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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

氷の女は月夜に嗤う

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  1. 1 : : 2014/07/09(水) 18:34:48





    『満月の夜に、地下牢に入ってはいけない。』


    ユトピア区にある憲兵団支部の、暗黙の掟だ。




    「…なあ、まただとよ。」

    「おい、まじかよ…」

    「あれだけやめとけって言われてるのに…」




    ユトピア区の憲兵団支部の地下牢には、巨人化能力を持つ少女、アニ・レオンハートが幽閉されている。

    通常地下牢には見張りの憲兵が配置されているが、満月の夜だけは外される。

    何故なら満月の夜見張りについていた憲兵は、朝になると必ず何処かへ消えてしまっているからだ。



    理由は分からない。

    ただ人が消えた翌日は、彼女を覆っている水晶が、少し大きくなっているらしい。

    朝の食堂は満月だった昨夜、興味半分で地下牢に忍び込んだ新兵が忽然と姿を消したと言う話題で持ちきりだった。




    そんな食堂内を、コツコツと歩き回る一人の男がいた。

    その男の胸には、黒と白の翼を模したエンブレムがついている。






    「…ねえ。その話、詳しく聞かせて貰える?」



    男は噂をしていた憲兵の肩を叩き、声をかける。

    彼の金髪が、さらりと揺れた。



    憲兵「い、いいけど…あんた、誰だ?」



    憲兵は男の顔と胸元のエンブレムを交互に見て、訝しげな表情を浮かべた。






    「ああ、失礼。僕はアルミン・アルレルト。調査兵団で分隊長を務めている者だよ。」



    男…アルミン・アルレルトは、年齢の割に若く見える顔に笑みを浮かべて会釈をした。






    ーーーーーーーーーーーーーーーー



    こんにちは。ページを開いてくださって、ありがとうございます。




    ・原作の頃から、10年ほど後の時間軸でのお話です。

    ・若干ホラー寄りのストーリーです。わたし自身怖い話が大の苦手なのでそこまで怖くはないと思うのですが、そういった類のお話が苦手な方は念のためご注意ください。

    ・アニメ範囲までのネタバレあり。





    本作は誠に勝手ながら、読まれる方の読みやすさを考慮して、試験的にコメント制限をかけさせていただきます。

    執筆終了後にコメント欄を解放いたしますので、その際にご感想などを寄せていただければ幸いです。

    それまでのご感想、ご意見等は、グループをパブリックにしましたので、こちら( http://www.ssnote.net/groups/313/archives/1 )へお寄せいただけると大変励みになります。宜しくお願い致します。



    長々と失礼しました。
    では、どうぞ続きをお楽しみください(* 'ω')ノ



  2. 2 : : 2014/07/09(水) 19:07:03





    憲兵の話はこうだ。

    10年ほど前、ストヘス区からこのユトピア区の憲兵団の地下牢に、水晶に身を包んだアニ・レオンハートが運び込まれた。

    彼女の見張りのため、地下牢には毎日数人の憲兵が配置されていたが、満月の夜に任務に就いていた憲兵は、翌日の朝になると必ず1人残らず消えていたと言う。

    不審に思った憲兵団の幹部が調査をしても、何ら異常は見当たらなかった。

    しかしその後も満月の夜に憲兵が消える事案は続き、いつしか誰もが満月の夜の見張り番を嫌がるようになった。

    業を煮やした当時の憲兵団のユトピア支部長が満月の夜の見張り番を自ら引き受けたが、結果は同じ。朝になると支部長の姿は、何処にもなくなっていた。

    それ以降、満月の夜には見張りが置かれなくなったと言う。




    アルミン「へえ…興味深いね。」



    …特に新たな情報は無し、か。

    アルミンは顎に手を当てると、心の中でそう呟いた。




    アルミン「…今の支部長は何処に?」

    憲兵「ああ、きっと支部長室でポーカーに明け暮れてると思うぜ。」

    アルミン「そうかい、ありがとう。」




    …どこの憲兵団も腐り切ってるな。

    アルミンは憲兵に別れを告げると、支部長室へと歩を進めた。



  3. 3 : : 2014/07/09(水) 20:50:29




    建物の最上階1番奥に位置したその部屋からは、むせ返るような葉巻の匂いが漏れていた。

    中から数人の笑い声が聞こえてくる。

    アルミンはトントンとその扉をノックした。

    が、返事はない。

    もう一度、今度は先程よりも少し強めに扉を叩く。

    少しすると、中から小太りの男が出てきた。



    支部長「…なんだ?あんた。」

    アルミン「調査兵団のアルミン・アルレルトと申します。…貴方がユトピア区憲兵団の支部長さんで?」

    支部長「そうだが、調査兵団如きが私に何の用だ?」

    アルミン「大丈夫です、長居はしませんから。…こちらの地下牢への入室許可をいただきたいのです。満月の日の夜の。」



    その瞬間、アルミンへの嫌悪感を丸出しにしていた支部長の表情が変わった。



    支部長「あんた、正気か?」

    アルミン「勿論。これが私たちの最後の仕事です。」




    …最後の仕事。

    いまや人々は、壁の内外に関係なく何処へでも行き来出来るようになり、文字通りの自由を手に入れた。

    それは半年前、調査兵団が巨人の正体を突き止め、彼らを操っていた壁外に住む一族を掃討したからである。

    その一族はみな捕らえられ、その後に首をはねられて処刑された。

    その遺体はユトピア区の北の外れにある高台にまとめて埋められた。

    中でも超大型巨人ベルトルト・フーバーと、鎧の巨人ライナー・ブラウンの首は、まるで晒し首のように並べられていた。

    こうして壁の中の人類の平和を脅かしていた連中は、根絶やしにされたのだった。








    …ただ1人、アニ・レオンハートを除いては。





    彼女を水晶の中から引きずり出し、相応の処罰を受けさせる。

    それが調査兵団の、最後の仕事だった。



  4. 4 : : 2014/07/09(水) 22:36:01




    そこで彼女に関する情報を集めていたとき、耳にしたのが先ほどの噂だった。

    満月の夜に、見張りの憲兵が消える…

    それには、アニが何らかの形で手を加えているに相違ない。

    つまり満月の日に、アニが水晶の近くいる人間とコンタクトを取っている可能性が高いということになる。

    その可能性を、アルミンは探ろうとしていた。





    「…おい、何やってるんだ?お前のターンだぞ。」



    部屋の中からしゃがれた男の声が聞こえてくる。

    それに支部長は一言返事をすると、部屋の扉を閉めてアルミンに向き直った。




    支部長「悪いことは言わねえ、それだけはやめた方がいい。」

    アルミン「噂のことなら聞いています。」

    支部長「いや、あんたはあの女の恐ろしさを知らない。」

    アルミン「…何か知っているんですか?」



    アルミンが支部長に問いかけると、彼は口をつぐんだ。

    しかしアルミンの無言の圧力に耐えかねて、彼は再び話し始めた。



  5. 5 : : 2014/07/10(木) 18:39:57




    支部長「…前の支部長が消えた話は聞いたか?」

    アルミン「はい。満月の夜に、噂通り忽然と姿を消したと。」

    支部長「ああ、そうだ。…しかし消えたんじゃない。吸い込まれたんだ。」

    アルミン「吸い込まれた?」



    支部長はひとつ身震いすると、少し声を落として言葉を続ける。



    支部長「俺は地下牢の扉の隙間から、確かにこの目で見たんだ。あの水晶がぼうっと青白く光るのを。そしてあいつ…前の支部長がぶつぶつと何か言いながらふらふらと水晶に近付き、それに触れるのを。その瞬間、水晶がまるで水面のように波打ったかと思ったら、そのまま中に吸い込まれちまったんだ。」

    アルミン「…」

    支部長「あの時のあいつは、正気じゃなかった。目の焦点が合ってなかったし、俺の呼びかけにも応えなかった。きっとあの女に何か唆されたに違えねえ。…だから忠告させてもらうよ、調査兵団の兄さん。それだけはやめておけ。あんたも同じ目に遭うぞ。」



    支部長の瞳の中には、恐怖の色がありありと浮かんでいた。



  6. 6 : : 2014/07/10(木) 19:27:35



    アルミン「…ご忠告ありがとうございます。しかし我々は、アニ・レオンハートを水晶の中から出し、正当な裁きを受けさせなくてはならないのです。この噂は満月の夜、彼女と何かしらの意思の疎通が図れるという証拠に他ならない。私たちには、やるべきことがあるのです。」

    アルミン「なので、許可を下さい。」




    ここで引き下がる訳にはいかない。

    アルミンはそう言うと、支部長に向かって深々と頭を下げる。

    支部長はそんなアルミンを一瞥すると、震える手で葉巻に火をつけた。




    支部長「…そこまで言うなら、好きにすればいい。だが、どうなっても責任は取らんぞ。」

    アルミン「ありがとうございます。では次の満月の夜に、またお伺いします。…失礼。」




    アルミンは支部長に恭しく礼をすると、すぐに踵を返した。

    …これでいい。

    次の満月の日に、全てを終わらせる。

    彼の頭は、文字通りのフル回転を始めた。


  7. 7 : : 2014/07/10(木) 21:27:56





    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーー




    「なあアルミン、本当に大丈夫なのか?」

    「…なんだか嫌な空気を感じる。」




    あれから約一月が経過した。

    アルミンと、調査兵団で分隊長を務めるエレン・イェーガー、同じく調査兵団で兵士長を務めるミカサ・アッカーマンは、ユトピア区憲兵団支部の地下牢へと続く階段を見下ろしていた。

    満月から放たれた光が、3人分の影を地面に落としている。



    アルミン「…ああ、きっとアニを水晶の中から出してみせるよ。」



    アルミンはその自信を瞳の奥に覗かせる。

    しかし、エレンとミカサの表情は硬いままだった。



    「アルレルト分隊長」



    その声にアルミンが振り返ると、支部長の姿があった。



    支部長「健闘を祈る。…これが地下牢の鍵だ。あと何かあった時のために、もしよければ私の部下を使ってくれ。」

    アルミン「ありがとうございます。」



    支部長がアルミンに鍵を手渡すと、支部長の後ろに控えていた二人の憲兵が、アルミンに敬礼をした。

    彼らに会釈を返すと、アルミンは再び地下へと続く階段の前に立った。

    一段一段降りて行く度に、カツン、という靴音が石造りの壁に響く。

    アルミンを先頭に、ミカサ、エレン、憲兵たちもそれに続いた。

    次第に月の光が届かなくなり、手に持った松明を頼りに狭い階段をどんどん下へと降りて行く。




    そして、ついに頑丈そうな扉が姿を現した。

    …この向こうに、アニがいる。

    錠前に鍵を当てがうと、緊張のせいか少し手が震えた。

    ガチャリ、という鈍い音がして、錠が外れる音がする。

    アルミンは後ろを振り向いてミカサとエレンに目配せをすると、2人は静かに頷いた。



  8. 8 : : 2014/07/10(木) 23:31:50





    扉を押し開けるとまず目に入ったのは、牢の中央に安置された、青白く光を放つ水晶だった。

    それはストヘス区で見たときよりも一回り大きくなり、かなり丸みを帯びていた。

    牢に入るなり憲兵の1人が、ヒッ、と小さく声を上げる。




    エレン「どうした?」

    憲兵「…あの水晶があんな風に光っているところなんて、見たことねえ…」




    エレンの問いかけに憲兵は、肩にかけている銃の紐をぎゅっと握りしめながら答える。

    アルミンはそれを聞いて、支部長の話を思い出した。


    『俺は地下牢の扉の隙間から、確かにこの目で見たんだ。あの水晶がぼうっと青白く光るのを。』


    …やはり水晶が光るのは、満月の夜だけなんだ。

    今夜は、その満月の夜。

    地下牢で人が消える、夜。

    アルミンは意を決して、水晶の近くに歩み寄った。





    水晶の中のアニは16歳の少女のまま、黙って目を閉じている。

    アルミンは、まるで自分も15歳の頃に戻ったような感覚に陥っていた。

    あの日地下道へと続く階段でアニを追い詰めた時のことは、恐らく一生忘れないだろう、と彼は思った。

    エレン、ミカサ、憲兵たちは、警戒して水晶から少し距離をとっている。



  9. 9 : : 2014/07/11(金) 15:50:13




    水晶は何本もの太い鎖で幾重にも巻かれ、その鎖は天井に繋がっていた。

    こんなもの、水晶が壊れてしまえば何の意味もないのに…

    アルミンは、冷静に地下牢の中の様子を一つ一つ確認していく。

    出入り口は先ほど入ってきた扉のみ。

    窓はなし。

    地下牢の中には、水晶以外のものは何もなかった。







    ミカサ「…どうしたの?」



    ミカサの声に、みなが一斉に彼女の方に注目する。

    ミカサの視線の先には、1人の憲兵がいた。

    彼は水晶をじっと見つめたまま、何かぶつぶつと呟いている。

    その目の焦点は合っていなかった。




    アルミン「!!」

    エレン「どうした?聞こえるか?」

    憲兵「…る」

    エレン「おい!!」

    憲兵「…呼んでる。」

    アルミン「君、しっかり!僕の目を見て!」




    アルミンが憲兵の肩を両手で掴んで揺さぶるも、彼はその手をいとも簡単に払いのけた。

    そのあまりの力強さに、アルミンは思わず後ろによろける。




  10. 10 : : 2014/07/11(金) 22:37:42





    憲兵「…怖かったろう、今助けてあげる、僕が、助けてあげる…」



    憲兵はうわ言のようにそう口にしながら、よろよろと水晶の方へと歩いて行く。

    他の憲兵やアルミン、エレン、ミカサの制止の声にも、一切耳を貸さなかった。

    そして彼は、ついに水晶に手を触れた。





    その時だった。

    硬い水晶が、まるで小石を投げ込んだ水面のように波打ち、憲兵の手を飲み込んだ。

    そのまま彼の腕、脚、身体、全てを中に取り込むと、水晶の表面はまた元のように硬く戻った。




    エレン「い、今のは…!?」

    アルミン「…」




    エレンとミカサ、他の憲兵は、今自分が見たものが信じられないというような表情を浮かべている。

    アルミンは、水晶を凝視しながら考えていた。


    支部長の話の通りだ。

    アニは、あの憲兵に何か唆したに違いない。

    …それが、どのように行われたのかは分からないが。



  11. 11 : : 2014/07/12(土) 18:11:43




    憲兵「も、もう嫌だ!こんなところ…!!」

    エレン「おい!」



    もう一人の憲兵が逃げ出そうと扉に手をかけるが、それは鍵もかけていないのにぴくりともしなかった。



    憲兵「なんだよこれ!?どうなっているんだよ!!出してくれよぉ!!!」



    憲兵が泣き叫びながら扉を何度も叩く音が牢の中で跳ね返り、不快な和音となってアルミンたちに襲いかかる。

    それはみなの恐怖を煽り、士気を奪っていった。








    その音に混じって、アルミンの耳に微かな声が届いた。



    『…ミン……アルミン…』

    アルミン「!」










    『アルミン、会いに来てくれたのかい?嬉しいよ。』





    次にはっきりと彼の頭に響いた声は、紛れもなくアニのものだった。


  12. 12 : : 2014/07/12(土) 22:49:28





    アルミン「アニ…?」

    エレン「おい、アルミン!どうした!?何か聞こえたのか?!」

    アニ『私の声はあんたにしか聞こえてないよ。アルミン。』

    アルミン「…アニが僕に話しかけてきてる。彼女の声は僕にしか聞こえない、って。」

    ミカサ「…」





    ミカサが黙って水晶の中のアニを睨めつける。




    アニ『…相変わらず、ミカサは怖い顔をするね。』




    アニはそう言うと、僕の頭の中でくすくすと笑った。

    …彼女は水晶の中から、こちらの様子を見ているのか?

    しかし水晶の中のアニの目は、閉じられたままだった。




    アルミン「アニ、君は今あの憲兵に何をしたの?」

    アニ『何って、少し話をしただけさ。』

    アルミン「じゃあ、何を話したの?」

    アニ『別に。何てことない私の身の上話だよ。』




    今や牢にいる全員が、アルミンとアニとの聞こえないやりとりに注目していた。

    泣き喚いていた憲兵も、震えながら恐る恐る様子を伺っている。



  13. 13 : : 2014/07/13(日) 21:55:42




    身の上話?

    自分の過去の話でもしたのだろうか。

    けどそれと憲兵を取り込むことと、なんの関係があるんだ?

    アルミンは、一人知恵を巡らせる。



    …あれ、こんなこと前にもあった気がするな。

    まるで、あの時みたいだ。




    アニ『…なんだかこんなやりとりをしていると、あんたたちに地下道へ続く階段で問い詰められた時のことを思い出すよ。』

    アルミン「…奇遇だね。僕もそう思っていたよ。」

    アニ『あの時は惜しかったね。』

    アルミン「ああ。指輪にあんな仕掛けがされていたなんて、さすがに気付けなかったよ。…最初から僕の嘘を見抜いていたの?」

    アニ『薄々ね。所謂女の勘ってやつかな。』

    アルミン「はは、やられたなあ。」

    アニ『…それにしてもあんた、すっかり大人になったね。』

    アルミン「あれからもう10年以上経ったからね。」

    アニ『そう、もうそんなに経ったのかい…』

    アルミン「…ねえ、そろそろその水晶の中から出てくる気はない?」




    さりげなく、ここに来た目的を達成するために質問を投げかける。

    そのアルミンの言葉に、エレンとミカサがぴくりと反応した。


  14. 14 : : 2014/07/13(日) 22:27:58





    アニ『…あんたたちは、私をこの中から出すために来たんでしょう?』

    アルミン「はは、それもバレてたのか。」

    アニ『そういうことでもない限り、わざわざこんな僻地まで来たりしないだろうからね。』

    アルミン「…なら話が早いや。」





    アルミン「その中から出てきてよ、アニ。」





    辺りを緊迫した空気が包む。





    エレン「おい、アニは何て言ってるんだ?」

    アルミン「…まだ返事がない。」





    アニ『…いいよ。』

    アルミン「!!」

    ミカサ「!」

    憲兵「ひいっ!?」

    エレン「アニか!?」




    アニ『…お久しぶり。』

    ミカサ「アニ…」




    アニの声は、今は地下牢にいる全員に届いていた。

    ミカサは辺りに殺気を漂わせ、そっとブレードに手をかけた。



  15. 15 : : 2014/07/13(日) 23:04:11





    アニ『ミカサ、大丈夫。今さら逃げたりなんかしないから。』

    ミカサ「…そう。でも貴女は信用出来ない。ので、このくらいはさせてもらう。」

    アニ『…ほんと、相変わらずだね。』




    エレン「なあアニ、さっきの憲兵に何をしたんだ?」

    アニ『…その声は、エレンかい?気付かなかったよ。』

    エレン「話を逸らすなよ。彼や、今まで消えた憲兵には一体何をしたんだ?」

    アニ『…』

    エレン「何のために彼らを水晶の中に取り込んだ?」

    アニ『…』

    エレン「おい、答えろよ!!」








    アニ『…っ、あははははははは!!!』




    しばしの静寂の後、耳をつんざくようなアニの嗤い声が、狭い地下牢に大きく反響した。

    それは10年前、地下道へと続く階段で聞いたものを3人に思い出させた。



  16. 16 : : 2014/07/14(月) 19:51:05





    アニ『…それは、あんたが1番良く知ってるんじゃない?』

    エレン「は…?」

    アニ『忘れたのかい?今私が水晶の中で呑気に眠っていられるのは、他でもないあんたのお陰だってこと。』

    エレン「!」

    アニ『エレン、この水晶は何で出来てるか分かるかい?』

    エレン「何って…」

    アニ『これはね、情けで出来てるんだよ。』

    エレン「はぁ?」



    地下牢にいる全員が、エレンと同じ気持ちだっただろう。

    …さっぱり意味が分からない。

    その気配を察したのか、アニはまたくすくすと声を漏らした。



    アニ『あんたのお情けから、私はこの水晶を作ったのさ。』



    エレンはストヘス区で、女型の巨人ことアニを追い詰めた時のことを思い出していた。

    女型の項の皮を噛み切り、姿を現したアニの表情。

    その頬に伝う、一筋の涙。

    それを目にした時、エレンの心は揺れた。

    いくら敵と言えど、3年間苦楽をともにした仲間だ。

    そんなアニを手に掛けることを、一瞬躊躇した。

    その時、眩い光とともにエレンの巨人体と女型の体が結合した。

    それを振り払いアニを項から取り出すと、既に彼女は水晶の中だった。




    あの時の自分の一瞬の情けが、アニに隙を与えてしまっていた。

    そのことは分かってはいたが、いざそれを本人の口から言われると、堪えるものがあった。



  17. 17 : : 2014/07/14(月) 21:02:46




    アニ『…けど実はまだその時は、この水晶は未完成でね。ほら、あんた途中で結合を無理矢理解いただろう?』

    ミカサ「未完成…?」

    アルミン「!だから憲兵たちを…」

    アニ『さすがアルミン、飲み込みが早いね。この水晶を完成させるために、私は憲兵たちを唆して取り込んだ。…みんな本当馬鹿みたいに素直でお優しくてさ、か弱い乙女の悲劇的な半生を語ると、すぐにお情けをかけてくれるんだ。そしたら水晶に触らせて、その一部になってもらう。それだけだよ。』



    …憲兵が消える謎は、これで解けた。

    が、もうひとつ新たな謎が生まれた。



    アルミン「ねぇ、アニ。…その水晶が完成したら、どうなるの?」

    アニ『…どうなるか、見せてあげようか。』



    水晶の中で目を閉じたままのアニの口角が、僅かに上がった気がした。




    アニ『さっきの1人で、やっと完成したんだ。ここまで長かったよ。あんたたちが今日来てくれたのも、何かの運命だったのかもね。』



    アニを覆っている水晶は、今や満月のような綺麗な球体になっていた。




  18. 18 : : 2014/07/14(月) 23:13:10




    アニ『…ところで、今何時だい?』

    アルミン「…もうすぐ、夜中の3時だよ。」

    アニ『そう、丁度良かった。牢の扉を開けて。』

    エレン「…おい」

    アルミン「エレン、アニの言う通りにしよう。」



    訝しげなエレンとミカサを押し切って、アルミンは牢の扉に手を掛ける。

    先ほどはびくともしなかった扉は、いとも簡単に開いた。




    すると、長く続く階段の向こうに、満月が見えた。

    満月の光は階段をまっすぐ進み、牢の中に差し込む。

    そしてその光が水晶に達した、その時。






    一同「「!?!??」」


    辺りを眩いばかりの真っ白な光が包んだ。

    それは10年前、アニが水晶を精製した時に発せられたものとよく似ていた。

    その光は牢の階段をも逆流し、夜の空に一鞘の剣のように突き刺さった。

    目を開けようにも、光が強すぎて開けられない。

    何が起こっているのか、誰にも分からなかった。




    不意に、その光が消えた。

    先ほどの光で瞳孔が開き切り、暗闇に目が慣れるまで時間がかかる。




    ミカサ「アニはどこ!?」




    第一声は、ミカサのその一言だった。




  19. 19 : : 2014/07/15(火) 18:52:35





    アルミン「!?」

    エレン「しまった!」

    ミカサ「!!あそこ!」




    水晶は跡形もなく消え、それとともにアニの姿もなくなっていた。

    ミカサの指差す先には、地上へと続く階段を駆け上がるアニの後ろ姿があった。

    ミカサが真っ先にその背中を追いかけ、エレンとアルミン、憲兵がその後ろに続く。




    ミカサ「アニ!!」



    地上に出るなり、ブレードを抜くミカサ。

    そんなミカサに、アニは冷ややかに微笑んだ。



    アニ「…ミカサ、言ったでしょう?今さら逃げたりしないって。」



    アニは階段を上がってすぐのところで、何をするでもなく立っていた。




  20. 20 : : 2014/07/15(火) 19:42:10





    エレン「!何だ、あれ…!?!」



    その場にいた全員がエレンの視線を追う。

    北の方角の、ここからさほど遠くない場所から、空に向かって無数の光が伸びていた。

    そこから、ドーン、ドーンと地を揺らすような轟音が響いてきている。

    あそこは、確か…




    アルミンはこの時、自分の選択が間違っていたことに気付いた。

    が、もう遅かった。




    アルミン「…エレン、ミカサ、逃げよう。」

    ミカサ「!?何を言ってるの?」

    アルミン「僕が間違っていた。…彼女を外へ出すべきではなかったんだ。」



    地鳴りのような音は、どんどんと大きくなっている。



  21. 21 : : 2014/07/15(火) 20:03:52





    ミカサ「どういうこと?説明して。」

    アルミン「いま光が空に伸びている場所…あれは恐らく、アニの仲間の一族たちを埋葬した場所だ。」

    アルミン「彼らはみんな首をはねて処刑された。…ということは、項にまで傷が達していなかった可能性が高い。」

    エレン「!?それじゃあ、この地鳴りの正体は…」












    アルミン「ああ、恐らく巨人だ。」



    アルミン「巨人は人間がいない世界でも、何十年も生きることが出来る。それと同じように巨人化能力を持つ人間もまた、何年も飲み食いしなくても生きていられたんだ。そして土の中で身を潜めてアニの『合図』を待っていた。」

    アルミン「…そして今、その合図を受けて、アニを迎えに来ようとしている。」



    アルミンはそこまで話して、アニの方へ視線をやった。

    彼女はアルミンに視線を返すと、口元に笑みを浮かべて口を開いた。



    アニ「アルミン、あんたが私の『いい人』で良かったよ。」

    アルミン「…僕は何年経っても、君には勝てないようだね。」

    アニ「どうやら、そのようね。」




    光の柱が立っていた辺りから、何か大きなものがこちらに近付いて来るのが見える。

    それが超大型巨人だと言うことに気付くまで、そう時間はかからなかった。

    その後ろには、無数の巨人が続いている。

    巨人の一群は、月明かりに照らされて蘇った亡霊のように見えた。




    アニ「…みんな、待たせたね。」



    アニはそう言うと、女型の巨人が巨大樹の森で巨人を呼び寄せた時の同じ背筋が凍るような声で、高らかに嗤った。





    ー fin ー




  22. 22 : : 2014/07/15(火) 20:09:43





    これにてこのお話はおしまいです。
    最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございました。


    このお話は、背筋がひんやりするようなホラーが読んでみたい!という読者の方からのリクエストにお応えするべく書き始めたお話でしたが、いざ完成してみるとどうもホラーと言うよりシリアス寄りですね。笑
    文章で人を怖がらせたり笑わせたりすることは難しいなと、改めて実感する経験となりました。


    そして今回は、作品の投稿中に読者の方からのコメントを制限させていただいておりました。
    いただけるコメントはいつも全て嬉しく拝見しておりましたので制限をかけるのは心苦しかったのですが、わざわざグループの方に足を運んでコメントを下さる方や、まだ未完にも関わらずお星様を付けて下さる方も多く、とても励みになりました。ありがとうございました。
    恐らくこれからもこの方法を取らせていただくことになると思います。これからも変わらぬご支援を賜われましたら幸いです。
    また、これ以降はこのSSのコメント欄を解放いたしますので、ぜひ何か一言書いていっていただけたら嬉しいです。



    それでは、また次のSSでお会いしましょう。
    ありがとうございました!



    submarine




  23. 23 : : 2014/07/15(火) 21:02:07
    執筆お疲れ様です!
    相変わらずよく練られた魅せる文章でしたね
    大人アルミンの冷静な語り口が作品の雰囲気を引き締めていて素晴らしいです
    特に、アニ「アルミン、あんたが私の『いい人』で良かったよ。」の使い方が流石だなあと思いました
    早速次のリクエストなんですが、今度は優秀なリコさんが何故か駐屯兵団に入った秘話みたいなのが読んでみたいです
    もちろん僕のリクエストは参考程度に、潜水先生が書きたいものを自由にお書きくださいませ
    長々と失礼しましたm(_ _)m
    次も期待しております
  24. 24 : : 2014/07/15(火) 22:46:47

    執筆お疲れ様でした。
    このラストは、まさにホラーですね…ラストシーンの光景が脳裏に焼き付いて、恐怖の余韻が読後も残るんですよねぇ…
    それでも後味が悪く無いのは、やっぱりマリンさんの筆力ゆえと思います。
    楽しませて頂きました。ありがとうございます♪



  25. 25 : : 2014/07/15(火) 23:15:51
    執筆お疲れさまです。

    手に汗握りながらも、どこかでアルミンがうまく立ち回るはずと思っていたので、まさかの彼の敗北に、背筋が寒くなりました。

    いや、でも何とかなるよね?と誰かに確認したい気持ちで一杯です。

    次回も楽しみにしています。
  26. 26 : : 2014/07/15(火) 23:21:07
    執筆お疲れ様でした。


    いやぁ・・・怖かったです。

    情景描写がお上手なので、その場面場面を想像しちゃうんですよねw


    是非とも映像化して欲しいな、と思う作品でした(^ ^)

  27. 27 : : 2014/07/15(火) 23:30:18
    凄いです…流石です!!
    最初はやっぱりアルミンが勝っちゃうかな?って思っていましたけど!アニが勝ったときは原作のあのシーンの反撃だ!って思ってしまいました!!
    何だか原作でも使われてもおかしくないと感じてます!!素敵で怖いお話をありがとうございます!!
  28. 28 : : 2014/07/15(火) 23:49:03
    執筆お疲れ様でした!
    もう安定のsubmarineさんって感じのクオリティですね、今回も引き込まれちゃいました(笑)
    こういったシリアスな話での描写力はsubmarineさんピカ一ですね
    いつか出る次回作を楽しみにしてます!
  29. 29 : : 2014/07/16(水) 00:33:38

    マリンさんへ

    執筆お疲れ様です。流石の文章力ですね!既にタイトルで釣られてしまいましたが(笑)そして、アニの行動に口を開けながら読んでいました…想像するだけでもゾクッとなってしまいます(汗)
    アニという通り、ミカサは相変わらずですね。思わず笑ってしまいました!(笑う所?)最後の文章は恐ろしいですよ…「アニがぁぁぁぁ!」って心の中で叫んでいましたから(笑)

    もう堪らなく面白かったです!!
    次回の作品も期待しています!
  30. 30 : : 2014/07/16(水) 11:37:17
    >>23 さま

    カンタさん!執筆途中からのご支援、ありがとうございました。
    アニのその台詞は、執筆途中から絶対使ってやろうと思ってました。笑 お気に召していただけて嬉しいです。
    リクエスト、承知しました!駐屯の方々のお話はいつか書いてみたいと思っていたので、いつになるか分かりませんがぜひ書かせていただきますね。
    またよろしくお願いいたします!

    >>24 さま

    月子さん〜!読んでくださって、またお星様までありがとうございました。
    終わり方に苦戦したお話だったので、そうおっしゃっていただけてほっといたしました。
    楽しんでいただけて嬉しかったです、これからも精進いたします。ありがとうございました!

    >>25 さま

    ありゃりゃぎさん〜!執筆途中から応援くださいまして、ありがとうございました。
    当初はアルミンがうまくやってくれる予定だったんですが、こっちの方が意外性があっていいかなと思い、負けてもらいました。えっ。笑
    ここから先のお話は、ご想像にお任せいたします。
    読んでくださって、ありがとうございました!またよろしくお願いいたします。


  31. 31 : : 2014/07/16(水) 11:45:48
    >>26 さま

    さきら君!途中からのご支援、ありがとうございました!またお星様もつけていただいたようで恐縮です。
    情景描写を褒めていただけると、なんだか身が引き締まります。ありがとうございます。
    映像化…!もったいないお言葉です(;゚ェ゚;)
    ぜひまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

    >>27 さま

    えれあにさん〜!いつも読みに来てくださってありがとうございます!
    お褒めに預かり光栄です。そうなんです、アニちゃんの10年越しの反撃のお話でした。笑
    また楽しんでいただけるようなお話が書けるように尽力します!ありがとうございました。

    >>28 さま

    ムナク・ソラブさん!いつも読みに来てくださって、ありがとうございます(*゚∀゚*)
    ぴ、ピカイチだなんて恐縮です…!シリアスなお話は書いている方もとても楽しいので、そうおっしゃっていただけて嬉しく思います。
    次回作もできるだけ早くお届けできるように頑張りますね、またよろしくお願いいたします!

    >>29 さま

    絆慈さん〜(このお名前の方が馴染みがあるので、ついそう呼んでしまいます、すみません。笑)!いつも読みに来てくださって、またお星様までありがとうございます。
    このお話、実はタイトルが1番はじめに思い浮かんでそこからお話を作っていったので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
    次回のお話も楽しんでもらえるように頑張りますね!ありがとうございました。
  32. 32 : : 2014/07/16(水) 21:24:17

    マリンさん、執筆お疲れ様です。
    もうタイトルからして、「これ、ヤバい(怖そう)」などと考えていました。
    実際読むと背筋凍りました(笑。怖いのニガテなので。
    アルミンのあの手この手の立ち回りに注目してたんですが、まさかの敗北っ!!?驚きが隠せません。
    そして、アニも中々のやり手ですね(笑。
    平和からの絶望(?)展開にもうハラハラして手汗握りました。
    もう続きが私の妄想で広まっています!

    素敵でちょっぴり怖いお話をありがとうござうました。
    次回作も楽しみにしてますっ(#´ω`#)ノ♪
  33. 33 : : 2014/07/17(木) 00:56:24
    >>32 さま

    らむねさん〜〜!読んでくださって、またお星様までつけてくださってありがとうございました(T_T)
    ヒイイ!あまり怖くなかったかなと思っておりましたが、怖がらせてしまってごめんなさいです(;゚ェ゚;)
    ぜひぜひこのお話の続きを展開してみてくださいね。笑
    次のお話も楽しんでいただけるように、がんばって書かせていただきますね!
    いつもありがとうございます。またよろしくお願いいたします!
  34. 34 : : 2014/07/17(木) 13:01:58
    こんなに面白いのは初めて見た
    最近は質の低い安価ばっかりの作者が多いから久しぶりに良作に会えて良かった
  35. 35 : : 2014/07/17(木) 18:16:04
    すばらしい一作。
    タイトルでクリック。
    内容で♪
    って感じになりました。

    見ててこれくらいの執筆の才能が欲しいなー
    とちょっと思った一作です。
  36. 36 : : 2014/07/17(木) 19:46:55
    とても面白く読ませていただきました!

    時々こっそり作品読ませていただいていたのですが、本当に文章が上手ですね。情景が頭に浮かんできます。

    とてもその後が気になるお話でした。このあとが人類にとってホラーな展開にならないように願います…。
  37. 37 : : 2014/07/17(木) 21:52:48


    >>34 さま

    こんばんは、はじめまして。
    良作だなんて、勿体無いお言葉です…!ありがとうございます。
    また楽しんで読んでいただけるようなお話が書けるように頑張りますね。
    よろしくお願いいたします!

    >>35 さま

    そーじさん、はじめまして!コメントとお星様までありがとうございます。
    タイトルはびびっと来てつけたものでしたが、そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
    才能などは持ち合わせておりませんが、お褒めに預かり光栄です…!
    またそうおっしゃっていただけるようなお話が書けるよう頑張ります。ありがとうございました!

    >>36 さま

    キミドリさん、はじめまして!コメントとお星様までつけてくださって、ありがとうございました。
    わあ!こっそり読んでくださっていたのですね…!光栄です、ありがとうございます。
    情景と終わりの余韻に気を使ったお話だったので、そう思っていただけて嬉しいです。お話の続きは、キミドリさんのご想像にお任せします…!
    また楽しんで読んでいただけるように頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



    みなさま、多くのコメントとお星様、ありがとうございます。
    正直、その量に驚いております。笑
    そして、次回作はこれを超えるようなお話にしないとな…!と、身の引き締まるような思いがしております。
    また頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます!

  38. 38 : : 2014/07/18(金) 14:43:32
    久々のコメ、お許し下さい>_<いつも読み始めると最後まで一気に読んでしまいます!文章力に憧れます(*^^*)
    今回はちょっと冷んやりしましたね!アニvsアルミン、もう一回ないかなぁと思ってたんで、夢叶いました♪

    あとサブマリンさんは素敵なお姉様なんだろなぁ♡と想像力膨らみすぎてる私です♪これからも作品楽しみにしてますね!
  39. 39 : : 2014/07/19(土) 14:42:46
    プロフの海王みちるって憧れの小説家かなんかですか?
  40. 40 : : 2014/07/19(土) 15:39:45
    submarine さん、はじめまして。 砂糖愛舞と申しますっ(*^^*)
    submarine さんの作品を拝読させていただきました。 この作品を読んで背筋が凍えるほど怖かったです!!
    それと、submarine さんの文才にはとても感激しました♪ 素晴らしいです。
    次回作に期待ですっ!!!
  41. 41 : : 2014/07/19(土) 21:32:09
    おぉ...エレアニすぎの私がアニが敵のSSで最後まで読んだ...笑

    とてもおもしろかったです!おつかれさまっす
  42. 42 : : 2014/07/20(日) 08:51:05
    お疲れ様です⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
    最後の最後までエンドがどうなるのか分からないお話でした。
    キャラがそのキャラピッタリの行動を取るところから、このアニメが好きなんだなぁ、とか思ったり。
    そしてマリンさんが取ったエンドが、巨人の復活。
    驚きました。
    巨人を駆逐し、平和に明け暮れている時に恐ろしいです。背筋がゾクっとしました((((;゚Д゚)))))))
    まあ、ホラーとは少し違いますがw←
    続きが気になりますね(๑¯Д¯๑)
    ありがとうございました。
    次作期待しております(๑و•̀ω•́)و
  43. 43 : : 2014/07/21(月) 01:38:39


    お返事が遅くなってしまってすみません;;!

    >>38 さま

    旦那の性格がリヴァイさん〜!お久しぶりです!いえいえ、また読んでくださってありがとうございました(* 'ω')ノ
    アニとアルミンの対決、わたしも大好きなんですよね…!なのでまた書きたくなってしまいました。楽しんでいただけてとても嬉しいです!
    うひょー!素敵なお姉さまには程遠いのですが、また楽しんでいただけるようなお話が書けるように頑張ります(o'∀'o)ノ
    ありがとうございました!またよろしくお願いいたします。

    >>39 さま

    こんばんは。コメントありがとうございました!
    海王みちるさんは、美少女戦士セーラームーンというアニメに登場する人物です。物腰が柔らかく丁寧でとても美しいので、つい…すみません。笑
    憧れの小説家さんだと、重松清さんですかね。他にもアガサ・クリスティさんや、東野圭吾さんの作品をよく読みます。どれも有名な方ばかりなので、もしよかったら読んでみてくださいませ!
    コメントありがとうございました(o'∀'o)ノ

    >>40 さま

    砂糖愛舞さん、はじめまして!コメントとお星様もありがとうございます(* 'ω')ノ
    楽夢音さんの妹さんなのですね!文章がそっくりで、すぐに分かりました。笑 いつもお姉さまにはお世話になっております。
    ひえー!文才だなんて;;ど素人なのにすみませんありがとうございます;;
    そして怖がらせてしまってすみません(;゚ェ゚;)次は楽しいお話が書きたいなあと思っているので、ぜひまた読みにきていただけると嬉しいです。
    ありがとうございました!
  44. 44 : : 2014/07/21(月) 01:44:18
    >>41 さま

    アニきゃわさん〜!お久しぶりです。読んでくださって、ありがとうございました(* 'ω')ノ
    ふふ、敵ではあるけれど主役のように書きたかったので、最後まで読んでいただけて嬉しいです。労いのお言葉までありがとうございます。
    またアニが主役のいいお話も書きたいなあと思っているので、そのときはまたよろしくお願いいたします!

    >>42 さま

    教官〜!いつもコメントやお星様をありがとうございます(o'∀'o)ノ
    キャラの動かし方やセリフの言い回しは、本物っぽくしたいなと思っていつも工夫しているので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです…!
    お化け的な怖さよりも、背筋がぞくっとするようなリアルな怖さを書きたいなとおもってたので、こんなエンドにしました。という意味でも、ホラーよりもやはりシリアス寄りでしたね。笑
    ありがとうございます、またよろしくお願いいたしますー!


  45. 45 : : 2014/07/23(水) 00:09:39
    初めまして
    愛鷹です

    執筆お疲れ様です。こんなにも引き込まれるssを見たのは久振りです。
    最後まで展開が分からないのがとても大好きです!

    これからもss執筆頑張ってください
  46. 46 : : 2014/07/26(土) 01:43:25
    >>45 さま

    愛鷹さん、はじめましてこんばんは。
    コメントお返事遅くなってしまってすみません;; 読んでくださってありがとうございました。
    わあ!ありがとうございます。最後まで展開の分からないお話はわたし自身も好きなので、そう思って読んでいただけて嬉しいです。
    すこしお休みして、また面白く読んでいただけるようなお話をお届けするべく頑張ります。ありがとうございました!
  47. 47 : : 2014/08/03(日) 14:16:39
    はじめまして
    桃の人工水という者です

    友達に面白いSSがあると言われて紹介されたこれを読んでみたら、本当に素晴らしい作品でびっくりしました!
    ちなみにアニのあの決め台詞がかっこ良かったので、私も引用してみました
    ボカロコラボ作品ですが、時間がありましたらぜひ読んでみて下さいね

    http://www.ssnote.net/archives/20888#top
    ↑コレです
  48. 48 : : 2014/08/04(月) 13:58:37
    ホラー的なのがいいと思った
  49. 49 : : 2014/08/04(月) 17:25:06
    人によって意見が違いますけど、私めちゃくちゃ怖がりなので背筋凍りましたw
  50. 50 : : 2014/08/11(月) 15:56:45
    すっかり話に入り込んでしまった・・・
    すごい作品でした!!
  51. 51 : : 2014/08/16(土) 00:44:15
    とても自分の文章力について考えさせられるようなとても良いSSでした。
    読ませていただいてありがとうございます(^_^)
  52. 52 : : 2014/08/25(月) 11:37:54
    すごく良かったです(((o(*゚▽゚*)o)))
  53. 53 : : 2014/09/02(火) 22:48:56
    やはり進撃でホラー作るならやっぱアニの水晶ネタが適切だと思う。なのですごくナイスチョイスだと思います!
    俺、ビビりなんでフツーに怖かったです!w
  54. 54 : : 2014/09/12(金) 21:12:54

    いい作品だった
  55. 55 : : 2014/09/13(土) 05:14:05
  56. 56 : : 2014/09/18(木) 18:49:59
    はじめましてsubmarine様!
    荒らし撲滅隊隊長(一人)の風流です!この文章力は流石です!タイトルで釣られましたwwwこれからも頑張って下さい!
  57. 57 : : 2014/11/30(日) 21:51:51
     乙です!  冬場に見ると寒気がしますww

    あと、僕にもそんな情景描写能力がほしくなりました。
  58. 58 : : 2014/12/14(日) 10:42:40
    >>57
    それ寒いからだろ。アホか
  59. 59 : : 2014/12/14(日) 10:43:50
    >>47
    ここでSS宣伝すんじゃねえks
  60. 60 : : 2014/12/17(水) 19:51:06
    執筆お疲れ様です!

    読んでいる時に
    話に入り込んでしまいましたw

    たまには
    こういうホラー的もいいですね(´∀`)
  61. 61 : : 2015/01/03(土) 18:58:33
    実はドキドキしながらも
    半泣きしながら読んでました!
    最後ホラーでした!!
    設定とか細かいし、
    想像しやすい文章で凄い!
    アニ大好きなので嬉しかったです!
  62. 62 : : 2015/01/04(日) 21:22:00
    読み返しちゃいました(>∀<)b
    友達にもこのss紹介しときますね!!
    ホラーの時点で釣れてました(笑)
    明日には友達に見せれると思います!
    アニの台詞を脳内で
    アニに言わせててめっちゃ
    しっくりきました!!
    このss大好きです♪
  63. 63 : : 2015/05/02(土) 15:35:37
    ミステリアス感めっちゃいい!               アニ恐ろしいわww
  64. 64 : : 2015/05/22(金) 23:27:29
  65. 65 : : 2015/06/09(火) 21:51:32
    凄く良かったです☆
  66. 67 : : 2016/08/12(金) 21:33:11
    >>66 ???
  67. 82 : : 2016/11/10(木) 18:35:59
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