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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

トーマス「最終章・vsタイタンファミリー編2、激戦vsフレイ・トール」

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  1. 1 : : 2014/10/01(水) 21:55:13
    前作はこちら↓
    http://www.ssnote.net/archives/23643
    七神兵との本格的な戦いが始まります。
  2. 2 : : 2014/10/01(水) 22:02:56
    【現在公開可能な情報】

    〇これまでのあらすじ

    調査兵団との戦いが終わり平和な日々を取り戻したエレン達。だが、そんな彼らの前に新たな敵タイタンファミリーが現れる。タイタンファミリーの最高幹部"七神兵"の一角、イズン・イズーナ率いる部隊による襲撃を受け、エレン達は大空、嵐、雨の三つのリングを奪われてしまった。
  3. 3 : : 2014/10/01(水) 23:03:08
    期待です
  4. 4 : : 2014/10/01(水) 23:25:28
    期待です!!!
    これってシモンファミリー編とかやらないんですか?
  5. 5 : : 2014/10/02(木) 22:35:58
    >>3
    ありがとうございます。
    >>4
    期待ありがとうございます。シモン編はやらないです。
  6. 6 : : 2014/10/02(木) 22:51:43
    エレン「...ん...」パチッ

    ミカサ「エレン!」

    コニー「ようやく目が覚めたか。」

    エレン「...ここは?」

    サシャ「諫山外科医院です。」

    エレン「調査兵団との戦いで使ったとこか。」

    ミカサ「昨日のことは覚えてる?」

    エレン「もちろん覚えてるよ。トーマスと二人で、イズン・イズーナって奴らと戦って...負けた。リングはやっぱり...」

    ミカサ「ええ。奪われた。」

    トーマス「しかし、敵の正体は分かりました。」

    ミカサ「タイタンファミリーね。」

    トーマス「知ってたんすか!?」

    ミカサ「あなたたちがやられた後、私もその敵と遭遇した。タイタンファミリーの七神兵はマフィア間で有名だから、一目見て分かった。」

    サシャ「他にも収穫はありました。」

    コニー「ああ。リングの炎を灯せるようになったぜ。ほら。」

    ボウッ

    コニーは晴の炎を灯して見せた。

    エレン「それなら俺も出来るようになったぜ。」

    トーマス「...」

    サシャ「トーマスも出来ますよね!?」

    トーマス「...」

    コニー「もしかして、出来ねぇの!?」

    トーマス「うるせんだよ!!!」

    コニー「...!?き、キレんなよ。」

    トーマス「...くそ。」

    エレン「...ミカサ、一つ聞いておきたいことがあるんだが。」

    ミカサ「何だろうか?」

    エレン「"属性"のことについてだ。」
  7. 7 : : 2014/10/02(木) 23:07:07
    ミカサ「そうね。詳しい話はリングに炎を灯せるようになってからと思っていたが...みんなもう、リングに炎は灯せるようだし、"属性"について話をしよう。」

    トーマス「...」

    ミカサ「トーマスもしっかり聞きなさい。あなたもすぐに炎を灯せるようになるから。」

    トーマス「了解です...」

    ミカサ「では話そう。リングには七つの属性がある。その属性とはイェーガーリングと同じく大空・嵐・雨・晴・雷・雲・霧よ。そして、各属性にはそれぞれ別の性質がある。」

    エレン「雨の場合は"沈静"だったな。」

    ミカサ「その通り。雨の炎の特性は"沈静"。」

    ミカサ「他に、大空は"調和"、嵐は"分解"、晴は"活性"、雷は"硬化"、雲は"増殖"、霧は"構築"の特性を持つ。」

    サシャ「雷の炎は電気みたいでしたけど、これは特性ではないんですか?」

    ミカサ「特性といえば特性よ。各属性の炎はその天候を作り出す物質に近い炎を形作り、その物質の性質もまた、各属性の炎の特性として表れる。最も、この特性が顕著に表れるのは雨、雷、霧ぐらいね。」

    サシャ「なるほど。」

    エレン「でも、俺が炎を灯したときは、調和の力なんて感じなかったぜ。」

    ミカサ「大空の炎は扱いが難しい。ので、リングから出した炎をそのまま使う場合、その特性を引き出すのは難しい。」

    エレン「そのままってことは、別の使い方もあるってことだな。」

    ミカサ「察しがよくて助かる。でも、その話はいずれまたの機会にしよう。今はリングについての話よりもしなければいけない話がある。」

    エレン「なんだよ。」

    ミカサ「敵の襲撃を、どう迎え撃つかについてよ。」
  8. 8 : : 2014/10/02(木) 23:11:06
    ボックス兵器…KI☆NI☆NA☆RU
  9. 9 : : 2014/10/03(金) 21:38:58
    エレン「どうやってって...敵が来たらぶちのめす。それじゃダメなのか?」

    ミカサ「当たり前。敵は恐らく私たちの行動を把握している。普通に生活していてば、サシャとコニーがそれぞれ一人になったところを狙われてしまう。」

    トーマス「つまり、常にまとまって行動するってことですね。」

    ミカサ「そう。エレン達ももう一時間程度休んだら一緒に行動してもらう。」

    エレン「それは構わねぇぜ。もう体調はばっちりだ。」

    サシャ「となると、問題は...」

    コニー「どこで敵を待ち構えるか...だな。」

    エレン「それももう決めてあるのか?」

    ミカサ「ええ。敵を待ち構える場所は、シガンシナ山よ。あそこなら、激戦になっても周りの人への被害は出ないから。」

    エレン「了解。」

    ミカサ「では、後一時間、この病院内で各自休養を取って。」

    エレン「おう。」

    サシャ「では、私とコニーは待合室の方で休んでますね。」

    エレン「分かった。」

    ガチャ

    バタン

    トーマス「...エレンさん。申し訳ありません。」

    エレン「え?何がだよ。」

    トーマス「昨日の七神兵との戦い、自分、何にもできませんでした。」

    エレン「そんなことないって。」

    トーマス「しかし、結局炎も出せませんでした。」

    ミカサ「それは気にしなくていい。すぐにあなたも炎を灯せるようになると、さっき言ったはずよ。」

    トーマス「はい...そうですね...」
  10. 10 : : 2014/10/03(金) 21:57:40
    -待合室-

    コニー「トーマス、不機嫌だったな。」

    サシャ「それは、コニーが無神経な発言をしたからですよ。」

    コニー「...悪かったよ。でも、あいつだってそんなに気にする必要はないと思うぜ。俺たちがリングに炎を灯せたのは火事場の馬鹿力なわけだし。」

    サシャ「たぶん、トーマスもすぐにリングに炎を灯すと思います。だから、トーマスのことは心配ないと思いますよ。私が気になるのは...エレンの寝言です。」

    コニー「ん?あ~、あれか。幼稚園の頃からの親友が大けがを負わされたんだ。"ぶっ殺してやる"なんて思ってても不思議じゃないだろ。」

    サシャ「でも、それを聞いた時悪寒がしたんです。」

    コニー「あ、それ俺も。」

    サシャ「何ていうか...出会った時のエレンは少し気弱で心優しい人ってイメージだったんですけど、最近は頼もしくなってきて、その反面...たまに、怖いと思う時があるんです。それで、エレンのその寝言も気になってました。」

    コニー「俺はエレンは前から変わってないと思うけど...」

    サシャ「コニーは鈍感ですから。」

    コニー「何ぃ!?」



    -休憩開始から一時間-

    ミカサ「いよいよ時間ね。」

    エレン「今日こそ七神兵の野郎を返り討ちにしてやる!」

    コニー「オー!」

    ミカサ「では、皆はシガンシナ山へ向かって。」

    サシャ「ミカサは来ないんですか?」

    ミカサ「私は忙しい。ので、今日もいかなくてはならないところがある。」

    トーマス「お気をつけて。」

    エレン「じゃあ...行くぜ!シガンシナ山に!」
  11. 11 : : 2014/10/04(土) 08:59:28
    ついにボックス兵器が!?確かトーマスが猫、ジャンがはりねずみ、コニーがカンガルー、アニがフクロウ、サシャがサイだったきがする。サシャは、ランボがぎゅうどんとかいってたけどわからん。何か。期待
  12. 12 : : 2014/10/04(土) 10:37:38
    コニーは猫に懐かれそうだな
  13. 13 : : 2014/10/04(土) 14:42:32
    >>11サイではなく牛では?
  14. 14 : : 2014/10/04(土) 18:35:47
    >>11
    アニマルボックスは出ないかもしれません。
  15. 15 : : 2014/10/04(土) 18:47:10
    -廃ビル-

    フレイ「奴らが動いた?ああ...了解した。」

    トール「監視役からの連絡?」

    フレイ「ああ。奴らが病院を出たそうだ。山のほうへ向かっているらしい。」

    サーガ「ということは、いよいよ私たちの出陣ですね。」

    フレイ「その通りだ。」

    ユミル「じゃ、私も出るとするか。」

    トール「一緒に来るの?」

    ユミル「別件だよ。手札を増やしておく必要があるからな。」

    トール「...?」

    フレイ「では行くぞ!サーガ!」

    サーガ「はっ!」

    トール「俺も行くか...シガンシナ中に。」



    -シガンシナ山-

    テクテクテク

    エレン「だいぶ奥のほうまで来たな。」

    トーマス「ここなら思いっきり戦えますね。」

    コニー「それでサシャ...尾行はまだ続いてんのか?」

    サシャ「はい。一定の距離をキープしてついてきてますね。」

    エレン「それにしてもサシャはすげぇな。俺たちは何にも感じねぇぞ。」

    トーマス「しかし、ここまで来ても攻めてこないってことは、今つけてきてる奴は監視専門ってとこですかね?」

    コニー「てことは、いずれ来るわけだな。」

    エレン「ああ。戦いが得意な奴らが...七神兵が...」
  16. 16 : : 2014/10/04(土) 18:58:39
    【現在公開可能な情報】

    〇サーガ

    年齢:21
    誕生日:11月28日(射手座)
    血液型:O型
    身長:170cm
    体重:56kg
    性別:女
    所属:タイタンファミリー・フレイ直属兵
    属性:嵐
    好きな映画:アクション映画
    モデル:フェアリーテイルのミネルバ(画像下)
    http://img2.wikia.nocookie.net/__cb20130126075053/fairy-tail/fr/images/b/ba/Minerva_appearance_in_the_anime.png

    嵐の炎を纏った弾丸を放つ二丁の拳銃を使って戦う。好戦的な性格で、敵をいたぶるのが好きなサディスト。フレイへの忠誠心は高い。
  17. 17 : : 2014/10/04(土) 19:14:41
    エレン「...この辺で止まるか。」

    コニー「おう。」

    エレン達が足を止めると、それからは辺りは静寂に包まれた。それから数分...静寂が破られる時が来た。

    サシャ「!!...何かが近づいてくる音がします!」

    エレン「どこからだ!?」

    サシャ「北のほうからです!」

    エレンは耳を澄ます。すると、少しづつ何かが近づいてくる音が聞こえた。その音は次第に大きくなる。

    トーマス「この音...空から聞こえますよ。」

    エレン「敵は炎の扱いに慣れているんだ。飛べたところで驚くことはない。それより...来るぞ!」

    何かが近づいてくるその音は、ますます大きくなっていく。そして、ついにその敵がが姿を現した。

    サーガ「この子供たちがイェーガーリングの所持者ですか?」

    フレイ「そうだ。子供ではあるが、ブラギを倒すくらいの腕はある。気を抜くなよ。」

    コニー「敵は二人か...」

    エレン「右のほうの奴はリングをつけてない。恐らく七神兵だ。」

    スタッ

    フレイとサーガはエレン達の前に着地した。

    サシャ「七神兵一人にその部下が一人。これは...」

    コニー「想定通りだな。」

    フレイ「想定通り?」

    エレン「まあな。皆...」ゴクゴク

    ボウッ

    エレン「作戦通りにいくぞ。」

    トーマス「はい!」

    コニー「おっしゃ!」

    サシャ「了解です!」
  18. 18 : : 2014/10/04(土) 19:25:14
    【現在公開可能な情報】

    〇フレイ

    年齢:17
    誕生日:11月15日(蠍座)
    血液型:A型
    身長:176cm
    体重:68kg
    性別:男
    所属:タイタンファミリー・最高幹部"七神兵"
    属性:嵐
    欲しいもの:ゆったりと過ごせる時間
    モデル:ワールドトリガーのヒュース(画像は前回のスレの71)

    赤い髪に赤い瞳をした青年。七神兵の中で一番真面目で仕事熱心であり、そのことからオーディンに次ぐ副リーダー的役割を果たすことが多い。遅刻魔のイズン・イズーナや仕事に不真面目なロキにはいつも手を焼いている。この悩みの種の二人のうち、イズン・イズーナのことは妹のように思っているが、ロキのことは本心から苛立っている。七神兵一の苦労人でもある。
  19. 19 : : 2014/10/04(土) 19:37:17
    そういえばロキはまだ名前しか出てないな
  20. 20 : : 2014/10/05(日) 16:50:04
    フレイ「作戦...?良くわからんが、用心しろ。サーガ。」

    サーガ「はっ。」

    エレン「行くぞ!」

    ダッ

    エレン達が一斉に走り出す。サシャを除く全員が向かう先は、七神兵・フレイである。そして、その中からエレンが先陣を切ってフレイに攻撃する。

    フレイはそれを右腕でガードする。それと同時にトーマス、コニーがフレイに攻撃する。

    サーガ「(フレイ様を集中攻撃...これが作戦!?でも...後ろががら空きだよ。)」

    サーガは自身の武器である二丁拳銃をエレン達めがけて構える。そして引き金を引こうとした瞬間、一本の弓矢がサーガめがけて飛んできた。

    サーガはこれを避ける。すると、再び弓矢がサーガへと飛んできた。

    サーガ「ちぃ(これでは奴らを狙えない。)」

    サシャ「邪魔はさせませんよ。」

    エレン、トーマス、コニーの三人による猛攻は続く。そして、エレンが遂にフレイの背後を取った。

    エレン「ぶっ飛べ。」

    ガッ!!!

    右拳から放たれた渾身の一撃がフレイを弾き飛ばした。

    エレン「今だ!」

    サーガ「?」

    エレン「これで奴は数秒間ここに戻ることはできない!その間にこいつを無力化させるぞ!」

    サーガ「(まさか、こいつらの狙いは初めから私!?)」

    エレン、トーマス、コニーの三人は一斉にサーガへと走り出した。僅か数秒でサーガを倒すために...
  21. 21 : : 2014/10/05(日) 17:46:13
    サーガはエレン達へと銃を乱射した。しかし、エレン達は構わず走り続ける。エレンは超直感により弾丸を躱すことはできるが、トーマスとコニーは当然、超高速で放たれる弾丸を躱すことはできない。しかし、それでも二人は走った。千載一遇のチャンスを逃さないために。

    結果、トーマスは一発、コニーは二発の弾丸を浴びた。しかし、それはどれも致命傷とは程遠いものだった。そして、全員が自身の間合いにサーガを捉えた。

    次の瞬間、トーマス、コニーが同時にサーガを攻撃する。サーガは地面に向かって発砲し、弾の推進力を利用して空中へと回避した。だが、そこにはエレンが待ち構えていた。

    エレン「零地点突破・初代(ファースト)エディション。」

    ピキピキピキ

    サーガ「(体が凍っていく!?)」

    ピキピキピキピキピキピキ

    やがて、サーガの全身が氷に覆われた。

    ドスゥン!

    サーガを包む氷の塊は地面へと落下した。その時...

    シュッ

    エレンの背後から蹴りが放たれた。エレンはそれを間一髪で避け、後ろへと下がった。

    エレン「思いっきり殴り飛ばしたつもりだが、もう戻ってくるとはな。正直驚いた。」

    フレイ「こちらこそ、サーガをこの一瞬で戦闘不能にするとは思ってなかったよ。」

    トーマス「これで四対一だ。いくら七神兵と言えども分が悪いんじゃないか?」

    フレイ「確かに、いくらか形勢は悪くなったな。だが、精々五分五分といったところだろう。」

    コニー「何を!お前ひとりで俺たち四人と互角ってことか!?」

    フレイ「もっと言えば、互角以上だ。」

    トーマス「んだと!?」

    フレイ「百聞は一見に如かずだ。今から、俺の力を見せてやろう。」スッ

    フレイは右手を前に出した。

    フレイ「出でよ。勝利神の矛(レーヴァテイン)!」

    ボオウッ

    フレイの右手から炎が放出される。その炎は次第に纏まっていき、剣の形になった。

    エレン「...」

    エレン達に緊張が走った。
  22. 22 : : 2014/10/05(日) 23:33:58
    -シガンシナ中、応接室-

    マルコ「この書類、目を通しておいて。」

    ジャン「おう。」

    ジャンとマルコはいつものように、風紀委員の仕事をこなしていた。予期せぬ来客が現れたのは、仕事も終盤に入る昼過ぎのことだった。

    コンコン

    マルコ「おや、誰だろう。」

    ジャン「来客の予定はないはずだが...まあいい。入れてやれ。」

    マルコ「了解。どうぞ入ってください!」

    ???「失礼しまーす。」

    ガチャッ

    応接室に入ってきたのは一人の銀髪の少年だった。

    マルコ「(この幼い感じ...)君、誰かの弟さん?」

    ???「いや、違う。」

    マルコ「じゃあ、一年生かな?」

    ???「まだ小6だよ。」

    ジャン「はぁ?そんなガキがこんなところに一体何の用だ?」

    ???「そうそう、あんたに用があるんだよ。イェーガーファミリー雲の守護者さん。」

    ジャン「!?」

    マルコ「君は一体...?」

    ???「タイタンファミリー七神兵のトールさ。よろしくね。」

    ジャン「タイタンファミリー...マフィアか。」

    トール「そういうこと。早速で悪いけどさ...」ビッ

    トールが突然マルコを指さした。

    トール「あんたには用はないから、ちょっと寝ててもらうよ。」

    マルコ「へ?」

    バチッ

    ビリビリビリッ!

    トールの指から放たれた緑色の電気が、マルコを襲った。マルコは意識を失い、その場に倒れた。
  23. 23 : : 2014/10/05(日) 23:54:33
    ジャン「てめぇ!マルコに何しやがった!」

    トール「電気ショックで眠らせただけだよ。殺してはいないから、そんなに怒んなって。」

    ジャン「っ...今の緑色の電気。前に襲ってきた奴と同じ力...お前、そいつの仲間だろ。」

    トール「前に襲ってきた奴...ヘズのことか。仲間だよ。でも二つ訂正すると、これは緑色の電気じゃなくて、雷の炎。似て非なるものさ。」

    ジャン「雷の炎?何だよそれ。」

    トール「え...ヘズの奴、炎も知らないやつに負けたのかよ。情けな...」

    ジャン「それで、もう一つの訂正は?」

    トール「ああ。それは、俺の力とヘズの力は違うってことさ。種類とかじゃなく、格がね。」

    ジャン「他に言いたいことは?」

    トール「ないよ。」

    ジャン「そうか。なら、マルコを傷つけた落とし前をきっちりつけてもらう。」

    ジャンはトンファーを構えた。

    ジャン「咬み殺す!」

    シュッ

    ジャンはトールめがけてトンファーを振り下ろした。

    パシッ

    ジャン「!!?(素手で受け止めただと...)」

    トール「見せてやるよ。ヘズの炎とは格が違う、俺の炎を。」

    バチッ

    トールの右手から緑色の火花が散る。

    トール「神の審判(サンダーショット)、300万ボルト!」

    バリバリバリバリッ

    ジャン「ぐああああ!」

    300万ボルトの超高圧電流がジャンを襲った。そして、ジャンは力なくその場に倒れこんだ。
  24. 24 : : 2014/10/06(月) 00:07:54
    【現在公開可能な情報】

    〇トール

    年齢:12
    誕生日:7月7日(蟹座)
    血液型:A型
    身長:158cm
    体重:45kg
    性別:男
    所属:タイタンファミリー・最高幹部"七神兵"
    属性:雷
    好きな食べ物:ハンバーグ
    嫌いな食べ物:ピーマン
    モデル:ハンターハンターのキルア(画像はフレイ同様前スレの71)

    銀髪の少年。七神兵最年少であるが、イズン・イズーナやロキに比べるとしっかり者である。彼の雷の炎は通常の雷の炎よりも電気に近い性質を持っており、戦闘ではその炎を電気として操り戦う。出せる電圧は通常時では1000万ボルトまで。才能においては七神兵一との呼び声も高い。
  25. 25 : : 2014/10/06(月) 08:10:23
    ジャンが負けた!?
  26. 26 : : 2014/10/06(月) 09:54:41
    ジャン死んだwwwwww
  27. 27 : : 2014/10/06(月) 10:16:05
    ジャァァァァァン!!!!
    くう"う"ぅぅ……"ま"、まだ戦えるだろ!!ジャァァァァァン!!!!
  28. 28 : : 2014/10/06(月) 15:18:54
    >>27
    無駄だよ。300万ボルトの電流をもろに食らったんだ。最後は笑顔で送ってやろう。
  29. 29 : : 2014/10/06(月) 22:31:12
    トール「いっちょ上がり。じゃ、リングを取ってもいい?って、死んじまったか。」

    ジャン「...ぁ...ぅ...」

    トール「何だ。生きてんのか。炎も使えないくせに意外としぶといんだな。そういうことなら...もう一発だ。」

    トール「神の審判(サンダーショット)300万...!?」

    トールはジャンへのとどめを急遽中止した。

    トール「(誰かが近づいて来てやがるな。それも速い。到着まであと3秒ってとこかな。)」

    トール「(2......1......)」

    パリィィンッ ズザァァ

    一つの人影が窓ガラスを割り応接室へと飛び込んできた。その人影の正体は...

    ジャン「ミ...カ...サ...」

    ミカサはジャンを見る。瀕死状態のジャンを見た彼女は、僅かだが表情を曇らせた。

    トール「ミカサ...あんた、イェーガーファミリーの殺し屋(ヒットマン)のミカサか。」

    ミカサ「ええ。そういうあなたこそ、七神兵のトールで合ってるかしら?」

    トール「あんたみたいな有名人に名を覚えてもらえてうれしいよ。それで一体何の用...て、そんなの聞くまでもないか。」

    ミカサ「...」

    ミカサは無言で殺気を放っていた。それは常人ならば殺気だけで倒れてしまうほど強烈なものだった。

    トール「嬉しいよ。世界最強の殺し屋として呼び声高いミカサ・アッカーマンと戦えるなんてさ。あんたを倒して...俺が最強になる。」

    ミカサ「あなたには無理よ。青二才。」

    二人は互いに宣戦布告を終える。そして...

    バッ!

    二人は一斉に動き出した。

    遂に、世界最強の殺し屋と七神兵との戦いの火ぶたが切って降ろされた。
  30. 30 : : 2014/10/06(月) 22:55:22
    -シガンシナ山-

    コニー「あの武器の形、どうやらあいつも剣士みたいだな。」

    エレン「作戦に変更はない。だが...あの剣には注意しろ。ブラギの剣のように特殊な力を持っている可能性がある。」

    トーマス「了解っす。」

    エレン「よし...行くぞ。」

    ダッ

    三人は今までと同様に一斉に動き出した。彼らの作戦では、七神兵を一人にしてからの戦法は、三人が波状攻撃を仕掛けるというものだった。この作戦は強力な攻撃を持っている可能性の高い七神兵に、攻撃する暇を与えないためのものである。

    そして、作戦通り波状攻撃が始まった。最初に仕掛けるのはエレンであり、フレイが彼の攻撃を避けると同時にコニーが、コニーの攻撃を避けるとトーマスがそれぞれ攻撃を仕掛けた。彼ら三人にはこのような戦い方の経験はなく、"絶妙な時間差での攻撃"とはいかなかったが、そこをサシャが弓矢で遠距離からサポートすることで、結果、フレイは防戦一方になっていた...ように見えた。

    しかし、彼は防戦一方ではなかった。確実に反撃を浴びせる機会を待っていたのだ。そして、その時はやってきた。

    その時攻撃を仕掛けたのはコニーだった。コニーはフレイめがけて剣を振り下ろそうとした。フレイはそれを勝利神の矛(レーヴァテイン)で受け止める構えを見せる。コニーは構わず剣を振り下ろす。そして、コニーは完全に剣を振り下ろした。

    コニー「な!?(すり抜けた!?)」

    コニーがそう錯覚したのは無理もない。フレイは確かに剣を受け止めようとしていたはずなのに、敵の剣に当たった感触が全くなかったからである。

    ボトッ

    何かが落ちる音がした。その音源をコニーは見る。そして...驚愕した。

    自分の剣が、剣先から20cm程の長さの部分で真っ二つになっているのに気づいたからである。

    そして、それによりできたスキをフレイは逃すはずがなかった。

    ズバッ

    フレイのレーヴァテインがコニーの体を切り裂いた。
  31. 31 : : 2014/10/07(火) 06:11:09
    300万ボルトもろにくらったら即死なんですが。
  32. 32 : : 2014/10/07(火) 06:12:48
    即死なはずなのに後遺症どころか気絶もしてないってどういう事ですか?
  33. 33 : : 2014/10/07(火) 19:54:51
    ↑SSだから
  34. 34 : : 2014/10/07(火) 19:55:17
    期待してます!
  35. 35 : : 2014/10/07(火) 20:16:06
    >>32
    毎回10万ボルトくらうロケット団はどうするんだよww
  36. 36 : : 2014/10/07(火) 20:58:52
    >>35それなww
  37. 38 : : 2014/10/07(火) 22:30:21
    300万ボルトについては致死電圧には至らない30万ボルトだとピカチュウの三倍で弱そうだったので桁を一つ上げちゃいました。
    >>34
    期待ありがとうございます。
  38. 39 : : 2014/10/07(火) 22:50:16
    コニー「ぐあっ!」

    エレン「コニー!一旦引くぞトーマス!」

    エレンの掛け声に応じて、トーマスはフレイから大きく距離を取った。エレンのこの選択は正しい。波状攻撃による戦いにおいて攻撃役が一人抜けた場合、そこから一気に崩される場合が多いからだ。そして何より、目の前で起きた現象を整理することが必要だった。

    コニー「一体、何が起きたって言うんだ。」

    コニーは晴れの炎で止血をしながら呟いた。

    エレン「俺が見た限りでは、コニーの剣は折れたというよりも、奴の剣に触れた部分が消滅した感じだった。」

    コニー「...どういうことだ?」

    エレン「詳しくは俺にもわからない。だが、これは嵐の炎の性質が大きくかかわっているはずだ。そうだろ...七神兵。」

    フレイ「その通りだ。俺の剣は高密度の嵐の炎で出来ていてな。触れたものすべてを分解する。鉄だろうと、鋼だろうと、例えダイヤモンドでもな...」

    トーマス「つまり、防御不可の剣ってことか...」

    エレン「それだけじゃない。俺らの攻撃も奴の剣に触れてしまえば無効になるということだ。」

    コニー「こいつはかなり厄介だな。どうする...」

    エレンは策を練り始めた。

    フレイ「考える暇等...」

    ダッ

    フレイ「与えん!」

    フレイがエレン達へと攻撃を仕掛ける。エレン達はそれぞれ別の方向に回避した。フレイは三人のうち、コニーへと追撃を仕掛けた。

    フレイがレーヴァテインを振るう。防御不可のこの攻撃をコニーは必死で避ける。

    コニー「(こいつ、普通に剣術もすげぇ。これを避け続けんのは至難の業だな。)」
  39. 40 : : 2014/10/07(火) 23:24:24
    フレイの攻撃は続く。コニーはそれを紙一重で躱していた。

    トーマスは、攻撃を続けるフレイを背後から攻撃しようとした。そして、彼の背後を取ることに成功した。

    トーマス「(もらった!)」

    トーマスは正拳突きを放つ。その時、フレイのレーヴァテインが正拳突きの軌道上に立ち塞がった。トーマスは反射で拳を止めた。もし、拳を止めなければトーマスの右拳は消滅していただろう。しかし、この行動は一概に正しいとは言えない。何故なら、拳を止めたことによって、致命的なスキが生まれてしまったからである。そのスキを、フレイが見逃すはずがなかった。

    ザシュッ!

    レーヴァテインがトーマスの体を深く切り裂いた。

    エレン「トーマス!!!」ボウッ

    エレンは最大速度でトーマスのもとへ駆けつけ、彼を抱え、一気にフレイから離れた。コニーもまたエレンのもとへと向かった。

    エレン「コニー、止血を頼む!」

    コニー「ああ。」

    コニーは晴の炎を灯し、治療を始めた。サシャは事態の深刻さに気付き、トーマスの元へ向かい始めた。

    トーマスは今、危険な状態にあった。右の肩口から脇腹にかけての傷口は、大きく、そして深かった。傷口からは大量の血が流れ出ており、トーマスは失血によって既に意識を失っていた。

    フレイ「諦めろ。そいつを助けることはできない。」

    エレン「いや助かる!」

    フレイ「ああ。確かに晴の炎により止血をすることができれば助からんこともないだろう。だが、今は戦闘中だ。そんな暇、俺が与えない。その男の二の舞になりたくなければ、そいつを見捨てて、俺と戦え。」

    エレン「ふざけるな!俺には仲間を見捨てることなんてできない!助かる見込みのある友達を見殺しになんかできない!」

    コニー「エレン...」

    サシャ「そうですよ!トーマスは絶対助けます!」

    フレイ「...そうか。助けられる希望があるから、そのようなことを口走るのだな。だったら...希望を絶つまでだ!」

    エレン「!!」

    フレイ「紅の業火(ヘル・フィアンマ)!!!」

    フレイが剣を前にかざす。すると、剣の形が崩れ始め、炎へと還った。直後、炎が一気に巨大化し、エレン達のほうへと進み始めた。その姿はまるで"炎の津波"である。

    そして、紅炎の波はエレン達全員を巻き込み、辺り一面を包み込んだ。
  40. 45 : : 2014/10/08(水) 21:23:14
    炎の波が収まったころには、辺り一面は焼け野原になっていた。

    その中に、ひとつの人影があった。それは、エレンである。

    フレイ「やはりお前には効かなかったか。」

    エレン「やはり?」

    フレイ「お前が今使った炎を吸収する技、"零地点突破"についてはイズン達から既に話を聞いていた。しかし、本当に、炎を吸収するだけでなく、自分の力に変えるなどということができるとは...正直驚いた。」

    エレンはフレイの話を聞きつつ、周囲を見回した。そして、彼は見つけた。焼け野原の中に倒れているトーマス、コニー、サシャの姿を。

    三人の全身は傷だらけになっていた。嵐の炎が彼らの体を侵したためである。

    エレン「みんな!」

    エレンは彼らに近づき、生死を確認した。

    エレン「(三人とも生きてる。でも...)」

    フレイ「もう嵐の守護者を助けることはできん。晴れの守護者が目を覚まさない以上はな。」

    フレイが冷たく告げた。しかし、エレンは諦めなかった。必死に彼を助ける策を考えた。そして...考え付いた。

    エレンはトーマスの傷口に炎を灯したままのグローブを当てた。

    フレイ「やけになったか...いや、これは、傷口を焼いて塞いでいるのか!」

    エレンが傷口を焼き終えた。この荒療治の結果、傷口からの出血は止まった。トーマスは一命をとりとめたのであった。

    フレイ「まさかここまで仲間の命にこだわるとはな。何て甘い奴だ...ふふっ...ははっ...はっはっはっはっはっ...」

    フレイは突然笑い出した。
  41. 46 : : 2014/10/08(水) 22:01:37
    フレイ「まさか、こんな奴が本当に居るとはな。俺はお前みたいな仲間思いの奴は大好きだ。」

    エレン「...」

    フレイ「そして、大好きだからこそ知っている、仲間思いの奴が、仲間のために戦った時の強さを...だから、悪いがお前は確実に倒させてもらう。」

    ダッ

    フレイは駆け出した。彼が向かった先は、零地点突破・初代エディションによって氷漬けにされているサーガの所であった。

    フレイはサーガの所に辿り着くと、右手から炎を放出し、サーガを包む氷に当てた。すると、零地点突破の氷がみるみるうちに溶けていく。

    エレン「く...」

    サーガを包み込んでいた氷が、すべて溶かされた。

    サーガ「フレイ様、助けていただきありがとうございます。」

    フレイ「礼は要らん。それより、あいつを倒すことに集中してくれ。」

    サーガ「あいつって...いつの間にか、一人になっているじゃないですか。奴一人、私一人で楽勝ですよ。」

    フレイ「油断は禁物だ。奴は正真正銘の"強者"だからな。」

    エレン「良く言うぜ...(油断もしてくれないとは、さすがに...やばい。)」



    -シガンシナ中、応接室-

    最強の殺し屋、ミカサ・アッカーマンvs雷の七神兵、トールの戦いはトールの防戦一方であった。

    トール「(こいつの攻撃、とんでもない鋭さと正確さだ。俺に攻撃する暇を与えてくれない。)」

    ミカサ「はぁ!」シュッ

    チッ

    トール「(あっぶねぇ!後一瞬でも避けるのが遅けりゃ殺られてた...)」

    トールがこうも防戦一方になっている理由。それは、神の審判(サンダーショット)の弱点にあった。この技の弱点は、発動に溜めが必要なことである。溜め時間は電圧に比例し、100万ボルトなら0.1秒。300万ボルトなら0.3秒。マックス1000万ボルトなら1秒である。また、この間は全神経を技を放つ手に集中させるため、完全な無防備となる。

    この溜め時間は数字だけ見ると短いように感じられるが、戦闘においては途方もなく長く感じられるものであった。事実、トールは100万ボルトを放つための0.1秒の時間すらも与えられていなかった。

    トール「(しょうがねぇ。あんまり手の内は見せたくなかったんだけど...あの技を使うか。)」
  42. 47 : : 2014/10/09(木) 05:43:29
    なんでトーマス達消えてないの?
  43. 49 : : 2014/10/09(木) 07:21:27
    ミカサってどれくらい強いんだ?
  44. 51 : : 2014/10/09(木) 22:34:30
    >>47
    紅の業火(ヘル・フィアンマ)はレーヴァテインを作っていた炎を膨張させたものです。そのため、攻撃範囲は圧倒的に大きくなりますが、炎の密度の低下により嵐の炎の分解作用は弱まります。それでも十分強いですが、触れたものを全て消滅させる程の力はヘル・フィアンマにはありません。
  45. 52 : : 2014/10/09(木) 22:36:31
    >>49
    戦闘技術なら作中最強。炎有りでもイェーガーファミリー最強。
  46. 53 : : 2014/10/09(木) 23:00:48
    バチバチ

    トールの両手が雷の炎で覆われる。

    トール「雷戦神の手掌(ハンド・オブ・サンダー)」

    トールが技名を呟く。しかし、ミカサは構わず攻撃を続けようとする。そして、ミカサはトールへ剣を振り下ろした。

    ガッ!

    ミカサの剣は、トールの手刀によって弾かれた。

    ミカサ「(鋼鉄製の剣を弾いた。雷の炎の"硬化"の力ね。しかし、脆い。)」

    事実、トールは硬化の力を引き出すのが苦手であった。その証拠に、ミカサの剣を弾いた彼の右手からは血が流れ出ていた。彼は接近戦が不得手であったのだ。

    トール「(左肩...狙える。)」

    彼が先ほど発動した雷戦神の手掌(ハンド・オブ・サンダー)は、それを補うための技である。

    ゴッ

    トールの左フックがミカサの左肩に命中した。

    ミカサ「(軽い...まるで腰が入っていない。攻撃するひまがなさ過ぎて、やけを起こしたのだろうか。)」

    ミカサはそんな疑問を抱きつつ、トールを斬りつけようとする。その時であった。

    ミカサ「!!」ピタッ

    一瞬...0.1秒程度のほんの一瞬であったが、ミカサの動きが止まった。しかし、その0.1秒の遅れは大きい。その遅れをトールは逃さない。

    ドゴッ!

    今度は腰の入った渾身の右拳がミカサの腹に叩きこまれた。そして再び、ミカサの動きは一瞬停止した。

    ミカサ「(これは、電気ショックによる麻痺。攻撃を受けた時、両手を覆っている雷の炎が私の身体に流し込まれているのか...)」

    バキッ!

    一瞬の麻痺により再びミカサの反応が遅れ、トールの攻撃をまともに浴びてしまった。
  47. 54 : : 2014/10/09(木) 23:15:36
    トール「どうだ!手も足も出ないだろ!」

    ミカサ「(確かに、反応が遅れては攻撃を捌くことはできない。しかし、距離を取ることはできる。)」

    バッ! ズザァァァ

    ミカサは後ろへ後退した。しかし、それこそがトールの思惑通りだった。

    トール「(こんだけ距離があれば撃てる!)」

    バチバチ

    トール「神の審判(サンダー・ショット)!500万ボルト!!!」

    バチィ バリバリバリバリッ!!!

    ミカサを超高圧電流が襲った。

    トール「どうだ!普通の奴なら絶対即死。いくらあんたでも気絶は必至だ!」

    ミカサへの攻撃が解かれる。しかし、ミカサは倒れなかった。

    トール「な...嘘だろ。これで倒れない人間がいるなんて...」

    ミカサ「拷問に耐えるための訓練として、電気は散々浴びてきた。ので、電気による攻撃には慣れている。」

    トール「さすが生粋の殺し屋だ。でもさ、いくらあんたでも効いてはいるんだろ?」

    ミカサ「...」

    トール「だったら...マックスの1000万ボルトを浴びせりゃ、さすがに立ってらんねぇよな。」

    ミカサ「そんなのを撃たせる暇を、私が与えるとでも?」

    トール「悪いけど、嫌でももらうぜ。」
  48. 62 : : 2014/10/10(金) 21:59:57
    -シガンシナ山-

    エレン「はぁはぁはぁ...(くそ、手も足も出ない...)」

    サーガ「やっぱり楽勝ですわ。」

    フレイ「まだ気は抜くな。奴の息の根が止まるまではな。」

    エレン「(今度こそ...終わりなのか...)」

    ???「お、見つけた!エレン・イェーガー!!!」

    フレイ「!!?」

    エレン「お、お前は...オルオ・ボザド!!!」

    オルオ・ボザド。彼はイェーガーファミリー特殊部隊、調査兵団の幹部である。リング争奪戦ではリヴァイ率いる調査兵団側の雷の守護者としてエレン達の前に苦しめた。

    エレン「なんでお前がここにいる!?」

    オルオ「おいおい、そんなに声を荒げるな。今回俺は、お前の味方だ。」

    エレン「え...」

    フレイ「その服、イェーガーファミリーの調査兵団の者だな。」

    オルオ「そうだ。」

    フレイ「エレン・イェーガーとはだいぶ嫌悪な雰囲気であったが、何かあったのか?」

    オルオ「色々な。だがもう、終わった話だ。」

    エレン「(こいつが、調査兵団が味方...そうか、もともと俺たちは同じファミリーだもんな。)」

    オルオ「エレン!一回しか言わないから良く聞け!俺はお前に新兵器、"匣(ボックス)"を渡すため、ミカサに頼まれてここに来た!」

    エレン「ミカサに!?(あいつ、最近やたらと単独行動してると思ったら、こんなことを依頼してたのか。)」

    オルオ「今からそれを投げるから、絶対捕れよ!」

    エレン「な!?投げるって、手渡ししてくんねーのかよ!」

    オルオ「仕方ないだろ。さっきから赤髪の兄ちゃんが怖い顔してこっちばっかり見てるからよ。」

    エレン「...(取らせる気はないってことか。)」

    オルオ「じゃあ投げるぞ!死んでも捕れよ!いっくぞー!」ガバア

    オルオ「おりゃ!」シュッ

    オルオの右手から小さな四角い箱が放り投げられた。エレンとフレイはその箱を手に入れるため、その箱へと近づき手を伸ばした。
  49. 63 : : 2014/10/10(金) 22:37:22
    パシッ

    エレン「よし!捕ったぞ!」

    匣(ボックス)を先に手にしたのはエレンであった。しかし、その時を虎視眈々と狙っているものが居た。それはフレイである。彼の狙いは初めから匣ではなく、匣獲得のため無防備になったエレンであった。

    そして、フレイのレーヴァテインがエレンを切り裂こうとする寸前...フレイは後ろへ下がった。

    オルオ「ちっ...惜しいな。そのままエレンを攻撃してれば仕留められたのによ。」

    フレイ「(奴め...最初から俺がエレン・イェーガーを攻撃することを分かっていたな。さすがは調査兵団と言ったところか。)」

    エレン「これが新兵器、"匣"か。」

    オルオ「ああ。ハンジさんが作った超強力兵器だ。」

    エレン「(ハンジが...それでこいつに運搬役を依頼したのか。)それで、どうやって使うんだ?」

    オルオ「ため口をやめたら教えてやる。」

    エレン「はぁ!?こんな時にそれを言うかよ。」

    オルオ「じゃあ教えない。ここから逃げるくらいなら俺一人でもできるからな。」

    エレン「ちぇ...どうやって使うんですか。オルオさん。」

    オルオ「それでいい。その正方形の面の一つに丸い穴が開いてある面があるはずだ。」

    エレンは匣を回転させてその面を探す。すると、すぐにその面が見つかった。

    オルオ「その穴にリングの炎を注ぎ込め。」

    エレン「え...こうですか?」

    エレンはリングに炎を灯し、その炎を注ぎ込んだ。

    パカッ ドシュゥ!

    リングの炎を注ぎ込んだ面の真ん中が割れ、匣が開かれた。そこから橙色の炎を纏った物体が放出され、エレンの背中に羽織られた。

    エレン「これは...マント!!?」
  50. 64 : : 2014/10/11(土) 18:48:38
    ヒラリンマントだと。
  51. 65 : : 2014/10/11(土) 20:56:04
    オルオは憎めない奴だな
  52. 66 : : 2014/10/11(土) 21:07:29
    1代目が使ったマントか…
  53. 67 : : 2014/10/11(土) 21:42:02
    オルオ「それがお前用にハンジさんが作った匣。天空マント、"マンテッロ・ディ・チェーリ"だ。」

    エレン「マンテッロ・ディ・チェーリ...英語か。かっこいいな。」

    オルオ「いや、イタリア語だ。」

    エレン「マジすか。」

    オルオ「普通雰囲気でわかんねーかな?」

    エレン「そんなもんですか...(俺英語も全く分かんないからな...)それで、どうやって使うんですか?」

    オルオ「知らん。」

    エレン「ええ!?じゃあ、どうすればいいんですか!!?」

    オルオ「何とかしろ!お前には超直感があるだろ。」

    エレン「そんな無責任な...」

    サーガ「そういうことなら、今のうちに死んでもらうよ。」

    ズガンズガン!

    サーガが発砲した。エレンとオルオはそれぞれ別の方向へと跳び、弾丸を回避した。

    サーガ「逃がさないわ!蛇の弾丸(スネイク・バレット)!」

    ズガガガガガ

    サーガはエレンに照準を合わせて銃を連射した。エレンは炎を逆噴射させ銃弾の軌道からずれる。

    サーガ「甘いよ。」

    グインッ!

    エレン「(曲がった!?追尾してくるのか。)」

    エレンは完全に意表を突かれており、急旋回したこの弾を避けることができない状態にあった。また、サーガの弾は実弾に嵐の炎が纏われているものであるため、零地点突破で受けることもできない。絶体絶命のこの状況で、エレンの超直感は天空マント(マンテッロ・ディ・チェーリ)の使い方を直感した。

    バサッ

    エレンは自らの身体をマントで覆い隠した。

    サーガ「そんなもので防御できるわけないわ!終わりよ!」

    複数の銃弾がエレンを覆い隠しているマントへと音もなく着弾した。
  54. 68 : : 2014/10/11(土) 22:02:10
    サーガ「...おかしい。銃弾が当たったのに音もないなんて、一体何が...」

    バサッ

    エレンがマントの中から姿を現した。

    サーガ「無傷だと!?」

    オルオ「へ、やればできるじゃねぇか。」

    エレン「なるほど、これは確かに強いな。」

    サーガ「どういうこと!?お前、何をした!?」

    エレン「さあな。当ててみろよ。」

    フレイ「大空の調和の力で弾丸を身体に届く寸前で消滅させたな。」

    エレン「へぇ、見えてたのか。」

    フレイ「(あのマント、大空の調和能力を最大限引き出している。これはかなり厄介だな。となると、無理に奴を倒すのは良策ではないか。)」

    ダッ

    オルオ「エレン!もう一人が動き出したぞ!」

    エレン「!?(あの方向、トーマス達のところへ!何をする気だ!?)」

    フレイはトーマス達が倒れているところに辿り着いた。そして、彼はコニーとサシャの指からリングを抜き取った。

    フレイ「リングは回収した。奴を無理に倒す必要はない。撤退だ!」

    エレン「な!?」

    サーガ「...了解しました。」

    サーガは手に持っていた銃をホルダーに入れ、フレイの元へと駆け寄った。彼女がフレイの元へ辿り着くと、彼らはエレン達に背を向け歩き始めた。

    エレン「待て!」

    オルオ「落ち着けエレン!このまま戦っても俺たちの勝機は薄い!黙って行かせろ!」

    エレン「く...おい!フレイとか言う奴!お前たちは何でイェーガーリングを奪うんだ!」

    フレイ「...」

    フレイは何も聞こえていないかのようにそのまま足を進める。

    エレン「やっぱり、二千年前の惨劇を、また引き起こすためなのか!?」

    フレイ「!」ピクッ

    フレイが足を止めた。
  55. 69 : : 2014/10/11(土) 22:10:20
    【現在公開可能な情報】

    〇天空マント(マンテッロ・ディ・チェーリ)

    属性:大空
    使用者:エレン

    ハンジ・ゾエがミカサに依頼されて作ったエレン用の匣兵器。大空の調和能力を最大限引き出し、触れるもの全てを消滅させる。その調和能力は現在エレンが使用している平凡なリングでもサーガの弾丸を一瞬で消滅させるほど。かなり大きめで、エレンの全身を覆い隠すこともできる。戦闘においては邪魔にもなるので普段は匣の中にしまい、使いたい場面で開けるという使い方が推奨される。

    ※物体を消滅させる能力は、厳密には「調和によって物体を周囲の空気と一体化させている」と言うのが正しい。
  56. 70 : : 2014/10/11(土) 22:14:23
    【現在公開可能な情報】

    〇イェーガーリングを奪われた者が使用しているリング

    現在はエレンとトーマスが装着している無銘のリング。ミカサが所持していたリングで、諫山外科医院を出発する直前に彼女から渡された。(この描写を入れるのを作者が忘れていたためここでの紹介となってしまいました。)力はイェーガーリングには大きく劣る。
  57. 71 : : 2014/10/12(日) 22:12:29
    フレイ「お前、二千年前のことを知っているのか。」

    エレン「まあな。詳しくは知らないけど、お前らの目的はそれなんだろう?」

    フレイ「前回のラグナロクを知っているのか...」ボソッ

    エレン「?」

    フレイ「確かにお前の言う通り、俺たちの目的は二千年前の再現だ。そして、そのためにイェーガーリングを集めている。」

    エレン「やっぱりか。だけど、一つ腑に落ちねぇ。巨人が人々を支配する地獄のような世界を創り出して、お前たちに一体何のメリットがあるんだ?」

    フレイ「メリットか...そんなものはないかもしれないな。」

    エレン「だったら何で!?」

    フレイ「"世界を支えし七つの指輪。王家の血を引きし二人の巫女。此れ等を世界樹に供えし時、世界の再構築は訪れん。則ち此れ我が一族の唯だ一つの願望なり。"」

    エレン「...?」

    フレイ「我がファミリーのボスにして七神兵のリーダー、オーディンが先代から伝承された詩だ。これ以上話す気はない。行くぞ、サーガ。」

    サーガ「はっ。」

    テクテクテク

    フレイとサーガは森の中に消えていった。

    エレン「あいつの言っていたこと...あれはいったい何を意味するんだ。」

    オルオ「考えるのは後だ。こいつらの治療ができる場所に連れて行くぞ。」

    エレン「諫山外科医院ですね。案内します。」

    オルオ「おう。頼んだ。」
  58. 72 : : 2014/10/12(日) 22:53:28
    -シガンシナ中、応接室-

    応接室で壮絶な戦いを繰り広げるミカサとトール。彼らの実力は極めて拮抗していた。

    シュッ

    バッ

    トールがミカサの剣を回避する。そして、すぐさま右拳を彼女の腕へと叩き込む。トールの雷戦神の手掌(ハンド・オブ・サンダー)の力によりミカサは一瞬マヒするが、すぐに立て直し彼女はトールから距離を取った。

    それを見て、トールは神の審判(サンダー・ショット)を放つ。ここまでは先ほどと同じだった。しかし、電圧が違った。トールが放ったサンダー・ショットの電圧は、200万ボルトであった。

    バリバリ

    ミカサ「...ちくちくする。」

    トール「どうも。」

    先ほど繰り広げた一連の攻防は本日三度目であった。そして、その度にトールはサンダー・ショットの電圧を下げていた。否、下げざるを得なかったのである。

    ミカサの身体はトールの電撃に慣れつつあった。そのため、こぶしでの攻撃による彼女のマヒの時間が徐々に短くなっているのだ。それに比例し、彼女の隙は小さくなり、サンダー・ショットの溜め時間を短くさせられていた。

    トール「(初めのほうは五分五分ってとこだったけど、段々俺のほうが劣勢になってきやがった。ミカサ・アッカーマン、やっぱりこいつは強い。どうする...あの奥義を使っちまうか...!?)」

    トールは何かに気付いた。それは、シガンシナ中に近づく何者かの存在である。

    トール「(この動き、手練れだ。俺たちの仲間が来るわけはねぇし、これは...)加勢。お前、加勢を呼んでいたな。」

    ミカサ「良く気付いたわね。あなたも"周"を使えるということか。」

    トール「(まずい。このタイミングで来る加勢だ、弱いはずがない。となると、間違いなく戦況は不利になる。こうなったら仕方がない。)」

    ビリビリ

    トールの身体から雷の炎が漏れ出始めた。

    トール「面倒なのは嫌いなんでな。加勢が来る前に、リングを奪ってバックレさせてもらうぜ。」

    ミカサ「させない。」バッ

    ミカサは気絶しているジャンの前に立つ。そして彼女は防御態勢をとる。

    トール「そこ、嫌でもどいてもらうぜ。」

    ビリビリビリ

    トールの身体から溢れ出る雷の炎の量が次第に多くなっていく。それとともに、髪の毛が逆立ち始めた。

    完全に髪が逆立つとともに、雷の炎の漏洩が収まった。その代わり、彼の身体は僅かに光を放っていた。

    トール「雷光(ゴッド・スプリンター)」
  59. 73 : : 2014/10/12(日) 23:06:56
    周ってハンターハンターの円で想像すればいいですか?ゴッドスプリンターはサイヤ人で想像すればいいですか?
  60. 74 : : 2014/10/12(日) 23:55:04
    ゴットスプリンターってなんだろ?
    雷の速さで移動する技とかかな?
  61. 75 : : 2014/10/13(月) 07:14:18
    >>74
    それだとサイヤ人よりカンムルかな?
  62. 76 : : 2014/10/13(月) 11:01:21
    >>75確かに…
  63. 77 : : 2014/10/13(月) 18:53:13
    白状すると"周"はハンターハンターの"円"、ゴッド・スプリンターはキルアの"神速(カンムル)"のパクリです。
  64. 78 : : 2014/10/13(月) 19:07:13
    ミカサ「(これは一体?とにかく、彼女が来るまでジャンを守らなければ...)」

    トール「行くぜ。」

    トールが呟く。ミカサは神経を研ぎ澄ませる。

    シュッ

    ミカサの目の前からトールが姿を消した。

    ミカサ「(消え...)」

    ドゴッ!

    ドオオォン!

    ミカサが校舎の外に吹き飛ばされた。

    トール「...さて、リングを回収するか。」

    トールはジャンに近づき、彼の指からリングを抜き取った。

    トール「ずらかるとすっか。」

    バッ

    ミカサ「待ちなさい。」

    トール「...もう校舎まで戻ってくるか。ダメージも大してないみたいだし、やっぱあんたつえーよ。でも、この勝負はあんたの負けだ。じゃあな。」

    シュッ

    トールが再びミカサの視界から姿を消した。ミカサは身構えたが、トールの攻撃が来ることはなかった。

    ミカサ「(逃げられたか...しかし、最後の攻撃。あれはいったい何だったのだろう。)」

    ミカサは考え込む。その時、応接室に何者かが入り込んだ。

    ???「あら、遅かったかしら。ごめんなさいね。」

    ミカサ「いえ、私が不甲斐なかった。それで、匣はしっかり持ってきたんでしょうね?」

    ミカサ「ぺトラ・ラル。」

    ぺトラ「もちろんよ。」
  65. 79 : : 2014/10/13(月) 19:22:38
    -諫山外科医院-

    エレンは、病室の扉を開けた。

    エレン「あれ、ミカサ。戻ってたのか。」

    ミカサ「あなたたちも手痛いダメージを受けてきたようね。」

    ミカサはエレンがオブっていたトーマスを見て言った。

    エレン「ああ、リングも奪われちまった。あなたたちもってことは、お前もか。」

    ミカサ「私は大したことないわ。でも、ジャンが...」

    ミカサはジャンが寝ているベッドに視線を移す。

    エレン「ジャンさんがやられたのか!?最強のジャンさんでも...」

    ミカサ「とにかく、今は怪我人の治療が優先よ。残りの三つのベッドにそれぞれ寝かせてあげて。」

    エレン「わかった。」

    エレンとオルオはそれぞれがオブっていた者をベッドに寝かせた。

    オルオ「ミカサ。ぺトラとはもう会ったのか?」

    エレン「え!?ぺトラさんも来てるのか!?」

    ミカサ「ええ。さっき治療に必要なものの買い出しを頼んだ。」

    オルオ「てかお前、ぺトラには最初からさん付けなんだな。」

    エレン「オルオさんにだけさん付けするのはおかしいですからね。それに、さん付けの方がなんかしっくりくるんですよんね。」

    オルオ「そうか。確かにそっちの方がしっくりくるな。」

    エレン「それは年下に呼び捨てされるのが嫌だっただけでしょう?」
  66. 80 : : 2014/10/13(月) 19:45:52
    ミカサってリヴァイより強いのかな?
  67. 81 : : 2014/10/13(月) 22:04:10
    >>80
    リヴァイも強いですが現段階ではミカサの方が強いですね。
  68. 82 : : 2014/10/13(月) 22:11:47
    ミカサがんばって!
  69. 83 : : 2014/10/13(月) 22:23:33
    エレン「それよりミカサ。敵の嵐の七神兵が気になることを言ってたんだけど...」

    ミカサ「嵐の七神兵...フレイね。」

    エレン「え、知ってんの?」

    ミカサ「一応。雲と霧を除く七神兵は顔と名前くらいは分かる。それで、何と言っていたの?」

    エレン「言ってたこと丸々覚えてるわけじゃないんだけどな。"七つの指輪と二人の巫女が必要"みたいなことを言ってたんだ。七つの指輪はイェーガーリングだとして、二人の巫女って誰なんだ?」

    ミカサ「さぁ...その巫女について他に何か言ってなかったの?」

    オルオ「"世界を支えし七つの指輪。王家の血を引きし二人の巫女。此れ等を世界樹に供えし時、世界の再構築は訪れん。則ち此れ我が一族の唯だ一つの願望なり。"だろ。」

    エレン「そうそう。オルオさん、全部覚えてたんですか?」

    オルオ「当然だろ。大事な情報なんだからな。」

    エレン「すげぇ。」

    ミカサ「王家の血を引きし二人の巫女...王家って、まさか!」

    エレン「心当たりがあるのか!?」

    ミカサ「エレン、今すぐクリスタを探し出してここに連れてきて!」

    エレン「え...クリスタ...?」



    -トロストランド-

    ベルトルト「...誰か来たみたいだね。」

    ライナー「どうする?追い払うか?」

    アニ「その必要はないわ。もし敵なら、私が返り討ちにするから。」

    ガチャッ

    アニ「来たみたいね。」

    ???「ちーっす。」

    ベルトルト「...アニ、知り合い?」

    アニ「いや。」

    ライナー「お前は...」

    アニ「知ってるのかい?」

    ライナー「ああ。こいつは、シガンシナ中喧嘩ランキング第七位。ユミルだ。」

    ユミル「覚えてくれてたのか。嬉しいね。でも、それしか知らないんなら、改めて自己紹介しないとな。」
  70. 84 : : 2014/10/13(月) 22:24:27
    >>80
    現段階…ってことは…
    もしかしてだけど〜もしかしてだけど〜
    いつかリヴァイがミカサより
    強くなるんじゃないの〜?
    そういうことだろ〜('ジャン!
  71. 85 : : 2014/10/13(月) 22:52:06
    -シガンシナ町、住宅街-

    タッタッタッタッ

    エレン「まさか、クリスタまで巻き込むことになるなんて...とにかく、早く見つけて守ってやんないと。」

    タッタッタッタッ

    エレン「あ...クリスタ!」

    エレンはシガンシナ第二公園にクリスタが居るのを発見した。

    クリスタ「エレン!どうしたの?そんなに息を切らして。」

    エレン「はぁはぁはぁ。説明は後だ。とにかく、俺についてきてくれないか?」

    クリスタ「いいけど...どうして?」

    エレン「それを説明するのも後だ。」

    クリスタ「...分かった。」



    ユミル「...話は以上だ。」

    アニ「...」

    アニは悩んでいた。ユミルに自分の一生を決めるかもしれない選択を迫られたからだ。

    ユミル「で、どうするんだ?出来れば早めに決めてほしいんだけど...」

    アニ「...良いわ。あなたたちにつく。」

    ライナー「アニ!?」

    アニ「異存は認めないよ。」

    ユミル「賢明な判断だ。じゃ、帰るとき迎えに来るから、それまでに身支度済ませとけよ。」

    テクテクテク

    ユミル「(さて、あいつはちゃんと仕事してくれてるかな。七神兵一のサボリ魔さんは。もし、サボってたら、怒られんのは私だし...心配だ。)」



    スタスタスタスタ

    クリスタ「早歩きだけど、そんなに急いでるの?」

    エレン「ああ。そうだ。(本当は走りたいぐらいだけど、クリスタを走らせるのはちょっとな...それに、このタイミングで丁度よく七神兵が来るはずもねぇし。大丈夫だろ。)」

    クリスタ「...なんかエレン、変わったね?」

    エレン「へ?」

    クリスタ「何ていうか...ちょっととげとげしくなってて。でも...エレンらしくなった。前よりもっと。」

    エレン「(前...大空戦の前に、屋上で話した時のことか。)そうかな?俺は実感ないけど...」

    クリスタ「絶対変わったって。表情も何だか...」

    シュッ

    エレン「!?」

    クリスタの姿が突然、エレンの前から姿を消した。

    エレン「クリスタ!?」

    クリスタ「エレン!」

    背後からクリスタの声が聞こえる。エレンはすぐさま振り向いた。

    ??「標的確保。これでまたしばらく仕事しなくてよさそうだな。」

    そこには、クリスタを抱える大男がいた。
  72. 86 : : 2014/10/13(月) 22:52:33
    ユミルさんも七神兵なのかな?
  73. 87 : : 2014/10/13(月) 22:52:40
    >>84
    どうなることやら(笑)
  74. 88 : : 2014/10/13(月) 22:56:38
    先生!
    僕の脳内ではどうしてもロキがサボり魔+かませ犬な印象しかないです!
    何故ですか!?
  75. 89 : : 2014/10/14(火) 22:19:42
    >>88
    それはロキの性格に問題がありすぎだからです。
  76. 90 : : 2014/10/14(火) 22:38:02
    クリスタ「あなた誰!?」

    ??「アジトについたら教えてやるよ。」

    大男はクリスタを抱えたままその場から立ち去ろうとする。その時...

    ガシッ

    大男は肩を掴まれた。

    ??「ああ?」

    バキッ!

    大男は顔面にこぶしを叩き込まれた。そのこぶしの主は、エレンである。

    顔面を強打され大男は仰け反り、クリスタを手放した。エレンはそれを見てすぐさまクリスタを抱きかかえ、大男と距離を取った。その距離、30メートルである。

    エレン「ここから動かないで待っていてくれ。」

    エレンはそう言うと、大男のもとに飛び去った。クリスタは、空を飛ぶエレンの姿に驚きを隠せずにいた。

    エレンが大男の元へと戻った。

    ??「てめぇ、このロキ様の顔をなぐりやがったな!」

    エレン「名前はロキか...お前、タイタンファミリーだろ。もしかして七神兵か?」

    ロキ「そうだ。それを聞いて今更謝ったって許さねぇからな。」

    エレン「心配するな。謝る気はさらさらない。」

    ロキ「この...クソガキが...さっさと仕事を終わらせてぇのに、邪魔してんじゃねぇ!!!ったく...めんどくせぇ...一発だ!一発、思いっきり全精力を込めてぶっ放して、終わりにしてやる!!!」

    ググッ

    ロキが右こぶしに力を込め始めた。すると、そのこぶしを紫色の炎が包み込み始めた。
  77. 91 : : 2014/10/14(火) 22:57:20
    エレン「(あの色、あの形状、雲の炎。)」

    ロキの右拳を包む炎は球状になり、次第に巨大化していく。

    エレン「おい...嘘だろ...」

    その炎の球の大きさは、半径50cmに達していた。

    誰が見ても、それが全精力を込めて作り出されていることがわかる。それほど巨大で高密度な炎であった。

    エレン「(直撃すれば敗北...完全に避けきれれば勝ち...分かりやすくていいじゃねぇか。)」

    ロキ「いくぞクソガキィ!!!」

    ダッ

    ロキはエレンを自身の間合いに捉える。そして、こぶしを振り下ろした。

    シュッ

    エレンは...そのこぶしを...躱した。

    エレン「(もらった!)」

    エレンが勝利を確信する。その瞬間、ロキが叫ぶ。

    ロキ「爆発(イクスプローズン)!!!」

    ガッ

    ロキのこぶしが地面に叩きつけられる。次の瞬間...

    彼のこぶしの炎が、爆発した。

    エレン「...!!」

    その爆発はあまりに凄まじく、エレンはなす術もなくその爆発に巻き込まれた。

    パリィンッ

    爆風によりガラスの割れる音があちらこちらで響き始める。クリスタは電柱に掴まって吹き飛ばされまいと踏ん張っていた。

    やがて、爆風が収まった。

    爆心地にあったのは、爆発前と変わらぬ姿で立つロキ。意識を失い倒れているエレン。そして、半径25メートルのクレーターであった。
  78. 92 : : 2014/10/14(火) 23:10:25
    【現在公開可能な情報】

    〇ロキ

    年齢:25
    誕生日:8月6日(獅子座)
    血液型:O型
    身長:204cm
    体重:115kg
    性別:男
    所属:タイタンファミリー・最高幹部"七神兵"
    属性:雲
    口癖:めんどくせぇ
    モデル:ハンターハンターのユピー(ロキはユピーと違い人間です。)
    http://pic.prepics-cdn.com/hobby04/24390808.gif

    屈強な体つきをした大男。七神兵一のサボリ魔で、会議に出席したことはない。しかし、報酬をもらえる場合はしっかり仕事をする。(仕事内容は雑。)性格は粗野で短気であり、ファミリーの多くの者に厄介がられているが、その反面ファミリー最強とも噂されるほどの実力者。その所以は単純な強さ以上に、彼の特殊体質によるものである。
  79. 93 : : 2014/10/15(水) 10:12:04
    イクスプローズンはボムボムの実を食べたゴンのジャンケングーですね。
  80. 94 : : 2014/10/15(水) 12:39:54
    >>93わかりやすい説明ありがとうw
    よくわかったよ
  81. 95 : : 2014/10/15(水) 13:02:02
    >>94
    それは良かったwww
  82. 96 : : 2014/10/15(水) 21:43:54
    ダメだww僕には人間なユピーが想像できんwww
  83. 97 : : 2014/10/15(水) 22:46:30
    >>93
    分かりやすい例えでこちらも助かります。
    >>96
    はっきり言ってロキは化け物じみているのであのまんまでも大丈夫ですよ(笑)
  84. 98 : : 2014/10/15(水) 22:54:14
    クリスタ「エ...エレン!!!」

    ロキ「さて...」

    テクテクテク

    ロキがクリスタへと接近する。クリスタは...逃げ出した。

    タッタッタッタッ

    クリスタ「(逃げないと!それに、救急車も呼ばなきゃ!)」

    クリスタは曲がり角を曲がる。そこには、ロキが立ちはだかっていた。

    ロキ「手間かけさせんなよ。めんどくせぇ。」

    クリスタは振り向き、再び逃げ出そうとする。しかし、ロキに掴まれてしまった。

    クリスタ「離して!」

    クリスタは暴れる。

    ロキ「うるせぇ。寝てろ。」

    トン

    ロキが頸椎に手刀を放つと、クリスタは意識を失った。

    ロキ「ったく。こんな面倒な仕事押しつけやがって...ユミルの奴、半端な報酬だったらぶっ殺してやる。」
  85. 99 : : 2014/10/15(水) 23:06:41
    -数十分後-

    ピーポーピーポー

    救急隊員「大丈夫ですか!?」

    エレン「う...」

    救急隊員「よかった。意識があるんですね。」

    エレン「俺はいったい...あ...」

    エレンは思い出した。ロキとの戦いに負けたことを。クリスタを守れなかったことを。

    エレン「早く...伝えて...クリスタを...助けに行かねぇと...」

    エレンは立ち上がる。そして、諫山外科医院へと向かおうとする。

    救急隊員「どこへ行く!?」

    エレン「用が...あるんです。放っておいてください。」

    エレンはよろめきながらも歩き始めた。

    救急隊員「馬鹿を言うな!君はかなりの重傷を負っているんだぞ!」

    エレン「うるせぇな。」

    救急隊員「なにぃ!?」

    エレン「放っとけって言ってんだよ。」ゴゴゴゴゴ

    エレンは自分に激怒していた。好きな人すら守ることのできない自分の不甲斐なさに。そして、彼の、怒りに満ちた表情は救急隊員の男を絶句させた。

    エレンは歩く。ミカサにこの事態を伝えるために...クリスタを、助け出すために...
  86. 100 : : 2014/10/16(木) 10:19:58
    好きな人!?
  87. 101 : : 2014/10/16(木) 12:24:33
    ユミルのことだからクリスタを誘拐したのはクリスタを巨人のいる世界から救いたかったのかも…ユミルって敵なのか……?
  88. 102 : : 2014/10/16(木) 18:35:41
    >>101
    クリスタは巫女ってやつだと思うよ。
    ユミルがクリスタを助けたいならともかく自分が助かりたい可能性も高いんじゃないかな?
  89. 103 : : 2014/10/16(木) 20:12:38
    >>102
    どこからユミルは自分が助かりたいと思ってるって推測したの?
  90. 104 : : 2014/10/16(木) 21:37:35
    >>100
    最近忘れられている(?)設定ですが、このシリーズの第一話からエレンはクリスタに片思いしています。
  91. 105 : : 2014/10/16(木) 21:38:52
    >>104
    その設定完全に忘れてた。
  92. 106 : : 2014/10/16(木) 21:50:50
    -諫山外科医院-

    ガチャッ

    エレン「う...」フラフラ

    ミカサ「エレン!?」

    オルオ「おい!大丈夫か!?」

    エレン「ミカサ...クリスタが...連れてかれちまった...俺が...不甲斐なかったばっかりに...」

    ミカサ「エレンが責任を感じる必要はない。しかし...これで二人の巫女と六つの指輪が奴らの手に渡ってしまった。」

    エレン「二人?もう一人は誰なんだよ。」

    ぺトラ「決まってるでしょ。ヒストリア・レンズよ。」

    エレン「ヒストリアさん!?あの人も連れてかれたって言うのか!?」

    ミカサ「先ほど連絡を彼女のファミリーと連絡を取った。どうやら四日前から行方が分かっていなかったらしい。」

    エレン「ちょうどクリスタにヒストリアさんからの連絡が来なくなった日か。」

    オルオ「まず奴らの手に落ちたとみて間違いねぇだろうな。イェーガーリングも既に六つ取られてる。残りの霧のリングは無事なのか?」

    ミカサ「そのことだが、さっきアニと連絡を取ろうとしたが、つながらなかった。」

    ぺトラ「となると...最悪のパターンも十分に考えられるわね。」

    エレン「...それなら、奪い返せばいいじゃねぇか。クリスタも、ヒストリアさんも、イェーガーリングも、全部。」

    ミカサ「ええ。その通りよ。」

    エレン「なら、早速...」

    ミカサ「奪還作戦の決行は、三日後よ。」

    エレン「はぁ!?何でそんなに待つんだよ!」
  93. 107 : : 2014/10/16(木) 22:08:38
    オルオ「じゃあ逆に聞くが、今の戦力で奴らから二人とイェーガーリングを奪い返せると思うか?」

    エレン「それは...」

    ぺトラ「分かってるでしょ?それが無理だってことぐらい。せめて、全員がリングの炎を灯せるようになって、匣を自由自在に扱えるぐらいじゃないとね。」

    エレン「つまり...そのための期間が、三日だって言うのか。」

    ミカサ「ええ。みんなの治療が終わり次第、私がトーマス、アルミン、ジャンにリングの炎を灯すための指導をする。また、炎を灯せるものは各自、匣兵器を使いこなすための特訓をしてもらうわ。」

    エレン「そんなに待ったら奴らの居場所が...」

    ミカサ「イェーガーリングはもし奪われた場合、こちらが位置を把握できるようになっている。」

    エレン「でも、場所が分かったって、奴らが目的のための手札を揃えた以上、いつそれが達成されるのかわからない。もしかしたら、明日かもしれない。それなのに、三日も待ってていいのかよ!?」

    ミカサ「それしかない。もし、それで手遅れになった場合は、仕方なかったと言うしかない。」

    エレン「ふざけんな!仕方ないで済むか!?」

    ミカサ「何かを成し遂げるには、何かを捨てるしかない。私たちには、もうこれしかない。エレン...わかってほしい。」

    エレン「......わかったよ。お前の言ってることの方が正しい。ミカサ、お前を信じてみるよ。」

    ミカサ「エレン...」

    エレン「じゃ、早速匣を使いこなすための訓練とするか。」

    エレンは病院から出ようとする。

    ミカサ「三日後の午後四時、ここに集合よ。」

    エレン「了解。」

    ガチャッ

    バタン
  94. 108 : : 2014/10/17(金) 18:04:44
    >>103
    原作のユミルと照らし合わせただけ。あくまでも可能性も高いかもって話だからあまり深く考えないでね。外れ率が高いからw
  95. 109 : : 2014/10/17(金) 22:07:58
    -翌日、東京-

    コンコン

    オーディン「入れ。」

    ガチャ

    オーディン「よく戻ってきた。フレイ。」

    フレイ「では早速、報告に移らせてもらう。」

    オーディン「ああ。聞かせてくれ。」

    フレイ「七つのイェーガーリング、及びクリスタ・レンズ、ヒストリア・レンズの二名を獲得した。」

    オーディン「よくやってくれた。ユミルに頼んだもう一つの任務の方は?」

    フレイ「そちらも成功し、彼女たちを仲間に引き込むことができた。今はアジト内の応接室で待機してもらっている。」

    オーディン「そうか。彼女たちと直接話をしておくとするか。しかし...遂に、揃ったな。」

    フレイ「これで...ようやく...」

    オーディン「ああ。早速、今日より儀式を始めよう。全ては、人類のために...」





    続く...
  96. 110 : : 2014/10/17(金) 22:15:11
    【現在公開可能な情報】

    〇儀式

    リングを世界樹の前に供え、毎日午前零時から三時間、オーディンが祈りを捧げる。これを七日間続けた後、二人の巫女を世界樹に縛り付け、12時間に及ぶ呪文の詠唱を唱え終わることで、儀式が完成し、ラグナロクが始まる。
  97. 111 : : 2014/10/17(金) 22:17:50
    続きはこちらから↓
    http://www.ssnote.net/archives/25679
  98. 112 : : 2014/10/17(金) 23:10:49
    儀式が本格的…!!!
    こんな設定考えられてすごいですね!!
  99. 113 : : 2020/10/28(水) 13:13:01
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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