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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

苗木「僕は超高校級の食人鬼だ」2

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  1. 1 : : 2015/05/06(水) 14:30:50
    前回の続きです
  2. 2 : : 2015/05/06(水) 15:24:10
    こめぴ 頑張れ,
  3. 3 : : 2015/05/06(水) 17:34:21
    最高ですね!
    前とは違った展開って言うか。

    最後の江ノ島さんが凄く可愛いかったです!
     
             マジで期待!!
  4. 4 : : 2015/05/06(水) 17:49:24
    期待に添えるようがんばります!

    でももうテスト期間なのでペースはぐんと落ちると思います
  5. 5 : : 2015/05/06(水) 19:17:15
    正直言って「東京喰○」みたいに嚇○が,あったらいいんだよね。アンテナ(くせ毛)が触手ならぬ 触嚇だったらおもしろいな。
  6. 6 : : 2015/05/06(水) 19:46:03
    それも考えたんですがあまり現実から離れるのもなと……
    途中でやめるかもですけど
  7. 7 : : 2015/05/06(水) 23:45:38
    では再開


    それから僕はすぐにねた
    いろんなことがあって疲れていたし、なにより気持ちを落ち着かせたかった

    苗木「…………」

    ふと舞園さんの死体が目に入る

    苗木「さすがにこのままにしておくのもなぁ……」

    死体の横で寝るのはさすがの僕もきつい

    苗木「本意じゃないけど……」

    苗木「南無阿弥陀南無阿弥陀……」

    意味があるのかわからないお経を唱えて舞園さんの死体を冷蔵庫の中にいれ、僕は眠りについた


  8. 8 : : 2015/05/07(木) 04:31:31
    時間忘れて読んじゃいましたw
    (๑و•̀ω•́)و 期待です!
  9. 9 : : 2015/05/07(木) 07:21:31
    『ピンポンパンポーン。お前ら、おはようございます。朝です。今日も一ry』

    苗木「もう朝か……」

    苗木(朝食会どうしよう…。
    いかなさすぎるもまた疑われるかもしれないし…
    かといっていっても食べれないしなぁ…)

    結局僕の出した結論は「行かない」だった


    ピンポーン

    それからしばらくして、ドアのインターホンがなった

    霧切「失礼するわ」

    苗木「霧切さん?どうかしたの?」

    霧切「校舎の二階が解放されてたからそれを教えにね
    みんなもう探索してるわ」

    苗木「なんでわざわざ」

    苗木(さすがにそのうち気づくだろう)

    霧切「一緒に探索しないか誘いに来たのよ」

    苗木「一緒に?僕足手まといになるだけじゃない?」

    苗木(事件の捜査の様子をみても霧切さんは相当手際が良かった
    僕なんかがいてもそんなに助けにはならないだろう)

    霧切「あなたと話したいことがあるのよ
    ところで…モノクマのいってた死体はどうしたの?」

    苗木「え!?」

    霧切「学級裁判の後にいってたじゃない
    見た所なさそうなんだけと……」
  10. 10 : : 2015/05/07(木) 08:55:14
    これは ヤバイよ ばれそうだよ,霧切さんは勘が鋭いからここは真実を言うべきか 否かどっちだ。
  11. 11 : : 2015/05/07(木) 23:36:20
    苗木「あ、あれはモノクマに返したよ
    最後にちょっと別れの言葉でも入ってからね」

    霧切「ねえ苗木君」

    苗木「な、なにかな?」

    霧切「私に嘘を吐くなんて苗木君のくせに生意気よ」

    苗木「!?」
    苗木(ば、ばれてる!?なんで!?)

    霧切「苗木君、あなたそうとう馬鹿正直ね。顔に出てるわよ」

    苗さ「ば、馬鹿正直って……」

    霧切「で、どうしたの?
    もう嘘を吐くのはオススメしないわよ」

    苗木(う〜ん
    でも霧切さんにはそのうちバレるような気もするし……)

    苗木「いいよもう正直に言うから……
    冷蔵庫の中に入ってるよ」

    霧切「そう……」

    そうやって霧切さんは少し考えたような顔を見せた後

    霧切「苗木君、あなた食人鬼でしょ」

    いきなりそう言ってきた

    苗木「………は?
    ………なんで?」

    霧切「今までのことを振り返れば簡単に分かることよ」

    苗木「そう…さすがだね」

    霧切「否定はしないのね」

    苗木「うん、霧切さん相手にそう長く隠せるとは思ってなかったから」

    霧切「そう…私のほかに知ってる人は?」

    苗木「江ノ島さんだけだよ」



  12. 12 : : 2015/05/08(金) 00:13:56
    この事が十神くんに知られたら拘束されるかもしくわ「自殺しろ」,「お前は危険だ」と言いそうです。そして,絶対の確信は葉隠は 「ひ~喰い殺さないでくれ~」とか「そうだべ危険だべ」と言いそうです。
  13. 13 : : 2015/05/08(金) 21:08:19
    苗木「……霧切さんは、怖くないの?」

    霧切「え?」

    苗木「食人鬼の僕のこと怖くないの?」

    普通なら怖いに決まってる
    叫びながら逃げ出してもおかしくないくらいだ

    霧切「………なんでかしら
    そんなに恐怖は湧いてこないのよね」

    苗木「霧切さん……」


    ーそこにいるのはだれ?ー

    ー!?ー

    ー……血?あなた!なにしてるの!ー

    ー…これはっ!!ー

    苗木「うぐっ!」

    激しい頭痛と共になにか知らない記憶がフラッシュバックした

    苗木「……そうか…僕と君は……」

    霧切「苗木君?」

    苗木「いや、なんでもないよ」
    苗木(僕と君は以前会っていたなんて変なこと言ってまた疑われるのもな…)





  14. 14 : : 2015/05/08(金) 21:16:36
    霧切「それで、どうするの?」

    苗木「どうするって?」

    霧切「みんなに話すかどうかってことよ」

    苗木「う〜ん
    この前の学級裁判のこともあるし、余計なこと言ってまた混乱させるのもあれだからね」

    霧切「今は黙っておくと……
    私もそれには賛成よ」

    霧切「あと、気をつけておきなさい
    この学園生活は誰かが殺人を起こさない限り永遠に続く
    もちろんモノクマは人肉なんて用意してくれないんでしょ?
    だからあなたには常に動機があるってことよ」

    苗木「動機って……!!そんなこと!」

    霧切「無いとは言い切れないんじゃ無い?
    あの江ノ島さんの腕の傷。おそらく空腹に耐えかねたあなたのつけた傷ね?
    そんなことがまたあるかもしれ無いわ」

    苗木「でも…そんなの…どうしたら…」

    霧切「………もし本当に人肉もなくなって危なくなったとき……少しくらいならいいわよ」

    苗木「え?どういうこと?」

    霧切「本当におかしくなりそうになったら私を食べてもいいって言ってるのよ」

    苗木「そ、そんなことできるわけ無いじゃ無いか!傷だって残るし、すごく痛いんだよ!?」

    霧切「本人がいいって言ってるんだからおとなしく従いなさい
    もちろん死な無い程度にしてね」

    苗木「………わかったよ……
    でもそんなことにはなら無いから」

    霧切「そう…わかったわ
    話したかったのはそれだけだからもういくわね」

  15. 15 : : 2015/05/08(金) 21:32:30
    こめぴ「なんかいろんなアイデアが浮かぶんだけどそれをつなげることができない…

    あのアイデアはどこでもってくのがいいのだろうか……
    学級裁判とか事件はオリジナルでやったほうがいいのだろうか……

    っての考えてるうちにわかんなくなってきた

    手段は2つ

    1.今まで通りがんばる

    2.開き直って俺の大好きなバッドエンドで終わらせる

    どちらがいいでしょうか」

  16. 16 : : 2015/05/08(金) 21:50:05
    1にしてください。
  17. 17 : : 2015/05/08(金) 21:57:08
    もういっそ「未来への選択肢」みたいに別れた話にしてしまえばいいじゃないですか。作者はあなたなのですから。
  18. 18 : : 2015/05/08(金) 22:49:20
    こめぴ「とりあえずはこのままいきまーす
  19. 19 : : 2015/05/09(土) 00:05:07
    苗木「うまい……やっぱり女子高生の肉は柔らかくておいしいなぁ…
    久々の獲物としては上出来かな」

    約1週間ぶりの獲物に僕は噛み付く
    ポンポン殺してたら目をつけられるからねどっかの殺人鬼みたいに

    苗木「それでも結構な数殺してるはずなのに……日本の警察も無能になったもんだね……」ガブッ、ブチブチブチ、グチュグチュ

    静かな裏路地に血を啜る音と肉を引きちぎる音が響く

    霧切「だれ?そこに誰かいるの?」

    苗木「!?」(やばっ!!)

    霧切「血?ちょっとあなた!なにしてるの!」

    苗木「え!?い、いや〜これはその〜
    そう!今殺されてるのを見つけたんだ!」

    霧切「そんなわけないじゃない
    ……そうあなたが噂の食人鬼ね」

    苗木「え?僕噂になってるの?ならないように気をつかけてたつもりだけど」

    霧切「食い散らかされた死体が週一のペースであったら嫌にでも噂になるわよ」

    苗木(言われてみれば確かにそうだな)

    霧切「私は探偵の霧切響子よ
    現行犯だからもう言い逃れはできないわね」

    苗木「え?目撃者なんていないよ?君を殺せばね」

    霧切「!?」

    そういって苗木が霧切を押し倒す

    苗木「最低限しか殺したくないけど…しょうがないよね
    1日に2人も女が喰えるなんてついてるな〜♪」

    霧切「っく!!離しなさい!」

    苗木「君力強いね。でもねこっちだって伊達に食人鬼やってないんだよ、ね!」

    霧切「っく!!」

    苗木「それじゃ、いただきま〜〜す」

    バチッ!!

    苗木「うぎゃっ!!」

    僕を倒した霧切さんの手にはスタンガンがあった

    霧切「一応護身用で持ってて助かったわね」

    苗木「っく!!痺れて………」

    霧切「おとなしくしてなさい。もうすぐに警察がくるわ」

    苗木(こんなとこで……捕まってたまるか!!
    よし、痺れも引いてきたし……)

    苗木「ふんっ!」

    霧切「っきゃあ!嘘…もう治ったの!?」

    近くの霧切さんを突き飛ばして、屋根の上に飛び移る

    苗木「じゃあね霧切さん。今度会った時は食い殺してあげるよ」

    霧切「ちょ、ちょっと!まちなさい!」



    苗木「ふぅ、さっきは危なかったなー
    それにしても………」

    苗木(霧切さん……か……)

    苗木(美味しそうだったなぁ…どんな味がするのかなぁ……)

    月明かりに不気味な食人鬼の笑顔が照らされていた


  20. 20 : : 2015/05/09(土) 07:06:29
    苗木「ふぁ……」

    苗木(なんだろう今の夢。僕の……記憶?とゆうことは前のフラッシュバックも事実ってことか……)

    苗木「僕と霧切さんは前にもう会っていた……」

    苗木(っていってもあまりいい出会いじゃなさそうだけど
    っていうか探偵って……)

    苗木「まあいいや今度霧切さんに聞いてみよ」

    苗木「そういえば2階が解放されたって言ってたな
    行ってみるか」

  21. 21 : : 2015/05/09(土) 09:03:26
    もし,ジェノサイダー翔が苗木と会ったら食人鬼の事がばれてしまいまう可能性が高い。
  22. 22 : : 2015/05/09(土) 12:43:51
    2階にあったのは教室が数箇所と

    プールと

    苗木「あれ?朝比奈さんと大神さん」

    朝比奈「お!苗木じゃん!」

    大神「ふむ…苗木もきたのか」

    苗木「二人ともなにしてるの?」

    朝比奈「見ての通り泳いでるんだよ!
    せっかくプールがあるんだから泳がないとね!苗木もどう?」

    苗木「ぼ、ぼくは探索中だから遠慮しとくよ…」

    朝比奈「そっか!じゃあまた今度ね!私はもうひと泳ぎしてくるから!」

    苗木「うん、じゃあね」

    図書館だった

    十神「…………」

    腐川「…………」

    苗木(なんかすごい睨まれてる……
    そんなに警戒しなくても……」

    苗木「あの…僕何かしたかな?」

    十神「…………」

    苗木「あくまでなにも言わないと……」

    苗木(なんか腐川さんがチラチラ見てくる…)

    苗木「あ、あの…腐川さん?」

    腐川「な、なによ!どっかいってよ!」

    苗木「疑われてるとは思ってたけどここまでとはな………」



  23. 23 : : 2015/05/09(土) 19:08:32
    『ピンポンパンポーン
    オマエラ、至急体育館までお集まりください』

    苗木「今度はなんだ…?また動機か?」

    僕は不安を残したまま体育館に移動した

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ。みんな集まったかな?それじゃ、お待ちかねの動機でーす」

    大和田「今度はなんだよ」

    大神「貴様がなにをしようとも、我らはコロシアイなどせぬ!」

    モノクマ「そうやって強気でいられるのもいまのうちだよ
    ほら!自分の名前が書かれた封筒を受け取って!」

    各々が封筒を受け取って開いていく
    封筒には紙が一枚そこには

    『苗木誠は食人鬼である』

    と書かれていた

    苗木(まあ、そうなんだけど…
    今回の動機ってなんだ…?
    みんなは……)

    大和田「な!なんで!」

    朝比奈「どうしてそれを!?」

    不二咲「な……なんでぇ……?」

    十神「ふん……………」

    大神「……………っ!?」

    苗木(程度に差はあるけどみんな困惑してるな…
    となると今回の動機は……)

    モノクマ「そう!今回の動機はずばり!『他人に知られたくない思い出や過去』でーす!24時間以内に殺人が起こらなかった場合、世界にばらしちゃいまーす!」

    苗木「ば、バラすの!?」

    モノクマ「そうです!ばらされたくなかったら誰かをコロすことだね!」

    そういってモノクマは去っていった
  24. 24 : : 2015/05/09(土) 20:43:41
    不二咲「また…コロシアイが起こるの……?」

    石丸「そうだ!これからみんなでその秘密を教え合おうじゃないか!」

    腐川「い、いやよ!ぜったい!」

    朝比奈「そんなことしなくてもコロシアイなんて起きないよ!こんなことでさ!」

    十神「こんなこと?ふん
    自分の価値観を他人に押し付けるな
    そんなんだから愚民なんだよ」

    朝比奈「十神は黙っててよ!」

    セレス「まあ、わたくしはどちらにしても教えるのは嫌ですわ
    恥ずかしいんですもの……」

    葉隠「俺もすまんがパスだべ」

    苗木「……………」

    苗木(僕は……どうしよう
    告白するいい機会…なのか?
    そもそもいったところでどうなる?より疑われるだけじゃないか)

    霧切さんのほうを見てみるが彼女もなにか考えてるようだ

    苗木(……とりあえず考えておくか……)

    十神「………」

    石丸「むぅ……
    それなら教えあうのはやめておこう……
    でも!誰も変な気は起こすなよ!」

    そこで僕たちは解散してそれぞれの部屋に帰っていった
  25. 25 : : 2015/05/09(土) 21:12:42
    腐川「きゃぁぁぁああああああああ!!!」

    苗木「えっ!?なに!?」

    飛び起きた僕の目に映ったのは倒れている腐川さんだった

    苗木「え!?腐川さん!?」

    苗木(落ち着いて状況を整理しよう
    ここは僕の部屋
    それで僕は動機とかのこととかいろいろ落ち着きたくて寝たはずだ
    ………なんで腐川さん?)

    十神「腐川!どうかしたのか!」

    苗木「十神くん!?」

    十神「ふん。苗木めようやく本性を現したか」

    苗木「いや僕はなにもやってないよ!っていうかなんなのさこれは!」

    十神「お前があまりにも怪しいからな
    腐川にお前の部屋になにか怪しいモノはないかしらべさせようとしたのだが……」

    十神「どうやら大当たりだったようだな」

    苗木「え?」

    苗木(大当たり………?まさか!)

    慌てて冷蔵庫のほうを見ると案の定開いている
    おそらく腐川さんは人肉をみて気絶したんだろう

    十神「それで苗木?お前はこの肉をどう説明するんだ?」

    苗木「えっと……」

    十神「食堂から持ってきたなんて嘘は無しだぞ?」

    山田「大丈夫ですか!?悲鳴が聞こえたのですが!」

    苗木「山田くん!?」

    山田「やや!苗木誠殿!ついにやってしまったのですか……
    ですが!もう他のみんなを呼んでしまったので逃げられませんぞ!」

    苗木「ほ、ほかのみんなを……?」

    苗木(これはまずい本気でまずい!)

  26. 26 : : 2015/05/09(土) 21:18:14
    そうこうしてる間にみんながやってきた

    葉隠「まったくどうしたんだべ山田っち………って……ふふふふ腐川っち!?死んでるのか!?」

    霧切「落ち着いて…気絶してるだけよ」

    朝比奈「よかった…」

    十神「それで?もう一度聞くがその肉はなんだ?」

    大神「十神よ。どうかしたのか?」

    十神「苗木が人の腕やら足やらを持っていたんだ。」

    葉隠「あああ足!?腕!?なにする気なんだべ!」

    山田「もしかしてこの前学級裁判後にモノクマがいってものではないですかな?となるとそれは舞園さやか殿のとなりますが……」

    セレス「舞園さんのですの?苗木くん、いささか趣味が悪すぎやしませんか?」

    大和田「さすがの俺も引くぜ?」

    石丸「人の死体を取っておくなんて不謹慎だぞ!」

    霧切「苗木くん………」

    江ノ島「…………」

    霧切さんと江ノ島さんが心配そうに見てくる
    苗木(これはまずい……みんなを騙し切れるきがしない……
    もういうしかないのか…?)

    諦めかけようとした時、場違いな明るい声が僕の部屋に響き渡った

    ???「あ〜ら〜
    みんなお揃いでどうしたの〜?」

    苗木「え?」


  27. 27 : : 2015/05/09(土) 21:26:26
    ジェノ?モノクマ?場違いってこの二人しか思い浮かばん...期待です
  28. 28 : : 2015/05/09(土) 22:08:27
    ???「まさか!ついにまーくん×白夜様の実現!?夜這いなんて大胆ね白夜様!ゲラゲラゲラゲラ!」

    朝比奈「ふ、腐川ちゃん…?」

    ???「腐川?ちがうね!私は『超高校級の殺人鬼』、ジェノサイダー翔!!
    本名は腐川ってだせー名前だけどね」

    石丸「腐川くん……?どうしたのだね」

    ジェノ「ゲラゲラゲラゲラ!!
    健全な殺人は健全な肉体と精神に宿るの!」

    山田「腐川冬子殿の肉体は健全とは言い難い気が……」

    ジェノ「萌えない男子は黙ってなさぁい!」

    山田「ひぃっ!」

    十神「やつは腐川のもう一つの人格だ
    いわゆる二重人格だな」

    大神「それにしてもここまで違うのか……普段のあいつとは」

    ジェノ「9回表に9回裏があるのや、真実の裏に嘘があるのと同じ……
    根暗な性格の裏には……太陽のような朗らかさがあるのでーーす!!
    ゲラゲラゲラゲラ!!」

    苗木「こいつが……あのジェサイダー翔か……」

    ジェノ「あ!そーだまーくん!」

    さっきまでゲラゲラ笑っていたジェノさいだー翔が首をぐりんと回転させてこちらを見た
    その光景にすこし後ずさってしまう

    ジェノ「やめてよー別に殺したりしないって!同類でしょ?」

    混乱する僕のことを気にせずジェサイダーは続ける

    ジェノ「この前渡した死体はどうだった?男しか殺さないから女は無理だけどあいつ男の割に柔らかかったと思うけど!
    男が男を食べるとかホモの予感!ゲラゲラゲラゲラ!!」

  29. 29 : : 2015/05/09(土) 22:39:57
    ああ…バラされそう…

    っとそういや朝比奈ではなく朝日奈ですよー
  30. 30 : : 2015/05/09(土) 23:15:53
    やっぱりジェノサイダー翔にばらされちゃいましたね。
  31. 31 : : 2015/05/09(土) 23:38:54
    苗木「は!?なにいってるんだよ!僕は君とは初対面だよ!」

    十神「ふん、これではっきりしたな」

    大和田「はっきりしたって…なにがだよ」

    十神「お前ら心して聞け
    この苗木誠は………食人鬼だ」

    山田「はぁはぁなるほど、食人鬼ですか
    なるほどなるほどって………
    えええぇぇぇぇえええええええ!!!」

    葉隠「しょ、食人鬼だべ!?」

    不二咲「食人鬼ってあの…人を殺して食べる人だよね…?」

    石丸「殺人鬼に続いて食人鬼とは…もうついてけないぞ!」

    朝比奈「嘘………ほんとなの?苗木……」

    大神「まさか……そのようなことが……」

    十神「反応を見る限り霧切と江ノ島は知っていたようだな」

    江ノ島「………わたしは苗木がわたしを庇った後に襲われて……」

    霧切「わたしは苗木君から直接聞いたわ」

    石丸「なぜ報告しなかったのだ!」

    霧切「別にいいじゃない」

    不二咲「ほ、ほんとに食人鬼なのぉ…?」

    モノクマ「そうです!本当なのです!」

    葉隠「うわ!モノクマ!」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ
    ばれちゃったね苗木君!
    みんなー気をつけたほうがいいよー
    いつ苗木君がお腹空いたっていって襲ってくるかわかったもんじゃないからね!」

    朝比奈「ひっ!」

    苗木「ふざけるな!そんなことしない!」

    モノクマ「どーだかー。前科があるしね!江ノ島さんを襲ったっていう!」

    ジェノ「え!?まーくん襲ったの!?ついに肉食系に!?ゲラゲラゲラゲラ」

    セレス「ちょっと黙ってていただけませんか?」

    モノクマ「だからねみんな!やられる前にやれだよ!じゃあね!」

    葉隠「こ、殺されるべ!オーガ!この殺人コンビをどうにかしてくれ〜」

    大神「葉隠ではないが、この2人はどうするのだ?」

    十神「監禁に決まっているだろう。俺らから完全に離す」

    朝比奈「か、監禁って…
    そこまでしなくてもいいじゃん!」

    葉隠「いや朝比奈っち?殺されるべ?」

    朝比奈「でも今までの苗木から見てもそんなことするとは考えられないよ…
    せめて監視くらいに…」

    セレス「甘いですわね。彼には生きるために食べるという動機も常にある
    いつでも殺す可能性のある人ってことですわ」

    朝比奈「…でも…わたしは苗木を信じたいよ…」

    大神「我も同感だ
    とりあえずは監視でいいのではないか?」


  32. 32 : : 2015/05/10(日) 08:12:43
    やっぱり朝日奈と大神さんは優しい心があります。
  33. 33 : : 2015/05/10(日) 14:35:55
    葉隠「絶対監禁だべ!殺されるべ!」

    苗木(みんな混乱してるな……
    それもそうか。殺人鬼が一気に2人も現れたんだし……

    落ち着いてもらうにはとりあえず帰ってもらって考える時間を与えないと……)

    ギャーギャーギャー

    苗木(まぁ、そんな簡単にいかないよね……)

    苗木(あまり気が進まないけど…これしかないか……)


    朝比奈「だから苗木はそんなことしないって!」

    セレス「どうでしょう
    私たちもそこの舞園さんのようにむしゃむしゃ食べられるかもしれませんわ」

    朝比奈「だから……


    苗木「ねぇ」

    大和田「苗木?」

    霧切(雰囲気が変わった……?)



  34. 34 : : 2015/05/10(日) 14:36:03
    苗木「さっきから僕抜きで監禁とか監視とか言ってるけどさ、僕が抵抗しないとでも思ってるの?
    なんで僕がなにも抵抗しない前提で話をしてるのかな?
    するにきまってるじゃないか。なんなら今からここにいる全員を殺しはしないまでも大怪我を負わせることだってできるんだよ?」

    山田「な、苗木誠殿…?なにから様子がおかしいですぞ?」

    苗木「おかしいもなにもこっちが素だよ?もう食人鬼だってばれたから偽る必要もないしね」

    セレス「苗木くん?下手な演技はやめてくださる?」

    苗木「演技?違うって
    なんなら……」


    そういって苗木は消える

    大和田「あ?苗木が消えた…?
    どこいったんだ?」

    不二咲「っひぃ!」

    一同「っ!?」

    全員が振り返ると怖がって一番後ろにいた不二咲が苗木に捕まっていた

    大和田「っな!?いつの間に!」

    大神「我の目でも追いつけんとは……」

    葉隠「瞬間移動だべ!」

    ジェノ「マジで!?まーくんすげー!!」


    苗木「そんなに疑うなら今から不二咲さんを食べてしまってもいいんだよ?
    殺しはしないけどね」

    不二咲「…え!?」

    苗木「初めて会った時から思ってたんだよねぇ…
    不二咲さんって余計な筋肉もついてないし、柔らかくて美味しそうだ………」

    そういって苗木は不二咲の首を舐める

    不二咲「ひぃっ!」ゾクゾクッ

    不二咲の顔はどんどん青ざめていく

    そのまま苗木の下は上にあがり、頬を通り、目に浮かべた涙を舐めとった

    不二咲「み……みんな……た……たすけ……」

    苗木(なんだ?不二咲さんの体…女にしては変だぞ……?
    もしかして……)

    苗木「ねえ不二咲さん
    君って………」


    大和田「不二咲から離れやがれ!」ブン!

    声がした方をみるともう目の前数センチまで迫った大和田の拳

    苗木「うぉ!?」

    大和田「なに!?」

    苗木「危なかったー
    ちょっと反応遅れちゃった!
    食人鬼の運動能力じゃなかったらやられてたね」

    大神「あそこから避けれるのか……」

    石丸「不二咲くん!こっちだ!」




  35. 35 : : 2015/05/10(日) 14:59:50
    食人鬼なんだからニオイで判断できるんじゃないですか?嗅覚とか良さそうですし,いままで食べて来たんですから。
  36. 36 : : 2015/05/10(日) 21:18:58
    苗木「さて、わかってもらえたかな?僕は本気だよ。まあ、監視くらいならいいかな。大神さんにしか務まらないと思うけど」

    十神「お前が危険なのは今の行動ではっきりとわかった
    そんなやつを監視程度で済ませられるか」

    セレス「なんなら手足を縛って監禁でもひどくはないですわ」

    苗木(まだ恐怖が足りなかったか……?)

    苗木「僕はいいんだよ?今すぐ誰かを食べても。でもかわいそうじゃないかやっぱり痛いからね。
    だからこうやってモノクマに死体もらって我慢してるのに……」

    そういって苗木はおむもろに冷蔵庫まで行き足をとると……

    ガブッ

    食べ始めた

    大和田「なっ!?」

    ほとんどが本当に食べるとは思っていなかったのだろう
    一気にみんな気分の悪そうな顔になっていった

    噛み付くたびに飛び散る血液
    引きちぎられる筋肉

    朝日奈「ちょっと私…気分が……もう戻るね……」

    山田「拙者も帰らせていただきます……」

    ジェノ「ちょっとまこちーん!そいつはさすがに私も引いちゃうわよ〜?」

    その他の面々も逃げるようにして帰っていく


  37. 37 : : 2015/05/10(日) 22:44:31
    苗木「で、君たちはどうするの?」

    残ったのは
    十神
    大神
    セレス
    霧切
    江ノ島

    だった

    セレス「わたくしはとくにはなすこともないので失礼させていただきますわ」

    江ノ島「……わたしも」

    そういって2人は出ていった

    苗木「君たちは?」

    十神「情けないな愚民共。
    苗木は、お前を監視させてもらう
    大神お前だ
    これは頼みじゃない命令だ」

    大神「いいだろう
    我くらいにしか務まりそうにないからな……」

    十神「用事はすんだ
    俺は帰らせてもらう」

    大神「さらばだ苗木
    くれぐれも変な気を起こすんじゃないぞ?」

    苗木「おお怖い怖い
    わかったよ」

    霧切「………」

    苗木「霧切さんは?」

    霧切「ここには私しかいないわ
    その芝居はやめてちょうだい」

    苗木「さすがだね霧切さん……
    そうさせてもらうよ」

    霧切「どうだった?悪役になった感想は」

    苗木「罪悪感で潰されそうだよ……
    やらなきゃよかった……」

    霧切「自分で選んだんだから後悔しないことね」

    苗木(でもこれで気にせず歩き回れるよね!大神さんがいるから安心って名目でみんなと話せるかも!)

    霧切「もうそろそろ死体もなくなってきた頃でしょ?前にも言ったけど、本当に辛くなったら私を食べてもいいわよ」

    苗木「なんでそこまで……」

    霧切「なんででしょうね……
    自分でもわからないわ
    もしかしたら私たちは今までに会ったことがあるのかもしれないわね」

    苗木「あ、そうだ
    そのことなんだけど……」




  38. 38 : : 2015/05/10(日) 22:50:38
    苗木「………っていう夢を見たんだ」

    霧切「……………」
    なんか考えてる素振りを見せる

    苗木「どう思う?」

    霧切「夢っていう不確かなものだからどうとも言えないけど………
    私が探偵ってのはすごくしっくりくるから本当なのかしらね」

    苗木「じゃあ霧切さんは超高校級の探偵なのか!」

    霧切「かもしれないわね
    もう夜も遅いし帰るわ
    明日から気をつけなさい
    いつ誰に殺されてもおかしくないわ」

    苗木「う、うん……
    忠告は受け取っておくよ……」


    苗木は(あぁ……これから大変そうだ……)

    そのまま僕は眠りに落ちた
  39. 39 : : 2015/05/10(日) 22:58:53
    本当にこれからが大変になるね。

    でも,一つ気になる事があります。苗木は生まれた時から食人鬼なのでしょうか?
    それとも何かきっかけがあるのでしょうか?
  40. 40 : : 2015/05/10(日) 23:04:28

    こめぴ「それは後々語られる!かもしれません」






    〜in朝食会(苗木はいません)〜

    葉隠「にしても昨夜はやばかったべ……」

    石丸「あんなもの…どうやって対処していけばいいのだ…!!」

    大神「安心しろ
    今日から我が監視をする」

    朝日奈「さくらちゃんが!?やめなよ!危ないよ!」

    大神「朝日奈よ。あまり苗木を攻めてやるな。
    あやつがああなったのにもなにかわけがあるのだろう」

    腐川「事情があったって人殺しは人殺しよ!」

    山田「腐川冬子殿が言うんですか?」

    十神「どちらにしろ奴はこれ以上好きにはさせん!十神の名にかけて!」

    山田「江ノ島盾子殿と霧切響子殿はいないようですが大丈夫でしょうか……」

    朝日奈「あ、2人なら朝見たよー」

    セレス「ですが…やはり怖いですわね」

    大和田「苗木なんて俺がぶっとばしてやるよ!だから不二咲もそんな顔すんな!」


    不二咲「うん…そのことなんだけど……みんなに伝えたいことがあるんだ!」

    大神「伝えたいこと?」

    不二咲「うん……実は僕ね………


    男なんだ!」

    葉隠「ほーほーそうなんかそうなんかって…………

    えええぇぇぇぇええええええ!?」

    山田「なんと!不二咲千尋殿は女の子ではなく男の娘でしたか!」

    朝日奈「え……っ!?ほんと!?」

    十神「なんだと!?」

    セレス「まぁ……」

    大和田「ま……まじかよ……」

    大神「だがいいのか不二咲よ……
    それは知られたくないことではないのか?」

    不二咲「うん…僕も迷ってたんだ
    でも昨日苗木くんに捕まった時僕は何もできなかった
    それで思ったんだ!僕は強くなりたいって!」

    朝日奈「偉いよ不二咲!
    今度一緒に運動しよ!」

    不二咲「い、いきなりはちょっと……」

    石丸「不二咲くん!僕は……僕は感動した!」

    不二咲「あ、ありがと…」

    大和田「強いな……不二咲は


    …………よし、みんな俺からも話したいことがある」

    そして大和田は自分のせいで兄が死んでしまったことを話した
  41. 41 : : 2015/05/11(月) 00:58:52
    石丸「兄弟にそんなことが………」



    苗木「やあみんな」

    一同「っ!?」

    十神「苗木…っ!!」

    いままで感動的な雰囲気とは一変して、ピリビした空気になった

    苗木「みんなそんなに睨まなくても…
    何もしないって」

    腐川「人殺しのいうことなんて信用できないわよ!」

    山田「腐川冬子殿がそれ言うんですか…?」

    苗木「やあ、大神さん
    今日からよろしくね」

    大神「うむ
    すこしでも変な気を起こしてみろ
    その瞬間にお前の命が散るぞ」

    苗木「ははは
    そんなことしたら学級裁判になっちゃうよ?」

    苗木は周りを見回して


    苗木「さて、僕がここにいるのはあまり好ましくないようなので…帰らせていただこうかね」.

    大神「ならば我も行こう」

    朝日奈「え!?苗木の部屋でも監視するの!?」

    十神「当たり前だ。部屋で何かこっそり作っていたらどうする」

    苗木「そんなことしないんだけどなぁ………」

    十神「貴様は信用ならんからな」

    不二咲「あ……あの……」

    苗木「どうしたの?不二咲さん?
    そんなに怯えなくても何もしないよ?」

    不二咲さんは大和田くんの背中に隠れて出てこようとしない

    そんなに怖かったかなぁ……

    不二咲「や……やっぱり……苗木くんにもいっておこうと……おもって」

    苗木「いっておく?ああ、不二咲さんが男ってこと?知ってるよー」

    不二咲「え!?な、なんで?」

    苗木(まあ、当然の反応だよね
    秘密と思ってたことがいつの間にかしられてたんだから)

    苗木「昨日不二咲さ、くんを捕まえた時にね」

    すると不二咲さんは昨日のことを思い出したのかまたガクガク震え出してしまった

    大和田「おら!さっさとどっかいけや!」

    苗木「わかったよ…
    すぐに部屋に……


    『ピンポンパンポーン
    至急!体育館までお集まりください!』

    苗木「いけないようだね」
  42. 42 : : 2015/05/11(月) 08:00:38
    やっぱり食人鬼は,歯とか爪とかが鋭いだろうか。
  43. 43 : : 2015/05/11(月) 09:26:55
    ・・・うーん、苗木君は十神君を襲った方が良かったと思うの

    だってその方が十神サイドからは〝コイツには財閥とかは関係ない〟

    〝ただの食料が何を言っても意味は無い〟

    〝怒らせるとガチで食料にされる〟・・・って恐怖を植え付けられたと思うの

    ・・・すみません(>.<)

    期待です!(このコメントは消してどうぞ・・・他の方が見にくくなるので)
  44. 44 : : 2015/05/11(月) 12:29:47
    >>43

    なるほど!その手があったか!

    参考にさせていただきます!
  45. 45 : : 2015/05/11(月) 18:05:00
    >>43ジェノが黙って無いかBL展開を期待してるかかなw

    >>44続き期待しています(*^^*)
  46. 46 : : 2015/05/11(月) 21:03:59
    大和田「今度はなんだ!」

    モノクマ「この前の動機だけどね、やばそうな秘密は全員ばれてもう殺人起きそうにないから次の動機行きます!」

    石丸「僕たちは何があろうと殺しなんてしないぞ!」

    モノクマ「もう一回起こってるから説得力全然ないね!」

    朝日奈「もう起こさないよ!」

    モノクマ「火種ならそこらに転がってる気がするけどねー」チラッ

    苗木「?
    ははははは〜」ヒラヒラ〜

    モノクマは苗木のほうを見ると、それに気づいた苗木が楽しそうに手を振った

    十神「そんな御託はいいからさっさとしろ
    今度の動機はなんだ」

    モノクマ「そうそう動機ね。もっともメジャーなモノを忘れてたよ
    卒業した人にはこれをあげまーす」

    そういって両手を掲げると大量の札束が落ちてきた

    モノクマ「ひゃっくおっくえーーん
    卒業できた人にはこれをあげまーす」

    葉隠「100億があればなんでもできるべ!」

    朝日奈「葉隠!」

    十神「そんなはした金いらん」

    腐川「結構な額よ………」

    セレス「わたくしもギャンブルで荒稼ぎしましたのでとくにお金には困っておりませんわ」

    モノクマ「二人はともかくお金に困ってる人いるんじゃない?お金はいくらあっても足りないよねー
    それではみなさん!がんばってコロシアイしてください!」

    そういってモノクマは去っていった

  47. 47 : : 2015/05/11(月) 21:54:02
    朝日奈「さ、さすがにお金で殺人は起きないよね……?」

    石丸「もちろんだ!命を奪ってまで金が欲しいのか!?」

    十神「だからなんどもいっている
    自分の価値観を人に押し付けるなと
    殺されるぞ?」

    朝日奈「そんな言い方!」

    セレス「あら、それはもう舞園さんのときに思い知ったではありませんか」

    葉隠「俺も同感だべ
    きをつけたほうがいいべ」

    山田「なんだか最近は問題だらけですな……」

    大神「みんな心の整理が必要だろう
    もう解散にせぬか?」

    霧切「そうねそれがいいと思うわ」

    みんなぞろぞろと帰っていく

    苗木(舞園さんが死んで、桑田くんが処刑されて、殺人鬼二人が判明して、不二咲くんと大和田くんのことをしって……この動機か……

    やっぱり休んだほうがいいね)


    大神「さて苗木よ。我らも行くぞ」

    苗木「あれ?みんな部屋で過ごすんじゃないの?」

    大神「我が監視を引き受けたのだ
    何があってもやり抜く」

    苗木「さすがだね……」

    苗木(こう見られてるといろいろやりにくいな……
    何も起こすつもりはないんだけどね?)

    苗木「じゃあ大神さん行こうか」

    大神「うむ」

    僕は大神さんの威圧的な視線を背にうけながら部屋に戻った
  48. 48 : : 2015/05/11(月) 22:42:43
    〜in苗木room〜

    13:00頃


    苗木「あの〜大神さん?ちょっと部屋から出てってくれないかな……」

    お昼を食べる頃僕は無理を承知で大神さんに頼んだ

    大神「なぜだ?」

    苗木「いや……ご飯を食べたいなって……
    こんな短い時間じゃ何もできないしいいでしょ?」

    大神「飯ならそのまま食べればいいではないか」

    苗木「食人鬼って食べてる姿見られるの結構恥ずかしいんだよ?
    あんな獣みたいに肉を貪り食う姿なんて……」

    大神「だかこの前は食べていなかったか?」

    苗木「この前はみんなに帰って落ち着いてもらうために………
    すごい恥ずかしかったなぁ………
    泣きそうになったよ……」

    大神「……………」

    苗木「…………どうしたのかな?」

    なんか大神さんがすごい見てくる
    僕何かしただろうか……
    変なこと言っただろうか………

    大神「苗木よ………
    お主はなにを考えている」

    苗木は悲しそうな、泣きそうな顔をして、

    苗木「僕は………みんなを傷つけたくない……守りたい……
    最近思うんだ……
    こんな体になってなかったら……もっとみんな団結できたんじゃないかなって……」

    大神「…………お前は、強い。身体的なこともだが、内面的なところもだ
    苗木よ、なぜお前はそこまで優しい心を持ちながら食人鬼などになってしまったのだ?」

  49. 49 : : 2015/05/11(月) 23:05:30
    僕としては,
    「家族を妹のこまるを守るために食人鬼になったんだよ。」だと思います。
    例えば旅行中にテロリストに遭遇してしまい,家族を守るために食人鬼になってしまった
  50. 50 : : 2015/05/11(月) 23:15:10
    それとも,人質になってしまった家族を妹を,解放してもらうために,食人鬼になる手術を受けたとか?
  51. 51 : : 2015/05/12(火) 00:26:56
    うるさいよ。
  52. 52 : : 2015/05/12(火) 00:52:35
    >>51
    気持ちは分かるが落ち着け
  53. 53 : : 2015/05/12(火) 01:01:11
    はい。
  54. 54 : : 2015/05/12(火) 08:00:28
    すみません|(-_-)|
  55. 55 : : 2015/05/12(火) 20:52:15
    苗木「僕は強くなんてない
    欲望に勝てないただの獣さ

    そうそう、なんでなっちゃったかだったね……

    それはね……」

    そういって苗木は話し始めた
  56. 56 : : 2015/05/12(火) 21:08:18
    「死ね」「どっかいけ」「なんで産んじゃったんだろ」

    そんなことを言われるのは日常茶飯事だった

    僕の顔が気に入らなかったのかな?それとも性格?なんとなく?理由はわからない
    そんなことよくあることだよね

    物心ついてからは僕に対しての暴言、暴力は当たり前の毎日だった

    妹も居たんだけど、親の顔色を伺うのがうまいのか、顔がいいのか妹は普通の家庭と同じ扱いだった

    僕はただ普通の愛情が欲しいだけだった

    なのに殴られる、蹴られる、罵られる

    そのストレスからか、いつからか普通の食べ物を食べると吐くようになった

    それでまた殴られ、気持ち悪がられた

    どんどん痩せていく僕を見て、

    「そのまま死んじまえ」とかいわれた

    僕も結構耐えたほうだと思う

    いつだったかな……

    たしか、6歳くらいの時、きっかけは忘れたけど、僕は切れた。


    苗木「そんなに僕が嫌なら、解放してやる」



    母「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

    父「ぐふっ!………ま、まこ……やめ………ごぽぽぽぽ」

    まさか僕に襲われるなんて考えなかったんだろう
    両親はなんの問題もなく殺せた

    今までの恨みを晴らすかのように包丁で全身滅多刺し

    両親の叫び声は今でもよく覚えてる


    苗木「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

    苗木「は……はは……」



    苗木「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
  57. 57 : : 2015/05/12(火) 21:11:52
    うわぁぁ…えげつない…
  58. 58 : : 2015/05/12(火) 21:20:19
    僕は笑った

    笑い続けた

    狂ったように笑い続けた


    気がつくと目に涙があった

    あんなのでも僕は大切な親とか思ったんだろうか

    いや、もう関係ない

    だってもうシンジゃったンダから

    僕がコロシちゃッタンだカラ

    僕は泣きながら笑い続けた

    声が枯れるまで笑い続けた



    あれからどれだけ時間が経ったんだろう


    妹「ただいまー!!」


    苗木「!?」

    妹が帰ってきた

    どうしようどうしようどうしようドウシヨウ!

    妹「おかーさーん!今日のおやつ…………え?」

    妹「おかー………さん?おとー……さん?ねえ……どうしちゃったの……?」

    妹は僕をものすごい形相で睨んでくる

    まあ、当然だろう

    妹「あんたが……!!あんたが!!」



    苗木「なぁ……こまる……
    今まで楽しかったか?だろうなぁ……母さんも父さんもお前には優しかったもんなぁ……
    でもな?もう…幸せな時間は終わりだ」


    妹「は?…………うぐっ!!」


    僕はなんの躊躇いもなく妹に包丁を突き刺した

    うん、人殺しも2回目となるとやりやすい


    妹はそのまま血だまりのなかに沈んでいく


    終わった………

    やってしまった………


    ふと死んだ両親の死体を見てみる


    二人はどうして僕をあんな風にしたんだろうか
    なぜだかもう怒りは湧いてこなかった


    苗木「知りたい」


    苗木「なんで………なんで………なんでだよぉ………」


    そして僕の手は何を思ったのかそのまま死体に伸びていき、僕は、初めて、人間を食べた



    僕は禁断の果実に手を出した



  59. 59 : : 2015/05/12(火) 21:35:43
    初めて食べた人肉は今まで食べた何よりも美味しく感じた

    もちろん吐くことはなかった


    食べれば食べるほど不思議な快楽に落ちていった


    気がつけば僕は両親の死体を3分の2ほど食べてしまっていた

    やっぱりお腹が空いていたからね





    その日から僕の日常は一変した

    もともとうちは他の家との交流がほぼ皆無だったから、両親と妹が殺されたことがバレることはなかった


    これから一人で生きていかなきゃいけないから、本を読んで勉強もした

    お金は食料調達のときに殺した人から拝

    借した


    何度か家に警察が来たときもあったけ

    ど、なんとか誤魔化すことができた


    ほかにも、殺したときにあった僕のよう

    な狂った殺人鬼と知り合って、格闘技と

    か、殺しに関することをや、生活に必要

    な知識を教えてもらったりした

    人肉の食べ方も工夫した
    普通に肉自体を料理したり、血は普通に飲んだり、固めてアイスみたいにしたりした


    そんな生活をし始めて1年くらいたった頃かな

    僕の体に異変が起こり始めた


    早いのだ
    怪我の治りが異常に

    ほかにも身体能力が異常によくなってきた

    なんだろう
    人の肉食べ続けて体に変化があったんだろうか

    まあ、原理はどうでもいい

    このおかげで死ななかったこともあるしね


    でもやっぱり中学校になるくらいの歳になると、行かないとやばいのかなーって思い始めた


    だから転校生として入ることにした


    どうやったかって?
    まあ、それは………ね?

    それで、普通に生活し、友達もできて、人も食べて、卒業した

    それで、希望ヶ峰学園から招待されて、入学した






  60. 60 : : 2015/05/12(火) 22:56:29
    期待です!
  61. 61 : : 2015/05/12(火) 23:02:20
    >>60
    期待に添えるようがんばります、
  62. 62 : : 2015/05/12(火) 23:54:49


    苗木「………って感じかな」

    大神「…………すまなかった」

    苗木「え?なんであやまるの?」

    大神「辛い過去を思い出させてしまったのではないか?」

    苗木「いやいやもうなんともおもってないよ」

    大神「ならいいのだが……
    だが今の話だとここまで優しいのはなぜかわからんのだが……」

    苗木「うん……なんかみんなのこと守りたいって思うんだよね……
    まるで初めてあったわけじゃないみたい」



    大神「…………しばし待っててくれないか」


    苗木「え?まあ、いいけど
    どこ行くの?」

    大神「なんでもない
    すぐもどる」


    そういって大神さんは部屋から出て行った


  63. 63 : : 2015/05/12(火) 23:56:51
    しばらくして大神さんは戻ってきた
    でも


    朝日奈「さくらちゃんどうしたの?苗木の部屋になんか連れてきて」

    朝日奈さんはすこし震えている

    うん、やっぱり怖いよね………

    大神「朝日奈よ落ち着け
    苗木はお前を襲ったりなどしない」

    朝日奈「え、?いや、わかってるけどさ……
    やっぱ人殺したことある人が目の前にいるとなるとね……」

    大神「苗木はさきほどみんなを守りたいと言っておった
    信じてやってくれまいか」

    朝日奈「苗木が………?
    ……………
    よし!わかった!さくらちゃんがそういうなら信じるよ!」

    苗木「ありがとう」


    苗木「それでどうしたの?朝日奈さん連れてきて」

    朝日奈「そうだよ!何か用あったの?」


    大神「朝日奈と苗木に話したいことがあるのだ」

    苗木「話したいこと?」

    大神「その前に、これは黒幕に聞かれるとまずい
    すこし小声で話すぞ」

    大神「前に十神が内通者について言っていたな」

    苗木「言ってたっけ?」

    朝日奈「ああ、苗木は朝食会に来てなかったからね
    なんか『内通者がいるかもしれん』とか言ってたよ」

    大神「そう、その内通者だ
    実はその内通者とは………」

    そこで大神さんはすこし迷うような顔をした

    まさか………

    大神「内通者とは、我のことなのだ」


    朝日奈「……え?さくらちゃんが、内通者?」

    苗木「大神さんが!?」

    大神「そうだ、我が内通者なのだ」

    朝日奈「な……なんでさくらちゃんが…」

    苗木「なにか理由があるんじゃないの?」

    大神「うむ、人質に取られているのだ、我の道場が」

    苗木「でもなんで急に?」

    大神「もともと話すかどうか迷っていた
    だが、前に不二咲や大和田、そして今日苗木が本心や辛い過去を話してくれたのを聞いて思ったのだ
    我も話すべきだと」

    朝日奈さんをみる
    やっぱりショックは隠しきれないようだ

  64. 64 : : 2015/05/13(水) 08:08:08
    僕の思っていた事とやっぱり違いましたね。
    辛く悲しい過去ですね 。
  65. 65 : : 2015/05/13(水) 12:27:02
    >>64

    暗いの、グロいの好きなもんで
    すいませんね
  66. 66 : : 2015/05/13(水) 13:57:36
    いいえ,
    まぁ続きを楽しみにしてます。
    頑張って下さい。
  67. 67 : : 2015/05/13(水) 20:41:54
    苗木「で、でも言ってくれたってことはもう縁を切ったってことだよね!」

    大神「縁は……切るつもりだ
    だが、まだみなにこのことを言うつもりはない
    ただでさえ疑心暗鬼になっているのにこんなことを言ってもダメだからな」


    朝日奈「うん……」

    大神「苗木、朝日奈
    こんな状況でこんなことをいってすまなかった」

    苗木「いいよ別に
    話してくれて嬉しいよ」

    朝日奈「わたしはさくらちゃんを信じてるから!」

    大神「………ありがとう」


    そのままこの日は解散になった
  68. 68 : : 2015/05/13(水) 21:36:03
    黒幕は次に苗木に何をするつもりですかね?
  69. 69 : : 2015/05/13(水) 21:43:14
    ピンポーン

    僕はチャイムと共に目が覚めた

    苗木「こんな朝早くからだれだよ………

    は〜い」

    大神「我だ
    朝早くにすまんな」

    苗木「大神さん?どうしたの?まだ時間じゃなくない?」

    大神「うむ、それはおいといて、一緒に風呂にでも入らぬか」

    苗木「お風呂!?いっしょに!?」

    苗木(いいのかな……女の子といっしょにお風呂なんて………

    でも………なんか微妙……)

    僕が葛藤していると、

    大神「はやくしろ
    みんなが待ってる」

    苗木「みんな……?」

    苗木(ああ、そういうこと)

    そのまま大神さんにつられて脱衣所に向かった
  70. 70 : : 2015/05/14(木) 00:16:15
    上から6番目の台詞を言うのが大神さんじゃなくて,苗木になっていますよ。
  71. 71 : : 2015/05/14(木) 06:09:28
    言ってやるな。
  72. 72 : : 2015/05/14(木) 07:10:07
    すいません
    訂正しておきます
  73. 73 : : 2015/05/14(木) 19:36:55
    脱衣所にはもうみんな集まっていた


    苗木「みんな?どうしたの?」

    十神「苗木は呼ばなくても良かったんじゃないのか?」

    霧切「いいえ
    これはみんなの問題よ
    脱出の手がかりになるかもしれないの
    だから苗木くんも知るべきよ」


    苗木「脱出の手がかり!?」

    霧切「まだだけどその可能性はあるわ」


    苗木「それで、どれが手がかりなの?」


    霧切「これよ」


    霧切さんが僕に見せたのは一台のパソコン
    たぶん図書室にあったものだろう

    でも画面は真っ暗だ

    苗木「これ?なにも写ってないけど…」

    霧切「ああ、ごめんなさい
    電源を付け忘れてたわ」

    霧切さんが電源をつけると


    苗木「…………生首?」


    不二咲「ち、ちがうよぉ……
    生首じゃないよぉ」

    苗木「不二咲さんが二人!?」

    霧切「ちがうわよ
    不二咲さん、説明お願い」

    不二咲「う、うん
    これはね、アルターエゴっていうんだぁ
    人工知能プログラムだよぉ」

    苗木「人工知能?」

    不二咲「そう
    それでね、アルターエゴにこのパソコンの中のデータを解析してもらってるんだ」

    苗木「おお!なんかすごい!」

    『あれ?君が苗木くん?』

    苗木「うわ!しゃべった!
    アルターエゴは僕らが見えてるの?」

    十神「ウェブカメラを通じて見ているらしい
    だが、音声は聞き取れないから話しかけても無駄だがな」

    不二咲「うん、だから話しかけるときはチャットで話してね!」

    は〜すごいな……
    超高校級のプログラマーって人工知能なんかもつくれるんだ

    霧切「それで、ちょっと言っておきたいんだけど」

    山田「なんですかな?霧切響子殿?」

    霧切「みんなにはあまりアルターエゴには接触しないでほしいの
    あまりにも関わりすぎて黒幕に気付かれるのもまずいから」



    うん、たしかに
    妥当だと思う

    霧切「特に山田君はね」

    山田「なぜわたし!?」

    セレス「そんなの、あなたがアルターエゴを初めて見たときの反応みたら当たり前の判断だと思うけど?」


    みんなもその理由に納得したようだ

    苗木(山田君なにしたの……)

    そのままこの日は解散になった



  74. 74 : : 2015/05/14(木) 22:08:56
    その日の深夜


    ガチャ………

    ギィ………

    苗木の部屋に忍び込む1人の影

    影ははそのまま苗木の眠るベッドのところへ歩いていく

    影は忍者のように足音を全く立てない

    ???「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

    影の手にはサバイバルナイフ

    苗木「すぅ……すぅ……」

    ???「……………」

    影は苗木が眠っているのを確認すると

    ???「はぁ……はぁ……」


    ナイフを持ち上げ………


    ???「はぁ……はぁ……」


    まっすぐ


    ???「ふっ!」


    振り下ろす!


    ドスッ!

    布団越しにナイフが刺さる

    布団は薄めなので簡単に貫通する

    場所はお腹あたりだろうか?

    布団がだんだんと血で赤くなっていく


    苗木「んぐっ!」


    苗木もたまらず起きる


    ???「……………」


    即死すると思っていたのだろうか

    影はもう一度ナイフを振り下ろす


    グサッ


    苗木「がはっ!」


    苗木の口から大量の血が噴き出した


    苗木「ど……どうして………」


    苗木の目はそのまま閉じた


    ???「やらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われるやらなきゃ嫌われる………」

    影はそのまま何かをぶつぶつつぶやきながら部屋から出て行った

  75. 75 : : 2015/05/14(木) 23:42:46
    おい、ちょいと待て、腐った川か?
    腐った川なのか!?
  76. 76 : : 2015/05/15(金) 06:05:01
    戦刃かな?
  77. 77 : : 2015/05/15(金) 07:57:39
    絶対に戦刃だね。「苗木を殺らなきゃ姉としては見ないから」的な。
  78. 78 : : 2015/05/15(金) 12:30:37
    忍者さん

    あまりわかりやすいことでも先のことを予想して言うのはやめてほしいです

    あと、たしかにアドバイスほしいとは言いましたが、これからどういうストーリーにしたらいいかではなく、あそこがああだったらよかったかもとか、表現方法のアドバイスにしてください
  79. 79 : : 2015/05/15(金) 14:08:40
    忍者をコメント出来なくさせればよいのでは?
  80. 80 : : 2015/05/15(金) 14:53:06
    >>79

    初心者なもんでやり方がわからないのである
  81. 81 : : 2015/05/15(金) 15:14:24
    コメントはグループで落として貰う形を取ったらどうでしょう?

    コメント非表示は編集画面で可能です(内容も編集可能です!)
  82. 82 : : 2015/05/15(金) 15:38:20
    作者さんがなにも言わないから無視してたけど
    やっぱり忍者氏のコメントは目に余るところがありますよね
  83. 83 : : 2015/05/15(金) 15:48:56
    >>81

    ありがとうございます!やってみます!

    >>82
    そうですね…
    忍者さんがいった話にするともう内容わかってるわけですから、同じのだったときわざわざ新しく考えたりしてました
  84. 85 : : 2015/05/15(金) 16:04:30
    翌日の朝食会


    朝日奈「十神、苗木見なかった?」


    珍しく顔を出した十神に朝日奈がドーナッツを頬張りながら聞いた


    十神「苗木だと?あんなやつしらん」


    セレス「おかしいですわね
    大神さんに監視されるようになってから、朝食会には毎日顔出していたのですが」

    山田「江ノ島盾子殿もいないようですが……」


    十神「江ノ島はしらん
    苗木は…
    案外殺されていたりしてな」


    朝日奈「ちょっと十神!」


    十神「可能性の話だ
    だが、可能性としては高いかもしれんな
    一番殺される確率の高いやつだからな」


    大神「我が見てこよう
    皆は先に朝食をとっていてくれ」

    霧切「わかったわ」

    そうして大神は苗木の部屋にむかった



    〜in苗木room〜


    大神「苗木、大丈夫か
    ぬぅっ!」


    ドアを開けると漂ってくる匂い


    大神「これは………」


    少し前に嗅いだ血の匂いだった


    大神「苗木!」


    勢いよくドアを開けて入った大神の目に飛び込んだのは赤く染まった布団


    大神「早く皆を呼ばなければ……!!」
  85. 86 : : 2015/05/15(金) 20:02:36
    http://www.ssnote.net/groups/1469/archives/1

    感想、アドバイスこっちでお願いします
  86. 87 : : 2015/05/15(金) 20:59:35
    朝日奈「う〜ん♪ドーナッツおいし〜♪」

    セレス「山田君、ロイヤルミルクティーお願いします」

    山田「ブヒィィイイ!
    ただいまお持ちいたしますぅぅうう!」

    石田「君たち!もう少し静かに食べれないのかね!」

    大和田「おめーのほうがうるさいっての」


    食堂ではみんながいつも通り朝ごはんを食べていた


    大神「皆………苗木が………」

    霧切「苗木君がどうかしたの!?」

    大神「いいから来てくれ!」


    十神「ふん
    やはり殺されていたか」

    そしてみんなは苗木の部屋に向かった



    不二咲「ひっ!」

    大和田「苗木………」

    石丸「また……起きてしまったのか」


    明らかにみんなの顔が暗くなる
    だが霧切はなにか考え込むような顔をして

    霧切「待ってみんな
    気づかない?」

    朝日奈「気づくって何に?」


    みんなわからないようだ


    十神「死体発見アナウンスが………ならない?」

    霧切「そうなのよ
    死体発見アナウンスがなる条件は『死体を3人以上が目撃したとき』
    それはもう満たしているはず

    だからもしかして…………」


    そういって苗木の死体に触れ、呼吸や脈を確認する

    霧切「やっぱり!まだ生きてるわ!」

    朝日奈「え!?ほんと!?」

    セレス「食人鬼ってことが幸いしたようですね」

    まさか、ありえない
    という顔をみんなしている

    それもそのはず
    苗木のキズは誰がどう見ても普通の人間なら死んでいるくらいひどいのだ

    そう、普通の人間なら


    十神「だが、その出血量とキズならどっちにしろ死亡するな」

    石丸「十神君!まだ諦めてはいけないぞ!」


    霧切(江ノ島さんのときは即死してもおかしくないほどのキズを江ノ島さんを食べたことによってはやく回復させた
    しい………
    ということは………)


    霧切「……………よし」


    朝日奈「霧切ちゃん?」


    霧切「苗木くん、すこし我慢してね」


    そのまま霧切は苗木をハグする姿勢にする


    苗木「き……り……ぎり……さん?」

    霧切「苗木くん目が覚めたようね
    でもあまり喋らないほうがいいわ」

    苗木「そうか……僕…やられて……

    ごほっ!ごほごほっ!」

    苗木が咳き込むと口から血が出てくる


    霧切「苗木くん、キズを治すために…………」

    霧切はすこしためらうような顔をして


    霧切「私を……食べなさい」






  87. 88 : : 2015/05/16(土) 00:18:47
    いろいろとすみませんでした。
    79の名無しさんは言いすぎな気もしますが
    本当にすみませんでした。
  88. 89 : : 2015/05/16(土) 00:48:04
    言い過ぎたことは申し訳ありません。
    文面だけで失礼。

    ただ、暴走するのはほどほどにして下さい。
  89. 90 : : 2015/05/16(土) 13:56:12
    苗木「い…や、でも……」

    霧切「あなたが助かるためにはやるしかないの
    それとも他に方法があるの?
    ないでしょう?
    はやくしなさい」


    霧切は肩を出す


    霧切「さあ、食べなさい」


    苗木はすこし悩む顔をして、意を決したように口を開けた


    霧切「んっ」

    すこし肩を舐められゾクッとする

    そのまま口を肩に当てる

    が、やはり傷がひどいのだろう
    噛むのに力が入らず噛めない


    霧切「頑張って」

    苗木「ん……」

    霧切のきめ細やかな肌に苗木の歯が食い込んでいく


    そして一気に噛みちぎる



    霧切「っ!!!!」


    肩に激痛

    霧切は苗木の服を思いっきり噛んだり、握ったりして我慢しようとする

    でもやっぱり想像した以上の痛みだったようで、身体中に汗が出てきてたり、涙も流している

    霧切(叫んだりしたら苗木君が罪悪感からやめてしまうかもしれない)

    そう思い必死で我慢する

    霧切「ふー!ふー!」


    苗木はそのまま肩から出てくる血を飲み始める


    霧切(自分の身体の一部が苗木君の中に入っていっているって考えると……変な気がするわね///)


    苗木の顔色も良くなっていて、すこし楽になったようだ

    こっちの顔色は悪くなったが

    霧切「はぁ……はぁ……」

    霧切(ひと段落ついたようね…)

  90. 91 : : 2015/05/16(土) 15:13:27
    暴走は程々にします。
  91. 92 : : 2015/05/16(土) 17:05:52
    肩食い千切られて冷静とか霧切さんパネエっすね
  92. 93 : : 2015/05/16(土) 17:18:31
    >>92

    我慢するような描写入れようと思ってて忘れました

    訂正しときまーす
  93. 94 : : 2015/05/16(土) 17:52:02
    霧切「な、えぎ、くん……
    だいじょうぶ?」

    尋ねてみるが、返事がない

    霧切「苗木君?」


    顔を覗き込む

    俯いていてよくわからないが……

    霧切(わらっ……てる……?)


    苗木「……しい、もっと……」


    霧切「え?苗木く……」


    ガブッ


    霧切「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


    また食べられた

    さっきは遠慮してか傷は小さかったが、今回は遠慮がなかった


    覚悟していてもギリギリだったのに、いきなりで我慢できるわけもなく、


    霧切「や、やめて!!!
    痛い!!痛いぃぃぃいいいい!!」

    普段から冷静な霧切でもこの痛みは耐え難かった


    大神「霧切!」

    見ていたみんなもさすがにまずいと思ったのか止めにかかる


    大和田「苗木!やめろ!」

    大和田と大神で苗木を霧切から引き離そうとするが、全く動かない


    大和田「なっ!力……強……!」


    大神「我に任せろ
    ………ふん!」

    苗木「ぐえっ!」

    大神が無理やり引き離す


    大神「苗木!しっかりしろ!」


    苗木「がぁぁああああああ!」

    不二咲「ひっ!」

    大神「くっ」

    大和田「こいつ……!」


    大和田と大神が抑え込むが、暴れ続ける

    大神(気を抜いたら抑えられない……!!!)


    だが苗木はすこしあばれると………

    大和田「あ?」

    そのまま気絶してしまった


    大神「なんだったのだ……」

    大和田「そんなことより霧切は!?」


    朝日奈「霧切ちゃん!霧切ちゃん!?」


    石丸「だいじょうぶ
    気絶しただけのようだ」


    十神「自分から食われに行くなんてバカなことをするからだ
    自業自得だな」

    朝日奈「十神!」

    十神「そいつはこの中での一番の危険人物
    死んだほうが都合よかったものを……」


    大神「十神よ
    それ以上は我が許さんぞ……!!!」

    葉隠「な、なんかオーガにオーラ見たいのが見えるべ!」








  94. 95 : : 2015/05/16(土) 20:18:16
    山田「そんなことより、苗木誠殿を刺した犯人はさがしたほうがいいのですかな?」

    セレス「そうですわね
    また誰か襲われるかもしれませんわ」


    大和田「苗木を狙い撃ちかもしれないぜ?」

    葉隠「どっちにしろ見つけたほうがいいべ!
    怖くておちおち寝れないべ!」


    十神「と言ってもたぶんすぐにわかるがな」

    石丸「どういうことだ十神くん!」

    十神「刺されたのはどうやら2回らしい
    たぶん意識があったからもう一回刺したんだろう」


    セレス「確実に殺すために2回刺したのではないんですの?」

    十神「確実に殺すならもっと刺してるはずだ」

    石丸「なら苗木君が見ているかもしれないということが……」

    葉隠「そーいや腐川っちはどこだべ?」

    十神「血をみてジェノサイダーが出てくると面倒だから、そこで動くなと言っておいた」

    ジェノ「呼ばれて飛び出てジェノサイダー!!!」

    葉隠「うおっ!」

    十神「呼んではいない!」

    ジェノ「照れないで白夜様!
    私にはわかるわ!いつでも心の中で私を求めてくださっているのを!
    ゲラゲラゲラゲラ!!」

    山田「シリアスな雰囲気が台無しですな」

    みんな気のせいか顔が疲れているように見える

    ジェノ「てかどうしたのまーくんの部屋に集まって

    まさか夜這いぃ!?」

    葉隠「そのくだり前にやったべ……」

    十神「まあいい
    そんなやつほっといて苗木と霧切が起きるまで解散だ!」

  95. 96 : : 2015/05/17(日) 00:16:01
    やっぱり肩を喰いちぎるのは,すっごく痛いだろうな~
  96. 97 : : 2015/05/17(日) 21:17:39
    苗木が目を覚ましたのは結構はやく、5分後くらいだった

    やはり霧切を食べたのがよかったのだろうか

    霧切も話を聞くべきだということになり目覚めるのを待っていた

    そのあいだアリバイを確認しようという話になったが、苗木によるとやられたのはみんなが寝てる時間なのでアリバイもクソもなかった

    それから霧切が目を覚ましたのは1時間後のこと




    霧切「んっ………」

    大神「霧切、気づいたか」


    霧切「私………いたっ!」


    少し動くと肩に痛みがあった

    見てみると思いっきりえぐられている

    その傷を見て何があったか全て思い出した

    霧切「そうか……私苗木くんに……」


    霧切(あまりの痛みに気絶していたのね……)



    苗木「霧切さん……」


    すると部屋に苗木が入ってきた

    なんともう歩けるようになったらしい


    霧切「っ!?」ッビク!


    苗木を見た霧切の肩が大きく揺れる

    それを見た苗木は悲しそうにして


    苗木「霧切さん…ほんとにごめん
    僕……我を失って……」


    霧切「しょうがないわ
    あんなひどい傷だったんだもの」


    なんでもないような顔をしているがやはり苗木のことは怖いようで、普通の人にはわからないくらい細く震えていた


    苗木(霧切さん……)


    大神「霧切も起きたことだし、皆を集めてこよう」




  97. 98 : : 2015/05/17(日) 21:22:24
    十神「ふん
    ようやく目覚めたか」

    霧切「ええ、おかげさまでね」


    石丸「早速本題に入ろう!
    苗木君!君は襲った犯人を見ているのかね!?」


    苗木「うん、見てるよ」


    大神「そいつは誰だ?」


    苗木「江ノ島さんだ」


    朝日奈「江ノ島ちゃん!?」


    十神「まあ、そうだろうな」


    セレス「あら、最初からわかっていたような口ぶりですね」


    山田「とゆうか江ノ島盾子殿はどこでしょう……」


    葉隠「苗木っちが刺されてから一回も見てないべ!
    犯人は江ノ島っちだべ!」


    十神「だれか江ノ島を連れてこい
    無理やりにでもな」


    朝日奈「無理やりって……
    それはかわいそうじゃない?」


    十神「どこがだ?
    容疑者に遠慮する必要がない」

    大神「なら、われがいってこよう」
  98. 99 : : 2015/05/17(日) 21:50:35
    そりゃあやっぱり肩を喰いちぎられたら恐怖も
    感じますよね。
  99. 100 : : 2015/05/17(日) 22:37:43
    大神「連れてきたんだが……」


    大神に連れてこられた江ノ島は普段の彼女からはかんがえられない様子だった

    普段の彼女の明るい笑顔は消え、絶望した表情が浮かんでいるし、なにかぶつぶつと言っている


    朝日奈「え、江ノ島ちゃん?……?」


    葉隠「こんな状態じゃなにしてもおかしくないべ……」


    十神「おい、お前がやったのか?」

    十神が問いかけるが依然として反応しない

    朝日奈「またモノクマが何かしたんだよ!!」

    たしかに最近はこんな様子になるようなことはなかったはずだ(たぶん)

    だからモノクマが江ノ島個人に何かをしたというのが妥当だろう


    山田「それにしても……超高校級のギャルである江ノ島盾子殿をここまでにするとはなかなか……」



    苗木「ああ、そのことなんだけど」

    苗木(そういえばいってなかったな
    いろいろあって)

    苗木「彼女は超高校級のギャルじゃないんだよ」


    十神「なんだと!?」

    皆一様に不思議そうな顔をする
    まあ、そりゃそうだ


    苗木「えーと……なんだったかな……」


    頑張って記憶の深くのところにあるモノを引っ張り出す


    苗木「そうそう!江ノ島さんは超高校級の軍人だったんだ!」


    一同「軍人!?」

    山田「なんですかなその物騒なワードは!」


    葉隠「てゆーかなんで苗木っちは知ってんだべ?」

    大和田「お前が内通者なんじゃないのか?」


    苗木(え!?
    なんか話がどんどん違う方面に………)


    苗木「ち、ちがうよ!
    入学する前に独自の情報網でしらべたんだよ

    えっと確か名前は……………
    そうそう!戦場むくろだ!」


    その名前を言ったとき、江ノ島の体がピクッと動いた


    苗木(これはあたりかな……)

    十神「そんなので納得すると思うか?」


    セレス「食人鬼でしかも私たちの誰も知らない情報を持っている………
    怪しすぎますわね」


  100. 101 : : 2015/05/18(月) 08:54:09
    苗木はどこでどうやってそんな情報を知ったのでしょうかね?
  101. 102 : : 2015/05/18(月) 09:00:42
    そして,戦場じゃなくて戦刃ですよ…
  102. 103 : : 2015/05/19(火) 23:16:57
    忍者さん、コメントするのはいいですが、レス数を少し減らして下さると助かります…。
  103. 104 : : 2015/05/20(水) 12:35:23
    わかりました。
  104. 105 : : 2015/05/28(木) 20:39:18
    期待!!
  105. 106 : : 2015/05/28(木) 20:39:58
    チョーウ期待!!
  106. 107 : : 2015/07/20(月) 01:00:38
    まだかなー
  107. 108 : : 2015/11/03(火) 21:08:18
    希望endと絶望endの二つを用意して頂きたい。絶望endの場合は黒幕のペットとして調教される方向でお願いします。
    (全力土下座)


    苗木「それは違うよ‼︎」

    モノクマ「それに賛成だよ!」
  108. 109 : : 2016/07/22(金) 22:19:50
    はよおおおおおおおおおおおお
  109. 110 : : 2016/07/24(日) 23:33:00
    パリピやな
  110. 111 : : 2016/10/02(日) 18:10:45
    期待です!!!!!
  111. 112 : : 2020/06/29(月) 21:10:39
    期待(泣

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Komepi

こめぴ@気まぐれ投稿

@Komepi

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苗木「僕は超高校級の食人鬼だ」 シリーズ

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