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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

異世界物語─英雄集結編─

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  1. 1 : : 2016/03/07(月) 13:44:24
    【SS作品名】

    異世界物語(いせかいものがたり)

    《SSについて》

    “エレンとカネキの物語”シリーズの正式続編ではありますが、主人公はエレンとカネキを含む様々な人物達です

    こちらは完全オリジナルストーリーである為、東京喰種・進撃の巨人その他作品の原作基本設定は変えてはいないものの、時系列やストーリーはオリジナルです

    その他作品を知っていなくても、楽しめる内容にします

    毎日投稿ではありませんが、亀更新でもありません

    《コラボ作品》

    東京喰種:re

    進撃の巨人

    東京喰種:future

    東京喰種∫ARATA

    NARUTO

    ONE PIECE

    ドラゴンクエスト

    信長協奏曲

    BLEACH

    HUNTER×HUNTER

    黒子のバスケ

    七つの大罪

    ジョジョの奇妙な冒険

    銀魂

    マギ

    Devil May Cry

    《主要人物》

    金木研

    エレンイェーガー

    霧嶋流星

    金木琲世

    霧嶋新

    メリオダス

    レティス

    サブロー/ミッチー

    坂田銀時

    キルアゾルディック

    空条承太郎

    赤司征十郎

    黒崎一護

    モンキーDルフィ

    シンドバッド

    うちはサスケ

    ダンテ/ネロ

    《異世界物語について》

    Devil May Cryに出てくる魔帝ムンドゥス──

    魔帝ムンドゥスは魔界、人間界を支配しようと画策し、ついに実行することとなる

    が、ムンドゥスの右腕でもあったスパーダにより、その野望は潰えた

    だが、2000年の時を得て復活したムンドゥスは再び世界を支配しようと企む

    だが───

    そのスパーダの息子であるダンテにより、その野望はまたしても潰えることとなる

    しかし…

    封印空間の中で彷徨っていたムンドゥスは、その空間から出て再び世界を支配しようと企む

    そして

    ムンドゥスはその途中で様々な世界があることを知ることになる

    そのことを知ったムンドゥスは全世界に存在する全ての世界を支配しようと再び画策するのであった

    これは、英雄が魔帝を倒す物語である───

    《設定》 

    潜在能力について>>2

    グループについて→ http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/groups/2063

    ・人物の喋り方について  

    対話⇒「〇〇〇〇!」  

    心の中⇒(〇〇〇〇!)  

    両方⇒「〇〇〇〇!」  
    (〇〇〇〇!)  

    電話⇒〔〇〇〇〇!〕  

    両者同時⇒《〇〇〇〇!》  

    ・このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます 
    ※なるべく控えます

    このSSを読む前に、こちらのSSを読んでいないと理解出来ない場合があります。 

    邂逅編【http://www.ssnote.net/archives/41001】 
    邂逅⇒梟討伐戦  

    アオギリの樹編【http://www.ssnote.net/archives/41282】 
    梟討伐戦後⇒アオギリの樹戦 

    未来編【http://www.ssnote.net/archives/41786】 
    アオギリの樹戦後⇒未来編 

    超生物編【http://www.ssnote.net/archives/42562
    未来編⇒超生物編

    《作品シリーズ》 

    http://www.ssnote.net/series/2744

    《初回更新予定日》

    3月9日水曜日21:00〜23:00
  2. 2 : : 2016/03/07(月) 13:44:47
    《潜在能力》 
    生物が生まれながらにして持っている隠された力であり、潜在能力を開花した者は絶大な力を得ると言われている。 

    開花する為には深い絶望と才能の両方を持ち合わせていないと開花出来ない為、開花出来る者は限られる。 

    そして、潜在能力を使用する為には『疲労』『体力』『老化』が同時に自分の体に負担が来るため、連発で使用すると意識を失い、最悪の場合死に至る。 

    《潜在能力所持者情報》 

    『霧島新』 

    潜在能力〔アグリメント〕 

    能力〔自分自身に約束事を決めて約束を交わした内容とそれ相応の力を得る事ができる。一見便利な能力に見えるが、自分自身で決めた約束事を絶対に守らなければならないという条件があり、また約束を守るという頑固たる意志がないと発動すらしない。そして、万が一約束事を果たせなかった場合、それ相応の罰が自分自身に降り注ぐ〕 

    『エレン・イェーガー』 

    潜在能力名〔ヘヴンズタイム〕 

    能力:〔あらゆる時の流れを止める(ただし止めていられるのには制限時間が存在する)〕 

    『金木研∞佐々木琲世』 

    潜在能力名〔ソニック〕 

    潜在能力名Ⅱ〔バロウ〕 

    能力〔一瞬で任意の空間同士を入れ替える(ただし本人が視野に映る対象と空間のみ)〕 

    能力Ⅱ〔相手の潜在能力を借りることが出来る〕 

    『リオ』 

    潜在能力名〔バフ〕 

    能力〔相手の身体能力を飛躍的に上げることが出来る〕 

    『ゼヴォス』 

    潜在能力名〔全知全能〕 

    能力〔生物に存在するありとあらゆる全ての潜在能力を使うことができ、潜在能力を使用する際にかかるリスクもノーリスクで使うことが出来る〕
  3. 3 : : 2016/03/07(月) 20:00:15
    きたあああああああああああああああ
  4. 4 : : 2016/03/07(月) 21:06:12
    >>3 サンクス!
  5. 5 : : 2016/03/07(月) 22:44:40
    頑張って下さい♪
    期待!
  6. 6 : : 2016/03/08(火) 08:43:25
    >>5 ありがとうございます☆
  7. 7 : : 2016/03/08(火) 20:09:12
    エレンやカネキくんやトーカちゃんの年齢ってどうなってるんですか?
    20年経っているので歳はとっているとは思うんですが…よかったら教えてください
  8. 8 : : 2016/03/08(火) 20:13:27
    異世界物語現段階での年齢は──

    金木研46歳

    エレン37歳(死亡時年齢)生きていれば40歳

    董香43歳

    リヴァイ53歳

    有馬55歳

    です

    エレンがトーカと結婚して20年たって新が生まれてるので、この様な年齢になりました(>︿<。)
    そしてそれから3年経っているのでかなりみなさんいってますね

    見た目は変わってないですが←
  9. 9 : : 2016/03/08(火) 20:36:47
    更新します。
    本編の更新は>>1を見てください。
    今回は、本編が始まる少し前のストーリーをここに書きたいと思います。
  10. 10 : : 2016/03/08(火) 20:36:58
    金木「ふぅ…やっと終わった」

    僕の名前は金木研

    僕は今漫画家として活動している

    もちろん、僕が喰種だという事を知っている人も大勢いるだろう

    けど、超生物の件もあって人間が僕達喰種に対する見方は変わってきている

    1000年後の未来があんな風になっているんだ…今から平和が来るなんてのは嬉しい

    ──と、いいたいんだけど

    リオ「“こんばんは”ですかね?カネキさん」

    原稿を描き終えた金木の元に、リオが訪れる

    金木「うーん…“こんにちは”じゃないかな?」

    リオ「そうですか?」

    金木「まぁ…分からないよね」

    リオ「ですね…」

    金木「疲れたぁ…」

    リオ「お疲れ様です」

    金木「少し休もうかな」

    リオ「血酒持ってきましたよ」

    金木「いいね」

    リオ「いつ“晴れる”んでしょうかね……」

    金木「それは僕にも分からないよ」

    リオ「ですね…」

    金木「うん」

    エレンイェーガーの死から3年と少し経ったある日、突如富士山に隕石が落ちたという報道が流れた

    幸い、被害はあまりなかった

    かに思えたが──

    隕石落下から数ヶ月

    僕らの世界は───

    ずっと夜だ
  11. 11 : : 2016/03/09(水) 00:37:50
    突然富士山に隕石が!?むむあやしい(o¬ω¬o)チラチラ
    ずっと夜って怖いね((;゚Д゚)ガクガクブルブル
    期待!頑張って下さい♪
  12. 12 : : 2016/03/09(水) 07:38:20
    《余談》

    ちなみに、異世界物語時系列は東京喰種∫ARATAから数ヶ月です
  13. 13 : : 2016/03/09(水) 16:05:56
    いよいよ今夜更新!
    ぜひご期待ください
    22:00に更新します。
  14. 14 : : 2016/03/09(水) 16:06:37
    >>11 今回は長編になるかもです(>︿<。)
    ありがとうございます☆
    期待に応えられるような作品に致します
  15. 15 : : 2016/03/09(水) 21:58:24
    更新します
  16. 16 : : 2016/03/09(水) 22:00:47
    異世界物語

    これは…

    英雄達が世界を救う物語である
  17. 17 : : 2016/03/09(水) 22:00:59
    《一話─世界の異変─》



    金木「それじゃあ行ってくるよ」

    マネージャー「はい、気をつけてください」

    金木「うん」

    漫画を描く材料を買う為に僕は外に出る

    普通ならば、マネージャーやアシスタントなどに頼むのが基本なのだろう

    しかし…

    隕石が落下してから数ヶ月、世界中が夜になっていて

    その影響か、世界中の治安も少しずつ悪くなってきている

    これが自然現象なのか、隕石が落下した時が原因なのかは未だに分からない

    なぜなら──

    富士山に隕石が落下した“跡”がなかったからだ

    それに、夜に女性を外出させるというのはいかがなものかという面でも僕が外に出て買い出しをしている

    あぁ…少しあんていくにも寄っていこうかな

    金木は買い出しを済ませると、霧嶋家が務めている喫茶店:reに顔を出しに行く

    董香「いらっしゃいませ」

    新「いらっしゃい」

    金木「やっぱり人少ないね」

    董香「はぁ…アンタそれいう?普通」

    金木「ごめんごめん」

    新「元気でしたか?」

    金木「うん、新くんっていまはいくつだっけ?」

    新「20ですけど?」

    金木「時が経つのは早いね」

    新「まぁ…」

    金木「3年前と比べて新くんも随分丸くなったしね」

    そう言って、少し笑う金木

    新「まぁ…」

    董香「アイツの死から3年と4ヶ月か…」

    金木「そうだね…」

    新「いろいろなことが起こりすぎましたね…約3年前に父さんが死んで、それから1ヶ月後に隕石落下…それからずっと今に至るまでの3ヶ月間は夜……どうなってるんでしょうか?」

    金木「なにかイヤな予感がする」

    董香「テメェのイヤな予感は当たるからなぁ…」

    新「母さん口悪いよ…」

    董香「うっさい」

    金木「新くんの妹さんは?」

    董香「私の自宅で兄さんが見てる」

    新「四方さんもいい年だし、店は私と母さんで大丈夫だ」

    金木「コーヒー1つ、いいかな?」

    新「はい」

    数分後、コーヒーを金木に渡す新

    金木「このコーヒー…店長には敵わないけど、美味しいよ」

    新「店長?あぁ母さんのことか」

    金木「違うよ」

    新「?」

    金木「まぁ…それより困ったよ本当に」

    董香「そりゃあ太陽が数ヶ月ないからね」

    金木「でも妙だ」

    董香「妙?」

    金木「太陽は恐らく宇宙にある」

    董香「でも今は世界中が夜だよ?」

    金木「地球から太陽がなくなれば、地球はたちまち凍るよ?数ヶ月はおろか数週間で地球はおしまい」

    新「なら原因は?」

    金木「調べる必要があるみたいだね」

    新「イトリさんとか?」

    金木「イトリさんやリオくんの情報網を持ってしてもなにも得られなかったよ」

    董香「あの2人でも無理なら他にどうやって…」

    金木「それが分かったら苦労しないよ」

    コーヒーを飲み干した金木は席から立ち上がる

    金木「ご馳走様、美味しかったよ」

    董香「また来いよな」

    金木「あぁ」

    金木が出た後の喫茶店は静かだった

    董香「太陽…か」

    新「富士山に行く必要があるな」

    董香「でも何も無かったんでしょ?イトリさんやリオが行ったけど」

    新「まぁ…」

    自宅へ戻った金木は、原稿を描き始める

    それから数時間

    金木「はぁ…疲れた」

    マネージャー「お疲れ様です」

    金木「うん」

    マネージャー「本宅には戻らないのですか?」

    金木「ミカサには数ヶ月戻らないで別荘で漫画を描くよって言っているしね」

    マネージャー「ならよかったです」

    金木「今は何時?」

    マネージャー「2時ですね」

    金木「どっちの方だろうね?」

    マネージャー「さぁ…」

    金木「僕さ、数日の間休むね」
  18. 18 : : 2016/03/09(水) 22:01:15
    マネ「なぜです?」

    金木「富士山に行こうと思っていてね」

    マネ「原稿は…」

    金木「大丈夫だと思うよ?あはは……」

    マネ「はぁ…」

    金木「今は漫画より世界だ」

    マネ「まぁ…」

    金木「それに、亡き友からあとは頼んだって言われてるからね…世界を守る事こそが彼の意志ならそれは僕の意志でもある」

    マネ「分かりました」

    金木「ごめんね」

    マネ「いえ」

    それじゃあ行ってくるよ

    そう言おうとした時、自宅のチャイムが鳴る

    金木「はい、今出ます」

    そしてそこには──

    「久しぶりだな」

    金木「えっと…」
    (フードを被っていてよく見えない…)

    亜門「俺だ、眼帯」

    金木「…!亜門さん!」

    亜門「久しぶりだな」

    金木「梟戦以来ですね」

    亜門「あぁ」

    マネ「知り合いですか?」

    金木「うん、人間だよ」

    亜門「いや…俺は喰種だ」

    金木「亜門さんが?」

    亜門「あの戦争で瀕死だった俺は攫われて、起きたら喰種になっていた」

    金木「そうでしたか…」

    亜門「だが今はそんなことより」

    金木「?」

    亜門「今この世界で起こっている現象について少しわかったことがある」

    金木「…中へどうぞ」

    亜門「あぁ」

    金木「それで…どのような情報ですか?」

    亜門「まずは、紹介したい奴がいるんだ」

    金木「誰ですか?」

    亜門「ソイツはかなり目立つからな…今は富士山付近にいる」

    金木「どの道行かなければならないということですか」

    亜門「そいつに説明してもらう方が分かりやすい…そして、俺が今言えることは」

    金木「?」

    亜門「紅い雲(クレナイ)は管理人によるただのミスではないということだ」

    金木「な、なぜ貴方が紅い雲を……」



    《次話、─神鳥レティス─》
    【コラボ作品:ドラゴンクエスト】
  19. 19 : : 2016/03/09(水) 22:01:53
    《次回更新予定日》
    3/10(木)21:00〜23:00
  20. 20 : : 2016/03/09(水) 22:02:50
    《余談》

    というわけで!今日から異世界物語が始まりました(>︿<。)

    いろんな作品が出てきます

    作品を知っている方も知らない方も楽しめる作品にしますので、これからもよろしくです!

    お気に入りに追加してくれると嬉しいです!
  21. 21 : : 2016/03/09(水) 22:07:00
    気に入りボタン(∪・ω・∪)ポチ
    亜門くんが言ってる人物ってまさか...!?
    早く太陽がでるといいですね!
    長編ですか!?長編私大好きです!
    期待!頑張って下さい♪
  22. 22 : : 2016/03/10(木) 20:22:03
    22:00に更新します。
  23. 23 : : 2016/03/10(木) 21:08:51
    期待!!!!
  24. 24 : : 2016/03/10(木) 21:24:00
    はっ!!Σ(・□・ )これは全部繋がっているんだ
  25. 25 : : 2016/03/10(木) 21:24:21
    期待です連投すいません
  26. 26 : : 2016/03/10(木) 21:53:36
    >>23 サンクス!

    >>25 ありがとです!
    すべては繋がってます←ムフフ
  27. 27 : : 2016/03/10(木) 21:54:17
    更新します
  28. 28 : : 2016/03/10(木) 21:54:25
    《二話─神鳥レティス─》
    【コラボ作品:ドラゴンクエスト】



    亜門「レティスだ」

    金木「レティス…?」

    亜門「後は富士山に行ってからだ」

    金木「かなり時間がかかりますが仕方ない…」

    亜門「レティスから宝玉を2つ貰ってきた」

    金木「宝玉?」

    亜門「宝玉を持って願い事をすれば叶うが上限がある」

    金木「移動程度ならば行けるということですか」

    亜門「あぁ」

    マネ「この事は…」

    金木「まだ皆には話さないでくれ」

    亜門「俺達が3日以内にここへ戻らなかったら死んだと思ってくれ」

    金木「そういうこと」

    亜門「悪いヤツには見えなかったがな」

    金木「では行きましょうか…レティスさんの所へ」

    亜門「あぁ」

    2人は青い宝玉に願い事をする

    レティスの所へと──

    そしてたどり着いた場所は…

    「お待ちしておりました」

    亜門「連れてきた」

    「はい」

    金木「と、鳥……?」

    レティス「お会いするのは初めてですね、金木研さん」

    金木「なぜ貴方が僕を?」

    レティス「私は全ての世界を巡回する神であり、全世界の平和を傍観する立場の者でもあります」

    金木「そうですか」
    (この鳥が神様……)

    レティス「貴方達の世界はとてつもない危機に瀕しているのです」

    金木「危機?」

    レティス「全ては、貴方と今は亡きエレンイェーガーさんがお会いした所から始まったのです」

    金木「僕がエレンと会った時から?」

    レティス「はい」

    亜門「…」

    亜門は、黙ったままレティスと金木の話を聞く

    金木「どういうことですか?」

    レティス「紅い雲はご存知ですね?」

    金木「はい、紅い雲は時空間と時間の塊で出来た化学物質でその紅い雲を管理している管理人のミスによりエレンが僕達の世界に来てしまったと」

    レティス「その“管理人のミス”というのが間違いなのです」

    金木「…え?」

    レティス「貴方達はGACを倒し、元の時代へと戻った…ですがそもそもの原因は魔帝ムンドゥスのせいなのです」

    金木「魔帝ムンドゥス?」

    レティス「金木研さん、貴方ならばもう分かっていると思いますが、我々の住む世界とはまた別の世界があるのです、エレンイェーガーさんが良い証拠かと」

    金木「それは熟知しております」

    レティス「魔帝ムンドゥスは魔界の帝王であり、悪魔を生む神でもあります」

    金木「はい」

    レティス「その魔帝ムンドゥスは、魔界のみならず人々が暮らす人界までも支配しようと画策するのです」

    金木「はい」

    レティス「ですが、魔帝ムンドゥスの右腕でもあったスパーダという悪魔の裏切りによって魔帝ムンドゥスは封印界の中で封印されました」

    金木「封印…」

    レティス「ですが2000年後にムンドゥスは復活し、再び人界を支配しようと行動に出ます」

    金木「その後は?」

    レティス「ですが、スパーダの息子によって再び魔帝ムンドゥスは封印界へ封印されることとなったのです」

    亜門「だが、今はその魔帝ムンドゥスが復活したらしい」

    金木「いつですか?」

    レティス「貴方がエレンイェーガーと邂逅する数年前に別世界で復活しました」

    金木「富士山に隕石が落ちたというのは?」

    レティス「あれは世界中の人々が騙されているだけで、真実は魔帝ムンドゥスの配下である悪魔がこの世界に潜んで支配しようと企んでいるのです」

    亜門「太陽が数ヶ月出ていないのは、その配下とやらの魔力のせいで俺達が住んでいる世界に悪影響を及ぼしているらしい」

    金木「魔力…か」

    レティス「私は傍観者であるため、直接世界に干渉してはならない身…なので貴方達に世界を救ってもらいたいと思い、ここに来ました」

    金木「他の世界にもこのような現象が起きているんですか?」

    レティス「貴方達の世界と同様、別世界にも悪影響は出ています。この世界とは違いますが」

    金木「このまま何もしなかったらどうなりますか?」

    金木は真剣な眼差しでレティスの目を見る

    レティス「全ての世界が魔帝ムンドゥスによって支配されてしまいます…それほどまでに魔帝ムンドゥスは強大なのです」
  29. 29 : : 2016/03/10(木) 21:54:39
    金木「しかしどうやってその化け物を?」

    亜門「俺達が別の世界に行って強力な仲間を集める他ない」

    金木「なるほど」

    レティス「魔帝ムンドゥスを倒すことはできません」

    金木「なぜ?」

    レティス「強すぎるのです……なので、封印石を用いて封印をします」

    金木「封印石?」

    レティス「はい。ですがその説明は仲間を全員集めてからの話です」

    亜門「さて…どうする?眼帯」

    金木「愚問ですね」

    亜門「そうこなくてはな」

    金木「亜門さん」

    亜門「なんだ?」

    金木「なぜ今まで姿を隠していたのですか?」

    亜門「俺が嘉納について調べていたからだ」

    金木「あの人の?」

    亜門「昔から生物の実験をしていたらしい」

    金木「それは分かっています」

    亜門「喰種の他に超生物を研究していた」

    金木「はい」

    亜門「超生物は様々な生物を材料としていると俺は調べる上でわかった」

    金木「それで?」

    亜門「おかしいとは思わないか?」

    金木「?」

    亜門「ただの人間である嘉納に喰種を含む生物を大量に殺して材料に出来ると思うか?」

    金木「それは…」
    (そんなこと思いもしなかった)

    亜門「嘉納が超生物を誕生させる事について協力者がいると考えた俺はいろいろと調べた」

    金木「はい」

    亜門「お前達が超生物を倒したあともいろいろと調べたが何もわからなかった」

    金木「はい」

    亜門「嘉納の協力者がもしも世界の脅威となるべき人物なら、見つけて始末せねばと思い超生物が死んだ後も俺はいろいろと調べる道中、コイツと出会った」

    金木「僕が佐々木琲世の頃はどうしていたんですか?」

    亜門「アオギリは当時世界を支配しようとしていた。それを止めるべく暗躍していたが、その必要もなくなった」

    金木「僕がエト、エレンがタタラを倒した後アオギリは要を失い事実上全滅となりました」

    亜門「その後はしばらく平和が続いていた為、俺は姿を隠していた」

    金木「なぜですか?」

    亜門「俺は梟討伐戦以降、死亡扱いとなっていたからな…死んだ人間が生きているのもおかしい話だろ?」

    金木「おかしくなんかありませんよ、貴方は今生きている」

    亜門「まったく…お前は相変わらずだな」

    金木「貴方もですね」

    レティス「翌日、貴方達がいる東京へ来ます」

    金木「翌日と言われてもずっと夜なので翌日がいつなのかも分かりません」

    レティス「今から24時間後、喫茶店に来ますね」

    金木「分かるんですか?」

    レティス「もちろん」

    金木「分かりました」

    レティス「では、その宝玉で再び戻ってください」

    金木「分かりました」

    亜門「わかった」

    レティス「二度使用すると消滅してしまうので」

    金木「分かりました」

    亜門「では、戻ろうか」

    金木「東京に戻ったら大至急CCGに行かなければなりませんね」

    亜門「CCGか…」

    レティス「では」

    次の瞬間、レティスは翼を広げて遥か上空へと飛ぶ

    そして時空に虹色の穴が開き、その中に入るレティス

    金木(流星達と一緒に乗った時にあの穴に通ったな…たしかワームホールだったか)

    亜門「さて、戻ろう」

    金木「はい」

    宝玉を使って戻った金木と亜門は喫茶店に行く

    喫茶店に着いた金木はこの世界、レティス、亜門について説明をする為

    リオ、董香、新、四方、ウタ、ミカサ、リヴァイらを集める



    《次話、三話─未来へ─》
  30. 30 : : 2016/03/10(木) 21:55:05
    《次回更新予定日》
    3/11(金)21:00〜23:00
  31. 31 : : 2016/03/10(木) 22:19:59
    期待!
    レティス知ってる!確か金か黄色の鳥だったはず!
  32. 32 : : 2016/03/11(金) 21:31:28
    22:00に更新します。
  33. 33 : : 2016/03/11(金) 22:05:45
    更新します
  34. 34 : : 2016/03/11(金) 22:06:19
    《三話─未来へ─》



    金木「みんな集まったね」

    亜門(ここは紳士っぽく振る舞った方がいいのか?)

    董香「えっと…初めまして」

    リオ「どうも」

    ウタ「なんかまたすごいことになってるみたいだねー」

    四方「…あぁ」

    新「全員集まったね」

    リヴァイ「そのようだな」

    ミカサ「それで話って?」

    金木「順番に話すね」

    董香「うん」

    金木「こちらは亜門鋼太朗さんで、元CCGの上等捜査官だ」

    リヴァイ「上等捜査官だと?」

    亜門「梟討伐戦以来は死亡扱いになっている。そして嘉納により俺は喰種にされた」

    董香(コイツはあの時の捜査官といた奴か)

    金木「亜門さん、トーカちゃんはラビットです」

    亜門「…!」

    董香「ちょ!」

    亜門「もう大丈夫ですよ、過去の事です」

    董香「はい…」

    亜門「今の時代、喰種と人間は共存してきているので仲良くしましょう」
    (真戸さん…貴方はこのような時代をどう思うのでしょうか……そして俺は今貴方を倒した喰種と…)

    金木「亜門さんの説明が済んだところで、ここからが本題だ」

    リヴァイ「それで?」

    金木「まずこの世界はあと少しで支配されます」

    新「支配?」

    金木「あぁ」

    金木はこの世界に起きている現象、魔帝ムンドゥス、レティス、別世界の仲間を集める事について全て話した

    董香「エレンとリヴァイさんとアルミンさんは別世界の住人だから信用できるね、その鳥さんのことは」

    金木「あぁ」

    リオ「今から24時間後に来るんですよね?」

    金木「うん、その為に僕達は行こうと思う」

    亜門「あぁ」

    新「誰々が行くんだ?」

    金木「まずは僕とリオくんで“未来”に行く」

    リヴァイ「あいつらと再び会うのか?」

    金木「はい。強い仲間はできるだけ集めた方がいい」

    リオ「なるほど、それならば同行します」

    ウタ「この世界に潜伏している悪魔って今どうしてるか分からないの?」

    ミカサ「恐らく近いうちに出てくると思う…ので、こちらも戦闘態勢に入った方がいいかと」

    董香「さすがミカサちゃん!対処が早いね」

    金木「僕達が去った後、この世界は一旦任せるよ」

    四方「…研」

    金木「はい?」

    四方「無茶だけはするな、いいな?」

    ウタ「無茶しちゃうとあの世からエレンがぶっ飛ばしに来ちゃうよ?」

    金木「わかっています」

    リオ「ではここで待機していましょうか」

    金木「うん」
    (今回は長い度に旅になりそうだ…)
  35. 35 : : 2016/03/11(金) 22:06:42
    新「この世界に潜んでいるかもしれない悪魔とやらを一刻も早く見つけないとな…もう夜はうんざりだ」

    金木「頼んだよ」

    新「そっちが未来から戻ってくる時は、もう太陽が出てますよ」

    そう言い、笑顔で金木に語る新

    金木「笑った顔がエレンにそっくりだ」

    新「そうですか…?」

    金木「親子だね」

    亜門「眼帯」

    金木「はい?」

    亜門「CCGへ行くぞ」

    金木「そうですね、今のこの状況をCCGにも伝えなければ」

    リヴァイ「俺も同行しよう」

    亜門「分かりました」

    リヴァイ「俺はリヴァイだ、特等捜査官をやっている」

    亜門「有馬特等と唯一対等に渡り合える人物とお聞きしています」

    リヴァイ「あいつの方が強い」

    金木「では行きましょうか」

    亜門「あぁ」

    リヴァイ「それでは行ってくる」

    董香「3人共気を付けてね」

    金木「うん」

    金木は喫茶店のドアを閉めて、次の場所

    喰種対策局へ足を運ぶ

    CCGに着いた金木達は中に入る

    金木「よしっ…いこう」

    コンコン

    ドアのノック音が総議長室に鳴り響く

    和修「入れ」

    リヴァイ「客だ」

    金木「お久しぶりです、和修吉時総議長」

    亜門「…」

    和修「あぁ」

    亜門「お久しぶりです」

    和修「お前は……」

    亜門「亜門鋼太朗です」

    和修「生きていたならばなぜいままで」

    亜門「それは後ほど…いまは」

    和修「?」

    金木「実は」

    金木はこの世界に起きている現象、魔帝ムンドゥス、レティス、別世界の仲間を集める事について全て話した

    和修「そんなことが…」

    リヴァイ「今まで黙っていたが、ドイツの現大統領、特等捜査官の俺、そして英雄エレン…この3名は別の世界の住民だ」

    和修「なるほどな、お前を含む3人がまさか異世界の住人とは…にわかにも信じ難いが、お前が言うんだ…本当なのだろう」

    リヴァイ「カネキとリオは未来へ行き、仲間を集めるとのことだ」

    和修「そうか」

    金木「僕達はいずれこの世界をしばらく開けるかも知れません、なのでこの世界の事はCCGにお願いしたい」

    和修「分かった…全力を尽くす」

    金木「ありがとうございます」

    「そういうわけだったんだね」

    後ろのドアを開けて、静かに入る白髪の捜査官

    亜門「貴方は…」

    和修「遅いぞ有馬」

    有馬「すみません」

    金木「有馬さんにも協力してもらいます」

    有馬「任せてよ」

    金木「はい」

    和修「この世界は任せろ、全力を尽くす…お前達は他の世界と魔帝ムンドゥスを頼んだぞ」

    金木「はい!」

    亜門「では戻るか」

    和修「亜門はここにいてくれ、いろいろと聞きたいからな」

    金木「では、僕はこれで」

    和修「あぁ」

    リヴァイ「…」
    (魔帝ムンドゥスか…まったく次々と戦いだな、この世界でも)

    喫茶店へと戻った金木はレティスを待つため、しばらく待つ

    24時間が経過した頃、レティスは喫茶店へ降り立つ

    金木「レティスさん」

    董香「で、でかい…しかも綺麗……」

    新「こんな綺麗な鳥は初めてみた……」

    そこへ、亜門がやってくる

    亜門「やっと終わった」

    金木「自身のことについて語り終えましたか?」

    亜門「あぁ…新たな戸籍を与えれた」

    金木「それは良かったですね」

    ウタ「デカいな〜背中に乗ってみたい」

    四方「…研、リオ」

    リオ「はい?」

    金木「?」

    四方「この世界は安心して任せろ…だから行ってこい」

    金木「はい」

    リオ「はい」

    レティス「では、私の背中に乗ってください」

    2人は、レティスに言われた通り背中に乗る

    レティス「では、行きます」

    レティスはそういうと、翼を大きく広げて空を飛ぶ

    董香「アンタ達が流星達連れてくる間に太陽出させてやるよー!」

    大声で叫ぶ董香

    その顔は笑っていて、真剣であった

    金木「安心できるね…」

    リオ「はい」

    レティス「しっかり捕まっててください」

    次の瞬間、レティスはワームホールを開く

    リオ「さぁ行こう…」

    金木「未来へ」



    《次話、四話─僕達は来ないよ─》
    【コラボ作品:東京喰種:future】
  36. 36 : : 2016/03/11(金) 22:07:17
    《次回更新予定日》
    3/12(土)21:00〜23:00
  37. 37 : : 2016/03/11(金) 22:39:52
    質問、エレンって生き返るんですか??
    新ならムンドゥスワンパンしそう笑
    期待!頑張って下さい♪
  38. 38 : : 2016/03/12(土) 08:32:10
    >>37 ありがとうございます☆
    エレンは生き返りません!(>︿<。)
    ですが大活躍します(*Ü*)
    まだ出てきませんので、気長に待ってくれると嬉しいです
  39. 39 : : 2016/03/12(土) 08:36:52
    >>38
    そうなんですか(><)
    了解です(^-^)/
    頑張って下さい♪
  40. 40 : : 2016/03/12(土) 10:07:37
    >>39 エレトー全開にしますけどね!w←
  41. 41 : : 2016/03/12(土) 11:53:57
    うわー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    前のアカウント消えたーー
    パスワード分からなくてGoogle+でログインしたら新しくなったーーo(#`ω´)o
    よっしーさん前のアカウントアカウントのフォロー消してこちらをフォローお願いします┏●
    長分失礼しました。
  42. 42 : : 2016/03/12(土) 12:00:08
    >>40
    エレトー全開ですか!?
    これは楽しみですね!
  43. 43 : : 2016/03/12(土) 20:11:42
    >>了解!
    ありがとうございます☆
  44. 44 : : 2016/03/12(土) 21:56:02
    更新します
  45. 45 : : 2016/03/12(土) 21:57:20
    《四話─僕達は来ないよ─》
    【コラボ作品:東京喰種:future】



    金木「金木琲世と霧嶋流星がいる、977年後の未来までお願いします」

    レティス「わかりました、ワームホールの中に入りますのでしっかりと捕まってください」

    金木「はい」

    リオ「わかりま──っ!?」

    ワームホールの中に入った瞬間、体に力が入らなくなる

    金木「体に力が…」

    リオ「入ら……ない………」

    レティス「やはりダメですか…」
    (速く次の目的地へと急がなければ)

    十数分後、レティスは977年後の未来へ到着する

    到着したレティスは2人を起こす

    金木「んっ…っ……」

    リオ「…」

    レティス「起きてください」

    金木「ここ…は?」

    リオ「どうやら無事に行けたみたいですね…」

    レティス「私を呼ぶ時には口笛を吹いてください、即座に向かいます」

    リオ「え?ちょっ!」

    レティスは逃げるかの如く、2人から立ち去る

    リオ「なぜでしょうか?」

    金木「レティスさんが、自分は傍観者であるため、直接世界に干渉してはならない身とか言っていた事からすぐに立ち去る必要があったんだろうね」

    リオ「なるほど」

    金木「こっちは晴れてるね、すごく眩しい」

    リオ「えぇ」

    金木「幸い降り立った場所は、流星達の家の前だ…さぁ行こう」

    リオ「はい」

    ピンポ-ン

    金木は流星達が住んでいる家のベルを鳴らす

    「はーい!」

    次の瞬間、玄関が開く

    金木「久しぶり、流星くん」

    リオ「どうも!」

    流星「!?お前らどうやってここに!」

    「誰?お客さん?」

    もう1人も近づいてくる

    そして──

    「へぇ…予期せぬお客さんだね」

    金木「久しぶり、ハイセ」

    琲世「随分と老けましたね、2人共」

    リオ「あれから23年くらい経ってるしね」

    金木「でも君たち2人は、まるで歳をとっていない」

    琲世「あぁ…注射打ってるんだよ」

    金木「注射?」

    流星「肌の老化を一切受け付けない薬だ。もちろん、歳はとってるけどな?」

    琲世「“刺激惹起性多能性獲得細胞”といって、肌を刺激することにより肌のバランスを死ぬまで若いままに保つ事のできる薬だよ」

    リオ「そんなのがあるなんて凄いですね」

    金木「さすがだね」

    琲世「それで、どうやってここに?」

    金木「今は急いでるから、簡潔にいうよ」

    金木はレティスと自分たちのいる世界の異変について全てを語る

    琲世「そんなことが起きているなんてね」

    流星「俺達がいる未来ではあまり影響はないみたいだな」

    琲世「当たり前だろ?」

    金木「僕達の世界で起きているから、てっきり未来まで続いているかと思ってたよ」

    琲世「時空理論からして、それはありえない」

    流星「あーはいはい、難しいの分からないから今度にしてくれ」

    琲世「はぁ…分かった」

    金木「ところで、流星はなんで“左腕”がないの?」

    流星「ゼヴォスだっけか?ソイツにやられた。アイツの能力でもう一生生えてこないけどな」

    リオ「!」

    金木「!」

    琲世「ゼヴォスの事はもう知っているよ、君達がトドメを刺さなかったから1000年後の未来まで影響が出た」

    金木「ごめんね」

    リオ「ゼヴォスはいまどこに?」

    琲世「僕が殺した」

    金木「さすがだね」

    琲世「潜在能力の使用は早い者勝ちだからね」

    流星「んで、どうする?ハイセ」

    金木「世界を救うために力を貸して欲しいんだ」

    琲世「無理だね」

    リオ「どうして?」

    琲世「この世界にも悪影響を及ぼす輩が出てきてもおかしくない…その時に自分たちの世界を守れないで何を守るっていうんだい?」

    金木「わかった」

    琲世「助けたい気持ちはあるよ……でも、自分達の世界も守りたい。ヴィッチさん達の力も必要だし、魔帝ムンドゥスの事は少し知っているんだ」

    金木「魔帝ムンドゥスのことを?」

    リオ「何を知っているんですか?」

    琲世「僕は異世界に行くのが昔からの趣味でね、色々なものを見てきたり経験してきたりしているんだ」

    金木「うん」

    琲世「その旅の途中、魔帝ムンドゥスについて書かれていた本があった」

    流星「あの茶色の分厚い本か?」

    琲世「あーそれ」

    金木「読んでもいいかな?」

    琲世「いいけど、読む暇はある?」

    リオ「持ち帰ります」

    琲世「分かった」

    話している途中、突如空からレティスが舞い降りる

    流星「鳥ィ!?」

    琲世「神鳥レティスか」

    レティス「おや、知っているのですか?」

    流星「物知りだなお前…」

    琲世「まぁ僕は今世界一の天才としてギネスにも載ってるからね」

    金木「そ、そうなの?」
    (GACはどこまで凄いんだ…)

    リオ「お見逸れしました」

    レティス「力添えは不可能ですか?」
  46. 46 : : 2016/03/12(土) 21:57:48
    琲世「はい。異世界から仲間達を集めるんですよね?」

    レティス「もちろん」

    琲世「なら僕のタイムキャラバンを使ってください」

    金木「いいの?」

    琲世「僕も力になりたいからね」

    レティス「助かります…正直生身でのワームホールの巡回は私以外は耐えられないようなので」

    琲世「まさか背中に乗ってワームホールの中を?」

    金木「うん」

    リオ「まぁ…」

    琲世「あはは…自殺行為だね」

    レティス「金木研さん、リオさん」

    金木「?」

    リオ「?」

    レティス「朗報が」

    琲世「朗報?」

    流星「なんだそりゃ」

    レティス「貴方達のいた時代に太陽が出ています」

    金木「よしっ…!」

    リオ「やった!」

    琲世「よかったね」

    流星「だな!」
  47. 47 : : 2016/03/12(土) 21:58:04
    レティス「お二方、この宝玉を」

    レティスは、琲世と流星に宝玉を二つ渡す

    琲世「これは?」

    レティス「相手と通信をする宝玉です。どんなに遠く離れていても連絡が取れます」

    流星「時代や世界は関係ないってことか?」

    レティス「はい。何かわかったらそれで話したい相手を思い浮かべて話しかけてください」

    琲世「分かりました」

    金木「タイムキャラバンは使わせてもらうね?」

    琲世「改造してあるから数分で着くよ、前みたいに死ぬほど時間はかからないから」

    金木「ありがとう」

    琲世「僕達も世界を守るために頑張るよ」

    金木「あぁ」

    リオ「では、行きましょうか」

    金木「うん」

    リオ「運転は僕がします」

    金木「やり方わかる?」

    リオ「ハイセの運転を見ていたから大丈夫です」

    金木「それは助かる」

    流星「つかさ」

    金木「ん?」

    流星「いや…なんでもねぇ」

    金木「そっか、じゃあ僕達はもう行くよ」

    琲世「…」

    リオ「では!」

    流星「おう!じゃあな!!」

    レティス「では、私もこれで」

    レティスは一足先にワームホールの中に入り、どこかへと行く

    金木「よし、行こうか」

    リオ「はい」

    タイムキャラバンの中に入る2人

    リオは運転席に座って、金木は他の席へ座る

    リオ「じゃあ行きますよ!」

    金木「うん」

    3…

    2…

    1…

    発車!!!!!

    ワームホールの中に入るタイムキャラバンを見つめながら、琲世は流星に話しかける

    琲世「御先祖様であるエレンさんのことについて聞こうとしたでしょ?」

    流星「まぁ…」

    琲世「カネキさんとリオさんの2人だけだったって事は、やはり20年前ぐらいに死んでるんだね」

    流星「だな…」

    琲世「まぁ…仕方ないよね」

    流星「かもな……」

    一方場面は変わり、金木達のところへ

    金木達はタイムキャラバンで元の時代に戻る

    そこには太陽が光り輝いていた

    金木/リオ
    「ただいま」

    タイムキャラバンの中で、そういう金木達であった



    《次回、五話─豚の帽子亭─》
    【コラボ作品:七つの大罪】
  48. 48 : : 2016/03/12(土) 21:58:35
    《次回更新予定日》
    3/14(月)21:00〜23:00
  49. 49 : : 2016/03/12(土) 23:59:53
    七つの大罪きたーー!!

    すいません┏●これから3日ぐらいinできるかわかりません。時々inはするけど笑
    コメントかけない日もあります。
    すいません┏●
  50. 50 : : 2016/03/13(日) 00:33:32
    排世が強いあっさり言っとるけど相当すごいことをしている排世期待
  51. 51 : : 2016/03/13(日) 08:54:20
    期待
  52. 52 : : 2016/03/13(日) 08:59:25
    期待
  53. 53 : : 2016/03/13(日) 14:40:21
    >>49 わかりました!(>︿<。)

    >>50 琲世かなり強くなってます←
    有難うございます☆

    >>51 ありがとうございます☆

    >>52 ありがとうございます!
  54. 54 : : 2016/03/13(日) 20:28:36
    今更ですけど前のssで文句めっちゃ言われていたけど大丈夫ですか?
  55. 55 : : 2016/03/13(日) 21:09:40
    >>大丈夫ですよー!
    皆様のコメントが励みになりますし、気にしてたら負けです!
  56. 56 : : 2016/03/14(月) 18:56:52
    22:00に更新します

    《余談》

    今回は、紅い雲や超生物について語ります←
    わかりにくい説明になると思うので、後でわかりやすくまとめたのを後日出しますねb
  57. 57 : : 2016/03/14(月) 21:55:37
    更新します
  58. 58 : : 2016/03/14(月) 21:55:53
    《五話─豚の帽子亭─》
    【コラボ作品:七つの大罪】



    現代へ帰ってきた金木達は、董香達に迎えられる

    董香「よっ!」

    金木「うん、ただいま」

    董香「それ、懐かしいね…」

    金木「タイムキャラバンの事?たしかに懐かしいね」

    リオ「ただいま」

    董香「うん、おかえり」

    四方「店の中に入れ、お客さんだ」

    金木「客?」

    店の中に入ると、そこには人間でもない喰種でもない超生物でもない生き物が鉄の縄で頑丈に縛られていた

    四方「コイツが今回俺達の世界に悪影響を及ぼしていた悪魔だ」

    「クク…殺すなら殺せ」

    金木「貴方達の目的は一体なんですか?」

    「目的だと?それは決まっている…魔帝ムンドゥス様の理想を叶えるためだ!」

    リオ「理想ってなんですか?」

    怒りを露にしながらも、冷静に取り乱すことなく質問をするリオ

    「確か貴様は金木研だったな」

    金木「なぜ僕のことを?」

    「紅い雲はしっているな?」

    リオ「まさか…」

    「紅い雲は管理人のミスにより、外の世界に放出された…その影響で邂逅したのが貴様とエレンだ…クク」

    金木「レティスさんは違うと言っていた。紅い雲は誰かの仕業によるものだと」

    「レティスだと……」

    リオ「レティスを知っているんですか?」

    「ちっ…あの糞鳥め……また邪魔をする気か!」

    金木「全員外に出てくれますか?」

    董香「はぁ?なんでだよ」

    金木「黙ってでろよ」

    董香「わ、わかった……」

    リオ「カネキさん」

    金木「大丈夫、僕に任せて?」

    リオ「はい」
    (拷問する気だ…)

    「貴様ら全員俺が殺っ──がはっ!」

    金木「君、引き算はできる?悪魔に算数できるか分からないけれど一応聞くよ」

    「そのくらい出来っ──ぐあああ!!」

    金木「1000引く7は?」

    「何をいっ──ぐああ!!!」

    金木「もう一度言うよ?1000引く7は?」

    「993…!」

    金木「へぇ?出来るんだ……紅い雲の真実と魔帝ムンドゥスについて教えてくれない?」

    「はぁ?教えるわけっ──ぐあああ!!」

    金木「人の話を最後まで聞けよ…」

    「はぁ……はぁ…」

    金木「答えられない場合は、殺す」

    「出来るのか?」

    金木「できるよ?」

    ナイトメア「このナイトメア様が吐くわけがなかろう?」

    金木「ナイトメア、今から君を殺害対象とする」

    ナイトメア(コイツ本気で俺を……)

    金木「仕方がない…殺すか」

    ボキッ(指鳴らし)

    ナイトメア「わ、分かった!話すから!!」

    金木「え、え……?」
    (脆っ!?)

    ナイトメア「紅い雲は1000年後の未来まで行って俺がわざと放出させた…」

    金木「目的は?」

    ナイトメア「紅い雲が出た時お前達はどうした?」

    金木「混乱したよ…皆は記憶忘れてるしヴィッチさんも敵だったし」

    ナイトメア「それが目的だ」

    金木「?」

    ナイトメア「俺は見ての通り力がない…だから紅い雲を使って世界を混乱させて勝手に貴様らが潰れるのを待った。だがヴィッチとやらも味方になり、GACとかいうくだらんガキの集団の事件などを解決した挙句に紅い雲はまた管理されることになった」

    金木「で?」

    ナイトメア「俺の予想では、紅い雲が出た時既にお前達は混乱してヴィッチに殺られると思っていた。ヴィッチは未来からきた奴だから過去にいるお前達を殺して俺がこの世界を支配すれば自ずと未来も変わるだろうからな」

    金木「説明がわかりにくいな……つまり、僕達がいるこの世界を支配しようとしたけれど、僕達が強いからそれは諦めて紅い雲を使ってヴィッチさんを上手いこと過去に来させて、僕達を殺させてからこの世界を支配しようとしていたってこと?」

    ナイトメア「そんなところだ」

    金木「超生物は?」

    ナイトメア「超生物も俺だ」

    金木「で?」

    ナイトメア「嘉納という医者は当時生物の研究をしていた…その研究を無償で手伝ってやると上手く騙して超生物の誕生を手助けした。やがて超生物が生まれることを知った俺は嘉納を殺して後は超生物がお前らを殺すことに賭けたんだよ……結果は失敗に終わったがな」

    金木「嘉納は心臓病のはずじゃ?」

    ナイトメア「クク…そう見せかせて殺したんだよ」

    金木「そうか……次は魔帝ムンドゥスだ」

    ナイトメア「ムンドゥス様のことを話すわけには…」

    金木「じゃあ殺すね?」

    ナイトメア「しゃ、喋るから!」

    金木「それで?」

    ナイトメア「魔帝ムンドゥス様は──がはっ!」

    ムンドゥスについて語ろうとしたナイトメアは、突如死に至る

    原因を調べた上、わかったのは

    心臓が潰されている事だけであった

    方法は───

    謎である

    金木「なぜ急に…」
    (先ずは皆を店の中に呼ぼう)
  59. 59 : : 2016/03/14(月) 21:56:17
    全員を店の中に呼んだ金木は、ナイトメアについて語った

    董香「じゃあ魔帝ムンドゥスって奴のことを言おうとした瞬間に死んだってこと?」

    リオ「自分の事を言われると、勝手に部下が死ぬ細工をしているのかもしれませんね」

    金木「恐らくそうだろうね」

    四方「どうやら今回の敵は一筋縄ではいかないようだな。予めソイツにその呪いみたいなものをかけていたとしたら、魔帝ムンドゥスとやらはかなりの策士だ」

    金木「のようですね、あと」

    リオ「?」

    金木「レティスさんを呼ぼう」

    リオ「分かりました」

    リオは口笛を吹く

    次の瞬間、レティスが舞い降りる

    レティス「お呼びでしょうか?」

    金木「仲間を集めろと貴方に言われた…でも、誰を集めればいいのかもわからないし何をすればいいのかもわからない」

    レティス「貴方は“導かれし者”であり、貴方は運命という路線で導かれているので、私にもそれはわかりません…全てはなるようになります」

    金木「僕は導かれている……か」

    リオ「どうしますか?」

    金木「リオくんと亜門さん、そして僕で異世界に行こう」

    リオ「わかりました!すぐに亜門さんへ連絡を」

    レティス「待ってください」

    金木「?」

    レティス「タイムキャラバンに乗って異世界に行くのは金木研さん、貴方1人だけです」

    董香「は…?なんで!」

    リオ「そうです!なぜですか?」

    レティス「金木研さんは導かれし者ですが、貴方達は違います」

    リオ「だからといって…」

    金木「僕は大丈夫だよ、この世界は頼んだ」

    リオ「はい…」

    董香「カネキ……」

    金木「心配しないで?大丈夫だよ」

    レティス「では、私はこれで」

    董香「なぁカネキ」

    金木「なに?」

    董香「私はアンタが好き」

    金木「え……?」

    董香「あーごめん、友達としてね?男として好きなのはアイツだけだから」

    金木「うん」

    董香「もうこれ以上大切な人が死ぬのは見たくない……もし1人で行くなら約束して?“絶対に死なない”って」

    金木「あぁ、僕は死なないよ」

    リオ「亜門さんや他の人にはこの事を伝えておきます」

    金木「こんな時に言うのはダメなのかもしれないけど」

    リオ「?」

    金木「心が踊っているんだ…世界が支配されようとしているのに、なんでかなぁ……不思議と負ける気がしないんだ」

    リオ「当たり前じゃないですか、負けるわけにはいかないんですよ?それに、貴方ならばきっと世界を救えると信じています」

    金木「うん、それじゃあ行ってくるよ」

    「待って!!」

    タイムキャラバンに乗ろうとした金木を

    ミカサが止める

    金木「ミカサ…家にいると思っていたよ」

    ミカサ「行くの…?」

    金木「うん」

    ミカサ「ならこの日記帳を」

    金木「日記帳?」

    ミカサ「もし私達が元々いた世界へ行くことがあるなら、それをエルヴィンスミスという人に届けて欲しい」

    金木「分かった」

    ミカサ「それと」

    金木「なに?ミカっ──!」

    ミカサは、金木の唇に自身の唇を重ねる

    董香「ラブラブだねぇ…」

    リオ「エレンさんが生きていた時はアナタもそうでしたよ?」

    董香「うっさい!」

    リオ「あはは…」

    金木「行ってくるね、ミカサ」

    ミカサ「いってらっしゃい、あなた」

    金木はタイムキャラバンに乗り、ワームホールの中に入る

    金木「さて…異世界に行く方法は……と」
    (ボタンが多すぎて分からないや)

    次の瞬間、変なボタンを押してしまった金木は運転の制御が出来なくなってしまい

    タイムキャラバンの中で意識を失ってしまう

    やがて───

    金木「ん…っ……」

    「お、やっと起きたみたいだな?乗り物と一緒に倒れてたからびっくりしたぜ」

    金木「あなたは……?」

    メリオダス「俺か?俺はメリオダス!んで、ここは豚の帽子亭だ」

    金木「豚の帽子亭…?」



    《次話、六話─七つの大罪─》
  60. 60 : : 2016/03/14(月) 21:56:39
    《次回更新予定日》
    3/16(水)21:00〜23:00
  61. 61 : : 2016/03/16(水) 21:27:04
    23時に更新します
  62. 62 : : 2016/03/16(水) 22:14:28
    (〃´・ω)ノ コンバンハ♪
    お久しぶりです!
    七つの大罪ついにきた!!
    頑張ってください♬♡
    期待!
  63. 63 : : 2016/03/16(水) 22:59:24
    更新します
  64. 64 : : 2016/03/16(水) 22:59:28
    《六話─七つの大罪─》



    金木「豚の帽子亭?」

    メリオダス「あぁ」

    金木「乗り物はどこに?」

    メリオダス「乗り物は外だぜ」

    金木「そうですか」

    メリオダス「しっかし驚いたなぁ〜なんだぁ?あの乗り物は」

    金木「キャラバンですよ」

    メリオダス「キャラバン?なんだそりゃ」

    金木「まぁちょっと…」

    メリオダス「そっか」

    金木「その、助けていただきありがとうございます…助かりました」
    (運転の仕方をリオくんに教わればよかった…)

    メリオダス「ま、気にすんな」

    金木「僕は金木研といいます」

    メリオダス「カネキケンか、よろしくな」

    金木「はい───っ!」

    メリオダス「大丈夫か?」

    金木「少し頭痛が…」
    (頭を強く打って気絶したみたいだな)

    メリオダス「立てるか?」

    金木「はい」

    メリオダス「じゃあ一階のカウンターに来いよ、腹減ってるだろ?」

    金木「あっ…お腹は空いていないので大丈夫です」
    (僕は喰種だ…人肉しか喰えない)

    メリオダス「なら、酒は飲むだろ?美味いぞ〜ここの酒は」

    金木「すみません」

    メリオダス「ふむふむ…んなら仕方ねぇか」

    金木「カウンターに行ってもいいですか?一応ベッドから出たくて」

    メリオダス「おう!いいぜ」

    金木「ありがとうございます」
    (どうやらここが異世界のようだ)

    金木はメリオダスに案内され、一階のカウンターへ行く

    そこには、メリオダス以外のメンバーもいた

    「オイ団チョ〜♪酒〜♪」

    「飲みすぎだよ、ただでさえオイラより酒は弱いのに」

    「問題ない、どうせすぐ眠る」

    金木「どうも」

    メリオダス「適当に座ってくれ」

    金木「はい」

    「体調はどう?」

    金木「今は良好です」

    キング「ならよかった…オイラはキング、よろしくね」

    金木「はい。あと一ついいですか?」

    キング「なんだい?」

    金木「どうして宙に浮いているんですか?」

    キング「そこはあまり気にしなくても大丈夫じゃないかな?妖精族は皆飛べるし」

    「ア〜?♪お前誰だ〜♪」

    キング「はぁ…数時間前、店の前で倒れただろ?」

    「そーだっけか〜?♪」

    キング「この酔っ払ってる人はバン、それで、こっちがゴウセル、マーリン、豚君、王女様(エリザベスさま)、団長だよ」

    マーリン「それにしてもあの乗り物はなんだ?見たこともない」

    ゴウセル「たしかにあれは俺も気になるな、よし…少し記憶を探るとしよう」

    メリオダス「こら、ダメだぞゴウセル」

    ゴウセル「了解」

    金木「あはは…賑やかなんですね」

    ゴウセル「クンクン」

    ゴウセルは声に出して金木の匂いを嗅ぐ

    金木「あの…」

    ゴウセル「お前、人間か?」

    金木「…!」

    ゴウセル「俺には体臭で誰だか分かる機能が搭載されている」

    金木「搭載…?」

    キング「プライバシーの侵害だよゴウセル」

    ゴウセル「そうなのか?」

    キング「うん」

    ゴウセル「ならばやめておこう、失礼した」

    「ねぇー!この乗り物なにー?」

    エリザベス「ディアンヌちゃんが帰ってきたみたい!」

    金木は窓の外を見ると、そこには

    ディアンヌ「やっほー!」

    巨人がいた
  65. 65 : : 2016/03/16(水) 22:59:43
    金木「デカい…」

    メリオダス「ディアンヌは巨人族だからな」

    金木「巨人族…エレンがいた世界と少し似ているな」

    メリオダス「世界?」

    金木「いえ、なんでもないです」

    ディアンヌ「お客さん?」

    金木「こんにちは」

    ディアンヌ「こんにちは」

    金木「金木研です」

    ディアンヌ「ボクはディアンヌ、よろしくね」

    金木「その武器重そうですね」

    ディアンヌ「そうかな〜……あ、持ってみる?」

    金木「いえ、大丈夫ですよ」

    ディアンヌ「ねぇねぇ団長!」

    メリオダス「どうしたー?」

    金木(ここは賑やかな世界だな…気分も体調も今は悪くない)

    マーリン「カネキケン殿」

    金木「はい、なんでしょうか?マーリンさん」

    マーリン「あの乗り物はなんだ?見たことがない」

    金木「タイムキャラバンです」
    (変に興味を持たれたなぁ…)

    マーリン「タイムキャラバン?」

    金木「はい」

    マーリン「なかなか興味をそそられる」

    金木「そうですか?」

    マーリン「あぁ」

    金木「それについてはまたいつか…では僕はこれで」

    メリオダス「おいおい、もう行くのか?」

    バン「んだよ〜♪もう少しいろよ〜ここの酒は美味しいぜ?♪」

    キング「体調が悪いかもしれないし、様子を見た方がいいんじゃないかな?」

    金木「いえ…一刻も早く急がなければならないんです」

    ゴウセル「なぜ急ぐ?誰かに追われているのか?」

    金木「それは……」

    メリオダス「ふむふむ…なにかワケアリのようですな」

    金木「…はい」

    メリオダス「体調は本当にいいんだな?」

    金木「良好です」

    メリオダス「バン!飯を作ってやれ」

    バン「なんで俺なんだよ〜?♪」

    金木「いえ、僕は」

    メリオダス「安心しろ、バンの料理はウメェぞ?」

    バン「めんどくせぇ〜♪」

    メリオダス「団長命令だ」

    バン「しかたねぇな〜♪」

    金木「僕、普通の飯は喰えない体なんです」

    メリオダス「ん?どういうことだ?」

    バン「なんだそりゃ〜♪」

    金木「僕は、喰種だ」

    マーリン「喰種?」

    キング「喰種って?」

    金木「喰種というのは」

    金木は喰種という存在についてすべて話した

    自分が元人間だったことも含めて

    マーリン「そんな医者がこの世に存在していたとはな」

    ゴウセル「だが聞いたことがないな」

    ホーク「別の世界から来たんじゃねぇか?まぁそれはないか」

    キング「はぁ…そんなわけないだろ?豚君」

    金木「しゃべる豚さん、その通りですよ」

    キング「そうなの!?」

    マーリン「実に興味深い」

    メリオダス「ほうほう…これは気になりますな」

    金木「説明すると長くなるな…」

    ゴウセル「安心しろ、ゆっくりでいい」

    金木「はい」

    金木は異世界、目的、ムンドゥス、自身のことについてすべてを話した

    メリオダス「なるほどな」

    マーリン「異世界からの乗り物ということになるな、アレは」

    ディアンヌ「異世界ってどんなのー?想像つかないよ」

    エリザベス「この世界も危険ということになるのでは?」

    金木「そういうことですね」

    メリオダス「この世界にも悪魔ってのがいるのか?」

    バン「ソイツつえぇか〜?♪戦ってみてぇ♪」

    ディアンヌ「戦闘狂」

    バン「うるせぇ♪」

    ゴウセル「どんな敵が来ようと俺達七つの大罪に死角はない」

    金木「七つの大罪?」



    《次話、七話─七つの大罪Ⅱ─》
  66. 66 : : 2016/03/16(水) 23:00:03
    《次回更新予定日》
    3/17(木)21:00〜23:00
  67. 67 : : 2016/03/16(水) 23:00:58
    >>62 こんばんは!
    はい、七つの大罪がついにでます(>︿<。)
    ありがとうございます!
    また、よろしくです♪
  68. 68 : : 2016/03/17(木) 11:25:53
    《余談》

    どうも、主です。

    えー今回、コラボ作品などがいろいろと出てきますが

    原作の時系列はバラバラで、原作の時系列を無視しています

    予めご了承下さい
  69. 69 : : 2016/03/17(木) 21:34:28
    22:00に更新します
  70. 70 : : 2016/03/17(木) 22:00:39
    更新します
  71. 71 : : 2016/03/17(木) 22:00:54
    《七話─七つの大罪Ⅱ─》



    ゴウセル「七つの大罪というのはだな」

    ゴウセルは金木に七つの大罪の、罪やメンバーについて語る

    ゴウセル「というわけだ」

    金木「なるほど」

    ホーク「やっと分かったか?」

    金木「はい。それから…」

    ホーク「ん?どうしたよ、俺様の顔をじーっと見て」

    金木「ぶ、豚がなぜ喋るんですか?角も生えていますし…」

    ホーク「今更そこかよォ!?」

    バン「ガッハハァ!だよな〜♪師匠のリアクション最高だぜ♪」

    金木(むしろ喋る豚なんて全くの無意味なんじゃ……)

    メリオダス「んで、どうするよ?」

    金木「僕達のいた世界ではナイトメアという悪魔がいて、僕の仲間達が始末してくれました」

    メリオダス「そうか」

    マーリン「この世界にも悪魔がいるとしたら、早急に手立てを考えなければな」

    ホーク「俺様がいれば大丈夫だぜ!」

    金木「頼りになりますね」

    ホーク「おう、任せておけ」

    次の瞬間、突如として地震が発生する

    ホーク「おいおいなんだ!地震か!?」

    バン「こりゃあデケぇな〜♪」

    ホーク「お前ら!近くにあるもので頭を隠してじっとしてろ!」

    皆それぞれ机の下などに隠れる

    やがて地震は収まる

    金木「収まりましたね」

    メリオダス「のようですな」

    ホーク「だな…っておいいい!!」

    メリオダス「ん?なんだ?」

    ホーク「テメェそれエリザベスちゃんのだろ!」

    なんとメリオダスは、エリザベスのパンティを頭を被せていた

    それを見てしまったホークは激怒する

    エリザベス「メ、メリオダス様!」

    金木(トーカちゃんがこの場にいたら血祭りになってたな…)

    メリオダス「だってお前が近くにあるもので頭を隠せとか言ったから」

    ホーク「ったく、抜け目がねぇなおめぇはよ」

    メリオダス「ニシシシ」

    ホーク「笑うなぁ!」

    ホークはメリオダスに突進する

    メリオダス「いてて…」

    金木「仲がいいんですね」

    エリザベス「メリオダス様とホークちゃんの信頼は凄いですよ、みてて羨ましくなるほどに」

    金木「王女様はメリオダスさんのことが好きなんですか?」

    エリザベス「え!?あ、えっと……」

    金木「あっ、すみません」

    焦るエリザベスに、謝る金木

    ホーク「次は気をつけろよな」

    メリオダス「へいへい」

    ホーク「“はい”だろ!」

    メリオダス「はいはい」

    ホーク「はいは1回!」

    メリオダス「いや、3回だ」

    ホーク「チッ…まともに喋るだけで疲れるぜ」

    金木「にしても、先程の地震は一体?」

    ホーク「さぁな、近頃頻繁に起きてるんだよ」

    金木「そうですか」
    (悪魔の魔力とやらがこの世界でも影響を及ぼしているのかもしれないな)

    マーリン「カネキケン殿」

    金木「カネキでいいですよ」

    マーリン「そうか…ではカネキ殿、少々そのタイムキャラバンとやらを調べたいのだが構わないだろうか?」

    金木「壊さなければいいですよ」

    マーリン「分かった」

    メリオダス「えらく気になってるんだな、外に置いてある乗り物」

    マーリン「異世界にいる住人の乗り物だからな。興味が出ない方が可笑しい話だとは思うが?団長殿」

    メリオダス「お、おう…」

    キング「ところで、君は何歳なの?」

    金木「僕ですか?」

    キング「うん」

    金木「46です」

    キング「へぇ〜人間にしては見た目がかなり若いね」

    金木「喰種というのもあるかもしれませんね」

    キング「なるほどね」

    バン「なぁなぁ〜♪」

    金木「はい?」

    バン「腕相撲しようぜ♪」

    金木「腕相撲ですか?」

    バン「いっちょ強いか試してやんよ♪」

    キング「バン、酒臭い」

    バン「さっきも聞いた〜♪」

    メリオダス「うっし!そんじゃあ腕相撲大会でもすっかな」

    金木「ま、まぁ…」
    (世界が大変な時にこの人達は呑気だなぁ)

    バン「んじゃあ俺カネキって奴とやるぜえ〜♪」

    金木とバンは互いに手を握って、合図を待つ

    メリオダス「んじゃあ、レディーファイト!」

    バン「フンッ…!」

    金木「フンッ…!」

    バン「やるなぁ〜♪」

    金木「貴方もやりますね」
    (よし…勝てる)
  72. 72 : : 2016/03/17(木) 22:01:14
    バン「っ…!」

    金木「ケリ……着けますね」

    バン「ぐお!?」

    次の瞬間、金木は自身の腕に力を入れてバンを圧倒する

    結果、金木の勝利となる

    メリオダス「こりゃあやりますな〜」

    キング「バンが負けた…」

    バン「くぅ〜強ぇぇぇぇ〜♪」

    金木「腕、大丈夫ですか?」

    バン「気にすんな♪」

    キング「闘級も高そうだね」

    ゴウセル「俺がコイツの闘級を見た限りでは、コイツの闘級はディアンヌやバンよりも上だ」

    ディアンヌ「私より!?」

    窓越しから、驚くディアンヌ

    金木「闘級?」

    メリオダス「闘級っつーのは、まぁ戦闘力みたいなもんだ」

    ゴウセル「魔力、武力、気力の総合名を闘級という」

    金木「なるほど」

    ホーク「おいおい…お前の闘級どうなってんだよ」

    金木「凄い方なの?僕の闘級って」

    ホーク「そりゃあディアンヌちゃんやバンより上だからな」

    バン「戦ってみてぇな♪つか今すぐやろうぜ♪」

    キング「いくつなの?」

    ホーク「魔力0、気力8000、武力4000……闘級12000!?」

    キング「喰種って皆強いの?」

    メリオダス「お前強いんだな」

    バン「んだよ、団チョより弱いじゃねぇかよ〜♪」

    金木「団長はたしかメリオダスさんでしたっけ?」

    メリオダス「おう」

    ホーク「コイツの闘級は32500だ」

    金木「僕の倍以上の強さですね」
    (この人達を連れていけばきっと…)

    メリオダス「さてさてさーて、そろそろと行きますか」

    そういうと、メリオダスは店の玄関に立つ

    キング「団長、どこに行くの?」

    メリオダス「ん?悪魔をやっつけに行くんだよ」

    金木「なら僕も行きます」

    メリオダス「おう」

    バン「どうやって探すんだよ♪」

    メリオダス「分かんねぇけど、ここにいても仕方がないだろ?」

    バン「まぁな♪」

    メリオダス「つーわけで、バンとキングとカネキは俺と一緒に来い」

    キング「オイラも?」

    メリオダス「当たり前だろ」

    キング「仕方がないな…」

    金木(マーリンさんはさっきから外でずっと僕のタイムキャラバンを見てるけど、壊したりはしないよね…)

    メリオダス「んじゃ、行くか」

    金木「はい」

    外へ出たメリオダス達は、森の中へと入る

    バン「団チョ、なんか臭わねぇか〜♪」

    メリオダス「誰かに付けられてるみたいだな」

    キング「まさか団長は店にいた時から気配を感じていたの?」

    メリオダス「ま、そういいこと」

    金木「僕は少しも気配など感じませんでしたよ」

    メリオダス「つっても、その時は“勘”レベルの段階だったけどな。でも今は確信に変わってる」

    キング「そういえば、団長神器は?」

    メリオダス「あっ、忘れちった」

    キング「はぁ…仕方ないからとってくるよ」

    メリオダス「わりぃな」

    金木(敵はこの森の中のどこかにいる…一体どこなんだ?)

    バン「ん?団チョ、カネキ、前見てみろよ♪」

    メリオダス「ん?」

    金木「?」

    バンに言われ、前方へと視界を移すと

    そこには鎧を着た悪魔と思しき人物が立っていた

    メリオダス「カネキの知り合いってわけじゃなさそうだな」

    金木「えぇ、違いますね」

    バン「どうすんだ?♪」

    金木「捕獲を最優先としましょう…もし、不可能ならば殺しましょう」

    バン「ハッキリ言っちゃうね〜♪」

    メリオダス「んじゃあそろそろと行きますか、それに…」

    「“掃除屋”の命により、貴方達のお命頂戴いたします」

    メリオダス「相手も殺る気十分って感じだしな」



    《次話、八話─次の異世界へ─》
  73. 73 : : 2016/03/17(木) 22:01:40
    《次回更新予定日》
    3/19(土)21:00〜23:00
  74. 74 : : 2016/03/17(木) 22:29:58
    更新日を早めてほしい早く続き読みたい!!
    期待です
  75. 75 : : 2016/03/18(金) 13:47:22
    期待
    カネキもやっぱりメリオダスにはかなわないか笑
  76. 76 : : 2016/03/19(土) 09:15:59
    >>74 ホントすみません!(>︿<。)
    なかなかいそがしくて(>︿<。)
  77. 77 : : 2016/03/19(土) 09:16:33
    >>75 ですねw
    メリオダスは一応ドルイドの試練以降にしてあります
  78. 78 : : 2016/03/19(土) 12:53:20
    >>75
    あーね
    そうしないとカネキに負けちゃうもんね笑
  79. 79 : : 2016/03/19(土) 14:26:49
    >>78 七つの大罪面白いですよね
    知らない作品もあるとは思いますが、知らなくても楽しめる作品にしますね(>︿<。)
  80. 80 : : 2016/03/19(土) 21:05:06
    22時に更新します
  81. 81 : : 2016/03/19(土) 21:59:36
    更新します
  82. 82 : : 2016/03/19(土) 21:59:53
    《八話─次の異世界へ─》



    金木「バンさん、メリオダスさん、いきますよ」

    メリオダス「おう!」

    「雑魚が」

    謎の悪魔は、瞬間移動でメリオダスの背後に回る

    バン「なっ!団チョうしろ!」

    金木「瞬間移動だと…」

    メリオダス「速いな」

    「お前は一番弱そうだ…よって、お前から仕留める」

    謎の悪魔は、物凄いスピードでメリオダスを仕留めるべく大剣を振り下ろす

    金木「メリオダスさん!」
    (あんなの避けられない!)

    メリオダス「よっと」

    「!?」

    金木「よ、避けた…」
    (あんな体勢から……)

    「貴様やるな」

    メリオダス「お前もな、でもギル坊より弱っちぃ」

    「なんだと?」

    次の瞬間、メリオダスは高速で謎の悪魔の背後に回り、強烈な蹴りを入れる

    バン「団チョ、後は任せろよ♪」

    金木「メリオダスさんはそこにいてください、後は僕達2人で」

    メリオダス「そうか?じゃあ頼んだ」

    バン「バニシング・キル」

    「ぐぁぁぁあ!」

    金木「これで終わりだ」

    次の瞬間金木は赫子を出して、謎の悪魔を鎧ごと貫通させてメッタ刺しにする

    「がはっ!ごほっ!」

    メリオダス「それ尻尾か?」

    バン「エグいな…」

    金木「体中穴だらけですので恐らく死んでいるかと」

    メリオダス「捕らえるんじゃなかったのか?」

    金木「いや、この程度の悪魔からはおそらく何も聞き出せません」

    バン「帰んのか〜?♪」

    メリオダス「ぶっ殺しちまったし、用はねぇだろ」

    金木「はい、そうですね」

    「やるな」

    帰ろうとするメリオダス達の背後から、声が聞こえた

    メリオダス達がまた視線を移すと、そこにはもう一人の悪魔がいた

    「ナイトキングを殺るとはさすがだ」

    メリオダス「お前なにもんだ?ソイツの仲間か?」
    (こいつつえーな……)

    ダークサイド「私の名前はダークサイド。魔帝ムンドゥス様の“現”右腕だ」

    メリオダス「ムンドゥスの右腕…つまりナンバー2ってとこか」

    バン「強そうだな♪」

    ダークサイド「私は無駄な争いはしないが、いつかは戦う時が来るだろう…その時は覚悟をしておけ」

    ダークサイドはそう言うと、ナイトキングを背負ってどこかへと消える

    メリオダス「悪魔か……俺と少し似ているな」

    金木「メリオダスさんに?」

    メリオダス「いや、なんでもねぇよ」

    金木「そうですか」

    バン「ダークサイドって奴強そうだったな♪」

    メリオダス「なぁカネキ」

    金木「はい?」

    メリオダス「お前の世界ではナイトメアって奴がいたんだろ?」

    金木「はい」

    メリオダス「今お前らが倒したナイトキングとそのナイトメアは、どっちが強いんだ?」

    金木「両者共互角かと…ナイトメアとは交戦したことはありませんが、経験からして分かります」

    メリオダス「なるほど」

    金木「そしてもう一つ分かることは」

    メリオダス「?」

    金木「その2人は一番下っ端だという事です。呪いで始末される程度でしか利用価値がなかった悪魔だったので、おそらく」

    メリオダス「あの実力からして、ギル坊といい勝負ってところだな」

    金木「ギル坊?」

    メリオダス「俺の知り合いだ」

    バン「一筋縄じゃいきそうもねぇな〜♪」

    メリオダス「ですな」

    「お〜い団長!」

    上空から、誰かの声が発せられる

    そこには、キングの姿があった

    キング「神器持ってきたよ」

    メリオダス「わりぃ、もう済んだ」

    キング「そ、そうなの?」
  83. 83 : : 2016/03/19(土) 22:00:10
    金木「すみません」

    キング「大丈夫だよ、済んだなら良かったし」

    メリオダス「まっ、カネキがトドメを刺したけどな」

    キング「キミが?」

    金木「たいしたことなかったので」

    バン「いうね〜♪」

    キング「じゃあ戻ろうか」

    金木「はい」

    豚の帽子亭へ戻ったメリオダス達は

    事の一件を皆に話す

    マーリン「そうか、ご苦労であったな」

    金木「マーリンさんその書類は?」

    マーリン「タイムキャラバンの説明書を作ってみた」

    金木「それ、読んでみてもいいですか?」

    マーリン「もちろん、カネキ殿のために作ったのだからな」

    金木「ありがとうございます」
    (操作はこれを読んで覚えるとしよう)

    メリオダス「んー…」

    キング「どうしたの?団長」

    メリオダス「よしっ、俺も行くか」

    キング「行くってどこに?」

    メリオダス「言わなくてもわかるだろ?」

    キング「彼と共に行くの?」

    メリオダス「あぁ。ホーク!ちょっとこっちに来てくれ」

    ホーク「どうしたよ?メリオダス」

    メリオダス「しばらくこの店の事は頼んだ」

    ホーク「お前まさか、アイツと一緒に行くのか?」

    メリオダス「おう。店とこの世界は任せた」

    ホーク「チッ…仕方がねぇな、任せとけ」

    金木「よしっ、読み終えた」

    ゴウセル「カネキ」

    金木「はい?」

    ゴウセル「団長が読んでいる」

    金木「どうしたんですか?メリオダスさん」

    メリオダス「俺も一緒に連れてってくれねぇか?」

    金木「構いませんよ、寧ろこちらから誘おうと思っていましたので」

    メリオダス「そっか!ならよかった」

    金木「確認をとらせてもらっていいですか?」

    メリオダス「ん?」

    金木「僕達は異世界に行きます。いつ戻れるかもわからない…それでも行きますか?」

    メリオダス「これから先どんなことが起ころうと俺は行くさ。この世界を救いてぇし、他の世界も救いてぇ」

    金木「分かりました」

    メリオダス「よしっ!決まりだな」

    金木「はい」

    メリオダス「七つの大罪憤怒の罪ドラゴン・シンメリオダス!改めてこれからもよろしくな!」

    金木「世界を共に救いましょう」

    メリオダス「おう」

    バン「俺も行く〜♪」

    金木「バンさん達はこの世界を頼みます」

    メリオダス「そういうこと」

    バン「ちっ…なら仕方ねぇか♪死ぬなよ?団チョ♪」

    メリオダス「おう!」

    エリザベス「メリオダス様……」

    メリオダス「安心しろ、無事に戻るさ」

    エリザベス「はい…」

    メリオダス「よしよし、俺達は大丈夫だからこの世界は頼んだぞ?な?」

    エリザベス「…はい!」

    金木「それでは行きましょう」

    メリオダス「あぁ」

    ゴウセル「いってらっしゃい」

    マーリン「気をつけるのだぞ」

    バン「死ぬなよ〜♪」

    キング「無事に戻ってきてね、団長、カネキくん」

    ホーク「頑張れよ」

    エリザベス「待っています…!」

    ディアンヌ「この世界はボク達に任せて!」

    メリオダス「おう!」

    金木とメリオダスは皆に見守られながら、タイムキャラバンに乗る

    金木「さて、いきますよ」

    メリオダス「どんな世界が待ってんだろうな?楽しみだぜ」

    金木「僕もです」

    5…

    4…

    3…

    2…

    1…

    0…

    発車!!!!!

    ワームホールの中へ入ったタイムキャラバンは、次の目的地(いせかい)へと向かう

    そして…

    金木「どうやら着いたみたいですね」

    メリオダス「森の中みたいだな」

    次の目的地に着いた2人はタイムキャラバンから降りて、辺りを見渡す

    「誰だ貴様らは!」

    「里の森にて正体不明の輩が2名…捕獲します」

    金木「え、ちょ…」

    メリオダス「いきなり着いてこれか……さてさてさーて、いっちょ暴れますか!」

    金木「あはは…程々に」

    メリオダス「おう」



    《次話、九話─木ノ葉隠れの里─》
    【コラボ作品:NARUTO】
  84. 84 : : 2016/03/19(土) 22:00:36
    《次回更新予定日》
    3/21(月)21:00〜23:00
  85. 85 : : 2016/03/19(土) 22:57:16
    NARUTOもしってる!!
    ありがとうございます♬♡
    期待♬♡
  86. 86 : : 2016/03/20(日) 22:22:38
    できればジャンを出して下さい邪魔ならこのコメント消しても良いですよ期待です
  87. 87 : : 2016/03/21(月) 21:01:28
    《お知らせ》

    熱出たので、今夜はお休みしますすみません…

    明日は必ず載せます

    返信もあす
  88. 88 : : 2016/03/22(火) 10:00:50
    今夜は必ず更新します(>︿<。)
  89. 89 : : 2016/03/22(火) 10:01:16
    >>85 ありがとうございます、頑張ります!
  90. 90 : : 2016/03/22(火) 10:01:53
    >>86 ジャン出す予定です!まだ先になるかも知れませんが、出します!(*Ü*)
  91. 91 : : 2016/03/22(火) 10:19:51
    熱が伝ですか!?
    お大事に┏○ペコッ
    期待
  92. 92 : : 2016/03/22(火) 10:22:20
    >>91 ありがとうございます(>︿<。)
  93. 93 : : 2016/03/22(火) 21:52:43
    更新します
  94. 94 : : 2016/03/22(火) 21:53:05
    《九話─木ノ葉隠れの里─》



    「貴様ら誰だ!」

    「不審な輩め…成敗してくれる」

    メリオダス「カネキ、どうする?」

    金木「こちらからの攻撃はなるべくしないようにしましょう」

    メリオダス「了解」

    暗部A「俺達暗部を舐めるなよ…!」

    暗部B「私は援護に回ります!」

    暗部A「あぁ、頼んだ」

    メリオダス「くるぞ」

    金木「はい」

    暗部A「火遁・豪火球の術!」

    暗部は、自らの口から等身大の炎を放出させて金木達を驚愕させる

    金木「炎…!?」

    メリオダス「俺に任せとけ、全反撃(フルカウンター)!」

    だが、メリオダスの全反撃により防がれてしまう

    暗部A「なに!?」
    (豪火球を返しただと…)

    暗部B「隙アリ!」

    金木「遅い」

    暗部B「なっ──ぐはっ!」

    もう一人の暗部は金木を拘束する為に背後へと回るが、金木の反射攻撃によってこちら側の暗部の攻撃も失敗に終わってしまう

    暗部A「コイツら一体何者だ……」

    暗部B「分かりません…ですが、負けるわけにもいきません」

    メリオダス「なぁお前ら、俺達はなにも危害を加える気はないんだぜ?」

    金木「僕も、あなた達に危害も加えるつもりはありません」

    暗部A「信じられるとでも思うか?」

    暗部B「襲ってきただろ」

    メリオダス「おいおい、そっちが襲ってきたから俺達は自分の身を守るために反撃してるんだぜ?」

    金木「話し合いは…無理ですか?」

    暗部A「どうする?」

    暗部B「仕方がありません、無駄な交戦は控えるべきかと」

    暗部A「了解」

    メリオダス「なぁ、ここはどこなんだ?」

    暗部A「ここは木ノ葉隠れの里の森だ」

    金木「木ノ葉隠れの里?」

    暗部B「付いてこい、里へ案内する」

    暗部A「火影様の元へ先ずは向かうぞ」

    メリオダス「火影?」

    金木「付いていけば分かりそうですね」

    メリオダス「そんじゃあ行くとしますか」

    暗部達との交戦を話し合いで解決した二人は、二人に里へ案内されることになる

    後に出会う、“隻腕の戦士”が味方になるとは知らずに───

    木ノ葉隠れの里に着いた金木とメリオダスは、異世界での出来事に心を踊らせていた

    メリオダス「すげぇー!見たことねぇもんがいっぱいあるな!」

    金木「この本、面白そうですね」

    メリオダス「自来也豪傑物語…?」

    金木「はい、少し気になりまして」

    暗部A「ほれ行くぞ」

    メリオダス「おう」

    歩いてから十数分後、金木達は火影室の中へ入り扉の前に立つ

    コンコン

    火影室にドアのノック音が鳴り響く

    「入れ」

    一人の男性の声が扉の向こう側から聞こえたと同時に、暗部は扉を開ける

    暗部A「お前は先に帰っていろ」

    暗部B「分かりました」

    暗部A「失礼いたします、七代目」

    「あぁ」

    火影室に入ると、そこには椅子に座っている男性と黒髪の無口な男性が立っていた

    金木「…」

    メリオダス「…」

    暗部「先程不審な輩を見たもので、そしてこちらがその不審な輩です」

    金木「不審な輩とは心外ですが」

    メリオダス「そうだぜ?」

    「うちの暗部が少し悪いことをしたな…暗部と交戦でもしたのか?」

    メリオダス「まぁな、でも話し合いで交戦は中断した」

    金木「すみません…貴方は?」

    ナルト「俺の名前はうずまきナルト、木ノ葉隠れの里の七代目火影だ」

    「それで、貴様らは何者だ?」

    メリオダス「兄ちゃんこそなにもんだ?」

    「答える義理はないな」

    ナルト「まぁまぁ…そういうなってばよ」

    サスケ「はぁ…うちはサスケだ。それで、お前らはどうして暗部達に狙われた?」

    メリオダス「不審な輩じゃねぇけど、コイツとさっきもう一人いた面してる奴に不審者扱いされて急に襲われたんだよ」

    サスケ「お前達はどこの里の者なんだ?」

    ナルト「普段暗部は無駄な交戦はしねぇけど、近頃少し物騒でな…一応謝る。すまねぇってばよ」

    サスケ「お前も帰っていいぞ」

    暗部A「はっ」

    もう一人いた暗部も、姿を一瞬で消してどこかへと消える
  95. 95 : : 2016/03/22(火) 21:53:23
    金木「近頃物騒なんですか?」

    サスケ「上忍が数名行方不明になる事件もあれば、見たこともない忍術で操られている忍もいた」

    メリオダス「忍術?」

    サスケ「お前…忍術を知らないのか?」

    メリオダス「わりぃな」

    サスケ「忍術というのは、チャクラを使用して繰り出される技の名称だ」

    メリオダス「なるほど」
    (チャクラが魔力で忍術が技ってところか)

    ナルト「それで、お前達は何者なんだ?」

    金木「近頃物騒な理由、僕達なら知っています」

    ナルト「ホントか!?」

    メリオダス「おう」

    サスケ「で、何者なんだ?」

    金木「僕達は──」

    金木は、全ての事をナルトとサスケに話す

    喰種だという事は話さず───

    サスケ「悪魔か……ソイツが俺達のいるこの世界に異変などを起こしている可能性があると?」

    金木「はい」

    メリオダス「俺がいた世界じゃ、地震が頻繁に起きて地割れも酷かったぜ」

    ナルト「異世界か…にわかには信じ難いが、悪い奴らには見えねぇ…信じるってばよ」

    メリオダス「あんがとな、ナルト」

    ナルト「おう!」

    サスケ「今は午後の2時か…どうする?ナルト」

    ナルト「悪魔とやらを調べるのは後回しだ、先ずはコイツらに居場所を作ってやんねぇとな!」

    メリオダス「ホントか?助かるぜ」

    金木「ありがとうございます」

    サスケ「ならば付いてこい」

    そういうと、サスケは火影室を出ようとする

    メリオダス「どこに行くんだ?」

    サスケ「どうせ知るんだ、付いてこい」

    ナルト「そんじゃあ頼んだぞ」

    サスケ「あぁ」

    サスケは、2人を連れて火影室を出る

    火影室を出た3人は、里を歩いていた

    そしてそこには、人々の笑顔があった

    金木「随分と平和な国ですね」

    サスケ「大戦後、世界は徐々に平和への道を歩み始めている」

    メリオダス「結構好きだぜ、こういうとこ」

    サスケ「そうか、ならばよかった」

    里を褒められた事を喜んだサスケは、自分を変えてくれた友に再び深く感謝する

    それから十数分後、サスケはマンションに着く

    メリオダス「ん?ドアがあるな」

    金木「マンションに住んでいるんですか?」

    サスケ「あぁ…そして、ここがお前らの居場所だ」

    そういうと、サスケはマンションの玄関を開けて中へ入る

    「おかえりなさい!あら、お客さん?」

    「パパ、おかえり」

    メリオダス「おっす!」

    金木「こんにちは、少しの間お世話になります」

    「…?まぁ上がってください」

    サスケ「上がれ」

    メリオダス「邪魔するぜー」

    金木「…」
    (この2人にも話さないと……)



    《次話、十話─異世界の異変について─》
  96. 96 : : 2016/03/22(火) 21:53:55
    《次回更新予定日》
    3/24(木)21:00〜23:00
  97. 97 : : 2016/03/24(木) 00:32:33
    期待
    サスケ自分の家に住ませる気か!?
    優しいね笑
  98. 98 : : 2016/03/24(木) 21:29:28
    上げるの深夜すぎ!
  99. 99 : : 2016/03/25(金) 06:08:30
    すみません、体調悪いのとホンマに忙しくて(>︿<。)
    でも、最終回までちゃんと書ききります
  100. 100 : : 2016/03/25(金) 19:32:31
    今夜は下書き終わったので載せます!

    22:00
  101. 101 : : 2016/03/25(金) 21:51:43
    更新します
  102. 102 : : 2016/03/25(金) 21:51:56
    《十話─異世界の異変について─》



    サスケ「サクラ、サラダ、紹介する…カネキとメリオダスだ」

    金木「お世話になります」

    メリオダス「適当によろしくな!」

    サクラ「えっと…」

    サラダ「どんな経緯なの?」

    サスケ「2人とも俺の眼を見ろ」

    金木(眼…?)

    メリオダス(なにすんだ?)

    サスケ「写輪眼ッ」

    サクラ「…!」

    サラダ「…!」

    サスケ「という訳だ」

    サクラ「理由は分かったわ、それなら少しの間だけ大歓迎よ」

    金木「すみません…いま一体なにが?」

    メリオダス「なんだ?」

    サスケ「写輪眼で俺の記憶をこいつら2人に映した」

    金木「なるほど…」
    (写輪眼…そういえばこの人の目は両眼とも特殊だなぁ)

    メリオダス「ふむふむ…」

    サラダ「部屋は1つ空いているので案内します」

    金木「うん、ごめんね?わざわざ」

    サラダ「いえ」

    メリオダス「んじゃ、案内頼むぜ!」

    サラダに案内された2人は、空き部屋となっている部屋に入る

    マンションである為、やはり狭い……が、それは致し方がないと思う2人

    サラダ「パパ!」

    サスケ「あぁ今行く」

    金木「なんとか寝れそうですね」

    メリオダス「なぁカネキ、これなんだ?」

    金木「これはパソコン……?」
    (この世界でもあるのか)

    サスケ「少し狭いと思うが、そこは許してくれ」

    後ろから、申し訳なさそうにして話すサスケ

    メリオダス「きにすんな!世話になってもらってるんだしよ」

    金木「むしろ、ありがとうございます」

    サスケ「ならよかった」

    メリオダス「なぁサスケ」

    サスケ「なんだ?」

    メリオダス「部屋の外から美味しい匂いがするんだけどよ、俺もいっていいか?」

    サスケ「おまえら二人の分も作らせてる、遠慮はいらん」

    メリオダス「いや、俺だけでいい」

    サスケ「…?なぜだ」

    メリオダスの回答に、疑問を持つサスケ

    次の瞬間、金木から自分は喰種だという事を語る

    金木「僕は喰種といって、人しか喰えない生き物なんです」

    サスケ「…」

    メリオダス「まっ、そういうことだ」

    サスケ「一言だけ言わせてもらってもいいか?」

    金木「はい?」

    サスケ「俺の家族を食うつもりなら今すぐ殺す」

    メリオダス「そりゃあねぇだろ、な?カネキ」

    金木「はい、数日前に喰っているので3ヶ月程度は持ちます」

    サスケ「ならばいい」

    金木「すみません……」

    サスケ「お前にも事情がある、が……それに深く関わるつもりはない。お前の名誉にも関わるからな」

    サスケは少し笑い、部屋をあとにする

    金木「サスケさんは優しいですね」

    メリオダス「あぁ、喰種に偏見を持つかと思えば逆だったな」

    金木「貴方達もそうでしたけどね」

    メリオダス「まぁ俺がいた世界はいろんな奴らがいるしな」

    金木「たしかに」

    メリオダス「そんじゃ、俺はいってくるわ!喰種だってことはサスケだけ知ってればいいだろ?」

    金木「はい」

    メリオダス「そんじゃあな、また後で」

    金木「いってらっしゃい、僕は寝てます」
    (戦いで疲れた……今は午後の何時だろうか)

    メリオダスは皆と食事をする為、部屋をあとにする

    取り残された金木はやがて眠りにつく
  103. 103 : : 2016/03/25(金) 21:52:14
    金木は眠りにつくと夢を見ていた

    だが、そんな夢の途中男の声がする

    金木(僕を呼んでいる……なんだろ…)

    「ほら、起きろ~いつまで寝てんだぁ?」

    金木(この声は……)

    「おーきーろー」

    金木「ん……っ…」

    メリオダス「よっ!やっと起きたか」

    金木「おはようございます」

    メリオダス「お前、あれから一日中寝てたぞ?」

    金木「一日中!?」

    メリオダス「疲れてるみたいだったからよ、起こさなかったけど…流石に寝すぎだったし起こしちまった」

    金木「いえ、わざわざありがとうございます」

    メリオダス「おう!さてさてさーて、これからどうする?この世界にも悪魔とやらはいるんだろ?」

    金木「はい、2人で探しましょう」

    メリオダス「……あっ」

    金木「どうしました?」

    メリオダス「俺達大事なこと忘れてた」

    そう言って、少し笑うメリオダス

    金木「……あっ」

    メリオダス「気づいたか?」

    金木「タイムキャラバン……」

    メリオダス「どこの森だったかなぁ…一度戻るか」

    金木「ですね」

    「その必要はない」

    朝早くから、部屋に入ってきたサスケがそう言う

    メリオダス「ん?どういうことだ?」

    サスケ「里の森は広い…恐らく探すのは困難だろう」

    金木「しかし……」

    サスケ「安心しろ、今からナルトの家に向かう」

    金木「七代目火影様の?」

    メリオダス「んじゃ、行くか」

    サスケ「行くぞ」

    金木「はい」

    メリオダス「おう」

    メリオダス達はサスケと共にナルトが住んでいる自宅に向かう

    やがて着き、サスケはインターホンを鳴らす

    ピンポーン

    インターホンが鳴る

    「はーい!」

    玄関の向こう側から聞こえる声と同時に目を凝らしてしまうほどの美人が出迎える

    サスケ「ナルトはいるか?」

    ヒナタ「はい、出る準備をしていたの」

    サスケ「そうか…すまないがお前の白眼を借りたい」

    金木(眼の一種か…)

    メリオダス「今度は白眼か」

    ヒナタ「おはようございます、カネキさんメリオダスさん」

    金木「なぜ僕達を?」

    ヒナタ「事情を聞いていますので」

    メリオダス「なるほど」

    ナルト「わりぃ!待たせちまった」

    サスケ「別に待ってなどいない、用があるのはヒナタだ」

    ナルト「ヒナタに?」

    サスケ「森の方にデカい乗り物がある……白眼で探してくれないか?」

    金木「お願いします」

    メリオダス「頼む」

    ヒナタ「分かりました…白眼!」

    ヒナタは森に向けて視界を広げる

    少し探ると、デカい乗り物があることに気づきそれを金木達に知らせようとする────が

    その乗り物に不審な輩が2人いることも確認してしまう

    ヒナタ「……!」

    ナルト「どうした?」

    ヒナタ「誰かいる!しかも2人……」

    メリオダス「いくぞカネキ!」

    金木「あぁ……」
    (恐らく悪魔だ)

    サスケ「走るぞ!」

    ナルト「俺も行くってばよ!」

    全速力で走ったサスケ達は目的地へと着く

    金木「やっと見つけた……」

    メリオダス「お前、ダークサイドか」

    ダークサイド「やはり貴様らの乗り物であったか」

    「ダークサイド様、いかがしますか?デュフフ」

    ダークサイド「お前が相手をしろ、マタタビ」

    マタタビ「分かりました、デュフフ」

    金木「マタタビ……新たなる刺客か」

    サスケ「ナルト、行くぞ」

    メリオダス「カネキ、俺達もいくぞ」

    マタタビ「デュフフ」



    《十一話─マタタビの実力─》
  104. 104 : : 2016/03/25(金) 21:52:45
    《次回更新予定日》
    3/?(?)21:00〜23:00
  105. 105 : : 2016/03/26(土) 21:44:47
    期待です
  106. 106 : : 2016/03/26(土) 22:53:21
    >>105 ありがとうございます!
    頑張ります!
  107. 107 : : 2016/03/27(日) 13:50:27
    きーたーい!!
    頑張ってください♬♡
  108. 108 : : 2016/03/30(水) 13:39:53
    待たせてすみません!
    今夜更新せよおおおおおお
  109. 109 : : 2016/03/30(水) 13:40:15
    >>107 ありがとうございます!
    待たせてごめんなさい
  110. 110 : : 2016/03/30(水) 19:09:36
    明日23時に更新します
    絶対します(>︿<。)
  111. 111 : : 2016/03/31(木) 00:40:13
    マ、マタタビ!?つマタタビ ニャーニャォーンฅ•ω•ฅ
  112. 112 : : 2016/03/31(木) 12:53:24
    >>111 ニャー!ww
    今夜更新します(´;ω;`)
  113. 113 : : 2016/03/31(木) 17:45:44
    めちゃおもしろいです!♪( ´▽`)
  114. 114 : : 2016/03/31(木) 17:48:12
    期待
  115. 115 : : 2016/03/31(木) 18:42:23
    期待だよ!!
  116. 116 : : 2016/03/31(木) 21:07:01
    更新します!
  117. 117 : : 2016/03/31(木) 21:07:24
    《十一話─マタタビの実力─》



    マタタビ「デュフフ」

    サスケ「ナメた野郎だ……いくぞナルト」

    ナルト「あぁ」

    メリオダス「カネキ、俺達もいくぞ!」

    金木「はい」

    4人はマタタビに向けて一斉に回避が不可能の攻撃を仕掛ける

    サスケ「四方に囲って攻撃を仕掛けるぞ」

    メリオダス「前後左右か…それならよけられねぇな」

    四方に囲って攻撃をする───が

    サスケ「がはっ!」

    ナルト「がはっ!」

    メリオダス「っ……!」

    金木「くっ…!」

    攻撃を仕掛けたはずの4人は、気がつけば全員倒れていた

    メリオダス「いってぇ……」

    金木「いまなにが…」

    マタタビ「お前ら弱いな、デュフフ」

    サスケ(俺の写輪眼でも動きが見えなかった……一体なにをされたんだ?)

    マタタビ「四方に囲って攻撃を仕掛けるお前達をワイが素早い攻撃でお前達4人をねじ伏せたんだよ、デュフフ」

    メリオダス「はえーな……」
    (攻撃力はクソよえーけど、素早さが尋常じゃねぇ……)

    サスケ「ナルト、ここ辺りの森林を犠牲にするぞ」

    ナルト「なにをする気だ?」

    サスケ「天照で十分だ」

    金木「天照?」

    サスケ「視点から発生させられる黒炎だ、燃え尽きるまで絶対に消えない」

    マタタビ「視点んんん〜?デュフフ」

    メリオダス「ちょいタンマ!」

    サスケ「なんだ?」

    メリオダス「俺達全員が目で負えなかった相手にその技は意味がねぇだろ?目で追いかけることすら無理なんだからよ」

    サスケ「ならどうしろと……」

    マタタビ「ワイが勝てる確率は97.7%デュフフ」

    メリオダス「それに対して俺達の勝率は3.3%ってことか」

    ナルト「九喇嘛!」

    九喇嘛『力を貸してやる』

    ナルト「腕ナマってねぇーだろーな」

    九喇嘛『フン!抜かせ』

    サスケ「九喇嘛か」

    マタタビ「……なんだ?デュフフ」

    金木(一体何を始めるつもりなんだ)

    ナルト「尾獣玉ァァァァ!」

    ナルトは、尾獣玉をマタタビに向けて放つ

    九喇嘛『いけぇ!!』

    だが───

    マタタビ「お返しキーック、デュフフ」

    マタタビは、サッカーボールを蹴るのと同じ感覚で蹴り返してしまう

    ナルト「なっ!?」

    サスケ「ナルトの尾獣玉を蹴りで返しただと…」

    金木「巻き込まれる……!」

    メリオダス「俺に任せとけ、フルカウンター!」

    メリオダスは尾獣玉の威力を倍にしてマタタビに返す

    マタタビ「へぇ…やるじゃないの?デュフフ……でも」

    次の瞬間マタタビはこともあろうか、そのままじっとしてナルトの尾獣玉を直接受ける

    金木「避けない…?」

    サスケ「……なぜだ」

    土煙が消える頃、そこには無傷のマタタビがいた

    ナルト「ウソだろ……」

    メリオダス「フルカウンターで倍にして当てたのになんでだ…」

    マタタビ「勝率変更宣言、デュフフ」

    金木「……」

    マタタビ「ワイの勝率100%……お前達の勝率0%!デュフフ」

    サスケ「須佐能乎で斬りかかったとしてもおそらく軽傷程度…」

    ナルト「いや…相手は俺達より動きがはえぇ……須佐能乎で斬りかかる以前の問題だ」

    サスケ「畜生……」

    マタタビ「全員殺す……それが掃除屋からの命令だ、デュフフ」

    金木「掃除屋……?」

    サスケ「クソッ……ここまでなのか…」

    メリオダス「まだ諦めんな!勝機は必ずある!」

    マタタビ「全員死ね!デュフフフフフフフフフフ!!」

    飛びかかろうとした瞬間、携帯電話がなる

    マタタビ「ちっ……もしもし?デュフフ」

    〔僕だよ、掃除屋だ…戻ってきてくれないか?会議がある〕

    マタタビ「わ、わかりました……デュフフ」

    〔かごめ、かごめ、かーごめかごめ〕

    マタタビ(また変な歌を……)

    歌いながら、通話を切る謎の男“掃除屋”

    マタタビ「命拾いしたな、ワイは帰るよデュフフ」

    そう言い放ち、突如として煙のように消えるマタタビ
  118. 118 : : 2016/03/31(木) 21:07:41
    金木「マタタビ…なんて悪魔だ」

    メリオダス「それを従えてる掃除屋ってのはもっとすげぇんだろうな」

    サスケ「お前達、たしか異世界を回って強力な仲間を集めていると言っていたな」

    メリオダス「あぁ、俺も異世界の住人だ」

    サスケ「ナルト」

    ナルト「あぁ分かってる…行ってこいサスケ、時間はあまりなさそうだってばよ」

    サスケ「そうさせてもらう」

    金木「いつ帰れるかもわかりませんが、それでも僕達と共に来ますか?」

    サスケ「フッ…愚問だな」

    金木「ですね」

    メリオダス「んじゃ、決まりだな!」

    サスケ「うちはサスケ…これから同行させてもらう、よろしく頼む」

    メリオダス「よろしくな!」

    金木「はい」

    ナルト「サクラちゃんとサラダには俺から伝えておく」

    サスケ「助かる」

    金木「では早速乗りましょう…世界が支配されてしまう前に」

    サスケ「あぁ」

    ナルト「サスケ!」

    タイムキャラバンに乗ろうとするサスケを静止させる

    ナルト「絶対に帰ってこいよ?にしししし」

    サスケ「フン…抜かせウスラトンカチ、必ず帰って来る」

    ナルト「行ってこい!この世界は俺達に任せろってばよ!」

    そして、全員がタイムキャラバンに乗り席に座る

    金木「次の異世界に行きますので、シートベルトをしっかりしてくださいね」

    メリオダス「次はどこだろうなぁ、わくわくするぜ!」

    サスケ「…あぁ」
    (マタタビ…黄色い閃光以上の素早さか……だが次は負けない)

    金木「では出発します」

    5……

    4……

    3……

    2……

    1……

    0……

    発車!!!!!

    タイムキャラバンがワームホールの中へ入り、次の目的地(いせかい)に向かう

    はたして───

    次の出逢いとは



    《次話、十二話─ハンター─》
    【コラボ作品:HUNTER×HUNTER】
  119. 119 : : 2016/03/31(木) 21:08:21
    《次回更新予定日》
    4/4(月)21:00〜23:00
  120. 120 : : 2016/03/31(木) 21:41:24
    面白くなってきたー!マタタビ強いっ∑(゚Д゚)
  121. 121 : : 2016/03/31(木) 22:04:30
    期待
  122. 122 : : 2016/04/01(金) 00:47:11
    え?マタタビ?つマタタビ


    バキッドカッベキッグググバキン




    アーーーーーーーーーーーーーー♂
  123. 123 : : 2016/04/01(金) 09:36:05
    久しぶりに覗いて見たら
    凄い書いててびっくりしました!
    頑張ってください(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  124. 124 : : 2016/04/01(金) 11:00:31
    たくさんの返事……こ、こ、こ、これは俺のモチベが上がるぞおおおおおお
  125. 125 : : 2016/04/01(金) 11:03:03
    >>120 ありがとうございます!
    マタタビはかなりの強キャラです!

    >>121 ありがとうございます(>︿<。)

    >>122 ……!?ニャー!!ヨコセ!!!!
    ……読んでくれてありがとうございます(>︿<。)

    >>123 ありがとうございます!
    めっちゃ書いてます(>︿<。)
    最近忙しくて書けていなかったけど、なんとかまた頑張れそうです!
  126. 126 : : 2016/04/01(金) 13:19:00
    面白すぎて火曜日からシリーズ全部見ちゃいました!!

    期待です!!
  127. 127 : : 2016/04/02(土) 15:39:56
    はよ書けks更新おっそいわ笑
  128. 128 : : 2016/04/02(土) 15:53:55
    《闘級》主要人物
    【英雄側】

    ここでは、戦闘能力を数値化して書きたいと思います

    戦闘能力数値の基準は、七つの大罪での“闘級”を基準として設定しますので予めご了承ください

    尚、闘級のみ載せますのでご理解ください

    例:『キャラ名』
    闘級〇〇⇒〇〇(“⇒”の場合は強化した場合です。)
    ※卍解、ギア2などといった場合です

    『メリオダス』
    闘級32500

    『黒崎一護』
    闘級15000⇒30000⇒31000

    『ルフィ』
    闘級9800⇒12000⇒24000

    『キルア』
    闘級5400⇒14000

    『赤司』
    闘級1000⇒3500⇒9999

    『承太郎』
    闘級8800

    『銀時』
    闘級2800⇒色々

    『サスケ』
    闘級18000⇒20000

    『カネキ』
    闘級12000⇒24000

    『エレン』
    闘級13000⇒26000

    『新』
    闘級28000

    『琲世』
    闘級不明

    『流星』
    闘級29000

    『シンドバッド』
    闘級4700⇒14000

    『ネロ』
    闘級26666⇒29999

    『ダンテ』
    闘級1000000⇒3000000
  129. 129 : : 2016/04/02(土) 15:54:49
    メリオダス以外は全て自分の勝手な推測です
  130. 130 : : 2016/04/02(土) 18:38:38
    期待!
    ダンテってきゃらがダントツで一番強いですね笑頑張ってください♬
  131. 131 : : 2016/04/02(土) 21:13:44
    ちょっwwwwwダンテさんマジ神ってる(神ってるってなんだよ…)周りとの差が…………w


    期待です、頑張ってください!!!!
  132. 132 : : 2016/04/04(月) 09:40:27
    ダンテについて…

    自分はDevil May Cry知っているのですが、ネロの名前が入ってるって事は4のダンテですよね?
    もしそうならば闘級はもっと上だと思うのですが……七つの大罪はあまり知らないのでうまく言えませんけど…
  133. 133 : : 2016/04/04(月) 15:05:23
    >>126 ありがとうございます!
    すごく嬉しいです(>︿<。)

    >>127 すみません、今夜更新します

    >>130 ありがとうございます☆
    いつも読んでくれて嬉しいです!

    >>131 神様相手に余裕で戦う程ですしね(*Ü*)
    読んでくれてありがたいです、これからもヨロです!

    >>132 いえ、これが妥当だと思います(*Ü*)
  134. 134 : : 2016/04/04(月) 15:14:39
    ちょっw銀さんがいろいろってw
  135. 135 : : 2016/04/04(月) 15:49:00
    >>134 銀さんはもういろいろとやらかしますよ←
    銀魂は銀魂です!w

    いろいろが何かはお楽しみに(>︿<。)
  136. 136 : : 2016/04/04(月) 22:07:31
    更新します
  137. 137 : : 2016/04/04(月) 22:07:51
    《十二話─ハンター─》



    次の目的地へと着いた金木達は、街外れにタイムキャラバンを置いて街中を歩きながら世界の異変について調べていた

    だが、幸いこの世界に異変は今のところ見られない

    この結果は彼らにとって非常に良い結果だった

    サスケ「どうやらこの世界に目立った事件や事故などは無いようだな」

    メリオダス「この世界でなにも変なモン起きてねぇならここにいる必要ねぇんじゃないのか?」

    金木「んー……そうですね」

    だが次の瞬間

    「さぁ!みんなみてみてー!」

    「腕相撲大会の始まりだぁー!」

    突如として、街中が騒ぎ始める

    騒がしい方へと視線を向けると、腕相撲大会と書かれた大会が目の前で開催されていた

    メリオダス「腕相撲大会か!なぁなぁ俺達も参加しようぜ?」

    オーナー「おっ!お兄ちゃんも参加するかい?」

    メリオダス「俺達3人共参加してぇんだけど構わねぇか?」

    サスケ「おい!俺は別に……」

    メリオダス「なんだなんだ、んなこと言うなって!」

    オーナー「じゃあ、あそこに集まってくれないか?トーナメント制だからなこの大会は」

    金木「参加料は?」

    オーナー「そんなのいらないいらない!」

    メリオダス「優勝したらなにかあるのか?」

    オーナー「100万ジェニーをやろう!」

    サスケ「ほう……それは多いのか?」

    金木(サスケさんが金に目を付けた)

    メリオダス(意外と金が好きなんだなサスケ)

    オーナー「もちろん、古い家なら買えるぐらいにね!」

    サスケ「おいメリオダス、カネキ、この大会必ず勝つぞ」

    メリオダス:( ˙-˙ )

    金木:( ˙-˙ )

    サスケ「な、なんだその顔は…」

    メリオダス「お前って金の亡者だったんだな」

    サスケ「なっ……」

    金木「まぁ頑張りましょう──プッ」

    サスケ「……お前ら後で覚えておけ」

    参加人数が多い腕相撲大会

    数を減らす為オーナーは腕力検査をし、上位4名しか選出されなかった

    結果に異議を唱える者もいたが、参加人数が多い以上こればかりは致し方がないと思う他ない

    そして

    腕力検査のtop4に立った4名は───

    メリオダス「サスケ、俺達に任せとけ!」

    サスケ「ちっ……」

    金木「あはは…」
    (僕もそろそろ歳だけど、“子供”には負けないかなさすがに)

    ゴン「ねぇキルア、あの人たち強そうじゃない?」

    キルア「はぁ?あんな奴等余裕だよ、ぜってー旅団のノブナガより弱いだろ」

    オーナー「さーて!腕相撲大会が始まりますよー!みんな見なきゃ損ッ!損ンンンン!」

    腕力検査で勝ち残った4名がそれぞれ一対一になるようテーブルに向かい合う

    ゴン「よろしくお願いします!」

    頭を下げ、律儀に挨拶をするゴン

    その相手は───

    メリオダス「おう、よろしくな!」

    そしてもう片方

    キルア「アンタ強そうだけどやめときな、勝てねぇよ」

    金木「舐めないでくれるかな?」

    キルア「んじゃ…」

    金木「腕相撲でケリをつけようか」

    指の関節を鳴らして気合いを入れる金木

    結果は───
  138. 138 : : 2016/04/04(月) 22:08:06
    オーナー「はいそこまで!」

    四名ともそれぞれと真剣に向き合い戦う

    そしてその結果は───

    オーナー「勝者ッ!ゴン選手とキルア選手!!そして優勝はキルア選手ッッ!!!」

    ゴン「ちぇー……また負けちゃったぁ〜」

    キルア「にひひ」

    金木「完敗です」
    (どこからあんな力が出るんだ……)

    キルア「どーも」

    メリオダス「やったなゴン!」

    ゴン「準優勝でしたけど、ありがとうございます」

    キルア「なぁアンタらさ」

    金木「……?なにかな」

    キルア「あんたら二人とその後ろにいる一人、只者じゃないよね」

    メリオダス「ん?俺達がか?」

    キルア「少なくとも、アンタは只者じゃない」

    そういい、金木のことを指さすキルア

    金木「どうして?」

    キルア「腕相撲する時、俺結構力入れてたんだよ。ぶっちゃけその力は骨とか砕くほどにね」

    ゴン「キルア真剣になりすぎ〜」

    キルア「し、仕方ねぇだろ!300万使ってチョコロボを買いたかったんだし!」

    ゴン「へぇ〜?」

    キルア「そ、それより!アンタ達何もん?念使いってわけじゃなさそうだけど」

    サスケ「ガキのクセして勘だけはいいんだな」

    キルア「握力検査にすら上がってこれなかった人が俺にとやかくいわないでくれる?」

    サスケ「なんだと」

    メリオダス「まぁまぁ二人共」

    金木「僕達はこの世界の人間じゃないんです」

    突如として、この世界の住人ではないことを伝える金木

    ───だが

    ゴン「ふぇ?」

    キルア「……はい?」

    まぁ当然の結果である

    ゴン「あ、あはははは……そうなんだ」

    キルア「お前ら漫画のみすぎ、あーウケる」

    サスケ「お前らも漫画の世界のキャラクターだろうが」

    ゴン「」

    キルア「」

    メリオダス(論破しやがった…)

    金木「信じてもらえるかは別として、ひとつ訪ねたいことがあるんだけど…いいかな?」

    キルア「……なに?」

    金木「この世界で異変とか起きてない?珍しかったり奇妙な事件や事故とかさ」

    キルア「そんなのないけど?」

    ゴン「うん、今の所ないけど」

    キルア「つか……マジもん?異世界から来たとか」

    金木「疑問に思うなら付いてきてよ、すぐに分かる」

    キルア達は金木達と共に街のはずれへと連れていかれる

    そしてそこにあったのは

    キルア「バス……?」

    金木「タイムキャラバンといって、未来や過去…異世界等に行くことが出来る乗り物なんだ」

    ゴン「す、すごい……」

    キルア「でもどうして異世界の奴等集めてんだ?」

    サスケ「それは──」

    サスケはムンドゥスや世界の異変について全てを話した

    ゴン「ムンドゥス……人間達を支配しようとしているなんて…絶対に許さない!」

    キルア「でもここはまだ被害ないみたいだな」

    金木「いずれくるだろう」

    ゴン「カネキさん!」

    金木「?」

    ゴン「俺も連れてってください!」

    キルア「ばっ!はぁ!?」

    ゴン「ムンドゥスは世界を支配しようとしてる……そんなの許さない!そんな事したら皆から笑顔が消える」

    金木「ゴンくん……」

    キルア「そりゃあそうだけどよ…」
    (ゴン……)

    ゴン「俺も力になりたいんだ!」

    金木「……分かった」

    ゴン「ホントに!?」

    金木「ただし、無事に帰って来れるという保証はできない」

    ゴン「そんなの分かってる、でも戦いたい」

    キルア「はい、ちょいタンマ」

    突如として、ゴンと金木の会話を止めるキルア

    メリオダス「どうしたんだ?」

    キルア「ゴンの代わりに俺が行くよ、コイツは念が使えないから戦えない」

    ゴン「キルア、なんとかなるよ」

    キルア「はぁ…ならねぇっつーの」

    ゴン「うぅ…」

    キルア「だから代わりに俺が行く、いいか?」

    金木「あぁ、もちろん構わないよキルアくん」

    ゴン「キルア」

    キルア「ん?」

    ゴン「絶対帰ってきてね」

    キルア「……!オウ」

    サスケ(いい友を持ったなコイツ)

    金木「時間もないので早く行きたい……大丈夫かな?」

    キルア「俺は大丈夫、ゴン!アルカは任せたぞ?」

    ゴン「任せといて!」

    タイムキャラバンに乗って次の目的地(いせかい)へと向かう金木達

    金木「発車しますよ」

    キルア「何かワクワクしてきたぜ」

    メリオダス「にしし、俺もだ」

    サスケ「……フン」

    5……

    4……

    3……

    2……

    1……

    0……

    発車!!!!!!!!!!

    金木達はワームホールの中へ入り次の異世界へと行く

    そして彼らは、次の仲間と出会う



    《次話、十三話─ニート侍─》
    【コラボ作品:銀魂】
  139. 139 : : 2016/04/04(月) 22:09:25
    《次回更新予定日》
    4/7(木)21:00〜23:00

    《余談》

    次回から銀魂の世界に入りますが、滅茶苦茶銀魂します←余裕で爆弾発言やwwwwとか使っちゃいます←
  140. 140 : : 2016/04/05(火) 02:11:45
    期待

    銀魂楽しみー!
  141. 141 : : 2016/04/06(水) 23:11:59
    面白い!これからも期待!♪( ´▽`)
  142. 142 : : 2016/04/07(木) 09:27:18
    《お知らせ》

    どうも、主です

    今回の異世界物語

    説明とかいろいろ出てきそうなので、グループを作りました

    入れ!

    とかそういうことは言いません

    ただ、異世界物語についての人物紹介や様々な情報を書く予定です

    グループはこちらから

    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

    http://www.ssnote.net/groups/2063
  143. 143 : : 2016/04/07(木) 20:59:51
    今夜はいつもより早めの更新!
    更新します
  144. 144 : : 2016/04/07(木) 21:00:06
    《十三話─ニート侍─》



    ──ここは、とある万事屋

    「Zzzzz」

    「銀さん、起きてくださいよ」

    「銀ちゃん、頼まれた依頼速く済ませるアル」

    「Zzzzzzzzzz」

    「……銀さん、そろそろ起きないと…」

    「コイツいつ起きるアルカ?眼鏡」

    「眼鏡っていうなよ!新八だよ新八!!」

    「そんなことより早く起こすアル」

    「Zzzzzzzzzzzzzzz」

    「さっさといい加減に……」

    「起きろよオオオオ!!」

    その場にいた一人の男性と一人の女性は、事もあろうか寝ている人物を蹴り飛ばす

    「がはっ!!」

    神楽「てめぇおいニート侍!いつまで寝てるアル!さっさと働くネ!!」

    ┏◯◯┓「さっさと起きろよ!!頼まれた依頼すんだろ天パ野郎ッッ!!!」

    ぶっ飛ばされた相手の名は───

    坂田銀時、後に仲間になる“英雄”の一人である

    銀時「いてええええよ!!テメェら加減知らないの!?ねぇ!ママから加減ってモノ教わらなかったの!?銀さん死んじゃうからね!あの世逝っちゃうからね!!」

    神楽「働きもしないで部下に給料もろくに払ってねぇクソニートはさっさと死ねヨ」

    ┏◯◯┓「まったく本当に……ほら銀さん起きてくださいよ、仕事の時間です」

    銀時「はぁ〜?なんで仕事しなきゃならねぇんだよ」

    ┏◯◯┓「いやそれテメェの仕事だろ!金魂潰すぞッ!」

    銀時「めんどくせぇな〜せっかく真選組の最終回終わってゆっくりできると思ってたのに、なに、今度はなに?銀さんまた働くの?一体どこのスタッフ?」

    ┏◯◯┓「アンタ色々とNGワード言ってるよ、もうやばいよ」

    神楽「異世界物語とかいうss書いてるチンポコ童貞の小説ネ、大した閲覧者いないクセして執筆者気分のバカあるヨ」

    ┏◯◯┓「アンタもいろいろやべぇよ!」

    銀時「小説ダァ〜?んなの俺出なくてもいいだろーが、第一ギャラがねぇとかイカれてんじゃねぇの?この執筆者」

    ┏◯◯┓「はぁ…とりあえず行きますよ」

    銀魂「ったく……んで、依頼どんなんだよ」

    ┏◯◯┓「えーっと、話によると最近黒フードを被った謎の人物が現れて以来、一部地方ではずっと晴れなのでその原因を解いて欲しいとのことです」

    神楽「要するにその黒いフードの男ぶっ飛ばすって事アルカ?」

    ┏◯◯┓「そういうことですけど……」

    銀時「ん?どうした」

    暗い表情をしている新八を心配した銀時が声をかける

    ┏◯◯┓「実は、攘夷志士の桂さんがその調査に行っていたんです単身で」

    銀時「アイツが?」

    神楽「それでどうしたアルカ?」

    ┏◯◯┓「今現在意識不明の重体です……」

    銀時「なんだと……」

    神楽「ヅラが重体?アイツ結構強いアルヨ?」

    銀時「はぁ……なんだか面倒なことになってきたなぁ〜」

    銀時含む万事屋は、問題の場所へと向かう

    ─問題の場所─

    銀時「なんかここあっちぃな…」

    ┏◯◯┓「ですね、まずは聞きこみ調査でもしましょう」

    聞きこみ調査をしようとした時、銀時達は腐連達と出会う

    「アレ?旦那達なぜここに?」

    「お前らなんでいんだよ」

    「おー!万事屋ッ!」

    その場に現れたのは、真選組である近藤、土方、沖田であった

    銀時「まぁ依頼されてるし仕方ねぇよ、つかお前らはなんでここにいるんだ?」

    沖田「俺達は近頃ここ付近で起きている現象についての調査にきてるんでさァ」

    土方「ここ辺りは数ヶ月晴れが続いて夜が来てねぇんだよ」

    近藤「そういう事だ」

    ┏◯◯┓「それじゃあ僕達と一緒ですね」

    近藤「攘夷志士のアイツが意識を失う程の相手と遭遇したのもここだ」

    神楽「調査するのはいいけど、私達の出番奪うなヨ童貞野郎共」

    ┏◯◯┓「神楽ちゃん、そういう事言わないの」

    神楽「眼鏡は黙ってろヨ」

    ┏◯◯┓「だから眼鏡じゃねぇつってんだろ!!いや眼鏡かけてるけど!」

    銀時「しゃーね、合同調査とでもいきますか」

    沖田「旦那が味方になるなら心強い」

    近藤「うむ、よろしくな万事屋!」

    ───が

    合同調査を行おうとする銀時達の元に突如として“フードの男”が現れる
  145. 145 : : 2016/04/07(木) 21:00:24
    「……」

    神楽「ン?誰ネお前」

    そういってフードの男に近づく神楽

    だが、銀時が止めようとする

    銀時「待て神楽ァァ!」

    神楽「ン?どうした銀ちゃ──」

    次の瞬間、神楽は蹴飛ばされてしまう

    沖田「なっ!」

    土方「おい女!」

    銀時「神楽アアアア!!」

    神楽「はぁ……はぁ…」

    銀時「てめええええ!!!!」

    「フッ……」

    怒りで我を忘れた銀時はフードの男へ切りかかる

    沖田「待て旦那!!」

    沖田の叫び声で、冷静に戻る銀時

    銀時「……っ!」

    土方「慌てんな、お前んトコの女は蹴られた程度でくたばらねぇよ」

    神楽「そうだ銀ちゃん……くっ…」

    だが、蹴られた事によるダメージは大きかった

    ┏◯◯┓「無理しないで神楽ちゃん!」

    神楽「アイツかなりやるヨ…」

    ┏◯◯┓(銀さん……)

    ハヤト「俺の名前はハヤト、まぁよろしくな」

    銀時「人ん家の娘蹴っといてなにがヨロシクだ、ケツの穴にソーセージ入れるぞ」

    ハヤト「あはは、怖いなぁ〜」

    銀時「お前がヅラをやったのか?」

    ハヤト「ヅラ……?あぁ、ヅラじゃない、桂だとかほざいてた弱っちぃ奴か」

    銀時「弱っちぃだと……」

    ハヤト「一対六かぁ…倒すのに七秒もかかるなこりゃ」

    沖田「俺達をあまりナメんなよ、ガキんチョ」

    沖田は、相手のタイミングを狙って斬りかかろうとする

    だが──

    沖田「っ!?」

    ハヤト「剣筋はいいし腕力も人間にしちゃ上出来……でもあくまで“人間単位”での話だ」

    なんとハヤトは、沖田が力を込めた刀を片手で抑えてしまう

    ハヤト「君も……」

    次の瞬間、沖田は神楽同様蹴飛ばされてしまう

    沖田「がはっ!」

    土方「総悟!」

    近藤「コイツ強いな……」

    ハヤト「ったく、だから俺はマタタビが行く世界にしたかったんだよ…まぁアイツ強いから負けねぇし、ちゃんと征服するだろうからいいか……」

    銀時「世界?」

    ハヤト「あーなんでもねぇ、気にすんな」

    ┏◯◯┓「よくも神楽ちゃんをあんな目にあわせてくれましたね」

    銀時、真選組の前に突如として歩きながら前線に立つ新八

    ハヤト「ン?お前この中で一番弱っちぃくせになにでしゃばってんの?」

    ┏◯◯┓「許しませんよ、絶対」

    ハヤト「急展開ェ……しかも眼鏡輝かせてイケメンなんだけど」

    銀時「たしかに、許すわけにはいかねぇ……だからここは俺達に任せとけ」

    そういって、銀時は新八の肩に手を置く

    ┏◯◯┓「銀さん…」

    土方「眼鏡は女の所にいろ」

    ┏◯◯┓「だから眼鏡じゃねぇよ!志村新八だよ!」

    銀時「いや…だっておまえ……」

    ┏◯◯┓「?」

    銀時「名前書かれるところ眼鏡の顔文字じゃんwwww」

    ┏◯◯┓「嘘ですよね…」

    土方「本当だ……プッ」

    ┏◯◯┓「今笑いましたよね?」

    土方「べつにww」

    ┏◯◯┓「とりあえず……作者○ねッッ!」

    ハヤト「さて……そろそろこの世界を征服するか」

    近藤「万事屋、力を貸すぞ」

    銀時「さんきゅーゴリラ」

    土方「江戸は俺達が守る」

    銀時「そういえばお前ら最終回で江戸から出てんじゃん、なんでいんの?」

    土方「うるせぇよ!ここは時系列がオリジナルなんだよ」

    ハヤト「ギャグ展開はそこまでにして、そろそろ殺してもいい?君達」

    銀時「しゃーねぇ…」

    ハヤト「ン?」

    銀時「オッスオラ悟空!いっちょやってみっか!」

    ┏◯◯┓「アンタいい加減にしろよ!!」



    《十四話─力の差─》
  146. 146 : : 2016/04/07(木) 21:00:59
    《次回更新予定日》
    4/10(日)21:00〜23:00
  147. 147 : : 2016/04/07(木) 21:50:45
    勝敗がうやむやになる未来しか見えないwww期待です!
  148. 148 : : 2016/04/07(木) 22:16:54
    うーん
  149. 149 : : 2016/04/07(木) 22:17:21
    面白すぎる!ハヤトって僕の友達と同じ名前笑笑♪( ´▽`)
  150. 150 : : 2016/04/08(金) 10:13:03
    銀魂wwww
    完成度高杉内ww
    毎度毎度完成度高杉やわ、期待
  151. 151 : : 2016/04/08(金) 20:14:32
    >>147 ありがとうございます(>︿<。)

    >>149 マジですかww
    ありがとうございます(>︿<。)

    >>150 ┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
  152. 152 : : 2016/04/09(土) 18:55:14
    期待
  153. 153 : : 2016/04/10(日) 13:36:10
    期待
    新八面白い笑
    名前のところがめがねになってるわら
    頑張ってください♪
  154. 154 : : 2016/04/10(日) 18:16:19
    期待してます!
    頑張ってください!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
  155. 155 : : 2016/04/10(日) 21:58:33
    23:00に更新します
  156. 156 : : 2016/04/11(月) 05:03:21
    すみません!寝てしまいました
  157. 157 : : 2016/04/11(月) 05:03:30
    《十四話─力の差─》



    銀魂「ぐおおおおおおお!!!」

    銀時は、気を高め超サイヤ人になる

    銀時「はああああああああ!!」

    ┏◯◯┓「頼むから暴れないでくれよ…もういろいろやばいってアンタ」

    ハヤト「悟空か……なんだか強そうな名前だな」

    ┏◯◯┓「アンタも本気にすんなッ!」

    沖田「力を貸しやすぜィカカロットの旦那」

    土方「魔貫光殺砲は俺に任せとけ」

    ┏◯◯┓「テメェらちゃんと銀魂しろよォ!」

    銀時「眼鏡、言っとくがこれが銀魂なんだよ、銀魂ってのはパクってなんぼだろ?」

    ┏◯◯┓「いやいやその理屈は可笑しいからww」

    ギャグを楽しんでいた銀時の後に突如としてハヤトが現れる

    ハヤト「ギャグパートはいいつってんだろ?」

    満面の笑みで殺気を出しながらそう言うハヤト

    銀時「チッ……おらよッ!」

    ハヤト「オラァ!」

    銀時とハヤトは素早い動きの剣技で競い合う

    沖田「クソッ……入り込む隙がねぇ」

    近藤「まだ慌てるな」

    ハヤト「ハハハァ!?つえぇ!お前人間のくせにつえええ!!」

    狂ったように剣を振るうハヤト

    だが、銀時は冷静でいた

    銀時「ったく、ただの戦闘狂か?」

    数分の剣技を交わし、互いに距離を取る二人

    銀時(右腕の手首にヒビが入っちまったか…こりゃあちとキツいな)

    ハヤト「おいおい侍…手首なんか見てどうしたんだ?まさかもうギブじゃねぇだろうな」

    銀時「うっせーよ」

    土方「貰ったッ!」

    ハヤト「どけ」

    土方「ぐおっ!」

    ハヤトは後ろから攻めてきた土方を拳一つで吹き飛ばす

    銀時「まともに殺りあっても勝てねぇなこれ…将棋でいう詰みじゃねぇか」

    ハヤト「次は20%の力を出すね」

    銀時「さぁこっ──がはっ!!」

    声を出す間もなく、吹き飛ばされてしまう

    ハヤト「おいおい、もう少し持ってくれよ……簡単に死ぬなよ?頼むからさぁ」

    銀時(見えねぇ…超高速とかそんなレベルじゃねぇ……コイツはまじでヤベェ…)

    命の危険を感じた時、ハヤトは一瞬にして銀時の前に来る

    近藤「……はえぇ!」

    ┏◯◯┓「銀さんッ!!」

    神楽「銀ちゃああああん!!!」

    ハヤト「んー……なんかツマンナイからさっさと殺すわ、ほんじゃあな!テヘ」

    刀を銀時に向けて振りかざすハヤト

    沖田(間に合え!もっと早く走れ俺ッ!!早くしろよ!動けよ!!)

    土方「おい避けろ!!!」

    銀時「や……ベェかも…」

    意識が朦朧としている中、逃げようとするが体が重く動く事が不可能になっていた

    ハヤト「さよなら〜」

    ┏◯◯┓「ヤメロオオオオオ!!!!!!」

    ハヤト「さっさとしっ──がはっ!


    刀を振り下ろしトドメを誘うとした瞬間、ハヤトは何者かによって蹴られてしまう

    キルア「ふぅ…神速(カンムル)でなんとか間に合ったぜ」

    メリオダス「はえーなキルア」

    サスケ「場所はここらしいな、カネキ」

    金木「えぇ…そうみたいですね」

    ハヤト「ああん?誰だお前ら」

    銀時「誰だか知らねぇけど……たすかっ…げほっげほっ!」

    銀時のダメージはデカく、吐血してしまう

    サスケ「お前は休んでおけ、コイツの説明は俺達が後でする」

    刀をハヤトに向けながら話すサスケ

    ┏◯◯┓「銀さんッ!」

    神楽「銀ちゃん!」

    銀時「俺は大丈夫だ…お前らは平気か?……くっ…!」

    ハヤト「おっ!お前ら強そうだなぁ〜」

    サスケ「勝手にほざいてろ」

    キルア「こいつ結構強いな」
    (ピトーより上か…俺達でなんとかなるのか?いや……逃げない)

    サスケ「キルア、お前はまだ神速とやらを出せるのか?」

    キルア「あぁ、この世界で電気を充電したしな」

    ハヤト「へぇ…お前らまさか異世界の住人か?」

    銀時「異世界だと…?」
  158. 158 : : 2016/04/11(月) 05:03:51
    サスケ「それがどうした?」

    ハヤト「お前は忍だな?マタタビはどうした」

    金木「貴方が知る必要はない」

    ハヤト「アイツ死んだのかよ……」

    サスケ「さぁどうだろうな」

    ハヤト「しゃーねぇ……お前ら全員死ねよ」

    ハヤトが金木達を殺そうとしたその時、電話が鳴る

    サスケ(また電話か…)

    ハヤト〔もしもし?誰〕

    掃除屋〔あーもしもし、僕だよ〕

    ハヤト〔へぇ…?掃除屋がかけてくるなんて珍しいね〕

    掃除屋〔今魔界にいてさ、会議があるんだ……だから来てくれないかなぁ?〕

    ハヤト〔至急か?〕

    掃除屋〔あぁ〕

    ハヤト〔はぁ……あいよ〕

    サスケ「逃げるのか?」

    ハヤト「逃げる?勘違いするな…お前らに猶予を与えてやる、強くなるための期間をくれてやる……せいぜい次会うまでには死ぬなよ」

    キルア「俺達はぜってー負けねぇよ、バーカ」

    ハヤト「これを飲ませておけ」

    そう言って、サスケになにかを渡すハヤト

    サスケ「なんだ?これは」

    ハヤト「薬だ、これを飲ませておけ」

    サスケ「信用出来るとでも?」

    ハヤト「お前らを生かす理由は戦うためだ、俺は本物の戦闘狂だからな…その侍もかなり強い、早く飲ませておけよ」

    サスケ(嘘をついている風には見えないな)

    ハヤト「そんじゃあまたね〜!掃除屋が呼んでっから帰るわ」

    そういって、煙のように消えるハヤト

    サスケ「おい」

    銀時「ん…?」

    サスケは薬を銀時に渡す

    サスケ「これを飲め、傷が回復する」

    銀時「あぁ、サンキュー」

    近藤「お前達は一体何者だ?」

    沖田「みたところ宇宙人でもなさそうでさァ」

    土方「地球人ってことか」

    金木「僕達は──」

    金木はその場にいる全員に世界に起きている異変のこと、ムンドゥスの事を全て話す

    沖田「スケールがデカすぎて理解ができねぇ…」

    近藤「だが、嘘をついているようにもみえんな」

    土方「異世界か……」

    キルア「まっ、そういうこと」

    銀時「助けてもらっちまったのに何もできてねぇな俺…あーあ、情ねぇ」

    メリオダス「気にすんなって」

    神楽「ありがとうアル」

    ┏◯◯┓「僕からもありがとうございます、銀さんを助けていただいて」

    サスケ「気にするな眼鏡、当然の事をしたまでだ」

    ┏◯◯┓「…」

    サスケ「どうした?」

    ┏◯◯┓「いや、あの……僕ってまだ眼鏡なんですか?その…名前を書くところ」

    サスケ「らしいな、だが俺にはあまり関係のない事だ」

    ┏◯◯┓(僕って銀魂の回が終わるまでこのままなんじゃ……)

    サスケ「おい侍」

    銀時「ん?なんだ」

    サスケ「恩は返させてもらう」

    銀時「いわれなくてもそうするつもりだよ」

    サスケ「ならば俺達と共に来い」

    銀時「俺が?」

    サスケ「それで恩返しはチャラにしてやる」

    銀時「わりぃがソイツはできねぇ、ここには家族がいるんでな…二人残して行けるかよ」

    サスケ「……そうか」

    神楽「銀ちゃん、私たちは大丈夫アルヨ」

    ┏◯◯┓「心配しないでください」

    沖田「そうですぜィ?旦那…コイツらはつえぇんですから」

    土方「そういうことだ」

    銀時「お前ら……」

    メリオダス「んで、どうすんだ?」

    銀時「しゃーねッ!坂田銀時、宇宙一バカな侍だ、覚えとけよコノヤロー!」

    サスケ「フッ……違いないな」

    キルア「だな」

    金木「よしっ…一件落着という形でしたし、先を急ぐとしますか」

    銀時「やっぱ急ぐ?」

    金木「時間はあまりないので…」

    銀時「んじゃ、行くとしますか」
  159. 159 : : 2016/04/11(月) 05:04:11
    銀時『えー、それからなんやかんやあって江戸の町外れに、タイムキャラバンがある所まで俺達は行きましたとさ』

    ┏◯◯┓「ちょっと待てよ、なんでアンタがナレーションしてんだよ」

    銀時「え、ダメなの?これ、なにか問題でもあるの?」

    ┏◯◯┓「いや、そういう問題じゃねぇよ!」

    サスケ「お前ら黙ってろ、そして銀時早く乗るぞ」

    銀時「へいへーい、サスケちゃ〜ん」

    神楽「銀ちゃん!!」

    タイムキャラバンに乗ろうとするが、神楽が静止する

    銀時「ん?」

    神楽「必ず無事に帰ってくるネ!その時は大好物沢山奢るネ!」

    銀時「楽しみにしとくからな」

    ┏◯◯┓「僕も待ってますからね!」

    銀時「おう」

    キルア「んじゃ、とっとといこーぜ?」

    銀時「あぁ」

    タイムキャラバンに乗った彼らは、次の目的地(いせかい)へと向かう

    銀時「次はどんな世界だぁ?オラワクワスすっぞ!」

    キルア(この人大丈夫かよ…)

    金木「では発車します」

    5……

    4……

    3……

    2……

    1……

    0……

    発車!!!!!

    英雄達は次の場所へと行く



    《次話、十五話─キセキの世代─》
    【コラボ作品:黒子のバスケ】

    ┏◯◯┓「僕結局最後まで眼鏡だったぞ!!おい!作者!ふざけっ───」
  160. 160 : : 2016/04/11(月) 05:04:51
    《次回更新予定日》
    4/14(木)21:00〜23:00
  161. 161 : : 2016/04/11(月) 14:15:13
    更新するの早くしてもえないかな〜
    更新遅くてイライラする
  162. 162 : : 2016/04/11(月) 18:42:21
    >>161作者さんにも都合があるから待とう

    期待です!
  163. 163 : : 2016/04/11(月) 22:32:11
    よっしーさんも忙しいんですよ!
  164. 164 : : 2016/04/12(火) 09:15:38
    ダンテまだ?
  165. 165 : : 2016/04/13(水) 06:27:03
    ファイト✊‼
  166. 166 : : 2016/04/14(木) 22:18:28
    すんません、あと載せるだけですが
    朝載せますね

    6時半までに載せときます
  167. 167 : : 2016/04/15(金) 06:07:46
    更新します
  168. 168 : : 2016/04/15(金) 06:14:29
    《十五話─キセキの世代─》



    次の目的地へ到達した英雄達は、強力な仲間を探すため地に降りる

    メリオダス「なんだぁ?ここ、見たことねぇ建物ばかりだな」

    サスケ「あぁ…だが銀時のいた世界と少し似ているな」

    銀時「たしかに少し似てるかもな、でも全然ちげー」

    金木「僕の世界と似ていますね」

    キルア「そうなのか?」

    メリオダス「お前こんなスゲェ世界にいたんだな」

    金木「すごいですか?」

    メリオダス「建物みんなたけぇモンばっかりだしな」

    キルア「俺のいた世界でもかなり高い建物とかあるぜ、天空闘技場とか特にそうだ」

    サスケ「天空闘技場?」

    キルア「まっ、そこんトコの説明は今度な」

    サスケ「あぁ」

    金木(比較的平和な世界だ……戦うほどの人種がまずいるのか?ここには)

    銀魂「おいおいアレみてみろよ、バスケの試合やってるみたいだぜ?」

    メリオダス「バスケ?なんじゃそりゃ」

    銀時「え、なに、お前らバスケしんないの?」

    キルア「俺は知ってっぜ?」

    サスケ「……すまんがわからん」

    金木「息抜きもいいでしょう…行きましょうか」

    金木達は試合会場へと向かう

    そしてそこは高校男子バスケットボールの試合が行われていた

    そして優勝を飾ったのは……

    キルア「なんだよあのスコア…」

    金木(ありえない……)

    「征ちゃん、お疲れ」

    「あぁ」

    「赤司!今日も決まったな!」

    「マッスルー!!!」

    「うっせぇ!」

    「全く騒がしいわね」

    観客席で見ていた人達は、そのスコアに驚いていた

    客「くぅ~洛山高校は相変わらずバケモン揃いだなぁ…」

    老人「相手が悪いのぅ…」

    メリオダス「なんだ?あいつらそんなに凄いのか?」

    金木「強いとかそんなレベルじゃありませんよ……」

    キルア「198対14……正真正銘の化け物だよあのチーム」

    サスケ「ただの人間に見えるな、忍でもなさそうだが……」

    金木「えぇ」
    (でもなにか感じる……)

    客「なんだお前ら、洛山高校知らねぇのか?」

    客が、突如として話しかける

    金木「えぇ……スゴいのですか?」

    客「あったりめぇよ!無冠の五将が3人もいるしな」

    そういって、3人のことを紹介する客人

    金木「もう一人の彼は……?あの“赤髪”の」

    客「あぁ、キセキの世代だよ」

    銀時「キセキの世代?なんじゃそりゃ」

    客「10年に1人の天才が、5人同時に集まっていたバスケ部があってね、その中学校は帝光といい、その中でその人達5人のことをキセキの世代というんだ」

    キルア「要は本物の天才ってことか、キセキの世代は」

    客「そしてあの赤髪の少年がキセキの世代の主将であり、洛山高校の主将でもあるんだ……名前は」

    ───赤司征十郎

    赤司征十郎、後に彼らの仲間となる異世界の英雄である

    銀時「赤司征十郎ねぇ……」
    (つか眼つき怖っ!!)

    金木「主将ということは3年ですか?」

    客「いや、二年生だが一年の時から主将だよ」

    金木「!?」

    客「あぁほら、選手達がこっちに向けて試合終わりの挨拶をしに来たよ」

    サスケ「あれが赤司征十郎か」

    赤司「挨拶を」

    『ありがとうございました!』

    金木(赤司征十郎……)

    赤司「……」
    (なんだ彼は……こちらを睨んでいるな)

    洛山高校は試合終了後挨拶を済ませ会場をあとにする

    銀時「しっかしよーここってなんか平和じゃね?」

    メリオダス「みたいだな」

    サスケ「この世界に用はないか…」

    金木「みたいだね」

    キルア「どうせなら少し楽しんでいこーぜ?」

    金木「だね、楽しもうか」

    夕方の5時まで異世界を楽しんでいた英雄達は、一人帰る男性と鉢合わせになる

    その男は───

    金木「君は……」

    赤司「貴方は会場で俺を睨んでいた人ですね」

    金木「あはは……ごめんね?」

    赤司「いえ、特に気に留めていませんので……では」

    そういって、立ち去ろうとするが

    キルアによって妨害されてしまう

    キルア「なぁアンタ」

    赤司「……小学生かな?君は」

    キルア「なっ!」

    赤司「そろそろ家に帰った方がいい」

    その様を、少し遠くから笑っているメリオダスと銀時

    キルア「アンタバスケできんだろ?」

    赤司「あぁ」

    キルア「実はさ、最近運動してねぇから相手して欲しかったんだよね」

    赤司「お仲間さん達とやればいいんじゃないか?」

    キルア「へぇ……怖いんだ?負けるのが」

    赤司「なんだと?」

    銀時「おいサスケ、キルアの奴どういうつもりだ?」

    サスケ「恐らくキルアは赤司とやらになにか感じたのだろうな…要は仲間に入れるかいれないかの判断をつけるらしい」
  169. 169 : : 2016/04/15(金) 06:14:39
    メリオダス「でもどうしてバスケなんだ?」

    サスケ「運動神経を確かめるためじゃないのか?キルアの奴が神速を出しながらバスケをすれば誰も敵わない…だが、反応さえできれば赤司は物凄くズバ抜けた反射神経を持っているということになる……その反射神経は戦闘で大いに役立つ」

    金木「それ以外に“感じる”んですよ、なにかを……皆さんもそうでしょう?」

    メリオダス「んーたしかに、お前らと同じで赤司って奴からもその“なにか”を感じるな」

    金木(レティスさん……貴方が言っていたことは正しい)

    ───僕達は導かれている

    キルア「で、どうする?やる?俺けっこーつえぇけど」
    (神速さえ出せば勝てる…正直ただ気に食わないだけだから挑むだけなんだけどね)

    赤司「1on1という事でいいんだな?」

    キルア「あぁ」
  170. 170 : : 2016/04/15(金) 06:14:55
    少年キルアは赤司を見た時、何かを感じる

    だが、それは英雄達全員が“なにか”を感じていた

    レティスは金木にこう言った

    『貴方達は運命という路線で導かれている』



    そして……英雄達は互いの間で“なにか”を感じ合いながら導かれている

    そして赤司征十郎も、彼らについて“なにか”を感じ取る

    場所は、ストリートバスケットボール場

    赤司「それで……5点先取した奴が勝ちということでいいんだな?」
    (こいつら全員なにか感じる……なんなんだこの如何ともし難い違和感は)

    キルア「あぁ」
    (コイツはひょっとしたら俺達と共に来る仲間になるかもしんねぇ……その前に仲間になるかどうか見極める!)

    赤司「来い」

    キルア「神速!!」

    キルアはすかさず神速を発動し、雷速でゴールポストの下へと一気に移動する

    赤司「……!」
    (青峰以上のスピードだと……!?)

    キルア「オラァ!」

    キルアはすぐさまダンクを決める

    キルア「なんだ…その程度?拍子抜けだね」

    メリオダス「くぅ〜速すぎんだろアレ」

    サスケ「たかがバスケに神速を使うとはな」

    金木「神速に反応できれば反射神経は異常ということが分かります」

    赤司「もう大丈夫だ、問題ない」

    キルア「なにそれ、ハッタリ?」

    赤司「もう一度来い、俺がボールをとってやる」

    メリオダス「お手並み拝見だな」

    金木「えぇ」

    キルア「神速……行くぜ赤司」

    赤司「あぁ、来い」

    次の瞬間、キルアは一瞬で赤司を抜こうとする

    ──が

    キルア「抜いてや───っ!?」

    赤司「無駄だ」

    赤司は、初期動作の時点ですぐにボールを取ってしまう

    メリオダス「ボールを取りやがった!」

    金木(やはり只者じゃない……)

    赤司はゴールポストに向けて走るが、神速のスピードによってすぐに視線の先に来てしまう

    だが───

    キルア「もらっ───!?」

    キルアは赤司の巧みなボール裁きによって転んでしまう

    赤司「俺に勝てるわけがないだろう」

    そういって、ボールを投げ

    ゴールを決める

    それから数分後の結果は──

    5対1

    赤司征十郎の勝利である

    その結果には誰もが驚いていた

    銀時「ありえねぇ……キルアのボールが全部取られて全部決められちまったよ…」

    金木「これがキセキの世代……」

    キルア「スピードでなら圧倒的に俺が上なのに……!」

    赤司「バスケはスピードが全てじゃない、分かったか?」

    金木「貴方にならやはり話しても良さそうだ」

    赤司「俺からも話がある……まぁ言っても馬鹿にされるかもしれないが、君達とはなにかあるような気がする」

    金木「その事について僕達からお話します」

    赤司「……聞こう」

    金木「僕達は───」



    《次話、十六話─レティス再び─》
    【コラボ作品:ジョジョの奇妙な冒険】
  171. 171 : : 2016/04/15(金) 06:15:42
    《次回更新予定日》
    4/17(日)21:00〜23:00

    《余談》

    返信は家に着いてから返します
  172. 172 : : 2016/04/15(金) 09:37:11
    期待!
    赤司様強い(><)
    レティスさんまた登場かな????
    ジョジョ知らないけど……次の人も強そう
  173. 173 : : 2016/04/15(金) 23:12:44
    黒子のバスケきたーっ!これからも期待!
  174. 174 : : 2016/04/17(日) 21:23:21
    《お知らせ》

    すみません、今奇跡的に入れたのですが

    ssnoteになかなか入れない事態が発生していて

    今夜の投稿は無理っぽいです……

    下書きは終わってるので大丈夫ですッ!

    明後日の22時に投稿します!

    迷惑をかけた皆様、待ってくれた皆様に深くお詫び申し上げます
  175. 175 : : 2016/04/17(日) 21:26:54
    全然大丈夫ですよ!自分のペースで!
    頑張って!!
  176. 176 : : 2016/04/19(火) 09:27:34
    23時に投稿します
  177. 177 : : 2016/04/19(火) 22:26:17
    待たせてすみません、更新します
  178. 178 : : 2016/04/19(火) 22:26:23
    《十六話─レティス再び─》



    赤司は、金木から事の全ての事情を聞く

    金木「というわけなんだ」

    だが───

    赤司「くだらない……」

    サスケ「くだらないだと?」

    赤司「ファンタジーの世界じゃないんですよ?ここは」

    メリオダス「こりゃ信じてないみたいですな……」

    赤司「当たり前です、貴方達とは親近感が湧いていましたがどうやらそれすらも気のせいだったのかも知れません」

    サスケ「赤司、俺の眼を見ろ」

    赤司「……?」

    赤司はサスケの眼をみる

    そして……

    サスケ「写輪眼!」

    赤司「……!」

    赤司の脳内には、サスケの今までの記憶が映されていた

    銀時「おっ!さすがサスケだな、写輪眼使ってきやがったか」

    赤司「まさか……そんなことが…」

    サスケ「今見せたのは俺がコイツらと出会い何をしたかについての記憶だ……もう分かるだろ?」

    赤司「じゃあ貴方達は…」

    キルア「俺達はお前らが住んでる世界とは違う世界の人間だってことだ」

    赤司「異世界の住人というわけですね」

    メリオダス「そーゆーこと」

    赤司「ですが……俺は貴方達とは違いただの人間です、力は及びません」

    金木「少し、誰もいない森の方へ移動しようか」

    赤司「ここから少し遠いですよ?森は」

    金木「んー……ならば誰もいない脇道路でも大丈夫だよ」

    赤司「なら、付いて来てください」

    赤司は金木達を誰もいない道路へ案内する

    サスケ「カネキ、ここでなにをするつもりだ?」

    金木「ここなら誰もいないし場所も狭くないな……よしっ」

    次の瞬間、金木は口笛を吹く

    そして、数分後……

    メリオダス「おい!なんだアレ!」

    銀時「ぐおおおお!?レティスさんじゃないっスかぁ〜!」

    レティス「カネキさん、お呼びでしょうか?」

    金木「貴方の言われた通り仲間を集めました」

    レティス「のようですね」

    金木「赤司征十郎……この方は僕達と共にくる存在ですか?」

    赤司「……」

    赤司はレティスを見つめる

    レティス「えぇ、そうです」

    赤司「この俺が……」

    レティス「貴方の戦闘能力自体は低い…ですがその天帝の眼とゾーンを持ち合わせればどんな敵とも立ち向かえます」

    赤司「俺は人殺しなどしたくありません……」

    レティス「いいえ……人を殺すのではなく悪魔を殺すのです…そして貴方は自分が生まれ育ってきたこの世界を救うのです」

    赤司「俺がこの世界を…」

    レティス「えぇ、人殺しなどではありません」

    赤司「ですが俺は学生です」

    レティス「では時止めを使用します」

    キルア「時止め?」

    レティス「この世界の時間の流れを一定時間止めるのです」

    銀時「なにその無駄に凄いチート能力…」

    赤司「可能なのですか?本当に」

    レティス「えぇ」

    赤司「では…時止めをお願いします」

    そういい、頭を下げる赤司

    レティス「分かりました」

    次の瞬間、この世界の何もかもが止まる

    英雄達を除いて──

    人影のある道路に出た赤司達はその光景に圧倒される

    金木「すごい……」
    (エレンの潜在能力より凄い…レティスさん、アナタなんて人だ)

    レティス「貴方に渡すものがあります…受け取ってくれますか?」

    金木「僕に?」

    レティス「これを」

    そういってレティスは金木に青いペンダントを渡す

    金木「これは……?」

    メリオダス「すげぇ綺麗だな…」

    サスケ「魅了される」

    金木「レティスさん、これは?」

    レティス「青石のペンダントといって、持つもの同士と連絡を取ることができます」

    金木「まさか……異世界の人達と?」

    レティス「リオさん、金木琲世さんの2名に渡しました」

    キルア「すっげぇ……」

    レティス「そしてこれを…」

    次に、レティスは赤石のペンダントを渡す

    金木「これは?」

    レティス「物質を移すことの出来るペンダントです…赤石のペンダントに物を当てれば相手が所持している赤石ペンダントから物が出てくるという仕組みになっています」

    サスケ「スゴいな…… 」

    金木「……ありがとうございます」

    レティス「では私はこれで」

    そういい、姿を消すレティス
  179. 179 : : 2016/04/19(火) 22:26:39
    金木「よしっ……なら早速」

    金木は青石のペンダントに念をかけると、相手が所持している青石と共鳴を起こす

    その相手とは───

    董香「リオ!ペンダントが!」

    リオ「本当だ……!」

    金木〔もしもし?聞こえるかな?〕

    リオ〔はい、聞こえます〕

    金木〔事情は聞いてる…君ももらったんでしょ?〕

    リオ〔えぇ、両方〕

    金木〔赤石のペンダントも?〕

    リオ〔もちろん〕

    金木〔ならよかった……少し頼みたいことがあってね〕

    リオ〔頼みたいこと?〕

    金木〔有馬さんそこにいるかな?〕

    リオ〔え……どうして分かったんですか?〕

    金木〔え?いや…偶然かな、あはは……〕

    リオ〔ちょっと待っててください〕

    それから少しして───

    有馬〔……俺だ、ハイセ〕

    メリオダス(ハイセ?こいつの名前金木じゃねぇのか?)

    金木〔有馬さん、頼み事が…〕

    有馬〔なんだ?〕

    金木〔貴方のクインケをこちらに渡して欲しいんです〕

    有馬〔俺のクインケを?〕

    金木〔えぇ…お願いできますか?〕

    有馬〔分かった、仕方がない…完全に直したIXAをやろう〕

    金木〔ありがとうございます〕

    有馬〔ハイセ〕

    金木〔はい?〕

    有馬〔死ぬなよ〕

    金木〔もちろん〕

    リオ〔僕達も待っています、世界を救ってください! 〕

    金木〔もちろん〕

    リオ〔今から送るので待っててください……通話切りますね〕

    金木〔あぁ〕

    メリオダス「んで、IXAってなんだ?」

    キルア「クインケ?」

    サスケ「お前ら一気に聞くな……」

    赤司(皆の足手まといにだけにはなりたくない…)

    金木「おっ、きたきた」

    次の瞬間、赤石のペンダントが光るのと同時にクインケが現れる

    キルア「ケ、ケース……?」

    金木「こうやって使うんです」

    金木はクインケを展開させる

    キルア「すげぇ!!!!」

    メリオダス「かっけー!」

    金木「赤司くん」

    赤司にIXAを託す金木

    赤司「お、俺に……?」

    金木「うん、君にしか扱えないと思う」

    赤司「……大事にします」

    金木「みんな着いてきて、次の世界へ行こう……急がないとね」

    金木達はタイムキャラバンがあるところへ行くと、次の世界へ旅立つ

    そして着いた所は……

    「承太郎ッ!いってらっしゃ〜いチュ♡」

    「おいやめろこのアマ……いい加減うっとうしいぞ」

    DIOとの決戦が過ぎッ!約数カ月と数日!

    ここには1人の幽波紋使いがいたッッ!

    そしてその名はッッッ!

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



    《次話、十七話─空条承太郎─》
  180. 180 : : 2016/04/19(火) 22:27:50
    《次回更新予定日》
    4/24(日)21:00〜23:00

    《余談》

    ダンテはまだ?という質問があったので答えます

    あと少しで出てきますよ

    そして、読んでくれてるみんな!これからもよろしくね
  181. 181 : : 2016/04/20(水) 23:43:38
    期待!!
    見ないうちに結構すすんでる!
    *(^o^)/*
  182. 182 : : 2016/04/21(木) 10:56:01
    >>181 久しぶりです
    最近忙しくてなかなか投稿できないですけど、なんとか続けてますw
    これからもよろしくです
  183. 183 : : 2016/04/23(土) 09:26:51
    更新してよはやくうううう
    日曜が待ち通しい
  184. 184 : : 2016/04/23(土) 10:03:16
    面白いなー
    よっしーさんもがんばって!
  185. 185 : : 2016/04/24(日) 10:23:34
    《お知らせ》

    正式な闘級は載せました

    異世界物語のグループに載せましたので確認してください

    もちろん、参加してもいいですよ*(^o^)/*

    異世界物語についての最新情報を更新いたします

    こちらからどうぞ↓↓↓↓↓↓↓

    http://www.ssnote.net/groups/2063/archives/5



    作品が終わるまでの相手参加してくれると嬉しいなッ!
  186. 186 : : 2016/04/24(日) 10:25:00
    >>183 ありがとうございます!

    >>184 ありがとうございます!頑張ります!
  187. 187 : : 2016/04/24(日) 21:24:32
    22時に更新します

    《読む前に》

    今回、ジョジョ風のナレーションを取り入れてるので少し不快になるかもしれませんがご了承ください
  188. 188 : : 2016/04/24(日) 21:50:16
    では、更新します
  189. 189 : : 2016/04/24(日) 21:50:31
    《十七話─空条承太郎─》



    1987年、東京ッ!ここには1人の高校生がいた

    その男はDIOを倒し平和な日常を過ごしていたが、その平和の最中奇妙な英雄達と出会うッッ!

    そしてその男の名は───

    「よォジョジョ!おはよ」

    承太郎「あぁおはよう」

    「おはよ、ジョジョ!」

    「ちょっと…なに私より先に挨拶してるよ!」

    承太郎「…」

    「あんたこそなにいってんのよ!早い者勝ちでしょこのペチャパイ!」

    「うっさいわよブス!」

    「ペチャパイ」

    「ブス」

    「ペチャパイ」

    「ブス」

    「ペチャパイペチャパイペチャパイペチャパイペチャパイ」

    「ブスブスブスブスブスブスブスブスブスブス」

    承太郎「やかましいッ!うっとうしいぞッッ!」

    「は〜い♡」

    「は〜い♡」

    承太郎「はぁ……やれやれだぜ」

    DIOとの決戦から数ヶ月、空条承太郎は平和な日々を過ごしていた

    だが、突如としてその平和は打ち砕かれる

    「よォ…ジョジョォォォォ」

    「今日こそ決着着けてやるゥゥ!」

    承太郎の背後に殺気を持った者が二人近づく

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    承太郎(俺の背後にいるな…誰だ?)

    承太郎が後ろを振り向くと

    そこには───

    不良「おいこらぁああ!今日こそタマキン潰してやるヨオオオ!」

    ヤクザ「いくぜェェ!!」

    意外ッッ!それは不良とヤクザッッ!!

    承太郎「やれやれ、テメェらか」

    ヤクザ「ああ!?うるせぇ!部下の借り返してもらうぜ!」

    承太郎「ちょい待ちな、ソイツは正当防衛というやつだぜ」

    不良「黙れッ!コンビニや自動販売機で売っているコカコーラのペットボトルを振ったら泡が出るのと同じように、テメェの口からも泡を出させてやるぜェェ!」

    だが数分後

    やれやれ……その声とともに不良とヤクザは半殺しにされてしまい

    口から泡を出すハメになる

    承太郎はこの時

    ざまぁないね!テメェらが悪いんだからね!

    と思い学校に向かうのであるッ!

    承太郎(だが最近妙な“なにか”を感じる……一体何なんだ?この感覚は…やれやれ、後でジジィにも聞いてみるとするか)

    承太郎は学校で授業を受けるべく一旦その事は頭の隅に置いて教室へと向かう

    そして場面は変わり、金木サイド

    金木達は承太郎のいる世界へつくなり自分達がいる世界とは違う異世界を堪能していたッ

    金木「みんな、感じた?」

    赤司「えぇ」

    サスケ「あぁ」

    メリオダス「いるみたいだな」

    キルア「俺も感じてるぜ」

    銀時「俺もだ」

    金木「この世界にも、僕達と共に来る仲間がいる……」
    (でもどこだ…それが分からない……)

    金木達は異世界を観察後ッ!

    この世界にも異変が起きていることに気付くッッ

    メリオダス「やっぱりはえーな…」

    サスケ「あぁ」

    金木「この世界…日が沈むの速すぎるような…」

    銀時「また悪魔とやらが関係しているのか?」

    金木「みんなそれぞれの世界で異変は起きていたね?」

    メリオダス「おう」

    銀時「あぁ」

    キルア「俺んトコは起きてねぇけどな」

    サスケ「俺のところもまぁ起きてはいたな」

    赤司「俺のところは特に何も」

    金木「異世界に異変が起きていると必ずその世界には悪魔がいます」

    銀時「なるほど…」

    金木「悪魔の魔力が強すぎて世界全体に悪影響が及んでいるという事です」

    サスケ「なるほどな、そういうことだったのか」

    キルア「でもこの世界にも異変が起きているとは限らなくねーか?」
  190. 190 : : 2016/04/24(日) 21:50:47
    金木「どうして?」

    赤司「キルアくんの言う通り、この世界にも異変が起きているとは限らない」

    メリオダス「この世界にとってこの時間の流れが普通かも知れないんだぜ?」

    金木「なるほど…でも、たった4時間で昼から夜になる?」

    説明しようッ!

    金木がこの世界に異変が起きているかもしれないと思っている原因は一つッッッ

    この世界の時間の流れが早いことである

    だが、それはあくまで自分の世界での常識でありこの世界の時間の流れを知らない金木達は困っていた

    メリオダス「そうなんだよなぁ」

    道中、金木達はデカい屋敷の前を通る

    金木「デカい…ヤクザさんの家かな?」

    サスケ「このぐらいの家は普通だと思うが?」

    メリオダス「そりゃあおまえの時代はあんなんだしな」

    サスケ「まぁな」

    「お前ら他所ん家の家でなに突っ立ってんだ?」

    金木(デカい…195cmはあるぞ……)

    キルア「よっ、兄さん」

    その男は───

    承太郎「なんだ?テメェらは」

    銀時「おやおや不良ですか〜?口の聞き方がなってないねーどーも」

    承太郎「ここは俺ン家だ…客じゃねぇならとっとと失せろ」

    赤司「その言い方はどうかと思いますが?」

    承太郎「なに……?」

    金木「空条承太郎…」

    承太郎「……?なぜわかった」

    金木「は、はい?僕今何か言いました?」

    メリオダス「お前今コイツの名前言ったぞ…ってあれ?どうして俺もそれ今わかったんだ?」

    キルア「まさか……」

    赤司「どうやら巡り会えたようだ」

    承太郎(なんだコイツらは…だがどこかで会ったような……いやないような…そんな奇妙な感覚だ……ゼ)

    金木「急な展開ですが、いいでしょう……話があります」

    承太郎「……なんだ」

    金木は承太郎を仲間にすべく、いや仲間にすべきだと思い語ろうとする

    がッ!しかしッッ!!

    その話は置いておこう……ッッッ

    場面は変わりここは死後の世界…

    このでは2人の喰種が戦っていたッッ…………

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

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    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    「ふぅ……やっぱやるなマスク野郎」

    「あぁ、貴様もな」

    「いくぜ」

    「こい、今度は負けん」



    《次話、十八話─エレン・イェーガー─》
  191. 191 : : 2016/04/24(日) 21:51:16
    《次回更新予定日》
    4/27(水)21:00〜23:00
  192. 192 : : 2016/04/25(月) 13:28:31
    ついにエレンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
  193. 193 : : 2016/04/25(月) 20:04:50
    エレンと戦ってるのはタタゲフンゲフン・・・期待です
  194. 194 : : 2016/04/25(月) 21:56:20
    期待

    ついにエレンキタ━(゚∀゚)━!
  195. 195 : : 2016/04/27(水) 21:10:16
    すみません、こういう理由で今夜は投稿できません……

    https://twitter.com/kaneki0710/status/725293985820893184
  196. 196 : : 2016/04/28(木) 17:05:56
    サボるな死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
  197. 197 : : 2016/04/28(木) 17:06:16
    今夜の22時に更新できそうなので、更新します
  198. 198 : : 2016/04/28(木) 18:03:20
    おい196お前何言ってるのか分かる?死ねとか存在否定しているみたいなもんだよ?分かってんの?期待です
  199. 199 : : 2016/04/28(木) 21:52:34
    更新します

    [返信は明日]
  200. 200 : : 2016/04/28(木) 21:52:51
    《十八話─エレン・イェーガー─》



    タタラ「やるな…相変わらず素早い鼠だ」

    エレン「はぁ?鼠じゃねぇよ俺は」

    俺の名前はエレン・イェーガー

    俺はセヴォスとの戦いで死んじまってあの世で不自由のない暮らしを満喫してる

    まぁ……董香の奴に会えねぇのはすっげー寂しいけど、仕方ねぇよな

    でも、ここでの暮らしも満足してんだぜ?

    なにせ、あの世に落ちたタタラ“達”と今は仲良く喧嘩したり話をしたりしてんだからな

    タタラ「どこを見ている?後ろだ」

    タタラはエレンの背後を取るとすぐさま蹴りを入れようとする

    が───

    エレン「あめぇよ」

    タタラ「っ……!」

    背後を取られたことに、いち早く勘づいたエレンは赫子を目にも止まらぬ速さで動かしタタラの体を上下に分けて切断する

    タタラ「やれやれ……」

    エレン「これで俺の100勝だな」

    タタラ「だが俺は101勝だ」

    エレン「うっせ」

    「エレンくーん、タタラさーん」

    タタラ「エトか…」

    エレン「げっ……」

    そこに現れたのは金木研に殺された隻眼の喰種、芳村エト

    彼女もまたあの世で静かに暮らしていた

    エレン達が住む『あの世』に天国や地獄という概念は存在せず、生前何をしていようと死後に行き着く場所は皆同じであり

    『死』は皆平等である

    エト「また戦ってたの?」

    タタラ「あぁ」

    エト「それ、生きてたら確実に死んでる傷だよね」

    エレン「俺達はもう死んでるから別にいいだろ?」

    エト「まぁね〜」

    タタラ「その顔は何か言いたそうな顔だな」

    エト「うん、今現実世界が大変みたい」

    エレン「現実世界?」

    エト「知らないの?カネキくんが異世界に出向いて仲間を集めながら悪魔と戦っていること」

    エレン「悪魔?それって確か伝説上の生き物じゃないのか?」

    エト「私もそう思ってたけど、違うみたい」

    エレン「つかなんでアイツが異世界に?そんな能力ねぇだろ」

    エト「詳しくは分からないけど、とりあえず悪魔達と戦ってるみたいだね」

    タタラ「俺達には関係の無い話だ」

    エレン「なんとか助けてぇ…」

    タタラ「死人のお前が現実世界に戻る術はないだろう」

    エレン「はぁ……まぁな」

    エト「諦めるの?」

    エレン「んなわけねーだろ?機を待つ」

    タタラ「そうか」

    エト「機を待つ?なにを?」

    エレン「少し黙ってろババァ」

    エト「はぁ?」

    エレン「お、おい!いきなり赫者になるなよ!」

    エト「うっさい、死ね」

    エレン「うぎゃああああ!!」

    タタラ(俺もエトも随分と丸くなった…今は全てが楽だからだろうな)

    そんな最中、突如として神の使いがエレン達の前に現れる

    爺「ごほんっ!」

    タタラ「貴様…」

    爺「これ、口が悪いのう」

    エト「アレ?なんで爺がここに?」

    この老人の名前は爺、神様の使いである

    いわば社長の側近みたいなものだ

    爺「おぬしらに頼みがあってのぅ」

    エレン「頼み…?」

    爺「ムンドゥスの影響で魔界がまた復活してしもうた…ラグーン第四地区の中で強い戦士といったらお主らしかおらん……いわずとも分かろう?」

    エレン「この第四地区に悪魔が攻め込んで来るってことか?」

    爺「ウム、この第四地区に存在する強力な仲間を直ちに集め戦闘態勢に入るのじゃ」

    エレン「アンタの所には神様がいるだろ……神様っていう割には悪魔すら退治できねぇのかよ?」

    爺「普通の悪魔ならなんの造作もないわい」

    エト「普通の悪魔?」

    首を傾げながら疑問を持つエト

    爺「相手はムンドゥスの作り出した悪魔じゃ」

    タタラ「ムンドゥス?」

    爺「ムンドゥスは魔界を創造し悪魔も創造した魔界の帝王なのじゃ」

    エト「私達じゃ倒せないの?」

    爺「現実世界の者らが打倒ムンドゥスの為に張り切っておるのぅそういえば」

    エレン「アイツはつえーから負けねぇよ、もちろんアイツが集めてる他の仲間達もきっと」

    爺「金木研、メリオダス、うちはサスケ、キルアゾルディック、坂田銀時、赤司征十郎、空条承太郎を集めているが、無駄じゃ…ムンドゥスがその気になれば7秒もかからないわい」

    エレン「ウソだろ……?」

    爺「帝王を倒せるのはスパーダとその息子のみ……他の者なら側近は疎か部下にすら勝てん」

    エレン「爺」

    爺「ム?」

    エレン「ラグーン第四地区は俺達が守る、そこは安心してくれ」

    爺「それで?」

    エレン「終わったら俺を現実世界に連れてってくれ!」

    爺「神様と相談する必要があるわいな……じゃが、承ったぞエレンイェーガー」

    エレン「サンキュー、爺」

    爺「悪魔は4時間後に来る…儂は他の地区等の者らの所へ行く」

    タタラ「失せろ」

    爺「やれやれ…」

    そういって、爺は他のラグーン地区へと向かう
  201. 201 : : 2016/04/28(木) 21:53:06
    エレン「さて…行くか」

    タタラ「どこに行く気だ?」

    エレン「3人誘うつもりだ、悪魔は本当に来るみたいだし戦闘態勢に入らねぇとな」

    タタラ「ノロか」

    エレン「あぁ…ノロを誘った次は芳村さんを誘う」

    エト「それで残りの1人は?」

    エレン「ゼヴォスに会いに行く、協力してくれるかわからねぇけど悪魔と渡り合う為にも誘っておきてぇ」

    タタラ「仲間探しの旅というわけか」

    エト「でも数時間しか時間ないんでしょ?ラグーン第四地区は地球の面積より広いんだよ?」

    エレン「げっ…そんなに広いのか?」

    エト「ウソ」

    エレン「んだよ…じゃあ行くぞ」

    タタラ「仕方がない、ついてきてやる」

    エト「タタラさん、いつからツンデレになったの?」

    タタラ「・・・」

    エレン「行くぞお前ら」

    エレン達はノロを流す為歩き出す

    タタラ「場所は分かっている」

    エト「どこなの?」

    タタラ「ザ・ラグーン第四地区286ゾーン0205番だ」

    エレン「うっし!ならさっさと向かうぜ」

    エト「うん、そうだね」

    タタラ「あぁ」

    歩き始めて1時間後、エレン達はノロがいる0205番へと向かう

    だが、そこにはもう1人仲間の姿があった

    エレン「アンタは…」

    「おや、久しぶりだねエレンくん…元気だったかい?」

    エレン「はい、元気ですよ芳村さん」

    芳村「ならよかったよ」

    ノロイ「エト…タタラ……」

    タタラ「貴様ノロか…?」

    エト「・・・」

    エレン「俺が見た時とは随分と違うな」

    ノロイ「死後、俺はこのような姿になった」

    エト「ノロさん…」

    ノロイ「何も言うな、もう皆死んでいる」

    芳村「それで、どうしてここに君達が?」

    タタラ「俺から事情を話す」

    タタラは全ての事情を芳村に話す

    芳村「そんなことが…」

    タタラ「あぁ…だから力を貸せ、功善、ノロ」

    芳村「ノロイ」

    ノロイ「?」

    芳村「ここは任せたよ」

    ノロイ「功善…」

    エレン「芳村さんだけ来んのか?」

    芳村「他の悪魔がここに攻めてくる可能性もあるからね…ここを守るとなると、それはノロイしかいないよ」

    エト「じゃあ頼んだね、ノロさん」

    ノロイ「あぁ、任せておけ」

    エレン「よしっ……次に行くぞ」

    芳村「次?まだいるのかね?」

    エレン「えぇ…会いたくねぇけど会わないと……」

    タタラ「うじうじするな、行くぞ」

    エレン「あぁ」



    《次話、十九話─ゼヴォス─》
  202. 202 : : 2016/04/28(木) 21:53:43
    《次回更新予定日》
    5/2(?)21:00〜23:00
  203. 203 : : 2016/04/28(木) 22:09:12
    エレーン!待ってましたぁ!期待!
  204. 204 : : 2016/04/29(金) 09:20:24
    エレンとタタラ仲良くない!?
    今度はエレンサイドか……
    期待
  205. 205 : : 2016/04/29(金) 09:22:32
    >>203 ありがとうございます

    >>204 仲良し設定というより、良きライバルですね!
  206. 206 : : 2016/05/02(月) 21:56:52
    スンマセン!今日なのですが、明日の朝載せます!
    朝の7時くらいには

    ホンマすみません(>︿<。)
  207. 207 : : 2016/05/03(火) 06:34:01
    おはようございます
    更新します
  208. 208 : : 2016/05/03(火) 06:34:16
    《十九話─ゼヴォス─》



    芳村を仲間に加えたエレンはかつての敵、ゼヴォスを見つけるべく歩き出す

    悪魔が攻めてくるまで後……

    ────二時間

    芳村「久しぶりに見たよ、エレンくん」

    エレン「俺も久しぶりに会えて嬉しいですよ」

    芳村「そうかい」

    エト「・・・」

    芳村「エト…」

    エト「・・・?」

    芳村「すまなかったね……私は君を育てるのに失敗し、いろいろと恐れすぎた……」

    エト「もう遅いし、気にしてないよいまさら」

    タタラ「・・・」

    芳村「そうか……」

    タタラ「おい」

    エレン「ん?」

    タタラ「ゼヴォスとはどういう奴だ?」

    エレン「ゼヴォスは超生物だ」

    タタラ「超生物…?そういえば嘉納がそんなことを言っていたな」

    エレン「超生物は人間と喰種や様々な生物をベースとして生まれてくる生き物のことだ」

    エト「そんな生き物作ってたんだあの人」

    エレン「まぁ、俺達でなんとか倒した」

    タタラ「一筋縄ではいきそうもないな」

    エレン「あぁ…」

    やがて人気のない森に着くと、そこには一人の生物がいた

    芳村「金色の森・・・やれやれ、死後の世界っぽいね」

    エト「ここ死後の世界だけど」

    芳村「まぁ・・・」

    「ム・・・?誰だ、貴様らは」

    エレン「よォ・・・久しぶりじゃねぇか、ゼヴォス」

    タタラ(こいつがゼヴォス・・・)

    ゼヴォス「エレン……イェーガー……」

    エレン「お前ならもう察しは付いているんじゃねぇのか?」

    ぜヴォス「……悪魔のことか」

    エレン「話がはえーや」

    ゼヴォス「断る」

    エレン「想定内だ」

    ゼヴォス「ほう?それで?」

    タタラ(強いな・・・戦うとなるとかなり苦戦するな……いや、勝てるのか?)

    エレン「わりぃけど、数時間しか時間がねぇ」

    ゼヴォス「なぜ余が力を貸さなければならないのだ?と、聞いている」

    エレン「悪魔は強い・・・もしかしたら死後のこの世界ですら、悪魔の管理下に落ちる可能性があんだよ」

    ゼヴォス「……それは困るな」

    エレン「ならどうする?」

    ゼヴォス「ここは死後の世界、そして余達はもう死人だ・・・争う理由もなかろう」

    エレン「つーことは」

    ゼヴォス「今回だけ、協力してやる」

    エレン「サンキューな」

    ゼヴォス「一つだけ教えてやる、お前は誤解しているからな」

    ゼヴォスは衝撃の一言を口にする

    エレン「なんだ?」

    ゼヴォス「余を倒したのはエレン、貴様ではない」

    エレン「・・・カネキか?」

    ゼヴォス「違う」

    エレン「リオか?」

    ゼヴォス「いや、違う」

    タタラ「諄い、さっさと言え」

    ゼヴォス「金木琲世だ」

    エレン「・・・は?なんでアイツなんだよ」

    ゼヴォス「余はあの後生きていた」

    エレン「うっわ・・・しぶと過ぎだわお前」

    ゼヴォス「そして余はワームホールの中に入り、体を癒すことにした」

    エレン「で?」

    ゼヴォス「1000年かかった・・・リヴァイとかいう奴が付けた猛毒は本当に消せなかった・・・苦労したよ」

    エレン「・・・」

    ゼヴォス「ワームホールの中で1000年も治療した余はもう一度卵の中から誕生した」

    タタラ「そこでその琲世とやらと邂逅したのか」

    ゼヴォス「あぁ、そしてその琲世こそが余を倒した本人だ」

    エレン「ったく、アイツゼヴォスを殺すとはすげぇ強かったんだな」

    ゼヴォス「知り合い・・・だったな」

    エレン「あぁ」

    ゼヴォス「あの男は危険な匂いがした」

    エレン「危険な匂い・・・?」

    ゼヴォス「どうせ悪魔とやらがくるのはまだ時間があるのだろう?」

    エレン「まぁな」
    (2時間ってとこか・・・)

    ゼヴォス「なら少し語るとしよう」

    エレン「琲世のことは前々から気になっていたし、俺もアイツにはなにか違和感を覚えていたんだ」
    (何かは知らねぇけど得体の知れない謎がアイツにはあった)

    ゼヴォス「聞くんだな?」

    エレン「あぁ」

    ゼヴォス「アレは余がワームホールの中で1000年後の未来で再び卵として生まれた時だった」

    超生物ゼヴォスは、自身の過去について語り始める

    そして……金木琲世とゼヴォスとの間にあった出来事とは・・・
  209. 209 : : 2016/05/03(火) 06:34:38
    んっ……ここ……は……どこだ……?

    確か余は治療のために地面にもぐりワームホールの中に入って1000年程度治療を続けたはずだ・・・

    まずは・・・目覚めるとしよう

    ククク……エレン達がいない1000年後の未来などすぐに統一できようぞ

    超生物ゼヴォスは突如として1000年後の未来に誕生する

    そして数時間後、ゼヴォスの存在は世界中に知られるほどの脅威となった

    そして、ゼヴォスを討伐すべく

    喰種捜査官が出動するも、ゼヴォスの敵ではなかった

    だが、そこに一人の喰種がやってくる

    捜査官「があああ!!」

    ゼヴォス「まったく・・・張り合いのない相手ばかりだ」

    「おいおいおい、派手にやらかしてくれちゃったね」

    ゼヴォス「ム?誰だ貴様」

    流星「俺はホリン、まぁお前の敵だって言えばわかるだろ?」

    ゼヴォス「楽しませてくれるのか?」

    流星「楽しむ?勘違いすんなよ・・・殺すんだよ」

    ゼヴォス「やってみろ」

    流星「ぐおおお!!」

    ゼヴォス(右ストレートパンチか・・・いい威力だ)

    流星「喰らえッ!」

    ゼヴォス「甘い」

    蹴りをいれる瞬間に回避され、流星は逆にゼヴォスのパンチを受けてしまう

    流星「がはっ!!」

    ゼヴォス「ほう・・・7mは吹っ飛んだか」

    流星「野郎……!」

    ゼヴォス「どこを見ている?後ろだ」

    流星「なっ!いつの間に!」

    ゼヴォスは金木研の持つ潜在能力ソニックを使って一瞬で相手の背後に瞬間移動する

    流星「しまっ……」

    ゼヴォス「死ね」

    流星「……」

    ゼヴォスの攻撃により、流星は瀕死の状態になり気絶してしまう

    ゼヴォス「張り合いがないな・・・さて、次へ行くか」

    「ふぅ……まだいるみたいだ」

    ゼヴォス「またか…死にたくないなら帰ることを勧めよう」

    琲世「ホリン、ボロボロだ……まぁ病院に連れていけばなんとかなる……か」

    ゼヴォス「おい、無視をするな」

    琲世「あぁ、ごめんごめん…ついっ、ね」

    ゼヴォス「死にたいのか?」

    琲世「死ぬのは君だよ?僕じゃない」

    ゼヴォス「何を言ってる」

    琲世「さて・・・」

    ゼヴォス「死ね、ソイツの二の舞にしてやる」

    琲世「ははは、それは無理だよ」

    ゼヴォス「なんっ──ッ!?」
    (う、動けない!立ったまま固まってしまっている……)

    琲世「今、君の中で動くという概念を無効化したんだ」

    ゼヴォス「なん……だと…」

    琲世「えっと……死ね、だっけ?」

    ゼヴォス「あぁ」

    琲世「無理無理、僕は死なないから」

    ゼヴォス「仲間を救う為に死ねないってやつか・・・ククッ、笑える」

    琲世「仲間?まさかホリンのこと?」

    ゼヴォス「当たり前だ」

    琲世「あんな“ゴミ”はいつでも殺れる……今はまだその時ではない」

    ゼヴォス「・・・」
    (自分の仲間をゴミと称すか)

    琲世「僕は僕の目的のために動く・・・邪魔なんだよ君はその目的の」

    ゼヴォス「貴様何者だ」

    琲世「何者でもねぇよ」

    次の瞬間、琲世はゼヴォスの心臓と脳を潰し絶命させる

    ゼヴォス「がっ……あ…っ………」

    琲世「あっけなかったな……まぁいい」

    流星「・・・」

    琲世は気絶している流星を見つめていた

    琲世「仲間ではあるが、駒だ・・・ククッ」

    流星「・・・」

    琲世「さて、担いで病院にでも運ぶか」

    ゼヴォス「とまぁこれが余の記憶だ」

    エレン「アイツがそんなことを・・・」

    タタラ「おいエレン」

    エレン「?」

    タタラ「そろそろ第四地区に戻るぞ、迎え撃たなければならない」

    ゼヴォス「ではいくとしよう」

    一方魔界では────

    マタタビ「ムンドゥス様、デュフフ」

    ムンドゥス「なんだ?」

    マタタビ「死後の世界の統一を我々におまかせください、デュフフ」

    ムンドゥス「分かった」

    マタタビ「では、出撃デュフフゥッ!!」

    悪魔の軍勢「うおおお!!!」
    (その最後の口癖どうにかしろよ!)

    悪魔が攻めてくるまであと……

    ───────十五分



    《次話、二十話─エレンVSマタタビ─》
  210. 210 : : 2016/05/03(火) 06:36:24
    《次回更新予定日》
    5/6(金)21:00〜23:00
    ※誤字脱字見つけ次第修正

    《余談》

    夜できなくてスミマセンでした(>︿<。)

    社会人になってから、なかなか忙しくて・・・

    でも、最後までやり遂げたいと思います!

    なのでこれからもコメントや応援よろしくお願いしますね☆

    僕のモチベにもなります(*Ü*)

    ではッ( ̄^ ̄)ゞ
  211. 211 : : 2016/05/03(火) 08:15:46
    ハイセ、なんか怪しいと思ってたら
    なんか悪役感ハンパないんだけどwwww

    期待
  212. 212 : : 2016/05/04(水) 07:54:14
    更新はよ
  213. 213 : : 2016/05/12(木) 00:11:24
    投稿して欲しい
    今後に期待❗️
  214. 214 : : 2016/06/26(日) 11:10:37
    期待
  215. 215 : : 2016/09/06(火) 18:13:10
    更新します(下書き途中なう)

    ほんっと待たせてごめんなさい
    誰もいないだろうな( ˇωˇ )

    エレンとマタタビの関わりと戦闘話です
  216. 216 : : 2016/09/06(火) 18:36:39
    《二十話─エレンVSマタタビ─》



    第四地区まで戻ったエレン達は、驚きの光景を目の当たりにする

    芳村「これ・・・は」

    ゼヴォス「第四地区は元々こうも荒れていたのか?」

    タタラ「・・・いや、違う」

    エト「第四地区がボロボロ・・・つまりもう既に始まっている──悪魔達の襲撃が」

    エレン「まだ第四地区は完璧に崩壊してねぇ、早く加勢に向かうぞ!」

    エレン達が悪魔達に向けて走る頃、同じ第四地区の別の場所では既に戦闘が行われていた

    悪魔剣士「ヒャハハァ!久方振りの更新と戦闘だぜェ!」

    悪魔騎士「マタタビ様と我らの役目はこの世界の破滅及び制圧だ・・・ここは広い、のんびりするでないぞ」

    悪魔剣士「分かってるって!」

    天界剣士「つ、つよい・・・」
    (話しながら戦うなど生き物の業ではないぞ・・・クソッ)

    悪魔剣士「あ、ワリィお前と戦ってたんだよな?」

    天界剣士「っ!?貴様・・・」

    悪魔剣士「だってお前弱いし、もう飽きたからさっさと死ねよ」

    次の瞬間、悪魔剣士が吹っ飛ばされる

    悪魔剣士「ぬおおおっ!!」

    天界剣士「あ、アナタ方は」

    エレン「わり!随分と遅れちまった」

    セヴォズ「まったく・・・荒れ果てたものだな、それに弱すぎるぞ貴様。それでも天界の剣士か?」

    天界剣士「す、すみません・・・悪魔があまりにも」

    悪魔剣士「てんめぇ・・・」

    エレン「なっ、確実に肋骨と背骨はイってたぞ・・・立てるはずがねぇ」

    タタラ「なるほど、喰種以上の治癒力というわけか」

    芳村「では・・・早々に片付けるとしようこの“2000人”の軍勢を」

    ?「いやぁ、やりますなあデュフフ」

    芳村が言葉を放ち数秒後、背後から突如殺気に溢れた悪魔が現れる

    エレン「誰だ?てめえ」

    マタタビ「ワタクシは、魔界に君臨する悪魔族マタタビですデュフフ」

    エレン「敵ってことか・・・」

    マタタビとエレン

    2人が互いに歩き近づく

    そして・・・対面する

    マタタビ「アナタは?デュフフ」

    エレン「元調査兵団及び光殺の喰種、エレン・イェーガーだ」

    マタタビ「エレンちゃん、アナタのオイノチ頂戴いたしますですゥデュフフ」

    エレン「来るなら本気で来いよ、出し惜しみしてる内に俺殺しちまうかもしれないからよ」

    マタタビ「“カネキケン”とどちらが強いんですかねえ?デュフフフフフフフ」

    エレン「・・・」

    次の瞬間、二人は戦いを始める

    悪魔騎士「アナタ強そうだ・・・殺しても構いませんか?」

    タタラ「・・・」

    悪魔騎士「無視・・・ですか、では行きますよ?死んでも文句言わないでくださいよ、ククッ・・・あぁ、死んだら何も言えないかァ」

    タタラ「・・・あぁ、そうだな」

    赫子を展開させ、戦闘態勢に入るタタラ

    槍を出し、戦闘態勢に入る悪魔騎士

    悪魔と喰種──化け物同士の戦いが今始まる



    《次話、二十一話─新たな仲間・空条承太郎─》
  217. 217 : : 2016/09/06(火) 18:37:47
    数ヶ月ぶりに復活です
    毎日は出来なくとも、2日に1回は必ず更新していきます

    22時以内には必ずしますねッ

    次回もお楽しみに( ̄^ ̄)ゞ

    ちなみに、今夜ももう一話更新します。
  218. 218 : : 2017/01/08(日) 17:29:22
    期待してます
  219. 219 : : 2017/02/11(土) 15:35:07
    頑張って下さい❗️
  220. 220 : : 2017/03/20(月) 01:57:44
    期待という言葉しかない
  221. 221 : : 2017/07/21(金) 21:18:07
    期待です
  222. 222 : : 2017/08/07(月) 23:32:34
    期待!期待!期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待ーーーーーーーー
  223. 223 : : 2017/09/16(土) 12:05:29
    随分と間を開けてしまった…(*´•ω•`*)…
  224. 224 : : 2017/10/23(月) 11:22:48
    き.......期待ダオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおダイソンんンンンンンンンンンンンンンンンンんンンンンクイックルワイパーDXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
  225. 225 : : 2017/10/23(月) 11:23:42
    お値段なんと759円
  226. 226 : : 2017/12/04(月) 18:58:52
    まだかなー2ヶ月ぐらいたってるけど
    生きてますかー?
  227. 227 : : 2017/12/31(日) 01:34:22
    生きてますかー
    生きてないと
  228. 228 : : 2018/01/04(木) 16:35:01
    ・・・返事がない。寝ているだけのようだ
  229. 229 : : 2018/01/04(木) 16:37:36

  230. 230 : : 2018/01/04(木) 16:37:47
  231. 231 : : 2018/01/06(土) 21:16:37
    ・・・
  232. 232 : : 2018/01/20(土) 20:24:33
    うーん、まだかな
  233. 233 : : 2018/01/27(土) 10:11:43
    期待

  234. 234 : : 2018/02/07(水) 07:51:19
    to be continued……3/21
  235. 235 : : 2018/02/07(水) 07:53:47
    234「↑管理人です」
    『社会人になって多忙でなかなかここに来れません。改めて見るとストーリー構成とかがひどいなー…笑。物語自体(英雄が集まるまでの物語)は完結しており、下書きもあります。ただ、貼るの時間がないほどに忙しいのです。落ち着くのは3月なので、その時にまた。』
    (名無しなのはただ単にログインめんどくさいだけw)
  236. 236 : : 2018/03/13(火) 22:48:17
    うーむ、まだか、気長に待つしかねぇ
  237. 237 : : 2018/03/18(日) 13:36:29
    《二十一話─新たな仲間・空条承太郎─》

    承太郎「やれやれ…一体どういうことだ?」

    金木「承太郎さん、話があります」

    承太郎「仕方ねぇ聞いてやる、ただしまずは俺の家の中に入れ…もう夜だ外は寒い」

    承太郎は金木らを家の中へ招き、自室へと案内する。

    金木「本当に広いんですね…」

    承太郎「それで、何の用だ?」

    メリオダス「ま、つまりですな」

    承太郎「テメーは黙ってろ」

    メリオダス「お、おう…」

    金木「僕達は─」

    金木は魔帝ムンドゥス、異なる世界、そしてその異世界についての現象、敵、味方、これからのやるべき事を時間をかけゆっくりと話していく

    金木「…と、言うことなんです」

    承太郎「そうか…にわかには信じ難いが、嘘をつく連中だとも思えん」

    金木「よかった…」

    承太郎「なら、今俺のいる世界で起きているこの現象もその魔帝ムンドゥスや部下の魔力とやらの影響ってことになるか」

    金木「詳しい事や原理は分かりません、ただ一つ分かるのは」

    承太郎「?」

    金木「僕達は導かれている…「運命」という名の路線で」

    承太郎「フン…そうかもしれないな」

    サスケ「それでどうする、来るのか?来ないのか?」

    承太郎「行くぜ、だが俺のいるこの世界での現象をどうにかしてからでなければならない」

    メリオダス「決まりだな!俺はメリオダス、いっちょよろしく頼むぜ承太郎」

    承太郎「あぁ」

    承太郎はこれから生死を共にする仲間達と握手を交わす。
    僅かながらの友情が芽生えつつある中、突如として地震が鳴り響く

    キルア「なんだよ…!!やべぇ、でけえぞ…!」

    承太郎「…!アマァ!」

    承太郎が真っ先に向かったのは母親の寝室
    そしてそこには棚が覆いかぶさり、母親が下敷きにされていた

    メリオダス「お前の母親か?早く助け…」

    承太郎「オラァ!」

    棚を怒りに任せバラバラに粉砕する承太郎
    自身の母親がなんとか息をしている姿を見て安堵する承太郎

    メリオダス(なんだ…今見えなかったぞ…す、すげぇ)

    承太郎「おいアマ、しっかりしやがれ!」

    「承太郎…助けに来てくれたのね……それにお友達まで…。やっぱり貴方は優しい…子……」

    銀時「き、気絶か…?」

    承太郎「あぁ、なんとか死なずにすんだ…やれやれ落ち着きがねぇな最近はよ」

    金木「ん…やはり、この世界も異常現象があるみたいだな」

    メリオダス「あぁ…地震っつー現象は俺の時にもあったな」

    承太郎「少しは収まったがまだまだ揺れているな」

    赤司「家の中にいても仕方ありません、一旦外に出ましょう」

    承太郎「おい」

    キルア「ん?俺?」

    承太郎「子守を頼む」

    キルア「は?なんで俺が」

    承太郎「頼む」

    キルア「はぁ…あいよー」

    赤司「いや、待ってください」

    承太郎「ん?」

    赤司「俺と銀時さんにおまかせを」

    銀時「つーわけだから、任せとけ」

    サスケ「では行くぞ、地震の原因を調べる」

    金木「よし…」

    メリオダス「さてさてさーて、そろそろ」

    キルア「行くか」

    承太郎「…あぁ、行くぜ」

    地震の原因を調べる為外に出る金木達
    果たして原因を突き止めることは出来るのか

    《二十二話─圧倒的力の差─》
  238. 238 : : 2018/03/18(日) 13:37:42
    どもっ!
    久しぶりの投稿です
    早い方がいいかなーと思って21日より前に投稿しました。
    続きは更新したいのですが、忙しいのでまたの機会に
    では╰(*´︶`*)
  239. 239 : : 2019/04/16(火) 23:51:52
    モチベZEROなので更新終わります。
  240. 240 : : 2020/10/01(木) 13:23:41
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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