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エレアニ 家族旅行だよ

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  1. 1 : : 2014/11/10(月) 14:08:12
    http://www.ssnote.net/archives/7108
    エレン「本当はさみしかった…」

    http://www.ssnote.net/archives/7779
    エレアニ 約束のお泊まり会

    http://www.ssnote.net/archives/8665
    気が合うから

    http://www.ssnote.net/archives/9093
    エレアニ 季節外れの肝試し

    http://www.ssnote.net/archives/10080
    エレアニ バレンタインだ!!

    http://www.ssnote.net/archives/10792
    エレアニ スケートするぞ!!

    http://www.ssnote.net/archives/11943
    エレアニ テスト週間だね…

    http://www.ssnote.net/archives/13171
    エレアニ 夏休みだからキャンプだ

    http://www.ssnote.net/archives/14791
    エレアニ 海水浴だ!!

    http://www.ssnote.net/archives/17657
    エレアニ 皆で夏祭り

    http://www.ssnote.net/archives/20744
    エレアニ 文化祭~夏の贈り物~

    http://www.ssnote.net/archives/23423
    エレアニ 体育祭だ!!


    【誕生日version】
    http://www.ssnote.net/archives/12649
    エレアニ アニの誕生日

    http://www.ssnote.net/archives/13337
    アニ「誕生日おめでとう」

    http://www.ssnote.net/archives/20939
    8月1日~幸せ~

    http://www.ssnote.net/archives/26608
    11月3日に君と過ごした時間は宝物



    【番外編】
    http://www.ssnote.net/archives/16291
    ジャンミカ 夏の思い出

    http://www.ssnote.net/archives/18884
    ライクリ 夏の夜空

    http://www.ssnote.net/archives/19796
    リヴァペト テン・カウントの絆

    http://www.ssnote.net/archives/22221
    アルヒチ 優しい君は都会のお姫様

    http://www.ssnote.net/archives/22910
    ライクリ 来年の夏も一緒に…

    http://www.ssnote.net/archives/24599
    ジャンミカ 1日パパとママ

    http://www.ssnote.net/archives/25571
    ベルユミ 冬を見た日

    http://www.ssnote.net/archives/26274
    コニサシャ わけあいたい宝物





    SSを読者の皆様に気持ちよく読んで貰うために、作品が終了するまでコメントを制限させて頂きます。

    コメントを貰えると本当に嬉しいです
    しかし、途中で貰ったコメントを非表示にするのは心が痛みます。

    ですので、作品が終了するまではこちらにコメントを頂けると嬉しいです!

    http://www.ssnote.net/groups/347/archives/5
    作品の感想
  2. 2 : : 2014/11/10(月) 14:09:33
    来週の土曜日と日曜日を利用し、アニ一家は旅行に行くことになった

    今はアニの家でエレンと相談しているのだが…



    アニ「エレンも一緒に行こ?」


    エレン「良いのかよ?」


    アニ「うん、お父さんも来て欲しいって言ってたしね」


    エレン「良いなら……行きてぇな」


    アニ「じゃあ、決定だね」


    エレン「いやいや!でも、クロはどうすれば良いんだ?」


    アニ「ん~ミカサにお願いしてみようか」


    エレン「何か悪い気がするな」


    アニ「お土産たくさん買って来てあげよ?」


    エレン「アニの財布からか?」


    アニ「あんたの財布からって言いたいけどね、今回は私もエレンも買うんだよ」


    アニ「ミカサが良いって言ってくれなくても買ってくけどね」


    エレン「仲良いよな、この前も2人で遊びに行ったんだろ?」


    アニ「うん、ミカサと一緒に遊びに行くのが一番多いかもね」


    アニ「ミカサとミーナとヒッチが一番かな、女同士で遊びに行くのが一番多いのは」


    エレン「あぁ~そんな感じだよな」


    アニ「そんな話より、ミカサに連絡してみるね」


    エレン「ん?あぁ、そうだな」
  3. 3 : : 2014/11/10(月) 14:10:42
    2人が相談している時、ミカサは自分の部屋でゴロゴロしていた



    ミカサ「ふふっ……この漫画は面白い」


    ミカサは寸劇の巨人にハマっている



    ミカサ「お小遣いを貯めないと……欲しい物が沢山ある」



    ピリリリリ



    ミカサ「むっ?……アニ?」ピッ


    ミカサ「アニ?どうかしたの?」


    アニ『いきなり、ごめんね?』


    アニ『ミカサにお願いがあってさ』


    ミカサ「アニからのお願い!全力で力になろう」


    アニ『そう?ありがとね、そのお願いって奴がね』



    ミカサに旅行に行く事を伝え、旅行に行ってる間だけクロの面倒を見て欲しいと伝えた

    そのアニからの頼みをミカサは…




    ミカサ「任せて欲しい、お願いしなくてもアニからの頼みは聞くから安心して欲しい」


    アニ『そっか……ありがとね?お土産しっかり買ってくるから』


    ミカサ「ふふっ、楽しみに待ってる」


    アニ『エレンに電話変わろうか?』


    ミカサ「せっかくのデートでしょ?時間がもったいない、ので早くエレンに甘えるべき」


    アニ『ふふっ……ありがと!それじゃまたね?』


    ミカサ「うん!また電話しよう!そして私とも遊びに行こう」



    アニの親友はミーナだが、ミカサも親友である

    この2人は本当に仲良しである
    いつも仲良く助け合って高校生活を過ごしているのだ
  4. 4 : : 2014/11/10(月) 16:24:10
    アニ「それじゃあ、また今度ね」ピッ


    エレン「どうだった?やっぱりダメか?」


    アニ「構わないってさ、エレンからもお礼を言っておいてね」


    エレン「マジか!メール送っておかないとな」カチカチ


    アニ「そうしておいて……?」


    ガチャ


    アニ母「アニ?エレン君は行けそうなの?」


    アニ「行くってさ」


    エレン「その………本当に良いんですか?」


    アニ母「え?別に問題なんかないわよ?お父さんも来て欲しいって言ってたしね」


    アニ「そう言う事だからさ、安心して遊びに行こ?」


    エレン「そっか……へへっ!ありがとうございます!絶対に行きます!」


    アニ母「うん、お父さんも一緒に行きたいって言ってたからね!一緒に遊んであげて」


    アニ「(本当にうるさかったからね、お父さん……)」


    エレン「何か嬉しいです、俺って家族と遠くに遊びに行った思い出がないんで!すげー楽しみです!」


    アニ「じゃあ一杯思い出を作らないとね」


    エレン「おう!宜しくな!」


    アニ「はいはい」


    アニ母「(お父さん喜ぶわ)」
  5. 5 : : 2014/11/10(月) 20:03:04
    アニ「ところでさ?どこに行くの?」


    エレン「アニも聞いてなかったのか?」


    アニ「うん、そうなんだよね」


    アニ母「それが私も教えて貰ってないの」


    アニ「え?なにそれ……変な所だったら嫌だな」


    アニ母「そうねぇ、お父さんの趣味だからね」


    エレン「(酷い言われようだな……でも本当に何処に行くんだろうな)」


    アニ「まぁいいや……エレン?暇だからゲームしよ」


    エレン「ん?別に良いけど」


    アニ母「なら私はクロと遊んでこようかなぁ」


    エレン「それは本当にありがたいです(俺よりアニやアニの母さんになついてるし)」



    アニの父が仕事から帰って来るのを待ってる皆、それまで時間を潰すために…




    アニ「やっぱりスマブラだよね」


    エレン「…」


    アニ母「さ~て、クロとジャレてこよ」



    ゲームをやるカップルと動物と遊ぶ母
    今日もいつもと同じ、ほんわかしてる家庭である
  6. 6 : : 2014/11/10(月) 20:03:55
    ゲームをやっている2人は…



    アニ「ふふっ」


    エレン「お前……アニ…上手すぎたろ」カチカチ


    アニ「はい、私の勝ち!」


    エレン「だぁ~!!ちくしょう、もう一回だ!」


    アニ「何度やっても勝てないよ」クス


    エレン「こんにゃろう……何かマジで悔しい」


    アニ「私に勝てたらエレンの頼みを聞いてあげるよ」


    アニ「私に出来ることなら何でも良いよ……ふふっ」


    エレン「吠え面かくなよ!!」


    アニ「はいはい」クス



    第2回戦もアニの勝利で終わる
    その後も何度も戦うのだが、結局はアニが勝つのである




    エレン「ちくしょう……何で勝てねぇ」


    アニ「何で自滅するのさ?あんたは……ふふっ」


    エレン「最終手段だ……もう一回やろうぜ?(ライナーに教えて貰った方法を使うしかねぇ)」


    アニ「……?別にいいけど?」


    エレン「よし!」




    ライナーから教わった必勝方法とはいったいなんなのか…
  7. 7 : : 2014/11/11(火) 15:45:48
    アニ「…」カチカチ


    エレン「くそっ……この!」カチカチ


    アニ「(何も変わってないよね……?)」


    エレン「あ~!もう、マジで勝てねぇ!」ギュウ


    アニ「は!?」


    アニ「ちょっと!後ろから抱き締めないでよ!あぁ、ズルい!!」


    エレン「ライナーに言われたんだよ、こうすればアニに勝てるって!」


    アニ「卑怯者!って……息を首に吹き掛けないで///」


    エレン「すげぇ、良い匂いだぞ」


    アニ「この変態エレン!!///」



    ライナーがエレンに教えた必勝方法
    後ろからアニを抱き抱えるように……





    エレン「よっしゃ!1勝だぜ!」


    アニ「あんたは嬉しいかい?か弱い乙女を抱き締めて動けなくして、その間に私の選んだキャラをブッ飛ばしてさ」ムスーー


    エレン「ははっ………情けないよな」


    アニ「それからね、首に息を吹き掛けるのやめてよね?くすぐったいから」


    エレン「わ、悪い!でも、アニの弱点を見つけちまったな!」


    アニ「ふん!///」


    エレン「悪かったって!俺がアニのお願いを聞くからさ!許してくれよ?」


    アニ「………何でもする?」


    エレン「………」


    エレン「ちょっと間があって怖いが……何でもするぜ」
  8. 8 : : 2014/11/11(火) 19:04:31
    アニ「エレンは私の執事ね」


    エレン「え?」


    アニ「私の執事、私だけの執事ね」


    アニ「私がお願いした事は何でも叶えてよね」


    エレン「お、おぉ……(それって御褒美か?)」


    アニ「返事は?執事エレン・イェーガー?」


    エレン「おう!アニの執事なら喜んでやるぜ!」


    アニ「はい、早速ダメだね」


    エレン「え?」


    アニ「言葉遣いは敬語でしょ?それから私をアニって呼び捨て?お嬢様って言うのが執事じゃないの?」


    エレン「ほ、本格的にやるのかよ……まぁ、良いけどよ」


    エレン「えっと……お嬢様?」


    アニ「ふっ」


    エレン「何を笑ってるいのでございますか?」


    アニ「べ、別に……ふっ…ふふっ」


    エレン「やらしておいて笑うのは酷いと思いますよ?お嬢様?」


    アニ「だって、さ……似合わないからさ」フルフル


    エレン「そうですか?私は似合ってると自負しておりますが」


    アニ「あははっ!だ、ダメ!あんた似合わなすぎ!」


    エレン「……ちょっと傷付くぞ?」



    執事エレン・イェーガーを見たお嬢様は目付きの悪さに笑ってしまったそうな…



    アニ「あ~笑った、笑った……ふふっ」


    エレン「笑いすぎです」


    アニ「何かアイス食べたくなっちゃったな」


    エレン「買って参ります」


    アニ「行ってらっしゃい、私のエレン!」



    そう言われたのが嬉しかったのか?
    エレンはニヤニヤしながらアイスを買いに行った
  9. 9 : : 2014/11/12(水) 09:14:11
    アイスを買いに行ってくれたエレンのために…




    アニ「おしるこ……作っておいてあげようか」


    外は寒いから、きっと体が温まる料理を食べたいと思うだろう

    彼女は一階へ降りて準備をする





    ガチャ




    アニ「お母さん、キッチン使うよ?」


    アニ母「え?何か作るの……エレン君1人で出てったの?」


    アニ「うん、エレンは執事だからアイスを買いに行ったのさ」


    アニ母「は?」フニフニ


    クロ「わふぅ」



    詳しくは説明しないが、2人のやり取りは見ていて楽しいとアニ母は思っている



    アニ「材料は大丈夫だね、よし……頑張ろうかな」


    アニ母「おしるこ?だったら私達の分もお願いね!!」


    アニ「はぁ……はいはい」



    今日は土曜日、そろそろ父も帰ってくるだろう時間帯だ

    父親の分も作ってやろうと考えた
  10. 10 : : 2014/11/12(水) 20:40:42
    その頃……




    店員「ありがとうございました!」


    エレン「(よし、アニが好きなアイスも買えたし……帰るかな)」




    ウィィィン




    外に出ると……




    エレン「糞寒い……もう冬だもんな」


    アルミン「君は1人で何をしているのかな?」


    エレン「アルミン!?何だよ!!ビックリするじゃねぇか!」


    アルミン「あはは、ごめんね!エレンが見えたから驚かそうと思ってね」


    アルミン「1人で買い物?アイス……?」


    エレン「アニから頼まれてな!」


    アルミン「パシられたんだね」クス


    エレン「仕方ねぇよ、男は女に勝てないってルールがあるんだからよ」


    アルミン「それは正解だね」


    エレン「お前は何してんだよ?1人でさ?」


    アルミン「ジャンと一緒に映画を見てきた帰りだよ」


    エレン「映画か……良いなぁ、ちなみに何の映画だよ?」


    アルミン「噂のホラー映画だよ、衝撃だったよ」


    エレン「絶対にネタバレすんなよ、DVDが出た時の楽しみにするんだからよ」


    エレン「あれ?アルミンって怖いの苦手だろ?」


    アルミン「えっ……うん、色々と理由があってね」


    エレン「どんな理由だよ?」


    アルミン「……ヒッチがその映画を見たいって………ね?」


    エレン「察し」


    アルミン「その通りだよ……ネタがわかってれば怖くないかなって」


    エレン「やっぱりな、それで?その作戦は成功しそうなのか?」


    アルミン「後は根性で乗りきるよ」



    強く言い切った彼の瞳には迷いがなかった

    彼の良いところである、どんな怖い事からも逃げようとしない強さを持っている
  11. 11 : : 2014/11/13(木) 23:38:43
    エレン「まぁ、デートは楽しくな!」


    アルミン「そのつもりだよ、エレンもアニと楽しんできてね」


    エレン「あぁ!それじゃあ学校でな!」


    アルミン「またね~!」フリフリ




    アルミンと少しだけ語ってから、エレンは速歩きでアニの家を目指した





    ヒュゥゥゥゥーーーー!!



    エレン「(アイスが溶ける心配はなさそうだな)」


    エレン「……」


    エレン「旅行か………初めてだな」



    幼い時に母を失い、父は失踪してしまっている

    家族と過ごした思い出が少ないエレンにとっては凄い楽しみな旅行なのだ





    エレン「へへっ」


    無意識に笑ってしまう
    乗り越えたと思っていても、心のどこかで家族の温もりを求めている

    だからか?歩くスピードが早くなっていく

    そんな時に……




    アニ父「エレン君!」


    エレン「アニの!」


    アニ父「何処に行くんだ?」


    エレン「アニの家ですよ!お邪魔させて貰ってます」


    アニ父「何だ!だったら一緒に帰ろう、お土産の焼鳥だ!」


    エレン「やった!焼鳥とか久し振りです!」


    アニ父「これと一緒に飲むビールが最高なんだよ!エレン君と早く一緒に呑みたいよ」


    エレン「呑める歳になったら必ず!」


    アニ父「おう、楽しみが増えたよ」
  12. 12 : : 2014/11/15(土) 19:47:33
    アニ父「ちなみに……何でアイス何だ?」


    エレン「アニから依頼がありましてね」


    アニ父「ははっ、ゲームか何かの罰ゲームかい?」


    エレン「俺がズルしたからアニの言うことを聞くことになりましてね」


    エレン「1日だけ俺はアニの執事ですよ」


    アニ父「面白い事をしてるな!なら、あいつは今日1日はお嬢様か!」


    エレン「ははっ……あっ、そう言えば旅行って…」


    アニ父「エレン君も行くよな!?」


    エレン「えぇ!行きたいので、行ってみたいです!」


    アニ父「良かったぁ!来てくれないと寂しくて!」


    エレン「いや、俺も家族で出掛ける経験が……だから…その」


    アニ父「…」


    エレン「めちゃくちゃ楽しみなんです!」ニッ


    アニ父「よしよし!いっぱい遊ぼうな!」ワシャワシャ


    エレン「いっ、痛いっす!」


    アニ父「ははっ!!」
  13. 13 : : 2014/11/15(土) 19:48:41
    エレン「そう言えば、何処に旅行なんですか?」


    アニ父「ん?知り合いが教えてくれた場所なんだがな、温泉でも行こうかと思ってるよ」


    エレン「温泉ですか!寒くなってきたから最高ですね」


    アニ父「だろ?問題は我が嫁と娘が何と言うかだな」


    エレン「アニ達って温泉……嫌いなんですか?アニと行った時は喜んでましたよ?」


    アニ父「どうだろうなぁ、俺の趣味を信用してないからな」


    エレン「(今までどこに連れていったんだろうな)」



    アニの父親が家族旅行に行くとき、連れていった場所はアニとアニの母親は気に入ってくれないらしい…

    そんな彼の連れていってくれる旅行先である、温泉が気になってしかたがない




    エレン「でも、絶対に楽しいですよ」


    アニ父「外にも露天風呂があってな、この季節は星が綺麗に見えるらしいぞ」


    エレン「星ですか、ロマンチックですね」


    アニ父「そうだろ、そうだろ!やっぱり男の気持ちは男にしかわからないよな!」


    エレン「へへ!」


    アニ父「よぉし、エレン君も2人が反対したら協力してくれよな」


    エレン「もちろんです!」グッ



    エレンは力強く好きな漫画の敬礼をして見せた
  14. 14 : : 2014/11/16(日) 22:29:57
    そしてアニ家では……




    アニ「遅い」


    アニ母「遅いわね」


    アニ「…」


    アニ母「心配しなくても大丈夫よ、男は自由翻弄な生き物だからね」


    アニ「それはお父さんね、エレンはもう少し……しっかりしてると思う」


    アニ母「少しなんだね」


    アニ「……まぁね」クス


    アニ母「エレン君とは相変わらずなの?」


    アニ「うん、大事にしてくれてるよ」


    アニ母「そりゃあ大事にして貰わないと困るわよ」


    アニ「わかってるよ、そろそろ帰って来ると思うから、おしるこ温めておくね」


    アニ母「そうね」


    クロ「zzz」


    アニ母「あんたは爆睡なのね」フニフニ


    クロ「くぅ~zzz」


    アニ「ねぇ?お母さん?」


    アニ母「?」


    アニ「お母さんはさ、お父さんにプロポーズされた時は嬉かった?」


    アニ母「いきなり何?どうかしちゃったの?」


    アニが熱でもあるんじゃないかと、母は額に触れる



    アニ母「熱はないわね」


    アニ「ないから」


    アニ母「ないわね……それで?プロポーズされた時に嬉しかったかって?」


    アニ「うん、何か気になってさ」


    アニ母「そうね、嬉しかったわよ……ちょっとビックリしたけどね」


    アニ「ビックリしたの?」


    アニ母「ふふっ」


    アニ「ちょっと……教えてよ」


    アニ母「あなたがエレン君にプロポーズされたら教えてあげるわ」


    アニ「ケチ」


    アニ母「青春せよ乙女ちゃん」


    アニ「……はぁ」



    教えて欲しかった事は教えて貰えなかったので、アニは少しだけ残念そうである
  15. 15 : : 2014/11/16(日) 22:30:58
    ガチャ




    アニ父「ただいま~エレン君も一緒だぞ?」


    エレン「お邪魔します」



    2人の声が聞こえたら……





    アニ「エレン!!お帰り!」


    アニ母「寒かったでしょ?早く中に上がりなさい」


    エレン「えっと……は、はい」チラ


    アニ父「もう慣れたから気にするな」



    嫁と娘の態度に父は愛をしっかりと感じているのであった



    アニ「おしるこ作っておいたから食べてよ」


    エレン「マジか!食う食う!」


    エレン「あっ、ほら!約束のアイスです!」


    アニ「言葉がゴチャ混ぜになってるよ?ふふっ」


    エレン「うるせぇ」


    アニ「ありがとう、お風呂出たら一緒に食べようね(ちょっと溶けてるし)」


    アニ父「若いって羨ましい」


    アニ母「昔を思い出してないでさ、お風呂入ってきってね」


    アニ父「結婚当初に言ってくれた言葉は2度と聞けないのだろうか?」


    アニ母「さぁ?」クス


    アニ父「(エレン君もこうなるのだろうなぁ)」


    アニ「お父さんも早く来てよ?おしるこ作ってあるんだから」


    アニ父「ほいほい!すぐに出てきます!」


    エレン「(こういう家族って良いよな)」ニッ
  16. 16 : : 2014/11/16(日) 22:34:03
    アニの父が風呂に入ってる間、エレンは旅行先の話をしていた




    エレン「そう言えば温泉らしいですよ!」


    アニ「温泉?あぁ、もしかして旅行の話?」


    エレン「そうそう!寒くなってきたし、ちょうど良いよな」


    アニ母「温泉ねぇ……ゆっくりしたいわよね」


    アニ「でもさ………お父さんが温泉に連れていってくれるって」


    アニ母「不安ね、出るかもしれないわよ」


    アニ「…」


    エレン「出るって……何が?」


    アニ「お化けとか」


    エレン「流石にないだろ」


    アニ「お父さんは趣味も悪いし、運も悪いのさ」


    アニ母「アニが中学生の頃にスキーに行った時なんかね」


    アニ「あれか……あれは大変だったね」


    エレン「?」


    アニ「予約してたホテルが別の場所にあるホテルでね」


    アニ母「私達はどこで寝れば良いのって事よね」


    エレン「何か凄いですね」


    アニ「今回は大丈夫かな、不安だな」


    アニ母「帰ってこれれば良いけどね」


    エレン「はははっ!アニの親父さんって良い人で面白いよな」


    アニ「そう?」


    エレン「俺もアニの親父さん見たいな人が親父だったらな」


    エレン「きっと楽しかったんだろうな」


    アニ「…」


    アニ母「エレン君……お父さんから連絡とかは?」


    エレン「ないですよ、何してんでしょうね……本当に…」


    アニ「エレン!おしるこ味見してよ!」


    エレン「するする!」


    アニ「じゃあ、こっち来てよ」


    エレン「おう!」



    ドタドタ!!




    アニ母「……本当に良い子なのにね、どんな人なんでしょうね……エレン君の父親って」
  17. 17 : : 2014/11/16(日) 23:13:21
    エレン「あちっ!」


    アニ「慌てなくても逃げないよ……ほら、あ~ん」


    エレン「えっ……///」


    アニ「?」


    エレン「アニの母さんが居るぞ?」


    アニ「あっ…///」



    アニは母親の方に目線をずらす、今の行動がバレていなかった事に少しだけ安心してしまう




    エレン「美味しい……アニの料理って本当に美味しいよな」


    アニ「毎回、言うけどさ……誉めても何も出ないよ?」


    エレン「マジで言ってんだよ!ありがとな?」


    アニ「何が?何か変だよ?」


    エレン「いや……よく晩飯とか作ってくれるからさ!本当にありがとな!」


    エレン「毎回本当に美味しいぜ!」


    アニ「……あっそ///」





    ガチャ!!





    アニ父「あ~!さっぱりした!!」


    アニ父「アニちゃんが作ってくれた噂のおしるこ食べに来たぜ!」





    アニ「うるさっ」


    エレン「はははっ!」


    アニ母「よし、それじゃあ皆がおしるこ食べてる間に晩御飯の準備しちゃうね」


    クロ「zzz」
  18. 18 : : 2014/11/18(火) 18:28:27
    エレン達がおしるこを食べてる間に、アニの母が晩御飯の用意をしてくれた

    エレンの好きな料理を用意してくれたのはアニのお願いだったらしい





    アニ母「よし!運ぶの手伝って!」


    アニ「は~い」


    エレン「美味そ!」


    アニ母「美味そうじゃなくてね、美味いのよ!」


    エレン「知ってますよ!あ~腹減った!」


    アニ「おしるこ2杯もおかわりしたのにね」クス


    アニ父「俺は3杯だぞ」


    アニ「聞いてないから」


    アニ父「……はい」ズーン


    アニ母「ふふっ!さぁ、運んで食べましょ!」




    作ってくれた料理を机に運び
    皆で食べる用意をする雰囲気が好きなエレンであった
  19. 19 : : 2014/11/18(火) 18:28:59
    アニ父「おっ、ビール頼む!」


    アニ母「今日は、お休みの日じゃないの?」


    アニ父「そのつもりだったんだがな、呑みたくなったからさ」


    アニ「飲み過ぎはよくないよ」


    アニ父「おっ、心配してくれてるの!アニ!!」


    アニ「違うから、仕事できなくなったら私とお母さんが困るから心配してるのさ」


    エレン「ははっ!アニ、それ凄く酷いぞ!」


    アニ「ふふっ」


    アニ父「我が娘は逞しく育ったのだな」


    アニ母「私に似たんだろうね」


    アニ父「(100%そうだよな)」



    毎回にぎやかなアニ一家
    今日も晩御飯を食べながら笑いが絶えることがなかった





    エレン「これ凄い好きです!」


    アニ母「それ自信作なのよ!」


    アニ「私だって作れるし」


    アニ母「作り方しらないでしょ?」


    アニ「料理本みながら作れば大丈夫だし、エレン!今度は私が作ってあげるから!」


    エレン「本当か!めっちゃ楽しみだな!」


    アニ「任せてよね」


    アニ父「(前にもこんな会話を聞いたような気がするんだけどな)」


    エレン「(本当に美味いからな……サシャが毎日食べたいって言ってた気持ちが凄くわかるよ)」モグモグ




    エレンは皆で晩御飯を楽しく食べさせて貰える事が嬉しい

    アニの父と母を実の親だと思えてしまうほど大好きな存在になっている。
  20. 20 : : 2014/11/20(木) 18:37:01
    晩御飯を食べ終わったのは30分ぐらいだろうか?

    お腹が一杯になると……




    エレン「ふぁ」


    アニ「大丈夫?」


    エレン「晩ごはんを食べ終わってさ、少し時間がたつとさ……眠くなるよな」


    アニ「わからないでもないけどさ、太るよ?」


    エレン「そうだよな……最近少しだけ太った気がするんだよな」


    アニ「私は……」


    エレン「ん?」


    アニ「何でもない」


    エレン「何だよ?凄く気になるんだけど?」


    アニ「…」


    アニ父「体重が増えたんじゃないのか?夜にアイス食べてたし」


    アニ母「乙女心を察してあげてよ」


    アニ「……」


    エレン「……アニ?」


    アニ「腹筋してくる」


    エレン「食ったばっかりでかよ!?」




    アニは自分の部屋に行ってしまう、エレンはその後を追いかけるのであった
  21. 21 : : 2014/11/20(木) 23:23:53
    アニについてきたエレンは彼女の部屋の椅子に腰を下ろした




    エレン「アニ?」


    アニ「エレン、足持っててよ」


    エレン「食ったばっかだろ?無理すると体に悪いぞ」


    アニ「大丈夫さ、ほら………変態」


    エレン「太ってねぇよ」ナデナデ


    アニ「お腹を撫でないでよ、ちょっと………摘まむな!」


    エレン「だって痩せてるだろ?これ以上ダイエットしたら骨になっちまうよ」


    アニ「……本当にそう思ってる?」


    エレン「おう!」ニッ


    アニ「そう」


    アニ「………ありがと……かな?」


    エレン「せっかくアイス買ってきたんだからよ、後で半分ずつ一緒に食べようぜ?」


    エレン「それならアニも良いだろ?」


    アニ「うん、そらなら大丈夫」


    エレン「よし!解決だな!」


    アニ「でもね?」


    エレン「ん?」


    アニ「今度さ、一緒にウォーキングね」


    エレン「お、おう!任せろ!」


    アニ「(絶対に痩せてやる)」
  22. 22 : : 2014/11/21(金) 22:27:24
    ダイエットを決意したアニ……
    はっきり言ってしまえば必要はないのだが……

    彼女の意志は高かったのである

    その後、2人は仲良く漫画を読んだり、テレビを見たりして過ごしていた



    エレン「そろそろ帰らないとな……アニ!アイス食おうぜ!」


    アニ「ん……泊まってけば?」


    エレン「あ~急すぎるとアニの親も困るだろうし、今日は遠慮しておくよ」


    アニ「遠慮なんてしなくて良い」


    エレン「いやいやいや!」


    アニ「泊まってけば?執事エレン・イェーガー?」


    エレン「…」


    アニ「一緒にアイスを食べてさ……夜は寝るまで話そうよ?」


    エレン「それじゃあ………泊まらせて貰おうかな」


    アニ「素直で宜しい!」



    泊まることをアニの両親に伝えたら
    『是非とも泊まりなさい!!』と言ってもらえて素直に嬉しいエレンであった


    そしてアイスを半分ずつ食べあい
    お風呂に入り、後は寝るだけになったのだ
  23. 23 : : 2014/11/21(金) 22:27:55
    エレン「お風呂ありがとうございました」


    アニ母「さっぱりした?」


    アニ父「俺の服だと少し大きいな」


    エレン「さっぱりしましたよ!服も温かくて嬉しいです」


    アニ「ほら!早く寝るよ」グイ


    エレン「引っ張るなよ、服が破けちゃうだろ」


    アニ「お父さんの服なら破けても良いよ、ほら!早く部屋に行くよ」


    エレン「(これは今日も一緒に寝るパターンだな)」





    アニ父「娘が冷たいな」


    アニ母「仕方ないわよ、真実だからね」


    アニ父「………優しくしてよね」
  24. 24 : : 2014/11/21(金) 22:28:56
    ガチャ




    エレン「服が……あ~あ、服が延びたぞ!」


    アニ「大丈夫だよ、大安売りの時に買った寝間着だよ」


    エレン「もう少し優しくしてやれよ」


    アニ「優しいよ、何だかんだ好きだし」


    エレン「はははっ!お前って本当にツンデレだよな!」


    アニ「執事の癖に……お嬢様に逆らうんだ」


    エレン「えっ!?(まだ続いてたのか!?)」


    アニ「そうだね、もう少しだけ仕事してもらおうか」


    エレン「な、何をするんだよ?」


    アニ「言葉遣い!はぁ、耳が痒いんだよね」


    アニ「ちょっと恥ずかしいけど見てくれない?」


    エレン「やる!任せろ!!」


    アニ「そう」ゴロン


    エレン「(ご褒美じゃん!)」
  25. 25 : : 2014/11/22(土) 23:33:08
    ベットで寝転がったアニの耳掃除をする執事エレン……



    エレン「おっ……中々でかいのが」


    アニ「いちいち声に出さなくて良いから」


    エレン「ん~動くなよ」スッ


    アニ「ん……うん」


    エレン「…」コリコリ


    アニ「…」


    エレン「…おっ……取れたぞ!ほれ!」


    アニ「見せなくても………そして私の手にのせる必要もないよね」


    エレン「へへっ」


    アニ「笑って誤魔化さないの」ペシ


    エレン「い、痛い!悪かった!真面目にやりますよ」


    アニ「うん……お願いするよ」




    耳掃除をしてる時、エレンは結婚したらこんな感じ?などを思っていた

    それから数分後に交代になったのだが
    アニはエレンの耳掃除をする時に…





    アニ「ほら」ポンポン


    エレン「マジか」


    アニ「乙女の膝枕さ、しっかり味わいな」


    エレン「久しぶりだな!へへっ!」ゴロン


    エレン「お~やっぱり、落ち着くな」


    アニ「はいはい、掃除するから動かないでよね」コリコリ





    エレンは耳を見てもらってる時に眠くなり、ほとんど夢の世界に行く寸前だった
  26. 26 : : 2014/11/22(土) 23:50:23
    数分後に……




    アニ「…」ナデナデ


    エレン「ふぐっあ……zzz」


    アニ「寝顔は子供なんだよね」


    アニ「ふふっ」


    エレン「んぁzzz」



    歯磨きをしないまま寝てしまったエレンだが、起こすと可哀想だと思って起こさないであけだアニであった

    朝一で歯磨きをさせようと決めたが…



    アニ「さて、私は歯磨きしてから寝ようかな」





    しっかりと歯磨きをして、寝る準備を済ましたアニはエレンと同じベットに潜り込むのであった…。





    深夜の3時頃……





    エレン「…」ムクッ


    アニ「zzz」


    エレン「あれ………寝てたのか」


    エレン「アニと一緒に寝てるのか……無防備すぎんぞ」ナデナデ


    アニ「ん……zzz」


    エレン「寒いからな、うん……寒いのが悪いんだよな」ギュウ


    エレン「温かいな…アニ、おやすみ」


    アニ「zzz」
  27. 27 : : 2014/11/22(土) 23:50:47
    ピリリリリリリリリリリ!!




    アニ「うるさっ」カチ


    アニ「ん~寒い……寒くない」


    エレン「zzz」ギュウ


    アニ「動けないよ」クス




    そのままエレンが起きるのを待っていたアニであった

    エレンが起きたのは数分後である






    エレン「アニって温かいな」


    アニ「はいはい、ほら!歯磨きしてきな、虫歯になるよ」


    エレン「おう……してくるよ」




    本当は遊びに行きたかったがエレンがバイトの為に断念することになる

    そして学生の大好きな土日は終わって行くのである……。
  28. 28 : : 2014/11/22(土) 23:51:16
    そして……




    ミカサ「皆に相談がある」


    アニ「改まってどうしたの?」


    ユミル「ジャンに愛想がつきたか?」


    ジャン「黙ってろ」


    エレン「で?何だよ?」



    今は学校のお昼時、皆はお昼を食べ終わり次の授業の準備をしていた

    そんな時にミカサがお願いをしたのである




    ミカサ「クリスマス会をやりたい、私の家に招待する……ので、来て欲しい」


    クリスタ「行く!絶対にやるよ!!」


    ジャン「大賛成だ!」


    アニ「私も良いよ、そう言うの好きだしね」


    サシャ「クリスマス会!!ご飯ですよ!!皆で作って食べますよ!!」


    アルミン「食べる事になると凄いよね、本当に……うん」


    ライナー「(見た目は太ってないけどよ、実は体重………やばいとか?)」


    サシャ「ライナーさん、今……もの凄く失礼な事を考えてますね!」


    ライナー「はぁ!?」


    サシャ「女の敵です!!駆逐ですよ!」


    エレン「まぁ、クリスマス会は確定だな」


    ミカサ「良かった、皆とクリスマス会をやりたかった」


    ミカサ「ので、とても嬉しい!」


    ユミル「お~満面の笑顔だな」



    ミカサが話を持ち出したクリスマス会
    クリスマスが近付いてきたからこそ、学生の間で盛り上がる話である

    けれど、その前にエレンとアニは温泉旅行と言う楽しみがあるのであった
  29. 29 : : 2014/11/24(月) 00:52:02
    ミーナ「アニ、アニ!」


    アニ「?」


    ミーナ「エレンと旅行なんでしょ?」


    アニ「ミカサから聞いたの?うん、私の親も行くけどね」


    ヒッチ「ふ~ん、いいなぁ」


    アニ「あんたって温泉とか好きなの?」


    ヒッチ「温泉ねぇ~アルミンが覗こうとするからね」


    アルミン「んぐっ!」


    ヒッチ「にひひっ」


    アルミン「ヒッチ!!///」


    ライナー「こいつら……」


    コニー「アルミンがココアを吹いたぞ!」


    サシャ「もったいないですよ!!」


    ミカサ「そこは関係ない、ハンカチを貸すので拭いた方がいい」スッ


    ジャン「(ミカサ天使だな、アルミンの野郎……ミカサのハンカチを使うなんて……)」


    ジャン「羨ましい」ボソ


    マルコ「声に出てるよ」


    クリスタ「それで?アルミンは本当にヒッチを覗いたの?///」


    アルミン「覗いてないよ!!///」


    アニ「まったく……騒がしい連中だね」


    エレン「俺達も騒がしい連中の仲間だけどな」


    ベルトルト「そうだね、このメンバーは本当に楽しいからね」


    ユミル「…」グイ


    アニ「ちょっと?」


    ユミル「温泉に行ったら2人だけでイチャイチャチュッチュッが出来るな」ニシシ


    アニ「なぁ……///」


    アニ「そ、そんな事ないから!///」


    ユミル「どうだろうねぇ~男は狼だからな」


    ユミル「(ベルトルさんは……狼以上だけどな)」
  30. 30 : : 2014/11/24(月) 00:54:15
    ベルトルト「?」


    ライナー「ベルトルト……お前…何か俺に隠し事してるな?」


    ベルトルト「隠し事…?」


    ベルトルト「う~ん、隠し事……隠し事…?」


    ライナー「少し前に、過ちを犯した記憶はねぇのか?おっ?」


    ベルトルト「?」


    コニー「さっきから何の話をしてるんだ?」


    サシャ「ベルトルトが職員室に置いてあった、御菓子を摘まみ食いしたって話ですよ!」


    アルミン「犯人は絶対にサシャだね」


    サシャ「しょ、証拠もないのに疑わないでください!!失礼です!」


    ミカサ「……チョコの臭いがする、サシャの口から」


    ジャン「むしろ……サシャ以外にそんな事する奴いねぇよ」


    サシャ「……」


    サシャ「あはっ!あはははっ!」


    アニ「サシャが…」


    エレン「壊れた……?」


    サシャ「アルミン……貴方の言う通りですよ…私は職員室に置いてあった御菓子を食べました」


    アルミン「(えっ……な、何これ…ここはノったほうが良いよね?)」


    アルミン「何で……職員室に置いてあった御菓子を持っていったの?」


    アルミン「お昼前のお腹が減ってた僕には、わかったよ」


    アルミン「少しの臭いでも……」


    ヒッチ「馬鹿なの?」


    アニ「馬鹿なんでしょ」


    ユミル「…」


    クリスタ「あのシーンを再現してるんだね!」


    ライナー「凄くシュールだな」


    ベルトルト「むしろ辞めて欲しいよね」





    サシャ「心底思いますよ……あの時……どうしてでしょうね」


    アルミン「サシャ!僕達はまだ謝れる!」


    アルミン「職員室に行って謝りに行こうよ!」


    エレン「(黙ってれば良いだろ)」
  31. 31 : : 2014/11/24(月) 23:03:31
    サシャ「そっちには行けません……私は…」


    サシャ「私は……えっと……ん~」


    サシャ「泥棒になり損ねました」


    ミカサ「立派に御菓子を盗んでいる!」


    エレン「突っ込んだら負けだぞ」


    ミカサ「そうかもしれない」




    ガラガラガラ!!




    サシャ達「!?」ビクッ



    サシャ達の目の前に現れたのは…




    キース「今しがた……職員室に置いてあった御菓子が、どうのこうと……聞こえたのだが?」



    紅蓮高校1の怖い先生、キース先生が現れたのだ!





    サシャ「…」アセアセ


    エレン「お、おい…どうすんだよ?」ボソ


    アニ「私がしるわけないでしょ?」ボソ


    ユミル「でもな……かなり…やべぇぞ」


    ライナー「キース先生の罰は………学校中のトイレ掃除とかよ」


    ベルトルト「学校中の草取り」


    クリスタ「サシャ……大丈夫かな」


    ヒッチ「アウトでしょ、普通にアウトだよ」


    コニー「普通にヤバイって俺でもわかる」





    キース「ブラウス……どうなんだ?」


    サシャ「…」


    キース「…」


    サシャ「…」


    キース「…」


    サシャ「ライナーが食べました!!私はライナーから貰いました!!」


    ライナー「嘘ついてんじゃねぇぇぇ!!!!」




    学校が終わった後、サシャは職員室の窓拭きと職員室前の廊下を掃除するという罰を受けた

    皆の兄貴であるライナーはサシャの掃除を手伝ってやるのであった
  32. 32 : : 2014/11/24(月) 23:04:27
    サシャとライナーが掃除をしている間…



    ユミル「さぁ~て!クリスタ~帰るぞ!」


    クリスタ「うん、ライナーの力になりたいけど……今日は用事があるんだよね」


    クリスタ「はぁ」


    ユミル「大丈夫!あいつは筋肉と体力で出来た巨人だからよ!」


    クリスタ「そんな事ないもん!」


    アニ「ふふっ」


    ベルトルト「ライナーはライナーだよね」


    アニ「兄貴だね」


    ベルトルト「そうそう」


    ジャン「んな事より!さっさと帰る組は帰るぞ!」


    ミカサ「アニ……皆もまたね」


    アニ「うん!また明日ね」


    エレン「クロの事ありがとな!」


    ミカサ「任せて欲しい」ビッ


    アルミン「はは!それじゃあ、明日ね」


    ヒッチ「ばいば~い」



    今日は皆も忙しく、急いで家に帰宅するのであった



    コニー「(俺だけ残ってサシャを待たないとダメなのかよ)」



    コニーはサシャを待つことにした
    優しい男であった……
  33. 33 : : 2014/11/27(木) 00:07:10
    帰宅最中のアニとエレン……





    ビュオオオオオオ







    アニ「寒っ」


    エレン「だよな」


    アニ「マフラーとか用意してないの?」


    エレン「まだ出してないな…今日中に用意しないとな」


    アニ「ん」


    エレン「?」


    アニ「私のマフラー長いからね、2人で使えるよ」


    エレン「お邪魔しても良いか?」


    アニ「良いから言ってんるんでしょ?初めてでもないし」クス




    2人でマフラーを巻きながらの帰宅最中であった





    エレン「あ~楽しみだな」


    アニ「何が?」


    エレン「旅行に決まってるだろ?」


    エレン「どんな所だろうなぁ」


    アニ「子供みたいだね」


    エレン「うっ……子供で結構だ!」


    アニ「拗ねるのも可愛いよ」

    クスクスと笑い出すアニ
    そんなアニの態度に子供扱いされてると感じるエレンであった
  34. 34 : : 2014/11/27(木) 00:08:02
    それから旅行の日まで然程時間は感じなかった

    旅行の前日、ミカサにクロを頼み
    家に帰り、いつもと同じ事をやる

    風呂を済まし、飯を食べ
    残りはベットで眠るだけである

    エレンは小学生の様に落ち着かない様子であった



    エレン「…」


    エレン「寝れねぇ」

    ベットの中で眠ろうと努力しているのだが寝れない

    そんな彼に救いのヒーローが現れるのである





    ブーブーブー



    エレン「おっ」ピッ


    エレン「ライナーか?どうしたんだよ?」


    電話の相手は皆の兄貴だった
    なぜ彼は電話をしてきたのだろう?




    ライナー『俺の妹を頼むぞ!』


    エレン「…」


    ライナー『いいな!?アニに何かあったら、ぶっ殺して捨ててやるからな!』


    エレン「…………お前って本当に兄貴だな」

    電話越しに大声で叫ぶライナーに鬱陶しさを感じなくもないが

    彼の妹思いは良いところである
  35. 35 : : 2014/11/29(土) 08:26:41
    それから通称皆の兄貴との電話は夜遅くまで続いた

    眠気もやってきたので……




    エレン「悪い!そろそろ眠いから寝るわ」


    ライナー『お?そうだな……もう寝ないと辛いな』


    エレン「おう!それじゃあ、楽しんでくよ」


    エレン「お休みな!」


    ライナー『お土産を忘れんなよ!わははっ!』



    彼は笑いながら電話を切ってくれた
    そのまま、エレンは夢の世界へ行ってしまった

    それから何時間寝たのだろう?
    彼はグッスリと眠り込んでしまっている
  36. 36 : : 2014/11/29(土) 13:23:28
    ピピピピピピピピピッ!!




    エレン「………うるせぇな」








    バン!




    目覚ましを力強く叩いて止める
    旅行に行くから急ぎ足で身の回りの事をするのである

    歯磨きを澄まし、顔を洗い、簡単にパンを食べて、呼ばれたらいつでも行ける状態になっている





    エレン「…」ソワソワ

    落ち着かない様子のエレン
    そのエレンが暮らしてる家のインターホンを押す音が聞こえた





    ピンポーン





    アニ「エレン?そろそろ外に出てきてね?」



    ガチャ!!



    アニ「!?」


    エレン「いつでもOKだぜ!」



    アニに笑顔でピースをし、必要な荷物を詰め込んだバックを見せる

    その笑顔は本当に子供であった……。
  37. 37 : : 2014/11/30(日) 22:25:14
    外で待つこと数分…


    ガチャ





    アニ父「おっ!車に乗っててくれ!」


    アニ「お母さんは?」


    アニ父「無駄な抵抗だ」


    アニ「あんたね、その言葉は全世界の女を敵にする言葉だからね」


    エレン「?」


    アニ「…」


    アニ父「だはは!聞こえてないから安心しろよ!」


    アニ母「お小遣いはカットね、向こうで買うお土産代も宜しくね?」ニコ


    アニ父「」


    エレン「アニの親父さん……目が死んでねーか?」


    アニ「お母さんが後に立ってるのに気付かないからね」


    エレン「ところでさ、無駄な抵抗って何だよ?」


    アニ「化粧よ」


    エレン「アニの母さん……化粧しなくても綺麗だよな?」


    アニ「?」


    エレン「アニと同じで綺麗な金髪だし、風呂上がりとかに見ても綺麗な人だなって……」


    アニ母「エレン君、私と結婚しようか?」


    エレン「え?」


    アニ母「エレン君と結婚する!あなた!別れましょ!!」


    アニ「馬鹿なこと言わないでよね」


    アニ父「さ~て、車に乗ってくれ」


    エレン「ははっ!」



    朝から賑やかなアニ一家
    そして車は旅行先を目指して動き出すのであった
  38. 38 : : 2014/11/30(日) 22:27:27
    車の中で……




    アニ「お父さんの運転とか怖いな」


    アニ父「ぬわぁに!?」


    アニ母「最後になるなら……やりたい事を全部やっておけば良かったわ」


    アニ「エレン……エレンと結婚して幸せになりたかった」


    エレン「とんでもないぐらい、信用されてないですね」


    アニ父「日常だ」


    エレン「ちなみに運転は好きなんですか?」


    アニ父「俺は会社に行く時は電車を利用している!」


    エレン「で、でも……バイクの運転…」


    アニ父「車よりはバイクが好きだな!車よりバイク派だ!」


    エレン「…」


    エレン「アニ……愛してるぞ」


    アニ「はいはい、私も愛してるよ」


    アニ父「冗談だ!!安心してろ!」


    アニ母「(今の2人の会話を保存しておきたかったわ)」



    車で目的地まで向かう
    向かっている間の時間も旅行の醍醐味であろう




    アニ「し……シマウマ」


    エレン「ま………ま?ん~」


    アニ母「進撃の巨人を連載してる雑誌は?」


    エレン「マガジ……危ねぇ!!」


    アニ「欲しいね」


    アニ母「ね!」


    エレン「よし、麻婆豆腐!」


    アニ父「ふ!?」


    アニ父「……鰒!」




    車の中で出来る遊び
    数は少ないが盛り上がる遊びは何種類か存在している

    今は【しりとり】で盛り上がっていた





    アニ母「グリとグラ!」


    アニ「……ラッパ!」


    エレン「俺か………」


    アニ父「今日の朝ごはんは何を食べたんだ?」


    エレン「パン!あっ……」


    アニ「はい、エレンの負け!」


    アニ父「だはは!引っ掛かってくれると嬉しいな!」


    アニ母「さ~て、罰ゲームは何にしましょうね?」


    アニ「隠し事を暴露する……とか?」


    エレン「…」


    アニ母「それで!」


    アニ父「(男にも隠し事はあるよな……同情するぜ)」
  39. 39 : : 2014/11/30(日) 22:28:20
    アニ「私からね!えっと……」


    エレン「(隠し事は……有るようで無いような)」


    アニ「前にベルトルトからさ、何かを貰って鞄に隠してたよね?」


    エレン「…」


    アニ「あれは何なの?」


    エレン「…」


    アニ「エレン?」ニコ


    アニ母「(高校生だもんね)」


    アニ父「(察しはついた)」


    エレン「お、怒らない……よな?」


    アニ「それはエレン次第だね」


    エレン「…」




    ブロロロロ…




    アニ父「素直に言ってしまうのが楽な道だぞ」


    エレン「はい………ベルトルトの大事な本を預かりました…はい」


    アニ「やっぱりね」


    アニ母「ベルトルト君からか~意外ね」


    アニ「で?」


    エレン「理由は……家にユミルが来るからって…ライナーに頼みたかったそうだけど……」


    アニ「どうせ、クリスタが家に来るから無理って言われたんだね」


    エレン「えっと……はい…すみませんでした!!」


    アニ「ベルトルトも、こんな所でバレる何てさ、考えてもなかっただろうね」






    その頃…





    ベルトルト「?」ゾクゾク


    ライナー「どうかしたか?」


    ベルトルト「……何か…ライオンに睨まれたシマウマの気分………かな?」


    ライナー「意味がわからん」


    ベルトルト「何だろうね……僕の秘密が誰かにバレた気分だよ」


    ライナー「……」


    ベルトルト「……」


    ライナー「最近のお前は意味がわからん」



    いつも通りに2人で遊んでいたのある
  40. 40 : : 2014/12/02(火) 00:47:27
    再びエレン達……



    アニ「別のゲームとかは無いの?」


    エレン「罰ゲームは無しでな」


    アニ「却下、罰ゲームはアリね」


    エレン「…」


    アニ母「そうは言ってもね~他にやれるゲームなんて有る?」


    アニ父「昔話でもするか、アニの小さい頃の話とか」


    アニ「は?」


    エレン「それ!それで!!」


    アニ「エレン?」ゴゴゴ


    エレン「良いだろ?アニの子供の頃とか気になるし」


    アニ「お父さん?」


    アニ父「そうだな~あれだ!あの話をしてやろう!」


    アニ「(完全に無視してるね……後で蹴る)」


    アニ父「アニが小学生の時になぁ」
  41. 41 : : 2014/12/02(火) 00:47:58
    運転をしながら、アニの父親は娘の小さい頃の話をする

    その話を聞いてるアニは顔を真っ赤にして怒るのである





    アニ父「1人で寝るって言っておいてよ、怖くなったら人の布団に潜り込むんだよ」


    アニ母「トイレも我慢してね、本当にトイレが1人で行けるまでに時間が掛かったわよ」


    アニ「……///」


    アニ父「それから!ボクシングの試合を見てた時なんかな!」


    アニ母「お父さんにボクシングやる!って言っていきなり蹴りだもんね」


    アニ父「キックボクシングじゃ、なかったのにな」


    アニ「も、もう!終わり!///」


    エレン「アニって小さい頃から可愛いのな」


    アニ「あ……あぅ///」


    アニ母「何?あぅって……ふふふっ」


    アニ父「照れると大人しいな」




    車の長旅は疲れてしまうものである
    けれど、この家族はそんな事は無いのである

    毎回本当に楽しく過ごすことが出来る家族なのである……





    そして数時間のドライブが終わると……






    ブロロロロ……キキッ…





    アニ「…」


    エレン「おぉ!!」


    アニ父「凄いだろ!?ここなら思う存分寛げるぞ!!」


    アニ「……お母さん」


    アニ母「何だか怖いわね、お父さんにしては良い所すぎる……」




    アニ達が連れてきて貰えた旅館は、素人が見ても感じ取れるぐらい高そうな旅館であった

    だからこそ、アニとアニの母は思うのだ……




    アニ「(本当に幽霊が出てくる気がしてきた)」


    アニ母「(ゆっくり休めるかしら……ね)」



    本当に素敵な旅行になるのか……と…。
  42. 42 : : 2014/12/02(火) 00:48:46
    4人は予約していた旅館に入っていく

    中は温泉に来たときの独特の雰囲気に包まれていた

    奥から女将さんが現れ、自分達の部屋へ案内してくれる



    アニ父「…」ジーー


    エレン「…?」


    アニの父は何故か女将さんを凝視している

    その姿にアニの母は綺麗な回し蹴りを食らわすのであった…

    4人は自分達の部屋に入ると驚くのだ





    アニ「お父さん……どうしたの?」


    エレン「すげぇな!」


    アニ母「本当に値段間違えてないわよね?」


    アニ父「当然だ……久し振りの家族旅行…俺だって…運が良いんだよ!」





    アニ達が泊まる部屋は立派な部屋であった

    アニの母は部屋の値段が間違っているのではないか?と疑問を抱いている

    それでも彼等が泊まる部屋は間違えていないのだ

    今回の家族旅行は好調な出だしである。
  43. 43 : : 2014/12/03(水) 01:41:52
    部屋で少し休んでると…




    アニ「温泉行こうよ?」


    アニ父「混浴か?」


    アニ「馬鹿じゃないの?あっ、ごめん……馬鹿だったね」


    アニ母「そうよ?馬鹿なの」


    アニ父「頼むから冗談として聞き流してくれよな」


    エレン「ははっ(ちょっと期待しちまった)」


    アニ「ちょっと期待した?顔がニヤけてるよ」


    エレン「……してねぇよ」


    アニ「…」


    エレン「…」


    アニ「…」


    エレン「したよ」


    アニ「素直で宜しい」


    エレン「(そりゃあ、するだろ)」




    4人は早くも温泉に浸かろうとするのであった……。
  44. 44 : : 2014/12/03(水) 01:42:20
    アニ達は女湯へ、エレン達は男湯へ…
    そんなエレン達は……





    エレン「おぉ!!広いですね!」


    アニ父「少し自分でも驚いた……こんなに凄いとはな」


    エレン「驚いたんですか……今まで本当に…凄かったんですね」


    アニ父「エレン君」


    エレン「はい?」


    アニ父「耳を済ましてみなさい」


    エレン「……?」


    アニ父「娘の声が聞こえるぞ?」


    エレン「…」




    大きな仕切りある、その向こうから聞こえてくる彼女の声…

    仕切りがあると分かっているのだが…






    エレン「す、すみません……ちょっと涼んできます///」


    アニ父「風邪引くなよ?温泉に入るときは、軽く体を流してからな」


    エレン「は、はい!」

    急ぎ足で仕切りより遠くに行こうとする、少しでもアニ達の会話が聞こえないようにしているようだ





    アニ父「若いねぇ、本当にさ」


    アニの父は苦笑いし、体を軽く流してから温泉に入っていくのである
  45. 45 : : 2014/12/03(水) 01:42:43
    それから数分後……





    ザバァ…





    アニ父「おっ!」


    エレン「お待たせしました……何とか頭が冷めましたよ」


    アニ父「ははっ!若いって羨ましいね!」


    エレン「何だか騒がしいですね……向こう側」


    アニ父「ん?あぁ、さっきからアニ達が騒いでるからな」


    エレン「?」


    アニ達が何故、騒いでいるのかはエレン達は知らないのであった

    どうして騒いでいるのかと言うと…
  46. 46 : : 2014/12/03(水) 01:43:06
    アニ「本当に?」


    アニ母「そうなの!凄いでしょ!?」


    アニ「それが本当なら行ってみたいよね」


    アニ母「ねっ!夜中にでも探しにいきましょ」


    アニ「はいはい、お母さん、私より楽しそうだね」


    アニ母「久し振りの家族旅行ですからね、しかも今の所は問題もないし!」


    アニ「……まぁ、確かにね」


    アニ「でもさ、その温泉って入っても良い所なの?」


    アニ母「別に良いでしょ?ダメって言われてる訳じゃないんだから」


    アニ達が騒いでいた理由
    それは、他の場所にも露天風呂があると言うことで騒いでいた

    2人は夜中にでも探しに行こうと話していたのである




    アニ「それにしてもさ……今回は良い感じだね」




    温泉に浸かりながら、リラックスした表情で話し出すアニ

    その返事を又々リラックスした表情で返すアニの母



    アニ母「今の所は最高ね、この後は美味しい晩御飯が出てきて欲しいわ」


    アニ「毎日、作ってるもんね……旅行に行った時ぐらい楽したいよね」


    アニ母「それ!まさにそれよ!」


    アニ「お母さん、声が大きいから」


    アニ母「エレン君にも聞こえてるかもね」


    アニ「でしょうね」


    アニ母「うちの娘は中々のスタイルなんじゃないの!?」


    アニ「何を言ってるのさ!?」


    アニ母「エレン君へ報告しておいた方が未来のためかと」


    アニ「ばぁぁか!じゃないの!?///」


    アニ母「照れてま~す!」




    2人の会話は筒抜けである
    顔を真っ赤にしてるのは、エレンも同じであった。
  47. 47 : : 2014/12/03(水) 01:43:27
    4人が再開した時、エレンはのぼせてしまっていた

    理由は露天風呂に長い間いたからだろうか?

    それはエレンしか知らない事である

    そして、4人は晩御飯が部屋に運ばれてくるのを待っているのであった






    エレン「あちぃ……完璧にのぼせちまったよ」


    アニ「そんなに?」


    アニ父「他にも理由はあるけれどな……なぁ?」


    アニ母「純粋ねぇ~まだまだ」


    エレン「……///」


    アニ「?」


    アニ「……あっ」


    アニ母「何だか理解できた?ふふっ」


    アニ「お母さんが悪い///」



    そんな話をしていると、豪華な晩御飯が運ばれてきたのである




    「お待たせしました~」


    アニ父「おぉ!」


    「こちら、お刺身になります」


    エレン「すごっ……刺身かよ…あれ?」


    アニ「私は回転寿司とかの……ねぇ?」


    エレン「俺もだよ、俺もその辺のレベルだよ」


    アニ母「そりゃあ、普段こんなに豪華なお刺身なんて食べさせてあげられないわよ」


    アニ父「酒もあるし!完璧だ!!」


    「ふふっ、茶碗蒸しも用意しております」


    エレン「(タラバガニでも入ってんじゃねぇか?)」



    エレンがそう思ってしまうほど豪華な料理であった

    アニは本当に食べても良いの?と母に尋ねてしまうほどであった
  48. 48 : : 2014/12/03(水) 01:43:47
    エレン「アニ!これ、食ってみろよ!」


    アニ「食べたよ……私ね、こんなに美味しい天ぷら初めて食べたよ」


    エレン「やっぱりか?俺も何だよ!」


    アニ母「(遠回しにさ、私の作る天ぷらが不味いって意味?)」


    アニ父「んくっ、んくっ……ぐはぁ!ビール最高!!」




    はっきり言ってしまえば、1番賑やかに過ごしているグループである


    そんな賑やかな彼等も……







    アニ父「うひひ……ひひ」


    エレン「く、食い過ぎた………苦しい」


    アニ「私も食べ過ぎたよ、ちょっと……かなり苦しいかも」


    アニ母「はしゃぎすぎ!そして……はぁ、この酔っ払い変態亭主は!」



    少し時間が過ぎるとこうなってしまうのである…





    アニ母「アニ?悪いけど水貰ってきて」


    アニ「はぁ、はいはい……苦しい」スク


    アニ母「……」


    エレン「?」


    アニ母「エレン君?あのね?」


    アニが水を貰いに行ってから、アニの母は急に話し出した




    アニ母「ここの外にも温泉があるんですって!知ってた?」


    エレン「知りませんよ!初耳です」


    アニ母「そこの温泉は多分、入っても大丈夫な露天風呂なの」


    エレン「多分ですか……でも、何でそれを?」


    アニ母「ん~?むふふっ!夜中にでも探して……ね?こっそり入ってきちゃいなさい」


    アニ母「私はこのボンクラ亭主を介抱しないとダメだからね」


    エレン「夜中にですか……でも良いんですかね?」


    アニ母「大丈夫よ、バレなきゃ大丈夫よ!」グッ


    エレン「(バレた時はどうしろと?)」



    それでも、自分に教えてくれたアニの母の好意を無駄にしないためにも夜中に探しに行こうと思うエレンであった
  49. 49 : : 2014/12/03(水) 01:44:17
    晩飯を済ました4人は自分達が泊まる部屋で寛いでいた

    アニの父は泥酔するまで呑んだからか?もはや気持ち良さそうに眠っている



    アニ母「もう!本当に困った亭主だわ」


    アニ「お父さん……酒臭い」


    エレン「酔っ払うと、こんな感じなのか」


    アニ「二日酔いになるだろうね、帰りは……お母さんが運転することになると思うよ」


    アニ母「はぁ、今回の旅行はこれが無かったら100点だったのに」


    エレン「(大人になったら、迷惑かけないレベルで酒を楽しまないとな)」


    アニ「お土産とか見てきて良い?ミカサとかにあげたいし」


    エレン「あっ、やべぇ!すっかり忘れてた」


    アニ母「行ってきなさい?仲良しな友達なんだからね」


    アニ「うん、行ってくるね」スタスタ


    エレン「俺も行くから!置いてくなよ!」


    アニを追いかけるエレン、2人のやり取りを見ていると自然に笑ってしまう母であった
  50. 50 : : 2014/12/03(水) 01:44:42
    エレン「あ~苦しい」


    アニ「これ、絶対に太ったね」


    エレン「間違いねぇ」


    アニ「食べ過ぎないように気を付けようと思ってたんだけどね」


    エレン「あははっ!絶対に無理だよな!」


    アニ「そうそう、今日ぐらい太っても良いって気分になったよ」


    エレン「女子って本当に気にするのな」


    アニ「そりゃあ……まぁね、男子よりは気にするね」


    エレン「ふ~ん、おっ!お土産屋!!」


    アニ「あぁ、本当だね……何か可愛い奴をミカサに買ってあげないとね」


    エレン「(可愛い……可愛い奴…温泉卵ストラップぐらいしか…)」


    アニ「あっ、これ可愛いね」


    エレン「(やっぱりな)」


    エレン「取り敢えずさ、中にも色々あると思うから見てみようぜ?」


    アニ「ミカサの分は決定だけどね」


    エレン「(2つ買うのか……1つは自分の分だろうなぁ)」



    お土産屋の外に並んであったストラップを2つ手に取り、口許が緩むアニを見ててエレンは和んでいた

    小さなお土産屋の中を何度も回る
    お土産を決める権利はエレンには無いようだ




    エレン「これとか良いんじゃ?」


    アニ「それより……こっちの方が数が多そうだよ」


    アニ「見た目も可愛いしね」


    エレン「(お土産はアニが担当だな)」


    アニ「男子は……これで良いよね」


    エレン「もう少し考えてあげてください」


    アニ「え~?ライナーなら何あげても喜んでくれるさ」


    エレン「だからって、向こうでも売ってる入浴剤はダメだろ」


    アニ「そう?」


    エレン「せめて横にある、ここの温泉の入浴剤にしてやれよな」


    アニ「はいはい、エレンに負けました」


    エレン「(俺は男子の分を買っておかないとな)」




    アニが男子に買って行こうと考えてる物は絶対に皆が見て笑うと思う

    だから、エレンは『温泉まんじゅう』を買っておくことにした。
  51. 51 : : 2014/12/03(水) 01:45:01
    「ありがとうございました~ゆっくりして行ってくださいね」


    エレン「よしっ!買えたな」


    アニ「ミカサに早く渡したいね」


    エレン「ミカサとお揃いにするんだな」


    アニ「良いでしょ?ミカサと私は趣味が似てるんだよ」


    エレン「似た者同士だよな」


    アニ「まぁね!」



    お土産を買い、自分達が寝る部屋に戻ることにした

    中々の量を買ったとエレンは思った
    それでも、アニは早くミカサ達に渡したい様子である

    その姿を見ていたら、自然に笑みがこぼれた
  52. 52 : : 2014/12/03(水) 01:45:17
    そして部屋に戻ると……




    アニ「…」


    エレン「…」


    アニ父「ふが……ふひひ」


    アニ母「もう無理ね、この人は完全に夢の世界へ旅だったわ」


    アニ「お父さん」


    エレン「明日は無事に帰れるのか?」


    アニ「何だかんだ……いつも無事に帰れてるよ…うん」


    アニ母「私達は寝る準備しちゃうね」


    アニ母「2人共少しは寝るようにしなさいよ」


    アニ「うん、私も寝るよ」


    エレン「…」


    アニ「エレンも寝るでしょ?」


    エレン「ん?あぁ……うん」


    アニ母「(さ~て、面白くなりそうだわ)」








    その後、すぐにアニ達は眠ってしまった

    エレンは中々寝付けないでいた
    そんなエレンは他にも露天風呂があると聞いていたので……









    エレン「…」


    エレン「よし……行ってくるか」




    3人を起こさないように、静かに部屋を出ていくのであった…
  53. 53 : : 2014/12/03(水) 01:45:38
    別の場所にある露天風呂、少しだけ心当たりがあった

    ここの旅館の裏に階段がある
    そこの階段を降りたら露天風呂があるような気がしていた





    ビュオオオオオ






    エレン「さみぃ」


    エレンは急ぎ足で旅館の裏に向かう
    そして、薄暗い中で見付けた階段をゆっくり下りていく

    寒いから早く温まりたい気持ちだが、階段から落ちたら嫌だと思う

    だから階段をゆっくり下りていくのであった……





    エレン「あ~アニも……いやいや…流石にダメだよな」


    アニも誘おうかと思ったが、もしも露天風呂が見付からなかったら悪いと思い

    エレンはアニを起こさないで来たのである




    コツコツ…

    コツコツコツコツ…




    階段を1歩1歩ゆっくり下りていくと…
  54. 54 : : 2014/12/03(水) 01:45:56
    エレン「おぉ!マジだったんだな!」






    小さな露天風呂が目の前にあり
    温かそうな露天風呂に今すぐに浸かりたいと思ってしまう

    回りを見渡すと、客が来た時ようの為にしっかりと着替える場所が設けられていた

    エレンはそこに入り、着替えを置きタオルを腰に巻いて露天風呂に向かった





    ビュオオオオオ









    エレン「おぁ……温かいな」


    露天風呂に入ると冷えきった体を温めてくれる

    自然と間抜けな声が出てしまう程だ
    そんな時、夜空を眺めて見ると満点の星が見ることが出来た

    アニの父から夜は綺麗な星が見えると聞いていたが、ここまで綺麗だとは思っていなかった

    エレンは今回、本当に旅行に連れてきて貰えたことに感謝している
  55. 55 : : 2014/12/03(水) 01:46:15
    それから数十分、岩に凭れながら露天風呂を堪能していた

    そんな時、ザッザッと誰かが近付いてくる音が耳に入った

    その足音が自分がいる露天風呂の前で止まる

    そして露天風呂に入った事がわかった





    エレン「…」


    エレン「(客……だよな?別に入っちゃダメでは………ないよな?)」



    エレンは新しく露天風呂に入ってきた人に声をかける事にした



    エレン「先に使わせて貰ってます」


    アニ「は?」


    エレン「え?」


    アニ「……エレン?」


    エレン「アニ……だよな?」


    自分が凭れてる岩の向こうから聞こえる声の持ち主

    聞き間違えるはずのない人物の声
    自分が愛してる彼女のアニ・レオンハートの声であった






    エレン「な、何で!?」


    アニ「こっちの台詞だよ!?えっ!?」


    エレン「待て、待て!お前……今さ///」


    アニ「ちょっと、えっ……あっ…あぅ///」


    エレン「(やべぇ、この岩の向こうに……///)」


    アニ「(どうしよ……岩の向こうに…うん///)」


    エレアニ「(裸の恋人がいる///)」



    さてさて、ちょっとしたハプニングが起こってしまいました。
  56. 56 : : 2014/12/03(水) 01:46:35
    エレン「わ、悪い!すぐに出てくから!」


    アニ「……」


    エレン「悪いな!」


    アニ「別に……良いんじゃない?///」


    エレン「はぁ?」


    アニ「岩があるし、調度…うん、見えないしね///」


    エレン「良いのかよ!?///」


    アニ「ど、どうせ……いつかは見られるんだし…別にこれぐらい///」


    エレン「そ、そうか……だったら…もう少し…おう///」




    岩越しで露天風呂に浸かってる2人
    いつもと違う雰囲気と状態に少しだけ照れてしまっている

    何か話さないといけない
    エレンはそう思い話し出した





    エレン「そ、そういや、起きたんだな!」


    アニ「う、うん!お母さんが別の場所にも露天風呂があるって言ってたから」


    エレン「俺と同じだな!」


    アニ「そ、そうだね!」


    エレン「お、おう!」


    アニ「うん!」


    エレン「…」


    アニ「…」


    エレン「(会話が続かねぇ!つーか!絶対にアニの母さん!狙ったよな!?)」


    アニ「(お母さん、エレンにも言ってたんだね……狙ってたね…絶対に)」
  57. 57 : : 2014/12/03(水) 01:47:02
    エレンもアニも中々、長い話が出来ないでいた

    そんな時……


    アニ「ねぇ……エレン」


    エレン「何だ?何かあったか?」


    アニ「エレンは将来さ、どんな父親になりたいの?」


    エレン「何か難しい話だな……そうだな」


    アニ「…」


    エレン「ちゃんと仕事はやってたいな、金が稼げないと困るしな」


    アニ「うん、それは大事だね」


    エレン「だよな?後は……」


    アニ「後は?」


    エレン「お前……絶対に笑うなよ?」


    アニ「努力するよ…ふふっ」


    エレン「たくっ………お前を…」


    アニ「私を?」


    エレン「照れくせぇな……もう!お前を幸せに出来る男になりてぇ!」


    エレン「ちなみに子供も幸せにしてやるからな!絶対にだ!」


    アニ「…///」


    エレン「仕事がない日は……そうだな、どっかに遊びに行ってよ!」


    エレン「俺とアニで子供と手を繋いで歩こうな!」


    アニ「と、遠回しに告白だよね……結婚のさ!///」


    エレン「ちゃんと告白するからよ……ちゃんと結婚できる状態になったらよ///」


    アニ「ふふっ、楽しみにしてるね」


    エレン「楽しみにしてろよな///」


    アニ「はいはい」クス


    エレン「おっ」



    アニ「?」


    エレン「本当に星が綺麗に見えるんだな」


    アニ「本当だね、お父さんが連れてきてくれた場所にして凄いよ」


    エレン「ははっ!帰ったらちゃんとお礼を言わないとな」


    アニ「うん、大好きな……うん…お父さんだからね」


    エレン「へへっ!」


    アニ「ふふっ」



    岩越しで話し合う2人
    最初に比べれば少しずつ会話が続くようになってきている

    それでもエレンの頭の中には
    『この向こう側に裸の天使がいる』
    この考えが消える事はなかった…
  58. 58 : : 2014/12/03(水) 01:47:23
    それから長い間、岩越しで露天風呂を楽しみ

    流石に戻らないと今日が辛くなると思い帰ることにした

    始めにエレンが戻り、着替えを済まし
    アニと階段がある場所で待ち合う約束をした






    ビュオオオオオ…






    着替えを済まし、エレンはアニを待っていた

    体は露天風呂に浸かっていたからか?
    まだまだ、温かい状態である






    アニ「お待たせ」


    エレン「お、おぉ」




    そんな時、色っぽい姿の彼女が目に入った




    アニ「何?」


    エレン「いや……何か色っぽい…からさ///」


    アニ「ほ、本当に変態だね///」


    エレン「う、うるせぇ///」





    2人で仲良く手を繋いで旅館に戻る
    エレンは自分の胸の鼓動が凄い事がバレてるのではないか?と思っていた

    それはアニも同じであった
    本当に似た者同士であり、お互いがお互いを大切にしあっているのだ

    夜空の下を歩き
    2人で仲良く過ごしている時間も
    『大切な2人の時間』であるのだ……

    いつまでも、永遠に2人で仲良く過ごせますように

    帰る途中で流れ星に願おうとしたが、2人は願わなかった

    理由は簡単であった




    流れ星にお願いしなくても


    私達はずっと2人で生きていくと決めているから


    お願いする必要はない









    エレン「楽しかったな!本当にさ!」


    アニ「そうだね、私と一緒に温泉にまで入れたしね」


    エレン「はははっ!マジで恥ずかしかったけどな!」


    アニ「あんたより、絶対に私の方が恥ずかしかったけどね///」


    エレン「これは2人だけの秘密だな!」


    アニ「当たり前でしょ?ふふっ」


















    家族旅行だよ
    ――Fin――












    おまけ








    旅行から帰ってきた2人は皆にお土産を渡す




    ミカサ「アニ!これは本当に可愛い!」


    アニ「でしょ?私の目に狂いはないよ!」


    ミカサ「鞄につけようか、携帯につけようか……悩む」


    クリスタ「ふふっ!これも美味しい!」


    ヒッチ「中々だね!」


    ベルトルト「エレンもアニも本当にありがとね」


    ジャン「温泉まんじゅうとか久し振りに食ったぜ」


    アルミン「僕もかな!」


    マルコ「僕なんか何年ぶりってレベルだからね」


    ミーナ「2人は良いなぁ、温泉とか羨ましいよ~!」


    ライナー「(無事に帰ってきたのなら何も文句はない)」


    サシャ「ふぐっ!ごふっ、けぼっ!」


    コニー「食い過ぎだ!落ち着いて食えよ!」


    サシャ「わ、私が……落ち着いて食べれる訳がないです!!」


    エレン「何だか……」


    アニ「帰ってきた気がするね」クス


    ミカサ「アニもエレンも忘れないで欲しい」


    エレン「ん?」


    アニ「?」


    ミカサ「次の大きなイベントは私の家でやるクリスマス・パーティー!!」





    ミカサの家で開かれるクリスマス・パーティー

    このメンバー達が一緒に過ごす
    クリスマス・パーティーはいったいどうなるのか……






    次の話へ続く…













    次はクリスマス会のお話です
    次も頑張って皆様に楽しんで貰えるように頑張っていきます!

    グループの方にコメントをくれた皆様、本当にありがとうございます

    とても励みになりました
    今後も頑張っていきたいと思います

    最後まで見てくれた皆様ありがとうございます!

    それでは、次のSSでお会いしましょう♪
  59. 59 : : 2014/12/03(水) 16:32:02
    執筆お疲れさまでした!

    照れるエレンとアニ、可愛すぎです(//∇//)

    また、アニの家族の仲の良さやエレンの『家族』というものへの思いが伝わってきました

    あとお嬢様と執事は笑わせていただきましたw

    クリスマス会の話も期待です♪
  60. 60 : : 2014/12/03(水) 17:04:53
    本当に面白かったです!
    クリスマスパーティーは王様ゲームとかですかね?
    何にせよ期待です〜!
  61. 61 : : 2014/12/03(水) 21:24:44
    レモンさん
    エレンとアニはイチャイチャするのに、こういう時は照れてしまう2人で書きたかったんですw

    家族の大切さが伝わって貰えたのなら書いて良かったって思えます!
    執事とお嬢様は書いてる自分も楽しかったです(笑)

    クリスマス会のお話も楽しんで貰えるように頑張っていきます!



    ハロハッピー!さん
    ありがとうございます!
    どんな内容にしようか考えてる最中何ですよね~王様ゲームみたいな事は書けたら良いなぁと思ってます♪

    期待に応えれるように頑張っていきます!


    2人とも暖かいコメントありがとうございます♪
  62. 62 : : 2014/12/03(水) 23:43:43
    もぉほんと最高です。
    全ての作品を見していただきましたが、
    アニたんかわいすぎます。ε-(´∀`; )
  63. 63 : : 2014/12/04(木) 00:03:59
    とても楽しかったです
    新作期待してます!
  64. 64 : : 2014/12/04(木) 18:34:09
    コロッケパンさん
    全部見てもらえて嬉しいです!
    アニは可愛いですよね♪基本的に進撃キャラを可愛く書こうとしてるので!そう言って貰えると本当に嬉しいですよ!

    Mr.ポテトヘットさん
    ありがとうございます!!
    次も楽しんで貰えるように頑張っていきます!


    2人とも暖かいコメントありがとうございます♪励みになります!
  65. 65 : : 2014/12/04(木) 23:57:21
    乙です!
    このシリーズは毎回面白いですね!
    今回の話ではアニのお父さんがアニとアニ母に凄い言われてるところで大笑いしてしまいましたw(その時夜で親にうるさいって言われたとか言えない…)
    次作も期待です!!
  66. 66 : : 2014/12/05(金) 18:11:56
    N.Sさん
    ありがとうございます!!
    そう言って貰えると励みになります!
    アニ一家の大黒柱は嫁と娘の尻に敷かれるポジションですね(笑)笑って貰えて嬉しいですよ!親にうるさいって言われてしまいましたかw

    次も期待に応えれるように頑張っていきます!
  67. 67 : : 2014/12/05(金) 22:26:23
    クリスマス編もとてつもく期待してます。(^ー^)ノ
  68. 68 : : 2014/12/06(土) 00:26:10
    コロッケパンさん
    ありがとうございます!
    頑張って楽しんで貰えるようにします!
  69. 69 : : 2014/12/06(土) 01:37:20
    今回も皆可愛いかったです。
    アニのデレが特に可愛いかったです(*´ー`*)
    アニは素直になれない時もあるけど、エレンは素直な子だから、アニもしっかりと気持ちを伝えられるのかなって思いました!!エレンってあれですよね、天然ストレートっていうか…天然だからこそアニに対してもしっかり愛情表現ができるというか。バランス良く仲を築いているから、アニとエレン、他のミカサ達も上手くやっていけてるんですよね。
  70. 70 : : 2014/12/06(土) 12:58:55
    今回の作品も、とても面白かったです!
    EreAniさんの文章力に憧れます。
    次の作品、クリスマス・パーティーの話も期待して待っています!無理にとは言いませんが、王様ゲームが見たいなぁ…と、思っています!可愛いアニ達を早く見たいです♪
  71. 71 : : 2014/12/06(土) 18:29:24
    いちご大福さん
    皆をSSでは可愛く、幸せに書きたい自分何ですよね…(泣)
    アニとエレンはお互いを助け合って生活してるSSです!原作でももう一度、助け合って戦う結末が来て欲しいですね…

    エレンは完璧に天然ストレートですw
    そのおかげでアニやミカサ達とも仲良くやってるのかも知れません♪


    リヴァイへーちょ!さん
    ありがとうございます!
    いえいえ、文章力なんて全然ですよ(汗)もっと楽しんで貰えるように頑張っていきます!

    王様ゲームの意見が多いので、王様ゲームは必ず入れますね♪(ユミルが暴走する気がしますがw)
    可愛いアニ達を楽しんで貰えるように頑張っていきます!



    2人とも暖かいコメントありがとうございます!!励みになってます!
  72. 72 : : 2014/12/07(日) 00:00:56
    王様ゲームでアルヒチのイチャイチャ期待してます。ヒッチがどういう反応するかがとても見てみたいですε-(´∀`; )
  73. 73 : : 2014/12/07(日) 01:14:23
    エレンのお父さん出てきてほしいなぁ~
    期待です!
  74. 74 : : 2014/12/07(日) 20:09:29
    コロッケパンさん
    アルヒチは私の大好物なんでw
    頑張って可愛い2人を書けるように頑張っていきます!ヒッチの反応が可愛いと良いですよね♪

    kumaさん
    グリシャも出す予定はありますよ~
    まだまだ先になると思いますが♪期待コメントありがとうございます♪
  75. 75 : : 2014/12/07(日) 22:03:42
    いつも楽しく読ませてもらってます!クリスマスパーティーも期待してます!
  76. 76 : : 2014/12/07(日) 23:21:44
    名無しさん
    読んで貰えて本当に嬉しいです!
    読んで貰えてるとコメント貰えると励みになります!クリスマス会の話も楽しんで貰えるように頑張っていきます!
  77. 77 : : 2014/12/08(月) 20:21:50
    やはり神はここにいましたね(笑)

    やっぱ見てる方も楽しいです!
    クリスマスのお話も神が書くなんて
    これがクリスマスプレゼントですね(笑)
    自作も期待!!!!
  78. 78 : : 2014/12/09(火) 00:15:05
    名は考え中ですwさん
    紙とかのまちがいですよ~!?アセアセ


    見て貰えて、尚且、楽しんで貰えたとコメント貰えて本当に嬉しいです!
    自分はまだまだ未熟者ですが、読んでくれる皆様に楽しんで貰えるように頑張っていきますね!

    クリスマスプレゼントになれるように頑張っていきます!(笑)
    いつも暖かいコメントありがとうございます♪励みになってます♪
  79. 79 : : 2014/12/09(火) 19:27:48
    全部見ました! 本当に神様ですか? 次はクリスマスですか? とっても期待しています!                          やっぱりエレアニはいいですね!
    この作品は大好きです! 
  80. 80 : : 2014/12/10(水) 00:08:57
    あなたが神ですね!さん
    全部見て貰えて嬉しいです!ありがとうございます♪紙とか髪の間違いですよ(汗)
    次はクリスマスのお話を書こうと考えてます!
    その作品も楽しんで貰えるように頑張っていきますね!

    大好きと言って貰えると励みになります!
    本当にありがとうございます!!
  81. 81 : : 2014/12/10(水) 19:32:14
    すいません…

    ×自作

    ○次作ですね(多分←おい)
  82. 82 : : 2014/12/10(水) 20:45:58
    名は考え中ですwさん
    大丈夫ですよ(笑)ありがとうございます♪
  83. 83 : : 2014/12/10(水) 22:53:51
    http://www.ssnote.net/archives/28533
    続きです♪良かったら♪

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著者情報
ani45

EreAni&88★

@ani45

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エレンとアニ シリーズ

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