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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

『兵士達の壁ドン!』partⅢ ミケさんとナナバさん

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  1. 1 : : 2014/11/26(水) 11:46:05
    題名通りです♪
    兵士達が、今巷で話題の壁ドンにトライします!!

    partⅠリヴァイ兵士長
    http://www.ssnote.net/archives/25778

    partⅡニファ
    http://www.ssnote.net/archives/26688

    と、少し繋がりがありますので、宜しければ読んで下さい♪

    モブリットに春は訪れるのか?!

    ネタバレは単行本

    いろいろカプあり

    よろしくお願いいたします♪
  2. 2 : : 2014/11/26(水) 11:46:31
    モブリット「うーん、今日も朝から晩まで分隊長に振り回されたなあ・・・。ああ、いつもの事なんだ、それはわかってるんだけど、何だろう・・・。何となく切ないやら物悲しいやら」

    深夜の兵舎の廊下を、自分の部屋に向かってゆるゆると歩みを進める、調査兵団きっての苦労人、またの名を壁ドンマスター、そしてまたの名をオネエ・・・と勝手に噂されているモブリット・バーナー

    モブリット「そうだ、つきっきりなんだ。もうかれこれ4年以上、ずっと一緒にいる。朝起きる時から、寝る前まで・・・だから、変な噂が立つのも仕方がないんだよな、わかってはいるけど・・・」

    モブリット「何で切ないのかって、そりゃ・・・」

    「朝から晩まで一緒にいるのに、寝る時だけ別だからだ。スン」

    モブリットの独り言に、背後から返事が返ってきた
  3. 3 : : 2014/11/26(水) 11:47:10
    モブリットはびくっと背中を震わせる

    モブリット「うわっ、びっくりした・・・。ミケ分隊長、驚かさないでくださいよ。こんな夜に・・・」

    ミケ「すまん、何やら深刻そうな顔をしていたのでな、声を掛けていいやら迷って、気配を消していた」

    モブリット「ずっと聞いてらしたんですか・・・」

    ミケ「ああ、朝から晩まで分隊長に振り回されたとかいう所からな。俺も分隊長だから、俺の事かと思った」

    モブリット「し、失礼いたしました。と言いますか、聴かなかった事にしていただけませんかね・・・」

    ミケ「朝から晩まで一緒なのに、肝心な時にはよそへ行くと副官がぼやいていたと、奴に伝えてはいけないのか」

    モブリット「あ、当たり前でしょう・・・!というか、そんな事言ってませんし!」

    ミケ「顔が真っ赤だ。図星だったな。スン」

    モブリット「あああ、朱くなってません!」

    ミケ「俺の鼻をなめるな、モブリット」

    ミケはそう言うと、またスンと鼻を鳴らした
  4. 4 : : 2014/11/26(水) 11:54:47

    モブリット「なめてなんかいませんよ・・・。ですがそういう意味ではないですので、本当に」

    ミケ「お前はハンジが好きだ。だがライバルがリヴァイだから黙っているだけだ」

    モブリット「へ、兵長がライバルだなんて、恐れ多いにも程がありますよ・・・」

    ミケ「お前にだって、リヴァイに勝てる要素はあるぞ」

    モブリット「いいえ、勝つとかそういう事は一切考えては・・・」

    ミケ「たとえば背丈とか」

    モブリット「ミケ分隊長!話聞いてくれてますか?ライバルだなんて思っていませんから、本当です!」

    ミケ「すまん、背丈以外に思いつかなかった。許せ」

    モブリット「駄目押ししないでくださいよ・・・というか、話を聞いて・・・」

    モブリットはため息をついた
  5. 5 : : 2014/11/26(水) 12:04:27
    ミケ「というわけで、俺はお前の弱みを握った」

    ミケはモブリットを指さしながらそう言い放った

    モブリット「というわけで・・・ってどういうわけなんですか!」

    ミケ「お前がハンジの悪口を言っていたという弱みを握った」

    モブリット「悪口などでは・・・」

    ミケ「悪口というか、積もる思いというか、複雑な胸の内というかな」

    モブリット「ミケ分隊長、今日は良くお話になられますね・・・」

    ミケ「ああ、こういう事は結構好きだ」

    モブリット「な、なんて傍迷惑な・・・」

    ミケ「・・・上司に向かってそんな口の利き方をするのか・・・弱みをもう一つ握ったぞ」

    モブリット「うわあ、す、すみません!!そう言うつもりでは・・・」

    ミケ「俺は傷ついた、モブリットに傍迷惑だと言われてな」
    ミケは項垂れた
  6. 6 : : 2014/11/26(水) 12:05:29
    モブリット「あ、いえいえ・・・その、迷惑なわけないじゃないですか。お、おれでよければいくらでもそういう話しますから!」

    ミケ「じゃあ早速だが・・・お前に聞いてほしい事がある」

    モブリット「ミケさん、変わり身早すぎますよ!」

    ミケ「お前はいくらでも言う事を聞くと言った」

    モブリット「ちょっと!話を聞くと言っただけで、言う事を聞くとは・・・」

    ミケ「上官命令だ、従え」

    モブリット「最初からそう言えばいいでしょう・・・」

    ミケ「面白くないだろうが、力づくで従わせるだけではな」

    モブリット「結局力づくで・・・パワハラで・・・」

    ミケ「俺は傷つい・・・」

    モブリット「もうそれは結構です。話、お伺いしますよ」

    モブリットはそう言うと、はぁ、と深いため息をついた

    ミケ「スン」
    ミケは納得した様に頷いた
  7. 7 : : 2014/11/26(水) 12:14:45
    期待!
  8. 8 : : 2014/11/26(水) 12:16:18
    >じけいさん☆
    ありがとうございます♪
    頑張ります!!
  9. 9 : : 2014/11/26(水) 12:43:13
    モブリット「いたしません!!」

    ミケが話を切り出すや否や、モブリットはそう言って首をぶんぶん振った

    ミケ「・・・まだ、一言しか話してないんだが」

    モブリット「その一言が問題なんですよ!なんなんですか、壁ドンしてやってほしいって!」

    ミケ「その通りの話だ。今からその理由を説明しようと思ったんだが、お前が頭ごなしにいたしません!と拒絶するからだな」

    モブリット「壁ドンなんて、してやってほしいといってするものじゃないですよ!」

    ミケ「そうなのか」

    モブリット「そうですよ!あなたは自分の女を他の男に抱いてやってくれないか?とかいいますか?それと状況は違えどほとんど意味は同じですよ!」

    ミケ「壁ドンと、抱くのとでは全然違うだろう」

    モブリット「違いますけど、違いませんて!壁ドンて、相手を口説いたり言う事を聞かせたりするときにやるんですよ?そんなの俺がやれば・・・」

    ミケ「俺がいいといっているんだが」

    モブリット「嫌ですよ!大体なんでそんな突拍子もない話になったんですか!」

    ミケ「だからそれを今から話そうというのに、お前が端から拒絶するからだな」

    モブリット「そ、そうでしたね、わかりました。とりあえず話をお聞きしますから」

    ミケ「スン・・・頼む。壁ドンしてやってくれ」

    モブリット「いたしません!とりあえず早くお話下さい!」

    モブリットは悲鳴の様な声を上げた
  10. 10 : : 2014/11/26(水) 12:43:33
    ミケ「実は、ナナバと喧嘩をした」

    モブリット「あのナナバと喧嘩ですか?悟りを啓いている様な、達観した女性なのに」

    ミケ「お前、今ナナバと呼び捨てにしただろう」

    モブリット「ぎゃあ、ど、同期なんで、こう呼んでますよいつも!」

    ミケ「弱みをまた握った。モブリットは俺のナナバを呼び捨てにし、挙句の果てにわが物にしようと・・・」

    モブリット「してません!」

    ミケ「絶妙なつっこみだ、スン」

    モブリット「面白がって鼻で笑わないでください!ミケさん!」

    ミケ「ハンジがうらやましい。ほんの少しだがな。ぼけてもだれも突っ込まんからな、俺の隊は」

    モブリット「ミケさんのぼけはぼけてるのか本気なのかわかりかねるから・・・」

    ミケ「何だ、俺がお笑いのセンスがないような物の言い方だな、傷つい・・・」

    モブリット「はい、もう結構ですってばそれは!」

    ミケ「さすがはモブリット、スン。つっこみのセンスだけは抜群だな」

    モブリット「それ、ちっとも嬉しくありませんからね?!それに、つっこみだけって・・・」

    モブリットは頬を膨らませてそう言った
  11. 11 : : 2014/11/26(水) 12:50:03
    ミケ「実は昨夜、ナナバと夜の街を歩いていた。そこへ女の集団が近寄ってきてな・・・俺にしなだれかかってきた」

    モブリット「はい」

    ミケ「ナナバを男だと勘違いしていたのか、女たちはナナバにもしなだれかかっていてな。まあ夜の客引きだろう」

    モブリット「そうでしょうね」

    ミケ「で、あまりにもしつこかったから、俺はしなだれかかる女を壁際に押し付けて、今日は気が立っているから乱暴にしかできん、今度にしてくれ、とそう言った」

    モブリット「・・・・・・・」

    ミケ「そしたらナナバが怒ってな・・・他の女に壁ドンするなんて!私にだって一度もしたことがないのに!・・・とこうだ」

    モブリット「そりゃ、ナナバさんが怒って当然ですよ」
    モブリットは肩をすくめた
  12. 12 : : 2014/11/26(水) 12:50:32
    ミケ「そうか・・・あの行動にそこまでの意味があるとは知らなくてな。何せ俺は壁ドンの存在自体をその時初めて知ったんだからな」

    モブリット「なるほど」

    ミケ「で、いくらなだめてもすかしても許してもらえず、結局ナナバに、誰かが自分に壁ドンをするまで、俺とは寝ないしデートもしないと言い切られてしまった。目には目を、歯には歯をらしい」

    モブリット「は、はあ」

    ミケ「だから、お前に頼んでいる。ナナバに壁ドンをしろと」

    モブリット「いや!ちょっと待ってくださいよ!なんでそこで俺なんですか?!他に頼めばいいじゃないですか!」

    ミケ「他のやつだと歯止めがきかんかもしれんだろうが。お前は真面目な朴念仁、そのうえ男が好きだからな、ナナバにそういう事をしてもそれ以上には発展せんだろう」

    モブリット「だ、だ、誰が男が好きなんですか?!!!」

    ミケ「お前が」

    モブリット「俺は、正真正銘女好きですよ!!」

    モブリットは激昂した
  13. 13 : : 2014/11/26(水) 12:57:21
    ミケ「女好きだと豪語した、ある意味尊敬するぞ。お前はむっつりスケベタイプだと思っていたからな。ハンジに対する態度からして」

    モブリット「男が好きではないと言いたかっただけですよ!」

    ミケ「まあ、お前が男が好きか女が好きか、はたまた両方好きかは置いておいて」

    モブリット「そこ、重要なんで置かないでくださいよ!」

    ミケ「とにかく、ナナバが誰かに壁ドンを迫る前に、先手を打つべきだと俺は思った。だからお前に頼みに来た」

    モブリット「いやいやいや、俺だって男ですよ?!もし万が一その気になったら!!」

    ミケ「まあその時は、俺が立体機動装置を付けていない事を願うんだな」

    モブリット「スナップブレードで削ぐ気まんまんじゃないですか!」

    ミケ「壁ドンを頼むだけでも100歩譲っているのに、それ以上など考えられん」

    モブリット「壁ドンを頼むのをやめましょうよ!!」

    ミケ「他の男に迫るくらいなら、お前がさっさと済ましてくれた方がまだましだ」

    モブリット「だからっ、なんで俺がまたそんな目に・・・」

    ミケ「そんな泣きそうな顔をしても無駄だ。俺は男の涙にはなびかん。というか、お前俺を誘惑しようとして・・・」

    モブリット「いたしません!!」

    ミケ「スン・・・まあそう言う事だからよろしく頼む」

    ミケはそう言うと、その場を立ち去った
  14. 14 : : 2014/11/26(水) 15:38:21
    モブリット「ど、ど、どうしてこんな事に…何で俺が巻き込まれなきゃならないんだ」

    モブリットは自室に入るや否や、頭を抱えてうずくまった

    モブリット「それもこれも全部、壁ドンなんかが流行るのが悪いんだ、そうだそうに違いない」

    モブリット「ていうか、何で俺が男が好きって言われるんだよ…はぁ…」

    モブリットは立ち上がると、頭を数回振った

    モブリット「ナナバ…かあ、よりによって。調査兵団一の美人で、人気のね。…俺が例えその気がなくても、ナナバのファンからクレームが…。ミケさんだから皆何も言えないだけなんだからな…」

    モブリット「もう、考えるのは止めよう。忘れよう、そうしよう…」

    モブリットはそう独りごちると、布団に潜り込んだのであった

  15. 25 : : 2014/11/26(水) 20:24:21
    翌日―

    モブリット「ふぁー」

    モブリットは執務中にあくびを連発していた

    昨夜、結局気になりすぎて寝られなかったのである

    ハンジ「モブリット、珍しいねえ。君がそんなにあくびばっかりするなんて。いつも真面目なのにさ」

    モブリット「あ、はい、すみません…少々寝不足で…」

    ハンジ「そうなんだね、休ませてあげたいけど、今日も忙しいしなあ」

    モブリット「いえ、ハンジさん、大丈夫です。俺の不摂生ですみません…」

    ハンジ「いいよー!!たまには君だってそういう所があってさ。私なんかいっつもあくびばっかりだしね!!」

    モブリット「…はは」

    ハンジ「モブリットのつっこみに、全く切れがない…やっぱりおかしい。いつもなら、いつもあくびばっかりなんて、偉そうに宣言しないで下さいよ!!とか言うのに…」

    モブリット「はっ、すみません、頭が寝ているのかもしれませんね…はは」

    ハンジ「なんか元気ないなあ…だいじょぶ?」

    モブリット「はい、大丈夫です。ご心配お掛けしてすみません」

    心配そうなハンジに、モブリットは無理に笑ってそう言った

  16. 26 : : 2014/11/26(水) 22:51:28
    昼が過ぎ、夕焼けが辺りを赤く染める頃

    モブリットは夕食を摂る為に食堂へ向かった

    ハンジに心配をかけてはいけないと、あくびを噛み殺し、成るべく機嫌良く笑顔で応対した結果、疲れが倍増してしまった

    足取り重く、とぼとぼ歩いていると、後ろからポン、と肩を叩かれた

    モブリットが振り向くと、そこには輝くような笑顔があった

    「やあ、モブリット!!」

    モブリット「…はっ!!ナ、ナ、ナナバ…」

    ナナバ「なによ、何で後ずさりしてるの?」

    モブリット「いや、何でも…その、こんばんは」

    ナナバ「こんばんは。今から夕食?私もなんだ。一緒に食べない?」

    モブリット「あ、いや、その…」

    ナナバ「なに?なんだか嫌そうだね…」

    モブリット「いやいや、そんな事は無いよ!!ああ、一緒に食べよう。お願いします、ナナバ」

    ナナバ「やだなあ!!そんなにぺこぺこ頭下げないでよ。なんか変だよ、あなた」

    ナナバはそう言うと、モブリットの頬をつんつんと指でつついた

    モブリット「へ、変じゃないよ…普通だって…」

    ナナバ「顔真っ赤になってるよ?大丈夫?とりあえず、行こう、モブリット。お腹すいたよ、私!」

    ナナバはそう言うと、半ば強引にモブリットの手を引いたのだった

  17. 27 : : 2014/11/26(水) 22:58:39
    ナナバ「うーん!!今日のスープは鶏肉入りだね。美味しい!!」

    ナナバは久々の肉料理に頬を緩ませていた

    モブリットはちらりとその横顔を伺う

    完璧な造作だ

    すらりとのびた鼻梁、少し薄いが柔らかそうで形のよい唇、透き通る様な白い肌、凛とした光を宿す、切れ長の美しい瞳

    まさに女神…ただ美しいだけの女神ではない

    ナナバは戦女神のように、強いのだ

    誰もが羨む美貌を持ちながら、それを武器にはしない

    だからナナバは、男だけでなく、女性にも人気だった

    こんなにも美しい女性に、自分が壁ドンするなんて、到底考えられないモブリット

    鶏肉のスープに視線を落とし、はぁとため息をついた
  18. 28 : : 2014/11/26(水) 23:06:14
    ナナバ「モブリット…大丈夫?あなた、顔色が悪いよ」

    ナナバはそう言うと、モブリットの額に手を当てた

    モブリット「わ、わ!!」

    ナナバ「……熱があるじゃない。ちっとも大丈夫じゃないよ。医務室行こう」

    モブリット「あ、いや、自分で行けるから…」

    ナナバ「何遠慮してるの?さ、行こう」

    ナナバはモブリットの手を握り、立たせると、肩を抱き抱える様に、彼を医務室へ連れていった
  19. 29 : : 2014/11/26(水) 23:17:29
    ナナバは美しく強いだけではない

    限りない優しさを持っている

    だからこそ、体調が明らかに悪いモブリットに気がつく事が出来た

    こんな彼女に惹かれない男などいないだろう

    モブリットはまたちらりとナナバの顔を見た

    すると、ナナバも彼を見ていたのか、ばっちり目があった

    ナナバ「モブリット、私の顔に何かついてる?」

    モブリット「あ、いや…何も…」

    ナナバ「なんだかさっきから私の顔ばかり見てない?恥ずかしいんだけどな」

    モブリット「ご、ごめん、ナナバ…」

    ナナバ「ますます顔が赤くなった…熱上がったんじゃない?急ごう」

    ナナバはそう言うと、モブリットを抱えてまた歩き出した
  20. 32 : : 2014/11/27(木) 11:20:51
    軍医「特に喉が赤いわけでも無いですし、日頃のお疲れが溜まったせいではないですかね」

    一通り医者に診てもらったが、特に異常は見当たらず…疲労のためだと診断された、モブリットの発熱

    ナナバ「まあ疲れるよね。上司がああだから…ふふっ」

    軍医「確かに。とにかく今日はゆっくり休んで下さい。水分はしっかり摂ることと、頭を冷やす事」

    モブリット「はい、わかりました。ありがとうございます」

    モブリットは立ち上がると、重い頭を下げた

    ナナバ「よし、部屋に戻ろう。氷のう持っていかなきゃね」

    モブリット「いや、ナナバ、一人で大丈夫だから」

    ナナバ「ダメだよ、モブリットが熱を出すなんて滅多にないじゃない。こういう時は甘えてればいいの」

    モブリット「で、でもね…」

    ナナバ「あら、甘えたいのはハンジにだけかな?私じゃ不服なのかな?」

    モブリット「いや!!滅相もない!!そんなわけないよ」

    ナナバ「…ふふっ、そんなに必死にならなくても。あなた面白いね。さ、行こう」

    結局モブリットは、ナナバに押しきられる様に、自室に共に戻ったのであった




  21. 33 : : 2014/11/27(木) 12:00:09
    ナナバはモブリットを支える様に、肩を貸しながら、彼の自室へと歩む

    ナナバ「でもほんと、ハンジの下は大変でしょ。暴走するからね、彼女」

    モブリット「あ、ああ。でももう慣れたつもりでいたんだけどね」

    ナナバ「疲れって何かの拍子に爆発するらしいからね。それが今なんじゃない?あなた無理しすぎだからね、いつも」

    ナナバの心配そうな表情に、モブリットはまた顔を赤く染める

    モブリット「無理してる様に見えるのかな、俺は」

    ナナバ「うん、見えるね。そうとしか見えないよ。もっと肩の力を抜けばいいのに」

    モブリット「そう、だよな・・・」

    ナナバ「ま、真面目なのがあなたの事だから、大事な上司のサポートするのに、肩の力なんか抜けないか。ふふ」

    モブリット「そんなに真面目かな」

    ナナバ「うん、真面目も真面目、大真面目だよ、あなたは。ハンジばかり見てないで、もっと他に目をやるといいかもね?もっと他の女性と遊ぶとかさ」

    モブリット「俺はハンジさんばかり見てないよ。それに遊ぶって、君ね・・・」

    ナナバ「ためしに私と遊んでみる?」

    モブリット「な、な、何を言ってるんだよ・・・」

    ナナバ「あら、まんざらでもなさそう、ふふ」

    ナナバの魅惑的なほほ笑みに、モブリットが叶うはずもなく、いつもの切れのあるつっこみを、彼女に繰り出すことは叶わなかった
  22. 34 : : 2014/11/27(木) 12:12:17
    部屋に戻ると、ナナバは勝手に引き出しを漁って着替えを準備し、モブリットに着替えを促して、彼をベッドに押し込んだ

    ナナバ「ふう、後は氷のうね。取りに行ってくるから、寝ててね?」

    モブリット「ナナバ、悪いよそんな事まで・・・」

    ナナバ「遠慮しないっていったよね?しつこい男は嫌われるよ?じゃ、待ってて」

    ナナバはそう言うと、踵を返して部屋を後にした

    しばらくその扉を見つめていたモブリットだったが

    モブリット「あーーーー、気がおかしくなりそうだ。大体いい女すぎるんだよナナバは」
    そう一人ごちて、布団を頭から被った

    モブリット「完璧な横顔、いや、前から見てもどこから見ても完璧だ。それにすごく気が利くし優しいし、何というか完璧なんだ。そうとしか表現しようがない。もう壁ドンしてしまおうかなと思ってしまうくらい、やばい」

    「ほう、それはいい心がけだ」

    モブリット「って、うわぁあ!」

    モブリットの独り言に、返事が返ってきた
    勿論その主は・・・
  23. 35 : : 2014/11/27(木) 12:12:34
    ミケ「よう、壁ドンはまだいたしてないみたいだな」

    モブリット「まだ、というかいたすつもりはありませんよ・・・。やっぱりどう考えても無理ですよ」

    ミケ「お前さっきナナバを散々褒めちぎった後、壁ドンしてしまおうかとか言っていただろう。俺は聞いたぞ」

    モブリット「また独り言を聞かれた・・・というか何時の間に部屋に・・・」

    ミケ「俺の隠密行動をなめるな、モブリット」

    モブリット「な、なめてなんかいませんけど・・・人の部屋に入るのにせめてノックくらい・・・」

    ミケ「お前の部屋に入るのにノックはいらんだろ。俺は男の部屋に入るのにノックはしない性だ」

    モブリット「というかですね、俺は熱を出してしまいまして・・・ですので、ナナバに壁ドンなどできそうにないんです、すみません」

    ミケ「熱にうなされた様に見せかけて、自然と壁ドンできそうだろう。利用しろ」

    モブリット「む、無理ですってば!それに、もしやったとして、その先が続かないなんて保障は俺にはできませんよ?!」

    ミケ「ほう、要するにお前は分隊副長の分際で、分隊長である俺の女を寝取ると・・・」

    モブリット「だから、壁ドンだってしたくないんですってば・・・!」

    ミケ「・・・スン、ナナバが戻ってきそうだ。足音が聞こえた。俺は消える、後は頼む」

    モブリット「うああ、頼まないでくださいよー・・・って行ってしまった」

    モブリットはまた痛み出した頭を抱えながら、布団にもぐりこんだ
  24. 36 : : 2014/11/27(木) 12:22:09
    ナナバ「ただいま!って、あら、モブリット寝ちゃった?」

    モブリット「・・・おかえり。いや、起きてるよ」
    モブリットは布団から顔半分だけ出してそう言った

    ナナバ「そっかそっか!ほら、氷のう」

    モブリット「つめたっ」

    ナナバ「熱は・・・まだまだ高いね。明日も無理せず休んだ方がいいよ、モブリット。ハンジには言っておいてあげるからさ」

    モブリット「夜寝れば治るかもしれないから・・・」

    ナナバ「そんな事して無理して、本当に風邪でもこじらせたら、それこそハンジに迷惑がかかるよ?だから、たまにはゆっくり休みなさい」

    ナナバはそう言うと、氷のうを退かせて、彼の額を撫でた

    モブリット「ああ、そうするよ、ありがとう、ナナバ」

    ナナバ「どういたしまして。あなたが寝たら、私も部屋に戻って寝るわ」

    モブリット「いやいや、待ってなくていいから、本当に」

    ナナバ「じゃあここで一緒に寝てもいい?」

    モブリット「いい・・・わけないだろ?!」

    ナナバ「あはは、だよね!」

    モブリット「君にはミケさんがいるのに」
    モブリットがぼそっと呟く様に言うと、ナナバは急に視線を鋭くする

    ナナバ「ミケ?・・・まあね、そうなんだけどね。今はその名前を聞きたくなかったかも」

    モブリット「ご、ごめん、ナナバ」

    ナナバ「いいえ、あなたが悪いんじゃないの。今のは私が悪かった。あなたに当たるなんて最低ね」

    ナナバはそう言うとため息をついた
  25. 37 : : 2014/11/27(木) 12:28:29
    モブリット「ミケさんは、いい男だと思うよ、俺から見ても」

    ナナバ「・・・そうね。でもなんだろう、そばにいていまいち安心感がないというか・・・。ミケはやっぱりモテるし、ほら、英雄色を好むとかいうじゃない?まさにそれよ」

    モブリット「確かにね・・・」

    ナナバ「男ってそう言う事に歯止めがきかない時があるのだって私は知っているし、理解しているつもりではあるんだけどね」

    モブリット「そうか」

    ナナバ「モブリットみたいに一途に愛してくれる人を好きになればよかった」

    モブリット「ミケさんだって、君にぞっこんだと思うけどね」

    ナナバ「違うよ。ミケはぞっこんなんかじゃない、いつも私をはらはらさせているから」

    モブリット「そう、なのかな」

    ナナバ「ええ、そうよ」

    ナナバはきっぱりと頷いた
  26. 38 : : 2014/11/27(木) 12:36:29
    モブリット「君をはらはらさせるなんて、ミケさんは凄いな」

    ナナバ「待ってよ!そんなの凄いなんて思わないで?」

    モブリット「男としては、尊敬するよ、本当に。だって君は本当に綺麗で・・・見た目だけじゃない、心の中だって綺麗だし、優しいし、本当に非の打ちどころがないのに・・・その君をはらはらさせているわけだからね。要するにそれだけミケさんを愛しているって事だろ」

    ナナバ「・・・そんなにいい女じゃないよ、私は」

    モブリット「いい女だよ、それは断言する」

    ナナバ「やっぱり一緒に寝ようか?モブリット」

    モブリット「いたしません」

    ナナバ「わ、それ私に初めて言ったね。ハンジやリヴァイには言っているのを聞いたことあるんだけどさ、ふふ」

    ナナバはそう言って、モブリットの頭を撫でた

    モブリット「俺が本気にしたらどうするんだよ・・・」

    ナナバ「その時は、誘ったのは私だから、受けて立つけど?」

    モブリット「君は全く・・・熱が、上がりそうだよ・・・」

    ナナバ「あら、大変。氷のう氷のう」

    ナナバは氷のうを彼の額にのせて、冷えた手をモブリットの首筋に当てた

    モブリット「・・・・・・」

    モブリットは顔を真っ赤に染めていた

    ナナバ「冷たくて気持ちがいいでしょ?真面目な副長さん。ふふっ」

    モブリット「笑うなよ・・・」

    モブリットは口を尖らせたが、ナナバの聖母の様な表情にそれ以上何も言わずに目を閉じたのだった
  27. 39 : : 2014/11/27(木) 16:41:31
    モブリット「う…ん」

    頬に何かが触れる感覚に、モブリットは目を覚ました

    ハンジ「おはよ、モブリット。まだ夜だけどね」

    寝起きの目に飛び込んできたのは、兵服姿のハンジだった

    モブリット「ハンジさん、まだ兵服のままだったんですか?」

    ハンジ「ああ、一つ仕事を思い出してね、今日中にやれって釘を刺されてたから、やってたんだ」

    モブリット「す、すみません。呑気に寝てしまっていて…」

    ハンジ「いいよ、君、今日はずっとしんどそうだったしね。少しは下がったかい?熱…」

    ハンジは徐に、モブリットの額に手を当てた

    モブリット「頭の重さは、楽になった気がします」

    ハンジ「まだ少し、熱があるよ。明日は無理はやめて、ゆっくりしてて。私のせいで熱を出したってナナバも言っていたしね。もしかして、今日なんかずっと様子が変だったのも、私のせいかい?」

    モブリット「いえ、あなたのせいではありませんよ。熱はともかく、様子が変なのは…」

    ハンジ「私に聞かせてよ、なんか、あったんだろ?」

    モブリット「で、ですが…」

    ハンジ「大丈夫だよ、悪いようにはしないから、ほら、話せ。命令だよ」

    モブリットはハンジの言葉に観念したのか、ぽつりぽつり、自分が置かれた状況を話始めた

  28. 40 : : 2014/11/27(木) 17:13:59
    ハンジ「なるほどねえ…。っていうかさ、君の熱って私のせいというか、もしかしてミケの無理難題のせいなんじゃないの?いや、私も君に迷惑掛けてる自覚はあるけどね」

    モブリット「多分、いろいろ考えすぎて…だと思います。わかりませんが…」

    ハンジ「ミケも困ったね。うちの可愛い部下に無茶押し付けてさ」

    モブリット「まあ、いつも無茶させられてますから、これくらいなら安請け合いするとでも思われているのかもしれませんね」

    ハンジ「でたー。回りくどいつっこみ。私を秘かに下げてるし」

    モブリット「…ばれましたか」

    ハンジ「何年一緒にいると思ってるんだよ。寝る時以外は一緒だろ、いつも」

    モブリット「そうですね」

    ハンジ「一緒に寝てみるかい?」

    モブリット「いたしません」

    ハンジ「ありゃ、振られちゃったよ」

    モブリット「あんたには兵長がいるでしょうが。なんでいい男が側にいるのに誘うかな…ナナバにしかり…」

    ハンジ「ん?ナナバにも誘われたのかい?」

    モブリット「はっ!!いやまあ、話の流れでですよ」

    ハンジ「ナナバは冗談でそう言うことはあまり言わないのになあ。ひょっとしたら本気だったりしてね」

    モブリット「はあ…あり得ないですし、俺は人のものを奪う趣味は無いですし」

    ハンジ「ま、とにかくナナバが壁ドンされるまでは、モブリットにミケがはっぱかけにくるんだよね。それを何とかしよう。私が一肌脱ぐよ」

    モブリット「はい、よろしくお願いします…」

    ハンジ「あっ一肌脱ぐっていっても、裸にはならないから、期待しないように!もしかして興奮した!?」

    モブリット「するわけないでしょうが!」

    ハンジ「素直に言おうよ。ハンジさんの裸がみたいですって」

    モブリット「あ、あほですかあんたは!!」

    ハンジ「ははは!!モブリットがモブリットに戻った!!よしよし。とりあえず、明日決着つけてあげるから、任せなさい」

    モブリット「はい、分隊長」

    ハンジ「じゃ、おやすみ。ん~ちゅう♪」

    モブリット「な、投げキッスいりません!!ぺっぺ!!」

    ハンジ「ちぇ!!失礼な奴だなー。じゃ、またあしたね!!」

    モブリット「はい、おやすみなさい、分隊長」

    嵐のように去って行ったハンジに、モブリットはやはり、上官に心を惹かれる自分がいることを再確認したのだった
  29. 41 : : 2014/11/27(木) 18:46:08
    次の日

    モブリットの熱は下がり、彼は通常通り任務についた

    今日は本部内での雑務、それほど体力を使う事でもないため、ハンジが病み上がりの彼に、執務に参加する事を許したのだ

    何だかんだ、部下を思いやるハンジに、モブリットはついてきた人物に間違いはなかったと、秘かに思っていた

    そして、昼が過ぎ、夕方になった

    食堂へ行くと、既に大勢の兵士たちが夕食に舌鼓を打っていた

    モブリットは昨日は夕食を殆ど口にしていなかったせいか、テーブルにつくや否や、食事にありつき始めた

  30. 42 : : 2014/11/27(木) 18:55:45
    ハンジ「あ、ナナバだ。おーいこっちおいでよ~」

    ハンジはナナバの姿を見つけて、手招きをした

    ナナバ「ハンジ、今から食事?私はもう食べたわ。副官と相変わらず仲良しだね」

    ハンジ「ああ、仲良しこよしだよ、ねーモブリット!!」

    モブリット「仲良くありません。腐れ縁です」

    ハンジ「何だよそれ、酷いなあ」

    ナナバ「ふふ、ほんとに仲良しね」

    モブリット「ナナバ、ミケさんと仲直りは…」

    ナナバ「するわけないよ。私は心に決めたんだから」

    ハンジ「ナナバ、君の言いたいことはわかるよ。私も同じ様にしてるのを見たら腹が立つ。でも、君に壁ドンしようなんて猛者はいないよ」

    ナナバ「なによ、私が怖いみたいじゃない」

    ハンジ「いや、怖いとかじゃあないよ。高嶺の華過ぎてだね…」

    ナナバ「結局、美しいとか高嶺の華だとか言うのだって、口から出任せだよ。モブリットにだって言われたけど、振られたし!!」

    モブリット「振られたなんて…それに口から出任せなんかじゃ…」

    ハンジ「ナナバ…珍しいね、君がそんなに苛立つなんて。落ち着きなよ」

    ハンジの言葉に、ナナバはばん、と机を叩いた

    ナナバ「どうせ私なんかね、小さい女よ!!ミケのちょっとした事すら許せない様な、小者よ!!」

    ナナバの声は、食堂に響き渡った
  31. 43 : : 2014/11/27(木) 19:06:41
    ハンジ「ナナバ…」

    ハンジはナナバの様子に、ふぅと息をついた

    そして、ゆっくり立ち上がると、白い肌を真っ赤にして怒るナナバに歩み寄った

    次の瞬間、ハンジは素早くナナバの腕をとり、食堂の柱に彼女の体をドン、と押し付けた

    ナナバ「あっ!?」

    ハンジ「君は最高の女だよ。私が男だったら、ミケから君を、奪ってる」

    ハンジはナナバの耳元に、そう囁きかけた

    ナナバ「ハ、ハンジ…」

    ナナバは怒りとは別の意味で、顔を真っ赤に染めた

    ハンジ「…どうする?続きをこのままここで…」

    モブリット「いたしません!!」

    上官の不穏な動きに、すかさずモブリットは反応した

    ナナバ「…続き…してもいいかも」

    ハンジ「だろ!?ハンジさんの方が、ミケよりいい男だろ!?女だけど!!」

    ナナバ「うん、ハンジの方がいい男…ふふ」

    モブリット「こらあ!!公衆の面前であんたらなんてことを!!」

    ハンジにしなだれかかるナナバを引き離しながら、モブリットは悲鳴をあげた

  32. 44 : : 2014/11/27(木) 19:19:24
    ハンジ「危ない危ない、あやうく本気になるところだった。ナナバの色気は女も惑わす」

    ナナバ「そうかなあ…」

    ハンジ「そうだよ。だからミケに釣り合わないとかないからね、自信持ちなよ」

    モブリット「これで、ナナバさんは壁ドンをされましたし、後はミケさんが頭を下げれば…」

    ミケ「ナナバ、すまなかった。スン…」

    モブリットの背後から、またしてもミケが突然現れた

    モブリット「わっ!!びっくりした…」

    ナナバ「…ま、今回はハンジとモブリットに免じて許すわ。次はないからね、ミケ」

    ミケ「ああ、もう浮気じみた事はしない」

    ナナバ「次やったら、モブリットと寝るからね」

    モブリット「は、はい!?何でそこで俺が…!」

    ハンジ「モブリット、美味しいとこどりだなあ。実りは全く無いけど…」

    ミケ「わかった。次はないから、ナナバを抱くなよ、モブリット」

    ナナバ「ミケが浮気する事を期待してね、モブリット」

    モブリット「期待するわけないでしょうがぁぁ!!もう俺の事はそっとしておいてくれぇぇ!!」

    ハンジ「ナナバとモブリット、結構お似合いだよ」

    モブリット「真剣な眼差しで言わないで下さいよぉぉ!!もういい!!真面目な俺は今日ここで捨てた!!俺は破天荒に生きてやる!!」

    モブリットは拳を握りしめて、叫んだのであった

    ―完―
  33. 45 : : 2014/11/27(木) 19:35:11
    執筆お疲れ様でした!

    Part Ⅲもニヤニヤしながら見てました(笑)

    ハンジさんの壁ドン…ナナバが羨ましくなってしまいました(*≧▽≦)

    素晴らしい作品、ありがとうございました(♡Ü♡)
  34. 46 : : 2014/11/27(木) 19:42:55
    執筆お疲れ様でした♪

    ミケさんとナナバはお似合いだなぁ!

    だけどハンジがナナバに壁ドンの結末は楽しかったです♪

    パート4もありますか?あるなら期待して待っていますね♪
  35. 47 : : 2014/11/27(木) 20:08:20
    >はんちゃん☆
    読んで頂き、ありがとうございます♪
    にやにや出来ましたか~良かった♪
    わかる、私もハンジさんに迫られたい~(*^O^*)
    コメントありがとうございました!!
  36. 48 : : 2014/11/27(木) 20:10:39
    >とあちゃん☆
    コメントありがとうございます♪
    ミケナナは永久にですね!!お似合いです(*´ω`*)
    あえてハンジさんに壁ドンさせましたww
    モブリットが報われる日が来るのか…

    パート四あります♪
    誰にしようかしら…
    うふふ♪
  37. 49 : : 2014/11/27(木) 20:47:11
    執筆お疲れ様でした!

    ミケさんが隠密行動する度に吹いておりました。あんなにずんぐりむっくりなのに気配を消すの上手すぎです(笑)

    あと、ハンジさんの壁ドンキターー!!(°▽°)
    いつかくると期待しておりました。

    相変わらず苦労しているモブリットさんですが、頑張ってください!
    壁ドンマスターの壁ドン見たいです。
  38. 50 : : 2014/11/27(木) 21:10:24
    乙。面白かったです
  39. 51 : : 2014/11/27(木) 22:00:20
    >キミドリさん☆
    コメントありがとうございます♪
    ミケは鼻が利きますが、隠密までこなすようで…最強の用心棒ですね!!
    ハンジさんの壁ドン、されてるナナバが羨ましい!!
    モブリットはいつか報われるのか…わかりませんが、壁ドンマスターの華麗なる技を見せてもらいたいものですw
  40. 52 : : 2014/11/27(木) 22:01:20
    >じけいさん☆
    いつもありがとうございます♪
    読んで頂けて嬉しい♪
    また頑張るので、覗きに来てください♪
  41. 53 : : 2014/11/28(金) 18:43:26
    モブリット(笑)モブリットは男好きで、むっつりスケベで素敵な人ですw
    ナナバとモブリットの会話がツボでしたwモブリットと寝るからね!でナナバさん!ってなにましたw

    師匠の作品は笑かしたり、感動させたり…もう凄いですよ!!次も期待してます!!!
  42. 54 : : 2014/11/30(日) 12:55:55
    >EreAni師匠☆
    師匠コメントありがとうございます♪
    モブリットww気の毒すぎますw
    ナナバさんの小悪魔ぶりねw
    ナナバさんだから許されますw
    また懲りずに書きますので、よろしくお願いいたします♪
  43. 55 : : 2014/12/03(水) 00:41:50
    このミケは面白い!
  44. 56 : : 2014/12/03(水) 12:59:01
    >猛禽類さん☆
    ありがとうございます♪
    みけさんねww

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fransowa

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