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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレンとカネキの邂逅Ⅱ

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  1. 1 : : 2015/11/25(水) 21:22:07
    《このSSについて》
    20区梟討伐戦から2年後が舞台となります

    《設定》
    0:主人公,エレン/金木

    1:進撃の巨人/東京喰種:reの原作物語を無視したオリジナルストーリー
    『※原作東京喰種:reにおける“ネタバレ要素”が少しありますので、アニメ/単行本の人は自己責任でお願いします』←なるべくネタバレ要素は出さないようにします

    2:オリジナルストーリーなので、原作との矛盾が少し発生するかも知れませんがご了承ください
    『※オリジナルストーリーではありますが、オリジナルキャラクターは“基本”存在していません』《最後に少し、ほんの少し出るだけです》


    3:>>8

    4:こちらは、後編になります

    5:前編を読んでいない方は
    http://www.ssnote.net/archives/41001
    こちらを読んでいただけると嬉しいです
    『※前編を読んでいないとわからない事があります』

    6:進撃の巨人のキャラクターは序盤のみしか出てきませんのでご了承ください

    7:キャラの喋り方について
    対話:「〇〇〇〇!」

    心の中:(〇〇〇〇!)

    両方:「〇〇〇〇!」
    (〇〇〇〇!)

    という感じになります

    8:基本毎日投稿ですが、事情により投稿できない日があるので予めご了承ください
    『※そうなった場合はその都度お知らせします』
  2. 2 : : 2015/11/25(水) 21:25:43
    期待してるよ
  3. 3 : : 2015/11/25(水) 21:29:47
    >>2 ありがとうございます☆
  4. 4 : : 2015/11/25(水) 21:32:22
    期待です!!
  5. 5 : : 2015/11/25(水) 21:58:57
    >>4 ありがとうございます☆
  6. 6 : : 2015/11/25(水) 22:00:15
    期待です‼
  7. 7 : : 2015/11/25(水) 22:19:28
    >>6 ありがとうございます☆
  8. 8 : : 2015/11/26(木) 01:01:30
    【更新日】
    11/28 21:00~23:00
  9. 9 : : 2015/11/26(木) 18:34:07
    期待してます‼︎
  10. 10 : : 2015/11/26(木) 19:07:48
    >>9 ありがとうございます
  11. 11 : : 2015/11/28(土) 01:06:14
    期待です
  12. 12 : : 2015/11/28(土) 09:03:49
    >>11 ありがとうございます☆
  13. 14 : : 2015/11/28(土) 20:59:27
    皆様お待たせいたしました!

    更新していきますね

    毎日2スレ頑張ります
  14. 15 : : 2015/11/28(土) 20:59:49
    どうか異世界の出来事で、ありますように────
  15. 16 : : 2015/11/28(土) 21:00:13
    ──850年人類は巨人に勝利し巨人は全滅、人類は平和の時を迎える──

    エレン「おーい!ミカサ、アルミン!先に行くなんてズリぃよ!」

    ミカサ「エレン、トイレが遅い…」

    アルミン「トイレに30分篭るなんて流石に待てなかったよ」

    エレン「わりぃわりぃ!」
    (仕方ねぇだろ、食い過ぎで腹壊しちまったんだからよ)

    ミカサ「じゃあ…行こう」

    アルミン「うん…!」

    エレン「行こうぜ…俺達がずっと行きたかった外の世界へ!」

    ----------ウォールマリア・シガンシナ区----------

    エレン達は、壁を目指し歩いていた

    理由は、その壁に空いている穴から出るためである

    巨人が全滅した今、人類は壁の外へと旅する者が多くなっていた

    エレン「よしっ!着いたな」

    ミカサ「…うん」

    アルミン「海…氷の大地…砂の大地…想像するだけでわくわくするよ!」

    エレン「あぁ…!世界は広いんだ、死んじまった皆の分までちゃんと旅しねぇとな!」

    ミカサ「私はエレンに付いていく…」

    アルミン「僕も!これからは三人いっ──」

    エレン「わりぃ…それはできない」

    アルミン「え…?」

    ミカサ「どうして?エレン」

    エレン「巨人は全滅した」

    アルミン「うん…人類は巨人に勝利したよ」

    エレン「でも、俺にはまだ調べたいことが残ってる…」

    ミカサ「記憶の事…?」

    エレン「あぁ、アレからまったく思い出せねぇんだ…いや、むしろ記憶が思い出させてくれないって感じだ…」

    アルミン「その原因がなんなのか旅をすれば分かるってこと…?」

    エレン「お前達を連れて行かないのは危険が潜んでるかもしれないからだ」

    ミカサ「私はエレンに付いていく」

    アルミン「僕だって…」

    エレン「お前達はお前達の好きなように生きろ。もう巨人はいないし、俺達人類は皆自由だ」

    ミカサ「どうしてもダメなの?」

    エレン「ごめんな、ミカサ…」

    アルミン「そっか…」

    ミカサ「なら、旅は止める」

    アルミン「うん、僕も!」

    エレン「は?なんでだよ!お前らせっかく自由になれたんだぞ?」

    ミカサ「3人で旅をする…外の世界を見るのは私とエレンとアルミンじゃなきゃやだ」

    アルミン「僕も、君だけ抜けたまま旅をするのは嫌だよエレン」

    エレン「お前ら…」
    (いい仲間を持ったな俺は…)

    ミカサ「エレンが戻ってくるまで待ってる…でも、たまには連絡ぐらいして」

    アルミン「なるべく海とか砂の大地とかそういうところには行かないでね!お楽しみは3人で取っておいてよ?」

    エレン「おいおい、外の世界は『なんだよこれ』の連続かもしれないんだぜ?」

    アルミン「そりゃそうだけど…なんかズルい」

    ミカサ「エレン…どうしたの?」

    エレン「いや、なんか前にも同じ言葉を言ったような…まぁ気のせいか。じゃあ行ってくるわ!」

    ミカサ「待ってるから、エレン」

    アルミン「ばいばーい!」

    エレン「おーう!」

    そう言うと、エレンは旅を始める

    エレン(さて…行くか)
  16. 17 : : 2015/11/28(土) 21:08:03
    ----------部屋----------

    有馬「久しぶりだね、ハイセ」

    琲世「久しぶりです、有馬さん」

    有馬「はいこれ」

    そう言うと、有馬は琲世に本を渡す

    琲世「ありがとうございます」

    有馬「お前の趣味にあっていると思ってな、その本を買ってみたんだ」

    琲世「帰ったら、読みます」

    有馬「それは、先になると思う」

    琲世「…はい?」

    有馬「今から約2年前に20区梟討伐戦があるのは知っているね?」

    琲世「はい。まぁ有名ですし」
    (詳しい事までは分からないけど…)

    有馬「隻眼の梟、そいつはSSSレートの喰種だった。篠原特等や黒磐特等を始め、数多くの捜査官により梟は死んだ」

    琲世「はい」

    有馬「だがもう1人いるんだよ、“危険な喰種”が」

    琲世「“危険な喰種”…ですか?」
    (そんな喰種いたっけな…)

    有馬「光殺の喰種、SSSレートの喰種だ」

    琲世「SSSレート…そんな喰種いましたっけ?」

    有馬「現在行方不明だ、何の痕跡もない」

    琲世「それで、僕と何か関係があるのですか?」

    有馬「ハイセ、お前とその他3人を含む捜査官と一緒にその光殺の喰種を討伐しに行ってくれ」

    琲世「現在行方が知れていないのにですか…?」
    (それ以前に、僕の実力で大丈夫かな…)

    有馬「過去にも数件ある、光殺の喰種の目撃情報はね。でも、全部偽者だったけど」

    琲世「どうして、偽者だと?」

    その時、とある青年が颯爽と現れる

    ?「こんっばんっは〜!」

    琲世「今はこんにちはかと…」

    ?「あちゃ…また間違えました〜」

    琲世「どうして鈴屋准特等捜査官がここに…?」

    什造「僕、光殺の喰種と戦ったことがあるんです〜♪」

    琲世「光殺の喰種と?」

    什造「とても強かったですよ〜」

    有馬「光殺の喰種が偽者であれ本者であれ、我々喰種捜査官は喰種を狩らなければならない…分かるね?」

    什造「はい〜♪」

    琲世「残りの2人は…?」

    有馬「外で待っているよ」

    琲世「本を読むのは先になりそうですね…」

    有馬「ごめんね」

    琲世「いえ、仕事なので仕方が無いです。では行ってきます」

    什造「ばいばいですう」

    有馬「あぁ…」
  17. 18 : : 2015/11/28(土) 21:08:48
    【次回更新予定日】
    11/29(日)21:00〜23:00
  18. 19 : : 2015/11/29(日) 10:43:09
    期待!
  19. 20 : : 2015/11/29(日) 20:46:17
    >>19 ありがとうございます☆
  20. 21 : : 2015/11/29(日) 20:46:39
    22:00に更新します
  21. 22 : : 2015/11/29(日) 22:00:05
    更新します
  22. 23 : : 2015/11/29(日) 22:00:11
    ?「遅いぞ」

    ?「まぁまぁいいじゃないですか」

    琲世「こんにちは、法寺特等捜査官、平子上等捜査官」

    平子「2分オーバーだ」

    法寺「これは手厳しいですね、平子上等捜査官」

    琲世「確かに…」

    什造「そんな事より早く行くです♪」

    平子「そんなこ──」

    法寺「行きましょう、平子上等捜査官」

    平子「はぁ…平子でいいですよ」

    法寺「そうですか」

    琲世「じゃあ、行きましょうか」

    什造「光殺の喰種にまた会えると思うと楽しみですう〜♪」

    ----------壁外・外の世界----------

    エレンは旅をしながら、世界を巡っていた

    エレン「うわ〜でっけぇ!凄くでかい湖だな」
    (これって、アルミンが言ってた“海”ってやつか?)

    ----------壁内・シガンシナ区----------

    ミカサ「エレン…」

    アルミン「まぁ落ち着いてミカサ」

    ミカサ「エレン、ズルい…」

    アルミン「本当の事を言うと僕も行きたかったよ…でも、これでお別れってわけじゃない!帰ってくるよエレンは」

    ミカサ「アルミンありがとう、元気が出た」

    アルミン「どういたしまして」

    ----------壁外・外の世界----------

    エレン「もう随分と歩いたな…」
    (少し休むか…旅人と会えたりしてな)

    だがその時、空に紅い雲が出現する

    エレン「紅いなぁ〜って待てよ?あの雲…どこかで……あ…………れ……っ………………」

    意識………………………………が………………っ……………………

    ----------東京都4区----------

    喰種「ぐぁぁぁあ!!」

    什造「あちゃ…今回も偽物でしたね?」

    喰種「クソ野郎…お前ら白鳩さえいなければ!」

    平子「言い残す事はそれだけか?」

    喰種「死ね!」

    襲いかかる喰種

    だが、琲世の攻撃により喰種は倒されてしまう

    琲世「結局偽者でしたね…」

    平子「ハイセ」

    琲世「はい?」

    平子「本者だろうが偽者だろうが喰種捜査官は喰種を狩らなければならない」

    琲世「ぷぷっ」

    什造「ウケるです♪」

    平子(今のおかしかったか…?)

    法寺「…?」

    琲世「有馬さんと同じ事を言っていたのでつい、ふふ」

    そう言いながら、幸せな顔をして笑う琲世

    平子「そういうことか」

    什造「じゃあそろそろ帰りますう?」

    琲世「僕はここに来るの初めてなので、少し遊んでから帰ろうと思います」

    法寺「くれぐれも喰種には気を付けてくださいね、ハイセくん」

    琲世「はい」

    平子「では行くか」

    そして琲世は平子、法寺、什造と別れる

    琲世「んー…遊ぶといってもどこ行こうかな〜…」
  23. 24 : : 2015/11/29(日) 22:07:06
    ----------東京都4区----------

    エレン「ん………んっ……」
    (どこだ…ここ…………)

    ──いや、それより…こんな場所前にもどこかで

    ──そう思ったエレンは人気の無いところで倒れていた身体を起こし、人気のある道路に向かう

    エレン(やっぱり見た事ある!アレは信号……あれは車!あれはビル!だんだんと記憶が戻ってきた!)

    ──そのまま走るエレンは人とぶつかってしまう

    琲世「おっと!」

    エレン「あ、わりぃ!大丈夫か…?」

    ──尻をつき転んだ琲世に手を差しのべる

    琲世「すみません…」
    (本を読みながら歩くのは危険だったな)

    エレン「すみません…怪我はないですか?」
    (コイツ…前にもどこかで……)

    琲世「いえ、だいじょ──」

    金木(…)

    琲世(またアナタですか…)

    金木(…)

    琲世(今日は喋らないんですね、いつもはよく喋るのに)

    金木(懐かしいな…エレン)

    琲世(エレン…?)

    金木(なんでもないよ)

    そう言うと、金木は琲世の精神世界から消える

    エレン「あの…本当に大丈夫ですか?」

    琲世「はい…本当にすみません」

    エレン「いえ。あの…」

    琲世「はい?」

    エレン「どこかで会ったことあります?」

    琲世「…さぁ、僕には」
    (初めて会った感覚ではない感じだけど、記憶がない…)

    エレン「そっか…じゃあ俺急ぐんでまた!」

    琲世「はい、また!」
    (また…?)

    ──それから4時間が経過し、時刻は16:00を迎えていた

    エレン「随分と歩いたな…仕方ねぇ店にでも入るか」

    ----------アジト----------

    嘉納「できた…できた!ついに…出来たぞ!!」

    タタラ「ほう…2年の間でここまで来たか」

    嘉納「はい。このカプセルと注射を使えば喰種になれますし、手術もしなくて済みます」

    タタラ「失敗作と比べるとかなり違うな」

    嘉納「この薬で喰種を生み出しましょう」

    タタラ「アオギリの戦力になるからな…当然だ」

    ----------東京都16区・喫茶店:re----------

    ──疲れていたエレンは、喫茶店で休憩をしようと考えていたのだが、思わぬ相手と邂逅する

    エレン「なんか落ち着く雰囲気の店だな…」

    董香「いらっしゃいま───!?」

    ──その瞬間、董香は知っているその人物に驚きコップを割ってしまう

    エレン「ちょ、大丈夫っすか?」

    ──この邂逅は後にエレンを苦しめることとなる
  24. 25 : : 2015/11/29(日) 22:07:48
    【次回更新予定日】
    11/30(月)21:00〜23:00
  25. 26 : : 2015/11/29(日) 22:13:25
    《余談》

    東京都16区・喫茶店:re

    と書きましたが、実際原作では不明です

    そこで

    なぜ16区にしたんだ?と思う方がいるかもしれませんので説明いたします

    ───────────────

    まず東京喰種の世界では〇区という風にあります

    例:東京喰種に出てくる1区は実際でいう所の千代田区になるんです

    ウタのいる4区は新宿だったりします

    そこで、なぜ16区のかというと

    東京喰種:reに出てくる喫茶店:reは実際のモデルになった喫茶店があり、その喫茶店が東京喰種でいう16区になるからです☆

    高槻泉のサイン会などがありましたね16区は

    という事なので!16区にしました!
  26. 27 : : 2015/11/30(月) 03:24:08
    期待してます。
  27. 28 : : 2015/11/30(月) 19:15:06
    >>27 ありがとうございます☆
  28. 29 : : 2015/11/30(月) 20:41:57
    22:00に更新します
  29. 30 : : 2015/11/30(月) 22:01:25
    更新します
  30. 31 : : 2015/11/30(月) 22:01:31
    四方「…どうしたトーカ」

    董香「兄さん、コップ割っちゃって…」

    四方「…俺が後片付けをやる、お前はお客様にあやま───」

    エレン「あーいえ、大丈夫ですよ」

    四方「…お前はたしか…」

    エレン「は、はい?」

    董香「兄さん、ちょっと!」

    四方「…なんだ?」

    ──董香がそう言うと、四方をカウンターの奥へと連れ込む

    エレン(なんなんだ?でも、アイツらどこかで…)

    董香「もう、兄さんはもう少し空気読んでよ」

    四方「…アイツは2年前にいたエレンって奴じゃないのか?」

    董香「人違いだと思う…」

    四方「…なぜだ?」

    董香「だって私達の事覚えてないし、それに兄さんはエレンと会った事ないのにどうしてわかったの?」

    四方「…お前の反応を見れば分かる」

    董香「/////」

    四方「…記憶が飛んでいるか確かめてくる」

    董香「ちょ、兄さん!?」

    ──そう言うと、四方はエレンの元へと向かう

    ----------喫茶店:re・席----------

    エレン(オシャレな店だなやっぱ…しっかしどこか懐かしい気分だ、初めて来たのに)

    四方(…あそこか)

    エレンを見つけた四方はエレンの座る席の前に座り対面するかのような形となる

    エレン(え…なに!?)

    四方「…」

    エレン(気まずい…)

    四方「…」

    エレン「あの…」

    四方「…なんだ」

    エレン「えっと…従業員…ですよね?」

    四方「…あぁ」

    エレン「珈琲1つ…」
    (なんだかやりにくい相手だな…)

    四方「…トーカが作る」

    エレン「トーカ…?」
    (名前聞いた瞬間頭が痛くなってきた…なんなんだよちくしょう)

    董香「珈琲…お待たせしました」

    そう言うと、董香はエレンに珈琲を渡す

    エレン「ありがとうございます」
    (美味い…)

    董香「あの…どうですか?」

    エレン「とっても美味いです!」

    四方「…ならよかった」

    董香「もう兄さんはあっちいってて!」

    四方「…わかった」

    ──そう言われ、四方はカウンターの奥へと姿を消す

    董香「ごめんなさい…兄さんが失礼なことをしてしまって」

    エレン「大丈夫ですよ」

    ──そう言いながら、董香の顔を見つめるエレン

    董香「あの、なにか付いてますか…?」

    エレン「あ、いや!綺麗だなぁーって…つい」

    そう照れながら言うエレン

    董香「えっと//ありがとうございます////」

    エレン「あの…」

    董香「あ、はい?」

    エレン「どこかで会ったことありませんか?」

    董香「…」
  31. 32 : : 2015/11/30(月) 22:09:23
    エレン「急にすみません…」

    董香「霧島董香といいます」

    エレン「霧島董香…」
    (さっきの男といいこの人といい、やっぱどこかで…)

    董香「閉店後、私の部屋に来てくれますか…?」

    エレン「霧島さんの家に?」

    董香「はい。2階にありますので」
    (名前聞いても思い出さないならあの方法で…)

    エレン「わかりました。ここで珈琲飲みながら待っててもいいですか?」

    董香「はい!」

    エレン「じゃあ、もういっぱい!」

    ----------アジト----------

    エト「タタラさん」

    タタラ「どうした?エト」

    エト「タタラさんの気になってた人、またここに来たみたいだよ」

    タタラ「光殺の喰種の事か?」

    エト「うん、タタラさんその人の事気に入ってたでしょ?」

    タタラ「なぜ分かる?光殺の喰種が東京にいる事を」

    エト「ん……なんとなくかな?」

    タタラ「そうか。もし本当ならば会ってみたいものだ」

    エト「強いの?私、見たことあるけど戦ったことなくて」

    タタラ「白鳩はSSSレートと決めつけているが、SSSレートなど遥かに凌駕していた」

    エト「私より強いの?」

    タタラ「あぁ、恐らくな」

    エト「失敗作にしては化け物染みてるね、その人」

    タタラ「会えるのが楽しみだ」

    ----------部屋ver董香----------

    ──時刻は進み、店は閉店の刻を迎える

    エレン「20時で終わりか」

    董香「はい」

    エレン「さっきの無口おじさんはいないのか?」

    董香「兄さんなら買い出しに行ってますよ、何か用でも…?」

    エレン「いや、なんでもない」

    ──そのまま5分、沈黙の時間が流れる

    董香(どうしよう…ドキドキしてきた)

    エレン(霧島さんなんで顔赤いんだぁ?)

    董香「ねぇ…」

    エレン「はい?」

    董香「どうしても、思い出せない…?」

    エレン「ごめんな。霧島さんは俺のこと知ってる……ってことでいいんだよな?」

    董香「うん、2年前に会ってるよ」
    (会ったせいでアンタの事好きになったんだよ…)

    エレン「てことは、俺は2年前にもここに来てるって事か…」

    董香「記憶喪失なのかも知れないし、他のかもしれない」

    エレン「んー…たしかにそうなるな」
    (記憶喪失なら何かすれば思い出すかな?)

    董香「やっぱり思い出せない…?」

    エレン「わりぃ…つか、霧島さんと俺はどんな関係だった?」

    董香「こ、こ…//」

    エレン「こ…?」

    董香「恋人/////」

    エレン「…え?」
  32. 33 : : 2015/11/30(月) 22:10:02
    【次回更新予定日】
    12/1(火)21:00~23:00
  33. 34 : : 2015/11/30(月) 22:51:58
    ヤバいめちゃくちゃ楽しみ!!!
  34. 35 : : 2015/11/30(月) 23:47:36
    期待
  35. 36 : : 2015/12/01(火) 20:29:24
    期待してる
  36. 37 : : 2015/12/01(火) 20:39:22
    >>34 ありがとうございます☆

    >>35 ありがとうございます☆

    >>36 ありがとうございます☆
  37. 38 : : 2015/12/01(火) 20:56:15
    22:30から更新します
  38. 39 : : 2015/12/01(火) 22:21:23
    更新します
  39. 40 : : 2015/12/01(火) 22:21:30
    エレン「マジっ………?」

    董香「はい/////」
    (嘘だけどなんとかなる!いや…何とかしてみせる!)

    エレン「マジかよ…いやいやいや!マジじゃないだろ!ホントなのか…?」

    董香「うん!//」
    (ウソ!//)

    エレン「じゃあ俺彼氏…?」

    董香「うん//」
    (ウソ//)

    エレン「でもそんな事言われてもなぁ…」

    董香「ちっ…」
    (そう簡単には行かないか…)

    エレン「恋人らしい事した記憶ねぇしな…」
    (まぁ記憶無くしてるからそうなんだけど)

    董香「じゃあ…」

    エレン「…?」

    董香「する?」

    エレン「するって…なにを?」

    董香「…………キ」

    エレン「…え?」

    董香「だから………キ」

    エレン「聞こえねぇよ!」

    董香「キス!!!!!」

    エレン「あ、はい!!!!」

    董香「え、いいの!?////」

    エレン「え、あ、ちょ!待てよ!」
    (誤解生んじまった!)

    董香「…」

    ──瞳を閉じ、顔を近づけてくる董香

    エレン「ちょ、まっ───!」
    (これ女の力かよ…抱きつかれてるのをほどこうとしても動けねぇ…!)

    ──そして、抗う術もなく董香はエレンの唇に自分の唇を重ねる

    エレン「───!?」
    (この味は…)

    董香「ごめんなさい…つい勢いで…」

    エレン「……………」

    董香(ヤバい…怒らせちゃったかな…でも///)

    エレン「……………」

    董香「エレン…さん?」

    エレン「そういう事か…」

    董香「…?」

    ──下を向いていたエレンは顔を上げ、董香を見つめる

    エレン「2年ぶりだな、トーカ」

    董香「エレン…まさか……」

    エレン「2年前…キスしたの、お前だろ?」

    董香「起きてたの…?」

    エレン「2年前と同じ味だ…甘い味がした」

    董香「ばっ////」

    エレン「ふぅ…」

    ──深呼吸したエレンは

    董香「───っ!?」

    ──思いきり董香の額にチョップをする

    董香「な、何すんだよ!」

    エレン「はぁ!?こっちのセリフだ!勝手にキスなんてしやがってよクソトーカ」

    董香「クソトーカ?(怒)」

    エレン「うっせ、バカ」

    董香(記憶戻した途端生意気になりやがって!)

    エレン「でもまぁ今回は許す」

    董香「許すの…?」

    エレン「お前には寂しい思いさせちまったからな…」

    董香「ホントだよ、バカ…」
  40. 41 : : 2015/12/01(火) 22:23:33
    エレン、君には西尾先輩が乗り移っているのかい?

    期待です
  41. 42 : : 2015/12/01(火) 22:32:39
    エレン「2年前のこと…教えてくれないか?」

    董香「2年前か…」

    エレン「あぁ」

    董香「店長は死んだよ…」

    エレン「…カネキは?」

    董香「カネキは白鳩の討伐リストから消えたらしいよ…」

    エレン「…」
    (あの時、間に合っていれば…)

    董香「でも、カネキは生きてる。私はそう信じてる」

    エレン「…」
    (さっき会ったあの男…もしかして)

    董香「エレン?」

    エレン「いや、なんでもねぇよミカサ」

    董香「ミカサ…?」

    エレン「あ、いやなんでもねぇ!」
    (つい癖で返事しちまった…)

    董香「私以外の彼女作ってたんだ」

    エレン「お前の彼氏になった覚えはねぇ。それにミカサは幼馴染みだ」

    董香「ちっ…」

    エレン「トーカは綺麗になったな…」

    董香「ちょ!そこでそうくる!?」

    エレン「…」

    ──エレンは突然董香に土下座をする

    董香「え…?」

    エレン「ごめん!俺があの時、間に合っていればこんな事には…」

    董香「過ぎたことはしょうがないよ…」

    エレン「ごめん…」

    董香「大丈夫だよ、エレンのせいなんかじゃない」

    エレン「実はあの時、俺は元の世界に戻っちまったんだ」

    董香「元の世界か…」

    エレン「紅い雲さえでなければ…」

    董香「…紅い雲?」

    エレン「あの時、紅い雲が現れただろ?その時に俺は───」

    董香「そんな雲あったかな…」

    エレン「…は?確かにあったぞ?」

    董香「私が見てなかっただけかも」

    エレン「まぁ…そうだな」

    董香「でも、不思議だね?」

    エレン「んー?」

    董香「私のキスで記憶が戻るなんて////」

    エレン「あの味だけは記憶が消えてても残ってたからな…思い出す理屈とかよく分からねぇけど結果オーライだろ?」

    董香「だね!」

    エレン「おう!」

    董香「ねぇ…」
    (もう1回だけ/////)

    エレン「んー?」

    董香「もう1回だけ私とキ───」

    エレン「やだ」

    董香「ちっ!」

    エレン「ちっ!じゃねぇよ!誰がお前とするかアホ」

    董香「うっさい!」
    (クソエレン!)

    エレン「お前、2年前と比べて随分と攻めてくるようになったな」

    董香「そう…?」

    エレン「そういう女嫌いじゃないぜ」

    董香「/////」

    エレン「トーカ除く~」

    董香「ぶっ殺す!」

    ----------部屋ver有馬----------

    有馬「どうだった?喰種は」

    琲世「今回も偽者でしたね」

    有馬「そうか」

    琲世「あ、そういえば今日妙な体験をしました」

    有馬「奇妙な体験…?」

    琲世「実は本を読みながら歩いていたら、人とぶつかったんですよ」

    有馬「あぁ」

    琲世「でも、そのぶつかった人とはどこか会ったことあるような気がするんですよ、もちろん初対面でしたが」

    有馬「………そうか」

    琲世「なんか運命感じちゃいますよね~」

    有馬「は、ハイセにそんな趣味があるとはな…」

    琲世「ちょ!違います!」

    有馬「冗談だよ」

    琲世「まったく…」
  42. 43 : : 2015/12/01(火) 22:34:28
    >>41 エレン「誰だか知らねぇけど、そんな奴と一緒にすんなよ…後、期待サンキューな!」
  43. 44 : : 2015/12/01(火) 22:36:09
    【次回更新予定日】
    12/2(水)21:00~23:00
  44. 45 : : 2015/12/01(火) 22:39:29
    エレンとトーカ恋人同士だったらいいな~
  45. 46 : : 2015/12/02(水) 05:25:58
    期待
  46. 47 : : 2015/12/02(水) 17:12:49
    期待!
  47. 48 : : 2015/12/02(水) 20:41:48
    >>45 エレトーもいいですよね〜☆

    >>46 ありがとうございます☆

    >>47 ありがとうございます☆
  48. 49 : : 2015/12/02(水) 20:42:02
    22:30に更新します
  49. 50 : : 2015/12/02(水) 22:22:35
    更新します
  50. 51 : : 2015/12/02(水) 22:22:40
    ----------部屋Ver.董香----------

    エレン「もう夜かぁ…なんか一日が早かったな」

    董香「今日はびっくりの連続だったしね」

    エレン「あ…」

    董香「ん?どうしたのエレン」

    エレン「俺どこに泊まろうかな…」

    董香「!?」
    (いまさら!?時間的かつ流れ的に私ん家でしょ普通!)

    エレン「なぁ」

    董香「な、なに?」

    エレン「今夜、泊まっていいか?」

    董香「えー…私ん家泊まるの?」
    (やった/////)

    エレン「ダメか?」
    (やっぱりダメだよなぁ…)

    董香「べつにいいよ/////」

    エレン「お、マジか!サンキューな?」
    (野宿しなくて済みそうだ)

    董香「一緒にベッドでねる?」

    エレン「ざけんな」

    董香「はい…」

    エレン(ホント積極的になったな…)

    董香「あ、そうだ」

    エレン「ん?」

    董香「アンタ、喰種じゃないよね?」

    エレン「そういえば今は喰種じゃねぇな。元の世界に戻った時人間になったんじゃねーか?」

    董香「そっか…」

    エレン「大丈夫」

    董香「え?」

    エレン「喰種じゃなくても、トーカや皆は守る」

    董香「あんていくの人達はいまどこにいるのかは…」

    エレン「そんなら、無口おじさんやトーカをまもる!命に代えてでも」

    董香「ばか/////」

    エレン「トーカ顔赤いぞ?」

    董香「うっさい!/////」

    エレン「とりあえず、今日はもう寝ようぜ?俺疲れちまってよ…」

    董香「そうだね」
    (ベッドに引っ張ろ)

    エレン「おっちょ、お前離せ!」

    董香「やだ!//」

    エレン(喰種の力ってすげぇな…ぐお!?引っ張られる!)

    ──ベッドに引っ張られ、そのまま抱きしめられるエレン

    エレン「トーカ、いい加減はなせよ」

    董香「やだ…」

    エレン「お前なぁ…いい加減に───」

    董香「…」

    エレン「泣いてるのか…?」

    董香「な、泣いてねぇし!」

    エレン「ごめんな…急に消えちまって」

    董香「大丈夫…」

    エレン「はぁ…ったく」

    ──そう言うと、エレンは董香を強く抱きしめる

    董香「!?/////」

    エレン「今夜は特別に抱きしめてやるよ、2年を今夜で埋めてやる」

    董香「それって///」

    エレン「勘違いすんなよ?ぎゅってするだけだ。お前も強く抱きしめろ、1日で埋めてやるからよ」

    董香「うん/////」
    (エレン暖かい//)

    エレン「ごめんな…」

    董香「もう気にしてないからいいよ、でも…」

    エレン「ん?」

    董香「次急に消えたら許さない……から…」

    エレン「あぁ、わりぃ…」

    ──そして数分後、エレンと董香は夢の中へと入る

    ----------翌朝・部屋Ver.董香----------

    董香「んっ───」

    エレン「おはよ、トーカ」

    董香「エレン…まだ朝の6時だよ?」

    エレン「あれから寝たけど、すぐ起きちまってな…暇だからお前の寝顔見てた」

    董香「はぁ!?ざっけんな!」
    (恥ずかしい!/////)

    エレン「んな事言うなよクソトーカ」

    董香「殺す」

    エレン「わりぃわりぃ」

    董香「店の開店準備しとかないとな…」

    エレン「手伝うか?」
    (どうせ暇だし)

    董香「いやいいよ、エレンはゆっくりしてて?」

    エレン「おう」

    董香「じゃあ、いってくる」

    エレン「あ、トーカ」

    董香「んー?」

    ──董香が振り向いた瞬間、エレンはまた強く抱きしめる

    董香「!?/////」

    エレン「2年分は埋まったか?」

    董香「う、うん/////」
    (その不意打ちはズルい/////)

    エレン「じゃあ頑張れよ、トーカ」

    董香「うん♪」

    ──鼻歌を歌いながら、1階へと向かう董香
  51. 52 : : 2015/12/02(水) 22:29:23
    ----------東京都16区・喫茶店:re----------

    四方「…来たか」

    董香「兄さん、昨日はウタさんの所に?」

    四方「…あぁ」

    董香「そっか」

    四方「…トーカ、腰は痛くないか?」

    董香「こ、腰?」
    (なんで腰?)

    四方「…昨夜はエレンと寝ていただろう?色々とお楽しみがあったんじゃ───」

    董香「兄さん!!/////」

    四方「…?」

    董香「それ誤解だから!」

    四方「…ならいいが」

    董香「ほら、開店の準備するよ」

    四方「…あぁ」

    ----------アジト----------

    タタラ「嘉納はどこに行った?」

    エト「病院じゃないかなー?」

    絢都「アイツは元々医者だから病院にいるのが当たり前ですよ」

    タタラ「喰種化する薬について話があったのだが…まぁいい」

    エト「最近妙に平和だよね?」

    タタラ「…どういうことだ?」

    エト「ううん、なんでもない」

    絢都「じゃあ任務行ってきます」

    タタラ「頼んだぞ」

    エト「気をつけてねー」

    ----------CCG----------

    琲世「はぁ…今日は朝から調子わるいなぁ〜…」

    平子「遅いぞハイセ」

    琲世「すみません…」
    (僕、朝が弱いんだよなぁ…)

    平子「会議室に入るのは初めてだな?」

    琲世「はい」

    平子「よし、行くぞ」

    ----------CCG・会議室----------

    和修「入れ」

    琲世「し、失礼します!えっと…真戸班所属クインクス班メンター、一等捜査官佐々木琲世です!よ、よ、よ、よろしくおねがいします!」

    有馬(緊張にもレベルがあるだろハイセ…)

    和修「席に着こうか…」

    琲世「は、はい!」

    ──そう言われ、席に着く琲世

    和修「では………」

    ──隻眼の王ついて、会議を始める

    琲世「隻眼の王…」

    有馬「………」
  52. 53 : : 2015/12/02(水) 22:30:09
    【次回更新予定日】
    12/3(木)21:00〜23:00
  53. 54 : : 2015/12/03(木) 01:08:40
    期待してる
  54. 55 : : 2015/12/03(木) 10:31:34
    >>54 ありがとうございます☆
  55. 56 : : 2015/12/03(木) 16:33:03
    期待!
  56. 57 : : 2015/12/03(木) 16:52:38
    期待です
  57. 58 : : 2015/12/03(木) 20:34:32
    >>56 ありがとうございます☆

    >>57 ありがとうございます☆
  58. 59 : : 2015/12/03(木) 21:05:16
    22:30に更新します
  59. 60 : : 2015/12/03(木) 22:06:51
    予定よりも、早く更新します
  60. 61 : : 2015/12/03(木) 22:07:21
    和修「アオギリの樹には王がいるという情報があってな。我々は王を狩りにいく」

    平子「王ですか…」

    什造「…」

    琲世「予定日は?」

    和修「一ヶ月後の夜だ」

    有馬「…」

    琲世「有馬さん?」

    有馬「どうした?ハイセ」

    琲世「いや、なんでもないです」
    (笑った風に見えたのは気のせいかな…)

    有馬「一ヶ月後ですか…」

    和修「あぁ、今日はその為の班員についての会議だ」

    和修「真戸暁上等捜査官」

    暁「はい!」

    和修「お前から見て、佐々木琲世一等捜査官はどのように映る?」

    暁「佐々木琲世の実力は一等捜査官を超える物であり、危険な場面になったとしても適切な判断を下すことの出来る優秀な喰種捜査官だと私は思っています!」

    琲世(嬉しいな//)

    和修「そうか。ならばいいだろう」

    暁「?」

    和修「佐々木琲世一等捜査官、隻眼の王討伐メンバーのリーダーをやれ」

    琲世「は、はいぃ?」

    和修「冗談だ」

    琲世「」

    暁「」

    有馬「」

    和修「冗談はその位にして、隻眼の王討伐メンバーを発表する。呼ばれた者は命をかけて任務を全うせよ」

    佐々木琲世一等捜査官

    鈴屋什造准特等捜査官

    真戸暁上等捜査官

    平子丈上等捜査官

    法寺項介特等捜査官

    キジマ式准特等捜査官

    和修「以上のメンバーだ」

    琲世「待ってください!」

    和修「なんだ?」

    琲世「なぜ有馬特等捜査官はメンバーにはいらないのですか?」

    暁「私も佐々木琲世一等捜査官と同意見です」

    和修「今選んだのは、“死んでも構わない優秀な喰種捜査官”だ。先程聞いたはずだぞ、佐々木琲世一等捜査官はどう映るかと」

    暁「…」

    和修「優秀な喰種捜査官なのは功績などを見れば分かる、だがあえて聞いたのだ。そして…“有馬は死んでは困る優秀な喰種捜査官”だ」

    暁「分かりました…」

    琲世「でもそん───」

    有馬「ハイセ、大丈夫だ。お前なら王を討てると信じている」

    琲世「有馬さん…」

    和修「では、以上を持って今回の会議を終わりとする。全員解散!」
  61. 62 : : 2015/12/03(木) 22:10:07
    ひでぇ話だwww
  62. 63 : : 2015/12/03(木) 22:19:28
    ----------喫茶店:re----------

    ──時刻は夜を迎える

    董香「兄さん、そのグラスそこにおいてね」

    四方「…あぁ」

    董香「今日もウタさんのところに?」

    四方「…あぁ」

    董香(やった/////)

    四方「トーカ、顔が赤いぞ」

    董香「なんでもない!」

    四方「…ならいい。それじゃあ俺は行く」

    董香「はーい!」

    ──四方はイトリのいるBARへと向かう

    董香「じゃあ私もそろそろ行くか」
    (エレンの奴、1日中私の部屋にいたけど寝てんのかな?)

    ──ふと思いながら店の電気を消し、部屋へと向かう董香

    ----------部屋Ver.董香----------

    エレン「やっぱ体がダリィな…」

    董香「終わったよー」

    エレン「もうそんな時間か?早いな」

    董香「寝てたの?」

    エレン「あぁ、なんか体がダルかったから寝てた」

    董香「どれどれ……って熱っ!」

    エレン「そ、そんなにか?」
    (自分ではあまり実感ねぇけど)

    董香「体温計で測ったの?」

    エレン「た、体温計?」

    董香「え」

    エレン「?」

    董香「体温計知らないの?」
    (エレンっていつの時代の人間だよ…)

    エレン「んで、なんだ?それ」

    董香「はぁ…はいこれ」

    ──そう言い、エレンに体温計を渡す董香

    エレン「これを、どうするんだ?」

    董香「脇に挟んで」

    エレン「こうか」

    ──そして1分後

    董香「音が鳴ったでしょ?外して見てみて」

    エレン「えっと…40℃ってなってるぜ」
    (微熱かな?)

    董香「はぁ!?40!?」

    エレン「な、なんだよ…」

    董香「明日、病院行こ?」

    エレン「やだ」

    董香「は?なんでだよ」

    エレン「注射とか薬とかイヤなんだよなぁ…俺」

    董香「移るだろ」

    エレン「ただの風邪だろ?」

    董香「だーかーらー移るってば!」

    エレン「俺は床で寝るから大丈夫だろーが」

    董香「え」

    エレン「な、なんだよ?」

    董香「一緒に寝ないの…?」

    エレン「それは昨日だけだアホ、それに移るだろ」

    董香「じゃあ移していいよ//」

    エレン「うっせブス」

    董香「バッキバキにするぞテメェ!」

    エレン(それがなけりゃ、かなり美人なのによ)

    董香「とりあえず、明日行こ?行かないと殺す」

    エレン「はぁ…わぁーったよ!」

    董香「今夜も埋めてよ」

    エレン「朝自分で全部埋まっとか言ってただろ!」

    董香「足りない」

    エレン「は、はぁ…?」

    董香「あ、力なら私の方が強いから無理やりすればいいか」

    エレン「ちょ!ざっけんな!」

    董香「やだ//」

    ──そう言い、ベッドでねているエレンを抱きしめる

    董香「エレン、美味しそう…」

    エレン「おまっ…まさか」

    董香「…」

    エレン「食事の時期なのか?」

    董香「ごめん…」

    エレン「赫眼だっけか?それ出るほど空いてるなら喰えよ」

    董香「…え?」

    エレン「2年前助けられなかった罪滅しだ」

    董香「私は気にしてないよ?」

    エレン「俺は気にしてる。それに、トーカと無口おじさんを守るつったろ?」

    董香「うん」

    エレン「だから、喰えよ。腹を少しでも満たせるなら」

    董香「ばか…」

    エレン「んっ…」

    ──エレンは董香を抱きしめる

    董香「いいの…?」

    エレン「あぁ」

    董香「分かった…みるなよ……」

    ガブッ

    ──その瞬間、エレンの肩に激痛が走る

    エレン「…っ!!!!!」

    董香「美味しい…」
    (アレ…?もうお腹が一杯……なんで?1口しかまだ喰ってないのに)

    エレン「はぁ…はぁ…」

    董香「お腹いっぱい」

    エレン「1口だぞ?」

    董香「自分でもびっくりしてる」

    エレン「なんでだ…?」

    董香「さ、さぁ?」

    エレン「親父の注射と何か関係があるのかな…」

    董香「何か言った?」

    エレン「いや、なんでもねぇ」

    董香「ねぇ」

    エレン「んー?」

    董香「やっぱなんでもない」

    エレン「んだよそれ」

    董香「寝る…?」

    エレン「俺は床で寝───」

    董香「やだ//」

    ──そう言うと、エレンを抱きしめる

    エレン(今夜もかよ)

    ──心の中でそう思いながら眠りにつくエレンと董香であった

    ──運命の再会まで、一ヶ月後
  63. 64 : : 2015/12/03(木) 22:20:01
    【次回更新予定日】
    12/4(金)?〜?
  64. 65 : : 2015/12/03(木) 22:21:11
    >>62 和修さんは琲世の可能性に期待してるんですよ(白目)
  65. 66 : : 2015/12/03(木) 23:06:31
    《余談》

    実は管理人の僕、エレンと同じ熱が出てます←

    明日もちろん病院に行きますが、もしインフルみたいな風邪でしたら、投稿はお休みするかもしれません。すみません。。。。

    ですが、毎日投稿頑張りたい気持ちもあるので応援よろしくです!
  66. 67 : : 2015/12/03(木) 23:13:05
    無理はせず体調優先で。
  67. 68 : : 2015/12/03(木) 23:17:03
    期待してる
  68. 69 : : 2015/12/03(木) 23:17:58
    熱がひいてから頑張って下さい余り無理せずに期待
  69. 70 : : 2015/12/04(金) 21:07:42
    >>67 ありがとうございます(泣)

    >>68 ありがとうございます☆

    >>69 わかりました☆ありがとうございます☆
  70. 71 : : 2015/12/04(金) 21:07:51
    22:30に更新します
  71. 72 : : 2015/12/04(金) 22:24:23
    更新します
  72. 73 : : 2015/12/04(金) 22:24:41
    ──そして、朝を迎える

    董香「おはよ」

    エレン「ん……っ…」

    董香(寝顔かわいい…)

    エレン「トーカ…?」

    董香「んー?」

    エレン「体中痛いんだけど…」

    董香「ね、熱のせいじゃない?」

    エレン「なるほど」

    董香(昨日強く抱きしめすぎたからだなんていえない…)

    エレン「顔洗ったら病院行くか」
    (帰ってきたらシャワーも浴びねぇと)

    董香「はい、これ」

    ──董香はエレンにスマホを渡す

    エレン「これは確かカネキが持ってた…えっと……」

    董香「スマホ」

    エレン「そうそれ!」

    董香「GPS案内で病院着くから、安心しな」

    エレン「…?」

    董香「外に出た時使えば分かるよ」

    エレン「お、おう…」
    (未来感ハンパねぇ…)

    ----------東京都20区・嘉納総合病院前----------

    エレン「東京は複雑だから病院着くのに時間かかると思ってたんだけど、GPSってすげぇな…」

    ----------嘉納総合病院内---------

    ──次のお客様どうぞ

    エレン「あ、はーい!」

    ──呼ばれたエレンは部屋へと入る

    ?「熱があるんだっけ?」

    エレン「はい…なんか熱っぽくて」

    ?「君体が堅いね、何か運動でもしているのかい?」

    エレン「まぁ、前にちょっと…」

    ?「で、君名前は?」

    エレン「エレン・イェーガーです」

    ?「───そうか」

    エレン「…?はい」

    ?「私は、嘉納と言います」

    エレン「ど、どうも」
    (薬だけもらってさっさと帰りてぇんだけど…)

    嘉納「じゃあ、エレンくんこれ薬ね」

    ──エレンはカプセルの形をした薬と、注射を渡される

    エレン「これ、水と一緒に?」

    嘉納「そうだよ、その後にこの注射を」

    エレン「わかりました」

    ──10分後会計を済まし、:reへと帰るエレン

    エレン「変な薬だなぁ…未来の薬はこんなもんばっかなのか」

    ----------部屋Ver.董香----------

    ──帰ってきたエレンは風呂に入る

    ──そして、30分後風呂を出たエレンはついにその薬を口にする

    エレン「トーカは今仕事だしな…自分でやるか」

    ──薬を飲むエレン、そしてその後に注射を打つ

    エレン「よしっ!これでいいんだな」

    ──って、あれ……?身体があちぃ…待てよこの感覚─────でも、前みたいにいたくねぇ──

    ──注射を打った途端強烈な眠気と体内の熱さにより、そのまま意識を失うエレン
  73. 74 : : 2015/12/04(金) 22:32:55
    ──エレン!!

    エレン(誰かの声がする…)

    ──おいエレン、しっかりしろ

    ──エレン…エレン!!

    エレン(この声は…トーカと無口おじさんか……)

    ──もう起きてよ…お願い…独りにしないで………

    ──董香…

    エレン(そうだ…俺はもうトーカを独りにしないで守るって決めた…)

    ──だから

    ──こんな所で……………寝てる場合じゃねぇんだよ!!!!

    董香「エレン!」

    四方「…」

    エレン「トーカ…」

    董香「ばかっ!!」

    ──涙を流し、声を荒らげながらエレンを抱きしめる董香

    エレン「わ、わりぃ…」

    四方「…生きていてよかった」

    エレン「心配かけて、すみません」

    董香「ホントだよ…2週間を寝込んでたんだもん……」

    エレン「…は?2週間?」

    四方「…正確には18日だ」

    エレン「2週間…どういう事ですか?」

    四方「…それは知らん、倒れていたお前の側には注射器があったたけだ」

    エレン「あのクソ医者...」

    ──変な物を渡されたと気付き、怒りで興奮するエレン

    ──そんなエレンを董香は驚いた顔で見る

    董香「あ、アンタ…」

    四方「お前………」

    エレン「…へ?」

    董香「右目に赫眼が…」

    エレン「ウソ…だろ……?」

    ----------アジト----------

    嘉納「こんにちは、タタラさん。久しぶりですね」

    タタラ「嘉納か」

    嘉納「そういえば、面白い人と会いましたよ」

    タタラ「?」

    嘉納「エレン・イェーガー…覚えてます?」

    タタラ「あぁ、覚えている」

    嘉納「彼と会いましたよ」

    タタラ「ほう…それで?」

    嘉納「失敗作の薬を飲んで喰種になった少年…ですが、薬の効果が切れていた為また渡しておきました」

    タタラ「まさか」

    嘉納「えぇ…前回とは違う完璧な喰種の誕生ですよタタラさん」

    エト「なになに?面白そうな話をしてるね、仲間に入れてよ?」

    嘉納「エレン君に例の薬を渡したんですよ」

    エト「それって、タタラさんのお気に入りの人の事?」

    嘉納「えぇ…」

    タタラ「エレンはアオギリに誘う」

    エト「素直にいうこと聞いてくれる人じゃなさそうだけど?」

    タタラ「オウルの成功体と共に行く。成功体はかなり強いからな、もしもの場合は力尽くで来させる」

    エト「そっか」

    嘉納「気をつけてくださいね。前回の10倍の力が宿っていますから、恐らく化物の領域かと」

    タタラ「喰種1000人分の力だろうと構わない…むしろ好都合。俺はアイツをアオギリに入れるつもりだ、戦力になる」

    エト「いつ行くのー?」

    タタラ「13日後だ」

    嘉納(これは…カネキくん以上の作品に“なるかも”しれないね)

    ----------部屋Ver.董香----------

    ──一方その頃、エレンは病院の事、医者の事、薬の事について話していた

    エレン「つーわけだ」

    董香「そっか…で、エレンはどうするの?」

    エレン「喰種になれたのは好都合だ、お前を守れる」

    董香「/////」

    四方「…ほう?」

    董香「ちょ、兄さん殺気閉まって!」

    四方「…あぁ」

    エレン「人探しもしてぇ」

    董香「ミカサさんとアルミンさんの事?」

    エレン「いや…」

    董香「?」

    エレン「カネキだ」
  74. 75 : : 2015/12/04(金) 22:33:38
    【次回更新予定日】
    12/5(土)21:00~23:00
  75. 76 : : 2015/12/04(金) 22:42:09
    《余談》

    なんとか、毎日投稿を続けられそうなので続けます

    心配してくれた方本当にありがとうございます

    だいぶ良くなったので大丈夫ですよ
  76. 77 : : 2015/12/05(土) 09:21:07
    期待
  77. 78 : : 2015/12/05(土) 13:04:29
    期待してる
  78. 79 : : 2015/12/05(土) 20:57:28
    22:00に更新します
  79. 80 : : 2015/12/05(土) 21:41:35
    更新します
  80. 81 : : 2015/12/05(土) 21:44:30
    四方「…カネキか」

    董香「今どこにいるかは…」

    エレン「1つだけ心当たりがる」

    四方「…!本当なのか?」

    エレン「はい」

    董香「どこにいるの?」

    エレン「CCGだろうな」

    董香「…え?」

    四方「…?」

    エレン「この世界に来る時、1人の男とぶつかったんだよ。多分その時の男がカネキだとおもう…確証はねぇけど」

    四方「…エレン」

    エレン「はい?」

    四方「…その男がどうしてカネキや白鳩と繋がる?」

    エレン「クインケを持ってたからです。ほら、白鳩って箱みたいな武器持つじゃないですか?アレはクインケってカネキから教わったし、白鳩と戦った時もその男と同じ箱使ってました」

    四方「…白鳩の方は分かった。だが、なぜカネキとソイツが繋がる?」

    エレン「勘です」

    四方「…勘か」

    董香「私と兄さんとエレンで探す?」

    エレン「いや」

    董香「?」

    エレン「俺1人で行く」

    董香「なんで?」

    エレン「お前らは店があるだろ?それに、カネキは記憶なくしてると思う。会ったとき俺に気づかなかったからな」
    (その時、俺も記憶消えてたけど…)

    四方「…エレン」

    エレン「はい?」

    四方「…明日から探そう。明日は定休日だからな…それにイトリを頼ればいい」

    エレン「イトリ…?」

    四方「…俺の知り合いだ」

    董香「私も行っていい?兄さん」

    四方「…かまわん」

    エレン「じゃあ明日行くか」
    (カネキ…お前今どこにいるんだ…)

    ──また前みたいに、笑いながら暮らしてぇよお前と

    ──そして時は流れ、明日の夜21:00

    四方「入るぞ」

    カラン(ドアを開ける音)

    イトリ「いらっ…ってトーカちゃんとおっさんにえっと…」

    エレン「エレンです」

    イトリ「エレンくんね!いらっしゃい」

    四方「…俺はおっさんじゃない。それに騒がしい」

    ウタ「どーも、ウタでーす」

    四方「…いたのか」

    ウタ「うん。ってあれ?君って…」

    エレン「久しぶりです、ウタさん」

    ウタ「うん、久しぶり」

    ──そう言いながら席を立ち、エレンの匂いを嗅ぐウタ

    董香(私だって嗅いだことないのに!)

    エレン(始まった…前もそうだったな)

    ウタ「君、喰種?アレおかしいな…前は人間じゃなかった?」

    エレン「カネキと似たようなもんです」

    ウタ「そっか」

    エレン(相変わらず眼赤いな…)

    イトリ「まぁまぁそこ座ってよ3人共!」

    エレン「イトリさん」

    イトリ「ん?どうしたの、エレンくん」

    エレン「髪の毛が黒と白に別れてて、カネキに似てる喰種捜査官って知りませんか?」

    イトリ「カネキチに似てる白鳩かぁ〜んー…ごめん、見た事も聞いたこともないかな」

    四方「…そうか」

    董香「…」

    イトリ「あ、でも」
  81. 82 : : 2015/12/05(土) 21:49:01
    エレン「…?」

    イトリ「CCGにクインクスって集団があるんだけどさ」

    董香「クインクス?」

    イトリ「うんうん。実はそのクインクスの人達はクインケを体に内蔵した人達なんだこれが!」

    董香「クインケを体に?それじゃあまるで…」

    イトリ「うん。喰種みたいでしょ?」

    エレン「確かに」

    イトリ「そのクインクスってのを仕切っているっていうかなんていうかまぁそこまで知らないけど、その中に佐々木琲世って喰種捜査官がいるのよ」

    エレン「佐々木琲世?」

    イトリ「その人がカネキチに似てるって噂なら聞いたことあるなぁ〜あ!でも、あくまで噂だからね?」

    エレン「参考になりました」

    ウタ「そのハイセって人が仮にカネキ君だとしたら、どうするの?」

    エレン「連れ去る」

    ウタ「どうやって?」

    エレン「力尽くで」

    ウタ「白鳩と戦うの?」

    エレン「はい」

    ウタ「その後は?白鳩とか追ってくるかもしれないよ?仮に追ってこなかったとしても、記憶がなかったらどうするの?」

    エレン「思い出させます」

    ウタ「そっか」

    エレン「大事な仲間なんで」

    ウタ「じゃあ僕も手伝おうかな」

    四方「…ウタ、本気か?」

    ウタ「最近体動かしてないしなぁ〜軽い運動になればいいかなと」

    エレン「ウタさん強そうですし、助かります」

    ウタ「嬉しい事言ってくれるね」

    イトリ「もう1ついい情報あるわよ」

    エレン「?」

    イトリ「アオギリの樹って集団は知ってる?エレンくん」

    エレン「喰種の集団かなにかですか?」

    イトリ「そう!まぁ簡単に言うと、白鳩がアオギリの樹相手に戦争ぶっかける気なのよ」

    エレン「戦争…」

    イトリ「アオギリの樹と白鳩がぶつかるから、かなり荒れるよ〜」

    エレン「そこにカネキがいるかもな…今のあいつは多分喰種捜査官だと思うしよ」

    ウタ「なんか盛り上がってきたね、嫌いじゃないよ?こういうの」

    四方「…こういうのもたまには悪くないな」

    董香「私も行く。カネキが帰ってくるなら」

    イトリ「12日後らしいよ?」

    エレン「うしっ!」

    董香「エレン」

    エレン「ん?」

    董香「必ず、カネキを取り戻そうね」

    エレン「たりめぇだろ」

    ウタ「じゃあ12日後に僕の店で集合ね。時刻は深夜ぴったでいいかな?」

    エレン「はい。やっとカネキに会える」

    董香「はい」

    四方「…あぁ─かまわ───」

    ──その瞬間、BARに思わぬ人物が現れる

    ?「カネキくんに………会える…だって?oh my destiny…やはり僕はカネキくんと運命という名で結ばれているんだ…」

    エレン「げっ……コイツは…」
  82. 83 : : 2015/12/05(土) 21:49:49
    【次回更新予定日】
    12/6(日)21:00~23:00
  83. 84 : : 2015/12/05(土) 21:50:40
    期待!
    面白いです!
    頑張ってください。
  84. 85 : : 2015/12/05(土) 21:53:41
    >>84 ありがとうございます☆
  85. 86 : : 2015/12/05(土) 22:10:50
    期待!
  86. 87 : : 2015/12/05(土) 23:34:46
    >>86 ありがとうございます☆
  87. 88 : : 2015/12/05(土) 23:47:24
    でたwww害虫www


    月山「」


    期待!!
  88. 89 : : 2015/12/06(日) 00:35:11
    気になるぅぅぅ!!

    すんません。超期待っす!!!
  89. 90 : : 2015/12/06(日) 02:00:24
    期待してる
  90. 91 : : 2015/12/06(日) 10:23:12
    >>88 ありがとうございます☆
  91. 92 : : 2015/12/06(日) 11:18:47
    >>89 ありがとうございます☆

    >>90 ありがとうございます☆
  92. 93 : : 2015/12/06(日) 15:15:00
    期待!
  93. 94 : : 2015/12/06(日) 20:32:54
    22:30に更新します
  94. 95 : : 2015/12/06(日) 20:33:13
    >>93 ありがとうございます☆
  95. 96 : : 2015/12/06(日) 22:32:42
    更新します
  96. 97 : : 2015/12/06(日) 22:32:59
    董香「月山…」

    月山「カネキくんに会えるのは本当かい…?」

    四方「…月山、お前……」

    月山「あぁ…車椅子の事かい?これなら気にしないでくれ…げほっ!げほっ!」

    エレン「大丈夫ですか!」

    月山「all right…エレンくん」

    エレン「一体何が…」

    月山「梟討伐戦…僕は……ボクはぁぁぁぁあ!間に合わなかった!!」

    エレン「…」

    月山「カネキくんを助けられなかった……それからというもの体調が悪くなってね…このザマだよ」

    エレン「俺も間に合わなかったんです…」

    月山「そうかい…」

    エレン「明日の深夜、ウタさんの店に来てくれますか?」

    月山「話は盗み聞きしていたんで、理解してるよ」

    エレン「なら話がはやいです」

    董香「今はもう時間も遅いですし、私達はこれで」

    イトリ「ねぇねぇ!」

    董香「あ、はい?」

    イトリ「エレンくんのこと、好きなの?」ヒソヒソ

    董香「!?/////」

    イトリ「やっぱりか〜カッコいいもんね♪」ヒソヒソ

    董香「違います!/////」ヒソヒソ

    イトリ「ああいう男は色気使えば1発よ♪」ヒソヒソ

    董香「なっ////」

    イトリ「頑張れ♪」ヒソヒソ

    四方「…おい、何を話している?」

    イトリ「なんでもなーい!じゃあね」

    董香「はい!」
    (色気か…私にそんなのあるかなぁ?)

    四方「…?」

    エレン「おーい、そろそろ行くぞ」

    月山「カネキくんと会うまでに体を治さねば…!」

    ──皆それぞれがBARから散り、明日の夜に備える為、帰る。全ては仲間のために

    ウタ「イトリ」

    イトリ「?」

    ウタ「エレンって、人間でも喰種でもなさそうな匂いなんだよね」

    イトリ「確かに、両方とは違うね」

    ウタ「正確には2つ共入ってる、でも…もう1つ何かありそうなんだよね」

    イトリ「珍しいね〜そんな真剣な顔しちゃって」

    ウタ「………なんでもないよ」

    イトリ「?」
  97. 98 : : 2015/12/06(日) 22:36:17
    ----------喫茶店:re----------

    エレン「ここは落ち着くな」

    四方「…俺はここで少し珈琲を飲んでから部屋で寝る」

    董香「私はもう先に行ってるね」

    四方「…あぁ」

    エレン「俺はどこに行こうか…」

    董香「え?私の部屋じゃないの?」

    エレン(無口おじさんの殺気を感知しろよクソトーカ(怒))

    四方「…で、どこで寝るんだ?」

    エレン「えっと…」
    (殺気だけで小便漏れそう……)

    董香(兄さんってば…)

    エレン「その…」

    董香「エレンは私の部屋!いいよね?兄さん」
    (色気使わないと…!)

    四方「…好きにしろ」

    エレン「ふぅ…」

    四方「…エレン」

    エレン「はい?」

    ──四方はエレンに近づくと、耳元でこう囁く

    四方「トーカに何かしたら殺す」ヒソヒソ

    エレン「は、はい…」
    (チビれる…)

    董香「どうしたの?2人共」

    エレン「なんでもねぇ!」

    四方「…俺はまだいる。2人共お休み」

    董香「おやすみ」

    エレン「お、おやすみなさいませ、お兄様」

    董香「…?」

    ----------部屋Ver.董香----------

    エレン「今日はねみぃや…」

    董香(色気…色気…)

    エレン「トーカ?」

    董香(色気…色気…)

    エレン「おーい、トーカ」

    董香「な、なに?」

    エレン「いや、ぼーっとしてたからさ」

    董香「ごめんごめん!」

    エレン(頭下げる時一瞬谷間が…いや、表情には出さないでおくか)

    董香(反応なしか…)

    エレン「トーカ」

    董香「ん?」

    エレン「今日こそは床で寝る」

    董香「やだ」

    エレン「うぐっ…あのなぁ〜」

    董香「だって…」
    (色気とか私らしくない!真正面から当たって砕けよう)

    エレン「だってとか言われてもな…」

    董香「エレン!」

    ──エレンを抱きしめる董香

    エレン「トーカ…」

    董香「私…アンタのことが好き…」

    エレン「仲間としてだろ?そりゃあ俺も同じだぜ、でもだからといって…」

    董香「違う!」

    エレン「…?」

    董香「私は…アンタの事、1人の男として好きなの」

    エレン「…」

    董香「私じゃダメ…?」

    エレン「トーカ…」
  98. 99 : : 2015/12/06(日) 22:36:36
    ここからは読者様のコメント次第で決めようと思います

    何を決めるのかというと

    董香の告白をエレンがyesと取るかnoと取るか

    です

    明日、載せる日までに

    どっちかの意見が多い方を選びたいと思います

    董香と恋人になって欲しい人は

    エレトー賛成

    逆の場合は

    エレトー反対

    と、言ってください

    皆様の意見で決めたいと思いますb

    《Twitter、LINE、ssnoteの集計》
  99. 100 : : 2015/12/06(日) 22:37:25
    【次回更新予定日】
    12/7(月)21:00~23:00
  100. 101 : : 2015/12/06(日) 22:38:53
    エレトー賛成です
  101. 102 : : 2015/12/06(日) 22:54:52
    流石にこれでNoは董香がかわいそうなのでYesで。
  102. 103 : : 2015/12/06(日) 23:03:59
    賛成
  103. 104 : : 2015/12/06(日) 23:04:52
    なんかトーカがかわいいんだけど
    私は賛成です
  104. 105 : : 2015/12/06(日) 23:32:52
    エレトー頑張れ!
  105. 106 : : 2015/12/06(日) 23:44:02
    反対のやついるの?
    みんなイエスかヤーで答えろよ
    期待してる
  106. 107 : : 2015/12/07(月) 21:02:03
    22:30に更新します
  107. 108 : : 2015/12/07(月) 21:56:02
    期待!
  108. 109 : : 2015/12/07(月) 21:59:55
    イエス!期待!
  109. 110 : : 2015/12/07(月) 21:59:56
    エレトー派が圧倒的に多かったので、告白成功ルートでいきます

    詳細は>>99
  110. 111 : : 2015/12/07(月) 22:05:36
    ひゃっほーい


    すいません調子乗りました。期待してます頑張ってください。
  111. 112 : : 2015/12/07(月) 22:26:19
    >>101 ありがとうございます☆

    >>102 ありがとうございます☆

    >>103 ありがとうございます☆

    >>104 ありがとうございます☆

    >>105 ありがとうございます☆

    >>106 ありがとうございます☆

    >>108 ありがとうございます☆

    >>109 ありがとうございます☆

    >>111 ありがとうございます☆
  112. 113 : : 2015/12/07(月) 22:26:23
    更新します
  113. 114 : : 2015/12/07(月) 22:26:29
    董香「ダメ…?」

    エレン「こんな俺で…いいのか?」

    董香「え?」

    エレン「人間でもねぇ、喰種でもねぇ、巨人でもねぇ、半端野郎だぞ?」

    董香「エレンが何者だろうと、エレンはエレンじゃん」

    エレン「トーカ…」

    董香「アンタが別の所から来た人なのはもちろん知ってるし、急に戻っちゃうかもしれない…」

    エレン「あぁ…」

    董香「それでもアンタといたい…どんな事があっても私はそばにいる」

    エレン「ありがとな、トーカ」

    董香「ううん」

    エレン「えっと…返事の答えなんだけど…」

    董香「うん」

    エレン「俺でよければ、これからもよろしく」

    董香「エレン!」

    ──そう言い、エレンを抱きしめる董香

    エレン「ぐお!?急に抱きつくなって!」

    董香「だって嬉しくて/////」

    エレン「一生守るから一生そばにいろよ?トーカ」

    董香「うん/////」

    エレン「今日はもう寝よっか?トーカ」

    董香「うん!」

    エレン「じゃあ俺床でね───」

    董香「なんで床なの」ギロッ

    エレン「え?そ、そりゃあなんというか」

    董香「一緒に寝るよな…?」

    エレン「は、はい!」
    (俺尻に敷かれそう…)

    董香「エレンを抱きしめながらのベッドは最高/////」

    エレン(骨…折れる!)

    董香「ギューーー/////」

    エレン(いてててて!!!)

    董香「あ、ごめん!大丈夫?」

    エレン「大丈夫…」
    (背中折れるところだったぞおい…)

    董香「ねぇ」

    エレン「ん?」

    董香「キスしたいなぁ〜なんっつて/////」

    エレン(断ったら殺される)

    董香「したいなぁ〜/////」

    エレン(エレン・イェーガーよ、ここは生き延びる選択をするのだ)

    董香「ダメ?」

    エレン「いいぜ」
    (上目遣いからのダメ?は反則だろ…)

    董香「ん…」

    エレン「かわいい…」

    董香「ばかっ!/////」

    エレン「目、閉じてろトーカ」

    董香「ん…」

    エレン「ん…」

    ----------翌朝----------

    董香「ほら、起きてエレン」

    エレン「んっ…もう少し…」

    董香「朝弱いね、エレン」

    エレン「朝の5時まで寝させなかった馬鹿女はどこのどいつだよ」

    董香「誰が馬鹿女だ!」

    エレン「お前しかいないだろ」

    董香「殺す」

    エレン「すみません」

    董香「やだ♡」

    エレン「え、ちょ…うぎゃぉぁぁあ!!!」

    董香「ふぅ〜スッキリした」

    エレン「う……っ………」

    ----------喫茶店:re----------

    ──それから20分後----------

    四方「やっと起きてきたか」

    董香「おはよ、兄さん」

    四方「…トーカ、鎖骨に付いてるその跡はまさか…」ギロッ

    エレン(や、やばい!)

    董香「な、なんでもない/////ただの跡…だから/////」

    四方「ほう?鎖骨やふくらはぎにも付いているが?」

    エレン「と、トイレいこーっと…」

    四方「…まぁいい」

    エレン「よかった…」

    四方「…董香にまぁいいと言ったんだ。お前は閉店後殺す」

    エレン/(^o^)\
  114. 115 : : 2015/12/07(月) 22:34:19
    ----------CCG----------

    ?「なんだよ有馬、せっかくの休日だってのに呼び出しやがってよ」

    有馬「すまないね、太志。どうしても頼みたいことがあってさ」

    大志「俺に頼みごとだぁ?まぁいいけどよ」

    有馬「今日の深夜にアオギリのアジトに突撃して、アオギリを全滅させることはもう知っているね?」

    大志「まぁそうだけど、それがどうしたんだ?」

    有馬「大志にも、その任務に着いて欲しくてさ」

    大志「おいおい、俺の実力じゃダメだろーが」

    有馬「まったく…昔の君はもっと血気盛んで、馬鹿で、馬鹿だったんだけどな」

    大志「馬鹿を2回いうな2回!」

    有馬「んで、君には監視の任を担って欲しいんだ」

    大志「ちっ…つか監視ぃ?誰のだよ…」

    有馬「佐々木琲世一等捜査官だ」

    大志「お前は確かこの任務には出ないんだったな」

    有馬「俺もいろいろと忙しくてさ」

    大志「わーったよ、佐々木琲世ってあのハイセだろ?」

    有馬「うん、そうだよ」

    大志「まぁ任せとけって!」

    有馬「頼もしいね」

    大志「たりめーよ!俺はお前より強いからな!」

    有馬「俺の方が強いね」

    大志「ったく、ハッキリ言いやがってよ…んじゃーな」

    ──そう言い、部屋を出る大志

    有馬「隻眼の王………か」

    ──そう呟くと、有馬は不敵な笑みを浮かべる

    ──そして時は過ぎ、時刻は深夜……皆はウタの店にいた

    ----------店Ver.ウタ----------

    ウタ「やっと来たね」

    四方「…遅くなってすまない」

    董香「どうも」

    月山「エレンくん!どうしたんだい!?そのボコられ様は!」

    エレン「が………っ……」

    四方「…トーカの彼氏を軽く潰しただけだ、気にすることはない」

    ウタ(喰種じゃなかったら死んでるね)

    月山「あぁ…カネキくぅぅぅん!」

    董香「うっさいんだよ、キザ野郎」

    月山「おやおや…相変わらずだね霧島さんは。まぁそこが君の魅力的な所なんだけど」

    董香「気持ちわりぃんだよ…」

    エレン「ふぅ…」
    (やっと傷が全治した…)

    ウタ「目ん玉エグられてたのにもう再生しちゃうんだ、スゴいね」

    エレン「喰種はそんなもんじゃないんですか?」

    ウタ「ボクはそんな速く再生しないけどね」

    月山「話はそれくらいにして目的地へ向かおうではないかeverybody」

    ウタ「アオギリの樹のアジト…イトリの情報頼りになるけど、行こうか」

    エレン「待ってろよカネキ…!」

    董香「カネキは必ず連れ戻す」

    月山「カネキくん…僕は君の事を一瞬たりとも忘れたことは無い…君が仮に忘れていたとしても!僕はぁ!君を思い出させてあげるよ!」

    ウタ「それじゃあ、行こうか」

    ----------アオギリ・アジト----------

    エト「気持ちいい胸騒ぎが当たったね、タタラさん」

    タタラ「あぁ、白鳩だな。どうする?」

    絢都「俺は残りますよ、白鳩をここで減らせばかなり楽になる」

    ナキ「俺も残るぜぇ!神兄貴のクインケ持ってるゲロ野郎がいるらしいからなぁ!白鳩に!」

    タタラ「そうか。ならば各々戦闘態勢に入れ、もうすぐ来る」

    エト「私、ゾクゾクしてきた」

    ──そして数分後、彼らはやってくる

    什造「やっぱりいましたねえ〜クズがいっぱいですよ?キジマさん」

    キジマ「これは削り甲斐がありますねぇ〜」

    平子「相手はかなりの数だ。気を抜くなよ」

    法寺「さぁ、行きましょうか」

    暁「気を抜くなよ、ハイセ」

    大志「そうだぜハイセ君!」
    (監視…か……)

    排世「…はい。では、行きましょうか」

    ──喰種を狩りに…!

    ──そして決戦が、ついに始まる。。。。
  115. 116 : : 2015/12/07(月) 22:34:54
    【次回更新予定日】
    11/8(火)21:00~23:00
  116. 117 : : 2015/12/08(火) 00:06:13
    期待してる
  117. 118 : : 2015/12/08(火) 00:39:20
    期待
  118. 119 : : 2015/12/08(火) 13:45:16
    《余談》

    Twitterの方で

    『結局、あの紅い雲はなんなの?教えて!』

    という質問が物凄く多いので、ここで答えます

    『紅い雲は偶然などではなく、意図的に発生させられたものです』

    偶然や運命?みたいな物だと思われた方がいたかも知れませんが、違います

    いろいろ疑問があるとは思いますが、言えるのはここまでです。
  119. 120 : : 2015/12/08(火) 18:36:13
    期待!
  120. 121 : : 2015/12/08(火) 19:51:48
    >>120 ありがとうございます☆
  121. 122 : : 2015/12/08(火) 19:52:50
    《余談》

    なにか質問などがありましたら、書いてくださいね
  122. 123 : : 2015/12/08(火) 20:52:13
    《お知らせ》

    諸事情により、今日は投稿をお休みさせていただきます。

    ごめんなさい。

    【次回更新予定日】
    12/9(水)21:00~23:00

    明日は“必ず”投稿しますので、お楽しみにしててください

    《SSについて》

    >>1
  123. 124 : : 2015/12/08(火) 22:12:42
    期待
  124. 125 : : 2015/12/09(水) 16:37:31
    >>124 ありがとうございます☆
  125. 126 : : 2015/12/09(水) 20:56:34
    22:30に更新します
  126. 127 : : 2015/12/09(水) 21:22:47
    >>117 ありがとうございます☆

    >>118 ありがとうございます☆
  127. 128 : : 2015/12/09(水) 22:26:00
    更新します
  128. 129 : : 2015/12/09(水) 22:26:26
    ----------アオギリの樹・アジト----------

    什造「どうしますかね?」

    平子「そこら辺にいるモブはいい」

    琲世「平子さんも十分モブですよ」

    平子「おま───」

    法寺「2人共、真剣に」

    太志「んじゃあお前ら、いくぞ!」

    ──白鳩はそれぞれの喰種の元へと向かう

    ----------ナキ&什造side----------

    什造「こんにちは〜♪」

    ナキ「よォ…待ってたぜ」

    什造「…?僕の事知ってますう?」

    ナキ「あったりめぇだろお!?」

    什造「じゃあ、もう始めちゃってもいいですかあ?」

    ナキ「あぁ来いよぉ!グチャミソにしてやる!」

    什造「フフフ♪楽しめそうですう〜」

    什造:クインケ

    サソリ1/56:尾赫

    13’sジェイソン:鱗赫

    ナキ「てんめぇ!やっぱりお前か!」

    什造「何の事ですう?」

    ナキ「その鎌の事だよ鎌!」

    什造「これですか?ジェイソンからとったクインケです〜♪」

    ナキ「神兄貴の仇取ってやるぞこらああ!!」

    什造「なんだかよく分かりませんけど、とにかく殺すです♪」

    ----------タタラ&法寺/暁side----------

    法寺「約2年ぶりですね」

    タタラ「法寺か」

    暁「この喰種は?」

    法寺「暁さん気をつけてくださいね、かなりやりますから」

    タタラ「女…お前は確か“アイツ”といた白鳩か」

    暁「アイツ…?」

    法寺「多希くんの事ですか」

    暁「…!」

    タタラ「滝澤というのか、まぁいい」

    暁「貴様ッ!」

    法寺「落ち着いてください!」

    暁「…っ!」

    タタラ「2人か」

    法寺「数では私達が有利ですね」

    タタラ「どうだろうな」

    法寺「…行きますよ」

    暁「…」

    法寺:クインケ

    赤舌:甲赫

    暁:クインケ

    アマツ:尾赫/甲赫

    ----------絢都&排世/太志side----------

    太志「喰種か…気をつけろよ、ハイセ」

    排世「はい…!」

    絢都「…お前………」

    排世「…?」

    太志「…」

    絢都「人生ってのは何があるかホントわからねぇな」

    排世「富良さん、いきましょう」

    太志「あぁ」

    排世:クインケ

    ユキムラ1/3:甲赫

    太志:クインケ

    ランタン:尾赫


    ----------エト/ノロ&平子/キジマside----------

    エト「うふふ、きたきたぁ♡」

    ノロ「…」

    平子「キジマさん」

    キジマ「分かっていますよ、かなりお強いようですね」

    エト「ゾクゾクする」

    平子「さて…仕事しますか」

    キジマ「えぇ」

    平子:クインケ

    ナゴミ:鱗赫

    キジマ:クインケ

    ロッテンフォロウ:鱗赫
  129. 130 : : 2015/12/09(水) 22:30:17
    ----------ナキ&什造side----------

    ナキ「ホラホラホラホラホラァ!!」

    什造「遅いですねえ?」

    ナキ「あぁ!?仕方ねぇだろ!甲赫は重いんだよ!」

    什造「殺しちゃった後、クインケにしてもいいですか?」

    ナキ「殺せたらなぁ!」

    ──そのまま突っ込み、攻撃を仕掛けるナキ

    什造「遅いです♪」

    ──だがそれを間一髪避け、ナキの右足を切断する什造

    ナキ「いでぇぇぇぇえ!!!」

    什造「そんなに痛いんですかね〜?」

    ナキ「てんめぇ!!」

    什造「フフフ♪」

    ----------絢都&排世/太志side----------

    ──絢都は2人を相手に善戦していた

    排世「やりますね」

    太志「気を抜くなよ」

    絢都「おい眼帯野郎」

    排世「眼帯野郎?」

    太志「喰種なんかに耳を傾けるな」

    絢都「お前…このままでいいのかよ?」

    排世「どういう事かは分かりませんが、アナタはここで討伐します。アオギリの樹のメンバーであるならば」

    絢都「俺はもうアオギリにはいない」

    太志「ならなんでここに?」

    絢都「とある事で利害が一致したんだよ、それだけだ」

    太志「そうかよ…!」

    ──ランタンで攻撃するも、簡単に避けられてしまう

    太志「ちょこまかと…」

    排世「利害が一致したとは?」

    絢都「お前がそれを知る必要ねぇだろ?」

    排世「そうですね」

    ----------タタラ&法寺/暁side----------

    暁「でりゃあ!」

    ──アマツで攻撃を繰り出すも、いとも容易く避けられてしまう

    暁「素早い…」

    法寺「少し下がっててください…」

    タタラ「…」

    法寺「行きますよ」

    タタラ「お前は今殺す」

    法寺「そう簡単に殺されるわけにはいきませんけどね」

    ----------エト/ノロ&平子/キジマside----------

    エト「この程度…?」

    平子「包帯の喰種…強いですね……」

    キジマ「みたいですねぇ…はぁ…はぁ…」

    ──疲れているキジマを確認したノロは、キジマを攻撃する

    ノロ「…」

    キジマ「ぐはぁ!」

    ──吐血し、地面に倒れ込むキジマ

    平子「キジマさん!」

    ──急いで倒れたキジマの元へ行こうとするが、エトにより邪魔をされてしまう

    エト「はーいストップだよ?」

    平子「くっ…!」

    ノロ「…」

    平子(ヤバい…)

    ----------タタラ&法寺/暁side----------

    タタラ「相変わらずやるな」

    法寺「あなたもやりますね」

    暁(どういう関係なんだ…?)

    法寺「2対1ならこちらが有利です」

    タタラ「誰がいつ俺は1人だと言った?」

    法寺「?」

    ?「ふざけんなよ…さっき躓いたじゃねぇかよ…クソッ!クソッ!」

    ボキッ(指鳴らし)

    ?「何かイライラする!!誰かをぶち殺してぇ!」

    法寺「…!」

    暁「お前は…滝澤………なのか?」

    滝澤「…ア゙?」
  130. 131 : : 2015/12/09(水) 22:30:46
    【次回更新予定日】
    12/10(木)21:00~23:00
  131. 132 : : 2015/12/09(水) 22:35:08
    期待!
  132. 133 : : 2015/12/09(水) 22:40:03
    期待
  133. 134 : : 2015/12/10(木) 00:41:41
    期待
  134. 135 : : 2015/12/10(木) 09:10:50
    完成体…期待
  135. 136 : : 2015/12/10(木) 20:43:13
    >>132 ありがとうございます☆

    >>133 ありがとうございます☆

    >>134 ありがとうございます☆

    >>135 ありがとうございます☆
  136. 137 : : 2015/12/10(木) 20:45:01
    《お知らせ》

    このスレに、オリキャラの項目を追加しました

    ですが、ほんのほんのほんのほんのほんのほんのほんのほんのほんのほんの少しです

    詳しくは、>>1の2:を見てください
  137. 138 : : 2015/12/10(木) 20:49:26
    《余談》

    このSSはもちろん終わるまで書きます

    ですが

    これの続編というのが書きたくなりましたw

    【後編】って書いてるにも関わらず←

    なぜかというと、前編、後編を読んでいる人なら1度は多分思ったことがあると思いますが

    紅い雲

    そう、紅い雲です

    紅い雲はなんなんだ?と思う人が多いですし、このSSが終わったあと紅い雲の謎が残ると後味が悪いのでそのために続編を書きます

    あくまで予定ですが^^;

    続編を期待してくれる人がいたら、作ろうと思います!
  138. 139 : : 2015/12/10(木) 20:54:05
    確かにあれは気になる。お願いしたい。
  139. 140 : : 2015/12/10(木) 21:30:11
    >>139 読んでくれてありがとうございます☆

    はい!もちろん書きます←
  140. 141 : : 2015/12/10(木) 21:30:18
    22:30から更新します
  141. 142 : : 2015/12/10(木) 22:20:31
    滝澤→白滝
  142. 143 : : 2015/12/10(木) 22:20:35
    更新します
  143. 144 : : 2015/12/10(木) 22:20:39
    暁「いや…そんなはずは…」

    法寺「これはいったい…」

    白滝「んだよ…会いたくねぇ奴らに会っちまったじゃねぇかよ…クソがぁぁぁぁあ!」

    暁「滝澤なのか…?」

    白滝「…」

    暁「答えろ!」

    白滝「俺だよ」

    暁「…!」

    法寺(なぜ滝澤くんが喰種に…)

    暁「…仕方がない」
    (心を鬼にするしかない)

    白滝「おいおい、俺とヤル気かよォ?」

    暁「お前はもう私の知っている“アイツ”じゃない」

    白滝「くっだらねぇ…ほんっと人間ってヤツはよォ!」

    暁「法寺特等捜査官、ここは私に」

    法寺「わかりました…ですが、無理は駄目ですからね」

    白滝「ヒャハハァ!テメェも喰ってやるよォ!!」

    ----------絢都&排世/太志side----------

    絢都「流石にキツいな…」

    太志「ハイセ、大丈夫か?」

    排世「はい…少し疲れてきましたが」

    絢都「…もうカッタリィから決着つけていいか?」

    排世「いいですよ、僕達がアナタを…アオギリを倒します」

    ──無駄だよ

    排世(なんでこんな大事な時に出てくるんですか…)

    金木(無駄だよ)

    排世(なにがです?)

    金木(君にアヤトくんは倒せないよ)

    排世(…)

    金木(まぁそれは、君が1番分かってるよね?)

    排世(うるさい…)

    金木(ねぇ、僕の力…貸してあげようか?)

    排世(失せろ………失せろよ!)

    金木(イヤだ…君はまだ分かってない)

    排世(…?)

    金木(いまのままじゃ、全員死ぬよ)

    排世(何を言うかと思えば…)

    金木(もう少しでわかるよ)

    ──そう言うと、金木は排世の精神世界から消える

    太志「───セ」

    排世「…」

    太志「ハイセ!」

    排世「…!」

    太志「ぼーっとするな!」

    排世「す、すみません!」

    絢都「はぁ…仕方ねぇ」

    ──そう呟くと、絢都はその場から消える

    太志「アイツ逃げやがった」

    排世「また来ると思います」

    太志「なんで分かる?」

    排世「なんとなくです」

    太志「そうか…」

    ──疲労しきっていた太志はそのまま地面に座り込む

    太志「あ〜疲れた!」

    排世「大丈夫ですか?」

    太志「おう。なぁハイセ」

    排世「はい?」

    太志「わりぃけど、俺少し休むわ…先に行っててくれるか?」

    排世「…わかりました」

    ──そう言われた排世は、太志の言う通りほかの仲間の所へと向かう

    太志(わりぃ有馬、俺に監視とかそういうのはやっぱ向いてなかったわ)
  144. 145 : : 2015/12/10(木) 22:25:25
    ----------ナキ&什造side----------

    ナキ「はぁ…はぁ…」
    (んだよコイツ!強すぎだろ!)

    什造「なんか飽きてきたです…」

    ナキ「ふざけんじゃねーよ!」

    ──攻撃を仕掛けるナキだが、華麗に避けられ胴体を2つに切り離されてしまう

    ナキ「が……っ………」

    什造「飽きたって言ったじゃないですか〜♪」

    ナキ「クソ………が…っ……」

    什造「んー…でも、楽しかったですよ?フフフ♪」

    『ナキ──死亡───』

    ----------エト/ノロ&平子/キジマside----------

    平子「はぁ…はぁ…」

    ノロ「…」

    エト「ノロさん…お腹空いてるみたいだね?」

    平子(体に力が入ら……な…い………)

    エト「じゃあね♡アナタももうおやすみなさーい」

    ──次の瞬間、平子とキジマはノロの赫子に喰われてしまう

    『平子──キジマ──死亡───』

    エト「暇だなぁ〜…“アイツ”のいない白鳩がこんなにも弱いなんて」

    ノロ「…」

    ──その瞬間、ノロが吹っ飛ばされる

    エト「…!」

    エレン「ちっ…そこの包帯野郎は蹴り損ねたか」

    エト(この人達はたしか)

    董香「他の皆とはぐれちゃったみたいだね」

    エレン「過ぎた事はしょうがねぇ…今は目の前の敵に集中するぞ、トーカ」

    董香「うん」

    エト「少しは…楽しめそうかも♡ノロさんもそう思うでしょ?」

    ──蹴り飛ばされ、胸にでかい穴を開けていたノロはすぐさま胸の穴を再生させる

    エレン「やっぱダメか」

    董香「胴体切り離せば流石に死ぬよ」

    エト「君、エレンくんだよね?」

    エレン「何で俺のことを?」

    エト「タタラさんから聞いててさ、君とは前から戦ってみたかったの」

    エレン「そりゃあどーも」

    エト「殺してもいいかな?」

    董香「簡単に殺させると思ってるの?」

    エト「思ってないよ?」

    エレン「トーカ、下がってろ」

    董香「私もたたか───」

    エレン「いいから下がってろ!!!!」

    董香「わかった…」

    エト「あぁ〜ゾクゾクするぅ♡」

    エレン「さて…」

    ──歩きながら、エトに近づくエレン

    エト「私に近づくの?」

    エレン「近づかねぇと、テメェを殺せねぇだろ?」

    エト「確かに♪」

    エレン「いつまで喋ってんだよ?」

    ──そう言い、エトを指差すエレン

    エト「左腕…いつの間に?」
    (タタラさんの言ってた通りの人みたい、この人)

    エレン「お前の腕、美味いな」

    エト「ありがと」

    エレン「負けねぇよ、テメェとそこの無口野郎には」

    エト「キヒヒヒヒヒ!」

    ──その瞬間エトは赫者になり、変わり果てた姿になる

    エレン「化け物…だな」

    エト「さて、さてさて…有馬貴将とどっちが強い?」

    エレン「知らねぇ奴と比べんなっての」
  145. 146 : : 2015/12/10(木) 22:26:06
    【次回更新予定日】
    12/11(金)21:00~23:00
  146. 147 : : 2015/12/11(金) 00:32:17
    期待してる
  147. 148 : : 2015/12/11(金) 09:29:51
    >>147 ありがとうございます☆
  148. 149 : : 2015/12/11(金) 21:00:22
    22:30から更新します
  149. 150 : : 2015/12/11(金) 22:19:29
    更新します
  150. 151 : : 2015/12/11(金) 22:19:34
    ----------タタラ&暁side----------
    ‘タタラ/法寺’

    タタラ「法寺、諦めろ」

    法寺「はぁ…はぁ…」

    ──激しい戦闘の最中、法寺は疲労で倒れ込んでしまう

    タタラ「お前はあくまで“人間”だ」

    法寺「くっ…」
    (この状況はマズいですね…)

    タタラ「だが、俺は“喰種”だ」

    法寺「たしかにそうですね…ですが、人間は喰種より強い」

    タタラ「ほう?力のないお前が何を言う?」

    法寺「人間には想いという力があります、アナタ達には負けませんよ」

    タタラ「力とは想いなどではなく、物質の起こす事象の事だ…想いなどというのはただの綺麗事にしか過ぎない」

    法寺「違います」

    タタラ「なら、試してみろ」

    ‘白滝/暁’

    白滝「おいおいおいおい…この程度かよ?」

    暁「くっ…!」
    (強い…だが負けるわけには!)

    白滝「前からテメェは気に食わなかったんだよォ!オラァ!」

    ──白滝は暁に猛烈な攻撃を仕掛ける

    暁「ぐあぁ!」

    白滝「はははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」

    暁「くそっ…」

    白滝「なにが くそっ… だぁ!オラァ!」

    暁「やはり、私の知っているアイツではないな」

    白滝「はァ?」

    暁「亜門上等捜査官…私に力を貸してくれ……!」

    ──そう呟き、倒れていた身体を起こす暁

    白滝「おいおい…女の癖に案外タフだなァ?」

    暁「貴様などに負けるものか…」

    白滝「まぁいいや」

    ----------エト&エレンside----------
    ‘エト/エレン’

    エト「キャハハァ!強い♡強い♡」

    ──エトが繰り出す赫子の攻撃を難なく避けるエレン

    董香(エレンがここまで強いなんて…)

    ──その時、ノロが董香に近づく

    董香「…!」

    ノロ「…」

    エレン「トーカ!」

    エト「ねぇ!こっち見てよ!ねぇ!!」

    ──激しい攻撃を繰り出すエトは連撃の末、エレンの両足を取る

    エレン「くそっ…!」
    (いってぇ………)

    エト「ウソ…まだ3秒も経ってないのにもう治ってる!スゴい!!ヤバい♡」

    エレン「両足程度3秒もいらねぇんだよ」

    エト「アナタって何者?」

    エレン「知るかよ」

    エト「アナタ…とっても強いのね」

    エレン「で?」

    エト「私の玩具にしたくなってきたァ♡」

    エレン「やってみろよ、ビッチ野郎…けど、いまは……」

    ノロ「…」

    董香「喰らえッ!」

    ──ノロに蹴りを入れる董香だが、片手で受け止められてしまう

    ノロ「…」

    董香「しまっ───」

    ──その瞬間、またもやノロが吹き飛ばされる

    エレン「流石に2対1はキツいな」

    董香「エレン…」

    エレン「何があっても守るつったろ」

    董香「足でまといだよね…」

    エレン「大丈夫だ」

    エト「ノロさん吹っ飛ばしちゃうなんてスゴいねぇ〜私、ノロさんが吹っ飛ばされた後何が起きたか分からなかったよ」

    エレン「速度だけなら誰にも負けねぇ」

    エト(彼の動きは確かに速いけど単純。鱗赫を無数に出現させてそれを壁に刺して高速で動く…それだけ。裏を読めばそんなの分かっちゃう♡)

    エレン「いくぜ」

    エト「きて?」

    ──エレンはもの凄い速度で、動く。だが、エトに抱きしめられてしまう

    エト「つ〜かま〜えたぁ♡」

    エレン「なっ!」

    エト「たしかに異常なほど速いけど…動きが単純だから分かるよ?次に行く場所くらい」

    エレン「いつまで抱きしめてんだよ」

    エト「ぐはっ!」

    ──抱きしめているエトを殴って吹っ飛ばすエレン

    エト「あぁ…気持ちいい」

    エレン「お前ってイタい奴だな」

    エト「そう?」

    エレン「あぁ」
  151. 152 : : 2015/12/11(金) 22:22:50
    ----------白滝&暁side----------
    ‘白滝/暁’

    暁「くそっ…血が止まらない……」

    白滝「人間ってここまで脆かったんだな」

    暁「ふざっけるな!!」

    ──アマツで攻撃するも、避けられてしまう

    白滝「アキラ…俺はよ…嫉妬してたんだよお前に…」

    暁「知るか」

    白滝「確かにそうだな…けどよ、人間には壁ってもんがある、わかるか?壁だよ壁。人間には限界と壁が常にあ───」

    暁「だからどうし───ぐはっ!」

    ──暁の腹を殴り、吐血させる白滝

    白滝「講義はちゃんと聞けよ」

    暁「が………っ……」

    白滝「けどな!喰種に限界はねぇ」

    ──そう言うと、自ら自分の右腕をもぎ取る

    暁「…!」

    白滝「人間なら出血で死ぬぜ?でも、喰種は今くらいじゃ死なねぇ!」

    ──もぎ取られた腕はすぐに再生する

    白滝「喰種になれば全てが変わる…お前も喰種になって、一緒にアオギリに来ねぇか?」

    暁「断る」

    白滝「あっそ…死ねよ」

    暁「ここまで……か…」

    ──その瞬間、エレン、董香とはぐれてしまった四方、ウタ、月山が登場する

    ウタ「白鳩と変態、どっちの味方する?」

    四方「…俺達はどちらにも属さない…コイツを倒すだけだ」

    ──そして、3人の目線は“コイツ”に向けられる

    白滝「ア?誰だてめぇら」

    暁「くっそっっ………」

    ──暁はそのまま気絶してしまう

    『──暁──気絶───』

    月山「君…どこかカネキくんと似てるねぇ?どんな味がするのやら」

    白滝「誰だつってんだろ!!!!」

    ウタ「この喰種、かなりやるみたいだね」

    白滝「3体1かよ…」
    (タタラさんの所に戻るかどうするか迷うな)

    四方「…何を考えている?」

    白滝「ハァ?」

    ウタ「ねぇ、君の持ってるその薬…なに?」

    白滝「医者が作った喰種になる薬だよ。人間が使えば喰種になる…喰種が使えばもっと強くなる」

    ウタ「させない方がいいってことね」

    四方「…ウタ、月山、行くぞ!」

    月山「All Right」

    ----------タタラ&法寺side----------
    ‘タタラ/法寺’

    タタラ「立ち上がる力さえ残っていないか」

    法寺「くっ…」

    タタラ「俺はもう行く…」

    法寺「なぜ、殺さないのですか?」

    タタラ「まだ時ではない、それだけだ」

    法寺「…っ……」

    ──そう言い捨て、タタラは法寺の前から消える

    法寺「私がもっと強ければ…」

    『──法寺──気絶───』

    ----------エト&エレンside----------
    ‘エト/エレン’

    エトとエレンは激闘を繰り広げていた

    エト「強い…私、今興奮しすぎて“アソコ”濡れちゃってるぅ♡」

    エレン「はぁ…」

    ──その瞬間、エレンは自分の鱗赫でエトの腹部を貫く

    エト「がはっ!」
    (赫子の速度も速いんだね…ゾクゾクする!)

    エレン「お前…捨て子か?」

    エト「…」

    エレン「お前、名前は?」

    エト「エトだけど?」

    エレン「お前の眼はすげぇ悲しい眼をしてる。俺がその悲しみから助けてやるよ」

    エト「へぇ?やってみて?」

    エレン「なんてな」

    エト「…!」

    ──エレンはエトの胴体を2つにする。そして、そこから出てきた人物は…

    董香「ウソ…あの人ってまさか…」

    エレン「トーカ、知ってるのか?」

    董香「う、うん」

    ノロ「…」

    ──董香のその一瞬の油断が、ノロの攻撃を受けるきっかけを作ってしまう

    董香「ぐはっ!」

    エレン「トーカ!」

    ──吹っ飛ばされたトーカを受け止めるエレン

    エト「動きで君に勝てる人間や喰種はいないよ…でも、勝てないわけじゃない」

    エレン(ちっ…気絶したトーカを守りながら戦うのはキツいな…)

    ──と、その時…1人の喰種捜査官が登場する

    排世「喰種の集団…4人確認」

    エレン「…!」

    排世「…あなたは光殺の喰種ですか?」
    (CCGから聞いた特徴と一致してる…つまり、コイツが本物のあの危険喰種か)

    エレン「お前は…カネキ?」

    金木(エレン…)

    『戦闘の最中に偶然にも邂逅してしまったエレンと排世、この出会いが佐々木琲世の運命を大きく変える事となる』
  152. 153 : : 2015/12/11(金) 22:23:27
    【次回更新予定日】
    12/12(土)21:00~23:00
  153. 154 : : 2015/12/11(金) 23:52:02
    期待
  154. 155 : : 2015/12/12(土) 00:23:18
    期待
  155. 156 : : 2015/12/12(土) 12:09:15
    期待
  156. 157 : : 2015/12/12(土) 20:16:21
    《お知らせ》

    今日は諸事情により、更新時間が遅くなります

    迷惑をかけてしまい、申し訳ございません
  157. 158 : : 2015/12/12(土) 20:16:52
    今日は更新します

    >>157
  158. 159 : : 2015/12/12(土) 20:51:34
    《余談》

    Twitterの方で

    Q「エレンはこのSSの中で巨人化はしないんですかー?」

    という質問が来たのですが







    /(^o^)\

    巨人化させるか迷ってますw

    という事で、エレンは作中の中で巨人化させてもいいのか否か

    読者様に決めていただこうと思います

    ( ´-` ).。o(喰種エレンが巨人化したらガチでチートキャラになりかねない←)
  159. 160 : : 2015/12/12(土) 22:08:15
    期待
  160. 161 : : 2015/12/12(土) 22:12:58
    喰種なだけですごく強いから巨人化は、いいです!
  161. 162 : : 2015/12/12(土) 22:23:16
    更新します
  162. 163 : : 2015/12/12(土) 22:25:16
    ----------白滝/四方side----------
    ‘白滝VS四方、ウタ、月山’

    白滝「んだよ…クソつえぇじゃねーか」

    ウタ「なんか思ったより大したことないね」

    月山「3体1ではさすがにキツいかな?」

    四方「…だからといって油断はするな」

    ──白滝と戦闘中の四方達は圧倒的優位に立っていた───と、思われたが

    白滝「ちくしょう…ちくしょおおお!!!!」

    ──叫びの後、白滝は注射と薬を自分の体に使用する

    ウタ「あ、なんかしちゃったよ?」

    月山「very enjoyment」

    四方「…2回戦みたいなものか」

    ──薬を使用した白滝に体の変化はないものの、3人は表に出ぬ強さを感じ取っていた

    ウタ「3人いて良かったかもね」

    月山「カネキ君を喰べるまでは死ぬつもりはないが」

    四方「…来るぞ!」

    白滝「…」

    ──白滝との戦闘に備え、戦闘態勢の構えをしていた3人だったが…気づいた時には3人一緒に地面に倒れているのに気づく

    ウタ「これ…ホントにマズいかも」

    月山「本気でかからないとマズいねこれは…very hardだ」

    白滝「あ、が…っ………!」

    四方「…どうやらまともに喋れないようだな」

    ウタ「そうだね…傷は治るけど、今の僕達じゃ勝てそうにないかも」

    月山「でも、戦わなければならない…そういう事だろう?」

    白滝「っ…!ぐぐぐぐぐ!!」

    四方「…そういう事だ。来い!俺達が相手をしてやる」

    白滝「ギィェェェアァァァア!!」

    ----------エト/エレンside----------
    ‘エトVSエレン’/排世←?

    エレン「カネキ…だよな?」

    排世「僕は佐々木琲世、喰種捜査官です」

    金木(違う…僕は…君は…)

    排世「…頭が……」

    エト「好都合♡2人まとめて殺しちゃうわ!」

    金木(ハイセ)

    排世(なんです?)

    金木(今は…)

    排世(分かっています)

    金木(ならいいや)

    ──安堵の表情を浮かべながら、排世の精神世界から消える金木

    エレン(クソ…やっぱ記憶がないのかよ)

    排世「光殺の喰種」

    エレン「なんだ?」

    排世「今は、アナタと共に…」

    エレン「共闘…か。でも、味方って訳じゃないんだよな?」

    排世「はい」

    エト「2対1かぁ…」

    排世「アナタが隻眼の王ですね?」

    エト「さぁ?」

    排世「そうですか。まぁこの際、アナタが何者かなのはどうでもいい」

    エト「で?」

    排世「アナタを狩ります!」

    エト「ウケる…勝てると思ってるの?」

    エレン「勝てるさ、俺達無敵コンビをナメんなよ」

    排世「馴れ馴れしいですね」

    エレン「共闘してるうちはいいだろ?」

    排世「まぁ…」

    エレン「いくぜ、カネキ!」

    排世「佐々木琲世です」

    エト「きて?2人共玩具にしてあげるぅ!」

    ──戦闘、開始
  163. 164 : : 2015/12/12(土) 22:28:13
    ----------タタラ/什造side----------
    ‘タタラVS什造’

    ──ナキを倒した什造はアジト内を歩いていた───そして、喰種と邂逅する

    タタラ「蝿がもう1匹いたか」

    什造「あれれ〜?2匹目の喰種にあったです~♪ここのアジト広すぎて歩き疲れてきたところですけどね?」

    タタラ「なら、大人しく死ぬか?一撃で葬ってやる」

    什造「それは嫌ですね」

    ──そう言い、クインケで斬りかかる什造

    タタラ「その程度か?」

    ──だが、それらすべての攻撃を避けるタタラ

    什造「今度は楽しめそうです♪」

    ----------富良太志side----------

    太志「くっそ…傷がまだ癒えねぇ…!」

    ──その時、携帯に着信が来る

    太志「有馬からの電話…?もしもし」

    有馬『監視の結果はどうだ?』

    太志『わりぃ、俺には向いてなかったわ』

    有馬『太志らしいな…』

    太志『わりぃな有馬』

    有馬『構わない』

    太志『んで、俺はどうすればいい?』

    有馬『お前の任はハイセの監視だ。だが、それが出来ないのならCCGに戻ってきてくれないか?』

    太志『戦闘中だぞ?いまは』

    有馬『お前の任は監視だ』

    太志『はぁ…わーったよ、戻る戻る』

    有馬『あぁ』

    ──電話を終えた太志は、CCGへと戻る

    太志(有馬…)

    ----------エト/エレンside----------
    ‘エトVSエレン/排世’

    排世「上です!」

    エレン「任せろ!」

    エト「ぐはっ!」
    (あぁん♡)

    排世「やりましたね…」

    エレン「けど、すぐに再生する…」

    エト「そのとぉ~り♪」

    エレン「参ったな」

    排世「光殺の喰種…どうします?」

    エレン「エレンでいいよ…」

    排世「エレン、どうします?」

    エレン「俺が攻撃を仕掛ける…上空へ蹴るからお前がそのクインケで首を斬れ」

    排世「できますかね…」

    エレン「何かあれば俺が助ける」

    排世「分かりました」

    ──その時…気絶した董香を抱き抱え、奥へ消えるノロ

    エレン「なっ!トーカ!!」

    ──ノロを追いかけようとした矢先、排世に腕を掴まれてしまう

    エレン「てんめぇ!離せ!」

    排世「いまはこの喰種を倒す事が最優先です!」

    エレン「トーカを助けてぇんだよ!離せっ!」

    排世「はぁ…曲げないんですね?」

    エレン「お前1人じゃ勝てないとでも思ってんだろ?」

    排世「それはっ…」

    エレン「俺はお前を信じてる。ビッチ野郎なんかに負けるはずねぇだろ?」

    排世「けど…」

    エレン「ハイセ、すぐに片付けてくる。それまで持ちこたえてくれ」

    排世「持ちこたえる…ですか。分かりました、何とかします」

    エレン「ありがとよ」

    ──そう告げると、エレンはノロの元へと向かう

    エト「さて…お手並み拝見だね?」

    排世「…僕は喰種捜査官です。よって、アナタを狩ります」

    エト「楽しみ♡」

    ----------ノロ/エレンside----------
    ‘ノロVSエレン’

    ノロ「…」

    エレン「はぁ…はぁ…やっと追いついた………ぜ」

    ノロ「…」

    エレン(おかしい…コイツはさっき確かにトーカを抱えてたはず…)

    ──そう思った矢先、ノロは床に倒れているトーカに視線を移す

    エレン「なんだ…床に置いたのか───は?」

    ──床に倒れているトーカを見たエレンは目を疑う

    ノロ「…」

    エレン「お前…」

    ノロ「…」

    エレン「トーカの下半身は…どこにやった?」

    ノロ「…」

    ──エレンは、ノロの手に血がついているのを確認する

    エレン「お前…まさか………」

    ノロ「…」

    エレン「喰いやがったな…………………………………………」

    ノロ「…」

    エレン「この野郎…この野郎…この野郎がああああああ!!!!!」

    ノロ「…」

    ──激怒したエレンに向けてノロは赫子を出す

    エレン「てめぇは殺っ───!?」

    ──ノロの赫子が口のよう形になり、その口の中から骨を吐き出す

    ノロ「…」

    エレン「殺す………!」

    エレン対ノロ、遂に開始
  164. 165 : : 2015/12/12(土) 22:28:49
    【次回更新予定日】
    12/13(日)21:00~23:00
  165. 166 : : 2015/12/12(土) 23:00:46
    期待
  166. 167 : : 2015/12/13(日) 00:34:00
    期待
  167. 168 : : 2015/12/13(日) 15:40:04
    期待
  168. 169 : : 2015/12/13(日) 20:57:17
    22:30に更新します
  169. 170 : : 2015/12/13(日) 20:59:27
    期待
  170. 171 : : 2015/12/13(日) 22:15:06
    >>166 ありがとうございます☆

    >>167 ありがとうございます☆

    >>168 ありがとうございます☆

    >>170 ありがとうございます☆
  171. 172 : : 2015/12/13(日) 22:19:19
    期待ダーーーーーー
  172. 173 : : 2015/12/13(日) 22:25:43
    >>172 ありがとうございます☆
  173. 174 : : 2015/12/13(日) 22:25:48
    更新します
  174. 175 : : 2015/12/13(日) 22:26:12
    ----------タタラ/什造side----------
    ‘タタラVS什造’

    什造「まだ…です……」

    タタラ「もういい、そろそろ眠れ」

    ──そう言い放ったタタラは、腕で什造の腹部を貫く

    什造「ぐはっ!!」

    タタラ「人間は脆い」

    什造(篠原…さん……)

    ----------エト/排世side----------
    ‘エトVS排世’

    エト「ねぇ大丈夫?息切れてるよ?」

    排世「はぁ…はぁ…」
    (まずい…このままじゃ)

    ──実力差を体験していた時に、また彼がやってくる

    金木(弱いね)

    排世(…)

    金木(力の使い方…教えてあげようか?)

    排世(力の使い方…?)

    金木(君が休んで、僕がでる)

    排世(乗っ取るつもりなんですね…)

    金木(元々は僕の体だ…返せ)

    排世(うるさい…)

    金木(このままじゃ倒せないよ?)

    排世(それは…)

    金木(もう休みなよ…)

    ──そう言いながら、排世に抱きつく金木

    排世(任せていいの?)

    金木(この世界は間違っている)

    排世(そうだね…)

    金木(僕はそんな世界を正したい)

    排世(僕もそれは同じです)

    金木(でも、君の力じゃ無理だよ)

    排世(そうだね…)

    金木(僕に…任せてくれないかな?)

    排世(アナタに任せたら…この世界は正せますか?)

    金木(正せますか?じゃない…正す)

    排世(分かりました)

    ──そう言いながら、金木を抱きしめる排世

    金木(ありがとう、決断してくれて)

    排世(後は…任せました)

    金木(おやすみ、ハイセ)

    ──夢はもういい

    エト「ねぇ…なにぼーっとしてるの?」

    金木「…」

    エト「ねぇねぇハイセくん…早く来て?」

    金木「…」

    エト「早く来てよ!じゃないと私からぁ♡─────え?」

    ──気がつくと、エトは赫子により腹を貫かれていた

    金木「ごちゃごちゃ」

    エト「ぐはぁ!」

    金木「うるせえんだよ」

    ----------ノロ/エレンside----------
    ‘エレンVSノロ’

    エレン「殺す殺す殺す殺す殺す!!」

    ──瞬速の如き速度で鱗赫の赫子を使い、ノロの胴体、首を切断するエレン

    ノロ「…」

    エレン「よくも…トーカを……」

    ──だが、すぐに再生してしまうノロ

    ノロ「…」

    エレン「とんでもねぇ治癒力だな…けど、予想内だ」

    ノロ「…」

    ──その時、ノロが赫子でエレンに攻撃を仕掛ける

    エレン「おせぇよ…」

    ──だが、素早い速度で避けるエレン

    ノロ「…」

    エレン「トーカを殺った罪は重いぞ…」

    ノロ「…」

    ----------エト/金木side----------
    ‘エトVS金木’

    エト「カネキくん…かぁ〜」

    金木「今のうちに喋ってろ…すぐにぶち殺してやるからよ」

    エト「きゃ♡助けてぇ?」

    金木「あぁ、いいよ」

    ──そう近づき、再度エトの腹部を貫く金木

    エト「気持ちいい♡でも、助けてくれるんじゃなかったの?」

    金木「黙れ」

    ──全力のパンチを顔に喰らうエト

    エト「いってぇなぁ……ボケナスクソカスゴミ…!」

    ──狂い始めたエトを巨大な赫子で攻撃する金木

    エト「あぁ…カネキくん……」

    ──エトが金木の額に近づき、金木の左眼に舌で触れる

    金木「…」

    エト「私!アナタが好きになったわ!とっても強い♡私、強い人好きよ?」

    金木「…」

    ──次の瞬間、金木が赫子でエトの体を上下2つに切断する

    エト「いったいなあ…ギヒヒヒヒ」

    ──大量の血を流し、舌を出しながら笑うエト

    金木「僕と似ているね…僕と同じで君も可哀想な人だ」

    エト「似ているね…確かに……そんな君に親近感が出てきて好きになったのか…も」

    ──エトの声に力がなくなってくる

    金木「君も───」

    ──もうおやすみ

    エト「好きな相手に殺されるならそれもまた興奮するね…好きよ、カネキくん」

    ──そのまま白目を向き、死ぬエト

    金木「僕のことが好き…か。光栄だね、高槻先生。僕も君が好きだよ…」

    ──話をしている時に、奥の方から叫び声が発せられる

    金木「今のはエレンか…」

    ──金木はエトを喰らい、エレンの元へと向かう

    金木「もう行くよ、高槻先生。トーカちゃんとエレンが待ってるから」

    『──エト──死亡──』
  175. 176 : : 2015/12/13(日) 22:28:46
    ----------ノロ/エレンside----------
    ‘エレンVSノロ’

    エレン「んだよ…すぐに再生しやがって」

    ノロ「…」

    エレン「まぁいいや…何度でも殺してやるよ」
    (もう決着を着ける)

    ノロ「…」

    ──エレンにトドメを刺そうと、飛びかかるノロ

    ──そんなノロの攻撃を、避けながら、右腕、左腕、右脚、左脚、上半身、下半身を切断するエレン

    ノロ「…」

    エレン「いてぇだろ?」

    ノロ「…」

    エレン「じゃあな化け物…さよならだ」

    ノロ「エト…」

    エレン「なんだよお前…喋れたのか」

    ──次の瞬間…ノロの脳と心臓を潰し、二度と再生出来ないよう細かく赫子で切り刻むエレン

    エレン「化け物は殺した…でも、トーカは戻らねぇんだよな………」

    ──絶望しているエレンに、ふと声が微かに聞こえるのを感じ取るエレン

    エレン「声がする…」

    ──エレ…

    エレン「この声は…まさか!」

    ──エレンは上半身が残っている董香に目をやる

    董香「エ…レ……」

    エレン「トーカ!!!!!!」

    ──すぐさま董香に近づき、董香の顔をみるエレン

    董香「血が…止まらないよ……」

    エレン「くっ…」

    董香「私…死ぬんだね」

    エレン「トーカ…」

    董香「ねぇエレン…」

    エレン「もう喋るなよ…傷が…」

    董香「聞いてエレン…」

    エレン「…」

    董香「私がアンタを好きになった理由はさ…アンタ喰種を化け物扱いしなかっなからなんだよ…?最初それ聞いた時嬉しかった…こんな人間もいるんだなって、凄く嬉しかった…それでアンタと喋ったり喧嘩したりしてる間にアンタがいないとソワソワしちゃってさ…そこで初めて気づいたよ…好きだって」

    エレン「…」

    董香「人を好きになったのって今まで無かったからさ…うまく言えないけど……ぐはっ!」

    ──口から吐血をする董香

    エレン「トーカ!」

    董香「アンタを好きになれて…よか………った…」

    エレン「トーカ…」

    董香「エレン…私からのお願い、聞いてくれる?」

    エレン「あぁ…」

    董香「私の事は忘れてもいいから…喰種に対するその想いは忘れないで………………ね………」

    エレン「化け物扱いなんてするわけないだろ!!!!」

    董香「よかっ………………」

    ──その言葉は最後まで発せられる事はなく、エレンは董香が息をしていないことに気づく

    エレン「トーカ…?」

    董香「…」

    エレン「おい…トーカ…?」

    董香「…」

    エレン「なんとか言えよ…」

    董香「…」

    エレン「なんとか言えよ!!!!」

    董香「…」

    エレン「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

    『──董香──死亡──』
  176. 177 : : 2015/12/13(日) 22:30:07
    《余談》

    董香が死ぬとは意外な展開になってしまいましたね

    さてさてさーて、これからどうなるのか

    【次回更新予定日】

    12/14(月)21:00~23:00
  177. 178 : : 2015/12/13(日) 22:31:39
    やばい 涙出そうになった
    期待してます
  178. 179 : : 2015/12/13(日) 22:44:46
    嫌だぁあぁぁぁぁあぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁ
  179. 180 : : 2015/12/14(月) 01:04:12
    ハハッ… もう、笑うしか… ねぇよ…。

    期待
  180. 181 : : 2015/12/14(月) 09:01:20
    >>178 ありがとうございます☆

    >>179 ありがとうございます☆

    >>180 ありがとうございます☆
  181. 182 : : 2015/12/14(月) 15:56:25
    超楽しみ!!
    期待!
  182. 183 : : 2015/12/14(月) 15:58:48
    >>182 ありがとうございます☆
  183. 184 : : 2015/12/14(月) 18:33:04
    期待
  184. 185 : : 2015/12/14(月) 18:39:21
    >>184 ありがとうございます☆
  185. 186 : : 2015/12/14(月) 21:08:05
    22:30に更新します
  186. 187 : : 2015/12/14(月) 21:39:24
    期待してる
  187. 188 : : 2015/12/14(月) 21:46:54
    《お知らせ》

    22:30から更新します

    ですが、読む前に

    >>1の2:をもう一度よく読んで】から続きを読んでください

    《お知らせ2》

    このSSはもうすぐ終わります

    ですが、続編があるので読みたい人は良かったらまた僕の作品を読んでいただけると嬉しいです

    というか、やっとここからが本編開始みたいな感じです←

    続編では、オリジナルキャラクターが登場します
  188. 189 : : 2015/12/14(月) 21:47:50
    >>187 ありがとうございます☆
  189. 190 : : 2015/12/14(月) 22:19:46
    更新します
  190. 191 : : 2015/12/14(月) 22:19:59
    ----------タタラside----------

    ──法寺、什造を倒したタタラはアジト内を歩いていた。そして、喰われかけのエトを発見する

    タタラ「エトか」

    エト「…」

    タタラ「逝ったか」

    エト「…」

    ──うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!

    タタラ「あの声はたしか、エレンか」

    ──声のする方向へと行こうとしたが、3人の喰種に邪魔をされてしまう

    ウタ「行かせないよ」

    月山「やれやれ…死ぬところだったよ」

    四方「…あぁ」

    タタラ「今の俺は機嫌が悪い」

    ウタ「それはドンマイ、で?」

    タタラ「殺しても構わないか?」

    ウタ「誰を?」

    タタラ「お前らをだ」

    四方「…こい、俺達が相手をしてやる」

    ----------エレンside----------

    エレン「クソッ…クソ!!」

    ──エレンは自分の無力さを痛感し、泣いていた

    エレン「俺は………弱い!」

    董香「…」

    エレン「トーカ…」

    金木「勝ったけど、守れなかったんだね」

    エレン「ハイセか…」

    金木「カネキだよ」

    エレン「お前…記憶が戻ったのか?」

    金木「少しいろいろとあってね、もうハイセじゃないよ」

    エレン「そっか…」

    金木「で…いつまで抱えてるの?トーカちゃんの上半身」

    エレン「お前はなんで平気な顔してんだよ」

    金木「僕だって悲しいよ、でも…仕方ないよね?」

    エレン「…は?」

    金木「この世の全ての不利益は当人の能力不足、君はトーカちゃんを守れなかった。エレンがあの時奪い返していればこうはならなかったよ?」

    エレン「お前の言ってることは理解できる」

    金木「そっか」

    エレン「けど」

    金木「?」

    エレン「納得はできねぇな。たしかに仕方ないけど、涙ぐらい流せよ」

    金木「意味はあるの?」

    エレン「は…?」

    金木「僕はさっきアイツを倒した」

    エレン「で?」

    金木「次は」

    ──次の瞬間、エレンは金木の赫子により腹部を貫かれる

    エレン「がはっ!」

    金木「エレンは光殺の喰種だから…ねぇ?」

    エレン「てんめぇ…!」

    ──エレンの腹部に空いた穴はすぐに回復する

    金木「僕は、喰種捜査官として生きるよ…そしてこんな間違いだらけの世界を正す」

    エレン「喰種捜査官として…か。だからトーカの奴が死んでも泣かねぇんだな……喰種だからだろ?そうなんだろぉ!!!」

    ──エレンは一瞬で金木の背後に回る

    金木(速いな)

    エレン「喰らえッ!」

    ──エレンは金木に蹴りを入れる。が、金木もエレンと同様に蹴りを入れる

    エレン「反応が速いな」

    金木「白鳩の奴らは僕がまだ佐々木琲世だと思ってる」

    エレン「で?」

    金木「まずは手始めに喰種を狩る」

    エレン「で?」

    金木「その後は白鳩を全滅させる」

    エレン「お前…どうしちまったんだよ」

    金木「この世で最も強い力ってなんだと思う?」

    エレン「愛と想いだ」

    金木「違う…暴力だよ」

    エレン(カネキ…お前……)

    金木「白鳩だとか喰種だとかそんなのは僕1人で十分だよ…僕は白鳩と喰種を全滅させた後、人間を暴力と恐怖心で支配する」

    エレン「その後は?」

    金木「秩序を作る。そして人間はその秩序の元ただ動けばいい」

    エレン「それじゃ機械じゃねぇかよ」

    金木「機械…ねぇ?そんなのは言葉の綾にしか過ぎないよ」

    エレン「もういい、分かった。黙ってろ」

    金木「じゃあ…殺していい?」

    エレン「あぁ…けどその前に」

    金木「?」

    エレン「賭けをしよう」

    金木「なに?」

    エレン「俺が負けたら殺されてやるよ素直に」

    金木「助かるね」

    エレン「俺が勝ったら」

    金木「勝ったら?」

    エレン「お前を助ける」

    金木「戯言だね」

    ──エレン、金木研と激突…!
  191. 192 : : 2015/12/14(月) 22:22:08
    ----------タタラ/四方side----------
    ‘タタラVS四方、ウタ、月山’

    ──タタラは四方ら3人を相手に善戦していた

    タタラ「お前ら、その程度か?」

    四方「…コイツまさか」

    ウタ「この喰種もさっきの喰種と同じ薬を使ってるみたいだね」

    月山「薬1つで強くなるとはねぇ…大した技術者だよ作った奴は」

    タタラ「嘉納という医者がいてな、医学においてアイツの右に出る者はいない程の天才だ」

    月山「カネキくんが僕を好きで好きでたまらなくなる薬でも作って頂かないとねぇこれは…」

    ウタ「次は少し強めに行くよ?」

    ──次の瞬間、ウタはタタラの背後に周りタタラの胸を貫く

    四方「…ウタ、そのまま抑えてろ!」

    ──タタラの胴体を切り離そうとする四方だが、そんな四方の蹴りをタタラは腕1本で止めてしまう

    四方「…なんだと…」

    ウタ「四方!」

    月山「まずい…!」

    ──タタラの攻撃により、四方は腹部にデカい穴を開けられてしまう

    タタラ「お前はいつまで俺の後にいるつもりだ?」

    ウタ「…がはっ!」

    月山「スキありぃぃ!───ぐああああ!」

    ──背後にいたウタの両腕を取り蹴り飛ばした後、不意打ちを狙ってきた月山の脚を折る

    タタラ「ノロほどの治癒力を持たないお前らがすぐに回復するとも思わない…そこに這いつくばっていろ」

    ----------エレン/金木side----------
    ‘エレンVS金木’

    ──エレンと金木は激しい戦いを繰り広げていた

    金木「やっぱエレンは強いね」

    エレン「格闘技術ならお前が上だけどな」

    金木「赫子と再生力なら君の方が上だよ」

    エレン「速さもな」

    金木「…!」
    (まばたきして一瞬まぶたを閉じるコンマ数秒を狙って俺の背後に来たのか!)

    エレン「俺の勝ちだ」

    ──次の瞬間、エレンは金木の背後を赫子で貫く

    金木「くっ…!」

    ──背後から受けてしまったダメージでそのまま床に倒れてしまう

    金木「負けちゃったね…僕」

    エレン「体に空いた穴の傷…どれくらいで治る?」

    金木「30秒あれば治るよ」

    エレン「治ったら話がある」

    金木「…」

    ──そして、30秒が経過する

    エレン「…」

    ──傷が治り、立ち上がった金木の服を掴むエレン

    金木「…」

    エレン「お前の言ってることも分かる」

    金木「…」

    エレン「喰種を全滅させて、白鳩を全滅させて、その後は人間を支配してわだかまりも争いもない世界を作る。それがお前にとっての世界の正し方なんだろうな…でも」

    ──金木の服をつかんでいたエレンは掴むのを止め、金木を殴る

    金木「っ…!」

    エレン「理解はできる…でも納得はできねぇしそれが正しいとも俺は思わない」

    金木「なら…どうするの?」

    エレン「分からねぇ」

    金木「それじゃあいつまで経ってもこの間違った世界は争いばかりじゃないか!」

    エレン「そうだな…」

    金木「白鳩は喰種を。喰種は人間を。人間は人間同士。皆争う…でも僕が支配して秩序を作れば争いも無くなる!」

    エレン「カネキィィィィ!!!!」

    ──エレンはかつてないほど叫ぶ

    金木「…」

    エレン「お前が正しいかどうかは分からねぇ」

    金木「なら僕のやろうとしてることは間違ってるってこと?」

    エレン「お前のやった事が正しいかなんてのは、後の歴史が決めることだろうが」

    金木「後の歴史…か」

    エレン「俺達友達だろ?支配なんてしないで、喰種も人間も仲良く暮らせる時代がいつか来る、来ないなら作ろう。その時こそ醜い争いもなくなるはずさ」

    金木「友達…」

    エレン「あぁ」

    金木「たかが友という関係でしかないだろ…!なんで俺をそんなに助けたがるんだよ……」

    エレン「ったく…」

    ──次の瞬間、エレンは金木を抱きしめる

    エレン「お前が1人で背負うのを見ると、俺がいてぇんだよ」

    金木「…!」

    ──その言葉を聞いた瞬間、金木は涙を流す

    エレン「おかえり、カネキ」

    金木「うん、ただいま」

    エレン「優しいお前が金木研だ。さっきのお前は金木研じゃない」

    金木「そうだね」

    エレン「ばーか、そろそろ泣きやめよ」

    金木「うん…」

    ──泣きやんだ金木は死体の董香に近づく

    金木「トーカちゃん…」

    エレン「くっ…トーカ…」

    金木「うわああああああ!!!!」

    エレン「やっと泣けたか…カネキ」

    金木「今までありがとうトーカちゃん…僕やエレン…皆で人と喰種が一緒に暮らせる世界を作るよ」

    エレン「あぁ…約束だ」

    金木「じゃあ…行こうか」

    ──そう言い、その場から去る2人
  192. 193 : : 2015/12/14(月) 22:25:12
    ──そして、そんな2人を見ていた謎の2人組

    ?「行ったみたいだな」

    ?「いいの?」

    ?「?」

    ?「生き返らせるんでしょ?いいの?」

    ?「あぁ」

    ──そう言い、董香の体に手をかざす謎の少年。手をかざした直後董香は青い光に包まれ、体が再生し始める。そしてそこから5分が経過し、董香は目を覚ます

    董香「ん…ここ…は………」

    ──起きた董香は周りを見渡すが、その場にいたのは董香1人だった

    董香「私確か…死んだはず……下半身がある……なんで…?」

    ──その時既に、謎の2人組はアジトを出ていた

    ?「ねぇ本当にあんなことしていいの?」

    ?「あのな…ああでもしないと俺が困るだろ?だって俺は」

    ?「あ、そういうこと」

    ?「はぁ…分かればいいんだよ分かれば。んじゃあ、行くぞ」

    ?「うん」

    ──次の瞬間、2人はその場から突如として消える
  193. 194 : : 2015/12/14(月) 22:25:42
    【次回更新予定日】
    12/15(火)21:00~23:00
  194. 195 : : 2015/12/15(火) 02:40:08
    誰?期待
  195. 196 : : 2015/12/15(火) 07:47:18
    未来のエレンと金木?
  196. 197 : : 2015/12/15(火) 08:09:38
    >>195 >>1の2:

    >>196 >>1の2:
  197. 198 : : 2015/12/15(火) 10:04:08
    《余談》

    Twitter、LINE、そしてこのssnoteで董香を助けた2人は誰?という質問がかなり来ました

    このSSはオリジナルストーリーであり、このSSが終わった後に作る続編を読めばいずれ分かることなので今はまだ教えることができません

    今教えられるのは>>1の2:に目を通してもらえると分かります
  198. 199 : : 2015/12/15(火) 15:48:38
    《余談》

    今夜は更新しますが、テスト勉強もしたいので少し更新が遅れます

    予定:23:00に更新する予定です
  199. 200 : : 2015/12/15(火) 21:35:14
    更新は22:30に出来そうなので、予定通りします。
  200. 201 : : 2015/12/15(火) 22:29:24
    更新します
  201. 202 : : 2015/12/15(火) 22:29:32
    ──董香の元を去った2人はアジト内を歩いていた

    金木「これからどうするの?」

    エレン「ウタさんのところへ向かう。まだ戦いは終わってないからな」

    金木「分かった、急いで探そう」

    エレン「おう」

    ----------タタラside----------

    ──タタラは四方ら相手に圧勝し、3人を瀕死にまで負いやっていた

    タタラ(さて…そろそろ向かうか)

    ──どこかへ行こうとするタタラを月山がタタラの足を抑えて制止する

    月山「行かせないよ…」

    タタラ「足の骨の次は一気に頭蓋骨でも折ろうか?」

    月山「それはまた随分とhardなplayだね」

    タタラ「お前ら3人は怪我を負っている、勝てない」

    月山「おやおや…僕は足の骨がイっただけさ?もう治ってるよ」

    ──足の骨が治った直後立ち直り、戦闘態勢に入る

    タタラ「無駄だ、やめておけ」

    月山「no way…僕は1人になったとしても戦い続けるよ」

    タタラ「もやは執念の域だな」

    ──次の瞬間タタラは月山の首を絞め、持ち上げる

    月山「くっ…!」

    タタラ「首を締められては息もできない、お前は終わりだ」

    ──トドメを刺そうとした瞬間、2人の少年が現れる

    月山「君たちは……くっ…」

    ──そのまま気絶して、地面に倒れそうになる月山を金木が支える

    金木「月山さん…」

    タタラ「エレンか」

    エレン「よォ…久しぶりだなマスク野郎」

    ----------法寺/暁side----------

    暁「クソッ…まだ傷が……」

    法寺「少しここで休みましょう…」

    ──目を覚ました2人は合流し、アジト内を歩いていた

    暁「戦況はどうなったのでしょうか…」

    法寺「わかりませんね…平子さんやキジマさん、ハイセくん、富良さん、鈴屋くんも見かけませんね」

    暁「どこにいっ───」

    什造「ここにいますよ〜」

    法寺「鈴屋くん」

    暁「生きていてよかった…」

    什造「死ななかったけど負けたです…」

    法寺「平子さん、キジマさん、ハイセくん、富良さんをまだみていませんね」

    什造「帰ったんじゃないんですかね?」

    法寺「一体どうすれば…」

    ──悩んでいた時、電話が鳴る

    法寺『もしもし?』

    和修『私だ』

    法寺『和修総議長でしたか』

    和修『現状を説明してくれ』

    法寺『私を含む暁さん、鈴屋くんは現在怪我を負い、ほかの捜査官の行方は分かりません』

    和修『そうか。では、任を言い渡す』

    法寺『はい』

    和修『直ちに本部へと戻れ。以上だ』

    法寺『他の仲間は?』

    和修『恐らく死亡しているだろう、でなければお前達と既に合流しているはずだと私は思うが?』

    法寺『たしかにそうですね…』

    暁「法寺特等捜査官」

    法寺「なんですか?暁さん」

    暁「私達は、本部に戻りましょう。そして大事なお話が」

    法寺「分かりました」

    和修『どうやら決まったみたいだな』

    法寺『はい、直ちに帰還します』

    ──電話を終え、帰還準備へと入る3人

    法寺「暁さん、大事な話とは?」

    暁「それは、帰還してから話すとしましょう」

    法寺「分かりました」

    什造(何の話ですかね?)
  202. 203 : : 2015/12/15(火) 22:38:04
    ----------タタラ/エレンside----------
    ‘タタラVSエレン’

    タタラ「マスク野郎…か」

    エレン「あぁ」

    金木「エレン、この人結構強いみたいだね」

    エレン「わりぃけど、カネキ」

    金木「?」

    エレン「コイツとは俺1人でやる。2年前に2人で交わした約束みたいなもんだ」

    金木「わかった」

    タタラ「俺はお前に興味がある」

    エレン「それで?」

    タタラ「アオギリに来るつもりはないか?」

    エレン「アオギリはもうまもなく俺の手で終わる」

    タタラ「ほう?」

    エレン「金木はビッチ野郎。俺は化け物野郎。このアジトには白鳩もいたから他の奴らも、もう死んでると思うぞ?」

    タタラ「それがどうしたんだ?」

    エレン「なに?」

    タタラ「道具はまた作ればいい」

    エレン「仲間は道具か」

    タタラ「お前がエトを倒すのは予想外だったがな」

    エレン「そうかよ」

    タタラ「あぁ」

    エレン「お喋りは終いだ。2年前の続き…始めようぜ?」

    タタラ「こい」

    ──エレンとタタラが戦闘中、四方らの傷はみるみるうちに回復し、意識が戻る

    ウタ「あれ…僕」

    四方「…やられていたようだな」

    金木「大丈夫ですか?」

    四方「…お前は……研、なのか…?」

    金木「はい」

    ウタ「佐々木琲世はウソだったってこと?」

    金木「佐々木琲世はいますよ」

    ウタ「え、どこに?」

    金木「僕の心の中に」

    ウタ「そっか」

    金木「はい」

    四方「…エレンがあんなに強いとはな」

    ──四方はタタラとエレンとの戦闘を見ていた

    月山「さすが…僕の次のtargetなだけはあるよ……」

    金木「月山さん、お体は?」

    月山「君は…カネキくん…なのか?」

    金木「はい」

    月山「oh my god!なんてことだ…まさかまた会えるなんて!」

    金木「あはは…」
    (相変わらずだな、月山さんは)

    月山「早速だがカネキくん…」

    金木「…?はい、なんですか?」

    月山「喰わせてくれると嬉しいのだ───」

    金木「はい、却下ですね」

    月山(´・_・`)

    金木「エレンがいなければ僕は今頃…」

    ウタ「どうしたの?カネキくん」

    金木「いや、なんでもありません」

    ──穏やかに話している金木達とは余所に、エレンはタタラと戦っていた

    エレン「なっ!」
    (コイツ、背後をとるのがうめぇ…!)

    タタラ「もらった」

    エレン「ぐはっ!」

    ──背中に蹴りを入れられたエレンは背骨を折ってしまう。が、すぐに治る

    タタラ「もう治ったか」

    エレン「もう、終わりにしようマスク野郎」

    タタラ「そうか…だが、そう簡単にやられるわけにはいかない」

    エレン「終わりにするつったろーが」

    ──気がつけば、タタラは上下半身に分かれて地面に倒れていた

    タタラ(なに……見えなかった…)

    エレン「もう戦いはたくさんだ」

    タタラ「手加減していたのか?」

    エレン「6/10ってとこだな」

    タタラ「嫌味な奴だ」

    エレン「そろそろ死ぬか?」

    タタラ「上下半身に分かれては何も出来んからな」

    エレン「お前、名前は?」

    タタラ「タタラだ」

    エレン「…じゃあなタタラ、お前のことは忘れねぇよ」

    ──上下半身に分かれていたタタラをさらに細かく赫子で切り刻み、再生出来ないように始末するエレン

    ウタ「結構エグい殺し方するね」

    ──戦闘を終えたと判断し、近づく4人

    エレン「こうでもしないとすぐに再生しますので」

    金木「エレン」

    エレン「ん?」

    金木「後は任せたよ」

    エレン「…?」

    四方「…ウタ、俺達は帰るぞ。エレン、頑張れ」

    エレン「なにがですか…?」

    ──次の瞬間、エレンの背後に月山が立っていることに気が付く

    月山「君を食べたくなってきちゃってね…君はどんな味がするのか試したいものだ…」

    エレン(金木の野郎…!月山に喰われそうになってるの分かってるくせになんで助けねぇんだよ!)

    月山「エレンくん!!!!」

    エレン「え、ちょ…イギィヤァァア!!!」

    『──アオギリ戦』

    「生存者、エレン、金木、四方、ウタ、月山、暁、法寺、什造、太志」

    「死亡者、平子、キジマ、白滝、エト、ノロ、タタラ」

    ----------CCG/本局----------
    ‘会議室’

    ──アオギリ戦を終えた白鳩達は会議室にいた

    和修「では暁上等捜査官、大事な話について説明してくれ」

    暁「はい、まずこのアオギリ殲滅計画についてです」

    和修「あぁ」
  203. 204 : : 2015/12/15(火) 22:40:11
    暁「まず、なぜこのような任になったのかを私達はよく知りません」

    和修「と、いうと?」

    暁「我々喰種捜査官は任務の時には必ず任務の詳細を教えられます。場所、敵の数などを主にした詳細情報です」

    和修「それで?」

    暁「ですが…今回の任務は、場所やアオギリという内容は分かってはいたものの、なぜ隻眼の王やアオギリがそこにいたのかを。どうやって知ったのかを私は知りません」

    法寺「私も同意見です。CCGはどうやって隻眼の王やアオギリのアジトの場所について知ることが出来たのかが私を含むその他捜査官は分かっていません」

    和修「仕方ない…説明をしよう」

    暁(一体コイツらはどこからアオギリの情報を手に入れたのだ…)

    和修「数日前、フードを被った謎の3人組が私の部屋に突如として現れた」

    暁「フードを被った3人組?」

    和修「あぁ」

    暁「ソイツらがどうしたのです?」

    和修「ソイツらは突然今回の任務の事を言い出した。アオギリのアジトと隻眼の王についてな」

    暁「そんな得体の知らない奴らの言葉を信じたというのですか!」

    和修「あぁ、信じた」

    暁「くっ…」

    和修「アオギリの戦力は巨大だ…だがその幹部らがアジトに集まっている情報が本当だった場合、そこで殲滅させれば我々CCGにとっては大きな利益ともいえるだろう」

    暁「それは…」

    和修「死んだ者達の事を思っているのか?」

    暁「…!」

    和修「私は言ったはずだ…死んでも構わない優秀な喰種捜査官を選んだと。足でまといや雑魚扱いなどはしていない。優秀な捜査官だからこそ、今回の大事な任務を与えたのだ、そこを分かって欲しい。死んだ者らは命を懸けて戦った英雄だ。忘れるな」

    暁「分かりました…」

    有馬「フードを被った3人はその後どうしたのですか?」

    和修「アオギリの事だけを私に伝えた後、すぐその場から消えた」

    有馬「なにか…ありそうですね」

    和修「あぁ…嫌な予感がする」

    ──場面は変わり、戦闘を終えて疲労しきっていたエレン達は喫茶店:reへと来ていた

    金木「ここは…トーカちゃんのお店か」

    エレン「来たことあるのか?」

    金木「1回だけ。その時はハイセだったけど」

    四方「…そういえばトーカはどこだ?帰る時はいなかったが」

    ウタ「確かに見なかったね、どうしたの?」

    金木「…」

    エレン「トーカは………」

    四方「…?」

    エレン「トーカは、死にました…」

    四方「…なんだと……?」
  204. 205 : : 2015/12/15(火) 22:40:43
    【次回更新予定日】
    12/16(水)21:00~23:00
  205. 206 : : 2015/12/15(火) 23:09:09
    期待
  206. 207 : : 2015/12/16(水) 00:50:25
    期待
  207. 208 : : 2015/12/16(水) 00:55:16
    エレンが四方に殺されるパティーンだな

    期待
  208. 209 : : 2015/12/16(水) 18:44:12
    >>206 ありがとうございます☆

    >>207 ありがとうございます☆

    >>208 ありがとうございます☆
  209. 210 : : 2015/12/16(水) 22:23:20
    22:30に更新します
  210. 211 : : 2015/12/16(水) 22:31:59
    更新します
  211. 212 : : 2015/12/16(水) 22:32:04
    エレン「だから…トーカは死に───」

    四方「…何を言っているんだ…?」

    金木「…」

    ウタ(なんか気まずいなぁ…)

    エレン「トーカを守ることが出来ず、死なせてしまいまい……ました…」

    四方「…」

    ウタ「…」

    金木「四方さ───」

    四方「…研、お前は黙ってろ」

    金木「…はい」

    四方「…もう一度言う…何を言っているんだ?」

    エレン「何度も言わせんなよ…トーカはもう死んじまったんだよ!!!!」

    四方「…」

    エレン「トーカを守れなかった…」

    四方「…ふざけるな……」

    エレン「…」

    四方「…ふざけるな!トーカは…トーカは……」

    金木「弱ったな…」

    ウタ「四方、一旦落ち着こ?」

    四方「…黙ってろ。俺は今コイツと話してる」

    ウタ「…」

    エレン「すまないとは思っています…」

    四方「…謝罪だけではすまさん」

    ウタ「カネキくん」

    金木「はい、分かっています」
    (四方さんがこのまま暴走したら止めないと…)

    エレン「…」

    四方「お前は今殺す」

    ──次の瞬間、四方はエレンに襲いかかる

    ウタ「カネキくん!」

    金木「はい!」

    ──が、一歩手前で金木達に止められてしまう

    四方「…お前ら、どけ!」

    エレン「…」

    金木「四方さん、落ち着いてください」

    ウタ「四方、ないものはないよ?」

    四方「…ないものは…ないだと?」

    ウタ「うん」

    四方「…トーカは!アイツはいる!」

    エレン「俺がもっと強ければ…」

    金木「エレン…」

    ウタ「四方、君も辛いかと思うけど…エレンや僕、カネキくんだって辛いんだよ?」

    四方「…っ……」

    ウタ「だからさ、落ち着こ?」

    金木「落ち着きましょう?」

    四方「…あぁ………」

    ウタ「ふぅ…」

    金木「よかった…」

    四方「ダメだ!」

    ──次の瞬間エレンは四方の攻撃を喰らい、吹っ飛ぶエレン

    エレン「ぐはっ!」

    ウタ「エレンくん!」

    金木(くそっ…)

    四方「…はぁ…はぁ……許さん…許さん!!」

    ──四方は赫子を出し、エレンを殺そうとする

    ウタ(間に合わない…!)

    金木「エレン!!」

    ──次の瞬間、店の中に叫び声が発せられる

    ?「やめて!!!!!!!!!!」

    四方「…!」

    エレン(助かった…)

    ──声のする方向へ皆が目線を移す。そこには女性の姿があった

    ?「まったく…兄さん荒れすぎだよ…」

    四方「トーカ…?」

    董香「うん…」

    エレン「トーカ…?」

    董香「う、うん」

    四方「トーカ…なのか?」

    董香「…うん」

    エレン「トーカ…なのか?」

    董香「うん…(怒)」

    四方「エレン…俺達は2人一緒に死んだのか…?」

    エレン「みたいですね…」

    金木(この2人…)

    ウタ(バカだ)

    董香「はぁ…死んでもないし生きてるわよ」

    エレン「ホントか…?」

    董香「うん」

    エレン「トーカ!!!!」

    ──次の瞬間、エレンは全力で走り董香を抱きしめる

    董香「ちょっ!/////」

    四方「…貴様…!」

    ウタ「まぁまぁ」

    金木「まぁまぁ」

    董香「エレン…会いたかった」

    エレン「俺もだトーカ」

    董香「…」

    エレン「どうしたんだ…?」

    董香「私、確かにあの時死んだはず…」

    金木「僕もエレンと一緒にトーカちゃんの死体を確かにみたよ」

    四方「…ウタ、そろそろ離せ」

    ウタ「ダメ」

    四方「…いいから離せ」

    ウタ「分かったよ」

    四方「トーカ」

    董香「どうしたの?兄さん」

    四方「お前は確かに死んだんだな?」

    董香「うん…確かに死んだ。でも、生きてる…その理由が分からなくて」

    金木「妙だね…」

    月山「ふぅ…」

    董香「げっ…月山」

    月山「ヒドいじゃないかエレンくん…僕を置いていくなんて」

    エレン「アンタが俺を喰おうとしたからだろ」

    四方「…それで、身体に痛みとかはないか?」

    董香「ないよ兄さん、物凄くかるい」

    金木「一体誰がどうやって…」

    ?「それについては俺達が説明する」

    ?「久しぶり、お兄ちゃん」

    金木「アヤトくんに、ヒナミちゃん?」

    絢都「よぉ、久しぶりだな」

    雛実「久しぶり、お兄ちゃん」
  212. 213 : : 2015/12/16(水) 22:39:41
    金木「久しぶりだね」

    エレン「誰だ?コイツらは」

    絢都「霧嶋絢都だ」

    エレン「霧嶋?霧嶋って…」

    董香「私の弟だよ」

    雛実「こんばんは、エレンさん」

    エレン「どうも」

    絢都「おい」

    エレン「ん?」

    絢都「いつまで姉貴に抱きついてんだよ」

    エレン「あ、わりぃわりぃ」

    董香「ちっ…」

    エレン「何か言ったか?」

    董香「ううん」
    (クソアヤト…!)

    絢都「…!」

    雛実「どうしたの?アヤトくん」

    絢都「いや、なんか殺気を感じたからよ…」

    金木「それで、どうして2人がここに?」

    絢都「カネキ…でいいんだな?」

    金木「…うん」

    絢都「さっき会ったことは覚えてるか?」

    金木「うん」

    絢都「その時俺はアオギリと利害が一致したと言っただろ?」

    金木「そういえば言ってたね」

    絢都「その事について話をしに来た」

    エレン「なんか、訳ありだな」

    絢都「あぁ、特にお前に大ありだ」

    エレン「は?俺?」

    絢都「あぁ」

    エレン「俺となにが関係あるんだよ?」

    絢都「紅い雲、知ってるか?」

    エレン「お前…それをどこで」

    絢都「詳しいことは分からないが、少し分かっていることがある」

    エレン「?」

    絢都「あの雲は普通の雲じゃない」

    エレン「やっぱりか」

    金木「ごめん…話についていけないんだけど僕」

    ウタ「僕も」

    月山「僕もだよ」

    四方「…俺もだ」

    董香「私も」

    絢都「エレン、お前はこの時代の人間じゃないだろ?」

    エレン「あぁ」

    ウタ「え、そうなの?」

    月山「時代?」

    エレン「俺自身あまり良くわからねぇけど、俺は恐らく過去の時代の人間だ」

    絢都「その紅い雲は雲であって雲じゃねぇ」

    エレン「どういうことだ?」

    絢都「最近、フードを被った連中をよくみる。そいつ等が何をしたいのかは分からないが、董香の生き返りにもおそらく関係がある」

    雛実「分かっていることは3つあるわ。1つ、紅い雲はエレンと同様でこの時代の物じゃない。2つ、紅い雲が目撃されたと同時にフードを被った謎の組織も同時に目撃されてる。そして3つ」

    エレン「3つ目は?」

    雛実「紅い雲からそのフードを被った謎の奴等が地上に降りているということ」

    エレン「つまり、紅い雲ってのは時空のトンネル?みたいな物なのか?」

    絢都「それ以上はわからねぇ。簡単に説明すると紅い雲とフードを被った奴等は何か関係しているってことだけだ」

    金木「なるほど」

    雛実「私はアヤトくんともう少し調べてみるから、そっちもそっちで調べてくれるかな?」

    エレン「分かった」

    董香「ヒナミ」

    雛実「…?なに、お姉ちゃん」

    董香「いいコンビじゃん、頑張りな」

    絢都「ブフッ!」

    雛実「お姉ちゃんどういう意味?って、アヤトくんなんで鼻血出してるの?」

    エレン「鈍感馬鹿だな」

    金木「エレンもだけどね」

    エレン「俺がか?」

    金木「うん」

    ウタ「さぁさぁ、皆揃ってるわけだしパーティでもやらない?」

    エレン「いいですね!」

    金木「パーティか…久しぶりだな、そういうの」

    雛実「それじゃあ私達はこれで」

    絢都「じゃあな」

    エレン「よっしゃ!今夜はパーティーだ!」

    金木「うん!」

    董香「エレン、一緒にパーティの準備しよ?////」

    エレン「おう!」

    董香「うん!」

    ──喫茶店に残っている皆でパーティを開いた

    ──皆が盛り上がっている中、エレンと董香は2人珈琲を飲んでいた

    エレン「トーカ…今幸せか?」

    董香「なんだよ急に」

    エレン「今度こそ俺はお前を守る」

    董香「約束だよ?」

    エレン「たりめーよ、まぁ…その証として」

    ──次の瞬間、エレンは董香にキスをする

    董香「ちょ//」

    エレン「これからも、よろしくな?トーカ」

    董香「…はい//」
    (エレンからのキスだ/////)

    ──パーティで疲れた皆はやがて眠り、明日を迎える
  213. 214 : : 2015/12/16(水) 22:40:18
    【次回更新予定日】

    12/17(木)21:00~23:00
  214. 215 : : 2015/12/16(水) 22:44:09
    《お知らせ》

    次回で、最終回となります。

    いやぁ〜長かった

    続編はもちろん作ります

    続編では、紅い雲、エレンが東京に来た理由、董香を蘇生させた謎の2人組、フードを被った奴等

    などなど様々な謎が続編で分かります

    さて、次回でいよいよ最終回ですが

    最終回のタイトルは

    『終わりと始まり』

    です
  215. 216 : : 2015/12/17(木) 18:18:11
    《余談》

    もう分かってるとは思いますが、このSSの主人公はエレンと金木です

  216. 217 : : 2015/12/17(木) 19:06:13
    期待
  217. 218 : : 2015/12/17(木) 19:11:30
    エレンは、自分が、弱いと思って共喰いしそうだなー
  218. 219 : : 2015/12/17(木) 20:57:54
    >>217 ありがとうございます☆

    >>218 確かにしそうですよね共喰い
  219. 220 : : 2015/12/17(木) 20:58:14
    22:00に更新します。最終回です
  220. 221 : : 2015/12/17(木) 21:55:36
    更新します
  221. 222 : : 2015/12/17(木) 21:55:47
    ──時刻は朝6時

    エレン「んっ……」

    董香「エレン、起きて」

    エレン「何時だよいま…」

    董香「朝の6時」

    エレン「朝の6時?まだ早すぎだろ…」

    董香「7時半から店開くんだから開店準備とか色々あるの」

    エレン「そっか、頑張れ」

    董香「エレンも」

    エレン「腰痛い」

    董香「じじいかよ」

    エレン「パーティ終わった後一緒に夜寝ただろ…」

    董香「夜の話はいいから!//」

    エレン「仕方ねぇ、手伝ってやるよ」

    董香「ありがと」

    エレン「おう」

    ──早朝に起きたエレンと董香は開店準備をするべく1階へと向かう

    四方「…おはよう、2人共」

    エレン「おはようございます」

    董香「おはよ、兄さん」

    四方「…エレン、このモップで床の掃除をしろ」

    エレン「これで床を…こんなので綺麗になるんですか?床」

    四方「…クイックルワイパーをナメるな」

    エレン「は、はい…」
    (取れるのかな…こんなので)

    ──次の瞬間、エレンはクイックルワイパーで床を掃除し始める

    エレン「す、すごい!こんなに床が綺麗になるなんて!」

    四方「…フッ…だろ?」

    エレン「こいつはスゴい!」

    四方「…お値段はなんと…」

    エレン「安いのか!高いのか!」

    四方「…759円!」

    エレン「意外ッ!それは安いッ!」

    四方「…さぁ、もっと買いに行くぞエレン!」

    エレン「はい!」

    董香「はいそこまで。そう言って店から逃げようとしても無駄だよ」

    四方「…くっ……」

    エレン「ちっ…」

    董香「ていうか2人共さっきからどこに向かって喋ってたの?」

    四方「…お茶の間だ」

    エレン「お茶の間だよ」

    董香「次のそのクソみたいな演技したら2人共殺すね♡」

    エレン「はい」
    (コイツと結婚したら間違いなく尻に敷かれる…)

    四方「はい」

    ──その時、金木が来店する

    董香「すみません、まだ開店準備───」

    金木「おはよう」

    董香「カネキ、おはよ。どうしたの?」

    金木「僕も、働かせて欲しいんだ。他に行く場所がなくて」

    エレン「そういえば、お前パーティの後どこに?」

    金木「ん?自分の家だけど…?」

    エレン「また連れてってくれよな、カネキ」

    金木「2年以上も開けてたけど、大家さんが部屋とってくれてたみたいだから助かったよ」

    エレン「つかエレン、これみろよ」

    金木「これは…クイックルワイパー?」

    エレン「おう!スゴいとおもわ───」

    董香「エ〜レ〜ン〜(怒)」

    エレン「はい…」

    金木「僕も使ってるよ、クイックルワイパー」

    董香「ちょ、カネキまで!」

    金木「759円…お得だよ」

    四方「…研、お前なかなかセンスがあるな」

    研「2年以上開けていた部屋でクイックルワイパーはかなり役に立ちました」

    董香「テメェらさっさとやれ!」

    ──そして店は開店し、エレンは不慣れながらも接客をする

    エレン「接客って簡単にみえて意外と難しいな」

    金木「接客以外にも、珈琲の淹れ方とか後は注文されたことを頭に入れておかないとね」

    エレン「おう!」

    客A「ねぇ、あの店員さんカッコよくない?」ヒソヒソ

    客B「だよね、あ、こっち来た!」

    エレン「あの、何かご注文は?」

    ──そんなエレンを遠くから見つめる金木

    金木(エレン、そこはいらっしゃいませからだよ…)

    客A「カプチーノ2つ//」

    客B「あの…お名前は?」

    エレン「俺のですか?」

    客A「はい!」

    客B「はい!」

    エレン「エレンです」

    董香「…」

    客A「カッコいい名前ですね!」

    客B「惚れちゃうか、も♡」

    エレン「ほ、惚れちゃう?俺に?いやぁ〜嬉しいな!」

    客A「店終わったらどこか行きませんか?」

    客B「私も!」

    エレン「うん!いくいく!」

    董香「…」

    金木(エレン…早く気づいて…ていうか逃げて……)

    四方「…エレン」

    エレン「あ、はい?」

    四方「…注文が済んだら早く戻れ、他にも待たせている客はいるぞ」

    エレン「はい!」

    ──そう言われ、カウンターへと戻るエレン

    金木「エレン」

    エレン「ん?」

    金木「えっと…その」

    エレン「なんだよ、言いたいことがあるならハッキリ言えよ」

    金木「ご愁傷様です」

    エレン「え?」

    董香「エレン」

    エレン「ん?どうしたトーカ」

    董香「ちょっと奥に来て」

    エレン「…?なんで」

    董香「いいから来いつってんだよ」

    エレン「お、おう」

    ──そう言われ、奥へと連れ込まれるエレン
  222. 223 : : 2015/12/17(木) 21:59:21
    董香「…」

    エレン「なぁ、こんな奥に連れてきて何かあるのか?」

    董香「…」

    エレン「…?」

    董香「行くだって…?」

    エレン「え?」

    董香「女2人と夜のお散歩に行くとか言ってたよね?」

    ──満面の笑みでエレンに喋る董香

    エレン「あーさっきの客2人のことか?店が終わったらアイツらと行くけど、どうかしたのか?」

    董香「…」

    エレン「おいおい、どうしたんだよ?」

    董香「なんでもねぇし」

    エレン「じゃあなんで呼んだんだよ…」

    董香「はぁ…アンタほんっとに鈍感だね」

    エレン「な、なにがだよ…」

    董香「あの女の人達はアンタをナンパしてるの!」

    エレン「ナ、ナンパ?そりゃあねぇだろ」

    董香「呆れた鈍感さだね」
    (何嫉妬してるんだろ私…)

    エレン「あの女2人が俺をナンパするわけないだろ」

    董香「してるって」

    エレン「じゃあ、ちょっとこっち来い」

    董香「ちょ!」

    ──そう言い、董香の腕を引っ張りながらカウンターへと戻るエレン

    金木「アレ…?エレンが生きてる」

    董香「ちょ、どこ行くのよ!」

    エレン「いいから来いよ」

    客A「あ、きたきたさっきのイケメン店員!」

    客B「でも、なんか女と手握ってない?」

    董香(なんでこの女の2人の目の前に来なきゃいけないのよ…)

    四方(他の客が全員エレン達の方へ視線がいってるな)

    エレン「ごめんなさい」

    客A「え?」

    客B「え?」

    エレン「俺、今日自分の彼女とデートするんで、今日は行けません」

    客A「なによそれ…期待してたのに」

    客B「帰りましょ」

    董香「/////」

    エレン「これでいいだろ、な?」

    董香「う、うん//」

    常連客A「よく言ったぞ!」

    常連客B「:reのアイドルトーカちゃんにもついに彼氏ができたのか〜!応援しないとね!」

    董香「あ、ありがとうございます//」

    金木「エレン」

    エレン「ん?」

    金木「トーカちゃんをよろしくね」

    エレン「たりめーよ」

    董香「よしっ!じゃあ残りも頑張ろ」

    ──そして時刻は夜の20時を迎え、店は閉店の時間になる

    董香「皆今日もお疲れ様」

    エレン「接客疲れた…」

    金木「コーヒーの淹れ方も上手くならないとね」

    エレン「おう」

    四方「…トーカ、エレン」

    エレン「はい?」

    董香「どうしたの?」

    四方「…俺は今からイトリの所へ行く。一応伝えたぞ」

    董香「分かった、イトリさん達によろしく伝えといてね」

    四方「…あぁ」

    エレン「それじゃあ俺達は」

    董香「う、うん//」

    金木「僕は家に帰ろうかな、調べたいこともあるし」

    エレン「雲のことか?」

    金木「うん。じゃあまたねエレン、トーカちゃん、四方さん」

    四方「…あぁ」

    エレン「おう!またな」

    董香「またね、カネキ」

    エレン「よし、行くか」

    董香「うん!」

    ----------街中----------

    ──2人はデートを楽しんでいた

    エレン「なぁトーカ」

    董香「なに?エレン」

    エレン「メリークリスマスってなんだ?」

    董香「知らないの?エレン」

    エレン「あぁ、知らねぇ」

    董香「今日は年に1度のクリスマスっていう日でサンタさんが子供達にプレゼントを上げたり、恋人同士がデートしたり、パーティしたり…まぁいろいろ」

    エレン「サンタさんが子供達にプレゼント…か。ソイツも喰種なのか?」

    董香「違うよ」

    ──笑いながら、そう言う董香

    エレン「お前、なにさっきからニヤニヤしてんだよ」

    董香「エレンとデートできるなんて幸せだなーって」

    エレン「ちょ、恥ずいから言うなよ!//」

    董香「あ、もしかして照れてる?」

    エレン「照れてねぇし!」

    董香「可愛いな〜エレンは」

    エレン「お前の方が可愛いよ」

    董香「/////」

    エレン「はーい照れてる」

    董香「うっさい!//」

    エレン「…トーカ」

    董香「うん?───っ!」

    ──董香が振り向いた瞬間、エレンは董香にキスをする

    董香「不意打ちなんてズルいよ//」

    エレン「お前を絶対に幸せにする」

    董香「してくれなきゃ許さないから」

    エレン「あぁ」

    董香「エレン」

    エレン「?」

    董香「好き」

    エレン「俺もお前が好きだ」

    董香「じゃあ次はあそこ行こ?」

    エレン「あぁ」
    (すげぇ幸せだ…いつか、人間と喰種が分かり合える日が来るといいな…)

    ──そう思いながら、今の幸せを感じつつデートを楽しむエレンであった
  223. 224 : : 2015/12/17(木) 22:05:55
    ──そして、その様子を球体のモニターで観ていた謎の一団の姿がそこにはあった

    ?「1通り…見終わったのだが」

    ?「あぁ…やはりコイツらから始まったのだな」

    ?「エレン・イェーガー…彼はこの世界の人間ではないはずだが?」

    ?「紅い雲(クレナイ)の影響だ」

    ?「誰が紅い雲(クレナイ)を?あれは時空を歪めるほどの効力を持つ危険な化学物質ですよ」

    ?「そんな事より…この2人のせいで我々人類は絶滅の危機に瀕しているのは事実だ」

    ?「どうします?」

    ?「ふむ…では、各々に告ぐ」

    ──エレン・イェーガー、金木研を始末せよ





















    to be continued
  224. 225 : : 2015/12/17(木) 22:07:33
    《お知らせ》

    これで、このSSは終わりです。

    今まで読んでくれた皆様有難うございました。

    続編は下のurlか僕のプロフィールから入ってください

    【続編】http://www.ssnote.net/archives/41786
  225. 226 : : 2015/12/18(金) 20:58:27
    期待
  226. 227 : : 2015/12/18(金) 22:10:27
    >>226 ありがとうございます。続編はhttp://www.ssnote.net/archives/41786です
  227. 229 : : 2020/10/01(木) 13:28:23
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  228. 230 : : 2020/10/01(木) 14:37:30
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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エレンとカネキの物語 シリーズ

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