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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

イェーガー怪奇ファイル ファイル1 首なし訓練兵

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  1. 1 : : 2014/03/03(月) 20:41:17
    初心者です

    下手くそな文になると思いますが練習感覚で書いていきます

    某ドラマをネタにしてますがどんな話になるかわかりません
  2. 2 : : 2014/03/03(月) 20:42:43
    後で書きます
  3. 3 : : 2014/03/03(月) 20:56:47
    期待
  4. 4 : : 2014/03/03(月) 21:30:27
    ありがとうございます

    たぶんキャラ崩壊してます
  5. 5 : : 2014/03/03(月) 21:56:55
    ミカサ「立体機動はここをこうして…」

    ミカサ「こうするのがコツ」

    エレン「ダメだ…全然わからない…どうせオレなんかいくら練習しても上達しないんだ…」グス

    ミカサ「そんな事ないよエレン、焦ってはいけない、少しずつではあるけど確かに上達してるから」

    エレン「ホントか?」

    ミカサ「うん」

    エレン「ミカサが言うなら間違いないな!」

    ジャン「…」(クソが…ミカサと仲良くしやがって少し痛い目にあわせてやるか…)

    ジャン「ようエレン…」

    エレン「なんだジャン?」

    ジャン「最近立体機動訓練頑張ってるじゃねーか…」

    エレン「…まあな…立体機動は不得意だから力入れてんだよ、少しずつ上達してるってミカサが言ってくれたよ」

    ジャン「…」イラ

    ジャン「そうか…じゃあ明日は立体機動訓練がある、俺と勝負しないか?」

    エレン「おまえと…?」

    ジャン「ああ、点数を競おうぜ」

    エレン「いや…でもさすがにジャンには勝てないって」

    ジャン「なんだよ?成長してんだろ?逃げんのかよ?」

    エレン「」イラ

    エレン「逃げねーよ!明日勝負だな!受けて立つよ!」

    ジャン「そうこなくちゃ」ニヤ




    ジャン(木と木の間にピアノ線を…よし仕掛けはこれでオッケーだ…後は明日エレンをこっちに来るよう誘導してやれば…くくく…奴の泣きっ面が楽しみだぜ)
  6. 6 : : 2014/03/03(月) 22:15:42
    次の日

    キース「では立体機動の訓練を始める、一組目…イェーガー、キルシュタイン、ブラウンだ…」

    ジャン「勝負だぜエレン…」

    エレン「ああ…」

    キース「始め!」

    シュパー

    ジャン「へぇ…確かに成長してる…速いじゃねぇか…だが…こっちには来させねーよ…」シュパー

    エレン(チッ…あっちはダメか…ならこっちだな方向転換だ!)

    ジャン(そうだ…そっちだ)ニヤ

    エレン「よし!獲物発見!」シュパー

    ライナー「悪いなエレン!アレは俺がいただく!」シュパー

    ジャン(!?ライナー邪魔すんなぁぁあ!)

    エレン「クソ!ライナーあれは俺の…」

    スパンッ ボトッ

    ライナー「」

    エレン「うわっライナーいきなり倒れてくんな!?クソ…落下に巻き込まれる!うわぁ!落ちる!」

    ドサッ
  7. 7 : : 2014/03/03(月) 22:23:55
    ミカサ「エレン!?大丈夫?」シュパー

    ミカサ「エレンしっかりして!エレン!…息を…していない…ライナーどうしてこんなことを…え!?」

    アルミン「エレ~ン」シュパー

    アルミン「ミカサ!エレンは?」

    ミカサ「…エレンは息をしていない…」

    アルミン「なんだって!?」

    ミカサ「そして…ライナーは首がない…」

    アルミン「!?」チラ

    アルミン(これは…ライナーなのか…うぷ…)
  8. 8 : : 2014/03/03(月) 22:47:29
    ミカサ「エレンしっかり!アルミン肩を貸して!エレンを運ぶから!」

    アルミン「うん!」

    「……な…」

    アルミカ「え?」

    エレン「…俺に触るな」ギロ

    アルミン「…え…エレン?」(怖い…)

    エレン「俺はエレンじゃない」

    アルミカ「?」

    エレン「あの役立たずなら今眠っている…俺はグレン・イェーガーだ…」

    アルミン(エレンの瞳が紅い…)

    キース「どうしたのだ!?」

    グレン「ライナーが死んだ…首がないソイツはライナーだ…」

    キース「なんだと?」

    グレン「恐らく事故じゃない…これは殺人だな」

    アルミン「ライナーは殺されたっていうの?でもどうやって…」

    グレン「アレを見てみろ…赤い線みたいなのが見えるだろ?あれはピアノ線だ…立体機動で高速移動してピアノ線で首が飛んだ…簡単な話だ」

    アルミン「でも誰が…」

    グレン「さあな…」

    ジャン(こ…こんなはずじゃ…)ブルブル
  9. 9 : : 2014/03/04(火) 19:20:27
    その後現場検証でも犯人に結びつく手がかりが無くジャンが捕まる事はなかった

    数ヶ月後

    クリスタ「ハァハァ、帰るの遅くなっちゃった…もう真っ暗だよ…」タッタッタ

    シュパー シュパー

    クリスタ「え?何の音?」

    シュパー スタッ

    クリスタ「きゃあああ!!!!」
  10. 10 : : 2014/03/04(火) 20:01:38
    モブ1「聞いたかよ…昨日クリスタが首の無い訓練兵を見たらしいぜ」

    モブ2「それって…絶対ライナーの霊だよな…」

    モブ1「俺…怖くてもう外に1人じゃでられないよ」

    ライナーの霊が出たという話はすぐに訓練兵に広まった

    アルミン「ねぇクリスタ…昨日首なし訓練兵を見たって聞いたけど詳しい話を聞かせてもらっていいかい?」

    グレン「…」

    クリスタ「アルミン、エレン…うん…いいよ…昨日街に買い物に行ったの…買い物を終えて外に出たらもう真っ暗で…急いで帰ろうと思って走ってたらシュパーって音が聞こえたんだ」

    アルミン「音?」

    クリスタ「うん、立体機動装置の音…音に気付いて振り返ったら…首のない人が私の後ろに着地したんだ…」ブルブル

    アルミン「服装とかは分かるかい?」

    クリスタ「白いライダージャケットみたいな…感じだった」

    グレン「白だと?間違いないのか?」

    クリスタ「…うん、そこはハッキリ覚えてるから…確かに白だった」

    グレン「……なるほどね…」

    クリスタ「これってライナーの霊だよね…」

    グレン「霊だと?バカバカしい…コレは人の仕業だ…」

    クリスタ「違うよ!あれは…人なんかじゃなかった…ホントに首が無かったもん」ブルブル

    グレン「なら…俺が犯人を捕まえてやるぜ」

    アルミン「…できるのかい?」

    グレン「俺に不可能は無い!」
  11. 11 : : 2014/03/04(火) 21:49:42
    このエレンは赤司?

    期待
  12. 12 : : 2014/03/05(水) 16:38:20
    ありがとうございます

    赤司とは関係ないです
  13. 13 : : 2014/03/05(水) 17:10:17
    ミカサ「…ねぇエレン…」

    グレン「…」

    ミカサ「あんまり無茶しないでね…」

    グレン「オマエには関係ない、それに俺はエレンじゃないと言っただろ」

    ミカサ「…」

    グレン「それにエレンにとってオマエは家族だったかもしれないが俺にとってオマエは他人だ…気安く話かけるな」スッ

    アルミン「あっエレン待ってよどこ行くんだよ!」

    グレン「…寝る…起こしたら殺す…」

    アルミカ「…」

    数日後…

    モブ1「おい…またライナーの霊を見た奴がいたってよ…」

    モブ2「またかよ…ここ数日でもう四人目になるぜ…」

    モブ1「ライナーは怒ってるんだ…きっと俺達呪われたんだよ」

    モブ2「おい…怖い事いうなよ…」

    グレン「……めでたい奴らだな…ありもしない霊なんかにビビっちまってよ…」

    ジャン「…」ブツブツ

    アルミン「ジャン…どうしたの?」

    ジャン「俺は悪くない俺は悪くない俺は悪くない…」ブツブツ

    アルミン「ジャン!」

    ジャン「え?…ああ…アルミンか…どうした?」

    アルミン「どうしたじゃないよ…凄い汗だけど…具合悪いのかい?」

    ジャン「い…いや…なんでもねぇよ…心配しないでくれ…」

    グレン「…」

    アルミン「なんでもないならいいんだけどさ…」
  14. 14 : : 2014/03/05(水) 19:47:10
    ジャン「悪い…部屋に戻らせてもらうわ…」

    アルミン「…ああ…」

    ジャン(なんだよ…ライナーの亡霊?勘弁してくれよ…俺は悪くねぇんだ…ん?なんだこれ?手紙?)

    命が惜しければ今夜八時倉庫裏まで来い ライナー

    ジャン「な…なんだよ…コレ…」ブルブル

    ジャン「あ…アルミーン!!」タッタッタ

    アルミン「どうしたのジャン?」

    ジャン「部屋に戻ったら俺の寝床にこんな物が置いてあったんだ…」

    アルミン「これは…脅迫状!?」

    ジャン「俺…殺されちまうよ…」ポロポロ

    アルミン「大丈夫だよ…ジャンが殺される理由なんてないから…」

    ジャン「それが…あるんだ…あのピアノ線仕掛けたの俺なんだ…」ポロポロ

    アルミン「なんだって!?」

    ジャン「あんな事になるなんて思って無かったんだ!俺はただ…エレンを少しビックリさせようと思っただけで…助けてくれアルミン!」ポロポロ

    アルミン「……わかった今日の八時に僕達も付いていくよ…」

    ジャン「ありがとうアルミ~ン」ポロポロ

    グレン「甘えさせるなアルミン…俺は行かねえぜ…自業自得ってやつだ…1人で行って死んでこい」

    ジャン「そ、そんな!?酷い!」

    グレン「酷い?オマエが言えるセリフじゃねーだろ…人殺しが…」

    ジャン「うっ…」

    アルミン「大丈夫だよジャン…僕はつき合うから…」

    ジャン「…頼む…」

    「私たちも付いていくよ!」

    ジャン「?」

    アルミン「ミカサ…クリスタ…ダメだ…危ない、危険だ!」

    クリスタ「そんなのわかってる…でも仲間が危ない時に何もせずにじっとなんてしてられないよ!」

    ミカサ「クリスタの言うとおり…」

    ジャン「うっ…神様ぁぁ」ポロポロ

    グレン「…ふん」ニヤ
  15. 15 : : 2014/03/05(水) 19:54:37


    ジャン「なあ…もう八時過ぎてるよな…?」

    アルミン「…うん」

    クリスタ「悪戯だったのかな?それとも私達もいるから来ないの?」

    ジャン「なんだよ…ビビらせやがって!悪戯だったんだ!皆…付き合わせて悪かったな…もう帰ろうぜ…」

    ミカサ「…しっ!…静かにして…何か聞こえない?」

    シュパー シュパー

    ジャン「」ブルブル
  16. 16 : : 2014/03/05(水) 20:49:11
    続きキター

    期待だー
  17. 17 : : 2014/03/05(水) 21:13:18
    シュパー スタッ

    ジャン「で…出た~!!」

    クリスタ「きゃあああ!!」

    アルミン「ま…まさか…こんな事が現実に…本当に首が…無い…」

    ミカサ「」ブルブル

    ジャン「ごめんなさいゴメンナサイごめんなさい…俺が悪かった!命だけは助けて!ライナー!」

    「…情けねぇな…」

    ジャンミカサアルミンクリスタ「え?その声は…」

    グレン「俺だよ」スッ カオヲミセル

    ジャンミカサアルミンクリスタ「エレン!!?」

    ジャン「…どうゆう事だ…エレン…」

    グレン「どうもこうもない…あの脅迫状を書いたのは俺だ…」

    ジャン「なんだって?テメーなんのつもりだ!」

    グレン「首なし訓練兵のトリックの詳細を教えてやろうと思ってな…」

    ジャン「?」

    アルミン「わかったのかい?」

    グレン「ああ…今までライナーの亡霊を見たというやつには共通点がある…一つは亡霊は夜にしか現れない事…もう一つはこんなに暗いのに皆白いライダージャケットだけは鮮明に覚えている事…」

    アルミン「それがなにか?」

    グレン「なぜ白い服装なんだ?白い服装なんてライナーのイメージにない…それに訓練中の事故で亡くなったライナーなら訓練服を着ているのが当たり前だろ?俺は疑問に思っていた…明らかにおかしい、ライナーの亡霊に見せかけたいにしては不自然すぎる…」 

    アルミン「…」

    グレン「そこで俺は思った…白い服装じゃなければダメだったんだと…それは何故か…?」

    クリスタ「どうしてなの?」

    グレン「首を消す為だ…白い服に発光塗料を塗り、その上にガラスビーズを塗りつける…そうすると夜でも服が明るく見える…皆が白い服を鮮明に覚えていたのはソレが理由だ…」

    アルミン「でも…それが首を消す事と何か関係が?」

    グレン「馬鹿かオマエ?最後まで言わなきゃわかんねーのかよ…」

    アルミン「…」

    グレン「首から上には光を吸収するこの黒いマスクを被っていたんだ…」

    アルミン「!?」

    グレン「人間の目というのは明暗差があるところでは暗い物は見えなくなってしまう…現にオマエ等が今俺に騙されたようにな…」

    クリスタ「そっか!白い服が発光してハッキリ見えるから逆に黒いマスクが見えなくなる…つまり首が無いように見えたわけね!」

    グレン「題して…ブラックマジック!」

    アルミン「ブラックマジック?」

    グレン「ライナーの亡霊の正体なんて所詮こんなもんさ…」
  18. 18 : : 2014/03/10(月) 13:10:50
    グレン「次に首なし訓練兵が現れた時が奴の最後だ…俺が作ったコレで奴のトリックをあばく…姿が露わになった時の反応が見物だぜ」

    アルミン「何を作ったの?」

    グレン「マグネシウムを加工したものだ…マグネシウム合金の主成分で空気中で熱されると激しく発光する…」

    アルミン「閃光弾ってことか…」

    グレン「フッ…愚かなオマエでもそれくらいはわかるか…」

    クリスタ「エレンすっごっいー!!天才だね!」

    グレン「言ったろ…俺に不可能は無い!」

    ジャン「でも…首なし訓練兵はいつ現れるんだよ…?」

    グレン「そればかりは夜に張るしかないな…」

    クリスタ「わかった!じゃあ明日から夜みんなで外で首なし訓練兵が出るのを待ちましょう!」

    皆「ああ!」

    グレン(くだらないトリックで驚かせていい気になっているようだが…俺から言わせれば子供のイタズラだぜ)
  19. 19 : : 2014/03/10(月) 13:33:20
    翌日

    キース「今日は以前から予定されていたこのフィルムの映像を見てもらう…巨人に関する情報をまとめた映像だ…心して見よ」

    グレン(ふん…くだらねぇ…)スッ

    ミカサ「どこに行くの?」

    グレン「時間の無駄だ…寝る」

    ミカサ「ダメ!」グイ

    グレン「…チッ」

    今日は巨人のデータが入った映像を見て訓練が終わった…そして夜…

    クリスタ「今日は出るかな?」

    グレン「……さあな…」

    ミカサ「誰か外に出てきた…あれは…ユミル」

    グレン「つけてみるか…奴のもとに首なし訓練兵が来るかもしれない…」

    ユミル「チッ…どうして私が教官の使いで倉庫の掃除なんて…ライナーの亡霊が出たらどうしてくれんだよ…」

    シュパー

    ユミル「…なんか音が…」

    シュパー

    ユミル「…」ブルブル

    シュパー スタッ

    ユミル「あ…あ……」

    首なし訓練「…」

    グレン「そこまでだ!」

    首なし訓練「!?」
  20. 20 : : 2014/03/10(月) 13:50:21
    グレン「オマエのつまらないトリック…今あばいてやるぜ…くらいやがれ!」ヒュン

    パアン! バチバチ

    アルミン「明るくなった!」

    ジャン「…おい…見ろよ…黒いマスクなんてつけているようには見えねーぞ!?」ブルブル

    グレン「ば…バカな…奴はブラックマジックを使ったんじゃないのか…」

    ジャン「本物だ…本当にライナーの亡霊だったんだ…ああ…殺される…」

    グレン「まさか…本当にライナーの亡霊なのか…うっ…頭が…あああ!!」

    エレン「」ドサッ

    アルミン「首なし訓練兵がこっちに来る…」ブルブル

    ジャン「すまねぇライナー!命だけは助けてくれ!あれは事故だったんだ…俺はオマエを殺すつもりなんてなかったんだ!だから命だけは…」

    首なし訓練兵「…」スタスタ ブレードスッ

    ジャン「頼む…」

    スパッ

    ジャンの首 ゴロン

    クリスタ「きゃああ!!!」

    アルミン「な…なんて事を…」

    シュパー

    ミカサ「首なし訓練兵が…帰っていく…」

    ユミル「」ブルブル

  21. 21 : : 2014/03/10(月) 18:14:23
    キース「悲鳴が聞こえたが…どうかしたのか?」

    アルミン「教官…ジャンが…殺されました…」

    キース「なんだと!?うっ…ソレはキルシュタインか…」

    アルミン「…はい…」

    キース「…誰が殺した…?」

    皆「…」

    キース「…言え…誰だ?」

    アルミン「……ライナーです…ライナーの亡霊がジャンを…ジャンの首をブレードで…」

    キース「…ふざけているのか?」

    アルミン「信じられないと思いますが本当です!」

    キース「……嘘ではないらしいな…そんな事があるのか…イェーガーも倒れているが…?」

    アルミン「エレンは気絶しているだけです」

    ミカサ「エレン、エレン!起きて!」

    エレン「…うっ…あれ…ミカサ…」

    ミカサ「…エレンなの?」

    エレン「…ああ…」

    ミカサ「エレ~ン」ダキッ
  22. 22 : : 2014/03/10(月) 18:36:09
    ジャンが死んだという話は104期生を震撼させた…

    ミカサ「ねぇエレン…グレンってなんなの?」

    エレン「…彼はもう一人の俺なんだ…俺がパニックになったり危機に陥ると出てくる…俺にも詳しくわからないんだ…」

    アルミン「二重人格って事?」

    エレン「いや…親父が言うには俺には二つの脳があり二重人格とは違うものらしい…」

    アルミン「二つの脳って…そんな事があるの?」

    エレン「…親父は遺伝子工学を勉強していたんだ…遺伝子組み換え実験で産まれたのが俺らしい…今の俺をエレン、目の色が紅蓮な事から彼をグレンと名付けたと…」

    ミカサ「…おじさんが…?」

    エレン「…ああ…それ以上の事は俺にもわからないんだ…」

    アルミン「…そうか…」

    ミカサ「でもエレンが戻ってきて良かった!もうアイツに体を奪われないように気をつけて!」

    エレン「ああ…心配かけたなミカサ…」
  23. 23 : : 2014/03/10(月) 19:01:10
    アルミン「まあ…もう心配する必要は無いよ…ライナーの亡霊はもう出てくる事はないと思うからね…」

    ミカサ「どうして?」

    アルミン「だってもうライナーの復讐は終わっただろ?もう出てこないさ…」

    エレン「ジャンは俺に対して罠を張ったんだよな…俺の代わりにライナーが死んだと思うと少し心が痛むよ…」

    アルミン「エレンが気にする必要ないよ!あれは事故だったし悪いのはジャンだ!ジャンが死んだもの自業自得だよ」

    エレン「…でもさ…」

    ミカサ「アルミンの言うとおり…エレンは悪くない…何も気に病む事はない」

    エレン「…ああ…そうだな…」

    ???「…」
  24. 24 : : 2014/03/10(月) 19:58:43
    数日後

    エレン「アルミンの言うとおりジャンが死んでからライナーの亡霊はでなくなったな」

    アルミン「あたりまえさ…もうライナーが怨んでいる人なんていないんだから」

    エレン「そうか…よし!じゃあ今日から夜の自主練はじめるか!」

    ミカサ「エレン…あまり無理してはいけない」

    エレン「いや、俺は人一倍頑張らないと皆に離されるからな…」

    アルミン「エレンは頑張り屋だね」

    ミカサ「私は嫌な予感がする…」

    アルミン「気にしすぎだよミカサ」

    エレン「そうだぜ」

    ミカサ「…うん」



    エレン「まず基礎体力をつけるため走るか…」

  25. 25 : : 2014/03/10(月) 20:10:52
    エレン「はぁ…はぁ…結構走ったな…少し休むか…」

    シュパー 

    エレン「…ん?」

    シュパー

    エレン「…まさか……どうして…ライナーの亡霊はもう…」

    シュパー スタッ

    エレン「うわあ!!」

    首なし訓練兵「…」ブレード シャキッ

    エレン「くっ来るな!あっち行け!」

    首なし訓練兵「…」ヒュン ブレードヲフル

    ガシッ(首なし訓練兵の手を掴む)

    グレン「…舐めてんじゃねーよ…」

    首なし訓練兵「!?」
  26. 26 : : 2014/03/10(月) 20:27:21
    ミカサ「エレン!」タッタッタ

    首なし訓練兵「…」

    シュパー

    グレン「待て、逃げるな!俺と戦いやがれ!」

    シュパー

    グレン「チッ…逃げやがった…」

    ミカサ「エレン…ライナーの亡霊がまた出たのね…」

    グレン「何しに来やがった…オマエのせいで奴に逃げられたじゃねーか…」

    ミカサ「!?エレン…じゃ…ない…」

    グレン「奴にはもうこの体は渡さない…この体は俺のもんだ!」

    ミカサ「返して!エレンを返して!」ユサユサ

    グレン「うぜぇ!」ドカ

    グレン「奴じゃ首なし訓練兵の謎を暴くのは無理だ…俺じゃないとな…」

    ミカサ「まだそんな事言ってるの?あれは亡霊なの!」

    グレン「ふざけるな、今逃げていったのがそれは違うということを証明してる」

    ミカサ「…」

    グレン「もう俺にまとわりつくな…」スッ

    ミカサ「…」
  27. 27 : : 2014/03/10(月) 23:42:30
    正体が気になる
    期待
  28. 28 : : 2014/03/11(火) 01:19:39
    >>27
    ありがとうございます
  29. 29 : : 2014/03/11(火) 01:34:05
    次の日

    グレン(奴の使ったトリックは何なんだ…ブラックマジックを使わず首を消す…そんな事が可能なのか?クソっ…思い出せ…何か手掛かりがあるはずだ…)

    クリスタ「ねぇエレン?さっきから何を考えているの?」

    グレン「…いや…別に何も考え事なんかしていない…」

    クリスタ「ウソ、ずっと怖い顔してるよ!私も一緒に考えてあげるよ!」

    グレン「いや…いい…」

    クリスタ「遠慮しなくていいよ!」

    グレン「遠慮なんてしてねぇよ…」

    クリスタ「いいから話してみて!」

    グレン「消えろ、俺は女に付きまとわれるのが大っ嫌いなんだ!」タッタッタ…

    クリスタ「酷い……でも…そんなクールなところもカッコいい///」
  30. 30 : : 2014/03/11(火) 02:11:34
    グレン(ジャンが殺される前…何があった?俺がブラックマジックを披露した…見られていたのか?だからやり方を変えてきた…でもどうやって…次の日は…巨人の映像を見たんだったな…)

    ミカサ「何かわかったの?」

    グレン「うるせぇ」

    ミカサ「何もわかってないようね…やっぱりライナーの亡霊なのよ」

    グレン「いや、それはない…」

    ミカサ「じゃあ私たちは錯覚でも見ていたと言いたいの?首なし訓練兵にはホントは首があったけど見えてなかったとかバカな事考えているの!?でも私は自信を持って言える、アレには確かに首なんか無かった!」

    グレン「!?」

    ミカサ「…どう…したの?」

    グレン「…なるほどね…」
  31. 31 : : 2014/03/11(火) 16:57:43
    ミカサ「…何がなるほどなの?」

    グレン「おまえの言うとおりだったよ…」

    ミカサ「やっと理解した?あれはライナーの亡霊だったと…」

    グレン「違う…俺たちには本当は奴の首が見えていたいたんだ…」

    ミカサ「それはあり得ない…ライナーの亡霊には確かに首が無かった…」

    グレン「まぁ……愚かなオマエにこれ以上説明しても理解出来ねぇだろうな…」スッ

    ミカサ「…待って…どこ行くの?」

    グレン「ちょっとハゲに話がある…ついてくるなよ…」

    教官室

    キース「そうゆう事ならいいだろう…」

    グレン「…ありがとうございます…」
  32. 32 : : 2014/03/11(火) 17:17:24
    期待だよ!
  33. 33 : : 2014/03/11(火) 17:23:27
    翌日

    キース「今日はこの前のフィルムの映像をもう一度見てもらう…どうやら内容が難しすぎたようなのでもう一度見て完全に理解しろ…」

    グレン「…」ニヤ

    アルミン「そんなに難しかったかな?」

    コニー「おいアルミン…自慢じゃねーけど俺は何一つ理解出来なかったぜ?」

    アルミン「コニー…ホントにそれは自慢にならないよ…」

    コニー「でも…訓練じゃなくてラッキーだったな…こっちの方が楽でいいぜ…」

    アルミン「…まあね…」

    そしてその日1日はフィルムの映像を見て終わった

    夕食

    アルミン「エレン…今日はどうするの?」

    グレン「飯を食ったら外で自主練するぜ…」

    アルミン「でもライナーの亡霊が…」

    グレン「あんなもん恐るるに足らずだ…昨日だってミカサが現れたとたん一目散に逃げて行きやがった…ライナーってのはホント笑っちゃうくらい臆病者だよ!デカいのは図体だけで肝はすげー小さいんだな!」

    アルミン「大したもんだよエレン…皆はライナーの亡霊に怯えているのに君はそんな様子を少しも見せないんだから…」

    グレン「だいたい死んでなお怨みをもって現れる時点で女々しいんだよ…あんな奴は死んで良かったのかもな…」

    ???「…」(エレンめ…殺す…)
  34. 34 : : 2014/03/11(火) 17:24:09
    >>32ありがとうございます
  35. 35 : : 2014/03/11(火) 17:40:22
    グレン「さあ…飯も食ったし自主練してくるわ…」

    アルミン「…ああ…」

    ミカサ「…」

    クリスタ「…」



    グレン「はぁ…はぁ…だいぶ体が温まってきたぜ…」

    シュパー シュパー

    グレン「…」ニヤ(やっと現れやがったか…)

    シュパー スタッ

    首なし訓練兵「…」ブレード シャキン

    グレン「ぷっ…オマエ等出てこいよ!」

    アルミン「ああ!」

    タッタッタ

    首なし訓練兵「!?」

    アルミン「!?まさか…」

    ミカサ「あなたが…」

    クリスタ「ライナーの亡霊の正体だったの!?」

    首なし訓練兵「!?」(なに!?まさか…僕の首が見えているのか!?馬鹿な…)
  36. 36 : : 2014/03/11(火) 18:20:52
    グレン「そのお粗末な顔が丸見えだぜ…ベルトルトさんよー…」

    ベルトルト「…」(どうして…見えるはず無いのに…)

    グレン「どうして俺たちにオマエの顔が見えているのか…って顔してるな…それはオマエのトリックを見破ったらさ…」

    ベルトルト「何だって?」

    グレン「オマエは最初俺が思っていたようにブラックマジックを使って首なし訓練兵を演じていた…しかし俺がそれをコイツ等に披露したのをオマエは隠れて見ていた…」

    ベルトルト「…」

    グレン「だからやり方を変えてきた…俺たちの前に現れた時はブラックマジックを使ってこなかったんだ…結果…閃光弾なんかで周囲を照らしても首は見えなかったんだ…アレには俺も驚いたよ…誉めてやるぜ…」

    クリスタ「でも…ブラックマジックを使わずにどうやって首を消したの?」

    グレン「…いや…最初から首なんか消えていなかったんだ…」

    アルミン「どういうこと?」

    グレン「暗示さ…俺たちは暗示でライナーの亡霊には首が無いと思いこまされていたんだ」

    ベルトルト「…」

    アルミン「催眠術って事?」

    グレン「…そうだ」

    アルミン「でも僕達全員に催眠術をかけるなんて不可能じゃ…」

    グレン「それが出来たのさ…俺たちの前にコイツが現れる前、俺たちは何をしていた?」

    クリスタ「……巨人のデータの…映像を見ていた?」

    グレン「そう…あの映像にはライナーの亡霊には首がないと言うメッセージがコイツに刷り込まれていたんだ…そして俺たちは無意識にライナーの亡霊には首がないと思いこみ…実際…見えている首が見えなかったのさ…いわゆるサブリミナル効果を狙ったんだろ…」

    アルミン「そんなことがありえるのか…?」

    グレン「確かにサブリミナル効果は実際効果があるか証明されていない…しかしコイツは部屋にも仕掛けをしていたんだ…」

    クリスタ「部屋に?」

    グレン「アンテナだ…電磁波をだすアンテナをあの部屋に仕掛けていたんだ…人の脳は電磁波を浴びるとα波を出す…それは催眠術をかけられている状態にかなり近いものなんだ…その状態でサブリミナル効果を使われれば…簡単に俺たちは暗示にかかる…」

    (説明下手でごめんなさい)
  37. 37 : : 2014/03/11(火) 18:25:42
    サブリミナルだったんだ!
    説明下手じゃないよ♪
    期待だよ!
  38. 38 : : 2014/03/11(火) 18:53:59
    そう言ってもらえると嬉しいです
  39. 39 : : 2014/03/11(火) 19:24:54
    クリスタ「エレン…頭良い…天才///」

    ベルトルト「でもどうして今君たちには僕の首が見えているの?」

    グレン「まだわからねーのか?今日もあの映像を見たろ…俺もオマエと同じ事をしたのさ…ライナーの亡霊なんて存在しない…首なし訓練兵には首がある…ってな」

    ベルトルト「」

    グレン「オマエの暗示は俺が打ち消したって事さ…そうとも知らず夕食での俺の挑発にオマエは腹を立てノコノコここに姿を現してしまった…バカ丸出しの姿でな…」ニヤ

    ベルトルト「ははは…やるじゃないかエレン…まさか君にここまで追いつめられるなんてね…」

    ミカサ「ベルトルト…どうしてこんな事を?」

    ベルトルト「許せなかった…ライナーを殺した奴が…ライナーはね…僕の唯一の親友だったんだ…そのライナーを…」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「ろくに調べずに事故で済ませようなんて僕には…だから僕がライナーを殺した奴を裁いてやろうと思ったんだ…」

    グレン「ライナーの亡霊のフリをして命乞いをする奴を探していたんだろ?」

    ベルトルト「そうだよ…そしたらジャンの奴が白状してね…あれは事故だった…俺は殺すつもりなんてなかったってね…やっと見つけたと思ったよ…首をかっさばいてやったのさ…ははは!…これで俺の復讐は終わった…と思った…」

    グレン「しかし…ライナーの事故には俺も関わっている事を知った…そして俺も殺そうと思った…」

    ベルトルト「その通りだよ…」

    グレン「喧嘩を売る相手が悪かったな…オマエは俺には勝てないぜ…」

    ベルトルト「どうやらそうらしいね…」

    グレン「わかったら今までオマエがやった事を全て教官に話し然るべき罰を受けるんだな…」

    ベルトルト「その必要は無い!ライナーのいない世界で僕が生きていたって何もないからね…」ブレード シャキン

    グレン「やめろ!!」

    ヒュン!

    ベルトルトの首 ゴロン

    グレン「…バカやろう…」


    こうして首なし訓練兵のおぞましい事件は幕を閉じた…

    ベルトルトの死によって…


    ファイル1 首なし訓練兵 終わり
  40. 40 : : 2014/03/12(水) 19:11:38
    ファイル1?

    続編あり?

    乙です
  41. 41 : : 2014/03/13(木) 18:17:16
    続きあります
  42. 42 : : 2014/03/15(土) 08:17:41
    続き♪ー∀ー
  43. 43 : : 2014/07/09(水) 16:57:41
    まーだー?

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