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ジャンミカ 夏の思い出

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  1. 1 : : 2014/05/07(水) 23:58:11

    ミカサ「…」ドキドキ


    私は今…彼氏のジャンのお父さんの車の中にいます!

    私とジャン、ジャンのお母さんにお父さんの4人です!


    ジャン「大丈夫か?」


    ミカサ「大丈夫!」


    緊張してますが…
    ジャンのお父さんの実家での生活を楽しんできます!!






    http://www.ssnote.net/archives/14791
    エレアニ 海水浴だ!!
    ここで書けなかったジャンとミカサのお話です!!良かったら!!
  2. 2 : : 2014/05/07(水) 23:58:40
    車の中で…


    ジャン母「ねぇ?ミカサちゃん?」


    ミカサ「は、はい!」


    ジャン母「考え直しな!!」


    ミカサ「へ?」


    ジャン「何が言いたいんだよ!?」


    ジャン母「お前みたいな馬鹿息子にこんな美人はもったいないわ!!」


    ジャン「うるせぇ!くそババァ!」


    ミカサ「ジャン!お母さんに酷いことを言ってはダメ!!」


    ジャン「は、はい!」


    ジャン母「あーー!!何なの!?この子が娘で欲しいわ!!」


    ミカサ「?」キョトン


    ジャン母「可愛い!あ~可愛い!!」


    ジャン「はぁ」


    ミカサ「(ジャンのお母さんは…テンションが高い)」

  3. 3 : : 2014/05/07(水) 23:59:26
    ジャン「親父!何とかしてくれよ!」


    ジャン父「…」


    ジャン「親父!?」


    ジャン父「(何で…こんな美人がジャンと…)」


    ジャン「おい?親父?」


    ジャン父「うるせぇ!馬鹿息子!羨ましいんだよぉぉぉ!!」


    ジャン「は!?」


    ジャン母「私は怖い!ジャンがミカサちゃんを悲しませたら!!」


    ジャン「悲しませねぇよ!!」


    ミカサ「ふっ…ぷっ…」プルプル


    ジャン母「ミカサちゃん!」


    ミカサ「は、はい!」プルプル


    ジャン母「ジャンが何かしたら…私に言ってね!ジャンをボコボコにするから!!」


    ジャン父「その通りだ!!」


    ジャン「息子を何だと…」


    ジャン父母「性格の悪い息子だよ!」


    ジャン「…」


    ミカサ「ふっふふ…ぷっ…」


    ジャン「ミカサ?」


    ミカサ「あははっ!ジャンのお母さんもお父さんも面白い!」


    ジャン「(俺は複雑な気分だ…)」



  4. 4 : : 2014/05/07(水) 23:59:54
    ジャン母「コンビニ寄ってよ?」


    ジャン父「おう」


    ジャン「疲れた…」


    ミカサ「私は楽しい!」


    ジャン「なら…良いか!」


    ミカサ「ふふふっ」



    車を走らせること数十分…

    見たことがない場所で新鮮に見えてきた


    ジャン父「あそこのコンビニで良いよな?」


    ジャン母「別にどこでも良いよ」


    ジャン父「へいへい」


    ミカサ「(エレンと話す時のジャンに似てる!)」
  5. 5 : : 2014/05/08(木) 00:00:47
    ジャン「うわ…あちぃ…」


    ミカサ「外はとても暑い」


    ジャン「早くコンビニ入ろうぜ?」


    ミカサ「うん!」


    コンビニの中で…


    ジャン父「これ買うわ!」


    ジャン母「自分の財布で買ってよ」


    ジャン父「ケチ…」


    ジャン母「ケチでぇ~す」


    ミカサ「…」ジーーー


    ジャン「どうした?」


    ミカサ「この飴…」


    ジャン「向こうは何もないぜ?」


    ミカサ「田舎なの?」


    ジャン「田舎だな…完全に田舎だ!」


    ミカサ「ふふふっ!楽しみ!」


    ジャン「よし!俺が買う!」スッ


    ミカサ「ジャン!悪いからいい!」


    ジャン「良いんだって!」


    ミカサ「でも!」


    ジャン「…」ナデナデ


    ミカサ「あ…///」


    ジャン「任せろよ!」


    ミカサ「ありがと///」


    ジャン父母「(可愛い…)」
  6. 6 : : 2014/05/08(木) 00:01:27
    ジャン父「買いすぎたな」ガサガサ


    ジャン母「私のジュース取ってよ」


    ジャン父「買ってやったんだから…」


    ジャン「諦めろよ…親父じゃ勝てねぇよ」


    ミカサ「ふふふっ」


    ジャン「ほら、ミカサの飴な!」


    ミカサ「ありがとう!」


    ジャン「好きなのか?その飴?」


    ミカサ「食べてみればわかる!」スッ


    ジャン「お!ありがとな!」


    ミカサ「どう?」


    ジャン「イチゴ味か?」


    ミカサ「うん!中々でしょ?」


    ジャン「中々うまいな!」


    ミカサ「ふふふっ」ドヤァ


    ジャン「何でどや顔なんだよ」ハハハ


    ミカサ「し、してない!」


    ジャン「それは無理があるぞ!」


    ミカサ「う~~~///」


    ジャン「(可愛い…)」


    ジャン!!オマエハシズカニシテロ!!
    オレハ!?
    ミカサチャンノコエガキキタイ!
    ソ,ソウデスカ?
    ウン!!
  7. 18 : : 2014/05/08(木) 19:01:43
    数時間後…

    私達が住んでる場所は田舎だと思っていたけど


    ミカサ「凄い」


    ジャン「田舎だろ?」


    ミカサ「田んぼがたくさん!」


    ジャン「第一印象はそれだよな」


    ジャン父「もう少しだからな」


    ジャン「ふぁ~」


    ミカサ「(どんな家なのだろう)」ドキドキ
  8. 19 : : 2014/05/08(木) 19:02:14
    到着して…


    ジャン「何もないだろ?」


    ミカサ「回りが田んぼ!」


    ジャン「夜はカエルがうるせぇ…」


    ミカサ「ゲコゲコ?」


    ジャン「そ、そう!ゲコゲコ…かな?」


    ジャン父「ただいま~」


    ガラガラガラ


    ジャン「ふぅ」


    ミカサ「?」


    ドタドタドタドタドタドタ!!!!!!!!!!


    ミカサ「ん!?」


    じいちゃん「ジャーーーーーン!!」


    ジャン「はぁ…」


    じいちゃん「来たか!この!」グリグリ


    ジャン「痛いって!!」


    じいちゃん「大きくなって!どんどん目付きの悪い奴に!」ハハハ


    ジャン「誉めてねぇだろ!?」


    じいちゃん「ん?」


    ミカサ「…」ドキドキ


    じいちゃん「いつ2人目を?」


    ミカサ「へ?」


    ジャン母「信じられないでしょ?」


    ジャン父「その女の子な…?」


    ジャン父母「ジャンの彼女です」


    ミカサ「は、初めまして!」ドキドキ


    じいちゃん「うひぉー!!!」


    ミカサ「!」ビクッ


    じいちゃん「ジャン!こんな美人を!!このこの!」バンバン


    ジャン「痛いって!!痛い!じいちゃん!本当に痛い!!」


    ミカサ「(美人…///)」


    じいちゃん「彼女さん!家にあがってくれ!」


    ミカサ「は、はい!!」


    ジャン「(絶対こうなると思ってたよ!!)」
  9. 20 : : 2014/05/08(木) 19:02:55
    ジャン父「酒がうまいな!」


    じいちゃん「ジャンに彼女ができた祝いだ!!」


    ジャン母「うるさいね…」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「…」


    ジャン「ばあちゃんなら一昨年にな…」


    ミカサ「ごめんなさい…」


    ジャン「ミカサ!暇だろ?遊びに行こうぜ!!」


    ミカサ「うん!」


    ミカサ「(でも何をするのだろうか…)」
  10. 21 : : 2014/05/08(木) 19:03:21
    外で…


    ジャン「暑いな…大丈夫か?」


    ミカサ「暑いけど大丈夫」


    ジャン「そっか!」


    ミカサ「どこに行くの?」


    ジャン「涼しいところだな」


    ミカサ「涼しいところ…?」


    ジャン「暑すぎるからな」


    ミカサ「ジャン!!」


    ジャン「どうした!?」


    ミカサ「綺麗なアゲハ蝶がいる!」


    ジャン「向こうじゃ…あんまり見ないもんな」


    ミカサ「…」マジマジ


    ジャン「あれ…?ミカサって虫はダメなんじゃないのか?」


    ミカサ「う~ん…これなら大丈夫…なのだろうか?」


    ジャン「俺に聞かれてもな…」


    ミカサ「確かに…」


    ジャン「ははは!」


    ミカサ「わ、笑わないでほしい!///」


    ジャン「ミカサって面白いな!」


    ミカサ「う~~~///」


    ジャン「じゃあ…あそこに行く前に…」


    ミカサ「?」


    ジャン「寄り道するか!」


    ミカサ「構わないけど?」


    ジャン「おっし!こっちだった気がする!」ギュウ


    ミカサ「(ジャンが楽しそう)」クス
  11. 33 : : 2014/05/09(金) 22:58:07
    ジャンは私の手を握って楽しそうに歩いていく…

    いったい何処に行くのだろう?



    ミカサ「ジャン?何処に行くの?」


    ジャン「ミカサが好きそうな場所だよ」


    ミカサ「…?」


    私の好きそうな場所…?

    どれぐらい歩いただろうか

    正直に言えば…疲れてしまった…




    ジャン「ミカサ!目を瞑っててくれよ!」


    ミカサ「別に…良いけど?」


    ジャン「(あと少しだ!)」


    ミカサ「(気になる…)」

  12. 34 : : 2014/05/09(金) 22:58:41
    ジャン「ミカサ!もういいぞ!」


    ミカサ「あ!」


    ジャン「中々だろ?」


    ミカサ「ひまわり畑!!」


    ジャン「ばあちゃんが連れてきてくれたんだよ!」


    ミカサ「凄い…たくさんある」


    ジャン「踏まないように中に入るぞ!」


    ミカサ「良いの!?」


    ジャン「良いから!ほら!」グイ


    ミカサ「わぁ!ジャン!行くから危ない!」


    ジャン「あ…悪い!」


    ミカサ「大丈夫!中に入れるなら行きたい!のでお願い!」


    ジャン「任せろよ!」


    ミカサ「ふふふっ」
  13. 35 : : 2014/05/09(金) 22:59:31

    ジャン「ここが真ん中ぐらいだな」


    ミカサ「何だか…違う空間にいるみたいな気がする」


    ジャン「(ミカサの黒髪が…いつも綺麗だけどよ…ひまわり畑だからか?いつもより…)」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「…」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「あ…や!悪い!見とれてた!」


    ミカサ「いや…それは…ありがとう?///」


    ジャン「やべぇ…今の凄い恥ずかしい///」


    ミカサ「わ、私はもっと恥ずかしい!///」


    ジャン「喉乾かないか!?何か飲みに行こうぜ!昼だしよ!」アセアセ


    ミカサ「涼しいところは良いの?」


    ジャン「明日にでも行こうぜ!逃げるもんでもないしな!」


    ミカサ「なら明日のお楽しみにしておく!」


    ジャン「おう!楽しみにしてろよ!」


    ミカサ「それじゃあ…昼御飯を食べに戻ろう!」


    ジャン「あ~あの家で食うのは無理だな」


    ミカサ「なぜ?」


    ジャン「今ごろ母ちゃんも一緒に酔い潰れてるよ」


    ミカサ「…」



    じいちゃんの家は…


    ジャン父「うは…ははは…」


    じいちゃん「おぉお…日本酒が空から…」


    ジャン母「もう呑めましぇん…」
  14. 40 : : 2014/05/10(土) 18:40:20
    ひまわり畑から少しだけ歩いて…


    ジャン「食べ物屋…食べ物屋」チラチラ


    ミカサ「あそこは?」


    ジャン「あぁ…入ってみるか」


    ミカサ「ジャンは知らないお店なの?」


    ジャン「あ~あんまり詳しく覚えてないんだよな…面白かった場所は覚えんだけどな?」


    ミカサ「そうなんだ…」


    少しだけ違和感を感じた

    ジャンはここに来てからとても…

    楽しそうだったのに…覚えてない?


    ジャン「…」


    ガラガラガラガラ


    おじさん「いらっしゃい!」


    ジャン「2人何ですけど?」


    おじさん「大丈夫だよ~」


    ジャン「ミカサ!座って決めようぜ」


    ミカサ「えぇ!わかった!」


    5分後…


    ミカサ「わらびもち…」


    ジャン「暑いしな…食べるか?」


    ミカサ「食べたい!!」


    ジャン「決まりだな!わらびもち2つお願いします」


    おじさん「まいど~!」


    ミカサ「凄く楽しみ!」


    ジャン「そんなにか?」


    ミカサ「うん!」


    ジャン「向こうでは食べたりしないのか?」


    ミカサ「あんまり…食べない!ので!」


    ジャン「はははっ!楽しみにしてな!」


    数分後…


    おじさん「おまち!」


    ミカサ「美味しそう!」


    ジャン「食べてみろよ?」


    ミカサ「うん!いただきます!」パク


    ミカサ「!」


    ジャン「どうだ?」


    ミカサ「冷たくて美味しい」パクパク


    ジャン「(うまそうに食うな…可愛い///)」
  15. 41 : : 2014/05/10(土) 18:41:09
    帰り道に…


    ミカサ「美味しかった…また食べたい」


    ジャン「他にも焼き魚とか美味しいんだぜ?」


    ミカサ「ジャンは物知りで凄い」


    ジャン「照れるだろ!///」


    ミカサ「(アニなら…)」


    ジャン「ミカサ?どうし…」ギュウ


    ミカサ「手…///」


    ジャン「お、おおおう!///」


    ミカサ「(あうぅ…私から///)」


    ジャン「(ミカサからぁ!///)」


    ジャン「ミカサ可愛いよな」


    ミカサ「いきなり何を言う!///」


    ジャン「いやいや!本気で夢じゃねぇのかって心配になるぞ」


    ミカサ「ジャン…心配しないでほしい…」


    ジャン「あぁ!悪いな!」アセアセ


    ミカサ「…」ムスーーー


    ジャン「み、ミカサ!その!あのな?」アセアセ


    ミカサ「私はジャンが好き!わかった!?///」


    ジャン「お、俺もミカサが好きだからな!///」


    ミカサ「早く帰ろう!///」グイ


    ジャン「お、おう!!」


    ミカサ「(恥ずかしい)」
  16. 42 : : 2014/05/10(土) 18:41:45
    ミカサ「…」チラ


    ジャン「ん?」


    ミカサ「何もない!」


    ジャン「あ、あぁ?そうか?」


    ミカサ「(さっき言った言葉が…///)」


    ジャン「?」



    帰宅して…


    ジャン「やっぱりな…」


    ミカサ「眠ってしまってる」


    ジャン父「ぐっ…うはは…」


    じいちゃん「さけぇが…」


    ジャン「はぁ」


    ジャン母「ジャン?帰ってきたなら部屋片付けておいて!」


    ジャン「あぁ…外にビン持ってけば良いんだろ?」


    ジャン母「そうそう!あ~頭が痛い!」


    ミカサ「私も手伝います!」


    ジャン母「悪いから良いって!休んでて!」


    ミカサ「いえ!将来の…練習に///」


    ジャン「よっ!重って!」


    ジャン母「あの馬鹿息子は…幸福者だね」
  17. 43 : : 2014/05/10(土) 18:42:23
    ジャン母「ミカサちゃん…料理上手いんだね」ジューー


    ミカサ「友達に教えてもらったんです!」


    ジャン母「へぇ~将来良いお嫁さんになれるよ!」


    ミカサ「ジャンのお嫁さんになります///」


    ジャン母「ね、ねぇ!ジャンの何がそんなに良いの!?」


    ミカサ「良いところ?」


    ジャン母「そうそう!」


    ミカサ「ジャンの良いところ///」


    ジャン母「(何で赤くなる!?)」


    ミカサ「ジャンは私に優しくしてくれる!」


    ジャン母「きっと他の男子も優しくしてくれるんじゃ…」


    ミカサ「ジャンじゃないと嫌だ…嫌だと言うわけじゃないけど嫌だ!」


    ジャン母「ほへぇ~」


    ミカサ「それに…ジャンの良いところは…聞かなくても知ってるはず」


    ジャン母「あいつの良いところ?ないない!」


    ミカサ「あります!」


    ジャン母「ないって!あの馬鹿息子は!」ハハハ


    ミカサ「むぅ」


    ジャン母「(うわ…可愛い…やっぱりジャンにはもったいないわ)」


    ドサッ!


    ジャン「どんだけ呑んだんだよ!」


    ジャン母「お前が運んだ分は呑んだってことだね」


    ジャン「多すぎるだろ!体壊したらどうする気だよ!」


    ジャン母「不毛!!」


    ジャン「進撃読みすぎなんだよ!ばか野郎!」


    ジャン母「あ~はいはい!わかりました~ジャン君は優しくて良い子で~す」


    ジャン「この…」


    ミカサ「ふふふっ」


    ジャン「ミカサ?」


    ミカサ「ジャンは優しい!」


    ジャン「ミカサだけだぞ!」


    ミカサ「それは嘘」クスクス


    ジャン母「イチャイチャしてないで風呂洗ってきな!馬鹿息子は!」


    ジャン「あー!!わかりました~!」


    ミカサ「ジャン!頑張ってね!」


    ジャン母「(あの子…学校で男子に恨まれてるだろうな)」
  18. 44 : : 2014/05/10(土) 22:03:11
    ミカサ「できた!」


    ジャン母「コロッケ何か面倒くさかったでしょ?」


    ミカサ「ジャンが好きだと言っていたので」


    ジャン母「若いねぇ~」


    ミカサ「?」


    ジャン母「結婚するとね?安い給料でどうやって生きていこうかって…」


    ミカサ「私とジャンなら大丈夫です…それこそ…」


    ジャン母「それこそ…?」


    ミカサ「不毛」


    ジャン母「(ジャン…この子には勝てないな…)」


    10分後…


    ジャン「腹へった」


    じいちゃん「んだんだ」


    ジャン父「ビール!ビール!」


    ミカサ「ジャン!頑張って作った!」


    ジャン「コロッケだ!!」


    ミカサ「これがジャンの分!」


    ジャン「ミカサありがとな!早く食いたい!!」


    ミカサ「///」


    ジャン父「(何でジャンが…)」


    ジャン母「(あんな完璧な女の子と…)」


    じいちゃん「うむ!あっぱれじゃ!」
  19. 45 : : 2014/05/10(土) 22:03:45

    ジャン「うますぎる!!」


    ミカサ「(よし!)」


    じいちゃん「あはは…はは!」


    ジャン父「つまみ!つまみ!」


    ジャン母「自分で作りな…」


    ミカサ「(私の家とは違う)」クスクス


    ジャン「ん?」


    ミカサ「ジャンの家族は楽しい」


    ジャン「そうか?」


    ミカサ「私の家ともアニの家とも違う優しさがある気がする」クスクス


    ジャン「あ~まぁ…悪くはねぇ…かな」


    ミカサ「照れなくても良い」


    ジャン「て、照れてないからな!」


    ミカサ「それは無理があるぞ!」


    ジャン「朝の俺の台詞…負けた…」


    ミカサ「私の勝ち!」


    ジャン!
    サケノメ!!サケダゾ!
    ジャン!ノンデハダメ!マダミセイネン!
  20. 55 : : 2014/05/11(日) 13:25:43
    ジャン父「あ~れ?空が青くないな?」


    じいちゃん「そりゃあお前…何でだろうな?」


    ジャン「酔っ払いどもが…」


    ミカサ「賑やかで私は好き」クス


    ジャン母「ジャン!風呂の準備は大丈夫なんでしょうね?」


    ジャン「けっ!」


    ジャン母「ミカサちゃんが入るのに適当にしたとか…?」


    ジャン「してねぇよ!くそババァ!」


    ミカサ「ジャン!ダメ!」


    ジャン「あぁ!はい!すみません!」


    ジャン母「ミカサちゃんにジャンをずっと見てて貰いたいわ」


    ミカサ「悪く…じゃなかった…恥ずかしいので無理です///」


    ジャン「(ミカサに…ずっと…///)」


    ジャン母「まぁ…いいわ!風呂入って来なよ!ジャンは縛っておくから!心配ならす巻きにしておくよ!」


    ジャン「あのなぁ…」


    ミカサ「え…1番に入っても…」


    ジャン「良いから!入って来いよ!」


    ジャン母「そう言うことだよ?ジャンの事は任してね?」


    ジャン「おい…くそ」


    ミカサ「…」ジーー


    ジャン「お母様…」


    ジャン母「キモイ…死んで?」


    ジャン「…」


    ミカサ「死んではダメ…泣くから…」


    ジャン「死なねぇから安心して風呂入って来い…な?」


    ミカサ「では…行ってきます」トコトコ


    ジャン「…」


    ジャン母「…」スチャ


    ジャン「何だよ?そのロープと布団は…」


    ジャン母「え?」


    ジャン「本気で怒るぞ?」


    ジャン母「はいは~い!私もビール!」


    ジャン「疲れた…」


    ジャン「って!呑んじゃダメだろ!」


    ジャン母「はぁ?何で?」


    ジャン「この家の風呂は薪で…」


    ジャン母「準備はしたんでしょ?」


    ジャン「おう!後は…」


    ジャン母「任した!私はビール呑むから!青春せよ馬鹿息子!」


    ジャン「…」ダッ!
  21. 56 : : 2014/05/11(日) 13:26:05
    ミカサ「これは…どうすれば良いのだろう…」


    ジャン「ミカサ!悪い!今すぐに温かくするからよ!」


    ミカサ「ジャン?外にいるの?」


    ジャン「あぁ!悪いな!母ちゃんはビール呑んでてよ!」フーフー


    ミカサ「大丈夫…まだ服を着ているから」


    ジャン「お、おう///」


    ~数分後~


    ジャン「ミカサ?熱すぎるか?」


    ミカサ「大丈夫!今から入るので」


    ジャン「じゃ、じゃあ!戻るな!」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「ありがとう」


    ジャン「当たり前だろ!」


    ミカサ「後で寝るまでお話ししよう」


    ジャン「そうだな!楽しみにしてるよ!」


    ミカサ「えぇ!」
  22. 57 : : 2014/05/11(日) 13:26:33
    部屋で…

    ジャン「…」


    ジャン母「何でお前みたいな…」クドクド


    ジャン「…」


    ジャン母「父親そっくりの顔で…正直に思った事を言うから…」クドクド


    ジャン「(小学校の頃にテスト悪くて怒られてる時を思い出す…)」


    ジャン母「ちゃんと聞いてるの!?」


    ジャン「はいはい!聞いてますよ!」


    数十分が過ぎて…



    ジャン「あ~疲れたな…」


    ミカサ「それは大変!すぐにお風呂に入るべき!」


    ジャン「ミカサ!!」


    ミカサ「大きな声を…ビックリした」


    ジャン「わ、悪い!俺もビックリしたけどな!」


    ミカサ「?」


    ジャン「(スケートの時も思ったけどよ…ミカサの風呂上がり…良い!!)」


    ミカサ「(この顔は…アニが言っていた…変なことを考えてる男の子の顔…)」


    ジャン「ミカサ?どうした?」


    ミカサ「ジャン…お風呂から出たら約束のお話をしよう!ので!早くお風呂に!」


    ジャン「ん?わかった!すぐに出てくるからかな!」


    ミカサ「(よし!アニ!今日の私は頑張っている!)」




    アニ家


    アニ「クシュン!」


    アニ母「風邪?」


    アニ「ん~エレン…」


    アニ母「エレン君が?」


    アニ「ミカサかもね…」クスクス


    アニ母「?」
  23. 58 : : 2014/05/11(日) 13:27:33
    ジャン母「ん~」


    ミカサ「あの…」


    ジャン母「あ~天使ちゃ~ん」


    ミカサ「ミカサです」


    ジャン母「ん~?」


    ミカサ「布団の準備が…」


    ジャン母「…」ムク


    ジャン父「zzz」


    じいちゃん「zzz」


    ジャン母「私も寝る…zzz」


    ミカサ「これは…面倒くさいので」バサ


    ミカサ「薄い毛布をかけて終わり!」


    ミカサ「暇…暇とは良いこと…なのだろうか?」


    ジャン「良いことだと思うけどな?」


    ミカサ「ジャン!」ビビックン


    ジャン「ビックリしたか?」


    ミカサ「した!」


    ジャン「俺もさっきそんな感じだったぞ!」ハハハ


    ミカサ「な、なるほど!これは驚く!」


    ジャン「ははは!」


    ミカサ「笑いすぎ!」


    ジャン「いやだってよ!ミカサの意外な一面を見てる気がしてよ!」


    ミカサ「今日のジャンは意地悪だから嫌い!!」


    ジャン「なっ!マジかよ!?」オロオロ


    ミカサ「マジです!!」プイ!


    ジャン「あわ…あえ…あう…」オロオロ


    ミカサ「ふん」プイ!


    ジャン「そ、そんな…」シュン


    ミカサ「(これは可愛い///)」
  24. 66 : : 2014/05/12(月) 08:31:26
    ジャン「本当に悪かった!」


    ミカサ「やっ!」


    ジャン「ミカサ!本当にゴメン!」


    ミカサ「やっ!です!」


    ジャン「(お、おい!エレン!どうすれば良いんだよ!)」




    エレン家


    エレン「…」ゾク


    クロ「?」


    エレン「(何だろ…助けを求められた気がする…)」
  25. 67 : : 2014/05/12(月) 08:32:31
    ジャン「ど、どうしたら許してくれる!?」


    ミカサ「自分で考えなさい!」


    ジャン「うぐっ(アニがエレンに言う時みたいなことを…アニ…?)」


    ミカサ「ふ~んだ!」


    ジャン「(エレンがアニの機嫌を…俺にあれができるのだろうか…///)」


    ミカサ「ん?」


    ジャン「…///」


    ミカサ「なぜ顔が赤く…」ギュウ


    ミカサ「なっ!///」


    ジャン「わ、悪かった!!///」


    ミカサ「あう~///」


    ジャン「な、なぁ!本気で嫌いになったか!?」


    ミカサ「怒ってない!本当は怒ってない!ので!許してほしい!///」


    ジャン「ほ、本当か!?」


    ミカサ「本当です!!」


    ジャン「良かったぁ」ヘナヘナ


    ミカサ「恥ずかしい…///」


    ジャン「俺もだよ…かなり恥ずかしかったぞ!」


    ミカサ「私はもっと恥ずかしかった!」


    ジャン「俺もだぞ?」


    ミカサ「なら私はもっと!」


    ジャン「…」


    ミカサ「…」


    ジャン「ははは!」


    ミカサ「ふふふっ!」


    ジャン「終わらないな!」


    ミカサ「楽しいから良い」クスクス
  26. 72 : : 2014/05/13(火) 19:25:11
    その後はたくさん話して…


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「ん…zzz」


    ミカサ「寝てしまってる」ナデナデ


    ミカサ「…どうしよう」


    ジャン「zzz」スースー


    ミカサ「ここで寝られたら…同室///」


    ジャン「zzz」


    ミカサ「少し離れれば大丈夫…いや嫌なわけではない…///」


    ミカサ「…///」


    ジャン「ん~あぁ…zzz」


    ミカサ「一緒に…無理!恥ずかしくて無理!!///」


    ――――
    ―――
    ――



    ミカサ「…朝…」ムク


    ジャン「zzz」


    ミカサ「ジャン…ジャン!?」


    ミカサ「ジャンが隣の布団で寝てる!?」


    ジャン「zzz」


    ミカサ「なぜ!?…あ…あのまま…寝てしまったのか…」


    ジャン「zzz」


    ミカサ「もう少し寝てても良い」ナデナデ


    ミカサ「さて、顔を洗って朝ごはんの準備を…」スッ

  27. 73 : : 2014/05/13(火) 19:26:37

    ミカサ「ん…良い匂いがする」


    ガチャ


    じいちゃん「お!ミカサちゃん!おはよう!」


    ミカサ「おはようございます!早いですね?」


    じいちゃん「年よりは早起きっていうからなぁ!」


    ミカサ「まだ、お若いですよ?朝ごはんですか?」


    じいちゃん「昨日はコロッケをご馳走してもらったからねぇ」


    ミカサ「美味しそう」


    じいちゃん「簡単なものしか作れんわい」ハハハ


    ミカサ「絶対に美味しい」


    じいちゃん「ミカサちゃん?」


    ミカサ「はい?」


    じいちゃん「ジャンは向こうで嫌われてないかい?」


    ミカサ「嫌われてなんかないです!」


    じいちゃん「そうかそうか!なら良い!」


    ミカサ「なぜ…そんなことを?」


    じいちゃん「ジャンは正直者だからな…」


    ミカサ「正直とは…良いことでは…」


    じいちゃん「人間が正直に生きることは良いことだがな?嫌う人は嫌うもんなんだよ…」


    ミカサ「…」


    じいちゃん「優しい子なんだがな…ばあさんが死んだとき何かな?大泣きしたんだよ」


    ミカサ「ジャン…」


    じいちゃん「…」


    ミカサ「ジャンには…たくさん友達がいます!」


    ミカサ「私もいます!ので…心配しなくても大丈夫です!」ニコ


    じいちゃん「安心したわい!」


    ミカサ「大丈夫です!」


    ガチャ


    ジャン「ふぁ~おはよ」


    ミカサ「ジャン!」


    じいちゃん「遅いぞ!この!!」グイ


    ジャン「あ、朝からはやめてくれー!!」ジタバタ


    じいちゃん「寝坊の罰じゃ!!」


    ジャン「そんなん知らねぇよ!」


    ミカサ「…」クス
  28. 74 : : 2014/05/13(火) 19:27:17
    朝ごはんを食べてる時に…



    ジャン父「ジャン達は何して遊んでんだ?」


    ジャン「あ~今日は…まぁ…」


    ジャン母「私がミカサちゃんのご両親に土下座しないといけないようなことしたら…」


    ジャン「しねぇよ!!」


    ミカサ「ふふふ」


    じいちゃん「(あそこか!)」パクパク


    ジャン父「(この馬鹿息子…羨ましすぎる…)」

    ―――
    ――



    ジャン「ミカサ?そろそろ行こうぜ?」


    ミカサ「ちょっと待ってほしい」ガサガサ


    ジャン「何だそれ?」


    ミカサ「お楽しみです!」


    ジャン「すげ~気になるな」


    ミカサ「ジャンこそ何を持っている?」


    ジャン「内緒だよ!」


    ミカサ「お楽しみと言うことか…」


    ジャン「そう言うことだな!」


    ミカサ「では…楽しみにしておきます!!」


    ジャン「へへ!おうよ!」
  29. 75 : : 2014/05/13(火) 19:28:48
    ミーーーン ミーーーン ミーーーーーン


    ミカサ「アルミーーーン♪」


    ジャン「ぶはっ!」


    ミカサ「!?」


    ジャン「ミカサ!それは…ダメだ!あはははっ!」


    ミカサ「ジャーーン!ジャーーン!!」


    ジャン「俺もかよ!」


    ミカサ「そこまで笑われると…もう恥ずかしくなくなるので!」


    ジャン「何だよ!それ!あははは!」


    ミカサ「ジャーーン!ジャーーン!」


    ジャン「あはは!落ち着け!落ち着け!」


    ミカサ「…」


    ジャン「あははは…どうした?」


    ミカサ「やっぱり恥ずかしい///」


    ジャン「可愛い…」


    ミカサ「…ツ///」プイ!


    ジャン「(ライナーにアルミン…俺は今な…凄く幸せだぞ)」





    向こうで…


    アルミン「何だろ…ライナー?」


    ライナー「急に何だが…」


    アルライ「ジャンを殴りたくなったぞ!?」
  30. 76 : : 2014/05/13(火) 19:29:22
    何だか…凄く楽しくて

    中学校の頃に皆と出会ってたら

    いやいや…ジャンと出会ってたら

    中学校の頃の私も笑ってたと思う


    ミカサ「ふふっ」


    ジャン「ん?どうかしたか?」


    ミカサ「どこに行くのか予想ができた」クスクス


    ジャン「まぁ…ここまで来ちまったらな」


    ミカサ「早く行こう!」グイ


    ジャン「お、おう!」

    ―――――
    ――――
    ―――
    ――



    ジャン「ここだ!ここ!」


    ミカサ「やっぱり」クス


    ジャン「ばあちゃんとよく遊んだんだよ!」


    ミカサ「なら私もジャンと遊ぶ!けど何をして遊ぶ?」


    ジャン「釣りしよーぜ?」


    ミカサ「釣り?…なるほど…ジャンが持ってきたのは釣竿と言うこと!」


    ジャン「そーゆことだな!」ガサガサ


    ミカサ「…」マジマジ


    ジャン「安もんだけどな」


    ミカサ「私は初めて釣りをする」


    ジャン「俺も久しぶりだよ?向こうじゃやれないからな」


    ミカサ「それは何?」


    ジャン「練り餌さだよ」


    ミカサ「サシャが間違えて食べてしまいそう…」


    ジャン「サシャなら…って流石にないだろ!」


    ミカサ「冗談」クスクス


    ジャン「(でも…サシャなら…)」

  31. 77 : : 2014/05/13(火) 19:29:59
    ジャン「と、取り合えず!あそこの岩のところで釣ろうぜ?」


    ミカサ「そうしよう!」


    スタスタ


    ミカサ「ジャン!早く釣ろう!」


    ジャン「ちょっと待ってくれよ!餌つけるからよ」


    ミカサ「…」ソワソワ


    ジャン「(可愛い…///)」


    ジャン「ほらよ!ミカサ!」スッ


    ミカサ「これを川に?」


    ジャン「そうそう!」


    ミカサ「なるほど!」ヒュン


    ジャン「俺も」ヒュン


    ミカサ「次はどうすれば良い?」


    ジャン「待つだけだな…魚が食い付いたら…ぐいってな!」


    ミカサ「なるほど…ジャン?提案があるのだけど」


    ジャン「ん?なんだ?」


    ミカサ「多く釣った方が勝ちで、負けたら勝った人のお願いを聞く」


    ジャン「なるほどな…エレンとアニの真似か?」


    ミカサ「そう!勝負しよう」


    ジャン「オッケーだ!」


    ミカサ「(絶対に勝つ)」


    ジャン「(昔を思い出して…勝つ)」
  32. 78 : : 2014/05/13(火) 19:30:46
    数十分後…


    ミカサ「ジャン…釣れない」


    ジャン「俺もだよ…」


    ミカサ「ジャン?このグイグイ引っ張ってくるのは魚なのだろうか?」


    ジャン「ん…あぁ…魚だろ…」


    ミカサ「そう…」


    ジャンミカ「ん?」


    ミカサ「……ジャン!!どうすれば良いの!?」


    ジャン「落ち着け!え~と…取り合えず引っ張れば良い!あれ?うん!引っ張れ!!」


    ミカサ「わかった!」ビュン


    ジャン「おぉ!」


    ミカサ「大きい!あ…」


    ジャン「大丈夫だ!後ろにホームランになっただけだよ」


    ミカサ「良かった…うわ…ビチビチしてる」


    ジャン「バケツに入れとけば良いな」ストン


    ミカサ「私が釣った魚」マジマジ


    ジャン「(すげ~嬉しそうな顔してる///)」


    ジャン「(それにしてもよ…釣れねぇ…)」
  33. 83 : : 2014/05/14(水) 19:40:07
    それからまた…

    ミカサ「ジャン!また釣れた!」


    ジャン「なぁ!?」


    ミカサ「これは楽しい!」


    ジャン「うぐっ」


    ミカサ「ジャン!ジャンの釣竿が引っ張られてる!」


    ジャン「おぉ!やっと俺の時代が来た!!」


    ミカサ「頑張って!」


    ジャン「おうよ!」


    ミカサ「(嬉しそうな顔をしてる)」クスクス


    ミーーーーーン ミーーーン ミーーーーーン ミーーーーーン

    シャーーン シャンシャーーーーン シャンシャーーーーン


    ジャン「負けた…」


    ミカサ「私は3匹も釣った!」


    ジャン「最後のあれが釣れてたら引き分けだったのにな」


    ミカサ「ジャンの負け!ので私のお願いを聞いてもらう!」


    ジャン「約束だしな…何がしたいんだよ?」


    ミカサ「せっかく川に来たので…」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「浅い場所なら遊べるはず!」


    ジャン「そう言うことか!いいぞ!遊ぼうぜ!」


    ミカサ「それがお願いしたい!」


    ジャン「良いに決まってるだろ!行くぞ!」


    ミカサ「うん!」


  34. 84 : : 2014/05/14(水) 19:40:30
    ミカサ「~♪」


    ジャン「(小さな声で歌い出した!)」


    ミカサ「ふふふっ」


    ジャン「あそこら辺なら大丈夫だろ!」


    ミカサ「早く行こう!」グイ


    ジャン「魚が落ちる!ミカサ!落ち着け!」


    ミカサ「ジャンなら大丈夫!」グイ


    ジャン「いやいや!」


    ミカサ「ほら!早く!」グイグイ



    ジャン「(やべぇ…可愛い)」


    ジャン「仕方ねぇ!行くぞ!」


    ミカサ「その通り!!」

    ミーーーーーン ミーーーン ミーーーーーン ミーーーーーン

    シャンシャンシャーーーーン シャンシャンシャーーーーン




    ミカサ「冷たくて気持ちが良い」バシャ


    ジャン「確かにな~お!サワガニだ!」


    ミカサ「ザリガニの間違いでは?」


    ジャン「ザリガニは田んぼとかにいるけどな…こいつはサワガニって言うんだよ」


    ミカサ「確かにザリガニとは違う形をしてる…気がする」


    ジャン「ザリガニも昔は良く釣ったな…」


    ミカサ「ジャンは凄い」


    ジャン「凄くはねぇよ?」


    ミカサ「凄い!」バシャ


    ジャン「冷たい!ミカサ!」


    ミカサ「大丈夫!暑いから乾く!」バシャ


    ジャン「な、なら!ほら!」バシャ


    ミカサ「うわ!冷たい!」


    ジャン「だろ?」


    ミカサ「油断大敵!」バシャバシャ


    ジャン「マジかよ!!」


    ミカサ!!マイッタ!
    ダメ!ワタシハモットジャントアソブ!
    ソレハイイケドヨ!アーーーーー!!!ツメテェ!!
  35. 85 : : 2014/05/14(水) 19:40:53

    ジャン「…」ビショビショ


    ミカサ「やり過ぎた」クス


    ジャン「やり過ぎたよ!」


    ミカサ「楽しかったから!楽しかったからやり過ぎた!」


    ジャン「まぁ…確かにな!」


    ミカサ「ふふふ」


    ジャン「それでも…」グゥ~


    ミカサ「ジャンのお腹が喋った」


    ジャン「喋ったって…ミカサ…」


    ミカサ「グゥ~って!」グゥ~


    ジャン「ミカサのお腹が喋ったぞ?」


    ミカサ「な、何も言わないでほしい///」


    ジャン「昼だしな…戻るか!」


    ミカサ「その必要はない!」ガサガサ


    ジャン「何でだ?」


    ミカサ「おにぎりを作っておいた!ので帰る必要はない」


    ジャン「お楽しみって言ってたのはそれか!」


    ミカサ「その通り!食べてほしい」スッ


    ジャン「食う食う!」


    ミカサ「…」ジーーーーー


    ジャン「やっぱり美味いぞ!!」


    ミカサ「それは良かった!」


    ジャン「ミカサも食えよ!」


    ミカサ「ジャンが食べ…むぐっ」グイ


    ジャン「食べなさい」グイ


    ミカサ「むう…」モグモク


    ミカサ「美味しい」


    ジャン「ミカサが作ったんだぞ?」


    ミカサ「美味しいに決まっている!」


    ジャン「そーゆことだな!」


    ミカサ「うん///」
  36. 86 : : 2014/05/14(水) 19:41:25
    ―――
    ――


    ジャン「何とかなるもんだな…ミカサ軽いな…」


    ミカサ「zzz」


    ジャン「(釣竿が邪魔なんだよな…)」


    ミカサ「ん…zzz」ギュウ


    ジャン「(可愛いだろぉぉぉぉ!)」


    ビチビチ


    ジャン「(何気にミカサが釣った魚が1番大きいって事が地味に悔しい…)」


    ミカサ「えへへ…zzz」


    ジャン「…///」
  37. 87 : : 2014/05/14(水) 19:42:04
    ガラガラ


    ジャン「ただいま」


    ミカサ「zzz」


    じいちゃん「お~スイカ冷やして…」


    ジャン「途中で寝ちゃってよ」


    じいちゃん「なるほどな!魚は釣れたか?」


    ジャン「あぁ…ミカサに負けたけどな」


    じいちゃん「お前は下手くそだからな…」


    ジャン「何も言えねぇ…」


    じいちゃん「今日の晩飯は焼き魚だな」


    ジャン「そうなるだろうな」


    じいちゃん「ジャン?帰るまでに墓参り行ってやってくれな~」


    ジャン「…あぁ」


    じいちゃん「さて…スイカ後で食べるぞ?」


    ジャン「あんがとよ」


    じいちゃん「ありがとう!だろ?」


    ジャン「あ~はいはい!ありがとうございます!!」


    じいちゃん「無理矢理じゃの」


    ジャン「けっ!」


    じいちゃん「(親父そっくりだな)」


    じいちゃん「ほら、バケツと釣竿は片付けておいてやるから」


    ジャン「ありがとよ!1番でかいのがミカサの魚な」


    じいちゃん「ほいほい(ジャンはこの小さい魚だろうな)」


    ジャン「そんじゃミカサを布団に…」


    じいちゃん「おい!ジャン!」


    ジャン「母ちゃんみたいな事は言うなよ!?」


    じいちゃん「じょ、冗談のわからん奴に育って…」


    ジャン「大きなお世話だ!」


    ミカサ「zzz」

  38. 88 : : 2014/05/14(水) 19:42:48


    ジャン「あ~暑い…」


    ミカサ「zzz」ゴロン


    ジャン「ミカサも汗かいちまってるな」


    ミカサ「zzz」


    ジャン「風呂の用意しとかねーとな」ナデナデ


    ミカサ「う~」ガシッ


    ジャン「起きたのか?」


    ミカサ「zzz」


    ジャン「何だ…まだ起きて…手を離してくれよ」


    ミカサ「zzz」ギュウ


    ジャン「この光景をライナー達に見られたら殺されるだろうな…」


    ミカサ「zzz」


    ジャン「カワイイ…///」ボソ


    ジャン「も~少し見てよ…」


    ミカサ「zzz」


    ジャン「(寝顔も天使だな…いやいや!女神様か…!)」マジマジ


    ミカサ「ん~zzz」


    ジャン「(おぉ!これも可愛い!)」


    ミカサ「ん?」


    ジャン「お?」


    ミカサ「…」


    ジャン「おはよう!」


    ミカサ「これは…夜這い?」


    ジャン「ちげぇぇぇぇよ!!!ミカサ!?」


    ミカサ「冗談…でも…」


    ジャン「で、でも?何だよ?」


    ミカサ「女の子の寝てる姿を勝手に見るのはダメ」


    ジャン「うっ…」


    ミカサ「ので…」


    ジャン「はっ?」


    ミカサ「ふん!」ベシ!


    ジャン「うごっ!?」


    ジャン「痛い…」


    ミカサ「ふう…ジャン?」


    ジャン「ご、ごめんなさい…」


    ミカサ「怒ってはない!恥ずかしかった…ので///」


    ジャン「お、おう?(なら…何で…グーパンチなんだ…?)」


    ミカサ「ジャン?どうしたの?」


    ジャン「何もないです」


    ミカサ「?」


    ジャン「母ちゃんが風呂の準備し終わったと思うから入ってこいよ?」


    ミカサ「また1番?」


    ジャン「そうだけど?」


    ミカサ「ジャンが先に入るべき」


    ジャン「いやいや!ミカサが入るべきだ!」


    ミカサ「最初は…」


    ジャン「グー!」


    ミカサ「じゃん拳!」


    ジャンミカ「ぽん!!」


    ミカサ「…」


    ジャン「…」


    ミカサ「行ってきます…」


    ジャン「ははは!おう!」


    ミカサ「(明日はジャンを1番に…)」
  39. 89 : : 2014/05/14(水) 19:43:16


    ミカサ「…」


    ジャン母「ミカサちゃん!風呂入りな!」


    ミカサ「ありがとうございます」


    ジャン母「どうしたの?ジャンに変なことされた!?」


    ミカサ「いやいや!違いますよ?」


    ジャン母「何々!?元気ないけど!?」


    ミカサ「ジャンに1番にお風呂に入ってもらおうと思った…けど…じゃん拳に負けたので」


    ジャン母「あの馬鹿息子に1番風呂!?もったいないわ!」


    ミカサ「そ、そんなことはないです!」


    ジャン母「ミカサちゃんは優しいねぇ!」ギュウ


    ミカサ「ふぁ?」


    ジャン母「あの馬鹿息子をよろしくね!」


    ミカサ「馬鹿息子ではないです!けど…任してほしい!です!」


    ジャン母「よし!風呂入って、飯食べてからスイカ食べるよ!」


    ミカサ「はい!」
  40. 90 : : 2014/05/14(水) 19:44:01
    ジャン「ふぁ~」


    ゲシ


    ジャン「いっ!」


    ジャン母「馬鹿息子!」


    ジャン「はぁ!?」


    ジャン母「お前は幸せだよ!」


    ジャン「は…はぁ?」


    ジャン母「お!魚だね」


    ジャン「何が幸せ何だよ?」


    ジャン母「この大きいのはミカサちゃんだね」


    ジャン「お、おい!」


    ジャン母「あ~!!うるさいね!さっさと机の上を片付けてこい!!」


    ジャン「だぁ~!!わかりました!!」


    ジャン母「馬鹿息子が幸福者にね」クス
  41. 95 : : 2014/05/15(木) 18:53:22
    ジャン「息子を何だと…」ブツブツ


    ジャン父「ブツブツうるせぇぞ」


    ジャン「けっ…悪ぅございましたぁ」


    ジャン父「おう!お前が悪い!俺は正しいからな」


    ジャン「(こ、この野郎…)」ヒキヒキ


    ジャン父「んだぁ?その目は?」


    ジャン「ぶっ飛ばす!」


    ジャン父「仕方ねぇな…ほらよ」バン


    ジャン「腕の骨が折れても知らねぇからな!」バン


    じいちゃん「お~い?魚は…おぉ!」


    ジャン「うごっお!」


    ジャン父「こ、この馬鹿息子がぁ!」


    ジャン母「この馬鹿息子は…」


    じいちゃん「親父の馬鹿が遺伝したんだな」


    ジャン母「絶対にそう」


    じいちゃん「あの馬鹿が腕相撲しとる間に飯の準備しとこう」


    ジャン母「ミカサちゃんが出るまでに作っておかないとね」


    じいちゃん「それにしてもジャンの釣った魚は小さいな」


    ジャン母「性格悪いからだね」


    じいちゃん「(魚釣りに性格って関係あるのだろうか?)」
  42. 96 : : 2014/05/15(木) 18:54:02
    数十分後…


    ミカサ「ふぅ」


    ミカサ「む?」


    ジャン「…はぁ」


    ジャン父「2000年早かったな…出直してこい」


    ジャン「…」ムスーーー


    ミカサ「?」


    ジャン母「馬鹿は無視でいいからね~ほら!ミカサちゃん!」


    ミカサ「私が釣った魚!」


    ジャン母「1番大きかったよ」


    ミカサ「私もビックリした…ビチビチしていた」


    ジャン母「それが美味しいよ!今からご飯も持ってくるからね!」


    ミカサ「手伝います!」


    ジャン母「座ってて良いよ?」


    ミカサ「ダメ!ので手伝う!」


    ジャン母「(本当に完璧な女の子…)」
  43. 97 : : 2014/05/15(木) 18:54:28
    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「お!ミカサ!風呂でたのか?」


    ミカサ「うん?そしてジャンのご飯」スッ


    ジャン「あ、悪い!ありがとな!」


    ミカサ「それは良いけど…何をしていたの?」


    ジャン「いや…まぁ…」


    ジャン父「反抗期の馬鹿息子は腕相撲も勝てないほど弱いんだよ」


    ジャン「おい!こら!」


    ジャン父「隠されてない真実だろ?」


    ジャン「けっ!」


    ミカサ「仲良し」クスクス


    ジャン「仲良くねぇよ?」


    ジャン父「こいつは俺の家来なんだよ!」


    ジャン「この…」ヒキヒキ


    ミカサ「ふふふっ」
  44. 98 : : 2014/05/15(木) 18:55:06
    ジャン「ミカサの魚…本当に大きいな!」


    ミカサ「運が良かった」


    ジャン母「ジャンは情けないぐらい小さいね」


    ジャン父「馬鹿息子にはピッタリだ」


    ジャン「俺に何か恨みでもあるのかよ!?」


    ジャン父母「あるな!!」


    ジャン「…」


    じいちゃん「ふはは!」


    ミカサ「ふふふっ」


    ジャン「ミカサもじいちゃんも笑うなよ!俺の味方してくれよ!」


    じいちゃん「無理だな!」


    ジャン「ミカサ!!」


    ミカサ「私はジャンの味方!」


    ジャン「よっしゃあ!」


    ミカサ「けど…」


    ジャン「へ?」


    ミカサ「今はジャンの敵」クスクス


    ジャン「…」



    ミカサ!!
    ダッテオモシロイノデシカタナイトオモウ!!
    フウフゲンカ!!フウフゲンカガハジマッタゾ!
    チ,チガイマス!!
  45. 99 : : 2014/05/16(金) 23:04:37


    ジャン「うぁ…食い過ぎたな」


    ミカサ「ご飯をおかわりしすぎ!」


    ジャン「だってよ?お腹が喋ったら困るじゃん?」


    ミカサ「ま、まだ言う!///」


    ジャン「まだ言うよ?」


    ミカサ「むう」


    じいちゃん「ほれ!イチャイチャしとらんでスイカ食え!」


    ジャン「腹一杯だよ」


    ミカサ「私は食べれる」


    ジャン「何で!?」


    ミカサ「デザートは別腹と言う!」


    ジャン「(スイカって…デザートなのか?)」


    ミカサ「…」シャクシャク


    ミカサ「美味しい///」ポワァー


    ジャン「///」


    じいちゃん「こりゃあ…」


    ジャン父「本当に…」


    ジャン母「可愛いわね///」


    ミカサ「ふふふっ」シャクシャク
  46. 100 : : 2014/05/16(金) 23:05:09
    チリーン


    ジャン「(風が…)」


    ミカサ「?」シャクシャク


    ミカサ「ジャン?食べないの?」


    ジャン「あ、あぁ!食べる!食べる!美味いな!」シャクシャク


    ミカサ「?」


    ジャン「…」シャクシャク










    こっちに遊びに来てからは
    向じゃ出来ない遊びをたくさんした
    ジャンとお昼に釣りをしに行ったり
    ジャンのおじいちゃんと料理をした
    ジャンのお父さんはお酒を…
    お母さんとはジャンの事をたくさん聞かれた








    そして…
  47. 101 : : 2014/05/16(金) 23:05:34
    ジャン母「明日は朝早いよ?」


    ミカサ「何だか…さびしい…」


    じいちゃん「また来てくれよ?」


    ミカサ「必ず!」


    じいちゃん「よかよか」


    ミカサ「(よかよか…良いということ…私は覚えた!)」


    ジャン父「飯も食ったし…風呂も入ったし!寝るか!」


    じいちゃん「早く寝ないと寝坊するぞ!」


    ジャン母「よし、早めに寝なよ?お休み~」


    ミカサ「お休みなさい!です!」


    ジャン父「お休みな~」


    じいちゃん「ふぁ~あぁ…お休み」


    ジャン「…」


    ミカサ「ジャン?寝ないと朝起きれない」


    ジャン「あぁ…お休み」


    ミカサ「お休み…」


    ミカサ「(これは…何かを隠してる)」
  48. 102 : : 2014/05/16(金) 23:05:59
    布団の中で…


    ミカサ「ジャンは何を…」


    ミカサ「…」


    ミカサ「寝れない…」



    ギイ…ギギギ…


    ミカサ「!?」


    ミカサ「これは…座敷わらしと言う…?」


    「…」


    ミカサ「(あれは…ジャンだ…絶対にジャンだ)」


    ジャン「…」トコトコ


    ミカサ「どこに行く?気になるので…」サッ




    ガラガラガラガラ



    ジャン「…」スッ


    ミカサ「外に…?」


    ミカサ「(こんな時間に…どこに行く?)」スッ
  49. 103 : : 2014/05/16(金) 23:06:21
    ミカサ「…」


    向こうと違って電灯が少ない…


    ジャン「…」ザッサッ


    ミカサ「…」トコトコ


    それが良いのか…絶対にジャンに気付かれない自信が私にはある!


    ミカサ「…」


    それにしても…ジャンはどこに行きたいのだろうか?



    ゲコゲコゲコ…ゲコゲコゲコ…


    ミカサ「カエルが沢山…」


    ジャン「懐かしいな…」ボソ


    ミカサ「えっ……懐かしい…?」



    ちょっと…ちょっと!待ってほしい!
    懐かしいな?ジャン!?
    ここが懐かしい!?



    ミカサ「墓地が…懐かしい?」ゾク



    もしかして…もしかして…

    ジャンは…ジャンは…



    ミカサ「お、お化け…だったの…だろうか…?」


    ミカサ「(それは絶対にないか…)」


    ミカサ「よし!」スッ
  50. 104 : : 2014/05/16(金) 23:06:51
    ジャン「…」ザッサッ


    ミカサ「…」スッ


    ミカサ「(どこまで…ん?)」


    ジャン「…」


    ミカサ「(誰のお墓を…)」


    ミカサ「…」




    ジャン「まぁ…さ?元気にしてるよ」


    ジャン「ばあちゃんがいねーからよ…じいちゃん寂しがってるぞ」


    ミカサ「…」


    ジャン「俺は…ほら…見た目通りかな?彼女ができたよ?すげ~可愛くてよ…大好きなんだよ」


    ミカサ「(照れる…///)」


    ミカサ「げと…ジャンも寂しそう」


    ジャン「来るの遅くなって…ごめんな?恥ずかしくてよ」


    ミカサ「…」スッ


    ジャン「…」


    ミカサ「…」


    ジャン「(後ろに人の気配を感じる…振り向くの…くそ怖いんだけど?)」


    ミカサ「…」


    ジャン「…」クル


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「ふぉあぁぁぁぁぁぁ!?」


    ミカサ「!?」


    ジャン「黒髪美女のお化け!?」


    ミカサ「ジャン…キルシュタイン…」


    ジャン「俺の名前を知ってる!?」


    ミカサ「私なのですが…?」


    ジャン「へ!?」


    ミカサ「お化けでは…ない」


    ジャン「ミカサ!?」


    ミカサ「彼女の顔をお化けと間違えるとは…少しだけ悲しい…」


    ジャン「わ、悪い!本当に悪かった!!で、でもよ!何で!?」


    ミカサ「ジャンが外に出ていくのを見たので!」


    ジャン「そ、そっか…」


    ミカサ「ほら!ジャン!」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「ちゃんとお墓参りする」スッ


    ジャン「いやいや…今した…」


    ミカサ「なら私はジャンの彼女なので…一緒にもう1度しよう」


    ジャン「あぁ…ありがとよ」


    ミカサ「うん」


    ジャン「…」スッ


    ミカサ「…」スッ
  51. 105 : : 2014/05/16(金) 23:07:41

    ジャン「ありがとな?」


    ミカサ「まったく…言ってほしかった」


    ジャン「いや!恥ずかしくてよ!」


    ミカサ「むう」


    ジャン「ほっぺた膨らますなよ」プニ


    ミカサ「ぷく~」


    ジャン「それ可愛いな!」プニプニ


    ミカサ「すけべ」


    ジャン「ほぁ!?」


    ミカサ「冗談」クスクス


    ジャン「(否定はできねぇけどな…)」


    ミカサ「そろそろ帰る?」


    ジャン「そうだな!ほら手!」


    ミカサ「その言い方は私が子供のような…」


    ジャン「え?」


    ミカサ「(悪くはないかも…知れない)」ギュッ


    ジャン「(なぁ…)」




    ばあちゃん?

    俺の彼女すげ~可愛いだろ?

    俺はミカサが隣にいるとさ…

    ドキドキするんだけどよ





    本当に幸せでよ…









    ゲコゲコゲコ

    ミカサ「うわ!」


    ジャン「夜はカエルがな…」


    ミカサ「とても大きい…可愛くない」


    ジャン「はははっ!あ…」


    ミカサ「どうしたの?」


    ジャン「寄り道しよーぜ!」


    ミカサ「良いけど…どこに行く?」


    ジャン「絶対に気に入ってくれる場所だよ!」


    ミカサ「わかった!行こう!」



  52. 106 : : 2014/05/16(金) 23:08:06



    ミカサ「ジャン?本当にどこに行くの?」


    ジャン「忘れてたんだよ!俺の大好きな場所!ミカサにも見せたいんだよ!」



    ミカサ「?」



    ジャン「絶対に気に入ってくれる自信があるんだよ!」


    ミカサ「ふふふっ!どうだろう?」クスクス



    ジャン「(俺はミカサの彼氏だからな…絶対に幸せにしてやる)」


    ミカサ「(ジャンと付き合えて本当に良かった)」


    ジャン「ミカサ!少しだけ目を閉じてろよ?」


    ミカサ「わかった!」


    ジャン「あと少し…」


    ミカサ「?」


    ジャン「ミカサ!もう良いぞ!」


    ミカサ「これは…凄い!」


    ジャン「向こうじゃ絶対に見れないぜ?」


    ミカサ「こんなに…たくさんホタルが…凄い!!」


    ジャン「だろ?気に入ってくれただろ?」


    ミカサ「もちろん!!」


  53. 107 : : 2014/05/16(金) 23:08:53



    ジャン「…」


    ミカサ「…綺麗」




    ジャン「ミカサ?」


    ミカサ「ん?」



    ジャン「俺はミカサを愛してるからな!!」


    ミカサ「そ、そんな大きな声で言わなくても良い!///」



    ジャン「ミカサ!」ギュッ


    ミカサ「じゃ!ジャン!恥ずかしい!///」


    ジャン「俺とミカサしか今はいないから!」


    ミカサ「あぅ///」



    ミカサ「(凄いドキドキしてる!)」


    ジャン「(心臓の音が…聞こえてるよな)」






    ジャン「ミカサ?」


    ミカサ「な、なに?」ドキドキ


    ジャン「大好きだよ!世界中の誰よりも…だ、大好きだって誓うよ!」


    ミカサ「わ、わか!わかったから!///」



    ジャン「俺はミカサの隣でずっと!ずっと好きだって言い続ける!」


    ミカサ「なら!私も言う!///」


    ジャン「お、おう!ありがとな///」




    ジャン「…ミカサ」


    ミカサ「そ、そんなに見つめないで…ほしい///」



  54. 108 : : 2014/05/16(金) 23:09:19



    ジャン「ミカサ!」


    ミカサ「ん…///」







    ジャン「あ、愛してるよ!」


    ミカサ「うん…私もジャンを愛してる」


    ジャン「ありがとな!」


    ミカサ「ち、ちなみに…///」


    ジャン「何だ?何でも言ってくれよ!」


    ミカサ「ファーストキス…です///」


    ジャン「お、俺もだよ!///」


    ミカサ「ふふふっ///」


    ジャン「顔が赤いぞ?」


    ミカサ「それはジャンも同じ!」


    ジャン「間違いねぇ!絶対に真っ赤になってる自信しかねぇよ」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「私からもする!」


    ジャン「は、はぁ!?おい!」


    ミカサ「2回目は私から!」


    ジャン「んおっ…///」


    ミカサ「…ツ///」


    ジャン「…///」









    君とずっと一緒に……
  55. 109 : : 2014/05/16(金) 23:09:40
    チュン…チュンチュン!

    ミーーン


    シャンシャンシャーーーーーン

    ミーーン

    シャンシャンシャーーーーーン




    じいちゃん「おぉ!帰ってきたか?」


    ミカサ「朝帰りしてきました!」


    ジャン「まぁ…そうなるよな!」


    ジャン母「はぁ!?ジャン!あんたを…警察に…」


    ジャン父「ここまで馬鹿息子に育つとは…本当に悲しい…」


    ジャン「あ、あのなぁ!!」


    ジャン父「やるか?この馬鹿息子が!!」


    ジャン母「山に埋めておけば良い!」


    ジャン「てめぇの息子を殺すかよ!?」


    ミカサ「ふふふっ!」


    じいちゃん「ミカサちゃん?」


    ミカサ「はい?」


    じいちゃん「またジャンと来てくれよ?」


    ミカサ「絶対に来ます!今度はジャンの友達も連れてきても?」


    じいちゃん「是非とも連れてきてくれ!ジャンの友達を見てみたいからな」


    ミカサ「ふふふっ!今度は大人数で遊びに来ます!」


    じいちゃん「そうしてくれ!楽しみができたわい!」
  56. 110 : : 2014/05/16(金) 23:10:05
    そして…


    ブロローー


    じいちゃん「ジャン?」


    ジャン「ん?」


    じいちゃん「また来いよ?」


    ジャン「けっ!当たり前だよ!」


    じいちゃん「うむ!」


    ミカサ「(仲良しで嬉しい)」


    ジャン「じゃあな?長生きしろよ!絶対にな!」


    じいちゃん「当たり前だ!安心して向こうで遊んでろ!」


    ジャン「へへ!おう!」





    夏の想い出

    本当に楽しかった

    夏はまだまだ終わらない

    私とジャンは…

    ちょっとだけ!本当にちょっとだけど

    一歩進んだ気がします!


    ミカサ・アッカーマン




    ブロローー


    ミカサ「ん…zzz」


    ジャン「んぁ…zzz」


    ジャン母「爆睡だね」


    ジャン父「朝帰りしてきたからな」


    ジャン母「ジャンの幸せそうな顔を見るとさ…」


    ジャン父「あぁ…」


    ジャン母「嬉しいね」


    ジャン父「そうだな」


    ジャン父「そういや…親父な?」


    ジャン母「うん?」


    ジャン父「今から町内会の仲間とボーリング大会だってよ」


    ジャン母「元気だね!本当に!」


    ジャン父「あぁ!来年も遊びに行けそうだよ」


    ジャン母「まぁ…次は大人数だろうね」



    ブーブーブー


    ジャン「ん…メール…」カチ



    from ライナー
    Sub
    本文
    おい!ジャン!!
    今は帰ってる途中だろ?
    帰ってきたら!すぐにミカサを連れて学校に来いよ!絶対にだからな!



    ジャン「…よく…わからねぇな…」チラ


    ミカサ「ん…ジャン…zzz」


    ジャン「へへ!了解!」ピッ








    夏の思い出

    ――fin――






    最後まで見てくれた皆様!
    本当にありがとうございます!
  57. 111 : : 2014/05/17(土) 00:28:09
    お疲れ様です
    良い作品ありがとう
  58. 112 : : 2014/05/17(土) 00:40:46
    名無しさん
    コメントありがとうございます!!
    そう言って貰えると嬉しいです!
  59. 113 : : 2014/05/17(土) 10:25:39
    続き貼ってくださいね?
    楽しみなんですよーー!!!!!
    進んでるのを見て、いつも嬉しいです。
  60. 114 : : 2014/05/17(土) 11:17:29
    乙!
    めっちゃよかった!
    次回も期待!
  61. 116 : : 2014/05/17(土) 18:29:38
    エレアニさん
    続きは書き出したら貼りますね~
    そう言って貰えると嬉しいです!

    イェェェェエェェガァァァアァァアさん
    ありがとうございます!!
    次も頑張っていきますね!!
  62. 117 : : 2014/05/17(土) 19:34:06
    お疲れ様です(^_^)次回にも期待です!(^_^)
  63. 118 : : 2014/05/17(土) 19:35:41
    目から、塩水が…………
  64. 119 : : 2014/05/17(土) 19:38:26
    エレアニ護衛部隊さん
    ありがとうございます!!
    次も頑張っていきますね!

    ジャンミカ大好き!さん
    そう言って貰えると嬉しいです!
    本当にありがとうございます!!
  65. 120 : : 2014/05/17(土) 20:57:21
    これはヤバい!!
    頭のなかで愛唄が流れたw
    本当にすごいですね!
    次回作も超期待です!!
  66. 121 : : 2014/05/17(土) 21:51:31
    最高でした!!

    曲の雰囲気と内容もぴったりですごかったです!!!

    次作も期待です!!
  67. 122 : : 2014/05/17(土) 23:17:26
    まさかの愛唄に驚いたw

    けど凄く上手かったです!

    次回に期待ヽ(*´∀`)ノ
  68. 123 : : 2014/05/17(土) 23:58:08
    アニ大好き野郎さん
    ちょっと愛唄を使わせてもらいましたw
    このSSなら2人に愛唄が似合う気がしまして(笑)

    進撃のおバカさん
    いつも本当にありがとうございます!!
    曲の雰囲気にあっていたと言って貰えると本当に嬉しいです!ありがとうございます!!

    虎さん
    ちょっと挑戦してみましたw
    そう言って貰えると本当に次も頑張っていけます!ありがとうございます!!

    皆さんコメントありがとうございます!!
    次も頑張っていきますね!!
  69. 124 : : 2014/05/18(日) 00:35:07
    面白かったです
  70. 125 : : 2014/05/18(日) 13:44:31
    お疲れ様です!

    ミカサとジャン、可愛かったです(●´ω`●)

    続きも楽しみにして待ってます!
  71. 126 : : 2014/05/18(日) 16:47:54
    亮輝さん
    ありがとうございます!!

    葉月さん
    ありがとうございます!!
    そう言って貰えると嬉しいです!
  72. 127 : : 2014/05/22(木) 19:37:36
    期待
  73. 128 : : 2014/05/22(木) 23:28:51
    女の子がめっちゃ可愛いです(*^^*)

    ジャンミカ好きなので
    続きも期待です(o^^o)
  74. 129 : : 2014/05/22(木) 23:34:35
    名無しさん
    ありがとうございます!!
    次も頑張っていきます!!

    あぅーさん
    そう言って貰えると本当に嬉しいです!
    次はモフハンが書き終わったら
    これの続きのエレアニの夏祭り編を書こうと思ってるので良かったらお付き合いお願いします!

    二人ともコメントありがとうございます!!
  75. 130 : : 2014/05/25(日) 15:45:32
    これは…まさに天才、神イイイイ!
  76. 131 : : 2014/05/25(日) 17:06:34
    不死鳥マルコさん
    そんなんじゃありませんよ!!!
    馬鹿です!そして紙とか髪です!!!
    次も頑張って楽しんでもらえるように頑張っていきますね!コメントありがとうございます♪
  77. 132 : : 2014/05/25(日) 23:54:49
    続き頼む!!!!!!!!!
  78. 133 : : 2014/05/26(月) 23:03:10
    人類最強にして人類最小さん
    今書いてるモブハンが終わり次第で、暇な時間を使って書いていこうと思ってます!!!
    その時もよろしくお願いします!!
    コメントありがとうございます!!
  79. 134 : : 2014/05/29(木) 17:45:06
    乙!!乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙!!!!!!!!!!!!!!
  80. 135 : : 2014/05/29(木) 23:53:57
    自由へ進撃してる人さん
    ありがとうございます!!
  81. 136 : : 2014/05/31(土) 19:14:36
    http://www.ssnote.net/archives/17657
    続きです!!!良かったら!
  82. 137 : : 2015/01/10(土) 21:15:21
    ジャンミカ幸せすぎ〜♡
    こういうの大好きですッ!
  83. 138 : : 2015/01/12(月) 10:29:24
    ジャンミカlove♡さん
    そう言って貰えると励みになります!
    本当にありがとうございます♪

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ani45

EreAni&88★

@ani45

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エレンとアニ シリーズ

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