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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

クリサシャコニベル「ユミルにドッキリを仕掛ける」ユミル「ソロ活動する」

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  1. 1 : : 2013/12/14(土) 13:22:58
    こんにちは、ワカメロンです。6作目です。


    皆に冬っぽい事をさせたいのと、ちびっこ(?)3名とデカい子1名に愛され過ぎてるユミルが書きたくなりました。今回も出来心による犯行。
    サシャは小さくないけどなんとなくちびっこ。クリスタは天使、コニーはかわいい。

    皆ほのぼのしてる+やっとベルユミとアルアニ書ける!エロくなるかもしれないしならないかもしれない。
    今回もミカアニとエレジャンは仲良しです。

    ベルユミ書きの人はやたら文才がある人ばかりなので書くの躊躇ってましたが、文章が至らない所は許して。

    ライナー兄貴に健気受けだったりヘタレ攻めだったりアニたんに桃色片想いなベルさんも可愛いけど、ユミル姉さんに対して好きって気持ちと性的な衝動を押さえきれないムッツリスケベでデレなベルさんが一番可愛い。

  2. 2 : : 2013/12/14(土) 13:25:53
    期待!
  3. 3 : : 2013/12/14(土) 13:41:47
    ハン(ジ)狩りー舞曲@元ジャンがりー舞曲さん、ありがとうございます!

    師走で仕事が修羅場ってるので、今回もゆっくりめです。
  4. 4 : : 2013/12/14(土) 13:42:54


    クリスタ「皆、今日は集まってくれてありがとう。3人を呼んだのは他でもないんだけど、さて、私たちの共通点は何でしょーか!」ドーン!

    コニー「うーんと……チビか?」

    クリスタ「それ私たち2人だけだよ!」

    サシャ「分かりました!皆かわいいです!」ドヤァ

    黒スタ「私たち3人は可愛いけど、そこの大きい子は可愛くないもん。」プクー

    ベルトルト「そんな!僕だって結構可愛い所あるよ?!割とあざといよ?あざトルトだよ?」

    サシャ「クリスタは天使かわいい、コニーは坊主かわいい、ベルトルトは大きいのに小動物っぽくてかわいいです。私はよくおじさんから愛玩動物的なかわいさがあると言われます!」ドヤァ

    クリスタ「愛玩動物的なかわいさ…なんか分かるかも。」

    コニー「俺ってかわいいのか…」ポッ


    コニー「…あ、分かったぞ!全員ユミルと仲良しだ!」バァン!

    サシャ「それです!!」パァン!

    クリスタ「さすがコニーは察しが良いわね。実はね、お世話になってるユミルに4人でドッキリを仕掛けて喜ばせたいの!協力して貰えるかな…?」ウワメヅカイ

    コニサシャベル「「「(天使や…)賛成!!」」」



    クリスタ(とは言ったものの、どう進めていけばいいのかしら…)ウーン

  5. 5 : : 2013/12/15(日) 18:49:27



    クリスタ「取り敢えず、皆とユミルとの馴れ初めでも語ろうよ!」

    コニー「俺は弟や妹がいっぱい居たから…ユミルは初めて出来た姉ちゃんみたいな感じだな。俺たちが呼び会う馬鹿とブスには、悪口じゃなくて親しみが込められてるんだぜ!なんかド派手な事やって喜ばせてやりたいな!」

    サシャ「なんか、良いですねぇ。私は最初はいじめっこなのかと思ってましたけど、やっぱり頼れるお姉さんですね。ユミルはなんだかんだ言って優しいですし好きですよ。美味しい物を沢山食べさせてあげたいです!」

    クリスタ「私とユミルは、雪山訓練の時から堅い絆で結ばれてるの。友情とか百合とか、そんな生やさしい物ではないよ!綺麗な物を見せて感動させてあげたいな!」

    サシャ「クリスタとユミルは深い仲ですからねぇ。私でも割って入るのは不可能です。」

    ベルトルト「僕なんてあだ名で呼ばれてるもんね!実はね、色々あってユミルの事、好きになっちゃった…。皆でドッキリで感動させてから告白したいな…。」ポッ

    クリコニサシャ「「「はぁ??!」」」


    クリスタ「そんなの許さないよ!ユミルは私の物!」

    サシャ「初耳です!ちょっと聞かせてください!」

    コニー「ベルトルトお前、アニが好きだったんじゃ…」

    ベルトルト「えっと、アニがアルミンと付き合い出しただろ?あれは一ヶ月くらい前の事なんだけど…」

  6. 6 : : 2013/12/17(火) 09:34:05
    るからさ。」コイコイ

    ベルトルト(アニ、もしかして告白?!僕はいつでもバッチコイさ!)ドキドキ

    アニ「アルミンと付き合う事になった。」

    アルミン「二人は本当は幼馴染みなんだってね!アニを幸せにするから、よろしくお願いします。」ペコリ

    ベ「」ガーン


    ベ「あぁ。アルミン、アニをよろしくね…(遠い目)」ナデナデ

    アルミン「うん、ありがとう!うふふ、義兄さん二人の了解も得たし、これで公認の仲だね。」ピト

    アニ「私はか弱い乙女なんだ。だ、大事にしなよ…?///」テレテレ

    アルミン「勿論さ、ずっと大切にするよ!アニが恋人になってくれたのが一番嬉しいけど、ライナーとベルトルトみたいなお兄さんも欲しかったしね。」

    アルアニ イチャイチャ



    ベルトルト「うぅっ…。アニ、小さい頃からずっと好きだったのに…」シクシク

    ユミル「うわっ、でかい図体丸めて何泣いてんだベルトルさん!気持ち悪ィな!!」

    ベルトルト「う、うわぁあああん!ユミルううううう!!!」ブワァアア

    ユミル「どさくさに紛れて抱き付くんじゃねぇ!なんか涙以外にも鼻水とか汗とか出てる!汚ぇな!!離せ!!」ジタバタ


  7. 7 : : 2013/12/17(火) 09:36:54
    誤植申し訳ありません。

    訂正↓

    アニ「ベルトルト、ちょっと来なよ。大事な話があるからさ。」コイコイ

    ベルトルト(アニ、もしかして告白?!僕はいつでもバッチコイさ!)ドキドキ

    アニ「アルミンと付き合う事になった。」

    アルミン「二人は本当は幼馴染みなんだってね!アニを幸せにするから、よろしくお願いします。」ペコリ

    ベ「」ガーン


    ベ「あぁ。アルミン、アニをよろしくね…(遠い目)」ナデナデ

    アルミン「うん、ありがとう!うふふ、義兄さん二人の了解も得たし、これで公認の仲だね。」ピト

    アニ「私はか弱い乙女なんだ。だ、大事にしなよ…?///」テレテレ

    アルミン「勿論さ、ずっと大切にするよ!アニが恋人になってくれたのが一番嬉しいけど、ライナーとベルトルトみたいなお兄さんも欲しかったしね。」

    アルアニ イチャイチャ



    ベルトルト「うぅっ…。アニ、小さい頃からずっと好きだったのに…」シクシク

    ユミル「うわっ、でかい図体丸めて何泣いてんだベルトルさん!気持ち悪ィな!!」

    ベルトルト「う、うわぁあああん!ユミルううううう!!!」ブワァアア

    ユミル「どさくさに紛れて抱き付くんじゃねぇ!なんか涙以外にも鼻水とか汗とか出てる!汚ぇな!!離せ!!」ジタバタ


  8. 8 : : 2013/12/17(火) 13:23:45
    先に謝っておきますが、これから二人が長ったらしくチュッチュするので苦手な方は画面をそっ閉じでお願いします。
    早くドッキリとソロ活動の全貌を書きたい。
  9. 9 : : 2013/12/19(木) 18:57:16


    ――――――

    ユミル「そうだったのか。辛かったな。」ナデナデ


    ユミル「…で、そろそろ離してくんね?いい加減暑苦しい。あと、涙と鼻水以上に出てるその汗を拭け。」つハンカチ


    ベルトルト(ユミル、細いのに柔らかい。なんか良い匂いがするし安心するなぁ。女の子の体って不思議だ。僕、振られたばかりで人肌恋しいのかな?ごめんね…)アセフキフキ

    ベルトルト「ごめん。もう少しこのままでいさせてほしいんだ。」ギュー

    ユミル(…元々仲は良いほうだし、私みたいな大して可愛くもない身長の高い女もすっぽり包んでくれるし、顔も性格も悪くはないから悪い気はしねぇな。泣いてる顔、結構可愛い…)キュン

    ユミル「チッ、仕方ねぇな。よしよし、お姉さんが特別に元気になれるおまじないしてやるから、もう泣くなよ?」ホッペニチュー

    ベ「!!!??」ドキーン!

    ベルトルト(ぼぼぼぼぼ僕ユミルにほっぺにチューされた!こんな事されたら意識せざるを得ないよ!)ドキドキドキドキ

    ユミル(あ、耳まで真っ赤にしてめっちゃ照れてる。可愛いとこあるじゃねぇか。服に汗とか鼻水付けられた仕返しに少しからかってやるか。)

    ユミル「…なんだ?ほっぺだけじゃ足りねぇのか?」ニヤニヤ

    ベルトルト(え!何?ほっぺ以上って唇しかないよね?チューしちゃうの?僕この流れでユミルとチューしちゃうの?これって素直に甘えて良いやつなの?)ドキドキ

    ベルトルト「うん、足りないかも…な、なんちゃって…///(ユミルも女の子だし、さすがにこれ以上は無いよね…?)」テレテレ

    ユミル(お、びびって逃げるかと思ってたら意外とグイグイ来るな。きっと寂しかったんだろうな。抱き締められててあったかいし、なんか、ほっとけねぇ…)キュン

    ユミル「…ったく、振られたばかりだってのに現金な奴だな。出血大サービスだ、有り難く受け取れよ?」チュ

    ベルトルト(うわぁあああ!本当にユミルとチューしちゃったよ!!女の子の唇って柔らかい!そばかすの数が数えられるくらいの至近距離だ、どうしよう!…あれ?さっきまで泣いてたのが嘘みたいに満たされた気持ちになる…)ギュッ

    ユミル(な、なんかすげぇギュッてされてる!鼻、高いな…。さっきまでピーピー泣いてた癖にもう嬉しそうな顔しやがって、もう少し遊んでやっても良いかな。)ドキン

    ユミル「…傷心のヘタレ王子様に、お姉さんが大人のキスを教えてやるよ。」チュルッ

    ベルトルト(うおおおおお舌入って来たああああ!!!!これが大人のチューなんだ!ユミル、眉をハの字にしてちょっと苦しそうに頬を染めててすごく色っぽいし可愛い…///やっぱり年上だからか余裕あるなぁ。)ドキドキ

    ユミル(…こいつ鼻息荒いぞ。ちょっと息苦しいな、息継ぎするか。)プハ

    ベルトルト(まずい!ユミル、唇離そうとしてるの?!そんな事させないぞ!もっとこうしていたい…!)グイッ

    ユミル「…っ!!」ビクン

    ベルトルト(隊長、ユミルの口腔内への侵入に成功しました!って隊長って誰だよ!!舌の裏側のつるつるしてる所、気持ち良い…///)レロレロ

    ユミル(やめろ…そこは弱いんだよ!ちくしょう、私がこんな冴えない奴にドキドキするなんて有り得ねぇ…攻守交代だ!)チュルルッ

    ベルトルト(ああああああ!!今度は表のざらざらした面で僕の舌の裏側擦られてる!なんかいやらしい音するし、変な気分になっちゃうよ…ユミルもそうだったら嬉しいなぁ。どうしよう、僕の、大きくなっちゃった…)チュ-

    ユミル(…ベルトルさん初めてだよな?キース教官に潜在能力が高いって言われてるだけあって結構上手いな…。なんか、体がふわふわする。もっとぎゅってしてくれたら良いのに。)キュウ

    ベルトルト(ユミルが震えながら僕の袖をギュッて掴んでる!可愛いいいいい!!…やだ、口の中でお互いの唾液が音を立てて混ざり合って、凄く淫靡で背徳的な感じがする。ちょっと口の端から溢れてきてるし、これって飲み込んだほうがいいのかな?初めてだからよくわかんないや。)ウーン

    ユミル「~~っ///」ゴクン

    ベルトルト(あ、今ユミルが咽をゴクンってした。やっぱり飲んで良いんだ!って事は僕の唾液、飲んでくれたんだ…///とりあえず僕も飲んでみよう。い、今、お互いの唾液が体の中に…やだ、破廉恥!!)キャー!

    ユミル(もうかれこれ10分くらいしてるな。…さっきから腹の辺りに圧倒的な質量と硬さを誇る何かが当たってるんだが…///デカいとは噂に聞いてたけど本当にでけぇな。)

    ユミル(…もし、こんなの挿れられたら私、どうなっちまうんだ…?)ビクン

    ユミル(やべ、何考えてんだ私…?)ソワソワ

  10. 10 : : 2013/12/19(木) 19:02:27

    ユミル「………///」プハ

    ユミル「な、なぁベルトルさん、自分からしておいて何だが、このくらいでやめておこうぜ?私もこんなんでも一応女なんでな、その、シたくなっちまう…。」カァア

    ベルトルト(目がトローンってしてる、やっぱりユミルもドキドキしてくれてたんだ!どうしよう嬉しい!)キャー!

    ベルトルト(ってちょっと待って!死体…じゃなかったしたいって何を?!この流れ的にチュー以上の事だからたぶんエッチだよね?ユミル、僕とエッチしたいって思ってくれてるの?もう!おませさん!!)キャー!

    ベルトルト(ふん!今までかえるを投げ付けられたり椅子代わりにされたり夜中にアニの事を想って書いたポエム的な物を廊下の掲示板に貼り出されたり散々意地悪されたから仕返しするもんね!敢えて何をしたいか聞いちゃうもんね!僕を怒らせると怖いんだからね!!今に見てろよ!)フンッ

    ベルトルト「え?何をしたくなっちゃうの?僕年下だからよくわからないや。」ニコニコ

    ユミル「っ…馬鹿野郎、言わせんなよ。その…これ以上してたら…ヤりたくなるからやめておこうぜって言ってるんだよ///」

    ベルトルト(やっぱりそうなんだ!年上のお姉さんをドキドキさせて、僕も隅に置けないな!)ドヤァ

    ベルトルト「…ユミルはエッチな事したくなっちゃう様な事を僕に教えてくれてたの?いけないなぁ。」ニコニコ

    ユミル「……っ///」プイ

    ベルトルト「僕と君がそうなるとは思わなかったのかな?」ズイッ

    ユミル「だって、ベルトルさんは奥手そうだし安全だと思ってたから…!」カァア

    ベルトルト「心外だなぁ。僕だって年頃の男の子だよ?君の可愛い所を見て、何も思わない筈が無い。」グイッ

    ユミル(なんか壁ドンされてる!力で敵う相手じゃねぇし、逃げられねぇ!)

    ベルトルト(壁ドンは得意分野だよ!…あ、今のちょっと不謹慎だったかな?いつも飄々としてる君が女の子の顔になって狼狽えてるの、凄い優越感だよ…。ユミル、もっと僕にドキドキして!)チュゥ

    ユミル(やだ、さっきと全然違う…。私、こんな気弱な奴相手にキスだけでこんなに…本当にもうやめてくれよ!)ドキドキ

    ベルトルト「ねぇ、僕としたくなった?ユミルも気付いてるんでしょ?僕のここ、君のせいですごく大きくなってるんだけど…」

    ユミル「…っ。知ら、ない…///」

    ベルトルト「ユミルのせいでこうなったんだよ?お姉さんなんだから責任持って最後まで教えてよね?」ジーッ

    ユミル(ちくしょう、デカい体に似合わないそんな黒目がちな可愛い目で見詰められたら、断れないだろうが!)



    ユミル「仕方ない奴だな…安くねぇぞ?」



  11. 11 : : 2013/12/19(木) 19:10:34

    ――――――
    ――――
    ――

    ユミル(うわぁ、勢いでやっちまった…。ベルトルさん、緊張して余裕無い筈なのにずっと抱き締めて頭撫でてくれてて、耳元で何度も可愛いって言ってくれて…今までの男達と違って優しかった…)

    ベルトルト(うわぁ、僕、勢いで大人の階段登っちゃったよ!ユミル、泣きそうな顔して僕に抱き付いて何度も名前呼んでくれて、すごく可愛かった…)


    ユミル「なんか…悪かったな。」ガサゴソ

    ベルトルト「ううん、僕のほうこそごめんね。寂しかったからってこんな事して。ユミルだって女の子なのに…」フキフキ

    ユミル「気にすんな。元々生き抜く為に散々売ってきた体だ。今更抵抗はねぇよ。こっちこそ、初めてが好きでもないこんながさつな元売女で申し訳ない限りだぜ。」

    ベルトルト「そ、そんな事ない!ユミルはすごく可愛い女の子だよ!僕、振られたばかりで寂しかったのもあるけど…ユミル以外の女の子だったらこんな事しなかったよ?!」

    ベルトルト(ユミル、訓練兵になる前は生きる為に体を売ってたんだ…。壁を壊して原因を作ったのは僕だし、生きる為に娼婦になった女の人は沢山居たらしいから抵抗は無いけど…君は一体、何人の男の人に抱かれてきたの?)ズキン

    ユミル(また可愛いって言ってくれた…)キュン

    ユミル「…そう言ってくれる物好きはお前くらいだぞ?また寂しくなったら慰めてやるから言えよな。なぁに、仲間のよしみで金は取らねえから安心しろ、泣き虫で寂しがり屋のスケベルトルさん。」スタスタ

    ベルトルト「ユミル、待ってよ…!」



    ユミル(初めて女の子扱いされて嬉しかったなんざ言える訳がない。ましてや、またして欲しいなんて…)ギリッ

    ユミル(…寒い。私、さっきまであの長い腕で抱き締められてたのか。暖かかったな。)

    ユミル(クソッ…、私、どうしちまったんだ?こんな気持ち初めてだ…。)


    ベルトルト(ねぇ、その頭の芯から蕩ける様なキスは誰に仕込まれたの?僕が寂しがったらまた同じことをしてくれるの?他の寂しがってる男の人にも同じことをするの?そんなの、嫌だよ…あんな可愛い姿、僕以外の人に見せたりしないで!)ズキズキ

    ベルトルト(…あぁ、この気持ち、前にも味わった事がある。アニが楽しそうにエレンと対人格闘しているのを見ていた時と同じ胸の痛みだ。そして今日、アルミンに愛おしげに肩を寄せるアニを見た時も。これって、嫉妬だよね…?)

    ベルトルト(嫉妬は恋心に気付く一番の理由だって、恋愛小説でも散々読んだけど)

    ベルトルト(…今日アニに振られたばかりで気が早いとか、惚れっぽいのは自覚してるけど、やっぱりそうなんだ。)


    ベルトルト(ユミル、僕、君のこと好きになっちゃったよ…。)


  12. 12 : : 2013/12/19(木) 19:16:21
    なんとか好きになった流れまで書けました…。

    自分だけじゃなくて他の書いてる方のお話にも多いけど、ベルユミの「大人なユミル姉さんにからかわれてスケベルトルさんが発動して勢いでやっちまったけどなんかお互い好きになっちゃいました」感は何なんだろうか。
  13. 13 : : 2013/12/19(木) 22:03:23

    ――――――


    ベルトルト「って事があってね…///」テレテレ

    クリスタ「キャー!ふ、二人にそんな事が…。描写が無駄に細かくてドキドキしちゃった…///ユミルも満更ではなさそうだし、悔しいけど応援するね!ドッキリを成功させて告白しようね!」アクシュ

    ベルトルト「ありがとう!実はクリスタに反対されるのが一番不安だったんだ…。」アクシュ

    クリスタ「ユミルの幸せは私の幸せだもん!頑張ろうね!!」

    サシャ「ユミルも色々大変だったんですねぇ。大人の鱚って、天ぷらですか?お刺身ですか?ユミルの蕩ける様な鱚を独り占めしたいなんて、ベルトルトも結構な食いしん坊さんですね!」イモモグモグ

    コニー「馬鹿、魚じゃねぇよ!つーか壁の中にお前以上の食いしん坊なんていねぇよ!なんて事だ、男子の中では一番奥手だと思ってたのに先越された!応援するから頑張れよな!!」

    クリスタ「よーし、今から準備して、決行はクリスマスイブにしよう!」




    ―それから数日間、4人は作戦会議に気付かれない様にあからさまにユミルを避けて避けて避けまくった。

    避けられたユミルは心が折れかけたが、ユミルを好き過ぎる4人のほうが先に心が折れた。



    ユミル「私のクリスタ、七並べしようぜ!」ギュッ

    クリスタ「ご、ごめんね!今日は用事があるの…。(サプライズで喜ばせなきゃ意味が無いの!ユミルに気付かれないようにしなきゃ!)」トコトコ

    ユミル「そんな、クリスタぁ…」ショボン


    ユミル「サシャ、図書室行こうぜ!」ガシッ

    サシャ「す、すみません!今日は先約が…。決して食糧を盗む訳ではありませんからね!」スタスタ

    ユミル「サシャぁ…」ショボボン

    ユミル(そっちは食糧庫の方角じゃ…)


    ユミル「コニー、泥団子作ろうぜ!」アタマグリグリ

    コニー「悪いな、俺はもう大人の男だからそういうのは卒業したんだ!俺は今日からどんぐりを拾うぜ!」ヒョコヒョコ

    ユミル「コニいぃ…」ショボボボン

    ユミル(どんぐりとか、そんなに変わってねぇよ!)


    ユミル「この前の件もあるし声を掛けるのはちと気が引けるが…ベルトルさん、棒倒しやろうぜ!」

    ベルトルト「やだよ!僕を棒にして皆がフルボッコにしに来るあれだろ?あんな恐ろしい遊びは2度とやらないよ!」

    ベルトルト「僕を棒にするくらいなら、この前みたいに僕の股間の棒で性的な遊びをしてよね!」ダッ

    ユミル「さりげなくとんでもねぇ事言いながら走り去りやがった!」

    ユミル(でも、またしたいって思ってくれてるのか…)ドキン




    クリスタ「私…やっぱりユミルを悲しませるなんて出来ない!」ウワァアン!

    サシャ「私にも無理です!早くユミルと一緒に笑い合ってパァンを食べたり芋を食べたりしたいです!」

    コニー「サシャはいつも食べてばっかりじゃねぇか!俺だって無理だ!悲しそうなユミルなんて見たくねぇ!」

    ベルトルト「僕だって無理だよ!ユミルのあんな寂しそうな顔…すごく、興奮する!!」ハァハァ

    クリコニサシャ「「「気持ち悪っ!!!」」」


    クリコニサシャ(ユミル、すぐにドッキリを成功させて笑顔にしてあげるからね!!)ゴゴゴゴゴ

    ベル(ユミル、すぐに僕が抱き締めてあげるからね!!)ムッハー!

  14. 14 : : 2013/12/19(木) 22:07:47



    ユミル「皆、行っちまった…。」


    ユミル(別に、最近4人に構って貰えなくて寂しいとか思ってねぇぞ。)

    ユミル(ここに来るまでは、今までずっと一人だったんだ…)グス


    ユミル(なんか、さっきから20センチくらい下のほうから視線を感じる。)



    アニ「……」ジー

    ユミル「アニか…。どうした?」

    アニ「…ソロなのかい?」

    ユミル「え?ソロ?」

    アニ「一人って事。ユミルも一緒にソロ活動しなよ。あっちで皆やってる。」クイクイ

    ユミル「いや、皆で一緒にやったらソロ活動じゃないだろ…」

    ミカサ(やたらポンポンの大きい真っピンクのニット帽着用)「ユミル、アニはソロ活動のプロ。侮ってはいけない。」

    ユミル(なんなんだミカサの愉快なニット帽は…)

    アニ「一人の時間を潰すのには慣れているよ。私は訓練兵になってからずっと、ミーナと仲良くなってアルミンと付き合うまでは諸事情によりぼっちにならざるを得なかったからね。」ギロリ

    ライナー(アニ、本当にすまん…)

    ミカサ「アニは、皆のソロ活動を取り纏めている。」

    ユミル(暇だし付いて行ってみるか。)



    ―空き教室―


    ミカサ「私は刺繍、エレンは使用済みの割り箸でお城を、ジョンは雑誌の付録の船を作っている。ミーナは絵を描いているの。」

    ジャン「ジョンじゃねぇジャンだ。泣くぞ。」

    エレン「ジャン、接着剤取ってくれ。」

    ジャン「はいよ!」スチャ

    ユミル「最近やたらエレンが皆に割り箸よこせって言ってたのはそのせいだったのか。やくみつるの真似かと思ってたぜ。」

    ジャン「買いだめしておいた『週刊・海賊船を作る』を製作するチャンスがここで来るとはな!」

    ユミル「デアゴスティーニか!!」

    ライナー「俺は編み物をしているぞ。」アミアミ

    ミカサ「ライナーは意外と器用。しかも作業が速い。この帽子も作って貰った。エレンのくれたマフラーもある。ので、とても暖かい。」ホカホカ

    アニ「私の毛糸の髪留めも。」サラ

    ミーナ「私は手袋作って貰ったの!アニの色とお揃いだよ!」スチャ

    エレン「俺は腹巻き作って貰った。」ペラァ

    ジャン「俺も。エレンとお揃いだ。」ペラァ

    ライナー「ユミルはそんなに細いと冷えるだろう。お前にも後で腹巻き作ってやるよ。エレンとジャンとお揃いで良いか?」アミアミ

    ユミル「あぁ。ありがとよ。」


    ユミル(よし、いっちょやってみるか、ソロ活動!)


  15. 15 : : 2013/12/20(金) 16:52:52


    ―兵舎裏―


    クリスタ「皆、何をすればユミルは喜んでくれると思う?意見がある人は手を挙げて!」

    コニー「上からタライが降ってくるか、鏡からライナーがバーン!って飛び出てくる。」サッ

    ベルトルト「僕が抱き締める!」サッ

    クリスタ「却下。」

    サシャ「体温高いから冬は重宝しそうですね!無限にパァンが出てくる。」サッ

    クリスタ「いや、なんかこう、もっと具体的にね…」

    コニー「釣りがしたい!」サッ

    ベルトルト「僕も!」サッ

    サシャ「魚が食べたいです!」サッ

    コニー「川行こうぜ川!!」


    クリスタ「3人とも、正直に答えてね?釣りがしたいだけだよね…?」

    コニサシャベル「うん。」

    クリ「」


    クリスタ「…川、行こうか。」

    コニサシャベル「ワーイ」




    ――――――


    ユミル「リリアンは良いな。なんかこう、無心になれる。」アミアミ

    アニ「その調子。」

    ユミル「そう言えば、アニはアルミンと付き合い出したが…アルミンとマルコが居ねぇけど何やってんだ?」

    ミカサ「アルミンとマルコは、その頭脳を駆使して助言活動なるものをしている。」

    ユミル「助言活動か、あいつららしいな。」


    ユミル「そして最近やたら私を避けるうちのちびっこ3人とライナーんとこのデカいの1人は、どこで何をやってんだ?」

    アニ「クリスタとサシャは、喜ばせたい人がいるって張り切ってたね。どこの愛想悪いお姉さんか大体検討は付くけど。」チラ

    ユミル「アニにだけは愛想悪いとか言われたくねぇな。」

    アニ「…アルミンの前ではか弱い乙女だよ。ユミルも恋をしたらそうなる。」

    ユミル「ほーう。」ニヤニヤ

    エレン「コニーはなんかしてる。」

    ユミル「そりゃ何かはしてるだろうよ。具体例を挙げてくれよ。」

    エレン「どんぐり拾ってたぞ。」

    ユミル「…へぇ。」

    ライナー「ベルトルトは最近自分の体を抱き締めたり指で唇をなぞったりしてニヤニヤして、いつもに増して挙動不審だ。どうしたんだろうな。」

    ユミル「……」

  16. 16 : : 2013/12/21(土) 09:01:10


    ―川―


    サシャ「やっぱり魚は手掴みが一番です!大物ですよ!」バッシャアン!

    クリスタ「サシャすごい!風邪引かないようにね。」

    サシャ「ニジマスです!これをドッキリの時にユミルに食べさせてあげましょう!幸いにも、最近までジャンが捕まえたカナヘビを入れていた水槽が用意してありますから。」スチャ

    サシャ「ちなみにカナヘビはサムエルが間違えて逃がしました。」

    コニー「俺は釣竿持ってきた。やまめを釣るぞ!」

    クリスタ「コニーも凄いね!今何匹目?」

    コニー「5匹目。」

    クリスタ「ベルトルト、何釣ってるの?」

    ベルトルト「…ざりがに。するめだけで簡単に釣れるからお奨めだよ。」

    クリスタ「地味!!」

    サシャ「ざりがにも結構いけますよ?」

    コニー「…お前本当に何でも食うな。」

    クリスタ「私はしじみを拾うね!お味噌汁に入れるの!」




    ―数時間後―


    クリスタ「結構採れたし、帰ろうか。」

    サシャ「そうしましょう!」



    コニー「水槽に川の水と魚を入れて…と。俺は拾ったどんぐりで首飾り作るけど、お前らはどうする?」

    クリスタ「クリスマスイブにドッキリ決行だから、何か夜に映える綺麗な物を作りたいな!」

    サシャ「ろうそくとかですかね?」

    クリスタ「いいね!でも、どうやって作るのかな…?」


    アルミン「ふふふ、こういう時に僕たちを呼ばないとは何事かな?」

    マルコ「104期生の知将、このアルミンとマルコを呼ばないとは…」

    クリスタ「アルミン!マルコ!実はね、ろうそくを作りたくて…」

    アルミン「そういう事なら、僕たちにお任せあれ。」

    マルコ「すぐに作れるから、薪と鍋と、燭台にある小さくなったろうそくを出来るだけ沢山、あとクレヨンと容器を用意してきてね。」

    クリサシャコニベル「はーい」



    マルコ「まずは燭台の小さくなったろうそくを、鍋で熱して溶かすよ。」

    クリスタ「わぁ、溶けてる!」

    アルミン「その間に、中に入れる物や色を付けるクレヨン、芯や容器を用意してね。芯は凧糸で良いよ。」

    コニー「芯切ったぞ。」

    ベルトルト「クレヨン削ったよ。」

    マルコ「そして溶けたろうそくから芯を取って色を付けて、芯を固定した容器に流し込む。今は寒いから割と早く固まるよ。」

    サシャ「お菓子みたいでわくわくしますね。」

    マルコ「少し待てば…あ~ら不思議、体が乾く頃には仏さんさ。」

    アルミン「マルコ、それバスタオル絞殺事件の話じゃないか!」

    マルコ「あ、そうだったね。いけないいけない。てへぺろ。」

    クリスタ「バスタオル絞殺事件?なにそれ?」

    アルミン「エレンがジャンに貸したバスタオルがボロボロで、ジャンの首が締まったんだよ。殺してはいないけど。」

    マルコ「あの時のジャンの顔は凄かったね。」

    サシャ「恐ろしいです…」

    コニー「エレンて他は綺麗にしてるのに、何故かバスタオルだけが異様にボロいよな!」

    アルミン「昔からなんだよ。何でなんだろう…。」


  17. 17 : : 2013/12/22(日) 13:59:59


    ―その頃のソロ活動組―


    ヒヤッ

    ジャン「ぎゃあああああああ!!!!!冷てぇ!!」

    ユミル「スライムを作ってはジャンの背中に入れる活動にもいい加減飽きてきたな。」

    ジャン「そんな活動は永久に休止しろ!!今すぐ休止しろ!!!せめて冬の間だけでも休止しろ!!!!」

    ミカサ「私も参加しよう。」ヒヤッ

    ジャン「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!な゙ん゙でだよ゙ぉ゙お゙お゙お゙!!!!」

    ユミル「藤原竜也か!!!」



    ミカサ「ユミル、寒い。」ピト

    ユミル「おーよしよし。」ナデナデ

    ミカサ「寒い時はこうする。皆、こっちへ。」コイコイ

    エレン「仕方ねぇな!」

    ジャン「俺も!」

    ミーナ「私も!」

    アニ「私も。」


    ミカサ「ライナーの膝の上に座り、両脇をユミルとジャンで固め、エレンとアニとミーナを膝に乗せれば完璧。」ドヤァ

    ジャン(ミカサに密着!幸せ…!)

    ライナー「お前ら重いんだが。あと俺の背中が寒い。」

    アニ「ミカサ、もう少し私たちをぎゅってしてよ。ミーナのお尻が大きいから座れない。」

    ミカサ「承知した。」ギュッ

    エレン「ミーナはケツがデカいからな!」

    ミーナ「二人とも酷い!!」

    ミカサ「ウォール・ミカサの暖かさは鉄壁。」ホクホク

    ライナー「だからお前ら重いって。特にミカサ。」



    ユミル「って言うかミカサとアニはいつの間に仲良くなったんだ?犬猿の仲だったんじゃ…」

    ミカサ「アニがアルミンを好きだと発覚してから。彼女とはお互い身体能力が高く口数が少ないから相性は悪くないと思うし、エレンを狙う女狐ではないなら問題ない。それに、アニくらい強い女性にならアルミンを任せられる。」

    アニ「ミカサは寒がりだから、最近はミーナと挟んで3人で寝てるよ。この前は二人でエレンとアルミンのクリスマスプレゼントを買いに行った。」

    ミカサ「いつか、エレンとアルミンと4人で暮らしたいの。ゆくゆくは子どもを二人ずつ。」

    アニ(ごめんミカサ、その夢はきっと叶えてあげられない…)ギュウ

    ミカサ「アニ?」

    アニ「…なんでもない。」シュン



    ユミル(すげぇ寒いし空気が張り詰めてる。空も暗いな。このままいくと午後には雪が降って明日は積もるか?)

    ユミル(こいつらだと、なーんかこう、からかい甲斐がねぇんだよな。もっと天使みたいに可愛いのとか、純真無垢な馬鹿とか、ビクビクおどおどしてる奴のほうが良い。)

    ユミル(久しぶりに、あいつらと遊びたいな。)

  18. 18 : : 2013/12/23(月) 04:44:31


    ―ドッキリ仕掛け組―


    サシャ「ろうそくも結構作りましたね。…あ、雪ですよ!綺麗ですね!」

    クリスタ「うん!綺麗だけど、寒いね…。」ブルッ

    ベルトルト「そうかな?僕暑がりだからよく分からないや。」

    コニー「お前ちょっとおかしいぞ!このまま積もれば、明後日のドッキリ決行は良い感じになるな!」

    クリスタ「そう言えばそうかも!」

    コニー「積もったら明日の野外訓練は休みになるだろうから、そしたらかまくら作ろうぜ!中でユミルと皆で魚を食べるんだ!」

    サシャ「…鎌倉ですか?」

    コニー「どこだよそこ!!雪で作った小屋だよ、あったかいんだぜ!」

    サシャ「良いですね!そしたら私は雪だるまを作ります!」

    クリスタ「魚も美味しそうだし、夜にろうそくを灯して告白も成功したらきっと素敵なホワイトクリスマスになるよ!頑張ろうね!」ワクワク

    ベルトルト「ありがとうクリスタ、頑張るよ!」ナデナデ


  19. 19 : : 2013/12/24(火) 01:15:45


    ―夕食後、図書室―


    アルミン「ソロ活動のほうは充実してる?」

    アニ「うん、皆楽しそう。助言活動は?」

    アルミン「今日は珍しい組み合わせの4人に助言してきたよ。皆、ユミルを喜ばせたいんだって!」

    アニ「…やっぱり。ユミルも愛されてるね。」

    アルミン「彼女は何だかんだで優しいからね。で、君の大人しいほうのお兄さんは、彼女に恋愛感情があるみたいだよ?」

    アニ「…あいつは女に免疫が無いからね。ああいうしっかりした年上の女の子が丁度良いよ。」

    アルミン「尻に敷かれそうだけど身長も丁度良いしお似合いかも。そうだ!これ…少し早いけど、クリスマスプレゼントだよ。アニの綺麗な髪に似合うと思って、櫛を買ったんだ。」

    アニ(碧い石が付いてる…綺麗。)

    アニ「あ、ありがとう…。私からも、アルミンが前から欲しがってた本。読んだら感想を聞かせな。あと…」ヨイショヨイショ

    アニ(リボン付き)「高価な物はあげられないから…その…わ、私を…受け取りなよ…///」カァア

    アルミン「わぁ、ありがとう!本も嬉しいけど、それが一番欲しかったんだ!」ギュッ

    アニ「…フン///」

    アルミン「目、瞑って…?」ドキドキ



    壁]ユミミカミナ「!!」アセアセ

    壁]ユミル「とんでもねぇ現場に遭遇しちまった!なんて事だ、金髪碧眼の天使がクリスタ以外に二人も…」

    壁]ミカサ「実に良いものを見せて貰った。」ホクホク

    壁]ミーナ「天使が二人!めっちゃたぎってきた!!」


    ユミル(アニもアルミンも変わったな。私も恋をしたら変わるのか…?とりあえず風呂入るか。)

    ユミル「…独り者は風呂行くぞ。」

    ミーナ「…はい。」

    ミカサ「私は独り者ではない。撤回して。」


    ミーナ「(ヒソヒソ)ミカサ、ユミルさっきのアニとアルミンの話聞こえてなかったのかな?」

    ミカサ「(ヒソヒソ)ユミルに気のありそうな大きい子なんて一人しか居ないのに、聞こえなかったのなら仕方ない。」
  20. 20 : : 2013/12/24(火) 01:24:23


    ―就寝時間前―


    ユミル(結構雪降ってるな。やっぱりここは落ち着くな。)フー

    ベルトルト「…ユミル?なんだか久しぶりだね。(実は、ここに来れば会えるかなと思って来ちゃったんだけど…)」

    ユミル(…げ、先客が居たか。なんか気まずいな。)

    ユミル「ベルトルさんか…。そこは元々私の秘密の場所だ。つーかお前ら最近私の事避けてんだろ。一体何やってんだ?」ストン

    ベルトルト「…教えない。あっ、駄目だよ女の子がそんな地べたに座っちゃ!お尻が冷えちゃう。こっちおいで。」ヒョイ

    ユミル(膝の上に乗せられた!あと、また女の子って言われたぞ!)ドキン

    ユミル(雪降ってるし、さすがに寒いな。)ブルッ

    ベルトルト「…もしかして寒いの?僕の上着、貸してあげる。」ファサ

    ユミル「…ありがとな。でも、そしたらお前が寒いだろ?」

    ベルトルト「大丈夫、僕暑がりだから。それに、こうしてれば二人ともあったかいよ。」ギュウ

    ユミル(う、後ろからぎゅってされた!男子に!膝抱っこで後ろからぎゅって!!)カァア

    ベルトルト(あ、ちょっと大胆過ぎたかな?でも今更離れても変な感じになっちゃうし…ユミル、お風呂上がりなのかな。この前よりももっと良い香りがする。)ドキドキ

    ユミル(あったかい…この前もそうだったけど、本当に体温高いんだな。汗かきの割には全然汗臭くないし。気が弱いのを除けば文句無しの好青年なんだがな。)

    ベルトルト「…ユミル、僕が言える立場じゃないけど…もうこの前みたいな事、簡単に男の子にしちゃ駄目だよ?皆僕みたいに気弱じゃないんだから。」

    ユミル「あぁ、分かってるよ。私が馬鹿だった。」

    ベルトルト「君が自分で思ってる以上に君は可愛いんだ。女の子として見てる人はきっと沢山いるよ?それに…僕以外の人とあんな事、してほしくない。」ギュッ

    ベルトルト(恋人でもないのに言い過ぎかな?でも、君は自分を女性として卑下している所があるから無防備過ぎるんだものこれくらい言わないと見ていて心配だよ。)

    ユミル(僕以外の人と?それ、どういう意味だ…?じゃあお前は私とそうしたいのか?)ドキン

    ユ「……///」チラ

    べ「……///」モジモジ

  21. 21 : : 2013/12/24(火) 01:25:29


    ユミル(…何なんだ?そわそわする。その綺麗な前髪に触りたい。鷲鼻の鼻筋を撫でてみたい。気弱そうに泳いでる目をもっと困らせてやりたい。)

    ユミル「何だ?優等生のベルトルさんから素行の悪いユミル姉さんへお説教か?」ニヤニヤ

    ベルトルト「そ、そういう訳ではないよ!こんな時代だから、君の過去を否定したりはしないよ。それに僕は全ての人に憎まれても仕方ないくらいもっと酷い事をしたから…。でも、君はもう一人の女の子なんだ。僕だって嬉しくなかった訳じゃないけど…そういう事は好きな人とするものだよ。」

    ユミル「好きな人と、か…。」チラ

    ユミル(何で私今、こいつの事見たんだ?違う違う!別にお前なんて…!)ブンブン

    ベルトルト(表情がよく変わるなぁ。ユミル、やっぱり君は可愛いよ。髪やそばかすを撫でて、その細い腰を抱き寄せて、切れ長の目を僕だけの前でトロンってさせたい。)ナデナデ

    ユミル「ちょっ…止せよ///」カァア

    ベルトルト「…ユミル、可愛い。」ギュウ

    ユミル「何回も言うなよ。からかってんのか?それとも女の趣味が悪いのか?」

    ベルトルト「からかってなんかいない。僕の本心だ。」

    ユミル(本心か…誰にでもそういう事言える質の人間じゃなさそうだしな。嬉しい。もっとこいつの事知りたい、触れてみたい。)

    ユミル「……」ジー

    チュ

    べ「~~っ!!/////」

    ユミル「…あ、悪ィ。つい…///」

  22. 22 : : 2013/12/24(火) 01:28:29


    ベルトルト(うわぁあああ!またユミルにチューされたよ!嬉しいけどやっぱり君は無防備過ぎる!もう怒ったぞ!)

    ベルトルト「もう!『つい…///』じゃないよ!だーかーらー!!!誰にでも軽はずみにそういう事しちゃ駄目だってさっきも言ったでしょ!!君のほうこそ、僕をからかってるの?!」プンスコ

    ユミル「…っ!私だって誰にでもする訳じゃねぇよ!夜鷹の仕事から足洗ってから抱かれたのだってお前が初めてだ!!大体お前だってこの前勢いで…私を買ってた奴等と大して変わらねぇだろうが!」ウルッ

    ベルトルト「違うよ!最初は勢いだったけど、今はそうじゃないんだ!分かってよ!」ギュッ

    ユミル「離せよ!じゃあてめぇが私を軽はずみに抱き締めるのは違うってぇのか?!言ってる事とやってる事が違うだろこのスケコマシが!」

    ベルトルト「僕だってこんな事するの君だけだよ!そんな器用な人間に見えるかい?!」

    ユミル「なんかもうよく分かんねぇよ…ベルトルさんの馬鹿!!」ダッ



    ベルトルト(ユミル、行っちゃった…。傷付けちゃったかな。伝えたい事と僕がしたいことは矛盾してるし、どうしたら僕の気持ち、分かって貰えるの?)シュン

    ベルトルト(もっと君に触れてみたいし君の事を知りたいけど、過去の仕事は忘れて、そういう事はもう好きな人としかしてほしくないんだ。出来るなら僕を好きになってくれたら良いのにって思うのは、欲張りかな。)


  23. 23 : : 2013/12/24(火) 01:38:48
    いつの間にかドッキリ当日のクリスマスイブですよ。
    相変わらず謎な切り口の話だし読んでる方が居るのかは分からないけど、頑張って纏める!かまくらの中でしっぽりエッチさせたほうが良いのかは悩み処です。
  24. 24 : : 2013/12/24(火) 15:13:30


    ―女子寮―


    ユミル「…ただいま。」

    クリスタ「おかえりー。あれ?その上着、どうしたの?」

    ユミル(…あ、借りた上着羽織ったまま持って来ちまった。)

    ユミル「べ、別にどうもしねぇよ。私の服だ。」

    クリスタ「ふ~ん、そんな服持ってたっけ?男物みたいだし、そんなに大きいサイズの人、一人しか知らないけどなぁ?」ニコニコ

    ユミル「……っ///」

    クリスタ「私も寒い。一緒に入れて?」モゾ

    ユミル「こ、この服は駄目だ!私が暖めてやるから!」バサッ

    クリスタ「…大好きな私にも服を羽織ってほしくない程、気になる人なの?」ウワメヅカイ

    ユミル「違っ、そういう訳じゃ…」

    ミカサ「…好きな人に貰った衣服は特別。私は身を持ってそれを知っている。私もエレンに貰ったマフラーは誰にも渡さない。」キリッ

    アニ「私もいつもお父さんに貰ったパーカー着てる。」キリッ

    サシャ「独り占めしたいのは、好きって証拠ですね。まぁ、私は食べ物は何でも独り占めしますけど。…大切な人にだったら美味しい物を分け合いたいと思いますが。」モグモグ

    サシャ(早くユミルにもお魚を食べさせてあげますからね!)

    サシャ「奪いたいのが恋、与えたいのか愛です!」ドヤァ

    ミカサ「サシャ、成長したのね…」ウルッ

    サシャ(つまり、ユミルを独り占めしたい彼よりも、ユミルにお魚をあげたい私のほうが格上です!)ドーン!



    ユミル(好きだから独り占めしたい、か…)

    ユミル(じゃあ私、ベルトルさんの事?話の流れ的に、あいつもそう思ってくれてるのか?)

    ユミル(私はあいつ以外の男には、もっと触れたいと思うか?)

    ユミル(…違うな。あいつだからもっと知りたい、触れたいと思ったんだ。それが好きって事なのか?いかんせん前の仕事と馴れ初めがあれだからよく分からねぇな。あいつも振られたばっかりで私に依存してるだけかもしれないし。)

    ユミル(でも…他の女の子に同じ事をしていたら、嫌だな。またそういう事をするなら、やっぱりあいつがいい。)


  25. 25 : : 2013/12/24(火) 15:16:41


    ―男子寮―


    ジャン「…なんでこうなったのか誰か説明してくれ。暑苦しい。」

    べ「……」ギュー

    ジャン「あと手のひらがめっちゃしっとりしてて気持ち悪い。」

    ライナー(あいつ、昔から手汗が凄いからな)

    ベルトルト「…ジャンが丁度良いんだ。」ギュー

    コニー(たぶんジャンが一番ユミルに体型が近いからだな。口調も似てるし。)

    ジャン(…手汗はさておき、あったけぇし綺麗な黒髪だからそこまで悪い気はしねぇ///)

    ジャン「なんかよくわかんねぇけど、元気出せよ。今日は一緒に寝てやるから。」ナデナデ

    ベルトルト「ジャン…片想いって、辛いね。こんなに想ってるのになかなか伝わらない。」ギュー

    ジャン「分かる!分かるぜ!!俺なんてミカサの視界にすら時々入ってねぇ!今夜は朝まで語るぞ!!ボーイズトークだ!」ギュウッ

    コニー(あ、仲良くなってら。)

    マルコ「僕も混ぜて!」ギュウ

    ベルトルト「マルコの黒髪とそばかすって、良いよね。ジャンのぶっきらぼうな態度ときつい目と細い腰も好き。」サワ

    ジャン「…なんかベルトルトの好きな女、分かった気がするぜ。」

    マルコ「もう、くすぐったいよ。もしかして恋してるの?助言活動したほうが良い?僕は彼女居ないから役に立てるかは分からないけど。」

    アルミン「助言活動なら僕も居るよ!」ヒョコ

    ジャン「お、氷の女アニたんを攻略した色男アルミン様のお出ましか。妬けるぜ!」ケケケ

    アルミン「もう、色男じゃないよ!それにアニは氷の女なんかじゃないよ。僕の前ではすごく可愛いんだから!さっきもね…///」テレテレ

    ジャン「マジかよ、あの強気なアニが…これは萌えるな///」

    マルコ「えー、良いなぁ可愛い!そんなアニ、見てみたいかも。」

    ベルトルト(アニ、アルミンを好きになって変わったね。僕もユミルを好きになって少し変われた気がする。長い上に実らなかった初恋も、今となっては良い思い出だよ。逆に、ユミルは手に入るより先に触れてしまったから独占欲ばっかり出ちゃう。)ウーン

    マルコ「…体の関係から始まった恋って、何か決定打が無いとなかなか発展しないよね。それが草食系男子とサバサバ系女子なら尚更。」ボソ

    べ「えぇっ…?///」

    マルコ「顔に書いてあるよ。」ニコッ

    アルミン「相変わらずマルコは察しが良いなぁ。」

    ジャン「なんか、同じ片想いでも次元が違う気がする。」ドヨーン



    コニー(まだ降り続けてる、今年はカマキリの卵の位置も高かったから明日には相当積もるな。ユミルへのドッキリもベルトルトの告白も、この天才コニー様が成功させてみせるぜ!!)


    ライナー「牛乳沸かしたから、飲む奴は手を上げろ。」ホカホカ

    エレン「はい!…ライナー何編んでんだ?」

    ライナー「クリスタの毛糸のパンツだ。明日は冷えそうだからな。朝までには完成させる。」アミアミ

    エレン「…へぇ。」ドンビキ

    ライナー「エレンは今日も腹巻きして寝ろよ。お前すぐ腹出して寝るからな。お前が風邪を引いたら俺がミカサに叱られかねん。」

    エレン「おう、分かったよ!」

    ライナー「コニーには帽子をやろう。お前頭が寒そうだからな、ミカサのと色違いだ。サシャにはこのヘアバンドをやってくれ。あいつポニーテールで耳が冷えてるだろうしな。」ヒョイ

    コニー「俺の好きな黄色か、ありがとな!!サシャにも渡しておくぜ!」


  26. 26 : : 2013/12/24(火) 20:37:45


    ―翌日―


    クリスタ「凄い積もったね!今日は訓練もお休みになったし、4人で張り切って準備するわよ!おー!」ピョン

    コニー「いざかまくら!!!」

    サシャ「コニーは幕府の一つや二つ作れそうな意気込みですね!」


    クリスタ「今日は寒いから、皆着込んでるね!」

    コニー「俺はライナーが頭が冷えるからって作ってくれた帽子を被ってるぞ!ミカサとお揃いらしいぜ!長袖三枚と上着、ズボンの下にもも引きも穿いてる。靴下も二枚穿いたぜ!」

    サシャ「私もライナーが作ってくれたヘアバンドをしてますよ、耳が暖かいです!マフラーと長袖二枚の上にコート、スカートの下にもも引きと毛糸の靴下も穿いてます!」

    クリスタ「私は厚手の長袖の上にセーターを二枚着たよ。ショールと、スカートの下にライナーが作ってくれた毛糸のパンツも穿いたの。タイツの上からも靴下を二枚穿いてみたよ!」

    クリコニサシャ「暖かいねー♪」ホコホコ


    ベルトルト「やっほー!昨夜はジャンと話込んじゃって…皆、遅くなってごめんね!」←いつものYシャツとカーディガンと手拭い

    クリスタ「…ってめっちゃ薄着!!」

    サシャ「頭おかしいですよ!!」

    コニー「その首から下げた手拭いは何だよ!『トロスト区工務店』て書いてあるぞ!!」

    ベルトルト「貰ったんだよ!だって、体動かしたら汗かくだろ?」

    コニー「かかねぇよ!前から思ってたけどお前ちょっと代謝良すぎるぞ!」

  27. 27 : : 2013/12/24(火) 20:40:02


    クリスタ「じゃあ、それぞれ作業を分担しようか!私はろうそくを作って定位置に並べるね。」

    サシャ「私は雪だるまを作りますね!」

    コニー「俺は明日焼く魚の下ごしらえをするぞ!」

    ベルトルト「分かった、かまくらは力持ちな僕に任せてね。サシャは時々雪を運んできてくれると嬉しいな。」

    サシャ「お任せください!」




    べ「……」ペタペタ ギュー


    ベルトルト「…説明しよう。僕の握力で固めた雪を、手汗で更に凍らせる事によってより丈夫なかまくらになるのさ。凍傷?巨人の再生能力があるからそんな物は怖くないよ!!」ペタペタ ギュー

    ベルトルト「昨日は色々悩んだけど、かまくらを作ってドッキリを成功させた暁にはユミルに想いを伝えるんだ!」ドーン!



    ―妄想―


    ユミル「お前ら、私の為に…」ジーン

    サシャ「おっと、良い子は寝る時間ですね。それでは失礼します!さ、行きますよ。」スタスタ

    クリコニ「御意。」スタスタ


    ユミル「…やっと二人きりになれたな。ベルトルさん、お礼に私を受け取ってくれよ…///もう、こういう事はお前としかしないって決めたんだ。好きだから…」ヌギヌギ


    ――――――


    ベルトルト「なんてね!キャー!!」プシュウウウウ

    ベルトルト「いっけね!体から蒸気出てる!!っていうか興奮したからあっつ!!」バッサァ

    クリスタ「Yシャツ!雪なのに!!」

    サシャ「脇汗凄いですね!!」



    コニー「魚を焼く竈も出来た。俺はどんぐりの首飾りを完成させるぞ。」

    サシャ「私は雪だるまの飾り付けをします!」

    クリスタ「見て見て、ろうそくを作る容器に雪を詰めてからろうを注ぐと、隙間が出来てこんな感じのろうそくになるの!」

    サシャ「これはこれで綺麗ですね!」

    ベルトルト「やっべ!めっちゃ暑くなってきた!!もうYシャツも抜いじゃうもんね!!」ポイポ-イ!

    コニー「タンクトップ!しかも頭に手拭い巻いてるぞ!!」

    サシャ「季節感ゼロですね!!」

    クリスタ「…友達やめようかな。」ボソ


  28. 28 : : 2013/12/24(火) 22:34:12

    ――――――
    ――――
    ――


    クリスタ「準備も出来たし、もう夜だから帰ろうか。今日の夕御飯は何かなー?」ワクワク

    コニー「…なんか、すげぇでっかい忘れ物してる気がする。」

    サシャ「気のせいですよ。私なら大きい獲物を忘れるなんてヘマはしません。」




    ベルトルト「よっしゃ!完成した!!おーい!クリスタ、サシャ、コニー、出来たぞー!!!」バァン!

    ベルトルト「…あれ?皆どこ行ったの?」キョロキョロ

    ベルトルト(もしかして僕、忘れられてる…?)グスン

  29. 29 : : 2013/12/24(火) 22:40:44


    ―女子寮―


    窓]ユミル(しかし積もったな。今夜も冷えそうだ。皆と居るのは楽しいが、今日のソロ活動もイマイチだったな。)

    ユミル(兵舎の庭に…何だあれ、かまくらか?こちら側に背を向けて作ってあるから、中は見えねぇな。)


    かまくら つ巨漢 バァン!

    ユミル(あ、かまくらの中から頭に手拭い巻いた汗だくでタンクトップの巨漢が勢い良く出てきた。季節感が全くねぇな。)

    巨漢 キョロキョロ

    ユミル(…きょろきょろしてる。あんな挙動不審なデカい奴、あいつしか居ねぇよな。)

    巨漢 ゴシゴシ

    ユミル(なんか急に泣いてるし!一体何が起きたんだよ!)ガビーン!


    ユミル(仕方ねぇな。昨日の事もあるし、温かい物でも持って行ってやるか。牛乳を沸かして、と…それと、昨日借りた上着もな。)バサッ

    ユミル(…それに、単純に今あいつに会いたい。)


  30. 30 : : 2013/12/25(水) 06:21:34


    べ「」グスグス


    ユミル「よ、邪魔するぜ。」ヒョコ

    ベルトルト「ユミル!どうしてここに居るって分かったの?」パァア

    ユミル「いきなりかまくらから見覚えのある巨漢が出てきて不審な動きをしてたから来ただけだ。」

    ユミル「つーかお前この寒いのにそんな格好で何やってんだ?風邪引くからとりあえずその滝の様な汗を拭いて服を着ろ。」

    べ「…はい。」アセフキフキ ゴソゴソ



    ユミル「噂には聞いてたが、本当に雪で出来てるのに暖かいな。…よし、汗拭いたな。まぁ牛乳沸かして来たから飲めよ。昨日の上着もありがとな。」ストン

    ベルトルト(わぁ!ユミルが自分から僕の膝の上に!昨日は勢いで膝に乗せちゃったけど、向こうからされるとめっちゃ緊張する!どどどどうしよう!)アタフタ

    ユミル「…昨日女の子はお尻を冷やしちゃいけないって言って膝に乗せたのはお前だろ?とりあえず自分の尻の下にこの布を敷け、腹壊すぞ。私は膝掛けも掛けるからな。」ファサ

    ベルトルト(えー、なんなのこれ。僕はどうしたら良いの?)アタフタ

  31. 31 : : 2013/12/25(水) 12:07:37


    ユミル「…なぁ、まだ寒いんだが。」チラ

    ベルトルト「え、大丈夫?!寮に帰ろうか?」

    ユミル「いや、まだ良い。…今日は後ろからぎゅってしてくれねぇのか?」

    ベルトルト「…あのねぇ、昨日言った事、もう忘れたの?そりゃあ僕はユミルをぎゅってしたいよ。でも、そういう事は好きな人とするものだって言ったろ?からかうのはよしてよ。」

    ユミル「分かってるよ、だからベルトルさんにしてほしいんだ。他の奴に同じ事は頼まねぇよ。」ムス

    ベルトルト(ななななな、何ですって…??!という事はユミルは僕を好きなの?よくわかんないけど、とりあえず早く君をぎゅってしたいよ!良いよね?良いんだよね?怒られないよね?)ギュウ

    ユミル「…あったかい。」テレ

    ベルトルト(可愛い。やっぱり好き…///)スリスリ

    ユミル「くすぐってぇな。で、色男のベルトルさんはこの手口で一体何人の乙女を落として来たんだ?」ニヤニヤ

    ベルトルト「ひ、酷いや!そんな風に見えるの?!」

    ユミル「いや全然。むしろ絵に描いた様な草食系男子だな。」ケロリ

    ベルトルト「またそうやってからかうんだから。気弱な僕がここまでしてるんだ、僕の気持ち、言わなくてももう分かってるんでしょ?」

    ユミル「ん?私も悩める女子だからちょっと分からねぇな。そこはちゃんとお前さんから言って貰わねぇと。」

    ベルトルト「えっと…僕は、ユミルが好きです。」

    ユミル「…上出来だ。」ナデナデ

    ベルトルト「もう、他の人とこんな事したりしないよね…?」

    ユミル「ったりめぇだろ。私が好きなのはベルトルさんだけだ。」カァア

    ベルトルト「ありがとう、凄く嬉しいや。」ギュウ

    ユミル「よしよし。可愛い奴だな。」ポンポン

    ベルトルト「ね、こっち向いて?ちゃんと僕の恋人になってくれたユミルとチューしたい…///」

    ユミル「仕方ねぇな。どっちだ?」クル

    ベルトルト「…大人のほうでお願いします///」

    ユミル「馬鹿。また私が我慢出来なくなったらどうすんだ。」

    ベルトルト「構わないよ。だって、僕はもう我慢出来そうにないもの。」ドキドキ

  32. 32 : : 2013/12/26(木) 00:13:51

    ユミル「はぁ?」

    ベルトルト「駄目なの?」ウルッ

    ユミル「駄目って訳では無いけど…泣くなよ面倒くせぇな!冬だぞ?外だぞ?雪積もってんだぞ?!寒いだろうが!!」

    ベルトルト「大丈夫だよ!僕のでユミルの一番奥まで暖めてあげるから…///」テレテレ

    ユミル「何言ってんだお前!この上なく気持ち悪いな!!」ドンビキ

    ベルトルト「か、かまくらの中でのエッチもなかなか風情があるかもしれないよ?!」

    ユミル「必死か!そんな風情は求めてねぇよ!」

    ユミル(ライナーの編んでくれた腹巻きしてるから恥ずかしくて嫌だとは言えない!)

    ベルトルト「お願いお願いお願い!先っぽだけだから!!」

    ユミル「その台詞はテスト前のアルミンの『僕全然自信ないや~』とかミーナの『明日からダイエットするんだから!(お菓子もぐもぐ)』くらい信憑性ねぇよ!!」

    ベルトルト「そうだ!僕、来週誕生日なんだけど!」

    ユミル「誕生日まで言い訳に使うとは太ぇ野郎だな!」

    ベルトルト「え、太い?長さには定評あるけどそんなに太くはないよ!それがこの前君の中に何度も…///」ポッ

    ユミル「うるせぇ!!!」ゴスッ


  33. 33 : : 2013/12/26(木) 12:19:23


    ――――――


    ユミル「結果、なし崩し的にヤられた。かまくらの中で。」ゼーハー

    ベルトルト「いいえ、同意の上です!」キリッ

    ユミル「馬鹿野郎!寒かっただろうが!!もう二度としねぇぞ!!」ゲシゲシ

    べ「痛い!!!よがってた癖に!!」

    ユミル「…こんな所ではもうやらねぇぞ。次はちゃんと布団のあるあったかい部屋で全部脱いでするからな。私の全部、見せてやるから…///」

    ベルトルト「ユミル、君って人は…どれだけツンデレなんだ!」ギュウッ

    ユミル「うわ、あっつ!!!ベルトルさんお前、めっちゃ熱あるぞ!」

    ベルトルト「嘘ぉ!」

    ユミル「あんな薄着で雪の中に居たら風邪くらい引くだろ!良いか?今から動くな!1ミリたりとも動くな!男子寮まで引きずって行くからな!!」ズルズル

    べ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」ズルズル

    ユミル「だから藤原竜也か!!」

  34. 34 : : 2013/12/26(木) 12:21:16




    コニー「あ、あいつらやっとかまくらから出てきたぞ。」

    ジャン「ユミルがかまくらに入ってから二時間経過してる。…ヤったな。」

    マルコ「うん、確実にしてるね。雨ならぬ…雪降って、地固まる。ってやつ?」ニコニコ

    コニー「引きずられてる。」

    ライナー「なんなのマルコのその落ち着き。」

    エレン「牛乳うまいな!!」

    アルミン「エレン、口元汚れてるよ!」フキフキ

    ジャン「なんて事だ、マルコ!一緒に魔法使いになるぞ!」

    アルミン「何言ってるのジャン。マルコはもう大人の男性だよ?まぁ、僕もなんだけどね…///」テレテレ

    ジャン「う、嘘だろ!嘘だと言ってくれ!!」

    マルコ「助言活動をしてると女の子からのそういう相談も多くてね。手伝ってあげるのも僕の仕事だから。アルミンは最近普通にアニと結ばれたけどね。」

    ジャン「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」

    エレン「藤原竜也か!!!」


    マルコ「別に、女の子専門って訳でも無いんだ。ジャンみたいな可愛い子なら男の子も全然いけるよ?」サワ

    ジャン「あの…マルコさん?」

    マルコ「傷心の君を導けるのは、親友の僕しか居ないだろ?」ニコッ

    ライナー(何これ、俺も混ざって良いの?)ソワソワ

    ジャン「」


  35. 35 : : 2013/12/26(木) 15:25:34



    サシャ「やっと出てきましたね!」

    ミカサ「…二時間経過。という事は」

    ミーナ「あー、これは確実にしてるね!」キャー!

    アニ「引きずってる。」

    クリスタ「実はこっちが本当のドッキリの目的だったんだけどね!せーの、ドッキリ~?」

    ミカアニサシャミナ「「「「大成功!!!」」」」


    クリスタ「年齢的には一番お姉さんだけど、まさかユミルが一番最初に大人になるとはね!私も頑張って準備した甲斐があったよ!」

    ミカサ「いえ、アニが一番最初。」

    アニ「……///」テレテレ

    ミーナ「アルミンてば、可愛い顔して意外と肉食!!」キャー!

    サシャ(ユミル、良かったですね…。)


  36. 36 : : 2013/12/27(金) 11:13:21


    結局、ベルトルさんは高熱を出して1日寝込んだ。私の体を張った看病で割と早く回復した。

    次の日クリスタとサシャとコニーが「見せたい物がある」とか言ってかまくらの中で川魚の塩焼きを食べさせてくれた。結構美味かった。

    サシャの雪だるまのクオリティは異様に高かった。

    クリスタのろうそくが綺麗で、夜になると皆集まってきた。

    かまくらはジャンが一人で入ってる時に崩れた。


    やっぱりこいつらは可愛いな。60年間のソロ活動でヤキが回ったのか?私にはソロ活動は向いてねぇ。


  37. 37 : : 2013/12/27(金) 11:17:22


    ―数日後―


    アニ「ユミクリの後ろになんか増えてるんだけど。」

    ミカサ「マトリョーシカみたい。可愛い。」ホッコリ

    ミーナ「なに?背の順?百合と高身長カップルご馳走様です!!」ツヤツヤ


    ク「重い。」

    ユ「…♪」クリスタヲウシロカラギュー

    べ「…♪」ユミルヲウシロカラギュー

    ライナー(混ざりたい。)


    ユミル「だああああ!暑苦しいんだよ!!クリスタを抱き締めるのに集中出来ねぇだろうが!!」

    ベルトルト「なら僕はいつユミルを抱き締めるのに集中すれば良いの?…今でしょ!!」キリッ

    ユミル「今じゃない!断じて今じゃない!!大至急断る!!」

    ベルトルト「なら夜…?もう!欲しがり屋さんなんだから!!」テレテレ

    ユミル「」イラァ

    ユミル「…ミカサ、こいつ削いで良いぞ。」


    クリスタ「もう!いちゃつくなら二人でやってよね!私を巻き込まないでよ!」プンスコ

    ユミル「駄目だ。最近ずっと離れてたから今すぐクリスタ成分を補給しないと死ぬ。私が死んでも良いのか?」ニヤニヤ

    クリスタ「うぅっ…///」タジ


    ミカサ「ベルトルト、ユミルは照れているだけ。エレンと同じ。私たちはきっと気が合う。」ナデナデ

    ベルトルト「僕も!ミカサとは気が合うと思ってたんだ。」ゴロゴロ

    ミカサ「エレンもユミルも、私たちの身体能力の高さと諦めの悪さを侮らないほうが良い。」

    ベルトルト「そこに僕の存在感の無さも加われば100人力。」

    ミカベル「「絶対に逃がさない!!!」」クワッ

    アニ(あーあ、今ここに最凶のストーカーコンビが結成された。)



    エレン「なんか、寒気がする…」ゾクッ

    ライナー「何だエレン、また腹出して寝てたのか?」アミアミ

    ライナー(妹分と弟分が嫁に行った。次は俺がクリスタを嫁に貰う番だぜ!)ウホッ



    ユミル「コニー!何でてめぇは掛け算もまともに出来ねぇんだよ!昨日教えたろ?!」

    コニー「あ?俺天才だからそういうのよくわかんねぇや。」

    ユミル「サシャ!食い過ぎだ!」

    サシャ「冬だから栄養を蓄えないといけないんです!」モグモグ

    ユミル「クリスタ!ゴリラのほうに行ったら危険だ!戻って来い!」

    ライナー「ひど!!!」



    アニ(ユミル、楽しそう…。私もソロ活動を通して皆と関われて変われた?)


    アニ「ねぇ、もうソロ活動しないのかい?」

    ユミル「…言ってみれば、あいつらに振り回されるのが私のソロ活動だな!」


    【終わり】


  38. 38 : : 2013/12/27(金) 11:20:13
    終わりました!冬なので寒くていちゃいちゃしちゃうベルユミが書きたかった。

    おまけを書いて終了するでござる。
  39. 39 : : 2013/12/27(金) 13:00:26
    面白かった!
    最凶のストーカーコンビ怖い(((゚Д゚;)))
  40. 40 : : 2013/12/27(金) 15:19:59
    名無しさんありがとうございます!
    可愛いクリコニサシャとユミル姉さんにデレデレなムッツリスケベルトルさんが書きたかった。おまけのほうはもっと変態です。

    新しく書いているのはマルロの話!
  41. 41 : : 2013/12/28(土) 00:34:48

    【おまけ】


    ユミル「良い汗かこうぜ?」


    本編ではしょられた、やたら薄着でのかまくら造りとかまくらの中での夜の立体機動に励み過ぎて翌日のドッキリ当日に高熱で寝込んだベルさんと、それを性的に看病してあげるユミル姉さんの話。
    ほんのりエロいです。コニサシャは可愛いし良い仕事する。




    ―ドッキリ当日クリスマスイブ、医務室―


    ライナー「大丈夫か?今日は大人しく寝てろよ。」

    アニ「食事はライナーに運ばせるから安心しな。」

    べ「…はい。」ショボーン



    ベルトルト「風邪引いちゃった。今日はドッキリ当日なのに、クリスタとサシャとコニーにもうしわけないなぁ。あーぁ、暇だなぁ。」ゴローン

    ベルトルト「昨日、ユミルが遂に僕の彼女になったんだ!今日、お見舞いに来てくれるかな…?」ソワソワ



    ベルトルト「体が大きいせいでお布団が短いから肩が少し寒いや。引き上げよう。」


    ふとん「」サッ

    足「」スポーン!


    ベルトルト「今度は足がはみ出た。」


    足「」フトンヒキサゲ

    肩「」スポーン!


    べ「!」ガーン


  42. 42 : : 2013/12/28(土) 09:20:02
    「申し訳無い」が何故か平仮名だった。申し訳無いです。←
  43. 43 : : 2013/12/30(月) 12:08:43
    こんばんは。そうこうしてるうちに日付が変わってベルさん誕生日になってしまいましたよ。お祝いも兼ねて存分にユミル姉さんといちゃいちゃして貰おうじゃないか。




    ―かまくらの中―


    ユミル「…川魚の塩焼きもなかなかうめぇな。さすがは狩猟民俗。」モグモグ

    コニー「だろ?!クリスタの作ったしじみの味噌汁もあるぜ!」ドヤァ

    クリスタ「紅茶も煎れてあるよ!セモアの牛乳入り・砂糖なしだよね?」カチャ

    ユミル「さすが私のクリスタ!結婚しようぜ!!」ギュウ

    サシャ「外もちゃんと見てくださいよー!」

    ユミル「お、雪だるまも作ったのか?なかなかやるな!」ナデナデ

    サシャ「えへへー♪」


    ユミル「ちっこい坊主と頭になんか付いてて芋持ってるのはコニーとサシャだな。」

    サシャ「そうです!」エッヘン


    ユミル「目に青いビー玉を埋め込んだちっこいのが3つ、クリスタとアニとアルミンか。」

    ユミル「その中でも一番小さい青い目の隣に目のきつい細長いのが寄り添ってる…私か?」

    サシャ「はい!」

    ユミル「…で、その隣に一際デカくて細いのが寄り添ってるのは何故なんだ。」

    サシャ「さぁ?何ででしょうねぇ?」ニコニコ


    ユミル「ごつくてデカいのがライナー、小枝を眉毛にしてあるのがエレン、首に赤い紐を巻いてあるのがミカサか。」

    ユミル「このお下げっぽくなってるのがミーナ、この優しそうなのはマルコ。」


    ユミル「そしてこのやたら精巧な造りの実物大の馬はなんなんだ…今にも走り出しそうだな。」

    サシャ「ジャンです!!」ドヤァ




    ―一方、その頃の医務室―


    べ「あ~、今の僕、世界一暇だな~。」ゴローン


  44. 44 : : 2013/12/31(火) 14:56:40


    ―夜―


    クリスタ「ユミル、準備出来たよ!目を瞑ったままかまくらの外に出てきてね!」

    コニー「俺たちの手ぇ離すなよ!」

    ユミル「お、おう…。」ソローッ

    サシャ(コニーがあげたどんぐりの首飾りをちゃんと付けてる所が可愛いですね。)ホッコリ



    サシャ「目を開けて良いですよ!」

    ろうそく「」キラキラ


    ユミル「…すげぇ、辺り一面に……綺麗だな。」

    クリスタ「クリスタの作ったろうそくです!綺麗でしょう?」エッヘン


    104期生一同「なんだなんだ?」ガヤガヤ

    コニー「なんやかんやで皆出てきたな。」




    ジャン「よし、俺もかまくらに入ってみるぜ!」ヒョイ


    ジャン「すげぇ!雪なのに中はあったかいな!!」ゴローン

    マルコ「ジャン、僕は先に帰るからね。トーマスと助言の約束があるから。」

    ジャン「おうよ!!俺はしばらくかまくらを独り占めさせて貰うぜ?」ケケケ


    かまくら「」グシャッ

    ユミル「あ。」


    ジャン「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」




    ※ジャンはライナーが30分かけて救出しました。


  45. 45 : : 2013/12/31(火) 14:59:48


    ―消灯後―


    ユミル「おっす!生きてるか?」ガチャ

    ベルトルト「ユミル!来てくれたの?」パァア

    ユミル「馬鹿、私だってそこまで薄情じゃねぇよ。こんなんでも一応昨日からお前さんの彼女様だぞ?大事にしやがれ。」

    ベルトルト(か、彼女かぁ…///)


    ユミル「……」キョロキョロ

    ユミル「…医務室、あったかいな。よし、ベルトルさん、ヤるぞ!!」ヌギヌギ

    ベルトルト「えぇ?!ちょ、ちょっと何言ってるの?そりゃあ僕だって君と毎日でもしたいけど、今は風邪引いてるし…うつったら大変だよ。」アタフタ

    ユミル「昔っから熱を下げるのには汗かくのが一番て言うだろうが。まぁお前はいつも汗かいてるけどな。」ケロリ

    ベルトルト(どうしよう…僕、昨日もしたのに今日もユミルとエッチしちゃうの?熱あるのに?勿論したいけど…。やだ、体調悪いのにこっちはもう元気になってる)ドキドキ


    ユミル「…で、したいのか?したくねぇのか?どっちなんだ?」ニヤニヤ

    ベルトルト「し、したい…です…///」

    ユミル「じゃ、ここはひとつ、私と一緒に良い汗かこうぜ?」ギシッ


  46. 46 : : 2014/01/03(金) 09:33:20



    ベルトルト(なんやかんやで今、遂にユミルと裸でお布団の中にいます!下着はレースとかが付いてない黒いのだった!素肌、すべすべしてて心地良い…今からまた、しちゃうんだ…///)ドキドキドキドキ

    ユミル「トランクス派か。」


    ベルトルト(ユミル、首や肩や背中も白くて綺麗。骨っぽいし腰は細いけど、胸やお尻はちゃんと柔らかいし…。脚、長くて綺麗だな。)

    ユミル(ベルトルさんてもやしっ子なのかと思ってたが、鍛えてるだけあってちゃんと筋肉は付いてんだな。肩幅もあるし胸板も厚い、腹筋も割れてる。)


    ユミル「…そんなに密着するなよ。鳩尾の辺りに何か硬い物が当たって気持ちが悪ィ。」

    ベルトルト「し、仕方ないだろ?ユミルと居ると凄くドキドキしちゃうんだから。それに、こうならないと一緒に気持ち良くなれないよ?」

    ユミル「な……!/////」カァア

    ゲストルト(前から思ってたけど、ユミルって自分からはグイグイ来るのに僕がそういう事言うと案外恥ずかしがるよね。これは…病人という立場を最大限に利用してやりたい放題出来るぞ!)ウヒョー


    ベルトルト「あーあ、熱があるから喉が乾いたなぁ。どうしよう、このまま脱水症状で死んじゃうのかも!僕、病人だから起き上がれないし…どうやって水飲もうかなぁ?」チラチラ

    ユミル「…仕方ない奴だな。最初からこうして欲しいって言えよ。」ミズクチフクミ

    ユミル「ん……///」チュウ

    ベルトルト(ユミルが口移しで水を飲ませてくれてる…まさに至れり尽くせり!生きてて良かった!!)キャー!

    ユミル「……///」プハ

    ベルトルト「…おかわりお願いします。」

    ユミル「い、いやもう充分だろ…?」

    ベルトルト「…駄目。まだ足りないよ。今度はユミルの唾液、飲ませて?」チュル

    ユミル「~~~っ!!/////」ビクン

    ベルトルト(ユミル、女の子の顔になってきたね、凄く可愛い…。もうどっちがどっちの唾液か分からなくなってきた、やっぱり大人のチューをすると我慢出来なくなっちゃうなぁ。今日は君の体の隅々まで知りたいよ?)チュルチュル

    ユミル(ベルトルさん、熱あるからか、いつもより更に体熱いな…。私から誘ったとは言えこんなに積極的に来られると、変に緊張しちまう…)チュウ


    ユミル「な、なぁ、もうこの辺にしといてくんね?口の中の水分、全部持ってかれちまう…」

    ベルトルト「そうだね、ユミルは女の子だから下にも可愛いお口がもう1つあるし。次はそっちから飲ませて貰おうかな、少し塩分ととろみがあるやつを。」ニコッ

    ユミル「な、何言ってんだよ…!この変態!!」カオマッカ

    ベルトルト「…変態じゃないもん、ただ独占欲が少し強いだけさ。僕、ユミルが誰ともしたこと無いようなすごくいやらしい事がしたいんだ。君が僕の事を考えただけで体が疼いて堪らなくなるくらいの。」

    ユミル「…つい最近まで童貞だった癖に生意気言いやがって。上等だ、掛かって来やがれ。」

    ベルトルト「じゃ、僕の顔に跨がってください…///」

    ユミル「み、見るなよ?絶対に見るなよ…?///」モゾモゾ


  47. 47 : : 2014/01/03(金) 09:36:07
    明けましておめでとうございます。 お正月から濡れ場だけど許してね。
  48. 48 : : 2014/01/04(土) 17:30:44
    き、きたい
  49. 49 : : 2014/01/04(土) 17:56:36
    蘭々@アニさん、ありがとうございます!子どもとは思えない毎回面白いお話に惚れてます!

    濡れ場が恥ずかしいから出来れば今日中に一気に完結させます。
  50. 50 : : 2014/01/05(日) 11:40:04


    ベルトルト(…とは言っても見ちゃうもんね!うわぁ、目の前には初めて見るユミルの大事な部分…ピンク色で、ぬるぬるしてて、ひくひくしてる…///上を向いたら耳まで真っ赤にして俯いてるユミルの顔とぷるぷる揺れてるおっぱいが…絶景だよね、男のロマンだよ、うん!)

    ユミル「見るなって言ったろ?恥ずかしくて死にそうだ…」フルフル

    べ「……///」ヒラキ

    ユミル「やっ…指で開くんじゃねぇ…/////ベルトルさんの馬鹿!嘘吐き!変態!!あぁっ…舐めるな!」ビクン

    ベルトルト(…初めて女の子のあそこ、舐めちゃった…///これが女の子の味と匂いなんだ…不思議な味だけどもっと舐めていたい。ユミル、ちゃんと濡らしてくれてたんだね。良かった、興奮してたのは僕だけじゃないんだ。)ペロペロ

    ユミル「やだ…!変に、なっちゃう……///やめてくれよっ…!」ジタバタ

    ベルトルト「ちょっとユミル、逃げようとしないでよ。」ヌチュッ…ピンピン

    ユミル「あっ……///それ、やだぁ…!そんなにっ、奥まで…/////」

    ベルトルト(ユミルは乳首を指で弾くと反抗心が薄れてもっと可愛くなる事を昨日知ったから、これからは毎回そうさせて貰うね。中、凄い…。ぬるぬるになってきゅうきゅう締め付けてきて、僕の舌が勝手に奥まで飲み込まれちゃう。)ズプズプ

    ベルトルト「…こっちのお口も大人のチューが上手なんだね。熱くって、中がうねってヌメヌメしてて、凄くいやらしい。」グチュグチュ

    ユミル「馬鹿馬鹿馬鹿!この変態!舌で掻き回すなっ…!/////」

    ベルトルト(両手と口は塞がってるから、前にある女の子の敏感な突起は鼻で押してみよう。こういう時、鷲鼻って便利だなぁ。)グイグイ

    ユミル「んっ…///駄目っ…!…そこ、弱いんだよ…!/////」


    ユミル「~~~っ!!/////」フルフル

    ベルトルト(ユミル、涙目で下唇を噛んで、もしかしてイくのを我慢してるの?可愛い、凄く可愛い!早く君の中に入りたいよ…!僕の、お布団が持ち上がるくらい勃起してる…///)

    ベルトルト(…中も舌でだいぶ解れたし、濃くてトロトロのおつゆが飲んでも飲んでも溢れてくるからそろそろ挿れても良いのかな?)プハ

    ユミル「あっ……/////」

    ベルトルト「ユミル、挿れても良い…?僕、もう我慢出来ない。今すぐ君が欲しい。」

    ユミル「私、も……///…うわぁっ!」ドサッ

  51. 51 : : 2014/01/05(日) 11:41:12



    ユミル「…何故私は組み敷かれてるんだ。熱があるから起き上がれねぇんじゃなかったのか?」

    ベルトルト「ユミルの飲ませて貰ったら元気になったみたい。これからは訓練中にも飲ませて貰おうかなぁ?」グイッ

    ユミル「ばっ、馬鹿な事言いながら挿れてくるんじゃねぇ!」

    ベルトルト「あ、照れてる照れてる。」

    ユミル「…重いんだが。」

    ベルトルト「それは僕の愛情の重み。」

    ユミル「熱で脳味噌までいかれたか?病院行け病院。」

    ベルトルト「とかなんとか言っている間に根元まで入ってしまった。」

    ユミル「日に日に夜の立体機動のほうも腕を上げてくな。さすがは暫定3位。」

    ベルトルト「なにこの淡々とした感じ。僕はもっと甘くて濃厚なのがしたいんだけど。」

    ユミル「ああそうかい。期待に添えなくて申し訳ねぇな。」

    ベルトルト「恋もお菓子もエッチも、甘いのが好きなんだ!」キリッ

    ユミル「こいつもう手遅れだわ。」

    ベルトルト「でも僕のこと好きな癖に。動かすよ?」

    ユミル「んっ……///」


  52. 52 : : 2014/01/05(日) 11:48:17



    「ユミル…好き、好きっ…!」

    さて、私の上で、女子の間で「気の弱さを覗けば文句無しの好青年」「顔の造形はジャンに次いで美形」「あまり関わりたくはないけれど、連れて歩いたり抱かれたりはしてみたい」と話題の巨漢が高熱があるのも忘れて夢中で腰を振っている。もうどれくらいこうしているのか、こいつが何度私の中に出して、何度果てさせられたかは覚えていない。

    「…それで、訓練中は飲ませてくれないの?僕が脱水症状で死んだら悲しむのは君だよ?飲ませてよ、木の幹に手を付いて、立ったままお尻を突き出して。ね、お願い。」

    大きすぎる体躯に似合わない仔犬の様な瞳。こいつはうちの天使と食いしん坊娘と馬鹿息子に負けず劣らず頼み事が上手だ。そして何故か、私はこいつの性的なおねだりを拒む事が出来ない。訓練中に木陰で口淫されてしまう日も、その遠くない将来来るのかもしれない。

    「きっと僕、飲んでるうちに我慢出来なくなって君の事犯しちゃう。ユミルが女の子の顔になって僕におっぱい揉みしだかれて、僕の大きいのをいやらしくくわえて後ろからズボズボ突かれて可愛くイっちゃう所、皆に見られちゃうかもね?」

    そのぼんやりした雰囲気の巨体と可愛らしい瞳に似つかわしくない情熱的で卑猥な言葉の槍と、これまた情熱的に私の中を執拗に擦り上げてくる圧倒的な硬さと質量を誇る何かに嫌でも体が反応する。私はこいつと居ると、情けないくらいに自分が女だったんだなと実感させられる。

    「あっ…出ちゃう…!え…?また中に出して良いの?だ、出すよ…?僕の精液、いっぱい受け止めて!」

    こいつは本当に汗っかきで、毎回私の顔や鎖骨に大量の汗の雫を落としてくるが、それさえも愛おしい。まぁ、それ以前に涙やら鼻水やら唾液やら、更には精液まで浴びてるんだが。

    「ユミル、すごく可愛い。大好き…。もう、離したくない。」

    70年余り生きてきて一度も女の子扱いされた事の無い私を今更ここまで女の子にしたんだ。責任、取ってくれよ…?

  53. 53 : : 2014/01/05(日) 11:52:02



    「ああんっ!やだぁ…べるとるさん…激しっ…」

    僕の巨体に組み敷かれて、「女神の番犬」「気持ちを見透かされている様で怖い」挙げ句の果てには「目付きの悪いそばかすブス」とまで陰で言われている女性が、女の子の表情になって細い体を反らせて可愛い喘ぎ声を上げている。密かに自慢の股間の超大型巨人で、今日だけで何度彼女の中に出して何度彼女を果てさせたかは覚えてない。

    「馬鹿!変な事言うな…///何だ?出したいのか?仕方ねぇな、また中に出せよ。私が誰ともしたことねぇ事がしたいんだろ?」

    一般的に言う美人ではないのだろうけど、僕にとっては誰よりも魅力的で、妖艶で、可愛くて、逞しいのに儚げで、男前で…思春期の僕の暴走を怒りながらもちゃんと受け入れてくれる人。その包容力には感心させられる。次はどんな恥ずかしいお願いをしようかなぁ?

    「凄い、いっぱい出てる…。べるとるさん、好きだ…」

    皆がなかなか覚えてくれない名前を、君だけがあだ名で呼んでくれるのが愛おしい。最初は君の事が怖かったのに、今では君を失うのが怖い。もっと前から君に優しい眼差しを向けられていた天使の様に可憐なあの娘と食いしん坊で元気なあの娘、小柄で坊主の彼が羨ましい。

    「…しっかし、可愛い顔してすげぇ絶倫だな。お前は淫獣か?」

    な、なんて失礼な事を言うんだ!僕は元々奥手で草食系だったんだからね!
    そんな僕をここまでの肉食獣に豹変させたんだ。責任持って、一生僕に可愛く食べられてよね?絶対に離さないんだから。

  54. 54 : : 2014/01/05(日) 12:11:16



    ユミル「…で、今何回戦目だ?」

    ベルトルト「覚えてないや。」

    ユミル(挿れたまま何回もするのも、中に出されるのも、抱き締められて『好き』とか名前呼び合ってするのも、仕事ではしたこと無い…。恥ずかしいのも汗も不思議と嫌じゃない。好きな奴とするのって、こんな感じなのか…。)

    ベルトルト(何回も中に出しちゃった。凄いぐちゅぐちゅ聞こえる…今こうして動いてる間にも、きっと中でユミルのおつゆと僕の精液が掻き混ぜられて、泡立って…///これはもう、責任取ってお嫁さんに貰わなきゃね!)


    ベルトルト「暫定3位の僕も、さすがに体力の限界。」

    ユミル「そうか、よく頑張ったな。今日はこの辺でやめとくか。」

    ベルトルト「…やめない。まだこっちは元気だもん。エッチの時に動くのは男の子って決まってる訳ではないだろ?次はユミルが頑張ってよね。」グリンッ

    ユミル「やっ…///上になるのは苦手なんだよ…!」

    ベルトルト「苦手って事は、お仕事ではしたことあるんでしょ?なら僕の事も愉しませてよ。他の人としたことを、僕にしてくれないなんて気に入らない。」

    ユミル「仕方ねぇな、分かったよ…なるべく早く出せよな?」フリフリ

    ベルトルト「うーん、出来る限り頑張ります。」

  55. 55 : : 2014/01/05(日) 12:47:40


    ユミル「…おいおい、乳首摘まむのやめてくんね?集中出来ない。」

    ベルトルト「だって、退屈なんだもの。男は揺れる物を目で追う習性があるんだ。」

    ユミル「目で追うどころかがっちりホールドして捏ねくり回してるだろうが。そんなんされたら私がすぐにイっちまう。そしたら満足出来ないのはお前だぞ?」

    ベルトルト「そこは愛の力でカバーしてよ。」

    ユミル「カバー出来ない。動けなくなる。」

    ベルトルト「気持ち良すぎて?」

    ユミル「…まぁな。」

    ベルトルト「あら、良い事聞いちゃった。」クリクリ

    ユミル「やっ…やめろって言っただろ?駄目っ…、ほんとにすぐイっちゃう…!」ビクン

    ベルトルト「ちょっとユミル、もう?僕まだ出してないよ?頑張ってよ。」グリグリ

    ユミル「ひゃあんっ!馬鹿…!下はもっと駄目なんだってば…あ、また…///触るなっ…!」ビクビク

    ベルトルト「うわ、すっごい可愛い。僕の上で何度もイキながら腰をクネクネさせて、最高に良い眺めだよ。動くのやめないでね?」

    ユミル「やだぁっ…、恥ずかしいのに…止まんないっ…!もう、許してくれよ…////」フリフリ

    ベルトルト「そんなに激しく腰振って、こっちもぬるぬるにして…それは僕の為?自分の為?ユミルってほんと淫乱。」

    ユミル「し、知らない…///」

    ベルトルト「素直じゃないなぁ。…剥いて弄って良いよね?気持ち良いの、好きでしょ?」ムキ

    ユミル「ちょっ…やめろ…!おかしくなる…ああああんっ!!」ビクゥ

    ユミル「ぁ……///」グッタリ

    ベルトルト「またイっちゃったの?頑張って動かないと、僕が出すまでずっとこのままだよ?それとも淫乱なユミルはずっとこのままが良いのかな?」クリクリ

    ユミル「だ、だったらそこを剥いて弄るのをやめろ!このままが良い訳ないだろ!…あぁんっ…!」ビクン

    ベルトルト「あーあ、また?無理だよ。ユミルが可愛いし、こうすると締まって気持ち良いんだもの。」ズンッ

    ユミル「馬鹿野郎っ…弄りながら下から突いてくるんじゃねぇ…!あっ、やだぁっ…///」ビクビクッ

    ベルトルト「我儘だなぁ。先っぽで一番奥擦られるの、好きな癖に。こんな奥まで届くの僕だけだよ?他の人ので満足出来るの?」ツンツン

    ユミル「ひゃうんっ…!満足…出来、ない…。大きいのが良い…///」

    ベルトルト「大きいのが好きなんて、変態。そんなにエッチが好きなの?」

    ユミル「へ、変態じゃねぇよ!もう他の奴じゃ駄目なんだ…この大きいので、いっぱい奥まで突いて欲しい…///だって、べるとるさんがっ…、好きだからっ…!/////」

    べ「!」キュン

    ベルトルト「ユミル、なんて可愛いんだ!やっぱり今日は寝かさない!僕の全てを君の中に注ぎ込ませて!」ガバッ

    ユミル「馬鹿か!ムリムリムリムリ!これ以上はほんっっっとにもう無理!!!つーかお前病人だろうが!」

    ベルトルト「えー、女の子の『嫌、やめて』は『良い、もっと』だって何かで読んだのに…違うの?」

    ユミル「いやもう無理!よくわかんねぇけどこれ以上したらたぶん頭の血管とかが切れる気がする!」

    ベルトルト「ユミル、頑張って!ファイト一発!」

    ユミル「だから頑張れねぇよ!一回死ね!!!」


  56. 56 : : 2014/01/05(日) 13:16:59

    ――――――
    ――――
    ――


    ユミル「よしよし、いっぱい汗かいて偉かったな。冷えないうちに寝巻き着て寝ろよ。」アセフキフキ

    ベルトルト(ユミル、優しいな…。僕が色々させたから疲れてるだろうし、汗かいてて気持ち悪い筈なのにずっと頭を撫でて抱き締めてくれてた。ほんと、包容力あるなぁ。)


    ユミル「ちゃんと布団被ったな。私は寮に帰るから、明日の朝まで良い子にしてろよ?」

    ベルトルト「…帰るの?僕、朝までユミルと一緒に居たい。」

    ユミル「仕方ねぇだろ。いくら可愛いベルトルさんの頼みとは言え罰則くらうのは御免だ。お前が眠るまでは付いててやるからさっさと寝ろ。な?」ナデナデ

    ベルトルト「うん。…ねぇ、僕、来週誕生日なんだ。」

    ユミル「そうか。」ナデナデ

    ベルトルト「大事な事だからもう一度言うね。来 週 誕 生 日 な ん だ 。」

    ユミル「あ゙ー、そうかそうか。」ナデナデ

    ベルトルト「きっと、今日よりもっと凄い事、してくれるんだよね…?今からいっぱい溜めておくから、当日までエッチは1日3回くらいに抑えておこうね///僕、我慢出来るかなぁ…」テレテレ

    ユ「」

    ベルトルト「もしかしてもしかして、当日部屋に帰ったら裸リボンのユミルがプレゼントされちゃってたりするのかなぁ///まぁ、君はもう僕の物なんだけどね!///大股開きでいやらしくおねだりされたら、僕朝まで止まれないよ!きっと淫語とかも言ってくれるに違いない!」ハァハァ

    ユ「」

    ベルトルト「それともそれとも、猫耳で四つん這いでお尻ふりふりしながら誘惑されちゃうの?!『発情期の雌猫ユミルといっぱい交尾してにゃん』て?!交尾とか響きがエッロ!僕の子種、いっぱい注いであげるからね!」ハァハァ

    ユ「」

    べ「あー!どうしようどうしよう!!ムラムラ…じゃなかったわくわくして眠れないよ!」ハァハァ



    ユミル「寝ろ。そして二度と目を覚ますな。」




    べ「……zzz」スピー


    ユミル「チッ、好き勝手した挙げ句あっという間に幸せそうな顔で眠りやがって。おやすみベルトルさん、







    …大好き。」オデコニチュー


    パタン





    べ「…///」モゾ


    ベルトルト(ユミルが僕の事大好きって!大好きって言った!!えへへ、寝た振りした甲斐あったなぁ。おやすみなさい。)


  57. 57 : : 2014/01/05(日) 13:22:13


    エロ展開が終了しました。しかもおまけなのに長いし、恥ずかしくて書くのに凄く時間が掛かったし、単なるデレデレ変態彼氏とツンデレ敏感彼女になってしまいました。色々すみません。
    しかし今回の腰はゲストルトだった。

    結構多いですが、任務やアニへの片想いや辛い胸の内を忘れる為に肉欲に溺れるうちにユミルを愛してしまう利己的泣き虫病んデルトと、それをクリスタの事以上に受け入れてあげるうちに愛してしまう達観した人生観と包容力を持つユミル姉さんの話を書ける人は本当に凄いよ。尊敬します。

    自分の書くベルさんは独占欲は強いけど病んでいない、恋愛脳で皆と仲良しでムッツリスケベでデカ可愛い設定が多いので、いつか任務と板挟みでユミルに死ぬ程依存する病み病み病んデルトを書きたいです。
    なんていうか、あの子は男子の中で一番変態にしやすいよね。




    ―女子寮―


    ユ「……」コソコソ

    ユミル(皆寝てるよな。起こさないように静かに布団に入るか。)


    クリスタ「ユミル?帰ってたの?」モゾ

    ユミル「…おぅ。起きてたのか?」

    クリスタ「ねぇ、今日もラブレター貰っちゃった。」ドッサリ

    ユミル「相変わらず私の天使様はモテモテなこった。ま、私が許可した男としか付き合わせねぇけどな。」

    クリスタ「…自分は髪を乱れさせて首にいっぱい赤い痕付けて夜中にこっそり帰ってくる癖に、私には過保護なのね。」

    ユミル(げ、全然気付かなかった。あの馬鹿…!)

    ユミル「馬鹿、蚊だよ蚊!」アタフタ

    クリスタ「今は真冬だけど?」ニコッ

    ユミル「クソッ…。」

    クリスタ「私には厳しいのに自分だけ男の子と恋してるなんてずるい!私だって、自分の好きな人くらい自分で選べるよ!」

    ユミル「なんだ、反抗期か?」

    クリスタ「いつも私の事ばかり優先して…ユミルも幸せになっていいのよ?私と同じくらい、ううん、私以上に彼の事が大事なんでしょ?」

    ユミル「…別に私は自分の事しか考えてねぇぜ?ただ、私がもうちょっと幸せになるのに、クリスタとあいつが必要なだけだ。」ギュッ

    クリスタ「…もう、馬鹿///」


  58. 58 : : 2014/01/05(日) 13:46:43


    ―翌朝―


    べ「うーん…」パチ


    ベルトルト(熱、下がってる。僕、昨日ユミルと何回もエッチしちゃった、あんなに激しく…///)

    布団「」シットリ

    ベルトルト(…なんかお布団がここだけしっとりぬるっとしてる!!これってもしかして、僕とユミルの恥ずかしいおつゆ的なやつ?そうだよね、僕、いっぱい出したし…ユミルも終始女の子の表情してトロットロのぬるっぬるだったもんね!)キャー!



    ベルトルト「ああああああ!もう!!ユミル大好き!!大好き!!!大好き!!!!!」バフバフ ゴロンゴロン




    コニサシャ「……」ジー

    べ「ぎゃ!!!!!」ビクゥ


    コニー「よう!!」バァン!

    サシャ「おはようございます!!」パァン!

    ベルトルト「コニー!サシャ!いつから居たの…?」

    コニー「20分くらい前だな!」

    サシャ「差し入れです。雪の綺麗な部分にざくろの汁をかけてかき氷にしました!風邪の時はおいしく感じますよ!」

    コニー「俺があーんして食べさせてやるぜ!」アーン

    ベルトルト「…冷たくて甘酸っぱくて美味しいや。二人ともありがとう、こっちおいで。」ナデナデ



    サシャ「さてさて、昨夜はさそがし熱い夜になった事でしょう。」ゲスガオ

    ベルトルト「え…?///」


    サシャ「私たち、お互いに求め合ってる動物を見てるとなんとなく分かるんですよね。要は交尾したがってるって事なんですけど。それが人間であっても同じことです。ま、野性の勘ってやつですね!」ドヤァ

    コニー「最近、細長いのとデカいのが素直になれねぇみたいだったから狩猟民俗として恋の狩りに一肌脱がせて貰ったぜ!俺たちもなかなか空気読めるだろ?」ドヤァ

    べ「!」



    サシャ「…いつもの冷や汗とは違う良い汗、かけましたか?」



    【終わり】




    本当に終わり!もはやドッキリとかソロ活動関係ないこんなおまけをここまで読んでくださった方や過去作も読んでくださった方が居たらありがとうございます。取り敢えず台詞のどっかに「ああああああ」を入れたかった。

    結局ワカメロンの拙い文章力では、ベルユミの何とも言えない文学的で淫靡な雰囲気は出せませんでした。そして書いてる時の恥じらいとの葛藤が果てしなかった。
    ベルユミだと二人が淡々と語り合うも好きです。二人が雪山で遭難して頭おかしい会話してるお話がめっちゃ好き。


    ユミルは良い女ですよね。ブスキャラ設定なのに綺麗だし可愛いし友達想いだしかっこいい。
    そのままのユミルでも好きになるのがエレンとコニー、普段のユミルでも女子力に気付けるのがマルコ、ユミルをただ一人女の子に出来るのがベルさん、そんな女の子にされたユミルにドキッとするのがジャンだと思ってる。


    今年も皆さんにとって良い一年になりますように!
  59. 59 : : 2014/01/11(土) 14:53:55
    お気に入り登録してくださった方が二人も…!ありがとうございます!

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