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その執事、闊歩

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  1. 1 : : 2016/03/02(水) 17:10:19
    その執事、始動を書いていた者です
    取り敢えず続きを書こうと思います
    カップリングは無しで考えています
    シリーズ化の方法がわからないので教えてくれたら嬉しいです
    長話すみません
  2. 2 : : 2016/03/02(水) 17:11:15
    プロフィーフ設定のところからできますよ。
    期待です
  3. 3 : : 2016/03/02(水) 17:12:04
    取り敢えず前回の貼っときます
    その執事、始動
    http://www.ssnote.net/archives/43794#bottom
  4. 4 : : 2016/03/02(水) 17:12:36
    >>2さん
    教えていただきありがとうございます
    今からやってみます
  5. 5 : : 2016/03/02(水) 17:19:13
    取り敢えず続きから
  6. 6 : : 2016/03/02(水) 17:22:16
    二年後訓練兵団

    クリスタ「いよいよだね」

    エレン「そうですね、あれだけみっちり鍛えたのですからその成果を是非見せてもらいたいものです」ニコッ

    クリスタ「うぅ...結局エレンってばあんなにやだって言ったのに...」

    エレン「入っていきなり開拓地戻りはごめんですから」

  7. 7 : : 2016/03/02(水) 17:27:20
    クリスタの回想


    エレン「さて!やりますよ」

    クリスタ「え?な、何を?」

    エレン「何ってお勉強と体力強化ですが?」

    クリスタ「やらないんじゃ...なかったの?」ダラダラ

    エレン「何を言ってますか、やりますよ」

    エレン「ただでさえ、体力が弱い貴女がこの先生きていけるとは思いませんので」

    クリスタ「ひどい!」

    エレン「さぁ!まずは座学から!次はこの周りを5キロ程は走ってもらいます!さぁすぐにでも始めましょう!」


    クリスタ「いーーやーーー!!」
  8. 8 : : 2016/03/02(水) 17:29:45
    クリスタ「うぅ初日は筋肉痛が酷かったよ...」

    エレン「今までのツキがまわってきたんですよ」

    クリスタ「エレンの鬼!悪魔!」ムキー!

    エレン「何の事やら私はあくまで執事ですから」

    エレン「さて、そろそろ行かないと間に合いませんよ」スタスタ

    クリスタ「もうー!話を聞けー!」ズンズン!


  9. 9 : : 2016/03/02(水) 18:08:15
    一時間後

    ??「ただいまより!第104期訓練兵団の入団式を行う!」

    ??「私が運悪く貴様らの教官となったキース・シャーディスだ!」

    キース「貴様らを歓迎する気は毛頭無い!今の貴様らは精々巨人に喰われる為の家畜!嫌、家畜以下の存在だ!」

    キース「そんな貴様らを三年かけて巨人に対抗できるようにしてやるのだ!精々頑張って巨人の餌にならぬよう、我々にしがみつくんだな!」

    キース「これから貴様らの名と志望動機を聞いていく!」

    キース「声が小さい奴は直ぐにでも開拓地に送ってやる!」

    キース「先ず貴様!貴様は何者だ!」

    アルミン「シガンシナ区出身アルミン・アルレルトです!」

    クリスタ「(見て!アルミンだよエレン!)」

    エレン「(ええ、そうですね)」

    クリスタ「(あ!ミカサもいる!綺麗だな〜)」

    エレン「(左様ですね)」

    クリスタ「(後で会いに行こうね!)」

    エレン「(ええ)」

    キース「そうか!バカみてぇな名前だな!親がつけたのか!」

    アルミン「いえ!祖父がつけてくれました!」

    キース「そうか!貴様は巨人の餌になってもらおう!次!」


    マルコ・ボットです!

    ジャン・キリシュタインです!




    クリスタ「(色んな人が居るんだね〜)」

    エレン「(目的は違えど三年間過ごす方々です、友人もちゃんと作りましょうね)」

    エレン「(おや、次は貴女の番ですよ)」

    クリスタ「(ど、どうしよう...)」

    キース「次!貴様は何者だ!」

    クリスタ「クリスタ・レンズです!」

    キース「何しにここに来た!」

    クリスタ「この壁の中にいる人達を守る為です!」

    キース「それは素晴らしいな!だが!貴様の様な貧相な体では何も守れんわ!次!」

    エレン「エレンです!」

    キース「貴様は話を聞いていたのか!性もきちんと答えよ!」

    クリスタ「!」

    エレン「性は..ありません!」

    キース「何故だ!」

    エレン「私は産まれた瞬間から親に捨てられたので、性がわからないのです!」

    キース「...そうか...貴様は何しにここに来た!」

    エレン「そんな私を拾ってくれた恩人に報いる為です!」

    キース「そうか!精々励むんだな!次!」



    シャク!


    キース「...おい貴様」

    ??「...」

    シャク!

    キース「貴様だ!貴様に言っているんだ!何者なんだ貴様は!」

    ??「...」ゴクン!

    ??「ウォール・ローゼ南区、ダウパー村出身!サシャ・ブラウスです!」

    キース「何故だ...何故だ今芋を食べだした..」

    サシャ「...冷めてしまっては元も子もないので...今食べることにしました」

    キース「嫌...分からないな..何故今芋を食べた..」

    サシャ「それは...何故ゆえ人は芋を食べるのか?という事でしょうか?」

    キース「....」

    サシャ「...?」

    サシャ「あ!」

    キース「!」

    サシャ「どうぞ!」

    キース「は..半...分..?」

    サシャ「フゥー」ドヤァ..





  10. 10 : : 2016/03/02(水) 18:08:58
    今回はここまで
  11. 11 : : 2016/03/02(水) 22:22:58
    期待!
  12. 12 : : 2016/03/03(木) 19:17:14
    続き
  13. 13 : : 2016/03/03(木) 19:42:50
    期待
  14. 14 : : 2016/03/03(木) 19:51:48
    五時間後兵舎ベランダ

    ??「まだ走ってるぜ!あの芋女!」

    アルミン「う、うんあれは仕方ないけどね...」

    ??「あの後分かったんだがあいつの持ってた芋、あれ盗んだらしいぞ」

    アルミン「へ!?そ、それは庇護しきれないよ..」

    ??「そういえばお前名前なんだっけ?」

    アルミン「アルミンだよコニー」

    コニー「あぁ!アルミン!宜しくな!」

    カツカツ..

    エレン「では、私は久しぶりですかねアルミン様」

    アルミン「その声は...エレン!」

    アルミン「会いたかったよ〜!あの時はありがとう!後、様は要らないよ、友達じゃないか!」

    エレン「おや、ではそのように」

    コニー「おい!お前名前は?俺はコニー!」

    エレン「エレンです、どうぞよろしく」

    コニー「エレン..あぁ!お前確か...」

    コニー「捨て子とか言われてたやつだろ?」

    アルミン「コニー!それは...」

    コニー「つーかよ、捨て子って何だ?」

    アルミン「え?し、知らないの?」

    コニー「おう!教えてくれ!」キリッ

    エレン「...フフ」

    エレン「では貴方には母親はいますか?」

    コニー「おう!母ちゃんならいるぞ!」

    エレン「..そう、それが普通です」

    エレン「しかし、私には母はいません、というよりも元々母なんていないも当然の環境で育ちました」

    エレン「つまり両親に裏切られ捨てられた子供...と言えばわかるでしょうか?」

    コニー「...わりぃ、俺知らなくて..傷つけちゃったな」

    エレン「..知らないのというのは悪い事ではありません、寧ろその後が大切なのです」

    コニー「...その後?」

    エレン「ええ、知らなかったのなら学べばいい分からないのなら誰かを頼れば良い、貴方は今学んだのでしょう?」

    エレン「だから、貴方は悪くありません」

    アルミン「...エレン」

    コニー「...おう!ありがとな!お前となら仲良くできそうだ!改めて宜しくなエレン!」

    エレン「ええ、宜しく」

    アルミン「ええ!?僕は!?」

    コニー「勿論、お前もだぞアルミン!」

    アルミン「良かった...そうだ!エレンに会ったら聞きたいことが一杯あったんだ!」

    エレン「私で良ければ幾らでも」

    アルミン「えっと...じゃあ先ずは...」











  15. 15 : : 2016/03/03(木) 20:01:17
    同時刻兵舎内

    クリスタ「おーい!ミカサ〜!会いたかったよ〜」ダキッ!

    ミカサ「貴女は..クリスタ、元気そうね」

    クリスタ「ええ〜折角の再会なのにそれだけ〜」

    ミカサ「..私も貴女に会いたかった」ギュ

    クリスタ「えへへ!アルミンはどう?」

    ミカサ「元気よ、そっちのエレンは?」

    クリスタ「相変わらず...ってミカサ筋肉凄!」

    ミカサ「クリスタこそ、見かけによらず良い筋肉...どうやったの?」

    クリスタ「あはは、エレンに...随分しごかれちゃって..」

    ミカサ「エレン..彼も何か凄いものを感じた..」

    クリスタ「後で会ってみる?」

    ミカサ「ええ、そうしてみる」

    クリスタ「じゃあ、私はあのサシャって子にパンあげてくるね!」タッタッ

    ミカサ「..クリスタ..ありがとう」

    ??「あの!」

    ミカサ「?」

    ??「とても綺麗な黒髪だ..」

    ミカサ「..ありがとう」スタスタ



  16. 16 : : 2016/03/03(木) 20:35:23
    数分後兵舎内

    エレン「おや?貴女はミカサ様ですか?」

    ミカサ「貴方は..エレンそれにアルミンも」

    アルミン「ふぅ〜いっぱい質問しちゃったよ!」

    ミカサ「アルミン...質問するのは良いけど迷惑はかけないようにしなきゃ」

    アルミン「だから君は僕の姉さんじゃないだろ!..全く..」

    エレン「ふふ、変わりませんね、そういえばクリスタ様は何処へ?」

    ミカサ「あのサシャって子にご飯を...」

    エレン「全く...あの方はいつも..」

    アルミン「そっちも変わって無いじゃないか!あはははは」

    エレン「ふふふ」

    ミカサ「ふふ」

    コニー「そういえばアルミン!」ヒョコ!

    アルミン「うわぁ!!ど、どうしたのコニー?」バクバク

    コニー「お前志望動機聞かれてなかっただろ!」

    アルミン「そ、そうだね」

    コニー「教えてくれよ!な!」

    アルミン「良いよ!僕は調査兵団に入って外の世界を冒険する!これが目的さ!」

    コニー「かっけーなー!あれ?でも巨人はどうするんだよ?」

    アルミン「それが冒険の邪魔になるなら駆逐する!それだけだよ!」

    ??「壁の外?巨人を駆逐?は!無理だねそんな事」

    アルミン「君はジャンだったかな..目的は確か憲兵団に入って内地で暮らす..だったけ、何の用?」ジロッ

    ジャン「お前はアルミンだったけか?それにエレンと...」チラッ

    ミカサ「...?」

    ジャン「///」

    エレン「それで?引きこもり志望のジャン坊が何の用ですか?」

    ジャン「なんで知ってんだよ!」

    エレン「おや、適当に言ったつもりでしたが...すみませんでした」

    ジャン「っ!!まぁ良い!それよりアルミン!お前は巨人を駆逐して外の世界を冒険するんだったけか?」

    アルミン「...そうだけど」

    ジャン「お前..現実を見ろよ!二年前のウォール・マリア奪還作戦で分かった事だろ!人類は巨人には勝てねぇんだよ!」

    アルミン「...それで何が言いたいの?」

    ジャン「寝言は寝て言え」

    アルミン「っ!」ガタン!

    エレン「待ちなさいアルミン」

    アルミン「でも!こいつは僕の夢を汚した!」

    エレン「まぁ、待ちなさい...ジャン坊」

    ジャン「あぁ!んだよ!」

    エレン「おや、ジャン坊は否定しないんですね」

    ジャン「っ!!さっきから聞いてたらてめぇ一体何が言いてぇんだよ!」

    エレン「貴方はいわゆる..そう蛙です」

    ジャン「..はぁ?」

    エレン「壁という名の井戸にばかり引きこもり、そのくせその井戸の中で最強だというただの蛙です」

    エレン「それに比べアルミンは、その井戸から飛び立ち、広い世界を見に行こうとするいわば鳥です」

    エレン「貴方の様な地面にへばりつくだけの蛙がアルミンの様な飛び立つ鳥を邪魔するんじゃありません、目障りです」

    ジャン「テメェ!ふざけてんじゃねぇぞ!!ゴラァ!」ブンッ!

    エレン「だから、貴方は蛙だというのです」スカッ!ガシッ!

    ビュン!ピタ!

    エレン「自分が絶対王者だと盲信しているからこの様な軽率な行動に出る」

    エレン「井の中の蛙よ大海を知りなさい、そうすれば貴方もアルミンや我が主人の見ている世界が見えるでしょう」

    エレン「精々学び、自分の世界がどれ程狭いか自覚してきなさい、ジャン坊」

    エレン「さて、クリスタ様の元にでも行きますか、行きましょうアルミン、ミカサ」スタスタ

    アルミン「う、うん」スタスタ

    ミカサ「え、ええ」スタスタ


    ジャン「...クソォォオオオオオ!!!」

  17. 17 : : 2016/03/03(木) 20:39:52
    兵舎裏

    アルミン「...エレン」

    エレン「なんでしょう?」

    アルミン「..ありがとう」

    エレン「ふふ、なんの事やら」

    ミカサ「私からもアルミンを守ってくれてありがとう」

    エレン「礼には及びませんよ、しかし明日は立体機動の適正テストだそうです失敗はしないで下さいよ?」

    アルミン「う!..頑張るよ」

    ミカサ「ふふ」

    エレン「さて、行きましょうか」

    アルミン「うん」

    ミカサ「ええ」
  18. 18 : : 2016/03/03(木) 20:40:01
    今日は此処まで
  19. 19 : : 2016/03/03(木) 22:26:41
    期待!
  20. 20 : : 2016/03/04(金) 18:21:00
    期待!
  21. 21 : : 2016/03/04(金) 20:03:55
    期待コメありがとうございますそのコメで私は頑張れます

    続きです
  22. 22 : : 2016/03/04(金) 20:09:39
    次の日

    キース「これより!立体機動の適正テストに挑んでもらう!」

    キース「このテストは基本中の基本!これができんな奴は囮にも使えん、即刻開拓地に移ってもらう!」

    クリスタ「エレン、私..できるかな?」

    エレン「クリスタ様弱気ではいけません、できて当然と思うことそれが重要です」

    クリスタ「うん!私はできる!」

    エレン「その意気です」

    エレン「では行きましょうか」

    クリスタ「エレンは..まぁないとは思うけど失敗しないでね!」

    エレン「執事たるもの、この程度で躓いてどうします?」

  23. 23 : : 2016/03/04(金) 20:21:04
    数分後

    クリスタ「エレン〜どうだった?」

    エレン「勿論合格でしたよ」

    クリスタ「私も何とかできたよ!」

    エレン「それで..そちらの方は?」

    クリスタ「あ!この子はユミル!私の友達だよ!」

    ユミル「宜しく、執事さん」

    エレン「おや、御存知で」

    ユミル「ちっ..流石にこれじゃ動揺はしねぇか」

    クリスタ「ちょっとユミル!それは内緒でしょ!」

    ユミル「へいへい、すみませんねクリスタ様」

    エレン「良かったですねクリスタ様、この様な気の強い女性が友人で」

    エレン「私は流石に女子寮までは行けませんから..誰か夜まで守ってくれてる人を探していた所です」

    エレン「..お任せしても?」

    ユミル「任せな、お前が要らない位には面倒みてやるよ!」

    エレン「ふふ、これは頼もしい」

    クリスタ「さっきから聞いてれば..二人とも子供扱いし過ぎだよ!」

    エレユミ「だって子供じゃねえか(じゃないですか)」

    クリスタ「も〜二人して〜いつか見返してやる〜」ムキー!

    ミカサ「クリスタ、エレン!」

    クリスタ「?、なぁにミカサ?」

    エレン「どうしましたミカサ?」

    ミカサ「アルミンが...」

  24. 24 : : 2016/03/04(金) 20:42:15
    アルミン「」プラーン

    キース「何をしている!アルミン・イェーガー上体を起こせ!」

    ジャン「はははは!」ゲラゲラ!

    ミカサ「アルミン!」

    クリスタ「どうして!?エレン解る?」

    エレン「少々お待ちを...」ジィ〜

    ジャン「おいエレン!昨日こいつの事何つったけかお前?」

    ジャン「鳥?笑わせんな!こんな基本中の基本もできねぇ奴の何処が鳥なんだ!?言ってみろよアァ!」ギロッ

    ミカサ「黙れ...アルミンを侮辱するな」ギロッ

    クリスタ「どう...分かった?」

    エレン「..解析終了です」

    エレン「教官!」

    キース「何だエレン訓練兵!」

    エレン「アルミン訓練兵の付けている装置に問題を発見しました!」

    キース「良いだろう言ってみろ!」

    エレン「装置のベルト部分が一部破損しています!」

    キース「ベルト部分..?」

    エレン「そこで提案なのですが、一度他の訓練兵とのベルトと交換してみてはどうでしょうか?」

    キース「良いだろう!ただし!それでもアルミン訓練兵が失敗した場合もエレン訓練兵!お前も開拓地だぞ!良いな!」

    エレン「構いません!」

    ミカサ「!?エレン!?」

    クリスタ「良いのミカサ、長年エレンを見てきた私は解る」

    ミカサ「で、でも...」

    クリスタ「エレンの予想は...絶対に外れない」

    ジャン「は!あいつも終わったな!バカな奴だ!」

    キース「ワグナー訓練兵、アルミン訓練兵のベルトと交換しろ」

    トーマス「はい!」スッ


    ピタッ!

    アルミン「で、出来た..出来たよ!」

    アルミン「やった!やったぞ!」

    キース「この様な所が壊れる事は前例には無かった...よく気付いたな」

    エレン「いえ、注意深くみた結果です」

    キース「ふっ..お前は良い指揮官になれそうだな」

    クリスタ「ね?、言ったでしょ?」

    ミカサ「エレン...すごい」

    ジャン「....くそッ!」


    スゲェなあいつ!
    後で話を聞いてみようぜ!


    ユミル「へぇ〜流石執事やる事が違うね〜」ボソッ

    クリスタ「でしょ!」

    ユミル「うおっ!びっくりした〜」

    クリスタ「へへ、エレンは凄いって事これで分かった?」

    ユミル「..あぁ認めてやるよ」







  25. 25 : : 2016/03/04(金) 20:50:35
    アルミン「ありがとう!エレン!」

    エレン「いえ、これからの訓練時にあの様な問題を抱えたまま、訓練なぞ出来ませんので」

    アルミン「あはは、エレンらしいや」

    ミカサ「私からも重ね重ねアルミンをありがとう」

    エレン「いえ、さて今日の訓練はこれで終了の様ですし、戻りましょう」

    エレン「クリスタ様〜ユミル様〜私共は戻りますがどうしますか〜」

    クリスタ「あ、今行くよ〜行こ!ユミル!」

    ユミル「様は要らん!、今...いくよ」

    アルミン「さぁ!行こうよ!えへへ、また聞きたい事が増えちゃった!」スタスタ

    ミカサ「アルミンってば..子供みたい」スタスタ

    エレン「ご心配なく、全て聞いて差し上げますよ」スタスタ




    スタスタ、スタスタ


    ジャン「あいつら...絶対に許さねえ!」

    ジャン「絶対に...絶対に復讐してやる!」




  26. 26 : : 2016/03/04(金) 20:50:55
    今日は此処まで
  27. 27 : : 2016/03/05(土) 02:01:37
    期待してます
  28. 28 : : 2016/03/05(土) 05:55:17
    期待⤴
  29. 29 : : 2016/03/05(土) 12:23:02
    期待!
    ジャン面白すぎ笑
  30. 30 : : 2016/03/05(土) 23:25:19
    先に言いますジャンファンの皆さんどうもすみません
    別にジャンが嫌いなわけでは無いのでそこの所ご理解下さい
  31. 31 : : 2016/03/05(土) 23:25:26
    続きです
  32. 32 : : 2016/03/06(日) 00:03:14
    夜兵舎内
    夕食中

    ??「なぁお前、なんであの時訓練装置を故障していることに気づいた?」

    エレン「大変申し訳無いのですが...名前を知らない人の質問はあまり聞かない様にしているのです、出来ればお名前を教えて頂けませんでしょうか?隣の方も御一緒に」

    ??「おっと、済まなかったな俺はライナー・ブラウン、で隣の奴がベルトルトだ因みに様はいらねぇぞ」

    エレン「そうですか、宜しくお願い致しますライナー、ベルトルト」

    ベルトルト「宜しく...」

    ライナー「宜しくな!」

    エレン「おや、ベルトルトは図体は大きいのに随分弱気なんですね」

    ベルトルト「え..?」

    エレン「目を見れば分かります、更に貴方は自分の意思を持っていませんね?そういった人ほど誰かに身を委ね破滅する..そんな人を私は何度も見てきました」

    エレン「何に怯えているのです?、それとも...何か隠している..とか」

    ライナー「!」

    ベルトルト「!」

    エレン「大丈夫、詮索までは致しません、ですが...もし良ければ私が何時でも相談にのってあげます、初対面なのに、こんなに言ってしまって申し訳ありません」

    エレン「因みに相談内容は絶対秘密なのでご安心を」

    ベルトルト「う、うん今度相談してみるよ」

    エレン「おっと、本題から逸れてしまった、それでライナー、何故訓練装置が壊れていたのに気付いたか...でしたよね」

    ライナー「あ、あぁ」

    エレン「理由は至極簡単、音です」

    ライナー「音?」

    エレン「始めは何処かに目立つ様な傷があるか探したのですが..それは見つかりませんでした」

    エレン「だから、次に音を比べました」

    エレン「アルミンの装置と、他の方々の装置の音に違いがあるか...」

    エレン「すると、アルミンの装置のベルト付近が僅かですが音が違っていました」

    エレン「よって、アルミンの装置のベルトに問題があると分かったのです」

    ライナー「あの一瞬でそこ迄見切ってたのか!?」

    エレン「ええ」

    ベルトルト「凄いね...」

    エレン「いえ、これも我が恩人のため...」

    ライナー「なぁ、エレンもう一つ聞いて良いか?」

    エレン「ええ、どうぞ?」

    ライナー「その..恩人ってのは誰なんだ?」

    エレン「...聞きたいですか?」

    ライナー「...あぁ」

    エレン「...ここで話すのも少々あれですし...場所を移しましょう」

    エレン「ベルトルトもついてきますか?」

    ベルトルト「う、うん」

    アルミン「ねぇ、エレン僕もついて行っても良いかな?」

    ミカサ「私も...」

    エレン「それでしたら、ミカサ、クリスタ様を連れてきてくれますか?」

    ミカサ「何故クリスタを?」

    エレン「..お願いです」

    ミカサ「...分かった」スタスタ

    エレン「では、クリスタ様が着次第場所を移しましょう」

    エレン「場所は私が指定します、因みにその他の人が来たら...今日1日の記憶を全て刈り取りますので...くれぐれも来ては成りませんよ」ニコォ!

    モブ共「」ビクッ!

    クリスタ「エレン、急に何?」

    ユミル「おいおい、私のクリスタを急に呼び出すとは..テメェ覚悟は出来てんだよな?」

    エレン「まぁまぁ、そうだ!ついでに貴女も来ますか?」

    ユミル「ついでは余計だ!、まぁついていくよテメェにたかれる良い機会だ」ニヤッ

    エレン「左様で、では付いてきてください」スタスタ




    ジャン(復讐を狙ってる俺にとってはこれ以上に無い絶好のチャンスじゃねぇか!コッソリついて行ってやつの秘密を暴き二度と俺に逆らえなくしてやるぜ)

    ジャン(やっと俺にも運が回ってきた!)

    ジャン(覚悟しろよ...エレン!)





  33. 33 : : 2016/03/06(日) 00:03:50
    短いですが今は此処まで
  34. 34 : : 2016/03/06(日) 00:10:46
    言いふらしたりしたら逆にジョンが死ぬだけじゃ、、、期待してます。
  35. 35 : : 2016/03/06(日) 19:41:24
    続きです
  36. 36 : : 2016/03/06(日) 20:27:55
    兵舎裏、とある場所

    エレン「この辺りで良いでしょう」

    ジャン「」in草むらコソコソ...

    ライナー「じゃあ聞かせてくれ、早くしないと消灯時間になっちまうからな」

    エレン「では、早速」

    エレン「この話をするには先ず、私のおいだちから話さなくてはいけません」

    ユミル「テメェのおいだちなんて..」

    エレン「興味ないでしょうね」

    エレン「では、簡潔に説明します」

    エレン「私は壁外で生まれました」

    全員「!?」

    エレン「その直後、巨人に見つかり、逃げた先で私は捨てられたそうです」

    エレン「そして、捨てられた私はとある暗殺者に拾われました」

    エレン「その後、物心付いた頃から暗殺術や変装術など様々な事を教え込まれ5歳になった頃です」

    エレン「私の初仕事となりました」

    エレン「目標はとある没落貴族の暗殺でした」

    エレン「没落貴族の名はレンズ家」

    エレン「本来ならば、その仕事はその暗殺者の仕事だったのですが手が空いていなかったらしく私がする事になりました」

    エレン「思えばその時から図られていたんでしょうね」

    エレン「警備はびっしり、家中にもいました」

    エレン「その時私は確信しました、あぁまた裏切られたのだと」

    エレン「分かった瞬間に暗殺する気などこれっぽっちも無くなり大人しく投降しました」

    エレン「ですが、旦那様..もといクリスタ様のお父様は私に向かって、お前はクリスタの護衛を死ぬまでやりなさいと言ってきたのです」

    エレン「暗殺者は見つかり次第殺されるのが普通でしたので私は大いに驚きました」

    エレン「しかし、もう目標も帰る場所も無かった私はあっさりと承諾しました」

    エレン「始めは警備や身の回りの世話などをただ淡々とこなすだけの毎日でした、しかし段々とクリスタ様の優しさや愛情に触れ、私は何時しか忠誠を抱くようになりました」

    エレン「しかし、そんな幸せも長くは続きませんでした」

    エレン「旦那様が死の病に掛かり、そしてそのまま..」

    エレン「そんな旦那様が最後に言った命令を私は遂行しています」

    エレン「その人生が終わるまで、クリスタを死なせるな、その恩人が最期に話した命令を守る為私は此処にいるのです」

    エレン「...長くなってしまい申し訳御座いませんでした、結局の所その恩人というのはクリスタ様のお父様です」





  37. 37 : : 2016/03/06(日) 20:46:06
    ライナー「..済まなかったなそんな話をさせて」

    エレン「いえ、気になさらないで下さい」

    アルミン「エレンにそんな過去が..」

    ミカサ「寧ろ、その過去がアルミンの装置を見破ったと言っても過言ではないと思う..」

    エレン「なんだか、しんみりさせてしまいましたね」

    エレン「もう、消灯時間ですし戻りましょう」

    エレン「それでは皆様お休みなさい」

    クリスタ「(エレン)」

    エレン「(何でしょう?)」

    クリスタ「(少し残って)」

    エレン「(承知しました)」

    ユミル「何してんだクリスタ!もう戻るぞ!」

    クリスタ「ユミル行ってていいよ!少しエレンと話があるから!」

    ユミル「っち、分かった!すぐ戻れよ!」

    ジャン(...んだよ、こっそり聞いてた俺がバカだったな...こんなのネタにすら出来ねぇ...骨折り損って訳だ)

    ジャン(馬鹿馬鹿しい...戻るか..)スス〜





    エレン「....」チラッ





    クリスタ「どうしたの?」

    エレン「いえ、何でもありません」

    クリスタ「もう誰も居ないよね..」

    エレン「ええ」

    クリスタ「じゃあ言うよ!」

    クリスタ「どうしてあんな嘘ついたの!」

    エレン「貴女がお嬢様である事を隠したかったからでしょう?」

    エレン「それとも何です?わざわざレイス家の追っ手に殺されたいのですか?私は御免です」

    クリスタ「そ、それはそうだけど...」

    エレン「話は終わりです、さぁ寝て下さい」

    エレン「身長も胸も育ませんよ?」

    クリスタ「!..余計なお世話!!...でもありがとう」

    エレン「いえ」

    クリスタ「お休みエレン」

    エレン「お休みなさいませお嬢様」

    クリスタ「だから...」

    エレン「おっと失礼、お休みなさいませクリスタ様」

    クリスタ「宜しい!」にこっ










  38. 38 : : 2016/03/06(日) 20:46:18
    今日は此処まで
  39. 39 : : 2016/03/07(月) 00:21:20
    期待してます
  40. 40 : : 2016/03/07(月) 14:54:35
    期待です
  41. 41 : : 2016/03/07(月) 21:39:24
    まだですか?
  42. 42 : : 2016/03/07(月) 21:51:00
    >>41

    済みません今現在インフルらしきものにかかってしまったので今日はお休みさせていただきます
    本当に申し訳ありません
  43. 43 : : 2016/03/08(火) 01:07:32
    期待⤴
  44. 44 : : 2016/03/08(火) 19:06:54
    今日は体調が良いので続きです
  45. 45 : : 2016/03/08(火) 19:17:58
    数日後

    キース「今日は、対人格闘訓練を行う!」

    キース「各々ペアを見つけ次第始めろ!では開始!」

    クリスタ「エレン!組も!」

    エレン「そういうことはもう少し強くなってから言ってください」

    クリスタ「うー!エレンのケチ!」

    エレン「もし私とやりたかったら、この方に勝ってからにして下さい」

    エレン「おーいユミル!ちょっとこちらに!」

    ユミル「んだよ、折角サボろうと思ったのに...」

    エレン「お願いがあります、クリスタ様と組んで貰えないでしょうか、勿論礼はお出しします」

    ユミル「...礼はいらねぇよクリスタと組める事が礼だ行くぞクリスタ!」

    クリスタ「うぅ〜絶対に見返してやる〜!」

    エレン「さて...私は誰と組みましょうか」

    エレン「そうですね...ライナー辺りでしょうか...」

    エレン「そうと決まれば...ライナーは...」

    エレン「いましたね...おーいライナー!」

    ライナー「どうした、エレン!」

    エレン「対人格闘の相手をして貰いに来たのですが...」

    ライナー「あぁ!構わねえぜ!俺もお前の実力って奴が気になるからな」

    エレン「では、最初は貴方が暴漢役という事で...」

    ライナー「良し..行くぞエレン!」





  46. 46 : : 2016/03/08(火) 20:20:21
    数秒後...
    ライナー「ぐっ!」ドサッ!

    エレン「大丈夫ですか?」

    ライナー「あぁ...しかし強い事は想像していたが..此処までとはな..やはり本場仕込みというやつか...」

    エレン「その話は禁句と言っておいたはずですが...」

    ライナー「おっと、すまねぇな」

    ライナー「お前の実力なら...あいつに兵士として何たるか教えてやれるか?」

    エレン「見事に教官達の目を掻い潜っていますね...」

    エレン「しかし、あの人は女ですが?」

    ライナー「俺には分かる...あいつから発せられてるオーラって奴が...」

    エレン「ライナー...貴方もしかして厨二病か何かですか?」

    ライナー「断じて違う!まぁ見ていろよ..」スタスタ

    ライナー「おい、お前訓練に参加しないとその小さな身長を更に縮めるぞ」

    ??「....」スッ..

    ライナー「お、やっとやる気になったかさぁ...」

    ??「ふっ!」

    ぐいっ!ドカッ!

    ライナー「うおっ!」グルッ!ドサッ

    ??「...次はあんたかい?」

    エレン「...ライナーの言ったこともあながち間違いでもありませんね」ブツブツ

    ??「何をブツブツ言ってるんだい、掛かってこないなら私はもう行くけど?」

    エレン「...いいえ、是非お相手して頂きたい」

    ??「...そうかい」スッ

    ??「後悔しても知らないよ!」ビュン!

    エレン(早い!しかし...)

    ガッ!

    エレン(止められないわけではない)

    ??「中々やるじゃないか」

    エレン「いえいえ、其方こそかなりの修練を積んでるようで」

    ??「名前...聞いておこうか私はアニ..アニ・レオンハート」

    エレン「エレンです」

    アニ「あぁ...いつかの性なし男か..」

    エレン「私だって好きで性がないというわけではありませんよ」

    エレン「そうだ、一つ賭けをしましょうか」

    アニ「賭け?」

    エレン「この勝負に勝った方が負けた方に対して一つ何でも命令できる...と言ったものです」

    アニ「...それは私にとって何の得があるっていうんだい」

    エレン「例えばですが...貴女が私に勝ち一生奴隷と言えば貴女は今後一切楽をして生活出来る...どうです?中々良い話ではありましょう」

    アニ「....良いよ乗った」

    エレン「では...行きます」シュン!

    アニ「...!彼奴は何処に!?」

    グイッ

    アニ「うっ!」ググッ!

    エレン「私の勝ちでしょうか?」

    アニ「まだ...だよ!」バシッ!

    エレン「おや、残念」

    エレン「それでは...これで決着といきましょう」ススッ..

    アニ「...あぁ」スゥ...

    アニ「....」

    エレン「....」



    ポタ...


    アニ「!ハァァァ!」ブォン!

    エレン「....」スッ!

    アニ(な!私の渾身の蹴りが!)

    エレン「ふっ!」ビュン!

    アニ(殺られる!!)ギュ!

    エレン「...」ピタ!

    エレン「..私の勝ちです」

    アニ「...随分と優しいんだね、さて...良いよ言ってみな」

    エレン「そうですね...では今後一切人に対して悪口を言わないようにして下さい」

    アニ「...それだけかい?」

    エレン「あぁ、仮にそれを破った場合恐ろしい罰が待っていますのでくれぐれも言わないように...」

    アニ「...フフッ分かった気を付けるよ」

    アニ「...また、相手してくれるかい?」

    エレン「...何時でも」

    キース「其処まで!訓練終了だ!各々の部屋へ戻りしっかりと体を休める様に!では解散!」

    アニ(エレン...か....次は負けないよ)







  47. 47 : : 2016/03/08(火) 20:20:51
    今日は此処まで
  48. 48 : : 2016/03/09(水) 02:46:11
    期待!
  49. 49 : : 2016/03/09(水) 21:55:53
    今日はお休みします
  50. 50 : : 2016/03/09(水) 21:59:41
    期待!
  51. 51 : : 2016/03/10(木) 00:02:43
    期待⤴
  52. 52 : : 2016/03/10(木) 23:33:06
    金曜日に再開とします
  53. 53 : : 2016/03/11(金) 04:15:10
    執事で強いなら普通指導するだろう
    執事なのに偉そうだな
  54. 54 : : 2016/03/11(金) 12:58:32
    >>53さん
    それにもちょっとした設定が有ります..何かとは言いませんが
    ですが以前エレンはクリスタに体力作りと同時に万が一の時の為に体術の基礎も全て教えています、ですので他の人とやらせ自分で欠点を見つけさせ改善してから自分が更に磨きをかけていくといった考え方が不器用に伝えただけですのでご容赦を
  55. 55 : : 2016/03/11(金) 19:26:03
    続きです
  56. 56 : : 2016/03/11(金) 19:44:11
    夕食

    アルミン「やぁ!エレンこっちこっち!」

    クリスタ「そうだよ!一緒に食べよう?」

    エレン「分かりました」

    アルミン「今日の訓練どうだった?」

    エレン「いつも通りでしたよ..その様子だと..また体力でばてましたね?」

    アルミン「うっ..あははは」

    エレン「やれやれ...そろそろ何か体力の付けられる様な練習内容を組んできますかね..」

    アルミン「お、お手柔らかに...」

    クリスタ「エレン!今日何であんな事いったの?」

    エレン「それはですね...秘密です」

    クリスタ「おーしーえーろー!」

    エレン「それでは、後ほどお伝えします」

    エレン「にしても..アニ...でしたか...」

    クリスタ「?、アニがどうしたの?」

    エレン「いえ、今日少し手合わせしたのですが見た事もない体術の構えでしてね、少々興味が湧いていた所です」

    クリスタ「へー」

    ユミル「おーいクリスタ!私も混ぜろよ!」

    クリスタ「あ!ユミル!良いよ、こっち来て!」

    ミカサ「私も良いだろうか?」

    クリスタ「どうぞどうぞ!」

    エレン「さて、場も随分と賑やかになってきたところですしそろそろ戻りますか」

    ジャン「おい待て!エレン!」

    エレン「...また貴方ですか...何の様です?」

    ジャン「俺と勝負しろ!」

    エレン「......は?」
  57. 57 : : 2016/03/11(金) 20:13:51
    エレン「...すいませんもう一度良いでしょうか?」

    ジャン「俺と勝負しろ!ってんだろ!」

    エレン「...どうしてでしょうか」

    ジャン「俺はテメェに復讐する為にずっと腕を磨いてきた!面倒くせぇ対人格闘だってテメェをぶっ飛ばす為だけに必死になってやったんだ!その成果を見せる時が今って事だ!さぁ勝負しろ!」

    エレン「...そんなに蛙呼ばわりが嫌でしたか?残念、貴方に足りない何かを見つけるまでは貴方は蛙です」

    ジャン「何訳わかんねぇ事ばっか言ってんだ!良いからとっととかかってこい!こねぇなら...こっちから行くぞ!」

    エレン「はぁ〜そこまで話を聞けないと腹が立つを通り越して呆れます」

    エレン「良いでしょう1分だけ闘ってあげましょう」

    エレン「というのも今の貴方には1分で決着つけれますからね」

    ジャン「....」

    ブチンッ!


    ジャン「ぶっ殺す!」

    ジャン「らぁ!」ブォン

    エレン「遅い、はっ!」ビュン

    ジャン「ウグッ」ドサッ

    エレン「...15秒ほどで充分でしたか」

    エレン「さてと...部屋にでも...」

    ジャン「ま...て.!..」

    エレン「おや、これは意外」

    ジャン「なん..で...テメェ..は..そん..な..に強い..ん..だよ..」

    エレン「...貴方も聞いていたでしょう」

    ジャン「!?バレ...てた...か」

    ジャン「……クソォ...」

    エレン「..パンチは素早く相手を抉るように打つ...これが基本です、しっかりと覚えて下さい」

    ジャン「....あ?...」

    エレン「検闘賞ってやつです、次はもっと頑張ってきてから来てくださいね」スタスタ


    ギィッ...バタン



    ジャン「こ..けに..しやがっ..て」ガクッ


    アルミン「エレンがアドバイスを言った..?あのジャンに?」

    クリスタ「エレンはね、少しでも伸び代のある人には的確にアドバイスするんだ、私とかアルミンとかみたいにね」

    クリスタ「でも、個人的に気にいった人は敢えて厳しい事をいって相手の闘争心を高くしてるの」

    アルミン「わざわざ..なんの為に?」

    クリスタ「エレン曰く..ただの暇潰しだそうだよ」

    アルミン「暇潰しって...」

    クリスタ「まぁ、最低限だけねとは言ってあるし大丈夫でしょ!」

    アルミン「僕に言われても...」

    アルミン「というか最低限って...どういう...」

    クリスタ「今日はもう終わり!お休み!じゃあねアルミン、ミカサ!」

    アルミン「...お休み」

    ミカサ「お休み」

    クリスタ「行くよユミル!」

    ユミル「へいへい...」







  58. 58 : : 2016/03/11(金) 20:24:07
    エレン(あのジャンとか言う奴は中々面白い人間だ)

    エレン(さて..今回は...)

    エレン(一体どっちになるんでしょうね?)

    エレン(ふふ..三年後が楽しみだ...)

    エレン(クリスタお嬢様に申し訳無いが..一度友を傷づけた奴をすぐ許すほど...)

    エレン(私は人間ができていない)

    エレン(まぁ、私が唯一許すのは..)

    エレン「後にも先にもヒストリアお嬢様だけですがね」
    ボソッ

    エレン(さて、明日の準備を致すとしましょう)

    エレン(執事たるもの毎日を完璧に過ごせなくてどうします?)

    エレン(そうですよね...)

    エレン(二人のお嬢様)


    続く


  59. 59 : : 2016/03/11(金) 20:28:26
    その執事、闊歩はここで終了です

    続編は書こうか迷っています
    まぁ気長に待っていて下さい




    では
  60. 60 : : 2016/03/12(土) 09:14:17
    続編お願いします┏●
    エレンが敬語ってなんか新鮮だな〜!
    2人のお嬢様!?どう言う意味だー
  61. 61 : : 2016/03/12(土) 10:09:19
    続編見たいです!期待です♪
  62. 62 : : 2016/03/13(日) 16:42:25
    フリーダじゃないん
  63. 63 : : 2016/03/16(水) 17:07:03
    ヤッベェ!ハイセ・イエーガーさんとはまた別の面白さがある!
    続きお願いします!
  64. 64 : : 2016/03/16(水) 20:53:47
    >>63
    まさか、ハイセさんと比較してもらえる日が来るとは..
    続編は明日開始します!
    コメントありがとうございます!
  65. 65 : : 2016/03/17(木) 20:43:34
    今日、続き書くんじゃないんですか?( i _ i )
  66. 66 : : 2017/10/09(月) 16:11:48
    http://www.ssnote.net/archives/44280 続き

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Joker 元yk

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