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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「絶対に・・・変えてみせる」調査兵団離脱(?)編※エレンチート、キャラプチ崩壊

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  1. 1 : : 2016/08/17(水) 18:48:16
    6作目です。

    http://www.ssnote.net/archives/47263
    ↑前作になります。こちらもよろしくお願いします。

    http://www.ssnote.net/users/pwwWvZ1NdSdhDv6/series
    ↑シリーズ登録してますので1作目から見たい方はこちらからどうぞ。

    亀更新、粗雑な文章ですが見ていただけると嬉しいです。

    投稿はテスト終わってから開始します。
  2. 2 : : 2016/08/17(水) 19:02:36
    屑豆は駆逐 さん。
    このシリーズの小説を楽しみに見ています。
  3. 3 : : 2016/08/18(木) 00:21:56
    期待
    3作目くらいからほぼ毎日見てるよ~!
    頑張って!!
  4. 4 : : 2016/08/18(木) 16:26:31
    1作目から見てます!
    頑張ってください!(≧▽≦)
  5. 5 : : 2016/08/18(木) 21:09:15
    がんば
  6. 6 : : 2016/08/19(金) 03:10:40
    最初から見ました!くっそ面白かったです!期待です
  7. 7 : : 2016/08/20(土) 01:16:56
    >>2,>>3,>>4,>>5,>>6
    ありがとうございます!
    他の行事も重なっており、テスト終わるのが16日なので気長に待っていただけると嬉しいです。
    時間があれば週末は更新するかもしれません。
  8. 8 : : 2016/08/20(土) 14:42:18
    期待です(^-^)/
  9. 9 : : 2016/08/21(日) 00:53:48
    がんばれ!
    期待してます。
  10. 10 : : 2016/08/21(日) 01:04:41
    »7
    了解です16日まで待ってますw
  11. 11 : : 2016/08/26(金) 08:21:26
    まだかな・・・・期待する
  12. 12 : : 2016/08/27(土) 14:37:49
    気長に待ってます。
    期待です
  13. 13 : : 2016/08/27(土) 18:47:28
    はじめからずっと期待してます!
    待ってました!
  14. 14 : : 2016/08/27(土) 23:41:24
    期待している!!めちゃくちゃおもろいね
  15. 15 : : 2016/08/28(日) 03:41:12
    久々に進撃のss見たけど面白い

    期待してますよ(笑)
  16. 16 : : 2016/08/28(日) 07:52:22
    期待してます(^O^)
  17. 17 : : 2016/08/28(日) 22:13:25
    期待です
  18. 20 : : 2016/08/29(月) 17:08:46
    期待してます!!
    テスト頑張ってください!!
  19. 35 : : 2016/08/31(水) 15:08:05
    覗いてみたら荒らしの方々が増えていたのでコメントを非表示にさせていただきます。
    また、投稿開始まで制限をかけさせていただきますのでご容赦下さい。
  20. 36 : : 2016/08/31(水) 19:30:52
    でも皆さんの仰られてた通り、ずっと放置気味になっていたのも確かなので週末に出来るだけ時間作って少し投稿しようと思います。
  21. 37 : : 2016/09/03(土) 00:57:32
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー

    コンコン

    ミカサ「んっ……」モゾ

    ガチャ

    ミカサ「ヒストリア……?」ムクリ

    ヒストリア「あれっ、ミカサ?レンは?」

    ミカサ「レン?」キョロキョロ

    ズキッ



    ーー

    ーーー

    ありがとう

    さようなら

    ーーー

    ーー



    ミカサ「!!」ポロポロ

    ヒストリア「ミ、ミカサ!?」

    ミカサ「ごめん…なさい、ヒストリア……レンが……い…行ってしまった……」ポロポロ

    ヒストリア「え……?」

    アルミン「おはようレン、朝早く悪いんだけど来て欲し…レンは?」ガチャ

    ミカサ「」ポロポロ

    ヒストリア「……分からない………」

    アルミン「とりあえずミカサは一旦落ち着いて。ゆっくりでいいから説明してくれるかな?」

    ミカサ「実は ーー」グスッ コクン
  22. 38 : : 2016/09/03(土) 01:00:56
    ーーー 説明中

    ーーー

    ーーー

    ヒストリア「出ていった……?」

    アルミン「……」

    アルミカヒス「「……」」

    ミカサ「ごめんなさい……レンを…止められなかった……」

    アルミン「まさかレンが居なくなるなんて……」

    ヒストリア「どうするの?」

    アルミン「とりあえず2人共来てくれるかな?
    今の事の報告もしなくちゃだし、聞いてほしい話があるんだ」

    ミカヒス「「」」コクッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 会議室

    コンコン

    「入れ」

    アルミン「失礼します」ガチャ

    ハンジ「遅かったね」

    アルミン「すみません、少しトラブルがありまして」

    ハンジ「トラブル?」

    アルミン「後でお話します。先に本題をお願いします」

    ハンジ「分かった。なら始めようか」
  23. 39 : : 2016/09/03(土) 01:03:55
    エルヴィン「今君らを呼んだのは、耳に入れておいて欲しい事があるからだ。ハンジ」

    ハンジ「は〜い。じゃあまずはこれを見てくれるかな」スッ


    サシャ「石…ですか?」

    ハンジ「残念、これはただの石じゃない。硬質化した皮膚の破片だよ」

    ミーナ「え!?消えてない!?」

    ハンジ「そう!巨人化を解いて巨人体から離れてもこの通り蒸発もしない……消えないんだ」

    ハンジ「昨晩アルミンが壁の破片と一緒に持ってきてね。見比べてみたら模様だけじゃなく、組織の配列や構造までよく似ていたんだ」

    コニー「?」

    ハンジ「つまり壁は、大型巨人が主柱になっていて、その表面が巨人達の硬質化した皮膚で構成されていると言える」

    「「「!!?」」」

    コニサシャ「「?」」
  24. 40 : : 2016/09/03(土) 01:12:04
    アルミン「つまり ーーーー」

    ハンジ「待った!言わせてくれアルミン!」バッ

    アルミン「んぷ……!(僕の案なのに……)」

    ハンジ「つまりだよ……」クルッ

    「「「……」」」ゴクリ

    ハンジ「レンの硬質化能力を使って壁の穴を塞げるとすれば、従来のように必要とされていた20年なんて馬鹿げた年月をかけずとも領土を奪還出来るかもしれない!!」

    「「「……!!おおおお!!」」」

    ライベル「(硬質化!?座標(仮)だけじゃなかったのか!?)」

    アルミン「……ぷはっ!それだけじゃありません」

    アルミン「人数を絞れば、巨人が行動出来ない夜間に作戦を決行してマリアまで移動出来るかもしれません。
    大きな荷物を運ぶ必要は無いので足元さえ照らせればマリアまで一気に駆ける事も可能です」

    アルミン「この理想が叶えば、ウォール・マリア奪還にかかる時間は……一日以下です」

    「「「……」」」
  25. 41 : : 2016/09/03(土) 01:17:42
    ジャン「一日…以下……?」

    ヒストリア「それだけの時間で領土を……」

    ミーナ「凄い…凄いよアルミン!流石今期の座学トップだね!!」

    リヴァイ「まだ楽観視出来る状況じゃねぇだろ。
    穴を塞いだところでヤツらが弱くなる訳じゃねぇ」

    ハンジ「まぁまぁリヴァイ、希望があるのは確かなんだ。
    それに、穴を塞げば巨人が増える事も無くなるだろう?そう考えれば少しは楽だよ。終わりが見えるんだからね」

    アルミン「ただ…1つ問題が……」

    エルヴィン「どうした、アルミン?」

    アルミン「先程述べたトラブルなのですが……」

    ペトラ「何か起こったの?」

    グンタ「そういえば言ってたな」

    オルオ「勿体ぶってないでさっさと答えろ、クソガキ」

    アルミン「レンが……失踪しました」

    「「「……」」」










    「「「……え?」」」
  26. 42 : : 2016/09/03(土) 07:25:38
    今日はここまでです。
  27. 43 : : 2016/09/03(土) 17:34:59
    期待です
  28. 44 : : 2016/09/04(日) 00:01:41
    久々に来たら始まってたw
    荒しがきたのか駆逐さんドンマイ...
  29. 45 : : 2016/09/04(日) 00:02:22
    KI☆TA★I☆
  30. 46 : : 2016/09/04(日) 01:02:32
    期待しています(^O^)
  31. 48 : : 2016/09/04(日) 06:56:03
    >>47餓鬼は帰れ
  32. 49 : : 2016/09/04(日) 06:58:00
    >>47
    そもそも批判的な米見て気分のいいやつなんていねぇよ
    >>1の駆逐さん>>47非表示お願いします
  33. 50 : : 2016/09/04(日) 10:03:07
    >>1さん仕事が早いw
  34. 51 : : 2016/09/04(日) 10:10:26
    意見か批判かを判断するのはコメントした人ではなく、それを見た人だという事を理解してコメントをお願いします。
    以降、コメント内容によっては無言で非表示・制限等の処置をさせていただきます。
  35. 52 : : 2016/09/04(日) 11:17:15
    屑豆は駆逐さん。おはようございます。
    三毛猫です。続きを楽しみに待っています。
  36. 53 : : 2016/09/04(日) 16:30:01
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ドドッ ドドッ ドドッ ドドッ

    シガー『どこに向かうんだ、エレン』

    エレン「シガンシナを目指す。けど、どこかで一旦トラスを休ませてやりたいな……流石にマリアまで一気に駆けるのは大変だろうからな」

    シガー『ならあそこがいいんじゃないか?ほら、あの……ウト…ガルド城とか言ったか?あそこなら休めるんじゃないか?』

    エレン「確かにあそこなら休めるかもな……よし、行くぞトラス!もうひと踏ん張りだ」

    ーーー

    ーーー 夜

    ーーー ウトガルド城跡

    トラス「」ピチャピチャ

    エレン「ありがとうなトラス。あまり時間は取れないけどしっかり休んでおけよ」ポンポン

    スタスタ



    干し草

    エレン「」スタスタ

    食糧

    飲み物

  37. 54 : : 2016/09/04(日) 16:33:52
    ウドガルド城じゃないでしたっけ?
  38. 55 : : 2016/09/04(日) 16:36:37
    エレン「今回はまだヒストリア達は来てない筈だが……誰かが住んでた跡があるってのはどういう事だ?」

    シガー『ならず者が根城にしてたんだろうな。
    食料さえ確保出来れば敵にも襲われにくいから快適なんだろう。まさに住めば都ってやつだな』

    エレン「確かに……好き好んでこんな場所に住む物好きなんてそんな奴ら以外にいないだろうな」

    エレン「とりあえずもう少し探すか……まだ食べられるのが少しはあるといいが」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ゴソゴソ

    エレン「缶詰ばっかりだな……保存を考えれば当たり前かもしれないけど………」ポイ ポイ

    シガー『選り好みしてる余裕はないんだから食っておけよ』

    エレン「分かってるよ」チャキ

    カチャ カチャ パカッ

    エレン「やっぱ味気無いな……訓練所を思い出す」モグモグ

    シガー『文句言うなよ。食ったらお前も少し休め。俺が見張っておくから』

    エレン「あぁ、そうするよ」
  39. 56 : : 2016/09/04(日) 16:45:15
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「」スー スー

    シガー『悪いなエレン、俺の提案のせいでこんな状況にしてしまって』

    シガー『けどそれももう少しだ。一緒にやり切ろうな……お互いのために………』

    (アルミン視点)
    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部

    エルヴィン「なるほど……レンはこれから単独行動をとると………」

    ミカサ「はい……」

    エルド「あいつが……」

    ペトラ「なんで私達に相談も無しに……」

    グンタ「仲間じゃなかったのかよ……」グッ

    ミカサ「……」チラッ

    アルミン「」フルフル


    アルミン「(おそらくレンが去ったのはミカサと僕が前々から抱いていたレンに対する違和感を言葉にして伝えたのが原因なんだろうけど、今それを言っても信じてもらえないだろう。
    僕らにも理由を裏付ける決定的な根拠を掴むまでは迂闊に広める事じゃない)」

    アルミン「(レンは本物だ。決して偽者なんかじゃない事ははっきりしてる。けど、彼が僕達に隠し事をしているのも事実……)」

    アルミン「(もう直接レンに聞くしかないかな。それでまたレンは逃亡したりするかもしれないけど、やるしかない。
    はっきりさせない限りはこのわだかまりのようなものは晴れないんだから)」
  40. 57 : : 2016/09/04(日) 16:52:14
    ハンジ「どうする?エルヴィン」

    エルヴィン「そうだな……我々の元を離れたと言っても、彼の目的が変化したからとは思わない………同じ目標に向かって進んでいけばいずれまた会うだろう」

    オルオ「ならレンを放っておいて俺達だけで行動していきますか?」

    ミカサ「!」ガタッ

    アルミン「!ミカサ、駄 ーーーー」

    ペトラ「そんな…無茶ですよ!いくら巨人化能力があると言っても人間……ましてやレンはまだ子供なんですよ!!?」

    ミカサ「」ピク

    アルミン「」ホッ

    アルミン「なら、レンの足跡を追うのはどうでしょうか?」

    ヒストリア「そんな事が出来るの?」クルッ

    アルミン「今ペトラさんが言った通り、レンだって人間だ。連続で行動するのにも限界がある」

    アルミン「だったら、行動出来るコースを仮定して、手分けしてレンを探せば良いんだよ」

    アルミン「レンの目的が変わってなければ多分レンはマリアの穴を塞ぎに向かった可能性が大きい」

    アルミン「とすればルートが決まってくるから大体の候補は絞れてくるよね」
  41. 58 : : 2016/09/04(日) 16:58:42
    ハンジ「どこか心当たりはあるの?」

    アルミン「レンの性格からして、単独行動の際は限界まで経路を短くして行動するでしょう。
    休息を取るとしても一人で行動するなら周りを見渡せる場所を休憩場所に選ぶ筈です」

    ハンジ「壁への途中で…周りを見渡せる場所……」パラッ

    ペトラ「ここじゃないですか?」トン

    ハンジ「いや、そこはここからあまり離れていない。レンならもっと遠くまで行く筈だ」

    アルミン「それなら、ここはどうでしょうか?」トン

    ジャン「休憩しないで一気に壁まで行った可能性は無いのか?」

    ヒストリア「あっ……ここです!」ビシ

    ハンジ「ここは…ウトガルド城?何故ここだと?」

    ヒストリア「えっと……理由はありませんが……きっとここです、感じるんです」
  42. 59 : : 2016/09/04(日) 17:04:18
    ユミル「感じるって、何をだよ?」

    ヒストリア「上手く説明は出来ないんだけど、なんていうかこう……お互いの存在、みたいなものかな?」

    ユミル「いや、私に聞くなよ……」

    ハンジ「まぁ、理由はともかくとして、あながち的外れな意見でもないかもね」チラッ

    ハンジ「壁から適度に近いし、ここには高めの塔がある。
    塔からならかなり遠くまで見渡せるから1人でいても十分襲撃を警戒出来る良い場所だ」

    エルヴィン「なら決まりだな」

    エルヴィン「総員、移動の準備を開始。全ての装備を万全にしておけ。
    明け方前に出発する」

    「「「ハッ!!」」」バッ!ケイレイ


    ライベル「「……」」ボソボソ


    ヒストリア「レン……なんで出て行っちゃったの……?」
  43. 60 : : 2016/09/04(日) 17:04:32
    今日はここまでです。

    時間見つけたらまた投稿しますが、来週はおそらく出来ないと思います。
  44. 61 : : 2016/09/04(日) 20:19:09
    >>51了解です
    あとウルガルド城じゃなかったっけ?
  45. 62 : : 2016/09/04(日) 22:17:42
    >>54,>>61
    先程原作見返してみましたが、ウトガルド城でしたよ。
  46. 64 : : 2016/09/05(月) 01:41:10
    1話から読んでます!凄く面白いです(^O^)
    この調子でテストもファイトです!!
  47. 68 : : 2016/09/09(金) 21:35:26
    >>64
    ありがとうございます。

    >>67
    どこが駄目だったのか教えていただけると助かります。


    テスト期間が変更になったので、もしかしたら木曜日辺りから投稿出来るようになるかもしれません。
  48. 73 : : 2016/09/12(月) 00:47:14
    >>1さんってPS3PSVITAの進撃の巨人のゲーム持ってますか?
    あと期待
  49. 74 : : 2016/09/13(火) 16:32:42
    ゆみる、そういう質問邪魔
  50. 77 : : 2016/09/13(火) 20:23:14
    16日までが長すぎる · · ·
  51. 79 : : 2016/09/15(木) 20:25:34
    楽しみにしてます!
  52. 80 : : 2016/09/15(木) 20:35:11
    >>73
    持ってますよ。

    >>79
    ありがとうございます。


    質問なのですが、前の章でご指摘いただいた地の文をこの章からつけようか迷ってるのですが、皆さんはあった方が良いと思いますか?
  53. 81 : : 2016/09/16(金) 08:24:30
    主さんの好きな方でいいんじゃないでしょうか?
  54. 82 : : 2016/09/16(金) 09:38:08
    今さらかよ(笑)
  55. 83 : : 2016/09/16(金) 17:18:13
    今日書き始めるまでに意見ありましたらお願いします。

    >>82
    ご指摘いただいたのが前回の終わりだったもので。もしつける事になれば今までの分も地の文を付けて修正するつもりです。
    そのような言い方をされるならもっと早く指摘して頂きたかったですねぇ
  56. 84 : : 2016/09/16(金) 17:38:44
    楽しみにしています
    期待
  57. 85 : : 2016/09/16(金) 19:35:29
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    原作の方は終わりが近づいているようですね。
    この小説の予め未来をしっているエレンは、どうなるのでしょう。続きを楽しみに待っています。
  58. 86 : : 2016/09/16(金) 22:03:43
    下手ですが、地の文付けてやってみようと思います。

    >>85
    いつもありがとうございます。
    微力ながら頑張りますので、楽しんでいただければと思います(*´∀`)
  59. 87 : : 2016/09/16(金) 22:04:13
    期待(*´ ˘ `*)
  60. 88 : : 2016/09/16(金) 23:30:42
    ーーー

    ーーー

    ーーー トイレ

    ライナー「まさか、レンが調査兵団を離れるなんてな」

    ベルトルト「……全く予想してなかったよ………どうする?ライナー」

    ライナー「どうするかな……」

    ベルトルト「……僕達も離れるかい?」

    ライナー「いや、それは駄目だ。このタイミングで離れると、追いつかれた時に色々と面倒な事になる。
    それに、俺達だけで調査兵団より早くレンに辿り着けるとは思えない」

    ベルトルト「……別にレンに追いつく事に拘らなくても良いんじゃないかな?」

    ライナー「何?どういう意味だ?」

    ベルトルト「この間の壁外調査の時、戦士長が来たんだろう?」

    ライナー「あぁ、聞いてなかったから驚いたぞ」
  61. 89 : : 2016/09/16(金) 23:34:00
    ベルトルト「なら、勘の鋭いレンなら獣の巨人が僕らの上だという事に気付いた筈だ……あの人の強さにも………」

    ライナー「……かもな」

    ベルトルト「……だとしたら、壁を塞ぐのより先か後かは別としてレンは戦士長を探す筈だよ。
    まっすぐ戦士長と合流すれば先回りをしてレンを迎え撃つ事が出来るかもしれない」

    ライナー「なるほどな……だが俺達は兵士だ。団長の命令には従 ーーーー」

    ベルトルト「ライナー!僕らは兵士じゃない……戦士だろう……!!」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「きちんと踏ん切りをつけてくれ……もう…君が壊れていくのは見たくないんだ………」

    ライナー「……すまん………」
  62. 90 : : 2016/09/16(金) 23:36:59
    ベルトルト「……分かってくれればいいんだ。それとさ……」

    ライナー「どうした?何か他に問題があるのか?」

    ベルトルト「なんで男2人、トイレの個室でこんな話をしなきゃ駄目なんだい?」

    ライナー「他の奴に聞かれたくない内容だろ?」

    ベルトルト「他に場所はあっただろ!?ここじゃあらぬ誤解を生む可能性があるんだよ!」

    ライナー「まぁ落ち着けベルトルト」

    ベルトルト「こんな状況で落ち着ける訳無いだろ?!僕はもう行くよ!」ギイィ

    ガチャ

    コニー「おっ」

    ベルトルト「……」

    ライナー「おい、ベルトルト待てよ」ガシッ

    コニライベル「「……」」

    ベルトルト「コ、コニー…違うんだ…これは……」

    コニー「相変わらず仲いいな〜お前ら!トイレまで一緒かよ!ハハハハハ!!」

    ベルトルト「ア、アハハハ……(コニーで良かったぁーーー!!!)」
  63. 91 : : 2016/09/16(金) 23:45:42
    ーーー

    ーーー

    ーーー 武器庫

    カチャカチャ

    ジャン「なぁアルミン」

    アルミン「何かな?」

    ジャン「ぶっちゃけどうなんだ?レンに追いつく確率は」

    アルミン「」ピタ

    アルミン「……正直、良くて五分ってとこかな。
    あの場では話を進めるためにああ言ったけど、レンは何か僕達に隠してる。
    もしかしたら見せてない力もあるのかもしれない……」

    ジャン「あいつは…味方なんだよな?」

    アルミン「うん、それは間違い無いよ。レンが隠してるのが何なのか、それは何故なのかまでは分からないけど、僕達に敵対するような理由ではないよ」

    ジャン「なら、あいつとっ捕まえて直接聞くしかないって事か」ハァ

    アルミン「そうだね……まずはレンに会わないと」

    ジャン「会ったらまずは説教だな。トラウマになるくらいしてやる」ニッ

    アルミン「そうだね」ニコッ
  64. 92 : : 2016/09/16(金) 23:47:45
    身体の調子悪いので今日はここまでです、すいません。
  65. 93 : : 2016/09/17(土) 18:48:07
    文の書き方、前の方が面白かった
  66. 94 : : 2016/09/17(土) 18:49:46
    身体の調子が悪い(続きが思いつかない)
  67. 95 : : 2016/09/17(土) 20:39:39
    こんばんは、屑豆は駆逐 さん。
    お身体は大丈夫ですか?無理をせずにゆっくり体調を整えて書き始めてください。
    続きを楽しみにしながら待っております。
  68. 96 : : 2016/09/17(土) 20:55:31
    期待です
  69. 97 : : 2016/09/17(土) 22:03:50
    >>80
    僕も持ってるんで今度暇な時一緒にやりませんか?
  70. 98 : : 2016/09/17(土) 22:05:24
    >>95,>>96
    ありがとうございます。

    >>93
    そうですよね……自分でも途中から何書いてるのか分からない部分があるのでやはり今までと同じように書いていこうと思います。
    地の文は(書いたら)次回作以降の方につけていきたいと思います。
  71. 99 : : 2016/09/17(土) 23:23:35
    ーーー

    ーーー

    ーーー 女子寮

    ヒストリア「……」フゥ

    ミカサ「……(気まずい……)」ゴソゴソ

    ガチャ

    ヒストリア「」クルッ

    ペトラ「ヒストリア、ちょっといい?」

    ヒストリア「あっ、はい」

    ペトラ「ちょっと外歩こうか」

    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド

    スタスタ

    ヒストリア「……」

    ペトラ「辛い?」

    ヒストリア「えぇ、まぁ……」

    ペトラ「だよね……」



    ペトラ「……レンは…なんで……」

    ヒストリア「……目的のためですよ」

    ペトラ「」チラッ

    ヒストリア「レンはいつも…巨人を駆逐して外の世界を探検するという夢に向かって走ってますから……」
  72. 100 : : 2016/09/17(土) 23:31:13
    ペトラ「確かにね。レンはどこまでも真っ直ぐだからね……」

    ヒストリア「でも…なんで何も説明せずに……」プルプル

    ペトラ「……ヒストリア」スッ

    ボフッ

    ヒストリア「ペトラ…さん……?」

    ペトラ「他の皆の前では気丈に振舞うのも大変でしょ?今は私しかいないから我慢しなくても良いのよ」ギュッ

    ヒストリア「でも……」

    ペトラ「ヒストリア、今日まだ鏡見てないでしょ?」

    ヒストリア「え?」

    ペトラ「いつ泣き出すか分からない顔よ?皆心境を察して何も言わなかったけど、見てる側も辛くなるくらい」

    ヒストリア「私……そんな酷い顔ですか?」

    ペトラ「うん。だから、もう我慢なんてしないで全部吐き出しちゃいなさい」ギュッ ポンポン

    ヒストリア「……うっ………ううぅ……ぁあああぁぁ……」ポロポロ

    ペトラ「」ナデナデ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヒストリア「っ……ぐすっ………」ゴシゴシ

    ペトラ「少しはスッキリした?」ナデナデ

    ヒストリア「はい……ありがとうございます、ペトラさん」

    ペトラ「かわいい後輩のためだもの、構わないわ。顔洗いに行きましょ?」

    ヒストリア「はい」ニコッ

    ペトラ「(かわいい)」ニコ
  73. 101 : : 2016/09/17(土) 23:35:18
    ーーー

    ーーー

    ーーー 団長室

    ハンジ「エルヴィン入るよー」ガチャ

    エルヴィン「ハンジか、どうした」

    リヴァイ「さっきの話についてちょっとね」

    エルヴィン「何か他に議論する事があったか?」

    ハンジ「レンの搜索方法だよ。ウルガルド城しか候補に挙げてないけど、他の場所も手分けして搜索した方が良いんじゃないのかい?」

    エルヴィン「他にそれらしい候補も無かったし、無闇に戦力を分断させるのは得策じゃない。俺は一箇所で良いと思ってる。
    元々可能性の域からは脱してない話なんだ。ならば無駄に危険性を高める必要はない」

    ハンジ「オーケー了解、君の判断を信じるよエルヴィン。なら私も準備があるから戻るね」ガチャ

    エルヴィン「あぁ」

    ハンジ「じゃーね」スタスタ

    バタン
  74. 102 : : 2016/09/17(土) 23:47:05
    このあと展開どうしてゆくのかすごい気になります!!
    期待です!!
    頑張ってください!!
  75. 103 : : 2016/09/18(日) 07:09:47
    すみません、寝落ちしてました!┏○┓
    今日は頑張って起きて更新するようにします。
  76. 104 : : 2016/09/18(日) 09:39:29
    期待‼︎
  77. 105 : : 2016/09/18(日) 11:09:54
    ちのぶんがわからないのはおれがばかだからじゃないよな?!
  78. 106 : : 2016/09/18(日) 12:58:39
    >>105安心してください、自分もです
    てか、ちのぶんっていみすらしらないのは俺がばかだからか?
  79. 107 : : 2016/09/18(日) 14:08:21
    >>106おれはてんさいだからな"感じろ"としかいえん
  80. 108 : : 2016/09/18(日) 18:22:43
    間違えたんじゃね⁇
    「ち」と「こ」を間違えたんじゃね
  81. 109 : : 2016/09/18(日) 20:22:41
    >>107お、おまえもてんさいだったのか?
    おれもだぜ!!
    なんかおれたちなかよくできるかもな!!
  82. 110 : : 2016/09/18(日) 22:08:29
    >>108
    ちんことかいってんじゃねーよ
  83. 111 : : 2016/09/18(日) 22:09:01
    >>108
    ちとこかまちがえた
  84. 112 : : 2016/09/19(月) 00:09:10
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    エルオルグン「「……」」

    グンタ「……まさかの展開だよな」

    エルド「あぁ……俺、一瞬アルミンの言った意味が理解出来なかったよ………」

    オルオ「あいつ…何勝手に居なくなってやがるんだ……」

    エルド「何かしらの理由はあるんだろうが、俺達に一言くらい相談してくれても良かったのにな」

    グンタ「それはそうだが、一番辛いのはヒストリアじゃないか?レンの奴、ヒストリアに挨拶すらしてないんだろ?」

    オルオ「そこはペトラが何とかするだろ。女の扱いは女に任せるのが一番だ」

    エルグン「「……」」ジー

    オルオ「な…何だよ……」

    エルド「いや……お前にしてはまともな事言ったなって………」

    グンタ「いつもなら似てない兵長のモノマネしながら空気読めない発言するのにな」

    オルオ「お…お前ら……!」ギリッ

    エルド「まぁそれは置いておいて、とにかく早くレンに追いつく事が先決だな」

    グンタ「そうだな。出来れば今は移動しないでいてくれるとたすかるんだがな……」
  85. 113 : : 2016/09/19(月) 00:12:17
    ーーー

    ーーー

    ーーー ウルガルド城

    シガー『エレン、そろそろ起きろ』

    エレン「んっ…あぁ……」ムクリ

    シガー『休めたみたいだな』

    エレン「お陰様でな。今は?」コキッ コキッ

    シガー『日没前だ。調査兵団もお前の事に気付いてそろ追跡を始めてるだろう。
    そろそろ移動し始めないとな』

    エレン「分かった」スクッ

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋

    スタスタ

    トラス「」ピク

    エレン「おはようトラス、しっかり休めたか?」ポンポン

    トラス「(おう、バッチリだ!)」ブルルル

    エレン「そうか、少しボロい所だから心配だったけど大丈夫みたいだな」

    シガー『そこは飼い主に似たんだろ。お前もかなり爆睡してたからな』

    エレン「うるせっ。これからまた少し移動するから頼むぞ」ポン

    トラス「(任せろ)」スリスリ
  86. 114 : : 2016/09/19(月) 00:16:47
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ドドッ ドドッ ドドッ ドドッ

    エレン「……」

    あいつらは大丈夫かな……

    シガー『大丈夫だろ。かなり怒ってはいるだろうけどな』

    エレン「今更だけどよ…勝手に人の心読むなよ……」ハァ

    シガー『それは無理な話だ。俺とお前の ーーーー』

    エレン「あー分かった分かった。デジャヴになるからもうこの話は終わりだ」

    シガー『分かった。だが、デジャヴついでにそれに関していいか?』

    エレン「何だよ」

    シガー『俺とお前の魂がくっ付いてるってのは最初に説明したが、その結合度合に変化があるんだよ』

    エレン「結合度合?具体的には?」

    シガー『端的に言うと一定じゃなく、常に変化してるんだ。
    1日の中でも深かったり、逆に反対に浅かったりする。しかもその変化は一定の周期という訳でもない』
  87. 115 : : 2016/09/19(月) 00:22:55
    エレン「…だから?」

    シガー『だからどうという事は今の所は無いと思うが、一応頭に入れておいてくれ。今後それで何かしらあるかもしれないからな』

    エレン「……」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「シガー、周りを見てくれないか?」

    シガー『ん…どれどれ……』

    エレン「何か変化があったら教えてくれ」

    シガー『このまままっすぐ進んだ所に巨人がいるな』

    エレン「!!?」

    シガー『今回もやられたらしいな』

    エレン「嘘だろ……」ギリッ

    シガー『で、どうするんだ?』

    エレン「何がだ」

    シガー『何って巨人達だよ……殺すのか?』

    エレン「殺すしかないだろ。前回だって結局元に戻す方法は ーーーー !」

    エレン「……いや…殺さない……考えがある。巨人の数は?」

    シガー『3体だ』

    エレン「なら大丈夫だな……なんとか出来るかもしれない」
  88. 116 : : 2016/09/19(月) 00:23:34
    ここまでです。
  89. 117 : : 2016/09/19(月) 14:34:24
    >>1さんの今度PSVITAか3の進撃の巨人のゲームやりませんか?
  90. 118 : : 2016/09/19(月) 18:39:20
    >>117
    僕も持ってます!
  91. 139 : : 2016/09/19(月) 19:49:14
    こんばんは、屑豆は駆逐 さん。いつも小説を拝見しています。エレンはどうなるのでしょうか、ミカサ達と二度と会えないのでしょうか。
    続きを楽しみに待っております。
  92. 140 : : 2016/09/19(月) 23:40:07
    >>117
    良いですよ。


    申し訳ないのですが、資格試験が近いので更新は不定期になります。
    見ていただいてる方々には心からお詫び申し上げます。
  93. 142 : : 2016/09/19(月) 23:51:53
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「見えた!」

    シガー『まだこっちには気付いてないな』


    巨人「」ノソ ノソ


    エレン「よし」バッ

    トラス「?」クルッ

    エレン「危ないからお前はここで待っててくれ」ポンポン

    エレン「こっち見ろよ……」カチャ スッ

    シガー『なんで信煙弾持ってきてるんだよ……』

    エレン「注意を引くために使えるかと思って一応持ってきたんだよ。まさかこんなに早く使う事になるとは思ってなかったけどな」バンッ

    バシュゥゥゥゥ

    巨人「」ノソ ノソ

    パアァン!

    巨人「?」クルッ


    エレン「」クイクイ


    巨人「」ダッ!


    エレン「よし……」スッ

    シガー『おいおい、今度は巨人化して何する気だ?体力勿体なくないか?』

    エレン「ここから壁まではあの3体以外いるか?」

    シガー『?いや、いないが』

    エレン「なら大丈夫だ。何をするかは俺の考え読めば分かるんだから話さなくて良いだろ?」ガリッ

    ピカッ ドオォォォン!!

    シガー『読むなって言ったり読めって言ったり…どっちだよ……(まぁ読むけど)』ハァ
  94. 143 : : 2016/09/19(月) 23:59:24
    巨人「」ドドドド

    エレン巨人「」スッ ビキビキ

    シガー『……んー…成程ね』

    巨人「」ピョ-ン アーン

    巨人「」アーン

    エレン巨人「……ォオ!」サッ シュッ!

    ドスッ ドスッ

    ブチブチッ

    シガー『硬質化させた腕を杭代わりに巨人を地面に打ち付けて腕を千切る。確かにそうすればずっとここに足止め出来るが……』

    巨人「アー」ドドドド

    シガー『まだ残ってるぞ。
    もう腕無いし再生には時間が足りない。どうするんだよ』

    エレン『こうすれば良いんだよ…っと』スッ

    ガツッ

    エレン巨人「」グイッ

    巨人「」ズデン

    ガキッ ギチギチ

    ビキビキ

    シガー『最後は足絡めて押さえ込み、丸ごと硬質化……贅沢な使い方だこと……』

    エレン「助けるためだからな」スタッ スッ

    ピイィィィィ

    シガー『助ける?』

    エレン「前回は途中で死んだから出来なかっただけで、生き残れば、きっとアルミンやハンジさんが巨人を人間に戻す方法を見つけてくれる。
    だからその時まで人を襲えない様にしたんだよ」スッ

    ガッ ガリガリ

    シガー『成程ね』

    トラス「ヒヒ-ン」パカラッ パカラッ

    エレン「これで良いだろ……よく戻って来てくれたな、流石俺の相棒!」マタガル
  95. 144 : : 2016/09/20(火) 00:07:03
    ーーー

    ーーー 夜明け前

    ーーー 調査兵団本部

    調査兵「「「」」」ザッ

    エルヴィン「それではこれより、レンの追跡を開始する!」

    エルヴィン「彼は我々にとって、なくてはならない存在だ!レンなくして壁の中に未来は無い!!」

    エルヴィン「彼を連れ戻す事が今回の最優先事項だ!どんな状況になってもそれを念頭に行動せよ!!」

    調査兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    エルヴィン「進め!!」バッ

    ドドドドドド!!

    アルミン「(レン…必ず追い付くよ……そして君と……)」

    ミカサ「レン……」

    ヒストリア「(レン……待ってて………会いたいよ」
  96. 148 : : 2016/09/20(火) 16:54:07
    文が全体的に子供っぽいかな。
  97. 153 : : 2016/09/20(火) 22:27:42
    1回今までのあらすじ作って欲しい。
    ストーリーがごちゃごちゃしてる
  98. 154 : : 2016/09/20(火) 22:48:21
    人生やり直すみたいな設定なんだから、もっと原作と違う点が多いはずじゃない?
    エレンは全部予想できるわけでしょ?
    まあ、忘れてる部分があるとかそういうリアリティを出していってるのかもしれないけど、そんだけ強いなら巨人3人を証拠掴んだ上で捕獲して調査兵団に連れてくとか、その他諸々の無駄な犠牲を1つ残らず無くせたんじゃね?

    って思った。
    まあ唯一『良かったな』と思ったのはエレンが壁外調査で女型と戦うタイミングをずらしたことだな。
    他はあんまり変更点無くて悲しかった。

    長文失礼
  99. 159 : : 2016/09/21(水) 15:41:56
    >>1さんフレンド登録承認しました!
    よろしくお願いします!
  100. 160 : : 2016/09/21(水) 18:29:46
    こんばんは、屑豆は駆逐 さん。三毛猫です。
    エレンの力で未来はどのように変わるのでしょうか。続きを楽しみに待っております。
  101. 161 : : 2016/09/22(木) 12:54:12
    ーーー

    ーーー

    ーーー ウォール・ローゼ前

    エレン「やぁっと着いた」


    行こうと思うと案外遠いもんだな、壁ってのは


    シガー『まぁな。けどそれは全員同じだからどうこう言ってもしょうがないぞ』

    エレン「分かってるっての」カチャ

    トラス「?」スリスリ

    エレン「ごめんなトラス。ここから先は連れて行けない」ナデナデ

    エレン「それほど長い付き合いじゃなかったけど、いつも楽しかったぞ。ありがとう」ギュッ

    トラス「」スリスリ

    エレン「ここからはお前は自由だ。自分のしたいようにやって生きたいように生きろ」パッ カチャ

    パシュッ シュィィィィン

    トラス「ヒヒーン」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 壁上

    シュィィィィン

    エレン「さてと……」スタッ

    エレン「これでウォール・ローゼの端まで来た訳だが…獣はどこにいるかな……」

    シガー『ここからは前回とは全く別物と考えながら行動しろよ。
    お前が調査兵団を抜けた時点で結果の変更は大きくなってるからな。時間もあまりあると思わない方がいい』

    エレン「あぁ……そう…だな……」スッ

    シガー『おい、急に座り込んでどうした?』

    エレン「少し寝る」

    シガー『ハァ!?何言ってんだお前!まだほとんど移動してないんだぞ!?』

    エレン「分かってる…けど……今は凄く 眠いんだ…寝かせ て くれ……」スー スー

    シガー『本当に寝やがった……何なんだよ………』
  102. 162 : : 2016/09/22(木) 13:01:04
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ドドドドドド

    ミケ「ん?」ピクッ

    エルヴィン「どうしたミケ」チラッ

    ミケ「ハンジ、ウトガルド城にはあとどれぐらいだ?」

    ハンジ「え?そうだね、大分来たから多分あと3〜4kmだと思うけど」

    ミケ「エルヴィン…巨人だ……」

    エルヴィン「巨人?」

    ミケ「ウトガルド城付近に巨人の大群がいる」

    「「「!!?」」」

    ハンジ「ちょっとミケ……いくら雰囲気がピリピリしてるからって、言っていい冗談と悪い冗談があるんだよ?」

    ミケ「冗談じゃない……まさか…壁が壊されたのか……?」

    エルヴィン「それこそまさかだが……今はウトガルド城を目指す他はないからな」

    エルヴィン「更に気を引き締めて行くぞ。巨人がいるとしたら交戦は避けられないだろうからな」

    ミケ「」

    ハンジ「了ー解」

    リヴァイ「……」ウズ
  103. 163 : : 2016/09/22(木) 13:07:22
    ーーー

    ーーー

    ーーー ウルガルド城

    巨人「「「」」」ウジャウジャ

    調査兵「き…巨人だ……」

    調査兵「……嘘…だろ」

    調査兵「本当に壁は破られたのか……」

    ヒストリア「レン…レンは……」スタスタ

    ミカサ「落ち着いてヒストリア」ガシッ

    ヒストリア「離して……レンを…探さないと……!」グググ

    アルミン「ヒストリア、一旦ストップして。落ち着いてもう一度巨人をよく見てごらんよ」スッ

    ヒストリア「え……?」チラッ


    巨人「「「」」」ウロウロ

    ヒストリア「なんだか…ウロウロしてる……」

    アルミン「何かしら標的がいれば一目散に向かって行く筈の巨人が何も目的無く動いている……つまり、レンはもうここにはいなく、どこかに移動したと考えられるよね」

    ミカサ「その通り。それに、レンがあそこにいるとしたら、あの巨人は全て殺されている筈」

    ヒストリア「そっか……そうだよね。ごめんなさい、取り乱して」

    ミカサ「気にしていない。大切な人を思えばしょうがない事」
  104. 164 : : 2016/09/22(木) 13:12:20
    ミカサ「アルミン、この事を団長達に伝えなくて良いの?」

    アルミン「僕が気付く事に団長が気付かない訳無いだろ?」


    エルヴィン「総員止まれ!」

    ザッ

    ハンジ「どうするエルヴィン?」

    エルヴィン「討伐するしかないだろう。今はああやって彷徨ってはいるが、放っておけばいずれ街の住民を危険に晒す事になる」

    エルヴィン「だがあそこはそれほど広くはない。立体機動で自由に動けるのは班1つが限界だろうな……」

    リヴァイ「俺の班でやる」

    ハンジ「おや、昨日からずっと喋ってなかったから声を忘れるところだったよリヴァイ」

    リヴァイ「黙れクソメガネ変態奇行種」

    ハンジ「(どうやら調子は戻ったみたいだね)」

    リヴァイ「あの数に半端な奴らを1班投げ入れたって余計に死ぬ奴が出るだけだ。俺達が掃除しておくからお前らは茶でも飲みながら先に行ってろ」

    エルヴィン「分かった、任せたぞ」

    リヴァイ「あぁ」ウズ
  105. 165 : : 2016/09/22(木) 13:18:10
    エルヴィン「俺達は先に壁に向かう。必ず後から来いよ」

    ハンジ「遅れたら先にレンに追いついちゃうからね〜」

    リヴァイ「うるせぇ、さっさと行け」

    エルヴィン「総員!壁に向かって進行再開!!
    巨人の掃討には特別作戦班以外があたる!」

    「「「ハッ!!」」」

    ドドッ ドドッ ドドッ ドドッ

    リヴァイ「お前ら」

    オルエルグンペト「「はい」」

    リヴァイ「お前らは城とこの距離を保ちつつ城の四方につけ。討ち漏らしの処理だけすればいい」

    オルオ「兵長がやられるのですか?俺達だけで十分ですよ!アンナ雑魚どもに兵長のお手を煩わせる訳には ーー」

    リヴァイ「うるせぇな……」ギロッ

    エルオルグンペト「「!!」」ビクッ

    リヴァイ「俺は少しイラついてんだよ……黙って囲ってろ」

    オルオ「りょ…了解です……」ビクビク


    リヴァイ「さて……」シャッ

    巨人「「「アーー」」」クルッ

    リヴァイ「少し遊ぼうぜ……化け物共」パシュッ
  106. 166 : : 2016/09/22(木) 14:18:01
    ここまでです。

    >>154
    それだと他のチート作品と何も変わらないと思ったので今書いてる様な風にしました。
    その他にも理由は今までの会話などに示されていますので頑張って見つけてもらえると嬉しいです。
  107. 167 : : 2016/09/22(木) 23:58:00
    放置すればそこで試合終了ですよ(笑)
    期待‼︎
  108. 168 : : 2016/09/25(日) 10:53:48
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    巨人(死体)「「「」」」シュゥゥゥゥ

    リヴァイ「どうした、もう終わりか?」スタッ キョロキョロ


    ペトラ「あれが…兵長の本気…」ブルッ


    グンタ「ははっ…おっかねぇ……」


    オルオ「流石だ……一生ついて行きます!兵長!」


    エルド「(レン、兵長には捕まるなよ……確実に殺されるぞ)」


    リヴァイ「チッ…もう終わりかよ……」カチャ スッ

    バシュゥゥゥゥ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    モブリット「煙弾を確認。城周辺の巨人達の討伐が完了したようです」

    ハンジ「だってよエルヴィン」

    エルヴィン「そうか。なら ーーーー」

    バシュゥゥゥゥ

    「緊急事態の煙弾!」
  109. 169 : : 2016/09/25(日) 10:59:43
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エルヴィン「アルミン、どうした?」

    アルミン「団長、あれを……」スッ

    エルヴィン「?」チラッ

    エルヴィン「!」


    巨人「ア…アァ……」ググ

    巨人「オア…」グググ

    巨人「」モガモガ


    ハンジ「うっひょううぅ!かわいい被検体ちゃんが3体も!!」ダッ

    モブリット「分隊長!自由過ぎです!今はそれどころじゃないでしょう!?」ガシッ

    アルミン「2体は地面に打ち付けられていて1体は組み伏せられてます。
    いずれも拘束しているのは硬質化した巨人体によってです」

    ヒストリア「つまりこれはレンが……」

    ミカサ「そう考えるのが正しいと思う。レンはここを通り、これをやった」
  110. 170 : : 2016/09/25(日) 13:20:08
    ハンジ「でも、なんでわざわざ?レン程の実力なら普通に殺した方が楽だろうに……」

    エルヴィン「それについてすぐに結論を出す事は出来ないな。状況だけでは憶測の域に留まってしまう」

    エルヴィン「他に何か無いか見てみよう。幸い巨人は動きそうにもないからな」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヒストリア「あっ!」

    アルミン「どうしたの?」タタタタ

    ヒストリア「この地面に書かれてるのって……」スッ


    壁内の巨人は殺すな。
    出来る限り拘束に留めろ。


    ヒストリア「レン……だよね………」

    アルミン「うん……でも、だとしたら違和感を禁じ得ないけど………」

    エルヴィン「何か見つけたのかな?」スタスタ

    アルミン「はい、これを…」スッ

    ハンジ「どれどれ……「巨人は殺すな。拘束に留めろ」……誰が書いたの?これ」
  111. 171 : : 2016/09/25(日) 13:23:46
    ヒストリア「おそらくレンです」

    ハンジ「レンが?それはまた変な事をしてるね」

    ミケ「確かにな」

    ナナバ「変、ですか?」

    アルミン「レンは全ての巨人を駆逐するという目標のために努力し、調査兵団に入ったんです。なのにここに書かれている内容はそれと矛盾しています」

    ナナバ「確かに……殺さなければ巨人は減らないのにね」

    ミカサ「しかし、これと同じ事をレン以外に出来る人もいません。
    なので、偶然誰かが書いたという事もないでしょう」

    ゲルガー「なるほどな。そう考えれば変だな……」


    ドドッ ドドッ ドドッ ドドッ

    リヴァイ「オイ、こんな所で何してる」スタッ

    エルヴィン「早かったな。流石だ」

    リヴァイ「世辞はいい。状況を説明しろ」

    グンタ「何かあったんでしょうか?」

    ペトラ「もしかしてレンに関する手がかりが見つかったとか?」
  112. 172 : : 2016/09/26(月) 19:28:52
    試験終わるまで更新出来ないかもしれないです。

    おそらく10月3日か4日からは出来るようになります。
  113. 173 : : 2016/09/30(金) 22:19:10
    期待してます!!
    頑張って下さい!
  114. 177 : : 2016/10/03(月) 01:12:00
    試験頑張ってください!
  115. 178 : : 2016/10/04(火) 22:58:10
    >>173,>>177
    ありがとうございます!

    お待たせしました、投稿再開します。
  116. 179 : : 2016/10/04(火) 23:04:53
    エルヴィン「あれだ」スッ

    リヴァイ班「「」」チラッ


    巨人「「ア…アァ…」」グ グ グ


    オルオ「巨人!?いや、動けないのか……?」

    エルド「なんでこんな風に…?」

    アルミン「これです」スッ


    壁内の巨人は殺すな。
    出来る限り拘束に留めろ。


    リヴァイ「これは…レンか?」

    エルヴィン「おそらくな」

    ペトラ「それじゃあ、こっちもレンが書いたものでしょうか?」スッ

    「「「?」」」チラッ


    コニーを村に帰すな。


    アルミン「……コニー?」

    ヒストリア「なんでコニー?」

    ミカサ「……さぁ……」

    ハンジ「どうするエルヴィン?なんだかどんどん意味が分からなくなってきてるんだけど」

    エルヴィン「とりあえず指示には従っておく。無論、犠牲を出さない範囲でな」

    アルミン「コニーの方はどうしますか?」

    エルヴィン「本人が帰りたいと言った時にどうにかなだめる程度にしよう。何も言わなければそのままでいい、不用意に刺激したりしないように」

    「「「ハッ!」」」バッ!ケイレイ
  117. 180 : : 2016/10/04(火) 23:07:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー 壁上

    シガー『……エレン』

    エレン「」スー スー

    シガー『いい加減起きろ!調査兵団に追いつかれるぞ!!』

    エレン「……んっ」パチリ

    シガー『ウルガルド城を過ぎてあの巨人達の所まで来てる。すぐに移動しないと今日中に追いつかれるぞ』

    エレン「そりゃ勘弁だ。笑い話にしかならねぇぞ」スクッ

    シガー『お前が寝てるからだろうが』

    エレン「悪かったよ。でも俺にも分かんねぇんだ、なんで眠くなったのかは」スッ

    シガー『それはまた今度考えるとしてだ。どこに移動するんだ?居場所の検討はつけたのか?』

    エレン「……」ガリッ

    ピカッ ドオォォォン!!

    エレン巨人「……」

    シガー『オイ』
  118. 181 : : 2016/10/04(火) 23:10:57
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ドッ ドッ ドッ ドッ

    シガー『本当に何も心当たりなしに移動してるのか?』

    エレン『まさか。コニーが言ってた事を思い出したんだよ』

    シガー『コニーが?』

    エレン『前回コニー達がウトカルド城で初めてヤツと遭遇した時、ヤツだけは自分達に目もくれずに真っ先に壁の方に向かって行ったって言ってた。もしも獣の目的が壁内に巨人を発生させる事だけだとしたら、もうウォール・マリアに向かった可能性が高い』

    シガー『ならとりあえずマリアまで移動か?そこから先はどうする』

    エレン『それはマリアに着くまでに考える。アイツには聞きたい事もあるからな……
    シガーはしばらく寝ててくれ。これからはお互い交互に休憩を取ろう。そうすれば一度の移動距離も伸ばせる筈だ』

    シガー『了解だ。くどいようだが油断はするなよ』
  119. 182 : : 2016/10/04(火) 23:12:55
    ーーー

    ーーー 夜

    ーーー ウォール・ローゼ前

    エルヴィン「かなり急いで来たが……レンはいないようだな」

    ハンジ「ただでさえ私達は準備で1日遅れている上に人数が多いからね……単独で行動しているレンにすぐに追いつくのは難しいよ」

    モブリット「既に壁を超えたのでしょうか?」

    ハンジ「多分ね。壁まわりを搜索すれば確信が持てるだろうけど彼の性格からもう壁は超えたと考えていいだろうね」

    エルヴィン「そうだな。焦っても仕方が無い」クルッ

    エルヴィン「これより壁を登った後に休息とする!各班交代で馬をリフトで運べ!」
  120. 183 : : 2016/10/04(火) 23:16:04
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    アルミン「レンはいなかったね」

    ジャン「そうだな。あいつがいたとしたらこんなにチンタラ休んでなんていられないだろうからな」

    ミカサ「確かに。レンを抑えるので更に忙しい」

    アルミン「本当にどこ行っちゃったんだろうね」ハハハ

    ヒストリア「……」

    ミカサ「大丈夫?ヒストリア」ポン

    ヒストリア「うん……」

    アルミン「(ヒストリアの口数がどんどん少なくなってる。おそらくレンと一緒にいられないのが原因だろうけど、このままじゃ……そうだ)」

    アルミン「ヒストリア」

    ヒストリア「……何?」チラッ

    アルミン「レンはいつでも君と一緒にいるよ」

    ヒストリア「……?」

    アルミン「これ」スッ
  121. 184 : : 2016/10/05(水) 23:29:08
    ヒストリア「……え?」スッ

    アルミン「このピアスには、お互いを近くに感じられるようにって意味で名前を掘ってあるんでしょ?物理的に距離は離れていても、君達の心は通じ合っている筈だよ」ニコ

    ヒストリア「アルミン……そうだよね、ありがとう」ニコッ

    ミカサ「(良かった)」ニコ

    ジャン「やるじゃねえかアルミン。見直したぜ」ポン ボソッ


    「おーい、次いいぞー」


    アルミン「運良く思い出しただけだよ。ほら、早く馬を運んじゃおう。出発まで少しでも休んでおかないと」

    ジャン「そうだな、さっさとやって寝ようぜ」グイッ

    ヒストリア「ジャン!優しく引っ張ってあげないとかわいそうでしょ!」

    ジャン「お…おう……悪い」
  122. 185 : : 2016/10/05(水) 23:34:10
    ーーー

    ーーー

    ーーー 壁上

    アルミン「よいしょ」スタッ

    ジャン「やっと着いたな。それじゃさっさと ーーーー」


    ワー ワー


    ジャン「なんだ?見に行ってみようぜ」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    「うわっ、何だこいつ!」

    「誰の馬だよ!早く抑えろって!」

    「俺のじゃねぇよ!」

    「ヒヒーン!」


    ジャン「馬か……?誰かのが逃げ出したのか?」ヒョコッ

    アルミカヒス「「」」ヒョコッ

    ヒストリア「あれって……トラス!」ダッ

    アルミン「トラス?それって……」

    ミカサ「もしかしなくても、レンの馬」


    「このっ、大人しくしてろ!」ブン

    ドゴッ

    トラス「ヒヒーン!!」

    ヒストリア「やめて!!」バッ

    「「「!!」」」

    ミカサ「ヒストリア、危ないから離れて」スッ

    ヒストリア「嫌!トラスがかわいそう!!」ギュッ

    トラス「」スリスリ
  123. 186 : : 2016/10/05(水) 23:39:19
    「そいつお前の馬か!?どんな躾してんだよ!!」

    「俺そいつに噛まれたぞ!」

    「俺なんて蹴られそうになって危うく壁から落ちるところだったんだからな!!」


    エルヴィン「どうした。何の騒ぎだ」スタスタ

    「団長。あいつの馬が暴れて怪我人が出たんです」スッ

    ヒストリア「……」ギュッ

    エルヴィン「ヒストリア……それは本当か?」

    アルミン「団長、待ってください」

    エルヴィン「アルミンか、どうした?」

    アルミン「この馬はヒストリアの馬じゃありません」

    「嘘付け!」

    「だったらなんでかばったりするんだよ!」

    アルミン「ヒストリアは馬が好きだからあなた達がトラスを痛めつけていたのが嫌だったんです!!ヒストリアが止めなければ僕やミカサが止めてました!」

    エルヴィン「待て、その話は後だ。アルミン、その馬がヒストリアのものではないとしたら一体誰の馬なんだ?」

    アルミン「レンです」
  124. 187 : : 2016/10/05(水) 23:44:29
    エルヴィン「レンの馬?」

    ヒストリア「はい、この子はレンの馬です」

    ジャン「ちょっと待てよ。なんでレンの馬がこんな所にいるんだよ?」

    アルミン「多分レンは壁を越える際に上まで運んできて、ここにトラスを置いて行ったんじゃないかな」

    ジャン「ならあいつは今どうやって」

    アルミン「うーん……おそらく巨人化して一気に移動してるんだろうけど……」

    エルヴィン「合理的ではないな」

    「「「……?」」」

    エルヴィン「巨人化は1度でかなりの体力を消耗する。
    全力で走れば確かに馬で駆けるよりは遥かに早く移動出来るが、体力を回復する時間などを考えると効率が良いとは言えない」

    アルミン「僕達との距離を離すのが目的だとしてもトラスを置いて行く理由には不十分ですしね」

    ジャン「だな。トラスを手に乗せて移動すればいいだけだからな」
  125. 188 : : 2016/10/05(水) 23:48:22
    ヒストリア「心から信頼し合って、あんなに仲が良かったのになんで……」ナデナデ

    アルミン「(何か他に意味があるのか?置いていくならわざわざ壁の上まで運ばなくても下に繋いでおくだけでいい筈だ。一体どんな意味が?
    もしかして)」

    アルミン「とりあえずトラスは僕達が面倒をみよう。僕達ならさっきみたいに暴れたりはしない筈だよ」

    ジャン「こいつも連れて行くのか?」

    アルミン「うん。まだ考えが固まっていないけど、多分レンはわざとトラスを壁の上に置いて行ったんだよ。だから一緒に連れて行こう」

    ヒストリア「分かった」

    ミカサ「私もアルミンの意見に賛同しよう」

    アルミン「それでよろしいですか?団長。責任は自分達で取りますので」

    エルヴィン「……いいだろう。なら責任を持って連れていけ」

    アルミン「はい!」

    ジャン「……ああもう分かったよ!付き合ってやるよ!」

    ヒストリア「それじゃあ行こっかトラス。もう暴れたりしちゃ駄目だよ?」ニコッ

    アルジャン「「(女神……)」」
  126. 189 : : 2016/10/05(水) 23:48:47
    ここまでです。
  127. 190 : : 2016/10/06(木) 01:31:39
    期待(*´ ˘ `*)
  128. 191 : : 2016/10/06(木) 12:55:50
    久しぶりの更新だ!期待ですーー
  129. 192 : : 2016/10/06(木) 16:29:03
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    毎日続きを楽しみにしながら見ています。
  130. 193 : : 2016/10/06(木) 23:50:18
    ーーー

    ーーー 翌日 明け方

    ーーー ウォール・マリア

    ドッ ドッ ドッ ドッ

    エレン巨人「」ビキビキ

    シュッ

    ガッ ガッ ガッ ガッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 壁上

    エレン巨人「」ズシン

    ブシュッ

    エレン「ぶはっ……いつまで経っても息苦しさは慣れないな。まだ冬に近いからいいけど」キョロキョロ

    エレン「近くには何もいないのか…ハァ」スタッ クルッ

    エレン巨人「」シュゥゥゥゥ

    シュゥゥゥゥ

    エレン「この狼煙(蒸気)に気付いて近付いて来てくれれば手間が省けるんだけどな……」ハハハ

    シガー『そんな上手くポンポン事が進むか』

    エレン「起きてたのか」

    シガー『俺は寝る必要はないからな。眠るとは表現しているが、意識を拡散してリラックスしているだけだ』

    エレン「なんだ、そうだったのかよ」

    シガー『文句あんのか』
  131. 194 : : 2016/10/06(木) 23:53:03
    エレン「いや別に」

    シガー『なんか含みのある言い方だったが……まぁいいか…お前も少し寝たらどうだ?俺が休んでいたから多少は体力の消費を抑えられたとはいえ、休める時に休んでおくべきだ』

    エレン「そうだな。また眠くなってきたからそうする。おやすみ」ゴロン

    シガー『(この眠気についても考えておかないとな……戦闘中にきたらどうしようもない』

    シガー『(いざとなったらアレをする事も考えておかないとな)』

    シガー『(しかしその場合こいつは……)』チラッ

    エレン「スー スー」

    シガー『気持ち良さそうに眠りやがって』フッ

    シガー『(決断するのはエレンだ。俺はその意思を尊重する。たとえどんな結果になろうとも、な……)』スッ
  132. 195 : : 2016/10/06(木) 23:54:59
    ーーー

    ーーー

    ーーー ウォール・ローゼ

    「団長!準備完了しました!」

    エルヴィン「」コクッ クルッ

    エルヴィン「それではレンの追跡を再開する!進め!!」

    ドドドドド!!

    ハンジ「今日は一気に近づけそうだね。多分偶然だろうけど、レンが残してくれた道もあるからね」

    リヴァイ「だな…お灸を据えてやらねぇと…」

    エルオルグンペト「「」」ブルッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ジャン「やっとだ…会ったら1発ぶん殴ってやる…」

    ヒストリア「(レン…今行くからね…)」ギュッ

    トラス「?」チラッ

    ヒストリア「…もう少し待ってねトラス。レンに会いに行くよ」ニコ

    アルミン「ミカサ」コソッ

    ミカサ「何?」コソッ

    アルミン「ーーーー」
  133. 196 : : 2016/10/06(木) 23:59:07
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ドドッ ドドッ ドドッ ドドッ

    エルヴィン「ミケ」

    ミケ「なんだ」

    エルヴィン「お前の鼻で分かる範囲に今巨人はいるか?」

    ミケ「少し待て」クンクン

    ミケ「……いや、居ないが」

    ハンジ「何か感じるのかい?エルヴィン」

    エルヴィン「あぁ……むしろ何も感じないのか?今の我々の状況を考えて」

    ハンジ「!言われてみれば確かに……もう壁外なのに巨人ちゃん達がいないね」

    モブリット「遭遇しない事はそれ程珍しくはないと思いますが」

    エルヴィン「確かに遭遇が少ない時は今までもあった。しかしそんな時でもミケの探知出来る距離には数体の巨人は存在していた。
    今回の様にミケの探知範囲にも存在しないなどという事は無かった」

    エルヴィン「外れてくれればいいんだが……嫌な予感がする」

    ハンジ「?」
  134. 197 : : 2016/10/07(金) 00:03:47
    ーーー

    ーーー

    ーーー マリア壁上

    エレン「スー スー」

    シガー『静かだな、誰もいない。本当にここに来てるのか?』

    カツッ

    シガー『!』クルッ

    カツッ カツッ カツッ カツッ

    シガー『エレン、起きろ』

    エレン「もう少し…あと5分……」モゾ

    シガー『誰か来たぞ』

    エレン「!!」ガバッ

    エレン「どこだ!?」キョロキョロ

    シガー『そこだ』スッ

    エレン「……」ゴクリ

    カツッ カツッ カツッ

    ???「」ヌッ


    来た!


    ???「こっちで蒸気が見えたからあいつらかと思って来てみれば……誰お前?」

    エレン「さぁ、誰だろうな。ちなみにアイツらならしばらくは来ないと思うぞ、





































    獣の巨人。いや……ジーク」
  135. 198 : : 2016/10/07(金) 00:05:21
    ここまでです。
  136. 200 : : 2016/10/08(土) 11:56:26
    このssでは炎化するんですか?
  137. 201 : : 2016/10/09(日) 01:09:16
    ジーク「!へぇ…俺を知ってるって事はお前…ライナー達の事も知ってるのか」

    エレン「あぁ、知ってる」

    ジーク「ふーん……で?お前はその能力をどこで手にいれたんだ?」

    エレン「そんな事どうだっていいだろ?重要なのは俺がお前の敵で、お前は今ここで死ぬって事だけだ」パキッ

    ジーク「……」

    エレン「これ以上俺達の街をお前らに壊させたくないからな、こっちで闘ろうぜ」パシュッ シュイィィィン

    ジーク「」バッ ガリッ

    ピカッ ドオォォォン!!

    エレン「」シュィィィィン スタッ

    ズシイィィィン!!

    獣の巨人「……ん、何それ?その腰に付けてるやつ」

    エレン「知る必要あるのか?それと教える気は無い」スッ

    獣の巨人「……まぁいっか。お前殺した後で取り外して持って帰れば」パキッ ゴキッ

    エレン「やってみろよ」ガリッ

    ピカッ ドオォォォン!!

    エレン巨人「」コォォォォ
  138. 202 : : 2016/10/09(日) 01:17:02
    獣の巨人「ふーん、見た目は普通だな。まあせいぜい楽しませてくれよ」

    エレン巨人「」スッ ビキビキ

    シガー『指先だけ硬質化させたか…まぁ、あの体毛で打撃は有効じゃないかもしれないしな』

    獣の巨人「(硬質化出来るのか……)いいね、少しは楽しめそうだ」ニヤッ


    せいぜい笑ってろ。すぐにぶっ殺してやるよ


    エレン巨人「イグオ"」ダッ! シュッ!

    ガツッ!

    エレシガー「『(!?受け止めた!?)』」

    シガー『嘘だろ!?不意を突いた訳ではなくても硬質化させた上に十分な溜めをした手刀突きを……』

    獣の巨人「何驚いてんの?別に硬質化はお前だけの特権じゃないんだよ。
    アニちゃんやライナーだって使えるんだ、あいつらに能力を与えた俺が使えても不思議はないだろ?」ビキビキ
  139. 203 : : 2016/10/09(日) 09:44:47
    前に兵長とやった時は硬質化はしてなかったって聞いたぞ。出来るなら何故やらなかった?兵長を舐めていた?それとも今回の変化で使えるようになったのか?

    シガー『多分前者だろうな。
    ライナーとベルトルトからリヴァイが危険だという事は聞いていても実際人間相手で油断したんだろう。油断している時にリヴァイにあのスピードで攻撃されたらお前だって間に合わないだろ?』

    エレン『なるほど…今回は巨人同士、しかも俺が先に見せたから準備する時間はたっぷりだったってわけか』

    シガー『そうなるな。だがこれで同じ土俵だ、心置きなくやれ』

    エレン巨人「アァ」グググ

    獣の巨人「しかし、まだ気付かないのか?この勝負は最初からフェアじゃないって事に」


    ……何?
  140. 204 : : 2016/10/09(日) 12:23:25
    >>200
    すみません、仰ってる意味が分かりません。
    炎化とは何のことですか?
  141. 205 : : 2016/10/09(日) 20:42:08
    あれじゃないですか?ほら、アニメの「戦士は踊る」でエレンゲリオンが黒く燃え上がったヤツ
    期待!!
  142. 206 : : 2016/10/10(月) 00:43:44
    獣の巨人「サイズで言えば俺の巨人は17m級でお前の巨人は15m級だが、これは普通なら大したハンデじゃない……普通ならな」グッ

    エレン巨人「!?」ズザザザ


    簡単に押し戻された!?


    エレン巨人「モウイヂド……!」ダッ!

    獣の巨人「でも俺の巨人にはこの異様な長さの腕がある。制圧領域の広さが違うんだよ。そして最後の決定的な差が……」スッ

    エレン巨人「オオォッ!!」シュッ!

    ペシッ

    エレン巨人「!!」グラッ シュッ!

    ビシッ

    シガー『なんて奴だ。分かっていたとしてもこのスピードでの突きはそうそう対処しやすいものじゃねぇぞ』

    獣の巨人「お前が考えてる通り、俺はこの体毛で打撃がほとんど効かない。そのせいでお前の行動は制限がかけられるからある程度不意を突かれても対処するのに余裕がある」スッ

    ブンッ!

    ドゴオッ!

    エレン巨人「」ヒューー ズザァァァ

    シガー『エレン!!』

    獣の巨人「残念だったな。だがまあ良くやった方だと思うぞ。俺の特徴を正確に把握し、最初から斬撃での攻撃にしたのは良い判断だった」

    獣の巨人「大抵の奴は1発目が効かない理由も分からずにカウンターで死んでいくからな」ニッ
  143. 207 : : 2016/10/10(月) 00:49:36
    エレン巨人「」


    クソが・・・

    どんだけ強いんだよ。別に手は抜いてねぇのに歯が立たねぇ・・・・・


    獣の巨人「これでよく分かっただろ?あとは大人しくしてろよ。
    変に殺してさっきの装置壊したくないからな」スッ


    でもだからどうした?だったら諦めて大人しく殺されるのか?


    獣の巨人「」ガシッ

    エレン巨人「」ダラン


    ふざけるな、冗談じゃない


    獣の巨人「いい子だ…」ガツッ


    世界は残酷なんだ・・・こんな不条理、あって当然なんだ!

    勝てなきゃ死ぬ 勝てば生きる だけど・・・





    戦わなければ勝てない





    エレン巨人「」カッッ

    獣の巨人「!?」ピクッ
  144. 208 : : 2016/10/10(月) 00:54:51
    エレン巨人「」ビキビキビキビキビキ!!

    獣の巨人「!」バッ

    ガツッ

    獣の巨人「なっ!?腕が……!」ビタッ グッ グッ

    エレン巨人「」バリッ

    エレン「やっと捕まえたんだ、もう離さねえぞ」パシュッ ギュイィィィン!

    獣の巨人「なっ!?(一瞬で回り込まれた!?速い!!硬質化を……)」

    エレン「……殺った」シュッ!

    ジーク「(駄目だ 間に合わ ーーーー)」

    ズバッ ズバズバッ ズバババババッ!!

    ジーク「クソっ……!」ブシュウゥゥゥ!!

    エレン「」ドカッ

    ジーク「ぐっ……」ゴロゴロ ドサッ

    エレン「逃がすとでも思うのか?」スッ

    ドスドスドスドスッ
  145. 209 : : 2016/10/10(月) 01:22:36
    ジーク「ぐあぁっ…!!」

    エレン「巨人化直後…身体の損傷が著しく、回復で手一杯なうちは巨人化出来ない……これはお前も例外じゃない筈だ。
    十分に身体は損傷させた。そして、こうしてブレードを刺しておけば身体の内部に残り続けるから再生は進まない」ハァ ハァ

    ジーク「お前…名は……?」

    エレン「レン…いや、俺はエレン・イェーガーだ」

    ジーク「フッ…いい名前だ……覚えて……おいてやる………」

    エレン「そりゃありがたいね。なら忘れないうちに死ね」スッ


    「オイ、待て!」


    エレン「!」ピクッ

    「レン…お前……」

    エレン「早かったですね、兵長」クルッ
  146. 210 : : 2016/10/10(月) 01:25:25
    >>205
    あれ炎化って言うんですか……初耳です。
    期待ありがとうございます。


    ここまでです。
  147. 211 : : 2016/10/10(月) 12:34:50
    前に炎化するんですか?と質問したものです
    それです。もう一度質問しますが、
    エレンゲリオンは炎化するんですか⁇
  148. 212 : : 2016/10/10(月) 19:37:07
    めちゃくちゃ期待!
  149. 213 : : 2016/10/12(水) 17:26:47
    期待です
  150. 214 : : 2016/10/12(水) 21:10:07
    「待ってください兵長ー!!」


    エレリヴァ「「……」」チラッ

    ぺトラ「いきなりスピード上げられても…付いていけませんよ……」

    オルオ「フッ…それはお前がまだその域に達していないからだ。
    いずれその域に達し ーーーー」

    ぺトラ「うっさいオルオ。舌を噛みきって死ねば…ってレン!!」

    エレン「……」ペコリ

    エルド「巨人の蒸気が見えたから来てみたら……お前だったのか」

    グンタ「何故急に居なくなったりした!皆心配したんだぞ!?」


    「おぉーーい!巨人ちゃーーん!!」


    シガー『この声は……』

    ハンジ「どこ?どこ?かわいい巨人ちゃんはどこかな!?」

    エルヴィン「ハンジ、落ち着け」

    シガー『こりゃ完全に追いつかれたな』
  151. 215 : : 2016/10/12(水) 21:19:38
    エルヴィン「レン」ザッ

    エレン「……」

    エルヴィン「何故急に調査兵団を離れたのか聞きたいところだが、その前に……」チラッ

    ジーク「……」シュゥゥゥゥ

    エルヴィン「こいつは一体……」

    エレン「コイツが獣の巨人の本体です」

    「「「!!」」」

    ライベル「「!!?!!?」」

    エルヴィン「本当か?もし本当なら大したものだが……」

    ヒストリア「レン!!」タッ

    ダキッ

    エレン「ヒストリア」ギュッ

    ヒストリア「どうして急に何も言わずに行ったの?どれだけ心配したか……」ギュッ

    エレン「……ごめんな………」

    アルミカ「「レン」」

    エレン「お前らもごめんな。特にミカサ、気絶させたりして悪かった」

    ライナー「……おい」ザッ
  152. 216 : : 2016/10/12(水) 21:28:16
    エレン「ライナーか、どうした?」

    ライナー「そこにいるのは本当に獣の巨人の本体なのか?」チラッ

    ベルトルト「(僕は入ってないんだね……それより)」チラッ

    ジーク「(ライナー……ベルトルト)」

    ライベル「「(戦士長……まさか戦士長がやられるなんて)」」

    エレン「コイツがどうかしたのか?」

    ライナー「い、いや、少し気になってな……」

    エレン「ならもういいだろ?」クルッ

    ミーナ「レン、何するの?」

    エレン「ミーナ。お前らも来てたのか?」チラッ

    ミーナ「当たり前でしょ!私達だって調査兵団の一員なんだし、同期がいなくなったってなったらじっとしてなんてられないよ!!」

    エレン「はは…そうだよな……」

    ミーナ「私達の事何だと思ってたのよ……」ハァ

    エレン「もちろん仲間だと思ってるぞ」

    元104期生「「「(どの口が言うか……)」」」
  153. 217 : : 2016/10/12(水) 21:33:20
    エレン「悪いなジーク、待たせて。今楽にしてやるからな」クルッ

    ライナー「待て!レン!」

    エレン「うるせぇな……」ギロッ

    ライナー「!!」ビクッ

    エレン「コイツを倒したのは俺だ。どうするかは俺が決める」

    ライナー「し、しかしだな……」

    エレン「それとも何か?コイツを殺されるとお前らに不都合でもあるのか?」

    ライナー「い…いや…そういう訳ではないが」

    エレン「なら黙って見てろ」スッ

    エルヴィン「待てレン。そいつから何か情報を聞き出せるかもしれない」

    エレン「……」チラッ

    ジーク「」ニヤリ フルフル

    エレン「話す気は無いそうです」

    エルヴィン「そうか、残念だ」

    アルミン「(お前"ら"?)」
  154. 218 : : 2016/10/12(水) 21:36:15
    >>211
    ネタバレはできるだけしない主義なのでお答え出来ません。

    >>212,>>213
    ありがとうございます。


    ここまでです。
  155. 219 : : 2016/10/12(水) 23:24:47
    期待ーー!
    アルミンが少し気づき始めましたね
  156. 220 : : 2016/10/12(水) 23:52:01
    流石アルミンw
  157. 221 : : 2016/10/13(木) 19:36:11
    アルミンはエルヴィンと並ぶ頭がいいからねww
  158. 222 : : 2016/10/13(木) 22:39:02
    追いついたー

    超期待!!
  159. 223 : : 2016/10/14(金) 03:16:40
    投稿まだ?
  160. 224 : : 2016/10/15(土) 18:23:10
    エレン「」クルッ

    ジーク「……フッ」

    エレン「じゃあなジーク」ガリッ

    ピカッ ドオォォォン!!

    エレン巨人「」ガシッ

    ジーク「(ここでこいつらを混乱させるのも手だが、後はあいつらに任せるか……)」ニッ

    バキッ

    パキッ ポリボリ

    エレン以外「「「……」」」

    「ウップ」

    エレン巨人「」ブシュウゥゥゥ

    エレン「」スタッ


    やっぱり気持ちのいいもんじゃないな・・・


    エレン「……」スタスタ

    「「「……」」」

    ぺトラ「レ、レン?」オドオド

    エレン「はい」

    ぺトラ「今はその…なんで……あの人を…食……」

    エレン「……そういえば話してませんでしたね。巨人の能力は奪えるんですよ」

    ぺトラ「能力を…奪う……?」
  161. 225 : : 2016/10/15(土) 18:37:13
    エレン「はい。巨人が巨人化能力を持った人間を食うと、その巨人は人間に戻り、食った対象の巨人化能力を受け継ぎます。
    正確には、巨人化能力者の背骨を砕いて脊髄液を体内に取り込むんです」

    リヴァイ「なるほどな。情報も聞き出せねぇ奴を捕らえていても得は無いからそれなら食って能力を奪おうってか」

    ヒストリア「でも、だからって……あの人だって人間なんでしょ?」

    エレン「けど、アイツは何も話す気なんて無かった。無駄な時間をかけて逃げるチャンスを与えるよりはここで殺して能力を奪った方がいい。
    それに、アイツは……人間なんかじゃない」

    リヴァイ「それがお前の選択か」

    エレン「はい」

    リヴァイ「そうか。もう終わった事の選択にケチをつけようとは思ってないが……」

    リヴァイ「今からの選択によっては多少のケチをつけるかもしれねぇな」シャッ

    エルヴィン「一緒に戻ってもらうぞレン。聞きたい事がある」

    シガー『まぁそうなるよな』

    エレン「……」
  162. 226 : : 2016/10/15(土) 19:07:44
    リヴァイ「出来れば抵抗せずに来てもらえるとこっちとしても楽なんだがな」チャキ

    どうする?一応最初の目的は達成したが、ここでやるか?

    ヒストリア「お願いレン。あなたとは戦いたくない……」

    アルミン「レン……」

    ミカサ「レン…お願い」

    エレン「……」チラッ

    調査兵「「「……」」」

    トーマス「レン」

    ジャン「戻って来いよ」

    ミーナ「皆、そのために来たんだよ」

    エレン「……ハァ 分かりました」

    エルヴィン「ずいぶん素直だな」

    エレン「ただ、条件が1つあります」

    エルヴィン「条件?」

    エレン「壁に戻ってからは拘束でも何でも好きにしてください。けど、それまでは自由に行動させてもらいます。
    逃げたりはしませんのでご安心を」

    リヴァイ「なら、お前には俺の班がつく。それでなら条件を呑んでやる」

    エレン「分かりました。ところでここまでの道中に巨人とは遭遇しませんでしたか?」
  163. 227 : : 2016/10/15(土) 20:04:26
    リヴァイ「ウルガルド城に大量にいたが?」

    エレン「ウルガルド城!?なんでそんなところに……それで…どうしましたか?」ギリッ

    リヴァイ「無論全て殺した」

    エレン「っ!」ガシッ グイッ

    エレン以外「「「!!?」」」

    リヴァイ「!?」ドサッ

    ヒストリア「レン!?」

    ハンジ「何を ーーーー」

    エレン「全員動くな」ギロッ

    「「「!!」」」ゾクッ

    リヴァイ「てめぇ…何のつもりだ……」

    エレン「……別に兵長は悪くありません。これはただの俺の八つ当たりです……」


    ウルガルド城にも書いておくべきだったよ・・・!


    アルミン「!もしかして途中に書いてあったメッセージと関係があるのかい?レン」
  164. 228 : : 2016/10/15(土) 23:30:46
    エレン「あぁ……」ユラリ

    エレン「まだ言ってなかったが、巨人の正体は……全てが元人間だ」

    エレン以外「「「!??」」」

    アルミン「!そういえばさっきも「巨人が巨人化能力を持った人間を食べると人間に戻る」って言ってたよね」

    エレン「よく気付いたな。
    最初に何故・どうやって巨人が発生したのかは俺も分からないが、今まで巨人を増やしていたのはジークとその仲間……「戦士」と呼ばれてる奴らだ」

    リヴァイ「……つまり何だ?俺が今まで削いでいたのは人の肉で…」ムクリ

    リヴァイ「俺は人を殺すために飛び回っていたって事か……?」

    エレン「端的に言えばそうです」

    エルヴィン「何故今までそれを話さなかったんだ?」

    エレン「出来ればずっと話さないで済めば良かったんですけどね……事態が事態ですので。
    それに、話さなかった方が良かったと思いますよ?」チラッ

    エレン「これを聞いた後でも皆さんは今まで通り巨人を殺していけますか?」

    「「「……」」」
  165. 229 : : 2016/10/15(土) 23:33:48
    >>219,>>222
    ご期待ありがとうございます!


    ここまでです。
  166. 230 : : 2016/10/17(月) 23:19:37
    面白いです
  167. 231 : : 2016/10/18(火) 20:28:56
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    続きを楽しみに待っています。
  168. 232 : : 2016/10/18(火) 20:59:17
    期待デス!!
  169. 233 : : 2016/10/21(金) 18:53:08
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    続きを楽しみに待っています。
  170. 234 : : 2016/10/22(土) 13:30:29
    アルミン「巨人の正体は分かったけど、メッセージの意味とどう関係あるの?」

    エレン「そこまでしか分かってないなら理解半分ってとこだな……巨人と遭遇したのはどこって言った?」

    アルミン「?ウルガルド城だよ」

    エレン「それはどこに位置する場所だ?」

    アルミン「どこって、街から出てしばらく進んだ郊…外……」ハッ

    サシャコニ「「??」」

    アルミン「壁の…中に……でもどうして?壁が壊されたなんて報告は一度も ーーーー」

    エレン「別に人類を殺すのが目的じゃなければ壁を壊す必要はないだろ。
    言っただろ?巨人の正体は人間で、巨人を"増やして"いたのはジーク達だって」

    アルミン「!!……そんな…まさか…なんて酷い…!」
  171. 235 : : 2016/10/22(土) 14:03:02
    やっぱり酷だったかな……


    アルミン「だとするとどこかの村が?つまりあのメッセージの内容は…まさか」

    アルミン「コ ーーーー」

    ポン

    アルミン「!」

    エレン「……」フルフル

    アルミン「……うん、そうだね」スッ

    エレン「戻るか」クルッ

    オルオ「待て」ザッ

    エレン「何ですか?」

    オルオ「お前、さっきの兵長への愚行だけじゃなく、勝手に出ていった事について何の償いもしないで済ませるつもりか?」

    エレン「……なら何をしろと?」

    オルオ「とりあえず全員1発ずつ殴らせろ。この場はそれで勘弁してやる」
  172. 236 : : 2016/10/22(土) 14:19:17
    ヒストリア「ちょっとオルオさん…今はそんな事してる場合じゃ」

    ペトラ「そうよ、まずは壁に戻るのが先でしょ」

    オルオ「うるせぇ。俺の気が収まらねぇんだよ」

    エレン「別に構いませんよ。どうぞ」

    オルオ「歯ぁ食いしばれよ……!」ブンッ

    バキッ

    エレン「っ…他の皆さんも好きなだけどうぞ……いくらやられても抵抗しませんので」

    「な…なら俺も」「俺もだ」「俺も1発」

    バキッ バキッ ドスッ ドカッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ハァ ハァ

    エレン「」フラッ

    エルド「おっと、まだ寝るには早いぞレン」ガシッ

    グンタ「まだ俺達が残ってるからな」

    ペトラ「ちょっと、エルドとグンタまで……」

    ヒストリア「もうやめて…やめてください」グスッ

    ペトラ「」ギュッ

    エルド「どうなっても 文句言うなよ」スッ

    エレン「……えぇ、どうぞ」

    グンタ「いくぞ」スッ

    バキッ

    ドサッ

    ヒスペト「「!!」」

    調査兵「「「!?」」」
  173. 237 : : 2016/10/22(土) 14:21:25
    >>230,>>232
    ありがとうございます。

    >>231
    三毛猫さん、いつもありがとうございます。これからも見ていただけるとありがたいです。


    明日までに内容纏めて、明日投稿します
  174. 238 : : 2016/10/23(日) 13:04:32
    エルグン「「ぐっ……」」ムクリ

    エレン「え……?」

    エルド「はは…いってぇ……」

    グンタ「エルド…お前力強過ぎだろ」イテテ

    エレン「何…何やってんですか!?」

    グンタ「俺達が頼りないからお前は1人で溜め込んでその結果、俺達の元から離れる事になっちまった。俺達にも責任はある……そのささやかな代償だ」

    エルド「だから何だって話だがな……」ハハハ

    エレン「エルドさん……グンタさん………」

    エレン「裏切って出ていった俺をまだ…仲間だと言ってくれるんですか?」

    グンタ「当たり前だ。お前は人類の希望である前に、俺達の大事な後輩なんだからな」

    エルド「お前は皆の分の弱さまで背負って強く、人類の希望とならなくちゃいけない」スタスタ

    エルド「仲間に何かあったら全部自分のせい。自分に何かあっても1人で全部抱えて弱音の1つも吐かない。
    確かにそれが出来れば強くはなれるだろうよ…けどな…辛いだろ…?そんな生き方」ザッ

    エレン「……」

    グンタ「自分ばかり責めずに俺達にだって背負わせてくれ。俺達だって調査兵団の一員なんだ」ザッ

    エルド「誰かを救う前に…お前が救われてくれ」ポン

    エレン「…はい…っ」
  175. 239 : : 2016/10/23(日) 13:16:15
    オルオ「これじゃ言い出しっぺの俺が悪役みたいじゃねぇか……」ポリポリ

    オルオ「よしレン!俺にも1発本気でやれ!それでチャラだ!」

    ペトラ「うわっ…セコっ……」

    オルオ「う…うるせぇ!俺なりのけじめなんだよ!!ほら、さっさとしろよ!!」ズカズカ

    エレン「フッ……じゃあ遠慮なく………」スッ

    オルオ「(え…その構え……)ちょ、ちょっと待て……本気って言っても言葉のアヤ ーーーー」

    エレン「フッ!」シュッ

    スパーン!!

    グルン グルン

    オルオ「」サカサマ チーン

    エルド「2回転か……新記録だな」
  176. 240 : : 2016/10/23(日) 13:18:56
    ーーー

    ーーー 日没時

    ーーー ウォール・ローゼ カラネス区

    ガラガラガラガラ

    「調査兵団が帰って来たぞ!」

    「今回はやけに長いからてっきり全滅したのかと思ってたが……戻って来たんだな」

    「いや、全滅どころか全員ピンピンしてるぞ」

    「エルヴィン団長!今回の遠征はどうだったんですか!?」

    「何か成果は得られたんですか!!?」

    エルヴィン「」ピタッ

    「「「……」」」

    エルヴィン「今回我々はウォール・マリアへと向かいました」

    エルヴィン「残念ながら破壊された壁の穴を塞ぐには至りませんでしたが、成果もありました」スッ

    エレン「」バッ!ケイレイ

    エルヴィン「彼の活躍により、敵の主力クラスと思われる者を倒す事に成功しました」

    「「「……ォオオオオ!!」」」

    「ついに敵の正体を突き止めたんですね!」

    「これで領土を取り戻せる!!」

    「巨人の小僧、ありがとうな!!」
  177. 241 : : 2016/10/23(日) 13:22:35
    ジャン「呑気なもんだな、人の気も知らないで。何があったか教えてやろうか」スッ

    アルミン「まぁまぁ、彼らの気持ちも分からないわけじゃないんだし」

    ミカサ「アルミンの言う通り。あそこに水を差すのは無粋」

    ジャン「分かってるって、本気にすんなよ」

    エレン「……」

    ヒストリア「レン、どうかしたの?」

    エレン「いや……」

    「レンさん!」タタタタ

    エレン「!!ディファじゃないか!なんでここに?家はトロスト区じゃなかったのか?」

    ディファ「家はトロスト区の襲撃の時に壊れちゃったんです。
    そしたらお母さんがそれならいっそ引越しましょうって……今はカラネス区の家に住んでます」

    エレン「そっか……ごめんな、守れなくて」

    デイファ「!!いえいえ!レンさんはトロスト区を取り返してくれたじゃないですか!それだけで感謝こそすれど憎んだりなんかしませんよ!」
  178. 242 : : 2016/10/23(日) 13:25:37
    エレン「そう言って貰えると嬉しいよ。ありがとなディファ」ナデナデ

    ディファ「えへへへ」

    「ディファ、そろそろ戻りなさい」

    ディファ「え〜 もう少しいいでしょ、お母さん」

    ディファ母「調査兵団の方達だって疲れてるのよ。無理を言うんじゃありません」

    ディファ「すみません、うちの息子がご迷惑をお掛けしまして…」ペコペコ

    エレン「いいえ、直接お礼を言われるのは嬉しいものですから」

    ディファ「ほらね、レンさんだっていいって言ってくれてるじゃん」

    エレン「でもなディファ、親の言う事は聞いておくもんだぞ」ポン

    ディファ「……レンさんがそう言うなら………」

    エレン「ここに住んでるならそのうちまた会えるさ。
    壁外調査の前には必ず会いに行く。約束だ」スッ

    ディファ「はい、約束です」スッ

    キュッ(指切り)
  179. 243 : : 2016/10/23(日) 13:26:02
    ここまでです。
  180. 244 : : 2016/10/23(日) 18:36:27
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    ジークを倒したとう事は、エレンは前の世界では持っていなかった力を手に入れたということですね。エレンが持つ始祖の巨人の力《座標》を完全に制御できるなら、未来を良い方向へ大きく変えることができますね。続きを楽しみに待っています。
  181. 245 : : 2016/10/24(月) 00:48:51
    いやーついに最新話でユミルの名字明かされましたね!
  182. 246 : : 2016/10/24(月) 16:02:04
    今更かよ
    とっくの昔の話だわ
  183. 247 : : 2016/10/26(水) 21:57:15
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    小説を最初から読み直したりしています。続きを楽しみに待っています。
  184. 248 : : 2016/10/27(木) 00:10:16
    >>246今月買うの忘れてたからw
  185. 249 : : 2016/10/27(木) 00:48:04
    ディファ「約束ですよー!」フリフリ スタスタ

    エレン「」ニコニコ フリフリ

    シガー『ずいぶんじゃないのか?』

    エレン『……』

    シガー『悲しむぞ。約束を守られずに相手がいなくなるっていうのは』

    エレン「……」ギリッ

    シガー『……引き返したくなったのか?』

    エレン『そんな事はねぇさ。俺の目的は最初から変わらない。全てが終わったら……」

    ヒストリア「?何か言った?」クルッ

    エレン「いや…何でもない」フッ

    ヒストリア「そう?それじゃあ戻ろっか」スッ

    エレン「そうだな、帰って休もう。今日は疲れた」ギュッ

    エレヒス「「」」ニコッ

    スタスタ
  186. 250 : : 2016/10/27(木) 00:53:56
    ーーー

    ーーー 深夜

    ーーー 調査兵団本部 地下室

    エルヴィン「フ-ッ……何も話す気にはならないか?」

    エレン「すいません、壁外で話した事以外はまだ話せないです」

    エルヴィン「またか……」ハァ

    リヴァイ「……」

    エルヴィン「……分かった。だが話せるようになったら話してくれ。いいな?」

    エレン「はい」

    エルヴィン「一週間は地下で謹慎だ。理解してくれ」ガチャ

    バタン

    リヴァエレ「「……」」

    エレン「兵長、戻らないんですか?」

    リヴァイ「……1つだけな」

    リヴァイ「今回の行動・選択をお前は後悔しているか?」

    エレン「いいえ」

    リヴァイ「そうか…ならいい……」スタスタ

    ガチャ

    リヴァイ「後悔する様な人生は送るなよ」

    エレン「」トン ケイレイ

    リヴァイ「フッ」バタン
  187. 251 : : 2016/10/27(木) 00:54:26
    >>244
    ありがとうございます。
  188. 252 : : 2016/10/27(木) 17:42:36
    お、おもしろ過ぎる!
  189. 253 : : 2016/10/30(日) 00:25:14
    期待です
  190. 254 : : 2016/10/30(日) 07:38:53
    き☆た☆い❤
  191. 255 : : 2016/10/30(日) 09:48:46
    屑豆は駆逐 さん。おはようございます。
    三毛猫です。エレンは未来を良い方向へ大きく変えることができるのでしょうか?また、結晶に閉じ込められなかったアニはどうなるのでしょうか?続きを楽しみに待っています。
  192. 256 : : 2016/10/31(月) 00:27:56
    >>252,>>253,>>254
    ご期待ありがとうございます。

    >>254
    三毛猫さんご期待ありがとうございます。
    これからも見ていただけるとありがたいです。
    1つだけ訂正させていただきますと、今回はアニは結晶体には篭っておりません。前作を見返していただけるとお分かりいただけるかと思います。



    水曜日に投稿します。
  193. 257 : : 2016/11/02(水) 04:50:43
    楽しみ!今日が水曜(((o(*゚▽゚*)o)))
  194. 258 : : 2016/11/02(水) 23:02:55
    エレン「はぁ……」ボフッ

    シガー『一週間か 長いな』

    エレン「そうだな……やりたい事はあるからどうにかして短くしたりできないもんか』

    シガー『大人しくしてろよ……状況は良くないんだからよ』

    エレン「いや、少し無理してでもやっておきたい事がある。それだけでも ーーーー」

    コンコン

    エレン「ん?」

    ガチャ

    ヒストリア「レン、まだ起きてる?」

    エレン「どうした?こんな時間に」ムクリ

    ヒストリア「本部に着いてからすぐ地下に連れて行かれたからお腹空いてると思って。夕飯食べてないでしょ?」スッ

    エレン「そういえば何も食べてなかったな、ありがとう」
  195. 259 : : 2016/11/02(水) 23:04:32
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ゴクン

    エレン「ごちそうさま。ありがとな、わざわざ持って来てくれて」

    ヒストリア「いいよお礼なんて。それに、最初に持って行こうって言い出したのはユミルだし」

    エレン「ユミルが?」

    ヒストリア「うん。ほらユミル、入ってきなよ」

    ユミル「なんだ、私がいちゃお邪魔じゃないのか?」ニヤニヤ

    ヒストリア「!!ユミル!!////」

    エレン「お前から来るなんて珍しいよな。俺に話があるんだろ?」

    ヒストリア「レンも何か言ってよ!!////」

    ユミル「まぁな」

    ヒストリア「二人共無視しないでよ!!////」

    エレン「はいはい、ちょっとベッドで待っててくれ。2人で話がしたいんだ」ギュッ ポンポン

    ヒストリア「ふんっ!////」プイッ

    スタスタ ボフッ
  196. 260 : : 2016/11/02(水) 23:06:22
    エレン「部屋の外で話すか」スクッ

    ユミル「部屋から出て良いのか?謹慎処分って聞いたんだが」

    エレン「団長に言われたのは「地下」で謹慎だからな。別に上に上がらなければ大丈夫だろ」

    ユミル「へっ、口八丁なもんだな」

    エレン「お前程じゃないさ」ガチャ

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 地下廊下

    エレン「内容は大体分かってるつもりだが、お前から話せよ」

    ユミル「お前、なんでヒストリアに何も言わないで出てった?
    ちょっと敵の親玉殺すだけなら話してから行ったって充分だったろ。あいつがどんな思いでいたのか分かるのか?」

    エレン「詳しくは言えない」

    ユミル「そうかい……」

    エレン「俺にだって皆に言えない事情くらいあるんだよ」

    ユミル「恋人にも言えないってのか?」

    エレン「残念ながらな。恋人であると同時にヒストリアは調査兵団の仲間だ。余計な事を言って不安を煽りたくない」

    ユミル「仲間ね……ならお前、ライナーとベルトルさんはこれからどうするつもりなんだ?」

    エレン「!」
  197. 261 : : 2016/11/02(水) 23:29:44
    出来ればまた週末に投稿します。
  198. 262 : : 2016/11/03(木) 23:50:07
    ユミルなんか初登場な気がする
  199. 263 : : 2016/11/05(土) 20:48:52
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    エレンは未来を大きく変えていますね。ユミルは前の世界とは違ってヒストリアの側に居続けてくれそうですね。安心しました。
    続きを楽しみに待っております。
  200. 264 : : 2016/11/06(日) 12:04:46
    エレン「ユミルお前……」

    ユミル「別に私が特別冴えてるわけじゃねぇよ。多分アルミンとミカサも薄々気付いてる。けど、あいつらはあの2人を殺れねぇよ」

    エレン「だろうな……いや…そうであってほしいもんだ」


    本当の意味で汚れるのは俺1人だけで十分だ


    ユミル「でだ、お前、全部終わったらどうするつもりなんだ?」

    エレン「どうするって…何をだよ」

    ユミル「決まってんだろ。私と」スッ

    ユミル「お前の中の巨人をだよ」トン

    エレン「お前はどうしたいんだ?」

    ユミル「別に。私は最後までヒストリアを守れればそれでいい。それさえ出来れば思い残しはねえよ」

    エレン「そうか。ありがとな」

    ユミル「私はどうでもいいんだよ。今はお前だ」
  201. 265 : : 2016/11/06(日) 12:07:17
    エレン「俺もお前と同じだ。ヒストリアを守れればそれでいい」

    ユミル「死ぬ気か?」

    エレン「……さぁ、どうだろうな?」

    ユミル「お前は死ぬな。ヒストリアにはお前が必要なんだよ!」

    エレン「ヒストリアにはいずれこの世界の女王になってもらうんだ。俺がいなくなるくらいで揺らいでもらっちゃ困る」

    ユミル「テメェ……それは本気で言ってんのか……?!」

    エレン「上に立てば、色んな犠牲はつきものになる。当然周りの人間がいなくなる事もな。
    俺はそのうちの1人に過ぎない」

    エレン「俺がいなくなったって気付かないくらいは忙しいだろうさ」

    ユミル「そんなわけ…ねぇだろ!!」ガシッ グイッ

    ドンッ
  202. 266 : : 2016/11/06(日) 12:11:30
    エレン「離せよ」グッ

    ユミル「俺がいなくても大丈夫?いなくなっても気付かないだと?」グググ

    ユミル「今回お前がいなくなった時にヒストリアがどうなったのかも分からない癖に知った様な口聞くな!」

    エレン「……るよ」

    ユミル「ああ"!?」

    ボキッ

    ユミル「〜〜〜!!(手首が…!)」ウズクマル

    エレン「分かってるよ。俺がいなくなったらあいつがどう思って、どうなるのかくらい……」クルッ

    エレン「だからこそそのままじゃ駄目なんだ…いや、そうでもないか」

    エレン「全部、忘れるんだもんな」ボソッ

    ユミル「テメェ…何を……」シュゥゥゥゥ

    エレン「俺はヒストリアの前から消える。これは決定事項だ。
    もう止められないし、やり直しは不可能なんだよ」

    エレン「治したら部屋戻れよ。あまりここにいると怪しまれるぞ」スタスタ
  203. 267 : : 2016/11/06(日) 12:15:19
    ーーー

    ーーー

    ーーー 地下室

    ガチャ

    ヒストリア「ユミルは?」

    エレン「先に戻った。お前も戻ったらどうだ?」ボフッ

    ヒストリア「……ゃダメ?」

    エレン「え?」

    ヒストリア「その…今日は……一緒に寝たいなって…//」


    恥ずかしいなら戻ればいいのに


    シガー『そう言わないで一緒に寝てやれよ鈍感』

    エレン『だからなんで鈍感なんだよ……まぁ別に構わねぇけど』

    エレン「分かった。なら寝る前に少し話さないか?」ポンポン

    ヒストリア「うん、いいよ」スッ

    「「……」」

    エレン「えーっと、その、なんだ…ごめんな?何も言わずにいきなり出てって」

    ヒストリア「本当にね。皆心配したんだよ?「止められなかった自分のせいだ」って泣くミカサを宥めるのに苦労したんだから」ハァ

    エレン「そうだったのか……ミカサが…以外だな」
  204. 268 : : 2016/11/06(日) 12:18:29
    ヒストリア「家族として過ごしてきた人がいきなり自分の前からいなくなって、しかもそれを止められたかもしれないってなったら誰だってああなるよ。
    少しは自重してよね」ピシッ

    エレン「はいはい。他の皆は何も無かったのか?」

    ヒストリア「!う、うん…大丈夫だよ。私ももう泣いてばかりじゃないもん」

    エレン「ふ〜ん」

    ヒストリア「な、何……」

    エレン「おかしいな。ユミルから聞いた話だとお前も物凄い落ち込みようだったらしいんだがな?」

    ヒストリア「……」フイッ

    エレン「それに……」グイッ

    ドサッ

    ヒストリア「え?え?////」
    (ベッドに押し倒されてる)

    エレン「俺はさっき「他の皆」って聞いたのに何故お前は自分の事を挙げたんだ?」

    ヒストリア「あ……」
  205. 269 : : 2016/11/06(日) 12:20:17
    >>262
    そうですね、この章では初かもしれないです。
    多分ここから出番増えるかも……

    >>263
    ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ


    また時間ができた時に投稿します。
  206. 270 : : 2016/11/06(日) 20:51:06
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    エレンは凄まじい覚悟を決めているようですね。カルラやペトラ達リヴァイ班が助かり、ミカサやヒストリア達も良い方向へ順調に未来が変わっていますが、エレンにも幸せになって欲しいですね。続きを楽しみに待っております。
  207. 271 : : 2016/11/08(火) 08:35:16
    続き楽しみ!!
  208. 272 : : 2016/11/10(木) 17:24:53
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    時々、小説を最初から読み返しています。続きを楽しみに待っております。
  209. 273 : : 2016/11/10(木) 23:27:08
    期待!
  210. 274 : : 2016/11/13(日) 00:40:32
    エレン「なあ」ジー

    ヒストリア「……////」プイッ

    エレン「ヒストリア……」スッ

    チュ チュパッ クチュ

    ヒストリア「んっ…ふぁ…レン……////」

    エレン「……俺は正直寂しかったぞ」

    ヒストリア「!」

    エレン「でも、甘えていてお前らをまた失うのが怖かった……」

    ヒストリア「……」

    エレン「だから後戻りはしないつもりで出て行ったのに、お前らを見た時に…またお前らと一緒にいたいなんて思っちまった
    自分が許せないんだ」

    ヒストリア「……」

    エレン「今だって迷ってるんだ。ここに戻って来た俺の選択は間違ってたんじゃないかって」

    エレン「後悔はしてない。けど、同時に俺は間違ってないと言い切る事も出来ないんだ」

    エレン「教えてくれヒストリア……俺は…どうすれば良かったのかを」

    ヒストリア「私は…」

    ヒストリア「レンが戻って来てくれて、嬉しいよ」

    エレン「!」
  211. 275 : : 2016/11/13(日) 00:50:12
    ヒストリア「私に聞かれても、私だってどんな選択が正しくて、皆のためになるのかなんて分からないよ」

    ヒストリア「けど、それでも私はレンが無事に戻って来てくれた事が嬉しい。それじゃ駄目?」

    エレン「」ツー


    俺はこいつに救われてばかりだな・・・・・

    エレン「……一生敵う気がしねぇや」ゴシゴシ

    ヒストリア「レン」ムクリ

    エレン「ん?」

    ヒストリア「ここ、座って」ポンポン

    エレン「ん」ストン

    ヒストリア「」クイ

    ポスッ

    エレン「」
    (膝枕されてる)

    ヒストリア「特別、だからね」

    エレン「おいおい、子供扱いするなよ」

    ヒストリア「今はそういう変な強がりしなくてもいいの」

    エレン「強がり?俺は別に ーーーー」

    ヒストリア「恋人だよ?打ちのめされてるのくらい分かるんだから」
  212. 276 : : 2016/11/13(日) 01:06:03
    ヒストリア「詳しい事情は話してくれないんでしょ?」

    エレン「……あぁ、ごめんな」

    ヒストリア「ううん、いいの。レンが話したくないなら私も無理に聞こうとは思ってないから」

    ヒストリア「こんな事で楽になるだなんて思わないけど……今の私にはこんな事しか出来ないから」

    エレン「はは…ヒストリア……心配し過ぎだぞ………」

    ヒストリア「疲れてる?」

    エレン「まだまだ……全然平気だね」

    ヒストリア「困ってる?」

    エレン「……やめろよ…そんな優しくされたら……また…決心が鈍っちまうだろ………」

    ヒストリア「大変…だったね」チュッ

    エレン「あぁ……大変…だった」ポロッ

    エレン「すげぇ辛かった……怖かった……寂しかった………」ポロポロ

    エレン「俺…頑張った…頑張ったんだよ……!」

    エレン「少しでもいい結果にしようって必死で……全部良くしようって死ぬ気で行動して………」

    ヒストリア「うん……」ポロ
  213. 277 : : 2016/11/13(日) 01:16:38
    エレン「けど、それでも足りなくて……1人で飛び出してからもずっと怖かった………もう皆に会わないって覚悟してたのに、何故か無性に怖かった」

    ヒストリア「うん…分かってる……おかえりなさい、レン」ニコッ

    エレン「た…だい…ま……」ギュッ ポロポロ

    ヒストリア「……」ポロポロ ナデナデ

    ーーー

    ーーー 数時間後

    ーーー

    ギイィ

    ライナー「まさか戻った初日に襲撃されるとは思ってなかっただろうな。
    普通なら初日は避けるべきだが、俺達にとっては逆にそこが狙い目だ」ソロリソロリ

    ライナー「ベッドは…ここだな……ん?」

    エレン「」スー スー
    (ヒストリアの膝の上)

    ヒストリア「」スー スー
    (膝枕したままエレンに覆いかぶさって寝てる)

    ライナー「 」

    ライナー「……戻ろう」クルッ

    ライナー「(俺は泣いてない……泣いてないぞ)」ゴシゴシ

    シガー『ライナー、ご愁傷様だな……』チラッ

    エレヒス「「」」スー スー

    シガー『この暗がりであの体勢だと、キスしながら寝てる様にも見えるからしょうがないと言えばしょうがないが……』ハハハ
  214. 278 : : 2016/11/13(日) 01:28:33
    >>270,>>271,>>273
    ありがとうございます(´ω`)


    ここまでです。また書けて時間がある時に投稿します。
  215. 279 : : 2016/11/13(日) 08:02:59
    膝枕のシーンがなんかリゼロみたい
  216. 280 : : 2016/11/13(日) 09:24:23
    屑豆は駆逐 さん。おはようございます。
    三毛猫です。エレンとヒストリアは、前の世界以上に強い繋がりを持っていますね。エレンは、ミカサとの仲はどうするのでしょう。ヒストリアと同じように結婚するのでしょうか?続きを楽しみに待っております。
  217. 281 : : 2016/11/16(水) 23:30:28
    凄ッΣ(o゚д゚oノ)ノ
  218. 282 : : 2016/11/17(木) 19:13:46
    少しですが今日投稿します。
  219. 283 : : 2016/11/17(木) 23:11:13
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー

    ヒストリア「」パチリ

    ヒストリア「ここは……」

    モゾッ

    ヒストリア「ん?」チラッ

    エレン「」スー スー

    ヒストリア「レン…そうか、あの後そのまま寝ちゃったんだ…」

    エレン「スー スー」

    ヒストリア「ふふっ…寝顔可愛い……」ナデナデ

    エレン「んん……」コロン モゾモゾ

    ヒストリア「ひゃっ!////」ビクッ

    ヒストリア「レ、レン…起きて……////」ポンポン

    エレン「ん〜……」モゾッ

    ヒストリア「レ…ンっ…////起きて!!」

    ゴンッ!

    エレン「っっ痛っ!?」ガバッ

    ヒストリア「おはよう!!」

    エレン「お、おはよう……なんでそんな怒ってるんだ?」

    ヒストリア「知らないっ!」プイッ

    エレン「?」
  220. 284 : : 2016/11/17(木) 23:14:23
    シガー『よう』

    エレン『なんでヒストリアはあんな怒ってるんだ?俺が何かしたか?』

    シガー『(もうやだこいつ)さぁ、どうだろうな〜
    ところで、お前に知らせておきたい事があってな』

    エレン『何だ?』

    シガー『昨晩あの後、ライナーが来たぞ』

    エレン「はぁ!?」

    ヒストリア「?」クルッ

    エレン「わ、悪い……」

    エレン『なんで起こさなかったんだよ!』

    シガー『あんな事言ってた後に起こせる訳ないだろうが……それに、ライナーは何もしないで戻っていった』

    エレン『そうか……でも次からはちゃんと起こしてくれよ。今回みたいな事にそうそうならないだろうからな』

    シガー『分かった分かった』

    エレン『ったく……』ポリポリ
  221. 285 : : 2016/11/17(木) 23:18:07
    ヒストリア「私はそろそろ戻るね。また後で来るからそれまで大人しくしててよ」

    エレン「子供扱いすんなっての。あ、そうだ。戻るついでに頼みがあるんだけどいいか?」

    ヒストリア「何?」

    エレン「団長に伝言を頼みたいんだ」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部入口

    エレン「いい天気だな〜」ノビー

    「なーに呑気な事言ってるのよ」ハァ スタスタ

    エレン「そう言うペトラさんだって少し楽しみにしてるんでしょう?」クルッ

    ペトラ「まぁね」エヘヘ

    エレン「気持ちは分かりますけど、自分の事を棚に上げないでくださいよ。行きますか?」

    ペトラ「うん、私は準備出来たよ」

    エレン「俺もです。行きましょう」マタガル

    ペトラ「了解」マタガル

    パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ
  222. 286 : : 2016/11/17(木) 23:23:42
    >>279
    好きなシーンなので少し取り入れて見ました(^ω^;);););)

    >>280
    いつもありがとうございます。
    そこはまだ未定ですので楽しみにしていただければと思います(*^^*)

    >>281
    ありがとうございます


    週末におそらく投稿出来ます
  223. 287 : : 2016/11/18(金) 21:53:16
    ようやく追いついた。
    面白くて続きが待てません!
    僕も書いてみたいな~
    がんばって下さい!
    期待してます
  224. 288 : : 2016/11/18(金) 22:23:33
    何度読み返しても、面白いです。
    期待してます( ^∀^)
  225. 289 : : 2016/11/18(金) 23:22:40
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    エレンの活躍で未来は良い方向へ大きく変わっています。ジークを倒し、前の世界の倍以上に強いエレンにライナー達はどうするのでしょう。そして、今もなお眼を覚まさないアニは?
    レイス一族や中央憲兵団はどう動くのでしょう。続きを楽しみに待っております。
  226. 290 : : 2016/11/19(土) 19:17:08
    やっとここまで追いついたァ...、
    1作目からずっと見てました!あなたは神いいいいいいですかあああああ!?期待です!!!!
  227. 291 : : 2016/11/20(日) 13:31:29
    カミサマ-
    ┏○┓
  228. 292 : : 2016/11/20(日) 20:01:56
    ーーー

    ーーー

    ーーー ストヘス区

    ガチャ

    エレン「ただいまー」

    ペトラ「お、お邪魔しまーす」

    エレン「母さん?」

    シーーン

    エレン「買い物かな…?ペトラさん、とりあえず荷物だけ置いて行きましょう」ドサッ

    ペトラ「帰ってきて荷物だけあったら怪しまれない?」スッ

    エレン「調査兵団のエンブレムが入ってるから捨てられたりはしないと思いますよ」

    ペトラ「ならいいんだけど……」ドサッ

    ガチャ

    カルラ「ああ疲れた…あらレン、帰って来てたの?」

    エレン「ただいま母さん。今着いたとこだよ」ニコ

    カルラ「そう、おかえりなさい。今回はいるの?」

    エレン「一応いるけど、少し空ける事があるかな。少しやりたい事もあるから」

    カルラ「分かったわ。ところで……」チラッ
  229. 293 : : 2016/11/20(日) 20:08:46
    ペトラ「……」

    カルラ「こちらの方は?」

    エレン「あぁごめん、紹介するよ。調査兵団の先輩のペトラさん。一応お目付け役みたいな感じかな」

    ペトラ「ペトラ・ラルです」トン ケイレイ

    カルラ「そうでしたか。いつも息子がお世話になってます」ペコリ

    ペトラ「いえいえ、立派な息子さんですよ。お世話なんて全然……」

    エレン「いつまでも子供扱いするなよ……」ハァ

    カルラ「何言ってんの。あんたが昔から喧嘩っ早かったから目が離せなくなったんでしょう。せめてミカサの半分でも大人しくなってくれれば」ハァ

    ペトラ「ミカサは分かりますが……レンはそんなに手が早い子だったんですか?」

    カルラ「えぇ、それはもう酷いものでしたよ。弱い癖に自分から吹っかけていくものだからいつもミカサに ーー」

    ペチャクチャ


    帰りてぇ・・・ってここ家か


    シガー『先に行ったらどうだ?今いなくなっても気付かないだろうし、場所はカルラに聞けば分かるから後から来れるしな』

    エレン『そうだな、そうするか』スタスタ

    ギイィ パタン
  230. 294 : : 2016/11/20(日) 20:15:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー 診療所

    ガチャ

    エレン「すみません」

    看護師「あら、どうかされましたか?」

    エレン「グリシャ先生はいらっしゃいますか?」

    看護師「失礼ですが、どちら様でしょうか?」

    エレン「え?」

    看護師「兵士さんに目を付けられる様な事はしていないのですが」キッ

    エレン「グリシャ・イェーガーの息子です」

    看護師「そ、そうでしたか!失礼しました!少々お待ちください」スクッ

    パタパタ

    エレン「……」


    父さん、受け入れてくれるかな・・・
    最悪、父さんなら例外にしても・・・・・


    シガー『駄目だ。万が一を考えれば例外は不安要素でしかない』

    エレン「……分かってるよ」
  231. 295 : : 2016/11/20(日) 20:25:21
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    「レン」スタスタ

    エレン「」チラッ

    グリシャ「待たせてすまないな。帰ってきてたのか」

    エレン「久しぶり父さん。今回は兵士として父さんと話があるんだ」スクッ

    グリシャ「!そうか」

    シガー『物わかりが良くて助かるな』

    グリシャ「すまないが今日はもうおしまいだ。後片付けは私がやっておくから君達は帰って良いぞ」クルッ

    看護師「分かりました。では今日は失礼させていただきますね、お疲れ様でした」ペコリ

    スタスタ

    エレン「まだ早い時間なのに終わらせていいの?」

    グリシャ「来る予定だった患者さんはさっき全員診察が終わったからな。それに、ここ以外にも病院はあるさ」スタスタ

    シガー『それでいいのか医者』

    エレン「全くだ」スタスタ
  232. 296 : : 2016/11/20(日) 20:34:58
    ーーー

    ーーー

    ーーー 奥の部屋

    グリシャ「それで、話とは?」

    エレン「巨人化能力の事なんだけど……」

    グリシャ「どうした?はっきり言いなさい」

    エレン「父さんはジークって戦士を知ってるかな?立場としては戦士長の奴だ」

    グリシャ「!」


    この反応、やっぱり・・・


    エレン「父さん…あるんだろ?記憶」

    グリシャ「!!」

    シガー『やっぱりな』

    エレン『前から違和感はあったんだ。巨人化についての話が噛み合い過ぎる。前にキース教官に聞いた話では、父さんは壁外での記憶が無い状態で壁の中に連れて来られた。』

    エレン『なのに能力だけでなくその継承方法まで知っていたとなると話は別だ』

    シガー『知りすぎてるのも考えものだな。饒舌になり過ぎる』
  233. 297 : : 2016/11/20(日) 20:38:06
    >>287,>>288
    ありがとうございます。

    >>289
    そこの所は今思案中なので自分でも分からないです( ̄▽ ̄;)

    >>290,>>291
    いえいえ、自分なんてまだまだですよ
    (*>∀<)ノ))
  234. 298 : : 2016/11/20(日) 22:29:33
    絶対に放置しないで下さい!
    こんな面白いSS見れなくなるとか嫌ですから!
    期待&支援!
    頑張って!
  235. 299 : : 2016/11/20(日) 22:30:54
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    どんどん面白くなっていますね。続きを楽しみに待っております。
  236. 300 : : 2016/11/22(火) 20:38:00
    期待です!!
  237. 301 : : 2016/11/23(水) 23:02:53
    そろそろ別フレに行った方がいいと思います
  238. 302 : : 2016/11/24(木) 23:07:21
    グリシャ「……」

    エレン「どうなんだ、父さん」

    グリシャ「……あぁ、ある、知ってる。だが信じてくれ、騙すつもりで隠していた訳ではないんだ」

    エレン「それは分かってる。父さんは壁の中の人間に友好的だったって教官から聞いてるから」

    グリシャ「キース…あいつが……」

    エレン「それはまた今度。話を戻そう」

    グリシャ「そうだな。ジークがどうかしたのか?」

    エレン「アイツは少し前に、殺した」

    グリシャ「!?」

    エレン「アイツの能力は俺が奪って持ってる」

    グリシャ「勝ったのか…?お前が…あのジークに……」

    エレン「殺されかけたけどね」ハハハ
  239. 303 : : 2016/11/24(木) 23:11:36
    グリシャ「そうか……」

    エレン「それで、ジークの能力を奪った時に思ったんだ。
    巨人を一匹残らず駆逐して、俺の目的が達成された時、どうするべきなのか」

    グリシャ「……」

    エレン「やっぱり、立場はどうであれ巨人が残っているのは良くないと思う」

    グリシャ「……本気か?」

    エレン「」コクリ

    グリシャ「……だろうな」クルッ

    エレン「だから、悪いけど父さんには……え?」

    グリシャ「伊達に十何年もお前の親をやってないさ。お前がいつかそう言い出す事は予測していた」ゴソゴソ

    エレン「ごめん」

    グリシャ「謝るな。お前にこれを渡しておく」スッ

    エレン「注射器と…何の薬?」

    グリシャ「それは巨人化能力を消す薬だ」

    エレン「!!」

    グリシャ「早まるな。もちろんノーリスクじゃない」
  240. 304 : : 2016/11/24(木) 23:16:51
    グリシャ「これは打ち込むと身体の中にある巨人化能力の元となる成分と反応を起こして普通の血液組織に変換する薬品だ。だが、その反応に耐えられなければ死に至る」

    エレン「死ぬかもしれない?どんな反応が起こるんだ?」

    グリシャ「簡単に言うと、小さな体組織の破壊を繰り返して巨人化能力の元の成分…能力源を無理矢理消費させるんだ」

    グリシャ「私はこの薬品を考える時にある疑問が浮かんだんだ。
    "何故巨人化能力は消滅せずに身体に残り続けるのか"とね」

    エレン「?」

    グリシャ「考えてみろ。定期的に液を摂取している訳でもないのに何故体力さえあれば巨人化も再生もし続ける事が出来るのか」

    エレン「それは…そうなのが当たり前だとばかり思い込んでいた。けど、確かにおかしいな……」

    グリシャ「そこで私は1つの仮定を立てた。"巨人化の能力源自体が再生しているのではないか"と」

    エレン「!?」
  241. 305 : : 2016/11/24(木) 23:24:07
    グリシャ「力を使い過ぎたり、体力が残ってなかったりすると著しく能力に制限がかかるだろう?」

    エレン「」コクン

    グリシャ「おそらくそこが能力源の成分残量が一定以下に減少した時なんだろう。
    そこで能力に制限をかける事でそれ以上の減少を抑え、規定の量まで生産しているんだろう」

    エレン「……」

    シガー『凄いな…そこまで理論立てて考えていたとは……』

    エレン「ならこの薬品はその規定量を過ぎても体組織の破壊と再生の反応を続けさせるって事になるの?」

    グリシャ「そういうことだ」

    エレン「そしてそれは体力が危険な状態に陥るから使う状態によってはショック死する……って事か」

    グリシャ「満点だ」ニコリ

    エレン「普通の人間になって生き残るか巨人として死ぬかは本人次第か。リスクとしては妥当だな」
  242. 306 : : 2016/11/24(木) 23:28:15
    グリシャ「これを聞いた上で持っていくか?」

    エレン「あぁ。一応死んで欲しくない奴もいるしね。父さんはもう……」

    グリシャ「薬の発明には実験台が必要だからな。自分を実験台として試した結果、今では普通の人間だ」

    エレン「そっか」

    グリシャ「これなら対象の体内で直接作用し、能力を消去するから奪う時のように能力者を喰ったりして罪悪感を感じる事も無い」

    エレン「ありがとう父さん」

    グリシャ「良いんだよ。仕度をしてくるから少し待っていなさい。
    久しぶりに一緒に帰ろう」スクッ

    エレン「なら手伝うよ」スクッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 帰り道

    スタスタ

    グリシャ「明日帰るのか?」

    エレン「いや、今回は2、3日くらいいる予定だよ」

    グリシャ「そうか。なら久しぶりに家族水入らずだな」

    エレン「あー、それは…そうはいかないんだよな……」

    グリシャ「なんでだ?」

    エレン「お目付け役的な人が一緒なんだよ。それと ーー」
  243. 307 : : 2016/11/24(木) 23:30:51
    >>298,>>299,>>300
    ありがとうございます。


    最初思ってたよりも長くなりそうなので次回からは別スレに移動します。
    建てたらここにURL載せるのでそちらからどうぞ。
  244. 308 : : 2016/11/25(金) 17:41:43
    話がどんどん面白くなってこのSS好きです。
    期待してます。
  245. 309 : : 2016/11/25(金) 20:42:42
    屑豆は駆逐 さん。こんばんは、三毛猫です。
    エレンは、巨人から人間に戻れる薬を誰に使う気なんでしょうか?エレンは世界の真実を全て知っているということは、〔グリシャの過去〕や〔ユミルの民〕、〔エルディア〕・〔マーレ〕など世界の真実を全て知っているのでしょうか?続きを楽しみに待っております。
  246. 310 : : 2016/11/25(金) 21:38:53
    うわー スッゲェ面白くなってきた
    このSSは最近解明された(?)事実は含まれるのでしょうか?
    グリシャの過去、マーレ、エルディアの事です。
    そんな事はさておき
    頑張って続けて下さい
    自分のペースで更新していってください
  247. 311 : : 2016/11/25(金) 22:06:55
    てかカルライーターってグリシャの妻だったんだよ
  248. 312 : : 2016/11/27(日) 02:29:50
    面白いなぁ

    期待
  249. 313 : : 2016/11/27(日) 17:09:50
    http://www.ssnote.net/archives/50396
    ↑建てましたのでよければどうぞ


    皆さんありがとうございます。
    新情報に関してですが、このSSのストーリーに差し支え無い程度には組み込もうかと思っています。

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