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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

アルミン「似ているようで」+ハンジ「全然似てない」=「「僕と私」」

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    • 8

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  1. 1 : : 2016/01/02(土) 02:58:05




          ―まえがきてきななにか―





    明けましておめでとう御座います、夢馬です。
    今回のこれは今まで私が書いてきたカップリング物の
    アレコレとは根幹から趣が異なる・・・・いわゆる
    にわかカップリング物です。

    この場合のにわか、とは別に昨今ネット世界で
    浸透しきっているあの”にわか”ではなく、
    ssのカップリング物では大分ありがちな、
    開幕から即座にCPが突然成立しているパターンです。



    簡潔性を重視していくスタイルというヤツで。



    よってよく言われる"地の文"と呼ばれる物も極力
    割きながら、状況解説は双方キャラの独白に寄せていこうと
    考えています。改行形態は台詞括弧前にキャラ名が入らない、
    PC画面向けで。






    時系列は、原作でいうところの調査兵団逃亡時期で、
    未だエレンも同伴である初期段階です。
    カップリングは・・・・此処で説明するまでも無くタイトルからして



    アルミン×ハンジ



    となります。つまり、時期的に前回書かせて頂いた
    兵長×ハンジさん エレン×ミカサのお話とは、
    あまり関連性の無いお話となっております。
    時系列は若干近いですが。


    ・・・しかし何というアルミン万能説。
    ミカサ、(少しだけエレンとも)、アニ、サシャ、ときて
    とうとうまさかのハンジさんです。・・いえ、これだけ数多の
    進撃SSが犇めく中、別に珍しくも何ともない組み合わせなのかも
    しれませんが・・・

    もう私の書いたあれこれの中でここまで浮気性なキャラは
    アルミンくらいしかいません。もうこの際、
    全部アイツでいいんじゃないかな?

    と言うくらいの汎用性を感じます。



    語呂的にはアル×ハンなのですが・・・

    話の内容としては ハン×アル です。


    いつも通り、勢いで書いただけの超絶駄文ですので、やはり
    短く纏める事を目標に精々楽しくやらせて頂く所存であります。

  2. 2 : : 2016/01/02(土) 02:58:37






           ―――以下簡易(▪▪)注意点。





              ※エロいです※


      御多分に漏れず性描写全開です。苦手な方は勿論、
      今迄の威力に耐えられた人でもちょっと油断できないくらい
      おぞましい描写が入ってくると思います。いつでもページを
      閉じられる準備をして頂き、気分が悪くなった場合は即
      閲覧を中断されますことを、強く、強く推奨いたします。





              ※読み辛いです※

      これも今更言う事ではありませんが、今回は特に2人による
      思案パートの入り乱れが予想されると言う事もあり、
      それはそれは読み辛くなると思われます。




  3. 3 : : 2016/01/02(土) 02:59:51














     ――こんな事に(うつつ)を抜かしている場合ではないと言う事くらい、私は勿論、
     彼だって良く理解出来ていることだろう。


     けれど、そんな・・・・

     
     そんな建前程度で乗り切れるくらい、
     私達全員が今現在置かれているこの状況は・・・・
     決して生易しいものではなかった。



     ・



     最初は僕も突然の出来事にかなり戸惑ってしまったけれど、
     
     しかし直ぐに戸惑いは慣れに変わり、それが当たり前の事になっていた。


     人類の生存の為に己の心臓を民衆に、王に掲げて
     戦っていたはずの僕達が、一転してその命を
     壁の内側の内政を握る人達に狙われる事になってしまった、
     この現状に・・・いつしかすっかり適応してしまったのと同じ様に。



     ・



     私も彼も、いつしか当たり前のように互いに
     引き寄せ合うように・・・互いを求め合う様になっていた。


     ・


     [[ これは・・・・・・ ]]


     ・


     普段の物腰、一切自分を飾らないその振る舞いや
     態度から。そして比較的大きな要因としては主にその見た目から。

     ・・・未だに顔見知りの半数には性別を間違われたまま
     認識されているというあの人と―――


     

     ・



     私とはまるで正反対に、男の子なのに着飾れば
     女の子で通りそうなくらい整った顔と、理知的かつ
     聡明な顔を持つ彼の―――



     ・


     ・



    [[束の間の触れ合いを描いた話]]




  4. 4 : : 2016/01/02(土) 03:03:13












    「ふぃ~~・・・・本日の見回り完了~~・・・いやぁ、悪いねリヴァイ。
     
     順番を代わってなんて無理聞いて貰っちゃって。
     本当だったら私の方が夜の当番だったのに」





    「・・・構わねえ。・・・寧ろ身長の都合で昼間でも
     万一人目に付けば感付かれる危険性のある俺よりも、
     髪型と眼鏡と服装を変えれば先ず絶対に身元が割れないお前と・・・

     同じように着替えりゃ性別まで偽れる"アイツ"の方が
     昼の情報偵察にはうってつけだ。


     ・・・人拐いの被害に遭う機会が格段に跳ね上がったのは
     考えものだが・・・お前が付いてれば問題ないしな」




    「・・・・数回接触のあったならず者達が私には一切目もくれず、
     スカートを履いたアルミン()だけをまっしぐらに狙って
     襲いかかってきた事には多少なりとも私だって
     ショックを受けているけれど・・・・

     撃退の際に“畜生!! 男が女装してやがるぞ!!”
     
     ...って捨て台詞を吐かれたときは更に傷付いたよ。」

     コッチジャネーシ





    「...連中も余計な本音をばらまかずに逃げに徹してりゃ
     二つしかない宝物を、その女装男に潰されずに済んだのにな。

     口は災いの元とは良く言ったもんだ」





    「人類最強の玉っコロが果たして彼らのソレとどれだけ
     強度に違いがあるのか・・・それを自ら体を張って
     私に教えてくれるのかい?リヴァイ君。。」
     ニッコリ・・・





    「そうおっかねぇ顔で凄むな。

     後ろでお前の大事な相方が怖じ気付いてやがるじゃねえか。

     折角時間まで代わってやったんだ。

     お前等だってとっとと自由時間の楽しみに興じてぇ所なんだろ」

     トットトイケ




    「っぁ・・・・・」クルッ





    「ど、どうも・・・・。。着替え終わりました、

     というか、この度は見回りの順番を代わってもらって
     ぁ・・・、有り難うござます・・・リヴァイ兵長。。」オドオド・・




    「ァ~~ルミィン♥今日も昼間は怖い目に遭っちゃって
     災難だったねえ~~!!!(抱っ)でもそれはそれで
     別に今着替えなくてもよかったのに。


     とても似合ってたんだから・・・ねぇ?」




    「そ、そう言われても・・・・;」




    「お前が自分の見てくれを気にしている様に・・・・

     そいつだって自分の容姿を気にしてるんだ。
     あまり自分の主観を押しつけてやるんじゃねえ」





    「・・・なるほど。身長を気にしている君と同じでね?」





    「・・・・そう言う事だ。分かったら・・・、、とっとと行け。

     次の交代はきっかり五時間後だ。

     お前等睡眠時間の他にも・・・運動時間があるんだろ、
     こんなところでもたもたしてる暇なんかあるのか」


  5. 5 : : 2016/01/02(土) 03:05:48




    「問題はその"運動"なんだよね~~・・・

     ねえリヴァイ、、何度も聞いてるけど町の宿屋を借りちゃダメなの?

     彼、事に及ぶ最中の物音と声を過剰に気にしてるから・・

     出来れば待機中の皆に物音を聞かれる事のないような
     場所でおもいっきり楽しみたいんだけど...」ゥウン・・




    「ちょっ・・・ハンジさん、、そんなストレート過ぎな・・・!!////」
     カァァァァ・・・





    「――・・・あのな、俺らの中でお前達の関係に気が付いていない奴なんざ
     一人もいねえし、今まで夜通ししっかり聞こえてた
     あれらの物音や嬌声が今更無かった事になる訳じゃねえんだ。

     ・・・だったらそんなことを気にするだけ無駄だと
     いい加減理解したらどうなんだ。」





    「あっははははwwマジで?wだってさ~~?アルミン?♪///」
     ニッコニコ





    「すっ・・・少しは焦って下さいよ!!!一体どれだけ
     恥ずかしい声を聞かれたと・・・・!!!////;」
     カァァァァ・・・





    「お前ら、声だけ聞いててもどっちが男で女か区別が付かなかったぞ」






    「だって仕方ないだろ~~?w///

     アルミンってば女の私を組み伏せてるのは自分なのに
     体を動かす度にまるで初めての処女みたいに喘ぐんだもの」





    「もう...恥ずかしすぎて何も言いたくありません...///」
     ショボショボ...



    「アッハハ!!(バンバン!)さぁさ、折角リヴァイも珍しく気を遣って
     くれてるんだし私達はとっとと限りある自由時間を
     満喫するとしよう?」フッフフン?

     ガシッっ



    「わっ・・は、ハンジさん、重いっ・・・歩き辛っ・・・;」
     ヨタヨタ..




    「こぉらこらꐦ..(苦笑)アルミぃン??女性に対して
    体重と年齢のワードは禁句中の禁句だぞ~~?」ウリウリ






    「あ、す、すみませんっ...!;」
     オドオド




    「あとそのすぐ頭を下げる癖ね!
     男の子ならもっと堂々としてなきゃ!そこはエレンを見習いなよ~。」




    「・・・でも事実上お尋ね者として潜伏にも気を張り続けないと
     いけない現状で・・・あまり堂々と表を練り歩くのもなんというか・・」
     




    「それはそれ、これはこれ!!


     それから君はもっと体を鍛えなさいw;
     よくそんなんで模擬戦闘試験通ったね??私の時なんか・・・

     試験当日に死人だって出たくらいなのに。
     しかも君達の出だと・・・よりにもよって四方の壁で
     最もしごきが厳しいと言われるあのキース殿が教官を
     勤めてるって言う南方訓練兵団じゃないか」


  6. 6 : : 2016/01/02(土) 03:08:08





    「教官を知ってるんですか!?」






    「知ってるも何も・・・君なら既に把握してるだろ?

     我らが調査兵団の前団長が誰だったかくらい・・さ」





    「それは・・・確かに・・・・」





    「あの人は・・・昔の私の大きな憧れだったんだ。

     ・・・いや、今もかな。とにかくあの人は勇猛果敢、
     大胆かつ豪胆な人でね。

     自ら死地に赴こうっていう志の元に集まった調査兵団(我々)の中では
     寧ろ勇敢でない人間の方が少ない訳だけど・・・


     あの人の場合はね、その豪放さに見合うだけの強さがあった。

     それは単純な兵力でもあり・・・

     また、並外れた悪運の強さでもあった訳だ」





    「あ・・・悪運・・・?ですか・・・」




    「・・・そう。いや、まあそう言ってしまっていいのかどうか・・・
     そこはやはり今でも少し躊躇ってしまう所だけれど。

     
     当時の団長殿はね・・・何というか、本当に向かう所
     敵無しだった。それ自体は良かったのさ。


     最大の問題は・・・その団長のあまりの強さに・・・
     壁外という巨人共のひしめく死地を、
     その団長に追従していかなければならない後陣の
     猛者たちですら・・・あの人の動きにまるでついて行けなかった。

     ・・・まあ言ってしまえば度重なる無茶な強行突破を
     指揮する度に・・・あの人はそれまで共に戦ってきた戦友を悉く
     失ってしまったんだ」





    「・・・・・・・・・」





    「一番堪えたのはやっぱり・・・あれかな。
     天候も大荒れだったあの日・・・森でブラウンが戦死した
     あの時だ。きっと。あの一体は・・・なんかこう、

     明らかに放ってるオーラが違ってたしなぁ・・・・
     ってかアイツは・・・本当に無知性だったのかな・・・。


     ブラウンが返り討ちにされたって時点であの時は
     我が目を信じられなかったけれど・・・
     エレンや・・・かのアニ・レオンハート等の前例を考えれば
     もしかしてアイツも・・・」
     ブツブツ・・・




    「(ブラウン・・ブラウンって・・・・?)あ、ほらハンジさん前
     見ながら歩いて下さいって・・・危ない・・・」クイッ



    「おっとと・・ありがと、アルミン//wいやぁ、
     なんかこうしてると私たち、恋人、みたいな感じだね~・・・

     どうかな?この際なってしまう?恋人というか、
     もっと踏み込んでいいなら・・・」





    ガチャッ・・・・





    ―逃亡用一時拠点の山小屋―




    ゴトッ・・・ガタ・・・




    「ちゃっ・・・茶化さないでください...///

    そもそも今はソレどころじゃありませんって・・・」




    「それもっ...そうだ。。。。っと・・・・フィーー・・・
     疲れた疲れた・・・。。あ、でもラッキーだね!

     向こうの小屋にもまだ誰も戻ってないみたい。
     今なら周りを気にする君が思い切り私と楽しめる
     絶好の機会って奴だと思うんだけど・・・」ニヤニヤ

     ギスッ・・・



  7. 7 : : 2016/01/02(土) 03:10:16







    「なんですか・・・ソレ・・・・;///(カァァァ)」

     ギシッ・・・




    「まったく・・・素直じゃないな。
     
     君もさっき自分で言っただろ??"そんな状況じゃない"
     ・・・ってさ。だからこうして・・・・」











    「っ・・・//」


     見回り交代の休憩室を兼ねたこの部屋に帰ってくるなり
     全身に蓄積した疲労を解き放つようにベッドに腰から
     我が身を放り投げるハンジさん。

     その隣にそっと腰掛ける僕も・・・別にこれから催される
     それ(▪▪)に対して何も期待をして居なかった訳ではない。



     ・・・いや、寧ろ・・・・





    「お互い、いろいろと『割り切って』日々の疲れを吹き飛ばせる位のお楽しみに・・・

     この身を預けてるワケだろ?もっとがっついてきても
     イイんだよ??男の子だろ??」ニマニマ




    「いぇ・・・あの、僕としては・・・その、、、
     がっつくとかそれ以前に。。。
     
     ハンジさんにこうして相手をして貰えるってだけで
     ・・・・その。。」

     ギッ・・・
          ギュゥッ・・・



     一層その身を此方に寄せて、僕の肩を抱いてくれるハンジさんの
     顔は・・・今は直接見る事の出来ない位置にあるが、もう
     直視しなくてもこの人の表情は大体分かる。


     身長も、それから声に出して言うことは勿論できないけれど
     体重に関しても僕よりずっと大きな値を持っている
     ハンジさんが詰め寄ってくることで、
     
     当然急拵えの硬い床の間とはいえ、その一部が
     沈み込む。僕とハンジさんの体が最も接しあう部分として、
     腰の辺りで大きく密着する。




    「ムッフフフン・・//アルミン、、キミは極めて受け身な性格で
     こんな状況になるとほとんど私にされるがままという
     状況にそれでも興奮してしまう、そんな性分みたいだけど・・」





    「・・・・・は、はい・・・・・////」





    「此間みたいにさ・・・たまには押しの姿勢を私に
     見せてはくれないものかな??

     私だってこんな見た目でも・・・“一応は”女なんだよね・・・

     ・・・であるからしてね、やっぱりはじめから終わりまで、
     キミが引っ張ってってくれる夜というものにも・・・期待を抱かずには
     居られないんだから//」

     ギュッ

  8. 8 : : 2016/01/02(土) 03:13:32






    「っふ..///」



     肩に回した腕をそのままに・・・側面の僕に
     体重を預けて、もう一方の手で既に期待に脈打つ
     その部分を撫でてくるハンジさんの掌・・・・

     普段の物腰や落ち着きのない態度、そして
     今僕に向けているであろうニヤケ顔からは想像も
     できないほどその手は優しく、

     そして暴れまわりたくてすっかり膨張しきってしまっている
     僕自身を包み込むようにのし掛かってくる。




    「かぁわぃぃ嬌声(こえ)あげちゃってまぁ//

     まだ服の上から撫でただけだよ??まさか大丈夫だと思うけど・・・

     まだ出さないでくれよ??キミはそれで満足かもしれないけれど、
     私はそうもいかないんだ。私の目的はあくまで・・・

     
     キミの“男の子”で気持ちよく愉しませてもらう事なんだからね。
     まあ・・・そこが“割り切った”互いの関係と言うところの・・・
     ちょっと冷めたところかな」



    「心配しなくても・・・それくらいはっ・・・

     何とか我慢できますって・・・;せめてこういう所でくらい・・・
     何とか男らしい所を見せられなぃ・・・と・・・///みっともないです」
     ブルブル・・・




    「///ごめん、もっと前戯でイジってキミの可愛い反応を
     楽しみたい所だったけど・・わりと全然余裕なさそうな上に・・・

     男らしいどころかますます悶え方が女の子にしか
     見えなくてこれはこれで何となくイケない事をしてる
     気がしてきちゃった;」パッ・・・





    「っ・・・・・何で・・・離っ..(ぁあ・・・折角良い気分だったのに..)」
     ハッ・・・





    「ちょっ・・・w何でガッカリしてるのさw
     っていうかアルミン、前から常々思ってたんだけど、キミはさ・・・・?」




    「・・・・・?前から・・・?何ですか?」
     ー~・・・ー~・・














     ・・・先ほどまで局部を押さえつけてきていた私の手くらいで・・
     そこまで正常な自分を保っていられなくなるのかと、

     かえって嬉しくなるくらい上気した顔で私の顔を
     斜め下からのぞき込んでくるアルミンの大きな目。



     ・・・畜生。カワイイな。。。なんで女の私が嫉妬をおぼえるくらい
     素晴らしい容姿がよりによって男の子に与えられたんだ・・・?


     私のモテ期なんてせいぜい10歳くらいまでで・・・
     よってくるのは虫とか両生類の蛙とか・・・ともかく人間が言い寄ってくる事なんて
     更々なかった上に――――


     身体が成長して行けば行くほど周囲の知人も隣町に越して行くようになり・・・


     ついに訓練兵団に入団する頃には誰も旧知の知り合いが周りに居なくなっていた。



     これだけ理不尽な采配を受けてしまうと・・・
     もはや悔しさを通り越して笑えてくる。

  9. 9 : : 2016/01/02(土) 03:16:57





    「キミって・・・“エム”だよね。・・いや、“弩”をつけちゃってもいいかな・・・
     とにかくソッチ系だよね・・・」マジマジ・・・





    「・・・??何ですか?その"エム"って・・・・・」





    「壁の向こうから伝わってきたって言葉らしいけど・・・
     "マゾヒスト"って言葉の略語だよ。・・・被虐趣味と言って・・・

     つまりキミは叩かれたりするのを喜ぶ人間なんだね、と。

     私が言ったのはそういう意味で・・・・」






    「そ、そういう性癖は持ってないです!流石に!!」





    「ぁあw;ごめんごめん、そこまで言ってしまったのは
     簡単なモノの例え。・・つまり、受け身で何かを
     "される"のが好きな人を総じてこう呼ぶこともできる
     ・・・って事さ。

     そこまで重度にならなくても一応そう呼べることは
     そう呼べると思うからさ」




    「・・・・あの、じゃあその反対はなんて言うんですか?」




    「エス! “サディスティック”、という・・・これも
     壁の外の世界から大昔に伝わった言葉の頭文字をとって
     そう呼ぶみたいだよ。こっちは・・・言わば嗜虐趣味(しぎゃくしゅみ)、、
     とでも言おうかね...

     つまり人を虐めることそのものに悦びを見出したり、
     もしくはそうされて困ったり嫌がったり苦しんだりする
     その反応に身悶えする人種をこう呼ぶ」




    「つまりハンジさんは僕の反対でそっちって事になるんですね」




    「~~~んン。そうなる。。のかな?

     いや?どんな方向からみても可愛らしいキミをこうして
     目の前に置いているからこそ私はこういう人柄に
     傾倒していってしまうというだけで・・・

     実の所言ってしまうと結構キミ寄りで・・・つつかれる事に
     心地よさを感じる人間でもあるよ。さっきも言ったように・・・
     割と年甲斐もなく被辱願望だってあるし」ヘラヘラ




    「ひ、、じょ・・??えっとすみません、それってまたどういう意味ですか??」




    「っぁあごめんごめんw今のは私が勝手に縮めた造語で・・・
     つまり『陵辱(りょうじょく)』を『(こうむ)』りたい願望。。

     ・・・と書いて被辱願望(ひじょくがんぼう)ってワケ!・・・つまり平たく言っちゃって、

     "性的な乱暴をされてみたい"って願望さ。

     ・・・そんな目で見ないでくれよw;
     女性なら割と誰もが普通に持ってる願望だよ。」





    「・・・・それは・・・流石に信じられません。。」
     ジト。。。。。





    「・・・まったく、キミはまじめな話になると

     本当すぐに冷静な分析力と思考力を取り戻しちゃうんだからな。

     ちょっと押しただけで可愛く悶えてくれてもこれじゃ、
     あっと言う間に素面じゃないか」
     
     ヤレヤレ




    「・・・ガッカリさせてしまったなら謝りますけど・・・

     でも昔からそういう性分なので。、仕方ないです」

  10. 10 : : 2016/01/02(土) 14:19:31






    「ああ、そぅ・・・・・↘(諦)。じゃあ・・・それでもいいや(起)⤴!

     それならそれで・・・マジメな話でキミをその気にさせて
     しまえばいいってだけの事だし・・・・ね?」ススッ





    「ねっ・・・・・て言われても何て言えばいいのか;」










     そう言いながら今度は肩を掴むようなぶっきらぼうな接触でもなければ、
     局部の竿を撫でに行くのでもなく、至って自然体で彼の脇腹に手を回しにいく私。


     これ自体にはさほど何かを狙う意味は
     なかったんだけど・・・しかしそれでも彼の反応は。





    「そんな警戒しないでくれよwっていうか流石にそれは今更じゃないか??w

     もう私達二人共、相手の身体の具合をある程度把握してる上に
     互いにイイところだって知ってる仲なのに・・・
     そんな他人行儀なリアクションはちょっと心が痛むなぁ。」
     ニマァ・・・





    「今のはっ・・・そう言うのじゃなくって・・ちょっとその、
     脇の下とか肋とか・・・・その辺弱いから・・・・」
     モジモジッ・・・・




     ..やはり暗に何かを期待する反応に他ならなかった。




    「へぇぇ・・・・そりゃ良いこと聞いちゃった♪」



     でもここでそれに付け込んでキミを弄りに行ったりは・・・・・
     しないんだなぁコレが。何故ってそれは勿論・・・




    「~~~~・・・・・」
     ドキドキ





     聡明かつこの上なく頭の回るキミが、自らの“弱い所”を
     むざむざ告白してるんだ。そこには当然・・・

     かまいたがりな私の心理を逆手に取り、
     自らの性欲を、もしくは性的な高揚感を満たしたいという―――

     彼自身の目論見が見て取れる。
     それを気取られるのもあえて承知の上でね。


     確かにその部位は彼にとって少なからず攻め立てられるのに
     対してあまり耐性が無い部位なのかもしれない。

     よって刺激してやればある程度・・・さっきくらいの
     可愛い気のあるアルミン()を見ることは出来るかもしれない。




     しかし生憎この私という人間は・・・・




    「(何だろう・・・ハンジさん・・しばらく黙ってるけど・・)」
     ソワソワ・・・



     そんな君の潜在欲求すら素通りし、

     あえてここで別のアプローチをぶつけてみる事で、
     その平常心を崩しにかかる事こそ・・・

     これまでに遭ったこともない君という人間を観察する
     大きな好機であるという期待を抱いてしまう。


     そういう人間なんだ。

     
     ――そう、例えるならちょうど・・・・


     丁度同じ様な信念を胸に死地へと赴く、――

     

     変革と新たなる発見を求めて止まない、調査兵団と同じように。




     私は今日、自身の思惑から外れて乱れる君の(かお)が見てみたい。



     君はとても頭が良くて・・・機転も利くし、
     人の顔色も実は結構よく見ている。だからこそ・・・・

     そんな君が自らの焦燥を御しきれなくなった時の様子は
     とても頼りなくて・・・とても滑稽で・・・。。とてもとても愛らしい 。


     だから・・・今日こそ、そんな君を、もっとよく見せてほしい。
     出来ることなら私と君しか居ない、この寝床の上で。


  11. 11 : : 2016/01/02(土) 14:22:24




    「・・・・随分ドキドキしてるね。・・・・そんなに緊張する?」






    「いえ・・・あの・・・・なんかハンジさん・・・ずっと
     なにも言わなかった・・・ので・・・」




    「ははっwキミ位勘繰り深くなると他人の
     無言の間にも相当気を揉むようになるよね(苦笑)

     でも安心してくれよ、特になにも難しい事は
     考えてないからさ。私の中にあるのは・・・・たった一つの単純な目的だけだ」




    「目的・・・??たった・・・・一つの・・・・?」




    「そう・・・。。当ててごらん?キミなら簡単だろ」



     ここで・・・脇腹から腰に回した腕に力を入れて、
     アルミンのしなやかな・・・いや、飾らずに言うと
     女の私からでも頼りなく感じるたおやかなその腰部を
     引き寄せる。


     

    「えっと・・・じゃあ、さっき言ってたまんまで,,,,

     ,,,,,,,楽しむ・・・事とかですか・・・?」





     彼と私の体重差は・・5キロ位だったかな。

     こうして抱き寄せてみると、実際それ以上華奢な感覚を覚える。

     私に気を許してくれた男性がよりによって
     身長、体重共に下なのは複雑な気分ではあるけど・・・
     “彼”の外見まで加味すれば最早そういう問題では無いか・・・・

     誰かさんの様に、私より身長がずっとずっと低くて、
     滅茶苦茶着痩せする、私以上に重い人も実際居る事だし。


     ・・・しかし本当に良いのかな。私なんかで。




    「うぅ~~ん・・・!80点!!! でも根本的にはそれで
     大体合ってるかな・・・・、、しかし正確にはそうじゃない。

     答え合わせをしようか。私は・・・・」




    「、、、、、」




    「私はキミと“気持ちよくなる”事だけを考えてこうしているんだ。」





    「気持ち・・・よく、ですか・・・・」






    「そ。実に単純だろ?私は・・・・見ての通りで
     取っ組み合いになって肌を合わせたごろつきにすら
     本来の性別を気取られないくらいガサツで、
     女っけが無くて、落ち着きが無い―――・・・

     ・・――その上年中巨人のことばかり考えてて、、

     ともかく男が言い寄ってくる要素は欠片もない、
     売れ残りの夏野菜みたいな女なわけだけど」





    「(エレンとかなら考えもなしに取りあえずこういう
     自虐的な発言には異議を唱えに行くんだろうけど
     ・・僕としては適当な気休めは寧ろ妥当ではないと
     考えてしまうな・・・・・)」
  12. 12 : : 2016/01/02(土) 14:24:55





    「さて、しかしそんな私であっても、
     身体が女として造られてる以上、当然先ほどキミに言ったような…
    “そういう”女性ならではの欲だってちゃんと持っている事になる」





    「あ、あの・・・・先ほど言ったっていうのは」





    「そうそう、いわゆる被辱的なアレだね」




    「それ、僕もさっき言いましたけど・・・

     真面目に考えれば女性なら誰しも、っていう認識は
     安直過ぎですよね。。僕は・・・そこだけはどうも
     ハンジさんの言葉に納得できません」






    「????なんでさ?」





    「  」





     ―――よし、喰いついたぞ。



     彼がまんまと私の釣り針にかかったのを確認したら後は・・・

     ゆっくりと竿を引いて手繰り寄せるだけ・・・・。




     私は異を唱える彼の返しに対し、心底理解できなさそうに・・しかし短く返す。





    「っな、、なんでって・・・そんなの・・・!女の人がみんな
     乱暴されるのを望んでるなんて・・・そんなの絶対に
     論理的な考え方ではないと思ったからで・・・・」




    「頭が堅いねー・・・。なるほど、キミの比較的大きなこの頭の中には
     そういった余計な先入観も幅を利かせてしまってるってワケだ。
     道理でこの歳になるまでその容姿で女の子の友達が
     沢山できなかったのかという事も・・・まあ、それなら頷ける。」
     ナデナデ・・・・



     撫でるだけでさらさらと流れるような髪の毛。


     ・・・・・本当に男の子なのか君は。




    「なっ・・・・」
     ムッ・・・





    「・・・いいかい?アルミン。。君はさっき・・・・
     
     私の手に触れられて、ここをどのように反応させた?」

     スッ・・





    「そっ・・っそれは・・・・;///」




    「あっと言う間に硬くして起きあがらせてしまったはずだ。

     ・・・そうだよね?これまで私と度々そうしてきた様に
     ・・・・私との性交を期待して。君自身の身体が・・・・

     私との接触が近づいているということで準備を整えていた訳だ」ククッ





    「そんなのっ・・・・そんなの生理的な条件反射じゃ
     ないですか!膝を叩けば足が動くのと同じ事で・・・!」






    「うん、、だからそうだよ???」
     ウン?





    「      」





    「私とキミは・・・その辺ざっくり割り切った関係として互いに身体を
     求め合ってるんだ。それは当然の事だよね?

     それともキミの中では・・・まさか今までそう言う
     認識はなかったのかな?」ジリッ・・・





    「えっ・・・・ぁ・・・・ぁのっ・・・???」

     フルッ・・・・



  13. 13 : : 2016/01/02(土) 14:27:10



    「私が初めてキミに迫ったあの日・・・本気で震えながらも、こんな私なんかを
     興奮材料にして、キミみたいな可愛い子がそれに応じてくれたときは
     本当に自らの正気を疑ったよ。

     自分の妄想がそのまま夢に転じて・・覚めてないのかとすら思った。

     だがしかし、
     非常に嬉しくも悲しいことに・・・キミと私の持った関係は
     私の妄想なんかじゃなく、紛れもない現実だった」





    「どの辺りが悲しいん..ですか...?;」
     タジッ...





    「・・・・・」




     言葉の圧力を強めながら静かに詰め寄る私に怖じ気付くアルミンだけど、
     それでもそんなプレッシャーに負けじと私の言葉に喰らいつく。。


     君のそんな、苦し紛れにもがきながらも折れまいと抗う
     姿勢と、幼くも果敢な目付きが・・・私をもっともっと底意地の悪い
     人間に変えてしまうとも知らずに。




    「キミとの馴れ初めが事実だったのは嬉しいけど・・・

     妄想じゃないなら・・・こんな身辺状況で本能に任せて羽目を外せないだろ?

     思う様に楽しめないというその縛りさ・・・これだけ恵まれた
     出逢いに歓喜する私に・・・たった一つの悲しさがあるとすればね」




     彼のうなじを、指の腹で撫でる。
     欲しくても手に入れる事の叶わない、食べたくても決して
     食べる事を、収穫する事を許されない果実を弄ぶように・・・

     本来の欲求を私が自ら抑えながら君に接している事実を、
     言葉で、態度で、触れ方で伝える。




    「......../////」




     私の遠回しな言葉の意味を正規の意味で理解したのか
     ますます蓄熱して俯いていく彼は・・・

     既に"正常な思考"の最中で発憤を始めている。

     成長に必要な年月と、成熟に必要な養分を着実に蓄え続けた末に、
     赤く、紅く、熟れていく・・・林檎や柘榴の様に。



     一気につき崩すなら・・・ココこそが狙い目だ。







    ドスッ・・・     ギシッ・・・・




    「ぅわ」




    「・・まあそう言うことだよ。時間が惜しいから
     これ以上はうだうだ言ってても仕方がないし、あとは
     こうして"作業"を進めながら説明するけど・・・・」




    「~~・・・・///;」



     "作業"。その言葉に明らかな拒絶を見せるように眉根を寄せる君は・・・

     不意にどんな反論を口にしようとしてそれを自らの内に押し止めたのか。


     女の私に押し倒されながらも視線を合わせようとしない君の貌の中には・・・
     明らかに辱めを期待する悦びが見え隠れしている。



  14. 14 : : 2016/01/03(日) 01:20:38







    「これが全くの妄想だったり・・・それともたとえ
     事実だったとしても、状況的に許されるなら・・・・」






    ゴソゴソ・・・・ モゾッ・・・






    「っ・・・」








     ここまで語り初めて・・とうとうハンジさんの右手が、僕の下履きの中に滑り込む。

     僕自身、普段からは自分の手でしか触れる機会は無い、
     その敏感で脆弱な部分を・・・ハンジさんの手が握り込む。


     筆記用具を多用する仕事が主である為か、それとも度重なる
     日々の訓練で掌がブレードのグリップ形状を完全に覚えてしまった為か、

     その手は割と・・所々硬い。皮膚が一部ガサついているところが触れる度、
     突き刺さる刺激に背筋を正していられなくなる。


     その手つきはまさしく、
     焼き上げる前の土器や陶器の形を整えていく職人が
     そうしているかのように・・・積極性こそ感じられるけど、
     とても感情にまかせた動きの様には感じられなかった。


     先程衣服の上から撫でてくれた優しい手付きと
     違って感じるこの感覚は・・・恐らく気のせいじゃない。

     








    「私はすぐにだってキミと本気でお楽しみになりたいと想ってたよ。

     巨人の調査、及び研究に影響が出ない範囲・・・
     そして遠征数回分を犠牲にするくらいの苦渋の英断の末に・・・」





    「あっ・・・・・/////」
     ブルッ・・・・





    「キミと肉体的に最後の一線まで超えて結ばれる未来を・・・
     ―――自ら選択しただろう。


     ・・・・なにも躊躇する事はないよね。これだけ見た目よし、
     頭脳よし、おまけに胆力もあるキミの様な魅力ある
     若い雄が・・・こんな売れ残りの雌を貰ってくれるっていうんだから。

     ・・・そうした場合、こっちのキミ(、、、、、、)には今よりも、もっともっと
     励んで貰うことになってたけど・・・・」




     ズリッ・・ ニチュっ・・・・ 



     扱き下ろす私の掌に硬直しきって、ついに水音を交える細いアルミン。

     既に準備は万端であることを言葉もなく主張するその様は、彼自身の
     抑え気味な態度とはうってかわって非常に正直だ。


  15. 15 : : 2016/01/03(日) 01:35:52





    「けど、そうはならなかった・・・悲しいことにも、ね。」



     ピタ・・・・




    「っ・・・」




     自らの本能を主張する器官を、機械的に握り込む、
     私の手指の弛緩に。何故の脱力かと閉じきっていた両目を
     怪訝そうに開いていくアルミン。





    「・・・仕方ないよね。私ら全員反逆者に仕立てあげられて――

     命を狙われてるのとさして変わらない逃避行の真っ最中なんだし。
     
     こんな嫌気のさしてくる日々がどこまで続くかわからない以上、
     私だけキミとおもいっきり楽しんで、挙げ句の果てに
     呑気にもお腹を膨らませたりしてる場合じゃないんだ。」





    「・・・・・・」





     興奮と鎮静のスイッチを外部から働きかけて切り替えるのが・・・
     思いの外容易なアルミン。彼は気づいていないのかもしれないけど・・・

     自分が冷静になったつもりでも、性行為開始に向けて
     準備を整えたソコが、いきなり硬度を失うような事は実際
     それほど無い。



     男性経験は皆無に等しい私だが・・・それは君の身体が教えてくれた。






    「だから・・・さ。聡明なキミなら気づいてるとおもうけど。
     私はキミと行う(、、)時は、決して生理周期の日取りの
     入念な確認を怠らないし、可能な限りキミが我慢しきれなくなった時点での
     離脱を毎度毎度、嘆願してる。幾らこっちの受け取り準備(▪▪▪▪▪▪)
     万端でない日とは言っても・・・

     私の体内に君の因子が入ってくればその時点で可能性はまったくの
     ゼロではなくなる。」





    「フゥ・・・   ハッ・・・・・はぁ・・・・////」




     
    「それに関しても・・・・・、この際だから
     1つキミに確認しておきたい事があったんだけれど..」






    「・・・・?なん...ですか?///」






    「・・・キミの事は信用してる(。。。。。)。それは本当だよ?


     けれど・・それでも実はこないだの一回だけ、キミ・・・・」ノソッ・・





    「(!!!?)」
     ビクンッ





    「"もう無理っ・・・!"ってタイミングに少し遅れて私から退いただろ…?

     ,,,,,,,,,,,それも・・・・・・・故意にだ......! 」ヌゥッ・・・






    「―――――――――」
     ザワッ....





     今このときこそが・・最高に私の中で臓腑が滾っている瞬間だった。


     全身で圧しかかった事で下敷きにされたアルミンが・・・

     その身を石の様に固まらせて、絶望に震えるのがよく分かる。


  16. 16 : : 2016/01/03(日) 01:41:50





    「ぇ、?えっと・・・すみません、ハンジさん・・・ちょっとよく言葉の意味が・・・」





     頭の良い君がそこをはき違えるなんてあり得ない。
     ・・・・これはお仕置き確定ってことでいいかな。





    「    と ぼ け る な よ ・ ・ ・ ・ ・!


     キミ…こないだの最後さ。あれ、少しだけ私の中に・・・出しちゃってた(▪▪▪▪▪▪▪)だろ・・・・??!」





     ギュぅぅッ!!






    「あ””っ!!!!!!!」






     恐怖に震えながら半分冷静な思考で問いかけてきたアルミンの・・・そんな理性とは反対に
     既に拮立しきっていた肉茎へと手を伸ばし、
     本来ならば絶対にやってはいけない事だと理解しながらも・・・

     私は、おそらく彼の身体の中でもっとも外部からの衝撃に弱い、
     そしてある意味最もアルミンの身体の中で大事な役割を持つ
     球状器官を・・・握りこむ。、、、


     数時間前には産まれて初めて握りつぶして破裂する感触を
     この手で憶えたその、“睾丸”という部分を。





    「ッ――ー!!!!  ッィ――――ぎ...////」



     
     嬌声、とかじゃない。紛れもない悲鳴を上げたアルミンの
     身体が・・・しかし、本来求める快感ではなく、
     激痛によってその限界を強引に迎えさせられた。



     先程まで焦らしに焦らして。



     間に彼の理性を落ち着かせる隙を持ち出しながら・・・

     その部分が待ちに待っていた快楽ではなく、代わりに
     極度の苦痛によって吐精を撃発させられるその衝撃は、

     彼の理性を一撃で砕く結果へと見事働きかけた。



     全身の痙攣に遅れて・・・・切り裂かれた巨人のうなじから噴出する
     血潮のように押し出されるアルミン()の体温。


     前回のお楽しみからどれだけ溜め込んでいたのか、その粘度も
     量も、凄まじいくらいのものだ。私の右手は彼のズボンの中で
     あっという間にソレにまみれる。





    「――ねぇ、、?一体何考えてたの?あの時のキミはさ。

     たとえ僅かとはいえ・・・こんなもの(▪▪▪▪▪)を私の()に出すなんて!

     バレてないと思ってた・・・?バレバレだよ!!!正位置で頑張ってる君が
     どんな風に力んだ時が瀬戸際で、その際私の足を抱える君の腕が
     どのように硬直するか、全て手に取るように分かってるから!

     “ぁあ・・・なんか今日、気合の入り方違うな”・・・くらいには・・・
     流石の私だって気付いてた...!/////それがどうだろう、」



  17. 17 : : 2016/01/03(日) 01:43:46







    「あグッ・・・・・ごめっ・・・・御免なさい!!!!!!ごっ・・・・」
     ビグンッ!! ガクガクガクガク



    ギュリッ・・・ ギチチ  


     実際にこんな音がなってれば既にアルミンは後世に
     自らが生きた証を遺せない身体になってしまうだろうから、
     これはあくまで私の手に収まる小さなアルミンの感触擬音。

     彼にとって今やそれどころの話じゃ無いだろうけど、
     私の指に収まるこの軟らかな弾力の中に・・・・
     今まで生きてきた彼の“全て”を引き継がせる為の情報が
     詰まっている。


     ―――厳密には・・・この部分で生成されたアルミンの情報は・・・
     別の器官へと移動し、そこから排出ないし“使用”される
     わけで・・・今ここで私がこれを破壊したとしても

     完全にアルミンの因子がこの場で断たれるわけではない。
     生産済みの在庫分のみ...僅かながらの・・・希望はある。

     しかしちょっと加減を誤ってしまえば、この場でアルミンは
     私の手によってあっけなく虚勢されてしまう事になる。
     

     そうなった場合の君の顔を、見てみたい気持ちも少なからず
     あるけれど、、 




    「事が終わって見れば後から少しずつ、、、アレにしては嫌に
     ドロドロした奴が出てくるじゃ無いか!流石の私も『やられた!!』
     って思ったよ」



     今は、ソレとは違う君を愉しみたい。そう思うことにした。












    「(バレてた・・・・!!!!しっかりばれ..テた・・・・・!!)」
     ズキッ・・!!  ズキン・・・・


     痛みに混じる気持ちよさと・・・精液を噴出す心地良さ、そして
     やはり・・・・

     
     未だにその部分の掌握を止めないハンジさんの手が与えてくる、
     股間に鉄の杭を打ち込まれるような激痛は僕に思考の自由を
     与えようとはしてくれない。



    「ほ~らほら,,,悶えてるだけじゃ何言ってるか分からないよ。。

     キミが反省できない悪い子なら・・いっそ私が君の"男の子"を
     握り潰しちゃってから・・、最後の相手になってあげようか??」



    「ヒッ ..ィ・・・・・・・イグ ッ ッ」



     昼間僕を襲った人たちは・・・・これ以上の計り知れない激痛に
     襲われて・・・泡を吹きながら倒れてたのか・・・・。

     彼らの思惑に、行動原理に何の賛同も理解も出来無かったけれど・・・
     こんな地獄を味わわなければならなかったその苦行にだけは・・・


     今なら同情できる・・・・・・、、、


     背中にもたれ掛かってくるハンジさんの胸元に・・・普段から
     意識していないとその存在に気付けない程度の僅かな脂肪分の
     起伏が感じられる。

     いつもなら、ハンジさんの身体の中でも数少ない
     "異性らしさ"を感じられる、この感触に。
     大いに興奮できる僕だけど・・・

     

     もう、今はそれどころじゃ・・・・ない・・・・。。。。
     

     ハンジさんは・・・きっと本気で怒っているんだ。
     僕が内緒で行おうとしていたその紐付け(▪▪▪)に対して。


     仕方がない事だ・・・僕は・・・それだけの事をしてしまった・・・



     痛い、、、イタイ・・・痛ぃ...痛い々々,,,,イタイ ィタい・・・・



     もゥ・・・ダメ..ダ・・・何も考え・・・られない・・・


          謝る・・・事・・・しか・・・泣・・ク事シカ・・・デキ・・・ ナ・・・ 











    「(気は失ってないみたいだけど・・・とうとう痙攣すらしなくなったな)」

     スッ・・・・



     通常の絶頂とは比較にならない大仕事を終えた事で
     思考能力を大幅に低下させる程の勢いで消沈するアルミンを見下ろして、

     私はようやく圧し掛かった彼から体を起こして自由の身にしてやった。
  18. 18 : : 2016/01/03(日) 01:52:13



    「なぁ・・・・キミは・・・・私が君とのアレで出来(デキ)ちゃったら一体どうするつもりだったの??

     ――いや、そもそも・・・君の中には私を身篭らせたいという感情が・・・

     そもそも(▪▪▪▪)あったのか?」






    「・・・・・・・~~・・・・・・~~」
     ヒュゥ...フヒュゥ・・・・///





     変な吸気音と吐息を交互に鳴らす彼の痩身に若干の罪悪感を
     憶えた私は努めて語気を緩めるようにして問いかける。

     目は動いているから・・・きっと聞こえてはいるはずだ





    「私はソレがどうしても分からなかった。

     キミは・・・生理的な欲求だけに突き動かされて・・・・、、ただ
     私の中で気持ちよくなりたかった。それだけじゃなかったのか?」




    「・・・・・~~・・・・」




    「少し手元が狂っただけなら・・君だったらちゃんと不手際を
    その場で詫びてくれた筈だ。・・・しかし最後までキミは黙ってた。

     私とホントの意味での一線を・・・自ら踏み越えた事を。」





    「・・・・・・・・」




    「いいかな・・・私もこれで一応れっきとした女なんだ。

     君との関係に味をしめれば・・・たまにどうしたって
     危ない日に愉しみたい欲求が抑えられなくもなる。」





    「私がキミのアレに気が付かないで・・・もしその上今後もキミが
     これからもアレを続ける気構えだったなら・・・・」





    「・・・・・っ・・・・!」





    「その時は本気で・・・・本気で危なかったんだぞ・・・・・・!!!!!」
     ブルブルブル・・・・・ 












     僕の混濁した思考の靄に・・・一陣の風が吹き抜けるように過ぎ去り、
     それらが一瞬で霧散していく。




     今迄何度も見てきた、騒々しさのついでに零されるそれらとは
     まったく異質な・・・・





     ―――彼女(ハンジさん)の涙。








    「  ・・・・・・ごめん・・・なさい・・・・・  」







     それを見た途端・・・僕は、今までの勢いに流されながら行う
     謝罪ではなく、心の底からの後悔を胸に抱きながら侘びを入れていた。




    「謝る必要なんて無いんだ・・・私がキミに求めてるのはね・・・
     
     私を身重にする事について・・キミに思うところがあったのか、
     無かったのか、その答えだけなんだから。一切自分の心に嘘を付かず、
     正直に答えてくれ。


     キミは・・・結局どっちだったんだ・・・・?」






    「・・・・・・・それは・・・・・・・」





     真正面から、その目を見据える僕。自らの心を、その
     真意を伝える心の準備なら・・・もう既に済んでいる。

     
     しかしこの場で一つだけ・・・“僕”と“彼女”との間を妨げる
     一つの壁を見つけると、それを退けながら、僕は逆にこう問いかけた。


  19. 19 : : 2016/01/03(日) 01:54:37












     暫く逡巡したアルミンがその身を起こし、隣で見下ろしていた
     私とその視線を合わせる。

     



    「・・・・・・・それは・・・・・・・」



     さぁ、君がいざという時は下らない嘘など付かずに
     割と自分の気持ちに素直になってくれる性分である事はもう知っている。


     その上で君は・・・・




     君は一体こんな私にどの様な想いの丈をぶつけてくれる?



     別に気持ちよくなりたかった、単に経験した事の無いそれに
     興味があった、とかでも、それはそれで構わない。

     
     元から私にとってもこの関係はあまりに出来すぎた物だと
     諦めもついていたことだし・・・・





     何よりこの歳の差で恋人同士なんてそんな,,.。



     

    スッ・・・・・



     「!?」




     私の視界に靄がかかり、アルミンの顔が一瞬認識し辛くなる。
     まるで擦りガラスの蓋をされたように一瞬乱れた視界だったが・・
     
     それが蓋をされたのではなく、逆に取り外された事によって
     誘発されたものであると気が付いた時には。


     アルミンが私の眼鏡を外しながら、照れくさそうにこう言い放っていた。






    「それを素直に白状したら・・・・ハンジさんは・・・・

     こんな(▪▪▪)僕の事を、本気で好きになってくれますか・・・・?」










    「(・・・・ぁあ、、畜生。)」








     眼鏡まで外された状態でおまけにこの距離で・・・・


     思いっきり泣くところを見られちゃったじゃないか・・・・






    「僕の事…巨人に対してそうする時よりも、心を込めて抱いてくれますか?」





     まだ続くのか・・・・?もう降参だよ・・・本当にやめてってば・・・

     こんな・・・歯も浮いたまま戻ってこないような言葉を
     他人に向けられる事は今まで一度だって無かったんだ・・・それが
     いきなりの不意打ちでこんな・・・





    「兵長に向けるのと同じくらいの親しみを・・この僕にも向けてくれますか?」

  20. 20 : : 2016/01/03(日) 01:57:48






    ガバッ・・・・






    「ぁああああもうっ!!!!、、、、分かった!!!分かったから!!!///
     それ以上は止せって!!!////;


     本当っ、、御免な!!!痛かったよな!!!勢い任せに
     握っちゃったりして本当に悪かった・・・・!!!!!」スリスリスリ





    「・・・ハンジさん。」
     ムスッ・・・





    「何だよもう!!!!???(泣笑)」





    「・・・質問の途中です・・・」
     ズイッ・・



    「まったくキミはどこまでちゃっかりしてんの!?

     さっきの今まで押しの一手だった私が何だってこんな!!!(泣)」




    「僕の気持ちを訊いてきたのはそもそもハンジさんであると
     主張します・・・!どうか納得の行く返答を・・・・」ジリジリ





    「それ言っちゃったら私の質問に質問で返してるキミは
     どうなっちゃうんだ?!」






    「返答をお願いします」
     ジッ・・・







    「ぅぁ・・・わかった!!分かったから!!!!

     キッ・・ぁ、アルミンの気持ちは理解できた!!!!
     私もっ・・・・できるだけその気持ちを受け止めようじゃないか!!

     ね!!  だからはい、とりあえずこの話はここまで!!(眼鏡返して!)」
     アタフタアタフタ・・・





    「目を合わせてしっかり分かりやすく言って下さい」





    「眼鏡がなくてよく見えないんだなこれが!!;」
     アッハハハハ




    「 近眼 ですよね。これだけ近ければ見えると思いますが」




    「ぬぐぅ・・・・!!;」




    「僕はハンジさんが・・・・・・・好きです。


     身体の関係に飽きられてしまった末、あっさり手を離されるのが怖くて、、
     そんな理由だけで勝手に子供だって作ってしまおうと覚悟を決めるくらいに。

     そんな僕を・・・ハンジさんの方はどう思ってるんですか?」
     グイッ




    「っっっ・・・・ン・・・・・・!!!!////」タジッ・・・
     (なんて眼力(めぢから)だ・・・・;)



  21. 21 : : 2016/01/03(日) 01:59:44




     ...しかし、そんな....




    「本当に…此間のアレはそんな理由で?;」




    「それは、、、済みませんでした。

     本当に。…でも、後悔はしてません。」




    「いや、キミねぇ;////////」




    「おかげで形はどうあれ僕の気持ちをこうして伝えられました。」




    「うっ...../////」
     



    「...それで、ハンジさん」





    「ぁあ,,,,?////;」




    「そろそろいいですか?」




    「………」





     やはりどうあっても素通りはさせてくれないらしい。





    「・・・・好き・・・・...になってしまって・・本当にいいの・・・・?」






    「ハンジさんが・・・僕の事をですか?」





    「他に無いだろ・・・この状況では////」




    「当たり前のことを聞かないで欲しいと言いたい所でしたが・・・
     素直に言います。・・・・そうしてもらえたら・・・・
     
     ・・・・・僕はとても嬉しいです」




    「30過ぎの・・・おばさんだよ・・・・?キミ自分が幾つか分かってる?;」




    「10台の半ばすら超えてない訓練兵上がりですけど・・・ハンジさんが
     嫌でないなら何も問題は。」




    「巨人見ただけで涎垂らして駆け出しちゃう位の変わり者だよ??;」




    「これからは出来るだけエレンだけで我慢してください。」








    「女か男かも良く分からないって・・・いっつも陰口叩かれてるこのなり(▪▪)だよ???;」


    「・・・・奇遇ですね。同じような時期が僕にもありました」






    「・・・・・・・・」
    「・・・・・・・・」







    「本当に・・・・!!?本当にいいって言うんだな・・・???!」
     ワナワナワナ・・・



    こんな(▪▪▪)僕でいいのなら、、、ぜひ///」





    「ぅわああああああン!!!!!!  い、生きててよかったーーー!!!
     ぁっ、アルミン、好きだァ―――――!!!結婚してくれ―――ッ!!!」




    「うわっ」





    ドタバタドタッ・・・・






               ~丁度その頃~


          ―エレン・ミカサ・ジャン待機中の別棟―






    「・・・・なぁ、いつになると思う」





    「何がだよ・・・主語を言えって。それだけじゃ分かるわけねえだろ」




    「普通分かるだろこの鈍感野郎が・・・・、、お前の古くからの親友が
     ・・・よりにもよって“あの”分隊長と、一子設けるまでに費やす日数だ」





    「・・・・アルミンは・・・非常に性欲が旺盛だ。
     
     身体も局部も平均以下の成熟度合いではあるものの、それを補って
     余りある継戦能力を持っている。

     よって全てを許してしまえば、最早ハンジさんの懐妊は時間の問題。。

     ・・・ほぼ一年と見て、300余日を予想する」キリッ




    「お、おぅ・・・・・。。;」
    (こいつ・・平然とした顔でなんっつう事・・・)
  22. 22 : : 2016/01/03(日) 02:01:50




    「そうかぁ・・・・?俺は・・・もっとかかると思うが・・・。。

     仮にも俺達こんな状況だぞ・・・流石に“あの”ハンジさんが
     相手だとしても・・・『アルミン』だぞ。こんな時に子供なんざ作ってる
     場合じゃ無いって事くらい・・・・」





    <ァッ―――――!!!!!!





    「・・・・・・・・・・・・」





    「盛りのついた猫か何かだな・・ああなったら既に。

     というより未だに信じられねぇ・・・アノ人があんな声で・・・・なぁ;」




    <ァア"ッ  イイッ/// 滾ッテキタ!!!




    「・・・・・アルミン・・・・良かったな・・・お前でそこまで悦んでくれる
     人が見つかって・・・(沁々・・)」




    <モット!!  モットダッ・・・・!!




    「父性遺伝、母性遺伝の可能性も考えて・・・出来れば
     アルミンには3人目くらいまでは頑張って欲しい・・・・(喜々)」
     ガンバッテコダクサン



    「年齢的に大丈夫なのかよ・・・・・・↓↓↓」



    「おい、お前;ハンジさんの目の前でそれ言ったら確実に巨人の餌にされるぞ」





    「分隊長・・・・!ついにあなたにも待ち人が・・・・・・!!!(号泣)」

    「歳の差考えると・・・“待ち人”って言っていいんですか?アレ;」




    「うわっ!!!、、モブリットさん、それにニファさんも・・?!
     いつの間に!!!?あれ、見回りの方は・・・」ビクッ




    「・・・・あんなにうるさく春先のメス猫みてぇにギャーギャー
     喚かれたら・・・表の見回りどころじゃねえ。

     せめてもう少し静かにやれと言い咎めに来たんだが・・・」




    「(兵長まで・・・・;)」 




    <ィヒィィ....!!






     「「「「「・・・・・・・・・」」」」」






    「・・・・どいつが言いに行くか、この場でクジで決める。
     赤い印のついた奴を引いたらソイツの仕事だ・・・いいな」

     スッ・・・・




    「そんな!!!気まずいにも程が有りますよ!!!!」つ




    「(絶対引きたくねぇ・・・・!!)」グヌォ・・・!! つ
     



    「(私は・・・寧ろ少し見てみたい位だが・・・)」ソワソワ・・ つ




    「アルミンはともかくハンジさんの方は・・・気まずいな」 つ





    「つべこべ言わずにとっとと引け・・・・!たかが注意しに
     行くだけだろうが・・・・   あ」つ『赤』







     「「「・・・・・・・」」」







    ・・・・その日・・・リヴァイ兵長は思い出した。



    今迄自身が身を投じてきた戦いというものの中で
    殆ど敗北を喫する事の無かった自分が・・・・

    こと“選択”を迫られた際に限っては、悉くその采配が
    裏目に出るという拭いきれないトラウマがついてまわるという事を。







    <<ァアッ///  イクッ!イクイクッーーー!!!





    五月蝿(うるせ)ぇぇええええええ!!!!!!!もっと静かにヤれねえのか!!!」







    そして調査兵団所属の人間が始めて耳にする程の彼の叫びが・・・






    夜の帳を引き裂いた――――














      -end-




  23. 23 : : 2016/01/03(日) 02:16:38







           ~あとがきてきななにか~





    はい、と言う訳でですね。今回は、タイトルも形から
    入ろうという事で・・・まずSSらしさ、というのを第一に頑張って
    現したくて、勢いだけで突っ走って見ました。

    どうです?タイトルだけでもう・・・SSって感じが・・・しませんかね!

    ・・・しませんでせうか(´・ω・`)


    ・・・というわけで(二度目)アル×ハンでした。


    やあ、皆さんどうでしょう。どんな作品にも・・所謂
    性別不詳キャラという枠は今やステイタスであり、
    その方向性も、中世的、で済むモノから、ガチでどっちか
    分らない、そんなキャラまである最中・・・・

    女装が似合うあまり、後半からはずっと男の娘にされてしまった
    だけでなく、よりによって最終回で世界を書き換える程の
    能力を得た主人公の本懐によって性別を勝手に変えられてしまう、
    なんていうぶっ飛んだキャラもいるくらいの昨今ですが
    (元ネタが分る方は心の友です)


    この二人は何というか・・・立場が似てるようで全然違いますよね。

    ええ、それだけが動機で書こうと思い立った、そんなSSでした。


    さてさて、こんな所で長々と字数を使っても仕方がありません、
    折角の貴重なお正月。せめて頓挫しているあちらに時間を割かねば
    死んでも死に切れません。


    と言う訳で・・・・・この度も、本当にありがとうございました!!!


    ・・・なにが有難いかって?当然、この様な部分まで
    読み通すことに貴重なお時間を割いてくれた閲覧者様の、
    その御厚意に決まっておりましょう。(´・ω・`)


    では、また(*‘∀‘)
  24. 24 : : 2016/01/04(月) 09:03:33
    PUTおめでとうございます!!

    なんでこんなにハンジさんの書き方が上手いのかムーさんの脳内を覗いてみたくなりました笑

    語彙力の豊富さや心理描写のレベルの高さが特にパナかったです(゚o゚;;

    あと貧乏クジを引き当てる兵長に吹きました笑
  25. 25 : : 2016/01/05(火) 01:23:45
    >>カンツォーネさん

    P ピック

    U アップ

    T トップ


    あ、新しい、、、(;゚Д゚)..


    ではなかったです、、有難くも勿体なきコメント、
    本当に有難うございます><;

    ・・・流石に驚きました。何か此間も
    こんな事があった気がしたので・・・・良いのでしょうか、
    こんな所に載せて頂いて。。


    進撃キャラは全て
    好きなキャラと言っても過言でない位すきなキャラだらけの
    作品ですが、やはりその中でも、恐らく僅差で最も
    好感が持てる人の描写を、そのように評価して貰えた今、
    既に何もこの世に未練が無くなりました(*‘∀‘)

    ・・・それは言いすぎだと思うので、
    例えるならそれくらい、有難いです(;´・ω・)

    私の脳内は・・・・恐らく他人から自由に閲覧できる状態では
    一歩も外を歩けない程酷い有様だと思いますので、
    例えできたとしてもそれはお止しになられた方が
    カンツォーネさんの為だと思います( ;∀;)

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ne5716

夢馬

@ne5716

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