ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

由比ヶ浜「ティーバック!?」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/12/07(土) 17:30:38
    15作目。【奉仕部TeaPack事変】シリーズでは〆となる3作目です。
    八幡編、雪ノ下編では描かれなかった由比ヶ浜の行動、心理をお届けします。
    拙い文ですが、頑張ります。
  2. 2 : : 2013/12/07(土) 17:33:31

    八幡「変えたか?雪ノ下」

    由比ヶ浜「ふぇえ⁈ヒ、ヒッキー急に何言い出すの⁈セクハラ反対!ヒッキーマジキモい!!」あわあわ

    由比ヶ浜(こーいうセクハラ発言しないとこもヒッキーの魅力だったのに!……ていうかなんでヒッキーがゆきのんのパンツなんて知ってるの?)

    雪ノ下「」

    八幡「おい、お前が何言ってんだ…俺は茶葉の話をしてんだよ。その、ぱ…パンツじゃねえ」きょどきょど

    由比ヶ浜「……え?………っ///」カアァ

    由比ヶ浜(ヤバ!勘違いしちゃったよ…///ていうかよく考えたらヒッキーがゆきのんのパンツなんて知ってる訳ないしね!…ゆきのんたまにティーバッグ履いてるけど)

    雪ノ下「セクハラはその辺りにしておきなさい。通報するわよ?ゲス谷君」はぁ

    八幡「…俺がわりいのかよ」げっそり

    雪ノ下「当たり前でしょう?」きょとん

    由比ヶ浜「…///」こくこく

    由比ヶ浜(そ、そうだよ!まぎわらしい事言うヒッキーが悪い!)

    八幡「わかったよ…んで、変えたのか?」

    雪ノ下「あら、嫌に素直ね。逆に不気味だわ………ごめんなさい、不気味なのは常だったわね…失言した事謝るわ」しれっ

    八幡「素直に認めても罵声浴びせるとか。逃げ道はねえのかよ…」じと

    雪ノ下「何を言っているのかしら…人生から逃げている様な男が」

    八幡「待て、俺は結果的に人生に敗走しているだけであって一度として自分から逃げた事はねえ!」

    由比ヶ浜「でも敗走しちゃうんだっ⁈」

    八幡「はあ?んなの当たり前だろ。」ニヤリ

    由比ヶ浜「何で自信満々だしっ……!」

    由比ヶ浜(ヒッキーは本当に自分の評価の低さに自信があるなあ…全然そんな事ないのにね……)

    雪ノ下「本当に卑屈ね……で、何故そう思ったのかしら?」

    八幡「ほっとけ。…なんつーか何となくだよ。強いて挙げんなら苦味が増したっつーか…」

    由比ヶ浜「んー…そうかなぁ?」コクッ

    由比ヶ浜(いつもと全く違いがわからない…はっ!ひょっとしてあたしバカ舌⁈)

    雪ノ下「…残念ながら比企谷君の検討違いね。たまに新しい茶葉を買いに由比ヶ浜さんと出掛けるけれど、ここ最近はずっと同じものを使っているもの」

    由比ヶ浜「あ、そいえば最近買いに行ってなかったもんね!今度いこーよゆきのん!」だきっ

    由比ヶ浜(ゆきのんと買い物行くの楽しいんだよねーっ!毎回ゆきのん新しい下着買うし!可愛いんだよなあー)

    雪ノ下「そうね…楽しみだわ」ニコッ

    八幡「…」ペラッ

    由比ヶ浜「あ、それでさ!今日は新しいお菓子持って来たの!」

    雪ノ下「ふふ…それは楽しみね。この間言っていたパンさんのお菓子かしら?」

    八幡「……」うつらうつら

    雪ノ下「」ぴくっ

    八幡「……」こつん

    由比ヶ浜「そうそう!それ……って、ヒッキー??」

  3. 3 : : 2013/12/07(土) 17:33:59
    由比ヶ浜(ヒッキー放置されすぎてぶっ倒れた⁈どうしたんだろ…ていうかゆきのんも何かソワソワしてるし……)

    雪ノ下「…」じー

    八幡「…すー」Zzz

    由比ヶ浜「ありゃ、ヒッキー寝てる?」おーい

    由比ヶ浜(た、狸寝入りっぽくもないし……ていうかヒッキー目閉じると5割り増しでカッコイイかも///)

    雪ノ下「ええ……そのようね」パタン

    八幡「すー…すー」Zzz

    雪ノ下「比企谷君、起きなさい。今は部活動の最中よ?」ゆさゆさ

    雪ノ下「こ、こらー…」さわさわ

    由比ヶ浜「ゆきのん?別に起こさなくてもいいんじゃない?多分ヒッキー疲れてるんだよ」じー

    由比ヶ浜(なーんか…ゆきのん触り方がやらしいし……ていうか、触りすぎだよ…)

    雪ノ下「そういう訳にも行かないわ。私はこの部の長として部員の規律を正す必要があるもの」さわさわ

    由比ヶ浜「…ゆきのんは真面目だねーっ!だったらもっと強くゆすらなきゃ起きないんじゃないかな?」ゆさゆさ

    由比ヶ浜(ゆきのんが部長の名前を使うときは大体なんかの言い訳だよね……てことはヒッキーを起こす気はない??ってことは……っは!…さ、触りたいだけ…とか?)

    雪ノ下「」ぴくっ

    雪ノ下「ゆ、由比ヶ浜さんは紅茶を飲んでお菓子を食べていてはどうかしら?」さわさわ

    由比ヶ浜「うーん…あ、でもほら!ゆきのん1人にヒッキーの事さわ……押し付けちゃう訳にもいかないしっ⁈連帯責任みたいな!」ゆさゆさ

    由比ヶ浜(そうそう!ゆきのんが何考えてるかわかんないけど…あたしだってヒッキーに触りたいしっ!!)

    雪ノ下「いや、だけれどこれは部長としての仕事なのだから一部員である由比ヶ浜さんの手を煩わせる必要はないのよ。ええ。」くしゃくしゃ

    由比ヶ浜「いやいや!ゆきのんこそ部長なら休んで紅茶を飲んでればいいんじゃないかなー?」もみもみ

    由比ヶ浜(あ…///ヒッキーの肩、なんか男の子って感じする!)

    雪ノ下「いえ、それには及ばないわ」くしゃくしゃ

    由比ヶ浜「いやいや…」もみもみ

    由比ヶ浜(ゆきのん…目がマジだ!ま、負けないもん!)

    雪ノ下「いえいえ…」くしゃくしゃ

    八幡「う…うぅ…」

    雪ノ下「!?」びくっ

    由比ヶ浜「わっ!」ビクッ

    由比ヶ浜(ヤバっ!ヒッキー起きた⁉︎)
  4. 4 : : 2013/12/07(土) 17:35:54
    雪ノ下「ひ、比企谷君?」

    八幡「すー…すー」

    由比ヶ浜「ね、寝てるよね」

    雪ノ下「え、ええ……」

    雪ノ下「…由比ヶ浜さん。今日は、寒いと思うのだけれど、どうかしら?」

    由比ヶ浜「え?どしたの急に…まあ、もう冬だし寒いけど…」

    由比ヶ浜(どしたんだろゆきのん…頭打ったのかな?ううん…きっとゆきのんの事だから何かを考えてるんだよね!)

    雪ノ下「そうよね。こんな寒い中寝てしまっていては、比企谷君は風邪を引くわね。」

    由比ヶ浜「…!」

    由比ヶ浜(……わかった!ゆきのんあたしの事誘導しようとしてる……なら……)

    雪ノ下「今日は私もあなたも膝掛けのような暖を取れる物を持ってきていないわ。違う?」どきどき

    由比ヶ浜「ち、ちがわないっ!全然違わないよゆきのん!」どきどき

    由比ヶ浜(良いよゆきのん。その誘い、乗ってあげるっ!)

    雪ノ下「そうよね…このまま彼を放って置けば確実に風邪を引く。なら私は同じ部員としてそれを見過ごす訳にも行かないのではないかしら」どきどき

    由比ヶ浜「そ、そうだよね…ヒッキーが風邪引くの分かってて放置なんて、出来るわけないもんね!」

    由比ヶ浜(こうやって確認しあって、触っても良いって事にするんだね?)

    雪ノ下「ええ、だからその…古典的な手法になってしまうのだけれど、人肌で暖めるしか方法は無いと…思うのだけれど///」

    由比ヶ浜「…ゆきのん///そ、そうだよね!うん!そうだそうだ!それしかないよっ!!」

    由比ヶ浜(ゆきのんがかなり大胆になってるよ///…やっぱりゆきのんって……)

    雪ノ下「なら決まりね。まったく、彼には手を焼くわね」ぴとっ

    由比ヶ浜「あ、ゆきのんずるい!あたしもっ!」ぴとー

    由比ヶ浜(ゆきのんがあんなに頑張ってるのに、恥ずかしいとか言ってらんないよっ!!)

    雪ノ下「由比ヶ浜さん。私が左側を暖めるから由比ヶ浜さんは右側をお願い出来るかしら?」

    由比ヶ浜(てことは、右側は好きにして良いってこと?///)

    雪ノ下「さ、さて…暖めてあげなければいけないわね…はぁ///」さすさす

    由比ヶ浜「ひ、ヒッキーって意外と背中広いんだね///」さわさわ

    由比ヶ浜(文化祭のときも…そー思ったな……///)

    雪ノ下「ええ、そうね…文化祭の時にも彼の背中には頼もしさを感じてしまったもの…///」さすさす

    由比ヶ浜「あの時のヒッキー、カッコよかったよね…」さわさわ

    由比ヶ浜(ゆきのんもやっぱり同じ事考えてた。……そりゃそうだよね。あの時のヒッキーは、ゆきのんの為に頑張ったんだもんね……)

    雪ノ下「ええ……」さすさす

    由比ヶ浜「あ!ゆきのんがヒッキーの事認めた!珍しいーっ!」あはは

    由比ヶ浜(ダメダメ!!こんな事で嫉妬するとか……あたし嫌な子になっちゃう!……ゆきのんもヒッキーも大事。うん。間違ってない……)

    雪ノ下「あ、あくまでこれは一般的なものの見方をした場合であって…別に……別に………いえ、嘘よ。……あの時の彼は、本当に格好良かったわ。」ふふ

    由比ヶ浜「……うん。素直でよろしーい!」えへへ

    由比ヶ浜(……ゆきのんは、わかりやすいけど、でも素直になるともっと可愛い。……妬けちゃうな。)

    雪ノ下「そうね、ならこれは…あの時のご褒美という事にしようかしら」ぎゅう

    由比ヶ浜「あー!ゆきのんズルイ!!次あたし!」

    雪ノ下「あ、あと5分。いえ、7分待ってもらえないかしら…///」

    由比ヶ浜「時間伸びたっ⁈ダメだよ!そんなに抱きついてたらヒッキー窒息しちゃうもん!」むー

    由比ヶ浜(ゆきのんやり過ぎだよっ!!!あーもう!色々考えてるのバカみたいだな……よし、やったるぞー!)

    雪ノ下「…仕方ないわね。…くんくん……はぁ///はい、どうぞ。」

    由比ヶ浜「えへへ…じゃあ失礼してっと……あ、ヒッキーって髪の毛柔らかいんだね!」ぎゅー

    由比ヶ浜(あたしの方が後だから……あたしの匂いでゆきのんの匂いは、消しちゃうんだ。えへへ///)

    雪ノ下「ええ」さわさわ
  5. 5 : : 2013/12/07(土) 17:38:57
    由比ヶ浜「しかも結構良い匂いするし!小町ちゃんと同じシャンプーなのかな?」くんくん

    由比ヶ浜(教室でヒッキーと話す時とか、ヒッキー基本突っ伏してるから髪の匂いはけっこう嗅いでるんだけどね!)

    雪ノ下「そうかもしれないわね」さわさわ

    雪ノ下「二の腕…///」にぎにぎ

    由比ヶ浜「ふぇ?二の腕がどうかしたの?」

    雪ノ下「え、ええ…なかなかの二の腕よ。何故だかずっと触っていたくなるもの」にぎにぎ

    由比ヶ浜「どれどれー?……お、おお!ヒッキー意外と筋肉ある!」にぎにぎ

    由比ヶ浜(ゆきのんは二の腕フェチか……あたしは、首かな?)

    雪ノ下「あ、足も暖めてあげなければいけないわね…」さわさわ

    八幡「」ぴくっ

    雪ノ下「あ♪」

    雪ノ下「ふふ…」さわさわ

    由比ヶ浜(ゆ、ゆきのんの目が……Sっぽい!ど、どうしよう……)

    八幡「ぅあ…」ぴくっ

    雪ノ下「はぁ…はぁ…///」さわさわ

    由比ヶ浜(ヤバ///ゆきのん顔がなんか…女の顔?になってる…!!あ、あんな顔するんだ……///)

    八幡「っふ……ぁ…」ぴくっぴくっ

    雪ノ下「ひ、比企…がやくん…///」すー

    由比ヶ浜(うわぁ…え、エロい……って、あれ?)

    雪ノ下「はぁ…///」すー

    由比ヶ浜「ゆきのん!!ストップ!ストーーーップ!」

    雪ノ下「ひゃ…ひゃい!」びくっ

    由比ヶ浜「ゆきのん今なにしようとしたの?」じー

    由比ヶ浜(ぜったい今キスしようとしたよね…?やっぱり、ゆきのん……ううん、考えても答えなんて出ないもん。ハッキリさせる!)

    雪ノ下「…何の事かしら」キリッ

    由比ヶ浜「キス…しようとしたよね?」

    雪ノ下「なんのこ

    由比ヶ浜「ゆきのん!!」

    雪ノ下「ちゃ、ちゃんと言ったら……お、怒らない?」しゅん

    由比ヶ浜「…ちゃんと言ってくれれば怒らない!ていうか、気持ち分かるから怒れないもん…」

    由比ヶ浜(…ヒッキーかっこいいもんね。…好きになっても、おかしくないもん)

    雪ノ下「ごめんなさい……比企谷君の顔が近くにあると思ったら、顔が勝手に近付いて行ってしまったのよ」

    由比ヶ浜「てことは…ゆきのん、やっぱり………」

    雪ノ下「…///」こくん

    由比ヶ浜「……そっか!なんとなくそうなんじゃないかなーっとは思ってたんだ!……言ってくれて、ありがとね」ニコッ

    由比ヶ浜(やっと、言ってくれた。うん!これであたしも色々考えなくて済む。)

    雪ノ下「お、怒っていないの?あなたが彼の事を好きだと、知っていたのに」

    由比ヶ浜「うーん…まあ予想はしてたからね!あ、でも…」

    由比ヶ浜(うん、だからこそ……これからはちゃんと)

    由比ヶ浜「ゆきのんは親友だけど…でも正々堂々とさ、戦おう!負けないからねっ!」えへへ

    雪ノ下「由比ヶ浜さん……ええ。そうね」にこっ

    雪ノ下「ありがとう。由比ヶ浜さん…では、先手を打たせて貰うわ」ぎゅー

    由比ヶ浜「あ!!ゆきのんせこいよ!」ぎゅう

    由比ヶ浜(あたし達は大丈夫だね……同じ人を好きになっても、きちんとお互いを見て、ちゃんと戦える!へへ)

    雪ノ下「こら…私に抱きついてどうするのよ…///」

    由比ヶ浜「えへへっ!なんとなーくね!」ぎゅう

    八幡「…ふがっ!」

    雪ノ下「あら、いけない…比企谷君が窒息してしまうわね///」ぎゅー

    由比ヶ浜「ちょ、いやいやゆきのん⁈言葉と行動が一致してないし⁈」

    由比ヶ浜(ていうかむしろもっと強く抱いてるし!)

    雪ノ下「ええ。だけれど…離れたくないのだもの///」ぎゅー

    由比ヶ浜「ゆきのん1回認めたらスイッチ早いね……」あはは

    由比ヶ浜(ほんと…恋してるゆきのんって、可愛いなあ…)

    雪ノ下「ね、寝ている男に何をしようと、寝ている方が悪いのだから良いのよ」

    由比ヶ浜「とんでも理論だっ⁈」さわさわ

    由比ヶ浜(ゆ、ゆきのん……やんでれ?とかにならないよね……?)

    雪ノ下「と言いつつ由比ヶ浜さんも触っているじゃない…まったく」

    由比ヶ浜「えへへ…なんかヒッキーって触りたくなるんだよね!普段は絶対触れないからさ…」

    由比ヶ浜(ヒッキーってあたしが距離詰めたり胸当てたりするとすぐ逃げるんだよね……)

    雪ノ下「ふふ、確かにその通りね…」ぎゅう
  6. 6 : : 2013/12/07(土) 17:43:40


    ーキーンコーンカーンコーン


    雪ノ下「あら、もうこんな時間……時計、壊れているのではないかしら」ぎゅう

    由比ヶ浜「ヒッキー触るのに夢中だったからね…じゃあもう本当に起こそうか」

    由比ヶ浜(あれ?そういえば、ヒッキー寝過ぎじゃない??あんなに触ったのに…)

    雪ノ下「名残惜しいけれど…だいぶ触ったものね。起こしましょう」

    由比ヶ浜「ヒッキー!おーい起きろー!」ばんばん

    由比ヶ浜(……うーん、まあいっか!)

    雪ノ下「比企谷君、起きなさい。起きて、私を見なさい」ぼそぼそ

    由比ヶ浜「ゆきのん!耳元で囁くの反則だよ!罰則だよ罰則!」ゆさゆさ

    由比ヶ浜(マジでゆきのん大胆になってる……ちょっと、いじわるしちゃおっ!)

    雪ノ下「あら、罰則とは何かしら?」ふふ

    由比ヶ浜「うーんとね…卒業までヒッキーに触れないとか?」

    雪ノ下「そ…それだけは勘弁してくれないかしら…この通りよ」さすさす

    由比ヶ浜「仕方ないなあ…って、どの通りだし⁈」

    由比ヶ浜(い、いじわるが効かない⁉︎まあでも、可愛いからいっか!)

    雪ノ下「ふふ…ごめんなさい、気をつけるわ」くすっ

    由比ヶ浜「うん!えへへー……っと、本当に起こさないと帰れなくなるね!」ばんばん

    雪ノ下「ほら、起きなさい…」ゆすゆす

    由比ヶ浜「ヒッキー……ヒッキーってば!」ゆさゆさ

    八幡「ん…」むくっ

    由比ヶ浜「あ、やっと起きた!ヒッキー寝過ぎ。もう部活終わりだよ?」

    八幡「…ああ。もうそんな時間か…ふあぁ…」ぼー

    由比ヶ浜「…///」

    由比ヶ浜(うぁ…///目、合っちゃった!やっぱ起きててもヒッキーかっこいいなあ///)

    雪ノ下「…///」

    八幡「わりいな、寝ちまって…」

    由比ヶ浜「べっ、別に大丈夫だよ!依頼人も来なかったしさ…///」あはは…

    由比ヶ浜(寝ててくれなかったらゆきのんの本当の気持ちとか、聞けなかったし!)

    雪ノ下「そうね…比企谷君が寝ていても問題はなかったわ……起きている方が問題があったかもしれないわね」くすっ

    八幡「へいへい…」

    雪ノ下「…さて、満足したことだし帰りましょうか。」

    由比ヶ浜(あたしも、満足満足っ!)

    八幡「おう、じゃお先に。」

    由比ヶ浜「またねヒッキー!」ぶんぶん

    雪ノ下「さようなら」ふりふり

    雪ノ下「では私達も帰りましょうか。由比ヶ浜さん、分かっているとは思うけれど今日の事は…」

    由比ヶ浜「もちろん!2人だけの秘密。ね!」

    由比ヶ浜(あたしとゆきのんだけの秘密。また、ゆきのんと仲良くなれた。えへへ…///)

    雪ノ下「ええ。では帰りましょう」
  7. 7 : : 2013/12/07(土) 17:45:14
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜「ママおやすみー!」とてとて

    由比ヶ浜「」ガチャ ゴロン

    由比ヶ浜「あう〜///」

    由比ヶ浜(ダメだ!なんか興奮しちゃって寝れないよ!!っていうか、なんかまだ手にヒッキーの感触が残ってるし…///)

    由比ヶ浜「ヒッキー…///」ゴロゴロ

    由比ヶ浜(明日も寝てくれないかなー?…….まった!あれ?いや、でも…うーん……)

    由比ヶ浜「幾ら何でも、あれだけやって起きないとかおかしいしっ⁉︎」ゴロゴロ

    由比ヶ浜(って、なんで今更気づくんだし……ていうか、じゃあヒッキー起きてたのかな?)

    由比ヶ浜「いや!それはないよねっ!だってヒッキー教室の時と同じマジな寝起き顔だったし!!」ゴロゴロ

    由比ヶ浜(…てことは。……ゆきのん、なんかした?)

    由比ヶ浜「イヤイヤイヤイヤ!ゆきのんに限ってそんな事……うん!ないない!!」あははー

    由比ヶ浜「…いや!考えろあたし!!ゆきのんって意外と大胆だし……無くもないというか……うーーーん!」ゴロゴロ

    由比ヶ浜ママ「結衣⁈うるさいわよさっきから!」スタスタ

    由比ヶ浜「えっ⁈うそ、あたし声に出てた⁈ママごめんなさーい」

    由比ヶ浜ママ「まったく…早く寝なさい」スタスタ

    由比ヶ浜(家だとつい口に出ちゃうんだよね……うん、考えてても仕方ないし…)

    由比ヶ浜「よし!偵察?するしかない!!」すちゃ

    由比ヶ浜「まず、ゆきのんにメール………っと!送信!」ポチ



    to:♡ゆきのん♡

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    やっはろー(・ω・)ノ

    遅くにゴメンね(>人<;)

    明日、ちょっと用事出来ちゃったから部活休むね!

    ヒッキーによろしくっ!

    o(^▽^)oおやすみ


    ーーーーーーーーーーーーーーーー



    由比ヶ浜「……」

    由比ヶ浜(用事あるって嘘ついちゃってごめんねゆきのん……でも、やっぱり色々おかしいもん!)

    由比ヶ浜「返事、来ないな。…寝てるのかな?」

    由比ヶ浜(……ゆきのんの事、疑いたくないけど。でも、やるしかないよね)

    由比ヶ浜「よしっ!あたしも寝よーっと」

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    ーキーンコーンカーンコーン

    由比ヶ浜(終わった……どっかでてきとーに時間潰してから部室に向かおう!)

    由比ヶ浜「任務、かいし!」ガタッ

    三浦(結衣、また声に出てるし……つーかまたヒキオの事?ったーく、どこが良いかマージわかんないし)ぽちぽち

    葉山「結衣?声、出てるぞ。」はは

    由比ヶ浜「げえ⁈ま、マジ?隼人くん!」あわあわ

    由比ヶ浜(ヤバイ、ヒッキーに聞かれたかな?)ちらっ

    八幡の席「」シーン

    由比ヶ浜「って!ヒッキーもう居ないしっ⁈」

    三浦(やっぱヒキオの事ね。まあ、ヒキオはなんかキモいけど真面目っぽいし結衣の事泣かさなきゃ別にいーか)ぽちぽち

    葉山「結衣、だから声…」あはは

    由比ヶ浜「ごめん皆!あたしもう行くねっ!!」ダッ

    葉山「結衣、やはり君もヒキタニ君の事…」くっ

    三浦(隼人まで声に出てるし……って、え?君もって言った隼人?ってことは……え、ええ⁈)

    三浦「は、隼人ぉ…」うるうる

    葉山「…ごめん優美子、今考えごとしてるから」ぎりっ

    海老名「ぶはっ!!せ、性別の壁に悩める隼人君……キマシタワー!!」ブシャー

    三浦「隼人ぉ……そんな…」うるうる

    葉山「…ヒキタニ君」ぎりっ

    戸部「ウェーーーイ!!お待たせしんましたぁーっ!いやー、トイレの水マージつめてぇの!!……って、あれれれ?何スカこの雰囲気!マージカオスっしょ!!!」

    三浦「うっさい」ギロ

    戸部「う、うぃ…」
  8. 8 : : 2013/12/08(日) 01:44:16
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜(とりあえず、張り込みって言ったらあんパンと牛乳だよね!って事で購買にごーっ!)


    由比ヶ浜「」てくてく


    由比ヶ浜「牛乳にあんパン……あった!」

    ーさわ

    由比ヶ浜「あ、す!すいません…どうぞどうぞ」ささっ

    由比ヶ浜(うわわわ!パン同時に取るとか何ラブコメみたいな事してんのあたし!!なんか手の感じ男子っぽかったし!!ヒッキーの為に取っておいたイベントだったのに……ごめんヒッキー。)

    由比ヶ浜「…」しゅん

    由比ヶ浜(…ていうか、誰だろ?)

    由比ヶ浜「…」ちらっ

    由比ヶ浜「……って!中二かい!!!」

    材木座「ふぁっ⁈」びくっ

    由比ヶ浜「中二かー!なんだ居たなら声掛けてよ!…あ!ていうか中二だからカウント無しで!うん、問題ない!」あははー

    由比ヶ浜(中二が居て良かったって思ったの初めてかも!これでヒッキーとのパンイベントは残せておけるしっ!///)

    材木座「あ、あの…いきなり来てそんなにまくし立てられるとさすがの我も反応に困る。といいますか…」びくびく

    由比ヶ浜「あーごめんごめん。って、声ちっさ!あ、そっか…中二ってヒッキーとしか喋れないんだっけ?」

    由比ヶ浜(やっぱりヒッキーは本当は男子にも好かれるんだよね!隼人君なんて授業中ヒッキーの事めっちゃ見てるし!)

    材木座「ぬふん…奴は我の心の友だからな……して、八幡の奴は一緒ではないのか?…ですか?」びくびく

    由比ヶ浜「あー、うん。ヒッキーは部室!ていうか中二あんパン買わないの?」

    材木座「あ、あー、いや…我お腹いっぱいなんで。はい。」びくびく

    由比ヶ浜「あ、本当?なんかごめんね中二!…よし、これで張り込み出来るっ!!」

    材木座「張り込み⁈」キラン

    由比ヶ浜「え?あーうん、ちょっとねー」あはは

    由比ヶ浜(また声に出ちゃってたんだ…本当気をつけないとだ!)

    材木座「ほむんほむん!なにやら小説の題材に…けぷこんけぷこん!もとい訳ありと見た!ならば八幡の部下よ!これを使うがよかろ…良いかと思います。」サッ

    由比ヶ浜「ん?なにこれ?っていうかあたし別にヒッキーの部下じゃないしっ!!」

    材木座「あ、すんません……ぽむん!上履きの底に貼るとあら不思議!忍者の如き静けさを得ることが出来るのだ!にんにん!」

    由比ヶ浜「ほえ〜!なんかよくわかんないけど、ありがと中二!」

    材木座「え?あ、ちょっと待って、事の顛末を教えてくれると我助かるんですけど……」

    由比ヶ浜「てんまつ??あ、火が付いてるやつの事?うーん、ホムセンに売ってるんじゃないかな⁈っじゃ!またね!」スタタタ

    材木座「ふむふむ、ホムセンに……って、それ松明ゥ!!!」


    ーシーン


    材木座「あれ?あれれ?これひょっとしなくても我、あげ損じゃナイ?」
  9. 9 : : 2013/12/08(日) 01:47:17
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜(なんか中二が叫んでた気がしたけど、まあいっか!っていうか、中二がくれた奴部室に行く前に着けないとだ!)

    由比ヶ浜「」きょろきょろ

    由比ヶ浜「あそこの空き教室でいっか!」スタタタ


    ーガラガラ


    由比ヶ浜「よしっ…えとえと、ふむふむこうやって着けるのか……」ぺたぺた

    由比ヶ浜「……よし!」シュタッ

    ースタタタ

    由比ヶ浜「お、おおー!マジで音が鳴らない!中二スゴイの持ってるなあ……なんか危ない気もするけど」

    由比ヶ浜「」ぐぅ〜

    由比ヶ浜(…そういえば今日色々考えてたからお昼あんまし食べれてなかったんだよね……)

    由比ヶ浜「張り込み用だったけど、食べちゃおう!うん!腹が減っては戦も出来る!だねっ‼︎」もぐもぐ


    ーもぐもぐ


    ーごくごく


    ーもぐもぐ


    ーもぐもぐ


    ーごくごく


    由比ヶ浜「…ごちそうさま!ふう……結構お腹一杯になったなあー」

    由比ヶ浜(でもなんで張り込みだとあんぱんと牛乳なんだろ?……ヒッキーなら分かるのかなあ?)

    由比ヶ浜「ヒッキーは物知りだからなあ///さーて、お腹も一杯になったし、作戦続行だよ!!って!なんか凄い時間経ってるし!」スタタタ

    由比ヶ浜(これじゃゆきのんがヒッキーに何をしてるのか全くわからないままになっちゃうよ!急がないと!)


    ースタタタッ


  10. 10 : : 2013/12/08(日) 01:47:26
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー




    由比ヶ浜「…」こそこそ

    由比ヶ浜(中二がくれた奴のおかげで全く音たてないで部室の前までこれたけど…何か全然物音がしないよ……)

    由比ヶ浜(だ、抱き合ってたりしたらどうしよっ⁈す…少しだけ開けて見てみようかな……)

    由比ヶ浜「……」ガラ

    由比ヶ浜「……」そ〜

    由比ヶ浜「…え?」

    由比ヶ浜(ゆ、ゆきのんがヒッキーの膝で寝てる⁈っていうかこの状況なんだっ⁈)

    由比ヶ浜「と、とりあえず起こさないとだよね…」そろ〜

    由比ヶ浜「おーい、ゆきのーん。起きた方が


    ーガタンっ


    由比ヶ浜「あ痛っ⁈っててて………って、ゆきのんごめん!バックひっくり返しちゃった!」あわあわ

    由比ヶ浜「って…まだ寝てるし……バック勝手に直すよ?ごめんねゆきのん。」よっと

    由比ヶ浜「…!」

    由比ヶ浜(あれ?この粉……って、なんだろ?……薬?)

    由比ヶ浜(ゆきのん、風邪なんて引いてなかったよね……ってことは、ゆきのんの薬じゃない?ってこと?)

    由比ヶ浜「…………もしかして」

    由比ヶ浜(ううん、こんな事考えちゃゆきのんの事本当に疑う事になる……でも、この考えならヒッキーがいくら触っても起きない事も、2日続けて寝てる事も……全部つじつまが合うよね…)

    由比ヶ浜「…ゆきのん、ごめん!」がさごそ

    由比ヶ浜「……あった。使ったあとの薬の袋だよねこれ……」

    由比ヶ浜(ゆきのんが昨日のごみを捨てないまま学校に来るなんてありえない!だったらこれは…今日使ったごみだよね。……うん、間違いない。やっぱりゆきのんは……)

    由比ヶ浜「ヒッキーに、薬を使ったんだね……」

    由比ヶ浜(でもなんで……って、考えるまでもないかあ……)

    由比ヶ浜「ヒッキーに、触りたかったんだよね?……あたしも、そう思ってたもん。」

    由比ヶ浜(うん、あたしにゆきのんを責める権利はない!あたしもゆきのんと同じ気持ちだった。ただあたしには実行する勇気が無かっただけで……でもゆきのんはそれを実行した。…なら、やっぱり責めるなんて出来ないよ)

    由比ヶ浜「っていうか、昨日一緒にヒッキー触ったからもう同罪だもんね!うん…じゃあ起こそうかな」

    由比ヶ浜(こんな姿見られたら、ゆきのん謝るんだろうな……まあ、ヒッキーの膝で寝るとか、ちょっと……いやかなり羨ましいけど!)

    由比ヶ浜「ううん、イイよね。うん!これから挽回するもん!」ふんす

    由比ヶ浜「よし!ゆきのん!ゆきのん!」ゆさゆさ

    雪ノ下「ん…」ぱちっ

    由比ヶ浜「あ、起きた…ゆきのん?」

    雪ノ下「ゆ、由比ヶ浜さん⁈用事があったのでは…」

    由比ヶ浜「うん、用事が終わってさ。気になったから来てみれば……ヒッキーはまた寝てるし。ゆきのんはヒッキーの膝で寝てるし…」じとー

    由比ヶ浜(やっぱり慌ててる…怒ってないけど、ニコニコしてたらそれはそれで怖いもんね!よし、ジト目ジト目!)

    雪ノ下「ち、違うのよこれは…最初はもたれ掛かって寝ていたのだけれど、比企谷君の呼吸が苦しそうだったから仕方なく膝に…」

    由比ヶ浜「仕方なく…ねえ?」じとー

    雪ノ下「う、うぅ…ごめんなさい。側にいたかったのよ…」

    由比ヶ浜「…はあ。まったくゆきのんは。最初から素直に言ってれば良いのに……1回嘘ついたから、罰ね!」にしし

    由比ヶ浜(たぶん、罰って形で消化しなきゃゆきのんはこの事をずっと引け目に感じるもんね……ちゃんと戦うって決めたのに、それはやだもん)

    雪ノ下「罰……は…い、いや…卒業まで触れないのは嫌よ…」うるうる

    由比ヶ浜「え、ええ?いや昨日のやつは冗談だって!うーんとね…じゃ、じゃあ…ヒッキーのほっぺに、キスしても…いい?」

    雪ノ下「え…」

    由比ヶ浜「ダメ…かなぁ?」

    由比ヶ浜(こ、こんだけ大胆な罰にしとけばきっとゆきのんの引け目も無くなるもんね!うん!間違いないよ)

    雪ノ下「いえ…構わないわ。……ごめんなさい、由比ヶ浜さん。」

    由比ヶ浜「えへへ…じゃあ、遠慮なく…んっ……へへ///」

    由比ヶ浜「…もう、謝らないでね?」

    由比ヶ浜(あーあ、せっかくヒッキーにキス出来たのに。ゆきのんの事ばっか考えてて全然感触とかわかんなかったし!)

    雪ノ下「…ええ」

    由比ヶ浜「そろそろ帰る時間になるし、ヒッキー起こそっか!」

    雪ノ下「え、ええ…そうね」

    由比ヶ浜(あれ?…ゆきのん。あたしがこれだけやってもまだ引け目を感じてるの……?どうしよう……どうしたら)
  11. 11 : : 2013/12/08(日) 01:48:57
    ーーーーー

    ーーー



    八幡「ん…」むく

    雪ノ下「…寝起きでも目が腐っているのね。今日はもう部活おしまいよ?」

    由比ヶ浜「ヒッキーおはよー」

    八幡「ほっとけ…ああ、おはよう」ごしごし

    八幡「あれ?由比ヶ浜、お前今日来ないんじゃなかったの?」

    由比ヶ浜「気付くの遅いし!…まあそれは別に良いじゃんっ!」

    由比ヶ浜(いまゆきのんの事考えて暗くなっちゃっても意味ないもんね!うん、普通にしなきゃ!)

    八幡「……まあそうだな。で、今日は終わりなんだろ?」

    雪ノ下「今日はもうお終いと言った筈よ?同じ事を2度言わせないでくれるかしら…」

    八幡「へいへい。んじゃあ俺帰るわ。またな」ガタッ

    由比ヶ浜「またねヒッキー!」ぶんぶん

    雪ノ下「さようなら。」ふりふり

    八幡「あ、雪ノ下。ブレザーで枕作ってくれたのお前だろ?…悪かったな、手間かけさせて。んじゃ」

    雪ノ下「え?ええ。べ、別に良いのよそれくらい。まあ確かに手間と言えば手間だったのだけれ


    ーガラガラ


    ースタスタ



    雪ノ下「あぁ…」しゅん

    由比ヶ浜「ゆきのん。あたし達も帰ろっか!」だきっ

    由比ヶ浜(やっぱり暗い……普通にしなきゃ!普通に…普通。)

    雪ノ下「ええ…そうね。」

    由比ヶ浜「あれれ?ゆきのんが抱き付いても怒らない…熱でもあるの⁈大丈夫⁈」

    雪ノ下「由比ヶ浜さん…抱きつかれても怒らない時だってあった筈よ?…まったく……ふふ、帰りましょうか」

    由比ヶ浜「うん!えへへ…」

    由比ヶ浜(なんか無理に笑ってる……ゆきのん、早く元に戻ってよ……)


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    ~学校付近~

    由比ヶ浜「ゆきのんまた明日ね!」ぶんぶん

    雪ノ下「ええ、また明日…」ふりふり


    ースタスタ


    由比ヶ浜「……よし!」

    由比ヶ浜(ずっと考えてたけど、これしか……これならきっと!)


    ーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜「……はぁ」とぼとぼ

    由比ヶ浜(ゆきのんと同じ罪を被れば、また対等になれる!って考えは悪くないと思ったんだけど……睡眠薬とか、どこにも売ってないし⁉︎)

    由比ヶ浜「ゆきのん…どこで手に入れたの……?」とぼとぼ

    由比ヶ浜(春乃さんとかに貰ってたり!って…ないね!うん、ないない。)

    由比ヶ浜「……うわ、なんか細い道まで来ちゃった。怖いし、もう諦めようかな…?」とぼとぼ

    由比ヶ浜(なんかなー、こーいうとこに睡眠薬売ります!みたいなお店ないかな??って、そんな都合の良いお店なんてあるわけないよね……)

    由比ヶ浜「…」とぼとぼ

    看板「睡眠薬、有り〼」ぽつーん

    由比ヶ浜「…はぁ」とぼとぼ

    由比ヶ浜「……って、あるしっ?!えぇー!うそーー⁈」

    由比ヶ浜(す、睡眠薬って書いてあるよね!最後の四角みたいなの訳わかんないけど、でもでも…よし!)

    由比ヶ浜「し、失礼しまーす……」ガチャ


    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    ーキーンコーンカーンコーン

    由比ヶ浜(お、終わった……ヒッキーは、もう部室に向かってるね)

    由比ヶ浜「…」ガタッ

    三浦「ん?結衣もう部活いくん?」ぽちぽち

    葉山「…はあ」スリスリ

    海老名「頑張ってねー結衣。今日すこーし暗かったし、ちゃんと休むんだよ?」ポタポタ

    葉山「ヒキタニ君…」スリスリ

    由比ヶ浜「うん!ありがとね、じゃあ行ってきます!」スタスタ

    由比ヶ浜(隼人君がヒッキーの机に頬ずりしてるのとか、姫菜がもう既に鼻血垂らしてるのとかが凄い気になるけど…気にしたら負けだよね……)

    葉山「ヒキタニ君!ヒキタニ君!!」ガタガタ

    戸部「ちょいちょーーい!なんすか隼人くんその遊び!ヒキタニくんの机にガッつくとか、マージファンタスティックっしょ!!」

    三浦「とめろ!」

    戸部「う、うぃ…」
  12. 12 : : 2013/12/08(日) 01:51:58
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜「…」スタスタ

    由比ヶ浜(うん。覚悟決めたよ!昨日も寝ないで作戦考えたんだから……絶対上手くいく。)

    由比ヶ浜「よし!」


    ーガラガラ


    由比ヶ浜「ゆきのんやっはろー!ごめんごめん少し遅れちゃった!」

    雪ノ下「…こんにちは由比ヶ浜さん」

    八幡「だからごく自然に俺を省くのを辞めろよ」

    由比ヶ浜「あはは、ごめんつい。ヒッキーもやっはろー」

    由比ヶ浜(相変わらずゆきのんは暗い……か)

    八幡「出来心で省くとか小学生でももちっとマシな理由があんぞ……」

    由比ヶ浜「ヒッキー反応良いからついやっちゃうんだよ。あ、でもあたしヒッキーはどこに居ても見つけられる自信あるから!」ふんす

    由比ヶ浜(これは本当の事!もちろん、ゆきのんの事だって、絶対見つけられる)

    八幡「それはそれで怖えよ…」

    雪ノ下「由比ヶ浜さんも来た事だし、紅茶でも淹れ

    由比ヶ浜「あ!!!そうだゆきのん!」

    由比ヶ浜(き、きた!よし…うん、作戦通りやれば問題なんてないよね!)

    八幡「声でけえよ…」

    雪ノ下「そんなに怒鳴らなくとも聞こえているわ。…何かしら由比ヶ浜さん?」

    由比ヶ浜「あ、えーとね…ここに来る途中に城廻先輩に会ったんだけどさ!ゆきのんに相談したい事があるから生徒会室まで来てくれないか?って!」

    雪ノ下「城廻先輩が?なんの用かしら」

    由比ヶ浜「さ、さあー?あたしには話さなかったからさー」あはは

    由比ヶ浜(よ、よし!上手く行ってるよね…城廻先輩、勝手に名前使ってごめんなさい!)

    雪ノ下「そう…なら少し席を外すわ。もしあまり遅くなる用だったら先に帰って貰っても構わないわ」


  13. 13 : : 2013/12/08(日) 01:52:08
    ーガラガラ


    ースタスタ


    ースタスタ


    由比ヶ浜(よし、作戦ぞっこうだよ!)

    八幡「雪ノ下もああ言ってる事だし、俺は帰

    由比ヶ浜「ヒッキー!紅茶!!紅茶飲もうよ!」ダンッ

    由比ヶ浜(こ、ここで帰るとかヒッキーまじあり得ないしっ⁉︎)

    八幡「は?いや、紅茶ったって、雪ノ下が帰って来なきゃ淹れられねえだろ…」

    由比ヶ浜「あ、あたしが淹れるから!だからヒッキーは座ってて!」グイグイ

    八幡「わ、分かったから押すな……」

    由比ヶ浜「ヒッキー動いちゃダメだかんね!絶対だよ⁉︎」

    由比ヶ浜(薬入れるとこ見られたらもうおしまいだもんね……)

    八幡「紅茶飲まされるだけで動いちゃならんとか、なんの罰ゲームだよ…」はぁ


    ー数分後ー


    由比ヶ浜「はい、ヒッキー!紅茶だよ!」

    八幡「見りゃ分かる…つーかお前の分は?」

    由比ヶ浜「あ、忘れてた!いやー…うっかり」あはは

    由比ヶ浜(ヤバッ!ヒッキーの紅茶に薬仕込むのに夢中で自分の忘れてた!)

    八幡「紅茶飲もうっつったのお前だろ…ほら、これやるよ。」

    由比ヶ浜「え⁈い、いや!それはヒッキーのだからヒッキーが飲んでよ!ていうかヒッキーあたしの紅茶が飲めないって言うの⁈そーいうのダメだと思うなー!」ジッ

    由比ヶ浜(その薬1袋5000円もしたんだよ⁈無駄になんて出来ないよ!)

    八幡「ち、近い…分かったよ。飲むから離れろ」

    由比ヶ浜「あ…ご、ごめん…///」

    由比ヶ浜(あ、ついヒッキーに近づいちゃってた……いけないいけない。)

    八幡「おう…じゃあ、いただきます」ごくっ

    由比ヶ浜「ど、どう?ヒッキー⁈」

    八幡「ん…悪くねえな」

    由比ヶ浜「そ、それだけ…?他は⁈他にはなんかない⁈」

    由比ヶ浜(多分、あたしの予想があってれば、薬が入った紅茶は苦いはずなんだよね…)

    八幡「んー…淹れ方が違うのか?…ティーパック変えたか?」

    由比ヶ浜「」ビクッ

    由比ヶ浜(来た!たしかゆきのんにも言ってたよね……あとは、苦味があるか聞ければ)

    八幡「?」

    由比ヶ浜「や、やだなヒッキー!ティーパックは変えてないよ!ほか!他にはないの⁈」

    八幡「他?…そうだな、やっぱ淹れ慣れてないからなのか雪ノ下が淹れる方が苦味は少ない様に感じるな。まあでも由比ヶ浜にしては上手く淹れられてんじゃねえか?」

    由比ヶ浜「そ、それだけ?」

    由比ヶ浜(うん、間違いない!やっぱりゆきのんも薬使ってたね…あとは、ヒッキーが寝るまで誤魔化して……)

    八幡「は?いやそれだけって…今結構喋っただろ…」

    由比ヶ浜「」ジー

    由比ヶ浜(うぅ…めっちゃ疑われてる!ヒッキー早く寝てよ!!)

    八幡「…ん?あ、あれ?」

    由比ヶ浜「ヒッキー?」

    由比ヶ浜(ほっ…や、やっと寝てくれる…)

    八幡「うぅ……」

    八幡「きゅう…」バタン

    由比ヶ浜「えぇえ?!ヒッキー?あれ?ヒッキーっ!!」ゆさゆさ

    由比ヶ浜(き、昨日までとあきらかに反応が違うよね!っていうか、なんか泡吹いてるし!!)

    由比ヶ浜「ヒッキー!ヒッキー!?……ど、どうしよう……!!とりあえず、先生に言って、あとあと……あーもう!!」

    由比ヶ浜「待っててねヒッキー!!」ダダダダッ
  14. 14 : : 2013/12/08(日) 01:53:24
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー




    ーダダダダッ


    ーダダダダッ


    由比ヶ浜(ゆきのん、先生、、ゆきのん!!はぁ…はぁ…居た!)

    由比ヶ浜「ゆきのん、ゆきのん!!ヒッキーが!!!」はぁ、はぁ

    雪ノ下「由比ヶ浜さん?」

    平塚「どうした由比ヶ浜…とにかく落ち着いて話せ」

    由比ヶ浜「…ヒッキーが、ヒッキーが!!あたし…どうしよ」

    由比ヶ浜(あたしのせいだ…ゆきのんと同じ罪を被る為に……ヒッキーに酷い事……)

    雪ノ下「…平塚先生、部室に向かった方が早そうです。由比ヶ浜さん、一緒に来てくれるわね?」ぎゅっ

    由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん……」きゅ

    由比ヶ浜(そ、そうだよ…今はまずヒッキーを助けないと)

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    平塚「とりあえず保健室に運んで、今は状態も多少落ち着いたが……さて、どいういことだ?」

    由比ヶ浜「…」

    由比ヶ浜(…きっと、もうゆきのんは気付いてる筈……)

    雪ノ下「…」

    平塚「黙っていては話が進まないのだがな…月並みな事を言いたくはないが、怒らないから言ってみたまえ」ぽん

    由比ヶ浜(黙ってても仕方ないもんね。うん…)

    由比ヶ浜「はい……あた


    ーガラガラ


    保険医「平塚先生、ちょっと…」

    平塚「はい。…少し席を外す。比企谷を見ていてくれ」


    ースタスタ


    ーガラガラ


    由比ヶ浜「…どうしよ、あたし」

    雪ノ下「落ち着いて、一つずつ教えてくれないかしら…」

    由比ヶ浜「…あたし、ヒッキーに薬を……」うるうる

    由比ヶ浜(ゆきのんと…同じになれる筈だったのに……なのにヒッキーを危険な目に…)

    雪ノ下「…」

    雪ノ下「その話は、あとでしましょう。私も…あなたにちゃんと話さなければいけない事があるもの…もちろん、平塚先生にも言うわ」

    由比ヶ浜「うん…一緒に、ちゃんと話そう……」

    由比ヶ浜(ゆきのん……ありがとう)

    雪ノ下「比企谷君には……平塚先生と話してから言うか決めましょう?」ぶるぶる

    由比ヶ浜「ゆきのん?」

    雪ノ下「…みっともない話だけれど、本当の事を話して彼に嫌われるのがとても…とても怖い」うるうる

    由比ヶ浜「…うん」

    由比ヶ浜(あたしも…怖いよ。2人に幻滅されるのが、本当に……こわい)


    ーチクタク


    ーチクタク



    八幡「う…」ガバッ

    由比ヶ浜「ヒッキー!」ダキッ

    由比ヶ浜(よかった……ヒッキー、良かった!!)

    雪ノ下「比企谷君…!」きゅっ

    八幡「んぁ⁈…ちょ!なにやってんのお前ら⁈」

    八幡「つか、ここどこだ⁈」

    雪ノ下「…保健室よ」きゅ

    由比ヶ浜「…ヒッキー急に倒れちゃったの。具合どう?気持ち悪かったりしない?」ぎゅう

    由比ヶ浜(ああ…ヒッキーだ…ちゃんと、ちゃんと生きてる)

    八幡「そういや、急に目眩がしたんだった…つーか、あの…そろそろ離れてくれませんかね」

    雪ノ下「…そうよ、由比ヶ浜さん。比企谷君が苦しそうだわ」

    八幡「いや雪ノ下、お前もその…手を離して貰えるとありがたいんだが…」

    雪ノ下「ダメよ。これは手を握っているのではなく脈を取っているだけだもの。部員の健康状態を把握するのも部長の仕事の内だわ」きゅっ

    由比ヶ浜「」むー

    由比ヶ浜(ゆきのん…嘘下手すぎるよ)


    ーガラガラ


    平塚「目が覚めたか、比企谷。」

    八幡「先生?どうしたんすかこんなとこに」

    平塚「おいおい、それが保健室まで運んでやった恩師に言う言葉かね?」

    八幡「先生が運んでくれたんですか…すんません、なんか疲れてたみたいで。」

    平塚「疲れてた…か」ちらっ

    由比ヶ浜「」しゅん

    由比ヶ浜(先生の顔…絶対気付いてる)

    雪ノ下「」しゅん

    八幡「ええ…まあでも、もう大丈夫そうなんで。…心配かけました」

    平塚「ふむ。まあその様子なら問題なさそうだな。君たち、今日の所は帰りたまえ。」

    八幡「うっす」

    由比ヶ浜「はーい…」

    雪ノ下「ええ」

    八幡「じゃあ、失礼します…」

    由比ヶ浜「あたし達は部室に荷物あるから、取ってから帰るね!」

    八幡「ん、そうか…じゃあ」


    ースタスタ


    平塚「ふう…では、一度部室に行こうか」
  15. 15 : : 2013/12/08(日) 01:54:37
    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    平塚「比企谷の症状だが、保険医の見たてでは強心薬の副作用に酷似しているそうだ。……なにかいう事があるのなら、言ってみたまえ。」

    由比ヶ浜(え?強心薬って……え?いや、でも言わないと!)

    由比ヶ浜「あ…あた、……あたしです!」ぐすっ

    雪ノ下「由比ヶ浜さん…」

    平塚「…言ってごらん」ティッシュ渡し

    由比ヶ浜「ひ、ヒッキーに…睡眠薬を飲ませて、イタズラしようと思って……でも、睡眠薬とかどこで買えばイイかわかんなくて…ぐすっ……街の薬局とか歩いてたらなんかそれっぽいお店みつけて……ちょっと怪しかったんだけど、それで…」ぐすっ

    平塚「……そうか。理由はまあ聞くまい……それで、偽物を捕まされたという訳だな」はぁ

    雪ノ下「先生、今の話には1つ言っていないことがあります」

    由比ヶ浜「!!ゆきのん…!」

    由比ヶ浜(ゆきのんダメ……)

    雪ノ下「…いいのよ」にこ

    平塚「…大方想像はついたが、言ってみたまえ」

    雪ノ下「はい……」

    ーーーーー

    ーーー



    平塚「ふむ…春乃の奴、妹になんてもの渡しているんだか……」はあ

    由比ヶ浜「ごめんなさい…」

    由比ヶ浜(本当に春乃さんが渡してたんだ……)

    雪ノ下「…すみませんでした」

    平塚「これは……比企谷には、話せないな」

    由比ヶ浜「え」

    由比ヶ浜(え?それって…)

    雪ノ下「い、良いのですか?」

    平塚「ん?なんだ、言われたいのか?」

    由比ヶ浜「」ぶんぶん

    雪ノ下「……嫌です」

    平塚「うむ、素直でよろしい。……君たちも充分反省したようだからな。ただ、今後の事を考えて、薬は没収させて貰うがいいな?」

    由比ヶ浜「はい…」すっ

    由比ヶ浜(うん、こんなのもう…いらないもん)

    雪ノ下「…どうぞ」すっ

    平塚「確認しておくが、雪ノ下。お前の方の薬は強い副作用はないのだろうな?」

    雪ノ下「ええ、安全性を第一に姉さんにはお願いしていたから間違いないはずです」

    平塚「うむ。…なら良い。ではもう遅い、気を付けて帰りたまえ」

    由比ヶ浜「はい!」

    雪ノ下「はい…」

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー



    由比ヶ浜「ゆきのん…凄い落ち込んでた……」ごろごろ

    由比ヶ浜(たぶんあたしが薬使ったのも…全部自分のせいだって思ってる…よね)

    由比ヶ浜「…違うんだよ、ゆきのん」ごろごろ

    由比ヶ浜(このまま…ゆきのんが自分の事責めたまま時間が経ってくのかな…?)

    由比ヶ浜「そんなの…絶対やだ!!」

    由比ヶ浜(でも、どうしたら良いのかな?あたしの作戦なんて、失敗しちゃうし……なんであたしってこんなにバカなんだろ…)

    由比ヶ浜(あー…もう。)

    由比ヶ浜「……作戦とか、もういいや」スチャ

    由比ヶ浜(あたしの気持ち、ゆきのんに知って貰う!!それで、また一から始めるんだ……ヒッキーの時みたいに!)

    由比ヶ浜「…」ぽちぽち

    由比ヶ浜「……届いて」ぽちっ


    to:♡ゆきのん♡

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    やっはろー!

    ゆきのん起きてるかな?(´・_・`)

    あのね、あたしゆきのんに負けたくなくてヒッキーに薬使ったの。
    でも薬を使ってゆきのんと対等になりたいって気持ちもあったんだ(._.)

    あたし達さお互いヒッキーの事好きで、でも今日までのあたし達って正々堂々じゃなかったよね…

    おとといゆきのんと決めた約束さ。
    もう一回しよっ?

    くよくよしてても仕方ないってね、あたし思うんだ( ̄^ ̄)
    前に進め!って、平塚先生はそう言いたかったんだと思うの…
    だからヒッキーにも言わなかったんじゃないかな⁈

    えとね、つまり!
    あたしはヒッキーが好きで、大好き!
    でも同じ位ゆきのんも好きなの。・°°・(>_<)・°°・。

    だから、明日からまた一から始めよ?
    一から、正々堂々と。
    二人で頑張ろう?(=´∀`)人(´∀`=)

    これがあたしの気持ち!

    (´・Д・)」おやすみ


    ーーーーーーーーーーーーーー
  16. 16 : : 2013/12/08(日) 01:56:35
    由比ヶ浜「…」ごろん

    由比ヶ浜(ゆきのん…元気出してくれるといいなぁ……)

    由比ヶ浜「……」うとうと


    ーピロンッ


    由比ヶ浜「…ん」ぽち


    由比ヶ浜「…えへへ♪」うるうる


    由比ヶ浜「ゆきのん…やっはろーの使い方、変だよ…えへへ」ぐすっ



    ーたぶんこれから先も色々あると思う。


    けど、ゆきのんからのメールを見てあたし達なら大丈夫って…


    何があっても崩れないって、好きな人を取り合っても壊れないって。


    ーそう思えたの。



    From:♡ゆきのん♡
    to:結衣

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    由比ヶ浜さん。

    メール、ありがとう。
    本当に、嬉しいと思うわ。

    由比ヶ浜さんの気持ち、ちゃんと受け取ったわ。


    それとね。
    私、あなたの友達で良かったと。
    本当に、そう思うの(=^^=)

    やっはろー。


    ーーーーーーーーーーーーーーーー




    ー頑張ろうね、ゆきのん♪

    -fin
  17. 17 : : 2013/12/08(日) 02:00:00
    以上で【奉仕部TeaPack事変】シリーズはお終いとなります。
    友達と好きな人。2つの交差する気持ちの中でも大事な物を見失わない子で有って欲しいと、そう思いながら書いたお話でした。
    同シリーズの八幡編、雪ノ下編は以下をどうぞ。http://www.ssnote.net/series/182
    ではまた…
  18. 18 : : 2013/12/08(日) 02:29:45
    楽しかった
    お疲れさまぁ
  19. 19 : : 2013/12/08(日) 02:56:16
    >>18
    コメントありがとうございます^^
    いつもより投稿が遅れてしまい、すみません。
    楽しいって言って貰えると、凄く励みになります!次もよろしくお願いします。
  20. 20 : : 2013/12/08(日) 02:57:41
    >>19
    頑張ってちょ
  21. 21 : : 2013/12/08(日) 08:32:41
    面白いssでした♪

    すらすら読めて楽しかったです♪

    次作も楽しみに待ってます♪
  22. 22 : : 2013/12/08(日) 11:41:47
    >>21
    流星群さん、コメントありがとうございます(^O^)
    面白いと言って頂けると、凄く嬉しいです!
    次も頑張りますのでよろしくお願いします。
  23. 23 : : 2013/12/08(日) 21:03:51
    よかったです。
    ただ春乃じゃなくて陽乃でせう。
  24. 24 : : 2013/12/08(日) 21:22:19
    >>23
    コメントありがとうございます^o^
    そうなんですよね、投稿し終えてから気付いてしまい、落ち込んでました>_<
    ご指摘、ありがとうございます!
  25. 25 : : 2013/12/09(月) 22:58:17
    前から思ってたけどティーパックじゃなくてティーバッグな
    ティーパックは和製英語
    パンツはティーバック
  26. 26 : : 2013/12/09(月) 23:12:15
    >>25
    コメントありがとうございます。
    あう…これは手痛いミスですね(-×-;
    和製英語とは…勉強になります。丁寧なご指摘、ありがとうございますっ(^.^)
    早速、シリーズタイトルだけでも直させて頂きますね!
  27. 27 : : 2013/12/18(水) 09:47:59
    奉仕部Tea-Bag事変シリーズ
    とても面白かったですっ!!
  28. 28 : : 2013/12/18(水) 18:41:11
    >>27
    初投稿作に続いてコメント、ありがとうございます(*^^*)
    楽しんでいただけて、とても嬉しいです。
    今後ともよろしくお願いします。
  29. 29 : : 2013/12/23(月) 22:06:14
    没収した薬の副作用うんぬんて、先生…使うつもりですな。
  30. 30 : : 2013/12/23(月) 23:30:07
    >>29
    コメントありがとうございます(^^)
    平塚先生怪しいですよね……
    このシリーズの八幡編と雪ノ下編で平塚先生が何をしたか少し書いてあるので、気になりましたらどうぞお読み下さい(^ ^)

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
lk1231

卯もみ☃

@lk1231

この作品はシリーズ作品です

奉仕部Tea-Bag事変 シリーズ

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」カテゴリの最新記事
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」SSの交流広場
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 交流広場