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組織を裏切った者 2(リメイク)

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  1. 1 : : 2014/11/22(土) 23:51:29
    http://www.ssnote.net/archives/27655の続きです。
  2. 2 : : 2014/11/22(土) 23:54:30
    コナン「何だよ…大事な話って…」ドキドキ

    灰原「諸星大…お姉ちゃんの恋人で組織を裏切った人と工藤くんが言う赤井秀一って人やけに似ている所があるんだけどまさか…」ゴクリ

    灰原「同一人物じゃないわよね?」

    コナン「バ、バーロ…違がうだろ…」アセアセ

    灰原「(工藤くん今、目を反らした…さらにさっきと態度が変わった…やっぱり同じ人…だから私に会わせてくれないんだわ)」

    コナン「それによ灰原…赤井さんは今はもういないんだし…」

    灰原「嘘!」

    コナン「え?」

    灰原「沖矢昴って人やけに私を子供扱いしないしこの前だって…」

    回想です…コナンくんが誘拐された話です 。

    灰原「あの車よ!追って!」

    ドクン・ドクン

    灰原「何?何なのこの感じ…何かが追ってくる!」ドクン

    昴「そんな顔するな…逃しはしない」

    昴「博士ハンドルを…」

    ―回想終わり―

    灰原「あの時昴さんは博士にハンドルを任せて運転席のドアを開けて右胸から何か取り出そうとしていた…たぶんあれは拳銃…」

    コナン「拳銃って何のために持っているんだよ…」アセアセ

    灰原「それは…赤井秀一は諸星大で赤井秀一は沖矢昴だからでしょ!?違うの?」

    コナン「ち、違うって!何なんだよその推理…」


    灰原「ねー…なんでいつも私には何も言わず事を進めるの?…」

    コナン「灰原…」

    灰原「私がどれ程怖い思いしているかわかっているの!?」

    灰原「貴方が守ってくれるって言うから安心しているつもりだけど…ベルツリー急行の時だって死ぬかと思ったのよ!?」

    灰原「なのに貴方は確証がないから私には教えられなかった?何よそれ…結局私は組織を釣るためのエサなの?」

    コナン「だから違うって!お前は俺達に任せておけばいいんだよ!」

    灰原「何よそれ…私…工藤くんの事信用できない!」

    灰原はそう怒鳴ると走って研究室に向かってドアを閉めドアをロックした…

    コナン「(灰原…やっかいな事になってしまったな…)」

    灰原「(私は何のために生きているのだろう…結局組織に戻らなきゃ行けないのかな…)」

    灰原は小さい手を顔一杯に広げ座り込み泣いていた…
  3. 3 : : 2014/11/22(土) 23:55:26
    気づけば朝になっていた…

    灰原「(あの後私、ここで寝ちゃったんだ…)」

    灰原「(あっ今日は遊ぶ予定だったんだ…あまり気が進まないから光彦くんの家に電話しとくか…)」

    ガチャ

    研究室のドアを開けるとコナンの姿はなく机の上に一枚の紙が置いてあった…そこにはコナンが書いた置き手紙があった…

    「灰原へ…夜中はごめんな…いろいろと…今日は光彦達と光彦の家でゲームする約束だったから俺は行ってくる…もし気が変わったなら来てくれよな…一応、灰原はこれないかも知れないとは言っとくけど… コナン」

    灰原「…」

    灰原「(顔洗って歯を磨いて着替えてまた試作品作らなきゃ…)」

    少し時間が過ぎた後、灰原はなぜか沖矢昴の事を考えていた…

    灰原「(沖矢昴…いろいろと話を聞きたいから工藤くんの家に行ってみようかしら…少し怖いけど…)」

    ここからは工藤邸での話です…
  4. 4 : : 2014/11/22(土) 23:57:26
    灰原「(戸締まりもしたし鍵を閉めてっと…)」ガチャ

    灰原は工藤邸の玄関の前にいた…

    灰原「…」ゴクリ

    灰原がモニターフォンを押そうとしたらドアが開いた…

    灰原「え?」

    ゆきこ「あれ?哀ちゃんじゃない!もしかして新…コナンくんに用があるのかな?」

    灰原「え?いや…何でもありません」

    灰原は逃げようとしたがゆきこが灰原の腕を掴んだ…

    ゆきこ「何でもないわけ無いでしょ?もしかして昴くんに用があるのかな?」ニコニコ

    灰原「別に…」ゴクリ

    昴「ゆきこさん、そろそろ行かないと飛行機の時間に…」

    ゆきこ「あぁ~!そうだった…それじゃーね!哀ちゃん♪昴くんもまたね♪」ウィンク

    ゆきこおばさ…「お姉さん」は近くに停めてあったタクシーに乗って空港に行った…

    昴「それで…私に何か用でしょうか?」

    灰原「え?えぇ…少し話をしたくて…」

    昴「それでは立ち話も何ですのでリビングにでも…」

    灰原「えぇ…」

    灰原「(組織のニオイがしない…)」

    昴「何か飲みますか?コーヒー、紅茶…もしくはジュースがありますが?」

    灰原「なんで見たくれ小学生にコーヒーや紅茶を飲ませるのかしら…?」

    昴「ハハハ…これは手厳しい…ではジュースでいいですね?」

    灰原「いや、コーヒーでいいわ…」

    昴「なら少しお待ちを…」

    昴「インスタントですがブラック、もしくは…」

    灰原「ブラックでいいわ…」

    灰原「(私、焦っているの!?昴さんに…)」

    昴「お口に合うかどうかわかりませんが…」トン

    灰原「悪いわね…」

    昴「それで~話とは?」

    灰原「…単刀直入に言うわ…貴方、何者なの!?」ゴクリ

    昴「フン…」
  5. 5 : : 2014/11/22(土) 23:57:49
    昴「何者?私は沖矢昴…大学院生で今は…」

    灰原「違う…貴方は沖矢昴じゃない!FBI捜査官赤井秀一って人何じゃないの!?」ゴクリ

    昴「FBI捜査官?赤井秀一?誰ですか?その人は」

    灰原「とぼけないでよ!前に貴方が車で居眠りした時、私は貴方の首もとのマフラーを取ろうしたら貴方は私の腕を掴んでこう言ったわ…」

    「ここから先はこちらのエリアだ、君の領分じゃない」

    灰原「…と言ったわよね?あれはどう言う意味なの?」

    昴「大人は寒がり風の子ではありませんのでと言ったはずでしたよね?あの状況下で私はマフラーをしていないと寒いのに君は私のマフラーをはごうとした…だから君の領分じゃない…と言ったのですよ」

    灰原「…」

    灰原と昴さんが話をしている時コナン達は…
  6. 6 : : 2014/11/22(土) 23:58:59
    光彦「コ、コナンくんずいぶん上手くなりましたね~」カンシンカンシン

    あゆみ「すごぉーい!コナンくぅーん!」

    げんた「ずりぃ~ぞ!コナン!」

    コナン「何がずるいんだよ!」

    光彦「少し休憩しますか…ゲームのやりすぎはダメですからね~」

    コナン「そうだな、ちょっとトイレ行ってくるな」

    光彦「わかりましたー、部屋でて右にトイレありますからー」

    コナン「おう」

    トイレ中…

    コナン「(灰原のやつ何してっかな…まさか荷物まとめて出ていく準備とかするわけはないよな…アハハ)」

    コナン「(やけに昴さんについて知ろうとしてたけど…!?まさか…あいつ…)」

    トイレ終わり…

    ガチャ…

    コナン「みんなわりい…蘭姉ちゃんと買い物の約束してたから先帰るね!」

    光彦「えぇ~!もうですか?」

    あゆみ「コナンくんまた行っちゃうの?」

    げんた「まさか、コナン…鰻重食べる気じゃないだろうな!!」

    コナン「なんでそうなるんだよ…」ヤレヤレ

    コナン「とにかくまた埋め合わせするから先帰るな!!じゃーな!」

    3人「バイバイ~また明日~じゃーな」

    コナン「(まさか、灰原のやつ昴さんの所に…くそ!!)」ダッシュ

    そのころ灰原達は…
  7. 7 : : 2014/11/22(土) 23:59:23
    灰原「そう…ならいいわ…なら1つだけ聞きたいことがある…」

    昴「なんでしょう?」

    灰原「貴方は…私の敵?それとも江戸川くんが言うように味方…なの?」ゴクリ

    昴「フン…さぁ~どうでしょうね~」

    灰原「そう…悪かったわね…時間とってくれて…」

    昴「いえいえ、でも今の回答で納得したのですか?」

    灰原「えぇ…」

    昴「そうですか…では博士の家まで付いていきましょうか?」

    灰原「あら?私を『子供扱い』するつもり?」

    昴「いえ、レディファーストですよ」

    灰原「そう…でも私には必要ないわ」

    灰原「時間取らせて悪かったわね、まだ話したい事あるからまた来るかも知れないけど…」

    昴「えぇ、構いませんよ私は」

    灰原「それじゃ…」ガタン

    灰原は阿笠邸に戻った…

    少し違いでコナンが工藤邸についた…
  8. 8 : : 2014/11/23(日) 00:00:12
    コナン「はぁ…はぁ…やっとついた…やっぱスケボー持ち歩いとけばよかった…」

    コナンは自分の家、工藤邸のモニターフォンの呼び出しをした…

    昴「はい」

    コナン「僕だよ…江戸川コナンだよ…」

    昴「今、開けますね…」

    ガチャ

    コナン「ごめんね、行きなり…」ハァハァ

    昴「どうしたんだい?そんなに急いで…悪いやつにでも追われていたのかい?」

    コナン「違うよ…それより…灰原来なかった?」

    昴「いえ、来てませんが…でもなぜ?」

    コナン「来ていないならいいんだよ…ごめんね、休日だってのに…」

    昴「いえいえ、」

    コナン「それじゃ、」

    ガチャン

    コナンは玄関のドアを閉めて阿笠邸に向かった…
  9. 9 : : 2014/11/23(日) 00:01:19
    コナン「(灰原のやつ来てなかったか…俺の考えすぎか…)」ハハ

    ガチャ

    コナン「灰原~…」

    コナン「(あれ?いないのか?)」

    コナン「灰ば…」

    灰原「何よ」

    コナン「何だよいたのかよ…いたなら返事ぐらいしろよな…」

    灰原「悪かったわね…返事もできない女で」

    コナン「何、怒ってんだよ?」

    灰原「怒ってなんてないわ…(工藤くんがバカすぎるのよ…)」

    灰原「それと…昨日は悪かったわ…工藤くんの事信用できないなんて言ってしまって…」

    コナン「え?あ、いや別に気にしなくていいって」ハハ

    灰原「でも…」

    コナン「ん?」

    灰原「もし次、組織が関わる事があるならば私にも少しは協力させて…」

    コナン「お、おう…その時はよろしくな!(バーロ…お前を危険な事にかかわせるかよ)」

    灰原「そう言えばさっき博士から電話きて今日も帰れそうにないみたいよ?発明品が結構良かったみたいってはしゃいでいたし…」

    コナン「そうか!博士もたまには良いもん作るんだな」

    阿笠博士「へっくしゅん…誰かワシの噂でもしてるのかのう…」

    灰原「それで…今日はどうするのよ…」

    コナン「え?あ~蘭の所に行かないとまた怒られちゃうな…」

    灰原「そ、そう…(また蘭さんか…)」

    コナン「(灰原一人にするのもなぁ~…今日も泊まってくか…)」

    コナン「あのさ…灰原…今日も泊まってっていいか?」

    灰原「え?べ、別にいいけど…///(何よ…今日に限って…)」

    コナン「なら今、蘭に電話すっから待ってな…」

    コナン「あっ蘭姉ちゃん?コナンだけど…」

    蘭「あっコナンくん!今まで何してたのよ!もう5時過ぎてるわよ!心配したんだから!」モォ~

    コナン「えへへ…ごめんなさい…」

    蘭「まだ博士の家にいるの?」

    コナン「え?うん…新しいゲーム作ってくれたからやってるんだよ!」

    蘭「もしかして…また博士の家に泊まるとか言わないでしょうね」ギロ

    コナン「え?えへへバレたか…」

    蘭「んもぉ~まだまだ子供ね!今日だけだからね」

    コナン「はぁ~い!」

    蘭「ちゃんとお利口にするのよ!」

    コナン「へいへい…(あっやべ間違った…)」アセアセ

    蘭「え?はいでしょ!コナンくん(新一がいつも『へいへい』って言うから影響したのかしら…新一に言っとかなきゃ…)」

    コナン「あっごめんなさい…それじゃ切るね…」ポチ

    蘭「ちょっちょっと…」プープー

    蘭「何よ何よ!電話の切り方も新一そっくりじゃない!!帰ってきたら新しい技…『胴回し蹴り』お見舞いしてやる…」プンプン

    コナン「は~なんで子供扱いされなきゃいけねんだよ…」

    灰原「クスクス」

    コナン「笑うなよな…」

    灰原「それで…ご飯どうする?買い物に行く時間あるから何か作ろうか?」ドキドキ

    コナン「あっそうだな~ハンバーグとか食べたいな」ボソ

    灰原「ハ、ハンバーグ?」

    コナン「な、何だよ!作ってくれるって言うからハンバーグ食べたいって言ってんだよ…」

    灰原「工藤くんも子供みたいなとこあるのね♪」クスクス

    コナン「(ンニャーロ、後で覚えてろよ…)」

    灰原「じゃー買い物言ってくるから待っててね」

    コナン「へいへい」

    灰原は買い物にでかけた…
  10. 10 : : 2014/11/23(日) 00:01:39
    スーパーに到着…

    灰原「(さてと…早く買い物済ませないと…)」


    灰原「(工藤くんがハンバーグ食べたいなんて笑えるわね…)」クスクス

    ???「あれ?哀ちゃんじゃない?」

    灰原「あっ蘭さん…」

    蘭「博士にお使いでも頼まれたの?」

    灰原「え?えぇ…ちょっと」

    蘭「買ったものみると…ハンバーグの材料かな?」

    灰原「え?えぇ…」

    蘭「まさか、コナンくんがワガママ言ったんじゃないでしょうね?コナンくんハンバーグ大好きだからな~」

    灰原「博士が食べたいって言うから材料買いに来たのよ…」

    蘭「そうなんだ~あっ早く帰らないとお父さんうるさいから帰るね!」

    蘭「またね~哀ちゃん♪」

    蘭は走って帰ってった…

    灰原「(工藤くんがいつも食べてるハンバーグよりも絶対に美味しいの作ってあげるわ!)」
  11. 11 : : 2014/11/23(日) 00:02:13
    一部キャラ設定が崩れますがご了承ください…
  12. 12 : : 2014/11/23(日) 00:03:23
    灰原は買い物を済ませて博士邸に急いだ…

    ガチャ

    灰原「ただいま~」

    コナン「…」

    灰原「工藤くん?」

    コナンは灰原が買い物に行っている間にソファーで寝てしまった…

    灰原「(工藤くんもまだまだ子供ね)」クス

    灰原は足掛け用の毛布をコナンにかけた…

    灰原「(さてと…ちゃっちゃと作るか♪)」

    灰原「(今日はハンバーグとサラダとスープでいいわね…思ったより時間経ってしまったから…)」

    1時間後…

    灰原は慣れた手つきで料理を作っていった…

    灰原「(さてと…できたから工藤くん起こすか…)」

    灰原「工藤くん!工藤くん!」ユサユサ

    コナン「…」

    灰原「工藤くーん!早く起きないと怒るわよ~」

    灰原「工藤くんー?」ホッペタツンツン

    灰原「(私…何やってるんだろ…)」

    灰原「工藤くん!起きて!…組織が私達を殺しに来るわよ!」

    コナン「え?えー!?」ビックリ

    灰原「早く起きなさいよ~もう…」

    コナン「組織が来るってなんだよ!」

    灰原「嘘よ嘘、工藤くんがあまりにも起きないから嘘ついたのよ…」

    コナン「何だよ~脅かすなよ…」アセアセ

    コナン「腹減ったー」

    灰原「もう出来てるから先食べてて、私はお風呂の追い焚きしてくるから」

    コナン「お、おう」

    灰原「さてと…追い焚きもしたし私も食べるか…って…」

    灰原「工藤くん、何で食べてないのよ!?」

    コナン「え?いや…一人で先食べるより二人で食べた方がうまく食べれるかな~って」アハハ

    灰原「あっそう…(そこは私と食べた方が美味しいって言ってくれたほうが嬉しいのに…まぁ~でも工藤くんは『鈍感』だからね)」ジトー

    コナン「何だよその目…」

    灰原「生まれつきよ」

    コナン「早く食べようぜ!腹減って死にそうだよ~」

    灰原「そうね、食べましょう」

    灰原・コナン「頂きます…・いっただっきまーす」

    コナン「モグモグ…」

    灰原「どう?…味の方は…」

    コナンは箸を置いた…

    コナン「なぁ~灰原…」

    灰原「な、何よ!(まさか不味いの!?)」ドクン

    コナン「俺、こんなうまいハンバーグ食べたことないぜ!!すげーうまい!!」モグモグ

    コナン「スープも美味しいし、灰原って本当に天才だな!」

    灰原「そ、そう…(そこまで大袈裟に誉めなくても…照れるじゃない…///」

    灰原「それでさ…私の作ったハンバーグと蘭さん作ったハンバーグ…どっち美味しい?」ゴクリ

    コナン「正直言って…灰原の作ったほうがうまい!(蘭のは少し味薄いんだよな…)」ハハ

    灰原「(やっやった~♪工藤くんに蘭さんのハンバーグより美味しいって言われた!!)」ポー

    コナン「灰原~なんでお前、顔赤いんだよ!」

    灰原「え?それは…あれよ…スープに少し生姜いれたから体が暖まるのよ!」

    コナン「あっ確かに!ほのかに生姜のいい香りするもんな!」

    コナン「灰原はいい奥さんになれるな!料理もうまいしさ♪」

    灰原「さぁ~ね…私を好きになってくれる人なんているかしら?(そう…工藤くんは蘭さんに夢中…私なんて…)」

    コナン「意外に近くにいるかもしんねーぞ!」

    灰原「え?…」

    コナン「それよりご飯おかわり!うまくて死にそうだよ~」

    灰原「う、うん」

    それから20分ぐらい経って…二人は食べ終えた…

    灰原「さて片付けなきゃ…」

    コナン「いいよ~俺が片付けるから!作ってくれたお礼によ♪」

    灰原「あら?意外に優しいのね」

    コナン「だろ?」ハハ

    灰原「なら私、先にお風呂入るから」

    コナン「お、おうごゆっくり~」

    灰原が脱衣場で服を脱いでる途中に…
  13. 13 : : 2014/11/23(日) 00:04:02
    ガチャン・パリーン

    コナン「痛ってー!」ユビキッター

    灰原「…はぁ~…」ヤレヤレ

    灰原「ちょっと、今の音何よ!ってやっぱり…」

    コナン「ご、ごめん…皿割っちゃった…」アハハ

    灰原「アハハじゃないわよ!皿なんて割っちゃって、指まで怪我してるじゃない!」

    灰原「ほら、指貸しなさい…」パク

    灰原はコナンの指を口にやった…

    コナン「は、灰原な、何…してんだよ!」カオマッカー

    灰原「あれ?知らないの?唾液には止血剤の効果があるのよ…」

    コナン「それは…知ってるけどよ…」

    灰原「はい、これで大丈夫!後は私が片付けるから工藤くんは先にお風呂入りなさい」

    コナン「わ、わりぃーな…余計に手間かけちまって…」

    灰原「別にいいわ…慣れてるもの」

    コナン「(さて風呂はいっか)」

    コナン「(げっ…なんでこんな所に灰原の下着が落ちてんだよ…)」オドオド

    コナン「(あっそうか…脱いでる最中に俺が皿割っちゃったから…脱ぐのやめて来たのか…)」

    コナン「(今日の灰原の服装がワンピースみたいなので良かったぜ…じゃなかったら今ごろ…)」ゾッ

    一方…灰原は…
  14. 14 : : 2014/11/23(日) 00:04:32
    灰原「たく…皿割っちゃって…博士に怒られるわよ…」

    灰原「何か…下半身がやけにスースーするけど…!?」

    灰原は洗い物を途中でやめ脱衣場に急いだ…

    灰原「(まさか…まさか…)」

    灰原「・・・(下着そのままだった…)」

    灰原「ね~工藤くん…」

    コナン「ん?どうした?」

    灰原「ここに私の服…落ちてなかった?」

    コナン「『下着』なんて知らねーぞ~第一なんで俺が灰原の下着なんて…」アッ

    ガチャ

    灰原はお風呂場のドアを開けた…

    灰原「見たのね…やっぱり!私の下着!」

    コナン「べ、別にみたくてみたんじゃねーよ…落ちてから…」オドオド

    灰原「最低!!」

    コナン「まっ別に子供の下着ぐらい…な?まだ言い方だろ?」

    灰原「あのね…私の中身は女子・高校生なんですけど!?」イライラ

    コナン「悪かったって…だからドア閉めてくれよ…恥ずかしいだろ…」

    灰原「フンっ!」

    ガチャ

    灰原「(工藤くんの…H…)」
  15. 15 : : 2014/11/23(日) 00:05:02
    コナン「(何なんだよ…灰原はのやつ…)」

    コナン「(早く洗ってでるか…)」

    その頃灰原は…

    灰原「(早く洗い物しなきゃ…)」

    灰原「(さっきのって私がいけないのかな?)」ハァ…

    灰原「(洗い物、とっとと終わらせよ…)」

    それから5分が経ち…

    灰原「(やっと終わった…)」ハァ…

    ピピ…ピピ…

    灰原「ん?」

    コナン「灰原~シャンプーの詰め替え取ってくれよ…」

    阿笠博士「説明しよう…この『ピピ…ピピ…』と言うのはワシが開発した風呂に入りながらでもキッチン側にいる人を呼べて専用のマイクに話せば風呂に入りながらでも話せるすぐれものじゃ!!」
  16. 16 : : 2014/11/23(日) 00:05:55
    灰原「嫌よ!自分で取ればいいでしょ!?」

    コナン「お願いだよ~さっきの事で怒ってるなら謝るからさ…」

    灰原「わかったわよ…ちょっと待ってて…」

    お風呂場・脱衣場にて…

    灰原「はい、ここに置いとくから…」

    コナン「お、おう…わりーな…」

    それから15分ぐらいが経ち…

    コナン「ふぅ~気持ち良かった~」アタマフキフキ

    灰原「あら?もうでたの?」

    コナン「『もう』って何だよ…って何みてんだよ?」

    灰原「何だっていいでしょ!!」

    灰原「私、お風呂入るから脱衣場に近寄らないでよ!」

    コナン「行かねーから心配すんなって」

    灰原「フンっ」

    コナン「(何だよ…灰原のやつ…それより今見てたのって…このチラシか?)」

    チラシ…フサエブランド専門店 ×月○日オープン!

    コナン「(これか…何気にブランド好きだよな…普通、小1でブランド物を持つのか?俺にはわかんね~、しかも明日オープンじゃねーかよ…)」

    コナン「(いいや、着替えて寝るか…)」

    それから30分ぐらいが経ち灰原は風呂から出た…

    灰原「…(あれ?工藤くん?ってもう寝たのかしら…)」

    灰原「(私も髪乾かして寝ようかしら…)」チラシ チラミ

    灰原「はぁ…」

    それから10分ぐらい経ち灰原は寝ようとした…

    灰原「(何だろ…眠れない…)」

    灰原「(研究室にでも行こうかしら…)」

    灰原が研究室に行こうとするとなぜかリビングの明かりがついている…

    灰原「(あれ?さっき消したはずなのに…)」

    なぜか研究室から物音が…

    灰原「(ソファーに工藤くんがいない…とすると…)」

    ガチャ

    灰原「ちょっと、何してるのよ!」

    コナン「え?あれ?寝てなかったのかよ!?」

    灰原「寝付けないから研究室に来たらこのありさま…(だから寝付けなかったのかしら…)さてお話を聞こうかしら…泥棒さん!」

    コナン「(泥棒って…)」

    灰原「ところで…何探してたの?」

    コナン「…」

    灰原「はぁ…どうせAPTX4869の解毒薬(試作品)でも探してたんじゃない?」

    コナン「(何だよ、わかってんじゃねーかよ…)」

    灰原「わかったわよ…明日あげるからもう寝なさい…」

    コナン「ほ、本当か!?灰原!」

    灰原「はいはい」

    コナン「いや~悪いな~灰原!」

    コナン「それじゃ、俺は寝るから!おやすみ♪」

    灰原「はぁ…私も寝るか…疲れたわ…」

    ベッドにて…

    灰原「(しかし工藤くん何でAPTX4869使うのかしら…あっ明日は日曜日…蘭さんとでも出掛けるのね…)」

    灰原「(はぁ…寝ましょ…)」

    灰原も就寝した…

    朝になり灰原はコナンより早く起きた…

    灰原「…(眠い…)」

    灰原は隠してあったAPTX4869の解毒薬をリビングにある机の上に置いた…

    灰原「(さて…博士帰ってくるまで寝ようかしら…)」

    灰原はまた寝てしまった…

    それから二時間ぐらい経ち…コナンが起きた…

    コナン「フワァー…よく寝たな…」

    コナン「(何だよ灰原のやつまだ寝てんのかよ…)」チラ

    コナン「(APTX4869の解毒薬!?灰原のやつ…)」

    コナンは顔を洗い…歯を磨いた…

    コナン「(さて…そろそろ灰原を起こすか…)」

    コナン「灰原~」

    コナン「灰原~起きろ~」

    コナン「…(灰原の寝顔初めてみたけど意外に可愛いな…ってこれじゃロリコンじゃねーか)」アセアセ

    コナン「灰原!起きろ!」

    灰原「…ん?何よ…」

    コナン「早く出掛けるぞ~」

    灰原「はぁ~?」ジトー

    灰原「工藤くん、今日は蘭さんと出掛けんるんじゃないの?」

    コナン「俺がいつそんなこと言ったんだよ?」

    灰原「だったらAPTX4869の解毒薬は何のために使うのよ!?」

    コナン「それは…これからのお楽しみ!」

    灰原「何よそれ…」ジトー

    灰原「ところでどこに行くのよ?博士まだ帰ってきてないでしょ?」

    コナン「買い出しだよ!」
  17. 17 : : 2014/11/23(日) 00:06:17
    灰原「買い出し…?」

    コナン「そう!食料品のな!」

    灰原「わかったわ…着替えるから出てってちょうだい…」

    コナン「へいへい」

    コナン「(さて、これで大丈夫だな!)」
  18. 18 : : 2014/11/23(日) 00:06:52
    その頃どこかで…ある人達が…

    ???「ねぇ~なんでそんなに『赤井秀一』に関して調べるのかしら?彼なら死んだはずよ…バーボン」

    バーボン「えぇ…しかし確実に死んだって言う根拠を探すまでは気になりますので…確実に死んだって証拠を探し出すまで手伝ってくれませんかね…ベルモット…」

    ベルモット「それはいいけど、無駄だと思うけどね…それよりバーボン…貴方、赤井秀一と何かあったの?」

    バーボン「えぇ…まぁ~いずれわかりますよ…」

    ベルモット「そう…私は夜中にやらなきゃいけない仕事があって疲れたから近くのホテルで泊まるけど、バーボンもどう?」フフ

    バーボン「せっかくのお誘い…ありがたいですが…少々気になる人がいるのでね…そいつを調べたいのでまたの機会にさせてもらいます?」

    ベルモット「フフ気になるわね…私よりも気になるその人…」

    バーボン「えぇ…とても興味深い人ですよ…あの男…」

    ベルモット「もしよかったら私にもそのネタ噛ませて貰えないかしら?」

    バーボン「えぇ…いいですとも…最初から手伝って貰うつもりでしたのでね…」

    コナン達はと言うと…
  19. 19 : : 2014/11/23(日) 00:07:37
    灰原「(工藤くん、何のつもりかしら?私を買い出しに連れてくなんて…考えてもしょうがないか…)」

    コナン「(さてと…そろそろ俺も支度するか!)」

    コナン「(このAPTX4869の解毒薬を…)」

    パクッ ゴクッ ・・・

    コナン「!?来た!この感じ!」ドクンドクン

    コナン「くっ苦しい…うわぁ~!!・・・」

    工藤「こんなもんかな」ニキッ

    工藤「おい、灰原~まだ支度できねーのかよ!」

    灰原「うるさいわね!今、してるところよ!」

    工藤「へいへい(たく、女って何でこんなに準備するのオセーんだ?)」

    灰原「(なんで男って人の支度を急かすのかしら…余計に遅くなるわよね…って今の声!!)」

    灰原「!?く、工藤くん?」

    工藤「お?準備終わったか?」

    灰原「え、いや…なんで元の姿に戻ってるの!?」アセアセ

    工藤「は~?そりゃーお前がAPTX4869の解毒薬くれたからに決まってんじゃねーかよ」

    灰原「いや、それはそうだけどなんで今、使ってるのよ!」

    工藤「だから買い出し行くからだよ!荷物運びはコナンのままじゃキツいからな」

    灰原「買い出しの荷物運びだけでAPTX4869の解毒薬をなんで使わなきゃいけないのよ!!使う度に耐性ができるってさんざん言ってるでしょ!!」

    工藤「わぁーってるって…そんな大声出すなよな…鼓膜破れるだろ…」アハハ

    灰原「私、やっぱ行かないから…」

    工藤「何でだよ!?」

    灰原「貴方の今の体で出歩いて組織の連中に見つかりでもしたら…私まで危険になるじゃない!」

    工藤「大丈夫だって~守ってやっからよ!」

    灰原「…蘭さんはどうしたのよ?いいの?放っといて…?」

    工藤「あ~、蘭なら園子と世良で京極真って人の試合観てっから大丈夫だろ?」

    灰原「どこで?」

    工藤「何処でって…ご令嬢の娘だからでっけぇーバカでかいスクリーンで観てんじゃねーか?」

    灰原「そう…」

    工藤「誰にも見つからないから心配すんなって!」

    灰原「…」

    工藤「まぁ…灰原が出掛けたくないなら話は別だけどよ…」ハハ

    灰原「わかったわよ…ついていくわ…」

    工藤「本当か!?さっすが灰原!話が分かってるな!」

    灰原「言っとくけど事件があっても首、突っ込まないでよ?いーい?」

    工藤「へいへい」

    灰原「それじゃ、後5分待って」

    工藤「おう、待ってるよ」

    5分後…
  20. 20 : : 2014/11/23(日) 00:08:21
    灰原「はい、準備できたわよ…」

    工藤「なんだ?服変えたのか?」

    灰原「べ、別にいいでしょ!早く行きましょ!」

    この時、灰原は普通の私服より少し大人びた服に変わってます…

    工藤「さて、行くか!戸締まりもしたしこれで…大丈夫っと」

    灰原「あっちょっと待って、博士に電話するから」

    灰原「…あっ、博士?私、灰原だけど」

    博士「おぉ~どうした!哀くん!」

    灰原「今から工藤くんと出掛けるから博士が帰ってくるときはたぶん家にいないから…」

    博士「おー、珍しいのぉ~二人で出掛けるなんて」

    灰原「えぇ…もし、変なことされたら助けに来てちょうだい…」クスクス

    工藤「(何にもしねーよ)」

    博士「これこれ、それより楽しんできなされ!若い者同士だから話は合うじゃろうし」

    灰原「えぇ…また何かあったら連絡するから」

    博士「わかったわい」

    灰原「さて、行きましょうか」

    工藤「おう」

    歩きながら話していますので…

    灰原「最初どこに行くのよ?日曜の午前中から」

    工藤「そうだな…お前、服とか見ないのか?」

    灰原「服?元の姿なら少しぐらい興味あるけど今の灰原のままじゃね…」

    工藤「そっかぁ…じゃ~朝飯も食ってないしブラブラして飯食って帰りに食料品の買い出しに行こうぜ」

    灰原「えぇ…別に私はいいよ」

    それからバスなど使いながら『ショッピングモール』に着いた…

    灰原「ここって今年、出来たばかりよね?」

    工藤「そうそう、よく知ってんな、」

    灰原「え?私、来てみたかったのよ…ここ女性ファッション店多いでしょ?(それにここには新しく私が好きな『フサエ』ブランドの専門店が今日、オープンだし…)」

    工藤「なら少し見るか」

    灰原「え?えぇ…」

    いろいろ見回って…

    灰原「ねー!これ可愛いと思わない?」

    工藤「(よく考えると小1の女の子が大人の服見てるなんておかしいよな)」ハハ

    工藤「そうか?なんでもいいと思うぜ」

    灰原「(何よそれ…貴方が連れてきたのに貴方が飽きてじゃどうしようもないでしょ…)」ハァ…

    灰原「…これ買う!私、これ買うから!」

    工藤「えぇ!?お前が買うのかよ!」

    灰原「これお願いします…」

    女性店員「え?これを…ですか?」

    灰原「悪い?」

    女性店員「サイズの方は…」

    灰原「大丈夫、ピッタリだから」

    女性店員「は、はぁ…」

    女性店員「ご来店ありがとう…ございました…」ペコリ

    工藤「灰原~いくらなんでも子供の姿で買うことはねーだろ?」

    灰原「あら?貴方が買ったら『変態』に思われるでしょ?」

    工藤「(おい…)」

    工藤「じゃ~そろそろ飯にすっか~」

    工藤「何、食べたい?」

    灰原「貴方が食べたいものでいいわよ…」

    工藤「そうか?ならあの店な」
  21. 21 : : 2014/11/23(日) 00:08:56
    灰原「フレンチレストラン?」

    工藤「別に嫌じゃないだろ?」

    灰原「工藤くん…幼い子供と来るところ?」

    工藤「別に気にすんなって!」

    灰原「それにこういう所は恋人とかと来るのが妥当じゃないの?」

    工藤「しゃ~ねーだろ、『恋人』いないんだからよ…」

    工藤と灰原はそこのフレンチレストランで昼食を済ませた…

    工藤「うまかったな!あの店」

    灰原「えぇ…そうね(どうせなら私もAPTX4869の解毒薬使えば良かったな…そうすれば回りからは付き合ってる『男女』としか見られないのに…)」ハァ…

    工藤「さてと…買い出しすっか…」

    灰原「そうね…」

    それから工藤と灰原は食料品・日用品などを買って帰ろうとした…

    工藤「なぁ~灰原~買いすぎじゃねーのかよ…」オモイ

    灰原「買い出ししようと言ったの工藤くんでしょ」

    工藤「そうだけどよ…そんなに先行くなよな…」

    灰原「あっ…」

    灰原は今日、オープンの『フサエ』ブランド専門店をみつけて外から眺めていた…

    灰原「ハァ…」

    工藤「あれ?灰原のやつどこいったんだよ…速すぎ…」

    灰原「(今の灰原のままで入っても追い出されるだけだわ…それに今は私の欲しいバッグには手が出せないわ…値段も結構するし…)」

    日本限定『フサエ』オリジナルバッグ 後1つ残ってます!と言う貼り紙が貼ってある…

    灰原はそれを眺めてるしか無かった…

    工藤「いたいた、灰原のやつ何みてんだ?」

    工藤「おい、灰原…先行くなよな…」

    灰原がずっと見てるバッグを工藤は見つけた…

    工藤「(あれか?灰原が欲しがってるバッグは…」

    灰原「ちょっとお手洗いに行くから待ってて…」

    工藤「お、おう」

    工藤は近くあったベンチに買ったものを置いて座った…

    工藤「(灰原のやつあれ絶対欲しがってるよな…)」
  22. 22 : : 2014/11/23(日) 00:09:30
    工藤は荷物を置いたままその店に近づいた…

    工藤「しゃーねーか…」

    ・・・

    灰原「悪いわね…待たせて…」

    灰原は『フサエ』ブランドの店を見た…

    灰原「(あっ…私がいない間に誰か買ったんだ…)」

    貼り紙には日本限定 『フサエ』オリジナル バッグ 完売 と貼られていた…

    灰原「ハァ…工藤くん行きましょ…」

    工藤「灰原…これ…」

    工藤は灰原にリボンでラッピングされた箱を渡した…

    灰原「何これ?」

    工藤「気に入るかどうかわからないけど…」ハハ

    灰原「開けてもいい?」

    工藤「おう…」

    灰原は不思議そうに工藤から貰ったリボンでラッピングされた『箱』をゆっくり開けた…

    灰原「(何かしら…)!?」

    灰原「ちょっちょっと工藤くん!これ…」

    工藤「え?いや、灰原に似合うかなって思ってさ…アハハ」

    工藤「やっぱ気に入らなかった?」

    灰原「ち、違くて…これを何で私に?」

    工藤「何でってお前がずっと外からそのバッグを眺めてたからよ…欲しいのかなって…さ」

    灰原「でもこれ値段が…」

    工藤「気にすんなって!大丈夫だからさ」

    工藤「それにいつも世話になってからよ」

    灰原「ありがとっ」ボソ

    工藤「え?」

    灰原「何でもないわよ!」

    工藤「んじゃ~帰るか…」

    それから工藤と灰原はバスで阿笠邸まで帰った…
  23. 23 : : 2014/11/23(日) 00:09:50
    灰原が欲しがってるバッグを買う前…

    工藤「買うのは良いけど値段がな…一応母さんに電話しとくか…」

    ・・・

    工藤「あっ母さん?俺だよ俺

    ゆきこ「あら♪新ちゃんじゃな~い♪どうしたの?」

    工藤「いや、あのさ…ちょっとお願いがあるんだけど…」

    ゆきこ「なーに?言ってみなさいよ」

    工藤「欲しいもんがあってさ…それ少し高いんだよね…」

    ゆきこ「いくらなの?」

    工藤「15万ちょっと…」

    ゆきこ「あ~、それぐらいならいいわよ…え?15万!?」

    工藤「やっぱだめだよな…」

    ゆきこ「だめに決まってるでしょ!!高校生が15万なんて大金使うのおかしいでしょ!?」

    工藤「なぁ~お願いだよー、『美人』で『優しく』て『モテモテ』で『若く』て『可愛い』くて『モデル』みたいで『世界一美しい』母さんよ~!」

    ゆきこ「えぇ~♪そこまで正直な事言われちゃうとな~♪お母さん困っちゃうな~♪」

    工藤「(相変わらず乗せやすいな…アハハ)」

    ゆきこ「わかったわよ、使ってもいいけど、後で優作にもこの事言うのよ?わかった!?」

    工藤「へいへい、」

    ゆきこ「じゃーまたね♪」

    工藤「(ふぅ~良かった…父さんのカード持ってきて良かったよ)」
  24. 24 : : 2014/11/23(日) 00:10:18
    灰原「ただいまぁ~」

    阿笠「おぉ~!哀くんお帰り!」

    阿笠「所で新一は?」

    工藤「ふう~、疲れたぜ…」

    阿笠「し、新一!?元に戻ったのか?」

    工藤「んなわけねーだろ、APTX4869の解毒薬飲んだんだよ…」

    阿笠「なんじゃ…」

    阿笠「あれ?哀くんそのバッグ…」

    灰原「誰かさんが買ってくれたのよ」チラッ

    阿笠「ほうほう、そうかいそうかい、新一もやるのぉ~」

    工藤「うるせぇ~、所でどうだったんだよ発明品は」

    阿笠「それがな結構良かったみたいでお金持ちの人に売ってきたワイ」

    工藤「いくらで?」

    阿笠「300万じゃっ」

    工藤「300万!?」

    工藤「どういう発明品なんだよ!?」

    灰原「3Dプリンターよ」

    工藤「3Dプリンター…?」

    灰原「そう、作りたい物を画面に入力して後は専用の材料で立体的に作ってくれるのよ中もしっかりね」

    工藤「そ、それって拳銃とかも作れるんじゃないのか!?」

    灰原「無理よ…私が設定で規制したもの…」

    工藤「もし、買ったやつが改造なんかしたら…」

    灰原「それも大丈夫…勝手にプログラムを変えようとしたら全てのデータが消える算段になってるから」

    阿笠「そう言うことじゃ」

    工藤「そうなのか…」

    灰原「て言うか早く買った食料品冷蔵庫にいれてくれない!?」

    工藤「え?俺!?」

    灰原「博士もよ」

    阿笠「ワシもか!?」

    工藤・阿笠「やれやれ…」

    そのころ蘭と世良と園子達は…
  25. 25 : : 2014/11/23(日) 00:11:04
    蘭「でも良かったね!京極さん勝てて!」

    園子「まぁ~京極さんだからね~応援しなくても勝てたと思うけど」アハハ

    世良「それよりさ~コナンくんは今日なんで来なかったんだい?」

    蘭「ん~確か阿笠博士の所に泊まってるからじゃないかな?」

    園子「(またあのガキンチョの事かショタコンめ)」イシシ

    世良「そうか~」

    世良「ん?どうしたんだい?園子くん」

    園子「え?いや、世良さんってコナンの事本当好きだよね~」ジー

    蘭「そう言えばそうよね!世良さんまさかコナンくんの事好きなのー?」

    世良「え?そんなわけないだろ!」

    世良「(そう…彼は僕の事覚えてないのだからな)」

    世良「じゃ~そろそろ僕は帰るよ!」

    園子「えー?もう?」

    蘭「一人で大丈夫?」

    園子「(世良さんなら平気でしょ…)」

    世良「大丈夫さ~誰か来てもぶちのめすからな!」

    蘭「アハハ…(やっぱ世良さんは強いや)」

    世良「じゃっまたな!」

    蘭・園子「バイバイーまたねー」

    世良「(実は少し調べたい人がいたんでね…)」

    そのころバーボンは…

    バーボン「(さて、ベルモットもホテルにやったし調べたい奴の所に行くか…)」

    バーボンは愛車であるところに行った…

    世良はと言うと…

    世良「(沖矢昴…なぜ工藤くんの家に住んでるのか…しかも、ただの人ではない…)」

    世良「(少し調べさせて貰うよ…コナンくん!)」

    バーボン「(沖矢昴…工藤邸に住む謎の大学院生…)」

    バーボン「(興味深い人だよ…赤井が来葉峠で『射殺』された後に突如表れた…調べても損はないだろう…)」

    バーボンは工藤邸より先に車を路駐させ工藤邸を監視していた…

    何分か経ち、世良真純が工藤邸の近くにやって来た…

    バーボン「(あれは…世良真純…なぜこんな所に…)」

    バーボン「(もしも世良真純と沖矢昴に接点があるなら、ますます怪しいが)」

    世良真純「(ん?あの車は…確か…)」

    バーボン「(ちっ…こちらに気づかれたか…)」

    バーボンは愛車で立ち去った…

    世良「(おかしい…あの車…前にもコナンくんが誘拐された時もいた…)」

    世良「(やはり何かあるのか…沖矢昴)」

    沖矢昴は外に誰かいるのを気づき二階からカーテン越しに外をみた…

    昴「フン…」

    世良は誰かと電話していた…

    世良「ん?どうしたんだい?」

    ???「今、どこだ」

    世良「どこって…怪しい人の家の前だよ…」

    ???「バカモノ…今すぐそこから立ち去れ」

    プツン

    世良「何だよ…いきなり電話切りやがって…」
  26. 26 : : 2014/11/23(日) 00:11:34
    世良はホテルに帰った…

    世良「何だよ…立ち去れって!」

    ???「怪しい人の所に一人で行くとはバカか?」

    世良「そ、そこまで言うか!?」

    ???「これ以上余計な事はするな…奴らにこちらの情報がリークされたらまた厄介になる」

    世良「悪かったよ…」

    世良「それより…江戸川コナンくんに聞かれたよ…あの中学生ぐらいの子は誰だと…」

    ???「そうか…なれば領域外の妹でも言っておけ」

    世良「うん、そうするよ」

    領域外「それより大丈夫なんだろうな…誰かにつけられたりしてないだろう?こちらの新しい根城まで崩されちゃ後がないぞ!」

    世良「大丈夫だけど…工藤邸の近くに怪しい車が止まってあった…」

    領域外「怪しい車…?」

    世良「あ~、たぶん大丈夫だと思うがヤバかったらまた言うよ」

    領域外「ところで…工藤邸に住んでるやつは何者なんだ?」

    世良「沖矢昴…大学院生である事情により工藤邸に住んでるらしいがかなりのキレ者らしい…でも悪い人には見えないんだよな…」

    領域外「悪い人に見えないからって油断するないつ本性を出すかわからんからな」

    世良「あ~、わかってるよ」

    バーボンは…
  27. 27 : : 2014/11/23(日) 00:12:08
    バーボン「(さて、沖矢昴…君には少々こちらの尋問に答えてもらわなければいけないようですね…)」

    その頃阿笠邸では…

    工藤「あ~疲れた…」

    阿笠「全くじゃわい…哀くんは人使いが洗いのオ…」

    灰原「博士…1ヶ月野菜ダイエットしてみる?」ニコッ

    阿笠「ごめんなさい…それだけは勘弁じゃ…」

    灰原「工藤くん、そろそろ元に戻るんじゃない?」

    工藤「元に戻るってこれが俺だよ!」

    灰原「そうだったわね」クスクス

    工藤「来た…」ドクン

    ドクン…ドクン

    工藤「来た…くっ苦しい…あー!!」ハアハァ

    コナン「チキショー…戻っちまった…」

    灰原「10時間で切れたみたいね…次はその半分…」

    コナン「あ~わかってるよ…」

    コナン「俺、そろそろ帰るわ…」

    灰原「え?もう…」

    コナン「あ~、蘭も心配するだろうし…」

    阿笠「そうじゃな…送ろうか?」

    コナン「いや、いいよ」

    コナン「じゃーまたな!なんかあったら連絡するからさ」

    阿笠「気を付けるんじゃぞい」

    コナンは探偵事務所に帰った…

    そのころ蘭は…

    蘭「私も帰らなきゃ…」

    園子「えぇ~!」

    蘭「コナンくんとお父さんお腹減らして待ってるかもだし…」

    園子「蘭…貴女まるで『主婦』ね」アハハハハハ

    蘭「もーバカにしないでよね!」

    園子「してないしてない!気を付けて帰るのよ~」

    蘭「うん♪また明日ね~!」

    蘭も自宅に帰った…
  28. 28 : : 2014/11/23(日) 00:12:49
    先に探偵事務所についたのはコナンだった…

    コナン「ただいまぁ~」

    ガチャ

    小五郎「よう、遅かったな」

    コナン「え?うん、蘭姉ちゃんは?」

    小五郎「今、帰ってくるだろ~」

    コナン「うん、そうだね」

    コナン「っておじさんまた競馬のラジオ聞いてるの?」

    小五郎「あ、あ~…当たれば『万馬券』!!」

    コナン「(当たるわけねーだろ…)」

    小五郎「(おっこれは…まさか…)」

    蘭が帰ってきた…

    蘭「ただいまぁ~」

    小五郎「あー!!チキショー!!外れやがった…」

    蘭「お父さん、いきなり大声出さないでよ!」

    小五郎「ま、万馬券が…」

    蘭「競馬ばっかやってるからお母さんにも逃げられるのよ!」

    小五郎「ばか野郎!『競馬』は男の『ロマン』なんだよ!」

    コナン「(なーにがロマンだ…)」

    蘭「月のお小遣い全部使っても今月はもうありませんからね」

    小五郎「えぇ~!?」

    蘭「当たり前でしょ!?いつまでも子供じゃないんだから計画的に使ってよね!家はそこまで裕福じゃないんだから!まっでもお父さんが探偵の仕事をもっとしてくれたら今よりもお小遣いあげれるんだけどね~」

    小五郎「しかたねーだろ!依頼が来ても依頼主が亡くなるケースばかりなんだからよ」

    コナン「(それいっちゃ不味いよね)」アハハ

    蘭「それより…急いで夕飯作るからコナンくん、お風呂沸かしてきて」

    コナン「はぁ~い」

    蘭「それとお父さん!缶ビール飲んだらちゃんと捨ててって言ってるでしょ!もー」

    小五郎「たく、うるせーなーそれじゃ母親と変わんねーな」

    蘭「何か言った?」カタテニホウチョー

    小五郎「ら、蘭片手に包丁はいかんぞ!」

    蘭「たく、机の上綺麗に拭いてよね、」

    小五郎「なーんで俺が…」

    蘭「どっかの誰かさんがお母さんを怒らすからいけないんでしょ!!」

    コナン「(相変わらずだな、あの二人は)」アハハ

    ピー…ピー…

    コナンの携帯に1件のメールが届いた…

    コナン「(メール?誰だろう)」

    コナン「(灰原から…何かあったのか?)」

    工藤へ
    今日はいろいれとありがとう…
    いつもより楽しいショッピングだったわ
    あのバッグ本当にありがとう…でもお金大丈夫なの?後、別に私が工藤くんに直接『欲しい』とは言ってないからね!だから返品とか出来ないからね!!

    灰原

    コナン「(何だよ…素直じゃねーな…)」


    それから30分ぐらい経ち…

    蘭「ご飯できたわよ!」

    小五郎「やっと出来たか…」

    コナン「わぁーい、頂きます!」

    30分ぐらいで食事は終わった…

    小五郎「ふぅ…食った食った…」ゲフ

    蘭「お父さん汚い!!」

    コナン「(このオヤジ…)」

    蘭「コナンくん先にお風呂入って!私、先に洗い物してから入るから!」

    コナン「え?一緒に入るの!?」アセアセ

    蘭「だってコナンくんまだ子供だし、二人で入った方が効率良いでしょ?」

    小五郎「そうだそうだ!ガキは黙って大人と入ってろ」

    コナン「えっうん、蘭姉ちゃんがいいなら…」ニヤッ

    蘭「じゃ~先に入ってて!」

    コナン「はーい」

    コナンは風呂に入った…
  29. 29 : : 2014/11/23(日) 00:13:13
    コナンは意気揚々とお風呂に入っていたが何分経っても蘭は来なかった…

    コナン「(何だよ…蘭のやつ…全然来ないじゃんかよ…って何で期待してんだよ…)」アハハ

    コナン「(もう…いい加減でるか…)」

    ガチャ…

    コナン「ふぅ~スッキリした~」

    コナン「蘭姉ちゃん、お風呂でたよ~」
    アタマフキフキ

    小五郎「蘭なら部屋で誰かと電話してるぞ~」

    コナン「(園子の愚痴話か…)」

    コナン「今日は疲れたから寝るね…」

    小五郎「はいよ~子供は早く寝るのが一番だからな、さて先に俺が入るか」

    コナン「おやすみ…」

    コナンは自分の部屋に戻った…
  30. 30 : : 2014/11/23(日) 00:13:35
    コナン「(そう言えば灰原にメールの返信してなかったな…一応しとくか…)」

    灰原へ
    気に入ってもらえたなら良かったよ!
    灰原の事だからハサミで切って捨てるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ笑
    あとさ、灰原…もう少し素直になってもいいんじゃねーのか?
    まっそれは灰原の勝手だけどな笑

    コナン

    コナン「(まーこんなもんでいいよな…送信っと…)」

    ……5分ぐらいで返信が来た…

    コナン「ん?」

    工藤くんへ
    あら?私がハサミで切ると思った?そんなわけないでしょ、どうせやるなら燃やして家庭ごみに出してやるわよ!
    それともう少し素直になれってどういう意味?
    私は素直ですけど…?
    まぁ~私の欲しかったバッグをプレゼントしてくれたことは素直に礼を言うわ…

    『ありがとう』
    これでいいかしら?
    明日、学校だから遅刻しないでよね
    じゃっ私、寝るから~おやすみ(-_-)zzz

    灰原

    コナン「(何だよ…灰原は素直になれば可愛いのにな…)」アハハ

    コナン「(さて…寝るか…)」

    コナンは就寝した…
  31. 31 : : 2014/11/23(日) 00:14:02
    それからコナンはまた月曜日を向かえ何の事件もなく金曜日を向かえ終わろうとしている…

    学校が終わり下校してるときの話です

    光彦「今週も何も事件ありませんでしたね!」

    げんた「ちぇっつまらねーの」

    光彦「げんたくんー何なくていいじゃないですか!それだけ平和なのですから!」

    あゆみ「そうだよ!げんたくん!ね!コナンくん?」

    コナン「おっおう、そうだな…」

    灰原「あら?どうしたの?事件が無くて名探偵さんは辛いのかしら?」

    コナン「え?いや、そうじゃないんだけど…何か、何かわからないけどヤバイ事が起きそうな予感がするんだよな…」

    一同「ヤバイ事?」

    光彦「そんなのありませんよ!」

    あゆみ「そうだよ!コナンくん!」

    げんた「(鰻重食いてーな…)」

    コナン「だといいんだけどな…」

    コナン「俺らこっちだから気をつけて帰れよ!」

    一同「またね~、ばいばい~、じゃーな」

    灰原「ね、工藤くん…何かあったの?そんなに考えて」

    コナン「別に何もないんだけどよ…なんか予感するんだよな…」

    灰原「予感?」

    コナン「あ~、前にもあったような予感なんだよ…」

    灰原「どうしたのよ?貴方らしくないわね」

    コナン「なぁ~灰原…一応、お前も気をつけた方がいいな」

    灰原「わ、私も!?何で!?」

    灰原「まっ、まさか!組織が襲ってくるとでも思ってるの!?」

    コナン「え?違うよ…ただ気をつけろよってなだけだよ…」

    コナン「今日も博士家に泊まるけどいいか?」

    灰原「えぇ…私としては工藤くんがいた方が…っていないじゃない…」

    コナン「じゃ~先に蘭に一言、言ってから行くからよ、博士に宜しく言っといてくれ!」

    灰原「えぇ、わかったわ、気をつけてね」

    コナン「ん?おう」

    コナンは探偵事務所に向かった…
  32. 32 : : 2014/11/23(日) 00:14:38
    コナン「(何か嫌な予感がする…何もかも見られてるような…さらにこちらが考えてる事も見られてるような…)」

    コナン「(今は早く蘭に博士家に行くことを言わなければ!)」

    コナンは走って探偵事務所に向かった…

    がちゃ

    コナン「ただいまぁ~…」

    小五郎「おう、蘭ならいねーぞ、空手の練習で泊まるんだとさ」

    コナン「あっそうだったね…(そっか忘れてた…)」

    コナン「僕、博士家に泊まってもいい?」

    小五郎「おーう、いけいけ、ガキがいると面倒だからな」

    コナン「アハハ(お、おい…)」

    コナン「じゃー準備出来たし僕行くね」

    小五郎「いけいけ、どこでも好きな所になぁー」

    コナン「う、うん…それじゃ…行ってきまーす」

    小五郎「あっコナン…事故だけにはあうんじゃねーぞ」

    コナン「もしかして心配してくれてるの?」

    小五郎「んなわけねーよ、事故にあうと金かかるからだよ」

    コナン「(テメェ…)じゃ、行ってきまーす」

    コナンは博士邸に向かった…
  33. 33 : : 2014/11/23(日) 00:16:13
    ピンポーン

    灰原「あら?ずいぶん早いわね…」

    がちゃ

    コナン「よう!」

    灰原「ずいぶん早かったわね」

    灰原「そんなに急いでまでこちらに来る理由は何かしら?」

    コナン「ハハハ…ちょっとな…」

    灰原「私はその『ちょっとな』が知りたいんだけど?」

    コナン「まず大丈夫だから…それより博士は?」

    灰原「たぶん、買い物だと思うけど…博士なら大丈夫でしょ」

    コナン「それもそうだな…」

    がちゃ

    博士「おぉ~すまないのー買い物しとったわい」

    コナン「やっぱりか…それより博士…」

    灰原・コナン「口にケチャップついてる(わよ)…」

    博士「え?そんなわけ…」フキフキ

    灰原「さて…博士…『事情聴取』でもしようかしら?」

    博士「いや、これはな哀くん…」

    灰原「いいわけしない!どうせ『アメリカンドック』でも食べたんでしょ?」

    博士「ば、バレてしもうたか…」アハハ

    コナン「そういや博士って最近、また太ったんじゃないか?」

    博士「こ、これ!新一!」

    灰原「はーかーせー?」

    博士「すまない…哀くん…これからはしっかりダイエットするから…許してくれー」

    灰原「もう…まぁ~今に始まったことじゃないけどそろそろ自分の体のこと考えないと『死ぬ』わよ」

    コナン「そうだぞ!博士!」

    博士「そんなに超特急に言わなくても」アハハ

    灰原「それより…何買ってきたの?」

    博士「急に鍋が食べたくなってのう…いてもたってもいられず買い物に行ったわけじゃ」

    灰原「そう…なら食べ過ぎには気をつけないとね」

    博士「は、はい(厳しいのぅ)」

    灰原「今、急いで作るわ、二人ともくつろいでて…」

    コナン「お、おう…わりーな」

    博士「すまんのう…」

    博士「ならワシは風呂でも洗ってくるかのう…」

    コナン「博士、俺がやろうか?」

    博士「いや、風呂洗いでもすればさっき食べたアメリカンドックの消化になるかなと思ってのう…」アハハ

    コナン「なるわけねーだろ…」アハハ

    博士「まっ新一はくつろいでてくれ」

    コナン「わるいな…」

    灰原「さてと…土鍋出さないとね…(あれ?どこにあったかしら)」

    灰原「(あーここか…って上の戸棚に置いたら届かないでしょ…)」

    灰原「工藤くん、イス持ってきてくれない?」

    コナン「お、おう…俺が取ってやろうか?」

    灰原「いいわよ…背伸びすれば届くから…」

    コナン「そうか…」

    その時だった…コナンが灰原を背にしてソファーに座ろうとしたときに… 誤って土鍋を頭に落としてしまった…

    灰原「(あっもう少し…取れた!)」スルン

    灰原「え?」

    ガチャン…ドテ

    コナン「お、おい!灰原!!灰原!!」

    灰原「大丈夫よ…ただ頭に土鍋を…(あれ?気が遠のいていく…)」

    博士「なんじゃ!!今の音は…!?哀くん!」

    コナン「博士!救急車だ!早く!」

    灰原「大丈夫…よ…」

    コナン「灰原!…ばら…ら」

    灰原「(あれ?ちゃんと聞こえない…)」

    灰原は気を失ってしまった…

    灰原は気がつくと病室に居た…

    灰原「(あれ?私…)」

    ガラガラ

    コナン「お、灰原!大丈夫か?」

    灰原「大丈夫よ…それよりここは…痛っ…」アタマズッキー

    博士「これこれ、寝ておらんか、傷が治らんぞ」

    コナン「ここは『杯戸中央病院』の病室だから心配すんな」

    コナン「それより…博士が鍋やるとか言ったからこんな事になったんだぞ!」

    博士「す、すまんのう…最初から土鍋を用意しておくべきじゃったわい…」

    灰原「いいのよ…博士は悪くないわ…私が博士に取ってもらってたらこんなことには…」

    コナン「まっそれより…灰原…安静にしてろよ!また明日…来るから…」

    灰原「えぇ…貴方達も気を付けて帰るのよ…事故でも起こしたらシャレにならないし」

    博士「アハハ…そうじゃな…」

    コナン「じゃーな、灰原…」

    灰原「えぇ…気をつけて」

    博士「一応、哀くんの携帯そこに置いとくからのう」

    灰原「あ、ありがとう…」

    ガラガラ

    コナンと博士は家に帰った…
  34. 34 : : 2014/11/23(日) 00:17:21
    それから博士とコナンはコンビニ弁当を買いその夜は終わった…次の日…

    コナン「博士~俺、先に病院に行くからなー」

    博士「おぉー、悪いのう…発明品の注文が来て行けそうにないんだよ…哀くんによろしく言っといてくれ!」

    コナン「わぁってるよ~じゃーな」

    バタン

    コナンはスケボーで病院に向かった…

    コナン「ふぅ~やっとついた…」

    ガラガラ…

    コナン「よっ灰原!元気か?」

    灰原「…」

    コナン「ん?寝てるのか?」

    コナン「ジー…」

    灰原「…」

    コナン「灰原って寝たフリするのは下手だよな…」

    灰原「あら?バレてた?」メガパッチリー

    コナン「バレるっつーの」

    コナン「それよりどうなんだ?調子は…」

    灰原「まぁまぁってとこかしら…それより喉が乾いたんだけど…」

    コナン「え?飲食していいのか?」

    灰原「医師から軽く頭を打っただけで異常はないし今朝は病院食も食べたし大丈夫よ」

    灰原「それに明日には退院できるみたいだから…」

    灰原「そういえば…博士は?」

    コナン「博士なら発明品の注文が入ったから今、作ってるよ…」

    灰原「あら、そう…」

    コナン「なら何か買ってくるな…何がいい?」

    灰原「そうね、お茶でいいわ」

    コナン「おう」

    数分後

    コナン「ほら、買ってきたぞ」

    灰原「ありがとう…ってお茶だけ?」

    コナン「お茶だけでいいって言ったの灰原だろ!?」

    灰原「貴方って本当に『鈍感』ね!」

    灰原「ペットボトルをそのままで飲むより紙コップか何かあったほうが飲みやすいし衛生面もいいでしょ?」

    コナン「(それはお前の考えだろ…)」

    コナン「わぁったよ…買ってきてやるよ」

    灰原「もういいわよ…もう飲んじゃったし」

    コナン「へいへい、」

    灰原「でも、頭を少し打った程度で良かったわ…もし首怪我したら飲み物まで楽に飲めないわ…」

    コナン「アハハ…そうだな…」

    コナン「(首を怪我か…)」

    コナン「ちょっと…トイレ行ってくるな…」

    灰原「トイレならここ個室なんだから個室のトイレ使えばいいでしょ?」

    コナン「座ってするのが苦手なんだよ…しゃーねーだろ」

    灰原「あっそう」

    ガラガラ

    数分後…

    灰原の病室に入ろうとしたときだった…

    ???「あれ?コナンくんじゃないか…」
  35. 35 : : 2014/11/23(日) 00:18:01
    コナン「(バ、バーボン!!)あ、安室さん」

    安室「奇遇だね…こんな所で会うなんて…」

    コナン「そ、そうだね…(な、なんでこいつが…ま、まさか…)」

    コナン「それより安室さんここで何してるの?」

    安室「知り合いが入院してるって聞いて見舞いに来たんだけど…いつの間にかいなくなったみたいでね」

    安室「コナンくんは何してたのかな?」


    コナン「え?僕?僕は友達が怪我をしたからお見舞いに来て今から帰るところだよ…」

    安室「へ~、ところで…『楠田陸道』って男知ってるかな?実はその人の見舞いに来ていたんだけど」

    コナン「誰?それ…僕、知らないよ…」

    安室「本当に知らないのかい?」

    コナン「うん!」

    安室「すごいね…君は…」

    コナン「え?」
  36. 36 : : 2014/11/23(日) 00:18:20
    安室「あっ看護婦さん!『楠田陸道』って男知ってます?」

    看護婦『楠田陸道…顔写真とかあれば…分かりやすいんですけど…』アハハ

    安室「普通はそうなりますよね?」

    看護婦「へ?」

    安室「コナンくんはすぐに知らないと言った…普通なら名前だけ忘れてて顔は覚えてるかも知れないのに…」

    コナン「だって僕…子供だよ?大人じゃないからそこまで思い付かなかったよ…」アハハ

    コナン「僕、もう帰るから…さようなら」

    安室「そう…気を付けてね」

    コナンは灰原の病室に急いだ…

    コナン「灰原…後でまた連絡するから…一旦帰るから…じゃーな」

    灰原「え?ちょっと…何よ!いきなり!!」

    コナンは病院から立ち去るように阿笠邸に帰った…
  37. 37 : : 2014/11/23(日) 00:18:32
    一旦終わり、続きのスレ作ります。
  38. 38 : : 2014/11/23(日) 00:22:51
    http://www.ssnote.net/archives/27660続きです。
  39. 39 : : 2015/01/31(土) 17:15:19
    絶対灰原とコナン両思いでしょ!
  40. 40 : : 2015/02/01(日) 14:54:29
    灰原ーーーーー好きだーーーーーー!
  41. 41 : : 2017/08/19(土) 09:59:44
    工藤くん
    大好きで〜す!!

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