さて、最後の実験台を殺りますか」





    リヴァイ「…」ジー

    ー突如消えた進撃高校の生徒ー

    リヴァイ「…」バサッ

    ファーラン「リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ?」

    ファーラン「アオイが呼んでたぞ?」

    リヴァイ「分かった」スタスタ

    ファーラン「もうじきお前達は死ぬからな…」








  19. 19 : : 2017/04/13(木) 21:47:36




    リヴァイ「…」スタスタ








    ザーザー

    アオイ「…」










    アオイ「あなたの元へー風に吹かれー」









    リヴァイ「…」スタスタ












    アオイ「青空に憧れー雲が通るー」












    リヴァイ「遠い夢よー風に吹かれー」












    アオイ、リヴァイ「いつかあなたの元へー」







    アオイ「空へ向かおうー」

    リヴァイ「空へ飛び立とうー」

    アオイ、リヴァイ「あなたの微笑みをみながらー」






    リヴァイ「空へ向かおうー」

    アオイ「空へ旅立とうー」

    アオイ、リヴァイ「あなたの微笑みをみながらー」












    アオイ「…」

    リヴァイ「おい」

    アオイ「っ!リヴァイ…」

    リヴァイ「俺達はいつでも一緒だ…」

    アオイ「……うん……」

    リヴァイ「アオイ、最高の歌をありがとな…」

    アオイ「リヴァイのお陰で歌が作れたのよ?」

    リヴァイ「俺は何も…」

    アオイ「約束守ってくれてありがとう」ニコッ

    リヴァイ「ああ…」フッ




































    アオイ「こうして私達の幸せは…」

    リヴァイ「これが最期だった…」







  20. 20 : : 2017/04/13(木) 22:01:18

    数日後





    エレナ「準備はいいわね?」

    ファーラン、イザベル『はい…』






    エレナ「ふふっ…隕石を落ちるのは進撃高校という偽情報は既に政府が流し済み…後は最終実験に取り掛かるだけだわ」













    カルラ「みんな!もうすぐ卒業よ!シャキッとしてね!」

    フユネ「もう卒業?!」

    ウォルバック「忘れたのか?進撃高校三年は半年しかないんだよ」

    フユネ「なるほど…」

    アレン「なにやあれ、このクラスで良かったな…」

    ハクミ「うん……そうだね」

    クラウド「なんだ?お前らもう少し明るくいこうぜ!」

    マユ「クラウドさんはいつも明る過ぎなんですよ」

    リヴァイ「ああ、ウザいくらいな」

    アハハハハハ!

    アオイ「そういえば、ファーランは?」

    イザベル「ファーランはトイレに行くって、言ってた」

    リヴァイ「ったく、こんな時にか…」


    プシューーーー!

    リヴァイ「っ!なんだ!」

    カルラ「みんな口を塞いで!」

    マユ「なにこれ!睡眠…………煙?」バタンッ!

    リヴァイ「ぐっ……みんな………」バタンッ

    カルラ「みん………な………」バタンッ


    全員「…」スースー













    ファーラン「…これでマスターの赴くままに…」





  21. 21 : : 2017/04/14(金) 22:23:57


    リヴァイ「う…うぅ…」

    アオイ「リヴァイ…大丈夫?」

    リヴァイ「ああ…」

    クラウド「何なんだここ?」

    ウォルバック「いかにも教室だが…」

    ピンポンパンポーン!

    「あー?聞こえる?」

    リヴァイ「誰だテメェは!」

    「私はビトレイヤーゲームマスターJ」

    全員「っ!!」

    マユ「ビトレイヤーゲームって…あの都市伝説の…実在してたの…」

    ハクミ「私達を殺し合いをするつもりなのね」

    「流石ハクミ先輩!分かってる!」

    ハクミ「苛立つわね…」

    ウォルバック「ふざけんな!」

    レン「誰がそんなゲームするか!」

    「そんなこと言ってもいいの?あんた達には人質がいるのよ?」





    カルラ「」





    ナツ「カルラ先生!」

    ハクミ「あなたはどうしてもこのゲームをしたいのね」

    「当たり前です。生徒会の人達の反省を活かして改良を加えたからねー」

    リヴァイ「お前が生徒会の奴等を殺したのか…」

    アオイ「どうしてこんな事を…」

    「決まってんじゃん!それは…殺し合いが見たいからじゃん!」

    マユ「最低です…」

    「何度でも言えば?ではゲームスタート!」



    ビーーーー

    リヴァイ「なっ!」
























    ーあなたはイノセントですー





  22. 22 : : 2017/04/15(土) 12:03:46
    それから…俺達はただ殺し合いをした






    ビトレイヤー「」スタスタ

    ヤブチ「よせ…来るな!」ガクガク

    ベチャツ!





    ハクミ「…」カチャッ!ズダダダダダ!

    ビトレイヤー「っ!」ズダンッ!ズダンッ!

    ハクミ「ぐっ!」

    カチャッ!

    ハクミ「なっ!」

    ズダンッ!

    バタンッ!

    ハクミ「」



    中には自ら命を落とすやつもいた…

    ナツ「もう…いや…」カチャッ(頭に銃)

    ウォルバック「おい!やめ……!」

    ズダンッ!

    ベチャツ!

    ウォルバック「…くっ!」




    レン「畜生!」ズダンッ!ズダンッ!

    ビトレイヤー「…」シュッ!

    ザクッ!

    レン「うわあああああ!腕が!」

    ズダンッ!







    クラウド「俺達は…もう逃げられないんだ…」

    フユネ「まだ諦めるのは早いよ」

    アレン「もう無理だよ…」

    イザベル「…」











    リヴァイ「…クソが!」

    アオイ「リヴァイ!」

    リヴァイ「アオイ!」

    アオイ「良かった生きてたのね!」

    リヴァイ「お前こそ生きてて良かった」

    マユ「二人共大丈夫ですか!」

    リヴァイ「なんとかな」

    アオイ「こっちはなんとか…」

    マユ「それは良かった…」スッ(鉄パイプ)

    リヴァイ、アオイ「っ!」


  23. 23 : : 2017/04/15(土) 21:50:36

    リヴァイ「う…うぅ…」ポタポタ

    アオイ「リヴァイ!しっかり!」

    リヴァイ「マユ…お前が…ビトレイヤーだったのか…」

    マユ「だって…仕方ないじゃない…誰かを殺さないと…私だけが…死んじゃうんだよ?……死にたくないの……」

    リヴァイ「クソが…」

    マユ「私があなた達の分まで生きるから…だから…死んで?」カチャッ!

    リヴァイ「アオイ…逃げろ!」

    アオイ「くっ!」ズタンツ!

    ベチャツ!

    マユ「うっ……」

    アオイ「立ってリヴァイ!」

    リヴァイ「やめろアオイ……俺を置いていけ…」

    マユ「逃さないわよ………」フラフラ カチャッ!







    アオイ「!」

    アオイ(このままだと…リヴァイと私が…なら…)






    ドンッ!

    リヴァイ「がっ!」バタンッ!



    アオイ「死んで!マユ!」カチャッ(ハンドガン)




    マユ「やああああああ!!」カチャッ(マシンガン)












    スダダダダダダダダッ!











    アオイ「ハァ…ハァ………」ポタポタ

    マユ「」

    「ビトレイヤーが抹殺されました。生還者はクラウド、フユネ、アレン、イザベル、リヴァイの5名のみです」


    アオイ「うぅ…………ハァハァ………」

    リヴァイ「アオイ…嘘だろ………なんで!」

    アオイ「あなたがいきるべき……だから………」

    リヴァイ「だからってこんな事…」

    アオイ「私、リヴァイに……あの歌を聞かせて良かったって……思ったよ………空への憧れ……もう一度歌いたかった………リヴァイと付き合いたかった……………一緒に……………生きたかった………」ポロポロ

    リヴァイ「う………ぐ………」ポロポロ


    アオイ「」












    リヴァイ(俺は誰一人守れなかった………誰一人も………………)















  24. 24 : : 2017/04/16(日) 08:30:20



    リヴァイ「…」パチッ

    イザベル「良かった!気が付いた!」

    リヴァイ「ここは……」

    イザベル「いつもの教室。けどみんなが目を覚まさないんだ…」

    ファーラン「リヴァイ、無事だったか」

    リヴァイ「ファーラン、お前も無事でなによ…っ!アオイ!」


    アオイ「」

    リヴァイ「やっぱり現実か…」

    ハンネス「お前ら!大丈夫…っ!これは…」

    リヴァイ「ビトレイヤーゲームだ…」

    ピクシス「なるほど…」

    ファーラン「校長!」

    ピクシス「お主達、彼は知ってるな?」

    エルヴィン「…」

    リヴァイ「エルヴィン…」

    エルヴィン「今まで隠してすまない。私はビトレイヤーゲーム対策本部司令官。エルヴィン・スミスだ…」

    リヴァイ「ビトレイヤーゲーム対策本部…なるほど…道理で裏があるわけだ…」

    エルヴィン「リヴァイ、君はビトレイヤーゲームから現実世界に戻ってきた事に敬意を払う。早速なんだか是非BHQに来てくれ」

    リヴァイ「…」

    ファーラン「リヴァイ、どうする?」

    リヴァイ「そんなの…行くに決まってんだろ…」

    エルヴィン「…」

    リヴァイ「俺は大事な奴を奪われた…それを取り戻すだけだ」ギロ

    エルヴィン「なかなかの目だ。よし、付いてこい」

    リヴァイ「…」スタスタ













    「いいか?隕石が来ようが学校に忠誠を尽くすお前達は学校の外を出ることは許されない」

    ジャン「ふざけんな!お前らそれでも教師かよ!人の命をなんだと思ってやがる!」

    「口答えするなら!いいか!学校を出ようとすれば死刑に値する!いいな!」

    バタンッ!

    ジャン「あの野郎…」

    クリスタ「私達、これからどうなるの…」

    ユミル「そりゃ…死ぬんだろうな…」

    アルミン「そんな…」

    ミカサ「…」ジー


    ミカサ、リヴァイの写真「」


    サシャ「何見てるんですか?」

    ミカサ「弟の写真をね」

    サシャ「へー、じゃあ弟さん元気にしてます?」

    ミカサ「ええ…元気にしてるわ…」

    ガラッ!

    全員「?」

    「…」スタスタ

    エレナ「…」

    「生きたいか?」

    アルミン「え…」

    「生きたいかと聞いてる」

    ジャン「なんだよいきなり…」

    エレン「父さん?なんでここに?」

    エレナ「兄さん、黙って聞こう」

    グリシャ「君達は生き残るべきだ…そのために君達に問う。生きたいかと」

    ジャン「そりゃ死にたくないから生きたい」

    全員「」コクッ

    グリシャ「なら付いてこい」



  25. 25 : : 2017/04/16(日) 08:55:17



    リヴァイ「…」スタスタ

    ファーラン「リヴァイ、アオイの事は…」

    リヴァイ「言うな…気にしてない」

    ファーラン「そうか…」













    アルミン「…」スースー

    ミカサ「…」スースー

    ジャン「…」スースー

    エレン「…」スースー


    エレナ「これで全員ね…」

    グリシャ「エレナ、エレンをよろしく頼む」

    エレナ「それはいいけど、なんで母さんを殺したのよ…」

    グリシャ「計画に気付かれていたからだ…」

    エレナ「ふーん、まぁどのみち母さんも用済みだったわけね」

    グリシャ「まぁそうだ…」

    エレナ「BHQの連中はどうするの?」

    グリシャ「エレナに、任せる。では私は姿を消す」

    エレナ「はーい」








    ハンネス「進撃高校は閉鎖ですか…」

    ピクシス「うむ…」

    ハンネス「取り残された生徒達は?」

    ピクシス「姿を消していた」

    ハンネス「そうですか…」

    ピクシス「もはや進撃高校は安全な場所ではない。ではわし達もBHQに向かうぞ」

    ハンネス「はい」








    エレナ「…」

    ミカサ「…」スースー

    エレナ「姉弟の距離って複雑なんだね…ミカサ。リヴァイ先輩と本当に何があったのかしら?」

    <ドンドン!ここを開けろ!

    エレナ「やれやれもうバレたか…さて、私は目が覚めると色々と面倒だから、死んじゃおうか…私の分身はビトレイヤーゲームにいるわけだし…さようなら現実世界…さようなら進撃高校のクラスメイトさん」ニコッ カチャッ!


    ズダンッ!











    数ヶ月後


    エルヴィン「南区でビトレイヤーゲームの被害が出ているらしい頼めるか?リヴァイ」

    リヴァイ「任せろ…」スタスタ












    リヴァイ「空へ向かおう。空へ旅立とう。あなたの微笑みをみながら…」


    ー私はいつでもリヴァイと一緒だよー

    リヴァイ「ありがとう…アオイ…」

















    俺達の戦いは始まったに過ぎない…








    ヒストリア「…」スタスタ

    フリーダ「ヒストリア。準備いいわよ」

    ヒストリア「ありがとう…お姉ちゃん」






    続く

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