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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

クリスタ「私なら絶対なれる」ホラー注意(終焉ノ栞パロ)

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  1. 1 : : 2014/08/23(土) 23:09:08
    ついさっき浮かんだのでそういえばパロみたいなやつやりたいなとw
    終焉ノ栞のニセモノ注意報です
    では、亀更新ですがよろです!
  2. 2 : : 2014/08/23(土) 23:15:34
    少しネタバレかも13巻ぐらいかな


    ユミル「さっすが私のクリスタだ!」

    クリスタ「そんなことないって……」


    いつも通りの毎日

    いつも通りの言葉

    なんだか、もう慣れてしまった

    私の本当の部分さえ知らないのに

    「表」の私は常に完璧
    「裏」の私は皆を騙してる
    名前も「表」の私も


    全て本当の自分じゃない
  3. 3 : : 2014/08/24(日) 12:05:08
    でも、本当の私は皆受け入れては
    くれないだろうから
    私は「表」しかださない事にしたの

    でもある時
    「表」の私を崩そうとするような
    噂がたった

    「クリスタって偽名で訓練兵
    やってるらしいよ……噂らしいけどね」
    「まじかよあんな天使が
    そんな事してんのかよ
    噂だが信じられねえな」

    最近には調査兵団とかの先輩にまで
    伝わってるらしい
    私は許せなかった
    同時にそんな噂をどうしてたたせる
    必要がいったのかも気になったし
    突き止める事にした

    私は噂なんて気にしないという
    素振りで噂の出所を突き止めた

    そいつは図書室にいた
    「あの、少しいいですか?」

    「何かな?クリスタ」

    「えっと……初めて話すよね
    こ、こんにちは」

    いかにも「表」の自分を出しながら
    恥ずかしいみたきな感じで話した

    「あぁ、そういえばそうだったね
    君は有名だからあんまり初めて話した
    気がしなかったよ
    僕はアルミンアルレルトよろしく」

    あぁ、だから名前を知っていたのか
    でもそんなの関係ない
    まちがいなく犯人はこいつだ

    「よ、よろしくお願いします
    えっとそれより聞きたい事が……」

    アルミン「なんだい?」

    アルミンは本を閉じて此方を見る
    私は本題をきりだした

    「なんでかな?」

    アルミン「………んー何がかな?」

    「なんの必要があって
    あんな噂流したのかって聞いてるの」

    アルミン「ふーん………」

    「知らないとは言わせないから!」

    私はそう言って彼を睨んだ
  4. 4 : : 2014/08/24(日) 12:29:00
    少しの沈黙
    私の口調がいきなり荒くなった事と
    それ以上に彼を睨んでしまっていた
    せいだと思う
    彼は少し驚いていたけど
    すぐにニヤリとした表情を浮かべた

    アルミン「……悪かったよ。謝る
    でも君は僕が思ったより面白い人
    みたいだね」

    「うるさい それよりも理由を
    話して」

    アルミン「理由かぁ………」

    彼の人を馬鹿にするような態度に
    私はイライラしてすっかり口調が
    「裏」の素に戻っていた

    アルミン「ちょっとした調査さ」

    「……調査?」

    アルミン「あぁ、噂の拡がり方のね
    君の噂は抜群の拡がり方だった」

    「……どういう事?」

    アルミン「噂ってさ内容もそうなんだけど
    重要なのはその拡がり方なんだよね」

    「………意味が分からない」

    アルミン「誰にどういう順番でどんな噂を
    拡げさせるかそこまで考えないと
    噂は真実味を増さないんだ」

    「真実って……噂はどこまでいっても
    所詮はただの噂でしょう?」

    アルミン「まあね、でも今回の場合は
    僕の考えた君の推測を噂として
    拡げたんだけど………ね」

    「……………とにかく
    人に勝手に推測をたてて噂にする
    みたいなはた迷惑な事しないで
    もらっていいですか?」

    アルミン「うーん…どうかな
    まぁ、とりあえず今回の事で
    分かったのは僕の調査には
    君は使わないほうが良いって事だね」

    そういって彼は本を棚に戻す

    「まぁ、どうせ他人が来たら
    いつものクリスタに戻るんだろう?
    せっかくだから君のその本性は
    周りには言わないでおくよ」

    ククッと笑いながら彼は図書室を
    出ていった
  5. 5 : : 2014/08/24(日) 13:54:54
    名前がついてないクリスタの台詞に
    違和感を感じたのでつける事にします


    そうやって私はアルミンと出会った
    その後も彼は反省する事もなく
    私にまつわるあらぬ噂を流した
    それ以外にもアルミンが流したであろう
    他の噂も流れていた
    そのどれもが憎らしい程手際良く
    噂の発信源がどこかもわからず
    どんなにオカルトであっても
    信憑性があるもののように
    兵士達の間で拡がっていた

    まぁそんなこんなで私は今現在も完璧な
    「表」の自分を出している

    ある日の休日
    私は訓練がない休日は決まって
    ユミルと過ごしている
    ユミルっていうのはまぁ友達で
    私と休日だけでなくいつもそばにいる

    ユミル「クリスタ!!」

    クリスタ「ユミル、今日は何処行く?」

    ユミル「今日はまあ部屋で話しないか?」

    クリスタ「良いよ!行こうユミル」

    私とユミルは同室だから
    とりあえずいつも話してるけど
    休日にそんな事するのは滅多にない
    あるときはほんとごくたまになんだよね

    ユミル「クリスタ最近アルミンって
    いうやつに変な噂流されてないか?」

    部屋についた途端ユミルは真顔で
    そんな事を聞いてきた

    クリスタ「別に気にしてないから」

    そういって話題を遠ざける
    そういう事するといつもユミルは
    そのまま別の話題へ移る…………
    けど今日は違った

    ユミル「変な噂流されて嫌だったら
    すぐ私に言えよ?
    その犯人を叩き潰してやるから」

    いきなりどうしたのと笑いながら
    言ったけどすぐに言ってよと言われ
    うんと言うしかなかった
    一体どうしたんだろう今日のユミルは
    そのあとすぐに別の話題になって
    とりあえず落ち着いた

    ユミル「にしてもいつもクリスタと
    話す時間がないからいいよな」

    クリスタ「え?でも夜いつも話してるよ?」

    ユミル「ん、いや、こんなに長く話す
    時間はあまりないからいいなって」

    クリスタ「あ、そういえばそうだね
    でも気にしなくていいよ?」

    ユミル「気にはしてないんだよ
    でもクリスタの事が好きだから」

    クリスタ「ふふっユミルったら」

    私は苦笑いをして崩れて来そうな
    空を窓から見つめた
  6. 6 : : 2014/08/24(日) 19:53:03
    「クリスタのニセモノが現れたらしい」
    そんな声が食堂で聞こえた
    食事時……特に夕食時は
    周りがうるさいので聞こえないという
    思いがあったのだろうか
    まぁ、残念ながら聞こえてるけど

    「ニセモノってどういうこと?」

    「クリスタが一人で部屋にいたとき
    とかに外出歩いてるらしいよ」

    「え、何それドッペル……なんとか
    みたいな感じで?」

    「わかんない、でもクリスタって
    イイ子だから溜まってそうじゃない?」

    「溜まってるって何がさ!?」

    「い、いやそういうんじゃなくてw
    遊びたい欲求が~~とか」

    「でも休日とか遊べるじゃん
    いつもユミルとかと出掛けてるし」

    「そこまでは私も分かんないよ~
    でも、本当に見た子いるらしいよ」

    私はすぐアルミンの仕業だと感じた
    私の噂だけならまだしも
    オカルトが入ってるんだから
    アルミンの仕業に違いない
    アルミンがオカルトを好きだとは
    知らないけど………

    クリスタ「はぁ………」

    ユミル「大丈夫かクリスタ」

    クリスタ「うん、大丈夫
    ユミル食べたらちょっと行くところが
    あるから先部屋戻ってていいよ」

    ユミル「分かった待ってる」

    夕食が終わった後私はすぐアルミンの
    部屋へ向かった
    私より先に食べ終わっていたから
    必ず部屋に戻っている筈だ

    アルミン「こんばんはクリスタ」

    クリスタ「こんばんはじゃないよ
    私が聞きたい事は」

    アルミン「………何のことだい?」

    クリスタ「しらばっくれないで」

    怒りを抑えながらアルミンに
    睨み寄って行く

    アルミン「ほら、火の無いところには
    煙は立たない。
    僕はちょっとしたおふざけで
    冗談を言っただけじゃないか」

    クリスタ「………あなたほんとに…」

    アルミン「今のクリスタを僕ら以外の
    別の誰かが見たらそれこそニセモノだと
    思うんじゃないかな?」

    クリスタ「いい加減にして………!」

    エレン「クリスタ、もう消灯だから
    帰ったほうがいいぞ」

    いつの間に部屋にいたのかエレンが
    私そういった
    本当はアルミンの頬を一発叩いてから
    戻ろうかと思っていたけど
    エレンがいたのでそれはやめて
    おとなしく帰ることにした

    クリスタ「アルミン、許したわけでは
    ないから」

    そういって私は部屋に帰った

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