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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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この作品は執筆を終了しています。

絶望の淵、反撃の意思。

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  1. 1 : : 2016/12/26(月) 14:35:49
    エレンが結構強い「進撃の巨人」です。
    チートではありません。
    よろしくお願いしますm(*_ _)m
  2. 2 : : 2016/12/26(月) 14:55:09
    844年
    突如現れた超大型巨人及び鎧の巨人によって、ウォール·マリア:シガンシナ区は完全に陥落する。

    この時、ある1人の少年が、巨人に宣戦布告をした。


    ーーーーー駆逐してやる!! この世から、一匹残らず!!ーーーーー


    壁破壊30分前

    エレン·イェーガーは、親友のミカサと、草原で遊んでいた。

    その後寝てしまっていたエレンが、飛び起きる場面から、この物語が幕を開ける···。


    エレン「はっ!!」

    チーピピピ…ヒュォォォ…

    エレン「あれ?」

    ミカサ「やっと起きた···」

    エレン「ミカサ?お前、髪伸びたか?」

    ミカサ「そんなに寝ぼけるまで熟睡していたの?」

    エレン「はぁ···」スクッ

    ミカサ「···エレン?泣いてるの?」

    エレン「えっ?」ツー





  3. 3 : : 2016/12/26(月) 18:31:23
    期待
  4. 4 : : 2016/12/27(火) 09:47:57
    >>3あざっす!
  5. 5 : : 2016/12/27(火) 21:24:11
    門前広場

    エレン「うーむなぜ涙が」(*´-ω・)ン?

    ミカサ「1度おじさんに見てもらったら?」

    エレン「病気ってわけじゃねーだろ、大丈夫」

    ハンネス「なーに泣いてんだエレン?」

    エレン「ハンネスさん…酒くせーよ」

    ハンネス「飲んでねーとやってられんさ」ヒック

    エレン「ふーん…まぁ飲み過ぎて兵役放棄しねえようにな」

    ハンネス「言ってくれるなぁエレン?この飲んだくれの時期が一番平和だと思わねぇか?」

    エレン「まぁ、笑顔に溢れてるから、でも俺は満足しねえなぁ…」

    ミカサ「エレン」

    エレン「分かってるよ…でもアルミンと、壁の外を知りたいんだ…それが夢なんだよ…」

    ハンネス「エレン…」

    エレン「そろそろ行くぞミカサ、昼になっちまう」

    ミカサ「ええ…ハンネスさん、また…」

    ーーーーー

    エレン「じゃ、後でなミカサ!」

    ミカサ「また後で」パタパタ

    エレン「さて…ただいまー…つっても誰も居ねえけど…」


    エレンの両親は、2年前の"シガンシナの大火事"によって死亡している。

    その後は週三日の農業労働で生活費を稼ぎながら生活している。

    おかげで家事・食事など、生活スキルは一般人の数倍になる。

    またハンネスによる護身術指導で、体術・剣術・槍術は体得している。


    エレン「今日は…炒めるか…」

    約20分後

    エレン「お粗末さまでした」パン

    ドンドン

    エレン「はーい」ガチャ

    ロロ「やあ、エレン」

    エレン「おじさん!」


    ロロおじさんは医者で、1ヶ月に1度健康診断来てくれる。

    同じく医者だった父さんとは親友で、治療費をまけてくれる。

    周りの人達も俺の状況を理解してくれているからか、何も言わない。

    健康診断を受け、出かけた。


    コノイタンシャ!!

    エレン「またクズ共がアルミンを虐めてるな…」タタタッ


    少年A「なんか言ってみろよこの異端者!!」ドガッ

    少年B「異端者異端者!!」バギャ

    アルミン「ゔぐ!!!!」

    少年A「さぁモー一発!!!!」

    エレン「×10発」ガガガガガガガガガガ

    少年A「ウブネバがどヴェ!!!!!!」

    エレン「お前も喰らいてぇか?」パキパキ

    少年B「ひっ!いああああああ!」ダダッ

    ミカサ「おっと足が勝手に」ボゲゥ

    少年B「バボ!!!!」バギャ

    エレン「おいミカサ、アルミンが異端者だとよ」

    ミカサ「ならアルミンじゃなくて私達を虐めるべきじゃないの?」

    少年AB「うっ…」

    エレミカ「答えろ(なさい)」ギン

    少年AB「いああああああああああ!!!!」ダダッ

    エレン「大丈夫かアルミン?」スッ

    アルミン「う…自分で、立てるよ」

  6. 6 : : 2016/12/29(木) 21:59:33
    エレン「しっかしほんとあのクズ共、暴力でしか物事を解決できねえのかってんだ……」

    ミカサ「それはあいつらの心が狭いから、基本は相手にしなければいい」


    ミカサの過去は原作どう(殴…両親を殺害され、イェーガー家に引き取られたが、シガンシナの大火事でエレンと共に孤児となったが、アルレルト家の好意により引き取られた。


    アルミン「彼らはそういう概念をもってないからね…」イライラ

    エレン「やけに腹立ってねーか?」

    アルミン「あいつらエレン達のことまで異端者って言ったんだよ!」ゴッ

    ミカサ「!!」Σ(゜ω゜)ビクゥ

    アルミン「いつか徹底的な精神的な言葉の暴力をありったけ………………………」ブツブツ

    ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…

    エレン「…………………………アルミン?」

    アルミン「んぬぁっ!!!!」
    ┌(°∀° )┐カッ

    エレン「アルミン!?」

    アルミン「ごめん…」

    エレン「気にしてない…つうたら嘘になるけど大丈夫だから…」

    アルミン「うう…ごめん今日は帰ることにするよ…」スタスタ

    ミカサ「アルミン…ごめんエレン、また明日」スタスタ

    エレン「おー…散歩してから帰ろう…」
  7. 7 : : 2016/12/30(金) 16:08:46
    数分後…草原

    エレン「…今日は鳥がよく飛んでるな…」

    そのまま壁の上を飛び去って行く…

    エレン「壁の外…」

    カッ…ズドォォォォォォォン!!!!

    エレン「え…爆発?」

    オイ!バクハツダ!!

    エレン「どこで爆発が!?」

    住民「開閉門が飛ばされたんだ!早く逃げろ!!」

    エレン「壁が………確かアルミン家は壁から近い…!!」ダッ
  8. 8 : : 2016/12/30(金) 19:15:25
    アルレルト家

    アルミン「う…ミカ…サ…」

    ミカサ「……………………………」体半分潰れてる

    アルミン「く…足が…」

    エレン「アルミン!!ミカサ!!」タッタッタ

    アルミン「エレン…ミカサとおじいちゃんが…」ポロポロ

    エレン「っ!?」ミャクハカル

    エレン「…………もう駄目だ………脈が止まりかけてる………」

    アルミン「そんな………ミカサが………」

    ミカサ「………………エレ………ン………」

    エレン「ミカサ!?」

    アルミン「巨人が………」

    巨人「ふぅふぅふぅ」ズン…ズン…

    ミカサ「………あなたなら………きっと…………」

    エレン「うん………」ポロポロ

    ミカサ「この………残酷な………世界を………美しく……………出来る………」

    エレン「………やってやる…………絶対に………」ギュッ

    ミカサ「ああ………私は………幸せ……だった………」フッ

    エレン「ミカサ………ちくしょう………」

    アルミン「エレン……巨人が……」

    エレン「…こんな所で…死ぬわけにいくか!!」バッ

    近くにあった兵士の死体からブレードを取り…………

    エレン「お前らには………」

    巨人「ふぅふぅふぅ」スー

    エレン「何も奪わせねぇ!!」ブンッ

    巨人の手を落とす。

    エレン「アルミンと生き残る!!」ダッ

    エレンは全力で走り、巨人の足に切りかかる。

    足に腱を斬られた巨人は、仰向けに倒れた。

    エレン「首を落とせば死ぬだろ!?」ブンッ

    ザシィ!!!!

    巨人「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ………………」シュゥー

    アルミン「死んだ………」

    エレン「はぁはぁ………行こうアルミン」グイ



  9. 9 : : 2016/12/30(金) 21:12:39
    エレンがアルミンを担ぎながら桟橋へ歩き、残りはおよそ50mまで来た。

    駐屯兵「あ!!まだいるぞ!」

    ハンネス「ん……エレン!アルミン!」ダッ

    エレン「アルミン!船がーーーーー」

    巨人「アオオオオオオオオ!!!!」

    エレン「っ!!」

    アルミン「まずい………退路が………」ゼェ

    エレン「クソ!!」ブンッ

    ジャキ

    巨人「あー」ゴッ

    エレン「アルミン!ごめん!」バッ

    アルミン「うっ!?」ドシャ

    エレン「ぐ……ああ………」ギギギ

    巨人「あぐお」パカ

    エレン「んのやろ!!」ザク

    ブシュウ

    エレン「うんっ!!」ブンッ

    ヒュン…シュコォ

    エレン「がは!!」ドシャァ

    アルミン「エレン…!!」

    ハンネス「ああああ!!!!」ジャキィン

    巨人「あぐお」ズドォォォォォォォン

    ハンネス「ミタビ!!金髪の子供を担いでってくれ!!」

    ミタビ「おうよ!!」ガバ

    パシュ!ギュィィ!

    エレン「ハンネスさん…………」

    ハンネス「大丈夫かよエレン!」

    エレン「ミカサが………いっちまった………」ポロポロ

    ミタビ「足を折ってるな………」

    アルミン「ミカサ………うぅ………」ポロポロ

    2人の涙は、地獄へと落ちていった……………
  10. 10 : : 2016/12/31(土) 13:58:48
    ーーーーー避難船

    クリスタ・レンズとアニ・レオンハートは、避難船にいた。


    クリスタ「どうしよう…」

    アニ「イェーガー先生とエレンを訪ねようと思ったら避難船なんてね…」

    駐屯兵「負傷者を運べ!!子供2人だ!!」

    クリスタ「子供まで重症だなんて……」

    憲兵「負傷者の名前は?」

    ハンネス「エレン・イェーガーとアルミン・アルレルトだ!!」

    クリスタ「エレン?」タタッ

    アルミン「エレン!エレン!!」

    ミタビ「落ち着け!!お前も足を折ってるぞ!?」

    アルミン「でもエレンが!!」

    クリスタ「何かあったんですか?」タタタッ

    アルミン「君たちは……」

    アニ「イェーガー先生に会いに………」

    エレン「……父……さんは………」

    ハンネス「エレンやめろ!!肋骨が折れてるんだぞ!!」

    クリスタ「肋骨が……」

    アルミン「……エレンの両親は……シガンシナの大火事で……」

    アニ「うそ……」

    クリスタ「両親だから………お母さんも………」

    ハンネス「!!まずい、意識が!!」

    アルミン「エレン!!」

    ミタビ「落ち着け!!絶対助けてやる!!」

    駐屯兵「治療班急げ!!」

    クリスタ「わっ!!」

    アニ「なんであんなに………?」

    アルミン「エレンは……僕を庇って巨人に掴まれた……その時に肋骨が折れて……」

  11. 11 : : 2016/12/31(土) 22:06:03
    クリスタ「掴まれた!?」

    アニ「巨人に掴まれて生きてられるの?」

    アルミン「兵士の遺体からブレードを抜き取って応戦してたんだ………」

    クリスタ「……とにかく、エレンは致命傷を負ったって事だよね………行ってくる!」タッタッタ

    アルミン「あ……」

    アニ「肩貸すよ、行こう?」

    アルミン「うん……ぃっつ!」ズキン

    アニ「あんたも十分重症じゃないか……」

    アルミン「エレンに比べたら……こんなのただの怪我だ………」ギギギ

    アニ「?………何かあったの?」

    アルミン「…………親友……いや、家族を失った………」

    アニ「そう………」

    アルミン「僕らは、3人でいつも一緒だった………3人とも……両親がいなかった………」

    アニ「3人とも?」

    アルミン「エレンは大火事で……ミカサは人攫いに……僕は……ここでは言えない……でも、だから分かりあえた………でも……もう……あの日々は戻ってこない………」ポロポロ

    アニ「………行こう………」
  12. 12 : : 2017/01/01(日) 20:23:44
    期待してますよ!
  13. 13 : : 2017/01/02(月) 00:28:03
    >>12 ありがたき幸せ……(´;Д;`)
  14. 14 : : 2017/01/03(火) 00:22:39
    期待!
  15. 15 : : 2017/01/03(火) 01:07:50
    >>14 あざっす!m(*_ _)m



    こうして、ウォールマリア・シガンシナ区は、完全に陥落した。

    生き残った人類は、さらに内側に都市を構える、ウォールローゼ・トロスト区に後退した。

    エレンが目覚めたのは、マリア陥落から4日後。

    その頃には避難民は開拓地に送られ、労働を強いられていた。


    ローゼ内 診療所

    アルミン「…………故郷は、無くなり、家族も家もない…………」

    エレン「…………いや、まだ残っている……いっっ!」ドク

    クリスタ「まだ喋らない方が………」

    エレン「はぁはぁ………まだ……"夢"がある………」

    アニ「壁の外に行くこと?」

    アルミン「その通りだよアニ………僕達3人は壁の外を知りたかった………おじいちゃんが持ってた本には、壁内には無いものがたくさんあった!」

    クリスタ「それを見に行くの?なんでそこまでこだわるの?」

    アニ「その通りだよ、調査兵団に行くって言ってたけど、毎回の壁外調査でどれだけ死人がいるか分かってるの?」

    エレン「ああ………下手に璧外に行って生きてられないのは百の承知だ……」

    クリスタ「ならーーーーー」

    エレン「でも、夢のためになら命を捨てる覚悟はある」

    アニ「命を捨てる覚悟…………」

    アルミン「僕達は行かなきゃいけない…………」

    クリスタ「…………わたしは言って欲しくない………」

    エレン「クリスタ………」

    クリスタ「だって、死んじゃう確率の方が圧倒的に高いのに………死んで欲しくない…………」

    アルミン「…………………………」

    クリスタ「でも2人には、命より大切な夢がある…………わたしには止められない…………」

    アニ「…………あたしも行くよ」

    アルミン「アニ?なんで…………」

    アニ「今のあなた達は、もっと仲間がいないと、勝手に突っ走ってすぐ死んでしまう、確実にね」

    クリスタ「アニ?」

    アニ「だから…………あたしがあなた達の支えになる…………あたしも、あなた達に死んで欲しくないから」

    エレン「…………ありがとう………アニ…………」

    クリスタ「……………わたしも………行く!」

    アルミン「分かった…………3年後だ!第104期訓練兵団に志願しよう…………」

    エレン「…………駆逐……してやる……この世から……巨人を………一匹残らず……」

    アルミン「きっと世界を見た時、この壁の秘密も、巨人の秘密も全てわかるはずだ…………」

    エレン「天敵は…………巨人だ………」

    アルミン「僕達が、巨人を駆逐するんだ…………」


    それから、エレンとアルミンの怪我が回復するや、即開拓地に送られた。

    そこで3年間、労働の合間にハンネス仕込みの体術などをエレンが教え、特訓しながら3年の月日を経た。



    3年後、訓練兵団訓練地


    キース「3列目!!エレン・イェーガー!!」

    エレン「はっ!!」バシッ

    キース「見事な敬礼だ!!よろしい!!」

    キース「クリスタ・レンズ!!」

    クリスタ「はっ!!」バシッ

    キース「貴様も見事な敬礼だ!!次!!」



    新たな兵士が、今生まれる。

    ここから5年間で、どれだけ減り、どれだけ耐えるか…………。

    反撃の翼が、開かれる。


    続く。
  16. 16 : : 2017/01/03(火) 01:11:20
    ここで切ります!

    次話、「仲間との日々、絶望は再び。」もよろしくお願いしますm(*_ _)m
  17. 17 : : 2017/01/03(火) 21:13:06
    http://www.ssnote.net/archives/51135
    次です

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著者情報
Raising

Crux

@Raising

この作品はシリーズ作品です

新編:進撃の巨人 シリーズ

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