ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「大丈夫だ、絶対守ってやる!」

    • Good
    • 9

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2015/05/02(土) 16:01:07
    この話は進撃の巨人のまだヒストリアがクリスタだとバレて?ない時の話です!

    内容的には暗い話です!

    では始めます!
  2. 2 : : 2015/05/02(土) 16:30:38
    ある日の事・・・

    大変な事が起こった、それは・・・

    訓練場・・・

    アルミン「なっ・・・く、クリスタが貴族の・・・子!?」

    キース「あぁ、今日の朝、お前等がまだ起きてない頃、丁度3時頃にな、貴族の方々が来てな、わかった」

    ミカサ「そんな・・・」

    サシャ「く、クリスタが貴族、の子・・・(あの女神が・・・)」

    コニー「まじかよ・・・」

    ジャン「・・・はぁ(まためんどくさい事になってきたな・・・くっそ!)」

    ユミル「・・・(っち・・・最悪だ)」

    とジャンは同期が貴族の子、と言うより同期の者に貴族の子が居た事についてかなり心にきていたのである

    ライナー「まじ、かよ・・・!」

    ベルトルト「そう、だったんだ・・・」

    アニ「まさか、あの子が、ねえ・・・(・・・)」

    とこちらの三人もびっくり状態

    ザワ…ザワ… マジかよ… あの女神が…

    アルミン「・・・!あれ?」

    ミカサ「?どうしたの、アルミン」

    アルミン「そう言えば、エレンは?」

    ミカサ「・・・そう言えばエレンはどこ?」

    とエレンが居なかった、そして勿論の事クリスタは部屋に居る

    キース「・・・ちなみに、今日ここに全員集合させたのは、それだけじゃない」

    ジャン「・・・それ、は何ですか・・・?(嫌な予感しかしねぇ・・・)」

    キース「・・・クリスタ・レンズと言う名は偽名だったらしい」

    皆「!?」

    アルミン「ぎ、偽名」

    ミカサ「だった・・・!?」

    ライナー「(まじかよ・・・)」

    ジャン「!!ほ、本名は何なんですか?」

    キース「・・・本名はヒストリア・レイスと言うらしい」

    アルミン「ヒストリア・レイス・・・?」

    キース「あぁ、それにどうやらヒストリア訓練兵のレイス家は貴族家の中でもトップに立つ存在だ」

    ユミル「・・・(っち、この禿げ野郎・・・!!ペチャクチャペチャクチャと・・・!!)」

    とキースが軽々しく言う言葉にユミルの逆鱗に触れそうになっていた

    アルミン「・・・!そう言えば、聞いた事がある・・・」

    ミカサ「!あるの?」

    アルミン「うん、確か、レイス家って・・・王族の・・・」

    皆「!!?」

    おい!マジかよ…!? 何でそんな奴が…!?

    キース「・・・まぁ、それについては対してあまり問題がないと言えば問題だが、それ以上に大変な事がおきてな」

    ミカサ「っ、それは、何ですか・・・?」

    キース「・・・どうやら、あまり口に出したくないんだがな、貴族の方々が言うには、貴族『ヒストリア・レイスを今日から、明後日までにこちらに引き渡して貰おう、もし、だ。引き渡して貰えない場合は訓練兵、全員の命を捧げてもらう、いいな?』、と言ってきてな」

    アルミン「!?」

    ミカサ「なっ・・・!?」

    ジャン「・・・おいおい、マジかよ!!?」

    コニー「ふ、ふざけんなよ!!?と言うかふざけてんのかよ!!?」

    サシャ「なっ・・・!?そ、そんな!!?」

    ユミル「!!?」

    ライナー「おいおい、まじで言ってんのかよ・・・!!?もしそんな事になったら・・・!!」

    ベルトルト「(僕達の計画が・・・!!)」

    アニ「・・・っ(・・・これは・・・)」

    ライベルアニ「「「(自分達、優先・・・!!)」

    とクリスタの事が好きだったはずのライナーは自分の使命の為に、クリスタ、いやヒストリアを貴族に引き渡そう思っていた、それと同時に自分は死にたくないと思っていた事もあった

    ま、まじで言ってんのかよ!!? ふざけてんだろ!?

    俺達の命を捧げろ!? 無理に決まってんだろ!?

    !!あ、あいつさえ刺し出しちまえば俺達、助かるんじゃないのか!?

    アルミン「!?」

    ミカサ「!!」

    ジャン「!!(・・・そう言えば、そう、じゃねえか・・・!!)」

    コニー「!!そ、そうだぜ!!あいつを差出しちまえば良いんじゃねえか!」

    サシャ「そ、そう言えばそうですよ!!ただ単にクリスタ・・・いや、ヒストリアが貴族の元に帰るだけですよね!!それにそっちの方が幸せですよ!!ヒストリアは!!」

    ユミル「!!?」カチン!!

    とコニーとサシャの言葉に頭にきたユミルが手を出そうとしたが、手が止まった、それはこんな所で自分が暴動を起したら、自分がこの周りの者達から殺される可能性が出てくると思ったからである


  3. 3 : : 2015/05/02(土) 17:11:24
    アルミン「ど、どうしよ・・・ミカサ・・・!」

    ミカサ「・・・クリスタには悪いけど、私は、エレン、そしてアルミンが大事」

    アルミン「!!」

    ミカサ「だから、私はクリスタ、いやヒストリアを差し出す」

    とクリスタの動機達は動揺から、ヒストリアを差し出そうとしていた

    キール「ちなみに言い忘れていたが貴族『この事について賛成しない奴が居たら殺せ』だそうだ」

    皆「!!!!!」

    ここで、そして最後のキールのこの言葉に皆の意思は決まった

    クリスタ・レンズを、いや、ヒストリア・レイスを貴族に引き渡すと、だがミカサ達は知らなかった、ヒストリア・レイスの過去を何も知らなかった。

    一方ここに居なかったエレンは

    部屋・・・

    エレン「やっべえ!!遅れた!!(キース教官に打ちのめされる!!)」

    と急いで訓練場に行こうとした時に

    ズキッ!!

    エレン「っ!!?痛っ…!!」

    とエレンは座り込むようにその場にかがみこんだ

    ぁ・・・お母・・・さん・・・

    エレン「!!?(・・・なんだ、これ・・・クリスタ・・・??)」

    お前・・・さえ・・・お前さえ生まなけ

    エレン「(!!?クリスタの母親・・・?)」

    お前の名前は、クリスタ・レンズだ

    ・・・

    エレン「(誰だ・・・この人・・・)・・・何なんだ・・・今の・・・?」

    とヒストリアの記憶??いや、ヒストリアを見ていた他者の記憶を見たエレン

    エレン「!!そんな事より急がねえと!!」

    と訓練場付近まで来たが・・・

    なっ、そ、それは本当ですか!!?

    タッタ、スタスタ・・・

    エレン「・・・?ミカサ・・・?」

    く、クリスタが貴族の子・・・!?

    エレン「アルミン・・・?と言うか、クリスタが貴族の子って・・・!!?」

    あぁ、今日の朝、お前等がまだ起きてない頃、丁度3時頃にな、貴族の方々が来てな、わかった

    クリスタ・レンズと言う名は偽名だったらしい



    エレン「・・・まじ、かよ・・・、!!(・・・ん?ちょっと、待てよ・・・?)」

    とこんな時にエレンの感は鋭く

    エレン「(さっきの記憶・・・?)」

    エレンは頭の中で引っ掛かった



  4. 4 : : 2015/05/02(土) 17:11:29
    何故なら、キールが話していた、クリスタ・レンズは偽名だったと言う事と先程見た記憶の中で

    お前の名前は、クリスタ・レンズだ

    と言う言葉に疑問に思ったのである

    エレン「(お前の名前はクリスタ・レンズだ、それとキース教官が言っていたクリスタ・レンズは偽名・・・それにあいつら・・・)」

    とクリスタの目の前で殺した奴等を思い出し思った

    エレン(・・・まさか、クリスタは逃げてここに来たんじゃ・・・?)

    そう思っている最中に

    ・・・本名は、ヒストリア・レイスと言うらしい

    エレン「(ヒストリア・レイス・・・、これがあいつの本名か・・・)」

    どうやら、あまり口に出したくないんだがな、貴族の方々が言うには、貴族『ヒストリア・レイスを今日から、明後日までにこちらに引き渡して貰おう、もし、だ。引き渡して貰えない場合は訓練兵、全員の命を捧げてもらう、いいな?』

    エレン「っな・・・!?」

    その言葉を危機エレンは血の気が引いたのである

    エレン(訓練兵全員の命!!?)

    とエレンはミカサ、アルミンの事を思い出した

    エレン「(まじかよ・・・ん、でも待てよ・・・?ヒストリアは貴族の方に行って良いのか・・・?と言うか、それより何でヒストリアはクリスタ何て偽名を使ってこっちに来たんだ・・・?貴族の方に居れば生活面、他色々満足できる生活ができたはず、だよな?それに巨人がもしも入ってきても一番死ににくい場所の筈なのに・・・どうなってるんだ・・・?)」

    と頭の中がグチャグチャになってきていた

    ま、まじで言ってんのかよ!!? ふざけてんだろ!?

    俺達の命を捧げろ!? 無理に決まってんだろ!?

    !!あ、あいつさえ刺し出しちまえば俺達、助かるんじゃないのか!?

    エレン「!!(マジかよ・・・)」

    とほぼ全員の言っている事がヒストリアを貴族に引き渡すと言っている事に気が付いた

    ど、どうしよう・・・ミカサ・・・

    クリスタには悪いけど、私は、エレン、そしてアルミンが大事

    !!

    だから、私はクリスタを、いやヒストリアを差し出す

    エレン「(ミカサまでも・・・!)」

    と妙に焦りって居た、だが次の言葉にエレンの動揺はさらに増した

    ちなみに言い忘れていたが貴族『この事について賛成しない奴が居たら殺せ』だそうだ

    エレン「・・・は・・・?(・・・賛成しない奴が居たら殺せ・・・!!?・・・は?拒否権、ないのかよ・・・!!)」

    とエレンはてっきり拒否権ぐらいはあり、そしてそいつは行かなくて良いと思っていた矢先にこれを言われエレンは唖然とした

    そして当然の如く訓練兵達の目には完全にヒストリアを引き渡そうとしている意思が宿っているのをエレンは見た

    エレン「まじ、かよ・・・(と言うか、あいつらヒストリアが安全に貴族の所で過ごせる保証でもあるのかよ・・・!?)」

    とヒストリアが偽名を名乗っていた理由、そしてこんな危ない所にまで来た理由を言わない事に疑問に思った、そしてもう一つエレンがここまで言った理由は先程見た他者の記憶に囚われていた事もあった、だがエレンのこの答えは間違っていなかったのである
  5. 5 : : 2015/05/02(土) 17:11:47
    か、かなり時間がかかる・・・!!
  6. 6 : : 2015/05/02(土) 17:27:35
    キール「と、その前にだ、おい、アルトルト兵」

    アルミン「!!は、はい!何ですか!」

    キール「貴様の同僚のエレン・イェーガーはどうした?、来てない様だが・・・」

    アルミン「は、はっ!お腹を壊したらしく今トイレに居るかと!!」

    キール「・・・はぁ、そうか、全くなってないな」

    アルミン「・・・」ブルブル

    キール「まぁ、いい話を戻すぞ!」

    皆「!!」ッス

    キール「これからクリスタ・レンズ、いやヒストリア・レイスを引き渡す!!、でだ、お前等」


    皆「!!」

    キール「もしだ、もしこの中でこれについて賛成しない奴が居たら手をあげろ!!」

    皆「!!?」

    と当然の如く皆は手を上げない、当たり前だった、自分の命がかかわっている、と言うよりこの残酷な世界で他人を助けている程甘くはなかったんだ

    キール「・・・よし、それじゃあこれからクリスタ・レンズ、いやヒストリア・レイスを貴族の方々に引き渡そうと思う!!」

    皆「!!はっ!!」

    キール「・・・ちなみに、だアルレルト兵」

    アルミン「!!は、はい!!」

    キール「・・・念の為聞くがぁ・・・」

    アルミン「は、はい!!」ブルブル

    キール「・・・エレン・イェーガー、あいつはまさかだと思うんだが、ヒストリア・レイスを守るなんて言うわけないだろうなぁ」

    アルミン「!!それはないと思います!」

    キール「・・・何故だ、理由を言ってみろ」

    アルミン「エレンは外の世界に行くって言う夢があるんです!!こんな所、まさか、一人の為に命を張るとは思いません!!」

    キール「・・・そうか、ならいい、それじゃあ話を戻す、皆、聞け!!」

    皆「!!」

    キール「さっきも言った通りヒストリア・レイスを引き渡す!!異論は居ないか!!」

    皆「!!」

    キール「・・・そうか、なら今すぐに全員でヒストリア・レイスをここに連れて来い!!分かったか!!」

    皆「!!はっ!!」

    キール「行け!!」

    皆「はっ!!」

    と言い走って行った、そして勿論の事エレンは既に行動していた、その行動はアルミンの反対の行動だったが・・・
  7. 7 : : 2015/05/02(土) 17:49:21
    一方エレンは・・・

    タッタッタッタ!!!

    はぁはぁはぁ!

    エレン「(あいつら全員その場に流されすぎだろ!!!少しはヒストリアの事考えろっての!!)」

    と珍しくエレンは冷静に行動できていた、ちなみに今エレンが向かっている場所はヒストリアの部屋だった

    そして

    ガチャ!!

    エレン「おい!ヒストリア!!」

    ヒストリア「!!!?」

    と窓の外を見ていたヒストリアは突然来たエレンにビックリした、と言うより顔は青ざめている、それはキースの言っていた事、そしてまた貴族の場所に戻る事、そしてその話を聞いて来たエレンに敵対心、そして恐怖が感じたからである

    エレン「おい!いmヒストリア「来ないで!!!」

    エレン「!!」

    とヒストリアは顔を青ざめながら酷く響いた甲高い怒声をエレンに放った

    ヒストリア「こないで・・・いやぁ、私はもう嫌!!あんな、あんな所…!!」

    と震えながら壁まで後ずさりする

    エレン「!!俺hヒストリア「あの話を聞いて私を捕まえに来たんでしょ!!?やめてよ!!!!もう嫌!!!あんな所!!やめてよ!!」

    とヒストリアはパニック状態

    エレン「話を聞けよ!!!」ダンッ!!

    ヒストリア「!!」

    と涙目になりながら腰を抜かし、その場に震えている

    エレン「はぁはぁはぁ、俺は、俺はあの事に反対だ!!」

    ヒストリア「!!?」

    とエレンの予想外の言葉に目を大きく見開き動揺する

    エレン「あんなの可笑しいだろ!!!お前が無事何て保障がどこにあるんだよ!!」

    ヒストリア「!!?何を、言って・・・!?」

    エレンの言葉に驚いたヒストリア

    エレン「あんな引き渡してもらわなかったら訓練兵全員の命を捧げろ!?ふざけてんのかよ!!それに賛成しない奴は殺せ?そんなの正気の沙汰じゃねえだろ!!どうみても!!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「俺はこれについて反対だ!!それにお前が偽名を名乗ってでもここに来た理由がわからねえ!!普通貴族だったらこんな危ない所になんか来ねえだろ!!」

    ヒストリア「!?(何で・・・!!)」

    とエレンのいつもは見せない鋭い勘に驚いているヒストリア

    エレン「全部おかしい!!ってこんな事話してる暇じゃねえな!おい!ヒストリア!」

    ガシッ!

    ヒストリア「!?な、何を!!?」

    エレン「逃げるぞ!!」

    ヒストリア「!?に、逃げるってどこに!?しかもこんな事したら殺されるよ!?エレン!!?」

    エレン「お前を引き渡してのうのうと生きてる方がよっぽど地獄だ!!」

    ヒストリア「!!でも!!死んだらエレンの夢も全部叶わなくなるんだよ!?」

    エレン「!!それでも俺はお前を引き渡さねえ!!」

    ヒストリア「!!エレン・・・」

    とエレンの言っている事に心が動揺した

    エレン「お前だってそんな所に戻りたくねえだろ!?」

    ヒストリア「・・・当たり前じゃん・・・、戻りたくないに決まってんじゃん!!」

    とヒストリアは涙声で言った

    エレン「!!そうと決まったら逃げるぞ!!」

    ヒストリア「・・・でも、そんな事したらエレンhエレン「大丈夫だ!!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「お前を絶対に守ってやるよ!!あいつら全員を敵に回してでも!!」

    ヒストリア「!!エ、レン・・・!!」ポタ、ポタ、ポタ

    エレン「ほら!!泣いてる暇があったらさっさと行くぞ!!」

    ヒストリア「・・・うん・・・!!ぁりがとう・・・」

    エレン「あぁ?なんだ?」

    ヒストリア「ありがとう・・・こんな私を・・・」

    エレン「あぁ!もう!そんな事は後でにしてくれ!!もうすぐで来ちまう!!」

    ヒストリア「うん・・・」

    とエレンはヒストリアの腕を掴み部屋から急いで出た

  8. 8 : : 2015/05/02(土) 17:52:18
    そして、ここであの言葉を使います!!

    新約とある魔術10巻の言葉

            さあ戦え。
         たった一人の少女の命と笑顔を守るために
  9. 9 : : 2015/05/02(土) 17:54:53
    ここからやっと本編に入ります。

    ちなみに巨人バトルはこの話は無しです。

    その変わり敵が多いです。

    訓練兵だけじゃなく、途中で調査兵団、憲兵団、駐屯兵団も敵になります。
  10. 10 : : 2015/05/02(土) 17:59:05
    今日はここまでです!
  11. 11 : : 2015/05/02(土) 17:59:22
    コテハン間違えましたw
  12. 12 : : 2015/05/02(土) 17:59:44
    あ、あら?
  13. 13 : : 2015/05/02(土) 19:13:53
    期待
  14. 14 : : 2015/05/02(土) 19:30:17
    期待です!
  15. 15 : : 2015/05/03(日) 15:32:56
    あ、始めますね!ちなみに全員敵に回しますが殺しはしません!、エレンは体術だけにします!

    エレンの強さはアニメ?原作と同じくらいにします!(エレンの強さわかりませんが
  16. 16 : : 2015/05/03(日) 16:18:25
    タッタッタッタ!!!

    町・・・

    エレン「はぁはぁはぁはぁ・・・」

    ヒストリア「ハァ…ハァ…ハァ…」

    エレン「はぁはぁ、ふぅ…おい、大丈夫か?」

    ヒストリア「ハァハァハァ…っ、う、うん大丈夫・・・」

    エレン「そっか、ふぅ、ここまで逃げてくれば大丈夫だろ、多分」

    ヒストリア「・・・多分、ね・・・」

    エレン「あ?何か言ったか?」

    ヒストリア「・・・多分、訓練兵だけじゃなくて、他の憲兵団や調査兵団達も来ると、思う・・・」

    エレン「?何でだよ?この話は訓練兵達だけの話じゃねえのか?」

    ヒストリア「・・・確かに訓練兵達だけの話だけど、これでも私、貴族の中でもトップの貴族、だから多分他の所にも要請出してると思う・・・」

    エレン「マジかよ…」

    ヒストリア「…うん…」

    とヒストリアの言った事にエレンは溜息を吐くと同時に、疲労感が出てきた

    ちなみにエレン達は今、念の為人があまり通らない所にいる

    エレン「…にしても、あいつら、良くあんな根性で訓練兵になれたようなぁ…」

    ヒストリア「…え?」

    エレン「だってよ、あいつら貴族如きって言うのも変だけどよ、あいつらに脅されてお前の事引き渡すってどんな根性で訓練兵になったんだよって話だよ」

    ヒストリア「…どういう事、なの…?」

    エレン「ん、つまりだ、そんな根性で良く巨人何かに立ち向かう根性があるよなぁ~って話だよ」

    ヒストリア「…確かに、そうだけど…」

    エレン「そうだけど??」

    ヒストリア「…だれだって死にたくない、はずだよ…」

    エレン「…死にたくない奴等が何で訓練兵になろうと何てしたんだろうなぁ」

    ヒストリア「…!!」

    エレン「第一、俺達訓練兵を殺した所であいつ(貴族)達へのメリットって何だなんだよ…」

    ヒストリア「!!…それは…確かに…」

    エレン「俺達が居るからこそあいつ等は守られてるのに、自ら地獄に行くようなもんだよなぁ…ははは!」

    そう言いエレンはその事についておかしく思ったのか笑い始めた

    ヒストリア「…エレンは死ぬのが怖くないの…?」

    エレン「…怖いに決まってんだろ」

    ヒストリア「…だよね」

    エレン「…何でそんな事聞いたんだ?今」

    ヒストリア「…だって、今してる事、分かってるんだよね…?」

    エレン「…あぁ、わかってるさ」

    ヒストリア「だったrエレン「確かに死ぬのは怖いし、俺の夢も叶わなくなるかもしれないけど」

    ヒストリア「…?」

    エレン「それ以前にこんな仲間同士で殺し合いがあったんじゃ巨人を駆逐するのにも、できるものもできないだろ?」

    ヒストリア「!!」

    と普段だったら自分だけで突っ走って巨人を殺しに行こうとするエレンと今のエレンの違いさに驚いたヒストリア

    エレン「それにそれもあるけど、貴族の奴等が考えている事が全くわかんねえしな、それが知りたいし、後お前」

    ヒストリア「?」

    エレン「お前が何で偽名を名乗ってこんな所に来たのかってのも知りたいしな」

    ヒストリア「…エレン…?」

    エレン「ん、なんだ?」

    ヒストリア「…貴方本当にエレン…?」

    エレン「?何言ってんだ?エレンに決まってんだろ?どうした?」

    ヒストリア「…いや、いつものエレンと違うなって思って…」

    エレン「?どういう所が違うんだ??」

    とエレンは頭上に?マークを浮かべながら聞いた

    ヒストリア「…エレンがそこまで冷静に判断できてる所といつも以上にかなり鋭くなってる所が…」

    エレン「ん、あぁ、何か俺もわかんねえんだけど自然と頭の中に入ってきてな」

    ヒストリア「…へぇ、そうなんだ」

    エレン「あぁ、ってお前も何か変わったか??」

    ヒストリア「…何が?」

    エレン「何がって…お前いつもだったらクリスタ『私の事だから皆を巻き込みたくない!!』見たいな事言ってるじゃねえか」

    ヒストリア「…あぁ、それはクリスタだった時でしょ…」

  17. 17 : : 2015/05/03(日) 16:18:31
    エレン「??」

    ヒストリア「皆からしたらクリスタは綺麗で良い子な子だけど今の私は皆からしたら邪魔な存在、と言うか何を考えているかもわからないただの人形」

    エレン「…人形…?」

    ヒストリア「…うん、私ね…小さい頃に色々合ってそれから自分がわからなくなったんだ…」

    エレン「…へぇ~、ってやっぱり何かあったんじゃねえかお前」

    ヒストリア「!!」

    とそこでヒストリアはしまったと言う顔しながら俯いた

    エレン「…まぁ、良いか、お前の話はこの戦いが終わってから聞くところだし」

    ヒストリア「!?こ、この戦いって…!!勝てると思ってるの!?」

    ヒストリアはエレンの言っている事にありえないと思い、怒声の聞いた声で言った

    エレン「…まぁ、普通だったら勝てない以前に人数負けするな」

    ヒストリア「だったら!!」

    エレン「…でも、こんな所で負けてたら巨人を駆逐するなんて夢のまた夢だ」

    ヒストリア「…!」

    エレン「…よし!こんな所で話してる暇はないな、何だっけ?今日から明後日までにお前を連れて行かないとあいつ等(貴族)の奴等が殺しに来るんだっけか??」

    ヒストリア「…多分、そうだと思う」

    エレン「…そっか、じゃあそれまでずっと戦闘か…」

    ヒストリア「…エレンはどうかしてるよ…本当…」

    エレン「あ?」

    ヒストリア「…どこの誰か知らない無愛想な私何か助けて…」

    エレン「…そう言えば、言いたい事があったんだよ、お前に」

    ヒストリア「…?」

    エレン「はっきり言うけどよ、今のお前じゃない、クリスタだった時のお前…」

    ヒストリア「?」

    エレン「周りの奴等はどう思ってたかしらねえけど、俺的にはお前、気持ち悪かったよ」

    ヒストリア「!!!」

    エレン「いや、本当何考えてるかわからなかったら本当気持ち悪かった」

    ヒストリア「…」

    ヒストリアはそうエレンに言われ、クリスタだった時の存在さえ、そして今の自分の存在を否定された気分になりまた俯いた、と言うより何もかも無くなった気分になり、目元に厚い物が集まってくる感じがした

    エレン「…でも」

    ヒストリア「…?」

    エレン「今のお前は何か良い感じがするんだよな…」ハハッ…

    ヒストリア「!?」

    エレンは苦笑いしながら言った、その言葉にヒストリアは俯いていた顔を驚きと共に顔を上げた

    エレン「前のお前は人間臭さが無くて気持ち悪かったけどよ、今のお前は人間臭さが他の奴等より出ててすっげえいい感じがするんだよな…」

    ヒストリア「…ははっ…」

    エレン「?」

    ヒストリア「…初めて、だよ。そんな事言ってくれたの…」

    エレン「…そっか」

    ヒストリア「…うん…」

    エレン「…っとこんな事してる暇h!!ヒストリア!!」

    ヒストリア「…えっ?…」

    とエレンは突然ヒストリアを立ち上がらせ横に体を放り投げるように飛んだ

    その途端に自分達が居た場所に爆弾が飛んできた

    ドッカ~ン!!!

    エレヒス「「!?」」

    エレンとヒストリアはギリギリ爆風を受けるだけで済んだのであった

    ヒストリア「ば、爆弾…!?」

    エレン「…おい、ヒストリア」

    ヒストリア「!?な、何…?」

    この時ヒストリアは足がカタカタと震え、立ち上がれなかったのである、つまり命を狙われている恐怖、そしてかつて同じ仲間だった仲間達から殺されそうになる絶望感、またもう一つは武者震いだった

    エレン「そこでじっとしてろよ…!!」

    ヒストリア「!?う、うん…」

    とエレンの尋常じゃないいつも異常の殺気に冷や汗が掻いた、まさに人でも殺した事があるような鬼顔だった

    そしてエレンが睨みつけた方には、土煙から黒い影が出てくる

    そして、その人物は…
  18. 18 : : 2015/05/03(日) 16:47:56
    エレン「…!!ここからが本番だ!!」

    ヒストリア「!?」

    と土煙から出てきた人物は

    コニー「…!?なっ、え、エレン!?」

    サシャ「え、えぇ!?何でエレン、って…!!コニー…!!」

    コニー「…あぁ!、あそこに居るのは…!!」

    と二人が睨んだのはヒストリアだった

    ヒストリア「…!!」

    二人の視線はまるで、巨人を狩る時の目だった

    エレン「(っち!!)よりにもよって最初がお前等二人かよ!!」

    コニー「!!ってそれより…!何でエレン!お前がそいつと行動してるんだよ!?」

    サシャ「!!そ、そうですよ!!」

    エレン「…俺は、こいつの味方だ!!」

    ヒスコニサシャ「「「!?」」」

    と何故ヒストリアも驚いたかと言うと、まさか自ら自爆しにいく事を言うとはと驚いたのである

    コニー「っ、な、何で!?」

    エレン「…逆に聞くけどよ、お前等何でこいつを引き渡そうとしてるんだよ…!?」

    サシャ「そ、それは…!!引き渡さないと私達訓練兵全員殺されてしまいますし!!それにあっちの貴族で住んだ方がクリスタにとっても!!」

    ヒストリア「!!(クリ、スタ…)」

    ヒストリアはこの時思った事があった、サシャ達にとってはあくまで仲間はクリスタであり、ヒストリアはサシャ達にとって何物でもない人物だと

    エレン「!!こいつはクリスタじゃねえ!ヒストリアだ!!」

    サシャ「えっ、は、はい??今名前何てどうでも良いですよね??と言うかそんな事よりも!質問してるのはこっちですよ!?何でエレンがクリスタと行動してるんですか!?」

    サシャはそう苦笑いしながら言った

    ヒストリア「!!」

    当然ヒストリアはショックを受けた、名前何てどうでもいい

    エレン「っ!!(名前がどうでもいい・・・!?)…俺がこいつと行動してる理由?」

    サシャ「そうですよ!」

    エレン「…はっきり言うぜ、サシャ、コニー」

    サシャ「…?何ですか?」

    コニー「…何だよ?」

    エレン「…こいつを貴族の方に私て安全何て証拠がどこにあるんだよ…!!」

    サシャコニー「「!!」」

    そう、この二人は心のどこかで否定していたのである、エレンと同じく貴族の奴等が言っている事はおかしいと

    エレン「あんな物騒な事を言う奴等何かの所にこいつを引き渡したりなんてしたらどうなるんだよ!?それに後もう一つおかしいと思った事があるんだよ!!」

    サシャ「…それは、何ですか…」

    エレン「偽名を名乗ってでも、こんな危ない所、しかも調査兵団何て死にに来るようなもんだろ!!?よっぽど金持ちな貴族の方で暮らしてた方が幸せに決まってんだろ!?」

    コニサシャ「「っ!!」」

    エレン「大体の理由はこれだけだ!!」

    コニー「…おい、芋女どうするんだよって、おい!!」

    サシャ「…!!な、何ですか?」

    コニー「何ですかじゃねえよ!どうするんだよ!」

    サシャ「…(…もしかしたら…私は心のどこかで否定していたのかもしれません…自分の命が一番大切で…死の恐怖で前が見えていなかったのかも、しれませんね…)」

    とサシャは分かったらしかった…、そこでサシャは…

    サシャ「…わかりました、エレンの気持ちわかりました」

    エレン「…」

    コニー「…?おい、芋女…?」

    とコニーはどうやらまだ気づいて居ないらしい

    サシャ「エレン」

    エレン「…何だ?」

    サシャ「…今から、私とコニーを相手にして勝ったらここを通してあげます、と言うよりあきらめます」

    エレコニヒス「「「!?」」」

    コニー「なっ、か、勝手な事言ってんじゃねえyサシャ「…コニー」

    コニー「?何だよ?」

    サシャ「…私達が言える事、何てあるんですか?これ…」

    コニー「!!」

    コニーは顔色を少し青く染め、息を一瞬3秒間くらいつめた

    コニー「…ない…」

    サシャ「です、よね…」

    エレン「…?」

    ヒストリア「…!!エレンだけじゃ勝てないよ!!この二人はいつも訓練所ではふざけてるような真似してるけどかなり強いよ!!」

    エレン「!!」

    サシャ「…確かにそう、ですねこれでも私、強い方なんですよ?体術!」

    コニー「…まぁ、俺も、そう、だな」

    とサシャはいつも通りの笑みで言い、コニーはやや自信なさげに言った

    エレン「…確かにお前等二人は強いかもしれねえ、けどこんな所で止まってられねえんだ!!行くぞ!!サシャ!!コニー!!」

    サシャ「はい!!」

    コニー「…あぁ!!こいよ!!エレン!!」

    と始まった

    stage1: エレンvsお馬鹿コンビ(サシャ&コニー)
  19. 19 : : 2015/05/03(日) 16:52:23
    と、いよいよバトルが開始しました!!

    新約とある魔術の10巻ふうにしてみました!!
  20. 20 : : 2015/05/03(日) 16:56:13
    あ、stageじゃないですね、Roundですね!
  21. 21 : : 2015/05/03(日) 16:56:50
    Round1: エレンvsお馬鹿コンビ(サシャ&コニー)
  22. 22 : : 2015/05/03(日) 17:20:11
    一方、ほんの少し戻ってアルミン達は

    タッタッタッタ!!

    男子寮

    アルミン「はぁはぁはぁはぁ、居ない…!」

    ライナー「おい!アルミン!」

    アルミン「あっ!ライナー!エレン居た!?」

    ライナー「いや、俺の方も居なかったぞ!」

    アルミン「っ、そっか…(エレン…どこ行っちゃんだよ…)」

    ベルトルト「二人共!」

    ライナー「!居たか?」

    ベルトルト「ううん…居なかった…」

    ライナー「っ、そっか…」

    タッタッタ!

    ジャン「はぁはぁ、そっちは、どうだった?」

    コニー「はぁ、居ねえ~…」

    アルミン「居なかったよ…」

    ジャン「そうか…っち!あの野郎!どこ行ったんだよ!」

    ベルトルト「ま、まぁまぁ…」

    ベルトルトは今にも暴れ出しそうなジャンを止めようと苦笑いしながら言った

    アルミン「…どこ、行ったんだろエレン…」

    ライナー「…さぁな、エレンが行きそうな所とかないのか?」

    アルミン「…ない、ね」

    ライナー「…そうか」

    コニー「…?」

    と男子寮の方ではエレンを探していた。

    一方女子寮の方では

    ミカサ「…居ない」

    ユミル「居ない、な…(…ハァ…)」

    アニ「こっちにも居なかったよ」

    サシャ「居ませんでした…」

    ミカサ「…そう(どこに、行ったのかしら…)」

    とこっちでもヒストリアが居なくなっていた

    タッタッタッタ!

    男子寮

    ミカサ「アルミン!!」

    アルミン「!!ミカサ!」

    ミカサ「エレンは!」

    アルミン「…居ない」

    ミカサ「!?」

    アニ「何・・・?」

    ユミル「居ない…?(…まさか…)」

    サシャ「え、え!?何でですか!?」

    ライナー「それについてはわからnミカサ「本当何でしょうねえ…!!」ゴゴゴゴゴ…!!

    アルミン「!!ほ、本当だから!!ってそれよりヒス、トリアは?」

    ミカサ「…居なかった…」

    男子共「!?」

    ライナー「く、クリスタmミカサ「ヒストリア」

    ライナー「ヒストリアも居なかったのか!?」

    アニ「えぇ…」

    アルミン「って、言う事は…!!」

    ジャン「…あいつ等、逃げたな…!!」

    ジャンは目に力を入れているせいか目が血走っていた

    ミカサ「…何で、エレンが…!!」

    アルミン「…(エレン…もし、本当だとしたら…)」

    コニー「もし、それが本当だとしたらまためんどくさい事してくれたよな!!あいつ!!」

    アニ「…」

    と怒っているものと、何でと言うと言うもの、そして無言のものが居た

    アルミン「…とりあえず、キース教官に伝えよう」

    ライナー「…そう、だな(っくそ!!このまま見つからなかったら俺達の計画が…!!)」

    アニ「…(…めんどくさい事してくれたな、あいつ…)」

    サシャ「…(…)」

    ジャン「(くっそ!!あいつ…!!)」

    ミカサ「(エレン…何で…)」

    とそれから、アルミン達はキースに伝え、それから訓練兵全体に知れ、訓練所には居ない事がわかり、町に逃げたのだと思い町に行った、それから偶然サシャとコニーはエレンとヒストリアを見つけ、現在に至るのである(ちなみに大砲はコニーが撃ちました

    そして戻って

  23. 23 : : 2015/05/03(日) 17:56:34
    エレン「行くぞ!!」

    サシャコニ「「!!」」

    ヒストリア「!!エレン!!」

    エレン「お前はじっとしてろ!!」

    そう怒声の聞いた声で言いエレンは二人の所へ足に力を入れ猛ダッシュしていく

    エレン「おぉぉぉぉぉぉ!!!」

    サシャ「!!コニー!!」

    コニー「あぁ!!わかってるっての!!」

    そう言いサシャとコニーも猛ダッシュしていき二人はエレンを囲むように両端から拳を振り落す

    エレン「!?(まじ、かよ…!!!)」

    と二人の振ってくる拳をエレンは手をクロスにし、防御をした、だが見事二人同時だったため威力は二倍のため、ガードなの何の意味も持たない

    エレン「ぐっ!?」

    エレンのガードが崩れた瞬間に

    サシャ「コニー!!蹴りです!!」

    コニー「わかって、る!!」

    フォン!!と風を切る様に鋭い蹴りが顔に向かって飛んでくる

    エレン「く、そっ!!(こいつら…!!)」

    とこんな所で終わるわけがないエレンは顔擦れ擦れの所で後ろに飛び避け

    コニー「!!?」

    エレン「おらっ!!」

    とエレンは固く握った拳を体重を乗せた拳をコニーに振り落した

    そこで普通だったら終わりだが・・・

    サシャ「!!」

    エレン「!?」

    と横から回し蹴りを入れてきたのである

    フォン!!

    エレン「っ!!(はなっから…コニーは囮だったのかよ…!!)」

    とコニーに放つ拳よりもサシャの蹴りの方がリーチが長かったためエレンの横っ腹に直撃した、しかも運悪く無防備の状態でくらったため

    エレン「がっ、はっ!!(くそっ…!!)」

    ドサッドサッドサッドサッ!!

    ヒストリア「!!エレン!!!」

    サシャの蹴りをくらったエレンは10mも弾け飛んだのである、普通の一般人だった場合まず人は吹き飛びもせずその場にただ倒れるだけだが、やはり巨人を倒すだけのある訓練兵、ただ者じゃなかった

    コニー「っと、あぶねえあぶねえ!!ナイスだ!芋女!」

    サシャ「芋女じゃないです!!サシャです!!、にしても」

    コニー「・・・あぁ、エレンの奴」

    サシャ「本当、強い、ですね…!!」

    と二人は勝ち誇った様な、まだ警戒しているような顔だった

    ヒストリア「(エレン…!!、…私の為に…)」

    と泣きそうになった時に

    スタ、スタスタスタ

    サシャコニ「!!」

    ヒストリア「!!エレン!!」

    スタスタスタァ・・・

    エレン「ハァハァハァ…ったく…いつもふざけてるだけの二人だと思ったのによう…なんだよ、この強さ…!」

    とエレンは既に全身ボロボロで出てきた

    サシャ「!!私の蹴りをくらっておいて立つんですね・・・!」

    コニー「…お前はどんだけポジティブ思考何だよ…」

    と余裕そうな顔をしている

    エレン「…ヒストリア」

    ヒストリア「!!何!?」

    エレン「後、少しだ、泣くなよ」

    ヒストリア「!!だって!」

    エレン「だ~から!大丈夫だって言ってんだろ?絶対守ってやるって!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「大丈夫だ、もうすぐで終わる!」

    サシャ「…随分と余裕ですねエレン」

    エレン「あぁ!秘策があるんだよ!」

    コニー「(え、エレンの秘策って…)」

    といつも馬鹿ばかりしているエレンを見ているコニーにとってエレンの秘策とは何なんだ?と思った

  24. 24 : : 2015/05/03(日) 17:56:39
    エレン「…ふぅ、いくぞ!!」

    サシャ「!!来ますよ!コニー!」

    コニー「!!あぁ!」

    とエレンは走りだしサシャに殴りかかろうとした時

    サシャ「(ただの殴りです、か??って、え!?)」

    そう思った時には遅く

    エレン「おらっ!!」

    サシャ「うわっ!!?」

    コニー「!?」

    ヒストリア「!!(あれって…!)」

    とエレンがやったのは、目潰し、いや目暗まし?、つまり地面に落ちている砂をサシャの目元に向かって投げつけたのである

    コニー「(秘策ってそれかよ!!?)」

    エレン「おぉぉぉぉ!!おらっ!!」

    ブンッ!!

    サシャ「っがは!?」

    コニー「!!芋女!!」

    エレンはサシャが怯んでいる隙に容赦なく顔面パンチをしたのである

    サシャ「・・・」

    当然サシャは男にしかも筋肉質のエレンに殴られ気絶

    コニー「!!女を殴る奴があるかよ!?」

    エレン「あ?」

    コニー「!!」

    とエレンのあまりにも冷たい表情に少々びくついたコニー

    エレン「こっちは命狙われてんだ!男だろうが女だろうが容赦しねえ!!おらっ!!」

    コニー「なっ!?ぐっ!!」

    とエレンは足に力を入れイノシシの如くコニーに体当たりをし

    エレン「おっら!!」

    コニー「ぐえっ!!」

    と腹に思いっきり蹴りを食らわし

    エレン「おぉぉぉぉぉ!!」

    コニー「!?」

    とコニーは殴りかかろうとするが小さい頃から喧嘩ばかりしていたエレンは避けエレンはコニーの顔面に容赦のない一撃を入れた

    フォン!!

    コニー「がはっ!!」

    ドサッ!!

    地面に叩きつけられたコニーは

    コニー「…」

    気絶した

    エレン「ハァハァハァハァ…」

    ヒストリア「!!エレン!!」

    とヒストリアは急いでエレンの元に駆け寄った

    エレン「ハァハァハァハァ、疲れたぁ・・・」

    ヒストリア「!!(急いで隠れないと!!)」

    と泣くのを我慢しヒストリアはエレンを引きずり影に隠れた
  25. 25 : : 2015/05/03(日) 17:56:58
    今日はここまでです!サシャとコニー強!!
  26. 26 : : 2015/05/04(月) 14:44:49
    すみません><ちょっとページが重たすぎてできませんでしたw

    やりますね~!
  27. 27 : : 2015/05/04(月) 14:45:14
    後、コメントくれると嬉しいです!
  28. 28 : : 2015/05/04(月) 16:38:31
    な、何か関係ない話なんですけど、ssnote重くないですか??今日
  29. 29 : : 2015/05/04(月) 16:40:02
    影・・・

    ヒストリア「・・・ふぅ、!エレン大丈夫!?」

    ヒストリアは陰に隠れた後にエレンの状態を確かめようと言った

    エレン「はぁはぁはぁ、あぁ、こんくらいの痛みならいつも通りだ」

    ヒストリア「!い、いつも通りって…!!さっきサシャに凄い突き飛ばされて!」

    エレン「はぁはぁ、ふぅ…確かにさっきのは下手したら気絶してたかもしれねえな…」

    ヒストリア「気絶してたって…!!」

    エレン「…まぁ、こうやって二人を倒せたんだ、問題ないdパシン!!

    エレン「!!」

    ヒストリア「はぁはぁ…はぁ…」

    エレン「ヒス、トリア…?」

    と突然平手打ちされた事に唖然としていたエレンはそこで、はっ、となりヒストリアの方を見て見ると息を切らして涙目になっていた

    ヒストリア「はぁはぁはぁ、っ・・・!!少しは自分の事も大事にしてよ!!!!」

    エレン「!!」

    ヒストリアはエレンが自分自身の事を全くもって気にかけていない事に怒った

    ヒストリア「ただでさえこっちはエレンに守って貰ってる事に罪悪感感じてるのにエレンが自分も犠牲にしてまで私何て助けられたら私罪悪感で死ぬ!!!」

    エレン「なっ…!!そ、そこまでjヒストリア「そこまでだよ!!」

    エレン「っ!」

    ヒストリア「…昔から私はずっと一人だった、そして今も一人だと思った…でもそこにたった一人だけ、エレン貴方が来てくれた…皆を敵に回してでも…」

    エレン「…」

    ヒストリア「そんな…そんな優しい貴方が傷ついてまで私を守ってくれてる…ねぇ、エレン…」

    エレン「…」

    ヒストリア「私の立場になって見てよ…?今までずっと一人だった自分に味方が出来た…嬉しいでしょ…?」

    エレン「…あぁ」

    ヒストリア「そんな…そんなやっとできた味方の人が傷つくんだよ…?どう、思う…?」

    エレン「…!!」

    そこでやっとエレンはヒストリアの気持ちに代わって考えてみてわかった

    ヒストリア「…わかるでしょ…?」

    エレン「…あぁ、わかった、その、悪い…」

    ヒストリア「…!あ、うん…私も…ごめん…」

    そこでヒストリアも少々少し強く言い過ぎたと思った

    ヒストリア「守ってもらってるのに…何、言ってるんだロウね…私…」

    エレン「…いや、俺も無責任すぎたよ、悪い」

    ヒストリア「…うん、私も、ごめん…」

    エレン「あぁっと、そうだ一つ言うの忘れてたんだけど、と言うか話を折るような言い方するんだが、いいか?」

    ヒストリア「?う、うん、いいよ…?」

    エレン「…その、さ俺お前を守ってるんじゃないんだよ、実は…」

    ヒストリア「え…?」

    エレン「…まぁ、お前も気づいてたと思うけど俺の目的は、お前が向こうに戻る?のか?行く理由、それと何故か知らねえが向こうに連れて行かなかった場合訓練兵の命を狩る理由、そしてお前が偽名を名乗ってでもこんな危ない場所に来た??理由が知りたい、それだけだ」

    ヒストリア「そ、それだけの為に…?」

    エレン「あぁ、って言っても結局はお前を守る事、あいつらに渡さねえこと、目的は全く最初と変わらねえんだけどな」

    ヒストリア「…そっか、でもどうするつもり、なの?」

    エレン「?何がだ?」

    ヒストリア「何がだって・・・貴族の人達のはどうするつもりで…」
  30. 30 : : 2015/05/04(月) 16:40:06
    エレン「??そんなの決まってんだろ、今行った俺の目的、そしてもう一つはこんな事をしようとした奴、主犯者を懲らしめる、それだけだ」

    ヒストリア「!?き、貴族の人達に手出すの!?」

    エレン「?何かいけないのか?」

    ヒストリア「!!そんな事したらエレン貴方は!」

    エレン「…まぁ、いくら馬鹿って言ってもそのくらいはわかるさ」

    ヒストリア「じゃあ!!エレン「でもそれでも俺は絶対にお前をあいつらに渡さない!!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「絶対に渡さない、と言うよりお前を向こうに渡した瞬間、変な事言うがお前死ぬかもしれねえしな」

    ヒストリア「!?」

    エレン「ほんっと、こう言う時に限って何かそう思っちまう」

    ヒストリア「…(死ぬ…」

    エレン「…まぁ、この出来事が解決したらそこからはお前の自由だ」

    ヒストリア「!?自由・・・?」

    エレン「あぁ、誰にも邪魔されず自分自身で自分の意思で自由に選択ができる事だな」

    ヒストリア「(…自由)」

    エレン「…さて、とこんな所でぼーっとしてる暇もねえな、何か目的立てるか」

    ヒストリア「目的…?」

    エレン「あぁ、今の俺の目的はお前のその件、だけだけど敵が一体どれだけいるかわかんねえしな」

    ヒストリア「…それ以前に何百人も居る兵を相手にしようとするエレンがどうかしてるけどね…」

    エレン「…そこは何も言わないでほしかったが…」

    ヒストリア「…ごめん」

    エレン「…まぁ、良いか…!!そうだ」

    ヒストリア「…ん?」

    エレン「確か貴族の奴等ってウォール・シーナに居るんだよな?」

    ヒストリア「…そうだけど」

    エレン「よし!目的決まったぞ!」

    ヒストリア「…何するつもりなの?」

    エレン「ん?そんなの決まってんだろ、ウォール・シーナに行ってその主犯者である奴を捕まえて聞き出して懲らしめるんだよ」

    ヒストリア「!?そんなの無理に決まってるわ!!」

    エレン「…何でだよ?」

    ヒストリア「多分だけどその言ってきたのは私のお父さんだわ…」

    エレン「!?お前の親…!?」

    ヒストリア「えぇ…しかもレイス家は王家に等しいもの、警備まみれよ…」

    エレン「…そっか」

    ヒストリア「…えぇ、だから諦めエレン「まぁ、そんなんで諦めるわけがねえけどな」

    ヒストリア「なっ…!?」

    エレン「当たり前だろ?それにここら辺で待ってて敵全員何て相手にしてらんねえよ、直接行って直接ぶん殴る、こっちの方が良いに決まってる!」

    ヒストリア「…エレン、貴方の考えてる事が自殺行為すぎてそろそろ溜息出そう…」

    エレン「ん、あ、そうか、まぁいいやどうせ俺がやるんだ」

    ヒストリア「…」

    エレン「まぁ、宣言通り絶対に守ってやる、約束だ」

    ヒストリア「…えぇ、ありがとう…」

    エレン「あぁ!」

    そこでヒストリアは思った、私の目の前に居る男は何でこんなにも自信満々に満ち溢れているのだろうか、自分とは真逆で羨ましい、そう思ったのであった
  31. 31 : : 2015/05/04(月) 16:40:36
    本当申し訳ないです><ssnoteが重すぎて中々開けなくて放置してました・・・(*_*;
  32. 32 : : 2015/05/04(月) 17:13:09
    エレン「よし、じゃあそろそろ行くか」

    ヒストリア「ん、うん、そうだね」

    と言いヒストリアは立った

    グゥ~

    エレン「?ん?何だ?今の音」

    ヒストリア「・・・///」

    エレン「?ん?もしかして、お前?」

    ヒストリア「・・・///う、うん・・・///」

    ヒストリアはお腹の音が鳴った事に恥ずかしく思った

    エレン「そう言えば、今日朝何にも食ってねえな…よし、適当に買うか」

    ヒストリア「…ん?でも、町中に居るんじゃ…」

    エレン「…あぁ~、まぁ何とかなるだろ、ほら行くぞ!」

    ヒストリア「!?ちょ、待ってよ!」

    そう言いエレンはヒストリアの手を取り影がある場所から出た。

    町通り

    エレン「もうすぐで昼かぁ」

    ヒストリア「うん、大体そのくらい、今11時30分くらい」

    エレン「そうかぁ、にしても俺も腹減ってきたなぁ」

    ヒストリア「…ねぇ、エレン」

    エレン「ん~、なんだぁ?」

    エレンは食べ物屋を探しながら言っています

    ヒストリア「…何で、そんなに平気、で居られるの?」

    エレン「ん、平気?」

    ヒストリア「…うん、だって皆から狙われてるのに…」

    エレン「…う~ん、そうだなぁ気にしててもしょうがねえし、それ以前に腹が空いてちゃ戦うのも無理だしなぁ」

    ヒストリア「…確かに、そうだけど…」

    エレン「…(…こいつ、どんだけ昔酷い事があったんだ??)」

    とエレンは思った、理由はマイナス思考、クリスタの時とは違ってマイナス面にばかり傾いていると言った方が良いだろうか

    エレン「…まぁ、ヒストリアは気にすんな」

    ヒストリア「…え?」

    エレン「狙われてるって言ってもお前は捕まえられるだけ、だけど俺は違う」

    ヒストリア「…殺される…?」

    エレン「あぁ、っと言ってもミカサとアルミンは知らねえけどな」

    ヒストリア「…そっか、そうだね…」

    エレン「…あまり暗い雰囲気もだめだな、おっ!そこにパスタ屋さんあるじゃねえか!」

    ヒストリア「…え?って待ってよ!」

    とヒストリはエレンに引っ張られながらパスタ屋さんに入った

    パスタ屋・・・

    エレン「ん~、何にするか…」

    ヒストリア「…何にするかって、命狙われてるのにエレン凄いね…」

    エレン「まっ、こうでもしないと緊張解れちまうし」

    ヒストリア「…(この状態が一番緊張解れてるんだけど…)」

    そうヒストリアはあくまで心の中でツッコンだ

  33. 33 : : 2015/05/04(月) 17:13:14
    エレン「ん~、俺はミートスパゲッティでいっか、おいヒストリア」

    ヒストリア「…ん?何…?」

    エレン「お前は何にするんだ?」

    ヒストリア「え、何にするって…」

    エレン「ん?食べ物に決まってんだろ?」

    ヒストリア「…でも、私お金エレン「は?」

    ヒストリア「…え?」

    エレン「お金何て俺が払うに決まってんだろ?つうかお金の心配をしているお前の方が俺より色んな意味で心配だ」

    ヒストリア「??どういう事??」

    エレン「あぁ~・・・説明が面倒だ!それより早く選んでくれ!」

    ヒストリア「…いいの?」

    エレン「何が?」

    ヒストリア「…奢ってもらっちゃって…」

    エレン「…はぁ、良いに決まってんだろ、誰だよ女に払わせる奴って」

    ヒストリア「!?へぇ~、エレンってそんな考え持ってたんだ」

    エレン「?どういう事だよ…」

    ヒストリア「ん、うん、エレンだったらエレン『そのくらい自分で払えよ!』って言いそうだったから」

    エレン「…まぁ、男だったらそう言うな」

    ヒストリア「へぇ、そうなんだ」

    エレン「あぁ、ってだから!早く選んでくれ!」

    ヒストリア「!あ、うんごめん…」

    エレン「…(…こいつ、前の時と違って人間身が出ててかなりいいな)」

    そうエレンはヒストリアの言っている事、表情を見て思った

    ヒストリア「…ん?何?」

    エレン「ん、いんや、何でも、それより決まったか?」

    ヒストリア「うん、決まった」

    エレン「どれだ?」

    ヒストリア「ボンゴレスパゲッティ」

    エレン「ん、わかった、すみませーん!!」

    そう言い店員が来て注文をし店員は行った

    エレン「ふぅ、にしても」

    ヒストリア「?」

    エレン「まさか俺達がこんな普通に食べ物屋さんで食ってるとは思わねえだろうな」

    ヒストリア「…多分、そうだろうね」

    エレン「あぁ、ん?」

    ヒストリア「?どうしたの?」

    エレン「いや、お前のその耳の下の怪我、どうした?」

    ヒストリア「…あぁ、これか」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「…これは、小さい時に自分の家の周辺に居た子供達が投げてきた石の傷」

    エレン「!?」

    そうエレンはヒストリアから聞き、顔の表情が険しくなった

    ヒストリア「…でも、まぁいつもの事だったから別に何とも思ってないけどね…」

    エレン「…そっか、にしても、石を投げる、か只事じゃねえな、それ」

    ヒストリア「…うん」

    エレン「…まっ、お前のプライバシーに関わる気はないけどな」

    ヒストリア「…うん、そうした方が良いと思うよ」

    エレン「…何でだ?」

    ヒストリア「…聞いたら、多分嫌うと思う、と言うより失望すると思うから…」

    エレン「…そっか、じゃあ今は聞かねえ」

    ヒストリア「…?今、は?」

    エレン「あぁ、今は、だ」

    ヒストリア「…って事はいつか聞くの?」

    エレン「ん、あぁこの戦いが終わったら聞かせてもらう!」

    ヒストリア「…うん、わかった」
  34. 34 : : 2015/05/04(月) 17:30:07
    私は普通ですけど重いですか?
    期待です
  35. 35 : : 2015/05/04(月) 17:39:59
    おっ、ありがとうございます!

    はい、何かしらないんですけど、エラーばかりでw

    入れませんでした
  36. 36 : : 2015/05/04(月) 18:00:41
    こんにちは!主です!かなり久しぶりに書いてみたんですが、どうですかね?皆さん
  37. 37 : : 2015/05/04(月) 18:54:07
    ヒストリア「…ふぅ」

    そう言いヒストリアは机に体を預けるように座った

    エレン「ん、どうした?疲れたか?」

    ヒストリア「…うん、ちょっとね…」

    エレン「…そっか」

    と、それは当然だとエレンは思った、自分が今狙われている状況なのである、疲れない方がどうかしていると思った

    エレン「…俺もちょっと疲れたな」

    そう言いエレンは椅子に体全体を預けるように姿勢を変えた

    ヒストリア「…そう言えばさっき思ったんだけど」

    エレン「…ん?」

    ヒストリア「エレンって、体術と言うか、喧嘩?強いんだね」

    エレン「…ん、あぁ昔よく喧嘩してたからな」

    ヒストリア「喧嘩…?」

    エレン「あぁ、昔俺とアルミンとミカサ三人でよく喧嘩してたんだ」

    ヒストリア「…ん?喧嘩…?」

    エレン「ん、あぁいや俺がミカサとアルミンと喧嘩してたってわけじゃないぞ??町に居た奴がよくアルミンを虐めててそいつらと喧嘩してたって意味」

    ヒストリア「へぇ、そういう事なんだ」

    エレン「うん、っておっ、来た来た!」

    ヒストリア「…ん?」

    そう振り向いてみると店人の人が料理を持っていた

    店人「こちらのミートスパゲッティhエレン「あっ、俺の!」

    店人「はい、ではこちらがボンゴレスパゲッティです」

    そう言い店人は料理を置いた

    ヒストリア「…ありがとうございます」

    店人「では、ごゆっくり」

    そう言い店人は奥に消えて行った

    エレン「アムッ、モグモグ!んっ、美味い美味い!」

    ヒストリア「んっ、ってもう食べてたんだ」

    エレン「あぁ!美味いぞ!モグモグ!」

    ヒストリア「…アムッ、モグモグ…」

    エレン「モグモグ、にしても久しぶりだよなぁ、町で食べるの」

    ヒストリア「ん、うんそうだね」

    エレン「訓練所の飯って硬いパン、本当あれは無いよなぁ~」

    ヒストリア「…確かにそう、だね。でも食べれるだけましじゃない?」

    エレン「アムッモグモグ、んっ、そう言えばそうだな」

    そう言いながらエレンはモグモグと食う

    ヒストリア「…初めて、だな」

    エレン「モグモグ、ん?何がだ?」

    ヒストリア「…他の人と一緒に食べるの」

    エレン「モグモグ、ゴクッ、ん?どういう事だ?」

    ヒストリア「ん、あっ、うん…前の自分じゃなくて今の自分は他人と一緒に食べた事がないなって…」

    エレン「??ユミルと一緒に食べてたじゃねえかお前」

    ヒストリア「…それはあくまでクリスタ、今の私ヒストリアはずっと他人と一緒に食べた事がなかったから…」

    エレン「モグモグ、ん…?他人と一緒に食べた事がないって…生まれた時とかhヒストリア「生まれた時の記憶はないけど、小さい頃から誰かと一緒に食べてたって記憶はどこにもない…」

    エレン「…まじか…」

    ヒストリア「…うん、だから今、かなり幸せ…」

    エレン「…そっか(…いくらなんでもありえないと思ったけど、本当らしいな…どんな生活、してきたんだ…?こいつの過去はいったい…)良かったな」

    ヒストリア「…うん」

    エレン「…」フフッ

    ヒストリア「?ん、何…?」

    エレン「ん?いいや、ただお前やっと少し笑ったなって」

    ヒストリア「…え…」

    そうヒストリアは驚いた顔をしながら顔を上げた

    エレン「少しずつだけど人間身、出てきてんな」

    ヒストリア「!!…うん…」

    エレン「…(良かったな…)」

    と少々微笑んで見えるヒストリアにエレンは声には出さず心の中で 良かったな と言った

    そしてそれから他愛ない話をしながら食べ終わった
  38. 38 : : 2015/05/04(月) 20:52:16
    期待です
  39. 39 : : 2015/05/05(火) 15:53:22
    エレン「さて、と。食べ終わったし、そろそろ行くか」

    ヒストリア「ん…うん、そうだね」

    そう言いエレンとヒストリアは立ち上がり、会計を済ませる為、レシート?の様な物を持ちレジへ行った

    定員「お会計????円です」

    エレン「えっと」ポンポン

    エレン「ん?どうした?」

    ヒストリア「本当に、良いの…?」

    エレン「?何がだ??」

    ヒストリア「お金…」

    エレン「…はぁ、良いって言ってんだろ?」

    ヒストリア「…でも、訓練兵ってお金少ないし…」

    エレン「…良いんだよ、それに今は緊急事態だ別に金何てどうでもいいんだよ、っとすみません」

    定員「いえいえ、平気ですよ、このご時世ですもの」

    エレン「ははは…」

    そう定員のおばさんに言われエレンは苦笑いした

    ヒストリア「…じゃあ、もし私が助かったら渡すよ、このお金」

    エレン「はい、ありがとうごいました!、ん?何か言ったか?」

    とエレンとヒストリアは会計をすまし、街に出た時に聞いた

    ヒストリア「…もし私が助かったら返すよって、お金」

    エレン「ん、あぁわかった、って助かったらじゃねえよ」

    ヒストリア「え?」

    エレン「助かったらじゃねえ、絶対助かるんだよ、守ってやるって言ったろ??」

    ビシッ

    ヒストリア「痛っ…」

    エレン「よし、そろそろ行くか、ブラブラしてても怪しまれるし」

    ヒストリア「…うん」

    ちなみに今ヒストリアが痛っと言ったのはデコピンをしたからである、そしてまた今エレンとヒストリアは和服です、訓練服だとこんな所で何をしているんだ、と怪しまれるので

    そしてそれから二人は何だかんだブラブラしながら5分間ぐらい歩いていた

    エレン「ん~…何か必要な、物ってあるかな…」

    ヒストリア「…必要な、物?」

    エレン「ん、あぁほら、いくらなんでも大勢相手にするんだ、体力が持たねえし、喉乾くだろ」

    ヒストリア「…そう言えば、そうだね」

    エレン「あぁ、だから必要あるかなぁって」

    ヒストリア「…そっか、そういう事d」ガシッ!

    エレン「ん~…どうするか、どうすれば良いと思う?ヒストリ、ア・・・?は、え、ヒストリア、ヒストリア!!?」

    とエレンは目を離した隙に後ろに居たヒストリアは消えていた

    そして四方見回していた時に

    きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

    エレン「!?ヒストリア!!?どこだ!!!」

    ヒストリア「きゃあああああああああ!!!エレン!!!助けてっ!!!やめて・・・!!エレン!!こっtムグッ!!」

    とヒストリアは助けを呼ぼうとしたが、口を手で塞がれうまく声が出せない、普通この場合助けが来ず、そのまま連れ去られるが、今は違った

    エレン「!!あそこか!!」

    そうエレンは耳が良い、だから気づき全速力で走った

    訓練兵1「っくそ!!声出すなよ!!」

    訓練兵2「おい!!暴れるなって!!」

    訓練兵3「おい!あまり手荒な真似するな!傷でもつけたら俺等死ぬぞ!?」

    訓練兵1、2「「!!」」ゾクッ

    と訓練兵達にヒストリアは連れ去られそうになっているのである

    エレン「待てよ!!!!お前等!!!!」

    訓練兵1「!!?なっ!?あ、あいつエレンじゃねえか!!?」

    訓練兵2「何であいつが…って!!そうだ!!訓練所に居ないって言ってたじゃねえか!!」

    訓練兵3「って事は!!あいつが裏切り者かよ!?」

    そう訓練兵達は惚けていたと思いきや、違ったらしい完全にわかっていなかったらしい

    訓練兵1「つうかあいつ何で馬のスピードについてこれるんだよ!!?」

    訓練兵2「それにあいつ体力も化け物じゃねえか!?」

    訓練兵3「ま、まぁ追いつけないだろ!どうせ!!」

    そこで訓練兵達は油断していた、エレンは序列10位中、5位なのである、ただでさえ10位以内に入るのに困難なのが、それが第5位、勿論化け物であった

    タッタッタッタッタ!!!!

    エレン「っ!!ヒストリアを…返せよ!!」

    スタッ!!!

    訓練兵1「えっ…」

    訓練兵2「     」

    訓練兵3「は…ぃ…?」

    何故訓練兵達が驚いたのかと言うと、エレンは疲れたのか腰を低くしたのかと思いきや、違った、腰を低くし、ジャンプしたのである、しかも走りながらである


  40. 40 : : 2015/05/05(火) 15:53:29
    ボンッ!!←ジャンプした音

    ドサッ!!

    訓練兵1「…!!ひぃ!!!?」

    訓練兵2「え、ちょ…」

    訓練兵3「ま、じ、かよ…」

    エレン「ハァハァハァハァ、覚悟しろよ、お前等!!」

    訓練兵2、3「「やめt」」

    そう言う前にエレンは2、3をボコボコに殴り倒した

    エレン「ハァハァハァ…、後、一人だな…」

    訓練兵1「ひっ…」

    その時のエレンの目は獲物を確実に刈り取る目だった

    訓練兵1「…ぅ、ぅわあああああ!!!」

    エレン「!!?(まじ、かよ!!?)」

    と気でも狂ったのか訓練兵1はポケットにしまってあったペーパーナイフを出しエレンに突き刺すように振り回してきた

    フォン!!

    エレン「っ・・・!!(危なっ、って!!もう片方m!!)」

    と何とか神一筋の所で顔を横に逸らし避けるが

    訓練兵1「うぁぁぁぁぁ!!」

    ともう片方もある事がわからずエレンは

    ブスッ!!

    エレン「っ!!」

    訓練兵1「がぁぁぁぁ!!」

    訓練兵1は耳が痛くなるような奇声を発し、刺した部分をおしこめてくる、ちなみに刺さった部分は二の腕である

    エレン「っ、くそがっ!!!」

    バキッ!!

    訓練兵1「おえっ!!!」

    エレンはこの時仲間に向かって刃物を向けてきた訓練兵1に腹が立ちつい、本気で肋骨に向かって肘、そして足で蹴ったのである、多分この時訓練兵1は肋骨の骨が折れ、内臓に刺さったのであろう、口から血を噴き倒れた

    訓練兵1「うっ・・・ぶっ・・・」

    エレン「ハァハァ…っ、痛っ…!!」

    エレンの二の腕に刺さったペーパーナイフを抜き投げ出し、そして訓練兵1が持っていた水筒の水を傷口に掛け、予備に持っていた、包帯を巻いた

    ギュッ!!

    エレン「っ…(痛てぇ…)」

    そう思いながらもきつく締めた、勿論こんな事だけじゃ止血などできたわけでもない、すぐに包帯が血で滲んでくる

    エレン「ハァハァハァハァ、って…ヒストリア!!」

    と縄に縛られ、口にはロープが巻かれていた

    エレン「(今解いてやるからっ!!)」

    そう思い、エレンは縄、ロープを解いた

    エレン「ハァハァハァハァ…」

    と息を切らしながらヒストリアを見て見ると、縛ってあった所中跡がついていた

    エレン「…普通女にこんな事するかよって…俺も人の事言えねえか…じゃなくて、おい!!ヒストリア!!」

    ヒストリア「…」

    エレン「おい!!」

    ヒストリア「…」

    エレン「…だめか、気絶してるな」

    とエレンはヒストリアに何度も何度も呼びかけをしたが、起きる気配はなし、そこでエレンは気絶してるだろう、と判断し

    エレン「仕方ねえ」

    そう思い、エレンはヒストリアをおんぶした

    エレン「っ(傷口に当たる…)…行くか」

    だが、こんな所で終わるわけがなく

    スタ、スタ、スタ、ストッ←馬車から降りた音

    エレン「…よっと」

    とヒストリアが落っこちそうになったのでちゃんと乗っからせた

    そして歩きだそうとした時に

    スタスタスタスタ

    エレン「!!」

    エレンの前に現れたのは

    ミーナ「…エレン…」

    トーマス「エレン…」

    エレン「ミーナ…トーマス…(…まさか、そっこうにまた戦闘かよ…)」

    そう思いエレンは

    エレン「ヒストリア」

    エレンはヒストリアの名前を呼び壁に体を預けるようにし、降ろした

    エレン「ちょっと行ってくるわ」

    ヒストリア「・・・」

    と聞こえるはずもないヒストリアに優しく、うるさくないように言い

    スタスタスタ

    エレン「今度はお前等二人か」

    ミーナ「…エレン…どうして…」

    トーマス「…」

    と戦闘がはじまりそうだった
  41. 41 : : 2015/05/05(火) 15:56:43
    ボスラッシュのようでボスラッシュではない戦闘続きですね~( *´艸`)

    皆さん見てますかね?
  42. 42 : : 2015/05/05(火) 17:24:43
    トーマス「なぁ、エレン…聞いて、いいかな?」

    エレン「…何だ?トーマス」

    トーマス「…どうして、クリスタ、いやヒストリアの味方、してるの…?」

    ミーナ「!」

    とミーナもそれが聞きたかったらしい目をしながらエレンを見た

    エレン「…俺は、あの貴族の奴等の言っている事がおかしいと思ったからだ」

    トーマス「おかしい…?」

    エレン「あぁ、おかしいと思ったんだよ・・・」

    トーマス「・・・な、何がおかしいんだい??」

    エレン「・・・そんなの決まってんだろ、あいつらヒストリアの事引き渡してくれって言ったんだろ?」

    トーマス「う、うん・・・」

    エレン「そこまでは別に普通に聞こえる、だけどな、その後だヒストリアを渡してくれって言った後に何て言った?」

    トーマス「え、えっと、引き渡して貰えなかったら訓練兵の命を捧げよって・・・」

    エレン「・・・覚えてんじゃねえかよ!!」

    トーマス「!?」ビクッ

    ミーナ「っ!!」ビクッ

    エレン「・・・お前等、それがおかしいと思わねえのかよ!?」

    トーマス「・・・え、えっと、うん・・・思わないんだけど・・・何がおかしいんだい・・・?」

    エレン「!?」

    ミーナ「う、うん。私もそれは変だとは思わなかったけど・・・」

    エレン「・・・普通、巨人に命を捧げよって言われたら普通、でもないが普通に見えるぞ、だけどな、今回の違うぞ!!同じ人間に命を捧げよ何て言われたんだぞ!?」

    トーマス「っ・・・!!」

    ミーナ「・・・!そ、それ、は・・・」

    この二人も薄々おかしいと思っていた、だがこの計画に反対するもの、反論があるものは殺される、と言う脅しに己の考えが鈍っていた、と言うより考える事をやめていたのである

    エレン「それにだ!!ヒストリアが偽名を名乗ってまでこんな危ない所まで来たんだぞ!?しかも訓練兵だぞ!?意味わかんねえだろ!!貴族だったらぶくぶくに太れるくらいまで食べ物食べられるんだぞ!?襲われないんだぞ!?寝れるんだぞ!?何でそんな奴がこんな所まで来るんだよ!?何でそんな奴が偽名を名乗ってでもこんな所来るんだよ!?そんなの決まってんだろ!!貴族の奴等に何かされたからこんな所に来たに決まってんだろ!!いい加減わかれよ!!お前等!!!あんな所にヒストリアを送ったらどうなると思ってんだよ!!殺されるか何かされるに決まってんだろ!!無事なわけねえだろうが!!」

    エレン「ハァハァハァハァ」

    トーマス「・・・」

    ミーナ「・・・」

    とエレンもエレンで頭に血が上り早口で大声何を言っているかさえわからないエレンだった、それに対してトーマスとミーナは何も言えないでいた、それはわかっていたからだった、論破できる言語などすべでなかったからである、つまり完敗だった。だがここで負け惜しみとしてトーマスは言った

    トーマス「っ、そんなの・・・そんなのわかってるよ!!!!」

    エレン「!!」

    トーマス「わかってるけど!!!命を自分の命を握られてるんだぞ!?あいつ等に!そんな状況で他人何て救おう何て思わねえよ!!エレン!!お前とは違うんだよ!!」

    と言った立て続けに

    ミーナ「っ…そうだよ!!!エレンとは違うんだよ!!皆!!エレンは死ぬの怖くないかもしれないよ!?でも私達は怖いの!!自分達の事で精一杯なの!!他人がどうこう何て言ってる暇ないの!!」

    エレン「・・・」

    そこでエレンは思った、こいつ等訓練兵は一体どんな意味で、訓練兵、などと言う名前を背負っているのかと

    エレン「…お前等…」

    トーマス「…」

    ミーナ「…」

    エレン「歯、食いしばれよ…!!!」
  43. 43 : : 2015/05/05(火) 17:24:49
    トーマミーナ「「!!」」

    とエレンが突然とてつもない殺気を出しながら走ってきたのである

    そして

    フォン!!

    バキッ!

    トーマス「っ!!」

    ミーナ「うっ・・・!」

    と体重の乗った固く握った右拳で思いっきり殴られたのである

    ドサッ!

    トーマス「いっ・・・」

    ミーナ「っ、いきなり何するnエレン「そんな腐った根性で何で訓練兵になろうと思ったんだよ!!てめえらは!!」

    トーマス「!・・・」

    ミーナ「・・・」

    エレン「仲間一人救えない奴が巨人を倒せるなんて思うなよ!!
    死ぬのが怖くない?怖いに決まってんだろうが!!俺だって死ぬのは怖いさ!!でもなっ!!一番怖い目に合ってるのはこいつだよ!!こいつ!!」

    トーマミーナ「「!!」」

    そうエレンが言いながら指を指したのはヒストリアだった

    エレン「巨人だったらむしろ怖いと思うさ!!だけどな!今回のはちげえよ!!同じ仲間だった訓練兵の奴等!人間から狙われてんだぞ!?今まで楽しく過ごしてきた仲間に狙われる!どれだけ心が傷つくと思ってんだよ!!お前等!!」

    ともうエレンは言っている事が斜め上に行っていた、そこでトーマスは言おうとしたがエレンのあまりの怒声に怯んでいた、ミーナもだった

    エレン「ハァハァハァ、もうやめだ」

    トーマミーナ「「!?」」

    エレン「お前等と話してたって解決何てする筈がねえよ話の主旨を全く理解してねえ!」

    トーマス「っ!!理解しtエレン「理解してたとしてもそれを実行できないんじゃ何者でもねえよ!!」

    トーマス「っ・・・!」

    ミーナ「・・・」

    エレン「じゃあな、もう行くわ」

    エレンはそう言いヒストリアの元に行きヒストリアを抱え込もうとした時に

    トーマス「・・・わかった」

    ミーナ「え・・・?」

    エレン「?」

    トーマス「僕達と勝負をして、勝てたら行かせてあげる」

    ミーナ「!?ちょ、ちょっと!!トーマス!!」

    エレン「・・・はぁ、わかったよ」

    ミーナ「こ、こんな勝負何の意味も!!」

    トーマス「あるよ」

    ミーナ「!?」

    トーマス「だって、このままエレン、行かせちゃったら僕達何しに来たのかわかんないじゃん・・・」

    ミーナ「!!、だね・・・そうだね!!」

    とミーナは考え込み判断した

    エレン「・・・そうか、じゃあ行かせてもらうぞ!、ヒストリアちょっとまた行ってくる」

    そう言い準備運動として、手首を回し

    エレン「行くぞ!!」

    トーマミーナ「「!!」」

    とエレンは全速力で走り出した
  44. 44 : : 2015/05/05(火) 17:26:21
    疲れるぅ~・・・><
  45. 45 : : 2015/05/05(火) 18:17:33
    Round2:エレンvsトーマス&ミーナ(同じ班の奴等)

    タッタッタッタ!!!

    エレン「おらっ!!」

    フォン!!

    トーマス「ぐっ!!(重い・・・!!)」

    と走ってきた勢い+体重の重なった鋭い拳がトーマスの腕に直撃し、トーマスは少々後ろに飛ばされた。

    エレン「っく・・・!」

    トーマス(ミーナ!!)

    ミーナ「(!!うん!)うぉりゃ!!」

    エレン「!?」

    トーマスは目の合図でミーナに、攻撃、しろと送ったのである、そこでミーナは頷きエレンに向かって回し蹴りをした

    だがミーナの蹴りは成人男性の蹴りと同じくらいなので見事受け止められる

    エレン「っ!!(ミーナの蹴りなら何とか・・・!!)」

    と片手で何とか封じた、だがこれは罠だった、そう今の状態だとエレンは身動きができないので

    トーマス「うぉら!!」

    エレン「おわっ!?」

    とこっちも周り蹴り、と言うより足払いをされエレンはずっこける、と思いきやエレンはトーマスに首元を掴まれ

    トーマス「ふんっ!!」

    エレン「!?」

    バキッ

    トーマスは馬鹿力を出す為に大きな声をだした、つまりリミッター解除に似たような物だった、そこで攻撃したのは片手でエレンの顔面に拳を振ったのである、そこで身動きが一切できないエレンは見事顔面にくらい

    エレン「ぐっ!!?」

    とトーマスの拳は見事クリーンヒットし、顔の骨、特に鼻の骨にはひびが入ったのである

    エレン「っぐ!!あぁぁぁぁぁぁ!!」

    エレンは勿論悲鳴をあげる、だが昔からずっと喧嘩をしていたのか、すぐに立ち上がった

    エレン「っぐ・・・てめぇ…トーマス…」

    トーマス「…仕方ないよ、エレンは行かせられないもん…」

    ミーナ「っ・・・」

    ミーナはやはり女の子である、少し目を逸らしていた

    エレン「(くっそぉ…鼻の骨逝ったか…痛っ…)」ポタポタ

    エレンは鼻から血を流していた、しかもかなりの量

    そして、口の中からも血が出てきたのである

    エレン「っ!!っぺ!!ハァハァ」

    トーマス「・・・!ミーナ!一気にやるよ!」

    ミーナ「!うん!」

    エレン「っ!!」

    とエレンが怯んでいる所でトーマスとミーナは二人同時に攻撃を仕掛けてきた

    エレン「っち!!(こんな状態で…!!)」

    トーマス「おらっ!!」

    ミーナ「せいっ!!」

    トーマスは拳を上からミーナは下から蹴り、と防御しにくいやり方でしてきたのである

    エレン「(まずい…!)」

    エレンは咄嗟にクロスガードをし、何とか防いだ蹴りの方も顔の方だったので防げた、だが二発目の事がわからなかった

    トーマス「うぉっら!!」

    エレン「!?(アッパー!?)」

    トーマスはエレンがクロスガードを下げた隙にアッパーをしてきた

    エレン「(やばい・・・!!)」

    と何とか避け、そしてやっとそこで

    エレン「(ここだ!!悪いなトーマス!!)」

    エレンは卑劣なやり方で地面に落ちている砂、葉っぱをばら撒いたのである

  46. 46 : : 2015/05/05(火) 18:17:39
    トーマス「っ!?前が見え・・・!!」

    ミーナ「おりゃ!!」

    とトーマスが怯んでいる隙にミーナも殴る攻撃をしかけるが

    エレン「(ミーナ一人ならなんとかなる!!)」

    そう思いエレンはカウンターをしようとしたその時

    トーマス「!!そらっ!!」

    エレン「!?ごはっ!!」

    とトーマスは無茶苦茶に暴れ、偶然蹴りがエレンの腹に直撃した

    メキメキメキ・・・!!

    エレン「ぶへっ!!(内臓が・・・!!やられる・・・!!)」

    そう思いエレンは腹に力を入れ、何とか保ったが

    エレン「っげほげほ!!ぶっ!!」

    そこで弱っているエレンに容赦のないミーナの右ストレートが直撃した

    エレン「がはっ…!!(こいつら…!急所の所ばかり狙ってきて…!!)」

    ミーナ「!!トーマス!!今だよ!!」

    トーマス「!!あぁ!!」

    そうミーナは言いエレンに向かって二人同時に拳を上げた

    エレン「(くっそ!!手も足も出ねえ…どうすれば…!そうだ!)」

    エレンが思った事それは殴りに行くんじゃなく、脅せば良いんじゃないかと思った

    エレン「(…一か八かだ…!!)」

    エレンはそう思い、ミーナなら何とかなるだろうと思いエレンは立った

    エレン「っ!!うぉぉぉぉ!!」

    ミーナ「!?えっ!?」

    トーマス「え!?」

    とエレンが突然立った事と突然の怒声にビックリし、一瞬止まってしまい、そのままドミノ倒しの如く倒れそうになるミーナとその後ろに居るトーマスに

    エレン「(ここだ…!これしかねえ!!)」

    エレンがここしかもう攻撃できる所が無いと思いミーナには強烈な右ストレートを打ち込んだ、流石に顔はやばいと思い腹にだ

    エレン「うぉぉぉ!!」

    フォン!!!!

    バァキ!!!!

    ミーナ「!!?うっ!!?ぶぅぅぅ!!」

    とミーナはエレンの右ストレートを見事くらい、しかもクリティカルヒットし、倒れた、やった途中に変な音がしたが無視し

    エレン「おらっ!!!喰らえ!!トーマス!!」

    バキッ!!ブチッ!

    トーマス「!!?ぼはt!!」

    とミカサに教えてもらったガゼルパンチをした(ガゼルパンチとは確か腰を低くし、上に突き上げるようなパンチ、アッパーの上の上を行くパンチ、の筈)

    変な音がしたが、おそらくトーマスは歯を閉じていない状態でガゼルパンチを喰らった為歯、もしくは舌が斬れたのかもしれない

    エレン「ハァハァハァハァx…」ポタポタポタポタ

    トーマス「    」ジワァ←血

    ミーナ「     」

    エレン「ハァハァ…っ!っぺ」

    エレン「ハァハァハァ…(っ、くっそぉ…やべえな…)」

    と自分の怪我を見て思った

    エレン「こいつら包帯持ってるかな…」

    そう思い弄ってみると運良く

    エレン「…絆創膏に包帯そして水…(ラッキーだな…)」

    と貰った、しかも二人共持っていた

    そしてエレンは腹に包帯を巻いた、何故かと言うと腹を見て見ると、内出血を起こしていたからである

    エレン「・・・(これ、やべえだろ…)…まぁ、良いか、っとそれよりヒストリア」

    と二人は倒れたままほったらかしにし、ヒストリアに近寄った

    スタ、スタ、スタ。ストッ

    エレン「(…一応確認してみるか)お~い!ヒストリア!」

    ユサユサ!!

    ヒストリア「・・・」

    エレン「・・・やっぱり、だめか?」

    と思いエレンはもう一回揺すろうとした時に

    ヒストリア「っん・・・?」

    エレン「!おっ!起きたか!」

    ヒストリア「ん…ここは…」

    エレン「ん?あ、えっとなちょっと人が通らない場所だな、まぁ裏通りだと思ってくれればいい」

    ヒストリア「…そう、なんだ…って…!!!」

    エレン「ん?どうしtヒストリア「どうしたじゃないよ!!!!」

    エレン「!?」

    と今まで見た事がないヒストリアの怒声にビックリした
  47. 47 : : 2015/05/05(火) 18:18:41
    え、エレンがやっべえ事になったww
  48. 48 : : 2015/05/05(火) 18:57:13
    ヒストリア「何よ・・・この傷!!?」

    エレン「えっ、あ、いや戦ってヒストリア「前私が言ったじゃない!!自分を大切にしてって!!」

    エレン「っ・・・」

    エレンは何も言い返せなかった、ついさっき、と言ってもエレンにとっては疲労が続いている為にかなりさっきに感じるが、やってしまったのである

    ヒストリア「私が気絶してる間に何があったの!?私が覚えてるのはあの訓練兵の人達に気絶させられた所までだけど!!」

    エレン「っ!!ちょ、ちょっと一旦落ち着けよ!!」

    ヒストリア「落ち着いて何て居られるか!!私にとってはエレン!貴方は掛け替えのない友人なの!!そんな人が傷ついてるのよ!?落ち着いて何て居られるwエレン「わかった!分かったから!!今は落ち着いてくれって!!」

    そう言いエレンはヒストリアの口を抑えた

    ヒストリア「ムゥ~!!?ムゥ~!!」

    エレン「あぁ!もう落ち着いてくれ!!説明するから!」

    とそれから5分間くらい落ち着かなかった

    5分後・・・

    ヒストリア「・・・」

    エレン「せ、説明するぞ?」

    ヒストリア「・・・」

    エレン「じゃ、じゃあ言うぞ!まずお前が気絶している間にあの訓練兵達を倒した、だけどその内一人がペーパーナイフを持ってたんだ、そこで小競り合いになって運悪くそいつのナイフが俺のこれ!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「ここに刺さったんだよ!」

    そうエレンはヒストリアにわかってもらおうと近寄って二の腕を見せた、そこの傷口は凄く痛々しいほどの傷だった、と言っても包帯で見えない、だが包帯が真っ赤になっているのでどれだけ傷が酷いのかわかった

    エレン「そしてそいつらを倒して、お前が気絶してるからお前をおんぶして行こうとした時にこの二人!」

    ヒストリア「っ!?」

    と指さした二人を見てヒストリアは驚いた、エレンの知り合い、と言うより同じ班であるトーマスとミーナだったからである

    エレン「にしても、この二人すっげえ強いのな、鼻は折られるし、肋骨も持って逝かれそうになるしよ」

    とそこでヒストリアは見た、エレンの居た痛いしい鼻にそして腹、包帯が巻いてある、だが包帯には何も血もない

    ヒストリア「・・・ねぇ、エレン」

    エレン「ん?何だ?」

    ヒストリア「…その腹に巻いてる包帯って何の意味が…?」

    エレン「ん、あぁ多分なんだけどな、体の中で腹、内出血おこしてる可能性があるからな」

    ヒストリア「!!?」

    そこでヒストリアはエレンがどれだけ傷ついてでも自分を守ってくれたことに

    ポタ、ポタポタポタ

    エレン「ん、雨?ってヒストリギュウ!!

    エレン「っ、ヒストリ、ア?」

    抱き付いてきたヒストリアを見て見ると酷く震えている

    エレン「おい!何かあったnヒストリア「さいめんなさいごめんなさい・・・!!」

    エレン「え、何て言ったヒストリア「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

    エレン「!!おい!ヒストリア!!」

    ヒストリア「!!」

    そこでヒストリアは目を覚ました、自分をこんな傷ついてでも守ってくれたエレンに誤っていたのである、無意識に

    エレン「何で謝ってんだよ!!」

    ヒストリア「だって!!こんな私何かのために!!ごめんなさい!!本当にごめんなさい!!私何て生きてちゃだめなのに!!ごめんなさい!!こんなゴミ何かの為n」

    パシンッ!!

    ヒストリア「!!」

    エレン「何かじゃねえよ!!お前はちゃんとした一人の人間に決まってんだろうが!!生きて良いに決まってんだろうが!!なんなら今からお前が生きて良い証拠見せてやるよ!!」

    ヒストリア「!!」

    エレン「俺はお前が必要だ!!過去に何があったか知らねえが俺はお前に生きてほしい!!俺の居場所はお前の居場所だ!!今からお前の居場所は俺の居場所だ!!もう自分を責めるな!!」

    プル、プルプルプル・・・!!

    ヒストリア「うっ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    ダキッ!!ドサッ!!

    エレン「もう全部吐き出せ!!お前は必要とされてんだよ!!俺に!!お前は要らなく何かねえよ!!変な事言うかもしれねえけど!!例えお前に味方が居なくなったとしても俺はお前の味方でありつづけるさ!!ずっとだ!!」

    ギュウ!!

    ヒストリア「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(エレン…)」

    エレン「もう大丈夫だ!お前は一人じゃねえ!!それにこの怪我は俺がやりたくてやった結果これなんだ!!気にするな!!同情とかそんな下らねえ事でなんてやってねえからな!!勘違いするなよ!!」

    とそれと同時に何故か雨も降ってきて、大雨になった、ちなみにエレンのこれは告白ではない

    そしてそれから10分間くらいずっと泣いていたヒストリア、そしてあやす様にエレンはきつくきつく抱きしめながら、頭を撫でていた。
  49. 49 : : 2015/05/05(火) 21:23:47
    期待!
  50. 50 : : 2015/05/06(水) 13:52:28
    そろそろやりたいと思います!(今日で休み終わり・・・)
  51. 51 : : 2015/05/06(水) 14:49:54
    そして、ヒストリアが泣いていて、10分後の事、その時にはどしゃ降りになっていた豪雨もなくなり、晴れていた。

    ヒストリア「ック…エック…」

    ッスッス←背中をさすっている

    エレン「…そろそろ、大丈夫か?」

    ヒストリア「…」ブンブン←頭を振った音

    エレン「まじか…」

    ヒストリア「…」コクコク

    エレン「(…はぁ~、どうしたもんか…)じゃあ後何分間ぐらいだ?」

    ヒストリア「…4分…」

    エレン「…はぁ、わかった4分な?4分以上は待たないぞ?」

    ヒストリア「…ぅん…」コクコク

    エレン「(…何だこれ…)」

    と先程までのヒストリアの気迫はなくなり小さな子供が大人に甘えてるかのような様子なのである

    エレン「(…にしても)」

    エレンは思った、先程の豪雨のせいで服はびしょびしょ、下手したら風邪が引くところである、今はただでさえ体力は温存してお行きたい所なのに豪雨のせいで余計体力がなくなるのである、だが、良いこともあった、それは傷口である。血止めが一応できていたのである、と言っても血はかなり流したが・・・

    エレン「(…なんつうか、最悪だ…)」

    だが今は幸いヒストリアが抱き付いているので人肌までには温まっていた。だがそれも豪雨で掻き消されているが

    とそうこう考えている内に

    ッス…

    エレン「ん、どうした?」

    ヒストリア「?もう4分たったよ…?」

    エレン「ん、まじか」

    ヒストリア「…うん」

    エレン「そっか、んじゃ行くか」

    ヒストリア「…うん、所で、さエレン」

    エレン「ん?何だ?」

    ここで普通だったら、さっきはありがとうとか言われるはずだが…

    ヒストリア「気になったんだけど、ウォールシーナまで馬車で行ったとしても一週間かかるのに、歩きでどうやって明日までに行くの…?」

    そうこの問題をエレンは忘れていたのであった、馬車で行ったとしてもかなり時間がかかるのである、今エレン達が居る所からシーナまでかなりの距離があるのである、大体1000kmはあるはず

    エレン「…!!?わ、忘れてた!!」

    ドサッ!←膝着く音

    ヒストリア「…ははっ…!」

    エレン「ぁ?」

    ヒストリア「!ふ、ふふ…ちょ、ちょっと…ふふっ…はははっ…!」

    ヒストリアは突然口に手を当てながらもう片方の手でお腹を抑えながら笑い始めた

    エレン「・・・、どうした?」

    ヒストリア「ふ、ふふっ…、ん、ううん…ただ今まで凄いかっこつけてたのに今になってしかもさっきの後にこれって、ふふっ…!」

    エレン「そ、そこまで笑うか?っつうか!かっこつけてなんかねえだろ!?」

    そうエレンは苦笑いしながら言った

    ヒストリア「っふぅ…ははっ、そうかもね、ごめんエレン」

    エレン「…あぁ(まぁ、良いか暗い顔してたし…)、ほら行くぞ」

    ヒストリア「!うん…」

    エレンはいい加減行こうぜと思い、ヒストリアに手をさし伸ばし、ギュッ!と握り

    エレン「よし、行くか!」

    ヒストリア「うん…」

    この時のヒストリアは少しだけだったけど前よりは顔色が腫れていたのである



  52. 52 : : 2015/05/06(水) 14:49:59
    スタスタスタスタスタスタスタ

    エレン「・・・(…今更だけど、すっげえ話す事ねぇな…)」

    そう今更すぎるが、本当に今更過ぎるがエレンとヒストリア、と言うよりクリスタは話した事がなかったのである。何故互いに名前を知っているかと言うと互いが訓練兵の中で有名だったからである、まずエレンは死に急ぎ野郎、そしてヒストリア事クリスタは、女神、神様、そしてライナー達が発していた結婚したい、である。一方でユミルからは死にたがり野郎と思われていたのである。ちなみに何故こうやって普通に話せているかは本人たちはわからない、ただ何となく会話が弾むだけなのである

    エレン「・・・(…空気…重い…)」

    そうエレンが思っていた時に、ヒストリアから

    ヒストリア「ねぇ…エレン…」

    エレン「!ん、何だ?(っびっくりしたぁ…)」

    ヒストリア「…っさっきは、ありがとう…」

    エレン「!あぁ、って言っても礼を言うほどでもないけどな、当たり前の事をしたわけだし」

    ヒストリア「…そっか、でも、ね私にとっては当たり前じゃないんだ…」

    エレン「…そうなのか?」

    ヒストリア「…うん、生まれて初めて、あ、クリスタじゃないよ?ヒストリアとして初めて、本当に初めてあんな事言われて、そして優しくしてもらえて、味方、ううん…私にとって友達ができた初めて…」

    エレン「…」

    スタスタスタスタスタ

    ヒストリア「本当にうれしかった…」

    エレン「…今は嬉しくないのか?」

    ヒストリア「あっ!!うんん…!今も嬉しいよ、証拠として今凄い心臓の鼓動が早いし、今凄い浮かれてるし、さっきの見てわかったでしょ…?私が笑ってたの」

    エレン「…まぁ、見りゃわかるな」

    ヒストリア「うん…だよね、だかrエレン「俺も…」

    ヒストリア「?」

    エレン「俺もお前の事友達だと思ってるぞ」

    ヒストリア「!!」

    エレン「お前がクリスタだった時は、こいつ一体何考えてるんだ?気持ち悪いな、あまり近寄りたくないな、何で自分の事後に回して犠牲にしてるんだ?って思ってた」

    ヒストリア「・・・っ」ズキッ

    エレン「・・・でも、違ったんだよな」

    ヒストリア「!」

    エレン「お前がクリスタからヒストリアになって、よ~くとは言えねえけど大体はお前の事わかった」

    ヒストリア「・・・」

    エレン「そこで俺が思った事は、こいつは本当は俺が思っていたよりずっと他の人間何かよりましで、他人思いで、そしてそれでいて感情表現が微妙に下手ででもそれでいて一番人間身がある気持ちの良い奴で良い奴なんだなと思った」

    ヒストリア「…エレンだって感情表現下手じゃん…」

    エレン「・・・ははっ、だな。で話戻るがこいつと友達になりたいなって思った、そしてまた、同時に守りたくなった」

    ヒストリア「…?守りたくなった…?」

    エレン「あぁ、ん?違うか、絶対に貴族の奴等に渡したくねえ、死なせたくねえ、こいつの過去の事知りたい、こいつの助けがしてえ、こいつの穴を埋めてやりたい、こいつと友達になりたい、そう思ってたんだ」

    ヒストリア「…エレンってたまに最後の語尾が過去形になってるから今は思われてないと思っちゃうんだよね…」

    エレン「…気にするな、と言うかお前も過去形使ってんだろうが」

    ヒストリア「…確かに、ごめん…」

    エレン「…話がこじれたが俺はこう思ってる」

    ヒストリア「…そっか、えっと、その…エレン…」

    エレン「ん~?何だ」

    ヒストリア「…その」

    ギュッ

    エレン「ん?何だ?」

    ヒストリア「…ありがとう」

    エレン「…あぁ、と言いたい所何だが」

    ヒストリア「…ん?」

    エレン「あまり腹に触れないでくれ、傷口がすっげえ痛いんだ…」

    ヒストリア「!!ごめん…」

    エレン「…あぁ」

    そう言いエレンとヒストリアはまた歩き始めた
  53. 53 : : 2015/05/06(水) 16:07:31
    スタスタスタスタスタ

    エレン「お前は」

    ヒストリア「え?」

    エレン「お前は、俺の事どう、思ってたんだ?」

    ヒストリア「!うん、そうだね…最初エレンを最初?かな、見て手思った事があった…」

    エレン「…何がだ?」

    ヒストリア「最初エレンを見た時は凄い怖い、って言うのかな、張り切ってたし、それに巨人を駆逐してやるって言葉を聞いた時、凄いなぁって思った」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「そして、えっとジャンと喧嘩してた時とかに死に急ぎ野郎って言われてた時に、あぁ、何かこの人と自分はどこか似てるなぁって思った所があったんだ…」

    エレン「…お前も、そう自分で言うのもおかしいけど、死に急いだ事とかあったのか?」

    ヒストリア「う~ん…どうなんだろうね…自分もよくわかってないんだけど…エレンは死に急ぎ野郎って言われてたけど、それはあくまで巨人を駆逐する=死にやすい、だから死に急ぐって言われてたんだと思う…でも、私は違う」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「私は、クリスタ・レンズだった時は、誰かの役に立ちたい、誰かに認められたい、褒められたいって言う一心で、巨人を倒して死んでしまえばとか、誰かが死にそうな時に自分が死んでしまえば、誰かが褒めてくれるかもしれない、あいつはああ言う奴だったんだな~とか思ってくれるかもしれない…そこでユミルに言われたことがあった、それはあだ名何だけど…」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「死にたがり野郎」

    エレン「死にたがり、野郎…」

    ヒストリア「うん…あ、それともう一つ理由があった…」

    エレン「…何だ?」

    ヒストリア「…うん、もう一つの理由は…死にたかった…」

    エレン「!・・・」

    そうヒストリアが言った事にエレンは表情に出るくらい驚いた

    ヒストリア「…誰からも認めてもらえなくて、誰からも必要とされずいつも一人だった…親には捨てられ、あ、ううん。この話はヒストリアの話だからやめる」

    エレン「・・・そっか」

    ヒストリア「…うん」

    エレン「・・・でも」

    ヒストリア「…?」

    エレン「…後ででも良いから、お前の過去、知りてえな…」

    ヒストリア「!!…うん、わかった。いつか教えるね、でね毎日死にたくて死にたくて、それで、死ぬんだったら誰かを守ったり、誰か一人でも認めてもらって死ねれば、良いかなって思ってたんだ…」

    エレン「・・・そう、なのか・・・」

    ヒストリア「・・・うん、それでまとめると、死にたがり野郎=その名の通り死にたい、自殺したいって事なんだ…、エレンとは反対…」

    エレン「・・・なるほどな」

    ヒストリア「うん…何か話が自分の話になっちゃったね…ごめん…」

    エレン「・・・別にいいよ」

    ヒストリア「うん…それで、話しが戻るんだけど…」

    エレン「・・・あぁ」

  54. 54 : : 2015/05/06(水) 16:07:36
    ヒストリア「最初エレンを見た時は怖い人、でも巨人を駆逐する為に凄い精一杯頑張ってる努力ができる凄い人、そしていつもジャンと喧嘩したり、アニにいつもボコボコにされてる人…」

    エレン「(うっ・・・)」

    ヒストリア「…そして、あまり相手の話を聞かずにいつも自分で突っ走って行ってしまうまるでイノシシの如く止まらない人、つまり私と反対だった、自分の意思を貫き通せる素晴らしい人」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「・・・そして最後は…」

    エレン「・・・最後、は?」

    ヒストリア「・・・ううん、最後はまだ言えないよ」

    エレン「・・・え、何で?」

    ヒストリア「最後は、まだ、ね…」

    エレン「・・・ふ~ん」

    そう言った、でもその時のヒストリアの表情はどこか嬉しそうでどこかやんわりしていて、またどこか言いたそうで言うのを我慢しているかのようなどこか自分の反応を期待しているかな様な表情をしていた

    エレン「・・・(…こいつもだいぶ話せる様になったな)そっか、わかった」

    ヒストリア「…うん…」

    エレン「そっかそっか、にしてもお前良く俺の事見てんなぁ」

    ヒストリア「?見てるんじゃなくて、エレンが有名だったから知ってただけだよ…?」

    エレン「…そう、なのか?」

    ヒストリア「…うん」

    エレン「…そっか、悪い」

    ヒストリア「…ううん大丈夫。少なからず多少は興味もあったし」

    エレン「…そうか」

    ヒストリア「うん…ってエレンも私の事知ってたんだね…」

    エレン「?そりゃあお前有名だったし」

    ヒストリア「…そうなの?」

    エレン「あぁ、よくアルミンとライナー、それにジャン、ベルトルトが話してたしな」

    ヒストリア「??私で話せる事何てあるの…?」

    エレン「あぁ、何かよくライナーとかアルミンが、女神だぁとか神様だぁとか、偶に結婚したいとか言ってたなぁ」

    ヒストリア「へぇ~、そんな事言ってたんだ」

    ちなみに何故ヒストリアはこんな無反応の様な反応をしているかと言うと、小さい頃からそう言う事について全く持って触れられてこなかったからだ、ほとんど感情の事についてはわからない、無感情に等しいのだヒストリアは、空の人形、それか空のただの人何も積もってもいないただの人間、そして感情の欠落

    エレン「?反応薄いな」

    ヒストリア「そう…かな?」

    エレン「あぁ、普通女子だったら恥ずかしがったり何それ!?みたいな驚いた表情っつうのかな、まぁ赤面して焦った感じだな」

    ヒストリア「…ごめん、私そう言うのわからない」

    エレン「…あぁ、そうだったな、悪い」

    ヒストリア「…大丈夫、って言っても、生活する面できつい、けどね…」

    エレン「…そうか…(…っ、ここまで欠落した奴をいったいどこまで落とせば気が住むんだよ…あいつ等は…)」

    そうエレンは思った、いくらこんなに酷い残酷な世界でも、一つ二つくらい幸福があったって良いじゃねえか、なのにこいつはそれすらもなく、人からは責められ、生きている価値すらも見いだせない、ここまで不純な奴は見た事がないとエレンは思った
  55. 55 : : 2015/05/06(水) 16:07:53
    あぁ~!!疲れる!!
  56. 56 : : 2015/05/06(水) 17:27:28
    ちなみに今はまだ歩いています

    ヒストリア「うん…あ、ねぇ…エレン」

    エレン「ん、何だ」

    ヒストリア「今、どこ向かってるの…?」

    エレン「ん、あぁそう言えばお前の話聞いてたらどこ向かってるか忘れたな」

    ヒストリア「…ごめん」

    エレン「いや、大丈夫だぞ別に。それにお前の事詳しくとは言えないだろうが、お前の事知れてよかったぞ。それにそれだけお前の話に集中してたってことだしな」

    ヒストリア「…そっか、エレンは前向きだね…」

    エレン「あぁ、この世界でそういうネガティブ?だっけ?は碌な事がねえからな」

    ヒストリア「…そっか」

    エレン「あぁ、だからお前もいつかは治せよ、今からは無理だと思うから」

    ヒストリア「…うん、わかったよ」

    エレン「あぁ、と言うか今思ったんだけどよ・・・」

    ヒストリア「…?」

    エレン「・・・まさか、だと思うんだが訓練兵、そして憲兵団の人達とか他全員倒さないといけないのか…?」

    ヒストリア「…このまま行ったらそうなる、と思う…」

    エレン「…そうかぁ」

    ヒストリア「…私も手伝おうkエレン「いや、お前は手伝わなくて良い」

    ヒストリア「…?何で?」

    エレン「もし俺が倒れた時の為だ、二人で戦って二人共お陀仏何てそれこそだめだ」

    ヒストリア「…わかった、と言うかエレンって案外考えてるんだね、先まで」

    エレン「ん、あぁ一応な」

    ヒストリア「…今一瞬でも頼りになるなぁって思ったんだけど…」

    エレン「ははは…そりゃあ残念だったな」

    ヒストリア「・・・」

    エレン「…何で黙る」

    ヒストリア「…何となく」

    エレン「そうk!」

    トサッ

    ヒストリア「んっ…どうしたの?エレン…」

    エレン「…下がってろ」

    ヒストリア「!!」

    そう言われヒストリアは理解し、後ろに5歩ほど下がった

    ???「おいおい、すっげえボコボコじゃねえかよぉ、エレン」

    ???「ちょ、ちょっとジャン!煽るのやめなって言ったじゃん!」

    ???「っは!うるせえよ!マルコ!」

    そう言いながら現れたのはジャンとマルコだった

    エレン「!!ジャン…!マルコ…!!」ッキ

    ジャン「にしても、本当お前大丈夫かぁ?同情するほど怪我してんじゃねえか」ケラケラ

    マルコ「!!え、エレンその怪我…!」

    エレン「?決まってんだろ、コニーとサシャ、それに訓練兵1,2,3、トーマス、ミーナ、相手にしたんだからな」

    ジャン「!!へぇ、それだけ相手しか相手にしてないのかお前!」ケラケラ

    ジャンはまるであんな雑魚相手にお前そんな怪我したのかよっと言ったように聞こえた

    マルコ「す、凄いねエレン、皆強かったはずなのに」

    エレン「…あぁ、すっげえ強かったな。本当と言うかそんな事よりだ、俺達の邪魔すんのか?」

    ジャン「?当たり前だろ?何言っちゃってんだよエレンちゃんは~」ケラケラ

    エレン「・・・」

    ジャン「・・・何だよその目は…!」キッ

    マルコ「(あれ…?エレンが切れない)」
  57. 57 : : 2015/05/06(水) 17:27:33
    エレン「…、お前、いやお前とマルコ、お前等が狙ってんのはヒストリアか?」

    ジャン「あぁ、それ以外に何があるんだよ?なぁ、そう思わないか?マルコ」

    マルコ「えっ、あ、うん。上からの命令だしね」

    エレン「…なぁ、ジャン」

    ジャン「ん?何だぁ?エレン」

    エレン「…お前、この前ヒストリアの事女神やら天使やら神様やら言ってたよな…」

    ジャン「ん?あぁ、言ってたなって言っても俺が言ってたのはあくまで、クリスタ、だぞ?」ケラケラ

    ヒストリア「!!」

    エレン「…そうか…!」キッ

    ジャン「あ?何だその目はよぉ、エレン」

    エレン「…お前がムカつくからこういう目をしてんだよ…!それと、だおい、マルコ!!」

    マルコ「っ!な、何?エレン」

    エレン「…お前は上からの命令があったら全部したがうのか?」

    マルコ「そ、そりゃあしたがうよ?それ以外何があrエレン「仲間を殺せって言われてもか?」

    マルコ「!!」

    そう言うとマルコは顔色を変えた

    ジャン「…おい、エレン」

    エレン「何だよ?馬面」

    ジャン「…てめえ喧嘩売ってんのか…!?」

    エレン「喧嘩…?何だそれ、は?」

    ジャン「…何…?」

    エレン「喧嘩売ってんのはお前だろジャン、それと馬面に反応してる時点でお前自分が馬面だと自覚してんのか?」

    ジャン「てめぇ…!!」カチン!!

    エレン「それに…一番キレてんのは…こっち何だよ…!!」

    そう言うとエレンは足に力を溜め猛突進した

    ダッ!!

    ジャン「!?(早t!!?)」

    ブンッ!!

    ジャン「ごはっ!!?」

    エレン「ヒストリアのあいつの存在をまるで貶してるかの様な言い方しやがって…!!」

    そう言いながらエレンは思いっきり力を入れ殴ったのである

    ヒストリア「!!(エレン…!!)」

    マルコ「!!(今の内にヒストリアを・・・!!)」

    ヒストリア「!!(狙われて…!!逃げなk)」

    と思い走って行く。だがエレンは見過ごさない

    エレン「!!ヒストリア!!動くなよ!!」

    ヒストリア「!!(え、エレン…?)」

    エレンは何故それを言ったのかそれは、ヒストリアの足の早さでは捕まってしまう+距離が離れてしまい余計助けられなくなってしまうからである

    マルコ「(その判断は馬鹿だよ!エレン!!こっちの方が早い!!)」

    エレン「お前は後だ!!」フォン!!

    ジャン「!?ぐぁぁぁ!!(目に砂が…!!)」

    とジャンは砂をかけられ、目が見えない、そしてエレンは

    ダッ!! 走り出した

    エレン「マルコ!!!お前ジャンがどうなっても良いのか!!」

    マルコ「!?(えっ!?ジャン!?)」

    勿論これは罠である、よそ見、と言うよりマルコの心を使ったのである、卑劣だが…

    ジャン「!?よせ!!マルコ罠だ!!」

    マルコ「え?」

    エレン「遅せえよ!!マルコ!!」

    とその時は既に時遅し

    バコッ!!

    マルコ「!?ゴホッ!!!?」

    エレン「っくっ!!(…っ腕が…!!)」

    と今まで素手で殴っていたせいで結構限界が来ていたのである、だが気づいていなかったエレンだった

    ちなみに今殴ったのである

    そしてここでやったと普通は思うが

    マルコ「ゴフッ…!!ははっ、舐めて貰っちゃ困るよ?それにほらここ」

    エレン「!?」

    そうマルコが指さしたのは、肘、だったのだ

    つまり肘に拳が当たったのである

    マルコ「と言っても結構ダメージくらったけど、ね!!」

    エレン「!!」

    そう言いながらマルコはエレンの太ももに思いっきり蹴りを入れた

    ガクッ!!

    エレン「っ!!がぁ!!!(っ!!まさか…!!脱臼!?ふざけんなよ…!?)」

    ヒストリア「!?エレン!!?」

    そう思い心配に思い、勝手に体が動き、行ってしまった

    エレン「っく!!(急いで治さn)」

    と思い治そうと、と言うよりはめようと?したやさきにマルコの蹴りが顔面に直撃

    エレン「っ!!(っ!!まず、い…意識が…)」

    とそこでエレンは意識を失いそうになるが何とか耐える

    そこでエレンは気づかないヒストリアに

    ヒストリア「エレン!!」ダッタッダ!!
  58. 58 : : 2015/05/06(水) 17:33:19
    何かやってる事が毎回同じだな…(戦闘
  59. 59 : : 2015/05/06(水) 18:11:47
    エレン「…!!?ぇ、お、おい!!?来んじゃねえよ!!ヒストリア!!下がってろよ!!おい!!」

    ここでやっとエレンは気がついた

    だがここでジャン達は見過ごすわけもなく

    ジャン「!!今!!」

    ジャンは目についていた素直を取りヒストリアの元へダッシュ

    ヒストリア「ぇっ…!!(私勝手に…!!)」

    ヒストリアは今頃気づく、だが遅い

    ガシッ!

    ヒストリア「っ!!」

    ジャン「ハァハァ、捕まえたぁ!!」ヘラヘラ

    マルコ「!!やったね!ジャン!」

    ジャン「あぁ!!やっと捕まえたぞクリスタァ!」

    エレン「!!離せよ!!おい!!ジャン!!離せよ!!」

    ジャン「へへへ、お~いエレン君よ~ヒーロー気取りかぁ?そんな足で助ける事何てできんのかよ~?」

    ちなみにここは街の裏通りです(一般人巻き込むので

    ヒストリア「離しtムグ!!」

    ジャン「おいおい!大きな声だすなよ!一般人にばれるだろ!!」

    そう言いながらジャンはヒストリアの口を抑えた

    エレン「っくそぉぉぉ!!離せ!!離しやがれ!!おい!!!!」

    そう言いながらもがくエレン

    ジャン「っち!うるせぇな!!おい!マルコ!」

    マルコ「うん!」

    そう言いながらエレンの口を抑えた

    エレン「~!!!~!!!(離せよ!!マルコ!!!マルコ!!!)」

    マルコ「悪いねエレン、でも上からの命令だからさっ」

    ジャン「よし、行くかマルコ」

    マルコ「うん、そうだね」

    エレン「!!?(こいつら…!!!ヒストリアの名前すら無視しやがった+仲間をこんな事に・・・!!)」

    エレンはこんな時でもヒストリアの名前の事を思っていた

    エレン「(待ってろよヒストリア…!!こいつらボコボコにして助けてやる…!!)」

    そこでエレンはとんでもない事をした

    エレン「(…噛み切ってやるよ…マルコ!!!!)」

    そう言いエレンは

    グシッ!!

    マルコ「!?」

    エレン「んっ!!!!」

    ブチッ!!

    マルコ「!!?っぁぁぁぁぁぁ!!」

    ジャン「!?」

    ヒストリア「!!エレン!!」

    マルコが突然悲鳴を上げた事にジャンはびっくり駆け寄る、ヒストリアを離しだ

    ジャン「おい!!どうした!!」

    マルコ「っく!!手…手がぁぁぁぁ…!!」

    ジャン「!?」

    そう言いマルコを手を見て見ると、噛み斬られていたのである

    エレン「・・・っぺ!」

    エレンは口の中に入った血、そして肉片を吐き出した

    ヒストリア「エレン!!大丈夫!?」

    エレン「ハァハァ…あぁ…(っくそ…)」

    エレンは何とか立った

    ちなみに今更だが Round3: エレン&ヒストリアvs馬顔&マルコ

    ヒストリア「!!エレン、大丈夫…?」

    エレン「はぁはぁ、あぁ大乗だ…」

    そう言いながらエレンは脱臼した所をはめた

    ポキッ!!

    エレン「っ!!」

    変な音がした

    ヒストリア「!!エレン!私もtエレン「だからさっきも言ったがだめだ」

    ヒストリア「!!」

    エレン「はぁはぁ(…体力がやばいな…)」

    と一方でジャンは

    ジャン「っくそ!!てめえ!!エレン!!」

    エレン「?何だ?」

    ジャン「何だじゃねえぞ!!てめえ!!マルコのこの手どうすんだよ!!」

    エレン「?どうする??何言ってんだよお前は」

    ジャン「はぁ!?」

    エレン「…こっちは死ぬ気でやってんだ、それ相応の対処させてもらってんだ」

    ジャン「つうかよ!!今更だけどよ!!お前こんな事してただで済むと思うなよ!?死に急ぎ野郎!!」

    エレン「あぁそんなのはなっから覚悟してるさ、お前みたいな腰貧弱なと違ってな」

    ジャン「!?んだっとお!!」

    そう言いジャンは向かってくる

    エレン「!!(何とか拳は回る!!)」

    ヒストリア「エレnエレン「お前は下がってろ!!」

    ヒストリア「!!っ・・・」

    そう言われヒストリアは何もできない悔しさ?それか先程迷惑をかけてしまった反動?から下がった

    ジャン「倒れろよ!!糞野郎!!」

    エレン「!!倒れるのはお前だ!!クズ野郎が!!」

    ジャンが放ってくる→ストレートを交わし思いっきり叩きつけた

    バキッ!!

    エレン「っ!!(痛っ…!!)」

    ジャン「っがはっ!!(…こいつぅ…)」

    そう思いながら、気絶した

    エレン「ハァハァ…」

    ドサッ

    ヒストリア「!!エレン!」

    と倒れそうになるエレンに立ち寄るヒストリア

    ガシッ

    エレン「はぁはぁ、ヒスとリ、ア・・・」

    ヒストリア「!!何!?エレン!?」

    エレン「悪いが…急いでここから俺を担いで人が通らない場所に隠れてくれ…!」

    ヒストリア「!わかった!わかったから喋らないで!」

    そう言いヒストリアはエレンを安全な場所、と言うより人が来ない場所へ行った

  60. 60 : : 2015/05/06(水) 18:12:07
    めんどくさくなって適当に終わらせました・・・w
  61. 61 : : 2015/05/06(水) 21:22:24
    期待!
  62. 62 : : 2015/05/06(水) 22:20:34
    期待です!
  63. 63 : : 2015/05/07(木) 18:38:02
    スタスタスタ!

    スタッ!←座った音

    ヒストリア「ハァハァ、エレン!大丈夫!?」

    エレン「ハァハァ…、あぁ…何とかな…」

    ヒストリア「ちょっと見せて!!」

    エレン「お、おい…!?」

    ヒストリア「今はそんな事言ってる場合じゃないでしょ!?」

    エレン「っ、…はぁ、わかったよ…」

    エレンが何故おい!?と理由は、先程足を脱臼したのでそこを見ようとズボンを無理やり脱がそうとしたからである

    ヒストリア「ほら!脱いだ!」

    エレン「ちょ…おい!自分で脱げるから!」

    ヒストリア「それじゃあ早く脱いで!」

    エレン「わかった、わかったから!(お前は俺の母さんか姉かよ…)」

    そう思いながらトボトボ仕方なく脱いだ

    ヒストリア「どこ?さっき怪我したのは」

    エレン「ん、あぁここだよ…」

    ヒストリア「ここね…」

    そう言いヒストリアはエレンのその脱臼した部分をくっつけるように優しく優しくほぐすようにしている

    ヒストリア「…」ッスッス

    エレン「…お前、何か医学みたいな知識、あるのか?」

    ヒストリア「…ううん、そういうわけじゃないけど本とかにこういうふうにすれば良いとか書いてあった気がするから…」

    エレン「…なるほな…(…俺は拳を何とかするか…)」

    エレンはみまだ、とも言わないが先程のせいで拳がだいぶ逝ったらしい、そこでエレンは

    エレン「・・・」ゴソゴソ

    ヒストリア「…ん?何、してるの?…」チラ

    エレン「ん、あぁ。ちょっと包帯探しててな…」

    そう言いながらエレンはズボンの中を探す

    そして

    エレン「おっ、見っけ!」

    ヒストリア「…どっか、怪我、したの…?」

    エレン「ん、あぁって…何でお前そんな顔、してんだよ…」

    ヒストリア「…え?…」

    この時ヒストリアは自分の為に怪我をしてしまったエレンに罪悪感、そして心配からくるもので表情が曇っていた

    エレン「…お前、すっげえ暗い顔してるぞ…」

    ヒストリア「!!」

    エレン「…まぁ、大体わかるけどな…」

    そう言いながらエレンは包帯を手に巻いていく

    ヒストリア「え・・・何で、手??…」

    エレン「ん、あぁそう言えば言ってなかったな、俺いままでずっと素手で殴ってたからよ、手、やっちまったんだよ」

    ヒストリア「…大丈夫、なの…?」

    エレン「あぁ、こんなのすぐ治るだろ」

    ヒストリア「・・・」

    ヒストリアはエレンの体を見て思った、エレンの体はほぼ全体包帯まみれ、そして顔には包帯を巻いてないものの凄い痛々しい顔をしている

    ヒストリア「…ごめん…」

    エレン「…、なぁヒストリア…」

    ヒストリア「…?」

    エレン「…もう、謝るのやめねえか?」

    ヒストリア「ぇ…」

    エレン「…変な事言うようだけどよ、俺達人間ってかならずどこかでかならず100%迷惑かけるもんだぞ?他人に」

    ヒストリア「…」

    エレン「…それに、もう俺達、友達だろ?」

    ヒストリア「!!」

    エレン「…約束だ」

    ヒストリア「!エレン…」

    エレンはそう言いながら小指を出してきた

    エレン「小さい頃良くアルミンと約束を交わす時はこうしてたんだ」

    ヒストリア「…そう、なんだ…」

    そう言いながらヒストリアはエレンの小指に自分の小指を絡ませた

  64. 64 : : 2015/05/07(木) 18:38:07
    エレン「…よし、約束だ、お前はもう謝るな」

    ヒストリア「…うん…エレンは…?」

    エレン「ん、あぁ。そうだなぁお前の一番の友達として困っているお前を必ず守り通す!、どうだ?」

    ヒストリア「…ふふっ、そう、だね」

    ヒストリアは微笑みながら頷き言った

    エレン「よし、っとヒストリア」

    ヒストリア「ん?」

    エレン「ポッケの中に包帯入ってないか?」

    ヒストリア「…え?」

    そう言いながらヒストリアは自分のスカートに手をかけ、ポッケに手を突っ込むと

    ヒストリア「…あった…」

    ッス

    エレン「ん、ありがとう」

    そう言いながらエレンは立ち先程脱臼した部分に包帯を巻いていく

    エレン「…よし!できた!、ん?どうした?」

    ヒストリア「・・・」ジーッ

    エレン「な、なんだよ?」

    ヒストリア「…勝手に触ったんだ…」ボソッ

    エレン「!!しょ、しょうがないだろ!?俺のポッケもう入らないんだからよ!?」

    ヒストリア「…まぁ、いいけど、さ…いつ入れたの…?」

    エレン「ぁ?あぁ、お前が丁度気絶してる時だよ」

    ヒストリア「…そう」

    エレン「あぁ、って別にお前に触れてないんだから平気だろ?」

    ヒストリア「…はぁ、まぁ良いけどね…」

    エレン「…そこまで嫌がらなくても良いだろ…」

    ヒストリア「…嫌がってはないけど…」

    エレン「・・・さて、と行くかぁ(棒」

    ヒストリア「!?な、何で無視するの!?」

    そこでヒストリアはエレンが力の抜けた声で言いながら行こうとするエレンに言った

    エレン「い、いやだってお前からそんな言葉が聞けるわけがねぇって思って…それに冗談言わなそうだし…」

    ヒストリア「…はぁ、別に私はエレンの事嫌いじゃないよ…」

    エレン「そ、そうか…(以外…)」

    ヒストリア「好きな方だし…」

    エレン「…そうか、まさか今のお前からそんな言葉が聞けるなんてな」

    ヒストリア「…?」

    エレン「だってお前わからなかったんだろ?感情が」

    ヒストリア「…今でもわかってないよ」

    エレン「…じゃあ、何でそんな事言えるんだよ?」

    ヒストリア「…何となく、居心地悪くないし、他よりまし、だし…」

    エレン「…そうか、まぁ、いつかは治るだろ、そのお前の悩みも」

    ヒストリア「…だと良いけど…」

    エレン「…まぁ、今はそれよりもこの事件?解決しないとな」

    ヒストリア「・・そう、だね…」

    エレン「あぁ、っとそろそろ慣れてきたし、楽になるかな」

    ヒストリア「…?慣れてきた?」

    エレン「ん、あぁ大体相手が攻撃してくる前に大体読めるようになってきたからな」

    ヒストリア「…そういう事ね…」

    エレン「?他に何があるんだよ?」

    ヒストリア「…怪我に慣れたって聞こえたから…」

    エレン「確かに…そう、も聞こえるな」

    ヒストリア「…」

    エレン「…何だ?心配したか?」

    ヒストリア「…最初っから心配してるよ…」

    エレン「…そっか、何か嬉しいな、心配されるのって」

    ヒストリア「…(…ミカサ達からしょっちゅう心配されてると思うんだけど…)そう…?」

    エレン「あぁ、特にお前からは、な」

    ヒストリア「…?」

    エレン「…さっきとは言うことが矛盾するが、段々少しずつ治ってきてるな」

    ヒストリア「…え?」

    エレン「前のお前だったら他人何て心配何かし0ないだろ?」

    ヒストリア「!」

    そこでヒストリアは無自覚の内に言っている事に今気づいたようだ

    エレン「…あっ、そうだ」

    ヒストリア「?」

    エレン「次の目的ができたぞ!」

    ヒストリア「…何?」

    エレン「お前の過去、の事か?治そうぜ!これの件が終わってから」

    ヒストリア「…できたらだけどね」

    エレン「…まぁ、そうだな。今言う事じゃないかもしれねえけど」

    ヒストリア「…ん?」

    エレン「俺はいつでもお前の味方だからな」

    ヒストリア「…うん」

    エレンンの言う一言一言はヒストリアを安心させていた、だがヒストリア、そしてエレンはそんな事気づくはずもない
  65. 65 : : 2015/05/07(木) 18:57:56
    エレン「…さて、と。今更だが」

    ヒストリア「…ん?何?」

    エレン「残りの訓練兵の俺の知ってるメンバーは、ミカサ、アルミン、ライナー、ベルトルト、それにアニか」

    ヒストリア「…?何でアニだけ妙に心に響くみたいに言ってるの?」

    エレン「ん、あぁちょっとな…」

    ヒストリア「…好きなの?」

    エレン「は・・・?」

    ヒストリア「…アニの事好きなの?」

    エレン「…まぁ、そりゃああいつ強いし、まぁ好きか嫌いかって言ったら好きだな」

    ヒストリア「…そう…」

    エレン「??お前どうした?妙に不機嫌に見えるが」

    ヒストリア「…別に…」

    エレン「…んん~??」ニヤニヤ

    ヒストリア「!な、何?」

    エレン「いいや~、もしかして嫉妬でもしてんのかなぁ~って思ってなぁ」ニヤニヤ

    ヒストリア「!は、はぁ!?」

    エレン「いやぁ、友達取られそうで嫉妬してるのかなぁ~って思ってなぁ」ニヤニヤ

    ヒストリア「そ、そんなわヶ…」ボソボソ

    エレン「ん?何だって?」ニヤニヤ

    ヒストリア「…エレンってそんな性格だっけ?」イライラ

    エレン「あ?あぁ、昔からこんなだぞ」

    ヒストリア「…そう」イライラ

    エレン「…ははは!!」

    ヒストリア「!?な、何!?」

    エレン「ん、あぁいや、な妹でも居たらこんな事してんのかなぁて思ってな」

    ヒストリア「…私エレンの妹じゃないし…」

    エレン「…もしもに決まってんだろ…」

    ヒストリア「…」イライラ

    エレン「…何かずっとお前見て見ると」

    ヒストリア「?」イライラ

    エレン「子供が不機嫌になったみていで可愛いな」

    ヒストリア「…え?」

    エレン「…いや、やっぱやめた、会話が弾まなくなる」

    ヒストリア「…弾ませようとしてた、の?」

    エレン「ん、まぁな。話す内容何てないしな」

    ヒストリア「…そう」

    エレン「?」

    ヒストリアは自分では気づかない間にニコニコしていた

    エレン「…俺も」

    ヒストリア「?」

    エレン「俺も、多分、だ。お前に俺以外の友達ができたら多分だが嫉妬すると思う」

    ヒストリア「…何で私が嫉妬してる前提になってるの…?」

    エレン「…良いだろ、別に…」ボソボソ

    ヒストリア「…まぁ、いいや。にしても、そっか」

    エレン「?」

    ヒストリア「…私にエレン以外の友達ができたら嫉妬、するんだ…」

    エレン「ん、あぁ」

    ヒストリア「…そっか…///」

    エレン「  」

    ヒストリア「?」

    エレン「(…今、照れた、よな??)」

    ヒストリア「どうしたの?」

    エレン「…いや、何でも」

    ヒストリア「…にしても、私に友達ができたら嫉妬、か…嫉妬…///」ボッ

    エレン「お、お~い…ヒストリア…?」

    ヒストリア「!!な、何?///」

    エレン「…嫌、お前思いっきり口に出てたぞ…」

    ヒストリア「!?///」

    ヒストリアは先程の発言を聞かれた事に気づき顔面真っ赤になり、俯いた

    エレン「(…何か可愛いな、こいつ)」

    そう思ったエレンだった




  66. 66 : : 2015/05/07(木) 18:59:07
    ヒストリア、可愛いわぁ・・・(*'▽')
  67. 67 : : 2015/05/07(木) 19:40:07
    ↑分かります。俺もなんか
  68. 68 : : 2015/05/08(金) 18:22:33
    ヒストリア「///ぇ、エレンは、さ…」

    エレン「ん?何だ?」

    ヒストリア「…私にエレン以外の友達、できたら、嫌…?」ドキドキ

    エレン「…ん~、そうだなぁ、まぁ嫌、と言えば、嫌だし…」

    ヒストリア「…嫌だし…?」

    エレン「別に俺がお前の友達以外の何者でも、ないし…なんつうのかなぁ」

    そう言いながらエレンは髪の毛をゴシゴシと掻く

    エレン「…まぁ、お前の好きにしろよ、お前の人生なんだからよ」

    ヒストリア「…そっか、って何か話関係なくない??」

    エレン「…え、何か違ったか?」

    ヒストリア「私はあくまでエレンに私にエレン以外の友達ができたら嫌?って聞いたんだけど…」

    エレン「…ぁ、そうだったな…」

    ヒストリア「…何か妙に説得された気がする…」

    エレン「ははは…ん~、何とも言えねえなぁ」

    ヒストリア「…言えない?」

    エレン「あぁ、俺は別にお前の事友達だとしか思ってねえし」

    ヒストリア「…そっか」

    エレン「あぁ、と言うか、そういう事考えた事なかったんだよなぁ…」

    ヒストリア「…?そうなの?」

    エレン「あぁ、いつもいつも俺は巨人を駆逐するためだけに生きてきたからなぁ…」
    ヒストリア「…じゃあ、一つ聞くけど」

    エレン「?」

    ヒストリア「…もし、だよ、もしミカサやアルミンに彼氏彼女ができたら、どう思う…?」

    エレン「…何で彼氏彼女が出てきたかは別に言わねえとして、う~ん、普通に祝うんじゃねえのか?」

    ヒストリア「…本当に?」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「…エレンはミカさの事好きじゃないの?」

    エレン「勿論好きは好きだけど、それは家族としてだしなぁ」

    ヒストリア「…へぇ~、ミカサはエレンの事恋愛として好きそうだけどなぁ」

    エレン「ふ~ん、まぁ、俺はミカサの事は家族としてしか見れねえけどな」

    ヒストリア「…そっか」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「…エレンはもしかしてまだ恋愛とかそう言うのしたことない…?」

    エレン「…まず、恋愛について俺はまったく知らねえ…」

    ヒストリア「…確かにエレンはそう、見えるね」

    エレン「…まぁ、うん…よくジャンとかライナーはこれが恋!?とか言ってるけど…」

    ヒストリア「…?」

    エレン「どうやってそんな恋とか判別してるのかがまずわからねえんだよなぁ」

    ヒストリア「…そうなんだ」

    エレン「あぁ、って…話こじれすぎだろ」

    ヒストリア「…ぁ、そうだったね、ごめん」

    エレン「…だから謝るなっtヒストリア「このごめんは約束には入らないよ…?」

    エレン「…え、そうなのか?」

    ヒストリア「うん…これはただ単に会話の中でのごめん、でもエレンと約束したのはエレン、貴方の怪我についてだよ」

    エレン「…そっか、悪いな。自分から言っておいて」

    ヒストリア「…ううん…大丈夫」

    エレン「…!」

    ヒストリア「?どうしたの?」

    エレン「改めて聞くが…」

    ヒストリア「?」

    エレン「お前にとって…俺の存在って、何だ?」

    ヒストリア「…何だろうね…」

    エレン「?ん?どういう事だ??」

    ヒストリア「…私にとってエレンは…何とも言えない…」

    エレン「…??」

    エレンはよくわかっていない様子、ヒストリアが伝えたい事は

    ヒストリア「…友達、でもあるし、私のたった一人の理解者…?なのかな…多分そんな所」

    エレン「そっか、つまり中途半端な存在、なのか??」

    ヒストリア「…多分、そんな所」

    エレン「そうか、わかった」

    ヒストリア「うん…所で何でこんな事聞いたの…?」

    エレン「ん、あぁただ何となくな気になって」

    ヒストリア「…そう」

    エレン「あぁ、っとそれよりこんな事してる暇じゃねえな」

    ヒストリア「…こんな事、か…」

    ヒストリアは少々傷付いた

    エレン「…あぁ、いや、悪いこんな言葉しか見つからなくて…」

    ヒストリア「…大丈夫」

    エレン「そうか、まぁお前との会話、楽しかったけどな」

    ヒストリア「…そう?」

    エレン「あぁ、この会話、してた時お前生き生きしてたしな」

    ヒストリア「えっ…」

    エレン「本当だぞ?、っとそれより行くか」

    ヒストリア「…うん、そう、だね…(…生き生きしてた、か…)」

    エレン「?どうした?」

    ヒストリア「!何でも、ない」

    エレン「そうか、じゃあ行くぞ」

    そう言いエレンは無意識にヒストリアの手を握り、歩いていた

    スタスタスタスタスタスタスタスタ

    エレン「~~~」

    ヒストリア「(…エレン、貴方は…)」













                不思議な、人
  69. 69 : : 2015/05/08(金) 18:23:30
    何か話が滅茶苦茶ですね~(悲)^^:

    自分でも書いててなんだこれ??と思いました~^-^:
  70. 70 : : 2015/05/10(日) 00:37:57
    巨人の再生能力とかないの?
  71. 71 : : 2015/05/10(日) 14:43:29
    ん、あ、はい再生能力はちょっと、ね^^:

    ボコボコにされるからこそ話が成り立つんですよ!(笑
  72. 72 : : 2015/05/11(月) 19:41:44
    頑張ってください!期待です!
  73. 73 : : 2015/05/20(水) 10:48:21
    期待してます。
    続き書いてください。
  74. 74 : : 2015/05/22(金) 06:39:40
    期待
  75. 75 : : 2015/06/13(土) 17:37:38
    久しぶりにやっていきたいと思います!
  76. 76 : : 2015/06/13(土) 17:57:54
    スタスタスタスタ

    トサッ

    エレン「・・・ふぅ、疲れたぁ」

    ヒストリア「エレン、大丈夫?」

    エレン「ん・・・、あぁ、大丈夫だ(・・・本当に大丈夫、なんだよな?これ)」

    エレン達は今休憩中、話しながら歩き、大体30分くらいたった、ちなみに今エレン達が居る場所はジャン達を倒した場所から大体5kmくらい離れた所だった、またここの場所はどこかわからない

    エレン「・・・」

    ヒストリア「・・・?エレン?」

    エレン「・・・!ん、なんだ?」

    ヒストリア「・・・大丈夫?」

    エレン「!な、なんだよ、いきなり」

    ヒストリア「・・・なんか隠してない?」

    エレン「か、隠してねえよ(・・・耳、赤くなってねえよな)」

    ヒストリアは何度か呼びかけても反応が薄かったエレンに怪しく思い、下から覗き込み、何か隠してる事はないか、そう言った、それについてエレンは驚愕しながら何でもない、そう言った

    ヒストリア「・・・」ジーッ

    エレン「だ、だからなんでもねえって!」

    トサッ!

    ヒストリア「っわ・・・!」

    エレン「あ、わ、悪い」

    エレンは何度も?問いかけてくるヒストリアに少々頭に来、突き飛ばしてしまった、少しだが

    ヒストリア「・・・やっぱり何か隠してるよね、もしかしてなんだけど、その怪我の事・・・」

    エレン「・・・はぁ、そうだよ、特に問題ないと思ってたんだけどな、案外痛むんだよな」ハハッ

    エレンは苦笑いしながら言った

    ヒストリア「・・・やっぱ私も戦うよ、エレンがこんな状態じゃ私以下、と言うよりエレンに倒れられたら流石nエレン「だから良いって」

    ヒストリア「!でも…」

    エレン「心配すんな、何度も言うけどよ、これは俺自身が自己責任でやった事何だ、お前は何も言わなくていいんだよ」

    ヒストリア「・・・っ、そんなの無理、今まであまり言わなかったけど、エレンが怪我したのも全部私のsエレン「はぁ、おいヒストリア」

    ヒストリア「?なnビシッ

    ヒストリア「痛っ・・・」

    エレンはヒストリアに近づき、デコピンした

    エレン「わかった、じゃあ変えるか、俺もあまり無理はしない、そしてヒストリア、お前は自分を一生懸命守れ」

    ヒストリア「!う、うん…わかった」

    エレン「よし、じゃあそれで行くか、っとこんn!!おい!ヒストリア!しゃがめ!!」

    ヒストリア「えっ、dドサッ!

    エレンはヒストリアが言う前に頭を地面に伏せさせた

    エレン「・・・」

    ヒストリア「え、エレン?」

    エレンは無言で飛んできた方を見ると

    ????「ほう、流石エレンだないい反射神経だ」

    ?????「流石だね、エレン」

    ??「はぁ、めんどくさい」

    ヒストリア「!!」

    なんと飛んできた方を見ると
  77. 77 : : 2015/06/14(日) 16:36:46
    ライナー「よう、二人とも、エレン、とヒストリア、だっけ?」

    ベルトルト「ちゃんと覚えておいてよ、ライナー」

    アニ「・・・はぁ、あんたやっぱ馬鹿だね」

    エレン「ライナー、ベルトルト、アニ、か…」

    ヒストリア「さ、三人共…」

    ライナー「そこまで言うかyエレン「おい、ライナー…」

    ライナー「ん?あぁ、そうだったな」

    ライナーはそう言うと見構えた

    ヒストリア「!!」

    ベルトルト「はぁ、いきなり?ライナー」

    アニ「相変わらずあんたは話もせずやるよね」

    ライナー「・・・仕方ないだろ、俺達の計画に支障がでる」

    エレン「・・・?計画?」

    ライナー「!いや、何でもないぞエレン」

    ベルトルト「絶対怪しまれてるよ、ライナー・・・」

    エレン「・・・(…まずいな、この怪我で三人…ベルトルトはともかくライナー、それに…アニ…勝てると思えねえ…っくそ)」

    そう思っているうちに

    ライナー「おいエレン、俺達はみんなと同じくクリスタ、いやヒストリアを捕まえに来たんだ」

    エレン「!あぁ、そのくらいは知ってるさ」

    ライナー「そこで、だ」

    エレン「?」

    ヒストリア「・・・」ドクドク…

    ライナー「今のお前のその状態、どうみても俺達を相手にできる様子、じゃあねえよな?」

    エレン「・・・何が言いたいんだ、ライナー」

    ライナー「まぁ、なんだ、これ以上お前の苦しむ所なんて見たくないんだ、だからヒストリアを渡してくれないか?」

    ベルトルト「・・・」

    アニ「・・・」

    ベルトルトとアニはライナーはこちらを見ている、静かに何も言わず

    エレン「・・・はい渡しますって俺が言うと思ってんのか?ライナー」

    ライナー「・・・言わないな」

    エレン「あぁ、それに俺の苦しむ所が見たくない?随分と優しくなったな、ライナー」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「・・・(・・・)」

    アニ「・・・(・・・はぁ…)」

    エレン「お前随分とあまいんだな、思ってたよりも、まぁそこはどうでもいいか、それよりだライナー俺が苦しむ所は見たくなくて、こいつはどうでもいいのかよ?」

    エレンはそういうとヒストリアを指指した

    ライナー「!…あぁ、俺たちの命が関わってるからな」

    エレン「・・・お前こいつの事好きじゃなかったのかよ」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「・・・(…確かにライナーはクリスタ、いやヒストリアが…心から好き、だったんだよね…でも…)」

    アニ「・・・(…私達の計画だけは失敗できない…)」

    ヒストリア「えっ…」

    エレン「お前しょっちゅうアルミン達と言ってたよな、女神様、神様とか後、たまに結婚したいとか、あ、それは…ジャンか」

    ライナー「・・・あぁ、言ってたな」

    ベルトルト「・・・(…ここで思うのも変だけど、よくヒストリアが居る場所で言えるよね…)」

    アニ「・・・きもっ…」

    エレン「・・・ライナー、お前なら仲間を命をかけても守ってくれると思ってたんだけどな」

    ライナー「っ・・・」

    エレン「・・・ここで言うべきかわかんねえけど、ライナー、お前訓練兵失格だ」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「・・・っ」

    アニ「・・・(…失格、か…ある意味で正解かもね…)」

    三人は同時にそれぞれ思った

    ヒストリア「・・・(女神様…神様…結婚、したい…か、ははっ…クリスタはどれだけ愛されてたのかな…)」

    ヒストリアは改めてクリスタがどれだけ必要とされていたのかと実感したのであった、それと同時に虚しさもでた

    エレン「・・・なぁ、ライナー」

    ライナー「・・・なんだ」

    エレン「・・・正直言うと俺もきついんだ、通してくれないか?」

    ライナ「・・・無理だ」











  78. 78 : : 2015/06/14(日) 16:37:06
    エレン「・・・そっか、じゃあ戦うしかねえな…!!」

    ライナー「!!」

    ベルトルト「・・・っ(・・・すごい殺気だ…)」

    アニ「・・・(…まるで巨人を狩るみたいな目ね…)」

    エレン「・・・おい、ヒストリア」

    ヒストリア「・・・う、ん?な、なに?」

    エレン「お前は下がってろ、それともしベルトルトかアニがそっちに行ったら全力で抵抗しろ、いいな」

    ヒストリア「・・・うん」

    ヒストリアはそう言うと6mくらい後ろに下がった

    そしてそれを確認したエレンは

    エレン「・・・行くぞ!!!ライナー!!ベルトルト!!アニ!!」ダッ!!

    エレンはそう言うと全速力で駆け出した

    ライナー「!!来るぞ!!」

    ベルトルト「わかってる!」

    アニ「!!」

    エレン「おらっ!!!」

    Round4:エレンvs巨人三人組(ライナーベルトルトアニ)」

    フォン!!!

    エレンはまず最初にベルトルトを潰そうとわざと罠としてライナーに拳を振ろうとすると思いきやベルトルトの顔面に拳を振りかざす

    ベルトルト「なっ!!」

    ライナー「!!ベルトルト!!」

    アニ「!!」

    ベルトルトはなんとか避けるが・・・

    バキッ!!

    ベルトルト「ごはっ!!」

    ライナー「!!(避けたと思った隙に肘…!!)」

    アニ「・・・へぇ、結構やるようになったなエレン」

    ベルトルトはなんと一撃で倒された、まぁ後頭部強打したから仕方ないといえば仕方ないが

    ドサッ!

    ベルトルト「・・・」

    ヒストリア「!!(す、凄い…、流石だ、ねエレン…)」

    ヒストリアはベルトルトを一撃で負かしたエレンを素直にすごいと思った

    ライナー「!!べ、ベルトルト!」

    アニ「!!ライナー!!ぼさっとするな!!来てるよ!!」

    ライナー「!!そうdエレン「よそ見してんじゃねえぞ!!ライナー!!」

    ライナー「っ!!」

    ライナーはエレンがアッパーを繰り出してきた、そこでさすがと言うべきかライナーは流していたのである

    エレン「!!(手ごたえがねえ…!!)」

    ヒストリア「!!エレン!!後ろ!!」

    エレン「なnアニ「遅いよ、あんた」

    アニはいつの間に後ろに居

    フォン!!

    エレン「っげはっ!!!(っ…ま、まずっ…肋骨が…刺さるぅ…!)」

    バキッバキバキ!!

    アニはなんと後ろから思いっきり回転蹴りをくらわしてきたのである

  79. 79 : : 2015/06/14(日) 16:37:11
    ヒストリア「!!エレン!!!!(やばい…!!あれは!!)」

    ヒストリアから見てもやばい事は一目でわかった、それは骨の折れる音だ

    ライナー「!!アニ!後は任せたぞ!俺はヒストリアを!!」

    アニ「あぁ、行ってきな…」

    ヒストリア「!!」

    ヒストリアはライナーとアニの言葉が聞こえ逃げようとというより構え用としたがうまく足が動かずその場に倒れてしまったのである

    ライナー「!!お、おいヒストリア大丈夫kエレン「おい!!てめえ!!ライナァー!!どの身でそんな事が言えるんだよ!!おい!!ごはっ!!」

    ライナー「!!お、おいエレン…」

    ヒストリア「!!エレン…」

    エレンは血反吐を吐きながら言っている

    アニ「!!お、おいエレン、あんた喋らないほうがいいzエレン「!!うるせぇ!!こうやって敵として戦ってんだ!!味方ずらしてんじゃねえよ!!気持ち悪いんだよ!!お前もライナーも!!」

    アニ「っ!!!!」ズキッ

    ライナー「!!そ、れは…」

    ヒストリア「・・・(・・・確かになんでライナーとアニは心配なんかしてるんだろ…味方、じゃないのに)」

    エレン「ハァハァ…後はお前だけだな、ライナー!!」

    ライナー「!!(こいつ…化け物かよ…!!)」

    エレンの尋常を遥かに通りすぎる強靭な精神力にライナーは驚愕を出すほどに驚いている

    ちなみにアニは先ほどのエレンの言葉に戦意喪失中である

    エレン「・・・!!ライナー!!!!」

    ライナー「!!?」ビクッ

    ヒストリア「!!エレン!!無理しないで!!貴方の体はmエレン「知るかぁぁぁぁぁぁ!!」

    フォン!!

    ライナー「!!ぶぅ!!」

    イノシシの如く、そして鬼の如く迫りくるエレンにライナーは怯えその場から動けることができなかったのである、この時エレンの目は殺気でみちみちていた、そしてエレンの右ストレートが見事顔面に喰らったライナーは地面に倒れこみ気絶した

    エレン「ハァハァ、やった、やっtヒストリア「エレン!!」

    エレン「?なんdヒストリア「大丈夫!!?」

    ヒストリアはエレンの元に走ってきた

    エレン「?あぁ、大丈夫だzヒストリア「大丈夫に見えない!!貴方無茶したでしょ!!」

    エレン「え、お、おい!なnヒストリア「ちょっと見せて!!」

    ヒストリアはそういうとエレンを押し倒し服を無理やり脱がせた上だが

    エレン「お、おい」

    ヒストリア「!!赤くなってる…!」

    ヒストリアはそういうとふれてきた

    エレン「!!っ!痛ってぇ!おい!触れるな!」

    ヒストリア「!あ、ごめん…」

    エレン「!・・・はぁ、悪い」

    縮こまったヒストリアを見エレンは言い過ぎたと思い誤った
  80. 80 : : 2015/06/14(日) 21:16:16
    K I T A I
  81. 81 : : 2015/06/15(月) 18:56:13
    エレン「・・・ふぅ…行くか」

    ヒストリア「!!何言ってるの!?全然休憩してないじゃない!!」

    エレン「・・・そうだな、でもこいつらが起き上がってもおかしくねえし、早く行くぞ」

    ヒストリア「でmエレン「今は怪我何て心配してる場合じゃねえんだぞヒストリア」

    ヒストリア「!」

    エレン「今はこの怪我ですんでるけどもし捕まったら俺は死ぬしお前は連れて行かれる、だったら急いでこの場所から離れて人が寄り付かなそうな場所行くぞ…」

    ヒストリア「・・・うん、そうだね、ごめん」

    エレン「いや、こんな状況なんだ、仕方ねえよ」

    ヒストリア「・・・エレンは、成長、してるね」

    エレン「?はぁ?」

    エレンはヒストリアが突然そんな事を言い意味がわからないと思いはぁ?と言った

    ヒストリア「あ、いや、いつもエレンジャンとかと言い合いしたりしてたからさ、それで、何と言うか、こうやって冷静に判断できてるから成長したねって…」

    エレン「・・・そう言う事か、はっきり言うが俺は今冷静じゃねえぞ」

    ヒストリア「えっ?…」

    エレン「こうやって普通にしてるけど内心かなり焦ってるぞ、だってこんな怪我してて残りえっと、104期はミカサにアルミン、それに他の調査兵団、それに憲兵団後・・・なんだっけ?」

    ヒストリア「・・・駐兵団」

    エレン「・・・そうだ、こんだけ残り相手にしないといけねえんだ…」

    ヒストリア「・・・ねぇ、エレン」

    エレン「・・・?なんだよ?」

    ヒストリア「もし、エレンが死んじゃうほどの怪我になったら…もう私の事は見捨ててエレンだけ逃げて」

    エレン「!!?はぁ!!?ふざけんなよ!!そんな事しねえよ!!」

    ヒストリア「・・・私思ったよ、こんなに優しくしてもらってそして最初の私の親友、そんな人が私の目の前で死んだ、何て言ったらどうなると思う?私」

    エレン「・・・さぁな」

    エレンはそっぽを向いた、それはヒストリアの言いたい事がわかったからだ

    ヒストリア「・・・死ぬ、だろうね」

    エレン「・・・死なねえよ、俺はちゃんとお前の過去の事、そしてこの世界から巨人を駆逐するって夢があるんだ、死んでたまるか」

    ヒストリア「・・・ははは、流石エレンだね」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「・・・でもね、どうしようもならない事だってあるんだよ、エレン」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「・・・って言ってもエレンには無駄か…」

    ヒストリアはそう言いながら地面に落ちている小石を蹴った、そしてヒストリアの顔の表情はとても切なそうだった

    エレン「・・・はぁ、そうやって悪い方向ばかり考えてると本当にそうなるぞ」

    エレンはそう言いながら歩き始めた

    ヒストリア「・・・うん、そうだねエレン」

    ヒストリアは微妙に苦笑いしながらエレンの後をついて行き、隣に立ちこの場から去った。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    一方でアルミン側は…

    アルミン「・・・ミカサ…」

    ミカサ「・・・」ソワソワ

    ミカサは落ち着く事ができずアルミンの周りを円を書くように回っていた

    アルミン「・・・はぁ…(…エレン…君はどこに居るんだい?今)にしても、エレン、凄いねこんな人数相手にして…」

    ミカサ「・・・うん…」

    アルミンが前を見て言った

    コニー「・・・」

    サシャ「・・・」

    トーマス「・・・」

    ミーナ「・・・」

    ジャン「・・・っち」

    マルコ「・・・」

    ライナー「・・・」

    アニ「・・・」ブツブツ

    ベルトルト「・・・はぁ…」

    アルミン「・・・まさかこの人数、しかもライナーベルトルト、そしてアニまでやった何て…」

    ミカサ「・・・ねえアニ」

    アニ「・・・?なんだい?」

    ミカサ「・・・エレン、平気、そうだった?」

    アニ「・・・さぁね、でも大丈夫って姿ではなかったね」

    ミカサ「!!」

    アルミン「ど、どんな状態だったの?」

    アニ「・・・全身大けがと言った方が早いかな、腹に包帯顔の特に鼻の部分は真っ赤に腫れ、そして拳の方もかなり腫れて、足の方は結構大変気味になってたよ…」

    ミカサ「・・・アルミン…」

    アルミン「・・・うん、多分エレン達はこっちに来るだろうね…でも、ここに来るまで調査兵団、憲兵団、駐兵団、って倒さないといけないんだよね…」

    ライナー「・・・はっきり言うと無理だな」

    アルミン「・・・うん…」

    ジャン「・・・はぁ~ぁ!!あいつは本当めんどくせえ事しかやってくれねえよな!!あの死に急ぎ野郎!!」

    ジャンは仰向けになり地面に拳を叩きつけている

    ミカサ「っ!!おmミーナ「ま、まぁまぁ!」

    ミーナがそこで止めに入った
  82. 82 : : 2015/06/15(月) 19:32:07
    期待している
  83. 83 : : 2015/06/19(金) 18:57:54
    アルミン「・・・ジャン、君には悪いけど今はあまりそう言う事言わないでくれ、皆の気分も悪くなるし、ミカサをキレさせても何の意味もないし、なにより君が嫌だろ?それは」

    ジャン「・・・っち、うるせえんだよ」

    ジャンは舌打ちをし、寝てしまった、寝たふりをしているのだろうが

    アルミン「・・・はぁ」

    ミカサ「・・・ごめん、アルミン、そしてありがとう」

    アルミン「・・・ううん、僕は平気だよ、エレンが今抱えてる事に比べたら遥かに楽、いや、違うね、エレンとヒストリアが抱えてる事に比べたら何でもないよ、こんなの」

    ミカサ「!!アルミン…貴方…」

    アルミン「・・・うん、本当はわかってるんだけど、ね、殺されるってなったら勝手に体が動いてた…まぁ、それは皆も同じだろうけどね…」

    アルミンはそう言いながら皆の方を振り向いた

    ミカサ「・・・(…でも、それでも私は、エレン、貴方を助けるために、ヒストリアを渡さないといけない…ごめんなさい…ヒストリア…そして、エレン、貴方の気持ちを踏みにじってしまってごめんなさい…)」

    ミカサは口に出さず心の中で思っていた。

    ライナー「・・・確かに俺達は殺されるってなって、勝手に体が動いてたな…クリスタ、いやヒストリアの事…」

    ライナーは今更になって悔やんでいる表情をしている

    ベルトルト「・・・ライナー…」

    アニ「・・・確かに、そうかもね…」

    アルミン「!アニ…?」

    アニ「・・・私達は全員、殺されるってなって怯えてたのさ、ヒストリアを殺してでも」

    皆「!!」

    アルミン「・・・確かに、そうだね…僕達は、馬鹿な事をした、そう思ってるよ…ははっ、何で今更になって悔やんでるんだろうね、馬鹿だよ…僕達、巨人に立ち向かう訓練兵の癖に人間に殺されるってなってこれだもん、僕達何してるんだろうね、本当…訓練兵失格だよ…」

    皆「…」

    コニー「・・・はぁ~ぁ、だな、と言うか今更すぎるけどよ、あのエレンに負けたんだぜ?俺達、こんな人数で言ってもエレン一人にだぜ?ははっ、こんな事しておいて、それでも俺達は負けるか…馬鹿すぎだろ…」

    サシャ「コニー…」

    コニーも自分が選んだ選択しに絶望でもしたのか顔色を悪くし、地面を見ている

  84. 84 : : 2015/06/26(金) 17:01:03
    まだですか?
  85. 85 : : 2015/07/03(金) 14:58:26
    放置放置 だけど面白いから期待
  86. 86 : : 2015/07/03(金) 16:18:42
    すみませんw風邪気味でかなりサボっています…できるとしたら来週くらいだと思います><
  87. 87 : : 2015/07/04(土) 16:05:50
    体お大事に
  88. 88 : : 2015/09/18(金) 18:25:06
    続き期待してます。
  89. 89 : : 2015/09/30(水) 19:25:08
    最終更新日から3カ月近く経ちますが、まだでしょうか?

    楽しみにしています、なんだかまどろっこしいです。
  90. 90 : : 2015/11/06(金) 08:36:57
    続きお願いします。
  91. 91 : : 2015/12/05(土) 13:54:33
    期待
  92. 92 : : 2015/12/07(月) 02:21:16
    本当に面白いので続きお願いします
  93. 93 : : 2015/12/08(火) 18:15:35
    期待です
  94. 94 : : 2015/12/09(水) 17:51:44
    久しぶりにやってみます

    時間かかりますが…
  95. 95 : : 2015/12/09(水) 18:30:24
    はぁ、はぁ、はぁ…

    エレン「はぁ…はぁ…」

    ヒストリア「エレン…」

    エレン「はぁ、はぁ大丈夫、だ…」

    エレンはあれから10分くらい歩いていた時だった、突然体が鉛の様に重くなり歩くのも怠く息をするのもきついくらいになっていた。

    そんな時にヒストリアが…

    スタッ

    ヒストリア「・・・」

    エレン「はぁはぁ、ひ、ヒストリア…?」

    エレンは突然ヒストリアが歩く足を止めた事に不思議に思い後ろを向いた、そこには歩く足を止めブルブルと震え俯いているヒストリアが居た

    ヒストリア「…ねぇ、エレン」

    エレン「はぁはぁ、なんだよ(何だ…?)」

    ヒストリア「…やっぱり、もうやめない…?」

    エレン「!!?」

    ヒストリアが突然を顔をあげたと思いきや顔面は涙でビチャビチャ、涙声なのかいつもと違い声が高く震えていた

    エレン「なっ、ど、どういう事だよ!!?こんな所まdごほっ!!」

    ヒストリア「!!エレン!!」

    エレンは大きな声で言おうとした瞬間に口から大量に血を吐き出し地面に膝付いて血反吐を吐き出した。

    エレン「ごほっ!ごほっ!!…」

    ヒストリア「!!もうやめようよ!!何でそんな必死になってやるの!!?私の過去が知りたい、それだけの為に何でここまでするの!!?私の事友達、親友それだけの理由で何でここまでするの!!?異常だよ!!」

    エレン「ハァハァ…た、確かに異常かもしれねえよ…でも、それでも俺はお前を守りたい…お前の過去を知りたい…それだけで力が湧いてくるんだよ…」

    エレンは血反吐を吐きながらも震えながらも笑いながら言っている

    ヒストリア「…おかしいよ、そんなの…今まで話した事もなかった、今日初めて友達になった奴の為に何でここまでできるの!!?」

    ヒストリアは大声で喉が潰れるかくらいの声で言った

    エレン「…ははっ…確かに今日友達になったばかりなのに俺、何してるんだろうな…ごほっ…ハァハァ…」

    エレンはそう言いながら立ち上がろうとする

    ヒストリア「…立つな…」

    エレン「!ハァハァ、あ?何だよ」

    エレンは鉛の様に重い体を無理やり起こし、やっとの思いで立ち上がった時にヒストリアが低いいつもと違う声で言ってきた事に驚愕し言った。

    ヒストリア「…立つなよ…」

    エレン「!立つなよってなnヒストリア「っ!!!」

    ブンッ!!

    エレン「っ!!?」

    ヒストリアに立つなよと言われ何故そんな言葉を発するんだと思い聞こうとヒストリアを見た瞬間に頭部に鈍い痛みを感じたと思った次の瞬間に地面に叩き落とされていた。

    エレン「っ!!お前!!なnヒストリア「ふざけんじゃねえよ!!!」

    エレン「っ!!」

    エレンが上を向きヒストリアに言おうとした瞬間に突然胸倉を掴まれ額と額が当たるくらまでの近さで普段、いやクリスタの時には絶対に言わないであろう男口調でふざけるなと言ってきた事に驚愕し固まってしまった。だが、ヒストリアの目からは大量の涙が出とても悲しそうな顔をしていた

    ヒストリア「私の事友人として親友として好きなら何でそんな無茶するんだよ!!!ふざけんじゃねえよ!!それで死んだらどうすんだよ!!」

    エレン「…ひ、ヒストリ、ア…?」

    流石のエレンもいつもと全く違うヒストリアに驚き何も言えないでいた

    ヒストリア「命は一つしかないんだよ!!?死んだらおしまいなんだよ!!?何でこんな事するの!!?また私を一人にさせる気なの!?私を苦しめたいの!?」

    エレン「!!そんな事するわkヒストリア「じゃあこんな事しないでよ!!私の事好きだったらこんな事しないでよ!!何でこんな無茶するの!!?今のエレンバカすぎるよ!!こんなエレン全然好きじゃない!!かっこよくもない!ただ無茶をして死ぬ餓鬼だ!!」

    エレン「っ!!」

    ヒストリア「この世界がどれだけ残酷かエレンは知ってるでしょ!?死んだらお終いなんだよ!?もう会えないんだよ!?」

    エレン「ヒストリ、ア…」

    エレンはここでやっと自分が一体どれだけヒストリアに心配をかけていたのかやっとわかったのである、一体どれだけヒストリアの事を苦しめ、自分の我が儘を押し付けていたのかわかった、そして命の尊さを改めて認識した

    ヒストリア「エレンが死んだらまた私は一人だよ!!?エレンは好きな人を苦しめて楽しいの!?」

    エレン「!!そ、そんなわけねえだろ!!お前はバカかよ!?」

    ヒストリア「!!そんなバカな事をしてるのはエレンなんだよ!?今!!」

    エレン「!!」
  96. 96 : : 2015/12/09(水) 18:57:42
    ヒストリア「もうやめてよ!!こんなボロボロになってまでやる事なんてないよ!!私の気持ちも考えてよ!!」

    エレン「…」

    ヒストリア「ハァハァ…もし、エレンがこれでも無茶をして死ぬってなったら…」

    エレン「…」

    ヒストリア「…私も、死ぬ」

    エレン「!!お、お前!!」

    ヒストリア「仕方ないじゃん…私はエレン、貴方がいないと生きていけない、唯一私の事を友達と呼んでくれた、私の事を認めてくれた、そんな人が死ぬんだよ?私生きてる価値、なくなっちゃうよ…」

    エレン「…(…そうか…そうだったのか…)」

    エレンはここでやっと本当の意味でヒストリアの気持ちがわかった、エレンは知っている、好きだった人の死がどれだけ怖い事か4年前、親が殺された時、その時の気持ちはもう表す事なんてできない、悲しさ、憎しみ、無気力この3つ、それともう一つ、自殺、エレンは母親が死んだ時自分も死んだ方がましだった、その気持ちを忘れていたのを今思い出したのだった。

    ヒストリア「ねぇ…エレン、もう、やめてよぉ…」

    エレン「!ヒストリア…」

    ヒストリア「うっ…くっ…うっ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    ヒストリアが等々こらえきれなくなったのか嗚咽を吐きながら大声で泣き始めた、その姿はとてもとても弱弱しかった正に孤独の中をさまよい人を探し続け、でも結局は一人になってしまったそんな人間、そこでエレンは…

    ッス…

    ヒストリア「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    エレン「…悪い、ヒストリア…今の俺にはこんな事しかできねえ…っ…」

    エレンはヒストリアの気持ち、いや孤独の痛みを知らない、傷みをわかってあげられない自分の無力差に腹が立った

    エレン「(…あの時と同じだ、母さんを助けられなかったあの時の力がなかったあの時の無力感と同じだ…)」

    ヒストリア「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    エレン「(…は、ははっ…あの時とまるっきり成長してねえじゃねえか、俺…一生懸命訓練をし、死にもの狂いで訓練をしてもちっとも強く何かなってねぇ…巨人を倒す所か人間に負けてる…)」

    エレン「…ごめん、ヒストリア、忘れてたよあの大切な奴が死んじまった時のどこに振り回したらいいかわからない憎しみ、そして無力感、後どうして死んじまったんだよって…」

    ヒストリア「ハァハァハァ…エレン…」

    エレン「!ヒストリア!」

    そこでやっと泣き止んだヒストリアに気づいたエレン

    ヒストリア「…ごめん、エレン…私守ってもらってるのに、こんな…」

    エレン「…いや、俺が悪い俺が勝手に突っ走ってお前の気持ちも考えずにやっちまって…ははっ…4年前にその気持ち知った筈なんだけどな…俺バカでよ忘れたわ…」

    ヒストリア「…エレンはバカじゃないよ」

    エレン「…は?」

    エレンはヒストリアにバカじゃないと言われ呆気に取られてしまった

    ヒストリア「エレンは友達思いなんだよ…」

    エレン「…友達思いでも死んじまったらおしまいだ…」

    ヒストリア「…そう、だね。はははっ…私もバカだねさっき自分で言ってたのに…」

    エレン「…」

    ヒストリアが無理して笑ってるのにエレンは薄々気づいていた

    ヒストリア「…ねぇ、エレン…」

    エレン「…何だよ…」

    ヒストリア「…お願いだから、無茶、しないで…?」

    ヒストリアはまた泣きそうな顔をしながらエレンの首に手を回し言った

    エレン「…あぁ、もう、しねぇ…」

    ヒストリア「…!そっか…約束、だよ…?」

    エレン「…あぁ」

    エレンはヒストリアがどれだけ苦しんでいたのかがわかり、ヒストリアの目を直視できないでいた

    ヒストリア「…エレン、絶対に約束だよ…?」

    エレン「…わかてるって…」

    ヒストリア「…じゃあ、こっち向いてよ…」

    エレン「…無理だ…」

    ヒストリア「…どうして…?」

    エレン「…今のこの状況で向ける、わけないだろ…」

    ヒストリア「…エレン、もし約束やぶったら私、死ぬからね…」

    エレン「!!お前!!」

    エレンがヒストリアの言葉がどうも本気な気がし、振り向いた、そこには

    ヒストリア「やっと振り向いた…」

    エレン「!お前、騙したな…」

    ヒストリア「だって…こっち向いてくれないし…」

    ヒストリアはそう言うと首に回していた手を腹に回し、抱き付いてきた

    エレン「っ、お前、痛いだろ…」

    ヒストリア「これはエレンが自分からやった事だよ…それに私を泣かした罰…」

    ヒストリアはそう言いながらこっちを下から覗いてきた

  97. 97 : : 2015/12/10(木) 00:14:09
    読ませて貰いましたが面白いですね!
    保身の為に仲間を売る人間をエレンとヒストリアは信用し直すんでしょうか?(個人の考えなら殺すか無視ですね)

    期待です。
  98. 98 : : 2015/12/10(木) 01:11:56
    アルミン、正解を導くんだ………!
    期待です☆☆☆
  99. 99 : : 2015/12/10(木) 01:43:43
    キターーーーッ!
    期待です
  100. 100 : : 2015/12/10(木) 23:59:00
    期待です
  101. 101 : : 2015/12/11(金) 17:53:57
    エレン「泣かした罪ってお前…」

    ヒストリア「…だって、私はエレンの友達なんでしょ?」

    エレン「!あ、あぁ…まぁそう、だけど…」

    ヒストリア「…ねぇ、エレン…」

    エレン「…なんだよ…」

    ヒストリアがこちらをしたから覗きこんで直視してくる事に少し抵抗?を感じできるだけ視線を合わせないように話している

    ヒストリア「…これからは私も一緒に戦うよ」

    エレン「!っ、お前、でも…」

    ヒストリア「…うん、私何てほぼ全然やくに立たない、そう思ってるよ、でも仮にも私はエレン達と同じ訓練兵の端くれだよ」

    エレン「…そこまで言ってないだろ…」

    ヒストリア「…ふふっ、そうだねごめん。今、エレンが私の事止めようとしても無駄、わかるよね…」

    エレン「…あぁ、今のこの俺の状態でお前を止められると思って、ねえよ…」

    周りから見たらエレンは普通に話せている様に見えるが本当はかなり苦しんでいた、だがヒストリアは気づいていた

    ヒストリア「…うん、それもあるけど今エレンとても震えてる」

    エレン「!」

    ヒストリア「…話すのもやっとなんでしょ?」

    エレン「…あぁ、かなりきつい状態だな…」

    ヒストリア「…エレン」

    エレン「?何だよ…」

    ヒストリアが突然息を飲んだかと思うといきなり真剣な、そして寂しそうな表情をし、こちらに向けてきた

    ヒストリア「…今から言う事はとてもエレンは怒ると思う、でも聞いて」

    エレン「?な、何だよ?改まって、と言うか何で俺が起こる前提なんだよ…」

    ヒストリア「…今のエレンはもうとてもじゃないけど戦う以前の問題で支障をきたしてる、だから…」

    エレン「…?お、おい?何だよ?何でそこで黙るんだよ?」

    ヒストリアがだから、と言った所で突然黙った事に嫌な予感がした

    ヒストリア「…もう、私エレンが傷つくところ、見たくないんだ…」

    エレン「…は?え、お、おい!」

    ヒストリアはそう言うと突然後ろに回していた手を引っ込め、立ち上がった

    ヒストリア「…ごめん、エレン私、人の事言えないねさっきまで私エレンに死なないで、エレンが死んだら私も死ぬとか、色々言ってたのに…」

    エレン「は、はぁ?な、何、言ってんだよ!?」

    ヒストリアが一歩一歩遠ざかって行く、普通だったらそこでエレンは歩みヒストリアを止められた、だが今のこのエレンはとてもじゃないが止められるほど余裕はなかった

    ヒストリア「…ごめんね、エレン私の勝手な行動、許して…」

    エレン「おい!!意味わかんねえよ!?お前さんざん俺に無茶するなとか言ってたじゃねえか!!何でお前いきなりこんな事するんだよ!!意味わかんねえよ!!」

    ヒストリア「…ごめん」

    エレン「おい!待てよ!!許さねえぞ!!お前!(また…失うのか…また、救えないのか…?)」

    この時、エレンは思いだした。4年前壁が壊され母さんが自分の目の前で巨人に喰われそれをただ見てるだけ、何もできなかった何にもできなかった、叫ぶ事しかできなかった

    エレン「待って…(俺は…また…失うのか…何もできずに…あの頃から何にも変わってねぇ…)」

    エレンは段々と意識がどんよりとしてきた

    ヒストリア「…エレン、さようなら…」

    エレン「っ、まって…(…嫌だ、失いたく、ない…もうこれ以上失いたくない…)」

    ヒストリア「…」

    そこでヒストリアはどんどんと離れて行く

    エレン「(何で…どうして…どうしてこうも無力なんだ…どうして俺達の幸せがこうも理不尽に取り上げられなくちゃならない…しかも同じ人間に…っ…ふざけんな…)」

    エレンはそこで朦朧とする意識を無理やり覚まし、立った

    スタ、スタ、スタ

    ヒストリア「!エレ、ン!?」

    そこでヒストリアは後ろから足音が聞こえ、後ろで止まったと思い後ろを向こうとした瞬間に抱き付かれた

    エレン「ハァハァ…これ、以上失って、たまるかよ…」

    ヒストリア「!!」

    そこでヒストリアは気づいた、エレンの腹から何故か血か滲み出てきている事に

    ヒストリア「っ!エレン!!喋らないで!血が!!」

    エレン「そんな、の知るかよ…今、目の前で前みたいに失いかけてんだ…仲間が、友達が、知り合いが…」

    ヒストリア「…」

    ヒストリアはまた改めて驚いた、何故そこまでして自分の事を守ろうとするのか、自分を友達、親友と呼ぶのか。普通だったらこんなに体がボロボロだと立てないはず、いや意識を保てない筈、そう思っていた

    エレン「待って、くれよ…何で、行っちまうんだよ…何で…」

    ヒストリア「!!エレン!!?」

    エレン「…」

    ヒストリア「!!」
  102. 102 : : 2015/12/11(金) 18:22:26
    そこで等々エレンは意識を手放した。その事に慌ててヒストリアはエレンを地面に寝かせ、脈、鼓動を調べた。

    ヒストリア「っ!(良かった…)」

    そこでエレンはただ意識を手放した事だけがわかり、安心した

    ヒストリア「…エレン、ありがとうね私の事認めてくれて…友達、親友って言ってくれて、凄い嬉しかったよ…」

    ヒストリアはそう言いエレンの頭を撫で、行こうとした、だが…

    ????「おい、何だこの糞な状況は…」

    ヒストリア「っ!!」

    背後から男の声がし、後ろを見た

    ヒストリア「(!?あれは…!)」

    ヒストリアが見たもの、それは自由の翼、調査兵団だった

    リヴァイ「おい、そこの女」

    ヒストリア「!!は、はい!」

    リヴァイ「この今の状況はどうなってんだ…」

    ヒストリア「!え、えっと…」

    ハンジ「おいおい、リヴァイ、そんな威圧的に話さなくたっていいじゃないか、ん?あれ?そこの君は…」

    ヒストリア「!(これって…まだ、ばれてない…?)」

    ぺトラ「!兵長!この子、あの子ですよ!ヒストリア・レイス!」

    ヒストリア「!?(ばれた…!)」

    そこでヒストリアはあるまずい事を思い出した、そう今回のこの事件に反対の者、それは死刑

    ヒストリア「(っ!!そうだ、忘れてた…!あぁ、私のバカ!!)」

    そう、つまりここでエレンと自分が捕まると勿論の事、私はあの忌まわしき故郷、ロッド・レイスの元に渡され、エレンは処刑にされる

    ヒストリア「!!(ごめん…エレン、私、何やってるんだろ…!)」

    ヒストリアはそう思い、それと同時にエレンを抱えて逃げようとした、だが…

    リヴァイ「おい、お前どこに行こうとしてる」

    ヒストリア「!?」

    ズサァ!

    ヒストリアは転んでしまった、理由はリヴァイに足を引っかけられてしまったからだった

    ハンジ「おいおいリヴァイ、暴力はだめだよ暴力は、大丈夫?」

    ハンジはそう言いながらヒストリアに手を貸そうとした

    ヒストリア「!?」

    それにヒストリアは手を掃った

    ハンジ「!おっと、あ、あれ?嫌われてる?」

    モブリット「ちょっ、ハンジさん!僕達は今敵だと思われてるんですよ!?」

    ヒストリア「!思われてる…?」

    ぺトラ「!あ、えっと兵長…」

    リヴァイ「…おい、そこの娘」

    ヒストリア「!」

    リヴァイ「お前がヒストリア・レイスで会ってるな?」

    ヒストリア「…は、はい…」

    ヒストリアはリヴァイからの視線が怖く、よそ見をしてしまった

    リヴァイ「…俺達、調査兵団はヒストリア。レイス、お前の護衛に来た」

    そんな言葉を発した瞬間、ヒストリアの頭の中で何かが弾けとんだ

    ヒストリア「…え?」

    リヴァイ「…ぺトラ」

    ぺトラ「!はい!えっとね、ヒストリア、さん?」

    ヒストリア「あ、は、はい」

    ぺトラ「私達にもね、ヒストリア・レイス、貴方を貴族家ロッド・レイスの元へ連れてこいって言われてたのよ」

    ヒストリア「!は、はい…(やっぱり訓練兵だけじゃなく、他にも…!)」

    ぺトラ「そこでね、兵長がこの事件の事についておかしいと思ったのよ」

    ヒストリア「?おか、しい?」

    ぺトラ「えぇ、何で貴族の家の奴がそんな訓練兵と一緒に居るのかとか、後何で偽名を名乗っていたのかってね」

    ヒストリア「!」

    リヴァイ「…でだ、そこで俺は変だと思い、お前をロッド・レイス、あの糞豚に引き渡すのをやめたんだ、そして調査兵団はヒストリア・レイスの護衛につくそう言った、だが」

    そう言いリヴァイは何故かブレードを出し

    リヴァイ「そこに倒れている男、そいつは護衛の対象に入っていないがな」

    ヒストリア「!!?」

    ハンジ「え、っちょ、り、リヴァイ!?」

    何故か同じ仲間のハンジまでが驚いている

    リヴァイ「俺はあくまでヒストリア・レイスお前を護衛すると言った、だがそこの男は違う今回の件には何のかかわりもない」

    ヒストリア「!!ぇ、エレンは私の事を守ってくれたんです!!!」

    リヴァイ「!あ?」

    オルオ「!おい、ぺトラあの女兵長に生意気な口wブフゥ!?」

    ぺトラ「あんたはちょっと黙ってて」


    ヒストリア「この人は私の事皆から守ってくれたんです!命がけでこんなにボロボロになるまで守ってくれたんです!」

  103. 103 : : 2015/12/11(金) 18:29:34
    リヴァイ「…それがどうした俺は、いや俺達調査兵団はあくまでヒストリア・レイスお前を護衛するだけだと言った筈だそこの男まで護衛するとは言っていない、それにそんな何の役にも立たない奴は荷物だ、捨てるだけだ」

    ヒストリア「!?エレンは私の命の恩人です!!私の大事な親友なんです!私の大事な初めての友達なんです!!」

    ハンジ「…リヴァイ」

    リヴァイ「…その男を守る価値はあるのか?」

    ヒストリア「!あります!!貴方達にとってはないかもしれませんが私にとってはとても大事な人です!!」

    リヴァイ「…べらべらとうるせぇ口だな、じゃあ何だ、お前はそいつを守りたいと、守ってほしいと?」

    ヒストリア「!!」

    リヴァイ「…まぁいい、おい、お前の目的は何だ」

    ヒストリア「っ、も、目的?(…さっきから話しが飛びすぎててわけがわからない…エレン…)」

    ヒストリアはそこで思った、エレンが居てくれたらどれだけ安心できたかと

    リヴァイ「あぁ、俺の目的はお前の護衛だ、だがお前は何だ?俺の目的にその男の存在は支障が出るんだが」

    ヒストリア「っ!、わ、私はエレンを守る事が目的です!」

    リヴァイ「…ほう、悪くない」

    ヒストリア「…(もう、何言ってるかわからない、わけがわからない…)」

    リヴァイ「…よし、それじゃあ行くぞ」

    ヒストリア「…は?」

    オルオ「!!おい!そこの女!兵長に向かって何て口ブッ!?」

    ぺトラ「…あんた何回噛むのよ…」

    リヴァイ「目的がない人間が生き残れるわけがねえだろうが」

    ヒストリア「!!」

    リヴァイ「おい、急いでその男を馬に乗せろ、行くぞ」

    ヒストリア「えっ、ちょっハンジ「ほら!乗った乗った!」

    ヒストリア「え、え!?」

    ヒストリアは訳がわからないまま馬に乗った。

    ハンジ「ちゃんと、えっとエレン?は君がおさえててくれよ~?」

    ヒストリア「え、あ、はい(え、何全然訳がわからない…)」

    エレン「・・・」

    ヒストリア「(…エレン、私、エレンがいないと何にもできないね…)」

    ヒストリアはそこで改めて実感した、エレンがどれだけ頼りになっていたのかと
  104. 104 : : 2015/12/14(月) 00:28:52
    やばい。面白すぎる。
  105. 105 : : 2015/12/17(木) 12:45:55
    おもしろいです。
  106. 106 : : 2015/12/30(水) 04:52:48
    他の作品も含めて期待
    自分のペースで頑張ってくださいね
  107. 107 : : 2016/01/04(月) 09:45:59
    気長に待ってます。
    頑張ってください。
  108. 108 : : 2016/01/04(月) 16:36:08
    もうそろそろ再開したいと思っておりますのでもう少々お待ちいただけると嬉しいです
  109. 109 : : 2016/01/10(日) 02:43:53
    エレン~死ぬな~
  110. 110 : : 2016/01/21(木) 19:14:48
    期待してます
  111. 111 : : 2016/01/26(火) 16:15:02
    ほかの作品にも期待を寄せております
    頑張ってください
  112. 112 : : 2016/03/07(月) 21:56:38
    期待
  113. 113 : : 2016/03/11(金) 00:53:11
    期待してます!!どうか続きをぉ!
  114. 114 : : 2016/05/01(日) 00:22:46
    オルオ一旦ってか、永遠に出ってクルナ!!

    下呂オヤジ「(名前が)」
    俺「そうじゃん!だって、顔が下呂みたいだから、エルドの方がいいよ。多分。ということで、さようなら。」バキッ

    下呂オヤジ「」チーン


    ごめんなさい‼
  115. 115 : : 2016/05/27(金) 20:34:26
    期待
  116. 116 : : 2016/08/28(日) 23:59:28
    まじかよこの期待はどこへ向けりゃいいんだよ
    お前に向けらんねぇじゃねぇか…
  117. 117 : : 2016/11/28(月) 14:18:14
    期待です、なんか感動しました!
  118. 118 : : 2017/08/02(水) 11:33:36
    続きがほしい!めっちゃいい話だから!!
    神作だね!
  119. 119 : : 2018/06/19(火) 22:26:00
    完結したら是非小説化してくれ
  120. 120 : : 2018/06/27(水) 01:57:30
    上と同じく
  121. 121 : : 2018/10/10(水) 22:50:22
    ???「止まるんじゃねぇぞ...」

    すいません!!
  122. 122 : : 2019/03/04(月) 06:17:08
    期待です‼️
  123. 123 : : 2019/03/31(日) 23:49:00
    ちんちんがぼっきした
  124. 124 : : 2019/07/13(土) 03:49:15
    >>123 えぇ…(困惑)
  125. 125 : : 2019/07/22(月) 23:06:39
    そして抜けた
  126. 126 : : 2019/07/23(火) 01:09:15
    キモすぎ
  127. 127 : : 2020/10/06(火) 13:20:10
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
nikorasu569

キリト

@nikorasu569

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場