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セバスチャン「私は嘘をつきませんから」ニコッ

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  1. 1 : : 2015/02/09(月) 23:06:00
    今日の目覚めはいつもより悪い目覚めだった。


    「んっ...重い..ってセバスチャン!?」


    体に掛かる重さで目覚めた僕は驚いた。


    いつも、モーニングティーを運んでくる僕の執事が僕の上で倒れているのだ。


    「お、おい..セバスチャン起きろ..」ユサユサ


    僕はセバスチャンの体を揺らした。


    その時、僕は感じた。
  2. 2 : : 2015/02/09(月) 23:10:43
    あいつの体が熱いことに。


    すると


    「坊っちゃん..申し訳ございません..」フラッ


    「おっと..セバスチャンお前はもう寝ろ。」


    「ですが...「命令だ。」


    「イェス..コホッ..マイロード..ゲホッ」


    あいつを止めるにはこの方法が一番良い。


  3. 3 : : 2015/02/10(火) 07:18:41
    ガチャ


    シエル「ふぅ..」


    だが、あいつが、風邪?


    悪魔が風邪を引くものなのか?


    チリンチリーン


    タナカ「はい。どうなさいましたか?」


    シエル「タナカ。お粥を準備しろ。あと、タオルと冷たい水もだ」


    タナカ「はい。かしこまりました」
  4. 4 : : 2015/02/10(火) 17:59:00
    バタン


    今日は何か予定はあったか?


    まぁいい。今日は楽な格好でいよう。


    シエル「えっと..こんなもんか?」


    ガチャ


    タナカ「坊っちゃん。用意できましたよ。」


    シエル「それを、セバスチャンの部屋へ。それが終わったら自分の仕事へ戻れ。良いな」


    タナカ「はい。わかりました。」


    バタン
  5. 5 : : 2015/02/10(火) 20:50:39
    シエル「さてと...」


    僕は医学書を開いた。


    シエル「風邪には...ふーん...」パタン


    シエル「興味ねぇ...あっ!あいつに聞けば...」


    僕はある人を呼んだ

  6. 6 : : 2015/02/10(火) 20:53:07
    ガチャ


    「シエル!久しぶり!」


    シエル「アロイス。すまないな急に呼んで」


    アロイス「全然良いよ!俺は1度君の家に行きたかったしさあ!」


    シエル「まぁ入ってくれ」


    クロード「シエル様。セバスチャンは..」


    シエル「それも中で話す」
  7. 7 : : 2015/02/11(水) 09:11:10
    応接室


    シエル「紅茶や、菓子も準備できなくてすまない。」


    アロイス「今日のシエルは変だ。」


    シエル「え?」


    アロイス「今日のシエルは謝ってばかり。一体どうしたんだよ?」


    僕はアロイス達にあいつのことを話した。


    シエル「それで、お前の執事..クロードは風邪を引いたことがあるか?」


    アロイス「あーあったね。それっぽいのが」


    シエル「本当か?!」
  8. 8 : : 2015/02/11(水) 22:52:15
    クロード「まず、セバスチャンさんの部屋へ行ってもよろしいでしょうか?」


    シエル「ああ..こっちだ。」


    僕はアロイス達にセバスチャンの部屋を案内した。


    コンコン


    シエル「セバスチャン、入るぞ」ガチャ


    セバスチャン「ハァ..ハァ..坊っ..ちゃん」


    シエル「体調はどうだ?辛いか?」


    セバスチャン「そう..です..ね..」ハァハァ


    クロード「セバスチャンさん聞こえますか?クロードです。」


    セバスチャン「クロード..さん?ああ..アロイス様まで..このような姿で申し訳ございません...」


    アロイス「相当重症だね。クロード」


    クロード「そうですね。セバスチャンさん。会いたい人はおられますか?」


    セバスチャン「会いたい..人?」


    シエル「会いたい人と風邪がどう繋がるんだ?」


    アロイス「なんかね、悪魔の風邪って人間が看病してもいみないんだと。」


    シエル「じゃあ、同じ悪魔のクロードにしてもらえば..」


    アロイス「いや、クロードが風邪引いた時、俺もセバスチャンにと思った。でも、悪魔には悪魔の家族に看病してもらわなければ、治らないんだ。俺も会ったよクロードの家族に。」


    シエル「あいつに家族がいるのか!?初耳だぞ」


    クロード「はい。セバスチャンさんには、奥様と子供2人がおられます。」


    シエル「ふ、二人!?」



  9. 9 : : 2015/02/12(木) 07:50:45
    アロイス「いやークロードの娘のアンジュちゃん!可愛かったなー!」


    クロード「シエル様。明日、私が悪魔界から、御家族を連れてきてもよろしいでしょうか?」


    シエル「ああ。構わん」


    クロード「では、明日の朝一番に参ります」


    アロイス「ねえシエル!今日泊まってもいいかな?!」


    シエル「良いぞ」


    アロイス「ありがとうシエル!」
  10. 10 : : 2015/02/12(木) 20:39:45
    翌日


    「シエル様。お目覚めの時間ですよ。」


    シエル「ん..セバス..ええ!?だ、誰だ!?」


    「申し遅れました。私、セバスチャンの息子のルミです。」


    シエル「息子...というのは無事にこっちに着いたんだな。」


    ルミ「はい。今回は父が迷惑をお掛け致しました。」







  11. 11 : : 2015/02/12(木) 21:11:00
    シエル「ルミ、セバスチャンが回復するまでよろしくな。」


    ルミ「イェスマイロード」


    シエル「さてと、朝食とするか。」


    ルミ「はい。アロイス様もお待ちです。」


    シエル「あいつがいた事をすっかり忘れていたな...」


    僕はアロイスと朝食を済ませ、セバスチャンの寝室へ向かった。


    コンコン


    シエル「セバスチャン?入るぞ」ガチャ


    ローズ「!!これはシエル様、お初にお目にかかります。セバスチャンの妻、ローズです」


    マリー「娘のマリーです。よろしくお願いします!」


    シエル「よろしくな。当分の間、彼を頼んだぞ」


    ローズ「はい。」
  12. 12 : : 2015/02/12(木) 21:58:59
    シエル「セバスチャンの容態はどうだ?」


    ローズ「今は大丈夫だと思いますが、後後また昨日と同じ症状になるかと...」


    シエル「そうか...」


    セバスチャン「ん...!坊っちゃん!おはようございます。」バサッ


    シエル「無理しなくていいぞ!当分はルミが僕の執事になってくれる」


    セバスチャン「ルミが..というかなぜ貴方達がここに?」


    ローズ「クロードから聞いて、急きょ駆けつけたのよ」


    マリー「お父様大丈夫?」


    セバスチャン「大丈夫だよマリー。心配掛けてすまないね」


    ルミ「あまりムリしないでよ。シエル様がものすごく心配しているから」
  13. 13 : : 2015/02/13(金) 07:54:20
    シエル「なっ!?し、心配など..///」


    セバスチャン「ルミ、今日の坊っちゃんの予定は?」


    ルミ「午前はダンスレッスンとお勉強、午後はミットフォード公爵夫人とエリザベス様がお見えになります」


    シエル「なっ!?やばいぞ!早く準備しろ!」


    ルミ「ですが、公爵夫人は午後にお見えになるんですよ?」


    セバスチャン「ルミ、早く準備なさい。」


    ルミ「はい」
  14. 14 : : 2015/02/13(金) 18:09:31
    数分後...


    ガチャ


    シエル「お久しぶりです。公爵夫人。レディーエリザベス。本日も予定より早いご到着で...」



    エリザベス「シーエールー!!!会いたかったあああああああああ!!!!!!!」ギューッ


    フランシス「エリザベス!よしなさい!!」


    エリザベス「ごめんなさい!!」


    フランシス「おや?あのいやらしい執事は何処に行った?」


    シエル「セバスチャンは今、風邪で寝込んでます。今日からあいつの代わりにルミが執事です」


    ルミ「初めまして、セバスチャン・ミカエリスの息子のルミ・ミカエリスでございます。以後お見知りおきを...」
  15. 15 : : 2015/02/13(金) 22:11:01
    フランシス「どうやらセバスチャンに似てると思ったがやはり、息子だったとはな。親に似て子も嫌らしい顔をしているな。あと...」


    フランシス「親子揃ってなんだ!このふしだらな髪は!!」


    フランシス「シエルもシエルだ!男の癖に前髪を伸ばしやがって...!」


    シエル「あはは...え?おば様?い、いや良いですよ!えっちょ..ああああああ!!!」
  16. 16 : : 2015/02/14(土) 07:45:38
    数分後


    シエル「どうもお手数をおかけいたしました...」ッオールバック


    ルミ「フランシス様、エリザベス様。どうぞ中へ」
  17. 17 : : 2015/02/25(水) 23:11:59
    応接室

    ルミ「本日の紅茶はアッサムをそして、デザートはガトーショコラを用意しました。」

    エリザベス「まぁ!美味しい!セバスチャンのもいいけど、ルミが作ったのもいいわね!」

    シエル「そうか?僕はまだまだだと思うがな」

    エリザベス「もうっシエルったら!素直じゃないんだから...」

    ルミ「父を超えられるよう努力致しましょう。」
  18. 18 : : 2015/02/26(木) 08:34:39
    チリンチリーン

    ルミ「シエル様。父のところへ行っても?」

    シエル「ああ。構わん」

    ルミ「では、皆様ごゆっくり」

    エリザベス「ねえシエル。セバスチャン大丈夫なの?」

    シエル「多分な...」
  19. 19 : : 2015/02/26(木) 19:03:27
    フランシス「いくら執事だといえど、世話を掛け過ぎてはいけないぞ?」

    エリザベス「そうよ。セバスチャンに甘えるのは...」

    シエル「なっ!?あ、甘えてなど無い!」

    ガチャ

    「坊っちゃーん!!」

    シエル「フィニ。どうしたんだ?」

    フィニ「セバスチャンさんが...」

    シエル「!!今行く!」
  20. 20 : : 2015/02/27(金) 21:01:36
    ガチャ


    シエル「セバスチャン!...って何をしているんだ!?」

    セバスチャン「見ての通り、いつもの私ですが?」

    シエル「駄目だ。まだ寝てろ」

    セバスチャン「もう大丈夫ですよ。」

    シエル「寝ろ」

    セバスチャン「いえもう..「命令だ」

    シエル「命令だセバスチャン。完全に回復するまで安静にしているんだ。」

    セバスチャン「イェスマイロード」

    ルミ「申し訳ございません。私が止められず...」

    シエル「いいんだ。セバスチャンは僕の命令じゃなければ聞かないからな。」
  21. 21 : : 2015/02/28(土) 18:20:01
    「お父さん?」ゴゴゴゴゴゴ

    セバスチャン「!?、ま、マリー...」オロオロ

    マリー「散々動くなって言ったでしょ!?なんでいうこと聞かないの!!デスサイズの欠片が身体に入ってるというのに何故動こうとすんの!!??もう少し奥に刺さったら死ぬんだよ!?死ぬの!!もう、わかってよね!!」

    セバスチャン「は、はい...」シュン

    シエル「え...死ぬ?」

    ルミ「あっ...その..シエl..「嘘だろ?」

    シエル「なぁ、嘘だろ?セバスチャン。嘘と言ってくれよ!!」

    シエル「お前は僕の魂を喰うんだろ!喰わずに死ぬのか!?僕の願いを叶えずに..僕の側を離れるのか!?」

    セバスチャン「ま、まだ決まってないですが..」
  22. 22 : : 2015/03/02(月) 16:31:29
    シエル「決めた。今日、僕は────」

    セバスチャン「!?」





    シエル「zzz」

    セバスチャン(どうしてこうなったんでしょうか...)

    シエル『決めた。今日、僕はセバスチャンと寝る!』

    セバスチャン『!?..ぼ、坊っちゃん!?』

  23. 23 : : 2015/03/05(木) 08:27:09
    シエル「...セバスチャン寝てるか?」

    セバスチャン「いえ、起きてます」

    シエル「痛くないか?」

    セバスチャン「はい。」

    シエル(よかった...)

    シエル「僕は今日からずっとここでねるからな」

    セバスチャン「ですが、坊っちゃん。それじゃあまた、熱が出ますよ?」

    シエル「お前に比べればどうってこともない」
  24. 24 : : 2015/03/27(金) 22:43:36
    セバスチャン「ですが...「命令だ。」

    セバスチャン「御意..」

    セバスチャン(こんなことで使わないで欲しいですね..)

    シエル「セバスチャン」

    セバスチャン「はい」

    シエル「お前は本当に死ぬのか?」

    セバスチャン「だそうですね..医者であるマリーが言っているので..」

    シエル「僕の願いを叶えずにか?」

    セバスチャン「万が一そうなったら、契約印はルミに移しますよ。」

    セバスチャン「でも、大丈夫です。私が死んだとしても必ず坊ちゃんの元へ戻ってきますから。」

    シエル「本当か?」

    セバスチャン「私は嘘をつきません。」
  25. 25 : : 2015/04/01(水) 11:48:50
    シエル「というか、なんで死ぬ前提で話してるんだ」

    セバスチャン「さあ?」

    シエル「もういい..僕はねる。」

    セバスチャン「おやすみなさい坊ちゃん。」

    シエル「ん」
  26. 26 : : 2015/04/29(水) 14:44:44
    つづきぃぃぃぃぃぃぃ!
  27. 27 : : 2015/07/08(水) 23:09:20
    次の日…


    「シエル様…シエル様!」


    シエル「ん…ルミか…」


    ルミ「おはようございます。シエル様」


    シエル「セバスチャンは起こさないのか?」


    ルミ「………はい」


    シエル「そうか、じゃあリジーも待っているだろうし、ダイニングへ行くぞ。」
  28. 28 : : 2018/01/04(木) 14:32:37
    え、セバスチャン死んだの?!?!
    つづきー!!!
  29. 29 : : 2021/07/26(月) 21:54:52
    続きが凄く見たいです…。セバスチャンの家族設定が好きです。できれば続き見たいなぁ…
  30. 30 : : 2021/08/19(木) 12:25:41
    次の展開が気になるー!続き待ってます!
  31. 31 : : 2021/08/19(木) 12:27:19
    もう無理やろ

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アルミンlove

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