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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

【オリロンパ】YES!!!! ダンガンロンパH&D Re:希望から始める絶望生活

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  1. 1 : : 2017/01/07(土) 12:00:01
    どうも、好きな帽子はトルコ帽ことアメリカン三郎です

    ついにこの時が来ました

    オリジナルダンガンロンパです

    注意事項!
    ・原作のネタバレ注意!
    ・オリジナルキャラ
    ・キャラ崩壊注意!
    ・エログロ注意!
    ・安価少しあり
    ・不定期更新
    ・駄文注意!

    オリロンパです。

    目次  ※(非)日常編からのレス番号となります
    chapter1 >>31
    chapter2 >>108
    chapter3 >>195

    覚悟はいいか? おれは出来てる
    ではスタートなのだァァァァッ!!
  2. 2 : : 2017/01/07(土) 12:24:15
    期待DEATH☆
  3. 3 : : 2017/01/07(土) 12:33:26
    >>2さん 期待ありがとうございます!





















    安心と静寂な生活…それが理想だった。

    母は私が生まれて死に、父は私が3歳の頃、交通事故で死んだ。

    幼い私は、都会からは程遠い田舎の祖父母の家に預けられ、人生の殆どを祖父母宅で過ごした。

    おっと、自己紹介がまだでしたね。


    青山「私は青山飛鳥です。 今は超高校級の推理作家と呼ばれています」


    そんな私に、希望ヶ峰学園付属 能印寺学園からスカウトが来たのです。

    希望ヶ峰学園は、創立…何年かは知りませんが、多くの超高校級の高校生達を集め、社会に排出して来た私立学校で、その希望ヶ峰学園 第2号が、能印寺学園です。

    つまりは第2の希望ヶ峰学園。

    希望ヶ峰学園同様、超高校級の高校生を集め、社会に貢献出来る人材に育て上げる学校。

    希望ヶ峰学園の少し離れた場所に建てられているため、ある場所の窓を除けば両校同士が見えると言われている。

    正直言って、私は悩んだ。

    田舎から上京するのも面倒臭いし、変な輩が一緒に入学するかもしれないし、

    何しろ、安心と静寂な生活はまず得られないだろうし。

    が、祖父母は行って来なさいと行った。

    幼少の頃から育ててもらったからか、私には祖父母の言うことは絶対なのだろう。

    仕方なく、私は上京し、能印寺学園の門前に今いるという訳だ。


    〜 脳印寺学園 門前 〜

    青山「はぁー…来てしまった」

    青山「…こうしてても仕方がない、行きますか…」

    私は門をくぐり、学園の事務所に向かった。











    はずだった。

    クラッ

    青山「…!?」

    視界がグニャアと曲がり、なんとも言えない感覚に襲われた。

    青山「これ…は…」

    頭痛がする…少し吐き気も…

    視界はなおもグルグル回るのをやめない。

    そこで私の意識は途切れた。
  4. 4 : : 2017/01/07(土) 12:35:35

    YES!!!! ダンガンロンパH&D
           Re:希望から始める絶望生活


    ぷロローぐ
  5. 5 : : 2017/01/07(土) 12:49:00
    …………………………………


    ……………………


    青山「…ん?」

    青山「あれ? ここは…?」

    見知らぬ天井…見知らぬ机…見知らぬ黒板…

    教室なのだろうか、いや教室だろう。

    でもおかしい。

    青山「教室の窓に金網なんて、普通はしないでしょう」

    青山「少し埃が積もっている他の机…かなり放置しないとこうには積もらない…」

    青山「何より、異様な静けさ…」

    青山「読めて来ましたよ…」

    青山「これは誘拐の類ですね!!」

    ????「推理しとる場合かッーーー!!」

    青山「きゃ!!」

    なんだ!? どこからか声が…

    ????「ここだよここ! ほら! 愛らしいぬいぐるみ!」

    青山「喋ってる…robot?」

    モノクマ「ロボットじゃないよ、モノクマだよ、今日の朝食は鮭のおにぎりだよ」

    青山「いや知りませんよ!?」

    モノクマ「それより困るんだよねー、この学校についての推理はさ、そういうのは終盤にやっていただかないと」

    青山「あなた…なんですか?」

    モノクマ「モノクマだよ、学園長! 偉いんだよ」

    青山「は、はぁ…」

    モノクマ「とにかくさあ、体育館に集まってよ、みんなも来てるしさ」

    青山「みんな?」

    モノクマ「君以外の新入生だよ。ほら、僕も一緒に行ってあげるから」

    青山「あぁ、ど、どうも…」

    こうして、私はこのモノクマ学園長に連れられ、体育館についた。
  6. 6 : : 2017/01/07(土) 22:14:43
    体育館に着くと、見知らぬ高校生(多分そうだろう)達が私達を出迎えた。

    ??「これで全員かな?」

    モノクマ「はい、そうです」

    ??「君も新入生?」

    青山「はい…そうですけど」

    ??「お前はその大きいのに連れてこられたのか? 俺らはこいつらに連れてこられたんだが」

    指さされたところを見ると、

    ???「オラオラー!」オラオラ

    ??「無駄無駄ー!」ムダムダ

    ??「やかましいィィィィィィ!!!」ギチチチ

    ???「野球やろうぜー! オマエラボールなッ!!!」ゲラゲラ

    ??「かじり虫ー!」ガブッ

    モノクマと同じ形と模様をした5匹のモノクマが集団喧嘩をしていた。

    モノクマ「じゃあかしぃぞオマエラーーッ!!!」ドゴォ----!!

    ?????「うぎゃああァァッ!!!」ゴロゴロ

    すると、いきなりモノクマがかめ○め波みたいな光線を出し、喧嘩していたチビモノクマ達をなぎ払った。

    モノクマ「えー、部下の醜態をお許し下さい…」ペコッ

    青山「い、いえ…」

    モノクマ「えとね、入学式の準備があるから、自己紹介会でもして待っててよ」

    モノクマ「バイナラー」

    唖然としている私達を残し、モノクマはどこかに消えた。

    ??「えーと…取り敢えず、君の名は」

    青山「え、あぁ…青山飛鳥です…」

    ??「ここに来たからには、お前も何かしらの超高校級の才能を持っているのだろう?」

    青山「えぇと…私は超高校級の推理作家です」

    ??「へぇ、推理作家…」

    ???「………」

    ??「生憎ぅ、私達は自己紹介終わらせちゃったんだぁ」

    青山「え」

    ??「誰からでもよろしくてよ」

    青山「えぇーーー…」

    誰からにしましょうか…

    安価 >>7

    この中の人物の自己紹介を見たい順に並べて下さい。

    1 歌番組で見た事ある人
    2 ふわふわしてそうな人
    3 オドオドとしている人
    4体格がガッチリしてる人

    ではよろしくお願いします。
  7. 7 : : 2017/01/07(土) 22:18:18
    1で
  8. 8 : : 2017/01/07(土) 22:25:20
    >>7さん ありがとうございます
    ですが、すみません

    1→2→3→4みたいに並べて欲しかったです。

    >>9の読者さんはあとの2、3、4の順番を書いて下さい

    安価 >>9

    ではよろしくお願いします。
  9. 9 : : 2017/01/07(土) 22:26:33
    2だ
  10. 10 : : 2017/01/07(土) 22:38:11
    >>9さん ありがとうございます

    本当にすみませんが、

    例: 2→4→3→1

    上の例みたいに数字を並べて書いて欲しかったです

    初めから例を出さなかった僕が悪いです

    本当にすみませんでした!

    今回は1→2→3→4の順で行きます
  11. 11 : : 2017/01/07(土) 23:08:23
    青山「まずは、歌番組で見たことある人ッ!」ビシッ

    ??「お、僕が最初だね」

    栗原「えっと、僕の名前は栗原角太(くりはら かくた)だよ」

    栗原「超高校級のアイドルなんだ!」

    青山「なるほどアイドル…歌番組で見た事があります。あなた達の歌は心が癒させる気がしました」メモメモ

    栗原「え! 歌聞いてくれたんだ! ありがとう! これからよろしくね!」

    なかなか友好的です…この人の近くにいましょう



    青山「次はそのふわふわしてそうな貴方ッ!」

    ??「わたしぃ〜?」

    青山「…」

    華裏「わたしはぁ、華裏美歌花(はなうら みかげ)ですぅ〜」

    華裏「超高校級の植物学者なの〜」

    青山「そ、そうですか…」

    華裏「青山ちゃんはぁ、どんな花が好きぃ?」

    青山「えぇと…ラベンダーが…」

    華裏「ラベンダー…花言葉は『あなたを待ってます』…だよ」

    青山「…そうですか…」

    華裏「それだけ〜」

    よ、予想以上にふわふわしているッ!?



    青山「お次はオドオドしている貴方ッ!」

    ??「ヒィィーーーーーッ!」

    青山「!?」

    ??「き、急に大きい声…ださないでぇ…」

    青山「す、すみません…」

    千舟「…私ぃ…古川千舟(ふるかわ ちふね)です…」

    千舟「…超高校級のぉ…チェスプレイヤーですぅ…」

    青山「あ、チェスやるんですか?」

    千舟「…興味あるの?」

    青山「暇な時に祖母と何度か…」

    千舟「そうなんだぁ…」パァァ

    ……モルモット見たいな人だ…



    青山「次はそこのなんか呼吸法使えそうな人ッ!」

    ??「自分か!?」

    立川「自分は立川勝(たちかわ まさる)だ」

    立川「超高校級のアメフト部として活動をしている」

    青山「わお、体格の良さの理由が納得です」

    立川「まぁ、困った事があったらなんでも言ってくれ!」

    青山「重いものを運ぶ時に呼ばせてもらいます」

    立川「おう!」

    スポーツマンな人です! そしていい人そうですね

    青山「さて次は…」

    安価 >>12

    次の中から自己紹介を見たい順に並べて書いて下さい。

    5 よく見る探検家見たいな服装の人
    6 草履の少女
    7 金髪ツインドリルの人
    8 いかにも学者見たいな人


    例: 8→6→5→7

    では、よろしくお願いします。
  12. 12 : : 2017/01/10(火) 14:20:44
    5
    希望で始まる絶望生活ってBADENDじゃないか....!!
  13. 13 : : 2017/01/10(火) 16:05:09
    >>12さん ありがとうございます

    モノクマ「バットエンドだって? そいつはどうかな…うぷぷ…」

    安価の事なんですけど、紹介を見たい人の番号を1つだけ書くんじゃなくて、4つの番号の紹介を見たい順に並べて書いて欲しいんです…

    例えば、8が1番、あとはどうでもいいかな、と思っていたならば、

    8→5→6→7

    の様に8以降は適当に並べて書いて欲しかったです。
    ややこしくて本当にすみません!

    今回は5→8→6→7の順で自己紹介をします。
  14. 14 : : 2017/01/10(火) 16:40:34
    完全に「犯人はあなただッ!」のノリw
  15. 15 : : 2017/01/10(火) 17:41:37
    みんな注意見ておけ。
  16. 16 : : 2017/01/10(火) 23:37:16
    >>14 推理作家ですからねw



    青山「ではそこの探検家ッ!」

    ??「僕だね確実に」

    江頭「僕は江頭裕司(えがしらゆうじ)です!」

    江頭「超高校級の探検家なんです!」

    青山「探検家…秘宝巡りとかするんですか?」

    江頭「秘宝なんて興味無いよ?」

    青山「え?」

    江頭「秘宝や遺跡なんかより、そこにたどり着くまでの冒険こそが1番の楽しみだからね!」

    青山「……………」

    ……………勿体無い…



    青山「続いていかにも学者チックな貴女ッ!」

    ??「私ね」

    松原「私は松原紗栄子(まつばらさえこ)

    松原「超高校級の心理学者よ」

    青山「心理学者…」

    うわー、つるみにくそう…

    松原「つるみにくそうなんて思ったでしょ?」

    青山「え? 心を読まれていたッ!?」

    松原「ふふ…エスパーですもの」

    青山「!?」

    松原「冗談よ」

    青山「えぇーーー…」

    何考えてるか分かんねーーー…



    青山「続きましてそこの草履の少女ッ!」

    ??「草履の少女!?」

    千郷「失礼じゃない? この古川千郷(ふるかわちさと)に向かってさあ!!」

    千郷「あたしは超高校級の将棋士なんだぞ!」

    青山「おや? 古川?」

    千郷「千舟おねぇちゃんはあたしの双子の姉、そしてあたしは妹なんだよ」

    青山「双子かぁ」

    それにしては似てない…身長差が10センチくらいありますね…

    しかもチェスプレイヤーの姉と将棋士の妹…

    ボードゲームシスターと呼びましょう



    青山「黄金ツインドリルさんお願いします」

    ??「やかましいですわ」

    舞浜「わたくしは舞浜魔夕夏(まいはままゆか)ですわ」

    舞浜「超高校級の社長令嬢…まぁ、気軽に超高校級のお嬢様と呼んでくれて構いませんわ」

    青山「あ、もしかして…舞浜コーポレーションの社長の娘さん…ですか?」

    舞浜「うふふ、まさしくそうですわ」

    舞浜「お父様から子会社をいくつか任されていますの」

    青山「その歳で…ですか?」

    舞浜「社長なるものの、幼い頃からの鍛錬は必須ですわ」

    大企業の社長の子供って大変ですね…



    青山「さて、次は…」

    安価 >>17
    次の中から自己紹介を見たい順に全て並べて下さい。

    9  青スーツの腕組み男
    10 褊綴姿の髪の長い青年
    11 深緑パーカーの右手包帯少女
    12 腰に変な器具をつけたアンテナ少年

    例: 10→12→11→9

    では、よろしくお願いします。
  17. 17 : : 2017/01/11(水) 17:15:26
    12→10→9→11

    10の漢字ってなんて読みますか?
  18. 18 : : 2017/01/11(水) 20:22:19
    >>17さん ありがとうございます

    へんとつ(へんてつとも)と呼びます。さらっと調べただけで少ししか分かりませんが、江戸時代の医者や俳人が着ていた僧衣だそうです











    青山「では、そこのトンがったアンテナ少年ッ!」

    ??「え? 僕? てか君もアンテナみたいなアホ毛立ってるじゃあないか!」

    宝野「…僕は宝野曹太(たからやそうた)っていうんだ」

    宝野「超高校級の超常現象学者なんだ」

    青山「…心霊現象や怪奇現象などを研究しているのですか?」

    宝野「そうだよ」

    タスケテェ...

    青山「!?」

    青山「今…助けてって…」

    宝野「あぁ、僕と話していると怪奇現象が起きるって言われてるんだ、くだらない噂だよね」

    いや、今確かに心霊現象にあったんですけど…



    青山「次は…変な着物姿の貴方!」

    ???「これは褊綴というんだよ」

    松堂歌「どうも、我は松堂歌矢魔風(まつどうかやまかぜ)だ」

    松堂歌「超高校級の俳人なんだ」

    青山「あー、聞いたことがあります。俳句の名門の松堂歌家」

    松堂歌「そう、我は一人息子なんだ」

    青山「一句読んでくれませんか?」

    松堂歌「いや…今は調子が良くなくて…また今度」

    青山「あ、はい」

    調子が良い時はすごいらしいんですけどねぇ…



    青山「では次は青スーツ!」

    ??「お前どんどん口悪くなってるぞ?」

    若取「俺は若取桃多(わかとりももた)だ」

    若取「超高校級の映画評論家だ」

    若取「お前の推理小説を読ませてもらっているぞ」

    青山「あ、ありがとうございます」

    若取「そんなには面白くないが、映画にする価値はある。俺が映画監督になる事があるなら、全米が声を出して笑う様な面白い映画にしてやるよ」

    青山「えぇ…」

    なんだこいつ…


    青山「続いて、右手に包帯を巻いてる人ッ!」

    ??「ん? わたし?」

    枝伽「わたしは、枝伽真菜子(えとぎまなこ)

    枝伽「才能は…ごめん、覚えてないんだ」

    青山「え…」

    枝伽「何かの拍子にコロッと忘れちゃったみたいなんだよね…」

    青山「階段から落ちて頭を打ったとか…?」

    枝伽「あぁ! それかもね…この右手の包帯の理由にもなるし」

    枝伽「とにかく、怪しい者じゃないからよろしくね」

    才能を覚えてないなんて…気になりますね…



    青山「さて、次は…」

    安価 >>19
    次の中から自己紹介を見たい順に全て並べて下さい。

    13 特徴的な髪飾りの小柄の少女
    14 明らかに高校生じゃない男の人
    15 ん? どこかで見た事が…ある人

    例:13→15→14

    では、よろしくお願いします。
  19. 19 : : 2017/01/11(水) 22:17:40
    14→13→15
  20. 20 : : 2017/01/13(金) 22:29:11
    >>19さん ありがとうございます


    青山「では、そこの茶髪のオールバックさん」

    ??「人を髪の毛で呼ぶなッ!!!」

    最藤「俺は最藤亜九土(さいとうあくと)だ!」

    最藤「超高校級のライダー、いわば、バイク選手だッ!!!」

    青山「貴方、高校生ではないですよね?」

    最藤「いや年齢は20代だが、まだまだ現役高校生だぜ?」

    青山「何年留年してんですか!?」

    最藤「いやー、青春はバイクの事しか頭になかったからな! 勉強とかあんましてなかったんだよ!」

    ダメだこの人、なんとかしないと…



    青山「続いて、スポーツをやってそうな貴女!」

    ??「うちー?」

    腹成「うちはね、腹成瑠奈(はらなりるな)!」

    腹成「超高校級の卓球選手なんだー!」

    青山「卓球ですか! ではその髪飾りは卓球のラケット?」

    腹成「うん! 仲良くしようねー!」

    元気ですね…最近の子って…



    青山「おや? 貴方は…」

    ??「俺の事を覚えているか青山飛鳥ァ!」

    青山「…あー…面倒い奴に会ってしまった…」

    栗原「知り合いなの?」

    ??「聞いて驚け見て崇め!」

    ??「俺は超高校級の漫画家ッ!!」

    勝ノ辺「勝ノ辺ハザマ(かちのべはざま)だァッ!!」

    栗原「え!? あの勝ノ辺先生!?」

    勝ノ辺「そうだ! 俺だ!」

    青山「まさか貴方も入学しているとは…」

    勝ノ辺「お前というライバルに勝つ為、俺がどれほどのネタを掴んできたか!!」

    勝ノ辺「ある時は砂漠の地で迷子になり、またある時は大海原で遭難してきた!」

    栗原「漫画のネタの為にそこまで…道理で面白いわけだ!」

    勝ノ辺「だろう! 俺の漫画は青山の小説より面白い!」

    青山「去年の売り上げ本数は?」

    勝ノ辺「クソォォーーッ!!!」ダダダッ

    あぁ…勝ノ辺さんの事は後で話すとして…

    さて、これで全員の自己紹介が終わりましたね
  21. 21 : : 2017/01/13(金) 22:31:21
    アナウンス「あ、終わった?」

    テレテレレーン♪


    ふざけた音楽と共にあの白黒のクマが現れる


    モノクマ「いやー長かったねー」

    モノクマ「では! 入学式を始めましょうか!」

    そう言ってモノクマは、ひな壇に上がって行き、こう叫んだ

    モノクマ「えー、では! 学園長の僕が、君達の疑問をどんどん解いていくよー!」

    モノクマ「ささ、どんどん質問してくれたまえ」

    青山「…えーと、私達をどうしてこの学園に?」

    モノクマ「それはオマエラが特別な才能を持っているから! それと…」

    モノクマは少し間を空け、こう言い放った





















    モノクマ「コロシアイだよ」


    青山「…え」

    今、なんて言った?

    コロシアイ?

    モノクマ「オマエラは、僕達にコロシアイをやらされる為にここに来たんだよー!」

    青山「な…ッ!!」

    栗原「な…」

    最藤「何だとぉーッ!?」

    枝伽「コ、コロシアイ!?」

    他のみんなも動揺を隠せないでいた

    そりゃそうだ、いきなり訳のわからない所に連れてこられて殺し合いをしろと言われたのだ

    動揺しない方がおかしい

    ?????「ハァーイッ!!」

    突如、ひな壇から先ほどケンカをしていたチビモノクマ達が現れた

    ?????「その通り!」

    ????「オマエラは」

    ????「コロシアイをする為に」

    ?????「ここに来たんだぜー!?」

    ????「ちょ、僕の喋る事無くなっちゃったんでちゅけど!?」

    ?????「ギャハハハハッ!!!」

    華裏「あ、貴方達ぃ…誰なのぉ…?」

    モノディー「俺? モノディーだけど」

    モノヤス「モノヤスはこの俺だッ! 依然変わりなくッ!」

    モノノト「モノノトでーす♡」

    モノミーナ「モノミーナなんだむ!」

    モノカネ「モノカネでちゅよ! 覚えてね!」

    ?????「5人揃って!」

    モノファミ「モノクマファミリーッ!!」

    モノクマ「かァァァァァァァァァツッ!!!」ドゴゴゴゴゴォ

    モノファミ「ウギャアァァァァッ!!!」

    モノクマ「お前ら! 僕よりも目立った自己紹介しやがって〜ッ!」

    モノディー「ぼ、ボス!! すみませんでしたー!」

    モノクマ「全く…まぁ、そう言うことだから、ほら、さっさと殺しちゃいなよ」

    みんな、顔を見合わせた。

    モノクマ「あれれ〜? オカピーポー?」

    モノクマ「まぁ、いいや。何もここでコロシアイをする事はないもんね」

    モノクマ「じゃ、せいぜい頑張ってね」

    モノクマ「ギャハハハハッ!!!」

    モノクマはそう言ってどこかに消えてしまった


    モノディー「あれ? これ俺らもはける感じ?」

    モノカネ「いいんじゃないでちかね…はけても」

    モノヤス「はしゃいだら喉が乾いたな…」

    モノミーナ「ほら、大事なこと忘れとるぜ」

    モノノト「あぁ、そうそう、校則はこの電子生徒手帳にあるからねー」

    モノミーナ「今から配るぜー。壊さないようにな、直すの俺なんだから…」

    そう言ってモノクマファミリーは、呆然としている私達に1人ずつ電子生徒手帳というものを渡して来た

    モノディー「これで俺らの役目は終わりだね」

    モノヤス「あばよネズ公共ッ! 次会うときは誰が生き残っているかな…?」

    モノノト「あんまり急かすもんじゃあないの」

    モノミーナ「のほほのほー! 楽しみですなー!」

    モノカネ「せいぜい頑張るでちゅー!」

    モノファミ「まぁた来週〜」

    ……………………………

    流石に脳が追いつかなかった…

    変な場所に連れてこさせられて…変な奴らに殺し合いを強要されて…

    誰もが黙ったままだった…
  22. 22 : : 2017/01/14(土) 23:11:03


    YES!!!! ダンガンロンパH&D
       Re:希望から始まる絶望生活



    ー 登場人物 ー


    青山飛鳥
    ・今回の主人公
    ・超高校級の推理作家
    ・安心と静寂に支配された生活を求めている
    ・彼女の祖母は探偵である

    栗原角太
    ・超高校級のアイドル
    ・自称青山の助手
    ・真面目で曲がった事が嫌い

    若取 桃多
    ・超高校級の映画評論家
    ・毒舌で駄作映画に容赦がない
    ・有名な映画監督、若取 胸夜の息子

    松原 紗栄子
    ・超高校級の心理学者
    ・心理的に強盗犯を追い詰め、それを知った学園からのスカウトで入学
    ・エスパー?

    江頭 裕司
    ・超高校級の探検家
    ・冒険に目がない
    ・常にポジティブで重度のチャレンジャー

    松原歌 矢魔風
    ・超高校級の俳人
    ・調子のいい時の一句は人の心を奪う
    ・普段は言い回しが難解な為あまり伝わらない

    腹成 瑠奈
    ・超高校級の卓球選手
    ・大人2人に圧勝するほどの腕前
    ・チチデカ

    立川 勝
    ・超高校級のアメフト部
    ・試合中の彼はまるで “ 蒸気機関車 ”
    ・腹成が気になっている

    古川 千舟
    ・超高校級のチェスプレイヤー
    ・臆病で引っ込み思案
    ・チェスをしている時は冷静沈着で淡々としている。

    古川 千郷
    ・超高校級の将棋士
    ・自信があり、堂々としている
    ・古川千舟とは双子で、千郷は妹。

    最藤 亜九土
    ・超高校級のライダー
    ・高校留年は3回以上
    ・サバサバしているが面倒見が良い

    舞浜 魔夕夏
    ・超高校級の社長令嬢(おじょうさま)
    ・将来は父の会社を継ぐ
    ・アメコミファン

    宝野 曹太
    ・超高校級の超常現象学者
    ・歩く超常現象
    ・宇宙人の存在を証明した

    華裏 美歌花
    ・超高校級の植物学者
    ・自称楽しい植物学者
    ・天然ゆるふわ女子

    勝ノ辺 ハザマ
    ・超高校級の漫画家
    ・負けず嫌いで大人気ない
    ・青山をライバル視している

    枝伽真菜子
    ・超高校級の???
    ・自分の才能を覚えていない
    ・「希望」「絶望」という言葉が大嫌い


    ー モノクマ達 ー

    モノクマ
    ・今回も悪役
    ・黒幕Xの化身
    ・モノクマファミリーのボス

    モノディー
    ・モノクマファミリーの副リーダー
    ・いたって真面目
    ・戦闘力はファミリー1低い

    モノヤス
    ・モノクマファミリーの特攻隊長
    ・凶暴かつ自己中心的でワガママ
    ・常にトリガーハッピー

    モノノト
    ・モノクマファミリーの紅一点
    ・優しいが、恐ろしい裏の顔がある
    ・他のファミリーとは違い、静かに笑う

    モノミーナ
    ・モノクマファミリーの参謀
    ・基本陽気だが陰湿
    ・発明研究実験改造が大好き

    モノカネ
    ・モノクマファミリーのマスコット
    ・元気でハイテンション
    ・新入りなので他のメンバーにからかわれる

    ??? ???
    ・????マスクをしている???
    ・??で????
    ・???の??や学園の??などをしている。
  23. 23 : : 2017/01/14(土) 23:16:49
    ルビ振りたい時は全部半角で空白は入れませんよ。

    期待!
  24. 24 : : 2017/01/14(土) 23:27:26
    >>23 期待ありがとうございます!
    そしてアドバイスありがとうございます。
    直しときます…




    モノクマの退場から少したった頃、

    栗原「ちょっと良いかな?」

    誰もが静まり返っている中、栗原さんが声をあげた。

    栗原「このまま何もしないのはなんか嫌だからさ、どこかに出口がないかみんなで探そうよ」

    江頭「出口…?」

    舞浜「まあ、何もしないよりマシですわね」

    若取「出口が無いとしたら…?」

    栗原「その時は…その時でまた考えればいいよ」

    栗原「ほら、みんなで手分けしてさ、なんとか外に出れそうなところを探そうよ!」

    青山「…そうですね、探しましょう!」

    最藤「よぉし! 行こうぜ! みんな!」

    みんなが行こうとした時、

    テレテレレーン♪

    モノクマ「よ! また出たよ!」

    千舟「きゃあああああッ!!」

    青山「また出ましたか! このパンダもどきッ!!」

    モノクマ「えぇ!?」ガビ--ン

    モノクマ「落ち込んだよ…せっかくみんなに良いこと教えてあげようと思ったのに…」

    青山「良いこと…?」

    モノクマ「えっとさ、電子生徒手帳にこの学園のマップがあるよ…」

    モノクマ「今は F1階しかないけど…」

    モノクマ「コロシアイをすればどんどん活動出来る所が増えますよー!」

    青山「またそれですか!?」

    最藤「ふざけんなッ! 誰が殺し合いなんてやるかッ!」

    腹成「そうだよ! 人は人を殺しちゃいけないって誰もが分かってることでしょ!?」

    モノクマ「消極的だなぁ…まぁいいよ…」

    モノクマ「時間はまだあるからさ…」

    モノクマ「じゃ、出口探し頑張ってねー」

    意味深な事を言って、モノクマはまたどこかに消えていった

    勝ノ辺「あんな奴に付き合ってる暇は無い。出口を探すぞ」

    栗原「じゃあ、2人1組になって探そうよ」

    千郷「じゃあ私はお姉ちゃんと組むー」ダキッ

    千舟「ち、千郷ちゃん! 恥ずかしいよ…」

    立川「…腹成! 組んで…くれないか?」

    腹成「うん! いいよー、スポーツ選手同士仲良くしようね!」

    立川「お、おう!」

    青山「では、私は…>>24さんと組みますね」

    安価 >>24

    残っている人の誰か
    栗原、若取、江頭、松堂歌、最藤、宝野、勝ノ辺、松原、舞浜、華裏、枝伽から1人

    では、よろしくおねg

    モノヤス「おぉーとッ待ちなッ!」バッ

    モノヤス「安価のルールを言い忘れてたぜ」

    モノヤス「基本的に安価は1レス分しか出さないと思うが、今回、連投は有りにするぜ!」

    モノヤス「次に、他の読者さんが不快になるようなコメントを付け加えるのは控えるようになッ!」

    モノヤス「最後に、安価の内容が募集内容とそぐわなかった場合は再安価、レスにズレが起きた場合は数字の小さい方のレスから順に採用するぜッ!」

    モノヤス「じゃ、そういう事で4649ッ!」

    モノヤス「まぁた来週〜」

    …えー、ではよろしくお願いします
  25. 25 : : 2017/01/14(土) 23:34:04
    ミスです、すみません

    再安価 >>26

    栗原、若取、江頭、松堂歌、最藤、宝野、勝ノ辺、松原、舞浜、華裏、枝伽から誰か1人

    では、よろしくお願いします
  26. 26 : : 2017/01/15(日) 14:17:36
    勝ノ辺
  27. 27 : : 2017/01/16(月) 14:00:30
    >>26さん ありがとうございます

    青山「では、勝ノ辺さんと組みます。話したい事もあるし」

    勝ノ辺「何ぃ!? なぜ俺がライバルのお前と組まなきゃならんのだッ!」

    青山「そう言うのよく漫画でもあるでしょう? ほら、そんご…」

    勝ノ辺「なるほど…分かった、だから言うな」


    数分後…

    立川「時間はどうする?」

    栗原「えーと、今の時間は午後2時か…じゃあ3時間後の午後5時にここに集合ね」

    栗原さん…すっかりみんなの中心人物に…

    栗原「じゃあ行こうか、華裏さん」

    華裏「はぁーい」

    若取「…行くぞ」スタスタ...

    舞浜「えぇ、行きましょう」スタスタ

    青山「じゃあ私達も行きましょうか」

    勝ノ辺「あぁ、そうだな」

    青山「ええと、1階は、体育館、食堂、購買部、保健室、多目的教室が2部屋、普通教室が6部屋、寄宿舎、玄関、広場がありますね」

    勝ノ辺「1つずつ回るぞ。俺について来い」ツカツカ

    青山「あ、待って下さいよ〜」タッタッ

    体育館を去り、1つ1つ部屋を回っていった…


    ・食堂・

    青山「長いテーブルに椅子が17脚…」

    勝ノ辺「俺達用に16脚、1つはスペアだろう」

    松原「奥にはキッチンがあったわ」

    松原「道具も一式揃ってたわね」

    松堂歌「だけど残念ながらここに脱出用の扉は無いね」

    松堂歌「でも、食材は肉魚野菜全てある…当分はここに住めるね」

    勝ノ辺「そうか…」

    青山「次行きましょう」


    ・保健室・

    青山「ベットは4台ありますね」

    勝ノ辺「窓があるが、あそこからは出られないのか?」

    江頭「あー、無理だったよ…何度かチャレンジしてみたけど」

    最藤「開けても水色に塗られた鉄板があって通れねぇんだ」

    勝ノ辺「ふん、わずかにできた希望をも打ち砕くって訳か」

    青山「……………」
  28. 28 : : 2017/01/16(月) 15:10:57
    その後も色々な場所を回ってみたけど、どこにも出口は無かった…

    玄関は鉄の扉で閉ざされ、窓は鉄格子や有刺鉄線、鉄板で塞がれている

    時刻は午後5時を回り、みんなが体育館に集まった

    みんな暗い顔をしていた…

    宝野「出口…無かったね」

    栗原「ごめんみんな…」

    若取「貴様が謝る事は無いだろ…むしろ貴様は俺達にわずかだが希望をくれた…」

    枝伽「………………」

    テレテレレーン♪

    モノクマ「やぁみんな! お疲れ様ー!」

    モノファミ「お疲れ様ー!」

    青山「…何の用ですか?」

    モノクマ「出口あった? 無かったよね? 当たり前なんだよねー!」

    モノクマ「オマエラはこの学園からは出られないんだよ!」

    モノクマ「分かったならコロシアイをしようね」

    青山「だ、誰が!」

    モノディー「でも、コロシアイだけじゃダメだよね」

    え…?

    モノヤス「そーだぜ! 裁判もやり過ごさなきゃな」

    青山「さ、裁判…!?」

    モノノト「あ、その話はまだ…」

    モノミーナ「そですよ! 人殺しが起き、死体が発見された後、オマエラは捜査をして“ 学級裁判 ” に挑まなくちゃならないんDA☆ZE!」

    青山「学級…裁判…?」

    モノノト「いやだからまだって…」

    モノカネ「学級裁判では、人殺ちを犯ちたクロと、それ以外のシロが対決をするんでちゅ」

    モノディー「誰が犯人かを議論し、その後の投票結果で多数決による答えが正解だった場合は、殺人を犯したクロだけがお仕置きされて…」

    モノクマ「…」イライラ

    モノヤス「残ったメンバーで学園生活を続けてもらうぜ!」

    モノミーナ「でもな、もしシロの人をクロに指定してしまった場合は…ぐへへ…」

    千舟「ど、どうなるのぉ…」

    モノカネ「クロだけが生き残って卒業、他のシロは全員お仕置きされてしまいまちゅ!」

    栗原「そ、そんなッ!!」

    ディーヤスミーナカネ「ギャハハハハッ!」

    モノノト「だからまだだって言ってるじゃあないのォォォォッ!!」ドゴムッ

    ディーヤスミーナカネ「ギャアアアアアッ!」

    モノノト「ほら! ボスがめっちゃイライラしてるわ! 早く謝って…」

    モノクマ「素晴らしいよ…」

    モノノト「え?」

    モノクマ「長年ボスとしてお前達を見て来たけど…今の説明ほど素晴らしいものは無かったよ!」

    モノノト「えぇえええええええッ!!!??」

    モノクマ「まぁ、ちょこちょこ声が変わるのは少し気に障ったけど」

    モノクマ「オマエラ分かりましたか? ここから出るには…」

    モノディー「殴殺刺殺撲殺煙殺ッ!」

    モノヤス「銃殺焼殺感電殺挟殺ッ!」

    モノノト「…あ! 絞殺斬殺格殺圧殺!」

    モノミーナ「溺殺爆殺毒殺墜落殺!」

    モノカネ「磔殺轢殺笑殺窒息殺!」

    モノクマ「殺し方は問いませーん!」

    モノクマ「ここから出たい? 外が恋しい? 家族が心配? 平和を望む?」

    モノクマ「だったら殺せ! KILL! KILLッ!! KILLッ!!!」

    モノクマ「うぷぷ…楽しみにしてるよ…」

    モノクマ「ばいならー!」

    モノファミ「また来週〜」

    ………………………………………


    ……………


    あぁ…これが…












































    絶望…


































  29. 29 : : 2017/01/16(月) 15:16:44


    ぷロローぐ   - 完 -

    残り 16人

               To bE CoNtiNUed...

  30. 30 : : 2017/01/16(月) 20:48:59

    ー モノクマ劇場 ー


    モノクマ「やぁ! この度は、YES!!!! ダンガンロンパH&Dを読んで下さり、誠にありがとうございます!」

    モノクマ「このコーナーは、日にちが変わる時や、チャプター終わりにしていきたいと思います」

    モノクマ「話は変わるけど、『この頃寒いなー、まあ冬だしなー』と思っている君!」

    モノクマ「今のうちに寒さを感じておきなよ。 すぐに春が来ちゃうからね」

    モノクマ「で、夏になると、『最近暑いなー、まあ夏だしなー』なんて思うんでしょ?」

    モノクマ「人間って意味不だよねー!」

    モノクマ「以上、意味不な会話をして終了します。モノクマ劇場でしたー!」
  31. 31 : : 2017/01/16(月) 20:52:26


    chapter1


       悪魔に狂想曲を 絶望に賛美歌を


    (非)日常編

  32. 32 : : 2017/01/16(月) 20:54:06
    期待ッ!せずにはいられないッ!!
  33. 33 : : 2017/01/16(月) 22:19:53
    >>32さん 2度目の期待ありがとうございます!





    ・ 青山の部屋 ・

    青山「………………」

    青山「はぁ…」

    あの後…みんなは何も言わず、どんよりとした顔で、古川姉妹が見つけたという寄宿舎に行った

    モノクマが去ってから数時間はたった後だった

    部屋には机、ベッド、ソファー、シャワールーム、トイレが有り、1泊1万円くらいで泊まれるホテルのような雰囲気だった。

    青山「……校則…読んでみるか…」

    電子生徒手帳をいじり、校則の欄を見てみる


    校則

    1:生徒はこの能印寺学園内で無期限の共同生活を行いましょう。

    2:午後10時から午前7時を夜時間とし、この時間の食堂、体育館の立ち入りを禁じます。なお、夜時間立ち入り禁止区域は今後も増えていく予定です。

    3:就寝は夜時間以外ならどこでも可能です。ただし、夜時間内の就寝は寄宿舎の個室にのみ可能とし、その時間内の個室以外の場所での就寝を禁じます。

    4:行動の制限はいたしません。

    5:監視カメラ、室内モニター、鍵の破壊を禁じます。

    6:学園長であるモノクマへの暴力を禁じます。

    7:殺人が起きた場合、死体発見アナウンスの後捜査時間を設け、一定時間後に全員参加が義務付けられている学級裁判が行われます。

    8:死体発見アナウンスは、クロ以外の3人が死体を見つけた時に放送されます。
    なお、殺害後3日経っても死体発見アナウンスが放送されなかった場合、クロは卒業でき、残りの生徒は共同生活を続けます。

    9:学級裁判で正しいクロを指摘出来た場合、クロは処刑されます。

    10:学級裁判で正しいクロを指摘出来なかった場合、クロだけが卒業し、残りの生徒は全員処刑されます。

    11:クロが殺せる人数は2人までとします。

    12:これらの校則を破った場合、各フロア担当のモノクマファミリーが乗り込むモノリモノによって処分されます。

    13:なお、校則は学園長の気分で増えていく場合があります。


    青山「…全く、安心と静寂な生活を望んでいたのに…」

    ピンポーン♪

    青山「!?」

    誰かが訪ねて来た!?

    私は襲われてもすぐに逃げれる様に体制を整え、そっとドアを開けた
  34. 34 : : 2017/01/16(月) 22:27:22
    青山「…枝伽さん?」

    ドアの前には枝伽さんがいた

    枝伽「どうもー、ちょっといいかな?」

    青山「…どうぞ」

    枝伽「ありがと」

    枝伽さんはお礼をいうと、笑顔で部屋に入って来た

    青山「…何か用ですか?」

    枝伽「んー、ちょっと話したい事があってさ」

    枝伽さんはソファーにちょこんと座り、こう行った

    枝伽「もしさ、私が今あなたを殺そうとしたらどうする?」

    青山「…え」

    何を…言ってる…?

    枝伽「君は才能も分からない私をすんなり部屋に入れたけどさ、どこかに凶器を隠し持ってるかもしれないし、人を簡単に殺せる様な暗殺術を身につけてるかもしれないよね…」

    枝伽「そんな無用心でいいのかなって」ゾワッ

    青山「!?」

    一瞬、目元に影を落とした枝伽さんを見て、机に置いてあったライトスタンドを構えてしまった。

    青山「近づかないで下さい!」

    枝伽「え、冗談だよ! そんなもの構えないでよ」

    へ?

    枝伽「話っていうのはそんな事じゃなくて、明日起きたら食堂に集まらないかって話だよ」

    青山「食堂に?」

    枝伽「うん。 そこで今後の事について、みんなで話せないかなって思ってさ」

    青山「はぁ…」

    枝伽「で、1人ずつ個室を回っていったんだけど、なかなかみんな出てくれなくてね…まぁ、あの後なら仕方ないかな…」

    枝伽さんは悲しそうな顔でそう言った。

    枝伽「最後に青山さんのところに来たんだ。けど、あんなにあっさり入れてくれたからなんだか心配になっちゃって…」

    青山「それであんな事を…」

    枝伽「ちなみに凶器も持ってないし、暗殺術なんかも身につけてないから安心して」

    び…びっくりさせやがって…

    青山「では、食堂に集まるという事で…」

    枝伽「分かった。明日の食堂で会おうね」

    枝伽さんは手を振りながら部屋を後にした…

    青山「フーーーーー…」

    ドアに鍵をかけると緊張が解けたのか、へなへなと床に座り込んでしまった…

    青山「枝伽さん…何者なんだろう…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんばんはー!』

    モノディー『モノクマファミリーが午後10時をお知らせするよ!』

    モノミーナ『この時間から自分の個室で寝るようになー!』

    モノヤス『体育館も食堂も立ち入り禁止だ!』

    モノノト『ではでは、いい夢みろよ!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「………もう寝よう」

    私はベッドにダイブし、深い眠りについた…
  35. 35 : : 2017/01/16(月) 22:34:49
    期待
  36. 36 : : 2017/01/17(火) 12:27:22
    >>35さん 期待ありがとうございます!






    …………………………


    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはよーございまーす!』

    モノディー『モノクマファミリーが、午前7時をお知らせします!』

    モノノト『今日も絶好のコロシアイ日和ですよ!』

    モノヤス『ギャハハ! 今日は誰が死んでるかな…?』

    モノディー『人狼ゲームじゃないんだから毎晩人は死なないでしょ?』

    モノカネ『…』ゲッソリ

    モノミーナ『では、充実した1日をな!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「………………………」

    朝から嫌な放送だな…と思いながら、私は寝巻きから制服に着替える

    青山「食堂に集まる約束でしたね…いってみよう」

    ドアの鍵を開け、異常がない事を確認しながら、部屋を出た

    松堂歌「おや? 青山サン、おはよう」

    青山「あ、松堂歌さん? おはようございます」

    松堂歌さんとばったり会った

    松堂歌「奇遇だね。我も部屋から出て食堂に行くところだったんだ」

    青山「あ、行くんですね、食堂」

    松堂歌「まぁ、部屋に引きこもっていても解決しない事はしないからね。話だけは聞いとこうと思って」

    青山「そうですか…」

    松堂歌「良かったら一緒に行かない? まぁ、昨日言われて今日殺す人は流石にいないと思うけど、女の子を1人で行かせるのはどうもね…」

    青山「あ、じゃあ行きましょうか」

    松堂歌さんと一緒に食堂に行った。
  37. 37 : : 2017/01/17(火) 12:31:51
    ・食堂・

    最藤「よう、青山! 松堂歌!」

    青山「おはようございます」

    松堂歌「おはよう…」

    食堂には殆どの人が集まっていた

    ただ、肝心のあの人がいなかった

    栗原「あと来てないのは…枝伽さんだね」

    若取「全く…提案者が来てないんじゃあ話にならんぞ」

    枝伽さん…来てないのか…

    江頭「ねぇ、もしかして…」

    江頭さんが何かを言いかけたその時、

    枝伽「いやー、遅れてごめんね」

    枝伽さんが食堂に来た。

    千郷「遅いよー、寝坊したの?」

    枝伽「うん、ちょっとね…」

    枝伽「それよりほら、紙とペン持って来たよ」

    宝野「あれ? どこから持って来たの?」

    枝伽「え?」

    宝野「だって僕の部屋には紙とペンなんて無かったよ?」

    勝ノ辺「俺の部屋にもなかったぞ、あの後、気晴らしに絵でも描こうかと思っていたのに、個室には紙もペンも無かった」

    枝伽「あれ? そうなの?」

    テレテレレーン♪

    モノクマ「グッモーニンハバナイスデー!」

    千舟「きゃあああッ!」ドシン!

    不快な音楽と共に千舟さんの足元にモノクマが現れ、千舟さんはびっくりして尻餅をついた。

    千舟「痛ぃよぉ…」スリスリ

    モノクマ「ごめんごめん、脅かすつもりはあったんだよ」

    最藤「あったのかよ!」

    モノクマ「その紙とペンですが、【モノ電話】を使えばうちの部下達が色々と持って来てくれるのです!」

    モノ電話…?

    モノクマ「お一人様1台限りッ! 個室における便利グッズ!」

    モノクマ「まぁ、手に入れるのには条件があるのですけどね」

    舞浜「条件?」

    モノクマ「えぇ、枝伽さんはそれをクリアしたので、モノ電話をプレゼントしました!」

    モノクマ「条件を満たせば誰でも貰えるッ!まぁ条件は人によって異なるけどね」

    モノクマ「欲しかったら僕に言ってねー。 バイナーラエブリワン!」

    意味不明な挨拶を残し、モノクマは姿を消した。

    枝伽「ふーん、みんなは挑戦してなかったんだね」

    立川「挑戦も何も…そんなこと言われてなかったからな…」

    腹成「逆に言うとなんでエトちゃんは【モノ電話】の事を知っていたの?」

    枝伽「エトちゃん? まぁ、いいけど…」

    枝伽「昨日の深夜0時くらいに部屋でくつろいでたら…」


    ー 回想 ー

    枝伽「…」

    モノカネ「退屈そうでちゅね」

    枝伽「あれ? 君は確か…モノカネ?」

    モノカネ「覚えててくれたんでちゅね!」

    モノカネ「そんな貴方を【モノ電話チャレンジ】に挑戦させてあげるでちゅ!」



    枝伽「こんな感じで来たから…言われた条件をクリアしてもらった」

    松原「深夜0時…私はもう寝ていたわ」

    舞浜「全員寝ていたのでないですか? あんな事がありましたし…」

    テレテレテレレン♪

    モノファミ「ヤッホー!」

    モノディー「そうだよ! 枝伽さん以外全員寝ていたんだよ!」

    モノヤス「まぁ俺らは仕事が無くて楽できたけどよ」

    モノノト「でもモノカネが…すっごい元気無いのよ…」

    モノカネ「…」ゲッソリ

    モノミーナ「モノカネ何があったんだよ? お前が作った条件、結構良かったと思うぜ?」

    モノカネ「えぇ…うっ薄々ね…出来ないだろうな〜とは感じてたんでちゅ、でもね、気持ち悪くて、恐ろしくて…」

    モノカネ「デロデロデロデロデロデロ」キラキラ

    モノディー「うわァー! モノカネが吐いたァー!」

    モノヤス「早くッ! HSMをッ!」

    モノファミ「また来週〜」

    枝伽「…」

    青山「…何をしたんですか?」

    枝伽「別に? それにこれを話したらお仕置きされちゃうし…」

    枝伽さん…ますます怪しい人に…

    栗原「えっと…取り敢えず朝食にしようよ! 話すのはその後でいいよね!」

    見るとテーブルの上には、ちょっとしたパーティに出るような料理がいつの間にか並んでいた

    栗原「松原さんと腹成さん、千舟さん、華裏さんが今有る食材で作ってくれたんだよ」

    最藤「すごいじゃねぇか! 4人共!」

    松原「家で1人の時が多かったから…」

    腹成「よく弟達に食べさせてあげてたなー」

    千舟「えへ…えへへ…」

    華裏「普段から野菜育ててるしぃ、それで料理も作ってたから〜」

    松堂歌「さて、感謝して食べるとしようか」

    江頭「おいしそー」

    私達は作ってもらった料理を美味しそうに食べてから今後の事について話し合いを行なった

  38. 38 : : 2017/01/17(火) 19:27:05
    話し合った結果、

    ・朝は起きたら食堂に集合し、全員朝食を済ませたら朝会を開く

    ・朝会の後は各自探索や自由行動をする

    ・午後6時に食堂に集合し、全員揃ったら夜会を開く。夜会の後、夕食も取る

    ・夕食の後は夜時間まで各自自由行動

    ・夜時間以降は緊急事態がない限り、部屋から出てはいけない

    という事になった

    栗原「じゃあ各自自由行動という事で」

    最藤「解散だ!」

    私は1度寄宿舎の自分の部屋に戻った

    モノ電話チャレンジの詳細が知りたかったのだ

    青山「…呼べばいいのかな…おーいモノクマー!」

    テレテレレーン♪

    モノクマ「ヨォンンダァ?」

    青山「モノ電話チャレンジの事について聞きたいのですが」

    モノクマ「あ、あれやっちゃう? そうかそうか! おーい!」

    モノディー「呼びましたか? ボス」

    モノクマ「例のアレ、やりたいんだってさ!」

    モノディー「分かりやした!」

    モノディー「モノ電話チャレンジ! 地獄算数ッ!」

    モノディー「じゃあはいこれ30分以内に解いて」

    モノディーから渡された紙には数式が書いてあった。

    プラスマイナスカケルワル…

    長い…5行もある数式を私はその時間解きまくった…


    数十分後…

    モノディー「はーい時間切れー!」

    青山「えぇ!? あと3回計算すれば解けるのにッ!」

    モノディー「残念! チャレンジ失敗ー!」

    モノディー「やっぱ時間内には解けないよね!」

    モノディー「また来週〜」

    青山「………時間の無駄だった…」

    時間を無駄に過ごしてしまった…

    青山「誰かに会いに行きましょうか…」

    安価 >>39
    誰に会いに行く?


    どうも、こんにちは。ここでも会いましたね。

    私です。

    さて、はじめに自由行動について説明をいたします。

    その時間に安価で決めた相手と過ごします。

    過ごした相手の好感度は上がります。

    レベル5(MAX)になると、特別なイベントが起こります。

    イベントの内容は皆様の目でお確かめ下さい…

    では、よろしくお願いいたします。
  39. 39 : : 2017/01/17(火) 19:35:15
    勝ノ辺
  40. 40 : : 2017/01/17(火) 22:07:13
    >>39さん ありがとうございます

    青山「勝ノ辺さんの所に行きましょうか」


    ・広場・

    青山「あ、勝ノ辺さーん」

    勝ノ辺「なんだ、青山…俺と過ごしたいのか」

    勝ノ辺「ライバルの分際で…まぁいい、退屈してた所だ」


    勝ノ辺さんと書籍の事について話した…


    勝ノ辺さんと少し仲良くなってしまった…

    勝ノ辺「おい、青山…」

    青山「何ですか?」

    勝ノ辺「俺たちはどういう関係なんだ」

    青山「急に何ですか」

    勝ノ辺「いいから答えろッ!」

    青山「うーむ…」

    ………ライバルと答えておこう…

    青山「ライバル…ですか?」

    勝ノ辺「そうだ! 俺とお前はライバルだッ! よく気づいたな!」

    勝ノ辺「良し、ライバルなら俺に近づくなよ!」

    青山「ええぇー…」

    友達でもいいんじゃないかなぁ…


    勝ノ辺のレベルが上がりました。

    Lv.1→Lv.2

    その後、勝ノ辺さんに睨まれながら自室に帰った…


    ・自室・

    青山「次は誰に会いましょうか…」

    安価 >>41

    勝ノ辺以外の誰に会いに行く?

    では、よろしくお願いします。
  41. 41 : : 2017/01/17(火) 22:10:40
    若取
  42. 42 : : 2017/01/17(火) 22:54:48
    >>41さん ありがとうございます

    青山「若取さんに会いに行きましょう」


    ・多目的教室・

    青山「ここにいました」

    若取「む? 青山か…俺と過ごしたいのか?」

    若取「いいだろう! 映画の事について語ろうではないかッ!」


    若取さんと映画の事について話した…


    若取さんと少し仲良くなった。

    若取「ルールある殺し合い…ふふ、七日間のデスゲームを思い出すな」

    青山「あぁ、男女が部屋に閉じ込められてそこで殺し合いを迫られる…ってやつですよね、あれ見ました」

    若取「では聞こう。 お前はあの映画に何を思う?」

    青山「えぇーと…」

    映画の感想を述べた…

    若取「なるほど…くくく…」

    若取「どうやらお前とは気が合いそうだ…」

    青山「そ、そうですか」


    若取のレベルが上がりました。

    Lv.1→Lv.2

    その後、不気味に笑う若取さんを残し、自室に戻った。


    ・自室・

    青山「さて、次は誰に会いましょうか…」

    安価 >>43

    勝ノ辺若取以外のだれに会いに行く?

    ではよろしくお願いします。
  43. 43 : : 2017/01/17(火) 22:57:58
    枝伽
  44. 44 : : 2017/01/18(水) 10:20:46
    >>43さん ありがとうございます

    青山「…枝伽さんの所に行ってみましょう」


    ・体育館・

    青山「枝伽さんー!」

    枝伽「ん? わたしに何か用?」

    枝伽「こんなわたしと過ごしたいの? いいよ、付き合ってあげる」


    枝伽さんとたわいもない話をして過ごした…


    枝伽さんと少し仲良くなった…

    枝伽「………………………」

    青山「………………………」

    話すことが無い…

    枝伽「えっと…もういいかな?」

    青山「まって!」

    枝伽「ん?」

    青山「あ、あの! 枝伽さんの才能について話しましょう!」

    枝伽「…わたしの?」

    青山「心当たりはありますか? 出来ることとか…得意なこととか!」

    枝伽「うーんと…言われた事を何でもする事かな」

    青山「ほうほう…いくつか当てはありますが…」

    枝伽さんの才能は…?

    青山「超高校級のメイド…」

    枝伽「…それじゃないような気がする…」

    枝伽「まあ、そのうち思い出すかもね」

    …それでいいのでしようか……


    枝伽のレベルが上がりました。

    Lv.1→Lv.2

    その後、枝伽さんと別れて自室に帰った…


    ・自室・

    青山「…そろそろ食堂に集まる頃ですね」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんにちはー!』

    モノカネ『フー…吐いたらスッキリちまちた!』

    モノディー『オマエラ! 至急体育館にお集まり下さい!』

    モノヤス『ボスがお怒りだぜ! ヒャハーーーッ!』

    モノミーナ『仲良く学校生活を送るオマエラにプレゼントがあるらしいぞ!』

    モノノト『オマエラのびっくりする顔が目に浮かぶわー』

    モノディー『取り敢えず! 生徒達は至急体育館にお集まり下さい!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「……プレゼント? 気になりますね…」

    青山「どうせ行かなきゃなんかされるだろうし…行きましょうか」


    ・体育館・

    体育館に行くと、わたし以外全員集まっていた…

    テレテレレーン♪

    モノクマ「やあやあ! 集まったね!」

    舞浜「何の用ですか?」

    モノクマ「僕はね、怒ってるんだよ…オマエラ全然コロシアイする気ないじゃん!」

    最藤「当たり前だろうがッ!」

    モノクマ「すごく怒ってるよ! ブチギレだよ!」

    モノクマ「だからね…動機を用意したんだよ」

    青山「動機…?」

    モノクマ「おーい! お前ら!」

    モノファミ「ハァーイ!」

    モノクマの掛け声でモノクマファミリーが出てくると、生徒1人1人に紙切れを渡し始めた

    モノミーナ「はいこれ青山の、まだ開けちゃダメな」

    青山「あ、はい…」

    折られている側に何か書いてある様だ…

    モノクマ「みんな受け取ったー? じゃあ一斉に、オープンッ!」

    恐る恐る中を見てみると…


    青山飛鳥の秘密

    青山飛鳥は、中学2年生まで寝る時にオムツを履いている
    そして今も時々履いている


    青山「………………ブッーーーーーッ!」

    思わずふいてしまった…

    この紙に書いてある事は本当なのだから

    華裏「な、何これぇ…」

    宝野「嘘だろ…こんな…」

    勝ノ辺「何でこんな事をお前らが知っているッ!」

    みんなも動揺している…

    モノクマ「あるルートで仕入れたんだよ」

    モノディー「驚くのはまだ早いよ」

    モノヤス「ここからが本番だからな!」

    モノクマ「その通り! 後2日のうちにコロシアイが起きなかった場合、これをネット上に流して世界中に拡散しまーーーす!!!」

    千舟「や、やめてよぉ!」

    江頭「そ、そんな今時の若者みたいな事して…」

    舞浜「あなたも今時の若者なのをお忘れなく」

    江頭「あ、そうだった」

    最藤「…チッ…馬鹿馬鹿しい…こんな事で俺が怯むと思ってるのか?」

    最藤「俺は紙をここに置いとくからよ、読みたい奴は勝手に読め」

    最藤「話はそれだけだよなモノクマ。俺は食堂で待ってるからお前らも早く来いよ!」

    そう言って最藤くんは体育館から出ていった…

    モノクマ「…………………」ムカムカ

    モノディー「うわ! ボスがますます不機嫌に!!」

    モノヤス「なだめるんだ! お世辞とかたくさん言って!」

    モノノト「ほら! ボスの大好きな砂糖100倍蜂蜜よ!」

    モノミーナ「今なら何とプレーンドーナツ×3もつけますぞ!」

    モノカネ「と、取り敢えず…」

    モノファミ「また来週〜」

    …………
  45. 45 : : 2017/01/18(水) 18:57:25
    舞浜「全く…最藤くんの言う通りですわ」

    舞浜「わたくしのもここに置いて行きますので、どうぞご勝手に…」ツカツカ...

    舞浜さんが食堂に向かったのを皮切りに、みんなは次々と食堂に向かった…

    ほとんどの人は紙を持って…

    体育館に残っているのは私と栗原くんと枝伽さんだけになってしまった

    栗原「…僕達も行こうか」

    枝伽「うん、その前にこの人達の見てみない?」

    置いてある手紙は最藤さん、舞浜さん、別にバレてもいい秘密だと言う事で松堂歌さんのがあった

    青山「最藤さん達のですか?」

    栗原「そんな…最藤くん達に悪いよ!」

    枝伽「誰にもばらさなきゃいいんだよ」

    栗原「ぼ、僕は見ないからね! 先行ってるよ!」スタスタ...

    枝伽「…度胸無いなぁ…」

    青山「枝伽さん、あなたの秘密は見せれるものですか?」

    枝伽「え…」

    青山「見せれるものなら、私に見せてから最藤さん達のを見て下さい」

    枝伽「…そんな事言われると…分かったよ、見ないよ」

    青山「じゃ、行きましょうか」

    枝伽「でも一応回収しておくよ、誰かが見にくるかもしれないし」

    青山「では私が持っています」

    枝伽「はい、どうぞ」

    ……枝伽さん、何を考えているのやら…

    その後、食堂で動機について話し合い、どうしても嫌だと言う人以外は秘密をバラす事にした

    恥ずかしかったが、私もバラした

    バラさなかった人は若取くん、千舟さん、千郷さん、華裏さん、勝ノ辺さん、枝伽さんの6人だった

    取り敢えず、私達は食事をとり、夜時間まで自由に過ごす事にした


    ・自室・

    青山「さて、誰かに会いに行きましょうか」

    安価 >>46
    勝ノ辺若取枝伽以外で誰に会いに行く?

    一応はその日にあった人はその日には選択出来ないということで

    では、よろしくお願いします。
  46. 46 : : 2017/01/18(水) 19:00:19
    舞浜
  47. 47 : : 2017/01/18(水) 22:18:12
    >>46さん ありがとうございます

    青山「舞浜さんの所に行きましょう」


    ・1-A教室・

    青山「舞浜さん!」

    舞浜「あら、青山さん。どうなされましたか?」

    舞浜「この時間を過ごしたい? わたくしでよければいいですよ」


    舞浜さんと経済市場の事について話した…


    舞浜さんと少し仲良くなった。

    舞浜「青山さん、ヌーパーマンに興味はありますか?」

    青山「ヌーパーマン…? あー、海外のヒーローでしたか?」

    舞浜「そうです! 世界的に有名なヌーパーマン!」

    舞浜「わたくし大ファンでして!」

    青山「…そ、そうですか…」

    舞浜「まさか! 貴女もファンなのですか!?」

    青山「えぇーと…」

    ファンだと答えておきましょう…

    青山「ファンです…熱狂的ではありませんが…」

    舞浜「ふふふふ…貴女とは気が合いそうですわ〜」

    舞浜さん…アメコミみたいなのが好きなのかな?

    舞浜のレベルが上がりました

    Lv.1→Lv.2

    ニヤニヤした舞浜さんと別れて自室に戻った


    ・自室・

    青山「さて、次は誰と合いましょうか…」

    安価 >>48

    勝ノ辺若取枝伽舞浜以外の誰に合う?

    では、よろしくお願いします
  48. 48 : : 2017/01/18(水) 22:23:51
    最藤
  49. 49 : : 2017/01/18(水) 23:46:11
    >>48さん ありがとうございます

    青山「最藤さんの所に行きましょう」


    ・食堂・

    青山「最藤さーん!」

    最藤「おう! 最藤だぞお!」

    最藤「俺と過ごしたいのか? いいぜ!」


    最藤さんとバイクの事について話した


    最藤さんと少し仲良くなった

    最藤「なぁ、青山」

    青山「はい、何ですか?」

    最藤「…いや、何でもねぇ」

    ………………?

    最藤「それよりよ! お前ちゃんと食ってんのか?」

    青山「あー…食べてるっちゃあ食べてますよ」

    最藤「もっとなんか…背が伸びるもん食わねぇと大きくなんねぇぞ!」

    青山「なッ…余計なお世話ですよッ!」

    青山「まだ私には成長期が来てないだけで…」

    最藤「あー冗談だよ冗談ッ! 俺の目から見てだが小さい方が可愛いかもな! お前は!」

    青山「だから! 余計なお世話ですよッ!」

    もう…最藤さんってデリカシーがないのでしょうか…


    最藤のレベルが上がりました

    Lv.1→Lv.2

    最藤さんと別れて自室に戻った


    ・自室・

    青山「…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんばんはー!』

    モノディー『夜時間になりました!』

    モノミーナ『明後日の夕方、それがキサマラの社会的なタイムリミットよ!』

    モノカネ『死ぬわけじゃないけどせいぜいガクブル震えているがいいでちゅ!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…もう夜時間ですか…寝ましょう」

    ピンポンパンポーン♪

    ん…?

    モノクマ『えーと、夜時間放送後にお送りしてます!』

    モノクマ『先ほど、言い忘れた事があったのでお伝えします!』

    モノクマ『いい? 1回しか言わないから、へその穴かっぽじってよぉーく聞くようにッ!』

    モノクマ『実は…オマエラの中に裏切り者がいまーす!』

    ……………………え?

    モノクマ『あ、勘違いしないでね! オマエラにとっての裏切り者で、僕にとってはただの敵だからさ!』

    モノクマ『敵の敵は味方じゃないけど、そんな感じでよろしくお願いします!』

    モノクマ『ではでは、いい夢を…グッマイケルッ!』

    青山「ど、どういう事…なの…」

    頭が混乱して来た…

    私たちの中に…裏切り者がいる…?

    ドアに急いで鍵をかけ、ベッドに潜り込む。

    怖かった…

    自分達が今コロシアイをしているという事を改めて思いしらされる

    その日、私が寝付けたのは深夜1時くらいであった…
  50. 50 : : 2017/01/18(水) 23:54:43
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「幸せって何だろうね」

    モノクマ「朝起きれば幸せって思う人もいれば、好きなものが食べられた! 幸せー! って思う人もいる、ウザいあの人が辛い目にあってる! 幸せだな! って思う人もいるよね?」

    モノクマ「つまり幸せっていわば形の無いものなんだよ」

    モノクマ「ちなみに僕は幸せを感じてる時が一番幸せだね!」

    モノクマ「幸せって幸せ!」
  51. 51 : : 2017/01/19(木) 09:29:41
    ……………………

    青山「んあ…朝か…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノカネ『おはようございまーす!』

    モノカネ『えぇーと…ただいま兄貴達は出払っておりまちゅ!』

    モノカネ『タイムリミットまで後…えーと、あちたの17時頃でちゅから…34時間でちゅ!』

    モノカネ『たのちみにちててねー!』

    モノカネ『また来週〜』

    青山「誰が…楽しみにするもんですか…」

    取り敢えず、私は制服で寝てた事を思い出し、クローゼットにある無数の同じ制服に着替え、食堂に行った。

    ・広場・

    青山「あれ? あんな人いたっけ?」

    広場に行った所で、大きな被り物を被ったメイド姿の女性を見つけた。

    青山「貴方は誰ですか?」

    メイド「…」サッサッ

    声が聞こえてないのか、無言で床の掃除をしている

    テレテレレーン♪

    モノクマ「どこだ! 侵入者はどこだ!」

    青山「きゃあ!! モノクマ!?」

    モノクマ「ん? そのメイドさんか」

    モノクマ「一体いつからいるのか分からないけど、取り敢えずメイド服着てるからメイドなんだよね?」

    メイド「…」

    モノクマ「そのマスク…僕の熱狂的なファンていう印だよねッ!! 気に入ったよ!!」

    モノクマ「よぉし! 君の名はモノ橋クマ子だッ!」

    青山「いいんですか? 勝手に名前なんかつけて…」

    モノクマ「喋んないんだから名前だって分からんでしょ?」

    モノクマ「メイドなら掃除をやってね、じゃあねー」

    そう言ってモノクマは消えた

    モノ橋「…」サッサッ

    モノ橋クマ子と名付けられた人は何事もなかったかの様に掃除を続行していた…

    青山「えっと…私は朝会があるので…さよなら…」タッタッ

    モノ橋「…」ペコォ

    …私はモノ橋さんと別れ、食堂に急いだ。
  52. 52 : : 2017/01/19(木) 17:44:34
    ・食堂・

    食堂には、私以外の生徒が来ていた。

    青山「おはようございます。みなさん」

    栗原「おはよう。青山さん」

    舞浜「これで全員揃いましたね」

    栗原「じゃあまずは朝ごはんからだね、みんなでいただきまーす」

    全員「いただきまーす!」

    今日の料理も美味しかった。

    聞くと今日はあのモノ橋さんが来て作ってくれていたらしい

    全員の食事が終わり、話し合いにうつる。

    最藤「まず最初の議題は、昨日の放送についてだ」

    裏切り者の放送の事について話しあった結果、裏切り者の件は時間があったら話す事になった。

    最藤「じゃあ次はあのメイドの事だ」

    最藤「どうやら今日の料理はあいつが用意したらしいが…」

    テレテレレーン♪

    モノクマ「やっほー!」

    モノクマ「モノ橋クマ子はみなさんに危害を加えたりしませーん!」

    モノクマ「僕が言い聞かせておくからね」

    モノクマ「だからみなさんは安心してコロシアイを続けてくださーい!」

    モノクマ「バイナーラ!」

    モノクマは伝えたい事だけ伝えるとまたどこかに消えてしまった

    栗原「じゃああの…モノ橋クマ子…さんは基本的に無視という事で…」

    最藤「それに賛成だ、じゃあ今日はこれでかいs

    若取「ちょっと待て」

    最藤「うわっと、なんだよ若取!」

    若取「昨日、購買部でこんなものを見つけた」

    若取さんがみんなに見せたのは、ホラーもの映画のDVDだった

    若取「今日の午後3時ごろ、これの上映会を多目的教室で開くから、見たい奴は来てくれ。俺も自室で見たが、すごく面白いぞ」

    栗原「へー、面白そう!」

    江頭「いくいく!」

    千舟「ホラーものはちょっと…」

    千郷「行こうよお姉ちゃん!」

    千舟「えぇぇーー…」

    立川「腹成! その…一緒に行かないか?」

    腹成「いいよー!」

    最藤「もういいか? よし! これで解散!」

    へー、私も行ってみよっと!

    食堂を後にし、自室に戻った。


    ・自室・

    青山「さて、上映会まで時間が有り余ってますね…」

    青山「誰と過ごしましょうか…」

    安価 >>53
    この時間を誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします
  53. 53 : : 2017/01/19(木) 18:01:48
    勝ノ辺
  54. 54 : : 2017/01/19(木) 21:54:31
    >>53さん ありがとうございます

    青山「勝ノ辺さんに会いに行きましょう」


    ・体育館・

    青山「勝ノ辺さーん!」

    勝ノ辺「なんだ? 青山飛鳥…」

    勝ノ辺「俺と過ごしたいのか? 別にいいが…」


    勝ノ辺さんと漫画の事について話した…

    勝ノ辺さんと仲良くなってしまった…

    勝ノ辺「おい、青山飛鳥!」

    青山「な、何でしょうか?」

    勝ノ辺「この前、近づくなと言っていただろう…何故お前は俺の近くにいる?」

    青山「いえ、なんとなく…」

    勝ノ辺「なんとなく!?」

    あと、貴方をほっておくと自分の小説の評判が下がる可能性が…

    勝ノ辺「全く…ライバルなんだからもっと俺を嫌ってもいいというのに…」

    青山「は、はぁ…」

    勝ノ辺「……」

    青山「……」

    勝ノ辺「…用がないなら俺は行くぞ」

    青山「あ…はい…」

    …どうしたのかな…いつもなら減らず口で言い返してくるのに…


    勝ノ辺のレベルが上がりました

    Lv.2→Lv.3

    勝ノ辺さんと別れて自室に戻った…


    ・自室・

    青山「まだ時間がありますね、誰と会いましょうか…」

    安価 >>55
    勝ノ辺以外の誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします
  55. 55 : : 2017/01/19(木) 21:56:12
    若取
    これ訪ねる奴変えづらいな。精神的に。
  56. 56 : : 2017/01/19(木) 23:14:42
    >>55さん ありがとうございます
    気に入ったキャラ達だからですか?


    青山「若取さんは今上映会の用意をしている筈…過ごしてくれるでしょうか…」


    ・多目的教室・

    青山「若取さんいますか?」

    多目的教室には誰もいなかった…

    若取「何をしている青山?」

    青山「うわ! 若取さん! 何してたんですか?」

    後ろを振り返ると、若取さんがジュラルミンケースをもって立っていた。

    若取「ちょっと上映器具をな。で、お前は何をしている?」

    若取「一緒に過ごしたい? 準備があるから少しだけだぞ…」


    若取さんと最近のアクション映画の事について話した


    若取さんと少し仲良くなった

    若取「青山よ」

    青山「なんですか?」

    若取「映画館のポップコーンの売り上げを伸ばす方法を知っているか?」

    青山「…え? えぇと…」

    確か…あれは…

    青山「サブリミナル効果…でしたっけ?」

    若取「そうだ…ある映画館がポップコーンの売り上げを伸ばす為に、映画の映像の中に瞬間的にポップコーンの写真を入れたところ、ポップコーンの売り上げが伸びた…」

    若取「日本では禁止されている効果手法だ」

    青山「催眠術の部類だとか…危ないですよね…」

    若取「あぁ、不愉快極まりない…映画の映像の中に関係の無い写真を紛れ込ますなど…」

    青山「あぁ、そっちですか?」

    若取「他に何がある?」

    …映画を催眠術に使われるのが嫌なんだな…


    若取のレベルが上がりました

    Lv.2→Lv.3

    若取さんと別れて自室に戻った。

    青山「…そろそろ時間でしょうか」

    青山「行ってみましょう!」

    といっても今さっき行ったばかりなんですけど
  57. 57 : : 2017/01/19(木) 23:49:29
    ・多目的教室・

    多目的教室に着くと教室には、若取さん、千舟さん、千郷さん、腹成さん、立川さん、栗原さん、江頭さん、宝野さん、華裏さん、枝伽さんがいた。

    他の人達は興味が無い、色々忙しいと言って断っていた。

    黒板の前にはスクリーンが掛かっており、スクリーンの前には投影機が準備されていて投影機の左右には席が用意されていた。

    若取「来たか青山…今準備が終わったところだ! 好きな所に座れ」

    青山「は、はい」

    私が適当な所に座ると、

    枝伽「やぁ、隣いいかな?」

    青山「あ、どうぞ」

    枝伽さんが隣に座った。

    教室内の窓には垂れ幕がかかっており、完全に真っ暗になる様に作られていた。

    若取「では、始めるぞ」カタカタカタ...

    若取くんが投影機のスイッチを押し、教室の電気を消した。

    そして…映画が始まった…

    『16日の絶望日』というタイトルの映画は、某仮面を被った殺人鬼がある湖にキャンプファイヤーに来た高校生達を次々殺していくという内容だった…

    グロい…エグい…千舟さんと華裏さんがキャーキャー叫んでる…

    そして、クライマックスのシーン!

    殺人鬼がチェンソーを振りかざし、ヒロインを殺そうとした瞬間ッ!!

















    突如として画面が暗くなり、音だけが響いている。

    栗原「いやー面白かったね! 若取くん、電気つけて」

    若取「いやちょっと待て。今のシーンは続きがあるはずなんだが…」

    千舟「何ッ!? 何なのぉ!?」

    立川「投影機が故障したんじゃないか?」

    腹成「何にも見えなーい!」

    若取「ちょっと待ってろ、手探りで…」

    ガガガガガガッ!! バンッ! グサッ... ドガッ!

    暗闇の中に音だけが響いている…

    青山「電気をつけて下さい!」

    若取「これでどうだ!?」

    パッと映像がついた…が、殺人鬼は倒れ、主人公とヒロインは車に乗って逃げている所だった…つまり、美味しいところを逃した

    千郷「ちょっと! さっきの所まで戻してよー!」

    若取「今やる! えぇとこれをこうして…」

    キュルキュルキュルキュル....

    若取「ここか!?」

    シーンは殺人鬼がヒロインを殺そうとしている所に戻った…

    その後はなんのトラブルもなく、映画は最後のエピローグまで視聴し、上映を終了した。

    若取「これにて上映会は終わりだ。電気をつけるぞ」

    パチッ

    電気がつき、眩しいほど明るくなる…

    栗原「うーん! 楽しかっ…たッ!?」

    栗原さんが変な声をあげたので、そっちを振り返ると…












    青山「え…?」


    そこにあったのは…


    超高校級の探検家、江頭裕司さんの亡骸だった…


  58. 58 : : 2017/01/19(木) 23:50:47


    chapter1


       悪魔に狂想曲を 絶望に賛美歌を


    非日常編
  59. 59 : : 2017/01/19(木) 23:53:12
    とうとう起こってしまった……!
  60. 60 : : 2017/01/20(金) 00:21:01
    …え?……………え?

    栗原「ちょ、江頭くん!? 江頭くんッ!!」

    千舟「いやぁぁぁぁッ!!」

    宝野「え? え!? なんで…江頭くんが!?」

    枝伽「下がって!」

    枝伽さんが脈を調べた

    だが、すぐに首を振った

    立川「そ、そんな…」

    華裏「じゃあ、本当に殺人がぁ…?」

    ピンポンパンポーン♪

    モノクマ『死体が発見されました!』

    モノクマ『一定の捜査時間の後、学級裁判裁判を開きます!』

    モノクマ『オマエラ! 殺害現場の多目的教室にお集まり下さい!』

    若取「なんという事だ…」

    腹成「あぁ…ひぃぃ…」

    最藤「おい! 何があっ…あぁ!! 江頭ッ!」

    舞浜「起きてしまったのですね…」

    松堂歌「……くッ…」

    勝ノ辺「誰が…こんなことを…」

    モノクマ「とうとう起こっちゃったねー!」

    青山「モノクマ…ッ!!」

    モノクマ「いやいやいやー、正直言ってもう起こらないんじゃないかと思って軽く絶望してたけど、起きてくれたねーー!! 犯人に感謝ッ!」

    青山「何が感謝ですかッ!?」

    モノクマ「あーはいはい。 それよりこれ、どうぞ」

    と言ってモノクマは、パッドみたいな物を取り出し、渡してきた。

    モノクマ「それはモノクマファイル。 事件の詳細を書いたスグレモノなのです!」

    モノクマ「じゃ、さっさと捜査を始めちゃって下さ〜い!」

    最藤「おい! 待ちやがれ!」

    モノクマ「はい?」

    最藤「本当に…俺たちの中に犯人がいるってのかよ…」

    モノクマ「もちろん! 質問はそれだけ?」

    モノクマ「じゃ、バイナラー!」

    モノクマはいつも通りに消えていった…
  61. 61 : : 2017/01/20(金) 09:04:00
    栗原「…ど、どうすれば…」

    青山「捜査を始めるしかないでしょう」

    千郷「でも私達シロウトなんだよー?」

    舞浜「シロウトだからモノクマはモノクマファイルを渡したのではないですか?」

    青山「捜査をして、学級裁判で犯人を突き止めるんですよ」

    青山「学級裁判で正しいクロを突き止められなかったらクロ以外全員がお仕置き…」

    青山「みんなの命がかかっているんです」

    …何故犯人は仲間である江頭さんを殺したのか…突き止めないと私達の命が危ない…

    最藤「…そうだな。やるしかねぇよ!」

    青山「やりましょうみんな!」

    全員「おーー!!!」

    殺された江頭さんの為にも…ッ!

    松原「では、3人1組で行動しましょう。その方が犯人も殺害に使った物を捨て辛いでしょ?」

    青山「では、私が班決めをしましょう」

    班決めの結果、

    ・青山、栗原、松原
    ・若取、立川、千舟
    ・松堂歌、千郷、宝野
    ・腹成、最藤、華裏
    ・舞浜、勝ノ辺、枝伽

    という組み合わせになった

    青山「では、始めましょうか…」


    ー 捜査時間 開始 ー

    青山「まずはモノクマファイルを見ましょう」


    モノクマファイル
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    被害者:江頭裕司
    死因:刺殺による失血死
    殺害現場:多目的教室 その1
    死亡推定時刻: 17:00

    遺体は心臓を一突きされており、これが致命傷となっている。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    青山「…結構詳細的に書かれてますね」

    【モノクマファイル(>  コトダマゲット


    青山「…他に怪しい所は…」

    安価 >>62
    ・投影機のそば
    ・遺体の周辺
    ・スクリーンのそば
    ・教卓
    ・松堂歌チームの場所

    ではよろしくお願いします
  62. 62 : : 2017/01/20(金) 16:31:51
    遺体の周辺
  63. 63 : : 2017/01/20(金) 22:23:39
    >>62さんありがとうございます


    遺体の周辺を調べてみましょう…

    ・遺体の周辺・

    青山「江頭さん…」

    栗原「なんでこんな事に…」

    松原「私はここにいなかったから分からないけど、彼の死が分かった時どんな感じだったの?」

    栗原「えっとね…」

    栗原さんが死体発見時の教室の様子を松原さんに説明した

    松原「成る程ね…あなたの隣で…」

    栗原「…?」

    松原「栗原君、貴方疑われるかもしれないわ」

    栗原「え? 何で!?」

    青山「江頭さんは貴方の隣で死んでいた…つまり、すぐ隣にいた貴方が1番怪しんですよ」

    栗原「僕は殺してないよ!」

    松原「それを証明するには…証拠がまだ足りないわ」

    青山「そうですね…証拠を見つけないと…」

    私達は遺体周辺を調べた

    栗原「胸に刺さっている…これはナイフかな?」

    青山「違いますね、これは包丁です」

    松原「厨房の物ではないわね、私は死体発見アナウンスが流れる前は厨房にいたんだけど、包丁は綺麗に揃っていたわ」

    だとすると…これはどこから…

    【どこかの包丁(>  コトダマゲット!
    【厨房の包丁(>   コトダマゲット!

    松原「…」

    青山「どうしました? 松原さん」

    松原「犯人は何かを被っていたのかしら?」

    青山「え?」

    松原「だって包丁で人を刺したら返り血が飛ぶはずよね? 今頃犯人は返り血でビッショリの筈なんだけど…」

    確かに…前の席までに血の飛沫が飛んでないのも疑問だ

    犯人は前からグサッと刺したのか…

    【返り血(>     コトダマゲット!

    …これぐらいでしょうか

    若取「おい、青山」

    ん? 若取さんか…

    若取「映画放映時の教室の見取り図だ」

    見取り図
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

       若取  スクリーン   
        教卓

       空席 空席     空席 宝野
       枝伽 青山 投影機 千郷 千舟
       江頭 栗原     華裏 空席
       空席 空席     立川 腹成

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    青山「作ってくれたんですか?」

    若取「立川達がそこら辺にあった紙に書いて来たものだ。俺が作ったのではない」

    青山「へー、ありがとうございます」

    【見取り図(>    コトダマゲット!
  64. 64 : : 2017/01/20(金) 22:46:45
    次の場所に行こうとすると、松堂歌さんのチームがやって来た。

    松堂歌「我から1ついいかい?」

    青山「ど、どうぞ」

    松堂歌「僕は今日、上映会の前から購買部に行ってたんだけど、誰も来なかったよ?」

    青山「…それが…どうかしましたか?」

    松堂歌「じゃあ、あの器具はどこから持って来たの? 若取クン」

    若取「この投影機とスクリーンは多目的教室に置いてあったものだが…」

    松堂歌「そうだったんだ…ごめん」

    若取「…いや、いい…」

    【松堂歌の証言(>   コトダマゲット!
    【投影機とスクリーン(> コトダマゲット!

    栗原「僕からもいいかな?」

    青山「何でしょうか?」

    栗原「映画の音だけが響いてて、映像が映らなかった時があるよね? あの時に妙にリアルな音が混じってたんだよね」

    栗原「何ていうか…映画上映時は前から音が聞こえたけど…グサッ…ていう音あったじゃん? あれは…真横で聞いてるような感じだったよ」

    栗原「アイドルって音楽業だから大体どこでどんな音が聞こえているか分かるんだよね」

    青山「ふむ…音…」

    【グサッという音(>  コトダマゲット!

    栗原「今思うと、あの時に江頭君は殺されたんだなって…」

    青山「…仕方なかったんですよ、気にせずに捜査を続けましょう」

    栗原「…青山さん……」

    栗原「決めた! じゃあ僕は今から青山さんの助手になるよ」

    青山「じょ、助手!?」

    何だか大変な事になってしまった…


    青山「さて、次はどこに行きましょうか」

    安価 >>65

    ・投影機のそば
    ・スクリーンのそば
    ・教卓

    では、よろしくお願いします
  65. 65 : : 2017/01/20(金) 23:03:50
    教卓
  66. 66 : : 2017/01/21(土) 01:05:36
    >>65さん ありがとうございます

    青山「教卓の周辺を調べてみましょう」

    ・教卓・

    青山「教卓の周辺に来ました」

    松原「あら、ゴミ箱にこんな物が…」

    と言うと松原さんはゴミ箱の中から布を取り出した。

    布には血が付いている…

    青山「犯行はそれを被り犯行を行なったと見て間違いないでしょうね」

    【ゴミ箱の布(>    コトダマゲット!

    青山「一応ゴミ箱の中を見てみましょうか」

    けど、これと言って何かがあるわけでなく、変なテープみたいな物があるだけだった。

    栗原「ん? 何だこれ…」

    栗原さんは教卓に立て掛けてあったジュラルミンケースを調べている

    栗原「うーん…開かないなぁ…これ」

    栗原「鍵がないと開かないようになってるよ」

    松原「若取君なら鍵を持ってるんじゃないかしら」

    若取「鍵ならここに…ん?」ガサゴソ

    若取「おかしい…映画の上映前にこのポケットの中に入れた筈だが…」

    枝伽「なくしちゃったの?」

    若取「すまない…」

    青山「念のために…あ、本当に無い」ガサゴソ

    一体ケースの鍵はどこに…

    【なくなったケースの鍵(> コトダマゲット!


    若取「中身を見たいのなら俺が言ってやるぞ?」

    若取「このケースにはDVDの再生機器とスピーカー、組み立て式の台とそれを包む布を入れていた」

    若取「まあ再生機器やスピーカーは投影機の上に置いているし、組み立て式の台は今投影機を置いているから、ここの中は…空だな」

    【ジュラルミンケースの中身(>
                コトダマゲット!


    若取「一応言って置くが、再生機器とスピーカー、台などは枝伽のモノ電話から仕入れたものだ」

    枝伽「うん。今日の1時ごろ、若取君にお願いされて、モノファミ達に再生機器などを持って来てもらったんだ」

    青山「自分のを使えばよかったんじゃ…」

    若取「昨日にモノ電話チャレンジをしたが失敗し、昨日購買部に行って見たがDVDだけで後は何も無かったからもう枝伽に頼むしかなくだな…」

    青山「あー…」

    枝伽「その後は暇だったから私も上映会の手伝いをしたんだ」

    青山「そうだったんですか…」

    【若取の証言(>    コトダマゲット!
    【枝伽の証言(>    コトダマゲット!


    青山「ん? これは?」

    教卓の上を見ると、黄色いテープの様なものと投影機のリモコンがあった。

    栗原「これは…蛍光テープだね。再生機器や投影機、椅子が暗闇でも分かる様に貼ってたんじゃないかな?」

    確かに椅子や投影機の台の床には蛍光テープが貼られていた

    青山「でも教卓には貼ってないんですね」

    教卓が立つ床には蛍光テープが貼られていなかった。

    青山「蛍光テープは…犯行に使われたのでしょうか…」

    青山「念のため、投影機のリモコンも覚えて置きましょう」

    【蛍光テープ(>    コトダマゲット!
    【投影機のリモコン(> コトダマゲット!

    青山「さて、ここはこんな感じですかね」

    その後、スクリーンのそばに行き、鍵を探したが、鍵どころか何も無かった…


    青山「投影機のそばに行って見ますか…」


    ・投影機のそば・

    台の上に投影機が乗せられていて、さらに投影機の上にはDVD再生機器とスピーカーが置いてある…

    青山「この投影機は映像だけしか映さないタイプの物ですね」

    栗原「DVD再生機器と投影機は黄色の線で繋がれてて、赤と白はスピーカーに繋がれてるね」

    青山「特殊な端子ですね…」

    栗原「あの音声だけの時は黄色の端子が何かの拍子に外れちゃったんじゃないかな?」

    若取「まぁ、その通りだ…俺が確認した時、外れていた」

    外れていた…ほんとにそうでしょうか…

    【黄色の端子(>    コトダマゲット!


    ピンポンパンポーン♪

    モノクマ『えー、もういいかな? では! 体育館の舞台にお集まり下さい!』

    栗原「え…もう終わり!?」

    松原「証拠はあまり無いけど…」

    青山「…行くしかありませんよ」

    私達は多目的教室を後にした…
  67. 67 : : 2017/01/21(土) 01:32:25
    ・体育館・

    体育館に着くと、私達はモノクマに言われた通り、体育館の舞台に上がる。

    テレテレテレレン♪

    モノディー「やあやあ集まったね!」

    モノディー「ここで言うのもなんだけど、学園1階の管理人のモノディーだぜェ」

    モノディー「ここで置きた殺人は俺が裁くから、よろしくッ!」

    モノディー「じゃ、下で待ってるよー!」

    モノディーはそれだけ言うと去って行ったと同時に

    ゴゴゴゴゴ…

    地響きが鳴り響き、体育館の舞台の奥の壁がバラバラに砕け、赤い扉が現れた。

    青山「なんですか…これ…」

    赤い扉はなんの前触れもなく開いた…

    どうやらエレベーターになっているらしい…

    最藤「よぉし! 行こうぜ」

    華裏「本当にぃ…やるんだよねぇ…」

    宝野「そうだね…」

    青山「行きましょう…江頭君の為にも…みんなの為にも…」

    犯人を突き止めるッ!


    全員が乗り込むと、エレベーターのドアは勝手に閉まり、エレベーターは下がって行った…


    ・地下裁判場・

    モノディー「いやっほー! 待ってましたー!」

    地下裁判所と呼ばれたそこには、モノクマを始め、モノクマファミリーとモノ橋クマ子さんまでもがいた。

    モノクマ「うぷぷ…今回は僕じゃなくて、僕の部下に裁判長を任せる事にしたよ…」

    モノヤス「モノディーだけずるいぜ!」

    モノノト「まあまあ、貴方の階で殺人が起きればモノヤスが裁判長になれるのよ? それまで我慢よ」

    モノヤス「…ぐぅ」

    モノディー「さぁさぁ! みんな自分の名前の所に立ってねー!」

    モノディー「全員が立ったら始まるよー! 学級裁判ッ!」

    始まる…命がけの学級裁判が始まるッ!
  68. 68 : : 2017/01/21(土) 01:49:44
    コトダマの説明

    【モノクマファイル】
    江頭さん殺人事件の詳細がかいてある。

    【どこかの包丁】
    どこかから持ち出された包丁。厨房のではない。

    【厨房の包丁】
    厨房の包丁は全て揃っていた。

    【返り血】
    返り血の飛沫は前方向には無かった。つまり前から刺した?

    【見取り図】
    上映会時の教室の見取り図江頭の前は枝伽、横は栗原が座っている

    【松堂歌の証言】
    今日、購買部に来るものはいなかったという松堂歌の証言

    【投影機とスクリーン】
    投影機とスクリーンはこの教室にあったものらしい。

    【グサッという音】
    映画の効果音に合わさる様に聞こえた音。江頭が刺された時の音だろう。

    【ゴミ箱の布】
    血のついた布。 おそらくこれで返り血を防いだのだろう。

    【なくなったケースの鍵】
    若取はジュラルミンケースの鍵をなくしてしまった様だ。何してんだよ若取。

    【ジュラルミンケースの中身】
    ジュラルミンケースの中身は今は空。上映会の前は再生機器とスピーカー、布に包まれた台が入っていた。

    【若取の証言】
    再生機器とスピーカー、台は枝伽から貰ったものという若取の証言。モノ電話で取り寄せたらしい。

    【枝伽の証言】
    若取が青山と別れてから10分ほど、多目的教室に手伝いに来たという枝伽の証言。

    【蛍光テープ】
    椅子や投影機の台のそばの床に貼られていた暗闇で光るテープ。教卓には貼られて無かった。

    【投影機のリモコン】
    教卓の上にあった投影機のリモコン。これで投影機を操作できるらしい。

    【黄色の端子】
    若取が確認した所、映像が映らなくなった原因になったと思われる端子。一般的な物とは違う、モノクマ特製の端子。
  69. 69 : : 2017/01/21(土) 10:05:57
    何してんだよってw
  70. 70 : : 2017/01/21(土) 11:11:17

    ー 学級裁判 開廷 ー

    モノディー「まずは、学級裁判について簡単に説明するよ」

    モノディー「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されまーす! 正しいクロを指摘出来ればクロだけがおしおきだけど、もし間違った人物をクロに選んでしまった場合は…」

    モノディー「クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」

    枝伽「本当に…この中に犯人がいるんだよね?」

    モノクマ「そやで、間違いなくいるで」

    舞浜「…江頭君の席の遺影(あれ)…どういう意味があるのでしょうか?」

    江頭さんの席には、遺影の様なものが飾られていた。

    モノディー「死んだからって、仲間外れは可哀想でしょ…」

    モノディー「んじゃ、ソロソロ始めちゃって下さーい!」

    千舟「始めるっていっても…何をすれば…」

    勝ノ辺「まあ、まずは江頭の死因だろうな」

    松堂歌「ではまずそれから話し合おうか…」


    こんにちは、私です。

    今回はこのssのノンストップ議論についての説明です

    今回のノンストップ議論は、読者の皆様の感覚が試されます。

    【】で囲まれた部分は論破でき、[]で囲まれた部分で同意します。

    正しいコトダマをセットして矛盾点に打ち込んで下さいませ

    書き方の例:【○○○○(>を【☆☆☆】に

    では、またどこかでお会いしましょう…



    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>71

    【モノクマファイル(>


    勝ノ辺『殺されたのは江頭裕司だ』

    千郷『それは明らかだよねー』

    松原『彼が殺されたのは【多目的教室】ね』

    立川『映画の上映中だったな』

    宝野『心臓を一突きにされていたよ』

    千舟『じゃあ【死因は即死】だね…』

    松堂歌『即死なら…抵抗はしなかったのかな?』

    腹成『その話は…次でいいんじゃない?』


    あれ? あの人の言っている事はおかしいな…


    ではよろしくお願いします。
  71. 71 : : 2017/01/21(土) 12:45:37
      ________________
    三(モノクマファイル(>【死因は即死】
    ´´´´´´´´´´´´´´´´
  72. 72 : : 2017/01/21(土) 14:04:02
    >>71さんありがとうございます

    千舟『じゃあ【死因は即死】だね』

    三【モノクマファイル(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!


    青山「モノクマファイルによると、死因は刺殺による失血死です」

    千舟「え…」

    青山「そもそも即死は死因ではありません」

    千舟「そ、そうなんだ…ごめん」

    松堂歌「では、次は凶器についてだね…」

    若取「江頭の胸に刺さっていた刃物か…」

    江頭さんの胸に刺さっていた刃物…それはあれだったはず…

    ー 選択肢 ー

    安価 >>73

    江頭の胸に刺さっていた刃物は?

    1.ナイフ
    2.模擬刀
    3.包丁

    では、よろしくお願いします。
  73. 73 : : 2017/01/21(土) 15:22:35
  74. 74 : : 2017/01/22(日) 00:18:28
    >>73さん ありがとうございます

    3.包丁

    青山「これです!」

    青山「犯人が殺害に使った刃物は包丁でした」

    若取「では、犯人はこの包丁をどこで手に入れたかを話し合うとするか」

    勝ノ辺「ふん、包丁なんぞある場所は決まっているだろ」


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>75

    【どこかの包丁(>
    【厨房の包丁(>


    華裏『江頭君を殺した凶器は…』

    華裏『【包丁で間違い無い】んだよね?」

    最藤『問題はその包丁を』

    最藤『どこから[持って来た]のかだよな』

    勝ノ辺『包丁があるところなんて決まっているだろ』

    勝ノ辺『食堂の[厨房]だ』

    舞浜『では犯人は』

    舞浜『【厨房の包丁を殺害に使った】のですね』

    …犯人は本当に厨房の包丁を使ったのでしょうか…

    では、よろしくお願いします。
  75. 75 : : 2017/01/22(日) 07:04:25
    【厨房の包丁(>→【厨房の包丁を殺害に使った】
  76. 76 : : 2017/01/22(日) 14:00:31
    >>75さん ありがとうございます

    舞浜『【厨房の包丁を殺害に使った】のですね』

    三【厨房の包丁(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!


    青山「いえ、殺害に使われたのは厨房の包丁ではありません」

    舞浜「あら、何故そう言い切れるのですか?」

    青山「松原さんは死体発見アナウンスがなった時、厨房にいたんですよね」

    松原「えぇ、鳴る時までいたんだけど、厨房を出てからすぐ死体発見アナウンスがなって…」

    松原「その時は厨房の包丁は全て揃っていたわ」

    宝野「じゃあ犯人は、どこから包丁を持ち出したの?」

    最藤「他に持ち出せる所なんて、購買部ぐらいしかないよな」

    松堂歌「いや、我は上映会の前から購買部にいたけど誰も来なかったし、包丁なんて購買部に無かったよ」

    松堂歌「犯人が前日に全部持って行ってしまった形跡もないしね…」

    腹成「じゃあ犯人はどうやって包丁を手に入れたのかな?」

    犯人がどうやって包丁を手に入れたか…

    …犯人は何かを使って包丁を手に入れた…

    その何かが分かれば…

    こんにちは、また会いましたね、私です。

    今回はこのssの閃きアナグラムについてお話しします。

    画面中の□は文字を、□の数はキーワードの文字数を表しています。

    画面中はキーワードとなる文字が浮いております。

    浮いている文字を並び替え、キーワードを作ってくださいませ。

    画面
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    □□□□

            も      う
      ぎ         と
           と         う
        も    ぎ        と

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    今回はキーワードとなる文字だけが浮いて出ますが、物語が進んでいくにつれ、キーワードとは関係の無い文字が浮いて来ます。
    ダミーに騙されずにキーワードを作ってくださいませ。

    では。また会いましょう。



    ー 閃きアナグラム 開始 ー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    □□□□□

       で    わ    も    わ

         の      わ   で

     も     ん      の     も

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ではよろしくお願いします。
  77. 77 : : 2017/01/22(日) 15:15:17
    ものでんわ
  78. 78 : : 2017/01/22(日) 16:07:46
    >>77さん ありがとうございます

    ものでんわ

    青山「謎は解けました!」解!

    COMPLETE!


    青山「…包丁を手に入れた方法…それは、モノ電話ではないでしょうか」

    栗原「モノ電話…あ! そうか!」

    青山「モノ電話は言えばモノクマファミリーが何でも持って来てくれる便利グッズ…」

    千郷「あ! それを使えば、凶器だって手に入るよね」

    若取「では、そのモノ電話を使える人物が包丁を持ち出した犯人なのだな」

    華裏「今、モノ電話を使える人って…」

    モノ電話を使える人物は今分かっている時点では…


    ー 人物選択 ー

    安価 >>79

    ではよろしくお願いします。
  79. 79 : : 2017/01/22(日) 16:14:26
    枝伽
  80. 80 : : 2017/01/22(日) 23:57:31
    >>79さん ありがとうございます

    枝伽 真菜子

    青山「あなたしか…いません!」


    青山「枝伽さん…しかいませんよね?」

    枝伽「………………えっ…」

    青山「今分かっている時点では、貴女はモノ電話を使えますよね?」

    枝伽「わ、私を疑ってるの?」

    枝伽「それは超高校級の推理作家にしては早計すぎじゃないかな?」

    勝ノ辺「なら、お前以外にモノ電話を使える者がいるとでも?」

    枝伽「私以外に1人ぐらいはいるよね…?」

    モノクマ「そこんとこどーなの?」

    モノディー「えっと…モノ電話チャレンジに挑戦したのは13人…そのうち成功したのは1人だけ…だったよな?」

    モノノト「その通りよ」

    モノカネ「それが…その1人が枝伽さんでちゅ…うぷっ」

    モノヤス「お、思い出し嘔吐をするなッ!」

    枝伽「そ、そんな…」

    立川「そう言えば枝伽はあの時、江頭の前に座っていたよな?」

    枝伽「そ、そんな事言ったら隣に座っていた栗原くんも怪しいよ!」

    宝野「あ…確かに…」

    栗原「ぼ、僕はやってないよ!」

    舞浜「もうよろしいのでは? 枝伽さん…」

    舞浜「どっちにしろ貴女だけが包丁を手に入れられる手段を持っているのですから」

    枝伽「うぅ…」

    枝伽「じゃあさ…こんなのはどう?」


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>81

    【モノクマファイル(>
    【投影機とスクリーン(>
    【若取の証言(>
    【枝伽の証言(>


    枝伽『私は午後は映画の上映会まで…』

    枝伽『【自分の部屋にはいなかった】んだよ!』

    最藤『それを証明するものはあるのか?』

    最藤『っても[無い]だろうな…』

    千舟『じゃあ…どこにいたのぉ?』

    枝伽『保健室で腕の包帯を新しくしてたんだ』

    枝伽『でも行く時に【鍵をかけ忘れ】ちゃったみたいで…』

    枝伽『包帯を新しくしているうちに【他の人が部屋に入って】…』

    枝伽『【モノ電話を使った】のかもね』


    …いや、枝伽さんは間違いなくその時間帯は部屋にいたはず…

    誰かの証言を使えば…

    では、よろしくお願いします。
  81. 81 : : 2017/01/23(月) 00:01:13
    【若取の証言(>→【自分の部屋にはいなかった】
  82. 82 : : 2017/01/23(月) 01:34:25
    >>81さん ありがとうございます


    枝伽『【自分の部屋にはいなかった】んだよ!』

    三【若取の証言(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!


    青山「若取さんは午後1時に貴女の部屋に来て、貴女に会ってますよね?」

    若取「あぁ、午後1時くらいだったな」

    枝伽「うぐっ!」

    青山「しかも、捜査時間に貴女自身も言ってますよね?」


    ー 回想 ー

    若取「一応言って置くが、再生機器とスピーカー、台などは枝伽のモノ電話から仕入れたものだ」

    枝伽「うん。今日の1時ごろ、若取君にお願いされて、モノファミ達に再生機器などを持って来てもらったんだ」

    ー 回想 終了 ー


    枝伽「あ…」

    青山「反論はありますか?」

    枝伽「うぐぅ…んぅ…ッ!」

    最藤「どうなんだよ枝伽ッ!」

    枝伽「うぅぅぅうううぅぅぁあぁ…ッ!」










































  83. 83 : : 2017/01/23(月) 12:50:55
    枝伽「ふふッ」













    枝伽「アハ! アハハッ! アーハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」


    え…?


    枝伽「アァ…アハッ! フフフ…」


    枝伽「素晴らしいね! みんなして真実に向かおうとしてるね! アハハ! 今のみんなまさにそう! 希望だよね!!! アハハハハッ!!!」


    ゾクッとした…初日の夜のあの感覚が蘇って来た。


    目元に影を落としていながら、真っ赤な瞳暗闇から浮き出ており、グチャグチャな渦を巻いていた…


    どこまでも吸い込まれそうな渦…


    避けるようにつり上がった口元…


    目元の影の中に光る赤い渦巻く目…


    “狂人”は…ただただ嗤っていた…


    枝伽「うんそう! みんなの言う通り、包丁を用意したのは私!」

    宝野「じ…自白した…?」

    枝伽「その調子だよ! みんな! 後1歩踏み外せばきっと真実にたどり着けるよ!」

    踏み外せば…?

    勝ノ辺「じゃあ…江頭を殺したのは…枝伽でいいのか?」

    最藤「なんで…なんでそんなことしちまったんだよ!」

    枝伽「あぁ…そんなに怒らないで…」

    枝伽「これも希望を輝かせるためなんだからさッ!!」

    最藤「訳分かんねぇ事言うなッ!!」

    枝伽「で、話を変えると」

    枝伽「このまま投票タイムに行っちゃう? 私が犯人のままでいいの?」

    松堂歌「それはどう言う意味?」

    枝伽「いやそれならそれでいいんだけどさ…」

    松堂歌「話を聞いてよ」

    枝伽「えぇーと…もう話し合う事は無いと思ってる?」

    枝伽「思ってるならそれでいいけど」

    青山「………………」

    話し合う事が無い訳じゃない…

    けど…みんなはもう…枝伽さんが犯人だと思っている…

    腹成「ねぇね、ちょっといいかな?」

    え?

    腹成「エトちゃんはさ、どうやって返り血を防いだの?」

    枝伽「…えっとね…投影機の台を包んでいた布を使ったんだよ」

    腹成「でもさぁ、どうやって布を被ったの?」

    枝伽「…は?」

    腹成「捜査時に言おうと思って忘れてたけど、桃多ちゃんは上映会の前にあの布をジュラルミンケースの中に入れてたよね?」

    若取「何? 見ていたのか?」

    腹成「うん、扉からちょこっと見えてたよ?」

    青山「若取さん、貴方捜査時にケースの中は空だって言ってましたよね!」

    若取「ぬ、布の存在を忘れていた…」

    最藤「おいおい…大丈夫かよ…」

    腹成「鍵付きのジュラルミンケースの中にある布をどうやって…」

    …どうやって手に入れたか……


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    【モノクマファイル(>
    【なくなったケースの鍵(>
    【ジュラルミンケースの中身(>
    【ゴミ箱の布(>

    腹成『エトちゃんはどうやって…』

    腹成『ケースの中の布を手に入れたのかな?』

    宝野『[無理やりこじ開けた]のかな?』

    舞浜『ケースが無事ではないでしょう…』

    松原『[ピッキングで開けた]可能性は…』

    宝野『無いとも限らないけど不可能だよね!?』

    宝野「【目の前は真っ暗】だったんだから!』

    千舟「若取君が[なくした鍵を使った]のかなぁ…」

    最藤『もしくは[魔法を使った]のかもな!!』

    華裏『冗談を言ってる暇はないと思うの…』


    では、よろしくお願いします。
  84. 84 : : 2017/01/23(月) 17:40:15
    【なくなったケースの鍵(>→[なくした鍵を使った]
    かな?
  85. 85 : : 2017/01/23(月) 23:38:28
    >>84さん ありがとうございます

    千舟『若取君が[なくした鍵を使った]のかなぁ…」

    三【なくなったケースの鍵(>

    青山「それに賛成です!」同意!

    BREAK!

    青山「千舟さんの言う通り、なくした鍵を使ったのかもしれません」

    千舟「え…」

    青山「そうですよね? 枝伽さん」

    枝伽「……」

    枝伽「うん、そうだね! 映画が始まる前に落ちてたケースの鍵を拾ったんだよ」

    青山「仮に拾ったとして考え、あの真っ暗な時間を迎えた。けど、真っ暗なのでジュラルミンケースがある教卓にはたどり着けないでしょう」

    枝伽「それは違うよ」反論!

    青山「え?」

    反論して来た…!?


    こんにちは、私です。

    今回は、このssの反論ショーダウンについてお話ししておきましょう。

    反論ショーダウンでは

    ○○『ーーーー!!』
    ○○『ーーーーーーーーー』
    ○○『ーーー!!!!』
    ○○『ーーーーーー』
    ○○『ーーーー【????】ーーーーー』
    ○○『ーーーーーーーーー!!』

    この様に、反論した人が続け様に反論をぶつけて来ます。

    特に特徴の無いセリフは「切り!」で切って下さいませ。

    セリフの中に【】が入っているセリフはウィークセリフと呼ばれ、このセリフはコトノハを選び、「論破!」で切りましょう。
    反論を切り返すことが出来ます。
    「論破!」の後のセリフは切りを書かなくて良いです。

    でも物語が進むにつれ、ウィークセリフが増えて行くことがあるでしょう。

    そんな時は議題に近いことを言っているウィークセリフを選び、論破しましょう。
    そのほかのウィークセリフは切らず、そのまま「不切」と書いて下さいませ。

    書き方の例

    ー【○○○○フ
    ー【☆☆☆フ

    ○○『ーーーー!!』
    ○○『ーーーーーーーーー』
    ○○『ーーー!!!!』
    ○○『ーーーーーー』
    ○○『ーーーー【☆☆☆】ーーーーー』
    ○○『ーーーーーーーーー!!』
    の場合、

    上から、
    切り
    切り
    切り
    切り
    【☆☆☆】論破!


    では、また会いましょう


    ー 反論ショーダウン 開始 ー

    ー【蛍光テープ フ
    ー【グサッという音 フ
    ー【黄色の端子 フ

    枝伽「教室は真っ暗闇だった」
    枝伽「だけどどこに何があるのか分かったはずだよね?」
    枝伽「障害物の下に貼ってあった蛍光テープを見ればね」
    枝伽「椅子の脚の所にも貼ってあったし」
    枝伽「【教卓の下に貼った蛍光テープ】を辿れば…」
    枝伽「ジュラルミンケースまで辿り着けるはずだよ」

    では、よろしくお願いします
  86. 86 : : 2017/01/24(火) 07:08:12
    切り
    切り
    切り
    切り       /
    【蛍光テープ|フ/【教卓の下に貼ってあった蛍光テープ】
          /
  87. 87 : : 2017/01/24(火) 22:01:38
    >>86さん ありがとうございます


    枝伽「【教卓の下に貼った蛍光テープ】を辿れば…」

    ー【蛍光テープ フ

    青山「その言葉、切らせてもらいます!」斬!

    BREAK!

    青山「枝伽さん、忘れたんですか?」

    青山「教卓の下には、蛍光テープは貼られていませんでしたよ!」

    枝伽「あ、そっか…」

    枝伽「じゃあ、私が教卓に辿り着くのは不可能だね」

    華裏「じゃあ…枝伽ちゃんは犯人じゃないって事…?」

    青山「殺した可能性はあれども、返り血を防ぐ物を手に入れられない…でも、枝伽さんの服は返り血で汚れていない…」

    青山「汚れていたとしても、犯行後すぐに着替える事も出来ない…捜査時にも舞浜さんと勝ノ辺さんが同行していたので着替える暇がなかった…」

    青山「枝伽さんはクロの可能性あるけども、説明出来ない事もあるのでシロである可能性も出て来ました」

    舞浜「グレーゾーン…ですわね」

    枝伽「…あーあぁ……」

    枝伽「ゴメンね真犯人さん…もう限界みたいだ」

    枝伽「私は犯人じゃないよ」

    最藤「何ィ!?」

    立川「おい、枝伽! お前はさっき自白したじゃないか!」

    枝伽「包丁を用意したのは私だって行ったんだよ」

    枝伽「私はダメな協力者だよ…」

    若取「では、誰が犯人だと言うのだ!」

    青山「…」

    誰が犯人なのか…

    枝伽「青山さん…」

    青山「え…あ、はい?」

    枝伽「犯行はジュラルミンケースになるべく近い人じゃないと出来ないよね?」

    枝伽「うん、すごく近い人じゃないと…」

    青山「……………………」

    ジュラルミンケースにすごく近い人物…

    ジュラルミンケースの場所は…教卓の下…

    青山「!!」

    あの人しか…

    ー 人物選択 ー

    安価 >>88

    では、よろしくお願いします
  88. 88 : : 2017/01/24(火) 22:23:35
    若取
  89. 89 : : 2017/01/25(水) 10:54:45
    >>88さん ありがとうございます

    若取 桃多

    青山「あなたしか…いません!」


    青山「ジュラルミンケースに1番近い人物…それは、若取さん…貴方ですよね?」

    若取「何!?」

    若取「確かに、俺がジュラルミンケースに1番近い人物だが…」

    舞浜「そういえば…あの上映会を開催したのも貴方でしたわよね?」

    栗原「そうとなれば…事前に色々と殺人の用意は出来るね」

    若取「お、俺はみんなを楽しませようと…」

    若取「なら、俺が犯人だと思うのは何故か言ってみろ!」


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>90

    【モノクマファイル(>
    【見取り図(>
    【投影機のリモコン(>
    【松堂歌の証言(>
    【枝伽の証言(>


    若取『俺が犯人という根拠は何だ!』

    舞浜『事前に色々と用意出来たのは』

    舞浜『【貴方しかいない】のですよ?』

    若取『俺は[殺していない]ぞ!』

    華裏『上映会の準備中に…』

    華裏『[投影機に細工した]のかも』

    千郷『【外部に細工してたら気付くはず】じゃない?』

    若取『そうだ!』

    若取【上映中に操作出来るわけもない】のに』

    若取『して[犯人は他にいる]のだ!!』

    では、よろしくお願いします。
  90. 90 : : 2017/01/25(水) 16:49:04
    【投影機のリモコン(>→【上映中に操作出来るわけもない】
  91. 91 : : 2017/01/26(木) 11:25:33
    >>90さん ありがとうございます


    若取『【上映中に操作出来るわけもない】のに…』

    三【投影機のリモコン(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!


    青山「若取さんにも操作は出来た筈です…教卓に置いてあった投影機のリモコンを使えば…」

    若取「ぐっ…」

    若取「そうか…俺を犯人に仕立て上げたいのか…」

    若取「なら問おうか。ジュラルミンケースの鍵は、映画の上映前には枝伽が持っていたのだろう?」

    若取「なら何故暗闇が訪れた時、俺はジュラルミンケースを開ける事が出来たんだろうなぁ…」

    松原「上映前に開けて置いたんじゃないの?」

    宝野「それはないよ、若取君がジュラルミンケースに鍵をかけているのは僕が見たし…」

    若取「そうだよなぁ…開けておけばいいものを、わざわざ暗闇の最中に鍵を使って開け、犯行に及ぶには手間取るよなぁ…」

    栗原「手間取るけど…5分くらいならなんとかなると思うよ…」

    若取「何?」

    栗原「枝伽さんは犯人の協力者なんだよね?」

    栗原「で、枝伽さんの後ろには江頭君が座っている…枝伽さんは自分の位置を知らせる為に、何かのサインを暗転中に示したんじゃないかな?」

    暗転中にサイン…サインになるものって…

    青山「蛍光テープ…あ」

    青山「枝伽さんは蛍光テープを何かで隠したんじゃないですか?」

    枝伽「ご名答ー!」

    枝伽「でも、蛍光テープを隠した物が重要だよ…」

    最藤「お前…クロかシロかどっちの味方なんだよ!?」

    枝伽「強いて言うなら、今は中間かな」

    宝野「中間なんてあるの!?」

    青山「…」

    蛍光テープを隠した物…

    蛍光テープは床に貼られていた…


    ー 閃きアナグラム 開始 ー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    □□□□□□

     ん   じ     ん   つ    く

       く    じ     ぶ  の

     ぶ の   ん   つ  じ    く

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    では、よろしくお願いします。
  92. 92 : : 2017/01/26(木) 17:30:30
    じぶんのくつ
  93. 93 : : 2017/01/27(金) 06:49:19
    >>92さん ありがとうございます

    じぶんのくつ

    青山「謎は解けました!」解!

    COMPLETE!


    青山「そうだ! 枝伽さんは蛍光テープを靴で踏んで、光らなくしたのではないでしょうか?」

    枝伽「…」

    青山「枝伽さんはそうやって自分の位置を犯人に知らせた…」

    若取「…ふ、まだだな…まだ鍵の事について言及していないではないか」

    若取「俺が鍵をなくしたのは上映前という事になっているよな」

    若取「なくした鍵を使ってどうやって暗転中にジュラルミンケースを開けるのだ?」

    青山「いえ、貴方は暗転中まで、鍵を持っていた…」

    青山「貴方は江頭さんを殺す前、枝伽さんに鍵を何らかの方法で渡し、犯行に及んだんです!」

    若取「違うねッ!! 貴様の何らかの方法とは何だ!? それを聞かぬ限り、俺は納得せんぞ!」

    青山「…」

    何らかの方法…それを説明して、若取さんを納得させなければ…




    こんにちは、私です。

    今回は このssならではの要素、

    『コトノハコネクトバトル』

    についてお話ししたいと思います。

    画面に相手様の反論の言葉が設置されています。

    画面
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    『○○○んき○○○』
        _|
    『○○くぱ○○○』
        |_
    『○○○○の○○○』
         |
    『○○○もぎ○』
      ___|
    『うと○○○』


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    線で繋がった文字を並べ替えたり、組み合わせたりしてキーワードを作って下さいませ。

    画面ですと、きんぱくのもぎとう となります。

    本番の時、線は細やかに表示されないどころか、ダミーの線までありますのでご注意を。

    では、頑張って下さいませ。


    ー 理論ポリゴンバトル 開始 ー


    『靴などは妄想だ!』
     |_ _  -  =
    『ケースの中はどうする?』
      ー   | _ _ _
    『俺は犯人ではないのに』
     ーー  =    _ |
    『鍵を枝伽の懐に入れるなど…』
    =    --_-   |

    では、よろしくお願いします。
  94. 94 : : 2017/01/27(金) 07:38:43
    靴の中に入れる

    ムズいぞこれ
  95. 95 : : 2017/01/27(金) 10:20:38
    >>94さん ありがとうございます
    靴の中に入れるのがですか? それともミニゲームの方がですか?


    若取『暗闇の中枝伽に鍵を渡すのは不可能だ!』


    靴の中に入れる


    青山「これで終わりです!」 論破!

    COMPLITE!


    青山「蛍光テープを隠した靴の中に入れたんですよね」

    若取「な…ッ!」

    華裏「さ…流石に無理じゃないかな…」

    青山「いえ、出来たんですよ…」

    青山「テープの感覚を測ればいいんです」


       』  』     』

           ⬇︎

       』□□』□□ □□』
            ↗︎↑↖︎

    青山「確かに、難しいかもしれませんけど等間隔で見れば、どこに隠されたテープがあるか、分かるはずです」

    若取「…」

    青山「枝伽さんの靴の中をみれば…あるはずですよ…ジュラルミンケースの鍵が!!」

    枝伽「…ほら」っ靴

    靴の中には…鍵があった。

    枝伽「死体発見から裁判場に行くまでみんなと一緒だったから、隠す暇が無かったんだよね…」

    最藤「おい…どうなんだよ若取ッ!」

    若取「…そうだ」


    若取「俺が殺したんだ…」


    舞浜「自白…しましたね…」

    青山「…」


    モノディー「えーと…議論の結果が出たみたいだから…投票ターイム!」

    モノディー「では、クロだと思う人のボタンを押して、投票して下さーい!」

    モノディー「投票の結果、クロとなるのは誰か!」

    モノディー「その答えは、正解なのか! 不正解なのかーーー!」

    モノクマ「うぷぷ…ワックワクのドッキドキだよね!」


    ー 投票タイム ー

    安価 >>96

    ※今回は、投票で結末が変わる訳ではありません。
  96. 96 : : 2017/01/27(金) 15:58:28
    若取
  97. 97 : : 2017/01/27(金) 16:00:47
    >>95
    ミニゲームがですw
  98. 98 : : 2017/01/27(金) 23:24:05
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          MONOKUMA
            VOTE

          1.若取 15票
          2.青山 01票
             他 00票


         若取 GUILTY!!!!

    \ワ-----/       \ワ------/     \ワ-----/
    ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  99. 99 : : 2017/01/27(金) 23:34:42
    >>96さん ありがとうございます
    >>97さん じゃあ次回はもう少し簡単にしますw


    モノクマ「はーい! 大正解ー!」

    モノクマ「今回、江頭さんを殺したのは、超高校級の映画評論家の若取桃多君なのでしたーーーーーーーー!!」

    青山(私に1票入れたのは誰でしょうか…)

    勝ノ辺「…なぜ殺したのか理由を聞こうか」

    若取「…モノクマの動機だ」

    松堂歌「そう言えば、君は秘密をバラすのを頑なに拒んでたね」

    若取「…聞かせてやろう。俺の秘密…」

    若取「紙にはこう書いてあった」


    若取「『若取桃多は、役者の弟をあやまって殺した』と…」


    青山「え?」

    若取「だが、そんな記憶は無いッ! 弟は今は外国に留学している筈なんだッ!」

    宝野「じ、じゃあモノクマが嘘を書いたって事?」

    モノクマ「クマは嘘つかないよ?」

    モノクマ「若取君は本当に自分の弟を殺したんだよ」

    若取「俺はどうしても確かめたかった…ッ」

    最藤「お、お前…」

    若取「…フフ…だからと言って人を殺して良い理由にはならんがな」

    青山「そんな…」

    華裏「うう…」

    若取「だから枝伽に殺人の協力してもらい、裁判でも違うクロをみんなに選択させる様に話し合ったが…」

    枝伽「ごめんね、若取君…こんな結果になってしまって…」

    若取「…」

    舞浜「この場合、共犯は一緒に処刑させるのでしょうか?」

    モノクマ「いえ、特には。殺したクロは処刑されますけどねッ!!」

    千舟「や、やめてあげてよぉ!」

    栗原「そんなの…若取君が可愛そうだよ!」

    モノクマ「じゃあオマエラが代わりにお仕置きされる?」

    千舟「う…」

    若取「もういい…」

    青山「で、でも…ッ!」

    モノディー「いい加減にしろよ! そんなにボスにケチつけんなら俺が許さんぞォー!」

    そう言うと、モノディーは席から飛び出し、裁判場に開いた穴に飛び降りた。

    そして、数秒も経たずに小型の戦車に乗って穴から出てきた。

    モノディー「やったるぜコラー!!」


    こんにちは、私です。

    今回はこのssならではの要素、

    モノリモノチャレンジ

    についてお話しします。

    モノリモノとは、モノクマファミリーが搭乗する対校則違反生徒特化型兵器と言われる乗り物です。

    要するに、
    V3で言う所のエグイサル、
    赤い配管工の宿敵の亀が乗っているクッ○クラウンに相当します。

    画面
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ♡♡♡

    ????「上攻撃!」

    ????「下攻撃!」

    ????「オーバーヒート!」

    ????「必殺!」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    と言う様に上から下に向かって行動を起こしてきます。

    上攻撃を思わせる言葉が来たら△、
    下攻撃を思わせる言葉が来たら□、
    行動不能を思わせる言葉が来たら○、
    必殺技を思わせる言葉が来たら✖︎を上から順に書き込んで下さいませ。
    ♡はライフです。
    これが無くなるとモノリモノにお仕置きされ、バットエンドとなります。

    〜 □ 〜
    ジャンプを表し、モノリモノの攻撃をジャンプでかわします。

    〜 ○ 〜
    攻撃を表し、モノリモノに攻撃をします。
    攻撃力は安価の分数と秒数で決まります。
    ※23:04:54なら、454ダメージ。

    〜 △ 〜
    しゃがみを表し、下にしゃがんで攻撃を避けます。

    〜 ✖︎ 〜
    避けを表し、モノリモノの必殺技を避けます。

    1回でも失敗すると、ライフが減ってしまいますのでご注意を

    では、ご武運を…


    ー モノリモノチャレンジ 開始 ー

    ディータンク
    HP 483

    安価 >>100

    スタート!

    ♡♡♡

    モノディー「まずは下爆弾!」

    モノディー「次に上砲撃!」

    モノディー「あれれ? オーバーヒート?」

    モノディー「続いて下爆弾!」

    モノディー「必殺乱れ打ち〜!」

    モノディー「上砲撃だ!」

    モノディー「あれれ? オーバーヒート?」

    では、よろしくお願いします。
  100. 100 : : 2017/01/27(金) 23:46:52




    すいませんこの記号書けません。避け



    いえいえ、ミニゲームは難しい方がやり甲斐がありますよ。
  101. 101 : : 2017/01/28(土) 10:18:40
    >>100さん ありがとうございます
    分かりました。>>93の様な難易度で
    ×(かける)でもいいですよ


    モノディーに652×2ダメージ!


    モノディー「ウボァー」ドカ-ン

    モノノト「ちょっと何やってるのモノディー!」

    モノミーナ「HP少なすぎだろ!」

    モノディー「仕方ないじゃん…カスタムにかける金が無いんだよ…」

    青山「た、倒せた…ッ!?」

    モノクマ「全く使えない部下だなー」

    モノディー「すいません…」

    モノクマ「まぁ、それでもクロの処刑は変わらないんだけどねー!」

    最藤「おい! 勝ったのは俺達だぞ!?」

    若取「もういいんだみんな…」

    青山「よくありませんよ!こんな…ッ」

    若取「俺はそれなりの罰を受ける覚悟は出来ている…」

    若取「後は笑って処刑台に上がるだけのこと…」

    若取「さぁ! モノクマッ!! 処刑を始めろ!」

    モノクマ「では、超高校級の映画評論家、若取桃多君にッ!!」

    若取「…」

    モノクマ「スペシャルなお仕置きを用意しました!」

    青山「わ…若取さん…」

    若取「みんな、もうこんな身勝手な殺人は起こさないでくれよ…」

    モノファミ「では! 張り切って行きましょー!」

    若取「じゃあな…」

    モノクマ「お仕置きターーーイムッ!!」

    若取「うおぉぉぉおおおお!」
  102. 102 : : 2017/01/28(土) 10:22:46
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

           GAMEOVER

        若取クンがクロに決まりました
          お仕置きを開始します


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  103. 103 : : 2017/01/28(土) 11:03:57
    みんなの前で、

    首輪に捕まれ引きずられて行く若取クン…

    彼の行き着いた先は、

    薄暗いタイル張りの部屋であった…





    シニソウ・ザ・人生のファイナル

         超高校級の映画評論家 若取桃多 処刑





    テレビに赤いぐるぐるほっぺのモノクマが現れる。

    後方から壁が迫って来る…

    モノクマ「ドアの鍵を見つけてねー」

    若取クンは急いで部屋の中を探します…

    注射器一杯の箱の中…
    カミソリ沢山のクローゼットの中…
    鉄球飛び交うトイレの中…

    やっと見つけた鍵ですが…

    ドアは溶接されていて開きませんでした。

    笑うモノクマ…

    あわれ若取君はペッチャンコになってしまいました…

    タイル部屋には、モノクマの笑い声が響いていましたとさ…
  104. 104 : : 2017/01/28(土) 23:01:03
    モノクマ「アーーーーーーハッハッハッ!」

    最藤「若取ーーーーーッ!!!」

    モノクマ「エクストリィィィィィィィム!!」

    立川「ぐ…ッ!!」

    華裏「ちょっとトイレ…うっ」

    モノクマ「吐いちゃえば? どうせ掃除するの僕の部下だし…」

    モノファミ「え」

    千郷「あんな残酷に殺されるの…ッ!?」

    千舟「もうやだよぉ…」グスッグスッ

    枝伽「…」

    松原「どうしてこんな事に…」

    勝ノ辺「まぁ、原因は分かりきっているがな」

    舞浜「えぇ、枝伽さん」

    舞浜さんが枝伽さんの前に立つ。

    舞浜「貴女は若取君が殺人を犯す事を知っていながら止めようとせず、協力したのですよね?」

    勝ノ辺「あの時、止めていれば、こんな事にはならなかったのではないか?」

    みんなの視線が枝伽さんに集まる。

    枝伽「と、止めようとしてしたけど…暴力を振るわれて…」

    宝野「ぼ、暴力…?」

    枝伽「うん、若取君が殺人に協力してくれって頼んできたんだ。 止めようとしたんだけど、飛びかかられて…」

    枝伽「仕方なく協力しちゃったんだよ…」

    …若取君がそんな事をする様には思えないけど…

    勝ノ辺「…嘘をつくな」

    え…?

    舞浜「見え見えの嘘で誤魔化さないで下さいます? わたくしは真剣に聞いているのですが…」

    枝伽「…」

    枝伽「…バレちゃった」

    青山「な…ッ! ふざけないでッ!!」

    枝伽「…私もこんな事になって残念だと思ってるよ…」

    枝伽「でもね、これはみんなの希望が若取君の希望に勝ったっていう事だよね!」

    松堂歌「…何を言っているの?」

    枝伽「それにさ、大勢が死ぬより1人が死ぬ方が断然いいよね?」

    最藤「てめぇ…いいk


    パァン!


    乾いた音が聞こえたのと同時に、自分が今、人を殴った事を自覚した。

    青山「…」

    最藤「青山…」

    枝伽「ッ…痛いなぁ」

    青山「枝伽さんの事はほっておきましょう…」

    舞浜「…えぇ、もう帰った方がいいと思います。みなさんお疲れでしょうし…」

    青山「あと、モノクマ…枝伽さんのモノ電話を取り上げて下さい。モノ電話で取り寄せた物と一緒に」

    モノクマ「…いいの? 枝伽さん」

    枝伽「別に…いいよ」

    モノクマ「じゃあ、取り上げておくからね。じゃ! バイナラー!」

    モノディー「モノ電話チャレンジはどうするんだろ?」

    モノヤス「うーむ、こんな事があったからもう廃止だろ」

    モノノト「残念ねぇ…」

    モノミーナ「また新たな奴考えればいいだけだろ!」

    モノカネ「…もうあんな思いは…うっぷ」

    モノディー「吐くなよ!?」

    モノファミ「また来週〜」

    モノクマファミリーが帰った後、みんなは互いを励まし合って寄宿舎に帰っていった。


    ・自室・

    青山「もう…疲れた…」

    事件の捜査…学級裁判…お仕置きと言う名の処刑…

    体力的にも精神的にも疲れた…

    私は着替えてベッドに入ると、程なくして深い眠りについた…
  105. 105 : : 2017/01/28(土) 23:17:56


    chapter1


       悪魔に狂想曲を 絶望に賛美歌を


    非日常編           完

  106. 106 : : 2017/01/28(土) 23:22:01
    残り
    ■■■  ■■ ■■
     ■■  ■■ ■■
     ■■  ■■■■■
     ■■     ■■
     ■■     ■■ 人

                  to be continued...
  107. 107 : : 2017/01/29(日) 09:56:02
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「ステージ1のボスって単純で弱いよね?」

    モノクマ「弱いのは当然なんだけどさ」

    モノクマ「ゲームの難易度はね、ステージ1のボスの強さで左右されるんだよ」

    モノクマ「強かったら攻略は難しいし、弱々だったら簡単でつまんなくなっちゃう」

    モノクマ「まぁよくよく考えてみれば最初から強いほうが、色々と敵側に有利なんだけどね!」
  108. 108 : : 2017/01/29(日) 09:59:22


    chapter2


       絶望チェックメイト


    (非)日常編
  109. 109 : : 2017/01/29(日) 15:22:30
    キャーー…


    ザクッ…


    イャアアーー…


    ドスッ…


    うわァァァァーー!

    ??「………」

    助けてェェーー…


    ビチャ…ビチビチ…


    誰かァーー!


    ザシュザシュ…


    どうして…な…ん……で…


    枝伽「…ッ」


    枝伽(久しぶりに嫌な夢をみた…)


    体を起こす。まだ少し、まぶたが重い。


    時刻は6時半…集まるまでまだ少し時間がある。


    まぁ、まずは部屋から出よう…


    ガチャ…


    枝伽「あれ?」


    ガッ…
  110. 110 : : 2017/01/29(日) 22:45:19
    ………………………………

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはよーございまーす!』

    モノディー『新しい朝が来たことをモノクマファミリーがお伝えします!』

    モノヤス『絶望のASAAaaaaだ!!』

    モノカネ『そこは希ぼ…あ、いや、なんでもありまちぇん!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…」

    青山「行こう…」

    いつも通り、制服に着替えて食堂にいった…


    ・食堂・

    青山「おはようございます…」

    最藤「よう青山!」

    栗原「おはよう青山さん」

    最藤「さぁて、やるか! 朝会!」

    宝野「あれ? でも…枝伽さんは?」

    最藤「あ、あいつの事はほっておいていいって青山が言ってたじゃねぇか! お、俺は知らないぞ!?」

    立川「お、俺も知らないからな! 知らないよな!? 古川姉!」

    千舟「私に振るのッ!? し、知らない知らないッ!」

    舞浜「嘘下手三人衆ですわね、枝伽さんをどうしたのですか?」

    最藤「…殺してはいねーよ、ふん縛って普通教室に閉じ込めてるだけだ」

    立川「…これ以上死人を増やすわけにはいかないからな…一応だ」

    最藤「あーいう奴を野放しには出来ねーだろ…」

    千舟「私は、たまたまそれを見ちゃって…みんなには言うなって言われてたから…」

    最藤「鍵は俺が持っているからな」っ教室の鍵

    青山「…で、どうするんですか?」

    最藤「何がだ」

    青山「ご飯とか…その…トイレとか…」

    最 立「あ」

    松原「何も考えてなかったの?」

    腹成「エトちゃんだって仮にも女の子なんだよ!?」

    華裏「仮に…ではないよねぇ? 紛れもなく女の子だよぉ?」

    勝ノ辺「取り敢えず枝伽の教室に見張りをつけるのはどうだ? 時間交代制で」

    勝ノ辺「枝伽が怪しい行動をしてないか見張り、その間の枝伽の世話もする。時間になったら交代する」

    勝ノ辺「男女2人で1時間交代でどうだ!」

    勝ノ辺さんのその意見にほとんどの人が賛成したその時、


    テレテレレーン♪

    モノクマ「グーデンターク! ドイツの挨拶!」

    青山「うわぁ!」

    モノクマ「取り敢えずこれだけは言っとくぞ! 2階と別館への扉が開かれた!」

    モノクマ「暇があったら探索して見てねー!」

    モノクマ「バイなら!」

    松堂歌「言いたいことだけ言って帰ってったね」

    最藤「んまぁ、探索は朝飯の後でいいだろ?」

    最藤「まずは枝伽を見張る順番だ」

    話し合いの結果、最初の1時間を私と栗原さんが担当する事になった…

    この時間の人は枝伽さんに朝ごはんを持っていかないと行けないらしい…

    正直言って今は会いたくない…

    裁判後に平手打ちをしてしまったし…


    取り敢えず朝食を食べ、枝伽さんのぶんを持っていく事にした…
  111. 111 : : 2017/01/29(日) 22:48:02
    >>1に目次付けたり出来ますか?
  112. 112 : : 2017/01/30(月) 21:52:01
    >>111さん 付けときました!

    取り敢えず、朝ごはんを持って行った…


    ・普通教室 その3・

    栗原「おはよう枝伽さん、朝ごはん持ってきたよー」

    枝伽「…おはよう」

    枝伽さんは、教室の真ん中で椅子に縛られていた。

    青山「…あの、枝伽さん」

    枝伽「え? あぁ、あの事? 気にしてないよ! 私も言い過ぎだし」

    にっこりした顔にも、どこか狂気じみた雰囲気が漂っているような気がした…

    栗原「…で、ご飯なんだけど…」

    枝伽「縄を解いてくれないと食べれないよ」

    青山「はぁ…食べさせてあげます」

    枝伽「え? いいの? ありがとう」

    枝伽さんにご飯を食べさせた…

    食べさせている間、枝伽さんに2階と別館が解放された事、見回りの事などを話した。

    枝伽「ごちそうさま…」

    青山「…」

    枝伽「で、行くの? 2階と別館…」

    青山「…ええ、見回りが終わったら…」

    枝伽「起こらないといいね…殺人」

    青山「…急に何ですか?」

    枝伽さんは表情を変えず、話し続ける。

    枝伽「心配をしてるんだよ。コロシアイの中で1回でも殺人が起こったら…そこから連鎖的に起こるからね…」

    栗原「そんな心配する必要…」

    枝伽「無いと思ってるの?」ゾワッ

    青栗「!?」

    枝伽「まあ、気をつけてね。ふふふ…」

    青山「ッ…」

    松堂歌「交代に来たよ…」

    華裏「枝伽ちゃんお話しよー」

    青山「…行きましょう」

    栗原「う、うん…」


    さて、自由行動というか探索かな…

    2階の設備は…理科室と美術室、娯楽ホールに図書室ですか…

    別館はトレーニングルームとプールが解放された様ですね…

    どこに行きましょうか…

    安価 >>113
    上の教室からどこに行くか

    では、よろしくお願いします。
  113. 113 : : 2017/01/30(月) 22:29:39
    図書室
    青山の本あるかな
  114. 114 : : 2017/01/31(火) 16:01:35
    >>113さん ありがとうございます

    青山「図書室に行きましょう! 私の本があるかも…」


    ー 2階 ー
    ・図書室・

    図書室には壁一面の本棚があり、本がびっしりと並べられていた。

    動物の図鑑…童話…伝記…漫画まである。

    勝ノ辺「ほれ、お前の小説だ。俺の漫画まである」

    青山「あ、『最果ての原に赤い松は立つ』だ…」

    青山「こっちは『春の小川と百の田んぼ』…」

    勝ノ辺「俺の『ゴテゴテ戦隊 モノクローズ』もある…」

    舞浜「ネーミングセンスが良いのか悪いのか…」

    モノヤス「おう! オマエラ! 図書室の本は自由に借りてって良いからな!」

    モノヤス「それと、この階の管理人、モノヤスだぜーーー!!」

    モノヤス「仲良くしようや」

    モノヤス「また来週〜」

    …管理人はこいつだったのか…

    道理で廊下がボロボロな訳だ…


    さて…次はどこに行きましょうか…

    安価 >>115
    理科室、美術室、娯楽ホール、トレーニングルーム、プールから1つ

    では、よろしくお願いします。
  115. 115 : : 2017/01/31(火) 18:01:28
    プール
    本の名前が分かった
  116. 116 : : 2017/01/31(火) 22:07:14
    >>115さん ありがとうございます


    青山「プールに行ってみましょう」


    ー 別館 ー
    ・プール・

    女子更衣室を抜け、プールに来た。

    プールサイドにはビーチチェアとテーブルが3セットずつ置いてあった。

    プール脇の倉庫には水泳の道具やパラソル、浮き輪などがある…

    隅っこの方には、『プールのウンディーネ』というポニーテールが逆立っている女の子?の像があった…


    栗原「プールだね…」

    栗原「プールといえば思い出すなぁ…小さい頃、市民プールにお父さんに連れて行ってもらった事があったんだ…」

    青山「へぇ…」

    栗原「まあ、今じゃ市民プールなんて行かなくなっちゃったけどさ」

    青山「そうなんですか…で、栗原さんは何故ここに?」

    栗原「ただ興味があって…」

    青山「…それだけ!?」


    さて、プールは一通り調べましたね…

    次はどこに行きましょうか…

    安価 >>117
    理科室、美術室、娯楽ホール、トレーニングルームの中から1つ

    では、よろしくお願いします。
  117. 117 : : 2017/01/31(火) 22:32:14
    トレーニングルーム
  118. 118 : : 2017/02/01(水) 18:07:54
    >>117さん ありがとうございます

    青山「トレーニングルームに行きましょう」


    ・トレーニングルーム・

    プールの隣だった為、早くトレーニングルームについた。

    トレーニングルームには、ダンベルやトレーニングチューブなど、筋トレが出来る器具があった。

    端の方にある冷蔵庫には、『ビックゴット印のプロテイン』というプロテインがびっしりと入っていた。


    立川「青山か…知ってるか? ここの筋トレ用の器具とか、冷蔵庫のプロテインは持ち出し禁止だとさ」

    青山「え…そうなんですか?」

    腹成「さっき紺色の奴が来て、『ここの器具やプロテインは持ち出し禁止だぜーーー!!』って叫んでいったんだよ」

    紺色の…モノヤスか…

    立川「まあトレーニングルームが解放されて、俺は嬉しいがな」

    腹成「うん! スポーツ選手には嬉しいよね!」

    2人とも嬉しそうだなー…

    筋トレ…やってみようかな…


    さて、トレーニングルームは調べ終わりましたね…

    後は理科室に美術室…娯楽ホールですか…

    どこに行きましょう…

    安価 >>119
    上の3つのどこに行くか

    では、よろしくお願いします。
  119. 119 : : 2017/02/01(水) 19:01:34
    理科室
  120. 120 : : 2017/02/02(木) 09:24:41
    >>119さん ありがとうございます

    青山「理科室に行ってみましょう」


    ー 校舎2階 ー
    ・理科室・

    理科室には色々な器具や機械が置かれていた。

    人体模型やフラスコなど、普通に理科室にある様な物もあった。

    青山「…これは?」

    最藤「ん…それは『急速冷凍装置』だとさ」

    青山「急速冷凍装置?」


    テレテレレーン♪

    モノクマ「その通りー!」

    青山「うわぁ!」

    モノクマ「我が能印寺学園が誇る超科学装置の1つ! 急速冷凍装置〜!」

    モノクマ「この中に物を入れると…なんとなんと! ものの30秒程度でガチガチに凍ってしまうのです!!」

    青山「ガチガチに…凍る!?」

    モノクマ「水を入れると氷が出来る! ジュースを入れると棒アイスが出来る!」

    モノクマ「ぜひぜひ、お試しあれ〜!」

    モノクマは通販番組の司会みたいな喋り方で装置の説明した後、どこかに消えてしまった。


    最藤「あ、冷凍で思い出したが、あそこに鉄の扉があるだろ?」

    最藤さんが指差した所、理科室の黒板の横に鉄の扉があった。

    最藤「あそこは冷凍室だな。扉の横に温度計があるけどよ、−30度に保たれてるぞ」

    青山「−30度!?」

    最藤「おう。見た所、カエルの標本とかを保存してるらしいな…」

    標本を保存するとしても、そんなに温度を下げる必要があるのでしょうか…


    さて、理科室は調べ終わりました…

    次は…美術室と娯楽ホールですけど…

    どっちに行きましょう…

    安価 >>121
    どっちに行くか

    では、よろしくお願いします。
  121. 121 : : 2017/02/02(木) 16:49:18
    美術室
  122. 122 : : 2017/02/02(木) 23:20:45
    >>121さん ありがとうございます

    青山「美術室に行きましょうか」


    ・美術室・

    理科室の隣の美術室についた。

    美術室には絵の具や彫刻刀など、美術に関係しているものが一式揃っていた。

    千舟「び、美術室にあれって必要なのかなぁ…」

    千舟さんが指差した壁には、スーパージャスティスハンマーと書かれた4つのハンマーが掛けられていた。

    青山「あれって…」

    千舟「あんなの…殺人に使われたら…」

    青山「…そうですね…何とかしなくては…」


    青山「ん? これはゴミ箱?」

    ゴミ箱の容器の上に何かシュレッダーみたいな物が取り付けてある…

    千郷「さっきモノクマが来てね、それは結構硬いものでも捨てられるゴミ箱だってー」

    千郷「木材やプラスチック程度ならバラバラに砕いちゃうらしいよー」

    青山「なんてゴミ箱…ッ!」


    さて…美術室は調べ終わりました…

    あと娯楽ホールがありますが…もう夜会の時間になってしまいますね…

    食堂に急ぎましょう…


    ・食堂・

    食堂に行くと、枝伽さんの見張り役の舞浜さんと宝野さん以外の人が全員集まっていた。

    最藤「よし、みんな集まった様だから会議をするぞ」

    みんなで話しあった結果、

    美術室のスーパージャスティスハンマーは2時間おきに1人が見張る事になった。

    話し合いの後の夕食を済ませ、みんなは自室に戻った。

    さて…夜時間までまだ時間がありますね…

    誰に会いましょうか…

    安価 >>123

    枝伽舞浜宝野以外の誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします。
  123. 123 : : 2017/02/03(金) 07:27:30
    勝ノ辺
  124. 124 : : 2017/02/03(金) 11:42:01
    >>123さん ありがとうございます

    青山「勝ノ辺さんに会いに行きましょう」


    ・図書室・

    勝ノ辺「…」

    青山「…やっぱりここにいたんですね」

    勝ノ辺「…お前か…また俺と過ごしたいのか?」

    勝ノ辺「いいだろう…」


    勝ノ辺さんとネタの事について話した。



    勝ノ辺さんと少し仲良くなってしまった…

    勝ノ辺「…なぁ、青山飛鳥」

    青山「はい…何でしょうか…」

    勝ノ辺「お前は俺の事をどう思ってる?」

    青山「…え」

    勝ノ辺「どう思ってると聞いている」

    青山「…えぇと…」

    青山「と、友達…ですかね」

    勝ノ辺「…」

    勝ノ辺「そうか…」

    勝ノ辺「用事を思い出した。これ以上は過ごせん」

    そう言うと、勝ノ辺さんは部屋から出ていった…

    少し…機嫌の悪そうな顔で…


    勝ノ辺のレベルが上がりました。

    Lv.3→ Lv.4

    1人になった私は自室に戻った。

    ・自室・

    まだ少し時間があるな…

    誰と会おうかな…

    安価 >>125

    枝伽舞浜宝野勝ノ辺以外の誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします。
  125. 125 : : 2017/02/03(金) 17:53:26
    最藤
  126. 126 : : 2017/02/04(土) 00:38:40
    >>125さん ありがとうございます

    青山「最藤さんに会いに行きましょう」


    ・食堂・

    青山「ここにいた」

    最藤「お、青山か!」

    最藤「なんだ? 俺と過ごしたいのか? よし! 分かったぜ」


    最藤さんと道路標識の事について話した。


    最藤さんと少し仲良くなった。

    最藤「青山! ちゃんと食ってるか?」

    青山「…余計なお世話ですよ」

    最藤「ははは! 余計なお世話されてるうちがいいぜ!」

    最藤「そのうち、その余計なお世話も…」

    ん?

    最藤「いや、何でもねー」

    最藤さんは少し暗い顔になった。

    何でだろ…


    最藤のレベルが上がりました。

    Lv.2→Lv.3

    暗い顔の最藤さんと別れ、自室に戻った。


    ・自室・

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんばんはー!』

    モノディー『モノクマファミリーが、夜時間をお伝えします!』

    モノヤス『生徒は速やかに寄宿舎で寝ろよ!」

    モノノト『ぐっすり休んで明日に備えてね!』

    モノファミ『また来週〜』


    …比較的にまともだったな…

    青山「…あ、そう言えば…枝伽さんは…!?」

    枝伽さんは今も多分教室に監禁されている!?

    私は最藤さんに鍵を借り、教室に向かった…
  127. 127 : : 2017/02/04(土) 19:42:37
    ・普通教室 その3・

    青山「枝伽さん!」

    枝伽「…あれ? 青山さん」

    青山「校則、夜時間に寝る時は自室で」

    青山「だから解放してあげます」

    最藤「寝る時の事も考えてなかったわ…」

    最藤「流石にここで寝るなとかはキツいんじゃないかと思って…別にお前の警戒を解くわけじゃあねぇからな!!」

    枝伽「もう共犯なんてしないって。これでももう懲りてるんだから…」

    枝伽「それにさ、解放された教室も探検したいしね」

    最藤「取り敢えず、もう寝るか」

    枝伽さんと最藤さんと寄宿舎に戻った…


    ・自室・

    …………………………………。

    青山「もう寝るかな…」

    私は、寝巻きに着替え、眠りについた…

  128. 128 : : 2017/02/04(土) 19:48:22
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「ファースト、セカンド、サード、フォース、フィフス、シックス、セブンス、エイス、ナインス、テンス」

    モノクマ「ファースト、セカンド、サード、フォース、フィフス、シックス、セブンス、エイス、ナインス、テンス」

    モノクマ「さて、上と下の間違いはどれでしょーか!」
  129. 129 : : 2017/02/04(土) 19:56:18
    (真剣に考え中)
    わかんね
  130. 130 : : 2017/02/05(日) 11:36:32
    >>129さん 答えはグルの方に載せときます。モノクマ劇場なのでそんなに考えこまなくてもいいですよ




    ……………………………。

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはようございます!』

    モノノト『モノクマファミリーが午前7時をお知らせするわ』

    モノミーナ『それ以外特にお知らせすることもないしな!』

    モノディー『今日も1日元気に過ごしましょーね!!』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…」

    青山「食堂に行こう…」


    ・食堂・

    食堂には私以外の人達が集まっていた

    青山「おはようございます」

    栗原「おはよう青山さん」

    最藤「じゃあよ、いつも通り飯が終わったら探索と自由時間だ」

    枝伽「あ、青山さん」

    青山「なんでしょうか」

    枝伽「朝ご飯の後、暇だったら解放された所を案内して欲しいんだよね」

    青山「え、自分でいけばいいじゃないですか」

    枝伽「冷たいなぁ…青山さんがいいのに…」

    青山「それってどういう…」

    枝伽「ふふふ…ご想像にお任せするよ…」

    青山「…」

    最藤「おい、青山」コゴエ

    最藤「行ってやれよ…あいつを1人でいさせると何するか分かんねぇぞ」コゴエ

    青山「はぁ…分かりました」

    枝伽「え! いいの? やった!」

    朝食を食べ終わった後、枝伽さんに解放された所を案内した…

    行く先々で何故か励まされた…
  131. 131 : : 2017/02/06(月) 19:55:08
    青山「ゼーハーゼーハー…」

    枝伽「うん、一応全て見させてもらったよ」

    娯楽ホールは行った事がなかったけど…

    〜 回想 〜

    ・娯楽ホール・

    青山「娯楽ホールは私も初めてで…」

    千舟「あ…青山さん…と枝伽さん…」

    千郷「来たんだね! さて、一緒に将棋やろ!」

    千舟「チェスもやろうよ…」

    青山「うーん…将棋…チェス…」

    枝伽「じゃあ私将棋ね」

    青山「え、あ…じゃあ…チェスで…」

    一応どっちも出来るけどね…


    千舟「じゃあ…先行どうぞ」

    青山「あ、はい…」スッ

    私が駒を動かした瞬間、

    千舟「…」スッ

    千舟さんは即座に駒を動かした。

    その表情は普段の彼女とは比べ物にならない程淡々としており、勝負中一言も喋らなかった。

    数十分後に勝負はきまり、当然千舟さんが勝った。

    千郷「勝ったー!」

    枝伽「私みたいな奴が勝てる訳ないよ…」

    あっちも勝負がついたようだ…

    千舟「た、楽しかったよ…?」

    嘘つけ! ひとつも笑って無かった!

    千郷「またやろうねー」

    枝伽「こんな私でよければね…」

    そんな事で探索は終わった。
  132. 132 : : 2017/02/07(火) 23:50:48
    枝伽さんと別れて自室に戻った…


    ・自室・

    青山「…まだ夜会まで時間がありますね…」

    誰に会いましょうか…

    安価 >>133
    枝伽古川姉妹以外の誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします。
  133. 133 : : 2017/02/08(水) 07:39:15
    勝ノ辺

    これでMAX?
  134. 134 : : 2017/02/09(木) 08:04:01
    >>133さん ありがとうございます

    青山「勝ノ辺さんと過ごしましょう」


    ・図書室・

    青山「勝ノ辺さんいますか?」

    勝ノ辺「何だ、また貴様か!」

    勝ノ辺「…はぁ…良いぞ、お前と過ごしてやる」


    勝ノ辺さんと本を読みながら過ごした…


    勝ノ辺さんと少し仲良くなった

    勝ノ辺「…」

    青山「…」

    気まずい…前回あんな事が有ったからな…

    勝ノ辺「…おい」
    青山「…あの」

    青山「あ…どうぞ」

    勝ノ辺「…お前、俺の事を友達と、前行ったな」

    青山「え、えぇ…はい」

    勝ノ辺「俺は…小学生時にいじめられていたのだ」

    え…

    勝ノ辺「そんな辛い現実を忘れる為、俺は漫画の世界に入り浸った…」

    勝ノ辺「ひと時でも現実を忘れられ…万人が面白いと言うその漫画の作者に俺はなりたいと思った…」

    勝ノ辺「それからは漫画一直線だ」

    勝ノ辺「そして書店のイベントでお前と出会った…」

    青山「…」

    勝ノ辺「俺は漫画のおかげでお前と言う友達…いや、ライバルに出会ったんだ」

    青山「…漫画だけじゃない」

    勝ノ辺「なに?」

    青山「今こうやって私達が会えているのは、漫画だけでなく、貴方の努力のおかげでもあるんです」

    青山「まあ根本的な原因は漫画ですが」

    勝ノ辺「…ふ、面白い事を言う…流石は我がライバル…」

    青山「ライバルじゃなくて友達にはなれないんですか?」

    勝ノ辺「お前が何と言おうとお前は俺のライバルだ!」

    …いつもの勝ノ辺さんに戻った


    Lv.4→Lv.5

    Lv.MAX!!


    アイテム 勝ノ辺のパンツ GET!

    勝ノ辺のパンツ
    漫画のコマ割りを意識してるデザインのトランクス。オーダーメイドなので作るのに手間がかかる。


    テレテレレーン♪

    モノクマ「いやっほー!」

    青山「うわっ!」

    モノクマ「おやおや〜? お二人ともすごく仲がいい様で!」

    モノクマ「これはもうオープンするしかないでしょうー!」

    モノクマ「カモーン! モノクマファミリー!」

    モノファミ「いえーい! ぽちっとな!」

    モノクマファミリーがスイッチを押すと…

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

    大地が揺れる様な音が鳴り響いた。

    青山「な…何をしたの?」

    モノクマ「うぷぷ…ホテル モノモリの開業でーす!」

    モノディー「はいこれ、初回限定で3枚あげる」

    モノディーが私にチケットみたいな物を渡す。

    モノクマ「そのチケットを持って1階広場の玄関の左側にオープンしたホテル モノモリの入り口に入ると…」

    モノクマ「うぷぷ…なんと他人と1夜を共にできるのでーす!」

    青山「ええぇ…何そのラブホみたいな奴は…」

    モノクマ「今使う? ねえ使っちゃう!?」

    青山「今はいいです!」

    モノクマ「ふーん…そう! まあ使う時は言わなくていいよ! それじゃ」

    モノファミ「また来週〜」

    モノクマとファミリーは去って行った…

    青山「…こんなチケット渡されても…」


    アイテム 愛のチケット×3 GET!


    勝ノ辺さんと別れて自室に戻った…
  135. 135 : : 2017/02/10(金) 10:17:26
    ・自室・

    青山「…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんにちはー!』

    モノディー『オマエラ! すぐに体育館にお集まり下さい!』

    モノヤス『やっぱあれかッ! あれなのかーッ!?』

    モノノト『そうよ! お待ちかねのフルパゥワーーーーーーーーーッ!!!!』

    モノミーナ『違うだろうがッ!!』

    モノカネ『えー…取り敢えず体育館に集まって下ちゃーい!』

    モノファミ『また来週〜』


    青山「体育館…」

    嫌な予感がする…また、あれだろうか…


    ・体育館・

    体育館に行くと、既に私以外の人全員が集まっていた。

    モノクマももういる。

    モノクマ「はい! 全員集まったよねー?」

    モノクマ「では、今回の動機を発表しまーす!」

    今回の…動機…

    モノクマ「今回のイベント動機…それはー…」



    モノクマ「これでーす!」っゴムバンド



    モノクマが取り出したもの…それはゴムバンドだった。


    青、赤、緑、黄色、紫、黒、白の7色で、それぞれ2つずつのペアであった。



    モノクマ「これを今、オマエラの個室に配っていまーす!」

    勝ノ辺「で、それがなんなんだ?」

    モノクマ「よく聞いてね! 今この時から、同じ色を持っている人同士をペアとします!」

    モノクマ「そして、人を殺したクロと同じ色のバンドを持っていた人は、学級裁判を勝ち残れたクロと一緒に卒業出来まーす!!」

    最藤「なんだと!?」

    モノクマ「そんで生きている人の前で自分の色をバラすの禁止だから。交換も禁止ね」

    モノクマ「破ったら…どうなるか分かってるよなぁ!?」

    モノクマ「じゃそゆことで」

    モノクマはいつも通りに消えていった…

    最藤「大変な事になっちまったな…」

    モノカネ「あのぅ…ちょっといいでちゅか?」

    華裏「あれ…貴方は…」

    モノカネ「言い忘れてた事があるってボスに頼まれて…」

    モノカネ「ボス曰く、同じ色を持っている人は1番最初のペアは誰か分かるそうでちゅ…」

    モノカネ「それと、ゴムバンドは肌身離さず持ってろって…いってまちた…」

    モノカネ「お使い終了でちゅ」

    モノカネ「また来週〜」

    そう言ってモノカネも消えてしまった…

    栗原「取り敢えず食堂に行こうよ」

    最藤「そ、そうだな…そこで話し合うか…」

    私達は食堂に向かった…
  136. 136 : : 2017/02/11(土) 21:56:16
    その後…食堂で話し合った結果、取りあえずモノクマに従い、全員色は晒さないようにした。

    最藤さんは枝伽さんの方をチラチラ見ながら、みんなに共犯しないようにクギを刺した。

    その日の夕食会は空気が沈んでいた…


    数時間後…


    ・自室・

    青山「…あれかな…」

    自室の机の上に、ゴムバンドが置いてあった…

    色は…白。

    そしてゴムバンドには紙が巻いており、そこに1番最初のペアの名前が書いてある。

    青山「…えっとペアは…」

    青山「…千舟さん…か…」

    ペアは古川千舟さんだった…

    青山「はぁ…まだ時間があるので、1人ぐらいに会いに行きましょうか…」

    安価 >>137
    誰と一緒に過ごすか

    では、よろしくお願いします。
  137. 137 : : 2017/02/11(土) 23:24:42
    最藤
  138. 138 : : 2017/02/13(月) 06:31:16
    >>137さん ありがとうございます

    青山「最藤さん…会えるかなぁ…」


    ・娯楽ホール・

    青山「最藤さん」

    最藤「おう…青山か」

    最藤「一緒に過ごしたい? もちろんいいぜ!」


    最藤さんとダーツをして過ごした…


    最藤さんと仲良くなれたようだ…

    最藤「…なぁ、青山」

    青山「なんですか?」

    最藤「…」

    青山「…?」

    最藤「…もしよ、いつもお節介を焼いてくれる母ちゃんが、ある日突然いなくなったら…どうする?」

    青山「…え? うーん…」

    青山「寂しくなりますよね…今まで口うるさくしてたのに急に静かになってしまっては…」

    最藤「…そうか」

    最藤「そうだよなぁ…」

    ん? 最藤さんの様子がおかしい…?

    最藤「あ、俺用事があるんだったわ、それじゃあな!」ダッ

    青山「あ…はい」

    最藤さん…どうしたんのだろう…


    最藤のレベルが上がりました。

    Lv.3→Lv.4


    娯楽ホールを出て、自室に戻った。


    ・自室・

    青山「…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『こんばんはー』

    モノヤス『モノクマファミリーが夜時間を知らせに来たぜ!』

    モノディー『早く寝て早く殺しましょー』

    モノミーナ『小便は済ませたか? 神様にお祈りは? 今のうちにやっておいた方がいいぜ?』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…寝るかな」

    青山「いや、愛のチケット…」

    スカートのポケットにはモノディーに渡された愛のチケットが3枚ある。

    青山「…」

    安価 >>139
    チケットを使うか使わず寝るか

    では、よろしくお願いします。
  139. 139 : : 2017/02/13(月) 07:24:00
    使ってみよう
  140. 140 : : 2017/02/13(月) 23:16:11
    >>139さん ありがとうございます

    青山「…ちょっとだけ…ほんのお試しで…」


    ・広場 玄関横・

    青山「ここ…ですよね…」

    玄関横には、ピンク色の壁の映画館のチケット売場のようなスペースが出来ていた。

    受付ロボ「チケットを拝見します」

    受付ロボにチケットを渡すと、ロボがチケットの半券を切り、渡してきた。

    受付ロボ「それでは、どうぞごゆっくり…」

    青山「…この先に…行けばいいんですよね…?」

    恐る恐る入っていった…が

    ぐにゃあ…

    青山「!?」

    入ろうとした瞬間、視界が歪み、私は意識を失った…
  141. 141 : : 2017/02/15(水) 10:58:39
    青山「…あれ? ここは…?」

    目がさめると、そこは壁や床、家具までもがピンク色の部屋だった。

    ??「気が付いたようですね」

    青山「…あ、舞浜さん…」

    ベッドに腰掛けてるのは舞浜さんであった。

    舞浜「わたくしも気が付いたらここに」

    青山「…」

    ランダムだっていってたけど本当らしいな…

    ここに来ると過激な妄想をするっていってたけど…

    舞浜「捕まえましたわ」ガバッ

    え?

    そう言って舞浜さんは私をベッドに押し倒し、手足に部屋にあった手錠をかけ、拘束した。

    舞浜「貴方は悪の組織の女幹部ですわね? さぁ、悪の組織のことを話しなさい」

    妄想はすでに始まっていたのか…

    どうやら私は悪の組織の女幹部らしい…

    舞浜「話さないと…拷問しますわよ?」

    青山「ご、拷問!?」

    舞浜「痛くはしません。ですが、恥辱を味わっていただきますわ」

    あー…そういう奴か

    舞浜「まずは…ふふ」

    チュッ

    青山「!?」

    舞浜さんは舌を入れてキスをしてきた!

    私そういう趣味じゃないのに!!

    レロ..チュル...レロレロ....ムチュ..ンチュ

    青山「んッ…」

    なんだか…変な気分に…

    舞浜「ふー…どうですか? 喋る気になりました?」

    青山「はぁ…喋る気に…はぁ…なる訳ないでしょお…はぁ…/////」

    舞浜「では、もっと刺激を強くしないとダメですわね」ガサゴソ

    舞浜「うふふ…これはどうでしょう?」

    青山「そ、それはぁ…動くこけし!!?」

    舞浜「動くこけしEXですわ」カチッ

    こけし「ヴヴヴヴヴヴヴ」

    舞浜「これを…あそこに…」

    青山「ちょ…まっ…やめっ…いや本当にやめ…」

    舞浜「えい♡」

    青山「うひゃあぁぁッ!?///////」

    青山「これッ…激し♡…すぎるッ…うぅ…♡」

    手足の自由がきかないので大した抵抗をする事も出来ず、ただただ振動の快楽に身をゆだねることしか出来ない私を、舞浜さんは嘲笑うかのように見ていた…


    こけしの振動に快楽を覚えながら、夜を過ごした。


    アイテム【動くこけし】を手に入れた!

  142. 142 : : 2017/02/17(金) 09:44:47
    ーモノクマ劇場 ー

    モノクマ「…」

    モノクマ「…」

    モノクマ「…」

    モノクマ「沈黙の熊」
  143. 143 : : 2017/02/17(金) 10:15:22
    青山「………」

    目が覚めたら…そこは自室でした…

    昨日のあの後どうなったのか…覚えていない…

    うぅ…でも思い出したくない

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはようございます!』

    モノディー『モノクマファミリーが午前7時をお知らせしまーす!』

    モノヤス『ひぃやーーーーーーーーーッ!!』

    モノノト『モノヤスがテンションマックスだわー!』

    モノミーナ『何があったんやろな』

    モノカネ『部屋が壊れないか心配でちゅ…』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…あ、服…」

    服が乱れている事に気づき、着替えをした後食堂に向かった…


    ・食堂・

    青山「おはようございます」

    栗原「おはよう青山さん」

    舞浜「おはようございます」

    青山「ヒッ」

    舞浜「ふふ…昨日は楽しかったですわね」

    栗原「? なんの事?」

    舞浜「こっちの話ですわ…」

    青山「…」

    あぁ…思い出してしまった…

    最藤「よお…全員揃ったか?」

    最藤さんが来て、話し合いが始まる…

    筈だった。

    松原「…ねえ」

    松原「宝野君が…いないのだけれど…」

    全員「!?」

    えッ!

    最藤「…おいおい、寝坊か?」

    立川「取り敢えず部屋に行ってみよう」

    千舟「あ…でも、私…宝野君を廊下で見てるよ…?」

    最藤「いつだ!?」

    千舟「ひぅ! えぇと…6時くらいかな…広場にいるのを見かけたんだよ…」

    最藤「おし! 探すぞ!」

    宝野さん…無事でしょうか…

    安価 >>144

    次の中からどこに行くか
    1階
    ・教室
    ・体育館
    ・寄宿舎の部屋

    2階
    ・プール
    ・更衣室
    ・理科室
    ・美術室
    ・娯楽ホール

    では、よろしくお願いします。
  144. 144 : : 2017/02/19(日) 00:00:58
    安価がこないので先に進みます。

    理科室を探してみよう!


    ・理科室・

    青山「宝野さん! いますか!?」

    シィーーーーーーン…

    いない…


    きゃああぁあぁあああああぁッ!

    青山「!? 今の声は…!?」

    青山「隣の美術室…ッ!!」ダッ


    ・美術室・

    青山「どうしま…あ…」



    華裏「あ…うぅあ…」



    最藤「ッ…クッソッ!!」



    それは…



    そこにあったのは…



    最早、動く事は無いだろう宝野さんの



    死体だった…



    ピンポンパンポーン♪



    モノクマ『死体が発見されました!』



    モノクマ『一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!』



    モノクマ『オマエラ! 死体発見現場である美術室にお集まり下さい!』



  145. 146 : : 2017/02/19(日) 09:34:48
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「人にした事は自分に返ってくるっていうよね?」

    モノクマ「じゃあさ、自分にした事って他人に返ってくるのかな?」

    モノクマ「…返ってこないよね?」

    モノクマ「自分にした事は自分に返ってくるんだよ…」

    モノクマ「自分にパンチをすれば自分が痛くなる…」

    モノクマ「それって自分にとって、とっても理不尽だと思うんです」

    モノクマ「それを踏まえて言うけど、他人って素晴らしいね!」

    モノクマ「自分が他人だったらいいのにな…」
  146. 147 : : 2017/02/19(日) 13:07:34
    あ…ここでモノクマ劇場はやらない方が良かった…








    chapter2


       絶望チェックメイト


    非日常編
  147. 148 : : 2017/02/19(日) 13:10:50
    非日常宣言二回
  148. 149 : : 2017/02/19(日) 13:38:41
    >>148さん 1章ではモノクマ劇場やらなくて、宣言したらそのまま捜査パートに移ってたので…
    消すとしたら>>145の方を消しますので




    また、起こってしまった…

    テレテレレーン♪

    モノクマ「やっほー、2回目の殺人ですね!」

    最藤「て…てめぇ…ッ!!」

    モノクマ「はい、2枚目のモノクマファイルです! じゃ、頑張ってねー」

    そう言ってモノクマは去っていった…

    青山「ッ…」

    最藤「…やるしか…ねーんだよな」

    青山「…そうですね」

    華裏「うぅ…グスッ…そうッ…だよね…」

    最藤「犯人を突き止めて、宝野の無念を晴らしてやろうぜ!」

    青山「…やりましょう…捜査開始です」


    ー 捜査時間 開始 ー

    青山「まずはモノクマファイルデスを見てみましょう」

    モノクマファイル
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    被害者:宝野曹太
    死因:撲殺
    殺害現場:美術室
    死亡推定時刻: 不明

    遺体は頭を殴打されており、これが致命傷となって即死した。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    青山「…あれ? 死亡推定時刻が不明?」

    江頭さんの時より情報が無い…

    【モノクマファイル(>  コトダマゲット


    ファイルをひと通り見終わると、他の生徒達が美術室に集まった。

    腹成「うッ…宝野…」

    松堂歌「…ふむ」

    勝ノ辺「…捜査なんだろ?」

    青山「はい」

    枝伽「…はぁ」

    枝伽「また起こってしまったんだね…残念だよ」

    最藤「そんな事言って又お前が関与してたら…」

    枝伽「ううん、今回はそれは無いよ」

    枝伽「さぁ! みんなで宝野君の無念を晴らしてあげよう!!」

    最藤「あ!! それ俺がさっき言ったセリフッ!!」

    青山「…」

    相変わらず何を考えているのか分からない人だけど…今回の事件では関与しているのでしょうか…

    さて…まず、調べる所は…

    安価 >>150
    ・遺体周辺
    ・机の上
    ・ジャスティスハンマー周辺
    ・理科室
    ・ゴミ箱周辺

    上のどこから調べるか

    では、よろしくお願いします。
  149. 150 : : 2017/02/19(日) 13:46:28
    ジャスティスハンマー周辺
  150. 151 : : 2017/02/20(月) 07:53:24
    >>150さん ありがとうございます

    青山「まずはジャスティスハンマーの周辺を調べましょう」


    ・ジャスティスハンマー周辺・

    青山「…ん? 1番小さいハンマーについてるの…これ血ですか!?」

    松原「どうやらその様ね…」

    千郷「じゃあこれが凶器なのかな?」


    【一番小さいハンマー(> コトダマゲット


    勝ノ辺「…ん? ちょっと待て」

    勝ノ辺「このハンマーの血…どうやら塗られたものの様だが…」

    青山「塗られたもの? 筆か何かでですか?」

    勝ノ辺「あぁ、これは…筆の筆跡だ」

    千郷「そう見えるだけじゃないの?」

    ハンマーの血は塗られたもの…そうならば…他に凶器が…?


    【ハンマーの血(> コトダマゲット


    松堂歌「この中の下くらいのも使われた様だね…ほら、ヘッドに傷があるよ…」

    青山「前に見たときは新品みたいだったのに…」

    松堂歌「でも、この傷は宝野クンを撲殺した傷じゃない筈だ…人を殴った時に出来る傷じゃないし」

    青山「…どうしてそんな事が?」

    松堂歌「昔、漫画でね…いや、勝ノ辺クンの漫画じゃない奴だけど」


    【中の下ハンマー(> コトダマゲット


    さて…ハンマー周辺は調べ終わったかな…

    最藤「それにしてもよぉ…」

    最藤「この教室、妙に荒れてねーか?」

    言われてみると、確かに荒れている。

    棚のガラスは所々割れ、いくつかの机も壊されていた。

    最藤「これだけ酷く壊せるのはジャスティスハンマーしかねーよな?」


    【あらそった形跡(> コトダマゲット


    次はどこを調べましょう…

    安価 >>152
    ・遺体周辺
    ・机の上
    ・理科室
    ・ゴミ箱周辺

    上のどこを調べるか

    では、よろしくお願いします。
  151. 152 : : 2017/02/20(月) 17:43:04
    机の上
  152. 153 : : 2017/02/21(火) 13:59:00
    >>152さん ありがとうございます

    青山「机の上を調べてみましょう」


    ・机の上・

    青山「これは…いちごですか?」

    机には、お皿に盛られたいちごがあった。

    華裏「これは…事件に関係なさそうだよね…」

    青山「…あれ、いちごが少し濡れていませんか?」

    華裏「洗った後にここで食べようとして殺されちゃったのかも…」

    青山「洗ったにしては、水切りがあまりされて無い…」

    お皿の底に溜まる程水が滴っている…


    【数個のいちご(>
    【滴る水(>    コトダマゲット


    机の上にはこれくらいしか無いな…

    勝ノ辺「おい、青山」

    ん? 勝ノ辺さん?

    勝ノ辺「これはジャスティスハンマーの見張り順だ」

    青山「あ、ありがとうございます」

    勝ノ辺「宝野は午前0時から午前2時までの当番だった」

    勝ノ辺「ま、殆どの人間が当番に来ていなかったらしいから、ジャスティスハンマーは常時誰でも持ち出す事が可能だがな」


    【当番表(> コトダマゲット


    …さて、他のところを調べましょう

    安価 >>154
    ・遺体の周辺
    ・理科室
    ・ゴミ箱周辺

    上のどこを調べるか

    では、よろしくお願いします。
  153. 154 : : 2017/02/21(火) 16:11:49
    理科室
  154. 155 : : 2017/02/22(水) 10:26:23
    >>154さん ありがとうございます

    青山「理科室は…一応調べてみましょうか」


    ・理科室・

    理科室に来てみると…

    枝伽「…」

    急速冷凍装置の前に立っていた。

    何かを冷やしてる様だ…

    チン♪

    電子レンジが発する様な音が鳴り、急速冷凍装置から、バナナが出て来た。

    枝伽さんはそれを装置にかけてあったミトンで持ち、

    ガンッ! ガンッ!

    それを机に打ち付けた。

    青山「な、何してるんですか?」

    枝伽「ん? ちょっと実験」

    枝伽さんはバナナをお皿に起き、それを冷凍室に置くと、

    枝伽「冷凍バナナって硬いんだね〜釘も打てちゃうかもな〜」

    とまるで意味有り気に言い放った。

    釘も打てちゃう…? まさか…


    【冷凍バナナ(> コトダマゲット


    枝伽「あ、後これ、昨日と今日の急速冷凍装置の使用回数」

    青山「使用回数?」

    渡された紙をみると、レシートの様な紙に使用回数と使用時間が書かれていた。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    急速冷凍装置使用状況

    ・昨日・
    23:57 使用

    ・今日・
    07:46 使用

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    枝伽「モノクマに聞いたから多分本当だと思うよ?」

    青山「…はぁ…何故こんな物を?」

    枝伽「今回の事件に必要かなって思って」

    今回の事件に必要?

    枝伽「それじゃ、私は他の所に行ってくるねー」タッタッ

    青山「あ! ちょっと!」

    …やっぱり何考えてるか分からないよ…


    【装置の使用状況(> コトダマゲット


    …理科室にはもう調べるところは無さそうだ…

    次は…どこに行こうか…

    安価 >>156
    ・遺体の周辺
    ・美術室のゴミ箱の周辺

    では、よろしくお願いします。
  155. 156 : : 2017/02/22(水) 17:01:12
    ゴミ箱
  156. 157 : : 2017/02/22(水) 18:03:32
    >>156さん ありがとうございます

    青山「美術室のゴミ箱を見てみましょう」


    ・美術室 ゴミ箱周辺・

    ゴミ箱周辺では、立川さんがゴミ箱のシュレッダーを取り外そうとしていた。

    立川「取れないぞ…これ…」

    腹成「立川でもだめかー」

    立川「すまない…」


    テレテレレーン♪

    モノクマ「あー、それね! 開けるのにはコツがいるんだよ!」

    いきなり出て来たモノクマは、立川さんからゴミ箱をひったくると、

    モノクマ「よいしょっと」

    いとも簡単にシュレッダーを取り外した。

    モノクマ「はい、中をのぞいた後はそのまま放置でいいからねー」

    そう言ってモノクマは消えていった…

    青山「えーと。ゴミ箱の中は…」

    ゴミ箱の中は、バラバラの布切れと何かが書かれた紙切れ、それと、木屑だけだった。

    腹成「うーん…事件に関係あるような物はないかなー…」

    青山「でも、この紙切れって手紙ではないですか?」

    立川「あぁ、文字のような物が書かれているな」

    青山「で、この布切れは…」

    腹成「形状からして、靴下かな?」

    立川「確か購買部に変え用の靴下があったな」

    青山「一応、憶えておきましょう」


    【靴下の様な布切れ(>
    【手紙の様な紙切れ(> コトダマゲット
    【木屑(>


    ここはもういいかな…

    青山「後は遺体の周辺ですね」
  157. 158 : : 2017/02/24(金) 14:31:49
    ・遺体の周辺・

    遺体の周辺に来た。

    青山「床に水が…これって…」

    遺体周辺の床には水が垂れており、それが棚と床との隙間まで続いていた。

    青山「! これってもしかして…」

    棚と床との隙間に手を入れると、湿った毛の様なものに手が触れた。

    青山「これは…筆ですか?」

    この筆は中心から折れており、毛の所が少し湿っていた…

    一応記憶しておこう…


    【折れた筆(>
    【湿った毛先(> コトダマゲット
    【床の水(>


    青山「宝野さん…調べさせてもらいますね」

    ガサゴソ…ガサゴソ…

    青山「あれ? ゴムバンドは?」

    遺体には、今回の動機であるモノクマのゴムバンドがなかった。

    青山「部屋にあるのでしょうか…」

    枝伽「宝野君の部屋に行くの?」

    青山「うわぁ!」

    枝伽「だったら一緒について行くけど」

    青山「な、何で…」

    枝伽「ほら、君が犯人の場合、証拠隠滅を図るかもしれないから?」

    青山「…私は犯人じゃないけど…じゃあ、ついてきて下さい」

    枝伽「はーい」

    そして、私と枝伽さんは、宝野さんの部屋に向かった。


    ・宝野の部屋・

    モノクマに鍵を開けてもらい、宝野さんの部屋に入った。

    青山「ここが宝野さんの部屋…」

    超常現象学者らしく、なんだかよく分からない生物の写真や心霊写真がホワイトボードに貼ってあったり、怪物の手の様な物がホルマリン漬けにしてあったりと、ハッキリ言って不気味であった。

    枝伽「…一応探してみようか」

    その後…部屋の中を探してみても、ゴムバンドは見つからなかった。

    テレテレレーン♪

    モノクマ「あーあ…ちゃんと肌身離さず持っておけって言ったのに…」

    青山「きゃあ!」

    見ると、いつの間にかモノクマがおり、何かを探す仕草をしている。

    モノクマ「これだけ探してもないなら…」

    モノクマ「もう誰かが持っているとしか思えないよね…」

    青枝「!」

    モノクマ「はぁ〜やだやだ…」

    そう言ってモノクマは消えて行った…

    枝伽「…うーん、ゴムバンドはここには無い様だからもう行こっか」

    青山「えっ? でも、まだあるかもしれないのに…」

    枝伽「モノクマが誰かが持ってるしか考えられないって言ってたよ? 誰かの手に渡ってる以上はもうここには用は無いと思うけど」

    青山「でもそれはモノクマの嘘かもしれないし…」

    枝伽「あのさぁ…」

    光の加減のせいかそれとも幻覚か…顔の半分に影を落として枝伽さんは言う。

    枝伽「希望を持つのは良いかもしれないけど、持ちすぎるのもどうかと思うよ?」

    青山「え…」

    枝伽「希望をするから絶望を味わう…絶望するから希望を求める…」

    青山「…」

    枝伽「これだから私は希望絶望云々は嫌いなんだよ…」

    青山「!」

    そう言って部屋を歩き回る様は、まるで怖がる人間を前に契約を結びつけようとする悪魔の様な印象を与えた。

    枝伽「それに…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノクマ『もうそろそろ良いよねー? じゃあ、体育館の赤い扉まで来て下さーい!』

    枝伽「…なんだ、もう時間か」

    青山「…」

    枝伽「じゃ、エレベーターで会おうね」スタスタ...

    枝伽さんは早足で部屋を後にした…

    青山「…」

    私は、何も言えずにただ突っ立っていた。

    青山「…枝伽さんの言う事も正しい…(?)と思うけど…」

    青山「今は取り敢えず…学級裁判に専念しよう…」

    そうして、私も部屋を後にした。


    【無くなったゴムバンド(>
                コトダマゲット

  158. 159 : : 2017/02/25(土) 23:32:44
    ・体育館・

    モノクマ「はいはい、集まったね!」

    体育館に着くと私以外全員集まっており、何故かモノクマが場を仕切っていた。

    モノクマ「では、そこのエレベーターに乗って下さーい!」

    モノクマ「僕は下で待ってるからね…」

    そう言ってモノクマは消えた行った…

    最藤「…はぁー…行くか」

    栗原「そうだね…」

    青山「…」

    枝伽「ほらほら、みんな元気出そうよ」

    枝伽「仲間が次々いなくなって辛いのは分かるけど…それを乗り越えてこその超高校級なんだから!」

    嬉しくもない励まし方で励ます枝伽さん。

    枝伽「私一番乗りー!」

    最藤「…はぁーあいつ、何考えてんだかな…」

    青山「…」

    私は、宝野さんの部屋での彼女を思い出していた。

    暗く、深く、光の無い、まるで底なし穴の様な目…

    さっきまで悪魔だった少女はエレベーターに乗り、天使の様にニコニコしている。

    はっきり言ってウザい…

    でも、そんな事は今はどうでもいい。

    宝野さんを殺した犯人を突き止める…ッ!

    全員がエレベーターに乗った瞬間、ドアは閉まり、エレベーターは降下した…


    ・地下裁判場・

    モノヤス「やった! やったぞ! 遂にここに座れたぞー!!」

    モノクマ「えー…今回の裁判長はモノヤス君です…くれぐれも公平なジャッジをよろしくお願いね」

    モノヤス「分かってるぜボス!!」

    モノクマ「じゃ、自分の場所に立ってー!」

    モノクマ「2度目の学級裁判の始まり始まりー!」

    始まる…またあの悪夢の様な裁判が…ッ!!
  159. 160 : : 2017/02/27(月) 10:11:09
    コトダマの説明

    【モノクマファイル】
    宝野殺人事件の詳細がかいてある。

    【1番小さいハンマー】
    美術室にあるジャスティスハンマーの1番小さいもの。血が付いている。

    【ハンマーの血】
    ハンマーに付いていた血には塗られた痕跡がある。

    【中の下ハンマー】
    中の方のジャスティスハンマーには傷が付いていた。人を殺傷した時の傷ではないらしい。

    【争った形跡】
    教室はかなり荒れていた。犯人と宝野は争っていた?

    【数個のいちご】
    机にはいちごが置かれていた。殺害とは関係無いのか?

    【滴る水】
    いちごには水が滴っていた。

    【当番表】
    宝野は午前0時から午前2時までの見張りの担当だった。因みに宝野の前は千郷、後は舞浜である。

    【冷凍バナナ】
    カチカチに凍ったバナナ。釘も打てる。もしかすると…

    【装置の使用状況】
    急速冷凍装置は今日の午前0時前に1回、そして今日の7時30分過ぎに使用されている。

    【靴下の様な布切れ】
    シュレッダー付ゴミ箱に入っていた靴下の様な布切れ。ていうか靴下。

    【手紙の様な紙切れ】
    シュレッダー付ゴミ箱に入っていた手紙の様な紙切れ。手紙であるかは分からない。

    【木屑】
    布切れや紙切れと一緒に入っていた木屑。入れる前はかなり小さく細い物だったのだろうか、木屑は少ない。

    【折れた筆】
    棚と床の隙間に落ちていた筆。短いので真ん中から折られている可能性が高い。

    【湿った毛先】
    筆の毛先は湿っていた。絵を描くのに使ったのだろうか。

    【床の水】
    折れた筆を見つける目印となった水。筆が転がりながら落ちた様子も表している。

    【無くなったゴムバンド】
    宝野のゴムバンドは無くなっていた。誰かが持ち出したのだろうか…
  160. 161 : : 2017/02/28(火) 16:03:59

    ー 学級裁判 開廷 ー

    モノヤス「まずは、学級裁判について簡単に説明するぜ」

    モノヤス「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されるぜ! 正しいクロを指摘出来ればクロだけがおしおきだが、もし間違った人物をクロに選んでしまった場合は…」

    モノヤス「クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となるぞ!」

    モノヤス「ま、今回は動機のゴムバンドで、クロ以外の1人もおまけで出られるんだがな! ヒャハハッ!!」

    モノクマ「では、議論開始ー!」

    舞浜「では、まずは宝野君を殺した凶器から話し合いましょうか」

    松原「凶器といっても…あれしか無いんじゃない?」

    最藤「あれってーと…スーパージャスティスハンマーの1番小さい奴だよな」

    最藤「あれには血がベットリ付いてたからな!」

    …本当にハンマーが凶器なんでしょうか…


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>162


    【モノクマファイル(>
    【ハンマーの血(>
    【中の下ハンマー(>
    【いちご(>

    舞浜『宝野君を殺した凶器は…』

    舞浜『【ハンマーで間違いない】ですわ』

    青山『本当にハンマーが凶器なんでしょうか?』

    最藤『ハンマーに決まってんだろ!』

    最藤『ハンマーには【血がベットリ付いてた】ぞ!』

    最藤『あれは犯人のヤローが宝野を【殺した時に付いた血に決まってる】!』

    松堂歌『でも犯人は何故…』

    松堂歌『そのハンマーの血を処理しなかったんだろうね』

    千郷『もし忘れてたのなら…』

    千郷『[犯人ってお馬鹿さん]だよねー!』

    …あのハンマーに血は付いてたけど…あの血は…

    では、よろしくお願いします。
  161. 162 : : 2017/02/28(火) 17:48:42
    【ハンマーの血(> → 【殺した時に付いた血に決まってる】
  162. 163 : : 2017/03/03(金) 23:08:51
    >>162さん ありがとうございます

    最藤『あれは犯人のヤローが宝野を【殺した時に付いた血に決まってる】!』

    三【ハンマーの血(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!

    青山「ハンマーの血は塗られた物の筈ですよ」

    最藤「あぁ? 塗られた?」

    栗原「そう見えるだけじゃないの?」

    勝ノ辺「いや、あの血は確かに筆の様な物で塗られた痕跡があった。まぁ、それなりのプロが書いたなら、素人の目を騙す事は出来たろう…」

    勝ノ辺「だが、それでも俺なら見抜けるだろうがな…くくく…」

    青山「…では、凶器はハンマーでは無いと言う事でよろしいですか?」

    立川「納得出来ないぞッ!」反論!

    立川「ちょっと待ってくれ、他の大きさのハンマーが凶器の可能性だってあるはずだッ!」


    ー 反論ショーダウン 開始 ー

    ー【中の下ハンマー フ
    ー【いちご フ
    ー【争った形跡 フ

    立川「小さいハンマーの血が塗られた物の可能性があるのは分かった」
    立川「なら、他のハンマーが凶器の可能性も出てくるだろ!」
    立川「中の下ハンマーには【傷が付いていた】よな!?」
    立川「あの傷はもしや…」
    立川「【宝野を殺した時の傷じゃないか!?】」

    では、よろしくお願いします
  163. 164 : : 2017/03/03(金) 23:16:06
    切り
    切り
    不切
    切り
    【中の下ハンマーフ / 論破!
  164. 165 : : 2017/03/06(月) 00:54:53
    >>164さん ありがとうございます


    立川「【宝野を殺した時の傷じゃないか!?】」

    ー【中の下ハンマー フ

    青山「その言葉、切らせてもらいます!」斬!

    BREAK!

    青山「そのハンマーの傷は、人を殺した時に出来る傷では無いんですよ」

    立川「え…ッ!」

    青山「そうですよね、松堂歌さん」

    松堂歌「うん、そうだね…」

    松堂歌「本当はテレビでそういう特集を観ただけで詳しくは知らないんだけど、あの形の傷は何か壊した時に出来る傷だったよ…?」

    立川「そ、そうなのか…」

    最藤「何かを壊した時に出来る傷か…だったら、美術室がボロボロだったのは、犯人があのハンマーで破壊活動をしてたって事か? なんだってそんな事を…」

    松原「考えられるのは、宝野君と犯人が争って壊した可能性…それと、凶器がハンマーであると私達に思わせる為の可能性…」

    華裏「それっぽいのは後者の方だよねぇ」

    青山「ええ、おそらく後者の凶器の偽装が1番怪しい…」

    最藤「凶器が別の可能性か…うーむ…」

    栗原「ハンマー以外に撲殺出来る物なんて美術室に無かったよね?」

    青山「…」

    ハンマー以外に撲殺出来るもの…

    枝伽「…青山さん、忘れてない…よね?」

    青山「え…」

    枝伽「これで思いつかないんじゃあ…ガッカリしちゃうね…」

    最藤「お、おい青山…どういう事だよ?」

    青山「…」

    多分、枝伽さんはあの事を言ってるんだと思う…

    ー コトダマ提出 ー

    安価 >>166

    >>160からコトダマを選択して下さい。

    では、よろしくお願いします。
  165. 166 : : 2017/03/06(月) 07:36:34
    【冷凍バナナ(>
  166. 167 : : 2017/03/08(水) 23:30:38
    >>166さん ありがとうございます


    【冷凍バナナ(>

    青山「これです!」


    青山「犯人は…凶器に凍らせたものを使ったんじゃないでしょうか」

    最藤「凍らせたもの?」

    枝伽「うん、その可能性は大いにあるね」

    枝伽「知ってるかな? 凍ったバナナって釘が打てちゃうんだよ」

    勝ノ辺「じゃあ何だ? 犯人は凍ったバナナを使って宝野を殺したと?」

    枝伽「それは違うよ。バナナじゃなくって他のフルーツだよ」

    華裏「じゃあ…美術室の机にあったいちご?」

    青山「はい…それしか考えられないと思います」

    青山「犯人はいちごを理科室にあった急速冷凍装置を使用していちごを凍らせ、犯行に及んだ…」

    枝伽「でもあのいちごだけじゃ、殺害は無理だよね!」

    青山「え…っ!」

    枝伽「あのいちご1つを凍らせて手に持って宝野君の頭を殴ってもそのくらいの衝撃じゃ人は殺せないでしょ?」

    枝伽「やっぱりいちごじゃなかったかなー」

    最藤「おい! お前が凶器はいちごだって言ったんじゃねぇか! コロコロ意見を変えやがって!」

    枝伽「そんな事よりさ…気付いちゃったんだよね…」

    枝伽「今回の…犯人の正体にさッ!!」

    青山「は…!?」

    枝伽「考えてみたらさー、今回の動機で1番殺人を起こしやすい人達はもう決まってたんだよねー」

    枝伽「モノクマがそれを狙ってたかのように…」

    モノクマ「え!? 何!? 僕は何も狙ってないよ!? モノノトの事なんて狙ってないよッ!!」

    モノノト「えぇ!? 何でアタシを引き合いに!?」

    モノディー「もしかして狙ってたんすか!?」

    腹成「あんた達は黙っててよ!!」

    枝伽「こんな動機に振り回されるのは、私達の中に家族同士がいるか、はたまた幼い頃からの親友同士がいる人達しかいないんだよ」

    枝伽「だとしたら…もう決まったも同然だよね…」

    青山「…」

    ー 人物選択 ー

    安価 >>168
    2人のうちどちらかでいいです

    では、よろしくお願いします。
  167. 168 : : 2017/03/08(水) 23:36:12
    千郷
  168. 169 : : 2017/03/11(土) 17:47:23
    >>168さん ありがとうございます


    青山「それって、千郷さん達姉妹ですよね…」

    千郷「は!?」

    千舟「えぇ!?」

    千郷「ちょっと! あたしらが共謀したっての!?」

    舞浜「確かに…動機だけで見れば、貴女達姉妹が1番有力ですね」

    栗原「でも、まだ犯人を特定する時じゃないんじゃないかな…動機だけで犯人にされちゃ、千舟さん達が可哀想だよ」

    千郷「そもそもあたし達は犯人じゃないんだよッ!! ねーおねーちゃん!」

    千舟「…う、うん!」

    青山「栗原さんの言う通りですよ…まだ殺害方法だって、殺害時刻だって明らかになってないじゃないですか」

    枝伽「…犯人が分かったならもうそんな事どうでもいいと思うけど」

    枝伽「まあ、そう言うなら? 投票はあとででいいんじゃない?」

    モノクマ「うん、青山さんの言う通りだよ! 事件の明らかに出来るところは出来るだけ明らかにしてもらいたいねー!」

    モノクマ「ま、今の状態で投票しても面白そうだけどさ」

    青山「…」

    勝ノ辺「で、話を戻すぞ…凶器の話だ」


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>170

    【当番表(>
    【冷凍バナナ(>
    【靴下の様な布切れ(>
    【手紙の様な紙切れ(>


    勝ノ辺『【凶器が凍ったいちご1つ】なら…』

    勝ノ辺『まだ[殺害方法はある]ぞ』

    腹成『どんな方法なの…?』

    勝ノ辺『いちごに凍らせる前から長い棒を指せば』

    勝ノ辺『棒を持ってハンマーの様な形状にする事が出来る』

    松原『いちごに指す棒の様なものは』

    松原『【美術室には無かった】筈だけども』

    勝ノ辺『【筆を使えばいける】だろ』

    華裏『いけなくは…ないね』

    …殺害に使われたいちごは本当に1つだけだったんでしょうか…

    いちごを数個使う殺害方法は…あれを使えば…

    では、よろしくお願いします。
  169. 170 : : 2017/03/11(土) 17:52:56
    【靴下のような布切れ(>→【凶器が凍ったいちご1つ】
  170. 171 : : 2017/03/13(月) 23:01:12
    >>170さん ありがとうございます

    勝ノ辺『【凶器が凍ったいちご1つ】なら…』

    三【靴下の様な布切れ(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!

    青山「待って下さい、いちごを単体で凶器とするのではなく、複数で凶器とする方法だってあります」

    勝ノ辺「何?」

    青山「ゴミ箱に入っていた靴下の様な布切れ…というかあれは靴下で間違いないでしょう…」

    青山「あれに凍らせた複数のいちごを入れて撲殺…」

    華裏「あー…それアニメでもやってたよねー」

    華裏「靴下に10円玉を沢山入れて撲殺したってやつだよ…確かあの話はカラオケに主人公達が…」

    勝ノ辺「分かった分かった…もういい」

    腹成「確かに…あの靴下には赤黒い斑点みたいなのがついてたよねー…」

    腹成「最初見た時は模様だと思って気にも止めてなかったんだけど…まさかあれが血なんて…」

    最藤「なら、凶器は複数の凍ったいちごが入った靴下って事になるな!」

    舞浜「さて…次は殺害時刻ですわね」

    栗原「宝野君は午前6時くらいに、朝会が始まる前の広場で千舟さんが目撃してるよね?」

    千舟「うん…宝野君は確かに広場にいたんだぁ…」

    松堂歌「…気になってたんだけどさ」

    千舟「え!」

    松堂歌「何で千舟サンはそこにいたの…? トイレなら個室のが使えるし…」

    千舟「え…えぇと…」

    千郷「おい、着物もどき…あんたまさかおねーちゃんを疑ってるの…?」

    松堂歌「返答次第によるよ…我はただ、何でそんな時間に千舟サンが広場にいたのかなって思ってさ」

    松堂歌「何か理由が有るなら引き下がるけど…理由も無しにただそこにいたってだけなら…ちょっと我は君を疑うよ…?」

    千舟「うぅ…」
  171. 172 : : 2017/03/17(金) 08:55:19

    千舟「ごめんッ…なさい…」

    …えっ?

    千舟「私が…宝野君をぉ…殺しましたぁ…」

    松堂歌「…えッ?」

    最藤「はぁ!?」

    舞浜「あらまぁ…自白しましたね」

    千郷「あッ…え? おねー…ちゃん…?」

    枝伽「…」

    千郷「何言ってんのおねーちゃん!? おねーちゃんがそんな事する訳無いよね!?」

    千舟「…ごめんなさい」

    千郷「否定してよ!! ねぇ!!」

    千舟「…ごめん」ポタポタ

    千郷「おねーちゃんッ!!!」

    千舟「……ごめんね…」ポタポタ

    青山「…」

    枝伽「ねーねー、モノクマー? 犯人が自白した場合って、明らかに出来るなぞがあっても投票タイムって始められるのー?」

    モノクマ「…あー…んー…行ってもいいんじゃない? 今回はオマエラがそこらへん決めちゃえば?」

    千郷「ま、まだダメに決まってんじゃん!!」

    舞浜「あらどうしてですか? もう自白までしてますのよ?」

    千郷「つーかさ! まだ謎がたくさんあるんだから、全部明らかにするのがいいんじゃないー? それで真犯人が出ると思うんだけどー!?」

    最藤「んー…俺も解ける謎があるからには、まだ投票タイムにするのははえーと思うけどよー…」

    腹成「まだ分かってない事ってなんだと思う?」

    松原「凶器も分かったし、殺害場所はあそこで合ってると思うし…」

    青山「…」

    あと分かっていない事…それは…


    ー 閃きアナグラム 開始 ー
    安価 >>173

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    □□□□□□□

       が     い       く

         さ       い

     つ      じ        さ

        く     が     こ

     こ    つ     く     つ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ではよろしくお願いします。
  172. 173 : : 2017/03/17(金) 10:22:26
    さつがいじこく
  173. 174 : : 2017/03/20(月) 00:53:43
    >>173さん ありがとうございます

    さつがいじこく

    青山「謎は解けました!」解!

    COMPLETE!


    青山「そう言えば、殺害時刻がまだ明らかになってないですよね」

    最藤「宝野が殺された時間か…モノクマファイルにも記載されてなかったよな?」

    千舟「…」

    舞浜「記載ミスですか? モノクマ」

    モノクマ「いんやー? わしがそないな事するわけねーだぎゃ!」

    モノディー「ボス!? どこの地方のおじいちゃんっすか!?」

    モノクマ「だってさ! 死亡時刻がわかったら、犯人ももろ分かっちゃうジャーン!」

    青山「え…ッ!」

    モノクマ「そんなつまらないのは嫌だよね! 少なくとも議論は長引いた方が僕らにとってはいい事なんだよねー!」

    枝伽「…モノクマ達にとってのいい事って何かなー、私はそっちの方が気になるけど…」

    舞浜「話を晒さないでくださいます?」

    松原「とにかく、凶器は凍らせたいちごなのよね?」

    勝ノ辺「それがどうした? 確かに凶器は凍らせたいちごだと断定したぞ」

    松原「だったら、いちごを凍らせた時間で分からないかしら」

    立川「氷を凍らせた時間…?」

    松原「えぇ、犯人が急いでいたなら、いちごを凍らせた時間から殺害時刻は3分以内ほどになるんじゃないかしら」

    千舟「は、犯人は私だってば…モノクマぁ…早く投票タイムを…」

    枝伽「かばってるの?」

    え…?

    千舟「へ…へぇ!!?」

    枝伽「早く投票タイムを…それって、犯人候補であるあなたが言うのはおかしくないかな?」

    青山「…! 確かに…」

    松堂歌「なるほど…そう言う事か…」

    千舟「な、何が…?」

    舞浜「えぇ…確かに、貴女は犯人であるのに何故投票タイムを急かす必要があるのですか?」

    松原「それに、さっきの貴女の驚きぶり…的確に的を突かれた様に聞こえたのだけれど」

    千舟「…犯人はわたしなんだってばぁ!!」

    …どうしてそこまで犯人を主張するのだろう

    誰かをかばってるのか…それとも…


    ー ノンストップ議論 開始 ー

    安価 >>175

    【争った形跡(>
    【当番表(>
    【装置の使用状況(>
    【手紙の様な紙切れ(>
    【無くなったゴムバンド(>


    千舟『【私が犯人なんだ】ってば!』

    最藤『まだ決まったわけじゃねーだろ!』

    千舟『自白だってしてるのにぃ!』

    栗原『自白したって言っても…』

    栗原『【誰かをかばってる】可能性があるし…』

    千舟『私が犯人…[私が犯人]なのぉ…』

    松原『いちごを凍らせた【時間が分からない】ままだから…』

    松原『それも考えないと』

    千舟『私が犯人だってぇ…もういいよぉ…」

    では、よろしくお願いします。
  174. 175 : : 2017/03/22(水) 00:38:48
    (装置の使用状況(>→【時間が分からない】
  175. 176 : : 2017/03/23(木) 21:37:20
    >>175さん ありがとうございます

    松原『いちごを凍らせた【時間が分からない】ままだから…』

    三【装置の使用状況(>

    青山「それは違います!」論破!

    BREAK!

    青山「ちょっと待って下さい。いちごを凍らせた時間は、分かるかもしれません!」

    松原「…そうなの?」

    青山「これを見れば…」っ装置の使用状況表


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    急速冷凍装置使用状況

    ・昨日・
    23:57 使用

    ・今日・
    07:46 使用

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    青山「ほら、昨日の23時57分に使用されていますよね?」

    舞浜「あら、確かに…」

    栗原「モノクマ…これって本物なの?」

    モノクマ「本物だよ! 枝伽さんに頼まれたから仕方なく割り出して上げたんだよ! 感謝してよね!」

    枝伽「はい! ありがとうございます!」(。・ω・。)>

    最藤「敬語!? お前まさか…」

    枝伽「うぇ? まさかって?」

    最藤「…いや、なんでもね…それより! こっちの話だよな!」

    松堂歌「ねえ、これ誰がどの時間に使ったかって分からないの?」

    モノクマ「それ分かっちゃったら犯人が分かっちゃうでしょ? そう言うのシラケるんだよね、観てる側が」

    観てる側…?

    モノクマ「おぉっと失言…今のは忘れて、どうぞ」

    枝伽「…ふぅん…観てるんだ…」ボソッ

    モノヤス「おいこらてめー…ボスが忘れろっつたら忘れるんだよ!!」

    モノヤス「あーむしゃくしゃして来たー! つかつまんねーんだよ!テメーラ!」

    つまらない…?

    モノヤス「もう決めたわ! 裁判長命令でオマエラ全員ヤマザキだッ!」

    青山「なッ!?」

    モノディー「ヤマザキ!? 八つ裂きじゃなくて!? てかダメだろそんな事しちゃあよぉ!」

    モノノト「そうよ! 神聖な裁判を血みどろにするなんて…」

    モノヤス「るっせー! オレハサイキョウダ---!!」

    そう言うと、モノヤスは席から飛び出し、裁判場に開いた穴に飛び降りた。

    そして、数秒も経たずに重火器で武装されたアメ車に乗って穴から出てきた。

    モノヤス「野郎共ぶち殺してやらァーッ!!」

    ー モノリモノチャレンジ 開始 ー

    ヤスアメカー
    HP 1793

    安価 >>177

    □ ジャンプ
    △ しゃがみ
    ◯ 攻撃(攻撃力は分数の一の位と秒数で決まる)
    ✖︎  必殺技避け


    スタート!

    ♡♡♡

    モノヤス「足元にぶっ放す!」

    モノヤス「頭を撃ち抜いてやるぜ!」

    モノヤス「とっておき! ロケラン発射ッ!」

    モノヤス「あぁん? 動けッ!」

    モノヤス「頭を撃ち抜いてやるぜ!」

    モノヤス「足元にぶっ放す!」

    モノヤス「あぁん? 動けッ!!」

    モノヤス「頭を撃ち抜いてやるぜ!」

    モノヤス「とっておき!ロケラン発射ッ!」


    では、よろしくお願いします。
  176. 177 : : 2017/03/24(金) 16:59:19


    ×





    ×
  177. 178 : : 2017/03/27(月) 19:26:54
    >>177さん ありがとうございます

    モノヤスに919×2ダメージ!


    モノヤス「ウボァー」ドカ-ン

    モノミーナ「あァッ! モノヤスがやられた!」

    モノカネ「この人でなちッ!」

    モノヤス「くそー!」

    モノクマ「…」(c" ತ,_ತ)

    青山「倒せた様ですね…」

    舞浜「全く…裁判長なのに議論の邪魔をするなんて…めちゃくちゃですわ」

    枝伽「その通りだよね」

    最藤「元々おめーが怒らせたんだろうがッ!」

    枝伽「あはは…ごめん…」

    松堂歌「さて…議論の続きと行こうか」

    松堂歌「モノクマはこの時間に使った人を教えない…そして分かったら犯人が分かる…つまr」

    腹成「その時間にそれを使った奴が犯人だね!」

    松堂歌「…」

    勝ノ辺「なら簡単だな」

    勝ノ辺「その時間帯にハンマーの当番になってる奴が1番怪しい…つまり!」

    勝ノ辺「犯人は古川千郷ッ! お前だッ!」

    千郷「なッ…!」

    千舟「ッ!!」

    青山「…そう…ですね…1番怪しいのは千郷さんです」

    千郷「ッ…」

    千舟「…違う」
  178. 179 : : 2017/03/27(月) 22:32:19
    千舟「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うぅうううッッッッッ!!!!」

    青山「千舟さんッ!」

    千郷「お、お姉ちゃ…」

    千舟「私ガ…犯人だっテッ…! 言っテるよネッッッ!? どうシて千郷ちャんを責めルのォッッッッ!!??」

    千郷「も、もういいよ! 私が宝野を殺したんだよ! それでいいよッ!」

    千舟「良くナイよッッッ!! 可哀想ニ…責めらレて混乱しチゃってルンだよネ…? 大丈夫だよ…オ姉ちゃンが守っテアげるかラッッッッッ!!!」

    千郷「もういいって…やめてよぉッ…!」

    最藤「お、おい…これは…」

    松原「これ以上彼女を刺激してはダメよ!」

    枝伽「うん、流石心理学者。だけど…このままじゃあダメだよね?」

    青山「…えぇ」

    松原「な、何をするつもり…?」

    千舟「だっテだッて…千郷チゃんに宝野君ヲ殺ス理由が無いでしョッ!? やっパり犯人じャないッ! 私が犯人ッ! 私ガ…」

    青山「千舟さん…なら、私と2人で話しましょう」

    千舟「ッッッッ!!」

    千舟「ワタしハ…なニモ…聞カナイ…よッッッ!」

    ー コトノハコネクトバトル 開始 ー

    安価 >>180

    『聞カナいヨ…コンかいダケは…ッ!!』
     ̄ =--_  ー |_-- —__ =➖
    『知ラナいッッッ! 知らナイのッッッ!』
    _ ̄| ̄__ ̄ ---ー  ̄_ ー-
    『どウだッテいイッッッ!!』
    ー| ̄_  ̄_➖- - ||
    『キッとッ! 犯人ハ他にいルンダよッ!!』

    では、よろしくお願いします。
  179. 180 : : 2017/03/27(月) 22:56:48
    知らない動機
    かな?
  180. 181 : : 2017/03/27(月) 23:06:19
    >>180 残念…不正解です


    千舟「聞カなイ聞かナイッッッ!!」

    …くっ…もっと考えないと…


    再安価 >>182

    では、よろしくお願いします。
  181. 182 : : 2017/03/27(月) 23:07:46
    今回の動機
  182. 183 : : 2017/03/28(火) 16:04:30
    >>180>>182 ありがとうございます


    千舟『殺ス理由がナイならッ、犯人トハ言えナいヨネッッッ!!??』


    今回の動機


    青山「これで終わりです!」論破!

    COMPLITE!

    青山「千郷さん。動機のゴムバンドの色を教えてるくれませんか?」

    千舟「ッッッッ!!??」

    モノディー「お、おい! ゴムバンドの色を他人に教えるのは…ッ!」

    モノクマ「この裁判時にだけは有りにしまーす」

    モノディー「フゲェアッ!?」

    千郷「…赤だよ」

    青山「では、ゴムバンドが赤の人はいますか?」

    全員「…」

    モノクマ「あれれ〜? 許可したんだから言ってもいいんだよ〜?」

    舞浜「…いない…という事は…」

    枝伽「もうここに存在していない人物だね」

    ー 人物選択 ー

    安価 >>184

    では、よろしくお願いします。
  183. 184 : : 2017/03/28(火) 16:06:44
    宝野
  184. 185 : : 2017/03/30(木) 09:23:25
    >>184 ありがとうございます

    宝野 曹太

    青山「あなたしか…いません!」


    青山「きっと、殺された宝野さんが赤色のゴムバンドをしていたんですよ」

    千郷「…」

    青山「そうですよね? 千郷さん。ゴムバンドを見れば、誰が最初のパートナーかが分かりますよ」

    千郷「…」

    千郷「そう…だよ…宝野が最初のパートナーだったんだ…」

    千舟「…」

    千郷「私は、宝野を殺してゴムバンドを奪ってね…お姉ちゃんに…」

    千舟「…ッ」

    栗原「でも、渡すのは禁じられてたよね?」

    モノクマ「死人とゴムバンド交換してはいけないなんて言ってないよ! 生きてる人とは交換しちゃダメって言ったんだ」

    モノクマ「そして、置いてある物を拾ったんだったら交換にはならないよね?」

    千郷「…そう、宝野を殺した後。美術室の机にゴムバンドを置いてさ…」

    千舟「…そこに、私が美術室に来て…千郷ちゃんから事情を聞いて…」

    最藤「お、おい、なんで千舟は美術室なんかに…」

    千舟「そこにいけば…千郷ちゃんと会えるって思ったから…」

    舞浜「双子の勘…という奴ですか…」

    松原「…」

    モノクマ「じゃあ…投票タイム言っちゃう?」

    千舟「!? ま、待ってよ!」

    モノクマ「じゃ、投票ターイム!」

    ー 投票タイム ー

    安価 >>186

    では、よろしくお願いします。
  185. 186 : : 2017/03/30(木) 09:34:00
    千郷
  186. 187 : : 2017/03/31(金) 23:08:23
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          MONOKUMA
            VOTE

          1.千郷 12票
          2.千舟 01票
             他 00票


         千郷 GUILTY!!!!

    \ワ-----/       \ワ------/     \ワ-----/
    ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  187. 188 : : 2017/03/31(金) 23:55:40
    >>186さん ありがとうございます

    モノクマ「はーい! また大正解ー!」

    モノクマ「今回、宝野君を殺したのは〜! 超高校級の将棋士の古川千郷さんなのでしたーーーーーーーー!!」

    千郷「…」

    千舟「千郷ちゃん…」

    千郷「ごめん…みんな…」

    最藤「今回の動機がおめーらに最適だった…」

    青山「そう…ですね…」

    千郷「2人で出ようって…言ったのに…ごめんね…お姉ちゃん…」

    千舟「…謝るのは私の方だよ…ごめん…最後までみんなを出し抜けなかった…」

    千舟「千郷ちゃんがとっておいてって言ってたゴムバンド…私、捨てちゃったんだ…宝野君への…罪悪感で…耐え切れなくて…」

    千郷「じ、じゃあ…2人で出るなんて…無理だったの…?」

    千舟「せめて…千郷ちゃんだけでもって頑張ったんだけど…無理だった…」

    千郷「ッ…お姉ちゃんのバカッ…」

    千舟「美術室を破壊したのは私…か弱い千郷ちゃんの犯行に見せない為…」

    舞浜「でも、死体発見アナウンスは3人が死体を発見した時になるものでしょう?」

    最藤「華裏、俺…最後に青山が見た時に鳴ったんだよな?」

    千郷「私がお姉ちゃんに死体を見ないようにって…あらかじめ死体の場所を教えておいたの…」

    モノクマ「あのー…もう議論は終わりなんですが…」

    千郷「…分かってるよ」

    千舟「ッ!! 千郷ちゃんッ!」

    モノクマ「では、超高校級の将棋士の古川千郷さんにッ!!」

    千舟「やめて! お願い!」

    モノミーナ「泣き言言うな! 男だろぉ!?」

    モノディー「ソイツは女だけど!?」

    千舟「私…千郷ちゃんがいないと…何も出来ないよぉ…」

    千郷「大丈夫だよ! お姉ちゃん!」

    モノクマ「スペシャルなお仕置きを用意しました!」

    千郷「だってさ…」

    モノクマ「では、張り切って行きましょー!」

    千郷「お姉ちゃんは…」

    モノクマ「お仕置きターーーイムッ!!」

    千郷「私のお姉ちゃんだから!」

    千舟「だめぇえええええええッッッッ!!!」
  188. 189 : : 2017/03/31(金) 23:56:38
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

           GAMEOVER

        千郷サンがクロに決まりました
          お仕置きを開始します


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  189. 190 : : 2017/04/02(日) 18:32:15
    巨大な将棋盤の上に立たされる千郷さん。

    立っているマスは王将のマス…

    相手側にはいかにも名人っぽいモノクマの姿が…

    命がけの将棋が今始まる…ッ!!






    詰みで罰
         超高校級の将棋士 古川千郷 処刑





    駒を動かして行く千郷さん…

    だがどんどん駒がとられ、追い詰められて行く…

    気が付けば、駒を全てとられ残りは王将(自分)一つだけ…

    車の様なスピードで迫る相手の駒達…そして…

    ガッ!!

    何が起こったのか…

    そこに倒れたのは千郷さんではなく、千舟さんだった。

    モノクマ「!?」

    千郷「え…ッ!!」

    なんと、千舟さんは千郷さんをかばって自ら駒にぶつかったのだ。

    泣きながら、倒れた姉を抱き寄せる千郷さん…

    モノクマは怒って巨大な駒を出現させ、それを倒そうとする。

    潰される瞬間、千舟さんを将棋盤から投げる千郷さん…

    モノクマ「おめーもだよ!!」ドンッ

    モノヤス「ヘェイッ!?」

    モノクマに押され、隙間に飛んで行ったモノヤス…

    ドズゥーーーーンッ!!!

    その後の将棋盤は、赤い血に染まっていた…
  190. 191 : : 2017/04/02(日) 19:05:32
    モノディー「…はぁ!? モノヤスゥゥゥ!?」

    モノミーナ「え? 何で!? ボスゥ!?」

    モノクマ「だって…あいつは裁判をめちゃくちゃにしようとしたからねー」

    モノノト「グロいわー。首だけしか残って無い…」

    モノカネ「オロロロロロロロロロ」デロデロ

    最藤「うっせぇ!! それより大丈夫か千舟!!」

    千舟「うぐ…」

    青山「まだ意識があります!」

    モノクマ「あららー…処刑される人を庇うから…」

    勝ノ辺「何を言っている…さっさと治療をしろ!」

    モノクマ「え、なんでー?」

    舞浜「お仕置きで死ぬのは人殺しのクロだけの筈ですよね? 千舟さんはクロではありませんよ?」

    モノクマ「あ、それもそうだねー…」

    モノクマはパチンッと指を鳴らすと、

    モノ橋「…」スッ

    華裏「あ…」

    モノ橋クマ子が千舟さんを担ぎ上げ、ものすごい速さで裁判所を後にした…

    モノクマ「あれに任せればいいでしょ…さ、裁判も終わったし、とっとと出て言ってよねー」

    モノディー「俺らはモノヤスの葬式を…」

    モノノト「私も気をつけなきゃね…」

    モノミーナ「あいつはいい奴だったよ…」

    モノカネ「デロデロデロデロ…」

    モノミーナ「まだ吐いてんのかい!」

    モノファミ「また来週〜」

    みんなは、ぞろぞろと帰っていってしまう…

    青山「…千郷さん」

    最藤「…モノクマが悪いんだ…千郷も若取も悪くない…」

    枝伽「こんな事、いつまで続くんだろうねー」

    栗原「…とにかく、今は千舟さんを心配しようよ」

    青山「…そうですね」

    枝伽「あ、無視? 別に気にしないけどさ」

    自分の部屋に戻ろうとして、気づいた。

    青山「まだお昼なんですね…」

    最藤「死体発見が朝方だったからな…腹減ったな…」

    栗原「まだ料理あるといいけど…」

    その日は遅めの朝食を食べ、みんな部屋に帰って思い思いに過ごしたらしい…

    保健室が立ち入り禁止になっていたが、きっと千舟さんの治療が行われているのだろう。

    夕食の後、私は夜時間アナウンスが鳴る前に深く眠りについてしまった…
  191. 192 : : 2017/04/02(日) 22:36:05


    chapter2


       絶望チェックメイト


    非日常編           完
  192. 193 : : 2017/04/02(日) 22:38:54
    残り
    ■■■  ■■■■■
     ■■     ■■
     ■■  ■■■■■
     ■■  ■■
     ■■  ■■■■■ 人

                  to be continued...
  193. 194 : : 2017/04/02(日) 22:45:51
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「てってってってーててーてってーててててててってってってー」

    モノクマ「てってってててーてててーててーてってってーーてってーて」

    モノクマ「以上、不規則リズムでお送りいたしました」
  194. 195 : : 2017/04/02(日) 23:30:04


    chapter3


       希望無き世界の絶望的正義


    (非)日常編
  195. 196 : : 2017/04/02(日) 23:46:58
    〜 能印寺学園外 某所 〜


    ??「…」


    その部屋には、窓の外を不安に見つめる2人の男女がいた。


    ??「…心配…しているのかしら?」


    女の方が男にそう質問する。


    ??「…ちょっとね」


    男はそう答える。


    ??「…あの状況で全員生還は難しいわ…」


    ??「うん…そう…だよね…」


    男は不安げにうつむく。


    ??「…彼女に任せましょう。大丈夫…彼女は何と言っても…」


    コンコンッ


    扉のノックの音で話が遮られる。


    ??「入っていいよ」


    ??「失礼します…」ガチャ


    彼らの部下の1人が入ってくる。


    ??「何かしら?」


    ??「はい。先ほど…」


    部下を女に任せ、男は再び、窓の外を見て呟く。


    ??「…君なら…出来るよ…頑張って」

  196. 197 : : 2017/04/08(土) 00:03:30
    ……………。

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはようございまーす!』

    モノタロウ『モノヤスが居なくなったけど』

    モノカネ『僕らは元気でやっちぇまちゅ』

    モノミーナ『2階の担当はどうなったんだ? 2階はあいつが監視してたんだろ?』

    モノノト『そうね…取り敢えず1番下っ端のモノカネでいいんじゃないかしら?」

    モノカネ『ぴぁっ!? 何故僕なんでちゅか!?』

    モノミーナ『下っ端だからっつってんだろ!』

    モノディー『まーそんなこんなで』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「ふぁーあ…」

    あくびをして、いつも通りに食堂へ向かった。


    〜 食堂 〜

    青山「おはようございます」

    栗原「おはよう青山さん」

    最藤「よー青山」

    腹成「おはよー青山ちゃん!」

    挨拶の後に朝食を済ませ、話し合いに移ると…

    モノクマ「いやほー」

    あいつが現れた。

    最藤「また現れやがったな!?」

    松堂歌「千舟サンは大丈夫なのかな?」

    モノクマ「さぁいい勝負だ3階が追い上げるあっと3階が抜いた! 2位との差が開いた!3階が開いたーーーーーーッ!!!!」

    モノクマ「というわけで3階が解放されたのでみてみれば?」

    勝ノ辺「ふざけるな、治療はどうなんだ?」

    モノクマ「千舟さんの治療はもうちっとだけ続くんじゃ」

    モノクマ「あでゅー」

    そう言ってモノクマは消えて行った。

    栗原「3階か…」

    舞浜「する事が増えましたね。3階に出口があるのかは分かりませんが、行ってみましょう」

    青山「そうですね」

    最藤「じゃあ今日は3階の探索だな」

    3階は…パソコン室と音楽室、職員室…

    別館の方は植物園とゲームセンターがありますね…

    どこに行こうかな…

    安価 >>198
    ・パソコン室
    ・音楽室
    ・職員室
    ・植物園
    ・ゲームセンター
    この中のどれに行くか

    では、よろしくお願いします。
  197. 198 : : 2017/04/08(土) 23:54:05
    パソコン室
  198. 199 : : 2017/04/11(火) 13:31:09
    >>198さんありがとうございます

    青山「パソコン室に行ってみましょう」


    〜 パソコン室 〜

    パソコン室には数十台のパソコンが並べられていた。

    しかし、壁や床には繋がってるのかさえ怪しいコードや破損したパソコンのモニターが転がっており、床の方はとても足場が悪い。

    松堂歌「これってネットが繋がってるのかな? 繋がってるなら、外の状態とか分かるんじゃない?」

    勝ノ辺「いや、まず教卓のパソコンを除いてどれも電源がつかないな…」

    青山「え、使えないんですか?」

    モノノト「そうよ! ここのパソコンは教卓の以外は電源がつかないのよ! そしてここのパソコンは他の部屋に持ち出し禁止よ!」

    モノノト「教卓のパソコンもネットやその他機能も使えないから実質鉄屑ね!」

    モノノト「あ、このフロアの担当のモノノトよ、これからもよろしくね♡ じゃあねー」

    勝ノ辺「チッ…誰か使える物はいないのか…」

    青山「…」

    その後もパソコン室を調べてみたが、使えそうな物は無かった…


    青山「パソコン室はもういいかな…」

    次はどこに行こうかな…

    安価 >>200
    ・音楽室
    ・職員室
    ・植物園
    ・ゲームセンター
    この中のどこに行くか

    では、よろしくお願いします。
  199. 200 : : 2017/04/13(木) 17:48:12
    音楽
  200. 201 : : 2017/04/18(火) 00:10:55
    >>200さん ありがとうございます

    青山「音楽室に行きましょう」


    〜 音楽室 〜

    音楽室には、様々な楽器や有名な奏者の肖像画が飾られていた。

    肖像画の中には、私達と対して年の離れていなさそうな女の子の肖像画もあった。

    青山「超高校級のピアニストか…」

    栗原「ここは何だかとても落ち着くな…」

    青山「アイドルだからですか?」

    栗原「いや、アイドルはあんまり楽器とかしないよ。実は僕、ギターやっててさ」

    青山「へぇ…そうだったんですか!」

    栗原「よく仲間とかに聞かせてたんだけど…そう言えば、あいつらどうしてるかな…」

    青山「無事だと…いいですね」

    栗原「…うん」

    何だか暗い雰囲気に…


    音楽室はもう特には調べる事はなさそうだ。

    次はどこに行こうかな…

    安価 >>202
    ・職員室
    ・植物園
    ・ゲームセンター
    このなかからどこに行くか

    では、よろしくお願いします。
  201. 202 : : 2017/04/20(木) 00:00:10
    ゲームセンター
  202. 203 : : 2017/04/20(木) 09:14:45
    >>202さん ありがとうございます

    青山「ゲームセンターに行ってみましょうか」


    〜 別館 ゲームセンター 〜

    ゲームセンターにはたくさんのアーケードゲーム機やUFOキャッチャーなどがあり、それなりに音がうるさい。

    枝伽「〜♪」ジャラジャラ

    青山「えぇ…? どうしたんですかそれ…」

    枝伽「コインゲームでちょっとね」

    青山「は、はぁ…」

    枝伽「このコインってモノクマメダルに変えられるんだよ。コイン10枚でメダル1枚だったかな?」

    青山「コインに変えて何するんですか?」

    枝伽「別に? 持って置くだけでもいいよね?」

    青山「…」


    枝伽さんと別れ、ゲームセンターをうろついていると、

    青山「…なんですかこのポスター」


    ウルトラダンガンロンパG2…?


    新作ゲームの告知だろうか…あいにく私、ゲームやらないからなー…

    私には何の事だか分からなかった。


    さて…ゲームセンターはこれくらいでいいかな?

    次はどこに行こうか…


    安価 >>204
    職員室か植物園のどっちに行くか

    では、よろしくお願いします。
  203. 204 : : 2017/04/20(木) 10:33:14
    職員
  204. 205 : : 2017/04/23(日) 00:13:11
    >>204さん ありがとうございます

    青山「職員室…もしかしたらこの学園の秘密が分かるかも…」

    青山「行ってみよう」


    〜 職員室 〜

    職員室はいたって普通だった。どこの学校にも有るようなありふれた職員室。

    最藤「なんでぇ、ふつーの職員室じゃねーか」

    舞浜「…学園の資料とかあったらいいんですけど…無いみたいですね…」

    最藤「…お! 教頭の机の引き出しからこんなのが出てきたぞー」

    最藤さんが見つけたのは、学園のパンフレットであった。

    最藤さんと舞浜さんは、しばらくパンフレットを眺めていたが…

    舞浜「…私達が知ってる事ばかりですわね…ハッキリ言って、役立たずですわ」

    最藤「グサッ!! 何だよせっかくみっけたのによー…」

    最藤「はぁー…と言うわけで、これはお前に預ける!」っパンフレット

    青山「えぇ!?」


    学園のパンフレットを手に入れた!


    最藤「まー寝る前にでもみてくれや」

    舞浜「私達は別の場所を探しますわ」

    青山「…」


    2人が去った後も、私は職員室を探索していたが、何もめぼしいものは無かった。

    青山「職員室はもういいかな…」

    青山「最後は…植物園だ…」
  205. 206 : : 2017/04/23(日) 00:13:50
    青山「多分…あの人がいる予感が…」


    〜 別館 植物園 〜

    植物園は様々な植物や木々、ツタが生い茂り、半ばジャングルと化していた。

    レンガで舗装された道がなければもろジャングルである。

    そして…

    華裏「…」ジ-

    青山(やっぱり)

    華裏「あ! 青山ちゃん! ここはすごいよぉ〜! 日本に生息していない植物とかお花とかが咲いてて…」

    華裏「あ、でも気をつけてね。猛毒なのも有るみたい。ほら、あれとか…」

    華裏さんが有る花を指差す。

    モノノト「うふーん! あれはね! この学園にしか咲いてない花…『モノレシア』よ!」

    モノノト「そのまま触るぶんには何も問題は無いけれど、人の唾液に反応して猛毒を出すモノなのよ!」

    モノノト「でも安心してー! 毒は体内に摂取しなければぜーんぜん危険性は無いのよ!」

    華裏「でも危ないから…取っていい?」

    モノノト「ダメよ! この花気に入ってるからダメ!!」

    モノノト「じゃ、そう言う事でー」

    華裏「…大丈夫かなぁ」

    青山「皆さんには近づかないように注意しておきましょう」

    華裏「…あ! 青山ちゃん。これ見つけたよぉ」

    華裏さんは何かを思い出し、スカートのポケットから、それを取り出した。

    青山「鍵…ですか?」

    華裏「うん。どこの鍵か分からないんだけど、落ちてたのー」

    青山「…何故私に?」

    華裏「うーん…なんとなくぅ!」

    青山「…」


    どこかの部屋の鍵を手に入れた!


    華裏「後、この奥にプレハブ小屋みたいなのがあったんだけど、そこのでも無かったかな」

    青山「プレハブ小屋?」

    華裏「[植物研究所]って看板に書いてあったの! でね…」

    華裏「良かったらー…そこを使いたいなーって思ってるの」

    青山「は、はぁ…」

    華裏「みんなには内緒にしてて!」

    青山「…殺人には使わないって約束してくれるなら…」

    華裏「そ、そんな事には使わないよ〜!」

    青山「ならいいですよ」

    華裏「やったぁ!」

    その後、植物園を捜索したが、脱出にめぼしい物は無かった…

    青山「では、私はこれで…」

    華裏「うん。私はもうちょっとここにいるねー」
  206. 207 : : 2017/04/27(木) 23:32:16
    3階の教室は大体調べ終わったかな…

    青山「…まだ夜会まで少し時間がありますね」

    青山「誰かと過ごしましょうか…」


    安価 >>208
    最藤 栗原 松原 立川 腹成 枝伽 勝ノ辺 松堂歌 舞浜上のキャのうち誰と過ごすか
    ※千舟 華裏は現在選択出来ません。
    ※勝ノ辺はレベルがMAXなので特別な会話はありません。

    では、よろしくお願いします。
  207. 208 : : 2017/04/29(土) 20:39:08
    栗原
  208. 209 : : 2017/05/08(月) 00:42:51
    >>208さん ありがとうございます

    青山「栗原さんと過ごそうかな…」


    〜 ゲームセンター 〜

    栗原「〜♪」カチャカチャ

    アーケードゲームしてる…

    栗原「ん? 青山さん! 一緒に遊ぶー?」


    栗原さんとゲームをして遊んだ…


    栗原さんと少し仲良くなれたようだ…


    栗原「やー、このコロシアイにも困ったねー」

    青山「呑気にしてる場合ではありません…早く出口を探さなくては…」

    栗原「うん、それもそうだね…」

    栗原「ところで、青山さんってどんな音楽が好きなの?」

    青山「私ですか…?」

    青山「…やっぱり、静かなクラシックが1番好きですね」

    栗原「あーそうなんだ…」

    青山「あ、傷ついちゃいました?」

    栗原「いや、好きな音楽は人それぞれだからね」

    栗原「でも、やっぱ僕達の歌が好きって言って欲しかったかな」

    …やっぱり、自分の歌を好きって言って欲しかったんだ…

    栗原のレベルが上がりました!

    Lv.1→Lv.2

    栗原さんと別れて自室に戻った。


    青山「まだ時間があるなぁ…次は誰と過ごそうかな…」

    安価 >>210
    千舟栗原死亡者以外の誰と過ごすか

    では、よろしくお願いします。
  209. 210 : : 2017/05/14(日) 07:24:59
    最藤
  210. 211 : : 2017/05/20(土) 00:04:33
    >>210さん ありがとうございます

    青山「最藤さんに会いにいこう…」


    ・ゲームセンター・

    青山「最藤さん…?め

    最藤「…あ? 青山…」

    最藤「一緒に過ごしたいのか? いいけどよ…」


    最藤さんとアーケードゲームをして遊んだ


    最藤さんと仲良くなれたようだ…

    最藤「…」

    青山「最藤さん?」

    最藤「青山、一度しか話さないからよく聞けよ」

    青山「…?」

    最藤「…前話した、母ちゃんがどうとか言うの、覚えてるか?」

    青山「…あ、はい」

    最藤「…実はな、俺の母ちゃんは、俺が路上でバイク乗り回してる時に、心配して家から出た所をトラックに轢かれて死んだんだ」

    え?

    最藤「2、3年前だったな…口うるさくって心配症な母ちゃんだったけどよ…いなくなると、寂しいもんだ…」

    青山「…」

    最藤「自分の本当に大切なもんは、失ってから気づくって言うけどよ…言いたい事まだあったんだけどよ…」

    青山「…はい」

    最藤「おっと、ブルーな気持ちになっちまったな」

    最藤「まーなんだ、よーするにだな…」

    最藤「大切なもんは失くす前に大事にしとけって事かな!」

    青山「なくす事前提なんですね…」

    最藤「い、いいんだよ!! じゃあ失くさないようにしっかり管理しておけ! これでどうだ!?」

    青山「はい、最藤さんらしくていいと思います」

    最藤「俺らしいって…まぁいいか! じゃあな!」

    最藤さんは陽気な笑顔でゲームセンターを後にした…


    最藤のレベルが上がりました。

    Lv.4→Lv.5

    Lv.MAX!!


    アイテム 最藤のパンツ GET!

    最藤のパンツ
    バイクのコースをイメージしたデザインのパンツ。表面はほんのりタイヤの匂いがするとかしないとか


    モノカネ「あの…これ…」っチケット

    青山「…どうしても渡されるんですか?」

    モノカネ「そうちないとボスがうるちゃいでちゅからね…」


    チケット×1を手に入れた!


    ゲームセンターを出て、自室に戻った。


    ー 自室 ー

    青山「さて、次は誰に会いにいこうかな…」

    安価 >>212
    最藤勝ノ辺千舟華裏死亡者以外の人物

    では、よろしくお願いします。
  211. 212 : : 2017/05/21(日) 22:39:22
    栗原  コレデ自分ノSSモカイテクダセエ、ミンナニハナイショダヨ
  212. 213 : : 2017/05/29(月) 10:15:56
    >>212さん すみません
    栗原と勝ノ辺を間違えてました。

    再安価させて下さい。

    再安価 >>214
    最藤栗原千舟華裏死亡者以外の人物

    では、よろしくお願いします。
  213. 214 : : 2017/05/29(月) 18:32:58
    栗原
  214. 215 : : 2017/05/29(月) 19:56:02
    >>214 栗原は選択出来ないのです…


    再安価 >>216

    最藤 栗原 千舟 華裏 他死亡者 以外のキャラを選択して下さい。

    では、よろしくお願いします。
  215. 216 : : 2017/05/30(火) 21:54:07
    松堂歌
  216. 217 : : 2017/06/16(金) 10:06:46
    >>216さん ありがとうございます

    青山「松堂歌さんに会いに行きましょう」


    〜 音楽室 〜

    松堂歌「…」

    青山「…ま、松堂歌さん…」

    松堂歌「おや、青山サン…」

    松堂歌「我と一緒に過ごしたいの? いいよ、お互いの事について語り会おうか…」


    松堂歌さんと語り合った…

    松堂歌さんと少し仲良くなった…

    松堂歌「…」

    青山「ま、松堂歌さん…?」

    松堂歌「コロシアイ…」

    青山「うぇ!?」

    松堂歌「コロシアイ…うーん…」

    青山「…?」

    松堂歌「あ、ごめんね…コロシアイで俳句作ろうとしたんだけど…縁起悪いよね…ごめん」

    青山「は、はぁ…」

    松堂歌「はぁー…スランプってやだね…」

    青山「はい、分かります…スランプは嫌ですよね…」

    青山(なった事ないけど)

    松堂歌「同じ文章を扱うもの同士…頑張って行こうね…」

    青山「はい! そうですね」


    松堂歌のレベルが上がりました。

    Lv.1→Lv.2

    松堂歌さんと別れて自室に戻った。


    〜 自室 〜

    青山「もうそろそろ集まる時間ですね…」

    時間が来たので食堂に向かった…
  217. 218 : : 2019/08/10(土) 02:10:58
    〜 食堂 〜

    食堂には、私と華裏さん、そして治療中の千舟さん以外の全員が集まっていた。

    最藤「おう青山か。これで全員か」

    舞浜「いえ…華裏さんがまだ来ていませんわ」

    栗原「どうしたのかな……」

    しばらくして、

    華裏「ごめ〜ん! 遅れちゃったぁ〜」

    と華裏さん小走りで食堂に入ってきた。

    勝ノ辺「遅刻の理由はなんだ?」

    華裏「えっと…植物園でお花を見てたら……ごめんなさぁい」

    腹成「ミカちゃんらしーわ」

    その後、3階の施設の事を話し、夕食を済ませて各々自由時間とした。

    鍵の事、それと植物園の奥の研究室の事は言わなかった。

    青山「さて…部屋に戻りますか…」

    枝伽「何か隠してるよね?」

    急に後ろから枝伽さんが話しかけてきた。

    青山「っ!? びっくりした……枝伽さん…隠してるって何ですか?」

    枝伽「何か…夜会で言わなかった事…ない?」

    ……もしかしてバレてる?

    青山「あ…えっと……ありませんっ!」

    枝伽「…………報告連絡相談。大事だよ?」

    青山「…報告も連絡も相談もめちゃくちゃなあなたが言いますか?」

    枝伽「それもそうだね! ごめんごめん。何か君が隠してるような気がしたからさー」

    開き直った……

    枝伽「まぁ、何もないならいいや。じゃあね……あのコインどうしようかな……」

    ……何者なんだろう…本当に……

    枝伽さんと別れ、しばらく自室で自身の小説を読んでいた。

    ピンポンパンポーン♪

    モノディー『えぇーと…午後10時です!』

    モノノト『今日も自室できちんと寝なさいよ!』

    モノミーナ『よ! みんなのお母さん!』

    モノカネ『こんなお母ちゃんはいやでちゅ…』

    モノノト『今この私の事なんつった!?』

    ミーナカネ『ひぃいい〜』

    モノファミ『また来週〜』


    青山「……ねるか…」

    寝巻きに着替え、寝ることにした…
  218. 219 : : 2019/08/10(土) 02:13:28
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「いやー久しぶりだねみんな!」

    モノクマ「何が久しぶりって? それは見ればわかるでしょ?」

    モノクマ「わからなかったら…スレの投稿時間を見てごらんよ!」

    モノクマ「お久しぶりですね!」
  219. 220 : : 2021/09/28(火) 02:48:12
    ……………………。

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おはようございます!』

    モノミーナ『モノクマファミリーが午前7時をお知らせするよ』

    モノカネ『天気予報によると、今日は快晴とのことでちた』

    モノディー『ま、君達にはあんまり関係無いけどね〜』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…快晴か…」

    青山「よし!みんなに会いに行こう…」


    ー 食堂 ー

    青山「おはようござ…!!」

    他の生徒達と一緒にそこにいたのは…


    千舟「あ…青山さん…おはようございます…!」


    頭や腕に痛々しく包帯を巻いた古川千舟さんでした。


    青山「千舟さん…!?もう平気なんですか!?」

    千舟「えぇと…まだ頭が少し痛いけど…大丈夫…!」

    栗原「とにかく良かったよ…みんな心配してて…」

    立川「おう!心配してたぞ!」

    最藤「モノクマに何かされなかったか!?」

    モノクマ「失敬だなぁ…クマでも約束は守りますよ」

    最藤「んわぁああぁ!!」ドテッ

    青山「モノクマ…!」

    モノクマ「見ての通り、千舟さんは完治とまでは行きませんがコロシアイに参加できる様な容態にはなったのでね。モノクマクリニックを退院という事で」

    千舟「あ、ありがとう…?」

    松原「そのお礼…モノクマに言っても良いのかしら…」

    モノクマ「んじゃ、これからもコロシアイをよろしくねー」

    勝ノ辺「おい待て」

    モノクマ「およ?」

    勝ノ辺「古川姉に何か埋め込んだりとかしてないだろうな…?爆弾とか…」

    千舟「ッ…!!??」

    モノクマ「してないよ…僕をなんだと思ってるのさ」

    モノクマ「僕はこの学校の学園長だぞ!可愛い生徒の身体に何か埋め込んだりとか…するわけないでしょ?」

    モノクマ「そこら辺は安心して下さいよ。僕は誰に対しても公平な立ち位置で接するジェントルベアーだからね!」

    勝ノ辺「……そうか」

    モノクマ「んじゃ、ばっははーい」

    舞浜「…とりあえず、千舟さんも戻ってきた事ですし…朝食でもいただきましょうか」

    最藤「おぉ…そうだな!心なしか料理が豪華に見えるぜ!」

    みんなで朝食を食べ、今後についていろいろ話し合った。

    …千舟さんは前より明るくなった気がする…けどやっぱり無理をしている様にも見える。

    それはそうか…大切な妹が罪を冒し、酷く処刑されて…

    処刑の瞬間を見ていない事が唯一の救いかもしれないな…

    後で話を聞いてあげよう…
  220. 221 : : 2021/09/29(水) 00:09:26
    ー 娯楽ルーム ー

    お昼時、彼女は娯楽ルームにいた。

    千舟「……千郷ちゃん…」

    将棋盤を前に正座し、王将の駒を指で撫でている…

    声を掛けることにした。

    青山「…千舟さん」

    千舟「きゃぁっ! あ、青山さん…」

    青山「千郷さんの事…やっぱりまだ…」

    千舟「……千郷ちゃんは…私と脱出する為に凄く悪い事をした…許されない事…」

    千舟「…手伝った私も同罪だから…私も死のうって…一緒に処刑されようって思ってた」

    青山「…………」

    千舟「…私…チェス以外何もできない…し…」

    青山「……何もできなくても…」

    千舟「…え?」

    青山「…千郷さんの分まで…生きればいいんですよ…」

    青山「…せっかく…千郷さんに助けもらったんですから…」

    千舟「…………うん」

    千舟「私は…チェス以外何もできない…けど…」

    千舟「千郷ちゃんと…宝野君の分も…生きるよ…!」

    青山「…はい!」

    どうやら元気を取り戻したようだ…


    枝伽「いやー…包帯キャラ被っちゃったねぇ」

    千舟「ひゃあぁぁ!!…びっくりした…!」

    青山「枝伽さん…!」

    いつの間にか枝伽さんがいた。

    枝伽「これは…私の包帯を取る時が来たかも…なんて…ふふっ…」

    青山「何しに来たんですか…?」

    枝伽「いや別に…たまたま鉢合わせただけ」

    枝伽「そうだ!せっかくだからさ、チェスしない?2対1で」

    青山「はぁ!?なんで突然…」

    枝伽「私と青山さんペアと千舟さん。勝った方が相手の言う事を…殺人以外で1回聞く…なんてどう?」

    青山「えぇー……あ、あの…なんで私達はペアなんですか…?」

    枝伽「ハンデだよ。それと1つの脳みそより2つの脳みそ使った方がより良い1手が打てるかも…?」

    千舟「…いいよ。やってあげる」

    青山「…はぁ…まぁ千舟さんが言うなら…」


    その後…2人で1人を相手にチェスをした。


    結果は…


    千舟「はい。チェックメイト」

    枝伽「………」

    青山「………」

    2人共「「…負けました」」

    千舟「…はい。楽しかったね…」

    青山「……本当にお強いですね」

    千舟「ううん…私も3回目のチェックメイト後の2手目に悪い手を打っちゃったし…」

    …………………。

    枝伽「…じゃあなんでも言う事を聞くよ…」

    青山「あ、そうでしたね…」

    千舟「えっと…………今は思いつかないから…保留でいいや…」

    枝伽「ふーん…あ、もうこんな時間か…用事があるんだったよ…楽しかったよ。じゃあね!」

    青山「あ…待ってください。用事って…」

    枝伽「夕食、遅くなるかもってみんなに伝えといて!」

    枝伽さんはダッシュでどこかへ行ってしまった…

    千舟「…用事って何だろうね…悪い事じゃなければ…いいけど…」

    青山「……」
  221. 222 : : 2021/09/30(木) 22:13:34
    千舟さんと別れ、一旦自室へ帰った…

    青山「さて、夕食までまだ時間があるな…誰かに会いに行こうかな」

    安価 >>223
    最藤、勝ノ辺、千舟、枝伽、死亡者以外の人物

    では、よろしくお願いします。
  222. 223 : : 2021/10/05(火) 09:06:08
    来ないので先に進みます。

    青山「…たまには自身の部屋で暇を潰すのもいいかも」


    自分の部屋で暇を潰した…

    少し虚しくなった。


    青山「さて、そろそろ夕食の時間ですかね」

    夕食の時間になり、部屋を出る。

    松原「あら、奇遇ね」

    青山「松原さん…こんにちは」

    松原さんとばったり出会った。

    松原「こんにちは……ふふ」

    青山「今から食堂に行くんですが…一緒に行きませんか?」

    松原「えぇ。喜んで」

    松原さんと一緒に食堂へ向かった。

    松原「……………」ジーーーー…

    青山「…何かおかしいでしょうか…?」

    松原「いえ。ただ貴女…6時間くらい1人で過ごしてたでしょう?」

    青山「な…なぜそれを…!?」

    松原「顔と声で分かるわ」

    青山「そういうものなんですか…?」

    松原「私は心理学者だから、窺い知れない他人の心を読み取る為によく人の顔の様子を見たり、声の質なんかも聞き分けているのよ」

    青山「え…じゃあ今までのコロシアイの犯人は…最初から分かってて…?」

    松原「まさか。分かる訳ないわよ…」

    松原「人の心理なんて、コロコロ変わるもの。誰が何をするか、何をしたかなんて…「考え」の領域で私の専門外。私は“今現在の相手の感情”が何となく分かるだけ」

    青山「………なるほど…?」

    松原「…完全には分かってないって顔してるわね…まぁいいわ。人なんていつ裏切るか分からない…貴女も気をつけてね」

    ……何でそんな…悲しい事を言うんだろう…

    松原「………あまり意地悪は言うもんじゃないわね。そうね…貴女は人を簡単に裏切りそうにないから、みんなの中ではそこそこ信じてるほうなのよ?」

    青山「そ、そうですか…」

    松原「あら…もう食堂に着くわね…」
  223. 224 : : 2021/10/07(木) 21:02:13
    ー 食堂 ー

    食堂には既に私達と枝伽さん、腹成さん以外の人達が集まっていた。

    青山「皆さん。こんばんは」

    松原「こんばんは」

    最藤「おーう。なんか珍しい組み合わせだな…」

    栗原「あと来てないのは…枝伽さんと腹成さんだけか」

    千舟「枝伽さんは…用事があるから遅くなるかもって…」

    舞浜「用事…ですか」

    青山「はい。枝伽さんから伝えてほしいと頼まれまして…「用事」の内容は聞きそびれてしまいましたが…」

    勝ノ辺「ふん。また訳の分からない事を企んでるのかもな…」

    立川「腹成も遅くなるそうだ。トレーニング中にみんなに伝えてほしいと言われた」

    松堂歌「腹成サンもか…どうする?探しに行く?」

    最藤「…まー心配っちゃあ心配だがなー」

    枝伽「何が心配なの?」

    最藤「うわぁあああああぁぁ!!!」ドテッ

    華裏「え、枝伽さん…!」

    枝伽さんがいつの間にか最藤さんの背後から現れた。

    最藤「てめっ……来た時は来たって言えよ!!」

    枝伽「あ、ごめん…脅かすつもりは無かったんだけど…」

    腹成「うるさいなー…驚きすぎ。廊下まで声が響いてたよー?」

    松原「腹成さんも来たわね」

    栗原「2人とも…何をしてたの?」

    腹成「へへーん!聞いて驚くなかれ!」

    腹成「うちはここに、ドッチボール大会の開催を宣言するよー!」

    青山「……え?ドッチボール…?」

    松堂歌「ドッチボールってあの…ボールを人にぶつけ合う…?」

    腹成「そう!それの準備をしてたの!私とエトちゃんでね!」

    枝伽「うん。腹成さんに頼まれてね…あ、コートに変な事はしてないよ」

    腹成「開催は明日!開催場所は体育館!で、今からチーム分けを…」

    立川「ちょちょちょっと待て!…何が何でもいきなりすぎるぞ…!?」

    舞浜「そうですわね…それにこう言う人が集まるのは…若取さんの件もありますし…」

    腹成「まーそれもそうなんだけど…」

    腹成「ぶっちゃけみんな、少し辛気臭いと思うんだよねー…確かに悲しい事が続いてるけどさ」

    腹成「でも、こんな事でクヨクヨしてられないじゃん!うちらの結束が硬いんだって所をモノクマに見せてやろうよ!」

    ………確かに、結束を硬め合うのは悪くはないけど…………。
  224. 225 : : 2021/10/07(木) 21:02:59
    勝ノ辺「ふむ…確かにあのクマが偉そうにしてるのは気に食わないので一理あるが…モノクマが邪魔してこないとも限らないぞ?」

    モノクマ「あー…良いんじゃない?偶には生徒同士の交流も大事ですしね?」

    最藤「うおぉおおおおおぉぉ!!!」ドタッ

    最藤さんの背後に突如モノクマが現れた。

    最藤「お前ら…!!まさかグルじゃねーだろうな!?」

    枝伽「そんな訳ないよ…てか最藤君驚きすぎ」

    最藤「うるせぇ!!」

    モノクマ「コロシアイ続けてくれるなら僕は何にも言いませんよ。でもいいかい?」

    モノクマ「楽しい事の後には、必ず楽しくない事が起こるんだよ…」

    モノクマ「んじゃ!ドッチボール大会楽しんでねー!」

    意味深な事を呟き、モノクマは去っていった。

    腹成「…ほら!あんな奴の言う事は聞かずにチーム分けしよ!」

    千舟「あ…私…怪我してるから…見てるだけにする…」

    腹成「あ、そうか…ごめんね…フネちゃん怪我してるんだったよ…」

    松堂歌「…じゃあ我も見学するよ。運動はあまり得意ではないし…これで人数は偶数になるし、男子と女子の比率も同じになるかな?」

    腹成「いいの…?ありがとうマッちゃん…ごめん」

    松堂歌(マッちゃん…?)

    …と言うわけで、夕食を食べながらドッチボール大会のチーム分けをした。

    そしてチームの内訳はこうなった。

    Aチーム
    栗原、勝ノ辺、松原、腹成、花裏

    Bチーム
    最藤、立川、青山、舞浜、枝伽

    見学
    千舟、松堂歌


    青山「…ドッチボールなんて小学生以来かなぁ…」

    最藤「よーし!やるからには勝つぞ!Bチーム!」

    舞浜「えぇ。腕がなりますわ」

    立川「おう!明日が楽しみだな!」

    枝伽「…頑張ろうね」


    その後、チーム内でのミーティングを終え、各自自室に戻った。
  225. 226 : : 2021/10/09(土) 00:20:39
    ー 自室 ー

    青山「ドッチボールか…顔面には当ててほしくないなぁ……」

    ピンポーン♪

    青山「あれ…誰だろう…」

    青山「…はい?どなたですか?」

    恐る恐る扉を開けて尋ねると、

    枝伽「こんばんは」

    扉の前に枝伽さんが立っていた。

    青山「…何かご用でしょうか?」

    枝伽「あのね、モノクマが呟いてた事についてなんだけど…」

    青山「はぁ…ではどうぞ…中の物には触れないで下さいね」

    枝伽「分かってるよ」

    枝伽さんはおじゃましますと言って部屋に入った。

    枝伽「さっそくだけど、モノクマが去り際に言った『楽しい事の後には、必ず楽しくない事が起こる』と言う台詞」

    枝伽「この“楽しくない事”というのは間違いなく動機だと思う」

    青山「えぇ。私もそう思います。おそらくドッチボール大会が終わったのを見計らって発表するつもりなのではないでしょうか」

    枝伽「流石青山さん。腹成さんとは…えーっと…いい意味で違うね」

    そう言うと彼女はニヤ…と笑う。

    枝伽「このイベントはコロシアイにおいてマイナス要素。だから、モノクマは今まで育んできた友情を破壊する程の動機を用意しかねない」

    枝伽「だからさ…こういうのはどう?」

    枝伽さんは私に近寄り、両肩を手で掴んだ。

    枝伽「私がみんなの動機を全部壊しちゃうの」

    青山「こわ…す?」

    枝伽「うん。みんなが動機をみる前に回収して美術室のシュレッダー付きゴミ箱に入れて全部、ぜーんぶ壊す!画期的だと思わない?」

    青山「……むちゃくちゃです」

    枝伽「え…」

    青山「動機が皆さんの手に渡る物だとは限りませんし…第一あなたに信頼がない」

    枝伽「え、私信頼されてないの…?」

    青山「少なくとも殺人を起こそうとしている人に加担する人を信用できませんよ…」

    枝伽「あー……でも今回は大丈夫だから!」

    枝伽「…だって私は…“みんなの味方”だから」

    みんなの…味方…?

    枝伽「とりあえずさ…ここは私に任せてくれないかな?上手くいかなかったら…何でもするよ!」

    青山「…はぁー…分かりました。けど『何でもする』って言うのはやめた方がいいですよ…もう…」

    枝伽「あはは…ごめんね。才能を忘れてる今の私にできる事といえば、みんなに尽くす事ぐらいしか無いからさ…」

    枝伽「…あぁ、だけど「死んでくれ」って言うのは拒否するかな…それと殺人関連の手伝いももうしないよ」

    枝伽「みんなにはできるだけ……生き残っていて欲しいからね…」

    青山「…はいはい。じゃ、お願いしますよ」


    話が終わると、枝伽さんは自室へ帰っていった。


    青山「…私もそろそろ…寝よう…」

    寝巻きに着替え、ベッドに横たわり目を閉じた…
  226. 227 : : 2021/10/09(土) 00:26:55
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「明るい場所がある限り、暗い場所も存在します」

    モノクマ「明るい場所が明るいほど暗い場所は小さくなりますが、暗い場所が暗いほど明るい場所は小さくなります」

    モノクマ「忘れちゃいけないのはね。明るい場所にも暗い場所があり、暗い場所にも明るい場所があると言う事だよ」

    モノクマ「因みに、僕には明るい場所と暗い場所が半分ずつ存在します!」
  227. 228 : : 2021/10/10(日) 17:55:35

    …………………………………。

    青山「…ふぁ…あ…」

    ピンポンパンポーン♪

    モノファミ『おーはようございまーす!』

    モノカネ『モノクマファミリーが午前7時をお知らせしまちゅ』

    モノノト『ねぇねぇ、今日生徒達がドッジボール大会をやるんですって!』

    モノディー『へぇー…楽しそうだねー!』

    モノノト『だから自室の前に、体操服を用意しておいたわ!何の変哲もない普通の体操着よ!』

    モノミーナ『それを着れば普段着が汚れる心配が無いから、十分に汗や血、臓物をぶち撒けれるな!』

    モノカネ『ドッジボールってそんなに殺伐してまちたっけ…?』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…体操着?」

    部屋のドアを開けて見ると、ドアの横に籠に入れられた体操着が置かれていた。

    一見、モノクマファミリーが言っていた通りの何の変哲もない普通の体操着だ。薄汚れていてブルマなのが少し気になるが…

    青山「…来てみるか…」

    普段着に着替える途中に来てみた。

    サイズがぴったり!…なのも少し気味が悪く感じる。

    青山「…本当だったら今頃……体育の授業とかもやれてたのかな…」

    青山「…あ!朝の集まりの時間に遅れてしまう…」

    私は急いで普段着へ着替えて食堂に向かった。


    ー 食堂 ー

    青山「おはようございます」

    栗原「おはよー青山さん」

    腹成「来たねあすにゃん!これで全員揃った!」


    今日の朝の集まりは腹成さんが仕切っていた。

    いつにも増して張り切っている様だ。


    腹成「ドッジボール大会は午後1時からの予定!モノクマファミリーから支給された体操着に着替えて体育館に集合ね!」

    あれを着るのか……

    殆どの生徒はそんな顔をしていた。

    腹成「じゃあそれまで…解散!」

    朝食と話し合いを終えて、各自自由行動を開始した。

    青山「…私はどうしようかな…」

    安価 >>229
    栗原、松堂歌、立川、最藤、勝ノ辺、松原、腹成、千舟、舞浜、華裏、枝伽の内誰と過ごすか。

    では、よろしくお願いします。
  228. 229 : : 2021/10/20(水) 00:50:24
    来ないので先に進みます。


    …今は体力を温存させておこう。

    自分の部屋で暇を潰した…


    青山「…あ、もうこんな時間…!」

    時刻はまもなく午後1時に差し掛かろうとしていた。

    慌てて体操服に着替えて体育館へ向かった…


    ー 体育館 ー

    体育館にはみんなが集まっていた。

    全員集まっているようだ。

    最藤「よーし。全員、集まったな」

    勝ノ辺「…観覧席にあいつらがいるが…」


    モノディー「あー楽しみだねー」っコーラ

    モノノト「うふふ。こう言うのって見るのも楽しいわよねぇ〜」っポップコーン

    モノミーナ「おーいモノカネ!チュロス持ってこーい!」っサイダー

    モノカネ『は、はいでちゅ!」っチュロス


    舞浜「気にしなくてもいいのでは?完全に観戦目的ですわ」

    立川「邪魔するようなら帰ってもらえばいいんじゃないか?」

    勝ノ辺「…それもそうか……」

    腹成「じゃあ早速、始めようかー!」


    腹成さんの掛け声でドッジボール大会は始まりを迎えた…


    「そこだ!!」

    「いけー!」

    「パスパース!」


    みんなとても楽しそうだった。


    栗原「いくよー!」ブンッ

    青山「うわっと!」サッ

    最藤「とっ…!お返しだ!」キャッチ&ブンッ

    松原「っ!…」サッ


    千舟「ど…どっちもがんばれー!」

    松堂歌「…高校生、ドッチボールで、和気藹々……と…ふふ…久々に良さげなのができた…」


    モノディー「いけー!あと10mだよー!」

    モノノト「今よ!背負い投げー!」

    モノミーナ「よーし!逆転ホームラン!」

    モノカネ「ドッジボールでちゅよね!?」


    みんな、童心に帰っているようだった。


    栗原さん最藤さん舞浜さんは攻めも守りもオールラウンドにしていた。

    枝伽さんはボールを華麗に避けまくっていた…まるで踊りを踊っているような…そんな気がした。

    華裏さんはボールをパスされるとオロオロしだし、何を思ったか床にボールを置いて蹴り始めた…!そこそこの速度が出ていたようだった…

    勝ノ辺さんはゲーム中に私に何か色々言っていたようだが華裏さんの投げた(と言うより蹴った)ボールに直撃して外野へとぼとぼ歩いて行った。

    …私はと言うと…言うまでもないだろう…


    青山「あいた!?」ポスッ


    立川さんと腹成さんはやはり二強になった。後半はこの2人の打ち返しが続いた…

    そして…

    腹成「いった!?もー!立川強いよー!」

    立川「す、すまん!…でも俺たちの勝ちだな!」

    腹成「はいはい!楽しかったー!」

    長期に渡る激闘の結果、Bチームが勝利した。

    青山「はぁー…疲れた〜…」


    千舟「みんなお疲れ様…すごかったよ」

    松堂歌「はい。これ水とタオルね…ふふ…みんなを見てたらいい句がいくつか浮かんだよ…」


    千舟さんと松堂歌さんが全員分の水とタオルを持ってきてくれた。


    モノディー「いやー楽しかったね!マラソン!」

    モノノト「柔道で一本が決まってよかったわ…」

    モノミーナ「野球でこんなに熱くなったのは久々だね!」

    モノカネ「だからドッジボールでちゅよ!」

    モノファミ「まぁた来週〜」


    ……モノクマファミリーも帰っていった…。
  229. 230 : : 2021/10/21(木) 00:40:43
    みんなと少し話し、部屋に戻ろうとした。


    腹成「あ、あすにゃんちょい待ち」


    が、腹成さんに止められた…

    腹成さんは女子を集めると、コソコソと喋り始めた。


    腹成「実は女子だけで浴場のお風呂、みんなで使ってみようか考えてるんだけど…どう?」

    松原「浴場…食堂の入り口の奥にあるあそこね」

    舞浜「別に構いませんが…どうしてコソコソと?」

    腹成「ほら…大胆に女子だけでお風呂入るぞー!って騒いだらおかしな気を起こした男子が覗き見するかもしれないし…」

    舞浜「まぁそうでしょうね」

    華裏「女の子だけでお風呂かぁ…お風呂女子会だねぇ…楽しそう!」

    千舟「私は行くよ…!」

    青山「私も参加させてもらいます」

    枝伽「あーごめん。私は遠慮しとこうかな!」

    腹成「えぇ!?なんで…?」

    枝伽「…あんまり見られたくない物もあるしね」


    枝伽さんは右手の包帯を見せた。


    腹成「そっか…じゃあ仕方ないね」

    枝伽「ごめんね…」


    そういうと彼女は体育館を去っていった。


    松原「…私も遠慮しておくわ」

    腹成「うぇ!?さえちんも!?」

    松原「えぇ。ごめんなさいね……」


    松原さんも体育館から去っていった。


    舞浜「まぁそれぞれ事情があるのでしょう」

    腹成「…そうだよね。うん!」

    腹成「じゃあくれぐれも男子に気づかれずに…浴場に集合!」



    その後、各自部屋から着替えを持参して浴場に集合した…

  230. 231 : : 2021/10/21(木) 00:41:32
    ー 浴場(女湯) ー

    腹成「うわ!広ーい!」

    千舟「本当だ…旅館みたいだね!」

    華裏「うん!家のお風呂とは訳が違うねぇ!」

    舞浜「………まぁ…わたくしの価値観がおかしいとだけ…」

    青山(絶対もっと広いお風呂に入っているな…)


    腹成「うわーい!」バシャーン!


    腹成さんが迷いなく湯船にダイブした。


    舞浜「あ、ちょ…身体は洗わないんですの!?」

    腹成「あったかーい…」プカプカ

    舞浜「全く…出たら体を洗わせていただきます。よろしいですね?」

    腹成「うん。まゆゆの身体も洗ってあげるねー」

    舞浜「…はぁ…分かりましたわ」


    千舟「青山さん。背中流してあげるね」

    青山「あ、ありがとうございます…怪我は…大丈夫ですか?」

    千舟「うん。大丈夫」

    ゴシゴシ…ゴシゴシ…

    千舟「うふふ…千郷ちゃんにもこうして洗ってあげてたな…」ゴシゴシ

    青山「ほーう…」

    華裏「じゃあ私は千舟ちゃんの背中洗ってあげるねぇ」

    千舟「あ…え?…う、うん!お願いします…」

    ゴシゴシゴシ…

    千舟「うわぁ…背中洗われる事なかったから新鮮…」

    華裏「そおー?」ムニュン

    千舟「ひっ…!?華裏さん!?なんかすごいのが当たってるよ…?」

    青山「え?ちょ…何かすごいって…何が当たっているのですか!?」

    華裏「今の、男子達が聞いたら…すごい誤解されそー…」ムニュンムニュン

    千舟「ひぃいい…!」
  231. 232 : : 2021/10/23(土) 10:06:06
    ー 浴場(女湯)更衣室 ー


    ??「…よし、何とかバレてねーみたいだな」


    ??「ねぇ…やっぱりやめた方がいいって…」


    ??「そ、そうだぞ…」


    最藤「バカお前…ここまできてやめれっかよ…それに盗み聞いてきたのお前じゃねぇか」

    栗原「盗み聞いてきたって…たまたま聞こえただけだよ…」

    立川「しかしもしバレたら……」


    ※ 松堂歌は部屋で短冊に俳句を書くのに夢中で誘ったが「後にして」と言い、来なかった。
    勝ノ辺は誘ったとしても来なさそうなので伝えずに来た。


    最藤「イカサマはバレなきゃイカサマじゃねーって昔誰かが言ってたろ…!要はバレなきゃ良いんだよ」

    立川「そ、そうか…?」

    栗原「イカサマとはなんの関係も無さそうだけどな……」

    最藤「よし…じゃあ扉少し開けるぞ…」カラ…

    栗原「うぅ…緊張する…」

    立川「……う、うむ…」


    カラカラカラ…


    最藤(うおぉ…!)
    栗原(これは…!)
    立川(おおぉ…!)



    ムンズ



    最藤「へ?」
    栗原「え?」
    立川「む?」


    枝伽「何やってるのかな?」

    松原「……はぁ…貴方達ねぇ…」


    最藤「いや…これは…っ!」

    栗原「僕は…っ!」

    立川「待ってくれ話を…!」

    枝伽「いやーちょうど良かった。今から娯楽室でダーツゲームしようと思ってたんだ…」

    松原「私も心理学について語りたいと思っていた所なの」

    枝伽「一緒に遊んでくれるよね?君達?」

    松原「ここであの子達の好感度…落としたくないでしょ?」

    3人「「「……はい」」」




    青山「…今更衣室の方で何か音が聞こえたような…」

    腹成「まさか…覗き!?」

    舞浜「……いえ。更衣室を見てみましたけど…誰もいませんわ…」

    青山「…じゃあ気のせいかも…すみません!」


    みんなと浴場ではしゃいだ。

    とても楽しかった!
  232. 233 : : 2021/10/27(水) 20:04:11
    お風呂女子会終了後、私は部屋に戻った。


    ー 自室 ー

    青山「なかなか楽しかったなぁ」


    ピンポンパンポーン♪


    室内に校内放送のアナウンスが鳴り響いた。

    青山「…この放送は…?」


    モノファミ『こんにちはー!』

    モノディー『生徒の皆さんにお知らせします! ただいま電子生徒手帳の自動アップデートが配信されましたー!』

    モノミーナ『アップデート内容はこちら!』

    モノミーナがそう言い放つと同時に、室内モニターに内容が映し出された。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アップデート内容

    ・「モノメール」追加
    メールで他者とスタンプのみでやりとりが行えるメール機能を追加しました。写真や動画も送れます!(他者とのメールを行う際は事前に他者とのフレンド登録が必要です)

    ・通知機能の追加
    他者からメールが届いた時や緊急避難時等に通知が鳴る機能を追加しました。

    ・既存のバグの修正
    校則の項目ボタンと手帳の項目ボタンを同時に押すと強制的に電源がオフになるバグを修正しました。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    モノカネ『メールなんて現代チックでちゅね』

    モノノト『でもスタンプしか送れないんでしょ?』

    モノミーナ『心配ご無用! この為に用意したスタンプはたったの…』

    モノミーナ『1,5038,4383,1754,6825種類!!』

    モノディー『16種類しかないよね!? それだと多すぎてどれを使うか迷っちゃうよ!!』

    モノファミ『まぁた来週〜』


    ………………………。

    青山「とりあえず、メール機能の方を見てみましょう…」

    メール機能は良くあるSNSアプリみたいなデザインだった。
    しかし文章の打ち込みスペースが表示されておらず、それの代わりにニッコリマークのボタンが表示されていた。

    それを押すとスタンプの欄が開かれ、16種類のスタンプが表示された。

    スタンプは全て、モノクマが笑ったり怒ったり泣いたり恍惚としていたりぼーっとしていたり…そんなものが16種類。

    現在のフレンド欄にはモノクマしかいない…


    ピロン♪


    青山「おわっ!?」

    早速モノクマからスタンプが送られてきた。

    「どんな感じ?」とポップ体に書かれ、モノクマが首を傾げているイラストのスタンプだ。

    ………。

    とりあえず、幸せそうな笑みを浮かべるモノクマのスタンプを送っておいた。

    数秒経たずに既読がついたがそれからは何も送られなかった。


    青山「……あ、もうすぐ集まる時間ですね…」

    私は食堂に急いだ。
  233. 234 : : 2021/10/30(土) 23:38:15
    ー 食堂 ー

    青山「こんばんはー…あれ、いつもより少ないですね…」

    食堂に揃っていたのはお風呂女子会のメンバーと勝ノ辺さんだけだった。

    腹成「あすにゃん! うん。アッくんとかっくん、まさるちゃんにエトちゃんとか…待ってるんだけど…」

    華裏「松原ちゃんも松堂歌君もいないのぉ…」

    千舟「何してるんだろ…」

    松堂歌「…ごめん。遅くなってしまった」

    勝ノ辺「遅かったな。何をしていたんだ?」

    松堂歌「短冊に俳句を書いてて…中々良いのができなくてさ」

    勝ノ辺「……ふむ…そうか」


    数分後…他の人達もぞろぞろと集まってきた。


    舞浜「…遅くなった理由をお持ちでして?」

    枝伽「あーごめんごめん…少しその…用事があってさ」

    松原「…部屋で少しね…ごめんなさい」

    最藤「……わりぃ。枝伽の用事に付き合っててな……」

    栗原「ははっ…ごめん。松原さんに相談事しててさ…」

    立川「……俺も用事と相談事がな……すまなかったな…腹成…」

    腹成「え…なんでうちに謝んの?」


    こうして全員揃い、突然追加された「モノメール」について話す事になった。


    栗原「一応、全員とフレンド登録しておいた方がいいかもね」

    舞浜「えぇ。見たところコロシアイ関係のスタンプは見当たらない様ですし…」

    最藤「文章さえ打てなけりゃ事件の共犯ができる可能性もそこそこ潰れるしな」

    立川「よし、じゃあ登録を始めるか」


    食堂にいる全員とフレンド登録をした。


    栗原「あ、後ね。設定の画面で通知のオンオフができる様になってたよ」

    松原「寝ている時に通知が来ない様にできるわけね」

    勝ノ辺「まぁ…通知を切ってしまうとそのまま何日もメッセージが放置される可能性もある…電子生徒手帳なんて日常的に見る事なんて無かったからな…」

    モノクマ「そうそう。通知はオンにしといた方がいいよー!」

    最藤「うぉ!?…モノクマ!」


    いきなりモノクマが現れた!


    モノクマ「どうですか?新しい機能は!」

    舞浜「スタンプしか送れないSNSは今時無いのではなくて?」

    モノクマ「そうですね!!世界初でしょう!」

    青山「…何故こんなものを開発したんですか?」

    モノクマ「うぷぷ…それ聞いちゃう?」


    モノクマが怪しげに笑う。


    モノクマ「皆さんにもっとコロシアイ学園生活をエンジョイしてほしい……っ!」

    モノクマ「その一心で僕が…モノミーナに開発させました」

    華裏「自分で開発してないのぉ…?」

    モノクマ「部下が優秀だと自分がやる事なくてパラダイスなんですねぇ〜」

    モノクマ「あ、そうそう…校則をちょっとばかし変更、追加したから各自確認してね」

    松原「校則?」

    モノクマ「まだ電子生徒手帳には更新が入ってないみたいですね…全く! 部下が無能だと自分がやる事が多くてディストピアなんですよね!」

    モノクマ「ま、今日の夜時間放送の時にでも部下達に発表させとくよ」

    モノクマ「じゃ、せいぜい楽しんでねー」


    そう言い残し、モノクマは去っていった…


    栗原「…まぁメール自体は便利だし、生存の報告もできるし…普通に使っててもいいんじゃないかな?」

    腹成「そ、そうだね!」

    最藤「んじゃ、メール機能の話はここら辺で…晩メシ食おうぜ!」


    その後、みんなで食事をとり各自解散となった。

  234. 235 : : 2021/11/03(水) 02:09:41
    華裏「青山ちゃん。ちょっといい?」

    青山「はい? なんでしょうか?」


    食堂を出ようとした時、華裏さんに声をかけられた。


    華裏「ここじゃあなんだからぁ…植物園に行かない?」

    青山「植物園にですか? 分かりました」


    華裏さんに連れられ、植物園へ向かった。


    ー 植物園 ー

    青山「…あの。何か御用でしょうか?」

    華裏「あのね、松原ちゃんの事についてなんだけどぉ…」

    青山「松原さん? 彼女がどうかしましたか?」

    華裏「…彼女、少しみんなと距離を取りたがっていると思うのぉ…お風呂女子会にも参加しなかったし…」

    華裏「何か悩み事があるのかなぁって…」

    青山「ふむ…」


    頭の中であの言葉がよぎる。

    「人なんていつ裏切るか分からない…貴女も気をつけてね」

    彼女に、何か悲しい過去があるように思えた。


    華裏「私、松原ちゃんの力になりたくて…」

    青山「…過去に何かあったのかもしれません。人の事を信じられなくなるような…裏切りが」

    華裏「そっかぁ……松原ちゃんも…」


    松原さんも……?


    華裏「でも大丈夫!」

    青山「え?」

    華裏「私がなんとかして見せるよぉ!」


    華裏さんは私にお礼を言うと、走り去ってしまった…


    青山「…あれ…私ここに置いてけぼり…?」


    …しばらく植物園を眺め、寄宿舎に戻った…


    ー 寄宿舎 廊下 ー

    枝伽「あ、青山さん」

    青山「枝伽さん…私に何か?」

    枝伽「いや? でも今回の動機は任せてね! どうにかして見せる!」

    青山「…えぇ。頼みましたよ」

    枝伽「……うん。おやすみ」


    枝伽さん張り切ってるな…
  235. 236 : : 2021/11/03(水) 02:09:51
    ー 自室 ー

    さて…そろそろ放送の時間かな…?


    ピンポンパンポーン♪


    モノファミ『こんばんはー!』

    モノディー『午後10時になりましたー!』

    モノミーナ『では、校則の変更についてのお知らせをするよ!』


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    校則

    1:生徒はこの能印寺学園内で無期限の共同生活を行いましょう。

    2:午後10時から午前7時を夜時間とし、この時間の食堂、体育館、プール、トレーニングルーム、ゲームセンターの立ち入りを禁じます。なお、夜時間立ち入り禁止区域は今後も増えていく予定です。

    3:就寝は夜時間以外ならどこでも可能です。ただし、夜時間内の就寝は寄宿舎の個室、ホテルモノモリのみとし、その時間内の個室以外の場所での就寝を禁じます。

    4:探索についての行動の制限はいたしません。

    5:監視カメラ、室内モニター、鍵、電子生徒手帳、掃除用具の破壊を禁じます。

    6:学園長であるモノクマへの暴力を禁じます。

    7:殺人が起きた場合、死体発見アナウンスの後捜査時間を設け、一定時間後に全員参加が義務付けられている学級裁判が行われます。

    8:死体発見アナウンスは、クロ以外の3人が死体を見つけた時に放送されます。

    9:学級裁判で正しいクロを指摘出来た場合、クロは処刑されます。

    10:学級裁判で正しいクロを指摘出来なかった場合、クロだけが卒業し、残りの生徒は全員処刑されます。

    11:クロが殺せる人数は2人までとします。

    12:これらの校則を破った場合、各フロア担当のモノクマファミリーが乗り込むモノリモノによって処分されます。

    13:校則は学園長の気分で増えていく場合があります。

    14:モノ橋クマ子への暴力は禁じます。


    ・変更点・

    2・夜時間内の立入禁止区域にプール、トレーニングルーム、ゲームセンターを追加。

    3・夜時間内の就寝可能区域にホテルモノモリを追加。

    4・「探索について」の文言を追加。

    5・破壊禁止物品に電子生徒手帳、掃除用具を追加。

    8・殺害後3日経っても死体発見アナウンスが放送されなかった場合の対処を削除。

    14・モノ橋クマ子への暴力禁止を追加。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    モノノト『まーざっとこんな感じね!』

    モノミーナ『俺的には「電子生徒手帳の破壊禁止」が1番良いな!』

    モノノト『直さなくて良くなったからでしょ!』

    モノミーナ『あ、電子生徒手帳の記載はもうこの通りになってるからな!』

    モノディー『では、良い夢を…』

    モノファミ『また来週〜』

    青山「…ふむ……」


    念のため、電子生徒手帳を開き、校則を読み直した…

    校則を読みあれこれ考えているうちに…

    私は寝落ちをした…
  236. 237 : : 2021/11/03(水) 02:18:57
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「正義とはなにか」

    モノクマ「正義とは『自分の中にある正しき行い』の事です」

    モノクマ「故に自身が振りかざす正義は、他人には受け入れられない時もあります」

    モノクマ「そうやって正義と正義はぶつかり合い、やがて戦争となって世の中を蝕んでいると言う事ですね!」

    モノクマ「もはや何が正義なのか…」
  237. 238 : : 2021/11/03(水) 03:09:33
    ……………………….。

    ピンポンパンポーン♪

    モノカネ『おはようございまーちゅ!』

    モノカネ『少し早いでちゅけど…朝の放送の時間でちゅ!』

    モノカネ『昨晩はぐっすり眠れまちたか?』

    モノカネ『あ、兄貴たちは…ただの寝坊でちゅ』

    モノカネ『では、今日も楽しく過ごちましょう!』

    モノカネ『まぁた来週〜』


    青山「…………んむぅ…」


    制服のまま寝落ちしてしまった…

    …時刻はまだ朝の6時半…この時間に放送するのは…もうやめてほしい。


    青山「……ん?」


    電子生徒手帳のモノメールのアプリに①の数字がついていた。

    メールを開くとモノクマからメッセージが届いていた。

    チャット欄を開き、メールの内容を確認しようとした…

    目がしょぼしょぼでよく見えず、中央にある黒い物体に指を伸ばし、押してみた。

    そしてそれは唐突に始まった…


    音声『えーと、超高校級の俳人である松堂歌矢魔風さん!』

    音声『あなたに関する“罪”を告白させていただきます!』


    モノクマの音声が聞こえ、私は一気に目が覚めた。

    画面いっぱいに映像が映し出される。


    青山「……何……これ……?」

    音声『あなたは過去…とある小学生の作った俳句に悪い評価をつけてその小学生を貶しただけでなく』

    音声『その小学生の「有名な俳人になる」と言う夢を見事に打ち砕いたのです!!』

    青山「…どういう…事…?」


    音声と関連した様な映像が流れる…


    音声『可哀想に…その後、小学生は全てにやる気を無くして病んでしまったと聞きます…』

    音声『生えたばかりの若い芽を摘み取って、さぞかし愉快でしょうね!』

    音声『うぷぷぷぷぷ…』


    映像はそこで終了した…


    青山「…………」

    青山「…これは一体…?」


    頭が混乱していた。


    青山「とりあえずみんなに…知らせないと…!」


    私は別の制服に急いで着替えて自室を後にした。

  238. 239 : : 2021/11/04(木) 18:23:27
    ー 寄宿舎 自室前 ー

    自室から出ると、同じく動揺した生徒達の姿があった。

    まだ起きていないのか、この場にいない人もいた。

    千舟「あ、青山さん…」

    青山「……皆さんも例の動画を…?」

    松堂歌「起きたらもう届いてて…」

    腹成「これって…やっぱり…」

    勝ノ辺「動機…だろうな」

    勝ノ辺「急にメール機能が追加されたから…何かあるとは思ったが…」

    立川「こんな強引な方法で…!」

    舞浜「よくよく考えてみたら…あからさまでしたわね」


    テレテレレーン♪


    モノクマ「やっほー! オマエラグッモーニン!」

    最藤「で、出やがったな…!」


    動揺するみんなの前に、モノクマが姿を表した。


    モノクマ「僕からのサプライズプレゼント…喜んでくれたかな?」

    立川「ふざけるな! こんな動画を送りつけて…この為にメール機能を追加したのか!?」

    モノクマ「今回は少々趣向を変えてみたんだよ! まぁそこら辺はみんなを起こしてからね!」

    モノクマ「プリーズ!」


    モノクマが指笛を鳴らすと、モノクマデザインの目覚まし時計を持ったモノ橋さんが現れた。

    モノ橋さんが時計の針を12時に合わせると…


    ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!


    目覚まし時計の音が校内中に響き渡った。


    腹成「うわぁああ!!」

    青山「うるさッ!? すごい爆音…ッ!」


    みんな一斉に耳を塞ぐ。


    この音にはたまらず寝ていた人も…


    最藤「何だ!? 何が起きた!?」

    華裏「いやあああああぁーー!!」

    栗原「誰かこの音を止めて!!」

    松原「うぐ…鼓膜が破れそう…っ」


    寝巻きのまま、あるいは乱れた制服を来て個室から飛び出してきた。

    全員が個室から出たところでモノ橋さんが時計の針を1分進め、ようやく音は止んだ…


    モノクマ「いやー心地いい爆音でしたね!」

    最藤「どこが心地いいんだ!! あーくそっ…まだ耳がキンキンする…」

    モノクマ「ぶひゃひゃひゃ…という訳でオマエラ! 各自服装を整えてから体育館に集合して下さい!」


    そういうとモノクマは去っていった…

    モノ橋さんも目覚まし時計を持ってどこかへ去っていった。


    枝伽「ね、ねぇ…何が起こったの?」

    勝ノ辺「着替えてからでいいからモノメールを見てみろ」

    華裏「え…」


    後から起きた人達はみんなまさか…という表情をして着替える為に自室に入っていき、

    そして…青ざめた顔で出てきた。


    栗原「…とりあえず、体育館に行こうか」

    栗原さんの声掛けで全員が体育館へ向かった。
  239. 240 : : 2021/11/04(木) 18:26:28
    ミス 
    最藤「で、出やがったな…!」
         ↓
    立川「で、出やがったな…!」
  240. 241 : : 2021/11/05(金) 00:20:04
    ー 体育館 ー

    全員が体育館に入った後、モノクマが現れた。


    モノクマ「全員集まったねー」

    最藤「おい! あれはどういうつもりだ!」

    モノクマ「どういうつもりって…そりゃオマエラが1番良く分かってるでしょ」

    モノクマ「動機ですよ! ど・う・き!」

    モノクマ「ま、差し当たり『罪状ビデオ』とでも名付けましょうか!」

    モノクマ「皆さんの過去を調べてるとね。色々過去にやらかしちゃってる事案を見かけちゃうんだよね! 今回はそれ!」

    華裏「で、でも…これは他の人の…」

    モノクマ「当たり前でしょ? オマエラは実はこういう事やらかしてますよって言うのをオマエラ自身に分からせる為だよ」

    栗原「分からせて…どうしたいの…?」

    モノクマ「今まで仲良くしてたのに…実はこんな人だったなんて…裏切られた気分だよ…こんなのってあんまりだ…!って…思うでしょ?」

    モノクマ「それでわーっ!と…コロシアイして下さいよ!」

    立川「ふ、ふざけるなッ!」

    腹成「わ、私達はこんな事で…疑心暗鬼になんか…」

    モノクマ「……あれ…あんまり効いてないかな…?」

    モノクマ「あ、そうそう…中にはとんでもない事をやらかしてる人もいるんだよ…殺人…とかね」


    え…


    勝ノ辺「なっ…殺人だと…?」

    栗原「まさかこの中に…殺人鬼がいる…!?」

    モノクマ「殺人鬼とは限らないよ。人間は無意識にだって人を殺められるからね…そういう意味ではみんな殺人を犯しているのかも…?」

    腹成「…!!」

    腹成「う、嘘だよ! そんなの…絶対信じないもん!」

    モノクマ「僕は誠実なクマだから嘘なんてつかないよ?」

    モノクマ「信じるも信じないもあなた次第…モタモタしてると…殺人鬼が動き出すかも…」

    モノクマ「あーっはっはっはっ!」


    モノクマは高らかに笑うとその場を去っていった。

    みんなしばらくはその場から動けずにいた。

    この中に…本当に殺人鬼がいるのだろうか…?


    松堂歌「……僕の罪状ビデオだけど」


    静寂を破ったのは松堂歌さんだった。


    松堂歌「モノクマの話を聞いて殆ど確信したんだ。どうやら僕の元に送られてきたビデオが、殺人鬼のものらしい…」

    最藤「なっ…」

    舞浜「だとしたら…本当に殺人鬼がこの中にいると言う事に…」

    最藤「誰だ!? 誰が殺人鬼だった!?」

    松堂歌「それが…分からないんだ…詳細は見てもらった方がわかると思うよ」


    松堂歌さんは自身に送られた『罪状ビデオ』をみんなに見せた。

    ……ビデオは衝撃的な内容だった。
  241. 242 : : 2021/11/06(土) 00:00:49
    音声『えーと、生徒達の中に紛れている殺人鬼さん!』

    音声『あなたに関する“罪”を告白させていただきます!』

    音声『あなたは、過去に殺人を犯した人達を殺害する、殺人犯殺しに優越を感じていましたね!』

    音声『あなたに殺された人の中には…殺人をした事に全く罪悪感を抱いてなかった人も、殺人をした事に罪悪感を感じていた人も含まれていました…』

    音声『殺人をしてしまった事を悔い改め…立派に更生し社会に貢献する事で罪を償おうとする人をも……あなたは【人を殺したから】という理由で殺害したんです!』

    音声『あまりにも独善的なあなたの行動に、この事件を取り扱ったニュースのキャスターは、憤りを露わにしてましたね!』

    音声『殺人を犯した人を殺して…そんなに優越感に浸りたいのですか!?』

    音声『うぷぷぷぷぷ…』


    映像はそこで終わった。


    松堂歌「…こんな感じだよ」

    舞浜「…わたくしのビデオでは、最初に罪の告白をされる人物の名前が呼ばれましたが…このビデオでは呼ばれませんのね」

    千舟「あ、あれって私だけじゃなかったの?」

    栗原「僕のビデオも名前が呼ばれたよ」

    松原「多分だけど…殺人鬼のビデオ以外の物は名前が呼ばれるんじゃないかしら」

    松堂歌「…モノクマも余計な事をしてくれるよね」

    枝伽「…」

    最藤「だったら簡単だな! 配られたビデオを全部見てみて名前が呼ばれなかったのが殺人犯だ!」

    舞浜「やめた方がよろしいかと」

    最藤「な、何でだよ!」

    舞浜「モノクマが言っていたではありませんか…」


    モノクマ「人間は無意識にだって人を殺められるからね…そういう意味ではみんな殺人を犯しているのかも…?」


    舞浜「もし殺人犯が…本当に殺人を犯した人物を殺害して回っているなら…」

    華裏「無意識にでも人を殺していればぁ…殺害対象になる…!?」

    腹成「り、理不尽すぎるよ…!」

    勝ノ辺「無理にビデオを見せ合ってしまえば…殺人犯にも自身が人を殺したかどうかが知られてしまうというわけだ」

    最藤「…くそっ…秘密の紙みてーにはいかないか…」

    枝伽「…」

    腹成「…エトちゃん?」

    枝伽「…」ドヨン…

    最藤「……おい、こいつどうしたんだ?」

    立川「なんだか…らしくないというか…」

    青山「……あー…枝伽さんは、動機が出されたら自分が何とかするって意気込んでいまして…」

    最藤「何?」

    勝ノ辺「現状…オレらにできる事は他の動画を見ない事だけだ…」

    青山「それで…動機に対して何もできなかったので落ち込んでいるのかと…」

    枝伽「…」ドヨン…

    栗原「えっと…じゃあ今はビデオは見せ合わないって事でいいかな?」

    栗原「ほら! もう7時も過ぎたしさ、朝ごはんでも食べて気を取り直そうよ!」

    腹成「そ、そうだよ! あー今日の朝ごはんは何かなー! 楽しみだなー! ほらエトちゃんも行くよ!」

    枝伽「…」ドヨン…


    明らかに動揺した様子の腹成さんが強引に枝伽さんの手を引っ張り食堂へ向かうと、他の人もぞろぞろと食堂へ向かった…
  242. 243 : : 2021/11/10(水) 00:10:51
    話し合い、そして朝食の後…


    青山「…どうせ暇だし食堂にでも残りますか…」


    食堂に残り、同じく食堂に残っている人達を観察する事にした。

    食堂に残っていたのは松原さんと華裏さんの2人で、なにやら楽しそうに話している…

    ………この生徒達の中に…殺人鬼が潜んでいる……

    俄には信じがたい話ではあるのだが…


    青山「…誰かは分からない以上、考えても仕方ない…か…」


    話している2人に声をかけようか……?

    と、考えているうちに


    華裏「あ、青山ちゃん! こっちに来て一緒に話さない?」


    向こうのほうからお誘いが来た。


    青山「あぁ、はい! ではお邪魔します…」


    …華裏さんと松原さんのお話に付き合い、暇を潰した…


    青山「…お二人はいつからそんなに仲良くなったのですか?」

    松原「…2日くらい前かしら。華裏さんが私の部屋の前で「私とお話ししたい」っていつまでも待ち続けてたのよ…」

    青山「えぇ…?」

    華裏「えへへぇ〜…でもすぐに部屋の中に入れてくれたのぉ」

    松原「…2時間くらい無視してたんだけど……まぁそれで色々とお話とか聞いたり話したりして…」

    華裏「うん。女の子同士で話が合うし…過去に色々松原ちゃんも苦労してたのが分かったし…」

    華裏「だからお友達になったの!」

    松原「…そういう事よ」

    青山「…なるほど」


    華裏さんの仲良し作戦は上手くいった様だ…

  243. 244 : : 2021/12/12(日) 21:17:23
    2人としばらく話した後、食堂を後にした。


    ー 寄宿舎 ー

    青山「…少しずつ、打ち解けてくれるといいな」

    枝伽「…」ドヨン…

    青山「うわぁ!? 枝伽さん…!」

    枝伽「…」ドヨン…

    青山「……もしかして…まだ落ち込んでるんですか…? もう…貴女らしくないので元気を出して下さい!」

    枝伽「…」ドヨン…

    青山「………はぁ…あの動機の出し方はしょうがないですよ…事前にはどうしようも…」

    枝伽「…本当にそう思う?」ドヨン…

    青山「え?」

    枝伽「……何とかできた筈だったのに……はぁー……」トボトボ…

    青山「あ! ちょっと…!」


    枝伽さんはそのまま個室へ入って行ってしまった…

    ……たしかに、メール機能を無視していればこんな事にはならなかったかもしれない…

    ……これでコロシアイが起こってしまったら…

    ……………考えるのはよそう。

    今日は娯楽室で遊ぶ事にしよう…
  244. 245 : : 2023/04/23(日) 05:18:23
    ー 娯楽室 ー

    娯楽室に入ったが、先客がいた。

    栗原「あ、青山さん!」

    最藤「…よぅ。青山」

    松堂歌「こんにちは」

    舞浜「…ごきげんよう」

    千舟「来てくれて嬉しいよ…」

    青山「こんにちは…って皆さんなんでここに集まってるんですか?」


    そこには栗原さん、最藤さん、松堂歌さん、舞浜さん、千舟さんがいた。


    最藤「おう…栗原がな、殺人鬼が分からない以上、大人数でまとまって行動して方がいいって言うんだよ。だから人を集められるだけ集めて娯楽室で何かして暇を潰すことにしたんだ」

    栗原「集まってた方が安全かなって思ってさ…」

    松堂歌「ここにいない人達は…まぁ集まってくれなかったと言うか……そもそもどこにいるか分からなかったと言うか…」

    舞浜「腹成さんは『まさるちゃんがいるから大丈夫!』と言い、立川さんも『何かあったら全力で腹成を守るから』と…一緒にトレーニングルームに居るようですわね」

    栗原「あと今どうしているのか分からないのが…松原さんと華裏さん…枝伽さんに勝ノ辺君…」

    青山「あぁ…松原さんと華裏さんは2人共、食堂に居ましたし、枝伽さんは話そうとしたら個室に入ってしまって…今もそこにいると思います」

    千舟「だとすると…今の状況が分からないのが勝ノ辺君だけ…」

    青山「うーん…あいつは漫画が命みたいな所がありますが…」

    最藤「そういやお前ら、知り合いなんだったな…あいつって昔からああなのか?」

    青山「…人に偉そうな態度は昔から変わってないと思います」

    青山「漫画の事になると周りが見えなくなるのも…昔からですかね。まぁ昔といっても知り合ったのは2年ほど前ですが」

    最藤「…ほーん……」

    勝ノ辺「何を喋っている?」

    最藤「うおっ!?…勝ノ辺!?」

    いつの間にか勝ノ辺さんが娯楽室へと入室していた。

    勝ノ辺「なにやら大勢いるが……集まった方が安全だからか?」

    舞浜「えぇ。今この状況で単独行動をするのは…狙われる可能性、それと何か仕込んでいるのではないかと他人に疑われる可能性がありますので」

    勝ノ辺「…なるほどな…しかし俺はあえて単独行動を取らせてもらう」

    千舟「え…なんで…?」

    勝ノ辺「……この状況で信じられるのが自分だけだからだ」

    栗原「うーん…でも…」

    勝ノ辺「……じゃあな」

    そういうと勝ノ辺さんはそそくさと娯楽室を後にした…。

    青山「あっ……行っちゃいましたね」

    最藤「…なんか変なやつ」

    舞浜「まぁ…これで殺人が起きれば彼を真っ先に疑えますし…いいんじゃないですか?」

    松堂歌「中々物騒な事を言うね…」


    その後、娯楽室でみんなと過ごした…。

  245. 246 : : 2023/04/26(水) 07:38:32
    何時間か経過し、夜の集会の時間になった。

    最藤「お、もうそろそろ夜の集会の時間だな」

    栗原「じゃあ食堂に行こうかー」


    ー 食堂 ー

    食堂に着くと、娯楽室にいなかった人も全員揃っていた。

    勝ノ辺「ふむ、全員揃ったな」

    腹成「よし…じゃあ集会始めよ!」

    枝伽「…」ドヨン

    華裏「ほ、ほら枝伽ちゃん!…集会するよっ!」

    まだドヨンしてたのか…。

    集会では栗原さんにより最低でも3人程で固まって行動すると言う提案がなされたが…何故か難色を示す人が多かった事と、殺人鬼でも殺人を犯して死体が発見されれば学級裁判は免れず、殺人鬼側にもリスクは多少なりともある事が意見され、この案は1度保留と言う形に収まった。

    その後は他愛のない話をして夕食に移り各自解散した。

    勝ノ辺「おい青山、少し良いか?」

    青山「え、何ですか急に」

    夕食を食べ終わった後、勝ノ辺さんに図書室に連れてこられた。


    ー 図書室 ー

    勝ノ辺「こいつを見ろ」

    図書室に来て早々、勝ノ辺さんはある新聞の切り抜きを見せてきた。

    青山「これは…」

    新聞[殺人犯を殺す殺人犯現る!現場に「正義・執行」の紙…]

    新聞[被害者は全員殺人事件を起こした過去あり。警察はこの殺人犯を『キラー・キラー』と命名!]

    おそらく罪状ビデオの殺人鬼についての見出しだった。

    勝ノ辺「なにか殺人鬼についての資料が無いか探してみたら見つけてな…他にも『ジェノサイダー翔』だの『キラキラちゃん』だのと色々見つけたが……」

    勝ノ辺「そいつが1番、罪状ビデオが言っていた殺人鬼に特徴が近い。つまり俺たちの中にいるのも…」

    青山「この『キラー・キラー』…である可能性が高い…と」

    勝ノ辺「うむ…確定させる為に更なる資料が必要だ。だから…探すのを手伝え」

    青山「…なるほど」

    どうやら彼なりにちゃんと考えているらしい…。
    他の殺人鬼の詳細も少し気になるけど…。

    青山「まぁその新聞の内容ならほぼ確定だと思いますけど…いいでしょう。手伝います」

    勝ノ辺「…ふん。では始めるか」


    勝ノ辺さんと2人で殺人鬼の資料を探した…。


    3、4時間くらい探していただろうか。
    気づいて時計を見た時にはもう夜時間の数分前だった。

    青山「…うーむ…それっぽいのはその新聞以外見つかりませんね…」

    モノカネ「あら〜!? なんでちゅかこれ〜!?」

    突如モノカネが現れた。そういえば今はこのフロアの担当だったっけ。

    勝ノ辺「探し物だ。邪魔をするな」

    モノカネ「う…ちゃんと自分で片付けて下ちゃいね…片すの僕なんだから…」

    勝ノ辺「あえて言おう…嫌だね」

    モノカネ「何でそんな事言うの!?」


    ピンポンパンポーン♪


    青山「…はぁ…夜時間ですかね…続きは明日にしましょう」

    勝ノ辺「そうだな……ん? 夜時間まではまだ5分程あるが…」

    モノカネ「あれ…オイラまだ呼ばれてない…?」

    青山「……え?」


    まさか…いや…何かの間違いだ…!そう思うより先に、現実は「自分達は決して甘くないのだ」と言うのを私に突きつけてきた。


    アナウンス「死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!」

    アナウンス「オマエラ、植物園までお集まり下さい!」


    青山「う…嘘っ…!?」

    勝ノ辺「……チッ…」

    モノカネ「え、えっと……本は僕が片付けまちゅから…植物園にお集まり下ちゃい…」

    モノカネは落ち込んだ顔をして本を片付け始めた。

    勝ノ辺「…言われなくてもそうするさ。行くぞ青山」

    青山「………はい」

    私達は図書室を後にし、急いで植物園へ向かった。

    ー 植物園 ー

    青山「つきました!…誰かいますか!?」

    松原「青山さん…!」

    華裏「うぅ…ぐすっ…」

    植物園の入り口の近くには松原さんと華裏さんが居た。

    青山「一体何が…!?」

    松原「…その奥よ!奥に松堂歌君がいるわ!」

    松原さんはレンガ作りの道の奥を指さした。
    例のプレハブ小屋がある場所でもある。

    勝ノ辺「発見したのは松原と華裏、松堂歌か」

    松原「えぇ…」

    私はレンガ作りの道を駆け足で走り、そして…。



    青山「……あぁ…」



    大木の枝から垂れるツタに力無く首からぶら下 下がった…



    超高校級の卓球選手、腹成瑠奈の死体を見つけた……。



  246. 247 : : 2023/04/26(水) 07:55:54
    ー モノクマ劇場 ー

    モノクマ「…………………」

    モノクマ「…………………」

    モノクマ「…………………」

    モノクマ「……あっ!?…これもう本番!?」

    モノクマ「えーとっ……何を言おうとしてたんだっけ…」

    モノクマ「本番が始まるのを見逃さない様にしてたら忘れちゃったよ!」
  247. 248 : : 2023/04/26(水) 10:14:19
    …私は…力無くぶら下がる腹成さんをただ見つめていた。

    松堂歌「…青山サン…」

    青山「……」

    しばらくして…他の生徒達も植物園に集まった。

    勝ノ辺「…なるほどな」

    最藤「ぐっ…腹成…っ!」

    千舟「うぅ…」

    舞浜「……なんと…」

    栗原「なんで…あんなに楽しそうにしてたのにっ…!」

    最藤「そうだッ!…みんなで楽しく…あんなに楽しくッ…ドッジボールしてたじゃねぇか!! なんで…」

    最藤「何で自殺なんか…!」

    …自殺……?

    …確かにそう見える。あんなに明るい腹成さんが……自殺するとは考えられないけど…。

    華裏「…え…これ……自殺…なのぉ…?」

    勝ノ辺「…腹成の足元に脚立が倒れていると言う事は……その可能性がある…と言うだけだが…」

    枝伽「……」

    …なぜこんな事になってしまったのか……。

    ゆらゆらと揺れる腹成さんの身体をただただ黙って見つめる事しかできなかった…。

    沈黙を破ったのは勝ノ辺さんだった。

    勝ノ辺「おいモノクマ。さっさと例のアレを寄越せ」

    華裏「アレって…モノクマファイルの事…?」

    最藤「…………そうだな…腹成の無念も晴らさせてやらねーと……な…」

    舞浜「…とりあえず、彼女を下ろして差し上げましょう…あの状態ではこちらも調査ができませんわ」

    華裏「うーん…でもどうやって下ろすの…?」

    モノクマ「はいはーい。下ろせばいいんでしょ下ろせば」

    華裏「ひゃあ!?」

    突然モノクマが現れた。

    モノクマ「おーい、モノクマファミリー!」

    モノクマファミリー「はーい!」

    モノディー「とりあえず、腹成さんをあそこから落とせばいいんだね!」

    モノノト「いや落とすんじゃなくて、下ろすのよ」

    モノミーナ「じゃあオイラがあのツタを切るからさ、モノディーとモノノト、モノカネは腹成さんを…ってモノカネが居ないんだけど!?」

    青山「えっと…モノカネは今図書室の本を片付けてます」

    モノクマ「え…なんで僕の呼びかけに反応せず本なんて片付けてるの…?」ビキビキ…

    モノディー「あ、いや…あの…とりあえず腹成さんを下そう!」

    そう言うと、モノクマとモノクマファミリー達は器用に腹成さんを下ろし、吊るされていたすぐ下に寝かせた。

    モノクマ「さ、これでいいでしょ?」

    ………いつまでもクヨクヨなんてして居られない。

    最藤さんの言う通り、腹成さんの無念を晴らす為にも…。

    青山「……捜査ですよね…モノクマ、早くモノクマファイルを…」

    モノクマ「うーん…でも…」


    モノクマ「まだ全員集まってないみたいだし…」


    青山「え…?」

    栗原「え…どう言う…」

    千舟「ね…ねぇ……」


    千舟「立川君…は?」


    最藤「え!?…まだ来てないのか!?」

    松堂歌「…腹成さんに夢中で気づかなかったけど…そういえば…1番反応しそうな彼が声を上げてないのは不自然だった…!」

    舞浜「もしや…彼が腹成さんを…?」

    枝伽「……………もしくは…」

    枝伽「彼も……」

    身体からサッと血の気が引く。

    栗原「ッ…3人ペアになって手分けして探そう! 僕と青山さんと松堂歌君、最藤君と松原さんと勝ノ辺君で探すから、後の人はこの場所に残って腹成さんの見張りを!」

    栗原さんの流れる様な統率に、私はおろか他の生徒達も従うほかなかった。

    栗原「行こう!青山さん!松堂歌君!」

    青山「…はい!」

    松堂歌「…うん」

    私達はまず、3階をしらみ潰しに探した。

    職員室、音楽室、ゲームセンター、トイレに至るまで。

    …………そして。

    栗原「あと探してないのはここだけか…!」

    青山「はぁ…はぁ……どうか…!」


    ー パソコン室 ー

    栗原「立川く…」

    青山「はぁはぁ…立川さん! 居ます……か…」


    …お手洗いで遅れたとか……寝ていたら遅れてしまったとか…そんな馬鹿げた状況を願っていた。


    その願いは……。


    ピンポンパンポーン♪


    アナウンス「死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!」

    アナウンス「オマエラ、パソコン室までお集まり下さい!」


    届く事は…なかった….。


    超高校級のアメフト部、立川勝は…生気無くパソコン室の床に伏していた。




  248. 249 : : 2023/04/26(水) 10:16:55


    chapter3


       希望無き世界の絶望的正義


    非日常編

  249. 250 : : 2023/05/04(木) 23:34:38
    ……運動部同士で気が合い、基本的にいつも一緒にいた2人…。

    常に明るくレクリエーションにも積極的だった腹成さん。

    生徒達の中では1番の巨体を誇り、力も1番であっただろう立川さん。

    そんな2人が………。


    ー パソコン室 ー

    松堂歌「はぁ…はぁ……やっとついた……転んじゃってて……はぁ…はぁ…」

    松堂歌さんが遅れてパソコン室にやってくる。

    息切れして苦しそうだった…しかし気を配ることができなかった。

    最藤「…やっぱりか…くそッ!」

    松原「…立川君…」

    華裏「何でっ…こんなっ…」

    立川さんの捜索に出ていた他の3人もパソコン室に駆けつける。

    モノクマ「あらあら…そろそろ被害者が2人出る頃かなと思ってましたが……」

    栗原「…モノクマ」

    モノクマも現れた。

    モノクマ「スポーツマンが2人も殺されちゃったね……トレーニングルームが寂しくなりますなぁ…」

    最藤「ふッざけんなッ!!元はと言えばお前がッ…!!」

    モノクマに殴りかかろうとした最藤さんを栗原さんと松堂歌さんが止める。

    栗原「最藤君ッ!ダメだよ!」

    松堂歌「モノクマへの暴力は…はぁ…校則違反…!…ふぅ…」

    最藤「ぐっ…!…すまん…」

    モノクマ「おやおや、八つ当たりですか…八つ当たりなんてどうしようもない事はやめてさ、ほら。ご所望のモノクマファイル〜!」

    モノクマは2つのモノクマファイルを床に置いた。

    モノクマ「今回は少し時間が無くて抜けてる所があるかもしれないけど頑張ってね!そう、時間は有限なんだよ…さっさと捜査してしまえー!!」

    そう言うとモノクマは最藤さんに「命拾いしたなぁっ!!」と吐き捨て、去っていった。

    最藤「…むちゃくちゃな野郎だ…」

    青山「………………」

    栗原「…青山さん…大丈夫?」

    青山「…え…あ…はい」

    …全然大丈夫ではない…気が滅入りそうだった。
    絡みが多くあった訳ではない。それでも…仲間が2人…同時にいなくなった。

    喪失感……虚無感……絶望感……。

    それら負の感情が幾重にも重なり合い、私を押し潰そうとしていた。

    …しかし。

    青山「…………」

    青山「犯人は…」

    栗原「…え?」

    青山「犯人は…必ず見つけ出します…」

    栗原「!……うん…!」

    2人を殺した犯人を…これから見つけなくてはならない。
    私達が死なない為にも。
    2人の無念を晴らす為にも…!

    青山「捜査を…始めましょう…」


    ー 捜査時間 開始 ー


    青山「…まずはモノクマファイルを…」


    モノクマファイル(M.Tatikawa)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    被害者:立川勝
    死因:不明
    殺害現場:不明
    死亡推定時刻:不明

    遺体の頭部には鈍器で殴られた後、口元には毒物を摂取した際の反応泡、首には紐状のもので絞められた後がある。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    青山「…は、はぁああああ!!??」

    最藤「どうした青山!?…な、何だこのファイル!? 死因、殺害現場、死亡推定時刻…何一つ書いてねーじゃねぇか!!」

    青山「…今回、モノクマファイルからは何も情報は得られないかもしれない…一応…本当に一応…内容を覚えて行きますか…」


    【立川のモノクマファイル(> コトダマゲット


    千舟「み、みんな!」

    青山「千舟さん!…どうかしましたか?」

    千舟「うん…腹成さんの見張りだけど…どうすればいいかって勝ノ辺君が…」

    栗原「…うーん…見張りは3人でいいし…1人は植物園の捜査でもいいんじゃないかな?」

    千舟「う、うん…分かった!」

    松堂歌「…我も腹成サンの周辺捜査に行こうかな…立川クンは君達に任せるよ…」

    青山「お願いします…私も後で向かいます」
  250. 251 : : 2023/05/04(木) 23:35:37
    青山「まずは立川さんの遺体を調べよう…」

    立川さんの周りには、見張り役の最藤さん、松原さん、華裏さんがいる。

    近づこうとした時、とある物が目に入った。

    青山「…あ…この紙…!?」

    立川さんの遺体のすぐ側に落ちていたその紙には…


    「正義・執行」と言う文字が書かれていた。


    松原「青山さん…その紙…何か気になる?」

    最藤「……ふざけてるよな…何が正義だよ…立川が悪い事でもやったってのかよ」

    華裏「これって…やっぱり犯人が置いたものなのかなぁ…?」

    青山「………」

    これは紛れもなく…例の殺人鬼が殺害現場に残すとされている物だ…。

    青山「…覚えておこう」


    【「正義・執行」の紙(> コトダマゲット


    青山「…立川さんを調べさせてもらいますね」

    最藤「お、おう…やってやってくれ」

    最藤さんに許可を貰い、倒れた立川さんの体を調べる…。

    青山「……頭の傷…結構広範囲に広がっている…先が平たいもので殴られたのかも…」

    青山「…口元には…泡……毒でしょうか?」

    青山「首には…パソコンの電源コードでしょうか…絞められた後がうっすらとありますね…」

    青山「…あれ…服にこんなに土埃が…?…何か変だなぁ…覚えておこう」

    青山「よし…立川さんの遺体についてはこれでいいかな…」


    【立川の遺体(>
    【首に巻かれたコード(> コトダマゲット
    【立川の服の汚れ(>


    青山「…にしても足場が悪いですねここ…」

    パソコン室の床は何かのコードや破損したモニターなどで埋め尽くされている…。

    青山「……あれ…あんな所にキーボードなんて落ちてたっけ…?」

    出口に近い場所にあるパソコンのキーボードが落ちていた。

    青山「むむ…この1台だけ不自然にモニターの向きが変わっている…パソコンのルーターも倒れてるし……」

    青山「キーボードは…キーがバラバラになってますね……いくつかどっかに行ってそう…」

    青山「うーん…これもしかして争った後では…? …覚えておきましょう」


    【出口近くのパソコン(> コトダマゲット
    【落ちていたキーボード(>


    青山「…しかし…立川さんと争ったにしては…小規模というか…それに立川さんの死体とそこそこ離れてますね…」

    立川さんの死体はパソコン室の扉とは反対側の壁近くにあり、争った場所とは6m程離れていた。

    青山「ここで争って死体をあの位置に…? うーん…」

    栗原「…青山さん、ちょっといいかな?」

    青山「…あ、はい? なんでしょうか?」

    栗原「あそこにあるの…立川君の電子生徒手帳じゃないかな?」

    青山「え?」

    立川さんの死体の少し離れた机に、立川さんの電子生徒手帳が置いてあった。

    青山「…本当だ!?」

    栗原「画面が開いたままなんだよね…見た感じ罪状ビデオの画面みたい」

    青山「…」

    栗原「そもそもなんであそこに立川さんの電子生徒手帳が…」

    青山「犯人は…立川さんの罪状ビデオを見る目的で電子生徒手帳を…?」

    栗原「…それは無理だよ」

    青山「え…なんでですか?」

    栗原「電子生徒手帳は、その手帳を所持してる人の指にしか反応しないようになってるんだよ」

    青山「…え…初耳なんですけど」

    栗原「あ…そこそこ前にモノミーナに聞いたんだ…だから人の罪状ビデオを見るには少なくとも立川君が介入しないと…」

    青山「でも、立川さん本人が死んでいたら…」

    栗原「あぁ、そうか! 立川君を殺した後、立川君の指を使って操作したのか!」

    …現場にあの紙が落ちていたという事は…立川さんを殺したのはほぼ間違いなくあの殺人鬼…「キラー・キラー」…。

    罪状ビデオが目的だとしたら…立川さんに送られたビデオもなんとしても見たい筈…。
  251. 252 : : 2023/05/04(木) 23:36:20
    青山「……立川さんに送られた罪状ビデオを見てみましょう」

    栗原「え…」

    本来なら現場を荒らすのは御法度ですが…。

    電子生徒手帳を持ち、立川さんの死体の側に近づく。

    最藤「ん? なんだ青山…それは…」

    青山「……立川さん…すみません」

    立川さんの指を持ち再生ボタンを押した。


    音声『えーと、超高校級の卓球選手、腹成瑠奈さん!』

    音声『あなたに関する“罪”を告白させていただきます!』

    音声『あなたは卓球の全国大会にて、他の選手相手に圧勝し続け、決勝まで上り詰めました!』

    音声『そして決勝の対戦者の方に圧倒的な戦力差を感じさせ、緊張と敗北感で自殺に追い込んだのです!』

    音声『大会の運営陣はその事実をひた隠し、あなたを不戦勝という形で優勝させました!』

    音声『対戦者の遺族の方やコーチ、そして何より対戦者の方の無念は計り知れませんな!』

    音声『人を緊張で殺しておいてなお、その栄光に浸り続けたいのかー!?』

    音声『うぷぷぷぷぷ…』


    青山「………はぁ!?」

    その場にいた全員が絶句した。
    ビデオは腹成さんのもので間違いない。
    そのビデオの内容はめちゃくちゃだった。

    最藤「これは…いちゃもんってレベルじゃねぇぞ! 腹成はなんも悪くねぇだろうが!!」

    栗原「こんな事で人を殺した事にされちゃ…溜まったものじゃないよっ…!」

    松原「…モノクマが言ってた『人は無意識にでも人を殺せる』というのは…こういう事なのでしょうね…」

    華裏「…そういえば腹成ちゃん…モノクマから罪状ビデオの詳細を聞いた後、すごく動揺してたね…」

    栗原「…きっと…大会の後にこの事を聞いて…それがトラウマになってたんじゃないかな…」

    松原「そして…人を殺しているという事は…例の殺人鬼の殺害対象であるという事…」

    最藤「いや…流石にこれは…これがありなら、全人類殺す事になってもおかしくねーぞ…」

    青山「………」

    もし殺人鬼が犯人だとしたら…殺人鬼には腹成さんを殺す動機がある。
    立川さんを殺した足で、腹成さんも殺したのなら…立川さんは腹成さんより前に殺された…という事になるな…。
    覚えておこう…。


    【立川の電子生徒手帳(> コトダマゲット
    【腹成の罪状ビデオ(>


    栗原「……ん? あれ…」

    青山「栗原さん?…どうかしましたか?」

    栗原「いや…僕達が立川君を発見した時、死体発見アナウンスが鳴ったよね?」

    青山「はい…確かに鳴りました……ってあれ?」

    栗原「おかしいよね? 死体発見アナウンスはクロ以外の3人の生徒が死体を発見したら流れる…でも今回は僕と青山さんの2人が発見した事で死体発見アナウンスがなっている…」

    青山「…私達の前に誰かが立川さんを見つけている…? でも誰が…」


    【死体発見アナウンス(> コトダマゲット


    …立川さんについてもう少し情報を集めたい所だけど…腹成さんの方も捜査しなければ…。
  252. 253 : : 2023/05/06(土) 01:46:54
    そういえば…腹成さんの死体を発見したのは松原さんと華裏さん、松堂歌さんだったよな…?

    どう言う経緯で死体を見つけたのか、話を聞いておこう…。

    青山「松原さんと華裏さん!」

    松原「何か?」

    華裏「どうしたの?」

    青山「腹成さんの死体発見の経緯について少しお話しできませんか?」

    華裏「あ…えっと……」

    松原「私が話すわ」

    松原「私達は死体発見時刻までは寄宿舎の華裏さんの部屋に居たの。でも21時40分くらいだったかしら…華裏さんは植物園の様子を見に一度部屋を出て行ったの」

    華裏「うん…でも……うぅ…」

    華裏「植物園で…幽霊…幽霊を見てっ!…それですぐ帰ってきたの…」

    青山「ゆ、幽霊…!?」

    松原「…そうらしいのよ。誰かのイタズラかと思って部屋の前を通りすがった松堂歌君に頼んで一緒について行ってもらって植物園に戻ったんだけど…探索してたら腹成さんの死体を見つけたの…」

    華裏「…私は怖いから外で待ってたんだけど、松原ちゃんと松堂歌君に呼ばれてそれで腹成ちゃんを見つけて…死体発見アナウンスが鳴ったの」

    腹成さんのケースでは、校則通り死体発見アナウンスはクロ以外の生徒3人に死体を見られた時に流れている…。

    この時点で腹成さんを殺したのはこの3人では無い…。

    そして植物園の幽霊……犯人の仕業か…それとも…。

    【松原の証言(>
    【華裏の証言(>      コトダマゲット
    【死体発見アナウンス②(>


    青山「…華裏さん。植物園について来てくれませんか?

    華裏「え…なんで…?」

    青山「植物園が事件前と事件後で変わった所がないか確認してもらいたいんです」

    華裏「……う、うん…分かった…」

    華裏さんの代わりに栗原さんを立川さんの見張りを依頼し、華裏さんと植物園へ向かった。
  253. 254 : : 2023/05/06(土) 01:47:56
    ー 植物園 ー

    青山「さて…華裏さん。お願いします」

    華裏「…う…うん…まずね…所々植物が潰れちゃってる…ここのお花も…綺麗に咲いてたのに…」

    確かに…活き活きと咲いていた花々や青々と生い茂っていた草も、今や所々潰れて見る影も無くなっている…誰かここで暴れたのか…?


    【植物園の様子(> コトダマゲット


    青山「…ふむふむ…続けて」

    華裏「あっ…猫車の中に腐葉土が……使ったらちゃんと中身を空にしてここに置いているのに…」

    猫車の中には土や枯れ葉がこんもりと入っていた…。

    華裏「……あれ?…腐葉土の下に…何か埋まってるぅ…?」

    見ると、腐葉土の下に何か白いものが見えた。

    青山「…ちょっと失礼します」

    私は白いものを引っ張り出す。

    それは、人1人がすっぽり入る程大きい布だった。

    腐葉土によって汚れがついているが…汚れがつく前は真っ白い布だったのだろう…。

    華裏「…なんでこんなものがここに…」

    ……もしかして…重要な手がかりだったりするのか…? 覚えておこう。

    華裏「このスコップも…地面に刺したまま放置されてる…もーぅ…」

    華裏さんは地面に刺さったスコップを引き抜いた。

    華裏「……あれ…これ…!?」

    そして華裏さんは地面から引き抜いたスコップのすくう部分の裏を見せてきた。

    青山「え……これは…!」

    スコップの裏側には、多量の土と血が付着していた。

    青山「……立川さんの頭の傷は…これで殴られた後だったのかも…」

    …これは紛れもなく重要な手がかりだ。


    【猫車(>
    【汚れた白い布(>      コトダマゲット
    【血と土がついたスコップ(>


    華裏「うーん…ここはこのくらいかなぁ…」

    青山「では、奥の方に行きましょう」

    華裏「う…うん…」

    青山「……あれ?…この枯れた花は…」

    華裏「あぁ…それ、モノレシアだよぉ…ここで幽霊を見る前にはもう枯れてたよぉ」

    青山「え…もう枯れちゃったんですか?」

    モノノト「……うぅ…しくしくっ……」

    どこからか、モノノトが泣きながら現れた。

    モノノト「気に入っていたお花だったのに…こんなのってあんまりよ…」

    華裏「…かわいそうに…」

    華裏「お花が…」

    モノノト「そっち!?」

    青山「…ちゃんとお世話してたんですか?」

    モノノト「してたわよ!!…きっと誰かが花弁を千切っていったから枯れたのよ!…繊細なお花だから…少しでも刺激があると枯れてしまうの…!」

    青山「花弁を千切った…か…」

    ……何かの手がかりになるかもしれない…一応覚えておこう。


    【モノレシア(>   コトダマゲット
    【モノノトの証言(>

  254. 255 : : 2023/05/06(土) 01:50:21
    さて、死体の発見現場に着いたけど…うっ!?

    勝ノ辺「…」
    舞浜「…」
    枝伽「…」

    見張りの3人がお互いを見張りあっていた…。
    …圧がすげぇ……。

    松堂歌「おや…青山サンも来たんだね」

    そんな見張り役達を尻目に松堂歌さんと千舟さんが辺りの捜索をしていた。

    青山「はい…こっちの方も捜査したくて…」

    松堂歌「それはいいね…いつつ…」

    青山「大丈夫ですか?…どこか怪我を?」

    松堂歌「あぁ…さっき立川クンを探している時にね…廊下で土を踏んで転んじゃったんだ……」

    青山「え…土?…って転んでたんですか!?」

    松堂歌「…君達は立川クンを探すのに夢中だったからね…気づかなくて当然だよ…」

    青山「……ごめんなさい…」

    松堂歌「気にしないで…それより廊下に土が落ちているのも少し…いやかなり変だよね…この学校、クマ子サンのおかげで常時綺麗な筈なのに…」

    青山「…その土というのはどこら辺に落ちていたんですか?」

    松堂歌「植物園とパソコン室の間の廊下だよ…丁度中間あたりだったかな…」

    青山「…今、私が通った時はもう無かったんですが……」

    松堂歌「うん。我の服にもう土汚れとして染み付いてしまって…もう無いみたいだね…」

    松堂歌さんは後ろを向き、お尻についた汚れを見せた。

    青山「………あの…着替えた方が…」

    松堂歌「時間が無いし…このままでいいよ。どうせ服は何着もあるしね…」

    ………本当に申し訳ない。


    【松堂歌の証言(> コトダマゲット


    …さて、まずはモノクマファイルを見ましょうか…。


    モノクマファイル(L.Haranari)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    被害者:腹成瑠奈
    死因:窒息死
    殺害現場:不明
    死亡推定時刻: 21:30〜21:40

    遺体の首には紐状のもので絞められた後がある。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    青山「…立川さんのモノクマファイルよりは情報がありますね」

    青山「…でも殺害現場は2人共不明…?」

    …2人共、死体発見現場とは違う所で殺されたのか…?


    【腹成のモノクマファイル(> コトダマゲット


    青山「…次は腹成さんの死体を調査しましょう…」

    勝ノ辺「……ん? 青山か…腹成の死体を調べるなら好きにしろ…」

    青山「…はいはい」

    青山「…腹成さん、調べさせてもらいますね」

    青山「…やっぱり首の周りに跡がありますね……ん?…」

    ツタが首に引っかかって窒息したのなら…跡は顎下の首にしかつかない筈…しかし跡は首の周りを一周するようについている。

    こんな感じで跡がつくのなら…やはり…。

    青山「……あれ…何か握ってる…?」

    腹成さんは、右手に何かを握っていた。

    青山「…これは…パソコンのキーボードのQキー…!?」

    青山「……なるほど…なんとなく読めて来ました…」

    腹成さんがこれを持っているという事は…。

    青山「よし…腹成さんの遺体についてはこれでいいでしょう…」


    【腹成の死体(>  コトダマゲット
    【[Q]のキー(>


    千舟「…うーん」

    青山「千舟さん…? どうしたんですか?」

    千舟「腹成さんはあのツタにぶら下がってたんだよね?」

    青山「そうですけど…」

    千舟「植物のツタにしては丈夫だなって…普通のツタだったら、人をぶら下げた時点で切れちゃうと思うんだ」

    青山「…確かに…」

    華裏「あぁ…あのツタはね。ツタ植物の中でも強度が段違いに強いんだよ」

    千舟「へ、へぇ…」

    華裏「大人の男性はおろか、お相撲さんがぶら下がったって全然千切れないくらい丈夫なの。そのおかげで植物園の至る所に群生してて…長いもので大体10mくらい成長するんだよぉ」

    千舟「すごいね…ターザンみたい!」

    青山「確かに…そんなに丈夫だったら、腹成さんぐらいなら吊るせそうですね…それを知ってて腹成さんは自ら首を括ったとは…」

    華裏「うーん…図書館に植物図鑑があって、そこにも書いてあったんだけど…腹成ちゃんそんなの見ないだろうしねぇ…」

    青山「………」

    ツタの丈夫さを知っていたら自殺に使うかもしれないけど……果たして腹成さんがこの事を知り得るのだろうか……。


    【垂れ下がったツタ(> コトダマゲット

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