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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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鮮やかな色

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  1. 1 : : 2017/03/28(火) 12:12:44
    今回は、リヴァエレとなっています。
    多少腐向けです。

    亀更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします!
  2. 2 : : 2017/03/28(火) 12:49:09
    その日、人類の希望とされていた少年と、人類最強だった兵士がいなくなった。

    ・・・・・・・・・・・・

    ハンジ 「リヴァイ、エレンの処分が決まったよ…。」

    リヴァイ 「そうか…」

    ハンジ 「役に立てなくて、ごめん。」

    リヴァイ 「お前は、よくやってくれたよ。この日まで」

    ハンジ 「…」

    エレンは、まだ巨人がいたころには、その巨人化できる能力から人々に人類の希望だといわれていたのだ。
    しかし、人類が勝利したあとには、巨人化できるエレンがいることに反対の声が増えてきたのだった。
  3. 3 : : 2017/03/28(火) 20:32:50
    リヴァイ 「じゃあ、ハンジまたな…」

    ハンジ 「う、うん…」

    ・・・・・・・・・・・・・
    ダンっ

    リヴァイ 「クソ…何でエレンが死ななきゃならねぇんだよ」

    (何かエレンのためにできることはねぇか…)

    コンコン

    エレン 「エレンです!失礼します!」

    リヴァイ (っ!エレンか…会わせる顔がどこにあるってんだ…!)

    リヴァイ 「入れ」

    エレン 「あの!これから俺は幸せに暮らせるんですよね!巨人も駆逐できたことだし…!」

    リヴァイ 「…あ、あぁ。」

    エレン 「じゃあ、俺はこれで失礼します!貴重なお時間ありがとうございました。」

    リヴァイ 「かまわねぇ。」

    ガチャ

    リヴァイ 「はぁ…俺はどうしたらいいんだよ…」

    ・・・・・・・・・・・・

    エレン (兵長なんか元気なかったかな?気のせいかも…)

    エレン 「あ!ハンジさん!」

    ハンジ 「や、やぁ!」

    エレン 「聞いてくださいよー、なんか兵長元気なかったんですよ。」

    ハンジ 「そ、そっか。」

    エレン (なんかハンジさんも元気ない?)

    ハンジ 「エレン…落ち着いて聞いてね?」

    エレン 「なんですか?」

    ハンジ 「実はね、エレンはあと3日で…3日で死ななきゃいけないんだ…。」

    エレン 「え?冗談ですよね?」

    ハンジ 「冗談じゃないんだ、エレン。ごめん」

    エレン 「つまり、俺はあと3日で殺されるってことですか?」

    ハンジ 「…」

    エレン 「なんで俺が殺されるんですか?」

    ハンジ 「エレンは巨人化できるよね?それが、人々からは巨人がこの世界からいなくなったとは言わないって…」

    エレン 「そ、そんな」

    ハンジ 「ごめん、本当にごめん」

    エレン 「い、いや…」

    ハンジ 「でもね、今一番苦しんでるのはリヴァイだよ…。」

    エレン 「はい…俺はこれで失礼します。…」

    ハンジ (エレン、私たちは無力だった…ごめん)

    エレン (俺が殺される?しかもあと3日で、意味わかんねぇよ)

    ・・・・・・・・・・・・

    エレン (俺はあと3日なにをしたらいいんだ…)
  4. 4 : : 2017/03/28(火) 21:07:32
    凄くいいです!
    これからも頑張ってください!
    期待してます!
  5. 5 : : 2017/03/28(火) 21:09:50
    ありがとうございます!
    ご期待に添えられるように頑張ります!
  6. 6 : : 2017/03/29(水) 14:30:41
    この間の回、長く書きすぎてしまった…
    区切りがわからなかった~!泣

    今から、書きまーす
  7. 7 : : 2017/03/29(水) 14:45:06
    ~次の日~

    コンコン

    エレン 「エレンです。」

    リヴァイ 「入っていいぞ。」

    エレン 「失礼します」

    リヴァイ 「どうしたんだエレン、なんかあったか。」

    (エレン、まさかこいつ知ったのか…)

    エレン 「兵長、俺はあと3日何をしたらいいですか…」

    リヴァイ 「っ!ハンジに聞いたのか?」

    エレン 「はい、俺は…俺はまだ生きたいですっ!!」

    リヴァイ 「エレン、聞いてくれ。俺はお前を死なせたくなんかねぇんだ。だけどな…」

    エレン 「ハンジさんも言ってました。俺のために一番悩んだり、上に言ってくれたのも兵長だって。」

    リヴァイ 「でも、結果はこれだ。俺は無力なんだ…」

    エレン 「そんなことありません!兵長は…俺にたくさんのものをくれました。俺がここまで生きてこられたのも兵長がいたからです。」

    リヴァイ 「俺もお前かたくさんのものをもらった。」

    エレン 「ならよかったです。俺はあと2日で死にます…でも今なら死んでも悔いはなさそうです…。」

    リヴァイ 「そんなわけねぇだろ!?」

    エレン 「…じゃあ、俺はこれで失礼します」

    リヴァイ 「おい、エレン待て!」

    (クソっ、あいつのために何ができるんだよ)
  8. 8 : : 2017/03/29(水) 15:08:22
    ~次の日~ エレン 残りの日 あと1日 (今日を除く)

    ハンジ 「リヴァイ!ちょっといい?」

    リヴァイ 「なんだ、ハンジか。お前、エレンに言ったんだな?でも、俺からは到底言えないことだった。」

    ハンジ 「そっか…。でね、エレンの処分のことなんだけど…混乱しているときに言いにくいんだけどね…」

    リヴァイ 「なんだ?」

    ハンジ 「エレンの最後をやるのは、リヴァイになったんだ」

    リヴァイ 「あ?…それは、エレンには伝えてあるのか?」

    ハンジ 「ううん、まだこれからだけど…」

    リヴァイ 「分かった。」

    ハンジ 「ありがとう、リヴァイ」

    ・・・・・・・・・

    ハンジ 「エレン、ちょっといいかな?」

    エレン 「は、はい」

    ハンジ 「エレンの最後はリヴァイがやることになったんだ…。」

    エレン 「そ、そうですか…兵長なら安心して終われそうです」

    ハンジ 「エレン、本当にごめんね」

    エレン 「いいえ…。」

    ・・・・・・・・・・

    エレン (そっか…兵長なら…)
    ポロポロ

    エレン 「兵長にちゃんと言わないと…!」

    コンコン

    エレン 「失礼します!」

    リヴァイ 「エレン…どうした?」

    エレン 「残り時間でやりたいことがわかりました」

    リヴァイ 「なんだ?」

    エレン 「明日、兵長と一緒にいたいです…だめですか?」

    リヴァイ 「いいぞ…そんなことでいいのか?」

    エレン 「そんなことじゃありませんよ?俺にとっては大きなことです。」

    リヴァイ 「じゃあ、明日またここに来い。」

    エレン 「わ、わかりました。幸せに暮らせる最後の日ですね…」


  9. 9 : : 2017/03/29(水) 15:09:48
    この前の回で、矛盾を発見しました。
    そこのところは…
    すいません!
    以後気を付けますね
  10. 10 : : 2017/05/21(日) 14:46:50
    ずいぶんと間があいてしまいました。
    風邪なりなんなりしていたら、SSを書くことを忘れてしまっていました。暇なので続きかきますね。
    引き続ぎ読んでいってくださいね!
  11. 11 : : 2017/05/21(日) 15:05:36
    処刑まで  前日

    コンコン

    エレン 「失礼します。」

    リヴァイ 「エレンか…入れ」

    エレン 「兵長…ついに明日ですね。」

    リヴァイ 「ほんとにすまない…。」

    エレン 「兵長!最後の日くらい笑顔でいてくださいよ!
         そんな顔されてたら、俺…」

    リヴァイ 「あぁ、そうだな…。」  ”ニコ”

    エレン 「やっぱり、死ぬのは怖いです。今までみんなと協力し     て、心臓を捧げて散った仲間たちを見てきました。
         なのに、なのに!こんな形で終わらせなきゃいけない     んですか。」

    リヴァイ 「っ…エレン、よく聞け」

    エレン 「はい…」

    リヴァイ 「エレンが明日なるのは変えられない…。だがな、俺は
          お前を手放したり、見捨てることは絶対しない。
          約束する。」

    エレン 「え、兵長。どういうことですか…?」

    リヴァイ 「とにかく、安心しろ。」

    エレン 「は、い…」

    エレン 「じゃあ、俺はこれで失礼します。このわずかな時間
         でも兵長と過ごせたことを誇りに思います。」

    リヴァイ 「俺もだ…。」

    エレン 「失礼します。」




  12. 12 : : 2017/05/21(日) 15:17:31
    処刑当日

    ーこれより、エレンイェーガーの処刑を実行するー

    鎖で繋がれたエレンは、乱暴に台に座らされた


    エレン 「俺は今死んでも悔いはありません。すばらしい仲間と     出会えたこと、そしてリヴァイ兵長のような人と過ご     せたこと、こんなに幸せなことはほかにはないと思い     ます。だから、いつでも覚悟はできています。」

    リヴァイ 「いいのか…エレン」

    エレン 「はい。兵長…」


    リヴァイはそっと剣を抜いた


    ザシュッ

    リヴァイはその場に立ち尽くした。
    そして自分のほうへ剣を向けた。

    ハンジ 「まさか…リヴァイっ!!」

    ザシュッ

    二人から流れゆくものはとても鮮やかな色だった…



  13. 13 : : 2017/05/21(日) 15:20:53
    一年後 …

    ハンジ 「エレン、リヴァイ!来たよ~なかなかこれなくて
         ごめんね~。もう一年もたったんだね。早いもんだよ
         じゃあ、また来るよ!」





    見上げた空にはあの日と同じ
    鮮やかな色が広がっていた。
  14. 14 : : 2017/05/21(日) 15:22:16
    亀更新で読みづらかったですよね。
    すいません!

    以上で鮮やかな色は終わりとなります
    これまで読んでいただきありがとうございました!
    ではまた…!
  15. 15 : : 2017/05/23(火) 21:22:35
    処刑ネタ大好きなので、とても面白かったです!
    次の作品にも期待してます
  16. 16 : : 2017/05/30(火) 22:37:27
    コメントありがとうございます。
    これからも頑張ります!

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