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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

東京喰種∫ARATA

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  1. 1 : : 2016/01/11(月) 21:22:19
    【SS作品名】

    東京喰種∫ARATA

    《このSSについて》

    Ⅰ/未来から戻って20年後が舞台です。

    《設定Ⅰ》

    Ⅰ/主人公{霧嶋新}

    Ⅱ/準主人公{金木研}{エレン・イェーガー}

    《設定Ⅱ》

    Ⅰ/東京喰種:re/進撃の巨人の原作を無視したオリジナルストーリー。
    ※両方のネタバレを含む場合があります

    Ⅱ/このSSを読む前に、こちらのSSを読んでいないと理解出来ない場合があります。

    Ⅲ/邂逅編【http://www.ssnote.net/archives/41001
    邂逅⇒梟討伐戦 

    Ⅳ/アオギリの樹編【http://www.ssnote.net/archives/41282
    梟討伐戦後⇒アオギリの樹戦

    Ⅴ/未来編【http://www.ssnote.net/archives/41786
    アオギリの樹戦後⇒未来編

    《喋り方》

    Ⅰ/人物の喋り方について

    対話⇒「〇〇〇〇!」

    心の中⇒(〇〇〇〇!)

    両方⇒「〇〇〇〇!」
    (〇〇〇〇!)

    電話⇒〔〇〇〇〇!〕

    両者同時⇒《〇〇〇〇!》

    Ⅱ/基本毎日投稿ですが、事情により投稿できない日がありますのでご了承ください。
    『※そうなった場合はその都度お知らせします』

    《情報》

    Ⅰ/このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
    『※なるべく控えます』

    Ⅱ/潜在能力について>>2

    Ⅲ/シリーズ作品はこちら>>25

    Ⅳ/更新予定日
    〔1月14日木曜日22時00分〕

    Ⅴ/超生物について>>65
    ※ネタバレを含むので、見ない事をオススメします

    VI/イクシードについて>>152
    ※ネタバレを含むので、見ない事をオススメします

    Ⅶ/強さ表について>>154
    ※ネタバレを含むので、見ない事をオススメします
  2. 2 : : 2016/01/11(月) 21:22:38
    ※随時更新※

    《潜在能力》
    生物が生まれながらにして持っている隠された力であり、潜在能力を開花した者は絶大た力を得ると言われている。

    ただ、開花する為には深い絶望と才能の両方を持ち合わせていないと開花出来ない為、開花出来る者は限られる。

    そして、潜在能力を使用する為には『疲労』『体力』『老化』が同時に自分の体に負担が来るため、連発で使用すると意識を失い、最悪の場合死に至る。

    《潜在能力所持者情報》

    『霧島新』

    潜在能力〔アグリメント〕

    能力〔自分自身に約束事を決めて約束を交わした内容とそれ相応の力を得る事ができる。一見便利な能力に見えるが、自分自身で決めた約束事を絶対に守らなければならないという条件があり、また約束を守るという頑固たる意志がないと発動すらしない。そして、万が一約束事を果たせなかった場合、それ相応の罰が自分自身に降り注ぐ〕

    『エレン・イェーガー』

    潜在能力名〔ヘヴンズタイム〕

    能力:〔あらゆる時の流れを止める(ただし止めていられるのには制限時間が存在する)〕

    『金木研∞佐々木琲世』

    潜在能力名〔ソニック〕

    潜在能力名Ⅱ〔バロウ〕

    能力〔一瞬で任意の空間同士を入れ替える(ただし本人が視野に映る対象と空間のみ)〕

    能力Ⅱ〔相手の潜在能力を借りることが出来る〕

    『リオ』

    潜在能力名〔バフ〕

    能力〔相手の身体能力を飛躍的に上げることが出来る〕

    『ゼヴォス』

    潜在能力名〔全知全能〕

    能力〔生物に存在するありとあらゆる全ての潜在能力を使うことができ、潜在能力を使用する際にかかるリスクもノーリスクで使うことが出来る〕
  3. 3 : : 2016/01/11(月) 21:23:04
    期待
  4. 4 : : 2016/01/11(月) 21:25:55
    >>3「ありがとうございます☆」
  5. 5 : : 2016/01/11(月) 22:12:00
    続編キタ━(゚∀゚)━!
    エレンが何故死んじゃうのか気になる!
    期待!

  6. 6 : : 2016/01/11(月) 23:37:36
    >>5「ありがとうございます☆期待に添えられるよう頑張ります」
  7. 7 : : 2016/01/12(火) 00:13:59
    嬉しすぎて泣きそう。(´;ω;)ウルウル
  8. 8 : : 2016/01/12(火) 11:16:05
    >>7 そう言われるとすごく嬉しいです☆頑張りますッ
  9. 9 : : 2016/01/12(火) 22:12:11
    期待
  10. 10 : : 2016/01/12(火) 22:46:21
    期待です
  11. 11 : : 2016/01/13(水) 00:19:58
    >>9 ありがとうございます

    >>10 ありがとうございます
  12. 12 : : 2016/01/13(水) 00:25:54
    頑張ってくださいね!期待です!
  13. 13 : : 2016/01/13(水) 20:49:56
    >>12 ありがとうございます☆
  14. 14 : : 2016/01/13(水) 20:51:04
    《始まるまでのおまけ》

    ----------タイムキャラバン----------

    流星「俺達の物語終わっちまったな!」

    琲世「だねー」

    金木「まぁ僕達はまだ終わらないけど」

    流星「頑張れよ!」

    琲世「ところで…なんでエレンさんは落ち込んでるの?」

    エレン「はぁ……」

    エト「やっほー」

    タタラ「…」

    金木「貴方達も来たんですか?」

    優太「俺もだ」

    リオ「歴代ラスボス集合って感じですね」

    優太「俺より強い奴がいるとはな」

    エト「どんな人なんだろ?今作のラスボスさん」

    エレン「はぁ…」

    エト「どうしたのー?」

    流星「どうしたんだ?エレン」

    エレン「いや…だってさ……俺今作で死ぬじゃん…」

    金木「らしいね」

    タタラ「お前を始末するほどの輩か…興味があるな」

    エレン「死ぬの嫌なんだけど俺…」

    金木「仕方が無いんじゃないかな?」

    琲世「まぁここは新主人公に任せようよ」

    エレン「はぁ…仕方ねぇか」

    金木「そんなに落ち込まないでよ」

    エレン「おう…」

    流星「つーわけで!」

    琲世「主人公は交代。あとは頼んだよ!“?”くん」

    ?「あぁ、任せとけ」














    to be continued………
  15. 15 : : 2016/01/14(木) 06:56:03
    期待!
  16. 16 : : 2016/01/14(木) 21:05:57
    >>15 ありがとうございます☆
  17. 17 : : 2016/01/14(木) 21:07:08
    22:00に更新します。
  18. 18 : : 2016/01/14(木) 21:12:21
    シリーズ化したらどうですか?
    期待です!
  19. 19 : : 2016/01/14(木) 21:53:26
    >>18 やり方がわからなくて^^;
    ありがとうございます☆
  20. 20 : : 2016/01/14(木) 21:53:35
    更新します。
  21. 21 : : 2016/01/14(木) 21:53:52
    ──人類を掛けた大決戦後、エレン達は元の時代に戻り平和な時を過ごしていた

    ───そしてそこから20年が経過する

    東京喰種∫ARATA
  22. 22 : : 2016/01/14(木) 21:54:13
    ----------喫茶店:re----------

    董香「ありがとうございましたー!」

    エレン「ありがとうございました!」

    董香「今日は忙しいねー…」

    エレン「仕事だから弱音すら吐けねぇしな…頑張ろーぜ!」

    董香「うん」

    ──そんな中、古くからの友人が来店する

    金木「今日は凄く忙しいみたいだね」

    ミカサ「こんにちは」

    董香「いらっしゃい!」

    エレン「よォカネキ、ミカサ」

    董香「アンタ達今日は、結婚記念日じゃなかった?こんな所に来ていいの?」

    金木「まぁ喫茶店デートかな」

    ミカサ「あそこに座ろう」

    金木「わかった」

    エレン「いつものでいいか?」

    金木「ミカサはカレーライスも食いたいらしいからそれも頼んだ」

    エレン「わかった」

    董香「じゃあ急いで作らないとね」

    エレン「あぁ」
    (朝から忙しすぎてバテそう…まぁそれでも幸せだからいいか)

    ──そんな忙しい中、怪しげな2人組が来店する

    ?「どうも…」

    ?「どうもっス……」

    董香「こんにちは。警察の人がなんでここに…?」

    警官A「まぁ…」

    警官B「おたくらの所の息子さんがまた暴力事件を起こしまして…」

    董香「またですか…」

    エレン「あのバカ…またかよ」

    警官A「今は留置所にいるのですが、どうしますか?」

    董香「行きます……本当に迷惑をかけてしまいすみません」

    エレン「すみません…」

    警官A「いえいえ大丈夫ですよ、では先に行って待っていますので」

    董香「はい」

    警官B「では失礼するっス」

    エレン「どーも…」

    ──そう言い、店を出る警察官の2人

    金木「また何か起こしたの…?」

    エレン「暴力事件だとよ…これで4度目だ」

    董香「私、迎えに行ってくるわ」

    エレン「あぁ」

    董香「お店は頼んだわよ?あなた」

    エレン「任せとけ!」

    董香「うん!じゃあ行ってくる」

    ──次の瞬間、董香はエレンの頬にキスをする

    エレン「なっ!」

    董香「行ってくる!」

    ──そう言い、店を出る董香

    金木「相変わらずラブラブだね」

    エレン「まぁな」

    ──照れ笑いしながら、そういうエレン

    金木「夜の方もラブラブなの?」

    エレン「店から追い出すぞお前」

    金木「ごめーん」

    エレン「謝る気ないだろお前…」

    ──そして場面は変わり

    ----------留置所----------

    警官A「お待ちしていましたよ」

    董香「どうも」

    警官A「では、案内しますね」

    董香「はい」

    ──そして、歩き出してから5分…

    警官A「この先真っ直ぐ行ったら、いますよ」

    董香「わかりました」

    ?「……………」

    董香「やっと着いた…」

    ?「……………」

    董香「はぁ…ほら出なさい?帰るわよ。後で父さんに説教してもらうから」

    ?「……………」

    董香「聞いてるの!!!」

    ?「……………」

    董香「返事をしたらどうな──」

    ?「るっせえええ!!ウザってぇんだよこのクソアマァァ!!!!」

    董香「…!母親に向かってその態度はなんだよ!」

    ?「はぁ…やかましいったらありゃしねぇぜまったく」

    董香「ほら、帰るわよ新!」

    新「帰る…?ここからか?」

    董香「あたりまえよ」

    新「ソイツはできねぇ相談だな」

    董香「は…?」
  23. 23 : : 2016/01/14(木) 21:54:39
    新「でねぇよ、俺は」

    董香「だからなんでよ」

    新「ここにいれば女とヤれるし、飯もタダで風呂も入れる…トイレも行ける。帰る必要ねぇだろーがタコ」

    董香「殺すよ?」

    新「やってみろよ、女がしゃしゃりでてんじゃねぇ」

    董香「アンタ……なんでここにいるか分かってるの…?」

    新「男2人をぶん殴った。1人は左の金魂が潰れてもう1人は肋骨と背骨を複雑骨折」

    董香「…」

    新「あいつらから喧嘩をふっかけてきたんだから俺は悪くねぇはずなんだけどよ」

    董香「呆れた……」

    新「で?」

    董香「とりあえず帰るよ」

    新「俺はここに残る。女とはまだヤりてぇし」

    董香「帰るよ、行こ」

    新「帰らないって言ってんだろーが」

    董香「うるさい!!!!」

    新「はぁ…わーったよ」

    董香「あんた家に帰ったら本当に説教だからね!」

    新「へいへい」

    警官A「助かります…」

    董香「本当に迷惑をかけてしまいごめんなさい………」

    警官A「いえいえ!大丈夫ですよ」

    新「おふくろ、早くいこーぜ?」

    董香「では、失礼します」

    警官A「はい」
    (ふぅ…これで留置所が平和になる……毎晩女の喘ぎ声を聞かされる身にもなってほしいよまったく)

    董香「ほら、いくよ」

    新「ねみぃ……」

    ──この時はまだ誰も知る由もなかった…人類──いや、全生命を掛けた壮絶な戦いが待っていることを
  24. 24 : : 2016/01/14(木) 21:55:28
    《次回更新予定日》

    01/15(金)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25
  25. 25 : : 2016/01/14(木) 22:21:42
    《シリーズ作品に追加》

    http://www.ssnote.net/series/2744
  26. 26 : : 2016/01/14(木) 22:49:03
    期待!
    全生命を掛けた戦い...
    たのしみだな〜!
  27. 27 : : 2016/01/14(木) 22:50:46
    一瞬ジョジョに見えた
  28. 28 : : 2016/01/14(木) 22:56:25
    >>26 ありがとうございます☆
  29. 29 : : 2016/01/14(木) 22:57:14
    >>27 それ自分で書いてて思いましたww勢いでスタンドでも出せばよかった←
    読んでくれてありがとうございます☆
  30. 30 : : 2016/01/15(金) 21:05:17
    22:00に更新します
  31. 31 : : 2016/01/15(金) 21:52:12
    更新します
  32. 32 : : 2016/01/15(金) 21:53:51
    ───留置所から出た新は、店の中へと入る

    新「はぁ…なんか憂鬱だな」

    エレン「暴力事件起こしたんだってなお前」

    新「ただの喧嘩だ喧嘩」

    エレン「警察沙汰になるほどか?」

    新「いちいちうるせぇな…別にいいだろーが」

    ──次の瞬間、新はエレンの顔面に唾を吐く

    エレン「…」

    董香「新!」

    新「部屋の鍵貸せよ…俺は先帰って寝てるから、お前らは四方おじさんが今使ってる2階にでも行ってろ」

    エレン「お前のために一軒家を建てたわけじゃねぇ」

    新「じゃあ何のために建てたんだ?」

    エレン「俺とお前と母親3人と暮らすために建てたんだよ、お前だけのモンじゃねぇ」

    新「そーかよ、とりあえず鍵貸せよ」

    董香(なんでこんなにグレたんだろ……)

    エレン「ほらよ」

    ──そう言い、鍵を渡すエレン

    新「サンキュー。んじゃあ20時までお仕事ガンバー」

    エレン「大人しくしてろよな」

    新「わーってるよ」

    ──そして、店を出る新

    董香「あなた…」

    エレン「分かってる…ああなったのは俺の教育がしっかりしてねぇせいだ……」

    董香「ごめんね…私がしっかりしてれば……」

    エレン「バーカ、謝ることねぇよ」

    董香「うん…」

    エレン「大丈夫、新は俺達の子供だ」

    董香「だな!」

    エレン「子育ては大変だな」

    董香「もう17なんだけどね」

    エレン「まぁな」

    ──そしてそこから時は経過…時刻は21時を迎える

    四方「…よし、終わったな」

    金木「僕達はこれで」

    エレン「おう!」

    ミカサ「エレン…新くんは大丈夫?」

    金木「心配だね…」

    エレン「大丈夫だよ、心配させて悪いな」

    金木「なにか手伝えることがあったら言ってね」

    エレン「おう!閉店の手伝いサンキューな」

    ミカサ「じゃあ私たちはこれで」

    董香「また!」

    ミカサ「うん」

    金木「またね」

    エレン「おう」

    董香「さて…私達も帰りますか」

    エレン「だな」

    ----------自宅----------

    エレン「ただいま」

    董香「ただいま」

    新「おかえり」

    エレン「新、こっちこい」

    新「ん?どうし───っ!」

    ──新はエレンにビンタをされていた

    エレン「人にどれだけ迷惑かけたか分かってんのか」

    新「…」

    エレン「だいたいお前はなぁ…」

    新「んだよ…人だとか…迷惑だとか……」

    エレン「?」

    新「俺は喰種なんだから仕方がないだろ!少し力をいれるだけで簡単にぶっ飛ばせちまうんだよ!どうしろってんだ!」

    エレン「限度があるだろ!!」

    董香「ちょっとあなた…落ち着こ?ほら新も」

    エレン「黙ってろトーカ!今話をしてる!」

    新「いいか親父!俺は好きなように生きる!喧嘩を売られたら買うし、それでもし殺しても喰えば証拠にならねぇし終わりだ!」

    エレン「テメェ!!」

    ──次の瞬間、エレンは新を殴る

    新「がはっ!」

    董香「あなた落ち着いて!」

    エレン「くっ…」

    新「俺は喰種に生まれてきて恥ずかしい……人とは違うし、力も違うし…食べるもんも違う!!こんなのクソくらえだ!!なんでお前らが親なんだよ!!!」

    ──そう言い、新は2階にある自分の部屋へと入る

    エレン「なんで俺達が親なんだよ……か…」

    董香「…」

    エレン「今の言葉は流石に効いたな……」

    董香「あなた…」

    エレン「こんなだらしない夫でごめんな?」

    董香「何言ってんの?世界で1番かっこよくて1番愛してる男に決まってるでしょ?」

    エレン「ありがとう」

    董香「あなたが泣きそうで苦しい時は私が支える…だから大丈夫だよ?」

    エレン「ばーか、泣かねぇっつーの」

    董香「泣きたい時は泣いていいからね?」

    エレン「あぁ…それより、どうしたもんかな」

    董香「うん…」

    エレン「反抗期と人間に対する憧れが強いな」

    董香「私がなんとかするよ」

    エレン「たのんだ」

    董香「任せて」
  33. 33 : : 2016/01/15(金) 21:54:12
    ----------部屋/新----------

    新(あーあ…何言ってんだよ俺……)

    コンコン(ドアのノック音)

    董香「新?」

    新「んだよ」

    董香「私達の事…嫌い?」

    新「嫌い」
    (んなことねぇ…親は好きだ……)

    董香「そっか…」

    新「つかドア越しに喋りかけんなよ、気色わりぃ」
    (違う……気色わるくなんかねぇ)

    董香「ごめんね…明日学校ちゃんと行きなさいよ?」

    新「めんどくせぇけど行く」
    (馬鹿だな俺…そこは素直に行くって言えっつーの……)

    董香「おやすみなさい、新」

    新「あぁ…おやすみ」

    ──新の声を聞いた董香は、エレンのいるリビングへ行く

    エレン「どうだった?」

    董香「反省はしてたみたいかな」

    エレン「あいつは頑固な部分もあるからな…」

    董香「まぁね」

    エレン「誰に似たんだか」

    董香「ちょ…それ私に言ってんの?」

    エレン「他に誰がいる?」

    董香「ねぇ、あなた」

    エレン「んー?」

    董香「私は幸せだよ?色々あるけど…それでも幸せ」

    エレン「照れるからやめろよバカ」

    董香「ちょ!バカは言い過ぎでしょ!」

    エレン「だって馬鹿じゃん…」

    董香「殺す」

    エレン「へいへい」

    董香「新と同じ返事」

    エレン「げっ…マジかよ」

    董香「テレビみよっかな」

    エレン「つければ?」

    董香「うん」

    エレン「あっ」

    董香「ん?」

    エレン「テレビ見る前にお前が調べてた情報聞かせてくれよ」

    董香「あのクソ医者のこと?」

    エレン「あぁ」

    董香「リオを通じていろいろと調べたけど、場所はまだ分かってないよ…」

    エレン「そっか…」

    董香「アルミンも探してるけど、行方知らずだし…もう10年も経ってるからニュースにすらなってないしね」

    エレン「あいつは人や喰種を研究していた…その実験体がカネキや俺だ。その中でアイツは“人間や喰種を越える生き物”を作ろうとしてる」

    董香「うん…」

    エレン「まぁそれが分かったのは、リオがあのクソ医者の事を徹底的に調べてくれたおかげだけどな。元々はあのクソ医者から人間に戻る薬を開発してもらおうとリオにアイツの捜査依頼を出したけど、その最中で人間や喰種を越える生き物の資料が見つかったしな…少し気になってる」

    董香「人間に戻る薬か…実際にあったらいいね」

    エレン「あぁ…」

    董香「まぁ肝心のクソ医者は見つかってないけどね」

    エレン「明日、アルミンは日本に来るんだろ?」

    董香「うん」

    エレン「多分明日は店に寄ると思うから、来たら一応聞いておくか」

    董香「そんなに気になるの?喰種を越える生き物を作るかもしれないって」

    エレン「あぁ」

    董香「あのクソ医者は神様じゃないよ?さすがに生き物を作るってのは…」

    エレン「あの医者ならやりかねねぇよ…」

    董香「分かるの?」

    エレン「なんとなく分かる…なんせ俺とカネキを喰種にした奴だぜ?」

    董香「まぁね」

    エレン「とりあえず寝るか!明日も頑張らないと」

    董香「ねぇ、あなた」

    エレン「ん?」

    董香「2人目…いかない?」

    エレン「…?2人目?何の話だ」

    董香「えっ…」

    エレン「何の話か分からねぇけど俺は先に寝てるわ、おやすみトーカ」

    董香「お、おやすみ…」
    (鈍感!!!!)
  34. 34 : : 2016/01/15(金) 21:54:41
    《次回更新予定日》

    01/16(土)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25
  35. 35 : : 2016/01/15(金) 22:12:59
    シリーズ作ってくれたんですね有難うございますこれでシリーズ見やすくなりました\(^o^)/
  36. 36 : : 2016/01/16(土) 08:45:16
    >>35 いえいえ^^
    これからもヨロシクです
  37. 37 : : 2016/01/16(土) 10:43:38
    期待!
  38. 38 : : 2016/01/16(土) 21:03:10
    >> ありがとうございます☆
  39. 39 : : 2016/01/16(土) 21:04:02
    今日は信長協奏曲の試写会観に行きました…面白かった!

    ってのは置いといて、22:00に更新します。
  40. 40 : : 2016/01/16(土) 21:59:35
    更新します
  41. 41 : : 2016/01/16(土) 21:59:54
    ──そして翌日

    新「じゃあ学校行ってくるわ」

    董香「いってらっしゃい」

    エレン「じゃあ俺達もあと少ししたら店に行くぞ」

    董香「うん」

    新「なぁ」

    エレン「ん?」

    董香「どうしたの?」

    新「昨日は…その……悪かった…」

    エレン「お、俺こそ悪かったな…殴ったりして」

    新「いいよ別に…あ、それと」

    董香「?」

    エレン「?」

    新「昨日はあんなこと言ったけど、俺は2人のところに生まれて良かったって思ってるから…それじゃあ行ってくる」

    ──照れながら、家を出る新

    エレン「ったく照れやがって」

    董香「よかったね」

    エレン「あぁ」

    董香「じゃあ私達も行こっか?」

    エレン「おう」

    ----------喫茶店:re----------

    四方「…遅いぞ」

    エレン「すみません!すぐに準備をしてきますので」

    董香「わたしも!」

    四方「…あぁ」

    ──それからいつも通りの日常を過ごすエレン達

    ──だが、そこに客が来店する

    ?「久しぶりだねエレン、トーカさん、四方さん」

    董香「アルミン?」

    エレン「よぉ!久しぶりだな!」

    四方「…久しぶりだな」

    アルミン「まぁ10分程度しか時間ないけどね」

    秘書「なるべくお早めにお願いします…」

    アルミン「わかっている」

    エレン「いいのか?大統領がこんな所にいて」

    アルミン「大丈夫だよ!あ、コーヒー2つ」

    秘書「私は別に…」

    アルミン「では1つで」

    董香「かしこまりました」

    アルミン「エレン」

    エレン「ん?」

    アルミン「嘉納の身柄を確保したよ」

    エレン「…!」

    アルミン「まだ世間には公表していないし、するつもりもない。嘉納が喰種をも上回る生物を作っていたとなると世界が恐怖で埋まってしまうからね…」

    エレン「やっぱり作ってたのかよ」

    アルミン「うん…今回日本に来たのは、嘉納についてなんだ」

    董香「どうするつもりかまだ決めてないってこと?」

    ──そう言い、コーヒーを渡す董香

    アルミン「うん…まぁ簡単に言うと、“生かすか否か”だね」

    エレン「なるほどな」

    董香「生かした方がいいんじゃないかな?」

    アルミン「聞くだけ聞いて殺すつもりでいるよ、日本政府は」

    董香「そっか…」

    エレン「正直あのクソ医者の生死には興味がねぇ」

    アルミン「あはは…だろうね」

    エレン「今気になるのは、喰種を越える生き物についてだ」

    アルミン「それについて悲報がある」

    董香「悲報…?」

    アルミン「うん…」

    エレン「悲報って?」

    秘書「大統領、そろそろ時間です」

    アルミン「うわっ!急がないと…ごめんエレン、この話はまた後で!」

    四方「…閉店後、ここで待っている」

    アルミン「助かります、では!」

    ──そう言い、急いで出るアルミンとその秘書

    董香「悲報ってなんだろ…」

    エレン「さぁな…ただ、嫌な予感がする」
  42. 42 : : 2016/01/16(土) 22:00:14
    ──そして、時刻は夜の9時を迎える

    ----------喫茶店:re----------

    アルミン「やぁ」

    エレン「やっと来たか」

    アルミン「待たせたかな?」

    エレン「店は8時閉店」

    アルミン「今は9時か…ごめんね」

    董香「大丈夫だよ!」

    アルミン「ならよかった」

    エレン「それで悲報ってのは?」

    アルミン「あともう少し待ってくれるかな?2人も来るから」

    エレン「2人?」

    金木「ごめんね、待たせて」

    ミカサ「アルミン、久しぶり」

    エレン「お前ら…」

    アルミン「電話で呼んでたんだ」

    金木「話は聞いてるよ」

    ミカサ「悲報ってなに?」

    アルミン「うん…悲報は」

    エレン「…」

    董香「…」

    金木「…」

    ミカサ「…」

    四方「…」

    アルミン「その生物は、あと7日で生まれる」

    エレン「…!」
    (嫌な予感はこれか…)

    董香「あと7日…」

    金木「…」

    ミカサ「どうするの?」

    アルミン「場所は嘉納が吐いてくれないから分からない…でも、本人曰く無駄らしい」

    エレン「無駄?」

    金木「というと?」

    アルミン「ヤッケ、ドー、サエー」

    エレン「…?何言ってるんだ?」

    アルミン「嘉納曰く、これから産まれる“超生物”達の名前だよ」

    金木「3人か」

    アルミン「うん」

    エレン「ヤッケ、ドー、サエー…一体どうやって生物を作ってるんだ…」

    アルミン「まぁ人間もクローンを作れたりするしね、人間の」

    エレン「禁止なんだから作れないだろ」

    金木「作れるからこそ禁止なんだよ」

    アルミン「カネキさんの言う通り作れる…でも嘉納の場合は人でも喰種でもない…“なにか”だ」

    エレン「クソ医者が作る生き物だ…害がなければ俺達はなにも言わねぇ…だがアイツが作った生き物だからな……ぜってぇ害があるに決まってる」

    董香「そもそもなんで嘉納は生き物なんかを?」

    アルミン「自分で0から作った作品がどこまでいけるかとか言ってたけど、僕にはいまいち何がなんだか…」

    金木「相変わらず作品って言ってるんだね…」

    アルミン「ただ1つだけ分かっていることがある」

    四方「…なんだ?」

    アルミン「嘉納の作った“超生物”は必ず人と喰種にとって大きな脅威となる」

    エレン「あと7日で産まれるってことは今はその超生物達は産まれる前の段階って事か」

    金木「人間で例えるなら、子宮の中でまだ寝ている赤ん坊ってとこかな」

    エレン「7日以内に超生物を見つけ出して、殺せばいいってわけだな」

    アルミン「吐いてくれないから大変だけど」

    金木「こんな時にヴィッチさんがいてくれれば助かるんだけどね…」

    エレン「あいつらは未来の人間だし、まだ生まれてもねぇ」

    金木「うん」

    エレン「あ」

    金木「?」

    エレン「ハイセの潜在能力使えばいいじゃん」

    金木「ハイセの潜在能力は潜在能力を借りることだから無理かな…その場にいる人達の潜在能力しか使えない」

    エレン「そっか…」

    アルミン「僕はドイツに帰って、嘉納にいろいろと聞いてみるよ」

    エレン「あぁ、頼んだ」

    金木「リオくんやイトリさんにも頼まないとね」

    エレン「だな」

    四方「…しばらくの間店は俺とウタに任せておけ」

    董香(ウタさん可哀想)

    エレン「トーカ、お前も四方さんを手伝ってろ」

    董香「ダメ」

    エレン「は?なんでだよ」

    董香「今度は…今度こそは、私も行く!」

    金木「トーカちゃんは頑固だから一度決めたら曲げないよ?って、エレンが一番よく分かってるか」

    エレン「分かった」

    董香(よしっ!)

    アルミン「じゃあエレン達は日本で嘉納のアジトや超生物について調べてくれるかな?僕はドイツで調べておくから」

    金木「わかりました」

    アルミン「では」

    四方「…7日はあっという間だ、急いで探さなければな」

    エレン「あぁ…」

    ──そして、ここはとあるアジトの中

    ----------嘉納のアジト----------

    ──そこには、糸で吊るされた3つの卵があった

    ヤッケ「…」

    ドー「…」

    サエー「…」

    ──超生物誕生まで後7日………
  43. 43 : : 2016/01/16(土) 22:00:38
    《次回更新予定日》

    01/17(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25
  44. 44 : : 2016/01/17(日) 10:53:22
    超生物かエレンよりも強いのかな?
    また楽しみが増えたー!
    期待!
  45. 45 : : 2016/01/17(日) 20:33:02
    リヴァイはいつ出てくるんですかねワクワクあとアルミンはドイツの大統領ですか?
  46. 46 : : 2016/01/17(日) 21:20:15
    >>44 強さはまだこれからのお楽しみです
    ありがとうございます☆
  47. 47 : : 2016/01/17(日) 21:21:16
    >>45 アルミンはドイツの大統領です
    リヴァイも今作出てきます
  48. 48 : : 2016/01/17(日) 21:21:22
    22:00に更新します
  49. 49 : : 2016/01/17(日) 21:56:52
    更新します
  50. 50 : : 2016/01/17(日) 21:56:55
    ──時刻は22時、新は家でテレビを見ていた

    新(おふくろと親父おせぇな…何かあったのか?)

    ──だが、その不安はすぐに打ち消される

    エレン「ただいま」

    董香「ただいまー」

    新「んだよ…帰ってきたのか」
    (おかえり)

    エレン「学校どうだった?」

    新「別に?まぁテストがあったけどな…」

    董香「テストかぁ〜私は結構頭いいけどね!」

    エレン/新
    《ないない》

    董香「あ゙?」

    エレン「おい新…どうにかしろよ」

    新「親父逃げるぞ…」

    エレン「おう…」

    董香「逃がすか!」

    新「やめろよ!!」

    エレン「やめろよ!!」

    董香「うるせぇんだよ!」

    エレン/新
    《うぎゃああああ!!!》

    ──そして翌朝

    董香「よしっ!今日も頑張ろっか」

    エレン「あのな…俺達は超生物について調べるんだろーが……」
    (骨がいてぇ…)

    新「超生物…?なんだよそれ」
    (骨がいてぇ…)

    エレン「嘉納って医者が…ってまぁもう医者じゃないんだけど」

    新「…?あぁ」

    董香「そいつが生き物を作ろうとしてるのよ」

    新「生き物?それって法律上よろしくねぇんじゃないの?」

    エレン「警察も逮捕に向けて嘉納を探したけど結局見つからなくて10年経ってんだ」

    新「で?」

    エレン「それでアルミンがドイツで捕らえて、そこから超生物の事についていろいろと聞こうとしてるんだよ」

    新「んで、なかなか吐かないから俺達は日本で何かしらの情報を探そうってところか」

    董香「そういうこと」
    (案外賢いじゃん)

    新「ま、頑張れよ!お前ら2人は強いから超生物なんて余裕だろ?」

    エレン「まぁな!」

    董香「まぁね……って親にお前らとか言うな!」

    新「るっせー、んじゃあ行ってくる」

    エレン「おう」

    董香「いってらっしゃい」

    新「おう」

    ──玄関から家を出ようとして扉を開けた時

    ──そこにはエレンのよく知る人物が立っていた

    金木「あっ」

    新「あっ」

    金木「久しぶり、新くん」

    新「久しぶりだな研ちゃん」

    金木「け、研ちゃん…」

    エレン「お前なぁ…研ちゃんはねぇだろ研ちゃんは」

    董香「クソカネキでいいよ」

    金木「それはそれでヒドいけどね」

    新「俺は学校行ってくるからじゃあな」

    金木「いってらっしゃい」

    新「おう」

    ──そう言い、家を後にする新

    エレン「で…どうしたんだ?」

    金木「嘉納についてあれからいろいろと調べたんだ」

    董香「まだ1日しか経ってないけど」

    金木「リオくんとイトリさんと一緒にね。後はアルミンさんも」

    エレン「相変わらずの情報力だな…」

    金木「それで、伝えたいことがいくつかあったから一応報告にね」

    エレン「まぁ玄関じゃあなんだから、部屋入れよ」

    金木「お邪魔します」

    董香「どうぞ」

    エレン「そこ座れよ」

    金木「うん」

    董香「それで、分かったことは?」

    金木「うん、えっとね」
  51. 51 : : 2016/01/17(日) 21:57:13
    エレン「…?」

    董香「…?」

    金木「嘉納が死んだ」

    エレン「は…?」

    金木「嘉納が死んだんだ」

    董香「なんで?」

    金木「心臓病だよ」

    エレン「急だな…」

    金木「生前、アルミンがようやく嘉納から超生物について聞けたらしいよ」

    エレン「で…どうだった?」

    金木「超生物は日本にあるって事が分かった」

    董香「場所は?」

    金木「聞こうとした瞬間急に苦しみだしてね…」

    エレン「そうか…」

    金木「まぁ伝えたいことはそれだけだよ」

    エレン「アルミンの奴やること早いな」

    金木「あ、そしてもう1つ」

    エレン「ん?」

    金木「なんとなくだけど」

    董香「?」

    金木「嫌な予感がする」

    エレン「奇遇だな…俺もだ」

    金木「超生物とはあるいみ“兄弟”みたいなものだからね」

    董香「兄弟…?」

    エレン「俺もカネキもあのクソ医者に体を改造された“作品”だからな」

    金木「嘉納が作った作品という点では僕達と超生物は兄弟みたいなものなのかもしれないね」

    エレン「だな」

    董香「アジトは分からずじまいか…」

    金木「うん…今はミカサがリオくん達と一緒に探してる」

    董香「じゃあ旦那様とカネキと私で探すか」

    金木「旦那様かぁ〜いい響きだね」

    エレン「お前ら2人黙ってろ」

    金木「ごめーん」

    エレン「謝る気ないだろ…」

    董香「じゃあ探しに行こ?あなた」

    エレン「あぁ」

    金木「行こうか」

    エレン「あぁ…まぁその前に」

    金木「?」

    董香「?」

    エレン「トーカ!お前はなんで毎日365日ずっと腕組みしてんだよ!!」

    董香「別にいいだろ!夫婦なんだから」

    エレン「お前寝る時もしてるだろーが…」

    董香「なんだよ!いつもはベッドの上で愛してるとか言ってるくせに!」

    エレン「愛してるに決まってんだろ」

    董香「…!」

    金木「トーカちゃんが照れたところで、そろそろ行こうか」

    エレン「だな」

    董香「ば、ばか…」

    ──それから一日をかけて嘉納のいたアジトなどを探すが、超生物の元へと辿り着くことは出来なかった

    エレン「もう夜の9時か…はやいな」

    金木「そうだね…」

    董香「あーイライラする!なんで見つからねぇんだよ」

    金木「仕方がないよ…僕達の能力不足だ」

    ──諦めかけていたその時、電話が鳴る

    金木(電話…?)

    ?〔もしもし!〕

    金木〔あ、リオくんか〕

    リオ〔はい〕

    金木〔どうだった?〕

    リオ〔ちょっと待っててください〕

    金木〔…?分かった〕

    ?〔もっしー!!カネキチィ?〕

    金木〔イトリさんですか〕
    (声がデカくて鼓膜破れる…)

    イトリ〔そうだよ!実はとっておきの情報ゲットしてさ〕

    金木〔本当ですか?〕

    イトリ〔もちろん!〕

    エレン「何言ってんだ?」

    金木「とっておきの情報があるって」

    董香「早く聞けよ!」

    エレン(トーカの奴がイライラしてる…)

    金木〔教えてもらえますか?〕

    イトリ〔超生物の場所…分かったかも〕

    金木〔場所はどこに?〕

    イトリ〔仲間の情報なんだけど、アオギリの樹のアジトだってよ?ほら、あんた達が20年前戦った場所〕

    金木〔あの人達のアジト…〕

    イトリ〔今は誰もいないけど、嘉納はそこで過去に出入りしてた目撃情報があってさ、恐らくそこじゃないかなーと〕

    金木〔貴重な情報ありがとうございます…では〕

    董香「で…どうだった?」

    金木「場所が分かった」

    エレン「ホントか!」

    金木「多分…だけどね」

    董香「よしっ…行くか!」

    エレン「だな」

    金木「そうだね」

    ボキッ(指鳴らし)

    ──超生物誕生まで後6日………
  52. 52 : : 2016/01/17(日) 21:57:36
    《次回更新予定日》

    01/18(月)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25
  53. 53 : : 2016/01/17(日) 23:04:21
    エレン達は間に合うのか!?
    強さは後からですか!了解です(^-^)/
    リヴァイが喰種になっちゃったりして笑
    期待!頑張って下さい♪
  54. 54 : : 2016/01/18(月) 19:20:26
    千年物語の最後である一人とはあいつのことか(新)
    後二十年後にエレンが死ぬのはこれか.........え?(今気がついた)
    え、え?待ってエレン死ぬの?!え?嫌だァァァァァァ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚
  55. 55 : : 2016/01/18(月) 20:44:46
    >>53 ありがとうございます☆
  56. 56 : : 2016/01/18(月) 20:45:22
    >>54 エレン死んじゃいますううう(泣)
  57. 57 : : 2016/01/18(月) 20:45:30
    22:00に更新します
  58. 58 : : 2016/01/18(月) 21:14:25
    また排世と流星が来てエレンを生き返らせる・・・無いか
  59. 59 : : 2016/01/18(月) 22:08:16
    更新します
  60. 60 : : 2016/01/18(月) 22:08:40
    ──時刻は20時…イトリからの情報を聞いた金木達は、かつて戦った事のあるアオギリの樹のアジトへと向かう

    エレン「ここか…懐かしいな」

    董香「でも少し待って」

    金木「アジトの入口に警察と白鳩がいる…どうして?」

    エレン「聞いてくる」

    董香「あ、ちょ!」

    ──エレンは、アオギリの樹がいたアジトの入口へと向かう

    捜査官A「…?ダメだよキミキミ」

    エレン「一体何があったんですか…?」

    捜査官A「ここで人が喰種に喰われた事件があってね…今はその遺体と、状況を調べているんだ」

    エレン「てことは中には…?」

    捜査官A「入っちゃダメだよ」

    エレン「分かりました」
    (一度カネキ達のところへ戻るか…)

    捜査官A「キミ、気を付けて帰りなよ?」

    エレン「俺一応大人だけどな…まぁじゃあな」

    ──そう言い、アジトを後にするエレン

    金木「どうだった?」

    エレン「そこのアジトで人が喰種に喰われた事件があったらしくて、今は捜査の最中だからいれさせねぇだとよ」

    金木「まいったな…」

    董香「ちっ…!」

    エレン「何が参ったんだ?」

    金木「え?」

    董香「入れないから参ってんだろ」

    エレン「俺の潜在能力で時間止めて行けばいい」

    金木「でもそれは君だけでしょ?」

    エレン「俺の体の一部に触ってくれ」

    金木「分かった」

    董香「はい、触ったよ」

    エレン「俺の潜在能力は7秒しか持たねぇから走って行くぞ!」

    金木「わかった」

    董香「じゃあ行くか」

    エレン「ヘヴンズタイム」

    董香「スゴい…車が止まってる」

    金木「うん」

    エレン「ほら走るぞ!」

    7…

    6…

    5…

    4…

    3…

    2…

    1…

    0…

    エレン「うしっ!なんとかアジト内に入れたな!」

    金木「後は操作中の人達に見つからないよう探さないと」

    董香「このアジトか…相変わらずクッソ広いな」

    金木「まぁアジトっていってもただの洞窟迷路だけどね」

    エレン「迷路みたいになってるんだったなたしか…」

    金木「さぁ…行こう」

    ──一方、侵入を許されたと知らずにただ佇んでいた捜査官と警察であった

    捜査官A「アレ…?今誰かいたような……気のせいか」

    ----------アジト内----------

    董香「広すぎ!エレンどうにかしろよ!」

    エレン「無茶言うなよ!」

    董香「ちっ…」

    金木「…」
    (どこだろう…)

    ──探し始めて4時間…時刻は深夜0時

    エレン「こんなに探して見つからねぇのかよ…」

    金木「ここにはないのかもね」

    董香「はぁ…無駄足かぁ〜」

    ──諦めていた董香は体を壁に偏らせる

    ──だが次の瞬間、董香の足元から階段が現れる

    董香「えっ…ちょ、ちょ!うわっ!」

    ──地面の揺らぎが強く、転んでしまう董香

    エレン「お前…今日の下着は紫色のか」

    董香「…」

    金木(この場にいると僕も殺されるから先に階段降りていよう…)

    董香「エレン」

    エレン「ん?」

    董香「どこ見てんだよぉぉ!!」

    エレン「あっぶねー!お前の全力パンチ当たったらどうすんだよ!」

    董香「知らねぇしバカ!」

    エレン「バカじゃねぇよ!」

    董香「うっさいんだよ!」

    エレン「下着見ただけで怒るなよ!俺達夫婦だろーがアホ」

    董香「はうっ!?」

    エレン「ほら、これで許せ」

    ──次の瞬間、エレンは董香の唇に自身の唇を重ねる

    董香「ば…かっ……」

    エレン「もう1回するか?」

    董香「続きは家がいい…ダメかな?」

    エレン「ダメなわけないだろ?」

    董香「ばーか」

    エレン「ったく…ほら行くぞ?」

    董香「うん!」

    エレン(腕組みやめてくれよ……強すぎて骨が折れる…)

    ──そして、一足先に階段を下りていた金木はとんでもないものを目の当たりにする

    金木「これは……」
  61. 61 : : 2016/01/18(月) 22:08:54
    ──数分遅れて来たエレン達も、驚きの光景を目の当たりにする

    ──そこには、糸で吊るされた3つの卵があった

    エレン「これってまさか…」

    金木「うん、超生物だよ」

    董香「卵か…卵の大きさだけでも170cmはあるんじゃない…?」

    金木「早めに壊しておこうか…」

    董香「だね」

    エレン「あぁ…」

    ──次の瞬間、エレン達は3つの卵の上にある糸を切断する

    金木「恐らく糸は人間でいうへその緒みたいなものだと思う」

    エレン「あぁ…そこだけ切れば十分だ」

    董香「よーし!帰るか」

    エレン「だな!これで超生物は生まれてこなくなる」

    金木「糸を切れば終わりだったけど、見つけるまで苦労したね」

    エレン「ほんとだよまったく」

    董香「それにしてもあっけなかったね」

    エレン「あぁ」

    ──楽しげに話しながら出ていく3人

    ──そして数時間が経過…そこには………

    ヤッケ「くっ……」

    ドー「…?」

    サエー「ここは…どこだ……?」

    ヤッケ「お前は…誰だ…?」

    サエー「お前こそ誰だ?」

    ドー「お前こそ誰だ?」

    ヤッケ「フム…どうやら私達は自分の事について知る必要があるな」

    ドー「見てください、ここに何か書いてあります」

    サエー「みせてくれ…」

    ドー「どうぞ」

    サエー「どれどれ…」

    ──卵の糸を切り離して死んだと思われていた超生物3人…だが……

    ヤッケ「なるほど」

    ドー「理解した」

    サエー「我々は誰かによって造られたみたいだ」

    ヤッケ「卵の殻か…私が入っていた卵だな」

    ドー「これは…卵の糸?」

    サエー「おそらくここの紙に書いてある“養分”なのではないでしょうか?」

    ヤッケ「ふむ…ここには紙が多い…全て読もう…我々はまだなにもかも知らない」

    ──なぜ生まれたのか。なぜここにいるのか。自分達は一体何者なのか。全ての疑問は小さい部屋にぎっしりと置いてある1000枚以上の紙を全て読み、やがて3人は理解した

    ヤッケ「では…私は長男となろう」

    ドー「僕は次男」

    サエー「俺は三男でよかろう」

    ヤッケ「兄弟よ…我々は超生物だ。私達を作ってくれた嘉納様の為に我々は生きなければならん」

    ドー「その通りだ」

    サエー「超生物については理解した…だが疑問がある」

    ヤッケ「なんだ?」

    サエー「ヤッケと俺には下半身に変な物がぶら下がってある…だが、ドーには上半身に2つ丸いのがぶら下がっている…これはどういう事だ?」

    ヤッケ「紙を読む…」

    ドー「分かったか?」

    ヤッケ「生物にはオスとメスがいる。オスには股間という部位に陰茎という物があり、女性には胸という部位に乳房という物がある」

    ドー「つまり僕についているのは乳房という事になるのか?」

    ヤッケ「あぁ…それに、メスの体の中には子宮というものがある」

    サエー「オスにもあるのか?」

    ヤッケ「いや、ない」

    ドー「ふむ…もう少し徹底的に調べよう」

    ヤッケ「それはまた後で調べよう。今は服とやらを着るのだ」

    サエー「わかった」

    ドー「わかった」

    ヤッケ「ふむ…これが服か」

    ドー「着ていない方がよいのでは?」

    ヤッケ「嘉納様の紙にこれを着て外を歩けと書いてあった」

    サエー「そんなことより、我々は腹が減った…紙には、生物を食べることにより栄養を接種出来るとの事だ」

    ドー「では、今から行こう」

    ヤッケ「あぁ」

    サエー「そういえば…」

    ヤッケ「なんだ?」

    サエー「卵の中に俺達は入っていた…糸は栄養素なのであろう?」

    ヤッケ「あぁ」

    サエー「誰か切断したという事になるな?切れているということは」

    ドー「僕達が生きているのはおそらく栄養の塊である糸を切られたとしても、既に卵の中にいた我々は十分に足る栄養を接種していたからではないのか?」

    サエー「なるほど」

    ヤッケ「解決はしたな…よし、まずは一番気になっている“喰種”を喰いに行こう」

    ドー「賛成だ」

    サエー「分かった」

    ──超生物………誕生
  62. 62 : : 2016/01/18(月) 22:09:12
    期待!
    うおー!
    いきなり更新された笑
  63. 63 : : 2016/01/18(月) 22:09:18
    《次回更新予定日》

    01/19(火)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  64. 64 : : 2016/01/18(月) 22:13:04
    超生物は生物を食うのか
    喰種これはエレン立ちと会いそうだな

    期待!頑張って下さい♪
  65. 65 : : 2016/01/18(月) 23:06:24
    《超生物とは》
    『豚』『牛』『鳥』『魚』『人間』『喰種』『その他』大勢の生物の遺伝子を一つにまとめて、そこから生まれる生物の事を指す。

    そして極めて知能が高く戦闘能力も高い為、生まれたら誰も手がつけられない。

    食料は全生物であり、人間と喰種も対象外ではない。

    《超生物》

    『ゼヴォス』

    〔最後に生まれた超生物ではあるが、産まれながらの絶対的な才能により全てを圧倒する力を持っている〕

    『ヤッケ』

    〔3人の中で1番早く生まれた超生物である。また、知能と戦闘能力も非常に高い〕

    『ドー』

    〔3人の中で2番目に生まれた超生物である。また、生物的には雌の部類に入る〕

    『サエー』

    〔3人の中で最後に生まれた超生物である。また、知能と戦闘能力は3人の中で最下位となっている〕
  66. 66 : : 2016/01/18(月) 23:30:03
    >>58 生き返って欲しかったです(´;ω;`)
    でも、エレンめちゃくちゃがんばるのでお楽しみに!
  67. 67 : : 2016/01/18(月) 23:30:46
    >>62 うお!?したぜ!w
    ありがとうございます☆
  68. 68 : : 2016/01/19(火) 20:15:57
    22:00に更新します
  69. 69 : : 2016/01/19(火) 20:50:48
    期待!頑張って下さい♪
    22時に更新ですか!?
    頑張って下さい!
  70. 70 : : 2016/01/19(火) 21:56:13
    更新します
  71. 71 : : 2016/01/19(火) 21:58:53
    ──深夜3時…超生物は外を歩いていた

    ヤッケ「ここが外か…」

    ドー「オスとメスが湧いているな」

    サエー「見た目は俺達とあまり変わらないか」

    ヤッケ「そうみたいだな」

    ──その時、とある女性が近づく

    女性「すみません!」
    (美味しそうな匂いしてる…)

    ヤッケ「…?」

    女性「私と一緒に、写真撮ってもらえませんか?」
    (ぐいだい……)

    ヤッケ「私と?」

    女性「はい!」
    (いづぐおうがな…ぐひ…ぐひひ)

    ヤッケ「かまわない」

    女性「ありがとう!はい、チーズ」

    ドー「ヤッケよ」

    ヤッケ「分かっている…もういいか?」

    女性「ありがとうございます!」

    ヤッケ「1つ聞いていいか?」

    女性「…?」

    ヤッケ「喰種を知っているか?」

    女性「それなら知ってますよ…あんな怪物世の中から消えて欲しいです」

    ヤッケ「ほう…それはなぜ?」

    女性「だって人を喰うんですよ?怖いし気持ち悪いです…」

    ヤッケ「ふむ…お前は喰種ではないのだな?」

    女性「……はい」

    ドー「ウソはいけないな」

    女性「…!」

    サエー「俺達はお前らと違って次元の違う生物だ…人間と喰種の匂いぐらいの区別は簡単だぞ」

    ──すると次の瞬間、人が変わったかのように女性は顔を変える

    女性「へぇ……よく分かったね?」

    ヤッケ「ほう」

    ドー「いい顔をしているな」

    女性「こっちへ来なさい」
    (バレたものはしょうがないか)

    ──そう言い、人気のないところへ案内する女性喰種

    ヤッケ「私1人でいい…2人は待っていろ」

    ドー「分かった」

    サエー「あぁ」

    ──そして、ヤッケは女性喰種によって人気のない所へ案内される

    女性「匂いでわかるなんてすごい人だね」

    ヤッケ「そんなことはいい…お前が喰種ならば私は喰う必要がある」

    女性「喰う?私を?人間が?」

    ヤッケ「私は人間ではない」

    女性「あっそ…まぁ……あなたに喰われる前にあなたを喰うわ!!」

    ──次の瞬間、女性喰種はヤッケを襲う

    ──が、しかし

    ヤッケ「…?なんだ……?」

    女性「……………」

    ヤッケ「軽く掴んだだけで頭が潰れるとはな……脆すぎる…喰種という生き物は」

    女性「……………」

    ヤッケ「あいつらをここに呼んで、共に喰うか」

    ドー「安心しろ、尾行していた」

    サエー「まさか気が付かないとはな」

    ヤッケ「そんなことより収穫が取れた」

    ドー「?」

    ヤッケ「喰種という生物は脆く弱い。軽く頭を掴むだけで簡単に潰れる…まるでプリンのようにな」

    サエー「それはいい情報だ」

    ドー「では食べるとしよう」

    サエー「なかなか美味いな…特に脳はかなり美味い」

    ヤッケ「我々が生まれた場所にあったプリンは、いわば小腹が空いた時に食べるようなものだな」

    ドー「食べ終わったらどうする?」

    ヤッケ「そうだな…どうするか」

    サエー「どうするか…」

    ?「そこでなにをしている」
  72. 72 : : 2016/01/19(火) 22:02:33
    ヤッケ「誰だ?」

    ドー「さぁ…?」

    サエー「俺は知らない」

    ?「まぁいい…喰種はどのみち私が始末する」

    ?「待ってください、宇井特等」

    宇井「暁准特等…」

    暁「置いていくのはどうかと思いますが?」

    宇井「すまない」

    暁「この3人は…喰種ですか?」

    ヤッケ「違う…私達は喰種ではない」

    ドー「喰種は今僕達が食べた生物だろう…?ほら」

    ──次の瞬間、ドーは喰種の腕を喰種捜査官2人に投げつける

    宇井「…!」

    暁「この腕に描いてある刺青は…」

    宇井「Sレート喰種のレイピアンだ…女性の喰種でありながら、大量の人間を殺戮して食べている喰種だ」

    ヤッケ「そうだったのか」

    ドー「Sレート?たしか嘉納様の書類に喰種のレートについて書いてあったな…」

    宇井(嘉納…?)

    暁「喰種ではないとすれば人間なのか…?」

    ヤッケ「我々は超生物とでも名乗っておこう」

    サエー「つまり君達の敵だ」

    ドー「そういうことだ」

    宇井「ならば仕方がない…」

    暁「行くしかないか…」

    宇井/クインケ
    〔アジテ〕

    暁/クインケ
    〔フエグチ〕

    ヤッケ「なんだその武器は…?」

    ドー「実に興味深い」

    サエー「殺して喰ってから武器を調べるとしよう」

    宇井「言ってろ」

    暁「行くぞ…!」

    ヤッケ「ドーよ、お前1人で2人を相手しろ」

    ドー「分かった」

    サエー「負けるなよ」

    ドー「あぁ」

    宇井「喋る暇があったら回避行動ぐらいしたらどうだ?」

    暁「まったくだ」

    ──気が付くと、ドーは2人に背後を取られていた

    ドー「やるな…だが避ければいい」

    宇井「ちっ…」

    暁「背後を突いたつもりだったが…」

    ドー「背後は取れていた…だが攻撃する時に避けるのは当然だろ?」

    宇井「必ず当たると思っていたが…まぁいい」

    暁「相手はSレートの喰種を殺した輩…手加減はしない方がいいですね」

    宇井「20年以上喰種捜査官を務めて分かったことがある」

    暁「…?」

    宇井「コイツらは喰種や私達を遥かに凌ぐ“なにか”だ」

    暁「同意見だ」

    宇井「では行くぞ」

    暁「覚悟しろ」

    ドー「来い」

    宇井「はぁー!」

    暁「くらえッ!」

    ドー「…?」

    宇井「くそ…攻撃が当たらない……」

    ドー「攻撃しているつもりなのか?」

    暁「くそ…」

    ドー「ふむ…人間は恐らく喰種より脆そうだな。物凄く軽く殴るとしよう」

    宇井「舐めやが───がはっ!」

    暁「宇井特っ───がはっ!」

    ドー「おっと…軽く押したつもりだったがかなり吹っ飛んだな…」

    ヤッケ「喰種も人も“脆すぎる”だろう?」

    ドー「うむ…脆すぎて戦いにくいな……」

    サエー「2人共気絶しているな…どうする?」

    ヤッケ「数日は大人しくしていよう。こいつらは生かしてもかまわないだろう」

    ドー「弱すぎるうえに生きていたとしても大した害はない」

    サエー「では、散歩を楽しむとするか」

    宇井「ぐっ……」

    暁「……………」

    ドー「黒髪の女の方は生きていたか…まぁいい」

    宇井「男だ馬鹿野郎……」
    (クソ…意識………がっ…)

    ──宇井が最後に見た光景はその場を去っていく超生物3人であった

    宇井(とてもだが…敵わ……ない…)

    ──超生物…圧倒的強さ………!
  73. 73 : : 2016/01/19(火) 22:03:10
    《次回更新予定日》

    01/20(水)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  74. 74 : : 2016/01/19(火) 22:03:54
    >>69 ありがとうございます☆
  75. 75 : : 2016/01/20(水) 12:31:27
    LINEの方でいくつか質問があったので答えさせていただきます。

    Q.超生物はあの3人ですか?
    『はい。“現段階”ではあの3人です』

    Q.エレンとカネキがこのSS最強ですか?
    『強さランキングみたいなものを今後作る予定なので、そこを見てください』

    Q.エレンはなんで死ぬんですか?
    『エレンの死はまだ言えません』
  76. 76 : : 2016/01/20(水) 17:35:06
    期待!
    超生物強すぎ、喰種でも人の頭は簡単には潰せないよね...ヤバすぎる笑
    今後の展開を考えるのが楽しー!
  77. 77 : : 2016/01/20(水) 21:19:30
    22:00に更新します
  78. 78 : : 2016/01/20(水) 21:53:24
    更新します
  79. 79 : : 2016/01/20(水) 21:53:29
    ──超生物との戦いに敗れた2名は病院のベッドにいた

    宇井「ここ…は……」

    暁「目覚めましたか」

    宇井「一体誰が…?」

    暁「有馬特等だ」

    宇井「そうですか…でもなぜ有馬特等が?」

    暁「私達と同時刻に、別の任で我々が戦った場所の近くにいたそうだ。そこから私達を見つけたらしい」

    宇井「退院したら礼を言わないとな…」

    暁「奴等は一体何者なんでしょう」

    宇井「人でも喰種でもないと言っていたな…」

    暁「超生物…か」

    看護師「2人共目覚めてよかったです」

    宇井「有馬特等が私達をここへ?」

    看護師「はい」

    暁「あの時は死を覚悟したのだが…どうやら生きていたみたいだな私達は」

    看護師「あれから3日も経ってますし、体力も傷も十分回復しています」

    暁「…?待ってくれ」

    宇井「3日?」

    看護師「はい。3日も寝込んでいたんです」

    宇井「3日も…だとしたら危ない」

    暁「あいつら3人による強大な牙がもし一般人に届くとしたら…」

    宇井「今すぐ本部へ戻らないと!」

    看護師「ちょっと待ってください!回復しているとはいえまだ動ける体じゃ…」

    宇井「そんなことを言っている暇はない!」

    ?「まぁまぁ落ち着くです〜♪」

    宇井「鈴屋特等…」

    什造「おはよーごさいま〜す」

    宇井「なぜここに?」

    什造「ただのお見舞いですよ?」

    暁「お見舞いなど珍しいな」

    什造「昔篠原さんに、大切な仲間が病院送りにされた時はちゃんとお見舞いに行けって言われたんです〜」

    暁「ふっ…そうか」

    宇井「鈴屋特等…今から話すことを大至急本部に伝えてくれ」

    什造「…?分かったです〜」

    ──宇井は起こった出来事をすべて話した

    什造「超生物ですか〜…なんだか強そうですねえ♪」

    宇井「強いからこそ私達は病院送りにされている」

    暁「頼んだ」

    什造「じゃあ今から帰って伝えるです〜それじゃあさよならー♪」

    宇井「頼んだぞ」

    什造「はい〜♪」

    暁「しばらくは病院生活になりそうですね」

    宇井「困ったなぁ…」

    ----------喰種対策局本部----------

    コンコンッ(ドアのノック音)

    和修「…?入れ」
    (誰だ?)

    什造「どうもです〜♪」

    和修「鈴屋特等だったか…どうかしたのかね?」

    什造「暁さん達のお見舞いに行ってきました〜♪」

    和修「そうか。それでどうだった?」

    什造「超生物について色々と言われたですう〜」

    和修「超生物…?」

    什造「宇井特等と暁准特等が急いで伝えてくれとか言ってたから来てみたです♪」

    和修「宇井達は喰種にやられたのではないのか?」

    什造「なんか違うみたいですねえ?」

    和修「あの2人が喰種でもない輩に負けるとはな。大至急会議を開く」

    什造「了解です〜♪」
  80. 80 : : 2016/01/20(水) 21:54:19
    ──それから十数分後、特等及び准特等捜査官、その他幹部を集めた会議を開くこととなる

    和修「では、緊急会議を始める」

    有馬「具体的内容を聞かされていないのですが」

    田中丸「まぁ落ち着いて聞こうではないか」

    吉時「それで…内容とは?」

    和修「うむ…宇井郡特等捜査官と真戸暁准特等捜査官の任の内容について知っておろう?」

    有馬「たしかSレート喰種…レイピアンの討伐任務だったかと」

    法寺「その後レイピアンを討伐したものの両者とも大きいダメージを負っていて、倒れてしまった所を有馬特等に発見されて病院に運ばれたと…そう私は聞いていますが?」

    和修「うむ…違うようだ」

    有馬「“違う”とは?」

    和修「宇井特等と真戸准特等が病院送りにされる程の怪我を負ったのは喰種からの攻撃ではないという事実がわかった」

    田中丸「それならば納得がいく」

    法寺「納得…?」

    田中丸「ンン…ボーイ、よく考えたまえ」

    法寺「?」

    田中丸「Sレートの喰種1匹に特等と准特等の2人が重傷を負わされるのはおかしい話だとは思わないかね?」

    法寺「たしかに…」

    田中丸「だからおかしいのだ」

    有馬「おかしいと言えば、和修常吉総議長の寿命もおかしいですが」

    和修「今私の事はいい…今重要なのは」

    有馬「もちろん分かっています」

    田中丸「それで…なんと言っていたのかね?」

    什造「そこからはボクが説明するです〜♪」

    法寺「これはこれは」

    什造「情報によると2人は超生物にやられたみたいですね〜」

    有馬「超生物?」

    什造「はい〜♪」

    吉時「それで…後は?」

    什造「後は〜」

    ──什造は、宇井特等から言われた言葉をそのまま伝えた

    法寺「超生物について詳しくは知りませんが、その3人は只者ではないようですね」

    什造「戦ってみたいです〜♪」

    有馬「新しいクインケになりそうだ」

    和修「新しいクインケ…か」

    吉時「ハイセの事か?」

    有馬「…」

    和修「20年近くになるな」

    有馬「まぁ…“ハイセ”のままならば別に問題はないでしょうが…」

    和修「“あっち”の場合は始末せねばならんな」

    有馬「最初は行方不明でしたので驚きはしましたが…まぁ想定内です」

    和修「だが一般人に対する危害は無い為、ハイセに手出しすることは禁じている…何も問題はない」

    法寺「ところで…“彼”はいないのですか?」

    田中丸「彼?」

    法寺「えぇ…彼のこと知らないのですか?」

    田中丸「彼では分からん…名前を言ってくれると助かるのだが?」

    什造「彼ってチビ助の事ですかあ?」

    和修「彼にはSSレート喰種の討伐任務を命じてある」

    有馬「彼はかなり優秀です。あの時出会っていてよかった」

    吉時「私もそう思っている。彼は化け物だ…お前といい勝負ではないのか?」

    有馬「いえ…彼は恐らく私以上かと」

    法寺「有馬特等も十分化け物ですよ」

    田中丸「ムゥ…誰だい?」

    有馬「リヴァイ・アッカーマン特等捜査官です」

    田中丸「あぁ、彼というのはその人類最強ボーイの事か」

    有馬「はい」

    法寺「今頃は、喰種と対峙している頃でしょうか?」

    和修「うむ…では次に、嘉納という人物について会議を行う」

    ──一方、ここでは1人の捜査官と1人の喰種が対峙していた

    レギオン「ごろじでやる……キヒヒヒ!」

    リヴァイ「くだらねぇ…」
  81. 81 : : 2016/01/20(水) 21:55:16
    《次回更新予定日》

    01/21(木)21:00~23:00
    〔主さんの誕生日!w〕

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  82. 82 : : 2016/01/20(水) 22:01:26
    リヴァイ来たー期待です!
  83. 83 : : 2016/01/20(水) 22:22:06
    期待!
    リヴァイ喰種捜査官になってたんだ笑
    頑張って下さい♪
  84. 84 : : 2016/01/21(木) 19:31:04
    >>82 ありがとうございます☆
  85. 85 : : 2016/01/21(木) 19:31:22
    >>83 ありがとうございます☆
  86. 86 : : 2016/01/21(木) 20:00:50
    なぜかセルレギオスを思い出した...
  87. 87 : : 2016/01/21(木) 20:59:42
    22:30に更新します
  88. 88 : : 2016/01/21(木) 20:59:59
    >>86 モンハンのですか?
  89. 89 : : 2016/01/21(木) 22:33:58
    更新します
  90. 90 : : 2016/01/21(木) 22:34:02
    レギオン「くだらないだと?」

    リヴァイ「あぁ」

    レギオン「まぁいい…そんなことより、お前俺が誰だか知ってて挑んでいるんだろうな?」

    リヴァイ「SSレート喰種レギオンだろ?それくらい分かっている」

    レギオン「けっ!誰だかしらねぇが…殺してやるよ」

    リヴァイ「そうか」

    レギオン「まぁ…手始めに、俺の部下共に相手してもらおう」

    リヴァイ「?」

    ──次の瞬間、レギオンの背後から大量の喰種がこちらへ向かってくるのが分かった

    リヴァイ「ほう」

    レギオン「ククク…流石に無理だろ?なんせ1000人だ!いくらお前が強くても無理だ!」

    ──そう言うとレギオンは大きく笑い、勝ち誇った顔をする

    喰種「兄貴!こいつが今回のターゲットですかい?」

    レギオン「うむ!殺しちまえ!」

    喰種「へっ!行くぞ白鳩ォォ!」

    ──次の瞬間、1000人のグールの大軍勢がリヴァイに襲いかかる

    リヴァイ「さて…始めるか」

    リヴァイ/クインケ
    〔ユキムラ〕

    喰種「どこ見てやがる!」

    リヴァイ「黙れ」

    喰種「なっ───ぐはっ!」

    喰種「1人仕留めたぐらいで調子に乗るな!」

    リヴァイ「999人」

    喰種「がはっ!」

    リヴァイ「998人」

    喰種「オラァ!」

    リヴァイ「失せろ」

    喰種「がはぁ!」

    リヴァイ「997人」

    ──順番に数えながら喰種を倒していくリヴァイ

    ──そして20分が経過する

    レギオン「ウソだろ…俺の部下1000人を全員皆殺しにしやがった……」

    リヴァイ「さて…次に死ぬのはお前となるわけだが」

    レギオン「ゆ、許してくれ!」

    リヴァイ「では選択地を3つくれてやる」

    レギオン「な、なんだ!」

    リヴァイ「そうだな…」

    1.戦う

    2.降る

    3.死ぬ

    リヴァイ「さぁどれか選べ…まぁ、どれかを選んだとしてもお前に残されている道は“死”だ」

    レギオン「クソォ……お前何者だ…!」

    リヴァイ「リヴァイ・アッカーマンだ」

    レギオン「リヴァイ…だと……」
    (どうりで強いわけだ…)

    リヴァイ「あぁ」

    レギオン「3を選ぶ…」
    (無理だ……勝てない…コイツだけには絶対…)

    リヴァイ「ほう…いい判断だ」

    レギオン「俺達喰種の間では、リヴァイという捜査官と出くわした場合すぐに逃げろと言われているんだ……そしてその意味が今、ようやく分かったぜ…」

    ──次の瞬間、リヴァイはレギオンにトドメを刺す

    リヴァイ「戻るか…かすり傷がほんの少しついたのは想定外だったがまぁいい」

    ──そしてそれから2時間後、リヴァイは喰種対策局本部へ戻る

    リヴァイ「ここは落ち着くな」

    什造「どもです〜♪」

    リヴァイ「よぉチビ」

    什造「そっちもチビですけどねぇ?」

    リヴァイ「ちっ…嫌味な野郎だ」

    什造「今回はそのクインケ持っていったんですか〜?」

    リヴァイ「ユキムラはあいつから預かった物だしな…長年使っているのもあって、コイツが一番扱いやすい」

    有馬「それはよかった」

    リヴァイ「有馬か」

    有馬「任務は成功したの?」

    リヴァイ「愚問だな」

    有馬「そうだったね」

    リヴァイ「会議でもしていたのか?」

    有馬「相変わらず鋭いな…そうだよ」

    リヴァイ「それで、どんな内容だ?」

    有馬「超生物と嘉納についてだよ」

    リヴァイ「超生物と嘉納?」
    (嘉納はたしかエレンを喰種にした奴か)

    有馬「まぁ今から説明するよ」
  91. 91 : : 2016/01/21(木) 22:35:24
    ──有馬は、会議での内容を全て話す

    什造「そんな感じだったですね〜♪」

    有馬「まぁそういうわけだ」

    リヴァイ「嘉納を知っている人物に今から会いに行く」

    有馬「お前の知人か?」

    リヴァイ「あぁ」

    有馬「俺も行こう」

    リヴァイ「あぁ、別にかまわない」

    ──2人は、喫茶店:reへと向かう

    ──この時有馬はまだ知る由もなかった…あの男と再会することになるとは

    ----------街中----------

    リヴァイ「ここは久しぶりに通るな」

    有馬「そうなのか?」

    リヴァイ「あぁ」

    有馬「前から言いたかったんだが」

    リヴァイ「?」

    有馬「そのクインケ…使い始めて18年経つだろう?そろそろ別のクインケを使った方がいいんじゃないのか?」

    リヴァイ「そういうお前も20年以上ナルカミ使ってるだろーが、別のクインケでも使ったらどうだ?」

    有馬「まぁ…愛着があるのでな」

    リヴァイ「同意見だ」

    ──楽しげな会話をしている内に、リヴァイ達は喫茶店:reへ着く

    リヴァイ「4年ぶりか」

    有馬「さぁ、入ろう」

    ──そう言い、店の中へと入る2人

    金木「いらっしゃいま───っ!」

    有馬「…」

    金木「…」

    リヴァイ「どうした?有馬」

    有馬「いや、なんでもない」

    金木「久しぶりですね、リヴァイさん」

    リヴァイ「あぁ、エレンはいるか?」

    金木「今はトーカちゃんと一緒に買い出しへ」

    リヴァイ「そうか」

    有馬「…」

    金木「…」

    リヴァイ「お前1人なのか?」

    金木「はい、皆さん別の用事で」

    リヴァイ「そうか…ではコーヒー2つ頼む」

    金木「わかりました」

    リヴァイ「どうした?有馬」

    有馬「いや、なんでもないよ」

    リヴァイ「?」

    金木「どうぞ」

    ──そう言い、コーヒーを2つ差し出す

    リヴァイ「実は少し用事があってきた」

    金木「用事…ですか?」

    リヴァイ「嘉納についてだ」

    金木「嘉納…ですか」

    リヴァイ「お前も被害者の1人だろ?」

    金木「まぁ…」

    有馬「…」

    金木「…」

    リヴァイ「お前ら2人…どうやら知り合いのようだな」

    金木「…!」

    有馬「鋭いな」

    リヴァイ「どんな関係かは知らないが、今は嘉納について聞くぞ」

    金木「有馬さん」

    有馬「なんだ?ハイセ」

    金木「僕はもう、“僕”じゃない」

    有馬「金木研…」

    リヴァイ「有馬」

    有馬「なんだ?」

    リヴァイ「俺はこいつらが喰種だということを知っている」

    有馬「やはりか」

    リヴァイ「だが人間に対して害は与えていない…それに、今は超生物で手一杯だろ?」

    有馬「今回は目を瞑るとしよう」

    リヴァイ「助かる」

    金木「待ってください」

    リヴァイ「なんだ?」

    金木「いま超生物って言いましたか?」

    有馬「知っているのか?」

    金木「超生物は3人いて、生まれる前は卵の中にいたんです」

    リヴァイ「ほう…それで?」

    金木「その卵の栄養素となる卵の糸を切ったはずなので、とっくに死んでいるはずです」

    リヴァイ「超生物は生きている」

    金木「生きてる……」

    有馬「宇井特等と暁准特等が病院送りにされた」

    金木「暁さんや宇井さん程の者が病院送り?」

    有馬「ドーとかいう超生物1人によって2人の捜査官が病院送りにされた…これがどんな意味を持つのかお前なら分かるな?」

    金木「あの2人は強い…そんな強い2人がやられるという事は」

    リヴァイ「相手は“本物の怪物”だ」

    有馬「これは俺の憶測になると思うが、恐らくCCGは超生物の討伐も視野にいれると思う」

    金木「つまり…喰種だけてはなく、超生物も駆逐対象ということですね」

    有馬「あぁ」

    金木「閉店後、ここへ来てくれませんか?」

    有馬「分かった」

    リヴァイ「あぁ…嘉納についても聞いておきたいからな」

    金木「後、リヴァイさんは先に帰ってもらっていいですか?」

    有馬「…」

    リヴァイ「わかった」

    ──そう言い、先に店を出て帰るリヴァイ

    金木「誰もいない個室があるので来てください」

    有馬「わかった」

    ──そう言い、案内される有馬

    ----------個室----------

    有馬「久しぶりだな」

    金木「僕はもう佐々木琲世じゃない…金木研だ」

    有馬「超生物の件が済むまでは、俺はお前を駆逐対象から外す」

    金木「僕は…今すぐにでも貴方を殺したい」

    有馬「そうか」

    金木「でも、殺し合う時期はまだ早い…いつか来るから覚悟しておけ」

    有馬「わかった。俺もその時は全力を尽くそう、“金木研”」

    金木「分かったら失せろ」

    有馬「あぁ」

    ──そう言い、出ていく有馬

    金木(エレン達に超生物は生きている事を伝えないと…)
  92. 92 : : 2016/01/21(木) 22:35:57
    《次回更新予定日》

    01/22(金)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  93. 93 : : 2016/01/22(金) 20:24:47
    すみません、今夜の投稿はお休みさせていただきます

    本当にごめんなさい…

    では……

    明日には必ず載せる予定なので是非お楽しみに!
  94. 94 : : 2016/01/22(金) 22:26:27
    大丈夫ですよ!!
    体調などにも気をつけてください!!
    期待!
  95. 95 : : 2016/01/22(金) 22:57:30
    ゆっくりまったり書いていって下さい無理しちょいけませんよ期待です
  96. 96 : : 2016/01/22(金) 22:58:05
    連投すいません無理しちゃいけませんよ
  97. 97 : : 2016/01/23(土) 15:15:56
    >>94 ありがとうございます☆
  98. 98 : : 2016/01/23(土) 15:16:07
    >>96 ありがとうございます☆
  99. 99 : : 2016/01/23(土) 21:33:56
    22:00に更新します
  100. 100 : : 2016/01/23(土) 22:12:47
    更新します
  101. 101 : : 2016/01/23(土) 22:13:15
    ──買い出しから帰ってきたエレンと董香は、金木から超生物について聞かされるのである

    エレン「ウソだろ…あいつら生きてんのか?」

    金木「うん…残念だけど、そうみたいだね」

    董香「糸切って終わりだと思ってた…あの時卵を直接潰してればよかったね」

    金木「時すでに遅しだね」

    エレン「リヴァイさん、久しぶりに来たんだからもっといてくれてもよかったのにな」

    金木「大丈夫だよ、閉店後来てくれって頼んでるから」

    董香「そういえば兄さんは?」

    エレン「朝からいないよな」

    金木「ウタさんに呼ばれてて今日は空けるって」

    エレン「なるほど」

    董香「閉店後に来るんだよね?」

    金木「うん」

    董香「分かった」

    ──それから数時間が経過し、時刻は21時

    エレン「おせぇな…」

    金木「まぁ気長に待とうよ」

    エレン「つかカネキ」

    金木「ん?」

    エレン「ミカサは?」

    金木「ミカサなら家で今頃テレビみてるかな?」

    エレン「そっか」

    金木「うん」

    ──話していたその時、閉店した店へ1人の捜査官が入る

    リヴァイ「待たせてすまない、報告書を書くのに時間がかかった」

    エレン「別に大丈夫ですよ」

    董香「おせぇ…とか言いながらイライラしてたのはどこのどいつだろ」

    ──そう言い、エレンをからかう董香

    エレン「ちょ!」

    リヴァイ「ほう?」

    エレン「そんなこと言ってません!な?カネキ」

    金木「言ってたよね〜」

    エレン「裏切り者!」

    リヴァイ「エレン、後で話がある」

    エレン(俺死んだ…)

    リヴァイ「まぁそれはおいといて…超生物と嘉納について聞きに来た」

    金木「あの人は?」

    リヴァイ「あいつは来ない、俺1人で行くと言ったからな…そっちの方が都合がいいんだろ?」

    金木「まぁ…」
    (さすがリヴァイさん…鋭い)

    エレン「嘉納ってあの医者の?」

    リヴァイ「あぁ…俺が知っている嘉納という人物は、医者が生物を作ろうとしていたことが発覚して、その後警察が嘉納を探すが10年以上見つからずって所までだ」

    金木「嘉納はドイツで死んでいます」

    リヴァイ「ほう」

    金木「死因は心臓病で、嘉納を見つけたのはアルミンさんです」

    リヴァイ「あいつが見つけていたのか」

    エレン「嘉納の周辺を調べる内に、アオギリの樹という今はもう存在しない組織が使っていたアジトがあって、そのアジトの中に超生物がいるかもしれないってわかったんです」

    リヴァイ「それで?」

    金木「アジトを調べてみると、3つの卵を見つけたんです。それこそが超生物だったんです」

    董香「それで私達が卵の栄養素となる糸を切ったんですが…」

    リヴァイ「結果は無駄に終わったというわけか」

    エレン「はい…」

    リヴァイ「大体はわかった」

    エレン「リヴァイさんはこれからどうするんですか?」

    リヴァイ「俺は明日、超生物を討伐するチームに入る」

    金木「超生物を討伐するチーム?」

    リヴァイ「あぁ、“イクシード”という組織名だ」

    金木「そこにリヴァイさんが?」

    リヴァイ「有馬、鈴屋特等、富良上等、吉時特等、暁准特等、俺の6名だ」

    金木「暁さんは入院しているのでは?」

    リヴァイ「本人からの強い要望らしい」

    金木「そうですか…」

    リヴァイ「超生物はあれから人を喰い殺している」

    エレン「俺も…」

    リヴァイ「…?」

    エレン「俺もイクシードにいれさせてください!」
  102. 102 : : 2016/01/23(土) 22:13:34
    金木「エレン…本気なの?」

    エレン「あぁ」

    董香「でもイクシードは……」

    リヴァイ「お前…わかっているのか?イクシードは捜査官のみで編成されている組織だぞ?」

    エレン「喰種の俺が言うのもおかしいですけど、俺はあいつらを倒してぇ…」

    リヴァイ「まぁまず99%は無理だろうな」

    エレン「…っ」

    リヴァイ「だが、総議長に掛け合ってみる」

    エレン「…!ありがとうございます!!」

    金木「えっと……」

    リヴァイ「安心しろ、お前の事も伝える」

    金木「やっぱりリヴァイさんには適わないなぁ」

    エレン「あぁ」

    リヴァイ「これで話は終わりだな。明日またここへくる」

    エレン「ありがとうございます」

    リヴァイ「さて……エレン」

    エレン「はい?」

    リヴァイ「カネキ、店の個室を使わせてもらう」

    金木「…?は、はい」

    エレン「何に使うんですか?」

    リヴァイ「安心しろ、お前はまず喰種だ…半殺しにしたとしても死にはしない」

    エレン「そ、それってまさか…」

    リヴァイ「さぁ、ついてこい」

    エレン「え、ちょ…えっ!」

    ──抵抗を見せるも、エレンは個室へ誘拐されてしまう

    金木「エレンって定期的にひどい目にあってるような気が…」

    董香「この間兄さんを怒らせて死にかけてたしね」

    金木「知ってるよ、リオくんから聞いた」

    ──ぎゃあああああああああ!!!!!!

    金木(リヴァイさんだけは絶対に怒らせたくない…)

    董香「わ、私はもう先に家に帰ってるね!」

    金木(帰るって言うより逃げるの間違いじゃ…)

    リヴァイ「おい、カネキ」

    金木「は、はい!」

    リヴァイ「俺はもう帰る…明日、入れるかどうかの結果を伝えに来る」

    金木「分かりました」

    リヴァイ「それと…」

    金木「はい?」

    リヴァイ「個室の中は見ない方がいい」

    金木( °_° )

    リヴァイ「じゃあな」

    金木「僕も帰るか」

    ──そして翌日の朝8時

    金木「トーカちゃん、おはよ」

    董香「おはよ、コーヒー飲む?」

    金木「うん…」

    董香「元気ないけどどうしたの?」

    金木「小説書こうと思ってるんだけど、どこから入ればいいか…」

    董香「どこから入ればいいって、世界観とかそういうこと?」

    金木「キャラ設定だとか、世界観だとかいろいろとね…」

    董香「がんばれよ」

    金木「うん」

    董香「はい、コーヒーお待たせ」

    金木「ありがとう…ところでエレンは?」

    董香「個室で死んでた」

    金木「し、死んでた?」

    董香「冗談!昨日、夜遅くに帰ってきてたよ」

    金木「そっか、ならよかった」

    新「つかお前ら2人、うるせぇ」

    金木「新くんはなんでここにいるの?」

    新「今日休み」

    金木「そっか」

    新「なぁ研ちゃん」

    金木「なに?」

    新「親父と研ちゃん…どっちが強い?」

    金木「エレンじゃないかな」

    新「マジ?」

    金木「僕は一度エレンと戦って負けてるしね、それに…救われた」

    ----------回想----------

    エレン「理解はできる…でも納得はできねぇしそれが正しいとも俺は思わない」

    金木「なら…どうするの?」

    エレン「分からねぇ」

    金木「それじゃあいつまで経ってもこの間違った世界は争いばかりじゃないか!」

    エレン「そうだな…」

    金木「白鳩は喰種を。喰種は人間を。人間は人間同士。皆争う…でも僕が支配して秩序を作れば争いも無くなる!」

    エレン「カネキィィィィ!!!!」

    ──エレンはかつてないほど叫ぶ

    金木「…」

    エレン「お前が正しいかどうかは分からねぇ」

    金木「なら僕のやろうとしてることは間違ってるってこと?」

    エレン「お前のやった事が正しいかなんてのは、後の歴史が決めることだろうが」

    金木「後の歴史…か」

    エレン「俺達友達だろ?支配なんてしないで、喰種も人間も仲良く暮らせる時代がいつか来る、来ないなら作ろう。その時こそ醜い争いもなくなるはずさ」

    金木「友達…」

    エレン「あぁ」

    金木「たかが友という関係でしかないだろ…!なんで俺をそんなに助けたがるんだよ……」

    エレン「ったく…」

    ──次の瞬間、エレンは金木を抱きしめる

    エレン「お前が1人で背負うのを見ると、俺がいてぇんだよ」

    金木「…!」

    ----------回想終了----------

    新「マジ?負けたのか」

    金木「うん。だから適わないかな」

    新「そっか」
    (意外だな…)

    金木「ところで、エレンはまだ来ないの?」

    四方「…もうすぐ来るだろう」

    ──次の瞬間、エレンが店の中へ入る

    エレン「わりぃ!遅くなった!」

    新「よォ」

    エレン「あれ?お前もいたのか」

    新「まぁ…な……」

    金木「新くんがここに来たのは訳ありみたいだね」
  103. 103 : : 2016/01/23(土) 22:13:59
    《次回更新予定日》

    01/24(土)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  104. 104 : : 2016/01/24(日) 00:37:18
    期待!
    リヴァイ、喰種のエレンより強いだと?!
    リヴァイヤバすぎるカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
  105. 106 : : 2016/01/24(日) 20:36:15
    >>104 ありがとうございます☆
  106. 107 : : 2016/01/24(日) 20:49:47
    22:00に更新します
  107. 108 : : 2016/01/24(日) 21:57:16
    更新します
  108. 109 : : 2016/01/24(日) 21:57:33
    新「まぁ…そんな感じだな」

    エレン「なにかあったのか?」

    新「変な3人組に襲われた」

    金木「それってまさか…」

    新「お前らが探してる超生物ってのじゃないのか?」

    エレン「あいつらと殺りあったのか?」

    新「1人とは殺りあったけど、ほかの2人は観戦だけだったな」

    金木「よく生きてたね」

    董香「特等捜査官でも手に負えないのに」

    新「なんだか分からねぇけど、なんかあるんだよ俺って」

    金木「何かあるって…?」

    新「俺が勉強してるところ見たことあるか?」

    董香「ないね」

    エレン「ねぇな」

    新「でも不思議とテストは全部100点取れちまうし、成績は常に1位…まぁこれ言うとナルシストみたいな感じするけど、俺何でもできるんだよ…だから今回も不思議と勝てた」

    金木「それって…」

    エレン「まさかだな」

    エレン/金木
    (新はGACだ)

    新「まぁ、運良く生きてたから良かったわ」

    金木「ほんとだね」

    新「まっ、今日は超生物に襲われたって報告だけだ」

    エレン「イクシードに入らないか?お前も」

    新「は?なんだそれ」

    エレン「いや、やっぱなんでもねぇ」

    新「…なるほど」

    エレン「ん?」

    新「超生物を殺す部隊か」

    エレン「お前…なんで分かったんだ?」

    新「話の流れ的にそうだろーが」

    金木「聡明なんだね」

    新「イクシード入るなら、助っ人呼んで来ようかな」

    金木「助っ人?」

    新「俺の喰種友達で、超強いんだぜ?」

    ?「イクシードに入るのはエレンとカネキだけだ」

    新「誰だ?テメェ」

    ?「ほう?年上に向かってその態度はなんだ?」

    新「誰だつってんだろ」

    エレン「どうも、リヴァイさん」

    金木「おはようございます」

    リヴァイ「あぁ」

    新「親父たちの知り合いか」

    リヴァイ「おいガキ、名前は?」

    新「霧嶋新」

    リヴァイ「知っている」

    新「ならなんで聞くんだよ…」

    リヴァイ「その名前」

    新「?」

    リヴァイ「大事にしろよ」

    新「名前を大事に?意味あるのかよ」

    リヴァイ「お前も俺も、誰しも親から名付けられているんだ…そして必ず意味がある。だからお前も自分の名前を大事にしろよ」

    ──そう言い、新に優しく微笑むリヴァイ

    新「わーったよ」

    リヴァイ「それで…昨日の件だが」

    エレン「はい」

    金木「はい」

    リヴァイ「総議長がお前ら2人に会いたいそうだ」

    エレン「それって…」

    金木「僕達が本部に?」

    リヴァイ「あぁ…もちろん危害を与えるつもりは皆無だ」

    金木「…」

    エレン「カネキ」

    金木「どうしたの?」

    エレン「お前の事情は分かってる…でも、行こうぜ?」

    金木「そうだね」

    エレン「大丈夫、未来は明るい!それを一番よく知ってるのは俺とお前とリオだろ?」

    金木「そうだね」

    新「俺は助っ人と一緒に別行動で超生物を追う」

    ──そう言い、店を出る新

    リヴァイ「早速行くぞ」

    エレン「はい!」

    金木「はい」
  109. 110 : : 2016/01/24(日) 21:58:50
    ──リヴァイは2人をCCG本部へと案内する

    ----------CCG本部----------

    金木「懐かしいな…」

    ──ねぇ、あれって随分前に行方不明になった佐々木捜査官じゃない?

    ──ホントだ!やっと行方が見つかったのかな?

    ──ばか…知らないのか?佐々木捜査官はな

    ──おいおい、それ以上言っちゃダメだぞ?

    エレン「お前…いろいろと言われてるな」

    金木「まぁ仕方がないよ…辞職届も出さずに、あの時君達と帰ったからね…CCGでは行方不明扱いだけど、幹部では僕が“戻った”ことを知ってたみたいだ」

    エレン「まぁ、過去の話だ」

    金木「うん」

    リヴァイ「よし、入るぞ」

    コンコン(ドアのノック音)

    和修「入れ」

    リヴァイ「2人を…連れてきました」

    金木「久しぶりです」

    エレン「初めまして」

    和修「最初に言っておくべきことがある」

    エレン「?」

    金木「?」

    和修「超生物を死滅させるまでの間、“常識かつ危険性がない喰種”は駆逐対象から外すこととする」

    エレン「つまり…」

    リヴァイ「簡潔に言えば、お前らと仲間には危害は加えないということだ」

    和修「そういうことだ…理解してくれるな?エレン、ハイセ」

    金木「ハイセ…ですか」

    和修「お前はまだ辞職届を出していないからな」

    金木「そうですね」

    エレン「イクシードについて聞きたいんですが」

    和修「簡単な話だ…超生物を討伐する組織にあたる」

    エレン「俺達は…入れてもらえるんですか?」

    和修「うむ」

    金木「よかった」

    和修「だが」

    金木「?」

    エレン「?」

    和修「2人の実力を見せてもらう」

    金木「僕達の?」

    和修「そうだ」

    エレン「誰かと戦うのか?」

    和修「2人を指名している…入れ」

    ──次の瞬間、2人の捜査官が入る

    有馬「…」

    什造「どーもです〜♪」

    エレン「げっ…」

    什造「あれれ〜?どこかで見たことがあると思ったら、光殺の喰種じゃないですか〜」

    エレン「お前なんでそれいま言うんだよ…」

    有馬「昨日ぶりだね、ハイセ」

    金木「はい」

    有馬「…」

    金木「…」

    有馬「…」

    金木「有馬さん」

    有馬「なんだ?」

    金木「超生物を討伐するまでの間、僕はなにも危害は加えません」

    有馬「そうか」

    金木「超生物を討伐するまでの間、またよろしくお願いします」

    有馬「あぁ」

    エレン「ん…?待てよ?」

    和修「やっと勘づいたか」

    金木「ということは」

    和修「エレンと鈴屋特等。ハイセと有馬。この2組で戦ってもらう」

    金木「意味はあるのですか?」

    和修「戦力になるかどうか確かめる」

    金木「わかりました」

    有馬「では、我々は先に部屋へ行っています」

    和修「あぁ」

    ----------戦闘部屋----------

    金木「ここは…」

    有馬「喰種捜査官が喰種との擬似戦闘をする際に使われる特別な部屋だ」

    金木「広いですね」
    (20年前にはなかったなこんなの…)

    有馬「では…」

    有馬/クインケ
    〔ナルカミ〕

    金木「…」

    ボキッ(指鳴らし)

    有馬「始めようか、ハイセ」

    金木「はい…有馬さん」

    ──金木研対有馬貴将…戦闘開始!
  110. 111 : : 2016/01/24(日) 21:59:18
    《次回更新予定日》

    01/25(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  111. 112 : : 2016/01/24(日) 22:16:13
    金木と有馬どっちが強いんだろう期待です
  112. 113 : : 2016/01/24(日) 22:18:53
    お前ら!俺もその隊に入れてくれ!
    プロフィール
    幼き赤色の餓狼
    スタンド
    ザ ワールド
    ロードローラ
    赫子
    鱗赫
    赫者 不滅の死神
  113. 114 : : 2016/01/25(月) 00:40:38
    期待!
    捜査官組が勝つのか...
    喰種組が勝つのか...

  114. 115 : : 2016/01/25(月) 11:57:49
    >>112 ありがとうございます☆
  115. 116 : : 2016/01/25(月) 11:58:00
    >>113
  116. 117 : : 2016/01/25(月) 11:58:10
    >>114 ありがとうございます☆
  117. 118 : : 2016/01/25(月) 12:00:19
    《お知らせ》

    これから、投稿数を4つにします

    1【SS】
    2【SS】
    3【おまけ】

    でしたが、今日からは

    1【SS】
    2【SS】
    3【おまけ】
    4【更新予定日】

    にします

    おまけは、ギャグ的なのですw
  118. 119 : : 2016/01/25(月) 22:14:29
    更新します
  119. 120 : : 2016/01/25(月) 22:19:17
    有馬「こい」

    金木「…」

    ──有馬に向かって走る金木

    有馬「…」

    ──有馬と金木は静かな激闘を広げる

    金木(なんであんな体勢からそんな動きができるんだ…相変わらず化け物だ)

    有馬「この程度か?」

    金木「じゃあ…一泡吹かせますね」
    (本当は潜在能力使いたくなかったけど、仕方ないか)

    ──次の瞬間、金木は有馬に向かって唾を吐く

    有馬(唾?)

    ──疑問を持つも、飛んでくる唾を間一髪で避ける有馬

    ──が、そこには…

    有馬「…!」

    金木「避けるまではよかったですが…まだまだですね」

    ──有馬に大きな隙ができた瞬間蹴りを入れようとする、が…

    有馬「面白い」

    ──隙を突いた攻撃ですら避けて、金木に攻撃をする有馬

    金木「がはっ!」

    有馬「ハイセ…今のはなんだ?俺は飛んできた唾液を確かに避けたはずだ」
    (なのに避けた先にいたのはハイセ…どういうことだ?)

    金木「まぁ、企業秘密って言うんでしょうか…この場合」

    有馬「そうか」
    (ならば聞かないでおくか)

    金木「それより…」

    有馬「なんだ?」

    金木「やっぱり化け物ですね、有馬さんは」

    有馬「リヴァイの方が化けている」

    金木「そうなんですか?」

    有馬「あぁ」

    金木「まぁいいでしょう…それより、決着を着けましょうか」

    有馬「あぁ」

    ──そう言い、静かになる2人…だが次の瞬間2人は同時に全力で走る

    金木(この一撃で決める!実力を測る為の戦闘だけど…僕にとってはそんなのどうでもいい!)

    有馬「…」
    (来い、ハイセ…どれだけ強くなったか試してやる)

    ──有馬はナルカミを

    ──金木は赫子を

    ──2人で同時に攻撃する……

    金木「…」

    有馬「…」

    金木「…」

    有馬「…」

    ──最後に立っているのは…

    有馬「…」

    金木「がはっ!」

    有馬「“今回”の勝負はどうやら俺の勝ちようだ…強くなったな、ハイセ」

    金木(クソ…僕はまだ……まだ貴方に敵わないのか…)

    有馬「手を貸そう」

    ──そう言い、膝を付いている金木に手を差し伸ばす

    金木「ありがとうございます」

    有馬「部屋から出よう…次は“あの人達”がここに来る番だからね」

    金木「鈴屋さんとエレンか…誰が勝つと思いますか?」

    有馬「什造だろうな」

    金木「じゃあ僕はエレンで」

    有馬「ハイセ…お前は什造を舐めすぎだ」

    金木(確かに強いけど、有馬さんはエレンの実力を知らない)
  120. 121 : : 2016/01/25(月) 22:19:31
    ──部屋から出ると、鈴屋とエレンが待ち構えていた

    エレン「カネキ、どんまい」

    金木「敵わなかったよ」

    エレン「俺は勝つ」

    金木「うん」
    (本来の目的は戦力になるかどうかを測るためだけど、エレンは楽しんでるみたいだね)

    リヴァイ「エレン」

    エレン「あ、はい?」

    鈴屋「ごめんなさいです〜」

    エレン「…?」

    有馬「どうしたんだ?リヴァイ」

    リヴァイ「このチビに急遽任務が入った」

    エレン「てことは…」

    リヴァイ「俺が相手をする」

    有馬「そうか」

    什造「じゃあそうゆう事で〜♪」

    ──そう言い、立ち去る什造

    金木(怖いリヴァイさんが相手じゃエレンも怖いかな?)

    ──そう思い、エレンの顔を見るが

    エレン「リヴァイさんとか…へへっ」

    金木(思い過ごしだったみたいだね)

    リヴァイ「エレン、部屋へ来い…お前が戦力になるかどうかを見極めてやる」

    エレン「しっかりと…見極めてくださいね?」

    リヴァイ「あぁ、だが俺は加減ができない…死んでしまうかもしれないが文句は言うなよ?」

    エレン「それは俺を殺せる実力を持っている人がいうセリフですよ」

    リヴァイ「ふっ…そうだな、なら俺は───」

    金木/有馬
    《前置きが長い!》

    エレン「じゃあ行きますか」

    リヴァイ「あぁ」

    ──そう言い、部屋へと入る2人

    ----------戦闘部屋----------

    エレン「リヴァイさん」

    リヴァイ「なんだ?」

    エレン「20年以上も前のこと…覚えてますか?」

    リヴァイ「?」

    エレン「俺達が元の世界にいた頃、俺は初めて巨人化して周囲の人から恐れられました」

    リヴァイ「あぁ、覚えている」

    エレン「それで、生かすか否かで会議を開いたじゃないですか」

    リヴァイ「あぁ」

    エレン「その時の会議で俺が叫んだ後、リヴァイさんが俺を蹴りまくってたの……あれって覚えてますか?」

    リヴァイ「覚えている…やはり、恨んでいるのか?」

    エレン「いえ…恨んではいません」

    リヴァイ「そうか」

    エレン「でも俺って、結構根に持つタイプなんですよね」

    リヴァイ「ならばどうする?」

    エレン「ぶっ飛ばして、怪我とかさせちゃうかもしれないですけど…いいですか?」

    リヴァイ「お前のその妄言を再現してみろ」

    エレン「はい」

    ──エレン対リヴァイ…戦闘開始!
  121. 122 : : 2016/01/25(月) 22:20:02
    《おまけ》

    金木「というわけで、今回からオマケが始まったわけですけど」

    有馬「エレンがリヴァイに蹴られるシーンを観てきたぞ」

    金木「あ、観てきたんですか?」

    有馬「あぁ…お前も観るか?」

    金木「はい」

    有馬「…」

    金木「…」

    有馬「どうだった?」

    金木「ヒドいですね…」

    リヴァイ(あれは注目させる為にやったわけであって、決して本意ではなかったのだが…)

    エレン(リヴァイさん可哀想だなー)

    有馬「前々から思ってはいたが、まさかリヴァイにこれほどまでのドS要素があったとはな」

    金木「かなりドSでしたね…」

    エレン「それは、俺もそう思う」

    リヴァイ「お前らいいかげんにしてくれ…俺はドSなんかじゃない」

    エレン「え?でもリヴァイさん、俺の事蹴りながら興奮してたじゃないですか」

    リヴァイ「なっ!誤解を招くような発言をするな!」

    有馬「そうなのか…?」

    金木「うわぁ…引くわぁ……」

    リヴァイ「おい有馬!お前だってドSだろうが!」

    有馬「なぜ俺になる…?」

    リヴァイ「お前は毎回自分の親友をリアカー役にしていて、お好み焼き屋に行った際には殴りまくってただろ」

    金木「リヴァイさん…それ違う作品」

    エレン「そうですよ」

    有馬「それは俺じゃない」

    リヴァイ「ちっ…とにかくドSじゃないからな」

    金木「はいはい」

    エレン「ぷっ」

    有馬「まぁ…そういう事にしておこう」

    リヴァイ(コイツら後でぶっ殺す…!)

    お、わ、り
  122. 123 : : 2016/01/25(月) 22:20:42
    《次回更新予定日》

    01/26(火)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  123. 124 : : 2016/01/25(月) 23:13:46
    期待!
    ギャグ面白かったです笑
  124. 125 : : 2016/01/26(火) 16:12:57
    >>124 ありがとうございます☆
  125. 126 : : 2016/01/26(火) 21:31:34
    22:00に更新します
  126. 127 : : 2016/01/26(火) 21:57:57
    更新します
  127. 128 : : 2016/01/26(火) 21:58:24
    エレン「では、行きますよ」

    リヴァイ「来い」

    リヴァイ/クインケ
    〔ユキムラ〕

    エレン(潜在能力使うか…一泡吹かせてやる)

    リヴァイ(さて…どう来るか)

    エレン「ヘヴンズタイム」

    ──次の瞬間、エレン以外の全てが止まる

    7…

    6…

    5…

    エレン「よしっ…今のうちに背後に回ろう」

    4…

    3…

    2…

    1…

    0…

    リヴァイ「…!」
    (一瞬で俺の背後に来ただと)

    エレン「もらったァ!」

    リヴァイ「あまい」

    エレン「なっ!」

    ──リヴァイに拳を喰らわせようとするも、いとも容易く避けられてしまう

    リヴァイ「瞬間移動ができるみたいだが…それだけの話だ」

    エレン「リヴァイさん…悪いけど、次は決めます」
    (リヴァイさんに負けるようじゃ誰も守れねぇ!)

    リヴァイ「ならば全力で来い」

    エレン「はい!」
    (ヘヴンズタイム)

    ──再び、エレン以外の全てが止まる

    7…

    エレン「本当は止まった時の流れの中で攻撃をするのは卑怯だと思ってたけど…全力で行かなきゃ俺が負ける」

    6…

    5…

    4…

    3…

    エレン「でりゃあ!」

    ──次の瞬間、エレンはその場で立っているリヴァイの腹を殴る

    2…

    1…

    エレン「そろそろ7秒経つか」

    0…

    ──エレンからの攻撃を喰らったリヴァイは勢いよく吹っ飛ばされてしまう

    リヴァイ「がはっ!」

    エレン「リヴァイさんは人間…喰種じゃないので、怪我が治るには時間がかかります」

    リヴァイ「また瞬間移動か…」
    (ちっ…動きがみえねぇ……)

    エレン「この勝負」

    リヴァイ「あぁ、お前の勝ちだ」

    ──勝負を終えたのを確認した2人は、戦闘部屋へと入る

    有馬「リヴァイ…大丈夫か?」

    リヴァイ「あぁ」

    金木「お疲れ、エレン」

    エレン「おう!」

    リヴァイ「強くなったな、エレン」

    エレン「色んなことがありましたしね」

    リヴァイ「そうか」

    和修「モニター越しで、全てを見させてもらった」

    リヴァイ「総議長か」

    和修「有馬、リヴァイ…2人みてコイツらはどうだ?」

    リヴァイ「戦力になる」

    有馬「私も、彼と同意見です」

    和修「うむ…ならば、正式に佐々木琲世及びエレン・イェーガーの組織介入を、認める」

    エレン「よっしゃあ!」

    金木「ふぅ…よかった」
    (佐々木琲世か…まぁ共存してるし、それでもいいか)

    エレン「カネキ」

    金木「?」

    エレン「超生物を…必ずぶっ飛ばそうな」

    金木「うん」

    エレン「つか俺達これからどうする?」

    リヴァイ「帰れ」

    有馬「リヴァイ…もう少し言い方ってものが」

    リヴァイ「コイツらは元々入るかどうかを聞きに来た。それで今はもう入ることを許された…もうここに用はないだろ?」

    有馬「まぁそうだけど」

    金木「朝の8時に喫茶店来て、数分後にリヴァイさんが来て、今は昼か…」

    エレン「そろそろ戻るか」

    金木「そうだね、珈琲でも飲むとしようか」

    エレン「だな」

    ──そう言い、本部を後にする2人

    リヴァイ「さて…俺達も行こう、色々とあるからな」

    有馬「あぁ、それとリヴァイ」

    リヴァイ「なんだ?」

    有馬「お前、わざと負けただろ?」

    リヴァイ「手は抜いていない…2回目の瞬間移動は避けられなかった」

    有馬「そうか」

    リヴァイ「ただ」

    有馬「?」

    リヴァイ「次は勝てる、問題などない」

    有馬「そうか」
  128. 129 : : 2016/01/26(火) 21:58:49
    ──本部を出た2人は、喫茶店へと戻っていた

    エレン「ふぅ…やっとついた」

    金木「歳のせいかな?疲れるよね」

    エレン「10代に戻りてぇよ」

    董香「いらっしゃいま…ってなんだ2人か」

    エレン「うっせー」

    金木「…」

    董香「どうしたの?カネキ」

    金木「いや、なんでもないよ」

    エレン「お前のその癖…ウソをつく時や隠し事をする時の癖だぜ?」

    金木「かなわないなぁ…」

    エレン「別に今は言わなくていいし、その時が来たら言えよ」

    金木「うん…そうだね」

    エレン「よしっ…カネキ、頑張ろうぜ」

    金木「そうだね、仕事も頑張らないと」

    董香「今からお客さん全員の注文聞いてきて」

    金木「うん」

    エレン「おう」

    董香「あ、そうだあなた」

    エレン「ん?」

    董香「新の奴、数日帰ってこないだってさ」

    エレン「なんで?」

    董香「助っ人がどこいったか分からないから探すとか言ってたよ」

    エレン「そっか、まぁあいつもガキじゃないんだし別にいいか」

    董香「ね…ねぇ、あなた」

    エレン「んだよ、しつけーな」

    董香「は?」

    エレン「話は後で聞いてやるから今は仕事するぞ」

    董香「ちっ…分かったよ」

    エレン「がんばろーぜ?」

    董香「むぅ…分かった」

    エレン「いらっしゃいませ!」

    ──そして仕事を終えた4人は、閉店の準備をする

    四方「…エレン、そこのモップ取ってくれないか?」

    エレン「はい」

    四方「新しいのに替えたのか?」

    エレン「もちろんですよ、クイックルワイパーからクイックルワイパーDXです!」

    金木「僕も使ってるよ、クイックルワイパーDX」

    董香(このやりとり前にもどこかで…)

    エレン「これ1つあれば全然平気だな!ダイ〇ンなんてクソくらえだぜ!」

    四方「…まったくだ」

    金木「お値段はなんと…」

    董香「そこうるさい!閉店の準備しないとぶっ飛ばすぞ!」

    金木「は、はい…」

    四方「…」

    エレン(家に帰ったら確実に殺される…)

    金木「トーカちゃん」

    董香「あん?」

    金木「僕先に帰っていいかな?」

    董香「ダメにきまってるでしょ」

    金木「えっと…まだ言ってなかったんだけどさ」

    董香「なに…?」

    金木「ミカサの最近体調悪くてさ…それの面倒見なくちゃいけないんだ」

    エレン「病気か?」

    金木「えっと…その……」

    董香「んだよ!じれったいな」

    金木「2人目…できたらしい」

    エレン「!?」

    董香「それって…つまり?」

    四方「…!」

    ──次の瞬間、四方は飲んでいた珈琲を大量に口から吹き出す

    エレン「ちょ!大丈夫ですか!?」

    董香「兄さんしっかりして!」

    金木(四方さんがこうなるから、言いたくなかったんだよなぁ…)

    エレン「ふ〇っしーの梨汁ブシャーじゃなくて、四方さんの四方汁ブシャーになっちゃってるよぉ!!」

    四方「…ふ、2人目か……お前も大人になったな…」

    エレン「四方さんこういう話弱いもんなぁ」

    董香(2人目か……わ、私もそろそろ…////)

    金木「そういうわけで、早く帰りたいんだけど…ダメかな?」

    エレン「いいぜ、それなら仕方がないだろ」

    四方「…あぁ、いまはなるべく早く帰ってやれ」

    金木「ありがとうございます。では…」

    エレン「さて…俺達も閉店準備をさっさと終わらして帰るか」

    ──閉店準備を終えたエレン達は、家に戻る

    ----------エレン宅/寝室----------

    エレン「今日も疲れたぁ…」
    (潜在能力使ったせいで体が重い……)

    董香「ね、ねぇ…あなた」

    エレン「…ん?どうした」

    董香「その……さ」

    エレン「ん?」

    董香「わたしも……い…かな…////」

    エレン「聞こえねぇよ」

    董香「は!?聞けよ!」

    エレン「聞き取りにくいんだよ…言いたいことがあるならハッキリ言えよ」

    董香「私もさ…2人目が欲しい…かな……」

    ──そう言い、恥ずかしさで顔をうずくめる董香

    エレン「ばっ…急だな」

    董香「何回もアピールしてるけど、相変わらず昔から鈍感なんだもん」

    ──そう言い、エレンに抱きつく董香

    エレン「ベッドの上で抱きつくと俺きついんだけど」

    董香「ぎゅー」

    エレン「ちょ、離せよ」
    (つ、強い……骨折れる)

    董香「ん…やだ……」

    エレン「分かったよ、今夜は好きにしろ」

    董香「ほんと…?」

    エレン「うっせー」

    ──そう言い、董香に口づけをするエレン

    董香「んっ……はぁ…」

    エレン「んっ…」

    董香「まって…息ぐらいさせて……?」

    エレン「今夜は寝かさないからな」

    董香「ばかっ…でも好き」

    エレン「俺も」

    ──愛し合う2人であった
  129. 130 : : 2016/01/26(火) 21:59:14
    《おまけ》

    エレン「四方さんがまさかあんな話に弱いとはなー」

    金木「ホントだよね」

    エレン「俺とお前ってスゴく運いいよな」

    金木「子供の事?」

    エレン「あぁ…だってよ、喰種と人間の間で生まれる喰種はほぼ0に近いんだろ?」

    金木「君と董香ちゃんは喰種同士だからすぐに生まれたよね」

    エレン「俺は喰種だけど、元々は人間だし生殖機能は俺もお前も変わらないんじゃないのか?だからデキやすかったんだよ」

    金木「たしかにそうだね…いわれてみれば」

    エレン「だろ?」

    金木「んー…それは置いといて、おまけって何すればいいのかな?」

    エレン「じゃあ次回予告みたいなのしとくか?」

    金木「意味ないよね」

    エレン「そうなんだよなぁ…」

    金木「あ、そうそう…僕実は漫画描こうと思ってるんだ」

    エレン「漫画?」

    金木「うん、東京と喰種を主にした漫画をね」

    エレン「出来たら言えよ?俺も読む」

    金木「そうだね」

    エレン「じゃあここら辺で失礼するか…じゃーな!」

    金木「ばいばい、また明日ね」

    お、わ、り
  130. 131 : : 2016/01/26(火) 21:59:42
    《次回更新予定日》

    01/27(水)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  131. 132 : : 2016/01/26(火) 22:55:54
    漫画描くんですか?
    頑張って下さい!!
    期待!
  132. 133 : : 2016/01/27(水) 19:11:33
    >>132 最後の方で金木君が描きます!w

    ありがとうございます☆

    追記:フォローしたので、返してくれると助かります
  133. 134 : : 2016/01/27(水) 20:50:24
    まさかこのssを書いているのは金木... ( ゚д゚)ハッ!
  134. 135 : : 2016/01/27(水) 20:53:02
    LINEの方でいくつか質問があったので、回答させて頂きます

    Q.続編はありますか?
    『“エレンとカネキの物語”シリーズはこれで最後です』

    Q.最強は誰ですか?
    『今夜更新する時に出てくる、“?”です』

    Q.エレンはなんで死ぬんですか?
    『今はまだ言えませんので、お楽しみに』
  135. 136 : : 2016/01/27(水) 20:57:26
    22:00に更新します
  136. 137 : : 2016/01/27(水) 21:59:10
    更新します
  137. 138 : : 2016/01/27(水) 21:59:27
    ----------喫茶店:re----------

    エレン「あー…ねみぃ」

    董香「ルンルン♪」

    エレン(今は朝の9時か…眠くて仕事に集中できないな)

    董香「あなた、注文聞いてきた?」

    エレン「あ、やっべ!聞いてくる」

    ──そんな時、エレンの携帯が鳴る

    エレン(電話…?カネキか?)

    ──注文を素早く済ませたエレンは店の奥へと入り、電話をとる

    エレン〔もしもし?〕

    アルミン〔もしもし?エレン、僕だけど〕

    エレン〔アルミンか…どうしたんだ?〕

    アルミン〔そっちで超生物が生まれたって聞いてね〕

    エレン〔あぁ…実はさん───〕

    ──3匹が生まれた…エレンはそう言おうとするが、その答えは正しい答えではないとすぐに分かる

    アルミン〔4匹の超生物は今どこに?〕

    エレン〔は?何言ってんだよ、超生物は3匹だぞ?〕

    アルミン〔あはは、エレン…そういう冗談はよくないよ〕

    エレン〔ホントだよ!〕

    アルミン〔それでは嘉納の言っていた事と矛盾が生じる〕

    エレン〔矛盾?〕

    アルミン〔詳しい事はリオさんに知らせる…このあとすぐに会議があるからごめんね〕

    エレン〔大丈夫だよ、お前は忙しい身なんだからな〕

    アルミン〔うん〕

    エレン〔でもあまり無理はすんなよ?〕

    アルミン〔分かってるよ、僕達のいた世界と違ってここはかなり平和だからね〕

    エレン〔超生物がいる今分からねぇけどな…〕

    アルミン〔だね…それじゃあねエレン〕

    エレン〔おう〕

    四方「…電話か?」

    エレン「はい…」

    四方「…どうやら深刻なようだな」

    エレン「違和感はこれか…おそらくカネキの奴も感づいてるはずだ」

    四方「…?」

    エレン「俺、カネキん家に行ってきます!」

    四方「…分かった、店は俺とトーカに任せておけ」

    エレン「はい!」

    ──そう言い、私服に着替えて金木の家へと向かうエレン

    ----------金木宅/玄関----------

    エレン「カネキ!」

    ミカサ「エレン?」

    エレン「ミカサか…カネキはいるか?」

    ミカサ「ちょっとまってて」

    エレン(超生物はあともう1匹いる…新からの話によると3匹だと思ってたんだけどな」

    金木「どうしたの?エレン」

    エレン「超生物についてだ」

    金木「わかった、あがって?」

    エレン「おう」

    ──金木宅へ入ったエレンはソファーに座る

    金木「それで…なにがわかったの?」

    エレン「超生物は何匹いると思う?」

    金木「3匹じゃないかな?新くんの話と卵を見た時は3つあったし」

    エレン「超生物はもう1匹いるらしい」

    金木「てことは…」

    エレン「あぁ…4匹だ」

    金木「でもあの時あそこにあったのは…」

    エレン「あそこにはなかった…それに、俺達はなんとなく感づいていたんじゃないか?」

    金木「僕達と超生物は何かしらの見えない糸で繋がってる感覚はあるけどね」

    エレン「まぁそれがなんなのかは分からないけどな」

    金木「参ったな…4匹目はどこだろう?」

    ボキッ(指鳴らし)

    エレン「リオが後で来るらしい、喫茶店に」

    金木「なら喫茶店に行くしかないね……でも…」

    ミカサ「私は大丈夫だから、行ってきて?」

    金木「分かった」

    エレン「決まりだな」

    金木「行こう、エレン」

    エレン「おう」

    ミカサ「エレンもカネキも気をつけてね」

    金木「うん」

    エレン「あぁ」
  138. 139 : : 2016/01/27(水) 21:59:42
    ──急いで店へと戻るエレン達。そしてそこには懐かしい友人の姿があった

    リオ「久しぶりです」

    エレン「久しぶりだな!リオ」

    金木「元気にしてた?」

    リオ「はい!エレンもカネキさんも元気でなによりです」

    エレン「アルミンから事情は聞いてるぜ」

    リオ「ならよかった…カウンターで話すと他の人に聞こえるので、奥で話しませんか?」

    董香「そこから入ってね」

    エレン「じゃあ行くか」

    ----------部屋----------

    エレン「そこのソファーに座れよ」

    金木「よいしょ……で、詳細は?」

    リオ「まず超生物についてです」

    金木「うん」

    エレン「あぁ」

    リオ「超生物は全部で4匹…そのうち分かっている情報は名前、能力、上下関係です」

    エレン「名前はアルミンから聞いてるから大丈夫だ…能力と上下関係について教えてくれ」

    リオ「はい。まず上下関係についてです」

    金木「うん」

    リオ「3匹のうち、1番トップに立っているのは“ヤッケ”です」

    エレン「ヤッケか」

    金木「次は?」

    リオ「ヤッケ→ドー→サエーです」

    エレン「ヤッケが1番立場は上ってことか」

    リオ「実力と立場ですね」

    エレン「なるほど」

    リオ「実は僕…一度遭遇しています」

    エレン「…!」

    金木「やっぱり強かった?」

    リオ「サエーという超生物が僕の相手をしてくれました…逃げようとも思ったんですが、他の2人に逃げ道を塞がれてしまって無理でした」

    エレン「勝ったのか?」

    リオ「サエーにはなんとか」

    エレン「潜在能力を除けば俺達はほぼ同格…つまり超生物の1匹は倒せるってことか」

    リオ「サエーとの勝負に勝った僕は残りの2人も始末しようとしたのですが、逃げられてしまいまして」

    エレン「命拾い…か」

    金木「超生物のサエーとリオの実力はリオの方が上だったみたいだね」

    リオ「辛勝でしたけどね、あはは」

    エレン「てことは、ほぼ互角ってことか?」

    リオ「僕が勝てたのは、ただ単純に戦闘経験の差だと思います。つまり僕が言いたいのは、立場と実力が一番下のサエーですら、かなり手ごわいということです」

    金木「簡潔に言うと、サエーは僕達と同レベルの奴って事だね」

    エレン「でもアイツらは潜在能力を持ってねぇから、そこがせめてもの救いだな」

    金木「潜在能力を持つには、才能と深い絶望の経験が絶対条件だからね」

    リオ「僕は去年、開花しました」

    エレン「リオの潜在能力か…どんなのだ?」

    リオ「それは後ほど」

    金木「居場所は掴めてるの?」

    リオ「戦闘中にGPS機能が付いている最新機器をサエーの体に付けたので、気付かれるのは時間の問題ですが今は分かります」

    エレン「ナイスプレイ!」

    金木「抜け目がないね」

    リオ「さて…4匹目ですが」

    金木「うん」

    エレン「あぁ」

    リオ「4匹目はまだ生まれていません」

    エレン「場所は?」

    リオ「そこまでは…」

    金木「もう一度“あのアジト”に行くしかないね…なにか分かるかもしれない」

    エレン「あそこか…あそこ迷路みたいで嫌なんだよなぁー」

    リオ「今から行きますか?」

    金木「いや、イクシードを連れて行こう…アジトが彼等の住処かも知れないしね」

    エレン「たしかに、あいつらの生まれた場所もあそこだからな」

    リオ「イクシード?」

    金木「後で僕が説明するよ」

    エレン「そうと決まれば向かうか、CCG本部へ」

    リオ「CCG本部…!?」

    エレン「あぁ」

    リオ「流星くんや琲世くんのいた時代じゃないですし…まだこの時代は喰種と───」

    エレン「大丈夫、安心しろよ」

    リオ「…わかりました」

    金木「とりあえず向かおうか……CCG本部へ」

    ----------アオギリ元アジト/部屋----------

    ヤッケ「ふぅ…大丈夫か?サエー」

    サエー「俺が負けるとはな…あの喰種強かったぞ」

    ドー「経験の有無だ…いずれそこは埋まる」

    サエー「あぁ、その時は勝つ」

    ヤッケ「それより、私たちがいるこの部屋のさらに奥の部屋に卵があった…お前達は確認したか?」

    サエー「なに?俺達以外にも超生物が?」

    ──次の瞬間、奥の部屋から大爆発の音が発生する

    ヤッケ「…!」

    ドー「まさか生まれたのか…?」

    サエー「確認しに行こう!」

    ヤッケ「うむ」

    ──そう言い、奥の部屋へと進む3匹

    ?「んっ……ここはどこだ…?」

    ──“最強最恐最凶の超生物”…ついに誕生
  139. 140 : : 2016/01/27(水) 22:00:38
    《おまけ》

    新「なぁ、俺前から思ってたんだけどさぁクソ親父」

    エレン「ん?どうした」

    新「俺ってなんで霧嶋新って名前なんだ?まぁ苗字は分かるけど、新よりもっとカッコいい名前とかなかったのかよ?」

    エレン「お前の新って名前は、トーカの父親から取ってるんだよアホ」

    新「つまり俺のおじいちゃんってことか?」

    エレン「そっ!まぁ後はトーカのやつに聞けばいいんじゃないか?」

    新「わかったよ、つかクソ親父なんか疲れてねぇか?」

    エレン「まぁな…」

    新「おふくろとヤりすぎたのか」

    エレン「はぁ!?」

    新「おふくろが風呂に入ってる時に撮ったお宝写真あるんだけど……まぁいらないか」

    エレン「トーカのは興味ねぇよ…いつでも見れるし」

    新「おふくろのは冗談だけど、佐野ひなこのお宝写真ならあるぜ?」

    エレン「…!」

    新「って……いらないか」

    エレン「い、いる!」

    新「でもおふくろに見つかったら大変だぜ?」

    エレン「ぞんなにずごいのが!?」

    新「あ、あぁ…」
    (佐野ひなこの事になると盲目になるなクソ親父…)

    エレン「今トーカの奴はいないんだし、見せてくれよ!」

    新「ほらよ」

    エレン「ぐふぉ!!ヤッベェ!!」

    新「…!?」
    (後ろに母さんがいる!やっべ逃げねぇと……)

    エレン「いやぁ…この胸!くびれ!尻!トーカとは程遠いスタイルだな…素晴らしすぎる」

    董香「…」

    エレン「あーあ…俺もあんな奴じゃなくてこんな女と結婚したかったなぁ〜」

    董香「“あんな奴”で悪かったね、あなた」

    エレン「…!?」
    (ウソだろ…背後を取られるほどまだ老いぼれていないぞ俺……)

    董香「で……誰と結婚したいんだって?ああん?」

    エレン「い、いえ…トーカ様と結婚してよかったなぁーと、あは、あは、あははは」

    董香「じゃあその写真はなに?」

    エレン「こ、これは新のやつが!」

    董香「新はいないけど?ここに」

    エレン「なっ!アイツにげやがったな!」

    董香「ボッコボッコタ〜イム開始ィ!!!!」

    エレン「ちょ、やめっ…うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

    お、わ、り
  140. 141 : : 2016/01/27(水) 22:01:06
    《次回更新予定日》

    01/28(木)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65
  141. 142 : : 2016/01/27(水) 22:08:53
    >>134 バレた?

    なんてね!
    読んでくれてありがとうございます☆
    これからもよろしくです
  142. 143 : : 2016/01/28(木) 00:01:15
    よっしーさんフォローしてくれて有難うございます!!フォロー返しました!!
    新、トーカがお風呂に入ってる写真を取るとは
    バレたら(◎_◎;)やばやば
    期待!頑張って下さい♪
    ?生物やばそう((((;゚Д゚))))
  143. 144 : : 2016/01/28(木) 08:33:29
    《余談》

    超生物の事は○匹と言っていましたが、○人で行こうと思います
  144. 145 : : 2016/01/28(木) 20:35:41
    >>143 ありがとうございます☆
    新は抜け目のないやつですねw
  145. 146 : : 2016/01/28(木) 21:28:15
    22:00に更新します
  146. 147 : : 2016/01/28(木) 21:51:57
    更新します
  147. 148 : : 2016/01/28(木) 21:52:03
    ──爆発のする部屋へと向かった3人…そこには……

    ?「ここはどこだ…」

    ヤッケ「ここはアオギリの樹元アジトだ」

    ドー「おはよう」

    サエー「生まれた気分はどうだ?」

    ?「貴様ら…頭が高いぞ」

    サエー「なに?もう一度いって───」

    ──次の瞬間、謎の超生物はサエーの首を尻尾で吹っ飛ばす

    ヤッケ「…!」

    ドー「!?」

    ?「なんだ?まるで手応えがない…今のは余が葬ったのか?」

    ヤッケ(な、なんて奴だ…サエーは決して弱くない……なのに…コイツは…いとも簡単に……)

    ドー「先程の無礼を詫びよう…すまなかった」

    ?「よい、ところで…貴様らは誰だ?」

    ヤッケ「せ、説明いたします……」

    ──ヤッケは超生物、人間、喰種、自分が持っている全ての知識をこれに教えた

    ?「そうか…ならば余には名というのが必要だな。個体である生物が呼び合う時に使うのであろう?」

    ドー「はっ…その通りでございます」

    ゼヴォス「余の名はゼヴォスと名付けよう」

    ヤッケ「サエーは……」

    ゼヴォス「サエーは生き返らせればよかろう」

    ヤッケ「そんなのどうやって…」
    (くそっ…!顔を直視できない!なんという圧倒的存在感なんだ…!)

    ゼヴォス「どけ」

    ヤッケ「?」

    ──ゼヴォスはサエーの死体に近付くと、その死体に手をかざす

    ヤッケ「吹っ飛んだはずのサエーの頭が…戻っている……」

    ゼヴォス「よしっ…これでよい」

    サエー「ここは……っ!お前は…」

    ドー「口を慎めサエー!このお方は我々より遅く生まれた…だが我々にとって絶対的存在であらせられるぞ!」

    ゼヴォス「サエーよ」

    サエー「なんだ?───っ!?」

    ゼヴォス「フハハハハ、そう怯えるでない…少し殺気を出してみただけではないか」

    ヤッケ(バ、バケモノだ……)

    サエー「い、今までの無礼…どうかお許しを……」
    (馬鹿だ俺は…こんな人に…俺はさっきあんな態度を?ククッ…バカにも程がある)

    ヤッケ(この方こそが我らの中で頂点だ……この方こそが我らの王なのだ!)

    ゼヴォス「行こうか、外の世界へ…我らが生まれてきた明確な理由など存在しない…ならば作ればいい」

    ドー「と、いいますと?」

    ゼヴォス「地球上において最も少ない生物は我らだ。つまり、全生物を支配し…全生物の頂点に立とうではないか?」

    ヤッケ「貴方様ならきっと成し遂げられるはずです」

    ドー「僕も同意見です」

    サエー「貴方様なら全生物を支配することなど容易いこと……どうか!我らにその景色を見せてください!」

    ゼヴォス「うむ…では行くとしよう、外の世界へ」

    ──一方、リオと共にエレン達はCCG本部へと来ていた

    ----------CCG/本部----------

    エレン「リヴァイさんはいますか?」

    受付人「はい」

    エレン「呼んでもらえますか?」

    受付人「わかりました」

    ──それから数分後、リヴァイはエレンと会う

    リヴァイ「なんだ?」

    リオ「どうも…」
    (この人はたしかエレンの知り合い…)

    金木「実はリオくんについてお話が」

    リヴァイ「聞こう」

    ──金木はリオについて全て話した

    リヴァイ「そうか…イクシードに入れば戦力になるのだな?」

    エレン「もちろんです」

    金木「入れてもらえますか?」

    リヴァイ「俺が認めよう」

    リオ「ありがとうございます」

    金木「やったね、リオくん」

    リヴァイ「それで…アジトへ行くんだろ?」

    金木「はい、イクシードのメンバーで行きたいんですが…」

    リヴァイ「すぐに招集させるから待っていろ」

    金木「はい」
    (頼もしいな)
  148. 149 : : 2016/01/28(木) 21:52:17
    ──数分後、イクシードのメンバーが全員本部へと到着する

    什造「昨日はあんまり寝てないですう〜」

    有馬「大丈夫ですか?」

    什造「はい〜」

    富良「有馬お前さぁ…もう少しその無口キャラどうにかなんねぇのか?」

    有馬「はぁ…太志、俺は元々これだ」

    吉時「見えたぞ、リヴァイだ」

    暁「リヴァイ特等の他に3人誰かいますが?」
    (あれはハイセ…)

    吉時「事情は聞いているだろう?」

    暁「まぁ…」

    リヴァイ「これで全員集まったな」

    有馬「アジトだね?」

    リヴァイ「あぁ…もしかしたらそこにいるかもしれないからな」

    暁「お言葉ですがリヴァイ特等」

    リヴァイ「なんだ?」

    暁「もしかして、かもしれない、そんなあやふやな言葉でどう納得しろと…もし仮にいなかったとしたら?」

    リヴァイ「お前は馬鹿か?」

    暁「なに…」

    リヴァイ「あやふやだからこそ行かなければならないんだよ、もしそこにいたとしたらどうする?いない事もありえるが…アジトが分かっているならばいてもいなくても何かしらの情報は掴めるはずだ」

    暁「くっ…返す言葉もない」

    リヴァイ「ならば行くぞ」

    富良「相変わらずの論破厨だな…」

    有馬「いいから行くぞ」

    富良「へいへい」

    リオ(僕達が喰種だって知らないのか…?この人達は)

    金木「超生物がいる間は大丈夫だよ」

    リオ「…そうですか」
    (超生物がいる間…か)

    エレン「とりあえず行こうぜ」

    金木「うん」

    ──本部を出た彼らは、アオギリがいた元アジトへと向かう

    ----------アオギリ元アジト----------

    有馬「ここがアジトか…」

    富良「RPGに出てくる迷路みたいだな」

    什造「うわああああ!!」

    吉時「どうした什造!」

    什造「えへへ〜声響くのかどうか試しただけですう〜♪」

    富良「ったく…」

    金木「道は覚えているので僕に付いてきてください」

    有馬「分かった」

    ----------アオギリ元アジト/部屋----------

    金木「ここです」

    エレン「そうそうここっ……てあれ?」

    リオ「どうしたんですか?」

    有馬「なにか違和感があるのか?」

    金木「えぇ…まぁ……」

    暁「ハイセ、なにがおかしいんだ?」

    金木「部屋に誰もいないのはまぁ想定内なんですが…」

    エレン「壁にデケェ穴が空いてるけど、前来た時はなかったぞ…」

    暁「ということは、誰かがこの奥へと進んだということか?」

    金木「行きましょう」

    ----------アオギリ元アジト/最深部----------

    金木「ここにも卵の殻が…」

    エレン「どうやら本当に4人いるみたいだな」

    有馬「ここにはいないか」

    リヴァイ「ならば外に出るぞ」

    暁「集団で動くより、チームで分かれて探した方がよいのでは?」

    リヴァイ「一理あるな…ではそうしよう」

    金木「たしかにそっちのほうがいいですね」

    リヴァイ「有馬は俺と。ハイセは暁准特等と。富良上等は什造と吉時とだ。エレンはリオとだ」

    有馬×リヴァイ

    金木×暁

    太志×什造×吉時

    エレン×リオ

    リヴァイ「以上のメンバーでそれぞれ行動しろ」

    吉時「すまないが私は本部に戻る…本部へ連絡する役割を担おう」

    リヴァイ「分かった」

    暁「では、探しに行こうかハイセ」

    金木「暁さん、僕はもうハイセでは…」

    暁「分かっている…だが私の中ではいつまでも“ハイセ”なのだ」

    金木「…分かりました」

    ----------喫茶店:re----------

    董香「兄さん、砂糖切らしたから買い出し行ってくれるかな?」

    四方「…あぁ」

    董香「気をつけてね」

    四方「…あぁ」

    ----------街中----------

    四方「…たしかここだったな」

    ウタ「あれ?四方こんなところで何してるの?」

    四方「…買い物だ」

    ウタ「暇だから付き合おうかな」

    四方「…勝手にしろ」

    ──買い物を済ませた四方は、喫茶店へ戻ろうとする……が

    ──助けてくれ!頼む!見逃してくれ!

    ウタ「人の悲鳴だね?」

    四方「…声のする方へ行くぞ」

    ウタ「おっけー」

    ──人気のないところへ進むが、そこには既にバラバラになっている死体があった

    四方「…お前ら喰種か」

    ヤッケ「誰だ?貴様らは」

    ドー「放っておけ、ただのカスだ」

    ウタ「ムカつくねー君たち」

    四方「…いや……超生物か」

    ウタ「なにそれ?」

    ヤッケ「ほう…サエーよ、殺せ」

    サエー「分かった」

    四方「…構えろウタ」

    ウタ「仕方がないなー」

    四方/ウタ対超生物…邂逅
  149. 150 : : 2016/01/28(木) 21:52:32
    《おまけ》

    董香「あなた愛してる♡」

    エレン「近寄るなよ…今ゲームしてるだろ」

    董香「アンタ30代後半なのにまだゲーム?」

    エレン「うっせ!歳は関係ねぇだろ?」

    董香「あーもー!最近愛してくれねぇじゃん!」

    エレン「あのなぁ…」

    董香「めちゃくちゃにして?」

    ──そう言い、ベッドに横たわる董香

    エレン「分かったよ」

    ──董香に言われた通り、エレンは董香を“めちゃくちゃ”にした

    金木「それで…どんな風にメチャクチャにしたの?」

    エレン「そのまま毛布に包んで洗濯機に放り込んで強洗いしておいた」

    金木「」

    お、わ、り
  150. 151 : : 2016/01/28(木) 21:53:28
    《次回更新予定日》

    01/29(金)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  151. 152 : : 2016/01/28(木) 21:53:50
    《イクシード》

    イクシードとは、超生物を討伐する為に構成された組織である

    『有馬貴将』

    『リヴァイ』

    『鈴屋什造』

    『富良太志』

    『和修吉時』

    『真戸暁』

    『エレン』

    『金木研』

    『リオ』
  152. 153 : : 2016/01/28(木) 21:57:35
    《お知らせ》

    ・超生物>>65を更新しました

    ・前々から強さランキング(?)みたいなものを作って欲しいと言われていたので、22:10分までに作ります
  153. 154 : : 2016/01/28(木) 22:08:54
    《強さ表》

    東京喰種∫ARATAに登場する人物の強さを、SSS〜Bに分けて載せようと思います。
    ※SSS等の英語表記はレートではありません

    《∞》
    {ゼヴォス}/{覚醒・新}

    《SSS》
    {ヤッケ}{ドー}{サエー}/{新}

    《SS》
    {エレン}{カネキ/ハイセ}{リオ}/{有馬}{リヴァイ}

    《S》
    {四方}{ウタ}/{什造}{宇井}{暁}{吉時}

    《A》
    {太志}/{董香}{絢都}{雛実}{錦}

    《B》
    {ミカサ}{アルミン}
  154. 155 : : 2016/01/28(木) 22:27:21
    ぜヴォス(◎_◎;)やばやば
    期待!
    トーカちゃん洗濯機でめちゃくちゃに...
    後が怖い((((;゚Д゚))))
  155. 156 : : 2016/01/29(金) 19:59:00
    《お知らせで》

    ほんの少しネタバレ含みますが、強さ表を更新しました
  156. 157 : : 2016/01/29(金) 20:31:44
    22:00に更新します
  157. 158 : : 2016/01/29(金) 21:51:32
    更新します
  158. 159 : : 2016/01/29(金) 21:51:40
    ヤッケ「サエー、殺れ」

    サエー「分かっている」

    ウタ「四方、こいつら何者?」

    四方「…最近世間を騒がせている超生物だ」

    ウタ「超生物?なにそれ」

    四方「…話は後だ」

    サエー「いつまで話している?」

    ──隙だらけのウタに蹴りを入れるサエー

    ウタ「がはっ!」

    サエー「手応えあり」

    ウタ「なんてね」

    ──サエーの攻撃を耐えたウタは、サエーの顔面を殴る

    サエ「がはっ!」

    ウタ「あれ?意外と脆いなぁ」

    サエー「クソッ…俺は弱くなんかない…!」

    ウタ「たしかに強いよ?四方より強いかも」

    サエー「ならなぜ…」

    四方「…それは戦闘経験の差だ」

    ──ウタと喋っているサエーは、背後から襲いかかる四方に気付かず攻撃を許してしまう

    サエー「ぐああああ!」
    (背骨が…!クソッ!)

    ヤッケ「見るに耐えん愚行だな…」

    ドー「ごもっともだ」

    サエー「はぁ…はぁ…」

    ウタ「赫子を出すまでもないね〜」

    四方「…あぁ、サエーとかいう奴がこの程度ならば残りの2人も」

    ヤッケ「ゼヴォス様の食事の邪魔はさせない」

    四方「…ゼヴォス?」

    ウタ「ゼヴォス?」

    ──ヤッケにそう言われ、ヤッケの背後をよく見る2人…そこには

    ゼヴォス「うむ…脳はなかなか美味だ」

    四方「…ならば残りは3人だ」

    ウタ「まとめて殺しちゃう?」

    ゼヴォス「誰だ貴様らは?」

    ヤッケ「敵でございます」

    ゼヴォス「人気のない場所を選んだつもりだったが…逆効果であったか」

    ウタ「見た感じ、君が一番強そうだね」

    ゼヴォス「余と決闘するのか?」

    四方「…お前らの死が平和へと繋がる」

    ゼヴォス「断る選択地はなさそうだな」

    四方「…あぁ」

    ウタ「だね」

    ゼヴォス「…」

    ──次の瞬間、ゼヴォスは少しばかりの殺気を放つ

    ウタ「…!?」

    四方「…!?」

    ゼヴォス「どうした?来ないのか?」

    ──さらに殺気を増すゼヴォス…そして……

    ウタ「四方…」

    四方「…」

    ウタ「四方」

    四方「…」

    ウタ「四方!」

    四方「…!」

    ウタ「逃げよう…じゃないと殺される」

    四方「…逃げるのは無理だ……どうやって…こんな……こんな化け物から…」

    ウタ「四方…落ち着こ?僕も今相当参ってるけど、落ち着こうよ…?じゃないの僕もおかしくなる……」

    ──戦闘において必須となるのは、実力、頭脳、覚悟、そして殺気…ゼヴォスが2人に放った殺気は生まれた赤ん坊をほんの少し叱る程度だが、四方とウタの戦意を無くすのには十分であった

    ゼヴォス「逃げるのであれば逃げるがよい」

    ヤッケ「…!?なぜです!」

    ゼヴォス「今まで出会った喰種の中で一番強いからだ…次に会う時は、さらに強くなっていることをのぞむ」

    ウタ「行くよ…四方」

    四方「…」

    ウタ(ダメだ…精神的にやられてる)

    ──その場で固まって動けない四方を背中に乗せ、ウタはその場を去る

    ----------喫茶店:re----------

    董香「いらっしゃ───あ、ウタさんに……兄さん!?」

    四方「…トーカか………」

    ウタ「はぁ…はぁ……」

    董香「なにがあったの?」

    四方「…あれは無理だ……あんな…化け物……無理だ………」

    ウタ「…」

    董香「2人共どうしたんですか?」

    ウタ「ごめん…僕はもう帰る……」

    董香(2人共一体何が…怯え方が普通じゃない……)

    四方「…エレンにも伝えろ……」

    董香「え…?」

    四方「…超生物は諦めろとな……」

    董香「そんな…何でそんなこと急に」

    四方「…すまない……しばらく店は休む………」

    董香「兄さん…一体どうしっ───!?」

    ──董香が目にしたのは、恐怖で怯え震える四方であった

    董香(そんなになるほど超生物は凄いの……)

    四方(…エレン……頼む…無理だけはするな…俺は…俺は……)

    ──見ただけで精神が折れてしまった……!
  159. 160 : : 2016/01/29(金) 21:51:54
    ──ウタが四方を喫茶店へと運んだと同時刻、金木と暁は超生物を探していた

    金木「見つかりませんね」

    暁「前から気になっていたのだが…」

    金木「…?なんですか?」

    暁「超生物がいるのは分かっている」

    金木「はい」

    暁「探しているのも分かっている」

    金木「は、はい」

    暁「顔を知らないのにどうやって探すのだ?まさか知らないで私と一緒にいたりはしていないよな?」

    金木「あっ」

    暁「図星か…」

    金木「あはは…すみません」

    暁「では、リオとやらに連絡を取ろう」

    金木「リオくんに?なぜですか?」

    暁「ハイセ…怒るぞ?」

    金木「なんでですか…」

    暁「リオは超生物と会っているのだろう?顔を知っているはずだ」

    金木「なるほど、特徴などを聞けばいいということですね」

    暁「私は連絡先を持っていない…ハイセから連絡を取るようしてくれるか?」

    金木「わかりました」

    ──そい言い、電話をかける金木

    リオ〔もしもし?〕

    金木「えっと…超生物の特徴教えてもらえますか?」

    リオ〔カネキさんが最後ですね〕

    金木〔あはは…〕

    リオ〔3人の特徴…まずヤッケは、マイメロディーのTシャツにピンク色の半ズボンです〕

    金木〔ごめん…言ってる意味が分からない〕

    リオ〔…?えっと、マイメロディーのTシャツにピンク色の半ズボンです〕

    金木〔あ、うん…それで?〕

    リオ〔ドーは、働いたら負けと書いてある文字のTシャツに、う○こマークがついたズボンをはいています〕

    金木〔う、うん…〕
    (なんかイメージと違うんだけど…)

    リオ〔サエーは、明日から本気出すと書いてある文字のタンクトップで、ズボンには祝!超生物と書いてあります〕

    金木〔えっと…冗談だよね?〕

    リオ〔…?〕

    金木〔なんでもない…ありがとう〕

    リオ〔はい!では〕

    暁「それで…どうだった?」

    金木「えっとですね……」

    ──金木は服装について話した

    暁「そ、そうか…」

    金木「えっと…超生物はどういう趣味しているんでしょうかね?」

    暁「もはや特徴ではなく服装なんだが?」

    金木「まぁ…探しましょう」

    暁「あぁ」

    金木「アキラさん」

    暁「なんだ?ハイセ」

    金木「超生物に勝ったらハグしても───」

    暁「却下だ」

    金木「ですよね」

    暁「よし、探すぞ」

    金木「はい」

    ──その頃、有馬とリヴァイの方では…

    リヴァイ「おい…ここはどこだ?」

    有馬「さぁ…」

    リヴァイ「ちっ…だからお前と歩くのは嫌だったんだ」

    有馬「まぁ聞いてみよう…すみません」

    通行人「あ、はい?」

    有馬「ここはどこですか?」

    通行人「ここは千葉ですが?」

    有馬「」

    リヴァイ「」

    通行人「…?あの……もういいですか?」

    有馬「はい…」

    リヴァイ「貴様…」

    有馬「元はといえばお前が悪い」

    リヴァイ「なぜ俺になる!」

    有馬「なんとなくだ」

    リヴァイ「はぁ…東京へ戻るぞ」

    有馬「あぁ…」

    リヴァイ「まぁ…そのまえに」

    有馬「ふっ」

    ──次の瞬間、有馬とリヴァイはクインケを展開させて背後にいる人物を2人で串刺しにする

    喰種「がはっ!どうして分かった……」

    有馬「…」

    リヴァイ「殺気が漏れてんだよ…分かったか?」

    喰種「クソ…がっ……」

    有馬「行こうかリヴァイ」

    リヴァイ「あぁ…方向音痴」

    有馬「それはお前もだろ?」

    リヴァイ「黙れ」

    ----------エレン/リオside----------

    リオ「やはり歩くだけじゃ見つかりませんね」

    エレン「歩く…か」

    リオ「?」

    エレン「ヴィッチを思い出しちまってよ」

    リオ「あの時も歩いてましたよね」

    エレン「あいつらに会いてぇ…」

    リオ「1000年生きれば会えますよ?」

    エレン「無理だな」

    リオ「ですね」

    エレン「って…いつの間にか自分の喫茶店に来ちまったよ」

    ──次の瞬間、ウタが店から出る

    エレン「あ、ウタさん!」

    ウタ「あれ……エレンか…」

    エレン「どうしたんです?」

    ウタ「なんでもないよ…じゃあね」

    エレン「そうですか」

    ウタ「じゃあね…」

    リオ「何かあるのは明白だね」

    エレン「とりあえず中に入ろうぜ?珈琲飲んで一息着こう」

    ──店の中へ入るエレン達…そこには

    四方「…エレン……ちょうど良かった…」

    エレン「四方さん、どうしたんですか?」

    四方「…エレン……超生物は諦めろ…」

    エレン「え…?」
  160. 161 : : 2016/01/29(金) 21:52:11
    《おまけ》

    ミカサ「私ってあまり出番がない…」

    新「俺も主人公なのに出番少ないんだぜ?」

    ミカサ「あなたはまだマシ…私なんて……」

    新「落ちこむのは分かるけどよォ」

    ミカサ「はぁ…」

    新「スタバとかいって暴食してくれば?」

    ミカサ「スタバはこわい…注文とか呪文みたいだから」

    金木「行ってくれば?ミカサは人間だから、色々な物食べられるしね」

    新「そうそう!研ちゃんの言う通りだぜ?」

    ミカサ「分かった…」

    ──そしてその翌日

    ミカサ「スタバ行ったんだけど、チョコチップストロベリークリームフラペチーノのエキストラホイップチョコチップ増しチョコソースがけ蓋無しがすごい美味しかった…また行こうかな」

    金木「一体何が起こったんだ…」

    お、わ、り
  161. 162 : : 2016/01/29(金) 21:52:52
    《次回更新予定日》

    01/30(土)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  162. 163 : : 2016/01/29(金) 22:13:55
    新が強い!!!∞期待です!!!
  163. 164 : : 2016/01/29(金) 22:20:16
    覚醒新気になる((φ(~∇~*)カキカキ
    ウタさん四方さんでも勝てないなんて((((;゚Д゚))))
    期待!
  164. 165 : : 2016/01/30(土) 13:36:15
    幾つか質問があったので、答えます

    Q.クインクスはでないんですか?
    『クインクスまで登場させてしまうと、ごっちゃになり過ぎて頭が混乱するのでクインクスは出しません。一応存在はしていますが…w』

    Q.覚醒新ってなんですか?
    『これからのお楽しみです』

    Q.ゼヴォスと新が最強ですか?
    『はい』

    Q.カネキが2人目の子供がデキたとかいっていましたが、既に1人カネキの子供がいるんですか?
    『はい、います』
  165. 166 : : 2016/01/30(土) 21:32:25
    22:00に更新します
  166. 167 : : 2016/01/30(土) 21:58:25
    更新します
  167. 168 : : 2016/01/30(土) 21:58:51
    エレン「諦めろってどういう事ですか?」

    リオ「一体何が?」

    四方「…ゼヴォスとかいう4人目の超生物に会った」

    エレン「…!あいつらにですか!」

    四方「…サエーとかいう奴は大した事もなかったのだが……ゼヴォスという奴は明らかに他の3人とは違いすぎる」

    リオ「それほどの差があるのですか?」

    四方「…差だと?そんなものじゃない……強さという次元から明らかにかけ離れ過ぎている」

    エレン「でも俺は諦めませんよ」

    四方「…!」

    エレン「四方さんとウタさんを精神的にやらかす相手だとしても…俺は必ず平和の為に勝ちます!」

    四方「…強い相手ならお前にも任せられる……だがあれは強さの次元から外れてる…無理だ、勝てない」

    リオ「それはやって見なくちゃ分かりませんよ!」

    エレン「勝利の女神は、諦めない奴が好きみたいですからね」

    四方「…無理だけはするなよ」

    エレン「はい!」

    リオ「珈琲飲もうとしたんですが…そんな暇はなさそうですね」

    エレン「だな」

    董香「行くの?」
    (四方さんがこんなになるまでの相手をエレンは倒せるのかな…)

    エレン「じゃあ行ってくる」

    董香「待って!!」

    エレン「?」

    董香「その…」

    リオ(トーカさんは、自分の夫が四方さんの二の舞にならないかどうか心配してるんだ…)

    エレン「どうした?」

    董香「死なないでね…?」

    エレン「ったく、当たり前だろ?俺は死なねぇよ…それにいつも必ず約束は果たして帰ってくるって言ってるだろ?」

    董香「あなた…」

    エレン「俺は死なねぇ!約束だトーカ」

    董香「うん」
    (嫌な予感がするけど…ここは自分の夫を信じよう)

    リオ「それじゃあ行ってきます!」

    ──そして、店をあとにする2人

    四方「…俺は情けないな」

    董香「エレン達がきっとなんとかしてくれるよ」

    四方「…お前の旦那は強いな」

    董香「あ、当たり前でしょ!だって私の旦那だし//」

    四方(…縁談を持ちかけて来た時は瀕死にまで負いやったのを覚えているが…やはり結婚させたのは正解だったようだな)

    董香「兄さんは大丈夫なの?」

    四方「…俺は精神がやられてる……数日は休みたい」

    董香「わかった」

    四方「…1人で背負わせることになるな……すまない」

    董香「大丈夫だよ、心配しないで兄さん」

    四方「…あぁ」

    ----------金木/暁side----------

    金木「CCGの皆さんは元気にしてますか?」

    暁「あぁ」

    金木「ところで…もう怪我は大丈夫なんですか?」

    暁「あぁ」

    金木「そういえば──」

    暁「何が言いたい」

    金木「あ、えっと…」

    暁「はぁ…無理に話題を作って話さなくてもいいのだぞ?」

    金木「あはは」

    暁「ところで」

    金木「はい?」

    暁「超生物に勝てる見込みはあるのか?」

    金木「実際に戦った事がないので、勝算は微妙です」

    暁「そうか」

    金木「ですが、勝ちましょう…平和の為に」

    暁「私は正直驚いている」

    金木「?」

    暁「白鳩と喰種が行動を共にするのがだ」

    金木「たしかに驚きますよね」
    (でも僕は知ってる…未来では人間と喰種が共存してるって)

    暁「もしかしたら、共存する時代が来るかもしれないな」

    金木「そうですね」
    (鋭いな)

    エレン「あれ、カネキじゃねーの」

    金木「エレンとリオくんか」

    リオ「見つかりましたか?」

    金木「まだかな」
    (マイメロディーの服を着た人なんて見つかるわけないよ…)

    エレン「四方さんが4人と会ったらしい」

    暁「本当か?それは」

    エレン「はい…」

    暁「どうしたのだ?」

    エレン「えっと…」

    金木「?」

    エレン「四方さんが精神的にやられた」

    金木「あの四方さんが?」

    暁「うまく逃げられただけでも奇跡というべきか…」

    リオ「とりあえず皆を集めて一度出直しませんか?」

    暁「そうだな」

    金木「ですね、人探しは疲れますし」

    エレン「“人”探しかどうか微妙だけどな」

    暁「電話で私から皆に連絡する」

    ──電話で連絡をし、イクシードは本部へ集まる
  168. 169 : : 2016/01/30(土) 21:59:08
    リヴァイ「あいつが精神的にやられるとはな」

    有馬「超生物…どうやら一筋縄ではいきそうにないな」

    金木「明日探しましょうか」

    有馬「明日は俺とリヴァイだけでいい」

    金木「?」

    有馬「大人数で探せば俺達が逆に目立つ」

    金木「なるほど」

    リヴァイ「今度こそ方向を間違えるなよ」

    有馬「分かっている」

    リオ「じゃあ僕もそろそろ帰ります」

    富良「俺も帰るとすっかなぁ〜」

    金木「僕達も帰ろうか」

    エレン「だな」

    リオ「僕はウタさんのところへいきます」

    エレン「おう」

    ──イクシードメンバーと別れた後、エレンと金木は喫茶店へと戻る

    ----------喫茶店:re----------

    エレン「ただいまー」

    董香「おかえり、どうだった?」

    エレン「超生物を探すのはリヴァイさん達が担当になった」

    董香「そっか」

    金木「四方さんは?」

    董香「この店の二階で寝てるよ」

    金木「そっか」

    董香「数日は休むみたいだね」

    エレン「ならお前1人か…俺もこれからは店の方に専念するよ。捜索はリヴァイさん達に任せればいいし」

    金木「そうだね」

    董香「でもそれじゃあ…」

    エレン「妻1人に苦労させる旦那がどこにいるんだ?」

    董香「ばかっ//」

    金木「ラブラブだねー」

    エレン「だろ?」

    金木「そういえば、新くんはまだ帰ってきてないの?」

    董香「うん…少し心配だけどね」

    エレン「あいつは大丈夫だ」

    董香「まぁ自分の息子ぐらい信じないとな!」

    金木「それはいいんだけど、店の中でイチャイチャするのはどうかと…他のお客さんに迷惑かかるし」

    董香「ちっ…バカネキがいい所でいっつも邪魔してくんだよな」

    エレン「まぁいつでも出来るからいいじゃねぇかよ」

    董香「じゃあ今夜もしよ?」

    エレン「そっちの方は勘弁…」

    董香「あ?」

    エレン「し、します!」

    金木(結婚する前から分かってはいたけれど、やっぱり尻に敷かれてるね…エレンは)

    客「カプチーノ1つ!」

    董香「かしこまりました!」

    客「わぁ〜絵が上手いですね!」

    董香「ありがとうございます」

    客「綺麗な猫ですね!」

    董香「あ、あはは…では」

    エレン「猫だってよ?カネキ」

    金木「仕方がないよ」

    董香「ウサギを描いたつもりだったんだけど」

    エレン「犬かと思ってた…」

    金木「僕も」

    董香「お前ら後でしばく」

    金木「まぁまぁ落ち着いてよ」

    董香「うっさい!」

    エレン(こんな楽しい平和な世界……あんな奴等に潰されてたまるか!)

    ──そんな中、2人の男が来店する

    新「ただいまー」

    ?「俺っチ人見知りなんだけどなぁ…」

    金木「いらっしゃいませ」

    エレン「いらっしゃい…って、友達連れか」

    董香「こんにちは」

    ?「こ、こんにちは…」

    新「俺が言ってた助っ人だ」

    金木「この子が?」

    ?「ひいい!俺っチはチミみたいに強くないよ…」

    金木「お、俺っチ?」

    エレン「その口調は…」

    新「まぁ自己紹介ぐらいしとけよ」

    ?「い、いいんですか?」

    新「当たり前だろ?これから一緒に超生物ぶっ飛ばすんだからよ」

    金木「名前聞いてもいいかな?」

    ノエル「お、俺っチの名前は…ノエル・ジャガージャックです!よ、よよ、よろしくお願いします!!」

    金木/エレン
    (ジャガージャック!?)

    ──新の連れてきた“助っ人”は、どこか“あの人”に似ている人物であった…果たしてこの少年は一体
  169. 170 : : 2016/01/30(土) 21:59:24
    《おまけ》

    エレン「夏だ!海だ!水着の女だ!」

    金木「相変わらず上半身と下半身が分かりやすく離れてるんだねエレンは」

    リオ「なんで僕まで…」

    新「俺は女とヤれればいい」

    金木「そういうのはよくないよ、新くん」

    新「るっせーよ」

    金木(反抗期か…僕がこの年の頃はヒデとたくさん遊んでたなぁ)

    エレン「よしっ!まずは海に行こうぜ?」

    リオ「せっかく来たんですし、楽しみましょう!」

    金木「たまには息抜きも大事だしね」

    新「…」

    金木「新くんは来ないの?」

    エレン「おい新、早く行こうぜ?」

    新「や、やばい…」

    金木「…?」

    リオ「どうしたんですか?」

    新「ここに来る前家の中掃除してたんだよ…」

    金木「それがどうしたの?」

    新「おふくろが俺の部屋の中にいるかもしれねぇ…」

    金木「もしかしてエッチな本とかあったりして」

    新「あるけどちげぇよ!」

    エレン「?」

    新「海に行く前部屋にバルサンしてたんだよ……おふくろその時に部屋にいたかもしれない…」

    エレン「」

    金木「」

    リオ「」

    エレン「今日帰ったら楽しみだな」

    新「俺まだ死にたくねぇよ!!」

    金木「えっと…とりあえずご愁傷様だね、新くん」

    新「だから死にたくねぇよ!」

    リオ「遺書は正しいやり方で書きましょうね」

    新「NOーーーー!!!」

    ──一方、その頃董香は…

    董香「よしっ!新の部屋も掃除するか!」

    バルサン「ブシュー!」

    董香「え、ちょっ!きゃああああ!!」

    バルサン「…」

    董香「新……帰ってきたら…殺す!」

    お、わ、り
  170. 171 : : 2016/01/30(土) 21:59:54
    《次回更新予定日》

    01/31(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  171. 172 : : 2016/01/30(土) 22:01:01
    >>163 新強いです!w

    >>164 ありがとうございます☆
  172. 173 : : 2016/01/31(日) 01:57:30
    新どんまい笑
    期待!
  173. 174 : : 2016/01/31(日) 14:36:38
    >>173 2人友尻に敷かれてますね(>︿<。)
    ありがとうございます☆
  174. 175 : : 2016/01/31(日) 21:14:53
    22:00に更新します
  175. 176 : : 2016/01/31(日) 21:48:46
    期待
  176. 177 : : 2016/01/31(日) 21:49:15
    >>176 ありがとうございます☆
  177. 178 : : 2016/01/31(日) 21:49:20
    更新します
  178. 179 : : 2016/01/31(日) 21:49:39
    ノエル「は、はい!」

    エレン「ジャガージャックってマジかよ…」

    金木「ヴィッチさんの先祖に会えるとはね…予想外だよ」

    新「ヴィッチさんの先祖?なんの話だそりゃ」

    ノエル「さぁ…?」

    エレン「まぁよろしくな、ノエル!」

    ノエル「はい!」

    新「超生物はどうなってんだ?」

    金木「んーとね」

    ──金木は超生物の事についてすべて話した

    新「あの顎髭…精神的にやられたのかよ」

    董香「顎髭って言わない!」

    新「るっせーヤリマン」

    董香「は!?ざっけんな!」

    新「俺はもう少し優しいおふくろが良かったよ」

    エレン(それは同意だ…あえて言わないがそれは同意だ)

    董香「エレン」

    エレン「は、はい!」

    董香「あんたも新と同じこと考えてないよね?」

    エレン「まったくない!」

    董香「ふぅん…ならいいや」

    金木「あはは…」

    ノエル「ところで」

    エレン「ん?」

    ノエル「超生物を探している有馬さんとリヴァイさんは捜査官なんですよね?」

    エレン「まぁな」

    ノエル「信用していいんですか?」

    金木「超生物がいなくなるまでの間は…ね」

    ノエル「そうですか」

    金木「うん」

    ──少し暗い雰囲気になる金木達…だが、そこに古くからの知り合いが入ることにより場の空気は一転する

    董香「いらっしゃいま……クソ山かよ…」

    月山「アモーーーーレ!!」

    董香「うるさい」

    ノエル(なんだこの人…イタすぎる)

    新「あれ?MMちゃんおっひさー」

    月山「これはこれは…誰かと思えばMr新くんではないか」

    新「MMちゃん何しに来たんだ?」

    月山「君達が僕を仲間外れにして超生物を探していると聞いてね」

    金木(忘れてた…)

    エレン「変態野郎、いつまでいるんだ?」

    月山「君とカネキくんを、喰うまでさ!」

    董香「はぁ?エレンは私のものなんだけど?」

    エレン「俺を所有物みたいな言い方で言うのはやめろ」

    金木「ところで」

    月山「なんだい?カネキくん」

    金木「掘さんはどうしたんですか?」

    月山「彼女とは喧嘩をしてしまってね…今はとっても気まずい状況なんだ」

    エレン「なんで喧嘩したんだよ…夫婦喧嘩ならあるけど、お前らしないイメージだぞ?」

    月山「彼女は写真を撮るのが物凄く好きなのはもちろん知っているね?」

    董香「まぁ…」

    月山「朝起きた時、僕の寝顔を撮ったらしい」

    金木「愛する夫の寝顔を撮れるなんていいじゃないですか」

    月山「よくない!」

    エレン「なんでだよ…」

    月山「彼女が僕を最初に撮ったのは僕が御馳走を発見して喰おうとした時だ…」

    金木「そうなんですか」

    月山「許可なしに撮ったんだぞ!僕の許可なしに僕の写真を撮ってはいけないとあれほど言っていたのに…」

    エレン「あっそ」

    ノエル(やっぱりイタいこの人)

    月山「その後に僕が、その下手で魅力的でもなんでもない写真を消せと言ったら…」

    エレン「まぁそれが喧嘩の火種ね」

    月山「彼女は写真の事を馬鹿にされると激怒するんだ…まったく、困ったものだよ彼女には」

    新「40いってるんだっけ?」

    月山「今度聞いてみようか?」

    新「まぁ、俺が言いたいのは結構歳取ってるのにJKみたいだしすんごいロリ要素パネェよな」

    月山「そうかい?」

    新「奪っていい?あんたの女」

    エレン(でたよ…新の挑発)

    金木(はぁ…)

    月山「おやおや…その発言は聞き流せないな」

    新「犯してぇ」

    月山「no way!奪うというのならばコロス!彼女は僕のだ!」

    新「でも喧嘩してるんだろ?」

    月山「まぁ…それは……」

    新「謝りに行けよ、そんでもってたくさん写真を撮らせろ」

    月山「分かった!ではいってくるよMr新!君はやはり良き友だ!」

    エレン(新の奴追い出すのうめぇな〜)

    月山「さらばだ!」

    董香「勝手に入って勝手に出て行っちまったよ…」

    新「超生物…見つかるといいな」

    金木「見つかるだけじゃダメだ…摘まなきゃ」

    新「だな」
  179. 180 : : 2016/01/31(日) 21:50:02
    ──そして時は経過…翌日の朝7時

    エレン「んっ……」

    董香「起きて」

    エレン「んー…」

    董香「おーきーて」

    エレン「ん…」

    董香「おーきーて……」

    エレン「…Zzz」

    董香「起きろよテメェ!!」

    エレン「がはっ!!」

    董香「起きろ!」

    エレン「ばっ!急に腹パンすんなよ!!」

    董香「起きないからだろ!」

    エレン「お前なぁ…」

    董香「遅いよ起きるの」

    エレン「今日店は定休日だろ?」

    董香「あ、そうだった」

    エレン「…」

    董香「てへぺろ」

    エレン「やめてくれ、吐き気がする」

    董香「あ?」

    エレン「昨日の夜寝かせなかったのが悪い」

    董香「仕方ないでしょ…ばかっ」

    エレン「朝からやるか?」

    董香「!?」

    エレン「どうする?」

    董香「いいの…?」

    エレン「嘘に決まってんだろバーカ」

    董香「ちっ…」

    エレン「今夜もしてやるから大丈夫だよ」

    董香「むぅ…」

    エレン「ったく」

    ──拗ねている董香をそっと優しく抱きしめるエレン

    董香「エレンあったかい…」

    エレン「俺って滅多に好きとか言わねぇだろ?」

    董香「まぁ…私の方が言ってるかも?」

    エレン「お前って時々本当に好かれてるのか自信なくす時あるからよ」

    董香「それは…」

    エレン「永遠に愛し続けるってあの時言っただろ?」

    董香「うっ……」

    エレン「俺はそばにいるし、ずっといるし、好きだし、俺もお前といたいんだよずっと死ぬまで」

    董香「うん」

    エレン「今日死ぬわけでもないし、これからずっとお前といる…だからあまり焦るなよ?2人目欲しいんだったら時間かけてゆっくり作ればいいし、夜も愛してやるからよ」

    董香「あなたのそういう所が好きだよエレン」

    エレン「ありがとな」

    ──数日後、エレンは死ぬこととなる

    エレン「今日はテレビでもみるか」

    董香「超生物と喰種のニュースしかやってなさそうだね」

    エレン「だな…店が休日の日はかなり暇だ」

    董香「ねぇ」

    エレン「ん?」

    董香「デート…したい」
    (ダメかな…いつもめんどいって断られてるし……)

    エレン「デートか、いいぜ」

    董香「ほんと!?」

    エレン「いつもは照れくさくて、めんどいとか理由付けて拒否ってたけど…俺もお前としっかり向き合いてぇし俺もデートがしたい」

    董香「じゃあ遊園地行きたい!」

    エレン「お前…それはいいけど全裸でしかも子供みたいに、はしゃぐなよ……」

    董香「すぐに着替えて行こ?」

    エレン「わかったわかった」

    董香「やったー♪」

    エレン(ころころ変わる奴だな…まぁそんなお前が好きなんだけど)

    ──そして2時間後の朝9時

    新「あれ?お前らどこいくんだ?」

    董香「デート」

    エレン「そういうこと」

    新「そっか、気をつけてな」

    ノエル「お気をつけて!あ、それと…昨日の喘ぎ声全然気にしてないので!」

    エレン「!?!?」

    董香「!?!?」

    新「録画と録音はしてねぇから安心しろ!研ちゃんに見せるつもりもねぇから安心しろ!」

    董香「ちょ!!」

    エレン(新には敵わない…)

    新「いってらっしゃ〜い」

    ──そう言い、2人のケツを蹴飛ばして玄関から外へ飛ばす新

    エレン「いってー…」

    董香「ったく…!」

    エレン「まぁ…行こうぜ?」

    董香「うん…//」

    ──デートで心踊らせている2人とはよそに、2人の捜査官は超生物を探し当てることに成功する

    有馬「聞いた特徴と一致するな」

    リヴァイ「あぁ…マイメロディーの服を着ている」

    ヤッケ「なんだ?貴様らは」

    有馬「お前らを排除する」

    リヴァイ「覚悟しろ」

    ドー「ほう?」

    サエー「人間の分際で…」

    ゼヴォス「ここでは人が多い…余が生まれた場所は広くて誰もいない…そこでどうだ?」

    リヴァイ「いいだろう」

    ──そう言われ、アジトへ案内される2人

    ゼヴォス「ここならばいいだろう」

    有馬「あぁ」

    ゼヴォス「ヤッケ、ドー」

    ヤッケ「はっ!」

    ドー「はっ!」

    ゼヴォス「2人を殺せとまでは言わぬが…好きにしろ」

    有馬「くるぞリヴァイ」

    リヴァイ「構えろよ有馬」

    有馬「あぁ…」

    有馬/クインケ
    〔ナルカミ〕

    リヴァイ/クインケ
    〔ユキムラ〕

    ──最強捜査官2人と超生物2人……両者激突!
  180. 181 : : 2016/01/31(日) 21:50:27
    《おまけ》

    新「研ちゃんって精神が強いらしいな」

    金木「拷問を受けていた時肉体と精神はかなりやられたけど、その時その両方も成長した」

    新「俺精神的に弱いから無理だ」

    金木「なにが?」

    新「親父は人をけなすのが上手い」

    金木「僕にそんなのは通用しないよ」

    新「ほんとかぁ?」

    金木「うん」

    新「じゃあ試してみるか」

    金木「うん、試そうか」

    新「という訳で!けなしてくれよ」

    エレン「いやだよ…けなした後仲が悪化したらどうするんだよアホ」

    金木「けなす程度で壊れるほど僕とエレンの友情は脆いの?」

    エレン「違うけど…」

    新「けなせたら佐野ひなこの手ブラ写真送るぜ?」

    エレン「よし、けなしてやる」

    金木「」

    新「では、どうぞ!」

    金木「無駄だよ」
    (そんなのは効かない…)

    エレン「えーっと」

    新(勝つのはどっちだ???)

    金木(僕が精神的に堪えてみせる…!)

    エレン「じゃあ言いまーす」

    金木(こい)

    エレン「人間でも喰種でもない中途半端な生き物野郎と家族やってるミカサが可哀相だ……」

    金木「そういう心に来るのはやめてくれ…」

    新「親父の勝ちいいいい!!!」

    エレン「よっしゃああああ!」

    金木「エレン嫌い」

    エレン「ちょ!」

    金木「摘んでやる…!」

    エレン「す、すみませんでしたぁぁぁぁあ!!!」

    新「チャンチャン♪」

    お、わ、り
  181. 182 : : 2016/01/31(日) 21:51:06
    《次回更新予定日》

    02/01(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  182. 183 : : 2016/01/31(日) 22:55:37
    エレン数日後に死ぬのか!?
    日にち過ぎるの速すぎる((((;゚Д゚))))
    トーカちゃんデートたのしんで〜!
    リヴァイ、有馬頑張ってー!
    期待!
  183. 184 : : 2016/02/01(月) 17:17:25
    《余談》

    今日更新しますが、少し遅れます。。。。
  184. 185 : : 2016/02/01(月) 21:59:03
    22:30に更新します
  185. 186 : : 2016/02/01(月) 22:23:09
    更新します
  186. 187 : : 2016/02/01(月) 22:23:19
    ──超生物と遭遇した2人はアオギリの元アジトに案内され、死闘を始めるのである

    ヤッケ(なんだこの男…明らかに人の動きではない)

    有馬「どうした、君の力はその程度か?」

    ヤッケ「そのクインケ…喰らったら危ないな」

    有馬「クインケを知っているのか?」

    ヤッケ「4人共地球に存在する知識のほとんどを勉強した」

    有馬「そうか」

    ヤッケ「お前強いな」

    有馬「…」

    ヤッケ「…!」

    ──有馬はヤッケの隙を突いて、脇腹に攻撃を仕掛ける

    ヤッケ「がはっ!」

    有馬「残念だ、この程度とはな」

    ヤッケ「黙れ」

    ──ナルカミの攻撃を喰らってうずくまったヤッケは、すぐさま攻撃に転じる

    有馬「…」

    ヤッケ「なっ!」

    有馬「わざとうずくまったのは分かっている」

    ヤッケ「…」

    ──距離を一旦取ったヤッケは、次の戦術を考える

    ヤッケ(コイツとてつもなく強いな…本当に人間なのか?)

    有馬「ふっ…」

    ──次の瞬間、有馬はナルカミの先から電撃をヤッケに向け放出する

    ヤッケ「…!」

    ──迫り来る電撃を避けるヤッケ

    ヤッケ(何の造作もないな)

    有馬「今か…」

    ヤッケ「その程度か」

    有馬「誰がその程度なんだ?」

    ヤッケ「なっ…いつの間に!」

    有馬「この一撃…耐えられるか?」

    ヤッケ「やめろ…やめろおお!!」

    有馬「…」

    ──ヤッケが電撃を避ける中、有馬は素早くヤッケの背後に回りナルカミでヤッケの首を切断する

    ヤッケ「ぐっ…ふぁ……」

    有馬「首を切断しても尚、喋れるか」

    ヤッケ「やはり戦闘経験…の……さ…」

    有馬「静かに眠れ、お前は俺のクインケにする」

    ヤッケ「…」

    ──超生物ヤッケ・死亡

    ──ヤッケを倒した有馬はリヴァイの方へ視線を移す

    有馬(助けに行きたいけど、行ったら行ったで怒られるから止めておくか…)

    ──一方その頃リヴァイは

    ドー「ヤッケめ…やられおって」

    リヴァイ「おい」

    ドー「なんだ?」

    リヴァイ「随分と余裕を見せてくるな…イラつくぜ」

    ドー「お前如き大した相手ではない」

    リヴァイ「そうか」

    ドー「あの白髪の方が強そうだ」

    リヴァイ「無敗の捜査官だからなアイツは」

    ドー「ほう?無敗か……興味がある」

    リヴァイ「安心しろ」

    ドー「…!」

    ──次の瞬間リヴァイはドーに急接近し、クインケで腹部を貫通させる

    ドー「がはっ!」

    リヴァイ「俺も無敗の捜査官だ」

    ドー「クソっがっっ…」

    リヴァイ「今まで攻撃をしてこなかったのは、お前の攻撃パターンを全て見極めるためだったんだよ」

    ドー「せめて楽に殺してくれ……」

    リヴァイ「あぁ…」

    ──クインケを振りかざして、振り下ろそうとするリヴァイ…だが、サエーによって止められてしまう

    リヴァイ「…!」

    サエー「お前のクインケを手で掴んでやったぞ!!」

    リヴァイ「ちっ…」

    ──クインケを掴まれたリヴァイは奪い返すのが不可能と判断し、距離をとる

    有馬「リヴァイ」

    リヴァイ「分かっている、サエーは幾度かの戦闘でヤッケとドーよりも戦闘経験が豊富だ」

    サエー「これがクインケか…素晴らしいな」

    ゼヴォス「ヤッケとドーを戦闘不能に追い込むとはな」

    サエー「ヤッケは死亡しました」

    ゼヴォス「後で生き返らせればよかろう」

    有馬(3体2は流石にキツイな)

    リヴァイ「クインケは取られちまってる」

    有馬「詰んだな」

    ──次の瞬間、ヤッケとドーの傷が修復していく

    ドー「ありがとうございます…瀕死でしたので危なかった」

    ゼヴォス「ヤッケはあと数秒で生き返る」

    サエー「どうしますか?この捜査官達は」

    ヤッケ「ん…っ……」
  187. 188 : : 2016/02/01(月) 22:23:34
    有馬「絶体絶命とはまさにこの事だな」

    リヴァイ「有馬、俺が囮になるからお前だけでも逃げろ」

    有馬「ふざけるな」

    リヴァイ「お前こそふざけるな」

    有馬「なんだと?」

    リヴァイ「俺一人の命より、人類の命が大事だ」

    有馬「大事だと?」

    リヴァイ「あぁ」

    有馬「リヴァイ…お前こそふざけるな」

    リヴァイ「なに?」

    有馬「お前も俺もその“人類”の中の命だ…それに、命に重さや数など関係ない」

    リヴァイ「つまり見捨てないということか」

    有馬「あぁ」

    リヴァイ「呆れるぜ」

    有馬「俺はそういう男だ」

    ゼヴォス「安心しろ」

    リヴァイ「?」

    ゼヴォス「余は苦痛を与えないで殺すのは慣れていない為、その行為を実行するのは不可能だ」

    有馬「…」

    ゼヴォス「だが、気絶させてから殺せば楽に死ねるだろう」

    有馬「リヴァイ」

    リヴァイ「あぁ…俺達の負けだ」

    有馬「コイツは隙がなさすぎる」

    リヴァイ「ちっ…」

    有馬「クソっ……」

    リヴァイ「だが最後まで反撃はするぞ有馬、でなければ特等捜査官の名が廃る」

    有馬「あぁ」

    ゼヴォス「…」

    ──次の瞬間ゼヴォスはリヴァイの横に瞬間移動し、手刀で気絶させる

    有馬「リヴァ──…っ!」

    ──次に有馬の横に瞬間移動し、手刀で気絶させる

    サエー「手刀2発で2人を気絶させるとは…」

    ドー(やはり我々とは別次元……)

    ゼヴォス「よしっ…では気絶している間に殺めるとしよう」

    サエー「ゼヴォス様が直々に?」

    ゼヴォス「最後まで反撃しようとしたその心意気…誠に感服し感銘を余は受けた。こやつらを殺める際、苦痛を与えて殺める事など無礼であろうが」

    サエー「はっ!」

    ドー「素早く首を切断すれば問題ないかと」

    ヤッケ「私は、首を素早く切断されたおかげで苦痛なく死んだ」
    (まぁ生き返らせてもらったが…)

    ゼヴォス「生き返ったか」

    ヤッケ「ありがとうございます」

    ゼヴォス「うむ」

    サエー「起きる前に殺しましょう」

    ゼヴォス「うむ」

    ──そう言い、両手を上げて気絶しているリヴァイと有馬の首を手で切断しようとするゼヴォス

    ゼヴォス「さらばだ…最強の捜査官達よ」

    ──次の瞬間、ゼヴォス両手が両者の首に向かい振り下ろされる……

    リヴァイ「…」

    有馬「…」
  188. 189 : : 2016/02/01(月) 22:23:49
    《おまけ》

    董香「女子会ってあんまりしたことないから何すればいいのか分からない…」

    イトリ「そりゃーガールズトークよガールズトーク!」

    ミカサ「ガールズトーク…女の話?」

    イトリ「そうだよミカサっち〜」

    ミカサ「ミ、ミカサっち…」

    董香「どんな話がいいんですかねー?」

    イトリ「布団事情とかでいいんじゃないかな?ほらほら!もう夜の時間だしいいじゃない?」

    董香「布団事情か……あーもう!!」

    ミカサ「どうしたの?トーカ」

    董香「クソエレンの奴さ!全っ前愛してくんないんだよな!!」

    ミカサ「血酒飲ませすぎですよイトリさん」

    イトリ「えへへー☆」

    董香「新婚の時は毎日シてたのに、新が生まれてから全然シてくれない…」

    ミカサ「エレンが嫌がってるの?」

    董香「そうじゃないけど…」

    ミカサ「そういう時はね」

    董香「ん?」

    ミカサ「ごにょごにょごにょごにょ」

    董香「なるほど…そう言えばいいのか」

    ミカサ「エレンにそう言えば大丈夫…なぜならエレンはそういうのに弱いから」

    董香「よしっ…!あたし今夜でもいいから言ってみるか!」

    イトリ「そう言えばトーカちゃんはさ〜」

    董香「はい?」

    イトリ「一人称ってわたし?あたし?」

    董香「基本わたしですけど、あたしになる時がありますね」

    イトリ「そっかぁー」

    董香「でも…」

    ミカサ「?」

    イトリ「?」

    董香「エレンやあなたって言ってる回数の方が多いかな////」

    イトリ「こりゃあ重症だね〜」

    ミカサ「ですね」

    イトリ「でもいいものよ?結婚して、子供が出来てなお夫に対する愛は増え続けてるのは」

    ミカサ「なるほど…」

    董香「私、家に戻る!」

    イトリ「はいはーい、また来てね〜」

    ----------エレン宅/ベッド----------

    董香「ねぇあなた」

    エレン「…ん?」

    董香「好き」

    エレン「あぁ」

    董香(好きぐらい言えよクソ)

    エレン(なんかこっち睨んできてるんだけど…俺なにかしたのかな……)

    董香「二人目作りたいんだけど?」イライラ

    エレン「め、めんどい」
    (イライラ収めろよまず…)

    董香「ねぇ、エレン」
    (今こそミカサが言ってたあの言葉を…)

    エレン「ん?」

    董香「アンタが夜の相手してくれないなら、カネキとしよっかな〜」

    エレン「は…?」

    董香「どうしようかな〜」

    エレン「浮気すんなよ」

    董香「えー」

    エレン「だぁーもー!分かった!」

    董香「してくれるの?」

    エレン「浮気しないならな」

    董香「バーカ、するわけないでしょ?」

    エレン「騙したな!」

    董香「するわけないじゃん、アンタ以外の男いらないし」

    エレン「ったく…ほら抱き締めてやるから近寄れよ」

    董香「大好きエレン」

    エレン「俺もだよ」

    ──愛し合う一方、新は静かに盗撮をしていた

    新(よしっ…!これで弱みを握ったぞ!)

    ──あんっ!強すぎ!

    ──うっせぇ

    新(生々しい…)

    ──その翌日、董香とエレンは新の撮った盗撮で恥をかくこととなる

    お、わ、り
  189. 190 : : 2016/02/01(月) 22:24:37
    《次回更新予定日》

    02/02(火)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  190. 191 : : 2016/02/01(月) 22:25:29
    >>183 ありがとうございます☆
  191. 192 : : 2016/02/02(火) 01:11:53
    リヴァイ、有馬が瞬殺だと!?

    ギャグ毎回面白いです!
    期待!
  192. 193 : : 2016/02/02(火) 21:55:16
    >>192 いつもこめんとありがとです!
  193. 194 : : 2016/02/02(火) 21:55:20
    更新します
  194. 195 : : 2016/02/02(火) 21:55:31
    ゼヴォス「さらばだ…最強の捜査官達よ」

    ──次の瞬間、ゼヴォス両手が両者の首に向かい振り下ろされる……

    リヴァイ「…」

    有馬「…」

    ──ゼヴォスの両手が2人の首元に当たるほんの少し手前で、ゼヴォスは吹っ飛ばされる

    ゼヴォス「がはっ!」

    ?「…」

    ヤッケ(いつの間に…!)

    ドー「ゼヴォス様!!」

    サエー「なんだコイツは…」

    ──ゼヴォスを吹っ飛ばした謎の長身男は、2人を抱えてその場から消える

    ヤッケ「逃がすか!」

    ゼヴォス「待て」

    ヤッケ「なぜです…相手はゼヴォスを吹っ飛ばした男!」

    ゼヴォス「ククッ…」

    ドー「?」

    サエー「?」

    ゼヴォス「フハハハハ!!」

    ヤッケ「…?」

    ゼヴォス「完全に不意を突かれたわ!見事な他あるまいな」

    ヤッケ「今すぐにでも…」

    ゼヴォス「追わんでよい」

    ヤッケ「しかし…」

    ゼヴォス「日時が過ぎる度に、余の体に何かしらの変化が起きている」

    ヤッケ「変化…?」

    ゼヴォス「余はまだ生まれて4日…1日目は瞬間移動が出来た。2日目は相手の感情を読み取ることが出来た。3日目は目を閉じるだけで全世界の全生物の位置などが分かるようになった。そして今日……」

    ドー「今日は…?」

    ゼヴォス「余に初めて慢心が出来た。吹っ飛ばされたのは慢心していたが故である」

    ドー「追わない理由はなぜですか?」

    ゼヴォス「追ったところで余が殺してしまう」

    サエー「いいことではありませんか」

    ゼヴォス「2人の捜査官は強かった。お前らを始末できるほどだからな」

    ヤッケ「はい…」

    ゼヴォス「そんな輩がまだまだいるとしたらどうする?」

    ドー「それだけ脅威が増えます」

    ゼヴォス「脅威を楽しむのだ」

    ヤッケ「楽しむ…?」

    ゼヴォス「我々は強すぎる。ならばせめて、強い奴を出来るだけ残して戦うのが余興というものよ」

    ドー「つまり、余興の一環である彼らを殺してしまえば楽しみが減ると?」

    ゼヴォス「うむ」

    ドー(戦闘狂というわけか……)

    ゼヴォス「そうだ、余は戦闘狂だ」

    ドー「…!」

    ゼヴォス「先程言ったであろう?余は生物の感情を読み取ることができると」

    ドー「そうでした…」

    ──一方、有馬とリヴァイを助けた謎の長身男はCCG本部へ来ていた

    ?「…」

    男性「…!?」

    ?「この2人を」

    男性「はい!」

    ──そう言い、男性は2人を治療室へ運ぶ

    男性「あの!貴方もぜ──ってあれ?いない…」

    ──謎の長身男は2人を届けた瞬間、その場から逃げるようにCCG本部から消える

    男性(一体誰だったんだろう…でも今は有馬さんとリヴァイさんを治療室へ運ばなきゃ!)

    ──それから数時間後、有馬とリヴァイは目を覚ます

    有馬「んっ…ここは……」

    リヴァイ「あの世か?」

    有馬「病院だな」

    リヴァイ「いや…ここはCCG本部にある第一体制緊急特別治療室の中だ」

    有馬「言われてみればそうだな」

    リヴァイ「俺達もついに無敗ではなくなったな」

    有馬「あぁ…」

    男性「体調はどうですか?」

    有馬「大丈夫だ」

    リヴァイ「良好だ」

    男性「よかったです…あ、和修常吉様が来られているので通しますね」

    リヴァイ「あのじいさんが?」

    有馬「口を慎め…」

    リヴァイ「ふん」

    和修「ごほん!」

    リヴァイ「この無様だ…」

    和修「うむ…先程の男性捜査官の報告によれば、フードを被った長身男がここへ運んでくれたとの事だ」

    有馬「長身男?」

    和修「もうひとつ」

    リヴァイ「?」

    有馬「?」

    和修「クインケを着ていた」

    リヴァイ「クインケを?」

    有馬「クインケを?」
  195. 196 : : 2016/02/02(火) 21:55:44
    和修「アラタを着ていたとの事だ」

    リヴァイ(アラタ…?)

    有馬「…」

    和修「つまりはそういう事だ」

    ──そう言い、緊急治療室を出る和修常吉総議長

    リヴァイ「アラタってのはなんだ?」

    有馬「アラタはクインケだ」

    リヴァイ「それは分かっている」

    有馬「昔、亜門鋼太朗という喰種捜査官がいてな」

    リヴァイ「あぁ」

    有馬「その喰種捜査官が最後に使用していたクインケがアラタだ」

    リヴァイ「昔ってどれくらい昔だ?」

    有馬「20年以上は経つな」

    リヴァイ「お前とじいさんは、その長身男が亜門鋼太朗だと思っているのか?」

    有馬「少なくとも俺はな」

    リヴァイ「そうか」

    有馬「あぁ」

    リヴァイ「まぁいい」

    有馬「さて…これからどうする?」

    リヴァイ「エレンの奴に電話する」

    有馬「そうか」

    リヴァイ「この部屋にカネキとリオとエレンと新の奴を招集させる」

    有馬「新?」

    リヴァイ「あぁ、エレンのガキだ」

    有馬「そうか」

    リヴァイ「今から電話をするから静かにしろ」

    有馬「あぁ」

    ──リヴァイはエレンに電話をかけるが、一向に繋がらない

    リヴァイ「ちっ…なんで繋がらないんだ」

    有馬「マナーモードなんじゃないか?」

    リヴァイ「チーハン野郎が……」

    有馬「ん?」

    リヴァイ「なんでもない、こっちの話だ」

    有馬「そうか」
    (仕方がない…俺からアイツにかけるか)

    リヴァイ「弱ったな」

    有馬「リヴァイ、俺がハイセに電話する」

    リヴァイ「分かった、任せる」

    有馬「あぁ」

    ──そう言い、電話をかける有馬

    金木〔もしもし?〕

    有馬〔俺だ〕

    金木〔有馬さん、どうしたんですか?〕

    有馬〔大至急…ハイセ、エレン、リオ、新をCCGの緊急特別治療室に来てくれ〕

    ──そして有馬は、全ての出来事を話す

    金木〔分かりました〕

    有馬〔あぁ…〕

    リヴァイ「どうだった?」

    有馬「来るまで待とう」

    リヴァイ「そうだな」

    ──一方、エレン達は久々のデートを楽しんでいた……ただ1人を除いて

    董香「ねぇ、次はあれに乗ろう!」

    エレン「ちょ…まってくれ……」

    董香「あ?」

    エレン「い、いきます!」
    (ジェットコースター怖ぇ…立体機動装置は平気なのに俺……)

    董香「あなた、腕組みしよ?」

    エレン「へいへい」

    ──次の瞬間、ポケットに違和感を覚える

    エレン(電話か?)

    金木〔もしもし〕

    エレン〔カネキか、どうした?〕

    金木〔えっとね〕

    ──金木は、エレンに有馬とリヴァイについて話した

    エレン〔分かった!今すぐ行く〕

    金木〔うん、先に行って待ってるね〕

    エレン〔あぁ〕

    董香「どうしたの?」

    エレン「有馬さんとリヴァイさんが超生物のゼヴォスって奴と戦って、病院送りにされた」

    董香「あのリヴァイさんが……」

    エレン「デートはまた今度だ、俺はCCGに行く!」

    董香「うん……」

    エレン「どうした?トーカ」

    董香「何でもな──っ!」

    ──察したエレンは董香を抱きしめる

    エレン「デートは、超生物を倒したら行こうぜ?」

    董香「うん…!約束だよ?」

    エレン「あぁ」

    ──だが、その約束が守られる事は永久になくなる

    董香「私は家に戻ってるね」

    エレン「新にも言ってくれ」

    董香「分かった」

    ──そう言い、2人はそれぞれの方向へ進む

    ──董香は新の所へ

    ──エレンはCCGへ

    ──決戦の日はさらに近づく…!
  196. 197 : : 2016/02/02(火) 21:55:56
    《おまけ》

    金木「思い出話でも語らない?」

    エレン「いいなーそれ」

    新「ヤってる時に中でコン〇ームが破けて孕ませそうになった事が思い出かな」

    エレン「お前は下ネタ以外になにかねぇのかよ…」

    新「前作の東京喰種future見てきたぜ!面白かった」

    エレン「だろ?」

    新「りゅうせいが俺の子孫か」

    金木「りゅうせいって読まないよ」

    新「は?霧島流星で、きりしまりゅうせいだろ?」

    エレン「ちげーよ名前の方」

    新「え…なに」

    金木「ホリンで、流星だよ」

    新「そうなのぉ!?」

    エレン「あぁ」

    新「俺だけじゃなくて、多分これ見てる読者もりゅうせいって読んでたんじゃねぇか?」

    金木「あ、たしかに」

    エレン「まぁ仕方ねぇだろ」

    新「つか思い出話するよりとんでもねぇ勘違い話聞いちまったよ…」

    エレン「だな、思い出話は次回にするか」

    新「そういえばお前後数話で死ぬらしいな、御愁傷様」

    金木「僕も言い忘れてた、御愁傷様」

    エレン「せっかく忘れてたのに!!」

    金木/新
    《チャンチャン♪》

    お、わ、り
  197. 198 : : 2016/02/02(火) 21:56:24
    《次回更新予定日》

    02/03(水)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  198. 199 : : 2016/02/02(火) 22:23:43
    エレンが死ぬの?ぇぇぇぇぇぇえぇぇぅぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇえ 面白くないぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃいぃぅぅぅぅぅぅうぃぃぃぃぃいぃぃぃい
  199. 200 : : 2016/02/02(火) 22:35:59
    ?の人クインケ付けていてアラタって、言ったら亜門君しか思いつかなかった!けど当たってた!
    おまけの流星ってりゅうせいって読んでました笑
    期待!
  200. 201 : : 2016/02/02(火) 23:54:57
    なぜだろう、ハンターハンター思い出す
  201. 202 : : 2016/02/03(水) 07:00:16
    >>199 しんじゃいます^^;
  202. 203 : : 2016/02/03(水) 07:01:09
    >>200 やっぱりw
    ありがとうございます☆
  203. 204 : : 2016/02/03(水) 07:01:48
    >>201 なるほど、わかりますw書いてて思いました
  204. 205 : : 2016/02/03(水) 20:10:25
    《お知らせ》

    すみません、明日テストなので今夜は早めに寝て明日に備えたいと思います

    なので今夜は更新できません…すみません……

    明日は更新します!

    やっぱり毎日投稿はムズかしいなー(>︿<。)
  205. 206 : : 2016/02/03(水) 21:17:20
    おぉー!
    テストですか!!
    早く寝て明日頑張って下さい♪
    満点目指して
    (。・ω・。)o"エイ(。・ω・。)o"エイ(`・ω・´)ノ"オゥ!!
    期待!
  206. 207 : : 2016/02/04(木) 09:46:23
    《お知らせ》

    どうも、龘∫です

    えー…このSSが書き終わったら、新しくSSを書こうと思います

    作品名は東京捜査官(仮)で、東京喰種のSSです

    お知らせは以上です

    P.S.今夜は更新できます(^o^)
  207. 208 : : 2016/02/04(木) 21:49:41
    >>206 ありがとうございます☆
  208. 209 : : 2016/02/04(木) 21:49:50
    更新します
  209. 210 : : 2016/02/04(木) 21:50:06
    ──自宅へ着いた董香は、新に事情を説明する

    新「わかった、行こうぜノエル」

    ノエル「分かりました」

    新「支度は出来てるか?」

    ノエル「もちろんです」

    新「ならCCG本部に行くぞ」

    ノエル「はい!」

    ──そう言い、本部へ向かう2人

    董香「2人共がんばっ──げほっげほっ!」
    (なに今の…急に吐き気が……変なものは食べていないのに)

    ----------CCG/緊急治療室----------

    エレン「カネキ!」

    金木「皆着いたみたいだね」

    リヴァイ「新はまだか?」

    エレン「あと少しで来ると思います」

    有馬「リオくんもハイセもエレンくんもそこに座って」

    金木「はい」

    リオ「イクシードの人達は?」

    リヴァイ「特等は暇じゃない、ここに来る時間すらないからな」

    有馬「超生物を探してくれているんだ」

    金木「よく生き延びられましたね」

    有馬「長身男のおかげだ」

    エレン「長身男?」

    リヴァイ「話によると、そいつはクインケのアラタを着ていたらしい」

    エレン(アラタ…あの篠原って奴が昔着ていたやつか)

    金木「クインケのアラタを着ている長身男…」

    リヴァイ「そういうことだ、だが今は一旦“ソイツ”は置いておけ…超生物の方が最優先だ」

    金木「はい」
    (亜門さん……)

    ──エレンの到着から数分後新達もやってくる

    新「遅れた!」

    リヴァイ「遅いぞ新」

    新「るっせー」

    有馬(リヴァイにうるさいだと……コイツ命知らずなのか?)

    リヴァイ「そこにいるもう1人は?」

    ノエル「ノエル・ジャガージャックです!」

    リヴァイ「こんな奴を呼んだ覚えはないが?」

    新「戦力になる」

    リヴァイ「分かった」

    金木「それで…今後の対策ですが」

    有馬「あぁ、今からそれを──」

    ──これからの作戦を言おうとした瞬間、大地震が起きる

    リヴァイ「なんだ!」

    新「この地震デケェ…!」

    リオ「頭上の物に気をつけてください!」

    有馬「安心してくれ、この部屋は頑丈だ。無論CCGもな」

    金木「みたいですね」

    新「テレビをつけるぞ」

    ──新はテレビをつける

    ──そこには市街地が一瞬で砂場に変わる瞬間が放送され、観ていたものを唖然とさせる

    有馬「東京都内だ…」

    リヴァイ「何区か分からないほどに荒れているな」

    リオ「建物が沢山建っていた市街地が一瞬にして砂場に…」

    エレン「こうしちゃいられねぇ!」

    有馬「待て、エレンくん」

    エレン「んだよ!超生物の仕業に決まってんだろ!」

    リヴァイ「落ち着け!」

    エレン「…っ!」

    金木「超生物の仕業なのは分かってる。でも市街地を一瞬で砂場に変える奴をどうやって倒す……いや、殺すかが問題なんだ」

    エレン「俺とお前の潜在能力コンビで挑めばいいだろうが」

    金木「どうやって?」

    エレン「俺のヘヴンズタイムで時間止めて、お前のソニックで一瞬で相手に近付いて7秒以内にぶっ殺すんだよ」

    リヴァイ「まて…言っている意味がわからない」

    新「潜在能力知らないのか?」

    リヴァイ「なんだ?それは」

    有馬「俺も初めて聞く」

    新「潜在能力ってのは」

    ──新は潜在能力について説明する

    リヴァイ「なるほどな」

    有馬「俺達にはないが、エレンくんとハイセにはあるという事か」

    新「俺にもある」

    リオ「一応僕にも」

    ノエル「自分は…ないです」

    リヴァイ「時止めと高速移動で殺せる自信はあるのか?」

    エレン「あるのか、やれるか、じゃありませんよ…やるしかないんです」

    リヴァイ「そうだな」

    有馬「俺達も行こう…怪我は我慢するしかない」

    リヴァイ「俺達が弱音を吐くわけにもいかないからな」

    有馬「クインケはどうする?」

    リヴァイ「この間俺がぶっ殺したSSレート喰種レギオンのクインケを使う」
  210. 211 : : 2016/02/04(木) 21:50:23
    有馬「そうか」

    金木「ヤッケとドーは有馬さんとリヴァイでも倒せたということですね?」

    有馬「あぁ、単体でなら負けない」

    リヴァイ「俺もだ」

    有馬「だがゼヴォスに関しては無理だ…全盛期の時ならば傷ぐらい負わせられたかもしれないが、今はもうかなり歳がいっている」

    リヴァイ「それでも十分化け物だ」

    有馬「喰種を千人切りした化け物に言われたくないな」

    新「ちんたら話してないで行こうぜ」

    ──ここから時を遡ること30分前、董香が自宅に着く時間である

    ----------アオギリ元アジト----------

    ゼヴォス「余は阿呆だな」

    ヤッケ「急にどうなされました?」

    ゼヴォス「ヤッケよ、お前はあの2人の捜査官より強い」

    ヤッケ「まぁ…戦闘経験の差のみが問題ですが」

    ゼヴォス「そこだヤッケ…いや、3人共」

    ドー「?」

    サエー「?」

    ゼヴォス「戦闘経験を積むにはどうすればいい?」

    ヤッケ「戦闘をするのがいちば──っ!」

    ゼヴォス「気付いたか」

    ドー「なるほど…」

    サエー「そういう事か」

    ゼヴォス「我らは我らで修行を積めばいいだけの話なのだ…それで戦闘経験の差は埋まる」

    ヤッケ「さすがゼヴォス様!」

    ゼヴォス「うむ」

    ──それから15分後、ゼヴォス達はたったその時間だけで飛躍的に強くなる

    ヤッケ「我々は超生物…生物とは比べ物にならないほどの吸収量だな」

    ゼヴォス「うむ…少し試したい事がある」

    ドー「試したい事とは?」

    ゼヴォス「このアジトだけではつまらぬだろう…?新しく宮殿を作るのはどうだ」

    サエー「どうやって?」

    ゼヴォス「まずは建物だらけの市街地を適当に潰す…そこを荒地とすれば良かろう」

    ヤッケ「その後は?」

    ゼヴォス「余の潜在能力で建物を生む」

    ヤッケ「なるほど…それならば出来ます」

    ゼヴォス「では行くぞ」

    ヤッケ「はっ!」

    ドー「はっ!」

    サエー「はっ!」

    ──次の瞬間ゼヴォスは背中から羽を出し、3人を掴まえて空を飛ぶ

    ----------市街地----------

    ゼヴォス「うむ…ここでいいだろう」

    ──場所を決めたゼヴォスは、手を機械に変形させる

    ヤッケ(潜在能力の一種か…?)

    ゼヴォス「余に強く掴まれ…衝撃波が4秒後にやってくる」

    ──そう言い放ったゼヴォスは、手から何かを放出する

    ──次の瞬間、市街地は一瞬にして砂場へと姿を変える

    ドー「すごい…」

    サエー「神…」

    ゼヴォス「余は神ではない…超生物だ。次に建物だ」

    ──そう言い放ったゼヴォスは地上へ降り、手を地面に置く

    ──次の瞬間、石で出来た宮殿が浮かび上がる

    ゼヴォス「よし、これで良かろう…宮殿の名はプリキュアとでも名付けておこう」

    ヤッケ「」

    ドー「」

    サエー「」

    ゼヴォス「どうした?」

    ヤッケ「いえ、なんでも」

    ──そして時刻は今に至る

    エレン「どうやら皆準備は出来たみたいだな」

    金木「うん」

    リオ「行きましょう」

    ノエル「緊張してきたなぁ…」

    新(なんか嫌な予感がするな……)

    金木「有馬さん」

    有馬「なんだ?」

    金木「超生物が全滅したら僕の敵は喰種捜査官です」

    有馬「あぁ」

    金木「ですが恐らく、喰種と白鳩との間での憎い争いごとは減ると思います」

    有馬「恐らくそうだろうな」

    金木「僕はあなたに一度殺されています…二度も殺されかけました」

    有馬「あぁ」

    金木「恨みもあります」

    有馬「ならば殺すか?」

    金木「いえ…もう貴方に対して敵意は持っていません……僕にも家族がいるので勝手なことは出来ない」

    有馬「ならばどうする?」

    金木「僕達喰種が人間と共存できる世界を作りませんか?」
    (未来は明るいほうがいい…)

    有馬「後で考えよう」

    金木「分かりました」

    エレン「行くぞ…!」

    ──エレン達は宮殿へと向かう

    ──エレンの死まで……あと数時間
  211. 212 : : 2016/02/04(木) 21:50:35
    《おまけ》

    金木「今日は思い出でも語ろうか」

    エレン「じゃあ俺からな?ミカサと散歩行ってた時だ」

    金木「うん」

    エレン「散歩をしていたら、護送車が走ってたんだよ」

    金木「うん」

    エレン「そしたら、ミカサの奴がゴミ収集車とか言い出して笑ってたら護送車の中の奴に思い切り睨まれた」

    金木「ゴミ収集車って……」

    ミカサ「間違えただけ」

    金木(わざとでしょ…)

    ミカサ「じゃあ次はカネキ」

    金木「娘のリゼと一緒に散歩していた時かな」

    エレン「お前も散歩か…」

    金木「うん。まだ3歳だったリゼは、すぐに疲れちゃってさ」

    エレン「まぁすぐに疲れる歳だしな」

    リゼ「パパー!もうわたちちゅかれたー!」

    金木「歩くの疲れちゃった?」

    リゼ「うんっ!」

    金木「じゃあ走ろうか」

    リゼ「うんっ!負けないからねパパ!」

    金木「それで結局走って家まで帰った」

    新「それ逆に疲れるだろ…」

    エレン「可愛すぎかよお前の娘」

    董香「じゃあ次は私の話ね」

    エレン「どんなのだ?」

    董香「ハリーポッターのだよ」

    エレン「ばっ!それ言うな!マジでやめろ!!!」

    金木「へぇ〜?気になるなぁ〜?」

    ミカサ「私も聞きたい」

    新「俺もクソ親父の聞きてぇ!」

    董香「ハリーポッターって世界で一番有名な本でもあるし、知らない人はいないよね?」

    金木「まぁ…知らない人に出会ったことはないかな」

    董香「なのにエレンの奴さ」

    エレン「なぁトーカ」

    董香「どうしたの?あなた」

    エレン「ハリーポッターの主人公の名前ってなんだったっけ?」

    董香「は、はい?」

    エレン「だーかーら!ハリーポッターの主人公のなま──っ!/////」

    董香「って事があったんだよ」

    新「さすがに草」

    金木「エレン、後で病院行こうか?」

    ミカサ「そこまでバカだとは思わなかった…」

    エレン「うるせぇんだよおおおおお!!」

    新「じゃあ俺ね」

    エレン「おう」

    新「あっ、余計な事を思いついたぞ」

    エレン「よーし皆黙って帰るぞー!」

    新「は?ちょ!えっ!みんな帰るなよおい!!」

    金木「ばいばい」

    新「NOーーーー!!」

    お、わ、り
  212. 213 : : 2016/02/04(木) 21:51:25
    《次回更新予定日》

    02/05(金)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  213. 214 : : 2016/02/04(木) 22:20:09
    新くんおとうさん(エレン)が死んだらどうなるんだろう(´nωn`)
    果たして人類は勝てるのか...
    期待!
  214. 215 : : 2016/02/04(木) 22:52:02
    なぜ、エレンが死ぬの?理由教えてください!
  215. 216 : : 2016/02/04(木) 23:39:29
    >>215さん
    それは多分もう少ししたらわかるよ!
  216. 217 : : 2016/02/05(金) 21:28:44
    22:00に更新します
  217. 218 : : 2016/02/05(金) 21:53:41
    更新します
  218. 219 : : 2016/02/05(金) 21:53:52
    ──CCG本部を出たエレン達は、宮殿を新たに建てたゼヴォスの元へ向かうこととなる

    新「あっ」

    金木「どうしたの?」

    新「ちょいとおふくろの所に寄るわ」

    リヴァイ「馬鹿野郎…そんな暇はないぞ」

    新「わりぃ!先に行っててくれ!」

    リヴァイ「ちっ…俺達は先に行くぞ」

    金木「止めなくていいの?エレン」

    エレン「あぁ」

    金木「ならいいや」

    エレン「行くぞカネキ…覚悟はできてるな?」

    金木「愚問だね」

    エレン「だな」

    ──ゼヴォスの宮殿へ向かうエレン達とは別に、自宅へ着いた新は自分の母親と会う

    董香「新…?なんでアンタがここに」

    新「大地震が起きたから心配してここに来たんだよ」

    董香「まったく、そこまでヤワじゃないっての」

    新「ならよかった…」

    董香「どうしたの?」

    新「おふくろ」

    董香「ん?」

    新「最悪の状況も考えろよな」

    董香「…」

    新「言わなくても分かるよな?」

    董香「うん…」

    新「今言うのは変かもしれねぇけど俺と親父の分まで言わせてもらう。今までありがとう…そして行ってくる!」

    董香「行ってこい!」

    ──そう言い、家を出る新

    董香(エレン…新……)

    ──新が家を出たと同時刻、エレン達はゼヴォスのいる宮殿の中へたどり着く

    エレン「暗いな…まだ午後の2時だってのによ」

    金木「市街地に住んでいた人はみんな…」

    有馬「痛々しいが仕方がない」

    金木「はい…」

    ノエル「みなさん、この部屋に入りましょう」

    ──宮殿内の一室に入ると、そこにはサッカーグラウンドとほぼ同じ大きさの部屋があった

    ──そしてそこには…

    サエー「やぁ…待っていたよ」

    金木「…」

    ボキッ(指鳴らし)

    サエー「説明しよう」

    金木「?」

    サエー「俺を倒せばこの次の部屋に進める。そして進めばドーがお前らを殺しに来る…そしてそいつを倒せばヤッケが待ち構えている」

    金木「ゼヴォスまではあと2人…か」

    サエー「我々の目的は全生物の支配…貴様ら人間と喰種ごときに敗北し、屈する我らではない!」

    金木「東京をこんなにしやがって…摘んでやる……!」

    ──怒りと殺気を露にした金木の肩にそっと手を置く有馬

    金木「…!有馬さん」

    有馬「ここは」

    リヴァイ「俺達に2人に任せておけ」

    金木「ですが」

    有馬「ハイセ…」

    リヴァイ「怒っているのはここにいる全員だ、お前だけじゃない」

    金木「…」

    有馬「ここは俺達に任せて君達は先に行け」

    リヴァイ「早く行け!」

    金木「分かりました…ですが一言だけ皆さんと一緒に言わせてもらっていいですか?」

    有馬「?」

    リヴァイ「?」

    エレン/金木/リオ/ノエル
    《絶対に勝て!!!!》

    ──そう言い、次の部屋へ向かうエレン達

    有馬「あぁ…」

    リヴァイ「勝つ!」

    サエー「クククっ…」

    有馬「前回より遥かに強いな…見ただけで分かる」

    リヴァイ「それがどうした?俺達は勝つだけだ」

    有馬「あぁ」
  219. 220 : : 2016/02/05(金) 21:54:08
    ──有馬とリヴァイを信じて先に次の部屋へと進むエレン達

    ──そしてそこにはサエーが言っていたとおり、ドーがエレン達を部屋で待ち構えていた

    ドー「来たか…」

    リオ「部屋の広さは同じくらいですか」

    ノエル「みたいですね」

    ドー「サエーは倒されたのか?」

    金木「仲間は“信頼して置いていきました”」

    ドー「そうか」

    エレン「こいつらが超生物か…さっきの奴といいお前といい、見るだけで吐き気がするぜまったく」

    ドー「安心しろ」

    エレン「?」

    ドー「お前らは全員ここで死ぬ…なぜだか分かるか?」

    エレン「言ってみろ」

    ドー「貴様らは全員僕の手で殺されるからだよおおおお!!!!」

    ──次の瞬間、エレンに向かって襲いかかるドー

    ──だが、リオとノエルによって妨害される

    リオ「おらぁ!」

    ノエル「ぬおお!!」

    ドー「ぐはっ!」

    ──顔に2人のパンチを喰らったドーは吹っ飛ばされる

    エレン「お前ら…」

    リオ「エレン」

    ノエル「カネキさん」

    金木「なに?」
    (言わなくても分かる)

    エレン「なんだ?」
    (分かったよ…そういう事なんだろ)

    リオ/ノエル
    《ここは俺(ッチ)達に任せて貴方(チミ)達は先へ進んでください!》

    エレン「…」

    金木「…」

    ──2人の台詞を聞いたエレンと金木は、一言も喋らず黙って次の部屋へ向かう

    ドー「まぁいい…行かせたとしても次の部屋にはヤッケがいる…お前らはここで終わる」

    リオ「いけますか?ノエルさん」

    ノエル「問題ないですよ、俺っチは大丈夫です」

    リオ「ヴィッチさんの先祖の実力…確かめさせてもらいますよ」

    ノエル「…?」

    リオ「こっちの話です」

    ドー「何の話をしているか分からないが…もういいいか?」

    リオ「あぁ」

    ノエル「俺っチは真面目なので、1つだけ許可を取っていただきたい」

    ドー「?」

    ノエル「チミを殺らせていただきます…よろしいですか?」

    ドー「あぁ構わない…ただし遠慮はするな」

    リオ「行くぞ…!」

    ノエル「超生物!!」

    ──リオとノエルを置いていき、次の部屋へ入るエレンと金木

    ──そこにはヤッケが待ち構えていた

    ヤッケ「ここまで来たか…」

    金木「…」

    エレン「…」

    ヤッケ「お前ら強いな…只者ではなさそうだ」

    金木「今の僕のテンションはアヤト君を半殺しにした時と同じテンションに戻っている」

    エレン「俺は母さんが目の前で殺されて何も出来ない自分に怒った時のテンションに戻ってる」

    ヤッケ「つまりものすごく怒っているということだな?」

    金木「ちがう」

    エレン「物凄く…じゃねぇ」

    金木「殺したい程に物凄く怒ってんだよ、屑野郎」

    エレン「東京に住んでる奴等を一瞬で消しやがって…お前らが滅ぼした場所結構好きだったんだけどな…いろんなもの売ってたしよ」

    ヤッケ「それは悪かった…お前らを殺した後ゼヴォス様にもそう伝えておこう」

    金木「伝えるのは死んでからにしろ」

    エレン「行くぞカネキ」

    金木「君は先に行ってて」

    エレン「はぁ?でもおまえ…」

    金木「…」

    エレン「…」

    金木「…」

    エレン「…」

    金木「…」

    エレン「分かった」

    ──覚悟を決めた金木の顔を見て、次の部屋へと進むエレン

    ヤッケ「さて…戦闘開始といっ──っ!?」

    金木「おい…いつまで喋ってる?」

    ヤッケ(いつの間に私の背後へ!?)

    金木「左腕もらうね」

    ヤッケ「ぐぁぁぁぁあ!!」

    金木「マズいな…ヤモリさんと同じ味だ」

    ヤッケ「ヤモリだと?知らない糞野郎と一緒にするな!」

    金木「糞野郎?少なくともテメェよりは糞野郎じゃねぇよ」

    ヤッケ「死ねよクソ野郎!!」

    金木「おせぇんだよクソが…」

    ──ヤッケの攻撃を容易く避けた金木は脇腹に蹴りを入れる

    ヤッケ「がはっ!」

    金木「君は痛めつけてから殺す…半殺しだよ」

    ──一方その頃、有馬とリヴァイ達は…

    サエー「では行くぞ」

    有馬「こい」

    リヴァイ「お前を殺して平和を手に入れる」

    サエー「死んじまえ!」

    有馬とリヴァイ、サエーと激突……!
  220. 221 : : 2016/02/05(金) 21:54:23
    《おまけ》

    金木「もうそろそろ終わりだね」

    エレン「あぁ」

    金木「エレンももう終わりだね」

    エレン(;_;)

    金木「読者の皆様、読んでくれてありがとう。でも後少しで終わっちゃうんだ」

    エレン「でも、カネキと俺の物語は終わらねぇからこれからもよろしくな!」

    金木「いや、エレンは終わるから」

    エレン(;_;)

    金木「というわけで、残りもよろしくね読者様」

    エレン「よろしくな!」

    お、わ、り
  221. 222 : : 2016/02/05(金) 21:54:56
    《次回更新予定日》

    02/06(土)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  222. 223 : : 2016/02/06(土) 00:05:22
    久しぶりです見ない間にめっちゃ物語が進んでいる・・だと!?期待です!!
  223. 224 : : 2016/02/06(土) 00:07:12
    捜査官とりおき組金木は勝てそうだね
    でも問題はエレンだ……
    期待!頑張って下さい♪
  224. 225 : : 2016/02/06(土) 00:09:13
    エレン死んじゃうの?
    うぅ、せめてすごくかっこよく死なせてあげてください!
  225. 226 : : 2016/02/06(土) 08:33:20
    >>214 ありがとうございます☆

    >>215 後数話で分かります!

    >>223 お久です、ありがとうございます☆

    >>224 エレンには頑張って欲しいですね(>︿<。)

    >>225 カッコいいかどうかは分かりませんが、ダサい死に方はしませんよ☆
  226. 227 : : 2016/02/06(土) 08:37:00
    《お知らせ》

    潜在能力を新たに追加しました

    {リオ}{ゼヴォス}

    詳しくは>>2
  227. 228 : : 2016/02/06(土) 10:53:20
    ゼヴォスの潜在能力やばすぎるー!
    リオの潜在能力もいいね!!
    期待!
  228. 229 : : 2016/02/06(土) 22:32:24
    更新します
  229. 230 : : 2016/02/06(土) 22:33:09
    ──有馬とリヴァイはサエーとの激闘を繰り広げていた

    サエー「どうしたんだ?そんなんじゃいつまで経っても俺は倒せないぞ?」

    リヴァイ「ちっ…」

    有馬「リヴァイ、連携でいくぞ」

    リヴァイ「あぁ」

    ──次の瞬間、有馬はサエーの背後へ回る

    サエー「俺は学ぶ男だ…背後を取られても前方への注意は怠らない」

    リヴァイ「上はどうだ?」

    ──上空から落ちてくるリヴァイはサエーに攻撃を仕掛ける

    サエー(なるほど、白髪を背後に回させて一瞬そっちの方に視線を映させると同時に俺の前方にいると思わせ上空へ飛んでいたか…だが)

    リヴァイ「…!」

    サエー「俺は学ぶ男といっただろう!」

    ──上空からの攻撃を片手で止めるサエー

    有馬「背後はどうする?」

    サエー「蹴りを入れる」

    ──リヴァイの攻撃を止めたまま背後にいる有馬へ蹴りを入れようとするサエー

    有馬「避ければいい」

    サエー「チッ…」

    リヴァイ「もらった!」

    ──上空で抑えられていたリヴァイは、サエーの顔面に強烈な踵蹴りを入れる

    サエー「ぬっ…!」

    リヴァイ「ふぅ」

    有馬「大丈夫か?リヴァイ」

    リヴァイ「問題ない」

    有馬「ナルカミに負荷をかけるか…」

    リヴァイ「ナルカミに負荷をかけると火力は増す分扱いにくくなるんだろ?」

    有馬「リヴァイ、俺が何年喰種捜査官をやっていると思っている」

    リヴァイ「そうだったな」

    サエー「クソが…!」

    有馬「負荷80%だ…」

    ──サエーと互角の戦いをしていた有馬達だが、一方リオ達の方は…

    ドー「その程度か?」

    リオ「はぁ…はぁ……」

    ノエル「強すぎる…」

    ドー「落胆したよ、僕は過大評価しすぎていたみたいだ」

    ノエル「くっそおおおお!」

    ──フラフラと走りながらも立ち向かうノエルだが、蹴り飛ばされてしまう

    ドー「おらぁ!」

    ノエル「がはっ!」

    リオ「ノエルさん!」

    ノエル「クソっ……クソっ…クソ!!!」

    リオ「…」

    ドー「お前は実力不足だ」

    リオ「まだ……諦めません…!」

    ドー「へぇー?」

    ノエル「しかし…」

    リオ「ずっと溜めていたんです」

    ノエル「…?」

    リオ「僕の潜在能力です」

    ノエル「どんな潜在能力なんですか…?」

    リオ「名前はバフといって、相手の身体能力を飛躍的に上げることが出来る」

    ノエル「なるほど…」

    リオ「能力を発動して相手に触れればいい話だけど、発動してから相手に触れるまでの時間が長ければ長いほど効果は倍増するんだ」

    ノエル「ずっとという事は…」

    リオ「僕が初めて潜在能力を開花してからずっと溜めていました…この時のために!!」

    ドー「身体能力を上げたぐらいでは僕には勝てないぞ?」

    リオ「身体能力より蹴る力のみ上げればいいんですよ」

    ノエル「なるほど」

    リオ「脚の力は手の約3倍から5倍と言われています…ですが喰種での話になると倍数も違ってきます」

    ノエル「俺っチは喰種なので是非俺っチに!」

    リオ「はい…ですが今はまだダメです、数年分はたまりましたが一撃必殺にしたいのでタイミングを狙います」

    ノエル「分かりました」

    ドー「腹が減ったな…」

    ノエル「…」

    リオ「…」

    ドー「喰ってもいいよね?」

    ノエル「なんて殺気だ…」

    リオ「だが屈しはしない!」
  230. 231 : : 2016/02/06(土) 22:33:25
    ──一方こちらでも、激闘……いや圧倒的な戦いが繰り広げていた

    ヤッケ(なんだコイツ…強すぎる!)

    金木「超生物って腕の再生に物凄く時間がかかるんだねぇ?」

    ヤッケ「だからどうした?」

    金木「超生物も意外と大したことないんだね…それにっ──」

    ヤッケ「なんだと!さっきから好き放題言いやがって…いい加減身の程を知っ──!?」

    ──距離を取って話していた金木は素早く距離を縮めてヤッケの腹を膝で強く突く

    金木「…」

    ヤッケ「オエエエ!!!」

    金木「そのまま黙って聞けよ…話してる」

    ヤッケ「野郎…!」

    ──不意を突いた攻撃を容易く避ける金木

    金木「君は強いよ…でも僕と君との間では戦闘経験の差が開きすぎている」

    ヤッケ「クソ野郎…お前の家族も全員!友達も全員!全員!全員!全員!全員!全員殺してやる!!」

    金木「ねぇ…」

    ヤッケ「あ?」

    金木「半殺しの定義って何だと思う?殺しの半分だから死ぬような行為を半分行なえばいいと思うんだけど、全身の損壊を死/1回分としてじゃあ上半身と下半身でわけちゃうと双方のダメージが違いすぎる。下半身はなくなっても生きられるけど上半身が潰れたら死んじゃうもんね?それなら臓器かな?とも考えたけど、こちらもそれぞれの価値で考えなくちゃならない…そもそも臓器だと分類が難しい」

    ヤッケ(コイツは一体何を言っているんだ…)

    金木「たとえば脳なら全体でひとつなのか、それとも大脳、小脳、海馬なんて具合に小分けするのか…だからね?“骨”かなと。人の骨は大体206本で超生物や喰種が人間と同じ構造なのかはわからないけれど全部折られたらちゃんと死ぬだろうし、骨は左右対称だから半分もやりやすい」

    ヤッケ「さっきから何言っ──ぐはぁ!」

    ──次の瞬間、金木は自身の赫子を使ってヤッケの体を貫かせ床へ寝かせる

    金木「という事で今から103本、君の骨を折る」

    ヤッケ「なん…だと……」
    (コイツ正気か…!?)

    金木「まずは腕からだ…上腕と前腕それから手先、上腕には上腕骨が1本、前腕は2本の骨で構成される。さっき折った小指に近い方が尺骨で今から折る親指側が橈骨だ。手から先は手根骨、中手骨、手指骨の3つの部位に分かれていて、手根骨は豆状骨、三角骨、月状骨、船状骨、有鉤骨、有頭骨、小菱形骨、大菱形骨の8本。ここは骨が密集してるから全部ふみ砕く事にするね?中手骨は第一から第五までの5本、手指骨は基節骨、中節骨、末節骨の3種類があって親指だけは中節骨がない…なので手指骨は片手につき14本。上腕骨を砕けば折れ上がりこれで腕の骨30本だ」

    ヤッケ「がっ……あ…っ………」

    金木「次は脚だよ?大腿骨から数えれば腕と同じで30本。種子骨も含めれば32本で肩甲骨と鎖骨に…鼻骨と頬骨、涙骨、口蓋骨、それぞれ2本ずつ…肋骨は24本全部いこう。上顎骨二つ、下顎骨篩骨、蝶形骨……これで半殺しは終了」

    ──骨を折られたヤッケは言葉すら発することが出来ずにいた

    ヤッケ「………」

    金木「痛い…?でも半殺しはこれで終了だよ」

    ヤッケ(よかった……はぁ…はぁ……)

    金木「次は、拷問だ」

    ヤッケ(…!?)

    金木「喋れる程度に回復したら拷問を始める…覚悟してね?簡単には殺さないよ」

    ヤッケ(コイツ……イカれてやがる…!)

    ──金木がヤッケの回復を待つ時と同時刻、エレンは宮殿内を走っていた

    エレン「クソッ…!扉開いたら部屋じゃねぇのかよ!なんなんだよこの階段…」

    ──エレンは先の見えない長々と続く階段を上っていき、そしてたどり着く

    ──階段の頂上に着いたエレンは扉を開ける……そしてそこには

    ゼヴォス「…」

    エレン「…」

    ──エレンは静かに音を立てず扉を閉める

    ──が、そこに響くのは扉を閉めた音だけだった

    ──流れるのは沈黙のみ

    ゼヴォス「…」

    エレン「…」

    ゼヴォス「名は?」

    エレン「エレン……イェーガー」

    ゼヴォス「そうか」

    エレン「あぁ」

    ゼヴォス「余は生まれてから僅か数日しか経っておらん」

    エレン「それがどうした?」

    ゼヴォス「だが色々と学んだ…テレビ、インターネット、新聞、噂」

    エレン「…」

    ゼヴォス「色々なものを聞いて、色々なものを見て、色々なものを経験して、色々なものを学んだ」

    エレン「そうか」

    ゼヴォス「余は今揺れている」

    エレン「…?」

    ゼヴォス「全生物を支配した後なにをするのか?そして全生物を支配したとして何が残るのか?何がそこにはあるのか?そればかり考えている」

    エレン「…」

    ゼヴォス「そして余は考えた」

    エレン「?」

    ──ゼヴォスの思考とは……!
  231. 232 : : 2016/02/06(土) 22:33:40
    《おまけ》

    董香「この間エレンが酔っ払っててさ」

    ミカサ「うん」

    董香「血酒を飲んで酔っ払うのはいいのよ別に」

    ミカサ「うん」

    イトリ「まぁそれはね〜」

    董香「夜、散歩に行ってたんだよ私」

    イトリ「ほうほう」

    董香「その帰りに、エレンの奴をみかけて声をかけようとしたら」

    ミカサ「酔っぱらいのエレンがいた…と」

    董香「うん、それで近寄ったらさ」

    エレン『いいか…酒は飲んでも絶対に酒に飲まれるんじゃねえ…自分の力量を知らないまま酒に溺れるなんて未熟者極まりねえんだよ…』

    董香「って言ってたんだよ」

    イトリ「まぁいいんじゃないかな?普通に」

    ミカサ「いいこと言ってるよ」

    董香「相手誰だと思う?」

    イトリ「カネキチ?」

    ミカサ「四方さん?」

    董香「電柱なんだなー!それが!」

    ──そう言い、笑い出す董香

    ミカサ「」

    イトリ「ウケる!エレンちゃんサイコーすぎるでしょ…」

    董香「でしょ!?本当にびっくりしたわ」

    ----------自宅----------

    エレン「ヘックション!」

    新「きったねぇなー!死ねよクソ親父!」

    エレン「わりぃわりぃ…」
    (誰か噂でもしてるのか?)

    お、わ、り
  232. 233 : : 2016/02/06(土) 22:34:09
    《次回更新予定日》

    02/07(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  233. 234 : : 2016/02/06(土) 23:36:29
    セヴォスが日々強くなっている・・・・化け物だ!!!
  234. 235 : : 2016/02/07(日) 00:55:23
    人類組はエレン以外勝てそうですね
    リオの潜在能力ヤバすぎるな
    金木くん怖((((n;‘Д‘))η
    長い文書書くのお疲れさまです ┏●
    ギャグ超面白い!エレン、電柱に言ってるとか笑
    期待!毎回長分失礼します。
  235. 236 : : 2016/02/07(日) 13:02:22
    >>228 ありがとうございます☆

    >>234 化け物設定っス!

    >>235 いえいえ!いつも書いてくれてありがとうございます☆
  236. 237 : : 2016/02/07(日) 21:13:54
    《お知らせ》

    今日のおまけは考える時間がないので、中止です(>︿<。)スミマセン

    が、投稿は通常通りなので大丈夫!

    安村「安心してください、投稿しますよ」
  237. 238 : : 2016/02/07(日) 21:32:45
    お、今日はおまけ中止ですか〜
    了解です(^-^)/毎回面白いから考えるの大変ですよね笑。期待!頑張って下さい♪
  238. 239 : : 2016/02/07(日) 22:03:15
    更新します
  239. 240 : : 2016/02/07(日) 22:03:34
    ゼヴォス「余は平和な世界を築こうと思っている」

    エレン「…」

    ゼヴォス「返答はなしか」

    エレン「東京の一部とはいえ…壊滅させて、それで自分で建物作って、それで今度は平和?ふざけてんじゃねぇよ」

    ゼヴォス「何も言えぬな」

    エレン「…」

    ゼヴォス「死んだ者は全員生き返らせる」

    エレン(そんな事が出来るのかよ…)

    ゼヴォス「あぁ、出来る」

    エレン「お前…心の中が読めるのか?」

    ゼヴォス「相手の思考、感情等といった全てを認知することが出来る」

    エレン「化け物だな」

    ゼヴォス「例えば、お前達の社会には国境という縄張りに似た仕切りがあるだろう?境の右では子供が飢えて死に、左では何もしないクズが全てを有している…狂気の沙汰だ」

    エレン「…」

    ゼヴォス「余が壊してやる。そして与えよう…平等とはいえぬまでも理不尽な差のない世界を」

    エレン「えっと…」

    ゼヴォス「なんだ?」

    エレン「お前厨二病だな」

    ゼヴォス「…」

    エレン「まぁ言ってる事は分かる」

    ゼヴォス「そうか」

    エレン「だからといって、はいそうですかと言えるか?」

    ゼヴォス「言えぬわな」

    エレン「俺はお前を殺す」

    ゼヴォス「戦いは避けられないか」

    エレン「あぁ…悪いな」

    ゼヴォス「来い、猛者よ」

    エレン「いくぞゼヴォス!」

    ──エレンがゼヴォスとの戦いを開始したと同時刻別の場所では、2人の捜査官によって勝負が終わろうとしていた

    サエー「はぁ…はぁ……」

    有馬「くっ…」

    リヴァイ「ちっ…」

    サエー「クククク」

    有馬「ぐっ…」

    リヴァイ「…」

    サエー「クハハハハ!!俺の勝ちだ!お前らは確かに強かった…だが俺の方がちょいとばかし強かったなぁ!クハハハハ!」

    リヴァイ「クソ…あと少しだってのに……」

    有馬「あぁ…」

    サエー「安心しろ楽に殺してやる」

    有馬「リヴァイ」

    リヴァイ「あぁ…」

    有馬「来世でまた会えるといいな」

    リヴァイ「俺もだ有馬」

    サエー「死んじまえ!」

    ──迫り来るサエーに対し有馬とリヴァイは目を閉じて死ぬ覚悟を決める

    ──だが、いつまで経ってもサエーは攻撃をしてこない

    有馬(こない?)

    リヴァイ(まだ首があるぞ?)

    ──目を開けると、そこには1人の青年の姿があった

    新「だらしねぇな…ボロボロになりやがってよ」

    リヴァイ「お前がサエーを?」

    新「あいつの事か?」

    ──新が指差す場所を見ると、そこには胴体が2つに分かれたサエーの姿があった

    有馬「なんて奴だ」

    新「アホ、お前ら程じゃねぇけど相手も弱ってた」

    有馬「君に謙遜は似合わないな」

    リヴァイ「一撃で葬るとはさすがエレンのガキだ」

    新「ガキじゃねぇよ、霧嶋新だ」

    有馬「すまないが新くん」

    新「分かってる、何も言うな」

    リヴァイ「自分の親父の所へ行け…絶対に死ぬなよ」

    新「…」

    ──新は無言のまま次の部屋へ向かい走り始める

    有馬「喰種のような人間もいれば、人間のような喰種もいるんだな」

    リヴァイ「そうだな」

    有馬「少し寝るか…さすがに少し疲れた」

    リヴァイ「後はあいつらに任せよう」

    有馬「あぁ」
  240. 241 : : 2016/02/07(日) 22:03:52
    ──新は次の部屋へ進む……そこには

    リオ「…!」

    ドー「どうだ?避けられるか?」

    ノエル「クソッ!」

    新「なにがクソなんだよ」

    ドー「貴様は…」

    リオ「新くん」

    ノエル「やっとかよまったくもぉ〜」

    新「るっせーな…つか雑魚相手になに苦戦してるんだ?」

    ドー「雑魚だと?」

    新「…ん?あぁ、そうだよお前の事」

    リオ(なるほど…そういうことか)

    新「リオ、お前の潜在能力は分かってる…注意は俺が引きつけておくからさっさとノエルにバフを掛けて一気に決めろ」

    リオ「分かった」

    ドー「ふざけるなよクソっ──っ!?」
    (体が動かない!)

    ノエル「今です!」

    リオ「ノエルさんの脚に付けました、潜在能力発動!」

    新「ノエル行け!!」

    ノエル「俺っチ最強キィィィック!!」

    ドー「がはっ!」

    ──宮殿内の部屋だけでは留まらず、宮殿から出て遥か遠くに飛ぶドー

    ノエル「飛ばしすぎた…」

    新「風圧で身動き取れないから大丈夫だろ」

    リオ「よし………ってあれ…?体が…」

    新「潜在能力使ったからだよ」

    リオ(潜在能力はこんなにも消耗が激しいのか…頭がクラクラする……)

    ノエル「リオさん!」

    リオ「僕は大丈夫なので先に…」

    ノエル「いえ、回復するまで待ちます」

    新「じゃあ俺は先に行く」

    リオ「新くん」

    新「んだよ?」

    リオ「ドーの体が固まって動かなかったのは新くんの潜在能力なの?」

    新「あぁ、潜在能力の名はアグリメント。自分の中で約束事を決めて、それを絶対に守る代わりにその約束と相応の力を身につけられる」

    ノエル「えっと…つまり?」

    新「はぁ…だから俺は自分の中で約束事をしたんだよ、超生物ドーを倒すって」

    ノエル「うん」

    新「そんで、その約束を“絶対”に守るのを絶対条件としてそれ相応の力を得られる。どんな能力になるかは俺自身も分からねぇ」

    リオ「なるほどね」

    ノエル「よく分からないけどありがとう」

    新「アホか?いっぺん死ねよ」

    ノエル「うぅ…」

    新「じゃあなリオ、ノエル」

    ──そう言い、次の部屋へと向かう

    ノエル「新くんの潜在能力は一体なんでしょう?」

    リオ「まぁ詳しくはやがて更新されるであろう>>2でも見とけばいいと思うよ?」

    ノエル「ですね」

    ──一方、ヤッケと金木との戦いは既に決着がついていた

    金木「ほら…次行くよ?」

    ヤッケ「ぐああああ!!」

    金木「853引く7は?」

    ヤッケ「ぐああああ!」

    金木「853引く7は?」

    ヤッケ「846!」

    金木「引く7は?」

    ヤッケ「839!!」

    金木「続けて言えよ」

    ヤッケ「ぐあああああ!!」

    金木「ほら…言えよ?」

    ヤッケ「832…825…818…!811…804……!」

    金木「もういいや…」

    ヤッケ「はぁ…はぁ……」
    (ダレ…カ……タスケ…テ………)

    金木「よいしょ」

    ──うつ伏せで寝ているヤッケの上にまたがる金木

    金木「この世のすべての不利益は当人の能力不足…意味は分かるよね?」

    ヤッケ「…」

    金木「分かるよね?」

    ──そう言い、顔を地面に強く押しつぶす金木

    ヤッケ「がぁぁあい!そのどおりでございばず!!」

    金木「君は…どんな味がするのかなぁ?」

    ヤッケ「ひい!!」
    (タスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテ!!!!)

    金木「いただきます」

    ──次の瞬間、断末魔が部屋中に響き渡る

    ヤッケ「ぐあああああああああ!!」

    ──やがて完食

    金木「ごちそうさまでした」

    新「エグいな」

    金木「いたの?」

    新「まぁな」

    金木「超生物は許せない…」

    新「先へ急ごう研ちゃん」

    金木「うん」

    ──新と金木は、部屋を出て、階段を上っていく

    新「長いな…」

    金木「もうすぐ扉だ」

    新「行くぞ」

    金木「あぁ」

    ──階段を上りきり、扉を開く新…そしてそこには

    金木「…!」

    新「…!」

    ゼヴォス「来たか」

    ──そこには、首を掴まれ持ち上げられて苦しむエレンの姿があった

    エレン「ぐっ……」

    ゼヴォス「おぬしらもちょうどいい。そこで見ていろ…エレン・イェーガーが命を閉ざす瞬間を」

    新「やめろおおおおお!!!!」

    金木「まてええええええ!!!!」

    ──次の瞬間、ゼヴォスは自分の腕をエレンの胸へと突き刺して貫通させる

    エレン「がっ…あ……っ…」

    金木「エレン!!!!」

    新「親父ィィィィ!!!!!」
  241. 242 : : 2016/02/07(日) 22:04:32
    《次回更新予定日》

    02/08(月)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  242. 243 : : 2016/02/07(日) 22:09:37
    エレンが遂に死んでしまったか...(´nωn`)
    悲しい( ´・ω・` )
    新強いですね〜!覚醒するともっと強くなる!
    期待!頑張って下さい♪
  243. 244 : : 2016/02/07(日) 23:32:47
    エレンが死んだらなんか面白くなくなる
  244. 245 : : 2016/02/08(月) 00:19:07
    >>243 まだ死んでませんよw
    ありがとうございます☆

    >>244 まだ死んではいませんがもうすぐ死にます(>︿<。)
    つまらなくてごめんなさい!
  245. 246 : : 2016/02/08(月) 01:18:30
    ゼヴォスの能力の「全知全能」をハイセがコピーしたらエレンは生き返るのかな?
  246. 247 : : 2016/02/08(月) 20:45:47
    あ、まだ死んでいませんでしたね笑
    でもエレン最後までがんばれー!!
    期待!
  247. 248 : : 2016/02/08(月) 21:22:19
    >>246 今夜ハイセでます。結果はみてからのお楽しみです☆

    >>247 ありがとうございます!
  248. 249 : : 2016/02/08(月) 21:51:55
    更新します
  249. 250 : : 2016/02/08(月) 21:52:12
    ゼヴォス「…」

    ──トドメを刺したゼヴォスは、一旦距離をとる

    金木「エレン!」

    新「おい親父!しっかりしろよ!」

    エレン「…っ……」

    金木「新くん、エレンは大丈夫だよ」

    新「はぁ?胸に穴が空いてるだろ!」

    金木「そう?みてごらん」

    ゼヴォス「なんだと…」

    エレン「いってぇな……」

    ──エレンの超人的治癒力により、胸に開けられた風穴はすぐに塞がれる

    新「親父…」

    エレン「安心しろ、まだ死なねぇよ」

    ゼヴォス「喰種の治癒力は大体把握していたつもりだったが」

    エレン「俺には3つの血が流れてるからな」

    ゼヴォス「3つの血だと?」

    新「なんだよそれ…」

    エレン「俺には人間と巨人と喰種の血が入ってる」

    新「巨人…?」

    金木「言っていいの?」

    エレン「言うのは俺の息子だ」

    金木「ならいいけど」

    ゼヴォス(巨人だと?そんなものは聞いたこともないが…)

    ──ゼヴォスは嘘をついているかどうかを確認する

    エレン「…」

    ゼヴォス(ウソをついていないようだな。だが巨人など聞いたことも見たこともない…一体どういう事だ?)

    エレン「嘘はついてねぇよ」

    ゼヴォス「あぁ、分かる」

    エレン「カネキ、新」

    金木「なに?」

    新「なんだ?」

    エレン「勝てねぇよコイツには」

    新「3人で挑めばなんとかなる」

    金木「新くんの言う通り勝てる見込みはある」

    エレン「無理だ」

    新「なんでだよ」

    エレン「ゼヴォスを見ろ…汗もかいてねぇし息も荒くねぇ……俺の言っている意味はわかるな?」

    金木「分かってるよ」

    新「あぁ」

    エレン「それにアイツの潜在能力が一番厄介だ」

    金木「ゼヴォスも潜在能力が使えるの?」

    ゼヴォス「エレンのヘヴンズタイムはなかなかだ」

    金木「…?」

    エレン「恐らくアイツは複数の潜在能力を使える」

    金木「冗談でしょ?」

    エレン「嘘なんかつかねぇよ…」

    ──金木と新が来る数分前、エレンとゼヴォスは戦いを繰り広げていた

    ----------回想----------

    エレン「クソッ…!」

    ゼヴォス「今まで出会ったどの喰種よりも強いなお前」

    エレン「はぁ…はぁ……」

    ゼヴォス「赫子の強度も伸縮も…そして速度もケタ違いだ」

    エレン「そーかよ」
    (ヤベェな…勝てねぇ)

    ゼヴォス「一つ言いたいことがある」

    エレン「んだよ」

    ゼヴォス「その程度か?」

    エレン「…」

    ゼヴォス「本気で来い」

    エレン「ヘヴンズタイム」

    ──次の瞬間、エレン以外の全てが止まる

    7…

    エレン「ったく…なら見せてやるよ俺の本気」
    (一瞬で終わらせてやる)

    6…

    5…

    ──エレンはゼヴォスにトドメを刺すため近づく

    4…

    エレン「よしっ…何も聞こえねぇお前に言っても無駄だろうけど、言わせてもらう」

    ──次の瞬間、エレンは止まった世界の中でゼヴォスにトドメを刺そうとする

    3…

    エレン「じゃあな、ゼヴォス」

    ──顔を吹き飛ばすため、手を振り下ろす

    ──が、その時

    2…

    ゼヴォス「これがお前の本気か」

    エレン「!?」

    ──ゼヴォスは時の止まった世界でトドメを刺そうとするエレンの攻撃を止める

    1…

    ゼヴォス「この能力はなんだ?時間が止まっている」

    エレン「潜在能力だよクソ野郎!」
    (くそっ…離せよ!)

    ゼヴォス「あぁ…潜在能力か」

    ──エレンの攻撃を止めたゼヴォスは首を掴んで持ち上げる

    エレン「ぐあぁっ…!」

    0…

    金木「…!」

    新「…!」

    ゼヴォス「来たか」

    エレン「ぐっ……」

    ゼヴォス「おぬしらもちょうどいい。そこで見ていろ…エレン・イェーガーが命を閉ざす瞬間を」

    新「やめろおおおおお!!!!」

    金木「まてええええええ!!!!」

    ----------回想終了----------

    エレン「って訳だ」

    金木「なるほど…」

    エレン「どういう仕組みか分からねぇけど、俺だけの世界に入ったアイツは紛れもなく俺の潜在能力が使える」
  250. 251 : : 2016/02/08(月) 21:52:34
    ゼヴォス「お前の名前は金木研か」

    金木「なんで僕を…」

    ゼヴォス「相手を見ただけで当人の全ての情報を知ることが出来る」

    新「化け物め…」

    ゼヴォス「身体能力…潜在能力…生命力…全てにおいて余は全生物を超越した」

    金木「…」

    ?『ねぇ』

    金木『なに…?』

    ?『どうするの?』

    金木『それは僕にも分からないよ、ハイセ』

    琲世『僕と入れ替わって?』

    金木『なん──…!そういうことか』

    琲世『僕の潜在能力でどうにかするよ』

    金木『分かった、君に任せる』

    琲世『うん』

    エレン「カネキ」

    琲世「…」

    エレン「カネキ!」

    琲世「あぁごめん」

    新「お前誰?」

    エレン「何言ってんだよ新…カネキに決まってるだろ」

    琲世「エレンさん、僕はハイセだよ」

    エレン「はぁ!?」

    新(ハイセ…?)

    琲世「久しぶり」

    エレン「なんでお前が出てくるんだよ」

    琲世「ゼヴォスの潜在能力を借りる」

    ゼヴォス「借りる能力か…面白い」

    新(ハイセって誰だよ…)

    エレン「潜在能力バロウか」

    琲世「僕のバロウを使えば多分借りることが出来る」

    ゼヴォス「なるほどそういうことか」

    エレン「?」

    ゼヴォス「今、お前ら2人の記憶を全て見た」

    琲世「記憶を?」

    ゼヴォス「エレン…ハイセ…カネキ」

    琲世「…」

    エレン「…」

    金木『…』

    ゼヴォス「お前らの記憶は見た。その上で全てを使うとしよう」

    エレン「まさかコイツ…」

    ──気がつくと、ゼヴォスはエレン達の後ろにいた

    新「!?」

    金木『これは僕の…』

    ゼヴォス「これがソニックという潜在能力か」

    エレン「ふざけっ──ぐはぁ!」

    ゼヴォス「よしっ、これも出来た」

    琲世「この能力は…」

    エレン(ぶっ飛ばされた記憶がねぇ……)

    ゼヴォス「これはヴィッチとかいう奴が使っていたタイマーだ」

    金木『ハイセ』

    琲世『分かっています…ゼヴォスはありとあらゆる潜在能力を使うことが出来る……ヤバい』

    金木『バロウで借りることは出来る?』

    琲世『いえ…借りることは無理です。潜在能力を使う時の負担がでかすぎて耐えられません』

    金木『くそっ…』

    エレン「ちっ…」
    (俺達や今まで関わって来た奴等全員の潜在能力なんてふざけんじゃねぇ…!)

    新「生まれてからあまり経ってねぇのにどうして潜在能力が使えるんだよお前」

    琲世「潜在能力は才能と深い絶望の体験がなければ絶対に持つことさえ出来ない能力…」

    ゼヴォス「深い絶望などはしておらん…が、才能はある」

    エレン「才能だけじゃ無理なんだよ」

    ゼヴォス「それはあくまでも“生物”の話であって“超生物”の余にとっては無意味だ」

    新「クソッ…」

    ゼヴォス「霧嶋新」

    新「なんっ──!?」

    エレン「…」

    琲世「…」

    ──新が言葉を発するよりも速く、ゼヴォスはエレンと琲世を手刀で気絶させる

    新(いつの間に…)

    ゼヴォス「エレンが所持している潜在能力ヘヴンズタイムだ」

    新「野郎…」

    ゼヴォス「エレンとハイセは強いが余の敵ではない」

    新「だからどうしたんだよ」

    ゼヴォス「残された興味はお前だけだ…楽しませてくれ」

    新「テメェは一体何がしてぇんだよ!!」

    ゼヴォス「生物の支配、生物の教育、自己満足の3つだ」

    新「外道め…死で償え」

    ゼヴォス「勝てるのか?余に」

    新「あんまり俺を…」

    ──次の瞬間、物凄い速度でゼヴォスに接近して腹部に打撃を与える新

    ゼヴォス「…!」

    新「怒らせんな!」

    ゼヴォス「がはっ!」
    (なんだ今の動きは…見えなかった)

    新「俺の…」

    ゼヴォス「?」

    新「俺の潜在能力はアグリメントだ。意味は契約」

    ゼヴォス「契約?」

    新「予め自分自身に約束事を決めてそれを絶対に守る事を誓ってそれ相応の力を得る事が出来る」

    ゼヴォス「それで?」

    新「俺は今お前を必ず吹っ飛ばすって自分の中で約束した」

    ゼヴォス「それでそれ相応の力を得たというわけか」

    新「あぁ」

    ゼヴォス「仮に約束を果たせなかったらどうする?」

    新「それ相応の罰が俺の身に起きる」

    ゼヴォス「ほう?」

    新「そして今誓った」

    ゼヴォス「何をだ?」

    新「お前を必ず倒すという約束事を自分の中でした」

    ゼヴォス「それで?」

    新「約束を果たしても果たさなくても同じ結果になるのってなんだと思う?」

    ゼヴォス「…?」

    新「“死”だよ。俺はお前を全力で命を懸けて戦う!」

    ゼヴォス「その心意気感銘した…来い」

    ──霧嶋新…命を懸けて大切な人達を守る時……!
  251. 252 : : 2016/02/08(月) 21:52:53
    《おまけ》

    エレン「昨日は休んじまったな…」

    金木「落ち着いて」

    エレン「作者タヒねよ」

    金木「作者をあまり怒らせるとこのSSごと消えちゃうよ」

    エレン「oh……」

    金木「今日はタメになる話でもしようか」

    エレン「タメになる話?」

    金木「うん。エレンはスマホもってるよね?android」

    エレン「…?あぁ」

    金木「あぁ、読者様もスマホを手にしてね?」

    エレン「んで、androidでなにすんだ?」

    金木「スマホの動作重いなぁ…ゲームがカクカクするなぁ…とか思ったことない?」

    エレン「それあるわ。グルカルやってる時特におせぇ」

    金木「androidだと、高速化できるんだよ」

    エレン「え、マジ?」

    金木「マジ」

    エレン「教えろよ」

    金木「うん。まず設定に入って、開発者向けオプションってところに行こうか」

    エレン「おう」

    金木「どう…行けた?」

    エレン「あれ?そんなのねぇぞ?」

    金木「ない人は、端末情報のところに入ってビルド番号の項目を連続タップするとデロペッパーになりましたって出るはず」

    エレン「何回か押したら出たな」

    金木「それで設定のところに戻ってごらん?」

    エレン「おっ!開発者向けオプションがある!」

    金木「そこに入って?」

    エレン「入ったぜ」

    金木「開発者向けオプションがOFFになってる時はonにして」

    エレン「おっけー、したぜ!」

    金木「今からいう項目を全てonにすると、動作が速くなるよ」

    エレン「言ってくれ」

    金木「GPUレンタリングの使用をon、HWオーバーレイの無効をon、4xMSAAを適用もon」

    エレン「おっけーしたぜ」

    金木「あとは」

    エレン「あぁ」

    金木「ウィンドウアニメスケール、トランジションアニメスケール、Animator再生時間スケールの3つの設定を0×5にしてみてごらん」

    エレン「ぐお!?表示が速くなった!」

    金木「でしょ?」

    エレン「ゲームもサクサクで滑らかだ!」

    金木「読者様も試してみてね」

    エレン「これでゲームもサクサクだな」

    金木「チャンチャン♪」

    お、わ、り
  252. 253 : : 2016/02/08(月) 21:53:25
    《次回更新予定日》

    02/09(火)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  253. 254 : : 2016/02/09(火) 18:53:16
    《お知らせ》

    明日はテストなので、今夜の投稿はお休みさせて頂きます。すみません(>︿<。)
  254. 256 : : 2016/02/09(火) 21:15:23
    ギャグに乗ってるやつ試してみたら早くなりました!!有難うございます♪
    エレンの再生能力やばすぎるー!
    期待!頑張って下さい♪
  255. 257 : : 2016/02/09(火) 22:59:49
    >>256 ありがとうございます☆
    みずきさんのコメントは本当に励みになります、これからもヨロです☆
  256. 260 : : 2016/02/10(水) 20:04:39
    《お知らせ》

    今日は23:30に更新する予定です。

    昨夜は、休んでしまいすみません(>︿<。)
  257. 261 : : 2016/02/10(水) 22:23:39
    よっしーさん
    励みになってて嬉しいです!毎回コメントするのが楽しみでこれからもよろしくです♪
    これからも頑張って下さい♪
    期待♪
    昨日休むのは仕方がないですよ、明日テストなのでね^^*
  258. 262 : : 2016/02/11(木) 03:19:14
    すみません、多忙と疲れで寝てしまってました(>︿<。)

    朝には載せてあるので是非お楽しみに(*Ü*)
  259. 263 : : 2016/02/11(木) 03:29:51
    頑張ってください!
    いつでも待ってます(^ω^)
  260. 264 : : 2016/02/11(木) 09:30:49
    更新します
  261. 265 : : 2016/02/11(木) 09:31:01
    ──新が命を懸けた戦いを開始したのと同時刻

    ----------有馬side----------

    リヴァイ「もうそろそろいいだろう」

    有馬「あぁ、十分休んだ」

    リヴァイ「行くか」

    有馬「急がねばな」

    リヴァイ「なぁ有馬」

    有馬「なんだ?」

    リヴァイ「お前…人間か?」

    有馬「…」

    リヴァイ「…」

    有馬「俺はっ──」

    ──自分についての事を語ろうとした時、リヴァイによってその言葉を発する機会はなくなる

    リヴァイ「今はまだ言わなくていい」

    有馬「…そうか」

    リヴァイ「いつかお前が自分の意思で言ってくれる日まで、言わなくていい」

    有馬「リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ?」

    有馬「君と出会えてよかったよ」

    リヴァイ「気持ちわりぃ…行くぞ有馬」

    有馬「あぁ、ハイセ達の元へ急ごう」

    ──有馬達は、エレンと金木の元へと急いで向かう

    ──一方その頃

    ----------リオside----------

    リオ「よしっ…体力は回復した!」

    ノエル「そろそろ行きますか?」

    リオ「そうですね、行きましょう」

    有馬「俺達も行く」

    リヴァイ「先を急ぐぞ」

    リオ「貴方達は…」

    有馬「今回の件が終わるまでは味方だ」

    リオ「分かっています」

    リヴァイ「ドーはどうした?」

    ノエル「思いきり蹴飛ばしたせいで彼方まで飛んでいきました」

    リヴァイ「よくやったな」

    ノエル「はい!」

    リヴァイ「先を急ぐぞ」

    有馬「あぁ」

    リオ「はい」

    ──有馬達が金木達の元へと向っているのと同時刻、新とゼヴォスはかつてないほどの激闘を繰り広げていた

    ゼヴォス「いいぞ…もっとだ!」

    新「黙れよ」

    ゼヴォス「がはっ!」

    ──隙ができたゼヴォスに新は渾身の蹴りを入れる

    新「くっ…!」

    ──次の瞬間、新は吐血をしてその場に崩れてしまう

    ゼヴォス(なぜ吐血を…?)

    新「はぁ…はぁ……」

    ゼヴォス「どうやらお前の使った潜在能力は消費が凄いらしいな」

    新「10分しかもたねぇんでな」

    ゼヴォス「10分?」

    新「10分ってのは俺の寿命の話だ」

    ゼヴォス「そうか」

    新「お前を必ず倒すという約束事を条件に得た力はすげぇけど、俺の身に降り注ぐ相応の対価もすげぇや」

    ゼヴォス「お前が余に勝てるのは無理だ。奇跡、偶然という言葉の類を持ち合わせたとしともお前は未来永劫余には敵わぬ……と、思っていたがお前は強い。だからこそ本気で挑ませてもらう」

    新「いつまで喋ってんだ?」

    ゼヴォス「瞬間移動で余の背後に来るか…だが」

    ──背後に瞬間移動をした新は隙を突いたと思っていた

    ──しかし、その不意打ちでさえも避けられてしまう

    新「やっぱつえぇな…」
    (ヤベェ…頭がクラクラする……)

    ゼヴォス「次は余から行くぞ」

    ──次の瞬間、ゼヴォスはヘヴンズタイムを発動する

    新「…!」

    ──全ての世界の時間が止まる

    7…

    ゼヴォス「ふむ…では殺るとしよう」
  262. 266 : : 2016/02/11(木) 09:32:26
    6…

    5…

    4…

    ──止まった時の中で、ゼヴォスは新に近付く

    3…

    ゼヴォス「体に穴を開けるとしよう」

    2…

    ──ゼヴォスは、新の体に腕周りと同じ大きさの穴を空ける

    1…

    0…

    新「がはぁ!!」

    ──一瞬で風穴を空けられた新は、琲世とエレンが気絶している所へ飛ばされてしまう

    新「クソッ…!」

    ゼヴォス「致命傷は避けておいた。さて、どうする」

    新「クソっ…」
    (脳と心臓さえ潰せれば勝てるってのに…)

    ゼヴォス「確かに、さすがの余も心臓と脳を潰せれば死ぬ」

    新「心の中読めるんだったな」

    ゼヴォス「ククッ…」

    新「?」

    ゼヴォス「鼻血がでておるぞ?」

    新「…」
    (ヤベェな…そろそろケリつけねぇとマジで逝っちまう)

    ──そんな中エレンと琲世が意識を取り戻す

    琲世「ん……っ…」

    エレン「ここは…」

    新「お前らやっと起きたか」

    エレン「新…」

    琲世「…」

    金木『ハイセ…新くんは……』

    琲世『今から確かめます』

    新「戦闘に備えろ、化け物がまた来るぞ」

    琲世「新さん」

    新「あ?」

    琲世「無茶…していませんよね?」

    新「…」

    エレン「お前の潜在能力は“対価”を必ず必要とする能力だ…まさか無茶な制約を掛けてバカでけぇ対価なんて掛かってないよな?」

    新「…」

    ──長い沈黙が走るが…ゼヴォスの一言でその沈黙は破られる

    ゼヴォス「コイツの寿命はあと7分程度だ」

    琲世「!?」

    金木『!?』

    エレン「!?」

    新「余計な事言うなよクソ野郎」

    ゼヴォス「余に言われても困るな」

    エレン「まったく…なんでもかんでも1人で背負い込むんじゃねぇよ、カネキじゃあるまいし」

    金木『あはは…』

    琲世『そろそろ代わりますか?僕ではここにいても足でまといですし』

    金木『そうだね…戻るよ』

    琲世『では』

    新「俺は一人で背負い込んでねぇ」

    エレン「じゃあなんだ?」

    新「皆を守るために俺は命を懸ける」

    金木「そういうのを一人で背負い込むっていうんだよ」

    新「はぁ?」

    金木「一人ではなくて、皆で命を懸けてコイツと戦おう」

    新「ったく…仕方がねぇな」

    ゼヴォス「お喋りはそこまでだ」

    ──そう言い、新達に向かってくるゼヴォス

    ──だが

    ゼヴォス「…!ぐはっ!」

    ──2人の捜査官によって蹴り飛ばされてしまう

    新「お前ら…」

    エレン「リオ、ノエル…」

    金木「有馬さんにリヴァイさん」

    有馬「まだ生きていたようだな」

    リヴァイ「まったく…既にボロボロじゃねぇか」

    金木「全員集合って所ですね」

    新「あと6分しか持たねぇけど頑張るか」

    有馬「ハイセ、行くぞ」

    リヴァイ「エレン、行くぞ」

    ノエル「新、ノエルさん、行こう」

    ゼヴォス「まとめて全員かかってこい」

    ──最終決戦開始……!
  263. 267 : : 2016/02/11(木) 09:32:41
    《おまけ》

    金木「昨夜も休んじゃったね?」

    エレン「まぁテスト期間中だし仕方ねぇんじゃねぇの?」

    新「テストとか余裕だろ」

    金木「テスト勉強ぐらいはしておかないとね」

    新「しなくても全教科100点取れるっての」

    エレン「さすがGAC」

    金木「だね」

    新「ジーニアースチルドレン…?なんだそりゃ」

    エレン「さぁな?なぁーカネキ」

    金木「だね〜」

    新「んだよ…」

    エレン「まぁお知らせだ!」

    新「東京喰種∫ARATAはあと少しで終わり。でも俺達の物語は終わらない。そんでもう一つお知らせだ」

    金木「今回は更新が少し出来ていなみたいだけど、明日からは通常運転に戻るらしいので是非これからもSS及び連載中の東京喰種:reを読んでいただけると幸いです」

    エレン「進撃の巨人もな!!」

    新「さりげない告知ェ…」

    エレン「うるせぇ」

    金木「それじゃあまたね」

    新「ノシ」

    エレン「のし…?まぁじゃあな」

    お、わ、り
  264. 268 : : 2016/02/11(木) 09:33:15
    《次回更新予定日》

    02/12(金)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  265. 269 : : 2016/02/11(木) 09:38:53
    新くん寿命あと7分...やばたん
    全員集合したから勝てるかな!!
    頑張ってー!!
    期待!
  266. 270 : : 2016/02/11(木) 11:50:16
    >>261 >>269

    ありがとうございます(>︿<。)
    はい!これからもヨロです☆
    ありがとうございます☆
  267. 271 : : 2016/02/12(金) 18:53:34
    がんばってくださいね!応援してますよ!
  268. 272 : : 2016/02/12(金) 20:49:50
    22:30に更新します
  269. 273 : : 2016/02/12(金) 20:50:02
    >>271 ありがとうございます☆
  270. 274 : : 2016/02/13(土) 06:01:22
    更新します
  271. 275 : : 2016/02/13(土) 06:01:55
    有馬「ハイセ、連携でいくぞ」

    金木「不本意ではありますが分かりました」

    エレン「リヴァイさん!」

    リヴァイ「分かっている、俺達も連携でいくぞ」

    新「ノエル、リオ、いくぞ!」

    ──次の瞬間、イクシードメンバーはゼヴォスに向かって全員で一斉に向かう

    ゼヴォス「こい」

    ──7人を相手に奮闘するゼヴォス

    金木「やっぱり強い…」

    新「クソっ…!俺の潜在能力で寿命削って強くなってもまだ届かねぇのかよ……」

    ゼヴォス「痛み…これこそが生きていく上での快楽よ」

    有馬「全員で攻めてかすり傷を付けられた程度か…」

    リヴァイ「既に手は打った」

    金木「手は打った?」

    新「どんな手だ?」

    リヴァイ「俺のクインケの剣先には微量だが猛毒が付いている」

    ゼヴォス「…!」

    有馬「よくやったな」
    (相変わらず抜け目のない奴だ)

    金木「相変わらずですね」

    ゼヴォス「毒など余には効かぬ」

    リヴァイ「普通の毒ならな」

    ゼヴォス「なに?」

    リヴァイ「その毒は殺傷性が非常に高い猛毒だ。ほんの少し細胞に触れただけでその細胞部分は腐り、やがて体中の神経、細胞、内臓が全て腐っていく」

    ゼヴォス「卑劣な野郎だ」

    リヴァイ「正義の下であればどんな卑怯も許されるんだよ」

    ゼヴォス「クソっ…」
    (頭が……)

    リヴァイ「即効性の猛毒だ…お前がいくら優秀だろうと無意味な事だ」

    新「ナイス!」

    リヴァイ「おい新」

    ──リヴァイは新たに向かってクインケを投げる

    新「なんで俺に?」

    リヴァイ「アイツはもはや猛毒の塊だ」

    新「俺の手で決めろと?」

    リヴァイ「このSSの主人公はお前だからな」

    新「あと5分か」

    有馬「5分?」

    金木「実は…」

    ──金木は新たについての事を全て説明した

    有馬「…」

    リヴァイ「…」

    ゼヴォス「はぁ…はぁ……」
    (クソっ…!身体が自由……に…)

    新「仕方がねぇな…俺が決めてやるよ」

    エレン「行け新!」

    新「あぁ」

    ──新はゼヴォス向かって最後の一撃を決めようとする

    ──だが…

    ゼヴォス「ククっ…」

    新「おらぁ!」

    ──新はリヴァイから授かったクインケでトドメを刺そうとする

    ──だがその時

    ゼヴォス「フハハハハ!」

    新「…!?」

    ゼヴォス「この時を待っていた!死ねい!」

    ──ゼヴォスはクインケを腕力で砕き、新にトドメを刺そうとする

    ──が

    新(ヤベっ!避けられねぇ!)

    エレン「ヘヴンズタイム」

    ──次の瞬間、皆が目にしたのは……

    金木「…!」

    有馬「…!」

    リヴァイ「…!」

    リオ「…!」

    ノエル「…!」

    新「…!」

    ──ゼヴォスの攻撃をまともに食らって、ゼヴォスに抱きつくエレンの姿があった

    エレン「…っ!!」

    新「なん…で……」

    エレン「俺ごと心臓を貫け!!」

    新「そんなことできるわけ…」

    ゼヴォス「離せ…!!」

    エレン「早くしろ!俺はもうゼヴォスを触っちまったからどうせ助からねぇ!俺ごと殺せ!」

    新「ふざけんな!そんなことでき──っ!?」

    ──次の瞬間誰かにクインケを取られ、一瞬でエレンが串刺しにされるのを見る新

    ゼヴォス「がはっ!」

    エレン「ぐぁぁあ!」

    ──エレンとゼヴォスを挿したのは…

    新「テメェ…!」

    金木「…」

    新「テメェ何やってるのか分かってんのか!!」

    金木「てめぇこそ何躊躇ってんだよ」

    新「なに?」

    金木「覚悟がないから僕が代わりにやった。覚悟が足りないからこうなるんだ」

    エレン「カネ…キ……」

    金木「分かってる」

    ゼヴォス「はぁ…はぁ……」

    エレン「俺は治癒力がたけぇから死なねぇ」

    金木「でもゼヴォスは」

    ゼヴォス「貴様ら……」

    金木「汚い?でも仕方がないよ」

    ゼヴォス「く……そ…」

    ──次の瞬間ゼヴォスは毒が全身に達し、死に至る

    有馬「勝ったな」

    リヴァイ「あぁ」

    リオ「よしっ!」

    ノエル「やった!」

    金木「よしっ」

    エレン「おっしゃぁあ!」

    ──喜びの中、新が床に倒れる

    新「…」

    ──部屋に鳴り響く音は、ただ一つ

    ──『バタッ』

    エレン「新ぁぁぁぁあ!」

    金木(しまった忘れてた…!)
  272. 276 : : 2016/02/13(土) 06:02:15
    エレン「おい新!!」

    ノエル「新!!!!!」

    ──全員が新の元へと集まる

    ──そこにあったのは

    新「…」

    エレン「おい新……?」

    金木「新くん…?」

    有馬「おい起きろ」

    リヴァイ「おい…!」

    リオ「新くん起きて!」

    ノエル「新…新……新…!」

    ──皆が新に声を掛ける

    ──だが返事は返ってこない

    リヴァイ「どけ!」

    ──リヴァイは新に心臓マッサージをする。自分が持っている全ての経験と知識を使うが

    ──死人には『無意味』である

    ──いつの世も、現実は残酷である

    新「…」

    エレン「おい新!!なんとか言えよ!」

    ノエル(…)

    リオ「なんでこんな…」

    新「…」

    有馬「クソッ…」

    リヴァイ「ふざけるな……お前が死ぬことはないだろ…!」

    ノエル「皆さんどいてください」

    リオ「ノエルさん?」

    ──ノエルは、深く呼吸をする

    ノエル「すぅ………はぁ……」

    金木「ノエルくん…?」

    ノエル「新を生き返らせる方法が一つだけ」

    エレン「あるのか?」

    ノエル「えぇ、俺っチの潜在能力です」

    金木「方法があるってこと?」

    リオ「でも君は潜在能力などないとか言っていなかった?」

    ノエル「あれはウソです…俺っチの潜在能力を言ったところで戦闘に役立つ物ではないので」

    リオ「なるほど」

    ノエル「俺っチの潜在能力はリトライ。文字通り死人を生きかえらせることができます」

    エレン「ならやってくれ!」

    ノエル「はい」

    金木「待って」

    ノエル「?」

    金木「それって…君は安全なの?」

    ノエル「…」

    金木「君は死ぬんじゃないの?」

    エレン「なに?」

    有馬「自己犠牲の能力か」

    エレン「なら止めてくれ」

    ノエル「でも…!」

    エレン「お前が死んでもアイツは喜ばねぇし納得もしねぇよ」

    ノエル「ならどうすれば…」

    エレン「俺が代わりに死ぬから新を生き返らせてくれ」

    金木「エレン…」

    リヴァイ「早まるなエレン」

    エレン「俺はゼヴォスに触れて猛毒に侵されています。どのみち助かりません」

    リヴァイ「解毒剤を持っている」

    エレン「それを飲んだとしても新は生き返らない」

    リヴァイ「…」

    ノエル「まず解毒剤を飲んでください」

    エレン「分かった」

    ──エレンは解毒剤を飲む

    ノエル「新くんの隣へ寝てください」

    エレン「あぁ」

    ──次の瞬間、ノエルはエレンと新の胸に両手をそれぞれ置く

    金木「それしか方法ないんだね…」
    (ヤモリの時と同じだ…僕はまた何も出来ない……目の前にいるのに何も出来ない…)

    有馬「ハイセ、そう思い詰めるな」

    金木「…」

    有馬「仕方がないだろう?世界は残酷だ」

    金木「……………はい」

    ノエル「新くんは心臓が潰れています。エレンさんの心臓を写してその後心臓マッサージで…」

    リヴァイ「俺に任せろ。絶対に死なせない」

    ノエル「では始めます」

    ──ノエルは一言も発する事もなく集中する

    リヴァイ「…」

    金木「…」

    リオ「…」

    有馬「…」

    ノエル「…」

    エレン「…」

    新「…」

    ノエル「では心臓を代えます。絶対に成功させるので死ぬ準備が出来次第行います…なにか遺言は?」

    エレン「じゃあ一人ずつから。カネキ」

    金木「…」
  273. 277 : : 2016/02/13(土) 06:02:38
    《おまけ》

    ──ここは喫茶店:re

    ──朝8時に開店し、夜の8時に閉店するごく普通の喫茶店である

    ──だがそこには、いつもいる“彼”の姿がなかった

    ──2人はエレンの妻である董香に聞こうとするが、皆は感じてしまっている

    ──この人に聞いたら殺されると

    金木「ふぅ…」

    四方「…ご苦労だったな研」

    金木「今日はかなり人が多かったですね」

    四方「…あぁ」

    董香「まだやる事残ってるでしょ?」

    金木「あ、うん」

    ──金木は机を拭き始める

    董香「ちっ…イラつく」

    四方「…どうしたトーカ」

    金木(ついに聞いてしまったか…)

    董香「兄さんには関係ないでしょ」

    四方「…それはそうだな」

    金木(はぁ…)

    董香「殺す…ヒヒヒヒ」

    金木「どうしたの?トーカちゃん」

    董香「あ?」

    金木「い、いやぁ…」

    董香「んだよ」

    金木「その…なんで怒ってるのかなぁ?と」

    董香「あのクソエレンのせいだよ」

    金木「エレンが?」
    (まぁそれは分かる。ていうか1日も店に来て働いてないし)

    四方(…やはりエレンの事か)

    董香「カネキ、お前って壁ドン知ってる?」

    金木「女性が憧れるあの壁ドン?」

    董香「そう!」

    金木「それがどうしたの?」

    董香「あいつにさ」

    金木「うん」

    董香『ねぇ、あなた』

    エレン『お前なぁ…ベッタリしすぎなんだよ』

    董香『だって幸せだし?』

    エレン『はぁ…』

    董香『ねぇそんな事よりさ』

    エレン『ん?』

    董香『壁ドンしてよ!』

    エレン『か、壁ドン?』
    (なんだ?それ)

    董香『うん…ダメ?』

    エレン『仕方ねぇからやってやるよ』
    (どうせトーカの奴のことだから下品な行為に決まってんな)

    ──壁ドンを知らないエレンは、予想で壁ドンをする

    董香『…』

    エレン『どうだ?』

    董香『なんで私の胸触ってんの?』

    エレン『え?だって壁…』

    董香『殺す!!』

    エレン『えっちょ!待て!!うぎゃぁぁぁぁぁあ!!!!』

    董香「て事があって、エレンの事瀕死にさせちゃった」

    金木「今までのご無礼などをお許し下さいませ霧嶋董香様」
    (この人を怒らせたら)

    四方「…俺からも頼みます」
    (間違いなく)

    金木/四方
    (殺される!!!!)

    董香「…?」

    お、わ、り
  274. 278 : : 2016/02/13(土) 06:03:23
    《次回更新予定日》

    02/13(土)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  275. 279 : : 2016/02/13(土) 08:56:52
    期待
  276. 280 : : 2016/02/13(土) 11:04:35
    ゼヴォス超生物なのに猛毒で死ぬとか笑
    超生物なのに猛毒の耐性ないのか
    ぶじ
  277. 281 : : 2016/02/13(土) 11:05:36
    ゼヴォス超生物なのに猛毒で死ぬとか笑
    超生物なのに猛毒の耐性ないのか
    無事勝てて良かった!
    期待!頑張って下さい♪

    すいません┏●上のミスりました
  278. 282 : : 2016/02/13(土) 15:46:07
    待ってました!ついに倒しましたね!
    エレン子供のためにしぬなんて
    カッコイイお父さんですね!
  279. 283 : : 2016/02/13(土) 21:21:55
    今日中には更新します。
    (時間未定)
  280. 284 : : 2016/02/13(土) 22:30:33
    (*^^*)*^^*)*^^*)コンバンハ♪
    了解です(^-^)/
    一週間に何日とかは休んでもいいですよ♪
    ずーと書くと疲れちゃうのでね^^*
    期待!頑張って下さい♪
  281. 285 : : 2016/02/14(日) 00:36:58
    朝の六時半に載せます(>︿<。)
  282. 286 : : 2016/02/14(日) 08:18:37
    更新します。
  283. 287 : : 2016/02/14(日) 08:19:13
    エレン「そう険しい顔をすんなよ」

    金木「うん…」

    エレン「漫画描くんだろ?」

    金木「あぁ」

    エレン「あの世で大ヒットするぐらいの大作を描けよ?でないとあの世が退屈すぎる」

    金木「任せて、必ず大作を作るから」

    エレン「カネキ、俺とお前は相棒だ。お前のことは一生忘れねぇ」

    金木「僕もだエレン…あの時倒れている君を見つけて良かった」

    エレン「あとさ…」

    金木「?」

    エレン「トーカの奴に“わりぃ”って伝えてくれるか?」

    金木「……あぁ」

    エレン「えっと…白髪」

    有馬「あぁ」

    エレン「あんたと一度戦ってみたかった」

    有馬「俺もだ、喰種の英雄よ」

    エレン「光栄だな…」

    有馬「お前という喰種を俺は忘れはしないさ」

    エレン「おう。そしてリヴァイさん」

    リヴァイ「…」

    エレン「ペトラさんに伝えておきますよ…リヴァイさんはまだ独身だって」

    リヴァイ「ちっ…死ぬ間際でも嫌味かテメェは」

    金木(ペトラ…?)

    エレン「俺は先に死んだ奴らと会ってワイワイやっときます」

    リヴァイ「あぁ」

    エレン「リヴァイ・アッカーマン兵長、いままでありがとうございました」

    リヴァイ「エレン・イェーガー、調査兵団及び喰種、人間、イクシードとしての責務を果たした事を認める。もう休め…ご苦労だった」

    エレン「ありがとうございます」

    リヴァイ「あぁ」

    ──次の瞬間、リヴァイは顔を横に向ける

    エレン「…!」

    リヴァイ「…」

    ──リヴァイの頬に一粒の“水”が付いていた

    エレン「リオ」

    リオ「エレン…」

    エレン「新の面倒とか見てくれねぇかな?お前と新は結構相性いいしよ」

    リオ「任せてください」

    エレン「お前と会えて良かった」

    リオ「僕もです…」

    エレン「元気に生きろよな!」

    リオ「はい!」

    エレン「ノエル」

    ノエル「はい?」

    エレン「新を頼んだ」

    ノエル「任せてください」

    ──次の瞬間、沈黙が走る

    エレン「やってくれ」

    ノエル「潜在能力リトライ……発動」

    ──ノエルは心臓を取り替える

    ──そしてエレンは…

    エレン「がはっ!」

    ──エレン・イェーガー……死亡

    金木「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」

    リヴァイ「落ち着けカネキ!」

    有馬「ハイセ!」

    金木「くそおおおおおおおおお!!!!」
    (僕は無力だ!クソッ!クソッ!あの日からなにも変わっていない……!)

    リオ「…」

    金木「馬鹿野郎…1人で行かないでよ……」

    ──金木は涙を流す

    エレン「…」

    ──死から得たものは

    新「ん…っ……」

    ──命である

    金木「新くん…」

    新「ここ…は……」

    リヴァイ「新」

    リオ「新」

    ノエル「新」

    有馬「新くん」

    新「お前ら…」

    皆《おかえり!》

    新「ただいま」

    ──新はエレンに視線を移す

    新「親父…?」

    エレン「…」

    ノエル「…」

    新「状況を理解した」

    ノエル「ごめ──がはっ!」

    ──次の瞬間、新はノエルの顔面を殴る

    新「テメェ…!」

    金木「落ち着いて新くん」

    新「うるせぇ!テメェは黙ってろ!」

    金木「落ち着いて…?」

    新「うるせぇんだよ!!!!」

    金木「…」

    新「なんで俺なんだよ!親父は無駄死にじゃないのかぁ!?ふざっけんなよ!」

    有馬「貴様こそふざけるな」
  284. 288 : : 2016/02/14(日) 08:19:34
    金木(有馬さん…?)

    新「なに?」

    有馬「エレンは自分から望んでお前のために自分の命を犠牲にした」

    新「そんなの分かってる…どうせ子供に対する愛情とかそんなのだろ?分かってる」

    有馬「それだけじゃない」

    新「?」

    有馬「子に対する愛情だけではない」

    新「後はなんだよ」

    有馬「いいか新。『死』というのは『終わる』という事だ。そして『死』というのは『全てを失う』ということだ」

    新「だからどうし──っ!」

    有馬「気が付いたか…そうだ、エレンは全てを失う覚悟で死んだんだ。エレンが死ねば君の母親だって悲しむし友達も悲しむ。ハイセがいい証拠だ」

    金木「…」

    新「…っ」

    有馬「いいか…『死ぬ』という行為は『単純であって複雑』なんだ」

    新「んなのしってる…分かってる……」

    金木「トーカちゃんが一番悲しむかもね…」

    新「自殺とかするんじゃねぇかな」

    金木「え…?」

    新「俺1回ガチでおふくろに怒られたことがある」

    金木「いつも怒られてるよね?」

    新「いつも怒られてるけど、本気で殺されそうになったことがある」

    金木「…トーカちゃんらしいね」

    新「旦那様を馬鹿にしたりするのはいいけど、怪我させたら私が許さないって。本気で殺意を向けられた」

    金木(それほどまでにエレンを…)

    新「おふくろはエレンさえいればマジで何もいらねぇとか言ってたしな」

    金木「そっか…」

    新「色々と不満はあるけど今は親父に感謝だな」

    金木「君の父親はカッコいいよ」

    新「当たり前だろ?俺の親父だぜ?」

    金木「そうだね」

    有馬「さぁ帰ろう」

    リヴァイ「この市街地で死んだ奴らは軽く十数万人はいくか…」

    有馬「東京は人口が多いからな」

    リヴァイ「まぁ今回は流石に致し方ねぇか」

    有馬「あぁ…」

    ノエル「エレンさんの死体はどうしますか?」

    リヴァイ「俺に任せてくれ」

    ノエル「ならチミ殿に任せます」

    リヴァイ「あぁ」

    新「帰ろうぜ」

    有馬(この宮殿の解体と死んだ物の数については後で考えるとするか…)

    リヴァイ「リオ、エレンの死体をお前らの住処にでも何でもいいからまずはそこにおいて置いてくれ」

    リオ「わかりました」

    ──有馬はCCG本部へ。リヴァイ、新、金木は董香の家へ。リオとノエルはウタのいる店へ。皆それぞれがそれぞれの場所へと向かう

    ──そして…

    新「ただいま…」
    (おふくろ……)

    金木「お邪魔します」

    リヴァイ「邪魔するぞ」

    董香「新!」

    新「ただいま」

    董香「そんなボロボロになって…」

    新「こいつらもボロボロだけどな」

    金木「流石に今回は疲れたかな」

    リヴァイ「…」

    董香「ってあれ?エレンはどこなの?」

    新「…」

    金木「…」

    リヴァイ「…」

    董香「どうしたの…?」

    新「なぁおふくろ…一度しか言わねぇから聞いてくれ」

    董香「ん?」

    新「親父は死んだ」

    董香「は………?」

    ──家の中で、かつてないほどの沈黙が走る
  285. 289 : : 2016/02/14(日) 08:22:01
    《おまけ》

    金木「今回はおまけというよりお知らせかな」

    エレン「このSSを見てくれてありがとな!」

    金木「後数話で終わるけど、よろしくね」

    エレン「俺死んじまったけど…」

    金木「大丈夫。君の分まで新くんは生きると思うよ」

    エレン「…だなっ!」

    金木「それじゃあねエレン…元気でね」

    エレン「おう!今までありがとう。じゃあな」

    お、わ、り
  286. 290 : : 2016/02/14(日) 08:22:41
    《次回更新予定日》

    02/14(日)21:00~23:00

    SSについて>>1

    潜在能力について>>2

    シリーズについて>>25

    超生物について>>65

    イクシードについて>>152

    強さ表>>154
  287. 291 : : 2016/02/14(日) 08:23:00
    期待
  288. 292 : : 2016/02/14(日) 11:18:42
    >>282 カッコいいお父さんですよね!羨ましいです(>︿<。)

    >>284 はい!猛毒で死に絶えるとは言いましたが死亡とはまだ書いていませんよ←
    フフフ…
    ありがとうございます☆

    >>291 ありがとうございます☆頑張ります
  289. 293 : : 2016/02/14(日) 11:35:21
    >>292、まじか((((;゚Д゚))))まだ死亡してないなんてやばい...、あと数話で終わるんですか終わるのも早いですね〜!。トーカちゃん、エレン以外いらないのか笑エレン死んで可哀そう(´nωn`)
    期待!あと数話頑張って下さい♪
  290. 294 : : 2016/02/14(日) 11:40:40
    >>292
    しんでないの!?
  291. 295 : : 2016/02/14(日) 12:46:02
    >>293 あと数話というか、今夜で終わるか終わらないかってところですかね!

    >>294 まだ死んでいません!←カミングアウトw
  292. 296 : : 2016/02/14(日) 17:22:15
    《お知らせ》

    えぇ〜

    今回の更新で、東京喰種∫ARATAは終わりです!

    ここまで読んできてくれた皆様本っっっ当にありがとうございました!

    今夜の更新をお楽しみに!

    《余談》

    未来にいるキャラが登場!?

    そして金木が作る漫画とは……
  293. 297 : : 2016/02/14(日) 17:23:50
    進撃の巨人だろ
  294. 298 : : 2016/02/14(日) 17:41:37
    >>297 残念!
    そっちかーいwwwwってなる作品だけど、分かっても書き込みは×NG×
  295. 299 : : 2016/02/14(日) 21:10:30
    合作します?
  296. 300 : : 2016/02/14(日) 21:18:40
    >>どんなSSですかー?(カテゴリ)
  297. 301 : : 2016/02/14(日) 21:18:51
    22:00に更新します。
  298. 302 : : 2016/02/14(日) 21:19:47
    何でもいいよ
  299. 303 : : 2016/02/14(日) 21:28:36
    >>302 では近い内にしましょう\(^o^)/
    Twitterの方で今度合作について話しましょうね☆
  300. 304 : : 2016/02/14(日) 21:29:26
  301. 305 : : 2016/02/14(日) 21:56:11
    更新します。最終回です。
  302. 306 : : 2016/02/14(日) 21:56:15
    新「何度も言わせんなよ…」

    董香「何……いってんの…」

    金木「…」

    リヴァイ「…」

    新「親父は死んだんだよ!」

    董香「何言ってんだよ!」

    リヴァイ「エレンは死亡した」

    金木「えっと…」

    ──金木は董香にすべてを話した

    董香「…」

    金木「そういうわけでエレ──」

    董香「やめてええええ!!」

    ──董香の叫びが部屋中に響く

    金木「…」

    新「…」

    リヴァイ「…」

    董香「分かってる…もう言わないで……分かってる…から……」

    新「おふくろ、俺は家に出る前お前に言ったはずだ…万一のことを考えとけって」

    董香「分かってる…」

    新「俺の親父は立派だった」

    董香「当たり前でしょ?」

    金木「…」

    董香「どうしたの?」

    金木「いや…」

    新「…?」

    リヴァイ「どうした?」

    董香「今は落ち込んでるけどもう大丈夫だよ?私は」

    金木「ごめん、ちょっと行ってくる」

    新「ちょ、研ちゃん!」

    リヴァイ「追いかけるな」

    新「ちっ…」

    リヴァイ「何かしらあるのだろう」

    董香「どうしたんだろ」

    リヴァイ「さぁな…それと」

    董香「?」

    リヴァイ「エレンの死体は俺が処理する」

    董香「分かった」

    リヴァイ「あぁ」

    ──一方、金木はとある場所へ急いでいた

    琲世『やっぱり…感じる』

    金木『うん……なにか嫌な予感がする』

    ──金木が向かう先は…宮殿である

    ----------プリキュア宮殿----------

    ──一方その頃…

    ゼヴォス「はぁ…はぁ…」

    ──ゼヴォスは一度死んだふりし、まだ生きていた

    ゼヴォス「まだ……だ…!」

    ──ゼヴォスは息を荒くはするも、落ち着いていた

    ゼヴォス「余…の……オリジナルの…潜在能力……を…っ…」

    ──そういい、潜在能力を使うゼヴォス

    ゼヴォス「潜在能力…全知全能……発動…」

    ──次の瞬間ゼヴォスは地面に穴を掘り、地下深くへと潜る

    ──そして、ゼヴォスの体は球体のように丸くなっていき、卵の中で固まる

    ゼヴォス「毒は潜在能力で消したが……全細胞の復活には“千年”の時間がかかる……ここ…は……千年の間地中深く完全復活するまで待つしかないか……」

    ──そして、ゼヴォスは千年後に向けて眠る

    ──それから数分後、金木は宮殿内へと着く

    金木「はぁ…はぁ……」

    琲世『なにもない…』

    金木『ゼヴォスは腐って死んだのか…?』

    琲世『おそらく』

    金木『気のせいだったか……戻るとするよ』

    琲世『あはは…』

    金木(戻ろう)

    ──それから3年

    ──新は20歳になり、喫茶店で働く良き青年に育っていた
  303. 307 : : 2016/02/14(日) 21:56:30
    新「ありがとうございました」

    客「あいよ!また来るね」

    新「はい!」

    董香「新、次の注文聞いてきて」

    新「分かってるよ母さん」

    金木「僕も行ってくる」

    四方「…俺は皿などを洗ってくる」

    董香「うん、お願い」

    ──超生物の騒動から約3年…新達は幸せで平和な日常を過ごしていた

    ──そして、3年前のをきっかけに“喰種対策法”も改訂される

    新「うしっ!今は夜の8時…閉店準備だ」

    董香「CLOSEにしてきた?」

    金木「僕がさっきしてきたよ」

    四方「…トーカ」

    董香「なに?兄さん」

    四方「…お前の娘をどうにかしてくれ……俺の部屋が散らかっていて取り返しがつかない」

    董香「あはは…やんちゃな性格は誰に似たんだろ」

    新「母さんと父さんは元々やんちゃなんだろ」

    董香「あ?」

    新「なんでもない…」

    ──閉店準備を済ました金木達は、家に帰ろうとする

    新「母さん、帰ろうぜ?」

    董香「ちょっと待ってて」

    金木「あっ…少しいいかな?」

    四方「…どうした研」

    金木「実は…」

    董香「うん?」

    新「?」

    金木「喫茶店:reを辞めたいんだ」

    董香「辞める…か」

    金木「前々から言っていたけど、漫画を作りたくてね」

    新「漫画か」

    金木「エレンとも約束したしね、あの世で流行るほどの大作を作ってくれって…喰種と人間を主にした漫画だよ」

    董香「分かった」

    金木「ありがとうトーカちゃん」

    董香「カネキ、今までお疲れ様でした」

    四方「…ご苦労だったな」

    新「お疲れさん。後は四方さんと母さんと私に任せればいい」

    金木「あぁ」

    ──そう言い、“喰種安全証明バッジ”を着けて店を出ようとする金木

    董香「あ、待って」

    金木「なに?トーカちゃん」

    董香「アンタ漫画作るんでしょ?」

    金木「うん」

    董香「タイトルとかはもう決まってるの?」

    金木「決まってるよ」

    新「へぇ〜!教えてくれよ」

    金木「うん、いいよ?」

    新「うっし!」

    董香「教えて」

    四方(部屋に戻るか…)

    金木「漫画のタイトルは…」


































































































    『東京喰種』





















    お、わ、re
  304. 308 : : 2016/02/14(日) 21:56:45
    《おまけ》

    ──そしてそこから1000年が経過する

    流星「だぁー!!やっと着いた!」

    琲世「カネキさん達の時代へ10時間…今やっと帰ってきて10時間……さすがに疲れたかな」

    流星「テメェの運転が鈍いんだよ!」

    琲世「40kmは安全運転だし、その方がいいよ?」

    流星「時空の狭間での運転で安全運転もクソもあるか!ワームホールの中は障害物とかなんもねぇの!」

    琲世「でも安全運転でいいじゃん…」

    流星「だから鈍いんだよ!4000kmは出せるだろーが!」

    琲世「僕のタイムキャラバンがもたないよ」
    (流星のゲーム機器後で全部壊そう)

    流星「だからお前はなぁ!」

    ──喧嘩している中、1人の捜査官が2人による

    ヴィッチ「やぁチミ達、やっと戻ってきたか」

    流星「んだよテメェかよ…あぁ戻ってきた。エレン達は無事に元の時代へと帰らせた」

    琲世「ヴィッチさんがなぜここに?」

    ヴィッチ「地中深くに大きい“卵”が発見されてな」

    流星「たまご?」

    ヴィッチ「そうだ」

    琲世「その卵がどうしたんだ?」

    ヴィッチ「卵を発見した一般市民が殺されて、卵の中身はなかったそうだ」

    流星「つまり誰か入ってたって事だな」

    琲世「じゃあ行こうか」

    流星「あぁ行こうか…空の卵がある場所へ」

    ──金木琲世と霧嶋流星の物語がいま始まる

    ──だが、この物語はまたいつか語るとしよう





















    お、わ、り
  305. 309 : : 2016/02/14(日) 21:56:58
    《挨拶》

    いやぁ〜ついに終わりましたなぁ…

    長かった!w

    金木が作る漫画には色々言いたいことあるとか思ってるそこのKIMI☆あまり気にするな!

    そして

    これで『エレンとカネキの物語』シリーズは終わりです!

    エヘンとカネキの邂逅編から霧嶋新編まで読んでくれて本当にありがとうございました☆

    で!

    今後の予定なのですが…

    今回のシリーズはこれで終わりなので新しいSSを作ろうと思っています

    東京喰種のSSですかね\(^o^)/

    もう流星や新を書けないと思うと寂しい思いもある事にはありますが……(>︿<。)

    それはさておき

    読んでいただき本当にありがとうございました!

    それでは皆さん

    またね(・ω・)ノ
  306. 310 : : 2016/02/14(日) 21:59:45
    お疲れさま
  307. 311 : : 2016/02/14(日) 22:00:11
    (⌒∇⌒)ノ"
  308. 312 : : 2016/02/14(日) 22:03:00
    >>311 おう!ありがとね!!
  309. 313 : : 2016/02/14(日) 22:12:13
    お疲れさまです (*´∀`)♪
    ゼヴォスやっぱり生きてたんですね。
    トーカちゃん元気でなによりです♪
    よっしーさんこれからも頑張って下さい♪
    次のSSも期待!
    あとこのSSの続きまた書くんですか??
  310. 314 : : 2016/02/14(日) 22:13:40
    >>313 この続きは皆様の想像という事にしてます!w

    なので続きはないです(>︿<。)

    コメントは本当に元気が出ました!!

    読んでくれてありがとう
  311. 315 : : 2016/02/14(日) 22:16:10
    >>314
    そうなんですか(><)
    分かりました!
    私のコメントで、元気が出てよかったです♪
    これからも読みますよ!笑
  312. 316 : : 2016/02/14(日) 22:22:55
    >>315 ありがとうございます!
    近日中にも作ろので是非♪
  313. 317 : : 2016/02/14(日) 22:34:57
    お疲れ様です!
    これからも期待してますよ!
    がんばってくださいね!
  314. 318 : : 2016/02/14(日) 22:37:39
    >>317 ありがとうございます!!
    これからもよろです!
  315. 319 : : 2016/02/14(日) 22:46:58
    >>316
    了解です(^-^)/
  316. 320 : : 2016/02/15(月) 16:23:11
    そういや学校で思ったんだけど
    3年で喰種安全証明法作れたんですね。
    よかった〜!
  317. 321 : : 2016/02/15(月) 19:15:35
    >>320 よかったですよね!(>︿<。)
  318. 322 : : 2016/02/15(月) 19:15:58
    新作:【 http://www.ssnote.net/archives/43498
  319. 323 : : 2016/03/31(木) 17:43:34
    おもしろい

  320. 324 : : 2020/10/01(木) 13:24:20
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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dona0710

龘∫よっしー

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エレンとカネキの物語 シリーズ

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