ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第7話 『酒の苦みと甘み』

    • Good
    • 6

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/03/18(火) 01:43:35

    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第7話


    ――――前回までのあらすじ――――

    季節はこれより冬へ突入。特訓に励む「ユーク・トラス」は、そのチカラの制御の術を身に付き始め、成長の予感に胸を躍らせる

    寂しがり屋なアニと訓練中に絡んでいると、呆れたミカサに連れて行かれるなど、訓練の中で飽きない日々を送るユークの日常

    シーナ内、及び壁教の調査を密かに行ってきたユークは、仲間達にこれまで収集した情報を伝え、今後の方向性を確立した

    クリスタから情報を聞き出そうとするも、ユミルを振り解く事に苦戦し、彼女が握る壁内世界の真相への鍵を掴めないでいた――――


    ―――――――― 
    ―――― 
    ―― 

  2. 2 : : 2014/03/18(火) 01:54:26

    ――Part 1-1――

    ――――とある休日 街中――――


    カランコロン


    「ありがとうございましたぁ!」


    スタスタ スタスタ


    ユーク「今日も良い買い物をしたな…多分」

    エレン「あぁ。これで冬用の服と防寒具は、準備万端だな」

    アルミン「最近は、エレンは本当に色々な服を着るようになったよね」

    ユーク「偏《ひとえ》に、ジャンのおかげだって」チラ

    ジャン「あん?」チラ

    エレン「おぉ、いつもアドバイス、ありがとな!」
  3. 3 : : 2014/03/18(火) 01:55:06

    ジャン「まっ、いいってこった!」ヒラヒラ

    アルミン「ジャンも穏やかになったというか…素直になったよね」

    ユーク「そうだな。いい傾向だ」

    ジャン「ほっとけ」プイ

    ユーク(こういうところも)

    アルミン(ジャンの照れ隠しなんだよね)
  4. 4 : : 2014/03/18(火) 01:55:50

    エレン「それで、これからどうする?」

    アルミン「とりあえず、服屋から出たのものの…」

    ジャン「これと言って、決まってねぇな」

    ユーク「……」ピタッ

    エレン「どうかしたか、ユーク?」チラ

    ユーク「あぁ。それにしても…今日のこの風は…」
  5. 5 : : 2014/03/18(火) 01:57:03


    ヒュゥーーーッ


    ユーク「…寒いな」ブルッ

    エレン「あぁ、風が顔に冷たく当たって来るぜ」ブルブル

    アルミン「もう結構、街を見て回ったけど…もう帰る?」

    ジャン「そうだな。いい加減帰っても…あん?」ピタッ

    ユーク「どうした、ジャン?」

    エレン「なんで、立ち止まったんだ?」
  6. 6 : : 2014/03/18(火) 01:57:31

    ジャン「いや、あれだ、あれ」スッ

    アルミン「あっちの屋台?」チラ

    ユーク「……」ジーーッ

    エレン「何やってるんだ、あれ?」

    ジャン「まぁ、何かの縁だ。見てみようぜ」スタスタ

    ユーク「そうだな。まだ時間は少しあるし」スタスタ
  7. 7 : : 2014/03/18(火) 01:58:05


    ガラガラガラ

    コロン コロコロ


    商人「あぁー!残念賞だね」

    客「あーあ、悔しいなぁ」

    商人「はい。景品だよ」

    客「ありがと」

    商人「またの機会を!」

    客「はーい!」
  8. 8 : : 2014/03/18(火) 01:58:26

    エレン「あれは、くじ引きか?」

    ユーク「…あれ、面白そうだな」

    アルミン「あの回るやつ?」

    ユーク「そっ!あのガラガラと回る様子が面白い」ワクワク

    ジャン「回る様子が気になるなんて、変な奴だな」ケラケラ

    ユーク「そうか?」
  9. 9 : : 2014/03/18(火) 01:59:04

    エレン「その辺は何だっていいよ。で、やるのか?」

    ユーク「そうだな。やりたい!」ワクワク

    アルミン「じゃあ、行ってみようか」

    ジャン「まっ、付き合ってやるよ」

    ユーク「本当は、ジャンもやりたいんじゃないか?」ニヤリ

    ジャン「ベ、別にそんな事はねぇし…」アセアセ
  10. 10 : : 2014/03/18(火) 01:59:32

    ユーク(本当のところはどうだろうな?)

    エレン「じゃあ、俺もやるわ」

    アルミン「僕も!何か当たればいいんだけど」

    ジャン「ほら、さっさと行くぞ?」

    ユーク「やっぱり、やりたいんじゃないか!」ハハハ

    ジャン「だから、違ぇって!」
  11. 11 : : 2014/03/18(火) 02:00:29


    アハハハハ!

    スタスタ スタスタ


    商人「へい、らっしゃい」

    ユーク「これ、やりたいんですけど」

    商人「あぁ、いいぞ。券は持っているかい?」

    エレン「剣?硬質ブレードの事か?」

    商人「え?」

    アルミン「そんな訳ないじゃないか!」アハハ
  12. 12 : : 2014/03/18(火) 02:01:43

    ジャン「そんな冗談は要らねぇよ」ケラケラ

    エレン「分かってるっての!」アハハ

    ユーク「それで、その券というのは?」

    商人「あぁ、券ってのはな。今週、街で買い物した客に配っていたんだ」

    商人「色んな店に配布したから、兄ちゃん達も持ってるんじゃないか?」

    ジャン「今日、何枚か貰ったな。そういえば」ピラッ
  13. 13 : : 2014/03/18(火) 02:02:45

    ユーク「これが何枚必要なんですか?」

    商人「1枚につき、1回だ」

    エレン「俺は4枚持ってるけど…お前らは?」チラ

    アルミン「僕は6枚。今日は沢山買い物したからね」

    ジャン「俺は5枚だ」

    ユーク「俺は最近、また倹約始めたから2枚だけだ」
  14. 14 : : 2014/03/18(火) 02:03:27

    商人「まっ、皆でやっていきな」

    アルミン「なら、僕が今、一番チャンスがあるね!」

    エレン「景品は何があるんだ?」キョロキョロ

    商人「まぁ、色々だが。酒とか日用品とかあるぞ」

    ユーク「石鹸とかタオルとか、お菓子まであるな」

    ジャン「ほぉ、タダで貰うにしては、中々、豪勢だな」
  15. 15 : : 2014/03/18(火) 02:04:36

    アルミン「それじゃあ、誰からする?」チラ

    エレン「ユーク、お前が先にするか?」チラ

    ユーク「え?」ピクリ

    エレン「したかったんだろ?」ジッ

    ユーク「なら、俺から行かせてもらうかな!」ヨーシ!

    アルミン「何が当たるだろうね?」ワクワク
  16. 16 : : 2014/03/18(火) 02:05:02

    ユーク「じゃあ、はい。これで」ピラッ

    商人「はいよ。2回だ!」

    エレン「確率的には、結構、低いな」

    ジャン「でも、こいつ…」

    アルミン「運があるからねぇ」

    ユーク「この回す感じが楽しいんだよな。音も鳴るし」ジャラジャラ
  17. 17 : : 2014/03/18(火) 02:05:41


    コロン コロコロ

    コロン コロコロ


    ユーク(違う色が2つ出たな。何だろう?)

    商人「おっ!兄ちゃん、はじめから良いの引いたな」

    ユーク「へぇ」

    商人「じゃあ、黄色の玉が出たから、お菓子だな」

    商人「そこの箱から好きな袋を1つ取っていってくれ」

    ユーク(おっ、これはラッキーだ!)
  18. 18 : : 2014/03/18(火) 02:06:15

    エレン「すげぇな!いきなり菓子かよ」

    ユーク(後でアニにあげよう!)ワクワク

    商人「そんで、もう1つの赤い玉は商品券だ。ほれ!」スッ

    ユーク「ありがとうございます」

    商人「来月いっぱいまで、この街の商店で使えるから、また買い物に来な」

    ユーク「はい。是非、そうします」
  19. 19 : : 2014/03/18(火) 02:07:10

    ユーク(これまた、やったな!アニとのデートの口実にも使える)ワクワク

    エレン「…ユーク、いきなり凄いな」

    アルミン「2つとも当たりだったんだね」

    ジャン「流石、強運。伊達じゃねぇな」

    ユーク「ビギナーズラックってやつだよ。あまりやった事ないし」

    商人「そうみてぇだな。あっはっは!」
  20. 20 : : 2014/03/18(火) 02:07:48

    商人「そんで、今度はどの兄ちゃんがやるんだ?」

    ユーク「エレン、行けば?」

    エレン「よし!なら、俺がやる」

    アルミン「エレンも当たりが引ければいいね」

    エレン「そうだな。どうせなら、俺も商品券とか欲しい」

    ユーク(あっ、欲が出た。これは引けないな)
  21. 21 : : 2014/03/18(火) 02:08:20


    ガラガラガラ

    コロン コロン コロン コロン


    商人「えーと、ちょっと待ってくれよ」ジロジロ

    エレン(3つ同じ色が出たな。多分、はずれだろうな)

    商人「まず、残念賞が3つだな。はい、これ!」スッ

    エレン(さっきの客も貰っていたやつだな)

    商人「で、当たりが1つ。青色はタオル5つセットだ」

    エレン「おっ!これはいいかもな」
  22. 22 : : 2014/03/18(火) 02:08:53

    アルミン「よかったね、エレン。これでいくらでも特訓できるよ?」

    エレン「そうだな。今は汗をかきにくいけど、あるに越した事はねぇしな」

    ジャン「良かったじゃねぇか」

    エレン「おう!」

    ユーク「ミカサに追いつけるといいな」

    エレン「そうだな!もっと頑張るぞ!!」
  23. 23 : : 2014/03/18(火) 02:09:15

    ジャン「後は、俺達の2人だな」チラ

    アルミン「じゃあ、次は僕がやってもいいかな?」

    ジャン「あぁ。好きにしろよ」

    アルミン「それじゃあ、これ。お願いします」スッ

    商人「はっはっは!6枚の兄ちゃんだな。ほれ、やりな」

    アルミン(確率的には高いはず!何か来い!!)
  24. 24 : : 2014/03/18(火) 02:09:42


    ガラガラガラ

    コロン コロン コロン コロン コロン コロン


    アルミン(あれ?全部、同じ色だ)

    商人「あちゃあ、残念だったな。全部、残念賞だ」

    アルミン(そ、そんなぁ)ガーン

    商人「多いけど、これが景品だ」スッ ドサリ

    アルミン「ありがとうございます」シュン

    商人「数撃ちゃ当たるもんでもないみたいだな!」ワハハ
  25. 25 : : 2014/03/18(火) 02:10:03

    ユーク「残念だったな、アルミン」

    アルミン「うん。悔しいな」

    エレン「でも、俺もこれだけもらったんだから、仲間だぞ」

    アルミン「そうだね。寮で皆にもあげようか」シュン ドサリ

    エレン「それもそうだな。俺もこんなに要らねぇし」ドサリ

    ユーク(俺も1つ貰おう)チラ
  26. 26 : : 2014/03/18(火) 02:12:59

    ジャン「じゃあ、最後は俺だな」ズイ

    商人「刈り上げの兄ちゃんは、何枚だったっけ?」

    ジャン「5枚です。これ」スッ

    商人「じゃあ、最後に何か出るといいな!」ワハハ

    ジャン「俺も何か当ててやる!おらっ!!」グルグルグル

    ユーク(ジャン、気合入っているなぁ)ジーーッ
  27. 27 : : 2014/03/18(火) 02:14:06


    ガラガラガラ

    コロン コロン コロン コロン


    ユーク(今のところ、全部、残念賞の色だな…このまま終わりか?)ジーーッ

    ジャン(まだ、1回残ってる!俺はこれに賭けるっ!!)グルグルグル

    アルミン(そこまで気合入れる事でもないと思うけど)ジーーッ

    エレン(ジャンは、もっと違うところで気合を入れた方が…)ジーーッ

    商人「兄ちゃん、兄ちゃん!気合入れ過ぎだぞ?」ハッハッハ

    ジャン(おらっ!)
  28. 28 : : 2014/03/18(火) 02:14:46


    ガラガラガラ

    コロン コロコロ


    ユーク(今まで見ない色だな。もしや当たり?)

    ジャン(さぁ、どうだ!?)クワッ

    商人「お!当てやがったな、兄ちゃん!!」ニヤリ

    アルミン「え!?当たりなの?」

    エレン「なんだろうな?」

    商人「黒色のこれはな…酒瓶20本セットだ!!」
  29. 29 : : 2014/03/18(火) 02:15:11


    チリン!チリン!!チリン!!!


    「おぉ!当たりが出たらしいぞ!!」

    「いいなぁ、酒」


    エレン「おぉ!ジャン、やったじゃねぇか」

    アルミン「本当に、大物を当てちゃったね!」

    ユーク「まぁ、良かったじゃないか」

    ジャン「おぉ、そうだな…でもなぁ…」チラ

    アルミン「まぁ…そうだよね…実際…」チラ

    エレン「酒…だもんな…」チラ
  30. 30 : : 2014/03/18(火) 02:15:39

    商人「おう、どうした、どうした?もっと喜べよ、兄ちゃん達よ!!」ワイワイ

    ユーク「あぁー、一応、戴いて行きます」

    アルミン「ユーク?」

    ユーク「まぁ、一応…ね?」

    エレン「そうだな。置いて行くのもおっちゃんに悪いし」

    商人「そういうこった。ほら、持って行った、行った!!」

  31. 31 : : 2014/03/18(火) 02:16:22

    ――――帰路――――

    ジャン「…重っ」ズシズシ

    アルミン「重いね…」ズシズシ

    エレン「明らかに残念賞が足を引っ張ってるな」ズシィ

    ユーク「……」スタスタ

    ジャン「なんで、てめぇはそんな余裕そうなんだよ?」

    アルミン「重くないのかい?」
  32. 32 : : 2014/03/18(火) 02:17:33

    ユーク「…?」

    エレン「お前、8本も持ってるのに、なんでそんな涼しい顔してるんだ?」

    ユーク「いや、別にこのくらい」ケロッ

    ジャン「お前、随分と力持ちになったな」ズシィ

    アルミン「僕達、4本入りの箱でも苦戦しているのに、それを2箱だなんて…」プルプル

    ユーク「…まぁ、色々あってな?」
  33. 33 : : 2014/03/18(火) 02:17:55

    ジャン「説明が漠然とし過ぎだろ…」ズシズシ

    エレン「くっそう。タオルと残念賞が邪魔だ」

    アルミン「僕なんて、残念賞6つもあるんだからね?邪魔でしょうがないよ」

    ユーク「なら、アルミンのその袋、俺が持つさ」ヒョイッ

    アルミン「え?」

    ユーク「ほら、いくぞ?」スタスタ
  34. 34 : : 2014/03/18(火) 02:19:12


    スタスタスタ


    ジャン「……」

    エレン「……」

    アルミン「……」

    ジャン「なぁ、あいつ、ユークだよな?」

    エレン「あぁ、間違いねぇよ」

    アルミン「いつの間に、あんな力持ちになったんだろうね。まるで、ミカサみたいだ」
  35. 35 : : 2014/03/18(火) 02:20:15

    ジャン「おい、それはミカサに対する冒涜《ぼうとく》か?」

    アルミン「え、いや、そういうつもりは…」

    ジャン「ミカサだって、女なんだ。そんな風に男と同じように扱われたら、嫌がるだろ」

    アルミン「そ、そうだね。失言だったよ」

    エレン「だが、これが重い事には変わりはない」ズシィ

    ジャン「…言うな。忘れかけてたんだからよ」
  36. 36 : : 2014/03/18(火) 02:22:49


    スタスタ スタスタ


    ユーク(…筋肉量を調整できる俺にこのくらいの芸当は、最早、普通だ)

    ユーク(…まだ到底、完璧とは言えないけど、こうした機会を使って、少しずつ鍛えよう)

    ユーク(まさか、こんな大荷物になるとは思わなかったけど)

    ユーク(かといって、実際にこれだけの量のお酒…ジャンは、どうするんだ?)

    ユーク(だが、それにしても、お菓子の袋と商品券は嬉しかったな)

    ユーク(今はお菓子を受け取った時の、アニの喜ぶ顔が楽しみで仕方がないよ♪――――)

  37. 37 : : 2014/03/18(火) 02:24:03
    このパートは、16,17日分と言った所でしょうか

    本編はもう少ししたら、投稿します

  38. 38 : : 2014/03/18(火) 21:21:47

    ――Part 1-2――

    ――――帰宅後 男子寮――――

    ジャン「で、結局、持って帰って来たが…どうするんだ、これ?」ゴトッ

    エレン「あぁー、重かった」ゴトッ

    アルミン「まさかの休暇に、“追加訓練”だったよ」ゴトッ

    ユーク(もういいだろう…筋肉は解除しよう)スーーッ

    ジャン「ユーク、どうすりゃいいんだ?」

    ジャン「当てたのは俺だが、お前が持ち帰る事を決めたんだぞ?」
  39. 39 : : 2014/03/18(火) 21:22:25

    ユーク「選択肢としては、幾つかある。」

    アルミン「どんな?」

    ユーク「1つ、教官に経緯を説明して、献上する」

    ユーク「2つ、とりあえず、男子寮で管理する。その後の事は未定」

    ユーク「3つ、街へ引き返して配布する、またはさっきの商人に事情を説明して返す」

    ユーク「どれにする?」
  40. 40 : : 2014/03/18(火) 21:22:42

    ジャン「あぁー、とりあえず、3つ目は却下。理由は面倒くさい」

    エレン「俺もまたこれを持って引き返すのは、ごめんだな」

    アルミン「僕も…それはちょっと…」

    ユーク「じゃあ、あと2つだ」

    エレン「さっさと、教官に言った方がいいんじゃないか?」

    ジャン「あん?何でだ?」
  41. 41 : : 2014/03/18(火) 21:23:01

    エレン「だって、俺ら未成年だし。酒は飲めねぇだろ」

    エレン「それに、見つかったら弁解の余地もなさそうだ」

    ジャン「なんだよ、ビビってるのか?」

    エレン「は?そう言うお前は、どうなんだよ?」

    ジャン「俺は飲めるぞ?」

    エレン「飲んだ事あるのか?」
  42. 42 : : 2014/03/18(火) 21:23:28

    ジャン「あるに決まってるだろ。俺達もう15だぜ?」

    アルミン「そうなんだ。僕達はないよね、エレン?」

    エレン「あぁ。そんな機会無かったからな」

    ジャン「へっ、まだまだガキだな。お前ら」

    エレン「なんでそうなるんだよ?」

    ジャン「じゃあ、ユークにも聞いてみるか?」
  43. 43 : : 2014/03/18(火) 21:23:58

    ユーク「…?」

    ジャン「お前も酒くらいは、飲んだ事あんだろ?」

    ユーク「いや、無いけど?」ケロッ

    ジャン「あん?お前もかよ」ヤレヤレ

    ユーク「だって、俺達まだ15だろ?」

    ジャン「エレンと同じ事言ってるじゃねぇか」

    ユーク「…“まだ”15だろ?」
  44. 44 : : 2014/03/18(火) 21:24:12

    ジャン「へーへー、真面目だな」

    ユーク「だが、選択権はお前にある。ジャンが決めろ」

    ジャン「俺は教官に差し出すのは、ごめんだな」

    アルミン「心証が良くなるかもしれないよ?」

    ジャン「へっ、そんな小細工してまで、評価を稼ぎたくはないぜ」

    ユーク「正直者のお前らしいな」
  45. 45 : : 2014/03/18(火) 21:24:41

    ジャン「つーわけで、ここで管理したいんだが…生憎、これだけの量を置く場所がねぇ」

    ユーク「…というと?」 

    ジャン「どうせ、分かってんだろ?消費するんだよ」

    ユーク「……」

    エレン「はぁ、どこでだよ?」

    ジャン「ここ以外に、どこにそんな場所があんだよ?」
  46. 46 : : 2014/03/18(火) 21:25:05

    アルミン「えぇぇ、それはちょっと…」

    ジャン「何だよ、水くせぇな。いいだろ?」

    エレン「俺は飲んだ事ないって言ってるだろ?」

    ジャン「この機会だから、お前らも飲めるようになっとけ」

    ジャン「卒団したら、飲まされる事も多いと思うぞ?」

    エレン「俺は調査兵団志望だから、憲兵団志望のお前とは違うっての」
  47. 47 : : 2014/03/18(火) 21:25:38

    ジャン「じゃあ、俺と同じ憲兵団志望のユークは飲むんだよな?」

    ユーク「…まぁ、憲兵団となれば調査兵団よりは、そういう機会は多いだろうな」

    ジャン「それにな、お前達と飲めるのも、これが最初で最後かもしれねぇんだ」

    ユーク「……」

    エレン「……!」

    アルミン「……!」
  48. 48 : : 2014/03/18(火) 21:26:07

    ジャン「折角だから、いいとは思わねぇか?」

    ユーク「…はぁ、少しだけだぞ?」

    エレン「ユーク?」

    アルミン「ほ、本気で言っているの!?」

    ユーク「あぁ。本気だ」

    ジャン「流石、話が分かるじゃねぇか!」
  49. 49 : : 2014/03/18(火) 21:26:42

    エレン「だけどよ。万が一、見つかったらどうするんだよ?」

    アルミン「そうだよ。除隊になるかもしれないんだよ?」

    ユーク「…本当は、除隊になんてしたくはないはずだよ」

    エレン「え?」

    ユーク「ああいうのは、見せしめみたいなものだからね」

    ユーク「実際に俺達を除隊させたら、104期は実りが少ない事になってしまう」
  50. 50 : : 2014/03/18(火) 21:27:07

    ユーク「そんな事、教官も望んではいないよ」

    エレン「だ、だからって、そんな…」

    アルミン「教官の心理を逆手に取るような事は…」

    ジャン「別に、俺達ばかりが不真面目じゃねぇんだ」

    ジャン「実際、色んな奴が馬鹿をやらかしてるよ」

    ユーク「…そうだな。下手をし過ぎない限り、厳しく咎《とが》められていない」
  51. 51 : : 2014/03/18(火) 21:27:45

    エレン「……」

    アルミン「うーん…」

    ユーク「俺も酒は初めてだが、この機会に知っておきたいと思っていてな」

    ユーク「馬鹿騒ぎして教官を気付かれない限り、何とかなるさ」

    ジャン「その点には注意するつもりだ。俺もただの馬鹿じゃねぇよ」

    エレン「でも、俺は…」
  52. 52 : : 2014/03/18(火) 21:28:45


    ガチャ スタスタ


    エレン「……!」チラ

    ライナー「よぉ」

    ベルトルト「ただいま、どうしたんだい?」

    ジャン「よぉ!邪魔してるぜ」

    ライナー「ジャン、珍しいな。こっちに来るなんて」

    ベルトルト「何か用事かい?」
  53. 53 : : 2014/03/18(火) 21:29:07

    ジャン「あぁ。さっき街に出ていてな」

    ジャン「これを景品で貰ったんだよ」

    ライナー「…これは酒か?」

    ベルトルト「随分と沢山あるんだね」

    ジャン「街で俺が当てたんだ」

    ライナー「そうか。それはよかったな」
  54. 54 : : 2014/03/18(火) 21:29:21

    ジャン「で、今、これの片づけ方を相談してたんだよ」

    ベルトルト「4人でかい?」

    ユーク「今日は、俺達4人で街に出ていてな」

    エレン「俺はまだ納得してないんだけどな」

    アルミン「僕も…まだちょっとね…」

    ライナー「どういう話なんだ?」
  55. 55 : : 2014/03/18(火) 21:30:02

    ジャン「簡単な話だ。これを教官に献上するか、自分達で飲むかっていう話だ」

    ライナー「ほぉ、そいつは面白そうだな」

    ベルトルト「…?」チラ

    ジャン「ユークはこっちに引き込んだんだが、まだこのガキンチョ2人がな」チラ

    エレン「俺は間違ってないだろ?」

    アルミン「そうだね。一応、訓練兵の身で飲酒は禁止だし」
  56. 56 : : 2014/03/18(火) 21:30:57

    ライナー「なるほどな」

    ベルトルト「2人の言う事も尤《もっと》もだね」

    エレン「なぁ、お前らもジャンを止めてくれよ」

    アルミン「頼みの綱のユークも飲んでみたいって言うから、手に負えなくて」

    ライナー「なんだ。ユークは飲んだ事なかったのか?」

    ユーク「あぁ、無いな。お前達はあったのか?」
  57. 57 : : 2014/03/18(火) 21:31:46

    ライナー「昔、おやじからくすねて少しな?」ニッ

    ユーク「ははは!悪い奴だな」

    アルミン「ベルトルトは?」

    ベルトルト「僕も昔、ライナーに騙されて飲まされた事があってね」

    ベルトルト「その所為で、もう飲めるようになっちゃったよ」

    ライナー「わはは!そんな事もあったな」
  58. 58 : : 2014/03/18(火) 21:32:24

    エレン「なんだよ。お前らもかよ」

    アルミン「皆、それなりの事はやってたんだね」

    ユーク「まぁ、俺達3人が子供だったんだよ」

    ライナー「それで、ユークは飲む側に付いたって事か?」

    ベルトルト「珍しいね。そういう立場は」

    ユーク「俺も少し興味があってな」
  59. 59 : : 2014/03/18(火) 21:32:44

    エレン「ほらな。だからライナー達の口から、何とか言ってくれよ」

    アルミン「僕らの兄貴分なんだからさ」

    ライナー「うぅーん…」

    ベルトルト「そうだねぇ…」

    ユーク「……」

    ジャン「……」
  60. 60 : : 2014/03/18(火) 21:33:11

    ライナー「ジャン、その酒はどれくらいの量があるんだ?」

    ジャン「酒瓶20本だ」

    ベルトルト「結構、多いね」

    ジャン「一番いい景品だったからな」

    ライナー「あと何人かいれば、半分は“消せるか”…」ボソリ

    アルミン「ライナー!?」
  61. 61 : : 2014/03/18(火) 21:33:47

    ベルトルト「僕は少し飲んでみたいかな?」

    エレン「ベルトルトまで…」

    ユーク(へぇ、こいつらも悪いところあるんだな)

    ライナー「なぁ…この際、さっさと消費してしまった方が楽じゃないか?」

    エレン「それ…単にお前が飲みたいだけじゃないのか?」

    ライナー「まぁ、本音はそうだ!」ワハハ
  62. 62 : : 2014/03/18(火) 21:34:19

    ベルトルト「静かにしていれば、気付かれないんじゃないかな?」

    アルミン「ベルトルトも引かないね」

    ユーク(少しは主体性が出てきたな…この方向性でいいか不安だが)

    ジャン「メンバーの候補だって、まだいるじゃねぇか」

    エレン「どうせ、マルコとコニーだろ?」

    ジャン「そういうこった。8人いりゃあ、半分なんて楽勝だ!」
  63. 63 : : 2014/03/18(火) 21:35:36

    ユーク「飲んだ事はないから分からないが、残ったらジャンに詰め込むから」

    ジャン「え?」

    ユーク「だって、これジャンのだし、自分で無くすのが普通だろ?」

    ユーク「あくまで、俺達は“ジャンから分けて貰う”だけであって」シレッ

    ジャン「お、おう…任せとけ」タジタジ

    ライナー「ははは!ジャンがビビってるな」
  64. 64 : : 2014/03/18(火) 21:36:17

    ユーク「……」シレッ

    ベルトルト(ユークの隠された残虐的な性格が出てきたね)ゾゾゾ

    ジャン(なんだ?ユークから感じたこの感覚は…)ブルッ

    エレン「でもなぁ…ただそれだけの理由じゃあなぁ」

    アルミン「そうだね。やっぱり、僕達だけで判断するのは…」

    アルミン「とりあえず、マルコとコニーにも聞いてみない事には…」
  65. 65 : : 2014/03/18(火) 21:37:22


    ガチャ ドタドタ


    コニー「おっす!やって来たぜ!」

    マルコ「アルミン、ユーク。助けてくれ…」バターン

    エレン「なんだ、なんだ?」

    アルミン(なんという、タイミングだろう)

    ユーク「一体、どうした?」

    マルコ「コニーに座学を教えるのに苦戦していて…」グッタリ
  66. 66 : : 2014/03/18(火) 21:38:03

    ユーク「あぁー…それは諦めろ」

    アルミン「見捨てるの早いね」

    マルコ「えぇぇ、そんなぁ…」

    ユーク「それより、2人は丁度いいタイミングで来たな。話があったんだ」

    マルコ「…何の用だい?」ヘトヘト

    コニー「おう!何だ?」キラキラ
  67. 67 : : 2014/03/18(火) 21:38:32

    ユーク「実は、ジャンが酒を大量に貰ってきてな。そこにあるんだが」

    マルコ「あぁ、その箱、お酒が入っているんだね」

    コニー「酒だと!?」ガバッ

    ベルトルト「コニー、静かにね?」

    アルミン「この事が広まると、色々とまずいからさ?」

    コニー「分かった。静かにしてる」
  68. 68 : : 2014/03/18(火) 21:39:10

    ユーク「それで、皆で飲んでしまわないか?って話になったんだが」

    ライナー「どうもエレンとアルミンは、乗り気じゃないみたいでな」

    マルコ「へぇ、そうなんだ」

    ジャン「だから、お前とコニーにも協力してもらおうと思ってな」

    ユーク「呼びに行こうとしたら、タイミング良くそちらから出向いてくれたって訳さ」

    マルコ「そうだったんだね」
  69. 69 : : 2014/03/18(火) 21:39:29

    ジャン「で、お前らはどうする?飲みたいか?」

    マルコ「そうだねぇ。お酒は初めてだけど…」

    マルコ「僕達の立場も考えると…」

    ジャン「なんだよ。お前も同じ事言うのかよ」

    マルコ「いや、でもね」

    コニー「俺は飲みたいぞ!」
  70. 70 : : 2014/03/18(火) 21:39:56

    マルコ「コニー?」

    コニー「俺は飲んだ事あるからな!結構、強いぞ!!」

    ユーク「へぇ、意外だ」

    ライナー「そうだな。村の風習か何かか?」

    コニー「おう!祭りなんかでよく飲んだぞ」

    ベルトルト「お祭りか。確かにありえる機会だね」
  71. 71 : : 2014/03/18(火) 21:40:22

    コニー「なぁ、ジャン。俺も飲んでいいか?」

    ジャン「おう、飲め、飲め!こんなにあっても邪魔だからな!!」

    コニー「よっしゃあ!」

    ユーク「なぁ、マルコ。今のうちに鍛えておかないか?」

    マルコ「お酒にかい?」

    ユーク「あぁ。憲兵団に入ったら、そういう機会も自ずと増えるだろうし、悪くないぞ?」
  72. 72 : : 2014/03/18(火) 21:40:48

    マルコ「うーん…そういう考え方もあるのか」

    ジャン「モノは試しだ。飲んでみろよ?」

    マルコ「…わかったよ。付き合う」

    アルミン「あぁ…マルコまで陥落」

    エレン「これじゃあ、俺達が悪者みたいだな」

    ユーク「決して強制じゃない。誰にも言わなきゃ、何も文句もないさ」
  73. 73 : : 2014/03/18(火) 21:47:26

    ジャン「そういうこった。皆で秘密を共有すりゃあいいんだからよ」

    ライナー「面白い事を言うな、ジャン」

    ベルトルト「一種の良い思い出にもなるかもね」

    エレン「…わかったよ」

    アルミン「…うん。僕も付き合うよ」

    ユーク「…ありがとうな」
  74. 74 : : 2014/03/18(火) 21:48:07

    エレン「いいって」

    アルミン「うん。僕達ももしかしたら、このままお酒を飲まずに死んじゃうかもしれないし」

    ジャン「だから、調査兵団なんて止めとけって」

    エレン「いや、それは変えられねぇ」

    アルミン「うん。外の世界を探検する事は、僕達の夢だから!」

    ユーク「教官に見つかったら、それ以前の問題かもな」シレッ
  75. 75 : : 2014/03/18(火) 21:49:03

    エレン「うぐっ!」

    アルミン「ちょっと!君がそれを言うのかい?」

    ジャン「たった今、説き伏せていたのはお前だろ?」ケラケラ

    ユーク「ふふっ、ちょっとした意地悪だ」ニヤリ

    エレン「全く…」

    アルミン「どきっとしちゃったよ」ドキドキ
  76. 76 : : 2014/03/18(火) 21:49:25

    ユーク「実際、いつがいいだろうな?」

    ベルトルト「翌日の訓練に影響が出ない休日前がいいんじゃないかな?」

    マルコ「僕も賛成だよ」

    アルミン「うん。それが良いね」

    ライナー「じゃあ、来週の休暇の前日か?」

    ユーク「そうだな」
  77. 77 : : 2014/03/18(火) 21:50:09

    ジャン「よし!じゃあ、粗方は決まったが…な…」チラ

    エレン「なんだ?まだ何かあるのか?」

    ジャン「男だけで飲むのも…寂しくないか?」

    ユーク「……!」ピクリ

    アルミン「つまり?」

    ジャン「女子も何人か誘って、雰囲気を良くしようって事だよ」
  78. 78 : : 2014/03/18(火) 21:52:15

    ライナー「まぁ、どうせならその方がいいよな」

    ベルトルト「でも、ここは男子寮だよ?」

    マルコ「そうだね。女子は立ち入り禁止だし」

    ジャン「そんな硬い事、言うなよ」

    ユーク「酒を飲んでいる時点で、規律なんて崩壊だしな」

    アルミン「今日は随分と不真面目だね、ユーク」
  79. 79 : : 2014/03/18(火) 21:52:58

    ユーク「…こう見えて、結構、楽しみでな。酒を飲むのが」ニッ

    ライナー「ははは!酒は美味いぞ」

    ユーク「なんで、幼少期から酒の味を占めているんだよ、お前は!」アハハ

    ライナー「わはは、確かにその通りだ!」ガハハ

    ベルトルト「飲み過ぎないようにね?」

    ライナー「わかってる、わかってる!」
  80. 80 : : 2014/03/18(火) 21:53:39

    アルミン「でも、女子をここへ入れる事とはリスクの大きさが…」

    マルコ「それに誘ったとして、来てくれるのかな?」

    ユーク「大丈夫だろ、マルコの場合」シレッ

    マルコ「え?」ドキリッ

    ユーク「ミーナの事は、マルコに任せた」

    アルミン「決めるの早いね」
  81. 81 : : 2014/03/18(火) 21:54:47

    ユーク「もうさっさと決めてしまおう。細かく考えるのは、後からで!」

    マルコ「益々《ますます》、ユークらしくないね」

    ユーク(実はもう疲れたから、寝たいんだよ)ウトウト

    マルコ「…わかったよ。僕はミーナに声を掛ける」

    ジャン「他の候補は?」

    ユーク「順当な所で、ミカサ・クリスタ・ユミル・サシャ、それとアニ。これくらいでいい」
  82. 82 : : 2014/03/18(火) 21:55:13

    ユーク「ふあぁ…もうこの際、俺が担当を決めるから、それでよろしく」(←眠い)

    エレン「お前が言うなら、別にいいけどよ」

    ユーク「じゃあ、エレンは当然、ミカサね?アルミンも付き添って手伝ってあげて?」

    エレン「あぁ、分かった」

    アルミン「うん」

    ユーク(エレンが居ると聞いて、断る彼女じゃないしね)
  83. 83 : : 2014/03/18(火) 21:55:51

    ユーク「クリスタの事は、ジャンに頼もうかな」

    ジャン「は?俺?」

    ユーク「そっ、一番の適任」

    ジャン「まぁ、よく分かんねぇが、お前がそう言うなら…」

    ユーク「多分、ユミルが傍に居るだろうから、ベルトルトがジャンに付き添ってくれ」

    ベルトルト「うん。分かったよ」
  84. 84 : : 2014/03/18(火) 21:56:19

    ユーク「そしてサシャの事は、ライナーとコニーに頼もうか…」

    ライナー「あぁ、わかった」

    コニー「おう!任せとけ」

    マルコ「そういえば、コニー。ずっと静かだったね」

    コニー「おう。ベルトルトがそう言ったからな!」

    コニー「『酒飲みたい!』以外は、ずっと黙ってたぞ!」
  85. 85 : : 2014/03/18(火) 21:56:55

    ユーク(ふふっ、コニーは純粋だな)

    ベルトルト「そうだったね。ごめん、ごめん」

    ユーク「じゃあ、当然、アニは俺の担当だから」シレッ

    ジャン「んな事、誰でも分かるわ!」

    アルミン「まぁ…自然とね?」

    マルコ「周知の事実だし」
  86. 86 : : 2014/03/18(火) 21:57:47

    ユーク「じゃあ、3日後くらいまでに、各自担当に声を掛けておいてくれ」

    ユーク「尚、当事者以外には、当然、秘密事項だ」

    ライナー「大丈夫だ。そのくらいは弁《わきま》えている」

    ベルトルト「皆で教官から大目玉食らいたくないからね」

    ユーク「そういう事だ。じゃあ、これはこの部屋にベッドの下にでも隠しておくか」

    ユーク「確か、部屋の定期点検は再来週のはずだ。多分、大丈夫だろう」
  87. 87 : : 2014/03/18(火) 21:58:21

    ジャン「いいのか?お前達にリスクを預けちまって」

    ユーク「いいって事さ」

    ユーク「この部屋は、成績上位者で固まっているからね。都合がいい」

    ジャン「じゃあ、すまねぇが頼んだ」

    ユーク「なんとかするさ」ヒラヒラ

    ライナー「あぁ、俺達に任せろ」
  88. 88 : : 2014/03/18(火) 21:58:44

    ジャン「そんじゃ、これで話も終わりか?」

    ユーク「そうだな。今日はこれで解散しよう。明日も訓練だ」

    マルコ「それじゃあ、お邪魔したね。楽しみにしているよ」

    コニー「じゃあなー!」

    ジャン「仕事はきちんとこなすからな?」

    ユーク「あぁ、皆もよろしく」ヒラヒラ
  89. 89 : : 2014/03/18(火) 21:59:34


    バタン スタスタ


    ユーク「俺達もさっさと風呂入って寝よう」

    エレン「そうだな。今日は歩き疲れたな」

    アルミン「僕もだよ」

    ライナー「よーし、風呂だ、風呂!」

    ベルトルト「そういえば、今日はアニとは出掛けなかったのかい?」

    ユーク「今日、アニはミカサ達と出掛けたみたいでな。それで俺はエレン達と――――」

  90. 90 : : 2014/03/19(水) 23:24:42
    まだかな ルンルン♪
  91. 91 : : 2014/03/19(水) 23:56:50

    ごめん、もう少し待って!

    リレーSSの方を作っていて、今思い出したところ(=゚ω゚)ノ

  92. 92 : : 2014/03/20(木) 00:03:54
    わかりました
    ルンルン♪
  93. 93 : : 2014/03/20(木) 00:04:13

    リレーSS、私の番が回ってきたので、投稿してきました
    エレン「同じ夢に向かって」【リレーSS】http://www.ssnote.net/archives/10538

    と、とりあえず、こっちはお風呂行って来てから!
  94. 94 : : 2014/03/20(木) 00:17:53
    わっかりました
  95. 95 : : 2014/03/20(木) 00:35:12

    ――Part 2-1――

    ――――翌日 対人格闘訓練――――

    ユーク「アニ」ヒョコッ

    アニ「今日は、相手してくれるんだね」

    ユーク「話もあってね」

    アニ「何?」

    ユーク「実は、皆でお酒を飲む事になってね」

    アニ「へぇ、そうかい」
  96. 96 : : 2014/03/20(木) 00:35:37

    ユーク「昨日、ジャンが街のくじ引きで景品として当ててね」

    アニ「あっ、私達もそれやったよ」

    ユーク「そうだったんだ」

    アニ「当たりも少なかったけどね」

    ユーク「アニは、何か当たった?」

    アニ「言わない」ニコ
  97. 97 : : 2014/03/20(木) 00:36:16

    ユーク「なんで?」ポカン

    アニ「今度、アンタに渡したくて」

    ユーク「何だろうね?」

    アニ「まぁ、楽しみにしてなよ」

    ユーク「分かったよ」ニコ

    アニ「あっ、それで、アンタの話は?」
  98. 98 : : 2014/03/20(木) 00:38:01

    ユーク「そうそう。話を戻すと、ジャンが酒瓶20本を当ててね」

    アニ「へぇ、あれ、ジャンが当てたんだ」

    ユーク「中々の強運だったな」

    アニ「で、それを飲もうって事かい?」

    ユーク「そっ!男子のメンバーは、いつもの8人がいてね」

    ユーク「今、女の子達も誘おうって事で、皆で手分けして声を掛けているんだよ」
  99. 99 : : 2014/03/20(木) 00:38:49

    アニ「へぇ、それでアンタが私をね」

    ユーク「アニは来る?」

    アニ「アンタが居るなら、そりゃあ行くけど…場所は?」

    ユーク「男子寮の俺達の部屋」

    アニ「…それ、大丈夫なの?」

    ユーク「…?」
  100. 100 : : 2014/03/20(木) 00:39:24

    アニ「だって、ほら…私達…女の子…なんだし」モジモジ

    ユーク「その点は、心配いらないと思うよ?」

    アニ「なんで、そう言えるんだい?」

    ユーク「アニの事は、俺が守るから」ニコ

    アニ(どきりっ!)ズキュン!

    アニ「~~~///」プシューーッ
  101. 101 : : 2014/03/20(木) 00:39:58

    ユーク「それに、君達に変な事をしようとする奴は、俺達の中にはいないよ」

    アニ「そうかもしれないけど…」

    ユーク(寧ろ、ミカサの方がね…ちょっとだけ心配だ)

    アニ「うぅーん…」ナヤミ

    ユーク「……」

    アニ「うん…行く」コクリ
  102. 102 : : 2014/03/20(木) 00:40:25

    ユーク「よかった」ニコ

    アニ「いつ?」

    ユーク「次の休暇の前日」

    アニ「あぁ…それなら安全だね」

    ユーク「その日の訓練が終わった後に、皆で集まろうって事」

    アニ「わかった」コクリ
  103. 103 : : 2014/03/20(木) 00:40:50

    ユーク「それじゃあ、当日は1人ずつ入って来てね?」

    アニ「そうだね。集団でぞろぞろと行くと、すぐにばれちゃうしね」

    ユーク「そういう事。でもよかった。当日が楽しみだ」

    アニ「そうかい?」

    ユーク「俺、まだ一度もお酒を飲んだ事ないからさ」

    アニ「アンタ、お酒飲んだ事なかったっけ?」
  104. 104 : : 2014/03/20(木) 00:41:16

    ユーク「うん。アニは?」

    アニ「ないよ。そんな事」

    ユーク「だよね。ライナー達はあるってさ」

    アニ「へぇ」

    ユーク「飲酒経験が無いのは、俺とエレンとアルミンとマルコで半数」

    アニ「じゃあ、他はあるんだね」
  105. 105 : : 2014/03/20(木) 00:41:47

    ユーク「皆、あるってさ。ライナーは昔、おやじさんのを勝手に飲んでいたらしい」

    アニ「あいつ…」クスッ

    ユーク「ベルトルトも知らずして、ライナーに付き合わされていたらしいよ」

    アニ「可哀想に」クスス

    ユーク「マルコは予想通り」

    アニ「真面目だもね」
  106. 106 : : 2014/03/20(木) 00:47:39

    ユーク「でも、コニーは意外だったな」

    アニ「いつ飲んでいたんだい?」

    ユーク「村のお祭りとかの行事でらしい」

    アニ「なるほどね。そういう風習なんだろうね」

    ユーク「コニーもそう言っていたよ」

    アニ「皆、それぞれ違う経験があるんだね」
  107. 107 : : 2014/03/20(木) 00:48:09

    ユーク「そうだな。だから、俺も少し楽しみでね」

    アニ「アンタ、酒強いの?」

    ユーク「分からないなぁ。実際に飲んでみないと」

    アニ「そう」

    ユーク「アニ、一緒に飲もうね?」ニコ

    アニ「いいけど?」クスッ
  108. 108 : : 2014/03/20(木) 00:48:31

    ユーク「うん。益々、楽しみになったよ」

    アニ「全く、調子いいんだから」クスス

    ユーク「アニは楽しみじゃないの?」

    アニ「…楽しみだけど?」

    ユーク「本当に?」

    アニ「うん」コクリ
  109. 109 : : 2014/03/20(木) 00:49:19

    ユーク「ふふっ、よかった」ニコ

    アニ(だって、アンタと一緒に居られれば、私は何だっていいからさ)ジッ

    ユーク「それじゃあ、決まったところで、訓練を始めようか!」

    アニ「はいはい」

    ユーク「また強くなったから、覚悟してね?」スッ

    アニ「私もさ。負けないから!」

  110. 110 : : 2014/03/20(木) 00:50:17

    ―――――――― 

    エレン「なぁ、ミカサ。話があるんだが」

    ミカサ「何?」

    エレン「皆で酒を飲む事になったから、お前も…」

    ミカサ「行くっ!」

    エレン「…まだ、言い切ってないぞ?」

    ミカサ「でも行く!」
  111. 111 : : 2014/03/20(木) 00:50:39

    エレン「そうか。それなら良かった」

    ミカサ「またユーク達と一緒?」

    エレン「あぁ。今回のきっかけは、ジャンが酒を当てた事だけどな」

    ミカサ「そう。でも楽しみ♪」

    エレン「そうか?」

    ミカサ「ええ。皆でわいわいと盛り上がって、思い出を作りたい!」
  112. 112 : : 2014/03/20(木) 00:51:03

    エレン「そっか。思い出か…」

    ミカサ「エレンも卒団後、会う機会が少なくなる皆と思い出を作るべき」

    エレン「…そうだよな。楽しむか!」

    ミカサ「ええ」ニコ

    エレン「でも、酒の味って分からないんだよな」

    ミカサ「それは、私も分からない」
  113. 113 : : 2014/03/20(木) 00:51:41

    エレン「どんな味なんだろうな?」

    ミカサ「人によるけれど、少し苦いと聞いた事がある」

    エレン「そうなのか。俺って、酒強いのかな?」

    ミカサ「実際に、飲んでみれば分かる事」

    エレン「そっか。なら酔いつぶれないように、気を付けないとな!」

    ミカサ(もし、エレンが酔いつぶれたら、私が丁寧に介抱して…うへへ)

  114. 114 : : 2014/03/20(木) 00:52:12

    ―――――――― 

    エレン「――――」

    ミカサ「――――」

    アルミン「――――」


    ジャン「――――」

    クリスタ「――――♪」

    ユミル「――――!」

    ベルトルト「――――」オロオロ
  115. 115 : : 2014/03/20(木) 00:52:30

    ライナー「――――」

    サシャ「――――」アチョー

    コニー「――――」ホワチャー


    マルコ「――――」

    ミーナ「――――」
  116. 116 : : 2014/03/20(木) 00:52:44

    ユーク(皆、この時間の内に、早速、声を掛けているみたいだな)

    ユーク(この様子なら、意見をまとめるのに時間もあまりかからなさそうだ)

  117. 117 : : 2014/03/20(木) 00:53:49

    ――――その日の夜 女子寮――――

    ミカサ「皆、話がある」

    アニ「……」チラ

    クリスタ「なぁに、ミカサ?」

    ユミル「急ぎの用か?」

    ミーナ「どうしたの?」

    サシャ「お菓子ください!」
  118. 118 : : 2014/03/20(木) 00:54:11

    ミカサ「お菓子はない。自分で探して」

    サシャ「はうっ…」シュン

    ミーナ「サシャはいいから、とりあえず、話してみて?」

    ミカサ「ええ。実は、男子寮へ行く順番について、話し合いが必要かと…」

    ミーナ「あぁー、確かにそうだね」

    ユミル「教官だけじゃなく、他の奴らにも見つかるのもだりぃしな」
  119. 119 : : 2014/03/20(木) 00:54:37

    ミカサ「ので、隠密な行動をとるためにも、順番を決めた方がいいと思う」

    アニ「それは、必要だろうね」

    ユミル「あぁ、間違いねぇな」

    クリスタ「見つからないように、慎重に行くって事?」

    ミカサ「その通り」

    ミーナ「そうだよね。仮にも男子寮だもんね」
  120. 120 : : 2014/03/20(木) 00:55:09

    ミカサ「彼らの事は信用しているけれど、一応、場は異性の巣窟」

    ミカサ「ので、注意は必須」

    ユミル「クリスタは絶対に守らねぇとな!」

    ミーナ「はいはい。保護者さんは少し落ち着いて」ドウドウ

    ミカサ「私もエレンに襲われたらと思うと…ぽっ…///」モジモジ

    アニ「いや、それは多分ないと思うよ…着眼点も少しずれているし」フリフリ
  121. 121 : : 2014/03/20(木) 00:55:58

    ミーナ「じゃあ、アニはユークに守ってもらわないとね!」

    アニ「え?」ドキリ

    ミーナ「だって、アニも可愛いもん!狙われたり襲われたりしたら大変だよ?」

    アニ「わ、私は別にそんな…///」モジモジ

    ミーナ「ほらぁ、照れてるぅー!」ヤイノヤイノ

    アニ「や、やめてよ。あいつは関係ないから…///」
  122. 122 : : 2014/03/20(木) 00:56:21

    ユミル「…また少しずれたな。さっさと話を進めようぜ」

    クリスタ「ほら、2人ともふざけないの」メッ!

    ミーナ「はーい!」

    アニ(私は巻き込まれただけなのに…)ショボーン

    サシャ「そうですねぇ。確かに教官だけでなく、男子にも気をつけて行かないと」

    ミカサ「ええ。下手をすれば、大変な事にもなりうる」コクリ
  123. 123 : : 2014/03/20(木) 00:56:52

    ユミル「で、具体案とかはあるのか?」

    ミカサ「何人ずつで向かった方がいいだろうか?」

    クリスタ「1人は心細いなぁ」

    サシャ「そうですねぇ。せめて2人とか…」

    アニ「私は1人でも大丈夫だけど」シレッ

    ミカサ「私も1人で平気」ケロッ
  124. 124 : : 2014/03/20(木) 00:58:00

    ユミル「そりゃあ、お前らはそれでいいかもしれねぇが、クリスタはそうもいかねぇよ」

    ミーナ「私も2人がいいなぁ」

    ミカサ「では、こうしましょう」

    アニ「…?」チラ

    サシャ「どうするつもりですか?」

    ミーナ(どうせなら、マルコに迎えに来てもらいたいくらいだけど…)
  125. 125 : : 2014/03/20(木) 00:58:31

    ミカサ「私とアニに関しては、彼らの他の男子よりも強い」

    ミカサ「ので、1人でも平気。その方が隠密に行動できる」

    ミカサ「貴方達は2人ずつで行動して、なるべくこっそりと行ってほしい」

    ユミル「なるほどな。まぁクリスタさえ守れれば、何だっていいさ」

    クリスタ「また、そんな事言って…」

    ミーナ「うん。2人なら私もいいよ」
  126. 126 : : 2014/03/20(木) 01:00:19

    サシャ「ユミルはクリスタと向かうでしょうし、ミーナは私と一緒に行きましょう」

    ミーナ「うん。よろしくね!」

    ユミル「クリスタ!私が“害虫ども”から守ってやるからな!!」

    クリスタ(『害虫』って何だろう?男子寮には虫の巣があるのかな?)ポカン

    ミカサ「では、2人組の貴方達から先に行く事にしてほしい」

    ミカサ「私とアニは、最後にする」
  127. 127 : : 2014/03/20(木) 01:00:39

    ユミル「おう、それでいいぞ!」

    クリスタ「わかった!」

    ミーナ「私達の順番は、どうするの?」

    サシャ「私達が先にしましょうか?」

    ユミル「いや、私達が先に向かって様子を見る」

    ユミル「私に任せとけ!」
  128. 128 : : 2014/03/20(木) 01:01:06

    ミーナ「それじゃあ、ユミル。危険だけどお願いね?」

    サシャ「お願いします」

    ユミル「あぁ。その辺は私も得意だからな」

    サシャ「どうしてですか?」

    ユミル「まっ、そこは秘密って事だ!」ニシシ

    ユミル(昔は盗みも働いていたからな。忍び込むのは得意なんだよ)
  129. 129 : : 2014/03/20(木) 01:02:15

    ミカサ「アニ、私達も気を付けて行きましょう」

    アニ「そうだね。アンタが先に行きなよ」

    ミカサ「それだと、アニが最後だけれど、大丈夫だろうか?」

    アニ「平気さ」

    ミカサ「では、お願いする」

    アニ「アンタも油断せず、気を付けなよ」
  130. 130 : : 2014/03/20(木) 01:02:37

    ユミル「お前達も話しは終わったか?」

    ミカサ「ええ。これで順番も決まった」

    ミカサ「後は、当日にしっかりと忍び込むだけ」

    ミーナ「なんか、響きが悪いね」

    ユミル「まっ、間違ってはいねぇけどな」ケラケラ

    クリスタ「もう、眠いね」ウトウト
  131. 131 : : 2014/03/20(木) 01:02:58

    ミカサ「今日は、これで解散にしましょう」

    アニ「ユークに明日、順番の事について話をしておくよ」

    ミカサ「では、アニにお願いしよう」

    ユミル「そんじゃ、部屋に戻るか」

    ミーナ「皆、おやすみー!」

    サシャ「おやすみなさいです」
  132. 132 : : 2014/03/20(木) 01:03:44

    ミカサ「ええ。おやすみなさい」

    ユミル「クリスタ、行くぞぉ?」

    クリスタ「うぅーん、まってぇ…」ウトウト ヨチヨチ


    スタスタ ヨチヨチ


    ミカサ「私達も部屋へ戻りましょう」スクッ

    アニ「そうだね。話し込んじゃったみたいだし」スクッ

    ミカサ(当日まで、待ち遠しい――――)

  133. 133 : : 2014/03/20(木) 01:05:37
    >>94 クリスタ命さん
    お待たせして申し訳なかったね!

    お話はこれから面白くなるよ...きっとね
  134. 134 : : 2014/03/20(木) 01:11:49
    頑張って下さい 楽しみにしてます
  135. 135 : : 2014/03/20(木) 20:50:41

    ――Part 2-2――

    ――――2日後の夜 男子寮の自室――――

    ユーク「うーん…これは、どうしようか?」

    アルミン「ふふふ、悩んでる、悩んでる!」ニヤニヤ

    ライナー「ユークとアルミンは、また将棋か?」

    ベルトルト「みたいだね。アルミンが挑戦したみたい」

    エレン「何か、秘策でも思いついたのか?」

    アルミン「まぁ、見てて、見てて!」ニマニマ
  136. 136 : : 2014/03/20(木) 20:51:36

    ライナー「というより、最早アルミンでさえ、『ユークに挑戦する』と形容されるのか?」

    ベルトルト「ユークは、本当に手が出せないくらいに強いからね」

    エレン「すげぇな、ユーク」チラチラ

    アルミン「でも、今日は勝たせてもらうからね!」

    ユーク「…ちょっと、考える」ポクポク

    アルミン(よし!良い手だったようだ!!)
  137. 137 : : 2014/03/20(木) 20:52:09

    ユーク「うーん…」ジーーッ

    ライナー「ところで最近は、ユークがチェスをやっているところは見ないな」

    ユーク「チェスは、もう二度とやらないと思う」

    ライナー「なんでだ?」

    ユーク「ベルトルト、代わりに説明しておいてくれ。俺は考える事に忙しい」ポクポク

    ベルトルト「わかったよ。あはは」
  138. 138 : : 2014/03/20(木) 20:52:50

    ユーク「……」ジーーッ

    ライナー「それで、どうしてだ?」

    ベルトルト「前に聞いた話なんだけどね」

    ベルトルト「チェスは選択肢と戦術の幅が狭すぎて、彼曰く、ゲームとして駄目らしい」

    ライナー「はっはっは!何だそれは!」

    エレン「それは、俺も一度聞いた事があるな」
  139. 139 : : 2014/03/20(木) 20:53:28

    ベルトルト「元々、チェスっていうゲームの本質が嫌いだったらしいんだけど」

    ベルトルト「ミカサに将棋の存在を教えてもらって、途端にのめり込んだらしいよ」

    ライナー「ほぉ、そうか」

    エレン「俺はこういうのは得意じゃないから、見ている事が多いけどな」

    ベルトルト「将棋は、面白いと思うよ」

    ベルトルト「でも、僕のようなあまり頭の回転が良くない人は、チェスでいいと思う」
  140. 140 : : 2014/03/20(木) 20:54:16

    ライナー「そうだな。選択肢があり過ぎても、頭が混乱するだけだ」

    ベルトルト「でも彼は、やはり将棋を選ぶだろうね」

    エレン「まぁ、ユークだしな」

    ライナー「で、今はユークが将棋の頂点に居ると」

    ベルトルト「まぁ、そういう事だね。アルミンやマルコでもほとんど勝てないらしい」

    エレン「そうなのか!すげぇな、ユークは!!」
  141. 141 : : 2014/03/20(木) 20:59:40
    社会人は忙しいのですね…色々頑張って下さい! このお話和みますねぇ〜 続きも楽しみです(*^^*)
  142. 142 : : 2014/03/20(木) 21:08:13
    >>141 えりさん
    そうですね。どれくらい忙しくなるのか分からないですが、ゆきさんや店員さん曰く、SSに割く時間は激減するはずです

    少しずつでも進めていきます
  143. 143 : : 2014/03/20(木) 21:09:40

    ベルトルト「でも、その彼も今はアルミンの秘策で悩んでいるみたい」チラ

    ユーク「……」ジーーッ

    ライナー「真剣だな」

    エレン「話しかけても、何も答えてくれなさそうだな」ハハ

    ベルトルト「これ以上、うるさくして邪魔するのも良くないね。これで終わろう」

    ライナー「そうだな。俺達も対局を観戦するか!」
  144. 144 : : 2014/03/20(木) 21:10:20


    スチャ ゾロゾロ


    ユーク「……」ジーーッ

    アルミン「どうだい、ユーク。これは決まったんじゃないかな?」

    ユーク(場・持ち駒、全てを踏まえて考えろ。今の状況を正しく理解するんだ)ジーーッ

    アルミン「僕も考えに考え抜いて、辿り着いた布陣だからね!」

    アルミン「そう易々《やすやす》とは、突破されないよ!!」

    ユーク「……」ジーーッ
  145. 145 : : 2014/03/20(木) 21:10:49

    ユーク(アルミンは、桂馬などの中堅の駒を多数犠牲にして、策を弄《ろう》してきた)

    ユーク(これだけ多くの罠を張って来たのには、俺を警戒しているからに他ならない)

    ユーク(つまりこれらの罠は、言わば一括りの縄で結ばれているようなものであり)

    ユーク(小さな綻《ほころ》びを作りだす事さえできれば、強固な布陣を崩す事が出来る)

    ユーク(相手の立場になって考えろ。俺がアルミンなら、どこを攻められると困るのか?)

    ユーク(そして、相手が最も嫌がる事を見つけ出せ!それが勝利の鉄則だ!!)
  146. 146 : : 2014/03/20(木) 21:11:46

    ユーク「……!」ピーン

    ユーク(そうか。鍵はアルミンが犠牲にした“亡骸”を使う事だ!)

    ユーク(アルミン…君が俺に与えてくれた『桂馬』…使うべきは今、ここだ!)パチッ

    アルミン「…なっ!!」

    ユーク「どうだ。アルミン?…これは、嫌だろ?」ニヤリ

    アルミン「…崩される」ガクッ
  147. 147 : : 2014/03/20(木) 21:14:25

    ユーク「あったな…小さな綻び」

    アルミン「でも…どうして、こんなところに…」

    ユーク「アルミンは俺に駒を与え過ぎた…原因は、そこに尽きる」

    アルミン「でも、そうでもしないと…」

    ユーク「確かに、画期的な戦術を開拓するには、犠牲はつきものだ」

    ユーク「現に、アルミンはその犠牲の礎《いしずえ》に、“一見”、強固な布陣を築いた」
  148. 148 : : 2014/03/20(木) 21:14:49

    ユーク「だが、その犠牲が相手である俺にも勝機を与えたんだ」

    アルミン「そんな…」

    ユーク「この将棋において、相手に駒を与える事は、自分の首を絞める事でもある」

    ユーク「駒をどこにでもおけるという事は、それだけ幅が広がるという事だ」

    ユーク「アルミン、君はその代償として、俺に駒を与え過ぎた…しかも『桂馬』を」

    アルミン「…!!」
  149. 149 : : 2014/03/20(木) 21:15:27

    ユーク「ダメだろ?俺に『桂馬』を与えたら」ニヤリ

    アルミン「そうか…君の得意技は、『桂馬』を起点とした戦術だった…」

    ユーク「あぁ。これで流れは変わった。精々、防いでみろ」

    アルミン「くっそぅ。ただ一手で、攻撃から防御へ回されてしまった」

    ユーク「ただの一手じゃないさ。これまでの全てが集積された結果だ」

    ユーク「俺は一手たりとも、無駄な事はしていない」
  150. 150 : : 2014/03/20(木) 21:15:49

    ライナー「…勝負あったみたいだな」

    ベルトルト「うん。このまま、ユークの猛攻を受けて、おそらくアルミンは…」

    エレン「ふーん、残念だったな、アルミン」ケロッ

    アルミン「くっそぅ」パチッ

    ユーク「そこ、隙あり」パチッ

    アルミン「あっ!しまった!!」ガーン
  151. 151 : : 2014/03/20(木) 21:16:11

    ユーク「途端に、集中力が乱れ始めたな、アルミン」ニヤリ

    アルミン「あぁぁ、まずい、まずい!」パチッ

    ユーク「じゃあ、更に猛攻を加えるとしようか」パチッ

    アルミン「うわぁぁあ!また読み違えた!!」パチッ

    ユーク「おやおや、形勢が逆転した途端にあっけないな、アルミンさんよ」パチッ

    アルミン「…投了です」ガックシ
  152. 152 : : 2014/03/20(木) 21:16:32

    ユーク「一時、危なかったが、俺の防衛成功だ。また出直して来なよ」

    アルミン「…はい」ガクッ

    ユーク「さて、このくらいにしておくか」

    アルミン「また挑戦するからね!」

    ユーク「いつでも受けて立つよ」

    アルミン「早速、次の戦術を考えないと!」
  153. 153 : : 2014/03/20(木) 21:24:57


    ジャラジャラ パチパチッ


    ユーク「俺はどうするかな?」

    エレン「なぁ、アルミンが忙しいなら、座学で教えてほしい所があるんだけどよ」

    ユーク「あぁ、いいぞ。手伝う」

    エレン「すまねぇな。ここなんだが…」

    ライナー「どれ。俺にも見せてみろ」

    ベルトルト「僕も見るよ」
  154. 154 : : 2014/03/20(木) 21:25:19

    エレン「すまねぇな、お前らも」

    ベルトルト「皆で考えれば、早いからね」

    ユーク「そっ、さっさと済ませてしまおう」

    エレン「この問題さぁ、計算が合わねぇんだよ」

    ライナー「代入法がちゃんと合っているか?」

    エレン「あぁ。ちゃんと公式通りに当てはめて…」
  155. 155 : : 2014/03/20(木) 21:25:54


    トントントン!


    エレン「…ん?」チラ

    ライナー「何だ、今の音?」

    ベルトルト「窓の方?」チラ

    ユーク「誰かいるのか?」スクッ

    アルミン「…?」チラ


    「開けてくださーい!」トントントン

  156. 156 : : 2014/03/20(木) 21:26:45

    ユーク(誰だろうな?)スタスタ


    ガラッ


    サシャ「皆さん!大変ですよ!!」

    ユーク「サシャ」

    エレン「サシャ?」

    ライナー「なんで男子寮の外に?」

    ベルトルト「何か用なのかい?」

    アルミン「どうかしたの?」
  157. 157 : : 2014/03/20(木) 21:37:42

    サシャ「それが大変な事がありまして!」

    ユーク「それで、何だい?」

    ベルトルト「緊急の用事なんだね」

    ライナー「わざわざ危険を冒《おか》して、ここまで来るくらいだからな」

    サシャ「それでですね!実は、今から抜き打ちの荷物検査があるんですよ!」

    ユーク「え、検査?」
  158. 158 : : 2014/03/20(木) 21:38:42

    サシャ「はい。実は、もう教官が女子寮へ来ていまして…」

    アルミン「サシャは、こんなところに来て大丈夫なの?」

    サシャ「は、はい。こっそりと来たんです」

    ユーク「そうか。ありがとう。大体、言いたい事は察したよ」

    サシャ「はい。“あれ”、隠してください!!」

    ユーク「あぁ、“あれ”だな」チラ
  159. 159 : : 2014/03/20(木) 21:59:50

    サシャ「そうです!いい隠し場所を教えますから!急いでください!!」

    ユーク「そうか。助かるよ。急ごう!」

    サシャ「私は男子寮前で隠れていますから、皆で持って出てきてください」ササッ

    ユーク「恩に着るよ。危険を顧《かえり》みず、知らせに来てくれてありがとう」

    サシャ「はい。では、私はこれで」ドロン!

    ユーク(ミカサのように去って行ったな)ジーーッ
    (『――番外編―― 第2話』参照)
  160. 160 : : 2014/03/20(木) 22:00:16

    エレン「ええっと、つまり酒を隠せって事か?」

    ライナー「どうもそれ以外に考えられないな!」

    ベルトルト「見つかったら、大変だね」

    アルミン「急いで運び出そう!」

    ユーク(今回は、筋力を最大まで出そう!)グググ

    ユーク「皆、手分けして運ぶぞ!あくまで隠密に!!」
  161. 161 : : 2014/03/20(木) 22:00:41


    ガチャ! ドタタッ!!


    ジャン「おい、お前ら!」

    マルコ「話は聞いている?」

    ユーク「あぁ。たった今、サシャが来て聞いたよ。抜き打ち検査だな」

    ジャン「そうだ。こんな話してる場合じゃねぇ、急ぐぞ!」

    マルコ「見つかったら、一大事だ!」

    ユーク「助かる。皆、手分けしてベッドの下から出してくれ!」
  162. 162 : : 2014/03/20(木) 22:01:26


    ゴロゴロゴロ ガランガラン


    ユーク「俺は2本持つ」ガッ

    ライナー「俺は4本持てるぞ!」ガガッ

    ユーク「むっ!なら、俺は5本いくぞ!!」ガガッ

    エレン(なんで張り合ってんだ?)

    ベルトルト「僕も4本手伝うよ!」ガッ

    アルミン(皆、酒瓶を両脇に抱えて、凄いな)
  163. 163 : : 2014/03/20(木) 22:01:50

    ジャン「おし!残り7本は俺達で手分けだ!!」

    マルコ「僕達は、1人2本にしよう!」

    エレン「よっしゃ!俺も持つぞ!」ガッ

    ジャン「へっ、これくらい軽いぜ!」グググッ ズシィ

    マルコ「よぉっと!」ズシィ

    アルミン「…僕は、1本持つね」グググ ヨロヨロ
  164. 164 : : 2014/03/20(木) 22:02:26


    バタン!


    コニー「遅れてすまねぇな!オレも手伝うぞ!!」

    ジャン「なら、1本持ってくれ」ポイッ(1本)

    コニー「おう」ズシ(1本目)

    マルコ「僕もお願い」ポイッ(1本)

    コニー「お、おう」ズシシ(2本目)

    エレン「…頼んだ」ポイッ(1本)
  165. 165 : : 2014/03/20(木) 22:03:03

    コニー「…おう」ズッシィ(3本目)

    アルミン「……」

    ライナー「何も証拠はないな?」キョロキョロ

    ベルトルト「うん。大丈夫。皆、持ったよ!」

    ユーク「よしっ!サシャの案内に従って、隠し遂《おお》すぞ!!」


    「「「おぉぉぉおおお!!!」」」


    ドタバタ ドタバタ

  166. 166 : : 2014/03/20(木) 22:11:52

    ――――男子寮前――――

    サシャ「あっ、こっちで、こっちです!」

    ユーク「お待たせしたね」

    ライナー「それで、隠し場所っていうのは?」

    サシャ「とにかく、ついて来てください!」タタタッ

    ベルトルト「信頼して大丈夫かな?」

    ユーク「だが、今は時間がない。ここは、サシャの裁量に賭けよう!」


    タッタッタ タッタッタ

  167. 167 : : 2014/03/20(木) 22:25:07

    ――――食料保管庫前――――


    タッタッタ ドタバタ


    サシャ「ここです!」ピタッ

    ユーク「ここは、食料保管庫だよね?」

    サシャ「はい。そうです!」

    ライナー「まさか、この中に?」

    サシャ「そのまさかです!」

    ベルトルト「大丈夫かな?」
  168. 168 : : 2014/03/20(木) 22:25:34

    サシャ「その点は、心配いりません。鍵も開けてあります!」

    アルミン(まだ、鍵の事は聞いていないんだけどね)

    マルコ(どうして、彼女は鍵を自由に開けられるんだろう?)

    ユーク「でも、ここはある意味、教官すら盲点かもしれない」

    エレン「どういう事だ?」

    ジャン「へっ、大体、考えている事は分かるぜ」
  169. 169 : : 2014/03/20(木) 22:36:48

    ユーク「…酒が食糧庫にあってところで、なんら不自然ではない」

    ユーク「教官だって、どんな酒をどれだけ搬入したかを記憶している可能性は低い」

    ジャン「それに、今日の検査は寮であって、ここじゃあねぇからな」

    ユーク「今、教官達は部屋の検査に掛かりっきりだから、姿を見られる可能性も低い」

    ユーク「サシャ、中々の名案だったよ」チラ

    サシャ「もっと褒めてください!」フンス
  170. 170 : : 2014/03/20(木) 22:37:12

    ユーク「隠し場所の提供には感謝するけど…」

    サシャ「…?」

    ユーク「食糧庫の鍵を自在に開けられるのは、感心しないよ?」

    サシャ「うっ…やはり、そこには言及しますか…」

    ユーク「まぁ、今回は早期に知らせをくれて、場所まで誘導してくれたからね」

    ユーク「今回のみ、見逃してあげるよ」
  171. 171 : : 2014/03/20(木) 22:42:56

    サシャ「は、はい」

    ユーク「これからも泥棒はしたらダメだからね?」ジロリ

    サシャ「き、肝に銘じておきます」タジッ

    ユーク「うん。じゃあ、立ち話もこの辺にして、早く運び込もう」

    サシャ「私もお酒飲むの楽しみなので、皆さん、急いでください!」

    ユーク「ははっ、欲に忠実だなぁ。俺も楽しみではあるけどね♪」


    ドタドタ ドタドタ

  172. 172 : : 2014/03/20(木) 22:43:28

    ――――――――

    ユーク「サシャ、本当にありがとう」ペコリ

    サシャ「いえいえ、頭を下げられるほどの事ではありませんよ」

    エレン「そんな事はねぇよ。見つかったら一巻の終わりだからな」

    アルミン「そうだね。危機一髪だったよ」

    ジャン「おい。さっさと部屋に戻らねぇか?」

    マルコ「そうだね。教官が検査に来る前に戻らないと!」
  173. 173 : : 2014/03/20(木) 22:43:57

    サシャ「では、私も戻ります。皆さんもお気をつけて」

    ユーク「君も見つからないようにね」

    サシャ「はい。野生の狩人の力を見せてやりますよ!」

    ユーク「他の女の子にも、こちらは大丈夫だって伝えておいてくれ」

    サシャ「分かりました。伝えておきます」

    サシャ「それでは、皆さん!当日は楽しみにしています!!」クルッ
  174. 174 : : 2014/03/20(木) 22:44:57


    タッタッタ タッタッタ


    ユーク「俺達もすぐに戻ろう」

    ライナー「あぁ。部屋の掃除も少しはしておかないとな」

    ベルトルト「今からは少し大変だね」

    アルミン「簡単な荷物の整理だけでもいいと思うよ」

    エレン「急ごうぜ。教官が来ちまう」

    マルコ「うん…でも」チラ
  175. 175 : : 2014/03/20(木) 23:00:56

    エレン「何か、気になるのか?」

    マルコ「うん。ここに隠したお酒の事だけど…」

    ジャン「いつ取り出すんだ?」

    ユーク「…検査が終わった後で、俺達が隠密に回収しておく」

    ジャン「そうか。すまねぇな。危険な仕事を…」

    ユーク「いいって事だ。それより皆、戻る際はこっそりとね!――――」

  176. 176 : : 2014/03/20(木) 23:01:53

    ――――荷物検査終了後――――

    教官「うむ。この部屋も問題なし。この部屋で最後だな」

    教官「夜遅くに邪魔をしたな。もう直ってもよい」


    「「「……」」」スッ


    教官「分かっているとは思うが、夜間は出歩かないように」


    「「「はい」」」


    教官「では、私はこれで戻る」
  177. 177 : : 2014/03/20(木) 23:02:35


    ガチャ バタン ツカツカ


    ユーク「…ふぅ」ホッ

    エレン「問題なく終わったな」

    アルミン「大丈夫だと分かっていても、緊張するね」ペタン

    ライナー「だが、まだ終わりじゃないだろ?」

    アルミン「あっ」

    ベルトルト「もう一つ、仕事は残っているからね」
  178. 178 : : 2014/03/20(木) 23:02:56

    ユーク「その通りだ」

    エレン「誰が行くんだ?」

    アルミン「全員で行くのは、もう危険でしかないよね」

    ユーク「俺達3人に任せてくれ」

    エレン「3人で大丈夫なのか?」

    アルミン「単純計算でも、2人が7本も持つんだよ?」
  179. 179 : : 2014/03/20(木) 23:03:30

    ライナー「俺が8本持つ」

    エレン「え?」

    ユーク「いけるのか、ライナー?」

    ライナー「あぁ。バッグに2本入れて、両腕に6本ずつ持てば大丈夫だ」

    ユーク「そうか。じゃあ、俺達は6本で済む」

    ベルトルト「2本をバッグに入れれば、両手で持つ分は4本で済むね」
  180. 180 : : 2014/03/20(木) 23:04:08

    ユーク「というより、さっきもそうすれば3人で済んだのか」アハハ

    ベルトルト「ちょっと、無駄な事をしちゃったね」

    ライナー「まぁ、無駄でもないだろうさ」

    アルミン「どういう事?」

    エレン「3人の方が効率自体は、いいだろ?」

    ユーク「いいや、ライナーの言いたい事は、効率云々の次元じゃないよ」クスリ チラ
  181. 181 : : 2014/03/20(木) 23:04:36

    ライナー「あぁ。俺達が全員で協力して運んだという事実が大事なんだ!」

    ベルトルト(なるほどね)チラ

    ライナー「この危機を乗り越えて、俺達の互いへの信頼は更に深まっただろう」

    エレン「……」ジーーッ

    アルミン「…うん」コクリ

    ライナー「だから、それ自体には大きな意味があったんだ。何も間違ってはいない」フルフル
  182. 182 : : 2014/03/20(木) 23:05:37

    ユーク「あぁ、その通りだ。俺達が全員でやり遂げた事だ。胸を張っていい」

    ベルトルト「やっている事は、お酒の隠蔽《いんぺい》なんだけどね」

    ユーク「それを言うなって」クスリ

    エレン「ははっ、言えてるな!」アハハ

    アルミン「そうだね。確かに…」ハハハ

    ユーク「…さて、そろそろ教官は、宿舎へ戻っただろう。頃合いだ」ユラリ
  183. 183 : : 2014/03/20(木) 23:06:02

    ライナー「そうと決まれば、取りに行くか!」ユラリ

    エレン「お前ら、気を付けろよ」

    アルミン「しっかりね!」

    ベルトルト「うん。頑張るよ」スクッ

    ライナー「俺達を嘗《な》めるなよ?これでも成績2, 3, 4位だぞ?」

    ユーク「そういう事だ。さて、行くか!お前達!!――――」

  184. 184 : : 2014/03/20(木) 23:12:36

    ――――翌日 食堂――――

    ユーク「――――という感じで、昨日の荷物検査は乗り切ったんだよ!」

    アニ「へぇ、そうだったんだ」

    ミカサ「サシャから、『(お酒は)大丈夫だ』という話だけは聞いていたけれど」

    エレン「結構、慌ただしくてな」

    ユーク「それで、また取りに行った時も危うく見つかりかけてね」

    ミカサ「そうだったの」クスリ
  185. 185 : : 2014/03/20(木) 23:13:08

    アニ「大丈夫だったの?」

    ユーク「うん。何とかすれ違いになってくれてね」

    エレン「本当に危なかったらしいな」

    ユーク「あぁ。2度目の危機一髪だったね」

    ミカサ「でも、皆、無事でよかった」

    アニ「これで、なんとかできそうなんでしょ?」
  186. 186 : : 2014/03/20(木) 23:13:34

    ユーク「うん。何も問題なく開催できる!」

    エレン「まだ少し、不安な所もあるけどな」

    ユーク「今は、分からない心配をしても仕方がないさ」

    ユーク「楽しめばいいんだよ、皆で!」

    ミカサ「その通りだと思う」コクリ

    アニ(ユークと一緒なら、何だっていいさ…)
  187. 187 : : 2014/03/20(木) 23:14:01


    スタスタ スタスタ


    ジャン「よう。なんとか回収までこぎつけたらしいな」

    マルコ「おはよう。お疲れ様だったね」

    ユーク「あぁ、おはよう…そうなんだよ!結構、波乱もあってさ!!」

    ライナー「あれは心臓に悪いな」

    ユーク「危機に直面した時は、寿命が縮んだかと錯覚したな!」アハハ

    ベルトルト「いい経験になったとも言えるよ」
  188. 188 : : 2014/03/20(木) 23:15:27

    ジャン「はっはっは!手伝えなくてすまねぇな!!」ケラケラ

    マルコ「その話、僕達も聞いていいかな?」

    ユーク「いいぞ。あんまり大声では、言えないけどな」

    ジャン「違ぇねぇな!」ワハハ

    マルコ「具体的に、どうやって危機を乗り越えたんだい?」

    ユーク「あの時、3人で距離を取って行動していたんだが、その時に――――」

  189. 189 : : 2014/03/20(木) 23:15:50

    ――――――――

    ユーク「――――って言う経緯だ」

    ジャン「なるほどな。そりゃあ疲れるわ!」ケラケラ

    マルコ「でも、3人で20本も持つなんて凄いね!」

    ユーク「一番凄かったのは、ライナーだな!8本だぞ?」

    ジャン「でもお前だって、あの日は2箱(8本入り)を持ち帰ったじゃねぇか!」

    マルコ「そうなんだ。ユークも凄いね!」
  190. 190 : : 2014/03/20(木) 23:16:19

    ユーク「でも今回は、あの時とは状況が違ったからな」

    ジャン「そういや、なんで箱に入れなかったんだ?」

    ユーク「あの箱は、部屋に置いておくには邪魔になるからって、処分したんだよ」

    ユーク「それが今回、足を引っ張ってしまったな」

    ジャン「なんだ。そうだったのか」

    ユーク「証拠にもなってしまうからな。まとめて処分するのは、瓶だけで十分だ」
  191. 191 : : 2014/03/20(木) 23:16:47

    マルコ「色々な戦いがあったんだね」

    ジャン「まぁ、ご苦労だったってこった!」

    ユーク「もう少しだけ、先を見据えておけば良かったんだけどな」

    マルコ「仕方ないよ。『抜き打ち』の検査だったんだから」

    ジャン「誰も予測してねぇから、教官も検査するんだろうな」

    ユーク「そうだな。サシャの活躍も大きかったな」
  192. 192 : : 2014/03/20(木) 23:17:41

    マルコ「確かに、彼女がすぐに知らせに来てくれて首の皮が繋がったって感じだね」

    ジャン「流石、野性は行動力が一味違うな」

    ユーク「あぁ。その通りだな!」アハハ

    マルコ「それじゃあ、僕達はこれで失礼するよ」

    ジャン「いつまでも騒いでいると、勘付かれるかもしれねぇしな」

    マルコ「当日は楽しみにしているよ。それじゃあね!」
  193. 193 : : 2014/03/20(木) 23:17:55
    すっごい
    おもしろいです期待です
  194. 194 : : 2014/03/20(木) 23:18:44


    スタスタ スタスタ


    ユーク「皆、それぞれ楽しみにしているみたいだな」

    ミカサ「ええ。話を聞いている私達も楽しかった」チラ

    アニ「そうだね。中々、スリリングだったんじゃない?」

    ユーク「うん。ある意味で楽しかったよ!」

    ミカサ「私も当日は、とても楽しみに思っている」

    ユーク「それじゃあ、もう数日を乗り切って、その時が来るのを待つとしようか!――――」

  195. 195 : : 2014/03/20(木) 23:22:19

    これで前半戦終了。

    今日はゆきさんのところの雑談スレと交互に来ていたり、お酒飲んでいた事もあって、ちょこちょこ投稿の間が空いてしまいました(笑)

    このパート2-2も製作当時、全体の話の長さの帳尻合わせの為に、必死に頭ひねって絞り出したアイデアだったことは制作秘話。
    その証拠に所々話の説明を端折っている所が見受けられ...
  196. 196 : : 2014/03/20(木) 23:23:20
    >>193 非リア充さん
    応援ありがとう(=゚ω゚)ノ
  197. 197 : : 2014/03/21(金) 18:25:35
    頑張って下さい
    応援しております
  198. 198 : : 2014/03/23(日) 18:57:44
    >>197 クリスタ命さん
    いつもありがとうです(・∀・`*)

    昨日は疲れて寝てしまって、どのSSも更新できませんでした(´+ω+`)
  199. 199 : : 2014/03/23(日) 19:32:42
    ゆっくりでいいので、体に負担をかけないように頑張って下さい
  200. 200 : : 2014/03/23(日) 20:10:48

    ――Part 3-1――

    ――――酒盛り当日の夕方――――

    教官「本日の訓練は、ここまで」

    教官「解散!」


    「「「はっ!」」」バッ


    「いやー、終わった、終わった!」

    「明日は休暇だな!!」

    「どこ行こうかなぁ?」
  201. 201 : : 2014/03/23(日) 20:11:09


    ゾロゾロ ガヤガヤ


    ユーク「よしっ!今日は、まだまだこれからだ!!」

    アニ「何だい、その台詞?」クスッ

    ユーク「やっとだと思うとね」

    アニ「そんなに楽しみだったのかい?」

    ユーク「勿論!アニと一緒だもんね?」ニコ

    アニ「…ばかっ///」プイ
  202. 202 : : 2014/03/23(日) 20:11:28

    ユーク「それじゃあ、アニ達は夕食前にお風呂を済ませてきたら?」

    アニ「うん。予定通りにね」

    ユーク「来る順番とかは、この前に聞いた通り?」

    アニ「うん。ちゃんと決めたから、隠密に行動するさ」コクリ

    ユーク「それじゃあ、よろしくね」フリフリ

    アニ「うん。また食堂でね」フリフリ
  203. 203 : : 2014/03/23(日) 20:11:52


    スタスタ スタスタ


    ミカサ「アニ、私達も…」ヒョコッ

    アニ「うん。私達もさっさとお風呂済ませて、ご飯にしよう」

    ミカサ「ええ。とても楽しみに待っていた」

    ミカサ「ので、一緒にお風呂に行きましょう」

    アニ「でも、絶対に触らせないからね?」

    ミカサ「えぇぇ」ブーブー
  204. 204 : : 2014/03/23(日) 20:12:24

    アニ「恥ずかしいんだから、止めな」

    ミカサ「そんな…減るものではないのに」

    アニ「そういう問題じゃないよ…」

    ミカサ「でも、逆に増える事もあるかもしれない」

    ミカサ「ので、やはり私が触った方がいい!」

    アニ「な、なに馬鹿な事言っているんだい…///」
  205. 205 : : 2014/03/23(日) 20:12:54

    ミカサ「それとも、彼の方がいいだろうか?」

    アニ「…!!」ドキリッ

    ミカサ「彼に愛情を注がれれば、もっと大きくなるかも…」ジーーッ

    アニ「そ、そんな事出来るわけっ!!///」カァァ

    ミカサ「では、やはり私が触るっ!」ガバッ

    アニ「嫌だって!!」ササッ
  206. 206 : : 2014/03/23(日) 20:13:19


    「待てーっ!!」タタタッ

    「いやぁー!!」タタタッ


    マルコ「あの2人はまた、追いかけっこをしているね」

    ミーナ「ほんとに、飽きないね」

    マルコ「いつもミカサが鬼みたいだけど?」

    ミーナ「そういう遊びなんだよ、きっと」

    マルコ「そうなんだ」

    ミーナ「それより、この後だね」
  207. 207 : : 2014/03/23(日) 20:13:52

    マルコ「うん。気を付けて来てね?」

    ミーナ「うん。見つからないようにする!」

    マルコ「僕達も早いうちに、お風呂に行くよ」

    ミーナ「私達も!」

    マルコ「それじゃあ、また夕食の時にね」

    ミーナ「うん。また後でねー!」
  208. 208 : : 2014/03/23(日) 20:14:14

    クリスタ(今日は遂に、男子寮へ入るのかぁ)ワクワク

    クリスタ(ジャンに誘ってもらった時は、嬉しくて心臓が止まりそうだったよ///)ドキドキ

    クリスタ(ユミルもベルトルトの説得で、なんとか折れてくれてよかった)ホッ

    クリスタ(お酒は飲んだ事はないけど、皆と楽しめたら、それだけで嬉しいんだけどなぁ)

    クリスタ(よしっ!その為にも早くお風呂に入って、ご飯も食べて支度しよう!!)

    クリスタ(うふふ、ジャンと楽しくお酒飲みたいなぁ)ワクワク
  209. 209 : : 2014/03/23(日) 20:14:40

    サシャ「遂に、この時が来ましたね!」

    コニー「おう!」

    サシャ「どちらが多く飲めるか、競争ですよ?」

    コニー「負けねぇからな!!」

    サシャ「それじゃあ、その前にお風呂へ競争です!」ダッ

    コニー「おっしゃあ!!」ダッ
  210. 210 : : 2014/03/23(日) 20:27:26


    ダダダダッ


    ライナー「おーい、落ち着け、お前ら」

    ベルトルト「お風呂は、寮が別だから競争にならない…って」

    ライナー「全然、聞いてないな」

    ベルトルト「元々、ああいう2人だったけどね」

    ライナー「まっ、俺達もさっさと風呂行くか」

    ベルトルト「そうだね。部屋の準備も必要だし」
  211. 211 : : 2014/03/23(日) 20:59:18

    ――――夜 男子寮――――


    ガチャ コソコソ


    アニ「…ユーク、居る?」ソローリ

    ユーク「居るよ。最後のアニも来た」

    ライナー「これで、全員だな」

    ユミル「にしても、何だよ、今の入り方は?」ケラケラ

    ユミル「なんで、ユークが居るか聞くんだよ?」

    アニ「……///」カァァ
  212. 212 : : 2014/03/23(日) 20:59:47

    ユーク「まぁ、それは置いておいてあげてよ」

    ユミル「へーへー」ニシシ

    ユーク「アニ、こっちにおいで?」

    アニ「うん」トコトコ

    ユーク「隣に座って?」

    アニ「うん」チョコン
  213. 213 : : 2014/03/23(日) 21:00:17

    ジャン「よし。これで始められるな!」

    ライナー「皆、慎重に行動したためか、気付かれてはいないみたいだ」

    ベルトルト「それはなによりだね」

    ユミル「でもよ、やっぱり、ちと狭くないか?」

    アルミン「元々6人部屋だけど、ぎりぎりだね」

    エレン「まぁ、仕方ねぇさ。14人入ってるだけで凄ぇよ」
  214. 214 : : 2014/03/23(日) 21:11:46

    ミーナ「でも、おかげで密着できるもんね!」ピトッ

    マルコ「あ、あはは」ドキドキ

    アニ(ユークと自然に…///)ピトッ

    ユーク「遠慮しなくてもいいよ、アニ?」ニコ

    アニ(ばれていたみたいだね…///)コクリ

    ユーク(可愛いなぁ)ホンワカ
  215. 215 : : 2014/03/23(日) 21:12:02

    ジャン「じゃあ、さっさと酒出すか!」ガチャン ガチャン ゴロゴロ

    ユミル「そんなところに隠してたのか!」

    クリスタ「うわっ、ベッドに下に沢山あるね!」

    ジャン「全部で20本だが、まぁ今回だけじゃ飲み切れねぇだろうな」

    ユーク「このお酒はジャンのおごりだから、皆、労《ねぎら》ってあげてね」

    クリスタ「ジャン、お疲れ様!」ニコ
  216. 216 : : 2014/03/23(日) 21:12:51

    ジャン「へへっ、どうせ貰いもんだしな。ぱぁーっと飲んだ方がいいんだよ」

    ユミル「いよっ!太っ腹!!」ニシシ

    ジャン「よし、全員、コップに注《つ》げ」コポポ

    ライナー「いやー、美味そうだ」

    ベルトルト「お酒を飲むのは、久しぶりだね」

    ユミル「私もだ」
  217. 217 : : 2014/03/23(日) 21:40:45


    コポポ


    ミカサ「はい、アニとユークに」スッ

    ユーク「ありがと。はい、アニ」スッ

    アニ「……」コクリ

    ミカサ「エレンとアルミンも」スッ

    エレン「おう」

    アルミン「ありがとう。うわぁ、透明だね」
  218. 218 : : 2014/03/23(日) 21:41:03

    マルコ「はい、ミーナ、どうぞ」スッ

    ミーナ「うん!」ニコ

    サシャ「コニー、注いであげます」コポポ

    コニー「おっ、すまねぇな」

    コニー「そんじゃ、お前にも」コポポ

    サシャ「はい!」
  219. 219 : : 2014/03/23(日) 21:41:22

    ジャン「そんじゃ、皆、酒持ったところで、乾杯だ!」

    ライナー「おー、かんぱーい!」

    ベルトルト「いただきます」ズズ

    ユミル「ほれ、クリスタ。飲め、飲め!」グイグイ

    クリスタ「ゆっくり飲むよぉ…」ゴクゴク

    ユミル「はっはっは!もっと豪快に飲めるようになれよ?」ケラケラ
  220. 220 : : 2014/03/23(日) 21:41:53

    マルコ「僕達は、静かに乾杯しようか」

    ミーナ「そうだね。初めてのお酒だし」

    マルコ「ミーナもそうだったんだ」

    ミーナ「それじゃあ、マルコも?」

    マルコ「うん。どうなんだろうね?」ゴクゴク

    ミーナ「すごーい、私も!」ゴクゴク
  221. 221 : : 2014/03/23(日) 21:47:37

    サシャ「コニー!競争です!!」

    コニー「へっ、酒なら負けねぇからな!」

    サシャ「私だって、飲んだ事ありますからね!強いですよ!!」ゴクゴク

    コニー「いい相手になりそうだな」ゴクゴク

    サシャ「お代わりー!」

    コニー「俺もお代わりだー!」
  222. 222 : : 2014/03/23(日) 21:47:55

    ミカサ「私達もささやかに乾杯しましょう」

    エレン「おう。これが酒か…」

    アルミン「匂いもやっぱり、お酒だね」

    エレン「あの飲んだくれのハンネスさんがいつも飲んでたもんな」

    ミカサ「エレン、そんな事は言わないの」

    ミカサ「貴方達も一緒に飲みましょう」
  223. 223 : : 2014/03/23(日) 21:48:28

    ユーク「あぁ、いいよ」

    アニ「そうだね」

    ユーク「それじゃあ、アニ。飲んでみようか」

    アニ「うん。少し、緊張するね」

    ユーク「そうかい?」

    アニ「少しだけね」
  224. 224 : : 2014/03/23(日) 21:49:04

    ユーク「それじゃあ、お先に」ゴクッ

    アニ(私も…)ゴクッ

    ユーク「……!」ピクッ

    アニ「……!」ピクッ

    ユーク(…苦い)ニガー

    アニ(…美味しい!)パァァ
  225. 225 : : 2014/03/23(日) 21:49:30

    ユーク「ど、独特の味だね…」

    アニ「そうだね。美味しい」

    ユーク「え?」チラ

    アニ「え?」チラ

    ユーク「あ、う、うん、そうだね。美味しいよね、これ」アセアセ

    アニ「でも、まだ全然、飲んでないけど?」キョトン
  226. 226 : : 2014/03/23(日) 21:50:00

    ユーク「あ、いや。の、飲むよ!」ゴクゴク

    アニ(一気飲み、凄いなぁ)ジーーッ

    ユーク(うっ…苦いし、舌もピリピリする…)ヒリヒリ コトン

    アニ(あっ、ユークのコップが空になった)ジッ

    ユーク(ア、アニは本当にこれが美味しいんだろうか?)チラ

    アニ(ユークがこっちを見た。きっと、お代わりが欲しいんだよね?)ピーン
  227. 227 : : 2014/03/23(日) 22:07:44
    アニとユークの意志疎通に差が!?
    このあと事件の予感!フムフム
  228. 228 : : 2014/03/23(日) 22:12:05


    コポコポ


    ユーク「…え?」ギョッ

    アニ「…?」キョトン

    ユーク「な、なんで注ぐの?」アセアセ

    アニ「え?こっちを見たから、お代わりが欲しいのかと思って」キョトン

    ユーク「あ、ありがとう。いただくよ…」ゴクゴク

    アニ(凄い。もう飲み始めた)ジーーッ
  229. 229 : : 2014/03/23(日) 22:12:24

    ユーク(…やっぱり、苦い…舌も痛い…)ツーン

    アニ(私も飲もう)ゴクゴク

    ユーク(ど、どうして、そんなに涼しい顔をして飲めるんだろう?)ジーーッ

    アニ(お酒、美味しいな)ゴクゴク

    ユーク「ア、アニはお酒が美味しいかい?」

    アニ「うん。美味しいけど?」ケロッ
  230. 230 : : 2014/03/23(日) 22:12:49

    ユーク「そ、そう…へぇぇ」ピタッ

    アニ「…?」

    ユーク(これは...俺がまだ子供なだけなのか?)ソワソワ

    アニ(ユーク、飲むのやめちゃったけど、どうしたんだろう?)

    ユーク(まずは、この味に慣れないといけないな)

    アニ(もっと、ユークに注《つ》いであげたいな…あれ?)フラリ
  231. 231 : : 2014/03/23(日) 22:13:11

    ユーク「ミ、ミカサ達は、どうだい?」チラ

    ミカサ「私は普通に飲める」ゴクゴク

    エレン「俺は少し苦手かもな…特にこの苦みが」ニガー

    ユーク(良かった!仲間がいた!!)パァァ

    アルミン「味は平気だけど、少しずつ飲まないと舌が痛いかな?」ピリピリ

    ユーク(こっちにも!)パァァ
  232. 232 : : 2014/03/23(日) 22:18:28

    ミカサ「貴方はどう?」

    ユーク「え!?ま、まぁまぁ飲めるかな?あはは…」

    ミカサ「……」

    ユーク「あ、そうだ!アニがお酒の味が好きみたいでね」

    ミカサ「そう」

    ユーク「ね、アニ?」アセアセ クルッ
  233. 233 : : 2014/03/23(日) 22:18:55

    アニ「ん?///」ポーッ

    ユーク「あれ?」

    アニ「なぁに、ユーク?///」ポーッ

    ユーク「アニ、どうしたの?」マジマジ

    アニ「ちょっと…ふらふらするだけ…///」ユラユラ

    アニ「それと…少し暑い…///」パタパタ
  234. 234 : : 2014/03/23(日) 22:19:30

    ユーク「大丈夫?」

    アニ「うん、大丈夫…///」パタパタ

    ユーク「暑いなら、襟をパタパタさせなくても、団扇で扇いであげるよ」

    アニ「うん…お願い…///」

    ユーク「ちょっと待っていてね」スクッ

    アニ(身体が…熱い…///)ポーッ
  235. 235 : : 2014/03/23(日) 22:19:53


    スタスタ ヒョイ

    スタスタ スチャ


    ユーク「はい。どう?」パタパタ

    アニ「あぅぅ…気持ちいい…///」

    ユーク「突然、どうしたの?さっきまで、大丈夫だったのに」パタパタ

    アニ「分からない…急に身体が熱くなって…///」ポーッ

    ユーク「へぇ、そうなんだ」パタパタ

    アニ(扇いでもらっても…身体がどんどん熱くなる…///)
  236. 236 : : 2014/03/23(日) 22:20:29

    ユーク(アニ、どうしちゃったんだろう?お酒の所為?)パタパタ

    アニ(だめ…もう限界…///)ポーッ

    ユーク(アニの顔がどんどん赤くなっていくなぁ)パタパタ

    アニ(こんなパーカーなんて、着ていられないよ…///)ヌギッ

    ユーク「…!!」

    アニ(これを脱げば…少しは涼しく…///)ヌギヌギ
  237. 237 : : 2014/03/23(日) 22:20:50


    「…!!」ドキン

    「…!?」ビクリ


    ユーク「ア、アニ!何しているの!!」バッ

    アニ「いやっ…///」ググッ

    ユーク「ふ、服を脱いだらダメだ!」グググ

    アニ「だって、暑いんだよ…///」グググ

    ユーク「ダメって言ったら、ダメ!」ダキッ

    アニ「あうっ…///」キュー
  238. 238 : : 2014/03/23(日) 22:21:13

    ユーク「お酒の所為でしょ?ほら、落ち着いて」サスサス

    アニ(あ、暑い…///)カァァ

    ユーク「アニが大人しくするまで、こうしているからね!」ナデナデ

    アニ(でも…心地いい…///)ポーッ

    ユーク「……」サスサス

    アニ(今度は…眠くなって…きた…Zzz)ポテン
  239. 239 : : 2014/03/23(日) 22:21:42

    アニ「Zzz」スースー

    ユーク(ふぅ、危なかった)ヒヤリ

    ユーク(間違いなく、お酒の所為だよね)

    ユーク(アニはお酒が美味しいって言っていたけど、反対に下戸だったみたいだ)

    ユーク(このままだと寒いだろうし、胡坐《あぐら》の上に移動させて乗せよう)ググッ

    ユーク(…よっと!…アニ、軽いな…また暴れないように抱き寄せていよう)ダキッ
  240. 240 : : 2014/03/23(日) 22:25:18

    アニ「Zzz」スースー

    アニ(身体の温もりを感じる…ユークかな?…あったかい…Zzz)ポスン ヌクヌク

    ユーク(アニの身体…やっぱり小さいな…腕の中にすっぽり収まる感じ)ダキダキ ナデナデ

    アニ(ユークの優しい手の感触…心地いいなぁ…Zzz)ダキッ! グゥグゥ

    ユーク(抱き付いて来た…うん。そうやって、俺の胸に身体を預けておいて…アニ)ギュッ

    アニ「Zzz」スピーー

  241. 241 : : 2014/03/23(日) 22:27:09
    >>199 クリスタ命さん
    はーい、頑張ります!旦_(-ω-。)ズズーッ

    >>227 レオン3世さん
    まだ彼らの青いのでヽ(´・∀・`)
    むむっ、展開はベタですが、なかなか鋭いですね!
  242. 242 : : 2014/03/23(日) 22:27:36
    ミロさん期待だよ♪
    まるでこういう一つのお話があるみたい(*^^*)
  243. 243 : : 2014/03/23(日) 22:27:47

    とりあえず、今日の分は終わりです

    ラインやらTwitterやらで慌ただしい(汗
    楽しいですけど♪
  244. 244 : : 2014/03/23(日) 22:28:48
    >>242 いちごさん
    おぉ!いちごさんまで!!(=゚ω゚)ノ

    エレンちゃんが頑張ってくださいませ!
    本家店員さんと共に応援し続けます
  245. 245 : : 2014/03/24(月) 19:20:07

    ――Part 3-2――

    ――――彼らの周囲では――――

    クリスタ「びっくりしたね!」

    ユミル「あぁ。アニの奴、酒自体には弱かったみたいだな」

    ライナー「全く、冷や冷やさせてくれるな」

    ベルトルト(驚いた…)ドキドキ

    ジャン「だが、ユークもすぐに鎮《しず》めたな」

    ユミル「アニもさっさと落ちて正解だったかもな」
  246. 246 : : 2014/03/24(月) 19:20:53

    マルコ(アニが突然、上着を脱ぎ始めたから驚いたよ…///)ドキドキ

    ミーナ「アニったら、大胆なんだから」ウフフ

    サシャ「そういう事でもないと思いますけど」

    コニー「アニは酒が弱かったのか?意外だな!」

    ミーナ「…マルコ、顔赤いよ?」ムスッ

    マルコ「あ、いや、そういう訳じゃ…」アセアセ
  247. 247 : : 2014/03/24(月) 19:21:20

    ミーナ「もう!次はないからね?」

    マルコ「わかったよ。ごめんって」アセアセ

    サシャ「それじゃあ、私達ももっと楽しみましょう!」ゴクゴク

    コニー「おう!まだまだこれからだ!!」ゴクゴク

    マルコ「2人は、勢いが凄いね」

    ミーナ「うん。その内、パタッと逝っちゃうかもね」
  248. 248 : : 2014/03/24(月) 19:21:49


    ワイワイ ワイワイ


    ユーク「よかった。何事もなくて」ホッ

    ミカサ「そうね。皆に見られなくてよかった」

    ユーク「まぁ、それもあるかな」ナデナデ

    エレン「アニ、ぐっすりだな」

    アニ「Zzz」クークー

    アルミン「まず、1人目が脱落だね」
  249. 249 : : 2014/03/24(月) 19:33:10

    ユーク「このまま、飲み比べでもするのかい?」

    ミカサ「私は、最後まで残る自信がある!」

    エレン「いや、俺はいいや」

    アルミン「僕もいいや。あまり沢山は飲めないよ」

    ユーク「俺も少し自重するつもりだ」

    ミカサ「でも、ユークはもう2杯飲んだのに、全然、表情に出ていない」
  250. 250 : : 2014/03/24(月) 19:33:34

    ユーク「本当?」

    ミカサ「ええ。赤みもほとんどない」

    ユーク「そうなんだ。確かに、まだふらふらしたりはしないかな?」

    エレン「俺は少し頭がふらついてきたぞ」クラクラ

    アルミン「僕も少し…」クラクラ

    ミカサ「ちなみに、私はまだ平気」ケロッ
  251. 251 : : 2014/03/24(月) 19:33:55

    ユーク「そうか。ミカサも俺も強いみたいだね」

    ミカサ「ええ。コツもある」フフン

    ユーク「コツ?」

    ミカサ「後で教えてあげる」

    ユーク「わかった。じゃあ、また後でね?」ポカン

    ミカサ「ええ」
  252. 252 : : 2014/03/24(月) 20:04:26

    エレン「そういえば、つまみもあったんだったな」

    アルミン「うん。皆、寄せ合ってくれたから沢山種類があるね」

    エレン「…おい、干し肉まであるんだが」

    アルミン「あれ?本当だ。こんな高価なものまで…」

    サシャ「はいはい!それは私が持ってきました!!」

    ミカサ「サシャが?」
  253. 253 : : 2014/03/24(月) 20:04:53

    エレン「まさか、また食糧庫から盗って来たのか?」

    アルミン「そんな事したらダメだよ、サシャ?」

    サシャ「ち、違いますよ、今回は!」

    サシャ「これは、れっきとした私のものです!」

    ユーク(じゃあ、いつもは違うんだな)クスリ

    サシャ「なので、是非、ご賞味ください!」
  254. 254 : : 2014/03/24(月) 20:05:57

    エレン「そうか。疑ってすまなかった。いただく」パクッ

    アルミン「ごめんね?いただきます」パクッ

    サシャ「はい。分かっていただければ、それでいいです。私も」パクッ

    ミカサ「私も食べよう。サシャ、いただきます」

    サシャ「はい!」

    ユーク「俺も少しいただくよ」スッ
  255. 255 : : 2014/03/24(月) 20:06:24

    サシャ「それにしても、アニはもうぐっすりですね」ジーーッ

    アニ「Zzz」スヤスヤ

    ユーク「あぁ。でも寝顔も可愛いから、これでいいさ」ナデナデ

    アニ「Zzz」スリスリ

    サシャ「反射も可愛らしいですね」ジーーッ

    ユーク「でしょ?」
  256. 256 : : 2014/03/24(月) 20:12:27

    サシャ「アニが羨ましいです」

    ユーク「なんで?」

    サシャ「だって、ユークのような素敵な彼氏さんが居ますから」

    ユーク「ふふっ、ありがとう」ニコ

    サシャ「私もいい人を見つけたいです」

    ユーク「きっと、見つかるさ。サシャも素材はいいからね」
  257. 257 : : 2014/03/24(月) 20:12:56

    ミカサ「ユーク、それは褒めているの?」クスリ

    サシャ「本当ですよ!ひどいです」

    ユーク「あぁ。だからもっと自分を磨けばいいんだよ?」

    アルミン「なるほど、そういう意味だね!」

    エレン「つまり、食い意地と盗みをやめればいいんだな?」

    サシャ「そ、そう来ますか…」タジッ
  258. 258 : : 2014/03/24(月) 20:14:00

    ユーク「悪い所は悔い改めて、良い所を伸ばすんだ」

    ユーク「そうすれば、自ずと皆がサシャの魅力に気が付くさ」

    ミカサ「ユーク…」

    サシャ「はい!頑張ります!!」

    ユーク「うん。ほら、コニーも勝負の続きを待っているよ?」チラ

    サシャ「はい。それじゃあ、戻ります!」
  259. 259 : : 2014/03/24(月) 20:14:20


    ピューーッ


    サシャ「コニー、勝負の続きです!」

    コニー「おう!オレはまだ余裕だぜ!!」

    サシャ「私だって、負けません!」

    ミーナ「どっちが勝つかな?」

    マルコ「僕は、コニーに賭けるかな?」

    ミーナ「じゃあ、私はサシャを応援する!」
  260. 260 : : 2014/03/24(月) 20:14:55


    ワイワイ ワイワイ


    ユーク「サシャも変わればいいね」

    ミカサ「ええ。そうすれば、きっと良い女性になる」

    エレン「ちょっとまだ、想像できねぇけどな」

    アルミン「それは、言わない約束だよ」アハハ

    ユーク「さて、次に潰れるのは、誰だろうね?」

    ミカサ「きっと、あちらの方」チラ

  261. 261 : : 2014/03/24(月) 20:20:48

    ――――――――

    ユミル「おらおら、クリスタぁ、もっと飲め!」グイグイ

    クリスタ「うへぇぇ、ゆみりゅぅ、もうむりぃ…///」ポーッ

    ユミル「あっはっは!弱いなぁ、クリスタぁ」バンバン

    クリスタ「じゃん、たしゅけてぇ」ヨタヨタ

    ジャン「おい、ユミル、飲ませ過ぎだぞ」

    ユミル「いいじゃねぇか。折角の酒の席だ。飲んだ者勝ちだよ!」
  262. 262 : : 2014/03/24(月) 20:21:28

    ライナー「容赦ないな」ゴクゴク

    ベルトルト「クリスタがべろんべろんだね」チビチビ

    ユミル「なんだ、ベルトルさん!そんなチビチビと飲んでんじゃねぇよ」ガシッ

    ベルトルト「ユミルも酔ってる?」

    ユミル「あぁ?そんなわけねぇだろ…ひっく」

    ライナー「そんまんま酔ってるだろ」
  263. 263 : : 2014/03/24(月) 20:36:55

    ユミル「んなこたぁ、どうだっていいんだよ!ほら、飲めや、飲めや!!」ゴトッ

    ベルトルト「なんで、瓶ごと置いたんだい?」ヒヤリ

    ユミル「男は黙って、ラッパ飲みだっての!…ひっく」

    ベルトルト「いやぁ、さすがにそれは…」

    ユミル「ほら、飲めや!」グイ

    ベルトルト「ちょ、ちょっと待って…ごぽぽ」グビグビ
  264. 264 : : 2014/03/24(月) 20:43:06

    ユミル「ひゃっはっは!ベルトルさん、ちゃんと飲めるんじゃねぇか!!」

    ベルトルト(まずい、一気に飲み過ぎた…気持ち悪い…)ウップ

    ライナー「おいおい、大丈夫か?」

    ベルトルト「そう思うのなら、止めてくれよ」

    ライナー「いや、ユミルの暴走に手が出せなくてな」

    ベルトルト(頭も急にくらくらしてきた…これは本格的にまずいね)フラフラ
  265. 265 : : 2014/03/24(月) 20:43:44

    ユミル「おら、次はてめぇだ、ライナー」スッ

    ライナー「いや、俺はその…」タジタジ

    ユミル「クリスタに良い所見せてみろや!」

    ライナー「……」チラ

    クリスタ「……///」フラフラ ウツロウツロ

    ライナー「…仕方ないな」
  266. 266 : : 2014/03/24(月) 20:44:02

    ユミル(掛かった)ニヤリ

    ライナー「ベルトルト、お前の仇(酒瓶)、俺が獲る!」グビグビ

    ジャン(ライナーの奴、まじかよ)

    ユミル「ほら、一気!一気!!」

    ライナー(クリスタ、俺の男気を見ていろ!!)グビグビ

    クリスタ「……」
  267. 267 : : 2014/03/24(月) 20:44:43


    ゴトン!


    ライナー「はぁ…はぁ…」

    ユミル(こいつもまんまと乗せられたな)ニシシ

    ライナー「ク、クリスタ…俺はやったぞ」フラフラ

    クリスタ「…Zzz」スピーー

    ライナー「なっ!?」

    ユミル「おぉーっと、残念!クリスタちゃんは、既におねんねだー!!」ペチン
  268. 268 : : 2014/03/24(月) 20:49:41

    ライナー(そ、そんな…俺は何の為に…)ガクッ

    ユミル(こいつもこれで終わりだな)ニヤリ

    ユミル(そう易々《やすやす》と、クリスタの隙《すき》なんて狙わせるかよ)

    ジャン「……」

    ユミル(後は、こいつだな)キラン

    ユミル「ほら、ジャンも当然、続くんだろ?」
  269. 269 : : 2014/03/24(月) 20:50:48


    ハッ! ムクリッ!!


    クリスタ「じゃん?」ポーッ

    ユミル(あれ?クリスタ、なんで起きて…)クルッ

    クリスタ「じゃん、はい、お酒どうぞ」ポーッ コポポ

    ジャン「あ、あぁ。ありがたく貰う…」ズズズ

    クリスタ「えへへぇ…///」ニコニコ

    ジャン(やはり女神か)ジーン
  270. 270 : : 2014/03/24(月) 20:51:15

    ユミル「お、おい、クリスタ。なんで、ジャンの野郎に注いでやってんだよ」オロオロ

    クリスタ「あっ!ユミルには、これね」ドンッ!(酒瓶)

    ユミル「……」

    クリスタ「私、ユミルがかっこよく飲む姿が見たいなぁ…///」ポーッ

    ユミル「……!」ガッ! グビグビ!!

    ジャン(こいつ…)
  271. 271 : : 2014/03/24(月) 20:54:05


    グビグビ! ダンッ!!


    ユミル「ぜぇっ…ぜぇっ…飲み干したぞ…クリスタ…けほっ」ハァハァ

    ジャン(こいつ、誰よりも男だろ)ゾゾーッ

    クリスタ「うん。恰好良かったよ、ユミル」

    ユミル「ははっ!そうだろ、そうだろ!!だから、ジャンから離れ…」ゼェゼェ

    クリスタ「そんなに美味しかったなら、お代わりあげるね」ドンッ!(酒瓶)

    ユミル「……」
  272. 272 : : 2014/03/24(月) 20:54:37

    クリスタ「どうしたの?要らないの、ユミル?」

    ユミル「いや…これ以上は流石に…」

    クリスタ「ユミルなら、私のお酒、喜んでくれると思ったのに…ぐすっ」メソメソ

    ユミル「あ、そのな…クリスタ…」オロオロ

    クリスタ「…要らないの?」ジッ

    ユミル(ちっくしょぉぉおお!!)ガッ!
  273. 273 : : 2014/03/24(月) 20:54:58


    グビグビ!

    グビグビ!! ダンッ!!


    ユミル「……」フラッ バタン!

    ユミル(後悔は…ない…)ガクッ

    ジャン(馬鹿だ、こいつ)

    クリスタ「うふふ」ニコニコ

    ジャン「あー、そのな、クリスタ。これはやり過ぎっていうかな」

    クリスタ「それよりも、はいどうぞ」ニコ コポポ
  274. 274 : : 2014/03/24(月) 20:55:28

    ジャン「…いただく」グビッ

    ジャン(断れるわけないよな)ゴクゴク

    クリスタ(えへへ、嬉しいなぁ)ポーッ

    ジャン(大型2人を潰したのはユミルだが、そのユミルはクリスタが潰した)

    ジャン(さて、俺は生き残れるんだろうか?)

    ジャン(願わくは、一杯でもいいから、ミカサに注いでもらいたいものだが…)チラ
  275. 275 : : 2014/03/24(月) 20:55:53


    グガーー スースー


    ミカサ「あそこの一帯は、クリスタの1人勝ちみたい」

    ユーク「ジャンが落ちるのも時間の問題だな」

    エレン「Zzz」

    ミカサ「エレンもいつの間にか、寝てしまっている」クスリ

    ユーク「アルミンも大丈夫か?」チラ

    アルミン「うぅーん…まだ…平気…」ウトウト
  276. 276 : : 2014/03/24(月) 20:56:18

    ユーク「平気じゃないみたいだから、ミカサがアルミンをベッドに運んでくれないかい?」

    ユーク「俺はこの通り、まだ手が離せなくて」ナデナデ

    アニ「Zzz」ダキダキ ギューーッ

    ミカサ「ええ。分かった」コクリ スクッ

    アルミン「おっとっと…」フラフラ

    ミカサ「アルミン、つかまって」ガシッ
  277. 277 : : 2014/03/24(月) 20:56:37

    アルミン「…ミカサ?」ウツラウツラ

    ミカサ「アルミンのベッドまで誘導する。ので、肩に掴まっていて」

    アルミン「わかったよぉ…お願い」

    ユーク「ちなみに、アルミンのベッドは…って言う必要もないよね」

    ユーク(この部屋には、散々、忍び込んで知っている事だし)

    ミカサ「アルミン、こちらへ…」
  278. 278 : : 2014/03/24(月) 20:57:02


    ヨタヨタ ゴロン


    ミカサ「アルミン、おやすみなさい」

    アルミン「うん…ありがとね…おやすみ…Zzz」スースー

    ミカサ「完了した」

    ユーク「あぁ、ありがとう」

    ミカサ「エレンもどうしようか」

    エレン「Zzz」
  279. 279 : : 2014/03/24(月) 20:57:40

    ユーク「折角だから、膝に乗せておいたらどうだい?」

    ミカサ「それは、良い考え!」

    ミカサ「この前のお月見でのお返しもできる」
    (『――番外編Ⅱ―― 第3話』参照)

    ユーク「そうだね」

    ミカサ「では…」グイグイ

    エレン「Zzz」ポスン
  280. 280 : : 2014/03/24(月) 20:58:06

    ミカサ「はぁぁ、幸せ」ウットリ

    ユーク「君も分かり易いね」

    ミカサ「エレンだけ特別」キリッ

    ユーク「俺もアニだけが特別だよ」ナデナデ

    アニ「Zzz…♪」ニコニコ

    ミカサ「アニの表情…幸せそう」ニコ
  281. 281 : : 2014/03/24(月) 20:58:35

    ユーク「そういえば、急に静かになったよね」

    ミカサ「あっ、あちらも終結していたみたい」チラ

    ユーク「本当だな」チラ

    ユーク「コニーとサシャの対決は、どうなったんだろうね?」

    ミカサ「途中からは、見ていなかった」

    ミカサ「ので、わからない。けれど、きっと引き分け」
  282. 282 : : 2014/03/24(月) 20:58:59


    グガーー スースー


    コニー「うへぇぇ…気持ち悪ぃ…」

    サシャ「飲みすぎましたねぇ…」

    コニー「今度は…俺が…勝つからなぁ…Zzz」

    サシャ「いいえ…今度こそ…私の単独で勝利を…Zzz」

    マルコ「ミーナ…Zzz」スースー

    ミーナ「なぁに、マルコ?…Zzz」スースー
  283. 283 : : 2014/03/24(月) 21:04:09


    スピーー クークー


    ユーク「とうとう、俺達2人だけになったね」

    ミカサ「ええ。予想通りではあった」

    ユーク「どうしてだい?」

    ミカサ「私とあなたには、共通点があったから」

    ユーク「それは何?」

    ミカサ「私達の力の事」
  284. 284 : : 2014/03/24(月) 21:04:50

    ユーク「それが、関係しているの?」

    ミカサ「その通り」コクリ

    ユーク「一体、どんな風に?」

    ミカサ「私達は、体内でのアルコールの分解速度がとても速い」

    ユーク「人によって違うみたいだけどね。でも、それが能力の一部なの?」

    ミカサ「ええ。貴方の身体でも、実は無意識のうちに働いていたという事」
  285. 285 : : 2014/03/24(月) 21:05:23

    ユーク「それは、知らなかったな」

    ミカサ「意識的に制御すれば、自在に酔ったり酔わなかったり調節できる」

    ユーク「原理は、分かっているの?」

    ミカサ「厳密には分からない。けれどアルコールを分解する事を念じれば、出来る」

    ユーク「反対も然《しか》り?」

    ミカサ「その通り」コクリ
  286. 286 : : 2014/03/24(月) 21:05:50

    ユーク「それは便利だけど、俺はこの酒の味っていうのは苦手かな?」

    ミカサ「やはり、そうだったの?」

    ユーク「気づいていた?」

    ミカサ「何となくだけれど」

    ユーク「エレンが感じたように味は苦いし、アルミンが感じたように舌が痛くなる」

    ユーク「それはまだ、俺が子供だという事だよ」
  287. 287 : : 2014/03/24(月) 21:06:25

    ミカサ「…ふふっ」クスリ

    ユーク「ん?」

    ミカサ「では、私と一緒に慣れましょう」

    ユーク「あれ?ミカサは味が平気だったんじゃないの?」

    ミカサ「私も、ただの強がりだった」クス

    ユーク「あっ、そうだったんだ」
  288. 288 : : 2014/03/24(月) 21:06:44

    ミカサ「付き合っていだたけないだろうか?」ジッ

    ユーク「いいよ。一緒に練習しようか」

    ミカサ「はい。どうぞ」コポポ

    ユーク「それじゃあ、ミカサも」コポポ

    ミカサ「ええ。では、乾杯」スッ

    ユーク「乾杯」スッ
  289. 289 : : 2014/03/24(月) 21:07:09


    チリーン♪


    ミカサ「……」ゴクゴク

    ユーク「……」ゴクゴク

    ミカサ「…やっぱり、苦い」クスリ

    ユーク「…舌が痛いな」ピリピリ クスッ

    ミカサ「折角だから、私達も飲み比べをしましょうか」

    ユーク「お酒関係なく、単純に眠気の我慢勝負になりそうだね」
  290. 290 : : 2014/03/24(月) 21:11:29

    ミカサ「それもまた、一興」

    ユーク「あぁ。静かになった事だしね」

    ミカサ「飲みながら、何かお話しましょう」

    ユーク「そうだね。それじゃあ、何から話そうか」

    ミカサ「最近の貴方とアニとのやりとりを聞かせてほしい」

    ユーク「それじゃあ、その後はエレンとミカサのお話だよ?」
  291. 291 : : 2014/03/24(月) 21:12:53

    ミカサ「ええ。わかった」ニコ

    ユーク「まずは、俺からだね」

    ミカサ「微笑ましい惚気《のろけ》話でも構わない」

    ユーク「寧ろ、それが聞きたいんじゃないの?」

    ミカサ「その通りでもある」クスリ

    ユーク「じゃあ、この間の休日のデートについて話そうかな。その日はアニが――――」

  292. 292 : : 2014/03/24(月) 21:14:23

    今日の分、おわりー(=゚ω゚)ノ

    アニの誕生日のお話は、すこしずつ進めていきます!
  293. 293 : : 2014/03/25(火) 22:29:04
    今さらだけど…
    >>244
    ありがとー♪
    出来る限り可愛く書きます!
    ミロさんも頑張ってください(^-^)/
    応援させてもらいます!
  294. 294 : : 2014/03/25(火) 22:37:22
    >>293 いちごさん
    はーい。頑張る!(=゚ω゚)ノ

    これから投稿も開始するよ!
  295. 295 : : 2014/03/25(火) 22:37:55

    ――Part 4-1――

    ――――数十分後――――

    ミカサ「Zzz」スースー

    ユーク「…ミカサも寝ちゃった」クスリ

    ミカサ「エレぇン…Zzz」ムニャムニャ

    ユーク「本当に、エレンの事が大好きなんだね。俺の場合もそうだけど…」

    ミカサ「Zzz…うぅ…」ブルッ

    ユーク(寒いのかな?)
  296. 296 : : 2014/03/25(火) 22:38:12

    ユーク(毛布を掛けてあげたいけど…アニが…)チラ

    アニ「Zzz」スースー

    ユーク(もたれ掛かっていて動けない…仕方ない。少しの間、アニを退かすか)グイッ

    アニ「Zzz…!」ピクリ

    ユーク(そーっと、そーっと)スーッ

    アニ「…んん」パチリ
  297. 297 : : 2014/03/25(火) 22:39:40

    ユーク(あ、目が覚めちゃった?)

    アニ「あれ…ユーク?」ウトウト

    ユーク「アニ、起きたね」

    アニ「私…どうしたんだっけ?」ポーッ

    ユーク「アニはすぐに酔って、寝ちゃったんだよ?」

    アニ「そうなんだ…」ポーッ
  298. 298 : : 2014/03/25(火) 22:41:17

    ユーク「少し、起きてくれるかい?」

    アニ「いいけど、なんで?」

    ユーク「ミカサとエレンをどうにかしたくてね」

    アニ「…そうみたいだね」ムクリ

    ユーク「折角だから、ベッドまで運んであげようかな?」

    アニ「そうしてあげたら?」
  299. 299 : : 2014/03/25(火) 22:41:33

    ユーク「それじゃあ、少し待っていてね?」

    アニ「早くしてね?」

    ユーク「すぐに済ませるよ」スクッ

    ユーク(他の皆にも、毛布を掛けないとね)

    アニ(私、さっきまで、ユークの膝の上で胸に寄りかかって寝ていたんだよね?)

    アニ(ユークの身体…温かかったなぁ…///)
  300. 300 : : 2014/03/25(火) 22:42:18

    ユーク「ミカサ、移動させるからね?」

    ミカサ「Zzz…うん」コクリ

    ユーク「…よっと」グッ スクッ

    ミカサ「Zzz」

    ユーク(…少しだけ、重いかも)

    ユーク(もしかして、体重は俺と同じくらい?)
  301. 301 : : 2014/03/25(火) 22:42:48


    スタスタ ササッ ゴロン


    ユーク(ミカサは終わった。あとは、エレンだな)クルッ

    ユーク「…よっと」グッ スクッ

    エレン「Zzz」

    ユーク「……」ピタッ

    アニ(ユーク、なんで止まっているんだろう?)

    ユーク(…ミカサの方が重かった事は…忘れよう)スタスタ
  302. 302 : : 2014/03/25(火) 22:43:40


    スタスタ ササッ ゴロン


    ユーク(男女で同じベッドに入れたけど、エレンとミカサなら問題ないだろうな)

    ユーク(ただ目が覚めた時に、お互いにどんな反応をするかは楽しみかも)

    ユーク(あのでっかいの2人に関しては、運べはするだろうけど…なんか嫌だ)シレッ

    ユーク(それよりも、他の皆に毛布を)スタスタ

    ユーク(女の子優先で掛けていくけど、この部屋にある数で足りるかな?)

    ユーク(とりあえず、クリスタ・ユミル・ミーナ・サシャに)バサッ バサッ
  303. 303 : : 2014/03/25(火) 22:44:29


    モサーーッ ゴチャゴチャー


    ユーク(案の定、足りなくなったな…まぁ放っておこう…男だし)

    ユーク(それにしても、今のこの部屋は狭いなぁ…屍が沢山転がっているかのようだ)

    アニ(ユーク、早く…)ソワソワ ジーーッ

    ユーク(アニがこっちを見ている…早く行ってあげなくては!)

    アニ(すっかり、目が覚めちゃったよ)

    ユーク(アニ、今そっちに行くよ)
  304. 304 : : 2014/03/25(火) 22:45:03


    スタスタ ペタン


    ユーク「アニ、お待たせ」

    アニ「うん。目が覚めちゃった」パチクリ

    ユーク「あっ、そうだ!」

    アニ「…?」

    ユーク「アニに渡したい物があってね」

    アニ「私に?」
  305. 305 : : 2014/03/25(火) 22:45:33

    ユーク「そうそう!先週からずっと持っていて、今日、渡そうと思っていたんだ」ゴソゴソ

    アニ(何だろう?)

    ユーク「はい。これだよ!」スッ

    アニ「…?」

    ユーク「開けてみて?」ニコ

    アニ「うん」ゴソゴソ
  306. 306 : : 2014/03/25(火) 22:47:46

    アニ「あっ!」

    ユーク「……」ニコ

    アニ「これって…」チラ

    ユーク「うん。お菓子の袋」コクリ

    アニ「くれるの?」パァァ

    ユーク「だから、渡したんだよ?」
  307. 307 : : 2014/03/25(火) 22:48:07

    アニ「どうしたの、これ?」

    ユーク「先週のくじで当てたんだよ」

    アニ「アンタもやったんだね」

    ユーク「2回だけだけどね」

    アニ「それで、今、ここで私に?」

    ユーク「アニが喜ぶと思ってね」ニコ
  308. 308 : : 2014/03/25(火) 22:48:26

    アニ「ありがとう!」ニコ

    ユーク「良かった。いい笑顔が見られたよ」

    アニ「嬉しいよ」

    ユーク「貰った途端に、アニにあげようと思ってね」

    アニ「ユーク…」ウットリ

    ユーク「食べてみたら?」
  309. 309 : : 2014/03/25(火) 22:49:18

    アニ「ユークもね!」

    ユーク「なら、貰おうかな」

    アニ「色々あるね」

    ユーク「なら、俺はクッキーがいいかな」

    アニ「はい」スッ

    ユーク「ありがと」
  310. 310 : : 2014/03/25(火) 22:50:05

    アニ「私もクッキー食べよう」

    ユーク「美味しそうだね」

    アニ「うん」パクッ サクサク

    ユーク(俺も食べよう)サクサク

    アニ「美味しい!」パァァ

    ユーク「甘いね」
  311. 311 : : 2014/03/25(火) 22:51:26

    アニ「でも食べるのは、少しだけにしようかな」

    ユーク「どうして?」

    アニ「折角、アンタに貰った物だから、小分けして食べたいんだ」

    ユーク「ふふっ、そっか」ニコ

    アニ「本当にありがとう」

    ユーク「どういたしまして」
  312. 312 : : 2014/03/25(火) 22:51:57

    アニ「あっ、そういえばさ」

    ユーク「ん?」

    アニ「今って、何時なの?」

    ユーク「実は、まだ消灯前なんだ」

    アニ「思ったより、時間が経っていなかったんだね」

    ユーク「皆、ハイペースで潰れたからね」チラ
  313. 313 : : 2014/03/25(火) 22:52:37


    グガーー スピーー


    アニ「そうみたいだね」

    ユーク「だから、まだしばらくの間は、灯りを点《つ》けていられるんだよ」

    アニ「お酒、どうなったの?」

    ユーク「んー、まだ7, 8本くらいは残っているみたいだ」ゴロゴロ

    アニ「アンタ、どれくらい飲んだの?」

    ユーク「ミカサと2人で、酒瓶2本を開けたくらいかな?」
  314. 314 : : 2014/03/25(火) 22:53:17

    アニ「ふふっ、飲み過ぎだって」クスリ

    ユーク「でも、全然、赤くないでしょ?」

    アニ「そうだね。不思議なくらい」

    ユーク(味は少しずつ慣れたし、アルコールの分解も既にお手の物だな)

    アニ(私もまだ少し、飲み足りないくらいかな?)

    ユーク(でも疲れの所為で、少しだけ眠くなってきた…)ウトウト
  315. 315 : : 2014/03/25(火) 22:53:38

    アニ「それじゃあ、私ももう少しだけ飲もうかな?」

    ユーク「大丈夫?さっきは、1, 2杯で潰れたけど」

    アニ「大丈夫さ。潰れる前に止めるから」

    ユーク「ちょっと、心配だなぁ」

    アニ「だって、お酒が美味しかったんだもん」

    ユーク「にもかかわらず、あれほど弱いとはね」
  316. 316 : : 2014/03/25(火) 22:53:57

    アニ「ほら、つべこべ言ってないで、注《つ》いでよ」スッ

    ユーク「はい、わかりましたよ」コポポ

    アニ「……」ゴクッ

    ユーク(今回は、少しずつ飲むみたいだね)

    アニ「…うん。美味しい」

    ユーク「程々にね?」
  317. 317 : : 2014/03/25(火) 22:54:19

    アニ「分かっているさ。そこまで心配しなくても大丈夫」ゴクッゴクッ

    ユーク(それでも飲むの早いんだけどなぁ)

    アニ「ほら、アンタも飲みなよ」コポポ

    ユーク「アニが注いでくれたんだし、飲むさ」ゴクッゴクッ

    アニ「……」ジーーッ

    ユーク「…はい、終わり」コトッ
  318. 318 : : 2014/03/25(火) 22:55:02

    アニ「早いね」

    ユーク「それほどでも」

    アニ「とりあえず、次の…はい」コポポ

    ユーク「いくら飲ませても、俺は酔わないよ?」

    アニ「いいんだよ。アンタに注ぎたいだけだからさ」

    ユーク「…ありがとう」
  319. 319 : : 2014/03/25(火) 22:55:29

    アニ「私も飲もう」ゴクッゴクッ

    ユーク「ゆっくり飲んでも大丈夫だよ?」

    アニ「それもいいけど、何か話して?」

    ユーク「そうだな。じゃあ、さっきミカサに聞いたエレンとの話でもしようかな?」

    アニ「何それ?私、知らないかも」

    ユーク「ミカサとエレンがこの前、特訓をしていた時の話なんだけどね――――」

  320. 320 : : 2014/03/25(火) 22:56:25

    ―――――――― 

    ユーク「…という訳で、またまたエレンに袖にされたミカサなのであった」ペラペラ

    アニ「……」ウトウト

    ユーク「アニ?」

    アニ「……」ウツラウツラ

    ユーク(またお酒が回って、眠たくなったのかな?)

    アニ「うぅーん…」ノソノソ
  321. 321 : : 2014/03/25(火) 22:56:52

    ユーク(アニ?)ジッ

    アニ「ゆーくぅ…」ピトッ

    ユーク「どうしたの?」ナデナデ

    アニ「うぅん…好きぃ…」スリスリ

    ユーク「アニ…俺も好きだよ?」ナデナデ

    アニ「……」ノソノソ
  322. 322 : : 2014/03/25(火) 22:57:33


    ムギュムギュ


    ユーク(膝の上に乗ってきた…厳密には、胡坐《あぐら》の上だけど)

    アニ「あぅぅ…///」ポスン ダキッ

    ユーク(次は、胸に顔をうずめて抱き付いてきた)

    アニ「キス…して…」ボソボソ

    ユーク(そして、最後には小声でキスを求めてくるアニ…この上なく可愛い)ズキュン

    アニ「お願い…」スリスリ
  323. 323 : : 2014/03/25(火) 22:58:09

    ユーク(アニって、お酒を飲んだらいつも以上に甘えん坊になるんだね…でもそれが可愛い)

    アニ「はうぅ…///」ポスン

    ユーク「アニ、顔を上げて」クイッ

    アニ「ん?」ポーッ

    ユーク「……」CHU

    アニ「んむぅ…///」チューーッ
  324. 324 : : 2014/03/25(火) 23:00:00

    ユーク「アニ…身体を預けて?」ダキッ

    アニ「んぅ…///」ギューーッ

    ユーク(アニの身体…熱いな)

    アニ(気持ちいい…///)

    ユーク(お酒が回っている証拠かな?)

    アニ(もっと…欲しい…///)ポーッ
  325. 325 : : 2014/03/25(火) 23:00:40

    ユーク(今日は、アニの体温を奪い取るくらいに愛そう)ギューーッ

    アニ(あぅぅ…どんどん身体が熱くなる…///)ヘナヘナ

    ユーク(…あれ?アニの身動きが…全然、なくなった?)

    アニ(幸せで…身体に力が入らないよ…///)フニャァ

    ユーク(こうして、アニを好きなだけ愛せるのは…なんかこう…興奮する)ドキドキ

    アニ(今日の私…ユークに…されるがままだね…///)ポーッ

  326. 326 : : 2014/03/25(火) 23:01:19

    ――――――――

    ユーク(…キス…4回もしちゃった)スッ

    アニ「ぷはぁ…はぁ…はぁ…///」ドキドキ

    ユーク「アニ…」ギュッ

    アニ「はうっ…///」ピクン!

    ユーク(可愛い、可愛い♪)ナデナデ

    アニ(あぁ…沢山、愛してもらって…幸せ…Zzz)ポスン!
  327. 327 : : 2014/03/25(火) 23:02:16

    ユーク「…アニ?」

    アニ「Zzz」スピーー

    ユーク「寝ちゃったか」ナデナデ

    アニ「Zzz」スリスリ

    ユーク(このままだと風邪も引くし、ベッドに運ぼうか)グッ スクッ

    アニ(ユークの腕の感じ…お姫様抱っこ…Zzz)ギュッ
  328. 328 : : 2014/03/25(火) 23:03:11


    スタスタ ゴロン モゾモゾ


    ユーク(もう、灯りは消していいよな)フッ

    ユーク(…今日は、アニと一緒に寝よう)モゾモゾ

    アニ「Zzz」ダキッ

    ユーク(休日前だから、教官も見回りに来ないし)ダキッ ギュッ

    ユーク(明日の朝になったら、皆を起こして、こっそり寮へ帰そう)ナデナデ

    ユーク(それまでの間は、俺が傍に居てあげるからね…おやすみ、アニ…Zzz――――)

  329. 329 : : 2014/03/25(火) 23:03:34

    次がラストパート!

  330. 330 : : 2014/03/25(火) 23:32:27
    ユークとアニ…グスン…いい話…
    ラストパート頑張れ(^^)/
  331. 331 : : 2014/03/26(水) 00:20:32
    >>330 いちごさん
    彼はアニを本当に愛しているんです(*^^*)

    最後まで気を抜かずに投稿します!
  332. 332 : : 2014/03/26(水) 08:13:27
    ユーク!アニを幸せにしてね

    作者さ〜ん!
    作品作り頑張って下さい
    期待してます‼︎
  333. 333 : : 2014/03/26(水) 14:47:19
    >>332 クリスタ命さん
    勿論ですよ。アニを幸せにし続けます(#^^#)

    因みに私の呼び方は「ミロ」で結構ですよ~(=゚ω゚)ノ
  334. 334 : : 2014/03/26(水) 17:34:13

    ――Part 4-2――

    ――――翌朝――――

    ユーク「……」パチリ

    アニ「Zzz」

    ユーク(朝か…アニはまだ寝ているな)

    アニ「Zzz」ギュッ

    ユーク(片手は俺にしがみ付いている…そして、もう片手は…)

    アニ「Zzz」ギュッ
  335. 335 : : 2014/03/26(水) 17:34:49

    ユーク(お菓子の袋を握りしめている…ふふっ、アニらしい)クスリ

    アニ「Zzz…うぅーん」モゾモゾ

    ユーク(すり寄って来た…抱き返そう)ギュッ

    アニ「Zzz」スヤスヤ

    ユーク(安心した顔をしている…良かった)ニコ

    アニ「Zzz」クゥクゥ
  336. 336 : : 2014/03/26(水) 17:35:07

    ユーク(…なんて可愛いんだろう)ウットリ

    ユーク(今の体勢じゃあ、キスするには、おでこにしかできないけど)

    ユーク(でも…今、したい)スーーッ

    アニ「Zzz」ギューーッ

    ユーク(アニ、好きだよ)CHU

    アニ「……」パチリ
  337. 337 : : 2014/03/26(水) 17:35:29

    ユーク(あっ、起きたみたい)

    アニ「…あれ?」ゴシゴシ

    ユーク「おはよう、アニ」

    アニ「…ここ、どこ?」

    ユーク「俺のベッド」

    アニ「…?」
  338. 338 : : 2014/03/26(水) 17:35:49

    ユーク「昨晩は男子寮に来て、皆でお酒飲んだんだよ?覚えていない?」

    アニ「…あっ、そっか」

    ユーク「アニが寝ちゃったから、こうしてベッドに入れたんだよ」

    アニ「そ、そう…ありがと…///」モジモジ

    ユーク「…アニってお酒を飲んだら、積極的になるんだね!」ニコ

    アニ「え?」ドキリッ
  339. 339 : : 2014/03/26(水) 17:36:28

    ユーク「だって、キスまで迫ってきたし」

    アニ「あ、それは…その…///」カァァ

    ユーク「お酒だって、凄く弱かったし」クスクス

    アニ「ほ、放っておいてよ…///」

    ユーク「…でも、そんな仕草がとても可愛かったよ?」

    アニ「あうっ…///」プシューーッ
  340. 340 : : 2014/03/26(水) 17:36:52

    ユーク「それに…今日が休日でよかった」

    アニ「うん。こういう事も見越して、昨日飲む事にしたんでしょ?」コクリ ギューーッ

    ユーク「…どうする?」

    アニ「どうするって何が?」

    ユーク「今日、どこかに出掛ける?」

    アニ「あっ、それって…」
  341. 341 : : 2014/03/26(水) 17:37:09

    ユーク「それとも、二日酔いで頭が痛かったりする?」

    アニ「う、ううん。そんな事はないけど」フルフル

    ユーク「じゃあ、決まりだ!…でも、もう少し寝ている?」

    アニ「そうしたい…けど」チラ

    ユーク「…けど?」ニコ

    アニ「皆も…いるし…///」
  342. 342 : : 2014/03/26(水) 17:37:35


    グガーー スースー


    ユーク「まだ早朝だから、皆、熟睡しているよ?」

    アニ「そっか。じゃあ、まだ寝ていようかな」ウトウト

    ユーク「いっその事、お昼になったら起こそうか?」

    アニ「…そうして」コクリ

    ユーク「じゃあ、それまでは、布団の中に入っていてね?」

    アニ「うん…皆に気付かれなければいいけど…」
  343. 343 : : 2014/03/26(水) 17:38:00

    ユーク「どうせ、皆、二日酔いで頭痛になっているはずさ」

    ユーク「じっと隠れていれば、気付かないよ」

    アニ「じゃあ…潜っているよ」モゾモゾ

    ユーク「それじゃあ、おやすみ、アニ」ナデナデ

    アニ「うん…午後…出掛けようね…ユーク…Zzz」

    ユーク「楽しみにしているよ…Zzz」

  344. 344 : : 2014/03/26(水) 17:38:29

    ――――――――

    ミカサ(…はっ!)パチリ ムクリ

    ミカサ(いけない。寝過ぎてしまった気がする)ゴシゴシ

    ミカサ「…あっ!」チラ

    エレン「Zzz」スピーー

    ミカサ(どうして、エレンが隣に?)ポカン

    ミカサ(…そうか。ここは男子寮だった。という事は、ここはエレンのベッド!)
  345. 345 : : 2014/03/26(水) 17:39:01

    エレン「Zzz」ゴロン

    ミカサ(…うへへ)ゴロン モゾモゾ

    エレン「Zzz…うぅむ」

    ミカサ(エレン…エレン…)スリスリ

    ミカサ(きっと、ユークが運んでくれたのだろう…ありがとう)ニコニコ

    ミカサ(…でも、今は何時だろうか?)キョロキョロ
  346. 346 : : 2014/03/26(水) 17:39:27


    グガーー スピーー


    ミカサ(他の皆もまだ寝ているみたい)

    ミカサ(おそらく、まだお昼前)

    ミカサ(それだけでも十分に寝坊だけれど、今日くらいは…あっ、あれは!)チラ

    ミカサ(…ユークが寝ている布団が大きめに膨らんでいる)ジーーッ

    ミカサ(きっと、アニと2人で寝ているのだろう)

    ミカサ(…折角なので、私ももう少しの間、寝ているとしよう…Zzz)モゾモゾ

  347. 347 : : 2014/03/26(水) 17:39:51

    ――――正午頃――――

    クリスタ「…あれ?」パチリ ムクリ

    クリスタ「ふあぁぁ…あれ?ここ、どこだろう?」キョロキョロ

    クリスタ(…あっ、そっか!皆でお酒飲んだんだった)ピーン

    クリスタ(うぅーん…途中からあんまり記憶がないけど…私、大丈夫だったかな?)

    クリスタ(…あれ?ミカサはどこ?それにエレンもアニもユークまで居ない)キョロキョロ

    クリスタ(…お部屋が片付いている…それじゃあ、私が起きる前にあの4人が?)
  348. 348 : : 2014/03/26(水) 17:42:06


    グーグー スースー


    クリスタ(とりあえず、皆を起こさないとね!)

    クリスタ(もうお昼の時間みたいだし、皆で食堂に行こう!)

    クリスタ(…あぁ、でもなんかまだ少し頭が痛い)ガンガン

    クリスタ(記憶は曖昧だけど、ちょっと無理しちゃったみたい…次は気を付けよう)

    クリスタ「すーっ…皆、起きて!お昼だよ」ユサユサ ユサユサ

    クリスタ「いつまでも寝ていたら、日が暮れちゃうよ?」ユサユサ ユサユサ
  349. 349 : : 2014/03/26(水) 17:42:36


    「あー、よく寝たぁー」ノビー

    「頭痛ぇなぁ」ズキズキ


    クリスタ「皆、しっかり!ミカサ達はもう行っちゃったよ?」

    ユミル「あぁ?こんな二日酔いの状態で、どこ行くってんだよ」ガンガン

    ライナー「…ユークとアニも居ないな」ヨロヨロ

    ベルトルト「休日だから、どこかに出掛けたんじゃないかな?」

    ベルトルト「彼、お酒に強かったみたいだし」フラフラ

    ジャン「……」
  350. 350 : : 2014/03/26(水) 17:42:54

    コニー「あぁぁぁ!頭痛ぇ!!」ズキズキ

    サシャ「…まだ少し…気持ち悪いです…うっぷ」

    クリスタ「大丈夫?はい、お水だよ」スッ

    サシャ「あぁぁ、ありがとうございます。神様ぁ」ゴクゴク

    コニー「俺にもくれー!」

    クリスタ「はい、コニー!」スッ
  351. 351 : : 2014/03/26(水) 17:43:21


    ワイワイ ガヤガヤ


    ミーナ「マルコ、大丈夫?」

    マルコ「うん。少し二日酔いだね」

    マルコ「ミーナは、大丈夫?」

    ミーナ「うん。私は割とすっきりしてるよ!」

    マルコ「そっか。なら、よかったよ」ズキズキ

    ミーナ「ほら、無理したらダメだよ?」
  352. 352 : : 2014/03/26(水) 17:43:57


    サスサス ヨロヨロ


    ジャン(…はぁ、ミカサと全然飲めなくて、少し残念だったな)

    ジャン(女神が注いでくれたから、断る訳にもいかなかったが…)

    ジャン(それにしても、ミカサとユークは強ぇなぁ…こっちはまだ頭痛ぇのによ)ズキズキ

    ジャン(…あいつら、また街にデートにでも行ったか?)

    ジャン(少し前から起きてたが、あいつらの邪魔するわけにもいかねぇしな)

    ジャン(まっ、今回はこれで良しとするか!…きっと今日は、ずっと昼寝だな――――)

  353. 353 : : 2014/03/26(水) 17:45:50

    ――――同時刻 街中――――

    ユーク「ほら!あっちなんかどう?」

    アニ「元気だね。全くお酒持ち越していないって感じ」

    ユーク「実は、お酒の味は苦手だったんだけど、お酒自体には強かったみたいでね」

    ユーク「結局、最後まで酔わなかったよ」

    アニ「へぇ、凄いね」

    アニ「私は昨晩の記憶は、あまりないよ」
  354. 354 : : 2014/03/26(水) 17:46:25

    ユーク「アニは、すぐに倒れちゃったからね?」ニヤリ

    アニ「も、もう言わないでよ…///」

    ユーク「ふふっ、でもお酒の味は好きだったんでしょ?」

    アニ「うん。美味しかった」コクリ

    ユーク「いいなぁ。俺も“あれ”が美味しいと感じるくらい、大人になれればなぁ」

    アニ「ふっ、まだまだアンタもお子様って事だよ」
  355. 355 : : 2014/03/26(水) 17:47:28

    ユーク「むっ、言ったね?」

    アニ「やっぱり、私がずっとアンタのお姉さんだね」ドヤァ

    ユーク「弟より20 cm以上も小さいお姉さんが調子に乗っているね」クスクス

    アニ(身長の事で馬鹿しないで?)ギロリ

    ユーク「あっ、ごめんなさい…」シュン

    アニ(うん。それでよし!)ニコ
  356. 356 : : 2014/03/26(水) 17:47:50

    ユーク「で、でもさ…皮肉なものだよね?」アセッ

    アニ「何が?」

    ユーク「お酒の味が好きなアニが下戸で、苦手な俺が上戸だなんて」

    アニ「ふふっ、確かにそうだね」クスッ

    ユーク「こんな正反対じゃあ、お酒の席では少し楽しめないなぁ」

    アニ「いや、そんな事ないって」
  357. 357 : : 2014/03/26(水) 17:48:36

    ユーク「だって、俺は苦い物をどんどん飲まされて、アニのお守りも任されるんだからさ?」

    アニ「……///」カァァ

    ユーク「…でも、いつでも甘えて来ていいからね?」

    アニ「……!」チラ

    ユーク「俺はいつでも大歓迎だから」ニコ

    アニ「…うん!」ニコ
  358. 358 : : 2014/03/26(水) 17:50:58

    ユーク「そういえばね。先週のくじ引きで、もう1つ当たりを引いていてさ」ゴソゴソ

    アニ(何だろう?)

    ユーク「…これだよ」スッ

    アニ(あれ?これって…)ジーーッ

    ユーク「この街の商店で使える商品券らしくてね。ラッキーだったよ」

    アニ「…実は、私もそれ持っているんだよ」ゴソゴソ
  359. 359 : : 2014/03/26(水) 17:51:24

    ユーク「あっ、そうなの?」

    アニ「うん。これ」スッ

    ユーク「本当だ。同じだね!」

    アニ「…渡したい物って…これだったんだよ」ポツリ

    ユーク「…そうだったんだ」

    アニ「……」シーン
  360. 360 : : 2014/03/26(水) 17:51:57

    ユーク(渡したい物が俺と同じもので、残念だったのかな?)

    アニ「…同じだね」ニコ

    ユーク「……!」

    アニ「何に使う?」ニコ

    ユーク(…良かった。そんな心配も杞憂だったようだ)ホッ

    アニ「……」ニコニコ
  361. 361 : : 2014/03/26(水) 17:55:07

    ユーク「じゃあ、アニの希望を聞いてみようかな?」ニコ

    アニ「私、行きたいお菓子のお店あるんだけどなぁ?」チラ

    ユーク「勿論、いいよ。行こう!」ニコ

    アニ「やった!」

    ユーク「ぱぁーっと、使ってしまおうか!」

    アニ「そうだね。期間も限定だし」
  362. 362 : : 2014/03/26(水) 17:56:19

    ユーク「『宵越しの銭は持たぬ』ってね!」

    アニ「それ、本当に使い方が合っているのかい?」クスリ

    ユーク「うーん…さぁ、どうだろう?」

    アニ「なんで、そんな事を言ったんだい?」

    ユーク「一度、気前良く使ってみたかった言葉なんだ!」

    アニ「それだけ?」クスス
  363. 363 : : 2014/03/26(水) 17:56:47

    ユーク「でも…“今”、楽しめれば…それでいいと思ってね!」ニカッ

    アニ(“今”…そっか、アンタもそう思っているんだね…)ピクリ

    ユーク「この至福の時間の間だけ…全てを忘れられるから」ニコ

    アニ「…私も」ジッ

    ユーク「それじゃあ、今日も1日、思う存分に楽しもう!」

    アニ「あと半日だけどね?」
  364. 364 : : 2014/03/26(水) 17:58:16

    ユーク「ほら、そんな無粋な事を言っていないで、早く行こう!」グイ

    アニ「慌てなくても、無くなりはしないって」クスッ

    ユーク「…ミカサとエレンも今頃、楽しんでいるかな?」チラ

    アニ「…きっとね」ニコ

    ユーク「あぁ!俺達もこの時間を大切にしよう!!」

    アニ「今から行くお店、お菓子が美味しいといいね♪――――」



    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第7話

    『酒の苦みと甘み』



    La Fin.

  365. 365 : : 2014/03/26(水) 18:00:00

    おまけ

    最初に決めていたタイトルは

    『皮肉にも強者ほど苦を蒙《こうむ》る』

    実際にこの言葉はあてはまり、強い者ほど辛い経験をしてきたという事です。
    それは、ミカサにとってもユークにとってもまた然り…

    でも、これではエンディングのデートの雰囲気が壊れてしまうと思って、変更しました。


    番外編も7話が終わり...次は1月中に既に完成済みですが...鬼門です(`・ω・´)


    今回もお付き合い戴き、ありがとうございました!!
  366. 366 : : 2014/03/26(水) 18:08:43
    お疲れ様でした!( ̄▽ ̄;)ノシ

    ユークとアニ、それぞれの心情が分かりやすかったです!!
    なめらかな場面の変わり目…読者を引き込むいい作品です!
    時間を忘れてしまうこともありました!
    これからも応援させてもらいます(*^^*)
  367. 367 : : 2014/03/26(水) 18:10:52
    >>366 いちごさん
    いちごさんもいつもコメントくれて嬉しいです(´;ω;`)ブラッ

    私のスタイルは地の文なしの会話文で全て表現する事なので、そう評価していただいて大変嬉しいです!

    これからも頑張りますよ(。ゝ∀・)b

  368. 368 : : 2014/03/26(水) 18:13:55

    【投稿完了 / 話数 / タイトル / URL】

    ――本編――

    【執筆中 第40話 『部屋』 ――第57回壁外調査編 No.14――】
    (http://www.ssnote.net/archives/12392)

    【執筆中 第39話 『帰路と遭遇』 ――第57回壁外調査編 No.13――】
    (http://www.ssnote.net/archives/12390)

    【14/02/19 第38話 『制約』 ――第57回壁外調査編 No.12――】
    (http://www.ssnote.net/archives/8191)

    【14/02/17 第37話 『奪...』 ――第57回壁外調査編 No.11――】
    (http://www.ssnote.net/archives/8190)

    【14/01/16 第36話 『罅《ひび》』 ――第57回壁外調査編 No.10――】
    (http://www.ssnote.net/archives/6412)

    【14/01/14 第35話 『連携』 ――第57回壁外調査編 No.9――】
    (http://www.ssnote.net/archives/6411)

    【14/01/12 第34話 『駒の数』 ――第57回壁外調査編 No.8――】
    (http://www.ssnote.net/archives/5377)

    【13/12/31 第33話 『タイキ』 ――第57回壁外調査編 No.7――】
    (http://www.ssnote.net/archives/5376)

    【13/12/24 第32話 『特質』 ――第57回壁外調査編 No.6――】
    (http://www.ssnote.net/archives/5206)

    【13/12/20 第31話 『敵の敵』 ――第57回壁外調査編 No.5――】
    (http://www.ssnote.net/archives/5204)

    【13/12/17 第30話 『隠す者』 ――第57回壁外調査編 No.4――】
    (http://www.ssnote.net/archives/4699)

    【13/12/15 第29話 『ハツゲン』 ――第57回壁外調査編 No.3――】
    (http://www.ssnote.net/archives/4697)

    【13/12/06 第28話 『キタイ』 ――第57回壁外調査編 No.2――】
    (http://www.ssnote.net/archives/4287)

    【13/12/05 第27話 『夜明け』 ――第57回壁外調査編 No.1――】
    (http://www.ssnote.net/archives/4235)

    【13/11/30 第26話 『蓄積』 ――憲兵団配属編 No.18――】
    (http://www.ssnote.net/archives/3742)

    【13/11/27 第25話 『帰る先』 ――憲兵団配属編 No.17――】
    (http://www.ssnote.net/archives/3554)

    【13/11/23 第24話 『隠れる』 ――憲兵団配属編 No.16――】
    (http://www.ssnote.net/archives/3249)

    【13/11/21 第23話 『行き互い』 ――憲兵団配属編 No.15――】
    (http://www.ssnote.net/archives/3189)

    【13/11/18 第22話 『次世代』 ――憲兵団配属編 No.14――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2988)

    【13/11/15 第21話 『鍵《ヒント》』 ――憲兵団配属編 No.13――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2740)
  369. 369 : : 2014/03/26(水) 18:14:06

    【13/11/10 第20話 『懐古、そして展望』 ――憲兵団配属編 No.12――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2440)

    【13/11/08 第19話 『待つ者』 ――憲兵団配属編 No.11――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2307)

    【13/11/06 第18話 『以心』 ――憲兵団配属編 No.10――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2219)

    【13/11/05 第17話 『志と命』 ――憲兵団配属編 No.9――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2140)

    【13/11/04 第16話 『選ぶ』 ――憲兵団配属編 No.8――】
    (http://www.ssnote.net/archives/2041)

    【13/11/03 第15話 『悪癖』 ――憲兵団配属編 No.7――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1992)

    【13/11/02 第14話 『クチは...』 ――憲兵団配属編 No.6――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1943)

    【13/11/01 第13話 『ドウキ』 ――憲兵団配属編 No.5――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1886)

    【13/10/31 第12話 『人柄』 ――憲兵団配属編 No.4――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1841)

    【13/10/30 第11話 『危機と嬉々』 ――憲兵団配属編 No.3――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1815)

    【13/10/29 第10話 『見上げる先』 ――憲兵団配属編 No.2――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1748)

    【13/10/28 第9話 『辛辣』 ――憲兵団配属編 No.1――】
    (http://www.ssnote.net/archives/1702)

    【13/10/10 第8話 『本物』 ――トロスト区奪還編 No.5――】
    (http://www.ssnote.net/archives/805)

    【13/10/10 第7話 『捨てる』 ――トロスト区奪還編 No.4――】
    (http://www.ssnote.net/archives/800)

    【13/10/10 第6話 『側』 ――トロスト区奪還編 No.3――】
    (http://www.ssnote.net/archives/796)

    【13/10/10 第5話 『指令』 ――トロスト区奪還編 No.2――】
    (http://www.ssnote.net/archives/795)

    【13/10/10 第4話 『再び』 ――トロスト区奪還編 No.1――】
    (http://www.ssnote.net/archives/793)

    【13/10/10 第3話 『解散式の夜』 ――はじまり編 No.3――】
    (http://www.ssnote.net/archives/792)

    【13/10/10 第2話 『見たもの、見るもの』 ――はじまり編 No.2――】
    (http://www.ssnote.net/archives/791)

    【13/10/10 第1話 『4人目』 ――はじまり編 No.1――】
    (http://www.ssnote.net/archives/790)
  370. 370 : : 2014/03/26(水) 18:15:12

    ――番外編Ⅱ――

    【投稿完了 / 話数 / タイトル】

    【14/03/15 第6話 『未来へ得た情報』】
    (http://www.ssnote.net/archives/11415)

    【14/03/02 第5話 『顕現せし、覇の素質』】
    (http://www.ssnote.net/archives/10837)

    【14/02/22 第4話 『隠則ち、公の如し』】
    (http://www.ssnote.net/archives/10085)

    【14/02/10 第3話 『月が魅せる情緒』】
    (http://www.ssnote.net/archives/9406)

    【14/02/01 第2話 『追い掛ける背中、超えるべき高み』】
    (http://www.ssnote.net/archives/9101)

    【14/01/21 第1話 『永遠の言葉』】
    (http://www.ssnote.net/archives/8195)
  371. 371 : : 2014/03/26(水) 18:15:52

    ――番外編――

    【14/01/10 最終話 『天賦、覚醒の刻 ――誓いは、信念の果てへ――』】
    (http://www.ssnote.net/archives/6413)

    【13/12/29 第17話 『左眼が見つめる先』】
    (http://www.ssnote.net/archives/5860)

    【13/12/25 第16話 『花火が照らす、彼女の靄《もや》』】
    (http://www.ssnote.net/archives/5229)

    【13/12/14 第15話 『寒気は夜の森、温もりは隣』】
    (http://www.ssnote.net/archives/4702)

    【13/12/10 第14話 『ずっと傍に居る人』】
    (http://www.ssnote.net/archives/4373)

    【13/12/04 第13話 『求めるは近き、見つめるは遠き』】
    (http://www.ssnote.net/archives/3949)

    【13/11/30 第12話 『頼れる背中、見えない顔』】
    (http://www.ssnote.net/archives/3487)

    【13/11/24 第11話 『各々が想う、護るべき玉』】
    (http://www.ssnote.net/archives/3066)

    【13/11/17 第10話 『訪れた、運命との出会い』】
    (http://www.ssnote.net/archives/2668)

    【13/11/12 第9話 『宿願の味は、未知の味』】
    (http://www.ssnote.net/archives/2257)

    【13/10/27 第8話 『まだ見えぬ、信念の未来』】
    (http://www.ssnote.net/archives/1550)

    【13/10/24 第7話 『眠り姫と騒動姫、掌を見下ろす者』】
    (http://www.ssnote.net/archives/1374)

    【13/10/15 第6話 『敵と願望』】
    (http://www.ssnote.net/archives/1078)

    【13/10/14 第5話 『お楽しみ♪』】
    (http://www.ssnote.net/archives/1040)

    【13/10/13 第4話 『熟練者で未熟者』】
    (http://www.ssnote.net/archives/941)

    【13/10/12 第3話 『広い視野を持って』】
    (http://www.ssnote.net/archives/923)

    【13/10/12 第2話 『私も見つけよう、安心する場所』】
    (http://www.ssnote.net/archives/878)

    【13/10/11 第1話 『私が見つけた新しいおもちゃ』】
    (http://www.ssnote.net/archives/845)
  372. 372 : : 2014/03/26(水) 18:16:03

    ――その他――

    【執筆中 【アニ聖誕祭特別編】 アニ「私達のひっそり誕生日」】
    (http://www.ssnote.net/archives/12645)

    【14/02/07 ――104期相談所編―― 第2話 ユーク「恋の三角関係?」】
    (http://www.ssnote.net/archives/5371)

    【13/12/08 ――104期相談所編―― 第1話 ユーク「勉強の方法が分からない?」】
    (http://www.ssnote.net/archives/4493)


    ――雑談――
    【随時更新中 My.Loと進撃の巨人Another】
    http://www.ssnote.net/groups/24


    ――その他情報媒体――

    【随時更新中 SS Pedia記事 『進撃の巨人Another』】
    http://dic.ssnote.net/articles/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BAAnother

    【Twitterアカウント:My.Lo(進撃の巨人Another)】
    https://twitter.com/MyLo0922

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
MyLo0922

My.Lo

@MyLo0922

この作品はシリーズ作品です

【進撃の巨人Another】 シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場