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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレンとカネキの邂逅Ⅰ

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  1. 1 : : 2015/11/13(金) 21:00:27
    進撃と喰種の小説は初めてです

    暖かく見守ってくださると嬉しいです

    エレンが目を覚ますところから始まります

    喰種、進撃の原作は読んでいますが
    《基本は原作無視です、なので矛盾が生じる際は基本スルーで》
  2. 2 : : 2015/11/13(金) 21:09:13
    エレン「…ん………」

    ?「おはよう」

    エレン「おはよう……って、誰だ?お前」

    カネキ「金木研です、買い出しの帰りに君が倒れてたから…」

    エレン「わりぃな…つか、ここどこだ?」

    カネキ「ここは、あんていく。喫茶店だよ」

    エレン「喫茶店?なんだそりゃ」

    カネキ「…え?」

    エレン「…は?」

    カネキ「喫茶店…知らないの?」

    エレン「し、知らねぇよ!つかミカサ達はどうしたんだ?」

    カネキ「ミカサ…?」

    エレン「アルミンの財布を盗んだクソ野郎を追っかけてたんだよ、そしたら急に意識が飛んでよ」

    カネキ「ミカサさんとアルミンさんだね」

    エレン「あぁ、つかお前」

    カネキ「ん?」

    エレン「髪の毛白いな、じじいかよ」

    カネキ「この髪の毛やっぱり、目立つかな?」

    エレン「あぁ目立つぜ?結構」

    カネキ「ていうか、名前聞いてませんでした…聞いてもいいですか?」

    エレン「エレン・イェーガーだ」

    カネキ「エレンさんか」

    エレン「エレンでいいよ」

    カネキ「わかった。それよりエレンは外国の人だよね?日本語うまいよ凄く」

    エレン「外国?」

    カネキ「うん、日本人じゃないでしょ?」

    エレン「日本?何言ってんだお前」

    カネキ「…え?」

    エレン「…は?」
  3. 3 : : 2015/11/13(金) 21:10:24
    言い忘れましたが

    金木研は白カネキです

    エレンは巨人化ができるエレンです
  4. 4 : : 2015/11/13(金) 21:26:57
    エレンは喰種じないんですか?
    期待です!
  5. 5 : : 2015/11/13(金) 21:28:14
    カネキ「えっと…」

    エレン「つか、あんていくだったり喫茶店だったり日本だったりなんなんだよ…」

    カネキ「ごめん、君のこと良く知らなくて」

    エレン「ここはトロスト区じゃないのか?」

    カネキ「トロスト区?」

    エレン「ウォールローゼのトロスト区!!」

    カネキ「ここは、日本の東京都20区だけど…?」

    エレン「にじゅっく…?なんだそりゃ、どこだよ」

    カネキ「とりあえず、カーテンを開けて外でも見てみたら?今は午後の3時だしまだ明るいよ」

    エレン「あぁ」

    カーテンを開け、外を見るエレン

    エレン「はぁ!?!?」

    カネキ「ちょ!大丈夫…?」

    エレン「なんだよここにある建物!壁より高ぇ建物もあるぞ…俺、夢でも見てるのか?」

    カネキ「弱ったな…君どこから来たの?」

    エレン「だから、ウォールローゼのトロスト区だってば!生まれは違うけどそこにいたよ」

    カネキ「そっか」

    エレン「ここマジどこだよ…つかいつまでもベッドからでねぇと体が腐っちまうな」

    カネキ「体はもう大丈夫?」

    エレン「回復力は結構はえぇからな!つか、サンキューな?」

    カネキ「どういたしまして。これからどうするの?」

    エレン「外出るわ、ミカサ達をまず探さねぇとな…」

    カネキ「わかった」

    エレン「世話になったな!」

    カネキ「また何かあったらここにおいでよ、役に立てるかもしれない」

    エレン「おう!えっと……」

    カネキ「カネキだよ」

    エレン「そそ!カネキ、ありがとな!」

    カネキ「うん」

    エレン「つか、出口どこだ?」

    カネキ「ここの階段を降りればそのまま外に出られるよ」

    エレン「ここか…んじゃあな!カネキ」

    そう言い、階段を下りて去るエレン

    カネキ「ウォールローゼのトロスト区か…後でパソコンで調べてみよう。今はすぐにでも店に戻らないと…」
  6. 6 : : 2015/11/13(金) 21:29:15
    Q.エレンは喰種じゃないんですか?

    A.これからのお楽しみなので、今は秘密です!
  7. 7 : : 2015/11/13(金) 21:29:21
    期待です
  8. 8 : : 2015/11/13(金) 21:40:23
    あんていくから離れ、1人東京を彷徨うエレン
    そこには見たこともない光景がありすぎた

    エレン「なんだよここ俺の知ってる場所じゃねぇ…つか建物と人が多すぎてまともに歩けねぇ…」

    ?「ちょっと!」

    エレン「え?」

    プップー!(車のクラクション)

    エレン「は?え、ちょ!」

    ?「はぁ…はぁ…」

    エレン「わ、わりぃ…つかなんだよいまの…」

    ?「アンタ馬鹿なの?」

    エレン「は?馬鹿じゃねぇよ!変な箱が近づいてきただけだろ!」

    ?「はぁ?変な箱って車のこと?」

    エレン「車…?」

    ?「何そのリアクション」

    エレン「今一人で混乱してんだよ…つか、助けてくれてありがとな」

    ?「はいはい。アンタ信号なんて無視して平気で歩くんだもん、びっくりしたわよ」

    エレン「信号?」

    ?「ほら、今赤色に光ってるだろ?」

    エレン「あぁ」

    ?「こんどは…」

    エレン「はぁ!?青に変わりやがった!」

    ?「…(この人なんなの…)」

    エレン「あれなんだよ!」

    ?「だから信号!青になったら進んで赤になったら止まるの!」

    エレン「なるほどな、教えてくれてサンキュー女」

    トーカ「霧島董香だよバーカ」

    エレン「きりしまとうか?」

    トーカ「はぁ…トーカでいいよ」

    エレン「お、おう…」

    トーカ「で、アンタは?」

    エレン「は?」

    トーカ「は? じゃねぇよ、名前!」

    エレン「あ、わりぃ…エレン・イェーガーだ!」

    トーカ「エレン?」

    エレン「お!知ってるのか?俺ってば有名人なんだな!」

    トーカ「ん…どこかで聞いたことあるんだよな〜…まぁいっか」

    エレン「…っ!」

    トーカ「あ、ごめん…助けるのに必死だったからつい…」

    エレン「いや、すぐ治るからいい。助けてもらったんだしあんまり気にするなよ」

    トーカ「とりあえず、ガーゼだけでも貼っとかないとダメだよ」

    エレン「…?」

    トーカ「はぁ…ついてきて」

    10分歩きそこにたどり着いた場所は

    エレン「あんていく…」
  9. 9 : : 2015/11/13(金) 21:41:40
    スマホで書いてるので、少し更新遅めになります!

    今はまだまだ書きますので大丈夫です!
  10. 10 : : 2015/11/13(金) 21:55:29
    トーカ「どうした?ほら、入るよ」

    エレン「おう…」

    カランカラン(ドアを開ける)

    小間「いらっしゃいっ…あれ?トーカちゃんじゃないか、今日はバイト休みでしょ?どうしたの」

    トーカ「まぁ、ちょっと」

    小間「なるほど…トーカちゃんも女の子だね〜彼氏連れなんて」

    入見「私もびっくりよ、彼氏連れてくるなんて」

    エレン「彼氏って俺の事ですか?」

    トーカ「ち、違います!」

    小間「そうそう、君の事だよ」

    エレン「俺彼氏じゃないですよ…ていうか、こんなバカ丸出しの女と付き合えるほど俺は幼くないですよ」

    トーカ「…あ?」

    芳村「まぁまぁトーカちゃん」

    トーカ「チッ…後でぶち殺してやる」

    エレン「女に負けるほど弱くねぇよ」

    トーカ「(本気出せばコイツなんか1発で…)」

    カネキ「いらっしゃい……って」

    エレン「よぉ、さっきぶり」

    カネキ「うん、さっきぶり」

    トーカ「カネキの知り合い?」

    カネキ「さっき知り合ったばかりだよ。道のど真ん中で倒れてたからトーカちゃんの部屋に運んだんだよ」

    小間「あれ?カネキくん、こんな男の人運んでたっけ?」

    カネキ「裏口から」

    トーカ「おい!なんで私の部屋なんだよ!」

    エレン「いちいちうっせぇな〜ほかの客に迷惑かかるだろ声デカ女」

    トーカ「次何か変な事言ったらぶっ殺すよ?」

    エレン「はぁ…こっちは混乱してイライラしてんだよ」

    トーカ「知るかっての」

    カネキ「でも、どうしてここに?」

    トーカ「コイツさ、車に轢かれそうだったから助けたんだよ」

    エレン「仕方ねぇだろ」

    トーカ「その時に怪我しちまったから、せめて消毒してガーゼだけでもとおもってさ」

    芳村「どれ、どこを怪我しているのかな?」

    エレン「もう治ってるよ」

    トーカ「アンタねぇ、そんな馬鹿なことが………え?」

    エレン「だから言っただろ、治るってすぐに」

    トーカ「もう、治ってる…」
  11. 11 : : 2015/11/13(金) 22:12:49
    カネキ「どこを怪我していたの?」

    トーカ「右肘を怪我してたんだよ」

    エレン「まぁあまり気にすんなよ」

    トーカ「ねぇ、アンタってさ…」

    カネキ「トーカちゃん…ここにはまだ人がいるから、言いたい事は大体分かるけど店が終わってからね」

    トーカ「うん…」

    エレン「…?(ミカサ達探さなきゃならねぇのに何勝手に話進めてんだよ!でも、二度も助けてもらって強く言えねぇな…)」

    そして閉店時間を迎え、カウンターに残る
    カネキ、トーカ、エレン、小間、入見、芳村

    エレン「んで、話ってなんだよ」

    トーカ「アンタさぁ喰種なの?」

    エレン「喰種?」

    カネキ「…」

    芳村「君は、喰種ではないのかい?」

    エレン「喰種ってなんだよ?」

    トーカ「は…?アンタ本当に頭イってるんじゃないの?」

    エレン「いい加減にしろよ!こっちだって分からねぇ事ありすぎて困ってるんだよ!」

    トーカ「ごめん…」

    エレン「ミカサやアルミンはいねぇし、巨人もいねぇし…壁もねぇしどうなってんだよ」

    トーカ「巨人?壁?」

    カネキ「ねぇ少しいいかな?エレン」

    エレン「ん?」

    カネキ「スマホやパソコンって知ってる?」

    エレン「は?なんだよそれ」

    入見「知らないの?驚きだわ…子供なのに」

    カネキ「実はさ、あれからスマホで少しだけ調べたんだよ君のいた所」

    エレン「…?お、おう」

    カネキ「ウォールローゼだったりトロスト区なんてのは、一つも出てこなかったよ」

    エレン「は…?どういうことだよそれ」

    小間「なんか凄くSF的な話になってきたね…すきだよそういうの」

    エレン「どうやって調べたのから知らねぇけど、出てこなかったってのはどういう意味だよ?」

    カネキ「今から言うのは僕の想像で何の確証もないけど…君はどこか別の所から来たんじゃないかな?」

    エレン「別の所…?」

    芳村「それなら納得がいくと思う。パソコンを今の世代の子供が知らないなんてのはほとんどありえないからね…」

    トーカ「喰種知らないだけでも納得だよ…でも知ったらきっと私たちに対する見る目が変わるよ」

    エレン「その喰種ってのはなんだ?」

    カネキ「喰種は人肉しか食べられない生き物の事で、簡単に言えば人を殺して食べる怪人ってとこかな」

    エレン「人の肉しか食べられないって事か」

    トーカ「一人たべれば2ヶ月くらいは大丈夫」

    エレン「なるほどな」

    芳村「そして、ここにいる全員喰種だよ」

    エレン「全員が喰種…?」
  12. 12 : : 2015/11/13(金) 22:16:38
    今日はもう眠いのでここまでにします。

    明日の21時あたりからまた更新しますので、お楽しみに

    物語が進む中で戦闘シーンもありますが

    キャラ的な強さは
    芳村〉エレン〉カネキ です

    ですが今は芳村〉カネキ〉〉〉エレン です

    原作は無視で、進撃キャラをだすかどうかは現在迷い中。。。。


    では、おやすみなさい

    ────────────
    cookieWSgPeEy3kMさんへ、分かりました。舞台は東京なので進撃キャラは出さない方向で今は考えます( ̄^ ̄)ゞ
  13. 13 : : 2015/11/13(金) 22:22:52
    折角だけど出さないで下さい
  14. 14 : : 2015/11/14(土) 20:59:10
    更新します
  15. 15 : : 2015/11/14(土) 21:05:31
    トーカ「そう、ここ全員喰種」

    エレン「そっか」

    トーカ「え?」

    エレン「ん?」

    カネキ「トーカちゃん、大丈夫だよこの人は」

    エレン「大丈夫ってなにが?」

    トーカ「アンタいま、喰種の話聞いたでしょ!」

    エレン「聞いたけど?」

    トーカ「喰種は人を喰うんだよ?人間からは化け物扱いや悪魔扱いされてるんだよ…お前の事だって喰うかもしれねぇんだぞ!」

    エレン「うるせぇな、お前」

    トーカ「え…?」

    エレン「喰種がどんな生き物なのかは分かった。人肉を食べて、腹を満たす生き物だろ?」

    トーカ「そう…悪魔みたいでしょ?」

    エレン「は?別に」

    トーカ「なんで…?」

    エレン「喰種は人を食べる事でしか生きていけねぇんだから仕方ねぇだろ?それに、人間や巨人の方が悪魔に見えるとおもう。人間は豚や牛の命乞いすら耳に貸さないで殺して食べるから殺してる数でいえば人間の方が多いと思うぜ俺は。だからこそ食べ物に感謝しねぇとな」

    カネキ「喰種と人間は平等ってこと?」

    エレン「平等とかそんなのよく知らねぇけど、喰種だからなんだって話だよ」

    トーカ「アホみたい…私達の苦労も知らないで」

    エレン「まぁたしかに知らねぇよ、けど人間の苦労も知らないだろ?」

    トーカ「そう言われると…」

    芳村「たまにこういうのがいるから私は好きなんだよ…人がね」

    エレン「人?誰が」

    カネキ「え?」

    小間「君の事だよエレンくん」

    トーカ「アンタ以外誰がいるのよ」

    エレン「俺、一言も自分が人間だなんて言ってないぞ?」

    入見「どういうこと?」

    カネキ「喰種でも人間でもなければ」

    小間「まさか、巨人かい?」

    エレン「実はよく分からねぇんだ…人間だけど、巨人でもある」

    カネキ「…」

    エレン「俺はどっちか分からねぇ」

    カネキ「両方だよ」

    エレン「両方…?」

    カネキ「エレンは、人間と巨人…両方に居場所を持てる存在なんだよ」

    芳村「…(成長したね、カネキ君)」

    エレン「巨人に居場所なんてねぇよ…巨人は駆逐してやる!この世から・・・一匹・・・残らず!」
  16. 16 : : 2015/11/14(土) 21:16:09
    芳村「君は、かなり巨人を恨んでるみたいだね?」

    エレン「当たり前ですよ…俺は巨人をこの世から消し去るために生まれてきたんですから」

    カネキ「巨人か…」

    トーカ「どんなの?巨人って」

    エレン「どんなのって言われてもなぁ…いろいろデカさがあるけど、50mの超大型巨人もいるぜ」

    トーカ「はぁ!?50m!?」

    小間「そんな怪物相手によく戦えるね、魔猿と呼ばれていたこの僕でも勝てる気がしないよ」

    カネキ「そんな巨人をどうやって倒すの?」

    エレン「今持ってねぇけど、立体機動装置ってのを使って項を削ぐんだよ」

    カネキ「立体機動装置?」

    エレン「立体機動装置っつーのは腰に着けて、んーとだな…」

    トーカ「…?」

    エレン「腰につけて、ビューンって飛んでガシンって斬る道具だ!」

    カネキ「あ?えっと…うん(汗)」

    トーカ「バカ」

    エレン「うるせぇな、説明が難しいんだよ」

    トーカ「ふーん、あっそ」

    芳村「もう夜も遅い…言うことはわかるね?」

    エレン「分かるけど、俺は居場所がない」

    カネキ「なら僕の家においでよ」

    トーカ「私の部屋はもう二度と来んなよ」

    エレン「うるせぇな」

    トーカ「は?」

    カネキ「二人共そこまで」

    エレン「ちっ…んじゃあ、また世話になるわカネキ」

    カネキ「いいよ。後…」

    エレン「…ん?」

    カネキ「エレンの話、聞かせてね?」

    エレン「そっちもな?」

    カネキ「もちろん」

    芳村「エレンくん」

    エレン「はい?」

    芳村「仲間の二人が見つかるまでは、ここで働いてみないかな?」

    エレン「俺、喫茶店…だっけか?そんな所の仕事なんてした事ありませんよ」

    芳村「私が教えるよ、でも働くかどうかは君次第だよ」

    エレン「考えておきます」

    芳村「分かった」

    トーカ「私今日は疲れたから寝るよ…じゃあねみんな、クソエレン」

    エレン「おうじゃあな、クソトーカ」

    カネキ「仲いいね」

    エレン「はぁ?何言ってんだよ…」

    カネキ「じゃあ僕達も行こうか」

    エレン「おう」

    小間「じゃあ僕もここで失礼させてもらうよ」

    入見「私もここで」

    芳村「二人とも今日もありがとう、お疲れ様」

    カネキ「それでは店長」

    芳村「またね、カネキくんにエレンくん」

    エレン「はい」
  17. 17 : : 2015/11/14(土) 21:39:53
    カネキの自宅へ入るエレン

    エレン「へぇ、案外しっかりしてるんだな」

    カネキ「そうかな?」

    エレン「あぁ…」

    カネキ「どうしたの?」

    エレン「俺やミカサ…アルミンは生まれた時から壁の中にいた」

    カネキ「うん…壁は巨人から守るためのものだよね?」

    エレン「あぁ…だから今すげぇ嬉しくて、そんでもって寂しくて悔しい」

    カネキ「嬉しいのに悔しいの?」

    エレン「生まれた時から壁の中にいた俺達は外の世界を知らねぇんだ…」

    カネキ「…!なるほど」

    エレン「外ってレベルじゃねぇけど世界を見れてスゲェ俺は嬉しい…でも、アイツらと一緒に見れねぇのが寂しくて悔しい…!」

    カネキ「見れるよ…いつか絶対に。エレンが諦めなければ」

    エレン「あぁ…その為にも巨人は1匹残らず駆逐してやる!」

    カネキ「でも、ここに巨人はいないけどね」

    エレン「…!そうだった!」

    カネキ「東京はどうだった?」

    エレン「見たことねぇモンばかりだよ、とにかく『なんだよこれ』の連続だった」

    カネキ「それはそうなるよね…仕方が無いよ」

    エレン「つか!寝ようぜ?俺疲れちまってよ…」

    カネキ「僕も疲れた…そろそろ寝ようか」

    エレン「んじゃ、おやすみカネキ」

    カネキ「うん、おやすみエレン」
  18. 18 : : 2015/11/14(土) 21:40:31
    ----------←この線は場面が変わるという意味を示しています
  19. 19 : : 2015/11/14(土) 22:08:24
    そして、朝を迎えるエレンとカネキ

    カネキ「おはよう」

    エレン「…Zzz」

    カネキ「って、まだ寝てるか」

    エレン「ミカ…サ………」

    カネキ「…(ミカサさんは確かエレンの知り合いだったな。なにか役に立てればいいんだけど…)」

    エレン「カネ…キ…?」

    カネキ「おはようエレン」

    エレン「…あぁ」

    カネキ「どうしたの?」

    エレン「やっぱ夢じゃねぇんだなって…」

    カネキ「そっか…」

    エレン「まっ、仕方ねぇか!今はこの世界で生きていくしかねぇんだしな」

    カネキ「ミカサさんとアルミンさんでしたっけ、名前」

    エレン「そうだけど、それがどうかしたのか?」

    カネキ「今日、探してみるよ」

    エレン「なら一緒に行動しないとな…顔を知ってるのは俺だけだし」

    カネキ「うん」

    エレン「それより今はえっと…あんなんちゃらって所に行こうぜ!」

    カネキ「あんていくね」

    エレン「そそ、それ!」
    ------------------------------
    芳村「いらっしゃい……エレンくんとカネキくんか」

    エレン「昨日の話の続きをしに来ました」

    芳村「じゃあ聞かせてくれるかな?」

    エレン「ここで働かせてください!」

    芳村「分かった。よろしくねエレンくん」

    エレン「あと…」

    芳村「…?」

    エレン「ミカサ達を探すの…手伝ってもらえませんか?」

    芳村「もちろん、協力するよ」

    小間「僕も協力するよ」

    入見「でも顔知らないから少し困るわね…」

    エレン「探す時は基本俺と行動してくれませんか?顔知ってるの俺だけなんで」

    小間「あいよ、エレンくんがそういうなら」

    入見「わかったわ、よろしくね」

    芳村「今日はカネキくんとお友達を探すんだね?」

    エレン「はい、今日はそうするつもりです」

    芳村「夜の9時に、ここへ来なさい。渡したいものがあるから」

    エレン「渡したいもの…?分かりました」

    カネキ「じゃあ行こうか、エレン」

    エレン「おう」

    芳村「白鳩には気をつけるんだよ、カネキくん」

    カネキ「はい」
    ------------------------------
    あんていくを出て、ミカサ達を探す事にした二人

    エレン「なぁカネキ」

    カネキ「なに?エレン」

    エレン「白鳩ってなんだ?」

    カネキ「白鳩っていうのは喰種捜査官の人達の事だよ」

    エレン「喰種捜査官?」

    カネキ「喰種機関喰種対策局に所属している喰種捜査官で簡単に言えば、喰種を討伐する機関だよ」

    エレン「喰種を駆逐する奴等か。俺の世界でいう調査兵団って所だな…でも、どうして白鳩って呼ばれてるんだ?」

    カネキ「鳩をモチーフとしたマークを身につけていることから白鳩とも呼ばれているんだ」

    エレン「なるほどな」

    カネキ「他にも箱持ちとも呼ばれてる」

    エレン「箱持ち?」

    カネキ「喰種捜査官はクインケという武器を鞄の中から出して使うから、箱持ちと呼ばれているんだよ」

    エレン「なるほどな、説明下手な俺とか違ってかなり上手いな…」

    カネキ「ありがとう。それで、エレンの世界でいう調査兵団というのはどんなの?」

    エレン「あぁ、調査兵団っていうのはな…」
  20. 20 : : 2015/11/14(土) 22:37:11
    エレン「俺の世界ではもう知ってると思うけど、喰種じゃなくて巨人がいる」

    カネキ「うん」

    エレン「壁の中で暮らす人類が唯一、壁外に遠征する兵団なんだよ。壁外調査を主な任務として王政府の拡大政策を担ってんだよ」

    カネキ「エレンは壁の中で暮らしてるって言ってたよね?」

    エレン「あぁ」

    カネキ「壁の外には…」

    エレン「巨人だ」

    カネキ「項しか弱点はないの?」

    エレン「項が基本だぜ。あとは足の裏とかだな」

    カネキ「なるほど。ところでエレンくんは」

    エレン「んー?」

    カネキ「どうして調査兵団に入ったの?」

    エレン「そんなの昨日言っただろ…巨人をこの世から一匹残らず駆逐するためだ!」

    カネキ「東京に巨人がでたら東京は混乱するだろうね」

    エレン「だろうな…つか、東京は建物がいっぱいで巨人が歩くスペースなんて少ししかねぇよ」

    カネキ「あはは…たしかに大変そうだな(汗)」

    エレン「だろ?」

    カネキ「…」

    エレン「どうした…?」

    カネキ「…」

    エレン「おい、どうしたんだよ?」

    カネキ「──だ」

    エレン「は?よく聞こえねぇよ」

    カネキ「白鳩だ」

    エレン「…!」
    ----------捜査官SIDE----------
    ?「うふふ、早く早くう〜篠原さーん」

    篠原「もう少しゆっくり歩いてくれよ什造…(俺もそろそろいい歳なんだけどな…)」

    什造「篠原さん、何か臭いません〜?」

    篠原「匂い…?」

    什造「くんくん…うふふ、なにか大物の予感です〜♪」

    篠原「大物か…できれば什造の予感が当たらないといいんだがな」
    ----------エレンSIDE----------
    カネキ「…(マズいな…二人ともクインケを持っている)」

    エレン「カネキ」

    カネキ「どうしたの?エレン」

    エレン「お前は顔とか知られてんのか?」

    カネキ「喰種は捜査官と戦う時に顔がバレないようマスクを着けるから、僕はバレていないと思う」

    エレン「なるほどな。なら安全じゃないのか?」

    カネキ「バレないよう慎重に警戒しながら歩かないとね…」

    エレン「あぁ…」

    だが、その甲斐むなしく
    ----------捜査官SIDE----------
    什造「あれれ〜?篠原さーん」

    篠原「ん?どうしたの什造」

    什造「あの白い髪の毛の人、どこかで見ませんでしたかあ〜?」

    篠原「さぁ、どうだろうな?(白い髪の毛の喰種か…見たことねぇな…)」

    什造「〜♪」

    篠原「什造!…ってもう走ってるよ(仕方ない…追いかけるか)」
    ----------エレンSIDE----------
    カネキ「チッ…(ここは人が多くて目立つ…人気のないところに行かないと)」

    エレン「ちょ、カネキ?どこ行くんだよ!」

    カネキ「エレンはあんていくに戻っててくれるかな?」

    エレン「は?なんでだよ!」

    カネキ「捜査官が二人向かってきてる…君を巻き込みたくない」

    エレン「俺だってなにか役に立ちてぇ!」

    カネキ「今の君は…言いたくないけど、足でまといだよ」

    エレン「…っ」

    カネキ「分かったら、早くあんていくに戻っ──」

    エレン「俺も行く」

    カネキ「…(この人は一度決めたら曲げない人だ…)わかった。でもヤバい時は逃げて?」

    エレン「あぁ…!」

    そして人気のない場所へと入っていき、マスクを着けるカネキ
    白鳩との戦闘は避けられぬものとなっていた

    什造「すみませ〜ん、そこの白髪の人聞こえてます〜?」

    カネキ「…はい、なんでしょう?」

    篠原「すみません、少しお尋ねしたい事がありまして(マスクか…喰種の可能性が高いけどただのオシャレさんって事もあるだろうからまだ分からないな)」

    エレン「なんだよ?」

    什造「そっちは誰ですう〜?」

    エレン「お前こそ…誰だ?(なるべく戦いは避けてぇな…立体機動装置もねぇしよ)」

    篠原「すみませんね…什造のヤツが少しそこのもう1人の人にお尋ねしたい事がありまして」

    カネキ「はい…なんでしょうか?」

    什造「単刀直入に言いま〜す」

    エレン「…」

    カネキ「…」

    什造「喰種ですよね〜?」

    カネキ「違います」

    什造「じゃあ、これ避けれますう?」

    そう言い、小型のナイフを投げ飛ばす什造

    カネキ「…!」

    反射の影響で、赫子で弾き返してしまうカネキ

    エレン「(なんだ、今の…それより!)」

    カネキ「…(しまった!)」

    什造「やっぱ当たりですう〜♪」

    篠原「やれやれ、当たって欲しくはなかったんだけどね!」

    什造:サソリ1/56(尾赫)Rate:B

    篠原:オニヤマダ

    カネキ「仕方ない…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「摘まなきゃ」
  21. 21 : : 2015/11/14(土) 22:39:37
    次の更新は15日の23時に投稿する予定です

    誤字脱字などがありましたらすぐに訂正します

    出して欲しいキャラなどがいましたら言ってください、考えます
  22. 22 : : 2015/11/15(日) 16:46:14
    期待!エレン喰種で、トーカと良い感じになって欲しい!
  23. 23 : : 2015/11/15(日) 17:02:15
    22:名無しさんへ。


    楽しみにしてくださりありがとうございます☆彡

    頑張りますb
  24. 24 : : 2015/11/15(日) 22:57:45
    更新します
  25. 25 : : 2015/11/15(日) 23:13:46
    什造「そっれっじゃあ〜行きますよお〜♪」

    エレン「来い!」

    カネキ「エレンは下がってて」

    什造「話してる暇…ありますう?」

    サソリでエレンに切りかかろうとする什造
    だが、それをカネキが止める

    什造「あちゃ〜意外にやりますね?」

    篠原「什造!今回はバックアップに回ってくれ」

    什造「え〜嫌ですう…」

    篠原「後で駄菓子を沢山買ってやる」

    什造「サポートにまわりまーす♪」

    カネキ「…(単純だ、この人)」

    エレン「カネキ!」

    カネキ「なに?」

    エレン「おっさんは俺が何とかする!お前はそこのイカれ野郎をやってくれ!」

    篠原「お、おっさん…」

    什造「ふふふ、当たってますう〜♪」

    カネキ「はぁ…分かった。でも、無理はダメだからね?」

    エレン「あぁ!」
    ----------エレン&篠原SIDE----------
    篠原「君、喰種じゃないよね?」

    エレン「だったらなんだ?」

    篠原「一般市民がどうして喰種といるのかはこの際聞かないでおくよ…けど、このまま帰ってもくれなさそうだね」

    エレン「そういうこと…!」

    篠原「…(一般市民にクインケを使うわけにはいかないな)」

    エレン「でりゃあ!」

    突きや蹴りを繰り返すエレンだが、どの攻撃も止められてしまう

    篠原「君、達人かなにかかい?かなりの腕前だよ…(コイツが喰種じゃなくてよかったよ)」

    エレン「…っ(狭いせいで巨人化もできねぇ畜生!)」

    篠原「さぁ、来い!」

    エレン「おりゃあ!!」
    ----------カネキ&什造SIDE----------
    什造「あははは!どうですう〜?」

    サソリを素早く投げながら近づき、蹴りを入れようとする什造

    カネキ「…っ!しまっ」

    什造「ここです♪」

    腹部に蹴りを入れられ、体勢を崩してしまうカネキ

    カネキ「ぐはっ!」

    什造「あれれ〜?もう終わりです?」

    カネキ「…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「大体の攻撃パターンは分かりました…そのナイフは全て赫子で弾けばいい」

    什造「弾くですかあ〜…果たして、まにあいますう?か〜?」
    ----------エレン&篠原SIDE----------
    エレン「はぁ…はぁ…」

    篠原「君、大人しく帰ってくれないかな?」

    エレン「大人しくはいそうですかと言うとでも思ってんのかよ?」

    篠原「はぁ…参ったねどーも」

    エレン「もらった!」

    顔面めがけて蹴りを入れるエレン

    篠原「しまっ!」

    蹴りを入れられた反動で、倒れてしまう篠原

    エレン「どぅーだ!」

    篠原「やれやれ…(喰種じゃないぶん大げさに戦えないな)」

    エレン「なぁお前さ」

    篠原「ん?どうしたの」

    エレン「なんで喰種なんか追っかけてぶっ殺そうとするんだよ?」

    篠原「それが喰種捜査官だからね」

    エレン「中にはいい喰種だっているかもしれねぇんだぞ?」

    篠原「そんなの分かってるよ」

    エレン「ならなんで!」

    篠原「こっちにもいろいろと背負ってるものがあるんでね…そう言われても困るね」

    エレン「ちっ…」

    篠原「君はなんで喰種の傍にいるの?」

    エレン「俺は道のど真ん中で倒れてるところを助けてもらったんだよアイツに」

    篠原「…そっか」

    エレン「お前らの言うことも分かる」

    篠原「…」

    エレン「けど、喰種の中にもいいやつだっている!人を食うのはそうするしかないからだろーが!」

    篠原「仕方ない…」

    エレン「…?」
    ----------カネキ&什造SIDE----------
    什造「それそれそ〜おれ!」

    カネキ「…」

    飛んでくるサソリを弾くカネキ

    什造「あちゃ…あのクインケやっぱり持ってくるべきでした〜…」

    カネキ「…(そろそろ、決めないと)」

    篠原「什造!」

    カネキ「…」

    エレン「カネキ!」

    カネキ「エレン…」

    什造「どうしました〜?篠原さん」

    篠原「今回は退くよ」

    什造「どうしてですう〜?」

    篠原「そこのもう1人の人は一般市民だ。喰種との戦闘に巻き込むわけにはいかないよ」

    什造「篠原さんがそう言うならしたがいますう…でも、ちゃんと駄菓子奢ってくださいね〜?」

    篠原「もちろん」

    カネキ「いいんですか?」

    篠原「本当は今すぐにでも倒したいけど…一般市民を巻き込むわけにはいかないからね」

    カネキ「…そうですか」

    什造「うふふ、楽しかったですよ〜♪」

    その場から去り、その場に残さる2人

    エレン「命拾いしたな」

    カネキ「うん」

    エレン「あれが白鳩か…」

    カネキ「あれが喰種捜査官だよ…エレン。一旦あんていくに戻ろう」

    エレン「おう」
  26. 26 : : 2015/11/15(日) 23:24:33
    ------------------------------
    ?「やっと出来た…」

    ?「こんな小さい物で大丈夫なのか?」

    ?「えぇ、大丈夫ですよタタラさん」

    タタラ「そうか…なら、実験体がいるな嘉納」

    嘉納「10人程度で大丈夫でしょう…拘束はしなくても大丈夫ですよ」

    タタラ「?」

    嘉納「そのまま人間の口に直接入れて無理やり体の中に入れればいいのですから」

    タタラ「そうか…ならその任は俺が担う」

    嘉納「頼みましたよ、タタラさん」

    タタラ「あぁ」
    ------------------------------
    一方、戦闘を終えた2人は
    あんていくへと戻る事になった

    トーカ「いらっしゃませ……って、エレンにカネキ」

    カネキ「店長は?」

    芳村「私ならここにいるよ」

    カネキ「エレンを…」

    トーカ「どうしたの?顔に痣なんて作っちゃって」

    カネキ「白鳩と戦った…」

    トーカ「は…?なんでアイツらに見つかってんだよ!」

    カネキ「勘の鋭い人がいてね…苦戦してた」

    トーカ「最悪じゃん、よりによって20区で…」

    エレン「別に無事で帰ってきたんだから良かっただろ」

    トーカ「は?よくねーよ」

    エレン「はぁ?なんでそうなるんだよ」

    トーカ「20区は他の区と比べて比較的安全な地区なのよ。あんていくが基本的に平和を保ってたんだけど」

    カネキ「そんな安全な場所で、2人の捜査官と戦ってしまったんだ…ここにも喰種はいるんですよって示すようなもんだよ」

    トーカ「ちょ…2人も相手にしてたの?カネキ」

    カネキ「もう1人は、エレンが」

    トーカ「コイツが?こんなヒョロヒョロ…」

    エレン「るっせーな…俺だって男なんだ、戦うことぐらい出来る!」

    トーカ「アンタ、どうやって白鳩と戦ったの?」

    エレン「素手だけど?」

    トーカ「ふーん…(なんだ、コイツ意外とやるじゃん)」

    カネキ「トーカちゃん?」

    トーカ「な、なんでもない!」

    エレン「変なヤツ」

    トーカ「は?」

    エレン「あ?なんだよ」

    芳村「まぁまぁ2人共…それで、白鳩は?」

    カネキ「一般市民を巻き込みたくないとの事で、退いてくれました」

    芳村「そうか…」

    カネキ「相手は篠原さんと什造さんという2名でした」

    芳村「篠原…か」

    カネキ「店長?」

    芳村「いや、なんでもないよ。それより」

    エレン「…っってー!」

    芳村「大人しくしないと、もう一度消毒をするよ?」

    エレン「消毒なんていらねぇ……つってえええ!!」

    トーカ「アホくさ」

    カネキ「トーカちゃん」

    トーカ「ん?」

    カネキ「白鳩の戦力…甘く見ない方がいいかも」

    トーカ「そんなの、当たり前じゃん」

    芳村「はい、おしまい」

    エレン「どうも…(いたかった…)」

    カネキ「エレン」

    エレン「ん?」

    カネキ「マスクを作ろう」

    エレン「マスク?まさか、お前がさっきしてた?」

    トーカ「は?なんでコイツの分作るんだよ。コイツは喰種じゃないだろ?」

    カネキ「だからこそだよ」
  27. 27 : : 2015/11/15(日) 23:25:42
    前回もいいましたが
    もういちど

    ----------←この線は場面が変わるという意味を示しています
  28. 28 : : 2015/11/15(日) 23:32:53
    芳村「そういうことか」

    トーカ「…え?」

    カネキ「今回は運が良かったんだ…もし違う捜査官ならエレンもどうなってたか分からない」

    エレン「確かに、運が良かったかもな」

    カネキ「今マスクを作れば、もし僕達と一緒に白鳩と遭遇して戦わなければいけなくなった時」

    エレン「マスクをしていれば顔はバレないって事か」

    トーカ「確かに…それも一理あるね」

    エレン「なら、今行くか」

    カネキ「今は午後の2時か…」

    エレン「どうする?」

    カネキ「よし、行こう」

    トーカ「白鳩に見つからないように歩けよな」

    エレン「あぁ」

    カネキ「うん」

    芳村「気をつけて行ってくるんだよ」

    エレン「はい」

    カネキ「はい」
    ------------------------------
    カネキ「ここが、マスクを作るお店だよ」

    エレン「HySy ArtMask Studioか…」

    カネキ「予約はもう取ってあるから、大丈夫」

    エレン「あぁ…(CLOSEって、閉店って意味じゃねぇのか?まぁ、いいや)」

    ドアを開け、店に入るカネキとエレン

    カネキ「こんにちは」

    エレン「どーも……ってあれ?」

    カネキ「…(この展開前にも…)」

    エレン「すみませーん!」

    カネキ「ぷっ」

    エレン「どうした?」

    カネキ「ふふ、後ろだよ」

    エレン「後ろ?」

    ウタ「わぁ!」

    エレン「うわぁ!」

    カネキ「こんにちは、ウタさん」

    ウタ「やっほー、カネキくんにエレンくん」

    エレン「ど、どうも…(この人、目が紅い)」

    ウタ「話は聞いてるよ、そこ座って?」

    エレン「はい…」

    ウタ「名前と年齢は?」

    エレン「エレン・イェーガー 15歳です」

    ウタ「15歳?その割にはしっかりしてるんだね」

    エレン「そうですか?」

    カネキ「僕もそう思うよ」

    エレン「僕もって、お前も俺と同い年だろ?」

    カネキ「え、違うよ?」

    エレン「え?」

    カネキ「僕は、君より年上だよ」

    エレン「マジかよ…(全然そうは見えねぇな)」

    ウタ「好きな人とかいるの?」

    エレン「いませんけど」

    ウタ「15歳の男の子が好きな人1人もいないなんて、珍しいね」

    エレン「そうですか?」

    ウタ「うん。後、君結構イケメンだからモテるよ絶対」

    エレン「は、はい…」

    ウタ「アレルギーある?ゴムとかいろいろ」

    エレン「えっと、特にな──」

    ウタ「ここはこうやって…これはこうすればいいか」

    カネキ「エレン」

    エレン「ん?」

    カネキ「この後はまた探しに行こうね」

    エレン「あぁ!」

    ウタ「よし、ありがとう。もう立っていいよー」

    エレン「あ、どうも…」

    ウタ「エレン・イェーガー。カッコいい名前だね」

    エレン「そうですか?」

    ウタ「うんカッコいいよ。あ、そうだ」

    エレン「?」

    ウタ「君って人間?だよね?」

    エレン「…はい」

    ウタ「だよね。なんか人間にしては変な匂いがしたからちょっと気になって」

    カネキ「じゃあ、そろそろ戻ろうかエレン」

    エレン「おう」

    ウタ「ばいばーい」
    ------------------------------
    エレン「俺の事言ってなかったのか」

    カネキ「うん。そっちの方が都合いいでしょ?」

    エレン「まぁな…」
  29. 29 : : 2015/11/15(日) 23:43:44
    ------------------------------
    ?「ねぇ、タタラさんそれなに?」

    タタラ「嘉納が作った人を喰種にする道具だ」

    ?「サイコロステーキみたいだね」

    タタラ「そうか」

    ?「気をつけてね、タタラさん」

    タタラ「あぁ…行ってくるエト」

    エト「ばいばーい」
    ------------------------------
    エレン「東京は人が多いな…」

    カネキ「エレンのいた所は少ないの?」

    エレン「すんげぇ少ないってわけじゃねぇけど、東京ほど密集してねぇな」

    カネキ「建物が多いせいもあるね」

    エレン「あー…確かにな」

    プルルル…(携帯電話の着信音)

    エレン「…?なんだそれ」

    カネキ「電話だよ。もしもし?どうしたの、トーカちゃん」

    エレン「すげぇな…」

    カネキ「…分かった。すぐに向かうよ」

    エレン「どうしたんだ?」

    カネキ「店が忙しくて人手が足りないから来てくれって言われた」

    エレン「なら急いだほうがいいな…俺は、ミカサ達を探すよ」

    カネキ「…わかった」

    エレン「頑張れよ!」

    カネキ「うん!」

    そう言い、走ってあんていくへと帰るカネキ

    エレン「さて…探しますか」

    ?「…おい」

    エレン「…なんです?」

    ?「菓子を作っていてな…試作品を食べてほしい」

    そう言いながら、エレンに渡す謎の男

    エレン「いいんですか?」

    ?「あぁ…ただ人気のない所で食べてくれ」

    エレン「…?分かりました(人気の無いところで食べた方が美味しいのか?)」

    ?「ついてきてくれ」

    エレン「はい」

    ?「…(ここならば問題ないだろう)」

    エレン「じゃあ早速いただきます…」

    ?「…」

    エレン「ゴクリっ…」

    ?「…(8人喰わせたがもがき死んだ…コイツでダメだったら嘉納のところへ戻るか)」

    エレン「…!ぐあああああああああああ!!!」

    ?「やはりダメだったか」

    そう呟き、姿をくらます謎の男

    エレン「(体があっちぃ…ダメだ…意識がどんどん遠く……な…る…………)」
    ------------------------------
    嘉納「どうだったー?」

    タタラ「全員失敗だ」

    嘉納「ダメでしたか…」

    タタラ「成功したら喰種になるんだろ?」

    嘉納「はい…成功すればかつてないほどの喰種が生まれるのですが、やはり失敗のようです」

    タタラ「時間はまだある…改善点を見つけ、早く進めておけ」

    嘉納「はい」
    ------------------------------
    エレン「ぐあああああああああああ!!!!(体がイテェ!いてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇいてぇ!!!!!)」

    ?「エレン!」

    エレン「…(誰かの声がする…)」
  30. 30 : : 2015/11/15(日) 23:44:35
    次回の更新は明日の夜に上げます

    21:00〜23:00の間に上げる予定です

  31. 31 : : 2015/11/16(月) 19:04:34
    すげぇー!毎日投稿されるし、面白いし、家帰ってからみるのまじで楽しみ!
    期待してます!
  32. 32 : : 2015/11/16(月) 19:04:58
    連投してしまってすみません
  33. 33 : : 2015/11/16(月) 19:51:41
    エレンチートの予感しかしねぇ
  34. 34 : : 2015/11/16(月) 20:53:09
    31番さんへ

    嬉しすぎる(;;)
    期待に応えられるよう、頑張ります!
  35. 35 : : 2015/11/16(月) 20:53:53
    33番さんへ

    フフフ…
    いつも見てくれて有難うございます
  36. 36 : : 2015/11/16(月) 20:54:37
    22:00から更新します!

    皆様、いつもみてくれてありがとう!

  37. 37 : : 2015/11/16(月) 21:59:43
    ------------------------------
    エト「タタラさん、嘉納さん」

    嘉納「こんにちは」

    タタラ「エトか。どうした?」

    エト「どうだったー?」

    タタラ「失敗だ」

    エト「そっか〜」

    嘉納「すみません…」

    タタラ「あんな物で喰種になるのか?」

    嘉納「はい」

    エト「それを食った人が喰種になったとして、その人の状態はどうなるの?」

    嘉納「正確に言えば、喰種にはなります…ですが、喰種ではありません」

    タタラ「どういうことだ?」

    嘉納「喰種は身体能力が高く、体の頑丈さも人間とは遥かに違います」

    タタラ「あぁ…そういうことか」

    嘉納「さすがタタラさん。物わかりが早い…」

    エト「私分からないよ?」

    タタラ「未完成の喰種だ。身体能力及びその他一切の能力は人間の時と変わらない」

    エト「つまり、赫子だけが使えるようになった喰種もどきの人間みたいな感じ?」

    嘉納「まぁ、そんな所ですね…」

    エト「ふーん…」

    タタラ「さっきのアイツ…」

    エト「どうしたの?タタラさん」

    タタラ「いや、なんでもない」
    ------------------------------
    エレン「…(ここは、なんだ?)」

    すごくあったけぇ…俺死んじまったのか?

    巨人を駆逐するんだろ…

    そうだったんだろ…

    なのに、なんで死んでんだよ…畜生が!!

    ?「おい、エレン!」

    なんだ…?声がする……

    ?「エレン…」

    ?「エレンくん…」

    ?「バカ、起きろよ!」

    ?「やれやれ、全然反応がないよ…」

    ?「私、新しい水と布を持ってくる!」

    ?「トーカちゃん、焦らないで」

    この声は…この人たちの声はあんていくの…

    ?「エレン…巨人を駆逐するまでは死ねないんでしょ?」

    この声はカネ…キ……?

    いや、それより

    そうだ…俺は

    巨人をこの世から消すために生まれてきたんだ………

    そうだ…死ねない…!

    俺は死ねない!!

    駆逐してやる!この世から・・・一匹・・・残らず!!
    ------------------------------
    ?「おはよ、エレン」

    エレン「カネキ…?」

    カネキ「うん…体は大丈夫?」

    エレン「なんともねぇよ…それより」

    カネキ「ん?」

    エレン「俺の他に誰かいなかったか?」

    カネキ「誰もいなかったよ…?」

    エレン「…っ」

    カネキ「エレン…?」

    エレン「最初と同じだな」

    カネキ「確かに」

    エレン「よし、ベッドからで──」

    ?「エレン!!」

    エレン「よォトーカ」

    トーカ「ヨォじゃねぇよ!」

    起き上がりのエレンに蹴りをいれるトーカ

    エレン「ぐはっ!」

    カネキ「ちょ、トーカちゃん!?」

    エレン「ばっ!何すんだよ…!」

    トーカ「みんな…心配してたんだよ?」

    エレン「…」

    トーカ「もし、あの時カネキがアンタの事見つけてなかったらどうなってたか…」

    エレン「カネキは、あんていくに戻ったんじゃなかったのか?」

    カネキ「小間さんと入見さんが来てくれて、来なくてもいいって電話で言われて…」

    トーカ「でもその後コイツの電話越しに物凄い悲鳴が聞こえたんだよ…アンタの」

    カネキ「それから、急いで声のする方に行ったら」

    エレン「俺が倒れてたのか…」

    トーカ「1つ、アンタに教えといてやる」
  38. 38 : : 2015/11/16(月) 22:07:23
    エレン「ん?」

    トーカ「アンタは弱い」

    エレン「は?弱くなん──」

    トーカ「弱いつってんだよ!」

    そう言い、興奮状態のまま
    エレンの胸ぐらを掴むトーカ

    エレン「は?なんでそうなる!」

    トーカ「誰に襲われたかは知らないけど…テメェがいた世界とは違って、白鳩と喰種がいるんだよ!」

    エレン「だからどうしたんだよ!」

    トーカ「喰種に襲われたらまずアンタは勝てない…死ぬよ」

    エレン「俺が簡単に死ぬわけ──」

    カネキ「トーカちゃんの言う通りだよ…そこは」

    エレン「カネキ…」

    トーカ「白鳩との戦闘も、ハッキリ言って奇跡だと思ってる」

    エレン「…っ」

    トーカ「アンタの命は1つだよ…でも、アンタは1人じゃない。こっちの世界で1人きりとかそんな風に思ってるんじゃないの?もし、そうだと思ったらぶん殴る!」

    エレン「…」

    トーカ「この世界には私がいる…カネキがいる!店長や小間さん入見さんだっている!」

    エレン「…」

    トーカ「それに、私はアンタの事特別だと思ってる」

    エレン「俺が、特別…?」

    トーカ「初めてなんだよ…喰種を化物扱いや変な目で見ないやつ…」

    カネキ「エレンらしいよ」

    エレン「ごめんな…迷惑かけて」

    トーカ「別に、迷惑だとか思ってない。仲間だから助けるのは当たり前」

    エレン「トーカ!!」

    トーカ「な、なに…?」

    エレン「1発ビンタ頼むわ!」

    トーカ「本気で?」

    エレン「おう、本気で!」

    カネキ「…(良かった、いつものエレンだ)」

    トーカ「いくよ……せーの!」

    パチン!

    エレン「いってえええ!お前な、加減ってモンがあるだろ!」

    トーカ「はぁ!?本気でやれつったのはテメェだろ!」

    エレン「うっせ、バーカ」

    トーカ「殺す…」

    芳村「はい、そこまで」

    エレン「店長…」

    芳村「体の具合はどうかな?」

    エレン「特に問題ないです」

    芳村「ならよかった」

    カネキ「本当に良かったよ……ねぇ?トーカちゃん」

    トーカ「は、はぁ?別になんとも思ってねぇしこんな奴」

    エレン「素直じゃねぇなお前は」

    トーカ「うっさいんだよ!」

    エレン「はいはい」

    トーカ「後で覚えてろよ…!」

    カネキ「トーカちゃん」

    トーカ「どうした?カネキ」

    カネキ「店に戻ろう。お客さんがいっぱい待ってるからね」

    芳村「私は、看病をするよ」

    エレン「いえ、俺はだいじょう──」

    芳村「なにか、言ったかな?」

    エレン「い、いえ…(この人怖ぇ…)」
    ------------------------------
    嘉納「はぁ…」

    タタラ「嘉納」

    嘉納「どうしました?タタラさん」

    タタラ「エトを見なかったか?」

    嘉納「エトさんなら、確か原稿がどうのこうのと言ってました」

    タタラ「…数日は戻っては来ないな」

    嘉納「はい」

    タタラ「それだけだ、じゃあな」

    嘉納「タタラさん」

    タタラ「なんだ?」

    嘉納「喰種をまた100人…取ってきてくれますか?」

    タタラ「わかった」

    嘉納「ありがとうございます」

    タタラ「薬の材料なのは分かっているが、喰種を100人仕留めるのは時間がかかる」

    嘉納「タタラさんのペースで大丈夫ですよ」

    タタラ「分かった」
  39. 39 : : 2015/11/16(月) 22:10:20
    進撃キャラ出すか迷う中。。。。
  40. 40 : : 2015/11/16(月) 22:13:53
    32番さんへ

    連投大丈夫ですよb
  41. 41 : : 2015/11/16(月) 22:15:04
    ------------------------------
    芳村「体は大丈夫かい?」

    エレン「はい…」

    芳村「私はあの場にいなかったが、君は誰かといたのかな?」

    エレン「知らない人に変なモン食わされて…」

    芳村「何もないといいんだが…」

    エレン「はい…」

    芳村「今は飯を食べようか、エレンくん」

    エレン「今は、お腹が空いてないねす」

    芳村「リンゴを剥いたんだが…食べな──」

    エレン「食べます!(せっかく作ってくれた物だから、食べねぇとな…)」

    芳村「よかった…はい、どうぞ」

    そう言われ、リンゴをエレンに渡す

    エレン「いただきます」

    だが…

    エレン「…!オエエエエエエエエエエ!!!!!(んだよこれ!!クソ不味い!!!!)」

    芳村「…!」

    エレン「ごほっ!ごほっ!す、すみません…!」

    せっかく作ってくれたのに、俺なんてことを…

    芳村「大丈夫かい?(この反応はまるで… )」

    エレン「はぁ……はぁ…(すっげぇ不味い……)」

    芳村「エレンくん」

    エレン「はい?」

    芳村「どんな味だったかな?」

    エレン「…」

    芳村「大丈夫、正直に言ってごらん」

    エレン「砂を食べてるみたいでした…」

    芳村「まさか…」

    エレン「はい…?」

    芳村「変なものを食ったんだよね?エレンくんは」

    エレン「…!まさか!」

    芳村「恐らく君は…」

    エレン「俺は…?」

    その先の答えはなんとなくわかっていた…間違って欲しかった……

    だが、現実は非情だった

    芳村「君は、喰種になってしまったんだ…」

    エレン「嘘…だろ………?」
    ------------------------------
    嘉納「さっきの薬は失敗作…あの程度の薬は効いたとしてもいつかは効果が切れる。さらなる研究が必要だな…」
    ------------------------------
    カネキ「ありがとうございました」

    小間「ありがとう、また来てね」

    入見「ありがとうございました」

    トーカ「ありがとうございましたー」

    俺も、これやんのか…

    カネキ「エレン?」

    トーカ「アンタ、大丈夫なの?体」

    エレン「普通の体じゃなくなった」

    トーカ「は…?」

    小間「どういうことだい?」

    入見「どういうこと?」

    芳村「私が説明しよう…」

    トーカ「何があったんですか?」

    エレン「…っ」

    カネキ「…(なんとなく分かるよ。あの時の僕とそっくりだよ顔が……)」

    芳村「喰種になったかもしれない」

    カネキ「…(マスクを作っておいて良かった)」

    小間「そんなこと、ありえるのかい?」

    入見「何の確証もなしに、言うわけないでしょ」

    トーカ「エレンが喰種…?」

    芳村「可能性は高いとみていいよ」
  42. 42 : : 2015/11/16(月) 22:17:03
    今日の更新はここまで。

    次の更新は明日の夜21:00~23:00の間です
  43. 43 : : 2015/11/16(月) 23:56:57
    期待!
  44. 44 : : 2015/11/17(火) 21:00:12
    43番さんへ

    有難うございます^^
  45. 45 : : 2015/11/17(火) 21:00:29
    今から書きます。

    22:30までに上げる予定です
  46. 46 : : 2015/11/17(火) 22:15:08
    更新します。
  47. 47 : : 2015/11/17(火) 22:18:00
    トーカ「喰種って…どうやってなったんだよ…」

    芳村「変なものを食ったらしい…そうだよね?エレンくん」

    エレン「はい…」

    カネキ「僕と同じだね」

    エレン「カネキと同じ?」

    カネキ「僕は…元々人間なんだ。でも、手術されて喰種にされた」

    エレン「そんなことがあったのかよ」

    カネキ「うん。ねぇエレン」

    エレン「ん?」

    カネキ「今、どう?」

    エレン「心境の事か?」

    カネキ「うん」

    エレン「別になんとも思ってねぇよ」

    カネキ「…え?」

    トーカ「は?アンタ喰種になったんだよ?」

    エレン「なっちまったもんは仕方ねぇだろ」

    トーカ「そりゃあそうだけど…」

    カネキ「エレンらしいね」

    入見「エレンくんのその精神力はスゴいと思ってるわ、並の精神力じゃない」

    トーカ「普段冷静なコイツだって最初は地獄を見てるような感じだったからな」

    カネキ「トーカちゃん、それわざわざ言わなくても…」

    トーカ「なにか言った?」

    カネキ「いや、なんでもない…」

    エレン「俺も地獄を見てる」

    トーカ「巨人のこと?」

    小間「巨人か~…想像するだけで寒気がするよ」

    エレン「巨人は喰種と違って人を食うことしか考えてねぇ…あんな奴らは生かしておけねぇ!」

    芳村「君は、なぜそんなに巨人を恨んでいるんだい?」

    トーカ「それ私も気になる」

    エレン「…」

    芳村「ごめんよ、辛い事を思い出させてしまう事になるから聞かないでおこう…」

    エレン「いえ…」

    トーカ「んで、アンタこれからどうするの?(知りたかったけどいっか…)」

    エレン「どうするってなにが?」

    トーカ「アンタ馬鹿?喰種として生きなきゃいけないんだよ、喰い方とか赫子の出し方とかわかるの?」

    エレン「赫子?なんだよそれ」

    カネキ「これだよ」

    そう言い、赫子を出すカネキ

    エレン「それ…たしかあのイカれ野郎と戦ってた時に出してたやつか」

    カネキ「うん、喰種は赫子を使って白鳩と戦うんだ」

    トーカ「そうゆうこと」

    芳村「喰種については私から説明しよう、エレンくん」

    エレン「はい」

    芳村「お店が閉まるまで、君はさっきいた部屋で待っていなさい…いいね?」

    エレン「わかりました」

    トーカ「よぉーし!残り時間も頑張るか!」

    カネキ「トーカちゃん、エレンが来てから笑顔が増えてない?」

    トーカ「ばっ!ちげぇし!なんでそうなるんだよバカネキ!」

    カネキ「ご、ごめん…(気のせい、って事にしておくか)」

    エレン「ダチに向かってバカはねぇだよバカは」

    トーカ「お前は大馬鹿な」

    エレン「はぁ…?テメェはジャンと似てホントムカつくな!」

    トーカ「うっさい!さっさと部屋に行って待ってろ!」

    エレン「ちっ…」

    芳村「よし…さぁ残りも頑張ろう」

    小間「りょーかい!」

    入見「了解です」

    カネキ「はい」

    トーカ「はーい」
  48. 48 : : 2015/11/17(火) 22:25:34
    ------------------------------
    一方、部屋へと戻ったエレン

    エレン「喰種か。ミカサ達なんて言うんだろうな…仕方ない、店が閉まるまではじっと待つか」
    ------------------------------
    嘉納「おかえりなさい、タタラさん」

    タタラ「あぁ、40人ほど殺った」

    嘉納「では、後60人ほどお願いします…」

    タタラ「分かった。ところで…」

    嘉納「はい?」

    タタラ「もし成功者がいたとしたらどうする?」

    嘉納「成功者…?あぁ、薬を飲んで喰種になった人ですか」

    タタラ「それで?」

    嘉納「恐らく成功者はいません…失敗作になった原因が分かったので」

    タタラ「原因?」

    嘉納「喰種だけを材料にしていたため普通の人間がその薬を体の中に入れた時、拒否反応を起こしてしまうんです」

    タタラ「ほう…それで?」

    嘉納「10:0ではなく5:5でどうです?」

    タタラ「…そういうことか」

    嘉納「理解が早くて助かります」

    タタラ「先程、40人の喰種を始末した…喰種は10人、人間は50人でいいんだな?」

    嘉納「はい。喰種と人間で5:5です」

    タタラ「分かった」

    嘉納「ありがとうございます」

    タタラ「仮の話だが」

    嘉納「はい?」

    タタラ「失敗作から成功者が出た場合…そいつはどうなる?」

    嘉納「簡単に言えば、喰種100人分の力がその人には宿るということになります」

    タタラ「………」

    嘉納「タタラさん…?」

    タタラ「そうか、分かった」

    嘉納「…?は、はい(なにを考えていたんだろうか?)」

    タタラ「行ってくる」

    嘉納「はい」

    タタラ「…(あの少年死んではいると思うが、念には念を押しておくか…だがまずは嘉納の件が先だ)」
    ------------------------------
    一方あんていくは閉店時間に達し、芳村はエレンがいる部屋へと向かう

    コンコン(ドアのノック音)

    エレン「はい!」

    入ってもいいかい?

    エレン「大丈夫ですよ」

    芳村「待っていてくれて、ありがとう」

    エレン「いえ…夜の10時までお疲れ様です」

    芳村「ありがとう。早速だが本題に入ろうか」

    エレン「はい。喰種について教えてください!」

    芳村「あぁ…」
  49. 49 : : 2015/11/17(火) 22:29:28
    芳村「まず、基礎からだ」

    エレン「はい」

    芳村「喰種。喰種というのは人を食べる事でしか生存が出来ない生物だ」

    エレン「はい」

    芳村「だが、それ以外にも腹を満たせるものがある」

    エレン「そうなんですか?」

    芳村「喰種が腹の中に入れていいものは人肉、珈琲、水…この3つだけだ」

    エレン「はい」

    芳村「白鳩はもう、知っているよね?」

    エレン「1度、遭遇してます」

    芳村「我々喰種が捜査官達と戦うには」

    エレン「赫子…ですね?」

    芳村「その通り、赫子だ…だが赫子には4つ種類がある」

    エレン「4つの種類…?」

    芳村「赫子にはそれぞれ」

    甲赫

    羽赫

    鱗赫

    尾赫

    芳村「この4つの種類がある」

    エレン「カネキのは…?」

    芳村「カネキくんのは鱗赫だよ、腰に生えていただろう?」

    エレン「あれが鱗赫か…そうだ、芳村さん」

    芳村「なんだい?」

    エレン「喰種についてはだいたい分かったんですが…俺の赫子はどんなのですか?」

    芳村「私は君の赫子を見た事がないからなんとも言えないね…けど、白鳩との戦闘に赫子は必須だ」

    エレン「そうですか…(赫子は分かったけど、どうやって出すんだ?)」

    芳村「赫子はいつか出せるようになる」

    エレン「…!わ、わかりました(心の中読んでるのかよ!?)」

    芳村「カウンターへ行こうか?珈琲でも出そう…皆も待ってる」

    エレン「はい」
    ------------------------------
    カネキ「やっときたね」

    トーカ「店長の喰種講座はどうだった?」

    エレン「赫子の種類とかは分かったぜ!トーカはどんな赫子なんだ?」

    トーカ「私は羽赫だよ」

    エレン「羽赫…えっと…」

    トーカ「はぁ…これ」

    そう言い、赫子を出すトーカ

    エレン「綺麗だな…」

    トーカ「は!?ちょ、バカやめろよ!////」

    エレン「はぁ?何言ってんだよ、お前の事じゃなくて赫子のことだよ」

    トーカ「…」

    カネキ「エ、エレン…」

    エレン「ん…?どうし──」

    トーカ「おりゃあ!」

    思い切り腹部に拳を当てるトーカ

    エレン「ぐはっ!」

    トーカ「ごめん!つい本気でやって穴開けちゃった!」

    小間「…(トーカちゃんは怒らせないようにしよう…)」

    カネキ「エレン大丈夫?……え?」

    エレンの腹部に空いた穴はもう既に治っていた

    芳村「驚いた……なんて回復力だ」

    トーカ「普通は数分かかるのに数秒で治るなんて…」

    カネキ「僕も初めてみたよ、こんなに再生が早い喰種は…」

    エレン「はぁ…はぁ…ったく、少しは手加減しろよ…」

    トーカ「そういえばアンタ」

    エレン「?」

    トーカ「巨人でも人間でもなんたらかんたら言ってたよね」

    エレン「それがどうしたんだ?」

    トーカ「それって具体的どういう意味?」

    エレン「簡単に言うと、巨人になれるんだよ俺」

    カネキ「巨人に?」

    トーカ「マジかよ…」

    エレン「今は出来ねぇけどな」

    トーカ「なんで…?」

    エレン「明確な意思みたいなもんがねぇと出来ねぇ」

    カネキ「明確な意思か…例えば?」

    エレン「んー…白鳩をぶっ飛ばす!とかそんな感じかな」

    カネキ「なるほど」

    トーカ「どんくらいになるの?デカさ」

    エレン「15mくらいかな」

    トーカ「うわ、でっか…」
  50. 50 : : 2015/11/17(火) 22:33:25
    エレン「でも体力と関係してっから、身長は時と場合による」

    トーカ「ふぅん…」

    カネキ「なんで巨人化が出来るの?」

    エレン「親父だよ…」

    カネキ「父さん…?」

    エレン「注射を打たれたんだよ…巨人の注射を」

    トーカ「注射か…なんで息子なんかに注射なんかしたんだろうね?」

    エレン「わりぃ、それはもう思い出したくねぇ記憶なんだ…」

    カネキ「ごめんね」

    トーカ「ごめん…」

    小間「まぁまぁそんな落ち込まないで?」

    エレン「ありがとうございます」

    カネキ「そうだ、トーカちゃん」

    トーカ「ん?」

    カネキ「明日、買い出しに行ってくれるかな?」

    トーカ「別にいいけど」

    エレン「なら俺は明日カネキに戦い方教わるわ」

    芳村「いや、それについては」

    エレン「?」

    芳村「四方くんに頼むことにするよ」

    エレン「四方くん…?」

    カネキ「僕もその人から教わってた時期があるんだ」

    エレン「カネキの師匠か…一度会ってみてぇな!」

    芳村「明日、呼ぶとするよ」

    エレン「ありがとうございます」

    カネキ「今日はもう遅い…そろそろ帰ろうか」

    エレン「俺は、あの部屋でいいわ」

    カネキ「分かった。じゃあ僕はこれで」

    トーカ「じゃあなカネキ」

    カネキ「うん」

    そう言い、店を出るカネキ

    エレン「じゃあ俺も寝るわ…」

    トーカ「私も…」

    芳村「おやすみ、2人共」

    小間「じゃあ僕達もここで」

    入見「お疲れ様でした」

    芳村「おつかれ」
    ------------------------------
    ナキ「タタラさん!あれ?どこだ?タタラさん!ちょー!タタラさん!!」

    嘉納「どうかしましたか?」

    ナキ「なぁ、なぁ!タタラさん見なかったか?」

    嘉納「今はいませんよ」

    ナキ「そっか…んじゃあいいや!じゃあな、えっと…医者!」

    嘉納「はい」
    ------------------------------
    ここはとある、家…

    そこには、1人の男がいた

    月山「あぁ…あぁ…アアアアア!カネキくぅん!…スーハー…スーハー……」
  51. 51 : : 2015/11/17(火) 22:34:20
    今日の更新はここまでです。

    次の更新は明日の21:00~23:00の予定です
  52. 52 : : 2015/11/17(火) 22:59:26
    続きは?
  53. 53 : : 2015/11/17(火) 23:01:20
    52番さんへ。

    続きは明日の21:00~23:00の間にする予定です
  54. 54 : : 2015/11/17(火) 23:03:50
    ありがとうございます!
    期待してます!
  55. 55 : : 2015/11/17(火) 23:05:21
    54番さんへ。

    ありがとうございます☆
  56. 56 : : 2015/11/17(火) 23:18:07
    《キャラ説明》
    【喰種】
    エレン
    喰種
    巨人化可能
    身体能力、体の硬さは人間と同じ

    カネキ
    喰種
    半赫者
    眼帯の喰種
    ムカデ
    SSレート

    芳村
    喰種
    赫者
    隻眼の梟
    不殺の梟
    SSSレート

    トーカ
    喰種
    ラビット

    【捜査官】
    什造
    二等捜査官
    クインケ
    「サソリ1/56(尾赫)Rate:B」
    「13’s(ジューゾーズ)ジェイソン(鱗赫)Rate:S+」

    篠原
    特等捜査官
    クインケ
    「オニヤマダ」
    「アラタ」
  57. 57 : : 2015/11/18(水) 18:48:18
    期待!
  58. 58 : : 2015/11/18(水) 20:57:24
    57番さんへ

    ありがとうございます☆彡
  59. 59 : : 2015/11/18(水) 21:37:43
    喰種100人分の力か・・・

    エレンチートだな!
    期待
  60. 60 : : 2015/11/18(水) 21:54:21
    22:40から更新します。
  61. 61 : : 2015/11/18(水) 22:40:08
    更新します。
  62. 62 : : 2015/11/18(水) 22:40:13
    翌日の午前10時

    カネキはあんていくへと向かう

    だが…………………………

    カネキ「close…?(なぜ店をしめているんだ?)」

    疑問を持ちながら、店へと入る

    芳村「いらっしゃい」

    小間「いらっしゃい…」

    入見「カネキくん…」

    カネキ「皆さんどうしたんですか?エレンとトーカちゃんは?」

    芳村「エレンくんはまだ寝てるよ、トーカちゃんは…」

    カネキ「…?」

    ?「お兄ちゃん…」

    カネキ「ヒナミちゃん?」

    ヒナミ「私が説明する…」

    カネキ「…うん」
    ------------------------------
    午前8時30分

    トーカ「おはようございます」

    芳村「おはようトーカちゃん」

    ヒナミ「おはよ!」

    トーカ「ヒナミおはよ、錦とはどうだった?」

    ヒナミ「旅行楽しかった!」

    トーカ「よかったね、ヒナミ」

    ヒナミ「うん!」

    芳村「トーカちゃん」

    トーカ「はい?」

    芳村「カネキくんになにか頼まれ
    てたよね?」

    トーカ「いっけね!忘れてた!」

    芳村「気をつけてね」

    トーカ「はい!」

    ヒナミ「ヒナミも行く!」

    トーカ「分かった。一緒に行こ?」

    ヒナミ「うん!」
    ------------------------------
    タタラ「帰った」

    嘉納「おかえりなさい」

    タタラ「この数でいいんだな?」

    嘉納「はい。ありがとうございます」

    タタラ「あぁ」

    嘉納「あ」

    タタラ「…?」

    嘉納「ナキさんがタタラさんの事を探していました」

    タタラ「恐らくラビットの事だろう」

    嘉納「ラビット?」

    タタラ「アヤトの姉に当たるらしい」

    嘉納「アヤトくん姉ですか…」

    タタラ「どうした?」

    嘉納「いえ」

    タタラ「ナキが言うには、ラビットをアオギリの樹の正式な要員として迎え入れたいとの事だ」

    嘉納「私とは無関係の話ですね…」

    タタラ「あぁ、ナキの所へ行く」

    嘉納「分かりました」
    ------------------------------
    タタラ「来たぞ」

    ナキ「タタラさん!ちょ、待ってたましたよ!」

    タタラ「ラビットの事か?」

    ナキ「はい!考えてくれましたかね?」

    タタラ「捕まえてこい。その後は俺が決める」

    ナキ「きた!きた!きた!んじゃ、いってきやす!」

    タタラ「あぁ、捕獲してここへ持ってくればいい」
  63. 63 : : 2015/11/18(水) 22:41:02
    59番さんへ。

    読んでくれたありがとうございます☆
    その上に巨人化も出来るエレンは有能ですよね←
  64. 64 : : 2015/11/18(水) 22:55:07
    -----------------------------
    一方、買い出しへと出た2人

    ヒナミ「楽しかったな~♪」

    トーカ「錦の野郎に襲われたりしてないよね?」

    ヒナミ「襲う?なにそれ?」

    トーカ「な、なんでもない!(まだ早かったかヒナミには)」

    ヒナミ「ねぇ、お姉ちゃん」

    トーカ「ん?」

    ヒナミ「お姉ちゃんの隣の部屋に住んでる人って誰?」

    トーカ「んー…私の恋人」

    ヒナミ「え!?」

    トーカ「冗談よ!カネキの親友だよアイツは。多分近いうちにあんていくで働くと思うよ」

    ヒナミ「そっか!」

    トーカ「うん」

    ヒナミ「あと…」

    トーカ「?」

    ヒナミ「お兄ちゃんに頼まれた買い出しってなに?」

    トーカ「……あれ?そういえば、なんだっけ…って!何も言われてない!」

    ヒナミ「もぉ~お姉ちゃんしっかり!」

    トーカ「ごめんごめん」

    ヒナミ「じゃあ帰ろっか」

    トーカ「うん。……………!」

    ヒナミ「どうしたの?お姉ちゃん」

    トーカ「ヒナミ…下がってて」

    ヒナミ「…?」

    その時

    ナキ「へい!そこの姉ちゃん!」

    トーカ「な、なんですか?(コイツ…ヒナミを前にナンパしてた喰種じゃねぇかよ)」

    ナキ「お前、喰種だよな?」

    トーカ「だったらなに?」

    ナキ「ラビットって知らね!?探してんだよ~…面してて分からなかったからさ!」

    トーカ「知らねぇよ!あっち行け、しっしっ!」

    ヒナミ「ラビット…って、お姉ちゃんの事じゃないの?」

    トーカ「ばっ、ヒナミ!」

    ナキ「あれれ~当たっちゃった!あはは、やっぱりそうだと思ったんだよな!」

    トーカ「ヤバい…」

    ヒナミ「もしかして言っちゃいけなかった…?」

    トーカ「逃げるよ!」

    ヒナミ「うん…!」

    逃げようとするが、トーカの腕を掴み拘束するナキ

    ナキ「ちょいちょい、逃げるなって…乱暴な真似はしないからさ~」

    ヒナミ「お姉ちゃんから離れて!」

    ナキ「あ?」

    無言の圧力にひれ伏してしまうヒナミ

    ヒナミ「…(体が動かない…怖い!)」

    トーカ「テメェ!」

    蹴りをいれようとするが、簡単に防がれてしまう

    ナキ「アジトまで大人しくしてくれそうにないから…」

    そう言うと…首に打撃を与え、気絶させられてしまうトーカ

    トーカ「に………げ、て…」

    ヒナミ「…(お姉ちゃん…ごめんなさい!)」

    ヒナミのとった行動は逃げることであった

    それ以外に生きる選択はなかった

    そして、ヒナミはあんていくへと戻り、現在へと至る
    ------------------------------
    カネキ「…」

    ヒナミ「ごめんなさい!私が逃げたばっかりに…」

    カネキ「ヒナミちゃんは何も悪くないよ」

    ヒナミ「でも…でも!」

    芳村「大丈夫、私達が助けに行くよヒナミちゃん…だから安心して?」

    ヒナミ「私も行く…」

    カネキ「ヒナミちゃんは小間さんと入見さんと一緒にいてくれるかな?トーカちゃんが帰った時、ちゃんとお迎えができるように」

    ヒナミ「わかった…」

    芳村「よし、行こう…」

    カネキ「その前に、店長」

    芳村「分かっているよ、エレン君だね…?」

    カネキ「はい…僕が起こし──」

    エレン「もう起きてる」

    カネキ「エレン…」

    エレン「話は聞いた…」

    カネキ「…」

    芳村「…」

    ヒナミ「…」

    小間「…」

    入見「…」

    エレン「……く………ょう…」

    カネキ「…?」

    エレン「畜生がぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」

    カネキ「エレン…」

    エレン「行くぞカネキ!それに芳村さんも」

    芳村「あぁ…」

    カネキ「よし、行こう」

    ヒナミ「エレンお兄ちゃん…」

    エレン「…ん?どうした」

    ヒナミ「必ず皆無事で帰ってきてね…!」

    エレン「愚問だな…いってくるぜ!」

    そう言い、あんていくを出てトーカを追う3人

    ヒナミ「愚問ってなに…?」

    小間「愚かな質問って事だよ」

    入見「ヒナミちゃん」

    ヒナミ「…?」

    入見「大丈夫だよカネキくんたちなら…きっと」

    ヒナミ「うん…!」
  65. 65 : : 2015/11/18(水) 23:11:03
    ------------------------------
    エレン「んで、場所はどこなんだ!」

    カネキ「アオギリの樹に一時だけど、入っていたんだ…だから恐らくあそこのアジトだと思う」

    芳村「アオギリの樹か…あそこにはアヤトくんも…」

    エレン「アオギリなんだか知らねぇけど、大事なダチを拐いやがって…ただじゃおかねぇ!」

    カネキ「うん…」

    エレン「先を急ごう!」
    ------------------------------
    ナキ「タタラさーん!」

    タタラ「ナキか…で?」

    ナキ「こいつです!」

    トーカ「…っ(なんだよここ…)」

    タタラ「お前がラビットか?」

    トーカ「は?ちげぇ──」

    否定するまもなくとてつもない速度で、腹部に蹴りを入れるタタラ

    トーカ「ぐはっ!オエエェェェ!」

    タタラ「おまえの生き死には…俺が決める。あと一度しか言わないからよく聞け」

    トーカ「…(なんだよ今の蹴り…コイツただもんじゃない…)」

    タタラ「お前は、ラビットか?」

    トーカ「あぁ…そうだよ……」

    タタラ「そうか、なら死ね」

    トーカ「…!」

    ナキ「ちょ、なんでですか!?」

    タタラ「戦力外だ。かといって場所を知られている以上、生かしておくわけにもいかない」

    ナキ「はあ…しょうがないか…」

    トーカ「…(は?私…ここで死ぬの…?嫌だ、嫌だ!!死にたくないよ!)」

    タタラ「俺が一撃で葬ってやる…」

    トーカ「…誰か…助けて!」

    蹴りでトドメを刺そうとしたタタラ

    だが、そのタタラはすぐさま吹っ飛ばされてしまう

    エレン「よォ…昨日ぶりだなトーカ」

    トーカ「エレン…」

    カネキ「トーカちゃん、大丈夫?」

    芳村「…」

    トーカ「はい…」

    エレン「トーカ、お前はそこで座ってろ」

    トーカ「ごめん、迷惑かけて…」

    エレン「ダチを救うのは当たり前の事だろーが」

    トーカ「ありがと…」

    エレン「おう」

    カネキ「…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「久しぶりだね…」

    カネキの後には、トーカと同じ青髪の青年が立っていた

    ?「よぉ…久しぶりじゃねぇかよ眼帯野郎…」

    カネキ「久しぶり、アヤトくん」

    アヤト「あー…その時点でうぜぇわ…」

    カネキ「…」

    アヤト「帰ってきたと思ったらなんなんだよ…」

    タタラ「余興だ」

    アヤト「タタラさん…」

    エレン「やっぱ死なねぇか…」

    タタラ「アヤト、お前はカネキの相手をしろ…俺はこいつの相手をする」

    タタラが指さした先には

    エレン「俺か…」

    タタラ「会うのは2度目だな」

    エレン「…?」

    タタラ「お前が喰種になったのは誰のせいだ?」

    エレン「…!」

    タタラ「やっと分かったか」

    エレン「テメェか…」

    タタラ「あぁ」

    エレン「俺をこんなにしちまったんだ…殺されても文句言うなよ?」

    タタラ「殺れるならな…?」

    芳村「私も参戦しよう…」

    エレン「芳村さん…」

    が、その時

    ?「うふふ、な~んか面白いことやってるね♪」

    タタラ「エトか…」

    芳村「エト…」

    エレン「また新しい喰種かよ…」

    エト「ねぇ、私も混ぜて?」
  66. 66 : : 2015/11/18(水) 23:12:07
    次の更新は明日の21:00~23:00です。

    ナキの表現がムズい。。。。
  67. 67 : : 2015/11/18(水) 23:49:29
    期待!
  68. 68 : : 2015/11/19(木) 00:34:29
    67番さんへ。

    ありがとうございます☆
  69. 69 : : 2015/11/19(木) 14:42:34
    コニーみたいに書けばいんじゃね?
    コニーがわかんないならとりあえずバカを書けば?
    期待
  70. 70 : : 2015/11/19(木) 19:25:23
    期待!
  71. 71 : : 2015/11/19(木) 20:10:15
    続き期待です✨
  72. 72 : : 2015/11/19(木) 20:50:38
    22:30から更新します
  73. 73 : : 2015/11/19(木) 20:50:49
    70番さんへ。

    ありがとうございます☆
  74. 74 : : 2015/11/19(木) 20:51:03
    71番さんへ。

    ありがとうございます☆
  75. 75 : : 2015/11/19(木) 21:39:48
    予定より早く更新します。
  76. 76 : : 2015/11/19(木) 21:42:14
    タタラ「構わない」

    エト「久しぶり、おと~さん♥」

    芳村「エト…」

    エト「暇つぶしに、どう?」

    芳村「…」

    エレン「おい、包帯野郎!」

    エト「なに?」

    エレン「このマスク野郎を倒したら次はお前を駆逐してやる!」

    エト「んー…タタラさんそこまで弱くないと思うよ」

    エレン「あっそ」

    タタラ「付いて来い…」

    エレン「…」

    そして、どこかへと向かう2人
    ------------------------------
    タタラ「ここならば、邪魔は入らないだろう」

    エレン「あぁ、たしかにな(このスペースなら巨人化も出来るな…)」

    タタラ「お前、やはり生きていたか」

    エレン「だったらなんだ?」

    タタラ「薬を作った本人が言っていた」

    エレン「…?」

    タタラ「喰種の成分が強すぎて、普通の人間なら拒否反応を起こしてしまうとな」

    エレン「何が言いてぇんだよ?」

    タタラ「お前は、何者だ?」

    エレン「んなもん、知るかよ」

    タタラ「そうか」

    エレン「あぁ」

    タタラ「見ろ…」

    そう言い、指をエレンの右腕の方へと指すタタラ

    エレン「右腕…?」

    その時、エレンの右腕に痛みが走る

    エレン「いってぇぇぇぇぇぇえ!!!!!!!!!」

    タタラ「遅いな、なにもかも。……………!」

    だが、既にエレンの腕は治っていた

    エレン「はぁ…はぁ…」

    タタラ「…(やはりただの人間じゃないな)」

    エレン「行くぜ…うおおお!!」



    蹴り

    頭突き

    なにをとってもタタラには効かない

    だが、それでも諦めず立ち向かう

    タタラ「やはり身体能力は人間と同じだな…遅すぎる」

    エレン「はぁ…はぁ…(コイツ、避けてばかりで反撃しねぇ!)」

    タタラ「赫子は出さないのか?」

    エレン「出し方が分からねぇんだよ」

    タタラ「そうか」

    エレンの攻撃を避けながら余裕の顔を見せつけるタタラ

    だが…

    エレン「って、いいてぇんだがよ…」

    タタラ「…?」

    その瞬間、タタラの右頬に傷がつく

    タタラ「ほう…やるな」

    エレン「こちとら、昨日のうちになんとか出せるようになってんだよ、クソ野郎が」

    タタラ「甲赫に鱗赫か」

    エレン「この二つがあれば負ける気がしねぇ」

    タタラ「そうか、それは良かったな(赫子での攻撃速度は申し分ないな…)」

    エレン「お前はトーカを傷つけた…だから、ここでぶっ飛ばす!」

    タタラ「こい」

    エレン「うおおおお!!」
  77. 77 : : 2015/11/19(木) 21:49:03
    期待
  78. 78 : : 2015/11/19(木) 21:51:59
    エト「お父さん、こっちこっち」

    高速で動くエトを目で追う芳村

    芳村「仕方ない、今回だけは…」

    エト「そーれ!」

    蹴りで背後から襲いかかるエトの攻撃をなんとか避け、その瞬間エトの両足を切断する芳村

    芳村「今回だけは、トーカちゃんを傷つけた罰として説教を教え込もう」

    エト「ギヒヒヒヒヒ!!」

    不気味に笑った直後

    エトの体はぶくぶくと膨らみ、赫者の姿となる

    芳村「…」

    芳村もまた、赫者の姿へと変わる

    エト「グリャアアアア!!」

    芳村「…」
    ------------------------------
    カネキ「どうしたの、来ないの?」

    ナキ「ぐおおお!」

    アヤト「ナキテメェは手を出すなよ!」

    カネキ「…」

    ナキ「はぁ!?」

    アヤト「あ?」

    ナキ「俺の獲物だぞ!」

    アヤト「いいからやらせろよ俺に」

    ナキ「ちっ、わーったよ!好きにやれもう馬鹿!ただ…負けたら代われよな!」

    アヤト「へいへい」

    カネキ「アヤトくん」

    アヤト「あ?」

    カネキ「僕の後には寝ているトーカちゃんがいる」

    アヤト「それがどうしたんだよ?」

    カネキ「ごめんね、君のお姉ちゃんを助けられなかった…タタラさんからの攻撃を受けさせてしまった」

    アヤト「…っ……テメェはやっぱり気に食わねぇ!」

    カネキ「はぁ…」

    アヤト「んだよ…コラ」

    カネキ「君はトーカちゃんをなんとも思っていないの?違うよね?」

    アヤト「あんなやつ知るかよ、死んでも俺は知らねぇよ」

    カネキ「…」

    アヤト「…まとめてあの世に送ってやるよぉ!」
    ----------エレン&タタラside----------
    タタラ「どうした、こんなものか?」

    エレン「うっせぇな…(赫子出せるのはいいけど、使い慣れてねぇ…)」

    タタラ「名前はなんだ?」

    エレン「あ?」

    タタラ「名前だ」

    エレン「…エレンだよ」

    タタラ「そうか」

    エレン「…?」

    タタラ「まぁいい…」

    エレン「…(なにを考えてんだよ…コイツ)」

    タタラ「後ろだ」

    エレン「…!」

    タタラの蹴りを間一髪で赫子で防ぐ

    タタラ「ほう、防ぐか」

    エレン「お前、早いな…ちょこまか動きやがってこざかしい!巨人の方がまだマシだぜ…」

    タタラ「……なるほど」

    エレン「…?」

    タタラ「…(そういう事か)」
    ----------カネキ&アヤトside----------
    カネキ「動きが単調だね、アヤトくん」

    アヤト「るっせーな…この糞野郎がぁ!」

    カネキ「もう一度聞くよ」

    アヤト「はぁ?」

    カネキ「アヤトくんはトーカちゃんのことどう思っ──」

    アヤト「だ~か~ら…なんともおもっ──」

    その瞬間、アヤトの腹部に膝蹴りを入れるカネキ

    カネキ「まだ話してる…黙って聞けよ」

    アヤト「がはっ!」

    カネキ「まさか過去に喰らった攻撃をまた喰らうとは思ってなかったみたいだね」

    アヤト「あんなヤツの事、なんとも思ってねぇよ…」

    カネキ「それ…本心?」

    アヤト「俺はテメェらの敵だ!クソ姉貴もテメェも!アオギリの敵になるやつは誰だろうとぶっ殺す!」

    カネキ「トーカちゃんを殺す…か…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「半殺し程度では済ませないよ、アヤトくん」
    ----------芳村&エトside----------
    芳村「エト、なぜ君は…」

    エト「ギャハハ!おとーさん、余所見しちゃダメだよ~?」

    素早く背後に回り、芳村の体を腕で貫通するエト

    芳村「がはっ!」

    エト「あ~脆っ…説教とか聞くわけないじゃん?」

    芳村「エト…」

    そのまま地面に倒れ込み、意識を失う芳村
  79. 79 : : 2015/11/19(木) 21:52:18
    77番さんへ。

    ありがとうございます☆
  80. 80 : : 2015/11/19(木) 22:06:34
    ----------エレン&タタラside----------
    エレン「はぁ…はぁ…」

    タタラ「どうした、もう息切れか?」

    エレン「マスク野郎」

    タタラ「?」

    エレン「お前はぜってぇ許さねぇ」

    タタラ「それで?」

    エレン「殺す!」

    タタラ「無理だ」

    エレン「はぁ?」

    タタラ「こっちへ向かってこい、俺はここに立ったままお前の攻撃を受けてやる」

    エレン「1発タダってやつか?」

    タタラ「あぁ…できればの話だがな」

    エレン「んなもん…出来るに決まってるだろうが!」

    タタラの顔面に拳を入れようと動くが

    そのまま固まってしまう

    エレン「…(か、体が固まって動けねぇ…クソ!クソ!動けよ!!)」

    タタラ「なんでか分かるか?」

    エレン「知らねぇよ…」

    タタラ「お前は嘉納の使った薬で確かに喰種になった」

    エレン「だからどうした?」

    タタラ「だが、身体能力や身体の脆さはは人間と同じだ」

    エレン「…!」

    タタラ「やっと気づいたか…お前は赫子こそ出せるが、体の造りは人間にほぼ近い。お前の体中の骨が悲鳴を上げていることに気づけ」

    エレン「クソッたれが…」

    タタラ「人間にしてはよくやった…お前が喰種だったら厄介な存在この上ない。今ここで消しておく」

    エレン「…クク」

    タタラ「…」

    エレン「俺は…人間だ!」

    タタラ「あぁ」

    エレン「けどな…もうひとつあるんだよ」

    タタラ「巨人とでも言いたいのだろう?」

    エレン「…!なんでそれを!」

    タタラ「お前は過去の時代から来た人間だ」

    エレン「過去だと?」

    タタラ「あぁ」

    エレン「ウソをつくなよ…根拠はなんだ!」

    タタラ「根拠か…」

    エレン「あぁ」

    タタラ「とある書物にこう書かれていた」

    有在往昔的日子巨人
    [昔の時代には巨人がいた]

    但是 为了与巨头抗衡 人类的昔日兴旺的人 可以巨头
    [だが…巨人に対抗するべく、昔の人類は巨人化が出来る人間を糧にし]

    花了巨人的时代还活着 精湛的人类赢得最后
    [巨人が生存していた時代を過ごし、見事人類は最終的に勝利した]

    タタラ「とな」

    エレン「…(何言ってるか分からねぇ…)」

    タタラ「どうした?」

    エレン「なんでもねぇ。とりあえず、お前は巨人のことを知ってるんだな?」

    タタラ「歴史的にみて、人間以外の生物が生存していたのは巨人と今のこの喰種だけだ…お前が喰種化に成功したというのならば、巨人の血が入ってるという事になる」

    エレン「そうかよ。けど、一つだけ忘れてるぜ?」

    そう言い、甲赫と鱗赫の赫子を出すエレン

    タタラ「あぁ、忘れていた(コイツの回復力を忘れていたな)」

    エレン「俺はぶっ倒れねぇ!」

    タタラ「赫子を使いこなせないお前に勝利はない」

    エレン「勝てる方法が一つだけある…(赫子をアレと同じようにうまく利用するんだ!)」
  81. 81 : : 2015/11/19(木) 22:14:27
    次の更新は明日の21:00~23:00です
  82. 82 : : 2015/11/19(木) 23:59:15
    期待!
  83. 83 : : 2015/11/20(金) 09:10:16
    82番さんへ。

    ありがとうございます☆彡
  84. 84 : : 2015/11/20(金) 21:06:22
    21:30から更新します
  85. 85 : : 2015/11/20(金) 21:28:51
    更新します
  86. 86 : : 2015/11/20(金) 21:28:56
    ----------カネキ&アヤトside----------
    アヤト「ぁ……っ…」

    アヤトの両腕と両足を切断し、決着を早々に着けたカネキ

    カネキ「…」

    ナキ「おい!次は俺の番だぞ?グチャミソにしてやる!」

    カネキ「ナキさん…」

    ナキ「お前のことはイイヤツだと思ってたのによォ…なのによォ!」

    カネキ「…」

    ナキ「ぶっ殺す!」

    カネキ「…(やるしかないか)」
    ----------エレン&タタラside----------
    タタラ「ほう、勝てる方法か」

    エレン「あぁ…」

    タタラ「再現してみろ」

    その瞬間、その場から突如消えるエレン

    タタラ「どこっ──」

    その瞬間、両腕を切り落とされるタタラ

    タタラ「…!」

    エレン「再現してやったぜ?」

    タタラ「やるな…ここまでとは思わなかった(動きが速すぎて目で認識できない)」

    エレン「俺達の時代には立体機動装置ってのがあってよ、鱗赫は立体機動装置の代わりみたいなもんだ。そして甲赫は剣の代わりに見立ててるつもりだ。赫子は自分の体から出せる分、自由自在だからな」

    タタラ「その使い方は考えてもいなかった。だがそれで勝てるときまっ──」

    完治仕掛けていたタタラの両腕を再度、刹那の如く切り落とすエレン

    エレン「言ったろ?勝つって…スピードなら誰にも負けねぇよマスク野郎」

    タタラ「やるな…だが、2対1ならどうだ?」

    エレン「はぁ?」

    その瞬間、背中に衝撃が走り吹っ飛ばされてしまうエレン

    エレン「ぐはっ!」

    タタラ「遅かったな…ノロ」

    ノロ「…」

    エレン「また新しい喰種か…」
    ----------芳村&エトside----------
    エト「暇だな~…アヤトくん達の所にいこーっと♪」
    ----------カネキ&ナキside----------
    ナキ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ねぇ!」

    カネキ「…」

    ナキが繰り出す攻撃を全て避けるカネキ

    ナキ「んでだよ!なんで当たらねぇ!」

    カネキ「ナキさん…アナタとは戦いたくない、僕にはアナタと戦う理由がないのだから」

    ナキ「聞いたぜ…お前の事…」

    カネキ「…?」

    ナキ「ヤモリの兄貴を喰ったのお前らしいなぁ!」

    カネキ「…」

    ナキ「そっちになくてもこっちにはあるんだよぉ!!」

    エト「は~い、そこまで」

    ナキ「ちょ!なんで!?」

    エト「私がここに来るまえツケられてたもん」

    ナキ「ちょ、誰にですか!」

    エト「白鳩だよー」

    ナキ「ぶっ飛ばせばいいだろ!」

    エト「もうすぐここに着くから逃げようよ?今はまだその時じゃないからさ」

    ナキ「…この眼帯だけは殺してぇんだよ!」

    カネキ「…」

    ナキ「コイツを地獄に送らないと、神兄貴が退屈だろうが!」

    カネキ「ナキさん」

    ナキ「あぁ!?」

    カネキ「今回は見逃してくれませんか?」

    ナキ「普通に無理だから!」

    カネキ「白鳩が来れば僕とアナタの戦闘は中断されてしまうでしょう…また今度、僕もしっかりアナタと向き合って真剣に戦います」

    ナキ「ホントだな?」

    カネキ「はい」

    ナキ「わかった…でも、次あった時覚えてろよな!」

    カネキ「はい」

    エト「んー…」

    カネキ「?」

    ナキ「?」

    エト「白鳩来ちゃったみたいだね」

    ?「こんっばんっは~!」
  87. 87 : : 2015/11/20(金) 21:35:22
    期待!
  88. 88 : : 2015/11/20(金) 21:40:39
    87番さんへ。

    ありがとうございます☆
  89. 89 : : 2015/11/20(金) 21:40:47
    ----------エレン&タタラ/ノロside----------
    タタラ「ノロ、連携でいくぞ」

    ノロ「…」

    エレンに襲いかかるタタラ達
    だが、いとも簡単にタタラ達の連携を避けるエレン

    エレン「2対1とかズルくねぇか?」

    ノロ「…」

    タタラ「あぁ、そうだな(向こう側が騒がしいな…)」

    ノロ「…」

    タタラ「ノロ、ここは退くぞ」

    ノロ「…」

    エレン「おいおい、逃げんのかよ」

    タタラ「勘違いをするな、逃げるわけではない」

    エレン「?」

    タタラ「白鳩で厄介なやつが来ている。ソイツと戦う為にはこちらも覚悟が必要だからな」

    エレン「いまはもう攻撃しないんだな?」

    タタラ「あぁ」

    エレン「マスク野郎」

    タタラ「なんだ?」

    エレン「名前は?」

    タタラ「タタラだ」

    エレン「タタラ、次会った時は決着を着けてやる」

    タタラ「俺もそう思っていた、次こそは仕留める」

    そう言い、姿を消すタタラとノロ

    エレン「…(カネキ達のところへ向かうか)」
    ----------カネキ&エト/ナキside----------
    ?「わ~!喰種がいっぱいいますね~」

    ?「什造、今回はバックアップじゃなくて好きにやっていいよ」

    什造「了解で~す♪」

    カネキ「…(この2人は…)」

    エト「じゃあ行こうか、ナキさん」

    ナキ「ちっ…」

    そう言い、姿を消すエトとナキ

    カネキ「…(退いたか)」

    什造「あちゃ~…逃げちゃいましたよ?篠原さん」

    篠原「どうする?有馬」

    有馬「包帯の喰種ともう1人いた喰種はまたの機会に。ですがいまは」

    カネキ「…(トーカちゃんを庇いながら捜査官を3人相手か…さすがにキツいな)」

    篠原「また会ったね、眼帯の喰種」

    カネキ「はい」

    篠原「今回は…」

    カネキ「分かっています…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「今度は決着を着けましょう」

    篠原「彼は今回ここにはいないのかい?」

    カネキ「さぁ?どうでしょう」

    什造「なんか奥から気配がしますね?」

    カネキ「…」

    有馬「気配か」

    什造「~♪」

    鼻歌を歌いながら、奥の方へと走る什造

    有馬「篠原さん、頼みました。眼帯の喰種は私が」

    篠原「………分かった。眼帯の喰種、決着はまた今度だ」

    カネキ「…のようですね」

    篠原「まぁ…」

    カネキ「?」

    篠原「有馬と戦って生き延びれたらの話だけどな」

    そう言い捨て、什造を追いかける篠原
  90. 90 : : 2015/11/20(金) 21:51:50
    ----------エレンside----------
    エレン「少し休んでからいくか…さすがに疲れた」

    だが、遠くから徐々に足音が近づく

    エレン「足音…?」

    什造「やっぱりいたですう~♪」

    篠原「久しぶりだね」

    什造「前回会った時と何か違いますね?」

    エレン「はぁ…休んでる暇もねぇのかよ」

    そう言い、鱗赫と甲赫の赫子を出すエレン

    篠原「まさか喰種だったとはね…あの時一般市民も間違えていなければ」

    エレン「喰種になったんだよ」

    篠原「なった…?どういうことだい?」

    エレン「言っても意味ねぇだろ?」

    篠原「そうだね。じゃあ…」

    什造「ふふふ、殺りますう~?」

    什造:13’s(ジューゾーズ)ジェイソン(鱗赫)Rate:S+

    篠原:オニヤマダ(尾赫)/アラタ(甲赫)

    エレン「いかにもフル装備って感じだな」

    篠原「まぁ、命賭けてここへ来てるからね…当たり前だよ」

    什造「じゃあいきますよ~♪」

    エレン「来い!」
    ----------カネキ&有馬side----------
    カネキ「さて…」

    ボキッ(指鳴らし)

    カネキ「摘まなきゃ」

    有馬「…」

    有馬:IXA(甲赫)

    カネキ「…(この人今まで出会ってきた捜査官達の中で一番強そうだ)」

    有馬「…」

    素早く後ろに回り、背中から攻撃を仕掛ける有馬

    カネキ「…!(は、速い!)」
    ----------エレン&什造/篠原side----------
    什造「あちゃ…この人かなり強いですね?」

    篠原「移動速度が喰種の域を完全に越えてるね…参ったねどーも」

    エレン「わりぃけど、アンタ達と戦う理由はねぇ」

    什造「それ、愚問ってやつですね♪」

    篠原「什造、愚問はまた違うよ…」

    什造「あちゃ~そうでしたか…」

    篠原「それより今は…」

    エレン「はぁ…仕方ねぇな」

    そう言い、一瞬で篠原を吹っ飛ばすエレン

    篠原「ぐはぁっ!」

    什造「篠原さん!」

    篠原「驚いたね…君のその赫子の威力ハンパないね(アラタはかなり硬いのにヒビをいれるなんてね…厄介だよこの喰種は)」

    エレン「そりゃあどーも」

    什造「いきますよ~♪」

    物凄い速度で、クインケで攻撃をする什造

    エレン「…(速いな…けど)」

    什造「…!いつのま──」

    その場から一瞬で姿を消し、什造の背後に現れるエレン

    什造「…!」

    そして首に手刀をし、気絶させるエレン

    篠原「…(速すぎて目で追えなかった…)」

    エレン「おっさん」

    篠原「なんだい」

    エレン「また今度でいいですか?決着は」

    篠原「そう言われてもねぇ…」

    エレン「…」

    黙ったまま、気絶した什造を篠原へと投げ飛ばすエレン

    篠原「…っと!」

    それを受け止める篠原

    篠原「やれやれ…(俺1人じゃ無理だな、気を改めて来ないと勝てない…)」

    エレン「…」

    篠原「分かったよ。本当はこのままいたいけど、1人じゃ勝てそうにないからね…」

    エレン「ソイツ、死んでねぇから大丈夫だぜ」

    篠原「人間らしいね…」

    そう言い、有馬の所へと向かう篠原

    エレン「人間らしいねか…俺は…」

    人間なのか?

    巨人なのか?

    喰種なのか?

    エレン「どっちなんだろうな、もう訳が分からねぇよ…クソ……」
    ----------カネキ&有馬side----------
    カネキ「はぁ…はぁ…(強すぎる…このままじゃ……)」

    有馬「…篠原さん?」

    篠原「ちょいとやられてね…什造の容態も気になる」

    有馬「仕方ない…」

    そう言い、トドメを刺すのを止める有馬

    有馬「眼帯の喰種」

    カネキ「…?」

    有馬「また会う日を楽しみにしている」

    篠原「…(喰種とは普段喋らない有馬が喋ってるとはな…)」

    カネキ「くっ…(僕は…弱い!)」

    そして、姿を消す有馬、篠原、什造

    エレン「カネキ!」

    カネキ「エレン…?」

    エレン「大丈夫か?」

    カネキ「うん。それよりトーカちゃんと店長は?」

    エレン「トーカと芳村さんは気絶してるだけだ。運ぼうぜ?」

    カネキ「うん…」

    エレン「カネキ?どうした?」

    カネキ「僕って弱いね…」

    エレン「は?」

    カネキ「トーカちゃんは傷つけたし、店長も助けられなかった…だから、僕はよわ──」

    エレン「馬鹿野郎、弱くなんかねぇよ」

    カネキ「え…?」

    エレン「お前はなんでもかんでも1人で背負いすぎるんだよ、大丈夫!お前は弱くなんかねぇよ」

    カネキ「うん…!」

    エレン「さっ、早いとこ帰ろうぜ?」

    カネキ「そうだね」
  91. 91 : : 2015/11/20(金) 21:53:05
    次の更新は明日の21:00~23:00です

    戦闘シーンはムズいな…w

    次こそはちゃんと表現出来たらいいな( ̄^ ̄)
  92. 92 : : 2015/11/21(土) 16:04:54
    今日の22:00から更新します。
  93. 93 : : 2015/11/21(土) 16:54:37
    エレンの呼び名について決めようと思います

    例:金木[眼帯の喰種]芳村[隻眼の梟]霧島[ラビット]

    21:29:59まで募集です
    [Twitter、LINE、ssnote含む]

    現在6個の名前が送られてきています

    その中から気に入った物を選びたいと思います
  94. 94 : : 2015/11/21(土) 17:31:19
    俊速の喰種
  95. 95 : : 2015/11/21(土) 18:39:04
    94番さんへ。

    ありがとうございます

    結果は21:30に発表します
  96. 96 : : 2015/11/21(土) 21:01:36
    投稿数を3つから2つにします
  97. 97 : : 2015/11/21(土) 21:32:37
    アンケートを各々の場所で集めた結果

    光殺の喰種(こうさつのぐーる)

    という名前を気に入ったので、それに決めます。
  98. 98 : : 2015/11/21(土) 21:51:59
    ----------とある場所----------
    タタラ「エトか」

    エト「うん」

    ナキ「Zzz」

    エト「ノロさん、運んでくれる?」

    ノロ「…」

    タタラ「エト、アヤトはどうした?」

    エト「あ、置いてきちゃった」

    タタラ「そうか」
    ----------喰種対策局20区支部----------
    什造「…ここは……?」

    篠原「喰種対策局20区支部だよ」

    什造「そうですか…いてて」

    篠原「ベッドからまだ出ちゃダメだよ…身体が重いだろ?」

    什造「彼、強かったですね~…」

    篠原「その喰種についての会議があるから、行ってくるよ」

    什造「一緒にいくです」

    篠原「いいのかい?」

    什造「身体はもう大丈夫ですよ~篠原さん♪」

    篠原「そうかい。じゃあ行こうか」
    ----------喰種対策局20区支部会議室----------
    和修「では、謎の喰種についての会議を始める。篠原特等」

    篠原「はい、名前は不明。性別は男性で、歳は15.6歳の少年です」

    和修「それで?」

    篠原「赫子は甲赫と鱗赫で、赫眼は右眼にあります」

    亜門「隻眼の喰種ですか…」

    篠原「ですが、1つ不可解な点が」

    和修「なんだ?」

    篠原「詳しい経緯は分かりませんが、元々は人間という事が分かっています」

    亜門「元々は人間…?」

    篠原「うん。本人がそう言っていたし、前回遭遇して戦った時は赫子を出さず戦っていた事から本当の事だと思うよ」

    有馬「…」

    篠原「SSSレートかと」

    和修「SSSレートか…」

    什造「厄介なのはスピードですぅ…」

    亜門「スピード?」

    篠原「目で追える事の出来ない速度に加え、異常とも思える程の赫子の強度だよ」

    和修「ふむ…では、その喰種の呼び名を決めよう」

    什造「決めたいですう~♪」

    和修「いいだろう」

    什造「光殺の喰種ってのはどうですう?」

    和修「分かった」

    篠原「それと」

    和修「?」

    篠原「眼帯の喰種とは仲が良い様子かと…つまり、連携をすればかなりの脅威となるかもしれません」

    和修「レートは?」

    篠原「SSS+レートかと」

    有馬「光殺の喰種と眼帯の喰種は私に任せてください」

    和修「有馬か…お前が担当をすれば助かるな」

    有馬「はい」

    和修「では、会議を終了とする。解散!」
    ----------あんていく----------
    芳村「ここ…は…」

    カネキ「店長…」

    エレン「芳村さん…」

    芳村「どうやら、助けられたみたいだね…すまなかった」

    エレン「大丈夫ですよ、トーカのヤツも助けられたしよかった」

    カネキ「トーカちゃんはまだ寝ています」

    芳村「そうか…」

    エレン「芳村さん、カネキ」

    芳村「なんだい?」

    カネキ「どうしたの?」

    エレン「マスクってまだ出来てないし、戦った時もマスクはないから素顔のままだった…」

    カネキ「…」

    芳村「困ったね…しばらくは外に出ないようにしないとダメだ」

    カネキ「その方がいいよ、エレン」

    エレン「あぁ…」
  99. 99 : : 2015/11/21(土) 22:02:44
    小間「いや~無事でよかったよ」

    ヒナミ「うん…!」

    そう言いながら、部屋へと入る小間とヒナミ

    カネキ「今回はさすがにキツかったですけど」

    エレン「トーカはどうですか?」

    ヒナミ「お姉ちゃんは自分の部屋で寝てるよ!」

    エレン「よかった…」

    芳村「数日は店を休むとしよう…すまない」

    カネキ「大丈夫です、僕達で店長の分も頑張ります」

    芳村「すまないね」

    エレン「俺、トーカの部屋に行ってくるわ」

    カネキ「僕は買い出しに行ってきます。珈琲を切らしていたようなので」

    芳村「助かるよ」

    小間「じゃあ僕は接客に戻るね」

    エレン「俺も行ってくる」
    ----------トーカの部屋の玄関前----------
    エレン「ここがトーカの部屋か(つか、隣じゃねぇかよ…)」

    コンコンッ(ドアのノック音)

    エレン「あ、寝てるんだったなそういえば…」

    その時、玄関の向こう側からトーカが喋りかける

    トーカ「起きてるよ」

    エレン「起きてたのか…開けていいか?」

    トーカ「うん」

    エレン「おう」

    そう言い、玄関を開けるエレン

    トーカ「…よぉ」

    エレン「玄関で立ち話もなんだし、部屋に案内してくれよ」

    トーカ「うん」

    そう言われ、部屋へと案内するトーカ

    エレン「へぇ~意外としっかりしてるんだな」

    トーカ「はぁ?意外ってなんだよ!」

    エレン「意外は意外だろ!」

    トーカ「うっさいバカ」

    エレン「なぁ」

    トーカ「…?」

    エレン「怪我はないのか?」

    トーカ「喰種は再生能力があるから大丈夫。もう治ってるから」

    エレン「そういえばそうだったな」

    トーカ「とりあえずそこに座ってよ」

    エレン「おう」

    トーカ「ありがとね」

    エレン「…?なにがだよ」

    トーカ「助けてくれて」

    エレン「俺は別の奴と戦ってた。お前と芳村さんを守ってたのはカネキだよ」

    トーカ「じゃあ後でお礼言っとかないと。エレンも助けに来てくれてありがとね?」

    エレン「ばーか」

    トーカ「ちょ、なんだよ!せっかく礼を言ったのに」

    エレン「お前は仲間だ」

    トーカ「う、うん(仲間…か……)」

    エレン「仲間が仲間を助けるのは当たりめぇだ!一々当たり前の事にありがとうとか言うなよ」

    トーカ「うん//」

    エレン「ちょ、キモいな…何照れてんだよ」

    トーカ「うっさい!」

    エレン「お前、接客中とは別人だよな…」

    トーカ「次何か言ったらぶっ殺すよ?」

    エレン「やれるもんならやってみろよバーカ」

    トーカ「言ったな~!」

    そう言い、エレンに攻撃をしようとするトーカ

    エレン「ちょ!ばっ!」

    トーカ「頭突き喰らえッ!」

    エレン「いってぇーな!」

    トーカ「テメェが悪いんだろーが!」

    エレン「ったく…黙ってればすんげえ美人なのによ」

    トーカ「えっ?////」

    エレン「ん?どうした」

    トーカ「今、なんて言ったの?////」

    エレン「だから、黙ってればすごい美人って言ったんだよ」

    トーカ「///////」

    エレン「ちょ、トーカ!?おい!(なんで気絶してんだよ!?)」
    ------------------------------
    小間「ん?なんか上が騒がしいね?」

    入見「いいから、仕事に集中して」
  100. 100 : : 2015/11/21(土) 22:05:47
    【次回更新日】
    11/22[21:00~23:00]

    エレンの喰種の呼び名は
    光殺の喰種(こうさつのぐーる)
    となりました

    TwitterやLINE、ssnoteで答えてくれた皆様ありがとう☆
  101. 101 : : 2015/11/21(土) 23:19:55
    期待!
  102. 102 : : 2015/11/22(日) 00:10:51
    とても面白いです。
  103. 103 : : 2015/11/22(日) 00:31:48
    一気に読んだ
    エレントーとは新しい…
    期待している
  104. 104 : : 2015/11/22(日) 00:50:28
    古間ですよ
    期待
  105. 105 : : 2015/11/22(日) 10:51:53
    101番さんへ。

    ありがとうございます☆

    102番さんへ。

    ありがとうございます、そう言ってもらえると嬉しいです

    103番さんへ。

    一気に読んで頂きありがとうございます☆

    104番さんへ。

    小間ではなく古間でしたか!
    ありがとうございます
  106. 106 : : 2015/11/22(日) 21:05:06
    投稿を気長に待ってます
  107. 107 : : 2015/11/22(日) 21:06:06
    106番さんへ。

    ありがとうございます☆
  108. 108 : : 2015/11/22(日) 21:06:16
    22:00に更新します。
  109. 109 : : 2015/11/22(日) 21:55:19
    更新します。
  110. 110 : : 2015/11/22(日) 21:59:46
    ----------街中----------
    カネキ「よし、豆は買ったから後はあんていくに戻るだ──」

    ?「やっほー、カネキくん」

    カネキ「ウタさん」

    ウタ「買い物?」

    カネキ「はい、いまはその帰りです」

    ウタ「そっか。あ、そうだ」

    カネキ「?」

    ウタ「はい、これ」

    そう言い、カネキにマスクを渡すウタ

    カネキ「これは、エレンの…?」

    ウタ「うん、そうだよ」

    カネキ「ありがとうございます。後で渡しておきますね」

    ウタ「暇だから店に行こうかな」

    カネキ「じゃあ一緒に行きましょうか」

    ウタ「うん」
    ----------あんていく----------
    古間「ありがとう、また来てね」

    入見「ありがとうございました」

    古間「上、静かになったね」

    入見「なんだったんだろうね」
    ----------部屋verトーカ----------
    トーカ「ん………っ…」

    エレン「起きたかよ」

    トーカ「あれ…わたし…」

    エレン「急に気絶なんかするから心配したんだぜ?」

    トーカ「ごめんごめん//(あんな事言われたら赤くなるって!//)」

    エレン「どうした?まだ赤いぞ…」

    トーカ「う、うっさい!//」

    エレン「変なヤツ…んじゃあ俺芳村さんの所に行くわ、隣の部屋なんだし何かあったら言えよな?」

    トーカ「うん」

    エレン「そんじゃあな、トーカ」

    トーカ「ばいばい」

    そう言い、部屋を出るエレン

    トーカ「美人なもんか…//」
    ----------部屋ver芳村----------
    エレン「起きてますか?」

    そう言い、部屋へと入るエレン

    芳村「あぁ、叫んでいたようだが何かあったのかい?」

    エレン「トーカのやつが急に顔を赤くして」

    芳村「なるほど、そういうことか」

    エレン「え、分かるんですか?」

    芳村「いずれ君も分かるよ(その時君がこの世界にいればね…)」

    エレン「あの、芳村さん」

    芳村「なんだい?」

    エレン「今度、珈琲の淹れ方や接客のやり方について教えてください!」

    芳村「いいだろう」
  111. 111 : : 2015/11/22(日) 22:11:42
    ----------あんていく----------
    カネキ「戻りました」

    古間「おかえり、カネキくん」

    ウタ「どうも」

    入見「いらっしゃい」

    ウタ「珈琲、1つ」

    カネキ「わかりました」

    珈琲を淹れ、ウタへと渡すカネキ

    ウタ「美味いね、カネキくん珈琲の淹れ方上手くなったんじゃない?」

    カネキ「そうですか?」

    ウタ「うん、上手いよスゴく」

    カネキ「ありがとうございます」

    ガチャン(ドアを開ける音)

    入見「いらっしゃいま…せ……」

    月山「この店にそこはかとなくカネキくんの残り香と芳醇なコーヒーの香り…至高と究極の美食が入り混じったこの空間こそまさにElDoraaaaaaaaaaado!!」

    カネキ「安定の月山さんですね…」

    月山「なんだカネキくんか……………えっ?カネキくん!?」

    カネキ「は、はい?」

    月山「oh my destiny!なんてことだ…君はアオギリに入っていたのではないのかい!?」

    カネキ「アオギリなら数ヶ月前に抜けました…」

    月山「なんてことだ!僕はそんな事にも気付かないなんて…」

    カネキ「月山さん」

    月山「なんだい?カネキくん」

    カネキ「えっと……ただいま」

    月山「おかえり、カネキくん」

    ?「騒がしいと思って来てみたらただのお客さんか」

    カネキ「エレン」

    エレン「よっ、カネキ」

    カネキ「トーカちゃんはどうだった?」

    エレン「トーカちゃんも芳村さんも大丈夫だぜ!」

    カネキ「良かった」

    月山「やぁ、そこの逞しきPersonneよ」

    エレン「え、え?俺っすか?」

    月山「そう君さ、えっとー…」

    エレン「エレン・イェーガーです」

    月山「Mr エレン!とてもいいお名前だ。君からはとてつもなく素晴らしい香りが感じられる…君は喰種なのかい?人間なのかい?」

    エレン「カネキと同じみたいなもんです」

    月山「素晴らしい…是非とも1口味合わせてはくれまいか?」

    カネキ「…(これって止めた方がいいのかな…)」

    エレン「えっと…珈琲ですか?」

    月山「No!君の…」

    そう言い、エレン近づく
    そして耳元で囁く

    月山「君の身体さ」

    エレン「はぁ?殺すぞ」

    月山「wonderful!そのドS要素も含めてperfectだよ、エレンくん」

    エレン「カネキ…なんだよコイツ」

    カネキ「月山さんで、この人も喰種なんだ」

    エレン「ふーん…」

    月山「危ない危ない…僕とした事が本来の目的を忘れるところだった…」

    エレン「…?」

    カネキ「なんですか?」

    月山「芳村氏はいるかい?」

    エレン「俺が案内しますから、来てください」

    月山「Merci!エレンくん」

    エレン「…(ジャンの次にムカつくな)」
    ----------部屋ver芳村----------
    月山「失礼いたしますよ、芳村氏」

    芳村「久しぶりだね…」

    エレン「じゃあ俺はここで」

    芳村「今日は、何の用かね?」

    月山「白鳩がどこで情報を手に入れたかは分かりませんが、ここ…すなわちあんていくは喰種によって営まれているという情報が白鳩に入りました」

    芳村「…」
  112. 112 : : 2015/11/22(日) 22:14:46
    【次回更新日】
    11/23[21:00~23:00]

    【キャラのレート】
    SSS+:カネキ&エレン

    SSS:芳村、エト、エレン

    SS:カネキ、古間、入見

    S:月山、西尾、トーカ

    基本は原作通りですが、勝手にSSS+とか出しちゃってます←
  113. 113 : : 2015/11/22(日) 23:47:43
    期待してる
  114. 114 : : 2015/11/23(月) 00:28:33
    113番さんへ。

    ありがとうございます☆
  115. 115 : : 2015/11/23(月) 00:42:54
    おわっ!?エレンSSSレート!!

    期待です!
  116. 116 : : 2015/11/23(月) 00:43:22
    連投すいません

    トーカはどこに・・・?
  117. 117 : : 2015/11/23(月) 01:25:06
    トーカのレートがわからないので未記入のままです。

    Sレートですかね?トーカは
    そこら辺よく分からなくてw


    わかる人いましたら、言ってください
  118. 118 : : 2015/11/23(月) 01:51:47
    確かsレートですよ!
    期待です(*´∀`)
  119. 119 : : 2015/11/23(月) 11:00:13
    Sレートですよ!
  120. 120 : : 2015/11/23(月) 13:51:00
    面白いですね^^*
    期待致します
  121. 121 : : 2015/11/23(月) 17:09:28
    118番さんへ。

    わかりました!

    119番さんへ。

    わかりました!

    120番さんへ。

    ありがとうございます☆
  122. 122 : : 2015/11/23(月) 17:18:17
    《お知らせ》

    どうも、執筆者です。

    今回このSSを書いているのですが、更新は致します。もちろん毎日(よほどのことが無い限り)

    実はもうすぐで完結します。

    そしてこのSSの続編というのを実は考えていて、書こうとは思っているのですが少し迷っています…

    理由は東京喰種:reのネタバレのオンパレードになってしまうからです
    ※カネキくんが〇〇したり、ノロが〇〇したり

    ネタバレ要素を含む場合があるので、それで悩んでいます…

    なので!

    自分ではなく読者様に決めていただこうかと思います。

    読者様の意見を是非ともお聞かせください!
  123. 123 : : 2015/11/23(月) 17:50:50
    別にいいんやない?そんなんよーけあるし。
    続編のタイトルにでもネタバレありってしてたら問題ないっしょ。
  124. 124 : : 2015/11/23(月) 19:15:01
    続編書いて欲しいです
  125. 125 : : 2015/11/23(月) 19:35:05
    ネタバレありって書いておいて、それなのに文句言ってくる奴はクズ。


    期待です
  126. 126 : : 2015/11/23(月) 21:07:51
    123.124.125番さんへ。

    わかりました、続編を書くことにいたします

    期待ありがとうございます☆
  127. 127 : : 2015/11/23(月) 21:08:01
    21:30から更新します
  128. 128 : : 2015/11/23(月) 21:08:05
    そろそろ投稿されるかな?あと期待です!
  129. 129 : : 2015/11/23(月) 21:08:47
    128番さんへ。

    21:30から更新します
  130. 130 : : 2015/11/23(月) 21:26:21
    更新します
  131. 131 : : 2015/11/23(月) 21:28:44
    月山「どうします?」

    芳村「相応の覚悟はいるね…」

    月山「そうですか…」

    芳村「君はどうするんだい?」

    月山「僕はカネキくんの剣…誰であろうとカネキくんに盾突く輩は喰らうのみ!」

    芳村「ありがとう」

    月山「では」

    そう言い、部屋を出る月山

    芳村「参ったね…本当に」
    ----------あんていく----------
    月山「じゃあ僕はこれで」

    カネキ「ありがとうございました」

    エレン「あ、ありがとうございました!」

    月山「エレンくん、接客業を始めたのかい?」

    エレン「はい」

    月山「似合っているよ、スゴく」

    エレン「ありがとうございます」

    月山「それじゃあ…good bye everyone」

    店を出る月山

    カネキ「エレンくん」

    エレン「ん?」

    カネキ「カプチーノを頼んだお客様の用意はできたの?」

    エレン「あ、やっべ!忘れてた!」
    ----------喰種対策局20区支部----------
    篠原「じゃあ行こうか什造」

    什造「どこですう〜?」

    篠原「あんていくだよ」
    ----------あんていく----------
    エレン「ありがとうございました!」

    カネキ「ありがとうございました」

    古間「エレンくんかなり良くなってきたじゃない」

    入見「接客はマシになったけど淹れるのはまだまだね」

    カネキ「そのうち覚えてきますよ」

    エレン「がんばります…」

    そして夜を迎え、店は閉店する

    カネキ「今日もお疲れ様です」

    エレン「うしっ!今日はこれで終わりだな」

    カネキ「エレンは初めてだからかなり疲れてるよね。もうここはいいから休んだら?」

    エレン「わりぃな…そうさせてもらうわ」

    そう言い、部屋へと向かうエレン

    古間「よし、片付けも一通り終わったね」

    ガチャン(ドアの開く音)

    入見「すみません、もう閉店……で…(この人達は…)」

    篠原「あ、あれ?openって書いてあったからてっきり開いてるのかと…」

    カネキ「忘れていました。すみません…」

    什造「あれ〜?どこかで会ったことありますう〜?」

    カネキ「さ、さぁ…?」

    篠原「こら什造、人の臭いを嗅ぐんじゃないよ」

    什造「は〜い♪」

    篠原「じゃあ私達はこれで失礼しま──」

    ?「大丈夫ですよ、そこへ座ってください」

    カネキ「…(店長…)」

    篠原「いいんですか?」

    芳村「はい」

    篠原「わざわざすみません…」

    芳村「いえいえ、大事なお客様なので」

    そう言い、珈琲を渡す芳村

    篠原「美味しいですね!」

    什造「うっ…苦いですう〜」

    篠原「ははは、什造にはまだ早かったかな?」

    什造「うぐっ…」

    芳村「ごめんね」

    什造「大丈夫ですよ〜♪」

    篠原「最近妙な噂を聞きまして…」

    芳村「噂…とは?」

    カネキ「…」

    古間「…」

    入見「…」
  132. 132 : : 2015/11/23(月) 21:39:00
    篠原「20区には喰種が営んでいる店があると…聞いたもので」

    芳村「それはまた…」

    カネキ「…(この人達は、確証を持ってここに来ている…)」

    篠原「実は、そのお店を探していましてここ周辺を調べていたんですよ」

    芳村「…」

    篠原「些細なことでもいいんです…知りませんか?」

    芳村「さぁ、私には…」

    什造「そっちの人達は何か知ってますう?」

    カネキ「僕はなにも」

    入見「私も」

    古間「僕も」

    篠原「そうですか…なんかすみませんね」

    そう言い、金を払う篠原

    芳村「ありがとうございます」

    篠原「珈琲美味しかったです…また来ます」

    什造「ばいばいですう♪」

    そして店を出る篠原と什造

    芳村「トーカちゃんと錦くんを呼んでくれるかな?カネキくん」

    カネキ「わかしました」
    ----------部屋verエレン----------
    エレン「はぁ〜疲れた…これがアルバイトかよ。すぐに眠りそうだ…」

    そして眠りにつくエレン
    ----------あんていく----------
    エレンが眠ってから30分後、あんていくにはトーカと錦が着いていた

    錦「こんな時間になんすか?」

    トーカ「何かあったんですか?」

    芳村「はっきり言おう…我々は全員喰種だとバレている」

    トーカ「は…?」

    錦「マジかよ…」

    芳村「四方くん」

    四方「…わかっています」

    トーカ「四方さんいつの間に?」

    四方「…トイレに行っていた。それだけだ」

    錦「んで、どうするんです?」

    芳村「四方くんにはトーカちゃんを任せている…カネキくんはエレンくんを。錦くんは…」

    錦「分かっていますよ、明日俺も離れます…」

    カネキ「すみません僕は、ここに残ります」

    トーカ「は…?アンタなにいってんの?」

    カネキ「屑豆は全員摘まなきゃいけない…」

    芳村「カネキくん…」

    四方「…研」

    カネキ「…?」

    四方「俺達喰種は失いながら生きていくしかない…今成すべきことを成せ」

    カネキ「なら、僕は残ります」

    四方「…分かった、それがお前の選択ならば俺はもう何も言わん」

    カネキ「はい…」

    トーカ「エレンはどうするの…」

    カネキ「エレン…」

    トーカ「アイツはどうすんだよ!アイツは…アイツは何も関係ないのに白鳩に殺されるのかよ!」

    古間「トーカちゃん、落ち着いて」

    トーカ「アイツ可哀相な奴だよ…知らない場所に来て、知らない奴と戦って…喰種にされて…仲間とも会えないまま…それで今度はまた白鳩?ざっけんなよ……ざっけんな!!」

    四方「落ち着けトーカ」

    トーカ「…っ………」

    カネキ「エレンには明日ここから離れてもらう…うまく誤魔化すよ」

    四方「俺達も明日行くぞ、トーカ」

    トーカ「はい…じゃあ私はこれで」

    四方「…あぁ」

    そう言い、エレンが寝ている部屋へと向かうトーカ
    ----------部屋verエレン----------
    トーカ「やっぱり寝てるか…」

    エレン「Zzz」

    トーカ「ばーか…」

    エレン「Zzz」

    トーカ「明日中には多分白鳩が攻めてくるかもよ…エレンならどうするの?」

    エレン「Zzz」

    トーカ「私、アンタから離れるなんてできないよ…ばか…」

    エレン「Zzz」

    トーカ「エレン…許して……」

    そう言い、唇を重ねるトーカ

    エレン「ん……っ…」

    トーカ「これで起きないとかどんだけだよ…まぁいいか、バレてたら恥ずかしいし」

    エレン「Zzz」

    トーカ「さようならエレン…アンタはもう明日いないよね…カネキの事だから朝早くにでも連れていこうとする」

    エレン「Zzz」

    トーカ「好きだよ、アンタのこと」

    そう言い終えると、自分の部屋へと向かうトーカ
  133. 133 : : 2015/11/23(月) 21:41:01
    【次回更新予定日】
    11/24[21:00~23:00]




    次回

    ───この世界は間違っている───
  134. 134 : : 2015/11/23(月) 22:43:39
    うっひょぉぉぉぉぉぉ!!!


    期待だぜぇぇぇぇ!!!
  135. 135 : : 2015/11/23(月) 23:13:09
    期待してる
  136. 136 : : 2015/11/24(火) 00:16:21
    期待です(^-^)v
  137. 137 : : 2015/11/24(火) 19:06:48
    >>134 ありがとうございます☆

    >>135 ありがとうございます!

    >>136 ありがとうございます♪
  138. 138 : : 2015/11/24(火) 19:18:14
    22:00から更新します。
  139. 139 : : 2015/11/24(火) 19:24:05
    期待だぜ!
  140. 140 : : 2015/11/24(火) 20:16:42
    >>139 ありがとうございます☆
  141. 141 : : 2015/11/24(火) 21:58:11
    更新します
  142. 142 : : 2015/11/24(火) 21:58:39
    そして、朝を迎える

    エレン「もう朝か………って、あれ?なんか、口に甘い味がするぞ…まぁいっか」

    コンコン(ドアのノック音)

    エレン「どうぞ」

    カネキ「エレン、おはよ」

    エレン「よっ、カネキ」

    カネキ「うん…」

    エレン「どうした?」

    カネキ「東京スカイツリーって知ってるかな?」

    エレン「いや、知らねぇけど?」

    カネキ「良かった」

    エレン「え、なんだよ?」

    カネキ「実は、東京で1番の名所なんだ」

    エレン「へぇーどんなのだ?」

    カネキ「行けばわかるよ」

    エレン「金は十分あるから行くか…カネキは?」

    カネキ「僕は大丈夫。用があってさ」

    エレン「手伝うぜ?」

    カネキ「いや、大丈夫…」

    エレン「…?分かった」

    そして、40分後

    エレン「じゃあ行ってくる!」

    芳村「いってらっしゃい…元気でね」

    カネキ「気をつけてね…」

    古間「ばいばい」

    入見「怪我はしちゃダメよ?」

    エレン「おいおいなんだよ、まるで別れの挨拶みてぇじゃねかよ!大丈夫また帰ってくるよ」

    そう吐き捨て、店を出るエレン

    カネキ「今までありがとうエレン…」

    トーカ「行っちゃったね」

    古間「彼氏さん行っちゃったね」

    トーカ「は!?誰があんなヤツ!////」

    カネキ「エレンが戻ってくる時あんていくはもう…」

    そして時は過ぎ、夜中

    店は閉店の時を迎える
    ----------東京スカイツリー付近の店----------
    エレン「楽しかった!さて、帰るか…」

    男「ねぇ聞いた?」

    女「聞いた聞いた、喰種でしょ?」

    エレン「(喰種…?)」

    男「20区にあるあんていくってお店…喰種が営んでたらしいよ…怖いよな」

    女「怖いわ…あんな化け物なんて消えればいいのに」

    エレン「…(人間も喰種も同じ生き物じゃねぇかよ…なんで人は何かをすぐに比較してすぐに差別しやがるんだよクソ野郎が!)」

    TV『最新ニュースです。CCGが隻眼の梟を討伐することを発表しました。理由は、CCGが最も恐れているSSSレートの存在の場所が確認できた為であり、数分の後20区梟討伐戦が開始される模様です』

    エレン「…(あんていくの事じゃねぇよな…?まてよ…あんていくじゃねぇか!急がねぇとヤベェ!!)」
  143. 143 : : 2015/11/24(火) 22:09:14
    ----------あんていく----------
    芳村「外が騒がしいね…(ついにこの時が来たか…)」

    カネキ「僕達が守ります」

    古間「魔猿と呼ばれていた僕もいよいよ本領発揮ってとこかな」

    入見「んじゃあ行くわよ…」

    カネキ「はい…!」

    そう言い、あんていくを出て騒がしい方向へと向かう3人

    芳村「さて…私も行こうか」
    ----------20区ver芳村----------
    芳村「君達は…」

    篠原「こんばんは、ラスボスさん…店を畳む準備はできたかい?」

    黒磐「…さてやるか篠原、什造くん」

    篠原「あぁ…!」

    什造「殺しちゃっても問題ないですよねえ?うふふ♪楽しみですう〜」

    篠原:オニヤマダ/アラタ

    黒磐:クロイワspecial/アラタ

    什造:13'sジェイソン/サソリ1/56

    芳村「…来なさい、相手をしてあげよう」

    激闘の末、梟は篠原、黒磐、什造により、死亡することとなる

    芳村「…カネキくん………トーカちゃん………みんな生き延びてくれ………………」

    篠原「やっと…討てた……」

    黒磐「うむ…」

    什造「勝ったです〜♪」

    篠原「あぁ…俺らの勝っ──」

    その瞬間、篠原の首が飛ぶ

    黒磐「篠原!!!!!!」

    什造「篠原…さん……?」

    ?「キャワワ!脆すぎっ…!」

    什造「………あ……っ」

    ?「ニタァァァ」

    什造「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    ?「うるさいなぁ〜…」

    黒磐「クソッ!!」

    突如現れた謎の喰種により殺されてしまう篠原

    その仇を討つべく立ち向かう黒磐と什造

    だが、圧倒的な力で捻じふせられてしまう

    ?「かゆゆー!」

    黒磐「ダメだ…痛さで頭が狂いそうだ……」

    そして、意識を失う黒磐

    什造「ま………だっ………………」

    なんとか立っていた什造もフラつき倒れそうになる

    だが増援で来た有馬が什造を支え、気絶した什造を床に寝かせる

    ?「キタァァァァァア」

    有馬「…」
    ----------20区verカネキ----------
    カネキ「通っても…いいですか?」

    亜門「あぁ…ダメだ」
    ----------20区ver滝沢----------
    滝沢「お前は…」

    タタラ「法寺の部下か」
  144. 144 : : 2015/11/24(火) 22:11:32
    【次回更新予定日】
    11/25[21:00~23:00]




    次回

    ───全ては修正される───
  145. 145 : : 2015/11/24(火) 23:17:48
    期待してくれた皆様本当にありがとうございました

    自分がここまで書けたのは自分の力ではなく、読者様の応援と期待です

    次回でいよいよ前編の完結です
  146. 146 : : 2015/11/25(水) 00:35:29
    きたいしてる
  147. 147 : : 2015/11/25(水) 09:35:06
    >>146 いつも見てくださっていただきありがとうございます☆
  148. 148 : : 2015/11/25(水) 09:40:01
    《お知らせ》
    今回このSSは今夜で完結します。。。。
    いやぁ〜長かった!(僕の中ではw)
    よく毎日続けられたなと思います(汗)
    読者様のおかげなんですけどね☆
    さて、お知らせなのですが
    続編はこのスレで書くのではなく、新しいスレで書きます
    完結した後。。。その後の投稿に載せるURLから入るか、僕のプロフィールの投稿欄の所に新しいスレがありますのでそこからどうぞ☆

    ではっ( ̄^ ̄)ゞ
  149. 149 : : 2015/11/25(水) 20:08:21
    今日の更新は20:30からです
  150. 150 : : 2015/11/25(水) 20:32:00
    更新します。
  151. 151 : : 2015/11/25(水) 20:34:07
    ----------20区ver有馬----------
    ?「ニヒヒヒヒ!」

    有馬「…」

    有馬:IXA/ナルカミ

    ?「キャァァァァア!」

    突進し、攻撃しようとする謎の喰種

    有馬「…」

    だが、上手く避けられ片腕を腕を切断されてしまう

    ?「容赦ないなぁ〜」

    そう言い、逃げようとする謎の喰種

    有馬「…」

    逃がすまいとその喰種を追いかける有馬

    だが、逃げられてしまう

    有馬「仕方ない…他へ行くか」

    そう呟きながら、どこかへと向かう
    ----------20区verカネキ----------
    謎の喰種が去った一方、カネキと亜門は激闘を広げていた

    カネキ「…(やっぱり強い…)」

    亜門「強いな…眼帯」

    カネキ「アナタとは…戦いたくない」

    亜門「そうも…行かない」

    カネキ「そうですね」

    ボキッ(指鳴らし)

    亜門「ぐおおおおお!!!!!」

    カネキ「うおおおおお!!!!!」
    ----------20区ver----------
    滝沢「くそっ!くそっ!なんで当たらないんだよ!」

    タタラ「お前の実力でこの俺を倒すことは出来ん…」

    滝沢「ふざけっ──」

    その瞬間、片腕で滝沢を持ち上げるタタラ

    タタラ「法寺はどこだ?」

    滝沢「法寺さんはお前なんかに負けない!喰種になんか負けたりはしない!」

    タタラ「そうか」

    滝沢「くそっ!離せっ!!」

    タタラ「あぁ、離してやる」

    そう言い、後方へと滝沢を投げるタタラ

    だが…そこにはノロが立っていた

    滝沢「ひいいっ!!」

    ノロ「…」
    ----------20区verカネキ----------
    カネキ「はぁ…はぁ…」

    亜門「はぁ…はぁ…」

    カネキ「やっぱり、強いですね…」

    亜門「お前もな」

    カネキ「お名前…」

    亜門「…?」

    カネキ「聞いてもいいですか?」

    亜門「亜門……亜門鋼太朗だ」

    カネキ「…」

    両者は目を瞑り、一撃で決着を着けようとする

    亜門「…(出会い方さえ違っていたら、もう少し話していたかった)」

    カネキ「うおおおおお!!!!!」

    亜門「ぐおおおおお!!!!!」

    亜門「ぐはっ…」

    カネキ「…っ………」

    両者共、地面に倒れる
    ----------地下ver有馬----------
    有馬「…」
    ----------?verカネキ----------
    カネキ「…」

    なんだろう…あったかい………

    ここは、どこ……………?

    水の音がする…

    ?「カネキ」

    誰の声…?

    ?「カーネーキー」

    この…声は……

    カネキ「ヒデ…?」

    ヒデ「よっ!カネキ」
  152. 152 : : 2015/11/25(水) 20:50:31
    ----------?verカネキ----------
    カネキ「なんで…ヒデが………ここに?」

    ヒデ「まぁ…その…」

    カネキ「その服装は…」

    ヒデ「…」

    カネキ「…」

    ヒデ「まぁ今はそんなことより!」

    カネキ「…?」

    ヒデ「ったくよ、なんだぁ?その眼と髪!オシャレさんか!」

    カネキ「ふふふ」

    笑うカネキ

    ヒデ「あーでも、似合ってるぜ?結構。眼帯の喰種!なんつって!」

    カネキ「ヒデといると、落ち着くよ」

    ヒデ「俺もだよ、カネキ」

    カネキ「僕は…喰──」

    ヒデ「知ってた!」

    カネキ「え…?」

    ヒデ「お前の事全部…知ってた!あの時はありがとなカネキ、先輩から俺を守ってくれて」

    カネキ「…」

    ヒデ「お前はちっとも頼ってくんないからさ〜まったく」

    カネキ「やっぱヒデには敵わないな…」

    ヒデ「そうかぁ?」

    カネキ「うん…ぐはぁ!!」

    口から大量に吐血するカネキ

    ヒデ「なぁカネキ…」

    カネキ「なに…………」

    ヒデ「…」

    だが、その時カネキの意識はそこで終わった

    そして起きた時には、誰もいなかった

    カネキ「ヒデ……?」

    アレ………?口の中に甘い味が広がってる…けど、今はそんな事より……………

    ヒデを探すためカネキは立ち上がり、先を進む

    だが、その先には…

    有馬「…来たか」

    カネキ「アナタは…」
    ----------20区verトーカ----------
    四方「…行くぞトーカ」

    トーカ「…うん………」
    ----------地下verカネキ----------
    カネキ「つ、強い…(この人は次元が違いすぎる……)」

    有馬「どうした、そんなものか?」

    カネキ「ぐ、ぐ………ぐぁぁあ!!!!」

    その瞬間、カネキの顔は仮面で覆われる

    有馬「…」

    百足カネキ「じ…る………きゃ…」

    有馬「…」

    百足カネキ「邪魔する奴は全員摘まなきゃ!!」

    有馬「来い」

    攻撃を仕掛けるカネキだが、全て避けられてしまう

    百足カネキ「…(相手は人間!1発…1発入れれば!!!)」

    カネキの全身全霊を持った攻撃で、有馬のクインケにヒビを入れるカネキ

    有馬「ほう……やるな、カネキケン」

    百足カネキ「…!」

    その瞬間、片方の目玉を失うカネキ

    百足カネキ「ぐぁぁぁあ!!!!」

    そのまま地面に倒れ込んでしまう

    そしてさらに、もう1つの目をクインケで貫く有馬

    百足カネキ「が……ぁ…っ………」

    有馬「新しいクインケがいる」
  153. 153 : : 2015/11/25(水) 20:55:42
    ----------20区verエレン----------
    そして、しばらくして20区に着いたエレン

    だが、そこには誰もいなかった

    エレン「あんていくは燃やされて…捜査官達は誰もいねぇ…カネキもトーカも芳村さんもどこいっちまったんだよ!」

    探し回るエレン…だがもうそこには誰もいなかった

    エレン「あんていくの皆、どこいっちまったんだよ……遅かった…クソッ!クソッ!!」

    その時、紅い雲が現れる

    エレン「なんだ…この紅い雲。いや………………この雲は確か…」
    ----------回想----------
    アルミン「あっ!」

    泥棒「警戒心がねぇんだよバーカ!」

    ミカサ「逃がさない」

    エレン「おい待て糞野郎!!」

    泥棒を追いかける時、空には不思議な雲が現れていた

    エレン「なんだ?あの雲……………ってあれ…?意識…………が……」
    ----------回想終了----------
    エレン「あの時見た雲と似てる…って、あれ…?やっべェ意識が……………まて…よ……この感覚は……………」

    そのまま意識を失うエレン

    そして、起きる頃には

    エレン「ん…………っ……」

    ?「起きて、エレン!エレン!」

    ?「いつまで寝てるのエレン…君がいないと僕はもう…」

    エレン「ミカサ………にアルミン……………?」

    アルミン「エレ──」

    ミカサ「エレン!!!」

    その瞬間、エレンに抱きつくミカサ

    エレン「うわっ!」

    ミカサ「心配した!エレンが急に倒れるから…」

    エレン「俺が急に…?」

    アルミン「泥棒を追いかけてる途中、君が急に倒れて…それで君は何日も寝ていたんだよ?」

    ミカサ「スゴく心配した…バカ……」

    エレン「なんかすんげえ長い夢を見てた気がする…(なんだっけな…まぁ夢だからいいか)」

    アルミン「起きた事を皆に報告しに行こう!」

    ミカサ「うん」

    エレン「俺も行くわ」
    ----------2年後ver市街地----------
    エレン「ミカサー!アルミンー!」

    エレンはミカサとアルミンを探していた

    理由は、暇だからである

    ミカサ「エレン、どうしたの?」

    アルミン「エレンおはよ」

    エレン「おはよ!2人共早いな」

    ミカサ「今日は私にとって特別な日…」

    アルミン「そうだね…」

    エレン「な、なんだ?」

    ミカサ「エレンがずっと寝てた日」

    アルミン「スゴく心配したよ…」

    エレン「あーあれか、なんか大事な夢を見てた気がするんだよな…2年前のその日を境に頭の中のモヤモヤが消えねぇんだよ………」

    アルミン「どんな夢だろ」

    ミカサ「エレンの夢、知りたい」

    エレン「思い出したらな!」
    ----------2年後verとある部屋----------
    コンコン(ドアのノック音)

    ?「失礼します」

    ?「どうぞ」

    ?「久しぶりですね、有馬さん」

    有馬「久しぶりだな…ハイセ」

    ハイセ「はい」









    to be continued
  154. 154 : : 2015/11/25(水) 20:58:39
    これで、完結になります。

    今まで見てくれた皆様誠にありがとうございました☆

    続編はもちろん考えています






    では、また間違った世界でお会いしましょう

    ────【完】────
  155. 155 : : 2015/11/25(水) 21:23:39
    《続編》

    http://www.ssnote.net/archives/41282
  156. 156 : : 2015/11/26(木) 22:50:46
    期待
  157. 157 : : 2015/11/27(金) 08:33:52
    >>156 ありがとうございます☆
  158. 159 : : 2015/12/18(金) 20:08:14
    新章作ります
    ※詳しくはプロフを
  159. 161 : : 2020/05/12(火) 19:36:04
    面白かった
  160. 162 : : 2020/10/01(木) 13:26:45
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  161. 163 : : 2020/10/01(木) 14:37:42
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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