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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

ユミル「R50?」~超大人組によるスーパーアダルトSS

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  1. 1 : : 2014/09/15(月) 00:36:32
    タイトル通り、超大人組で進めます。
    敬老の日記念。
    ぐだぐだだらだらしゃべります。


    キャラはもちろん壊れます。
    超大人組なので相当渋いです。

    おじいちゃん子のあなたに捧ぐ。



    多忙につき、執筆が途中停滞するかもしれません。
    ごめんなさい。


    執筆中の作品は、読者様の読みやすさを優先し、泣く泣くコメント制限をさせていただきます。
    執筆終了後にコメント解禁する予定です。

    が、ギャグを孤独に書くとくじけやすいので、執筆中の作品用グループ(研究日誌)にコメントいただけますと、なすたまの元気とやる気が出ます。

    http://www.ssnote.net/groups/749

    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2014/09/15(月) 00:42:45
    ユミル「R50?50禁ってことか?」


    ピクシス「うむ、左様。50歳以上の者のみ参加を許可するということじゃ」


    ザックレー「アダルトにいこうじゃないか」


    ユミル「いや、アダルトすぎるだろ」


    ピクシス「ロマンスグレイ好きにはたまらないじゃろ?」


    ユミル「誰のどの辺がロマンスグレイなのか説明してもらいたいもんだな、飲んだくれ」


    ザックレー「権力好きにも対応している」


    ユミル「いや振りかざすなよ。キャバクラじゃないんだからな?」

  3. 3 : : 2014/09/15(月) 00:45:29

    ユミル「で、なんでそのR50に私が呼ばれてんだ?

    訓練兵卒業したての新兵だぞ?

    うら若き乙女をつかまえて何しようってんだ、ジジイども」



    ピクシス「これは異なことを」


    ザックレー「またまた、冗談が好きだな」


    ユミル「なんだよ」



    ザックレー「我々はすでに、君が壁外で60年ほどの時を過ごしていたという情報を手にしている」


    ユミル「…な!…なぜそれを…!」


    ピクシス「ほっほっほ。わしらの情報網もそこそこじゃろうが?」



    ザックレー「訓練兵団を卒業した時点で、人間の姿としては15~16歳だとしても」


    ピクシス「壁外での60年を足すと、少なく見積もっても75歳」


    ザックレー「ダントツだな」


    ピクシス「わしらなどほんの小僧じゃ、姐さん」


    ユミル「誰が姐さんだ!!このヒヒジジイども!!!」

  4. 4 : : 2014/09/15(月) 13:04:29

    ユミル「あんたら二人の他にはいないのかよ」


    ピクシス「ふむ…それがのう、少年誌ゆえに登場人物の平均年齢が低くてのう」


    ザックレー「調査兵団に至っては、そもそも生き残る人数が少ないからな」


    ユミル「割と本気で深刻だな」


    ピクシス「この世界は残酷じゃからの」


    ザックレー「そしてとても世知辛い」


    ユミル「そこは『美しい』が来るとこだろ?残酷で世知辛いってどんだけいいとこなしだよ!?」


    ピクシス「この年になると辛く苦しいことばかりが目についての」


    ザックレー「ユミル姐さんは普段若い子と一緒にいるからな、感覚も若いのだろう」


    ユミル「実際若いんだよ!てかユミル姐さんて!ミル姐さんかよ!?」


    ピクシス「『笑う犬』を一体何割の読者が知っているかのう」


    ユミル「その前にこれ観てる奴いるのかよ」


    ピクシス「いやいや、世間のおじいちゃん子率をなめてはならんぞ、ユミル姐さんや」


    ユミル「世間のおじいちゃん子に好かれるおじいちゃんとはかけ離れてんだろ、あんたら。それと、その呼び方やめろ」


    ザックレー「一応解説すると、ミル姐さんというのは気怠い喋りが特徴の色っぽいホルスタイン(牛)の姐さんだ」


    ピクシス「なんなら着ぐるみを用意させるが。ユミル姐(牛)さん」


    ユミル「調子に乗んなよ、ジジイども」
  5. 5 : : 2014/09/15(月) 13:25:10

    ユミル「あいつとかR50に入れんじゃねーのか?ほら、あの小鹿隊長とか」


    ピクシス「キッツか…あやつはああ見えて意外と若くての」


    ザックレー「髭のせいで多少貫禄があるように見せているが、まぁまだ2-3年先だな」


    ユミル「くたびれ具合からいったら憲兵団のうすら髭あたりも入るんじゃね―の」


    ピクシス「ナイルか…彼も苦労性だからの。いささか老けて見えるが、エルヴィンと同期じゃて。まだまだひよっこよの」


    ユミル「ああん?じゃあ、あいつは?訓練兵時代に散々怒鳴り散らしていたあいつ」


    ザックレー「姐さんの教官だった、キースだな。たしかに、司令と似た容姿だしな」


    ピクシス「似とるのは頭だけじゃろ」


    ユミル「しわっぽい感じも似てんぞ」


    ピクシス「ほっほっ。キースのは怒りじわじゃ。訓練兵のうちに根性を叩きなおしとく必要があるからの。なかなか骨の折れる仕事じゃて」


    ザックレー「キース教官もまだあと5年ほどは加入できないはずだな」


    ユミル「意外と若いんだな、あいつ」


    ザックレー「5年前まで現役バリバリの調査兵団団長だったくらいだからな」


    ピクシス「調査兵団の団長は若くないと務まらんからの」

  6. 6 : : 2014/09/15(月) 13:45:45

    ユミル「ほんとに50歳以上っていないもんなんだな」


    ピクシス「登場していないだけで、憲兵団にはそこそこいるんじゃがの…」


    ザックレー「知らない人が出てきてもつまらんだろう」


    ユミル「ジジイのオリキャラ…ほんとにどこに需要があるんだ」


    ピクシス「じゃろ?」


    ザックレー「兵団に限らなければ、2、3心当たりはあるが…」


    ユミル「誰だよ」


    ザックレー「リーブス商会のディモ・リーブス」


    ピクシス「あとは…ウォール教のニック司祭とかの」


    ユミル「…ほんと、絵面が渋過ぎだな」


    ザックレー「あとはとっておきがいるが…」


    ピクシス「それは後のお楽しみじゃ」


    ユミル「いや、全然楽しめないんだが」

  7. 7 : : 2014/09/15(月) 13:53:34

    ピクシス「ところで、最近本気で我々スーパーアダルト世代のブームが来とる」


    ザックレー「少し前にチョイ不良(ワル)おやじというのがブームになっていただろう」


    ユミル「ああ、たしかにそんな言葉が流行ったことがあったな。ジローラモとかだろ?」


    ピクシス「そうじゃ。そして、ついにやんちゃジジイのための新雑誌『MADURO』がこの9月に創刊したのじゃ」


    ユミル「…おい、それガチな話じゃねぇか」※作者註)本当にある雑誌です。9月24日創刊だそうです。


    ザックレー「我々はいつも本気だ」


    ピクシス「ひと世代前と違って今のジジイは、健康的にもメンタル的にもやる気満々、どこまでも艶っぽくてヨコシマで、まだまだ元気なのじゃ」


    ザックレー「そんなニュー・シニアに向けて、まだまだこんなオモロイことがありまっせ! とワクワクするモノ、コトをリコメンドする雑誌、だそうだ」


    ピクシス「ワクワクじゃ」


    ザックレー「ニュー・シニアだしな」


    ピクシス「ありまっせ」


    ユミル「…あんたらはリコメンドされなくとも十分オモロイことだらけだろうが」


    ピクシス「当然じゃ。むしろリコメンドする側で」


    ザックレー「すでにオファーが来ている」


    ピクシス「おお!総統、奇遇じゃの。わしにも来ているぞ」


    ユミル「好きにしろよ…」


    ピクシス「ちなみに、やんちゃジジイ→ヤンジイ→yanGと表記する」


    ユミル「どうでもいい」


    ピクシス「yanGはヤングとも読めるところがポイントじゃな」


    ユミル「ほんとどうでもいい」


    ザックレー「冷たいな、姐さん」


    ピクシス「クールビューティじゃの、姐さん」


    ユミル「てめえらの姉になった覚えはねえ!!」イラッ
  8. 8 : : 2014/09/22(月) 00:39:37

    ピクシス「いつまでもジジイ、おしゃれでやんちゃがいい!という雑誌のコンセプトはわしの生き方にも通じとると思っての」


    ユミル「やんちゃはともかく、どの辺がおしゃれなのか」


    ピクシス「毎日ひげの手入れに余念がないぞ」


    ザックレー「あと、これでいて頭皮マッサージとクリームでの手入れを欠かしていない」


    ピクシス「参ったか」


    ユミル「そもそも興味ねぇ」



    ザックレー「われわれオーバー50歳。年を追うごとに深まる魅力」

    ユミル「魔力とか呪力とかの間違いじゃないのか」


    ピクシス「かけてみようかの」


    ユミル「冗談に聞こえないぞ、妖怪」


    ピクシス「ふぉっふぉっふぉ。妖怪とな…わしはたとえるならどんな妖怪かの」


    ユミル「ぬらりひょんとかだろ」


    ザックレー「頭部が?」


    ユミル「それもあるけど、陰謀策略が得意そうじゃねえか」


    ピクシス「なるほど。エルヴィンもそのタイプじゃな」


    ザックレー「あいつは頭髪も追いつく勢いだしな」


    ピクシス「あいつも早うカミングアウトしてしまえば楽になるのにのう」


    ユミル(やっぱりそうだったのか…)
  9. 9 : : 2014/09/22(月) 00:45:40

    ザックレー「ところで私は?妖怪に例えると?」


    ユミル「…総統は…」


    ザックレー「妖怪ダンディズムとか?」フッ


    ピクシス「ずるいぞ自分だけ」


    ユミル「あんた普段本編に出てくるの少ないからな…妖怪っていうか、あれだろ、時代劇とかで最後に出てくる偉い人とかだろ」


    ピクシス「大岡越前」


    ザックレー「遠山の金さん」


    ユミル「水戸黄門とかな」


    ザックレー「…にじみ出る大御所感はぬぐえないものだな」フッ


    ユミル「ああ、閻魔様とかってのもありかな。裁いてるしな、エレンとか」


    ザックレー「舌引っこ抜くのか…そういうのは自分ではやらんな…」


    ユミル「人にはやらせんのかよ…怖いこと言った」



    ピクシス「…大魔神的なのは」


    ユミル「おお!温泉地にあったりするよな!時計と連動して普通の顔から憤怒の形相になるアトラクションみたいなやつ」


    ピクシス「確実に子どもが泣くやつじゃな」


    ユミル「夜うなされる」


    ザックレー「それは悲しい…。愛される総統になるにはどうしたら」


    ピクシス「ふむ…難しい問題じゃのう」


    ユミル「ふなっしーでもかぶっとけよ」


    ザックレー「なし汁ブッシャァァァァァー!!!!」


    ピクシス「いい線いっとるの」


    ザックレー「今度の軍法会議の冒頭で試してみよう」


    ユミル「即座に病院送り決定だ、やめとけ」
  10. 10 : : 2014/09/22(月) 01:01:01

    ユミル「一応聞いといてやるが、あんたたちがそんだけ傍若無人…もとい、元気にしてる秘訣はなんだ?」


    ザックレー「うむ。…豊富な経験と知識を活かして、日々壁内外の平和について若い部下たちとともに道を模索することかな」


    ユミル「意外にまともな答えだな」


    ピクシス「うむ、そのために広く柔軟な心を持ち続けねばならん」ウンウン


    ユミル「…おい、こっちも言ってることはえらく真面目だが…」


    ピクシス「む?」


    ユミル「なんなんだよ、それは?」ビシッ


    ピクシス「う?」


    ユミル「なんであんた酒瓶片手にしてんだ?」


    ピクシス「こ、これは酒ではないぞ」ヒック//


    ユミル「いや、全開で酒だろ?いつも携帯してるスキットルなら中が見えないが、めっちゃ酒瓶だよな、それ」アキレタ…


    ザックレー「山崎…」


    ユミル「山崎って書いてあるし、茶色い液体だしよ。完璧酒だろ、それ」


    ザックレー「渋いセレクトだな」


    ピクシス「じゃろ?あー、これは山崎じゃ、酒ではない」


    ユミル「はぁ?」


    ピクシス「わしの士気向上のための要員じゃ!雇った!!」ドーン


    ユミル「おい」


    ピクシス「なかなかの働きじゃぞ?」


    ユミル「じいさん…」


    ピクシス「1日3500円でわしの元気もりもり!!」


    ザックレー「ほう…なかなかの費用対効果」


    ユミル「1日1本とか、飲みすぎだろ!?」


    ピクシス「山崎はこう見えて独身だしな」


    ザックレー「『シングル』モルトだけに」


    ユミル「いや、全然うまくないし。少しはここの読者層考えろよ。んな酒に詳しいやついるのかよ…」



    ピクシス「山崎調査兵!!
    引き続き人類の最重要区防衛を任うわしのオアシスとして、芳醇な味わいと一時の休息を提供し続けることを命ずる!

    心臓を捧げよ!!」


    ピクシス「『ハッ!!』」


    ユミル「ハッ!じゃねぇよ!なんだよその一人芝居!」


    ザックレー「声色まで変えるとは、やるな」


    ピクシス「ちなみに腹話術の技法も使ったぞ」


    ピクシス「少し―」パクパク


    ピクシス「遅れて―」パクパク


    ピクシス「聞こえるよ―」パクパク



    ユミル「ムダに芸達者だな」ハァ

  11. 11 : : 2014/09/23(火) 04:32:06
    ピクシス「しっこく堂の芸名で活動中じゃ」


    ザックレー「芸名w」


    ピクシス「全身黒ずくめでの」


    ユミル「腹だけじゃないのかよ…てか、活動してんのかよ!?」


    ピクシス「新年恒例の駐屯兵団隠し芸大会とかな」


    ユミル「隠し芸大会するほど暇なのかよ。仕事しろ、仕事。壁工事とか山ほどあんだろ」


    ピクシス「兵団の士気を維持するのも大事な仕事じゃ」


    ユミル「腹話術が?」


    ピクシス「わしだけではないぞ?こう見えて、総統も毎年趣向を凝らしてくる」


    ザックレー「テーブルクロスを一瞬で引き抜き、シャンパンタワーを崩さない技とかな」


    ピクシス「サイコロを伏せたコップにいれて素早くフルフルするとトーテムポールのようにキレイに立って、しかも目が揃ってたのもなかなか…」


    ザックレー「あれはかなり練習した…」


    ユミル「だから仕事しろって」


    ザックレー「兵団のMr.隠し芸と呼んでいいぞ」


    ユミル「マチャアキかよ」


    ザックレー「なし汁ブッシャー!!!」


    ユミル「ちょwww」ブッ


    ピクシス「さすがMr.隠し芸」


    ユミル「タ、タイミングが…ひ、卑怯だろww」ウヒャヒャ


    ザックレー「総統なっしー↑!!!」ピョン


    ピクシス「見事な跳躍力」


    ユミル「ちょwまw」ヒーヒー


    ピクシス「姐さんのツボ、ゲットじゃの」




  12. 12 : : 2014/09/23(火) 13:32:04

    ザックレー「姐さんゆるキャラ好きか」


    ピクシス「やはり隠れ乙女よの」


    ユミル「いや隠れてるつもりねーし。乙女だし」


    ザックレー「女性はいくつになっても乙女というしな」


    ユミル「いや、巨人化してた間のはチャラにしろよ。ガチで青春真っ盛りの乙女だってば」


    ピクシス「青春真っ盛り」


    ザックレー「盛り」


    ピクシス「…お盛んじゃのう…//」


    ザックレー「ゆるキャラと盛り」


    ピクシス「…いやはや、その意外性がなんとも…//」


    ザックレー「姐さんがそういう趣味なら、総統頑張るなっしー!!」ムン!


    ピクシス「夜の妖精ヒャッハー!!」ピョン!




    ユミル「えげつない妄想でゆるキャラ汚してんじゃねぇ!!」バシバシッ

  13. 13 : : 2014/09/23(火) 13:38:11

    ピクシス「痛いのう…容赦ないのう…」ヒリヒリ


    ザックレー「ちょっとふざけただけなのにな、厳しいな、姐さん」ズキズキ


    ユミル「おふざけってほど可愛いもんでもねぇだろがっ」プンプン



    ピクシス「おこなの?」


    ザックレー「おこだな」


    ユミル「ああ、おこだおこだ!激おこプンプン丸だ!!ンな言葉どこで覚えてきてんだ、あんたらはっ?」


    ピクシス「大人の社交じゃ」


    ザックレー「大人の赤口(しゃっこう)じゃ」


    ユミル「後ろの全然関係ねぇだろ。最近のカレンダーにもめったに書いてねえだろ、それ」


    ザックレー「文化が失われつつあるのはさみしいものだな」


    ピクシス「陰陽五行に六曜…」


    ザックレー「陰陽師も肩身が狭い世の中だな」


    ピクシス「それが、意外と需要があってしっかり継承されとるそうじゃ」


    ザックレー「現代の陰陽師?」


    ピクシス「最近の建造物にも仕掛けがうんぬん…」


    ザックレー「都市伝説だな…好物だ」


    ピクシス「主も好きじゃのう…」




    ユミル「なんの話だよ、だから」

  14. 14 : : 2014/09/23(火) 13:43:15

    ピクシス「そうそう、わしも時代の流れに遅れぬように、先日あいふぉん6とやらを手に入れた」


    ユミル「まじかよ!?最新機種じゃん!」


    ピクシス「じゃろ?」フフン♪


    ザックレー「何ができるんだ?」


    ユミル「電話もネットもできるし、割と何でもできて便利らしいぞ」


    ザックレー「何でも?」


    ピクシス「うむ…それがの、何でもできるというから買うてみたんじゃが…」


    ザックレー「だめなのか」


    ピクシス「…ブレード代わりにうなじを削げるか聞いてみたんじゃが」


    ユミル「聞くなよ。確実に使い方間違ってんだろ」


    ピクシス「次世代以降の機能に検討すると約束させた」


    ザックレー「それは頼もしい」


    ユミル「まじか…あっぷるすげぇ…」



    ピクシス「神対応じゃな」


    ザックレー「あいふぉんがうなじを削げるようになったら全兵団の標準装備にしよう」


    ユミル「まじか…」
  15. 15 : : 2014/09/23(火) 14:33:02

    ザックレー「わしも最近時代に遅れぬように始めたことがある」


    ユミル「なんだよ」


    ザックレー「ツイッターだ!」ドヤ!


    ピクシス「ほうほう!それはそれは!」


    ユミル「何つぶやいてんだよ…」


    ザックレー「今日の総統のおめざ、総統のランチ、総統のネクタイ…」


    ユミル「…需要あんのかよ…」


    ザックレー「熱心な兵団ファンからのフォローが絶えない」


    ユミル「まじか」


    ザックレー「合言葉は『ハイル・ザックレー!』」


    ユミル「まてまて。いろいろヤバい」


    ピクシス「ナチのかほり…」


    ザックレー「安心しろ、カギ十字(ハーケンクロイツ)は使ってない」


    ピクシス「じゃあこれは」


    ザックレー「卍はマンジだ。カギ十字と一緒にされては困る」


    ユミル「まんじ…」


    ザックレー「私は黒帯赤マンジを所持する少林寺拳法有段者だ」


    ピクシス「赤まんじとな」


    ザックレー「3段以上の有段者のみ装着が許されておる」


    ユミル「まぁ、だてに総統やってないってことか」


    ザックレー「そんな私にも悩みがあってな…」


    ユミル「なんだよ」


    ザックレー「一生懸命毎日つぶやいてるのに、たまごが一向に孵化しない」


    ユミル「…は?」


    ザックレー「名前のところのたまごだ!毎日今か今かと待ち望んでいるのに、ヒビすら入らん!!何故だ!?」マイガッ


    ピクシス「総統よ…気の毒に…」ウルウル


    ユミル「初期アイコンのたまごのことか」


    ザックレー「わしも早く成長するたまごが見たい!!そのために日々頑張ってつぶやいておるというのに…!!」


    ピクシス「うむうむ、育て方次第で変わるのじゃろ?可愛いキャラになったりおやじキャラになったり」


    ユミル「それたまごっちな」


    ザックレー「まだまだ私の努力が足りないのが悪いのだ、きっと!もっと精進せねば!!」




    ユミル「…どっから突っ込んでいいのかわかんねぇが、とりあえず、そのたまごは努力じゃ孵化しねぇよ、じいさん…」
  16. 16 : : 2014/09/24(水) 00:46:11
    ザックレー「…なんと…!!」ビックリ


    ピクシス「…そ、それは真かの!?」


    ユミル「そんなに驚かれることにむしろ驚きを隠せないが…残念だが、事実だ」


    ザックレー「そ、そんな…」ヨロ…


    ユミル「ちなみにたまごっちももうずいぶん前にブームは去った…」


    ピクシス「うぬぬ…時の流れとは非情なものよの…」


    ザックレー「…わ、私はこれから何を楽しみに生きていけば…」ガッカリ


    ユミル「真面目に仕事しろってば」


    ザックレー「そうさな…所詮仕事するしか能のない男なんだ、私は…」ションボリ…


    ユミル「…あー…。わかったよ、一緒にアイコン考えてやるから…。そんなにしょげるなよ、じいさん」


    ザックレー「おお!そうか、そうしてくれるか!ありがたい、姐さん!」パアァ


    ピクシス「なんのかんのいって、面倒見がいいからの、姐さんは」


    ユミル「っせーな!あんなしょげられると、年寄りいじめたみたいで寝覚めが悪いからな!仕方なくだ、仕方なく!///」


    ピクシス「姐さん照れとる…かーいいのぅ…」


    ユミル「っせ!ボケ!」
  17. 17 : : 2014/09/24(水) 00:57:15

    ユミル「ターゲットをどこにするかにもよるが、世間的には妖怪ウォッチが人気らしいぞ」


    ザックレー「溶解ウォッチ…溶けて時間がわからないのが人気なのか…若者のツボはわからんな…」


    ユミル「変換違ってる、変換。誰が時計工場の話をしてんだよ。妖怪だ、妖怪。あんたらに近いだろうが」


    ピクシス「縞のチャンチャンコ着た少年か…あのアンテナはなかなかオシャレじゃの」


    ザックレー「目玉の親父さんがマスコット的で可愛らしいしな。よく考えると相当グロいが。目玉」


    ユミル「それは鬼太郎。妖怪つながり的には惜しいとこまで来たな」


    ピクシス「さすが姐さん、若者文化に詳しいな…」


    ユミル「そりゃ酒ばっか飲んでるじいさんよりはな」


    ピクシス「つれないのう…」
  18. 18 : : 2014/10/05(日) 17:10:23

    ザックレー「姐さんは我々に冷たい…なぜだ…」


    ピクシス「泣くぞ?泣いちゃうぞ?」


    ユミル「泣いても可愛くはないぞ?わかってんだろうが」


    ザックレー「湯婆婆が来るかもしれんぞ?」


    ユミル「ジブリかよ!ジジイのガキがいるって、湯婆婆一体いくつだよ」


    ピクシス「おんもには悪い巨人しかいないんだぞ。おんもに行くと巨人になっちゃうんだぞ」


    ユミル「…なんだよ…?そりゃ、私は壁外で巨人になっていたが…」


    ピクシス「おんもは体に悪いんだぞ。だからここにいて爺とお遊びしろ」


    ザックレー「それっぽいセリフ…さすがだな、ピクシス…」


    ユミル「あそばねーよ!?」

  19. 19 : : 2014/10/05(日) 17:14:09

    ピクシス「我々はユミルの民だというのに、ひどい…」シクシク


    ユミル「『ユミルの民』…!…どっからその言葉…」ギクッ


    ザックレー「イルゼ・ラングナーの手記にあった、巨人が話したとされる言葉だ」


    ユミル「…へぇ…で、どこまで知ってんだ、あんたら…」ヒキツリ…


    ピクシス「壁外の巨人がしゃべった『ユミル様』『ユミルの民』」


    ザックレー「そして、あがめるような姿勢を取ったと手記には記載されている」


    ピクシス「さらに、イルゼ・ラングナーの遺体は頭部を噛みちぎった損壊のみで、木のうろに祀られるようにして保管されていた…」


    ザックレー「これらの事実を鑑みるに…」





    ユミル(こいつら…これまでのやり取りはやはり茶番か。タヌキジジイども…どこまで知ってやがる…私をどうするつもりだ…)ゴクリ


    ユミルは兵団の喰えない重鎮を前に息をのんだ。

  20. 20 : : 2014/10/05(日) 17:56:15
    ザックレー「私たちは『ユミルの民』について確信した」




    ピクシス「『ユミルの民』…それは…」




    ユミル「…」ゴクリ








    ピクシス「ずばり、ユミル様ファンクラブじゃろ!!!」ドーン







    ユミル「…は?」キョトン



    ザックレー「壁外の巨人どもをも虜にするその魅力、さすがは姐さん」


    ピクシス「ファンクラブとは奥が深いものでの…集団がその個性を主張すべくそれぞれ独自の呼称を用いるのが常じゃて」


    ザックレー「ももいろクローバーZのファンはモノノフ…原作者の諌山氏もモノノフだな」


    ピクシス「レディガガファンはリトルモンスターじゃのう」


    ザックレー「及川光博氏のファンはベイベー。いくつになってもベイベーだ。ちなみに男性ファンは『男子』だ」


    ピクシス「ちなみに作者はごりっごりのベイベーらしいぞ」


    ザックレー「おっと、これはいらん情報だったな」


    ピクシス「というわけで、ユミル姐さんファンの我々は『ユミルの民』というわけじゃ!!」フフン


    ザックレー「ファンは大事にした方がいいぞ、姐さん」ポン





    ユミル「…思った以上にあんたたちがアホだってことがよくわかったよ…」ハー


    ユミルは脱力した
  21. 21 : : 2014/10/05(日) 18:33:58

    ピクシス「そんな我々ユミルの民の仲間を紹介しようと思う」


    ユミル「はぁ!?」


    ザックレー「数少ないR50仲間のゲストだ」


    ユミル「あんたたち以外にいたのかよ…」


    ピクシス「おるとも」


    ザックレー「しかもVIP」


    ユミル「ビップ…ピップエレキバンの間違いじゃなくてか」


    ピクシス「ピップは肩が楽になっていいのう」


    ザックレー「お肌が弱い私はすぐ痒くなるのが難点だ…」


    ユミル「肌弱いとか意外だな、爺さん」


    ザックレー「デリケートなのだよ、こう見えて」


    ピクシス「舌を抜くよう命じる割にの」


    ザックレー「精神力は鍛え上げている…が、『初めてのおつかい』だけはだめだ。あれは見るたび号泣する」


    ピクシス「あれはわしもダメじゃの…年寄りの涙腺を容赦なく刺激しよる…一度泣きすぎて脱水になった」


    ユミル「TV番組でどんだけ泣いてんだよ」




    ???「…そろそろ紹介してもらえないかな…」イライラ

  22. 22 : : 2014/10/05(日) 19:07:18

    ピクシス「おお!スマンスマン、忘れとった」


    ザックレー「年を取るとどうも短期記憶があやしくなっていけないな」


    ユミル「話が脱線して忘れられるVIP…」


    ピクシス「そう!VIPじゃ!紹介しよう!」



    ザックレー「ユミルの民会員番号003と004、レイス卿とフリッツ王じゃ!!」



    ピクシス「よく来てくれた、同志よ!」


    ユミル「同志…って…ええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!貴族に王様、モノホンのVIPかよ!」


    ピクシス「VIP中のVIPじゃの」


    レイス「会員番号003と004…?おい、ドット。私たちは当然001と002じゃないのかね?」


    フリッツ「…」


    ピクシス「ユミルの民のなかではVIPの特権は通用しないんじゃよ、レイス卿」


    ザックレー「我々ユミルの民はユミル様への愛のもと平等なのだよ」


    ピクシス「左様。ゆえにファンを名乗った順に会員番号をつけておる」


    レイス「くっ…では仕方がないな…」


    フリッツ「…」


    ユミル(その理論だと…壁外の巨人の方が先にファンだったんだから、少なくとも001は巨人じゃねぇのか…まぁ面倒だから黙っておこう…)
  23. 23 : : 2014/10/05(日) 22:08:38

    ユミル「てか、レイス卿ってあれだろ、クリスタ…ヒストリアの父ちゃんだろ!?」


    レイス「!…な、なんのことかな…」キョド


    ユミル「娘さんを私に下さい!!」


    レイス「…は?」


    ユミル「あんたが捨てたクリスタは私が幸せにする!」


    ザックレー「姐さんがここに来て初めてやる気を出している」


    ピクシス「ほっほっ。ファンとの交流に目覚めたかの」


    レイス「…と、とりあえず、サインと握手を…」


    ユミル「握手な!」ブンブン


    レイス「わぁ~!!」


    ピクシス「握手というか…」


    ザックレー「小柄なレイス卿の体を振り回しているな…」


    ユミル「サインは、クリスタとの婚姻届にならサインをしようじゃないか!」ブンブン


    レイス「」ピヨピヨ


    ピクシス「姐さんアグレッシブ」


    ザックレー「ぐいぐいだな」


    フリッツ「…」

  24. 24 : : 2014/10/05(日) 22:21:46

    ユミル「王様は来た途端に椅子に腰かけたきり肘をついてだんまりだな」


    ピクシス「フリッツ王は寡黙じゃて」


    ザックレー「情熱を内に秘めるタイプかもな」


    ユミル「…そうかよ…」


    フリッツ「…」


    ユミル「…寝てんじゃねぇのか?」


    ザックレー「…レイス卿は姐さんの握手で歓喜のあまりダウンしているが」


    レイス「」ピヨピヨ


    ピクシス「おお、レイス卿は喜びのあまり失神しておるな」


    フリッツ「…」


    ユミル「…」ジー


    ピクシス「どうした、姐さん?」


    ユミル「(ツカツカ)火事だー!!!!!」


    フリッツ「(ビクッ!)ふぉっ!!か…火事…!火事だと…!!!ふぉぉぉぉぉ!!!」オタオタ


    ユミル「…やっぱ寝てたんじゃねぇか」


    ザックレー「起きていても寝ていても、王はそこにいることに意味がある」


    ユミル「もっともらしく言ってんじゃねぇよ…どっかの国の政治家かよ」
  25. 25 : : 2014/10/05(日) 22:28:37

    フリッツ「…飯はまだか」


    ユミル「…おい、王様ぼけてんじゃねぇのか」


    ザックレー「王はそこにいることに意味が…」


    ピクシス「王は少しばかり抜けている演技でもせんと命が危ないのじゃ」


    フリッツ「その通り!わしは生き延びるために少々ネジの緩んだ演技をしておるのだ!」シャキーン!


    ユミル「うわ!びっくりした!!」


    フリッツ「王が有能だと都合の悪い連中が多いのだ…」


    レイス「まして私たちは表裏一体、事情のある二人だからな」キリッ


    ピクシス「おう…復活したか、レイス卿」


    ザックレー「さすがに回復が早いな」


    ユミル「…おい、なんかずいぶんダークな話になってきているが…R50ってギャグじゃなかったのか…?」


    ピクシス「いや、姐さん。R50はスーパーアダルトな大人の魅力あふれるSSじゃて」


    ザックレー「略してR50・SASS」


    レイス「いつまでも、ジジイおしゃれで…」


    フリッツ「やんちゃがいい!!」バーン!



    ユミル「…やっぱりギャグでいいんだな…」

  26. 26 : : 2014/10/05(日) 22:46:29

    ザックレー「うむ。超アダルトな我々R50・SASSチームだが」


    ユミル「そんなチーム結成した覚えはないぞ?」


    ピクシス「若者になど及びもつかぬ我々の魅力を世間にアピールしていかねばと考えておる」


    レイス「今日はその会議でもあるのだ、姐さん」


    ユミル「あんたまで姐さん呼ぶな」


    フリッツ「三人寄れば文殊の知恵というしな、姐さん」


    ユミル「あんたやっぱりボケてんだろ!?今5人いるからな、ここ!?」


    ピクシス「R50・SASSふぁいぶじゃの」


    ユミル「だからなんのチームだよ!?」


    ザックレー「…それなんじゃがの」


    レイス「おお、何か妙案があるのか、総統よ」


    フリッツ「…チーム名はSSキングスでもいいんじゃないか」


    ユミル「BBクイーンズ的な?」


    レイス「ちびまる子ちゃんか」


    ピクシス「いやいや、我らはユミルの民じゃからの。みな平等じゃて」


    フリッツ「ユミルの民4G、とか…」


    レイス「通信機能みたいになってきたな」


    ユミル「…チーム名はともかく、総統がなんか言おうとしてたんじゃなかったか」



    ザックレー「…年を取ると短期記憶が…」


    ユミル「忘れたのかよ…」ハァ

  27. 27 : : 2014/10/05(日) 23:10:23

    ザックレー「というのは冗談で」


    ユミル「冗談になってねぇぞ?」


    ザックレー「若者が好む音楽を我々がばーんとキメるとかっこいいんじゃないかと」


    ピクシス「ほうほう、若者が好む音楽とな」


    レイス「して、その音楽とは」


    フリッツ「王立楽団を出そうか」


    ユミル「…あんたら、なんか楽器できたりすんのかよ…」


    レイス「ピアノなら教養として」


    フリッツ「わしはバイオリンを少々」


    ピクシス「…縦笛くらいかの…」


    ユミル「…バンドになるのか…?」


    ザックレー「いや、楽器など必要ない」


    ユミル「な…に…!?」

  28. 28 : : 2014/10/05(日) 23:11:56

    ザックレー「必要なのは、熱い魂と強いメッセージ性だ」


    ピクシス「メッセージか…絶世の美女巨人募集とかかの?」


    レイス「私は普通の美女がいい」


    フリッツ「レイス卿は女性関係ではかなり痛い目を見ているはずなのに懲りないな…」



    ユミル「で、何をやろうってんだよ、総統」


    ザックレー「聞きたいか?」


    ユミル「…ここへきてなぜもったいぶるのかと小一時間…」


    ザックレー「聞こうじゃないか、小一時間」


    ピクシス「姐さんに小一時間説教されるなど」


    レイス「ご褒美でしかない」


    フリッツ「…」コクリ


    ユミル「ああ、もう!めんどくせぇな、あんたら!んなご褒美するか!いいから早く言えよ!」


    ザックレー「我らR50・SASSの魅力を発揮する音楽…それは…」


    ピクシス「それは…?」




    ザックレー「ラップだ!!!」

  29. 29 : : 2014/10/05(日) 23:27:51

    ユミル「…ラップ…」←絶句


    フリッツ「サラン…?」


    ザックレー「定番のボケをありがとう、フリッツ王」


    ピクシス「…ヘヨ…?」


    ザックレー「フリッツ王にかぶせてきたな、ピクシス…サランヘヨ(*韓国語で愛してる)でもない」


    レイス「…ねずみ…?」


    ザックレー「ラット…苦しいな、レイス卿」


    ユミル「…ラップ…ラップって!だ、大丈夫なのかよ!?じいさん達!?」


    ピクシス「…何がどうなのかはよくわからんが」


    レイス「おしゃれそうなんだな?」


    ザックレー「」コクリ


    フリッツ「やんちゃなんだな?」


    ザックレー「…」コクリ



    全員「…よし!やるぞ!!」



    ユミル「…まじか…」ガクゼン…

  30. 30 : : 2014/10/05(日) 23:30:05

    ズンチャズンチャズンチャズンチャ


    ♪ザックレー「我らR50・SASS、百戦錬磨の強者達」


    ♪レイス「壁の中に立てこもり100年、この世界に生きてきた」


    ♪フリッツ「生まれた時から壁の中、この世界の中心で生きてきた」


    ♪ピクシス「理不尽・欲望・疑心暗鬼、そんな世の中生き抜いてきた」


    ♪ユミル「不条理・生贄・スケープゴート、壁の外では人は生きられない」


    ♪『100年の平和敗れた今こそ、我らの経験と英知を結集せよ』


    ♪『YO・YO・YO・YO・YO、兵、ブラザー!!』

  31. 31 : : 2014/10/05(日) 23:31:35


    ♪ユミル「なぜかR50・SASS、一癖二癖食えない連中」


    ♪レイス「スーパー・アダルトまだまだイケてる」


    ♪ザックレー「ジジイ、おしゃれでやんちゃがいい」


    ♪フリッツ「陰謀・傀儡・出来レース、そんな世の中もうたくさんだ」


    ♪ピクシス「超絶・絶世・美女巨人、そんな巨人なら命くれてやる」


    ♪『100年の平和敗れた今こそ、したたかに堂々と生きてやれ』


    ♪『YO・YO・YO・YO・YO、兵、シスター!!』


    ♪『YO・YO・YO・YO・YO、兵、ブラザー&シスター!!』


    ♪『越えられるものなら越えろ我らの背中』


    ♪『若い者にはまだまだ負けんぞ、かかってこんかい!』


    ♪『R・50・S・A・S・Sサイコー!!』


    ドーンンンンンンンン!

  32. 32 : : 2014/10/05(日) 23:38:47

    ユミル「…意外とカッコよく仕上がった気がするじゃねぇか、畜生!」ヘッ


    レイス「大成功だな」


    ピクシス「売りだそうかの」


    フリッツ「…一応覆面にしていいか?」


    ザックレー「…そうだな、フリッツ王にしてもレイス卿にしても、私にしても、匿名にしておいた方がいろいろ都合がよさそうだ」


    レイス「謎のスーパーアダルトラップチームということか」


    ピクシス「Gラップじゃな」


    ザックレー「元のG-rapとはギャング・ラップの意味だが…」


    ピクシス「もちろんジジイ・ラップじゃな、わしらのは」


    フリッツ「ちょい悪ジジイ」


    ユミル「…だんだんこの連中との会話になじんできた自分が怖い…」

  33. 33 : : 2014/10/05(日) 23:47:34

    ピクシス「さて、名残惜しいが、此度の会合はそろそろお開きかの」


    レイス「R50ユミルの民の会合、実に楽しかった」


    フリッツ「また明日から傀儡の腑抜け役を頑張れそうだ」


    ザックレー「皆それぞれの日々の役割を果たし、きっとまた集まろうではないか。な、姐さん」


    ユミル「私を巻き込むなよ…と言いたいところだが、なんだかんだ楽しかった気がするから、まぁ付き合ってやってもいいさね」


    ピクシス「さすが姐さん」


    ザックレー「R50の女神」


    ユミル「…私の女神で天使は他にいるんだけどな…」


    レイス「姐さんの女神がほかにいても構わない。姐さんはわしらの女神ということで」


    フリッツ「…」コクリ


    ユミル「まあ、女神さまもたまには悪くないさね」



    ピクシス「では皆の衆」


    ザックレー「また逢う日まで」


    全員『R50、ジジイ、おしゃれでやんちゃがいい!!』

  34. 34 : : 2014/10/05(日) 23:47:51
    【完】
  35. 35 : : 2014/10/05(日) 23:56:30
    あとがき

    敬老の日記念で書きはじめましたが、途中にほかのSSを優先させてしまったので遅くなってしまいました。

    新たなジャンル、『超大人組』いかがでしたでしょうか(笑)

    進撃の超大人組はまだまだギラギラしていて喰えないキャラばかりで、いじりがいがあるような、何やってもあり得るような、そんな魅力を感じます。

    R50の中のユミルも、新鮮でした。

    読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

    コメント解禁しますので、感想などいただけると嬉しいです!
  36. 36 : : 2014/10/06(月) 05:23:28
    お疲れ様です!
    元ネタが分からないのがちょっとありましたが
    掛け合いが面白くて楽しく読ませていただきました!
    続編出すならリーブスとかも出して欲しいです!
  37. 37 : : 2014/10/06(月) 08:32:27
    執筆お疲れさまです。

    元ネタ多分全部解った昭和の女です。

    最近、私が中高生だった90年代後半から00年代前半が懐かしネタ扱いされ始めてつらいです。

    私はおじさんの話聞くのは結構好きなので(笑)、存分に楽しませて貰いました。

    ピクシスみたいなおっさんと立ち飲み屋に行ったり、ザックレーみたいなおっさんのインテリっぽい蘊蓄を聞くのも楽しいですよね。

    彼等の再登場、待ってます。
  38. 38 : : 2014/10/06(月) 19:15:56
    >>36
    蒼電さん

    コメントありがとうございます!
    昭和のネタが多くてすみません( ̄▽ ̄;)

    リーブス!
    またさらにアクが強くなりそうですね(笑)


    >>37
    ありゃりゃぎさん

    いつもコメントありがとうございます!
    ネタをわかっていただけて嬉しいです(笑)
    ショッキングなジェネレーションギャップ多くなりましたよね…。
    成長してる…はずです、その分…

    R50、需要はあるんでしょうか…(((^_^;)
  39. 39 : : 2014/10/06(月) 21:15:39
    ユミル最高乙
  40. 40 : : 2014/10/06(月) 21:39:50
    執筆、お疲れ様でした。
    今回も楽しく読ませていただきました。
    レイス卿=クリスタ(ヒストリア)の父親だと発覚し、ユミル姐さんがイキイキし始めたとき、思わず数珠繋ぎもテンションが上がってしまいました(^_^;)
    しかしながら、歳を重ねても、楽しい事をみつけて、イキイキと輝いていられる人生って、素敵ですね。
    なんだか読ませていただいて、前向きになれました。ありがとうございます。
  41. 41 : : 2014/10/06(月) 23:07:27
    >>39
    壽乂+さん

    お名前、なんとお読みするのでしょうか(焦)
    うちのユミル気に入っていただけましたか!?
    嬉しいです!


    >>40
    数珠繋ぎさん

    わぁ!また読んでいただいてありがとうございます!
    ユミルはお義父さん(笑)登場の興奮半分、クリスタにした仕打ちに対して怒り半分で、少々荒ぶりました(えっ)

    しぶとく頼もしいR50キャラ、お楽しみいただけて安心しました…(ほっ)


  42. 42 : : 2014/10/08(水) 21:57:29

    なすたまさん、そしてユミル姐さんお疲れ様でしたm(_ _)m
    原作ではシリアスキャラな方々なので、次に読み返した時思い出し笑いしそうで怖いです。
    昭和ネタも完璧にハマりましたが、ピクシスさんの「ーーーのぅ」が妙にツボで…おかしな道に目覚めました(笑)
    もういっそ104期皆R50に…w
    需要はありますので、是非またいつかお願いします(^-^)
  43. 43 : : 2014/10/09(木) 19:56:53
    >>42
    月子さん

    コメント&お星さまありがとうございます!
    ピクシス司令が微妙にちびまるこちゃんのおじいちゃん、友蔵と被っちゃうんですよ…( ̄▽ ̄;)
    おかしな道へようこそです。

    コアなファンが多いだろうR50、いつかまたきっと会合を開くと思います(笑)
  44. 44 : : 2016/08/27(土) 14:51:05
    よかった
  45. 45 : : 2020/10/06(火) 10:04:53
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18
  46. 46 : : 2020/10/27(火) 14:01:54
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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miyatama55

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