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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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ミーナ「卒団が厳しいでござる」

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  1. 1 : : 2014/06/09(月) 14:40:05
    処女作品です。
    拙い作品になるとは思いますが、よければお付き合いください。

  2. 2 : : 2014/06/09(月) 14:42:41


    アニ「…」

    ミーナ「ねー、アニ…寝ちゃったの?」

    アニ「…」

    ミーナ「アルミ…「蹴るよ?」」

    ミーナ「なんだ。アニ起きてるじゃん」

    アニ「今にも寝そうだったんだけどね…なにか用?」

    ミーナ「もうすぐ私達卒団じゃん?」

    アニ「そうだね」

    ミーナ「てことは卒団試験あるじゃん?」

    アニ「いまさらかい?あと一ヶ月後だよ?」

    ミーナ「卒団できる気がしません」

    アニ「あ、そ。おやすみ」

    ミーナ「アニ冷たい‼︎」
  3. 3 : : 2014/06/09(月) 14:44:03
    アニ「そんなことを今私に言ってもどうにもならないと思うけど?」

    ミーナ「でも!でも!不安なのは立体機動だけなの‼︎」

    アニ「…練習すれば?」

    ミーナ「だからアニ練習付き合って?」

    アニ「おやすみ」

    ミーナ「そんなこと言わーなーいーでーよー」

    アニ「他あたりな」

    ミーナ「…」

    アニ「はぁ…なんで私なんだい?立体機動なら私より上手いやつに頼めばいいんじゃない?ジャンとか」

    ミーナ「だってジャン怖いんだもん」

    アニ「卒団したいならそんなこと言ってられないんじゃない?」

    ミーナ「そーなんだけど…」

    アニ「じゃぁ明日私も一緒にたのんでやる…それでいいかい?」

    ミーナ「ほんと?!」

    アニ「ウソ言っても仕方ないと思うけど?」

    ミーナ「ほんと⁉︎アニ大好き‼︎」

    アニ「じゃ、おやすみ」

    ミーナ「アニ‼︎約束したからね‼︎おやすみ‼︎」

  4. 4 : : 2014/06/09(月) 15:23:16
    ジャンミナを書こうと思ってます。

    一応ジャンはミカサにゾッコンではないという設定です。
  5. 5 : : 2014/06/09(月) 15:55:26
    書き溜めてないので遅くなるとは思いますがよろしくお願いします(^-^)
  6. 6 : : 2014/06/09(月) 15:56:42
    〜翌日、食堂〜

    アニ「ジャン、ちょっといいかい?」

    ジャン「あ?お前から話かけてくるなて珍しくじゃねーか。なんだよ?」

    アニ「用があるのは私じゃなくてこっちなんだけどね。マルコ、少し邪魔するよ」

    ミーナ「おはよ!」

    マルコ「おはよ。もちろん!


    ジャン「誰だお前?」

    ミーナ「…」

    マルコ「おい!ジャン!」

    ジャン「冗談だよ。ミーナ、ミーナカロライナだろ?同じ104期だ知らねーわけないだろ」

    ミーナ「名前、全部覚えてくれてたの?」

    ジャン「そりゃ最初の恫喝であんだけ目立てばな。3年間毎日顔合わせてるしな」

    ミーナ「うぅ…」

    アニ「ジャン、あんたそれ以上悪態つくなら蹴るよ?」

    ジャン「悪かったよ。おっかねーな」

    アニ「じゃぁミーナあとは自分で頼むんだね」

    ミーナ「え⁉︎ちょっと、アニ⁉︎」
  7. 7 : : 2014/06/09(月) 15:57:23
    ミーナ「…」

    ミーナ「…」

    ジャン「なんだよ?」

    マルコ「どうしたの?ミーナ?」

    ミーナ「あのね、ジャン。いきなりで申し訳ないんだけど、私に立体機動教えてくれないかな?」

    ジャン「断る」

    ミーナ「⁉︎」

    マルコ「ちょっとジャン‼︎」

    ジャン「お前、俺にいいに来る前に自分でバカみたいに練習したか?」

    ミーナ「それは…」

    ジャン「じゃぁダメだ」

    ジャン「それに俺は上位狙ってるからな。お前に付き合ってる暇はねぇ」

    マルコ「…」

    ミーナ「そ…だよね。朝からごめんね」トボトボ

    マルコ「ジャン。君は…」

    ジャン「なんだよマルコ。俺は間違ったこと言ったつもりはねぇ」

    マルコ「言い方があるよ…」

    ジャン「口が悪いのは元からだ」

    マルコ「はぁ…」
  8. 8 : : 2014/06/09(月) 15:58:02
    アニ「どうだった?」

    ミーナ「だめだった…」

    アニ「そうかい」

    ミーナ「私甘かった。やっぱり自分で頑張ってみるね‼︎」

    アニ「それが1番いいかもね」

    ミーナ「うん‼︎アニありがとう‼︎私自主練に時間使っちゃうけど淋しがらないでね‼︎」

    アニ「100%それはないから安心しな」

    ミーナ「強がらないの」

    アニ「さっさと食べな。私は先に行くよ」

    ミーナ「待ってよアニー!すぐ食べるからさー。アーニー!」
  9. 9 : : 2014/06/09(月) 16:32:41
    おもしろ
  10. 10 : : 2014/06/09(月) 16:35:14
    ありがとうございます‼︎
    頑張ります‼︎
  11. 11 : : 2014/06/09(月) 16:36:43
    ミーナ「よし!いっちょやったりましょうか‼︎」

    バシュッ

    ガッ

    ミーナ「よっ…と」

    ミーナ(もう少しアンカーの射出角上かな)

    ミーナ「よっ」

    バシュッ

    ガス

    ーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミーナ「ふぅ…」

    ミーナ「……私意外とやるかも‼︎あと一ヶ月あればいいせんいけるかも‼︎」

    ミーナ「なんで今までもっとやらなかったんだろなー?」

    〜夜〜

    アニ「練習はどうなんだい?」

    ミーナ「絶好調だよ‼︎私の眠ってた才能が開花したかも‼︎」

    アニ「よかったね。じゃぁ私は寝るよ」

    ミーナ「うん!私も明日から毎日練習するから早く寝る‼︎」
  12. 12 : : 2014/06/09(月) 16:37:47
    ーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    〜10日後〜

    ミーナ「えい!」

    ズサー!

    ミーナ(はぁ…全然タイムが上がらなくなっちゃった…)

    ミーナ(それどころか徐々に遅くなってきてる?なんで?)

    ミーナ(よし。もう一回)

    バシュッ!

    ガッ!

    ドサー!

    ミーナ(いたた…はぁ全然ダメだ…)

    ミーナ(もう暗くなっちゃったし明日にしよう)

    〜さらに8日後〜

    ミーナ(なんで⁉︎ドンドンできなくなっていってる‼︎)

    ミーナ(上手くならなくちゃいけないの!なのに…なんでよ‼︎)

    アニ「……」
  13. 13 : : 2014/06/09(月) 16:38:54
    ミーナ「…」トボトボ

    アニ「ミーナ。練習はどうだい?」

    ミーナ「あ、アニ。うん‼︎バッチリだよ‼︎もうアニよりうまいかもね〜」

    アニ「それは楽しみだね」

    ミーナ「…アニごめん。疲れちゃったから先に寝るね」

    アニ「ああ」

    ミーナ「…」トボトボ

    アニ「…」





    マルコ「やぁ!ミーナ‼︎」

    ミーナ「あ、マルコ。」

    マルコ「練習はどう?うまくいってる?」

    ミーナ「うん‼︎バッチリ!マルコもうかうかしてられないかもよ?」

    マルコ「ははっ、僕も気を引き締めなきゃね」

    ミーナ「じゃぁね☆マルコ!」

    マルコ「ああ!」

    マルコ(…顔や腕…すごいかすりギズの数だったな…)
  14. 14 : : 2014/06/09(月) 16:40:06
    アニ「マルコ。」

    マルコ「やぁ、アニじゃないか。」

    アニ「ちょっといいかい?」

    マルコ「ミーナのこと?」

    アニ「そんなとこ」

    マルコ「アニはミーナの親友だね」

    アニ「///…蹴るよ?」

    マルコ「ごめんごめん。それで話って?」

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  15. 15 : : 2014/06/09(月) 16:54:47
    〜翌日〜

    ミーナ(あぁ…やっぱり今日もダメだ…)

    ミーナ(私、兵士に向いてなかったのかな…)

    ミーナ(ううん‼︎諦めたらダメだよ‼︎)

    バシュッ

    ガッ

    バシュッ

    スカッ

    ミーナ(しまった‼︎アンカーが刺さらなかった!)

    ミーナ(まずい‼︎落ちる‼︎)

    バシッ‼︎

    ミーナ「え?」

    ジャン「練習ってのは落ちる練習か?」

    ミーナ「ジャン⁉︎」

    ジャン「よっと。」

    ミーナ「ジャン…なんでここに?」

    ジャン「ああ?俺がここにいちゃ悪りーのか?」

    ミーナ「うぅ…そういうわけじゃないけど…」

    ジャン「まぁ、ちょっと…マルコのヤローがな」

    ミーナ「マルコ?」

    ジャン「なんでもねーよ!とにかく…あれだ!あのときは悪かったな。」

    ジャン「立体機動教えてやるよ。」

    ミーナ「ほんと⁉︎」ブワッ

    ジャン「おまっ⁉︎泣くんじゃねーよ‼︎」

    ミーナ「だって‼︎もうダメなんだと思ってたんだもん」

    ジャン「時間が持ったいねー‼︎早くやるぞ!」

    ミーナ「うん‼︎」
    ミーナ(ジャンって本当は優しいのかも…)
  16. 16 : : 2014/06/09(月) 16:57:00
    ジャン「まず根本的なところを直さないといけねーぞ?」

    ミーナ「根本的…?基礎?」

    ジャン「じゃなくて、お前スピード怖がってるだろ?だからワイヤー巻き取るときに余計な力が入って最初っから勢いを殺してる」

    ミーナ「え…そんなの自分じゃ全然気がつかなかった…」

    ジャン「お前は基礎はちゃんとできてるんだ。」

    ミーナ「えへっ」

    ジャン「調子にのんな!空間把握は遅え‼︎」

    ミーナ「うぅ…」

    ジャン「今から空間把握の特訓しても間に合わねぇ。だが、それを補えるように練習する。」

    ミーナ「うん。、わかった!」

    ジャン「とりあえず、ワイヤー巻き取るときは体の力を抜く、アンカーとワイヤーを信用して体を預けるんだ。」

    ミーナ「わかった!やってみる‼︎」

    バシュッ

    ヒュッ

    ミーナ「ジャン、こんな感じか「そうじゃねーよ‼︎」」

    ジャン「まだ力んでんだよ‼︎思いっきり力抜いてみろ‼︎」

    ミーナ(前言撤回‼︎やっぱ怖い‼︎)
  17. 17 : : 2014/06/09(月) 17:31:09
    みてもらえてるのかな?
    たとえ厳しい評価をいただいても初めてなので書き切ります!
  18. 18 : : 2014/06/09(月) 17:31:40
    ミーナ(力を抜いて、ワイヤーとアンカーを信用する!)

    バシュッ!

    ビュッ!

    ミーナ「⁉︎」

    ミーナ「で、出来…た?なに?今のスピード…ジャン‼︎」

    ジャン「ミーナ‼︎それだよ!スピードも出してみると大したことないだろ‼︎」

    ミーナ「今の忘れないうちにドンドンやらなきゃ‼︎」

    ーーーーー
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  19. 19 : : 2014/06/09(月) 17:32:20
    ミーナ(よし‼︎感覚は結構掴めた‼︎)

    ミーナ(次はあっちの方向へ…)

    ジャン「おい!バカ!そのスピードじゃそっちへの方向転換は無理だ…チッ」

    グン!

    ミーナ「きゃぁー‼︎」

    バシッ‼︎

    ドン‼︎

    ジャン「大丈夫か?ミーナ?」

    ミーナ「ジャン…ごめん…私…」

    ジャン「この馬鹿野郎が‼︎調子にのるからだ!」

    ミーナ「う…」

    ジャン「…でも…その、悪かったな」

    ミーナ「へ?なんでジャンが謝るの?」

    ジャン「腕…ちょっと切っちまっただろ」

    ミーナ「え…なんで?いいよいいよこれぐらい‼︎私の自業自得だし‼︎こんな傷いっぱいあるし‼︎」

    ジャン「いや、俺が教えてたんだ。俺の責任だよ。」

    ジャン「ほら、足も打っただろ?救護室までおぶって連れてってやるから乗れよ」

    ミーナ「いや…でも…」

    ジャン「いいから早くしろって」

    ミーナ「うん。ありがとう。ジャン。」

    ーーーーー
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  20. 20 : : 2014/06/09(月) 17:32:49
    ガラガラ

    ピシャッ

    ミーナ「あっジャン。待っててくれたの」

    ジャン「ああ。暇だったしな」

    ジャン「どうだった?」

    ミーナ「大丈夫‼︎本当になんともないって‼︎」

    ジャン「そっか」ヘヘッ

    ミーナ「これからも教えてもらえる?」

    ジャン「あ?途中で投げ出したりしねーよ。でもダラダラやってもしかたねーからな。あと5日だ」

    ミーナ「へ?」

    ジャン「あと5日で持っていけるとこまで持って行くぞ」

    ミーナ「えっと…」

    ジャン「嫌なら自分で頑張るんだな」

    ミーナ「ガンバリマス」
  21. 21 : : 2014/06/09(月) 17:45:25
    見てますよー、期待です!
  22. 22 : : 2014/06/09(月) 17:46:52
    ありがとうございます!
    頑張ります(^-^)
  23. 23 : : 2014/06/09(月) 17:49:58
    〜夜、食堂〜

    ミーナ「あ、マルコー!」

    マルコ「やぁ、ミーナ」

    ミーナ「ありがとね」

    マルコ「?」

    ミーナ「マルコがジャンになにか言ってくれたんでしょ?」

    マルコ「僕はただミーナが練習してるみたいだよって言っただけだよ」

    マルコ「ジャンが教えてくれたならそれはミーナが頑張ってるのがジャンに伝わったんだと思うよ。それにお礼を言うならアニにもね」ニコッ

    ミーナ「アニ?」

    マルコ「噂をすればなんとやら」

    ミーナ「あっ、じゃーねマルコ‼︎ありがとう‼︎」

    マルコ「ああ!」
  24. 24 : : 2014/06/09(月) 17:50:28
    ミーナ「アーーーニッ‼︎」

    アニ「いった。なんだい、暑苦しいね」

    ミーナ「アニありがとう‼︎」

    アニ「お礼を言われる筋合いはないよ」

    ミーナ「でもマルコが」

    アニ「チッ」マルコソシラヌカオ

    ミーナ「さっすが大親友‼︎」

    アニ「わかったから離れな」

    ミーナ「アニ照れてる?」

    アニ「今日はテーブル2つあけて食べてくれるかい?」

    ミーナ「ごめん!アニごめん!謝るから‼︎」

    アニ「まったく」
  25. 25 : : 2014/06/09(月) 17:51:04
    マルコ「ジャンいいとこあるじゃん」

    ジャン「あ?ただの暇つぶしだよ」

    マルコ「5日間で持っていけるとこまで持っていくぞ」キリッ

    ジャン「マルコてめぇ‼︎」

    マルコ「ごめんよ。ミーナ、受かるといいね」

    ジャン「どーだかな」

    マルコ「ふふ」

    ジャン「なんだよ」

    マルコ「べつに意味はないよ」

    ジャン「意味もないのに笑うんじゃなねーよ。気持ち悪りぃ」

    マルコ「はいはい」

    ーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
  26. 26 : : 2014/06/09(月) 18:31:38
    〜解散式、夜〜

    ガシャン‼︎

    エレン「お前たちは戦術の発達を放棄してまで巨人の餌になりたいのか?冗談だろ?」

    ガヤガヤ
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    ギー、バタン

    ミーナ「ジャーンっ、ここにいたんだ。外に1人でどうしたの?」

    ジャン「なんだ、ミーナか。ちょっと風に当たりたかったんだよ。」

    ミーナ「なんだとはひどいなー。…エレンの演説すごかったね」

    ジャン「はっ!死に急ぎ野郎がまたわけわかんねーこと抜かしやがって」

    ミーナ「まぁまぁ。」

    ジャン「で?どうしたんだよ?」

    ミーナ「あのさ、まだジャンにちゃんとお礼を言ってなかったから…」

    ジャン「礼?」

    ミーナ「ほら、立体機動教えてもらったじゃん」

    ジャン「あぁ…」

    ミーナ「私ね、ジャンが立体機動教えてくれたから104期の仲間みんなと卒団出来たよ。ありがとう。」

    ジャン「俺はアドバイスしただけだ。あとはお前の実力だろ。」

    ミーナ「まぁーねー」

    ジャン「調子こきやがって」

    ミーナ「えへへ」

    ミーナ「ジャンはすごいね。6位なんて」

    ジャン「俺は納得してねーよ。なんで死に急ぎ野郎より俺の方が順位が下なのかわけがわからねぇ」

    ミーナ「でもあのマルコより順位は上だよ?」

    ジャン「まぁな。ヘヘッ」
  27. 27 : : 2014/06/09(月) 18:32:25
    ミーナ「やっぱりすごいよ。ジャンは」

    ジャン「なんだよ。やけに褒めるじゃねーか」

    ミーナ「本当にそー思ってるから」

    ジャン「ありがとよ」

    ミーナ「ジャンは所属兵団はもう決めてるの?」

    ジャン「…憲兵と調査兵団で…迷ってるな」

    ミーナ「?せっかく上位10位に入ったのに?あ、さっきのエレンの演説…」

    ジャン「ちげーよ」

    ミーナ「…そっか。」
  28. 28 : : 2014/06/09(月) 18:32:53
    ジャン「…」

    ミーナ「…よし‼︎」

    ジャン「⁉︎いきなりでけー声だすなよ」

    ミーナ「ごめんちょっと気合をね」

    ジャン「なんの気合だよ」

    ミーナ「…私ね、ジャンのこと…好きだよ」

    ジャン「⁉︎ど、どうしたんだよ急に⁉︎冗談にしちゃ笑えねーぞ」

    ミーナ「ひどいなー。冗談じゃないよ」

    ミーナ「ジャンが好き」

    ジャン「…」
  29. 29 : : 2014/06/09(月) 18:33:24
    ミーナ「でもね、勝手だと思うかもしれないけど返事は聞かなくてもいいと思ってるの」

    ミーナ「私さ、調査兵団に入る」

    ジャン「……」

    ミーナ「もちろん巨人は怖いし、私の実力じゃただ死にに行くようなものかもしれないけど」

    ミーナ「でもね、私の家族をまもりたいし、好きな人を危ない目に合わせたくないなーって」

    ジャン「ならべつに調査兵団じゃなくて駐屯兵団でも…」

    ミーナ「そーなんだけどね。訓練兵になりたての頃アルミンに聞いたことがあるの…壁の向こうには綺麗な海っていう水たまりがあるって」

    ミーナ「その水たまりはすっごく大きくて広くて、塩っぱいんだって。…巨人を全部倒したら家族もなんだけど…好きな人と見に行けたらいいなって」

    ミーナ「エレンのがうつっちゃたかな///」
  30. 30 : : 2014/06/09(月) 19:07:50
    ミーナ「でも、調査兵団は死亡率高いでしょ?それにいつ死んじゃうかわからないから、返事は聞けなくてもいいから私の気持ちだけでも知っといてもらおうかなって」

    ミーナ「こんな女に告白されても迷惑なのはわかってるんだけどね」

    ジャン「…んなことねーよ。サンキュな」

    ミーナ「ジャンは憲兵団に行きなよ!もったいないよ‼︎」

    ミーナ「ジャンは…生きて…」

    ジャン「くっ…」

    ミーナ「じゃぁ私…みんなのところに戻るね‼︎せっかくの夜だ‼︎たのしまなくちゃ‼︎」

    ジャン「ああ。俺ももう少ししたら戻るよ」

    ミーナ「うん‼︎絶対だよ‼︎」

    ジャン「わかってるって」

    ガチャ、…バタン
  31. 31 : : 2014/06/09(月) 19:09:10
    ジャン「まじかよ…」

    マルコ「まさか告白されるとはね」

    ジャン「⁉︎マルコ⁉︎てめぇ‼︎どっから見てやがった⁉︎」

    マルコ「えーっと、ミーナがでてくるところから」

    ジャン「つまり、最初からだな」

    マルコ「別に盗み見するつもりなかったんだ」

    ジャン「その気はなくてもしっかり盗み見してんじゃねーか」

    マルコ「まぁそう言わずに」

    ジャン「お前は憲兵団に行くんだろ?」

    マルコ「ああ、僕はそーするよ」

    ジャン「だよな」

    マルコ「…ミーナ。ちゃんと返事してあげなよ?」

    ジャン「ったく、あいつ自分ばっかり喋りやがって」

    マルコ「文句言ってるわりには満更でもなさそうな顔してるけど?」

    ジャン「うっせえ‼︎」
  32. 32 : : 2014/06/09(月) 19:35:58
    マルコ「君の気持ちはどうなんだい?」

    ジャン「あー?普通に可愛いと思うぜ?立体機動教えてたとき訓練以外でもよく話してたし、惹かれてたよ実際。」

    マルコ「」ニヤニヤ

    ジャン「す、少しだけだぞ‼︎少しだけ‼︎」

    ジャン「…あいつはよ、しっかり考えてんだ。所属希望兵団の段階で迷ってる俺には返事してやれることはできなかった。」

    マルコ「あのさ、ジャン。怒らずに聞いて欲しいんだけど…」

    ジャン「なんだよ?」

    マルコ「ジャンはけして強い人ではないから、弱い人の気持ちがわかる。それでいて現状を正しく理解することに長けているから…指揮官に向いてると思うよ。」

    ジャン「俺が指揮官?バカゆうなよ」

    マルコ「本当さ。いい指揮官になれると思う。」
  33. 33 : : 2014/06/09(月) 19:36:30
    ジャン「…ありがたく受け取っとくよ」

    マルコ「さぁ!そろそろ戻ろう!」

    ジャン「そうだな。ミーナとも約束したしな」

    マルコ「」ニヤニヤ

    ジャン「マルコ‼︎てめぇぶん殴るぞ‼︎」

    マルコ「はははっ」

    ジャン「笑ってんじゃねーよ‼︎」

    ガチャ、バタン。



    あのとき、やっぱり返事聞いておけばよかったな。だって、こんなに早くサヨナラする日が来るなんて思わなかったんだもん。
  34. 34 : : 2014/06/09(月) 19:37:18
    ごめんなさい。ちょっと、ご飯食べてきます。
    夜また再開します。
  35. 35 : : 2014/06/09(月) 21:25:17
    戻りました。続きいきます‼︎
  36. 36 : : 2014/06/09(月) 21:26:00
    ライナー「計画通り明日実行する」

    ベルトルト「ああ、わかってるよ」

    アニ「…」

    ライナー「アニも…いいな?」

    アニ「本当にやらなきゃダメかい?」

    ベルトルト「アニ‼︎なに言ってるだ⁉︎故郷に帰るんだろ⁉︎」

    ライナー「落ち着けベルトルト」

    ライナー「アニ、この3年間は楽しかったな。人類にもいいやつはいる。あいつらは最高だ。」

    ライナー「ミーナか?」

    アニ「…」

    ライナー「お前ら仲良かったもんな」

    アニ「…本当に明日じゃなきゃダメかな?」

    ライナー「ああ、明日だ。先延ばしにしても意味はない。それに明日は巨人戦のプロ、調査兵団が壁外遠征でいないからな」

    アニ「……」

    ベルトルト「おい、どうしたんだアニ、いい加減にしてくれよ‼︎」

    ライナー「ベルトルト‼︎」

    アニ「悪かった。明日だね。」

    ライナー「アニ、お前は妹みたいな存在だ。お前の希望は出来るだけ聞いてやりたいが…」

    アニ「わかってるよ。ライナー。ありがとう。」

    ライナー「アニ…迷うなよ。」

    アニ「大丈夫だよ。」

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
  37. 37 : : 2014/06/09(月) 21:42:24
    〜翌日、固定砲整備中〜

    コニー「エレン‼︎玉持って来たぞ!」

    エレン「コニー、これじゃねーよ。榴弾だっていっただろ?そーいやサシャどこいった?ミーナしらないか?」

    ミーナ「さぁ?見てないけど?」

    エレン「全く、勘弁してくれよ」

    サシャ「みなさん‼︎うへっ。食料庫から肉もらってきましたよ。」

    トーマス「もらってきたんじゃなくて!盗ってきたの間違いだろ?」

    サシャ「細かいことはいいじゃないですか。みんなで食べましょう。」

    エレン「全然細かくねーよ。」

    ミーナ「それにサシャ、お昼にはまだ早すぎるよ?」

    サムエル「肉なんて貴重なのに大丈夫か?」

    サシャ「大丈夫です‼︎巨人をやっつけて土地を取り返せばまた昔みたいに動物を飼えます‼︎肉も食べれるようになります‼︎」
  38. 38 : : 2014/06/09(月) 21:42:57
    エレン「ヘヘッ、だな」

    ミーナ「サシャ、その肉私も食べるからね‼︎」

    コニー「俺もだ‼︎」

    トーマス「みんなで食おうぜ」

    サムエル「俺も乗ったぞ‼︎」

    エレン「じゃぁさっさと固定砲整備終わらすぞ」

    トーマス、サシャ、コニ、サムエル、ミーナ「班長了解‼︎」
  39. 39 : : 2014/06/09(月) 21:43:40
    カッ‼︎

    ドーン‼︎

    トーマス「」

    サムエル「」

    コニー「」ポロッ

    ミーナ「超…」

    サシャ「大型巨人…」

    エレン「うわっ⁉︎」

    全員壁の上から吹き飛ばされる


    エレン「みんな!!立体機動に移れ!!」パシュ

    コニー「エレン!サムエルが!」

    サムエル「」ヒューーー

    サシャ「お任せください!」パシュ

    サムエル「」グサッ

    エレン「(アンカーを足に…)ナイスだサシャ!!」

    サシャ「サムエール、動いちゃだめですよ?」
  40. 40 : : 2014/06/09(月) 21:44:21
    エレン「この野郎‼︎」

    ドーーーーーン‼︎

    エレン「⁉︎」

    ミーナ「か、壁のが壊された…」

    コニー「また巨人が入ってきちまう…」

    エレン「サシャ、サムエルを頼む‼︎」

    エレン「固定砲整備4班!戦闘用意!!」パシュ

    エレン「目標、目の前!!超大型巨人!!」

    エレン「これは好機(チャンス)だ、逃がすな。
        壁を唯一壊せるこいつさえどうにかすれば!!」シュタ

    エレン「…よぉ、5年ぶりだな」

    エレン「うぉぉぉ‼︎」

    エレン「もらった‼︎」

    プシュー‼︎

    エレン「な、なんだこれ⁉︎蒸気⁉︎クソッ、逃がすかよ‼︎」

    スカッ

    エレン「超大型巨人が…消えた…5年前と同じかよ‼︎」

    コニー「エレン超大型巨人は⁉︎」

    エレン「消えちまった…サムエルは?」

    サシャ「大丈夫です!まだ気は失ったままですが…」

    先輩兵「おいお前たち状況は⁉︎」

    エレン「はっ‼︎超大型巨人が出現後姿を消し、見失いました。」

    先輩兵「了解した。すでに超大型巨人出現時の特別作戦は開始されている‼︎お前たちは作戦本部に向かえ‼︎俺たちは巨人が入ってこないように食い止める‼︎」

    コニー「はっ‼︎先遣隊方のご健勝をお祈りします‼︎」

    エレン「とりあえず全員揃ったな!一先ず作戦本部に向かおう」

    固定砲整備4班「了解‼︎」
  41. 41 : : 2014/06/09(月) 22:11:04
    〜作戦本部〜

    ガヤガヤ ガヤガヤ

    指揮官「それでは、訓練通りに各班毎に分かれて、駐屯兵兵団の指揮の元、
        補給支援、情報伝達、巨人の掃討などを行ってもらう」

    指揮官「前衛部に駐屯兵団を、中衛部に我々が率いる訓練兵団を、
        後衛部に駐屯兵団・精鋭部隊を配置する」

    指揮官「我々の目的は、住民の避難が完了するまでの時間稼ぎ、
        及びウォール・ローゼの死守である」

    指揮官「なお、敵前逃亡は死罪に値する。
        みな、心して心臓を捧げよ!解散!」

    一同「ハッ」バッ

    コニー「まさかこんなに早く巨人と戦うことになるなんて…」

    サシャ「ついてないどころの話じゃないですよね」

    エレン「そんなこと言ってもしかたねーだろ。遅かれ早かれ戦うんだよ‼︎」

    ミーナ「そーよみんな‼︎それに私達3年間も地獄のような訓練に耐えてきたじゃない‼︎」

    エレン「ミーナ…」

    ミーナ「私達は今強い。違う?エレン‼︎」

    エレン「ああ‼︎その通りだ‼︎」

    サシャ「ミーナにあそこまで言われたら上位10番が黙ってるわけにはいけませんね」

    コニー「ああ‼︎そうだな‼︎」

    ミーナ「コニー、サシャ、班は違うけど…生きてまた会おうね‼︎」

    コニー、サシャ「当たり前だ(です)」
  42. 42 : : 2014/06/09(月) 22:22:48
    アルミン「エレン‼︎超大型巨人と戦闘になったらしいね。大丈夫だった??」

    エレン「当たり前だろ?簡単にやられてたまるかよ。」

    ミーナ「アルミン‼︎」

    アルミン「ミーナ‼︎無事でよかった‼︎」

    ミリウス「よぉ!エレン‼︎」

    エレン「ナック、ミリウス‼︎」

    ナック「サムエルが怪我したんだって?」

    エレン「ああ、気を失ってるが大丈夫だ、今医療班で治療を受けてるよ」

    ナック「無事ならよかったよ!」

    エレン「これで34班全員揃ったな‼︎配置につくぞ‼︎」

    34班「了解‼︎」
  43. 43 : : 2014/06/09(月) 22:25:07
    当初の予定より長くなってしまいそうです>_<
    よければお付き合い下さい。
  44. 44 : : 2014/06/09(月) 23:01:56
    モブ「先遣隊全滅ってマジかよ…」

    モブ「本当らしいぞ。今中衛が前に行きはじめてる。」

    トーマス「聞こえたか?」

    ナック「ああ、しっかりと。」

    アルミン「みんな‼︎大丈夫だよ‼︎混乱してて情報がちゃんと伝わってきてないだけかもしれないし‼︎」

    先輩兵「訓練兵団34班‼︎前進せよ‼︎」

    34班「はっ‼︎」

    エレン「みんな今は前だけ見ろ。進むことだけ考えるんだ‼︎34班行くぞ‼︎」

    エレン以外「おー‼︎」
  45. 45 : : 2014/06/09(月) 23:02:28
    ミーナ(よし‼︎エレンにも着いていけてる‼︎ジャンのおかけだな///この調子でっ!)

    アルミン「みんな‼︎前‼︎」

    エレン「巨人だ‼︎よけろ!」

    ズザー

    ダン!

    ナック「ミリウス‼︎無事か⁉︎」

    ミリウス「なんとかね」

    トーマス「うわぁぁぁぁぁぁ‼︎」

    巨人が大きく口を開けている

    アー

    バクッ

    エレミナナクミリアル「………」

    トーマス「た、たすけて…」

    エレン「トーマース‼︎」

    グチャ‼︎

    ゴクン‼︎

    ミーナ「あぁ…トーマスが…食べられた…」

    エレン「この野郎ーがぁぁぁぁぁ‼︎」

    アルミン「エレン落ち着いて‼︎」

    エレン「ぶっ殺してやる‼︎」

    アルミン「ミーナ‼︎エレン止めるの手伝って!」

    ミーナ「わかった‼︎」

    アルミン「ナックとミリウスは援護をお願い‼︎」
  46. 46 : : 2014/06/09(月) 23:03:05
    ナクミリ「了解‼︎」

    エレン「うらぁぁ‼︎」

    ザシュ!

    エレン「ダメだ‼︎斬撃が浅すぎた‼︎」

    アルミン「エレンちょっと待って‼︎」

    エレン「フー‼︎フー‼︎」

    ミーナ「自分の感情コントロール出来なきゃそれこそ終わりだよ‼︎」

    エレン「…あ、あぁすまねぇ」

    アルミン「僕だって腹の中煮えくりがりそうなんだ…でも、落ち着いて立て直そうよ‼︎ね!」

    ナック「ミリウス、どうやらエレンが落ち着いたみたいだ。急ごう。」トンッ
  47. 47 : : 2014/06/09(月) 23:27:12

    ミリウス「あぁ!そうだ「バクッ」」

    ナック「ミリウス⁉︎この野郎ミリウスを離しやがれ‼︎」ダンッ!

    ナックが飛んだ瞬間横からもう一体巨人が

    バクッ

    グチャ

    ボトッ

    ミーナ「ナック‼︎ミリウス‼︎」

    アルミン「ミーナ…もう…」

    ミーナ「なんでよ⁉︎なんで仲間がこんなあっさり死ななきゃ行けないのよ‼︎もう…やめてよ…」

    アルミン「ミーナ…今は前に進もう…ここで止まっててもなにもならないよ」

    エレン「そうだな。あとで涙が枯れるまでないてやろぜ」

    ミーナ「うん…行こう…」
  48. 48 : : 2014/06/09(月) 23:27:48
    ジャン「どこもひでぇな」

    シュッ!

    ジャン「⁉︎」

    タンっ!

    マルコ「ジャン無事かい?」

    ジャン「マルコ‼︎無事だったか‼︎」

    マルコ「何とかね。不幸中の幸いなのかな。班員も誰1人失ってないよ」

    ジャン「そうか‼︎俺の班もだ。」

    ジャン「マルコ、エレンの班、ミーナ…見てないか?」

    マルコ「いや、まだ会ってないよ?見つからないの?」

    ジャン「あぁ」

    ジャン(生きていてくれよ…ミーナ‼︎)
  49. 49 : : 2014/06/09(月) 23:28:43
    エレン「あれからは巨人に会ってねーな」

    アルミン「そうだね。運がイイ」

    ミーナ(ジャン…大丈夫かな…)

    エレン「おい!ミーナ後ろ‼︎」

    ミーナ「え?」

    バッ!

    ミーナ(きょ、巨人が…かわさなきゃ‼︎)

    バシュ

    ガッ

    パシッ

    グイ

    ミーナ(ワイヤーを掴まれた⁉︎)

    ミーナ「キャァ!」

    ドン

    ズシャ‼︎

    ミーナ「いったー。」

    エレン「ミーナ‼︎」ダッ

    アルミン「エレン‼︎横‼︎」

    エレン「⁉︎」バシュ

    エレン「あっ…ぶねぇ」

    アルミン「落ち着いて‼︎周り観なきゃ‼︎」

    エレン「でもミーナが‼︎」

    アルミン「この巨人を倒してからすぐ助けに行こう‼︎」

    エレン「く…絶対間に合わすぞ‼︎アルミン‼︎」

    アルミン「うん‼︎」
  50. 50 : : 2014/06/09(月) 23:29:38
    ズズッ

    ミーナ「い…や…」

    ガシッ

    ニタァ

    ミーナ「や…めて…」

    ミーナ(私これで終わっちゃうの?)

    ミーナ(まだやり足りないこと沢山あるよ?)

    ミーナ(ジャンは大丈夫かな?)

    ミーナ(ジャンが他の子と結婚しちゃうのなんか嫌だな…でもそれは私が生きててもそうなる可能性もあるのよね)

    ミーナ(まぁ…死ぬことは兵士になったときに覚悟してたことだし)

    ミーナ(最後にジャンのこと好きになれてよかったな。恋をせずに死ぬなんて絶対やだもん。)

    ミーナ(ジャン?私先に逝っちゃうけど…向こうにいったら付き合ってくれる?)

    ミーナ(これが私の人生だったんだなぁ、しょ…が…ない…よね)
  51. 51 : : 2014/06/09(月) 23:32:50






    ミーナ「…だ…」

    ミーナ「いやだ‼︎死にたくない‼︎死にたくない‼︎死にたくない‼︎死にたくない‼︎死にたくない‼︎こんなとこじゃ死にたくない‼︎やだぁぁぁぁ‼︎」

    ンアー(ネチャァ)
  52. 52 : : 2014/06/09(月) 23:35:28
    すみません。
    今日はここで終わります。
    また明日夕方ごろ更新します。

    ここまでのご感想、ご指摘があれば幸いです。
  53. 53 : : 2014/06/10(火) 19:23:58
    再開します。後少しなので今日で終わらせます。
  54. 54 : : 2014/06/10(火) 19:40:24
    ビュン!

    ザシュ!

    ズバン!

    ジャン「ミーナ‼︎大丈夫か⁉︎怪我はないか⁉︎」

    ミーナ「ジャ…ン…?ジャーーーーン‼︎うわぁぁぁぁぁぁ‼︎」

    マルコ「危なかったね。」

    エレン「大丈夫か⁉︎ミーナ⁉︎」

    マルコ「うん。大丈夫だよ。間一髪だったけど」

    エレン「よかっ「ざけんじゃねぇよ‼︎」」ガス

    ジャン「てめえ‼︎この死に急ぎ野郎‼︎」

    ジャン「何が駆逐してやるだ‼︎駆逐どころかなんにもできねぇクソ野郎じゃねか‼︎」

    エレン「てぇなぁ‼︎この馬面野郎!」

    アルミン「2人ともやめてよ‼︎状況考えてよ‼︎」

    アルミン「ジャン…ごめん…でも仕方なかったんだ…」

    ジャン「…悪かったよ…」

    マルコ「ミーナは…少し肋を痛めたみたいだね。ジャン、ミーナを
    後衛の医療班まで送ってあげなよ。」
  55. 55 : : 2014/06/10(火) 19:40:57
    ジャン「ああ…班員は…おい‼︎死に急ぎ野郎…俺の班員はお前に預ける…次はほんと…頼むぞ…‼︎」

    エレン「あ…ああ…わかった。」

    ジャン「マルコ、悪りぃがあと頼む」

    マルコ「任せて‼︎早くミーナを」

    ジャン「恩に着る」




    エレンは巨人に1度は食べられるも、エレンが巨人化するという信じがたい事件が起こり、巨人に占拠されていた本部を奪還、壁に空いた穴を塞ぎ、ジャンも戦線に復帰、トロスト区を取り返すことに成功した。
    が、
    人類の勝利と呼ぶにはあまりに犠牲が多すぎた。

    その後、ミーナの肋は折れてはおらず予定より早めに怪我から回復し、遅れてではあるが、調査兵団に入団した。
  56. 56 : : 2014/06/10(火) 19:45:54
    ミーナ「うーん‼︎自由に動く体はすばらしい」

    アルミン「ミーナ退院したの⁉︎」

    ミーナ「うん‼︎もうバッチリ‼︎途中で戦線抜けちゃってごめんね…」

    アルミン「仕方ないよ肋痛めてたら立体機動の負荷に耐えられないし。」

    ミーナ「うん…ありがとう‼︎」

    サシャ「ミーナ?ミーナじゃないですか‼︎」

    ミーナ「サシャ‼︎無事でよかった‼︎」

    サシャ「コニー‼︎ミーナですよ‼︎」

    コニー「もう動いて大丈夫なのかよ?」
  57. 57 : : 2014/06/10(火) 19:47:03
    ミーナ「私を舐めないでよね‼︎でも…みんな調査兵団に入ったんだね…私てっきり誰もいないかと思ってた…」

    サシャ「まぁ…あんなことがあった直後の入団勧誘でしたからねぇ」

    ミーナ「じゃぁ憲兵団にいったのはサシャとコニー以外みんな?」


    コニー「いや、憲兵団に行ったのはアニとマルコだけだ。」

    ミーナ「そーだよね…へ?」
  58. 58 : : 2014/06/10(火) 20:25:51
    コニー「だから、ライナー、ベルトルト、ジャン、ユミル、ミカサ、エレン、クリスタは調査兵団だって」

    ミーナ「?」

    コニー「ミーナ馬鹿なのか?」

    ミーナ「いや、ミカサはエレンがいるから予想はできたんだけど…アルミンもね」

    ミーナ「そーなんだ。ふふっ、なんか嬉しいなぁ」

    ミカサ「ミーナ復帰おめでとう。」

    ミーナ「ミカサ‼︎ありがとう。」

    ミカサ「あなたのことをエレンはずっと気にかけていた。あなたが復帰するとエレンが元気になる。ので、私も嬉しい」

    ミーナ「ふふっ、ありがとう‼︎」
  59. 59 : : 2014/06/10(火) 20:27:09
    ミカサ「1週間後に大規模な壁外遠征がある。ので、ミーナも勘を取り戻しておくことを勧める。」

    ミーナ「わかった。訓練しておくね」

    ミーナ「えっと…」

    アルミン「ミーナ、ジャンなら立体機動のメンテナンス室にいるよ‼︎」

    ミーナ「‼︎アルミンありがとっ」

    アルミン「どういたしまして。」


    ーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
  60. 60 : : 2014/06/10(火) 20:27:36
    ガチャ、

    ミーナ「ジャン…」

    ジャン「ミーナ…もういいのか?」

    ミーナ「うん」

    ジャン「そっか」




    ユミル「(じれってーな。何トロトロしてんだよ。早くキスしちまえよ)」

    クリスタ「(ちょっとユミル、雰囲気が大事なんだよ‼︎)」

    サシャ「(ちょっと、バレちゃいますよ)」
  61. 61 : : 2014/06/10(火) 20:27:59
    ミーナ「あの時…助けてくれてありがとう」

    ジャン「気にすんなたまたま通りかかっただけだ」




    ユミル「(なーにがたまたまだなにが)」

    クリスタ「(ちょっとユミル押さないで‼︎)」

  62. 62 : : 2014/06/10(火) 20:28:34
    ミーナ「うん。だとしてもだよ」

    ジャン「…おう」

    ミーナ「…私ジャンに助けてもらってばっかりだね…あのとき私本当にもうダメだと思ったの。私はこれで死んじゃうんだーって」

    ミーナ「でも来てくれた。」

    ミーナ「…なんで調査兵団に?」

    ジャン「これ以上自分を嫌いにならないためだ。」

    ミーナ「ジャンらしいね。私は嬉しいけど」
  63. 63 : : 2014/06/10(火) 20:29:00
    ジャン「…」

    ミーナ「…」

    ミーナ「じゃぁ…行くね?」



    ジャン「ミーナ‼︎」

    ミーナ「?」

    ジャン「あのー、なんだ…解散式の夜俺に行ってくれたこと覚えてるか?」

    ミーナ「当たり前だよ。忘れるわけない」

    ジャン「あの時、俺さ所属希望兵団迷ってて…しっかり自分の道が見えてるミーナに胸はって返事てきなかったんだ。」

    ミーナ「…」

    ジャン「でも今はミーナと同じようにしっかりした気持ちを持ってる。俺は好きな人を1番近くで守りたい」

    ジャン「あのときみたいに」
  64. 64 : : 2014/06/10(火) 20:29:55
    ジャン「あの時出来なかった返事を今するよ」




    ユミル「(きたー‼︎言っちまえ‼︎それで押し倒せ‼︎)」

    クリスタ「(ユミル下品‼︎)」


    ジャン「俺もミーナが好きだ」

    ユミル「言ったー‼︎」ガタッ

    ジャンミーナ「⁉︎」

    クリスタ「ちょ…ユミル…声でちゃってる‼︎」

    ユミル「あ…」


    サシャ「逃げますよ‼︎2人とも‼︎」

    ジャン「てめえら‼︎待てコラ‼︎」グッ

    ジャン「⁉︎」

    ミーナ「ジャン」

    ちゅっ

    ジャン「⁉︎」

    ミーナ「ジャン、だーい好き!」
  65. 65 : : 2014/06/10(火) 20:41:48
    これで終わりになります。
    最後まで読んで下さった方ありがとうございます(^-^)

    今回初めてSSを書いて自分の見通しの悪さで全て書き切れませんでした(笑)
    一応すぐに続編書きますのでよかったらそちらもお願いします‼︎
  66. 66 : : 2014/06/14(土) 08:43:44

    執筆おつかれさまでした。
    ミーナかわいいですね〜♪
    前半ジャンに練習を断られてからも、明るく振舞って頑張る所は健気で応援したくなりました。
    続編も期待してます(。-_-。)
  67. 67 : : 2014/06/14(土) 16:55:57
    暖かいコメントありがとうございます‼︎
    続編も頑張りますので是非ご感想お聞かせ願います(*´σー`)
  68. 68 : : 2017/08/24(木) 13:28:00
    伏線回収失敗してんジャン!
    途中で内容変更したのかな?

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Gushi

仏の鬼軍曹

@Gushi

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